eclipseについて

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1 eclipse について Copyright 2011~ by Kiruah

2 1 eclipse について 1.1 eclipse の歴史 長く書いてもつまらないと思いますので短めに eclipse は元々 IBM が作っていましたが IBM がオープンソース化し 現在に至ります 元々は Java の開発環境でしたが 今では C 言語など 複数言語の開発環境として発展しています とはいえ eclipse 自体が Java でできているとおり Java の開発に最も力を発揮する開発環境です 詳しくは Wikipedia などを参照ください 開発環境とは プログラムを入力する機能 ( テキストエディタ機能 ) だけでなく コンパイルやエラーチェックなどの追加機能を付与したソフトウェアを指します IDE( 統合開発環境 ) とも呼ばれます 1.2 eclipse 以外の Java 開発環境について eclipse と同等の機能を持つ開発環境には有名なもので以下のものがあります 1. NetBeans : eclipse と同じぐらい人気のある統合開発環境 2. JDeveloper : Oracle が提供している Oracle 向けの統合開発環境 3. Myeclipse : eclipse をベースに拡張機能を追加した統合開発環境 有償 4. その他 All in one eclipse という有志が使いやすくカスタマイズした eclipse もあります 2 eclipse をインストールしてみる 2.1 eclipse のサイトから eclipse をダウンロード eclipse は下記のサイトからダウンロードすることができます ブラウザから上記のサイトにアクセスします アクセスすると下図画面が表示されます 英語のサイトのため 全て英語です ここから eclipse のダウンロードは下図の "Downloads" をクリックします

3 eclipse ダウンロード画面が表示されます 本ドキュメント執筆時点での eclipse のバージョンは 3.7.0(Indigo と呼ばれるバージョン ) です を題材に話を進めます ここでは Java や Java 以外にも C++ 等に特化した eclipse をダウンロードできます Java 用は数種類用意されていますが ここでは "eclipse IDE for Java Developers" を選択すると良いでしょう 32 Bit と 64 Bit の 2 つがある場合は 自身の OS のバージョンを選択します 例えば Windows 7 64 ビット版であれば "Windows 64 Bit" をクリックします 分からない場合は 32 Bit でも大丈夫です eclipse のダウンロードファイルは複数のサーバーからダウンロードでき 下図の画面が表示され おすすめのダウンロード先が表示されます 下記ではダウンロード先が北陸先端科学技術大学院大学 (Japan Advanced Institute of Science and Technology) の http サーバーになっています どこのサーバーからダウンロードしても同じファイルですので 通常最初に表示されるサーバーを選択しダウンロードします 上図より ファイルを自身の PC にダウンロードします ファイルサイズは Java 開発環境の場合は 100MB 以上ありますので 通信回線の費用などにご注意ください ここでは Java 用の eclipse をダウンロードしていますが eclipse には後から機能を追加 拡張することができます この機能をプラグインと呼び eclipse 上で動作するプログラムになっています eclipse の Java 開発用の機能も eclipse のプラグインの 1 つです そのため 他の機能を使いたい場合は別途 eclipse をダウンロードすることなく 機能を継ぎ足していくことができます

4 2.2 eclipse を解凍する zip 形式のファイルがダウンロードされます 例えば下図のように C:\Programs フォルダにダウンロードしたファイルを配置します このファイルを解凍します Windows であれば ファイルを右クリックしながらフォルダ上にドラッグアンドドロップし メニューから解凍を選択することでファイルの内容を解凍できます 私は C:\Programs にそのまま解凍しています フォルダを開くと複数のフォルダやファイルが解凍されていることを確認できます

5 見ると分かる通り eclipse.exe がありますが ここでは はやる気持ちを抑えて eclipse.exe を実行しないでおきましょう 実行しても英語のため 実行する前に次節の日本語化を実施しましょう 2.3 eclipse を日本語化する eclipse は海外の有志プログラマが開発していることもあり 基本的に eclipse の画面は全て英語になっています 昔は IBM が日本語版を出していましたが IBM 以外が開発した全てのプラグインを日本語化できないため 日本語化を IBM は中止しました これでは日本人にはとっつきにくいため 日本語に変換するプラグインなどが日本の複数箇所で公開されています ここでは Pleiades というプラグインを利用して日本語化する手順を紹介します まずは Pleiades を配布している MergeDoc Project のサイトにブラウザからアクセスしましょう アドレスは下記のとおりです サイトを見ると分かりますが すでに Pleiades を組み込み終わっている eclipse を MergeDoc Project では作成して 無償で配布しています だったらこの eclipse を使うほうが楽ではないか! と思いますよね そのとおりです ではなぜ eclipse のサイトからダウンロードしたかと言いますと 古いプラグインや Pleiades など 一部のプラグインはこれから行う作業のようにインストールする必要があるため 一度手順として明示したかったためです 最近のプラグインは eclipse の画面から 更新サイトと呼ばれるアドレスを入力することで 簡単にインストールすることができます また eclipse から行うことでアンインストールや無効化も簡単にできます ですが ここでは手動でプラグインを eclipse に追加する方法で実施しましょう 想像がついた方もいるかもしれませんが 手動でプラグインを追加する方法とは eclipse のフォルダにプラグインのファイルをコピーすることで行います つまり eclipse 画面とは異なり コピーしたファイルを手動で削除しなければアンインストールできないことがありますので 追加する場合は注意が必要です

6 Pleiades のサイトをブラウザから表示した画面より Pleiades 本体ダウンロード部の最新版 "1.3.3" の箇所をクリックしてください " 変更履歴 " の部分をクリックすると別の画面に遷移しますので その際は一度戻るボタンを押した後 再度数字の箇所をクリックしてください 最新版と安定版がありますが 今回は安定版を利用します 本ドキュメント作成時は 最新版の はリンクはありましたが ダウンロード出来ない状態でした 最新版を利用したほうが翻訳量が多く 経験上 問題が発生することもあまりありませんので 最新版を利用できるようならば 最新版をダウンロードして下さい "1.3.3" をクリックした場合は 下図のような画面となりダウンロードが開始されます

7 ここでは ファイルを C:\Programs にダウンロードしました eclipse 同様に このファイルも解凍しましょう 私は C:\Programs の下に pleiades_1.3.3 というフォルダを作成し その中に解凍しました フォルダの中を表示しましょう

8 フォルダの中を表示すると features や plugins というフォルダがあります これら解凍した内容を eclipse のフォルダに上書きコピーすることでプラグインを追加します ( ファイルの移動でも大丈夫です ) コピーした後は コピー元のファイルは不要ですので フォルダごと削除してください ドラッグアンドドロップし すべてのファイル フォルダを eclipse のフォルダに上書きコピー ( 移動 ) します 通常 Pleiades 以外のプラグインはこのコピーのみでインストールが完了です Pleiades のみ 追加作業が必要となります eclipse のフォルダを開きます その中より eclipse.ini というファイルをダブルクリックします ダブルクリックすると メモ帳で eclipse.ini ファイルが開きます メモ帳では画面の表示がおかしいですが 作業は可能です もしメモ帳以外のテキストエディタを用意できるのであれば そのテキストエディタを利用し eclipse.ini ファイルを開き 編集してください テキストエディタは 文字のみの文書 ( 図などがない文書 ) を編集することができるプログラムの総称です テキストエディタは無料 有料含め多々あります 無償でおすすめのテキストエディタは サクラエディタ もしくは TeraPad です

9 Windows XP のメモ帳で開いた場合 下図のように画面が表示されます などが表示され 1 行に表示されていますが 気にせず作業を続けましょう ( 問題なく編集できます ) メモ帳の画面で 一番下の行にカーソルを移動させます 一番簡単なのは画面下部の白い部分をクリックすることです この赤枠の白い部分であれば どこをクリックしても一番下の行に移動します 最下行で以下の通り入力します -javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar 変更後は上書き保存するか ボタンを押下しファイルを保存します これで準備は整いました 編集中 BackSpace キーを押したりすると内容が全て 1 行で表示されてしまうなどの変化があるかもしれませんが 気にせず入力して構いません

10 3 eclipse を起動してみる 3.1 eclipse.exe を実行 eclipse を解凍したフォルダを開き eclipse.exe ファイルをダブルクリックするなどで eclipse を実行できます ダブルクリックしますと eclipse のスプラッシュウィンドウが表示されます この画面のあとは次節のワークスペースの指定画面が表示されます

11 3.2 ワークスペースの指定 ワークスペースとは 作成したプログラムをどのフォルダ上に保存するかを決める作業場所のことです eclipse は 1 つのワークスペース上で複数のプログラムを開発 管理できます ここでいう 複数のプログラム のプログラムが指すものは 1 つのソフトウェアを指します これを eclipse ではプロジェクトと呼びます 1 つのソフトウェアはプログラムが記述された複数のファイルから成り立ちます どちらも同じプログラムですが こちらはソースコードと予備 最初のプロジェクトとは違いをつけています まとめると 1 つのワークスペースには複数のプロジェクトを持つことができます 1 つのプロジェクトは複数のソースコードから成り立ちます ( 複数のソースコードを持ちます ) このワークスペースのフォルダ名を指定する画面が下図のように表示されます 最初は Windows XP であれば "C:\Documents and Settings\ ユーザー名 \workspace" などが表示されます このフォルダでも問題ありませんが おすすめはユーザーごとのフォルダではなく eclipse のフォルダの下にワークスペースを指定することです そうすることで eclipse のアンインストールや移動 バックアップは eclipse のフォルダまるごとできます ワークスペースを eclipse の下に指定する場合は ワークスペース欄に以下を入力します.\workspace 変更後 OK ボタンを押します すると eclipse が起動します 上記のように指定した場合 eclipse のフォルダを開いてみると workspace というフォルダが追加されていることを確認できます この画面は eclipse 起動時に毎回表示されます もしいつも同じワークスペースを自動的に選択させたい場合は 画面上の この選択をデフォルトとして使用し 今後この質問を表示しない にチェックをつけてから OK ボタンを押します そうすると 次回以降 ワークスペースに入力した値が自動的に選択され eclipse が起動します また このウィンドウ自体は eclipse 起動後に 別途表示させることもできます この方法については後ほど紹介します

12 3.3 eclipse の画面表示 はじめて eclipse を起動すると ようこそ 画面が表示されます この画面は 使い方 ( チュートリアル ) などを表示することができます このまま何もせず すぐに eclipse を起動したい場合は ようこその右の を押してください また 再度同じ画面を表示したい場合は メニューの ヘルプ ようこそ をクリックしてください ボタンを押すと 下図のようにソースコードを作成できる画面になります 使い方の前に 先にアンインストール方法について次に説明します 執筆予定

13 4 eclipse をアンインストールするには? 4.1 eclipse のフォルダを削除する eclipse をアンインストールする場合 eclipse 本体をフォルダごと削除するのみです 上図の通り 解凍時のフォルダを削除するのみで削除完了です eclipse はレジストリを使用しません もし eclipse のフォルダの下以外にワークスペースを作成した場合は そのディレクトリも削除します ただし 削除した場合は自分が作成したプログラムの全てが失われてしまい 元に戻せない可能性があります 事前にバックアップをとるなど 削除する必要がないのであればそのままにするなどを実施してください

14 5 eclipse の画面 eclipse を起動すると 下図のような画面が表示されます 下図の eclipse は私が愛用している eclipse 設定で表示しています しかもバージョンは古く 3.5 です よって よりも機能は少なめです

15 6 eclipse を起動するとき 6.1 eclipse を起動するときの引数 プラグインがうまく動作しない場合 eclipse を起動するとき eclipse.exe にオプション -clean を付与すると eclipse のプラグイン情報をクリーンアップしてから起動します start.\eclipse.exe -clean Java vm が見つからないために起動しない場合 Java をインストーラーを利用せず手動で導入した場合 または JAVA_HOME 環境変数を設定していない場合 eclipse.exe が java を見つけることができず 実行できません その場合は -vm オプションを利用し java のパスを指定します start.\eclipse.exe -vm "%JAVA_HOME%\bin\javaw.exe" %* javaw.exe を指定する場合と jvm.dll を指定する必要がある場合があります eclipse のバージョンによって違うため 両方を確認する必要があります jvm.dll の場合は以下のように指定します start.\eclipse.exe -vm "%JAVA_HOME%\jre\bin\client\jvm.dll" %* Java が利用するメモリサイズが不正のために起動しない場合 eclipse.ini には eclipse の起動設定が記述されています 例えば以下のようになっています -startup plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.2.0.v jar --launcher.library plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_ v product org.eclipse.epp.package.java.product --launcher.defaultaction openfile --launcher.xxmaxpermsize 256M -showsplash org.eclipse.platform --launcher.xxmaxpermsize 256m --launcher.defaultaction openfile -vmargs -Dosgi.requiredJavaVersion=1.5 -Xms256m -Xmx1024m -javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar このうち --launcher.xxmaxpermsize の次行の値と -Xmx1024m の値が eclipse が確保するメモリサイズになります 32 ビット OS 上ではこの値は合計で 1456m までしか指定できません 数値を大きくすることで大量のメモリを利用できます それ故に eclipse 自体も安定し動作し 複数のプラグ

16 インを同時に利用できますが 他のアプリケーションの性能にも影響を与えます 通常は上記の値が 開発環境において快適ですが Myeclipse では -Xmx は 768m が安定動作します 6.2 eclipse のフォルダ構成 eclipse は下記のようなフォルダ構成を採っています configuration はプラグインの設定情報を保持します dropins はプラグインを配置するフォルダです これまでプラグインは plugins フォルダに配置していましたが 今は dropins に配置することが推奨されています ただし 古いプラグインによっては dropins では動作しないため注意が必要です feature はプラグインの初期設定情報 変更された設定情報を配置する場所です p2 フォルダは eclipse のプラグインを動的に追加削除する仕組みである equinox を配置しています eclipse の動作に必要なため削除できません plugin フォルダは eclipse が提供するプラグインを格納するフォルダです 古いプラグインもここに格納します ssh フォルダは svn の ssh 暗号鍵情報等を格納するフォルダです

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