Veritas NetBackup 6.5 for Microsoft SharePoint Portal Server 2001 管理者ガイド Windows

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1 Veritas NetBackup for Microsoft SharePoint Portal Server 2001 管理者ガイド Windows リリース 6.5

2 Veritas NetBackup for Microsoft SharePoint Portal Server 2001 管理者ガイド Copyright Symantec Corporation. All rights reserved. NetBackup 6.5 Symantec Symantec ロゴ NetBackup は Symantec Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です その他の会社名 製品名は各社の登録商標または商標です 本書に記載する製品は 使用 コピー 頒布 逆コンパイルおよびリバース エンジニアリングを制限するライセンスに基づいて頒布されています また 本書のいかなる部分も Symantec Corporation およびそのライセンサーから事前に文書による許諾を得ることなく いかなる方法によっても無断で逆コンパイル リバース エンジニアリング 複写および複製をしないでください Symantec Corporation が提供する技術文書は Symantec Corporation の著作物であり Symantec Corporation が保有するものです 保証の免責 : 技術文書は現状有姿で提供され Symantec Corporation はその正確性や使用について何ら保証いたしません 技術文書またはこれに記載される情報はお客様の責任にてご使用ください 本書には 技術的な誤りやその他不正確な点を含んでいる可能性があります Symantec は事前の通知なく本書を変更する権利を留保します 使用を許諾されるソフトウェアおよび関連書類は FAR Section および DFARS Section に定義される commercial computer software ( 商用コンピュータ ソフトウェア ) および commercial computer software documentation ( 商用コンピュータ ソフトウェア説明書類 ) であると見なされます

3 サードパーティ ( 第三者 ) 製ソフトウェアの権利に関する通知 本製品には 特定のサードパーティ製ソフトウェアが配布 組み込み または同梱されている場合があります また 本製品のインストールおよび使用にともない サードパーティ製ソフトウェアの使用を推奨する場合があります 同サードパーティ製ソフトウェアのライセンスは 著作権の保有者により別途付与されます サードパーティのソフトウェアの使用に必要なライセンスおよび著作権に関する情報については 本製品リリースノートのサードパーティに関する章を参照してください ライセンスと登録 Veritas NetBackup はライセンスが必要な製品です ライセンスのインストールについては NetBackup インストールガイド を参照してください テクニカルサポート製品のサポートを受けるには ページにアクセスします Knowledge Base の検索機能を使って TechNotes Software Alerts ソフトウェアのダウンロード ハードウェア互換性リスト Notifications Sevices などにアクセスすることができます

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5 目次 第 1 章 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要 機能... 8 バックアップ操作... 9 ドキュメントフォルダの SharePoint Portal ワークスペースバックアップ... 9 バックアップ方式... 9 SharePoint Server バックアップの内容...10 リストア操作...11 サーバー主導リストア...11 ワークスペースリストア...12 代替クライアントへのリダイレクトリストア...12 代替パスへのリダイレクトリストア...12 バックアップおよびリストアの制限事項...13 第 2 章 SharePoint エージェントのインストール システム要件...15 ソフトウェア要件...15 アカウント要件...16 ライセンスキーの登録...16 第 3 章 構成 NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成...18 バックアップポリシーの構成...19 新しいポリシーの追加...19 新しいスケジュールの追加...21 ポリシーへのクライアントの追加...24 バックアップを行う SharePoint Portal Server オブジェクトの指定...25 NetBackup for SharePoint Portal Server の構成設定のテスト...28

6 6 目次 第 4 章 第 5 章 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal Server またはワークスペースのフォルダのバックアップ SharePoint Portal ワークスペースのフォルダ内のドキュメントのバックアップ SharePoint Portal Server インストールのリストア SharePoint Portal ワークスペースのフォルダのリストア ドキュメントフォルダへのバージョン付けされたドキュメントのリストア 代替パスへのオブジェクトのリダイレクトリストア 代替パスへの個々のオブジェクトのリストア SharePoint Portal Server のディザスタリカバリ SharePoint Portal Server のディザスタリカバリの要件 SharePoint Portal Server およびそのデータのリカバリ 索引 49

7 1 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要 NetBackup for SharePoint Portal Server は Microsoft SharePoint Portal Server 2001 がインストールされている場合に オンラインバックアップおよびリストアを実行できるように NetBackup の機能を拡張します また ワークスペースのフォルダであるドキュメント ポータル ポータルコンテンツおよびダッシュボードのバックアップおよびリストアを実行できます さらに SHADOW フォルダのバックアップを行い バージョン付けされたドキュメントをドキュメントフォルダにリストアできるようにします メモ : このマニュアルでは SharePoint Portal Server インストールに対して実行される操作をサーバー操作と呼びます また SharePoint Portal Server ワークスペースに対して実行される操作をワークスペース操作と呼びます これらの機能は Windows の NetBackup クライアントソフトウェア用のアドオン機能として提供されます この製品は Windows のバックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースと緊密に統合されているため このマニュアルでは NetBackup の機能の概要だけを説明します SharePoint Portal Server のバックアップおよびリストア操作は このマニュアルで特に記述されていないかぎり 他の NetBackup ファイルの操作と同じです NetBackup とともに SharePoint Portal Server 2003 を使用する方法については その NetBackup エージェント用のマニュアルを参照してください このマニュアルでは Microsoft SharePoint Portal Server を SharePoint Portal Server または SharePoint と呼ぶ場合があります

8 8 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要機能 機能 表 1-1 機能 NetBackup for SharePoint Portal Server 2001 の機能 説明 オンラインバックアップ SharePoint Portal Server のバックアップ方式 NetBackup との完全な統合化 集中管理 メディア管理 自動バックアップ リストア操作 SharePoint Portal Server を停止することなく SharePoint Portal Server オブジェクトのバックアップを行うことができます このため SharePoint Portal Server のバックアップ中に SharePoint のサービスおよびデータを使用できます NetBackup では SharePoint の完全バックアップがサポートされています 増分バックアップは サポートされていません NetBackup との完全な統合化とは 次のことを意味します 1 NetBackup の手順およびソフトウェアに詳しい管理者は バックアップおよびリストア操作を行うために NetBackup の構成および使用を簡単に行うことができます 2 SharePoint Portal Server のバックアップのユーザーは NetBackup 製品群の機能および利点を活用できます これらの機能には ソフトウェアデータの圧縮と暗号化 スケジュールされた操作とユーザー主導の操作 複数データストリームのバックアップ インラインテープコピーなどが含まれます 機能について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Windows Vol. 1 を参照してください インストールされている複数の SharePoint Portal Server のバックアップおよびリカバリポリシーを中央サイトから管理できます SharePoint Portal Server のバックアップは NetBackup マスターサーバーがサポートする各種のストレージデバイスに 直接保存されます 管理者は ローカルクライアントまたはネットワークを介したリモートクライアントに対して 自動的な無人のバックアップを行うスケジュールを設定することができます これらのバックアップは NetBackup サーバーによって中央サイトから完全に管理されます 管理者が手動でクライアントをバックアップすることもできます バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用している管理者であれば いくつかの簡単な操作を行うだけで SharePoint Portal Server のバックアップを参照したり リストアを行うバックアップを選択することができます リダイレクトリストア リダイレクトリストアでは オブジェクト ( ドキュメントまたはフォルダ ) を新しい場所にリストアします SharePoint Server バックアップおよびリストア クライアントマシン上の SharePoint インストール全体のオンラインバックアップを サーバーバックアップと呼びます サーバーバックアップによって作成されたイメージのリストアを行うと SharePoint Portal Server インストール全体が バックアップの実行前の状態にリストアされます

9 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要バックアップ操作 9 表 1-1 NetBackup for SharePoint Portal Server 2001 の機能 ( 続き ) 機能 ワークスペースバックアップおよびリストア 説明 ワークスペースの SHADOW ドキュメント ポータル ポータルコンテンツおよびダッシュボードフォルダの内容のバックアップを ワークスペースバックアップと呼びます また ワークスペースの SHADOW ドキュメント ポータル ポータルコンテンツおよびダッシュボードフォルダの内容のリストアを ワークスペースリストアと呼びます ワークスペースバックアップの実行後は 新しい場所にリダイレクトリストアを実行できます バックアップ操作 バックアップは SharePoint Portal Server に対して実行するか ワークスペースの SHADOW ドキュメント ポータル ポータルコンテンツまたはダッシュボードフォルダの内容に対して実行できます サーバーバックアップには SharePoint Portal Server インストール全体が含まれます 一方 ワークスペースバックアップには 選択したドキュメントまたはフォルダだけが含まれます ドキュメントフォルダの SharePoint Portal ワークスペースバックアップ バックアップ方式 ドキュメントフォルダから項目のワークスペースバックアップを行うと このフォルダに含まれている最新の公開バージョンのドキュメントだけが保護されます ドキュメントが公開されていない場合だけ 元のバージョンが保護されます 以前のバージョンのドキュメントを保護するには SHADOW フォルダ または保護するドキュメントのバージョンに対応する SHADOW の内容のバックアップを行います NetBackup には 自動バックアップ 手動バックアップおよびユーザー主導バックアップの 3 つのバックアップ方式があります また 自動バックアップには バックアップに使用されるスケジュール形式に応じて 3 つの形式があります NetBackup でのバックアップ方法については Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください

10 10 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要バックアップ操作 自動バックアップ NetBackup の管理者は NetBackup サーバーが制御を行う 自動的な無人のバックアップのスケジュールを指定することができます SharePoint Portal Server のサーバーバックアップでは スケジュール形式に関係なく サーバーの内容全体のバックアップが行われます ただし ワークスペースの自動バックアップの内容は 次のように スケジュール形式によって異なります 完全バックアップ [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストの内容全体がバックアップされます 差分増分バックアップ 前回に行った完全バックアップまたは増分バックアップ以降の内容だけがバックアップされます 累積増分バックアップ 前回に行った完全バックアップ以降の内容だけがバックアップされます 手動バックアップ 手動バックアップは 特別な場合に使用されます 手動バックアップでは バックアップの対象として選択した項目の内容全体がバックアップされます ユーザー主導バックアップ ユーザー主導バックアップを実行するには ユーザーバックアップのスケジュールを NetBackup サーバー上の SharePoint ポリシーで定義する必要があります ユーザー主導バックアップでは バックアップの対象として選択した項目の内容全体がバックアップされます SharePoint Server バックアップの内容 バックアップ操作では 次のデータのバックアップが行われます Microsoft Web Storage System ファイル データベースファイル ログファイルおよびバックアップパッチファイルが含まれます Microsoft Search サービス (MSSearch) システムリソース プロパティストア 購読ストア 全文インデックスファイルおよび伝播インデックスが含まれます SharePoint Portal Server の構成情報 Web Storage System 構成情報 コンテンツソース情報 サーバープロパティおよびアクセスアカウントが含まれます アプリケーションフォルダ サーバー上の各ワークスペース用のサブフォルダが含まれます ローカルファイルシステムを参照するショートカットまたはコンテンツソース

11 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要リストア操作 11 SharePoint Portal Server のバックアップでは 次のデータのバックアップは行われません Microsoft Windows 2000 のタスクスケジューラを使用してスケジュールされた コンテンツソースのクロール ( コンテンツソースとは SharePoint Portal Server がワークスペースの外部に格納されているドキュメントの内容を検索 ( クロール ) する場合に最初に使用する URL です ) 購読処理用のスケジュールされたタスク Gatherer ログ Lotus Notes の構成情報 リストア操作 サーバー主導リストア SharePoint Portal Server のリストア操作を開始するには バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを使用します このインターフェースでは リストアするファイルが存在する NetBackup サーバー バックアップの表示を行うクライアントおよび宛先クライアントを選択できます これらの選択に基づいて バックアップの履歴の表示 個々の項目の選択およびリストアの開始を行うことができます サーバーリストアでは SharePoint Portal Server インストールの内容全体が バックアップが作成されたときの状態にリカバリされます ただし 例外として 次の項目はリストアされません Microsoft Windows 2000 のタスクスケジューラを使用してスケジュールされた コンテンツソースのクロール ( コンテンツソースとは SharePoint Portal Server がワークスペースの外部に格納されているドキュメントの内容を検索 ( クロール ) する場合に最初に使用する URL です ) 購読処理用のスケジュールされたタスク Gatherer ログ Lotus Notes の構成情報

12 12 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要リストア操作 ワークスペースリストア ワークスペースリストアでは ワークスペースのルートフォルダであるドキュメント ポータル ポータルコンテンツまたはダッシュボードフォルダ内に存在する個々のドキュメントまたはフォルダを再作成できます ワークスペースの内容は ドキュメントおよびフォルダが元の場所に存在している場合は 元の場所にリストアできません そのため リストアを実行する前にそれらの内容を削除するか または新しいパスにリダイレクトリストアを行う必要があります また ドキュメントのリストアの宛先を バックアップ元のルートフォルダと同じルートフォルダにする必要があります たとえば ドキュメントフォルダに存在していたドキュメントは ドキュメントフォルダにだけリストアできます SHADOW ディレクトリにはドキュメントのリビジョン情報が含まれているため 元の場所にリストアできません SHADOW ディレクトリをリストアするには SHADOW 以外の名前のフォルダにリストアをリダイレクトする必要があります 代替クライアントへのリダイレクトリストア SharePoint Portal Server オブジェクト ( サーバーバックアップ または個々のフォルダやドキュメントを含む ) は バックアップが行われたものとは異なるクライアントへリストアできます これは NetBackup の管理者が代替クライアントへのリストアを許可する構成を行っている場合 および NetBackup for SharePoint Portal Server が代替クライアントにインストールされている場合に行うことができます マスターサーバー上で NetBackup 管理コンソールを使用しているか またはリモート管理コンソールを使用している管理者は ( どのクライアントからバックアップされたファイルかにかかわらず ) どの NetBackup クライアントへも直接リストアすることができます 代替クライアントへのリダイレクトリストアについては バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースのオンラインヘルプを参照してください 代替パスへのリダイレクトリストア ワークスペースリストアでは 代替ワークスペースパスに対してリダイレクトリストアを行うことができます サーバーリストアでは 代替パスに対してリダイレクトリストアを行うことはできません また ワークスペースバックアップの個々の内容は バックアップが行われたルートディレクトリと同じルートディレクトリにリストアする必要があります

13 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要バックアップおよびリストアの制限事項 13 バックアップおよびリストアの制限事項 SharePoint Portal Server とそのワークスペースのバックアップおよびリストアを実行する際 次の制限事項があります ワークスペース操作 ワークスペースの SHADOW ドキュメント ポータル ポータルコンテンツおよびダッシュボードフォルダだけを バックアップおよびリストアできます SHADOW フォルダは ワークスペースディレクトリに SHADOW フォルダとしてリストアできません このフォルダをリストアするには ワークスペースディレクトリ以外の別のフォルダにリストアをリダイレクトする必要があります ワークスペース内のドキュメントのリストアを行った場合 ドキュメントの元の日時は再作成されません セキュリティ属性はリストアされません メモ : ワークスペースの SHADOW フォルダに ドキュメントフォルダ内のドキュメントに対するリビジョンが含まれている場合は 元の場所にリストアできません この場合 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースで [ 既存の構造を維持して すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location (maintaining existing structure))] オプションを選択し [ 宛先 (Destination)] を変更します 代替パスへのリストアについては 42 ページの 代替パスへのオブジェクトのリダイレクトリストア を参照してください 代替パスへのサーバーリストアのリダイレクトサーバーリストアでは 代替パスにリダイレクトリストアを行うことはできません これは クライアント上で SharePoint Portal Server インストールが論理的に存在する場所は Microsoft SharePoint Portal Server: だけであるためです

14 14 NetBackup for SharePoint Portal Server の概要バックアップおよびリストアの制限事項 サーバー操作 SharePoint Server バックアップでは 次のデータのバックアップは行われません Microsoft Windows 2000 のタスクスケジューラを使用してスケジュールされた コンテンツソースのクロール ( コンテンツソースとは SharePoint Portal Server がワークスペースの外部に格納されているドキュメントの内容を検索 ( クロール ) する場合に最初に使用する URL です ) 購読処理用のスケジュールされたタスク Gatherer ログ Lotus Notes の構成情報

15 2 SharePoint エージェントのインストール この章では 次の作業を実行する方法について説明します NetBackup for SharePoint Portal Server を有効にする前の前提条件の確認 NetBackup for SharePoint Portal Server ソフトウェアは NetBackup のインストール時にインストールされるので NetBackup for SharePoint Portal Server を使用する前に前提条件を確認します NetBackup for SharePoint Portal Server 固有の機能の有効化 システム要件 ソフトウェア要件 次のソフトウェアがインストールされている必要があります NetBackup クライアントソフトウェア Windows 版 NetBackup リモート管理コンソールまたは Windows 版 NetBackup サーバー Microsoft SharePoint Portal Server のクライアントコンポーネントが サーバーにインストールされている必要があります ( これらのコンポーネントは SharePoint Portal Server のインストール時にデフォルトでインストールされます ) Microsoft SharePoint Portal Server 2001 Windows 2000

16 16 SharePoint エージェントのインストールライセンスキーの登録 アカウント要件 SharePoint Portal Server のバックアップに使用するアカウント ( 通常 NetBackup Client Service のアカウント ) は SharePoint Portal Server がインストールされているサーバーのローカル管理権限を所有している必要があります ライセンスキーの登録 データベースエージェントは サーバーソフトウェアおよびクライアントソフトウェアとともにインストールされます このエージェントを使用するには エージェントの有効なライセンスキーをマスターサーバーまたはメディアサーバーに登録する必要があります ライセンスキーを登録する方法 1 マスターサーバーまたはメディアサーバー上で NetBackup 管理コンソールを開きます 2 [ ヘルプ (Help)] > [ ライセンスキー (License Keys)] を選択します 3 [ 新規 (New)] ボタンをクリックします 4 ライセンスキーを入力して [ 追加 (Add)] をクリックします ライセンスキーの追加について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください

17 3 構成 この章では バックアップおよびリストア操作を実行するための NetBackup for SharePoint Portal Server 構成方法の概要について説明します NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成 バックアップポリシーの構成 NetBackup for SharePoint Portal Server の構成設定のテスト

18 18 構成 NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成 NetBackup Client Service のログオンアカウントの構成 デフォルトでは ログオン時に NetBackup Client Service で使用されるアカウントは Local System です ワークスペースまたはフォルダの個々のバックアップまたはリストアを実行するには サービスアカウントを有効な Windows ドメインアカウントに変更する必要があります NetBackup Client Service のログオンアカウントを確認または変更する方法 1 Windows サービスアプリケーションを開始します 2 [NetBackup Client Service] エントリをダブルクリックします 3 [ ログオン ] タブをクリックします 4 Local System アカウントがログオンアカウントとして選択されていない場合 手順 7 に進みます 5 このクライアントのバックアップおよびリストアに使用するアカウントの名前を指定します メモ : このアカウントを変更するには 管理者グループの権限が必要です 6 NetBackup Client Service を停止して 再起動します 7 サービスアプリケーションを終了します

19 構成バックアップポリシーの構成 19 バックアップポリシーの構成 NetBackup ポリシーでは 1 台以上のクライアントで構成される特定のグループに対するバックアップの条件を定義します この条件には 次のものが含まれます 使用するストレージユニットおよびストレージメディア ポリシー属性 新しいポリシーの追加 バックアップスケジュール バックアップするクライアント バックアップ対象 ( データベースおよび指示句のリストを含む ) NetBackup for SharePoint Portal Server を使用するには 適切にスケジュールされた 1 つ以上の MS-SharePoint ポリシーを定義する必要があります すべてのクライアントが含まれる 1 つのポリシーまたは複数のポリシーを構成することができます 複数のポリシーの中には 1 つのクライアントだけを含むポリシーもあります MS-SharePoint ポリシーの要件は ファイルシステムのバックアップの場合とほぼ同じです ここで説明する属性に加え ポリシーの他の属性も考慮する必要があります 利用可能な属性の情報および構成手順について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください 新しいポリシーを追加する方法 1 サーバーに管理者 (Administrator) としてログオンします 2 NetBackup 管理コンソールを起動します 3 左ペインで [ ポリシー (Policies)] を右クリックして [ 新しいポリシー (New Policy)] を選択します 4 [ すべてのポリシー (All Policies)] ペインで マスターサーバーを右クリックして [ 新規 (New)] を選択します 5 [ ポリシー名 (Policy name)] フィールドに 新しいポリシーの一意の名前を入力します 6 [OK] をクリックします 7 [ ポリシー形式 (Policy type)] ボックスから [MS-SharePoint] ポリシー形式を選択します

20 20 構成バックアップポリシーの構成 メモ : ご使用のサーバーに NetBackup for SharePoint Portal Server のライセンスキーが登録されていない場合 ドロップダウンメニューに [MS-SharePoint] ポリシー形式は表示されません 8 [ 属性 (Attributes)] タブのエントリを設定します 詳しくは 20 ページの 属性の説明 の項を参照してください 9 その他のポリシー情報を追加します スケジュールを追加する場合は 21 ページの 新しいスケジュールの追加 を参照してください クライアントを追加する場合は 24 ページの ポリシーへのクライアントの追加 を参照してください SharePoint オブジェクトを [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストに追加する場合は 25 ページの バックアップを行う SharePoint Portal Server オブジェクトの指定 を参照してください 10 [OK] をクリックします 新しいポリシーが作成されます 属性の説明 いくつかの例外を除き NetBackup ではファイルシステムのバックアップと同じようにデータベースのバックアップを管理します SharePoint バックアップで異なるポリシー属性について 次に説明します その他のポリシー属性は ユーザー固有のバックアップ方針やシステム構成によって異なります ポリシー属性について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください 表 3-1 属性 ポリシー形式 (Policy type) ポリシー属性の説明 説明 ポリシーに含めるクライアントの種類を指定します そのクライアント上で実行されるバックアップ形式を指定する場合もあります NetBackup for SharePoint Portal Server を使用するには 1 つ以上の MS-SharePoint ポリシーを定義する必要があります このバックアップまたはアーカイブと関連付けるキーワード句 (Keyword phrase to associate with the backup or archive) バックアップの説明文です バックアップおよびリストアの参照時に有効です

21 構成バックアップポリシーの構成 21 表 3-1 ポリシー属性の説明 ( 続き ) 属性 複数のデータストリームを許可する (Allow multiple data streams) 説明 バックアップ対象のリストの指示句に基づいて 各クライアントの自動バックアップが複数のジョブに分割されるように指定します 各ジョブは バックアップ対象のリストの一部だけをバックアップします ジョブは異なるデータストリームに存在するため 並列実行が可能です 利用可能なストレージユニットの数 多重化の設定および最大ジョブパラメータによって ストリームの総数および並列実行が可能なストリームの数が決まります 新しいスケジュールの追加 それぞれのポリシーには 独自のスケジュールセットがあります このスケジュールによって 自動バックアップの開始を制御することや ユーザーによる操作の開始時期を指定することができます この手順は [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスから開始します [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスを表示するには NetBackup 管理コンソールのポリシーリストでポリシー名をダブルクリックします スケジュールを追加する方法 1 [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスで [ スケジュール (Schedules)] タブをクリックします 2 [ 新規 (New)] をクリックします 3 一意のスケジュール名を指定します 4 [ バックアップ形式 (Type of backup)] を選択します このポリシーで利用可能なバックアップ形式については 22 ページの バックアップ形式 を参照してください 5 23 ページの スケジュールプロパティ の説明に従って スケジュールに対する他のプロパティを指定します 6 [OK] をクリックします さらにスケジュールを追加するには 手順 1 から手順 6 を繰り返します

22 22 構成バックアップポリシーの構成 バックアップ形式 増分バックアップの場合は 個別のポリシーを作成してください 増分バックアップ操作を行うには [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストが必要です リストでは SharePoint Portal Workspace 指示句の後にフォルダ名が指定されている必要があります 表 3-2 バックアップ形式 完全バックアップ (Full Backup) ユーザーバックアップ (User Backup) 差分増分バックアップ (Differential Incremental Backup) 累積増分バックアップ (Cumulative Incremental Backup) バックアップ形式の説明 説明 このスケジュール形式は SharePoint Portal Server データベースとそれに関連付けられたトランザクションログのバックアップに使用されます ユーザーバックアップは自動的にスケジュールされないため ターゲットクライアントマシンから開始する必要があります ユーザーバックアップ用に個別のポリシーを作成することもできます ユーザーバックアップ用のポリシーを作成することによって ファイルのリストアを行うときに そのファイルがユーザー主導バックアップによるものか またはスケジュールバックアップによるものかを簡単に区別できます ユーザーバックアップのスケジュール形式ごとに異なるポリシーを作成する際に考慮することは 自動バックアップの場合と同様です この操作は ユーザーがファイルを選択した後で開始するため バックアップ対象のリストは不要です このスケジュール形式は SharePoint Portal Server ワークスペースフォルダの内容の増分のバックアップに使用されます バックアップ可能なワークスペースのフォルダは SHADOW ドキュメント ポータルコンテンツおよびダッシュボードです 差分増分バックアップでは 前回に行った完全バックアップまたは増分バックアップ以降の内容がバックアップされます このスケジュール形式は SharePoint Portal Server ワークスペースのフォルダの内容の累積増分バックアップに使用されます バックアップ可能なワークスペースのフォルダは SHADOW ドキュメント ポータルコンテンツおよびダッシュボードです 累積増分バックアップでは 前回に行った完全バックアップ以降の内容がバックアップされます

23 構成バックアップポリシーの構成 23 スケジュールプロパティ スケジュールプロパティの中には データベースバックアップと通常のファイルシステムのバックアップで意味が異なるものがあります このようなプロパティについて 次の表に説明します その他のスケジュールプロパティは ユーザー固有のバックアップ方針やシステム構成によって異なります スケジュールプロパティについて詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol. 1 を参照してください 表 3-3 プロパティ バックアップ形式 (Type of backup) 間隔 (Frequency) カレンダー (Calendar) 保持 (Retention) スケジュールプロパティの説明 説明 このスケジュールで制御するバックアップ形式を指定します バックアップ対象のリストには 構成中のポリシーに適用されるバックアップ形式だけが表示されます 詳しくは バックアップ形式 を参照してください この設定は スケジュールバックアップにだけ使用し ユーザーバックアップでは使用しません このスケジュールで次のバックアップ操作を開始できるまでの期間を指定します たとえば 間隔が 7 日で 水曜日に行われたバックアップが正常に終了した場合 次の完全バックアップは 次の水曜日まで行われません 通常 増分バックアップは 完全バックアップより短い間隔で行います この設定は スケジュールバックアップにだけ使用し ユーザーバックアップでは使用しません 特定の日付 週の特定の曜日または月の特定の日に基づいてバックアップ操作をスケジュールすることができます ファイルのバックアップコピーを削除するまでの保持期間を指定します

24 24 構成バックアップポリシーの構成 ポリシーへのクライアントの追加 クライアントリストには 自動バックアップの対象となるクライアントが表示されます SharePoint Portal Server クライアントは 1 つ以上のポリシーに含まれている必要があります この手順は [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスから開始します [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスを表示するには NetBackup 管理コンソールのポリシーリストでポリシー名をダブルクリックします クライアントの要件クライアントには 次のソフトウェアがインストールされている必要があります SharePoint Portal Server NetBackup クライアントまたはサーバー NetBackup for SharePoint Portal Server クライアントをポリシーに追加する方法 1 [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスで [ クライアント (Clients)] タブをクリックします 2 [ 新規 (New)] をクリックします 3 追加するクライアント名を入力します クライアントリストに名前を入力し [OK] をクリックします NetBackup によってハードウェアおよびオペレーティングシステムが検出されない場合 この情報を指定するダイアログボックスが表示されます または コンピュータの参照ボタンをクリックして ネットワークからクライアントを選択します 4 さらにクライアントを追加するには 手順 2 および手順 3 を繰り返します 他に追加するクライアントがない場合は [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます 5 他に追加するクライアントがない場合は [OK] をクリックします

25 構成バックアップポリシーの構成 25 バックアップを行う SharePoint Portal Server オブジェクトの指定 [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストでは バックアップを行う SharePoint オブジェクトを定義します バックアップは SharePoint Portal Server 全体 SHADOW ドキュメント ポータル ポータルコンテンツまたはダッシュボードフォルダ あるいはワークスペースのフォルダの個々のドキュメントに対して実行できます メモ : 同じポリシーに 異なる指示句セットの指示句を追加しないでください たとえば Microsoft SharePoint Portal Server: と Microsoft SharePoint Portal Workspaces: を同じポリシーに追加しないでください メモ : SharePoint Portal Server データベースバックアップはディザスタリカバリに必要です ワークスペースのバックアップはドキュメントのリカバリに使用できますが ディザスタリカバリには適切ではありません 複数データストリームの有効化 [ 複数のデータストリームを許可する (Allow multiple data streams)] を ( 特定のポリシーの [ 属性 (Attributes)] タブで ) 有効にすると 自動バックアップが複数のジョブに分割され 各ジョブで [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストの一部が それぞれバックアップされます [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストの特定の部分に NEW_STREAM 指示句を挿入して 各ストリームの開始位置をユーザーが制御することができます たとえば 複数データストリームを有効にして [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストで次のように指定した場合 ワークスペースオブジェクトごとに新しいストリームが作成されます NEW_STREAM Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace1 Documents NEW_STREAM Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace2 Documents SharePoint Portal Server を [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストに追加する方法 1 [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスで [ バックアップ対象 (Backup Selections)] タブをクリックします 2 [ 新規 (New)] をクリックします 3 指示句ボタンをクリックします 4 [ 指示句セット (Directive set)] リストから [MS_SharePoint_Portal_Server_2001] を選択します

26 26 構成バックアップポリシーの構成 5 [ 指示句 (Directive)] リストから [Microsoft SharePoint Portal Server: ] を選択します 6 [OK] をクリックします [Microsoft SharePoint Portal Server: ] が [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストに追加されます ワークスペースのフォルダまたはフォルダ内の項目を [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストに追加する方法 1 [ ポリシーの変更 (Change Policy)] ダイアログボックスで [ バックアップ対象 (Backup Selections)] タブをクリックします 2 [ 新規 (New)] をクリックします 3 指示句ボタンをクリックします 4 [ 指示句セット (Directive set)] リストから [MS_SharePoint_Portal_Server_2001] を選択します 5 [ 指示句 (Directive)] リストから [Microsoft SharePoint Portal Workspaces: ] を選択します 6 [ パス名または指示句 (Pathname or directive)] ボックス内をクリックし バックアップを行うフォルダを指定します エントリの例については [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストのエントリの例 の表を参照してください フォルダ全体のバックアップを行う場合 そのフォルダの名前を追加します 個々のフォルダのバックアップを行う場合 そのフォルダの名前を追加します

27 構成バックアップポリシーの構成 27 複数のワークスペースの項目を [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストに追加する場合 バックアップを正常に実行するには 複数データストリームを有効にする必要があります 25 ページの 複数データストリームの有効化 を参照してください 7 [OK] をクリックします 表 3-4 バックアップ対象 ワークスペース内のフォルダ 複数のワークスペース内の項目 * [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストのエントリの例 パスの例 Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace1 SHADOW Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace1 Documents Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace1 Portal Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace1 Portal Content Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace1 Dashboards NEW_STREAM Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace1 Documents NEW_STREAM Microsoft SharePoint Portal Workspaces: Workspace2 Portal メモ : この [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リストを正常にバックアップするには [ 複数のデータストリームを許可する (Allow multiple data streams)] を有効にしておく必要があります

28 28 構成 NetBackup for SharePoint Portal Server の構成設定のテスト NetBackup for SharePoint Portal Server の構成設定のテスト NetBackup for SharePoint Portal Server 用にマスターサーバーを構成した後 構成設定のテストを行います 状態コードについて詳しくは Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド UNIX Windows および Linux を参照してください 構成設定をテストする方法 1 サーバーに管理者 (Administrator) としてログオンします 2 NetBackup 管理コンソールを起動します 3 左ペインで [ ポリシー (Policies)] をクリックします 右ペインにポリシーリストが表示されます 4 テストするポリシーをクリックします 5 [ 処理 (Actions)] > [ 手動バックアップ (Manual Backup)] を選択します [ 手動バックアップ (Manual Backup)] ダイアログボックスが表示されます [ スケジュール (Schedules)] ペインには テストするポリシー用に構成されたスケジュールの名前が表示されます [ クライアント (Clients)] ペインには テストするポリシーにリストアップされているクライアントの名前が表示されます 6 ダイアログボックスの指示に従います 7 NetBackup 管理コンソールで [ アクティビティモニター (Activity Monitor)] をクリックします

29 4 SharePoint Portal Server の操作方法 この章では Windows 環境で SharePoint Portal Server オブジェクトのユーザー主導バックアップおよびユーザー主導リストアを実行する方法について説明します SharePoint Portal Server またはワークスペースのフォルダのバックアップ メモ : SHADOW ドキュメント ポータル ポータルコンテンツまたはダッシュボードフォルダだけを バックアップの対象として選択できます SharePoint Portal Server またはワークスペースのフォルダのバックアップを行う方法 1 サーバーに管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)]>[ バックアップするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Backup)] を選択します 4 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで バックアップを行うオブジェクトを選択します SharePoint Portal Server のバックアップを行う場合は Microsoft SharePoint Portal Server オブジェクトを選択します ワークスペース内のフォルダのバックアップを行う場合は バックアップを行う SHADOW ドキュメント ポータル ポータルコンテンツまたはダッシュボードフォルダ ( あるいはそれらすべて ) か それらのフォルダ内の個々のフォルダを選択します

30 30 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal Server またはワークスペースのフォルダのバックアップ ワークスペース内のフォルダのバックアップ 5 [ 処理 (Actions)] > [ バックアップ (Backup)] を選択します

31 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal ワークスペースのフォルダ内のドキュメントのバックアップ 31 6 [ バックアップの開始 (Start Backup)] をクリックします バックアップが正常に開始されたことを通知するダイアログボックスが表示されます バックアップの進捗状況を表示する場合 [ はい (Yes)] をクリックします [ 状態の表示 (View Status)] ウィンドウが表示されます バックアップの進捗状況を表示しない場合 [ いいえ (No)] をクリックします SharePoint Portal ワークスペースのフォルダ内のドキュメントのバックアップ メモ : SHADOW ドキュメント ポータル ポータルコンテンツまたはダッシュボードフォルダ内のドキュメントだけを バックアップの対象として選択できます SharePoint Portal ワークスペースのドキュメントのバックアップを行う方法 1 サーバーに管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)]>[ バックアップするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Backup)] を選択します 4 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで Microsoft SharePoint Portal Workspace から バックアップを行うフォルダを展開します フォルダ内のすべてのドキュメントのバックアップを行う場合は Microsoft SharePoint Portal Server オブジェクトを選択します

32 32 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal ワークスペースのフォルダ内のドキュメントのバックアップ 特定のドキュメントのバックアップを行う場合は フォルダ内のバックアップ対象の個々のドキュメントを選択します

33 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal Server インストールのリストア 33 5 [ 処理 (Actions)] > [ バックアップ (Backup)] を選択します 6 [ バックアップの開始 (Start Backup)] をクリックします バックアップが正常に開始されたことを通知するダイアログボックスが表示されます SharePoint Portal Server インストールのリストア この項では SharePoint Portal Server インストールのバックアップイメージから SharePoint Portal Server のリストアを行う方法について説明します 注意 : SharePoint Portal Server のリストアを行うと ターゲットサーバー上のすべての SharePoint データが上書きされます SharePoint Portal Server のリストアを行う方法 1 管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)] > [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] > [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] を選択します 4 [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択します

34 34 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal Server インストールのリストア 5 [ リストアのソースクライアント (Source client for restores)] リストから 目的のクライアントを選択します ソースクライアントは 表示するバックアップイメージが存在する SharePoint マシンの名前です 6 [ リストアのポリシー形式 (Policy type for restores)] リストから [MS-SharePoint] を選択します 7 [OK] をクリックします SharePoint Portal Server のバックアップイメージが表示されます [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインに SharePoint Portal Server のバックアップ情報が表示されます 上ペインには 個々のイメージの情報が表示されます また 下ペインには フォルダおよびドキュメントの情報が表示され リストアを行うオブジェクトを選択できます 8 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うオブジェクトが含まれているイメージを選択します 9 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで Microsoft SharePoint Portal Server オブジェクトを選択します

35 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal ワークスペースのフォルダのリストア [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 11 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします SharePoint Portal ワークスペースのフォルダのリストア NetBackup では SharePoint ワークスペースのバックアップから ドキュメント ポータル ポータルコンテンツまたはダッシュボードフォルダ あるいはそれらのディレクトリ内の個々のフォルダのリストアを行うことができます SHADOW フォルダをリストアする場合は 38 ページの ドキュメントフォルダへのバージョン付けされたドキュメントのリストア の手順に従います メモ : 元のフォルダが同じ場所に存在している場合にワークスペースリストアを行うには 代替パスへリダイレクトリストアを行う必要があります フォルダまたはフォルダ内のサブフォルダのリストアを行う方法 1 管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます

36 36 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal ワークスペースのフォルダのリストア 3 [ ファイル (File)] > [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] > [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] を選択します NetBackup の [ リストア (Restore)] ウィンドウの上ペインには 個々のバックアップイメージの情報が表示されます 下ペインには 上ペインで選択されているイメージのファイルおよびフォルダ情報が表示され リストアを行う SharePoint Portal Server オブジェクトを選択できます 4 [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択します 5 [ リストアのソースクライアント (Source client for restores)] リストから 目的のクライアントを選択します ソースクライアントは 表示するバックアップイメージが存在する SharePoint マシンの名前です 6 [ リストアのポリシー形式 (Policy type for restores)] リストから [MS-SharePoint] を選択します 7 [OK] をクリックします SharePoint Portal Server のバックアップイメージが表示されます 8 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインでイメージを選択します 9 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで リストアを行うフォルダが含まれているワークスペースを展開します

37 SharePoint Portal Server の操作方法 SharePoint Portal ワークスペースのフォルダのリストア リストアを行うフォルダを選択します 11 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します

38 38 SharePoint Portal Server の操作方法ドキュメントフォルダへのバージョン付けされたドキュメントのリストア ワークスペース内のフォルダのリストア 12 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします 代替パスへのリストアについては 代替パスへのオブジェクトのリダイレクトリストア を参照してください ドキュメントフォルダへのバージョン付けされたドキュメントのリストア ドキュメントフォルダのバックアップには ファイルの最新の公開バージョンまたは ( 公開されていない場合は ) 元のバージョンだけが存在します これらのファイルのリストアを行う場合は ドキュメントの通常のリストアを行います その他のリビジョンファイルは 元のコピーと同じフォルダ構造で SHADOW フォルダ内に配置されます SHADOW フォルダ内のリビジョンファイルは original_name(x.y).ext という形式の名前で識別されます ここで original_name はファイル名 ext はファイルの拡張子 x はファイルの公開バージョン y はファイルのドラフトバージョンです

39 SharePoint Portal Server の操作方法ドキュメントフォルダへのバージョン付けされたドキュメントのリストア 39 その他のリビジョンファイルのリストアを行う方法 1 リストアウィンドウを開きます 2 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うファイルが含まれているイメージを選択します 3 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで リストアを行うフォルダが含まれているワークスペースを展開します 4 ワークスペースの SHADOW フォルダを展開します 5 リストアを行うリビジョンファイルを選択します a b c [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します [ 既存の構造を維持して すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location (maintaining existing structure))] を選択します [ 宛先 (Destination)] ボックスをクリックし パス名から SHADOW フォルダを削除します d [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします

40 40 SharePoint Portal Server の操作方法ドキュメントフォルダへのバージョン付けされたドキュメントのリストア リストアを行うリビジョンファイルを SharePoint のバージョン管理機能で統合して再作成する方法 1 ドキュメントフォルダのリストアを行います 2 すべてのリビジョンファイルのリストアを行います ( 前述の手順を参照 ) すべてのリビジョンファイルのリストアを行うと Windows エクスプローラのフォルダには 元のドキュメント ( 次の例では Project 1 manual.doc) およびすべての改訂版 ( 次の例では Project 1 manual(0.1).doc Project 1 manual(0.2).doc など ) が表示されます 3 Windows のエクスプローラからチェックインを実行します a b c d ドキュメントを右クリックします メニューから [ チェックイン ] を選択します 適切なバージョンのコメントおよびドキュメントのプロファイル情報を追加します [OK] をクリックします

41 SharePoint Portal Server の操作方法ドキュメントフォルダへのバージョン付けされたドキュメントのリストア 41 最初のチェックインを Windows のエクスプローラから実行した後は 後続のチェックインを Windows のエクスプローラまたは SharePoint Portal Server のドキュメントライブラリ Web ページから実行できます 4 SharePoint Portal Server のドキュメントライブラリ Web ページで それぞれのリビジョンファイル ( リストアを行った SHADOW フォルダドキュメント ) を右クリックし [ 対象をファイルに保存 ] ( あるいは [ 上書き保存 ] または [ 名前を付けて保存 ] ) を選択してファイルを一時的な格納場所に保存します 5 手順 1 でリストアを行ったドキュメントの最初のリビジョンファイルの下に表示されているリストで [ アクションの表示 ] をクリックします 6 [ チェックイン ] をクリックします 7 手順 4 でリストアを行ったリビジョンファイルの一時的な格納場所を参照して選択します 8 チェックインを行う必要がある 最も古いリビジョンファイルを選択します 9 そのリビジョンファイルにチェックインします 必要に応じて ドキュメントのプロファイルを更新します 10 適切なバージョンが保持されるように 必要に応じてファイルを公開します

42 42 SharePoint Portal Server の操作方法代替パスへのオブジェクトのリダイレクトリストア 11 ファイルからチェックアウトします ( ファイルを保存する必要はありません ) 12 残りのすべてのリビジョンファイルに対して 手順 6 から手順 11 を繰り返します 13 ドキュメントフォルダから リストアを行ったリビジョンファイルを削除します ( 元のドキュメントは残します ) 代替パスへのオブジェクトのリダイレクトリストア ドキュメントを元の場所にリストアすると 一部の属性が失われます その代わりとして 代替パスにリダイレクトリストアを行うことができます 代替パスへすべてのオブジェクトのリストアを行う方法 1 リストアウィンドウを開きます 2 左ペインで リストアを行うオブジェクトが含まれているワークスペースを展開します 3 リストアを行うフォルダまたはサブフォルダを選択します 4 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 5 [ マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)] ダイアログボックスで [ 既存の構造を維持して すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location (maintaining existing structure))] を選択します メモ : [ 参照 (Browse)] ボタンを使用して SharePoint オブジェクトを表示することはできません このボタンは ファイルシステムを表示する場合だけ有効です 6 [ 宛先 (Destination)] ボックスで リストアの宛先を変更します 代替ワークスペースへリダイレクトリストアを行う場合は [ 宛先 (Destination)] フィールドのワークスペース部分を 別の既存のワークスペースに変更します 同じワークスペース内の代替フォルダへリダイレクトリストアを行う場合は [ 宛先 (Destination)] フィールドにサブフォルダの名前を指定します

43 SharePoint Portal Server の操作方法代替パスへの個々のオブジェクトのリストア 43 メモ : NetBackup イメージからリストアを行う場合 このオプションを正常に実行するには [ ソース (Source)] および [ 宛先 (Destination)] に明示的なパス ( またはフルパス ) を指定する必要があります 7 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします 代替パスへの個々のオブジェクトのリストア 代替パスへ個々のオブジェクトのリストアを行う方法 1 リストアウィンドウを開きます 2 左ペインで リストアを行うオブジェクトが含まれているワークスペースを展開します 3 リストアを行うフォルダまたはサブフォルダを選択します 4 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します

44 44 SharePoint Portal Server の操作方法代替パスへの個々のオブジェクトのリストア 5 [ マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)] ダイアログボックスで [ 個々のフォルダおよびファイルを異なる場所にリストア (Restore individual folders and files to different locations)] オプションを選択します [ 個々のフォルダおよびファイルを異なる場所にリストア (Restore individual folders and files to different locations)] の下の各行は 選択されているリストア対象のフォルダに関連付けられています 6 行をダブルクリックして 宛先を変更します [ 新しい宛先の入力 (Enter New Destination)] ダイアログボックスが表示されます 7 [ 新しい宛先 (New Destination)] ボックスで リストアの宛先を変更します 宛先には 既存の有効な任意の SharePoint フォルダパスを指定できます 8 [OK] をクリックします 9 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします

45 5 SharePoint Portal Server のディザスタリカバリ SharePoint Portal Server では認証に Windows 2000 セキュリティが使用されるため SharePoint Portal Server のディザスタリカバリは Windows 2000 のディザスタリカバリと密接に関連しています SharePoint Portal Server のリカバリを実行する前に Windows 2000 サーバーのリカバリを実行する必要があります Intelligent Disaster Recovery (IDR) オプションのライセンスを取得している場合 IDR を使用して Windows 2000 サーバーのリカバリを行う方法について詳しくは Veritas NetBackup 管理者ガイド Windows Vol. 1 の Intelligent Disaster Recovery についての付録を参照してください IDR を使用しない場合 Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド UNIX Windows および Linux のディザスタリカバリについての章を参照してください Windows 2000 サーバーのリカバリの完了後 ( 最後の再ブートの実行後 ) SharePoint Portal Server ソフトウェアはインストールされますが 機能しません SharePoint データのリストアを行う前に SharePoint Portal Server を削除して再インストールする必要があります SharePoint Portal Server のディザスタリカバリの要件 SharePoint Portal Server Agent のライセンスを追加した Windows 版 NetBackup のコピー ( マスターサーバー上 ) リカバリを行う SharePoint Portal Server の最新のバックアップ SharePoint Portal Server CD 元のインストールで適用されていたすべての Service Pack

46 46 SharePoint Portal Server のディザスタリカバリ SharePoint Portal Server およびそのデータのリカバリ SharePoint Portal Server およびそのデータのリカバリ SharePoint Portal Server および関連する SharePoint データのリカバリを行う手順は次のとおりです SharePoint Portal Server のリカバリを行う方法 1 管理者 (Administrator) としてログオンします 2 SharePoint Portal Server CD を挿入し 表示されるブラウザ画面で [ 終了 (Exit)] をクリックします 3 [ スタート ] > [ 設定 ] > [ コントロールパネル ] を選択します 4 [ アプリケーションの追加と削除 ] をダブルクリックします 5 [ アプリケーションの追加と削除 ] ダイアログボックスで [SharePoint Portal Server] を選択し [ 変更 / 削除 ] をクリックします 6 [ このコンピュータの SharePoint Portal Server サービスを削除します ] をクリックし [ 次へ ] をクリックします 7 SharePoint Portal Server データ ファイルおよびフォルダの削除に関する警告を確認し [ はい ] をクリックします 8 アンインストールの完了後に [ 完了 ] をクリックし サーバーを再起動します 9 SharePoint Portal Server CD からセットアッププログラムを起動します 10 適切なオプションを指定して SharePoint Portal Server ソフトウェアを任意の場所にインストールします 次に [ 完了 ] をクリックします 11 New WorkSpace Wizard が起動されたら [ キャンセル ] をクリックします 12 元のインストールで適用されていたすべての Service Pack を適用します SharePoint データのリストアを行う方法 1 管理者 (Administrator) としてログオンします 2 バックアップ アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます 3 [ ファイル (File)] > [ リストアするファイルおよびフォルダの選択 (Select Files and Folders to Restore)] > [ 通常バックアップからリストア (from Normal Backup)] を選択します 4 [ ファイル (File)] > [NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)] を選択します

47 SharePoint Portal Server のディザスタリカバリ SharePoint Portal Server およびそのデータのリカバリ 47 5 [ リストアのソースクライアント (Source client for restores)] リストから 目的のクライアントを選択します ソースクライアントは 表示するバックアップイメージが存在する SharePoint マシンの名前です 6 [ リストアのポリシー形式 (Policy type for restores)] リストから [MS-SharePoint] を選択します 7 [ リストアの宛先クライアント (Destination client for restores)] リストから 目的のクライアントを選択します 宛先クライアントは リダイレクトリストアの宛先とする SharePoint マシンの名前です 8 [OK] をクリックします SharePoint Portal Server のバックアップイメージが表示されます 9 [NetBackup の履歴 (NetBackup History)] ペインで リストアを行うオブジェクトが含まれているイメージを選択します 10 [ すべてのフォルダ (All Folders)] ペインで Microsoft SharePoint Portal Server オブジェクトを展開します 11 リストアを行うフォルダを選択します 12 [ 処理 (Actions)] > [ リストア (Restore)] を選択します 13 [ リストアの開始 (Start Restore)] をクリックします 14 リストアの完了後に リストアが行われたデータベースの完全バックアップの実行をお勧めします

48 48 SharePoint Portal Server のディザスタリカバリ SharePoint Portal Server およびそのデータのリカバリ

49 索引 N NetBackup Client Service のアカウント 確認 / 変更 18 NetBackup の構成 ワークスペース操作 18 あアクティビティモニター 28 インストール ライセンスキーの登録 16 か完全バックアップ 22 クライアントリスト 24 さ指示句 指示句セットの混在 25 手動バックアップ 10 スケジュール間隔 (Frequency) 23 追加 21 プロパティ 23 保持 (Retention) 23 スケジュール 21 属性 20 バックアップを行うオブジェクトの指定 25 やユーザーバックアップ 22 らライセンスキー 登録 16 リストア サーバー主導 11 わワークスペース操作 NetBackup の構成 18 はバックアップ自動 10 バックアップされないデータ 14 ユーザー主導 10 バックアップおよびリストアの制限事項 13 バックアップ形式完全 22 ユーザー主導 22 バックアップ操作 説明 9 [ バックアップ対象 (Backup Selections)] リスト SharePoint オブジェクトの追加 25, 26 複数データストリーム 25 保持期間 23 ポリシーの構成概要 19 クライアント 24

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