中小企業への環境配慮型企業経営の

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1 中 小 企 業 への 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 の 普 及 アプローチ 2008 年 3 月 新 潟 大 学 大 学 院 現 代 社 会 文 化 研 究 科 氏 名 高 橋 寛 彦

2 序 章 問 題 認 識 と 研 究 課 題... 6 第 1 章 地 球 環 境 問 題 と 企 業 経 営... 7 はじめに... 7 第 1 節 持 続 可 能 な 発 展 までの 歴 史 文 脈... 8 第 2 節 地 球 環 境 問 題 を 巡 る 科 学 的 知 見 の 到 達 点 はじめに エコロジカル フットプリントから 見 た 持 続 可 能 性 IPCC( 気 候 変 動 に 関 する 政 府 間 パネル)による 分 析 (1) 第 1 作 業 部 会 報 告 (2) 第 2 作 業 部 会 報 告 (3) 第 3 作 業 部 会 報 告 MEA2005 による 分 析 RSBS による 分 析 本 節 のまとめ 第 3 節 企 業 社 会 そして 消 費 社 会 はじめに 企 業 社 会 消 費 社 会 本 節 のまとめ 第 4 節 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 とは はじめに 企 業 による 定 義 研 究 者 等 の 定 義 環 境 省 による 定 義 本 節 のまとめ 第 5 節 中 小 企 業 への 普 及 の 不 可 避 性 はじめに 我 が 国 における 中 小 企 業 の 存 在 と 国 際 的 な 傾 向 定 性 的 に 見 た 中 小 企 業 への 普 及 の 不 可 避 性

3 章 のまとめ 第 2 章 環 境 経 営 と 中 小 企 業 はじめに 第 1 節 中 小 企 業 の 基 本 的 な 定 義 第 2 節 中 小 企 業 の 特 性 はじめに 意 思 決 定 における 特 性 市 場 競 争 における 特 性 (1) 構 造 的 な 文 脈 から 見 た 市 場 対 応 力 (2) 価 値 の 文 脈 から 見 た 市 場 対 応 力 経 営 資 源 における 特 性 柔 軟 性 と 専 門 化 企 業 家 的 な 活 動 (Entrepreneurial Activity) 本 節 のまとめ 第 3 節 普 及 理 論 からみた 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 普 及 の 方 向 性 はじめに ロジャースの 普 及 理 論 キャズム クリティカル マスとティッピング ポイント 本 節 のまとめ 章 のまとめ 第 3 章 環 境 経 営 のより 広 範 な 普 及 をめざして はじめに 第 1 節 普 及 に 向 けたインセンティブ はじめに 普 及 理 論 におけるインセンティブ ミクロ 経 済 学 におけるインセンティブ (1)モラル ハザードの 問 題 (2) 逆 選 択 の 問 題

4 (3)インセンティブ 問 題 の 解 決 策 本 節 のまとめ 第 2 節 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 の 普 及 アプローチ はじめに 評 価 の 概 要 制 度 的 規 制 的 アプローチ 規 格 標 準 化 アプローチ サプライチェーン アプローチ 消 費 者 アプローチ 本 節 のまとめ 第 3 節 消 費 者 行 動 への 着 目 はじめに グリーン マーケティング エコロジカル マーケティングとの 関 連 消 費 者 の 意 識 と 行 動 の 乖 離 消 費 者 購 買 意 思 決 定 モデルへの 注 目 AHP について コンジョイント 分 析 本 節 のまとめ 第 4 節 関 与 尺 度 の 活 用 について はじめに 普 及 アプローチのためのマトリクス 関 与 について 関 与 尺 度 について 本 節 のまとめ 第 5 節 実 証 と 検 討 はじめに 調 査 の 概 要 調 査 目 的 分 析 手 順

5 1.3 対 象 商 品 の 検 討 質 問 紙 の 作 成 (1) 質 問 紙 の 構 成 (2)デモグラフィック 属 性 に 関 わる 設 問 (3) 関 与 度 のための 設 問 (4)AHP のための 設 問 (5)コンジョイント 分 析 のための 設 問 プリテスト サンプリング 調 査 の 実 施 調 査 の 結 果 と 分 析 デモグラフィック 属 性 関 与 度 環 境 感 応 度 デモグラフィック 属 性 による 検 証 本 節 のまとめ 本 章 のまとめ 終 章 参 考 文 献

6 序 章 問 題 認 識 と 研 究 課 題 2007 年 5 月 IPCC( 気 候 変 動 に 関 する 政 府 間 パネル)は 第 4 次 の 報 告 書 をま とめ 公 表 した その 詳 細 は 本 論 の 中 で 検 討 することになるが 大 まかに 言 って そこ には 以 前 にも 増 して 地 球 環 境 危 機 が 差 し 迫 ったものになってきており 早 急 に 対 応 が 採 られなければならないとの 認 識 が 示 されている いうまでもなく いま 問 題 とされている 地 球 環 境 問 題 の 基 本 は 拡 大 し 続 けてきた 人 類 の 活 動 が 地 球 というシステムの 受 容 レベルを 既 に 超 え システムそのもの(それはもち ろん 人 類 が 生 存 できるレベルでのシステムということになるが)の 維 持 すら 危 ぶまれる 状 況 に 立 ち 至 りつつあるという 点 にある そしてその 基 調 を 成 すのが 人 口 爆 発 と 経 済 発 展 に 他 ならない 本 論 ではこの 二 つの 要 因 のうち 後 者 すなわち 人 類 の 経 済 活 動 に 焦 点 を 当 て その 最 大 の 担 い 手 である 企 業 の 活 動 に 地 球 環 境 問 題 に 配 慮 した 経 営 ( 以 下 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 という)をより 一 層 普 及 させるための 手 立 てについて 考 察 を 行 なう ところで 企 業 の 活 動 に 目 を 向 けた 場 合 に 忘 れてはならない 存 在 として いわゆる 中 小 企 業 がある わが 国 の 例 をとってみると 事 業 所 数 で97%を 超 え 付 加 価 値 生 産 高 に おいても47% 近 くを 占 めているように その 存 在 の 重 さは 当 然 無 視 できない こうした 状 況 は 多 少 の 程 度 の 差 こそあれ 先 進 各 国 にほぼ 共 通 の 傾 向 と 言 っても 差 し 支 えない したがって 地 球 環 境 問 題 の 局 面 の 重 大 さを 踏 まえたときに この 中 小 企 業 という 領 域 における 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 の 普 及 をどのように 実 現 してゆくかは 極 めて 重 要 な 視 点 と 言 うことになる 本 論 では この 点 を 踏 まえ 企 業 一 般 への 普 及 と 言 うことではなく 中 小 企 業 に 的 を 絞 った 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 の 普 及 を 主 要 なテーマに 据 えて 考 察 を 進 め その 考 察 に 基 づいた 実 証 分 析 を 通 じて 具 体 的 な 普 及 アプローチの 有 効 性 を 明 らかにしてゆくことを 最 大 のね らいとする 6

7 第 1 章 地 球 環 境 問 題 と 企 業 経 営 はじめに 本 論 冒 頭 で 述 べたように 地 球 環 境 問 題 は 人 口 爆 発 と 経 済 発 展 によって 生 起 してきたこ とは 間 違 いがない とすれば その 問 題 解 決 のためには 両 方 の 側 面 に 手 を 打 たなければ ならない この 認 識 に 基 づいて 国 際 的 に 共 通 枠 組 みとして 定 着 しつつあるのが 持 続 可 能 な 発 展 (Sustainable Development) という 理 念 である ひとことで 括 れば この 理 念 は これまで 人 類 の 生 存 を 支 えてきた 拡 大 成 長 路 線 が 既 にその 生 存 基 盤 である 地 球 というシステムの 受 容 限 界 点 をいたる 所 で 超 えており 大 きく その 路 線 を 転 換 させなければ 早 晩 立 ち 行 かなくなってしまうというという 認 識 に 基 づき 少 なくともこれまでにような 拡 大 基 調 の 成 長 ではなく 地 球 システムの 限 界 を 踏 まえた 循 環 型 のタイプに 人 類 の 活 動 を 変 えてゆくことの 中 に 人 類 の 未 来 を 築 こうという 志 を 示 し たものに 他 ならない このことを 人 類 共 通 の 課 題 として 設 定 することは いうまでもなく これまでの 人 間 活 動 をこのコンセプトによって 全 面 的 に 見 直 し 再 構 築 してゆくことを 意 味 している なか でも 現 代 の 経 済 システムそれ 自 体 の 来 し 方 行 く 末 を 問 い その 最 も 重 要 な 担 い 手 たる 企 業 の 活 動 のあり 方 を 見 据 えるとともに 目 指 すべき 方 向 性 を 示 すことは 他 の 何 事 にも 増 して 重 要 であると 言 わざるを 得 ない そこで 本 章 では まず 最 初 にそもそも 持 続 可 能 な 発 展 という 理 念 が 生 み 出 されてき た 背 景 と それが 国 際 的 な 共 通 認 識 としてオーソライズされるまでの 流 れを 整 理 すること を 通 じて それが 何 故 企 業 経 営 の 課 題 となりうるのかを 明 らかにする 次 に 我 々の 社 会 の 持 続 可 能 性 に 関 するいくつかの 科 学 的 な 知 見 について その 代 表 的 なものをいくつか 概 観 し いま 自 分 たちがどこに 立 っているのかを 再 確 認 する また 現 代 社 会 をシステムとして 捉 える 場 合 に 重 要 なキーとなると 考 えられる 企 業 社 会 システムと 消 費 社 会 システムについて 若 干 の 考 察 を 行 い そのシステムの 問 題 点 すなわ ち 再 構 築 のポイントを 明 らかにする その 上 で 持 続 可 能 な 発 展 という 理 念 を 現 実 化 するための 企 業 としての 取 り 組 みを 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 という 名 の 下 に 定 義 することを 試 みたい 最 後 に 以 上 の 考 察 を 踏 まえ 産 業 構 造 の 観 点 から 環 境 配 慮 型 企 業 経 営 の 中 小 企 業 への 普 及 が 不 可 避 で 7

8 あることを 明 らかにしつつ 次 章 につなげてゆく 第 1 節 持 続 可 能 な 発 展 までの 歴 史 文 脈 地 球 環 境 問 題 を 取 り 上 げる 場 合 その 重 要 な 結 節 点 として 1972 年 にスウェーデン のストックホルムで 開 催 された 国 連 人 間 環 境 会 議 と その20 年 後 ブラジルのリオデジ ャネイロで 開 催 された 国 連 環 境 開 発 会 議 いわゆる 地 球 サミットの 二 つが 対 比 される 植 田 (1991)によれば その 違 いは 何 といっても 後 者 においては 地 球 環 境 問 題 への 対 応 について 一 定 の 国 際 的 な 枠 組 みについて 合 意 に 達 することができ 前 者 においては そ れが 十 分 に 叶 わなかったところにあるとされ その 背 景 として 次 の 7 つの 点 が 整 理 されて いる すなわち 1ストックホルム 会 議 当 時 は 先 進 各 国 を 源 とする 局 所 的 な 環 境 汚 染 が 中 心 であったが 1980 年 代 を 通 じて 地 球 規 模 でのより 広 範 な 汚 染 が 進 んだこと 2 成 長 か 環 境 か 開 発 か 保 全 か という 二 律 背 反 的 な 見 方 から 環 境 保 全 を 可 能 にしなが ら 生 活 の 質 を 高 める 経 済 発 展 パターンを 追 求 することへのシフトが 起 きつつあること 3 世 界 経 済 の 不 均 衡 発 展 が 加 速 するとともに 発 展 途 上 国 内 部 における 格 差 拡 大 も 深 刻 化 し 環 境 問 題 が 多 様 化 してきていること 4ストックホルム 会 議 当 時 と 違 い その 後 の 汚 染 発 生 源 の 比 重 が むしろ 急 速 な 工 業 化 を 進 める 途 上 国 の 方 へ 移 ってきていること 5 経 済 の グローバル 化 が 進 む 中 で いわゆる 多 国 籍 企 業 の 意 思 決 定 がローカルレベルでの 環 境 に 好 ましくない 影 響 を 及 ぼすケースが 普 遍 化 してきていること 6 世 界 経 済 に 占 める 日 本 経 済 の 規 模 と 役 割 が 大 きくなり その 存 在 と 深 刻 な 公 害 問 題 やエネルギー 問 題 への 対 応 経 験 に 基 づいた 環 境 問 題 への 貢 献 が 国 際 的 に 注 目 されるようになっていること 7 環 境 保 全 を 求 める 市 民 運 動 や 市 民 意 識 が 国 際 的 な 規 模 で 高 まってきていること 等 が それぞれ 相 互 に 作 用 しながら 国 際 的 な 共 通 認 識 が 形 成 されるレベルまで 達 したというのが その 見 解 で ある おおむね この 捉 え 方 で 妥 当 だとは 思 われるが ただ6については 多 少 自 国 への 思 い 入 れや 過 大 評 価 があるようにも 感 じられ むしろ 北 欧 やドイツをはじめとする 環 境 政 策 に 積 極 的 ないわゆる 環 境 先 進 国 の 存 在 と 貢 献 の 方 を 評 価 すべきなのではないかと 思 われ る 8

9 いずれにしても このような 背 景 の 中 で 1972 年 から 20 年 の 間 に 地 球 環 境 問 題 を 巡 る 国 際 社 会 の 認 識 は より 深 化 を 見 せたことは 間 違 いないが さらにここでは その 深 化 の 象 徴 となるような 出 来 事 として 1987 年 の 国 連 環 境 と 開 発 に 関 する 世 界 委 員 会 (い わゆるブルンラント 委 員 会 )の 報 告 書 を 取 り 上 げておかなければならない この 報 告 書 を 作 成 した 同 委 員 会 は 1983 年 主 に 途 上 国 における 環 境 破 壊 の 深 刻 さを 懸 念 したノルウェー 政 府 によって 国 連 に 提 案 され ノルウェー 政 府 と 他 のOECD 各 国 に よる 資 金 拠 出 のもとに 設 立 を 見 た 組 織 である その 目 的 は 世 界 の 環 境 の 現 状 を 評 価 し 環 境 に 関 する 国 連 システムの 効 率 性 を 点 検 することにおかれ その 後 ノルウェーの 首 相 とな るH.ブルンラントが 委 員 長 を 務 めたことから ブルンラント 委 員 会 という 通 称 で 呼 ばれ ている この 委 員 会 による 3 年 間 の 精 力 的 な 調 査 活 動 を 通 じてまとめられたものが 地 球 の 未 来 を 守 るために ( Our Common Future)であるが その 報 告 書 が 後 に 重 要 な 影 響 を 与 えたのは そこで 持 続 可 能 な 発 展 (Sustainable Development)という 概 念 が 打 ち 出 されたからに 他 ならない その 後 1992 年 のリオデジャネイロの 地 球 サミットにお いて この 考 え 方 が 国 際 的 な 共 通 認 識 としてオーソライズされ 現 在 もなお 広 く 行 き 渡 りつつあることは 周 知 の 事 実 である ところで 訳 者 によっては Development を 開 発 と 訳 す 場 合 もある ウェブスター 英 英 辞 典 によれば 一 義 的 には 開 くこと(unfold) 広 げること(unfurl) とあるの で 開 発 とした 方 がより 原 義 には 近 いのかもしれない またブルンラント 委 員 会 の 主 目 的 が 環 境 問 題 を 扱 うことにあったにもかかわらず 1972 年 のストックホルム 会 議 で.. 先 鋭 化 した 南 北 の 対 立 に 配 慮 し 環 境 と 開 発 に 関 する 世 界 委 員 会 (WCED)とされた エピソードからも 開 発 という 方 が 適 訳 といえるかもしれない しかしながら 開 発 という 言 葉 には 新 しく 創 り 出 す という 面 が 強 調 されてい るように 思 われる 例 えば 森 林 を 例 に 採 った 場 合 森 林 を 開 発 する とは 文 字 通 り 木 を 切 り 倒 し 土 地 を 別 の 目 的 に 転 用 することが 意 図 されているわけで 自 然 環 境 を 破 壊 することが 前 提 となっている これに 対 して 用 語 の 使 い 方 の 良 し 悪 しが あえて 問 われ ないとした 場 合 森 林 を 発 展 させる といえば 森 林 面 積 を 伸 ばしてゆくという 意 味 に なり 開 発 という 用 語 とは 逆 に 環 境 配 慮 が 強 調 されることになる また 技 術 を 例 に 採 ると 別 の 側 面 が 見 えてくる 技 術 を 開 発 する といった 場 合 語 感 としては 新 9

10 しい 技 術 を 生 み 出 すことに 重 きがおかれているように 感 じられるが 技 術 を 発 展 させる とした 場 合 は むしろ 既 存 の 技 術 の 改 良 も 含 めたより 広 い 取 り 組 みが 想 起 される こうしたことからも 分 かるように Sustainable Development を 持 続 可 能 な 開 発 と した 場 合 には その 語 感 がどうしてもより 限 定 的 あるいは 反 対 のものになってしまう 心 配 がある つまり 具 体 的 に 言 えば 先 進 国 であるわが 国 においては 成 長 が 一 定 の 段 階 に 達 しているという 意 味 で 発 展 途 上 国 に 比 べれば 開 発 の 余 地 が 少 ないはずであり 持 続 可 能 な 開 発 といわれても 意 味 合 いとしてはどこか 座 りの 悪 い 所 が 残 ってしまうのでは ないだろうか?もしくは 何 よりも 開 発 という 言 葉 を 充 てることによって 高 度 経 済 成 長 の 中 で 開 発 が 果 たした 負 の 部 分 に 対 するイメージに 引 きずられてしまう 側 面 も 無 視 できないのではないかとも 考 えられる いうまでもなく Sustainable Development という 概 念 の 最 大 の 眼 目 は その 正 式 な 定 義 とされる 将 来 の 世 代 が 自 らの 欲 求 を 充 足 する 能 力 を 損 なうことなく 今 日 の 世 代 の 欲 求 を 満 たすこと からも 分 かるように 世 代 間 の 公 平 公 正 を 図 るところすなわち 持 続 可 能 性 (Sustainability)に 置 かれているはずで 必 ずしも Development にあるわけではな い したがって Development の 訳 し 方 によって その 意 図 するところに 変 化 を 及 ぼす ようなことは 避 けた 方 が 賢 明 である したがって 持 続 可 能 な 発 展 とした 方 が 妥 当 と 思 われる 以 下 本 論 においては Sustainable Development の 概 念 を 持 続 可 能 な 発 展 として 統 一 して 呼 称 することとしたい さて 持 続 可 能 な 発 展 という 概 念 については 上 述 したような 定 義 がブルンラント 委 員 会 自 身 によってなされているが 高 橋 (2005)で 整 理 を 試 みたように その 最 大 の 意 義 は エコノミーとエコロジーの 協 働 関 係 を 意 図 的 に 打 ち 出 したところにあるとは 言 える ものの その 内 容 は 多 領 域 にわたる 極 めて 包 括 的 なものであり 経 営 学 あるいは 産 業 界 の 分 野 でそれをどのように 再 定 義 するかという 課 題 が 残 されている この 点 について Steger(1997)は 次 のように 答 えている すなわち 持 続 可 能 な 発 展 とは 資 源 を 一 定 に 保 つというよりは その 機 能 性 と 生 産 性 を 維 持 する という 意 味 で 理 解 されるべきで( 中 略 ) 問 題 は 将 来 たとえ 人 口 が 増 えたとしても 私 10

11 たちの 生 活 様 式 の 基 盤 となる 自 然 を 危 険 にさらさないように 資 源 の 利 用 とその 再 生 可 能 性 を 最 適 化 すること に 他 ならないと 定 義 されるのである そして その 目 指 すべき 方 向 としては 第 一 に 経 済 発 展 と 資 源 の 消 費 を 切 り 離 すようなクリーンな 技 術 の 開 発 第 二 に 資 源 集 約 性 が 低 いサービスに 対 する 需 要 (が 生 まれるような 構 造 変 化 を 促 す: 筆 者 補 足 ) に 集 約 されることになる 一 読 すると この 定 義 はやや 技 術 決 定 論 的 な 側 面 が 強 いと 言 わざるを 得 ない 技 術 決 定 論 とは ひと 言 で 言 えば いま 現 存 している 環 境 問 題 や 人 口 問 題 は 早 晩 技 術 の 進 歩 によ って 解 決 できるという 技 術 的 楽 観 論 の 立 場 をさすが これについては 例 えば Dickson (1974)や Costanza(1989)のように 明 確 な 否 定 的 見 解 があることに 留 意 する 必 要 があ る Dickson は 技 術 の 社 会 的 機 能 と その 機 能 についての 社 会 的 に 受 け 入 れられた 特 定 の 解 釈 ( 正 当 化 の 論 理 )という 切 り 口 で 技 術 を 検 証 し テクノロジーの 本 質 は その 社 会 の 政 治 的 に 支 配 的 な 集 団 の 利 益 を 守 っている 生 産 形 態 消 費 形 態 社 会 様 式 と 関 連 づけて みて 初 めて 理 解 することができる との 立 場 から テクノロジーの 変 革 だけで 今 より 望 ましい 社 会 形 態 をもたらすことができるとするのは 技 術 決 定 論 を 夢 想 の 極 点 にまで 推 し 進 めたもの と 一 喝 している 一 方 Costanza は ゲーム 理 論 のもっとも 簡 単 なマトリクスに 技 術 的 楽 観 主 義 と 悲 観 主 義 を 落 とし 込 んだ 場 合 利 得 と 損 失 の 幅 は 技 術 楽 観 主 義 に 立 った 場 合 が 最 も 大 きく 技 術 悲 観 主 義 に 立 った 場 合 はその 落 差 を 回 避 できることが 誰 の 目 にも 明 らかであることを 論 拠 に 技 術 決 定 論 的 な 解 決 策 に 頼 ることに 疑 問 を 投 げかけ 技 術 悲 観 主 義 の 立 場 を 採 るべ きであると 主 張 している また 例 えば 藤 堂 (2005)や 松 波 (2003)は 技 術 決 定 論 的 な 立 場 からも 注 目 を 集 めて いる 環 境 効 率 という 概 念 について 分 析 を 行 い その 向 上 が 必 ずしも 環 境 負 荷 の 低 減 につながらず むしろ 増 大 に 結 びつくことを 結 論 付 けている この 知 見 は 環 境 負 荷 を 考 える 場 合 環 境 効 率 にだけ 目 を 向 けるのは 本 末 転 倒 であり あくまでも 総 量 を 減 らしてゆ く 視 点 が 必 要 であるとの 実 務 的 な 提 案 につながる 点 で 尊 重 されなければならない もっとも Steger の 定 義 は 単 純 な 技 術 決 定 論 によるものではないと 見 ることもでき 11

12 目 指 すべき 方 向 としての 第 二 は そのことを 示 唆 しているといえるかもしれない ここで 引 用 した 部 分 は より 正 確 に 敷 衍 すれば 持 続 可 能 な 発 展 の 道 を 追 求 する 場 合 そこには 二 つの 方 向 があり その 一 つとして 需 要 構 造 が 変 化 し 生 態 系 への 影 響 がなくなるこ とが 期 待 され 例 示 として 資 源 集 約 性 が 低 いサービスに 対 する 需 要 が 高 い 伸 びを 示 す ことで エネルギー 集 約 的 な 原 料 の 処 理 が 縮 小 する 場 合 がそれにあたるとされた 記 述 を 要 約 したものである したがってそこでは 技 術 の 変 化 を 生 み 出 す 原 動 力 としての 需 要 構 造 の 変 化 が 想 定 されていることになる 実 は 持 続 可 能 な 発 展 という 概 念 を 企 業 経 営 にひきつけてゆく 場 合 には Steger に よる 定 義 のこの 部 分 が 重 要 な 要 素 になると 考 えられる Dickson や Commoner のよう に そもそも 地 球 環 境 問 題 は 現 代 の 経 済 体 制 や 政 治 社 会 システムそしてそれらに 規 定 された 技 術 システムそのものに 原 因 があり それが 転 換 されない 限 り 解 決 されないという ラディカルな 立 場 までは 採 らないまでも この 概 念 達 成 への 道 のりを 技 術 的 な 対 応 だけで なく 構 造 変 革 すなわち 社 会 システム 自 体 を 変 えてゆくところまで 踏 み 込 んでゆかなけれ ばならないとの 認 識 が 広 範 に 芽 生 え 始 めていることは 例 えば 1991 年 に 制 定 された 国 際 商 工 会 議 所 (ICC)による 持 続 可 能 な 発 展 のための 産 業 界 憲 章 その ICC 憲 章 と 当 然 に 連 動 している 経 団 連 ( 日 本 経 済 団 体 連 合 会 )の 企 業 行 動 憲 章 (2004 年 版 )におけ る 記 述 からも うかがい 知 ることができる すなわちそこでは 経 済 発 展 と 環 境 保 護 は 対 立 する 概 念 ではなく 両 立 すべきものとの 認 識 が 示 され 実 現 に 向 けての 企 業 の 社 会 的 責 任 が 強 調 されているのである エコノミーとエコロジーの 両 立 を 目 指 すことは 後 に 第 3 節 で 触 れることになるが こ れまでの 経 済 システムや 社 会 システムを これまでとは 違 ったものに 組 み 替 えてゆかなけ ればならない 道 行 きへとつながる それがいまや 企 業 活 動 の 重 要 な 柱 の 一 つとして 位 置 づけられ 正 式 なコミットメントとして 公 にされた 意 義 は 多 少 皮 肉 な 面 もあるが 極 め て 重 要 と 考 えてよいであろう いずれにせよ 持 続 可 能 な 発 展 (Sustainable Development) という 概 念 が 国 際 社 会 で 公 式 に 認 知 され 各 方 面 各 領 域 に 広 がりつつあること そして それが 企 業 経 営 の 側 面 においても 確 実 にテーマ 化 されつつあることは 間 違 いない 事 実 である しかし 12

13 個 々の 企 業 活 動 にとって それをプラス 方 向 に 作 用 させることは 実 は 自 明 ではない そ のことを 我 々はもう 少 し 整 理 しなければならないが それに 先 立 って 次 節 では 持 続 可 能 な 発 展 という 概 念 を 支 える 科 学 的 な 知 見 が 今 どのレベルまで 深 められて 来 ている のかを 見 ておくことにしよう 第 2 節 地 球 環 境 問 題 を 巡 る 科 学 的 知 見 の 到 達 点 はじめに 前 節 でも 触 れたところではあるが 持 続 可 能 な 発 展 という 考 え 方 において その 主 軸 が 持 続 可 能 性 (Sustainability) に 置 かれていることはいうまでもない そしてそこ には これまでの 私 たち 人 類 が 形 作 ってきた 経 済 や 政 治 などをすべて 含 めた 社 会 のあり 方 すなわちシステムが 持 続 不 可 能 なものであるという 判 断 が 前 提 となっていることは 間 違 いがない たとえば エネルギーの 問 題 を 例 に 採 ってみよう 現 状 では 人 間 の 活 動 を 支 えるだけ のエネルギーは 十 分 に 存 在 する しかし いまの 社 会 システムが 石 油 を 初 めとする 化 石 燃 料 によって 産 み 出 されるエネルギーに 頼 っている 以 上 いつかはそのシステムは 立 ち 行 かなくなってしまう 何 故 なら 超 長 期 的 な 話 ではあるにせよ 化 石 燃 料 はいつか 枯 渇 す るからだ またもう 一 方 で 人 間 が 活 動 の 結 果 として 放 出 する 廃 棄 物 も 地 球 そのものの 大 きさが 詰 まるところは 限 定 されているという 意 味 で 受 容 限 界 を 超 えないということは ありえず これまた 持 続 不 可 能 であることは 論 を 待 たない つまり 今 の 社 会 システムに おいて 軸 となっている 物 理 的 なインプットもアウトプットも 本 来 的 にいつかは 壁 に 突 き 当 たる 性 格 を 有 しており 結 果 として 持 続 不 可 能 なシステムの 上 で 我 々は 生 活 を 営 ん でいるということになる もっとも こうした 見 方 については 主 に 技 術 決 定 論 の 立 場 から 次 のような 反 論 がな されることがある すなわち 上 記 のような 記 述 は いたずらに 危 機 感 をあおるだけの 効 果 しかない もし 仮 に 危 機 的 な 状 況 が 訪 れるとしても それは 時 間 のスパンを 相 当 長 期 に 採 った 場 合 の 話 であり 残 された 時 間 の 中 で 新 たな 技 術 的 開 発 が 行 なわれるので 結 果 と して 持 続 不 可 能 な 状 態 に 陥 ることはない というのが 概 ねその 主 張 の 要 点 である 13

14 たしかにエネルギーの 問 題 であれば 今 盛 んに 行 なわれている 再 生 可 能 なエネルギーの 開 発 に 望 みをつなぐことができないわけではない また Drexler が 構 想 するような 社 会 が 実 現 するならば 廃 棄 物 の 壁 は ひょっとしたらなくなるのかもしれない しかしそれ が 可 能 になるには 考 慮 に 入 れておかなければならない 重 い 条 件 がいくつか 横 たわってい る まず 第 一 に そもそもそうした 新 技 術 が 実 用 化 されるまで この 地 球 とそれに 支 えら れている 我 々の 社 会 システムが 持 続 できるのかという 点 である これについては 環 境 団 体 グリーンピースがカーボンロジックというユニークかつブラックユーモア 張 りの 主 張 を 展 開 している 彼 らによれば 人 類 にとって 化 石 燃 料 は 無 限 ということになる なぜなら その 前 に 環 境 破 壊 が 進 み とても 人 類 は 生 存 できなくなるからだ 科 学 的 な 根 拠 はどうあ れ この 主 張 は 第 二 の 重 たい 条 件 を 私 たちに 明 らかにしてくれる それは 持 続 可 能 性 が 単 に 人 間 活 動 のインプットとアウトプットに 限 定 される 性 質 のものではないということ だ それは いま 明 らかになってきている 環 境 問 題 の 側 面 がきわめて 複 合 的 であり 資 源 と 廃 棄 物 の 問 題 以 上 に 複 雑 化 してきているということに 他 ならない たとえば 生 物 多 様 性 の 問 題 や 化 学 物 質 の 問 題 を 引 き 合 いに 出 せば 分 かりやすいかもしれない 多 少 の 異 論 は あるかもしれないが この 二 つの 問 題 に 共 通 することは インプットやアウトプットが 問 題 ではなく そもそも 活 動 自 体 の 持 続 可 能 性 が 浮 き 彫 りにされているという 点 にある そ して 第 三 に 最 も 重 たい 課 題 コストの 問 題 が 横 たわっている それは 新 技 術 の 開 発 に 関 わる 膨 大 な 直 接 的 コストを 担 いきれるかということだけに 留 まるものではない 持 続 可 能 な 社 会 を 想 定 した 場 合 そこにはこれまで 必 ずしも 考 慮 に 入 れられなかったコストを 参 入 しなければならないという 課 題 に 目 を 向 けざるを 得 ない 価 格 は エコロジー 的 真 実 を 語 っていない という Weizsaker(1994)や Schmidt-Bleek(2006)の 指 摘 ある いは 宇 沢 (1974)による 社 会 的 費 用 という 捉 え 方 は その 点 で 的 を 射 ている これは とりもなおさず 長 期 にわたって 我 々が 慣 れ 親 しんできたコスト 構 造 を 再 編 成 することに 他 ならないが 新 技 術 の 開 発 に 過 大 な 期 待 を 込 めることは あらためてそのことを 見 えな くさせてしまう 危 険 性 を 一 面 では 含 んでいるのである 残 念 ながら 技 術 決 定 論 あるいは 技 術 万 能 論 の 立 場 から こうした 懸 念 についての 明 快 な 答 えは 今 のところ 示 されているとはいえないように 思 われる むしろ 我 々の 前 に 横 14

15 たわっている 現 実 は 技 術 開 発 の 速 度 をはるかに 超 えた 深 刻 な 状 況 にある という 分 析 の 方 が 優 勢 となっているようである そこで 本 節 では 以 下 我 々の 社 会 システムや 生 存 基 盤 が すでに 持 続 可 能 なレベルを 超 えてしまっているのではないかとする いくつかの 実 証 研 究 をレビューすることを 通 じ て 今 いったい 私 たち 人 間 はどこに 立 っているのかを 再 確 認 しておくこととする なお ここで 取 り 上 げる 研 究 の 一 部 については ワールドウォッチ 研 究 所 (2007)による 記 述 を 参 考 にしている 1.エコロジカル フットプリントから 見 た 持 続 可 能 性 我 々の 現 在 の 社 会 システムが 持 続 可 能 性 を 持 っているか 否 かについて 知 るために ま ず 最 初 にエコロジカル フットプリントによる 分 析 を 見 ておきたい エコロジカル フットプリントとは 1990 年 代 初 めにカナダのブリティッシュ コロ ンビア 大 学 のウィリアム リースや 同 大 学 院 生 であったマティース ワケナゲルらが 中 心 となって 開 発 した 人 間 活 動 の 環 境 への 影 響 を 図 る 分 析 手 法 である 具 体 的 には 人 間 が 経 済 活 動 を 行 なうための 資 源 の 調 達 廃 棄 物 の 排 出 インフラスト ラクチャーとしての 空 間 利 用 にどれだけの 面 積 を 必 要 とするかを 合 計 し 生 物 学 的 生 産 力 (グローバル ヘクタール)という 単 位 で 表 した 上 で 実 際 に 地 球 が 保 有 しているグロー バル ヘクタールと 比 較 することによって 持 続 可 能 性 を 評 価 するという 考 え 方 である なお 生 物 学 的 生 産 力 とは 資 源 再 生 能 力 のある 土 地 や 水 域 の 合 計 面 積 を 表 しているので 結 果 としては 地 球 の 環 境 容 量 あるいは 収 容 力 という 側 面 から 人 間 活 動 の 大 きさを 測 っ ていることになる 自 然 保 護 団 体 として 知 られるWWF(World Wide Funds for Nature)は 毎 年 生 き ている 地 球 レポート (Living Planet Report)を 発 表 しているが その 中 にはUNEP( 国 連 環 境 計 画 )のWCMC(World Conservation Monitoring Centre) そしてMathis Wackernagelが 代 表 を 務 めるGlobal Footprint Networkとの 共 同 作 業 によるエコロジカ ル フットプリントの 現 状 把 握 が 含 まれている その 最 新 のものによれば 2003 年 段 階 でのエコロジカル フットプリントが 1961 年 の 3 倍 以 上 に 増 大 したことが 表 されてお 15

16 り 現 在 既 に 地 球 の 再 生 能 力 を 約 25 パーセント 上 回 っていることが 報 告 されている すなわち 世 界 全 体 のエコロジカル フットプリントの 大 きさは 141 億 グローバル ヘク タール 1 人 当 たりでは 2.2 グローバル ヘクタールであり これは 人 間 が 現 状 のあら ゆる 活 動 を 行 なってゆくための 総 需 要 量 ということになる これに 対 して 供 給 側 である 地 球 の 生 物 生 産 力 の 合 計 は 112 億 グローバル ヘクタール 1 人 当 たりでは 1.8 グローバ ル ヘクタールと 見 積 もられ 明 らかに 供 給 不 足 との 評 価 になっている つまり 同 レポ ートが 指 摘 しているように 2003 年 において 人 類 の 年 間 の 活 動 に 使 われた 生 態 学 的 資 源 を 地 球 が 回 復 するには その 年 だけでは 無 理 で さらに 3 ヶ 月 近 くが 必 要 とされる 計 算 になり いわば 1 年 の 暮 らしを 維 持 するために 15 ヶ 月 分 の 収 入 が 必 要 になっているの と 同 じことであり その 分 次 世 代 のための 資 源 を 食 いつぶしていることに 他 ならず 持 続 不 可 能 な 状 態 にあるという 結 論 に 至 る 国 別 に 俯 瞰 した 場 合 1 人 当 たりの 数 値 では アラブ 首 長 国 連 邦 が 持 続 可 能 レベルの 1.8haを 大 きく 上 回 って 第 1 位 次 ぐ 第 2 位 には 米 国 がランクされ 3 位 以 下 との 隔 たりが 大 きい 我 が 国 は 27 位 と 先 進 国 中 でも 決 して 高 いランクにはないものの それでも 持 続 可 能 レベルの 2.5 倍 近 いエコロジカル フットプリントを 使 っていることになっている 上 位 には 先 進 各 国 下 位 には 圧 倒 的 に 途 上 国 がランクされるが そんな 中 でも 先 進 国 中 ス イスが 唯 一 持 続 可 能 レベルを 下 回 っていることが 示 されており 目 を 惹 くところといえ る 同 レポートは さらに 幾 つかの 切 り 口 で さらにこのエコロジカル フットプリントの 現 状 について 詳 細 な 分 析 を 披 露 している まずは 地 域 (ブロック) 別 にそれを 見 た 場 合 次 のような 特 徴 が 報 告 されている すなわち 北 アメリカとEU 諸 国 においては 1 人 当 た りの 赤 字 が 大 きく 特 にEUではその 域 内 の 生 物 生 産 力 の 2 倍 を 使 っている 一 方 好 対 照 なのが ラテンアメリカで この 域 内 の 平 均 的 な 1 人 当 たりのエコロジカル フットプリ ントが 許 容 量 の 3 分 の1で 済 んでいることが 示 されている また 国 ごとの 所 得 階 層 別 に 比 較 した 場 合 高 所 得 国 におけるエコロジカル フットプ リントの 増 大 傾 向 が 顕 著 であり 中 低 所 得 国 との 差 がますます 開 きつつあることも 報 告 されている このふたつのことは 世 界 人 口 の 20%の 人 々が 80%の 資 源 を 消 費 している 16

17 との 指 摘 のもとで 主 張 されている 南 北 問 題 を 裏 付 けているとみてよいであろう さらに 同 レポートは 国 連 開 発 計 画 (UNDP)の 人 間 開 発 指 数 (HDI)を 絡 ませることで 持 続 可 能 な 発 展 の 定 義 に 即 したかたちでの 検 証 も 試 みている 考 え 方 としては 次 世 代 の 資 源 需 要 を 損 なっているか 否 かをエコロジカル フットプリントで 測 り 現 世 代 の 豊 かさをHDIで 指 標 化 することで 持 続 可 能 性 を 可 視 化 してみようというものであるが 残 念 なことに 最 低 限 満 たさなければならない 基 準 内 に 納 まっている 国 はただ 一 国 しかなく ( 国 名 は 非 表 示 ) ほとんどが 持 続 可 能 な 発 展 レベルに 達 していないことが 示 されている 但 し この 可 視 化 はまだ 試 用 段 階 にあることも 自 覚 されており より 完 成 度 の 高 いものに してゆくには 水 不 足 や 市 民 参 画 など 他 の 生 態 学 的 社 会 経 済 的 な 指 標 によって フ ットプリントやHDIを 保 管 してゆく 必 要 がある とのコメントがあることに 留 意 しておく 必 要 がある 加 えて レポートのFAQ(よくある 質 問 )コーナーで 披 瀝 されているように エコロジカ ル フットプリントという 指 標 には いくつかの 限 界 があることにも 目 を 向 けておかなけ ればならない たとえば この 指 標 は 地 球 の 再 生 力 を 利 用 する 資 源 消 費 と 廃 棄 物 の 生 産 のみを 扱 い かつ 需 要 量 を 生 産 可 能 な 土 地 の 面 積 で 表 せるデータだけを 含 めている とう 点 で 全 ての 環 境 要 因 を 網 羅 しているものではないこと 指 標 の 計 算 自 体 は 現 状 を 写 し 取 る( 過 去 の 資 源 需 要 と 今 後 の 使 用 可 能 性 のスナップ 写 真 )だけのものであり 将 来 を 予 測 するものではないこと 生 物 学 的 に 生 産 力 のある 地 域 の 利 用 強 度 をしめすもので はなく 特 定 の 生 物 多 様 性 に 対 する 負 荷 を 指 摘 するものでもないこと そしてさらに あくまでもこの 指 標 は 生 物 物 理 学 的 測 定 であり 持 続 可 能 性 の 社 会 的 経 済 的 側 面 を 評 価 するものではない ことなどが その 限 界 として 自 己 評 価 されている とはいえ 現 状 の 社 会 システムが 持 続 可 能 なレベルにないことの 一 つの 証 を 示 していることだけは 間 違 いがなく その 意 義 は 十 分 にあるといえるのではないだろうか? ところで このレポートでは もうひとつ 大 事 な 分 析 が 行 なわれている それは エコ ロジカル フットプリントをその 構 成 要 素 別 に 仕 分 けをし その 推 移 を 見 るというもので ある 具 体 的 には 建 設 用 地 原 子 力 エネルギー 化 石 燃 料 によるCO2 漁 場 森 林 牧 草 地 耕 作 地 という 使 用 用 途 別 に 数 値 を 分 解 して その 推 移 が 検 証 されており 1960 年 17

18 から 2003 年 にかけての 指 標 増 加 要 因 の 圧 倒 的 な 部 分 を 化 石 燃 料 の 使 用 によるCO2が 占 めていること そしてそれは その 期 間 に 9 倍 以 上 もの 増 加 となっていることが 明 らかに されている このことからも いかに 我 々の 社 会 や 文 明 が 石 油 を 初 めとする 化 石 資 源 に 頼 ったもの であるかを 窺 い 知 ることができ したがって 有 限 な 資 源 に 依 存 しているという 点 で 本 来 的 に 持 続 不 可 能 なものであるかを 認 識 することができる がしかし 緒 言 でも 触 れたように 実 は 資 源 の 枯 渇 以 上 に 深 刻 かもしれない 問 題 が 存 在 していることに 我 々は 気 がつき 始 め ている それが 実 は 次 に 扱 うことになる 地 球 温 暖 化 とそれに 伴 う 気 候 変 動 というテーマ に 他 ならない 2.IPCC( 気 候 変 動 に 関 する 政 府 間 パネル)による 分 析 本 項 では 我 々の 社 会 システムの 持 続 可 能 性 をテーマに 据 えた 場 合 最 もヴィヴィッド で 避 けて 通 れないとされる 地 球 温 暖 化 とそれに 伴 う 気 候 変 動 についてのIPCC( 気 候 変 動 に 関 する 政 府 間 パネル)による 検 証 を 取 り 上 げる IPCCは 1988 年 に 国 連 環 境 計 画 (UNEP)と 世 界 気 象 機 関 (WMO)とが 共 同 し て 設 立 した 機 関 であり 各 国 の 政 府 を 代 表 する 専 門 家 による 地 球 温 暖 化 に 関 する 最 新 の 知 見 の 評 価 作 業 が いまの 主 な 活 動 となっている それ 故 IPCC 自 体 が 持 続 可 能 性 そのものを 判 断 しているわけではない しかしながら そこに 示 された 知 見 と 評 価 の 中 か ら 私 たちは 持 続 可 能 性 に 関 する 情 報 を 得 ることが 可 能 であり ここに 取 り 上 げる 価 値 は 十 分 にあるといえる ところで このIPCCの 設 立 と 言 う 出 来 事 の 背 景 には 単 に 科 学 的 な 要 因 だけでなく 多 分 に 政 治 的 な 思 惑 とくに 米 国 の 意 思 が 色 濃 く 反 映 されていることに 留 意 すべきであると の 指 摘 がある( 江 澤 2000) また それが 政 府 間 パネルという 単 なる 科 学 者 のネットワ ークではない 公 的 な 機 関 として 組 織 されたことにもつながり あらかじめ 政 治 的 に 潤 色 さ れた 評 価 機 関 になっていることも 否 定 はできないであろう 現 に 2007 年 の 第 4 次 評 価 報 告 書 のとりまとめを 巡 って 各 国 間 に 激 しいせめぎ 合 いがあったことを 見 るとき その 性 格 が 浮 き 彫 りにされた 印 象 的 な 場 面 であったとの 感 が 強 い しかしながら あえてこうした 宿 命 を 背 負 っているからこそ IPCCの 存 在 とその 知 18

19 見 は 一 面 貴 重 性 を 有 しているとも 考 えられる つまりそこには 単 に 科 学 的 な 要 素 だ けではなく 結 果 として 政 治 経 済 社 会 などの 複 雑 な 要 素 を 含 んだ いわば 各 要 素 間 の 妥 協 点 における 知 見 が 示 されている 可 能 性 が 高 いからである また 各 国 の 思 惑 の 最 大 公 約 数 的 な 集 約 が 行 なわれている 点 も 実 は 貴 重 性 を 高 めていることになるといってよ い すなわち IPCC によって 示 される 知 見 とその 評 価 は 可 能 な 限 り 多 くのメンバーが 同 意 できる 最 低 限 ぎりぎりのものを 示 しているという 点 で 極 めて 意 義 のあるものと 判 断 で きるのである 以 下 この 認 識 に 立 って 前 回 の 報 告 書 以 来 6 年 ぶりにまとめられた 第 4 次 評 価 報 告 書 を 中 心 に その 内 容 を 見 てゆくこととする IPCC は 1 第 1 作 業 部 会 テーマ: 人 為 起 源 及 び 自 然 起 源 の 気 候 変 動 の 駆 動 要 因 観 測 された 気 候 変 化 気 候 の 諸 過 程 と 原 因 特 定 及 び 将 来 の 気 候 変 化 予 測 の 推 定 範 囲 に 関 する 知 見 の 評 価 2 第 2 作 業 部 会 テーマ: 気 候 変 化 が 自 然 システム 人 為 システム 及 び 人 間 システムに 与 える 影 響 各 システムの 適 応 能 力 及 び 各 システムの 脆 弱 性 にかんする 知 見 の 評 価 3 第 3 作 業 部 会 テーマ: 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 動 向 短 中 期 の 各 部 門 横 断 する 緩 和 長 期 的 な 緩 和 気 候 変 動 を 緩 和 するための 政 策 措 置 手 法 持 続 可 能 な 発 展 と 気 候 変 動 の 緩 和 についての 知 見 の 評 価 という 3 つの 作 業 部 会 に 分 かれており 最 終 的 には 各 部 会 の 報 告 をもとに 統 合 された 報 告 書 が 作 成 されることになる しかし 我 々の 社 会 システムの 持 続 可 能 性 についての 知 見 を 抜 き 出 してみようという 本 稿 の 目 的 に 照 らして ここでは 各 作 業 部 会 の 報 告 書 を 個 別 に 敷 衍 してみたい (1) 第 1 作 業 部 会 報 告 第 1 作 業 部 会 の 目 的 は ひとことで 言 えば 現 状 とその 要 因 の 分 析 にあるが 総 じてそ の 結 論 は 次 の 点 に 集 約 することができる 1 世 界 の CO2を 初 めとする 温 室 効 果 ガスの 濃 度 は 1750 年 以 降 の 人 間 活 動 の 結 果 大 きく 増 加 しており CO2 濃 度 の 増 加 は 化 石 燃 料 の 使 用 及 び 土 地 利 用 の 変 化 メタン と N2O( 一 酸 化 二 窒 素 )は, 農 業 による 排 出 が 原 因 である 19

20 年 以 降 の 人 間 活 動 は 世 界 を 平 均 すると 温 暖 化 の 効 果 を 持 っているとの 結 論 の 信 頼 性 はかなり 高 く 気 候 システムの 温 暖 化 には 疑 う 余 地 がない この 温 暖 な 状 態 は 古 気 象 に 関 する 情 報 から 少 なくとも 最 近 1300 年 間 において 普 通 ではないとの 考 察 が 裏 付 けられている 3 気 候 の 側 面 によっては 変 化 が 観 測 されないものもあるが 全 体 としては 多 くの 長 期 的 な 気 候 変 化 が 観 測 されており その 中 には 極 端 な 気 象 現 象 の 現 れ 方 の 広 範 囲 な 変 化 が 含 まれている 4 20 世 紀 半 ば 以 降 に 観 測 された 世 界 平 均 気 温 の 上 昇 のほとんどは 人 為 起 源 の 温 室 効 果 ガスの 増 加 によってもたらされた 可 能 性 がかなり 高 い 5 今 後 予 想 される 気 候 変 化 としては 仮 に 温 室 効 果 ガスなどの 濃 度 が 2000 年 の 水 準 で 一 定 に 保 たれたとしても 気 温 上 昇 が 予 測 され 濃 度 が 増 加 する 場 合 には さらなる 温 暖 化 と 気 候 システムに 大 きな 変 化 が 引 き 起 こされる 可 能 性 がかなり 高 い 6 気 候 に 関 する 諸 過 程 やフィードバック 関 連 の 時 間 スケールにより たとえ 温 室 効 果 ガ ス 濃 度 が 安 定 化 したとしても 数 世 紀 にわたって 人 為 起 源 の 温 暖 化 効 果 や 海 面 水 位 上 昇 が 続 く さて ここから 我 々は 何 を 読 み 取 れるだろうか? 多 分 それは 20 世 紀 半 ば 以 降 の 大 量 生 産 大 量 消 費 大 量 廃 棄 社 会 の 出 現 温 室 効 果 ガスの 濃 度 上 昇 地 球 の 温 暖 化 極 端 な 気 候 変 動 の 可 能 性 という 経 路 だと 思 われる そして 大 事 なことは この 経 路 を 継 続 するならば 引 き 出 される 結 果 の 振 れ 幅 はより 大 きくなる 可 能 性 が 極 めて 高 いこと そして いま 経 路 の 過 ちを 直 ちに 修 正 したとしても いましばらくは これまでの 蓄 積 による 気 候 変 動 を 止 められないということである となると 当 然 その 気 候 変 動 が 社 会 の 持 続 可 能 性 にどう 関 わってくるのかを 次 の 課 題 としなければならない なぜなら 気 候 変 動 それ 自 体 が 我 々の 社 会 の 持 続 不 可 能 性 を 示 しているわけではないからだ 20

21 そこで 引 き 続 き この 気 候 変 動 の 影 響 についての 知 見 と 評 価 をまとめた 第 2 作 業 部 会 の 報 告 に 目 を 通 すことにしよう (2) 第 2 作 業 部 会 報 告 第 2 作 業 部 会 報 告 は 大 きく 分 けて 3 つの 部 分 に 分 かれる まず 最 初 は 現 状 での 気 候 変 化 に 関 する 影 響 評 価 次 に 将 来 的 な 影 響 に 関 する 評 価 そして 現 状 及 び 将 来 の 気 候 変 化 への 対 応 が 十 分 であるか 否 かの 評 価 である それは 以 下 のように 評 価 されている 1 現 状 の 気 候 変 化 について 1970 年 以 来 のデータの 地 球 規 模 での 評 価 は 人 為 起 源 の 温 暖 化 が 既 に 多 くの 物 理 システム 及 び 生 物 システムに 対 して 識 別 可 能 な 影 響 を 及 ぼし ている 可 能 性 が 高 いことを 示 している 但 し それを 地 域 規 模 で 見 た 場 合 には 適 応 や 気 候 変 動 以 外 の 要 因 のせいで 識 別 が 困 難 なところもある 2 将 来 の 気 候 変 化 による 影 響 については いくつかの 分 野 で 以 下 のようにその 詳 細 が 明 らかになってきている その 内 いくつかの 大 規 模 な 気 候 減 少 は 21 世 紀 以 降 に 極 めて 大 きい 影 響 を 引 き 起 こす 可 能 性 を 有 している < 分 野 別 > 淡 水 資 源 とそれらの 管 理 河 川 流 量 と 水 の 利 用 可 能 性 がより 増 大 する 地 域 と 減 少 する 地 域 との 差 が 拡 大 する 生 態 系 多 くの 生 態 系 の 復 元 力 は 今 世 紀 中 に 追 いつかなくな る 可 能 性 が 高 い 食 糧 繊 維 森 林 製 品 地 域 的 なばらつきはあるが 世 界 的 には 気 温 上 昇 に より 食 糧 生 産 農 作 物 生 産 は 増 加 する 但 し 一 定 の 上 昇 幅 を 超 えた 場 合 は 逆 に 減 少 する 森 林 製 品 の 生 産 性 は 温 暖 化 によりやや 増 加 する 養 殖 漁 業 や 淡 水 漁 業 は 温 暖 化 により 悪 影 響 を 受 け 21

22 る < 地 域 別 > 沿 岸 及 び 低 平 地 産 業 居 住 環 境 社 会 健 康 の 各 領 域 にわたり 温 暖 化 が 進 めば 進 むほど 悪 影 響 を 受 ける 傾 向 が 強 い アフリカ 水 ストレスの 増 加 農 業 生 産 の 損 失 などが 懸 念 され 温 暖 化 による 気 候 変 動 に 対 してもっとも 脆 弱 な 大 陸 の ひとつであることは 明 らかである アジア 河 川 流 量 と 水 の 利 用 可 能 性 の 減 少 低 地 に 置 ける 海 か らの 洪 水 リスク 途 上 国 の 非 常 に 高 い 飢 餓 リスク 伝 染 病 の 脅 威 が 懸 念 される オセアニア 水 関 連 の 安 全 保 障 問 題 生 物 多 様 性 の 著 しい 損 失 沿 岸 開 発 と 人 口 増 加 による 海 面 上 昇 リスクの 増 大 農 業 林 業 の 生 産 減 少 ( 但 し ニュージーランドだけ は 当 初 は 増 加 )などが 懸 念 される ヨーロッパ 地 域 的 なばらつきは 見 られるが ほぼ 全 域 にわたっ て 悪 影 響 を 受 け 経 済 分 野 に 困 難 が 見 込 まれる ラテンアメリカ 熱 帯 雨 林 のサバンナ 化 生 物 多 様 性 の 重 篤 な 喪 失 リス ク 農 産 物 家 畜 生 産 力 の 減 少 低 平 地 における 洪 水 リスク 魚 類 資 源 の 移 動 などが 懸 念 される 北 アメリカ 農 業 生 産 は 増 加 するが 地 域 的 なばらつきが 出 る 懸 念 されることしては 水 資 源 を 巡 る 競 争 激 化 森 林 喪 失 リスク 都 市 におけるヒートアイランド 現 象 暴 風 雨 などによる 沿 岸 地 域 のリスクなどが 想 定 される 22

23 極 域 氷 河 及 び 氷 床 の 縮 小 自 然 生 態 系 の 変 化 によるあらゆ る 生 物 への 悪 影 響 が 懸 念 される 一 方 暖 房 費 用 の 減 少 北 方 航 路 における 航 海 可 能 性 の 向 上 などの 便 益 も 生 まれる 小 島 嶼 漁 獲 資 源 への 影 響 観 光 地 としての 価 値 減 少 海 面 上 昇 による 脅 威 水 資 源 の 減 少 などが 懸 念 される 3 現 に 起 きている あるいはこれから 起 こりうると 予 測 される 気 候 変 化 に 対 する 適 応 は ごく 限 定 的 であり 十 分 とはいえない しかもとりうる 様 々な 適 応 策 を 全 て 採 った としても それだけでは 影 響 への 対 処 としては 限 定 的 であり 緩 和 策 を 講 じる 必 要 があ る 但 し 最 も 厳 しい 緩 和 策 を 採 ったとしても 今 後 数 十 年 間 は 適 応 策 とのポートフ ォリオでリスク 低 減 を 図 ることが 不 可 欠 となる 以 上 を 整 理 すればこういうことになる すなわち 現 状 では 既 に 人 為 起 源 の 温 暖 化 に よると 識 別 できる 影 響 が 出 ている それを 将 来 予 測 にまで 引 き 伸 ばしてみると 一 部 にプ ラスの 影 響 も 想 定 できるが 分 野 別 地 域 別 ともに 圧 倒 的 にマイナス 影 響 が 占 めている そしてそれは すでに 環 境 変 化 への 適 応 策 で 対 処 できるレベルのものとは 言 い 難 く 緩 和 策 すなわち 温 暖 化 の 原 因 と 考 えられる 温 室 効 果 ガスの 削 減 にまで 踏 み 込 まなくてはならな い 段 階 に 達 している ということである 本 項 の 冒 頭 でも 触 れたが IPCCの 貴 重 性 は その 最 大 公 約 数 的 なところにある し たがってここで 示 されている 知 見 と 評 価 は ぎりぎり 許 される 範 囲 の 妥 協 を 重 ねた 結 果 と 理 解 すべきであろう にもかかわらず すでに 限 界 点 を 超 えてしまっているというに 等 し い 評 価 が 出 ている 点 は 我 々の 社 会 システムの 持 続 不 可 能 性 を 示 している 動 かし 難 い 科 学 的 根 拠 といえるのではないだろうか? 引 き 続 き 第 3 作 業 部 会 の 報 告 書 では 望 まれる 緩 和 策 に 関 する 評 価 が 示 されているが その 内 容 についても 見 ておくことにしよう 23

24 (3) 第 3 作 業 部 会 報 告 この 報 告 は 大 きく 分 けて5つの 部 分 に 分 かれている 最 初 の 記 述 は 他 の 報 告 と 重 な る 部 分 もあるが 多 少 記 述 の 性 格 が 違 う( 技 術 環 境 経 済 社 会 面 に 関 する 記 述 を 含 ん でいる)ため すべてを 網 羅 しておきたい なお 記 述 は 気 候 変 動 に 関 する 政 府 間 パ ネル 第 4 次 評 価 報 告 書 第 3 作 業 部 会 報 告 書 政 策 決 定 者 向 け 要 約 暫 定 版 仮 訳 ( 版 ) に 基 づいている 1 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 動 向 温 室 効 果 ガスの 排 出 量 は 産 業 革 命 以 降 増 加 しており 1970 年 から 2004 年 の 間 に 70% 増 加 した 現 在 の 気 候 変 動 緩 和 政 策 および 持 続 可 能 な 発 展 に 関 する 実 践 手 法 の 下 世 界 の 温 室 効 果 ガスの 排 出 量 は 今 後 20~30 年 間 増 加 しつづける 2 短 中 期 の 緩 和 (~2030 年 ) 今 後 数 十 年 にわたり 世 界 の 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 緩 和 ではかなり 大 きな 経 済 ポテン シャルがあり それにより 世 界 の 排 出 量 で 予 想 される 伸 びを 相 殺 する または 排 出 量 を 現 在 のレベル 以 下 に 削 減 する 可 能 性 がある 2030 年 における 一 定 幅 濃 度 ( ppmv CO2-eq)での 安 定 化 に 向 けた 複 数 ガス 緩 和 のマクロ 経 済 コストは 世 界 のGDPの 3% 減 少 とベースライン 比 で 小 規 模 の 増 加 との 間 の 値 となると 推 計 される しかし 地 域 別 コストは 世 界 の 平 均 値 より 大 きく 異 な る 可 能 性 がある 生 活 様 式 および 行 動 パターンの 変 化 は 全 ての 部 門 を 横 断 して 気 候 変 動 の 緩 和 に 貢 献 することができる 管 理 手 法 もプラスの 役 割 を 果 たす 可 能 性 がある 各 種 の 研 究 では それぞれ 異 なる 方 法 論 を 用 いているが 分 析 の 対 象 となった 世 界 の 全 ての 地 域 において 温 室 効 果 ガス 排 出 削 減 のための 行 動 をとる 結 果 として 大 気 汚 染 24

25 が 緩 和 されることによる 短 期 的 な 健 康 共 同 便 益 は 相 当 大 きなものとなる 可 能 性 があ り 緩 和 コストのかなりの 部 分 を 相 殺 する 可 能 性 がある 京 都 議 定 書 の 附 属 書 I 国 による 行 動 が 世 界 経 済 および 世 界 の 排 出 量 に 影 響 を 与 える 可 能 性 がある ただし 炭 素 リンケージの 大 きさは 依 然 として 不 確 実 である 途 上 国 における 新 規 のエネルギーインフラへの 投 資 先 進 国 におけるエネルギーイン フラの 改 善 エネルギー 安 全 保 障 を 促 進 する 政 策 は 多 くの 場 合 GHG 排 出 量 を 削 減 す る 機 会 を 創 出 する 追 加 的 な 共 同 便 益 は 国 により 異 なるが 多 くの 場 合 大 気 汚 染 の 緩 和 貿 易 不 均 衡 の 是 正 農 村 部 への 近 代 的 なエネルギーサービスの 提 供 雇 用 な どの 共 同 便 益 がある 運 輸 部 門 には 複 数 の 緩 和 オプションがあるが それら 緩 和 策 の 効 果 は 運 輸 部 門 の 増 加 で 相 殺 される 可 能 性 がある 緩 和 オプションは 消 費 者 の 好 みや 政 策 枠 組 の 欠 如 な ど 多 くの 障 壁 に 直 面 する 新 規 及 び 既 存 のビルにおけるエネルギー 効 率 化 オプションは CO2 排 出 量 を 大 幅 に 削 減 し 正 味 の 経 済 便 益 を 伴 う 可 能 性 がある このポテンシャルを 実 現 するには 多 くの 障 壁 があるが 共 同 便 益 も 大 きい 産 業 部 門 の 緩 和 ポテンシャルは 主 にエネルギー 集 約 型 産 業 に 存 在 する 先 進 工 業 国 においても 途 上 国 においても 利 用 可 能 な 緩 和 オプションが 十 分 に 利 用 されていな い 集 約 的 な 農 法 は 低 コストで 土 壌 炭 素 吸 収 量 の 増 加 やGHG 排 出 量 の 削 減 に 大 きく 貢 献 することができ またエネルギー 用 にバイオマス 原 料 を 提 供 できる 森 林 関 連 の 緩 和 活 動 は 低 コストで 排 出 源 での 排 出 量 を 大 きく 削 減 し 吸 収 源 での CO2 の 除 去 を 大 きく 増 加 させることができ さらに 適 応 や 持 続 可 能 な 開 発 と 相 乗 効 果 25

26 をもたらすように 設 計 することができる 最 終 消 費 後 の 廃 棄 物 が 世 界 の 温 室 効 果 ガス 排 出 量 に 占 める 寄 与 度 は 小 さい しかし 廃 棄 物 部 門 は 低 コストで 温 室 効 果 ガスの 緩 和 に 貢 献 でき 持 続 可 能 な 発 展 も 促 進 す る 大 気 中 からCO2 を 直 接 除 去 する 海 洋 の 肥 沃 化 や 大 気 上 層 に 物 質 を 拡 散 し 太 陽 光 を 遮 蔽 するといった 地 球 工 学 的 オプションは 依 然 としてかなり 不 確 かであり 効 果 が 証 明 されておらず 未 知 の 副 作 用 の 危 険 性 もある これらオプションに 関 するコスト 推 計 値 で 信 頼 できるものはまだ 発 表 されていない 3 長 期 的 な 緩 和 (2031 年 ~) 大 気 中 の 温 室 効 果 ガス 濃 度 を 安 定 化 させるためには いずれかの 時 点 で 排 出 量 を 最 大 にし その 後 は 減 少 する 必 要 がある 安 定 化 レベルが 低 ければ 低 いほど この 濃 度 ピ ークとその 後 の 減 少 が 起 きる 時 期 を 早 くする 必 要 がある 今 後 20 年 から 30 年 間 の 緩 和 努 力 が より 低 い 安 定 化 濃 度 の 達 成 機 会 に 大 きな 影 響 を 与 える 評 価 された 安 定 化 水 準 の 範 囲 は 現 在 利 用 可 能 な 技 術 および 今 後 数 十 年 間 に 商 業 化 が 期 待 される 技 術 のポートフォリオを 展 開 することで 達 成 可 能 である ここでは 技 術 の 開 発 取 得 展 開 普 及 のための そして 関 係 する 障 壁 に 対 処 するための 適 切 でか つ 効 果 的 なインセンティブが 導 入 されるものと 想 定 する 2050 年 において 複 数 のガスを 一 定 幅 の 濃 度 (710~445ppm CO2-eq)で 安 定 化 させる ための 緩 和 コストは 世 界 平 均 でGDPの1% 増 加 から 5.5%の 損 失 までの 値 をとる 特 定 の 国 および 部 門 では 世 界 平 均 からかけ 離 れた 多 様 なコストになる 一 定 期 間 での 適 切 な 地 球 規 模 の 緩 和 レベルに 関 する 意 思 決 定 には 気 候 変 動 の 実 際 の 損 害 とその 回 避 共 同 便 益 持 続 可 能 性 公 平 性 リスク 対 する 姿 勢 を 考 慮 し 緩 和 と 適 応 を 含 めた 反 復 性 リスク 管 理 プロセスが 含 まれる 温 室 効 果 ガス 緩 和 の 規 模 とタ 26

27 イミングに 関 する 選 択 には 現 時 点 で 急 速 な 排 出 削 減 を 行 う 場 合 の 経 済 コストと そ れを 遅 らせることによる 中 長 期 的 な 気 候 リスクとのバランスをとることが 含 まれる それには 緩 和 の 共 同 便 益 の 可 能 性 および 回 避 すべき 気 候 変 動 による 被 害 が 考 慮 される 統 合 的 な 分 析 はこのような 政 策 決 定 プロセスに 役 立 つ 4 気 候 変 動 緩 和 のための 政 策 措 置 手 法 緩 和 行 動 を 促 すインセンティブを 策 定 するため 各 国 政 府 が 取 りうる 国 内 政 策 および 手 法 は 多 種 多 様 である 適 用 可 能 性 は 各 国 の 国 内 事 情 やそれらの 相 互 作 用 についての 理 解 により 異 なるが 各 国 および 各 部 門 で 実 施 された 経 験 は どの 手 法 にも 利 点 と 欠 点 があることを 示 している 炭 素 の 真 の 価 格 または 暗 示 価 格 を 示 す 政 策 は 生 産 者 や 消 費 者 に 対 して 低 温 室 効 果 ガス 製 品 技 術 プロセスに 多 額 の 投 資 をするインセンティブを 提 供 する 可 能 性 があ る そのような 政 策 には 経 済 手 法 政 府 の 投 融 資 規 制 が 含 まれる 資 金 供 与 税 の 控 除 基 準 の 設 定 市 場 の 創 設 など 政 府 の 支 援 策 は 技 術 の 効 果 的 な 開 発 革 新 普 及 において 重 要 である 途 上 国 への 技 術 移 転 は それを 可 能 にする 条 件 と 資 金 調 達 に 依 存 する UNFCCC( 気 候 変 動 に 関 する 国 際 連 合 枠 組 条 約 )およびその 京 都 議 定 書 の 最 も 注 目 すべ き 功 績 は 世 界 的 な 気 候 問 題 への 対 応 を 確 立 し 一 連 の 国 内 政 策 を 推 進 し 国 際 的 な 炭 素 市 場 を 創 設 し さらに 将 来 的 な 緩 和 努 力 の 基 礎 となる 可 能 性 がある 新 しい 組 織 メ カニズムを 構 築 したことである 文 献 では 世 界 の 温 室 効 果 ガス 排 出 量 を 国 際 レベルで 協 力 を 行 うことにより 削 減 を 達 成 する 多 数 のオプションが 明 らかにされている また 環 境 に 効 果 があり 費 用 効 果 性 が 高 く 配 分 に 配 慮 し 衡 平 性 を 考 慮 し 制 度 的 に 実 施 可 能 な 協 定 であれば 成 功 する であろうことが 示 唆 される 27

28 5 持 続 可 能 な 発 展 と 気 候 変 動 の 緩 和 発 展 の 経 路 を 変 更 し 発 展 をより 持 続 可 能 なものとするなら 気 候 変 動 の 緩 和 にも 大 きく 貢 献 する しかし 実 施 には 複 数 の 障 壁 を 克 服 するための 資 源 が 必 要 となる 可 能 性 がある 持 続 可 能 な 発 展 の 他 の 側 面 との 相 乗 効 果 を 実 現 し 対 立 を 回 避 するため い くつかの 部 門 の 緩 和 オプションを 選 択 し 実 施 する 可 能 性 について 理 解 が 深 まって いる 個 々の 記 述 について 評 価 を 下 すことが ここでの 目 的 ではないので その 部 分 はより 専 門 的 な 研 究 者 の 手 に 委 ねたいが はっきりしていることは 気 候 変 動 を 軸 に 持 続 可 能 な 発 展 を 捉 えた 場 合 多 くの 打 つ 手 があり しかしそれを 実 践 に 移 すには 乗 り 超 えなければ ならない 障 壁 が 存 在 するということであろう もっともそれは IPCCの 記 述 が 肯 定 的 あるいは 希 望 的 に 書 かれているからであり こう 言 い 換 えることが 妥 当 かもしれない すなわち 我 々の 社 会 システムを 持 続 可 能 なものに 変 えてゆくためには 実 に 多 くのこ とに 取 り 組 まなければならず その 道 は 極 めて 高 いハードルが 多 く 決 して 平 坦 ではない と 以 上 IPCC 第 4 次 報 告 書 の 記 述 をレビューすることを 通 じて 我 々の 社 会 システム の 持 続 不 可 能 性 が 地 球 温 暖 化 による 気 候 変 動 というかたちで 現 れ 始 めていることを 確 認 してきた しかし これもエコロジカル フットプリントと 同 じく まだ 限 定 的 なテーマ での 検 証 にすぎないかもしれない そこで 次 項 ではさらに 多 くの 科 学 者 の 参 加 によっ てまとめられたより 網 羅 的 な 分 析 として MEA(Millennium Ecosystem Assessment) 2005 を 取 り 上 げておきたい 3. MEA2005 による 分 析 エコ システムと 人 類 の 幸 福 をメインタイトルに 掲 げる MEA2005 は 当 時 国 連 の 事 務 総 長 であった K.Annan の 呼 びかけに 応 え UNEP( 国 連 環 境 行 動 計 画 )のコ ーディネートのもとで 2001 年 に 結 成 された 評 価 会 議 (the MA Board)の 活 動 に 基 づく 評 価 報 告 書 で 人 類 の 生 存 にとって 欠 くことのできない 様 々な 生 態 系 の 現 状 と 将 来 につい 28

29 て 考 察 し その 持 続 可 能 性 の 評 価 を 試 みたものである このプロジェクトには 世 界 各 国 から 1360 人 の 科 学 者 たちが 参 加 し コメンテーター や 査 読 者 などを 含 めると 2000 名 を 超 える 専 門 家 が 報 告 書 の 作 成 に 関 わったことが 報 告 さ れている 我 が 国 からは 川 口 順 子 元 環 境 相 が 協 力 メンバーとして 名 を 連 ねていることか らもうかがい 知 ることができるように 同 会 議 の 活 動 は 専 門 的 な 科 学 者 だけに 留 まらず 極 めて 広 範 な 視 点 からの 総 合 的 評 価 にその 特 徴 を 見 出 すことができる 報 告 書 では 下 記 に 示 すように 人 類 の 生 存 に 欠 かせないと 思 われる 生 態 系 (エコ シ ステム)のうち 既 におおよそ 60%が 持 続 不 可 能 な あるいは 劣 化 しつつある 状 態 で 利 用 されているとの 評 価 が 下 され その 傾 向 は 21 世 紀 前 半 に 大 幅 に 悪 化 しうると 懸 念 される ことから 早 急 に 根 本 的 な 対 策 を 講 ずるべきであるとの 結 論 が 示 されている 表 1.MEA による 評 価 項 目 小 項 目 状 態 主 な 要 因 1 供 給 機 能 食 糧 穀 物 生 産 量 の 相 当 な 向 上 家 畜 生 産 量 の 相 当 な 向 上 漁 獲 乱 獲 による 生 産 量 の 低 下 食 糧 水 産 養 殖 生 産 量 の 相 当 な 向 上 野 生 食 物 生 産 が 減 少 した 木 材 +/- ある 地 域 では 森 林 が 減 少 し 他 の 地 域 では 向 上 繊 維 綿 麻 絹 +/- ある 繊 維 では 生 産 量 の 低 下 他 は 向 上 木 質 燃 料 生 産 量 の 低 下 遺 伝 子 資 源 絶 滅 や 穀 物 遺 伝 子 資 源 の 喪 失 生 物 化 学 品 自 然 薬 品 医 薬 品 絶 滅 と 乱 獲 による 消 失 水 飲 用 産 業 用 や 灌 漑 による 持 続 不 可 能 な 利 用 水 力 エネ ルギーの 総 量 は 変 わらないが ダムがそのエネルギーを 利 用 する 能 力 は 向 上 している 2 調 整 機 能 大 気 質 の 制 御 大 気 が 自 らを 清 浄 化 する 能 力 が 低 下 気 候 の 制 御 地 球 全 体 20 世 紀 半 ばからの 炭 素 固 定 化 の 成 果 による 地 域 及 び 地 方 ネガティブな 作 用 の 方 が 優 勢 水 の 制 御 +/- 生 態 系 の 変 化 と 地 域 的 要 因 によるばらつき 土 壌 侵 食 の 制 御 土 壌 劣 化 の 増 加 水 質 浄 化 と 排 水 処 理 水 質 の 低 下 疾 病 の 制 御 +/- 生 態 系 の 変 化 によるばらつきがある 害 虫 の 制 御 殺 虫 剤 の 使 用 により 自 然 による 制 御 機 能 が 低 下 受 粉 地 球 規 模 で 明 らかに 受 粉 媒 介 者 ( 昆 虫 )が 減 少 自 然 災 害 の 調 節 天 然 の 緩 衝 機 能 が 喪 失 した( 湿 地 帯 マングローブ) 3 文 化 的 機 能 精 神 的 宗 教 的 価 値 神 聖 な 森 や 生 物 種 の 急 激 な 減 少 審 美 的 価 値 自 然 風 土 の 質 的 量 的 な 低 下 レクリエーション やエコツーリズム +/- 29 より 多 くのエリアへのアクセスが 向 上 し それに 伴 って 多 くのエリアで 質 が 低 下 注 : は 増 進 +/-は 増 減 なし は 減 退 を 表 す MEA2005 を 元 に 作 成 RSBS( 後 述 )による 訳 を 参 照

30 またさらに 報 告 書 は 評 価 会 議 の 活 動 を 通 して 判 明 した 主 要 な 事 柄 を 以 下 の 4 点 にま とめている 1 人 類 は この 過 去 50 年 間 に これまでの 歴 史 とは 比 較 にならないほどの 速 度 と 範 囲 で 生 態 系 に 変 化 を 与 えてきた そのほとんどは 急 成 長 する 食 糧 水 木 材 繊 維 そして 燃 料 の 需 要 をまかなうための 活 動 であったが この 結 果 地 球 上 の 生 物 多 様 性 に 深 刻 で 制 御 できないほどの 損 失 を 与 えてしまっている 2 この 生 態 系 に 与 えられた 変 化 は 人 類 の 幸 福 や 経 済 成 長 における 実 質 的 な 総 所 得 をも たらしたことになるが しかしそれは 一 方 で 多 くの 生 態 系 の 劣 化 引 き 返 し 不 可 能 な 変 化 によるリスクの 増 大 一 部 の 人 々の 貧 困 助 長 という 形 での コストの 増 加 の 中 で 達 成 されたものであり 将 来 の 世 代 が 受 け 取 るべき 利 益 を 減 少 させることに 他 なら ない 3 生 態 系 が 果 たす 機 能 の 劣 化 は 今 世 紀 前 半 に 著 しく 悪 化 すると 考 えられ このことは 国 連 が 定 めた MDG(Millennium Developing Goals)の 達 成 にとっての 障 害 となる 4 増 大 するニーズを 満 たしながらも 生 態 系 の 劣 化 を 逆 転 させる 挑 戦 は いくつかのシナ リオのもとで 部 分 的 には 可 能 と 評 価 できるが しかしそのシナリオには 政 策 面 構 造 面 そして 実 践 面 にわたり これまで 歩 んできた 方 向 を 著 しく 変 化 させることが 含 まれ ており 現 状 ではそうした 変 化 への 取 り 組 みは 緒 についていない ただし 生 態 系 同 士 のトレードオフを 減 らしたり それらを 統 合 したりすることで 生 態 系 特 有 の 機 能 を 保 全 し 増 大 させることのできる 多 くのオプションが 存 在 している 本 報 告 書 は やはり IPCC の 評 価 報 告 書 と 同 様 に 今 の 我 々 人 類 の 活 動 が 持 続 可 能 なレ ベルを 超 えてしまっていると 直 接 評 価 しているものではない また 評 価 のために 用 いら れたシナリオも 決 して 将 来 予 測 のためのものではなく あくまでも 傾 向 を 明 らかにする ための 試 みに 過 ぎないということも 報 告 書 の 中 に 明 記 されている しかしながら 上 に 記 した4つの 結 論 全 体 を 通 して 明 らかにされている 内 容 は これま での 歩 み とりわけ 第 2 次 世 界 大 戦 終 了 後 の 加 速 度 的 な 経 済 成 長 の 中 で 極 端 にその 規 模 30

31 を 増 した 人 間 活 動 が 地 球 システムそのものに 影 響 を 与 え 始 めているということに 他 なら ず それが 人 類 の 生 存 基 盤 の 脆 弱 化 に 繋 がり 始 めていると 懸 念 を 表 明 することで これま で 人 間 が 築 いてきたシステムがいかに 持 続 不 可 能 なものであるかを 示 しているところに 本 来 の 主 旨 があると 読 み 取 ることは 決 して 過 大 な 解 釈 とはいえないであろう 4.RSBS による 分 析 上 記 各 項 で 取 り 上 げた 内 容 を 補 足 するものとして 本 節 の 最 後 に 我 が 国 で 行 なわれた RSBS(サスティナビリティの 科 学 的 基 礎 に 関 する 調 査 プロジェクト)による 検 証 結 果 の レポートから エネルギーの 側 面 と 資 源 廃 棄 物 の 側 面 から 見 た 持 続 可 能 性 の 評 価 に 関 す る 部 分 を 抜 粋 して 見 ておくことにしたい このレポートは 元 三 重 県 知 事 の 北 川 正 恭 東 京 大 学 の 山 本 良 一 が 共 同 座 長 となり 中 立 的 な 立 場 から 地 球 のサスティナビリティ( 持 続 可 能 性 )に 関 する 最 新 の 科 学 的 知 見 を 網 羅 的 に 調 査 した 活 動 をまとめたものであり 2005 年 12 月 に サスティナビリティの 科 学 的 基 礎 に 関 する 調 査 (Science on Sustainability 2006/A View from Japan) という タイトルで 公 表 されている 活 動 には 国 内 外 の 170 名 を 超 える 科 学 者 からの 示 唆 や 指 導 が 含 まれており いわば 前 項 で 触 れた MEA の 日 本 版 と 言 ってもよいが そのテーマを 持 続 可 能 性 に 関 する 科 学 的 知 見 に 絞 っている 点 が 大 きな 特 徴 と 言 えるかもしれない また 中 立 的 な 立 場 ということを 意 識 して 様 々な 説 を 網 羅 的 に 取 り 上 げ(たとえば 地 球 温 暖 化 に 対 する IPCC の 見 解 だけでなく それに 対 する 反 論 も 取 り 上 げる 等 ) あえて 採 り 上 げられた 説 自 体 への 評 価 は 行 なっていない 点 も ユニークといえるかもしれない なお このレポートを 抜 粋 して 取 り 上 げるのは まず 第 1 に 抜 粋 以 外 の 部 分 では 既 に 本 節 で 紹 介 した 他 のレポートと 重 複 した 事 柄 が 取 り 上 げられていること 第 2 に ここ で 抜 粋 する 記 述 は 逆 に 他 のレポートでは 詳 しく 取 り 上 げられていないことに 拠 ってい る というのも このレポートでは 持 続 可 能 性 を 気 候 システム エネルギー 資 源 と 廃 棄 物 食 料 と 水 生 物 多 様 性 の 5 つの 側 面 に 分 けて それぞれに 関 する 知 見 を 整 理 するという 手 法 を 採 っているが 気 候 システム については IPCC の 作 業 が 食 料 と 31

32 水 生 物 多 様 性 については MEA の 作 業 がむしろ レポート 本 文 の 中 で 参 照 されている ため ここで 再 び 取 り 上 げるのは 重 複 になってしまうであろうし 一 方 エネルギー 資 源 と 廃 棄 物 については エコロジカル フットプリントによる 分 析 も 含 めて 他 の レポートだけでは 必 ずしもその 持 続 可 能 性 についての 記 述 が 十 分 ではないと 考 えられるか らである 以 下 同 レポートの 記 述 を 概 観 する 1 エネルギーの 持 続 可 能 性 < 需 要 面 > OECD( 経 済 協 力 開 発 機 構 ) 及 び IEA( 国 際 エネルギー 機 関 )のデータを 根 拠 に 世 界 の 一 次 エネルギー 消 費 は 2002 年 時 点 で 過 去 30 年 の 間 にほぼ 倍 増 しており 2030 年 には 2002 年 の 約 1.6 倍 に 達 すると 見 込 まれている その 一 方 で いまだ 電 気 エネルギーの 恩 恵 に 預 かっていない 人 口 が 発 展 途 上 国 で 16 億 人 以 上 に 上 っていることや エネルギー 源 別 に 見 た 場 合 は 再 生 可 能 エネルギーの 消 費 が 13%に 留 まっていることなどのアンバランスが 見 られる また 我 が 国 の 問 題 としては 先 進 国 間 の 比 較 で GDP あたりのエネルギー 消 費 は 低 いも のの 96%のエネルギーを 輸 入 に 頼 っている 状 況 にある < 供 給 面 > 現 代 社 会 のエネルギーは その 80%を 枯 渇 性 の 化 石 資 源 に 依 存 しており ピークオイ ル 仮 説 によって 指 摘 される 懸 念 がある 一 方 で 石 油 などの 在 来 型 資 源 のみならず すべ ての 化 石 エネルギーの 利 用 を 前 提 にした 場 合 は 向 こう 50 年 程 度 の 供 給 確 保 は 十 分 可 能 との 見 方 が 多 い 石 油 に 代 わりうるエネルギーとして 注 目 される 原 子 力 については 再 利 用 可 能 性 を 高 め る 技 術 の 実 用 化 には 時 間 がかかると 考 えられ ウランの 利 用 効 率 の 向 上 が 大 きな 課 題 とな っている さらに 再 生 可 能 なエネルギーである 風 力 太 陽 光 バイオマスの 利 用 につい ては 伸 びは 見 込 まれるものの エネルギー 供 給 全 体 に 占 めるシェアが 大 きく 向 上 すると は 見 込 めない 32

33 以 上 需 給 面 双 方 から 見 た 結 果 二 つの 問 題 が 浮 き 彫 りにされる 第 1 は 化 石 エネル ギー= 枯 渇 性 エネルギーへの 高 い 依 存 度 第 2 は 次 なる 基 幹 エネルギーへの 転 換 の 難 し さである このことを 受 け 今 後 エネルギーの 持 続 可 能 性 を 確 保 するには 量 と 質 の 両 面 が 課 題 となる 量 については 社 会 全 体 の 長 期 展 望 と 具 体 的 な 戦 略 による 一 層 の 省 エネルギーを 進 めない 限 り 将 来 的 なエネルギー 需 要 を 満 たすことは 極 めて 難 しいと 考 えられ また 質 については CO2の 排 出 による 気 候 変 動 への 影 響 が 懸 念 される 2 資 源 と 廃 棄 物 に 関 する 持 続 可 能 性 < 資 源 消 費 と 廃 棄 物 発 生 量 > 世 界 資 源 研 究 所 によって 公 表 された2つの 報 告 書 ( Resource Flows 1997 The Weight of Nations 2000)によれば 工 業 先 進 国 の 経 済 活 動 では 20 世 紀 後 半 経 済 生 産 あたりでみた 資 源 利 用 は 効 率 的 になっているものの 資 源 の 総 投 入 量 と 廃 棄 物 の 排 出 量 は 増 加 傾 向 にあり 資 源 の 総 投 入 量 が 減 少 している 証 拠 はない < 資 源 の 枯 渇 可 能 性 > 資 源 の 枯 渇 を 物 理 的 な 枯 渇 ではなく 1 将 来 の 世 代 がその 資 源 を 得 る 機 会 を 著 しく 減 少 すること 2その 資 源 を 獲 得 するために 大 量 のエネルギー 等 投 入 が 必 要 となり 資 源 の 確 保 が 困 難 になること 3その 資 源 に 依 存 した 生 産 活 動 が 困 難 になること と 再 定 義 した 上 で 下 記 のような 点 が 明 らかであるといえる 資 源 の 絶 対 量 としての 枯 渇 は 心 配 ない しかしながら 資 源 によってはその 品 位 が 低 下 しているため 経 済 的 なメリットがなくなれば 枯 渇 の 可 能 性 は 否 定 できない 結 局 資 源 が 枯 渇 するかどうかは 資 源 の 現 状 の 消 費 速 度 とそれに 伴 う 品 位 の 変 化 さらには 用 途 回 収 リサイクルによる レアメタルはその 希 少 性 の 他 幅 広 い 分 野 での 利 用 供 給 構 造 の 脆 弱 性 から 安 定 で 効 率 的 な 供 給 確 保 が 経 済 活 動 を 支 える 上 で 重 要 課 題 となる < 有 害 化 学 物 質 の 問 題 > 米 国 の CBA(Chemical Abstract)によって 登 録 されている 化 学 物 質 は 2005 年 9 月 現 33

34 在 で 約 2,675 万 種 類 あり 毎 年 数 百 万 種 類 の 勢 いで 増 加 している このうち 約 10 万 種 類 が 商 業 的 に 製 造 販 売 されている 全 ての 毒 性 情 報 が 揃 っている 物 質 は 数 百 程 度 程 度 に 過 ぎず いずれか 一 つの 毒 性 が 信 頼 される 機 関 によって 情 報 化 されているものも 数 千 種 類 に 過 ぎない 生 命 の 歴 史 人 類 の 歴 史 の 中 で 瞬 間 とも 言 えるこの4~50 年 の 間 に 我 々は 多 種 類 で 大 量 の 合 成 化 学 物 質 を 生 産 使 用 するようになっており 現 代 人 は 人 類 の 歴 史 にかつてな い 毒 性 が 不 明 確 な 化 学 物 質 に 囲 まれた 社 会 で 暮 らしている 以 上 のことから 理 解 できるように エネルギー 資 源 と 廃 棄 物 という 2 つの 側 面 に 焦 点 を 絞 った 場 合 には 差 し 迫 った 危 機 的 な 状 況 は 想 定 できないものの 今 の 社 会 シス テムが 持 続 可 能 であるという 証 拠 はどこにもないということだけは はっきりしていると いえよう なお RSBS のレポートは 先 に 挙 げた 持 続 可 能 性 の5つの 側 面 を 踏 まえ 次 のようにその 特 徴 をまとめている 1 人 類 の 資 源 需 要 に 関 わる 再 生 不 可 能 な 資 源 と エネルギー については 当 面 絶 対 的 意 味 合 いで 枯 渇 すると 言 う 根 拠 はない しかしながら 年 のタイムスパ ンでみれば 品 位 の 高 い 良 質 な 資 源 は 枯 渇 しつつあることは 事 実 である また 現 在 の 世 代 でも 今 後 の 将 来 の 世 代 においても 再 生 不 可 能 な 資 源 をどのように 有 効 利 用 するかについて 定 まった 理 論 も 実 践 もなされていない 2 人 類 社 会 にとって 自 然 環 境 は 生 命 維 持 の 根 幹 であるが その 認 識 を 我 々が 必 ずしも 共 有 しているとは 言 えない 近 年 特 にその 物 理 的 側 面 である 気 候 システム と 生 物 的 側 面 である 生 物 多 様 性 とに 顕 著 な 変 化 が 起 きている 3 近 代 社 会 以 前 から 人 類 が 利 用 していた 再 生 可 能 な 資 源 であったはずの 食 糧 水 森 林 水 産 物 などが 現 在 ではその 再 生 性 に 不 安 が 生 じており 地 域 や 資 源 の 種 類 に よっては 既 に 危 機 的 状 態 にあるものもある 34

35 本 節 のまとめ 本 節 では 我 々が 身 を 置 く 現 在 の 社 会 システムが 果 たして 持 続 可 能 なレベルにあるかど うかの 認 識 をより 鮮 明 にしておきたいとの 立 場 から いくつかの 代 表 的 な 検 証 作 業 をレビ ューした 結 論 としては 持 続 可 能 なレベルにあるとの 確 たる 知 見 は 見 当 たらなかった また 一 方 持 続 不 可 能 なレベルであると 結 論 付 けたものは エコロジカル フットプリントによる 分 析 のみであった しかしながら それ 以 外 の 分 析 においては 持 続 不 可 能 なレベルにあるとの 明 確 な 判 断 こそ 示 されないものの その 文 脈 を 追 う 限 りにおいて 我 々の 社 会 システムが 持 続 不 可 能 なレベルに 達 しつつあるかもしれないと 判 断 できる 兆 候 が 既 に 顕 在 化 してきており 将 来 への 懸 念 が 多 く 示 されていることを 確 認 できた 現 時 点 で 我 々にとってはこれで 十 分 であろう なぜなら 持 続 不 可 能 なレベルにある という 確 実 な 知 見 を 得 ることは もうすっかり 手 遅 れだという 宣 告 を 下 すことに 他 ならな いからである Meadows らが 成 長 の 限 界 の 中 で 触 れているように 地 球 をひとつのシステムと 考 えた 場 合 その 重 要 な 機 能 の 一 つとして 劇 的 な 変 化 を 遅 らせる 働 きを 持 っていると 想 定 できる 例 えば 幾 何 級 数 的 に 増 加 する 人 口 や CO2 濃 度 の 変 化 に 対 し 温 暖 化 のグラフ が 直 線 的 に 変 化 していることは その 機 能 の 働 きによると 考 えられる もちろん このことは 一 方 で 今 すぐに 有 効 な 手 立 てを 打 っても その 効 果 が 現 れるの は 先 のことになるということも 意 味 するのだが いずれにしても 我 々の 社 会 が 持 続 可 能 な レベルを 超 えるとは まさにこの 地 球 の 持 つ 調 節 機 能 が 作 用 しなくなる 地 点 まで 突 き 進 ん でしまうことを 指 しているのであり 十 分 な 根 拠 をもって レベルを 超 えた と 宣 言 する ことは ブラックユーモアの 域 を 出 た 悲 劇 以 外 のなにものでもないことを 我 々は 肝 に 銘 じておかなければならない 35

36 第 3 節 企 業 社 会 そして 消 費 社 会 はじめに 前 節 で 見 てきたように 我 々 人 間 による 活 動 の 規 模 や 範 囲 は いまやその 基 盤 としての 地 球 環 境 の 持 続 可 能 性 を 危 惧 させる 兆 しが 科 学 的 に 検 証 できる 段 階 にまで 大 きくなって しまったことだけは 間 違 いがない そして その 要 因 を 人 口 増 加 と 経 済 活 動 の 活 発 化 に 求 めること 自 体 は 一 般 論 として 認 められるであろう がしかし 厳 密 な 意 味 で 言 えば ここではもう 少 し 立 ち 入 った 検 証 が 必 要 である 何 故 なら その 一 般 論 が 妥 当 とするならば 地 球 環 境 に 関 わる 深 刻 な 問 題 を 解 決 するには 適 正 な 規 模 まで 人 口 や 経 済 をコントロールしなければならず 裏 を 返 せば それさえできれ ば 我 々は 持 続 可 能 な 社 会 を 築 くことができるという 結 論 を 引 き 出 すことになりかねないか らである もちろん この 結 論 が 本 当 に 実 現 可 能 であればそれはそれで 結 構 なことなのだ が 残 念 ながら 事 情 はそう 単 純 ではない 本 節 では そのことを 明 確 に 認 識 しておくために システム 的 な 見 地 から 先 の 一 般 論 の 中 身 をより 精 緻 なものにすることを 試 み そのことを 通 じて 地 球 環 境 問 題 に 向 き 合 う 視 座 を 一 層 明 らかにしてみたい 我 々が 暮 らす 現 代 の 社 会 システムが その 持 続 可 能 性 に 懸 念 を 抱 かせる 兆 候 を 示 し 始 め ているのは 取 りも 直 さずシステムそのものに 欠 陥 があるからであり それを 変 えてゆか ない 限 りは 問 題 を 解 決 し 得 ないという 論 点 は すでに 多 くの 論 者 によって 語 られてきて いる しかし その 変 革 の 手 法 や 程 度 については 必 ずしも 一 様 ではない 大 量 生 産 大 量 消 費 大 量 廃 棄 という 経 済 システムは 人 間 の 豊 かさを 実 現 するために は 不 可 欠 だったのであり それは 歴 史 的 な 必 然 であったと 言 う 立 場 に 立 てば システム 自 体 は 肯 定 しているという 意 味 で その 歪 みはシステムが 行 き 過 ぎてしまったためのもので あり 調 整 によって 問 題 解 決 せざるを 得 ないという 結 論 になる また この 立 場 で 最 も 楽 観 的 なものは 多 少 行 き 過 ぎたように 見 えても 物 理 的 な 欲 求 が 無 限 に 続 くわけはなく いつか 定 常 化 するので 経 済 の 脱 物 質 化 が 進 み 自 動 的 に 調 整 されるという 考 え 方 であ る 一 方 今 の 大 量 生 産 を 前 提 とした 経 済 システムは 歴 史 的 必 然 でも 何 でもなく たまた ま 米 国 を 中 心 に 生 成 発 展 してきたものであり その 物 質 依 存 的 エネルギー 依 存 的 な 経 36

37 路 自 体 が 間 違 っているのだというシステム 否 定 の 立 場 に 立 てば よりラジカルな 変 革 を 目 指 すことになる 但 し いずれの 立 場 も その 視 点 の 集 約 点 としては 大 量 生 産 大 量 消 費 大 量 廃 棄 と いう 現 在 の 先 進 諸 国 を 中 心 として 確 立 された 経 済 システムにおかれており そのシステ ムを 生 み 出 した 根 源 をどこまで 辿 るかによって その 差 が 生 じているとみてよい いうまでもないことだが 特 に 先 進 国 と 言 われる 世 界 に 住 んでいる 我 々は 好 むと 好 ま ざるとに 関 わらず 間 違 いなく 大 量 生 産 を 前 提 とした 経 済 システムに 組 み 込 まれている もっとも 最 近 では この 経 済 システムが 行 き 詰 まりを 見 せ 始 めており これまでの 少 品 種 大 量 生 産 から 多 品 種 少 量 生 産 へのシフトがその 兆 候 に 他 ならない との 見 方 もあるには ある しかしながら それは 依 然 としてマスを 基 調 としたカスタマイズであることを 見 落 としてはならない ではこのシステムは どのようなサブ システムによって 特 徴 付 けられているのだろう か? それは 大 きく 分 けて 企 業 社 会 と 消 費 社 会 の 二 つのシステムによるという ことができよう もちろん ここで 述 べようとしているのは 企 業 社 会 というシステム と 消 費 社 会 というシステムが 大 量 生 産 大 量 消 費 大 量 廃 棄 という 経 済 システムを 生 み 出 している 因 果 関 係 つまりどちらかが 原 因 でどちらかが 結 果 という 関 係 にあるとい うことではない システムとしては 相 互 的 であり それぞれが 入 れ 子 のように 作 用 してお り 全 体 として 現 代 経 済 のシステムを 構 成 する 一 部 になっているという 意 味 である ところで この 全 体 としての 経 済 システムを 総 描 画 すれば それは 結 局 資 本 主 義 経 済 に 行 き 着 くことになるし 根 源 的 な 問 いは 資 本 主 義 経 済 システムは 果 たして 持 続 可 能 か? というところに 落 ち 着 くことになるが この 点 については まだまだ 考 察 が 必 要 であるため 本 論 では 直 接 触 れず 今 後 の 課 題 としておきたい 1. 企 業 社 会 我 々の 社 会 の 特 徴 のひとつは 明 らかに 企 業 が 社 会 システムの 多 くの 機 能 を 担 って いるところにある その 象 徴 的 な 姿 の 一 例 は P. Drucker が 言 うように 現 代 社 会 が 被 用 37

38 者 社 会 であるというところに 見 ることができる すなわち 20 世 紀 のはじめには お 仕 事 は 何 ですか と 聞 いたが 今 日 では お 勤 めはどこですか と 聞 く ことが 当 たり 前 になっている また 日 々の 生 活 の 中 で 出 会 う 製 品 やサービスを 頭 に 浮 かべた 場 合 そ のほとんどが 企 業 の 手 によるものであることに 反 論 する 人 は まずいないはずである 多 少 言 い 回 しが 行 き 過 ぎているかもしれないが 今 日 では 企 業 が 私 たちの 生 活 を 支 配 している 何 を 食 べるか 何 を 着 るか どこで 働 くか 何 をやるかは 企 業 が 決 めてい るのだ 自 らの 監 督 者 であるはずの 政 府 の 決 定 を 指 図 したり かつてなら 確 実 に 公 共 の 領 域 とされていた 社 会 的 分 野 を 牛 耳 ることも 増 えている (Bakan2004)との 批 判 も あながち 的 外 れとはいえない 記 述 を 含 んでいる 点 で 傾 聴 に 値 しよう また 下 記 に 示 すように 国 民 総 生 産 (GNP)に 占 めるシェアを 見 た 場 合 全 体 の 90% 以 上 を 産 業 活 動 が 占 めており その 大 半 が 企 業 活 動 によるものと 考 えられるから この 側 面 からもその 大 きさを 知 ることができる 表 2. 経 済 活 動 別 国 内 総 生 産 ( 名 目 )2004 の 概 要 活 動 部 門 金 額 (10 億 円 ) シェア (%) 全 産 業 458, うち 農 林 水 産 業 8, 小 計 450, 政 府 系 46, 対 家 計 民 間 非 営 利 サービス 生 産 者 9, 輸 入 品 に 課 される 税 関 税 4, ( 控 除 ) 総 資 本 形 成 に 係 る 消 費 税 -3, ( 控 除 ) 帰 属 利 子 -24, 統 計 上 の 不 突 合 4, 国 内 総 生 産 496, 注 : 内 閣 府 経 済 社 会 総 合 研 究 所 国 民 経 済 計 算 部 国 民 経 済 計 算 年 報 に 基 づく 出 所 : 日 本 の 統 計 2007 ところで ここで 少 し 整 理 をしておきたいことがある それは 本 論 で 取 り 上 げる 企 業 社 会 と 類 似 するところを 含 んでいると 考 えられる 産 業 社 会 あるいは 組 織 社 会 という 捉 え 方 と 企 業 社 会 との 間 の 差 異 についてである この 作 業 は 本 論 で 取 り 扱 う 企 業 社 会 というシステムをより 鮮 明 に 定 義 することにも 繋 がる 38

39 いうまでもなく 産 業 社 会 と 企 業 社 会 は 重 なり 合 う 部 分 はあるものの 同 義 で はない 一 般 的 な 定 義 として 産 業 社 会 とは 農 業 中 心 の 産 業 構 造 をもつ 前 産 業 社 会 に 代 わって インダストリアリゼーションの 進 展 の 結 果 あらわれてくる 工 業 中 心 の 産 業 構 造 をもつ 社 会 ( 経 営 学 小 事 典 1986)とされる つまり 産 業 社 会 は 生 産 構 造 に 軸 を おいた 定 義 であり そもそも 主 体 に 軸 をおいた 企 業 社 会 の 定 義 とは 別 次 元 のものであ る また 産 業 社 会 の 当 初 においては いわゆる 家 内 制 手 工 業 が 主 流 であったことを 考 えるならば その 段 階 では まだ 企 業 社 会 とはいえなかったこと 80 年 代 以 降 盛 ん に 論 議 されている ポスト 産 業 社 会 は 決 して 企 業 社 会 の 終 焉 を 前 提 としているわ けではないことからも その 違 いは 明 確 である 次 に 組 織 社 会 と 企 業 社 会 との 関 係 についてであるが これも 当 然 のことながら 同 義 ではない 結 論 から 言 えば 企 業 社 会 は 組 織 社 会 の 一 翼 を 成 すものであっ て 部 分 を 示 す 概 念 である いうまでもなく 人 間 社 会 は 関 係 性 の 社 会 に 他 ならない したがって 人 間 は 必 ずなんらかの 集 団 あるいは 共 同 体 に 所 属 する 組 織 論 的 に 言 えば この 集 団 や 共 同 体 に 共 通 の 目 的 が 設 定 され それを 目 指 してメンバーが 協 働 するとき 組 織 が 成 立 することになるのだが そのうちの 一 つが 企 業 ということになる 現 代 社 会 は 様 々な 組 織 活 動 によって 構 成 される 社 会 と 言 う 意 味 では 間 違 いなく 組 織 社 会 である しかし その 組 織 の 内 どれがもっとも 影 響 力 を 持 つかという 視 点 で 精 緻 化 するならば 企 業 社 会 と 名 づけることの 方 がより 正 確 といえる この 点 について Drucker は 現 代 を 企 業 社 会 と 定 義 することは 新 左 翼 による 時 代 遅 れの 見 方 であり 今 では 他 の 組 織 が 成 長 し 社 会 が 多 元 化 したのだから 組 織 社 会 と 定 義 すべきだと 主 張 している(2001)が こと 地 球 環 境 問 題 を 考 えるにあたって 果 た してそこまで 先 取 りをしてしまってよいものか 慎 重 でなければならないだろう さて このようなことを 踏 まえた 上 で 大 量 生 産 大 量 消 費 大 量 廃 棄 のシステムを 生 み 出 したのは 産 業 社 会 なのか? 企 業 社 会 なのか?という 問 いを 発 してみると どういうことが 見 えてくるだろうか まず はっきりすることは この 問 い 自 体 が 的 外 れだということだ 明 らかに そのど ちらもが 大 量 生 産 システムの 誕 生 に 関 係 しているということになるからである しかし 39

40 その 問 いを 産 業 社 会 と 企 業 社 会 のどちらが より 決 定 的 な 役 割 を 演 じているか? という 比 較 の 設 問 に 置 き 換 えたときには 後 者 であるということがいえる それは シス テムの 駆 動 力 についての 分 析 と 言 うことになるが その 評 価 は 概 略 次 のようなものと 考 えられる 表 3. 産 業 社 会 と 企 業 社 会 システム 駆 動 力 生 み 出 す 影 響 など 産 業 社 会 工 業 化 人 工 物 を 作 り 出 すと 言 う 意 味 で 物 質 依 存 エネルギー 依 存 を 生 み 出 す が それ 自 体 では 大 量 生 産 には 繋 がらない 企 業 社 会 価 値 の 最 大 化 経 路 的 には 工 業 化 を 大 量 生 産 システムに 向 かわせる 出 所 : 筆 者 作 成 ここで 少 し 解 説 を 加 えておきたいのは 上 表 中 企 業 社 会 の 駆 動 力 を 価 値 の 最 大 化 とした 点 である 通 常 ならば 利 潤 の 最 大 化 が 想 定 されるところであるが それ を 価 値 としたのには 実 は 多 少 の 意 味 がある 例 えば 自 動 車 産 業 を 例 に 採 った 場 合 大 量 生 産 システムを 実 現 したのは H.Ford で あるとされる ( 注 : 量 産 化 という 点 では 先 行 者 はいるが システムとしての 大 量 生 産 と いう 点 では この 評 価 が 妥 当 である )しかし Ford のもう 一 方 の 評 価 すなわち 高 賃 金 政 策 と 福 祉 主 義 的 政 策 による 労 務 対 策 を 絡 めてみると そこには 利 潤 の 最 大 化 以 上 の 理 念 が 作 用 していたと 解 釈 せざるを 得 ない 現 に Ford は 自 らの 企 業 目 的 として 利 潤 動 機 を 否 定 し サービスの 原 則 を 強 調 した ( 安 部 2002)とされている 一 方 我 が 国 において 明 確 に 大 量 生 産 システムを 志 向 した 経 営 者 として 松 下 グルー プの 創 業 者 である 松 下 幸 之 助 の 名 を 挙 げることができる その 経 営 理 念 の 核 は 共 存 共 栄 と 水 道 哲 学 にあるとされる( 立 石 2001)が この 二 つについて 事 実 上 のグルー プ 創 立 の 日 と 定 めた 昭 和 7 年 5 月 5 日 の 訓 示 の 中 で 松 下 自 身 が 次 のように 語 っている 実 業 人 の 使 命 というものは 貧 乏 の 克 服 である 社 会 全 体 を 貧 より 救 ってこれを 富 まし めるにある 商 売 や 生 産 は その 商 店 や 製 作 所 を 繁 栄 せしめるにあらずして その 働 き 活 動 によって 社 会 を 富 ましめるところにその 目 的 がある ( 中 略 ) 商 店 なり 製 作 所 の 繁 栄 ということはどこまでも 第 二 義 的 である われわれ 実 業 人 生 産 人 のねらい 所 たる 真 の 使 命 は すべての 物 質 を 水 のごとく 無 40

41 尽 蔵 たらしめよう 水 道 の 水 のごとく 値 を 廉 ならしめよう ここにきてはじめて 貧 は 征 服 される 前 者 は 松 下 の 考 える 共 存 共 栄 を 表 現 したもので 現 在 盛 んに 議 論 されている 企 業 の 社 会 的 責 任 (CSR)にも 通 じるところを 含 んでいるが 社 会 と 松 下 グループの 共 存 共 栄 の 重 要 性 を 訴 えている 加 えて 我 々としては 商 店 と 製 作 所 という 言 い 回 しで 松 下 本 体 ( 製 作 所 )と 販 売 店 ( 商 店 )を 運 命 共 同 体 のように 一 体 化 しているところにも 注 目 し その 共 存 共 栄 関 係 も 視 野 に 入 っていることも 理 解 しておかなければならない また 後 者 は 水 道 哲 学 を 語 っているくだりであるが その 意 図 するところ 強 烈 な までの 大 量 生 産 システムにあることは 説 明 を 要 しないであろう さて この 二 人 の 歴 史 に 残 る 経 営 者 に 共 通 するものは いうまでもなく 第 1 に 大 量 生 産 システムを 志 向 した 点 にある Ford が 自 動 車 という 全 く 新 しい 製 品 の 普 及 を 目 指 し 松 下 は すでに 存 在 する 技 術 を 改 良 した 製 品 の 普 及 を 目 指 したという 点 での 違 いはあるも のの 両 者 とも 大 量 に 製 造 することによる 効 果 いわば 規 模 の 経 済 の 利 点 を 生 かして よ り 多 くの 消 費 者 に 自 社 の 製 品 を 到 達 させることを 通 じて 自 社 の 業 績 を 伸 ばそうとしてい たことは 明 らかである しかしながら それ 以 上 に 注 目 しておきたいことは その 経 営 理 念 において 両 者 とも 利 潤 の 最 大 化 を 二 の 次 にしている 点 である もっと 突 っ 込 んで 言 えば Ford にあって は 自 動 車 というものが 社 会 にもたらす 価 値 を 志 向 し それを 最 大 化 しようとしているし 松 下 においては 物 質 的 な 充 足 によってもたらされる 価 値 を 志 向 し それを 最 大 化 しよう としており それを 自 らの 企 業 にとっての 最 大 の 使 命 としていると 読 み 取 れるのである こうして 見 てくると 企 業 社 会 の 駆 動 力 は 一 般 的 な 理 解 というか 昨 今 のアング ロサクソン 型 企 業 社 会 への 評 価 の 中 で 語 られることの 多 い 利 潤 の 最 大 化 とそれに 伴 う 企 業 価 値 の 最 大 化 に 必 ずしもあるわけでなく もっと 広 範 な 意 味 での 価 値 の 最 大 化 にあると 見 たほうがより 妥 当 であろうということになる 実 は この 価 値 の 最 大 化 と いうところに 環 境 に 配 慮 した 企 業 経 営 が 普 及 してゆく 鍵 もあるのだが その 詳 細 につい ては 後 に 論 議 することとしよう 41

42 先 に 掲 げた 表 の 中 で 価 値 の 最 大 化 は 経 路 的 に 大 量 生 産 システムを 生 み 出 すと 整 理 を 行 った 厳 密 に 言 えば そこには 多 少 の 矛 盾 がある というのは ある 製 品 の 価 値 を 最 大 化 しようとすれば 逆 に 少 量 しか 提 供 しないという 経 路 もありうるからだ 現 に 希 少 性 を 価 値 として 成 立 しているビジネスや 製 品 は 我 々の 目 の 前 にたくさん 存 在 している この 点 は いったいどのように 理 解 すればいいのだろうか? 大 量 生 産 システムを 本 格 的 に 開 花 させたのは 他 ならぬ 米 国 ということになるが Rosenberg は Mayor&Post が 1984 年 にまとめた 論 文 集 大 量 生 産 の 社 会 史 (Yankee Enterprise) の 中 で その 要 因 を 需 要 供 給 という 観 点 から 次 のように 分 析 している まず 需 要 面 として 良 質 な 土 地 の 豊 富 の 存 在 を 背 景 に 1 移 民 を 含 めた 急 激 な 人 口 増 加 と 新 家 庭 の 形 成 が 進 んだこと 2 高 い 農 業 生 産 力 が 農 業 所 得 を 上 昇 させるとともに 食 料 価 格 を 低 く 抑 えたこと 3 土 地 所 有 が 比 較 的 容 易 であったため 相 対 的 な 平 等 主 義 的 社 会 構 造 が 生 まれ 見 栄 や 派 手 さにとらわれない 機 能 主 義 への 嗜 好 が 育 まれたこと が 相 互 に 作 用 し 標 準 化 された 低 価 格 の 規 格 品 に 対 する 旺 盛 な 需 要 が 生 み 出 された 点 が 指 摘 される 次 に 供 給 面 として こちらも 天 然 資 源 の 豊 富 さを 背 景 に 1 技 術 の 選 択 肢 において 資 源 集 約 的 生 産 方 法 を 用 いることの 方 が 合 理 的 であったこと 2 相 対 的 な 労 働 力 不 足 が 存 在 し 機 械 の 徹 底 した 利 用 によって 熟 練 単 純 を 問 わず 労 働 力 を 節 約 する 生 産 方 法 が 志 向 されたこと 3そのことが 資 本 財 部 門 における 標 準 化 と 互 換 性 を 通 じたイノベーショ ンを 促 したこと 4さらに ヨーロッパとくにイギリスのような 伝 統 的 な 技 術 の 蓄 積 がな かったため そこへの 執 着 がイノベーションの 制 約 条 件 とはならなかったこと などがそ の 根 拠 として 挙 げられている そういう 意 味 では 米 国 において 大 量 生 産 システムが 初 めて 力 を 得 たのは 良 質 ながら 未 開 発 の 資 源 が 豊 富 にあったという 極 めて 偶 然 性 の 高 い 条 件 が 作 用 した 出 来 事 であった と 言 えるかもしれない しかし 一 方 で 次 項 に 扱 う 消 費 社 会 というシステムとの 関 連 において 答 えを 検 証 す ることにはなるが やはり 巨 大 な 需 要 が 存 在 していたことは 決 定 的 に 重 要 であり その 状 況 下 で 企 業 活 動 が 行 なわれる 場 合 価 値 の 最 大 化 の 方 向 は 必 然 的 に 規 模 の 経 済 を 志 42

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