Microsoft System Center Operations Manager 2007 でのエンドツーエンドのサービス監視 Microsoft Corporation 発行日 : 2007 年 12 月 18 日 更新日 : 2007 年 12 月 18 日 概要 エンドツーエンドのサービス

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1 Microsoft System Center Operations Manager 2007 でのエンドツーエンドのサービス監視 Microsoft Corporation 発行日 : 2007 年 12 月 18 日 更新日 : 2007 年 12 月 18 日 概要 エンドツーエンドのサービス監視は System Center Operations Manager 2007 の新機能です 従来 IT 組織ではサーバーの運用によってストレージやアプリケーションアクセスを提供していましたが 近年になって IT 組織の製品の焦点は変わってきています 今日の IT 製品は より洗練されたサービスへと進化しており ほとんどの製品で複数のサーバーまたはアプリケーションが分散形式で互いに関連しながら機能しています 各種物理システムまたは仮想システム上で ネットワークおよびソフトウェアによって互いに関連付けられた多数の機能コンポーネントを備える分散アプリケーションで構成された IT サービスは 近年の組織内の重要なシステムのほとんどを占めています System Center Operations Manager 2007 では エンタープライズ IT サービスの運用および効率において 可視性がさらに高くなりました このペーパーでは Operations Manager 2007 のサービス監視機能について概説します

2 2006 Microsoft Corporation. All rights reserved. このドキュメントは 製品をメーカーにリリースする前に作成されたものです したがって ここに記載されるすべての詳細が製品出荷時のものと完全に同じであることを保証するものではありません このドキュメントに記載されている情報は このドキュメントの発行時点におけるマイクロソフトの見解を反映したものです マイクロソフトは市場の変化に対応する必要があるため このドキュメントの内容に関する責任をマイクロソフトは問われないものとします また 発行日以降に発表される情報の正確性を保証できません 情報は この文書の作成時の製品について表したものであり 計画目的にのみ使用するものとします 情報は 将来予告なしに変更することがあります このホワイトペーパーに記載された内容は情報提供のみを目的としており 明示または黙示に関わらず これらの情報についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします Microsoft Active Directory Windows Windows ロゴ および Windows Server System は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です その他 記載されている会社名 製品名には 各社の商標のものもあります

3 目次 はじめに... 4 System Center Operations Manager エンドツーエンドのサービス監視... 5 エンドツーエンドサービスのモデル化... 6 分散アプリケーションデザイナ... 6 管理パックテンプレート... 8 サービスレポート... 8 カスタムアプリケーション監視リソース... 9 詳細情報... 9

4 はじめに 今日 IT 部門は より高い生産性を求めるユーザーとより多くの価値を求めるビジネスグループからの厳しいプレッシャーにさらされています また 規制への準拠を求める監督機関 テクノロジの進歩 競合企業からのプレッシャーもあります IT 部門は ビジネスの運営を維持すると同時に コストを削減しながら これらのプレッシャーに対処する必要があります IT 予算の大部分は " 現状維持 " に つまり現行システムおよびサービスを維持するために費やされています ビジネスを前進させる新しいテクノロジやサービスに費やされる IT 予算はごく一部にすぎません ハードウェアおよびソフトウェアのコストは減少していますが これらの資産の管理および運用に伴うコストは増加しています デスクトップ メッセージング または基幹業務アプリケーションなどの IT サービスの監視および管理を制御することで IT 部門は 少ないリソースで多くの仕事をこなし 環境の複雑さを管理し 成功に必要な俊敏性を得ることができます IT サービスは 共通の結果を得るために 互いに機能するプロセスおよびテクノロジのグループと定義できます たとえば Web ブラウザ Web サイト ネットワーク およびデータベースは 販売取引を処理するために互いに機能します このようにグループ化することが IT サービスです グループのチェーンが途切れると 販売取引は処理されません IT 管理者は サービス面においてシステムが効率的であるように管理する必要があります あるデータベースサーバーでクラッシュが発生すると そのデータベースサーバーに依存している 1 つまたは複数のアプリケーションの機能も停止する可能性があります サービスコンポーネントの関係を把握することは 影響を見極め 最適なトラブルシューティング手順を特定する際の手がかりとして重要です IT サービスのエンドツーエンドサービス監視に対するマイクロソフトのソリューションは Microsoft System Center Operations Manager 2007 から始まります マイクロソフトは サービス管理に精通しています クライアント サーバー ネットワークなどの IT サービスのコンポーネントの管理には Systems Management Server (SMS) などの製品が長い間使用されていました Operations Manager 2007 によって Microsoft System Center ファミリの管理ソリューションの機能に エンドツーエンドサービスのイベント監視およびパフォーマンス監視が導入されます Operations Manager 2007 は 広範にわたる Microsoft Operating Framework (MOF) または ITIL サービス管理ソリューションの一部として活用できるソリューションです MOF の詳細については を参照してください System Center Operations Manager 2007 System Center Operations Manager は エンタープライズ IT 環境におけるエンドツーエンドサービス監視に対するニーズを満たすソフトウェアソリューションです System Center Operations Manager は 何百ものオペレーティングシステムおよびアプリケーションの 何千もの重要なイベントおよびサービスのパフォーマンスモニタを監視するための使いやすいツール群を提供し 組織の IT 環境の正常性をひとめで確認できるようにします ビジネスの正常な運用を妨げるような悪影響を与え 結果的に企業の損失となる可能性があるイベントに対してすばやく機敏に対応するうえで サービスの正常性を把握できることは重要です System Center Operations Manager 2007 は 受賞実績を誇るマイクロソフトの監視ソリューションの 3 世代目にあたります Operations Manager 2007 は お客様と市場から求められてきた主要な機能を追加して 以前のバージョンでの成功を基盤に構築されています マイクロソフトでは Operations Manager の最初の 2 つのバージョンのユーザーの皆様に 良いと思った点や改善すべき点に関するご意見を伺いました お客様は 個々のサーバーの監視だけでなく 監視する必要があるコンピュータとアプリケーションを容易に検出する機能や より詳細なトラブルシューティングおよびベストプラクティス情報を求めていることがわかりました Operations Manager 2007 の設計の一環として 管理ソリューション市場からの意見も取り入れました より多くの企業がサービスレベル管理を実施しており 拡張し続ける Microsoft Windows ベースシステムのネットワークを監視する必要性を感じています このニーズに応えるため マイクロソフトでは 次の 3 つの柱を軸として Operations Manager 2007 を設計することにより 既に高性能を備えていた Operations Manager ソリューションをさらに拡張しました エンドツーエンドのサービス監視 Windows に最適な管理ツール 効率および制御面の向上 Microsoft System Center 4

5 これらを基盤として マイクロソフトでは Windows や Microsoft SQL Server など 既存のテクノロジを活用しながら System Definition Model (SDM) や Windows PowerShell スクリプトエンジンなどの新しいテクノロジを採用しました System Center Operations Manager 2007 は IT サービス管理に対するお客様と市場の両方のニーズを満たしています エンドツーエンドのサービス監視 エンドツーエンドのサービス監視とは サービスのさまざまなテクノロジコンポーネントを総合的な実体として監視するプロセスです このサービスはアプリケーション サーバー およびその他の管理オブジェクトの集合体であり " 分散アプリケーション " と呼ばれる上位レベルのオブジェクトにモデル化されます 分散アプリケーションには Operations Manager で監視されるすべてのオブジェクトと同様に 正常性状態があるため Health Explorer で確認したり 分散アプリケーションに対してレポートやビューを実行したりすることができます 分散アプリケーションは その他の管理オブジェクトと同じように扱われます Operations Manager のサービスは 複数のコンポーネント ( モデル 管理パック およびテンプレート ) で構成されています すべてのサービスの基本となるのがモデルです Operations Manager のモデルは サービスを記述するための標準 XML スキーマに基づいています これは System Definition Model (SDM) とも呼ばれています モデルは管理パックに格納されるため 拡張したりカスタマイズしたりすることができます このような点で モデルは Operations Manager の管理パックとよく似ています Operations Manager のサービスモデルは 1 つまたは複数のサブコンポーネントで構成されています コンポーネントとは サーバーやアプリケーションなどのオブジェクトを保持できるコンテナのことです コンポーネントどうしは 関係によって互いにリンクされます これにより 分散アプリケーションモデルが形成され 正常性に関する情報はモデルに対して指定します コンポーネントオブジェクトの正常性を調べるために Operations Manager はモデルとオブジェクト管理パックの管理情報を利用します たとえば サービスでコンポーネントとして SQL Server を使用している場合 Operations Manager は SQL Server の正常性のサービスモデルの一部を SQL Server の管理パックに依存します 一部の管理パックでは 探索の一部として基本サービスモデルを作成できます これは サービス全体を構成するコンポーネントが多数ある Exchange のメッセージングのようなサービスの場合に役立ちます これらの自動サービスモデルは 必要に応じて変更したり 拡張したりすることができます Operations Manager 2007 には サービスモデルを作成または変更するために 分散アプリケーションデザイナというグラフィカルツールが用意されています このデザイナの他にも Operations Manager には 監視作業を簡略化するためのテンプレートが数種類用意されています Operations Manager 2007 のテンプレートは Microsoft Word のテンプレートと似ています 通常 Word でレポートを作成するときに 新規ドキュメントから書き始めることはありません 新規ドキュメントから作成するのではなく 適切な書式のテンプレートを選択して 必要に応じてカスタマイズします 同様に Operations Manager には一般的な分散アプリケーション用のテンプレート Windows Services などのオブジェクト およびパフォーマンスカウンタの収集などの標準的な IT アクションが用意されています Operations Manager 2007 には 以下のようなテンプレートがあります 分散アプリケーションのテンプレート 管理パックのテンプレート (Windows Service など ) ルールのテンプレート ( パフォーマンスカウンタ収集など ) 監視テンプレート ( イベントドリブンの状態監視など ) 分散アプリケーションデザイナおよびテンプレートを使用すると Operations Manager 2007 で監視するシステムのサービスモデルを簡単に作成できます このペーパーの一部として.NET PetShop という簡単な ASP.NET アプリケーションを使用して Operations Manager 2007 でサービスモデルを作成する方法を説明します 図 1 に示すように PetShop は サービスの構成要素としてインターネットインフォメーションサービス (IIS) ASP.NET および SQL Server 2005 を使用します サービスのクライアントとして Internet Explorer 7.0 を使用することで サービスに対してユーザーの視点を提供できます Microsoft System Center 5

6 図 1..NET PetShop のサービスコンポーネント エンドツーエンドサービスのモデル化 組織内の IT サービスの監視を開始するには まずサービスをモデル化する必要があります これは サービスを構成するすべてのサブコンポーネントを識別し 関係を特定する必要があるということです 多くの場合 これはサービス監視において最も困難な部分になります Operations Manager で探索し管理できるオブジェクトはすべて 分散アプリケーションモデルに含めることができます つまり マイクロソフト以外のテクノロジ用のサードパーティ製の管理パックを使用した場合は 異なる種類のコンポーネントをサービスに含めることができます したがって サービスの一部だけがマイクロソフトベースである場合も Operations Manager 2007 の高度な監視機能を利用できます PetShop サービスについては 3 つのメインコンポーネントをモデルに含める必要があります データベース Web サイト およびユーザーの視点を提供するための Web ブラウザです これらのコンポーネントから PetShop サービスが構成されます Web サーバーではなく特定の PetShop Web サイトが参照され SQL Server ではなく PetShop データベースが参照されます 内在する IIS および SQL のサーバーは 全体的な監視において重要です サービスの状態を特定するうえで サーバーの正常性がサービスの正常性に反映されます これらのサーバーは PetShop 以外のサービスコンポーネントをホストしている可能性があります PetShop サービスに影響しない他の Web サイトまたはデータベースの正常性は モデルに必要ありません 従来の監視システムでは これらのアプリケーションおよびオブジェクトをホストするコンピュータをまとめてグループにしていました アプリケーションを統合または仮想化しているほとんどのケースで 同じ物理システム上でホストされている他のアプリケーションで警告が生成されると PetShop のアプリケーションが偶然同じコンピュータ上でホストされているため PetShop 管理者にも警告が送られていました 実際に分散アプリケーションの一部である特定のオブジェクトをモデル化し 監視することで 余計な警告が全体的に減るだけでなく 問題がある特定のオブジェクトが警告されるようになります Operations Manager 2007 の探索を使用すると サーバーでホストされている個々のデータベースおよび Web サイトを IIS や SQL Server 用などの管理パックで特定し これらを個別に監視できるようになります サービスを構成するコンポーネントを特定したら Operations Manager 2007 でサービスのモデル化を開始する必要があります このときに 分散アプリケーションデザイナを使用します 分散アプリケーションデザイナ Operations Manager 2007 には Operations Manager サービスモデルをグラフィカルに作成または変更するために 分散アプリケーションデザイナというツールが用意されています 分散アプリケーションデザイナを使用すると 監視対象のオブジェクトを組み合わせてサービスをすばやく構成し エンドツーエンドの監視を開始できるようになります デザイナは Operations Manager コンソールの作成セクションから起動します サービス作成者は 作成済みの各種分散アプリケーションテンプレートのいずれかを使用してサービスを構築したり 最初から作成したりすることができます 分散アプリケーションには 次のようなテンプレートがあります Microsoft System Center 6

7 基幹業務の Web アプリケーション メッセージング Microsoft Windows SharePoint Services ファーム Microsoft Office SharePoint ファーム ターミナルサービスファーム 上記テンプレートのいずれもサービスのニーズを満たさない場合は Microsoft Word の新規ドキュメントテンプレート同様に 空のテンプレートから作成し サービスに必要なコンポーネントおよび関係を追加できます Microsoft Word で作成したドキュメント同様に 変更したテンプレートは 後で使用できるように新しいテンプレートとして保存できます PetShop サービスは基幹業務 Web アプリケーションテンプレートを使用します このテンプレートには既定で Web サイトおよびデータベースのコンポーネントが含まれています デザイナを使用すると ユーザーの視点に立ったコンポーネントをモデルに追加できます このユーザー側または代理トランザクションに 記録された Web ブラウザのセッションを含め Web ブラウザを使用してトランザクションを実行するクライアントをシミュレートできます 記録された Web ブラウザセッションは Web アプリケーション管理パックテンプレートを使用してキャプチャされます ( 代理トランザクションについては このペーパーの 管理パックテンプレート のセクションで説明します ) PetShop サービスをより詳細なレベルで監視する場合は コンポーネントが実行されている物理サーバーを表すハードウェア要素を追加できます Operations Manager 2007 のモデルでは コンポーネントに含めることができるオブジェクトの種類に制約を適用できます これにより インターネットに直接接続する可能性がある Web アプリケーションコンポーネントにデータベースオブジェクトが移動されるのを禁止できます これらの制約は 実世界のセキュリティおよびビジネスポリシーを表すために使用します 分散アプリケーションデザイナは コンポーネント オブジェクト およびモデルを管理パックに自動的に保存します 分散アプリケーションデザイナはモデルを生成するときに 図 2 に示すようにサービスのコンポーネントの関係を視覚的に表示するダイアグラムビュー およびサービスコンポーネントから送られてくる警告のみにフィルタする警告ビューなどの既定のビューも生成します 図 2. 分散アプリケーションデザイナ Microsoft System Center 7

8 サービスのモデル化は反復的なプロセスです 最初に行うのは 最上位レベルのコンポーネントのモデル化で この単純なサービスの監視から開始します サービスのライフサイクルの間にモデルが進化したり変更されたりした場合は これらの変更をモデルに反映する必要があります Operations Manager 2007 分散アプリケーションデザイナは 単なるウィザードではなく 完全なデザインツールであるため 必要に応じてモデルを再度表示して変更することができます 管理パックテンプレート Operations Manager 2007 では 管理パックを使用して分散アプリケーションのコンポーネントを監視します 管理パック内に含まれているルール 情報 タスク およびレポートはすべて サービス監視をサポートするために利用できます カスタムアプリケーションが含まれるサービスの場合は 管理パックが存在しない場合や エンドツーエンドの監視に必要な監視機能すべてが管理パックに含まれていない場合があります 管理パックを利用できないデータソースにサービスが依存している場合は OLE DB 管理パックテンプレートを使用するとクライアントへの可用性を簡単に確保できます 管理するオブジェクトの多くは 互いに似ています Operations Manager 2007 には複数の管理パックテンプレートがあります 管理者はこれらを使用して 実際のサービス監視の管理パックで扱われていない監視機能を簡単に追加できます 管理パックテンプレートには その種類のすべてのオブジェクトと同じような監視要素が含まれています これにより Operations Manager 2007 にすばやく簡単に監視を追加できるようになります Operations Manager 2007 には 以下を監視するための管理パックテンプレートがあります ASP.NET アプリケーション ASP.NET Web サービス OLE DB データソース TCP ポート Web アプリケーション Windows サービス 管理パックテンプレートは PetShop サービスのエンドツーエンドの監視を拡張する場合に役立ちます PetShop Web サイトは サイトのデータが格納されている SQL Server データベースにアクセスする機能に依存しています 特定の PetShop データベースへのアクセスをテストする監視を作成するには OLE DB データソーステンプレートを使用します この代理トランザクションは OLE DB 接続の可用性をレポートします また 接続のパフォーマンスもレポートされますが この情報はエンドツーエンドビューに非常に役立ちます PetShop は Web ベースのアプリケーションなので 適切に機能するには ユーザーが Web サイトに接続して Web サイトのさまざまなページ間でトランザクションを実行できる必要があります Web アプリケーションテンプレートを使用すると Web ブラウザセッションを記録して再生することで 管理者は Web アプリケーションの可用性およびパフォーマンスをテストできます このデータを Web サーバーおよびデータベースサーバーの監視データと組み合わせると アプリケーションの可用性だけでなく 許容レベルで実行されているかどうかを把握できるようになります 管理パックテンプレートを使用して作成された監視は インポートされた管理パックの監視と同様の方法で 分散アプリケーションモデルに追加できます サービスレポート サービスをモデル化し 監視を開始したら サービスのパフォーマンスおよび可用性を示すレポートを生成します Operations Manager 2007 は SQL Reporting Services に基づく堅牢なレポートインフラストラクチャを備えています パフォーマンスおよび可用性についての既定のレポートは 変更しなくても 分散アプリケーションデザイナで定義されているサービスでそのまま使用できます Operations Manager 2007 では 分散アプリケーションは他の監視対象オブジェクトと同様に扱われます サービスオブジェクトのレポートをポイントして レポートを実行するだけです 既定では Operations Manager には可用性とパフォーマンスのレポートが用意されていますが これは分散アプリケーションに対して実行するものです これらのレポートは コ Microsoft System Center 8

9 ンソールから直接実行することも 警告情報から実行することも Diagram ビューなどのビューから直接実行することもできます この機能を使用すると エンドツーエンドのサービスのレポートを簡単に起動して実行できるようになります カスタムアプリケーション監視リソース 多くの組織において IT サービスでは自社またはコンサルタントやサードパーティが IT サービス専用に作成したカスタムアプリケーションを利用します これらのアプリケーションを監視するには 短期間の場合 管理パックテンプレートを使用して Windows Services アプリケーション またはアプリケーションが使用する TCP ポートに対する監視を追加します 長期間の場合 アプリケーションのために作成されたフル管理パックを作成することを検討する必要があります 管理パックがあれば 開発者や実装担当者から得た情報を カスタムアプリケーションの監視を担当する運用チームが利用できるようにすることが可能です Operations Manager 2007 には ソフトウェア開発者や IT 管理者がアプリケーションのカスタム管理パックを構築するのを支援する規範ガイダンスおよびツールが用意されています Operations Manager 2007 には完全な Software Developers Kit (SDK) が含まれています この SDK には Operations Manager 2007 の高度な監視 診断 および回復機能にアクセスする際に使用するアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) が含まれています Operations Manager 2007 Authoring Console を使用すると 監視対象にするアプリケーションモデルを定義する際に使用する XML を簡単に生成し記述できるようになります エンドツーエンドのサービス監視シナリオにおける利便性を高めるには 管理パックの作成だけでなく カスタムアプリケーションのデザインの管理方法についても検討する必要があります Operations Manager 2007 の管理パックの作成および管理方法の設計は エンタープライズアプリケーションの展開には必要不可欠です 詳細情報 Operations Manager 2007 では エンドツーエンドのサービス監視を構成し有効にするための広範なサポートドキュメントを 製品のヘルプファイルおよび Microsoft TechNet で提供しています System Center Operations Manager 2007 の情報は で入手できます サポート ニュースグループ ブログ およびサポート技術情報については Operations Manager コミュニティのページ を参照してください Microsoft System Center ファミリおよび DSI のビジョンの詳細については および を参照してください Microsoft TechNet Microsoft System Center 9