Microsoft Word - open-lecture-2-15

Size: px
Start display at page:

Download "Microsoft Word - open-lecture-2-15"

Transcription

1 国 立 情 報 学 研 究 所 市 民 講 座 資 料 ( 平 成 24 年 2 月 15 日 ) ソフトウェアの 品 質 保 証 - 作 るより 検 査 が 難 しい- 中 島 震 国 立 情 報 学 研 究 所 1 はじめに ソフトウェアが 我 々の 身 の 回 り 様 々な ところで 使 われている 携 帯 電 話 やスマホ 銀 行 ATM 自 動 車 鉄 道 の 切 符 自 動 販 売 機 や 自 動 改 札 TV から 洗 濯 機 までの 家 庭 電 化 製 品 などがある しかし ソフトウェアの 存 在 に 気 が 使 いないことも 多 い 事 前 検 査 では 普 通 でない 特 殊 な 状 況 ま で 含 めて 検 査 して 品 質 保 証 しなければなら ない ところが 普 通 でない からこそ 検 査 が 難 しい 検 査 の 状 況 を 作 れないことさ えある システム 稼 働 中 に 普 通 でない 状 況 に 遭 遇 しないことを 祈 るしかないのだ ろうか これらの 製 品 やシステムは 普 通 に 使 っ ている 限 り 不 具 合 に 陥 ることはない 製 品 出 荷 やシステム 稼 働 の 前 に 十 分 な 検 査 を 行 って 不 具 合 を 予 め 取 り 除 く 一 般 の 工 業 製 品 と 同 様 に ソフトウェアについても 品 質 保 証 に 注 意 を 払 っている しかし 普 通 でない 特 殊 な 状 況 で 大 き な 障 害 を 引 き 起 こした 事 例 が 報 告 されてい ることも 事 実 である つまり 作 ったソフ トウェアに 隠 れていた 不 具 合 が 事 前 検 査 の 網 をすり 抜 けた ソフトウェアを 作 るこ とと 検 査 が 全 く 別 のことになっている 工 業 製 品 としての 未 熟 さを 感 じる ソフトウェアが 中 心 的 な 役 割 を 果 たすシス テムでは 普 通 でない 状 況 が 起 こり 得 る 理 由 が 数 多 くある それは ソフトウェア 自 身 あるいはソフトウェア 開 発 の 特 徴 と 強 く 関 係 している 現 在 の 最 善 の 実 践 (Best Practice) では 100% 品 質 保 証 することは 困 難 である 2 ソフトウェア 不 具 合 の 事 件 ソフトウェアの 不 具 合 が 社 会 基 盤 や 日 常 生 活 に 大 きな 影 響 を 与 える 具 体 例 として TV ニュースや 一 般 紙 で 報 道 された 事 故 2 件 を 紹 介 する ソフトウェアは 見 たり 触 ったりできない エンジンの 音 がおかしい 等 わかりやすい 兆 候 が 現 れることは 少 ない 天 変 地 異 のよ うに 突 然 不 具 合 が 発 現 する 2-1 大 手 3 銀 行 の 統 合 2002 年 4 月 3 つの 大 手 銀 行 (D F K と 呼 ぶ)が 統 合 した 銀 行 M が 発 足 初 日 に 障 害 を 起 こす 事 件 があった [11] ATM 障 害 1

2 口 座 振 替 が 不 能 二 重 引 き 落 とし に 加 え て 顧 客 の 口 座 データ 消 失 という 二 次 被 害 が 発 生 した また システム 改 修 に 携 わって いた 技 術 者 が 激 務 によって 過 労 自 殺 し 2003 年 に 労 災 認 定 された 3 プログラム テスティング ソフトウェアの 実 用 的 な 検 査 の 方 法 はテ ストである ソフトウェアの 実 体 はプ ログラムであり これを 検 査 するので プ ログラム テスティングという 直 接 の 不 具 合 は システム 統 合 のために 改 修 したプログラムのバグ( 特 殊 な 条 件 で 表 面 化 )だった 大 規 模 データによる 負 荷 テ ストや 不 正 データを 用 いた 異 常 検 出 テスト を 実 施 しないままシステム 稼 働 したことが 社 会 的 な 問 題 の 原 因 となった 3-1 テストする 観 点 プログラム テスティングによるソフト ウェア 検 査 を 考 える 前 に どのようにして ソフトウェアを 開 発 しているかを 整 理 して おく 図 1に V 字 型 モデル と 呼 ぶ 開 発 過 程 の 説 明 図 を 示 した 2-2 内 部 被 曝 検 査 機 Fukushima の 原 発 事 故 に 起 因 する 被 曝 が 大 きな 問 題 として 関 心 を 集 めている 内 部 被 曝 検 査 機 に 関 連 する 記 事 [3]にプログラ ム バグ 関 係 の 話 題 が 掲 載 されていた バ グに 関 連 する 話 を 要 約 する バス 移 動 式 ホールボディーカウンタ (WBC) という 機 器 で 測 定 した 放 射 能 量 の 値 を 調 べた 医 師 がおかしいことに 気 付 く 原 因 は 放 射 能 の 種 類 ごとに 体 内 に 存 在 す る 量 を 推 計 するプログラムのバグだった ほとんど 使 われていないのでバグはわか りませんでした とメーカー 担 当 者 が 説 明 した 2-3 共 通 する 問 題 点 2つの 例 は いずれも 作 ることは 作 っ たが 正 しく 作 動 するかの 検 査 が 不 十 分 だ った と 説 明 されている では どのよう にして 検 査 すれば 不 具 合 がないことを 確 認 できるのであろうか 不 具 合 がないこと が 本 当 に 示 せるのであろうか 図 1 開 発 過 程 のV 字 型 モデル 左 側 のエッジ(バックスラッシュ)は 開 発 上 流 工 程 と 呼 ばれ ソフトウェアを 具 体 化 詳 細 化 していく 過 程 である その 最 終 段 階 でプログラムを 作 成 する その 後 右 側 エ ッジ(スラッシュ)のテスト 工 程 を 経 て 品 質 保 証 がなされ 最 終 的 な 成 果 物 ( 不 具 合 のないプログラム)が 得 られる まず 開 発 の 進 め 方 の 概 要 (バックスラッ シュ 側 )を 説 明 する 最 初 に 利 用 者 に 提 供 する 機 能 やサービスならびに 期 待 する 実 行 時 性 能 などを 検 討 する[ 要 求 仕 様 ] 次 に 要 求 仕 様 を 実 現 するシステムの 構 成 や 仕 組 2

3 みの 概 要 を 検 討 する[システム 設 計 ] さら に システム 全 体 のデータの 流 れや 制 御 の 仕 組 みを 具 体 化 していく[アーキテクチャ 設 計 ] 最 後 に プログラム 作 成 の 単 位 ( 図 1ではコンポーネントと 呼 んだ)を 決 め コンポーネントの 詳 細 を 決 定 する[コンポ ーネント 設 計 ] ここまでに 作 成 するものは 設 計 書 や 仕 様 書 であって プログ ラムではない 最 後 に コンポーネント 設 計 書 をもとにプログラムを 作 成 する 当 然 であるが 以 上 の 作 業 は 基 本 的 に 技 術 者 が 行 うものである 各 設 計 書 に 誤 り がないかの 検 査 は 技 術 者 がレビュー( 文 書 の 読 み 合 わせ)する[ 仕 様 書 レビュー] 要 求 仕 様 の 項 目 が システム 設 計 書 に 適 切 に 盛 り 込 まれているかといった 工 程 間 を またぐ 追 跡 性 (トレーサビリティ)に 留 意 しながら 作 業 を 進 める 現 状 上 記 の 仕 様 書 レビューが バックス ラッシュ 側 での 品 質 向 上 手 段 である 多 く の 担 当 技 術 者 が 参 加 しての 長 時 間 会 議 とな ることがレビュー 作 業 のコストになってい る 仕 様 書 の 書 き 方 を 標 準 化 するなどの 工 夫 をしているが 基 本 は 技 術 者 による 読 み 合 わせ 検 査 である この 作 業 を 効 率 化 軽 減 するような 新 しい 技 術 の 登 場 が 期 待 され ている プログラムが 完 成 すると スラッシュ 側 の テスト 工 程 に 移 ることができる テストは プログラムを 対 象 とした 検 査 であり プロ グラムが 完 成 して はじめてソフトウェア のテストを 行 うことができる テストは 小 さい 単 位 から 少 しずつ 確 認 しな がら 対 象 範 囲 を 広 げていく 最 初 に コン ポーネント 設 計 書 通 りにプログラムが 作 られているかの 単 体 テスト を 行 う 個 々 のコンポーネント 単 独 のテストに 合 格 する と コンポーネント 組 み 合 わせの 結 合 テ スト を 実 施 する 組 み 合 わせた 場 合 の 振 る 舞 いは アーキテクチャ 設 計 書 に 規 定 されている 同 様 にして システムテスト を 経 て 最 終 的 な 利 用 者 にみえる 機 能 やサ ービスが 規 定 の 性 能 で 実 行 できることを 確 認 し 受 け 入 れテスト が 終 わる なお V 字 型 開 発 モデルは 説 明 の 図 であっ て 現 実 のソフトウェア 開 発 が 必 ずしも この 通 りに 進 むわけではない 他 の 開 発 法 であっても 以 下 が 共 通 する (1) 開 発 工 程 ごとに 決 めるテスト 項 目 によ って 様 々な 観 点 から 検 査 する (2) 検 査 の 対 象 はプログラムであって 設 計 書 や 仕 様 書 ではない 一 般 にソフトウェア 開 発 は 時 間 との 戦 いで ある 限 られた 期 間 内 にシステムを 完 成 さ せなければならない そもそも 十 分 な 開 発 期 間 をとれない 図 1の 要 求 仕 様 やシステ ム 設 計 で 大 きな 見 落 としがあった などの 理 由 によって その 後 の 開 発 工 程 に 時 間 的 な 余 裕 がとれなくなることがある その 場 合 どうしても プログラムを 作 り 上 げる ことが 優 先 されて テストにかける 時 間 が 圧 縮 される さらに 期 間 内 にプログラムを 完 成 させよ うとして 過 度 な 勤 務 体 制 に 陥 ることもある 疲 労 から 初 歩 的 な 誤 りばかりが 増 加 し ケ 3

4 アレスミスだらけのプログラムになるかも しれない 品 質 の 悪 いプログラムはテスト の 手 間 も 大 きいし 最 悪 作 り 直 しとなる このような 悪 循 環 を 死 の 行 進 (デスマ- チ) と 呼 ぶ ラム 本 体 中 に 繰 り 返 し 文 が 場 合 を 考 える 入 力 データに 応 じて 繰 り 返 し 回 数 が 変 わ るような 記 述 になっているとする 何 回 繰 り 返 し 実 行 する 場 合 をテストすれば 完 璧 といえるのだろうか さて 第 2-1 節 の 事 例 では システムテ スト や 受 け 入 れテスト が 疎 かになっ ていたのであろう 第 2-2 節 の 事 例 は 新 聞 記 事 からは どこが 問 題 なのか 明 らか でない しかし 計 算 結 果 がおかしいとい うのは 単 体 テスト か 結 合 テスト で 発 見 すべきことのように 思 える 3-2 検 査 の 網 羅 性 プログラム テスティングでは プログ ラムを 実 行 して その 結 果 が 期 待 通 りであ ることを 確 認 する 本 節 の 以 下 では 最 初 に 実 施 する 単 体 テスト の 場 合 を 想 定 し て 説 明 する プログラムを 実 行 するには 入 力 データを 与 える 必 要 がある 単 体 テスト の 場 合 コンポーネント 設 計 書 記 載 の 仕 様 をも とに 入 力 テストデータを 作 ればよい 一 般 に 与 えるデータ 値 によって プログ ラム 内 の 実 行 個 所 ( 実 行 経 路 )が 変 わる もし すべての 実 行 経 路 を 検 査 してバグが ないことがわかれば プログラムに 誤 りが ないと 結 論 つけることができる しかし 一 般 に 全 ての 実 行 経 路 を 調 べるこ とは 不 可 能 である また 一 組 の 入 力 テス トデータに 対 しては ひとつの 実 行 経 路 が 検 査 できるだけである たとえば プログ そこで すべての 実 行 経 路 をテストするこ とは 諦 めざるを 得 ない プログラム 中 1 回 でも 実 行 して 検 査 した 場 所 は 検 査 済 み と 見 做 す 近 似 的 な 検 査 の 方 法 を 採 用 する のが 現 実 的 である たとえば プログラム の 実 行 文 が 一 度 でも 検 査 できれば 良 い[ 文 網 羅 ] 条 件 分 岐 文 の 真 と 偽 の 各 々が 一 度 で も 検 査 できれば 良 い[ 分 岐 網 羅 ] といった 網 羅 性 の 基 準 が 使 われていた 最 近 では もう 少 し 詳 細 な 網 羅 性 基 準 を 用 いることが 安 全 性 を 重 要 視 する 航 空 機 産 業 界 の 標 準 と して 推 奨 されている 驚 くほど 大 胆 な 近 似 を 行 っていると 思 われ るかもしれない いずれにしても 日 常 の 言 葉 としての 検 査 の 網 羅 性 とは 異 なる それでも 検 査 として 有 効 なのは プログラ ムに 故 意 にバグを 入 れようなどとしないか らである また 単 体 テストによって 不 具 合 が 沢 山 出 てくるプログラムは 不 良 品 として 棄 ててしまう すなわち 作 り 直 す のが 普 通 である 3-3 正 しさの 基 準 プログラム テスティングで 行 うことは 予 め 決 めたテスト 項 目 に 合 格 するかの 検 査 である テスト 項 目 は 入 力 データに 対 し て 正 しい 結 果 として 整 理 される 一 方 正 しい と 一 口 に 云 っても 何 が 正 しさ の 基 準 なのか は 明 らかでないことも 多 い 4

5 英 語 の 学 習 を 思 い 出 してみよう 単 語 のス ペルが 正 しいか 作 った 英 文 が 文 法 に 合 っ ているか といった 基 本 的 な 正 しさの 基 準 があった プログラムにも このような 機 械 的 に 決 まる 構 文 的 な 正 しさの 基 準 がある プログラムを 記 述 するプログラミング 言 語 は 人 工 言 語 であることから 構 文 的 な 正 し さを 検 査 する 規 則 を 整 理 し 自 動 的 に 検 査 することが 可 能 である 一 方 構 文 的 に 正 しくても 内 容 が 正 しく ない 文 もある 内 容 の 正 しさ を 判 定 する には 文 を 眺 めていてもわからない 別 途 正 しいか 誤 っているかを 決 める 情 報 が 必 要 となる たとえば His name is John. が 正 しいかどうかはこの 文 からはわからない 文 の 内 容 と 同 様 に プログラムが 正 しいか 否 かは 別 途 正 しさの 基 準 ( 図 1 参 照 ) を 与 える テスト 項 目 が 必 要 になる テ スト 項 目 は 技 術 者 が 作 成 する 機 械 的 に 決 まるものではない 正 しさの 基 準 そのも のが 疑 わしい 場 合 プログラムの 正 しさを 判 定 することは 無 意 味 になる 品 質 保 証 の 観 点 からもバックスラッシュで 誤 りを 混 入 しないことの 重 要 さがわかる 3-4 ダイクストラの 言 葉 ACM(アメリカ 計 算 機 学 会 )のチュー リング 賞 がコンピュータ 関 係 のノーベル 賞 と 云 われている これを 受 賞 した E.W. ダ イクストラ 氏 が 1972 年 の 記 念 講 演 [4]で 次 のように 述 べた プログラム テスティングはバグ があることを 示 す 効 果 的 な 方 法 に なりえるが バグがないことを 示 すのは 絶 望 的 である 現 実 に 産 業 界 で 実 践 されているプログラ ム テスティングによるソフトウェア 検 査 は 正 しさを 保 証 する 技 術 にならないので ある 4 規 模 の 爆 発 プログラム テスティングが 難 しい 理 由 のひとつとして 検 査 対 象 規 模 が 大 きいこ とがある 4-1 規 模 の 比 較 ソフトウェアの 実 体 はプログラムである また プログラムはプログラミング 言 語 と 呼 ぶ 人 工 言 語 で 書 かれた 記 述 である 記 述 という 点 で 小 説 や 新 聞 記 事 とった 他 の 書 き 物 と 同 様 に 文 字 数 や 行 数 で 規 模 を 表 現 する プログラムの 場 合 一 般 的 には 行 数 で 規 模 を 表 す 代 表 的 なソフトウェアとして スマートフ ォン(スマホ)のアンドロイド(Android) を 考 える 2008 年 11 月 に 公 開 された 最 初 のバージョンのプログラム 規 模 は 約 800 万 行 で そのうち 約 160 万 行 がアンドロイド 専 用 として 新 規 に 開 発 された 残 りの 640 万 行 は 2008 年 時 点 で 既 に 開 発 済 みで 公 開 されていたプログラム(オープンソース) を 使 っている また スマホに 組 み 込 まれ ているプログラムはアンドロイドに 加 えて Linux オペレーティングシステムから 構 成 されている Linux も 同 規 模 ( 約 800 万 行 ) という なお 現 時 点 ではアンドロイド 4.0 5

6 であり さらに 規 模 が 大 きくなっているだ ろう おおざっぱに 2000 万 行 としておく ことにする ジャンボジェット 機 (B )の 部 品 点 数 は 約 600 万 といわれている 部 品 1 個 を プログラム1 行 に 対 応 させてみると スマ ホの 規 模 が 大 きいことがわかる マルセル プルーストの 失 われた 時 を 求 めて は 最 も 長 い 長 編 小 説 としてギネスブ ックに 2004 年 まで 掲 載 されていた 960 万 9000 文 字 (フランス 語 )という 英 語 の 場 合 4.5 文 字 を 1 語 に 換 算 する 同 じ 換 算 率 と 仮 定 すると 約 200 万 語 になる 1 語 をプログラム 1 行 に 対 応 させると 書 き 物 としての 実 用 的 なプログラム 規 模 (スマホ) はギネスレベルの 長 編 小 説 の 10 倍 である 如 何 に 長 大 であるかがわかる 土 台 の 記 述 が 大 規 模 であれば 辻 褄 の 合 っ た 修 正 を 適 切 に 加 えることは 大 変 な 仕 事 に なる このような 変 更 は ソフトウェア( 図 1)の 場 合 で 考 えると 要 求 仕 様 の 変 更 に なるかもしれない 開 発 の 途 中 で 突 然 要 求 が 追 加 変 更 される 状 況 に 対 応 する さて このような 変 更 に 対 しては 作 成 済 みの 小 説 1000 万 文 字 の 至 るところに 追 加 修 正 が 必 要 だったと 想 像 できる この 作 業 を 進 める 方 法 として タイプ 原 稿 に 余 白 が なくなると 付 箋 (パプロル)を 張 り 付 けて 加 筆 していた 加 筆 修 正 が ごちゃごちゃ という 実 体 をよく 表 している 4-2 開 発 期 間 の 長 さ 規 模 が 大 きいと 作 成 期 間 も 長 くなる 小 説 の 場 合 でもソフトウェアの 場 合 でも 同 じ である 前 者 は 多 くの 場 合 小 説 家 本 人 が 1 人 で 作 業 するのに 対 して 後 者 では 大 人 数 の 技 術 者 が 関 わる 失 われた 時 を 求 めて はマルセル プル ーストが 1913 年 から 1927 年 の 14 年 間 執 筆 に 関 わっていた 単 純 計 算 すると 1 ヵ 月 に 文 字 (12000 語 )になる 途 中 でプロットの 変 更 などを 行 った たと えば 登 場 人 物 の 変 更 があるとしよう 小 説 の 大 半 が 執 筆 済 みの 状 況 での 書 き 直 しに なる たとえ 改 訂 内 容 は 少 しであっても 図 2 パプロル[15] 大 手 銀 行 勘 定 系 システムの 規 模 は 1 億 行 (10000 万 行 )に 達 する 1 人 の 技 術 者 が 1 ヵ 月 で 開 発 できるプログラムは 500 行 ~ 800 行 と 云 われている ここで 開 発 と いう 言 葉 には プログラム 作 成 と( 単 体 ) テスト を 含 めるのが 普 通 である 単 純 計 算 すると 1 億 行 のプログラム 開 発 には 1000 人 の 技 術 者 が 10 年 かかる プルーストの 小 説 では どのように 話 を 展 開 するか といったアイデアは 小 説 家 1 人 の 頭 の 中 にあった 個 人 の 才 能 と 工 夫 に 6

7 よって 辻 褄 のとれた 小 説 を 完 成 させる ソフトウェアの 場 合 多 数 の 技 術 者 が 関 わ る ちょっとした 変 更 であっても 関 係 者 全 員 に 正 しく 伝 えることが 難 しい 最 初 の 決 定 通 りに プログラム 作 成 後 の 要 求 変 更 な どがないようしたい しかし 長 い 開 発 期 間 であるから 細 かな 調 整 は 必 要 であろう バックスラッシュ( 図 1)が 左 上 から 下 へ 滑 らかに 進 むというのは 現 実 にはあり 得 な い 長 期 間 にわたる 大 規 模 システム 開 発 で は 後 戻 りの 管 理 や パプロルのような 辻 褄 合 わせ の 作 業 を 工 夫 する 方 法 が 本 質 的 な 役 割 を 果 たす ソフトウェアは 開 発 期 間 が 長 いことから 当 初 予 測 しなかった 変 更 が 加 えられること を 想 定 したシステム 開 発 の 方 法 が 不 可 欠 で ある 変 更 にうまく 対 応 できないと 既 に 規 模 の 点 から 複 雑 な 大 規 模 システムが ス パゲッティが 絡 み 合 うように さらに 複 雑 化 していく エントロピーは 増 大 する 一 方 である 5 複 雑 さが 支 配 5-1 統 合 システムの 障 害 第 2-1 節 で 紹 介 した 統 合 システムの 不 具 合 原 因 を 説 明 する 以 下 は 入 手 可 能 な 情 報 [6][11]をもとに 再 構 成 した 図 3に M 銀 行 統 合 システムの 構 成 概 略 を 示 した もともと 独 立 した3つの 銀 行 (D F K)が 経 営 統 合 した 図 3では 各 々 の 勘 定 系 システムを 旧 D 等 と 記 した 図 3 統 合 システム 構 成 M 銀 行 のシステムは 旧 D 勘 定 系 を 中 心 に 構 成 すると 決 定 された 図 3のように 旧 D システムが 他 銀 行 と 情 報 交 換 する 外 部 ネッ トワークに 接 続 する 統 合 前 は 独 立 した 銀 行 だった D F K の 銀 行 口 座 は 統 合 後 他 銀 行 からは M の 口 座 として 見 える 銀 行 の 預 金 者 は たとえば 旧 F 銀 行 のキャ ッシュカードをM 銀 行 で 使 いたい 図 3で は 旧 D 銀 行 の 支 店 ATMを 預 金 者 が 使 う 場 合 である 旧 D 銀 行 システムには この 預 金 者 の 口 座 はないので 旧 F 銀 行 システムに 情 報 を 送 る そこで 3つの 旧 システム 間 にRC(リレーコンピュータ)を 導 入 し 情 報 交 換 を 可 能 にすることになった RCの 導 入 によって 3つの 旧 システムの 大 部 分 を 流 用 することができる その 結 果 M 銀 行 勘 定 系 システムを 新 たに 開 発 する 場 合 に 比 べて 大 幅 な 開 発 コスト 削 減 が 可 能 と 見 込 める RCに 関 わる 処 理 だけを 追 加 修 正 すればよい 外 部 と 接 続 する 旧 D 銀 行 システムは 他 銀 行 からの 振 り 込 み 口 座 振 り 分 けといった 機 能 も 必 要 になる したがって 3つの 中 では 7

8 旧 D 銀 行 システムの 修 正 が 最 も 大 きい 他 に 比 べて 同 じ 期 間 での 修 正 が 大 きく 多 忙 を 極 めたことが 想 像 できる また 対 外 接 続 系 を 他 銀 行 との 情 報 交 換 に 加 えてRC との 情 報 交 換 処 理 も 行 うようにした 情 報 交 換 ということで 共 通 の 処 理 と 考 えたので あろう 統 合 の 日 に 合 わせてプログラム 開 発 を 終 え て いざ 開 業 の 時 ATMが 使 えない 他 銀 行 からの 口 座 振 り 込 みができない と いったシステム 障 害 が 発 生 した しく 処 理 できなかった メッセージは 未 処 理 として 蓄 積 される 通 常 メッセ ジ 通 信 を 行 うプログラムは 相 手 があることから 何 らかの 理 由 で 通 信 が 失 敗 する 可 能 性 を 考 慮 する タイムアウ ト 処 理 を 行 い 戻 りメッセージを 永 遠 に 待 つことがないようにする 図 4の 場 合 戻 りメッセージが 到 着 しないことをタイムア ウトで 検 知 し 処 理 失 敗 が 起 こったと 判 断 した 現 金 引 き 出 し 要 求 の 取 り 消 しメッセ ージを 送 信 する 一 方 ATM 端 末 では 現 金 は 出 さない 図 4 バグによるシステム 障 害 対 外 接 続 系 はバグでダウンしているの で この 取 り 消 しメッセージも 伝 えること ができない 先 と 同 様 に 未 処 理 として 蓄 積 される その 結 果 預 金 者 は 現 金 を 入 手 で きない 一 方 口 座 の 情 報 は 減 らされたとい う 状 況 になってしまった また 多 くのメ ッセージが 未 処 理 のまま 溜 まった 図 4はシステム 障 害 のきっかけとなった 処 理 列 を 例 示 したものである 直 接 的 な 原 因 は 旧 Dシステムに 追 加 した 対 外 接 続 系 にバグが 残 っていたことである 顧 客 がATMから 現 金 引 き 出 し 要 求 をした その 情 報 は 対 外 接 続 系 を 経 て 旧 システムが 管 理 する 口 座 情 報 を 更 新 した 残 高 が 減 ら され 正 常 終 了 を 示 す 戻 りメッセージが 送 られた このようなATM 処 理 や 他 銀 行 か らの 処 理 が 同 時 に 発 生 すると 負 荷 が 高 くな る おそらく 高 い 負 荷 という 普 通 でない 状 況 で 対 外 接 続 系 のバグが 表 面 化 した つまり バグによって 戻 りメッセージを 正 図 5 口 座 振 替 M 銀 行 の 問 題 はこれだけではなかった 図 5は 旧 Dシステムの 処 理 を 示 す このシス テムでは 他 銀 行 との 口 座 振 替 に 2 つの 方 式 を 併 用 していた 営 業 時 間 内 はオンライ ン 処 理 で 1 件 ずつ 即 座 に 処 理 する 一 方 大 量 の 依 頼 があった 場 合 あるいは 午 後 遅 8

9 くの 依 頼 など 営 業 時 間 内 の 未 処 理 分 は 一 時 蓄 積 しておき 夜 間 にバッチ 処 理 ( 一 括 処 理 )する 次 の 日 の 営 業 時 間 開 始 までに バッチ 処 理 を 完 了 すればよい しかし 現 実 には 夜 間 のバッチ 処 理 が 完 了 できないほど 大 量 の 未 処 理 依 頼 が 溜 ま っていった 図 3の 口 座 振 替 プログラムが 不 正 データを 正 しく 判 定 できないというバ グもあったという これを 解 消 しようとし て さらに 問 題 が 連 鎖 的 に 起 こり 1 ヶ 月 間 にわたって 障 害 が 続 いた この 統 合 システムの 不 具 合 の 事 件 は 銀 行 が 主 役 だったこともあり 社 会 的 な 問 題 と してビジネス 書 でも 取 り 上 げられた RC を 導 入 したシステム 統 合 の 方 針 は 誤 りでは なかったが 十 分 なテストを 行 わなかったこ と 見 切 り 発 車 で 経 営 統 合 の 日 を 迎 えたこ と が 問 題 の 根 源 であり その 原 因 は 経 営 層 の 情 報 システム 軽 視 である という 論 調 が 主 であった たしかに 経 営 層 の 考 えの 甘 さが 大 きな 原 因 であることは 同 意 できるが 本 当 に R Cの 方 法 は 妥 当 だったのだろうか さらに 時 間 があれば 本 当 に 十 分 なテストができ たのであろうか テストではシステムに 不 具 合 がないことを 示 せない(ダイクストラ の 言 葉 ) 5-2 ホ アの 言 葉 第 5-1 節 の 事 件 の 原 因 は システムを 必 要 以 上 に 複 雑 にしてしまったから 起 きた というのが 本 当 ではないだろうか RCの 導 入 や 口 座 振 替 の 修 正 は プルース トの 小 説 で 登 場 人 物 が 増 えた 場 合 に 似 てい る たとえ 全 体 の 修 正 規 模 が 小 さくても 至 るところに 修 正 が 及 んだかもしれない ほんの 少 しの 修 正 であっても 改 修 箇 所 の あったプログラムは 全 て 再 検 査 しなければ ならない それも 従 来 は 3 つの 銀 行 にあ った 銀 行 口 座 が 全 て M 銀 行 口 座 となる 外 部 からの 情 報 が 全 て 正 しいとは 限 らない 予 期 しないデータの 到 来 を 考 慮 したプログ ラムの 作 りと 検 査 が 必 要 だったはずである 一 般 に 通 信 に 関 わるプログラムは 通 信 相 手 の 状 況 によって 適 切 な 処 理 を 行 う 必 要 があることから 多 くの 場 合 分 けに 対 応 す る その 結 果 テストしなければならない 状 況 の 組 み 合 わせが 増 える テストが 難 し いプログラムである 旧 Dシステムの 改 修 は 必 要 に 応 じて 新 たな 建 屋 を 作 り 母 屋 と 細 い 廊 下 でつなげ て 拡 張 していく 温 泉 旅 館 のようである た しかに 母 屋 の 大 部 分 はそのまま 流 用 でき 修 正 は 細 い 廊 下 を 追 加 工 事 する 個 所 だけか もしれない その 結 果 は 趣 のある 謎 めい た 迷 路 を 持 つ 温 泉 旅 館 だろう 情 報 システ ムには そのような 趣 は 不 要 である さら に 温 泉 旅 館 でも 複 雑 化 することで 緊 急 時 の 避 難 に 支 障 をきたすかもしれない 最 近 新 しい 名 所 として 東 京 スカイツリ ーが 話 題 を 集 めている 東 京 都 内 で 高 層 ビ ルが 増 えたことから 低 い 東 京 タワーで は 電 波 障 害 が 増 えてきた そこで さらに 高 い TV 電 波 塔 が 必 要 になる 東 京 タ ワーが 低 いことが 問 題 だとして 図 6 右 の 9

10 ような 2 階 建 て 継 ぎ 足 し を 考 える 人 は いない 十 分 な 時 間 と 開 発 コストをかけて 新 しいタワーを 建 造 する 6 経 年 変 化 大 規 模 システムの 開 発 には 莫 大 なコストが かかる 長 い 期 間 使 うことでようやく 開 発 コストを 回 収 できる 6-1 陳 腐 化 への 対 応 家 電 製 品 や 自 動 車 のような 装 置 (ハード ウェア)は 耐 用 年 数 がある 故 障 部 品 の 交 換 など 定 期 的 な 保 守 を 行 う 突 発 的 な 故 障 は 異 常 処 理 としてソフトウェアで 対 応 する 図 6 東 京 スカイツリー 複 雑 さへの 対 応 の 失 敗 が 不 具 合 を 招 くこと を C.A.R. Hoare( 当 時 オクスフォード 大 学 現 在 マイクロソフト 研 究 所 )がチュー リング 賞 講 演 [7]で 次 のように 述 べている プログラム(ソフトウェア)や 書 き 物 は 故 障 しない しかし 全 ての 書 き 物 が 一 度 完 成 ( 脱 稿 )すれば 終 わりというものでもな い 長 く 利 用 されるためには 中 身 の 改 訂 が 必 須 なものがある 故 障 はしないものの 内 容 が 陳 腐 化 して 有 用 性 が 低 下 する あ るいは 無 用 の 長 物 と 化 すからである ソフトウェアを 設 計 する 2 つの 方 法 がある ひとつは 単 純 にす ることで 明 らかに 欠 陥 をなくす 方 法 であり もう 一 方 は 複 雑 化 させて 明 らかな 欠 陥 がわからな いようにする 方 法 である 明 らかな 欠 陥 がわからない 場 合 わからな いからこそ その 欠 陥 をみつけるテストも 難 しい 第 5-1 節 のシステム 統 合 の 方 法 は テストを 困 難 にするようなシステム 構 成 ( 図 3)を 採 用 したことが 誤 りだった そもそもの 方 針 が 悪 かったということであ れば 図 1の 要 求 仕 様 の 前 から 間 違 ってい たことになる だからこそ ビジネス 書 で 経 営 層 の 情 報 システム 軽 視 と 議 論 され たのであろう 長 い 年 月 多 くの 人 々が 使 っている 広 辞 苑 は 1935 年 の 辞 苑 からはじまり 1955 年 広 辞 苑 と 名 称 を 変 えた その 後 1969 年 第 2 版 1976 年 第 2 版 増 1983 年 第 3 版 1991 年 第 4 版 1998 年 第 5 版 2008 年 第 6 版 と 続 く 最 初 の 版 から 70 年 以 上 の 歳 月 にわたって 改 訂 されている ソフトウェアを 長 い 期 間 にわたって 利 用 す るには 機 能 の 改 訂 を 継 続 することが 必 須 である 業 務 システムの 場 合 関 連 する 法 律 が 変 われば それに 伴 ってプログラムで 処 理 する 伝 票 の 情 報 が 変 化 する 正 しかっ た 識 別 コードが 無 効 になったりする また システム 実 行 を 支 える 計 算 機 ハード ウェアやネットワークなどを 高 性 能 装 置 に 10

11 置 き 換 えることで システム 稼 働 後 の 処 理 増 加 に 対 応 する 置 き 換 え 時 にはソフトウ ェア 側 の 対 応 も 必 要 なことが 多 い すなわ ち 変 化 する 動 作 環 境 に 合 わせたプログラ ム 改 修 も 行 わなければならない 第 4-2 節 では 大 規 模 システムの 初 期 開 発 の 際 たびたびの 要 求 変 更 から システ ムが 複 雑 化 するという 問 題 を 述 べた 陳 腐 化 への 対 応 によって さらに 複 雑 化 するこ とは 容 易 に 想 像 できる 従 来 これらは システム 保 守 とか 改 修 と 呼 ばれていた しかし ソフトウェアの 難 しさは 最 初 に 決 めた 通 り 作 れば 良 いもの ではないということにある 改 修 を 前 提 と する 技 術 といってよい この 点 に 関 心 を 向 けることを 目 的 として ソフトウェア 進 化 発 展 (Software Evolution) と 呼 ぶ ソフトウェアは 本 質 的 に 進 化 発 展 する 生 き 物 であり 他 の 工 業 製 品 のような 品 質 保 証 を 難 しくしている 進 化 発 展 の 中 に 品 質 保 証 を 継 続 する 仕 組 みを 組 み 込 んでお くことができれば 良 いのであろう 月 に 起 こした 振 込 システムの 障 害 である 特 定 の 口 座 に 大 量 の 振 り 込 みが 集 中 した このシステムは 旧 D 銀 行 のものであり 昼 間 のオンライン 処 理 と 夜 間 のバッチ 処 理 で 口 座 振 替 を 行 う( 図 5) オンラインの 上 限 に 達 したことからバッチ 処 理 で 対 応 するこ とになった ところが バッチ 処 理 で 異 常 終 了 になるという 新 たな 障 害 が 発 生 した この 障 害 原 因 は バッチ 処 理 にも 上 限 値 が あったことをシステム 担 当 者 が 知 らずに 作 業 を 進 めていたことにあった 上 限 値 を 設 定 しなおし システム 再 開 後 さらに 別 の 障 害 が 発 生 した 先 の 異 常 終 了 で 振 り 込 み データが 欠 落 し 処 理 に 必 要 なデータを 失 く してしまっていた 消 えたデータの 修 復 作 業 に 時 間 がかかり 次 の 日 の 営 業 時 間 に 間 に 合 わなかった この 事 件 の 直 接 の 原 因 は 上 限 値 の 設 定 で あり プログラムのバグではない そこで システム 運 用 の 誤 り すなわち ヒューマ ンエラーと 云 われている しかし 長 い 運 用 の 歳 月 で システムの 仕 組 みへの 理 解 が 欠 けたというほうが 正 確 だろう 6-2 ブラックボックス 化 の 事 件 規 模 の 爆 発 経 年 変 化 は 稼 働 中 のシス テム 運 用 での 事 故 につながることがある ヒューマンエラーとされることが 多 いが 実 は システムの 仕 組 みに 対 する 知 識 が ソフトウェアの 進 化 発 展 の 過 程 で 散 逸 して しまったのかもしれない 一 般 紙 でも 報 告 された 最 近 の 事 例 [11]を 紹 介 する 実 際 M 銀 行 のシステムは 旧 D 銀 行 を 引 き 継 いだものであり 旧 システムが 稼 働 を 開 始 したのは 1988 年 という その 後 23 年 間 使 い 続 けてきた 2002 年 の 銀 行 統 合 の 際 の 改 修 を 含 めて 長 い 間 の 変 更 が 加 えられ 進 化 発 展 をとげてきたであろう その 結 果 2011 年 には 内 部 の 仕 組 みが 見 えないブラ ックボックス 化 に 陥 っていた 第 2-2 節 で 紹 介 した M 銀 行 が 2011 年 3 11

12 6-3 ドッグイヤー 1988 年 から 2011 年 という 23 年 間 が どのくらい 長 いのかを コンピュータやネ ットワークの 技 術 変 遷 と 比 較 して 考 える 一 般 に 情 報 技 術 は 変 化 が 速 いことから 1 年 をドッグイヤー( 犬 の 1 年 )で 考 える ことがある 人 間 の 23 年 をドッグイヤーに 換 算 すると どのくらいになるだろう 同 じソフトウェアをそのまま 使 い 続 けること は 想 像 できない パソコンのオペレーティングシステムとし て Windows が 使 われている 1988 年 時 点 では Windows2.0 その 後 Windows3.0 WindowsNT Windows95 Windows98 Windows2000 WindowsMe を 経 て 2002 年 は WindowsXP になった XP は 今 でも 現 役 であるが マイクロソフト 社 は 2006 年 に VISTA 2009 年 には Windows 7 を 出 し ている 今 から 見 ると Windows2.0 は 本 当 に 小 さなシステムであった 次 に インターネット 関 連 の 技 術 を 見 てみ る 1988 年 日 本 ではインターネットは 学 術 ネットワークの 段 階 であり 商 用 インター ネットのはじまりは 1991 年 である 1996 年 がインターネット 元 年 と 呼 ばれる また 1994 年 に 最 初 のブラウザ Netscape が 公 開 され 1999 年 に 携 帯 電 話 の i モードがはじ まった その 後 スマホが 登 場 したことで 携 帯 電 話 の 特 徴 であるモバイルの 世 界 とイ ンターネットが 統 合 する 2007 年 アップル の iphone が 切 り 拓 いたといってよい このように ちょっと 調 べただけでも 大 きな 変 化 が 起 こっていることがわかる 特 に 1990 年 代 中 頃 からのインターネット 普 及 は 情 報 システムに 多 大 な 影 響 を 与 えた 銀 行 関 係 では 24 時 間 運 用 のインターネッ ト バンキングが 代 表 例 である インター ネットで 何 処 からでも 気 軽 に 使 える この サービスは 一 般 の 利 用 者 にとって 魅 力 が 大 きい 銀 行 としては 競 争 力 を 失 わないため にシステム 化 の 必 須 要 求 機 能 である 当 然 M 銀 行 もこのサービス 提 供 を 行 って いる 不 思 議 なことは そのベースとなっ ているのが 今 から 23 年 前 の 旧 D 銀 行 シス テムであるという 点 ではないだろうか ソ フトウェアの 経 年 変 化 の 大 変 さへの 配 慮 が 足 りなかったのかもしれない システムの 不 具 合 が 23 年 間 奥 深 くに 隠 れていた それが 2011 年 3 月 に 普 通 でない 状 況 で 突 然 噴 火 した すべてのソ フトウェアが 休 火 山 でないことを 祈 るだけ である 7 専 門 家 の 間 違 い 7-1 単 純 な 間 違 い 人 間 は 間 違 うことが 多 い そうは 云 って も 専 門 家 であるからには 一 般 の 人 のよう な 間 違 いは 冒 さないと 期 待 したい たしか に 間 違 う 頻 度 は 小 さいだろう しかし [ 絶 対 数 ]=[ 記 述 総 量 ] [ 誤 り 頻 度 ] であるから たとえ 誤 り 頻 度 が 小 さくても 記 述 の 総 量 が 多 ければ 間 違 いの 絶 対 数 は 12

13 大 きい ニューヨーク タイムズ 紙 では 新 聞 記 事 の 訂 正 一 覧 を 掲 載 している[2] 通 常 の( 週 末 でない) 朝 刊 紙 面 の 場 合 約 13,800 文 で ある これに 対 して 訂 正 数 は 1 日 あたり 10~15 個 なので 約 1000 行 にひとつの 間 違 いがある 一 般 に プログラムに 含 まれるバグは 1000 行 に1 件 と 云 われている 新 聞 記 事 とプロ グラムで 同 じ 頻 度 というのが 面 白 い 新 聞 記 者 も ソフトウェア 技 術 者 も 時 間 との 戦 いで 作 業 している このくらいの 誤 りは 如 何 なる 専 門 家 にも 起 こり 得 る というか もしれない 7-2 致 命 的 な 間 違 い ソフトウェアを 開 発 する 場 合 出 発 点 最 初 が 大 切 である 要 求 仕 様 ( 図 1)のと ころで 期 待 される 機 能 をもれなく 盛 り 込 まなければならない ここで 抜 けや 誤 りが あると 後 の 開 発 作 業 やプログラミングを 正 しく 行 っていても 役 に 立 たないシステ ムが 完 成 するだけである 大 規 模 システムの 場 合 受 注 開 発 が 多 い 特 定 の 顧 客 向 け 専 用 システムの 開 発 である 顧 客 が 必 要 とする 機 能 ( 要 求 )をもれなく 洗 い 出 す しかし 発 注 者 は 業 務 に 精 通 し ていても 情 報 システムの 専 門 家 ではない システムとしての 実 現 可 能 性 を 考 慮 した 上 で 自 分 が 何 を 望 んでいるかを 整 理 して 表 現 することは 難 しい 頭 の 片 隅 に 隠 れてい る 要 求 の 抽 出 に 失 敗 すると 期 待 外 れのシ ステムを 開 発 することになってしまう さらに システムがどのように 使 われるか どのような 危 機 にさらされる 可 能 性 がある か を 熟 考 しなければならない 特 に イ ンターネットと 接 続 するシステムでは セ キュリティに 関 わる 外 部 からの 攻 撃 や 突 然 の 処 理 依 頼 の 増 加 など オープンなシステ ムならではの 脅 威 にさらされる ここで 考 え 落 ちがあっては システム 運 用 時 に 不 具 合 が 生 じる 一 方 現 実 には 開 発 コストが 増 大 する そんな 状 況 は 起 きるはずがない などの 理 屈 をつけて 問 題 点 に 気 づいていても シ ステムに 盛 り 込 まないで 無 視 するかもしれ ない 2011 年 に 新 聞 などで 有 名 になった 言 葉 割 り 切 った 考 え すべてを 考 慮 すると 設 計 できなくなる を 思 い 出 す しかし この 誤 った 割 り 切 り はシステ ムの 不 具 合 の 遠 因 である システム 開 発 時 に 不 具 合 の 原 因 が 作 り 込 まれていること になる 最 初 から 不 良 品 と 知 って 開 発 した のではないか と 云 われても 反 論 できない 誤 った 想 定 のもとに 開 発 されたシステムの 品 質 保 証 とは 何 であろうか テスト 項 目 に 抜 けがあることになる V 字 型 開 発 のスラ ッシュ( 図 1)で 如 何 にテストを 強 化 して も 虚 しいだけである 品 質 とは 何 かとい う 問 いから 考 え 直 す 必 要 がある 8 利 用 者 の 振 る 舞 い 8-1 誤 発 注 事 件 利 用 者 の 振 る 舞 いがシステム 障 害 を 引 き 13

14 起 こすことも 多 い 2005 年 12 月 に 起 きた 誤 発 注 の 事 件 [6][14]を 紹 介 する J 社 が 株 式 市 場 に 新 規 株 式 公 開 した 公 開 株 数 は 3000 である これに 対 して M 証 券 から 売 り 注 文 が 入 る 本 来 1 株 61 万 円 のところを 担 当 者 が 入 力 を 誤 って 1 円 61 万 株 の 売 り 注 文 を 出 した 誤 りに 気 付 いて 売 り 注 文 取 り 消 しコマンドを 発 行 した が 期 待 通 りに 作 動 しなかった 多 数 の 買 い 注 文 が 起 こり 結 果 として M 証 券 は 400 億 円 の 損 失 を 出 した その 後 この 事 件 は 責 任 の 所 在 と 損 害 補 償 をめぐって 訴 訟 にな った 事 件 のきっかけは 担 当 者 の 入 力 誤 りであ る システムは 入 力 誤 りの 警 告 を 表 示 し たが 担 当 者 はこれを 無 視 して 作 業 を 続 け た これによって 誤 った 売 り 注 文 が 株 式 市 場 側 のシステムに 発 行 された 取 り 消 しコマンドが 作 動 しなかったのは 株 式 市 場 側 システムの 不 具 合 であることが 後 日 半 明 した 事 件 が 発 生 する 5 年 前 の 2000 年 にテストを 行 った 際 にバグが 見 つ かっていた そのバグを 修 正 したプログラ ムにバグが 含 まれていた 通 常 バグ 修 正 した 際 には 変 更 が 正 しく 行 われているかのテストを 実 施 する たと え 変 更 が 小 さく 1 ヶ 所 であったとしても 関 連 するテスト 項 目 をすべて 再 検 査 しなけ ればならない しかし このシステムでは テストが 不 十 分 であって バグが 隠 れたま まであった 実 際 5 年 の 間 何 も 不 都 合 なくシステムは 作 動 しており 誰 も 不 具 合 に 気 付 かなかった バグ 修 正 した 箇 所 であ るからこそ 新 たなバグが 混 入 したとは 思 いもよらなかったのだろう 一 方 公 開 株 数 が 3000 であるにも 関 わらず 61 万 株 の 売 り 注 文 を 正 しいものとして 受 け 付 けることも 納 得 いかない このような 観 点 からの 数 量 チェック 機 能 は 不 要 という 判 断 でシステムを 開 発 していた つまり 要 求 機 能 の 誤 りともいえる 実 際 2006 年 には チェック 機 能 を 組 み 込 んだ 8-2 思 い 違 い M 証 券 のシステムは 作 業 者 の 入 力 値 を チェックし 警 告 を 出 している システムの 開 発 時 に 端 末 操 作 者 が 警 告 を 無 視 するこ とまでは 想 定 できない システム 開 発 は 要 求 仕 様 の 整 理 からはじま る( 図 1) ユースケース 分 析 という 技 術 を 用 いて 利 用 者 の 使 い 方 からみたシステム の 機 能 を 洗 い 出 す しかし 利 用 者 は 想 定 外 の 行 動 をとる 第 6-1 節 の 事 件 を 引 き 起 こした 警 告 の 無 視 は その 例 だった M 証 券 では その 後 システムが 警 告 を 出 した 場 合 の 業 務 体 制 を 整 えた 担 当 者 以 外 の 人 が 再 度 確 認 する すなわち システム だけでは 対 応 できない 状 況 がある システム 開 発 の 要 求 仕 様 段 階 で 行 うことは システムの 使 い 方 提 供 機 能 やサービスな ど 様 々な 観 点 からの 予 測 を 高 い 精 度 で 行 うことといえる この 段 階 での 見 過 ごしは プログラム 作 成 まで 引 き 継 がれる テスト 工 程 の 最 終 段 階 である 受 け 入 れテストでも 見 過 ごしは 見 つからない ここでのテスト 14

15 項 目 は 要 求 仕 様 に 書 かれた 内 容 をもとにす るからである 第 7-2 節 で 触 れた 致 命 的 な 間 違 いである 観 点 そのものが システム 全 体 の 動 作 に 関 わることから 完 成 したプログラムを 対 象 とする 本 質 的 に 事 後 検 査 である さらに 利 用 者 の 振 る 舞 いを 完 全 に 予 測 す ることは 不 可 能 に 近 い 警 告 無 視 まで 考 慮 することはできない 利 用 者 の 不 注 意 とい える また 利 用 者 はシステムの 使 い 方 に ついて 思 い 違 いをするかもしれない 悪 戯 心 で 奇 妙 な 使 い 方 をすることもあるだろう さらに 悪 意 を 持 ってシステムを 攻 撃 する 場 合 もあり 得 る 攻 撃 への 対 処 を 考 えればわかるように こ のような 状 況 への 対 策 は 稼 働 システムの 動 作 を 監 視 し 普 通 でない 状 況 に 陥 らな いかを 常 に 把 握 することである 開 発 工 程 の 一 部 として 実 施 する 検 査 だけでは 十 分 な 確 認 ができないともいえる 図 7 不 具 合 発 生 工 程 [12] 図 7は 米 国 の 統 計 データである 開 発 の 各 工 程 で 混 入 した 不 具 合 の 割 合 を 示 す 検 査 終 了 後 に 検 出 した 不 具 合 の 内 容 を 吟 味 し どの 工 程 が 原 因 となったかを 整 理 したもの である 9 構 築 からの 正 しさ 9-1 事 後 確 認 の 限 界 本 稿 の 副 題 は 作 るより 検 査 が 難 しい であった いや 作 った 積 りになってはい けない 検 査 に 合 格 して 初 めて 作 ったとい える であろう 第 3 節 で 述 べたように ソフトウェアの 検 査 はプログラム テスティングである プ ログラム 開 発 を 終 えてから 検 査 が 始 まる ( 図 1) 開 発 の 最 終 生 成 物 であるプログラ ムを 対 象 とすることから 事 後 検 査 と 呼 ぶ たしかに テスト 工 程 の 後 段 階 で 行 うシス テムテストや 受 け 入 れテストは テストの Requirements( 図 1の 要 求 仕 様 )での 誤 り が 20% Design(システム 設 計 からコンポ ーネント 設 計 )で 25% Coding(プログラ ム 作 成 )で 35%を 占 める Documents は 文 書 作 成 の 誤 りであり Bad Fixes はバグ 修 正 時 に 新 たな 誤 りが 入 ったことを 示 す た しかに 第 8-1 節 の 不 具 合 は Bad Fixes の 例 だった 図 7から 直 ちにわかることは プログラム 作 成 よりも 前 の 段 階 での 不 具 合 混 入 が 約 50%であるという 点 である ソフトウェア 品 質 を 向 上 させるには 開 発 上 流 工 程 で 如 何 にして 誤 りを 排 除 するかにかかっている 作 ってから 検 査 する ( 事 後 検 査 )のでは 15

16 なく 開 発 ( 設 計 )と 確 認 ( 検 査 )を 同 時 に 行 う 方 法 が 必 要 になる 9-2 正 しさの 積 み 重 ね 開 発 の 上 流 工 程 で 作 成 する 設 計 書 や 仕 様 書 は 通 常 の 文 書 である 通 常 といった 理 由 は 自 然 言 語 ( 日 本 語 など)や 図 表 で 書 かれているということである 文 書 の 意 味 内 容 を 理 解 できるのは 技 術 者 であって コ ンピュータが 自 動 解 析 できる 形 式 ではない したがって 設 計 書 や 仕 様 書 が 正 しく 作 成 されているかを 検 査 するのは 技 術 者 である 実 際 は 設 計 レビューと 呼 ぶ 文 書 読 み 合 わ せによる 確 認 作 業 による 設 計 レビューで 不 具 合 を 見 つけ 品 質 を 高 め るには 経 験 豊 かな 技 術 者 が 十 分 な 時 間 を かけて 作 業 する 必 要 がある 開 発 経 験 や 関 連 する 知 識 を 駆 使 することで 行 間 を 読 む 等 の 直 感 を 働 かすことで 設 計 書 の 問 題 点 を 洗 い 出 す 表 現 の 曖 昧 さ 用 語 の 不 統 一 から 生 じる 誤 解 ひとつの 機 能 に 対 する 説 明 が 複 数 個 所 で 整 合 していない など 通 常 の 文 書 には 多 くの 不 具 合 が 隠 れている 第 7-1 節 で 新 聞 記 事 に 残 った 間 違 いを 話 題 にした 如 何 に 注 意 しても 通 常 の 文 書 から 誤 りを 完 全 に 取 り 除 くことはできない そのような 努 力 をしても 図 7のような 状 況 である これに 対 して 開 発 上 流 工 程 の 設 計 段 階 か ら 意 味 定 義 の 明 確 な 言 語 ( 形 式 仕 様 言 語 ) を 用 いる 技 術 が 研 究 されている[10][13] こ れによって 設 計 書 の 曖 昧 さをなくし 記 述 内 容 の 不 整 合 を 系 統 的 に 検 知 可 能 にする さらに 段 階 的 に 記 述 を 詳 細 化 具 体 化 す る 各 ステップで 変 更 が 正 しいことを 確 認 する 正 しい 初 期 記 述 から 段 階 的 に 正 しさ を 確 認 しながら 最 終 的 なプログラムを 導 き 出 す これを 構 築 からの 正 しさ(Correct by Construction CxC と 略 記 ) と 呼 ぶ CxC の 技 術 は 長 い 研 究 の 歴 史 があり E.W. ダイクストラのチューリング 賞 講 演 [4]でも 触 れられている この 講 演 を 契 機 に CxC の 研 究 が 推 進 されたという 云 い 方 が 正 しい かもしれない その 後 学 術 的 な 基 礎 研 究 だけでなく 実 践 的 な 技 術 開 発 も 精 力 的 に 行 われた パリ 地 下 鉄 14 号 線 の 自 動 運 行 シス テム 開 発 へ 適 用 した 話 [1]が 世 界 的 に 有 名 で ある CxC の 方 法 で 正 しいプログラムを 導 出 できることから 単 体 テストを 行 わなか った システムテスト 等 が 必 要 なことは 云 うまでもない 現 在 CxC の 方 法 は 産 業 界 での 標 準 的 な 開 発 法 にまで 成 熟 していない 技 術 的 な 課 題 については 本 稿 の 範 囲 を 超 えるので 詳 述 し ない 国 内 でも 重 要 技 術 として 調 査 研 究 や 実 証 実 験 を 行 っている[5] 産 業 界 の 標 準 的 な 開 発 法 として 定 着 すれば ソフトウェア 品 質 保 証 の 技 術 が 大 きく 変 わる 10 正 しさ 再 考 CxC によって 全 てが 解 決 するだろうか そんなことはない 残 る 課 題 の 中 から 話 題 を 2 つ 紹 介 する 10-1 妥 協 の 産 物 構 築 からの 正 しさ(CxC)は 最 初 の 出 発 16

17 点 となる 初 期 記 述 が 正 しいことを 前 提 とす る その 後 の 詳 細 化 具 体 化 の 過 程 に 誤 り がないとしても 出 発 点 が 間 違 っていたら 何 をしているのかわからない 図 1の 要 求 仕 様 が 重 要 になる ところが 要 求 仕 様 の 正 しさ を 論 じる ことは 極 めて 難 しい もともと 正 しさ は 何 らかの 基 準 があって 決 まる 相 対 的 な 事 柄 である 要 求 仕 様 の 作 成 には 様 々な 立 場 の 利 害 関 係 者 (ステークホルダー)が 絡 む システムに 何 を 期 待 するか システム のどの 側 面 に 責 任 を 負 うか が 異 なる 立 場 によって 正 しさの 観 点 が 変 わる 別 の 言 葉 でいえば 要 求 仕 様 の 作 成 は 正 しさの 基 準 を 作 っていくことである 主 張 が 対 立 する 場 合 要 求 仕 様 作 成 は 妥 協 の 過 程 である 要 求 仕 様 は 妥 協 の 産 物 とも 云 え る 正 しさの 基 準 も 妥 協 の 産 物 になる 現 実 には 開 発 費 用 の 決 定 権 を 持 つステーク ホルダの 力 が 強 いだろう 技 術 的 に 妥 当 な 主 張 が 通 るとは 限 らない 10-2 実 行 時 監 視 と 自 己 適 応 ソフトウェアの 世 界 で 長 くコンサルタン トをしている M. Jackson は 次 のように 述 べている[9] 情 報 システムが 有 用 なのは 外 部 の 世 界 と 関 わりを 持 つからである そして 開 発 の 際 に 実 行 時 の 動 作 環 境 を 完 全 に 知 ることができない このことがシ ステム 開 発 の 限 界 と 説 明 した 第 8-2 節 で 議 論 した 利 用 者 の 振 る 舞 いは システムの 外 部 ( 動 作 環 境 )と 見 做 すこと もできる たしかに システム 開 発 時 に 利 用 者 の 振 る 舞 いを 予 測 することはできない できることは 実 行 時 にシステムが 想 定 し た 振 る 舞 い( 期 待 )が 壊 れないかを 監 視 す ることである 正 しいことを 確 認 するので はなく 不 具 合 に 陥 らないことを 監 視 する システムの 信 頼 性 を 向 上 させる 技 術 として 実 行 時 監 視 を 併 用 する 実 行 時 監 視 の 方 法 を 用 いることで 利 用 者 の 不 注 意 思 い 違 い 悪 戯 攻 撃 を 検 知 す る 監 視 する 性 質 をうまく 選 択 することで 要 求 仕 様 の 破 れを 監 視 する 方 法 も 研 究 され ている さらに 監 視 性 質 の 破 れを 検 知 し た 後 その 原 因 を 避 ける 方 法 をシステムに 組 み 込 むことができれば 良 い そのような システム 構 成 法 として 自 己 適 応 システム や 自 己 改 変 システム の 研 究 が 進 められ ている 11 おわりに 作 るより 検 査 が 難 しい ことの 直 接 的 な 理 由 は 検 査 対 象 ソフトウェア システ ムの 複 雑 さである 複 雑 さの 第 1の 理 由 は 規 模 の 爆 発 と 陳 腐 化 への 対 応 の 結 果 である 常 に 進 化 発 展 する 生 き 物 としてソフト ウェアを 理 解 しなければならない 複 雑 さ の 第 2の 理 由 は システムが 実 世 界 の 中 で 作 動 する 実 体 であることに 起 因 する 人 間 が 活 動 する 複 雑 な 実 世 界 との 相 互 作 用 を 的 確 に 取 り 扱 わなければならない このよう な 複 雑 さから 正 しさの 基 準 が 何 であるか が 明 確 にならないことさえある 作 るより 17

18 も 検 査 が 難 しい 今 日 ソフトウェアはあらゆる 工 学 領 域 に 不 可 欠 のシステム 実 現 技 術 として 浸 透 して きてきた デジタル 化 電 子 化 などの 言 葉 で 語 られる 技 術 革 新 は 本 来 ソフトウ ェア 化 と 呼 ぶべきである 今 後 この 流 れ は さらに 加 速 される[16] したがって ソフトウェアの 品 質 保 証 が 益 々 重 要 になっ ている 本 稿 では ソフトウェアの 品 質 保 証 の 難 し さを 幾 つかの 観 点 から 説 明 した ソフトウ ェア 固 有 の 特 徴 も 含 まれるが 多 くは 大 規 模 システムに 共 通 する 課 題 ともいえる ソフトウェアの 場 合 作 るのが 簡 単 な 故 に 大 規 模 化 が 加 速 し 問 題 が 顕 在 化 しやす い 恐 れず 蓋 をせず 根 拠 のない 信 頼 感 をシステムに 抱 かず 原 理 的 な 限 界 を 知 っ て ソフトウェア 中 心 のシステムを 利 用 し なければならない 情 報 処 理 と 情 報 システ ムの 原 理 に 対 する 理 解 を 欠 いてはならな いのである[8] 参 考 資 料 [1] J.-R. Abrial : Formal Methods in Industry -- Achievements, Problems, Future, Proc. ICSE 2006, pp , [2] L. Amster and D. L. McClain (eds.): Kill Duck Before Serving, St. Martin s Griffin [3] 朝 日 新 聞 記 事 プロメテウスの 罠 2011 年 12 月 25 日. [4] E.W. Dijkstra : The Humble Programmer -- ACM チューリング 賞 講 演,1972. [5] DSF. [6] 畑 村 創 造 工 学 研 究 所 : 失 敗 知 識 データベ ース [7] C.A.R Hoare : The Emperor's Old Clothes -- ACM チューリング 賞 講 演, [8] 情 報 処 理 学 会 情 報 処 理 教 育 委 員 会 : 2005 年 後 半 から 2006 年 初 頭 にかけての 事 件 と 情 報 教 育 の 関 連 に 関 するコメント 2006 年 3 月 6 日. [9] M. Jackson:Role of Formalism in Method, Proc. FM 99, pp , [10] 中 島 震 :ソフトウェア 工 学 の 道 具 と しての 形 式 手 法 NII J, [11] 日 経 コンピュータ( 編 ):システム 障 害 はなぜ 二 度 起 きたか 日 経 BP 社 [12] Software Quality [13] 玉 井 哲 雄 :ソフトウェア 工 学 の 基 礎 岩 波 書 店 [14] T. Tamai : Social Impact on Information System Failures, IEEE Computer, 42(6), pp.58-65, [15] Wikipedia 失 われた 時 を 求 めて 石 木 隆 治 : プルースト 清 水 書 院 人 と 思 想 [16] J. Wing : CPS Flower,

19 国 立 情 報 学 研 究 所 2011 年 度 第 8 回 市 民 講 座 ソフトウェアの 品 質 保 証 - 作 るより 検 査 が 難 しい- 平 成 24 年 2 月 15 日 中 島 震 国 立 情 報 学 研 究 所 (C) Shin NAKAJIMA 1 概 要 ソフトウェアの 品 質 保 証 工 業 製 品 のソフトウェア 化 ( 電 子 化 デジタル 化 )が 加 速 動 いて 当 たり 前? 障 害 が 増 加 ( 新 聞 記 事 ) 作 るより 検 査 が 難 しい 検 査 しないで 作 った 気 になってはいけない 不 具 合 がないことの 確 認 は 既 存 の 方 法 では 困 難 である ソフトウェアは 複 雑 さ に 支 配 される ソフトウェアが 簡 単 に 複 雑 化 することが 問 題 の 根 底 にある (C) Shin NAKAJIMA 2

20 6つの 話 題 1. プログラムの 検 査 は 難 しい 2. 複 雑 さが 禍 のもとになる 3. ソフトウェアは 変 化 しなければならない 4. 間 違 えることを 前 提 とする 5. 利 用 者 の 振 る 舞 いは 予 測 をこえる 6. 人 工 物 構 築 に 関 わる 複 雑 さを 扱 う (C) Shin NAKAJIMA 3 話 題 1 プログラムの 検 査 は 難 しい (C) Shin NAKAJIMA 4

21 障 害 (1) 発 生 時 期 2002 年 4 月 : 大 手 銀 行 統 合 初 日 障 害 内 容 ATM 障 害 口 座 振 替 が 不 能 二 重 引 き 落 とし 顧 客 の 口 座 データ 消 失 過 労 自 殺 2003 年 労 災 認 定 原 因 説 明 3つの 銀 行 システム 統 合 プログラム 残 存 バグ 負 荷 テスト 不 正 データ 検 出 テストが 不 十 分 (C) Shin NAKAJIMA 5 障 害 (2) 発 生 時 期 2011 年 夏 : 内 部 被 曝 検 査 機 障 害 内 容 WBC(ホールボディカウンタ)の 測 定 結 果 が 不 正 放 射 能 の 種 類 ごとに 体 内 に 存 在 する 量 を 推 計 原 因 説 明 推 計 プログラムの 計 算 バグ ほとんど 使 われていないのでバグはわかりませんでし た (メーカ 担 当 者 の 説 明 ) (C) Shin NAKAJIMA 6

22 2つの 障 害 に 共 通 する 点 何 となく 納 得? プログラムを 作 ることは 作 ったが 正 しく 作 動 するかの 検 査 が 不 十 分 だった という 説 明 本 講 演 での 疑 問 どのような 検 査 で 不 具 合 がないことを 確 認 できるのか? 不 具 合 がないことを 本 当 に 示 せるのか? そもそも 不 具 合 がない 正 しい とは? (C) Shin NAKAJIMA 7 開 発 上 流 工 程 バ ッ ク ス ラ ッ シ 側 ュ 要 求 仕 様 開 発 過 程 の 説 明 図 システム 設 計 システムテスト ラ アーキテクチャ 設 計 コンポーネント 設 計 プログラム 作 成 結 合 テスト 単 体 テスト テスト( 検 査 ) 工 程 受 け 入 れテスト (1) プログラムが 検 査 の 対 象 ( 事 後 検 査 ) (2) 開 発 上 流 の 工 程 ごとに 検 査 の 観 点 (テスト 項 目 ) ス ラ ッシ ュ 側 (C) Shin NAKAJIMA 8

23 プログラム 検 査 の 難 しさ テスト 項 目 < 入 力 データ 期 待 結 果 >... 検 査 対 象 プログラム 例 : 単 体 テスト 一 致? ひとつの 実 行 経 路 具 体 的 なデータ 値 プログラム 処 理 結 果 検 査 の 網 羅 性 に 関 する 問 題 すべての 実 行 経 路 を 調 べることは 原 理 的 に 困 難 ( 膨 大 な 組 み 合 わせの 数 ) 現 実 には 近 似 的 な 基 準 を 用 いて 検 査 終 了 とする (C) Shin NAKAJIMA 9 正 しさ 自 身 の 難 しさ 正 しさの 基 準 機 械 的 に 決 まる 正 しさ は 単 純 なものだけ 文 法 エラー など 正 しさの 基 準 は 相 対 的 His name is John. 正 しい? テスト 項 目 を 網 羅 的 に 作 成 できるか? プログラム 検 査 との 関 係 入 力 データ 実 行 で 検 査 可 能 な テスト 項 目 で 十 分 か? (C) Shin NAKAJIMA 10

24 プログラム 検 査 の 限 界 program testing can be a very effective way to show the presence of bugs, but is hopelessly inadequate for showing their absence. バグがあることを 示 す 効 果 的 な 方 法 E.W. Dijkstra : The Humble Programmer (1972) (テストデータが 適 切 でないと)バグを 見 過 ごす (C) Shin NAKAJIMA 11 修 正 した 筈 が 新 たに 不 具 合 を 混 入 Bad Fixes 不 具 合 発 生 工 程 テスト 工 程 で 発 見 した 不 具 合 が 混 入 した 工 程 Documents 8.0% Requirements 12.0% 20.0% 0% 開 発 上 流 工 程 で 混 入 (45%) Coding 35.0% Design 25.0% 検 査 対 象 は プログラム Software Quality 2008 (C) Shin NAKAJIMA 12

25 開 発 上 流 工 程 での 検 査 現 状 仕 様 書 レビュー ( 読 み 合 わせチェック) 長 時 間 の 会 議 要 求 仕 様 受 け 入 れテスト システム 設 計 システムテスト アーキテクチャ 設 計 結 合 テスト コンポーネント 設 計 単 体 テスト プログラム 作 成 (C) Shin NAKAJIMA 13 きちんと 作 ることの 大 切 さ プログラム 検 査 の 問 題 点 プログラムを 網 羅 的 に 検 査 することは 原 理 的 に 困 難 正 しさ の 基 準 (テスト 項 目 )に 抜 けがあると 無 力 きちんと したプログラム 作 り 検 査 確 認 しながらプログラム 作 り 複 雑 さ を 克 服 する 技 術 が 必 要 ソフトウェアは 簡 単 に 複 雑 化 してしまう (C) Shin NAKAJIMA 14

26 話 題 2 複 雑 さが 禍 のもとになる (C) Shin NAKAJIMA 15 複 雑 さと 不 具 合 (I conclude that) there are two ways of constructing a software design: One way is to make it so simple that there are obviously no deficiencies 単 純 にして あきらかに 誤 りがない and the other way is to make it so complicated that there are no obvious deficiencies. 複 雑 にして あきらかな 誤 りが(わから)ない C.A.R. Hoare : The Emperor s Old Clothes (1981) (C) Shin NAKAJIMA 16

27 ソフトウェアの 規 模 規 模 の 比 較 検 査 からみたソフトウェア 規 模 =プログラム 行 数 スマホ(Android) 約 2000 万 行 ジャンボジェット 機 部 品 点 数 約 600 万 長 編 小 説 失 われた 時 を 求 めて 約 1000 万 字 大 規 模 ソフトウェアの 開 発 大 手 銀 行 勘 定 系 システム 1 億 行 (10000 万 行 ) 開 発 の 生 産 性 指 標 :500~600 行 / 月 人 1 億 行 の 開 発 1000 人 が10 年 間 という 規 模 感 (C) Shin NAKAJIMA 17 複 雑 化 する 理 由 (1) 後 工 程 で 見 過 ごし を 発 見 後 戻 り そもそも 要 求 仕 様 を 明 確 にすることが 難 しい 要 求 仕 様 受 け 入 れテスト システム 設 計 システムテスト アーキテクチャ 設 計 結 合 テスト コンポーネント 設 計 単 体 テスト 見 過 ごし プログラム 作 成 (C) Shin NAKAJIMA 18

28 複 雑 化 する 理 由 (2) 大 局 感 のないシステム 構 築 大 手 銀 行 の 統 合 システム 東 京 スカイツリ 辻 褄 合 わせ 他 の 銀 行 と 接 続 旧 Fのカード ATM RC 旧 D RC 対 外 接 続 口 座 振 替 バグ 旧 K RC 旧 F (C) Shin NAKAJIMA 19 話 題 3 ソフトウェアは 変 化 しなければならない (C) Shin NAKAJIMA 20

29 経 年 変 化 への 対 応 開 発 コストの 観 点 長 期 間 の 運 用 で 開 発 コストを 回 収 システムの 改 修 ハードウェア( 装 置 )は 劣 化 故 障 ソフトウェアは 不 具 合 がなくても 機 能 の 陳 腐 化 進 化 発 展 (Software Evolution) (C) Shin NAKAJIMA 21 障 害 (3) 発 生 時 期 2011 年 3 月 大 手 銀 行 振 り 込 み 不 能 障 害 内 容 特 定 口 座 への 振 り 込 みが 集 中 異 常 終 了 によるデータ 消 失 原 因 説 明 システム 運 用 処 理 上 限 値 の 設 定 ミス 23 年 間 (1988 年 サービス 開 始 )のシステム ブラックボックス 化 (システム 情 報 の 散 逸 ) (C) Shin NAKAJIMA 22

30 長 期 間 の 改 訂 辞 苑 広 辞 苑 第 2 版 第 3 版 第 2 増 補 版 第 5 版 第 4 版 第 6 版 IT 技 術 の 世 界 Windows 2.0 NT XP VISTA Windows7 インターネット 関 連 大 手 銀 行 勘 定 系 商 用 インターネット インターネット 元 年 Netscape i モード スマホ 最 初 の 開 発 1988 システム 旧 D 銀 行 統 合 事 件 (1) 事 件 (3) (C) Shin NAKAJIMA 23 ソフトウェア 発 展 大 規 模 システムに 共 通 する 課 題 規 模 と 開 発 期 間 ソフトウェアで 顕 在 化 する 難 しさ 経 年 変 化 ( 機 能 の 陳 腐 化 )への 対 応 進 化 発 展 する 生 き 物 (C) Shin NAKAJIMA 24

31 話 題 4 間 違 うことを 前 提 にする (C) Shin NAKAJIMA 25 不 具 合 の 比 較 ハードウェア( 装 置 )の 不 具 合 偶 発 的 な 不 具 合 部 品 の 耐 用 年 数 ( 故 障 確 率 ) 部 品 交 換 を 中 心 とする 保 守 作 業 ソフトウェアの 不 具 合 系 統 的 な 不 具 合 開 発 過 程 で 混 入 人 的 要 因 利 用 環 境 からの 乖 離 機 能 の 陳 腐 化 (C) Shin NAKAJIMA 26

32 専 門 家 が 起 こす 間 違 い ソフトウェアの 不 具 合 原 因 ソフトウェア 技 術 力 の 低 さ(?) 間 違 うことを 前 提 間 違 いの 種 類 単 純 な 間 違 い 致 命 的 な 間 違 い (C) Shin NAKAJIMA 27 単 純 な 間 違 い プロフェッショナルは 間 違 い(の 量 )が 多 い New York Times 紙 ウィークデイ: 約 13,800 文 記 事 訂 正 10~15 個 / 日 1,000 文 に1つの 間 違 い プログラム1000 行 に1つのバグ という 統 計 データと 同 じ 傾 向 間 違 い 集 のペーパーバック (C) Shin NAKAJIMA 28

33 最 初 から 欠 陥 品 (?) 割 り 切 り 誤 った 正 しさの 基 準 開 発 項 目 の 抜 け 要 求 仕 様 システム 設 計 テスト 項 目 受 け 入 れテスト システムテスト アーキテクチャ 設 計 結 合 テスト コンポーネント 設 計 単 体 テスト プログラム 作 成 (C) Shin NAKAJIMA 29 話 題 5 利 用 者 の 振 る 舞 いは 予 測 をこえる (C) Shin NAKAJIMA 30

34 発 生 時 期 障 害 (4) 2005 年 12 月 株 式 の 誤 発 注 ( 公 開 株 数 3000) 障 害 内 容 1 株 61 万 円 売 り を 1 円 61 万 株 売 り と 誤 発 注 注 文 取 り 消 しコマンドが 作 動 せず 誤 発 注 の 証 券 会 社 が400 億 円 の 損 失 原 因 説 明 発 注 システムからの 警 告 を 担 当 者 が 無 視 株 式 市 場 側 システムのバグで 取 り 消 し 不 能 (C) Shin NAKAJIMA 31 利 用 者 の 振 る 舞 い 価 格 : 円 数 量 :1 売 り 勘 違 い 思 い 違 い 価 格 :1 円 数 量 : 売 り 入 力 チェック 作 業 手 順 等 で 誤 りを 避 ける OK? ENT, ENT 処 理 の 取 り 消 し 取 り 消 し 不 能 5 年 前 にバグ 改 修 別 のバグ 混 入 株 式 市 場 側 システム (C) Shin NAKAJIMA 32

35 実 世 界 との 関 係 性 any useful computing system interacts with the world outside the computer 有 用 な 情 報 システムは 外 界 と 相 互 に 作 用 する M. Jackson : The Role of Formalism in Method (1999) 利 用 者 の 振 る 舞 い ネットワーク 外 部 性 情 報 システム 制 御 対 象 装 置 作 業 手 順 規 定 等 (C) Shin NAKAJIMA 33 話 題 6 人 工 物 構 築 に 関 わる 複 雑 さを 扱 う (C) Shin NAKAJIMA 34

36 ソフトウェア 工 学 という 研 究 分 野 Software engineering is the branch of computer science that creates practical, cost-effective solutions to computation and information processing problems, preferentially applying scientific knowledge Software is constrained not by Physical Laws, but by Complexity 複 雑 さが 支 配 する M. Shaw : Whither Software Engineering Education? (2011) 進 化 発 展 する 人 工 物 (ソフトウェア)が 示 す 複 雑 さの 科 学 (C) Shin NAKAJIMA 35 構 築 からの 正 しさ 最 近 の 研 究 活 動 開 発 上 流 工 程 での 高 い 信 頼 性 を 達 成 する 技 術 検 査 しながら 開 発 を 進 める 方 法 自 己 適 応 システム 柔 らかな 不 具 合 ( 立 場 により 異 なる 基 準 )という 考 え 方 利 用 者 の 振 る 舞 いに 起 因 する 柔 らかな 不 具 合 の 検 知 柔 らかな 不 具 合 を 解 消 するシステム 改 変 機 構 p// pjp/ j / (C) Shin NAKAJIMA 36

37 構 築 からの 正 しさ 産 業 界 との 共 同 研 究 実 用 性 の 実 証 適 用 技 法 の 研 究 形 式 手 法 とは? 技 術 移 管 (= 教 育 ) 書 籍 の 公 刊 DSF (C) Shin NAKAJIMA 37 最 後 に (C) Shin NAKAJIMA 38

38 まとめ 難 しさの 原 因 は 複 雑 さ 大 規 模 化 経 年 変 化 取 り 巻 く 環 境 等 長 く 使 う 大 規 模 システムに 共 通 ソフトウェア 作 るのが 簡 単 複 雑 さが 加 速 問 題 が 広 がりやすい 根 拠 のない 信 頼 感 を 抱 かず 原 理 的 な 限 界 を 知 ること 人 工 物 構 築 に 関 係 する 複 雑 さ の 科 学 (C) Shin NAKAJIMA 39

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6 様 式 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 の 事 前 評 価 書 1 政 策 評 価 の 対 象 とした 産 業 活 力 の 再 生 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 置 法 に 基 づく 登 録 免 租 税 特 別 措 置 等 の 名 称 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 国 税 32)( 登 録 免 許 税 : 外 ) 2 要 望 の 内 容

More information

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5> 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 会 計 事 務 取 扱 規 則 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 規 則 第 36 号 制 定 平 成 16 年 4 月 1 日 一 部 改 正 平 成 17 年 2 月 23 日 一 部 改 正 平 成 18 年 2 月 28 日 一 部 改 正 平 成 19 年 3 月 30 日 一 部 改 正 平 成

More information

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入 入 札 公 告 次 のとおり 一 般 競 争 入 札 に 付 します なお 本 業 務 の 契 約 締 結 は 当 該 業 務 に 係 る 平 成 27 年 度 予 算 の 執 行 が 可 能 となってい ることを 条 件 とします 平 成 27 年 2 月 17 日 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 契 約 担 当 役 鉄 道 建 設 本 部 九 州

More information

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに 第 7 章 会 計 規 程 1. 会 計 規 程 の 概 要 (1) 規 程 及 び 目 的 平 成 18 年 度 に 病 院 事 業 管 理 者 を 設 置 して 札 幌 市 病 院 局 会 計 規 程 ( 平 成 18 年 札 幌 市 病 院 局 規 程 第 37 号 以 下 この 章 で 規 程 という )を 定 め これに 則 って 会 計 処 理 が 行 わ れていなお 規 程 の 具 体

More information

文化政策情報システムの運用等

文化政策情報システムの運用等 名 開 始 終 了 ( 予 定 ) 年 度 番 号 0406 平 成 25 年 行 政 レビューシート ( 文 部 科 学 省 ) 文 化 政 策 情 報 システム 運 用 等 担 当 部 局 庁 文 化 庁 作 成 責 任 者 平 成 8 年 度 なし 担 当 課 室 長 官 官 房 政 策 課 政 策 課 長 清 水 明 会 計 区 分 一 般 会 計 政 策 施 策 名 根 拠 法 令 ( 具

More information

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定 62 (Q&A) 目 次 1 鑑 定 評 価 の 委 託 は 入 札 か 随 意 契 約 か またその 理 由 は 何 か 2 委 託 料 は 他 県 と 比 べて 妥 当 性 のある 金 額 か 3 地 価 公 示 ( 国 の 調 査 )との 違 いは 何 か また 国 の 調 査 結 果 はどう 活 用 しているか 4 路 線 価 を 利 用 しない 理 由 は 何 か 5 委 託 料 の 算

More information

・モニター広告運営事業仕様書

・モニター広告運営事業仕様書 秋 田 市 新 庁 舎 動 画 広 告 放 映 事 業 仕 様 書 1 目 的 多 く の 市 民 の 目 に 触 れ る 市 役 所 の 特 性 を 活 か し 映 像 や 音 声 を 活 用 し た モ ニ タ ー に よ る 動 画 広 告 を 新 庁 舎 内 に 導 入 し 新 庁 舎 の 主 要 機 能 の 一 つ で あ る 情 報 発 信 拠 点 と し て の 役 割 を 果 た す

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1 独 立 行 政 法 人 統 計 センター( 法 人 番 号 7011105002089)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 52 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき

More information

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑 等 の 当 初 見 直 し 案 の 検 討 状 況 について 資 料 1-1 項 目 名 検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 都 道 府 県 担 当 者 との 意 見 交 換 では 結 果 精 度 の 低 下 に 伴 い 結 果 が 活 用 されなくなった 場 合 の 員 のモチベーション 低 下 の 可 能 性 や 員 の 配 置 換 え 等 についての 考 慮 が 必 要 との 意

More information

疑わしい取引の参考事例

疑わしい取引の参考事例 ( 別 添 ) 疑 わしい 取 引 の 参 考 事 例 記 号 記 号 記 号 記 号 預 金 取 扱 い 金 融 機 関 保 険 会 社 証 券 会 社 外 国 証 券 会 社 及 び 投 資 信 託 委 託 業 者 証 券 金 融 会 社 貸 金 業 者 抵 当 証 券 業 者 商 品 投 資 販 売 業 者 小 口 債 権 販 売 業 者 不 動 産 特 定 共 同 事 業 者 金 融 先 物

More information

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可 ミスミグループ コーポレートガバナンス 基 本 方 針 本 基 本 方 針 は ミスミグループ( 以 下 当 社 グループ という)のコーポレートガバナン スに 関 する 基 本 的 な 考 え 方 を 定 めるものである 1. コーポレートガバナンスの 原 則 (1) 当 社 グループのコーポレートガバナンスは 当 社 グループの 持 続 的 な 成 長 と 中 長 期 的 な 企 業 価 値 の

More information

●電力自由化推進法案

●電力自由化推進法案 第 一 八 五 回 参 第 二 号 電 力 自 由 化 推 進 法 案 目 次 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 三 条 ) 第 二 章 電 力 自 由 化 の 基 本 方 針 ( 第 四 条 - 第 九 条 ) 第 三 章 電 力 自 由 化 推 進 本 部 ( 第 十 条 - 第 十 九 条 ) 附 則 第 一 章 総 則 ( 目 的 ) 第 一 条 この 法 律 は 平 成 二 十

More information

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ Ⅰ 調 査 の 概 要 Ⅱ 札 幌 の 子 どもの 学 力 学 習 意 欲 等 について Ⅲ 学 力 調 査 の 結 果 概 要 及 び 改 善 の 方 向 等 について Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果

More information

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt 経 営 事 項 審 査 建 設 業 を 取 り 巻 く 環 境 工 事 不 足 は 深 刻 化 しており 建 設 業 者 の 統 廃 合 も 活 発 化 している 中 選 ばれる 企 業 となる 事 が 生 き 残 りをかけた 最 重 要 課 題 といえる 選 ばれる 企 業 の 指 標 となるものが 経 営 事 項 審 査 であり この 評 点 はインターネット 等 にて 公 開 されている 事

More information

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene.

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene. 平 成 23 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 8 月 11 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 ( 役 職

More information

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年

More information

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378> 平 成 27 年 度 施 策 評 価 調 書 施 策 の 名 称 等 整 理 番 号 22 評 価 担 当 課 営 業 戦 略 課 職 氏 名 施 策 名 ( 基 本 事 業 ) 商 業 の 活 性 化 総 合 計 画 の 位 置 づけ 基 本 目 主 要 施 策 4 想 像 力 と 活 力 にあふれたまちづくり 商 業 の 振 興 2 施 策 の 現 状 分 析 と 意 図 施 策 の 対 象 意

More information

<4D F736F F F696E74202D2082C882E982D982C DD8ED88EE688F882CC82B582AD82DD C668DDA9770>

<4D F736F F F696E74202D2082C882E982D982C DD8ED88EE688F882CC82B582AD82DD C668DDA9770> な る ほ ど! 貸 借 取 引 のしくみ Japan Securities Finance Co.,Ltd 1 目 次 1. 貸 借 取 引 について 2. 貸 借 取 引 における 株 式 調 達 について 3. 品 貸 料 の 決 定 方 法 について 4. 制 限 措 置 を 含 む 貸 借 取 引 情 報 について 5.よくある 質 問 Japan Securities Finance Co.,Ltd

More information

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農 国 営 かんがい 排 水 事 業 石 垣 島 地 区 事 業 の 概 要 本 事 業 は 沖 縄 本 島 から 南 西 約 400kmにある 石 垣 島 に 位 置 する 石 垣 市 の4,338haの 農 業 地 帯 において 農 業 用 水 の 安 定 供 給 を 図 るため 農 業 水 利 施 設 の 改 修 整 備 を 行 うものである 事 業 の 目 的 必 要 性 本 地 区 は さとうきびを

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2030322090AC90D1955D92E8977697CC82CC895E9770816990DD8C76939995D2816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2030322090AC90D1955D92E8977697CC82CC895E9770816990DD8C76939995D2816A2E646F63> 土 木 部 建 築 設 計 及 び 工 事 監 理 等 委 託 業 務 成 績 評 定 要 領 の 運 用 ( 建 築 設 計 等 委 託 業 務 編 ) ( 評 定 の 方 法 ) 第 1 評 定 者 は 評 定 を 行 おうとする 業 務 ( 以 下 対 象 業 務 という )について 別 添 の 採 点 表 により 評 定 を 行 うものとし 評 価 項 目 評 価 の 視 点 及 び 評 価

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D20303282D382E982B382C68AF1958D8BE090A7937882C98AD682B782E9834183938350815B83678C8B89CA81698CF6955C9770816A2E70707478>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D20303282D382E982B382C68AF1958D8BE090A7937882C98AD682B782E9834183938350815B83678C8B89CA81698CF6955C9770816A2E70707478> ふるさと 納 税 に 関 する 調 査 結 果 ( 概 要 ) ( 対 象 団 体 : 都 道 府 県 47 団 体 市 区 町 村 1,742 団 体 ) 総 務 省 自 治 税 務 局 1 寄 附 金 の 納 付 手 続 きについて ふるさと 納 税 に 関 する 調 査 結 果 ( 概 要 ) 寄 附 手 続 きに 係 る 改 善 すべき 点 としては クレジットカード 決 済 コンビニ 納

More information

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464> 5. 滋 賀 県 建 設 工 事 監 督 要 領 5-1 滋 賀 県 工 事 監 督 要 領 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 領 は 滋 賀 県 建 設 工 事 執 行 規 則 ( 昭 和 58 年 4 月 20 日 滋 賀 県 規 則 第 30 号 以 下 執 行 規 則 という )に 定 めるもののほか 県 が 施 行 する 請 負 工 事 の 監 督 について 必 要 な 事 項 を 定

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 清 瀬 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) 25 年 度 千 74,247 27,195,534 A 768,602 千 4,616,550 B 千 17.0 B/A 昨 年 度 の 件 費 率 17.3

More information

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平 成 25 年 度 独 立 行 政 法 日 本 学 生 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 日 本 学 生 支 援 機 構 は 奨 学 金 貸 与 事 業 留 学 生 支 援

More information

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx 全 国 エリアマネジメントネットワーク 規 約 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 会 は 全 国 エリアマネジメントネットワーク( 以 下 本 会 という )と 称 する ( 目 的 ) 第 2 条 本 会 は 全 国 のエリアマネジメント 組 織 による 連 携 協 議 の 場 を 提 供 し エリアマネジメン トに 係 る 政 策 提 案 情 報 共 有 及 び 普 及 啓

More information

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案) 監 督 指 針 Ⅱ 保 険 監 督 上 の 評 価 項 目 Ⅱ-2-7 商 品 開 発 に 係 る 内 部 管 理 態 勢 Ⅱ-2-7-2 主 な 着 眼 点 (1)~(4) (5) 関 連 部 門 との 連 携 1~3 4 関 連 部 門 は 販 売 量 拡 大 や 収 益 追 及 を 重 視 する 例 えば 営 業 推 進 部 門 や 収 益 部 門 から 不 当 な 影 響 を 受 けることなく

More information

スライド 1

スライド 1 本 資 料 は 学 会 代 議 員 との 意 見 交 換 を 踏 まえて 多 数 意 見 をまとめたものです しかし 学 術 団 体 として 多 様 な 意 見 があります これを 契 機 に 議 論 が 活 性 化 することを 期 待 します マンション 建 替 えに 関 する 意 見 ( 第 2 版 ) 当 日 の 口 頭 説 明 を 一 部 加 筆 千 葉 大 学 小 林 秀 樹 < 一 般

More information

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等 私 立 大 学 等 研 究 設 備 整 備 費 等 補 助 金 ( 私 立 大 学 等 研 究 設 備 等 整 備 費 ) 交 付 要 綱 目 次 第 1 章 通 則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章 私 立 大 学 等 ( 第 5 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 専 修 学 校 ( 第 16 条 - 第 25 条 ) 第 4 章 補 助 金 の 返 還 ( 第 26 条 ) 第

More information

連結計算書

連結計算書 第 54 期 決 算 公 告 貸 借 対 照 表 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 728,213 流 動 負 債 527,973 現 金 及 び 預 金 22,917 短 期 借 入 金 398,450 営 業 貸 付 金 714,350 1 年 内 返

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです

労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです 36 協 定 作 成 マニュアル 労 働 時 間 と 休 日 は 労 働 条 件 のもっとも 基 本 的 なものの 一 つです 労 働 基 準 法 では まず 第 32 条 第 1 項 で 使 用 者 は 労 働 者 に 休 憩 時 間 を 除 き 1 週 間 に 40 時 間 を 超 えて 労 働 させてはならない とし 法 定 労 働 時 間 が 1 週 40 時 間 であること を 掲 げ 次

More information

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ 求 償 権 の 管 理 回 収 に 関 する 事 例 研 究 (その2) - 平 成 23 年 度 求 償 権 管 理 回 収 等 事 務 研 修 会 から- 農 業 第 二 部 前 号 に 引 き 続 き 昨 年 9 月 に 開 催 された 求 償 権 管 理 回 収 等 事 務 研 修 会 で 求 償 権 の 管 理 回 収 事 例 研 究 として 掲 げられたテーマから4つの 事 例 について

More information

弁護士報酬規定(抜粋)

弁護士報酬規定(抜粋) はなみずき 法 律 事 務 所 弁 護 士 報 酬 規 定 ( 抜 粋 ) 2008 年 10 月 改 訂 2014 年 4 月 * 以 下 の 弁 護 士 報 酬 は いずれも 税 込 です ただし D E L の2の 表 に 基 づき 算 出 さ れた 金 額 については 消 費 税 を 上 乗 せした 額 を 弁 護 士 報 酬 とします 目 次 A 法 律 相 談 料 B 顧 問 料 C 手

More information

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一 貸 借 対 照 表 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 内 訳 金 額 科 目 内 訳 金 額 流 動 資 産 千 円 千 円 流 動 負 債 千 円 千 円 預 金 5,145,515 預 り 金 240, 有 価 証 券 2,000,000 未 払 金 274, 前 払 費 用 61,184 未 払 収 益 分 配 金 789 未 収 入 金 未

More information

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2087472D3188C091538AC7979D8B4B92F6814594F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2087472D3188C091538AC7979D8B4B92F6814594F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63> 飛 鳥 交 通 株 式 会 社 安 全 管 理 規 程 平 成 23 年 11 月 10 日 改 定 目 次 第 一 章 総 則 第 二 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 運 営 の 方 針 等 第 三 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 実 施 及 びその 管 理 の 体 制 第 四 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 実

More information

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す 9 退 職 金 事 務 に 関 する 注 意 事 項 1 労 務 管 理 の 観 点 から( 労 働 契 約 法 労 働 基 準 法 関 係 ) そもそも 退 職 金 の 支 給 は 法 人 の 任 意 で 必 ず 支 払 わなくてはならないものではありませんが 賃 金 の 後 払 いとして あるいは 長 年 の 功 労 への 報 償 や 退 職 後 の 生 活 保 障 として 制 度 を 設 ける

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203134303232388F4390B3208A948C9493648E7189BB8CE38270819582605F8267826F8C668DDA97702E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D203134303232388F4390B3208A948C9493648E7189BB8CE38270819582605F8267826F8C668DDA97702E646F63> 株 券 電 子 化 制 度 よくあるQ&A( 改 訂 版 ) 平 成 21 年 5 月 11 日 日 本 証 券 業 協 会 (タンス 株 ) 問 1 上 場 会 社 の 株 券 が 手 元 にあります 株 券 はどうなりますか( 株 券 電 子 化 で 何 か 手 続 は 必 要 ですか) 株 券 電 子 化 までに 証 券 会 社 を 通 じて 証 券 保 管 振 替 機 構 (ほふり)に 預

More information

第316回取締役会議案

第316回取締役会議案 貸 借 対 照 表 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 30,235,443 流 動 負 債 25,122,730 現 金 及 び 預 金 501,956 支 払 手 形 2,652,233 受 取 手 形 839,303 買 掛 金 20,067,598 売 掛 金 20,810,262

More information

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 の 法 令 等 に 準 拠 Up Newsletter 養 老 保 険 の 減 額 逓 増 定 期 保 険 の 取 扱 い 変 更 介 護 費 用 保 険 の 導 入 企 業 の 保 険 のポイント http://www.up-firm.com 1 養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者

More information

入札公告 機動装備センター

入札公告 機動装備センター 千 葉 県 一 般 競 争 入 札 公 告 県 警 第 18 号 機 動 装 備 センター 屋 内 舗 装 改 修 工 事 の 一 般 競 争 入 札 ( 事 後 審 査 型 )の 実 施 について 地 方 自 治 法 第 234 条 第 1 項 の 規 定 により 一 般 競 争 入 札 を 次 のとおり 実 施 する なお この 入 札 は ちば 電 子 調 達 システムに 係 る 電 子 入

More information

答申第585号

答申第585号 別 紙 諮 問 第 722 号 答 申 1 審 査 会 の 結 論 平 成 23 年 月 日 区 営 業 所 で 起 きた 物 損 事 故 に 関 する 全 ての 内 容 の 文 書 の 開 示 請 求 に 対 し 終 業 点 呼 記 録 簿 ほか7 件 を 対 象 公 文 書 として 特 定 し 一 部 開 示 と した 決 定 は 妥 当 である 2 審 査 請 求 の 内 容 (1) 審 査

More information

定款  変更

定款  変更 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 ( 以 下 公 社 という )と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 公

More information

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申 資 料 3-1 小 売 全 面 自 由 化 に 関 する 進 捗 状 況 平 成 28 年 7 月 1 日 資 源 エネルギー 庁 小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全

More information

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63> 平 成 22 年 11 月 9 日 高 校 等 の 授 業 料 無 償 化 の 拡 大 検 討 案 以 下 は 大 阪 府 の 検 討 案 の 概 要 であり 最 終 的 には 平 成 23 年 2 月 議 会 での 予 算 の 議 決 を 経 て 方 針 を 確 定 する 予 定 です Ⅰ. 検 討 案 の 骨 子 平 成 23 年 度 から 大 阪 の 子 どもたちが 中 学 校 卒 業 時 の

More information

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾 付 議 第 3 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 に 係 る 意 見 聴 取 に 関 する 議 案 平 成 26 年 2 月 高 知 県 議 会 定 例 会 提 出 予 定 の 条 例 議 案 に 係 る 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 ( 昭 和 31 年 法 律 第 162 号 )

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 株 式 会 社 化 に 伴 う から 特 定 の 員 への 株 式 譲 渡 に 係 る 課 税 関 係 と 手 続 きについて 平 成 20 年 2 月 商 工 中 金 当 資 料 は 貴 において 本 件 取 引 に 関 する 検 討 をされるに 際 して ご 参 考 のための 情 報 提 供 のみを 目 的 として 国 税 庁 の 確 認 を 受 けた 内 容 に 基 づき 商 工 中 金 が

More information

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63> 社 会 保 険 加 入 状 況 等 の 実 態 調 査 結 果 平 成 27 年 6 月 18 日 一 般 社 団 法 人 日 本 電 設 工 業 協 会 社 会 保 険 加 入 状 況 等 の 実 態 調 査 結 果 について 1. 調 査 の 目 的 社 会 保 険 加 入 促 進 計 画 の 計 画 期 間 (H24 年 度 ~H28 年 度 までの5 年 間 )の 中 間 時 点 として 1

More information

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A> 恵 庭 市 教 員 住 宅 のあり 方 基 本 方 針 平 成 25 年 2 月 恵 庭 市 教 育 委 員 会 目 次 1. 教 員 住 宅 の 現 状 (1) 教 員 住 宅 の 役 割 1 (2) 教 員 住 宅 の 実 態 1 (3) 環 境 の 変 化 1 (4) 教 員 の 住 宅 事 情 1 2 2. 基 本 方 針 の 目 的 2 3.あり 方 検 討 会 議 の 答 申 内 容

More information

0605調査用紙(公民)

0605調査用紙(公民) 社 会 公 民 番 号 2 略 称 東 京 書 籍 書 名 新 編 新 し 公 民 1 基 礎 基 本 確 実 な 定 着 を 図 るため を 促 すため や 個 応 じた 3 単 元 ( 単 元 設 定 4 各 年 ( び や 考 え 展 開 5 特 徴 的 な 単 元 おけ る 課 題 関 わり 等 ア 1 単 位 時 間 ( 見 開 き 2 頁 ) 毎 課 題 を 設 定 し 課 題 関 連

More information

1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合

1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合 決 済 WG 7-1 論 点 の 整 理 1. 前 払 式 支 払 手 段 サーバ 型 の 前 払 式 支 払 手 段 に 関 する 利 用 者 保 護 等 発 行 者 があらかじめ 利 用 者 から 資 金 を 受 け 取 り 財 サービスを 受 ける 際 の 支 払 手 段 として 前 払 式 支 払 手 段 が 発 行 される 場 合 紙 ICチップ 等 の 有 体 物 にその 価 値 が 記

More information

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が 参 考 資 料 2 時 効 特 例 給 付 の 業 務 実 態 等 に 関 す る 調 査 結 果 に つ い て ( 報 告 書 で 取 り 上 げられた 10 ケースに 該 当 する 事 例 の 具 体 的 イメージ) (1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の

More information

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66 平 成 26 年 度 健 保 組 合 予 算 早 期 集 計 結 果 の 概 要 平 成 26 年 4 月 18 日 健 康 保 険 組 合 連 合 会 問 い 合 わせ 先 : 健 保 連 企 画 部 調 査 分 析 グループ :03-3403-0926 本 概 要 は 平 成 26 年 度 における 健 保 組 合 の 財 政 状 況 等 を 早 期 に 把 握 するため 26 年 度 予 算

More information

Microsoft Word - 070219役員選挙規程.doc

Microsoft Word - 070219役員選挙規程.doc 役 員 選 挙 規 程 昭 和 55 年 10 月 21 日 制 定 昭 和 57 年 11 月 16 日 改 正 昭 和 61 年 5 月 27 日 改 正 昭 和 62 年 2 月 23 日 改 正 昭 和 63 年 3 月 7 日 改 正 平 成 2 年 5 月 14 日 改 正 平 成 6 年 5 月 24 日 改 正 平 成 8 年 2 月 27 日 改 正 平 成 11 年 2 月 23

More information

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則 第 323 回 企 業 会 計 基 準 委 員 会 資 料 番 号 日 付 審 議 事 項 (5)-4 2015 年 11 月 6 日 プロジェクト 項 目 税 効 果 会 計 公 開 草 案 に 対 するコメントへの 対 応 - 合 理 的 な 説 明 に 関 する 取 扱 い 本 資 料 の 目 的 1. 本 資 料 は 企 業 会 計 基 準 適 用 指 針 公 開 草 案 第 54 号 繰

More information

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加 別 添 事 務 連 絡 平 成 27 年 12 月 18 日 日 本 年 金 機 構 厚 生 年 金 保 険 部 長 殿 厚 生 労 働 省 年 金 局 事 業 管 理 課 長 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 による 健 康 保 険 法 及 び 船 員 保 険 法 改 正 内 容 の 一 部 に

More information

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱 高 知 県 副 業 型 林 家 育 成 支 援 事 業 募 集 要 領 第 1 趣 旨 この 要 領 は 高 知 県 副 業 型 林 家 育 成 支 援 事 業 費 補 助 金 交 付 要 綱 に 基 づき 当 該 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 事 業 者 を 公 募 して 選 定 する 手 続 等 当 該 事 業 の 円 滑 な 実 施 を 図 るために 必 要 な 事 項 を 定

More information

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地 ( 資 料 3) 林 地 台 帳 及 び 地 図 整 備 マニュアル( 案 ) 概 要 本 資 料 は 現 時 点 での 検 討 状 況 を 基 に 作 成 したものであり 今 後 事 務 レベルの 検 討 会 等 を 経 て 成 案 を 得 ることとしてい ます 平 成 28 年 7 月 林 野 庁 計 画 課 1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル(

More information

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 85,772 流 動 負 債 22,025 現 金 及 び 預 金 49,232 営 業 未 払 金 1,392 営 業 未 収 入 金 6,597 未 払 金 1,173 前 払 費 用 313 未

More information

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の 3 月 1 日 ( 火 )HP 公 表 基 本 関 係 社 会 保 険 等 未 加 入 対 策 に 関 する 想 定 問 答 問 1 社 会 保 険 等 とは 何 か 社 会 保 険 ( 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 保 険 )と 労 働 保 険 ( 雇 用 保 険 )を 指 します 問 2 どのような 場 合 でも 元 請 と 未 加 入 業 者 との 一 次 下 請 契 約 が 禁 止

More information

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる 独 立 行 政 法 人 の 役 員 の 退 職 金 に 係 る 業 績 勘 案 率 の 算 定 ルールについて 平 成 27 年 5 月 25 日 総 務 大 臣 決 定 独 立 行 政 法 人 特 殊 法 人 及 び 認 可 法 人 の 役 員 の 退 職 金 について ( 平 成 27 年 3 月 24 日 閣 議 決 定 以 下 閣 議 決 定 という )に 基 づき 独 立 行 政 法 人

More information

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用 駐 輪 場 ( 都 市 整 備 部 総 合 交 通 課 所 管 ) 市 が 設 置 している 有 料 駐 輪 場 は 市 内 に 2か 所 あります 松 山 駅 前 駐 輪 場 基 本 情 報 施 設 名 所 在 地 敷 地 面 積 構 造 階 層 延 べ 面 積 建 築 年 管 理 形 態 敷 地 の 状 態 松 山 駅 前 駐 輪 場 三 番 町 八 丁 目 364-6 681.25 m2 軽

More information

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

税金読本(8-5)特定口座と確定申告 と 確 申 告 8-5 複 数 の 証 券 会 社 で 源 泉 徴 収 を 開 設 している 場 合 の 損 益 通 算 の 方 法 における 株 式 債 券 投 資 信 託 と 税 金 源 泉 徴 収 と 確 申 告 源 泉 徴 収 の 場 合 内 の 譲 するか 否 かは 1つの ごとに 選 渡 益 については 確 申 告 は 不 要 です 択 することができます つまり 投 資 家 が 内 の

More information

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし 3 会 計 基 準 の 見 直 しの 主 な 内 容 (1) 借 入 金 借 入 金 制 度 を 廃 止 し 建 設 又 は 改 良 に 要 する 資 金 に 充 てるための 企 業 債 及 び 一 般 会 計 又 は 他 の 特 別 会 計 からの 長 期 借 入 金 は に 計 上 することとなりまし た に 計 上 するに 当 たり 建 設 又 は 改 良 等 に 充 てられた 企 業 債 及

More information

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8% 認 可 保 育 所 経 営 析 参 考 指 標 ( 平 成 22 年 度 決 算 ) 1. 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) (1) 機 能 性 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 有 効 集 対 象 3,086 施 設 機 能 性 状 況 は 次 とおりです 1 平 均 認 可 定 員 数 は108.5 人 で 利 用 率 は110.0%でした 2 在 所 児 1 人

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208DE3905F8D8291AC8B5A8CA48A948EAE89EF8ED0208BC696B18BA492CA8E64976C8F91816995BD90AC3237944E378C8E89FC92F994C5816A>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208DE3905F8D8291AC8B5A8CA48A948EAE89EF8ED0208BC696B18BA492CA8E64976C8F91816995BD90AC3237944E378C8E89FC92F994C5816A> 第 1 編 共 通 業 務 共 通 仕 様 書 平 成 27 年 7 月 第 1 章 一 般 1.1 目 的 業 務 共 通 仕 様 書 ( 以 下 技 研 仕 様 書 という )は 阪 神 高 速 技 研 株 式 会 社 ( 以 下 会 社 という )が 発 注 する 調 査 検 討 資 料 作 成 設 計 補 助 測 量 作 業 その 他 こ れらに 類 する 業 務 に 係 る 業 務 請 負

More information

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務 職 場 積 立 NISAに 関 するガイドライン 第 1 章 総 則 1. 制 定 の 趣 旨 NISA 推 進 連 絡 協 議 会 は NISA 推 進 連 絡 協 議 会 に 参 加 する 業 界 団 体 等 に 属 する 金 融 商 品 取 引 業 者 及 び 金 融 機 関 等 ( 以 下 NISA 取 扱 業 者 という )が 取 り 扱 う 職 場 積 立 NISAについて 適 正 かつ

More information

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多 政 令 指 定 都 市 市 の 特 徴 ~ 他 都 市 等 との 比 較 と 政 策 の 方 向 性 市 が 政 令 指 定 都 市 となって 4 年 経 過 した 2007( 平 成 19) 年 4 月 に 市 と 市 が 加 わり 政 令 指 定 都 市 は 全 国 で 17 市 となった そこで 改 めて 他 の 政 令 指 定 都 市 と 比 較 分 析 を 実 施 した 図 1 政 令 指

More information

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定 射 水 市 建 設 工 事 施 行 に 関 する 工 事 成 績 評 定 要 領 平 成 8 年 3 月 7 告 示 第 44 号 ( 目 的 ) 第 条 この 要 領 は 射 水 市 が 所 掌 する 工 事 の 成 績 評 定 ( 以 下 評 定 という )に 必 要 な 事 項 を 定 め 公 正 かつ 的 確 な 評 定 を 行 うことにより もって 請 負 業 者 の 選 定 及 び 指

More information

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

(Microsoft Word - \203A  \225\345\217W\227v\227\314 .doc) ま ち づ く り 推 進 の た め の ア ン ケ ー ト 調 査 及 び 分 析 業 務 委 託 プ ロ ポ ー ザ ル 募 集 要 領 1 趣 旨 本 要 領 は, ま ち づ く り 推 進 の た め の ア ン ケ ー ト 調 査 及 び 分 析 業 務 委 託 の 受 託 者 を 特 定 す る た め, 企 画 提 案 型 プ ロ ポ ー ザ ル 方 式 ( 以 下 プ ロ ポ ー

More information

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保 貸 借 対 照 表 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 1 流 動 資 産 8,394,416 流 動 負 債 12,053,662 現 金 及 び 預 金 234,676 買 掛 金 1,838,002 受 取 手 形 15,672 関 係 会 社 短 期 借 入 金 3,352,137 売 掛 金 4,409,667 1 年 内 償 還 予 定 の

More information

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数 2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数 学 社 会 理 科 英 語 の5 教 科 ) すべての 高 校 で 資 料 とする 2 調 査 書 (

More information

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案) 高 松 市 民 間 建 築 物 耐 震 改 修 等 事 業 補 助 金 交 付 要 綱 ( 目 的 ) 第 1 条 この 要 綱 は 耐 震 改 修 等 事 業 を 実 施 す る 要 緊 急 安 全 確 認 大 規 模 建 築 物 又 は 要 安 全 確 認 計 画 記 載 建 築 物 の 所 有 者 ( 以 下 所 有 者 という )に 対 し 予 算 の 範 囲 内 に お い て 高 松 市

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378> 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 交 付 要 綱 ( 通 則 ) 第 1 条 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 ( 以 下 助 成 金 という )の 交 付 については 山 梨 県 補 助 金 等 交 付 規 則 ( 昭 和 36 年 山 梨 県 規 則 第 25 号 以 下 規 則 という )に 定 め るところによるほか この 要 綱 に 定 めるところによる ( 目

More information

(Microsoft PowerPoint - 20080728\213\306\213\226\211\302\215X\220V\220\340\226\276\211\357\201i3\201j)

(Microsoft PowerPoint - 20080728\213\306\213\226\211\302\215X\220V\220\340\226\276\211\357\201i3\201j) H25.7.9 平 成 26 年 度 医 薬 品 製 造 業 等 業 許 可 更 新 等 に 係 る 説 明 会 奈 良 県 薬 務 課 1 総 括 説 明 2 調 査 の 趣 旨 GMPが 適 用 される 医 薬 品 又 は 医 薬 部 外 品 の 製 造 販 売 後 5 年 を 経 過 するごとに 受 けなければならない GMP 適 合 性 調 査 (いわゆる 定 期 調 査 )について 平 成

More information

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )-

6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )- テキスト 6-1 第 6 章 ストック オプション 会 計 設 例 1 基 本 的 処 理 Check! 1. 費 用 の 計 上 ( 1 年 度 ) 2. 費 用 の 計 上 ( 2 年 度 )- 権 利 不 確 定 による 失 効 見 積 数 の 変 動 - 3. 費 用 の 計 上 ( 3 年 度 )- 権 利 の 確 定 - 4. 権 利 行 使 ( 新 株 の 発 行 ) 5. 権 利 行

More information

Microsoft PowerPoint - 06 資料6 技術基準.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 06  資料6 技術基準.ppt [互換モード] 資 料 6 通 信 放 送 の 法 体 系 における 技 術 基 準 について 平 成 21 年 2 月 27 日 現 行 の 技 術 基 準 の 概 要 放 送 中 止 事 故 への 対 処 1 現 在 の 技 術 基 準 の 概 要 1.コンテンツに 係 る 技 術 基 準 (1) 目 的 放 送 の 品 質 の 確 保 受 信 端 末 の 安 定 的 な 供 給 の 確 保 等 (2) 概 要

More information

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務 簡 易 公 募 型 競 争 入 札 方 式 に 準 じた 手 続 による 手 続 開 始 掲 示 次 とおり 指 名 競 争 入 札 参 加 者 選 定 手 続 を 開 始 します 平 成 23 年 6 月 1 日 中 根 金 田 台 開 発 事 務 所 長 関 根 宣 由 1 務 概 要 (1) 務 名 中 根 金 田 台 地 区 平 成 23 年 度 補 償 説 明 務 (2) 務 内 容 研

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 26 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 副 理 事 長 A 理 事 16,638 10,332 4,446 1,

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 26 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 副 理 事 長 A 理 事 16,638 10,332 4,446 1, 原 子 力 損 害 賠 償 廃 炉 等 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について 別 添 Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 機 構 は 未 曽 有 の 大 事 故 となった 平 成 23 年 3 月 の 東 京 電 力 福 島

More information

Microsoft Word - 07②-2 補足説明資料1.docx

Microsoft Word - 07②-2 補足説明資料1.docx 補 足 説 明 資 料 1 期 末 連 結 決 算 概 要 平 成 27 年 4 月 28 日 東 海 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 当 社 の 運 輸 収 入 は ビジネス 観 光 ともにご 利 用 が 順 調 に 推 移 したことから 好 調 だった 前 年 度 を 上 回 り 増 収 グループ 会 社 については 減 収 となったものの 連 結 営 業 収 益 全 体 では 増 収 営 業

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2031312E8CC592E88E918E598AC7979D8B4B92F6>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2031312E8CC592E88E918E598AC7979D8B4B92F6> 東 京 大 学 固 定 資 産 管 理 規 程 ( 平 成 16 年 4 月 1 日 東 大 規 則 第 178 号 ) 改 正 : 平 成 17 年 2 月 8 日 東 大 規 則 第 289 号 改 正 : 平 成 18 年 9 月 26 日 東 大 規 則 第 33 号 改 正 : 平 成 19 年 7 月 1 日 東 大 規 則 第 15 号 改 正 : 平 成 22 年 3 月 30 日

More information

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 社 会 保 険 等 加 入 促 進 計 画 平 成 24 年 10 月 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 1 計 画 策 定 の 趣 旨 目 的 この 計 画 は 一 般 社 団 法 人 日 本 造 園 建 設 業 協 会 ( 以 下 日 造 協 という ) 及 び 日 造 協 の 正 会 員 ( 以 下 会 員

More information

損 益 計 算 書 ( 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 9 月 30 日 まで) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 304,971 営 業 費 用 566,243 営 業 総 損 失 261,271 営 業 外 収 益 受 取 利 息 3,545

損 益 計 算 書 ( 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 9 月 30 日 まで) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 304,971 営 業 費 用 566,243 営 業 総 損 失 261,271 営 業 外 収 益 受 取 利 息 3,545 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 9 月 30 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 2,014,876 流 動 負 債 487,803 現 金 及 び 預 金 1,351,485 短 期 借 入 金 400,000 営 業 投 資 有 価 証 券 422,517 一 年 内 返 済 予 定

More information

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j2014220_\217C\220\263\201j.doc)

(Microsoft Word - \212\356\226{\225\373\220j2014220_\217C\220\263\201j.doc) 平 成 26 年 2 月 20 日 日 本 医 師 従 業 員 国 民 年 金 基 金 年 金 資 産 運 用 の 基 本 方 針 日 本 医 師 従 業 員 国 民 年 金 基 金 ( 以 下 当 基 金 という)は 年 金 給 付 等 積 立 金 ( 以 下 年 金 資 産 という)の 運 用 にあたり 以 下 の 基 本 方 針 を 定 める 当 基 金 から 年 金 資 産 の 管 理 又

More information

m07 北見工業大学 様式①

m07 北見工業大学 様式① 国 立 大 学 法 人 北 見 工 業 大 学 ( 法 人 番 号 6460305000387)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 該 法 人 の 主 要 事 業 は 教 育 研 究 事 業 である 役

More information

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の 地 域 づくり 一 括 交 付 金 の 交 付 に 関 する 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 綱 は 川 西 市 地 域 分 権 の 推 進 に 関 する 条 例 ( 平 成 26 年 川 西 市 条 例 第 10 号 以 下 条 例 という ) 第 14 条 の 規 定 に 基 づく 地 域 づくり 一 括 交 付 金 ( 以 下 交 付 金 という )の 交 付 に 関 し 必 要

More information

一般競争入札について

一般競争入札について ( 一 般 競 争 入 札 ) 総 合 評 価 落 札 方 式 ガイドライン 平 成 21 年 4 月 ( 独 ) 工 業 所 有 権 情 報 研 修 館 1.はじめに 現 在 公 共 調 達 の 透 明 性 公 正 性 をより 一 層 めることが 喫 緊 の 課 題 とな っており 独 立 行 政 法 人 も 含 めた 政 府 全 体 で 随 意 契 約 の 見 直 しに 取 り 組 んで おります

More information

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 厚 生 労 働 大 臣 が 定 め る 基 準 ( 平 成 十 八 年 九 月 二 十 九 日 ) ( 厚 生 労 働 省 告 示 第 五 百 四 十 三 号 ) 障 害 者 自 立 支 援 法 に 基 づ く 指 定 障 害 福 祉 サ ー ビ ス 等 及 び 基 準 該 当 障 害 福 祉 サ ー ビ ス に 要 す る 費 用 の 額 の 算 定 に 関 す る 基 準 ( 平 成 十 八 年

More information

Microsoft Word - ☆f.doc

Microsoft Word - ☆f.doc 第 1 問 問 1 正 解 2 6,000 千 円 給 与 所 得 の 金 額 は 次 の 式 より 求 める 給 与 所 得 の 金 額 = 収 入 金 額 - 給 与 所 得 控 除 額 まず 給 与 所 得 控 除 額 を 設 例 の 中 の 速 算 表 から 求 め 次 に 上 記 計 算 式 より 給 与 所 得 控 除 後 の 金 額 を 求 めることになる 給 与 所 得 控 除 額

More information

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社 北 秋 田 市 クリーンリサイクルセンターエネルギー 回 収 推 進 施 設 等 長 期 包 括 的 運 転 維 持 管 理 業 務 委 託 に 係 る 発 注 支 援 業 務 公 募 型 プロポ-ザル 実 施 要 領 1 プロポーザルの 目 的 この 要 領 は 平 成 30 年 4 月 から 運 転 を 予 定 している 北 秋 田 市 クリーンリサイクルセンター エネルギー 回 収 推 進 施

More information

Taro-事務処理要綱250820

Taro-事務処理要綱250820 大 分 県 沿 岸 漁 業 改 善 資 金 事 務 処 理 要 綱 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 知 事 は 沿 岸 漁 業 改 善 資 金 の 貸 付 事 務 を 円 滑 に 処 理 するため 沿 岸 漁 業 改 善 資 金 助 成 法 ( 昭 和 54 年 法 律 第 25 号 ) 沿 岸 漁 業 改 善 資 金 助 成 法 施 行 令 ( 昭 和 54 年 政 令 第 124

More information

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について 様 式 1 公 表 されるべき 事 項 国 立 研 究 開 発 法 人 土 木 研 究 所 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について 別 添 Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 研 究 所 は 土 木 技 術 に 関 する 研 究 開 発 技 術

More information

(現行版)工事成績書と評定表をあわせた_docx

(現行版)工事成績書と評定表をあわせた_docx ( 現 行 の 様 式 ) 多 治 見 市 工 事 成 績 書 兼 報 告 書 業 種 コード( ) 工 事 担 当 部 課 名 部 課 工 事 番 号 第 号 工 事 名 工 事 工 事 場 所 多 治 見 市 町 丁 目 地 内 請 負 業 者 名 技 術 者 氏 名 監 理 主 任 技 術 者 現 場 代 理 人 契 約 金 額 ( 最 終 契 約 額 ) 円 工 期 年 月 日 から 年 月

More information

1_2013BS(0414)

1_2013BS(0414) 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 ) 三 井 住 友 金 属 鉱 山 伸 銅 株 式 会 社 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 25,869,002 流 動 負 債 9,707,274 現 金 及 び 預 金 987,167 買 掛 金 3,612,919 受 取 手 形 1,225,710 短 期 借

More information

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

Microsoft Word )40期決算公開用.doc 貸 借 対 照 表 [ 株 式 会 社 ニラク] ( 平 成 21 年 3 月 31 日 現 在 ) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 売 掛 金 有 価 証 券 商 品 貯 蔵 品 前 払 費 用 短 期 貸 付 金 未 収 入 金 繰 延 税 金 資 産 貸 倒 引 当 金 固 定

More information

編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉

編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉 編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉 辞 引 忘 葉 聞 兆 蓄 積 科 世 正 総 論 省 略 編 5ヶ 月 98 ソ 99 王 道 事

More information

第1回

第1回 やすだ 社 会 学 研 究 法 a( 2015 年 度 春 学 期 担 当 : 保 田 ) 基 礎 分 析 ( 1): 一 変 量 / 二 変 量 の 分 析 SPSSの 基 礎 テ キ ス ト pp.1-29 pp.255-257 デ ー タ の 入 力 [ デ ー タ ビ ュ ー ] で Excelの よ う に 直 接 入 力 で き る [ 変 数 ビ ュ ー ] で 変 数 の 情 報 を

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (22 年 度 末 ) A B B/A 21 年 度 の 件 費 率 22 年 度 158,172 44,66,25 1,13,136 7,281,69 16.3 16.7 (2) 職 員 給 与

More information

Taro-別紙1 パブコメ質問意見とその回答

Taro-別紙1 パブコメ質問意見とその回答 別 紙 1 国 際 連 合 安 全 保 障 理 事 会 決 議 第 千 二 百 六 十 七 号 等 を 踏 まえ 我 が 国 が 実 施 す る 国 際 テ ロリ スト の 財 産 の 凍 結 等 に 関 す る 特 別 措 置 法 施 行 令 案 等 に 対 す る 御 意 見 御 質 問 に 対 する 警 察 庁 の 考 え 方 について 1 国 際 連 合 安 全 保 障 理 事 会 決 議

More information