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れんかふじがわ
4 years ago
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1 IBM Cloud Private 基盤技術動向本アイビーエム株式会社クラウド事業本部 IBM Cloud Private

2 アジェンダ n クラウドネイティブとそれを実現する技術 n 仮想化技術の進化仮想マシン (VM) VMware(vSphere),PowerVM,etc. コンテナ Docker オーケストレーションの必要性と役割 Swarm, Kubernetes PaaS,Function / Servler less Cloud Foundry AWS Lambda,OpenWhisk n 構築の動化 Infrastructure as Code / Immutable Infrastructure Terraform, Chef, Ansible, Puppet, Saltstack n アプリケーションと開発マイクロサービスアーキテクチャーアジャイル開発,CD / CI Jenkins,UrbanCode Deployment 2

3 この章の的 nibm Cloud Private には, 常にたくさんの IT 技術オープンソースのソフトウェアアーキテクチャーや運スタイルの名前が登場します n これらの意味や特徴, 登場した背景を解説します 3

4 クラウドネイティブとそれを実現する技術

5 クラウドネイティブとは n ビジネス上の変化に, 企業のITシステムを迅速に追随させるためにクラウドの特性を最限活することを的とした実プラットフォームの特性運開発の法アプリケーションアーキテクチャーです 5

クラウドのを引き出す外部 API の活 API エコノミーコグニティブソリューション Lift モノリシック ( 枚岩 ) 個別最適化された開発オンプレ物理仮想化統合オンプレと同じ環境のクラウドで稼動コスト & スピード ( 固定から流動 ) IaaS 中仮想マシン低廉ストレージ Shift 企業データ既存サービスを API 公開 Top 9 rules クラウド対応 for

6 クラウドのを引き出す外部 API の活 API エコノミーコグニティブソリューション Lift モノリシック ( 枚岩 ) 個別最適化された開発オンプレ物理仮想化統合オンプレと同じ環境のクラウドで稼動コスト & スピード ( 固定から流動 ) IaaS 中仮想マシン低廉ストレージ Shift 企業データ既存サービスを API 公開 Top 9 rules クラウド対応 for cloud applications 柔軟になった基盤の活標準化と動化による最適化インフラ柔軟性 IaaS +DevOps DevOps で MW 構築とデプロイ動化リソースプールの活クラウドネイティブコンテナ型のクラウド環境迅速な拡張性 The 12 Factor Apps ビジネス価値の継続提供 PaaS 中 DevOps によるインクリメンタルなアプローチモジュール化開発スピード向上ビジネスイノベーション PaaS 中多様なサービスと API 連携コグニティブなアプリケーション従来にないビジネスモデルマイクロサービス柔軟な変更 / 機能追加 Micro services 6

アプリのアーキテクチャー Micro services DevOps CI / CD 開発者仮想化 /

7 クラウドネイティブを実現するための要素 n これらを満たせば Public Cloud を使していなくてもクラウドネイティブといえる 2. 様々な Best Practice 3. 開発式 1. アプリのアーキテクチャー Micro services DevOps CI / CD 開発者仮想化 / Platform as Code / Immutable Infrastructure 4. 実基盤運スタイル 7

8 仮想化技術の進化

システムを仮想化する技術の進化 1996 2003 2013 2015 物理サーバー所有物理サーバーホスティング Baremetal 仮想サーバー Virtualization コンテナ Runtime サーバーレス Function 構築の動化

9 システムを仮想化する技術の進化物理サーバー所有物理サーバーホスティング Baremetal 仮想サーバー Virtualization コンテナ Runtime サーバーレス Function 構築の動化 Infrastructure as Code アプリケーションデータランタイムミドルウェア OS 仮想化サーバーストレージネットワークビジネス価値を直接的にみ出している部分ユーザーが管理すべき領域を低減産的な活動から開放し, より価値をみ出す作業に集中できるように進化

10 仮想サーバー (Virtualization) n ハイパーバイザーを導し, 仮想マシン (VM) を構成して, 独した環境を提供する技術それぞれの VM には OS が導される n 仮想サーバーの的剰余リソースの共有有効活 CPU やディスク資源などの柔軟な変更 H/W とシステムの依存関係の解消サーバー環境をファイル等にカプセル化よく使われる技術 (x86/x64 系 ) n VMware n Hyper-V n Xen n KVM よく使われる技術 ( その他 ) n PowerVM n z/vm n Oracle VM Server for SPARC

をゲストとして稼働させることができる n サーバー環境だけでなく, クライアント環境の仮想化でも使される VMware vsphere: サーバー環境の仮想化

11 VMware / vsphere n VMware 社が提供 1998 年にアメリカで設 2004 年 1 に EMC コーポレーション ( 現 :Dell EMC) 傘下 2007 年 8 にニューヨーク証券取引所で株式公開 n Intel x86/x64 環境で多く使われているハイパーバイザー Intel 系で稼働する多くの OS をゲストとして稼働させることができる n サーバー環境だけでなく, クライアント環境の仮想化でも使される VMware vsphere: サーバー環境の仮想化 VMware Workstation / VMware Fusion: クライアント環境の仮想化 n 複数の仮想化環境を効率的に管理するツール vcenter Server を提供 11

CPU 割り当てなど細やかなリソース管理が可能 n 歴史 2001 年 AIX 5.1 LPAR サポート 2002 年 AIX 5.

12 PowerVM(LPAR/DLPAR) n IBM の Power を使した環境で使われる仮想化技術の総称ゲスト OS として AIX,IBM i や各種 Linux をサポートファームウェアの機能を使して LPAR( 論理パーティション ) や DLPAR( ダイナミック LPAR) を実現 n 数単位の CPU 割り当てなど細やかなリソース管理が可能 n 歴史 2001 年 AIX 5.1 LPAR サポート 2002 年 AIX 5.2 DLPAR をサポート 2004 年 AIX 5.3 Virtual I/O Server (VIOS) 2008 年 Lx86 (x86 Linux バイナリを Power 上で実 ) 12

13 仮想マシンからコンテナへ n 仮想マシンでは, それぞれ個別に OS が導されている OS は, それ体が多くのリソースを利するソフトウェア多くの場合, 起動にもい時間がかかる n OS 機能はホストを利し, プロセスごとに分離された環境で実することでリソースを幅に節約して, 仮想化を実現することができる CPU やメモリなどのリソース, Disk/File System やユーザー ID, プロセス ID, ネットワークなどを分離仮想環境の起動が短時間多くの OS に標準で備わった機能 BSD Jail(2000 年 ) Solaris Zone(2005 年 ) Linux cgroups(2008 年 ), Linux Containers(LXC) OS OS ハイパーバイザーサーバーリソース仮想マシン環境ホスト側コンテナーエンジン OS サーバーリソースコンテナー環境ホスト側 13

仮想マシン (VM) とコンテナの違い仮想マシン (VM) コンテナ OSの機能仮想マシンごとに持つホスト側の機能を共して利ゲストで利できるOS 基本的に由ホスト側と同じものだけゲスト側の起動にかかる時間い (OSの起動時間) 短い ( プロセスの起動時間 ) 仮想環境のイメージのサイズきい ( 数 Gバイト ) さい ( 数 Mバイト ) プロセスID, ユーザー ID

14 仮想マシン (VM) とコンテナの違い仮想マシン (VM) コンテナ OSの機能仮想マシンごとに持つホスト側の機能を共して利ゲストで利できるOS 基本的に由ホスト側と同じものだけゲスト側の起動にかかる時間い (OSの起動時間) 短い ( プロセスの起動時間 ) 仮想環境のイメージのサイズきい ( 数 Gバイト ) さい ( 数 Mバイト ) プロセスID, ユーザー ID 仮想マシンごとに持つコンテナごとにもてるネットワーク資源分離分離可能ホスト側からゲストのファイル参照ネットワーク共有やマウントなどが必要直接参照が可能ゲスト側からホストのファイル参照ネットワーク共有などが必要ネットワーク共有などが必要ファイルアクセスのオーバーヘッドファイルシステムが重になることもほとんどなしセキュリティ OSに脆弱性があっても他のVMにアクセス不可 OSの脆弱性で他のコンテナにアクセス可能集約度い ( 数個数 ) 極めてい ( 数百数千 ) 14

Docker Store が提供されている豊富なベースイメージが提供されている n 初期バージョンでは LXC を利していたが, 現在は独にコンテナ機能を提供 n 現在は Windows や Mac でも利

15 Docker n 2013 年から Docker 社によってリリースされている Linux 環境のコンテナ環境 2017 年現在,Linux のコンテナ環境としては, デファクトスタンダードに n コンテナ環境を可搬性のある Docker イメージとして定義 Docker イメージは基本的に Read Only / 差分情報によるカスタマイズが容易イメージファイルを流通させる Docker Hub / Docker Store が提供されている豊富なベースイメージが提供されている n 初期バージョンでは LXC を利していたが, 現在は独にコンテナ機能を提供 n 現在は Windows や Mac でも利可能仮想マシンで Linux を動かしそのなかで Docker コンテナが稼働主に開発途で使 Dockerfile 独の App Framework WebSphere Liberty Alpine Linux Docker イメージ 15

16 レイヤー化されている Docker イメージ n コンテナへの書込はレイヤーとして保存される n レイヤーをコミットすると, 新しいイメージを作成できるレイヤーヒストリー ( イメージのバージョン ) 書込可能イメージ読み書きアクセス現在のコンテナ ( 更新差分 ) 参照 n 提供されているベースイメージを利しカスタマイズしてそれぞれの環境を構築コミットイメージコミットイメージ Node.js パッケージを追加 Nginx パッケージを追加参照参照 n 連の作業を Dockerfile として記述可能ベースイメージ Cent OS ディストリビューション 16

Docker に対しては様々なオーケストレーションツールが乱有なものとして残ったのが n Docker Swarm Docker

17 Docker 環境のオーケストレーションツール n コンテナ環境を本番環境で本格的に使うためには多数のコンテナを統合的に構成管理するオーケストレーションツールが必須 n VMware では vsphere/vcenter Server という優れたツールが提供 n Docker に対しては様々なオーケストレーションツールが乱有なものとして残ったのが n Docker Swarm Docker 社純正のツール n Kubernetes Google 提供の OSS n 2017 年秋,Docker 社が Kubernetes サポートを表明 Kubernetes が勝者に 17

18 Kubernetes とは n Google が中になって開発しているオープンソースのコンテナ環境オーケストレーションツール Google では 2000 年代半ばから社内で多数のコンテナ環境を利しており, その管理のために Borg というツールを利していた (2014 年の時点で毎週, 世界中で 20 億個以上のコンテナを起動している ) その Borg をベースとしたオーケストレーションツールを 2015 年より Kubernetes として公開 n 管理概念が抽象化されており, Docker だけでなく多くのコンテナ環境を管理することができる設計になっている Google 内部では Docker ではなく Linux cgroups が使されている模様 n コンテナ環境の構築や運に必要な多くの機能が提供されている 18

19 Kubernetes の名前 n クーバネィテスと読むが多い n クバネテスクーバネティスキューバネテスもよく聞きます n ギリシャ語由来の葉なので, 応クーベルネイティスが正しい読み κυβερνήτης は船の操舵, 船, 知事というような意味 n いので Kube( クーベキューブ ) とか K8s( ケーハチエス ) と略される章では K8s, 会話では Kube というのが主流です 19

20 Kubernetes の提供する機能 n 複数のホストにわたるコンテナのオーケストレーション実環境をノード, コンテナやその集合を Pod, アプリケーションインスタンスとして管理 n ハードウェアの使効率を最適化するクラスタリング機能平オートスケール機能 n アプリケーションのデプロイと更新の制御動化ローリングアップデートなども提供 n サービスディスカバリルーティングの制御 n セキュリティパスワードなどの機密情報の管理認証認可 API サーバーのアクセス制御 n ストレージ管理 n 外部クラウドとの連携 20

21 Kubernetes の基本概念キーワード解説 Kubernetes 環境クラスターノードノードコンテナー Docker コンテナーランタイム ( インスタンス ) イメージ Docker コンテナーの実時に必要なファイルシステム, イメージレイヤーの集合体 Pod Pod Pod Pod Pod 同じ計算リソースネットワークストレージを共有する緊密な関係をもった 1 つ以上のコンテナーグループ Kubernetes での管理単位 = 1 コンテナーアプリケーションインスタンスノードクラスター厳密には定義できない抽象的な概念 1 コンテナーで 1 つのアプリケーションインスタンスが動いていたり 1 つのアプリケーションの部が動いていたりする Kubernetes 環境をホストする OS が稼働する仮想マシン / 物理マシンに相当 1 つまたは複数のノードから構成されるインスタンスとも呼ばれる 21

Kubernetes のアーキテクチャー Master ノード管理コンソール (router) Calico ポリシーコントローラー Default Backend Rescheduler VIP 管理 UCarp DNS Kube-DNS ログ監視 Elastic Search

ノード Ansible ベースインストーラー & 運管理 etcd Kubernetes コア K8 Proxy Kubelet K8 Scheduler K8 Control Manger K8 API Server Workerノード Workerノード Proxyノード K8 Proxy

22 Kubernetes のアーキテクチャー Master ノード管理コンソール (router) Calico ポリシーコントローラー Default Backend Rescheduler VIP 管理 UCarp DNS Kube-DNS ログ監視 Elastic Search Heapster Logstash Filebeat イメージ管理イメージ Mgr Docker レジストリ App Center Unified ルーター Helm レポジトリ Tiller 認証認証マネジャー Keystone Maria DB LDAP Boot ノード Calico ノード Ansible ベースインストーラー & 運管理 etcd Kubernetes コア K8 Proxy Kubelet K8 Scheduler K8 Control Manger K8 API Server Workerノード Workerノード Proxyノード K8 Proxy Kubelet K8 Proxy Kubelet K8 Proxy Kubelet Ingressコントローラー Calico ノード Filebeat Calico ノード Filebeat UCarp ユーザーアプリケーションユーザーアプリケーション Calico ノード Filebeat 永続ストレージ 22

23 PaaS,Function / サーバーレス n アプリケーション実環境の管理を気にせずに, 実するアプリケーションのみに注できる環境を提供するもの逆にうと, 実環境は仮想化されていて, 利者側から制御することはできない n Platform as a Service(PaaS) アプリケーションの実環境を直接プラットフォームで提供 Cloud Foundry などを利して提供される n Function / サーバーレスアーキテクチャー Function as a Service(FaaS) とも呼ばれる Function という形で記述したビジネスロジックを実する環境を提供 IBM:Open Whisk Amazon:Lambda,Google Cloud Functions,Microsoft:Azure Functions 23

Cloud Foundry n PaaS 環境を提供するためのオープンソース環境 2011 年に VMware 社が公開 2013 年,VMware 社が設した Pivotal 社に開発を移管 2014 年, 営利法 Cloud Foundry Foundation を設して開発を移管 IBM,VMware,HP,SAP や NTT, 富通, など 44 の企業が参加 n

24 Cloud Foundry n PaaS 環境を提供するためのオープンソース環境 2011 年に VMware 社が公開 2013 年,VMware 社が設した Pivotal 社に開発を移管 2014 年, 営利法 Cloud Foundry Foundation を設して開発を移管 IBM,VMware,HP,SAP や NTT, 富通, など 44 の企業が参加 n Heroku 社の開発した Buildpack が利可能語やフレームワークごとに実環境を定義する仕組み Java/Java EE や PHP,Ruby などの Buildpack が代表的 n 提供されている Buildpack を使すれば, サーバー環境を考慮することなくアプリケーションを実できる逆にうと, サーバー環境はほとんどさわれない n 内部ではコンテナ技術を利 ( 独 ) 24

Amazon Web Service: Lambda n Amazon が提供するサーバーレスアーキテクチャーの代表的存在 2014 年末より AWS 上でサービスが提供開始 n 般の PaaS が, PaaS 環境でも使されているアプリケーションをそのまま実してくれるのに対して, 専のアプリを実装して使する現在は現在は Node.

25 Amazon Web Service: Lambda n Amazon が提供するサーバーレスアーキテクチャーの代表的存在 2014 年末より AWS 上でサービスが提供開始 n 般の PaaS が, PaaS 環境でも使されているアプリケーションをそのまま実してくれるのに対して, 専のアプリを実装して使する現在は現在は Node.js,Java,C# および Python が実装に使できる n イベントドリブン型の処理を Function として定義するたとえば AWS S3 上にファイルが追加されたらフォーマットを解析して DB にれるなど n AWS 上の様々なサービスをイベントソースとして利可能 n 処理にかかった時間やメモリに応じたきめ細かな課体系が特徴 n サーバーのインスタンス数等は設定不要 ( 不可 ) 負荷に応じて動的にスケーリング 25

と同様のイベントドリブン型モデル event を trigger にして action を実 n 現在は,action の実装に

26 Open Whisk n IBM が提供しているオープンソースのサーバーレス環境 2016 年より提供開始現在 Apache Software Foundation でインキュベーションプロジェクトに n AWS Lambda と同様のイベントドリブン型モデル event を trigger にして action を実 n 現在は,action の実装に Node.js と Swift が使可能 n IBM Cloud 上で利すれば, 同サービスの様々なイベントを trigger として利可能 26

27 仮想化環境のまとめオンプレミス Bare Metal 代表例コントール可能な範囲従来からの互換性 H/W OS bin/lib コード IBM Cloud Bare Metal Servers 利可能になるまでの時間可搬性性能オーバーヘッド仮想マシン IaaS VMware, PowerVM, 各社 IaaS / コンテナ Docker PaaS Cloud Foundry サーバーレス Amazon Lambda, Open Whisk 27

28 構築の動化

: 実環境を直接変更するこれからは : 環境を構築するコードを修正し, 環境を再構築作業による再現性のない作業 (

29 構築の動化と Platform as Code / Immutable Infrastructure 基盤技術者はソフトウェア開発者になる n サーバー環境の構築は, 全て動化ツールでう n 実環境に問題がつかった場合 : 従来は : 実環境を直接変更するこれからは : 環境を構築するコードを修正し, 環境を再構築作業による再現性のない作業 ( の繰り返し ) コード実による均質な作業と実結果量のドキュメント作業順書の整備短時間で確実なアウトプット動化された履歴管理 29

30 WebSphere Application Server の例 nwas traditional 導済み環境や構成ファイルはコピーできない専のインストーラーで数時間かけて導専のツール (GUI/CUI) で構成を作成修正その結果作業中の運台帳ベースの履歴管理章化 nwas Liberty 導イメージや構成ファイルをコピーできるファイルを展開するだけで数秒で導構成を直接編集, 外部ツールで履歴管理その結果動作業中の運ツールによる履歴管理コードによる設計管理コンソール (GUI) アプリケーション wsadmin( スクリプト ) パラメーター設計書運順書変更管理台帳... Liberty Collective 設定ファイル変更履歴管理動配布 Jenkins

Terraform n HashiCorp 社の提供するオープンソースインフラ構築動ツール HashiCorp 社は 2012 年設

各社のクラウドや各種プラットフォームを対象とした構築ツール AWS,Azure,Google Cloud,Heroku での環境作成 ( 旧

Infrastructure as Code 環境構築を Code として記述することができる Plan: Preview change

31 Terraform n HashiCorp 社の提供するオープンソースインフラ構築動ツール HashiCorp 社は 2012 年設 Vagrant( 開発環境構築ソフト ) や Vault( 機密情報管理ツール ) を公開 2014 年より Terraform を公開 n 各社のクラウドや各種プラットフォームを対象とした構築ツール AWS,Azure,Google Cloud,Heroku での環境作成 ( 旧 Softlayer にも対応 ) VMware,Docker/Kubernetes,OpenStack などの環境構築 n 特徴 Write: Infrastructure as Code 環境構築を Code として記述することができる Plan: Preview change before applying Dry Run による事前プレビュー Create: Reproducible Infrastructure 再実再使可能な作成プラン 31

n Provisioner: ソフトウェアの導 local-exec: ローカルでのコマンド実

32 Terraform の機能 : 多くの Provider と Provisioner が提供 n Provider: 環境の構築 AWS Google OpenStack Heroku etc. n Provisioner: ソフトウェアの導 local-exec: ローカルでのコマンド実 remote-exec: リモートで実 chef: chefをキック file: ファイルを転送 etc. 32

n Ruby をもとにした DSL( ドメイン語 ) でレシピを記述ミドルウェアの導, 構成の作成, 各種基盤設定などが記述可能

33 CHEF n Chef Software 社が公開しているオープンソース環境構築ツール 2008 年に国のコンサルタント Adam Jacob が作成して公開 Jacob は Jesse Robbins らとともに Chef Software 社 ( 設時は Opscode 社 ) を設 n Ruby をもとにした DSL( ドメイン語 ) でレシピを記述ミドルウェアの導, 構成の作成, 各種基盤設定などが記述可能レシピをもとにサーバー環境を動構築 n 実前に OS の導などはすんでいる必要があるため, Terraform などの組み合わせて使されることが多い 33

Puppet,Ansible,Saltstack n Puppet 2005 年よりPuppet

的 ( だった ) n Ansible Redhatが公開しているオープンソース環境構築ツール 2012

形式で書かれたPlaybookを元に環境を構築構成される側にエージェントが不要 (SSHとPython 実

34 Puppet,Ansible,Saltstack n Puppet 2005 年よりPuppet 社が公開しているオープンソース環境構築ツール Chef 同様にRubyで作られており, 使する構成ファイルもRuby 的 ( だった ) n Ansible Redhatが公開しているオープンソース環境構築ツール 2012 年にAnsible 社が公開,2015 年にAnsible 社はRedhatに買収された YAML 形式で書かれたPlaybookを元に環境を構築構成される側にエージェントが不要 (SSHとPython 実環境があればいい ) n SaltStack 2011 年からSoltStack 社が公開しているオープンソース環境構築ツール YAML 形式で構成定義ネットワーク機器なども管理できる 34

35 アプリケーションと開発

マイクロサービスアーキテクチャー n ソフトウェアアーキテクチャーの家, マーティンファウラーの 2014 年 3 の Blog エントリー http://martinfowler.

36 マイクロサービスアーキテクチャー n ソフトウェアアーキテクチャーの家, マーティンファウラーの 2014 年 3 の Blog エントリー多くの成功しているインターネット企業が変化に対応するために採しているアーキテクチャーやノウハウを Best Practice としてまとめマイクロサービスと名前をつけた 36

37 マイクロサービスアーキテクチャーの特徴 n 単の ( モノリシックな ) アプリとして実装するのではなく, REST で連携する複数のサービスの統合として実装する変更の影響範囲を極化機能の再利を促進単なるアプリケーションの構造にとどまらず以下のような点について論じているもきな特徴 n アプリケーション開発法 n テスト本番環境の運 n IT システムを構築するための組織論 (Conway の法則 ) 37

38 マイクロサービスアーキテクチャーの的 n 変化に迅速に追随すること変化の速い UI コンポーネントと, 期にわたって使する業務ロジックを分離独して開発更新をえるようにする業務ロジックごとに動テストを定義し, 変更の影響を外部に伝搬させないようにする 1) UI コンポーネントを業務ロジックと分離 2) 各業務ロジックを分離 38

39 Continuous Delivery / Continuous Integration n IT システムをビジネスのスピードに追随させるには,Waterfall 型ではなく開発テストデプロイ運を何度も繰り返す Agile 開発が必須 n これらの程をツールによって動的にまわすパイプラインの構築が重要開発公開期間を短縮することで即応性をめることができるステアリング事業部開発テスト / 運デプロイ / 本番お客様運継続的なイノベーションフィードバック改善事業計画設計 / 開発コーディングテストデプロイフィードバック 39

Jenkins n 営利団体 Jenkins Project によりオープンソースとして公開されている Continuous Integration を実現するためのツール 2008 頃から, 当時 Sun 社員だった川を中とした Hudson プロジェクトでオープンソースとして開発されていた Hudson がベース Sun の Oracle 買収,Oracle による Hudson

40 Jenkins n 営利団体 Jenkins Project によりオープンソースとして公開されている Continuous Integration を実現するためのツール 2008 頃から, 当時 Sun 社員だった川を中とした Hudson プロジェクトでオープンソースとして開発されていた Hudson がベース Sun の Oracle 買収,Oracle による Hudson の商標登録にともない 2011 年に Jenkins として Fork n アプリケーションのビルド展開テストなどの処理をパイプラインとして動実 n プラグインによる拡張が容易で各種環境に対応バージョンコントロールシステム :Git,Subversion,CVS, ビルドシステム :Ant,Maven,Gradle, バッチファイル, ミドルウェア :Oracle,DB2,Tomcat,WebSphere, テスト実 :JUnit,JMeter,Selenium, 40

41 UrbanCode Deployment n テスト環境本番環境までのアプリケーションデプロイの動化をサポート n WAS Liberty の部品も提供され構成やアプリケーションの配布を簡単にオペレーションミスの削減数削減ガバナンス強化ボタンを押すだけで動デプロイが可能ドラッグ & ドロップでプロセスをビジュアルに定義 41

42 まとめ

43 クラウドネイティブな IT システムを構築するにはこれらのソフトウェアを組み合わせることで実現できますが, n ほとんどがオープンソースのツールです多くの選択肢の中からどのソフトウェアを選べばいいのか組み合わせて使するための構成をどうすればいいのかトラブルが起こったときのサポートをどうするのか n これらを IBM が選択し, 組み合わせ, サポートつきで提供するのが IBM Cloud Private です 43

Presentation Template Koji Komatsu

Presentation Template Koji Komatsu OpenStack Day 2013 Panel Discussion 2013-03-12 ヴイエムウェア株式会社テクニカルアライアンスマネージャ小松康二アジェンダ VMware のクラウドソリューション VMware と OpenStack クラウド時代の IT エンジニア - 2 - VMware のクラウドソリューション SDDC ( = Software-Defined Datacenter