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1 PEFC INTERNATIONAL STANDARD Requirements for PEFC scheme users PEFC ST 2002:2013 PEFC 国際規格 PEFCST2002:2013 PEFC 制度の利用者のための要求事項 2013 年 5 月 24 日 Chain of custody of forest based products requirements 林産品の CoC 要求事項 本規格は 一般財団法人日本ガス機器検査協会が PEFC ST2002:2013 を 参考として日本語訳したもので 参考訳に疑義が生じる場合は PEFC ST2002:2013 英語版を優先とする また 参考訳は 改定されることがある (2013 年 6 月版 ) JIA 解説 は JIA が提供する解説であり 本規格要求事項の一部ではない PEFC Council World Trade Center 1, 10 Route de l Aéroport CH-1215 Geneva, Switzerland Tel: +41 (0) , Fax: +41 (0) info@pefc.org, Web:

2 著作権のお知らせ 本文書は PEFC 評議会によって著作権が保護されている この文書は PEFC 評議会のウェブサイトから または 要求に応じて 入手することができる 著作権の対象となる本文書のいかなる部分も PEFC 評議会の許可なく 商業目的で いかなる形式や手段によってもこれを変更 訂正 複製 複写を行ってはならない 本文書の正式文書は英語である 本文書の翻訳は PEFC 評議会または PEFC 各国認証管理団体により提供することができる 疑義が生じる場合は 英語版を優先とする 文書名 : 林産品の CoC 要求事項文書番号 : PEFC ST 2002:2013 承認 : PEFC 評議会総会 Date: 2013 年 5 月 23 日発行 : 2013 年 5 月 24 日発効 : 2013 年 5 月 24 日移行期限 : 2014 年 2 月 24 日 PEFC ST 2002:2013 JP 2

3 目次 前書き... 5 序文 適用範囲 引用規格 用語と定義 材料 / 製品カテゴリーの確認 入荷段階における確認 供給者の認証状態の確認 デューディリジェンスシステム (DDS) に関する最低限の要求事項 一般 情報収集 リスク評価 実証を伴うコメントおよび苦情 重大なリスクの供給材の管理 一般 供給連鎖の確認 現地検証 是正手順 市場への出荷禁止 CoC 管理方式 一般 物理的分離方式 物理的分離方式の一般的要求事項 認証原材料 製品の分離 パーセンテージ方式の一般的な要求事項 パーセンテージ方式の適用 製品グループの決定 認証パーセンテージの計算 算出された認証パーセンテージの生産物への振替 平均パーセンテージ方式 ボリュームクレジット方式 認証製品の販売と情報の伝達 販売 移譲する製品に関連する文書 ロゴおよびラベルの使用 マネジメントシステムに関する最低限の要求事項 PEFC ST 2002:2013 JP 3

4 8.1 一般 責任および権限 全般的責任 CoC に関する責任および権限 文書化された手順 記録の保持 資源管理 人的資源 要員 専門設備 監査および管理 苦情 下請業務 CoC における社会 保健 安全上の要求事項 適用範囲 要求事項 付属書 1:PEFC 主張の仕様 付属書 2: マルチサイト ( 多数拠点 ) 組織による CoC 規格の実施 PEFC ST 2002:2013 JP 4

5 前書き PEFC 評議会 (the Programme for the Endorsement of Forest Certification schemes) は森林認証と林産品のラベル制度を通じて持続可能な森林管理の促進を図る世界的な団体である PEFC の主張やラベルを付した製品は 顧客または最終消費者に 原材料の出処が持続可能に管理された森林であることの信頼を与えるものである PEFC 評議会は 各国の森林認証制度が 要求された PEFC 評議会の要求事項に適合していることの承認を行っており 更に定期的に見直しを行う 本文書は 広範囲なステークホルダー ( 関係者 ) が参加し 公開で 透明性があり 協議および合意をベースとする工程を踏んで開発されたものである PEFC ST 2002:2010 は 本規格によって差し替えられる PEFC ST 2002:2013 JP 5

6 序文 林産品についての PEFC 認証の主張は 林産品が持続可能に管理された森林 リサイクル原材料 および その他の問題のない出処であるという 林産品の由来に関する情報を提供する PEFC 認証は 保健 安全 労働に関する要求事項も対象に含む 購買者および潜在的な購買者は 持続可能性やその他の配慮を施した商品を選択する上でこの情報を利用することができる 原材料の由来に関する情報を伝達する目的は 持続可能に管理された森林に由来する製品供給への要求を奨励し それによって市場主導による世界の森林資源の継続的な改善の可能性を刺激することにある PEFC の CoC の総合的な目標は 林産品の顧客に PEFC 認証 持続可能に管理された森林 および リサイクル原材料に由来する 材料の詳細に関する正確で検証可能な情報を提供することにある PEFC ST 2002:2013 JP 6

7 1. 適用範囲 本規格は 林産品の CoC を実施するための要求事項を規定する CoC の要求事項は 調達された原材料の由来のついての情報から 組織の製品に貼付される由来についての情報に至るまでをどのように取得するかの工程を規定する 本規格は CoC への取り組みに関し 物理的分離方式およびパーセンテージ方式という 2 つの選択肢を定める 本規格は また CoC 工程の実行と管理のための最低限のマネジメントシステムに関わる要求事項を規定する 組織の品質管理システム (ISO9001:2008) または環境マネジメントシステム (ISO14001:2004) を 本規格に定める マネジメントに関する最低限のマネジメントシステムのための要求事項 に適合するために使用することができる CoC は 特定の PEFC 主張 ( X%PEFC 認証 や PEFC 管理材 (Controlled Sources) ) または PEFC が認める森林認証制度の主張の定義と関連させて使用しなければならない その定義には 認証原材料と認めるための基準を含む 本規格の本文中では 認証 中立 その他の原材料 という一般的な用語を使用して CoC 工程を規定しており 主張をするために使用するこれらの用語の具体的な内容は 本規格の付属書に定義されている CoC を実行した結果として使用される主張や関連ラベルは ISO14020:2000 に基づいており 本規格の使用者はこれを遵守しなければならない CoC の範囲内でのリサイクル原材料については ISO/IEC 14021:1999 に基づいており 本規格の使用者はこれを遵守しなければならない 製品へのラベル貼付は 任意の伝達手段としており 組織の CoC 工程に包含してもよい 組織が製品上または製品外のラベル使用を決定した場合 ラベル使用に関する要求事項は ラベルの所有者によって定められたものも含め CoC 要求事項の一部となって適用される 本規格は PEFC 評議会または PEFC が承認する森林認証制度が定める要求事項に基づく第三者適合性評価のために実行されなければならない 適合性評価は製品認証と見なされ ISO/IEC を遵守しなければならない 本規格において使用される しなければならない (shall) という用語は その規定が必須の要求事項であることを意味する するべきである / することが望ましい (should) という用語は 必須の要求事項ではないが 導入し実行することが期待されることを意味する 本規格において使用される してもよい (may) は 許可を意味するものであり することができる (can) は本規格の使用者の能力や使用者が実施できる可能性を示す 2. 引用規格 下記の引用規格は 本規格を適用するにあたり不可欠な文書である 日付がある文書もない文書も それぞれの最新版 ( 改定版を含む ) が適用される PEFC ST 2001:2008, PEFC ロゴ使用規則 要求事項 PEFC ST 2003:2012, PEFC 国際 CoC 規格を適用して認証を行う認証機関に対する要求事項 ISO/IEC ガイド 2:2004, 標準化及び関連活動一般用語 ISO 9000:2005, 品質マネジメントシステム - 基本と用語 ISO/IEC 9001:2008, 品質マネジメントシステム - 要求事項 ISO/IEC 14001:2004, 環境マネジメントシステム - 仕様および利用の手引き PEFC ST 2002:2013 JP 7

8 ISO/IEC 14020:2000, 環境ラベル及び宣言 一般原則 ISO/IEC 14021:1999, 環境ラベル及び宣言 - 自己宣言による環境主張 ( タイプ II 環境ラベル表示 ) ISO 19011:2011, マネジメントシステム監査のための指針 ISO/IEC Guide 65:1996, 製品認証機関に対する一般要求事項 1 ISO/IEC 17065, 適合性評価 - 製品 プロセス サービスを認証する機関に対する要求事項 2 EN 643:2001, 紙および板紙 再生紙および板紙のヨーロッパ標準等級リスト 3. 用語と定義 本規格の目的のため ISO/IEC ガイド 2 および ISO 9000:2005 に定める関連する定義と 下記の定義がともに適用される 3.1 認定認証書 (Accredited certificate) 認証機関が受けた認定の範囲内で認証機関によって発行された認証書で 認定機関のシンボルマークを記したもの 3.2 認証原材料 (Certified material) CoC 主張の対象となっている原材料 注 : 認証原材料とその供給者のための基準は 本規格の付属書の PEFC 主張の定義の一部として定める 更に PEFC により承認された森林認証制度は 本規格と併用して適用される独自の主張のため 独自の認証原材料に関する定義を定めることができる 3.3 認証製品 (Certified product) CoC によって認証原材料を含むことが検証された製品 3.4 林産品の CoC (Chain of custody of forest based products) 林産品の材料カテゴリーに関する情報を取り扱う工程で これにより組織は認証原材料の詳細について正確で検証可能な主張をすることができる 1 ISO Guide 65:1996 から ISO/IEC 17065:2012 への移行期間は 2015 年 9 月 15 日までである 移行期間の間は 両規格を参照することができる 2 I SO Guide 65:1996 から ISO/IEC 17065:2012 への移行期間は 2015 年 9 月 15 日までである 移行期間の間は 両規格を参照することができる PEFC ST 2002:2013 JP 8

9 3.5 主張 (Claim) 製品の一定の特性を示す情報 注 : 本規格で使用される 主張 という用語は PEFC 主張に関連する正式な CoC 主張 ( 例えば付属書 1 参照 ) の意味で使用される 3.6 主張期間 (Claim period) CoC 主張が適用される期間 3.7 紛争木材 (Conflict timber) CoC のいずれかの段階で 武装集団 反政府軍 政府軍または武力紛争に関与する文民政権やその代表によって商取引の対象とされ かつ紛争を長引かせ もしくは個人的利益のために利用される木材 紛争木材は 必ずしも違法伐採材ではない また 木材の搾取自体が紛争の直接的原因かも知れない (UNEP 国連環境計画の定義 : 3.8 管理材 (Controlled sources) PEFC のデューディリジェンスシステムの実行により問題のある出処からの材であるリスクを最小にした原材料 3.9 問題のある出処 (Controversial sources) 下記のような森林管理行為 : (a) 特に下記の分野に関する 地方 国 国際的な法体系を遵守しない 林地の他の用途への転換を含む 林業施業と伐採 環境上や文化的に高い価値を有する区域の管理 CITES の要求事項を含む 保護の対象となっている絶滅危惧種 林業従事者の健康と労働問題 原住民の財産 財産所有条件 土地使用権 第三者の財産 財産所有条件 土地使用権 税や使用料の支払い (b) 林業分野に関わる原産国の貿易や関税に関する法規に適合しない (c) 遺伝子組み換え作物 (GMO) を使用している (d) 森林を他の植生型に変更する ( 原生林から植林への転換を含む ) 注 : 遺伝子組み換え作物に由来する材料の除外に関する方針は 2015 年 12 月 31 日まで有効とする PEFC ST 2002:2013 JP 9

10 3.10 顧客 (Customer) 組織の製品の購入者または使用者であり 主張の相手である単一の主体 注 : この用語には 更なる製品グループが存在する場合 組織内部の顧客も含む [JIA 解説 : 組織内で 引き続き工程がある場合や別の製品グループに使用される場合 製品等の引き渡し先は 内部顧客となり得る ] 3.11 デューディリジェンスシステム (DDS) 情報収集 リスク評価 リスク軽減といったデューディリジェンスを実施するための手順および方法の枠組み 3.12 林産原材料 (Forest based material) 林地 または PEFC 森林管理認証の対象として適切であると PEFC が認める区域から産出される原材料で これらの区域を原産とするリサイクル原材料含む 注意書 : 林産原材料は 木材および非木材ともに含む 3.13 林産品 (Forest based products) 林産原材料を含む製品 3.14 森林プランテーション 木材プランテーション 生産プランテーション (Forest plantation / timber plantation / productive plantation) 外来種また時に在来種の森林または他の林地であり 主として木材または非木材製品の生産を目的として 新植または播種によって開設したもの 注 1: 木材または非木材製品の生産を目的として開設された外来種のすべての林分を含む 注 2: 少数の樹種 ( 例えば造林のための ) 集中的な地作り 直線的な立木線 または / および同林齢の林分等に特徴づけられる在来種の区域を含めることができる 注 3: 定義の適用にあたっては 各国の林業用語や法的な要求事項などを考慮することが求められる 3.15 ラベル表示 (Labelling) ラベルの使用 ( 製品上 または 製品外 ) 3.16 材料カテゴリー (Material category) 原材料の由来を示す場所の特徴 注 : 本規格では 3 つのカテゴリー 認証 中立 その他 を使用する (PEFC または相互承認の認証制度の ) 主張に使用するため それぞれの定義が定められる 3.17 中立原材料 (Neutral material) 認証パーセンテージの計算において中立とされる由来の原材料 注 : 中立原材料とその供給者のための基準は 本規格の付属書に PEFC 主張の定義の一部として定める 更に PEFC により承認された森林認証制度は 本規格と併用して適用される独自の主張のため 独自の認証原材料に関する定義を定めることができる PEFC ST 2002:2013 JP 10

11 3.18 組織 (Organisation) 製品に関して主張をし 本規格の要求事項を実行する主体 原材料の供給者の身元および製品の顧客を明確に特定することができる主体 3.19 その他の原材料 (Other material) 認証原材料 中立原材料以外の林産原材料 3.20 PEFC が認めた認証書 (PEFC recognised certificate) a) PEFC 評議会が承認する森林認証制度 規格に従って PEFC 公示認証機関が発行した有効な森林管理認証書 b) 本規格および PEFC が承認する由来に関する仕様に従って PEFC 公示認証機関が発行した有効な CoC 認証書 c) PEFC 評議会が承認する ( 各国の ) 森林認証制度独自の CoC 規格に従って PEFC 公示認証機関が発行した有効な CoC 認証書 注 :PEFC が承認する森林認証制度と CoC 規格は PEFC 評議会のウェブサイト に公開されている 3.21 物理的分離方式 (Physical separation) 由来の異なる様々な原材料 製品を分別して管理する手順のことで それにより使用され顧客に移譲された原材料や製品の由来が分かる 注 : 物理的分離とは 組織の施設内の区画または特定の保管場所などにおいて分離することや 異なる由来のカテゴリーの原材料を容易に識別できるように明確に表示したり 使用したり 識別マークを付けることを含む 3.22 原生林 (Primary forest) 在来種の森林であり 人による活動の明白な兆候がなく 生態系の推移が大きな阻害を受けていないもの 注 : 人の介入による影響が少ない非木材の林産品が採集される区域も含む 多少の木が除去される場合もあり得る 3.23 製品グループ (Product group) 組織の CoC の対象となる特定の工程内で製造または取引される製品群 注 1: 組織は 同様の別の工程によるものや 次の工程を経て製造される製品を含め 一つ以上の製品グループを定めることができる 注 2:CoC の製品グループには CoC 実行対象の製品が一つの場合を含むことができる この方法での CoC の実行は プロジェクト CoC とも呼ばれる PEFC ST 2002:2013 JP 11

12 3.24 リサイクル原材料 (Recycle material) 林産原材料で a) 製造過程における廃棄物の流れから取り出された材料 その発生と同一の工程での再利用できるような工程内で発生する再加工品 再研磨品 スクラップなどの材料の再利用を除く 製材副製品 ( おが屑 木片 樹皮など ) や 林地残材 ( 樹皮 枝条からの木片 根株など ) は 廃棄物の流れからの原材料ではないので除外する および b) 家庭から排出される材料 または 製品のエンドユーザとしての商業施設 工業施設および各種施設から本来の目的のためにもはや使用できなくなった製品として発生する材料 これには 流通経路から戻される材料を含む 注 1: その発生と同一の工程での再利用できる とは ある工程で発生した材料が 同一サイト内の同一工程に継続して戻されることを意味する 例えば パネルボード生産のプレスラインからの残材が引き続き同一のプレスラインに再投入される場合 これはリサイクル材料とは見なさない 注 2:EN643 に定める再生紙の等級に基づいて分類された材料は リサイクル材料の定義を満たすものとする 注 3: 定義は ISO 14021:1999 の定義に基づく 3.25 移動パーセンテージ計算 (Rolling percentage calculation) 製品の製造や取引に先行する一定期間に調達された投入原材料に基づく認証パーセンテージの計算 3.26 単純パーセンテージ計算 (Simple percentage calculation) 計算の対象となる製品に物理的に含まれる投入原材料に基づく認証パーセンテージの計算 注 : 単純パーセンテージ計算の例として 印刷業務において 認証パーセンテージが ある業務のために購入され使用された原材料から計算される場合などがある 3.27 供給者 (Supplier) 製品グループに投入される原材料について 原材料の由来に関する主張を伴って原材料を直接供給する 明確に身元が特定された単一の主体 注 1: 所有権を持たない他の主体から物理的に原材料が納入される場合 組織は 所有権を有する主体か 原材料を物理的に納入する主体か この定義上での供給者を決定しなければならない 例えば 印刷業者が紙の販売業者から原材料を調達しているが その原材料は製紙会社から直接納入される場合 販売業者または製紙会社のどちらかを供給者と見なしてよい 注 2: 供給者 という用語は 次の工程の製品グループが存在するような組織の内部の供給者を含む PEFC ST 2002:2013 JP 12

13 4. 材料 / 製品カテゴリーの確認 4.1 入荷段階における確認 組織は CoC 製品グループに投入する原材料の入荷ごとに 調達した 材料カテゴリー (JIA 注 : 認証 中立 その他の分類 ) を特定し検証するために必要な情報を供給者から入手しなければならない 認証原材料 製品の入荷に伴う文書には 少なくとも下記の情報が含まれなければならない (a) 荷受け人としての組織名称 (b) 供給者の身元 (c) 製品の識別 (d) 文書に記載される各製品の入荷量 (e) 入荷日 入荷期間 または 会計期間 上記に加え 文書には 各製品について PEFC 認証主張が含まれなければならない (f) 文書に記載される各認証製品に関する原材料の材料カテゴリーについての正式な主張 ( 認証原材料のパーセンテージ情報を含む ) (g) 供給者の CoC または森林管理認証書コード または 供給者の認証状態を確認できる文書の識別コード 注 1: 正式な主張 ( 適切な表現での主張という意味 ) 認証および認証状態を確認する文書については 本規格の付属書または 関連森林認証制度やラベル制度に規定される 注 2: 認証書の識別コードは 数字または数字とアルファベットの組み合わせの可能性があり 通常 認証番号 と呼ばれる 注 3: 入荷に伴う文書の例は 請求書や納品書などがある ただし の要求事項に適合すること 組織は 調達した材料を CoC を実行するために使用している定義に従って 認証 中立 または その他の材料に分類しなければならない 注 1: 特定の主張に対する認証原材料 中立原材料 その他の原材料に分類する基準は 本規格の付属書 または 関連する森林認証制度またはラベル制度が定める他の文書に規定される 4.2 供給者の認証状態の確認 組織は 認証原材料のすべての供給者から 認証原材料の供給者の認証状態を確認する文書 つまり 供給者に適用される基準に適合することを証明する森林管理認証書 CoC 認証書 またはその他の文書のコピーを入手 または アクセスできるよう要求しなければならない 注 : 認証原材料の供給者のための基準は 主張ごとに本規格の付属書 または 関連森林認証制度やラベル制度が定める他の文書に規定される 組織は 供給者の認証状態について に基づき入手した文書の有効期限および認証範囲を確認することによって 認証原材料の供給者のための基準への適合を評価しなければならない 注 : 組織は 供給者から入手する文書のほか PEFC 評議会やその他承認された組織が保管する 公開されている認証原材料の供給者の登録簿を利用することが望ましい PEFC ST 2002:2013 JP 13

14 5. デューディリジェンスシステム (DDS) に関する最低限の要求事項 5.1 一般 組織は 本規格の下記の要素に従って 調達した材料が問題のある出処からの材料であるリスクを最小にするためのリスク管理テクニックに基づくデューディリジェンスシステム (DDS) を実施しなければならない PEFC の DDS は 組織の PEFC-CoC で管理対象とするすべての木質原材料について実施しなければならない ただし 以下を除く (a) リサイクル原材料 (b) ワシントン条約 (CITES) 付属書 Ⅰ から Ⅲ に掲載される種に由来する原材料で CITES やその他の国際条約 欧州および国内法に規定されるすべての規則に適合するもの 組織の PEFC DDS は 本規格の第 8 項に定める要求事項を満たすマネジメントシステムの中で運用されなければならない 組織は 次の 3 つのステップで実施しなければならない (a) 情報収集 (b) リスク評価 (c) 重大なリスクの供給材の管理 CITES の付属書 I から III に分類される種に由来する原材料を調達する組織は CITES に関連して適用される国際法 欧州法および国内法を順守しななければならない 組織は 林産品の輸出入に関して適用される UN EU 各国政府の制裁対象となる国からの林産原材料を含めてはならない 注 : 適用される とは 制裁が組織に適用されるという意味である 組織は 紛争木材を使用してはならない 組織は 組織の PEFC DDS の対象となる製品グループに 遺伝子組換作物 (GMO) に由来する林産原材料を含めてはならない 組織は 組織の PEFC DDS の対象となる製品グループに 他の植生型 ( 原生林から植林への転換を含む ) に転換した森林に由来する林産原材料を含めてはならない 5.2 情報収集 PEFC DDS は 供給者から提供される情報に基づいて実施する 組織は 以下の情報を入手しなければならない : (a) 材料 製品の特定 ( 取引名称や種類など ) (b) 材料 製品に含まれる樹種の一般名または必要に応じて学名 (c) 材料の原産国 必要に応じて 伐採許可地域 ( コンセッション ) 注 1: 樹種の学名は 一般名では樹種の特定を誤るリスクがある場合に必要である 注 2: 取引名称に樹種を使用する場合 問題のある出処に由来するリスクに樹種によって差がなければ 一般名と同等と捉える 注 3: 伐採地域のリスクが その国全体の問題のある出処に関するリスクと同等でない場合は 伐採地域の確認が必要である PEFC ST 2002:2013 JP 14

15 注 4: 伐採許可地域 ( コンセッション ) とは 公有林の特定の区域における長期伐採権を意味する 注 5: 国 地域 とは この項において 材料 製品の原材料が伐採された国 国内の地域 または 伐採許可地域 ( コンセッション ) を示す用語として使用される 5.3 リスク評価 組織は PEFC DDS の適用範囲に含まれる製品グループのすべての投入原材料に関して 問題のある出処からの原材料調達リスクを評価しなければならない ただし 以下を除く (a) PEFC が認める認証書と共に 供給者から主張を伴って供給された認証材料 製品 (b) PEFC が認める CoC 認証書と共に 供給者から主張を伴って供給されたその他の材料 製品 組織によるリスク評価の結果は 供給材を 無視できるリスク または 重大なリスク のカテゴリーに分類しなければならない 組織のリスク評価は 下記評価項目について実行しなければならない (a) 供給材の供給国 地域において 問題のある出処に定義される行為が発生する可能性 ( 以下 由来 ( 国 地域 ) レベルの発生可能性 と呼ぶ ) および (b) 問題のある出処に由来する可能性がある供給材を供給連鎖 ( サプライチェイン ) の中で特定できていない可能性 ( 以下 供給連鎖レベルの発生可能性 と呼ぶ ) 組織は 由来 ( 国 地域 ) レベルの発生可能性と供給連鎖レベルの発生可能性の組み合わせに基づきリスクを決定し 由来 ( 国 地域 ) レベルの発生可能性および供給連鎖レベルの発生可能性のいずれか または 両方が 高い と評価されたすべての供給材を 重大なリスク として分類しなければならない ( 図 1 参照 ) 高 供給連 重大なリスク 重大なリスク 低 鎖レベルの発生可能性 無視できるリスク 重大なリスク 図 1: リスクの分類 由来 ( 国 地域 ) レベルの発生可能性 低 以下の表に示す指標は 供給材のリスクを分類するために使用しなければならない 注 : 由来および供給連鎖レベルでの 低い発生可能性 の指標 ( 表 1) は 5.5 項に規定される正式なリスク軽減プロセス ( 例 : 詳細情報の要求 ) を実施する前の確認に使用してもよい この確認で供給材の指標が 供給連鎖レベルまたは由来に関して 低い発生可能性 を示す場合 ( 他の指標で いずれかのレベルが 高リスク に分類されていても ) 評価結果を 低い発生可能性 と判断してよい 高 PEFC ST 2002:2013 JP 15

16 表 1: 出処または供給連鎖に関する低い発生可能性と判断できる指標 ( 無視できるリスク ) 指標供給材 : a) 供給者から PEFC 評議会が承認する認証書と共に主張を伴って納入された認証原材料 製品 b) 供給者から PEFC 評議会が承認する CoC 認証書と共に主張を伴って供給されたその他の原材料 製品第三者認証機関によって発行された森林管理または CoC 認証書の裏づけがある (PEFC が承認する制度以外の ) 森林認証スキームに基づき認証された材として納入された供給材森林認証スキーム以外で 特に 問題のある出処に関わる活動について 政府または非政府の検証またはライセンス制度により検証された供給材検証可能な文書による裏づけがある供給材で 下記が明確になっているもの : 木材が伐採された原産国 原産地域 ( 武装紛争の横行についての検討を含む ) 取引名 製品のタイプ および 一般的樹種名 必要に応じて 学名 供給連鎖に含まれるすべての供給業者 原産地の森林管理団体 木質原材料 製品が 文書または信頼できる情報によって問題のある出処に示すような活動に該当しないことが示された供給材国際透明性機構 (TI) の CPI 指数が 50 以下の国の政府機関から出された文書には特に注意すること 注 1: ヨーロッパ木材規則の要求事項に基づきモニタリング機関による監査を受けた DDS での木材検証は 供給材の合法性の証拠として使用することができる 注 2: 無視できるリスクと判断するための個別の地理的アプローチについては 項に定める 表 2: 由来レベルで 高 リスクの発生可能性と判断する指標リスト 3 指標国際透明性機構 (TI) が提示する各国の腐敗認識指数 (CPI) が 50 以下の国 4 武力紛争が横行する国 地域 森林の統治や法制の実効度の水準が低いと認識されている国 地域 原材料 製品に含まれる材の樹種が 問題のある出処 の定義に該当する活動の発生率が高い樹種と知られている 3 外部の参照先例やより詳しい説明は PEFC GD 2001 林産品の CoC- 使用ガイドの最新版を参照すること 4 国際透明性機構は 腐敗認識指数は必ずしも林業に関する判断に適当とは言えないと指摘している よって より適切な指標がある場合 国際透明性機構と協議の上 PEFC 評議会と事前に合意し使用することができる その指標は CoC 使用のガイドに掲載される PEFC ST 2002:2013 JP 16

17 表 3: 供給連鎖レベルで 高 リスクの発生可能性と判断する指標リスト 指標リスクを分類するマトリックスで 低 リスクと判断される指標を用いた検証システムによる最初の検証の前段階において 供給連鎖が不明リスクを分類するマトリックスで 低 リスクと判断される指標を用いた検証システムによる最初の検証の前段階において 原材料 製品が取引される国 地域が不明製品に使用される樹種が不明供給連鎖に含まれる企業による違法行為の証拠がある リスク評価は すべての供給者ごとに 最初の入荷に対して実施しなければならない リスク分析は 少なくとも年 1 回見直し 必要に応じて改訂すること リスク評価は 項の情報に変更がある場合は すべての供給者ごとに 最初の入荷に対して実施しなければならない 組織は 下記の条件に従って ( 組織が定める ) 特定の地域から供給される材のリスクについて評価し無視できるリスクと判断することができる (a) 組織は 下記の最新情報を備えること : i. ( 組織が定める ) 特定の地域の明確な説明 ii. ( 組織が定める ) 特定の地域から供給される樹種のリスト iii. 組織の取り扱う材が その特定の地域からの特定の樹種に限ることの証拠 (b) 表 2 および表 3 の指標が該当しない (c) 地域限定のリスク評価は その地域からの最初の供給の前に実施しなければならない また 少なくとも年 1 回見直しされること (d) 地域限定のリスク評価は (a) に示す項目に変更があった場合 見直し 必要に応じて改訂すること 5.4 実証を伴うコメントおよび苦情 組織は 供給者の問題のある出処に定める法的及びその他要求事項に関する項目への順守状況に懸念があることを第三者から実証を伴って提供された場合 早急に調査しなければならない 懸念事項が実証された場合 当該供給材に関しリスクの ( 再 ) 評価を実施すること リスク評価対象外とした材 (5.3.1 項参照 ) に関連する懸念事項の場合 5.3 項の要求事項に従ってリスク評価をしなければならない 5.5 重大なリスクの供給材の管理 一般 組織は 重大な リスクの供給材のすべての供給者に 供給材を無視できるリスクに分類することができるよう 供給連鎖全体および供給材の出処である森林管理団体に関する詳細な追加情報や証拠を要求しなければならない 供給者は 以下を確実にしなければならない : (a) 組織に 原材料の森林管理団体および重大なリスクの供給材に関係するすべての供給連鎖を特定するのに必要な情報を提供すること (b) 組織が供給者の業務および供給連鎖に含まれる上流の供給者に対し第二者 第三者検査が実施できるようにすること 注 : これらの手順は 供給者との契約または供給者の書面による自己宣言により確実にすることができる PEFC ST 2002:2013 JP 17

18 組織は 重大なリスクと分類した供給材を対象とした第二者 または 第三者検証プログラムを構築しなければならない 検証プログラムには下記を含むこと (a) すべての供給連鎖および供給材の出処である森林管理団体の特定 (b) 必要な場合 現地確認 (c) 必要な場合 リスク軽減 是正および予防措置 供給連鎖の確認 組織は 重大な リスクの供給材のすべての供給者に 供給連鎖全体および供給材の出処である森林管理団体に関する詳細な情報を要求しなければならない 供給材について 表 1 の指標により供給連鎖の一段階において無視できるリスクであることを確認することができる場合 組織は 森林管理団体まですべての供給連鎖をさかのぼる必要はない 提出された情報は 組織が現地確認を計画し 実行できるような情報でなければならない 現地検証 組織の検証プログラムには 重大なリスク の供給材の供給者の現場検査を含まなければならない 現地確認は 組織自身が実施 ( 第二者検査 ) または 組織に代わって第三者が実施することができる 組織は 原材料が問題のある出処に由来しないことが分かる十分信頼できる文書がある場合は 文書の検証をもって現地確認に代えてもよい 組織は 高 リスクの供給材の出処に適用される法律や問題のある出処の定義に関係する十分な知識と能力を有することを示さなければならない 現地確認が組織に代わって第三者によって実施される場合 組織は 第三者が 項で要求される法律の知識と能力を有することを示さなければならない 組織は 検証プログラムによって検証する 高 リスクの供給材の抜き取りを決定しなければならない 抜き取り数は 少なくとも 高 リスクの供給材の数の平方根でなければならない ( 小数点以下四捨五入 高リスク供給材は全て含む ):(y= x) 以前の現地確認によって この文書の目的を達成するのに有効であると判明している場合 抜き取り数に係数 0.8 を掛け小数点以下は次の整数に切り上げて減らしてもよい :(y=0.8 x) 現地確認は下記を対象に含まなければならない (a) 当該原材料の直接の供給者および供給連鎖の川上のすべての供給者を対象とし 原材料の由来に関する供給者の主張の適合を評価する (b) 供給材の出処である森林所有者 森林管理団体の管理者 または 森林管理団体の管理活動に責任を有するその他の関係者を対象とし 法的要求事項への遵守を評価する 是正手順 組織は 検証プログラムによって明らかとなった供給者の不適合の是正措置を実施する手順を文書化しなければならない 是正処置は 木材および木材製品が問題のある由来からの材であるリスクの規模と重大さに基づいて決定し 以下の一つ以上を含むこと PEFC ST 2002:2013 JP 18

19 (a) 特定されたリスクについて明確に通知し 一定の期間内にリスクに対処するよう依頼し 問題のある出処に由来する木材 木材製品が組織に供給されないようにする (b) 森林管理団体の法的要求事項の遵守や供給連鎖における情報の流れの有効性に関して リスク低減手順を定めることを供給者に要求する (c) 供給者が適切なリスク低減措置を実行し提示できるまで 供給材の売買契約や発注を取り消す 5.6 市場への出荷禁止 原産地が不明または問題のある出処からの木材 木材製品は 組織の PEFC-CoC の対象となる製品グループに使用してはならない 違法伐採材 ( 問題のある出処 3.9 項の (a) (b)) であることが分かっているもの または 疑わしい材は 当該木材が 無視できるリスク の材と分類してもよい適切な証拠文書が提供され確認されるまで 加工 売買 市場への出荷をしてはならない PEFC ST 2002:2013 JP 19

20 6.CoC 管理方式 6.1 一般 CoC の実施には 2 つの方式がある 物理的分離方式とパーセンテージ方式である 原材料のフローや加工手順の性質により 組織は 適切な方式を選択しなければならない 6.2 物理的分離方式 物理的分離方式の一般的要求事項 組織の認証原材料 製品がその他の原材料 製品と混合されない または 認証原材料 製品が全工程において識別可能である場合 組織は物理的分離方式を優先して使用するべきである 物理的分離方式を採用する組織は 生産または取引の全工程において確実に認証原材料が分離される または 明確に識別できるようにしなければならない 組織は 認証原材料の含有量が異なる製品の場合にも 物理的分離方式を使用してよい 注 : 組織は 同じパーセンテージの主張の製品を 他の認証製品 または 異なるパーセンテージの主張の製品と物理的に分離してよい 認証原材料 製品の分離 認証原材料や認証原材料の含有量が異なる認証製品は 生産 売買 保管のすべての工程を通じて明確に識別可能でなければならない 下記の方法により分離しなければならない (a) 生産場所や保管場所について 物理的に分離する または (b) 時間により分離する または (c) 工程における認証原材料 製品を恒常的に識別する 6.3 パーセンテージ方式の一般的な要求事項 パーセンテージ方式の適用 CoC のパーセンテージ方式は 認証原材料を他のカテゴリーの原材料と混合する組織に適用される 製品グループの決定 組織は 特定の製品グループに対して 本規格の CoC 工程の要求事項を実行しなければならない 製品グループは (i) 単一の製品タイプ 又は (ii) 種 分類などが同一または類似の投入原材料からなる製品群に関連していなければならない 製品群に含める原材料は 同一の計量単位 または 同一の計量単位に変換可能な計量単位を使用しなければならない 製品グループは 組織の単一のサイトで生産 製造される製品と関連していなければならない 注 : この要求事項は 林業請負業者 運送業 貿易など 生産サイトを明確に特定することができない組織やその工程には適用されない PEFC ST 2002:2013 JP 20

21 6.3.3 認証パーセンテージの計算 組織は 製品グループごと および特定の主張期間ごとに 下記の計算式に従って認証パーセンテージを計算しなければならない Vc Pc [%] = 100 Vc + Vo Pc = 認証パーセンテージ Vc = 認証原材料の量 Vo = その他の原材料の量 注 : 個別の主張の基準では 認証原材料とその他の原材料のほか 計算式に含まれない中立原材料についても定義している よって 原材料の総量は 認証原材料 中立原材料 その他の原材料の合計となる (Vt = Vc+Vo+Vn;Vt = 原材料の総量 Vn = 中立原材料の量 ) 組織は 認証パーセンテージの計算対象となる全ての原材料について単一の計量単位を使用して計算しなければならない 組織は 単一の計量単位への変換を行う場合は 一般に承認された変換率や方法のみを使用しなければならない もし一般に承認された適当な変換率がない場合は 組織は 妥当かつ信頼性のある変換率を規定し使用しなければならない 調達した製品に含まれる一部が認証原材料の場合 供給者が主張するパーセンテージに相当する量のみを認証原材料として計算式に投入しなければならない 残りの原材料は その他の原材料として計算しなければならない 組織は 認証パーセンテージを下記のいずれかに基づいて計算しなければならない (a) 単純パーセンテージ 又は (b) 移動平均パーセンテージ 単純パーセンテージによる計算を採用する組織は パーセンテージの計算対象である製品グループの特定の製品に実際に投入される原材料の量から認証パーセンテージを計算しなければならない 移動平均パーセンテージによる計算を採用する組織は 特定の製品グループおよび主張期間の認証パーセンテージを 主張期間に先行する特定の原材料投入期間中に調達された原材料に基づいて計算しなければならない 移動平均の場合の主張期間は 3 カ月を超えてはならず また 原材料投入期間は 12 カ月を超えてはならない 例 : 主張期間を 3 カ月 原材料投入期間を 12 カ月と定めた組織は 次の 3 カ月間の移動平均パーセンテージを 先行する 12 カ月に調達された原材料の分量から計算する 算出された認証パーセンテージの生産物への振替 平均パーセンテージ方式 平均パーセンテージ方式を適用する組織は 算出した認証パーセンテージを 計算対象の製品グループに含まれるすべての製品に対して使用しなければならない 注 1: 平均パーセンテージ方式を使用する際のパーセンテージの最低基準は定めない しかし 認証パーセンテージは 常に 顧客に伝達される主張に含む 一方 個々の森林認証制度やラベル表示制度は ラベル使用のための最低基準を定めてよい 例 :3 カ月の主張期間の認証パーセンテージが 54% である時 製品グループに含まれるすべての製品は この主張期間は 54% の認証原材料を含有する認証製品として販売 移譲することができる 例えば 54%PEFC 認証 PEFC ST 2002:2013 JP 21

22 ボリュームクレジット方式 組織は ボリュームクレジット方式を単一の主張に対して適用しなければならない 受け入れた原材料の由来に関して複数の主張がある場合 組織は 単一の分離できない主張として使用するか 主張のうちのいずれか一つをボリュームクレジットの算出に使用しなければならない 注 : 受け入れた原材料の由来に関して 二つの認証制度 ( 例えば PEFC と SFI など ) による二つの主張がある場合 組織は 複数の主張のクレジット アカウントを設定するか 入荷時に ( 例えば PEFC か SFI か ) どちらか一方の主張に決定して 選択したクレジット アカウントに加算する 組織は ボリュームクレジットを下記のいずれかで計算しなければならない (a) 認証パーセンテージと生産量 ( 項 ) または (b) 投入原材料および歩留率 ( 項 ) 認証パーセンテージを適用する組織は 主張期間の生産量に主張期間の認証パーセンテージを掛けてボリュームクレジットを算出しなければならない 例 : 主張期間に含まれる製品グループの認証パーセンテージが 54% で 生産された製品が 100 トンある場合 組織は 生産品のうちの 54 トン (100*0.54) に相当するボリュームクレジットを得る 投入原材料と産出される製品の間に検証可能な比率 ( 歩留率 ) を示すことができる組織は 認証原材料に歩留率を掛けて 認証原材料の投入量から直接ボリュームクレジットを計算してよい 例 : 投入された認証原材料の量が 70m 3 ( すなわち 原材料 100m 3 で 70%PEFC 認証 主張のもの ) であり 歩留率が 0.60( すなわち 1m 3 の丸太が 0.60m 3 の製材になる場合 ) である場合 組織は 42m 3 の製材に相当するボリュームクレジットを得る 組織は 単一の計量単位を使用してクレジットアカウントを作成 管理し ボリュームクレジットをアカウントに加算しなければならない クレジットアカウントは 製品グループに含まれる個別の製品タイプごと または すべての製品タイプに同一の計量単位が適用される製品グループ全体に対し 設定しなければならない クレジットアカウントに蓄積されたクレジットの総量は 先行する 12 ヶ月間に加算されたクレジットの合計を超えてはならない 12 ヶ月の最長期間は 製造期間が 12 ヶ月を超える製品の場合 当該製品の平均製造期間まで延長することができる 例 :( 乾燥期間を含む ) 薪の平均製造期間が 18 ヶ月である場合 組織は クレジットの加算期間を最長 12 ヶ月から 18 ヶ月に延長することができる 組織は クレジットアカウントの対象の生産品に アカウントからのボリュームクレジットを分配しなければならない ボリュームクレジットは 当該認証製品が 100% 認証原材料を含有 または 100% 以下で組織独自の基準で認証原材料を含有するものとして分配しなければならない 認証製品の分量に認証製品に含まれる認証原材料のパーセンテージを掛けた数量を クレジットアカウントから差し引かれなければならない 注 : 組織が 54 トンのボリュームクレジットを生産品に分配することを決定した場合 組織は 認証原材料を 100% 含有する認証製品として 54 トンを販売する ( すなわち 54 トン 100%PEFC 認証 ) または 認証原材料を y% 含有する認証製品として x トンを販売することができる この場合 x y= 分配されたボリュームクレジット ( 例えば 77 トンの生産品を 70%PEFC 認証 として販売することができる この場合 =54 トン ) PEFC ST 2002:2013 JP 22

23 7. 認証製品の販売と情報の伝達 7.1 販売 移譲する製品に関連する文書 組織は 顧客に認証製品を販売または移譲する際 顧客に CoC 認証書または認証原材料の供給者のための基準への適合を確認する文書のコピーを提供 または アクセスできるようにしなければならない 組織は 認証範囲に変更がある場合は顧客に通知し 認証書の誤った使用をしてはならない 注 : マルチサイト認証の場合で個別の生産拠点が認証状態を確認する別の文書 ( 認証書を参照する文書 ) を受け取る場合 組織 ( 生産拠点 ) は 当該文書を認証書とともに顧客に提出する 組織は CoC 主張に関する情報を伝達するための販売 移譲する製品の納品に伴う文書の種類を明確にしなければならない 文書には正式な主張を記載し 顧客ごとに発行しなければならない 組織は 文書を顧客に送付後 記載した情報が変更されないようにしなければならない 注 : 納品に伴う文書とは 情報が記載される伝達手段で 電子的伝達手段を含む すべての認証製品の納入に付随する文書には 少なくとも下記の情報を含まなければならない (a) 顧客の身元 (b) 組織の身元 (c) 製品の識別 (d) 文書に記載される各製品の納品量 (e) 納品日 納入期間 会計期間 (f) 文書に記載される各認証製品に関する原材料の材料カテゴリーの正式な主張 ( 認証原材料のパーセンテージ情報を含む ) (g) 組織の CoC 認証書コード または 組織の認証状態を確認できる文書の識別コード 注 1: 正式な主張 ( 適切な表現での主張という意味 ) 認証および認証状態を確認する文書については 本規格の付属書または 関連森林認証制度やラベル制度に規定される 注 2: 認証書の識別コードは 数字または数字とアルファベットの組み合わせの可能性があり 通常 認証番号 と呼ばれる 7.2 ロゴおよびラベルの使用 CoC 認証に関連してロゴやラベルを使用する組織は 製品上使用または製品外使用の使用目的に関わらず ロゴ / ラベルの商標の所有者または所有者が公認する代理人から許可を得て 許可条件を遵守して使用しなければならない 注 1: ロゴやラベルを使用する場合は ロゴ / ラベルの所有者が定めるロゴ / ラベル使用規則は CoC の要求事項の一部となって適用される 注 2:PEFC ロゴを使用する場合の許可とは PEFC 評議会または PEFC 評議会が公認する機関が発行する有効なライセンスを意味し ライセンスの条件は PEFC ST2001:2008(PEFC ロゴ使用規則 ) への適合を要求する 組織は ロゴの製品上使用については ロゴ / ラベル商標の所有者が定めるラベル使用基準に適合する認証製品に対してのみ使用することができる PEFC ST 2002:2013 JP 23

24 7.2.3 ロゴやラベルを使用せずに製品上または梱包に CoC 認証に関する主張を記載する組織は 正式な主張 を使用しなければならず 組織の身元が確認可能でなければならない 注 : 正式な主張とは 主張の仕様を定める付属書または関連森林認証制度やラベル制度によって定められた文書に規定する適切な表現での主張という意味である PEFC ST 2002:2013 JP 24

25 8. マネジメントシステムに関する最低限の要求事項 8.1 一般 組織は 本規格の下記の要素に従ってマネジメントシステムを運用し CoC 工程の適切な実行と維持を確実にしなければならない マネジメントシステムは 実行される業務の種類 範囲 量に照らして適切でなければならない 注 : 組織の品質管理システム (ISO9001:2008) または環境マネジメントシステム (ISO14001:2004) を 本規格に定めるマネジメントに関する最低限のマネジメントシステムのための要求事項に適合するために使用することができる 8.2 責任および権限 全般的責任 組織の経営層は 本規格に従い CoC の要求事項を実行し維持することの約束 ( コミットメント ) を定め 文書化しなければならない 組織の約束は 組織内の要員 供給者 顧客およびその他利害関係者により入手可能できなければならない 組織の経営層は 他の責任に関わりなく経営者側の一名を指名しなければならない 指名された者は 組織の CoC に関する全般的な責任および権限を持つ 組織の経営層は 定期的な間隔で組織の CoC および本規格への適合を見直さなければならない CoC に関する責任および権限 組織は CoC の実行と維持のために活動を実行する要員を決定し 少なくとも下記の要素について CoC に関連する責任と権限を確立しなければならない (a) 原材料調達と由来の確認 (b) 物理的分離およびパーセンテージ計算や生産品への分配を含む製品加工 (c) 製品の販売とラベル使用 (d) 記録保持 (e) 内部監査及び不適合の管理 (f) 問題のある出処に関するデューディリジェンスシステム 注 : 上記の CoC の責任と権限は兼務することができる 8.3 文書化された手順 組織は 組織の CoC について文書化された手順を確立しなければならない 文書化された手順には 少なくとも下記の要素を含まなければならない (a) CoC に関わる組織体制 責任 および 権限 (b) 製品グループの規定を含む生産 取引工程における原材料の流れの説明 (c) 本規格のすべての要求事項に対応した CoC 工程の手順で 下記を含むもの - 原材料の由来の確認 PEFC ST 2002:2013 JP 25

26 - 認証原材料の物理的分離 ( 物理的分離方式を適用する組織の場合 ) - 製品グループの定義 認証パーセンテージの計算 ボリュームクレジットの計算 クレジットアカウントの管理 ( パーセンテージ方式を適用する組織の場合 ) - 製品の販売 移譲 製品上の主張と製品上のラベル使用 (d) 問題のある出処に関するデューディリジェンスシステムの手順 ( 適用される場合 ) (e) 内部監査の手順 (f) 苦情処理の手順 8.4 記録の保持 組織は 本規格の要求事項への適合性 有効性 効率性の証拠となる CoC に関する記録を作成し維持しなければならない 組織は CoC の対象となる製品グループに関し 少なくとも下記の記録を保持しなければならない (a) すべての認証原材料の供給者の記録 ( 供給者の森林管理認証書 CoC 認証書 または認証原材料の供給者のための基準に適合することを確認する文書のコピーを含む ) (b) 原材料の由来に関する主張や投入原材料の納品に伴う文書を含むすべての投入原材料の記録 (c) 認証パーセンテージ計算 該当パーセンテージの生産品への分配 および クレジットアカウントの管理の記録 ( 適用される場合 ) (d) 原材料の由来に関する主張や投入原材料の納品に伴う文書を含むすべての販売 移譲された製品の記録 (e) 自己宣言書 リスク評価および高リスクの供給材の管理を含む問題のある出処に関するデューディリジェンスシステムの記録 ( 適用される場合 ) (f) 内部監査 定期的 CoC 見直し 発生した不適合と是正措置の記録 (g) 苦情および処理の記録 組織は これらの記録を最低 5 年間保持しなければならない 注 : 記録とは 情報が記載される伝達手段で 電子的伝達手段を含む 8.5 資源管理 人的資源 要員 組織は CoC の実施や維持に関係する活動を実行する要員が 適切な訓練 教育 技能 経験に照らして能力を有することを確実にし示さなければならない 専門設備 組織は 本規格の要求事項に適合した CoC の有効な実行と維持のために必要な基礎的または専門的設備を特定 提供 維持しなければならない 8.6. 監査および管理 組織は 本規格の全ての要求事項を対象とする内部監査を少なくとも年に一回実施し 必要に応じて 是正 予防措置をとらなければならない 内部監査の報告は 少なくとも年に一回 レビューされなければならない PEFC ST 2002:2013 JP 26

27 注 : 内部監査を実施するためのガイドは ISO 19011:2002 に定められている 8.7 苦情 組織は 供給者 顧客 および 組織の CoC に関係するその他個人 団体からの苦情を処理するための手順を確立しなければならない 組織は 苦情を受けた場合 下記を実行しなければならない (a) 苦情を受理したことを 苦情を出した相手に通知する (b) 苦情を評価し正当であるかを判断するため 必要な情報を収集し検証し 苦情対応についての意思決定をする (c) 苦情を出した相手に 苦情に関する決定事項と処理方法を正式に通知する (d) 適切な是正及び予防措置を確実にとる 8.8 下請業務 組織の CoC には 組織のサイト内またはサイト外で CoC 工程の対象となる製品の製造に携わる下請業者の活動も含まなければならない 組織は 下請業者が その他の原材料と物理的に分離された原材料の支給を組織から受け 業務完了後に原材料を組織に返却する場合 または 組織が顧客への製品の販売や移譲に関して責任を持つ場合 その活動を下請業務とみなしてよい 注 1: 下請業務の例として CoC 認証を取得した印刷会社が断裁や綴じ工程を外注する場合で 印刷物は下請業者に送られ 業務完了後 印刷会社に返却されるという事例が挙げられる 注 2: 原材料の調達や生産品の販売に携わる主体は 自らの CoC を実行することが要求される 原材料の支給を組織から受け 原材料を組織に返却する とは 組織に代わって供給者から直接原材料を受け入れ 組織に代わって下請業者から顧客に送付する場合を含む 組織は その場合でも 原材料の調達 販売 情報の伝達に関する要求事項を含む CoC のすべての項目について責任を持つ 注 3: 下請業務の場合は 製品グループは単一サイトで製造することを規定する 項の規定に抵触しない 組織は 組織の CoC に関係するすべての下請業務活動に対して全責任を負わなければならない 組織は すべての下請業者と書面による合意を取り交わし 組織の原材料 製品がその他の原材料と物理的に分離されることを確実にしなければならない 組織の内部監査には 下請業者の活動も対象にしなければならない PEFC ST 2002:2013 JP 27

28 9. CoC における社会 保健 安全上の要求事項 9.1 適用範囲 この項は 労働における基本的原則及び権利に関する ILO 宣言 1998 に基づく保健 安全 労働問題に関する要求事項を定める 9.2 要求事項 組織は 本規格に定める社会 保健 安全上の要求事項を実行し適合することの約束 ( コミットメント ) を含む方針を定め 文書化しなければならない 組織は 以下の事項を示すこと (a) (b) (c) ない (d) (e) 労働者の結社の自由 代表者の選出 雇用者との団体交渉権を妨げない強制労働をさせない労働が認められる法定年齢 (15 歳 ) 以下 または 義務教育年齢の労働者を雇用し労働者は 平等な雇用機会および待遇を否定されない安全や健康を脅かす労働環境でない PEFC ST 2002:2013 JP 28

29 付属書 1:PEFC 主張の仕様 基準 1 PEFC 主張の仕様 1.1 序論 この付属書の仕様書は 組織が PEFC 認証原材料について PEFC 主張をするために CoC を構築する場合 本規格の要求事項と共に使用しなければならない 1.2 正式な主張 組織は 生産品の PEFC 認証原材料の含有を伝達する際には X%PEFC 認証 という主張を使用しなければならない 1.3 投入原材料の由来のカテゴリーに関する要求事項 認証原材料 : (a) 林産品で 遺伝子組み換え作物に由来する材料ではなく 下記の文書を有する供給者から X%PEFC 認証 という主張を伴って納入されたもの (i) PEFC が認める認証書 または (ii) 供給者が PEFC が認める認証書の対象範囲に含まれることを確認する文書 (b) リサイクル原材料 ( PEFC 認証 という主張を伴って納入された製品以外 ) 中立原材料 : 林産品原材料以外の原材料 その他の原材料 : 認証原材料以外の林産原材料 注 : 供給者が PEFC が認める認証書の対象範囲に含まれることを確認する文書 とは 地域またはグループ森林管理認証 および マルチサイト ( グループ )CoC 認証の場合で 供給者は PEFC が認める認証書の対象範囲に言及する文書を有する場合に適用される 1.4 PEFC 主張を使用するための追加要求事項 組織の CoC の対象となる製品にリサイクル原材料を含む場合 組織は ISO14021 に基づきリサイクル原材料の含有率を計算し 要求に応じて 含有率を通知しなければならない PEFC ST 2002:2013 JP 29

30 2 PEFC 管理材 (Controlled Sources) 原材料についての PEFC 主張の仕様 注 : 管理材 (Controlled Sources) を出荷するための PEFC DDS の詳細は 本 CoC 規格の第 5 項に規定される 2.1 序論 この項の仕様は 組織が 生産物について PEFC の主張を使用するために DDS を含む CoC を構築する際に本規格の他の要求事項と一緒に使用しなければならない 2.2 正式な主張 組織は 生産物について PEFC DDS を実施したものであることを伝達する際には PEFC 管理材 (Controlled Sources) という主張を使用しなければならない 2.3 PEFC 管理材 (Controlled Sources) 投入原材料 認証原材料 : 林産品で 下記の文書を有する供給者から X%PEFC 認証 という主張を伴って納入されたもの (a) PEFC が認める認証書 または (b) 供給者が PEFC が認める認証書の対象範囲に含まれることを確認する文書 中立原材料 : 林産品原材料以外の原材料 その他の原材料 : 認証原材料以外の林産品で 下記の文書を有する供給者から PEFC 管理材 (Controlled Sources) という主張を伴って納入されたものを含む (a) PEFC が認める CoC 認証書 または (b) 供給者が PEFC が認める CoC 認証書の対象範囲に含まれることを確認する文書 注 : 供給者が PEFC が認める認証書の対象範囲に含まれることを確認する文書 とは 地域またはグループ森林管理認証 および マルチサイト ( グループ )CoC 認証の場合で 供給者は PEFC が認める認証書の対象範囲に言及する文書を有する場合に適用される PEFC ST 2002:2013 JP 30

31 付属書 2: マルチサイト ( 多数拠点 ) 組織による CoC 規格の実施 基準 1 序論 この付属書の目的は 複数サイトのネットワークを有する組織における CoC 要求事項の実施のための指針を設定し それによって CoC の認証が 経済的および運用面で実行可能となり また 審査によって CoC の適合性に十分な信頼性が与えられることを確実にする マルチサイト組織の認証は 更に 小規模な独立企業のグループによる CoC の実施や認証を可能にする この付属書には 複数の生産拠点を有する組織に適用される CoC 要求事項の実行のための要求事項のみを定める [JIA 解説 : 生産拠点に限らない ] 2 定義 2.1 マルチサイト組織とは 活動を計画 管理 運営する同一の中央機能 ( 以下 本部 と呼ぶ ) および その活動を全面的または部分的に実行する地域事務所や支店 ( 拠点 ) のネットワークを有する組織として定義される 2.2 マルチサイト組織は 単一の主体である必要はないが 全ての拠点は 本部と法的又は契約関係で結ばれ 本部による継続的なサーベイランスの対象となる共通の CoC に従わなければならない つまり 本部は 拠点において必要な場合は是正措置を実行する権利を有することを意味する これは 適用できる場合 本部と拠点の間の契約書に規定することが望ましい 2.3 マルチサイト組織には下記を含めてよい (a) フランチャイズ経営の組織や 共通の所有者 経営者 または その他の組織上の関係により関連のある複数の支店を有する組織 または (b) 法的に独立した企業グループで CoC 認証のために設立され機能するグループ ( 生産者グループ ) 注 : 連合組織の会員資格は 経営者またはその他の組織上の関係 に含まれない 2.4 生産者グループとは CoC 認証取得 維持のために結び付いた一般に小規模の独立企業のネットワークを意味する 本部は 適切な事業者団体 または 適切な経験を有する法的主体で 加盟予定者により指名されるか 本規格の導入および継続的運用のためのグループ管理サービスを提案する主体を本部としてよい 本部は 一つのグループメンバーによって管理されることも可能である 注 : 生産者グループの場合 本部は グループ主体 拠点は グループメンバー と呼ばれる 2.5 拠点とは 組織の CoC に関連する活動が実施される場所を意味する 2.6 生産者グループは 単一の国内にある拠点の参加に限られる (a) 正規社員に相当する人数が 50 人以下であること または (b) 売り上げが 900 万スイスフランを超えないこと PEFC ST 2002:2013 JP 31

32 2.7 生産者グループに対して関連認定機関により規定された追加基準が適用される 3 マルチサイト組織の適格基準 3.1 一般 組織の CoC は 本部が中心となって管理し 見直しを行わなければならない すべての関連拠点 ( 中央管理機能を含む ) は 組織の内部監査プログラムの対象とし 認証機関による審査に先立ち そのプログラムに従って監査を実施していなければならない 組織は 組織の本部が本規格に従って CoC を構築し 全組織 ( すべての拠点を含む ) が 本規格の要求事項を満足していることを示さなければならない 組織は 本部を含む全ての拠点からデータを収集 分析する能力 本部権限を有すること および 必要に応じて 拠点における CoC の運用を変更する能力を有することを示さなければならない 3.2 本部の機能と責任 本部は 以下の事項を実施しなければならない (a) 認証機関との連絡や関係を含み 認証プロセスにおいてマルチサイト組織を代表する (b) 参加拠点のリストを含む認証の申請と適用範囲を提出する (c) 認証機関との契約関係を確保する (d) 認証機関に対し 参加拠点の範囲を含む 認証範囲の拡大または縮小の申請を行う (e) 組織全体を代表して 本規格の要求事項に従って CoC を構築し維持することを約束する (f) 本規格に従った CoC の有効な実行と維持のために必要な情報と指針をすべての拠点に提供する 本部は 拠点に下記の情報を提供 または 拠点が下記の情報を入手できるようにしなければならない 本規格のコピー および 本規格の要求事項の実行に関係する指針 PEFC ロゴ使用規則 および PEFC ロゴ使用規則の実行に関係する指針 マルチサイト組織のマネジメントのための本部の手順 認証機関との契約条件 評価およびサーベイランスのために 認証機関または認定機関が拠点の文書を入手したり設備に立ち入る権利に関することや 拠点の情報を第三者に開示すること マルチサイト認証における拠点間での相互責任の原則の説明 内部監査プログラムの実施結果 および 認証機関の評価 並びに サーベイランスの結果 それらに関連する個別の拠点に適用される是正および予防措置 マルチサイト認証書および認証範囲や拠点の範囲に関係する認証書の一部 PEFC ST 2002:2013 JP 32

33 注 : 相互責任 とは 拠点の一つあるいは本部において不適合が明らかになった場合 すべての拠点において是正措置の実行 内部監査の増加 マルチサイト認証の取り消しとなり得ることを意味する (g) 本規格に従った CoC の実行と維持のためのすべての拠点による約束 ( コミットメント ) を含む 組織上または契約上の連帯関係の情報を提供する 本部は すべての拠点との間に書面による契約またはその他の合意文書を締結する それには 本部が 是正または予防措置を実行 強制し 本規格への不適合が発生した場合 認証範囲から拠点を除外する措置をとる権利を有する条件を含むこと (h) マルチサイト組織のマネジメントのための文書化された手順を確立する (i) (j) 本規格の要求事項への適合に関する本部および拠点の記録を保管する 内部監査プログラムを運用する 内部監査プログラムは下記を提供すること 認証機関による審査前に実施するすべての拠点の現地監査 ( 本部自体の中央管理機能を含む ) 認証範囲に含まれるすべての拠点の年次現地監査 ( 本部自体の中央管理機能を含む ) 認証機関による認証範囲の拡大前に実施する新しい拠点の現地監査 (k) 本部および拠点の適合性の見直しを行う 内部監査プログラムの実施結果や認証機関による評価やサーベイランスの結果の見直しを含む 必要に応じて 是正および予防措置を取り 取られた是正措置の有効性を評価しなければならない 拠点の機能と責任 マルチサイト組織の拠点は下記の事項に関して責任を負う (a) 本規格に従った CoC 要求事項の実行と維持 (b) 本部と契約関係を締結し CoC およびその他適用される認証要求事項に適合する (c) 正式な審査 見直し その他に関連して本部または認証機関から求められる関連データ 文書 その他の情報に効果的に対応する (d) 拠点の設備への立ち入りを含み 本部による内部監査 および 認証機関による審査を問題なく完了するために全面的に協力し支援する (e) 本部が定めた関連する是正措置および予防措置を実行する 4 マルチサイト組織が実施する本規格の要求事項に関わる責任の適用範囲 本規格の要求事項本部拠点 4 CoC 工程の要求事項 - 物理的分離方式有 5 CoC 工程の要求事項 - パーセンテージ方式 6 マネジメントシステムに関する最低限の要求事項 6.2 責任及び権限有有 全般的責任有有 CoC に関する責任及び権限有 (d,e が適用 ) 有 6.3 文書化された手順有 (a, e, f が適用 ) 有 有 PEFC ST 2002:2013 JP 33

34 6.4 記録の保持有 (f,g が適用 ) 有 6.5 資源管理 人的資源 要員 専門的設備 有 ( 提供された活動に対してのみ ) 6.6 監査および管理有有 6.7 苦情有有 有 PEFC ST 2002:2013 JP 34

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