DA02

Size: px
Start display at page:

Download "DA02"

Transcription

1 線形構造 データ構造とアルゴリズム ( 第 2 回 ) ー線形構造ー 用語 : レコード : ひとまとまりのデータ ( 構造体 ) 線形リスト :n 0 個のレコードの 1 次元並び 順配置 : 表 リンク配置 : 連鎖リスト 順配置された線形リスト : 表 要素の 位置 の順序関係を アドレスの値の順序関係で表現する方法 表に対する操作 : 要素の挿入 削除 表に対する操作 : アクセス リンク配置された線形リスト : 連鎖リスト N 番目の要素 N=5 N 番目の要素のアドレス = 先頭番地 +(N-1) 要素サイズ 実際 記法 100 null

2 連鎖リストに対する操作 : 要素の挿入 削除 連鎖リストに対する操作 : 要素の挿入 削除 連鎖リストに対する操作 : アクセス N 番目の要素 N-1 回リンクを辿る 連鎖リストの変種 N=5 の表現法 ( ) = 線形リスト = 順配置 ( 表 ) アクセスが速い 追加 削除 などの変更に弱い リンク配置 ( 連鎖リスト ) アクセスが遅い 追加 削除などの変更に適する スタックと待ち行列 : データ抽象化 データ構造 + 操作手続き 例 : スタック PUSH POP 待ち行列 Enquu Dquu 2

3 スタックの操作 ( 表を用いた場合 ) キューの操作 ( 表を用いた場合 ) スタック / キューは何のために用いるか 系統的な記憶と想起のメカニズム l スタック (LIFO) l 環境の保存と参照ー > 再帰呼び出し l 木 グラフの縦型探索 l キュー (FIFO) l バッファ ( 緩衝用 ) メモリ 装置間の速度差の吸収 l 木 グラフの横型探索 迷路の探索 : スタックの利用の例 :1 探索木 迷路の探索アルゴリズム 3

4 list にスタックを用いた場合 木の縦型探索とスタック 0, i=0 (i)= 1, i=1 (i-1)+(i-2), i 2 Fioni 数 int Fi(int i) swit(i) s 0: rturn(0);rk; s 1: rturn(1);rk; ult: rturn(fi(i-1)+fi(i-2)); int Fi(int i) swit(i) s 0: rturn(0);rk; s 1: rturn(1);rk; ult: rturn(fi(i-1)+fi(i-2)); Fi(3) Fi(2)+Fi(1) (Fi(1)+Fi(0))+1 (1+0)+1 同じ変数名であっても 関数呼び出しの度に 別の記憶領域が確保される ( スタックを利用している ) 変数の内容は 他の関数呼び出しによって破壊されることはない Avn-1Fioni 数を再帰呼び出しで求めるプログラム #inlu <stio.> int i(int x) swit(x) s 0: rturn 0; rk; s 1: rturn 1; rk; ult: rturn i(x-1)+i(x-2); 実行例 : %./i 15 Fi 15 = 610 int min(int r, r *rv[]) int x; wil(--r) x=toi(*++rv); print("fi % = % n",x,i(x)); rturn 0; 4

5 Avn-2 環状連鎖リストを使った電光掲示板風表示ログラム #inlu <stio.> #inlu <strin.> #inlu <unist.> //Sl rrntil strutur typ inition typ strut no r ; strut no *nxt; NODE; 実行例 : %./link1 Tis is pn 与えた文字列が横スクロールする NODE *AlloNos(int num) //Mmory llotion NODE *rt; int i; rt=(node *)mllo(sizo(node) *num ); or (i=0; i<num; i++) i (i<num-1) (rt+i)->nxt = (rt+i+1); ls (rt+i)->nxt = rt;//o n n t til to rturn rt; voi StCr(NODE *p, r *r) wil(*r) p->=*r; p=p->nxt; r++; PrintNo(NODE *p,int n) wil(n--) print("%",p->); p=p->nxt; lus(stout); Avn-2 続き int min(int r, r *rv[]) int ln; r lin[300]; NODE *s; lin[0]=(r)null; wil(--r)//ontint rs strt(lin,*++rv); strt(lin," "); ln=strln(lin);//strin lnt s=(node *)AlloNos(ln); StCr(s,lin); wil(1) //Enlss Loop PrintNo(s,ln); putr (' r'); //Crri rturn s=s->nxt; uslp(8); #inlu <stio.> #inlu <stli.> //# in QUEUE // キュー #in STACK // スタック #in SIZ 10 Avn -2 STACK/QUEUE /* * * * * * * * * キューの定義 **************/ #i QUEUE #in A(Q,x) n_quu(&q,x) #in Gt_An_Dlt(Q) _quu(&q) #in Not_Empty(Q) Q.QF!=Q.QR #in Init(Q) Q.QF=Q.QR=0 #in Stk_or_Quu quu #in QUEUE_SIZ SI // キューのサイズ strut Quu int Bu[QUEUE_ SIZ]; int QF; int QR; ; ty p stru t Qu u q u u ; /* QUEUE 用 */ voi n_quu(); voi n_quu(quu * Q, int v) Q->QR = (Q->QR+1)%QUEUE_SIZ; i (Q->QR == Q->QF) print(strr,"quu Ovrlow n"); xit(1); ls Q->Bu[Q->QR] = v; _quu(quu * Q) i (Q->QR == Q->QF) print(strr,"quu Unrlow n"); xit(1); ls Q->QF = (Q->QF+1)%QUEUE_SIZ; rturn Q->Bu[Q->QF]; #ni /* * * * * * * * キューの定義終わり *************/ /* * * * * * ** スタックの定義 *****************/ #i STACK #in A(S,x) pus(&s,x) #in Gt_An_Dlt(S) pop(&s) #in Not_Empty(S) S.SP>0 #in Init(S) S.SP=0 #in Stk_or_Quu stk #in STACK_SIZ SIZ // スタックのサイズ strut Stk in t Bu [STACK_ SIZ]; in t SP; ; typ strut Stk stk ; voi pus(stk* S,int ) i (S->SP<STACK_SIZ-1) S->Bu[S->SP++]=; ls print(strr,"stk ovrlow. n"); xit(1); pop(stk* S) i (S->SP > 0) rturn S->Bu[--(S->SP)]; ls print(strr,"stk unrlow. n"); xit(1); #ni /* * * * * * * スタックの定義終わり ***********/ Avn -2 続き min() int i,; Stk_or_Quu X; Init(X); or (i=0; i< SIZ-1; i++) =(int)('a'+i); A(X,);putr(); putr(' n'); wil(not_empty(x)) putr(gt_an_dlt(x)); putr(' n'); 実行例 : % stk-quu ABCDEFGHI IHGFEDCBA 5

計算機ソフトウエア

計算機ソフトウエア データ構造とプログラミング技法 ( 第 2 回 ) ー線形構造ー 線形構造 用語 : レコード : ひとまとまりのデータ ( 構造体 ) 線形リスト :n 0 個のレコードの1 次元並び 順配置 : 表 リンク配置 : 連鎖リスト 順配置された線形リスト : 表 論理構造 物理構造 a b c d f 要素の 位置 の順序関係を アドレスの値の順序関係で表現する方法 0000 0001 0002 0003

More information

Microsoft PowerPoint - 6.pptx

Microsoft PowerPoint - 6.pptx 6. データ構造入門 6-1. 連結リスト (Linked List) 6-2. スタック (Stack) 6-. キュー (Queue) 6-4. デク (Double-Ended-Queue) 6-. 抽象データ型 (Abstract Data Type) データ構造とは データの保存を効率的に行うもの 1 ito 2.712.14 suzuki データ構造 1 2 6-1. 連結リスト (Linked

More information

第2回

第2回 第 4 回基本データ構造 1 明星大学情報学科 2 3 年前期 アルゴリズムとデータ構造 Ⅰ 第 4 回 Page 1 配列 スタック キューとその操作 4-1. 配列とその操作 配列型 同じ型の変数を並べたもの 配列にする型は 基本型 配列型 構造体 ポインタいずれでもよい 要素の並べ方を 次元 という 1 次元配列 ( 直線状 ) 2 次元配列 ( 平面状 ) 3 次元配列 ( 立体状 ) a[5]

More information

Microsoft PowerPoint - 06.pptx

Microsoft PowerPoint - 06.pptx アルゴリズムとデータ構造第 6 回 : 探索問題に対応するデータ構造 (2) 担当 : 上原隆平 (uehara) 2015/04/22 内容 スタック (stack): 最後に追加されたデータが最初に取り出される 待ち行列 / キュー (queue): 最初に追加されたデータが最初に取り出される ヒープ (heap): 蓄えられたデータのうち小さいものから順に取り出される 配列による実装 連結リストによる実装

More information

Microsoft Word - 中間試験 その1_解答例.doc

Microsoft Word - 中間試験 その1_解答例.doc 問題 1.C 言語 情報技術 Ⅱ 前半中間試験 次の宣言をしている時 以下の問いに答えよ unsigned char moji_1; struct Kouzou { unsigned char code; unsigned char str[10]; }; struct Kouzou mk[3]; 明星大学情報学科 3 年後期 情報技術 Ⅱ 中間試験その 1 Page 1 1-1. 各値を求めよ (1)sizeof(

More information

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 ポインタ変数の扱い方 1 ポインタ変数の宣言 int *p; double *q; 2 ポインタ変数へのアドレスの代入 int *p; と宣言した時,p がポインタ変数 int x; と普通に宣言した変数に対して, p = &x; は x のアドレスのポインタ変数 p への代入 ポインタ変数の扱い方 3 間接参照 (

More information

Microsoft PowerPoint - 11.pptx

Microsoft PowerPoint - 11.pptx ポインタと配列 ポインタと配列 配列を関数に渡す 法 課題 : 配列によるスタックの実現 ポインタと配列 (1/2) a が配列であるとき, 変数の場合と同様に, &a[0] [] の値は配列要素 a[0] のアドレス. C 言語では, 配列は主記憶上の連続領域に割り当てられるようになっていて, 配列名 a はその配列に割り当てられた領域の先頭番地となる. したがって,&a[0] と a は同じ値.

More information

アルゴリズムとデータ構造

アルゴリズムとデータ構造 講義 アルゴリズムとデータ構造 第 3 回基本的なデータ構造 ( リスト スタック キュー ) 大学院情報科学研究科情報理工学専攻情報知識ネットワーク研究室喜田拓也 講義資料 2018/5/23 今日の内容 基本的なデータ構造リスト : 最も基本的なデータ集合の表現 配列 / 連結リスト / 双連結リストによる実装 スタック : 積み上げ式のデータ格納方式キュー : 入れた順に取り出せるデータ格納方式

More information

Taro-スタック(公開版).jtd

Taro-スタック(公開版).jtd 0. 目次 1. 1. 1 配列によるの実現 1. 2 再帰的なデータ構造によるの実現 1. 3 地図情報処理 1. 4 問題 問題 1 グラフ探索問題 - 1 - 1. は データの出し入れが一カ所で行われ 操作は追加と削除ができるデータ構造をいう 出入口 追加 削除 操作 最初 111 追加 111 222 追加 111 222 333 追加 111 222 333 444 追加 111 222

More information

CプログラミングI

CプログラミングI C プログラミング I Swap 関数を作る Stack データ構造のための準備 整数変数 x と y の値を取り替える関数 swap を作る 最初の試み : swap-01.c #include void swap(int a, int b) { int tmp; tmp = a; a = b; b = tmp; int main(void) { int x=10, y=30;

More information

Taro-リストⅠ(公開版).jtd

Taro-リストⅠ(公開版).jtd 0. 目次 1. 再帰的なデータ構造によるリストの表現 1. 1 リストの作成と表示 1. 1. 1 リストの先頭に追加する方法 1. 1. 2 リストの末尾に追加する方法 1. 1. 3 昇順を保存してリストに追加する方法 1. 2 問題 問題 1 問題 2-1 - 1. 再帰的なデータ構造によるリストの表現 リストは データの一部に次のデータの記憶場所を示す情報 ( ポインタという ) を持つ構造をいう

More information

始めに, 最下位共通先祖を求めるための関数 LcaDFS( int v ) の処理を記述する. この関数は値を返さない再帰的な void 関数で, 点 v を根とする木 T の部分木を深さ優先探索する. 整数の引数 v は, 木 T の点を示す点番号で, 配列 NodeSpace[ ] へのカーソル

始めに, 最下位共通先祖を求めるための関数 LcaDFS( int v ) の処理を記述する. この関数は値を返さない再帰的な void 関数で, 点 v を根とする木 T の部分木を深さ優先探索する. 整数の引数 v は, 木 T の点を示す点番号で, 配列 NodeSpace[ ] へのカーソル 概略設計書 作成者築山修治作成日 2012 年 10 月 1 日 概要 ( どのような入力に対して, どのような出力をするかの概要説明 ) * 木 T および質問点対の集合 P が与えられたとき, 各質問点対 p = (v,w) P の最下位共通先祖 ( すなわち木 T において点 v と w の共通の先祖 a で,a の真の子孫には v と w の共通の先祖が無いような点 ) を見出す関数である.

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 6 回 ) 2016/05/24 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : 再帰呼び出し 2 分探索木 深さ優先探索 課題 : 2 分探索木を用いたソート 2 再帰呼び出し 関数が, 自分自身を呼び出すこと (recursive call, recursion) 再帰を使ってアルゴリズムを設計すると, 簡単になることが多い

More information

Microsoft PowerPoint - 05.pptx

Microsoft PowerPoint - 05.pptx アルゴリズムとデータ構造第 5 回 : データ構造 (1) 探索問題に対応するデータ構造 担当 : 上原隆平 (uehara) 2015/04/17 アルゴリズムとデータ構造 アルゴリズム : 問題を解く手順を記述 データ構造 : データや計算の途中結果を蓄える形式 計算の効率に大きく影響を与える 例 : 配列 連結リスト スタック キュー 優先順位付きキュー 木構造 今回と次回で探索問題を例に説明

More information

7 ポインタ (P.61) ポインタを使うと, メモリ上のデータを直接操作することができる. 例えばデータの変更 やコピーなどが簡単にできる. また処理が高速になる. 7.1 ポインタの概念 変数を次のように宣言すると, int num; メモリにその領域が確保される. 仮にその開始のアドレスを 1

7 ポインタ (P.61) ポインタを使うと, メモリ上のデータを直接操作することができる. 例えばデータの変更 やコピーなどが簡単にできる. また処理が高速になる. 7.1 ポインタの概念 変数を次のように宣言すると, int num; メモリにその領域が確保される. 仮にその開始のアドレスを 1 7 ポインタ (P.61) ポインタを使うと, メモリ上のデータを直接操作することができる. 例えばデータの変更 やコピーなどが簡単にできる. また処理が高速になる. 7.1 ポインタの概念 変数を次のように宣言すると, int num; メモリにその領域が確保される. 仮にその開始のアドレスを 10001 番地とすると, そこから int 型のサイズ, つまり 4 バイト分の領域が確保される.1

More information

alg2015-3r3.ppt

alg2015-3r3.ppt 1 アルゴリズムとデータ 構造 第 3 回基本的なデータ構造 ( リスト スタック キュー ) プログラミング で学ぶところ 授業で学ぶデータ構造の範囲 機械語のデータ型 レジスタ値とその番地 基本データ型 char, int, large int, double, 構造データ型 配列 (array), 構造体 (struct) 基本的データ構造 リスト (linked list), スタック (stack),

More information

プログラミングI第10回

プログラミングI第10回 プログラミング 1 第 10 回 構造体 (3) 応用 リスト操作 この資料にあるサンプルプログラムは /home/course/prog1/public_html/2007/hw/lec/sources/ 下に置いてありますから 各自自分のディレクトリにコピーして コンパイル 実行してみてください Prog1 2007 Lec 101 Programming1 Group 19992007 データ構造

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 4 回再帰的構造体 プログラミングを 余談 : 教えることの難しさ 丁寧に説明しないと分かってもらえない 説明すると 小難しくなる学生が目指すべきところプログラム例を説明されて理解できる違うやり方でも良いので自力で解決できる おっけー 動けば良い という意識でプログラミング 正しく動くことのチェックは必要 解答例と自分のやり方との比較が勉強になる 今日のお題 再帰的構造体

More information

概要 プログラミング論 構造体 構造体 複数の変数を組合わせて, ひとまとめにしたもの 簡単 重要 自己参照型, リスト 重要, 難しい S-1 S-2 新しい構造体の宣言 struct 構造体名 { データ型メ

概要 プログラミング論 構造体 構造体 複数の変数を組合わせて, ひとまとめにしたもの 簡単 重要 自己参照型, リスト 重要, 難しい   S-1 S-2 新しい構造体の宣言 struct 構造体名 { データ型メ 概要 プログラミング論 構造体 構造体 複数の変数を組合わせて, ひとまとめにしたもの 簡単 重要 自己参照型, リスト 重要, 難しい http//www.ns.kogkuin..jp/~t131/prog/ S-1 S-2 新しい strut 構造体名 { データ型メンバ名 1; データ型メンバ名 2; データ型メンバ名 3; 例 これで strut seiseki 型 という新しい型が作成 (

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 4 回再帰的構造体 前回の出席確認演習 #include int main() { FILE *fp; int c, linecount, length, maxlength; fp=fopen("/usr/share/dict/words","r"); if (fp == NULL) return 1; linecount=0; length=0;

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 4 回 ) 2016/05/10 DEPARTMENT OF MATHEMATICA INFORMATICS 1 内容 リスト 疎行列 2 連結リスト (inked ists) オブジェクトをある線形順序に並べて格納するデータ構造 単方向連結リスト (signly linked list) の要素 x キーフィールド key ポインタフィールド next x->next:

More information

PowerPoint Template

PowerPoint Template プログラミング演習 Ⅲ Linked List P. Ravindra S. De Silva e-mail: ravi@cs.tut.ac.jp, Room F-413 URL: www.icd.cs.tut.ac.jp/~ravi/prog3/index_j.html 連結リストとは? 一つひとつの要素がその前後の要素との参照関係をもつデータ構造 A B C D 連結リストを使用する利点 - 通常の配列はサイズが固定されている

More information

Microsoft PowerPoint - algo ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - algo ppt [互換モード] ( 復習 ) アルゴリズムとは アルゴリズム概論 - 探索 () - アルゴリズム 問題を解くための曖昧さのない手順 与えられた問題を解くための機械的操作からなる有限の手続き 機械的操作 : 単純な演算, 代入, 比較など 安本慶一 yasumoto[at]is.naist.jp プログラムとの違い プログラムはアルゴリズムをプログラミング言語で表現したもの アルゴリズムは自然言語でも, プログラミング言語でも表現できる

More information

Taro-リストⅢ(公開版).jtd

Taro-リストⅢ(公開版).jtd リスト Ⅲ 0. 目次 2. 基本的な操作 2. 1 リストから要素の削除 2. 2 リストの複写 2. 3 リストの連結 2. 4 問題 問題 1 問題 2-1 - 2. 基本的な操作 2. 1 リストから要素の削除 まず 一般的な処理を書き つぎに 特別な処理を書く 一般的な処理は 処理 1 : リスト中に 削除するデータを見つけ 削除する場合への対応 特別な処理は 処理 2 : 先頭のデータを削除する場合への対応

More information

Microsoft PowerPoint - kougi9.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi9.ppt C プログラミング演習 第 9 回ポインタとリンクドリストデータ構造 1 今まで説明してきた変数 #include "stdafx.h" #include int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[]) { double x; double y; char buf[256]; int i; double start_x; double step_x; FILE*

More information

オートマトンと言語

オートマトンと言語 授業のねらい アルゴリズムとデータ構造 III 木曜日 2 時限鈴木良弥 アルゴリズムとデータ構造 I,II で学んだ事柄の復習 事例を通じて, 今まで学んだアルゴリズムとデータ構造を組み合わせたアプリケーションのアルゴリズムとデータ構造を学ぶ 授業資料 http://ir.cs.yamanashi.ac.jp/~ysuzuki/pulic/algorithm3/index.html 他の授業との関連科目間関係科目名キーワード関連度教科書,

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 6 回 ) 2017/05/16 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : 再帰呼び出し 2 分探索木 深さ優先探索 課題 : 2 分探索木を用いたソート 2 再帰呼び出し 関数が, 自分自身を呼び出すこと (recursive call, recursion) 再帰を使ってアルゴリズムを設計すると, 簡単になることが多い

More information

Microsoft PowerPoint - ca ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - ca ppt [互換モード] 大阪電気通信大学情報通信工学部光システム工学科 2 年次配当科目 コンピュータアルゴリズム 良いアルゴリズムとは 第 2 講 : 平成 20 年 10 月 10 日 ( 金 ) 4 限 E252 教室 中村嘉隆 ( なかむらよしたか ) 奈良先端科学技術大学院大学助教 y-nakamr@is.naist.jp http://narayama.naist.jp/~y-nakamr/ 第 1 講の復習

More information

alg2015-4r2.ppt

alg2015-4r2.ppt 1 アルゴリズムとデータ 構造 第 4 回基本的なデータ構造 ( ヒープ ) 再帰的アルゴリズム 2017/04/18 アルゴリズムとデータ構造 2 リスト リストとは要素を 0 個以上 1 列に並べたもの リスト a 0,a 1,,a n-1 の実現法 1. 配列 (array) 前回の復習 (1/3) a 0 a 1 a n-1 2. 連結リスト (linked list) init a 0 a

More information

Microsoft PowerPoint ppt

Microsoft PowerPoint ppt 仮想マシン (2), コード生成 http://cis.k.hosei.ac.jp/~asasaki /lect/compiler/2007-1204.pdf ( 訂正版 ) 1 概要 仮想マシン 概要 ( 復習 ) 制御命令 出力命令 コード生成 式のコード生成 文 文の列のコード生成 記号表 2 演習で作るコンパイラの例 test.hcc Int main() { int i j; i = 3;

More information

Taro-ポインタ変数Ⅰ(公開版).j

Taro-ポインタ変数Ⅰ(公開版).j 0. 目次 1. ポインタ変数と変数 2. ポインタ変数と配列 3. ポインタ変数と構造体 4. ポインタ変数と線形リスト 5. 問題 問題 1 問題 2-1 - 1. ポインタ変数と変数 ポインタ変数には 記憶領域の番地が格納されている 通常の変数にはデータが格納されている 宣言 int *a; float *b; char *c; 意味ポインタ変数 aは 整数型データが保存されている番地を格納している

More information

Microsoft PowerPoint ppt

Microsoft PowerPoint ppt コード生成 (2) http://cis.k.hosei.ac.jp/~asasaki /lect/compiler/2007-1211.pdf 1 概要 宣言文と記号表 ( 配列 ) 今日はやりません 2 宣言 a = 1; b = a+2; putint(b); int main(){ int a; int b; a = 1; b = a+2; putint(b); } PUSH 0 26 LDC

More information

本組よこ/根間:文11-11_P131-158

本組よこ/根間:文11-11_P131-158 131 132 pp 133 134 a b 135 S pp S 136 a p b p S 137 p S p p H a p b 138 p H p p 139 T T pp pp a b c S a Sp a 140 b c d Sp a b c d e Spp a 141 b c d S a b c d S pp a b 142 c d e S S S S S S S 143 S S S

More information

Microsoft PowerPoint - 10.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 10.ppt [互換モード] 第 10 回関数と再帰 1 今回の目標 再帰的な考え方に慣れる C 言語における再帰関数を理解する 階乗を求める再帰的な関数を作成し その関数を利用するプログラムを作成する 2 階乗 n! の 2 つの数学的表現 (1) 繰り返しによる表現 n! = 1 2 i n n = ii i= 1 ( n 1 のとき ) ( なお 0!=1) (2) 漸化式による表現 n! = 1 n = 0のとき n (

More information

Microsoft Word - no205.docx

Microsoft Word - no205.docx 3 応用 3.1 連結リスト 前回 先頭に追加する例を扱いました しかし start が指す node を変更することから 関数 の戻り値として作成しました 今回は ポインタ変数 start の値を関数で変更できるように ポイ ンタ変数へのポインタを利用します 先頭を削除するものと 最後を削除する関数を追加します ex25.c /* リストの追加と削除 */ typedef struct node

More information

alg2015-6r3.ppt

alg2015-6r3.ppt 1 アルゴリズムとデータ 構造 第 6 回探索のためのデータ構造 (1) 補稿 : 木の巡回 ( なぞり ) 2 木の巡回 ( 第 5 回探索 (1) のスライド ) 木の巡回 * (traverse) とは 木のすべての節点を組織だった方法で訪問すること 深さ優先探索 (depth-first search) による木の巡回 *) 木の なぞり ともいう 2 3 1 3 4 1 4 5 7 10

More information

Microsoft PowerPoint - exp2-02_intro.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - exp2-02_intro.ppt [互換モード] 情報工学実験 II 実験 2 アルゴリズム ( リスト構造とハッシュ ) 実験を始める前に... C 言語を復習しよう 0. プログラム書ける? 1. アドレスとポインタ 2. 構造体 3. 構造体とポインタ 0. プログラム書ける? 講義を聴いているだけで OK? 言語の要素技術を覚えれば OK? 目的のプログラム? 要素技術 データ型 配列 文字列 関数 オブジェクト クラス ポインタ 2 0.

More information

Microsoft PowerPoint ppt

Microsoft PowerPoint ppt 仮想マシン () 仮想マシン 復習 仮想マシンの概要 hsm 仮想マシン プログラム言語の処理系 ( コンパイラ ) 原始プログラム (Source program) コンパイラ (Compiler) 目的プログラム (Object code) 原始言語 (Source language) 解析 合成 目的言語 (Object Language) コンパイルする / 翻訳する (to compile

More information

memo

memo 数理情報工学演習第一 C プログラミング演習 ( 第 5 回 ) 2015/05/11 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : プロトタイプ宣言 ヘッダーファイル, プログラムの分割 課題 : 疎行列 2 プロトタイプ宣言 3 C 言語では, 関数や変数は使用する前 ( ソースの上のほう ) に定義されている必要がある. double sub(int

More information

PowerPoint プレゼンテーション - 物理学情報処理演習

PowerPoint プレゼンテーション  -  物理学情報処理演習 物理学情報処理演習 9. C 言語 5 2015 年 6 月 19 日 本日の推奨作業 directory lesson09 9.1 乱数 9.2 ポインタ 参考文献 やさしい C++ 第 4 版高橋麻奈 ( 著 ) ソフトバンククリエイティブ プログラミング言語 C++ 第 4 版ビャーネ ストラウストラップ, Bjarne Stroustrup, 柴田望洋 Numerical Recipes:

More information

演算増幅器

演算増幅器 ファイルこれまでにデータの入力方法として キーボードからの入力を用いてきた 構造体を習った際に実感してもらえたと思うが 入力データ量が多いときにはその作業は大変なものとなり 入力するデータを間違えた場合には最初からやり直しになる そこで今回はこれらの問題を解決するため あらかじめ入力データをテキストエディタなどで編集し ファイルとして保存したものを入力データとして用いる方法を習っていく さらにプログラムで作成したデータをファイルに出力する方法も併せて習っていく

More information

Microsoft PowerPoint - lec10.ppt

Microsoft PowerPoint - lec10.ppt 今日の内容, とポインタの組み合わせ, 例題 1. 住所録例題 2. と関数とは. を扱う関数. 例題 3. のリスト とポインタの組み合わせ 今日の到達目標 自分で を定義する 自分で定義したについて, 配列やポインタを作成する データ型 基本データ型 char 文字 (1 文字 ) int 整数 double 浮動小数など その他のデータ型配列 データの並び ( 文字列も, 文字の並び ) ポインタ

More information

( ) ( ) 30 ( ) 27 [1] p LIFO(last in first out, ) (push) (pup) 1

( ) ( ) 30 ( ) 27 [1] p LIFO(last in first out, ) (push) (pup) 1 () 2006 2 27 1 10 23 () 30 () 27 [1] p.97252 7 2 2.1 2.1.1 1 LIFO(last in first out, ) (push) (pup) 1 1: 2.1.2 1 List 4-1(p.100) stack[] stack top 1 2 (push) (pop) 1 2 void stack push(double val) val stack

More information

離散数学

離散数学 離散数学 グラフ探索アルゴリズム 落合秀也 今日の内容 グラフの連結性 の判定 幅優先探索 幅優先探索の実現方法 深さ優先探索 深さ優先探索の実現方法 木の構造 探索木 パトリシア トライ 2 連結性の判定問題を考える グラフ G(V,E) が与えられたとき G が連結かどうか を判定したい 小さいグラフなら 紙に書いてみればよい 一般には簡単ではない 大きいグラフの場合 コンピュータに判断させる場合

More information

Microsoft PowerPoint - 09.pptx

Microsoft PowerPoint - 09.pptx 情報処理 Ⅱ 第 9 回 2014 年 12 月 22 日 ( 月 ) 関数とは なぜ関数 関数の分類 自作関数 : 自分で定義する. ユーザ関数 ユーザ定義関数 などともいう. 本日のテーマ ライブラリ関数 : 出来合いのもの.printf など. なぜ関数を定義するのか? 処理を共通化 ( 一般化 ) する プログラムの見通しをよくする 機能分割 ( モジュール化, 再利用 ) 責任 ( あるいは不具合の発生源

More information

gengo1-11

gengo1-11 関数の再帰定義 自然数 n の階乗 n! を計算する関数を定義してみる 引数は整数 返却値も整数 n! = 1*2*3*... * (n 1)*n である ただし 0! = 1 とする int factorial(int n) int i, tmp=1; if( n>0 ) for(i=1; i

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation 幅優先探索アルゴリズム 復習 Javaでの実装 深さ優先探索 復習 Javaでの実装 1 探索アルゴリズムの一覧 問題を解決するための探索 幅優先探索 深さ優先探索 深さ制限探索 均一コスト探索 反復深化法 欲張り探索 山登り法 最良優先探索 2 Breadth-first search ( 幅優先探索 ) 探索アルゴリズムはノードやリンクからなる階層的なツリー構造で構成された状態空間を探索するアルゴリズムです

More information

Microsoft Word - no12.doc

Microsoft Word - no12.doc 7.5 ポインタと構造体 構造体もメモリのどこかに値が格納されているのですから 構造体へのポインタ も存在します また ポインタも変数ですから 構造体のメンバに含めることができます まずは 構造体へのポインタをあつかってみます ex53.c /* 成績表 */ #define IDLENGTH 7 /* 学籍番号の長さ */ #define MAX 100 /* 最大人数 */ /* 成績管理用の構造体の定義

More information

Microsoft Word ã‡»ã…«ã‡ªã…¼ã…‹ã…žã…‹ã…³ã†¨åłºæœ›å•¤(佒芤喋çfl�)

Microsoft Word ã‡»ã…«ã‡ªã…¼ã…‹ã…žã…‹ã…³ã†¨åłºæœ›å•¤(佒芤喋çfl�) Cellulr uo nd heir eigenlues 東洋大学総合情報学部 佐藤忠一 Tdzu So Depren o Inorion Siene nd rs Toyo Uniersiy. まえがき 一次元セルオ-トマトンは数学的には記号列上の行列の固有値問題である 固有値問題の行列はふつう複素数体上の行列である 量子力学における固有値問題も無限次元ではあるが関数環上の行列でその成分は可換環である

More information

プログラム言語及び演習Ⅲ

プログラム言語及び演習Ⅲ 平成 28 年度後期データ構造とアルゴリズム期末テスト 各問題中のアルゴリズムを表すプログラムは, 変数の宣言が省略されているなど, 完全なものではありませんが, 適宜, 常識的な解釈をしてください. 疑問があれば, 挙手をして質問してください. 時間計算量をオーダ記法で表せという問題では, 入力サイズ n を無限大に近づけた場合の漸近的な時間計算量を表せということだと考えてください. 問題 1 入力サイズが

More information

模擬試験問題(第1章~第3章)

模擬試験問題(第1章~第3章) 基本情報技術者試験の練習問題 - 第 8 回 この問題は平成 19 年度秋期の問題から抜粋しています 問 1 次のプログラムの説明及びプログラムを読んで, 設問 1,2 に答えよ プログラムの説明 スタックを使って, 実数値を 10 進数字列 ( 文字列 ) に変換する副プログラム FloatFormat である (1) FloatFormat は, 実数 Float の値を 10 進数字列に変換し,

More information

nlp1-04a.key

nlp1-04a.key 自然言語処理論 I. 文法 ( 構文解析 ) その 構文解析 sytctic lysis, prsig 文の構文的な構造を決定すること句構造文法が使われることが多い文法による構文木は一般に複数ある 構文木の違い = 解釈の違い 構文解析の目的 句構造文法の規則を使って, 文を生成できる構文木を全て見つけだすこと 文法が入力文を生成できるかどうかを調べるだけではない pro I 構文解析とは 構文木の違い

More information

Microsoft PowerPoint - kougi11.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi11.ppt C プログラミング演習 中間まとめ 2 1 ソフトウエア開発の流れ 機能設計 外部仕様 ( プログラムの入力と出力の取り決め ) 構成設計 詳細設計 論理試験 内部データ構造や関数呼び出し方法などに関する取り決めソースプログラムの記述正しい入力データから正しい結果が得られるかテスト関数単位からテストをおこなう 耐性試験 異常な入力データに対して, 異常を検出できるかテスト異常終了することはないかテスト

More information

Microsoft Word _VBAProg1.docx

Microsoft Word _VBAProg1.docx 1. VBA とマクロ 1.1 VBA とは VBA(Visual Basic for Applications) は 1997 年に Microsoft 社がマクロを作成するために開発された言語である Windows 対応のアプリケーションを開発するためのプログラミング言語 Visual Basic をもとにしているため 次のような特徴がある 1 VBA は Excel Word, Access,

More information

program7app.ppt

program7app.ppt プログラム理論と言語第 7 回 ポインタと配列, 高階関数, まとめ 有村博紀 吉岡真治 公開スライド PDF( 情報知識ネットワーク研 HP/ 授業 ) http://www-ikn.ist.hokudai.ac.jp/~arim/pub/proriron/ 本スライドは,2015 北海道大学吉岡真治 プログラム理論と言語, に基づいて, 現著者の承諾のもとに, 改訂者 ( 有村 ) が加筆修正しています.

More information

Microsoft PowerPoint - 講義資料-mlib

Microsoft PowerPoint - 講義資料-mlib 5 回目グラフ作成ライブラリ mlib の使い方 グラフ関数 clf, Set_figure, Aspect_ratio Plot1d, Plot1d_int, Plotxy Axis_xcap, Axis_ycap, Grid_on, Legend Text_draw フィギュアウインドウの生成 フィギュアウインドウ グラフィックウインドウ内にあるグラフ作成用の仮想ウインドウで一つのフィギュアウインドウには一つのグラフを描くことができる

More information

第 3 回 Java 講座 今回の内容 今週の Java 講座はコレクション 拡張 for 文, ガベージコレクションについて扱う. 今週の Java 講座は一番内容が薄いも のになるだろう. コレクション コレクションとは大きさが決まっていない配列だと考えればよい. コレクションには List 先

第 3 回 Java 講座 今回の内容 今週の Java 講座はコレクション 拡張 for 文, ガベージコレクションについて扱う. 今週の Java 講座は一番内容が薄いも のになるだろう. コレクション コレクションとは大きさが決まっていない配列だと考えればよい. コレクションには List 先 第 3 回 Java 講座 今回の内容 今週の Java 講座はコレクション 拡張 for 文, ガベージコレクションについて扱う. 今週の Java 講座は一番内容が薄いも のになるだろう. コレクション コレクションとは大きさが決まっていない配列だと考えればよい. コレクションには List 先頭の要素要素から最後までが直線的に直結している構造 Set 同じものは含まないという構造. 要素間につながりはない

More information

Microsoft PowerPoint - OS07.pptx

Microsoft PowerPoint - OS07.pptx この資料は 情報工学レクチャーシリーズ松尾啓志著 ( 森北出版株式会社 ) を用いて授業を行うために 名古屋工業大学松尾啓志 津邑公暁が作成しました 主記憶管理 主記憶管理基礎 パワーポイント 27 で最終版として保存しているため 変更はできませんが 授業でお使いなる場合は松尾 (matsuo@nitech.ac.jp) まで連絡いただければ 編集可能なバージョンをお渡しする事も可能です 復習 OS

More information

Microsoft Word - 第5回 基本データ構造2(連結リスト).doc

Microsoft Word - 第5回 基本データ構造2(連結リスト).doc 第 5 回基本データ構造 2 連結リストとその操作 第 5 回 Page 1 5-1. リスト構造 データ部 と ポインタ部 で構成され ポインタをたどることによりデータを扱うことができる構造 5-2. 単方向リストとその操作 5-2-1. 単方向リスト 次のデータへのポインタを 1 つだけ持っているデータ構造 ( データ部は 複数のデータを持っている場合もある ) データ部 ポインタ部 ノード リストを構成する要素のことを

More information

RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用

RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用 RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用体型のローカル変数を文字列操作関数で操作する場合の注意事項 (RXC#013) 配列型構造体または共用体の配列型メンバから読み出した値を動的初期化に用いる場合の注意事項

More information

次に示す数値の並びを昇順にソートするものとする このソートでは配列の末尾側から操作を行っていく まず 末尾の数値 9 と 8 に着目する 昇順にソートするので この値を交換すると以下の数値の並びになる 次に末尾側から 2 番目と 3 番目の 1

次に示す数値の並びを昇順にソートするものとする このソートでは配列の末尾側から操作を行っていく まず 末尾の数値 9 と 8 に着目する 昇順にソートするので この値を交換すると以下の数値の並びになる 次に末尾側から 2 番目と 3 番目の 1 4. ソート ( 教科書 p.205-p.273) 整列すなわちソートは アプリケーションを作成する際には良く使われる基本的な操作であり 今までに数多くのソートのアルゴリズムが考えられてきた 今回はこれらソートのアルゴリズムについて学習していく ソートとはソートとは与えられたデータの集合をキーとなる項目の値の大小関係に基づき 一定の順序で並べ替える操作である ソートには図 1 に示すように キーの値の小さいデータを先頭に並べる

More information

ex05_2012.pptx

ex05_2012.pptx 2012 年度計算機システム演習第 5 回 2012.05.25 高水準言語 (C 言語 ) アセンブリ言語 (MIPS) 機械語 (MIPS) コンパイラ アセンブラ 今日の内容 サブルーチンの実装 Outline } ジャンプ 分岐命令 } j, jr, jal } レジスタ衝突 回避 } caller-save } callee-save 分岐命令 ( 復習 ) } j label } Jump

More information

第12回:木構造

第12回:木構造 アルゴリズムとデータ構造 講義スライド 4 スタック キュー リスト 茨城大学工学部知能システム工学科井上康介 E2 棟 801 号室 第5章 データ構造 授業の最初で述べたとおり 大量 複雑なデータを扱う上 では データを構造化 組織化する必要がある どのようなデータ構造 (data structure) を採用するかに よって 問題解決のアルゴリズムも異なってくる つまり アルゴリズムとデータ構造とは密接な関係にあり

More information

Microsoft PowerPoint - ad11-09.pptx

Microsoft PowerPoint - ad11-09.pptx 無向グラフと有向グラフ 無向グラフ G=(V, E) 頂点集合 V 頂点の対を表す枝の集合 E e=(u,v) 頂点 u, v は枝 e の端点 f c 0 a 1 e b d 有向グラフ G=(V, E) 頂点集合 V 頂点の順序対を表す枝の集合 E e=(u,v) 頂点 uは枝 eの始点頂点 vは枝 eの終点 f c 0 a 1 e b d グラフのデータ構造 グラフ G=(V, E) を表現するデータ構造

More information

データ構造

データ構造 アルゴリズム及び実習 7 馬青 1 表探索 定義表探索とは 表の形で格納されているデータの中から条件に合ったデータを取り出してくる操作である 但し 表は配列 ( 連結 ) リストなどで実現できるので 以降 表 の代わりに直接 配列 や リスト などの表現を用いる場合が多い 表探索をただ 探索 と呼ぶ場合が多い 用語レコード : 表の中にある個々のデータをレコード (record) と呼ぶ フィールド

More information

Microsoft PowerPoint - 説柔5_間勊+C_guide5ï¼›2015ã•’2015æŒ°æŁŽæš’å¯¾å¿œç¢ºèª“æ¸‹ã†¿ã•‚.pptx

Microsoft PowerPoint - 説柔5_間勊+C_guide5ï¼›2015ã•’2015æŒ°æŁŽæš’å¯¾å¿œç¢ºèª“æ¸‹ã†¿ã•‚.pptx 情報ネットワーク導入ユニット Ⅰ C 言語 配列 5 章 : 配列同じ型 (int, double など ) の変数の集まりを 番号 ( 添字 ) で管理する変数 int vc[5]; // 要素数が 5 の配列 vc[0] = 1; vc[1] = 2; vc[2] = 3; vc[3] = 4; vc[4] = 5; printf("vc[0] = %d n", vc[0] ); printf("vc[1]

More information

第3回 配列とリスト

第3回 配列とリスト 連結リスト Algorithms and Data Structures on C この回の要点 連結リストによるリスト 連結リストの構造 連結リストの利点と欠点 C 言語による連結リストの実現 ヘッダファイルによるソースファイルの分割 連結リスト (linked list) リストの実現の一種 リストに含まれる各要素をリンクによって連結した構造 リンクとは 他のデータへの参照のこと 各要素は 自分から次のデータへのリンクを持つ

More information

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 7 馬青 1 文字列処理 文字列 文字列は " ( ダブルクォーテーション ) で囲んで表現される 文字列というデータ型が存在しないので 文字列は文字の配列 あるいはポインタ変数として扱われる また 文字の配列あるいはポインタ変数を宣言するときのデータ型は char を用いる 従って char s[]="ryukoku Uni."; あるいは char *s="ryukoku

More information

(2) 構造体変数の宣言 文法は次のとおり. struct 構造体タグ名構造体変数名 ; (1) と (2) は同時に行える. struct 構造体タグ名 { データ型変数 1; データ型変数 2;... 構造体変数名 ; 例 : struct STUDENT{ stdata; int id; do

(2) 構造体変数の宣言 文法は次のとおり. struct 構造体タグ名構造体変数名 ; (1) と (2) は同時に行える. struct 構造体タグ名 { データ型変数 1; データ型変数 2;... 構造体変数名 ; 例 : struct STUDENT{ stdata; int id; do 8 構造体と供用体 ( 教科書 P.71) 構造体は様々なデータ型,int 型,float 型や char 型などが混在したデータを一つのまとまり, 単位として扱える.( 配列は一つのデータ型しか扱えない.) 構造体は柔軟なデータ構造を扱えるので, プログラムを効率よく開発できる. つまり構造体を使用すると, コード量を抑え, バグを少なくし, 開発時間を短くし, 簡潔なプログラムが作れる. 共用体は,

More information

人工知能入門

人工知能入門 藤田悟 黄潤和 探索とは 探索問題 探索解の性質 探索空間の構造 探索木 探索グラフ 探索順序 深さ優先探索 幅優先探索 探索プログラムの作成 バックトラック 深さ優先探索 幅優先探索 n 個の ueen を n n のマスの中に 縦横斜めに重ならないように配置する 簡単化のために 4-ueen を考える 正解 全状態の探索プログラム 全ての最終状態を生成した後に 最終状態が解であるかどうかを判定する

More information

自己紹介 ( 専門分野 ) プログラミング言語の研究 特に基礎理論 研究の出発点 : 自分がうまくプログラムが書けないのを言語のせいにする プログラムの間違いを自動発見する仕組みを作る そもそも間違いを犯しにくいプログラミング言語を作る

自己紹介 ( 専門分野 ) プログラミング言語の研究 特に基礎理論 研究の出発点 : 自分がうまくプログラムが書けないのを言語のせいにする プログラムの間違いを自動発見する仕組みを作る そもそも間違いを犯しにくいプログラミング言語を作る 全学共通科目 工学部専門科目 計算機科学概論 アルゴリズムとプログラミングその 1 五十嵐淳 igarashi@kuis.kyoto-u.ac.jp 大学院情報学研究科通信情報システム専攻 自己紹介 ( 専門分野 ) プログラミング言語の研究 特に基礎理論 研究の出発点 : 自分がうまくプログラムが書けないのを言語のせいにする プログラムの間違いを自動発見する仕組みを作る そもそも間違いを犯しにくいプログラミング言語を作る

More information

論理と計算(2)

論理と計算(2) 情報科学概論 Ⅰ アルゴリズムと計算量 亀山幸義 http://logic.cs.tsukuba.ac.jp/~kam 亀山担当分の話題 アルゴリズムと計算量 Fibonacci 数列の計算を例にとり アルゴリズムと計算量とは何か 具体的に学ぶ 良いアルゴリズムの設計例として 整列 ( ソーティング ) のアルゴリズムを学ぶ 2 Fibonacci 数 () Fibonacci 数 (2) = if

More information

模擬試験問題(第1章~第3章)

模擬試験問題(第1章~第3章) 基本情報技術者試験の練習問題 - 第 10 回 この問題は平成 19 年度春期の問題から抜粋しています 問 1 次のプログラムの説明及びプログラムを読んで, 設問 1~3 に答えよ プログラムの説明 整数型の 1 次元配列の要素 A[0],,A[N](N>0) を, 挿入ソートで昇順に整列する副プログラム InsertSort である (1) 挿入ソートの手順は, 次のとおりである (i) まず,A[0]

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation スタックと待ち行列 Algorithms and Data Structures on C この回の要点 スタック スタックの構造 最後に入れたものが 最初に取り出される (LIFO) 日常に良くある ちょっと置いといて の概念 C 言語の配列による実装 スタックオーバーフロー スタックアンダーフロー 逆ポーランド記法電卓 待ち行列 待ち行列の構造 最初に入れたものが 最初に取り出される (FIFO)

More information

- 1-128 - 2 -

- 1-128 - 2 - 127 - 1-128 - 2 - - 3-129 - 4 - 2-5 - 130-6 - - 7-131 - 8 - - 9-132 - 10 - 6041 3 () 1 ( ) () 6041 (1010) 1041 (192) 1941 () 2 (1) (2) (3) () 3 1 1 () 4 2 () 5 1 2 3 4 () 6 () 7-11 - 133-12 - 134 135 136

More information

Microsoft PowerPoint L10-Imperative Programming Languages pptx

Microsoft PowerPoint L10-Imperative Programming Languages pptx プログラミング言語論 (Concepts on Programming Languages) 趙建軍 情報知能工学部門 1 第 10 回 : 命令型言語 (4) (Imperative Programming Languages) 抽象データ型 ( データの抽象などについて解説する ) 2017.06.15 2 今日の講義 抽象とは 抽象データ型とは 抽象データ型の諸概念 利点 ADTのバリエーション

More information

4 ソフトウェア工学 Software Engineering 抽象データ型 ABSTRACT DATA TYPE データ抽象 (data abstraction) 目的 : データ構造を ( 実装に依存せずに ) 抽象的に定義 方法 : データにアクセス (read, write) する関数の仕様

4 ソフトウェア工学 Software Engineering 抽象データ型 ABSTRACT DATA TYPE データ抽象 (data abstraction) 目的 : データ構造を ( 実装に依存せずに ) 抽象的に定義 方法 : データにアクセス (read, write) する関数の仕様 4 ソフトウェア工学 Software Engineering 抽象データ型 STRT DT TYPE データ抽象 (data abstraction) 目的 : データ構造を ( 実装に依存せずに ) 抽象的に定義 方法 : データにアクセス (read, write) する関数の仕様のみを記述 スタック (stack) の例 D push(d,s) S) pop(s) top(s)= top(s)=

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 5 回 ) 2017/05/09 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 内容 文字列 双方向リスト ハッシュ 2 文字列 文字列は char の配列 char name[] = ABC ; name は ABC を格納するのに十分な長さの配列 長さは, 文字列の長さ + 1 ( 終端記号用 ) char name[4]

More information

文字列操作と正規表現

文字列操作と正規表現 文字列操作と正規表現 オブジェクト指向プログラミング特論 2018 年度只木進一 : 工学系研究科 2 文字列と文字列クラス 0 個以上の長さの文字の列 Java では String クラス 操作 文字列を作る 連結する 文字列中に文字列を探す 文字列中の文字列を置き換える 部分文字列を得る 3 String クラス 文字列を保持するクラス 文字列は定数であることに注意 比較に注意 == : オブジェクトとしての同等性

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 講座準備 講座資料は次の URL から DL 可能 https://goo.gl/jnrfth 1 ポインタ講座 2017/01/06,09 fumi 2 はじめに ポインタはC 言語において理解が難しいとされる そのポインタを理解することを目的とする 講座は1 日で行うので 詳しいことは調べること 3 はじめに みなさん復習はしましたか? 4 & 演算子 & 演算子を使うと 変数のアドレスが得られる

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 3 回 ) 2016/04/26 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 内容 ポインタ malloc 構造体 2 ポインタ あるメモリ領域 ( アドレス ) を代入できる変数 型は一致している必要がある 定義時には値は不定 ( 何も指していない ) 実際にはどこかのメモリを指しているので, #include

More information

Microsoft PowerPoint - 9.pptx

Microsoft PowerPoint - 9.pptx 9/7/8( 水 9. 線形写像 ここでは 行列の積によって 写像を定義できることをみていく また 行列の積によって定義される写像の性質を調べていく 拡大とスカラー倍 行列演算と写像 ( 次変換 拡大後 k 倍 k 倍 k 倍拡大の関係は スカラー倍を用いて次のように表現できる p = (, ' = k ' 拡大前 p ' = ( ', ' = ( k, k 拡大 4 拡大と行列の積 拡大後 k 倍

More information

計算幾何学入門 Introduction to Computational Geometry

計算幾何学入門 Introduction to  Computational Geometry テーマ 6: ボロノイ図とデローネイ 三角形分割 ボロノイ図, デローネイ三角形分割 ボロノイ図とは 平面上に多数の点が与えられたとき, 平面をどの点に最も近いかという関係で分割したものをボロノイ図 (Voronoi diagram) という. 2 点だけの場合 2 点の垂直 2 等分線による分割 3 点の場合 3 点で決まる三角形の外接円の中心から各辺に引いた垂直線による分割線 2 点からの等距離線

More information

. 61 5,000 5,000 2 61 2 10 62 5 1 2 3 9 30 6 10 3 1 969 39 61 20 330 1040 1750 1360 57 60 1 10,000 96 5 5 94 80 5 15 5 100 82 18 2

. 61 5,000 5,000 2 61 2 10 62 5 1 2 3 9 30 6 10 3 1 969 39 61 20 330 1040 1750 1360 57 60 1 10,000 96 5 5 94 80 5 15 5 100 82 18 2 1. 2. 26 9 8 26 9 22 26 9 28 3. 26 10 1 26 12 31 4. 26 10 27 1 1 3 27 1 1 2 1 2 5. 1 1000 1,000 6. 1 10,000 A 500 11 B 500 11 1,000 A B 7. 10,000 8. 1 5 5 9. 10. 11. 1 2 1 . 61 5,000 5,000 2 61 2 10 62

More information

2013 5

2013 5 12 (SL) (L) (SL) 2013 5 5 29 () 4 ( ) 7 17 20 ( ) 2 14. 4.17 14. 5. 1 14. 5.22 14. 6. 5 14. 4.17 14. 5. 1 14. 5. 8 14. 5.22 14. 4.17 14. 5. 1 14. 5.22 14. 6. 5 4 10 7 7 10 7 31 8 14.4.10 14.7.10 14.7.31

More information

1000

1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 SL 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 ( 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000

More information

情報処理Ⅰ演習

情報処理Ⅰ演習 C プログラミング Ⅱ の基礎 アドレス 変数のために用意されたメモリ領域の位置 アドレス 0x1000 0x1001 0x100 0x1003 0x1004 0x100 0x1006 0x1007 0x1008 0x1009 0x100A 0x100B メモリ 整数型の変数を宣言 int ; アドレス 0x1000 0x1001 0x100 0x1003 0x1004 0x100 0x1006 0x1007

More information

Microsoft Word - no206.docx

Microsoft Word - no206.docx 3.2 双方向リスト 今までのリストは 前から順にたどることしかできませんでした 今度は逆にもたどることができる 双方向リストを扱います この場合は 構造体には次を表すポインタの他に前を表すポインタを持つ ことになります 今回は最初と最後をポインタを使うと取り扱いが面倒になるので 最初 (start) と最後 (end) を どちらとも構造体 ( 値は意味を持たない ) を使うことにします こうすることによって

More information

PowerPoint プレゼンテーション - 物理学情報処理演習

PowerPoint プレゼンテーション  -  物理学情報処理演習 物理学情報処理演習 8. C 言語 5 文字列 ポインタ 2016 年 6 月 7 日 ver20160607_2 本日の推奨作業 directory lesson08 8.1 文字列 8.2 ポインタ 参考文献 やさしい C++ 第 4 版高橋麻奈 ( 著 ) ソフトバンククリエイティブ プログラミング言語 C++ 第 4 版ビャーネ ストラウストラップ, Bjarne Stroustrup, 柴田望洋

More information

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ 今回のプログラミングの課題 次のステップによって 徐々に難易度の高いプログラムを作成する ( 参照用の番号は よくわかる C 言語 のページ番号 ) 1. キーボード入力された整数 10 個の中から最大のものを答える 2. 整数を要素とする配列 (p.57-59) に初期値を与えておき

More information

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード] 第 12 回構造体 1 今回の目標 構造体を理解する 構造体の定義の仕方を理解する 構造体型を理解する 構造体型の変数 引数 戻り値を理解する 複素数同士を足し算する関数を作成し その関数を利用するプログラムを作成する 2 複素数の足し算 複素数は実部と虚部の2つの実数で 表現される 表現される z = a+ bi 2 つの複素数 z 1 = a 1+ bi 1 と z2 = a2 + b2i の和

More information

情報処理演習 B8クラス

情報処理演習 B8クラス 予定スケジュール ( 全 15 回 ) 1 1. 終了 プログラミング言語の基礎 2. 終了 演算と型 3. 終了 プログラムの流れの分岐 (if 文,switch 文など ) 4. 終了 プログラムの流れの繰返し (do, while, for 文など ) 5. 終了 中間レポート1 6. 終了 配列 7. 終了 関数 8. 終了 文字列 ( 文字列の配列, 文字列の操作 ) 9. 終了 ポインタ

More information

Microsoft PowerPoint - 5Chap15.ppt

Microsoft PowerPoint - 5Chap15.ppt 第 15 章文字列処理 今日のポイント 15.1 文字列処理の基本 strcpy strcat strlen strchr などの使い方をマスターする strcpy はなんて読むの? 普通はストリングコピー C のキーワードの読み方に悩んだら下記サイトを参考 ( 前回紹介とは別サイト ) http://www.okakogi.go.jp/people/miwa/program/c_lang/c_furoku.html

More information