BCSH7211 開発セット 添付 CD の使い方 第 1 版 CD 構成 1-1 インストゥール 1-2 GNUSH7211 ホルダ 1-3 BRE ホルダ 1-4 コンパイル 1-5 GCC オプションの意味 2.BCSH7211 CPU ボード用 サンプルプログラム 入

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1 BCSH7211 開発セット 添付 CD の使い方 第 1 版 CD 構成 1-1 インストゥール 1-2 GNUSH7211 ホルダ 1-3 BRE ホルダ 1-4 コンパイル 1-5 GCC オプションの意味 2.BCSH7211 CPU ボード用 サンプルプログラム 入門 2-1.sample1 ポートのON OFF 2-2.sample2 D/A A/D I/O SIOプログラム動作 2-3.sample3 sample2をルネサステクノロジ社の統合開発環境 HEW でコンパイル 実行 2-4.sample4 MTU2を使用した定周期割り込みタイマ 2-5.sample5 MTU2を使用したPWM 出力 2-6.sample6 DMAを使用しデータメモリを連続してD/A 出力する 2-7.sample7 自分で新たなプログラムを作る 演習 2-8.sample8 printfデバック1: 扱えるデータ型 数値範囲 2-9.sample9 printfデバック2: レジスタ メモリを見る 1

2 1-1 インストゥール 本プログラムは WindowsXP または WindowsVista 上で動作します 添付している CD をパソコンのドライブに入れます しばらく待つと現在のCDにあるファイルが表示されます BRE: フラッシュROM 書き込みソフト frw7211.exe 等が入っています GNUSH7211:SH7211 用 Cコンパイラ サンプルソフト ドキュメント インストゥールはホルダを C: にコピーするだけです 2 つともコピーし C: に移します 他の部分 では動作しません 古い重複するホルダ等ある場合 上書きかして下さい インストゥールはこれで全てです C: に GNUSH7211 と BRE が移れば OK です 2

3 1-2 GNUSH7211 ホルダ GNUSH7211ホルダの中にはGNUのCコンパイラ サンプルプログラム等があります GNUとは GNU s Not Unix (GNUはUNixではない) の再帰頭字語であり グ ニュー と発音されます 1984 年にプロジェクトは開始され Unixに似たフリーソフトウエアの完全なオペレーティング システム GNUシステムを開発して来ました 現在 これらシステムは Linux と呼ばれていま すが 正確には GNU/Linuxシステムと呼ばれるものです そのプロジェクトの中で様々なコンパイラ GNU コンパイラ集 (GNU Compiler Co llection) も開発されてきました 本 CD に搭載されているのはその中の SH マイコンに特化した C コンパイラです Windows の DOS 窓で動作します GNUプロジェクトのフリーソフトウエアという定義は無料の という意味ではありません 4 種類の自由を意味します 1プログラムを実行する自由 2プログラムに修正を加える自由 3コピーを再頒布する自由 4 改良点を公衆に発表する自由です 詳しくは下記サイトをご参考ください 本製品のソースファイル GNU 一般公衆利用許諾契約書 (GNU GENERAL PUBLIC LICENSE 英語 ) はsourceホルダをご参照ください GNUSHホルダ内のbre-sam pleホルダを除くすべてのプログラムはgpl 適用です 1-3 BRE ホルダ BREホルダは弊社の販売しているマイコンのフラッシュROM 書き込みプログラム集ホルダです ここではSH7211ホルダの中の frw7211.exe を使用します frw7211のショートカットを表画面に出しておくと操作が簡単です ( ショートカットの上にマウスポインタを持ってきてマウスを左クリックしそのまま表画面まで移動させ ( ドラッグ ) 左クリックを放す ( ドロップ ) と表画面に移動します ) 1-4 コンパイル コンパイル準備 本 CDに搭載されているCコンパイラはユーザーが書いたCのプログラムをコンパイルしSHマイコン用の *.motファイルを生成します c: GNUSH7211 compilerの中にあるcompilersh= コンパイラー のショートカットを表画面にドラッグ & ドロップしておくと便利です 3

4 コンパイルしてみる 実際に sample1 をコンパイルしてみます プログラム で sample1 を選択し コンパイルを クリックします 問題なければ コンパイル結果 欄に コンパイル正常終了 と表示されます 問題がある場合 コンパ イルエラー リンクエラー と赤字で表示されますので ソースファイルを修正する必要があります 下記例では sample1.c にわざと abcd と書き込み エラーを出しました エラー行が表示されますので エディタでその行か 1 行上の行を調べてエラーを見つけてください 4

5 例では 19 行目にエラーがあると表示されています ( 恐れ入りますが プログラム開発には行番号のわか るエディタをご用意願います ) なお コンパイラーは warning ( 警告 ) は通常 問題なしとしますが コンパイル正常終了 と表示さ れても mot ファイルが生成されない場合が稀にあります No such file or der ectory と表示されますので ご注意願います 5

6 コンパイルが正常終了したら 次にfrw7211.exeで *.motファイルを書き込み 動作させます 1パソコンのCOMポートとBCSH7211 基板のCN5を接続します 2frw7211のショートカットをダブルクリックすると以下のような画面が現れます VIEWもクリックします 3 電源 3.3V を入れます 赤色 LED D2 点灯で正常です 5V は絶対に入れないで下さい 4お使いのCOMポート番号をSIO SELで合わせます COM 番号はパソコンにより異なりますので 設定方法が不明の場合 弊社ホームページ RS232C(COMポート ) について でご確認ください 5FWRITEボタンをクリックします COM 番号 接続 電源の全てが大丈夫であれば SH7211 内部 FROMが消去され 書き込むためのファイルが表示されます 各種エラーが表示される場合 上記 3 点の再確認をお願いします 6 拡張子 mot が書き込むプログラムです 例では sample2.mot をダブルクリックします なお 書き込 み中のみ基上の LED D1 が点灯します 動作中は消灯しています 6

7 7 正常に書き込めれば 書き込み正常終了 と表示されます 書き込み終了後 SH7211 は自動的に 動作しています 8SIO_MONITOR 画面が表示されます 正常に書き込まれましたら TEST No? 0:D /A 1:A/D 2:I/O 3:SIO? と表示されます 例では 1 キーをクリックしてA/Dを選択し AD0 AD1のデータがSH7211から送信されてくるのを表示しています 後述する工夫でこの画面を使い変数を見たり ブレーク スタートをかけたりすることが可能です MON.CLR はモニター画面をクリアします CPU_RESET はSH7211にリセットをかけます 以上で プログラムの開発 コンパイル 書き込み 動作といった一連の作業を行うことができます 7

8 以下省略 1. 本文章に記載された内容は弊社有限会社ビーリバーエレクトロニクスの調査結果です 2. 本文章に記載された情報の内容 使用結果に対して弊社はいかなる責任も負いません 3. 本文章に記載された情報に誤記等問題がありましたらご一報いただけますと幸いです 4. 本文章は許可なく転載 複製することを堅くお断りいたします 埼玉県日高市高萩 TEL042(985)6982 FAX042(985)6720 Homepage: 有限会社ビーリバーエレクトロニクス CBeyondtheriverInc