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ゆきはしかわ
4 years ago
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1 2017 年度学発ベンチャー調査調査結果概要平成 30 年 3 経済産業省産業技術環境局学連携推進室

2 学発ベンチャー数の推移 2017 年度調査において存在が確認された学発ベンチャーは 2,093 社 2016 年度で確認された 1,846 社から 247 社増加 2016 年度調査からの増減は 2017 年に新設された企業が 103 社 2017 年以前に設されていたが前回調査で把握できなかったものが 251 社 2016 年度調査後に閉鎖した企業は 73 社学発ベンチャーではなくなった企業が 34 社年度以前 1990 年度 1991 年度 1992 年度 1993 年度 1994 年度 1995 年度 1996 年度 1997 年度 1998 年度 1999 年度 2000 年度 2001 年度 2002 年度 2003 年度年度年度本調査では下記の 5 つのうち 1 つ以上に当てはまるベンチャー企業を学発ベンチャーと定義している 1. 研究成果ベンチャー : 学で達成された研究成果に基づく特許や新たな技術ビジネス法を事業化する的で新規に設されたベンチャー 2. 共同研究ベンチャー : 創業者の持つ技術やノウハウを事業化するために設 5 年以内に学と共同研究等をったベンチャー 3. 技術移転ベンチャー : 既存事業を維持発展させるため設 5 年以内に学から技術移転等を受けたベンチャー 4. 学ベンチャー : 学と深い関連のある学ベンチャー 5. 関連ベンチャー : 学からの出資がある等その他学と深い関連のあるベンチャー 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度年度 2017 年度調査による増減 247 社閉1, 鎖企業等2016 年度 2017 年度新規設2017年度調査で把握した企業016年度調査以前設企業2,093 1

3 設年別学発ベンチャー数設年別では 2003 年から 2007 年に設した創業年 2013 年から 2017 年に設された創業 1 5 年程度の企業が多い n=2,081 2

4 学発ベンチャー分類の推移現存する学発ベンチャーのうち研究開発ベンチャーに分類される企業が最も多く 1,238 社 (59.1%) 1. 研究成果ベンチャー学で達成された研究成果に基づく特許や新たな技術ビジネス法を事業化する的で新規に設されたベンチャー 2. 共同研究ベンチャー創業者の持つ技術やノウハウを事業化するために設 5 年以内に学と協同研究等をったベンチャー 3. 技術移転ベンチャー既存事業を維持発展させるため設 5 年以内に学から技術移転等を受けたベンチャー 2015 年度 2016 年度 2017 年度企業数率企業数率企業数率 1, % 1, % 1, % % % % % % % 4. 学ベンチャー学と深い関連のある学ベンチャー % % % 5. 関連ベンチャー学からの出資がある等その他学と深い関連のあるベンチャー % % % 分類不明 0 0.0% 1 0.0% % 合計 1, % 1, % 2, % 率は数点第位を四捨五しているため合計は 100% にはならない 3

5 学別地域別学発ベンチャー創出数の推移学発ベンチャー創出数について学別では東京学が最も多く京都学筑波学阪学と続く地域別では東京都が最も多く阪府京都府神奈川県と続く順位学名 2015 年度 2016 年度 2017 年度 1 東京学京都学筑波学阪学九州学早稲学名古屋学東北学東京業学デジタルハリウッド学慶應義塾学北海道学学広島学九州業学神学岡学会津学名古屋業学命館学グロービス経営学院学同志社学本学静岡学三重学東京農学光産業創成学院学阪府学岩学横浜国学順位都道府県 2015 年度 2016 年度 2017 年度 1 東京都阪府京都府神奈川県福岡県愛知県北海道茨城県宮城県静岡県滋賀県兵庫県千葉県広島県岡県福島県岩県新潟県県沖縄県

6 業種別学発ベンチャーの推移業種別ではバイオヘルスケア医療機器が最も多くついで IT( アプリケーションソフトウェア ) その他サービスの順に多く昨年度と同様 2016 年度調査とべるとバイオヘルスケア医療機器が 86 社その他サービスの企業が 78 社新たに多く把握された IT( アプリケーションソフトウェア ) IT( ハードウェア ) 年度 2016 年度バイオヘルスケア医療機器年度環境テクノロジーエネルギー化学素材等の然科学分野 ( バイオ関連を除く ) ものづくり (IT ハードウェア除く ) その他サービス ,093 社対象の調査結果複数回答

7 6 学発ベンチャーの資本は 1,000 万円以上 5,000 万円未満が最も多く 119 社平均は 8,279 万円正社員数は 5 未満が最も多く 227 社平均は 7.8 学発ベンチャーに関する調査回答企業の概要 ( 資本従業員数 ) 万円未満100万円以上500万円未満500万円以上1000万円未満1000万円以上5000万円未満5000万円以上1億円未満1億円以上3億円未満3億円以上10億円未満10億円以上資本未満5 以上20 未満20 以上50 未満50 以上100 未満100 以上300 未満正社員数 n=399 n=389

8 7 売上は 1,000 万円以上 5,000 万円未満が最も多く 87 社平均は 1 億 1,872 万円営業利益の平均は 1,060 万円学発ベンチャーに関する調査回答企業の概要 ( 売上営業利益 ) 万円未満100万円以上500万円500万円以上1000万円1000万円以上5000万円5000万円以上1億円1億円以上5億円5億円以上10億円10憶円以上売上億円未満 10億円以上 1億円 1億円以上 5000万円 5000万円以上 1000万円 1000万円以上 500万円 500万円以上 100万円 100万円以上0円0円0円以上100万円100万円以上500万円500万円以上1000万円1000万円以上5000万円5000万円以上1憶円1億円以上10億円10億円以上営業利益 n=333 n=308

9 学発ベンチャーの出戦略出戦略については新規株式公開 (IPO) したい企業が最も多く 122 社 (31%) 事業売却 (M&A) を出戦略とする企業は 51 社 (13%) と少ない事業ステージ別では PoC 前から単年度字段階までの事業ステージ前半の企業は IPO が最も多く単年字累積字や累積字解消の事業ステージ後半の企業は社の売上げ規模等の拡を指したいとする企業の割合が多い全体 (n=394) 31.0% 12.9% 28.7% 4.8% 5.1% 1.3% 16.2% 製品サービス提供開始前 (PoC 前 )(n=45) 55.6% 8.9% 13.3% 4.4% 17.8% 製品サービス提供開始前 (PoC 後 )(n=68) 42.6% 23.5% 19.1% 2.9% 2.9% 8.8% 製品サービス提供開始後 ( 単年度字 )(n=92) 41.3% 14.1% 26.1% 1.1% 2.2% 1.1% 14.1% 製品サービス提供開始後 ( 単年度字且つ累積字 )(n=76) 22.4% 15.8% 31.6% 5.3% 7.9% 1.3% 15.8% 製品サービス提供開始後 ( 単年度字且つ累積字解消 )(n=93) 10.8% 4.3% 41.9% 16.1% 6.5% 1.1% 19.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 新規株式公開したい (IPO) IPO や M&A ではなく売上規模や従業員数の拡を指したいすでに IPO している IPO ではなく社は事業の部を他企業等に売却したい (M&A) IPO や M&A ではなく現在の売上規模や従業員数を維持できればいいその他特に考えていない出戦略事業ステージともに単回答全体には事業ステージが無回答の企業を含むため各事業ステージの企業数の合計とは致しない 8

10 経営陣の構成経営陣の平均数は 3.2 うち経営陣に学研究者が含まれる割合が 60.3% 同じく性が 26.6% 外国が 4.7% 100% 90% 80% 70% 60% 60.3% 50% 40% 30% 26.6% 20% 10% 0% 4.7% 学関係者性外国 n=380 率は経営陣に学関係者性外国の数が 1 以上いると回答した企業の割合 9

11 現在の代表取締役の経歴現在の代表取締役の経歴は理系の学公的研究機関の研究者が最も多く 41.9% ついで企業の技術者研究者が 31.2% 45% 41.9% 40% 35% 30% 27.7% 31.2% 25% 20% 複数回答 50% 15% 10% 5% 0% 系) 学公的研究機関の研究者( 理 5.1% 学公的研究機関の研究者( 理系以外) 企業の経営層企業の技術者研究者10.7% 企業の従業員( 技術者研究者以外) 2.5% 融機関投資機関5.8% コンサルタント0.3% 0.3% 0.3% 会計税理弁理弁護 9.9% その他n=394 10

12 の他n=356 EO 代表取締学関係者が企業で担っている役割学関係者が学発ベンチャーにおいて現在担っている役職役割は技術顧問が最も多く 55.3% ついで CEO や CTO となっている 60% 経55.3% 50% 40% 37.6% 36.8% 30% 20% 18.0% 19.7% 10% 7.6% 0% 財研研経そ営務究究営 ( 針針開的開C針( C や発指発Oや経財の導のO経営務を者営戦( C戦針針業戦略F略( C う務略のOのT戦者戦執の最最O略略実) ( 終終の技へ役 ) 役的的最術の員時なな終顧助なの) 決決的問ど責定定な) や) 任者者決技者定術複数回答 11

13 材の獲得状況に関する満度材獲得に関する満度では経営材や研究開発材については満している割合がそれぞれ 38.0% 31.2% と 3 割を超える営業販売財務材については満している割合がそれぞれ 10.7% 21.5% と経営研究開発材とべて低い経営材 (n=376) 38.0% 27.9% 12.8% 21.3% 研究開発材 (n=381) 31.2% 28.3% 24.4% 16.0% 営業販売材 (n=375) 10.7% 25.3% 26.1% 37.9% 財務材 (n=377) 21.5% 32.9% 15.6% 30.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 満しているどちらともえない不満である獲得していない / 該当なし単回答 12

14 ー最出資者最出資者は創業者が最も多く 62.3% 取締役や従業員創業者の家族知が最出資者である企業と合わせると 83.0% 事業会社が最出資者である企業は 6.7% VC は 5.2% 70% 62.3% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 創業者6.1% 創業者の家族親族知 14.6% 取締役や従業員0.6% 5.3% 6.7% エベンンジチェャルー投キ資ャ家ピ( 個タル投資家) 最出資者は各企業の資本構成率で最のものを抽出ベ事業会社0.3% 0.9% 1.8% 1.5% 銀信信組等そ学の他( 学TLOを含む) 海外n=342 13

15 VC 等からの資提供以外の経営に対する援と効果 VC からの資提供以外の経営に対する援としては取締役としての経営陣への参 (68.6%) 資本政策に関する助 (64.9%) が効果があったとの評価経営陣の紹介 (n=18) 50.0% 16.7% 33.3% 研究開発材の紹介 (n=12) 58.3% 25.0% 16.7% 営業販売材の紹介 (n=8) 37.5% 37.5% 25.0% ビジネスプランに関する助 (n=59) 55.9% 30.5% 13.6% 資本政策に関する助 (n=57) 64.9% 29.8% 5.3% IPO 等の出戦略に関する助 (n=35) 54.3% 31.4% 14.3% 販路開拓の援 (n=34) 32.4% 55.9% 11.8% 海外事業展開の援 (n=10) 50.0% 40.0% 10.0% 取締役として経営陣に参 (n=51) 68.6% 23.5% 7.8% その他 (n=4) 50.0% 50.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 単回答効果があったまずまずの効果があった効果がなかった 14

16 コア技術の出となっている研究に対する国からの援状況研究開発に対して国 ( 国研究開発法を含む ) からの補助等を受けている企業は 65% 採択実績なし 118 社 35.0% 採択実績あり 219 社 65.0% n=342 単回答 15

17 設時におけるコア技術のビジネス展開設時のコア技術で事業展開している企業は 258 社 (68.3%) 設時のコア技術を活しているが事業の向性を転換した事業展開をっている企業は 82 社 (21.7%) 設時のコア技術と異なる技術で事業をっている ( 事業転換をった ) 企業は 23 社 (6.1%) と何らかの事業転換等をった企業が 105 社 (27.8%) その他設時のコア技術とは異なる技術で事業展開 15 社 4.0% している ( 事業転換をった ) 23 社 6.1% 設時のコア技術で事業展開している ( 事業転換はっていない ) 設時のコア技術を活しているが事業の 258 社 68.3% n=378 単回答向性を転換して事業展開している 82 社 21.7% 16

18 他者とのアライアンス領域別のアライアンス先については研究領域及び開発領域では学公的研究機関が多く製造産や販売マーケティングでは中企業 ( 国内 ) が多い今後の希望については現状と較すると開発領域製造産領域販売マーケティング領域において特に企業や海外企業とのアライアンスを希望する企業の割合が増加 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 学公的研究機関66% 25% 23% 内) 中企業( 国内) 海企業( 国11% 8% 1% 実施していない/ 特にないその他外企業39% 学公的研究機関29% 29% 企業( 国内) 中既に実施済企業( 国内) 海17% 12% 9% 5% 1% 学公的研究機関実施していない/ 特にない企業( 国その他外企業35% 内) 中企業( 国16% 8% 3% 1% 内) 海学公的研究機関実施していない/ 特にないその他外企業28% 23% 企業( 国内) 中40% 35% 32% 30% 27% 24% 22% 25% 25% 21% 18% 19% 18% 20% 16% 14% 15% 18% 12% 8% 10% 6% 6% 4% 3% 2% 5% 1% 0% 0% 0% 海中海中海中海学公的研内内内内究内内内) ) ) ) 機) ) ) 関い学公的研究機関実施していない/ 特にな実施していない/ 特にない企業( 国企業( 国その他その他外企業外企業企業( 国企業( 国今後の希望学公的研究機関学公的研究機関実施していない/ 特にない実施していない/ 特にない企業( 国その他その他外企業外企業企業( 国企業( 国36% 企業( 国27% 26% 内) 中内) 海外企業企業( 国1% その他8% 実施していない/ 特にない研究開発製造産販売マーケティング研究開発製造産販売マーケティング n=345 複数回答 17

19 海外国内ターゲットとする主な市場ターゲットとする現在の主な市場としては国内市場が 96.1% 海外は 32.1% 今後海外市場を視野にれている企業は 73.9% 100.0% 90.0% 80.0% 70.0% 60.0% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 96.1% 32.1% 80.2% 73.9% 海外国内現在今後 n=383 複数回答 18

平成 27 年度調査結果概要 (1) 大学発ベンチャー設立状況等調査平成 27 年度調査において存在が確認された大学発ベンチャー ( 以下 VB ) は 1,773 社と微増 ( 平成 26 年度調査で確認されたのは 1,749 社 ) また平成 26 年度調査時は黒字化した VB の割合が 43

平成 27 年度大学発ベンチャー調査調査結果概要 2016 年 4 月経済産業省産業技術環境局大学連携推進室平成 27 年度調査結果概要 (1) 大学発ベンチャー設立状況等調査平成 27 年度調査において存在が確認された大学発ベンチャー ( 以下 VB ) は 1,773 社と微増 ( 平成 26 年度調査で確認されたのは 1,749 社 ) また平成 26 年度調査時は黒字化した VB