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1 1. インターネットに関する最近の動向 利用者数の拡大 ブロードバンド化の進展 H28 年末で普及率約 83% 利用者数約 1 億人 固定は FTTH( 光ファイバ ) モバイルは LTE(3.9G) の進展 モバイル化の進展 ( いつでも どこでも ) スマートフォン タブレットの普及 携帯回線のブロードバンド化 (3.5G 3.9G 4G) クラウドコンピューティング化の進展 背景は インターネット接続端末の普及 回線の高速化 どの産業分野でも進展中 クラウド化率 40~60% 強 (2015 年末 ) ソーシャルメディア (Web2.0) の利用拡大 SNS ブログなど 種々のメディアが展開中 IoT の進展 ( Web3.0) 車やその他 あらゆるモノがインターネットにつながる 1

2 2. インターネットの進展 起源は軍事目的のネットワーク 米国防総省のARPANET(Advanced Research Project Agency Network 高等研究計画局ネットワーク ) 分散コンピュータ ネットワーク環境( 防空のための危険分散 ) 2

3 ARPANET( 北米 ) 3

4 ARPANET( 北米 )( 続 ) 1974 年時点の ARPANET の構成 ( 出典 :wikipedia) 4

5 3.Web は 1991 年に登場 5

6 参考 Web に関する貢献者 Web の仕組みの発明者 ブラウザの前身の開発者 ティモシー バーナーズリー氏 粒子物理学研究所として世界最大規模を誇るスイス ジュネーブの CERN に所属している時に Web を発明した 同氏は1991 年に初めてWWWを一般公開した 初のサーバーやブラウザーを開発したばかりか Web 利用に重要なURLアドレス HTTP プロトコル HTMLコードなども発明した バーナーズ リーは 現在 ボストンにあるマサチューセッツ工科大学のWWWコンソーシアム (W3C) に在籍している 1955 年ロンドン生まれ インタビュー ( ) Tim Berners-Lee (M.I.T.), father of the World Wide Web... - YouTube Tim Berners-Lee ~ The World Wide Web 0%2C %2C %2C00.htm?ref=rss マーク アンドリーセン氏 大学在籍中の 1993 年に初の商用ウェブブラウザ Mosaic の制作に参加した後 ジム クラーク氏ととも に Netscape Communications を創業した 1999 年には Opsware の前進となる Loudcloud を設立 2002 年に同事業を EDS に 6350 万ドルで売却し 社名を Opsware に変更した 1971 年生まれ Early days of Mosaic & Netscape Browsers Web Browser 6

7 MacOS 上の Mosaic Web Browser - YouTube (0:20~ 1:22) NCSA Mosaic を windows7 で動かしてみた懐かしいが落ちまくり - YouTube (1:22) 7

8 4.Web とその進展 Web とは インターネットの代表的なサービス Webサーハ 上のコンテンツ( 注 :HTMLなどの言語で記述) を PCや携帯電話などのWebクライアント側で利用する仕組み コンテンツを閲覧するために PCや携帯電話などにはフ ラウサ と呼ばれるソフト (Internet Explorer Firefoxなど ) が搭載される 最近の進展 情報は片方向(Web1.0) から双方向 (Web2.0) へ : ソーシャルメディア ( ブログ SNS) の進展 クラウド型サービスの拡大:Webメール オンラインストレージなど ビジネスへの応用: ネット販売 Webマーケティング 他 IoTの進展による新たな価値 産業の創出( 超スマート社会へ ) 8

9 5.Web の仕組み 要求先のWebサーハ とTCPフ ロトコルにて接続 HTTPプロトコルで情報やり取り ホ ート番号は80 ハイハ ーリンク先のサーハ とも同様 HTML 文書 Web サーハ ハイハ ーリンク Web サーハ ハイハ ーリンク Web サーハ HTTP (TCP 接続 ) HTTP (TCP 接続 ) HTTP (TCP 接続 ) インターネット Web クライアント ( フ ラウサ ) 9

10 クライアントとサーバ インターネット上の多くのアフ リケーションは クライアント / サーハ 型の構成をとる クライアントとサーハ は トランスホ ート層以下のフ ロトコルを使用して通信 例 : Web クライアント メールクライアント コンピュータ クライアント サーヒ ス要求 コンピュータ サーハ 例 : Web サーバ メールサーバ サーヒ ス提供 10

11 6.HTML の基本構造 Hyper Text Markup Language タグを使用 <> で示される テキストの形 体裁 画像の挿入 リンクなどを記述 文字 罫線 表 タグ 本体の中で 次のようにして 他のページへリンクをはれる ハイパーテキストと言われる所以 <A HREF= > こちら </A> 11

12 7.HTML の進展 年 11 月 2014 年 10 月 最新は HTML 年 11 月勧告 12

13 8.Web サーバ上のコンテンツの閲覧 IE などのブラウザを利用 ブラウザと Web サーハ 間の通信プロトコルは HTTP が使われる フ ラウサ Web サーハ A Web サーハ B フ ラウサ 起動 サーハ A の HTML ファイルを指定 HTML ソースを解析し 表示 リンク先がクリックされると リンク先の HTML ファイルを要求 1HTML ファイルを要求 2HTML ファイル 3 リンク先の HTML ファイルを要求 4 リンク先の HTML ファイル 指定された HTML ファイルを取り出して返信 指定された HTML ファイルを取り出して返信 受信した HTML のソースを解析し 新たな画面に切替え 表示する HTTP プロトコル ( アプリケーション層 ) 13

14 9.Web ブラウザ ( ヘ ーシ 閲覧ソフト ) の例 Internet Explorer (Microsoft) NetscapeCommunicator(Navigator) (Netscape Communications) Mozilla Firefox (Mozilla Foundation が開発 公開している オープンソース の Web ブラウザ ) Opera (Opera Software) Chrome( クローム ) クラウド化の進展とともに徐々にシェアを拡大 (Google が 2008 年 9 月に日米など 122 カ国に無償配布 ) 14

15 参考 Windows 環境のブラウザ 15

16 参考 Web ブラウザのシェア ( 世界 ~2016 年 5 月 ) デスクトップパソコン Chrome が逆転 モバイル + タブレット Chrome が逆転 16

17 10.Web ブラウザのシェア ( デスクトップ PC) 2015 年 10 月 ( ) 2016 年 10 月 ( ) 17

18 11.Web ブラウザのシェア ( モハ イル タフ レット ) 2015 年 10 月 ( ) 2016 年 10 月 ( ) 18

19 12. 最もよく利用されているフ ラウサ ( テ スクトッフ ) 2015 年 10 月 19

20 13. 最もよく利用されているフ ラウサ ( モハ イル, タフ レット ) 2015 年 10 月 20

21 14. 電子メールの仕組み 端末 - メールサーハ 間 メールサーハ 相互間で 電子メールを送受信 1 メーラを用い て送信 3rku.ac.jp のメールサーバ は ***.plala.or.jp から届い た電子メールを保存 A さん SMTP 送信メールサーハ ***.plala.or.jp SMTP 受信メールサーハ rku.ac.jp POP3 B さん 転送 要求受取 送信元 :A 宛先 :B 2A さんから届いたメールを 4B さんはメーラを用いて rku.ac.jp のメールサーバ 受信メールサーバから へ転送 電子メールを取り出す 21

22 15.Web メール 利用者はブラウザ ( メールソフト ) を使って メールを送受信 HTTP( SMTP POP3 など ) プロトコルが利用される 22

23 16.Web メール Web メールの場合には HTTP を用い Web ブラウザーでメールを参照 23