2in1 タブレット型端末購入仕様書 Ⅰ 調達案件の概要に関する事項農林水産省では 農林水産省行政情報システム ( 以下 LANシステム という ) の利用端末を1 人に1 台配備しているところである 本調達は 政府機関の働き方改革の推進を踏まえ多様な働き方の実現を図るため 2in1タブレット型の端
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- ゆりな ちづ
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1 2in1 タブレット型端末購入仕様書 Ⅰ 調達案件の概要に関する事項農林水産省では 農林水産省行政情報システム ( 以下 LANシステム という ) の利用端末を1 人に1 台配備しているところである 本調達は 政府機関の働き方改革の推進を踏まえ多様な働き方の実現を図るため 2in1タブレット型の端末を調達するものである Ⅱ 調達案件及び関連調達案件の調達単位 調達の方式等に関する事項 農林水産省大臣官房広報評価課情報管理室 ( 以下 担当部署 という ) が実施す る本調達及び関連の案件については以下のとおりである 1 2in1タブレット型端末購入 ( 本調達 ) 一般競争入札 本省職員用の仮想デスクトップ環境 ( VDI) で動作するWindows 10 環境を利用するための 2in1タブレット型端末を調達するもの 2 本調達に関連する調達済みの案件 (1) 農林水産省行政情報システム機器賃貸借及び保守業務 ( 第 2 次統合分 ) 総合評価落札方式による一般競争入札 LANシステムの第 2 次統合 ( 2019 年 3 月 本省職員用の仮想デスクトップ環境 (VDI) の整備を含む ) の機器賃貸借及び保守業務であり 2018 年 4 月に日本電気株式会社との契約を締結 (2023 年 3 月まで ) (2) 農林水産省行政情報システムの運用管理業務 総合評価落札方式による一般競争入札 LANシステムの運用管理を行うための業務であり 職員等からの問合せ受付を行うヘルプデスク サーバ機器の設定等を行うサービスデスク等により構成されている 現在の事業者はNTTコミュニケーションズ株式会社 (2021 年 12 月まで ) (3) 行政情報システムパーソナルコンピュータ用製品ライセンスの購入 一般競争入札 農林水産省職員が利用するマイクロソフト製品のライセンスを調達するものであり 本省職員用の仮想デスクトップ環境 ( VDI) で動作する Windows 10 環境を利用するためのMicrosoft Windows 10 Enterprise E3 1
2 ライセンスの他 Microsoft Office Exchange SharePoint 等を利用する ためのライセンスを調達するもの Ⅲ 作業の 1 作業の内容本調達においては 契約締結後 納入が完了するまでの間の端末導入作業の一切及びこれらに関する全てのドキュメントの納品を調達範囲とする 詳細は別紙 1 2in1タブレット型端末要件定義書 に示す 2 調達物品 (1) 端末 250 式 ( 電源アダプタ等の付属品を含む ) (2) 端末リカバリ時等に使用するUSB 接続 DVDドライブ 5 式 ( DVD 読込 8 倍 DVD-R 書込 4 倍 CD 読込 10 倍 CD-R 書込 10 倍速以上で USB2.0 以降 (Type-A) のバスパワー動作とし ケーブルを含む ) 3 納品物の提出成果物 ( 納品物に含まれる書類 ) は 全て日本語で作成すること 用字 用語 記述符号の表記については 公用文作成の要領 ( 昭和 27 年 4 月 4 日内閣閣甲第 16 号内閣官房長官依命通知 ) を参考にすること 情報処理に関する用語の表記については 日本工業規格 (JIS) の規定を参考にすること 成果物は紙媒体及び電磁的記録媒体により作成し 農林水産省から特別に示す場合を除き 原則紙媒体を1 部 電磁的記録媒体を 2 部納品すること 紙媒体による納品について 用紙のサイズは 原則として日本工業規格 A 列 4 番とするが 必要に応じて日本工業規格 A 列 3 番を使用すること 電磁的記録媒体による納品について 原則としてMicrosoft Office 形式及びPDF 形式の双方を収録することとし Office 形式で作成されていない既存の製品マニュアル等についてはPDF 形式のみの収録を可とする 納品後農林水産省において改変が可能となるよう 図表等の元データも併せて納品すること 成果物の作成に当たって 特別なツールを使用する場合は 担当部署の承認を得ること 成果物が外部に不正に使用されたり 納品過程において改ざんされたりすることのないよう 安全な納品方法を提案し 成果物の情報セキュリティの確保に留意すること 電磁的記録媒体により納品する場合は 不正プログラム対策ソフトウェアによる確認を行うなどして 成果物に不正プログラムが混入することの 2
3 ないよう 適切に対処すること なお 対策ソフトウェアに関する情報 ( 対策ソフトウェア名称 定義パターンバージョン 確認年月日 ) を記載したラベルを貼り付けること 納品物については 各々の納品期日までに担当部署が指定する会計担当者等の検収を受けることとし 検収の結果 納品物に不備が認められる場合には 指定された日時までに再度納入すること なお 原則として 納品物は次の場所において引渡しを行うこと ただし 農林水産省が納品場所を別途指示する場合はこの限りではない 東京都千代田区霞が関 農林水産省大臣官房広報評価課情報管理室 ( 電話 : ) (1) 納品物 番号 納品物名 数量 記載場所 記載項番 納入期限 1 業務実施要領 1 Ⅳ 作業の 1 業務実施要領契約締結後等の作成 10 日以内 の詳細 導入 移行作 Ⅳ 作業の導入 移行作業に係る業 1 作業計画書 (1) 作業計画書の詳細等の提出 2 導入 移行作 Ⅳ 作業の導入 移行作業に係る業 1 作業実施者名簿 (1) 作業計画書の詳細等の提出 契約締結後 10 日以内 契約締結後 10 日以内 2 導入 移行作 4 リカバリ用メディア ( ライセンスを含む ) 3 Ⅳ 作業の の詳細 業 (2) 初期端末及びリカバリメディ 期限まで アの作成 2 導入 移行作 5 リカバリマニュアル 3 Ⅳ 作業の の詳細 業 (2) 初期端末及びリカバリメディ 期限まで アの作成 3
4 6 コンピュータ名 MAC ア ドレス シリアル番号等 を記載した 一覧表 1 Ⅳ 作業の の詳細 2 導入 移行作業 (3) 端末の設定作業 期限まで 7 端末リカバリ時等に 使用する USB 接続 DVD ドライブ 5 Ⅲ 作業の 2 調達物品 期限まで 8 利用者マニュアル 管理者用マニュアル 及び 既存の添付資料 1 Ⅳ 作業の の詳細 2 導入 移行作業 (4) 端末等の納品 期限開始ま で 9 導入作業に係る 作業完了報告書 1 Ⅳ 作業のの詳細 2 導入 移行作業 (5) その他 作業終了後 5 日以内 10 テスト計画書 1 Ⅳ 作業のの詳細 3 テストに関する事項 テスト実施 10 日前 11 テスト実施報告書 1 Ⅳ 作業のの詳細 3 テストに関する事項 テスト完了後 5 日以内 5 デジタル ガ 12 ODB 登録用シート 1 Ⅲ 作業の バメント推進標準ガイドラインで定 期限まで められた事項 13 端末 ( 電源アダプタ等の 付属品を含む ) 250 Ⅲ 作業の 2 調達物品 期限まで 14 保守作業計画書 ( 案 ) 15 保守体制図 1 1 Ⅳ 作業の の詳細 Ⅳ 作業の の詳細 4 7 保守に関する 事項 7 保守に関する 事項 期限まで 期限まで 注 ) 印は 行政機関の休日 ( 行政機関の休日に関する法律 ( 昭和 63 年法律第 91 号 ) 第 1 条第 1 項各号に掲げる日をいう 以下同じ ) を含まない
5 4 作業期間等 (1) 端末の導入作業期間契約締結日から2020 年 2 月 28 日まで (2) 期限 2020 年 2 月 28 日まで ( 納入開始日は 2020 年 1 月 6 日とする ) 5 デジタル ガバメント推進標準ガイドラインで定められた事項本業務の遂行に当たっては デジタル ガバメント推進標準ガイドライン (2019 年 2 月 25 日各府省情報化統括責任者 (CIO) 連絡会議決定 )( 以下 標準ガイドライン という ) に基づき 作業を行うこと 具体的な作業内容及び手順等については デジタル ガバメント推進標準ガイドライン解説書 ( 内閣官房情報通信技術 (IT) 総合戦略室 ) ( 以下 解説書 という ) を参考とすること なお 標準ガイドライン 及び 解説書 が改定された場合は 最新のものを参照し その内容に従うこと また 標準ガイドラインの 別紙 3 調達仕様書に盛り込むべきODB 登録用シートの提出に関する作業内容 に基づき 政府情報システム管理データベース (ODB) に情報を登録又は更新するために必要なODB 登録用シートを提出すること 6 プロジェクト計画書との整合当該調達案件の業務遂行に当たっては 農林水産省が定めるプロジェクト計画書との整合を確保して行うこと 当該調達案件の業務の管理に当たっては 農林水産省が定めるプロジェクト管理要領との整合を確保して行うこと Ⅳ 作業のの詳細 1 業務実施要領等の作成受注者は 本業務の全般に係るコミュニケーション管理 体制管理 工程管理 品質管理 リスク管理 課題管理 システム構成管理 変更管理及び情報セキュリティ対策 ( 以下 業務管理等 という ) の実施内容を記した 業務実施要領 を作成し 契約締結後 10 日 ( 行政機関の休日を含まない ) 以内に担当部署の承認を得ること また 本業務の実施期間中 業務実施要領に基づき業務管理等を行うこと 2 導入 移行作業 5
6 受注者は 以下のとおり設定作業等を行い 納品すること (1) 作業計画書等の提出導入作業に係る 作業計画書 及び 作業実施者名簿 を作成し 契約締結後 10 日 ( 行政機関の休日を含まない ) 以内に担当部署の承認を得ること 作業計画書の記載内容は 標準ガイドライン 第 7 章設計 開発 で定義されている事項を踏まえたものとする (2) 初期端末及びリカバリメディアの作成 1 別紙 1 2in1タブレット型端末要件定義書 の要件を満たす端末 ( 以下 初期端末 という ) を受注者が用意する施設において作成すること なお 初期端末の作成に必要な設定情報等については担当部署に確認すること 2 端末のストレージに対してソフトウェア等を全てインストールし設定を終えた状態へ復元する リカバリ用メディア ( 書込み不可のUSBフラッシュメモリ CD-R 又はDVD-R 端末を初期化するリカバリ用メディア及び設定手順を含むリカバリマニュアルを併せて納品することでの対応も可とする ) を作成し リカバリに必要なライセンスを含めて期限までに3 組納品すること また リカバリの手順を記した リカバリマニュアル 1 部を各メディアに添付して納品すること なお 端末の一元管理を行うツールを使用してリカバリを行うことについて差し支えない 3 初期端末において 後述 (3) 端末の設定作業 の設定後に仮想デスクトップ環境 (VDI) に接続し問題なく利用できることを仮想デスクトップ環境 (VDI) の構築事業者と確認した上で他の端末への展開を行うこと (3) 端末の設定作業初期端末を基に LANシステムに接続するための設定 必要なソフトウェアのインストール等の作業 ( 以下 設定作業 という ) を実施すること なお 端末の一元管理を行うツールを使用して設定等を行うことについて差し支えない 設定作業の詳細は以下のとおり 1 設定作業の実施場所設定作業は 原則として農林水産省庁舎内等で実施することとし 担当部署の指示に従い初期端末を搬入すること 関係者以外立ち入ることのできないセキュリティを完備し IC 錠等で作業者の入退室管理を講じている作業場所が準備できる場合は あらかじめ担当部署の承諾を得た上で 設定やソフトウェアインストール等の作業を庁舎外で実施することも可とする また 担当部署から作業実施場所の説明を受け 作業スペースを踏まえた効率的な設定作業を実施できるように (1) の作業計画書を作成すること なお 本省庁舎内等にて 施錠可能な部屋を確保し 各部屋で端末 200 台程度を収納し 10 台程度を机に並べて作業することを想定している 作業机は 6
7 原則として省内等の作業部屋 ( 会議室等 ) に備え付けのものを利用することを想定しているが 不足する場合等は必要に応じて受注者が用意すること 電源について当省内の設備を利用可能であるが 電源コンセントの数が不足する場合等に必要となる電源タップ等については必要に応じて受注者が用意すること 2 LANシステムへの接続初期端末をLANシステムの仮想デスクトップ環境 (VDI) に接続するに当たっては 契約締結後に提示する手順に従いドメイン参加等の設定を行うこと なお ドメイン登録に必要な情報として 担当部署と協議の上 コンピュータ名 MACアドレス シリアル番号等を整理したものから随時提出することとし これらを取りまとめた 一覧表 については期限までに提出すること 3 ソフトウェアのインストール等 LANシステムに接続するため 担当部署が別途用意するソフトウェア等 ( 以下のソフトウェアを含む ) を当省が保有するライセンスを使用してそれぞれインストールし 設定作業を行うこと 当該ソフトウェアのインストール手順については 担当部署が提示する 担当部署が指示するSSL-VPNクライアント 担当部署が指示する仮想デスクトップ環境(VDI) 接続用ソフトウェア (Citrix Receiverを予定 ) 担当部署が指示するウイルス対策ソフトウェア ( ウイルスバスターコーポレートエディションを予定 ) 担当部署が指示する端末管理ソフトウェア (SKYSEA Client Viewを予定 ) 4 作業資材等の準備設定作業に必要となる電源タップ LANケーブル スイッチングハブ等の資材については 受注者の負担で準備すること 5 ソフトウェアのインストールの不備等 設定作業を終えた端末に不具合があった場合には 受注者の負担において再度設定作業を行うこと (4) 端末等の納品期限までに 設定作業が完了した端末 を納品すること 詳細は以下のとおり 1 拠点建物 ( 東京都千代田区霞が関 1-2-1) 内の具体的な配布場所については 契約締結後に担当部署から提示するので 運搬日時 配布手順等について十分に打合せを行い 拠点の業務に支障のないようにすること 2 端末の運搬に当たっては 紛失 破損等の事故が起きないよう十分に注意し 運搬に必要な資材等は受注者の負担で準備すること 3 端末の詳細な操作方法 設定方法 トラブルシューティング等を記した 利 7
8 用者用マニュアル 及び 管理者用マニュアル を納品すること トラブルシューティングに関しては 端末が起動しない キーボード入力できない 有線 LANや無線 LANに接続できない USBポート 外部画面出力 音声入出力等が利用できない等の利用者の観点でのトラブル 端末の一元管理機能において端末が応答しない等の管理者の観点でのトラブルの両方について記載すること また 製品に添付されている取扱説明書 ユーザマニュアル等の 既存の添付資料 を納品すること なお 納品部数は10 組とし それ以外の資料の余分については受注者の責任で廃棄すること 4 その他アラベルの貼付 ( ア ) 及び ( イ ) のラベルを貼付すること なお 使用するラベルの色 貼付位置等の詳細は担当部署と協議の上で決定すること ( ア ) 所有者名 購入年月等を記したラベルを端末に貼付すること ( イ ) 納品する端末及びACアダプタに 一連番号及びコンピュータ名等を記したラベルを貼付すること イ端末の配布間違いを防ぐため 端末を梱包した箱にコンピュータ名 担当部署から示された配布部署名等を記したラベルを貼付する等の事前準備を行うこと ウ端末配布後の空箱等の梱包材について 担当部署が指示する場所で回収し 受注者が責任を持って撤去すること その際 イで貼付したラベルを裁断等の方法で確実に処分すること (5) その他 1 搬入時のエレベータ等への養生については 担当部署と打合せを行い必要に応じて対処すること 2 導入作業に当たっては 初期端末 (1 種類を想定 ) を作成して展開する等 効率的な方法により作業を実施することとし 詳細について事前に担当部署と協議すること 3 端末の配布作業が全て終了した後 5 日 ( 行政機関の休日を含まない ) 以内に 作業終了日 作業内容等を記した 作業完了報告書 を担当部署へ提出すること 3 テストに関する事項受注者は テストについて テスト体制 テスト環境 作業内容 作業スケジュール テストシナリオ 合否判定基準等を記載したテスト計画書を作成し 担当部署の承認を受けること 8
9 受注者は テスト計画書に基づき 各テストの実施状況を担当部署に報告すること 別紙 1 2in1 タブレット型端末要件定義書 Ⅱの1に示す機能及びⅢの4に示す性能が実現できていることをテストすること 不具合等が生じる場合には仮想デスクトップ環境 (VDI) の構築事業者に書面で報告するとともに協議を行い 原則として納入前に解消すること 4 引継ぎに関する事項期限前に 担当部署及び LAN システムのサービスデスクの担当者 ( 合計 10 名程度 ) に後述 5の教育を実施するとともに 申送り事項がある場合には 書面で引継ぎを行うこと 5 教育に関する事項担当部署及び LAN システムのサービスデスクの担当者 ( 合計 10 名程度 ) に管理者用マニュアル及び本業務で作成したその他マニュアルについて 実際の画面を見せながら説明を行う説明会を1 回開催すること 6 運用に関する事項端末の運用については 担当部署及び LAN システムのサービスデスクの担当者が実施するが 5で説明した手順書及びマニュアルについての問合せ対応及び端末の OS パッチ配信を初めて実施する際に必要な支援を行うこと 7 保守に関する事項受注者は 担当部署が保守作業計画書を定めるに当たり 具体的な作業内容や実施時間 実施サイクル等に関する資料を作成する等の支援を行うこと なお 保守作業計画書の記載内容は 標準ガイドライン 第 9 章運用及び保守 で定義されている事項を踏まえたものとすること 対応に当たっては 担当部署からの修理等の依頼の連絡 質問等の受付先 対応者 作業フロー等を記載した 保守体制図 を作成し 期限までに担当部署へ提出し 承認を得ること 受注者は 期限から1 年間について以下の対応が可能であること 1 開庁日の9 時から18 時までの間 担当部署及びLANシステムのサービスデスクの担当者からの修理等の依頼の連絡 質問等の電話受付を実施すること 2 納入後 1 年以内に 納入したハードウェア及びソフトウェアの不具合が明らかとなり 修理 交換等の必要が生じた場合には 担当部署と協議の上で受注者の責任において不具合の解消のために必要な作業を実施すること また メモリ ストレージ等 端末の構成部品の初期不良等による不具合が 9
10 3 発生し ハードウェア本体の交換 部品の交換を行う場合は 受注者の責任において設定作業 動作確認等を行うこと なお 本調達範囲外のソフトウェアの不具合については原則として本業務の対象外とするが 端末に係る不具合の原因調査等に協力すること 特に初期納入時の場合は 期限までに再度良品を納入すること 端末の修理又は交換においてストレージを交換する場合は 工場出荷時状態 (OSがインストールされた状態 ) のストレージに交換することとし 必要に応じて庁舎内でリカバリ作業を行うこと また 元のストレージについては 原則として庁舎建物内において 政府機関統一基準適用個別マニュアル群の 府省庁支給以外の情報システムによる情報処理の手順書 PC 編策定手引書 別表 1に記載されているいずれかのデータ上書き方式で消去を行うこと 対象となる機器について 個人情報又は要機密情報が含まれる場合は 米国国家安全保障局 (NSA) 方式又は米国国防省 (DoD M) 方式で消去すること なお 上述と異なる方法を採用する場合は あらかじめ担当部署と協議の上 方法等を決定し実施すること Ⅴ 満たすべき要件に関する事項 調達物品については別紙 1 2in1 タブレット型端末要件定義書 にて示す要件を満 たすこと Ⅵ 作業の実施体制 方法に関する事項本業務の実施体制は次の図のとおりである なお 受注者側の詳細な体制については 別途示すこと なお 本業務に関して 担当部署に代わってLANシステムのサービスデスク ( 現在はNTTコミュニケーションズ株式会社 ) の担当者が受注者への対応に当たる場合がある また テスト等の実施において障害が発生した際などには 仮想デスクトップ環境 (VDI) の構築事業者 ( 日本電気株式会社 ) の担当者が受注者への対応に当たる場合がある 10
11 体制図 Ⅶ 作業の実施に当たっての遵守事項 1 責任の所在納品した端末等については 製造者の如何に関わらず 受注者が最終的に責任を負うこと なお 検収を行った日を起算日として1 年間 納品物に対する瑕疵担保責任を負うものとし 受注者の責任及び負担において速やかに修正等を行い 指定された日時までに再度納品するものとする 2 個人情報の取扱い (1) 本業務において 個人情報 ( 生存する個人に関する情報であって 当該契約に含まれる氏名 生年月日 その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの ( 他の情報と容易に照合することができ それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む ) をいう 以下同じ ) の取扱いが必要な場合には その取扱いに係る事項について 担当部署と協議の上決定し 書面にて提出すること なお その際 以下の事項を記載すること 1 個人情報保護取扱責任者の所属 氏名等を記載した管理体制 2 個人情報の管理状況の検査に関する事項 ( 検査時期 検査項目 検査結果において問題があった場合の対応等 ) (2) 本業務の作業を派遣労働者に行わせる場合は 労働者派遣契約書に秘密保持義務など個人情報の適正な取扱いに関する事項を明記し 担当部署の承認を得た上で実施すること また 作業実施前に教育を実施し 認識を徹底させること (3) 個人情報を複製する際には 事前に担当部署の許可を得ること なお 複製の実施は必要最小限とし 複製が不要となり次第 その内容が絶対に復元できないように破棄 消去すること (4) 受注者は 本業務を履行する上で個人情報の漏えい等安全確保の上で問題とな 11
12 る事案を把握した場合には 直ちに被害の拡大防止等のため必要な措置を講ずるとともに 担当部署に事案が発生した旨 被害状況 復旧等の措置及び本人への対応等について直ちに報告すること (5) 個人情報の取扱いにおいて 適正な取扱いが行われなかった場合は 本業務の契約解除の措置を受けるものとする 3 情報セキュリティの確保別紙 2 情報セキュリティの確保に関する共通基本仕様 ( 以下 セキュリティ共通仕様 という ) に基づき作業を行うこと 候補となる機器等については担当部署に機器等リスト ( 納入する機器等の区分 ( 端末 サーバ装置等 ) 製造業者名 製造業者の法人番号( 半角数字 ) 製品名及び製品型番を記載したリスト ) を提出し 担当部署がサプライチェーン リスクに係る懸念が払拭されないと判断した場合には 代替品選定等 担当部署と迅速かつ密接に連携し提案の見直しを図ること 4 情報システム監査の対応本調達において整備又は管理を行う情報システムに伴うリスクとその対応状況を客観的に評価するために 農林水産省が情報システム監査の実施を必要と判断した場合は 農林水産省が定めた実施内容 ( 監査内容 対象範囲 実施者等 ) に基づく情報システム監査を受注者は受け入れること ( 農林水産省が別途選定した事業者による監査を含む ) 情報システム監査で問題点の指摘又は改善案の提示を受けた場合には 対応案を担当部署と協議し 指示された期間までに是正を図ること 5 ソフトウェアライセンス本業務においてソフトウェアライセンスを調達する場合は より安価となるよう以下を踏まえて調達すること Microsoft Windows OS OEMライセンス ( プリインストール ) 又はMicrosoft Open License for Governmentで調達すること Ⅷ 成果物の権利帰属 この契約により作成される成果物の著作権等の取扱いは 次に定めるところによる 1 受注者は 著作権法 ( 昭和 45 年法律第 48 号 ) 第 21 条 ( 複製権 ) 第 26 条の 3( 貸 与権 ) 第 27 条 ( 翻訳権 翻案権等 ) 及び第 28 条 ( 二次的著作物の利用に関する原 著作者の権利 ) に規定する権利を 発注者に無償で譲渡する 12
13 2 発注者は 著作権法第 20 条 ( 同一性保持権 ) 第 2 項第 3 号又は第 4 号に該当しな い場合においても その使用のために当該成果物を改変し また 任意の著作者名 で任意に公表することができるものとする 3 受注者は 発注者の書面による事前の同意を得なければ 著作権法第 18 条 ( 公表 権 ) 及び第 19 条 ( 氏名表示権 ) を行使できないものとする 4 第三者が権利を有する著作物 ( 以下 既存著作物 という ) を使用して成果物を作成する場合は 発注者が特に使用を指示した場合を除いて 受注者が必要な費用の負担及び使用許諾契約に係る一切の手続きを行うこと この場合 受注者はその手続きの内容について事前に発注者の承認を得ることとし 発注者は既存著作物についてその許諾要件の範囲内で使用するものとする なお 業務の実施に関し 第三者との間に著作権に係る権利侵害の紛争が生じた場合は その原因が専ら発注者の責めに帰す場合を除き 受注者の責任及び負担において一切を処理すること この場合 発注者は係る紛争等の事実を知ったときは 受注者に通知し 必要な範囲で訴訟上の防衛を受注者に委ねる等の協力措置を講じるものとする 5 使用する画像 デザイン 表現等に関して他者の著作権を侵害する行為に十分配 慮し これを行わないこと Ⅸ 入札参加資格に関する事項 1 入札制限本業務を直接担当する農林水産省 CIO 補佐官及び農林水産省全体管理組織 (P MO) 支援スタッフが その現に属する又は過去 1 年間に属していた事業者及びこの事業者の 財務諸表等の用語 様式及び作成方法に関する規則 ( 昭和 38 年大蔵省令第 59 号 ) 第 8 条に規定する親会社及び子会社 同一の親会社を持つ会社並びに委託先等緊密な利害関係を有する事業者は 本書に係る業務に関して入札に参加できないものとする 2 複数事業者による共同提案等複数の事業者が共同提案する場合 その中から全体の意思決定 運営管理等に責任を持つ共同提案の代表者を定めるとともに 本代表者が本業務に対する入札を行うこと 共同提案を構成する事業者間においては その結成 運営等について協定を締結し 業務の遂行に当たっては 代表者を中心に 各事業者が協力して行うこと 事業者間の調整事項 トラブル等の発生に際しては その当事者となる当該事業者間で解決すること また 解散後の瑕疵担保責任 13
14 に関しても協定の内容に含めること 契約の締結に当たり 共同事業実施協定書を提出すること 共同提案を構成する全ての事業者は 本入札への単独提案又は他の共同提案への参加を行っていないこと 共同提案の代表者はⅨ3(1) 及び (2) 並びに入札説明書に示す農林水産省競争参加資格を 共同提案を構成する全ての事業者はⅨ3(2) を満たすこと 3 応札者の条件 (1) 300 台以上のクライアント端末導入を実施した実績を過去 5 年以内に有すること (2) 別紙 2 セキュリティ共通仕様 のⅨに従い Ⅱの1 Ⅱの2 Ⅲ の1 Ⅵの1 及びⅥの6に係る資料を提出すること なお 本業務においてⅤの1 及びⅤの2に係る資料の提出は不要とする Ⅹ 再委託に関する事項 1 再委託の制限及び再委託を認める場合の条件本業務受注者は 業務を一括して又は主たる部分を再委託してはならない 本業務受注者における遂行責任者を再委託先事業者の社員や契約社員とすることはできない 本業務受注者は再委託先の行為について一切の責任を負うものとする 再委託先における情報セキュリティの確保については本業務受注者の責任とする 2 承認手続本業務の実施の一部を合理的な理由及び必要性により再委託する場合には あらかじめ再委託の相手方の商号又は名称及び住所並びに再委託を行う業務の範囲 再委託の必要性及び契約金額等について記載した再委託承認申請書を当省に提出し あらかじめ承認を受けること 前項による再委託の相手方の変更等を行う必要が生じた場合も 前項と同様に再委託に関する書面を当省に提出し 承認を受けること 再委託の相手方が更に委託を行うなど複数の段階で再委託が行われる場合 ( 以下 再々委託 という ) には 当該再々委託の相手方の商号又は名称及び住所並びに再々委託を行う業務の範囲を書面で報告すること 3 再委託先の契約違反等 再委託先において 上述 1 再委託の制限及び再委託を認める場合の条 14
15 件 及び 2 承認手続 に定める事項に関する義務違反又は義務を怠った 場合には 本業務受注者が一切の責任を負うとともに 当省は 当該再委 託先への再委託の中止を請求することができる Ⅺ その他特記事項 1 LAN システムに接続することにより発生した欠陥については 担当部署と協議し 円滑な運用ができるよう対処すること 2 詳細な事項及び本仕様書に定めのない事項については 担当部署と必要に応じ打 合せを行うこと 3 その他 疑義が生じた場合は 担当部署とそれぞれ協議し対応すること 4 入札公告期間中に限り 従前の端末調達の納品物等について 省内 ( 担当部署が指定する場所 ) で閲覧することを可能とする 閲覧を希望する者は 以下の連絡先に予め連絡し閲覧日を調整の上 別紙 3 資料閲覧申込書 を担当部署へ提出するとともに 別紙 4 機密保持誓約書 へ署名しその内容を遵守することで閲覧可能とする 所在地及び連絡先 東京都千代田区霞が関 農林水産省大臣官房広報評価課情報管理室電話 : 受付時間 : 平日の9 時 30 分 ~17 時まで (12 時 ~13 時を除く ) 5 入札公告中に本仕様書について疑義等がある場合は 書面又はメールにより質問 すること なお 質問書に対する回答は適宜行う 15
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