【R-4】XCITE Spring 2015

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1 ハイブリッドな IT 基盤を加速 する SDN の設計 構築 (Software Defined Network) R-4 日本アイ ビー エム株式会社グローバル テクノロジー サービス事業本部 Distinguished Engineer 技術理事 ISデリバリーエグゼクティブ アーキテクト 山下克司陳建和

2 本日の内容 Ⅰ ハイブリッド IT 概説山下克司 基幹システムを改革するハイブリッド IT ハイブリッド IT を実現する SDE/SDN Ⅱ SDN の実装と IBM の経験陳建和

3 本日の内容 Ⅰ ハイブリッド IT 概説山下克司 基幹システムを改革するハイブリッド IT ハイブリッド IT を実現する SDE/SDN Ⅱ SDN の実装と IBM の経験陳建和

4 システムに対する完全性要求は厳しく期待は大きい Availability Response Time Trust 24x7x365 アプリケーションは動いてほしい Integration 91% ユーザーの期待 <1 second アプリの利用までにかかる時間 Scale 70% データセキュリティを信頼できない [1] Real-time Analytics 800% 35% している [2] の新アプリが基幹システムへデータアクセス モバイルトランザクションの年率成長 [3] projected data growth by 2017 [4] [1] Threat Track Security Report: Enterprise Executives and Consumers Lack Confidence About Cybersecurity [2] Compuware Corp White Paper THE BEATING HEART OF ENTERPRISE I.T.: THE MAINFRAME IN A HYPER-DISTRIBUTED WORLD [3] Gartner New Room: Press Release [4] Strategies to Address Federal Data Center Consolidation and Cloud Computing Lee Tamassia. Equinix. 2014

5 変化はシステムの利用目的に現れています 従来型の業務システム 顧客 社員 System ERP SCM HR CRM 新しい個客接点システム 個客 インターネット IT ( ) 利用目的 ユーザー システム開発のアプローチ Systems of Record(SoR) 企業の活動記録確実なビジネス遂行 システム利用者 ( 特定可能 ) 事前の要件定義が可能ウォーターフォール型 Systems of Engagement (SoE) 個 客との直接的な関係 好き になってもらうこと システム利用者 お客様 モノ ( 不特定多数 ) 市場動向 顧客の反応に合わせクイックかつ頻繁な更新が必要アジャイル型 DevOps

6 巨大な SoR* の課題は改善のサイクルが希薄 Idea ビジネスのアイディアは実現できているのか?? 入力タイミングなどの業務のコンテクスト情報は捨てられていないか? Process Design プロセスデザインに基づくシステム化を実施する データベースのレコードにできないプロセス特性? 希薄な Feedback Loop 大きすぎていじれない *Systems Of Record 画面推移 トランザクション 機能 機能 機能 ユーザー Web 機能 画面推移 AP DB トランザクション Management プロセスデータの管理 ( 単月売上など ) 画面推移 機能機能機能 これまでのアプリケーションはユーザーごとの多様な画面機能と推移 粒度の異なる機能群が連携しているため 大規模で複雑なシステムになってしまっている

7 二つのアプリ領域は洞察を加えるSoI* によって統合される お客様 ビジネス パートナー 従業員にサービスを提供 スマートフォン タブレット スマートな製品の活用 直近のタスクや決断に注力 短期間で頻繁に繰り返されるリリース ユーザに対するプライバシーの保護 Hybrid Integration Systems of Insight *System of Insight (SoI : 洞察するシステム ) は両者のデータフローや蓄積データから 意味や価値をコグニティブ ( 認知し学習する ) ことで 新たな価値をもたらします Mobile IoT Web Systems of Engagement 対話ベースで生成されるコンテンツの一過的な保持 直感的なユーザビリティ パーソナライズされたコンテンツを提供 アナリティクスに基づいた知見を提供 ソーシャルやクラウドの技術を促進 多様で絶えず変化するワークロード Systems of Record 従業員にサービスを提供 ERP や大規模データベースの活用 ビジネスの基幹となるトランザクション処理や会計処理に注力 長期間のシステム開発 社内資産に対するセキュリティの維持 文書ベースで生成されるコンテンツの半永続的な保持 研修とサポートが必要なユーザビリティー

8 フィードバックループがシステムに刺激を与える サービス品質の計測とフィードバック Systems of Insight Hybrid Integration Mobile IoT Web Systems of Engagement モバイルファーストが起点になる Systems of Record アプリケーション機能分解とAPI 化

9 本日の内容 Ⅰ ハイブリッド IT 概説山下克司 基幹システムを改革するハイブリッド IT ハイブリッド IT を実現する SDE/SDN Ⅱ SDN の実装と IBM の経験陳建和

10 アプリケーションのリリースを高速化する自動化ソリューション複数システムを一括で自動プロビジョニングすることで開発を高速化 フィードバックへの対応を可能にしアプリケーションを活性化 WWW WWW WWW システム構成 AP AP 相関 AIX HTTP Linux Web AP OS M/W イメージ選択 起動スクリプト 起動 停止 バックアップイメージとスクリプト DB System Topology Image & Script IBM Cloud Orchestrator APPLICATION PATTERN OS & Middleware Parameters Order & Process ホスト名 パスワード ディレクトリー WASパラメーター DBパラメーターコンフィグレーション 3 5 SDE* は自動化されたインフラストラクチャを活用するベストプラクティス VM1 Install VM2 Install VM3 Config Install Config Start Config 起動順序 確認 Start Start *Software Defined Environment

11 自動化の最後の関門はネットワークソフトウェア制御 管理機能 コントローラ APIs ネットワーク機器 制御機能 データ転送機能 管理機能 制御機能 他コントローラやアプリケーション 管理機能 制御機能 データ t 転送機能 管理機能 管理機能 制御機能データt 転送機能 管理機能制御機能データt 転送機能 制御機能 データ t 転送機能 データ転送機能プール 従来型ネットワーク Software Defined Networking

12 どうしてソフトウェアで制御したいのか 国際インターネットを最大に利用するクラウドベースのネットワーク 計算資源最適配置 コンテンツ移動

13 OpenFlow 仮想スイッチなどの SDN のメリットは ネットワークを従来より低コストで作れるようになる だけじゃない! グローバルにデータセンターを展開し コンシューマとのインターネットの接点をも管理できるようになる そのためには 従来型のネットワーク装置ごとの機能を管理するのではなくデータセンター間のネットワークを総合的に管理するプラットフォームが必要

14 本日の内容 Ⅰ ハイブリッド IT 概説山下克司 基幹システムを改革するハイブリッド IT ハイブリッド IT を実現する SDE/SDN Ⅱ SDN の実装と IBM の経験陳建和

15 Ⅱ SDN の実装と IBM の経験 今後のインフラのあるべき姿 プロジェクト内討議事項のご紹介 IBM Network Innovation Center

16 今後のインフラのあるべき姿 クラウド上で自由にリソースを展開する地域 DC 日本 DC 外部クラウド 全社共通 地域特化 ローカル 日本ローカル Firewall 全社共通 Internet リソースプール DR リソースプール Network Server Storage Software Defined Environment

17 IT ニーズと検討の背景 ユーザがどの環境からでも IT を安全に利用できるインフラビジネスからの IT 要件の変化に 迅速に対応可能なインフラ オフィス 利用者 どこからでも 自宅 社外 フラット データセンター日本データセンター 仮想論理データセンター 高信頼性 高速ネットワーク 運用者集中管理 シンプル 標準化 柔軟性 俊敏性 セキュリティ

18 次世代データセンターネットワーク全体像 ( 実装中 ) SDE SDN 仮想 Server ESXi Server 仮想 Server FW LB L3 L2 オーバーレイ 物理 ( ファブリック )NW ESXi Server 物理 GW 物理 Server アンダーレイ ( ファブリック ) FW LB 従来 Server 迅速性向上 動的な NW 構成の一元管理 少ない変更 物理 ( 従来型 )NW イントラ インターネット BtoB インターネット BtoC 機器台数削減

19 次世代データセンターネットワーク全体像 ( 思考実験 ) SDE SDN 仮想 Server ESXi Server 仮想 Server FW LB L3 L2 オーバーレイ 物理 ( ファブリック )NW ESXi Server 物理 GW アンダーレイ ( ファブリック ) High End Server FW LB 従来 Server 迅速性向上 動的な NW 業務セントリックな NW 構成 物理 ( 従来型 )NW イントラ インターネット BtoB インターネット BtoC 機器台数削減

20 クラウドサービスのネットワーク上の制約を SDN で解決 仮想 Ethernet Overlay 仮想 Ethernet Overlay エンタープライズのプライベート空間 仮想 Ethernet Overlay NFV 仮想ルーター FW ベアメタルサーバー SDN グローバルネットワーク 仮想 Ethernet Overlay NFV 仮想ルーター FW ベアメタルサーバー 企業データセンターの戦略的な構造をグローバルなクラウドの環境と統合する 世界中のクラウドを自分のものにすることができる 企業データセンター

21 Ⅱ SDN の実装と IBM の経験 今後のインフラのあるべき姿 プロジェクト内討議事項のご紹介 IBM Network Innovation Center

22 プロジェクト内討議事項のご紹介 ~SDN 技術選定討議 ~ 投影のみ

23 ~ 運用管理イメージ ~ 投影のみ

24 ~ 本番へ移行する為の課題と対策 ~ 投影のみ

25 Ⅱ SDN の実装と IBM の経験 今後のインフラのあるべき姿 プロジェクト内討議事項のご紹介 IBM Network Innovation Center

26 IBM Network Innovation Center ニース ( フランス ) とダラス ( 米国 ) にセンターを開設 ネットワーク経由でセンターに接続し SDN ソリューションを体験可能 IBM と提携しているベンダーの新たな SDN ネットワーク技術をテスト可能 検証 ソリューションの事前導入 お客様向けワークショップ テクノロジーデモ

27 ネットワーク仮想化ケース - VMware Hybrid cloud 環境の確保 VMware NSX の採用と適用 シナリオ : hybrid cloud 環境 ( プライベート + オンプレミス プライベート +SoftLayer) に VMware NSX を統合 価値訴求 : アプリケーション プロジェクト毎に高セキュリティな環境を提供 コンポーネント : VMware NSX, SoftLayer ( ベアメタルサーバー ) シナリオ : 既存のインフラと VMware NSX を統合 複数ベンダーの Virtual Extensible Local Area Network (VXLAN) Gateway をサポート 価値訴求 : マルチベンダーをサポートすることで投資や設備の最適化をサポート コンポーネント : VMware NSX, Juniper MX, vmx, Cisco ASR1K, CSR1Kv クラウド ネットワーク サービスの構築 展開 編成 オン / オフプレミス シナリオ : IBM のクラウド管理プラットフォーム (On/Off Premises) から Vmware 関連ネットワークサービスを展開 価値訴求 : 先進的な自動化 統合化機能によるクラウド データセンダー最適化ソリューション コンポーネント : IBM Cloud Orchestrator, IBM Cloud Manager with OpenStack, IBM Cloud OpenStack Services, SDN VE

28 ネットワーク仮想化ケース -Cisco ACI & SoftLayer CISCO ポリシーベースクラウドアプリケーションの展開 シナリオ : IBM orchestrator で Integrate Application Centric Infrastructure (ACI) や Application Policy Infrastructure Controller (APIC ) のでセルフサービスポータルベースのクラウドアプリケーションを展開 価値訴求 : 業種特化サービスのプロビジョニングやセルフサービスポータルとプロビジョニング技術プロセス間の抽象化レイヤーを提供 コンポーネント : IBM Cloud Orchestrator, IBM UrbanCode Deployer, Cisco ACI, APIC マルチベンダーネットワークサービス シナリオ : アプリケーション展開において ロードバランサーやファイアーウォールのようなネットワークサービスをシームレスに挿入 価値訴求 : Help speed up and better secure アプリケーションの展開全般について スピードアップや高セキュリティ化を支援 コンポーネント : F5, Citrix, Riverbed 複数クラウドの統合 シナリオ : wide area networks (WANs) のハイブリッド環境でクラウドアプリケーションを展開 価値訴求 : クラウド間ネットワーキングの局面を抽象化することでハイブリッドクラウドの運用を促進 コンポーネント : IBM Cloud Orchestrator, IBM Cloud Manager with OpenStack, IBM Cloud OpenStack Services, SoftLayer, Cisco Intercloud Director Internet of Things (IoT) ネットワーキングインフラ シナリオ : IoT をサポートするネットワークインフラとサービスのデモンストレーション 価値訴求 : 根底のネットワークインフラを提供することで IoT アプリケーションの展開を加速 コンポーネント : Cisco ACI, Analytics engine

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30 ワークショップ セッション および資料は IBM またはセッション発表者によって準備され それぞれ独自の見解を反映したものです それらは情報提供の目的のみで提供されており いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく またそのような結果を生むものでもありません 本講演資料に含まれている情報については 完全性と正確性を期するよう努力しましたが 現状のまま 提供され 明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします 本講演資料またはその他の資料の使用によって あるいはその他の関連によって いかなる損害が生じた場合も IBM は責任を負わないものとします 本講演資料に含まれている内容は IBM またはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも IBM ソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく またそのような結果を生むものでもありません 本講演資料で IBM 製品 プログラム またはサービスに言及していても IBM が営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません 本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は 市場機会またはその他の要因に基づいて IBM 独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません 本講演資料に含まれている内容は 参加者が開始する活動によって特定の販売 売上高の向上 またはその他の結果が生じると述べる または暗示することを意図したものでも またそのような結果を生むものでもありません パフォーマンスは 管理された環境において標準的な IBM ベンチマークを使用した測定と予測に基づいています ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは ユーザーのジョブ ストリームにおけるマルチプログラミングの量 入出力構成 ストレージ構成 および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む 数多くの要因に応じて変化します したがって 個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません 記述されているすべてのお客様事例は それらのお客様がどのように IBM 製品を使用したか またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです 実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は お客様ごとに異なる場合があります IBM IBM ロゴ ibm.com は 世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です 他の製品名およびサービス名等は それぞれ IBM または各社の商標である場合があります 現時点での IBM の商標リストについては をご覧ください Linux は Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です