ICSID ファクトシート

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1 国際投資紛争解決センター (ICSID) に関する基本情報. ICSID とは? ICSID は国際的な投資紛争解決のための主要な機関である 多国間の国際条約である 国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約 (ICSID 条約 ) に基づいて設立された ICSID 条約は 966 年 0 月 日に発効し 03 年 6 月 30 日現在で 58 か国が署名し 9 か国が批准している ICSID の主たる目的は 国際投資紛争に関する調停及び仲裁の手続きを提供することである ICSID 条約下の仲裁及び調停は 完全な自由意思に基づくものであり 投資家と投資受入国双方の同意を必要とする 一旦同意するとそれ以降は 一方的に手続きを停止することはできず 拘束力を持った手続きとなる ICSID は中立的な手続きを提供するだけであり 事案に対し自ら調停や仲裁の決定を行うことはない 案件ごとに任命される独立した仲裁人及び調停人が 当該案件に関する証言を聴取し 当該の紛争について判断を下す. 投資家と投資受入国との間の紛争解決とは? 投資家と投資受入国との間の紛争解決(Investor-State dispute settlement 以下 ISDS という) とは 外国の投資家と当該投資の受入国との間の紛争を解決する仕組みである ISDS によって外国の投資家は 投資受入国に対し紛争解決の手続きを開始することができる 手続きが開始される前に外国の投資家と投資受入国の双方が ISDS に同意している必要がある 通常 国家の同意は 国際投資協定の条項に盛り込まれている こうした協定は二国間協定の場合もあれば (3 か国以上の間の ) 多国間協定の場合もある 多くの場合 自由貿易協定の中にも投資に関する章があり 投資関連の紛争が発生した際の ISDS の規定を盛り込んでいる 現在 ISDS への同意を盛り込んだ国際協定の数は,700 を超える ISDS への同意は 一部の投資受入国における投資関連の国内法や 外国投資家と投資受入国 ( 政府系機関を含む ) との間の特定の契約にも盛り込まれる場合がある 下のグラフが示す通り 国際投資紛争解決センター (International Centre for Settlement of Investment Disputes: ICSID) がこれまでに扱った事案の大部分は 様々な国際投資協定の ISDS 条項に基づい

2 て手続きが開始されている それ以外は 投資関連の国内法または投資家と投資受入国との契約に含まれる ISDS 条項に基づいたものとなっている ICSID 条約と追加的制度規則の下で登録された事案の ICSID の管轄に対する合意の根拠 (03 年 6 月 30 日迄 ) 自由貿易地域の確立に関する米国及びオマーン スルタン国間の協定 (Oman-U.S. FTA) 0.5% エネルギー憲章条約 (ECT).0% アセアン投資促進保護協定 0.5% 北米自由貿易協定 (NAFTA) 3.0% 投資受入国の投資関連国内法 7.0% 二国間投資協定 (BIT) 65.0% 投資家及び投資受入国間の投資契約 9.0% 米 中米 ドミニカ共和国自由貿易協定 (DR-CAFTA).0% 3. ICSID と世界銀行の関係 ICSID は独立した国際機関で 世界銀行グループを構成する 5 つの組織の つである ICSID の機関に関する意思決定は ICSID 理事会によって行われる 各締約国は ICSID 理事会に代表者 名を送ることができ 各 票の投票権を有する 理事会が個別の事案に関与することはない ICSID 事務局は ICSID 理事会とは別に構成され 個別の紛争事案にかかる事務を日常的に管理している 同事務局は 3 か国以上からの約 50 名のスタッフで構成されている これらのスタッフは ICSID 事務手続きの専門家であり 一連の手続きが迅速かつコスト効率良く実施されるように 当事者及び裁判所を支援する

3 ICSID に持ち込まれた事案は 中立的な立場の専門家が仲裁人となって 当事者それぞれから提 示された事実及び法令に基づいて決定を行なう この手続きは 世界銀行グループの業務とは分離 独立している. ICSID による投資紛争解決の手続き ICSID 自身が紛争の調停または仲裁を行なうことはない ICSID は 独立した調停委員会または仲裁裁判所を事案ごとに組織し 進行管理するための 手続きの制度的枠組みを提供する 国際協定に盛り込まれた ISDS 条項では通常 投資家がどのような規則に従って紛争解決手続きを進めるか選べることになっている その場合 選べる規則としては ICSID 条約及び規則 ICSID についての追加的な制度についての規則 ( 以下 ICSI 追加規則 という ) 国連国際商取引法委員会 (UNCITRAL) の規則 その他の仲裁規則が規定されていることが多い ICSID は 手続きの開始及び進行管理のため 種類の法令を有している つは ICSID 条約 規制及び規則 もうつは ICSID 追加規則である また ICSID は その他の規則 ( 例えば UNCITRAL の規則 ) に基づいての投資事案も取り扱っている 5. ICSID の個別事案の決定を行う者 ICSID の仲裁は 独立した第三者たる仲裁裁判所が行なう ICSID の仲裁人は [ 通常 ] 国際的に高い評価を受けている法律専門家である 仲裁裁判所の構成は ほとんどの場合 3 名で構成され 内訳は投資家が任命する仲裁人 名 投資受入国が任命する仲裁人 名 及び両当事者の合意により任命され裁判長となる仲裁人である 仮に当事者が仲裁人を任命できなかった場合 または裁判長について両当事者が合意に達しなかった場合 当該仲裁人の任命について ICSID に要請することができる ICSID は ICSID の手続きにおいて仲裁人として任命できる専門家の名簿を管理する このリストは ICSID 仲裁人名簿 の通称で知られている ICSID の各締約国は それぞれ 名の仲裁人を名簿のために指名することできる ICSID の管理する名簿は ICSID の仲裁に従って紛争を解決しようとする当事者が 調停人または仲裁人を選定する際の候補者情報を提供するが 紛争当事者は名簿に載っている者以外のいかなる人物でも選定することができる 7. ICSID 仲裁手続における通常の手順 ICSID 条約に基づく仲裁手続きを開始するためには ICSID 事務局長に仲裁の請求を行なう必要がある 請求にはその事案について争点となりうる事実関係と法律問題の概要が含まれる 3

4 次に 仲裁裁判所の構成を決める必要がある 仲裁裁判所が構成された時点で仲裁手続きが正式に開始されたとみなされる 仲裁裁判所は構成後通常 60 日以内に最初の審理を持つ 手続きの先決問題は 仲裁裁判所により最初の審理で処理される その後 手続きは通常 書面による手続き 続いて対面による審問の つの段階を踏んで進められる 両当事者が事案の争点についてそれぞれの主張を行った後 仲裁裁判所が審議を行い 仲裁決定を行なう ICSID 条約に基づいて仲裁決定が行なわれると その決定は拘束力を有し ICSID 条約で規定されている場合を除いては いかなる上訴またはその他の救済手段も認められない ICSID 条約は両当事者に対し 仲裁決定の補足決定もしくは修正の要請 または仲裁判断後の不服申し立てとして仲裁決定の取消し 解釈 再審という救済手段を認めている ICSID 条約に基づく仲裁の手順 仲裁の請求 受理 不受理 仲裁裁判所の構成 初回審理 書面による手続き 口頭による手続き 審議 仲裁判断 補足決定及び修正 仲裁裁判後の救済手段 : 取消し 解釈 再審 8. ICSID の事案の手続き件数 過去 5 年間 ICSID の事案の件数は増加傾向にある これは 過去 0 年間における国境を超える投資の大幅な増加 また投資家と投資受入国との紛争解決条項を含む国際投資協定の増加を反映している 97 年から 0 年 6 月 30 日までの ICSID の事案の件数については下のグラフ参照

5 ICSID 条約と追加的制度規則の下で登録された年次別事案件数 (97 年から 03 年 6 月 30 日迄 ) ICSID Convention Arbitration Cases ICSID Additional Facility Arbitration Cases ICSID Convention Conciliation Cases ICSID Additional Facility Conciliation Cases to June 30, ICSID 仲裁決定の結果 ICSID の事案のうち約 37 パーセントは 最終決定が下される以前に解決または取り下げられている また 仲裁裁判所がこれまでに最終決定を行なった事案については 事案の約 7 パーセントにおいて 投資家の請求の一部または全部を認める決定を下している 仲裁決定の結果については下のグラフ参照 5

6 ICSID 条約と追加的制度規則の下での仲裁裁判所による紛争に対する判断結果 (03 年 6 月 30 日迄 ) 管轄権を否定 3% すべての請求を棄却 9% 請求に法的利益を欠くと判断 % 0. ICSID 手続きの開催場所 請求を一部または全部認定 7% 当事者双方の合意により ICSID 手続きはいかなる場所でも開催することができる ただし 今まで ICSID の審問の多くはワシントン D.C. またはパリの世界銀行の施設にて行われている また ICSID は審問を行う場として 以下の仲裁センターと提携している オーストラリア国際商事仲裁センター ( メルボルン ) オーストラリア商事紛争センター ( シドニー ) 仲裁調停センター ( ボゴタ商工会議所 ) ドイツ仲裁協会 湾岸協力会議商事仲裁センター ( バーレーン ) 香港国際仲裁センター マックスウェル チャンバーズ ( シンガポール ) 常設国際仲裁裁判所 ( オランダ ハーグ ) アジア アフリカ法律諮問機関地域仲裁センター ( カイロ クアラルンプール及びラゴス ) シンガポール国際仲裁センター 中国国際経済貿易仲裁委員会 費用を減らし手続きの効率性を上げようという ICSID の一貫した努力を反映し 適切である場合には 審問や審理は電話やテレビ会議でも行われる そして 昨年行われた審問や審理の約 % はこういった方法で行われた 6

7 . ICSID に関する詳細情報 ICSID に関する一般的情報及び統計情報は ICSID のウェブサイト で閲覧できる また ICSID は事案管理の情報も比類なく幅広く公開している ICSID 条約 規則及び規制に基づき ICSID は事案手続きの受理及び終了に関する情報の他 手続きの詳細 紛争の題目 仲裁決定を下した仲裁人の氏名 どの当事者がどの仲裁人を任命したのか 当事者の代理人名 及び各事案の仲裁決定文または仲裁決定文の抜粋を公表している これらの情報も上記の ICSID ウェブサイトで閲覧できる September 8, 03 7

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