資 料 食材の物性に及ぼす影響から見た市販とろみ調整食品の分類 中村愛美 * 1, 吉田智 * 2, 西郊靖子 * 3, 林静子 * 4, 鈴木靖志 * 1 * 1 サラヤ株式会社バイオケミカル研究所 * 2 サラヤ株式会社栄養ケア推進室 * 3 横浜市立大学付属病院リハビリテーション科 * 4 湘

Save this PDF as:
 WORD  PNG  TXT  JPG

Size: px
Start display at page:

Download "資 料 食材の物性に及ぼす影響から見た市販とろみ調整食品の分類 中村愛美 * 1, 吉田智 * 2, 西郊靖子 * 3, 林静子 * 4, 鈴木靖志 * 1 * 1 サラヤ株式会社バイオケミカル研究所 * 2 サラヤ株式会社栄養ケア推進室 * 3 横浜市立大学付属病院リハビリテーション科 * 4 湘"

Transcription

1 資 料 食材の物性に及ぼす影響から見た市販とろみ調整食品の分類 中村愛美 * 1, 吉田智 *, 西郊靖子 *, 林静子 *, 鈴木靖志 * 1 * 1 サラヤ株式会社バイオケミカル研究所 * サラヤ株式会社栄養ケア推進室 * 横浜市立大学付属病院リハビリテーション科 * 湘南ホスピタル栄養科 目的 デンプン系, グアーガム系, キサンタンガム系およびその他の各種市販とろみ調整食品が緑茶, 牛乳, オレンジジュースおよび味噌汁に与える影響を物性面から解析し, 性能に基づくとろみ調整食品の分類を行うことを目的とした 方法 1 種類のとろみ調整食品を 種類の食材に溶解して調製した各種とろみ液の粘度およびテクスチャーを測定し, とろみ調整食品の機能性を反映する指標として, 粘度力価, 添加時および安定時粘度ばらつき, 初期粘度発現率および付着性を算出した さらにこれらつの指標を用いて主成分分析およびクラスター分析を行った 結果 粘度力価は 種の食材すべてについてグアーガム系が大きかった 添加時および安定時の粘度のばらつきはとろみ調整食品の種類と食材の組合せによって傾向が異なった 初期粘度発現率は食材によって特徴があり, 緑茶ではキサンタンガム系が, オレンジジュースではデンプン系が高い値を示した 付着性は 種の食材すべてについてデンプン系が大きかった つの指標を用いて食材別に主成分分析を行なうと, とろみ成分による分類とは異なる分布を示した 一方, 全食材のつの指標を説明変数にとり, クラスター分析を行った結果, とろみ成分に応じたクラスターが形成された 結論 市販とろみ調整食品が食材の物性に及ぼす影響をもとに分類を行なうと, 各とろみ剤の特徴が食材の種類によって異なることが明らかとなった したがって, とろみを付与する食材や目的に応じて適切な製品を選択することが重要である 栄養学雑誌,Vol.0 No.1 90(01) キーワード : とろみ調整食品, 主成分分析, クラスター分析 Ⅰ. 緒言 嚥下困難者等は, 飲料や食材等の粘度を調整するための製剤, いわゆる とろみ調整食品 を利用する とろみ調整食品を利用することで, 咽頭での飲み込み速度を下げ, 誤嚥を防ぐ 1,) しかし, それらを使用する患者も, 病状は人によって異なることから, 一人一人について適した物性の とろみ を調整することが理想的と考えられている ) アメリカでは,NationalDysphagiaDiet TaskForce が発行した thenationaldysphagiadiet にて, 粘度によってつの区分に分けられている (thin, nectar-like,honey-like,spoon-thick) ) しかし,Garcia らの報告から, 同じ粘度の区分でも, とろみ調整食品によって添加量や粘性状態は異なることが示されている ) 日本でも, とろみ調整食品を添加した後の粘性状態を表す一般的な表現方法として ポタージュ状 や ジャム状 など, 粘度のある食材を目安として用いることが多い しかし, 一口にジャムと言っても様々な物性のジャムが存在し, 各目安について一定の定義や共通認識があるとは言いがたい状況にある さらには, とろみ調整食品の種類によって, 同じ ポタージュ状 であって も粘度の高いもの, テクスチャーが異なるもの, 口当たりが異なるもの等があることも報告されている ~) また, 現在市場にあるとろみ調整食品を主要なとろみ成分の種類に基づいて,つの範疇に分類する方法が一般的に利用されている ここでのとろみ成分は デンプン および 増粘多糖類 であり, 増粘多糖類 の中でも特にグアーガムとキサンタンガムが主要な成分であるが, デンプンを主体としたとろみ調整食品を第 1 世代, グアーガムを主体としたとろみ調整食品を第 世代, キサンタンガムを主体としたとろみ調整食品を第 世代とする分類法も頻繁に使われる,9) しかし, このような分類は製造者側の観点に比重をおいてなされているため, 同一の範疇に分類されるとろみ調整食品であっても実使用に際して適用した食材の物性特徴に及ぼす影響が大きく異なる場合もあると考えられる 特に最近では, 牛乳や濃厚流動食のとろみ付けに特化した製品やお茶のとろみ付けに特化した製品も販売されている このような動向は, 実使用に則した分類がとろみ調整食品を使用する側の観点では重要であることを示している そこで, 各種市販とろみ調整食品が様々な食材の物性に与える特徴を総括的に解析してとろみ調整食品の特徴を機能および性 連絡先 : 鈴木靖志 -00 大阪府柏原市玉手町 -1 サラヤ株式会社バイオケミカル研究所電話 FAX0-9- Copyright THEJAPANESESOCIETYOFNUTRITION ANDDIETETICS 栄養学雑誌 Vol.0 No.1 9~0(01) 9

2 能の点から評価することを試みた 具体的には1 種の市販とろみ調整食品を, 種の食材に添加して各種物性を測定し, 物性値に基づいて, 機能性を反映する複数の指標を定め, 個々の製品の機能特性を客観的に数値化することを試みた また, 多変量解析の手法を適用し, 複数の指標を総合的に解析することにより, 製品の総括的な特徴を基にした分類を行った 食材として緑茶を, たんぱく質と脂質を含みカルシウムの補給源である食材として牛乳を, 有機酸を多く含む食材としてオレンジジュースを, 塩濃度の高い食材として味噌汁を選択した 供試とろみ調整食品とその会社名, 原材料名を表 1に, 供試食材とその会社名, 原材料名, 電気伝導度および ph を表 に示す. 食材の電気伝導度および ph の測定 種類の食材について導電率計 (StandardTDScan0 Ⅱ. 方法 1. 試料本研究では, 代表的な市販とろみ調整食品 1 種類を選択して試験に用いた デンプン系とろみ調整食品 ( デンプン系 ) 種をそれぞれ A,B,C, グアーガム系とろみ調整食品 ( グアーガム系 ) 種をそれぞれ D,E,F, キサンタンガム系とろみ調整食品 ( キサンタンガム系 ) 種をそれぞれ G,H,I,J,K,L, その他 ( 牛乳 濃厚流動食用 ) のとろみ調整食品 ( その他 ) 種をそれぞれ M,N,O と表記する とろみ調整食品の分類は原材料の表示と濃厚流動食に対する適性についての表示から推定した 原材料に増粘多糖類が含まれない場合はデンプン系, デンプンと増粘多糖類の両方が含まれる場合はグアーガム系, デンプンが含まれない場合はキサンタンガム系とし, 濃厚流動食にもとろみがつけられることを特徴としているものはその他に分類した また, 食材は緑茶, 牛乳, オレンジジュースおよび味噌汁を用いた 成分的に特徴の異なる食材を試験することによって, 個々のとろみ調整食品の性能を詳細に検討する目的で選定した すなわち, Tester,Eutechinstruments) を用いて電気伝導度を,pH メーター (TwinpH waterproofcompactph meterb-1, 堀場製作所 ) を用いて ph を測定した. 粘度測定 1) 測定試料の調製法試料の調製および測定時の温度は, 介護現場の実情に則して緑茶では 0 C, 牛乳では 0 C, オレンジジュースでは C, 味噌汁では 0 C とした とろみ調整食品 表 供試食材の原材料, 電気伝導度および ph 食材 緑 牛 茶 乳 オレンジジュース 味噌汁 会社 I 社 ME 社 IZ 社 AS 社 原材料 緑茶, ビタミン C 生乳 オレンジ 米みそ, 風味原料 ( そうだかつお節粉末, かつお節粉末 ), 砂糖, 食塩, 酵母エキス, 調味料 ( アミノ酸等 ) 電気伝導度 (ms/cm) 00,000,000,000 ph... 頻繁にとろみ調整に利用され, 可溶性固形分含量の低い 表 1 供試とろみ調整食品 A~O の原材料 分 類 商品名 会社 原材料 A S 社 加工澱粉, デキストリン デンプン系 B F 社 とうもろこし, マルトデキストリン C K 社 でん粉, デキストリン D FC 社 デキストリン, 増粘多糖類, でん粉 グアーガム系 E N 社 デキストリン, でん粉, 増粘多糖類 F M 社 でん粉 ( 馬鈴薯 ), 増粘多糖類, デキストリン G SA 社 デキストリン, 増粘多糖類 H KU 社 デキストリン, 増粘剤 ( キサンタンガム ), 乳酸 Ca, クエン酸三 Na キサンタンガム系 I J FC 社 L 社 デキストリン, 増粘多糖類,pH 調整剤デキストリン, 増粘多糖類, 塩化カリウム, 甘味料 ( スクラロース ) K NU 社 デキストリン, 増粘多糖類 L N 社 デキストリン, 増粘多糖類, 塩化カリウム M SA 社 デキストリン, 増粘多糖類, 塩化カリウム その他 N A 社 デキストリン, イヌリン, 増粘多糖類, 塩化カリウム O N 社 デキストリン, 増粘多糖類, グルコン酸 Na 0 栄養学雑誌 0

3 市販とろみ調整食品の分類 を添加してから0 分後に下記粘度測定条件にて,000~,00 mpa s となるように各食材への添加量を調整した ( 表 ) この粘度域はプレーンヨーグルトの実測値をもとにしており, 中粘度域に相当する プレーンヨーグルトは, 均一なペースト状であり, 嚥下機能や摂食機能に障害を持つ人のリハビリテーションの初期における訓練食としてよく用いられる,) 食材 90 ml を内径 0 mm の規格瓶に充填し, 恒温槽に静置して温度調整した後, とろみ調整食品の製品ごとに決めた添加量分を加えると同時に, スパーテルを用いて1 秒間に 回転の速さで0 秒間撹拌し, 恒温槽へ戻した 全てのとろみ調整食品と食材の組み合わせについて, 試料は 個ずつ調製し, 物性測定に供した )BL 型回転粘度計による粘度の測定各試料の粘度の経時変化を以下の方法で検討した とろみ調整食品添加直後 (0 分 ), および添加後,,1, 0,0,0, 分用の試料を 個ずつ調製し,B 型回転粘度計 (BL 型, 東機産業 ( 株 )) を用い,1 rpm における0 秒後の指度を読み取り, 換算定数を乗じて見かけの粘度を求めた ローターは,No. および No. を使用した なお,1 個の試料につき測定回数は1 回とした 恒温槽の温度調整は設定温度 ±0. C の範囲で制御し, 室温に置かれた粘度計にて測定を行った 恒温槽の試料を取り出してから 分以内に測定を終了することにより, 測定前後の試料の温度変動を設定温度 ±1 C の範囲内に制御して測定を行った ) 機能性を反映する指標の算出法粘度測定値からとろみ調整食品の機能性を反映する指標として以下の1~ 項目について算出した 1 粘度力価 (mpa s/g): とろみ調整食品の添加量に対する0 分後の粘度を粘度力価とした 添加時粘度ばらつき (%): 個の試料のとろみ調整食品添加 分後の粘度測定値を, 添加 0 分後の粘度測定値で除して,0 を乗じた値から標準偏差を求め, とろみ調整操作による添加時粘度のばらつき の指標とした 安定時粘度ばらつき (%): 個の試料のとろみ調整食品添加 分後の粘度測定値を, 添加 0 分後の粘度測定値で除して,0 を乗じた値から標準偏差を求め とろみ調整操作による安定時粘度のばらつき の指標とした 初期粘度発現率 (%): とろみ調整食品添加 分後の粘度を0 分後の粘度で除して,0 を乗じた値を 粘度発現性 の指標として算出した とろみ調整食品添加後の, より早い段階での粘度発現率を比較する ため, 分後の粘度を用いた. テクスチャー測定テクスチャー特性の測定は厚生労働省が定めた, えん下障害者用食品の許可基準 ) に基づいて行った すなわち, 粘度測定用試料と同様の方法で 個ずつ調製した試料を直径 0 mm の容器に, 高さ 1 mm に充填し, 測定に供した 測定は, レオメーター (SUN RHEO METER CR-00DX(( 株 ) サン科学 )) により, 直径 0 mm のプランジャーを用い, 定速運動方式により圧縮速度 mm/sec, クリアランス mm で行った 得られたテクスチャー記録曲線より, プランジャー面積を考慮し, かたさ (N/m ) および付着エネルギー (J/m ) を算出した 指標 付着性 (J/m N): 一般にとろみ調整食品でとろみをつけた食材においては, かたくなるほど付着エネルギーも大きくなる性質があることから, かたさの因子を除外して べたつき を数値化するため, とろみ調整食品を添加してから0 分後の, 各溶液の付着エネルギーを, かたさ (N/m ) 0 の値で除して,0 N/m あたりの付着エネルギーを求め, 付着性とした. 統計解析機能性に関する指標 1~を説明変数として主成分分析によるマッピングを行った 本解析には統計解析ソフト 多変量解析 Version1.1 ( 神田公生 ) を使用し, 相関行列による主成分分析を行った ( 信頼度 9%) 第一主成分と第二主成分のスコアによる描画は Excel00 を用いて行った また, 各指標を正規化し, ユークリッド距離 / ウォード法によるクラスター分析を行い, デンドログラムによる分類表示を行った 本解析には統計解析ソフト Rバージョン..1(RFoundation,Vienna,Austria) を使用した 測定値の群間比較に関しては一元配置の分散分析を行い,Tukey の多重比較にて検定し,p< 0.0 を有意差ありと判定した Ⅲ. 結果 1. 食材の電気伝導度および ph 本報で用いた 種類の食材について実測した電気伝導度と ph を表 に示す 緑茶, 牛乳, オレンジジュース, 味噌汁の順に, 電気伝導度は 00,,000,,000,,000 ms/cm,ph は.,.,.0,. であった. 添加量および粘度力価の比較各食材にとろみ調整食品を溶解し, とろみ調整食品添加から0 分後の粘度が,000~,00 mpa s となるように調整した時の溶液 0 ml あたりの添加量 (g) および粘度力価 (mpa s/g) を表 に示す 1 Vol.0 No.1 1

4 表 とろみ調整食品を添加した食材の 0 ml あたりの添加量 (g) と粘度力価 * (mpa s/g) とろみ調整食品 緑 茶 牛 乳 オレンジジュース 味噌汁 添加量 粘度力価 添加量 粘度力価 添加量 粘度力価 添加量 粘度力価 A. 0. 1, ,0 デンプン系 B C , ± 9 c 1,01 ± c ± 1 b 9 ± 9 b D 1., 1.,0 1.,19.1,1 グアーガム系 E F 1. 1.,, ,9, 1. 1.,0,9.1 1.,9,0,9 ± a, ± a, ± 1 a,0 ± a G. 1,. 1,9.,.,0 H. 1,9. 1,9.1,.,1 キサンタンガム系 I J K 1.9.., 1,00 1, ,0 1,9, ,1,9, ,19 1,,1 L. 1,.,01.0,0.,0 1,99 ± b,z,1 ± 9 b,yz,9 ± a,y,1 ± 1 a,yz M. 1,9 1.,01.,. 1, その他 N.0 1,0 1.,9. 1,9.0 1,19 O ,. 1,.1 99 * とろみ調整食品 A~Oの粘度力価は値 (n=) : 値 ± 標準偏差 値の群間比較は一元配置分散分析を行い,Tukey の多重比較により有意差の検定をした 縦列において異なる文字間 (a~c), および横列において異なる文字間 (y,z) に % 水準の有意差があることを示す とろみ調整食品の分類別に粘度力価の高いものから順位づけをすると 種類すべての食材についてグアーガム系, キサンタンガム系, デンプン系の順番となり, 粘度力価に関してはとろみ成分による分類ごとに一定の傾向が見られ, 特に緑茶と牛乳において有意差が認められた オレンジジュースと味噌汁についてはグアーガム系とデンプン系, キサンタンガム系とデンプン系の間に有意差が認められた また, キサンタンガム系のなかで,Iについては, グアーガム系と同程度の高い粘度力価を示した その他の M は牛乳ではグアーガム系と同程度の粘度力価を示したが, 緑茶ではキサンタンガムと同程度, オレンジジュースと味噌汁ではデンプン系よりも高く, キサンタンガム系よりも低い粘度力価を示した Nは, 緑茶, オレンジジュースおよび味噌汁ではデンプン系よりも高く, キサンタンガム系よりも低く, 牛乳ではグアーガム系と同程度の粘度力価を示した Oは, 牛乳ではグアーガム系と同程度で, 緑茶と味噌汁ではデンプン系と同程度の粘度力価を示した とろみ成分による分類別で食材間の粘度力価を比較すると, キサンタンガム系では緑茶が最も低く, オレンジジュースが最も高く, 有意差が認められ, それ以外の食材間での有意差は認められなかった. 粘度安定性とろみ調整食品添加時 ( 分 ) の粘度ばらつきを各とろみ調整食品, および食材について算出した結果を表 に示す % 以上のばらつきを示したのは緑茶ではキサンタンガム系の K, 牛乳ではグアーガム系の Dと E, キサンタンガム系の G~ L, オレンジジュースではデンプン系の Aと C, キサンタンガム系の I 以外, 味噌汁ではキサンタンガム系の G~Iであり, キサンタンガム系のばらつきが大きい傾向が認められた それに対し, その他では M,N,O とも 種類の食材全てにおいて% 未満のばらつきであった とろみ成分分類ごとの値で食材別に比較すると緑茶と味噌汁の添加時粘度ばらつきは全てのとろみ成分分類で% 未満であった 牛乳は添加時ばらつきの大きい順にキサンタンガム系が%, グアーガム系が% およびデンプン系が% であった オレンジジュースは添加時ばらつきの大きい順にデンプン系が 0%, キサンタンガム系が1% およびグアーガム系が % であった 添加時ばらつきは, 牛乳では, デンプン系がキサンタンガム系に対して有意に低い値を示し, キサンタンガム系では牛乳が緑茶と味噌汁に対して有意に高く, オレンジジュースは緑茶に対して有意に高い値を示した 栄養学雑誌

5 市販とろみ調整食品の分類 表 とろみ調整食品を添加した食材の添加時粘度 ( 分 ) のばらつき * (%) とろみ調整食品 緑茶 牛乳 オレンジジュース 味噌汁 A 9 デンプン系 B C 9 ± ± b 0 ± 0 ± D 1 グアーガム系 E F ± 1 ± ab ± 1 ± G 1 H 1 1 I 19 キサンタンガム系 J 19 K 1 9 L 1 1 ± z ± a,x 1 ± xy ± yz M その他 N O * とろみ調整食品 A~Oの数値は値 (n=) : 値 ± 標準偏差 値の群間比較は一元配置分散分析を行い,Tukey の多重比較により有意差の検定をした 縦列において異なる文字間 (a,b), および横列において異なる文字間 (x,y,z) に% 水準の有意差があることを示す 表 とろみ調整食品を添加した食材の安定時粘度 ( 分 ) のばらつき * (%) とろみ調整食品 緑茶 牛乳 オレンジジュース 味噌汁 A 1 デンプン系 B C ± ± 1 ± 1 ± 1 D グアーガム系 E F 1 1 ± 1 ± 9 ± 1 ± G H I 1 1 キサンタンガム系 J 1 K 1 L ± ± ± ± M その他 N O 1 * とろみ調整食品 A~Oの数値は値 (n=) : 値 ± 標準偏差 Vol.0 No.1

6 安定時 ( 分 ) の粘度ばらつき ( 表 ) は, とろみ成分分類ごとので比べると,% 未満となったのは, 緑茶とオレンジジュースではグアーガム系とキサンタンガム系, 味噌汁ではデンプン系とキサンタンガム系, 緑茶と牛乳ではその他であった とろみ調整食品を単品ごとに比較すると, 種類全ての食材に対して安定時ばらつきが% 未満となったのはグアーガム系の F, キサンタンガム系の L, その他の Nのみであった しかし, 安定時ばらつきは食材間およびとろみ成分分類間に有意差は認められなかった. 初期粘度発現率 種類の食材について初期粘度発現率を表 に示す 初期粘度発現率は, 緑茶においては, キサンタンガム系がデンプン系およびグアーガム系よりも, オレンジジュースにおいてはデンプン系がグアーガム系およびキサンタンガム系よりも有意に高い値を示し, 味噌汁においてはキサンタンガム系がデンプン系に対して有意に低い値を示したが, 牛乳においてはとろみ成分分類間に有意差は認められなかった このように, 初期粘度発現率を基準にしてとろみ成分分類間の性能を比較すると食材による特徴があることが示された また, 各とろみ成分 分類において食材間の初期粘度発現率を比較すると, デンプン系ではオレンジジュースと味噌汁が牛乳に対して有意に高く, グアーガム系では緑茶と味噌汁が牛乳とオレンジジュースに対して有意に高く, キサンタンガム系では全ての食材間に有意差が認められ, 高いほうから緑茶, 味噌汁, オレンジジュース, 牛乳の順であった. 付着性付着性の結果を表 に示す 付着性は, 緑茶, オレンジジュースおよび味噌汁では, キサンタンガム系が低く, デンプン系が高い結果となった その中で, 味噌汁のグアーガム系およびキサンタンガム系がデンプン系よりも低値を示し, 有意差が認められた キサンタンガム系では緑茶が他の食材に対して有意に高い付着性を示した. 多変量解析機能性指標 1~を説明変数とした主成分分析により得られた第一主成分 (PC1) を x 軸, 第二主成分 (PC) を y 軸に取り, 各とろみ調整食品の主成分スコアをもとにしたマッピングを図 1に示す どの食材においても, デンプン系は, 他のとろみ調整食品とは異なる領域にプロットされたが, グアーガム系およびキサンタンガム系は, それぞれにグループ化されなかった 表 とろみ調整食品を添加した食材の初期粘度発現率 * (%) とろみ調整食品 緑茶 牛乳 オレンジジュース 味噌汁 A 0 デンプン系 B C ± 0 b,yz ± 1 z 0 ± a,y 9 ± 1 a,y D 0 9 グアーガム系 E F ± b,y 19 ± 1 z ± b,z 9 ± 1 ab,y G 1 9 H 1 9 I 9 1 キサンタンガム系 J K 19 L 1 ± a,w 1 ± z 9 ± b,y ± b,x M 1 その他 N O * とろみ調整食品 A~Oの数値は値 (n=) : 値 ± 標準偏差 値の群間比較は一元配置分散分析を行い,Tukey の多重比較により有意差の検定をした 縦列において異なる文字間 (a,b), および横列において異なる文字間 (w~z) に% 水準の有意差があることを示す 栄養学雑誌

7 市販とろみ調整食品の分類 表 とろみ調整食品を添加した食材の付着性 *, (J/m N) とろみ調整食品 緑茶 牛乳 オレンジジュース 味噌汁 A デンプン系 B C , 1 ± ± ± 1 9 ± a D グアーガム系 E F , ± ± 1 ± 1 ± b G H I キサンタンガム系 J 0 1 K L 1 1 1, 0 ± y 1 ± z 1 ± z 1 ± 1 b,z M 9 その他 N O * 付着性 :0 N/m あたりの付着エネルギー (J/m N) とろみ調整食品 A~Oの数値は値 (n=) : 値 ± 標準偏差 値の群間比較は一元配置分散分析を行い,Tukey の多重比較により有意差の検定をした 縦列において異なる文字間 (a,b), および横列において異なる文字間 (y,z) に% 水準の有意差があることを示す 緑茶における PC1 と PC の寄与率はそれぞれ.% と.1% であった PC1 は正方向に行くほど粘度力価が低く, 安定時粘度ばらつきが大きく, 付着性が高い,PC は, 正方向に行くほど, 初期粘度発現性が高く, 添加時粘度ばらつきが小さいことを反映する成分である 緑茶の場合, グアーガム系およびキサンタンガム系は, ほぼ軸の中心にプロットされたが, グアーガム系の Fとその他の Oは, 他の製品とは離れた位置にプロットされた Fに関しては, 付着性が極めて低く,Oに関しては, 初期粘度発現性が低いことを反映していた 牛乳における PC1 と PC の寄与率はそれぞれ0.% と.0% であった PC1 は正方向に行くほど粘度力価が高く, 付着性が低い,PC は, 正方向に行くほど初期粘度発現性が高いことを反映する成分である 牛乳においては, 特に PC1 の値で, グアーガム系以外はとろみ成分の分類ごとにグループ化された また, グアーガム系の E は初期粘度発現性が他のグアーガム系と比較して良好であることから,PC の正方向にプロットされ, キサンタンガム系の Iは, 初期粘度発現性が低いことから,PC の負方向にプロットされた オレンジジュースにおける寄与率は PC1 と PC でそれぞれ 0.1% と.% であった PC1 は正方向に行くほど粘度力価が高く, 添加時及び安定時の粘度ばらつきが小さく, 初期粘度発現性が低い,PC は正方向に行くほど付着性が低いことを反映する成分である オレンジジュースにおいては, グアーガム系とキサンタンガム系は比較的近い位置にプロットされたのに対して, デンプン系およびその他の Oは明らかに違う位置にプロットされた また, デンプン系の Bは他のデンプン系と比較して付着性が明らかに高く, 粘度のばらつきが小さいことから, 異なる領域にプロットされた 味噌汁における寄与率は PC1 と PC でそれぞれ.% と.% であった PC1 は正方向に行くほど粘度力価が低く, 初期粘度発現性と付着性が高い成分であり,PC は正方向に行くほど添加時粘度ばらつきが大きく, 安定時粘度ばらつきが小さいことを反映する成分である 味噌汁においては, グアーガム系の Fとキサンタンガム系が近い位置にプロットされたが, これは, 他のグアーガム系と比較して, 付着性が低いことと安定時の粘度のばらつきが小さいことを反映している Vol.0 No.1

8 図 1 とろみ調整食品を添加した食材の物性に関する主成分分析によるマッピング PC1: 第一主成分,PC: 第二主成分 矢線 : 因子負荷量ベクトル 1 粘度力価, 添加時粘度ばらつき, 安 定時粘度ばらつき, 初期粘度発現率, 付着性, はデンプン系 (A,B,C), はキサンタンガム系 (G,H,I,J,K,L), はその他 (M,N,O) のとろみ調整食品を示す 滑 はグアーガム系 (D,E,F), 図 食材の物性からみたとろみ調整食品のクラスター解析による分類 説明変数 : 機能性指標 1~ は図 1 と同じ はデンプン系 (A,B,C), 滑 はグ アーガム系 (D,E,F), はキサンタンガム系 (G,H,I,J,K,L), はその他 (M,N,O) のとろみ調整食品を示す 栄養学雑誌

9 市販とろみ調整食品の分類 さらに, 全ての食材について, 指標 1~の結果を説明変数としてユークリッド距離を算出し, ウォード法にてクラスター解析を行い, とろみ調整食品を分類した結果を図 に示す この場合にはとろみの主要成分に応じたクラスターが形成されているが, 唯一, グアーガム系の Fはその他 ( 牛乳 濃厚流動食用 ) のクラスターに含まれた Ⅳ. 考察 様々な食材に対するとろみの付き方は食材の電気伝導度や ph の影響を受けると考えられる 電気伝導度は電解質の濃度を反映しているが, 今回用いた食材の中でも緑茶と味噌汁では0 倍弱の差があり ( 表 ), この影響を強く受けるタイプのとろみ調整食品やとろみ機能性指標もあると推察される ph も食材によって.0~. と大きな幅があり ( 表 ), とろみのつき方に影響を及ぼす可能性がある 温度の因子に関しては,Garcia ら 1) が, 増粘多糖類を主体としたとろみ調整食品では, 温度による粘度の差はほとんど見られなかったのに対し, デンプンを主体としたとろみ調整食品では, 有意に粘度の差が見られたと報告している したがって, 本報では各食材が提供される実際の温度設定を用い, 温度の影響も加味され, 臨床に則した状況下でのとろみ物性の測定を行った 粘度力価は, どの食材においてもグアーガム系が最大であったが ( 表 ), キサンタンガム系の Iはグアーガム系と同程度であった この理由はいくつか考えられるが, 製品中の増粘多糖類の配合割合が多い可能性や, キサンタンガムの中でも分子量の大きな原料を使用している可能性, またはキサンタンガム以外の増粘多糖類が配合されている可能性等が考えられる Milas らの報告によると ), 分子量.1 ~.0 のキサンタンガムにおいて, 分子量が大きいほど粘度が高くなることが示されている また, キサンタンガム以外の増粘剤を配合している場合, 例えば, キサンタンガムとローカストビーンガムを併用した場合, キサンタンガムの側鎖がローカストビーンガムの主鎖との分子間相互作用を起こすために, 非ニュートン流体かつシュードプラスチックな性質を持つ, 高い粘度の溶液となることが報告されている 1) また, 牛乳においては,M,N,O も, グアーガム系と同程度の粘度力価であった これらのとろみ調整食品は商品特長から見ても特に乳成分と反応して粘度を上昇させる必要があると考えられ, カラギーナンのような増粘多糖類を多く含むことによって, このような特徴を発揮させていると推察される また, 同じとろみ調整食品であっても, 食材が異なれば, 同じ粘度に調整するための添加量が異なり, 最大約.%(O の場合 ) も異なることが示された ( 表 ) 高橋らは, 溶液中の糖がかたさを増大させ, 酸がかたさを低下させることを報告しており 1), 食材中の成分がかたさやその他の物性に影響を及ぼすことが知られている 今回使用した 種類の食材は糖や酸だけでなく, タンパク質濃度, 脂質濃度, 電気伝導度,pH なども異なることから, これらの要因が粘度力価に影響を及ぼしていると考えられる とろみ調整食品添加から 分後の粘度のばらつきはとろみ調整食品や食材の性質にも影響を受けるが, とろみ調整食品の投入方法と混ぜ方などが特に強く影響していると考えられる 逆に 分後でのばらつきについては, とろみ調整食品の種類や, とろみ調整食品を添加する食材の性質に依存する部分が大きいと考えられる 例えば, Hamlet らは, デンプンを主体としたとろみ調整食品をリンゴジュースに添加してから0 分以上経過しても, 粘度が上昇し続けると報告している 1) このような性質は粘度発現性のばらつきに影響するものと考えられる とろみ調整をするたびに粘度がばらつくような商品は実用上, 非常に扱いにくく, 目的とした粘度の溶液を提供できていない可能性も高く, 極端な場合には事故につながる可能性も否定できない 緑茶に関しては, デンプン系では, 安定時粘度のばらつきが, グアーガム系およびキサンタンガム系より大きい傾向にあった ( 表 ) Sopade らの報告によると, デンプン, グアーガムおよびキサンタンガムを主体としたとろみ調整食品で比較すると, キサンタンガム系が最も水の吸収量が多く, 拡散速度定数は増粘多糖類を主成分としたとろみ調整食品の方が, デンプンを主体としたとろみ調整食品より高いことを示している 1) デンプン系は, 吸水量が少なく, 拡散速度定数が低いうえに, 添加量も多く必要なことから安定的に粘度を発現させるのが難しいと考えられる 牛乳に関しては, デンプン系の添加時粘度ばらつきは, グアーガム系およびキサンタンガム系のとろみ調整食品と比較して小さいことが示されたが ( 表 ), デンプン系に関してだけ見ると緑茶と牛乳は同程度にばらついていることから, グアーガム系およびキサンタンガム系の牛乳との相性が緑茶との相性よりも悪いことを反映していると考えられる グアーガム系の中では,Fのばらつきが添加時および安定時とも小さかった ( 表, 表 ) F はグアーガム系であるが, 本研究における物性特徴を基にしたクラスター解析ではその他のクラスターに分類さ Vol.0 No.1

10 れることから, グアーガム以外の増粘多糖類の配合が物性特徴に大きな影響を及ぼしている可能性があると推察される グアーガムと相乗効果を発揮する増粘多糖類としてキサンタンガムがあげられる この 種類の増粘多糖類を併用すると, 溶液中で安定な構造となり, 相乗的に粘度が高まることが知られており 1), 製品中の増粘多糖類の割合を低くすることが可能である 仮に少ない増粘多糖類を溶液に膨潤させていると考えると粘度発現性のばらつきは小さくなることが容易に推測できる 本実験では,Fは全ての食材について, 添加時および安定時とも粘度のばらつきが% 未満の値を示したので, 調製ごとのばらつきの少ない製品といえる 初期粘度発現率は, 緑茶では高く, 味噌汁, オレンジジュース, 牛乳の順に低下する傾向が見られ, 特に緑茶のキサンタンガム系が高かった ( 表 ) Garcia ら ) は, オレンジジュースや牛乳において, デンプン主体のとろみ調整食品で調整した溶液が最も粘度が高かったと報告しており, その理由として, 牛乳には, とろみ調整食品との相互作用が見られるようなミネラルや他の成分が含まれているために, 溶液の粘度が高くなったと推察している 可溶性成分の少ない緑茶のような食材は, とろみ成分の膨潤を阻害する成分も少ないため粘度が出やすく, 逆に牛乳のように様々な成分が含まれている食材はとろみ成分の性能発現に影響を及ぼすことが知られているが, それに加えてとろみ調整食品中のとろみ成分が膨潤しにくく, 初期粘度発現率が低下すると考えられる オレンジジュースでの初期粘度発現率はデンプン系が高い値を示した Garcia ら 1) のデータではオレンジジュースのデンプン系の粘度は 分後から0 分後の間に0% 程度上昇することから, 最初の 分の間に0% 程度まで粘度が発現していると考えられる 我々の結果は 分で0 分の粘度の0% を発現していることから,~ 分という初期段階での粘度発現率は Garcia らの結果と同等レベルと考えられる 味噌汁では, デンプン系およびグアーガム系の初期粘度発現率が高い傾向にあった Sho ら 19) によると, キサンタンガムは,0.00 M 以上の NaCl 溶液中では, ダブルへリックス構造がほとんど崩れ, 粘度に影響が見られる 味噌汁は緑茶と比べて塩濃度の高い溶液であり, 電気伝導度は高かった したがって, 味噌汁中では増粘多糖類の構造も崩れやすい環境にあると推察される このような分子構造上の不安定化が初期粘度発現率に影響している可能性があると考えられる 付着性は高いほうからデンプン系, グアーガム系, キサンタンガム系の順であったが, 例外としてグアーガム系 Fはキサンタンガム系よりも低い付着性を示した ( 表 ) Fは原材料表示からの推定ではグアーガム系であるが, 添加時および安定時のばらつきも小さく, グアーガム以外の増粘剤として, 例えばキサンタンガムなどが配合されている可能性が考えられる これらの増粘剤を併用することで, 溶液の粘弾性に変化が見られ 0), 付着性にも影響を及ぼしたと考えられる また, 付着性はデンプン系の中で,Aと Cは比較的似た挙動を示し, 緑茶と味噌汁で高い傾向があり,Bは緑茶が最も低く, オレンジジュースと味噌汁で高い傾向を示した ( 表 ) Bは, Aと Cよりも粘度測定時の目盛りが安定するのに時間がかかったことからチクソトロピー性が高いと考えられ, また, 溶かす際に最もダマになりにくかった 特にオレンジジュースにおいて,Aと Cで添加時および安定時の粘度のばらつきが大きくなっているが,Bはばらつきがきわめて小さくなっていることからも,Aと Cより膨潤しやすいことが示唆される このように,Bの膨潤度合いが大きいことが, 牛乳, オレンジジュースおよび味噌汁の付着性を高くしている可能性も考えられる 高橋ら 1,) は, かたさを N/m にそろえた場合の付着性は, 水溶液の場合, キサンタンガム系が有意に小さく, 次にデンプン系が小さく, グアーガム系が最も大きいと報告している 今回の結果では, グアーガム系の方がデンプン系よりも付着性は低く, 特に味噌汁ではデンプン系の付着性はグアーガム系およびキサンタンガム系よりも有意に高い結果となった 高橋らは水溶液を用いて付着性を測定しているが, 我々は食材を用いており, 使用した溶液の特性が付着性の発現に影響している可能性が考えられる また, 高橋らはとろみ調整食品添加から0 分後に付着性を測定しているが, 我々はとろみ調整食品添加から0 分後に測定している 特にデンプンは添加後の経過時間, 溶液の種類および調製温度によって膨潤状態が異なる可能性があり, 付着性の傾向に差がみられた可能性があると推察される 今回の測定結果を元に算出したつの指標を説明変数として, 食材別に主成分分析を行ったところ, どの食材においても, デンプン系は, 他のとろみ調整食品と大きく異なる位置にプロットされたが, グアーガム系およびキサンタンガム系では, とろみ成分分類に応じてはグループ化されなかった ( 図 1) しかし, 全ての食材についてつの指標を説明変数としてクラスター分析を行うと, とろみ調整食品 Fを除き, とろみの主要成分別に明確なクラスターを形成した ( 図 ) すなわち, 総括的に物性特徴を統計処理すると, とろみ成分による分類分けに応じたクラスターが形成されることが確認された これらの結果より, 全体的な物性評価ではとろみ成分に 栄養学雑誌

11 市販とろみ調整食品の分類 よってグループ化が可能であるが, 食材別のマッピングは異なっており, とろみを付与する食材や目的によって, 適切なとろみ調整食品を選択することが必要と考えられる Ⅴ. 結論 市販とろみ調整食品が食材の物性に及ぼす影響をもとに分類を行なうと, 各とろみ剤の特徴が食材の種類によって異なることが明らかとなった したがって, とろみを付与する食材や目的に応じて適切な製品を選択することが重要である 利益相反利益相反に相当する事項はない 文 献 1) O Gara,J.A.:Dietaryadjustmentsandnutritionaltherapyduringtreatmentfororal-pharyngealdysphagia, Dysphagia,,09 1(1990) ) Kuhlemeier,K.V.,Palmer,J.B.,Rosenberg,D.:Efect ofliquidbolusconsistencyanddeliverymethodonaspirationandpharyngealretentionindysphagiapatients, Dysphagia,1,9 1(001) ) Penman,J.P.,Thomson,M.:Areviewofthetextured dietsdevelopedforthemanagementofdysphagia,j. Hum.Nutr.Diet.,,1 0(199) ) NationalDysphagiaTaskForce:Nationaldysphagia diet:standardizationforoptimalcare(00) American DieteticAssociation,Chicago,IL ) Garcia,J.M.,Chambers,E.,Mata,Z.,etal.:Viscosity measurementsofnectar-andhoney-thickliquids:product, liquid,andtimecomparisons,dysphagia,0, (00) ) Mata,Z.,Chambers,E.,Garcia,J.M.,etal.:Sensory characteristicsofbeveragespreparedwithcommercial thickenersusedfordysphagiadiets,j.am.diet.asoc.,,9 (00) ) 出戸綾子, 江頭文江, 栢下淳 : キサンタンガム系の市販とろみ調整食品の使用方法に関する研究 液体に添加する場合, 日本摂食 嚥下リハビリテーション学会誌,1,19 0(00) ) 大越ひろ : トロミ調整食品の基礎知識と使うときに気 をつけたいこと, 臨牀看護,,0 (009) 9) 出戸綾子, 山縣誉志江, 栢下淳 : 各種市販トロミ調整食品の物性に及ぼす温度の影響, 県立広島大学人間文化学部紀要,,9 (00) ) 尾本和彦 : 小児の摂食障害 脳発達障害児の摂食指導における食物調理の重要性, 臨床栄養,, 1(199) ) 厚生労働省医薬食品局食品安全部長 : 特別用途食品の表示許可等について, 食安発第 001 号, 平成 1 年 月 1 日 1) Garcia,J.M.,Chambers,E.,Mata,Z.,etal.:Serving temperatureviscositymeasurementsofnectar-andhoneythickliquids,dysphagia,, (00) ) Milas,M.,Rinaudo,M.,Tinland,B.:Theviscosity dependenceonconcentration,molecularweightand shearrateofxanthansolution,polym.bul.,1,1 1 (19) 1) Casas,J.A.,Garcia-Ochoa,F.:Viscosityofsolutionsof xanathan/locustbeangum mixtures,j.sci.foodagric., 9, 1(1999) 1) 高橋智子, 丸山彰子, 大越ひろ : 嚥下補助食品としての増粘剤の利便性について テクスチャー特性及び官能評価からの検討, 栄養学雑誌,, (199) 1) Hamlet,S.,Choi,J.,Zormeier,M.,etal.:Normaladult swalowingofliquidandviscousmaterial:scintigraphic dataon bolustransitand oropharyngealresidues, Dysphagia,,1 (199) 1) Sopade,P.A.,Liang,S.,Haley,P.J.,etal.:Moisture absorptioncharacteristicsoffoodthickenersusedforthe managementofswalowingdysfunctions,eur.foodres. Technol.,, 0(00) 1) Casas,J.A.,Mohedano,A.F.,Garcia-Ochoa,F.:Viscosityofguargum andxanthan/guargum mixturesolutions,j.sci.foodagric.,0,1 1(000) 19) Sho,T.,Sato,T.,Norisuye,T.:Viscositybehaviourand persistencelengthofsodium xanthaninaqueoussodium chloride,biophys.chem.,,0 (19) 0) Schorsh,C.,Garnier,C.,Doublier,J.L.:Viscoelastic propertiesofxanthan/galactomannanmixtures:comparisonofguargum withlocustbeangum,carbohydr. Polym.,,1 1(199) 1) 高橋智子, 大須賀彰子, 川野亜紀, 他 : リング法を用いた粘稠液状食品の簡便な物性評価の有効性 機器測定による物性評価との関係, 栄養学雑誌,,1 1 (00) ) 高橋智子, 大越ひろ : 粘稠な液状食品の飲み込み特性と力学的特性の関係, 日本家政学会誌,0, 9(1999) ( 受付 : 平成 年 月 1 日, 受理 : 平成 年 1 月 19 日 ) 9 Vol.0 No.1 9

12 Research&FieldNote CategorizationofCommercialThickenersontheBasisoftheir E fectsonthephysicalpropertiesoffoods MegumiNakamura* 1,SatoshiYoshida*,YasukoNishioka*, ShizukoHayashi* andyasushia.suzuki* 1 * 1 BiochemicalLaboratory,SarayaCo.Ltd. * NutritionPromotingSection,SarayaCo.Ltd. * RehabilitationDepartment,YokohamaCityUniversityHospital * NutritionDepartment,ShonanHospital ABSTRACT Objective: Toanalyzethephysicalpropertiesofgreentea,milk,orangejuice,andmisosoupthickened withstarch-based,guargum-based,xanthangum-based,andotherthickenersandcategorizethese thickenersbasedontheirefectsonthephysicalpropertiesoffoods. Methods: Thickenedsolutionswerepreparedbydissolving1typesofthickenersintofoods,andtheir viscositiesandtexturesweremeasured. Fiveindexes viscosity,viscosityvariancesatand minaftertheadditionofthickeners,initialviscosityincreaserate(vis-ir),andadhesiveness were calculatedfrom themeasuredvalues. Principlecomponentanalysis(PCA)andclusteranalysis (CLA)wereperformedusingtheseindexes. Results: Theviscosityofeachfoodwashigherwithguargum-basedthickenersthanwithother thickeners. Viscosityvariancesweredependentonthefood/thickenercombination. Vis-IRvarieddependingonthefoodtype. Greentea,forexample,hadahighervis-IRforxanthangumbasedthickeners,whileorangejuicehadahighervis-IRforstarch-basedthickeners. Adhesivenesswasgreatestforstarch-basedthickenersregardlessofthefoodtype. Thedistributionof thickenersbasedonthepcaofeachofthefoodsdidnotmatchtheirclassificationbasedon thickeningingredients. However,theCLAobtainedusingtheindexesofalthefoodsas explanatoryvariablesshowedthatthethickenersclusteredaccordingtotheirthickening ingredients. Conclusion: Categorizationofcommercialthickenersbasedontheirefectsonthephysicalpropertiesof foodsvariesdependingonthefoodtype. Therefore,itisimportanttoselectthickenersappropriateforaparticularfoodtypeandpurpose. Jpn.J.Nutr.Diet.,0(1)9~0(01) Keywords:thickeners,principlecomponentanalysis,clusteranalysis 0 0

012UDF試食会.indd

012UDF試食会.indd 第 2 回ユニバーサルデザインフード試食会 日本介護食品協議会 日本介護食品協議会は, 去る平成 24 年 5 月 15 日 ( 火 ), キユーピー テストキッチンにおいて, 第 2 回目のユニバーサルデザインフード試食会を実施した. 本試食会は, 第 1 回目の平成 22 年度より技術調査事業として技術委員会が主体となり企画 運営を行っている. 大きな目的としては, 会員企業相互に各社のユニバーサルデザインフード商品への理解を深めること,

More information

参考1中酪(H23.11)

参考1中酪(H23.11) - 1- 参考 1 - 2- - 3- - 4- - 5- - 6- - 7- - 8- 別添 1 牛乳の比重増加要因の解析 国立大学法人帯広畜産大学畜産フィールド科学センター准教授木田克弥 背景 乳および乳製品の成分規格等に関する省令 ( 乳等省令 ) において 生乳の比重は 1.28-1.34 に規定されている 一方 乳牛の遺伝的改良 ( 乳量および乳成分率の向上 ) に成果として 昨今の生乳の比重は増加傾向にあり

More information

多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典

多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典 多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典 重回帰分析とは? 重回帰分析とは複数の説明変数から目的変数との関係性を予測 評価説明変数 ( 数量データ ) は目的変数を説明するのに有効であるか得られた関係性より未知のデータの妥当性を判断する これを重回帰分析という つまり どんなことをするのか? 1 最小 2 乗法により重回帰モデルを想定 2 自由度調整済寄与率を求め

More information

2698 ネオハイトロミールNEXT 分包 2699 ネオハイトロミールNEXT 1 包 あたり エネルギー (kcal) 9 カリウム (mg) 8 水分 (g).2 カルシウム (mg) 1 たんぱく質 (g).2 リン (mg) 1 脂質 (g).1 鉄 (mg).1 炭水化物 (g) 2.6

2698 ネオハイトロミールNEXT 分包 2699 ネオハイトロミールNEXT 1 包 あたり エネルギー (kcal) 9 カリウム (mg) 8 水分 (g).2 カルシウム (mg) 1 たんぱく質 (g).2 リン (mg) 1 脂質 (g).1 鉄 (mg).1 炭水化物 (g) 2.6 やわらか食品 とろみ剤 他 2685 ネオハイトロミールⅢ 1g分包 2.7.7.1.9 12 やわらか 食 品 1g 5包 262 267 6.8.9 86.4 12 とろみ 剤 他 264 5包 266 2684 734 197 39.3 28.7 1.8 ネオハイトロミールスリム 4g 4g 12 82 37 7.8.5 87.6 15 31 25 58.3 22.7 3.8 13,164円

More information

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 清涼飲料水及びサプリメント中のミネラル濃度の分析について 山本浩嗣萩原彩子白田忠雄山本和則岡崎忠 1. はじめに近年, 健康志向が高まる中で, 多くの種類の清涼飲料水及びサプリメントが摂取されるようになった これらの多くは健康増進法に基づく食品の栄養成分表示のみでミネラル量についてはナトリウム量の表示が義務付けられているのみである 一方カリウム, リンなどはミネラルウォーターやスポーツドリンク, 野菜ジュースなどその商品の特徴として強調される製品以外には含有量について表示されることは少ない状況である

More information

1. 多変量解析の基本的な概念 1. 多変量解析の基本的な概念 1.1 多変量解析の目的 人間のデータは多変量データが多いので多変量解析が有用 特性概括評価特性概括評価 症 例 主 治 医 の 主 観 症 例 主 治 医 の 主 観 単変量解析 客観的規準のある要約多変量解析 要約値 客観的規準のな

1. 多変量解析の基本的な概念 1. 多変量解析の基本的な概念 1.1 多変量解析の目的 人間のデータは多変量データが多いので多変量解析が有用 特性概括評価特性概括評価 症 例 主 治 医 の 主 観 症 例 主 治 医 の 主 観 単変量解析 客観的規準のある要約多変量解析 要約値 客観的規準のな 1.1 多変量解析の目的 人間のデータは多変量データが多いので多変量解析が有用 特性概括評価特性概括評価 症 例 治 医 の 観 症 例 治 医 の 観 単変量解析 客観的規準のある要約多変量解析 要約値 客観的規準のない要約知識 直感 知識 直感 総合的評価 考察 総合的評価 考察 単変量解析の場合 多変量解析の場合 < 表 1.1 脂質異常症患者の TC と TG と重症度 > 症例 No. TC

More information

解析センターを知っていただく キャンペーン

解析センターを知っていただく キャンペーン 005..5 SAS 問題設定 目的 PKパラメータ (AUC,Cmax,Tmaxなど) の推定 PKパラメータの群間比較 PKパラメータのバラツキの評価! データの特徴 非反復測定値 個体につき 個の測定値しか得られない plasma concentration 非反復測定値のイメージ図 測定時点間で個体の対応がない 着目する状況 plasma concentration 経時反復測定値のイメージ図

More information

<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770>

<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770> 第 10 回医薬品品質フォーラムシンポジウム生物学的同等性試験ガイドラインの改訂に向けて 医薬品品質フォーラム溶出試験 WG での議論から - 規格試験としての溶出試験 製薬協製剤研究部会アステラス製薬製剤研究所高橋豊 1 はじめに 議論に至った背景 溶出試験の規格試験設定については 各社が個別に当局と相談して設定しているが レビューアにより対応が異なるケースがある BE ガイドラインに関する議論から派生した課題も含めて

More information

Problem P5

Problem P5 問題 P5 メンシュトキン反応 三級アミンとハロゲン化アルキルの間の求核置換反応はメンシュトキン反応として知られている この実験では DABCO(1,4 ジアザビシクロ [2.2.2] オクタン というアミンと臭化ベンジルの間の反応速度式を調べる N N Ph Br N N Br DABCO Ph DABCO 分子に含まれるもう片方の窒素も さらに他の臭化ベンジルと反応する可能性がある しかし この実験では

More information

RSS Higher Certificate in Statistics, Specimen A Module 3: Basic Statistical Methods Solutions Question 1 (i) 帰無仮説 : 200C と 250C において鉄鋼の破壊応力の母平均には違いはな

RSS Higher Certificate in Statistics, Specimen A Module 3: Basic Statistical Methods Solutions Question 1 (i) 帰無仮説 : 200C と 250C において鉄鋼の破壊応力の母平均には違いはな RSS Higher Certiicate in Statistics, Specimen A Module 3: Basic Statistical Methods Solutions Question (i) 帰無仮説 : 00C と 50C において鉄鋼の破壊応力の母平均には違いはない. 対立仮説 : 破壊応力の母平均には違いがあり, 50C の方ときの方が大きい. n 8, n 7, x 59.6,

More information

第一工業製薬 セロゲン総合カタログ

第一工業製薬 セロゲン総合カタログ カルボキシメチルセルロースナトリウム 総合カタログ Sodium Carboxymethyl Cellulose O H H OH H OH H H O O CH2OCH2COO Na H CH2OH O O H OH H H H OCH2COO Na n n 01 Sodium Carboxymethyl Cellulose Sodium Carboxymethyl Cellulose 02 03

More information

04-10†@™⁄‹ä‘Ü”ó‘ÜŸ_Ł¶

04-10†@™⁄‹ä‘Ü”ó‘ÜŸ_Ł¶ ¹ 細管式レオメーターによる加熱熔融特性の把握 と加熱熔融処理 SFP-279固体分散体の担体やワックスマトリック ス基剤を選択した際に 細管式レオメーター Fig. 6 を用いた 熔融物が細管を通過するときの粘性 抵抗を測定する装置であり 1 2gの試料で試験 することが可能である 試料をシリンダに充填し 周囲から熱し熔融させ 上部からピストンによって 一定の圧力を加える 熔融した試料は細いダイを通

More information

“にがり”の成分や表示等についてテストしました

“にがり”の成分や表示等についてテストしました にがり の成分や表示等についてテストしました 平成 16 年 7 月 26 日大阪府消費生活センター 豆腐の凝固剤 ( 添加物 ) として使われてきた にがり がスーパーやドラッグストアなどの店頭でも見られるようになりました 現在 にがりには規格や基準がなく 表示も統一されていない現状にあることから にがり (17 銘柄 ) の成分や表示等についてテストを行いました 成分含有量にがりの主成分であるマグネシウム含有量は

More information

ⅱ カフェイン カテキン混合溶液投与実験方法 1 マウスを茶抽出液 2g 3g 4g 相当分の3つの実験群と対照群にわける 各群のマウスは 6 匹ずつとし 合計 24 匹を使用 2 実験前 8 時間絶食させる 3 各マウスの血糖値の初期値を計測する 4 それぞれ茶抽出液 2g 3g 4g 分のカフェ

ⅱ カフェイン カテキン混合溶液投与実験方法 1 マウスを茶抽出液 2g 3g 4g 相当分の3つの実験群と対照群にわける 各群のマウスは 6 匹ずつとし 合計 24 匹を使用 2 実験前 8 時間絶食させる 3 各マウスの血糖値の初期値を計測する 4 それぞれ茶抽出液 2g 3g 4g 分のカフェ 第 26 回山崎賞 7 マウスにおける茶と血糖値変化の関係第 4 報 カフェイン カテキン混合溶液投与実験 静岡県立清水東高等学校理数科ネズミ班 2 年横道萌井鍋寛伸加藤夕利奈水野春花望月琴美 1. 実験の動機 目的血糖値の変化は私たちの健康と密接な関わりあいを持っている 近年では 糖の過剰摂取による慢性的な高血糖による糖尿病が社会問題になっている また 低血糖は目眩や昏睡を引き起こす 3 年前の先輩たちは血糖値の変化に着目し

More information

2) エネルギー 栄養素の各食事からの摂取割合 (%) 学年 性別ごとに 平日 休日の各食事からのエネルギー 栄養素の摂取割合を記述した 休日は 平日よりも昼食からのエネルギー摂取割合が下がり (28~31% 程度 ) 朝食 夕食 間食からのエネルギー摂取割合が上昇した 特に間食からのエネルギー摂取

2) エネルギー 栄養素の各食事からの摂取割合 (%) 学年 性別ごとに 平日 休日の各食事からのエネルギー 栄養素の摂取割合を記述した 休日は 平日よりも昼食からのエネルギー摂取割合が下がり (28~31% 程度 ) 朝食 夕食 間食からのエネルギー摂取割合が上昇した 特に間食からのエネルギー摂取 平成 26 年度日本の小中学生の食事状況調査結果概要 < 目的 > 日本の小中学生の食事摂取状況をできるだけ正確に記述する < 方法 > 2014 年 11~12 月に食事記録法と食事歴法質問票による食事調査 食生活に関する質問票調査 身体測定を実施 青森 山形 茨城 栃木 富山 滋賀 島根 愛媛 高知 福岡 佐賀 鹿児島の各県より 小学校 3 年生約 30 人 小学校 5 年生約 30 人 中学校

More information

強度のメカニズム コンクリートは 骨材同士をセメントペーストで結合したものです したがって コンクリート強度は セメントペーストの接着力に支配されます セメントペーストの接着力は 水セメント比 (W/C 質量比 ) によって決められます 水セメント比が小さいほど 高濃度のセメントペーストとなり 接着

強度のメカニズム コンクリートは 骨材同士をセメントペーストで結合したものです したがって コンクリート強度は セメントペーストの接着力に支配されます セメントペーストの接着力は 水セメント比 (W/C 質量比 ) によって決められます 水セメント比が小さいほど 高濃度のセメントペーストとなり 接着 コンクリートの強度 コンクリートの最も重要な特性は強度です ここでは まず コンクリート強度の基本的特性について解説し 次に 呼び強度および配合強度がどのように設定されるか について説明します 強度のメカニズム 強度の影響要因 強度性状 構造物の強度と供試体強度 配合 ( 調合 ) 強度と呼び強度の算定 材料強度のばらつき 配合強度の設定 呼び強度の割増し 構造体強度補正値 舞鶴市および周辺部における構造体強度補正値

More information

<4D F736F F F696E74202D C8E8DC58F4994C5817A88C092E890AB A835E838A F2E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D C8E8DC58F4994C5817A88C092E890AB A835E838A F2E B8CDD8AB B83685D> 製薬セミナー 5 月期 安定性モニタリング 薬務課振興係 1 安定性モニタリング 2 1 安定性モニタリングとは 製造した最終製品あるいは原薬が定められた保存条件下で 有効期間 リテスト期間又は使用の期限にわたり 保存により影響を受け易い測定項目及び品質 安全性又は有効性に影響を与えるような測定項目が規格内に留まっており また留まり続けることが期待できることを 適切な継続的プログラムに従った安定性モニタリングにより監視し

More information

血糖値 (mg/dl) 血中インスリン濃度 (μu/ml) パラチノースガイドブック Ver.4. また 2 型糖尿病のボランティア 1 名を対象として 健康なボランティアの場合と同様の試験が行われています その結果 図 5 に示すように 摂取後 6 分までの血糖値および摂取後 9 分までのインスリ

血糖値 (mg/dl) 血中インスリン濃度 (μu/ml) パラチノースガイドブック Ver.4. また 2 型糖尿病のボランティア 1 名を対象として 健康なボランティアの場合と同様の試験が行われています その結果 図 5 に示すように 摂取後 6 分までの血糖値および摂取後 9 分までのインスリ 血糖値 (mg/dl) 血中インスリン濃度 (μu/ml) パラチノースガイドブック Ver.4. 7. 摂取後の血糖値変化 パラチノースは小腸のイソマルターゼにより グルコースとフルクトースに分解され消化吸収されます この酵素反応はゆっくり進むため パラチノースの消化吸収速度は遅く スクロースの約 1/5 とされています 18) パラチノースは摂取した際の血液中へのグルコースの流入が穏やかであり

More information

<4D F736F F D208EC08CB18C7689E68A E F AA957A82C682948C9F92E82E646F63>

<4D F736F F D208EC08CB18C7689E68A E F AA957A82C682948C9F92E82E646F63> 第 7 回 t 分布と t 検定 実験計画学 A.t 分布 ( 小標本に関する平均の推定と検定 ) 前々回と前回の授業では, 標本が十分に大きいあるいは母分散が既知であることを条件に正規分布を用いて推定 検定した. しかし, 母集団が正規分布し, 標本が小さい場合には, 標本分散から母分散を推定するときの不確実さを加味したt 分布を用いて推定 検定しなければならない. t 分布は標本分散の自由度 f(

More information

Microsoft Word -

Microsoft Word - 電池 Fruit Cell 自然系 ( 理科 ) コース高嶋めぐみ佐藤尚子松本絵里子 Ⅰはじめに高校の化学における電池の単元は金属元素のイオン化傾向や酸化還元反応の応用として重要な単元である また 電池は日常においても様々な場面で活用されており 生徒にとっても興味を引きやすい その一方で 通常の電池の構造はブラックボックスとなっており その原理について十分な理解をさせるのが困難な教材である そこで

More information

改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会

改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会 院内製造 PET 薬剤のための簡便なエンドトキシン試験法 ( エンドトキシン簡便法 ) エンドトキシン簡便法 1 / 9 日本核医学会 改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会 目次 表紙... 1 改訂履歴... 2 目次... 3 院内製造 PET 薬剤のための簡便なエンドトキシン試験法 ( エンドトキシン簡便法

More information

保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用

保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用 資料 1 食品の機能性表示に関する制度 平成 25 年 4 月 4 日 消費者庁 保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用食品 保健の機能の表示ができる

More information

学生による授業評価のCS分析

学生による授業評価のCS分析 平成 14-15 年度医学部医学科入学者の入学後成績に関する分析 酒見隆信 佐賀大学医学部附属地域医療科学教育研究センター 地域包括医療教育部門 1. 目的 平成 12-13 年度医学部医学科入学者の入学後の成績追跡調査を実施し 入学選抜方法 ( 推薦 前期 後期 ) による入学後の成績 特に卒業時の成績 ( 卒業試験 ) に差を認めない結果を平成 19 年 5 月に報告した 1) 平成 14 年度より

More information

53nenkaiTemplate

53nenkaiTemplate デンドリマー構造を持つアクリルオリゴマー 大阪有機化学工業 ( 株 ) 猿渡欣幸 < はじめに > アクリル材料の開発は 1970 年ごろから UV 硬化システムの確立とともに急速に加速した 現在 UV 硬化システムは電子材料において欠かせないものとなっており その用途はコーティング 接着 封止 パターニングなど多岐にわたっている アクリル材料による UV 硬化システムは下記に示す長所と短所がある

More information

破壊構造に焦点を絞り 未破壊 ( 破壊前 ) の構造と破壊時 ( 破壊後 ) の構造を比較観察することで どのように構造が破壊されたのかを明らかにし 構造と力学物性の関係を考察した 過去の研究において タンパク質 多糖類共存ゲルの大変形試験による破断特性について 多く報告されてきた しかし タンパク

破壊構造に焦点を絞り 未破壊 ( 破壊前 ) の構造と破壊時 ( 破壊後 ) の構造を比較観察することで どのように構造が破壊されたのかを明らかにし 構造と力学物性の関係を考察した 過去の研究において タンパク質 多糖類共存ゲルの大変形試験による破断特性について 多く報告されてきた しかし タンパク 2017 年度農学研究科博士学位論文 要約 乳タンパク質ゲル状食品の力学物性と構造への澱粉添加の影響 Effects of starches on mechanical properties and microstructures of milk-protein gelling food 農芸化学専攻 付惟 < 第 1 章序論 > 食品のおいしさは 風味や香りなどの化学的要因と 外観や食感などの物理的な要因によって決定される

More information

Microsoft Word - basic_15.doc

Microsoft Word - basic_15.doc 分析の原理 15 電位差測定装置の原理と応用 概要 電位差測定法は 溶液内の目的成分の濃度 ( 活量 ) を作用電極と参照電極の起電力差から測定し 溶液中のイオン濃度や酸化還元電位の測定に利用されています また 滴定と組み合わせて当量点の決定を電極電位変化より行う電位差滴定法もあり 電気化学測定法の一つとして古くから研究 応用されています 本編では 電位差測定装置の原理を解説し その応用装置である

More information

Microsoft PowerPoint - 01_内田 先生.pptx

Microsoft PowerPoint - 01_内田 先生.pptx 平成 24 年度 SCOPE 研究開発助成成果報告会 ( 平成 22 年度採択 ) 塩害劣化した RC スラブの一例 非破壊評価を援用した港湾コンクリート構造物の塩害劣化予測手法の開発 かぶりコンクリートのはく落 大阪大学大学院鎌田敏郎佐賀大学大学院 内田慎哉 の腐食によりコンクリート表面に発生したひび割れ ( 腐食ひび割れ ) コンクリート構造物の合理的な維持管理 ( 理想 ) 開発した手法 点検

More information

横浜市環境科学研究所

横浜市環境科学研究所 周期時系列の統計解析 単回帰分析 io 8 年 3 日 周期時系列に季節調整を行わないで単回帰分析を適用すると, 回帰係数には周期成分の影響が加わる. ここでは, 周期時系列をコサイン関数モデルで近似し単回帰分析によりモデルの回帰係数を求め, 周期成分の影響を検討した. また, その結果を気温時系列に当てはめ, 課題等について考察した. 気温時系列とコサイン関数モデル第 報の結果を利用するので, その一部を再掲する.

More information

テイカ製薬株式会社 社内資料

テイカ製薬株式会社 社内資料 テイカ製薬株式会社社内資料 アレルギー性結膜炎治療剤トラニラスト点眼液.5% TS TRANILAST Ophthalmic Solution.5% TS 生物学的同等性に関する資料 発売元 : 興和株式会社 製造販売元 : テイカ製薬株式会社 9 年 月作成 TSTR5BE9 ラット及びモルモットアレルギー性結膜炎モデルにおける生物学的同等性試験 Ⅰ. 試験の目的トラニラスト点眼液.5% TS および標準製剤の生物学的同等性をラット受動感作アレルギー性結膜炎モデル及びモルモット能動感作アレルギー性結膜炎モデルを用い薬力学的に検討した

More information

シェイクイット! ダイエットプロテインシェイク ( シリアルフレーバー ) [ID 201-JP] 15,000 ( 税込 ) 植物性タンパク質を主原料に グルコマンナン 穀物 ビタミン ミネラル 乳酸菌などを含む 栄養の偏りがちな現代人におすすめの栄養補助食品です ダイエットのために 1 食分の置

シェイクイット! ダイエットプロテインシェイク ( シリアルフレーバー ) [ID 201-JP] 15,000 ( 税込 ) 植物性タンパク質を主原料に グルコマンナン 穀物 ビタミン ミネラル 乳酸菌などを含む 栄養の偏りがちな現代人におすすめの栄養補助食品です ダイエットのために 1 食分の置 シェイクイット! ダイエットプロテインシェイク ( シリアルフレーバー ) [ID 201-JP] 15,000 ( 税込 ) 植物性タンパク質を主原料に グルコマンナン 穀物 ビタミン ミネラル 乳酸菌などを含む 栄養の偏りがちな現代人におすすめの栄養補助食品です ダイエットのために 1 食分の置き換え食としてもお召し上がりいただけます 内容量 1,170g(39g 30 袋 ) 栄養機能食品 (

More information

1-1. インキとは 新聞 雑誌 包装等の印刷や インクジェット等に用いられる液状の着色材料 顔料 ( 粒子 ) をバインダー ( 溶剤 樹脂 ) に分散させた不均一な液体 1-3 Pa s ~ 1 2 Pa s 各成分の分散状態のイメージ図 粒径 2~8nm 顔料 樹脂 分散剤 溶剤 顔料が凝集構

1-1. インキとは 新聞 雑誌 包装等の印刷や インクジェット等に用いられる液状の着色材料 顔料 ( 粒子 ) をバインダー ( 溶剤 樹脂 ) に分散させた不均一な液体 1-3 Pa s ~ 1 2 Pa s 各成分の分散状態のイメージ図 粒径 2~8nm 顔料 樹脂 分散剤 溶剤 顔料が凝集構 214 年 1 月 17 日 動物血液のレオロジーと凝固挙動 - 印刷インキの流動挙動解析手法の適用 - 篠﨑俊介 1) 山口はるな 1) 有富充利 1) 渡邉宣夫 2) 大内克洋 3) 1) 株式会社 DNP ファインケミカル 2) 芝浦工業大学 3) 東京医科歯科大学 目次 1. 印刷インキの流動挙動解析手法 2. 動物血液 ( 豚 牛 ) の凝固能と流動挙動 3. まとめ 考察 211 Dai

More information

02-08p

02-08p 2007 5 2 KAYOKO ADACHI 3 http://www.sankikai.or.jp/tsurumaki 抹茶 豆乳わらびもち 材料 6人分 わらびもち粉 90g ラカントS 90g 豆乳 調整豆乳 360g 抹茶 4g 水 20g きなこ 15g 砂糖 15g 塩 少々 1鍋に分量の豆乳 水溶き抹茶 ラカントS わらびもち粉を入 れ 泡立て器で完全に溶かす 21を中火にかけ 木杓子で絶

More information

Microsoft Word - lec_student-chp3_1-representative

Microsoft Word - lec_student-chp3_1-representative 1. はじめに この節でのテーマ データ分布の中心位置を数値で表す 可視化でとらえた分布の中心位置を数量化する 平均値とメジアン, 幾何平均 この節での到達目標 1 平均値 メジアン 幾何平均の定義を書ける 2 平均値とメジアン, 幾何平均の特徴と使える状況を説明できる. 3 平均値 メジアン 幾何平均を計算できる 2. 特性値 集めたデータを度数分布表やヒストグラムに整理する ( 可視化する )

More information

表 5-1 機器 設備 説明変数のカテゴリースコア, 偏相関係数, 判別的中率 属性 カテゴリー カテゴリースコア レンジ 偏相関係数 性別 女性 男性 ~20 歳台 歳台 年齢 40 歳台

表 5-1 機器 設備 説明変数のカテゴリースコア, 偏相関係数, 判別的中率 属性 カテゴリー カテゴリースコア レンジ 偏相関係数 性別 女性 男性 ~20 歳台 歳台 年齢 40 歳台 第五章数量化 Ⅱ 類による解析の結果 本章では, 環境配慮行動の実践と回答者の性別と年齢, 業種, 業務といった属性との関 係性において, 環境配慮行動により大きな影響を与えている属性を特定するために実施し た数量化 Ⅱ 類の解析結果とその考察について述べる. 5-1 分析の目的と対象データ 本研究では, 環境配慮行動の実践と回答者の属性との関係性をより定量的に明らかにすることを目的に, 説明変数カテゴリーと目的変数カテゴリーとの関連性,

More information

05-Food-JAS&Label001

05-Food-JAS&Label001 1 2 1. 2. 3. 3 " " 4 5 6 7 8 栄養表示の見方 表示 強化 低減された旨の表示 強化 増 アップ プラス や 減 オフ カット など 他の食品と比べて栄養成分が された旨の表示をする場合 その増加量 低減量が健康増進法にもとづく基準を満たしていること の明記 自社従来品 日本標準食品成分表 など 増加 低減量の表示 カット g増 など 味覚に関する 甘さひかえめ うす塩味

More information

高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に

高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に 高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に関節疾患 5 位が骨折 転倒であり 4,5 位はいずれも運動器が関係している 骨粗しょう症のメカニズムの解明

More information

<4D F736F F D CB48D655F94928D95445F90488E9690DB8EE68AEE8F802E646F63>

<4D F736F F D CB48D655F94928D95445F90488E9690DB8EE68AEE8F802E646F63> 日本人の食事摂取基準 ( 概要 )( 抜粋 ) 1 策定の目的食事摂取基準は 健康な個人または集団を対象として 国民の健康の維持 増進 エネルギー 栄養素欠乏症の予防 生活習慣病の予防 過剰摂取による健康障害の予防を目的とし エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すものである 2 策定方針 設定指標 食事摂取基準 (Dietary Reference Intakes) として エネルギーについては

More information

Microsoft PowerPoint - データ解析基礎4.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - データ解析基礎4.ppt [互換モード] データ解析基礎. 正規分布と相関係数 keyword 正規分布 正規分布の性質 偏差値 変数間の関係を表す統計量 共分散 相関係数 散布図 正規分布 世の中の多くの現象は, 標本数を大きくしていくと, 正規分布に近づいていくことが知られている. 正規分布 データ解析の基礎となる重要な分布 平均と分散によって特徴づけることができる. 平均値 : 分布の中心を表す値 分散 : 分布のばらつきを表す値 正規分布

More information

表紙.indd

表紙.indd 教育実践学研究 23,2018 1 Studies of Educational Psychology for Children (Adults) with Intellectual Disabilities * 鳥海順子 TORIUMI Junko 要約 : 本研究では, の動向を把握するために, 日本特殊教育学会における過去 25 年間の学会発表論文について分析を行った 具体的には, 日本特殊教育学会の1982

More information

番号 11 番号 12 番号 13 番号 14 番号 15 番号 16 番号 17 番号 18 番号 19 番号 20 こいくちしょうゆうすくちしょうゆ米酢酒ワイン ( 白 ) ワイン ( 赤 ) 本みりん白みそ赤みそ八丁みそ エネルキ ー 79 エネルキ ー 55 エネルキ ー 48 エネルキ ー

番号 11 番号 12 番号 13 番号 14 番号 15 番号 16 番号 17 番号 18 番号 19 番号 20 こいくちしょうゆうすくちしょうゆ米酢酒ワイン ( 白 ) ワイン ( 赤 ) 本みりん白みそ赤みそ八丁みそ エネルキ ー 79 エネルキ ー 55 エネルキ ー 48 エネルキ ー 番号 1 番号 2 番号 3 番号 4 番号 5 番号 6 番号 7 番号 8 番号 9 番号 上白糖 三温糖 ごま油 油 揚げ油 オリーブ油 バター 白こしょう 黒こしょう エネルキ ー 384 エネルキ ー 382 エネルキ ー 0 エネルキ ー 921 エネルキ ー 921 エネルキ ー 900 エネルキ ー 921 エネルキ ー 753 エネルキ ー 373 エネルキ ー 393 たんぱく質

More information

New Color Chemosensors for Monosaccharides Based on Azo Dyes

New Color Chemosensors for Monosaccharides Based on Azo Dyes New olor hemoenor for Monocchride ed on zo Dye 著者 : Nicol Diere nd Joeph R. Lkowicz 雑誌 : rg.lett. 1, 3 (4), 3891-3893 紹介者 : 堀田隼 1 年 1 月 7 日 ボロン酸の性質 1 ci-ジオールと環状エステルを形成する 環状エステルを形成すると ボロン酸の酸性度が高まる btrct

More information

スライド 1

スライド 1 データ解析特論第 10 回 ( 全 15 回 ) 2012 年 12 月 11 日 ( 火 ) 情報エレクトロニクス専攻横田孝義 1 終了 11/13 11/20 重回帰分析をしばらくやります 12/4 12/11 12/18 2 前回から回帰分析について学習しています 3 ( 単 ) 回帰分析 単回帰分析では一つの従属変数 ( 目的変数 ) を 一つの独立変数 ( 説明変数 ) で予測する事を考える

More information

Microsoft PowerPoint - 統計科学研究所_R_主成分分析.ppt

Microsoft PowerPoint - 統計科学研究所_R_主成分分析.ppt 主成分分析 1 内容 主成分分析 主成分分析について 成績データの解析 R で主成分分析 相関行列による主成分分析 寄与率 累積寄与率 因子負荷量 主成分得点 2 主成分分析 3 次元の縮小と主成分分析 主成分分析 次元の縮小に関する手法 次元の縮小 国語 数学 理科 社会 英語の総合点 5 次元データから1 次元データへの縮約 体形評価 : BMI (Body Mass Index) 判定肥満度の判定方法の1つで

More information

する距離を一定に保ち温度を変化させた場合のセンサーのカウント ( センサーが計測した距離 ) の変化を調べた ( 図 4) 実験で得られたセンサーの温度変化とカウント変化の一例をグラフ 1 に載せる グラフにおいて赤いデータ点がセンサーのカウント値である 計測距離一定で実験を行ったので理想的にはカウ

する距離を一定に保ち温度を変化させた場合のセンサーのカウント ( センサーが計測した距離 ) の変化を調べた ( 図 4) 実験で得られたセンサーの温度変化とカウント変化の一例をグラフ 1 に載せる グラフにおいて赤いデータ点がセンサーのカウント値である 計測距離一定で実験を行ったので理想的にはカウ 岡山 3.8m 新望遠鏡制御系のための多点温度計開発 京都大学理学研究科宇宙物理学教室 M1 出口和弘 1. 岡山 3.8m 新望遠鏡に使われる分割鏡のメリットと技術的ハードル我々は現在 京都大学を中心として国立天文台 岡山天体物理観測所に新技術を用いた口径 3.8m の可視 近赤外望遠鏡の建設を計画している ( 図 1) 新技術の一つとして望遠鏡の主鏡に一枚鏡ではなく 扇型のセグメントを組み合わせて一枚の円形の鏡にする分割鏡を採用している

More information

<4D F736F F D CF68A4A977082C992B290AE817A B838A83938CA48B8695F18D DB D88D81816A>

<4D F736F F D CF68A4A977082C992B290AE817A B838A83938CA48B8695F18D DB D88D81816A> チコリ根由来イヌリンの物理的機能性の検討 ( 平成 21 年度 ) 研究開発課佐々木香子 1. 研究の目的と概要イヌリンは チコリやキクイモ タンポポやゴボウに多く含まれる天然の多糖類であり 食物繊維として様々な機能性を持つことから 機能性食品素材として利用されている また イヌリンはショ糖などの一般の炭水化物よりもエネルギー換算係数が低く 脂肪代替として低カロリー食品に用いられたり 風味の向上 保湿性などの効果があることから食品の物性や風味の改善を目的として使用されている

More information

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 : モサプリドクエン酸塩散 Mosapride Citrate Powder 溶出性 6.10 本品の表示量に従いモサプリドクエン酸塩無水物 (C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 ) 約 2.5mgに対応する量を精密に量り, 試験液に溶出試験第 2 液 900mLを用い, パドル法により, 毎分 50 回転で試験を行う. 溶出試験を開始し, 規定時間後, 溶出液 20mL

More information

統計的データ解析

統計的データ解析 統計的データ解析 011 011.11.9 林田清 ( 大阪大学大学院理学研究科 ) 連続確率分布の平均値 分散 比較のため P(c ) c 分布 自由度 の ( カイ c 平均値 0, 標準偏差 1の正規分布 に従う変数 xの自乗和 c x =1 が従う分布を自由度 の分布と呼ぶ 一般に自由度の分布は f /1 c / / ( c ) {( c ) e }/ ( / ) 期待値 二乗 ) 分布 c

More information

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに吸収され 体内でもほとんど代謝を受けない頻脈性不整脈 ( 心室性 ) に優れた有効性をもつ不整脈治療剤である

More information

TDM研究 Vol.26 No.2

TDM研究 Vol.26 No.2 測定した また Scrは酵素法にて測定し その参考基 r =0.575 p

More information

Microsoft Word 熊谷.docx

Microsoft Word 熊谷.docx 助成番号 1653 嚥下困難者用介護食のテクスチャーと嚥下特性に対する塩類の影響 熊谷仁, 秋間彩香 共立女子大学家政学部食物栄養学科 概要咀嚼 嚥下機能低下による誤嚥を起こす高齢者が増加しており, 嚥下困難者用介護食 ( 以下, 介護食 ) の需要が高まっている 介護食には軟らかくまとまりやすい物性のものがよいとされ, ゲル化剤を用いて調製されているものが多い 介護食に用いられるゲル化剤には, ゼラチンや,

More information

Microsoft PowerPoint - 統計科学研究所_R_重回帰分析_変数選択_2.ppt

Microsoft PowerPoint - 統計科学研究所_R_重回帰分析_変数選択_2.ppt 重回帰分析 残差分析 変数選択 1 内容 重回帰分析 残差分析 歯の咬耗度データの分析 R で変数選択 ~ step 関数 ~ 2 重回帰分析と単回帰分析 体重を予測する問題 分析 1 身長 のみから体重を予測 分析 2 身長 と ウエスト の両方を用いて体重を予測 分析 1 と比べて大きな改善 体重 に関する推測では 身長 だけでは不十分 重回帰分析における問題 ~ モデルの構築 ~ 適切なモデルで分析しているか?

More information

Microsoft Word - apstattext04.docx

Microsoft Word - apstattext04.docx 4 章母集団と指定値との量的データの検定 4.1 検定手順今までは質的データの検定の方法を学んで来ましたが これからは量的データについてよく利用される方法を説明します 量的データでは データの分布が正規分布か否かで検定の方法が著しく異なります この章ではまずデータの分布の正規性を調べる方法を述べ 次にデータの平均値または中央値がある指定された値と違うかどうかの検定方法を説明します 以下の図 4.1.1

More information

ANOVA

ANOVA 3 つ z のグループの平均を比べる ( 分散分析 : ANOVA: analysis of variance) 分散分析は 全体として 3 つ以上のグループの平均に差があるか ということしかわからないために, どのグループの間に差があったかを確かめるには 多重比較 という方法を用います これは Excel だと自分で計算しなければならないので, 分散分析には統計ソフトを使った方がよいでしょう 1.

More information

 

  様式第 19 別紙ロ 整理番号 SG150145 活動番号 002 科学研究実践活動のまとめ 1. タイトル 高知県産ゆずを化学する ゆずに含まれるビタミン のヨウ素滴定 2. 背景 目的高知県には, ゆずや文旦, ポンカンなど様々な柑橘系の果物がたくさんある それらには私たちの生活には欠かせない様々な栄養素が含まれている その中でもビタミン ( アスコルビン酸 ) は, 多くの柑橘系果物に含まれていて,

More information

周期時系列の統計解析 (3) 移動平均とフーリエ変換 nino 2017 年 12 月 18 日 移動平均は, 周期時系列における特定の周期成分の消去や不規則変動 ( ノイズ ) の低減に汎用されている統計手法である. ここでは, 周期時系列をコサイン関数で近似し, その移動平均により周期成分の振幅

周期時系列の統計解析 (3) 移動平均とフーリエ変換 nino 2017 年 12 月 18 日 移動平均は, 周期時系列における特定の周期成分の消去や不規則変動 ( ノイズ ) の低減に汎用されている統計手法である. ここでは, 周期時系列をコサイン関数で近似し, その移動平均により周期成分の振幅 周期時系列の統計解析 3 移動平均とフーリエ変換 io 07 年 月 8 日 移動平均は, 周期時系列における特定の周期成分の消去や不規則変動 ノイズ の低減に汎用されている統計手法である. ここでは, 周期時系列をコサイン関数で近似し, その移動平均により周期成分のがどのように変化するのか等について検討する. また, 気温の実測値に移動平均を適用した結果についてフーリエ変換も併用して考察する. 単純移動平均の計算式移動平均には,

More information

Microsoft PowerPoint ppt

Microsoft PowerPoint ppt 情報科学第 07 回データ解析と統計代表値 平均 分散 度数分布表 1 本日の内容 データ解析とは 統計の基礎的な値 平均と分散 度数分布表とヒストグラム 講義のページ 第 7 回のその他の欄に 本日使用する教材があります 171025.xls というファイルがありますので ダウンロードして デスクトップに保存してください 2/45 はじめに データ解析とは この世の中には多くのデータが溢れています

More information

別紙様式 (Ⅴ)-1-3で補足説明している 掲載雑誌は 著者等との間に利益相反による問題が否定できる 最終製品に関する研究レビュー 機能性関与成分に関する研究レビュー ( サプリメント形状の加工食品の場合 ) 摂取量を踏まえた臨床試験で肯定的な結果が得られている ( その他加工食品及び生鮮食品の場合

別紙様式 (Ⅴ)-1-3で補足説明している 掲載雑誌は 著者等との間に利益相反による問題が否定できる 最終製品に関する研究レビュー 機能性関与成分に関する研究レビュー ( サプリメント形状の加工食品の場合 ) 摂取量を踏まえた臨床試験で肯定的な結果が得られている ( その他加工食品及び生鮮食品の場合 別紙様式 (Ⅴ)-1 機能性の科学的根拠に関する点検表 1. 製品概要商品名アサヒ凹茶 ( ぼこちゃ ) 機能性関与成分名りんごポリフェノール ( りんご由来プロシアニジンとして ) 表示しようとする本品には りんごポリフェノール ( りんご由来プロシア機能性ニジンとして ) が含まれるので 体脂肪が気になる方のお腹の脂肪を減らす機能があります 2. 科学的根拠 臨床試験及び研究レビュー共通事項 (

More information

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版 有効成分 ニカルジピン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル20mg 日医工 日医工 後発医薬品 2 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル40mg 日医工 日医工 品目名 ( 製造販売業者 )

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版 有効成分 ニカルジピン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル20mg 日医工 日医工 後発医薬品 2 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル40mg 日医工 日医工 品目名 ( 製造販売業者 ) 医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 2018.10.25 初版 有効成分 ニカルジピン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル20mg 日医工 日医工 後発医薬品 2 ニカルジピン塩酸塩徐放カプセル40mg 日医工 日医工 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 ペルジピンLAカプセル20mg アステラス製薬 先発医薬品 2 ペルジピンLAカプセル40mg アステラス製薬

More information

2009年度業績発表会(南陽)

2009年度業績発表会(南陽) 高速イオンクロマトグラフィーによる ボイラ水中のイオン成分分析 のご紹介 東ソー株式会社 バイオサイエンス事業部 JASIS 217 新技術説明会 (217.9.8) rev.1 1. ボイラ水分析について ボイラ水の水質管理 ボイラ : 高圧蒸気の発生装置であり 工場, ビル, 病院など幅広い産業分野でユーティリティ源として利用されている 安全かつ効率的な運転には 日常の水質管理, ブロー管理が必須

More information

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと .5 Gage R&R による解析.5.1 Gage R&Rとは Gage R&R(Gage Repeatability and Reproducibility ) とは 測定システム分析 (MSA: Measurement System Analysis) ともいわれ 測定プロセスを管理または審査するための手法である MSAでは ばらつきの大きさを 変動 という尺度で表し 測定システムのどこに原因があるのか

More information

スライド 1

スライド 1 データ解析特論重回帰分析編 2017 年 7 月 10 日 ( 月 )~ 情報エレクトロニクスコース横田孝義 1 ( 単 ) 回帰分析 単回帰分析では一つの従属変数 ( 目的変数 ) を 一つの独立変数 ( 説明変数 ) で予測する事を考える 具体的には y = a + bx という回帰直線 ( モデル ) でデータを代表させる このためにデータからこの回帰直線の切片 (a) と傾き (b) を最小

More information

新しい粘度計を利用したアルコール濃度 曇点などの物理量測定について 振動式粘度計を利用し サンプル量 2ml にて 0.3~1000mPa s の連続測定を可能にします 株式会社エー アンド デイ

新しい粘度計を利用したアルコール濃度 曇点などの物理量測定について 振動式粘度計を利用し サンプル量 2ml にて 0.3~1000mPa s の連続測定を可能にします 株式会社エー アンド デイ 新しい粘度計を利用したアルコール濃度 曇点などの物理量測定について 振動式粘度計を利用し サンプル量 2ml にて 0.3~1000mPa s の連続測定を可能にします 2011.09.09 株式会社エー アンド デイ 内容 1. 音叉振動式粘度計 SV-A シリーズについて 2. 音叉振動式粘度計 SV-A シリーズによるアプリケーション事例 粘度測定例 3. 今後の展望 1. 音叉振動式粘度計

More information

els05.pdf

els05.pdf Web で学ぶ 平滑表面上に形成された高分子電解質積層膜のゼータ電位 本資料の掲載情報は, 著作権により保護されています 本情報を商業利用を目的として, 販売, 複製または改ざんして利用することはできません 540-0021 1 2 TEL.(06)6910-6522 192-0082 1-6 LK TEL.(042)644-4951 980-0021 TEL.(022)208-9645 460-0008

More information

京都大学博士 ( 工学 ) 氏名宮口克一 論文題目 塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用した断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 本論文は, 塩害を受けたコンクリート構造物の対策として一般的な対策のひとつである, 断面修復工法を検討の対象とし, その耐久性をより

京都大学博士 ( 工学 ) 氏名宮口克一 論文題目 塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用した断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 本論文は, 塩害を受けたコンクリート構造物の対策として一般的な対策のひとつである, 断面修復工法を検討の対象とし, その耐久性をより 塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用し Titleた断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 宮口, 克一 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2015-01-23 URL https://doi.org/10.14989/doctor.k18 Right Type Thesis

More information

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン 研究用試薬 2014 年 4 月作成 EIA 法ラット β 2 マイクログロブリン測定キット PRH111 パナテスト A シリーズラット β 2- マイクロク ロフ リン 1. はじめに β 2 - マイクログロブリンは, 血液, 尿, および体液中に存在し, ヒトでは腎糸球体障害, 自己免疫疾患, 悪性腫瘍, 肝疾患などによって血中濃度が変化するといわれています. また,β 2 - マイクログロブリンの尿中濃度は,

More information

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HbA1c 測定系について ~ 原理と特徴 ~ 一般社団法人日本臨床検査薬協会 技術運営委員会副委員長 安部正義 本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HPLC 法 HPLC 法原理 高速液体クロマトグラフィー 混合物の分析法の一つ 固体または液体の固定相 ( 吸着剤 ) 中で 液体または気体の移動相 ( 展開剤 ) に試料を加えて移動させ

More information

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル 1mg は 1 カプセル中ロペラミド塩酸塩 1 mg を含有し消化管から吸収されて作用を発現する このことから

More information

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル 00595 塩素 (DPD 法 ) 遊離塩素の測定 測定範囲 : 0.03~6.00mg/l Cl 2 結果は mmol/l 単位でも表示できます 2. ピペットで 5.0ml の試料を丸セルに取ります 3. 青のミクロスプーンで 1 回分の試薬 Cl 1 を加えて ねじぶたで閉じます 4. セルをよく振とうして 固体物を溶かします 5. 反応時間 :1 分間 6. 各セルをセルコンパートメントにセットし

More information

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案)

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案) 資料 3 粗製海水塩化マグネシウム の分析調査結果について 1. 経緯平成 19 年 3 月 30 日に 食品 添加物等の規格基準の一部を改正する件 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 73 号 ) により 食品 添加物等の規格基準 ( 昭和 34 年厚生省告示第 370 号 ) が改正され 既存添加物 粗製海水塩化マグネシウム ( 以下 にがり という ) について 新たに成分規格が設定された なお

More information

経営戦略研究_1.indb

経営戦略研究_1.indb 56 経営戦略研究 vol.1 図 4 1971 年度入社と 1972 年度入社の複合的競争 徴である Ⅳ 昇格と異動に関する回帰分析 1 回帰分析の変数 ここでは高い資格に到達 昇格 した人がどのような異動傾向を有しているかを回帰分 析で推定する 資格毎に 理事 10 参事 9 主幹 2 級 8.5 副参事 8 主幹 3 級 7.5 主事 技師 7 E 等級主任 6 P 等級主任 5 P 等級 4

More information

ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費

ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費 ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有量を算出する 3. 注意事項 (a) クロム酸カリウムを取り扱う際には

More information

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを シプロフロキサシン錠 mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを有し 上気道感染症 尿路感染症 皮膚感染症などに有効なニューキノロン系の合成抗菌剤である シプロキサン 錠

More information

スライド 1

スライド 1 データ解析特論第 5 回 ( 全 15 回 ) 2012 年 10 月 30 日 ( 火 ) 情報エレクトロニクス専攻横田孝義 1 をもっとやります 2 第 2 回 3 データマイニングの分野ではマクロ ( 巨視的 ) な視点で全体を捉える能力が求められる 1. コンピュータは数値の集合として全体を把握していますので 意味ある情報として全体を見ることが不得意 2. 逆に人間には もともと空間的に全体像を捉える能力が得意

More information

0 部分的最小二乗回帰 Partial Least Squares Regression PLS 明治大学理 学部応用化学科 データ化学 学研究室 弘昌

0 部分的最小二乗回帰 Partial Least Squares Regression PLS 明治大学理 学部応用化学科 データ化学 学研究室 弘昌 0 部分的最小二乗回帰 Parial Leas Squares Regressio PLS 明治大学理 学部応用化学科 データ化学 学研究室 弘昌 部分的最小二乗回帰 (PLS) とは? 部分的最小二乗回帰 (Parial Leas Squares Regressio, PLS) 線形の回帰分析手法の つ 説明変数 ( 記述 ) の数がサンプルの数より多くても計算可能 回帰式を作るときにノイズの影響を受けにくい

More information

青焼 1章[15-52].indd

青焼 1章[15-52].indd 1 第 1 章統計の基礎知識 1 1 なぜ統計解析が必要なのか? 人間は自分自身の経験にもとづいて 感覚的にものごとを判断しがちである 例えばある疾患に対する標準治療薬の有効率が 50% であったとする そこに新薬が登場し ある医師がその新薬を 5 人の患者に使ったところ 4 人が有効と判定されたとしたら 多くの医師はこれまでの標準治療薬よりも新薬のほうが有効性が高そうだと感じることだろう しかし

More information

31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長

31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長 31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長時間発光した 次にルミノール溶液の液温に着目し 0 ~60 にて実験を行ったところ 温度が低いほど強く発光した

More information

嚥下障害の問題点 食事の条件 1. 安全 : 窒息 誤嚥 食中毒の予防 2. 健康増進および疾病の予防 治療 回復に貢献 3.QOLの向上 : 食べる楽しみ 生きることへの喜びや意欲 嚥下困難の問題点 1. 安全が脅かされる : 窒息 誤嚥 再加工による食中毒のリスク 2. 低栄養 脱水を引き起こす

嚥下障害の問題点 食事の条件 1. 安全 : 窒息 誤嚥 食中毒の予防 2. 健康増進および疾病の予防 治療 回復に貢献 3.QOLの向上 : 食べる楽しみ 生きることへの喜びや意欲 嚥下困難の問題点 1. 安全が脅かされる : 窒息 誤嚥 再加工による食中毒のリスク 2. 低栄養 脱水を引き起こす 加齢に伴う能力低下について とろみ名人の紹介 味覚が衰える 濃い味付けを好む 視力 聴覚 嗅覚 触覚 温覚が衰える 食欲減退 やけど 噛む力が衰える 偏食 栄養バランスの偏り 喉の渇きに鈍くなる 脱水症状 飲み込む力が弱くなる むせる つかえる 唾液の分泌量が減少する 胃に負担 食欲低下 消化液の分泌が減少し 胃腸の働きが低下する 消化不良 下痢 便秘 嚥下障害について 嚥下障害とは口に入ってきた食べ物が食道を通り

More information

Probit , Mixed logit

Probit , Mixed logit Probit, Mixed logit 2016/5/16 スタートアップゼミ #5 B4 後藤祥孝 1 0. 目次 Probit モデルについて 1. モデル概要 2. 定式化と理解 3. 推定 Mixed logit モデルについて 4. モデル概要 5. 定式化と理解 6. 推定 2 1.Probit 概要 プロビットモデルとは. 効用関数の誤差項に多変量正規分布を仮定したもの. 誤差項には様々な要因が存在するため,

More information

2012年○月○日(第1版)

2012年○月○日(第1版) 2016 年 11 月 22 日 ( 第 3 版 ) 果実飲料等の表示に関する公正競争規約 における規定の解釈について ( 一般編 ) 果実飲料公正取引協議会 本資料は 果実飲料等の表示に関する公正競争規約 ( 以下 果実飲料規約 という ) に対する 会員企業等からの問い合わせが多い事項について Q&A 形式により 当協議会の解釈を示したものです これらの解釈については あくまでも一般的な考え方を示したものであり

More information

untitled

untitled に, 月次モデルの場合でも四半期モデルの場合でも, シミュレーション期間とは無関係に一様に RMSPE を最小にするバンドの設定法は存在しないということである 第 2 は, 表で与えた 2 つの期間及びすべての内生変数を見渡して, 全般的にパフォーマンスのよいバンドの設定法は, 最適固定バンドと最適可変バンドのうちの M 2, Q2 である いずれにしても, 以上述べた 3 つのバンド設定法は若干便宜的なものと言わざるを得ない

More information

JMP による 2 群間の比較 SAS Institute Japan 株式会社 JMP ジャパン事業部 2008 年 3 月 JMP で t 検定や Wilcoxon 検定はどのメニューで実行できるのか または検定を行う際の前提条件の評価 ( 正規性 等分散性 ) はどのメニューで実行できるのかと

JMP による 2 群間の比較 SAS Institute Japan 株式会社 JMP ジャパン事業部 2008 年 3 月 JMP で t 検定や Wilcoxon 検定はどのメニューで実行できるのか または検定を行う際の前提条件の評価 ( 正規性 等分散性 ) はどのメニューで実行できるのかと JMP による 2 群間の比較 SAS Institute Japan 株式会社 JMP ジャパン事業部 2008 年 3 月 JMP で t 検定や Wilcoxon 検定はどのメニューで実行できるのか または検定を行う際の前提条件の評価 ( 正規性 等分散性 ) はどのメニューで実行できるのかというお問い合わせがよくあります そこで本文書では これらについて の回答を 例題を用いて説明します 1.

More information

労働市場分析レポート第 43 号平成 26 年 10 月 31 日 マッチング指標を用いたマッチング状況の分析 労働市場における労働力需給調整を評価するための指標として 就職率や充足率があるが 求人倍率が上昇する時には 就職率が上昇し充足率が低下するなどの動きがみられ それぞれ単独の利用には注意が必

労働市場分析レポート第 43 号平成 26 年 10 月 31 日 マッチング指標を用いたマッチング状況の分析 労働市場における労働力需給調整を評価するための指標として 就職率や充足率があるが 求人倍率が上昇する時には 就職率が上昇し充足率が低下するなどの動きがみられ それぞれ単独の利用には注意が必 労働市場分析レポート第 43 号平成 26 年 1 月 31 日 マッチング指標を用いたマッチング状況の分析 労働市場における労働力需給調整を評価するための指標として 就職率や充足率があるが 求人倍率が上昇する時には 就職率が上昇し充足率が低下するなどの動きがみられ それぞれ単独の利用には注意が必要である このレポートでは 就職率と充足率の双方を加味して 労働市場の機能を評価する指標を計測し マッチング状況の分析を行う

More information

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄 2. 栄養管理計画のすすめ方 2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄養管理計画 ) 食事を提供する対象者の性 年齢階級 身体特性 ( 身長と体重,

More information

HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品

HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品 HACCP 自主点検票 ( 一般食品 ) 別添 1-1 施設名 所在地 対象製品等 手順番号 ( 原則番号 ) 項目 説明 評価 1 HACCP チームの編成 2 製品説明書の作成 3 意図する用途等の確認 4 製造工程一覧図の作成 5 製造工程一覧図の現場確認 6( 原則 1) 危害要因の分析 (HA) 7( 原則 2) 重要管理点 (CCP) の決定 8( 原則 3) 管理基準 (CL) の設定

More information

コレスポンデンス分Ⅵコレスポンデンス分析とは コレスポンデンス分析は, 多変量解析の 数量化 Ⅲ 類 と同様の手法です 行の要素と列の要素を使って数量化するとするという点で, 数量化 Ⅲ 類と基本的に同じなのですが, 数量化理論の場合は集計前のオリジナルデータから処理していくのに対し, コレスポンデ

コレスポンデンス分Ⅵコレスポンデンス分析とは コレスポンデンス分析は, 多変量解析の 数量化 Ⅲ 類 と同様の手法です 行の要素と列の要素を使って数量化するとするという点で, 数量化 Ⅲ 類と基本的に同じなのですが, 数量化理論の場合は集計前のオリジナルデータから処理していくのに対し, コレスポンデ コレスポンデンス分析Ⅵ コレスポンデンス分析 ブランドイメージや商品評価を問う調査では, マトリクス設問 ( 例えば表頭に評価項目, 表側にブランド名 ) がよく利用されます その集計データを基に, ブランドと質問項目との相関関係をビジュアルに表現できる手法が コレスポンデンス分析 です Q あなたは, 次の4 種類の商品について, どのようなイメージをお持ちですか 下の中から, あてはまるも全ての

More information

<4D F736F F D C482CC A82A882E082BF82E182CC82DD E838B8E5F E646F63>

<4D F736F F D C482CC A82A882E082BF82E182CC82DD E838B8E5F E646F63> 都道府県各保健所設置市特別区 食品衛生担当課御中 事務連絡平成 22 年 11 月 11 日 厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課監視安全課 フタル酸エステルの規格基準の取扱いに関する Q&A について フタル酸エステル類に係る規格基準の取扱いについては 平成 15 年 6 月 3 日付け厚生労働省医薬局食品保健部基準課事務連絡 フタル酸エステル類を含有するポリ塩化ビニルを主成分とする合成樹脂に関する使用規制

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション T13K707D 蜂谷亮祐 指導教員 赤林伸一教授 研究目的 住宅における冷暖房のエネルギー消費量は 住宅全体のエネルギー消費の約 1/ 4 を占め 冷暖房機器の運転効率の向上は省エネルギーの観点から極めて重要である 動力 照明他 38.1% 厨房 9.1% 冷房 % 2014 年度 34,330 MJ/ 世帯 暖房 22.9% 給湯 27.8% 24.9% 図世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移

More information

<4D F736F F D AC95AA955C814590AC95AA926C82CC82BD82DF82CC92E897CA E897CA96408C9F93A EF2E646F6378>

<4D F736F F D AC95AA955C814590AC95AA926C82CC82BD82DF82CC92E897CA E897CA96408C9F93A EF2E646F6378> 日本食品標準成分表の成分値策定における食物繊維定量法の選定に関する提言 1. 背景文部科学省所管の日本食品標準成分表 ( 以下, 食品成分表 ) および消費者庁所管の栄養表示基準 ( 以下, 栄養表示 ) にはそれぞれ 食物繊維 の項目があるが, 採用されている定量法に違いがみられる すなわち, 食品成分表では,AOAC Method 991.43 をベースにした方法が藻類以外の食品の水溶性食物繊維

More information

航空機の運動方程式

航空機の運動方程式 オブザーバ 状態フィードバックにはすべての状態変数の値が必要であった. しかしながら, システムの外部から観測できるのは出力だけであり, すべての状態変数が観測できるとは限らない. そこで, 制御対象システムの状態変数を, システムのモデルに基づいてその入出力信号から推定する方法を考える.. オブザーバとは 次元 m 入力 r 出力線形時不変システム x Ax Bu y Cx () の状態変数ベクトル

More information

<4D F736F F F696E74202D2094F1836A B F8095A88EBF82CC8A4A94AD82C982C282A282C42E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D2094F1836A B F8095A88EBF82CC8A4A94AD82C982C282A282C42E B8CDD8AB B83685D> 非ニュートン標準物質 の開発について 菜嶋健司産総研計測標準研究部門 ( 共同研究者 : 山本泰之 藤田佳孝 ) 非ニュートン標準の供給 ニュートン流体標準 非ニュートン標準 シリンダバランス粘度計 細管法 落球法 並進円筒法 高精度回転粘度計 校正サービス 校正事業者による JCSS 化 絶対測定 値付け 高精度回転法 不確かさ 1.0%~ 校正サービス 非ニュートン標準液 精密レオメータ ( 粘弾性標準

More information

しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有

しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有 しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有量を算出する 3. 注意事項 (a) クロム酸カリウムを取り扱う際には 皮膚に付けたり粉塵を吸入しないようゴーグル型保護メガネ

More information

<4D F736F F D208A658EED B834A838A A834A94BD899E90AB8E8E8CB182C982E682E98D9C8DDE8B7982D E838A815B836782CC94BD899E90AB955D89BF C668DDA816A2E646F63>

<4D F736F F D208A658EED B834A838A A834A94BD899E90AB8E8E8CB182C982E682E98D9C8DDE8B7982D E838A815B836782CC94BD899E90AB955D89BF C668DDA816A2E646F63> 各種アルカリシリカ反応性試験による骨材及びコンクリートの反応性評価 愛知県生コンクリート工業組合技術委員会 1. 試験目的骨材のアルカリシリカ反応性を判定するために化学法 (JIS A 1145) 及びモルタルバー法 (JIS A 1146) が使用されてきたが これら以外にモルタルバー迅速法 (JIS A 1804) 及びコンクリート自体の反応性を調べる迅速試験法 (ZKT 206) も導入されている

More information

研究報告58巻通し.indd

研究報告58巻通し.indd 25 高性能陰イオン分析カラム TSKgel SuperIC-Anion HR の特性とその応用 バイオサイエンス事業部開発部セパレーショングループ 佐藤真治多田芳光酒匂幸中谷茂 1. はじめにイオンクロマトグラフィー (IC) は 環境分析等の各種公定法に採用されている溶液試料中のイオン成分分析法であり 当社においてもハイスループット分析を特長とする高速イオンクロマトグラフィーシステム IC 2010

More information

<4D F736F F D FB89BBBAC8B8C0B082CC FB964082C982C282A282C45F F2E646F63>

<4D F736F F D FB89BBBAC8B8C0B082CC FB964082C982C282A282C45F F2E646F63> SPG 乳化コネクターコネクターの利用方法利用方法について SPG テクノ株式会社 http://www.spg-techno.co.jp/ SPG 膜を利用した簡易膜乳化デバイスに関し 板状 SPG 膜をシリンジと接続可能なコネクター同士の中央に挟み込んだポンピング式の乳化デバイスであり 少量溶液で均一な乳化エマルションを調製することができる 乳化組成の探索や 実用量が非常に微量である乳化形態 また乳化溶液が少量高価なものでロスボリュームを抑えたい場合に非常に効果的である

More information

Japanese nuclear policy and its effect on EAGLE project

Japanese nuclear policy and its effect on EAGLE project 2018 年 8 月 23 日 JASMiRT 第 2 回国内ワークショップ 3 既往研究で取得された関連材料特性データの現状 - オーステナイト系ステンレス鋼の超高温材料特性式の開発 - 鬼澤高志 下村健太 加藤章一 若井隆純 日本原子力研究開発機構 背景 目的 (1/2) 福島第一原子力発電所の事故以降 シビアアクシデント時の構造健全性評価が求められている 構造材料の超高温までの材料特性が必要

More information

CAEシミュレーションツールを用いた統計の基礎教育 | (株)日科技研

CAEシミュレーションツールを用いた統計の基礎教育 | (株)日科技研 CAE シミュレーションツール を用いた統計の基礎教育 ( 株 ) 日本科学技術研修所数理事業部 1 現在の統計教育の課題 2009 年から統計教育が中等 高等教育の必須科目となり, 大学でも問題解決ができるような人材 ( 学生 ) を育てたい. 大学ではコンピューター ( 統計ソフトの利用 ) を重視した教育をより積極的におこなうのと同時に, 理論面もきちんと教育すべきである. ( 報告 数理科学分野における統計科学教育

More information

講義「○○○○」

講義「○○○○」 講義 信頼度の推定と立証 内容. 点推定と区間推定. 指数分布の点推定 区間推定 3. 指数分布 正規分布の信頼度推定 担当 : 倉敷哲生 ( ビジネスエンジニアリング専攻 ) 統計的推測 標本から得られる情報を基に 母集団に関する結論の導出が目的 測定値 x x x 3 : x 母集団 (populaio) 母集団の特性値 統計的推測 標本 (sample) 標本の特性値 分布のパラメータ ( 母数

More information

EBNと疫学

EBNと疫学 推定と検定 57 ( 復習 ) 記述統計と推測統計 統計解析は大きく 2 つに分けられる 記述統計 推測統計 記述統計 観察集団の特性を示すもの 代表値 ( 平均値や中央値 ) や ばらつきの指標 ( 標準偏差など ) 図表を効果的に使う 推測統計 観察集団のデータから母集団の特性を 推定 する 平均 / 分散 / 係数値などの推定 ( 点推定 ) 点推定値のばらつきを調べる ( 区間推定 ) 検定統計量を用いた検定

More information

Microsoft Word - 1 color Normalization Document _Agilent version_ .doc

Microsoft Word - 1 color Normalization Document _Agilent version_ .doc color 実験の Normalization color 実験で得られた複数のアレイデータを相互比較するためには Normalization( 正規化 ) が必要です 2 つのサンプルを異なる色素でラベル化し 競合ハイブリダイゼーションさせる 2color 実験では 基本的に Dye Normalization( 色素補正 ) が適用されますが color 実験では データの特徴と実験の目的 (

More information

14 化学実験法 II( 吉村 ( 洋 mmol/l の半分だったから さんの測定値は くんの測定値の 4 倍の重みがあり 推定値 としては 0.68 mmol/l その標準偏差は mmol/l 程度ということになる 測定値を 特徴づけるパラメータ t を推定するこの手

14 化学実験法 II( 吉村 ( 洋 mmol/l の半分だったから さんの測定値は くんの測定値の 4 倍の重みがあり 推定値 としては 0.68 mmol/l その標準偏差は mmol/l 程度ということになる 測定値を 特徴づけるパラメータ t を推定するこの手 14 化学実験法 II( 吉村 ( 洋 014.6.1. 最小 乗法のはなし 014.6.1. 内容 最小 乗法のはなし...1 最小 乗法の考え方...1 最小 乗法によるパラメータの決定... パラメータの信頼区間...3 重みの異なるデータの取扱い...4 相関係数 決定係数 ( 最小 乗法を語るもう一つの立場...5 実験条件の誤差の影響...5 問題...6 最小 乗法の考え方 飲料水中のカルシウム濃度を

More information