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2 第一問 第一問 -50 点 - 問 1 (20 点 ) (1) について 1 相続年 (4 点 ) その年において相続があった場合において 次の要件を満たすときは その事業を承継した相続人のその相続のあった 日の翌日からその年 12 月 31 日までの間に国内において行った課税資産の譲渡等 ( 特定資産の譲渡等を除く ) 及び特定課税仕入れについては 納税義務は免除されない ( イ ) 相続人の基準期間における課税売上高 1 千万円 ( ロ ) 被相続人の基準期間における課税売上高 >1 千万円 2 相続年の翌年以後 (4 点 ) その年の前年又は前々年において相続があった場合において 次の要件を満たすときは その事業を承継した相続人のその年中に国内において行った課税資産の譲渡等及び特定課税仕入れについては 納税義務は免除されない ( イ ) 相続人の基準期間における課税売上高 1 千万円 ( ロ ) 相続人の基準期間に被相続人の基準期間 + >1 千万円おける課税売上高における課税売上高 3 適用除外 (1 点 ) 相続人が課税事業者を選択している場合又は特定期間における課税売上高による納税義務の免除の特例により課税事業者となる場合には これらの規定は適用されない 4 分割して承継した場合 (1 点 ) 相続により被相続人の事業を 2 以上の相続人が事業場ごとに分割して承継した場合の被相続人の基準期間における課税売上高は その相続人が相続した事業場に係る部分の金額とする 問 1( 続き ) (2) について次の場所が国内にあるかどうかにより行うものとする 1 原則 (3に該当するものを除く ) (2 点 ) 役務の提供が行われた場所 2 一定の場所 (6 点 ) ( イ ) 国際輸送出発地 ( 発送地 ) 又は到着地 ( ロ ) 国際通信発信地又は受信地 1

3 ( ハ ) 国際郵便 国際信書便差出地又は配達地 ( ニ ) 保険業務保険業務を営む者の事務所等の所在地 ( ホ ) 生産設備等の建設 製造に関し 専門的な知識を必要とする調査 企画 立案など生産設備等の建設 製造に必要な資材の大部分が調達される場所 ( ヘ ) 上記以外の役務の提供で役務提供地が明らかでないもの役務提供者の事務所等の所在地 3 電気通信利用役務の提供 (2 点 ) 役務の提供を受ける者の住所等ただし その住所等がないときは 国外で行われたものとする 問 2 (30 点 ) 選択欄が不正解の場合は理由等を含めて 0 点選択欄を正解していても理由等が空欄の場合は 0 点 (1) について (6 点 ) 次の選択欄から正解を選んで丸で囲み その理由等を記載しなさい ( 選択欄 ) 課税取引非課税取引免税取引左記以外 ( 不課税取引 ) ( 理由等 ) 1 市場調査に係る役務の提供が国内において行われたかどうかの判定は 役務の提供が行われた場所が国内にあるかどうかにより行うため 国内において事業者が行った資産の譲渡等に該当し 課税の対象となる 2 非居住者に対して行われる役務の提供で 国内において直接便益を享受するもの以外のものに該当し 輸出証明を要件として 免税取引となる なお 非居住者が支店を国内に有するときは その役務の提供は国内の支店を経由して役務の提供を行ったものとして 課税取引となる ただし 国内に支店を有する非居住者に対する役務の提供であっても 役務の提供が非居住者の国外の本店との直接取引であり その非居住者の国内の支店はこの役務の提供に直接的にも間接的にもかかわっておらず かつ 役務の提供を受ける非居住者の国内の支店の業務は その役務の提供に係る業務と同種 あるいは関連する業務でない場合には 免税取引となる 2

4 (2) について (4 点 ) 次の選択欄から正解を選んで丸で囲み その理由等を記載しなさい ( 選択欄 ) 課税取引非課税取引免税取引左記以外 ( 不課税取引 ) ( 理由等 ) 1 両替手数料に係る役務の提供が国内において行われたかどうかの判定は 役務の提供が行われた場所が国内にあるかどうかにより行うため 国内において事業者が行った資産の譲渡等に該当し 課税の対象となる 2 外国為替業務などに係る手数料を対価とする役務の提供に該当し 非課税取引となる (3) について (5 点 ) 次の選択欄から正解を選んで丸で囲み その理由等を記載しなさい ( 選択欄 ) 課税取引非課税取引免税取引左記以外 ( 不課税取引 ) ( 理由等 ) 音楽配信に係る役務の提供は 電気通信利用役務の提供に該当する 電気通信利用役務の提供が国内において行われたかどうかの判定は 役務の提供を受ける者の住所等が国内にあるかどうかにより行うため 国内において事業者が行った資産の譲渡等に該当せず 不課税取引となる (4) について (4 点 ) 次の選択欄から正解を選んで丸で囲み その理由等を記載しなさい ( 選択欄 ) 課税取引 非課税取引 免税取引 左記以外 ( 不課税取引 ) ( 理由等 ) 1 飲食の提供に係る役務の提供が国内において行われたかどうかの判定は 役務の提供が行われた場所が国内にある かどうかにより行うため 国内において事業者が行った資産の譲渡等に該当し 課税の対象となる 2 非居住者に対して行われる役務の提供で 国内において直接便益を享受するもの以外のものに該当せず 課税取引 となる 3

5 (5) について (5 点 ) 次の選択欄から正解を選んで丸で囲み その理由等を記載しなさい ( 選択欄 ) 課税取引非課税取引免税取引左記以外 ( 不課税取引 ) ( 理由等 ) 損害賠償金のうち 資産につき加えられた損害の発生に伴い受けるものは 資産の譲渡等の対価に該当せず 不課税取引となる なお 損害を受けた資産が加害者に引き渡される場合で その資産がそのまま又は軽微な修理を加えることにより使用できるときにその加害者から収受する損害賠償金は資産の譲渡等の対価に該当することとなるが 本問における損害賠償金は 備品を廃棄しているためこれに該当しない (6) について (6 点 ) 次の選択欄から正解を選んで丸で囲み その理由等を記載しなさい ( 選択欄 ) 課税取引非課税取引免税取引左記以外 ( 不課税取引 ) ( 理由等 ) 1 日本酒セット及びポーチ付化粧品の譲渡は 国内において事業者が行った資産の譲渡等に該当し 課税の対象となる 2 日本酒セット及びポーチ付化粧品については 通常生活の用に供する物品のうち消耗品に該当するため 税抜対価の額の合計額が 5 千円超 50 万円以下であるかどうかにより免税対象金額の判定をする 日本酒セットの譲渡については 税抜対価の額の合計額 (750,000 円 ) が 50 万円を超えているため 課税取引となる ポーチ付化粧品の譲渡については 税抜対価の額の合計額 (4,000 円 ) が 5 千円を超えていないため 課税取引となる なお 一般物品と消耗品とが一の資産を構成している場合には 消耗品として取り扱うこととされている また 日本酒セットの税抜対価の額の合計額が 50 万円を超えているため 免税手続カウンターにおける合算の対象とならない 4

6 第二問 -50 点 -( 箇所各 2 点 箇所各 1 点 ) 前課税期間の中間納付税額の計算 区分金額計算過程 中間納付税額 2,336,100 円 [ 中間納付税額の計算 ]( 百円未満切捨 ) (1) 一月中間申告 6,300,000 円 9 (2) 三月中間申告 6,300,000 円 9 (3) 六月中間申告 適用なし + 236,100 円 ,100 円 3 (4) (1)+(2)+(3)=2,336,100 円 =778,700 円 4,000,000 円 適用なし 3=2,336,100 円 >1,000,000 円 2,336,100 円 Ⅰ 納税義務の有無の判定 区分金額計算過程 基準期間の課税売上高 184,045,092 円 [ 納税義務の有無の判定 ] (1) 原則 基準期間なし (2) 特例 1 特定期間における課税売上高による納税義務の免除の特例 ( イ ) 前事業年度 4 ヶ月 7 ヶ月 短期事業年度 ( ロ ) 前々事業年度なし 特定期間なし 2 合併があった場合の納税義務の免除の特例 ( 新設合併 ) ( イ ) 乙社 イ (a) 課税売上高 a 48,000,000 円 -2,320,000 円 -700,000 円 =44,980,000 円 44,980,000 円 =42,838,095 円 b 50,000 円 =47,619 円 c a-b=42,790,476 円 (b) 輸出免税売上高 700,000 円 (c) (a)+(b)=43,490,476 円 ロ (a) 課税売上高 a 147,000,000 円 -6,965,000 円 -2,300,000 円 =137,735,000 円 137,735,000 円 =127,532,407 円 b 300,000 円 =277,777 円 c a-b=127,254,630 円 (b) 輸出免税売上高 2,300,000 円 (c) (a)+(b)=129,554,630 円 ハイ + ロ 12 12=173,045,100 円 5

7 ( ロ ) 丙社 (23,500,000 円 +1,200,000 円 )-(13,000,000 円 +700,000 円 ) =11,000,000 円 11,000,000 円 12 12=10,999,992 円 ( ハ ) ( イ )+( ロ )= 184,045,092 円 >10,000,000 円 納税義務あり Ⅱ 課税標準額に対する消費税額の計算 区分金額計算過程 課税標準額 303,018,000 円 [ 課税標準額の計算 ]( 千円未満切捨 ) 4,500,000 円 317,611,900 円 + 9,000,000 円 4,500,000 円 +1,500,000 円 +72,000 円 課税標準額に対する 消費税額 19,090,134 円 + 500,000 円 +2,326,000 円 =327,259,900 円 327,259,900 円 =303,018,425 円 303,018,000 円 [ 課税標準額に対する消費税額の計算 ] 303,018,000 円 6.3%=19,090,134 円 Ⅲ 仕入れに係る消費税額の計算等 区分金額計算過程 課税売上割合 317,556,738 円 334,217,702 円 [ 課税売上割合の計算 ] (1) 課税売上高 1 303,018,425 円 3,500,000 円 2( イ ) 250,000 円 6,000,000 円 +3,500,000 円 =92,105 円 3,000,000 円 ( ロ ) 100,000 円 4,000,000 円 +3,000,000 円 42,857 円 =39,682 円 ( ハ ) ( イ )+( ロ )=131,787 円 3 1-2=302,886,638 円 (2) 輸出免税売上高 13,520,100 円 (3) 非課税資産の輸出等の金額 =42,857 円 1,000,000 円 +150,000 円 = 1,150,000 円 (4) 非課税売上高 1,500,000 円 1 9,000,000 円 +3,000,000 円 +78,000 円 4,500,000 円 +1,500,000 円 +10,700,000 円 +(82,992 円 +14,700 円 +308 円 )+200,000 円 +550,000 円 =16,876,000 円 6,000,000 円 2( イ ) 250,000 円 =157,894 円 6,000,000 円 +3,500,000 円 4,000,000 円 ( ロ ) 100,000 円 =57,142 円 4,000,000 円 +3,000,000 円 6

8 ( ハ ) ( イ )+( ロ )=215,036 円 3 1-2=16,660,964 円 控除対象仕入税額 13,105,841 円 (5) 課税売上割合 (1)+(2)+(3) (1)+(2)+(3)+(4) =317,556, ,217, % 95% 特定課税仕入れはなかったものとする (6) 課税売上高の判定 (1)+(2)=316,406,738 円 500,000,000 円 [ 課税仕入れ等の税額の計算 ] (1) 課税仕入れに係る消費税額 1 課税売上げにのみ要するもの 判定方法が合って配点 158,000,000 円 +6,000,000 円 +39,000 円 +(130,000 円 -32,500 円 ) +128,000 円 +2,376,000 円 +1,900,000 円 + 17,000 円 +9,800,000 円 +1,000,000 円 =179,357,500 円 2 非課税売上げにのみ要するもの 6,500,000 円 3 共通して要するもの (759,300 円 -3,300 円 )+56,160 円 +128,540 円 +160,000 円 +207,000 円 + (30,000 円 -2,400 円 )+271,000 円 +560,000 円 +620,200 円 +589,000 円 +600,000 円 +(2,658,000 円 -2,376,000 円 ) + (2,020,000 円 -141,400 円 )+(15,536,000 円 -450,000 円 ) =21,222,100 円 =207,079,600 円 207,079,600 円 =12,079,643 円 (2) 課税貨物に係る消費税額 ( 課税売上げにのみ要するもの ) 882,000 円 (3) 棚卸資産に係る消費税額 ( 課税売上げにのみ要するもの ) 4,500,000 円 = 171,428 円 (4) 仕入れに係る対価の返還等に係る消費税額 ( 課税売上げにのみ要するもの ) 466,800 円 =27,230 円 (5) 仕入れに係る消費税額 (1)+(2)+(3)-(4)=13,105,841 円方法が合って配点 7

9 [ 調整対象固定資産に係る控除税額の調整の計算等 ] (1) 調整対象固定資産の判定 1 リース資産 ( 居住用賃貸マンション管理用ソフトウェア ) (1,140,000 円 -114,000 円 ) =950,000 円 <1,000,000 円 2 リース資産 ( パソコン ) (2,020,000 円 -141,400 円 ) 10 台 =187,860 円 該当しない 187,860 円 =173,944 円 <1,000,000 円 該当しない 3 本社建物敷地 居住用賃貸マンション敷地 非課税資産のため 調整対象固定資産に該当しない 4 本社建物敷地に係る土地造成費用 資本的支出ではあるが 非課税資産に係る課税仕入れであるため 調整 対象固定資産に該当しない 5 本社建物 5,400,000 円 =5,142,857 円 1,000,000 円 該当する 6 居住用賃貸マンション (3,000,000 円 -850,000 円 ) =2,047,619 円 1,000,000 円 7 居住用賃貸マンションに係る資本的支出 該当する 850,000 円 =809,523 円 <1,000,000 円 該当しない 8 運送用トラック (6,000,000 円 -400,000 円 ) =5,333,333 円 1,000,000 円 9 帯鋸盤 該当する 9,800,000 円 =9,074,074 円 1,000,000 円 該当する 10 商標権 (2,100,000 円 -60,000 円 ) 2 件 =1,020,000 円 1,020,000 円 =944,444 円 <1,000,000 円 該当しない 11 ソフトウェア 5,200,000 円 =4,814,814 円 1,000,000 円 該当する ( 注 ) 居住用賃貸マンションは 免税事業者である課税期間における取得 のため調整不要 本社建物 帯鋸盤及びソフトウェアは 当課税期間が第 3 年度の課 税期間に該当しないため調整不要 運送用トラックは 転用の事実がないため調整不要 売上げの返還等対価に 係る税額 2,499 円 [ 控除対象仕入税額の計算 ] 13,105,841 円 [ 売上げの返還等対価に係る消費税額の計算 ] 42,857 円 =2,499 円 8

10 貸倒れに係る税額 控除税額小計 93,749 円 13,202,089 円 [ 貸倒れに係る消費税額の計算 ] 1,800,000 円 (7,000,000 円 -750,000 円 ) =1,607,142 円 5,200,000 円 +1,800,000 円 1,607,142 円 =93,749 円 [ 控除税額小計の計算 ] 13,105,841 円 +2,499 円 +93,749 円 =13,202,089 円 Ⅳ 差引税額又は控除不足還付税額の計算 区分金額計算過程 差引税額 控除不足還付税額 5,888,000 円 円 [ 差引税額又は控除不足還付税額の計算 ]( 百円未満切捨 ) 19,090,134 円 -13,202,089 円 =5,888,045 円 5,888,000 円 方法が合って配点 Ⅴ 中間納付税額の計算 区分金額計算過程 中間納付税額 4,036,500 円 [ 中間納付税額の計算 ] ( 百円未満切捨 ) (1) 一月中間申告 1,794,000 円 4 (2) 三月中間申告 1,794,000 円 4 =448,500 円 4,000,000 円 適用なし 3=1,345,500 円 >1,000,000 円 1,345,500 円 3 回 =4,036,500 円 (3) 六月中間申告 適用なし (4) (1)+(2)+(3)=4,036,500 円 1,345,500 円 Ⅵ 納付税額又は中間納付還付税額の計算 区分金額計算過程 納付税額 中間納付還付税額 1,851,500 円 [ 納付税額又は中間納付還付税額の計算 ] 円 5,888,000 円 -4,036,500 円 =1,851,500 円 9

11 10

12 11

13 12

14 13

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