HPE 3PAR Red Hat Enterprise Linux and Oracle Linux Implementation Guide

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1 HPE 3PAR Red Hat Enterprise Linux および Oracle Linux 実装ガイド 摘要 このガイドでは HPE 3PAR StoreServ Storage と Red Hat Enterprise Linux ホストまたは Oracle Linux ホストの間の通信を確立する方法について説明します このガイドは Red Hat Enterprise Linux Oracle Linux および HPE 3PAR OS を熟知したシステム管理者およびストレージ管理者を対象としています 部品番号 : QL 年 2 月

2 Copyright 2012, 2016 Hewlett Packard Enterprise Development LP 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります Hewlett Packard Enterprise 製品およびサービスに対する保証については 当該製品およびサービスの保証規定書に記載されています ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません 本書の内容につきましては万全を期しておりますが 本書中の技術的あるいは校正上の誤り 欠落に対して 責任を負いかねますのでご了承ください 本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり その保有 使用 または複製には Hewlett Packard Enterprise から許諾を得る必要があります 米国政府の連邦調達規則である FAR および の規定に従って コマーシャルコンピューターソフトウェア コンピューターソフトウェアドキュメンテーションおよびコマーシャルアイテムのテクニカルデータ (Commercial Computer Software, Computer Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items) は ベンダーが提供する標準使用許諾規定に基づいて米国政府に使用許諾が付与されます サードパーティ製品の Web サイトへのリンクは Hewlett Packard Enterprise 以外の Web サイトを紹介するものです Hewlett Packard Enterprise は Hewlett Packard Enterprise 以外の Web サイトの情報については 管理しておらず また責任を負いません 商標について Oracle は Oracle またはその関連会社の登録商標です Linux は 米国およびその他の国における Linus Torvalds の登録商標です Microsoft および Windows は 米国およびその他の国における Microsoft Corporation の登録商標または商標です

3 目次 1 概要...7 対象読者...7 3PAR OS オンラインアップグレードに関する留意事項...8 Linux ホストのサポート要件...8 3PAR の共存...8 3PAR ドキュメント PAR RHEL クイック接続...10 作業を開始する前に...10 FC プロトコルまたは FCoE プロトコルのクイック接続...10 iscsi プロトコルのクイック接続 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成...19 FC のプランニングの留意事項...19 FC のターゲットポートの制限と仕様...20 FC での 3PAR Persistent Ports...21 FC Smart SAN...23 FC での 3PAR Persistent Checksum PAR Express Scripts...24 ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続...24 FC-to-FC 接続...24 FCoE-to-FC 接続...25 ファブリックの設定とゾーニング...25 FC スイッチベンダーごとの設定ガイドライン PAR StoreServ Storage ポートの構成 PAR StoreServ Storage のポートを直接接続用に設定する手順...29 ファブリック接続用の 3PAR StoreServ Storage 上のポートの設定...31 ホストの構成...32 Emulex HBA の使用...32 Emulex HBA ドライバー...32 modprobe.conf 設定ファイルの作成および Emulex 用 initramfs のビルド...32 QLogic HBA の使用...35 QLogic HBA ドライバー...35 modprobe.conf 設定ファイルの作成および QLogic 用 initramfs のビルド...35 QLogic HBA を使用する場合の NVRAM と BIOS の設定...38 SCLI ユーティリティを使用した QLogic HBA の設定...39 Brocade HBA の使用...41 Brocade HBA ドライバー...41 BCU ユーティリティを使用した Brocade HBA の設定...41 RHEL 5 の SCSI タイムアウトの設定...42 udev ルールを使用した SCSI タイムアウトの設定...42 SCSI タイムアウト設定の確認...43 Emulex および QLogic スクリプトを使用した SCSI タイムアウトの設定...43 マルチパスソフトウェアの設定 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成...44 iscsi のプランニングの留意事項...44 iscsi のターゲットポートの制限と仕様...44 iscsi での 3PAR Persistent Ports...46 ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続...47 Enterprise iscsi...48 スイッチおよび iscsi イニシエーターの設定 PAR StoreServ Storage ポートの構成 PAR iscsi の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング...52 目次 3

4 ソフトウェア iscsi でのホストの設定...53 iscsi ドライバーのインストール...53 ソフトウェア iscsi の設定...53 iscsi デーモンの起動...56 ソフトウェア iscsi 接続の作成...57 ソフトウェア iscsi 向けの CHAP の設定 ( オプション )...63 ホスト CHAP の設定...63 双方向 CHAP の設定...65 Internet Storage Name Server の設定と使用 ( オプション )...68 Microsoft isns サーバーを使用して登録を検出...68 isns サーバーを使用した探索ドメインの作成...68 isns サーバーでの使用のための iscsi イニシエーターとターゲットの設定...68 ソフトウェア iscsi 用の RHEL iscsiadm ユーティリティの使用法 ( オプション )...70 ハードウェア iscsi 用のホストの設定...72 Emulex CNA の使用...72 BIOS の設定...72 OneCommand Manager GUI を使用したハードウェア iscsi の構成...74 VLAN タギングのある IPv6 でのハードウェア iscci の構成...78 hbacmd ユーティリティを使用したハードウェア iscsi の設定...80 BIOS を使用しないハードウェア iscsi の構成 ( ローカルブートのみ )...82 Broadcom CNA の使用...85 BIOS の設定...85 iscsi ターゲットへの接続の作成 ( ローカルブートのみ )...86 ハードウェア iscsi 向けの CHAP の設定 ( オプション )...87 ホスト CHAP の設定...87 Emulex CNA の使用 - ホスト CHAP...87 Broadcom CNA の使用 - ホスト CHAP...88 双方向 CHAP のセットアップ...88 Emulex CNA の使用 - 双方向 CHAP...89 Broadcom CNA の使用 - 双方向 CHAP...89 マルチパスソフトウェアの設定 FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成...90 FCoE のプランニングの留意事項...90 FCoE のターゲットポートの制限と仕様...91 FCoE での 3PAR Persistent Ports...92 ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続...93 ファブリックの設定とゾーニング PAR StoreServ Storage ポートの構成...95 FCoE 用のホストの設定...97 Emulex CNA の使用...97 Emulex CNA での FCoE ホストパーソナリティの設定...97 Emulex CNA ドライバー Broadcom CNA の使用 Broadcom CNA での FCoE ホストパーソナリティの設定 Broadcom CNA ドライバー Broadcom FCoE の初期化と設定 マルチパスソフトウェアの設定 マルチパスソフトウェアの設定 DM マルチパスのセットアップ 必要なソフトウェアパッケージのインストール DM マルチパス構成ファイルの修正 ALUA Persona を使用 (3PAR OS 以降で推奨 ) Generic Persona の使用 SAN ブートの設定 目次

5 DM マルチパスの有効化と起動 initramfs ファイルシステムでのマルチパスのセットアップ Host Persona の変更 ( オプション ) Veritas DMP マルチパスの設定 ストレージのプロビジョニングおよびホスト LUN の検出 PAR Host Explorer ソフトウェアパッケージのインストール ( オプション ) ホスト定義の作成 PAR StoreServ Storage 上でのストレージの作成 仮想ボリュームの作成 シンプロビジョニングされた仮想ボリュームの作成 シン重複排除された仮想ボリュームの作成 PAR Priority Optimization のセットアップ ( オプション ) ボリュームのサイズと数の制限 LUN のホストへのエクスポート ホストでのデバイスの検出 ホスト上の 3PAR デバイスの使用 デバイスマッパー用デバイスの作成 詳細なデバイスマッパーノード情報の表示 デバイスマッパーノードのパーティション分割 Veritas Volume Manager デバイスの作成 ホストからのストレージボリュームの削除 RHEL 7 または RHEL 6 のファイルシステムスペース回収のサポートの考慮事項 PAR StoreServ Storage からのホストの起動 前提条件 HBA の構成 Emulex HBA の使用 - FC と FCoE Emulex CNA の使用 - ハードウェア iscsi QLogic HBA の使用 - FC Broadcom CNA の使用 - FCoE Broadcom CNA の使用 - UEFI 環境の FCoE Broadcom CNA の使用 - ハードウェア iscsi Brocade HBA の使用 - FC RHEL Linux CD または DVD から OS をインストールする Oracle Enterprise Linux の使用 RHEL 互換のカーネルを使用した Oracle Enterprise Linux UEK での Oracle Enterprise Linux の使用 Oracle Enterprise Linux が作成するパーティション RHEL 4.9 FC ホストの使用 Host Persona FC Emulex ドライバーのチューニング SCSI タイムアウトの設定 マルチパスソフトウェアの設定 LUN の最大サイズ 新しい LUN のスキャン 仮想化とクラスター Oracle Virtual Machine Server (OVM) の使用 Red Hat Enterprise Virtualization (KVM/RHEV-H) の使用 Red Hat Xen Virtualization の使用 RedHat Cluster サービスの使用 Veritas Cluster Server の使用 PAR File Persona ソフトウェアの設定 PAR File Persona 目次 5

6 14 サポートとその他のリソース Hewlett Packard Enterprise サポートへのアクセス アップデート情報の取得 Web サイト リモートサポート 索引 目次

7 1 概要 この実装ガイドは Linux OS を実行するホストから HPE 3PAR StoreServ Storage へ FC ( ファイバーチャネル ) プロトコル FCoE (Fibre Channel over Ethernet) プロトコル または iscsi プロトコルを使用して 新しい接続を確立するためのものです 注記 : RHEL に対するすべての参照は 別途明記されていない限り Oracle Linux にも適用されます 表 1 RHEL と Oracle Linux のリリース RHEL のリリース 5.x 6.x 7.x Oracle Linux のリリース 5.x 6.x 7.x 注記 : 対象読者 お使いの 3PAR StoreServ Storage から期待どおりのパフォーマンスや成果を得るためには 3PAR StoreServ Storage 用に Hewlett Packard Enterprise が提供するドキュメントセットや OS Host Bus Adapter (HBA) およびスイッチのベンダーが各製品について提供するドキュメントとともに このガイドの情報を使用する必要があります 本書で説明する OS パッチの他に 追加のパッチがストレージの Single Point of Connectivity Knowledge (SPOCK) の Web サイトに記載されていることがあります ハードウェア iscsi および FCoE は Oracle Linux Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) ではサポートされません ファイバーチャネル接続は ファブリック接続と直接接続のトポロジの双方が 3PAR StoreServ Storage と RHEL ホストの間でサポートされています サポートされているハードウェアプラットフォームおよびソフトウェアプラットフォームについては SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] を選択してください ) この実装ガイドは 3PAR StoreServ Storage のシステム構成とリソース割り当てを監視および管理するシステム管理者およびストレージ管理者を対象にしています 本書で説明しているタスクは RHEL Oracle Linux および 3PAR OS を熟知した管理者が行うことを想定しています このガイドは 3PAR StoreServ Storage と RHEL または Oracle Linux ホストとの間の通信を確立するため および指定された構成で必要なストレージを割り当てるための基本的な条件について説明します 特定の詳細情報と手順については RHEL ホストおよび HBA ( ホストバスアダプター ) のドキュメントと併せて 適切な Hewlett Packard Enterprise ドキュメントを参照する必要があります 対象読者 7

8 3PAR OS オンラインアップグレードに関する留意事項 この実装ガイドは 新規インストールについて説明します 3PAR OS のオンラインアップグレードの計画については 次の Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library で入手できる HPE 3PAR オペレーティングシステムアップグレード事前計画ガイド を参照してください サポートされているホスト構成およびインターオペラビリティについての詳細は SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] を選択してください ) Linux ホストのサポート要件 Linux ホストは 以下の要件を満たしている必要があります サポートされている構成についての詳細は SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] を選択してください ) HBA とホストに付属のマニュアルに従って ホストに HBA/CNA を取り付けます サポートされているレベルの HBA/CNA BIOS およびファームウェアを Service Pack for ProLiant (SPP) の Web サイトで入手します サポートされているレベルの HBA/CNA ドライバーを 次の Hewlett Packard Enterprise サポートセンターから入手します 次のいずれかをインストールします 3PAR の共存 Emulex OneCommand Manager (/usr/sbin/ocmanager/hbacmd) QLogic QConvergeConsole Manager (/opt/qlogic_corporation/ QConvergeConsoleCLI/qaucli) Broadcom Advanced Control Suite (opt Broadcom BACScli) ( 構成タスクの手助けに ) 3PAR StoreServ Storage アレイは 他の Hewlett Packard Enterprise ストレージアレイファミリと共存できます サポートされている Hewlett Packard Enterprise ストレージアレイの組み合わせと規則については SPOCK にある HPE SAN Design Reference Guide を参照してください ([SPOCK Home] の [Design Guides] から [SAN Design Guide] を選択してください ) 8 概要

9 3PAR ドキュメント ドキュメントの種類 この実装ガイドの最新バージョンと その他の 3PAR ストレージのドキュメント : サポートされているハードウェアとソフトウェアのプラットフォーム : Hewlett Packard Enterprise のすべての製品 : 参照先 Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library: Single Point of Connectivity Knowledge (SPOCK) for Hewlett Packard Enterprise Storage Products の Web サイト : Hewlett Packard Enterprise サポートセンター : 3PAR ドキュメント 9

10 2 3PAR RHEL クイック接続 作業を開始する前に このクイック接続の章では 3PAR StoreServ Storage のターゲットポートを FC FCoE または iscsi プロトコルで迅速にホスト接続するためのプロセス概要を 事前にこのプロセスの経験を持つシステム管理者とストレージ管理者用に説明します このプロセスの詳細については この実装ガイドの他の章を参照してください 作業を開始する前に ホスト I/O インターフェイスカードの接続に使用するプロトコルを決定します プロトコルオプション : FC プロトコルまたは FCoE プロトコル iscsi プロトコル FC プロトコルまたは FCoE プロトコルのクイック接続 FC プロトコルのみ 1 3PAR StoreServ Storage FC ポートの設定 重要 : この手順は FC プロトコルにのみ適用されます FC ポートを point ( ファブリック ) または loop ( 直接接続 ) で構成します 16GB のターゲットは MU2 から 直接接続の point モードでサポートされています ファブリック : cli % controlport config host ct point 0:1:4 1:1:4 直接接続の 8Gb ターゲット : cli % controlport config host ct loop 0:1:4 1:1:4 直接接続の 16Gb ターゲット : cli % controlport config host ct point 0:1:4 1:1:4 10 3PAR RHEL クイック接続

11 FCoE プロトコルのみ 1 3PAR StoreServ Storage CNA ポートおよびホスト BIOS の設定 重要 : この手順は FCoE プロトコルにのみ適用されます 1. CNA ポートを FCoE プロトコルに設定します FCoE プロトコルのデフォルトは Point ( ファブリック ) トポロジとホストモードです cli % controlport config fcoe 0:1:4 1:1:4 2. ホスト上で [Storage Personality] または [NIC Personality Options] を [FCoE] に設定します Broadcom 社製カードでは この設定は CNA BIOS 設定で使用できます Emulex CNA カードでは この設定はサーバーの BIOS で利用できます FC と FCoE の両方に共通 2 OS ブート ローカルサーバーのディスクからの起動 1. OS をインストールします 2. SPOCK の情報を基にして 以下のものをアップデートします ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] [Explore 3PAR Block Persona interoperability] を選択してください ) ホストドライバー BIOS ファームウェア または SAN (BFS) からの起動 注記 : Point ( ファブリック ) と Loop ( 直接接続 ) の両方のモードで SAN ブートをサポートします 1. ホストとストレージ間のゾーン構成を作成します HBA の BIOS から ホストの WWN を取得します 2. 3PAR StoreServ Storage 上でホスト WWN と Persona2 または Persona1 を使用してホストの定義を作成します 3. インストールする OS 用のストレージボリュームを作成し LUN ( 論理ユニット番号 ) をエクスポートします 最小の LUN 番号 (LUN 0) を使用することをお勧めします 4. ホストの電源を投入し HBA/CNA BIOS を有効にし ブート LUN デバイスを構成します 5. HBA/CNA から起動するサーバーのブート順序を変更します 6. OS をインストールします 起動中にマルチパスを有効にするため RHEL 5 では boot: linux mpath を使用します 7. インストールが完了した後 3PAR の特定のデバイス構成用 /etc/multipath.conf を構成し ホストドライバーのパラメーターをチューニングします 8. initramfs イメージを再構築し ブートデバイス上で マルチパス構成を反映できるように リブートします 9. SPOCK の情報を基にして 以下のものをアップデートします ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] [Explore 3PAR Block Persona interoperability] を選択してください ) ホストドライバー BIOS ファームウェア FC プロトコルまたは FCoE プロトコルのクイック接続 11

12 3 ホストドライバーパラメーターのチューニング /etc/modprobe.d/modprobe.conf 内の 次のドライバーパラメーターをチューニングし initramfs イメージを再構築します QLogic: options qla2xxx ql2xmaxqdepth=16 qlport_down_retry=14 Emulex: options lpfc lpfc_devloss_tmo=14 lpfc_lun_queue_depth=16 lpfc_discovery_threads=32 注記 : Brocade HBA: lun_queue_depth パラメーターはオプションであり サイト固有の構成になります パスのタイムアウト値 (pathtov) を 30 ( デフォルト ) から 14 に変更します # bcu fcpim --pathtov 1/0 14 注記 : ドライバーのアップデートの詳細は Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください 4 ファブリックゾーニング 1 ゾーンあたり 1 つのイニシエーターに対し 1 つのターゲット または 1 ゾーンあたり 1 つのイニシエーターに対し複数のターゲットのいずれかを作成します 複数のターゲットは 3PAR と他の Hewlett Packard Enterprise ストレージシステムの混在が可能です 3PAR OS から Smart SAN は 16Gb FC ターゲットでサポートされています 3PAR の Smart SAN の TDPZ (Target Driven Peer Zoning) 機能を使用すると FC スイッチインターフェイスの使用を必要とせず アレイインターフェイスからゾーニングを作成することができます FC Smart SAN (23 ページ ) を参照してください 5 ホスト定義の作成 Persona 2 または Persona 1 を持つホスト定義を作成します Hewlett Packard Enterprise は Persona 2 を推奨します 表 2 Host Persona のサポート 3PAR OS 3PAR OS PAR OS 以降 サポートされる Persona 1 2 ( 推奨 ) 1 備考 Persona 2 での ALUA のサポート シングル VV 移行のための HPE 3PAR Peer Motion のサポートには Host Persona 2 が必要 Host Persona 2 をサポートするための OS の最低要件は RHEL 5.8 以降または RHEL 6.1 以降 今後の 3PAR OS のリリースでは Persona 2 でのみ追加の機能をサポートする予定 RHEL 7 以降では Persona 2 のみをサポート 注記 : RHEL 7 以降では Persona 2 のみをサポート Persona 2 は ALUA が有効 cli % createhost -persona 2 redhathost cli % showhost Id Name Persona ---WWN/iSCSI_Name--- Port 1 redhathost Generic-ALUA B323A9382 1:1: B321A9382 1:1: B321A9382 0:1: B323A9382 0:1:4 12 3PAR RHEL クイック接続

13 6 マルチパスソフトウェアの構成 3PAR StoreServ Storage デバイス用にデバイスマッパーの構成パラメーターを構成します 1. ALUA Persona 2 または Generic Persona 1 のどちらかのパラメーターを設定します ALUA Persona 2 の場合 : defaults { polling_interval 10 user_friendly_names no find_multipaths yes } devices { device { vendor "3PARdata" product "VV" path_grouping_policy group_by_prio path_selector "round-robin 0" path_checker tur features "0" hardware_handler "1 alua" prio alua failback immediate rr_weight uniform no_path_retry 18 rr_min_io_rq 1 detect_prio yes } } Generic Persona 1 の場合 : defaults { polling_interval 10 user_friendly_names no find_multipaths yes } devices { device { vendor "3PARdata" product "VV" path_grouping_policy multibus path_selector "round-robin 0" path_checker tur features "0" hardware_handler "0" failback immediate rr_weight uniform no_path_retry 18 rr_min_io_rq 1 } } RHEL 6 および RHEL 7 から 3PAR OS でも Red Hat がサポートしている他の path_selector I/O ポリシーをサポートします マルチパスのパラメーターは常に進化しているので 提供されているパラメーターは 最新バージョンの RHEL 6 および RHEL 7 に基づいています 2. これらのパラメーターの構成変更を有効にするにはマルチパスデーモンを再起動します FC プロトコルまたは FCoE プロトコルのクイック接続 13

14 7 LUN のプロビジョニングと検出 ストレージの仮想ボリュームを作成し ホストにエクスポートします cli % createcpg testcpg cli % createvv tpvv -cnt 5 testcpg TESTLUNS 20G cli % createvlun cnt 5 TESTLUNS.0 0 redhathost ホストをスキャンして新しい LUN を検出します # /usr/bin/rescan-scsi-bus.sh nooptscan # echo > /sys/class/scsi_host/host2/scan 検出された SCSI デバイスを表示します # lsscsi -tig 8 デバイスマッパーコマンドとパーティション マルチパスデバイスを検出します # multipath マルチパスデバイスを表示します # multipath ll # multipath v 3 parted コマンドを使用してデバイスのパーティショニングを実行します # parted /dev/sdh デバイスをマルチパスに追加します # kpartx -a -p p /dev/mapper/350002ac001b PAR RHEL クイック接続

15 9 ファイルシステムの考慮点 TPVV または TDVV では ストレージボリュームから削除されたファイルシステム領域を回収してストレージ CPG に戻すことができます discard マウントオプションを使用して ext4 および xfs ファイルシステムで動作するこの機能を有効にします (XFS サポートは Red Hat 7 で開始されました ) # mkfs.ext4 -E nodiscard /dev/mapper/350002ac p1 # mkfs.xfs -K /dev/mapper/350002ac p1 discard オプションを使用してマウントします # mount -t ext4 -o discard /dev/mapper/350002ac p1 /mnt # mount -t xfs -o discard /dev/mapper/350002ac p1 /mnt iscsi プロトコルのクイック接続 1 3PAR StoreServ Storage CNA ポートの iscsi 用構成 重要 : この手順は ソフトウェア iscsi とハードウェア iscsi の両方に適用されます 3PAR StoreServ Storage CNA ポートを iscsi 接続用に構成します 1. ストレージの CNA ポートを iscsi 接続用に構成します cli % controlport config iscsi 0:3:1 1:3:1 2. ターゲットポートの IP アドレスを構成します 注記 : DHCP はサポートされていません cli % controliscsiport addr f 0:3:1 cli % controliscsiport addr f 1:3:1 3. ホストとストレージポートが異なるサブネットにある場合は ゲートウェイを構成します cli % controliscsiport gw <gw_address> -f <n:s:p> 4. 次のコマンドで構成を確認します cli % showport cli % showport iscsi cli % showport -iscsiname iscsi プロトコルのクイック接続 15

16 ハードウェア iscsi のみ 2 ハードウェア iscsi の有効化 重要 : 以下の手順は ハードウェア iscsi にのみ適用されます 1. CNA/ サーバーの BIOS 設定で [NIC Personality Options] または [Storage Personality] が iscsi に設定されていることを確認します PAR StoreServ Storage CNA ポートの iscsi 用構成の説明に従って ストレージサーバーのポートの IP アドレス ネットマスク およびゲートウェイを構成します 3. ホスト上で CNA BIOS のホスト IP アドレスのパラメーターを有効にし オプションで CHAP を有効にします 4. オプション : BIOS を有効にした場合 SAN ブートを設定するオプションが使用できますが このためには ストレージ上でホスト定義を作成することと LUN のエクスポートが必要です 5. OS をインストールした後 ハードウェアの iscsi セッションを確立するには 以下のようにします Emulex の場合 : OneCommand Manager または hbacmd コマンドを使用します Broadcom の場合 : Broadcom CNA の使用 (85 ページ ) の手順に従います 6. ハードウェア iscsi 上で新しい LUN をスキャンします Emulex の場合 : OneCommand Manager または hbacmd コマンドを使用します Broadcom の場合 : rescan-scsi-bus.sh スクリプトを使用します ソフトウェア iscsi のみ 2 ホスト上のソフトウェア iscsi の構成 重要 : 以下の手順は ソフトウェア iscsi にのみ適用されます ホスト上のソフトウェア iscsi の構成を完了します 1. ソフトウェアイニシエーター rpm パッケージ iscsi-initiator-utils をインストールします 2. /etc/iscsi/iscsid.conf 内の以下の iscsi パラメーターを変更します node.startup = automatic node.conn[0].startup = automatic node.session.timeo.replacement_timeout = 10 node.conn[0].timeo.noop_out_interval = iscsi サービスを有効にします RHEL 7 の場合 : # systemctl enable iscsi.service # systemctl status iscsid.socket RHEL 6 または RHEL 5 の場合 : # chkconfig iscsi on # chkconfig iscsid on # /etc/init.d/iscsi start 接続に複数のイニシエーターポートを使用する場合は arp_filter を変更するために /etc/sysctl.conf に以下を追加します net.ipv4.conf.all.arp_filter = PAR RHEL クイック接続

17 SCSI セッションを確立します 1. sendtargets を使用して iscsi セッションを作成します # iscsiadm -m discovery -t sendtargets -p : ホスト上の検証コマンド # iscsiadm -m discovery # iscsiadm m node # iscsiadm m session # iscsiadm -m node -T <targetname> -p <target ip address>:<iscisport> 3. 3PAR StoreServ Storage 上の接続を検証します cli % showiscsisession セキュリティの有効化 CHAP ( オプション ): イニシエーター CHAP または双方向 CHAP のいずれかの構成オプションの CHAP 設定を使用して iscsi のセキュア接続を有効にします ストレージ設定 : 1. ストレージの設定をします イニシエーター CHAP ( ホスト名 redhatlinux) の場合 : cli % sethost initchap -f host_secret0 redhatlinux 双方向 CHAP の場合 : cli % sethost targetchap -f target_secret0 redhatlinux 2. ストレージ設定を検証します cli % showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 0 redhatlinux redhatlinux S121 iscsi プロトコルのクイック接続 17

18 イニシエーター CHAP の設定 : イニシエーター CHAP または双方向 CHAP のどちらかを設定します 注記 : ホスト上で CHAP パラメーターを有効にするには /etc/iscsi/iscsid.conf を変更します 重要 : 次の順序で手順を完了します 1. 現在のセッションを削除します 2. 新しい /etc/iscsi/iscsid.conf パラメーターで新しいセッションを再作成します イニシエーター CHAP を設定します 1. CHAP 認証を有効化するには # To enable CHAP authentication set # to CHAP. The default is None. node.session.auth.authmethod = CHAP 2. イニシエーター用に検出セッション CHAP の username および password を設定するには # To set a discovery session CHAP username and password for the initiator # authentication by the target(s), uncomment the following lines: discovery.sendtargets.auth.username = redhatlinux discovery.sendtargets.auth.password = host_secret0 3. イニシエーター用に CHAP の username および password を設定するには # To set a CHAP username and password for initiator # authentication by the target(s), uncomment the following lines: node.session.auth.username = redhatlinux node.session.auth.password = host_secret0 双方向 CHAP の設定をします 1. ターゲット用に検出セッション CHAP の username および password を設定するには #To set a discovery session CHAP username and password for target(s) # authentication by the initiator, uncomment the following lines: discovery.sendtargets.auth.username_in = S121 discovery.sendtargets.auth.password_in = target_secret0 2. ターゲット用に CHAP の username および password を設定するには # To set a CHAP username and password for target(s) # authentication by the initiator, uncomment the following lines: node.session.auth.username_in = S121 node.session.auth.password_in = target_secret0 3. ターゲットへの検出セッション用の CHAP 認証を有効にするには # To enable CHAP authentication for a discovery session to the target # set discovery.sendtargets.auth.authmethod to CHAP. The default is None. discovery.sendtargets.auth.authmethod = CHAP 18 3PAR RHEL クイック接続

19 3 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成 この章では 3PAR StoreServ Storage と RHEL ホスト間で FC 接続を確立する方法を説明します 次の図は FC プロトコル用に 3PAR StoreServ Storage とホストを構成するための章および項のワークフロータスクを示します 図 1 FC 用に 3PAR StoreServ Storage とホストを構成するワークフロー FC のプランニングの留意事項 ご使用の構成を計画する場合は 以下の情報を確認します ターゲットポートの制限と仕様 FC での HPE 3PAR Persistent Ports FC Smart SAN FC での HPE 3PAR Persistent Checksum FC のプランニングの留意事項 19

20 FC のターゲットポートの制限と仕様 ターゲットポートが過負荷にならず連続的な I/O 処理を行えるように 以下のターゲットポートに対する制限に従ってください アレイポート アレイノードペア およびアレイごとにサポートされているイニシエーター接続の最大数を設定するには SPOCK にある HPE 3PAR Support Matrix に示されている手順に従ってください ([SPOCK Home] の [Other Hardware] から [3PAR] を選択してください ) 3PAR StoreServ Storage の各 HBA モデルのポートあたりの I/O キューの最大長は次のとおりです HBA プロトコル アレイ バス 速度 ポート キューの最大長 Emulex LP11002 FC F200 F400 T400 T800 PCI-X 4Gbps PAR FC044X FC F200 F400 T400 T800 PCI-X 4Gbps Emulex LPe12002 FC 3PAR StoreServ 7000 PCIe 8Gbps Emulex LPe12004 FC 3PAR StoreServ PCIe 8Gbps Emulex LPe16002 FC 3PAR StoreServ PCIe 16Gbps Emulex LPe16004 FC 3PAR StoreServ PCIe 16Gbps I/O キューは接続されているホストの HBA ポート間で共有され 先着順で処理されます すべてのキューが使用中で ホストの HBA ポートが I/O を開始しようとすると そのポートは 3PAR StoreServ Storage のポートから target queue full 応答を受け取ります この状態は 各ホストの I/O パフォーマンスを不安定にさせる可能性があります このような状態になった場合には 各ホストの動作を制限して すべてのホストが最大数の I/O 要求を発信している場合でも 3PAR StoreServ Storage のポートのキューがオーバーランしないようにする必要があります 20 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

21 注記 : ホストのポートがファブリックゾーン上の複数のターゲットにアクセスできる場合 検出されたターゲットごとにホストドライバーによって割り当てられたターゲット番号は ホストの起動時に一部のターゲットがゾーン内に存在しないと変更されることがあります この状況によって ホストの再起動中に デバイスに対するデバイスノードのアクセスポイントが変わることがあります この問題は ファブリック接続のすべてのストレージで発生することがあり 3PAR StoreServ Storage に特有の問題ではありません サポートされている I/O パスの最大数は 16 です FC での 3PAR Persistent Ports 3PAR Persistent Ports ( 仮想ポート ) 機能を使用すると 3PAR StoreServ Storage のオンラインアップグレードやノードダウン中の I/O の中断が最小限になります ポートのシャットダウンまたはリセットでは この機能は実行されません 各 FC ターゲットストレージアレイのポートには パートナーアレイポートがシステムによって自動的に割り当てられます パートナーポートは アレイノードのペア間で割り当てられます 3PAR Persistent Ports 機能を使用すると 3PAR StoreServ Storage の FC ポートが 自身の ID を保持しながら 障害が発生したポートの ID (WWN ポート ) を引き継ぐことができます 指定された物理ポートがパートナーポートの ID を引き継ぐ場合 引き継がれたポートは Persistent Ports として指定されます アレイポートの 3PAR Persistent Ports とのフェイルオーバーおよびフェイルバックは ホストベースの大半のマルチパスソフトウェアから意識されることなく そのすべての I/O パスをアクティブに保ち続けることができます 注記 : 3PAR Persistent Ports 機能により ホストマルチパスソフトウェアの適切なインストール 構成 維持が不要になるわけではありません 3PAR Persistent Ports の機能 動作 および必要なセットアップおよび接続性のガイドラインの完全なリストについての詳細は 次のドキュメントを参照してください Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library にあるテクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR StoreServ Persistent Ports Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library にある HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイド の 無停止のオンラインソフトウェアのアップグレード用に Persistent Ports を使用 FC での 3PAR OS Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン : 3PAR OS から 3PAR Persistent Ports 機能が FC ターゲットポートでサポートされています 3PAR OS から 3PAR Persistent Ports 機能には ファブリックへのアレイポートの接続が失われたことによって起動されるアレイポート loss_sync イベント中に I/O の中断を最小限に抑える 追加の機能があります 3PAR Persistent Ports 機能が正常に機能するように 特定のケーブル接続のセットアップと接続のガイドラインに従ってください 3PAR StoreServ Storage の FC パートナーポートは同じ FC ファブリックに接続する必要があり できるだけファブリック上の異なる FC スイッチに接続することをお勧めします FC のプランニングの留意事項 21

22 FC ファブリックは NPIV をサポートしている必要があり NPIV は有効になっている必要があります ホスト側 HBA を Point to Point ファブリック接続用に構成します ( 直接接続 Loop はサポートされていません ) FCoE イニシエーターから FC ターゲットへの構成用の 3PAR Persistent Ports 機能についての情報は FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成 (19 ページ ) を参照してください 22 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

23 FC Smart SAN 3PAR OS から 以下の 3PAR StoreServ Storage System は 16Gb FC ターゲット上の Smart SAN をサポートしています 3PAR StoreServ Storage 3PAR StoreServ Storage 3PAR StoreServ 8000 Storage 3PAR StoreServ 7000 Storage 3PAR の Smart SAN の TDPZ (Target Driven Peer Zoning) 機能を使用すると Peer ゾーニングを自動化することができます その結果 作成されるゾーンが少なくなり ゾーンの構成を数分で行うことが可能になります 自動化により エラーが発生する可能性およびダウンタイムの可能性が低くなります Smart SAN がない場合 管理者は 3PAR StoreServ Storage 上のホストおよび VLUN を構成する前に FC スイッチ上のゾーンを事前構成する必要があります Smart SAN を使用すると 管理者は 3PAR CLI から直接ゾーニングを制御できます Smart SAN でサポートされている FC スイッチおよびそのファームウェアのリビジョンについては SPOCK を参照してください 構成の情報などの 3PAR の Smart SAN についての詳細は Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library にある HPE 3PAR Smart SAN 1.0 User Guide を参照してください FC での 3PAR Persistent Checksum 3PAR StoreServ および 8000 Storage System ( アレイ ) で利用可能な 3PAR Persistent Checksum 機能は StoreServ Storage System のバックエンドドライブへのデータネットワークを介して ホストイニシエーター HBA からの エンドツーエンドのデータ整合性の保護を提供します この機能は SCSI T10 committee で定義された DIF 保護モデルに基づいています この機能は 任意のメディアのサイレントデータ破壊 およびデータネットワーク内の I/O スタックにあるコンポーネントにより発生した転送エラーからデータを保護します この機能によって検出された問題を解決するために 3PAR OS に検出およびリカバリ機能が組み込まれています FC での 3PAR Persistent Checksum をサポートしている最低限のバージョンのホスト HBA ドライバーが必要です QLogic ベースの 16Gb の FC HBA だけがサポートされます これらのドライバーを使用すると 3PAR StoreServ Storage アレイ上の 3PAR Persistent Checksum がデフォルトで有効になり アレイ上またはホスト HBA ドライバー上で何も構成する必要はありません 3PAR Persistent Checksum (DIF 対応 ) をサポートしている サポート対象の HBA ドライバーのバージョン およびサポート対象のホスト OS は SPOCK を参照してください 3PAR Persistent Checksum についての詳細は Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library にある HPE 3PAR StoreServ Architecture のテクニカルホワイトペーパーを参照してください FC のプランニングの留意事項 23

24 3PAR Express Scripts Express Writes は 3PAR OS で導入された機能で 小さなブロックのランダム書き込みのパフォーマンスを最適化します この機能は ホスト HBA モードの 8Gb ターゲットで ビット Express Writes としてデフォルトで有効になっています Express Writes 機能は 8Gb ターゲットの 3PAR StoreServ 7000 および StorageSystem でだけサポートされ 16Gb ターゲットの 3PAR StoreServ または 7000 Storage System ではサポートされていません ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続 この段階で 3PAR StoreServ Storage をホストに直接接続するか またはファブリックに接続します これらのタスクには 3PAR StoreServ Storage をホストまたはファブリックに物理的にケーブル接続する手順が含まれています 以下の図は FC-to-FC 接続または FCoE-to-FC 接続を確立するためのケーブル接続の実行方法を示しています FC-to-FC 接続 次の図は FC-to-FC 接続の基本的な図を示しています 図 2 FC-to-FC 接続 RHEL ホスト (FC イニシエーター ) ポートを FC スイッチに接続し 次に 3PAR StoreServ Storage (FC ターゲット ) ポートを FC スイッチに接続します 24 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

25 FCoE-to-FC 接続 次の図は FCoE-to-FC 接続の基本的な図を示しています 図 3 FCoE-to-FC 接続 RHEL ホスト (FCoE イニシエーター ) ポートを FCoE 対応スイッチに接続し 3PAR StoreServ Storage (FC ターゲット ) ポートを FC スイッチに接続します 注記 : FCoE スイッチは FCoE の通信を FC に変換し このトラフィックを 3PAR StoreServ Storage ターゲットポートが接続されているファブリックに中継できるようにする必要があります FCoE スイッチの VLAN およびルーティングのセットアップと設定は この実装ガイドの範囲外です VLAN の設定とルーティングについての説明は スイッチのメーカーのガイドを参照してください ファブリックの設定とゾーニング 注記 : この項の内容は 3PAR StoreServ Storage System 用の Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネルを展開するとき つまり 3PAR StoreServ Storage のポートが BladeSystem c-class 用 Virtual Connect FLexFabric 10Gb/24 ポートモジュールのアップリンクポートにケーブルで直接接続される場合には適用されません ゾーニングは Virtual Connect SAN ファブリックとサーバープロファイルの定義に基づいて 自動的に設定されます Virtual Connect Virtual Connect インターコネクトモジュール Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネル機能 および HPE SAN Design Reference Guide についての詳細は SPOCK ([SPOCK Home] の [Design Guides] から [SAN Design Guide] を選択してください ) この項は スイッチ管理インターフェイスを介したゾーニングについて説明しているため Smart SAN TDPZ ゾーンを 3PAR OS インターフェイスで作成した場合は適用されません ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続 25

26 ファブリックゾーニングは ファイバーチャネルエンドデバイスのうちどのデバイスをファブリック上で相互にアクセスできるようにするかを制御します また ゾーニングはホストと 3PAR StoreServ Storage のポートを それらのポートと無関係な登録状態変更通知 (Registered State Change Notifications RSCN) から隔離します デバイスの World Wide Name (WWN) またはスイッチポートを ファブリック内の指定したゾーンに関連付けることで ファブリックゾーニングをセットアップします 3PAR StoreServ Storage で WWN ゾーニング方式またはポートゾーニング方式のいずれかを使用します ファブリック上でケーブルを移動した場合に起きるスイッチポートの変更が影響しないので WWN ゾーニング方式をお勧めします ファブリックゾーニングを行うには ホストの HBA ポートまたは 3PAR StoreServ Storage のポートをファブリックに接続する前に スイッチのベンダーが提供する方法を使用して ホストの HBA ポートと 3PAR StoreServ Storage のポート間の関係を作成します ファイバーチャネルスイッチのベンダーは さまざまなゾーニング構成でのファブリックエンドデバイスのゾーニングをサポートしています それぞれのゾーニング構成には 異なる長所と短所があります 必要に応じて 適切なゾーニング構成を選択してください 3PAR StoreServ Storage アレイは 次のゾーニング構成をサポートしています 1 ゾーンあたり 1 イニシエーター 1 ターゲット 1 ゾーンあたり 1 イニシエーター 複数のターゲット (HBA によるゾーニング ) このゾーニング構成は 3PAR StoreServ Storage に推奨されます HBA によるゾーニングは 他の Hewlett Packard Enterprise ストレージアレイと共存するために必要です 注記 : 同じセットのターゲットポートにアクセスする複数のイニシエーターが必要なハイアベイラビリティおよびクラスター環境では 同じセットのターゲットポートを持つ各々のイニシエーターに対して 個別のゾーンを作成することをお勧めします ゾーン内のストレージターゲットを 同じ 3PAR StoreServ Storage 複数の 3PAR StoreServ Storage または 3PAR とその他の Hewlett Packard Enterprise ストレージシステムの混在から選択できます 1 ゾーンあたり複数ターゲットに対して 1 イニシエーターを使用する方法についての詳細は SPOCK にある HPE SAN Design Reference Guide を参照してください ([SPOCK Home] の [Design Guides] から [SAN Design Guide] を選択してください ) サポートされていないゾーニング構成を使用して問題が発生した場合 Hewlett Packard Enterprise は是正措置の一環として サポートされているゾーニング構成のいずれかの実装を求める場合があります 構成 ゾーニング および 各ホストの HBA ポートと 3PAR StoreServ Storage のポートのファブリックへの接続の後 3PAR CLI の showhost コマンドを使用してスイッチおよびゾーン構成を確認し 各イニシエーターが正しいターゲットとゾーン設定されていることを確認します 各イニシエーターが正しいターゲットとゾーン設定されていることを確認する前に 以下のタスクを実行します ホストへのストレージポートの構成を完了し スイッチへ接続します 詳細は ファブリック接続用の 3PAR StoreServ Storage 上のポートの設定 (31 ページ ) を参照してください HPE SAN Design Reference Guide に従ってスイッチのゾーン構成を作成し ゾーンセット構成を有効にします showhost コマンドを使用して ストレージノード上でホストが参照できることを確認します 26 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

27 FC スイッチベンダーごとの設定ガイドライン 3PAR StoreServ Storage を接続するファブリックのポートを設定する前に 以下の各 FC スイッチベンダーのガイドラインを参照してください Brocade スイッチでは ホストの HBA ポートまたは 3PAR StoreServ Storage のポートに接続するスイッチのポートは デフォルトモードに設定する必要があります Brocade ファームウェア 以降を実行している Brocade 3xxx スイッチでは Brocade の telnet インターフェイスおよび portcfgshow コマンドを使用して スイッチの各ポートが正しいモードになっていることを確認します brocade2_1:admin> portcfgshow Ports Speed AN AN AN AN AN AN AN AN Trunk Port ON ON ON ON ON ON ON ON Locked L_Port Locked G_Port Disabled E_Port where AN:AutoNegotiate,..:OFF,??:INVALID. FOS ファームウェア 6.3.1a 以降を実行している Brocade 8Gb スイッチでは 以下のフィルワードモードがサポートされています admin>portcfgfillword Usage: portcfgfillword PortNumber Mode [Passive] Mode: 0/-idle-idle - IDLE in Link Init, IDLE as fill word (default) 1/-arbff-arbff - ARBFF in Link Init, ARBFF as fill word 2/-idle-arbff - IDLE in Link Init, ARBFF as fill word (SW) 3/-aa-then-ia - If ARBFF/ARBFF failed, then do IDLE/ARBFF Hewlett Packard Enterprise では portcfgfillword コマンドを使用して フィルワードを優先モードであるモード 3 (aa-then-ia) に設定することをお勧めします フィルワードが正しく設定されていない場合 8Gb HBA ポートへの接続時に portstatsshow コマンドを使用すると er_bad_os カウンター (invalid ordered set) が増加します これは 8Gb HBA ポートでは ARBFF-ARBFF フィルワードが必要なためです モード 3 は 4Gb/2Gb HBA のような低速 HBA に対しても正しく動作します 詳細については Brocade の Web サイトにある Fabric OS Command Reference Manual および FOS のリリースノートを参照してください 一部の Hewlett Packard Enterprise スイッチ (HP StoreFabric SN8000B 8 スロット Power Pack+ SAN Backbone Director スイッチ HP StoreFabric SN8000B 4 スロット Power Pack+ SAN Director スイッチ HPE SN6000B 16Gb FC スイッチ または HPE SN3000B 16Gb FC スイッチなど ) は 適切なフィルワードモード 3 をデフォルト設定として自動的に選択します Cisco スイッチでは 3PAR StoreServ Storage のポートまたはホストサーバーの HBA ポートに接続されるポートは [AdminMode = FX] [AdminSpeed = auto port] および速度が [auto negotiate] に設定されている必要があります QLogic スイッチのポートは ポートタイプを [GL-port] ポート速度を [auto-detect] に設定してください 3PAR StoreServ Storage に接続する QLogic スイッチのポートは I/O Stream Guard を [disable] または [auto] に設定する必要があります 絶対に [enable] には設定しないでください ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続 27

28 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 この項では 3PAR StoreServ Storage の設定方法について説明します デフォルトでは Red Hat Enterprise Linux または Oracle Linux サーバー向けの QLogic Emulex および Brocade のドライバーはフェイルオーバーをサポートします QLogic Emulex または Brocade のドライバーを使用してフェイルオーバーをサポートする場合 仮想ボリュームは ホストに対して複数のパスに同時にエクスポートされる必要があります これを行うには ホスト上に複数 HBA ポートの WWN がある 3PAR StoreServ Storage にホスト定義を作成し VLUN ( 仮想論理ユニット番号 ) をそのホスト定義にエクスポートします クラスター内の各 RHEL サーバーが専用のホスト定義を持っている場合は VLUN は複数のホスト定義にエクスポートする必要があります 注記 : 3PAR StoreServ Storage ポートをホストに接続する前に この項で説明する設定を完了してください Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネルを 3PAR StoreServ Storage System 用に展開するとき つまり 3PAR StoreServ Storage のポートが BladeSystem c-class 用 HPE Virtual Connect FlexFabric 10Gb/24 ポートモジュールのアップリンクポートにケーブルで直接接続される場合は ファブリック接続用の 3PAR StoreServ Storage 上のポートの設定 (31 ページ ) の手順に従ってください Virtual Connect Virtual Connect インターコネクトモジュール Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネル機能 および HPE SAN Design Reference Guide についての詳細は Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください 28 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

29 3PAR StoreServ Storage のポートを直接接続用に設定する手順 8Gb の FC アレイターゲットポートタイプへの直接接続と 16Gb のアレイターゲットポートタイプへの直接接続では 異なる接続タイプが使用されます 注記 : 3PAR OS バージョン MU2 から 16Gb の FC 3PAR StoreServ Storage ターゲットインターフェイスがサポートされました 16Gb の FC 3PAR StoreServ Storage ターゲットインターフェイスへの直接接続のサポートは 特定のホストイニシエーターに限定されています 詳細は SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] を選択してください ) アレイターゲットポートのアダプターのタイプを識別するには showport -par コマンドを使用して 直接接続を予定しているポートに対してリストされた MaxRate を参照してください たとえば アレイターゲットポート 0:1:1 は 8Gbps と識別され 2:1:1 は 16Gbps と識別されます cli % showport -par N:S:P Connmode ConnType CfgRate MaxRate Class2 UniqNodeWwn VCN IntCoal TMWO Smart_SAN 0:1:1 host loop auto 8Gbps disabled disabled disabled disabled enabled n/a 1:1:1 host loop auto 8Gbps disabled disabled disabled disabled enabled n/a 2:1:1 host point auto 16Gbps disabled disabled disabled disabled disabled unsupported 3:1:1 host point auto 16Gbps disabled disabled disabled disabled disabled unsupported 8Gb の FC 3PAR StoreServ Storage ターゲットインターフェイスへの直接接続 8Gb の FC 3PAR インターフェイスは 3PAR OS 3.2.x または 3.1.x 上の直接接続でサポートされており ファイバーチャネルのアービトレート型ループトポロジモードで構成される必要があります 各直接接続ポートに対し 適切なパラメーターを使用して 以下の 3PAR CLI コマンドを実行してください 1. controlport offline <node:slot:port> コマンドを使用して ポートをオフラインにします 例 : cli % controlport offline 0:1:1 2. controlport config host -ct loop <node:slot:port> コマンド (-ct loop は直接接続を指定 ) を実行します cli % controlport config host -ct loop 0:1:1 3. controlport rst <node:slot:port> コマンドを 3PAR StoreServ Storage で使用して ポートをリセットします 例 : cli % controlport rst 0:1:1 すべてのポートを設定したら 3PAR StoreServ Storage 上で showport への直接接続が設定されていることを確認します -par コマンドを使用して ホスト cli % showport -par N:S:P Connmode ConnType CfgRate MaxRate Class2 UniqNodeWwn VCN IntCoal TMWO 0:1:1 host loop auto 8Gbps disabled disabled disabled disabled enabled 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 29

30 16Gb の FC 3PAR StoreServ Storage ターゲットインターフェイスへの直接接続 16Gb の FC 3PAR インターフェイスは 3PAR OS MU2 以降上の直接接続でサポートされており ファイバーチャネルのポイントツーポイント型ループトポロジモードで構成される必要があります 以下の 3PAR CLI ( コマンドラインインターフェイス ) コマンドを 各直接接続ポートに対して適切なパラメーターを指定して実行してください 1. controlport offline <node:slot:port> コマンドを使用して ポートをオフラインにします 例 : cli % controlport offline 2:1:1 2. controlport config host -ct point <node:slot:port> コマンド (-ct point は直接接続を指定 ) を実行します 例 : cli % controlport config host -ct point 2:1:1 3. controlport rst <node:slot:port> コマンドを 3PAR StoreServ Storage で使用して ポートをリセットします 例 : cli % controlport rst 2:1:1 すべてのポートを設定したら 3PAR StoreServ Storage 上で showport -par コマンドを使用して ホストへの直接接続が設定されていることを確認します cli % showport -par N:S:P Connmode ConnType CfgRate MaxRate Class2 UniqNodeWwn VCN IntCoal TMWO Smart_SAN 2:1:1 host point auto 16Gbps disabled disabled disabled disabled disabled unsupported 30 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

31 ファブリック接続用の 3PAR StoreServ Storage 上のポートの設定 3PAR StoreServ Storage ポートをファブリック接続用に 3PAR CLI で構成するには 以下の手順を使用します 各ポートに対してこの手順を実行してください 1. 3PAR StoreServ Storage で 3PAR CLI の showport -par コマンドを使用して ポートがファブリックモードのホストポート用に設定されていることを確認します 接続タイプ (ConnType) 値が point の場合 ポートはすでにファブリック接続用に構成されています ConnType 値が loop の場合 ポートは直接接続であり ファブリック接続用には設定されていません cli % showport -par N:S:P Connmode ConnType CfgRate MaxRate Class2 UniqNodeWwn VCN IntCoal 0:4:1 host point auto 8Gbps disabled disabled disabled enabled 2. ポートが未設定の場合 ホストへの接続用に設定する前に ポートをオフラインにします 注意 : ファブリック接続に備えてポートをオフラインにする前に 既存のホスト接続を中断することがないように 対象のポートが定義済みではないこと およびホストに接続済みではないことを確認してください 3PAR StoreServ Storage ポートがすでにファブリック接続用に構成されている場合は この手順 2 を省略してください ポートをオフラインにするには 3PAR StoreServ Storage 上で controlport <node:slot:port> を実行します 次に例を示します offline cli % controlport offline 1:5:1 3. ポートをホスト用に構成するには controlport config host -ct point <node:slot:port> コマンドを 3PAR StoreServ Storage で実行します -ct point は 接続タイプがファブリック接続であることを示しています 次に例を示します cli % controlport config host -ct point 1:5:1 4. controlport rst <node:slot:port> コマンドを 3PAR StoreServ Storage で使用して ポートをリセットします 次に例を示します cli % controlport rst 1:5:1 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 31

32 ホストの構成 SAN ブートの設定 : FC ホストを 3PAR StoreServ Storage から起動するようにセットアップする場合 3PAR StoreServ Storage からのホストの起動 (141 ページ ) の章の作業を完了してから ここでの残りの作業を完了するようにしてください Emulex HBA の使用 Emulex HBA ドライバー 注記 : Hewlett Packard Enterprise は Emulex の OOB (Out of Box) ドライバーか OS で提供されるインボックスドライバーをお勧めします Emulex OOB ドライバーをダウンロードするには 下記の Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください サポートされているドライバーのリストについては SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] [Explore 3PAR Block Persona interoperability] を選択してください ) modprobe.conf 設定ファイルの作成および Emulex 用 initramfs のビルド ここでは modprobe.conf ファイルを変更して Emulex HBA のパラメーターを設定し initramfs ファイルシステムをビルドする方法について説明します 注記 : /etc/modprobe.conf ファイルは RHEL 6 および RHEL 7 で非推奨になりました initramfs を変更するには /etc/modprobe.d/modprobe.conf ファイルを作成します RHEL 5 でのみ /etc/modprobe.conf の場所を使用してください 1. 3PAR OS 以降の場合 以下の行を追加します options lpfc lpfc_devloss_tmo=14 lpfc_lun_queue_depth=16 lpfc_discovery_threads=32 ターゲットポートのキューの深さと ホストおよび各ホスト間の LUN の数を計算して lpfc_lun_queue_depth 値を調整します 注記 : 3PAR OS よりも前のバージョンの場合 対応する RHEL バージョンに応じて lpfc_devloss_tmo または lpfc_nodev_tmo に 14 ではなく 1 を設定してください 2. OS が検出できる LUN の最大数を増やしたり変更したりするには SCSI レイヤーパラメーターを追加します たとえば ターゲットポートあたり 256 個の LUN を OS でサポートするには 次のように設定します options scsi_mod max_luns= FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

33 注記 : カーネルは modprobe.conf ファイルに定義されている順序で SCSI ドライバーを initramfs からロードし SCSI デバイスが存在する各エントリーに対し 最初のエントリーから昇順に SCSI デバイスエントリー (sda sdb) を割り当てます SCSI ブートディスクがある場合は デバイスエントリー sda を取得する必要があります これは エントリーが bootloaders にハードコーディングされているためです そのため ブートディスクをサポートする scsi_hostadapter エントリーは /etc/modprobe.conf ファイル中で最初に現れる必要があります この動作は RHEL 5 OS で見られていました 3. ドライバートポロジを変更した後で etc/modprobe.d/modprobe.conf ファイルを変更します 3PAR OS 以降の例を 以下に示します # cat modprobe.conf options lpfc lpfc_devloss_tmo=14 lpfc_lun_queue_depth=16 lpfc_discovery_threads=32 HBA によるゾーニングの設定が使用されており 3PAR StoreServ Storage ポートがファブリックを通じて多数のホストに接続されている場合は ターゲットポートで I/O バッファーが使い果たされ そのポート上で他のホストから新たに受信したすべての I/O 要求に対し QUEUE FULL SCSI ステータスメッセージが発行される可能性があります この状況を避けるには ホストのポートキューの深さと LUN キューの深さを絞り込んでください Emulex ドライバーの場合 ポートキューの深さはドライバーパラメーター lpfc_hba_queue_depth で定義されており LUN キューの深さは lpfc_lun_queue_depth で定義されています スロットリングが必要な場合はデフォルト値を変更します 要件 : スロットリングの設定値を計算するためには 3PAR StoreServ Storage ポートに接続されているホストの数と LUN エクスポートの数を慎重に検討する必要があります 設定した値が大きすぎると パフォーマンス低下と SCSI タイムアウトの問題が発生する原因となります キューの深さとポートのキューの監視についての説明は Hewlett Packard Enterprise サポートセンターにあるホワイトペーパー How to calculate suitable LUN queue depths を参照してください 4. initramfs ファイルシステムを再ビルドします 注記 : modprobe.conf に対して行った変更を有効にするには initramfs ファイルシステムを再ビルドする必要があります initramfs に対する変更はブート時に有効になります マルチパスソフトウェアのセットアップの完了後 ( マルチパスソフトウェアの設定 (43 ページ ) を参照 ) に initramfs ファイルシステムを再ビルドする場合 そのプロセスの一環として initramfs ファイルシステムの再ビルドを待機します RHEL 5 の場合 : mkinitrd コマンドを使用して initrd を再ビルドします # /sbin/mkinitrd -v -f /boot/<initrd image name> <kernel-version> Oracle UEK 5.7 の場合 : ホストの構成 33

34 initrd を再ビルドするには mkinitrd コマンドに 次のオプションを追加します # /sbin/mkinitrd --builtin=ehci-hcd --builtin=ohci-hcd --builtin=uhci-hcd -f -v /boot/initrd el5uek.img el5uek RHEL 6 または RHEL 7 の場合 : dracut コマンドを使用して initramfs ファイルシステムを再ビルドします # /sbin/dracut -v --force --add multipath --include /etc/multipath /etc/multipath 5. ホストを再起動します # reboot 6. ホストが再起動したら Emulex HBA ドライバーのパラメーターの変更が有効になっていることを確認します lpfc について次のコマンドのいずれかを使用します 必ず両方の場所を確認してください 一部のパラメーターは両方の場所にありますが 一部は片方にしかありません 例 : # cat /sys/module/lpfc/parameters/lpfc_devloss_tmo 14 # cat /sys/class/scsi_host/host4/lpfc_devloss_tmo 14 # cat /sys/module/lpfc/parameters/lpfc_discovery_threads 32 sysfsutils オプションパッケージがインストールされている場合 systool を使用して ドライバーのパラメーター値を見つけることができます systool を使用するには ドライバーモジュールが lsmod の出力にロードされている必要があります ドライバーのパラメーターを見つけるには 以下のコマンドを実行します # systool -m lpfc -v... lpfc_devloss_tmo = "14" lpfc_discovery_threads= "32" lpfc_lun_queue_depth= "16" ホストアダプターのインスタンスを見つけるには systool を使用します # systool -c fc_host -A port_name -m lpfc Class = "fc_host" Class Device = "host2" Class Device path = "/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1c.0/0000:0a:00.0/host2/fc_host/host2" port_name = "0x aaf29ce" Device = "host2" Device path = "/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1c.0/0000:0a:00.0/host2" Module = "lpfc" 7. bootloader として grub ファイルを使用し /etc/grub.conf ファイルまたは /boot/grub/grub.conf ファイルの内容を確認して initrd が正しいイメージにマッピングされるようにします 34 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

35 注記 : RHEL 7.0 の新規の bootloader は grub2 です RHEL 7.0 での grub2 のカスタマイズについては Red Hat Administration Guide を参照してください RHEL 6.5 以前のバージョンの場合 : # vi /etc/grub.conf default=<label number> timeout=5 hiddenmenuf title RedHat Enterprise Linux Server ( el5) root (hd0,2) kernel /boot/vmlinuz el5 ro root=label=/ rhgb quiet initrd /boot/initrd el5.img QLogic HBA の使用 QLogic HBA ドライバー 注記 : Hewlett Packard Enterprise は QLogic の OOB (Out of Box) ドライバーか OS で提供されるインボックスドライバーをお勧めします QLogic OOB ドライバーをダウンロードするには Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください サポートされているドライバーのリストについては SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] [Explore 3PAR Block Persona interoperability] を選択してください ) modprobe.conf 設定ファイルの作成および QLogic 用 initramfs のビルド ここでは modprobe.conf ファイルを変更して QLogic HBA のパラメーターを設定し initramfs ファイルシステムをビルドする方法について説明します 注記 : /etc/modprobe.conf ファイルは RHEL 6 および RHEL 7 で非推奨になりました initramfs を変更するには /etc/modprobe.d/modprobe.conf ファイルを作成します RHEL 5 でのみ /etc/modprobe.conf の場所を使用してください 1. 3PAR OS 以降の場合は options qla2xxx の行を変更し 以下のように qlport_down_retry=14 を追加します /etc/modprobe.conf の変更された出力には 以下のものが含まれています 注記 : 3PAR OS よりも前のバージョンの場合 qlport_down_retry に 14 ではなく 1 を設定してください ファンアウトの設定が使用されており 3PAR StoreServ Storage ポートがファブリックを通じて多数のホストに接続されている場合は ターゲットポートで I/O バッファーが使い果たされ そのポート上でホストから新たに受信したすべての I/O 要求に対し QUEUE FULL SCSI ステータスメッセージが発行される可能性があります この状況を避けるには ホストのポートキューの深さと LUN キューの深さを絞り込んでください デフォルトでは QLogic ドライバーによりポートキューの深さ ( 実行スロットル ) に FFFF (65535) ホストの構成 35

36 が設定されて デフォルトの BIOS 実行値である 32 が上書きされ LUN キューの深さに 32 ( デフォルト ) が設定されます ql2xmaxqdepth パラメーターを使用して LUN キューの深さの値を小さい値に絞り込みます QLogic には ポートキューの深さや実行スロットルを変更するためのドライバー設定がありません スロットリングが必要な場合はデフォルト値を変更します 3PAR OS 以降の場合の ql2xmaxqdepth に 16 が設定された /etc/modprobe.d/ modprobe.conf ファイルの例を 以下に示します # cat modprobe.conf options qla2xxx qlport_down_retry=14 ql2xmaxqdepth=16 注記 : スロットリングの設定値を計算するときは 3PAR StoreServ Storage ポートに接続されているホストの数と LUN エクスポートの数を管理者が慎重に検討することをお勧めします 設定した値が小さすぎると パフォーマンス低下と SCSI タイムアウトの問題が発生する原因となります 2. initramfs ファイルシステムを再ビルドします 注記 : modprobe.conf に対して行った変更を有効にするには initramfs ファイルシステムを再ビルドする必要があります initramfs に対する変更はブート時に有効になります マルチパスソフトウェアのセットアップの完了後 ( マルチパスソフトウェアの設定 (43 ページ ) を参照 ) に initramfs ファイルシステムを再ビルドする場合 そのプロセスの一環として initramfs ファイルシステムの再ビルドを待機します RHEL 5 の場合 : mkinitrd コマンドを使用して initrd を再ビルドします # /sbin/mkinitrd -v -f /boot/<initrd image name> <kernel-version> Oracle UEK 5.7 の場合 : initrd を再ビルドするには mkinitrd コマンドに 次のオプションを追加します # /sbin/mkinitrd --builtin=ehci-hcd --builtin=ohci-hcd --builtin=uhci-hcd -f -v /boot/initrd el5uek.img el5uek RHEL 6 または RHEL 7 の場合 : dracut コマンドを使用して initramfs ファイルシステムを再ビルドします # /sbin/dracut --force --add multipath --include /etc/multipath /etc/multipath 3. ホストを再起動します # reboot 4. ホストが再起動したら QLogic HBA ドライバーのパラメーターの変更が有効になっていることを確認します 次の例を参照してください # cat /sys/module/qla2xxx/parameters/ql2xmaxqdepth FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

37 # cat /sys/module/qla2xxx/parameters/qlport_down_retry 14 sysfsutils オプションパッケージがインストールされている場合 systool を使用して ドライバーのパラメーター値を見つけることができます systool を使用するには ドライバーモジュールが lsmod の出力にロードされている必要があります ドライバーのパラメーターを見つけるには 以下のコマンドを実行します # systool -m qla2xxx -v... ql2xmaxqdepth = "16" qlport_down_retry = "14" ホストアダプターのインスタンスを見つけるには systool を使用します # systool -c fc_host -A port_name -m qla2xxx Class = "fc_host" Class Device = "host0" Class Device path = "/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1c.0/0000:0a:00.0/host0/fc_host/host0" port_name = "0x c4a3c" Device = "host0" Device path = "/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1c.0/0000:0a:00.0/host0" Module = "qla2xxx" 5. bootloader として grub ファイルを使用し /etc/grub.conf ファイルまたは /boot/ grub/grub.conf ファイルの内容を確認して initrd が正しいイメージにマッピングされるようにします 注記 : RHEL 7.0 の新規の bootloader は grub2 です RHEL 7.0 での Grub2 のカスタマイズについては Red Hat Administration Guide を参照してください RHEL 6.5 以前のバージョンの場合 : # vi /etc/grub.conf default=<label number> timeout=5 hiddenmenu title RedHat Enterprise Linux Server (kernel name) root (hd0,0) kernel /<kernel name> ro root=label=/ rhgb quiet initrd /<RamDisImage> ホストの構成 37

38 QLogic HBA を使用する場合の NVRAM と BIOS の設定 ここでは QLogic HBA を使用する場合の NVRAM と BIOS の設定方法について説明します QLogic Fast!UTIL を使用して QLogic カード用の次の NVRAM 設定を行います Fast!UTIL ユーティリティにアクセスするには サーバーをハードブートし プロンプトが表示されたら以下の手順を実行します 注記 : QLogic HBA 上の NVRAM 設定は HBA がインストールされたサーバーから変更可能です これらの設定は HBA がサーバーから取り外された後でも HBA 向けに維持されます 設定を正しく行うため すべての NVRAM 設定をデフォルト設定に戻すよう指示されます 1. Fast!UTIL を開始するには プロンプトが表示されたら [ Ctrl-Q ] を押します 注記 : 各 HBA ポートがホストバスアダプターとして報告され それぞれについて以下の設定を行う必要があります 2. メインメニューからホストアダプターを選択します 3. 次のようにして HBA のデフォルト設定を復元します [Configuration Settings] [Restore Default Settings] 4. 以下の設定変更を実行します 注記 : これらのメニューオプションで提供されるパラメーターは QLogic HBA のモデルによって異なる場合があり ここに示すとおりに表示されない場合があります [Configuration Settings] [Advanced Adapter Settings] [Execution Throttle: 256] [Configuration Settings] [Advanced Adapter Settings] [LUNs per Target: 256] [Configuration Settings] [Extended Firmware Settings] [Data Rate: 2 (AutoNegotiate)] 5. 接続オプションを指定します 注記 : BIOS メニューは インストールされているアダプターのモデルと BIOS のバージョンによって異なるため ここに示すとおりに表示されない可能性があります 使用しているアダプターのマニュアルを参照してください 直接接続構成の場合は Loop トポロジを指定します [Configuration Settings] [Extended Firmware Settings] [Connection Options: 0 (Loop Only)] ファブリック構成の場合は Point to Point トポロジを指定します [Configuration Settings] [Extended Firmware Settings] [Connection Options: 1 (Point to Point Only)] 6. 個別の HBA ポートとして一覧表示される各ポートについて繰り返します 38 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

39 SCLI ユーティリティを使用した QLogic HBA の設定 ここでは SCLI ユーティリティを使用して QLogic HBA を設定する方法について説明します 注意 : QLogic 付属のドライバーを実行している場合は ユーティリティツールのみがインストールされていることを確認してください 推奨される方法は Fast!Util HBA を使用することです これは QLogic ツールが 付属の一部のドライバーと互換性がない可能性があるためです 注記 : Itanium サーバーの場合は この方法が使用できる唯一の方法です 他の Intel プラットフォームサーバーの場合は SCLI ユーティリティを使用するか Fast!Util HBA BIOS による方法を使用します Extensible Firmware Interface (EFI) をシステムファームウェア (BIOS) として使用している Intel Itanium サーバーで QLogic カード対するトポロジを変更するには QLogic SANsurfer FC CLI ユーティリティを使用します 最新版の SCLI ユーティリティを QLogic の Web サイトからダウンロードするか ドライバーパッケージのインストールの一部としてインストールされるバージョンを使用します 各 HBA ポートに対して QLogic SANsurfer FC CLI ユーティリティをインストールした後は 次のコマンドを実行して 正しいポート接続タイプを設定します ( 直接 Loop ファブリック Point) ファブリック接続の場合 : # /opt/qlogic_corporation/sansurfercli/scli -n X CO 1 直接接続の場合 : # /opt/qlogic_corporation/sansurfercli/scli -n X CO 0 X は HBA の FC ポート番号です HBA のポート番号は 0 から始まります たとえば HBA ポート 1 および 3 をポイントツーポイントのファブリックトポロジにするには 次のコマンドを実行します # /opt/qlogic_corporation/sansurfercli/scli -n 1 CO 1 # /opt/qlogic_corporation/sansurfercli/scli -n 3 CO 1 同じ HBA ポート 1 と 3 を直接トポロジに設定するには次のようにします # /opt/qlogic_corporation/sansurfercli/scli -n 1 CO 0 # /opt/qlogic_corporation/sansurfercli/scli -n 3 CO 0 設定を確認します # /opt/qlogic_corporation/sansurfercli/scli -I 1 # /opt/qlogic_corporation/sansurfercli/scli -I 3 ホストの構成 39

40 注記 : 以下の設定を変更する他のコマンドラインオプションについては SANsurfer FC CLI ユーティリティプログラムのリリース通知を参照してください LUNs per Target: 256 Data Rate: 4 (Auto Negotiate) 40 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

41 Brocade HBA の使用 Brocade HBA ドライバー 注記 : Hewlett Packard Enterprise は Brocade の OOB (Out of Box) ドライバーか OS で提供されるインボックスドライバーをお勧めします Brocade OOB ドライバーをダウンロードするには 下記の Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください サポートされているドライバーのリストについては SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] [Explore 3PAR Block Persona interoperability] を選択してください ) BCU ユーティリティを使用した Brocade HBA の設定 ここでは BCU ユーティリティを使用して Brocade HBA を設定する方法について説明します Brocade は その HBA を設定するための CLI ユーティリティを提供しています これは GUI としても使用できます これらのツールをインストールして HBA とドライバーの多数のパラメーターを設定するために使用できます BCU の CLI および GUI ユーティリティの使用法については Brocade の Web サイトにあるマニュアルを参照してください Brocade FC HBA では デフォルトの Path TOV パラメーターは 30 秒に設定されています この値を 14 秒に変更することをお勧めします このパラメーターの値を変更するには Brocade BCU コマンドラインユーティリティを使用する必要があります 例 : 1. これはポートごとの設定です bcu port --list コマンドを実行して 使用可能なポートの一覧を表示します # bcu port --list Port# FN Type PWWN/MAC FC Addr/ Media State Spd Eth dev /0 - fc 10:00:8c:7c:ff:30:41: sw Linkup 4G 0 fc 10:00:8c:7c:ff:30:41: sw Linkup 4G 1/1 - fc 10:00:8c:7c:ff:30:41: sw Linkup 4G 1 fc 10:00:8c:7c:ff:30:41: sw Linkup 4G bcu fcpim --pathtov <pcifn> <tov> コマンドを実行し 各ポートに対して path_tov の値を設定します # bcu fcpim --pathtov 1/0 14 path timeout is set to 14 ホストの構成 41

42 RHEL 5 の SCSI タイムアウトの設定 3PAR StoreServ Storage が RHEL サーバーで正しく動作するためには SCSI タイムアウトを設定する必要があります 使用している RHEL のバージョンに応じて 次のガイドラインを使用してください RHEL 5 の場合 : SCSI タイムアウト値はすでにデフォルト値である 60 秒に設定されており 変更は不要です 注意 : 最初のバージョンの RHEL 5 の設定のみ : SCSI タイムアウト値に 60 秒が設定されていない場合 ホストのディスクは 3PAR StoreServ Storage のローリングアップグレード中にオフラインになります タイムアウト値のデフォルトは 60 秒で RHEL 5 U4 リリース以降でこのデフォルト設定になりました /sys/class/scsi_device/*/device/timeout ファイルでデフォルト値を確認してください udev ルールを使用した SCSI タイムアウトの設定 初期バージョンの RHEL 5 の構成では udev ルールまたは SCSI タイムアウトスクリプトを使用して SCSI タイムアウトを 30 秒から 60 秒に変更し 変更が 3PAR デバイスのみで有効になるようにします udev ルールによる方法が推奨されます これは SCSI デバイスインスタンス ( たとえば /dev/sda) が作成されるたびに SCSI タイムアウト値が動的に変更されるためです タイムアウトスクリプトを使用する場合は デバイスインスタンスを作成し かつ再起動時またはドライバーの再ロード時にタイムアウト値が失われるごとに 手動でスクリプトを実行してください 注記 : 新しいバージョンである RHEL 6 または RHEL 7 では デフォルト設定を使用します ( 変更は必要ありません ) 1. udev パッケージがご使用のサーバーにインストールされていることを確認します インストールされていない場合は RHEL CD からインストールします 例 : # rpm -qa grep udev udev el4.x86_64.rpm 2. /etc/udev/rules.d/ 下に 次の内容で udev rules 56-3par-timeout.rules を作成します KERNEL="sd*[!0-9]", SYSFS{vendor}="3PARdata", PROGRAM="/bin/sh -c 'echo 60 > /sys/block/%k/device/timeout'" NAME="%k" 42 FC 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

43 要件 : 56-3par-timeout.rules の 2 つの行の間に改行がないことを確認します udev ルール番号 56-3par-timeout.rules が 51-by-id.rules の後に続いている必要があります udev ルール番号を適切に変更します 56-3par-timeout.rules は テストシステムの構成に基づいて選択されます udev ルールを使用した SCSI タイムアウトの設定 (42 ページ ) を参照し 56-3par-timeout.rules の udev ルールが動作していることを確認してください # ls /etc/udev/rules.d/ multipath.rules 50-udev.rules 51-by-id.rules 56-3par-timeout.rules SCSI タイムアウト設定の確認 ホストにエクスポートされた 3PAR StoreServ Storage ボリュームを設定するルール用の RHEL 5 udev ルール内の udev コマンドを確認します 詳細は ストレージのプロビジョニングおよびホスト LUN の検出 (119 ページ ) を参照してください RHEL 5 の場合 : # cat /sys/class/scsi_device/*/device/timeout # udevinfo -a -p /sys/block/sdx grep timeout SYSFS{timeout}="60" ホストが 3PAR StoreServ Storage ボリュームを認識した後で udev ルールを作成する場合は udevstart コマンドを実行します このコマンドは すべてのデバイスに対して udev ルールを実行し タイムアウトを 60 に設定します udevstart コマンドが完了するまでに要する時間は デバイスの数と I/O スループットに応じて変わるため 処理がピーク状態でないときにコマンドを実行することをお勧めします # udevstart ホストを再起動すると udev ルールがデフォルトで開始されます Emulex および QLogic スクリプトを使用した SCSI タイムアウトの設定 タイムアウト値を 60 秒に変更するために Emulex では set_target_timeout.sh スクリプトを QLogic では ql_ch_scsi_timeout.sh スクリプトを用意しています 新しい SCSI デバイスが検出されるたびにスクリプトを実行し /etc/rc.local ファイルにタイムアウト値を追加してください これにより ホストの再起動中にタイムアウト値が設定されます これらのスクリプトについては ベンダーの web サイトを確認してください また udev コマンドは ベンダーに依存しないので タイムアウト値を変更する方法として推奨されます マルチパスソフトウェアの設定 マルチパスソフトウェアの設定 (106 ページ ) の章を参照してホスト上のマルチパスソフトウェアを設定してください ホストの構成 43

44 4 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成 この章では 3PAR StoreServ Storage と RHEL ホスト間で iscsi 接続を確立する方法を説明します 次の図は iscsi プロトコル用に 3PAR StoreServ Storage とホストを構成するための章および項のワークフロータスクを示します 図 4 iscsi 用に 3PAR StoreServ Storage とホストを構成するワークフロー iscsi のプランニングの留意事項 ご使用の構成を計画する場合は 以下の情報を確認します iscsi のターゲットポートの制限と仕様 iscsi での 3PAR Persistent Ports iscsi のターゲットポートの制限と仕様 ターゲットポートが過負荷にならず連続的な I/O 処理を行えるように 以下のターゲットポートに対する制限に従ってください アレイポート アレイノードペア およびアレイごとにサポートされているイニシエーター接続の最大数を設定するには SPOCK にある HPE 3PAR Support Matrix に示されている手順に従ってください ([SPOCK Home] の [Other Hardware] から [3PAR] を選択してください ) 44 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

45 3PAR StoreServ Storage の各 HBA モデルのポートあたりの I/O キューの最大長は次のとおりです HBA プロトコル アレイ バス 速度 ポート キューの最大長 QLogic QLA4052C iscsi F200 F400 T400 T800 PCI-X 1Gbps QLogic QLE8242 iscsi 3PAR StoreServ PCIe 10Gbps QLogic EP8324 iscsi 3PAR StoreServ PCIe 10Gbps I/O キューは接続されているホストサーバーの HBA ポート間で共有され 先着順で処理されます すべてのキューが使用中で ホストの HBA ポートが I/O を開始しようとすると そのポートは 3PAR StoreServ Storage のポートから target queue full 応答を受け取ります この状態は 各ホストサーバーの I/O パフォーマンスを不安定にさせる可能性があります この状態が発生した場合には すべてのホストサーバーが最大数の I/O 要求を発信しても 3PAR StoreServ Storage のポートのキューがオーバーランしないように 各ホストサーバーの動作を制限する必要があります iscsi のプランニングの留意事項 45

46 iscsi での 3PAR Persistent Ports 3PAR Persistent Ports ( 仮想ポート ) 機能を使用すると 3PAR StoreServ Storage のオンラインアップグレード ノードダウン またはケーブル抜け中の I/O の中断が最小限になります ポートのシャットダウンまたはリセットでは この機能は実行されません 各 iscsi ターゲットストレージアレイのポートには パートナーアレイポートがシステムによって自動的に割り当てられます パートナーポートは アレイノードのペア間で割り当てられます 3PAR Persistent Ports を使用すると 3PAR StoreServ Storage の iscsi ポートが 自身の ID を保持しながら 障害が発生したポートの ID (IP アドレス ) を引き継ぐことができます 指定された物理ポートがパートナーポートの ID を引き継ぐ場合 引き継がれたポートは Persistent Ports として指定されます アレイポートの 3PAR Persistent Ports とのフェイルオーバーおよびフェイルバックは ホストベースの大半のマルチパスソフトウェアから意識されることなく そのすべての I/O パスをアクティブに保ち続けることができます 注記 : 3PAR Persistent Ports テクノロジーを使用する場合でも ホストマルチパスソフトウェアが正しくインストールされ 設定され 維持されている必要があります 3PAR Persistent Ports の機能 動作 および必要なセットアップおよび接続性のガイドラインの完全なリストについての詳細は 次のドキュメントを参照してください Hewlett Packard Enterprise サポートセンターにあるテクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR StoreServ Persistent Ports Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library にある HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイド の 無停止のオンラインソフトウェアのアップグレード用に Persistent Ports を使用 iscsi での 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン : 3PAR OS の場合 : iscsi では 3PAR Persistent Ports 機能がサポートされています ノードダウンイベント中に 3PAR Persistent Ports 機能が 3PAR StoreServ Storage iscsi ポートでデフォルトで有効になります 3PAR OS から iscsi 用の 3PAR Persistent Ports 機能には ファブリックへのアレイポートの接続が失われたことによって起動されるアレイポート loss_sync イベント中に I/O の中断を最小限に抑える 追加の機能があります 3PAR Persistent Ports 機能が正常に機能するように 特定のケーブル接続のセットアップと接続のガイドラインに従ってください iscsi 接続のための主要な項目を以下に示します パートナーポートは 同じ IP ネットワークを共有する必要があります ノードペアの各ノードで ホストに面する CNA 上の同じホストポートが 同じ IP ネットワークに接続されている必要があります できるだけファブリック上の別の IP スイッチに接続することをお勧めします ( たとえば 0:1:1 と 1:1:1) 46 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

47 ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続 3PAR StoreServ Storage とホストを物理的にファブリックに接続します 図 5 iscsi のトポロジ RHEL ホストの iscsi イニシエーターポートと 3PAR StoreServ Storage の iscsi ターゲットポートをスイッチに接続します ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続 47

48 Enterprise iscsi 3PAR OS から 3PAR StoreServ および 8000 Storage System は Enterprise iscsi つまりデータセンターブリッジング (DCB) の iscsi ( ロスレスイーサネット ) をサポートしています DCB は イーサネット LAN を クラスター化およびストレージのネットワーク使用のために拡張しています DCB を使用すると 異なるイーサネットトラフィックを 異なる優先度でセットアップおよび構成でき それらが異なるパイプであるかのように取り扱うことができます リンクに対して帯域幅を割り当てることで キューのオーバーフローによるパケットの紛失を防止することができます Enterprise iscsi のサポートには 3PAR の iscsi ターゲットポート上での特別な設定は不要です 各 SAN 環境は異なっており その要件も異なるため 1 つのスイッチネットワーク構成がすべての SAN 環境に適用されることはありません DCB をサポートするイーサネットスイッチ上で iscsi を構成するには スイッチのベンダーの構成ガイドを参照してください HPE 5900 ネットワークスイッチシリーズを構成するには Hewlett Packard Enterprise Network Information Library にある HPE FlexFabric 59xx/57xx Switch Series を参照してください サポートされている DCB イーサネットスイッチについては SPOCK を参照してください スイッチおよび iscsi イニシエーターの設定 VLAN を使用している場合は 3PAR StoreServ Storage の iscsi ターゲットポートと iscsi イニシエーターのポートに接続されているスイッチのポートが同じ VLAN に属し iscsi イニシエーターのポートと 3PAR StoreServ Storage の iscsi ターゲットポート間の iscsi トラフィックのルーティングができることを確認します iscsi イニシエーターのポートと 3PAR StoreServ Storage の iscsi ターゲットポートが設定されてスイッチに接続されたら iscsi イニシエーターホスト上で ping コマンドを使用して 3PAR StoreServ Storage の iscsi ターゲットポートにアクセスできることを確認できます 注記 : VLAN 向けのスイッチのセットアップとルーティングの設定は このドキュメントの範囲外です VLAN の設定とルーティングについての説明は スイッチのメーカーのガイドを参照してください スイッチにジャンボフレーム設定を構成している場合は MTU サイズとして 9000 ではなく 9128 を設定します 48 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

49 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 VLAN 接続が正常に動作していることを確認します スイッチおよび iscsi イニシエーターの設定 (48 ページ ) を参照してください 3PAR OS から 3PAR StoreServ および 8000 Storage System は iscsi に対して IPv4 アドレスの指定だけではなく IPv6 アドレスの指定もサポートしています これらのアレイ上の iscsi ターゲットポートは 各 iscsi ポートに対して複数の IP アドレスをサポートしています IP アドレスは すべて IPv6 すべて IPv4 または両方の IP アドレス指定のタイプの組み合わせとすることができます 3PAR StoreServ および 8000 Storage System は IPv4 および IPv6 アドレス指定の両方で iscsi に対して VLAN タギングもサポートしています 3PAR StoreServ および 8000 Storage System を IPv6 で構成するには 3PAR iscsi の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング (52 ページ ) を参照してください 3PAR StoreServ および 7000 ストレージアレイ上の 10Gb iscsi ポートは controlport コマンドを使用して 一度だけ設定する必要があります (3PAR S クラス T クラス および F クラスは 10Gb HBA をサポートしていません ) showport および showport -i コマンドを使用して 設定を確認します 次の例を参照してください cli % showport N:S:P Mode State ----Node_WWN---- -Port_WWN/HW_Addr- Type Protocol 0:3:1 suspended config_wait - - cna - 1:3:1 suspended config_wait - - cna - cli % showport -i N:S:P Brand Model Rev Firmware Serial HWType 0:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1N4LF CNA 1:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC2U4EG CNA 注記 : 3PAR StoreServ Storage のポートを設定する手順は ソフトウェア iscsi 用とハードウェア iscsi 用とで同じです 1. State の値が config_wait または Firmware の値が の場合 iscsi ポートを設定するには controlport config iscsi <n:s:p> コマンドを入力します 次の例を参照してください cli % controlport config iscsi 0:3:1 cli % controlport config iscsi 1:3:1 2. showport コマンドおよび showport -i コマンドを入力して ポートが設定されていることを確認します 設定が成功している場合 [State] 値は [ready] と表示され [Firmware] 値にはファームウェアのバージョンが表示されます 次の例を参照してください 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 49

50 注記 : 次のコマンド出力で CNA モデル名は StoreServ アレイモードを元にした別の名前であることがあります cli % showport N:S:P Mode State ----Node_WWN---- -Port_WWN/HW_Addr- Type Protocol... 0:3:1 target ready - 2C27D752CF9E iscsi iscsi 1:3:1 target ready - 2C27D iscsi iscsi cli % showport -i... N:S:P Brand Model Rev Firmware Serial HWType... 0:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1N4LF CNA 1:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC2U4EG CNA 3. showport -iscsi を実行して iscsi ポートの現在の設定を確認します 次の例を参照してください cli % showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask Gateway TPGT MTU Rate DHCP isns_addr isns_port 0:3:1 offline n/a :3:2 loss sync n/a :3:1 offline n/a :3:2 loss sync n/a 注記 : 3PAR OS 以降はどの OS でも DHCP は iscsi 構成ではサポートされていません isns の設定方法については Internet Storage Name Server の設定と使用 ( オプション ) (68 ページ ) を参照してください 4. controliscsiport addr <ipaddr> <netmask> [-f] <node:slot:port> コマンドを実行して iscsi ターゲットポートの IPv4 IP アドレスとネットマスクアドレスを設定します 次の例を参照してください cli % controliscsiport addr f 0:3:1 cli % controliscsiport addr f 1:3:1 5. showport -iscsi を実行して 変更された設定を確認します 次の例を参照してください cli % showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask Gateway TPGT MTU Rate DHCP isns_addr isns_port 0:3:1 ready Gbps :3:2 loss sync n/a :3:1 ready Gbps :3:2 loss sync n/a controliscsiport ping <initiator IP address> <node:slot:port> コマンドを実行し 3PAR StoreServ Storage iscsi ターゲットポートと iscsi イニシエーターホストが接続しているスイッチポートが互いに認識できることを確認します 次の例を参照してください cli % controliscsiport ping :3:1 Ping succeeded 50 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

51 cli % controliscsiport ping :3:1 Ping succeeded 注記 : 異なる IP サブネットに iscsi イニシエーターホストポートと 3PAR StoreServ Storage ターゲットポートが存在する場合は 予期しない動作を回避するために 3PAR StoreServ Storage ポートのゲートウェイアドレスが構成されていなければなりません controliscsiport コマンドの使用方法についての詳細は Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library にある HPE 3PAR Command Line Interface Reference を参照してください ゲートウェイアドレスを設定します cli % controliscsiport gw f 0:3:1 cli % controliscsiport gw f 1:3:1 3PAR StoreServ Storage ポート用のゲートウェイアドレスが設定されたことを確認します cli % showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask Gateway TPGT MTU Rate DHCP isns_addr isns_port 0:3:1 ready Gbps :3:2 loss sync n/a :3:1 ready Gbps :3:2 loss sync n/a = 4 TGPT 値は 10 進のポート番号と必ず等しくなります たとえば ポート 1:3:1 の TGPT 値は 131 で ポート 0:3:1 の TGPT 値は 31 などです 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 51

52 3PAR iscsi の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング iscsi パーソナリティの 3PAR StoreServ Storage ポートを構成するには 以下の手順に従います 1. 次のコマンドを実行します cli % controlport config iscsi -f N:S:P 2. showport -iscsi コマンドを実行して iscsi ポートの現在の設定を確認します 以下の例は 直前の手順でポートを iscsi パーソナリティでセットアップした後の オフラインで未構成のポート (IP アドレスまたは VLAN タグなし ) を示しています cli % showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway TPGT MTU Rate isns_addr isns_port STGT VLAN 0:6:1 offline :: 0 :: Gbps :: :6:2 offline :: 0 :: Gbps :: :6:1 offline :: 0 :: Gbps :: :6:2 offline :: 0 :: Gbps :: controliscsiport addr <netmask prefix_len> [-f] <node:slot:port> コマンドを実行して iscsi ターゲットポートの IP アドレス プレフィックス長 および VLAN タグを設定します 例を次に示します cli % controliscsiport addr fd15:0816:c0:: vlan 816 -f 0:6:1 4. ポート 0:6:1 の IPv6 アドレスおよび VLAN タグを表示するには iscsivlan オプションを指定して showport コマンドを使用します 例を次に示します cli % showport -iscsivlans 0:6:1 N:S:P VLAN IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway MTU TPGT STGT isns_addr isns_port 0:6:1 816 fd15:816:c0::21 64 :: :: 3205 ポート 0:6:1 の準備ができたことを確認するには showport -iscsi コマンドを実行します cli % showport -iscsi 0:6:1 N:S:P State IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway TPGT MTU Rate isns_addr isns_port STGT VLAN 0:6:1 ready :: 0 :: Gbps :: Y VLAN で構成している場合は showport -iscsi ではなく showport -iscsivlans を使用して IP アドレスを表示します cli % showport -iscsivlans N:S:P VLAN IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway MTU TPGT STGT isns_addr isns_port 0:6: :6:2 - :: 0 :: :: :6:2 62 fd15:816:c0:21 64 :: :: :6: :6:2 - :: 0 :: :: :6:2 162 fd15:1816:c0:21 64 :: :: iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

53 注記 : 3PAR StoreServ Storage System で IPv4 アドレス指定および VLAN タギングを構成するには 3PAR StoreServ Storage System での IPv4 の構成方法について説明した 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 (49 ページ ) を参照してください ただし IPv4 アドレスに割り当てる VLAN 番号を IPv4 アドレスに構成する場合は -vlan オプションを使用する必要があります ソフトウェア iscsi でのホストの設定 iscsi ドライバーのインストール iscsi は RHEL のインストール時に iscsi-initiator-utils ドライバーと rpm パッケージを通じてデフォルトでインストールされます RHEL で iscsi-initiator-utils を構成および起動します RHEL CLI から利用できる各種の iscsi-initiator-utils コマンドを使用する方法 または GUI を介して行う方法があります 本書では RHEL CLI の iscsi-initiator-utils コマンドに焦点をあてます iscsiadm ユーティリティは iscsi ターゲットを検出しログインするためのコマンドラインツールです このツールを使用すると open-iscsi データベースにアクセスして管理することもできます iscsi セッションを検出します 1. 指定された IP アドレスでターゲットを検出します 2. 検出処理で見つかったノードレコード ID で iscsi ログインを確立します 3. iscsi セッション統計情報を記録します ソフトウェア iscsi の設定 iscsi タイマーを調整して iscsi セッション管理と iscsi I/O パス管理を強化することができます iscsi タイマーとセッションパラメーターは /etc/iscsi/iscsid.conf ファイルで定義します iscsi の replacement_timeout パラメーターは iscsi レイヤーがコマンドを失敗と判断する前に タイムアウトしたパスまたはセッションが自動的に再確立されるのを待つ時間を制御することにより アプリケーションへの I/O エラーを防ぎます replacement_timeout のデフォルト値は 120 秒です replacement_timeout 設定を調整します 1. /etc/iscsi/iscsid.conf ファイルを開き 以下の行を編集します node.session.timeo.replacement_timeout = [replacement_timeout] 2. フェイルオーバーを高速化するために node.session.timeo.replacement_timeout パラメーターに 10 秒を設定します node.session.timeo.replacement_timeout = iscsi イニシエーターが iscsi ターゲットに送る ping の頻度を制御するには 次のパラメーターを変更します node.conn[0].timeo.noop_out_interval = [noop_out_interval] ネットワークの問題を迅速に検出するために iscsi レイヤーは iscsi ping をターゲットに送信します ping がタイムアウトすると iscsi レイヤーは ping が失敗したパスに対する実行中のコマンドを失敗と見なすことで応答します ソフトウェア iscsi でのホストの設定 53

54 4. node.conn[0].timeo.noop_out_interval パラメーターに 10 秒を設定します node.conn[0].timeo.noop_out_interval = iscsi デーモンが起動するかまたはホストが再起動されるごとにホストが iscsi ノードへログインするように設定するには /etc/iscsi/iscsid.conf ファイルで iscsi の設定を編集し 次のデフォルト設定の値を変更します node.startup = automatic node.conn[0].startup = automatic 注記 : node.conn[0].startup 変数はオプションであり デフォルトの iscsid 構成ファイルでは定義されていません 6. iscsi サービスの状態を確認します RHEL 7 の場合 : # systemctl list-unit-files --type=service grep iscsi iscsi.service iscsid.service iscsiuio.service enabled enabled enabled RHEL 6 または RHEL 5 の場合 : # chkconfig --list grep iscsi iscsi 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off iscsid 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off 7. iscsi サービスが有効になっていかまたはオンになっていない場合は 以下のコマンドを実行します RHEL 7 の場合 : # systemctl enable iscsi.service # systemctl enable iscsid.service # systemctl enable iscsiuio.service RHEL 6 または RHEL 5 の場合 : # chkconfig iscsi on # chkconfig --list grep iscsi iscsi 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off iscsid 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off 8. /etc/iscsi/iscsid.conf ファイルのセッションおよびデバイスのキューの深さは ご使用の構成に合わせて調整する必要があります node.session.cmds_max は セッションがキューイングするコマンドの数を制御します node.session.queue_depth は デバイスキューの深さを制御します 54 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

55 3PAR Priority Optimization ソフトウェアを展開する場合は node.session.cmds_max と node.session.queue_depth の値を大きくするかまたは最大にして この機能をサポートするために十分なホスト I/O スループットを確保しなければならない場合があります 3PAR Priority Optimization ( サービス品質 ) を 3PAR StoreServ Storage アレイで使用する方法の詳細については テクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR Priority Optimization を参照してください マルチホストからシングルホストへの 3PAR StoreServ Storage 構成では 3PAR Priority Optimization が使用されていない場合 アレイターゲットポートの I/O キューがあふれたり 他のホストによる過剰な使用により一部のホストでキューが不足する可能性があります この状況は T クラスおよび F クラスの 3PAR StoreServ Storage アレイ上で 1G iscsi ターゲットポートを使用している場合に ターゲットポートキューの深さが 512 であることが原因で発生することがあります この問題を解決するには アレイターゲットポートを共有する各ホストで パラメーター node.session.cmds_max と node.session.queue_depth の値を小さくします 9. 接続内のエラー処理およびリカバリ用に Header および Data Digest 設定を有効にします 一般に CRC エラーが発生すると SCSI レイヤーは 接続を無効にしてからリカバリを行うことにより復旧しようとします しかし Header と Data Digest を有効にすると データが欠落している (CRC エラー ) か または PDU あるいはシーケンス番号が欠落している ( ヘッダーダイジェスト ) 接続に対し 個々の iscsi PDU についてリカバリが再試行されます リカバリが行われない場合 下位の SCSI リカバリが開始されます SCSI レイヤーは PDU レベルではなくセッションレベルで引き続き CRC エラーリカバリを行うため Header と Data Digest の設定はオプションです 注意 : Header と Data Digest を有効にすると データチェックのために I/O パフォーマンスが若干低下します iscsi 構成ファイル /etc/iscsi/iscsid.conf に次の行を追加して Header と Data Digest を有効にします node.conn[0].iscsi.headerdigest = CRC32C node.conn[0].iscsi.datadigest = CRC32C 注記 : この変更を反映するには iscsi サービスを再起動します 10. CHAP 認証などの他の設定変更を有効にします 詳細は ソフトウェア iscsi 向けの CHAP の設定 ( オプション ) (63 ページ ) を参照してください 注記 : 複数のイニシエーターポートが使用されている場合は /etc/sysctl.conf に次の内容を追加します net.ipv4.conf.all.arp_filter = 1 ソフトウェア iscsi でのホストの設定 55

56 iscsi デーモンの起動 RHEL 7 の場合 : iscsi デーモンのリストを表示します # systemctl list-unit-files grep iscsid.socket iscsi デーモンを起動します # systemctl start iscsid.socket RHEL 6 または RHEL 5 の場合 : RHEL 6 または RHEL 5 ホスト用に iscsi デーモンを起動するには 以下の手順を実行します 1. open-iscsi モジュールを起動します # /etc/init.d/iscsi start Starting iscsi daemon: [ OK ] [ OK ] 2. chkconfig コマンドで open-iscsi サービスのランレベル情報の状態を確認します 次の例では 実行レベル 5 がオンです # chkconfig --list grep iscsi iscsi 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:on 6:off # chkconfig --list grep iscsid iscsid 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:on 6:off iscsi を有効にします # chkconfig iscsi on # chkconfig iscsid on iscsi のステータスを確認します # chkconfig --list iscsi iscsi 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off # chkconfig --list iscsid iscsid 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off 56 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

57 3. iscsi モジュールがロードされていることを確認します # lsmod grep iscsi iscsi_tcp libiscsi ib_iser,iscsi_tcp scsi_transport_iscsi ib_iser,iscsi_tcp,libiscsi scsi_mod sg,ib_iser,iscsi_tcp,libiscsi,scsi_transport_iscsi,qla2xxx,lpfc,scsi_transport _fc,cciss,sd_mod ソフトウェア iscsi 接続の作成 注記 : ハードウェア iscsi 接続をセットアップするには ハードウェア iscsi 用のホストの設定 (72 ページ ) を参照してください ホストを 3PAR StoreServ Storage iscsi ターゲットポートに接続した後 iscsiadm コマンドで iscsi 接続を作成します 1. iscsiadm コマンドを検出モードで使用して ターゲットノードを検出します 次の例を参照してください # iscsiadm -m discovery -t sendtargets -p : :3260,31 iqn com.3pardata: ac iscsiadm -m discovery コマンドを使用して 検出の内容を参照します 次の例を参照してください # iscsiadm -m discovery :3260 via sendtargets 3. iscsiadm -m node コマンドを実行します # iscsiadm -m node :3260,31 iqn com.3pardata: ac 検出プロセスで検出された iscsi ノードへログインします # iscsiadm -m node -T <targetname> -p <target ip address>:<iscisport> -l 次の例を参照してください # iscsiadm -m node -T iqn com.3pardata: ac p :3260 -l Logging in to [iface: default, target: iqn com.3pardata: ac000079, portal: ,3260] Login to [iface: default, target: iqn com.3pardata: ac000079, portal: ,3260]: successful ソフトウェア iscsi でのホストの設定 57

58 5. ログインしたノードの内容は iscsiadm コマンドを使用して確認できます 次の例を参照してください # iscsiadm -m node -T iqn com.3pardata: ac p : :3260,31 iqn com.3pardata: ac iscsiadm -m session を実行して iscsi セッションと ノード情報のセッション内容を確認します 次の例を参照してください # iscsiadm -m session tcp: [1] :3260,31 iqn com.3pardata: ac RHEL iscsiadm コマンドの使用方法の詳細は ソフトウェア iscsi 用の RHEL iscsiadm ユーティリティの使用法 ( オプション ) (70 ページ ) を参照してください RHEL 5.4 では open-iscsi の永続的な設定は Linux の iscsi のインストール中に使用できる DBM データベースとして実装されています 検出テーブル (/var/lib/iscsi/send_targets) ノードテーブル (/var/lib/iscsi/nodes) 次の例は send_targets の設定とノードテーブルを示しています send_targets/ drw root root 4096 Feb 26 16: ,3260 drw root root 4096 Feb 26 10: ,3260 nodes/ drw root root 4096 Feb 26 10:22 iqn com.3pardata: ac0000b1 drw root root 4096 Feb 26 10:58 iqn com.3pardata: ac0000b1 send_targets またはノードを変更するには まず上記のエントリーを削除し iscsiadm ユーティリティを使用して新しい send_targets または nodes を追加します その後 永続的テーブルが更新されます 注記 : RHEL 5 iscsi iface セットアップでは iscsi ソフトウェアを使用して セッションを NIC ポートにバインドする方法について説明します iscsiadm -m iface を実行すると /var/lib/iscsi/ifaces 内の iface の設定が報告されます 詳細については サーバー上の /usr/share/doc/iscsi-initiator-utils-<version> ディレクトリで入手できる README ドキュメントを参照してください 58 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

59 7. 以下の手順を使用して IPv6 を VLAN タギングで構成します スイッチの設定 SAN の設定 ホストの設定 SAN の検証 a. スイッチの設定を構成および確認します たとえば Brocade 8000 でのスイッチのポート構成は 以下のような設定になっています interface TenGigabitEthernet 0/10 mtu 9208 switchport switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan add 62 switchport trunk allowed vlan add 162 no shutdown Interface name : TenGigabitEthernet 0/10 Switchport mode : trunk Ingress filter : enable Acceptable frame types : vlan-tagged only Default Vlan : 0 Active Vlans : Inactive Vlans : - b. SAN の設定を構成および確認します 詳細は 3PAR iscsi の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング (52 ページ ) を参照してください c. ホストの設定を構成および確認します i. IEEE 802.1q が有効であることを確認します 例 : # lsmod grep 8021q 8021q garp q mrp q # modinfo 8021q filename: /lib/modules/ el7.x86_64/kernel/net/8021q/8021q.ko version: 1.8 license: GPL alias: rtnl-link-vlan rhelversion: 7.1 srcversion: 2C3C3989B54002FAEC13FFD depends: mrp,garp intree: Y vermagic: el7.x86_64 SMP mod_unload modversions signer: Red Hat Enterprise Linux kernel signing key sig_key: A3:CB:8C:C3:19:50:4A:B5:2C:FB:76:BA:F8:D8:A2:A7:39:68:9C:56 sig_hashalgo: sha256 ソフトウェア iscsi でのホストの設定 59

60 ii. iscsi ポートの IP アドレスをリストします # ifconfig ens3f0 ens3f0: flags=4163<up,broadcast,running,multicast> mtu 1500 inet6 fe80::2e27:d7ff:fe53:f528 prefixlen 64 scopeid 0x20 ether 2c:27:d7:53:f5:28 txqueuelen 1000 (Ethernet) RX packets bytes (118.9 MiB) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets bytes (75.1 MiB) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0 device interrupt 124 # ifconfig ens3f0.62 ens3f0.62: flags=4163<up,broadcast,running,multicast> mtu 1500 inet6 fe80::2e27:d7ff:fe53:f528 prefixlen 64 scopeid 0x20<link> inet6 2015:1063:c0::32 prefixlen 64 scopeid 0x0<global> ether 2c:27:d7:53:f5:28 txqueuelen 0 (Ethernet) RX packets bytes (108.8 MiB) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets bytes (75.1 MiB) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0 iii. ping が動作していることを確認します ホストの ping の例を以下に示します # ping6 -I ens3f0 2015:1063:c0::32 ping6: Warning: source address might be selected on device other than ens3f0. PING 2015:1063:c0::32(2015:1063:c0::32) from 2015:1063:c0::32 ens3f0: 56 data bytes 64 bytes from 2015:1063:c0::32: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.014 ms 64 bytes from 2015:1063:c0::32: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.012 ms # ping6 -I ens3f :1063:c0::32 PING 2015:1063:c0::32(2015:1063:c0::32) from 2015:1063:c0::32 ens3f0.62: 56 data bytes 64 bytes from 2015:1063:c0::32: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.010 ms 64 bytes from 2015:1063:c0::32: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.012 ms SAN の ping の例を以下に示します # controliscsiport ping 2015:1063:c0::32 -vlan 62 0:6:2 Ping succeeded iv. iscsiadm を実行してターゲットを検出および送信してから ノードを使用してログインし 確立されたセッションを参照します 60 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

61 v. 構成ステータスを確認します 例 : # iscsiadm -m iface -P1 Iface: default Target: iqn com.3pardata: ac07e040 Portal: [2015:1063:00c0:0000:0000:0000:0000:0062]:3260,62 Target: iqn com.3pardata: ac07e040 Portal: [2015:2063:00c0:0000:0000:0000:0000:0162]:3260,162 # iscsiadm -m node -P1 Target: iqn com.3pardata: ac07e040 Portal: [2015:1063:00c0:0000:0000:0000:0000:0062]:3260,62 Iface Name: default Target: iqn com.3pardata: ac07e040 Portal: [2015:2063:00c0:0000:0000:0000:0000:0162]:3260,162 Iface Name: default # iscsiadm -m session -P1 Target: iqn com.3pardata: ac07e040 (non-flash) Current Portal: [2015:1063:00c0:0000:0000:0000:0000:0062]:3260,62 Persistent Portal: [2015:1063:00c0:0000:0000:0000:0000:0062]:3260,62 ********** Interface: ********** Iface Name: default Iface Transport: tcp Iface Initiatorname: iqn com.redhat:4fa75ad89486 Iface IPaddress: [2015:1063:00c0:0000:0000:0000:0000:0032] Iface HWaddress: <empty> Iface Netdev: <empty> SID: 1 iscsi Connection State: LOGGED IN iscsi Session State: LOGGED_IN Internal iscsid Session State: NO CHANGE Target: iqn com.3pardata: ac07e040 (non-flash) Current Portal: [2015:2063:00c0:0000:0000:0000:0000:0162]:3260,162 Persistent Portal: [2015:2063:00c0:0000:0000:0000:0000:0162]:3260,162 ********** Interface: ********** Iface Name: default Iface Transport: tcp Iface Initiatorname: iqn com.redhat:4fa75ad89486 Iface IPaddress: [2015:2063:00c0:0000:0000:0000:0000:0032] Iface HWaddress: <empty> Iface Netdev: <empty> SID: 2 iscsi Connection State: LOGGED IN iscsi Session State: LOGGED_IN Internal iscsid Session State: NO CHANGE ソフトウェア iscsi でのホストの設定 61

62 d. SAN を検証します i. ログインを確認します 例 : # showhost -d Id Name Persona WWN/iSCSI_Name Port IP_addr 3 dl380pg8-36 Generic-ALUA iqn com.redhat:4fa75ad :6:2 2015:2063:c0::32 3 dl380pg8-36 Generic-ALUA iqn com.redhat:4fa75ad :6:2 2015:1063:c0::32 ii. VLAN タグ ID のあるセッションを確認します 例 : # showiscsisession N:S:P -----IPAddr TPGT TSIH Conns iscsi_name StartTime VLAN 0:6:2 2015:1063:c0:: iqn com.redhat:4fa75ad :51:06 PDT 62 1:6:2 2015:2063:c0:: iqn com.redhat:4fa75ad :02:24 PDT 162 iii. VLAN タグがリストされていることを確認します 例 : # showport iscsivlans N:S:P VLAN IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway MTU TPGT STGT isns_addr isns_port 0:6: :1063:c0::62 64 :: :: :6: :2063:c0:: :: :: iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

63 ソフトウェア iscsi 向けの CHAP の設定 ( オプション ) ホスト CHAP の設定 ホスト CHAP 認証を設定するには iscsi ホスト定義が 3PAR StoreServ Storage 上で作成されている必要があり 3PAR CLI の sethost initchap コマンドを使用して ホスト CHAP シークレットを設定する必要があります 3PAR OS 3.2.x または 3.1.x では 出力は次のようになります cli % showhost Id Name Persona WWN/iSCSI_Name Port 0 redhatlinux Generic iqn com.redhat:a3df53b0a32d --- 以下の例では ホスト CHAP パスワードとして host_secret0 を使用します CHAP シークレットの長さは 最低 12 文字必要であることに注意してください ホストの CHAP シークレットを設定します cli % sethost initchap -f host_secret0 redhatlinux ホストの CHAP シークレットを確認します cli % showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 0 redhatlinux redhatlinux -- ホスト CHAP を設定します 1. iscsi イニシエーターホストのコンソールまたはターミナルで /etc/iscsi/iscsid.conf ファイルを編集し CHAP 認証を有効にします # To enable CHAP authentication set node.session.auth.authmethod # to CHAP. The default is None. node.session.auth.authmethod = CHAP 2. 検出とログインセッション用にホスト CHAP パスワードを設定するため もう一度 /etc/iscsi/iscsid.conf ファイルを編集します # To set a discovery session CHAP username and password for the initiator # authentication by the target(s), uncomment the following lines: discovery.sendtargets.auth.username = redhatlinux discovery.sendtargets.auth.password = host_secret0 # To set a CHAP username and password for initiator # authentication by the target(s), uncomment the following lines: node.session.auth.username = redhatlinux node.session.auth.password = host_secret0 注記 : OutgoingUsername 変数には任意の内容を設定できますが OutgoingPassword は 3PAR StoreServ Storage で設定したホスト CHAP シークレットと同じであることが必要です ソフトウェア iscsi でのホストの設定 63

64 3. ソフトウェア iscsi 接続の作成 (57 ページ ) の説明に従って検出とログインを実行します 以前ターゲットを検出済みの場合は iscsi セッションからログアウトし ノードを削除し ターゲットレコードを送信してから 以下の手順に従って検出とログインを実行します a. iscsi からログアウトします ホスト上でアクティブな I/O がある場合 iscsi ログアウト ターゲットの再検出 および一度に 1 つのセッションへのログインを実行して I/O の中断を回避します # iscsiadm -m node -T iqn com.3pardata: ac p , logout b. iscsi ノードを削除します # iscsiadm -m node -o delete -T iqn com.3pardata: ac p ,3260 c. iscsi ターゲットを削除します # iscsiadm -m node -o delete -p d. 次のディレクトリにある iscsi の永続的ファイルを削除します # /var/lib/iscsi/send_targets/ # /var/lib/iscsi/nodes/ 次の例を参照してください # ls -l /var/lib/iscsi/send_targets/* # ls -l /var/lib/iscsi/nodes/* # rm -rf /var/lib/iscsi/send_targets/* # rm -rf /var/lib/iscsi/nodes/* e. iscsi ターゲットノードの再検出をして iscsi ログインセッションを作成するために ソフトウェア iscsi 接続の作成 (57 ページ ) で記述された手順を繰り返します 64 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

65 双方向 CHAP の設定 双方向 CHAP ( 相互 ) を設定するには 以下の手順を実行します 3PAR StoreServ Storage で双方向 CHAP を設定するには 3PAR CLI の sethost initchap コマンドと sethost targetchap コマンドを使用する必要があります 1. 3PAR StoreServ Storage 上でホスト定義が作成済みであることを確認します 次の例では host_secret0 をホスト CHAP パスワードとして使用し target_secret0 をターゲット CHAP パスワードとして使用します 3PAR OS 3.2.x または 3.1.x では 出力は次のようになります cli % showhost Id Name Persona WWN/iSCSI_Name Port 0 redhatlinux Generic iqn com.redhat:a3df53b0a32d --- 注記 : 以下の例では ホスト CHAP パスワードとして host_secret0 を使用します CHAP シークレットの長さは 最低 12 文字必要であることに注意してください 2. ホストの CHAP シークレットを設定します cli % sethost initchap -f host_secret0 redhatlinux 3. ターゲット CHAP シークレットを設定します cli % sethost targetchap -f target_secret0 redhatlinux 4. ホストとターゲットの CHAP シークレットを確認します cli % showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 0 redhatlinux redhatlinux S121 双方向 CHAP を設定するには iscsi イニシエーターホストのコンソールまたはターミナルで /etc/iscsi/iscsid.conf ファイルを編集し 以下の手順を実行して 検出およびログインセッション用にホスト CHAP パスワードおよびターゲット CHAP パスワードを設定します 注記 : 3PAR StoreServ Storage の iscsi ターゲットポート用に 同じ IP アドレスを持つ 2 つの DiscoveryAddress 変数が必要です 1 つはホスト CHAP のユーザー名とパスワードの変数 (OutgoingUsername および OutgoingPassword) であり もう 1 つは ターゲット CHAP のユーザー名とパスワードの変数 (IncomingUsername および IncomingPassword) です ソフトウェア iscsi でのホストの設定 65

66 1. ホストイニシエーター用の CHAP 設定を有効にします # To enable CHAP authentication set node.session.auth.authmethod # to CHAP. The default isw None. node.session.auth.authmethod = CHAP # To set a discovery session CHAP username and password for the initiator # authentication by the target(s), uncomment the following lines: discovery.sendtargets.auth.username - redhatlinux discovery.sendtargtets.auth.password = host_secret0 # To set a CHAP username and password for initiator # authentication by the target(s), uncomment the following lines: node.session.auth.username = redhatlinux node.session.auth.password = host_secret0 2. ターゲット用の CHAP 設定を有効にします # To set a discovery session CHAP username and password for target(s) # authentication by the initiator, uncomment the following lines: discovery.sendtargets.auth.username_in = S121 discovery.sendtargets.auth.pasword_in = target_secret0 # To set a CHAP username and password for target(s) # authentication by the initiator, uncomment the following lines: node.session.auth.username_in = S121 node.session.auth.password_in = target_secret0 # To enable CHAP authentication for a discovery session to the target # set discovery.sendtargets.auth.authmethod to CHAP. The default isw None. discovery.sentartets.authmethod = CHAP 注記 : S121 は ターゲット CHAP 名です これは showhost -chap コマンドを実行することで 3PAR StoreServ Storage 上で表示できます OutgoingUsername および IncomingUsername の変数は 自由に設定できますが OutgoingPassword および IncomingPassword は 3PAR StoreServ Storage に設定されたホスト CHAP パスワードおよびターゲット CHAP パスワードと一致している必要があります 3. ソフトウェア iscsi 接続の作成 (57 ページ ) の説明に従って検出とログインを実行します 以前ターゲットを検出済みの場合は iscsi セッションからログアウトし ノードを削除し ターゲットレコードを送信してから 以下の手順に従って検出とログインを実行します a. iscsi からログアウトします ホスト上でアクティブな I/O がある場合 iscsi ログアウト ターゲットの再検出 および一度に 1 つのセッションへのログインを実行して I/O の中断を回避します # iscsiadm -m node -T iqn com.3pardata: ac p , logout b. iscsi ノードを削除します # iscsiadm -m node -o delete -T iqn com.3pardata: ac p , iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

67 c. iscsi ターゲットを削除します # iscsiadm -m node -o delete -p d. 次のディレクトリにある iscsi の永続的ファイルを削除します # /var/lib/iscsi/send_targets/ # /var/lib/iscsi/nodes/ 次の例を参照してください # ls -l /var/lib/iscsi/send_targets/* # ls -l /var/lib/iscsi/nodes/* # rm -rf /var/lib/iscsi/send_targets/* # rm -rf /var/lib/iscsi/nodes/* e. iscsi ターゲットノードの再検出をして iscsi ログインセッションを作成するために ソフトウェア iscsi 接続の作成 (57 ページ ) で記述された手順を繰り返します ソフトウェア iscsi でのホストの設定 67

68 Internet Storage Name Server の設定と使用 ( オプション ) Internet Storage Name Server (isns) の設定には 専用の IP ネットワークが推奨されます 注記 : セカンダリ isns サーバーはサポートされていません 3PAR OS から すべてのオペレーティングシステムに対して isns のサポートは中止されました DHCP は iscsi 構成ではサポートされていません Microsoft isns サーバーを使用して登録を検出 専用ネットワーク上の iscsi イニシエーターと iscsi ターゲットを検出するには Microsoft isns サーバーを使用できます Windows 2008 の [ 機能の追加 ] ウィザードを使用して isns 機能を追加し isns を使用して登録を検出します isns サーバーを使用した探索ドメインの作成 1. [ スタート ] [ 管理ツール ] [isns サーバー ] [ 探索ドメイン ] タブの順にクリックします 2. [ 作成 ] をクリックします 3. [ 探索ドメインの作成 ] で [ 探索ドメイン ] を入力するか またはデフォルトを選択して [OK] をクリックします isns サーバーでの使用のための iscsi イニシエーターとターゲットの設定 3PAR StoreServ Storage の設定 : 以下の手順を実行して 3PAR StoreServ Storage を設定します 1. showport -iscsi コマンドを実行して iscsi ターゲットポートが isns サーバー用に設定されているかどうかを確認します 次の例を参照してください cli % showport iscsi N:S:P State IPAddr Netmask Gateway TPGT MTU Rate DHCP isns_addr isns_port 0:3:1 offline n/a :3:2 ready Gbps :3:1 offline n/a :3:2 ready Gbps isns 用の IP アドレスをセットアップします cli % controliscsiport isns <isns Server IP><3PAR StoreServ Storage iscsi port> 次の例を参照してください cli % controliscsiport isns :3:2 cli % controliscsiport isns :3:2 3. isns 用の設定を確認します 次の例を参照してください cli % showport iscsi N:S:P State IPAddr Netmask Gateway TPGT MTU Rate DHCP isns_addr isns_port 0:3:1 offline n/a :3:2 ready Gbps :3:1 offline n/a :3:2 ready Gbps isns クライアント (RHEL ホスト ) の設定 : 68 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

69 1. yum を使用して isns-utils パッケージをインストールします # yum --nogpgcheck install isns-utils 2. サービスを有効にします # chkconfig isnsd on 3. サービスを開始します # service isnsd start 4. isns の新しいインターフェイスを作成します # iscsiadm -m iface -o new -I isns_iface 5. TCP/IP を使用するインターフェイスを更新します # iscsiadm -m iface -o update -I isns_iface -n iface.transport_name -v tcp 6. isns サーバーを検出します 次の例を参照してください # iscsiadm -m discoverydb -t isns -p <isns server IP> : <port> -o new # iscsiadm -m discoverydb -t isns -p :3205 -o update -n discovery.isns.use_discoveryd -v Yes 7. ファイル /var/lib/iscsi/isns/<isns server IP>,<port>/isns_config を編集し ポーリング間隔 (discovery.isns.discoveryd_poll_inval) を 30 秒に設定します # vi /var/lib/iscsi/isns/ ,3205/isns_config 8. iscsi サービスを再起動します # service iscsid restart 9. isns サービスを再起動します # service isnsd restart ソフトウェア iscsi でのホストの設定 69

70 10. 設定を確認します 次の例を参照してください # iscsiadm -m session tcp: [5] :3260,1 iqn com.3pardata: ac tcp: [6] :3260,1 iqn com.3pardata: ac cli %showhost Id Name Persona WWN/iSCSI_Name Port 0 dl360g7-02 Generic iqn com.redhat:78fda13ee0 0:3:2 --- iqn com.redhat:78fda13ee0 0:3:2 0 dl360g7-02 Generic iqn com.redhat:b20374ebc17 1:3:2 --- iqn com.redhat:b20374ebc17 1:3:2 cli % showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask Gateway TPGT MTU Rate DHCP isns_addr isns_port 0:3:1 offline n/a :3:2 ready Gbps :3:1 offline n/a :3:2 ready Gbps ソフトウェア iscsi 用の RHEL iscsiadm ユーティリティの使用法 ( オプション ) ここでは iscsiadm ユーティリティを使用して iscsi セッションを設定するためのコマンドの例をいくつか示します SendTargets iscsi Discovery を使用してターゲットを検出 # iscsiadm -m discovery -t sendtargets -p :3260 iscsi ログイン # iscsiadm -m node -T iqn com.3pardata: ac0001a6 -p :3260 -l iscsi ログアウト # iscsiadm -m node -T iqn com.3pardata ac0001a6 -p u すべてを iscsi ログアウト # iscsiadm -m node --logoutall=all カスタム iscsi ノードの追加 # iscsiadm -m node -o new -p : iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

71 iscsi ノードの削除 # iscsiadm -m node -o delete -T iqn com.3pardata: ac0001ab -p :3260 SendTargets iscsi Discovery を使用して iscsi ターゲットを削除 # iscsiadm -m discovery -o delete -p iscsi ノードの設定の表示 # iscsiadm -m node -T iqn com.3pardata: ac0001a6 -p :3260 検出データベース内のすべてのレコードを表示 # iscsiadm -m discovery 検出レコード設定を表示 # iscsiadm -m discovery -p :3260 すべてのノードレコードを表示 セッション統計情報を表示 # iscsiadm -m session -r 1 --stats セッションおよびデバイス情報を表示 # iscsiadm -m session iscsi LUN またはセッションの再スキャン # iscsiadm -m session -R iscsi-initiator-utils パッケージの詳細については /usr/share/doc を参照してください ソフトウェア iscsi でのホストの設定 71

72 ハードウェア iscsi 用のホストの設定 Emulex CNA の使用 BIOS の設定 1. サーバーを再起動し Emulex BIOS が表示されたら CTRL-S を押して iscsiselect Utility を起動します システムのブート中にユーティリティのオプションが利用できない場合は Emulex CNA の [NIC Personality] が BIOS 中で [iscsi] に設定されていることを確認します 図 6 iscsiselect Utility の起動 2. [Controller Configuration] を選択し 次に設定するポートを選択します 3. [Network Configuration] で [Configure Static IP Address] を選択します 72 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

73 図 7 静的 IP アドレスの設定 4. [Static IP Address] で [IP Address] [Subnet Mask] および [Default Gateway] を入 力します 図 8 IP アドレス サブネットマスク デフォルトゲートウェイの入力 ハードウェア iscsi 用のホストの設定 73

74 5. 変更を保存し すべてのアダプターポートについて手順を繰り返します 完了したら サーバーを再起動します 注記 : CHAP を構成する場合は ハードウェア iscsi 向けの CHAP の設定 ( オプション ) (87 ページ ) の作業を完了してから iscsiselect Utility を終了し サーバーを再起動します 6. iscsi タイマーを調整して iscsi セッション管理と iscsi I/O パス管理を強化するには ソフトウェア iscsi の設定 (53 ページ ) で説明されているように /etc/iscsi/ iscsid.conf を変更し iscsi ターゲットを再検出して ログインします SAN ブートの設定 : 3PAR StoreServ Storage からブートするためのハードウェア iscsi ホストをセットアップする場合 この章のこの項までの作業を完了させ 次に 3PAR StoreServ Storage からのホストの起動 (141 ページ ) のすべての作業を完了させた後 この章の残りの作業を完了させます OneCommand Manager GUI を使用したハードウェア iscsi の構成 1. iscsiselect Utility の Emulex CNA イニシエーター名だけが /etc/iscsi/ initiatorname.iscsi に定義されていることを確認します 2. ソフトウェア iscsi の設定 (53 ページ ) で説明されているように /etc/iscsi/ iscsid.conf を変更して iscsi タイマーを調整し iscsi セッション管理と iscsi I/O パス管理を強化します 3. /usr/sbin/ocmanager/ocmanager & コマンドを実行し OneCommand Manager を開いてハードウェア iscsi を設定します 図 9 ハードウェア iscsi の設定 74 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

75 4. 左側で選択をして 右側の [Adapter information] タブを選択します 次に [Personality] の下にある [iscsi] を選択します 図 10 iscsi にパーソナリティを設定 5. 左側でターゲットを選択し [iscsi Target Discovery] タブを選択し [Add Portal] を選択します 6. [Add Target Portal] で ポート 0:2:1 上にポータルを追加します 図 11 ターゲットポータルの追加 ハードウェア iscsi 用のホストの設定 75

76 7. [iscsi Target Discovery] タブで [Targets] の下で ターゲットを強調表示し [Target Login...] をクリックして選択します 図 12 ターゲットの強調表示 8. [Target Login] でデフォルト設定を受け入れ [OK] をクリックします 図 13 デフォルトの選択 76 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

77 9. [Targets] の下で 現在接続されているターゲットを選択して強調表示します 図 14 接続されたターゲットの強調表示 10. 確立済みのセッションを表示するには [Target Sessions...] をクリックします 図 15 確立済みターゲットセッションの表示 ハードウェア iscsi 用のホストの設定 77

78 VLAN タギングのある IPv6 でのハードウェア iscci の構成 VLAN タギングのある IPv6 を使用するハードウェア iscsi は CN1200E のある Proliant Gen 9 サーバーでだけサポートされています 1. サーバーを起動し Proliant Gen 9 サーバーの <F9> を押します 2. ポート 1 (StoreFabric CN1200E 10Gb Converged Network Adapter iscsi) を選択しま す 3. ポート 1 の iscsi イニシエーター名 BIOS およびファームウェアのバージョン MAC ア ドレス ポート速度 リンクステータスを確認します 4. アダプターを構成します ネットワーク構成の例 : VLAN ID の例 : 78 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

79 iscsi ターゲット構成の例 : 5. 変更を保存し すべてのアダプターポートについて手順を繰り返します 完了したら サーバーを再起動します 注記 : 非ブートターゲット構成の場合は open-iscsi (iscsiadm) を使用して OS の実行時にノードデータベースを追加してください ハードウェア iscsi 用のホストの設定 79

80 hbacmd ユーティリティを使用したハードウェア iscsi の設定 バージョン情報と iscsi コマンドの一覧を表示するには 次の hbacmd コマンドを使用します 1. ハードウェア iscsi を設定するには 正しいバージョンの hbacmd ユーティリティを使用してください # hbacmd version OneCommand Manager Library Versions: Command Line Interface : (Local-only mode) RMAPI : Discovery : DFC Library : MILI Service : 注記 : ハードウェア iscsi 用のハードウェアのサポートは Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください 2. ハードウェア iscsi の使用方法を表示するには hbacmd help コマンドを使用します # hbacmd help 3. iscsi のパーソナリティがアクティブで設定済みにセットされていることを確認します # hbacmd ShowPersonalities a-af-f5-61 Adapter Personalities: NIC iscsi (active & configured) FCoE 4. ハードウェア iscsi の IP アドレスをリスト表示します # hbacmd GetNetworkConfiguration a-af-f5-61 TCP/IP Configuration for a-af-f5-61: DHCP Enabled: No VLAN Enabled: NO VLAN ID: 0 Priority: 0 IP Address: Subnet Mask: Gateway: iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

81 5. ハードウェア iscsi セッションの情報を確認します # hbacmd GetSessionInfo a-af-f5 61 iqn com.3pardata: ac0185e2 15 Session Info for: TSIH: 15 ISID Qualifier: 0 Session Negotiated Login Options ImmediateData: No MaxConnections: 1 MaxOutstandingR2T: 1 FirstBurstLength: N/A MaxBurstLength: DefaultTime2Wait: 2 DefaultTime2Retain: 20 ErrorRecoveryLevel: 0 DataPDUInOrder: 0 DataSequenceInOrder: 0 Session Statistics Session Direction: Outbound Cmd PDUs: 17 Response PDUs: 17 Xmit Data Octets: 0 Recv Data Octets: 324 Digest Errors: 0 Connection Timeout Errors: 0 Session Target Alias: Connection Information iscsi Connection ID: 1 Status: Logged-In Source IP Address: Source Port: Destination IP Address: Redirected Destination IP Address: Redirected Destination Port: 0 Connection Negotiated Login Options Authentication Method: Mutual CHAP HeaderDigest: CRC32C DataDigest: CRC32C MaxSendDataSegmentLength: TCPMSS: ハードウェア iscsi セッションをリスト表示します # hbacmd ListSessions a-af-f5-61 iqn com.3pardata: ac0185e2 Total Sessions: 1 Session 1 Initiator Name: iqn com.emulex: a-af-f5-61 Status: Open TSIH: 15 ISID: 0x c0000 ISID Qualifier: 0 Target IP Address: iscsi Boot: No 要約すると Emulex CNA を使用してハードウェア iscsi を設定するには BIOS を使用して IP アドレスを追加し OneCommand Manager GUI または hbacmd ユーティリティを使用してハードウェア iscsi を設定します ハードウェア iscsi 用のホストの設定 81

82 BIOS を使用しないハードウェア iscsi の構成 ( ローカルブートのみ ) SAN ブートを行っていない場合は IP アドレスを Emulex の hbacmd ユーティリティを使用して追加することが可能で BIOS で設定する必要はありません ハードウェア iscsi の構成プロセス全体を完了させるには 以下の手順を実行してください 1. hbacmd ユーティリティを使用して iscsi ポートの MAC アドレスをリストします # hbacmd listhbas Manageable HBA List Permanent MAC: b Current MAC: b Logical HBA#: 0 Flags: Host Name: dl380pg8-22.3pardata.com Mfg: Emulex Corporation Serial No.: 5CF23903BP Port Number: 1 Mode: Initiator PCI Bus Number: 7 PCI Function: 2 Port Type: iscsi Model: CN1100E Permanent MAC: b d Current MAC: b d Logical HBA#: 0 Flags: Host Name: dl380pg8-22.3pardata.com Mfg: Emulex Corporation Serial No.: 5CF23903BP Port Number: 2 Mode: Initiator PCI Bus Number: 7 PCI Function: 3 Port Type: iscsi Model: CN1100E 2. iscsi のパーソナリティに [active & configured] が設定されていることを確認します # hbacmd ShowPersonalities b d Adapter Personalities: NIC iscsi (active & configured) FCoE 3. iscsi ホストポートに IP アドレスを割り当てます # hbacmd SetNetworkConfiguration b d VLAN_Enabled=1 VLAN_ID=0 Priority=0 DHCP= # hbacmd SetNetworkConfiguration b VLAN_Enabled=1 VLAN_ID=0 Priority=0 DHCP= iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

83 4. 以下のポートの IP アドレス設定を確認します # hbacmd GetNetworkConfiguration b d TCP/IP Configuration for b d: VLAN Enabled: YES VLAN ID: 0 Priority: 0 IPv4 Configuration: DHCP Enabled: No IP Address: Subnet Mask: Gateway: IPv6 Configuration: Automatic Assignment: No Link Local Address: IP Address 1: IP Address 2: Gateway: # hbacmd GetNetworkConfiguration b TCP/IP Configuration for b : VLAN Enabled: YES VLAN ID: 0 Priority: 0 IPv4 Configuration: DHCP Enabled: No IP Address: Subnet Mask: Gateway: IPv6 Configuration: Automatic Assignment: No Link Local Address: IP Address 1: IP Address 2: Gateway: すべての IP アドレスに ping できることを確認します IP アドレスの例を 以下に示します ホスト IP アドレス : および PAR StoreServ Storage ターゲット IP アドレス : および ターゲットへのホストからの ping: # hbacmd iscsiping b Ping to IP address completed successfully. # hbacmd iscsiping b d Ping to IP address completed successfully. ホストへのターゲットからの ping: cli % controliscsiport ping :6:1 Ping succeeded cli % controliscsiport ping :6:1 Ping succeeded ハードウェア iscsi 用のホストの設定 83

84 6. ターゲットポートに ログイン用の IP アドレスを追加します # hbacmd AddTarget b d iqn com.3pardata: ac07e040 # hbacmd AddTarget b iqn com.3pardata: ac07e Emulex は ハードウェア open-iscsi モデルを使用するため iscsiadm コマンドで構成を確認します # iscsiadm -m node :3260,0 iqn com.3pardata: ac07e :3260,0 iqn com.3pardata: ac07e040 # iscsiadm -m session be2iscsi: [1] :3260,161 iqn com.3pardata: ac07e040 (non-flash) be2iscsi: [2] :3260,61 iqn com.3pardata: ac07e040 (non-flash) 8. ターゲットから ログインおよびセッションのステータスを確認します cli % showhost -d egrep "0:6:1 1:6:1" 2 dl380pg8-22 Generic-ALUA iqn com.emulex: b d 0:6: dl380pg8-22 Generic-ALUA iqn com.emulex: b d 1:6: cli % showiscsisession egrep "0:6:1 1:6:1" 0:6: iqn com.emulex: b d :24:07 PDT - 1:6: iqn com.emulex: b d :21:28 PDT - 9. セッション情報である iface ファイルおよび node ファイルは ホスト上の /var/lib/ iscsi/ パスにあります 接続性の問題については /var/log/messages の他に このパスを使用してファイルの内容をデバッグすることができます 84 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

85 Broadcom CNA の使用 BIOS の設定 1. サーバーを再起動し Broadcom BIOS メッセージが表示されたら Ctrl-S を押し Comprehensive Configuration Management Utility (CCM) を起動します 2. [Device List] から設定する iscsi ネットワークインターフェイスを選択します 3. [Main Menu] から 以下の手順を実行します a. [Storage Personality] を [iscsi] に設定します ご使用の CCM (Comprehensive Configuration Management) のバージョンで [Multi-Function Mode] が有効の場合は [SF (Single Function)] または [NPAR1.5 (NIC Partitioning)] のいずれかのモードを選択します 詳細は Hewlett Packard Enterprise サポートセンターにある NPARs Configuration for HPE Network Adapters User Guide を参照してください DocLang=en&docLocale=en_US&jumpid=reg_r11944_usen_c-001_title0001 b. [MBA Configuration] を選択して [Boot Protocol] に [None] を設定 (SAN ブートの場合は [iscsi] を設定 ) します SAN ブート用の IPv4 VLAN タギングを構成するには [VLAN mode to Enabled] を設定し VLAN ID を入力します 4. これらの変更を保存し サーバーを再起動します 注記 : CHAP を構成する場合は 後述の ハードウェア iscsi 向けの CHAP の設定 ( オプション ) (87 ページ ) の作業を完了してから CCM ユーティリティを終了し サーバーを再起動します SAN ブートの設定 : 3PAR StoreServ Storage からブートするためのハードウェア iscsi ホストをセットアップする場合 この章のこの項までの作業を完了させ 次に 3PAR StoreServ Storage からのホストの起動 (141 ページ ) のすべての作業を完了させた後 この章の残りの作業を完了させます NPAR1.5 は SAN ブートのインストールに Broadcom OOB (Out of Box) ドライバーを必要とします Broadcom OOB ドライバーをダウンロードするには 下記の Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください ハードウェア iscsi 用のホストの設定 85

86 iscsi ターゲットへの接続の作成 ( ローカルブートのみ ) Broadcom CNA ( ハードウェア依存の iscsi アダプター ) を使用して iscsi ターゲットへの接続をするには 以下の手順を実行します iscsi SAN ブートの設定では この手順は必要ありません 1. iscsi 接続の負荷を削減するために iface ファイルのトランスポートバインディングを tcp から bnx2i に変更します 次の例を参照してください # ls /var/lib/iscsi/ifaces/ bnx2i.ac:16:2d:83:05:01 bnx2i.ac:16:2d:83:05:05 # iscsiadm -m iface -I bnx2i.ac:16:2d:83:05:01 -n iface.transport_name -v bnx2i -o update 2. iface ファイルを修正して以下の情報を含めます # vi /var/lib/iscsi/ifaces/bnx2i.ac:16:2d:83:05:01 iface.iscsi_ifacename = bnx2i.ac:16:2d:83:05:01 iface.hwaddress = ac:16:2d:83:05:01 iface.ipaddress = iface.transport_name = bnx2i 3. /etc/iscsi/initiatorname.iscsi を修正して CCM からの Broadcom CNA のイニシエーター名を変更します # vi /etc/iscsi/initiatorname.iscsi InitiatorName=iqn com.broadcom.iscsiboot 4. ソフトウェア iscsi の設定 (53 ページ ) で説明されているように /etc/iscsi/ iscsid.conf を変更して iscsi タイマーを調整し iscsi セッション管理と iscsi I/O パス管理を強化します 5. 静的エントリーを追加します # iscsiadm -m node -p :3260 -T iqn com.3pardata: ac0185ea -o new -I bnx2i.ac:16:2d:83:05:01 6. iscsi ターゲットを検出します # iscsiadm -m discovery --type sendtargets -p :3260 -I bnx2i.ac:16:2d:83:05:01 7. iscsi ログインを行います # iscsiadm --mode node --targetname iqn com.3pardata: ac0185ea --portal : login 86 iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

87 ハードウェア iscsi 向けの CHAP の設定 ( オプション ) ホスト CHAP の設定 ホスト CHAP 認証を設定するには iscsi ホスト定義が 3PAR StoreServ Storage 上で作成されている必要があり 3PAR CLI の sethost initchap コマンドを使用して ホスト CHAP シークレットを設定する必要があります 3PAR OS 3.2.x または 3.1.x では 出力は次のようになります cli % showhost Id Name Persona WWN/iSCSI_Name Port 0 redhatlinux Generic iqn com.redhat:a3df53b0a32d --- 以下の例では ホストのホスト CHAP パスワードとして host_secret0 を使用します CHAP シークレットの長さは 最低 12 文字必要であることに注意してください ホストの CHAP シークレットを設定します cli % sethost initchap -f host_secret0 redhatlinux ホストの CHAP シークレットを確認します cli % showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 0 redhatlinux redhatlinux -- Emulex CNA の使用 - ホスト CHAP 1. BIOS の設定 (72 ページ ) の手順を完了します 2. ホストの起動中に Emulex PXESelect Utility のプロンプトが表示されたら Ctrl-P を押 します 3. [Controller Configuration] で [Advanced Mode Support] を [Enabled] に [Personality] を [iscsi] に設定します Esc キーを押します 次に PXESelect Utility を終了する前に変 更を保存します 4. ホストの起動中に Emulex iscsiselect Utility のプロンプトが表示されたら Ctrl-S を押 します 5. [Controller Configuration] を選択し Enter を押します 6. [Controller Port] を選択し Enter を押します 7. [iscsi Target Configuration] で [Add New iscsi Target] を選択し 以下の手順を実行 します a. [iscsi Target Name] と [iscsi Target IP Address] を入力します b. [Authentication Method] に [One-Way CHAP] を設定します c. [Save/Login] を選択します [CHAP Configuration] でイニシエーター CHAP 名を [Target CHAP Name] に入力し CHAP パスワードを [Target CHAP Name] に入力 して [OK] をクリックします d. Esc キーを押します 次に iscsiselect Utility を終了する前に変更を保存します ハードウェア iscsi 用のホストの設定 87

88 Broadcom CNA の使用 - ホスト CHAP 1. Broadcom CNA の使用 (85 ページ ) の手順を完了します 2. ホスト CHAP の設定 (63 ページ ) の手順を完了して /etc/iscsi/iscsid.conf を修正し iscsi ターゲットを再検出して ログインします 3. [CCM Device List] で iscsi ネットワークインターフェイスを選択し CHAP 認証を設定します 4. [Main Menu] で [iscsi Boot Configuration] を選択し 以下の手順を完了します a. [General Parameters] で [CHAP Authentication] パラメーターを [Enabled] に設定します b. [Initiator Parameters] でイニシエーター CHAP 名を [CHAP ID] に入力し CHAP パスワードを [CHAP Secret] に入力します 5. 終了を指示されるまで Esc キーを押し 変更を保存してください 双方向 CHAP のセットアップ 双方向 CHAP ( 相互 ) を設定するには 以下の手順を実行します 3PAR StoreServ Storage で双方向 CHAP を設定するには 3PAR CLI の sethost initchap コマンドと sethost targetchap コマンドを使用する必要があります 1. 3PAR StoreServ Storage 上でホスト定義が作成済みであることを確認します 次の例では host_secret0 をホスト CHAP パスワードとして使用し target_secret0 をターゲット CHAP パスワードとして使用します 3PAR OS 3.2.x または 3.1.x では 出力は次のようになります cli % showhost Id Name Persona WWN/iSCSI_Name Port 0 redhatlinux Generic iqn com.redhat:a3df53b0a32d --- 注記 : 以下の例では ホストのホスト CHAP パスワードとして host_secret0 を使用します CHAP シークレットの長さは 最低 12 文字必要であることに注意してください 2. ホストの CHAP シークレットを設定します cli % sethost initchap -f host_secret0 redhatlinux 3. ターゲット CHAP シークレットを設定します cli % sethost targetchap -f target_secret0 redhatlinux 4. ホストとターゲットの CHAP シークレットを確認します cli % showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 0 redhatlinux redhatlinux S iscsi 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

89 Emulex CNA の使用 - 双方向 CHAP 1. BIOS の設定 (72 ページ ) の手順を完了します 2. ホストの起動中に Emulex PXESelect Utility のプロンプトが表示されたら Ctrl-P を押します 3. [Controller Configuration] で [Advanced Mode Support] を [Enabled] に [Personality] を [iscsi] に設定します [Esc] キーを押します 次に PXESelect Utility を終了する前に変更を保存します 4. ホストの起動中に Emulex iscsiselect Utility のプロンプトが表示されたら Ctrl-S を押します 5. [Controller Configuration] を選択し Enter を押します 6. [Controller Port] を選択し Enter を押します 7. [iscsi Target Configuration] で [Add New iscsi Target] を選択し 以下の手順を実行します a. [iscsi Target Name] と [iscsi Target IP Address] を入力します b. [Authentication Method] に [Mutual CHAP] を設定します c. [Save/Login] を選択します [CHAP Configuration] でイニシエーター CHAP 名を [Target CHAP Name] に入力し イニシエーター CHAP パスワードを [Target Secret] に入力し ターゲット CHAP 名を [Initiator CHAP Name] に入力し ターゲット CHAP パスワードを [Initiator Secret] に入力して [OK] をクリックします d. Esc キーを押します 次に iscsiselect Utility を終了する前に変更を保存します Broadcom CNA の使用 - 双方向 CHAP 1. Broadcom CNA の使用 (85 ページ ) の手順を完了します 2. 双方向 CHAP の設定 (65 ページ ) の手順を完了して /etc/iscsi/iscsid.conf を修正し iscsi ターゲットを再検出して ログインします 3. [CCM Device List] で iscsi ネットワークインターフェイスを選択し CHAP 認証を設定します 4. [Main Menu] で [iscsi Boot Configuration] を選択し 以下の手順を完了します a. [General Parameters] で [CHAP Authentication] パラメーターを [Enabled] に設定します b. [Initiator Parameters] でイニシエーター CHAP 名を [CHAP ID] に入力し CHAP パスワードを [CHAP Secret] に入力します c. [Target Parameters] でターゲット CHAP 名を [CHAP ID] に入力し CHAP パスワードを [CHAP Secret] に入力します 5. 終了を指示されるまで Esc キーを押し 変更を保存してください マルチパスソフトウェアの設定 ホスト上にマルチパスソフトウェアをセットアップする方法については マルチパスソフトウェアの設定 (106 ページ ) を参照してください マルチパスソフトウェアの設定 89

90 5 FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成 この章では 3PAR StoreServ Storage と RHEL ホスト間で FCoE 接続を確立する方法を説明します 次の図は FCoE プロトコル用に 3PAR StoreServ Storage とホストを構成するための章および項のワークフロータスクを示します 図 16 FCoE 用に 3PAR StoreServ Storage とホストを構成するワークフロー FCoE のプランニングの留意事項 ご使用の構成を計画する場合は 以下の情報を確認します ターゲットポートの制限と仕様 FCoE での 3PAR Persistent Ports 90 FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

91 FCoE のターゲットポートの制限と仕様 ターゲットポートが過負荷にならず連続的な I/O 処理を行えるように 以下のターゲットポートに対する制限に従ってください アレイポート アレイノードペア およびアレイごとにサポートされているイニシエーター接続の最大数を設定するには SPOCK にある HPE 3PAR Support Matrix に示されている手順に従ってください ([SPOCK Home] の [Other Hardware] から [3PAR] を選択してください ) 3PAR StoreServ Storage の各 HBA モデルのポートあたりの I/O キューの最大長は次のとおりです HBA プロトコル アレイ バス 速度 ポート キューの最大長 QLogic QLE8242 FCoE 3PAR StoreServ PCIe 10Gbps QLogic EP8324 FCoE 3PAR StoreServ PCIe 10Gbps I/O キューは接続されているホストの HBA ポート間で共有され 先着順で処理されます すべての I/O バッファーキューが使用中で ホストの HBA ポートが I/O を開始しようとすると そのポートは 3PAR StoreServ Storage のポートから target queue full 応答を受け取ります この状態は 各ホストの I/O パフォーマンスを不安定にさせる可能性があります このような状態になった場合には 各ホストの動作を制限して すべてのホストが最大数の I/O 要求を発信している場合でも 3PAR StoreServ Storage のポートのキューがオーバーランしないようにする必要があります 注記 : ホストのポートがファブリックゾーン上の複数のターゲットにアクセスできる場合 ホストドライバーによって検出されたターゲットごとに割り当てられたターゲット番号は ホストの起動時に一部のターゲットがゾーン内に存在しないと変更されることがあります この状況によって ホストの再起動中に デバイスに対するデバイスノードのアクセスポイントが変わることがあります この問題は ファブリック接続のすべてのストレージで発生することがあり 3PAR StoreServ Storage に特有の問題ではありません FCoE のプランニングの留意事項 91

92 FCoE での 3PAR Persistent Ports 3PAR Persistent Ports ( 仮想ポート ) 機能を使用すると 3PAR StoreServ Storage のオンラインアップグレード ノードダウン またはケーブル抜け中の I/O の中断が最小限になります ポートのシャットダウンまたはリセットでは この機能は実行されません 各 FCoE ターゲットストレージアレイのポートには パートナーアレイポートがシステムによって自動的に割り当てられます パートナーポートは アレイノードのペア間で割り当てられます 3PAR Persistent Ports を使用すると 3PAR StoreServ Storage の FCoE ポートが 自身の ID を保持しながら 障害が発生したポートの ID (WWN ポート ) を引き継ぐことができます 指定された物理ポートがパートナーポートの ID を引き継ぐ場合 引き継がれたポートは Persistent Ports として指定されます アレイポートの 3PAR Persistent Ports とのフェイルオーバーおよびフェイルバックは ホストベースの大半のマルチパスソフトウェアから意識されることなく そのすべての I/O パスをアクティブに保ち続けることができます 注記 : 3PAR Persistent Ports テクノロジーを使用する場合でも ホストマルチパスソフトウェアが正しくインストールされ 設定され 維持されている必要があります 3PAR Persistent Ports の機能 動作 および必要なセットアップおよび接続性のガイドラインの完全なリストについての詳細は 次のドキュメントを参照してください Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library にあるテクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR StoreServ Persistent Ports Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library にある HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイド の 無停止のオンラインソフトウェアのアップグレード用に Persistent Ports を使用 FCoE での 3PAR OS Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン : 3PAR OS 以降の場合 : 3PAR Persistent Ports 機能では FCoE ターゲットポート (FCoE エンドツーエンド構成 ) がサポートされています ノードダウンイベント中に 3PAR Persistent Ports 機能が 3PAR StoreServ Storage FCoE ポートでデフォルトで有効になります 3PAR Persistent Ports 機能が正常に機能するように 特定のケーブル接続のセットアップと接続のガイドラインに従ってください 3PAR Persistent Ports 機能のセットアップおよび接続性のキーとなる要素は 以下のとおりです 3PAR StoreServ Storage FCoE パートナーポートは 同じ FCoE ネットワークに接続されている必要があります ノードペアの各ノードで ホストに面する HBA 上の同じ CNA ポートが同じ FCoE ネットワークに接続されている必要があります できるだけネットワーク上の異なる FCoE スイッチに接続することをお勧めします FCoE ネットワークは NPIV をサポートしており NPIV が有効になっている必要があります 92 FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

93 ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続 3PAR StoreServ Storage とホストを物理的にファブリックに接続します 以下の図は FCoE-to-FC 接続を確立するためのケーブル接続の実行方法を示しています FCoE-to-FCoE 接続 : 次の図は FCoE-to-FCoE 接続の基本的な図を示しています 図 17 FCoE イニシエーターと FCoE ターゲット RHEL (FCoE イニシエーター ) ホストポートと 3PAR StoreServ Storage サーバー (FCoE ターゲット ) ポートを FCoE 対応スイッチに接続します ファブリックの設定とゾーニング 注記 : この項の内容は 3PAR StoreServ Storage System 用の Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネルを展開するとき つまり 3PAR StoreServ Storage のポートが BladeSystem c-class 用 Virtual Connect FLexFabric 10Gb/24 ポートモジュールのアップリンクポートにケーブルで直接接続される場合には適用されません ゾーニングは Virtual Connect SAN ファブリックとサーバープロファイルの定義に基づいて 自動的に設定されます Virtual Connect Virtual Connect インターコネクトモジュール Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネル機能 および HPE SAN Design Reference Guide についての詳細は SPOCK ([SPOCK Home] の [Design Guides] から [SAN Design Guide] を選択してください ) ファブリックゾーニングは FCoE エンドデバイスのうちどのデバイスをファブリック上で相互にアクセスできるようにするかを制御します また ゾーニングはホストと 3PAR StoreServ Storage のポートを それらのポートと無関係な登録状態変更通知 (Registered State Change Notifications RSCN) から隔離します デバイスの World Wide Name (WWN) またはスイッチポートを ファブリック内の指定したゾーンに関連付けることで ファブリックゾーニングをセットアップします 3PAR StoreServ Storage で WWN ゾーニング方式またはポートゾーニング方式のいずれかを使用します Hewlett Packard Enterprise は WWN ゾーニング方式をお勧めします この方式では ファブリック内のケーブルを移動するときにスイッチポートの変更があってもゾーンは有効です 要件 : ホストへの 3PAR StoreServ Storage の接続 93

94 ファブリックゾーニングを行うには ホストの HBA ポートまたは 3PAR StoreServ Storage のポートのいずれかをファブリックに接続する前に スイッチのベンダーが提供する方法を使用して ホストの HBA ポートと 3PAR StoreServ Storage のポート間の関係を作成します FCoE スイッチのベンダーは さまざまなゾーニング構成でのファブリックエンドデバイスのゾーニングをサポートしています それぞれのゾーニング構成には 異なる長所と短所があります ニーズに最適なゾーニング構成を選択します 3PAR StoreServ Storage アレイは 次のゾーニング構成をサポートしています 1 ゾーンあたり 1 イニシエーター 1 ターゲット 1 ゾーンあたり 1 イニシエーター 複数のターゲット (HBA によるゾーニング ) Hewlett Packard Enterprise は 3PAR StoreServ Storage 用には このゾーニングの構成をお勧めします HBA によるゾーニングは 他の Hewlett Packard Enterprise ストレージアレイと共存するために必要です 注記 : 同じセットのターゲットポートにアクセスする複数のイニシエーターが必要なハイアベイラビリティおよびクラスター環境では 同じセットのターゲットポートを持つ各々のイニシエーターに対して 個別のゾーンを作成することをお勧めします ゾーン内のストレージターゲットは以下のいずれかから選択します 同一の 3PAR StoreServ Storage 複数の 3PAR StoreServ Storage 3PAR と他の Hewlett Packard Enterprise ストレージシステムとの混在 1 ゾーンあたり複数ターゲットに対して 1 イニシエーターを使用する方法についての詳細は SPOCK にある HPE SAN Design Reference Guide を参照してください ([SPOCK Home] の [Design Guides] から [SAN Design Guide] を選択してください ) サポートされていないゾーニング構成を使用して問題が発生した場合 Hewlett Packard Enterprise は是正措置の一環として サポートされているゾーニング構成のいずれかの実装を求める場合があります 構成 ゾーニング および 各ホストの HBA ポートと 3PAR StoreServ Storage のポートのファブリックへの接続の後 3PAR CLI の showhost コマンドを使用してスイッチおよびゾーン構成を確認し 各イニシエーターが正しいターゲットとゾーン設定されていることを確認します スイッチとゾーニングの構成を確認する前に 以下の手順を実行します ホストへのストレージポートの構成を完了し スイッチへ接続します 詳細は ファブリック接続用の 3PAR StoreServ Storage 上のポートの設定 (31 ページ ) を参照してください HPE SAN Design Reference Guide に従ってスイッチのゾーン構成を作成し ゾーンセット構成を有効にします showhost コマンドを使用して ストレージノード上でホストが参照できることを確認します 94 FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

95 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 3PAR StoreServ Storage のポートを FCoE 接続用に設定するには 以下の手順に従います 1. 3PAR StoreServ および 7000 Storage アレイ上の CNA ポートは controlport コマンドを使用して 一度だけ設定する必要があります (HPE 3PAR T クラスおよび F クラスアレイは CNA HBA をサポートしていません ) 新しい FCoE 構成の例 : cli % showport N:S:P Mode State ----Node_WWN---- -Port_WWN/HW_Addr- Type Protocol 0:3:1 suspended config_wait - - cna - 0:3:2 suspended config_wait - - cna - cli % showport -i N:S:P Brand Model Rev Firmware Serial HWType 0:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 0:3:2 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 2. State=config_wait または Firmware= である場合 controlport config fcoe <n:s:p> コマンドを使用して設定します showport および showport -i コマンドを使用して 設定を確認します 次の例を参照してください cli % controlport config fcoe 0:3:1 cli % controlport config fcoe 0:3:2 cli % showport 0:3:1 0:3:2 N:S:P Mode State ----Node_WWN---- -Port_WWN/HW_Addr- Type Protocol Label Partner FailoverState 0:3:1 target ready 2FF70002AC AC host FCoE :3:2 target ready 2FF70002AC AC free FCoE cli % showport -i 0:3:1 0:3:2 N:S:P Brand Model Rev Firmware Serial HWType 0:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 0:3:2 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 3. showport -fcoe を実行して FCoE ポートの現在の設定を確認します 次の例を参照してください cli % showport -fcoe N:S:P ENode_MAC_Address PFC_Mask 0:3: AC x08 0:3: AC x00 3PAR StoreServ Storage ポートの構成 95

96 注記 : iscsi ポートが IP アドレスまたはネットマスクとともに構成されている場合は 構成を削除した後 FCoE ポートとして構成します 次のコマンドを使用します cli % controliscsiport delete -f <n:s:p> 1 つのポートを FCoE ポートに変更する場合 そのポートのペアも FCoE ポートに変更する必要があります たとえば ポート 0:3:1 と 0:3:2 です 3PAR StoreServ Storage ポートが 以前に iscsi ポートとして設定されている場合 FCoE に変更するには 以下の手順に従ってください 1. showport コマンドを使用します cli % showport 0:3:1 target ready - 000E1E05BEE6 iscsi iscsi :3:2 target ready - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi iscsi ポートをオフラインにします cli % controlport offline 0:3:1 cli % controlport offline 0:3:2 cli % showport 0:3:1 target offline - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi 0:3:2 target offline - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi 3. トポロジを FCoE に変更します cli % controlport config fcoe 0:3:1 cli % controlport config fcoe 0:3:2 cli % controlport rst 0:3:1 cli % controlport rst 0:3:2 0:3:1 target offline - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi 0:3:2 target offline - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi cli % showport 0:3:1 target ready 2FF70002AC AC host FCoE :3:2 target ready 2FF70002AC AC free FCoE showport -fcoe を実行して FCoE ポートの現在の設定を確認します 次の例を参照してください cli % showport -fcoe N:S:P ENode_MAC_Address PFC_Mask 0:3: AC x08 0:3: AC x00 96 FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

97 FCoE 用のホストの設定 Emulex CNA の使用 Emulex CNA での FCoE ホストパーソナリティの設定 1. システム BIOS を使用して FCoE を設定します 以下の例では [Setup] メニューは F9 キーを押すことで開きます 図 18 FCoE の設定 FCoE 用のホストの設定 97

98 2. [System Options] を選択し 次に [NIC Personality Options] を選択します 図 19 NIC Personality Options 3. [PCI Slot 2] の [Port 1] および [Port 2] の両方について [FCoE] を選択します 図 20 PCI スロット 2 の設定 98 FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

99 これで [PCI Slot 2] の [Port 1] および [Port 2] について [FCoE] が設定されました 図 21 PCI Slot 2 の Port 1 および Port 2 4. 変更を保存して BIOS を終了します 図 22 BIOS ユーティリティの終了 SAN ブートの設定 : FCoE ホストを 3PAR StoreServ Storage から起動するようにセットアップする場合 3PAR StoreServ Storage からのホストの起動 (141 ページ ) の章の作業を完了してから ここでの残りの作業を完了するようにしてください FCoE 用のホストの設定 99

100 Emulex CNA ドライバー 注記 : Hewlett Packard Enterprise は Emulex の OOB (Out of Box) ドライバーか OS で提供されるインボックスドライバーをお勧めします Emulex OOB ドライバーをダウンロードするには 下記の Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください サポートされているドライバーのリストについては SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] [Explore 3PAR Block Persona interoperability] を選択してください ) Broadcom CNA の使用 Broadcom CNA での FCoE ホストパーソナリティの設定 Broadcom CNA 上で FCoE ホストパーソナリティを設定するには 以下の手順を実行します 1. Broadcom BIOS のメッセージ ( ProLiant Broadcom BIOS メッセージ (100 ページ ) を参照 ) が表示されたら Ctrl-S を押します 図 23 ProLiant Broadcom BIOS メッセージ [Comprehensive Configuration Management] ウィンドウが表示されます 100 FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成

101 2. 適切なデバイスを選択します ( 適切なデバイスの選択 (101 ページ ) を参照 ) 図 24 適切なデバイスの選択 3. [Device Hardware Configuration] を選択します ( [Device Hardware Configuration] の選択 (101 ページ ) を参照 ) 図 25 [Device Hardware Configuration] の選択 FCoE 用のホストの設定 101

102 4. [Storage Personality] を [FCoE] に設定します ( [Storage Personality] を [FCoE] に設定 (102 ページ ) を参照 ) ご使用の CCM (Comprehensive Configuration Management) のバージョンで [Multi-Function Mode] が有効の場合は [SF (Single Function)] または [NPAR1.5 (NIC Partitioning)] のいずれかのモードを選択します 詳細は Hewlett Packard Enterprise サポートセンターにある NPARs Configuration for HPE Network Adapters User Guide を参照してください 図 26 [Storage Personality] を [FCoE] に設定 SAN ブートの設定 : FCoE ホストを 3PAR StoreServ Storage から起動するようにセットアップする場合 3PAR StoreServ Storage からのホストの起動 (141 ページ ) の章の作業を完了してから ここでの残りの作業を完了するようにしてください Broadcom CNA ドライバー 注記 : Hewlett Packard Enterprise は Broadcom の OOB (Out of Box) ドライバーか OS で提供されるインボックスドライバーをお勧めします Broadcom OOB ドライバーをダウンロードするには 下記の Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください サポートされているドライバーのリストについては SPOCK を参照してください ([SPOCK Home] の [Explore Storage Interoperability With SPOCK] から [Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability] [Explore 3PAR Block Persona interoperability] を選択してください ) FCoE 向けの 3PAR StoreServ Storage およびホストの構成