季刊国民経済計算

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1 日本における生産側四半期 GDP 速報の開発に向けて 英国 米国における推計の検証と導入に向けた検討 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部企画調査課研究専門職吉沢裕典内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部企画調査課研究専門職小林裕子 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部研究協力者 野木森稔 1 はじめに国民経済計算の次回基準改定に向け 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部では四半期国民経済計算 (Quarterly National Accounts; QNA) として 現行の支出側 GDP 等に加え 生産側 GDP 分配側 GDP の開発を進めている 本稿では 生産側四半期 GDP に焦点を当て 開発の現状についての解説を行う また 現時点で検討中の推計方法 表章 発表タイミングについて 古くから生産側 GDP を公表する英国 2014 年に入り新たに生産側 GDP を公表した米国と比較し その違いの背景を検証するとともに 導入に向けた考え方を整理する このように本稿では 開発計画の進捗を示すことに加え 生産側四半期 GDP がどのような役割を持つか検討した上で 適切な公表形態について考察することを目的とする 本稿の構成は以下のとおりである まず 第 2 節で 2014 年 7 月に開催された 国民経済計算次回基準改定に関する研究会 ( 以下 JSNA 研究会 という ) の資料を基に 現時点での日本における生産面に係る推計方法の概説や表章の考え方を紹介する 第 3 節では 現行 JSNA の平成 17 年基準国民経済計算の遡及結果を基に 四半期別の生産側実質 GDP 及び経済活動別の実質付加価値の季節調整値等の暫定的な試算を行う その際 試算の概要や今後の検討課題についても整理する また 第 4 節では 諸外国の事例として 日本が導入を検討しているシングルインディケーター法を用いて推計を行っている英国と四半期別供給表 使用表のフレームワークを用いたダブルデフレーション方式にて推計を行っている米国について それぞれ推計方法 表章分類等について比較し その違いの背景を検証する 第 5 節では 以 上を踏まえたまとめとする 2 日本における生産側四半期 GDP 速報開発 導入に向けた動き現行 JSNA において推計 公表している四半期別 GDP 速報 (QE) の範囲は 支出側 GDP 及びその内訳項目 国内 / 国民総所得 (GDI / GNI) 雇用者報酬であり 生産 分配面の情報を体系的な形では推計 公表していない 他方 多くの主要先進国では 四半期速報として 三面からの GDP や 重要な経済指標である家計貯蓄率等が作成 公表されている こうした状況の中 第 Ⅰ 期公的統計の整備に関する基本的な計画 ( 平成 21 年 3 月閣議決定 ) 及び第 Ⅱ 期公的統計基本計画 ( 平成 26 年 3 月閣議決定 ) においては 生産及び分配所得面を含む三面の四半期推計を整備し 当面 その速報を参考系列として公表することを目指すこととしており JSNA の次回基準改定に向けては 統計利用者のニーズも踏まえ 生産面 分配面を含む 四半期国民経済計算 (QNA) として 四半期推計の充実に取り組む必要がある 生産側四半期 GDP については既に JSNA 研究会において 導入に向けた議論が行われている 内閣府経済社会総合研究所 (2014a) によると 現時点で検討中の生産面に係る推計方法の概略や表章の考え方は以下のとおりである 2.1 推計方法の概略現在の開発段階では 以下の式で表される生産側 GDP 1 について 実質 GDP 及び経済活動別実質付加価値 ( いずれも連鎖方式 ) を推計することが目指されている 本稿の作成に当たっては 内閣府経済社会総合研究所の丸山雅章総括政策研究官 ( 前国民経済計算部長 ) 多田洋介企画調査課長 斎藤達夫企画調査課長補佐をはじめとする国民経済計算部の職員からは有益なコメントをいただいた 記して謝意を表したい なお 本稿の内容は 筆者が現在および過去に属した組織の公式の見解を示すものではなく 内容に関しての全ての責任は筆者らにある 1 ここでは 現行 JSNA と同様 生産者価格表示ベース -95-

2 ( 生産側実質 GDP)=( 経済活動別実質付加価値額の合計 ) +( 輸入品に課される税 関税 ) -( 総資本形成に係る消費税 ) 経済活動別実質付加価値の推計に当たり 市場生産者部門については 年次推計で用いられている手法と同様に 経済活動別の財貨 サービス産出表 ( 名目 V 表 ) 経済活動別の財貨 サービス投入表 ( 名目 U 表 ) 及びデフレーターから 実質産出額と実質中間投入額を求め その差として実質付加価値額を推計する方法 ( ダブルデフレーション方式 ) 2 を活用することが考えられる しかしながら 利用可能な基礎統計の制約から 名目 U 表を作成し 実質中間投入額を推計することは困難である このため 諸外国でも採用されている手法として シングルインディケーター法 (United Nations, 2009) と呼ばれる 実質産出額の動きで実質付加価値を推計する方法を採用する 3 シングルインディケーター法による概要は以下のとおり なお 詳細については 後述 にて説明する 現行 QE で推計している財貨 サービス別出荷額等をもとに 財貨 サービス別名目産出額を推計 財貨 サービス別名目産出額から 利用可能な直近年の年次推計の V 表を用いて産業別名目産出額を求め これと四半期別デフレーターから産業別実質産出額を推計 産業別実質産出額に利用可能な直近年の年次推計から得られる産業別実質付加価値率 4 を乗じて 四半期産業別実質付加価値額を推計 なお 経済活動別実質付加価値のうち非市場生産者部門 及びその他の生産側 GDP 構成項目は 現行 QE で用いている計数等を活用して推計する 2.2 表章の考え方内閣府経済社会総合研究所 (2014b) によると 現行 JSNA の経済活動別分類 ( 大分類 ) は 1968SNA ベースの経済活動別分類 (United Nations, 1968; table 9) であり 産業 政府サービス生産者 対家計民間非営利サービス生産者の 3 区分 及びそれらの内訳となっている ( 表 2-1) 次回基準改定後の年次推計の JSNA の経済活動別分類は 2008SNA の対応に併せて 国際標準産業分類 第 4 版 (ISIC Rev.4) との整合化を図る方向で検討が進められている ( 表 2-2) 四半期別の経済活動別実質付加価値及び生産側 GDP の推計では 当面は次回基準改定における JSNA 経済活動別分類 ( 大分類 ) を基本とするものの 各経済活動別分類の実質付加価値額の振れ幅や付加価値額算出のための基礎統計の制約等 ( 例えば 実質付加価値額の水準が低く振れが大きくなる 鉱業 については 製造業 と統合して 鉱工業 とすることや 次回基準改定案で サービス業 のように細分化したものでも 四半期の基礎統計に制約があるものについては他の経済活動別分類と統合することも一案 ) を踏まえて引き続き検討している なお 2008SNA マニュアルにおいて 国民経済計算の ISIC 集計 10 カテゴリー (SNA/ISIC 集計 A*10) が示されており これについても参考に出来ると考える ( 表 2-2) また 生産面では 景気分析の観点から 統計利用者に 価格変動及び気候 社会習慣等の影響によって生じる季節変動を除去した実質 季節調整値が主に使われることを念頭に また 支出面や諸外国でも実質 季節調整値が優先される傾向を踏まえ 実質 GDP 及び経済活動別実質付加価値の増加率 ( 季節調整済前期比 ) 及び指数または実額 ( 季節調整済 ) を中心に表章することを検討している 表 2-1:JSNA の経済活動分類 ( 平成 17 年基準 ) 区 1. 産 分 業 現行 JSNA の経済活動別分類 ( 大分類 ) (1) 農林水産業 (2) 鉱業 (3) 製造業 (4) 建設業 (5) 電気 ガス 水道業 (6) 卸売 小売業 (7) 金融 保険業 (8) 不動産業 (9) 運輸業 2. 政府サービス生産者 (10) 情報通信業 (11) サービス業 3. 対家計民間非営利サービス生産者 2 経済活動別付加価値推計のダブルデフレーション方式の詳細については 内閣府経済社会研究所 (2012) 第 3 章 第 7 章を参照 3 シングルインディケーター法は 英国 カナダ オーストラリア フランスで採用されている手法である 4 ここで 実質付加価値率の定義は次式のとおり 実質付加価値率 = 実質付加価値額 / 実質産出額 -96-

3 農林水産業 鉱業 製造業 表 2-2: 次回基準改定における JSNA の経済活動分類 ( 案 ) と ISIC 分類 JSNA 経済活動別分類案 ( 大分類 ) A. 農林漁業 B. 鉱業及び採石業 C. 製造業 ISIC Rev.4( 大分類 ) 5 ( 出所 ) 内閣府経済社会総合研究所 (2014b) を基に筆者が作成 1 農林水産業 電気 ガス 水道業 D. 電気 ガス 蒸気及び空調供給業 E. 水供給業 下水処理並びに廃棄物管理及び浄化活動 建設業 F. 建設業 3 建設 卸売 小売業 運輸 郵便業 SNA/ISIC 集計 (A*10) G. 卸売 小売業 ; 自動車 オートバイ修理業 4 卸売 小売 運輸 保管 宿泊 飲食業 H. 運輸 保管業 2 製造業 鉱業 採石業 その他の産業 2a うち製造業 宿泊 飲食サービス業 I. 宿泊 飲食業 情報通信業 J. 情報通信業 5 情報通信業 金融 保険業 K. 金融 保険業 6 金融 保険業 不動産業 L. 不動産業 7 不動産業 専門 科学技術 業務支援サービス業 M. 専門 科学及び技術サービス 8 専門 科学技術 業務支援サービス業 N. 管理 支援サービス 公務 O. 公務及び国防 強制社会保障事業 9 公務 防衛 教育 保健 社会事業 教育 P. 教育 保健衛生 社会事業 Q. 保健衛生及び社会事業 その他のサービス業 R. 芸術 娯楽 レクリエーション業 S. その他サービス業 10 その他のサービス業 2.3 公表タイミング生産側四半期 GDP の公表開始時期については JSNA の次回基準改定結果を反映する必要があることから 次回基準改定後できるだけ速やかに参考系列として公表していくことを目指している また 公表開始後の各四半期速報の公表のタイミングとしては 支出側 GDP の 2 次速報値の推計作業過程で得られる情報を活用する必要があることから 公表開始後当面は 2 次 QE の公表よりも後の然るべきタイミング ( 一例としては 当該四半期終了後の 90 日程度後 ) を基本に検討が進められている 3 暫定的な試算 3.1 試算の概要今回の試算では内閣府経済社会総合研究所 (2014a) で示されている 四半期別の生産側実質付加価値及び生産側 GDP の公表を見据え 連鎖実質値の季節調整値を求めることを念頭に置いた 季節調整値を求める際は 1. 原系列の推計 2. 季節調整といった 2 段階のプロセスを辿ることとなるため 以下ではそれぞれのステップに分けて今回の試算を概説する 原系列の試算試算の第 1 段階として 平成 17 年基準国民経済計算の遡及結果 (1994 年以降 ) を基に 四半期別の生産側実質 GDP 及び経済活動別実質付加価値の原系列の推計を行った 6 内閣府経済社会総合研究所(2014a) にも示されているが 推計のロジックは以下のとおりである 7 5 内閣府経済社会総合研究所 (2014b) の ( 参考 2) の 次回 JSNA 基準改定時における経済活動別分類 ( 案 ) は 現行 JSNA の順序で列挙されているが 表 2.2 の JSNA 経済活動別分類案では ISIC の順に並べ替えている SNA/ISIC 集計 (A*10) は 2008SNA マニュアルの表 18.1 より 6 本稿では 2.1 項の式に基づいて 生産側 GDP を試算した また 産業部門については 現行 JSNA の産業 11 分類 ( 表 2-1) の (2) 鉱業 (3) 製造業を 鉱工業 に統合した産業 10 分類及びそれらの合計である 産業計 について試算した 7 1)~ 4) の手順は 年次推計におけるコモディティ フロー法 付加価値法と同様であり 内閣府経済社会総合研究所 (2012) の第 2 章 第 3 章 第 7 章を参照 四半期別推計では中間投入の推計を行わず 5) のシングルインディケーター法を用いて 経済活動別実質付加価値額を推計する 一方 年次推計においては 基準年の V 表の情報と 当該年に推計される財貨 サービス別産出額等を基に 経済活動別の産出額を推計した後 中間投入額の推計を行い 産出額から中間投入を控除することにより付加価値額を推計している -97-

4 1) 現行 QE で推計している簡易的なコモディティ フロー法 ( 内閣府経済社会総合研究所 2013) により得られる 四半期別の財貨 サービス別出荷額 製品在庫及び仕掛品在庫純増額 運輸 商業マージンを用いて 付加価値推計法の概念の財貨 サービス別産出額を求める 8 2) 1) の財貨 サービス別産出額を 直近の年次推計で得られている V 表を利用し 経済活動別財貨 サービス別産出表 すなわち四半期別 V 表を作成する 3) 2) の四半期別 V 表を 財貨 サービス別に推計されているデフレーターを利用して実質化した後 経済活動別実質産出額を求める 4) 3) を試算の分類 ( 産業 10 産業計 一国計) に連鎖統合を行い 四半期別の経済活動別実質産出額を求める 5) 実質付加価値額は 以下の シングルインディケーター法 を用い四半期別の実質産出額に年次推計で得られる実質付加価値率を乗じて求める 定義 ROUTPUT i,k,t : 実質産出額 RVR i,t : 実質付加価値率 i : 経済活動 k : 四半期 t : 暦年とした場合 RVA i,k,t : 実質付加価値額は RVA i,k,t = ROUTPUT i,k,t RVR i,t 生産側四半期 GDP については 年次推計と同様にダブルデフレーション方式に則り推計を行うという考え方もあるが 前述の通り利用可能な基礎統計の制約より 四半期ごとの実質中間投入額を直接推計することは難しい そのため 短期的には実質の投入構造の変化は少ない という仮定の下 四半期毎の実質付加価値率を年次推計で得られる暦年の実質付加価値率に置き換えて推計を行っていることとなる 年次推計で確報 確々報が存在していない いわゆる速報期間では その時に得られている最新の確報より計算される暦年の実質付加価値率を利用して速報期間の四半期別の実質付加価値額を推計することになる 6) 経済活動別に得られる四半期別の実質付加価値額と その他の生産側 GDP 構成項目を連鎖統合して四半期別の生産側実質 GDP を求める 以上の操作により経済活動別実質付加価値と生産側実質 GDP の四半期での原系列の計数が得られる 季節調整現在 内閣府では経済活動別実質付加価値を含む生産側実質 GDP の四半期別の季節調整値の計数を公表する事を目指している このことを踏まえ 今回の試算でも季節調整を行った 利用した季節調整プログラムは 現行 QE でも使用されている 米国センサス局で開発された X12-ARIMA である 一般的に季節調整値を求める際は異常値の影響を取り除かなくてはならない 一国計の GDP に対して季節調整を行う場合はマクロ経済の大まかな動きを調べることにより異常値の処理を行うことが出来るが 特定の経済活動においては その経済活動に影響を与える規制や法律の改正 また基礎統計の調査体系の変更 天候といった要因が異常値を発生させると考えられる このため 異常値の処理には細心の注意を払う必要がある 異常値の処理と ARIMA モデルのパラメータの選択に関しては次の手順で行った 1) 2008 年に顕在化した世界的な不況や 2011 年に起きた東日本大震災等 経済に大きな変動を及ぼすようなイベントに対し異常値の設定を行う 2) X12-ARIMA の機能である異常値の自動検出を切ったうえで ARIMA モデルの次数を決定する この際 選択の候補となるモデルの次数は 非季節性 AR パートが 0 から 2 非季節性 MA パートが 0 から 2 季節性 AR パートが 0 から 2 季節性 MA パートが 0 から 2 で 階差については 1 で固定した全 81 種類とし その中から赤池情報量基準 (AIC) を最小にするモデルを選択 3) 2) で選択した ARIMA モデルの次数で異常値の自動検出を行う この際に 1) で設定したものの非有意となった異常値及び新たに検出された異常値の原因を調べ 検討を行い異常値の設定の可否を決定 4) 2) と 3) を異常値の出入り及び ARIMA モデルの次数の変更が無くなるまで繰り返す 9 8 コモディティ フロー法の財貨 サービス別産出額 ( 国民経済計算年報フロー編付表 1) は 出荷額 製品在庫純増額 半製品 仕掛品在庫純増額の合計から求められる 付加価値法概念の財貨 サービス別産出額 ( 国民経済計算年報フロー編付表 4) は 運輸 商業マージンを表 2-1 の (6) 卸売 小売業 (9) 運輸業 の産出額に計上したものである 9 この方法は変則的なステップワイズ法であり 最終的な異常値の設定は初期設定に大きく依存しており 最適な方法ではないことに留意が必要ではあるが 実務的にはこの様な方法が適切であろう -98-

5 多くの系列については上記の手順で行ったが この手順では異常値の検出の際に 経済的な背後関係が解らない系列もあった 10 試算結果 採択した異常値や ARIMA モデルについては 付録を参照して頂きたい 3.2 今後の検討課題試算を行い 季節調整を行う中で 1) 実質付加価値率が暦年で固定 2) 異常値の設定といったことが推計を行う上である種の困難をもたらす事が明らかになってきた 1) については異常値の設定を四半期の要因と暦年の要因とに分けて考えなくてはならなかったことから判明したことである 原系列の推計では実質付加価値率が 1 年間固定であるため 年中に起きた投入構造に影響を与えるイベントについては捉えきれないことになる このため年中で起きた投入構造の変化は 変化が起きた年の原系列の付加価値の水準を動かすこととなり このような系列に季節調整を掛け異常値の自動検出を行うと 投入構造が変化した年の第 1 四半期にレベルシフト調整が観測されることとなると予想された 実際 農林水産業 電気 ガス 水道業 については異常値の自動検出を行ったところ ある年の第 1 四半期にレベルシフト調整をしたとの X12-ARIMA からの出力を得た この様な結果に対応するような経済環境の変化を調べたところ 農林水産業 では平成 15 年が冷夏のため 米の作況指数が 90 であり 電気 ガス 水道業 の大宗を占める 電気業 については 2007 年 7 月の柏崎刈羽原子力発電所の停止 2011 年の東日本大震災以降の相次ぐ原子力発電所の停止や火力発電所の稼働による年中の投入構造の変化をもたらすような経済環境の変化があったことが判明した 原系列の推計の段階で 四半期別の中間投入を捉えることができれば 年中の投入構造の変化に対応した付加価値の原系列が得られるうえ 季節調整においても より精度の高い計数を得られると考えられる この点 電気業 の様に寡占産業であれば 四半期の電力会社の財務諸表を精査することにより何らかの対応をすることが可能かもしれない しかし 他の経済活動に対しても同様な対応を取ることは実務的には難しいため 今回の試算では X12-ARIMA の指示に従い 第 1 四半期にレベルシフト調整を設定することとした どのような -99- 情報に依拠して四半期別の中間投入を捉えるかは今後の課題と言える 2) については前小節で述べたが 特定の経済活動の計数に異常値を発生させる要因は 規制や法律の改正 基礎統計の調査体系の変更 天候といったことが考えられる しかし あらゆる経済活動に対して 丹念に異常値の発生要因を調べ上げ 異常値の処理を行うかどうかを決定するには 特定の経済活動の動向に精通する必要があると考えられる 技術的な観点からは異常値の自動検出を利用すれば ある程度の把握が可能ではあるが 単純に統計学的な手法を使用しているだけなので十分とは言えない 例えば 今回の試算でも 電気 ガス 水道業 の異常値を自動検出した際に 2008 年の第 1 四半期に上方への一時的変化を検出した しかし 電気 ガス 水道業 のうち大宗を占めている 電気業 に この時期に異常値を発生させるような要因は見つからなかった そのため前年である 2007 年の年次推計の 電気業 の実質付加価値率を見たところ 実質付加価値率が一時的に低下していることがわかった 1) でも説明したが この時期には新潟県中越沖地震 (2007 年 7 月 ) の影響で柏崎刈羽原子力発電所が停止し 火力発電所の稼働率の上昇及び電力の需給調整を行っていたことがわかったので 2007 年の第 1 四半期にレベルシフト調整を設定した 今回の試算では時間の許す限り異常値の発生要因となるような事象について調べたが 全ての異常値要因を調べ上げたわけではない 日本で経済活動別の実質付加価値の季節調整値を公表するに当たっては 理想的には 特定の経済活動に精通する職員を養成する等の体制整備が必要と思われる 11 このように 開発は着実に進んでいるものの 日本における四半期国民経済計算 (QNA) の開発 公表に向けて 残る課題を解決し より良い公表形態を模索していく必要がある 生産側四半期 GDP については 各国の状況を見てもそれぞれに異なる推計方法 表章 発表タイミングが採用されており どのような形態がベストであるといった点については容易に結論を得難いものがある 以下では 以前から生産側四半期 GDP を公表している英国 2014 年に入り新たに生産側四半期 GDP を公表した米国について紹介し それぞれの推計方法 表章 発表タイミングがどのような背景をもっているかを検討する 10 この様な系列については後ほど触れる 11 なお その際には 他統計 ( 例えば 鉱工業指数の季節調整方法 ) についても 季節調整方法の現状を把握することが有用かと思われる

6 4 諸外国の事例 2.1 で述べたとおり 生産側四半期 GDP を推計する方法は ダブルデフレーション方式 と シングルインディケーター法 の 2 つがある Eurostat (2013) では 理想的な手法として生産額と中間投入額の差を計算するダブルデフレーション方式を示しているが 四半期の中間投入額のデータは利用できないことがあり 生産額のみを利用したシングルインディケーター法をより一般的な手法としている ここでは シングルインディケーター法により推計を行っている英国と ダブルデフレーション方式により推計を行っている米国の事例を紹介する 英国における生産側 GDP 推計方法 : シンプルで分かりやすい推計に英国国家統計局 (Office for National Statistics 以下 ONS) が公表する生産側四半期 GDP は シングルインディケーター法 を推計の中心としている シングルインディケーター法 とは 短期では 実質ベースの付加価値の動きを実質ベースの産出額の動きで近似できる という仮定に基づき推計する方法であり 以下のとおり : 実質産出額 : 実質中間投入額 : 実質付加価値額 : 実質中間投入比率 : 産業 : 四半期とした場合 となり さらに の時ここで 四半期のような短期では実質中間投入比率が 一定 ( 実質ベースの投入 産出構造は短期で変化しない ) となることを利用する つまり 実質産出額の伸び率 実質付加価値額の伸び率 として推計を行っていることになる ( 図 4-1) シングルインディケーター法 は中間投入額について 四半期ベースで高い精度を有する情報を得ることは容易ではない場合であっても 上記の仮定を置くことで推計を可能にする方法であり シングル は産出額の動きのみを使って推計 ( ダブルデフレーション方式は産出額と中間投入額の2つのデフレーターを使って推計 ) することに由来する この手法においては 経済の投入 産出構造が大きく変化したときには仮定が成立しないため 推計値に大きな歪みをもたらす可能性があることには注意しなければならない しかしながら 英国の四半期 GDP について事後的に大きな修正が行われているかというと そうではない ( 野木森 2011) 基本となる推計方法はシンプルであるが 悪天候などの特殊要因により経済が大きな影響を受けた時はそうした影響を別途推計し加えるなど その時の経済状況に応じて推計値を柔軟に変更するなど改善措置を行っていること 四半期推計 年次推計でともに生産側推計値を中心とした推計フレームワークが構築されていることを背景に 安定した推計値を作ることができている また GDP 作成において基準年から先の推計値に固定基準を利用した加法整合性 (Fixed-base tails and additivity) を活用している点も大きな特徴である Robjohns (2007) に示されるように 現在の英国 GDP は連鎖実質値 (Chain volume measure) で作成されているが 全ての時点において厳密な連鎖方式を適用しているわけではない 2010 年以前については各産業の実質 GDP を加法整合性の成立しない連鎖方式により統合しているが 2011 年以降については加法整合性の成立する固定基準方式 ( 基準年 =2010 年 ) により統合しており 2011 年以降については連鎖方式により統合された実質 GDP と 業種ごとの計数を単純に合計したものの差である開差がない 13 ( 図 4-2) こうした措置により推計をシンプルにすることは 統計利用者の利便性を高めることにも繋がっていると言えよう 基礎統計については 製造業とサービス業については月次生産調査 (Monthly Production Inquiry; MPI) や流通 サービス産業月次調査 (Monthly Inquiry into the Distribution 12 なお 本節では諸外国の文献における Industry を産業と訳しているが前節までの経済活動と同義語である 13 Robjohns (2007) では In Blue Book 2006, this reference year was 2003 and so years before 2003 were chain-linked whereas years afterwards used 2003 as the fixed base(2006 年の年報では 基準年は 2003 年であり 2003 年から前は連鎖方式 2004 年以降は 2003 年を固定の基準年として利用する ) とあるが 2014 年 8 月現在 基準年は 2010 年である

7 図 4-1 シングルインディケーター法の推計イメージ 図 4-2 英国生産側四半期 GDP の連鎖実質値の開差 ( 注 ) 開差 =( 産業別実質 GDP を単純合計したもの )-( 連鎖方式により統合された実質 GDP) データは 2014 年 3 月 28 日時点 (2013 年 月期 3 次推計公表時点 ) ここでの産業別実質付加価値額の単純合計値は 農林水産業鉱業 採石業製造業電気 ガス 蒸気 空調供給業水供給 下水処理 廃棄物管理 浄化活動建設業サービス業の付加価値額を合計したもの ( 出所 )ONS( 英国国家統計局 ) and Services Sector; MIDSS) が利用される ちなみに MPI と MIDSS は鉱工業指数 (IoP) とサービス業指数 (IoS) を構成する要素でもある これらが GDP の 60% と大半を占める要素となっていることで 製造業とサービス業の代表的な月次統計と四半期 GDP との連動性を高めている その他 建設業については月次建設生産調査 (Monthly construction output survey) が基礎統計になっている また 政府部門に関しては 雇用など中間投入の代理変数 (Employment and other input proxies) 保健衛生 社会事業や教育業についてコストでウェイト付した活動指数 ( Cost-weighted activity indices) が利用される (Skipper, 2005)

8 4.1.2 表章について : 最大 112 業種 ただし詳細分類の精度に問題 ONS が公表する四半期 GDP 速報の資料 (1 次推計 : Gross Domestic Product Preliminary Estimate 2 次推計 : Second Estimate of GDP 3 次推計 :Quarterly National Accounts) に示される生産側四半期 GDP は実質値 (chained volume measures) のみであり 表 4-3 に示されるような農業 生産活動 建設業 サービス業を大分類 表 4-3 英国生産側四半期実質 GDP の動き ( 前期比年率 %) 2013 年 Q1 Q2 Q3 Q4 生産側四半期 GDP 農林水産業 生産活動 鉱業 採石業 製造業 電気 ガス 蒸気 空調供給業 水供給 下水処理 廃棄物管理 浄化活動 建設業 サービス業 卸小売 宿泊 飲食業 卸売 小売業 自動車 オートバイ修理業 宿泊 飲食サービス業 運輸 保管業 通信業 ビジネスサービス 金融業 金融 保険業 不動産業 専門 科学管理 補助業 政府 その他サービス 公務 国防 強制社会保障事業 教育 保健衛生 社会事業 その他のサービス業 ( サービス業 : 政府除く ) 四半期 GDP( 支出側 市場価格ベース ) ( 注 ) 生産側四半期 GDP は基本価格ベース データは 2014 年 3 月 28 日時点 (2013 年 月期 3 次推計公表時点 ) サービス業 ( 政府除く )= 電気 ガス等 + 水供給 下水処理等 + 卸小売 宿泊 飲食業 + 運輸 保管業 通信業 + ビジネスサービス 金融業 + その他サービス ( 出所 )ONS( 英国国家統計局 ) 図 4-4 英国生産側四半期実質 GDP 寄与度分解 その他サービス業 ( 政府除く ) 製造業 ( 前期比 %) 1.0 政府 建設業生産側四半期 GDP Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q 年 2013 年 ( 注 ) 生産側四半期 GDP は基本価格ベース データは 2014 年 3 月 28 日時点 (2013 年 月期 3 次推計公表時点 ) サービス業 ( 政府除く )= 電気 ガス等 + 水供給 下水処理等 + 卸小売 宿泊 飲食業 + 運輸 保管業 通信業 + ビジネスサービス 金融業 + その他サービスとした その他にはこれらサービス業 ( 政府除く ) と製造業 建設業 政府以外の業種が含まれる ( 出所 )ONS( 英国国家統計局 )

9 とした全 16 業種となる ( 季節調整値のみ ) ただし 英国の生産側四半期 GDP は 112 業種から推計されている 公表される詳細な表 14 を確認すると その 112 産業について 実質値 :1990 年以降 金額ベースと指数ベース ( 産業計のみ1955 年第 1 四半期から ) 名目値:1997 年以降 金額ベースを利用するができ 1995 年以降について各産業のウェイトも見ることもできる しかしながら これだけ細かいデータになると問題も多いとみられ Some of the data series in this spreadsheet are low level aggregates and are volatile. Users are asked to take this into account when interpreting the data( この集計表のデータ系列のいくつかは水準が低い合計値であり 振れが大きい ユーザーはデータ解釈においてこれを考慮することが求められる ) という注意が示されている なお 名目値 実質値ともに GDP( 付加価値 ) のみの公表であり 中間投入額 産出額は公表されていない また 英国の生産側四半期 GDP は基本価格ベースの付加価値 (Gross Value Added at basic prices) で示されている 基本価格とは 生産者が購入者から受け取る金額 ( 市場価格 ( 購入者価格 )) から生産物に課される税を差し引き 生産物に対する補助金を加えたものであり 購入者が支払う金額から購入者が控除可能な付加価値型税 (VAT) を差し引いた概念である 一方 支出側 GDP 分配側 GDP は 市場価格 ( 購入者価格 ) の GDP(Gross domestic product at market prices) である 公表タイミング : 先進国の中では最速で公表英国の生産側四半期 GDP の最大の特徴は 速報性 である 同国の生産側四半期 GDP の 1 次推計は対象四半期終了からわずか 25 日程度と 先進国の中では最速のタイミングで公表される この時点の推計値は GDP 推計全体の 44% が実績値 ( 製造業の付加価値の 73% サービス業の付加価値の 39%) であり 残りは様々な方法で推計 予測を行い 補完する 対象四半期最終日の約 55 日後には 2 次推計が公表され 改善された生産側四半期 GDP(67% が実績値 ) と共に 支出と所得に基づく推計値も公表する このとき 生産側四半期推計値は短期での伸び率で見たとき最も良い推計値と考え 支出側四半期 GDP と分配側四半期 GDP を一致させて QNA を提供する 具体的には 四半期一致調整 (Quarterly Alignment Adjustment 支出側四半期 GDP を在庫で 分配側四半期 GDP を営業余剰で調整し それぞれの伸び率が生産側四半期 GDP の伸び率に一致するようにする 詳細は野木森 (2011) の p37 を参照されたい ) という方法を採用し 調整している 3 次推計は対象四半期最終日の約 85 日後に公表される (80% が実績値 ) 4.2 米国における生産側四半期 GDP 速報 推計方法について : 不完全ながらもダブルデフレーション方式を利用米国の場合は 英国とは異なり これまで生産側四半期 GDP を公表していなかった 2014 年 4 月 25 日 米国商務省経済分析局 (U.S. Bureau of Economic Analysis 以下 BEA) は生産側四半期 GDP( 米国では Quarterly GDP by Industry と呼ぶ ) をようやく公表し始めたところである 2010 年以降 機関紙 Survey of Current Business にてその開発過程を 3 度にわたり試算結果を公開していた (Strassner and Wasshausen, 2012; Mayerhauser and Strassner, 2011; Robbins, Howells and Li, 2010) が Moylan (2014) によれば 開発自体は 2003 年からスタートしており 正式公表に至るまでは 10 年以上の歳月がかかったことが示されている 米国の年次推計では 産業別に産出額 中間投入 付加価値をよりタイムリーに そしてより整合性をもった統計として公表するため IO アカウント ( 産業連関表に関する産出表と使用表 ) と産業別 GDP の推計を統合することにより推計値を作成する ( 小林 野木森 2012) 米国の生産側四半期 GDP の推計方法はこの年次推計の方法の基本としたことで 先述した Eurostat (2013) が示した 2 つの方法のうち より理想とされる ダブルデフレーション方式 を利用する形となった Strassner and Wasshausen (2014) によれば 具体的な推計方法は以下のような 5 段階のステップを経て推計される 1 ) 商品別の国内供給の作成 : 各商品に関する国内供給は 産業別の中間投入または最終需要として利用可能な財貨 サービスの総額である 国内供給は 国内企業により生産された財貨 サービスの総額に 輸入と政府の売上を加え 輸出と在庫変動を除いた 14 GDP(O) Low Level Aggregates 20XX QX - Month X(X は発表時点によって異なる ) または GDP(O) low level aggregates at constant and current prices という名前で公表

10 ものとなる ほとんどの商品と産業の産出額は 米国センサス局の月次 四半期調査 金融機関に関する調査データ FRB による鉱工業生産のデータ 貿易関連データなど 多様なソースデータを基に作られる 商品別の民間在庫変動は NIPA (National Income and Product Accounts) を 輸出と輸入は米国センサス局の貿易統計と BEA の国際取引勘定における貿易統計を基礎統計としている これらのデータは米国センサス局の X13 を利用し 季節性の検証が行われ 季節調整が施されて組み込まれる 2 ) 産業別付加価値 (Value added) の作成 : 産業別付加価値は発生したコストと生産から得られた所得を示し 産業別の雇用者報酬 生産 輸入品に課される税 ( 控除 : 補助金 ) 総営業余剰から構成される 雇用者報酬と生産 輸入品に課される税 ( 控除 : 補助金 ) の名目値は NIPA の一部として公表される GDI を作る計数と一致する 総営業余剰は 産業別総産出額と NIPA の総営業余剰を事業所ベースに調整したものを利用することで導出される この方法により 産業別の総営業余剰の推計値は 利益に関する四半期データと NIPA の関連する事業所得 そして 産業別の総産出額も組み込み バランスされた産業連関フレームワーク (Balanced input-output framework) の中で推計されることになる このアプローチでは 米国の経済統計システムで利用可能な一連の高品質の四半期と月次のデータを徹底して利用することになる この総営業余剰の推計については 基準年と各年の推計における BEA の統合された産業別経済勘定 (Integrated industry economic accounts) で利用されるアプローチとほぼ一緒のものとなっている 3 ) 使用表 (Use tables) の初期値の作成 : 使用表は企業の商品の消費額 ( 中間投入 ) と最終需要における商品の消費額を示すものである 中間投入は 各産業の生産工程で使用されるエネルギー 材料 購入したサービスの投入を示す 最終需要は 個人 対家計非営利団体による消費 財貨 サービス 建物に関する企業の投資 政府の消費と投資 純輸出などにおける利用可能な最終生産の市場価格を示す 各四半期の使用表の初期値は 利用可能な年次使用表を利用して構築される これらの計数は 使用表をバランスする過程で調整される 4 ) 使用表のバランス : 使用表は数理的バランス手法 (RAS 法 産業ごとの付加価値 NIPA における各項目の最終需要 最終需要の合計として計測された GDP 等を含む所定の条件に使用表の行と列の逐次調整する ) を使ってバランスされる バランシングは産業別付加価値の合計が GDP に 商品ごとの中間投入 + 商品の最終需要が商品ごとの国内供給に 産業別中間投入 + 産業別付加価値が産業別総産出額に一致することを確保する 中間投入と最終需要の商品構成はバランシング プロセスの中での調整に依存することになる 5 ) 産業別 GDP に関する価格 数量指数の作成 : 価格と数量指数が以下 3 ステップで作成される (1) 産出表 (make table) の総産出額に含まれるある企業によって生産された各商品を実質化 (deflating) することにより 総産出額の指数を導出する (2) 使用表の中間投入として企業に消費されたすべての消費を実質化することにより 中間投入の指数を導出する 中間投入の国内と海外のデータは 輸入の比例性 同等性 仮定の利用により別々に実質化される (3) 産業別付加価値の指数はダブルデフレーション方式により計算される ( フィッシャー指数のフレームワーク (Fisher index-number framework) の中で実質総産出額と実質中間投入額の差として実質付加価値が計算される ) 以上に見たように 米国での推計のポイントは四半期の使用表 (Use Table) の作成であり 産出額とともにこの使用表を季節調整済み名目ベースで作成することで 米国の生産側四半期 GDP は推計される 使用表の構成は図 4-5 に示されるように 縦に商品と付加価値項目 ( 分配側 GDP の項目 ) 横に産業と最終需要項目( 支出側 GDP の項目 ) が並び それぞれの中間投入 消費額と付加価値または最終需要の合計として産出表における生産額が定義されている 生産側四半期 GDP の推計において 中間投入 総営業余剰に過去の年間値を初期値として置いている段階では この使用表の縦 横に関して合計が生産額と一致しない そこで RAS 法を利用し 縦 横の合計が生産額と一致するように調整 ( バランシング ) することで 生産側四半期 GDP の推計は完了し さらに 支出側四半期 GDP とも一致した結果が得られることになる

11 農業 図 4-5 米国産業別四半期 GDP 推計に利用される投入 産出フレームワーク 産業 農業鉱業製造業商業運輸業 サービス業 政府 個人消費 最終需要政府投資消費 純輸出 商品の総生産額 鉱業 商品 製造業 商業 運輸業 バランシングされた使用表 ( 初期値 = 年次使用表 ) 中間投入 中間消費額 NIPA (National Income and Product Accounts) における最終需要 産出表 サービス業 政府 雇用者報酬生産 輸入品に課さ付加価値れる税 ( 控除 ) 補助金総営業余剰 NIPA の産業別分配勘定 産業別総産出額と NIPA の総営業余剰を事業所ベースに調整 産業の総生産額 産出表 総産出額 ( 出所 )Strassner and Wasshausen (2014) 尤もこのバランシングはかなり簡便な推計方法といえ 理想とされる ダブルデフレーション方式 の本来の姿とは言い難い 生産側の中間投入額などの計数を調整し 支出側の推計値とバランスするというフレームワークは 生産側と支出側のそれぞれの推計値が一致する統計を利用できるというメリットを持つ一方 計数の精度が支出側へ完全に依存し ダブルデフレーション方式で重要な中間投入は バランシングにより元の情報を失ってしまうというデメリットを持っている BEA は中間投入データを使用して独立した推計を目指している ( 小林 野木森 2012) など 支出側に従属したこの推計値は今後改善される可能性もある ただし 支出側 生産側 分配側とそれぞれを独立して推計して整合性のある QNA を構成するのは簡単なことではない Eurostat (2013) では四半期供給使用表 (QSUT) を利用した 3 つの推計をバランスする考え方を示しており IMF(2014) では かなり発展的な内容になるが 多変量デントン法 ( 野木森 林 2012) や 2 段階リコンシリエーション法を調整方法として紹介している なお 基礎統計については 製造業受注 出荷 在庫調査 (Manufacturers' Shipments, Inventories, and Orders (M3) survey) 卸売調査(Wholesale Trade Survey; MWTS) 小売調査 (Retail Trade Survey; MRTS) 建設工事出来高 (Value of Construction Put in Place; VIP) 四半期サービス 調査 (Quarterly Services Survey; QSS) などが利用される (Strassner and Wasshausen, 2014; Table C) 表章について : 現時点では 22 業種今回の公表されたデータ (2014 年 4 月 25 日時点 ) は 2005 年第 1 四半期から 2013 年第 4 四半期までの時系列であり 表 4-6 に示される 22 産業の GDP について 名目値( 金額ベース 対 GDP 総計比 ) 実質値( 指数ベース 金額ベース 前期比年率伸び率 前期比寄与度 ) 価格( 指数ベース 前期比年率伸び率 前期比寄与度 ) が公表されている 一方 22 産業の生産額 中間投入額についても 名目値( 金額ベース ) 実質値( 指数ベース 前期比年率伸び率 ) 価格( 指数ベース 前期比年率伸び率 ) と GDP よりも少ないものの ある程度の情報が得ることができる ( 季節調整値のみ ) Moylan (2014) によれば 現在公表されている産業は 22 業種に留まっているが 将来的に 69 業種まで拡大することを目指しているとのことである

12 表 4-6 米国生産側実質四半期 GDP の動き ( 前期比年率 %) 2013 年 Q1 Q2 Q3 Q4 生産側四半期 GDP 民間産業 農林水産業 鉱業 ガス 電気 水道業 建設業 製造業 耐久財 非耐久財 卸売業 小売業 運輸 倉庫業 情報業 金融 保険 不動産 リース業 金融 保険業 不動産 リース業 専門 ビジネスサービス業 専門 科学 技術サービス業企業マネジメント業廃棄物管理サービス業 教育サービス 医療 社会扶助業 教育サービス業 医療 社会扶助業 教養 娯楽 宿泊 外食業 教養 娯楽業 宿泊 外食業 その他サービス ( 政府を除く ) 政府 中央 地方 ( サービス業 : 政府除く ) 生産側四半期 GDP( 産業別付加価値単純合計 ) ( 注 ) データは 2014 年 4 月 25 日時点 生産側 GDP は支出側 GDP と一致する形で公表されるが 実質値についてはそれぞれ異なるデフレーターを適用するため 厳密には一致しない ( 業種別 GDP 伸び率寄与度の単純合計と実質 GDP 公表値には誤差が生じる ) サービス業 ( 政府除く )= ガス 電気 水道業 + 卸売業 + 小売業 + 運輸 倉庫業 + 情報業 + 金融 保険 不動産 リース業 + 専門 ビジネスサービス業 + 教育サービス 医療 社会扶助業 + 教養 娯楽 宿泊 外食業 + その他サービス ( 政府を除く ) ( 出所 )BEA( 米国商務省経済分析局 ) 図 4-7 米国生産側四半期実質 GDP 寄与度分解 その他サービス業 ( 政府除く ) 製造業 ( 前期比 %) 1.2 政府 建設業生産側四半期 GDP Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q 年 2013 年 ( 注 ) データは 2014 年 4 月 25 日時点 サービス業 ( 政府除く )= ガス 電気 水道業 + 卸売業 + 小売業 + 運輸 倉庫業 + 情報業 + 金融 保険 不動産 リース業 + 専門 ビジネスサービス業 + 教育サービス 医療 社会扶助業 + 教養 娯楽 宿泊 外食業 + その他サービス ( 政府を除く ) とした その他にはこれらサービス業と製造業 建設業 政府以外の業種が含まれる ( 出所 )BEA( 米国商務省経済分析局 ) 資料より筆者作成

13 4.2.3 公表タイミング : 対象四半期終了から約 120 日後と遅い公表米国の四半期 GDP は対象四半期終了から約 30 日と早いタイミングで 1 次推計 (advance estimate) が公表され 2 次推計 (second estimate) と 3 次推計 (third estimate) は対象四半期最終日のそれぞれ約 60 日後 約 90 日後に公表される しかし これらの公表は支出側四半期 GDP と分配側 GDP の公表日程であり 生産側四半期 GDP は含まれていない 生産側四半期 GDP の公表は 3 次推計から約 30 日後 つまり 対象四半期終了から約 120 日後の公表となっている このように 米国の生産側四半期 GDP は従来から公表されている GDP に比べ速報性はない また 生産側 GDP の役割が支出側 GDP の役割を上回ることはないと見られ 支出側の四半期推計値が BEA の四半期 GDP の中心であることは今後も変わらない見込みである Moylan (2014) が Provides more timely industry data for business cycle and policy analysis( 景気循環分析や政策分析を行うためのよりタイムリーな産業別データを提供する ) という特徴を示しているように 生産側四半期 GDP は経済分析の担当者にこれまでになかった有用な情報を提供してくれるものと言える Mayerhauser and Strassner (2011) では 生産側四半期 GDP の作成は BEA アカウントの統合のための より広範な One BEA へ向けた努力の一つ と示されている また Robbins, Howells and Li (2010) で 経済統計全体における確認のためのエンジン (Check Engine) とされているように 米国では生産側 GDP に特段中心的な役割は求めておらず 支出側 GDP と整合的な産業別 GDP の情報を加えることによって 四半期 GDP の情報を充実させようという狙いがあると考えられる 5 日本における生産側四半期 GDP 速報公表に向けて以上に見たように 英国と米国の生産側四半期 GDP は全く異なる役割を持つ 英国の生産側四半期 GDP は高い速報性をもち QNA の軸としての役割を持つ また 高い速報性を持ちながらも 比較的高い安定性を維持している 一方 米国の生産側四半期 GDP には 速報性はなく 3 次推計の後の公表となっている 高い速報性を持つ支出側が四半期推計の軸となり 生産側は QNA における Check Engine としての役割を持つ こうした違いは 以下に見るように 我が国の生産側四半期 GDP における推計方法 表章 発表タイミングを考え る上で重要な参考情報となろう 推計方法 推計方法について押さえておくべきポイントは 改定幅が限りなく少ないといった推計の安定性を確保できるかであろう ダブルデフレーション方式が理想的とされるものの 必ずしもこの安定性においてシングルインディケーター法よりも優れているとは言えないこともある 実際の四半期速報作成においては 多くの場合 中間投入額の情報が不足している ダブルデフレーション方式を採用する米国の場合も十分な情報はないため 支出側推計に依存する形となっており 中間投入額が速報から確報にかけて大きく変化する可能性を残すことになる また シングルインディケーター法を採用する英国の生産側推計値は速報から確報における修正が比較的小さいなど 精度が大きく下がるなどの結果には至っていない 日本においてもシングルインディケーター法の利用は有力と考えられるが 今回の試算において明らかになった 年中に起きたイベントによる投入構造の変化が捉えられないことも念頭に置き開発を進めるべきであろう 表章 表章について押さえるべきポイントは 分析における利便性であろう 製造業やサービス業の動きなど これまでになかった日本の産業構造についての四半期というタイムリーな情報を提供することができるということが生産側四半期 GDP の大きな特徴である 多くの産業について分析の対象とすることができれば 分析の利便性向上への貢献は高くなる しかし 残念ながら英国でも見られているように 産業分類が細かくなればなるほど推計の難度が高まり 計数の信頼性が低下する可能性がある 分析上のユーザーの利便性という観点からも 推計の開発 公表初期段階では産業分類の細かさはある程度までの公表に控えるという考え方があろう もちろん 公表系列を拡張していく努力は必要であり 米国と同様に 少ない分類からスタートし 表章の拡張を事後的に考えていくことは重要であろう 英国 米国 日本 表 5-1 推計方法と表章 推計方法 シングルインディケーター法 ダブルデフレーション方式 シングルインディケーター法? 表章 16 業種 ( 最大 112 業種取得可能 ) 22 業種 ( 将来 69 業種まで拡大 ) 大分類約 10 業種? ( 今後さらに拡大?)

14 図 5-1 四半期 GDP の公表タイミング 対象四半期終了から 約 日後約 45 日後約 日後約 70 日後約 日後約 120 日後 英国 1 次速報 2 次速報 3 次速報 ( 生産側 ) ( 生産側 支出 ( 生産側 支出 側 分配側 ) 側 分配側 ) 米国 1 次速報 2 次速報 3 次速報 ( 支出側 ) ( 支出側 分配側 ) ( 支出側 分配側 ) 生産側四半期 GDP 日本 1 次速報 2 次速報 ( 支出側 ) ( 支出側 ) 生産側四半期 GDP 速報性の向上? 生産側四半期 GDP 支出側との整合性? 公表タイミング 公表に関しては 今回導入を目指す推計値が四半期 GDP の 速報値 である以上 高い速報性が押さえるべきポイントである 英国のように素早く的確に産業情報を提供することは ユーザーにとって有用なものになる しかし 米国のように速報性は支出側に持たせ 生産側は支出側の情報に産業別情報を追加する役割を持たせ 速報性は追求しないという取扱の選択も問題はないと言える 米国と同様に 日本も支出側四半期 GDP をこれまで中心としてきており 今後も引き続き QNA の中心として考えていくことで 速報性の重点は支出側に残すといったことも妥当な選択であろう また そうした場合においても 将来的にユーザーの利便性を高めるため四半期速報の速報性をより高めていくこと考える必要があれば 英国に倣う形で生産側の推計を速報性向上に活かすといったことも考えられよう 以上 次回基準改定に向け 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部で開発に取り組んでいる生産側四半期 GDP 速報の推計方法や試算値等について 検討状況を紹介した 今後も引き続き 新たなデータの蓄積と共に 試算を行い現在の推計方法の課題を洗い出していく予定である また その中で 異常値の処理や季節調整モデルの安定性といったことについては データの蓄積により新たな知見が得られることが期待される 他方 3.2 節で述べたとおり シングルインディケーター法を採用することを前提としても 原系列の推計の段階で四半期毎の実質付加価値率の推計についてはどのような基礎資料が速報の推計の際に利用可能なのか また 利用可能な基礎資料が見つかったとしても 推計精度の向上にどのように寄与するのか検討を重ねなくてはならない また 公表開始までには 推計システムの運用方法やデータマネジメントについて迅速かつミスの無いような運用の設計を行う必要がある これらは今後 試算を繰り返していく中で ドキュメントの整備を通じて完成してゆくべき課題として本稿を締めくくりたい

15 < 参考文献 > 小林裕子 野木森稔 (2012) 付加価値法による生産側 GDP 推計について- 基準改定の影響分析, 日米比較を交えて, 季刊国民経済計算 148 号,pp 内閣府経済社会総合研究所 (2012) 推計手法解説書( 年次推計編 ) 平成 17 年基準版 html 内閣府経済社会総合研究所 (2013) 推計手法解説書 ( 四半期別 GDP 速報 (QE) 編 ) 平成 17 年基準版 kaisetsu pdf 内閣府経済社会総合研究所 (2014a) 国民経済計算次回基準改定に関する研究会 ( 第 10 回 資料 2) pdf 内閣府経済社会総合研究所 (2014b) 国民経済計算次回基準改定に関する研究会 ( 第 10 回 資料 4) pdf 野木森稔 (2011) 先進主要国の生産アプローチに基づく四半期 GDP の特徴とその位置づけ - 日本での導入に向けてのサーベイ, 季刊国民経済計算 146 号,pp 野木森稔 林恵子 (2012) 多変量デントン法による四半期 GDP 調整の効率化 -オランダでの事例を基にしたサーベイ, 季刊国民経済計算 149 号,pp Eurostat (2013) Handbook on quarterly national 2013 edition, GQ /EN/KS-GQ EN.PDF IMF(2014) Update of the Quarterly National Accounts Manual Mayerhauser, N and E. Strassner (2011) Prototype Quarterly Statistics on U.S. Gross Domestic Product by Industry, Survey of Current Business, July 2011 Moylan, Carol E. (2014) An Introduction to a New BEA Product: U.S. Quarterly GDP by Industry Statistics Robbins, C, T. Howells, and W. Li (2010) Experimental Quarterly U.S. Gross Domestic Product by Industry Statistics, Survey of Current Business, February 2010 Robjohns, J. (2007) Contributions to growth rates under annual chain-linking, Methods explained, Economic & Labour Market Review, Vol 1, No 6, June 2007 Skipper, H (2005) Early Estimates of GDP: Information Content and Forecasting Methods, Economic Trends 617, pp Strassner, E and D. Wasshausen (2012) Prototype Quarterly Statistics on U.S. Gross Domestic Product by Industry, , Survey of Current Business, June 2012 Strassner, E and D. Wasshausen (2014) New Quarterly Gross Domestic Product by Industry Statistics, Survey of Current Business, May 2014 United Nations (1968) System of national accounts United Nations (2009) System of national accounts

16 < 付録 > 図 A-1-1: 経済活動別実質付加価値 ( 季節調整済 指数 )( 試算値 )

17 図 A-1-2: 経済活動別実質付加価値 ( 季節調整済 指数 )( 試算値 )

18 図 A-1-3: 経済活動別実質付加価値 ( 季節調整済 指数 )( 試算値 )

19 図 A-2-1: 経済活動別実質付加価値 ( 季節調整済 前期比 )( 試算値 )

20 図 A-2-2: 経済活動別実質付加価値増加率 ( 季節調整済 前期比 )( 試算値 )

21 図 A-2-3: 経済活動別実質付加価値増加率 ( 季節調整済 前期比 )( 試算値 )

22 表 A-1: 季節調整用 ARIMA モデル設定一覧 ( 別添 ) 季節調整用 ARIMA モデル設定一覧 ( 注 1) 以下の季節調整モデルは平成 6 年 1-3 月期 ~ 直近期に適用 系列 ARIMAモデル 閏年調整 (lpyear) 農林水産業 ( ) ( ) 種類, 期 LS LS TC 異常値 レベルシフト設定理由平成 15 年の冷夏による付加価値の落ち込みに対してレベルシフト調整 (LS) を設定 ( 暦年要因 ) 平成 16 年より農業経営統計調査の調査体系変更に伴いレベルシフト調整 (LS) を設定 ( 暦年要因 ) 平成 20 年秋からの世界同時不況の影響による 急激な反動に対して一時的変化 (TC) を設定 ( 四半期要因 ) 鉱工業 ( )( ) RP AO 世界同時不況の影響による 平成 20 年秋以降の変動に対して 傾斜的水準変化 (Ramp) を設定 ( 四半期要因 ) 東日本大震災の影響による 平成 23 年春の変動に対して 加法的異常値 (AO) を設定 ( 四半期要因 ) TC 東日本大震災の影響による 平成 23 年春以降の変動に対して 一時的変化 (TC) を設定 ( 四半期要因 ) 建設業 ( )( ) ( なし ) LS 新潟県中越沖地震の影響による 平成 19 年の柏崎原子力発電所の停止による投入構造の変化に対してレベルシフト調整 (LS) を設定 ( 暦年要因 ) RP 世界同時不況の影響による 平成 20 年秋以降の変動に対して 傾斜的水準変化 (Ramp) を設定 ( 四半期要因 ) 電気 ガス 水道業 ( )( ) LS 東日本大震災の影響による 平成 23 年の原子力発電所の停止による投入構造の変化に対してレベルシフト調整 (LS) を設定 ( 暦年要因 ) LS 東日本大震災の影響による 平成 24 年の原子力発電所の停止による投入構造の変化に対してレベルシフト調整 (LS) を設定 ( 暦年要因 ) 卸売 小売業 ( )( ) AO 阪神大震災の影響による 平成 7 年冬の変動に対して加法的異常値 (AO) を設定 ( 四半期要因 ) 金融 保険業 ( )( ) RP 世界同時不況のきっかけとなった 米国サブプライムローン問題に起因する変動に対して傾斜的水準変化 (Ramp) を設定 ( 四半期要因 ) 不動産業 ( )( ) ( なし ) Rp 世界同時不況の影響による 平成 20 年秋以降の変動に対して 傾斜的水準変化 (Ramp) を設定 ( 四半期要因 ) 運輸業 ( )( ) TC 東日本大震災の影響による 平成 23 年春以降の変動に対して 一時的変化 (TC) を設定 ( 四半期要因 ) 情報通信業 ( )( ) ( なし ) Rp 世界同時不況の影響による 平成 20 年秋以降の変動に対して 傾斜的水準変化 (Ramp) を設定 ( 四半期要因 ) サービス業 ( )( ) AO 東日本大震災の影響による 平成 23 年初頭の変動に対して 加法的異常値 (AO) を設定 ( 四半期要因 ) TC 東日本大震災の影響による 平成 23 年春以降の変動に対して 一時的変化 (TC) を設定 ( 四半期要因 ) ( 注 1)ARIMA モデル推定期間は平成 6 年 1-3 月期 - 直近期までとし 先行き予測 8 期 後戻り予測は無しとした ( 参考 )( 注 1)( 注 2) 系列 ARIMA モデル 閏年調整 (lpyear) 種類, 期 異常値 レベルシフト 設定理由 TC 平成 20 年秋からの世界同時不況の影響による 急激な変動に対して一時的変化 (TC) を設定 ( 四半期要因 ) 産業計 ( )( ) RP AO 世界同時不況の影響による 平成 20 年秋以降の変動に対して 傾斜的水準変化 (Ramp) を設定 ( 四半期要因 ) 東日本大震災の影響による 平成 23 年春の変動に対して 加法的異常値 (AO) を設定 ( 四半期要因 ) TC 東日本大震災の影響による 平成 23 年春以降の変動に対して 一時的変化 (TC) を設定 ( 四半期要因 ) AO 平成 9 年 4 月の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要期 (1-3 月期 ) に対応するための生産活動の上昇に対して加法型異常値 (AO) を設定 ( 四半期要因 ) TC 平成 20 年秋からの世界同時不況の影響による 急激な変動に対して一時的変化 (TC) を設定 ( 四半期要因 ) 生産側 GDP ( )( ) RP 世界同時不況の影響による 平成 20 年秋以降の変動に対して 傾斜的水準変化 (Ramp) を設定 ( 四半期要因 ) AO 東日本大震災の影響による 平成 23 年春の変動に対して 加法的異常値 (AO) を設定 ( 四半期要因 ) TC 東日本大震災の影響による 平成 23 年春以降の変動に対して 一時的変化 (TC) を設定 ( 四半期要因 ) ( 注 1)ARIMA モデル推定期間は平成 6 年 1-3 月期 - 直近期までとし 先行き予測 8 期 後戻り予測は無しとした ( 注 2) 産業計 生産側 GDP については 本稿では それ自体 ( つまり集計レベル ) の原系列に季節調整を施しているが 今後のさらなる開発 実装に向けては 現行支出側 GDP と同様に 下位項目 ( 経済活動別 ) に季節調整をかけた上でそれを統合するという方法もあり 引き続き検討を要する

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