日本ベンチャー学会制度委員会報告書

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1 日 本 ベンチャー 学 会 制 度 委 員 会 報 告 書 企 業 家 を 取 り 巻 く 創 業 環 境 とその 改 善 策 -イノベイティブなベンチャーが 生 まれ 育 つための 社 会 変 革 と 提 言 年 3 月

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3 はじめに 3 年 前 日 本 ベンチャー 学 会 は 特 別 委 員 会 として 制 度 委 員 会 を 新 設 した 制 度 委 員 会 新 設 にあたっては 職 業 の 縦 型 の 専 門 化 が 進 んだ 結 果 ベンチャーを 俯 瞰 し 共 通 の 課 題 を 発 見 し 解 決 するための 横 串 刺 し 的 議 論 が 不 足 しているのではないかという 問 題 意 識 があった そこで 日 本 ベンチャー 学 会 に 集 う 起 業 家 ベンチャーキャピタリスト 知 財 や 監 査 に 関 する 専 門 家 等 々に 参 集 頂 き 委 員 長 の 松 田 修 一 先 生 の 下 で 議 論 を 重 ね 最 終 的 に 付 加 価 値 創 造 エンジンとしての コア 技 術 をベースにした 成 長 ベンチャーの 輩 出 という 報 告 書 を 出 すと 同 時 に 制 度 変 革 への 幾 つかの 提 言 を 行 った 続 く 2012 年 度 からは 委 員 長 を 松 田 先 生 から 秦 にバトンタッチすると 同 時 に 参 加 委 員 も 一 部 入 れ 替 えた 上 で 第 2 次 制 度 委 員 会 といえる 委 員 会 を 引 き 続 き 開 催 した この 制 度 委 員 会 では 企 業 家 を 取 り 巻 く 創 業 環 境 とその 改 善 策 を 共 通 テーマに 各 委 員 の 皆 様 に 紹 介 いただいたイノベイティブな 事 業 を 展 開 する 起 業 家 から 創 業 当 時 の 状 況 やその 後 の 企 業 成 長 の 過 程 などについてのお 話 しをお 伺 いすることで 現 状 の 日 本 の 起 業 家 が 遭 遇 する 創 業 環 境 の 問 題 や 成 長 段 階 での 課 題 などについて 議 論 して 来 た お 呼 びした 起 業 家 は 10 名 に 上 り その 事 業 は バイオ IT 系 の 技 術 オリエンティッドなものから 既 存 市 場 での 革 新 を 目 指 す 小 売 業 や 農 業 教 育 関 連 といった 厳 しい 規 制 下 にあった 分 野 で のサービス 業 まで 幅 広 いものとなった(お 話 を 頂 いたベンチャー 起 業 家 の 一 覧 は 5 頁 ) 加 えて 制 度 委 員 会 でお 聞 きした 起 業 家 の 方 々のお 話 しは 追 加 的 な 資 料 や 情 報 も 付 け 加 えた 上 で アントレプレナー 教 育 にも 役 立 たせようとの 意 図 で ご 紹 介 を 頂 いた 各 委 員 の 手 によってケース スタディ 用 のケースとしてまとめて 頂 き 委 員 長 の 秦 がティーチン グ ノートを 付 けて 日 本 ベンチャー 学 会 の 会 報 に 順 次 掲 載 することにした 現 在 2012 年 6 月 発 刊 の Vol.58 から 昨 年 度 末 12 月 発 刊 の Vol.64 まで 8 ケースを 既 に 掲 載 した 本 報 告 書 では 制 度 委 員 会 でお 話 し 頂 いた 起 業 家 の 方 々のお 話 しをもとに 改 めて 起 業 家 を 取 り 巻 く 創 業 環 境 の 問 題 点 を 指 摘 した 上 で その 変 革 への 考 え 方 提 言 を 提 示 したい 本 報 告 書 の 章 立 ては 以 下 の 通 りである まず 第 1 章 は イノベイティブなベンチャーが 生 まれ 育 つための 社 会 変 革 と 提 言 と 題 して この 第 2 次 制 度 委 員 会 での 結 論 部 分 ともいえる 創 業 環 境 の 問 題 点 と 変 革 への 考 え 方 および 提 言 を 提 示 した 第 2 章 は ベンチャーのケース スタディ と 題 し 委 員 会 でプレゼンテーション して 頂 いた 10 人 の 起 業 家 のお 話 しをベースに 作 成 し 学 会 の 会 報 に 掲 載 したケースに その 後 の 動 きなどを 若 干 付 け 加 えた 上 で 再 録 した 委 員 会 でお 話 しを 頂 いたケースのうち まだ 会 報 に 掲 載 されていないものについても 既 に 原 稿 は 出 来 上 がっており それも 会 報 掲 載 に 先 立 って 第 2 章 に 収 めた 続 く 第 3 章 は 制 度 委 員 会 のオブザーバーである 川 本 明 氏 から 提 言 実 現 に 向 けて -アベノミクスの 先 にあるもの と 題 し 第 1 章 での 社 会 変 革 の 考 え 方 と 提 言 を 受 ける 形 1

4 で 日 本 で 既 にコンセンサスが 出 来 上 がっているとも 言 えるベンチャー 振 興 策 が 何 故 現 実 には 進 まないのか その 阻 害 要 因 とそれを 乗 り 越 えるための 示 唆 について 述 べていただ いた 最 後 に おわりに では 前 委 員 長 の 松 田 修 一 先 生 に 第 1 次 第 2 次 制 度 委 員 会 の 概 要 と 意 義 について 簡 単 におまとめいただいた 加 えて 参 考 として アベノミクスの 成 長 戦 略 に 呼 応 する 形 で 2013 年 4 月 この 制 度 委 員 会 も 協 力 し 日 本 ベンチャー 学 会 として 発 表 した 緊 急 提 言 :ベンチャーが 成 長 するた めの 規 制 改 革 全 文 と 同 じく 2013 年 6 月 に 発 表 した 日 本 ニュービジネス 協 議 会 連 合 会 日 本 ベンチャーキャピタル 協 会 及 び 日 本 ベンチャー 学 会 以 上 3 団 体 からの 緊 急 提 言 で ある 三 団 体 緊 急 提 言 : 高 付 加 価 値 型 ベンチャー 企 業 の 簇 業 ( 既 に 製 本 されて 発 刊 されて いる)の 要 旨 を 掲 載 した なお 制 度 委 員 会 委 員 及 び 本 報 告 書 の 執 筆 分 担 は 次 ページの 通 りである 2014 年 3 月 日 本 ベンチャー 学 会 制 度 委 員 会 委 員 長 秦 信 行 2

5 日 本 ベンチャー 学 会 制 度 委 員 会 委 員 の 氏 名 所 属 委 員 長 秦 信 行 國 學 院 大 學 教 授 委 員 安 達 俊 久 一 般 社 団 法 人 日 本 ベンチャーキャピタル 協 会 会 長 委 員 一 柳 良 雄 株 式 会 社 一 柳 アソシエイツ 代 表 取 締 役 兼 CEO 委 員 岡 田 雅 史 有 限 責 任 監 査 法 人 トーマツ パートナー 委 員 佐 藤 辰 彦 特 許 業 務 法 人 創 成 国 際 特 許 事 務 所 所 長 委 員 庄 司 秀 樹 東 洋 システム 株 式 会 社 代 表 取 締 役 委 員 鈴 木 真 一 郎 新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人 戦 略 マーケッツ 事 業 部 企 業 成 長 サポートセンター 長 委 員 三 浦 太 新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人 シニアパートナー 委 員 山 本 守 有 限 責 任 あずさ 監 査 法 人 パートナー オブザーバー 川 本 明 アスパラントグループ 株 式 会 社 シニアパートナー オブザーバー 松 田 修 一 早 稲 田 大 学 名 誉 教 授 アドバイザー 長 谷 川 博 和 早 稲 田 大 学 大 学 院 教 授 事 務 局 田 村 真 理 子 日 本 ベンチャー 学 会 事 務 局 長 ( 2013 年 1 月 に 新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人 三 浦 太 氏 から 鈴 木 真 一 郎 氏 へ 交 代 ) 報 告 書 の 執 筆 担 当 はじめに ( 秦 ) 第 1 章 イノベイティブなベンチャーが 生 まれ 育 つための 社 会 変 革 と 提 言 ( 秦 ) 第 2 章 ベンチャーのケース スタディ (1: 佐 藤 松 田 2: 庄 司 松 田 3: 三 浦 4: 安 達 5: 一 柳 6: 山 本 7: 秦 8: 長 谷 川 9: 田 村 10: 岡 田 監 修 : 秦 松 田 ) 第 3 章 提 言 実 現 に 向 けて-アベノミクスの 先 にあるもの ( 川 本 ) おわりに ( 松 田 ) 資 料 1 緊 急 提 言 ベンチャーが 成 長 するための 規 制 改 革 ( 日 本 ベンチャー 学 会 緊 急 制 度 改 革 提 言 委 員 会 ) 資 料 2 三 団 体 緊 急 提 言 要 旨 ( 松 田 ) ( 第 2 章 は 一 部 を 除 き 会 報 の 文 章 のまま 掲 載 ) 3

6 目 次 はじめに 1 第 1 章 イノベイティブなベンチャーが 生 まれ 育 つための 社 会 変 革 と 提 言... 5 第 2 章 ベンチャーのケース スタディ (ケース1) 植 物 由 来 のポリ 乳 酸 ( 生 分 解 性 樹 脂 ) 成 形 技 術 の 事 業 化 ~ 技 術 士 小 松 道 男 の 研 究 開 発 の 挑 戦 活 動 ~ 13 (ケース 2)リチウムイオン 二 次 電 池 開 発 を 支 える 東 洋 システム( 株 ) ~エネルギー 産 業 の 技 術 開 発 で 世 界 に 貢 献 するイノベーションの 軌 道 ~ (ケース 3) 手 書 き 文 字 認 識 変 換 システムをリードする( 株 )MetaMoJi ~ワープロソフト 一 太 郎 に 次 ぐ 第 2 創 業 により 世 界 に 貢 献 する 革 新 的 技 術 ~ (ケース 4) スマポ 事 業 概 要 と 起 業 家 から 見 た 日 本 への 提 言 ( 株 )スポットライト (ケース 5) 大 学 発 ものづくりベンチャー イービーエム( 株 ) ~ 世 界 への 挑 戦 ~ (ケース 6)ペプチドリーム( 株 ) バイオベンチャー 天 国 と 地 獄 ~バイオベンチャーへの 期 待 と 誤 解 ~ (ケース 7)Kauli( 株 ) (ケース 8) 経 営 理 念 が 成 長 とイノベーションの 原 点 ( 株 )ジェイアイエヌ (ケース 9) 起 業 の 軌 跡 ( 奇 跡!?)と 農 業 ビジネスの 現 状 ( 株 )エムスクエア ラボ (ケース10) 子 ども 達 の 未 来 のために~ 保 育 事 業 者 のキャリアプラン~ ( 株 )グローバルキッズ 第 3 章 提 言 実 現 に 向 けて-アベノミクスの 先 にあるもの おわりに 資 料 1 緊 急 提 言 ベンチャーが 成 長 するための 規 制 改 革 資 料 2 三 団 体 緊 急 提 言 要 旨

7 第 1 章 イノベイティブなベンチャーが 生 まれ 育 つための 社 会 変 革 と 提 言 1.10 社 のプロフィール 制 度 委 員 会 でプレゼンテーションして 頂 いた 10 社 のケースについて 詳 しくは 第 2 章 を 見 ていただきたい ここでは 10 人 の 起 業 家 の 事 業 を 分 類 した 上 でそれぞれの 起 業 家 ベンチ ャーについて 簡 単 に 紹 介 しておこう( 表 1 参 照 ) 表 1 プレゼンテーション 起 業 家 とベンチャー 企 業 社 名 起 業 家 創 業 年 事 業 会 報 Vol. ポリ 乳 酸 成 形 技 術 の 事 業 化 小 松 道 男 (2000 年 ) 植 物 由 来 の 環 境 に 優 しいポリ 乳 酸 を 利 用 した 新 容 器 等 の 開 発 58 東 洋 システム( 株 ) 庄 司 秀 樹 1989 年 リチウムイオン 二 次 電 池 の 検 査 評 価 装 置 及 びサービスの 提 供 59 ( 株 )MetaMoJi 浮 川 和 宜 2009 年 手 書 き 文 字 認 識 変 換 システムの 開 発 60 ( 株 )スポットライト 柴 田 陽 2011 年 O2Oスマートフォンアプリ スマポ の 開 発 運 営 61 イービーエム( 株 ) 朴 栄 光 2006 年 外 科 手 術 用 シュミレーターの 開 発 61 ペプチドリーム( 株 ) 窪 田 規 一 2006 年 特 殊 ペプチド 由 来 の 創 薬 開 発 バイオベンチャー 62 Kauli( 株 ) 高 田 勝 裕 2009 年 最 新 技 術 によるネット 広 告 配 信 サービス 事 業 63 ( 株 )ジェイアイエヌ 田 中 仁 1988 年 アイウェア の 開 発 販 売 64 ( 株 )エムスクエア ラボ 加 藤 百 合 子 2009 年 生 産 者 と 流 通 を 繋 ぐサポート 役 ベジプロバイダー の 展 開 66 ( 株 )グローバルキッズ 中 正 雄 一 2006 年 保 育 所 保 育 サービスの 提 供 65 まず 第 一 の 分 類 が 技 術 開 発 型 ベンチャー そのグループの 最 初 の 事 業 として 起 業 家 小 松 道 男 氏 によるポリ 乳 酸 成 形 技 術 の 事 業 化 が 挙 げられる ただし この 事 業 に 関 しては 技 術 士 であり 金 型 コンサルタントでもある 小 松 氏 は まだ 自 身 で 新 たな 事 業 体 を 組 成 され ておらず ポリ 乳 酸 という 環 境 にやさしい 生 分 解 性 樹 脂 成 型 品 の 量 産 化 に 向 けて 幾 つか の 内 外 関 連 企 業 との 共 同 開 発 によって 一 応 の 目 途 が 立 った 状 況 にある 今 後 の 展 開 が 注 目 される 2 つ 目 が 起 業 家 庄 司 秀 樹 氏 による 事 業 リチウムイオン 二 次 電 池 の 検 査 評 価 装 置 開 発 及 びサービスの 提 供 事 業 を 行 う 東 洋 システムである ケースから 分 かるように 創 業 後 資 金 調 達 問 題 大 手 からの 嫌 がらせ 天 災 ( 東 日 本 大 震 災 )など 様 々なリスクを 潜 りぬけ て 現 在 がある 典 型 的 な 技 術 ベンチャーといえる 2 番 目 のグループは 技 術 開 発 型 ベンチャーにも 入 れることができようが それよりもバ イオ 医 薬 分 野 でのベンチャーとして 区 分 出 来 る 2 社 である 最 初 が 若 手 起 業 家 朴 栄 光 氏 が 2006 年 に 立 ち 上 げたイービーエム この 会 社 は 人 口 筋 肉 で 心 臓 の 拍 動 を 再 現 した 冠 動 脈 バイパス 手 術 訓 練 装 置 の 開 発 で 世 界 的 に 注 目 されたベン チャーである 加 えて 訓 練 結 果 ( 要 は 腕 前 )を 工 学 的 視 点 でシュミレートして 数 値 化 す る 評 価 システムの 開 発 も 行 っている 2 つ 目 が 特 殊 ベプチドというアミノ 酸 由 来 の 創 薬 開 発 を 行 うバイオベンチャー ペプチ ドリームで この 会 社 は 昨 年 6 月 マザーズ 市 場 に 上 場 し 時 価 総 額 は 1 月 10 日 現 在 で 2,000 億 円 近 くに 達 している 投 資 家 にこれだけ 評 価 されている 背 景 には 他 の 日 本 のバイオベ ンチャーと 違 って 大 手 製 薬 メーカー 数 社 にペプチドリームが 有 している 特 許 ペプチドを 5

8 ライセンスして 創 薬 開 発 を 行 わせ その 開 発 過 程 でライセンス フィーを 獲 得 するモデル を 採 用 することで IPO 後 も 継 続 的 な 収 益 を 得 られる 体 制 を 作 ったことが 挙 げられよう ペプチドリームは 元 々の 創 業 者 は 東 大 のバイオ 研 究 者 であるが 会 社 設 立 後 の 経 営 は 幅 広 くビジネス 界 を 経 験 してきた 窪 田 規 一 氏 に 任 せている 3 番 目 のグループが IT ソフトウェア 関 連 分 野 のベンチャーでこれも 2 社 ある 1 社 目 が 20 代 の 起 業 家 柴 田 陽 氏 が 2011 年 に 設 立 したスポットライト この 会 社 は O2O(オンライン ツー オフライン)ビジネスの 一 つである スマポ を 開 発 した 会 社 である スマポ とは スマホの GPS 機 能 を 活 用 してスマホ 保 有 者 にポイント 獲 得 が 出 来 る 加 盟 店 が 教 えられ その 人 が 加 盟 店 まで 行 くと スポットライトが 独 自 開 発 した 加 盟 店 に 設 置 してある 超 音 波 発 振 装 置 によってポイントが 貰 える 売 り 場 まで 案 内 してくれるソ フト=サービスのことである この スマポ サービスを 大 手 小 売 業 が 相 次 いで 導 入 して いる 28 歳 である 柴 田 陽 氏 にとって このスポットライトは 4 社 目 の 起 業 にあたる 実 は 既 にこのスポットライトも 昨 年 末 楽 天 に 売 却 された 日 本 ではまだ 少 ないシリアル アント レプレナーの 面 目 躍 如 といった 所 だ 2 社 目 は 若 い 起 業 家 である 柴 田 陽 氏 とは 対 照 的 に 65 歳 で 創 業 した 浮 川 和 宣 氏 率 いる MetaMoJi 浮 川 氏 65 歳 での 創 業 と 書 いた 間 違 いではないのだが 実 は 浮 川 氏 は 30 数 年 前 四 国 徳 島 で 全 国 的 に 有 名 なジャストシステムというソフトウェア 会 社 を 創 業 し ワ ープロソフト 一 太 郎 で 一 時 代 を 築 いた 起 業 家 なのだ この 会 社 は 創 業 者 の 浮 川 氏 の 技 術 特 許 などをベースに 手 書 き 文 字 認 識 変 換 システムの 開 発 を 手 掛 けており 既 に アップルの ipad や iphone に 採 用 されている 4 番 目 のグループが 流 通 サービス 関 連 分 野 でこのグループも 2 社 を 数 える 最 初 が 2009 年 創 業 で コンピュータ サイエンス 分 野 の 博 士 号 を 取 得 したエンジニアで もある 高 田 勝 裕 氏 がトップを 務 めるネット 広 告 配 信 会 社 の Kauli このベンチャーは 一 応 サ ービス 事 業 を 展 開 しているのでこのグループに 入 れたが インターネット 広 告 の 配 信 事 業 で 2010 年 頃 グーグルが 開 発 した RTB(Real Time Bidding)というコンピュータを 活 用 した 配 信 方 法 を 日 本 で 最 初 に 導 入 したことに 見 られるように 技 術 オリエンディッドなベ ンチャーでもある まだ 規 模 は 小 さいが 今 後 の 発 展 が 注 目 される 会 社 でもある もう 1 社 がジェイアイエヌという 田 中 仁 氏 が 立 ち 上 げた 小 売 企 業 である 従 来 の 言 い 方 からすると メガネ 販 売 会 社 ということになろうが 田 中 氏 は 視 力 矯 正 器 具 であるメガネ を 従 来 のコンセプトから 解 き 放 ち アイウエア とすることで 事 業 領 域 を 拡 大 し PC 利 用 時 のメガネや 視 力 障 害 のない 人 向 けのファンション アイテムとしてのメガネの 販 売 を 行 って 成 長 している 創 業 は 1988 年 と 古 く 元 々は 雑 貨 商 であったが 2000 年 以 降 業 態 を 変 換 し アイウエ ア に 特 化 従 来 のメガネ 業 界 の 常 識 を 打 ち 破 る 戦 略 で 2006 年 8 月 にヘラクレス 昨 年 5 月 に 東 証 1 部 に 上 場 した 企 業 である 6

9 最 後 の 分 類 が 規 制 産 業 分 野 とでもいうべき 農 業 と 教 育 それも 保 育 園 事 業 を 営 むベン チャーの 2 社 である 1 社 目 がエムスクエア ラボ 女 性 起 業 家 で 子 どもをかかえる 主 婦 でもある 加 藤 百 合 子 氏 が 嫁 ぎ 先 の 静 岡 菊 川 市 で 2009 年 に 創 業 した 農 業 支 援 事 業 を 手 掛 けるベンチャーである 事 業 は ベジプロバイダー 事 業 と 呼 ばれており 具 体 的 には 専 門 知 識 を 持 った 当 社 スタッフが 農 業 生 産 者 と 農 産 物 購 買 者 である 食 品 加 工 業 者 や 小 売 業 者 の 間 に 入 り 生 産 者 には 生 産 指 導 も 行 って 現 場 密 着 型 の 営 業 代 行 を 行 い 購 買 者 には 信 頼 できる 生 産 者 を 紹 介 し 生 産 現 場 管 理 も 代 行 する 事 業 である 実 は 起 業 家 の 加 藤 氏 は 学 生 時 代 海 外 で 宇 宙 ステーションに 載 せる 植 物 生 産 機 器 の 開 発 に 関 わっていたこともあり 食 糧 生 産 研 究 に 携 わっていた 技 術 者 でもあった その 彼 女 が 結 婚 して 静 岡 に 移 ったのを 機 に 自 らやりたかった 生 態 系 や 農 業 に 関 連 した 事 業 を 始 めた いという 思 いで 静 岡 大 学 での 農 業 ビジネス 講 座 に 参 加 し 再 度 勉 強 した 上 で 始 めた 事 業 な のだ もう 1 社 が 保 育 所 運 営 事 業 のグローバルキッズで 2006 年 外 食 産 業 で 店 舗 開 発 に 従 事 していた 中 正 雄 一 氏 が 始 めた 事 業 である 保 育 所 事 業 は 2006 年 会 社 法 が 制 定 されると 同 時 に 株 式 会 社 の 参 入 が 認 められるようにな った それに 伴 い 中 正 氏 は 保 育 事 業 を 株 式 会 社 化 し グローバルキッズとして 展 開 してい る 現 在 国 が 認 可 する 保 育 所 18 箇 所 東 京 都 が 認 証 する 保 育 所 20 箇 所 横 浜 市 の 保 育 室 1 箇 所 認 可 外 保 育 所 3 箇 所 合 計 42 箇 所 加 えて 運 営 受 託 により 学 童 保 育 7 箇 所 を 運 営 している 株 式 会 社 への 参 入 が 認 められたとはいえ まだまだ 様 々な 規 制 がある 分 野 で あるが 当 社 は 事 業 成 長 を 実 現 している 2.リスクマネーの 拡 大 と 流 動 性 の 高 い 労 働 市 場 の 創 出 - 岩 盤 規 制 の 緩 和 以 上 が 第 2 次 制 度 委 員 会 でプレゼンテーションしていただいた 10 社 についての 簡 単 な 概 要 である 10 社 を 5 つのグループに 分 類 してコメントしたが 10 社 はそれぞれが 特 色 ある 事 業 を 展 開 するイノベイティブなベンチャーであり 表 に 見 るようにその 多 くは 2005 年 以 降 に 創 業 された 若 いベンチャーであった とはいえ 10 年 以 上 の 社 歴 を 刻 んだ 企 業 も 幾 つか 含 まれ ており 僅 か 10 社 とはいえ 結 果 的 にではあるが 事 業 内 容 のバラエティから 見 ても 現 在 注 目 されている 日 本 のベンチャーを 代 表 するような 10 社 であったといえよう 委 員 会 では 基 本 的 には 企 業 立 上 げから 現 在 までの 経 緯 展 開 を 委 員 会 として 余 り 内 容 に 注 文 をつけることなく フリーにまず 1 時 間 程 度 お 話 しいただいた 上 で 残 された 時 間 (1 時 間 弱 )で 質 疑 応 答 と 議 論 をする 形 をとった その 中 で 自 身 が 創 業 やその 後 の 経 営 にお いて 遭 遇 した 大 きな 経 営 上 の 障 害 となった 問 題 に 触 れていただくことにした( 制 度 委 員 会 後 確 認 の 意 味 も 含 めて 皆 さんにベンチャーの 創 業 育 成 環 境 についての 簡 単 なコメント をメールでお 願 いし 数 社 からご 回 答 を 得 た) 7

10 結 果 的 に 言 うと 創 業 から 今 までの 間 で 特 に 大 きな 困 難 問 題 に 遭 遇 した 経 験 をお 持 ちの 起 業 家 は 1~2 人 に 留 まった 勿 論 皆 さんそれなりの 問 題 にぶつかりながら 今 に 至 っ ておられることは 確 かであろうが 特 に 具 体 的 な 障 害 を 挙 げられた 方 は 少 なかった このことは 多 分 日 本 でも 1990 年 代 以 降 ベンチャーの 創 業 から 事 業 確 立 のプロセスに おいて 10 頁 の 表 2 に 見 るようにかなりの 制 度 整 備 が 進 展 したからではないかと 推 測 され る 表 には 代 表 的 な 制 度 整 備 を 並 べているが この 他 にも 様 々な 制 度 整 備 が 日 本 では 進 み ベンチャーの 創 業 環 境 という 面 で 実 際 の 制 度 運 営 に 関 しては 色 々と 問 題 があるにしても 少 なくとも 名 目 的 形 式 的 な 制 度 整 備 に 関 しては 欧 米 と 比 較 して 大 きな 格 差 がない 状 況 に なったといっていいのではないか 10 名 の 起 業 家 の 方 々から 現 状 特 に 大 きな 障 害 問 題 の 指 摘 はなかったとはいえ 幾 つ かの 残 された 問 題 の 指 摘 はなされた 彼 らから 共 通 に 指 摘 された 現 状 の 日 本 でのベンチャ ー 創 業 と 育 成 環 境 面 での 問 題 点 を 整 理 すると 以 下 になろう まず 資 金 の 問 題 この 問 題 は 依 然 日 本 で 残 された 問 題 といっていいであろう お 話 し 頂 いた 10 社 の 多 くは 制 度 的 なベンチャー 支 援 資 金 の 整 備 が 進 んだ 結 果 それを 受 けられた 企 業 もあり また 日 本 でのベンチャーキャピタル(VC)への 認 識 も 2000 年 以 前 と 比 較 して 格 段 に 高 まった 情 勢 の 中 で VC からのエクイティ 資 金 の 供 給 を 受 けられてい る 企 業 もあったことから 資 金 面 の 制 約 は 確 かに 小 さくなっているといえよう とはいえ 日 本 では 依 然 エンジェル 資 金 が 乏 しく かつ 金 融 機 関 の 貸 出 姿 勢 が 厳 しくなっている 中 事 業 の 内 容 にもよるが 創 業 後 間 もない 時 期 の 資 金 調 達 は 依 然 簡 単 ではない 加 えて 10 社 には 当 てはまらないが 一 般 的 に 見 て 日 本 の VC の 資 金 量 は 依 然 小 さく ベンチャーのエクスパンション ステージにおける 事 業 拡 大 のための 10 億 円 前 後 あるい はそれ 以 上 のまとまった 資 金 の 調 達 は 難 しい 状 況 にあるといってよい 2 点 目 は 人 材 調 達 の 問 題 この 問 題 も 10 名 の 起 業 家 の 内 数 名 から 指 摘 があった 特 に 創 業 時 の 人 材 調 達 は 仲 間 内 で 何 とかできるが 数 年 経 過 した 成 長 期 での 専 門 人 材 の 調 達 は 難 しいという 声 があった 中 には 日 本 では 解 雇 規 制 が 厳 しいが 故 に 高 いペイをオファーして 専 門 人 材 を 獲 得 する ことが 出 来 にくいという 意 見 もあった 何 故 なら それだけ 高 いペイを 出 して 採 用 した 人 材 にもかかわらず 期 待 外 れであったとしても 容 易 に 解 雇 は 難 しいからだという 解 雇 規 制 の 緩 和 それによる 労 働 市 場 の 流 動 化 を 進 展 させる 問 題 は 今 回 の 安 倍 政 権 下 での 産 業 競 争 力 会 議 などでも 話 題 には 上 ったものの その 後 の 進 展 が 明 確 ではない また 若 者 特 に 学 生 の 就 職 に 関 しては 親 の 意 見 が 相 当 左 右 するのが 現 実 である 日 本 に おいては 時 代 は 変 わった 挑 戦 し リスクを 取 り 会 社 の 看 板 ではなく 個 人 の 能 力 で 勝 負 することこそがこれからの 安 定 といったメッセージをもっと 社 会 に 発 信 すべき と いった 意 見 も 寄 せられた 加 えて 人 材 面 に 関 しては 海 外 からの 優 秀 な 人 材 とりわけアジアからのエンジニアの 採 用 確 保 が 必 要 であるとの 指 摘 もあった 8

11 3 点 目 は メンター( 良 き 指 導 者 ) 不 在 の 問 題 この 問 題 は 日 本 でエンジェルと 呼 べる 経 営 を 経 験 した 個 人 投 資 家 が 少 ないこととも 関 連 しているが 個 人 でベンチャーを 立 ち 上 げ た 起 業 家 にとっては 信 頼 できる 相 談 相 手 がいないことは 結 構 大 きな 問 題 と 言 えるかもし れない シリコンバレーを 見 ると エンジェル 投 資 家 は 数 多 く 存 在 し 彼 らが 投 資 をする と 伴 にメンターとして 創 業 後 間 もない 時 期 に 起 業 家 の 良 き 相 談 相 手 としても 機 能 してお り それとは 別 に 単 にメンターとして 活 動 している 人 材 も 数 多 い 4 点 目 は 大 企 業 ( 大 手 企 業 )との 関 係 性 の 問 題 第 2 章 のケースを 読 むと 分 かるように 東 洋 システムの 庄 司 氏 は 創 業 当 初 大 手 企 業 からの 嫌 がらせといえる 大 量 受 注 のキャンセル 被 害 に 遭 われたという こうした 大 企 業 の 中 小 企 業 いじめとも 言 えるような 話 をかつては よく 聞 いた ベンチャーにとって 大 企 業 との 何 らかの 提 携 連 携 は 重 要 な 戦 略 の 1 つなのだ が よく 言 われるように 日 本 では 大 企 業 と 中 小 との 溝 は 深 い 上 記 のような 露 骨 ない じめまではいかないとしても 総 じて 日 本 では 大 企 業 が 中 小 ベンチャーとの 関 係 を 軽 視 する 傾 向 があったと 思 う 最 近 はこの 面 でも 変 化 の 兆 しが 表 れて 来 ているようではあり 更 なる 両 者 の 関 係 改 善 が 進 むことを 期 待 したい その 他 ある 起 業 家 からは 若 者 が 起 業 に 踏 み 切 れない 理 由 として 事 業 がキャッシュ を 生 むまでの 期 間 の 起 業 家 自 身 の 食 い 扶 持 の 問 題 失 敗 した 時 の 起 業 家 個 人 のレピュテー ションの 問 題 起 業 家 としてイグジットした 後 の 魅 力 的 なキャリアが 見 当 たらない とい う 3 つのユニークな 問 題 を 指 摘 して 頂 いた それに 加 えてその 起 業 家 からは 最 初 の 問 題 の 背 景 に 関 して 日 本 で 副 業 が 認 められにくいという 問 題 が 指 摘 された 彼 の 指 摘 する 2 つ 目 の 問 題 の 背 景 には 日 本 では 起 業 家 が 尊 敬 されない 社 会 であること があると 思 うし 3 番 目 の 問 題 も 起 業 家 として 成 功 したにせよ 失 敗 したにせよ 日 本 は 起 業 家 としての 実 績 がその 後 のキャリアに 活 かされにくい 社 会 であること つまり 結 局 起 業 家 が 尊 重 されない 社 会 であることと 関 係 しているのではなかろうか 以 上 10 名 の 起 業 家 の 方 々からの 意 見 を 中 心 に 現 状 の 日 本 のベンチャー 創 業 育 成 環 境 の 問 題 点 を 指 摘 してきた 見 てきたように 結 局 のところ 日 本 においては かなりの 改 善 は 見 たとはいえ 未 だに 資 金 と 人 材 というベンチャー 輩 出 簇 業 にとって 最 も 重 要 な 問 題 に 関 して 依 然 として 抜 本 的 な 改 革 がなされていないことを 今 一 度 確 認 する 必 要 があるように 思 う 第 2 次 の 日 本 ベンチャー 学 会 制 度 委 員 会 としては 今 後 のベンチャー 創 業 育 成 支 援 として 改 めてこの 資 金 と 人 材 に 関 する 抜 本 的 な 改 革 正 に 岩 盤 規 制 が 横 たわる 領 域 の 抜 本 的 改 革 を 改 めて 提 言 したい 資 金 に 関 しては 現 状 2 兆 円 弱 と 米 国 の 10 分 の 1 程 度 のベンチャーキャピタルを 中 心 としたベンチャーへのリスクマネーの 規 模 を 拡 大 することである 日 本 に 資 金 がないわ けではない 個 人 金 融 資 産 約 1,500 兆 円 年 金 基 金 約 200 兆 円 の 他 民 間 企 業 の 手 元 流 動 性 などを 考 えると 資 金 は 豊 富 にある それが リスクマネーとして 活 用 されていないこと が 問 題 といえるのだ 9

12 米 国 ではご 存 知 のように 1980 年 前 後 に ERISA(Employee Retirement Income Security Act 従 業 員 退 職 所 得 保 障 法 )の 改 正 (1979 年 )に 伴 う 年 金 運 用 規 制 の 緩 和 1980 年 のセーフ ハーバー(Safe Harbor) 規 制 の 制 定 による VC 運 用 者 の 運 用 規 制 の 緩 和 が 実 施 され それによって 1980 年 代 年 金 基 金 からの VC ファンドへの 出 資 が 一 気 に 拡 大 した 日 本 でも 同 様 に 公 的 年 金 基 金 の 運 用 規 制 を 緩 和 し VC ファンドへの 出 資 を 可 能 にする ことと 同 時 に そのほかの 年 金 に 関 しても 運 用 姿 勢 の 柔 軟 化 が 求 められよう 同 時 に 人 材 面 では 先 述 した 雇 用 解 雇 規 制 の 緩 和 等 を 通 じて 人 材 の 流 動 性 を 高 め る 施 策 を 抜 本 的 に 打 つ 必 要 があろう 同 時 に 通 常 の 大 企 業 の 従 業 員 等 に 課 せられている 副 業 規 制 の 廃 止 や 海 外 からの 専 門 職 人 材 の 日 本 での 採 用 促 進 に 向 けた 施 策 も 検 討 して 行 く 必 要 があろう 労 働 市 場 の 流 動 化 は ベンチャーの 人 材 調 達 に 資 するだけでなく 大 きくはそれによる 労 働 生 産 性 の 低 い 部 門 から 高 い 部 門 への 人 的 資 源 の 移 動 を 通 じて マクロ 的 に 日 本 経 済 全 体 の 生 産 性 の 向 上 に 繋 がることになろう 勿 論 雇 用 規 制 の 緩 和 それによる 労 働 市 場 の 流 動 化 は 使 用 者 側 の 一 方 的 な 人 員 整 理 の 道 具 に 使 われる 危 険 性 もあり 慎 重 に 進 める 必 要 はある しかし 余 りに 慎 重 であることが 日 本 全 体 の 改 革 を 遅 らせることに 繋 がっては 元 も 子 もない 逸 早 い 抜 本 的 な 施 策 を 望 みたい 表 2 ベンチャー 企 業 を 巡 る 制 度 整 備 の 進 展 1994 年 公 正 取 引 委 員 会 による VC 投 資 及 び 役 員 派 遣 に 関 する 規 制 緩 和 1995 年 中 小 企 業 創 造 活 動 促 進 法 成 立 ベンチャー 企 業 に 対 するストックオプションの 一 部 導 入 1997 年 エンジェル 税 制 の 創 設 1998 年 投 資 家 有 限 責 任 制 の 組 合 制 度 の 設 立 (2004 年 改 正 ) 中 小 機 構 ベンチャーファンド 事 業 ( 民 間 VC ファンドへの 出 資 )の 開 始 1999 年 東 京 証 券 取 引 所 マザーズ 市 場 の 開 設 2000 年 ナスダックジャパン( 現 JASDAQ 市 場 )の 開 設 2001 年 産 業 クラスター 制 度 開 始 2002 年 1 円 起 業 の 特 例 新 創 業 融 資 制 度 ( 国 民 生 活 公 庫 )の 創 設 商 法 大 改 正 2005 年 最 低 資 本 金 制 度 の 撤 廃 2006 年 会 社 法 施 行 2008 年 エンジェル 税 制 の 拡 充 ( 所 得 控 除 制 度 の 追 加 ) ( 出 所 ) 経 済 産 業 省 ベンチャー 企 業 政 策 について 平 成 23 年 12 月 をベースに 作 成 3. 意 識 改 革 の 必 要 性 - 戦 後 レジームからの 脱 却 第 3 章 で 川 本 氏 は 日 本 の 政 策 的 課 題 について 失 われた 20 年 の 間 の 議 論 を 通 じて 既 に 何 をなすべきか は 煮 詰 まっており 課 題 についてのコンセンサスが 大 枠 では 存 在 するといってもいい 問 題 は 何 をなすべきか ではなく どうやったら 実 行 できるか 10

13 にあるのだ と 述 べられている 同 様 な 事 が 日 本 のベンチャーの 創 業 育 成 環 境 の 問 題 についても 言 えるように 思 う 既 に 述 べたように ベンチャー 創 業 育 成 環 境 についての 施 策 のアジェンダは 見 えており 後 はそれをどう 具 体 的 に 実 行 するかだといっても 過 言 ではない とはいえ その 実 行 の 前 に というか その 実 行 にあたっては 社 会 全 体 の 抜 本 的 な 意 識 改 革 を 進 める 必 要 がある それは 戦 後 の 日 本 の 経 済 社 会 を 規 定 してきた 考 え 方 の 大 きな 方 向 転 換 と 言 ってよい 戦 後 の 日 本 経 済 産 業 社 会 においては 3 つの 大 きな 考 え 方 = 価 値 観 が 支 配 してきたと 言 えるのではないか 1 つ 目 が 個 人 よりも 組 織 を 重 んずる 考 え 方 2 つ 目 が 中 小 企 業 よりも 大 企 業 を 重 んずる 考 え 方 そして 3 つ 目 が 格 差 よりも 平 等 を 重 んずる 考 え 方 で ある まず1つ 目 の 個 人 より 組 織 を 重 んずる 考 え 方 について 日 本 的 経 営 という 会 社 における 組 織 化 された 活 動 が 戦 後 大 きな 成 果 を 上 げたことに 代 表 されるように 戦 後 の 日 本 では 個 人 の 能 力 よりも 組 織 によって 経 済 活 動 を 進 めていく ことが 高 く 評 価 されてきた 人 々は 戦 後 すぐの 10 年 間 位 は 別 にして その 後 の 高 度 経 済 成 長 期 以 降 個 人 で 力 を 伸 ばして 社 会 に 貢 献 するよりも 組 織 の 中 で 力 を 発 揮 することの 方 に 重 きが 置 かれ それが 社 会 的 にも 評 価 された 人 々は 挙 って 組 織 人 になることを 望 み 組 織 人 = 会 社 人 間 として 生 きることを 良 し とした その 結 果 が 現 在 でも 組 織 に 入 る ことだけを 望 む 多 くの 大 学 生 の 就 職 活 動 に 通 じ 自 身 の 力 で 起 業 する 起 業 家 への 評 価 の 低 さになってしまったのではないか 次 に 2 つ 目 の 中 小 企 業 より 大 企 業 を 重 んずる 考 え 方 について 戦 後 大 企 業 は 規 模 の 経 済 を 活 かして 生 産 性 を 高 めていった 一 方 の 中 小 企 業 は 規 模 の 小 ささ 故 に 生 産 性 が 低 く その 多 くは 大 企 業 の 下 請 として 大 企 業 に 従 属 する 存 在 であった こうした 大 企 業 と 中 小 企 業 の 格 差 は 戦 後 すぐに 登 場 した 2 重 構 造 論 という 考 え 方 の 中 では 構 造 的 に 変 わらないものとして 認 識 されていた その 結 果 数 に 置 いて 圧 倒 的 に 多 数 の 中 小 企 業 よりも 少 数 の 大 企 業 が 経 済 的 に 優 位 な 立 場 に 立 ち 少 数 のエリートが 働 く 大 企 業 が 社 会 的 に 高 く 評 価 される 形 で 中 小 企 業 との 溝 が 大 きく 広 がっていった 親 企 業 - 下 請 という 関 係 は 別 にして 対 等 な 立 場 に 立 ったお 互 いの 交 流 が 基 本 的 には 少 ない 状 態 が 戦 後 続 いた 確 かに 高 度 経 済 成 長 期 の 終 り 頃 から 中 小 企 業 の 自 立 中 堅 企 業 さらにはベンチャー という 特 殊 な 中 小 企 業 の 登 場 を 見 ることで 大 企 業 と 中 小 企 業 の 溝 は 小 さくなってはいる が 上 記 したように 依 然 その 溝 は 存 在 している 中 小 企 業 と 大 企 業 の 問 題 中 でも 日 本 での 中 小 企 業 の 見 方 は 1999 年 の 中 小 企 業 基 本 法 の 改 正 にも 示 されているように 従 来 の 弱 者 として 保 護 する 必 要 のある 存 在 から これからの 経 済 発 展 の 担 い 手 としての 存 在 へと ある 意 味 では 180 度 転 換 した とは いえ こうした 政 策 当 局 の 見 方 が 一 般 的 に 定 着 したとは 言 えそうにない 11

14 最 後 3 つ 目 の 格 差 よりも 平 等 を 重 んずる 考 え 方 について 一 億 総 中 流 という 言 葉 はもう 死 語 かも 知 れないが 戦 後 の 日 本 の 多 くの 人 々は 競 争 による 格 差 拡 大 より 平 等 であることに 価 値 を 置 いてきた 子 供 の 運 動 会 の 徒 競 争 で 皆 で 手 を 繋 いでゴールインすることが 本 当 に 行 われているとは 思 えないが 若 い 大 学 生 に 聞 い ても 競 争 に 打 勝 って 大 きな 収 入 を 少 数 の 人 々が 得 るより 皆 で 平 等 に 収 入 を 得 る 方 が 好 ましい と 答 える 大 学 生 が 大 半 だと 思 う 勿 論 米 国 のような 余 りに 大 きな 格 差 が 存 在 する 社 会 もどうかと 思 うが 戦 後 の 日 本 では 競 争 社 会 の 意 義 が 正 当 に 認 められてこなかったの ではないだろうか 以 上 戦 後 を 支 配 してきたと 考 えられる 代 表 的 な 3 つの 考 え 方 を 紹 介 した 今 後 ベンチ ャーの 輩 出 簇 生 を 確 実 に 実 現 して 行 くにあたっては こうした 戦 後 日 本 を 支 配 してきた 根 源 的 な 考 え 方 を 戦 争 など 外 的 な 災 禍 を 通 じてではなく 自 ら 逸 早 く 転 換 させる 必 要 が あると 考 える それは 大 きなパラダイムチェンジともいえるものであり 正 しく 戦 後 レジ ームからの 脱 却 ともいえるものである これからの 日 本 の 経 済 社 会 にとって 支 配 的 になる 必 要 がある 考 え 方 は 組 織 よりも 個 人 の 能 力 を 重 視 する 考 え 方 であり 大 企 業 よりも 中 小 企 業 の 役 割 を 重 視 する 考 え 方 であ り さらには 格 差 が 生 まれるとしても 平 等 より 競 争 を 重 視 する 考 え 方 ではないだろう か そうした 意 識 改 革 が 日 本 社 会 に 定 着 した 段 階 には 自 ずと 本 格 的 にイノベイティブな ベンチャーが 輩 出 簇 業 する 社 会 が 出 来 上 がると 考 えられる 12

15 第 2 章 ベンチャーのケース スタディ (ケース1) 植 物 由 来 のポリ 乳 酸 ( 生 分 解 性 樹 脂 ) 成 形 技 術 の 事 業 化 ~ 技 術 士 小 松 道 男 の 研 究 開 発 の 挑 戦 活 動 ~ ケース 作 成 協 力 2012 年 度 第 2 回 制 度 委 員 会 (4 月 20 日 )の 委 員 会 ( 秦 信 行 委 員 長 )において 弁 理 士 佐 藤 辰 彦 氏 の 紹 介 (プレゼン 含 む)で 講 演 をしていただいた 技 術 士 小 松 道 男 氏 のプレゼン 資 料 及 び 質 疑 応 答 に 基 づき 作 成 したものである 当 該 委 員 会 での 情 報 収 集 だけでは 不 足 してい た 開 発 プロセス 採 用 した 知 財 戦 略 さらに 専 門 用 語 については 佐 藤 小 松 松 田 の3 者 間 で 情 報 交 換 しながら 作 成 した ご 協 力 いただいた 小 松 道 男 氏 に 感 謝 いたします なお ケースは 小 松 氏 の 技 術 の 事 業 化 の 軌 道 を 整 理 したものであり その 良 否 を 論 じたもので はない 成 形 技 術 事 業 化 ケース 概 要 植 物 由 来 のポリ 乳 酸 (PLA)は 原 材 料 を 澱 粉 糖 とし 乳 酸 菌 の 発 酵 によるラクチド を 経 て 化 学 合 成 された 熱 可 塑 性 樹 脂 である 廃 棄 後 土 中 や 海 底 の 微 生 物 により 酵 素 系 生 分 解 によって 水 と 二 酸 化 炭 素 のみに 分 解 され さらに 植 物 の 光 合 成 により 再 び 澱 粉 糖 に 天 然 合 成 される 半 永 久 的 なカーボンニュートラルサイクルを 実 現 できる 環 境 負 荷 の 極 め て 少 ない 生 分 解 性 樹 脂 である しかし ポリ 乳 酸 樹 脂 は 耐 熱 性 に 乏 しく 他 の 手 段 で 耐 熱 性 を 改 良 したグレードは 射 出 成 形 加 工 が 極 めて 困 難 であった このケースは サポイン 事 業 ( 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 事 業 ) 等 の 公 的 助 成 金 を 利 用 して 金 型 技 術 や 射 出 成 形 システムを 開 発 し 夢 の 樹 脂 に 挑 戦 した 技 術 士 で 発 明 家 である 小 松 道 男 氏 の2011 年 までの 軌 道 である 技 術 シーズを 地 域 の 中 小 企 業 等 で 実 証 実 験 を 行 い この 技 術 シーズに 関 連 する 専 門 家 グループが 研 究 開 発 委 員 会 を 組 織 して 連 携 し 指 導 するこ とで 事 業 化 を 達 成 したものである ここでは 開 発 プログラムが 設 計 され 開 発 プログラム を 定 期 的 に 管 理 し その 進 捗 状 況 に 応 じて 研 究 開 発 委 員 会 が 情 報 提 供 し 指 導 し 開 発 を 支 援 した その 結 果 実 現 した 金 型 から 始 まる 最 終 製 品 の 生 産 システムの 完 成 度 が 高 くかつ 大 手 の 射 出 機 メーカーの 射 出 成 形 機 に 容 易 に 搭 載 可 能 であったため 速 やかに 事 業 化 が 実 現 したものである 1. 小 松 道 男 の 技 術 士 としてのキャリア 生 分 解 性 樹 脂 の 事 業 化 に 挑 戦 した 技 術 士 小 松 道 男 は 技 術 士 事 務 所 を 設 立 し 金 型 コン サルタントとしての 活 動 を 通 して ポリ 乳 酸 樹 脂 に 出 会 うまでのプロセスは 図 表 1の 通 り である 13

16 図 表 1 技 術 士 小 松 道 男 誕 生 と 活 動 プロセス 年 度 技 術 士 小 松 道 男 誕 生 と 活 動 プロセス 1963 福 島 県 いわき 市 に 生 まれる 1978 国 立 福 島 工 業 高 等 専 門 学 校 機 械 工 学 科 入 学 土 居 威 男 教 授 ( 技 術 士 )との 出 会 い 1983 アルプス 電 気 ( 株 ) 入 社 プラスチック 射 出 成 形 金 型 技 術 を 担 当 する 1989 技 術 士 補 として 清 原 眞 技 術 士 に 師 事 し 通 算 7 年 の 実 務 経 験 後 史 上 最 年 少 で 技 術 士 第 二 次 試 験 合 格 (1990) 1993 小 松 技 術 士 事 務 所 設 立 し 所 長 就 任 福 島 高 専 非 常 勤 講 師 生 産 工 学 講 座 と 知 的 財 産 講 座 担 当 ( 現 任 ) 自 治 体 の 技 術 相 談 員 金 型 関 連 企 業 の 技 術 顧 問 国 の 技 術 開 発 プロジェクト 専 門 委 員 に 就 任 と 並 行 して 全 米 プラスチック 工 業 会 (SPI)NPEショー メッセ デュッセ ルドルフプラスチック 見 本 市 (Kショー)へ 自 費 調 査 渡 航 ( 現 在 も 継 続 中 ) 金 型 技 術 に 関 する 著 作 活 動 技 術 セミナー 講 演 銀 行 証 券 系 シンクタンクとの 海 外 調 査 業 務 ( 社 ) 日 本 合 成 樹 脂 技 術 協 会 理 事 ( 現 任 ) 等 に 従 事 した 1963 年 福 島 県 いわき 市 の 漁 村 に 生 を 受 けた 小 松 道 男 は 水 戸 藩 武 士 の 家 系 であったが 日 清 戦 争 で 曾 祖 父 が 早 世 し 慈 愛 に 溢 れる 両 親 に 育 てられるも 経 済 的 に 困 窮 した 幼 少 期 を 過 ごし 中 学 卒 業 後 就 職 を 思 い 立 っていた しかし 1978 年 中 卒 でも 進 学 できる 国 立 福 島 工 業 高 等 専 門 学 校 (いわき 市 平 )に 入 学 することができ 幸 いにも 奨 学 金 による 就 学 支 援 を 受 けることができた 福 島 高 専 では 全 国 の 大 学 高 専 機 械 工 学 科 の 首 席 卒 業 者 に 贈 賞 される( 社 ) 日 本 機 械 学 会 畠 山 賞 を 授 賞 されたこともあり 東 京 大 学 への 編 入 を 進 められたが 経 済 的 事 情 から 民 間 企 業 へ 就 職 をすることにした しかし この 時 技 術 士 試 験 の 受 験 を 強 力 に 勧 めたのが 土 居 威 男 教 授 であった 土 居 は 大 手 民 間 建 設 会 社 出 身 の 土 木 工 学 科 教 授 で 教 務 主 事 を 務 めていたが 京 都 大 学 工 学 部 卒 業 で 技 術 士 ( 建 設 部 門 )の 資 格 を 持 っており 大 学 に 行 かないなら 技 術 士 の 資 格 を 取 れと 勧 められた 技 術 士 の 受 験 資 格 は 7 年 の 実 務 経 験 が 必 要 である 技 術 士 の 多 くは 大 会 社 に 勤 務 して いる 技 師 が 取 得 し 定 年 後 開 業 される 場 合 が 多 い 1989 年 アルプス 電 気 に 在 職 したまま 技 術 士 補 として 師 事 した 清 原 眞 技 術 士 ( 清 原 エンジニア 代 表 取 締 役 東 京 都 渋 谷 区 神 宮 前 )は 帝 国 陸 軍 技 術 中 尉 ( 戦 闘 機 開 発 )を 経 て 戦 後 アルプス 電 気 取 締 役 横 浜 事 業 部 長 として 日 本 の 金 型 技 術 確 立 の 功 労 者 であると 同 時 に 異 業 種 交 流 会 清 原 グループを 組 織 していた 起 業 家 を 育 成 しようとする 風 土 の 強 いこの 交 流 会 は 日 本 やアジアのモノづ くり 人 材 を 多 数 輩 出 した その 後 1990 年 受 験 資 格 を 得 て 史 上 最 年 少 で 技 術 士 第 二 次 試 験 に 合 格 した(27 歳 1 日 現 在 も 記 録 存 続 中 ) 2 年 後 の1993 年 29 歳 のとある 朝 急 遽 立 志 し 福 島 県 いわき 市 に 小 松 技 術 士 事 務 所 を 設 立 した 当 然 営 業 経 験 ゼロ 開 業 資 金 ゼロであったが 異 業 種 交 流 会 14

17 で 培 った 人 的 つながり 等 で 人 伝 に 仕 事 が 順 次 舞 い 込 み 技 術 顧 問 会 社 は 年 々 増 えて 行 っ た この 間 著 作 物 ( 専 門 書 8 冊 CD1 枚 DVD1 枚 )や WEB 技 術 コンテンツ 連 載 10 年 間 555 回 ( 現 在 も 毎 週 アップロード 中 )をこなしてきた 独 立 開 業 以 来 生 活 維 持 と 研 究 開 発 動 維 持 には 困 らない 程 度 の 収 入 は 途 切 れることなく 継 続 された この 間 小 松 が 常 に 追 いかけていたのは ケミカルを 使 わない 植 物 由 来 の 原 料 ( 生 分 解 性 樹 脂 ) 製 品 の 追 求 であった 2.ポリ 乳 酸 ( 生 分 解 性 樹 脂 ) 事 業 化 開 発 に 不 可 欠 な 知 財 戦 略 スキームの 確 立 小 松 は 2000 年 米 国 Trexel Inc.(MIT 機 械 工 学 部 長 ( 当 時 )Dr. Suh Nam Pyo らが 起 業 したベンチャー 企 業 )の 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 技 術 (ブランド 名 MuCell )に 出 会 った 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 技 術 は 原 材 料 の 軽 減 や 成 形 品 重 量 の 軽 量 化 冷 却 時 間 の 短 縮 低 圧 力 で 充 填 可 能 という 特 性 があり 基 本 特 許 を 全 世 界 の 主 要 射 出 成 形 機 メーカーへ 独 占 ライセンスしていた しかし 小 松 はこの 時 点 で 植 物 由 来 耐 熱 ポリ 乳 酸 に 関 する 当 該 技 術 について 射 出 成 形 加 工 に 関 する 実 用 的 な 技 術 開 発 は 世 界 で 未 着 手 の 状 況 であることを 認 識 していた その 後 の ポリ 乳 酸 の 事 業 化 にむけての 小 松 の 行 動 力 には 目 を 見 張 るものが ある 小 松 は 中 小 企 業 から 東 証 一 部 上 場 企 業 まで 幅 広 く 金 型 設 計 製 作 のコンサルティン グ プラスチック 射 出 成 形 品 生 産 システムの 構 築 に 従 事 し 金 型 成 形 加 工 分 野 の 知 的 財 産 権 についても 明 るい 世 界 各 地 の 金 型 技 術 成 形 技 術 にも 精 通 していたのは JICA JETRO NEDO 等 のODA 支 援 を 通 して 海 外 政 府 との 国 際 共 同 研 究 を 重 ね タイやフィリ ピン 等 ASEAN 諸 国 北 アフリカさらに 自 費 渡 航 調 査 による 欧 米 の 海 外 人 脈 をすでに 構 築 し ていたからである このような 国 内 外 のネットワークを 活 かして 生 分 解 性 樹 脂 の 事 業 化 を 達 成 するため に 次 々と 多 くの 連 携 支 援 先 を 見 つけてきた 技 術 士 小 松 という 個 人 なくしては 環 境 負 荷 の 少 ない 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 の 事 業 化 は 困 難 であったといえる そこで 人 的 ネットワ ークと 類 稀 な 行 動 力 はあるが 資 金 のない 個 人 が 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 成 形 品 の 量 産 生 産 技 術 の 開 発 で 常 に 主 導 し 量 産 技 術 により 植 物 由 来 の 原 料 を 使 用 した 製 品 やサービスを 世 に 送 り 出 すためには 強 い 特 許 の 取 得 が 不 可 欠 である 製 品 製 造 の 自 由 度 を 高 め その 後 の 参 入 障 壁 を 高 くするためである この 強 い 特 許 の 取 得 を 実 現 するためには 研 究 開 発 を 推 進 するに 当 たり 開 発 支 援 活 動 とこれに 連 携 する 知 財 支 援 活 動 が 不 可 欠 と 考 え 図 表 2にみる 連 携 スキームを 考 案 した このスキームは 2006 年 に 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 事 業 で 採 択 された 環 境 調 和 加 速 植 物 由 来 生 分 解 性 プラスチック 射 出 成 形 金 型 射 出 成 形 システム 応 用 技 術 の 確 立 ( 愛 知 県 新 城 市 の 豊 栄 工 業 と 研 究 開 始 )の 連 携 事 例 である 15

18 図 表 2 環 境 にやさしい 生 分 解 性 樹 脂 成 形 品 の 量 産 技 術 確 立 出 典 : 佐 藤 辰 彦 早 稲 田 大 学 講 義 資 料 (ものづくりベンチャーの 創 出 と 支 援 の 試 み) 注 : 地 域 技 術 開 発 支 援 事 業 団 は 小 松 個 人 が 獲 得 管 理 できない 公 的 資 金 の 受 け 皿 環 境 にやさしい 生 分 解 性 樹 脂 成 形 品 の 量 産 技 術 確 立 には 研 究 開 発 主 体 の 中 小 企 業 と 小 松 個 人 の 共 同 開 発 が 不 可 欠 であり また その 支 援 グループとして 射 出 成 形 機 メーカー 金 型 メーカー 大 学 教 授 技 術 士 弁 理 士 と 多 様 な 協 力 が 必 要 である 彼 らを 研 究 開 発 委 員 会 として 束 ね 毎 月 のミーティングを 重 ねていった 2 年 で 量 産 技 術 を 完 成 ( 特 許 出 願 10 意 匠 登 録 3 件 )し 大 手 射 出 機 メーカーと 提 携 し 国 内 外 へ 展 開 するという 意 欲 的 な ものであった ここにおける 特 許 戦 略 のポイントは 次 の 通 りである 1 非 石 油 系 生 分 解 性 樹 脂 に 特 化 した 特 許 に 限 定 : 石 油 系 樹 脂 とポリ 乳 酸 との 混 合 特 許 は すでにあるが この 特 許 製 品 では 生 分 解 性 が 損 なわれるという 難 点 があった 知 財 特 許 を 取 るための 調 査 を 行 い 非 石 油 系 のポリ 乳 酸 に 特 化 した 特 許 化 を 目 指 した 2 小 松 個 人 の 自 費 による 公 募 採 択 前 の 基 本 特 許 申 請 : 研 究 開 発 及 び 量 産 技 術 の 開 発 はす べて 共 同 で 行 う しかし 完 成 された 事 業 を 小 松 単 独 で 可 能 とするために 小 松 の 構 想 を 固 めて 公 的 支 援 の 公 募 採 択 を 受 ける 前 に 小 松 自 費 で 基 本 特 許 の 出 願 をした 採 択 後 の 出 願 であると 日 本 版 バイ ドール 条 項 手 続 で 権 利 の 活 用 に 事 務 的 なロスが 発 生 するのを 回 避 するのが 難 しくなるからである 3 特 許 独 占 期 間 (20 年 )のフル 活 用 : 競 合 相 手 からの 参 入 障 壁 を 特 許 で 長 期 間 守 るため 申 請 特 許 が 承 認 される 範 囲 内 での 特 許 申 請 内 容 に 止 め 常 に 次 の 特 許 申 請 案 件 の 可 能 性 を 残 す 新 たな 特 許 を 時 間 差 で 申 請 し 強 い 特 許 の 独 占 期 間 をフルに 活 用 する 16

19 4 公 的 開 発 プロジェクトの 活 用 : 資 金 的 に 余 裕 のない 中 小 企 業 や 研 究 者 個 人 が 研 究 開 発 を 進 め 次 の 新 たな 事 業 化 のための 技 術 開 発 を 確 立 のために NEDO の 公 募 提 案 や 経 済 産 業 局 の 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 (サポイン) 事 業 の 助 成 金 を 積 極 的 に 活 用 する 5 開 発 支 援 者 が 負 担 する 開 発 リスク: 研 究 開 発 の 支 援 者 は 公 的 助 成 金 の 活 用 をしながら も 開 発 に 関 する 成 否 のリスク 自 体 は 自 らが 負 う 支 援 者 のリスクは 自 社 にとって 未 開 発 の 領 域 であったり 自 己 の 経 営 資 源 だけでは 不 足 する 領 域 での 開 発 であるが 小 松 個 人 保 有 の 基 本 特 許 があるので 実 施 権 料 を 支 払 うことによって 開 発 参 加 者 自 ら が 新 ビジネスをスタートすることができる 3. 植 物 由 来 の 生 分 解 性 樹 脂 の 射 出 成 形 システムによる 製 品 の 事 業 化 2000 年 以 降 の 技 術 士 小 松 が 植 物 由 来 のポリ 乳 酸 (PLA)の 製 品 化 を 可 能 とする 射 出 成 形 システムを 世 に 送 り 出 すまでの 開 発 や 特 許 取 得 のプロセスを 開 発 環 境 との 関 係 で 整 理 すると 図 表 3 の 通 りである 図 表 3 小 松 道 男 の 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 の 量 産 技 術 の 事 業 化 活 動 プロセス 年 度 小 松 道 男 のポリ 乳 酸 樹 脂 の 射 出 成 形 技 術 の 事 業 化 活 動 プロセス 2003 NEDO 国 際 共 同 研 究 プロジェクト(タイ 工 業 省 )で 耐 熱 ポリ 乳 酸 射 出 成 形 技 術 の 開 発 開 始 ( 最 初 の 基 本 特 許 出 願 : 特 許 登 録 済 み) 2004 NEDO 国 際 共 同 研 究 プロジェクト(フィリピン 科 学 技 術 省 )で ポリ 乳 酸 樹 脂 の 射 出 成 形 用 バルブゲート 技 術 の 開 発 2006 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 事 業 を 愛 知 県 新 城 市 の 豊 栄 工 業 と 研 究 開 始 (3 年 間 ) 超 臨 界 微 細 発 砲 射 出 成 形 技 術 をMIT 関 連 ベンチャー 企 業 Trexel Inc.より 導 入 し 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 の 超 臨 界 成 形 とポリ 乳 酸 樹 脂 薄 肉 射 出 成 形 技 術 の 基 礎 技 術 の 確 立 2008 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 事 業 を 愛 知 県 一 宮 市 のTN 製 作 所 と 研 究 開 始 (2 年 間 ) ポリ 乳 酸 樹 脂 と 木 粉 樹 脂 の 超 臨 界 成 形 の 基 本 技 術 の 確 立 日 精 樹 脂 工 業 へ 耐 熱 ポリ 乳 酸 射 出 成 形 技 術 のライセンス 供 与 開 始 2010 日 精 樹 脂 工 業 と 共 同 で 国 際 医 療 機 器 展 MEDTEC2010( 横 浜 )にN-PLAjet 射 出 成 形 シ ステムを 出 展 し バイアルホルダーの 加 工 実 演 ポリ 乳 酸 樹 脂 の 事 業 化 ( 量 産 技 術 確 立 )のために 次 の 2 つの 技 術 の 進 化 が 必 要 であっ た ポリ 乳 酸 は 澱 粉 などを 原 料 として 乳 酸 菌 の 発 酵 化 学 合 成 された 熱 可 塑 性 樹 脂 であるが この 天 然 由 来 素 材 は 耐 熱 温 度 が 70 前 後 と 実 用 領 域 が 狭 かった これを 120 までナノコ ンポジットによる 改 質 を 成 し 遂 げたのが 素 材 メーカーユニチカ である しかし この 素 材 は 金 型 からの 成 形 品 の 離 型 に 重 大 な 技 術 的 困 難 である 課 題 を 有 していた そこで 課 題 解 決 のためには 次 の 2 点 の 開 発 が 必 要 であった 17

20 1 何 を どのように 工 夫 すると 成 形 加 工 が 可 能 になるか 2この 素 材 をどのような 射 出 成 形 技 術 にあてはめると 多 様 な 形 態 の 用 途 品 の 量 産 が 可 能 で あり 新 規 な 市 場 を 発 掘 することができるか この 2 つの 開 発 支 援 の 活 動 を 追 っていくことにする (1) 生 分 解 性 樹 脂 の 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 技 術 との 出 会 い 2000 年 米 国 Trexel Inc.が 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 技 術 [ブランド 名 MuCell ]を NPE2000(シカゴ)で 発 表 した 小 松 は 渡 米 して 技 術 発 表 を 知 り Trexel Inc. Director(Trexel Japan 社 長 )と 初 めて 出 会 った 翌 2001 年 に K2001 ドイツショーで MuCell 応 用 技 術 について 小 松 は さらに 理 解 を 深 めることとなった 当 時 の 日 本 では 2002 年 バイオマス ニッポン 総 合 戦 略 が 閣 議 決 定 ( 小 泉 内 閣 )され 環 境 にやさしい 技 術 の 開 発 が 国 家 目 標 とされた (2) NEDO 国 際 共 同 プロジェクト(タイ 工 業 省 フィリピン 科 学 技 術 省 )に 提 案 採 択 2003 年 小 松 は 植 物 由 来 のポリ 乳 酸 樹 脂 に 着 目 し ポリ 乳 酸 樹 脂 の 開 発 のために NEDO の 国 際 共 同 研 究 予 算 獲 得 をめざし 公 募 共 同 研 究 を 提 案 し 採 択 された これは ポリ 乳 酸 樹 脂 原 料 の 生 産 地 としてタイ(とうもろこし 原 産 地 )を 候 補 として 着 想 したものである また 2004 年 ポリ 乳 酸 樹 脂 の 射 出 成 形 用 バルブゲート 技 術 の 開 発 のために 新 たな NEDO の 国 際 共 同 研 究 予 算 獲 得 をフィリピン 科 学 技 術 省 幹 部 と 提 案 し 採 択 された これ は バルブゲート 技 術 によるスクラップレス 成 形 が 高 価 な 樹 脂 の 量 産 技 術 では 不 可 欠 で あるからである タイ 工 業 省 幹 部 とフィリピン 科 学 技 術 省 幹 部 とは JICA プロジェクト JETRO 支 援 事 業 を 通 して 旧 知 の 間 柄 であった 日 本 では 2004 年 ユニチカが 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 製 品 を 市 場 で 販 売 した これは ポリ 乳 酸 のガラス 移 転 温 度 ( 耐 熱 温 度 )を 天 然 素 材 としての 粘 土 をナノコンポジットして 結 晶 核 材 として 機 能 させて 57 から 120 まで 改 善 した 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 である この 樹 脂 は 素 晴 らしい 物 性 があったが 射 出 成 形 における 結 晶 化 保 持 期 間 が 長 く 結 晶 化 に 伴 う 収 縮 により 金 型 から 剥 すことが 困 難 ( 可 動 側 の 突 出 し 困 難 )なため 深 い 容 器 は 作 れない という 難 点 があった (3) 日 本 の 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 製 品 の 限 界 から 新 たな 着 想 を 豊 栄 工 業 と 連 携 開 発 小 松 は ユニチカの 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 の 開 発 製 品 の 限 界 を 金 型 からの 離 型 を 異 なる 方 法 で 解 決 できると 直 感 した さらに K2004 ドイツショーで 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 技 術 である MuCell 技 術 の 発 展 性 について 理 解 を 深 め 高 価 な 樹 脂 であるポリ 乳 酸 への 適 用 を 着 想 した 耐 熱 性 を 確 保 し 成 形 サイクルを 極 小 化 するための 離 型 方 式 を 考 案 した この 成 形 性 改 18

21 良 製 法 は 特 許 第 号 第 号 として 特 許 が 成 立 し 国 際 特 許 出 願 中 である 金 型 内 に 設 置 された 温 度 センサーにより 溶 解 樹 脂 が 結 晶 化 温 度 に 到 達 する 時 刻 を 正 確 に 計 測 し 圧 縮 流 体 を 成 形 品 と 金 型 の 微 小 隙 間 に 注 入 して 剥 離 させた 後 に 平 面 で 突 き 出 すことで 成 形 品 を 金 型 から 容 易 に 取 り 出 すことができる 小 松 は このような 研 究 成 果 を 含 め 海 外 技 術 について 日 刊 工 業 新 聞 名 古 屋 支 社 で 講 演 し 自 らが 研 究 している 植 物 由 来 のポリ 乳 酸 樹 脂 について 解 説 した この 講 演 に 豊 栄 工 業 ( 未 公 開 本 社 愛 知 県 新 城 市 以 下 豊 栄 という)の 常 務 取 締 役 ( 社 長 の 子 息 )が 参 加 していた 小 松 の 講 演 に 感 銘 を 受 け 豊 栄 は 小 松 を 技 術 顧 問 として 招 聘 した 豊 栄 は 金 属 プレス 金 型 メーカーで 自 動 車 不 況 により 新 たなビジネス 展 開 を 模 索 していた そこで プラスチック 射 出 成 形 金 型 ビジネスで まだ 誰 も 商 業 化 に 成 功 していなかったポリ 乳 酸 樹 脂 の 分 野 へチャレンジすることを 決 意 し 小 松 の 指 導 のもとで 最 初 の 射 出 成 形 機 を 自 費 で 導 入 した 2005 年 2 月 に 衆 議 院 施 政 方 針 演 説 で 小 泉 首 相 は 愛 地 球 博 のレストラン 食 器 にポ リ 乳 酸 の 採 用 を 明 言 し ユニチカ 製 のポリ 乳 酸 樹 脂 の 食 器 が 使 用 された 小 松 が 推 し 進 めるポリ 乳 酸 樹 脂 の 量 産 技 術 開 発 の 追 い 風 となった 2006 年 小 松 は 豊 栄 と 共 に 中 部 経 済 産 業 局 所 管 の 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 事 業 ( 以 下 サポイン 事 業 という)へ 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 への MuCell 技 術 の 適 用 を 核 とした 技 術 開 発 ( 委 託 期 間 3 か 年 )を 提 案 し 採 択 された この 提 案 内 容 は 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 への MuCell 技 術 の 適 用 を 核 とした 技 術 開 発 である この 採 択 により 米 国 Trexel Inc の 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 技 術 をライセンス インし 専 用 射 出 成 形 機 を 開 発 し 豊 栄 に 射 出 成 形 機 を 設 置 した この 研 究 設 備 で 小 松 は かねてより 考 え 腹 案 として 秘 蔵 しておいた 試 作 金 型 の 開 発 レシピを 順 次 試 みる なお この 開 発 では 豊 栄 はサポイン 事 業 で 供 与 された 成 形 機 金 型 等 の 機 材 の 将 来 の 所 有 権 を 得 るが 小 松 は 知 的 財 産 権 を 得 るという 合 意 で 共 同 研 究 を 実 施 することになっている したがって この 開 発 から 発 生 した 特 許 取 得 は 小 松 個 人 に 帰 属 する 2007 年 バルブゲート 技 術 と MuCell 技 術 の 融 合 を 着 想 し 試 作 金 型 の 開 発 に 着 手 した 開 発 内 容 は 超 臨 界 流 体 溶 解 により 樹 脂 粘 度 を 劇 的 に 改 良 し 薄 肉 成 形 や 大 量 フィラー 充 填 樹 脂 成 形 が 可 能 であることを 知 見 している 薄 肉 成 形 技 術 でポリ 乳 酸 樹 脂 の 量 産 成 形 の 基 本 技 術 ( 溶 解 樹 脂 へ 超 臨 界 二 酸 化 炭 素 窒 素 を 瞬 時 大 量 溶 解 させ 樹 脂 粘 度 を 低 下 させる)を 確 立 し 肉 厚 0.7 ミリ 級 の 薄 肉 容 器 の 射 出 成 形 が 可 能 で 最 大 8 個 取 りの 多 点 取 り 金 型 を 開 発 できた また MuCell では バルブゲートの 開 閉 速 度 を 高 速 化 しないと 安 定 した 成 形 ができな いという 難 点 があったが 開 閉 機 構 (バルブ 制 御 )を 空 圧 方 式 から 電 磁 弁 方 式 へ 変 更 した 新 構 造 を 開 発 し 大 量 フィラー 充 填 できるポリ 乳 酸 樹 脂 の 射 出 成 形 基 本 技 術 を 確 立 した バルブ 制 御 の 電 磁 弁 方 式 による 新 構 造 の 開 発 で 同 時 充 填 バランスを 得 たことによって 安 定 した 大 量 生 産 が 可 能 となった 19

22 この 製 品 製 法 は 特 許 第 号 特 許 第 号 として 成 立 し 国 際 特 許 出 願 中 で ある 食 品 容 器 梱 包 容 器 文 具 等 のワンウエイ 製 品 の 生 産 に 寄 与 できる 製 法 である ポ リ 乳 酸 価 格 が 量 産 効 果 により 低 下 してきている 北 米 では 置 き 換 え 需 要 の 期 待 が 高 まって いる その 後 小 松 は K2007 ドイツショーへ 出 席 のため 再 度 渡 航 し 開 発 中 の 技 術 群 の 世 界 に おけるポジショニングを 自 身 の 目 で 確 認 し 優 位 性 が 高 いことを 確 信 した 豊 栄 は 2008 年 国 際 プラスチックフェア 2008(IPF 幕 張 メッセ) エコプロダクツ 2008 ( 東 京 ビッグサイト)へ 技 術 出 展 し 技 術 の 販 売 先 を 模 索 していた 名 古 屋 市 の 高 級 洋 菓 子 メーカーであるスイーツマジック 社 が 超 高 級 プリンの 容 器 として 採 用 した これは 東 京 都 内 有 名 百 貨 店 及 びインターネット 販 売 で 販 売 されている 食 材 も 最 高 級 天 然 素 材 であ り 容 器 も 天 然 素 材 を 探 していた プリン 製 造 には 耐 熱 性 が 高 く 容 器 も 量 産 生 産 でき ることが 必 要 であった 深 物 成 形 品 として 全 国 販 売 されている 超 高 級 プリンの 容 器 (グ リーンアースカップ)は 日 精 樹 脂 工 業 の P-PLAjet システムを 活 用 して 生 産 したもので ある (4) ウッドプラスチック(WPC) 技 術 の 開 発 を 目 指 したTN 製 作 所 と 連 携 開 発 2008 年 麻 生 内 閣 補 正 予 算 で 緊 急 経 済 対 策 サポイン 事 業 を 臨 時 ( 単 年 度 )に 実 施 し ポ リ 乳 酸 * 木 粉 含 有 樹 脂 * 超 臨 界 成 形 を 着 想 提 案 し 採 択 された これは ウッドプラ スチック 射 出 成 形 技 術 の 開 発 を 目 指 すものである この 開 発 は リーマンショックによる 自 動 車 事 業 受 注 急 落 による 経 営 危 機 で 自 社 製 品 新 技 術 開 発 を 模 索 していた 愛 知 県 一 宮 市 の 中 小 企 業 ティーエヌ 製 作 所 ( 非 公 開 以 下 TN という)が 小 松 と 意 見 が 合 致 した 結 果 の 技 術 開 発 である 翌 2009 年 に 先 年 度 サポインに 対 して 追 加 の 研 究 開 発 が 承 認 され 2 年 間 の 開 発 が 可 能 となった ウッドプラスチック(Wood Plastic Composite)は 北 米 では 資 源 再 利 用 の 押 出 成 形 品 とし て 棒 材 や 板 材 として 年 間 100 万 トン 以 上 が 既 に 利 用 されている しかし 木 粉 の 含 有 量 が 増 えることにより 樹 脂 の 流 動 抵 抗 が 急 激 に 増 大 するために 射 出 成 形 での 利 用 はほとんど 実 用 化 がされていなかった そこで 木 粉 を 微 細 化 し コンパウンドした 後 で WPC 溶 解 時 に 超 臨 界 窒 素 を 大 量 溶 解 さ せ 樹 脂 粘 度 低 下 効 果 によって 射 出 成 形 を 容 易 化 するという 知 見 を 実 証 することにした この 製 品 製 法 は 特 許 第 号 特 許 第 号 として 成 立 し 国 際 特 許 出 願 中 である この 製 法 で 超 臨 界 微 細 発 砲 による 多 層 発 泡 成 形 体 を 得 ることができ 軽 量 で 断 熱 保 温 効 果 に 富 み 外 観 が 木 質 感 であり さらに 芳 香 性 が 長 続 きする WPC 射 出 成 形 品 の 生 産 が 可 能 となった TN は N-WPC の 商 標 で WPC ペレットと 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 品 の 事 業 化 を 模 索 している 20

23 (5) 連 携 した 日 精 による 植 物 由 来 樹 脂 向 けの 射 出 成 形 システムの 開 発 小 松 は 保 有 するポリ 乳 酸 (PLA) 樹 脂 成 形 加 工 に 関 する 特 許 発 明 及 び 周 辺 技 術 ノウ ハウを 活 用 することを 2008 年 日 精 樹 脂 工 業 ( 射 出 成 形 機 メーカー 東 証 一 部 上 場 成 形 機 累 計 販 売 台 数 世 界 一 以 下 日 精 という)と 合 意 している 環 境 負 荷 のない 植 物 由 来 の 容 器 玩 具 などの 雑 貨 を 世 に 広 めるためには 耐 熱 ポリ 乳 酸 樹 脂 の 射 出 成 形 システムを 世 界 に 向 けて 販 売 する 必 要 がある 世 界 への 販 路 を 持 っている 日 精 と 連 携 開 発 が 不 可 欠 であっ た 日 精 は 2010 年 3 月 25 日 付 けで 図 表 4 の 通 り 植 物 由 来 樹 脂 向 けの 射 出 成 形 システ ムを 開 発 したと 次 のようなプレスリリースをした 図 表 4 WPC 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 機 (2010 年 3 月 竣 工 ) 注 : 日 精 樹 脂 工 業 の ELJECT MuCell 全 電 動 式 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 機 C 日 精 樹 脂 工 業 (2012,Japan) このシステムは PLA100% 材 料 のさらなる 普 及 と 用 途 拡 大 を 推 し 進 めるため 金 型 およ び 成 形 加 工 技 術 のコンサルティングファーム 小 松 技 術 士 事 務 所 と 連 携 し 日 精 の 射 出 成 形 機 ( 電 気 式 ハイブリッド 式 )ならびに 成 形 加 工 技 術 と 小 松 が 保 有 する PLA 成 形 加 工 に 関 する 特 許 発 明 およびその 周 辺 技 術 ノウハウを 活 用 することで PLA 専 用 の 射 出 成 形 システム N-PLAjet を 開 発 し 第 一 弾 として 耐 熱 性 PLA の 深 物 成 形 を 実 用 化 した 植 物 由 来 で 生 分 解 性 を 有 する 環 境 対 応 素 材 の PLA は 石 油 系 プラスチックの 代 替 材 料 と して 期 待 されているが 耐 熱 性 と 耐 衝 撃 性 が 低 い 点 また 流 動 性 離 型 性 が 悪 く 深 物 成 形 や 薄 肉 成 形 が 難 しい 点 などが 課 題 であるため 包 装 用 のフィルムやシート カード 等 の 用 途 が 大 半 であった 植 物 由 来 の PLA を 成 形 材 料 に 用 いた 射 出 成 型 システム N-PLAjet は これまで 不 可 能 とされていた 耐 熱 深 物 容 器 の 成 形 を 実 現 するため 離 型 を 促 進 する 製 法 を 活 用 するこ とで 120 まで 耐 熱 性 を 発 揮 し 冷 却 期 間 の 最 適 化 を 図 ることで 生 産 サイクルの 短 縮 も 21

24 実 現 した 当 面 食 品 などの 容 器 関 係 をはじめ 医 療 化 粧 品 容 器 雑 貨 文 具 などのデ ィスポーザブル 製 品 とリターナブル 製 品 をターゲットにしている 日 精 と 小 松 技 術 士 事 務 所 は 国 際 医 療 機 器 展 MEDTEC JAPAN 2010( 横 浜 ) Plastec Midwest 2010(シカゴ) IPF2011( 幕 張 メッセ) NPE2012(フロリダ)で N-PLAjet 射 出 成 形 システムの 実 機 実 演 した これにより 認 知 度 が 劇 的 に 向 上 している この N-PLAjet システム は 専 用 金 型 周 辺 機 器 を 含 めた 射 出 成 形 システムをセットで 提 供 するもので その 製 造 販 売 ライセ ンス 契 約 を 日 精 と 小 松 が 締 結 している なお このシステムで 生 産 された 日 本 の 実 例 としては 豊 栄 のスイーツマジック 社 プリ ン 容 器 耐 熱 幼 児 食 器 シリーズ iiman(2011 年 度 グッドデザイン 賞 受 賞 ) 東 和 化 学 化 粧 品 容 器 がある 図 表 5 耐 熱 幼 児 食 器 シリーズ iiman(2011 年 度 グッドデザイン 賞 受 賞 作 品 ) 写 真 提 供 :C 豊 栄 工 業 (2011,Japan) 4. 技 術 士 小 松 道 男 のメッセージ 2011 年 10 月 25 日 IPF2011 先 端 技 術 セミナー ( 幕 張 メッセ)で 講 演 した 技 術 士 小 松 道 男 は 最 後 に 次 のように 述 べている バイオマス 樹 脂 は 環 境 負 荷 を 低 減 させる 具 体 的 な 素 材 として 世 界 各 国 で 研 究 開 発 や 事 業 化 が 試 みられてきたが 従 来 素 材 との 物 性 比 較 原 材 料 価 格 差 が 問 題 となり なかな か 事 業 採 算 性 が 得 られなかった 現 実 があった しかし 素 材 改 良 や 生 産 技 術 の 開 発 環 境 政 策 等 の 相 乗 効 果 で 採 算 の 取 れる 商 材 が 次 々と 発 掘 できる 状 態 になりつつある 世 界 的 にみてもわが 国 のバイオマス 樹 脂 の 総 合 技 術 は 欧 米 と 拮 抗 するポジションにあり 様 々な 切 り 口 から 新 しい 技 術 を 開 発 していち 早 く 商 品 を 量 産 化 することが 重 要 である と 用 語 解 説 PLA(ポリ 乳 酸 )とバイオマスプラスチック 22

25 原 材 料 を 化 石 資 源 に 依 存 しない 植 物 由 来 のプラスチック(バイオマスプラスチック)の 一 つで トウモロコシやサトウキビなどからデンプンを 抽 出 し これを 発 酵 させて 乳 酸 を 作 る この 乳 酸 を 重 合 することでポリ 乳 酸 が 出 来 上 がる 英 語 では Polylactic Acid(ポリ ラクティック アシッド) 略 して PLA と 呼 ばれている 射 出 成 形 加 工 等 が 可 能 で 食 品 包 装 工 業 部 品 などに 利 用 されている 廃 棄 後 は 土 中 や 海 水 中 に 埋 設 するとバクテリアが 酵 素 分 解 をして CO2( 二 酸 化 炭 素 )と H2O( 水 )のみに 完 全 生 分 解 する カーボンニュー トラル リサイクルが 成 立 し 環 境 保 護 に 抜 群 の 素 材 として 21 世 紀 初 頭 の 普 及 が 産 業 界 シンクタンク 等 の 調 査 により 見 込 まれている 愛 地 球 博 でも 各 種 利 用 されて 話 題 となっ た アメリカ 合 衆 国 のオバマ 大 統 領 が 掲 げた グリーンニューディール 政 策 も 弾 みとなり ますます 世 界 各 国 でバイオマスプラスチックの 研 究 開 発 が 進 められ 本 格 的 に 普 及 実 用 化 されていくものと 考 えられている シンクタンクの 推 計 では バイオマスプラスチックの 需 要 は 2015 年 にはプラスチック 総 生 産 量 の 10~15%になるとの 予 測 もある 超 臨 界 微 細 発 泡 射 出 成 形 CO2 や N2 を 一 定 温 度 圧 力 下 の 条 件 にすると 超 臨 界 状 態 ( 液 体 でも 気 体 でもない 第 4 の 状 態 )となり この 状 態 でプラスチック 射 出 成 形 機 の 射 出 シリンダー 内 で 混 合 溶 融 させて 金 型 の 内 部 へ 射 出 充 填 させて 成 形 加 工 すると 成 形 品 の 表 面 は 一 般 射 出 成 形 品 と 同 様 のソ リッド 層 であるが 断 面 内 部 のみに 直 径 10~50 ミクロンメートル 級 の 独 立 した 微 細 な 発 泡 が 連 続 している 構 造 体 が 得 られる この 成 形 法 を 用 いると 強 度 はほとんど 低 下 しないにも 関 わらず 原 材 料 量 が 15% 程 度 軽 減 され 冷 却 時 間 も 20% 程 度 短 くなり 低 い 圧 力 で 充 填 が 可 能 になり 成 形 品 のそりや 変 形 が 著 しく 改 善 される この 基 本 技 術 は 米 国 マサチューセ ッツ 工 科 大 学 教 授 Dr.Sue らにより 発 明 され Trexel Inc.が 全 世 界 の 基 本 特 許 を 射 出 成 形 機 メーカーへ 独 占 ライセンスしている 金 型 内 樹 脂 温 度 センサー プラスチック 射 出 成 形 金 型 の 内 部 の 溶 融 樹 脂 温 度 をリアルタイムで 計 測 可 能 な 非 接 触 式 温 度 センサーは 当 時 はまだ 世 界 で 市 販 されていなかった 計 測 時 間 1ミリ 秒 単 位 で 正 確 に 計 測 できるようになれば 耐 熱 ポリ 乳 酸 のような 結 晶 化 が 品 質 に 大 きな 影 響 を 及 ぼすプラ スチックの 射 出 成 形 加 工 における 品 質 保 証 に 極 めて 大 きなインパクトを 与 え 品 質 保 証 の 合 理 化 理 論 保 証 が 可 能 となる バイ ドール 法 正 式 名 称 は Public Law , Patent and Trademark Act Amendments of 1980 で ある 米 国 において 制 定 された 法 律 のうち 産 学 連 携 で 開 発 された 知 的 財 産 に 関 する 条 項 の 通 称 であり 1980 年 に 制 定 された 我 が 国 においても 米 国 バイ ドール 法 を 参 考 とし 政 府 資 金 による 委 託 研 究 開 発 から 派 生 した 特 許 権 等 を 民 間 企 業 等 に 帰 属 させることによ り 政 府 資 金 による 民 間 企 業 や 大 学 での 研 究 開 発 及 びその 実 施 化 を 活 性 化 させる 目 的 で 2007 年 に 施 行 ( 産 業 活 力 再 生 特 別 措 置 法 及 び 産 業 活 力 強 化 法 )された 23

26 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 (サポイン) 事 業 重 要 産 業 分 野 の 競 争 力 を 支 えるものづくり 基 盤 技 術 ( 鋳 造 鍛 造 切 削 加 工 めっき 等 ) の 高 度 化 に 向 けて 中 小 企 業 ユーザー 企 業 研 究 機 関 等 から 成 る 競 争 研 究 体 によって 川 下 産 業 のニーズを 的 確 に 反 映 した 研 究 開 発 から 試 作 段 階 までの 取 り 組 みを 委 託 金 で 支 援 する 経 済 産 業 局 の 事 業 である 所 管 は 中 小 企 業 庁 ティーチングノート <ケース 活 用 の 基 本 的 考 え 方 > ケースは 何 らかの 企 業 活 動 の 先 行 事 例 を 対 象 にし 企 業 活 動 の 主 体 者 ( 人 や 企 業 など の 団 体 )の 思 いを 実 現 するための 多 様 な 判 断 と 活 動 の 連 鎖 を ある 程 度 見 える 化 し ケースを 通 して 考 え 討 議 するための 資 料 である ケースの 活 用 は 個 人 がケースを 入 手 し 個 々 人 が 活 用 することもあるが ここでは 大 学 等 で 同 時 に 多 数 の 学 生 (ケース 利 用 者 )が 講 師 (ケース 運 用 者 )のもとに ケース で 提 供 される 場 面 から なぜそのような 判 断 や 行 動 が 行 われたかを 考 え 討 議 する 場 を 想 定 している ケース 運 用 者 は 考 え 討 議 する 場 を 円 滑 に 運 営 する 役 割 を 担 うので ケースでの 判 断 や 行 動 の 良 否 を 一 定 の 方 向 に 導 くことがあってはならない ただし ケース 利 用 者 の 討 議 の 場 で ケースで 取 り 上 げた 場 面 で 時 代 背 景 を 常 に 念 頭 に 置 くことは 重 要 である また ケース 活 用 を 円 滑 に 進 めるためには 参 加 者 に 何 を 学 んで 欲 しいのかのディスカッショ ンポイントを 提 示 する 必 要 がある ポイントをいつ どのように 提 示 するべきか ケース 利 用 者 の 状 況 によって 判 断 をする ケース 運 用 者 が 当 初 から 自 己 の 意 見 を 前 面 に 出 し 一 定 の 方 向 に 誘 導 してはならないが 討 議 や 発 表 後 のコメントの 際 に 参 加 者 から あなたの 見 解 を 教 えていただけませんか? と 言 われた 時 に ケース 運 用 者 に 過 ぎない 私 は 任 ではありません と 言 い 切 れない 現 実 がある ここでは ディスカッションポイントと 共 に コメントとしての 追 加 情 報 を 示 す <ケース 活 用 のタイムスケジュール> ケース 運 営 を90 分 授 業 で 行 うためのタイムスケジュールは 参 加 者 の 人 数 にもよるが 次 の2つの 方 法 がある いずれにしても 事 前 に 当 該 ケースを 渡 し 事 前 にディスカッション ポイントを 提 示 して 各 人 がポイントごとに 考 えを 整 理 して 参 加 することが 前 提 になる 1 10 人 前 後 の 少 人 数 の 場 合 :5 人 一 組 のチームを 編 成 し チームごとにディスカッショ ンの 整 理 発 表 ケース 運 営 者 のコメントを 各 30 分 で 行 う この 場 合 全 2チームが 発 表 するか 否 かは 臨 機 応 変 に 対 応 する 2 20 人 前 後 の 中 人 数 以 上 の 場 合 :チーム 編 成 し 若 干 のディスカッションは 不 可 欠 であ るが チーム 発 表 に 代 えて ディスカッションポイント 毎 に 全 員 参 加 型 のディスカ ッション 方 式 を 採 用 する なお 当 該 ケースは ケースの 重 さから 90 分 2 回 の 授 業 で 運 営 し 基 本 的 には 参 加 24

27 者 全 員 への 場 の 提 供 が 適 切 である <4つのディスカッションポイントと 補 足 コメント> 1. 新 たな 産 業 や 技 術 を 切 り 開 く 起 業 家 活 動 の 特 性 は? 日 本 は 戦 後 肉 体 的 ハングリー 精 神 に 溢 れる 世 相 を 反 映 し 現 在 の 日 本 の 産 業 構 造 を 支 えている 多 くのモノづくり 企 業 を 生 み 出 してきた 米 国 の 製 造 技 術 を 積 極 的 に 導 入 し 若 くて 勤 勉 でかつ 安 い 人 件 費 に 裏 付 けされたリーズナブルな 価 格 で 高 品 質 製 品 の 輸 出 で 日 本 製 品 の 世 界 的 ブランドが 生 まれた 日 本 のモノづくりを 川 上 で 支 えた 生 産 技 術 は 金 型 で ある 技 術 士 の 小 松 は 金 型 コンサルタントとして 確 固 たる 地 位 を 築 くことが 出 来 たのは 技 術 士 として 選 択 した 領 域 と 無 縁 ではない 金 型 を 活 用 して 生 産 する 日 本 の 電 子 部 品 業 界 は 技 術 革 新 による 新 製 品 開 発 が 活 発 である 開 発 スピードをアップするために 外 部 専 門 家 の 協 力 を 仰 ぐことが 不 可 欠 であった 小 松 は 多 くの 国 内 でのネットワークを 構 築 してき た また 日 本 のモノづくりを 範 とするアジア 地 域 の 国 々は 日 本 のJICA JETRO NEDO ODAを 通 して 支 援 を 期 待 しており 海 外 政 府 との 国 際 共 同 研 究 をするチャンスをつかんだ 小 松 が 金 型 コンサルタントを 通 して 地 球 にやさしいモノづくり 技 術 ( 量 産 技 術 製 法 )に 興 味 を 持 ち 国 内 外 のイベントに 出 席 し 植 物 由 来 の 環 境 負 荷 の 低 い 製 品 を 世 に 出 すことを 探 し 続 ける 時 に 出 会 ったのが ポリ 乳 酸 である 小 松 が コンサルタン トとは お 金 を 稼 がしていただきながら 自 己 のスキルを 高 める 職 業 であると 考 えてい る しかし 何 らかの 事 業 を 生 み 出 すコンサルタントは 未 知 の 世 界 に 興 味 を 持 ち 続 け 人 と 人 との 出 会 いを 進 化 させる 人 ということができる 2. 資 金 なき 発 明 家 が 強 い 特 許 確 保 のための 知 財 戦 略 の 特 性 は? 世 界 に 通 用 する 技 術 開 発 型 ベンチャーや 個 人 の 発 明 家 にとって 特 許 確 保 のための 新 た な 知 見 を 求 めての 研 究 開 発 には 資 金 が 不 可 欠 である 小 松 は 金 型 コンサルティングから の 収 入 を 注 ぎ 込 み サポイン 事 業 のような 公 的 助 成 金 を 活 用 し 支 援 協 力 企 業 等 と 連 携 す ることによって 資 金 を 確 保 した 支 援 協 力 企 業 と 共 同 開 発 をしながら 小 松 個 人 の 特 許 として 確 保 し 特 許 承 認 後 の 事 業 化 の 自 由 度 を 確 保 するために 多 くの 知 財 戦 略 を 弁 理 士 佐 藤 が 主 導 支 援 している また 単 なる 素 材 開 発 特 許 の 取 得 のみならず 特 許 を 活 用 した 素 材 から 製 品 の 量 産 技 術 システムまでを 特 許 の 対 象 を 拡 大 している これは 過 去 個 人 の 着 想 により 基 本 的 特 許 を 取 得 したが 特 許 に 基 づく 製 品 生 産 を 委 託 した 企 業 側 に 生 産 に 不 可 欠 な 生 産 技 術 を 含 む 周 辺 特 許 を 取 得 され 軒 を 貸 して 母 屋 を 取 られ 技 術 ベンチャーが 泣 き 寝 入 りをせざるを 得 ないという 現 実 を 多 く 見 聞 きしてきたからである なお 佐 藤 との 出 会 いは 次 の 通 りである 1990 年 当 時 から 日 本 の 知 財 戦 略 に 関 して 弁 理 士 会 で 中 心 的 な 活 動 を 精 力 的 にこなしてい た 母 校 の 先 輩 佐 藤 辰 彦 弁 理 士 の 存 在 を 知 った 小 松 が 新 宿 の 事 務 所 を 訪 ねたのは1993 年 で 25

28 ある その 後 小 松 は1995 年 出 身 母 校 で 非 常 勤 講 師 生 産 工 学 講 座 を 持 つようになった 同 じ1995 年 小 松 の 活 動 とは 全 く 無 関 係 に 佐 藤 は 母 校 に 知 的 財 産 権 の 講 座 を 開 設 し 非 常 勤 講 師 に 就 任 している 佐 藤 が 開 講 した 講 座 は 全 国 の 国 立 高 専 における 知 財 教 育 のパイオ ニア 的 存 在 であり ものづくり 人 材 の 育 成 と 知 財 を 融 合 させる 時 宜 を 得 た 佐 藤 の 取 り 組 み と 小 松 の 活 動 が 偶 然 にも 福 島 高 専 を 舞 台 に 実 現 した 以 降 2 人 は 緊 密 な 人 的 信 頼 関 係 を 構 築 することになった 佐 藤 は 後 に 弁 理 士 会 を 代 表 して 内 閣 府 の 知 財 戦 略 本 部 にかかわり 世 界 の 知 財 中 核 的 人 材 と 関 係 を 築 くようになったが 1995 年 の 段 階 では 金 型 コンサルタ ントとして 国 際 的 に 活 躍 していた 小 松 は 佐 藤 と 相 談 の 上 ポリ 乳 酸 の 事 業 化 に 挑 戦 する ことを 明 確 に 意 識 していたわけではない 3.ポリ 乳 酸 の 研 究 開 発 の 事 業 化 成 功 の 要 因 は 何 か? 技 術 士 小 松 の 植 物 由 来 の 樹 脂 を 追 い 求 めていた 活 動 と 世 界 を 念 頭 に 置 いた 知 財 戦 略 が 事 業 化 成 功 の 最 大 の 要 因 である 環 境 にやさしい 生 分 解 性 樹 脂 成 型 品 の 量 産 技 術 確 立 までのプロセスを 分 解 すると 次 の3つに 整 理 できる 1 技 術 の 専 門 性 情 報 力 組 織 力 を 一 体 化 した 開 発 者 の 構 想 力 2 金 型 メーカーで 実 証 実 験 しうることができた 開 発 環 境 3 大 手 射 出 機 メーカーと 提 携 による 事 業 支 援 この 開 発 者 の 事 業 構 想 の 中 で 最 適 素 材 の 存 在 に 出 会 い また 生 産 工 程 ごとの 専 門 メーカ ーが 存 在 していたという シーズの 良 質 性 こそが その 後 の 開 発 支 援 事 業 支 援 を 活 か すことができたといえる これをチャート 化 して 整 理 すると 次 のようになる 環 境 にやさしい 生 分 解 性 樹 脂 成 形 品 の 量 産 技 術 確 立 の 成 功 要 因 4. 脱 化 石 燃 料 時 代 の 次 のビジネス 展 開 ( 投 資 回 収 )をどこに 求 めるか? このようにポリ 乳 酸 樹 脂 は 日 精 樹 脂 工 業 のPLA 専 用 の 射 出 成 形 システム N-PLAjet 量 産 システムの 販 売 で 雑 貨 を 含 む 多 くの 射 出 成 形 品 に 活 用 されるまでになった 植 物 由 26

29 来 の 環 境 にやさしい 製 品 を 世 に 出 すという 小 松 の 思 いは 達 成 された この 全 プロセスを 主 導 した 開 発 者 としての 権 利 は 個 人 特 許 で 確 保 された 日 精 のシステムの 製 造 販 売 サ ービス 及 びシステムを 使 った 製 品 製 造 から 小 松 個 人 に 知 財 収 入 が 入 ってくることで 投 資 回 収 は 十 分 である しかし 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 (サポイン) 事 業 は 技 術 高 度 化 までの 支 援 である が この 目 標 を 達 成 した 後 環 境 負 荷 の 少 ない モノづくり 企 業 を 起 こし 国 の 税 収 と 雇 用 を 確 保 し 日 本 経 済 の 付 加 価 値 活 動 に 貢 献 してほしいというのが 公 的 支 援 の 基 本 で ある 国 の 支 援 した 技 術 開 発 の 長 期 的 な 投 資 の 出 口 の 選 択 肢 を 自 由 に 議 論 してほしい 知 財 に 自 由 度 を 個 人 で 持 っている 小 松 は 1 知 財 収 益 回 収 モデルの 会 社 にするか 生 分 解 性 樹 脂 製 品 の 製 造 会 社 にするか 2 製 品 製 造 販 売 にするとすれば 日 本 を 中 心 に 考 える か 他 の 地 域 からスタートするとすればどの 地 域 からスタートするか 等 を 選 択 できる 日 本 の 研 究 開 発 試 作 品 の 段 階 では 世 界 のトップを 走 っているにもかかわらず 世 界 の 市 場 成 長 期 には 他 の 国 の 企 業 にシェアを 奪 われ 収 益 モデルを 維 持 することが 困 難 にな る 先 行 した 業 界 ( 携 帯 液 晶 )があり これを 繰 りかえさないことである 27

30 (ケース2) リチウムイオン 二 次 電 池 開 発 を 支 える 東 洋 システム( 株 ) ~エネルギー 産 業 の 技 術 開 発 で 世 界 に 貢 献 するイノベーションの 軌 道 ~ ケース 作 成 協 力 ケースは 2012 年 度 第 3 回 制 度 委 員 会 (5 月 18 日 秦 信 行 委 員 長 )において 学 会 理 事 松 田 修 一 の 紹 介 で 講 演 をしていただいた 東 洋 システム( 株 ) 社 長 庄 司 秀 樹 氏 のプレゼン 資 料 及 び 委 員 会 での 質 疑 応 答 WEOY 提 出 資 料 等 に 基 づき 作 成 したものである 庄 司 氏 は 日 本 ベンチャー 学 会 理 事 及 び 制 度 委 員 会 委 員 である なお 当 該 委 員 会 での 情 報 収 集 だけで は 不 足 していた 内 容 及 び 専 門 用 語 については 庄 司 氏 からの 情 報 提 供 により 作 成 した ご 協 力 いただいた 庄 司 秀 樹 氏 及 び 会 社 の 方 々に 感 謝 いたします なお ケースは 東 洋 シス テム 及 び 庄 司 氏 の 事 業 の 軌 道 を 整 理 したものであり その 良 否 を 論 じたものではない 検 査 装 置 事 業 のケース 概 要 いわき 市 に 生 まれ 育 った 通 信 無 線 好 きの 庄 司 秀 樹 少 年 が 社 会 的 経 験 で 挫 折 を 感 じなが らも 挫 折 をバネに 起 業 能 力 を 高 め 新 たなリチウムイオン 二 次 電 池 ( 以 下 LIB という) 開 発 になくてはならない 試 験 装 置 のトップメーカーになるまでのケースである 東 洋 シス テム( 株 )( 以 下 TS という)の LIB 試 験 事 業 の 概 要 起 業 家 庄 司 氏 の 起 業 までのキャリアと 起 業 動 機 時 代 を 牽 引 するベンチャー 企 業 がやはり 遭 遇 するリスク( 危 機 )と 対 応 モノ づくりは ヒトづくり というモットーの 実 践 について 整 理 している なお ケースを 討 議 するのに 必 要 な 最 低 の 用 語 と 環 境 データについては 参 考 資 料 として 記 載 した 1. 東 洋 システム( 株 )の 概 要 炭 鉱 の 町 からフラダンスによる 癒 しの 里 である 福 島 県 いわき 市 は 2011 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 と 津 波 による 大 被 害 を 受 けた 福 島 県 第 一 原 発 事 故 により 放 射 能 の 影 響 はそ れほど 受 けなかったが 東 洋 システムの 元 本 社 兼 工 場 の 一 階 は 水 没 した ただし 優 秀 な 新 卒 人 材 を 確 保 したい 一 心 で 高 校 生 が 朝 夕 通 う 常 磐 線 の 車 窓 から 会 社 がすぐ 見 える 場 所 に 本 社 屋 を 移 したのが 2010 年 5 月 であった 通 常 3 月 は お 客 様 への 納 期 が 集 中 し 最 終 製 品 の 在 庫 を 多 く 持 っていたが 本 社 移 転 の 後 であったので 被 害 を 最 小 に 防 ぐこと ができた 図 表 1 東 洋 システム( 株 )の 概 要 (2012 年 7 月 現 在 ) 設 立 年 月 1989 年 11 月 1 日 (27 歳 の 起 業 ) 社 長 及 び 従 業 員 庄 司 秀 樹 1961 年 生 まれ(50 歳 ) 従 業 員 数 92 名 (うち 50 名 開 発 ) 本 社 所 在 地 福 島 県 いわき 市 常 盤 西 郷 町 銭 田 事 業 内 容 携 帯 電 話 用 からハイブリッド 用 までの 総 合 的 なリチウムイオン 二 次 電 池 (LIB)の 安 全 性 評 価 装 置 の 開 発 販 売 電 池 評 価 の 受 託 評 価 試 験 サ 28

31 経 営 業 績 (2011 年 10 月 ) 顧 客 モットー ービス OEM 電 池 パックの 設 計 生 産 売 上 高 44 億 円 資 本 金 1 億 円 ( 非 上 場 ) 二 次 電 池 開 発 製 造 利 用 メーカー( 携 帯 パソコン デジカメ ハイブリ ッド 電 気 自 動 車 ロボット 工 具 機 器 等 ) モノづくりは ヒトづくり 乾 電 池 ( 一 次 電 池 )のように 使 い 捨 てではなく 使 い 切 っても 充 電 して 繰 り 返 し 何 度 でも 使 用 できる 電 池 を 二 次 電 池 という 1964 年 三 洋 電 気 ( 現 パナソニック)が 淡 路 島 に 工 場 をつくり Nicd 電 池 を 製 造 し シエーバーに 使 用 したのが 日 本 の 始 まりである TS は 安 全 で 高 性 能 な LIB を 開 発 するために 図 表 の 通 り いろいろな 製 品 や 便 利 なサ ービスを お 客 様 である 二 次 電 池 関 連 メーカーに 提 供 している 図 表 2 東 洋 システム( 株 )の 製 品 とサービス お 客 様 トータルソリューションの 提 供 東 洋 システム( 株 )の 製 品 とサービス 充 放 電 評 価 装 置 電 池 試 作 装 置 電 池 パック 受 託 評 価 (TOSCAT) (TOSMAC) TSは 充 放 電 評 価 装 置 電 池 用 R&D 装 置 安 全 性 評 価 装 置 から 電 池 パックに 至 るまでの LIBエネルギーを 専 業 とするメーカーであり 顧 客 に 提 供 する 製 品 とサービス 内 容 には 次 の 通 り4 種 類 がある 1 充 放 電 評 価 装 置 (TOSCAT-1000~5200まで10 種 類 の 装 置 シリーズ) 試 作 した 電 池 の 性 能 を 確 認 するための 計 測 器 で 二 次 電 池 キャパシタの 研 究 開 発 用 途 に 使 用 される 装 置 である 2 電 池 試 作 装 置 (TOSMAC) 電 池 を 試 作 するための 研 究 開 発 用 試 作 装 置 や 性 能 が 確 認 できた 電 池 の 安 全 性 を 確 認 する 安 全 性 試 験 装 置 の 製 造 販 売 である 3 プロ 向 けの 電 池 パック リチウムイオン 電 池 パック ニッケル 水 素 電 池 パックを 例 えばドクターヘリコプター 29

32 搭 載 の 医 療 用 機 器 のようなプロ 向 けに 設 計 製 造 する 4 受 託 評 価 TOSCAT/TOSMACを 使 用 し 性 能 と 安 全 性 が 確 認 できた 電 池 の 受 託 評 価 サービス 事 業 で 自 社 製 品 を 使 う 事 で 信 頼 性 向 上 とコストを 下 げ 開 発 データや 評 価 データの 作 成 等 を 行 う なお 2011 年 10 月 期 の 顧 客 別 売 上 高 割 合 は 二 次 電 池 を 研 究 開 発 している 電 池 メーカ ー 及 び 携 帯 機 器 を 開 発 販 売 している 電 機 メーカー48% ハイブリッドカーや 電 気 自 動 車 を 研 究 開 発 製 造 している 自 動 車 メーカー28% 電 池 を 研 究 している 学 術 機 関 や 海 外 のお 客 様 等 24%である 2. 経 営 環 境 の 変 化 と 会 社 の 経 営 業 績 リチウム 電 池 の 検 査 評 価 に 関 する 装 置 の 開 発 販 売 とサービスで 世 界 で 有 数 の 会 社 とな り 2012 年 度 決 算 で 50 億 円 の 売 上 に 達 しようとしている TS であるが これまでの 道 のり は 平 坦 ではなかった 1990 年 の 第 一 期 目 の 決 算 から 22 年 間 の 売 上 実 績 開 発 製 品 の 発 売 顧 客 への 貢 献 世 の 中 の 動 きを 示 すと 図 表 3 の 通 りである 図 表 3 世 の 中 の 動 きと 会 社 業 績 ( 売 上 高 推 移 ) 出 典 : 東 洋 システム 作 成 資 料 (2012 年 5 月 :イノベーションの 軌 跡 )より 新 たな 技 術 が 世 の 中 に 生 まれ これを 活 用 した 事 業 が 育 ち 産 業 化 するまで その 産 業 の 裾 野 を 構 成 する 企 業 は 多 い TS は あらゆる 電 子 機 器 に 利 用 される LIB の 開 発 支 援 特 30

33 に 電 池 評 価 装 置 の 開 発 製 造 販 売 の 会 社 である また 化 合 物 で 構 成 される LIB は 生 き 物 であるといわれている 熱 を 持 ち 爆 発 する 危 険 性 がある また 経 年 変 化 による 化 合 物 の 劣 化 による 性 能 の 低 下 もある 多 くの 企 業 が 蓄 電 池 の 性 能 を 競 い 開 発 競 争 をして いる 図 表 3 の 世 の 中 の 動 きと 会 社 業 績 にみる 通 り TS の 製 品 やサービスの 開 発 に 対 する 基 本 的 な 考 え 方 は 次 の 3 つに 集 約 される 1 携 帯 電 話 からハイブリッド 車 に 対 応 する LIB に 至 るまで 現 場 重 視 で 情 報 収 集 1985 年 のショルダーバック 型 の 携 帯 電 話 に 使 用 された Nicd 電 池 の 小 型 化 へ 対 応 した 検 査 装 置 からスタートし ハイブリッド 車 の LIB まで 対 応 できる 世 界 唯 一 の 総 合 評 価 装 置 会 社 である 総 合 会 社 であり 続 けるには 常 に 最 終 製 品 ( 携 帯 端 末 や 自 動 車 )の 動 向 を 先 読 みし 業 界 動 向 を 把 握 し LIB 開 発 現 場 になくてはならない 問 題 解 決 会 社 を 指 向 する 2 勝 ち 残 るための 装 置 の 開 発 スピードと 発 売 のタイミング LIB 開 発 に 先 行 して 各 種 評 価 装 置 は 開 発 する 必 要 がある ブランドと 信 用 のない 中 小 ベンチャー 企 業 にとって 性 能 コストの 面 で 競 合 企 業 に 対 して 常 に 優 位 に 立 ち 続 け かつ 顧 客 から 信 頼 を 得 るためには 開 発 スピードと 発 売 のタイミングが 命 である 大 手 が 資 本 力 で 装 置 開 発 をしてくる 時 には 大 手 の 発 売 直 後 に 再 挑 戦 困 難 なコストと 性 能 で 対 抗 装 置 の 発 売 を 打 ち 出 す 必 要 がある これによって 大 手 の 再 挑 戦 を 打 破 してきた 3 各 顧 客 に 最 適 な 製 品 サービスを 提 供 するための 徹 底 した 機 密 保 持 LIB は 熱 を 持 ち 爆 発 するリスクを 負 う 図 表 3 にみる 通 り 大 手 LIB メーカーは 爆 発 による 火 災 事 故 を 起 こしている 加 えて LIB は 最 終 製 品 生 産 メーカーにとって 重 要 な 電 子 部 品 である 特 定 企 業 向 けの LIB の 開 発 は 最 高 の 企 業 秘 密 となる LIB の 評 価 装 置 は LIB メーカーと 最 終 製 品 メーカーの 両 社 から 発 注 される TS は 相 互 に 競 合 する 企 業 から 発 注 を 受 け 同 時 並 行 して 生 産 することになるので いかに 発 注 から 納 品 までの 機 密 を 守 るかが 重 要 になる 相 互 競 合 メーカーの 開 発 品 の 機 密 を 保 持 するた めに 工 場 内 に 特 定 発 注 先 毎 の 作 業 室 を 創 り 顧 客 毎 に 納 入 する 評 価 装 置 を 製 造 する 万 が 一 火 災 が 発 生 しても 火 災 場 所 の 作 業 室 内 だけは 短 期 完 全 消 火 し 他 に 延 焼 しない ように さらに 他 に 延 焼 した 場 合 には 工 場 全 体 の 内 部 が 完 全 消 火 し 特 定 企 業 向 けの 開 発 装 置 の 機 密 が 消 防 当 局 にも 把 握 されないような 設 計 になっている こうした 考 え 方 によって LIB は 総 合 評 価 会 社 として 多 様 な 顧 客 から 高 い 評 価 を 受 け ている 3. 庄 司 秀 樹 氏 の 起 業 動 機 庄 司 氏 は 小 学 校 時 代 からラジオ( 無 線 機 )を 組 み 立 て ロシア 等 からの 日 本 語 放 送 を 聞 くような 少 年 であった 当 時 最 年 少 (13 歳 )でアマチュア 無 線 の 資 格 を 取 った 電 気 関 係 を 勉 強 したかったので 福 島 県 立 勿 来 (なこそ) 工 業 高 等 学 校 (いわき 市 )に 入 学 し 応 援 団 に 入 部 した 応 援 団 は 他 の 運 動 部 などの 応 援 であり 人 を 支 えることの 役 割 を 学 31

34 んだという 1980 年 卒 業 後 ( 株 ) 日 立 サービスエンジニアリングに 就 職 した ここでは 電 気 技 術 屋 と して 福 島 原 発 関 連 や 上 下 水 道 制 御 検 査 に 携 わった ここで 高 卒 はただの 部 品 である と 言 われ 大 変 なショックを 受 けた しかし 社 内 教 育 は 週 8 時 間 にも 及 び 体 系 化 され た しっかりしたものであった 技 能 職 の 同 期 で 最 も 高 い 評 価 を 受 け 技 能 職 の 基 本 を 学 ぶことができた 1984 年 地 元 いわき 市 に 戻 り 美 和 電 気 工 業 ( 株 )のいわき 営 業 所 に 就 職 し 計 測 器 の 販 売 の 仕 事 に 従 事 した 古 河 電 池 が 横 浜 工 場 をいわき 市 に 移 した 時 期 であり 仕 事 には 事 欠 か なかった また 取 引 先 から 電 池 関 係 のアイディアを 頂 いたり 要 望 を 受 けたが 計 測 器 販 売 という 本 業 と 異 なるため 顧 客 の 電 池 関 係 のニーズにこたえることができなくて 悔 しい 思 いをしていた この 頃 日 本 では 固 定 電 話 が 中 心 であったが 1985 年 に 現 在 の 携 帯 の 原 型 ともいえる ショルダーフォン ( 通 話 時 間 60 分 重 量 約 3kg)が 発 売 された 1987 年 には 改 良 型 の ハンディフォン ( 通 話 時 間 60 分 重 量 900g)が 発 売 された 固 定 型 から 携 帯 型 へ 消 費 者 の 関 心 が 高 まっていた また 電 池 の 集 積 地 である 大 阪 では 成 功 せず 福 島 に 電 池 工 場 を 移 したソニーが 製 造 主 力 をリチウム 金 属 電 池 からリチウムイオン 電 池 (LIB)に 切 り 替 えた しかし リチウム 金 属 電 池 を 搭 載 したハンディフォン 向 け 電 池 が 1989 年 に 爆 発 し 火 災 を 起 こした 開 発 途 上 のリチウム 金 属 電 池 は 化 学 反 応 に 伴 うエネルギーを 電 気 エネルギーに 変 えるデバイスであるので 刻 々 変 化 する 生 き 物 であり コントロールが 困 難 であると 古 河 電 池 の 幹 部 から 聞 いていたが そのことが 事 故 として 現 実 に 起 こった 小 学 生 時 代 からアマチュア 無 線 をしていたので 携 帯 電 話 も 無 線 機 のように 小 さくなる しかし 重 くて 大 きい 部 品 は 電 池 である 携 帯 機 器 の 心 臓 部 である 電 池 が 小 さくなる 時 代 が 必 ず 来 る 電 池 が 小 さく 安 全 であれば 携 帯 機 器 は 小 さく 軽 くなり 普 及 す ると 確 信 した この 目 的 を 達 成 するために 生 き 物 である LIB のメカニズムの 技 術 解 析 を デジタル 化 する 電 池 試 験 装 置 を 開 発 すれば LIB の 開 発 支 援 になると 考 え プロジェクト の 立 ち 上 げを 勤 務 先 であった 美 和 電 気 工 業 ( 株 )に 提 案 したが 今 液 晶 と 半 導 体 に 集 中 し ているので 電 池 なんかは 考 えるな と 言 われた 将 来 電 池 は 必 ず 小 さくなる!そのためには 電 池 試 験 装 置 が 必 要 だ 日 本 には 装 置 メ ーカーがない 俺 が 装 置 の 開 発 をやるしかない!! と 美 和 電 気 工 業 を 退 社 して 1989 年 に TS を 起 業 したのである その 後 2012 年 現 在 携 帯 電 話 でトップを 走 るのは iphone( 通 話 時 間 7 時 間 重 量 137g)となり LIB は 時 計 デジカメ パソコン ロボット 自 動 車 等 あらゆる 電 子 機 器 製 品 に 使 用 されるようになっている 世 界 の 人 々の 文 化 的 生 活 を 支 えているのは LIB といえる 32

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