Red Hat Enterprise Linux 6.4 for IBM POWER 導入ガイド VIOS 環境編 2014 年 3 月日本アイビーエム株式会社 2014 IBM Corporation

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1 Red Hat Enterprise Linux 6.4 for IBM POWER 導入ガイド VIOS 環境編 2014 年 3 月日本アイビーエム株式会社 1

2 2 IBM Corporation All Rights Reserved. ワークショップセッションおよび資料は IBM またはセッション発表者によって準備されそれぞれ独自の見解を反映したものですそれらは情報提供の目的のみで提供されておりいかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなくまたそのような結果を生むものでもありません本講演資料に含まれている情報については完全性と正確性を期するよう努力しましたが現状のまま提供され明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします本講演資料またはその他の資料の使用によってあるいはその他の関連によっていかなる損害が生じた場合も IBM は責任を負わないものとします本講演資料に含まれている内容は IBM またはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも IBM ソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなくまたそのような結果を生むものでもありません本講演資料で IBM 製品プログラムまたはサービスに言及していても IBM が営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は市場機会またはその他の要因に基づいて IBM 独自の決定権をもっていつでも変更できるものとしいかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません本講演資料に含まれている内容は参加者が開始する活動によって特定の販売売上高の向上またはその他の結果が生じると述べるまたは暗示することを意図したものでもまたそのような結果を生むものでもありませんパフォーマンスは管理された環境において標準的な IBM ベンチマークを使用した測定と予測に基づいていますユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスはユーザーのジョブストリームにおけるマルチプログラミングの量入出力構成ストレージ構成および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む数多くの要因に応じて変化しますしたがって個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません記述されているすべてのお客様事例はそれらのお客様がどのように IBM 製品を使用したかまたそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです実際の環境コストおよびパフォーマンス特性はお客様ごとに異なる場合があります IBM IBM ロゴ ibm.com [ 当該情報に関連し商標リスト中に掲載された IBM ブランド製品名称があれば追加する ] は世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です他の製品名およびサービス名等はそれぞれ IBM または各社の商標である場合があります現時点での IBM の商標リストについてはをご覧ください Adobe, Adobe ロゴ, PostScript, PostScript ロゴは Adobe Systems Incorporated の米国およびその他の国における登録商標または商標です IT Infrastructure Library は英国 Office of Government Commerce の一部である the Central Computer and Telecommunications Agency の登録商標ですインテル, Intel, Intel ロゴ, Intel Inside, Intel Inside ロゴ, Intel Centrino, Intel Centrino ロゴ, Celeron, Intel Xeon, Intel SpeedStep, Itanium, および Pentium は Intel Corporation または子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です Linux は Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です Microsoft, Windows, Windows NT および Windows ロゴは Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です ITIL は英国 The Minister for the Cabinet Office の登録商標および共同体登録商標であって米国特許商標庁にて登録されています UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です Cell Broadband Engine は Sony Computer Entertainment, Inc. の米国およびその他の国における商標であり同社の許諾を受けて使用しています Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です Linear Tape-Open, LTO, LTO ロゴ, Ultrium および Ultrium ロゴは HP, IBM Corp. および Quantum の米国およびその他の国における商標です

3 更新履歴 2014 年 3 月 12 日初版 (rev. 1.0) 発行 3

4 目次このガイドでは Power Systems サーバーに Red Hat Enterprise Linux 6.4 for IBM POWER( 以降 RHEL6.4) を導入する手順をご紹介します操作端末に VNC Viewer を導入しておいてくださいまた RHEL6.4 の導入の事前準備作業として Power Systems の I/O 仮想化機能である Virtual I/O Server( 以降 VIOS) へ RHEL6.4 DVD メディアを登録します VIOS のない環境に RHEL6.4 を導入する場合はこの登録手順 1. は不要です 1. VIOS へのメディアの登録 2. VNC を使った RHEL6.4 の導入 3. 起動デバイスの順序設定 PFC IP: SEA VIOS RHEL6.4 LPAR1 LPAR2 PE VE VFC VE vfc VirtualSwitch

5 1.VIOS へメディアの登録 5

6 HMC から VIOS へメディアの設定ハードウェア管理コンソール ( 以降 HMC) から VIOS 上にメディアを登録することが可能ですこれにより ISO ファイルを用いたインストールが可能となり物理的なメディアの入れ替えといった作業も必要がなくなります今回は RHEL6.4 のメディアと運用ツールが含まれる IBM Installation Toolkit( 以降 IBM IT) の ISO ファイルを登録します登録するメディア RHEL6.4 のメディアイメージファイルを登録事前にDVDメディアの準備が必要になります IBM Installation Toolkit のISOファイルを登録 ISOファイルを事前にVIOS 上に置いておく必要があります 6

7 RHEL6.4 CD メディアの登録対象のサーバーを選択肢構成仮想リソース仮想ストレージ管理を選択します作成した VIOS が候補に出ますので照会を選択します 7

8 RHEL6.4 CD メディアの登録光ディスク装置のタブを選択し仮想光メディアの選択可能なアクションからメディアの追加を選びます開かれたウィンドウにて物理光ディスクからのインポートの場合は以下のように作成します 8

9 IBM Installation Toolkit for PowerLinux の ISO の登録メディアのアップロードを選択しファイル選択で VIOS 上の IBM Installation Toolkit for PowerLinux の ISO ファイルの絶対パスを記入し了解をクリックします $ ls IBM_Installation_Toolkit_55.iso ioscli.log config tivoli $ pwd /home/padmin 9

10 登録したメディアを LPAR に割り当て割り当てたいメディアを選択し選択アクションからパーティション割り当ての変更を選択しますウィンドウが開きますので割り当て先の LPAR を選択し了解を押します 10

11 2. VNC を使った RHEL6.4 の導入 11

12 コンソールの選択ここでは 0 を押します 12

13 SMS メニューの選択ここでは 1 を押します 13

14 メインメニューここでは 5 を入力し Enter を押します 14

15 ブートデバイスの選択ここでは 1 を入力し Enter を押します 15

16 デバイスタイプの選択ここでは 3 を入力し Enter を押します 16

17 メディアタイプの選択 VIOS に登録した ISO メディアを使う場合仮想光学ドライブは SCSI デバイスであるためここでは 1 を入力し Enter を押します VIOS のない環境で光学ドライブにセットした DVD から導入する場合は 9. List All Devices を選択します 17

18 メディアアダプタの選択ここでは 1 を入力し Enter を押します 18

19 デバイスの選択ここでは 1 を入力し Enter を押します 19

20 タスクの選択ここでは 2 を入力し Enter を押します 20

21 SMS の終了ここでは 1 を入力し Enter を押します 21

22 RHEL6 のインストーラの起動今回は VNC を用いて GUI で RHEL6.4 をインストールを行いますその為ここでは boot: に以下のように記載をし VNC 環境をインストールするように設定します 22

23 メディアテストここでは Skip を選択し Enter を押します 23

24 VNC 環境の確立 VNC を使う環境が整いましたので VNC からアクセスを行います 24

25 VNC から接続を実施先ほど設定した VNC の IP アドレスとパスワードを入力します 25

26 RHEL6.4-PPC のインストール作業 1 26

27 RHEL6.4-PPC のインストール作業 2 - 言語設定 Japanese を選択日本語を選択 27

28 RHEL6.4-PPC のインストール作業 3 - ストレージの選択 28

29 RHEL6.4-PPC のインストール作業 4 - ホスト名 29

30 RHEL6.4-PPC のインストール作業 5 - タイムゾーンと Root Password 30

31 RHEL6.4-PPC のインストール作業 6 - インストールタイプ 31

32 RHEL6.4-PPC のインストール作業 7 - パーティション設定 32

こちらのパーティションについては Red Hat 社が出している以下のリンク先の RHEL6 インストールガイドに記載がございます https://access.

33 RHEL6.4-PPC のインストール作業 8 - パーティション設定 PowerLinux では PPC PReP Boot のパーティションを作成する必要がありますこちらのパーティションについては Red Hat 社が出している以下のリンク先の RHEL6 インストールガイドに記載がございます Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Installation_Guide/ s2-diskpartrecommend-ppc.html PPC PReP Boot パーティションは 4~8M の間にし 10M は超えないようにしてください 33

34 RHEL6.4-PPC のインストール作業 9 - サーバータイプ選択 34

35 RHEL6.4-PPC のインストール作業 10 - アプリケーション選択 35

36 RHEL6.4-PPC のインストール作業 11 - インストール完了 36

37 3. 起動デバイスの順序設定 37

38 ブートデバイスの順序の構成インストール先の HDD からブートするようにブートデバイスの順序を設定しますここでは 5 を入力し Enter を押します次に 2 を入力し Enter を押します 38

39 1 番目のデバイスタイプの選択ここでは 1 を入力し Enter を押します次に 5 を入力し Enter を押します 39

40 メディアタイプとアダプターの選択ここでは 1 を入力し Enter を押します尚 VIOS のない環境では 10.List All Devices を選択します次に 1 を入力し Enter を押します 40

41 デバイスとタスクの選択ここでは 1 を入力し Enter を押します次に 2 を入力し Enter を押しますこの操作によりブート順序の設定が保存されます 41

42 ブート順序の確認と SMS の終了ここで X を押します次に 1 を入力し Enter を押しますこの操作により指定したデバイスから起動開始します 42

43 参考資料 43

44 Yum レポジトリーの作成 44

45 ログインここでは root を入力し Enter を押します次に password を入力し Enter を押します 45

接続した仮想光メディアの確認 HMC で接続した仮想光メディアもしくは光学ドライブにセットした DVD が認識されていることを確認します

/dev/sr0 /media/ibmit [root@rhel64-ppc-00 ~]# mount /dev/sr1

46 接続した仮想光メディアの確認 HMC で接続した仮想光メディアもしくは光学ドライブにセットした DVD が認識されていることを確認します ~]# ls /dev/sr sr0 sr1 メディアが認識されていた場合任意のディレクトリにマウントを行います RHEL6.4 のメディアについては後ほど yum レポジトリの参照先に指定します ~]# mount /dev/sr0 /media/ibmit ~]# mount /dev/sr1 /media/rhel64-ppc/ ~]# mount ~ 一部省略 ~ /dev/sr0 on /media/ibmit type iso9660 (ro) /dev/sr1 on /media/rhel64-ppc type iso9660 (ro) 46

47 ネットワークの起動と確認ここでは下記のコマンドを実行しネットワークを有効化します # ifup eth0 有効化されたのを確認するため下記のコマンドを実行します # ifconfig eth0 47

yum レポジトリの作成 yum レポジトリを作成します先ほど RHEL6.4 のメディアマウントしたディレクトリを指定します [root@rhel64-ppc-00 ~]# cat /etc/ yum.repos.

48 yum レポジトリの作成 yum レポジトリを作成します先ほど RHEL6.4 のメディアマウントしたディレクトリを指定します ~]# cat /etc/ yum.repos.d/rhel64-ppc.repo [RHEL6.4-PPC] name=rhel64-ppc baseurl=file:///media/rhel64-ppc/server enabled=1 gpgcheck=0 48

49 IBM Installation Toolkit for PowerLinux 49

50 IBM Installation Toolkit for PowerLinux (IBMIT) で実施可能なことスタンドアローンまたは仮想化環境の Power Systems へ Linux の導入と構成が可能 Linux の新規導入時には Service and productivity tools もセットで導入 ( 既存環境に後から導入することも可能 ) DLPAR を使うためには Service and productivity tools が必要 Service and productivity tools により H/W エラーログのファイルへの出力が可能 Power Systems のファームウェアのアップデートが可能 PowerLinux システムの保守時に rescue ブート用のメディアとして利用が可能 PowerLinux の導入に必要なマニュアルを同梱 IA Linux から PowerLinux へ LAMP* スタックの構成とデータの移行ツールを提供 * LAMP(Linux/Apache/MySQL/Perl/PHP/Python) 50

51 IBM Installation Toolkit (IBMIT) & Service and productivity Tools 導入手順サーバを起動はい Linux は導入済み? いいえ IBMIT をダウンロードはい IBMIT は導入済み? いいえ起動方法を指定完了 IBMIT をダウンロード IBMIT をインストール IBMIT からサーバーをブート Linux ディストリビューションメディアの位置を指定 Linux をインストール * この部分の手順詳細を後述完了完了 * Linux インストール時に Service and productivity tools もセットでされます 51

52 Service and productivity tools の導入 52

53 Service and productivity tools とは? (1) Power Systemsの機能を最大限活用するために必要なツール群 DLPAR でH/W リソースを動的に変更するために必要 HWエラーログをファイルへ出力することが可能導入方法は以下の2 通りがあります IBM Installation Toolkit for PowerLinux のISOイメージから導入インターネット経由で直接導入パッケージ Platform Enablement Library (librtas) SRC (src) RSCT Core Utils (rsct.core.utils) RSCT Core (rsct.core) 説明 librtas パッケージはファームウェアが提供する機能を利用するためのライブラリですこれによってアプリケーションからファームウェアの機能を利用できます他の Service and productivity tools のパッケージにも必要ですシステム上のサービスデーモンを管理するための機能ですサービスデーモンについて定義定義解除開始停止状況の照会およびトレースの制御を行うための標準コマンドインターフェースを備えていますシステムをモニターおよび管理するために必要な Resource Monitoring and Control (RMC) 機能および RMC を利用するためのインターフェースを提供します RMC は数多くのシステムモニターを提供しますさらに検出されたイベントへの応答を自由にカスタマイズすることも可能です参照 53

54 Service and productivity tools とは? (2) パッケージ ServiceRM (devices.chrp.base.servicerm) DynamicRM (DynamicRM) Hardware Inventory (lsvpd,libvpd) Service Log (libservicelog,servicelog) Error Log Analysis (ppc64-diag) Inventory Scout (IBMinvscout) 説明 Service Resource Manager はエラーログ分析ツール (diagela) の出力からサービス可能イベントを作成する Reliable Scalable Cluster Technology (RSCT) リソースマネージャーですさらに ServiceRM はこれらのイベントをハードウェア管理コンソール (HMC) のサービスフォーカルポイントに送信しますハードウェア管理コンソール (HMC) が以下のことを行えるようにする Reliable Scalable Cluster Technology (RSCT) リソースマネージャーです稼働中の区画でプロセッサーや入出力スロットを動的に追加または動的に削除するシステムファームウェアを並行して更新する区画で特定のシャットダウン操作を実行するこのパッケージは現在 IBM に専有権があります lsvpd lscfg および lsmcode コマンドが入っていますこれらのコマンドは update-lsvpd-db というブート時間スキャンスクリプトとともにハードウェアインベントリーシステムを構成します lsvpd コマンドはハードウェアコンポーネントについての重要プロダクトデータ (VPD) を高度な保守容易性ツールに提供します lscfg コマンドは可読性が向上したフォーマットでの VPD および一部のシステム固有の情報を提供しますサービスを必要とする可能性があるシステム生成イベントを保管するためのデータベースを作成しますパッケージにはデータベースを照会するためのツールが含まれていますエラーログ分析ツールではシステム上のプラットフォームファームウェアによって報告されたエラーを通知する機能を提供しています / var / log /platform に書き込まれたエラーを分析し処置が必要な場合はハードウェア管理コンソール (HMC) でサービスフォーカルポイントに送信されますハードウェアおよびソフトウェア情報についてシステムを調査します収集したデータはマイクロコードディスカバリーサービスなどの Web サービスで使用できますマイクロコードディスカバリーサービスはインストールされているマイクロコードを更新する必要があるかどうかを示すレポートを生成します 54

55 Service and Productivity tools の導入 (IBMIT を使う場合 ) (1) 事前に IBMIT の ISO イメージを入手してください * 橙色文字は回答例です # mount -o loop IBM_Installation_Toolkit_541.iso /mnt mount: warning: /mnt seems to be mounted read-only. # /mnt/install Do you want to copy the repository of IBM packages to your machine? [y/n] y Do you want to configure your machine to receive updates of IBM packages? [y/n] n IBMIT needs the ports 4234 and 8080 to be accessed remotely. Would you like to open those ports? [y/n] n The licenses BSD, GPL, ILAN and MIT must be accepted. You can read their text using the options below and then accept or decline them. 1) Read license: BSD 2) Read license: GPL 3) Read license: ILAN 4) Read license: MIT 5) I have read and accept all the licenses 6) I do not accept any of the licenses #? 5 ( ライセンス 1)~4) を読んだ後に 5 を入力する ) Configuring an installation repository for your Linux distribution Where is the installation media to be used? 1) DVD 2) Network (HTTP or FTP) 3) Directory 4) I already have a repository configured. Skip. 5) I don't know #? 1 Insert the DVD in the drive Press Enter to continue (Enter キーを押す ) Verifying if there is a repository on DVD Available DVD devices: /dev/sr0 Checking /dev/sr0 Adding repository configuration to repository manager Repository successfully configured Package ibmit4linux was successfully updated これで repository が作成されます 55

56 Service and Productivity tools の導入 (IBMIT を使う場合 ) RHEL6 の場合パッケージの導入 ( 仮想化環境 ) # yum install ibm-power-managed-rhel6 パッケージの導入 ( 非仮想化環境 ) # yum install ibm-power-nonmanaged-rhel6 SLES11 の場合パッケージの導入 ( 仮想化環境 ) # zypper install ibm-power-managed-sles11 パッケージの導入 ( 非仮想化環境 ) # zypper install ibm-power-nonmanaged-sles11 これで Service and Productivity tools の導入が完了となります 56

57 Service and Productivity tools の導入 ( インターネットから直接 ) RHEL6 の場合リポジトリーの導入 # yum install ftp://public.dhe.ibm.com/software/server/power/linux/yum/download/ibm-power-repo ppc.rpm 提供ファイル名は 2014/3/12 時点のものですパッケージの導入 (HMC/IVM 環境 ) # yum install ibm-power-managed-rhel6 パッケージの導入 ( 単体環境 ) # yum install ibm-power-nonmanaged-rhel6 SLES11 の場合リポジトリーの導入 # zypper install ftp://public.dhe.ibm.com/software/server/power/linux/yum/download/ibm-power-repo ppc.rpm 提供ファイル名は 2014/3/12 時点のものですパッケージの導入 (HMC/IVM 環境 ) # zypper install ibm-power-managed-sles11 パッケージの導入 ( 単体環境 ) # zypper install ibm-power-nonmanaged-sles11 57

IBM Installation Toolkit のインストール 1 * 回答例となります [root@rhel64-ppc-00 IBMIT]# pwd /media/ibmit [root@rhel64-ppc-00 IBMIT]# ls ReleaseNotes.pdf ibmit-licenses-and-attributions.pdf ppc TRANS.

58 IBM Installation Toolkit のインストール 1 * 回答例となります [root@rhel64-ppc-00 IBMIT]# pwd /media/ibmit [root@rhel64-ppc-00 IBMIT]# ls ReleaseNotes.pdf ibmit-licenses-and-attributions.pdf ppc TRANS.TBL install repos boot license users_manual.pdf copyright non_ibm_license utils etc notices firmwares packages [root@rhel64-ppc-00 IBMIT]#./install Do you want to copy the repository of IBM packages to your machine? [y/n] y Do you want to configure your machine to receive updates of IBM packages? [y/n] y IBMIT needs the ports 4234 and 8080 to be accessed remotely. Would you like to open those ports? [y/n] n 58

IBM Installation Toolkit のインストール 2 * 回答例となります The licenses BSD, GPL, ILAN and MIT must be accepted. You can read their text using the options below and then accept or decline them.

59 IBM Installation Toolkit のインストール 2 * 回答例となります The licenses BSD, GPL, ILAN and MIT must be accepted. You can read their text using the options below and then accept or decline them. 1) Read license: BSD 2) Read license: GPL 3) Read license: ILAN 4) Read license: MIT 5) I have read and accept all the licenses 6) I do not accept any of the licenses #? 5 Configuring an installation repository for your Linux distribution Where is the installation media to be used? Where is the installation media to be used? 1) DVD 2) Network (HTTP or FTP) 3) Directory 4) I already have a repository configured. Skip. 5) I don't know #? 4 Repository configuration skipped Package ibmit4linux was successfully installed Package ibm-power-repo was successfully installed 59 Creating local repo at /ibmit4power, it will take a while.

60 Service and productivity tools のインストールここで下記のコマンドを実行します # yum install ibm-power-managed-rhel6 実行後インストール対象のパッケージが表示されるので y を入力して Enter を押します Is this ok [y/n]: y パッケージの導入が始まり Complete! と表示されて完了です 60

61 サブシステムの稼動確認ここでは下記のコマンドを実行します # lssrc -a 61

62 動的ロジカルパーティションの動作確認 62

total used free shared buffers cached Mem: 4141440

63 RHEL6.4-PPC に対してメモリーの動的追加追加前 ~]# free total used free shared buffers cached Mem: /+ buffers/cache: Swap: HMC LPAR 選択画面 63

64 RHEL6.4-PPC に対してメモリーの動的追加追加設定 (4GB 8GB) OS 側で動的認識 ~]# free total used free shared buffers cached Mem: /+ buffers/cache: Swap:

RMC 接続を確認するためのコマンド DLPAR を使用するさいにはHMCとRMC 接続が確立している必要があります以下のコマンドでHMCとのRMC 接続のステータスをご確認いただけます # /usr/sbin/rsct/bin/rmcdomainstatus -s ctrmc [root@rhel64-ppc-00 ~]# /usr/sbin/rsct/bin/rmcdomainstatus

65 RMC 接続を確認するためのコマンド DLPAR を使用するさいにはHMCとRMC 接続が確立している必要があります以下のコマンドでHMCとのRMC 接続のステータスをご確認いただけます # /usr/sbin/rsct/bin/rmcdomainstatus -s ctrmc [root@rhel64-ppc-00 ~]# /usr/sbin/rsct/bin/rmcdomainstatus -s ctrmc Management Domain Status: Management Control Points I A 0xe d0968b Checking status of the RMC connection on IVM and HMC using rmcdomainstatus 65

66 アプリケーション開発ソフトウェア 66

67 IBM SDK for PowerLinux のご紹介 PowerLinux に最適化されたコードアドバイス機能などを包含する Eclipse ベースの統合開発環境 Eclipse と C/C++ 開発ツールコンポーネント Eclipse Platform Eclipse Parallel Tools Platform (PTP) C/C++ Development Tools (CDT) Eclipse Linux Tools IBM Feedback Directed Program Restructuring (FDPR) version IBM CPI ブレークダウンツール ( CPI : cycles per instruction) 移行アドバイザー統合バグレポートツールソースコードアドバイザー RHEL の場合 RHEL Server Debuginfo (v.6 for IBM Power) のメディアが必要です 67

68 Linux on Power 移行時の考慮点 Java の開発環境 Linux on Power には Oracle JDK は導入できません IBM JDK をご利用ください各ディストリビューションに入っています RHEL RHEL Server Supplementary (v. 6 for IBM POWER) IBM Java Development Kit» java ibm-devel jpp.3.el6_4.ppc64.rpm» java ibm-devel jpp.2.el6_4.ppc64.rpm SLES SUSE Linux Enterprise Software Development Kit 11 SP2 Java SDK Standard Edition» java-1_6_0-ibm-devel-1.6.0_sr ppc64.rpm» java-1_7_0-ibm-devel-1.7.0_sr ppc64.rpm Oracle Java と IBM Java の違いについて IBM Java では JAAS* 1 に関して com.sun.security.* ではなく com.ibm.security.* 以下のパッケージに相当するクラス実装が提供されています JAAS に限らず SSL を含む暗号セキュリティ関係の実装に関しては Oracle JDK と異なる実装が用いられております * com.ibm.java.doc.user.lnx.60/security/jaas/jaas.htm * lhttp:// * 1 JAAS : Java Authentication and Authorization Service 68

IBM 提供の JDK のインストールここでは下記のコマンドを実行します # yum install ibm-java-ppc64-sdk [root@rhel64-ppc-00 IBMIT]# yum install ibm-java-ppc64-sdk Loaded plugins: product-id, refresh-packagekit, security,

Setting up Install Process Resolving Dependencies --> Running transaction check ---> Package ibm-java-ppc64-sdk.ppc64 0:7.0-5.

69 IBM 提供の JDK のインストールここでは下記のコマンドを実行します # yum install ibm-java-ppc64-sdk [root@rhel64-ppc-00 IBMIT]# yum install ibm-java-ppc64-sdk Loaded plugins: product-id, refresh-packagekit, security, subscription-manager This system is not registered to Red Hat Subscription Management. You can use subscription-manager to register. Setting up Install Process Resolving Dependencies --> Running transaction check ---> Package ibm-java-ppc64-sdk.ppc64 0: will be installed --> Finished Dependency Resolution Installed: ibm-java-ppc64-sdk.ppc64 0: Dependencies Resolved Complete! ================================================================================ Package Arch Version Repository Size ================================================================================ Installing: ibm-java-ppc64-sdk ppc IBMIT_LOCAL_REPO 112 M 69 Transaction Summary =====================================================================

70 70

AIX yumの設定

AIX yumの設定 AIX yum の設定本アイビーエム株式会社 Power Systems テクニカルセールス 2016 年 11 8 rev 1.0 IBM Corporation 2016. All Rights Reserved. ワークショップセッションおよび資料は IBM またはセッション発表者によって準備されそれぞれ独の解を反映したものですそれらは情報提供の的のみで提供されておりいかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助

Red Hat Enterprise Linux 6.4 for IBM POWER 導入ガイド VIOS 環境編 2014 年 3 月 日本アイ ビー エム株式会社 2014 IBM Corporation

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