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1 平 成 19 年 度 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 客 員 研 究 員 報 告 書 参 加 型 開 発 における 住 民 の 選 択 と 外 部 者 の 役 割 -ザンビア 参 加 型 村 落 開 発 プロジェクトを 事 例 に- 吉 田 恒 昭 東 京 大 学 大 学 院 新 領 域 研 究 科 国 際 協 力 学 専 攻 教 授 共 同 研 究 者 浅 田 博 彦 東 京 大 学 大 学 院 新 領 域 研 究 科 国 際 協 力 学 専 攻 修 士 課 程 修 了 平 成 20 年 4 月 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構

2 本 報 告 書 の 内 容 は 平 成 19 年 度 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 客 員 研 究 員 に 委 嘱 した 研 究 結 果 をとりまとめたものです 本 報 告 書 に 示 されている 様 々な 見 解 提 言 などは 必 ずしも 国 際 協 力 機 構 の 統 一 的 な 公 式 見 解 ではありません なお 本 報 告 書 に 記 載 されている 内 容 は 国 際 協 力 機 構 の 許 可 なく 転 載 できません 国 際 協 力 総 合 研 修 所 調 査 研 究 グループは 2008 年 4 月 から 開 発 研 究 所 準 備 室 となりま した 2008 年 10 月 からは 開 発 研 究 所 となる 予 定 です 発 行 : 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 開 発 研 究 所 準 備 室 東 京 都 新 宿 区 市 谷 本 村 町 10 5 FAX: dritrn@jica.go.jp

3 目 次 略 語 一 覧 i 用 語 の 説 明 ( 定 義 ) ii 要 旨 iv Abstract vii 1. 序 章 本 研 究 の 背 景 本 研 究 の 視 座 問 題 の 所 在 問 い 仮 説 目 的 研 究 の 方 法 本 研 究 の 構 成 5 2. 既 往 研 究 と 本 研 究 の 問 いと 仮 説 参 加 型 開 発 の 背 景 と 議 論 参 加 型 開 発 と 外 部 者 の 役 割 農 村 開 発 における 新 しい 潮 流 問 いと 仮 説 のまとめ 12 3.アフリカの 貧 困 とザンビアの 農 村 問 題 アフリカの 貧 困 と 農 村 ザンビアの 概 況 対 象 事 例 と 分 析 の 方 法 プロジェクトの 概 要 PaViDIA のアプローチとその 意 義 プロジェクトの 持 続 性 持 続 性 と 村 落 間 の 格 差 現 地 調 査 の 概 要 分 析 の 流 れ 結 果 と 考 察 住 民 の 選 択 の 検 証 持 続 性 の 阻 害 要 因 分 析 のまとめ 考 察 結 論 46 付 録 49 参 考 文 献 56 謝 辞 59 著 者 略 歴 60

4 図 表 および Box 目 次 図 4 1 図 4 2 図 4 3 図 4 4 図 4 5 図 5 1 図 5 2 図 5 3 図 5 4 図 5 5 図 5 6 図 5 7 図 5 8 図 5 9 図 5 10 事 例 対 象 地 18 プロジェクト 全 体 図 21 プロジェクトの 発 展 モデル 23 区 分 別 貯 蓄 高 平 均 26 村 別 の 貯 蓄 投 資 高 と 累 積 度 数 27 選 択 された 事 業 の 数 と 初 期 投 資 額 31 IGA 事 業 の 年 間 収 益 平 均 と 初 期 投 資 額 32 事 業 サイクルのモデル 34 家 畜 飼 育 の 収 益 分 布 37 種 子 肥 料 ローンの 収 益 分 布 37 製 粉 機 の 収 益 分 布 38 コミュニティショップの 収 益 分 布 38 ADP の 収 益 分 布 39 貯 蓄 投 資 額 / 世 帯 と 村 の 評 価 41 貯 蓄 投 資 額 / 世 帯 と 普 及 員 の 評 価 42 表 4 1 表 4 2 表 4 3 表 5 1 表 5 2 表 5 3 表 5 4 表 5 5 表 5 6 表 5 7 表 5 8 プロジェクト PDM( 抜 粋 ) 20 新 規 事 業 の 有 無 28 村 の 発 展 段 階 28 IGA 事 業 の 平 均 収 益 率 と 不 採 算 事 業 割 合 33 事 業 サイクルにおける 事 業 別 段 階 別 の 条 件 35 事 業 の 内 容 36 村 の 評 価 指 標 40 普 及 員 評 価 の 指 標 41 普 及 員 の 評 価 と 村 の 評 価 43 普 及 員 の 評 価 と 村 の 評 価 ( 人 的 要 因 ) 43 普 及 員 の 評 価 と 村 の 評 価 (その 他 の 要 因 ) 43 Box 2 1 貯 蓄 できない 農 民 11 Box 3 1 農 村 融 資 の 行 く 末 15 Box 3 2 民 間 企 業 と 農 民 の 関 係 16 Box 4 1 教 会 の 位 置 づけ 20 Box 4 2 プロジェクトの 周 囲 への 影 響 25

5 略 語 一 覧 略 語 正 式 名 称 日 本 語 訳 ADP Animal Draft Power 畜 力 耕 転 BEO Block Extension Officer ブロック 農 業 普 及 員 BHN Basic Human Needs ベーシック ヒューマン ニーズ CEO Camp Extension Officer キャンプ 農 業 普 及 員 DACO District Agricultural Coordinator s Office 郡 農 業 調 整 官 事 務 所 JICA Japan International Cooperation Agency 国 際 協 力 機 構 HDI Human Development Index 人 間 開 発 指 数 HIPC Heavily Indebted Poor Countries 重 債 務 国 IGA Income Generating Activity 収 入 創 出 活 動 IRDP Integrated Rural Development Program 総 合 農 村 開 発 事 業 IMF International Monetary Fund 国 際 通 貨 基 金 MACO Ministry of Agricultural and Cooperative 農 業 協 同 組 合 省 MDGs Millennium Development Goals ミレニアム 開 発 目 標 MP Micro Project マイクロ プロジェクト PaSViD PaViDIA PDM Participatory Approach to Sustainable Village Development Participatory Village Development in Isolated Areas Project Design Matrix 参 加 型 持 続 的 村 落 開 発 ザンビア 孤 立 地 域 参 加 型 村 落 開 発 計 画 プロジェクト デザイン マトリックス PRA Participatory Rural Appraisal 参 加 型 農 村 調 査 法 PLA Participatory Learning and Action 参 加 型 学 習 と 行 動 POR PaViDIA Operation Room PaViDIA 運 営 室 PRSP Poverty Reduction Strategy Paper 貧 困 削 減 戦 略 文 書 RRA Rapid Rural Appraisal 簡 易 農 村 調 査 法 T&V Training and Visit Program 巡 回 による 技 術 指 導 UNDP United Nations Development Programme 国 連 開 発 計 画 i

6 用 語 の 説 明 ( 定 義 ) 本 稿 で 用 いられる 主 要 な 用 語 の 中 で 多 様 な 解 釈 が 可 能 なものについて 本 稿 で 用 いる 定 義 の 概 要 を 以 下 に 示 す 外 部 者 : 1 マイクロ プロジェクトにおける 外 部 者 マイクロ プロジェクトは 住 民 が 主 体 となって 計 画 から 実 行 までを 担 い その 直 接 的 な 裨 益 者 は 住 民 自 身 である そのため マイクロ プロジェクトにおける 外 部 者 とは PaViDIA 全 体 を 実 施 する 相 手 国 行 政 であり 普 及 員 郡 事 務 所 PaViDIA 運 営 室 (PaViDIA Operation Room: POR) 農 業 協 同 組 合 省 ( Ministry of Agricultural and Cooperative: MACO)を 指 す( 図 4 2 参 照 ) 2 政 府 間 の 技 術 協 力 プロジェクトにおける 外 部 者 技 術 協 力 プロジェクトである PaViDIA は 単 に 農 村 のマイクロ プロジェクトの 成 功 だけではなく 日 本 人 専 門 家 を 通 じた 相 手 国 農 業 省 のキャパシティ ディベロッ プメントを 意 図 している そのため PaViDIA を 政 府 間 の 技 術 協 力 プロジェクトと して 捉 えた 場 合 JICA が 外 部 者 となる 本 稿 における 定 義 本 稿 ではマイクロ プロジェクトにおける 事 業 の 持 続 性 から PaViDIA を 議 論 するた め 注 釈 のない 限 り 本 稿 における 外 部 者 とは 1マイクロ プロジェクトにおける 外 部 者 とする モニタリング: 1 マイクロ プロジェクトのモニタリング PaViDIA が 2006 年 から 実 施 したモニタリングは 各 マイクロ プロジェクトの 進 捗 状 況 の 把 握 とフィードバックを 意 図 したモニタリングで マイクロ プロジェクト に 対 するモニタリング 活 動 を 指 す 2 プロジェクトのモニタリング プロジェクトのモニタリングは PaViDIA の PDM に 示 された 目 標 の 達 成 状 況 の 状 況 把 握 と 評 価 を 指 す 本 稿 における 定 義 本 稿 で 議 論 するモニタリングとは PaViDIA が 実 施 したマイクロ プロジェクトの 進 捗 状 況 の 把 握 とフィードバックを 意 図 した 一 連 の 活 動 である 1マイクロ プロジェ クトのモニタリングを 指 し この 一 連 の 活 動 の 意 義 について 論 じる 持 続 性 : 1 マイクロ プロジェクトの 持 続 性 マイクロ プロジェクトの 持 続 性 とは マイクロ プロジェクトを 実 施 する 村 の 各 ii

7 事 業 が 継 続 的 に 運 営 され 収 入 創 出 活 動 によって 新 規 事 業 の 再 投 資 が 行 われることを 指 す 2 プロジェクトの 持 続 性 PaViDIA(プロジェクト)の 持 続 性 とは マイクロ プロジェクトの 持 続 性 とそ れを 支 援 する 相 手 国 行 政 全 体 の 制 度 的 組 織 的 人 的 なキャパシティ 強 化 を 通 した 成 果 としての 持 続 性 を 指 す 本 稿 における 定 義 本 稿 では 1マイクロ プロジェクトの 事 業 の 持 続 性 を 中 心 課 題 として 議 論 を 進 めて いく iii

8 要 旨 研 究 の 背 景 参 加 型 開 発 手 法 は その 成 立 した 背 景 から 事 業 の 持 続 性 や 効 率 性 などの 成 果 が 期 待 され ている 一 方 開 発 プロジェクトの 現 場 では 現 実 的 にその 成 果 が 十 分 に 現 れていないこと が 少 なくない すなわち 事 業 の 持 続 性 という 参 加 型 開 発 手 法 のもつ 究 極 的 な 機 能 を 期 待 している 開 発 実 施 者 たちにとって 事 業 が 持 続 できないという 意 図 せざる 結 果 になってい るといえる そして 事 業 の 持 続 性 といった 成 果 が 期 待 されている 参 加 型 開 発 において な ぜ 参 加 型 によって 住 民 が 自 ら 選 んだ 事 業 にも 関 わらず 事 業 が 持 続 しないのかということが 本 研 究 の 問 い である 参 加 型 開 発 において 事 業 の 持 続 性 が 達 成 できないのは 参 加 型 開 発 がもつ 学 びを 通 じ たエンパワーメント と 事 業 の 持 続 性 という 二 つの 目 的 が 必 ずしも 補 完 せず 時 とし て 相 互 相 反 するためではないかとの 疑 問 を 持 たざるを 得 ない そして 事 業 の 持 続 性 は 参 加 型 開 発 の 金 科 玉 条 である 当 事 者 の 主 体 性 に 大 きく 依 存 するため 当 事 者 による 参 加 の 促 進 だけでは 解 消 することができない むしろ 外 部 者 の 制 度 的 あるいは 人 的 介 入 によってその 矛 盾 を 解 消 することが 持 続 性 を 確 保 するために 必 要 であるということが 本 研 究 における 仮 説 である そして 事 業 の 持 続 性 という 観 点 から 参 加 型 という 手 法 が 生 かされない 要 因 を 検 証 し 併 せて 外 部 者 の 役 割 を 明 らかにすることを 本 研 究 の 目 的 とする 事 例 分 析 本 研 究 では JICA の 技 術 協 力 プロジェクトであるザンビア 孤 立 地 域 参 加 型 村 落 開 発 計 画 (Participatory Village Development in Isolated Area: PaViDIA)を 事 例 研 究 の 対 象 とす る このプロジェクトでは 村 落 事 業 (マイクロ プロジェクト)を 通 じたエンパワーメ ントが 意 図 されているが その 一 方 で 持 続 しない 村 落 事 業 も 多 く 観 察 されており 参 加 型 開 発 における 学 習 機 会 の 提 供 という 役 割 が 事 業 の 持 続 性 を 阻 害 している 可 能 性 が ある 事 例 であった そして PaViDIA 事 業 実 施 者 が 村 落 事 業 持 続 性 の 問 題 に 対 して 定 期 的 なモニタリングという 制 度 的 な 介 入 を 通 じてその 問 題 の 解 消 を 試 みている 事 例 分 析 では ザンビアの 村 落 事 業 (マイクロ プロジェクト)において なぜ 住 民 自 身 が 主 体 的 に 選 択 した 事 業 が 持 続 しないのかという 問 いに 対 し 検 証 を 行 った まず 住 民 の 事 業 選 択 の 妥 当 性 を 検 証 した 参 加 型 開 発 では 住 民 が 意 思 決 定 の 場 に 参 加 することで 住 民 のニーズに 適 合 した 事 業 の 選 択 を 可 能 にし ニーズに 適 合 した 事 業 は 持 続 しやすいという 暗 黙 の 認 識 があるが 当 事 例 のように 外 部 者 が 持 ち 込 んだ 支 援 事 業 の 場 合 住 民 が 村 落 事 業 を 選 択 する 基 準 はそれほど 明 確 ではない そこで 住 民 の 村 落 事 業 選 択 と 財 務 的 な 持 続 性 の 関 係 性 について 検 証 した 次 に 住 民 自 身 が 選 択 した 村 落 事 業 が 持 続 しない 要 因 について 分 析 した 意 思 決 定 段 階 における 住 民 の 参 加 は 住 民 のニーズに 近 づくことで 事 業 の 効 率 性 を 高 め また 住 民 のオーナーシップをより 尊 重 することで 事 業 の 持 続 性 を 意 図 するものである しかし iv

9 住 民 が 自 ら 選 んだにも 関 わらず 事 業 が 持 続 しない 場 合 は 当 事 者 の 主 体 性 の 有 無 とは 異 なった 要 因 があると 考 えられる そこで 事 業 が 持 続 しない 要 因 について 分 析 を 行 った 結 果 と 考 察 住 民 の 村 落 事 業 選 択 は 事 業 の 初 期 投 資 額 による 強 い 影 響 が 示 されたが 収 入 創 出 事 業 に 関 しては 少 なくとも 事 業 の 財 務 的 な 持 続 性 は 満 たしていた しかし 事 業 の 種 類 によっ て 収 益 性 のばらつき すなわち 事 業 の 継 続 性 についてのリスクが 異 なるため 結 果 的 に 一 部 の 村 でしか 事 業 が 持 続 していないことが 示 された この 事 例 においては 事 業 が 継 続 されるために 要 求 される 条 件 のうち 多 数 の 農 民 による 共 同 管 理 運 営 が 要 求 される 言 わ ば 公 共 性 の 強 い 事 業 においては 持 続 性 が 低 いことが 分 かった すなわち 事 業 の 性 質 によっ てリスクの 度 合 いが 異 なることが 示 唆 された 村 落 事 業 (マイクロ プロジェクト)の 持 続 性 については 村 のキャパシティが 財 務 的 な 持 続 性 に 対 して 必 要 条 件 ではあるが 十 分 条 件 ではなく 住 民 の 主 体 性 の 限 界 が 示 された 外 部 者 としての 普 及 員 の 役 割 も 同 様 に 重 要 性 と 普 及 員 個 人 の 能 力 の 限 界 が 明 らかになっ た そして 両 者 の 相 互 作 用 については 明 確 な 差 が 現 れなかったものの 財 務 的 な 持 続 性 のためには 人 の 重 要 性 が 浮 き 彫 りになった 住 民 が 財 務 的 に 持 続 性 の 可 能 性 が 高 い 事 業 を 選 択 したとしても その 事 業 が 実 際 に 持 続 するとは 限 らない 計 画 と 運 営 は 別 の 問 題 であり 事 業 ごとによるリスク( 収 益 のばらつ き)が 存 在 するからである そして 事 業 の 持 続 性 のためには 普 及 員 や 村 の 人 材 といっ た 人 的 資 本 が 重 要 だということが 示 されたことは 事 業 の 持 続 性 保 全 のためには 事 業 の 性 質 に 応 じたリスクを 管 理 できる 人 材 が 求 められていると 言 い 換 えることができよう しか し この 人 的 資 本 の 存 在 や 機 能 のどちらもプロジェクト 計 画 段 階 では 不 確 実 要 因 であり それがプロジェクト 地 域 全 体 に 見 られる 事 業 の 持 続 性 の 阻 害 につながったと 考 えられる 新 規 事 業 のような 新 しい 経 験 においては 住 民 自 身 もニーズの 適 格 性 や 実 現 可 能 性 を 予 測 することは 難 しい それは 普 段 はリスクをとることができない 貧 困 層 の 農 民 が 開 発 プ ロジェクトという 学 習 機 会 を 利 用 することは 参 加 型 開 発 の 目 的 と 合 致 しているが 同 時 に 事 業 の 性 質 の 違 いによるリスクを 高 めることにもなる PaViDIA プロジェクトの 開 始 当 時 このリスクを 管 理 する 仕 組 みがなかったため 少 なからず 持 続 性 が 発 揮 されなかっ たと 考 えられる つまり プロジェクトの 持 続 性 のためには 当 事 者 だけでなく 外 部 者 の 働 きが 必 要 であり その 働 きとはこのようなリスクを 管 理 するための 仕 組 み 作 りだと 考 え られる PaViDIA では 四 半 期 ごとの 村 落 事 業 に 対 するモニタリングが リスク 管 理 機 能 を 担 っ ていたといえる 調 査 結 果 で 示 されたように 運 営 レベルにおける 人 材 の 確 保 が 重 要 であ るが それを 各 村 に 求 めることは 難 しく 村 落 事 業 の 実 施 における 不 確 実 性 そのものであ る また 初 期 資 金 が 無 償 供 与 されている 点 やコミュニティ アプローチのために 個 人 に 結 果 責 任 が 問 われない 点 は 各 村 におけるリスク 管 理 の 限 界 を 示 している 一 方 で モニ タリング スタッフは 多 くの 多 面 的 な 情 報 を 集 約 し 各 村 の 事 業 リスクを 把 握 しやすい 立 場 にいる そのため モニタリング 活 動 によって 運 営 レベルのフィードバック 支 援 を 行 う ことで これらの 不 確 実 性 を 補 った 結 果 地 域 全 体 における 村 落 事 業 の 財 務 成 績 の 改 善 に v

10 つながったと 考 えることができる したがって PaViDIA におけるモニタリングという 外 部 者 による 技 術 支 援 を 伴 った 制 度 的 な 介 入 はリスク 管 理 機 能 の 移 転 を 意 味 し この 不 確 実 性 を 排 除 し プロジェクトを 持 続 させる 機 能 を 果 たしたと 考 察 された PaViDIA の 試 みから 示 されるように 農 村 開 発 における 持 続 性 とは 農 民 間 において 互 いが 助 けあう 行 動 規 範 を 醸 成 することによる 新 しい 公 共 空 間 の 構 築 であると 考 えられ る コミュニティにおける 信 頼 醸 成 による 相 互 扶 助 の 形 成 こそが 彼 らの 自 立 的 持 続 的 発 展 を 可 能 にさせる PaViDIA の 最 終 的 な 目 的 ともいえよう マイクロ プロジェクトはそ のための 手 段 として 捉 えることが 肝 要 である 本 調 査 では このコミュニティにおける 信 頼 関 係 なしには 成 り 立 たない 協 働 を 必 要 とする 事 業 ほど 持 続 性 のリスクが 高 いことが 示 された 農 村 開 発 の 目 的 であるコミュニティの 公 共 空 間 を 構 築 するためには その 手 段 と して 協 働 を 促 す 事 業 を 実 施 していかなければならない 一 方 協 働 を 伴 う 事 業 を 持 続 的 に 実 施 運 営 することが 難 しいという 矛 盾 の 解 消 こそが PaViDIA の 挑 戦 であったのではな いか そしてマイクロ プロジェクトのモニタリング 活 動 は 村 落 事 業 のリスク 管 理 を 通 じて 上 述 した 矛 盾 のバランスを 維 持 する 機 能 を 有 していたといえる 協 働 を 妨 げる 制 約 条 件 の 除 去 を 敢 えてリスクの 高 い 協 働 が 必 要 な 事 業 を 実 施 することによって 達 成 する 営 み こそ 開 発 の 精 神 であり このための 有 効 な 手 段 として 外 部 者 の 介 入 による 受 益 者 と の 共 同 作 業 によるモニタリングが 位 置 づけられたと 言 えよう このように 外 部 者 の 役 割 とは 住 民 の 主 体 的 な 参 加 を 促 す 仕 組 みだけでなく 事 業 の 持 続 性 に 関 わるリスクを 管 理 する 仕 組 みを 作 ることだといえる つまり 住 民 の 参 加 を 促 す ことによって 参 加 型 の 目 的 ともいえる 学 ぶ 機 会 の 提 供 することであり リスク 管 理 を 通 じ て 参 加 型 の 目 的 を 達 成 するための 彼 らのキャパシティ 増 強 の 手 段 を 支 援 することである そしてこれは 参 加 開 発 の 目 的 と 手 段 が 内 包 する 矛 盾 の 調 整 機 能 にほかならない このような 制 度 的 な 介 入 は 住 民 の 主 体 的 な 活 動 の 範 囲 を 制 限 し 外 部 者 への 依 存 を 招 く 可 能 性 も 否 定 できない しかし マイクロ プロジェクトを 実 施 した 村 の 持 続 的 な 発 展 ために このようなリスク 管 理 機 能 を 内 部 化 することが 不 可 欠 であるならば リスク 管 理 の 内 部 化 はモニタリングの 最 終 的 な 目 標 であり 事 業 とモニタリングの 継 続 によって 実 現 されうるものだと 考 えられる このような 外 部 者 と 住 民 が 協 働 する 参 加 型 プロジェクトで は 外 部 者 による 住 民 の 主 体 性 への 過 度 の 期 待 がプロジェクトの 持 続 性 を 脅 かしかね ないことを 指 摘 したい 本 研 究 事 例 は 参 加 型 開 発 事 業 に 適 用 されている プロセス アプローチ における モニタリングの 目 的 機 能 役 割 を 再 検 討 する 機 会 を 与 えた すなわち 本 研 究 事 例 の 分 析 を 通 して モニタリングはプロジェクトの 究 極 的 目 標 である 自 立 持 続 型 開 発 に 不 可 欠 な 事 業 の 持 続 性 を 脅 かすリスクの 軽 減 を 目 的 とし 農 民 と 外 部 者 との 共 同 作 業 に 他 ならない と 位 置 付 けられた この 研 究 成 果 が 今 後 の 参 加 型 開 発 における 自 立 性 持 続 性 の 文 脈 から モニタリングの 意 義 機 能 方 法 体 制 組 織 などを 再 検 討 する 契 機 となり 参 加 型 開 発 の 手 法 の 一 層 の 向 上 に 一 定 の 貢 献 を 果 たすことが 期 待 される vi

11 Abstract The objective of the research 1 is to answer a question why participatory approach does not necessarily achieve sustainability of project activities, while the project is intentionally designed to incorporate participants high priority needs through their intensive participation during all the stages of project cycle. It is no doubt that sustainability of project should be an ultimate goal for all the stakeholders concerned since it is one of the most important performance criteria of development. The research question can be interpreted as why participatory approach intended to enhance sustainability does not fully function. Thus, this research attempts to identify any factors that promote or obstruct sustainability. With the above research question, carried out as a case study is a participatory rural development project (hereunder called Project) in Zambia in Africa, namely, Participatory Village Development in Isolated Area (in short PaViDIA) sponsored by JICA. PaViDIA fully adopts participatory approach for all micro investment projects (hereunder called Micro Projects) 2 with full participation of local farmers to improve their livelihood. Two years after the commencement of the Project in 2004, it was observed that the Project successfully gave them opportunities to learn the management of community activities through the participation. However, it seemed that the Project did not necessarily well function for sustainability of some of the Micro Projects due to financial deficit. In 2006, PaViDIA began to introduce a quarterly monitoring activity to oversee the performance of the micro projects as a systematic external intervention, and the monitoring results were fed back to the participants of Micro Projects. This research conducted two field surveys in August to October 2006 and in August The first survey concentrated on fact-findings on the relations between the selected Micro Projects and their financial performance/sustainability. The second survey attempted to identify any constraints against their financial sustainability on the basis of data collected by the PaViDIA quarterly monitoring activities and follow-up interviews with key persons concerned. Major findings and some practical implications are as follows: (i) The Micro Projects selected by farmers were significantly affected by the size of initial investments (grant size) of Micro Projects. Farmers preference to large size Micro Projects revealed that they are generally resulted in a good record of financial sustainability. However, a large variance among the villages was observed, which is related to quality nature of Micro Projects, namely, the more public nature the Micro Projects involve, the more risky the outcome. The public nature means that it involves give and take, sharing labor and responsibility for operation and maintenance, and sharing benefits among the farmers; (ii) While the quality of leaders (human resources) at the village level and Extension Officers in charge are recognized to be important for financial sustainability of Micro Projects, both parties did neither generate a synergistic effect nor could be decisive factors; (iii) Even if farmers actively 1 2 This research was conducted under the JICA s Visiting Researchers Program for the period from April 1, 2007 to 31 March 2008 with a contract between JICA and Professor Tsuneaki Yoshida of the Graduate School of Frontier Sciences of the University of Tokyo. PaViDIA provide initial funds for community-based projects called Micro Projects. vii

12 participate in and take strong initiatives to select Micro Projects, their sustainability are not secured; (iv) Management of Micro Project activities to avoid financial deficit strongly depends on human resources, and quality of human resources at village level cannot be foreseen and quite uncertain when Micro Projects were selected. Thus, this uncertainty might be a major obstacle or constraint for sustainability of Micro Projects; (v) Lately introduced quarterly monitoring activities are highly appreciated in terms of sustainability, since it functions well in risk aversion so that financial sustainability is much improved. To conclude the research findings from this PaViDIA case study, the role of properly designed external interventions (participatory monitoring activities with external resources) could be necessary and beneficial for sustainability. The external interventions in particular emphasis on risk management for financial sustainability could enforce the merit of participatory approach indeed. And the success and failure hinges largely upon the tacit balance between beneficiary s participation and external interventions through participatory monitoring activities in this case. viii

13 1. 序 章 1 1 本 研 究 の 背 景 開 発 のための 農 業 と 題 された 世 界 開 発 報 告 2008 では 農 村 における 貧 困 問 題 の 深 刻 さを 踏 まえ 途 上 国 の 農 業 への 投 資 拡 大 を 呼 びかけるとともに 農 業 セクターを 開 発 ア ジェンダの 中 核 に 位 置 づけなければならないと 述 べている 3 世 界 には 約 12 億 人 が 1 日 の 所 得 が 1 ドル 以 下 という 絶 対 的 貧 困 の 状 態 で 生 活 をしてい ると 言 われている また 世 界 の 貧 困 層 のうち 大 よそ 75%が 農 村 で 生 計 を 立 てていると 言 われ その 半 分 がアフリカと 南 アジアに 集 中 している 戦 後 の 開 発 援 助 の 軌 跡 を 振 り 返 ってみても 農 村 地 域 を 対 象 としたものは 歴 史 が 長 い 1960 年 代 後 半 から 始 まる 緑 の 革 命 期 に 隆 盛 を 極 めた 灌 漑 事 業 土 地 改 良 などといったイ ンフラ 整 備 から 1980 年 代 における 農 村 の 生 計 向 上 に 包 括 的 に 取 り 組 んだ 総 合 農 村 事 業 さらには 近 年 に 至 って 焦 点 を 当 てられてきた 農 村 における 社 会 開 発 まで 広 範 な 分 野 にま たがる そしてその 開 発 の 歴 史 は 試 行 錯 誤 の 連 続 であった 例 えば 緑 の 革 命 による 技 術 革 新 は 農 村 社 会 における 所 得 格 差 を 顕 著 にし 農 村 開 発 の 負 の 側 面 と 所 得 分 配 を 含 んだ 社 会 開 発 や 人 的 資 源 開 発 の 重 要 性 を 認 識 させた 年 には 世 界 銀 行 総 裁 ロバート マクナマラ(Robert McNamara)は 経 済 発 展 の 恩 恵 が 貧 困 層 に 届 くことは 少 なく 貧 困 対 策 が 優 先 事 項 であることを 明 確 にし 開 発 目 的 の 転 換 を 訴 えた その 後 これまでの 経 済 発 展 の 恩 恵 は 貧 困 層 にも 行 き 渡 るという 考 え 方 (トリ クル ダウン)から むしろ 経 済 発 展 に 伴 い 貧 困 が 拡 大 する 現 象 に 注 意 が 払 われるように なり 1970 年 代 におけるベーシック ヒューマン ニーズ(Basic Human Needs: BHN 5 ) などの 新 しいアプローチが 試 みられた 1970 年 代 中 期 のこれらの 変 革 は 単 なる 方 法 論 の 変 更 に 留 まらず 代 替 的 な 開 発 のパラダイムの 模 索 でもあった 6 しかし この BHN 重 視 の 開 発 援 助 はすぐに 行 き 詰 る それは BHN サービスを 持 続 的 に 供 給 するのに 不 可 欠 な 経 常 財 源 を 多 くの 途 上 国 は 調 達 できなかったからである 水 道 や 保 健 所 の 施 設 は 完 成 したが 運 営 管 理 の 財 源 不 足 によって これらの 施 設 を 稼 働 させることができない 事 例 が 頻 発 したのである 経 済 成 長 による 税 収 の 増 加 がなければ 所 得 分 配 に 資 する 社 会 的 サー ビスの 持 続 的 供 給 には 限 界 があると 認 識 するようになった また 1980 年 代 に 世 界 銀 行 が 支 援 を 続 けていた 訓 練 と 訪 問 による 普 及 システム(Training and Visit: T&V)は 農 業 技 術 の 効 率 的 な 普 及 を 目 指 したが 中 央 集 権 的 な 硬 直 した 仕 組 みが 農 民 に 参 加 のインセン ティヴを 与 えることが 出 来 ず 多 くのケースで 挫 折 することになった 年 代 における World Bank(2007) Shiva(1992)は 著 書 緑 の 革 命 とその 暴 力 の 中 で 緑 の 革 命 の 環 境 面 及 び 社 会 面 での 問 題 点 を 掘 り 下 げて いる しかし 緑 の 革 命 は 事 実 誤 認 や 負 の 側 面 の 誇 張 によって 不 公 平 な 評 価 を 受 けてきたとの 指 摘 もある[ 藤 田 2004] ここでは 緑 の 革 命 がアジアに 限 定 されアフリカの 食 糧 問 題 に 対 して 有 効 な 手 段 となりえなかった ことを 強 調 したい 住 居 食 料 衣 服 保 健 教 育 など 社 会 が 最 貧 層 の 人 々に 設 定 すべき 最 低 限 の 生 活 水 準 Oakley(1991) Picclotto, Anderson(1997) 1

14 二 度 の 石 油 ショックとそれに 伴 う 世 界 経 済 の 後 退 の 打 撃 をまともに 受 けた 途 上 国 の 多 くは 一 挙 に 財 政 危 機 に 陥 り これが 1980 年 代 初 頭 から 始 まるマクロ 経 済 の 構 造 調 整 援 助 の 契 機 となり 開 発 援 助 では 再 び 経 済 成 長 に 焦 点 を 当 てられるようになった しかし マクロ 経 済 の 構 造 調 整 は 特 に 脆 弱 な 部 門 に 対 して 大 きな 痛 みを 伴 うものであった この 現 象 が 最 近 の 貧 困 削 減 重 視 の 開 発 戦 略 へと 繋 がることになった すなわち 再 び 所 得 分 配 を 伴 う 社 会 的 側 面 への 配 慮 が 重 視 されるようになってきたのである 1990 年 代 に 入 ると 援 助 疲 れと 相 まって 開 発 援 助 経 験 の 真 剣 なレビューが 行 われるよ うになった とりわけ 農 業 開 発 をふくむインフラ 整 備 分 野 における 教 訓 は 開 発 主 体 (オー ナーシップ)の 重 要 性 であった 開 発 の 主 役 は 誰 なのか?という 根 源 的 な 問 いかけが 再 び 登 場 してきた このような 状 況 の 中 受 益 者 住 民 の 目 線 に 立 った 開 発 の 重 要 性 に 鑑 み 参 加 型 アプローチが 注 目 を 浴 びるようになった もともと 参 加 型 開 発 は 簡 易 農 村 調 査 法 (Rapid Rural Appraisal: RRA)という 村 落 調 査 の 手 法 の 進 展 とともに 村 落 開 発 の 現 場 で 用 いられてきたが 参 加 型 という 概 念 は 農 村 開 発 に 留 まらず 広 く 開 発 全 体 に 広 がってい き 都 市 における 開 発 事 業 においても 参 加 型 のコンセプトと 手 法 が 使 われるようになっ た そして 多 くの 領 域 で 参 加 型 開 発 が 行 われるようになると 参 加 という 言 葉 がいろ いろな 局 面 で 用 いられるようになり 参 加 型 開 発 の 形 態 (モダリティ)も 計 画 から 住 民 が 参 加 する 場 合 から 単 なる 労 働 力 提 供 にすぎない 場 合 まで 多 岐 にわたるようになった 援 助 の 潮 流 が 経 済 成 長 中 心 から 人 間 中 心 の 開 発 へと 移 行 し 始 めるのと 同 調 し 参 加 型 は 1990 年 代 から 重 要 視 されるようになっていった 8 社 会 開 発 や 人 的 資 源 開 発 と 深 く 結 びつく 参 加 型 開 発 は 開 発 援 助 において 不 可 欠 な 手 法 であると 認 識 される 一 方 不 用 意 な 参 加 型 開 発 の 導 入 に 対 しての 批 判 も 増 えるようになった 9 また 社 会 開 発 の 隆 盛 に 伴 い ソフト 面 への 開 発 に 注 目 が 集 まるものの 農 村 開 発 において 欠 かすことのできない 農 業 基 盤 への 投 資 は 置 き 去 りにされる 傾 向 になっていた 大 規 模 でトップダウンの 介 入 による 開 発 = 悪 で 住 民 参 加 を 伴 うボトムアップの 開 発 = 善 という 二 項 対 立 の 図 式 はあまり に 形 式 的 であり 10 その 解 明 のために 途 上 国 開 発 現 場 における 批 判 的 実 証 研 究 が 不 可 欠 である 農 村 開 発 において 主 流 な 方 法 論 である 参 加 型 開 発 は 再 検 討 の 時 期 にさしかかっ ていると 言 えよう 1 2 本 研 究 の 視 座 参 加 型 開 発 の 大 きな 論 点 はその 多 義 性 にある とりわけ 実 務 レベルにおいて 参 加 型 開 発 に 関 する 論 争 が 展 開 される 場 合 佐 藤 はその 論 争 の 元 となる 参 加 型 の 概 念 規 定 が 異 な ることが 多 いと 指 摘 し 参 加 型 開 発 を 定 義 すること 自 体 が 困 難 になっていると 述 べている 11 このことを 踏 まえ 問 題 の 所 在 を 述 べる 前 に 本 研 究 で 扱 う 参 加 型 開 発 についての 範 囲 を 示 す 年 に UNDP から 人 間 開 発 報 告 書 が 刊 行 された Cooke and Kothari(2001) 絵 所 (2004) 佐 藤 (1995)pp.3,13. 2

15 世 界 の 貧 困 の 源 は 農 村 であり 12 農 村 開 発 の 主 役 は 農 民 であり 彼 らの 主 体 的 参 加 を 伴 う 参 加 型 開 発 手 法 の 不 導 入 は 当 然 の 帰 結 であることは 序 で 述 べた 参 加 型 開 発 手 法 はさま ざまなセクターで 導 入 されているが 本 稿 では 貧 困 削 減 の 中 核 的 対 象 である 農 村 開 発 にお ける 参 加 型 開 発 に 限 定 する また 取 り 上 げる 事 例 がザンビアの 村 落 開 発 プロジェクトで 国 際 協 力 機 構 (Japan International Cooperation Agency: JICA)の 技 術 協 力 プロジェクト であることから 開 発 援 助 の 文 脈 における 参 加 型 開 発 に 焦 点 を 絞 ることとする つまり 本 論 で 扱 う 参 加 型 開 発 を 開 発 援 助 における 住 民 が 意 思 決 定 の 一 部 を 担 う 農 村 におけ る 貧 困 削 減 を 目 的 とする 開 発 と 限 定 することとしたい 1 3 問 題 の 所 在 2000 年 にニューヨークで 開 催 された 国 連 ミレニアム サミットにおいて 21 世 紀 初 頭 の 国 際 社 会 の 目 標 である 国 連 ミレニアム 宣 言 が 採 択 された これは 21 世 紀 の 国 際 社 会 に 対 して 明 確 な 方 向 性 を 提 示 するものであり 1990 年 代 に 開 催 された 主 要 な 国 際 会 議 やサミッ トで 採 択 された 国 際 開 発 目 標 がミレニアム 開 発 目 標 (Millennium Development Goals: MDGs)としてまとめられたものでもある 13 MDGs では 国 際 社 会 全 体 が 共 有 すべき 目 標 である 開 発 及 び 貧 困 撲 滅 について 2015 年 までの 具 体 的 な 目 標 と 指 標 が 明 示 された MDGs は 貧 困 教 育 ジェンダー 保 健 環 境 などについて 2015 年 までに 達 成 すべき 8 つの 目 標 18 のターゲット 48 の 指 標 から 構 成 されている JICA においても MDGs をはじめとする 途 上 国 のさまざまな 開 発 優 先 課 題 に 的 確 かつ 迅 速 に 対 応 できる 体 制 を 強 化 するために 2004 年 4 月 に 本 部 国 内 機 関 の 組 織 改 編 を 行 った 従 来 のスキーム( 協 力 形 態 ) セクター 別 体 制 から MDGs などの 開 発 課 題 へのアプローチ を 強 化 させた 課 題 別 の 実 施 体 制 に 移 行 するとともに MDGs の 達 成 が 困 難 といわれるア フリカへの 協 力 を 強 化 するため アフリカ 部 を 新 設 した 14 このように 日 本 の ODA に おいても MDGs は 重 要 な 目 標 となっている MDGs の 具 体 的 な 指 標 を 村 落 開 発 に 照 らし 合 わせてみると 所 得 の 向 上 や 食 糧 生 産 量 の 増 加 ( 指 標 1 ~ 5)や 初 等 教 育 へのアクセス( 指 標 6 ~ 8)など 村 落 開 発 の 現 場 で 実 践 されているものが 多 い そのため MDGs は 村 落 で 実 施 される 参 加 型 開 発 とも 馴 染 み やすいものだと 考 えられる しかし 参 加 型 開 発 を MDGs 達 成 のためのアプローチとする 時 に 外 部 者 15 の 明 確 な 目 標 設 定 という 強 い 介 入 も 同 時 に 存 在 することになる 貧 困 削 減 のための 農 村 開 発 を 参 加 型 アプローチで 実 施 するということ 自 体 は 援 助 機 関 や 政 府 によって 決 定 されている したがって どれだけその 内 容 が 住 民 主 体 として 設 計 されていたとしても 参 加 型 開 発 と いう 手 法 を 用 いることと 開 発 で 目 指 すべき 達 成 指 標 は 外 部 から 降 ってくるという 事 実 を 無 視 することはできない 都 市 の 貧 困 層 の 多 くは 農 村 では 生 計 を 維 持 できない 農 民 の 流 入 によっている 国 連 ウェブサイト( 年 11 月 アクセス) 国 際 協 力 機 構 (2005) 本 論 では 村 で 活 動 するフィールドワーカーから 政 策 立 案 をする 政 府 機 関 まで 幅 広 い 意 味 合 いで 用 いる 3

16 例 えば 参 加 型 アプローチによって 住 民 が 参 加 したが 費 やした 時 間 と 労 働 に 見 合 うだ けの 成 果 がない 場 合 や 外 部 者 がもたらす 何 らかのインセンティブによって 活 発 であった 活 動 が 外 部 者 の 撤 退 とともに 終 了 してしまう 場 合 などである 実 際 に 参 加 型 アプローチ による 村 落 開 発 でも 具 体 的 な 成 果 と 持 続 性 を 満 たさない 例 は 多 い MDGs を 目 標 とした 場 合 短 期 的 にも 農 村 地 域 における 所 得 が 向 上 するといった 具 体 的 な 成 果 が 必 要 である そして 開 発 プロジェクトによって 支 援 されている 間 だけ 成 果 が 維 持 されるのではなく 再 び 貧 困 に 陥 らないといった 持 続 性 が 重 要 である 参 加 型 開 発 は 当 事 者 の 主 体 性 を 尊 重 することを 基 本 的 な 考 えとしており 本 来 持 続 性 と 相 性 の 良 いアプローチであるはずである また 外 部 者 が 持 ち 込 む 型 にはまった 実 践 で はなく 地 域 に 適 合 している 知 恵 や 技 術 が 住 民 自 身 によって 適 用 されるため 効 率 性 も 高 ま るはずである 16 さらにこれらの 参 加 型 開 発 の 機 能 は 多 額 の 資 金 を 投 じても 途 上 国 の 貧 困 が 一 向 に 解 消 されないという 援 助 疲 れの 状 況 に 陥 ったドナーにとっても 歓 迎 されるもの であるはずであった 参 加 型 開 発 手 法 は その 成 立 した 背 景 から 事 業 の 持 続 性 や 効 率 性 などの 成 果 が 期 待 され ている 17 一 方 開 発 プロジェクトの 現 場 では 現 実 的 にその 成 果 が 十 分 に 現 れていないこ とが 少 なくない すなわち 事 業 の 持 続 性 という 参 加 型 開 発 手 法 のもつ 究 極 的 な 機 能 を 期 待 している 開 発 実 施 者 たちにとって 事 業 が 持 続 できないという 意 図 せざる 結 果 になって いるといえる これが 本 研 究 における 問 題 の 所 在 である 1 4 問 い 仮 説 目 的 問 題 の 所 在 で 述 べたように 事 業 の 持 続 性 といった 成 果 が 期 待 されている 参 加 型 開 発 に おいて なぜ 参 加 型 によって 住 民 が 自 ら 選 んだ 事 業 にも 関 わらず 事 業 が 持 続 しないのかと いうことが 本 研 究 の 問 い である そして 参 加 型 開 発 において 事 業 の 持 続 性 が 現 れないのは 参 加 型 開 発 がもつ 学 びを 通 じたエンパワーメント と 事 業 の 持 続 性 という 二 つの 機 能 が 両 立 しないためではな いかと 認 識 する そして 事 業 の 持 続 性 は 参 加 型 開 発 の 金 科 玉 条 である 当 事 者 の 主 体 性 に 起 因 するため 参 加 の 促 進 だけでは 解 消 することができない むしろ 外 部 者 の 制 度 的 介 入 に よってその 矛 盾 を 解 消 することが 持 続 性 を 確 保 するために 必 要 であるということが 本 研 究 における 仮 説 である( 詳 細 については 2 4 を 参 照 ) そして 事 業 の 持 続 性 という 観 点 から 参 加 型 という 手 法 が 活 かされない 要 因 を 検 証 し 併 せて 外 部 者 の 役 割 を 明 らかにす ることを 本 研 究 の 目 的 とする 1 5 研 究 の 方 法 本 研 究 では JICA による 技 術 協 力 プロジェクトであるザンビア 孤 立 地 域 参 加 型 村 落 開 発 Chambers (1997) 外 部 者 が 意 図 する 参 加 型 開 発 の 機 能 には 効 率 的 な 運 営 自 律 的 な 発 展 当 事 者 のニーズに 近 づく などが あげられる 4

17 計 画 (Participatory Village Development in Isolated Areas: PaViDIA)を 事 例 研 究 対 象 とする このプロジェクトでは マイクロ プロジェクト 18 における 村 落 事 業 を 通 じた エンパワーメントが 意 図 されているが その 一 方 で 持 続 しない 事 業 も 多 く 観 察 されている そしてプロジェクトを 導 入 した 外 部 者 が 定 期 的 なモニタリングという 制 度 的 な 介 入 を 通 じてその 問 題 の 解 消 を 試 みている 事 例 分 析 は 現 地 調 査 とプロジェクトの 統 計 資 料 をもとに 行 った 現 地 調 査 では ザン ビア 政 府 関 係 者 JICA 専 門 家 へのインタビュー 調 査 と 17 ヵ 所 で 村 落 調 査 を 行 った プ ロジェクトの 統 計 資 料 は マイクロ プロジェクト 実 施 村 落 における 過 去 一 年 間 の 財 務 成 績 を 使 用 した 本 稿 で 用 いるプロジェクトとは 技 術 協 力 プロジェクトであるザンビア 孤 立 地 域 参 加 型 村 落 開 発 計 画 (PaViDIA)を 指 す プロジェクトの 直 接 的 実 施 者 は JICA ザンビア 政 府 農 民 である 一 方 マイクロ プロジェクトの 実 施 主 体 は 農 民 であり JICA ザンビア 政 府 は 外 部 者 として 位 置 づける 1 6 本 研 究 の 構 成 第 1 章 では 参 加 型 開 発 を 研 究 する 意 義 と 問 題 の 所 在 そして 本 研 究 における 問 い 仮 説 の 概 要 そして 目 的 を 述 べた 第 2 章 では 参 加 型 開 発 における 外 部 者 の 役 割 について 整 理 し 仮 説 を 導 出 するまでの 理 論 的 考 察 を 行 う 第 3 章 では アフリカの 貧 困 と 農 村 の 特 徴 を 論 じ 事 例 対 象 とするザンビアの 事 例 における 現 状 と 問 題 点 を 示 す 第 4 章 では ザンビアの 農 村 開 発 プロジェクトの 事 例 の 詳 細 と 分 析 の 方 法 を 示 す 第 5 章 では 現 地 調 査 における 結 果 を 分 析 し 考 察 を 行 う そして 第 6 章 において 今 後 の 課 題 と 提 言 を 行 い 結 論 とする 18 村 を 単 位 としたコミュニティによって 実 施 される 一 連 の 村 落 開 発 活 動 ( 詳 細 は 4 1) 5

18 2. 既 往 研 究 と 本 研 究 の 問 いと 仮 説 2 1 参 加 型 開 発 の 背 景 と 議 論 参 加 型 開 発 の 背 景 と 歴 史 参 加 型 開 発 が 注 目 されるようになったのは 1970 年 代 頃 からである しかし 参 加 (Participation)という 単 語 が 開 発 用 語 としてはじめて 登 場 したのは それよりも 20 年 近 く 遡 った 1950 年 代 後 半 のことだった このときはまだ 経 済 開 発 が 開 発 援 助 の 主 流 を 占 め ており 参 加 という 概 念 は 限 定 的 または 補 助 的 なものであった 一 方 で 参 加 型 開 発 とい う 単 語 自 体 は 使 われていなくても その 考 え 方 は 農 村 におけるコミュニティ 開 発 にみるこ とができた 参 加 型 開 発 が 貧 困 削 減 と 開 発 全 般 をめぐる 議 論 において 注 目 を 集 めるようになるのは 1990 年 代 である チェンバースは 参 加 型 開 発 は 方 法 論 を 越 えたパラダイムの 変 化 であ るが 実 際 に 普 及 したものの 中 には 参 加 型 ツールと 呼 ばれる 手 法 だけを 表 層 的 に 利 用 し たものが 多 い と 指 摘 している 19 実 際 人 的 資 源 開 発 といった 開 発 援 助 の 潮 流 とも 相 性 がよかったことから 本 来 の 参 加 型 開 発 がもつ 考 え 方 とは 異 なる 参 加 の 意 味 を 拡 大 解 釈 しただけのプロジェクトが 増 加 した このように 参 加 型 開 発 が 多 くの 援 助 機 関 に 受 け 入 れられ 急 速 に 普 及 していった 背 景 に は これまで 独 裁 的 中 央 集 権 的 な 体 制 をとっていた 少 なくない 途 上 国 の 指 導 者 層 にとっ て 一 定 の 脅 威 とされていた 草 の 根 的 参 加 型 開 発 が 徐 々にその 必 要 性 が 認 識 され 始 めて いったことが 挙 げられる しかしながら 発 展 途 上 国 の 指 導 者 が 参 加 型 開 発 に 見 出 した 価 値 は 援 助 側 のそれとは 異 なるとラーネマは 指 摘 している 20 参 加 という 民 主 主 義 を 連 想 させやすい 用 語 を 用 いることで 政 治 的 な 正 当 性 を 担 保 するといった 意 図 があったことも 否 定 できない また 自 助 努 力 の 名 の 下 に 本 来 行 政 が 担 うべき 仕 事 を 住 民 の 負 担 に 転 嫁 する 場 合 や 無 償 労 働 を 強 要 する 場 合 など 参 加 型 という 言 葉 が 専 制 や 行 政 の 怠 慢 の 隠 れ 蓑 に なりかねないことも 指 摘 されうる とはいえ 巨 額 な 資 金 を 必 要 とする 社 会 基 盤 整 備 に 頼 らなくても 貧 困 削 減 に 一 定 の 可 能 性 を 持 つ 参 加 型 開 発 は 財 政 的 に 余 裕 のない 発 展 途 上 国 にとって 魅 力 的 な 手 法 であったことは 確 かである 参 加 型 開 発 の 議 論 の 整 理 参 加 型 開 発 において 手 段 としての 参 加 と 目 的 としての 参 加 という 議 論 が 頻 繁 に されている 手 段 としての 参 加 は 例 えば 1 万 本 の 苗 木 を 植 林 する 灌 漑 施 設 を 限 ら れた 資 金 で 建 設 管 理 するなどといった 目 的 に 対 し 参 加 型 で 行 うことがより 合 理 的 である とする 考 え 方 である 一 方 目 的 としての 参 加 は 参 加 を 通 じた 個 人 や 組 織 のエンパワー メントや 社 会 関 係 資 本 の 形 成 など 参 加 という 行 為 を 通 じて 得 られる 副 次 的 効 果 をより 評 価 し これを 目 的 化 するものである Chambers(1997) Rahnema(1992) 斎 藤 (2002) 6

19 しかし 両 者 の 考 え 方 はそれぞれに 難 点 を 抱 えている 手 段 としての 参 加 が 外 部 か ら 強 調 されていくと それは 住 民 の 主 体 性 という 参 加 型 開 発 の 基 本 的 な 考 え 方 から 離 れ 単 なる 事 業 委 託 や Food-for-work Project 22 と 同 様 な 形 態 となり 参 加 という 用 語 がむし ろその 本 義 から 乖 離 する 可 能 性 さえある 23 一 方 目 的 としての 参 加 については 成 果 の 分 かりにくさという 問 題 が 浮 上 する 参 加 によって 得 られる 副 次 的 効 果 を 明 確 に 示 す 指 標 も 乏 しく 24 開 発 プロジェクトが 事 業 の 直 接 的 目 標 の 達 成 において 失 敗 したとしても その 失 敗 から 住 民 は 多 くを 学 んだ 故 に 成 功 で あるという 論 理 は 説 得 力 に 欠 ける また そのような 副 次 的 教 育 効 果 は 長 い 時 間 を 経 て 現 れることが 多 く むしろ 偶 発 的 で 当 初 から 意 図 されるような 性 質 のものではない 25 これら 手 段 と 目 的 の 議 論 は 評 価 の 時 間 軸 の 視 点 から 見 ると 短 期 的 な 効 率 性 のための 手 段 が 長 期 的 には 非 効 率 を 招 きうることや 時 とともに 目 的 のための 参 加 が 手 段 となりう る あるいはその 逆 になる 可 能 性 があることなどが いっそうこの 議 論 を 複 雑 にしている 例 えば 参 加 による 効 率 性 を 追 求 するために 直 接 インセンティヴを 与 えるというアプロー チによって 短 期 的 な 効 率 性 が 高 まったとしても 長 期 的 にはオーナーシップが 得 られずに 持 続 性 を 損 なう 体 質 になってしまうということもありうる 逆 に 参 加 を 目 的 と 捉 え 住 民 のエンパワーメントを 求 めていった 結 果 短 期 的 には 非 効 率 な 手 法 であったとしても 長 期 的 には 効 率 性 が 高 まるということもあり 得 るのである つまり 開 発 プロジェクトの 効 果 発 現 とその 評 価 期 間 をどの 程 度 のスパンで 考 えるかによって 参 加 型 開 発 が 手 段 にも 目 的 にもなり 得 るといえる このような 参 加 型 開 発 における 手 段 と 目 的 の 相 互 互 換 性 と いう 特 性 を 規 定 し 相 互 補 完 的 に 向 上 させるためには 実 は 開 発 を 共 有 する 外 部 者 の 存 在 役 割 介 入 などが 極 めて 重 要 になってくる 2 2 参 加 型 開 発 と 外 部 者 の 役 割 農 村 開 発 において 外 部 者 が 果 たしてきた 役 割 農 村 とは 人 々が 農 業 生 産 を 行 う 生 産 の 場 であると 同 時 に 人 々が 日 々の 生 活 を 営 む 生 活 の 場 である 農 業 農 村 インフラの 整 備 や 技 術 の 普 及 などの 農 村 開 発 の 手 法 は 主 に 農 村 の 生 産 的 機 能 向 上 を 目 的 としたものである 一 方 で 保 健 衛 生 や 教 育 などの 社 会 開 発 の 手 法 は 農 村 の 居 住 的 機 能 あるいは 生 活 の 質 の 向 上 を 対 象 にしたものだといえる 26 このような 多 面 的 な 農 村 の 性 質 を 踏 まえた 開 発 が 実 施 されるようになったのは 社 会 開 発 の 重 要 性 が 認 識 されるようになってからである その 点 において 日 本 農 村 の 生 活 改 良 普 及 事 業 において 生 産 と 生 活 は 車 輪 の 両 輪 と 表 現 されていたことは 農 村 開 発 の 多 面 性 に 注 目 していたという 点 で 先 進 的 な 試 みでもあったといえよう 労 働 の 対 価 として 賃 金 ではなく 食 料 で 支 払 うことで 貧 困 層 の 食 の 確 保 を 目 的 とした 事 業 ( 国 連 世 界 食 料 計 画 年 1 月 アクセス) 野 田 (2003) エンパワーメントを 評 価 することの 恣 意 性 については 佐 藤 (2005) 参 照 佐 藤 (2005) 鈴 木 (2006) 小 國 (2005) 7

20 背 景 でも 述 べたように 農 村 開 発 の 軌 跡 は 時 代 ごとに 異 なったアプローチに 基 づいて 実 施 されてきた 1950 年 代 から 1960 年 代 にかけては 世 界 的 に 食 料 が 不 足 しており とりわけ 途 上 国 では 大 規 模 な 飢 饉 が 脅 威 となっていた したがって 世 界 的 に 食 糧 増 産 と 生 産 性 の 向 上 が 急 務 とされた そしてその 象 徴 的 な 取 り 組 みが 奇 跡 の 米 と 言 われた IR-8 のよう な 高 収 量 品 種 の 開 発 を 契 機 とする 緑 の 革 命 であった 緑 の 革 命 は アジア 地 域 の 食 料 生 産 を 飛 躍 的 に 向 上 させ 飢 饉 の 脅 威 を 著 しく 低 減 させた だが 肥 料 や 農 薬 などの 近 代 農 業 技 術 の 導 入 を 前 提 としたため これらにアクセスが 可 能 な 地 域 や 農 民 と アクセスができ ない いわゆるマージナルな 地 域 や 農 民 との 間 での 地 域 間 と 階 層 間 格 差 を 生 み 出 すことに もなった 1970 年 代 には 緑 の 革 命 のような 技 術 革 新 による 農 業 開 発 の 考 え 方 とはむし ろ 対 極 にある 所 得 分 配 の 側 面 にも 注 意 を 向 ける 総 合 的 な 取 り 組 み を 目 指 した 総 合 農 村 開 発 (Integrated Rural Development Program/Project: IRDP)が 実 施 されるようになる その 後 1980 年 代 には 政 府 の 失 敗 の 是 正 を 目 的 とした 構 造 調 整 政 策 により 農 村 にお いても 市 場 自 由 化 政 策 の 導 入 が 推 し 進 められ 農 業 金 融 機 関 などの 政 府 系 機 関 や 専 売 公 社 などの 統 廃 合 や 民 営 化 が 推 し 進 められた 28 つまり 過 去 半 世 紀 にわたり 開 発 協 力 の 実 践 者 達 は 農 業 と 農 村 開 発 のために 様 々なアプローチを 試 みてきたといえよう 参 加 型 開 発 の 普 及 と 外 部 者 の 役 割 参 加 型 開 発 の 手 法 のひとつである PRA(Participatory Rural Appraisal)は 簡 易 社 会 調 査 法 である RRA(Rapid Rural Appraisal)を 起 源 としている しかし 両 者 の 内 容 自 体 にそれほど 大 きな 変 更 点 があったわけではなく むしろ RRA は 情 報 の 収 集 を 目 的 とし ているのに 対 し PRA は 参 加 者 の 学 びにあるとされている 29 そのため PRA は 学 び という 本 質 をより 強 調 するために PLA(Participatory Learning and Action)とも 呼 ばれ ている 30 これまで 外 部 者 が 中 心 的 役 割 を 担 ってきた 技 術 移 転 においては 技 術 の 習 得 に 必 要 な 学 習 内 容 自 体 が 重 視 されていたのに 対 し 参 加 型 開 発 の 文 脈 では 技 術 移 転 のプロセスにお ける 受 益 者 の 学 ぶ 機 会 そのものが 重 視 されるようになったと 言 えよう そして 住 民 が 学 ぶという 点 において 援 助 として 提 供 される 外 部 資 源 を 後 ろ 盾 として 失 敗 する 学 習 機 会 の 重 要 性 も 指 摘 されている 31 ここで 小 國 は 伝 統 的 な 農 村 がグローバルな 世 界 の 動 きに 翻 弄 される 現 代 において よりよい 生 活 のために 必 要 な 技 術 の 適 正 さや 未 知 の 経 験 に 対 する 住 民 のニーズを 見 極 めることは 住 民 自 身 にとっても 困 難 だとしている そのため 失 敗 しても 生 活 を 続 けられる 余 裕 を 支 援 することで 新 たな 課 題 に 挑 戦 す る 機 会 の 提 供 が 外 部 者 の 役 割 として 重 要 だとしている さらに 参 加 型 開 発 における 住 民 の 学 習 習 得 のプロセスは エンパワーメントという 言 葉 で 語 られることも 多 い エンパワー メントとは 力 を 付 与 するという 意 味 だが 開 発 の 文 脈 においてはその 構 成 要 素 として 当 事 者 の 気 づき 主 体 的 意 欲 といった 心 理 的 変 化 がエンパワーメントの 達 成 のために 大 斎 藤 (2005)pp Chambers(1997) プロジェクト PLA(2000) 小 國 (2007) 8

21 きな 役 割 を 果 たし 外 部 者 の 機 会 付 与 によって 当 事 者 が 能 力 開 発 / 能 力 開 花 を 経 験 す ることが エンパワーメントのための 中 核 的 な 課 題 であると 指 摘 されている 32 このように 外 部 者 の 役 割 は 教 えること から 共 に 学 ぶこと 資 源 を 与 えること から 機 会 を 提 供 すること へと 変 わったといえる 参 加 型 農 村 開 発 参 加 型 開 発 が 主 流 となった 背 景 には 人 間 中 心 への 開 発 というパラダイムの 変 化 が あったことは 先 に 述 べたとおりである 農 村 においても BHN の 充 足 を 図 る 教 育 や 保 健 や 基 本 的 人 権 としての 女 性 の 地 位 向 上 と 開 発 への 参 加 といった 分 野 に 相 対 的 に 多 くの 資 源 が 投 入 されるようになった これら 社 会 セクターへの 投 資 は 人 的 資 源 への 投 資 を 意 味 した このような 文 脈 の 中 で 外 部 資 源 とその 対 象 先 である 受 益 者 住 民 を 繋 げ より 住 民 の 目 線 に 立 った 開 発 のために 住 民 の 声 を 引 きだすファシリテーターの 役 割 が 重 要 視 されるよう になり 社 会 セクターの 開 発 プロジェクトにファシリテーター 研 修 などのプログラムが 積 極 的 に 取 り 込 まれるようになった つまり 社 会 セクターにおける 参 加 型 開 発 では これ までのような 外 部 から 知 識 や 技 術 を 与 える のではなく 現 地 にある 適 切 な 知 識 や 技 術 を 引 き 出 す 人 材 の 供 給 が 外 部 者 の 役 割 として 重 視 されるようになった 33 同 様 にコミュ ニティ 型 インフラ 事 業 においても 参 加 型 開 発 との 融 合 を 図 るようになった 34 多 くのイ ンフラ 事 業 が 住 民 参 加 を 謳 い 計 画 や 運 営 面 における 住 民 の 参 加 が 実 現 した しかし イ ンフラ 事 業 の 多 くを 占 める 公 共 財 の 供 給 において その 開 発 と 運 営 管 理 の 意 思 決 定 主 体 は 依 然 として 政 府 や 援 助 機 関 であることに 留 意 が 必 要 である 一 方 で インフラ 事 業 におい ては 住 民 がプロジェクト サイクル 全 般 に 参 加 することによって モノとしての 機 能 だ けでなく 受 益 地 域 内 に 信 頼 をベースとした 多 くの 機 能 的 組 織 が 形 成 され 効 果 を 発 揮 する 成 果 すなわち 受 益 地 内 における 社 会 関 係 資 本 の 形 成 といった 効 果 も 評 価 されるように なった 農 村 開 発 における 新 しい 潮 流 参 加 型 開 発 と 農 村 金 融 農 村 開 発 に 参 加 型 開 発 のコンセプトが 取 り 込 まれて 技 術 支 援 やインフラ 支 援 が 受 益 者 住 民 の 目 線 により 近 づくようになっても カネ( 融 資 )の 支 援 が 農 村 貧 困 層 の 人 々に 直 接 届 くことは 少 なく 貧 困 層 への 信 用 供 与 ( 融 資 )は 成 立 しないという 認 識 はグラミン 銀 行 が 成 功 する 以 前 に 流 布 していた 一 般 的 な 見 解 であった 貧 困 層 の 人 々は 外 部 から 投 入 さ れる 資 金 を 管 理 し 再 生 産 活 動 に 効 率 的 に 生 かし 余 剰 をもって 返 済 する 能 力 が 備 わって いないが 故 に 貧 困 なのである すなわち 信 用 供 与 に 値 する 能 力 がなく たとえ 能 力 があっ たとしてもそれが 機 能 する 環 境 が 貧 困 層 地 区 には 整 っていない と 一 般 的 に 認 識 されてい 佐 藤 (2005) ファシリテーターとしての 役 割 については 太 田 (2007)を 参 照 吉 田 (2007b)はインフラを 受 益 者 が 直 接 的 にその 計 画 建 設 管 理 運 営 に 参 画 可 能 な 地 域 独 占 型 インフラと 広 域 的 でネットワーク 形 成 によってその 効 果 が 発 揮 されるネットワーク 型 インフラに 分 類 している 吉 田 福 田 (2007) 9

22 たのである しかし 2006 年 にノーベル 平 和 賞 を 受 賞 したグラミン 銀 行 は 貧 困 層 への 融 資 を 通 じて 貧 困 層 の 生 活 を 支 援 するだけでなく その 収 益 からグラミン 銀 行 自 身 も 経 済 的 に 自 立 するという 難 題 を 克 服 している そしてグラミン 銀 行 の 成 功 を 受 け 多 くの 援 助 機 関 がマイクロファイナンスを 農 村 開 発 の 手 法 として 取 り 込 んでいった とはいえ これ まで 大 規 模 なプロジェクトを 中 心 に 取 り 扱 ってきた 援 助 機 関 に 一 人 当 たり 数 ドルという 小 口 貸 付 けは 馴 染 みにくいものであり その 多 くは 草 の 根 支 援 を 得 意 とする NGO に 委 託 する 方 法 を 取 った 一 方 NGO 側 においても マイクロクレジット 36 を 実 施 すればドナー から 資 金 を 獲 得 しやすいという 思 惑 から 37 彼 ら NGO 自 身 の 資 金 管 理 運 営 能 力 が 不 足 し ているにも 関 わらず 参 入 することも 多 くみられ NGO 仲 介 によるマイクロクレジット 事 業 が 失 敗 していった 例 も 少 なくない 38 しかし 成 功 が 難 しいといわれていた 農 村 金 融 にお いて 成 功 したグラミン 銀 行 は 農 村 貧 困 層 の 人 々やコミュニティが 持 つ 潜 在 的 な 能 力 の 可 能 性 を 発 見 し 活 用 した 画 期 的 な 出 来 事 であったと 言 えよう この 成 功 を 参 加 型 と 外 部 者 の 役 割 という 切 り 口 で 見 ると 次 に 述 べるように 極 めて 重 要 な 示 唆 を 有 している すなわち マイクロファイナンスの 支 援 形 式 は なかば 強 制 的 なグループ 形 成 と 彼 らの 連 帯 責 任 を 中 核 とした 相 互 協 力 支 援 監 視 の 仕 組 みにもとづく 信 用 創 造 である ここで は 融 資 額 や 返 済 計 画 などはかなり 外 部 からの 指 導 介 入 を 含 むもので 必 ずしも 全 てが 主 体 的 な 参 加 型 アプローチとは 言 い 切 れず 受 益 者 住 民 による 形 式 的 な 参 加 の 意 味 合 いがあ ることも 事 実 である この 形 式 的 な 参 加 という 点 については 一 般 の 参 加 型 アプローチに よる 多 くの 開 発 プロジェクトも 同 様 である ここで 強 調 しておきたいのは マイクロファ イナンスとそれ 以 外 の 参 加 型 開 発 事 業 はどちらも 貧 困 層 の 人 々も 適 切 な 機 会 と 資 源 が 提 供 されれば 自 力 で 貧 困 から 脱 却 する 潜 在 的 能 力 がある ということを 基 本 仮 説 とし ていることである 農 村 金 融 が 機 能 しない 理 由 そもそも 今 まで 途 上 国 における 農 村 金 融 が 機 能 しないと 考 えられてきた 理 由 として 以 下 の 点 が 挙 げられる 第 一 に 融 資 を 受 ける 際 に 担 保 が 必 要 になるが その 担 保 は 土 地 や 家 屋 であることが 多 い しかし 借 り 手 にとって 価 値 のある 土 地 も 貸 し 手 にとってはほと んど 価 値 をもたないため 資 産 価 値 が 低 く 見 積 もられてしまう 第 二 に 貸 し 手 の 農 業 に 対 する 知 識 が 十 分 でないと 事 業 の 有 望 性 が 判 断 できない 第 三 に 企 業 のような 帳 簿 が 存 在 しないため 農 業 の 現 状 を 把 握 することが 困 難 である 第 四 に 借 り 手 が 散 在 してい るために 資 金 の 用 途 や 進 捗 状 況 を 逐 一 監 視 することに 大 きなコストがかかる 第 五 に 途 上 国 の 農 民 は 貧 困 層 であることが 多 く 返 済 能 力 に 乏 しいと 考 えられている 第 六 に 農 民 が 必 要 とする 種 子 や 肥 料 はタイミングが 重 要 であるため 適 切 な 時 期 に 対 応 しないと 融 資 自 体 に 価 値 がなくなってしまう 39 このように 農 村 における 金 融 サービスは その 価 値 を 認 められながらも 実 行 が 困 難 な 事 業 であった マイクロクレジットとは 信 用 の 低 い 人 を 対 象 に 小 口 融 資 を 行 うことで 融 資 を 受 けるための 担 保 がない 人 へ の 金 融 サービスを 総 称 してマイクロファイナンスと 呼 ぶ このような 現 象 は 参 加 型 開 発 の 手 法 である PRA が 注 目 されたときにも 起 きており 参 加 型 と 銘 打 たれたプロ ジェクトが 増 加 した 背 景 と 同 様 である 吉 田 岡 本 (2004) 高 木 (2005) 10

23 Box 2 1 貯 蓄 できない 農 民 いざという 時 の 貯 えがないという 脆 弱 性 はまさに 貧 困 そのものでもあるが ザンビアで は 銀 行 の 口 座 管 理 手 数 料 が 貯 蓄 という 行 動 を 妨 げている 農 村 にはまず 金 融 機 関 サー ビスがほとんどないため 郡 の 中 心 の 銀 行 まで 出 向 く 必 要 がある このコスト(invisible transaction cost)は 労 働 機 会 の 喪 失 に 伴 う 費 用 交 通 費 用 さらに 書 類 作 成 が 不 慣 れな 農 民 にとっては 他 人 に 依 頼 するための 費 用 などとなる これらの 費 用 を 貯 蓄 利 息 による 便 益 と 比 較 すると 貯 蓄 は 合 理 的 な 選 択 とはならないことが 多 い 加 えて 口 座 開 設 費 用 と 口 座 維 持 手 数 料 が 引 かれていくため 銀 行 に 行 って 貯 金 するほど 費 用 と 維 持 費 用 がかり 総 額 が 減 っていくという 本 末 転 倒 の 事 態 に 陥 る しかし 村 の 中 で 大 金 を 所 有 しても 盗 難 のリ スクは 高 いため( 家 畜 も 盗 まれる) 結 局 貯 蓄 ではなく 消 費 性 向 が 高 まることになる PaViDIA でも 貯 蓄 と 再 投 資 の 重 要 性 が 謳 われているが ここにも 農 村 における 金 融 サービ スの 困 難 性 が 垣 間 見 える 制 度 的 革 新 グラミン 銀 行 は 創 始 者 であるモハメド ユヌスが 仲 買 人 に 中 間 搾 取 されながらも 竹 細 工 作 業 に 従 事 している 女 性 に 材 料 購 入 費 を 貸 し 与 えたことが 始 まりである そして そ の 背 景 には どんなに 貧 しくても 人 には 何 らかの 技 能 があり それを 資 本 化 して 事 業 を 起 こす 企 業 家 精 神 が 必 ずある という 考 えが 存 在 する この 貧 しい 人 はできる という 仮 説 は チェンバースが 主 張 する 参 加 型 開 発 の 概 念 と 共 鳴 する 部 分 が 多 い しかしバング ラデシュの 事 例 から 藤 田 は こうした 企 業 家 精 神 に 富 む 者 は 全 体 のごく 一 部 に 限 られてお り 外 部 者 の 意 図 通 りに 収 入 創 出 事 業 に 投 資 されてはいないという むしろグラミン 銀 行 が 成 功 したのはこの 貧 困 層 は 適 正 な 条 件 で 資 金 を 得 られればそのほかの 援 助 なしに 生 産 的 な 自 己 雇 用 機 会 を 生 み 出 すことができる という 仮 説 ではなく これを 否 定 した 制 度 的 革 新 にあったと 指 摘 している 40 実 際 に 相 互 監 視 体 制 毎 週 返 済 システム 村 内 業 務 シ ステムの 導 入 といったグラミン 銀 行 によって 実 施 された 仕 組 みは 貧 困 層 の 自 主 性 を 制 限 する 代 わりに 融 資 事 業 の 持 続 性 の 前 提 となる 高 い 資 金 回 収 率 を 実 現 している しかし これらの 制 約 があるにしろ グラミン 銀 行 がバングラデシュの 貧 困 層 に 与 えた 効 果 は 大 き い 41 むしろグラミン 銀 行 が 借 り 手 に 与 えた 外 部 からの 制 約 があったからこそ 農 村 金 融 が 機 能 (リサイクル)し その 結 果 多 くの 農 民 が 融 資 を 受 ける 機 会 を 獲 得 したともいえる さらにグラミン 銀 行 の 貧 困 削 減 メカニズムについて 藤 田 は 次 のように 考 察 している 最 初 は 自 家 労 働 を 中 心 とした 低 リスク 低 収 益 の 収 入 創 出 事 業 を 実 施 しながら 資 金 を 蓄 積 す る そして 徐 々に 家 畜 購 入 や 土 地 の 質 受 けなどの 資 産 形 成 に 向 かい 資 産 に 余 裕 ができる と 低 リスク 低 収 益 事 業 から 撤 退 して 高 リスク 高 収 益 の 事 業 へ 向 かうことが 理 念 的 なモ デルであると 推 察 している つまり 収 入 創 出 事 業 を 通 じた 貧 困 削 減 メカニズムには 資 本 形 成 の 程 度 に 伴 って 参 加 者 による 合 理 的 な 事 業 の 選 択 とリスク 管 理 が 存 在 したのである これ 以 外 に 徹 底 した 個 人 主 義 と 行 政 機 構 との 決 別 を 成 功 要 因 として 指 摘 している( 藤 田 (2003)) 一 方 グラミン 銀 行 の 限 界 として 金 融 の 制 約 が 必 ずしもボトルネックになっていないこと 企 業 家 精 神 をもっ た 真 に 運 転 資 金 を 必 要 としている 人 をターゲットにしていないため 農 村 経 済 の 牽 引 力 になり 得 ていないこ と 連 帯 責 任 性 のため 最 貧 困 層 が 排 除 される 可 能 性 が 高 いことを 挙 げている 11

24 2 4 問 いと 仮 説 のまとめ 問 いと 仮 説 以 上 の 議 論 を 踏 まえて 本 研 究 では 事 業 の 持 続 性 が 成 果 として 期 待 されている 参 加 型 開 発 において なぜ 参 加 型 によって 住 民 が 自 ら 選 んだ 事 業 にも 関 わらず 事 業 が 持 続 しない のかということを 本 研 究 の 主 要 課 題 すなわち 問 い(research question) とする 参 加 型 開 発 の 基 本 的 な 概 念 である 主 体 性 の 深 化 は 学 びによるエンパワーメントや 自 己 責 任 による 持 続 性 といった 副 次 的 効 果 を 期 待 している 42 しかし エンパワーメントを 目 指 した 学 びは 外 部 資 源 を 担 保 にして 行 う 失 敗 する 学 習 機 会 提 供 の 重 要 性 が 外 部 者 の 役 割 として 指 摘 されていること 43 や 主 体 的 に 参 加 しないという 意 思 決 定 を 行 った 場 合 は 参 加 型 の 理 念 が 達 成 されたともいえること 44 から 事 業 の 非 持 続 性 をプロジェクトの 失 敗 と 結 論 づけることが 妥 当 ではない 場 合 が 想 定 できる 上 記 のように 参 加 型 開 発 の 持 つ 多 面 性 に 依 拠 しての 主 体 性 の 尊 重 が 参 加 型 開 発 における 事 業 の 持 続 性 を 阻 害 する 可 能 性 をもつと 考 えられる また で 指 摘 したように 必 ずしも 住 民 の 参 加 における 自 由 度 の 高 さが 持 続 性 に 結 びつくわけではなかった つまり 参 加 という 手 法 を 用 いたときに 期 待 されている 事 業 の 持 続 性 が 現 れないのは 参 加 型 開 発 がもつ 学 びを 通 じたエンパワーメント と 事 業 の 持 続 性 が 相 反 するためで ある 事 業 の 持 続 性 が 参 加 型 開 発 の 前 提 である 当 事 者 の 主 体 性 に 起 因 するため 参 加 の 促 進 だけでは 持 続 性 を 阻 害 する 要 因 を 解 消 することができない むしろ 外 部 者 の 制 度 的 介 入 によってその 矛 盾 ( 阻 害 要 因 )に 適 切 に 対 応 することが 可 能 であり そのような 外 部 者 の 役 割 が 持 続 性 のために 必 要 である ということが 本 研 究 における 仮 説 である 仮 説 の 意 義 参 加 型 開 発 が 機 能 しない 理 由 として その 表 面 的 な 手 法 を 真 似 ただけのプロジェクトが 多 く 形 だけの 参 加 になってしまっているからであるといわれている 45 しかし グラミ ン 銀 行 の 例 は PRA のような 参 加 型 手 法 が 示 している 当 事 者 が 問 題 を 発 見 し 解 決 方 法 を 導 くという 参 加 の 形 態 ではない むしろ 多 くの 制 約 があるにも 関 わらず 住 民 が 主 体 的 に 参 加 していると 捉 えることできる そしてその 制 約 は 不 可 能 といわれた 農 村 金 融 事 業 を 自 立 的 に 運 営 するための 持 続 性 に 焦 点 が 当 てられている このように 参 加 型 開 発 プロジェクトにおいても その 問 題 が 参 加 の 質 や 量 にあるのではなく プロジェクト 実 施 における 制 度 や 仕 組 みに 着 目 する 必 要 があるということを 提 起 することが 本 仮 説 の 意 義 である 他 にも 社 会 関 係 資 本 の 形 成 など 様 々な 副 次 的 効 果 が 指 摘 されているが ここではこの 二 つに 限 定 して 議 論 を 進 める 小 國 (2007) 野 田 (2003) Chambers(1997) 12

25 3.アフリカの 貧 困 とザンビアの 農 村 問 題 3 1 アフリカの 貧 困 と 農 村 アフリカの 貧 困 問 題 1980 年 代 アフリカの 経 済 の 停 滞 に 伴 い 国 際 通 貨 基 金 (International Monetary Fund: IMF)を 中 心 に 実 施 された 構 造 調 整 政 策 は 多 額 の 融 資 と 引 き 換 えに 改 革 を 迫 るものであっ たが 十 分 な 成 果 を 上 げることはできなかった そして 1990 年 代 に 入 ると アフリカの 巨 額 な 累 積 債 務 の 問 題 が 深 刻 になってきた 1990 年 代 は 貧 困 問 題 や 人 間 の 安 全 保 障 といっ たアジェンダが 開 発 の 潮 流 を 占 めるようになっていたが アフリカの 重 債 務 国 には その ような 政 策 を 実 施 する 財 政 的 な 余 裕 はなかった また アフリカの 累 積 債 務 の 問 題 は 援 助 国 側 にとっても 無 視 できない 課 題 であった アフリカへの 援 助 として 多 額 の 資 金 を 投 入 しても 債 務 の 返 済 のために 再 びアフリカから 流 出 してしまうという 問 題 であった また 世 界 全 体 におけるアフリカの 貧 困 問 題 も 深 刻 であった 1993 年 から 2002 年 の 10 年 間 にアフリカと 南 アジア 地 域 では 貧 困 問 題 は 減 少 の 様 子 が 見 られない 46 また 国 連 開 発 計 画 (United Nations Development Programme: UNDP) の 人 間 開 発 報 告 2004 では 人 間 開 発 指 数 (Human Development Index: HDI) 下 位 35 ヵ 国 のうち 32 ヵ 国 がアフリカ 諸 国 であった 47 そこで 1999 年 に 世 界 銀 行 は 重 債 務 貧 困 国 債 務 救 済 イニシアティブ(Heavily Indebted Poor Countries [HIPC]Initiative)を 打 ち 出 した このイニシアティブにより 重 債 務 国 は 貧 困 削 減 戦 略 文 書 (Poverty Reduction Strategy Paper: PRSP)の 作 成 を 前 提 に 債 務 から 救 済 されることになった このため 世 界 銀 行 を 始 めとする 援 助 機 関 も この 貧 困 削 減 戦 略 文 書 の 方 針 に 合 わせた 援 助 を 行 うことになり MDGs と 併 せて 貧 困 削 減 がアフ リカにおける 開 発 の 最 優 先 課 題 として 扱 われるようになった アフリカ 農 村 社 会 の 特 徴 アフリカはもともと 人 口 流 動 性 の 高 い 地 域 であったが 経 済 の 発 展 に 従 って 農 村 の 余 剰 労 働 力 が 都 市 にも 流 れるようになった しかしアフリカの 出 稼 ぎ 民 の 特 徴 は 農 村 との 絆 を 維 持 してきたことである そのため 都 市 の 人 口 は 急 激 に 膨 張 したが 都 市 に 定 住 する 人 口 の 増 加 は 限 定 的 であり 本 来 都 市 が 担 うはずの 社 会 保 障 機 能 の 一 部 は 農 村 に 維 持 され たままだった つまり 農 村 の 平 等 社 会 という 性 質 が 都 市 出 稼 ぎ 民 のセーフティネットの 役 割 を 果 たしてきたのである 48 そのためアフリカにおける 農 村 の 安 定 は 農 村 だけでなく 都 市 の 貧 困 問 題 にも 密 接 に 関 わるものである また アフリカ 諸 国 では 1990 年 代 頃 からマイクロファイナンス 事 業 を 積 極 的 に 取 り 入 れるようになった しかし マイクロファイナンスの 成 功 モデルであるグラミン 銀 行 はア ジアの 風 土 で 成 功 したものであり その 社 会 文 化 環 境 や 農 民 の 行 動 規 範 の 違 いなどからア World Bank(2007) UNDP(2004) 峰 (1999) 13

26 フリカにおいては 運 営 が 難 しいものであった アジアではマイクロファイナンスの 恩 恵 を 受 けている 会 員 数 がすでに 8,000 万 人 に 達 しているのに 対 し アフリカでは 700 万 人 に 留 まる 49 その 背 景 として アフリカのマイクロファイナンス 機 関 が 組 織 の 財 務 健 全 化 を 重 視 するあまり 本 来 マイクロファイナンスが 対 象 とするはずであった 貧 困 層 を 排 除 してし まったことが 挙 げられている また アフリカの 地 域 性 が アジアで 成 立 したグラミン 銀 行 方 式 をそのまま 適 合 することを 困 難 にしたとも 言 われている 50 アフリカ 農 村 では 持 てるものは 持 たざるものの 求 めに 応 じて 分 け 与 えなくてはいけないという 基 本 的 な 行 動 規 範 が 浸 透 しているため 富 の 再 分 配 による 平 準 化 機 構 が 強 く 働 く この 農 村 における 平 準 化 規 範 は 効 率 性 と 収 益 性 によってもたらされる 所 得 格 差 を 促 進 する 融 資 事 業 に 対 して 阻 害 要 因 として 関 わってくると 想 像 できる アフリカでは 黒 魔 術 と 称 される 呪 い を 恐 れる 人 が 多 く 妬 みにより 引 き 起 こされる 呪 いへの 恐 怖 心 がこの 平 準 化 行 動 規 範 を 支 えて いるともいわれている 51 また ザンビア 北 部 のベンバの 村 における 女 性 への 化 学 肥 料 ローンの 返 済 の 調 査 による と 最 終 的 な 返 済 率 が 65% 程 度 で 全 額 返 済 しなかった 女 性 が 結 局 得 をするという 事 態 になったにもかかわらず 返 済 しなかったのは 生 存 のためには 当 然 として 正 しい 行 為 であると 全 額 返 済 した 女 性 から 評 価 を 受 けたという 結 果 もある この 背 景 を 杉 山 は より 多 くを 持 つものがより 多 くを 出 す という 考 えが 基 本 になっているからだと 指 摘 している が このような 事 例 は 本 研 究 の 対 象 事 例 プロジェクトにおいても 観 察 されており 融 資 事 業 の 難 しさを 如 実 に 物 語 っている 結 局 のところ 融 資 とは 自 己 資 金 の 不 足 を 他 から 借 用 することでより 大 きな 利 益 をあげるという 性 質 を 持 つため それが 農 村 の 貧 困 からの 脱 却 という 意 図 を 持 っていたとしても 現 状 の 維 持 を 目 指 す 農 村 の 平 準 化 規 範 とは 馴 染 まない 部 分 があることに 留 意 しておきたい 3 2 ザンビアの 概 況 ザンビアの 概 要 ザンビアは 国 土 面 積 75 万 2,000 平 方 km 人 口 1,190 万 人 のアフリカ 中 南 部 に 位 置 する 内 陸 国 である 1964 年 にイギリスから 独 立 し 北 ローデシアからザンビアの 名 称 に 変 わった 主 要 産 業 は 銅 であり 1970 年 代 初 頭 までの 銅 ブームにより 急 激 な 成 長 を 遂 げたが その 後 の 銅 価 格 の 下 落 に 伴 いザンビア 経 済 は 停 滞 した 近 年 の 銅 価 格 の 高 騰 に 伴 い 再 びザン ビア 経 済 は 回 復 傾 向 にあるが 銅 資 源 に 依 存 した 脆 弱 な 経 済 体 制 には 課 題 が 多 い 一 方 ザンビアは 独 立 以 来 内 戦 の 経 験 もなく 1991 年 の 社 会 主 義 一 党 制 から 複 数 政 党 制 への 移 行 も 平 和 裡 に 行 われた 2001 年 から 民 主 化 と 市 場 メカニズムの 促 進 を 進 めた チルバ(Chiluba) 政 権 を 引 き 継 いだムワナワサ(Mwanawasa)は チルバ 政 権 時 代 の 汚 職 の 追 放 と 貧 困 削 減 に 取 り 組 んでいるが いまだ 8 割 以 上 の 人 々が 1 日 1 ドル 以 下 の 生 活 を 余 儀 なくされている The Micro Credit Summit Campaign(2005) 高 梨 (2006) 杉 山 (2001) 14

27 3 2 2 ザンビアの 農 業 政 策 ザンビアは 1964 年 の 独 立 以 後 1970 年 代 前 半 までは 銅 ブームによる 好 景 気 を 迎 えた しかし その 後 銅 の 国 際 価 格 の 下 落 でザンビア 経 済 が 停 滞 したことにより 銅 モノカル チャーからの 脱 却 が 求 められ 農 業 重 視 の 政 策 に 転 換 した そして 社 会 主 義 政 権 のもと 農 村 への 優 遇 政 策 が 実 施 された 政 府 は 種 子 と 化 学 肥 料 に 補 助 金 を 支 給 し メイズの 生 産 者 価 格 を 一 律 にするという 政 策 により メイズの 増 産 が 進 められた この 政 策 により 特 に 都 市 から 離 れた 遠 隔 地 においてメイズの 生 産 が 高 まったが 市 場 メカニズムを 無 視 した この 政 策 は 後 にザンビアの 財 政 を 圧 迫 することになった しかし この 政 策 は 貧 困 層 の 8 割 が 農 村 にいるザンビアでは 都 市 と 農 村 の 格 差 を 是 正 するという 社 会 的 公 正 の 確 保 と しての 機 能 も 果 たしていた 52 また 農 村 優 遇 政 策 として 政 府 主 導 による 農 村 融 資 も 実 施 されていたが 返 済 率 は 低 く 農 業 振 興 という 政 府 の 試 みは 十 分 に 成 果 を 残 すことができ なかった 53 Box 3 1 農 村 融 資 の 行 く 末 社 会 主 義 政 権 時 代 の 農 村 優 遇 政 策 を 知 る 農 民 によると この 融 資 制 度 は 農 民 にとって 贈 与 と 同 義 として 捉 えられていた 融 資 という 名 目 で 現 金 を 受 け 取 ると そのお 金 で 肥 料 などの 農 業 資 材 を 購 入 するのではなく 首 都 にある 高 級 ホテルに 向 かい 一 夜 限 りの 贅 沢 を 楽 しんだという 話 もある その 後 農 業 省 の 予 算 の 削 減 と 農 民 への 融 資 システムの 破 綻 により 現 在 では 積 極 的 に 農 業 へ 投 資 を 行 いたい 場 合 であっても 融 資 を 受 けることが 困 難 になっているという (kalimansenga 村 のインタビューより) 1980 年 代 の 農 業 政 策 は 構 造 調 整 政 策 と 社 会 主 義 政 権 による 独 自 路 線 の 間 で 揺 れ 動 いた 1985 年 から 世 銀 と IMF の 方 針 に 従 い 実 施 したメイズ 補 助 金 の 部 分 的 削 減 が 都 市 部 のメ イズ 価 格 の 高 騰 を 招 いた そのため 都 市 住 民 の 不 満 が 募 り 1986 年 には 暴 動 にまで 発 展 した これにより 翌 年 政 府 は IMF との 取 り 決 めを 破 棄 して 補 助 金 削 減 を 撤 廃 することを 余 儀 なくされた しかし 世 銀 と IMF の 支 援 なしにザンビア 経 済 の 復 興 は 難 しく 1990 年 には 再 び 構 造 調 整 政 策 を 受 け 入 れることとなった 1991 年 の 民 主 化 後 総 選 挙 を 経 て チルバ 政 権 に 変 わり 構 造 調 整 政 策 に 従 った 経 済 金 融 政 策 大 綱 を 策 定 し 1999 年 ま で 一 貫 した 自 由 化 民 主 化 路 線 を 推 し 進 め 政 府 支 出 の 20%を 占 めていたメイズの 直 接 補 助 金 も 撤 廃 されることになる 農 業 協 同 組 合 省 (MACO)の 予 算 は 削 減 され 農 業 研 究 や 普 及 などのサービスも 低 下 し 農 村 を 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 わっていった 54 チ ルバ 政 権 が 進 めた 流 通 の 自 由 化 により 農 業 部 門 に 民 間 企 業 が 参 入 するようになった こ 国 際 協 力 事 業 団 (2000) 1965 ~ 1995 年 の 平 均 農 業 成 長 率 は 1.5%に 過 ぎない 農 業 分 野 だけでなく 教 育 や 医 療 といった 公 共 サービスの 供 給 も 低 下 し 識 字 率 の 低 下 を 招 いた 15

28 れにより これまで 政 府 による 買 い 上 げという 庇 護 を 受 けてきたザンビアの 農 民 も 世 界 的 な 市 場 価 格 の 影 響 を 受 けるようになったのである 55 現 在 農 村 への 公 的 な 支 援 は 農 業 組 合 を 介 した 肥 料 への 補 助 金 と 食 糧 備 蓄 機 構 (Food Reserve Agency)によるメイズ の 買 い 付 けに 限 定 されている 56 一 方 で 農 産 物 流 通 の 自 由 化 は 農 民 に 機 会 も 提 供 した 価 格 や 流 通 が 統 制 されていた 頃 には 必 要 のなかった 農 産 物 価 格 に 応 じた 販 売 戦 略 によっ て より 利 益 を 生 み 出 す 農 民 も 現 れ 始 めた 保 護 政 策 下 では 見 られなかったこうした 篤 農 家 が 農 村 の 新 しいリーダーになっている 例 も 見 られる 57 しかし 1970 年 代 までの 農 村 優 遇 政 策 が 農 村 における 機 能 的 な 共 同 体 の 形 成 を 阻 害 してきたことは 否 定 できない そしてその 後 の 農 作 物 流 通 の 自 由 化 および 現 在 の 政 府 の 乏 しい 支 援 を 背 景 に 農 村 における 共 同 体 の 必 要 性 が 高 まっているといえよう Box 3 2 民 間 企 業 と 農 民 の 関 係 本 研 究 の 対 象 地 では 民 間 企 業 の Dunavant が 農 民 との 直 接 契 約 により 綿 花 の 栽 培 を 実 施 していた 農 民 は 契 約 の 際 に 種 子 や 肥 料 を 後 払 いで 購 入 する 収 穫 された 綿 花 は Dunavant がその 時 の 市 場 価 格 に 基 づいてすべて 買 い 上 げることになっており 農 民 は 受 け 取 り 代 金 から 種 子 や 肥 料 分 を 差 し 引 いた 金 額 を 受 け 取 る 農 民 が 散 在 し 交 通 インフラ が 未 発 達 なザンビアの 農 村 でこの 仕 組 みを 機 能 させているのは Dunavant と 農 民 をつなぐ Distributor と 呼 ばれる 仲 介 役 の 農 民 の 存 在 である 彼 らは 資 材 の 分 配 から 収 穫 された 綿 花 の 回 収 までを 地 域 ごとに 担 当 することで 直 接 契 約 による 綿 花 栽 培 システムを 成 立 させて いるのである しかし 両 者 の 力 関 係 は 決 して 対 等 ではなく 企 業 側 に 価 格 決 定 の 力 がある そのため 近 年 の 綿 花 価 格 の 下 落 による 収 益 の 圧 迫 が 農 民 の 所 得 にしわ 寄 せされていると いう 事 実 も 否 定 できない とはいえ 綿 花 価 格 が 下 落 すると 農 民 は 綿 花 栽 培 用 に Dunavant から 購 入 した 肥 料 を 価 格 が 上 昇 しているメイズに 投 入 し 資 源 の 最 適 化 を 図 っ ている そのため 綿 花 の 収 量 が 減 少 し 綿 花 栽 培 による 利 益 が 肥 料 購 入 代 と 相 殺 されて しまっても 必 ずしも 農 民 の 所 得 が 減 少 するというわけではない また Dunavant は 綿 花 栽 培 農 家 を 対 象 にした 研 修 を 実 施 しており 政 府 の 普 及 員 による 技 術 移 転 が 機 能 しにくい この 地 域 では Dunavant が 農 民 に 対 して 技 術 やその 他 の 情 報 を 提 供 しており 農 民 にとっ てのメリットは 少 なくないともいえる (プロジェクト 対 象 地 の 仲 介 人 へのインタビューより) 調 査 対 象 地 では Dunavant 社 が 農 民 との 直 接 契 約 による 綿 花 栽 培 を 行 っていた 2007 年 にはメイズ 価 格 の 高 騰 により メイズの 買 付 事 業 も 開 始 した 肥 料 の 補 助 金 は 農 業 組 合 への 加 入 が 前 提 となり 購 入 代 金 の 50%が 補 助 される(2006 年 度 からは 60%) メイ ズの 買 上 げも 一 括 購 入 のためコミュニティで 貯 蔵 庫 を 用 意 するか あるいは 貯 蔵 庫 のあるところまで 運 ぶ 必 要 がある 筆 者 が 調 査 したある 村 では 村 長 が 伝 統 的 なリーダーであったが 村 の 運 営 に 関 する 相 談 役 は 市 場 メカニ ズムを 理 解 して 積 極 的 に 活 用 している 篤 農 家 が 担 っていた 16

29 4. 対 象 事 例 と 分 析 の 方 法 対 象 事 例 本 研 究 では JICA の 技 術 協 力 プロジェクトであるザンビア 孤 立 地 域 参 加 型 村 落 開 発 計 画 (Participatory Village Development in Isolated Areas: PaViDIA)を 事 例 研 究 の 対 象 とす る このプロジェクトを 取 り 上 げる 理 由 は 次 の 通 りである このプロジェクトでは 村 落 事 業 を 通 じたエンパワーメントが 意 図 されているが その 一 方 で 持 続 しない 事 業 も 多 く 観 察 されており 理 論 的 考 察 で 述 べてきた 参 加 型 開 発 における 学 習 機 会 の 提 供 とい う 役 割 が 事 業 の 持 続 性 を 阻 害 している 可 能 性 がある 事 例 ととらえられる そしてプロ ジェクト 実 施 者 が 持 続 性 の 問 題 に 対 して 定 期 的 なモニタリングという 制 度 的 な 介 入 を 通 じてその 問 題 の 解 消 を 試 みていることが 本 研 究 における 問 題 意 識 と 合 致 したからである したがって 事 例 分 析 では ザンビアの 村 落 開 発 プロジェクトにおいてなぜ 住 民 自 身 が 主 体 的 に 選 択 した 事 業 が 持 続 性 を 持 てないのか という 問 いを 設 定 する そして 参 加 という 手 法 に 期 待 されている 持 続 性 が 現 れないのは 学 習 機 会 を 目 的 とした 住 民 の 主 体 性 の 拡 大 が 事 業 の 持 続 性 を 阻 害 するものであり その 問 題 は 外 部 者 の 制 度 的 な 介 入 によって 改 善 される と 捉 え これを 本 研 究 の 仮 説 とする この 仮 説 を 検 証 するために 以 下 の 手 順 により 分 析 を 行 う まず 住 民 の 事 業 選 択 の 妥 当 性 を 検 証 する 参 加 型 開 発 では 住 民 が 意 思 決 定 の 場 に 参 加 することで 住 民 のニーズに 適 合 した 事 業 を 可 能 にし ニーズに 適 合 した 事 業 は 持 続 しやすいという 暗 黙 の 認 識 がある しかし 前 章 で 述 べたように 開 発 プロジェクトの 文 脈 では 参 加 型 開 発 も 外 部 者 が 持 ち 込 むものであるため 最 初 の 事 業 選 択 において 住 民 が 事 業 を 選 択 する 基 準 はそれほど 明 確 で はない そこで 住 民 の 事 業 選 択 をニーズとし 住 民 のニーズと 事 業 の 財 務 的 な 持 続 性 の 関 係 性 について 検 証 する 次 に 住 民 自 身 が 選 択 した 事 業 が 持 続 しない 要 因 について 分 析 する 意 思 決 定 段 階 における 住 民 の 参 加 は 住 民 のニーズに 近 づくことで 事 業 の 効 率 性 を 高 め また 住 民 のオーナーシップをより 尊 重 することで 事 業 の 持 続 性 を 意 図 するものである しかし 住 民 が 自 ら 選 んだにも 関 わらず 事 業 が 持 続 しない 場 合 は 当 事 者 の 主 体 性 の 有 無 とは 異 なった 要 因 が 存 在 するといえる そしてその 要 因 に 対 し 外 部 者 の 制 度 的 な 介 入 が 持 つ 役 割 について 考 察 を 行 う 17

30 4 1 プロジェクトの 概 要 ザンビア 孤 立 地 域 参 加 型 村 落 開 発 計 画 (Participatory Village Development in Isolated Areas: PaViDIA) ザンビア 孤 立 地 域 参 加 型 村 落 開 発 計 画 (PaViDIA)では マイクロ プロジェクト(Micro Project: MP)という 住 民 参 加 型 の 総 合 村 落 開 発 事 業 を 実 施 している 参 加 型 開 発 手 法 で あ る PaSViD(Participatory Approach to Sustainable Village Development) 58 をモデルにしたこのプロジェクトでは マイクロ プロジェクト 資 金 を 元 手 にした 収 入 創 出 活 動 (Income Generating Activity: IGA)を 通 じた 村 ぐるみの 持 続 的 な 発 展 を 目 指 している 事 例 対 象 地 域 の 概 要 図 4 1 事 例 対 象 地 Mporokoso 郡 (フェーズⅠ Ⅱ) Luwingu 郡 (フェーズⅠ Ⅱ) Chongwe 郡 (フェーズⅠ パイロット 事 業 ) Lusaka 出 所 :ザンビア 郡 区 分 地 図 59 より 筆 者 加 筆 JICA(2006) Wikipedia 参 照 ( 18

31 PaViDIA フェーズⅠは ルサカ 州 チョングエ(Chongwe) 郡 の 村 落 を 対 象 として 実 施 された( 図 4 1) チョングエ 郡 はルサカ 近 郊 に 位 置 するものの 郡 の 中 心 を 東 西 に 伸 びる 舗 装 道 路 以 外 の 交 通 インフラは 皆 無 である また 雨 季 には 水 没 する 道 路 もあるため 公 共 交 通 機 関 の 利 用 も 容 易 ではない そのため 都 市 へのアクセスが 制 限 されている 地 域 であるといえる ベースラインサーベイ 60 によると この 地 域 ではほとんどが 自 給 自 足 的 な 農 業 を 営 ん でおり 約 8 割 の 世 帯 が 茅 葺 きで 日 干 し 煉 瓦 造 りの 家 に 住 んでいる また 政 府 や NGO が 深 堀 井 戸 の 設 置 を 行 っているが 衛 生 的 な 水 へのアクセスは 3 割 程 度 であり 全 体 の 約 半 数 は 未 整 備 の 浅 掘 りの 井 戸 を 利 用 し 2 割 がため 池 や 小 川 の 水 を 利 用 している トイレ 設 備 については 換 気 口 のついたトイレの 利 用 者 は 1 割 未 満 で 約 8 割 が 露 天 掘 りのトイ レを 利 用 し 1 割 はトイレ 設 備 を 利 用 していない 電 気 を 利 用 することはほとんどなく 太 陽 光 発 電 を 利 用 している 世 帯 は 全 体 の 2%に 満 たない 燃 料 は 薪 か 炭 を 利 用 しているが 伐 採 が 進 んで 薪 の 確 保 が 難 しくなった 上 都 市 部 における 炭 の 価 格 上 昇 に 伴 い 農 村 部 に おいても 燃 料 の 確 保 が 難 しい 状 況 になっている また 貨 幣 経 済 が 浸 透 してきているとはい え 金 融 サービスが 発 達 していないことなどから 世 帯 における 貯 蓄 も 少 ない 政 府 によ る 農 業 振 興 の 補 助 金 制 度 があるものの 化 学 肥 料 の 使 用 率 は 農 民 の 約 3 割 程 度 に 留 まり 収 量 を 上 げる 耕 作 方 法 が 村 落 全 体 に 浸 透 しているとは 言 い 難 い 農 業 における 主 な 問 題 点 は 耕 作 用 の 牛 肥 料 種 子 の 不 足 である そのため インタビュー 回 答 者 の 9 割 が 飢 餓 の 経 験 があると 答 えている この 地 域 は 比 較 的 都 市 に 近 いものの 教 育 医 療 サービス は 十 分 ではなく また 公 共 交 通 および 道 路 などのインフラ 改 善 のニーズが 高 い 2006 年 に 筆 者 が 行 った 村 落 調 査 によって この 地 域 におけるコミュニティの 特 殊 性 が 明 らかになった この 地 域 では 教 会 の 活 動 が 活 発 であり 生 活 単 位 である 村 と 宗 教 的 な 繋 がりである 教 会 のコミュニティは 地 域 的 に 一 致 していないことが 分 かった すなわち 教 会 のコミュニティ 範 囲 が 重 層 的 でひとつの 村 の 中 に 複 数 の 教 会 が 存 在 し その 教 会 には 複 数 の 村 から 信 者 が 通 っていた そのため 所 属 する 教 会 が 異 なる 場 合 は 同 じ 村 に 居 住 し ていても 社 会 的 な 繋 がりが 乏 しいといった 例 も 観 察 された 村 人 へのインタビューによ ると 現 在 村 における 共 同 活 動 は 葬 式 か 学 校 の 修 繕 作 業 に 限 られる 傾 向 があることが 分 かった そのため 村 という 単 位 がコミュニティを 基 盤 とした 機 能 的 な 生 産 活 動 のために は 未 成 熟 だと 言 わざるを 得 ない 地 域 であった また この 地 域 はザンビアの 中 では 比 較 的 に 首 都 からのアクセスの 良 い 地 域 であるため 支 援 がされやすいことも 特 徴 として 挙 げられる しかし この 地 域 の 農 村 開 発 分 野 では 援 助 協 調 が 進 んでいないため 複 数 の 組 織 が 独 自 の 手 法 で 支 援 を 行 っている そのため 住 民 の 援 助 機 関 に 対 する 認 識 は 様 々である 60 Twiza Management Training Centre(2006) 19

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378> 平 成 27 年 度 施 策 評 価 調 書 施 策 の 名 称 等 整 理 番 号 22 評 価 担 当 課 営 業 戦 略 課 職 氏 名 施 策 名 ( 基 本 事 業 ) 商 業 の 活 性 化 総 合 計 画 の 位 置 づけ 基 本 目 主 要 施 策 4 想 像 力 と 活 力 にあふれたまちづくり 商 業 の 振 興 2 施 策 の 現 状 分 析 と 意 図 施 策 の 対 象 意

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