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がんまさかわ
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2 エスケイプフロムレガシー J2EE 大橋勝之日本オラクル株式会社コンサルティングサービス

3 以下の事項は弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものですまた情報提供を唯一の目的とするものでありいかなる契約にも組み込むことはできません以下の事項はマテリアルやコード機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さいオラクル製品に関して記載されている機能の開発リリースおよび時期については弊社の裁量により決定されます Oracle と Java は Oracle Corporation 及びその子会社関連会社の米国及びその他の国における登録商標です文中の社名商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります 3 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

4 自己紹介大橋勝之日本オラクル株式会社コンサルティングサービス統括 1998 年からサンマイクロシステムズ Sun Java Center で Java コンサルティングを担当 2010 年 6 月に日本オラクルコンサルティングサービスへ移り活動を継続 2001 年 2002 年 2012 年 JavaOne Japan スピーカ 4 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

7 J2EE は Java EE へ進化し開発の容易化を実現 JPE プロジェクトエンタープライズ Java プラットフォーム J2EE 1.2 Servlet, JSP, EJB, JMS RMI/IIOP CoC 堅牢性 J2EE 1.3 CMP, コネクタアーキテクチャ AOP DI Web サービス J2EE 1.4 Web サービス管理 / 開発非同期コネクタ新しい技術や考え方を標準仕様として取込み容易な開発 Java EE 5 容易な開発, アノテーション, EJB 3.0, JPA, Web サービスのアップデート柔軟性 Java EE 6 プルーニング, 拡張性, 容易な開発, CDI, EJB 3.1, Servlet 3.0, 更なる開発生産性向上 Java EE 7 バッチ処理 JAX-RS 2.0, JSON, HTML5 対応, WebSocket クラウド Java EE 8 PaaS 対応マルチテナント MAY 1998 DEC 1999 SEP 2001 NOV 2003 MAY 2006 DEC 2009 Spring 2013 Spring Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

8 J2EE は Java EE へ進化したが日本のエンタープライズ開発の現場はあまり変わっていない依然として J2EE が主流独自の開発スタイル / アーキテクチャ変化を嫌い固定的 / 塩漬け人海戦術残業 / 休日出勤再発明 (Reinvention) 独自実装へのこだわりオーバーエンジニアリング 8 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

10 時代遅れなガバナンスを嫌いエンタープライズ開発の現場から優秀なエンジニアの流出が増加 J2EE 時代の知識 / 経験ベースの思考の継続日本のエンタープライズ開発の危機マネージャドロップアウト予備軍化技術者リーダ不足なかなか進まない技術者育成エンタープライズ Java はおもしろくないコンシューマ系ゲーム SaaS 動的言語 10 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

11 Java EE で日本のエンタープライズ開発の状況を変えよう 1 システム開発のガバナンス強化開発 / 運用維持コストの更なる削減開発上の技術リスク低減標準技術に準拠したアーキテ1 クチャ均質化 2 技術者の仕事満足度向上による 2 社内定着と作業品質向上最新標準技術のスキル習得による技術者個人としての価値向上開発容易化による残業 / 休日出勤の削減 3 社内技術者のスキル向上の容易化必要なスキル範囲の適正化外部リソース上の教材や技術情報 / ノウハウの利用外部からの技術者調達の容易化 Java EE 標準技術ベースのスキル要件新規ベンダ参入の容易化 11 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

エンタープライズ開発で Java EE のメリットを活用するための 3 つのポイント DRY の促進で運用維持コストを削減 JSF でコンポーネントベースな開発

14 既存の J2EE アプリケーションは Java EE 環境でも動作可能 J2EE ベースの既存アプリ業務アプリケーション業務フレームワークサードパーティ製 J2EE フレームワーク AP サーバ (Java EE) Java VM (Java SE) OS H/W アプリケーション資産の保護は Java のメリットのひとつ新しいプラットフォーム上で実行することで性能向上も期待できる 14 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

最新の Java EE では Web フレームワーク機能が標準提供される更なる開発生産性向上クラウド Java EE 8 JPE プロジェクトエンタープライズ Java プラットフォーム J2EE 1.2 Servlet, JSP, EJB, JMS RMI/IIOP 堅牢性 J2EE 1.3 CMP, コネクタアーキテクチャ Web サービス J2EE 1.

15 最新の Java EE では Web フレームワーク機能が標準提供される更なる開発生産性向上クラウド Java EE 8 JPE プロジェクトエンタープライズ Java プラットフォーム J2EE 1.2 Servlet, JSP, EJB, JMS RMI/IIOP 堅牢性 J2EE 1.3 CMP, コネクタアーキテクチャ Web サービス J2EE 1.4 Web サービス管理 / 開発非同期コネクタ容易な開発 Java EE 5 容易な開発, アノテーション, EJB 3.0, JPA, Web サービスのアップデート柔軟性 Java EE 6 プルーニング, 拡張性, 容易な開発, CDI, EJB 3.1, Servlet 3.0, Java EE 7 バッチ処理 JAX-RS 2.0, JSON, HTML5 対応, WebSocket Web フレームワーク PaaS 対応マルチテナント MAY 1998 DEC 1999 SEP 2001 NOV 2003 MAY 2006 DEC 2009 Spring 2013 Spring Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

16 いつまで J2EE ベースのシステム開発を続けるのか? 非標準 API ベースの業務 FW 機能の重複業務アプリケーション業務フレームワークサードパーティ製 J2EE フレームワーク AP サーバ (Java EE) Java VM (Java SE) OS H/W 昔ながらの非効率な作りプラットフォーム更改時の対応コスト増につながる要因が多い J2EE フレームワークを含めた検証が必要で Java EE 標準機能との機能重複も多い業務フレームワークは非標準 API ベース業務アプリケーションはコード量が多くテストしにくい構造定期的なプラットフォーム更改とそのタイミングでのバージョンアップ 16 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

17 これから開発するシステムは DRY 化と Java EE 化で運用維持コストの削減が可能 Java EE の EoD でコード量を削減 Java EE 標準 API をベースに実装 Java EE 標準機能との重複を排除業務アプリケーション業務フレームワーク APサーバ (Java EE) Java VM (Java SE) OS H/W DRY: Don t Repeat Yourself メンテナンスが必要なソフトウェア資産を圧縮してコスト削減 17 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

18 Web アプリケーションのリクエスト処理フロー制御を Java EE 標準機能だけで構成 <<CSS>> 画面デザイン JSF <<Facelet>> Web ページ標準 UI 部品 <<Facelet>> テンプレート標準コンバータ標準アノテーション <<POJO>> Backing Bean 標準アノテーション <<POJO>> ビジネスオブジェクト標準アノテーション <<EJB>> 業務処理標準バリデータ <<JPA>> 標準 O/R マッパ- Database コンテナ認証 / 認可共通業務部品 (FW) アドオン利用可能な形で共通業務部品を整備 18 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

19 エンタープライズ開発の戦略見直しが重要開発基盤として提供すべき機能は何か? Java EE 標準技術をどう使うか? 現時点で利用可能な技術将来的に利用可能になる技術と移行パス足りない機能をどう補完するか? Java EE 標準に準拠する形で実現可能か? 非標準技術の利用が不可避な場合どう組み入れるか? 今後の周辺環境の変化にどう対応していくか? 開発基盤をどうメンテナンス ( 機能改修 / 追加 / 縮退 ) していくか? インフラ更改やJava EEのバージョンアップへの対応をどう簡易化するか? 19 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

21 日本では依然としてアクションベースのレガシー Web フレームワークが主流 HTTP リクエスト解析あるいは Struts に類似した構成のカスタムフレームワーク Struts から離れられないことが Java EE への移行の阻害要因のひとつになっているアクション HTTP レスポンス生成 21 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

22 今のままではいけないと感じている人は多い XML 記述が煩雑 JSPにJavaコードが混入テストしにくい再利用しにくいテンプレート機能が無いタグライブラリが使いにくい Java EEの新しい機能が使えないガバナンスのための制約事項が多すぎるプラットフォームのバージョンアップ対応がたいへん 22 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

23 でもまだ踏み切れない... 慣れているから変えたくない新しいものを勉強するのは嫌開発者が少ないコードジェネレータ等のツールが揃っている Java EE の事例が少ない及び腰な SI が多いのに対しエンドユーザ側は Java EE 利用に積極的な姿勢を見せ始めている開発時だけでなく運用維持のコストが問題開発のグローバル化への対応 23 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

25 今こそ JSF への移行の時コンポーネントベースのフレームワークで開発生産性を大幅に向上画面に UI 部品を配置し Java クラスのフィールド / メソッドをマッピング煩わしい HTTP リクエスト処理の実装が不要で開発 / テストが容易コンポーネントの再利用が容易名前 : 住所 : 山田太郎東京都港区 "#{employee.name}" "#{employee.address}" "#{employeebean.register(employee)}" << Context Object (Input) >> Employee private String name; private String address; << Backing Bean (Controller) >> EmployeeBean public String register(employee o) { result = service.register(o); return "success"; 25 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

26 JSF は Web フレームワークとして必要な機能を標準提供 ~JSF 2.1 (Java EE6) JSF 2.2 (Java EE7) マネージドビーン (w/cdi) Faces flow ナビゲーション HTML5タグ対応 JSFタグ CSRF 保護 Faceletsとテンプレートファイルアップロード JSFイベントステートレスビューコンバータとバリデータ (w/bean Validation) コンポジットコンポーネント AJAXサポートカスタムコンポーネント 26 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

大規模なスケーラビリティが必要な場合には JAX-RS でアクションベースに処理を実装

標準バリデータ <<JPA>> 標準 O/R マッパ- コンテナ認証 / 認可業務処理

27 大規模なスケーラビリティが必要な場合には JAX-RS でアクションベースに処理を実装スマートフォン / タブレット等シングルページアプリケーション REST 標準アノテーション <<POJO>> REST エンドポイント標準アノテーション <<POJO>> ビジネスオブジェクト標準アノテーション <<EJB>> バックエンドは JSFと共用可能標準バリデータ <<JPA>> 標準 O/R マッパ- コンテナ認証 / 認可業務処理 Database 27 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

30 CDI でフレームワーク実装への依存を弱める業務アプリケーションへフレームワーク部品をインジェクト Java EE 標準 API で互換性は担保される業務アプリケーション inject API は維持しつつ Java EE や周辺技術の進化に応じて実装を変更フレームワーク部品 Java EE サードパーティコンポーネント 30 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

( 例 ) ロガーのインジェクト << 業務アプリ >> @Inject Logger logger inject 注入するロガー実装をプロデューサが制御 <<producer>> Logger Producer @Produces Logger getlogger(injectionpoint ip) { // ロガーインスタンスをリターン } <<creates>>

31 ( 例 ) ロガーのインジェクト << 業務アプリ Logger logger inject 注入するロガー実装をプロデューサが制御 <<producer>> Logger Logger getlogger(injectionpoint ip) { // ロガーインスタンスをリターン } <<creates>> AsIs LoggerImpl 3rd Party Components <<interface>> Logger <<implements>> <<calls>> ToBe LoggerImpl <<calls>> java.util.logging 31 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

32 スコープとコンテキストインジェクトされるインスタンスはコンテキストで管理スコープで最初のインジェクト時に生成されスコープの終わりで解放同一のスコープ内であれば同じインスタンスが注入されるスコープ内でインスタンスを持ち回る必要がない @Dependent ( 例 ) リクエストスコープ Scoped 同一のインスタンス 32 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

33 CDI イベントを利用したコンポーネント間連携業務アプリケーション <<fires>> << イベント >> MyEvent <<fires>> フレームワーク部品 FW 部品間の連携業務アプリと FW 部品間の連携 <<observes>> フレームワーク部品利用例監視情報のイベント送出 FW 部品のパラメータ動的変更 public void MyEvent event) { // イベント処理を記述 } 33 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

34 CDI Instance<ConfigLoader> configloaders; // ConfigLoaderインタフェースを実装する // 全てのクラスのインスタンスがインジェクトされる for (ConfigLoader loader: configloaders) { // 各 ConfigLoaderインスタンスに対する処理 } java.enterprise.inject. Instance Common ConfigLoader <<uses>> <<interface>> ConfigLoader <<implements>> Application ConfigLoader 34 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

36 今日お話ししたこと Java EE でエンタープライズ開発の現場を変えようシステム開発のガバナンス強化技術者の仕事満足度向上による社内定着と作業品質向上社内技術者のスキル向上の容易化外部からの技術者調達の容易化まずは 3 つのポイントから DRYの促進で運用維持コストを削減 JSFでコンポーネントベースな開発 CDIでコンポーネント間を疎結合化そして次のステップへ 36 Copyright 2013, Oracle Corporation Japan, all rights reserved.

Make the Future Java FY13 PPT Template

Make the Future Java FY13 PPT Template Yoshio Terada Java Evangelist http://yoshio3.com, Twitter : @yoshioterada 1 以下の事項は弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものですまた情報提供を唯一の目的とするものでありいかなる契約にも組み込むことはできません以下の事項はマテリアルやコード機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため