火山活動解説資料 ( 令和元年 5 月 ) 栗駒山の火山活動解説資料 ( 令和元年 5 月 ) 仙台管区気象台地域火山監視 警報センター 火山活動に特段の変化はなく 静穏に経過しており 噴火の兆候は認められません 30 日の噴火警戒レベル運用開始に伴い 噴火予報 ( 噴火警戒レベル 1 活火山である

Size: px
Start display at page:

Download "火山活動解説資料 ( 令和元年 5 月 ) 栗駒山の火山活動解説資料 ( 令和元年 5 月 ) 仙台管区気象台地域火山監視 警報センター 火山活動に特段の変化はなく 静穏に経過しており 噴火の兆候は認められません 30 日の噴火警戒レベル運用開始に伴い 噴火予報 ( 噴火警戒レベル 1 活火山である"

Transcription

1 栗駒山の 仙台管区気象台地域火山監視 警報センター 火山活動に特段の変化はなく 静穏に経過しており 噴火の兆候は認められません 30 日の噴火警戒レベル運用開始に伴い 噴火予報 ( 噴火警戒レベル 1 活火山であることに留意 ) を発表しました 予報事項に変更はありません 活動概況 噴気など表面現象の状況 ( 図 1~9) 監視カメラによる観測では 噴気は認められませんでした 14 日から 15 日にかけて実施した現地調査 (15 日は岩手県及び一関市と合同 ) では 前回 (2018 年 8 月 ) 及び前々回 (2018 年 5 月 ) と比較して ゼッタ沢上流 ゆげ山 地獄釜の地熱域の状況に特段の変化はみられませんでした 昭和湖及びその周辺では 地熱域はみられませんでしたが 引き続き硫化水素が発生していることを確認しました 27 日に岩手県の協力により実施した上空からの観測では ゆげ山 地獄釜 昭和湖及びゼッタ沢上流に特段の変化は認められませんでした 地震や微動の発生状況 ( 図 10) 火山性地震及び火山性微動は観測されませんでした なお 栗駒山周辺では 平成 20 年 (2008 年 ) 岩手 宮城内陸地震 の余震域内で地震活動が続いています 地殻変動の状況 ( 図 11 13) 火山活動によると考えられる変化は認められませんでした この火山活動解説資料は 仙台管区気象台のホームページ ( や 気象庁ホームページ ( でも閲覧することができます 次回の火山活動解説資料 ( 令和元年 6 月分 ) は令和元年 7 月 8 日に発表する予定です 資料で用いる用語の解説については 気象庁が噴火警報等で用いる用語集 を御覧ください この資料は気象庁のほか 国土地理院 東北大学及び国立研究開発法人防災科学技術研究所のデータも利用して作成しています 本資料中の地図の作成に当たっては 国土地理院長の承認を得て 同院発行の 数値地図 50m メッシュ ( 標高 ) 及び 電子地形図 ( タイル ) を使用しています ( 承認番号平 29 情使 第 798 号 ) 栗駒山

2 栗駒山 ( 須川岳 ) ゼッタ沢上流 昭和湖 図 1 栗駒山山頂周辺の状況 (5 月 13 日 ) 大柳監視カメラ ( 山頂の南東約 20km) の映像です 図 2 栗駒山昭和湖及びゼッタ沢上流周辺の状況 (5 月 16 日 ) 展望岩頭監視カメラ ( 昭和湖の南南西約 900m) の映像です 図 4 撮影方向 : 地上からの撮影位置と撮影方向 : 上空からの撮影方向 図 9 撮影位置 地獄釜 図 8 撮影位置 ゆげ山 図 7 撮影位置 ゼッタ沢上流 図 6 撮影位置 昭和湖 図 5 撮影方向 図 3 栗駒山昭和湖 ゼッタ沢上流 ゆげ山 地獄釜の写真と地表面温度分布撮影位置及び撮影方向 栗駒山

3 ゆげ山 地獄釜 2019 年 5 月 27 日 13 時 32 分岩手県の協力による ゆげ山 地獄釜 2018 年 11 月 6 日 10 時 31 分岩手県の協力による ゆげ山 地獄釜 2018 年 7 月 25 日 13 時 15 分岩手県の協力による 図 4 栗駒山上空から撮影したゆげ山及び地獄釜付近の状況 噴気は確認されませんでした 図中の破線の色は図 3 に対応します 栗駒山

4 ゼッタ沢上流 昭和湖 2019 年 5 月 27 日 13 時 45 分岩手県の協力による ゼッタ沢上流 昭和湖 2018 年 11 月 6 日 10 時 17 分岩手県の協力による ゼッタ沢上流 昭和湖 2018 年 7 月 25 日 13 時 11 分岩手県の協力による 図 5 栗駒山上空から撮影した昭和湖及びゼッタ沢上流の状況 噴気は確認されませんでした 図中の破線の色は図 3 に対応します 栗駒山

5 2019 年 5 月 14 日 13 時 37 分天気 : 曇気温 年 5 月 14 日 13 時 37 分 2018 年 8 月 3 日 10 時 46 分天気 : 晴気温 年 8 月 3 日 10 時 59 分 2018 年 5 月 15 日 11 時 50 分天気 : 晴気温 年 5 月 15 日 11 時 50 分 図 6 栗駒山北東から撮影した昭和湖の状況と地表面温度分布 昭和湖及び湖岸に地熱域は認められません ( 温度の高い部分は 岩等が日射により温められたことによるものと推定されます ) 栗駒山

6 2019 年 5 月 14 日 15 時 13 分天気 : 晴気温 年 5 月 14 日 15 時 15 分 2018 年 8 月 3 日 12 時 37 分天気 : 晴気温 年 8 月 3 日 12 時 49 分 2018 年 5 月 15 日 16 時 00 分天気 : 晴気温 年 5 月 15 日 16 時 00 分 図 7 栗駒山北東から撮影したゼッタ沢上流の状況と地表面温度分布 地熱域 ( 赤破線 ) の状況に特段の変化はみられません ( 地熱域以外で温度の高い部分は 岩等が日射により温められたことによるものと推定されます ) 栗駒山

7 2019 年 5 月 15 日 16 時 25 分天気 : 曇気温 年 5 月 15 日 16 時 25 分 2018 年 8 月 3 日 13 時 32 分天気 : 晴気温 年 8 月 3 日 13 時 38 分 2018 年 5 月 16 日 09 時 50 分天気 : 快晴気温 年 5 月 16 日 09 時 50 分 図 8 栗駒山東から撮影したゆげ山の状況と地表面温度分布 地熱域 ( 赤破線 ) の状況に特段の変化はみられません ( 地熱域以外で温度の高い部分は 岩等が日射により温められたことによるものと推定されます ) 栗駒山

8 2019 年 5 月 15 日 14 時 15 分天気 : 曇気温 年 5 月 15 日 14 時 15 分 2018 年 8 月 3 日 14 時 50 分天気 : 晴気温 年 8 月 3 日 14 時 52 分 2018 年 5 月 16 日 13 時 20 分天気 : 晴気温 年 5 月 16 日 13 時 20 分 図 9 栗駒山北西から撮影した地獄釜の状況と地表面温度分布 地熱域 ( 赤破線 ) の状況に特段の変化はみられません ( 地熱域以外で温度の高い部分は 岩等が日射により温められたことによるものと推定されます ) 栗駒山

9 2006 年 10 月 12 日観測開始 注 1) 注 2) 注 3) 図 10 栗駒山日別地震回数 (2006 年 10 月 ~2019 年 5 月 ) 基準観測点の変更は次のとおりです 観測開始 2006 年 10 月 12 日 ~ 旧耕英観測点注 1) 2008 年 6 月 14 日 ~7 月 2 日 18 時 ( 図の灰色部分 ) まで 平成 20 年 (2008 年 ) 岩手 宮城内陸地震 の影響により観測不能 注 2) 注 3) おやす 2008 年 7 月 2 日 ~ 小安観測点 (2010 年 10 月 8 日まで ) 及び広域地震観測網 2016 年 6 月 1 日 ~ 耕英観測点 2010 年 4 月 1 日解析開始 国土地理院機器交換 2010 年 4 月 1 日解析開始 平成 23 年 (2011 年 ) 東北地方太平洋沖地震 2010 年 4 月 1 日解析開始 2017 年 9 月 1 日解析開始 2017 年 9 月 1 日解析開始 図 11 栗駒山 GSS 基線長変化図 (2010 年 4 月 ~2019 年 5 月 ) 平成 23 年 (2011 年 ) 東北地方太平洋沖地震 に伴うステップを補正しています 1~5 は図 13 の GSS 基線 1~5 に対応しています ( 国 ) は国土地理院 ( 東 ) は東北大学の観測点を示します 秋ノ宮 ( 東 ) 観測点に起因する変化で 火山活動によるものではないと考えられます 栗駒山

10 図 12 栗駒山観測点配置図小さな白丸 ( ) は気象庁 小さな黒丸 ( ) は気象庁以外の機関の観測点位置を示しています ( 国 ): 国土地理院 ( 東 ): 東北大学 ( 防 ): 防災科学技術研究所 図 13 栗駒山 GSS 観測基線図小さな黒丸 ( ) は気象庁以外の機関の観測点位置を示しています ( 国 ): 国土地理院 ( 東 ): 東北大学 栗駒山

年間の火山活動

年間の火山活動 AE 岳 平成 28 年秋田駒ヶ岳 平成 28 年 (2016 年 ) の秋田駒ヶ岳の火山活動 仙台管区気象台地域火山監視 警報センター めだけ 女 E EAの山頂付近では 地熱域が引き続き確認されています 一時的に火山性地震が増加することもありましたが 地震活動は概ね低調に経過しました 噴気 地殻変動に特段の変化はなく 火山活動は概ね静穏に経過しました 噴火警報 予報及び噴火警戒レベルの状況 2016

More information

火山活動解説資料平成 31 年 4 月 14 日 17 時 50 分発表 阿蘇山の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベルを1( 活火山であることに留意 ) から2( 火口周辺規制 ) に引上げ> 阿蘇山では 火山性微動の振幅が 3 月 15 日以降 小さい状態

火山活動解説資料平成 31 年 4 月 14 日 17 時 50 分発表 阿蘇山の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベルを1( 活火山であることに留意 ) から2( 火口周辺規制 ) に引上げ> 阿蘇山では 火山性微動の振幅が 3 月 15 日以降 小さい状態 の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベルを1( 活火山であることに留意 ) から2( 火口周辺規制 ) に引上げ> では 火山性微動の振幅が 3 月 15 日以降 小さい状態で経過していましたが 本日 (14 日 ) 未明から次第に大きくなり 13 時 30 分頃からやや大きい状態で経過しています 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の放出量は 12 日には1 日あたり3,600トンと非常に多い状態となり

More information

火山活動解説資料平成 31 年 4 月 19 日 19 時 40 分発表 阿蘇山の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベル2( 火口周辺規制 ) が継続 > 中岳第一火口では 16 日にごく小規模な噴火が発生しました その後 本日 (19 日 )08 時 24

火山活動解説資料平成 31 年 4 月 19 日 19 時 40 分発表 阿蘇山の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベル2( 火口周辺規制 ) が継続 > 中岳第一火口では 16 日にごく小規模な噴火が発生しました その後 本日 (19 日 )08 時 24 の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベル2( 火口周辺規制 ) が継続 > 中岳第一火口では 16 日にごく小規模な噴火が発生しました その後 本日 (19 日 )08 時 24 分に再びごく小規模な噴火が発生し 噴煙は火口縁上 500mまで上がりました 本日 九州地方整備局の協力により実施した上空からの観測では 中岳第一火口から白色の噴煙が上がっているのを確認しましたが

More information

火山ガスの状況 ( 図 8-5 図 9-4) 10 月 2 日 9 日 17 日 18 日 23 日に実施した現地調査では 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の 1 日あ たりの放出量は 500~1,700 トン (9 月 :90~1,400 トン ) と 概ねやや多い状態で経過しました 地殻変動の状況

火山ガスの状況 ( 図 8-5 図 9-4) 10 月 2 日 9 日 17 日 18 日 23 日に実施した現地調査では 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の 1 日あ たりの放出量は 500~1,700 トン (9 月 :90~1,400 トン ) と 概ねやや多い状態で経過しました 地殻変動の状況 の火山活動解説資料 ( 平成 30 年 10 月 ) 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター 1) 2) 火山性地震及び孤立型微動は多い状態で経過し 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の放出量は 概ねやや多い状態で経過しました その他の観測データに火山活動の高まりは認められませんでした 火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があります また 火口付近では火山ガスに注意してください 噴火予報 ( 噴火警戒レベル1

More information

火山ガスの状況( 図 8-5 図 9-4) 1 日 6 日 8 日 14 日 20 日 22 日に実施した現地調査では 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の1 日あたりの放出量は700~1,800 トン (10 月 :500~1,70 トン ) と増減しながら 概ねやや多い状態で経過しました 地殻変動の

火山ガスの状況( 図 8-5 図 9-4) 1 日 6 日 8 日 14 日 20 日 22 日に実施した現地調査では 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の1 日あたりの放出量は700~1,800 トン (10 月 :500~1,70 トン ) と増減しながら 概ねやや多い状態で経過しました 地殻変動の の火山活動解説資料 ( 平成 30 年 11 月 ) 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター 1) 火山性地震は多い状態 孤立型微動は概ね多い状態で経過しました 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の 2) 放出量は 増減を繰り返し 概ねやや多い状態で経過しました その他の観測データに火山活動の高まりは認められませんでした 火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があります また 火口付近では火山ガスに注意してください

More information

ガス観測の状況( 図 3-36) 2 日に実施した現地調査では 二酸化硫黄は検出されませんでした ( 最後に検出されたのは 2012 年 9 月 26 日の1 日あたり 10 トン ) 図 1 ( 新燃岳 ) 噴煙の状況 (10 月 18 日 韓国岳遠望カメラによる ) :2015 年 10 月の震

ガス観測の状況( 図 3-36) 2 日に実施した現地調査では 二酸化硫黄は検出されませんでした ( 最後に検出されたのは 2012 年 9 月 26 日の1 日あたり 10 トン ) 図 1 ( 新燃岳 ) 噴煙の状況 (10 月 18 日 韓国岳遠望カメラによる ) :2015 年 10 月の震 の火山活動解説資料 ( 平成 27 年 10 月 ) 新燃岳 福岡管区気象台火山監視 情報センター鹿児島地方気象台 新燃岳火口直下を震源とする火山性地震が時々発生しました GNSS 1) 観測によると 新燃岳の北西数kmの地下深くにあると考えられるマグマだまりの膨張を示す地殻変動は 2015 年 1 月頃から停滞しています 一方 新燃岳周辺の一部の基線では わずかに伸びの傾向がみられます 新燃岳では火口周辺に影響のある小規模な噴火が発生する可能性がありますので

More information

火山ガスの状況( 図 8-5 図 9-4) 12 日 18 日 25 日 27 日に実施した現地調査では 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の1 日あたりの放出量は 900~1,600 トン (11 月 :700~1,800 トン ) と 増減を繰り返しながら概ねやや多い状態で経過しました 地殻変動の状

火山ガスの状況( 図 8-5 図 9-4) 12 日 18 日 25 日 27 日に実施した現地調査では 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の1 日あたりの放出量は 900~1,600 トン (11 月 :700~1,800 トン ) と 増減を繰り返しながら概ねやや多い状態で経過しました 地殻変動の状 の火山活動解説資料 ( 平成 30 年 12 月 ) 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター 1) 火山性地震は多い状態 孤立型微動は概ねやや多い状態で経過しました 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) 2) の放出量は 増減を繰り返しながら概ねやや多い状態で経過しました その他の観測データに火山活動の高まりは認められませんでした 火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があります また 火口付近では火山ガスに注意してください

More information

降灰の状況( 図 6 図 8) 8 日実施した現地調査及び電話による聞き取り調査では 15 時現在で熊本県 大分県 愛媛県 香川県で降灰を確認しました 火口から北東約 6km にある阿蘇警察署で約 3cm 積もるなど の北東側で多量の降灰となっています 噴煙の状況( 図 7) 中岳第一火口では 8

降灰の状況( 図 6 図 8) 8 日実施した現地調査及び電話による聞き取り調査では 15 時現在で熊本県 大分県 愛媛県 香川県で降灰を確認しました 火口から北東約 6km にある阿蘇警察署で約 3cm 積もるなど の北東側で多量の降灰となっています 噴煙の状況( 図 7) 中岳第一火口では 8 の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベル3( 入山規制 ) が継続 > 中岳第一火口では 本日 (8 日 )01 時 46 分に爆発的噴火 1) が発生しました 8 日午前 気象庁機動調査班 (JMA-MOT) が九州地方整備局の協力により実施した上空からの観測によると 中岳第一火口の南東側 1.2km で 赤外熱映像装置 2) により大きな噴石と思われる温度の高い箇所が認められました

More information

Microsoft Word - 503_11m03an6.doc

Microsoft Word - 503_11m03an6.doc の 福岡管区気象台火山監視 情報センター 2011 年 3 月 11 日に発生した 東北地方太平洋沖地震 以降 火口北西側 10km 付近を震源とする地震が一時的に増加しましたが その後減少しています 火山活動に特段の変化はなく 火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが 火口内では土砂や火山灰の噴出する可能性があります また 火口付近では火山ガスに対する注意が必要です 平成 19 年 12

More information

Microsoft Word - 503_12y_an6.doc

Microsoft Word - 503_12y_an6.doc 平成 24 年 (2012 年 ) のの火山活動 福岡管区気象台火山監視 情報センター 中岳第一火口では 噴火は発生しませんでした 湯だまりの減少や火山性地震及び孤立型微動が増加するなど 一時的にやや活発化の傾向が認められたものの その後は低調な活動が続いています 南阿蘇村吉岡では やや活発な噴気活動が続いています 2012 年の活動状況 噴煙など表面現象の状況( 図 1-14 図 2-2~467

More information

地震や微動の発生状況( 図 5-23 図 6-2~4 図 7 表 1~4) 火山性微動の振幅は 3 月にやや大きな状態となる期間もありましたが その他の月は概ね小さな状態で経過しました 火山性地震は 1 月から2 月にかけてやや少ない状態で経過しましたが 3 月以降は概ね多い状態で経過しました 火山

地震や微動の発生状況( 図 5-23 図 6-2~4 図 7 表 1~4) 火山性微動の振幅は 3 月にやや大きな状態となる期間もありましたが その他の月は概ね小さな状態で経過しました 火山性地震は 1 月から2 月にかけてやや少ない状態で経過しましたが 3 月以降は概ね多い状態で経過しました 火山 平成 29 年 (2017 年 ) のの火山活動 福岡管区気象台 地域火山監視 警報センター 2016 年 10 月 8 日の噴火の後 噴火は発生していません 火山性微動の振幅は 3 月にやや大きな状態となる期間もありましたが その他の 月は概ね小さな状態で経過しました 傾斜計 1) では 火山活動に伴う特段の変化は認められませんでした また GNS 2) 連続観測では 2016 年 7 月頃から認められていた

More information

地震や微動の発生状況( 図 8-2~4 図 9-23 図 10~11 表 1~4) 火山性地震は 3 月から5 月にかけて一時的に減少した期間もありましたが 概ね多い状態で経過しました 火山性地震の震源は 主に中岳第一火口付近のごく浅い所から深さ0km に分布しました 孤立型微動は 3 月以降増加し

地震や微動の発生状況( 図 8-2~4 図 9-23 図 10~11 表 1~4) 火山性地震は 3 月から5 月にかけて一時的に減少した期間もありましたが 概ね多い状態で経過しました 火山性地震の震源は 主に中岳第一火口付近のごく浅い所から深さ0km に分布しました 孤立型微動は 3 月以降増加し 平成 30 年 (2018 年 ) のの火山活動 福岡管区気象台 地域火山監視 警報センター 火山性地震は 3 月から 5 月にかけて一時的に減少した期間もありましたが 概ね 多い状態で経過しました 孤立型微動 1) は 3 月以降増加し 4 月下旬から 6 月上 旬にかけて一時的に減少した期間もありましたが 概ね多い状態で経過しました 火山性微動の振幅は 概ね小さい状態で経過しました 火山ガス (

More information

<95BD90AC E E29938C966B926E95FB91BE95BD976D89AB926E906B5F906B937895CA89F C B C88FE3816A C88D7E5F35944

<95BD90AC E E29938C966B926E95FB91BE95BD976D89AB926E906B5F906B937895CA89F C B C88FE3816A C88D7E5F35944 平成 28 年 3 月 23 日作成気象庁地震火山部 平成 23 年 (2011 年 ) 東北地方太平洋沖地震 ( 平成 23 年 3 月 11 日 14 時 46 分 ~ 平成 28 年 3 月 11 日 14 時 46 分 ) 最大震度別回数 震度 4 以上を観測した回数 震度 1 以上を観測した回数 平成 23 年 3 月 11 日 14 時 ~ 127 145 93 41 9 2 0 1 1

More information

<4D F736F F D2091E F195AC89CE975C926D D89EF5F97B089A99387>

<4D F736F F D2091E F195AC89CE975C926D D89EF5F97B089A99387> 141 15' 141 18' 141 21' 141 24' 24 51' 24 51' 24 48' IJ T 24 48' IJ M IJ E IJ S 24 45' 24 45' 141 15' 141 18' 141 21' 141 24' 硫黄島の地震活動 (28/8/1~29/1/28) N 24.8 IJM IJT IJE 24.8 24.75 IJS NIED MOD 24.75

More information

11 月 25 日 10 時 11 分に 阿蘇火山博物館火口カメラで 噴火を確認し 現地調査では 12 時 00 分に灰白色の噴煙が火口縁上 500m まで上がっているのを確認しました 11 月 26 日以降は連続的に噴火が発生し 11 月 27 日には噴煙が火口縁上 1,500mまで上がるなど活発

11 月 25 日 10 時 11 分に 阿蘇火山博物館火口カメラで 噴火を確認し 現地調査では 12 時 00 分に灰白色の噴煙が火口縁上 500m まで上がっているのを確認しました 11 月 26 日以降は連続的に噴火が発生し 11 月 27 日には噴煙が火口縁上 1,500mまで上がるなど活発 平成 26 年 (2014 年 ) のの火山活動 福岡管区気象台火山監視 情報センター では 2013 年 12 月 20 日から火山性微動の振幅が次第に大きくなったほか 二酸化硫黄の放出量が増加するなど 火山活動が高まった状態となりました 1 月 13 日から2 月 19 日までごく小規模な噴火が時々発生した後 噴火の発生はなく 中岳第一火口の火山活動は一旦低下しました その後 7 月 5 日から

More information

気象庁 札幌管区気象台 資料 -6 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 平成 29 年度防災気象情報の改善 5 日先までの 警報級の可能性 について 危険度を色分けした時系列で分かりやすく提供 大雨警報 ( 浸水害 )

気象庁 札幌管区気象台 資料 -6 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 平成 29 年度防災気象情報の改善 5 日先までの 警報級の可能性 について 危険度を色分けした時系列で分かりやすく提供 大雨警報 ( 浸水害 ) 気象庁 札幌管区気象台 資料 -6 平成 29 年度防災気象情報の改善 5 日先までの 警報級の可能性 について 危険度を色分けした時系列で分かりやすく提供 大雨警報 ( 浸水害 ) を改善するための表面雨量指数の導入及び大雨警報 ( 浸水害 ) の危険度分布の提供 洪水警報を改善するための流域雨量指数の精緻化及び洪水警報の危険度分布の提供 メッシュ情報 ( 危険度分布 ) の技術を活用した大雨特別警報の発表対象区域の改善

More information

<4D F736F F D CE49BD48E5282CC95AC89CE8FF38BB C982C282A282C B78AAF97B9816A2E646F6378>

<4D F736F F D CE49BD48E5282CC95AC89CE8FF38BB C982C282A282C B78AAF97B9816A2E646F6378> 御嶽山の噴火状況等について平成 26 年 9 月 28 日 8 時気象庁 1. 火山活動の状況 (9 月 28 日 8 時現在 ) 御嶽山では 本年 9 月 10 日から 11 日にかけて火山性地震が一時的に増加したものの その後火山性地震は減少していた 9 月 27 日 11 時 41 分頃から火山性微動が発生し始め 同 11 時 52 分頃に噴火が発生した 中部地方整備局が設置している滝越カメラによれば南側斜面を噴煙が流れ下り

More information

草 津 白 根 山

草 津 白 根 山 ( 平成 18 年 (26 年 ) 年報 ) 火山活動評価 : 比較的静穏な噴火活動 ( レベル 2) 比較的静穏な噴火活動 ( レベル 2) で経過していましたが 6 月 4 日に昭和火口 1) から噴火が 発生し 6 月 12 日から 8 月 18 日は活発な火山活動 ( レベル 3) でした 平成 18 年の概況 6 月 4 日に これまでとは異なる南岳東斜面の昭和火口 1) ( 南岳山頂 A

More information

津波情報に活用する観測地点の追加について 別紙 津波情報への活用を開始する海底津波計の分布図 活用を開始する海底津波計沿岸の津波観測点 GPS 波浪計海底津波計 活用を開始する海底津波計の地点名称は 沖 を省略して記載しています ( 宮城牡鹿沖 及び 茨城神栖沖 を除く)

津波情報に活用する観測地点の追加について 別紙 津波情報への活用を開始する海底津波計の分布図 活用を開始する海底津波計沿岸の津波観測点 GPS 波浪計海底津波計 活用を開始する海底津波計の地点名称は 沖 を省略して記載しています ( 宮城牡鹿沖 及び 茨城神栖沖 を除く) 報道発表資料平成 28 年 7 月 21 日気象庁国立研究開発法人防災科学技術研究所 津波情報に活用する観測地点の追加について より迅速かつ より精度の高い津波情報に向けて 気象庁は 関係機関の協力も得て 沿岸の津波観測点及び沖合津波計の潮位データをリアルタイムで監視し 津波警報等の発表時には速やかに津波の実況を津波情報としてお知らせするとともに 実況に基づき津波警報の切替え 解除等の判断を行っています

More information

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有 参考資料 各種情報掲載 HP( ) の情報共有 1 気象 河川 情報マルチモニタ 気象情報 水害 土砂災害情報および災害発生情報等をパソコンやスマートフォンで一覧閲覧が可能 地域選択が可能 全国 北海道 東北 関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 リアルタイムのレーダ雨量の状況 気象警報 注意報の発表状況 リアルタイムの川の画像 リアルタイムの川の水位 浸水の危険性が高まっている河川 洪水予報の発表地域放流しているダムの状況洪水警報の危険度分布状況

More information

平成 26 年 NO.47 週間火山概況 ( 平成 26 年 11 月 14 日 ~11 月 20 日 ) 火山現象に関する警報等の発表状況 いずれの火山についても 噴火に関する予報警報事項 ( 警戒が必要な事項 ) に変更はありません 表 1 火山現象に関する警報等の発表履歴 ( 平成 26 年

平成 26 年 NO.47 週間火山概況 ( 平成 26 年 11 月 14 日 ~11 月 20 日 ) 火山現象に関する警報等の発表状況 いずれの火山についても 噴火に関する予報警報事項 ( 警戒が必要な事項 ) に変更はありません 表 1 火山現象に関する警報等の発表履歴 ( 平成 26 年 平成 26 年 NO.47 週間火山概況 ( 平成 26 年 11 月 14 日 ~11 月 20 日 ) 火山現象に関する警報等の発表状況 いずれの火山についても 噴火に関する予報警報事項 ( 警戒が必要な事項 ) に変更はありません 表 1 火山現象に関する警報等の発表履歴 ( 平成 26 年 11 月 14 日 ~11 月 20 日 ) 特別警報 発表日時火山名概要警報 予報毎日 07 時 17

More information

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか? はれるん : 本当だよ 気象庁では 国土交通省が平成 27 年 1 月にとりまとめた 新たなステージに対応した防災 減災のありかた を受け 交通政策審議会気象分科会が気象庁への提言として

More information

2018 年の山形県とその周辺の地震活動 1. 地震活動の概況 2018 年に 山形県とその周辺 ( 図 1の範囲内 ) で観測した地震は 2,250 回 (2017 年 :2,447 回 ) であった 山形県内で震度 1 以上を観測した地震は 図の範囲外で発生した地震を含めて 47 回 (2017

2018 年の山形県とその周辺の地震活動 1. 地震活動の概況 2018 年に 山形県とその周辺 ( 図 1の範囲内 ) で観測した地震は 2,250 回 (2017 年 :2,447 回 ) であった 山形県内で震度 1 以上を観測した地震は 図の範囲外で発生した地震を含めて 47 回 (2017 2018 年の山形県とその周辺の地震活動 1. 地震活動の概況 2018 年に 山形県とその周辺 ( 図 1の範囲内 ) で観測した地震は 2,250 回 (2017 年 :2,447 回 ) であった 山形県内で震度 1 以上を観測した地震は 図の範囲外で発生した地震を含めて 47 回 (2017 年 :53 回 ) で このうち震度 3 以上を観測した地震は2 回 (2017 年 :5 回 )

More information

untitled

untitled 別 紙 2 事 業 実 施 基 準 適 合 検 証 調 書 地 区 名 さいたま 市 北 袋 町 一 丁 目 地 区 地 区 の 概 要 所 在 埼 玉 県 さいたま 市 大 宮 区 北 袋 町 一 丁 目 事 業 手 法 防 災 公 園 街 区 整 備 事 業 土 地 区 画 整 理 事 業 地 区 面 積 約 13ha 採 択 年 度 平 成 26 年 度 位 置 JR 京 浜 東 北 線 高

More information

火山噴火予知連絡会会報 第 124 号 青ヶ島の噴気帯の現地調査結果 (2016 年 4 月 19 日 ~21 日 ) * Results of Field Survey on Fumarolic Area in Aogashima (April 19-21, 2016) ** 筑波大学 Unive

火山噴火予知連絡会会報 第 124 号 青ヶ島の噴気帯の現地調査結果 (2016 年 4 月 19 日 ~21 日 ) * Results of Field Survey on Fumarolic Area in Aogashima (April 19-21, 2016) ** 筑波大学 Unive 青ヶ島の噴気帯の現地調査結果 (2016 年 4 月 19 日 ~21 日 ) * Results of Field Survey on Fumarolic rea in ogashima (pril 19-21, 2016) ** 筑波大学 University of Tsukuba 2016 年 4 月 19 日 ~21 日に青ヶ島の噴気帯 (1 丸山西斜面 2 産業倉庫付近の露頭 ( 東斜面

More information

第 109 回 火山噴火予知連絡会資料 2008 年 2 月 15 日 東北大学大学院理学研究科

第 109 回 火山噴火予知連絡会資料 2008 年 2 月 15 日 東北大学大学院理学研究科 第 19 回 火山噴火予知連絡会資料 28 年 2 月 15 日 学大学院理学研究科 (a) 5 4 微動活動と震源分布 昨年の夏以降, 岩手火山における火山性微動 低周波地震の活動がやや活発になっている. Tremor & LF at Iwate Volcano DURATION DURATION (MIN) 3 2 AMPLITUDE ( 1microm/s) 1 (b) 1995 1996 1997

More information

Microsoft PowerPoint - 平成23年度ANET取組2

Microsoft PowerPoint - 平成23年度ANET取組2 第 3 回緊急地震速報利用者懇談会 ANET 平成 23 年度の取り組みと 今後の展望 平成 24 年 7 月 12 日 ( 株 )ANET ANET の主な事業内容 防災情報 ( 緊急地震速報など ) の配信 防災システムの構築 保守 防災コンサルティング ( 調査 解析など ) 計測機器の製造 販売 発表内容 1. 緊急地震速報 ( 平成 23 年 ) の概況 2. 東日本大震災への取り組み 3.

More information

2019 年1月3日熊本県熊本地方の地震の評価(平成31年2月12日公表)

2019 年1月3日熊本県熊本地方の地震の評価(平成31年2月12日公表) 平成 3 年 月 日地震調査研究推進本部地震調査委員会 9 年 月 3 日熊本県熊本地方の地震の評価 月 3 日 8 時 分に熊本県熊本地方の深さ約 km でマグニチュード (M)5. の地震が発生した この地震により熊本地方の震央近傍で最大震度 6 弱を観測した その後 北西 - 南東方向に延びる約 5 kmの領域で地震活動が減衰しつつも継続している 月 日までに発生した最大の地震は 月 6 日に深さ約

More information

平成 30 年 4 月 9 日 01 時 32 分頃の島根県西部の地震 震度分布図 各地域の震度分布 : 震央 各観測点の震度分布図 ( 震央近傍を拡大 )

平成 30 年 4 月 9 日 01 時 32 分頃の島根県西部の地震 震度分布図 各地域の震度分布 : 震央 各観測点の震度分布図 ( 震央近傍を拡大 ) 報道発表資料 ( 地震解説資料第 1 号 ) 平成 30 年 4 月 9 日 04 時 55 分 大 阪 管 区 気 象 台 松 江 地 方 気 象 台 平成 30 年 4 月 9 日 01 時 32 分頃の島根県西部の地震について 地震の概要 検知時刻 : 4 月 9 日 01 時 32 分 ( 最初に地震を検知した時刻 ) 発生時刻 : 4 月 9 日 01 時 32 分 ( 地震が発生した時刻

More information

この資料は速報値であり 後日の調査で変更されることがあります 時間帯 最大震度別回数 震度 1 以上を観測した回数 弱 5 強 6 弱 6 強 7 回数 累計 4/14 21 時 -24 時 /15 00 時 -24 時 30

この資料は速報値であり 後日の調査で変更されることがあります 時間帯 最大震度別回数 震度 1 以上を観測した回数 弱 5 強 6 弱 6 強 7 回数 累計 4/14 21 時 -24 時 /15 00 時 -24 時 30 地 震 解 説 資 料 第 8 号 平成 28 年 4 月 16 日 08 時 35 分 福 岡 管 区 気 象 台 熊 本 地 方 気 象 台 平成 28 年 (2016 年 ) 熊本地震 について 余震による強い揺れに注意 地震の概要と津波警報等の発表状況 検知時刻 :4 月 16 日 01 時 25 分 ( 最初に地震を検知した時刻 ) 発生時刻 :4 月 16 日 01 時 25 分 ( 地震が発生した時刻

More information

平成 29 年 7 月 20 日滝川タイムライン検討会気象台資料 気象庁札幌管区気象台 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 )

平成 29 年 7 月 20 日滝川タイムライン検討会気象台資料 気象庁札幌管区気象台 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 ) 平成 29 年 7 月 2 日滝川タイムライン検討会気象台資料 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 ) の改善と危険度分布の提供 表面雨量指数の概要 大雨警報 ( 浸水害 ) 大雨注意報の基準と危険度分布の表示 表面雨量指数導入による大雨警報 ( 浸水害 ) の改善効果 精緻化した流域雨量指数の活用による洪水警報の改善と危険度分布の提供 流域雨量指数の概要とその精緻化

More information

布 ) の提供を開始するとともに 国民に対し分かりやすい説明を行い普及に努めること 図った 複数地震の同時発生時においても緊急地震速報の精度を維持するための手法を導入するとともに 緊急地震速報の迅速化を進める 特に 日本海溝沿いで発生する地震については 緊急地震速報 ( 予報 ) の第 1 報を発表

布 ) の提供を開始するとともに 国民に対し分かりやすい説明を行い普及に努めること 図った 複数地震の同時発生時においても緊急地震速報の精度を維持するための手法を導入するとともに 緊急地震速報の迅速化を進める 特に 日本海溝沿いで発生する地震については 緊急地震速報 ( 予報 ) の第 1 報を発表 平成 29 年度における気象庁が達成すべき目標に対する実績評価 ( 要旨 ) 1. 防災気象情報の充実及び利活用の促進目標所見評定 気象 地震 火山現象 水象等の観測及び監視を的確に行うとともに 関係機関と密接に連携して 観測の成果等の収集及び活用を図る 観測の成果及び予報 警報等の防災に資する気象情報を充実し 適時 的確にわかりやすく発表するとともに 関係機関との連携を強化し 情報の利活用促進を図る

More information

平成 26 年 NO.48 週間火山概況 ( 平成 26 年 11 月 21 日 ~11 月 27 日 ) 火山現象に関する警報等の発表状況 いずれの火山についても 噴火に関する予報警報事項 ( 警戒が必要な事項 ) に変更はありません 表 1 火山現象に関する警報等の発表履歴 ( 平成 26 年

平成 26 年 NO.48 週間火山概況 ( 平成 26 年 11 月 21 日 ~11 月 27 日 ) 火山現象に関する警報等の発表状況 いずれの火山についても 噴火に関する予報警報事項 ( 警戒が必要な事項 ) に変更はありません 表 1 火山現象に関する警報等の発表履歴 ( 平成 26 年 平成 26 年 NO.48 週間火山概況 ( 平成 26 年 11 月 21 日 ~11 月 27 日 ) 火山現象に関する警報等の発表状況 いずれの火山についても 噴火に関する予報警報事項 ( 警戒が必要な事項 ) に変更はありません 表 1 火山現象に関する警報等の発表履歴 ( 平成 26 年 11 月 21 日 ~11 月 27 日 ) 特別警報 発表日時火山名概要警報 予報毎日 07 時 17

More information

(/9) 07 年に発生した地震の概要. 佐賀県の地震活動 07 年に佐賀県で震度 以上を観測した地震は 9 回 (06 年は 85 回 ) でした ( 表 図 3) このうち 震度 3 以上を観測した地震はありませんでした (06 年は 9 回 ) 表 07 年に佐賀県内で震度 以上を観測した地震

(/9) 07 年に発生した地震の概要. 佐賀県の地震活動 07 年に佐賀県で震度 以上を観測した地震は 9 回 (06 年は 85 回 ) でした ( 表 図 3) このうち 震度 3 以上を観測した地震はありませんでした (06 年は 9 回 ) 表 07 年に佐賀県内で震度 以上を観測した地震 佐賀県の地震活動概況 (07 年 月 ) (/9) 平成 30 年 月 5 日佐賀地方気象台 月の地震活動概況 月に佐賀県内の震度観測点で震度 以上を観測した地震はありませんでした ( 月は 回 ) また 県内を震源とする地震活動に特段の変化はありませんでした 福岡県 佐賀県 熊本県 長崎県 図 震央分布図 (07 年 月 日 ~3 日 深さ 30km 以浅 ) 灰色の線は地震調査研究推進本部の長期評価による活断層を示しています

More information

風力発電インデックスの算出方法について 1. 風力発電インデックスについて風力発電インデックスは 気象庁 GPV(RSM) 1 局地気象モデル 2 (ANEMOS:LAWEPS-1 次領域モデル ) マスコンモデル 3 により 1km メッシュの地上高 70m における 24 時間の毎時風速を予測し

風力発電インデックスの算出方法について 1. 風力発電インデックスについて風力発電インデックスは 気象庁 GPV(RSM) 1 局地気象モデル 2 (ANEMOS:LAWEPS-1 次領域モデル ) マスコンモデル 3 により 1km メッシュの地上高 70m における 24 時間の毎時風速を予測し 風力発電インデックスの算出方法について 1. 風力発電インデックスについて風力発電インデックスは 気象庁 GPV(RSM) 1 局地気象モデル 2 (ANEMOS:LAWEPS-1 次領域モデル ) マスコンモデル 3 により 1km メッシュの地上高 70m における 24 時間の毎時風速を予測し 2000kW 定格風車の設備利用率として表示させたものです 数値は風車の定格出力 (2000kW)

More information

T380.indb

T380.indb 気象庁の火山防災業務 山里平 * 舟崎淳 * 高木康伸 * 1. 日本の活火山日本は世界でも有数の火山国であり, 過去に数多くの火山災害に見舞われてきた. 我が国では, 気象庁 火山噴火予知連絡会 ( 火山噴火予知計画により設置されている気象庁長官の私的諮問機関 : 藤井, 2013) による 活火山 の定義が広く用いられており, この定義によれば, 全国に 110 の活火山がある ( 図 1).

More information

福島第1原子力発電所事故に伴う 131 Iと 137 Csの大気放出量に関する試算(II)

福島第1原子力発電所事故に伴う 131 Iと 137 Csの大気放出量に関する試算(II) 福島第一原子力発電所事故に伴う Cs137 の大気降下状況の試算 - 世界版 SPEEDI(WSPEEDI) を用いたシミュレーション - 平成 23 年 9 月 6 日 ( 独 ) 日本原子力研究開発機構 1. はじめに第 23 回原子力委員会定例会議 (6 月 28 日 ) では 福島第一原子力発電所事故によるプラント北西地域の線量上昇プロセスの解析について概説した その後 中部 関東 東北を含む東日本におけるCs137の広域拡散と地表沈着について4

More information

<4D F736F F F696E74202D20385F8DB293A1976C5F94AD955C97708CB48D DB293A1816A B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D20385F8DB293A1976C5F94AD955C97708CB48D DB293A1816A B8CDD8AB B83685D> 震災対応における 地理空間情報の提供 ー国土地理院東日本大震災調査報告会ー 国土地理院地理空間情報部 電子国土調整官 佐藤浩 平成 23 年 6 月 23 日 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 発表内容 1. 提供している地理空間情報 2. TEC-FORCE を通じた提供 3. 国土変遷アーカイブご利用のすすめ 4. まとめ

More information

Microsoft Word - 1.1_kion_4th_newcolor.doc

Microsoft Word - 1.1_kion_4th_newcolor.doc 第 1 章 第 1 章北海道の気候 1.1 気温本節では 北海道内の地上気象観測所およびアメダスで観測された気温の変化について述べる 最初に地上気象観測所で 100 年にわたって観測されてきた年平均気温の長期変化について示し 次に冬日 真冬日 夏日 真夏日の日数変化について示す 最後に アメダスで観測された 1980 年以降の年平均気温の年代ごとの分布状況や地方別の推移について示す 観測データの取り扱いについては付録

More information

Microsoft PowerPoint - 【XML気象データ】VLEDご紹介資料 ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 【XML気象データ】VLEDご紹介資料 ppt [互換モード] 一般社団法人オープン & ビッグデータ活用 地方創生推進機構 (VLED) 第 1 回利活用 普及委員会 XML 気象データのご紹介 2015 年 10 月 13 日 ウェザー サービス株式会社 104-0031 東京都中央区京橋 2-8-8 新京橋ビル5F TEL 03-6228-6380 FAX 03-6228-6381 MAIL weather@otenki.co.jp URL http://www.otenki.co.jp

More information

資料6 (気象庁提出資料)

資料6 (気象庁提出資料) 平成 21 年 7 月 16 日 ( 木 ) 平成 21 年度 第 1 回熱中症関係省庁連絡会議資料 6 平成 21 年 7 月 16 日 気象庁 熱中症に関する平成 20 年度の取り組みについて 気象庁は 大雨や暴風 地震 津波 火山噴火などの自然現象を常時観測するとともに 各種情報を発表することによって 災害の防止 軽減 交通安全の確保 産業の発展への寄与 国民生活の利便の向上 地球環境問題対策への寄与等を図っています

More information

火山噴火予知連絡会会報第 129 号 防災科学技術研究所の基盤的火山観測網で観測された * 草津白根山 2018 年 1 月 23 日噴火に伴う広帯域地震記録 Characteristics of broadband seismic record accompanying the eruption

火山噴火予知連絡会会報第 129 号 防災科学技術研究所の基盤的火山観測網で観測された * 草津白根山 2018 年 1 月 23 日噴火に伴う広帯域地震記録 Characteristics of broadband seismic record accompanying the eruption 防災科学技術研究所の基盤的火山観測網で観測された * 2018 年 1 月 23 日噴火に伴う広帯域地震記録 Characteristics of broadband seismic record accompanying the eruption at Kusatsu-Shirane volcano on 23 January, 2018, observed by the V-net of the

More information

日本海溝海底地震津波観測網の整備と緊急津波速報 ( 仮称 ) システムの現状と将来像 < 日本海溝海底地震津波観測網の整備 > 地震情報 津波情報 その他 ( 研究活動に必要な情報等 ) 海底観測網の整備及び活用の現状 陸域と比べ海域の観測点 ( 地震計 ) は少ない ( 陸上 : 1378 点海域

日本海溝海底地震津波観測網の整備と緊急津波速報 ( 仮称 ) システムの現状と将来像 < 日本海溝海底地震津波観測網の整備 > 地震情報 津波情報 その他 ( 研究活動に必要な情報等 ) 海底観測網の整備及び活用の現状 陸域と比べ海域の観測点 ( 地震計 ) は少ない ( 陸上 : 1378 点海域 資料 2 総合科学技術会議評価専門調査会 日本海溝海底地震津波観測網の整備及び緊急津波速報 ( 仮称 ) に係るシステム開発 評価検討会 ( 第 2 回 ) 資料 平成 23 年 11 月 10 日 文部科学省 研究開発局地震 防災研究課 日本海溝海底地震津波観測網の整備と緊急津波速報 ( 仮称 ) システムの現状と将来像 < 日本海溝海底地震津波観測網の整備 > 地震情報 津波情報 その他 ( 研究活動に必要な情報等

More information

津波警報等の留意事項津波警報等の利用にあたっては 以下の点に留意する必要があります 沿岸に近い海域で大きな地震が発生した場合 津波警報等の発表が津波の襲来に間に合わない場合があります 沿岸部で大きな揺れを感じた場合は 津波警報等の発表を待たず 直ちに避難行動を起こす必要があります 津波警報等は 最新

津波警報等の留意事項津波警報等の利用にあたっては 以下の点に留意する必要があります 沿岸に近い海域で大きな地震が発生した場合 津波警報等の発表が津波の襲来に間に合わない場合があります 沿岸部で大きな揺れを感じた場合は 津波警報等の発表を待たず 直ちに避難行動を起こす必要があります 津波警報等は 最新 2.3 津波に関する防災気象情報 (1) 大津波警報 津波警報 津波注意報 津波による災害の発生が予想される場合には 地震が発生してから約 3 分を目標に大津波警報 津波警報または津波注意報を発表 地震が発生した時は地震の規模や位置を即時に推定し これらをもとに沿岸で予想 される津波の高さを求め 津波による災害の発生が予想される場合には 地震が発生 してから約 3 分を目標に津波予報区ごとに大津波警報

More information

k1627 下久津呂(1).xls

k1627 下久津呂(1).xls 土砂災害警戒区域等の指定の公示に係る図書 ( その 1) (1/200,000) (1/25,000) 様式 -1( 急 ) 土砂災害警戒区域 土砂災害特別警戒区域位置図 所在地 1627 富山県氷見市上久津呂 下久津呂 粟原 この地図は 国土地理院長の承認を得て 同院発行の数値地図 200000( 地図画像 ) 及び数値地図 25000( 地図画像 ) を複製したものである ( 承認番号平 20

More information

平成28年4月 地震・火山月報(防災編)

平成28年4月 地震・火山月報(防災編) 特集 2. 平成 28 年 (2016 年 ) 熊本地震 (1) 概要 2016 年 4 月 14 日 21 時 26 分に 熊本県熊本地方の深さ 11km で M6.5 の地震が発生し 熊本県益城町で震度 7 熊本県玉名市 西原村 宇城市 熊本市で震度 6 弱を観測したほか 中部地方の一部から九州地方にかけて震度 5 強 ~1 を観測した 気象庁はこの地震に対して 最初の地震波の検知から 3.8

More information

新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査結果および駿河湾の地震で敷地内の揺れに違いが生じた要因の分析状況について

新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査結果および駿河湾の地震で敷地内の揺れに違いが生じた要因の分析状況について < 別紙 > 新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査結果 および 駿河湾の地震で敷地内の揺れに違いが生じた要因の分析状況について 新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査 地下構造特性にかかわる既往の調査結果の信頼性を確認するとともに 知見をより一層充実させるため 敷地および敷地周辺の地下構造特性の調査を実施しました 調査項目 1 微動アレイ観測 調査箇所 調査内容 敷地内および敷地周辺 :147

More information

平成 29 年 8 月 8 日 国道 33 号の渋滞緩和にご協力ください! ~ 経路変更によるお盆の渋滞回避 ~ 愛媛県渋滞対策協議会 ( 議長 : 松山河川国道事務所長 ) では GW 及びお盆期間中において国道 33 号が混雑する事から 昨年よりドライバーの皆様に渋滞の回避及び緩和の為 経路変更

平成 29 年 8 月 8 日 国道 33 号の渋滞緩和にご協力ください! ~ 経路変更によるお盆の渋滞回避 ~ 愛媛県渋滞対策協議会 ( 議長 : 松山河川国道事務所長 ) では GW 及びお盆期間中において国道 33 号が混雑する事から 昨年よりドライバーの皆様に渋滞の回避及び緩和の為 経路変更 平成 29 年 8 月 8 日 国道 33 号の渋滞緩和にご協力ください! ~ 経路変更によるお盆の渋滞回避 ~ 愛媛県渋滞対策協議会 ( 議長 : 松山河川国道事務所長 ) では GW 及びお盆期間中において国道 33 号が混雑する事から 昨年よりドライバーの皆様に渋滞の回避及び緩和の為 経路変更を促す情報提供を実施しています 昨年 12 月の松山外環状道路インター線の開通により 愛媛県庁から松山

More information

TKR-301J MVP Vol 3 (500곡).hwp

TKR-301J MVP Vol 3 (500곡).hwp 98010 98001 98003 98006 95296 98007 98004 98002 98009 95298 98005 95299 98008 95300 1 95212 95216 95217 95219 95213 95214 95215 95218 2 20159 20160 20161 20261 95178 98010 95179 20001 95152 20002 20162

More information

佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 1

佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 1 佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 12 月 1 日 ~31 日 深さ 30km 以浅 ) 灰色の線は地震調査研究推進本部の長期評価による活断層を示しています

More information

東北地方太平洋沖地震への 気象庁の対応について ( 報告 ) 気象業務の評価に関する懇談会 平成 23 年 5 月 31 日 気象庁 1

東北地方太平洋沖地震への 気象庁の対応について ( 報告 ) 気象業務の評価に関する懇談会 平成 23 年 5 月 31 日 気象庁 1 東北地方太平洋沖地震への 気象庁の対応について ( 報告 ) 気象業務の評価に関する懇談会 平成 23 年 5 月 31 日 気象庁 1 東北地方太平洋沖地震の状況 2 平成 23 年 (2011 年 ) 東北地方太平洋沖地震 平成 23 年 3 月 11 日 14 時 46 分発生 マグニチュード 9.0( 国内観測史上最大 ) 最大震度 7: 宮城県栗原市 震度分布 観測された津波の高さ 福島県相馬

More information

4

4 4.2 メンバー国での災害の特徴 表 5 メンバー国内の自然災害 ( メンハー国別 2002 年 ) ( 国名 / 災害の種類 / 災害特性 ) 被害額 国名災害の種類災害数死者数被災者数 US$(000 s) バングラデシュ 疫病 1 96 49,904 異常気温 1 700 50,000 洪水 1 10 1,500,000 暴風 4 122 101,400 バングラデシュ合計 7 928 1,701,304

More information

untitled

untitled 2008 6 14 8 43 8km M J 7.2 6 6 5 2008 6 17 21 30 10 12 286 4 6 204 etc. 2 BCPBusiness Continuity Plan TEC-FORCE TEC-FORCE 2008 5 2007 10 3 3 54 2008 6 18 ...1...3...3...4...5...6...6...7...8...9...10...15...15...17...17...17

More information

平成 28 年 4 月 16 日 01 時 25 分頃の熊本県熊本地方の地震 震度分布図 各地域の震度分布 : 震央 各観測点の震度分布図 ( 震央近傍を拡大 )

平成 28 年 4 月 16 日 01 時 25 分頃の熊本県熊本地方の地震 震度分布図 各地域の震度分布 : 震央 各観測点の震度分布図 ( 震央近傍を拡大 ) 報道発表資料平成 28 年 4 月 16 日 03 時 30 分気象庁 平成 28 年 (2016 年 ) 熊本地震 について ( 第 7 報 ) 地震の概要 検知時刻 : 4 月 16 日 01 時 25 分 ( 最初に地震を検知した時刻 ) 発生時刻 : 4 月 16 日 01 時 25 分 ( 地震が発生した時刻 ) マグニチュード: 7.3( 暫定値 ; 速報値 7.1 から更新 ) 場所および深さ

More information

気候変化レポート2015 -関東甲信・北陸・東海地方- 第1章第4節

気候変化レポート2015 -関東甲信・北陸・東海地方- 第1章第4節 第 4 節富士山 父島 南鳥島の気候変化 4.1 富士山 父島 南鳥島の地勢富士山 ( 標高 3776m) は 日本一の名山として万葉集などの古歌にもうたわれる日本の最高峰で 山梨県と静岡県にまたがる成層火山である 昭和 7 年 (1932 年 ) に 中央気象台 ( 現気象庁 ) が臨時富士山頂観測所を開設した その後 富士山測候所が山頂の剣が峰に設置され 平成 20 年 10 月 1 日からは特別地域気象観測所に移行して気象観測が続けられている

More information

宮城県災害時気象資料平成 30 年台風第 24 号による暴風と大雨 ( 平成 30 年 9 月 29 日 ~10 月 1 日 ) 平成 30 年 10 月 3 日仙台管区気象台 < 概況 > 9 月 21 日 21 時にマリアナ諸島で発生した台風第 24 号は 25 日 00 時にはフィリピンの東で

宮城県災害時気象資料平成 30 年台風第 24 号による暴風と大雨 ( 平成 30 年 9 月 29 日 ~10 月 1 日 ) 平成 30 年 10 月 3 日仙台管区気象台 < 概況 > 9 月 21 日 21 時にマリアナ諸島で発生した台風第 24 号は 25 日 00 時にはフィリピンの東で 宮城県災害時気象資料平成 30 年台風第 24 号による暴風と大雨 ( 平成 30 年 9 月 29 日 ~10 月 1 日 ) 平成 30 年 10 月 3 日仙台管区気象台 < 概況 > 9 月 21 日 21 時にマリアナ諸島で発生した台風第 24 号は 25 日 00 時にはフィリピンの東で猛烈な勢力となり 日本の南を北上した 台風は29 日には大型で非常に強い勢力で沖縄付近を経て北東へ進み

More information

< F2D81798B438FDB817A95BD90AC E93788EC090D1955D89BF>

< F2D81798B438FDB817A95BD90AC E93788EC090D1955D89BF> 国政評第 6 6 号平成 22 年 3 月 31 日 気象庁長官 殿 国土交通大臣前原誠司 平成 20 年度に気象庁が達成すべき目標についての評価 中央省庁等改革基本法 ( 平成 10 年法律第 103 号 ) 第 16 条第 6 項第 2 号の規定に基づき 平成 20 年度に気象庁が達成すべき目標についての評価を次のとおり実施したので 通知する Ⅰ. 気象庁が達成すべき目標についての評価にあたってこの評価は

More information

1 想定地震の概要南海トラフで発生する地震は 多様な地震発生のパターンが考えられることから 次の地震の震源域の広がりを正確に予測することは 現時点の科学的知見では困難です そのため 本市では 南海トラフで発生する地震として 次の2つの地震を想定して被害予測調査を行いました (1) 過去の地震を考慮し

1 想定地震の概要南海トラフで発生する地震は 多様な地震発生のパターンが考えられることから 次の地震の震源域の広がりを正確に予測することは 現時点の科学的知見では困難です そのため 本市では 南海トラフで発生する地震として 次の2つの地震を想定して被害予測調査を行いました (1) 過去の地震を考慮し 1 想定地震の概要南海トラフで発生する地震は 多様な地震発生のパターンが考えられることから 次の地震の震源域の広がりを正確に予測することは 現時点の科学的知見では困難です そのため 本市では 南海トラフで発生する地震として 次の2つの地震を想定して被害予測調査を行いました 南海トラフ沿いでは 宝永地震 (1707) 安政東海 安政南海地震(1854) 昭 和東南海 (1944) 昭和南海地震(1946)

More information

<4D F736F F D BF D48A4F814089A194F6>

<4D F736F F D BF D48A4F814089A194F6> 桜島火山における空中熱赤外映像観測 京都大学防災研究所 横 尾 亮 彦 産業技術総合研究所 松 島 喜 雄 1 はじめに 2002 年以降 桜島の南岳山頂火口の噴火活動は比較的低調であり 爆発回数は年に 10 回 程度 火山灰放出量は最盛期の 1/1,000 1/10,000 程度で推移してきている その一方 南岳 南東斜面にある昭和火口では 2006 年 6 月に 58 年ぶりとなる噴火活動が再開し

More information

図 東北地方太平洋沖地震以降の震源分布図 ( 福島第一 第二原子力発電所周辺 ) 図 3 東北地方太平洋沖地震前後の主ひずみ分布図 ( 福島第一 第二原子力発電所周辺 )

図 東北地方太平洋沖地震以降の震源分布図 ( 福島第一 第二原子力発電所周辺 ) 図 3 東北地方太平洋沖地震前後の主ひずみ分布図 ( 福島第一 第二原子力発電所周辺 ) 平成 3 年 8 月 30 日東京電力株式会社 平成 3 年東北地方太平洋沖地震を踏まえた新耐震指針に照らした既設発電用原子炉施設等の耐震安全性の評価結果の報告に係る 原子力安全 保安院における検討に際しての意見の追加への対応について ( 追加指示 ) に基づく報告 概要版 当社は 平成 3 年 3 月 日に発生した東北地方太平洋沖地震 (M9.0) 以降の地震の発生状況及び地殻変動 ( 地盤の動き

More information

(c) (d) (e) 図 及び付表地域別の平均気温の変化 ( 将来気候の現在気候との差 ) 棒グラフが現在気候との差 縦棒は年々変動の標準偏差 ( 左 : 現在気候 右 : 将来気候 ) を示す : 年間 : 春 (3~5 月 ) (c): 夏 (6~8 月 ) (d): 秋 (9~1

(c) (d) (e) 図 及び付表地域別の平均気温の変化 ( 将来気候の現在気候との差 ) 棒グラフが現在気候との差 縦棒は年々変動の標準偏差 ( 左 : 現在気候 右 : 将来気候 ) を示す : 年間 : 春 (3~5 月 ) (c): 夏 (6~8 月 ) (d): 秋 (9~1 第 2 章気温の将来予測 ポイント 年平均気温は 全国的に 2.5~3.5 の上昇が予測される 低緯度より高緯度 夏季より冬季の気温上昇が大きい (2.1.1) 夏季の極端な高温の日の最高気温は 2~3 の上昇が予測される 冬季の極端な低温の日の最低気温は 2.5~4 の上昇が予測される (2.2.2) 冬日 真冬日の日数は北日本を中心に減少し 熱帯夜 猛暑日の日数は東日本 西日本 沖縄 奄美で増加が予測される

More information

参考資料 火山噴火予知連絡会 火山情報の提供に関する検討会 開催実績 火山情報の提供に関する検討会 ( 第 1 回 ) 日時 : 平成 26 年 10 月 27 日 ( 月 )16 時 30 分 ~19 時 05 分場所 : 気象庁 2 階講堂 火山情報の提供に関する検討会 ( 第 2 回 ) 日時 : 平成 26 年 11 月 19 日 ( 水 )10 時 00 分 ~12 時 30 分場所 :

More information

地震の概要 検知時刻 : 1 月 3 日 18 時分 10 発生時刻 : 1 月 3 日 18 時 10 分 マグニチュード: 5.1( 暫定値 ; 速報値 5.0から更新 ) 場所および深さ: 熊本県熊本地方 深さ10km( 暫定値 ) 発震機構 : 南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型 ( 速報

地震の概要 検知時刻 : 1 月 3 日 18 時分 10 発生時刻 : 1 月 3 日 18 時 10 分 マグニチュード: 5.1( 暫定値 ; 速報値 5.0から更新 ) 場所および深さ: 熊本県熊本地方 深さ10km( 暫定値 ) 発震機構 : 南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型 ( 速報 地震の概要 検知時刻 : 1 月 3 日 18 時分 10 発生時刻 : 1 月 3 日 18 時 10 分 マグニチュード: 5.1( 暫定値 ; 速報値 5.0から更新 ) 場所および深さ: 熊本県熊本地方 深さ10km( 暫定値 ) 発震機構 : 南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型 ( 速報 ) 報道発表地震解説資料第 1 号 平成 31 年 1 月 3 日 21 時 30 分福岡管区気象台平成

More information

(3) 爆発的噴火の基準上述の噴火の区分とは別に 爆発的噴火 という呼称を使うことがある 阿蘇山における爆発的噴火とは 爆発地震があり 古坊中 ( 火口から約 1km) の観測点で 30Pa 以上の空振 もしくは仙酔峡 ( 火口から約 2km) の観測点で 20Pa 以上の空振を伴うものとしている

(3) 爆発的噴火の基準上述の噴火の区分とは別に 爆発的噴火 という呼称を使うことがある 阿蘇山における爆発的噴火とは 爆発地震があり 古坊中 ( 火口から約 1km) の観測点で 30Pa 以上の空振 もしくは仙酔峡 ( 火口から約 2km) の観測点で 20Pa 以上の空振を伴うものとしている 平成 19 年 12 月 1 日運用開始 平成 30 年 4 月 23 日現在 気象庁 阿蘇山の噴火警戒レベル判定基準とその解説 1. 想定する噴火の規模 様式と現象 (1) 噴火場所 1 中岳火口 阿蘇山の有史以来の噴火の大部分は中岳火口で発生している 阿蘇山で近代的な火山観測 が開始された 1931 年頃は 第 1 第 2 第 4 火口が噴火をしており 1929 年までは第 4 火口 が活発であったとされるが

More information

Microsoft PowerPoint - Ikeda_ ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - Ikeda_ ppt [互換モード] 東北地方の気候の変化 平成 24 年 3 月 5 日 仙台管区気象台 ヤマセ研究会 池田友紀子 1 写真 :K.Honda 東北地方の気温の変化 東北の年平均気温は 100 年あたり 1.2 の割合で上昇 東北地方の年平均気温 1990 1999 2004 1984 1897 1913 1945 変化率 :1.2 /100 年 東北地方の年平均気温の変化 (1890~2010 年 ) 青森 秋田 宮古

More information

3.[ トップ画面 ] データ放送連携トップ画面 トップ画面には ゆめネットデータ放送と連携した情報が表示されます " メニュー部分を左右に移動させると様々な情報メニューが表示されます " 情報メニューをタップすると内容が表示されます " データ放送以外の情報は 下部のタブメニューをタップすると他の

3.[ トップ画面 ] データ放送連携トップ画面 トップ画面には ゆめネットデータ放送と連携した情報が表示されます  メニュー部分を左右に移動させると様々な情報メニューが表示されます  情報メニューをタップすると内容が表示されます  データ放送以外の情報は 下部のタブメニューをタップすると他の ゆめデータ (ios/android) 操作マニュアル このアプリは 防災情報のプッシュ通知や 避難所を検索する機能を搭載し ゆめネットのデータ放送と連携したスマートフォン向けの地域情報と防災情報配信アプリです 基本的には ゆめネット笠岡放送をご利用のお客様に向けたアプリとしてご提供させて頂きます! スマートフォンは ios および Android に対応しています! ご利用には モバイルデータ通信および

More information

Microsoft Word - 615_07k【07月】01_概況

Microsoft Word - 615_07k【07月】01_概況 栃木県の気象概況令和元年 (2019 年 ) 7 月 気象概況 宇都宮地方気象台 7 月 : この期間は 上旬から下旬初めは梅雨前線や寒気を伴った気圧の谷の影響及び オホーツク海高気圧からの冷たく湿った空気の影響で 曇りや雨の日が多かった 下旬の中ごろから台風や高気圧の縁を回って流れ込む湿った空気や 台風第 6 号からの湿った空気の影響で大気の状態が不安定となった 27 日は発達した積乱雲により佐野市で突風が発生した

More information

(2/ 8) 4 月の地震活動概要 4 月に内の震度観測点で震度 1 以上を観測した地震は5 回 (3 月は1 回 ) でした 平成 28 年 (2016 年 ) 熊本地震続報 28 日 14 時 08 分に熊本県熊本地方で発生した M3.6 の地震 ( 深さ 12km) により 熊本県の八代市 宇

(2/ 8) 4 月の地震活動概要 4 月に内の震度観測点で震度 1 以上を観測した地震は5 回 (3 月は1 回 ) でした 平成 28 年 (2016 年 ) 熊本地震続報 28 日 14 時 08 分に熊本県熊本地方で発生した M3.6 の地震 ( 深さ 12km) により 熊本県の八代市 宇 深さの地震活動概況 (2018 年 4 月 ) (1/ 8) 平成 30 年 5 月 11 日宮崎地方気象台 N は図中に表示した地震の数を示しています 以下同じ 9 日 01 時 32 分に島根県西部で発生した地震については範囲外です 震央分布図 (2018 年 4 月 1 日 ~30 日 M0.0 以上 深さ 200 km以浅 ) 地震の規模 ( マグニチュード M) は記号の大きさで 震源の深さを記号と色で示しています

More information

高速かつ高精度な洪水シミュレータ「DioVISTA/Flood Simulator」を発売

高速かつ高精度な洪水シミュレータ「DioVISTA/Flood Simulator」を発売 2006 年 6 月 2 日株式会社日立製作所株式会社日立エンジニアリング アンド サービス財団法人日本気象協会 高速かつ高精度な洪水シミュレータ DioVISTA/Flood Simulator を発売 株式会社日立製作所 ( 執行役社長 : 古川一夫 / 以下 日立 ) 株式会社日立エンジニアリング アンド サービス ( 取締役社長 : 矢内勝也 ) 財団法人日本気象協会首都圏支社( 支社長 :

More information

<4D F736F F D C835894AD955C8E9197BF5F8BAD906B A835E5F31322E646F63>

<4D F736F F D C835894AD955C8E9197BF5F8BAD906B A835E5F31322E646F63> プレス発表資料 平成 23 年 6 月 21 日独立行政法人防災科学技術研究所 日本列島の今の揺れ ( 強震モニタ ) をクラウド発信 独立行政法人防災科学技術研究所 ( 茨城県つくば市 理事長 : 岡田義光 )( 以下 防災科研 ) では 全国に設置した強震計 ( 強い揺れをはかることの出来る地震計 ) により観測される地面の揺れを常時リアルタイムで発信しています このシステムは強震モニタとよばれ

More information

スライド 1

スライド 1 P.1 NUMO の確率論的評価手法の開発 原子力学会バックエンド部会第 30 回 バックエンド 夏期セミナー 2014 年 8 月 7 日 ( 木 ) ビッグパレットふくしま 原子力発電環境整備機構技術部後藤淳一 確率論的アプローチの検討の背景 P.2 プレート運動の安定性を前提に, 過去 ~ 現在の自然現象の変動傾向を将来に外挿し, 地層の著しい変動を回避 ( 決定論的アプローチ ) 回避してもなお残る不確実性が存在

More information

Microsoft Word - 223回予知連表紙.doc

Microsoft Word - 223回予知連表紙.doc 資料 8 第 2 2 3 回 地震予知連絡会資料 2019 年 5 月 22 日 京都大学防災研究所 第 223 回地震予知連絡会提出資料 目 次 Ⅰ. 日向灘の地殻活動等 (3c) 1. 日向灘の地震 (2019 年 5 月 10 日,Mj = 6.3) について 1 2.GNSS 観測による日向灘の地震 (M6.3) の地殻変動 4 3.ETAS モデルを用いた南海トラフ 日向灘における地震活動の異常性の評価

More information

8km M km M M8.4 1M M M 東北地方太平洋沖で想定されていた地震 Fig % 8 9% M8. 6 3m M % Fig.1 Distribution of

8km M km M M8.4 1M M M 東北地方太平洋沖で想定されていた地震 Fig % 8 9% M8. 6 3m M % Fig.1 Distribution of 東日本大震災 A Catastrophic Earthquake in Tohoku, Japan 1) 東北地方太平洋沖地震の地震 地震動について 1) Earthquake and Strong Ground Motion of the 211 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake 小林喜久二 Kikuji Kobayashi *1 211 3 11

More information

Microsoft PowerPoint - ①【最終】防災・減災に向けた国土地理院の取り組み

Microsoft PowerPoint - ①【最終】防災・減災に向けた国土地理院の取り組み 地震に関する体制 国 地方公共団体等の防災対策 連携 中央防災会議 科学技術 学術審議会測地学分科会 地震予知連絡会 ( 事務局国土地理院 ) 地震防災対策強化地域判定会 地震調査研究推進本部 ( 本部長文部科学大臣 ) 総合基本施策調査観測計画 地震調査委員会 ( 共同庶務 : 文部科学省 気象庁 国土地理院 ) 政策委員会 調査観測データ 研究成果 調査観測 研究等の実施 文部科学省国土地理院気象庁

More information

参考資料

参考資料 1-3. 紫外線量の変動要因 紫外線の量は 太陽の高度 オゾン全量 雲の状況 エアロゾルの量 地表面の反射率などの変化によって変動する 天気の変化は雲量の変化というかたちで紫外線量に影響を与える 海抜高度の高いところでは 大気の層の厚さが薄くなることにより 紫外線量が増加する (+10~12%/1,000m) また 大気汚染や霞といった現象は 地上における大気混濁度を地域的に増加させ 紫外線量を減少させる要因となる

More information

. ポイント 火山活動の変化を的確に検知し 迅速に登山者等に伝達できる 観測体制強化 関係機関への情報伝達迅速化 屋外放送 携帯端末 パトロールから伝達等 予測不能な突発的噴火の際 避難できる施設が整備されている 噴石等に耐えられる堅牢施設 避難すべき施設を登山者が認知等 噴火警報発表時 噴火時に登

. ポイント 火山活動の変化を的確に検知し 迅速に登山者等に伝達できる 観測体制強化 関係機関への情報伝達迅速化 屋外放送 携帯端末 パトロールから伝達等 予測不能な突発的噴火の際 避難できる施設が整備されている 噴石等に耐えられる堅牢施設 避難すべき施設を登山者が認知等 噴火警報発表時 噴火時に登 御嶽山防災力強化計画 ~ 火山であることの認識のもと 安心して登頂できる山を目指して ~ 平成 30 年 (2018 年 )3 月 木曽町 王滝村 長野県 Ⅰ 計画の趣旨 御嶽山は 平成 30 年 3 月 22 日現在 噴火警戒レベル1で火山活動は静穏な状態だが 火口から概ね1km の範囲内は必要な安全対策が整うまでの間 立入規制を継続している 御嶽山は 地域の住民はもとより広く多くの人々に敬愛され

More information

1

1 < 参考資料 1> 想定最大規模降雨に関する地域区分について 我が国は 東西南北に広い上 脊梁山脈など地形特性もあり 例えば日本海側 太平洋側等といった地域ごとに気温や降雨などの気象の状況は異なる このため これまで観測された降雨データを用いて想定最大規模降雨を設定するにあたり 降雨の特性の類似する地域に区分することとする 気象現象に関する地域区分については 例えば地域別比流量図 ( クリーガー曲線

More information

対象地点 松戸市松戸 1276 付近 作成日 : 2017/12/16 データ提供

対象地点 松戸市松戸 1276 付近 作成日 : 2017/12/16 データ提供 対象地点 松戸市松戸 1276 付近 作成日 : 2017/12/16 データ提供 土地調査レポート のご利用について はじめに本規約は 国際航業株式会社 ( 以下 当社 といいます ) が提供する本レポートの利用に関して生ずる全ての関係に適用されるものとします 本規約においては 本レポートをアットホーム株式会社 ( 以下 アットホーム といいます ) が提供するサービスである 不動産データプロ から取得するものを利用者といい

More information

1 計画の目的 当施設は 箱根町地域防災計画に 活動火山対策特別措置法 ( 以下 活火山法 という ) 第 6 条に基づく 避難促進施設 として定められており 活火山法第 8 条に基づき本計画を定める 本計画は 当施設に勤務する者 ( 従業員 ) 施設の利用者 施設周辺にいる登山者 旅行者等の噴火時

1 計画の目的 当施設は 箱根町地域防災計画に 活動火山対策特別措置法 ( 以下 活火山法 という ) 第 6 条に基づく 避難促進施設 として定められており 活火山法第 8 条に基づき本計画を定める 本計画は 当施設に勤務する者 ( 従業員 ) 施設の利用者 施設周辺にいる登山者 旅行者等の噴火時 箱根山 ( 大涌谷 ) 噴火時等の 避難確保計画 箱根強羅旅庵香音 平成 29 年 5 月 9 日 1 計画の目的 当施設は 箱根町地域防災計画に 活動火山対策特別措置法 ( 以下 活火山法 という ) 第 6 条に基づく 避難促進施設 として定められており 活火山法第 8 条に基づき本計画を定める 本計画は 当施設に勤務する者 ( 従業員 ) 施設の利用者 施設周辺にいる登山者 旅行者等の噴火時等における円滑かつ迅速な避難の確保を図ることを目的とするものである

More information

第3回TB分科会/資料2-5「臨時地震観測へのIoTキャラバンシステム適用の検討」

第3回TB分科会/資料2-5「臨時地震観測へのIoTキャラバンシステム適用の検討」 第 3 回テストベッド分科会 @ 大手町 KDDI ホール 臨時地震観測への IoT キャラバンシステム適用の検討 東北大学理学研究科地震 噴火予知研究観測センター 内田直希 ( テストベッド分科会河口会長資料 ) IoT キャラバンシステムテストベッド IoT 環境が構築できる可搬型システム一式のテストベッド 多様なセンサデバイス 通信デバイス (WiFi/ LPWA / LTE / 衛星 ) 可搬式サーバ

More information

177 箇所名 那珂市 -1 都道府県茨城県 市区町村那珂市 地区 瓜連, 鹿島 2/6 発生面積 中 地形分類自然堤防 氾濫平野 液状化発生履歴 なし 土地改変履歴 大正 4 年測量の地形図では 那珂川右岸の支流が直線化された以外は ほぼ現在の地形となっている 被害概要 瓜連では気象庁震度 6 強

177 箇所名 那珂市 -1 都道府県茨城県 市区町村那珂市 地区 瓜連, 鹿島 2/6 発生面積 中 地形分類自然堤防 氾濫平野 液状化発生履歴 なし 土地改変履歴 大正 4 年測量の地形図では 那珂川右岸の支流が直線化された以外は ほぼ現在の地形となっている 被害概要 瓜連では気象庁震度 6 強 177 箇所名 那珂市 -1 都道府県茨城県 市区町村那珂市 地区 瓜連, 鹿島 1/6 発生面積 中 地形分類自然堤防 氾濫平野 液状化発生履歴 なし 土地改変履歴 大正 4 年測量の地形図では 那珂川右岸の支流が直線化された以外は ほぼ現在の地形となっている 被害概要 瓜連では気象庁震度 6 強を記録し 地震動が強い マンホールの浮上または周辺地盤の沈下 液状化によるものかどうかは明瞭でないが

More information

資料1 草津白根火山・本白根山1月23日噴火(東京工業大学草津白根火山観測所資料)

資料1 草津白根火山・本白根山1月23日噴火(東京工業大学草津白根火山観測所資料) 草津白根火山 本白根山 1 月 23 日噴火 本白根山 H30.1 噴火 その前後 資料 1 科学技術 学術審議会測地学分科会 ( 第 38 回 ) 地震火山部会 ( 第 29 回 ) 合同会議 H30.3.2 白根山 湯釜 H26.5 ~ H29.6 レベル 2 噴火に際して, 皆様から有形無形のご支援 励ましを頂きました. 厚く御礼申し上げます. 東京工業大学 草津白根火山観測所 2017/11/6

More information

気象サービス ( 独自の予報など ) 民間の気象会社 ( 予報業務許可を受けた事業者など ) 国民 大雨特別警報大雨注意報 大雨警報発表なし 高解像度降水ナウキャスト 土砂災害警戒判定メッシュ情報大雨警報 ( 土砂災害 ) の危険度分布 高危険度低 極めて危険非常に危険警戒注意今後の情報等に留意 大雨警報 ( 浸水害 ) の危険度分布 洪水警報の危険度分布 高危険度低 高危険度低 極めて危険非常に危険警戒注意今後の情報等に留意

More information

Taro-40-11[15号p86-84]気候変動

Taro-40-11[15号p86-84]気候変動 資 料 鹿児島県における気候変動に関する考察 1 福田哲也仮屋園広幸肥後さより東小薗卓志四元聡美満留裕己 1 はじめに近年地球上では気候変動, とりわけ気温上昇が多くの地域で観測されている その現象は我が国においても例外ではなく, 具体的に取りまとめたレポートとして, 文部科学省 気象庁 環境省が, 日本における地球温暖化の影響について現在までの観測結果や将来予測を2013 年に, 日本の気候変動とその影響

More information

火山噴火予知連絡会会報第 113 号 資料 5 第 14 回火山活動評価検討会議事概要 日時 ) 平成 24 年 9 月 27 日 ( 木 )13:00~16:00 場所 ) 気象庁 5F 大会議室出席者 ) 石原座長 井口 ( 京大防災研 ) 今給黎( 地理院 ) 植木( 東北大 ) 藤山( 内閣

火山噴火予知連絡会会報第 113 号 資料 5 第 14 回火山活動評価検討会議事概要 日時 ) 平成 24 年 9 月 27 日 ( 木 )13:00~16:00 場所 ) 気象庁 5F 大会議室出席者 ) 石原座長 井口 ( 京大防災研 ) 今給黎( 地理院 ) 植木( 東北大 ) 藤山( 内閣 資料 5 第 14 回火山活動評価検討会議事概要 日時 ) 平成 24 年 9 月 27 日 ( 木 )13:00~16:00 場所 ) 気象庁 5F 大会議室出席者 ) 石原座長 井口 ( 京大防災研 ) 今給黎( 地理院 ) 植木( 東北大 ) 藤山( 内閣府 ) 加藤 ( 海保 ) 川邉( 産総研 ) 小林( 鹿大 ) 中川( 北大 ) 中田( 東大地震研 ) 藤井 ( 会長 ) 吉松( 砂防部代理

More information

対象地点 那須塩原市東原 4 付近 作成日 : 2018/09/12 データ提供

対象地点 那須塩原市東原 4 付近 作成日 : 2018/09/12 データ提供 対象地点 那須塩原市東原 4 付近 作成日 : 2018/09/12 データ提供 土地調査レポート のご利用について はじめに本規約は 国際航業株式会社 ( 以下 当社 といいます ) が提供する本レポートの利用に関して生ずる全ての関係に適用されるものとします 本規約においては 本レポートをアットホーム株式会社 ( 以下 アットホーム といいます ) が提供するサービスである 不動産データプロ から取得するものを利用者といい

More information

別紙 1600 年分の自然災害を振り返る災害年表マップ ~スマートフォン タブレット対応のお知らせと Web 技術者向け API 配信項目拡大のご案内 ~ 1. 災害年表マップについて災害年表マップは 過去の自然災害事例を発生年ごとに市区町村単位で Web 地図上に表示する Web サービスです 地

別紙 1600 年分の自然災害を振り返る災害年表マップ ~スマートフォン タブレット対応のお知らせと Web 技術者向け API 配信項目拡大のご案内 ~ 1. 災害年表マップについて災害年表マップは 過去の自然災害事例を発生年ごとに市区町村単位で Web 地図上に表示する Web サービスです 地 プレス発表資料 平成 30 年 5 月 25 日 国立研究開発法人防災科学技術研究所 1600 年分の自然災害を振り返る災害年表マップ ~ スマートフォン タブレット対応のお知らせと Web 技術者向け API 配信項目拡大のご案内 ~ 国立研究開発法人防災科学技術研究所 ( 理事長 : 林春男 ) は 災害年表マップスマートフォン タブレット端末対応版 を公開します 災害年表マップは日本全国で発生した1600

More information

ああ

ああ 箱根山の噴火を想定した 大涌谷周辺の観光客等の避難誘導マニュアル 平成 27 年 3 月 箱根町箱根火山防災協議会 ああ 目 次 はじめに 1 1 目的 2 2 基本方針 2 3 避難の考え方 3 4 想定される事態 3 5 対処の流れ 4 6 具体的な対処の手順 (1) 箱根山で突発的に噴火が発生した場合 7 (2) 箱根山に気象庁から 火口周辺警報 が発表された場合 9 (3) 箱根山に気象庁から

More information

Microsoft Word - kirishima-sinmoe11.doc

Microsoft Word - kirishima-sinmoe11.doc 2 ALOS/ だいちから観測された霧島山新燃岳噴火 -2 では 陸域観測技術衛星 だいち を使い, 霧島新燃岳の噴火前後における衛星画像判読および SAR 干渉解析などを行った. 主な解析結果は次の通り. SAR 強度画像による判読 ( 図 1 および 2) PALSAR は雲や噴煙を透過することができる. 緊急観測が行われた 2011 年 1 月 27 日以降について判読した. その結果, 火口内に蓄積されていた溶岩は

More information

図 1 津波 AR アプリ起動画面 図 2 パノラマ画像を用いた AR アプリ ( 志津川 ) 図 3 津波 AR アプリ QR コード 図 4 パノラマ画像を用いたアプリ QR コードと位置情報コード

図 1 津波 AR アプリ起動画面 図 2 パノラマ画像を用いた AR アプリ ( 志津川 ) 図 3 津波 AR アプリ QR コード 図 4 パノラマ画像を用いたアプリ QR コードと位置情報コード 報道関係各位 平成 26 年 2 月 18 日 宮城教育大学環境教育実践研究センター 東北大学災害科学国際研究所 スマートフォンを用いた防災教育用アプリ 津波 AR を開発 公開しました 宮城教育大学環境教育実践研究センター 鵜川義弘教授 東北大学災害科学国際研究所 佐藤翔輔助教らの研究グループは スマートフォンを用いた防災教育用アプリケーション 津波 AR を共同開発しました 東日本大震災が発生して以来

More information

4. 国有林 GIS の活用 4. 1 国有林 GIS 本業務において, 解析に利用した国有林 GIS の諸元は表 のとおりである 表 国有林 GIS の諸元 国有林 GIS の諸元 バージョン 4.2 データセット 2009 年 3 月版 4-1

4. 国有林 GIS の活用 4. 1 国有林 GIS 本業務において, 解析に利用した国有林 GIS の諸元は表 のとおりである 表 国有林 GIS の諸元 国有林 GIS の諸元 バージョン 4.2 データセット 2009 年 3 月版 4-1 4. 国有林 GIS の活用 4. 1 国有林 GIS 本業務において, 解析に利用した国有林 GIS の諸元は表 4. 1-1 のとおりである 表 4. 1-1 国有林 GIS の諸元 国有林 GIS の諸元 バージョン 4.2 データセット 2009 年 3 月版 4-1 4. 2 国有林 GIS データを利用した解析 4. 2. 1 GIS データの処理手順 GIS データ ( 等高線 : ラインデータ

More information

2

2 この手引きの内容 本手引きは 新規に予報業務許可を受けようとする方 ( 事業者等 ) を対象として 申請手続の概要 申請書類の記載方法 許可事業者として留意すべき事項などを説明したものです 申請に当たっては この手引きに記載している申請方法や記載例をよく読んで 誤りのないようにしてください 本手引きは 気象庁ホームページ http://www.jma.go.jp/jma/k ishou/minkan/kyoka.htm

More information

Kmap ASCII singed 16 bit BMP PNG a 6 Kmap signed 16 bit 2 byte 2 2

Kmap ASCII singed 16 bit BMP PNG a 6 Kmap signed 16 bit 2 byte 2 2 CD GIS 1 GIS 2 GIS GIS MANDARA 1 3D 2 World Wind 3 Google Earth 4 GIS GIS Excel 1997 Kmap 5 12 3 4 1 Kmap DEM ASCII 50 m 2 GISKmap * 1 48 2 2007 Kmap 1 1 1 ASCII 1 2 1 3 2 2 1 4 8 2 2 3 3 1 3 2 3 4 singed

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 資料 2-3-3 次世代火山研究 人材育成総合プロジェクト 総合協議会 ( 第 2 回 ) H29.6.19 課題 D: 火山災害対策技術の開発事業責任機関 : 国立研究開発法人防災科学技術研究所 D1: 無人機 ( ドローン等 ) による火山災害のリアルタイム把握手法の開発アジア航測株式会社 D2: リアルタイムの火山灰ハザード評価手法の開発京都大学防災研究所 D3: 火山災害対策のための情報ツールの開発防災科学技術研究所

More information

(1) 近年の火山噴火近年 火山活動が全国的に活発化している 図 1 は 日本周辺における火山について 2010 年 1 月から 2016 年 12 月までの噴火警戒レベルが 2 以上 火口周辺危険または周辺海域警戒である火山 ( 以下 活動が活発な火山 とする ) の総数の推移を表したものである

(1) 近年の火山噴火近年 火山活動が全国的に活発化している 図 1 は 日本周辺における火山について 2010 年 1 月から 2016 年 12 月までの噴火警戒レベルが 2 以上 火口周辺危険または周辺海域警戒である火山 ( 以下 活動が活発な火山 とする ) の総数の推移を表したものである 2017 No.16 リスクマネジメント最前線 リスクマネジメント最前線 2017 l No.16 火山災害対策の現状 ~ 御嶽山の火山災害から 3 年を経て ~ 2014 年 ( 平成 26 年 )9 月 27 日に御嶽山で噴火が発生し 火口周辺に居合わせた登山者 58 名が死亡する大災害が発生した この災害から 3 年が経過し 行政における火山災害対策も強化されつつある 2011 年 ( 平成

More information

untitled

untitled 海を探る海洋調査の推進で 海洋立国日本の未来を拓く 海洋立国日本の未来を拓く海の情報 海上保安庁海洋情報部は 日本の経済を支える海上交通に不可欠な海図などの航海用刊行物を 前身となる水路部 時代を含め 130年余りにわたって提供してきました さらに 近年では海に関する多様なニーズに応え 最先端の技術を駆使して海洋調査を実施するとともに マリンレジャ ー情報 防災情報など 社会に貢献する情報を提供しています

More information

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 地震火山観測研究センター年報 : 2009 年度版 九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター Institute of Seismology and Volcanology,

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 地震火山観測研究センター年報 : 2009 年度版 九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター Institute of Seismology and Volcanology, 九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 地震火山観測研究センター年報 : 2009 年度版 九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター Institute of Seismology and Volcanology, Faculty of Sciences, Kyushu University https://doi.org/10.15017/18908

More information

Microsoft Word - j-contents5.doc

Microsoft Word - j-contents5.doc The 2011 East Japan Earthquake Bulletin of the Tohoku Geographical Association http://wwwsoc.nii.ac.jp/tga/disaster/ 18 April 2011 東北地方太平洋沖地震の津波により被災した地域の常住人口 - 三陸海岸から仙台湾岸にかけて- 宮澤 仁 ( お茶の水女子大学大学院准教授 )

More information