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1 2014 年 度 モンゴル 語 チャハル 方 言 における 漢 語 借 用 動 詞 と 副 詞 の 借 用 を 中 心 に 千 葉 大 学 大 学 院 人 文 社 会 科 学 研 究 科 博 士 後 期 課 程 祎 丽 琦

2 目 次 凡 例... 3 第 1 章 序 論 はじめに 問 題 の 提 起 本 論 の 研 究 目 的 と 構 成 本 研 究 が 基 づく 言 語 データ チャハル 方 言 における 漢 語 からの 借 用 現 象 概 観 モンゴル 語 における 漢 語 借 用 に 関 する 先 行 研 究 包 聯 群 (2011)について 查 干 哈 达 (1996)について 第 2 章 モンゴル 語 チャハル 方 言 の 音 韻 論 音 韻 体 系 母 音 母 音 に 関 する 先 行 研 究 チャハル 方 言 の 母 音 子 音 母 音 調 和 本 稿 の 表 記 第 3 章 モンゴル 語 チャハル 方 言 の 動 詞 の 形 成 と 用 法 モンゴル 語 の 動 詞 の 構 造 の 概 観 屈 折 接 辞 叙 述 類 命 令 願 望 類 形 動 詞 類 副 動 詞 類 派 生 接 辞 出 動 動 詞 接 尾 辞 ヴォイス アスペクト

3 そのほかの 接 尾 辞 第 4 章 漢 語 借 用 によるチャハル 方 言 の 動 詞 形 成 言 語 接 触 及 び 動 詞 借 用 に 関 する 先 行 研 究 動 詞 の 借 用 可 能 性 に 関 する 先 行 研 究 動 詞 の 借 用 ストラテジーに 関 する 先 行 研 究 Muysken の 借 用 動 詞 の 適 応 ストラテジー Wolhlgemuth の 動 詞 の 借 用 ストラテジーと 統 一 階 層 チャハル 方 言 で 動 詞 として 機 能 する 漢 語 本 研 究 に 見 られる 漢 語 動 詞 の 借 用 ストラテジー 及 びその 使 用 頻 度 漢 語 + 接 尾 辞 ストラテジー 屈 折 接 辞 による 屈 折 変 化 アスペクトやヴォイスによる 派 生 漢 語 + 出 名 動 詞 接 尾 辞 ストラテジー 出 名 動 詞 接 尾 辞 d / t / l/ r 漢 語 + 出 名 動 詞 接 尾 辞 ストラテジーの 生 産 性 漢 語 +xii ストラテジー 各 借 用 ストラテジーの 使 用 頻 度 データ 全 体 から 見 える 借 用 漢 語 の 特 徴 動 詞 接 尾 辞 を 後 続 させる 二 音 節 漢 語 出 名 動 詞 接 尾 辞 に 前 置 する 二 音 節 動 詞 まとめ 第 5 章 漢 語 副 詞 の 借 用 漢 語 也 に 由 来 すると 思 われるチャハル 方 言 における jəə jəə に 関 する 先 行 研 究 モンゴル 語 の 小 辞 ʧ, ʧilee, bɑs について チャハル 方 言 における jəə チャハル 方 言 における jəə と 漢 語 也 ye の 音 対 応 jəə の 機 能 について jəə 特 有 の 文 法 的 特 徴 jəə の 借 用 がモンゴル 語 にもたらす 変 化 漢 語 就 に 由 来 すると 思 われるチャハル 方 言 における ʤuu チャハル 方 言 における ʤuu と 漢 語 就 jiu の 音 対 応

4 5.2.2 チャハル 方 言 における ʤuu ʤuu の 機 能 について ʤuu の 文 中 における 位 置 ʤuu がモンゴル 語 にもたらす 変 化 まとめ 第 6 章 考 察 の 結 果 巻 末 表 参 考 文 献 資 料 編 資 料 Ⅰ 動 詞 資 料 Ⅱ 副 詞

5 凡 例 1. 本 稿 で 扱 う 漢 語 借 用 語 を 含 む 例 文 は 口 語 に 現 れるものであり 普 段 書 かれることのな い 言 葉 であるため 例 文 を 挙 げるにあたって 次 の 方 法 に 沿 う モンゴル 語 の 表 記 については 第 2 章 で 提 示 するが 借 用 漢 語 の 表 記 は 漢 語 のピンインを 用 い 文 中 のピンインには 声 調 を 付 けない 問 題 となる 漢 語 は 下 線 を 引 いて 示 す 例 文 の 最 後 に 資 料 番 号 を 示 すが 01~06 は 2009 年 に 取 れた 資 料 07~09 は 2010 年 に 取 れた 資 料 10~25 は 2012 年 に 取 れた 資 料 であることを 表 す そして その 次 のアルファベット はコンサルタントの 略 称 であり 最 後 の 番 号 が 文 字 化 された 例 文 の 資 料 の 中 での 順 を 表 す コンサルタントの 略 称 は 1.4 で 示 す 例 文 の 日 本 語 訳 の 後 には 借 用 漢 語 のピンインと 対 応 する 漢 字 を 示 す この 場 合 はピンインに 声 調 を 付 ける 作 例 の 番 号 はカッコに 入 れて 示 す 例 :ɑɑʤɛɛ-ʧin nɑmɛɛ ɡ ɑr dəər-əəŋ tuo-ɡəəd. (06B027) 父 -2 人 称 所 属 私 - 対 格 後 ろ 上 再 帰 所 属 乗 せる 副 動 分 離 お 父 さんが 私 を 後 ろに 押 せて tuó 托 先 行 研 究 における 例 文 などの 表 記 はそれぞれの 文 献 に 従 うが モンゴル 文 字 で 示 された 例 文 を 引 用 する 際 は 筆 者 がアルファベットに 転 写 する 2.グロスには 次 の 表 記 法 を 用 いた 動 詞 の 語 幹 と 接 尾 辞 語 と 格 助 詞 の 切 れ 目 を (ハイフン)で 表 示 する * を 文 頭 に 付 けて 非 文 を 示 す 内 の 語 句 は 中 国 語 であることを 表 す 内 の 語 句 は 日 本 語 であることを 表 す 文 型 や 借 用 パターンなどを 示 す 再 帰 所 属 再 帰 所 属 接 尾 辞 副 動 副 動 詞 類 接 尾 辞 形 動 形 動 詞 類 接 尾 辞 現 在 叙 述 類 現 在 未 来 叙 述 類 未 来 過 去 叙 述 類 過 去 意 志, 命 令, 勧 告, 催 促, 懇 願 祈 願 命 令 願 望 類 の 意 志, 命 令, 勧 告, 催 促, 懇 願 祈 願 使 役 態 使 役 態 受 動 態 受 動 態 共 同 態 共 同 態 相 互 態 相 互 態 衆 動 態 衆 動 態 完 了 体 完 了 体 瞬 時 体 瞬 時 体 即 時 体 即 時 体 出 動 出 動 動 詞 接 尾 辞 出 名 出 名 動 詞 接 尾 辞 出 小 出 小 動 詞 接 尾 辞 他 の 記 号 などについては 言 及 した 章 ごとに 説 明 する 4

6 第 1 章 序 論 1.1 はじめに チャハル 方 言 とは 内 モンゴルで 話 されているモンゴル 語 の 方 言 の 一 つである 蒙 古 学 百 科 全 書 (2004:716)によれば チャハル 方 言 は 内 モンゴルのシリンゴル 盟 1( 正 藍 旗 正 鑲 白 旗 鑲 黄 旗 タイブス 旗 ソニド 左 旗 ソニド 右 旗 アバガ 旗 西 ウジュムチン 旗 東 ウジュムチン 旗 エレーンホト 市 シリンホト 市 ) オランチャブ 盟 (チャハル 右 翼 前 旗 チャハル 右 翼 中 旗 チャハル 右 翼 後 旗 四 子 王 旗 ) バヤンノール 盟 (ウラド 中 旗 ウラド 前 旗 ウラド 後 旗 ) 包 頭 市 (ダルハン ムミンガン 連 合 旗 アガロート 蘇 木 バトガル) 赤 峰 市 のヘシグテン 旗 のモンゴル 人 に 話 されており 話 者 人 口 は 50 万 人 近 くある その 中 本 研 究 の 調 査 地 であるシリンホト 市 は 内 モンゴルの 中 部 に 位 置 するシリンゴ ル 盟 の 行 政 所 在 地 であり 面 積 は 1.8 万 km 2 総 人 口 数 は 万 人 である そのうち 漢 民 族 が 総 人 口 の 73%を 占 める 万 人 であり モンゴル 族 が 23%を 占 める 5.56 万 人 である( 内 蒙 古 锡 林 郭 勒 盟 2010 年 人 口 普 查 资 料 2012) 公 用 語 はモンゴル 語 と 漢 語 の 二 言 語 である 地 図 1 1 盟 市 市 旗 蘇 木 は 内 モンゴル 自 治 区 における 行 政 単 位 である 上 から 内 モンゴル 自 治 区 市 盟 市 旗 県 郷 鎮 蘇 木 (ソム)との 順 番 となる 5

7 人 口 の 比 率 からも 分 かるように シリンホト 市 では 人 口 の 4 分 の 3 以 上 が 漢 民 族 である ため モンゴル 族 にとっても 漢 語 の 使 用 は 日 常 生 活 の 中 では 欠 かせないものであり 常 に モンゴル 語 と 漢 語 の 両 言 語 が 併 用 される 状 況 である そこで 以 下 シリンホト 市 在 住 のモ ンゴル 人 の 言 語 使 用 状 況 について 簡 単 に 紹 介 したいと 思 う 内 モンゴルのモンゴル 族 学 校 は 一 般 的 に 小 学 校 から 高 校 までのすべての 授 業 科 目 をモンゴル 語 で 行 うが 漢 語 は 一 つの 科 目 として 設 定 され 漢 語 で 授 業 を 行 う 本 稿 におけるシリンホト 市 には 13 個 の 小 学 校 があるが そのうちモンゴル 族 小 学 校 が 三 つ 中 学 校 高 校 は 九 つあるうちモンゴル 族 学 校 は 二 つある モンゴル 族 学 校 の 漢 語 教 育 は 2006 年 までは 小 学 校 3 年 から 始 めていたが 2006 年 の 教 育 改 革 に 応 じて 小 学 校 1 年 から 漢 語 を 教 えるようになった しかし 子 供 達 が 学 校 に 入 る 前 からすでに 漢 語 を 話 せるようになっているのは 現 状 であり 子 供 や 若 者 は 漢 語 を 非 常 に 流 暢 に 使 いこなせる そして メディアについてはモンゴル 語 と 漢 語 の 両 方 と も 利 用 することができる テレビに 関 しては 一 般 的 な 家 庭 では 50 前 後 のチャンネルを 見 ることができるが そのうちモンゴル 語 チャンネルは 内 モンゴルテレビ 局 から 放 送 され るものとシリンゴル 盟 テレビ 局 から 放 送 されるものと 合 わせて 三 つのチャンネルである また 流 通 しているモンゴル 語 新 聞 は 主 に 内 モンゴル 日 報 と シリンゴル 日 報 であ り 雑 誌 は 数 種 類 のモンゴル 語 雑 誌 がある 政 府 の 発 行 物 は 漢 語 のみで 発 行 されることが 多 く まれにはモンゴル 語 との 両 方 で 発 行 されることもある 町 の 看 板 道 路 標 示 はモン ゴル 語 と 漢 語 の 両 方 を 用 いるが 住 宅 地 などにおける 民 間 の 一 般 お 知 らせはほぼ 漢 語 のみ である 役 所 や 病 院 などの 公 的 場 面 では 漢 語 を 使 用 するのが 一 般 的 である 1.2 問 題 の 提 起 モンゴル 語 は 13 世 紀 以 来 の 書 記 記 録 を 有 するが それが 記 録 された 当 初 から 今 に 至 る までいずれの 時 代 にも またいずれの 言 語 方 言 をとってみても そこにはチュルク 系 諸 言 語 チベット 語 漢 語 満 州 ツングース 系 諸 言 語 ロシア 語 等 様 々な 言 語 から 受 け た 影 響 が 認 められている ( 栗 林 1989) しかし 現 代 の 内 モンゴルのモンゴル 語 はいろい ろな 社 会 的 歴 史 的 要 因 により 漢 語 の 影 響 をより 強 く 受 けており 今 日 ではモンゴル 語 と 漢 語 の 接 触 問 題 も 大 きく 注 目 されるようになっている 中 国 は 多 民 族 多 言 語 国 家 であり 漢 民 族 の 人 口 に 対 する 少 数 民 族 の 人 口 の 割 合 の 低 さと 漢 民 族 との 雑 居 性 の 高 さはその 特 徴 の 一 つと 言 える 2010 年 の 第 6 回 全 国 人 口 統 計 によ れば 2 内 モンゴル 自 治 区 の 総 人 口 の 79.54%を 漢 民 族 が 占 め モンゴル 族 の 人 口 は 総 人 口 2 を 参 照 されたい 6

8 の 17.11%である こうした 背 景 の 中 で 内 モンゴルに 居 住 するモンゴル 人 は 自 分 の 民 族 言 語 以 外 に 主 体 民 族 の 言 語 ( 漢 語 )をも 使 用 するため 二 言 語 使 用 現 象 が 起 り さらに 日 常 的 に 使 われるモンゴル 語 に 漢 語 からの 借 用 現 象 が 数 多 く 見 られている そのため 内 モンゴルのモンゴル 語 における 漢 語 との 接 触 問 題 について 教 育 学 社 会 学 言 語 学 など いろいろな 視 点 からの 研 究 がなされてきた その 中 で 東 部 方 言 における 漢 語 からの 影 響 が 早 くから 注 目 され その 原 因 として 早 くか ら 漢 民 族 の 文 化 を 受 け 入 れ 農 業 が 営 まれ 定 住 化 が 進 んできたことが 挙 げられている そのため 先 行 研 究 に 見 られる 中 国 領 内 のモンゴル 語 における 漢 語 借 用 現 象 についての 記 述 は 内 モンゴル 東 部 方 言 のホルチン 方 言 ハラチン 方 言 におけるモンゴル 語 についての ものがほとんどであり モンゴル 語 の 教 育 の 視 点 からの 考 察 が 圧 倒 的 に 多 く 借 用 による 言 語 の 内 部 構 造 の 変 化 や 特 徴 など 言 語 学 の 視 点 から 系 統 的 に 記 述 したものは 少 ないのが 現 実 である しかし 先 行 研 究 の 中 で 特 筆 すべきなのは 包 聯 群 (2011)であり 中 国 黒 龍 江 省 ドルブットモンゴルコミュニティー 言 語 (DMCL)を 事 例 とした 漢 語 との 接 触 現 象 について その 音 韻 形 態 統 語 論 的 な 特 徴 と 動 詞 形 容 詞 名 詞 が 持 つ 特 徴 について 網 羅 的 に 記 述 されたものである 包 聯 群 (2011)は 動 詞 の 借 用 法 に 関 して この 方 言 には 動 詞 にモンゴ ル 語 起 源 の 動 詞 接 尾 辞 を 付 ける 方 法 と 動 詞 に する 動 詞 を 付 ける 方 法 があること を 指 摘 する また 動 詞 に する 動 詞 を 付 ける 借 用 法 は 二 音 節 漢 語 に 用 いられること も 指 摘 したが この 二 つの 借 用 法 における 漢 語 の 違 いについての 統 計 的 な 分 析 や ほかの 借 用 制 限 については 論 じてない また 名 詞 の 借 用 における 類 別 詞 の 借 用 についても 詳 し く 論 じており 漢 語 の 的 を 由 来 すると 思 われる dii によって 借 用 される 漢 語 の 形 容 詞 についても 論 じている しかし 中 部 方 言 のチャハル 方 言 にも 漢 民 族 との 接 触 が 日 増 しに 頻 繁 になっていくこと によって 漢 語 からの 借 用 現 象 が 言 語 の 広 い 範 囲 に 渡 って 起 きている それにも 関 わらず 内 モンゴルの 中 部 方 言 に 起 きる 言 語 変 化 についてはほとんど 研 究 がなされていない また 包 聯 群 (2011)ではモンゴル 語 における 漢 語 名 詞 形 容 詞 動 詞 の 借 用 についての 分 析 をな されたが 以 上 述 べたように 動 詞 の 借 用 の 仕 方 についての 分 類 分 析 をしたものの 借 用 さ れた 漢 語 の 特 徴 についてはあまり 触 れていない 更 に 副 詞 などの 借 用 も 存 在 すると 記 述 しながら 具 体 的 な 分 析 は 行 われなかった 1.3 本 論 の 研 究 目 的 と 構 成 上 述 した 背 景 の 中 で 本 研 究 は モンゴル 語 チャハル 方 言 における 漢 語 との 接 触 現 象 を 動 詞 と 副 詞 の 借 用 を 中 心 に 考 察 し 動 詞 の 借 用 ストラテジーのみならず 借 用 される 漢 語 の 7

9 特 徴 また 副 詞 の 借 用 における 機 能 特 徴 とそれがモンゴル 語 の 文 法 にもたらす 変 化 を 明 ら かにすることを 目 的 とする 従 って 6 章 からなる 本 論 の 構 造 は 以 下 のようである 最 初 に 第 1 章 では チャハル 方 言 シリンホト 本 研 究 が 基 づく 言 語 データについて 紹 介 し 問 題 提 起 と 本 研 究 の 目 的 を 述 べる 第 2 章 では チャハル 方 言 の 音 韻 論 と 本 稿 における 表 記 について 記 述 を 行 う 第 3 章 では チャハル 方 言 の 動 詞 の 形 成 と 用 法 について 記 述 を 行 う 第 4 章 では 漢 語 借 用 によるチャハル 方 言 の 動 詞 形 成 を その 借 用 ストラテジー 借 用 漢 語 の 特 徴 借 用 の 理 論 的 特 徴 の 三 つの 面 から 考 察 を 行 う 第 5 章 では 漢 語 副 詞 也 就 のチャハル 方 言 で の 機 能 特 徴 とそれがモンゴル 語 の 文 法 にもたらす 変 化 を 考 察 する 最 後 に 第 6 章 では 考 察 の 結 果 をまとめ 今 後 の 課 題 を 述 べる なお 本 研 究 で 扱 う 借 用 現 象 は 口 語 レベルのみに 起 きることをあらかじめ 述 べておく 1.4 本 研 究 が 基 づく 言 語 データ 本 研 究 が 基 づく 言 語 データは 筆 者 が 2009 年 から 2012 年 にかけて 計 3 回 にわたり 下 記 表 1 のコンサルタント 10 人 を 対 象 に 行 った 25 組 およそ 27 時 間 の 自 然 会 話 録 音 を 文 字 化 したものとインタビュー 調 査 を 基 にする 表 1 コンサルタント 情 報 コンサルタント 性 別 年 齢 学 歴 職 業 B 女 性 50 代 大 学 卒 業 図 書 館 館 員 O 女 性 50 代 中 等 専 門 学 校 医 者 G 女 性 40 代 高 校 卒 業 主 婦 S 女 性 40 代 中 学 校 卒 業 個 人 営 業 者 N 女 性 30 代 高 等 専 門 学 校 卒 業 学 校 職 員 Ar 女 性 20 代 修 士 課 程 卒 業 公 務 員 A 男 性 60 代 中 等 専 門 学 校 卒 業 定 年 退 職 C 男 性 50 代 大 学 卒 業 公 務 員 Su 男 性 40 代 高 校 中 退 個 人 営 業 者 M 男 性 30 代 大 学 卒 業 公 務 員 1.5 チャハル 方 言 における 漢 語 からの 借 用 現 象 概 観 モンゴル 語 チャハル 方 言 における 漢 語 からの 借 用 現 象 は 口 語 レベルに 見 られるものであ ることを 述 べたが 名 詞 のような 品 詞 では 昔 からモンゴル 語 に 借 用 され 文 語 に 定 着 して 8

10 いるものも 見 られる よくあげられる 例 には 漢 語 の chuāng hu 窗 户 から 借 用 された ʧɔŋx 窓 tóng pén 铜 盆 から 借 用 された tѳmpəŋ たらい などがある( 清 格 尔 泰 1992:31) 更 に 現 代 では 日 常 生 活 の 中 で 新 しい 文 化 の 導 入 につれより 多 くの 名 詞 が 口 語 に 借 用 され 本 研 究 のデータから 以 下 のような 用 例 が 見 られる 用 例 001 と 002 の shǒu jī 手 机 携 帯 電 話 hào er 号 儿 番 号 xìn xī 信 息 メール などの 新 しい 文 化 の 産 物 や 002 における yí fu 姨 父 伯 父 さん のような 親 族 名 詞 の 借 用 も 見 られる 001 shou ji dәәŋ shu ɡəәd ɔr ool ʧəx әn bɑdɑɑ, 携 帯 再 帰 入 力 する 副 動 入 る 使 役 態 完 了 体 現 在 確 認 hao er ii n.(01b0006) 番 号 対 格 3 人 称 所 属 携 帯 に 入 力 しておけばいいのに 番 号 を shǒu jī 手 机, hào er 号 儿 002 yi fu ʧin xin xi fa ʤ ʧɛdəx ʧ ɡue.(13B0118) 伯 父 さん 2 人 称 所 属 メール 送 る 副 動 出 来 る 小 辞 否 定 (あなたの) 伯 父 さんはメール 送 ることができない yí fu 姨 父, xìn xī 信 息 そして 本 研 究 の 重 要 な 部 分 でもある 漢 語 動 詞 の 借 用 に 関 しても まれでありながら 文 語 に 定 着 している 物 が 確 認 できる 例 えば ʤiɡnəx 蒸 す 漢 語 の zhēng 蒸 蒸 す からの 借 用 である 筆 者 のデータからの 用 例 をあげれば 口 語 では 以 下 のような 漢 語 動 詞 の 借 用 が 見 られる 003 では 動 詞 shī liàn 失 恋 失 恋 を 004 は dǎ gōng 打 工 アルバイトする を 借 用 している 003 shi lian xii ɡәәd sœljɔɔr ʤii n.(06b0039) 失 恋 する 副 動 気 が 狂 う 進 行 体 現 在 失 恋 しておかしくなっている shī liàn 失 恋 004 da gong xii ʤii n sitəə.(05g0211) アルバイトする する 進 行 体 現 在 確 認 アルバイトしている dǎ gōng 打 工 このように 名 詞 や 動 詞 の 借 用 が 多 く 見 られるが 形 容 詞 についても 小 数 ながら 漢 語 形 9

11 容 詞 に 漢 語 の 的 を 由 来 すると 思 われる dii をつける 形 で 形 容 詞 として 借 用 する 現 象 も 見 られる 例 えば la dii 辛 い xian dii しょっぱい は 漢 語 の là 辣 xián 咸 からの 借 用 である チャハル 方 言 では 名 詞 動 詞 形 容 詞 だけではなく 副 詞 接 続 詞 などにおいても 借 用 が 見 られる 統 語 面 では モンゴル 語 の 語 順 を 従 っている 用 例 005 では 漢 語 の 名 詞 wǔ dǎo 舞 蹈 ダンス を 主 語 として 動 詞 liàn 练 練 習 する を 述 語 として 借 用 しているが 漢 語 では 练 舞 蹈 (VO)との 語 順 になるところ モンゴル 語 では wu dao lian ʤii n (OV)との 語 順 になっている 005 bɑs wu dao lian ʤii n ɡə nəə.(05g0212) また ダンス 練 習 する 進 行 体 現 在 伝 言 現 在 ダンスもやっているそうです wǔ dǎo 舞 蹈, liàn 练 最 後 に 形 態 論 的 には 本 研 究 における 動 詞 借 用 を 例 としてみると 漢 語 からは 語 彙 だ けを 借 用 し それにモンゴル 語 の 接 尾 辞 を 付 けるようになっている 例 えば 用 例 005 に おける 漢 語 liàn 练 練 習 する を 見 れば 分 かるように モンゴル 語 は 膠 着 言 語 である ため 漢 語 を 語 幹 として 扱 い lian ʤii n のように 漢 語 にモンゴル 語 の 接 尾 辞 を 次 々 と 付 けていくのが 特 徴 である 1.6 モンゴル 語 における 漢 語 借 用 に 関 する 先 行 研 究 先 行 研 究 に 見 られる 中 国 領 内 のモンゴル 語 における 漢 語 借 用 現 象 についての 記 述 は 内 モンゴル 東 部 方 言 のホルチン 方 言 を 中 心 になされたものがほとんどであり 借 用 による 言 語 の 内 部 構 造 の 変 化 や 特 徴 など 言 語 学 の 視 点 から 系 統 的 に 記 述 したものは 少 ないことを 前 の 節 で 指 摘 した また 数 少 ない 記 述 の 中 で 中 国 黒 龍 江 省 ドルブットモンゴルコミュニテ ィーに 話 されるホルチン 方 言 を 事 例 とした 包 聯 群 (2011)がモンゴル 語 と 漢 語 の 接 触 現 象 に ついてその 音 韻 形 態 統 語 論 的 な 特 徴 と 動 詞 形 容 詞 名 詞 が 持 つ 特 徴 について 網 羅 的 に 記 述 されたことも 述 べた この 節 では 包 聯 群 (2011)における 動 詞 借 用 に 関 する 記 述 に 加 えて ホルチン 方 言 における 漢 語 動 詞 の 借 用 に 言 及 した 研 究 である 查 干 哈 达 (1996)につい て 簡 単 に 紹 介 したい 包 聯 群 (2011)について 動 詞 の 借 用 法 に 関 して 包 聯 群 (2011: )は 1) V+モンゴル 語 起 源 の 様 々な 接 尾 10

12 辞 や 語 尾 方 法 と 2) V+xix (xix は するの 意 味 を 表 す ) 方 法 があると 指 摘 する また 1)の 下 位 分 類 として 以 下 の 五 つを 挙 げている 1 V+ 命 令 願 望 類 語 尾 (1) bii 身 体 ɡə:n 锻 炼 jɑ:. 1SG 体 再 帰 形 鍛 える 願 望 私 は 体 を 鍛 えるよ 2 V+アスペクト+テンス 語 尾 / V+アスペクト/ テンス 語 尾 (2) 社 会 də:r 淘 汰 ʃəɡ ʤɛ:. 社 会 上 淘 汰 しまう 過 去 形 社 会 から 見 放 されてしまった 3 V1+ 副 動 詞 類 語 尾 +VP2 3 (3) irɡɤn mɔŋɣɜl i: 掺 和 ʤ bɛ: nɑ:. 中 国 語 モンゴル 語 対 格 混 ぜる て ある 非 過 去 形 中 国 語 とモンゴル 語 を 混 合 している 4 V1+ 形 動 詞 類 語 尾 + 格 語 尾 +VP2 (4) bii ɡər i: xə:n 落 户 x ə:r ɔʃ ʤɛ:. 1SG 家 対 格 再 帰 形 移 住 する 形 動 詞 類 語 尾 目 的 格 行 く 過 去 形 私 は(ほかの 町 へ 移 住 するための) 住 民 登 録 をしに 行 きました 5 V+ 動 詞 接 尾 辞 +アスペクト+テンス 語 尾 / V+ 動 詞 接 尾 辞 +アスペクト/ テン ス 語 尾 このタイプについて 包 聯 群 (2011)は ここに 現 れる 動 詞 接 尾 辞 は 主 に la/ le, (ə)l 類 接 尾 辞 であり 鼻 音 [ŋ]で 終 わる 単 音 節 か 二 音 節 漢 語 の 後 ろに 集 中 して 現 れる かつこの 接 尾 辞 は 省 略 不 可 である (5) 如 果 tər bʊrʊ: tɛ: bɔl bɜl 原 谅 əl ʃixə:. もし 3SG 間 違 いがある なる ならば 容 赦 する 動 詞 接 尾 辞 しまう 3 複 文 の 主 節 など 動 詞 句 が 構 成 する 後 項 の 節 文 11

13 もし 彼 に 間 違 ったところがあれば 許 してあげなさい *(5) 如 果 tər bʊrʊ: tɛ: bɔl bɜl 原 谅 ʃixə:. もし 3SG 間 違 いがある なる ならば 容 赦 する 動 詞 接 尾 辞 しまう 2) V+xix (6) bi: dʊ: 练 习 xi nə:. 1SG 歌 練 習 する 非 過 去 形 私 は 歌 の 練 習 をします 查 干 哈 达 (1996)について 查 干 哈 达 (1996)はホルチン 方 言 に 関 する 総 合 的 文 法 書 であり 言 語 接 触 現 象 を 中 心 に 扱 った 著 作 ではないため 動 詞 における 漢 語 に 借 用 についてに 記 述 もかなり 簡 略 なものであ る 查 干 哈 达 (1996: )によれば 漢 語 動 詞 は 以 下 の 二 つの 方 法 でホルチン 方 言 に 借 用 される 1) 漢 語 を 語 幹 として 借 用 し それにモンゴル 語 の 屈 折 接 尾 辞 を 付 ける 方 法 (7); 2) 漢 語 に 動 詞 を 派 生 する 派 生 接 辞 の l などをつけ さらに 動 詞 の 屈 折 接 尾 辞 を 付 ける 方 法 である(8) なお 漢 語 の 部 分 に 下 線 を 引 いた (7) dɑ: x (< 搭 ) 建 てる dɔ: x (< 倒 ) 注 ぐ ju: x (< 邮 ) 郵 送 する 建 てる 形 動 注 ぐ 形 動 郵 送 する 形 動 (8) dɑŋ l ёx(< 当 ) 質 に 入 れる pii l ёx(< 劈 ) 割 る 質 に 入 れる 派 生 接 辞 形 動 割 る 派 生 接 辞 形 動 上 述 した 二 つの 先 行 研 究 は 共 に 本 論 が 言 及 する 動 詞 + 接 尾 辞 ストラテジーと 漢 語 + 出 名 動 詞 接 尾 辞 について 記 述 している しかし 漢 語 とモンゴル 語 の 接 尾 辞 の 間 に 挿 入 する l についてはチャハル 方 言 では d, t, l, r の 四 つが 存 在 することが 後 に 述 べる また 漢 語 +xii (する) ストラテジーについて 包 聯 群 (2011)が 言 及 しており 查 干 哈 达 (1996)は 言 及 してないが その 借 用 ストラテジーだけではなく xii に 前 置 する 漢 語 の 特 徴 についても 本 論 で 考 察 してみたいと 考 える 12

14 第 2 章 モンゴル 語 チャハル 方 言 の 音 韻 論 2.1 音 韻 体 系 これまでのモンゴル 語 チャハル 方 言 の 音 韻 体 系 についての 研 究 には 母 音 の 数 をめぐっ て 若 干 の 相 違 が 見 られるが 以 下 これらの 先 行 研 究 を 踏 まえながらチャハル 方 言 の 音 韻 体 系 を 紹 介 する そして 本 論 の 音 韻 表 記 を 提 示 する 母 音 モンゴル 語 では ストレスが 常 に 語 の 第 一 音 節 に 置 かれるため 第 2 音 節 以 後 の 母 音 は 弱 化 した 不 明 瞭 な 母 音 として 現 れる 弱 化 母 音 は その 音 質 において 自 律 性 も 持 たないだ けではなく 語 中 にそれらが 現 れる 位 置 も 子 音 の 配 列 に 完 全 に 依 存 しており 閉 音 節 で のみ 安 定 している 複 合 語 においては 後 置 される 語 の 第 1 音 節 のストレスがそのまま 保 たれるが 第 1 音 節 の 語 のストレスより 弱 くなる 母 音 に 関 する 先 行 研 究 本 章 では 先 行 研 究 を 引 用 する 際 に それぞれの 表 記 をそのまま 引 用 するが 第 3 章 から はすべて 筆 者 の 表 記 を 用 いる 服 部 (1951): a, o, u, ä, ö, ü, i の 7 個 を 認 める Uuda(1983): ɑ, ə, i, ɩ, ɔ, ʊ, o, u, æ, œ, ʊ11 個 を 認 める 孫 竹 (1985):ɑ, ə, i, ɪ, ɔ, ʋ, o, u, ɛ, œ の 10 個 を 認 める 栗 林 (1989b)もチャハル 方 言 の 母 音 音 素 æ, œ, ɪ の 存 在 を 認 めている 清 格 爾 泰 (1991): ɑ, ə, i, ɔ, ʋ, o, u, æ, œ, Ү, ɪ の 11 個 を 認 める 以 上 のように チャハル 方 言 の 母 音 について 今 までの 研 究 では 基 本 母 音 の ɑ, ə, i, ɔ, o, ɵ, u については 研 究 者 の 意 見 がほぼ 一 致 しているが 母 音 æ, œ, Үについて 若 干 の 相 違 が 見 られるが 本 研 究 は 孫 竹 (1985:39~42) の 記 述 が 最 も 妥 当 だと 考 えるため 本 研 究 に 13

15 おけるチャハル 方 言 の 母 音 は 以 下 に 示 す 通 りになる なお 次 の 子 音 や 母 音 調 和 などについては 孫 竹 (1985) Uuda(1983) 清 格 爾 泰 (1991)を 参 考 した チャハル 方 言 の 母 音 母 音 表 記 表 2 前 舌 中 舌 後 舌 非 円 唇 円 唇 非 円 唇 円 唇 非 円 唇 円 唇 高 i ɪ u 中 ə ɵ o 低 ɛ œ ɑ ɔ ɑ[ɑ] ɑr 後 ろ ə[ə] ər 男 і[i] ir 来 る ɪ[ɪ] ɪr めくり 上 げる ɔ[ɔ] ɔr ベッド : [ɔ]より 若 干 前 より o[o] or テクニック ɵ[ɵ] ɵr 借 金 : [ɵ]より 若 干 後 ろより u[u] ur 種 ɛ[ɛ] xɛr 外 国 œ[œ] œr 若 い チャハル 方 言 の 長 母 音 は 短 母 音 と 対 応 する ɑɑ, əə, ii, ɪɪ, ɔɔ, oo, ɵɵ, uu, ɛɛ, œœ に ee を 加 えた 11 個 である そして 長 母 音 は oɑ, oe, ui, ue の 4 個 である 子 音 モンゴル 語 の 子 音 は 固 有 子 音 と 借 用 子 音 に 分 けられている 借 用 子 音 はほぼ 漢 語 とチベ ット 語 からの 借 用 語 に 限 られる 14

16 子 音 表 記 表 3 両 唇 音 歯 茎 音 硬 口 蓋 音 軟 口 蓋 音 口 蓋 垂 音 閉 鎖 音 有 気 p t (k) 無 気 b d ɡ 破 擦 音 有 気 (ʦ) ʧ 無 気 (ʣ) ʤ 摩 擦 音 無 声 (f) s ʃ x 接 近 音 無 声 w j 側 面 音 顫 動 音 l(ɬ) r 鼻 音 m n ŋ b[p] bɑr 虎 : 語 中 語 末 で 摩 擦 音 βとなる p[p h ] pɛɛ 標 的 : 語 頭 にしか 現 れない m[m] ɑm 口 d[t] dəəl モンゴル 服 t[t h ] tɑr 散 らばる s[s] sɑr 月 n[n] nɑr 太 陽 l[ɮ] lɑm ラマ r[r] ɑrɑɑ 奥 歯 : 語 頭 に 現 れない ʤ[ʤ] ʤɑr 布 告 ʧ[ʧ] ʧɛɛ お 茶 ʃ[ʃ] doʃɑɑl 職 務 j[j] ujər 洪 水 ɡ[k] ɡədəs お 腹 : 語 中 で 摩 擦 音 ʁ ɣ として 発 音 される x[x] xɑr 黒 :ŋ, ɣ, x の 後 は[k]と 発 音 される ŋ[ŋ] xɑɑŋ 皇 帝 : 語 頭 に 現 れない 母 音 で 始 まる 要 素 を 付 ける 時 ɡ を 挟 む n の 前 では[ɡ]と 発 音 される 15

17 借 用 語 f[f] fɑʃis ファシスト k[k h ] kɑɑtər 幹 部 ʦ[ʦ] ʦoo お 酢 ʣ[ʣ] ʣɑŋ 丈 lh[ɬ] lhɑsɑ チベット 拉 萨 市 w[w] /wɑŋ/ 王 2.2 母 音 調 和 モンゴル 語 の 母 音 調 和 規 則 は 第 1 音 節 から 語 末 の 接 尾 辞 までに 適 応 される モンゴル 語 の 母 音 調 和 規 則 は 二 つに 分 けられる 一 つ 目 は 母 音 は 張 り 母 音 緩 み 母 音 に 分 けられ 張 り 母 音 と 弛 み 母 音 は 一 つの 語 において 共 起 することがない チャハル 方 言 ɑɑb ɑɑs əəʤ əəs 意 味 父 から 母 から 二 つ 目 は 円 唇 母 音 と 非 円 唇 母 音 の 調 和 の 制 約 である 円 唇 母 音 の 調 和 において 円 唇 母 音 の[ɔ][ɔ:][œ][œ:]の 後 には [ɔ:][œ:][o:][ɪ:][oe]のみが 現 れるが [ɔ][ɔ:][œ][œ:]はほかの 母 音 の 後 に 現 れない 同 様 に [ɵ][ɵ:]の 後 に[ɵ:][ e:][ u:][ i:][ue][ui]のみが 現 れるが [ɵ][ɵ:] はほかの 母 音 の 後 に 現 れない チャハル 方 言 ɡɔtœœx ɵɵr ɵɵŋ 意 味 凹 む 自 分 で なお 長 母 音 ii を 含 む 属 格 否 定 形 の ɡue 過 去 形 接 尾 辞 の ʤee は 張 り 母 音 と 弛 み 母 音 の 両 方 と 調 和 する チャハル 方 言 ɑɑb iiŋ 意 味 父 の jɛb ʤee 行 った 16

18 母 音 調 和 表 4 第 1 音 節 第 2 音 節 1 類 2 類 3 類 張 ɑ ɑ: ɛ ɛ: ɑ: ɛ: o: oe 弱 化 母 音 り ɪ ɪ: o o: oɑ ɪ: ɔ ɔ: œ œ: ɔ: œ: ə 弛 ə ə: i i: ə: u: e: み u u: ui ui i: ɵ ɵ: ɵ: ue 2.3 本 稿 の 表 記 母 音 表 記 表 5 前 舌 中 舌 後 舌 非 円 唇 円 唇 非 円 唇 円 唇 非 円 唇 円 唇 高 i ɪ u 中 ə ɵ o 低 ɛ œ ɑ ɔ 子 音 表 記 表 6 両 唇 音 歯 茎 音 硬 口 蓋 音 軟 口 蓋 音 口 蓋 垂 音 閉 鎖 音 有 気 p t (k) 無 気 b d ɡ 破 擦 音 有 気 (ʦ) ʧ 無 気 (ʣ) ʤ 摩 擦 音 無 声 (f) s ʃ x 接 近 音 無 声 w j 側 面 音 顫 動 音 l(ɬ) r 鼻 音 m n ŋ 17

19 第 3 章 モンゴル 語 チャハル 方 言 の 動 詞 の 形 成 と 用 法 3.1 モンゴル 語 の 動 詞 の 構 造 の 概 観 モンゴル 語 の 動 詞 は 語 幹 に 様 々な 接 尾 辞 を 付 けて 活 用 形 を 構 成 する 動 詞 は 文 の 中 で 述 語 として 文 を 終 える 形 と 名 詞 や 述 語 を 修 飾 する 形 のいずれかの 形 になっており それぞれ 意 味 や 機 能 によって 叙 述 類 命 令 願 望 類 形 動 詞 形 副 動 詞 形 にさらに 分 けられる こ の 4 種 類 のグループにはそれぞれ 幾 つかの 具 体 的 な 形 があり 細 かい 意 味 や 機 能 を 表 す これらについては 以 下 3.2 屈 折 接 辞 で 詳 しく 説 明 する これに 対 し 普 通 の 接 尾 辞 の ように 語 彙 的 意 味 を 付 け 加 えるのではなく あくまでも 文 法 的 な 意 味 だけを 付 け 加 える 一 連 の 接 尾 辞 がある それらは 動 詞 から 動 詞 を 派 生 するヴォイス アスペクトの 接 尾 辞 や 名 詞 小 辞 から 動 詞 を 派 生 する 接 尾 辞 など 屈 折 接 辞 よりも 数 の 多 い 接 尾 辞 が 存 在 する これらの 派 生 接 尾 辞 については 3.3 派 生 接 尾 辞 で 詳 しく 説 明 する モンゴル 語 の 動 詞 の 姿 を 図 で 表 すと 以 下 のようになる 図 2 語 幹 + 派 生 接 辞 + 屈 折 接 辞 例 :ir uul ʧəx ʤee 来 る 使 役 完 了 過 去 来 させた なお 伝 統 的 にモンゴル 語 の 動 詞 の 接 辞 を 語 尾 と 接 尾 辞 と 分 け 屈 折 接 辞 のこ とを 語 尾 と 呼 んでいるが 本 論 では 動 詞 に 語 形 変 化 をもたらす 接 尾 辞 と 語 形 成 接 尾 辞 をそれぞれ 屈 折 接 尾 辞 と 派 生 接 尾 辞 と 呼 ぶことにする 3.2 屈 折 接 辞 以 下 におけるモンゴル 語 チャハル 方 言 の 動 詞 屈 折 接 尾 辞 についての 記 述 は 栗 林 (1992), 清 格 尔 泰 (1991), 孙 竹 (1985), 道 布 (1983)を 参 照 したものである なお 用 語 は 栗 林 (1992) に 従 う 例 文 は 清 格 尔 泰 (1991), 道 布 (1983)から 引 用 し 筆 者 がアルファベットに 転 写 したものであるが 引 用 例 文 がない 場 合 は 筆 者 の 作 例 を 挙 げる 18

20 3.2.1 叙 述 類 叙 述 類 の 接 尾 辞 はテンスを 表 し 述 語 として 文 を 終 えることができる 終 止 形 とも 呼 ば れ 現 在 未 来 形 過 去 形 がある 現 在 未 来 を 表 す 接 尾 辞 1) 4 (ə)n (1) tere kereg i bi mede n_e 5. ( 清 格 尔 泰 1991:262) あの 出 来 事 対 格 1SG 分 かる 現 在 私 はあのことを 知 っている (2) tere kumun basa yabu n_a. ( 清 格 尔 泰 1991:264) あの 人 も 行 く 未 来 あの 人 も 行 く 過 去 を 表 す 接 尾 辞 2) ʤee この 接 尾 辞 は 母 音 調 和 に 従 わない (3) nada yi ociqu du tende arbin kumun bai jai. ( 清 格 尔 泰 1991:260) 1SG 対 格 行 く 副 動 あそこ 沢 山 人 いる 過 去 私 が 行 く 時 にあそこに 大 勢 の 人 がいた 3) (ə)b この 接 尾 辞 は 典 型 的 に 過 去 の 行 為 や 状 態 を 表 すが 平 叙 文 の 言 い 切 りの 形 としては 書 き 言 葉 で 用 いられ 口 語 ではその 疑 問 形 だけが 使 われる (4) GaGcaGar iyan ire beu? qoyagula ire beu? ( 清 格 尔 泰 1991:261) 一 人 再 帰 来 る 過 去 ( 疑 問 ) 二 人 して 来 る 過 去 ( 疑 問 ) 一 人 で 来 たの? 二 人 で 来 たの? 4 カッコウ 内 の 母 音 ə は 子 音 で 終 わる 語 幹 に 付 く 際 に 現 れる 5 引 用 例 文 はモンゴル 語 文 語 をローマ 字 転 写 したものであり 形 上 本 研 究 の 綴 りと 異 なるため 引 用 例 文 中 の 該 当 する 接 尾 辞 をイタリック 体 で 示 す また _(アンダースコア)はモンゴル 語 の 文 語 で 語 幹 と 接 尾 辞 の 境 界 以 外 の 分 綴 を 表 す 19

21 4) lɑɑ 4 この 接 尾 辞 の 意 味 が 少 々 複 雑 であり 過 去 だけではなく 近 い 未 来 (これから 行 われよ うとしている 行 為 )を 示 すこともできる (5) sain amara l_a, sain ide ju sain uugu l_a, odo jam iyan 良 い 休 む 過 去 良 い 食 べる 副 動 良 い 飲 む 過 去 今 道 再 帰 kogege n_e. ( 清 格 尔 泰 1991:265) 行 く 未 来 よく 休 んで よく 食 べて 飲 んだ これから 出 発 する (6) odo borugan orol_a, GadaG_a delge gsen yagum_a ban 今 雨 降 る 未 来 外 広 げる 形 動 物 再 帰 orugul. ( 清 格 尔 泰 1991:265) 入 れて 雨 降 りそう 外 に 干 している 物 を 中 に 入 れなさい 命 令 願 望 類 モンゴル 語 の 命 令 願 望 類 の 接 尾 辞 は 人 称 に 呼 応 して 用 いられるため 具 体 的 に 以 下 の 3 グループに 分 けられる 一 人 称 に 呼 応 する 意 志 二 人 称 に 呼 応 する 命 令, 勧 告, 催 促, 懇 願 三 人 称 に 呼 応 する 命 令, 祈 願 を 表 す 一 人 称 の 主 語 に 呼 応 する 意 志 1) (ə)j (7) cai bucalga ju uugu y_a. ( 清 格 尔 泰 1991:252) お 茶 沸 かす 副 動 飲 む 意 志 お 茶 飲 もう 2) soɡɛɛ 2 この 形 は 文 語 的 な 表 現 であり 口 語 ではほとんど 使 われない (8) bide qamtubar Uje sugei. ( 清 格 尔 泰 1991:253) 1 PL 一 緒 に 見 る 意 志 一 緒 に 見 よう 20

22 二 人 称 の 主 語 に 呼 応 する 命 令, 勧 告, 催 促, 懇 願 3) 命 令 a: 命 令 形 はゼロ 接 辞 の 形 で 語 幹 だけがそのまま 命 令 形 になる (9) ci qurdun yabu. ( 清 格 尔 泰 1991:254) 2SG はやい 行 く 早 く 行 け 4) 勧 告 : (ɡ)ɑɑrɛɛ 4 (10) jam dagan sain yabu Garai. ( 清 格 尔 泰 1991:255) 道 再 帰 良 い 行 く 勧 告 道 中 ご 無 事 で 5) 催 促 : (ɡ)ɑɑʧ 4 (11) busigu yabu Gaci da. ( 清 格 尔 泰 1991:255) はやい 行 く 催 促 確 認 速 く 歩 きなさい 6) 懇 願 : (ə)ɡtoŋ 2 文 語 的 な 表 現 である (12) ajil un baidal iyan cag tuqai mede gul (U)gtUn. ( 清 格 尔 泰 1991:254) 仕 事 属 格 状 況 再 帰 時 間 分 かる 使 役 態 懇 願 仕 事 の 状 況 を 随 時 報 告 してください 三 人 称 の 主 語 に 呼 応 する 命 令, 祈 願 7) 命 令 b: (ə)ɡ (13) keuked ukila bal ukila G. ( 清 格 尔 泰 1991:256) 子 供 なく 副 動 なく 命 令 子 供 は 泣 くがいい 21

23 8) 祈 願 : toɡɛɛ 2 文 語 的 な 表 現 である (14) engke taibung mandu tugai. ( 清 格 尔 泰 1991:256) 平 和 昇 る 祈 願 平 和 万 歳 9) 願 望 : (ɡ)ɑɑsɛɛ 4 (15) kuu mini uqagan oru Gasai. ( 清 格 尔 泰 1991:257) 息 子 1 人 称 所 属 知 恵 入 る 願 望 我 が 子 が 聡 明 になるように 10) 懸 念 : (ɡ)uuʤee 2 (16) cag aca qocor qu bol (u)gujai. ( 清 格 尔 泰 1991:257) 時 間 奪 格 遅 れる 形 動 助 動 懸 念 遅 れるかもしれません 形 動 詞 類 形 動 詞 接 尾 辞 を 付 加 した 語 は 動 詞 と 形 容 詞 の 両 方 の 働 きを 持 ち 名 詞 類 を 修 飾 する 形 容 詞 的 な 意 味 を 持 つ 一 方 動 詞 としての 働 きもある そして 名 詞 の 意 味 も 持 ち その 時 は 名 詞 類 と 同 様 に 曲 用 変 化 をする 形 動 詞 類 は 文 末 助 詞 の jum を 付 けることによって 文 を 終 止 する 働 きがあるが 完 了 形 継 続 形 習 慣 形 はそのままの 形 で 文 を 終 止 することができ その 場 合 は 叙 述 類 と 同 様 であ る 1) 完 了 : səŋ 現 代 モンゴル 語 では 過 去 時 制 を 表 すのに 用 いられることも 多 い (17) tere kumun yabu Gsan. ( 清 格 尔 泰 1991:285) あの 人 行 く 完 了 あの 人 が 行 った 22

24 2) 継 続 : (ɡ)ɑɑ 4 (18) bi ajil iyan dagusu Ga Ugei. ( 清 格 尔 泰 1991:288) 1SG 仕 事 再 帰 終 わる 形 動 否 定 私 の 仕 事 がまだ 終 わっていない 3) 予 定 : (ə)x (19) yabu qu edur iyen dogta Ga y_a. ( 清 格 尔 泰 1991:286) 行 く 予 定 日 再 帰 決 める 形 動 意 志 行 く 日 を 決 めよう 4) 習 慣 : dəɡ (20) tere erte bos dag. ( 清 格 尔 泰 1991:287) 3SG 早 い 起 きる 習 慣 彼 ( 彼 女 )はいつも 早 起 きする 5) 可 能 性 : mɑɑr 4 (21) nada yi yabu Gul (u)mar bain_a. ( 清 格 尔 泰 1991:289) 1SG 対 格 行 く 使 役 態 可 能 性 助 動 私 を 行 かせる 様 子 です 6) 主 体 を 表 す: (ə)xʧ この ~する( 人 ) という 形 も 形 動 詞 的 な 働 きをする (22) egun i mede gci. ( 清 格 尔 泰 1991:289) 3SG 対 格 分 かる 主 体 を 表 す これを 知 る 人 副 動 詞 類 副 動 詞 は 他 の 動 詞 形 容 詞 副 詞 などを 修 飾 する 一 方 動 詞 として 他 の 語 句 を 支 配 する 働 きもある しかし 副 動 詞 はそのまま 文 を 終 止 することができない 23

25 1) 並 列 : (ə)ʤ (23) kele ju cida qu. ( 清 格 尔 泰 1991:269) 話 す 並 列 できる 形 動 言 える( 言 うことができる) 2) 分 離 : (ɡ)ɑɑd 4 (24) abu Gad yabu n_a. ( 清 格 尔 泰 1991:270) 携 帯 する 分 離 行 く 現 在 持 って 行 きます 3) 連 合 : (ə)ŋ (25) botoge n baigul qu. ( 清 格 尔 泰 1991:270) 作 る 連 合 築 く 形 動 築 き 上 げる 4) 条 件 : bəl (26) abu bal Og (gu) n_e. ( 清 格 尔 泰 1991:275) いる 条 件 あげる 現 在 いるならあげます 5) 継 続 : sɑɑr 4 条 件 の 意 味 で 使 うこともでき 言 い 切 りの 形 で 文 を 終 わらせることもできる (27) tere komun cini odo boltal_a kuliye seger bain_a. ( 清 格 尔 泰 1991:284) あの 人 2 人 称 所 属 今 まで 待 つ 継 続 助 動 あの 人 はまだ 待 っています (28) keleg seger mede n_e. ( 作 例 ) 話 す 条 件 分 かる 現 在 言 ったら 分 かるだろう (29) tere komun odo boltel_e unta sagar. ( 清 格 尔 泰 1991:284) あの 人 今 まで 寝 る 継 続 24

26 あの 人 まだ 寝 ています 6) 限 界 : təl (30) nara Gar tal_a unta jai. ( 清 格 尔 泰 1991:277) 太 陽 出 る 限 界 寝 る 過 去 日 の 出 まで 寝 ました 7) 即 刻 : məɡʧ~ mʧ (31) bi tegun i Uje megce tani Gsan. ( 清 格 尔 泰 1991:272) 1SG 3SG 対 格 見 る 即 刻 分 かる 形 動 私 はあの 人 を 見 るとすぐ 分 かった 8) 随 伴 : (ə)xnɑɑr 4 (32) tegun i kele kuler sayi mede l_e. ( 清 格 尔 泰 1991:273) 3SG 対 格 言 う 随 伴 やっと 分 かる 過 去 彼 ( 彼 女 )が 言 った 時 点 で 分 かりました 9) 付 帯 : (ə)ŋɡoot 2, (ə)ŋɡɑɑ 4 (33) nɔʧǐ ʤ bar (ǎ)ŋgɷɷt tuləə xii. ( 道 布 1983:57) 燃 える 副 動 終 わる 付 帯 薪 入 れて 燃 え 尽 きるとすぐに 薪 を 入 れなさい (34) ʧii ʤɔɔs oɡ (ǒ)ŋgoo miniix iiɡ bɑs oɡ ʧǐx. ( 道 布 1983:57) 2SG お 金 あげる 付 帯 1SG( 属 格 ) 対 格 も あげる 完 了 体 お 金 を 出 すついでに 私 の 分 をも 出 しておいて 10) 目 的 : xɑɑr 4 取 捨 の 意 味 を 表 すこともできる (35) ebesu qadu qu bar Gar cai. ( 清 格 尔 泰 1991:277) 草 刈 る 形 動 造 格 出 る 過 去 草 刈 りに 出 かけました 25

27 (36) ʤugəər nɑɑd xɑɑr biʧǐɡ udʤ sə dəər. ( 道 布 1983:58) ただ 遊 ぶ 取 捨 本 見 る 形 動 いい ただ 遊 んでいるより 本 を 読 んだほうがいい 11) 必 然 : lɑɑ 4 (37) obəs xold loo oŋgǒ n xʏbrǎ n. ( 道 布 1983:56) 草 凍 る 必 然 色 3 人 称 所 属 変 わる 現 在 草 は 凍 ると 色 が 変 わる 12) 譲 歩 : bʧ (38) Og becu ab qu Ugei. ( 清 格 尔 泰 1991:276) くれる 譲 歩 いる 形 動 否 定 くれるとしても 要 らない 13) 前 提 : mɑɑŋ 4, mɑɑnʤəŋ 4 (39) ci kele menjin bi sayi medel_e. ( 清 格 尔 泰 1991:274) 2SG 言 う 前 提 1SG やっと 分 かる 未 来 私 に 言 われて あなたが 初 めて 分 かる 14) 時 : xəd (40) namayi oci qu du tere bayi san Ugei. ( 作 例 ) 1SG 対 格 行 く 形 動 与 位 格 3SG いる 形 動 否 定 私 が 行 った 時 に 彼 はいなかった 1) 並 列 ʤ 2) 分 離 (ɡ)ɑɑd 4 5) 継 続 sɑɑr 4 の 接 尾 辞 が 助 動 詞 bɛɛ と 結 び 付 いてアス ペクトを 表 すことができる チャハル 方 言 では ʤ+bɛɛ が ʤii に 結 合 している 3.3 派 生 接 辞 本 論 では 動 詞 の 派 生 接 尾 辞 について 出 動 動 詞 接 尾 辞 出 名 動 詞 接 尾 辞 出 小 動 詞 接 尾 辞 に 分 類 する 派 生 接 尾 辞 については 栗 林 (1992) 清 格 尔 泰 (1991) 道 布 (1983)を 参 照 し 記 述 する 26

28 3.3.1 出 動 動 詞 接 尾 辞 出 動 動 詞 接 尾 辞 とは 動 詞 から 動 詞 を 派 生 する 接 尾 辞 のことであり ヴォイス アスペク ト そのほかの 三 種 類 が 含 まれる ヴォイス 1) 使 役 : ool 2, ləɡ ləɡ は 長 母 音 二 重 母 音 で 終 わる 語 に 付 く (42) Gar tu ni bari Gul (u)gsan.( 清 格 尔 泰 1991:317) 手 与 位 格 3 人 称 所 属 つかむ 使 役 態 形 動 手 に 握 らせた (43) qurdun ki lge. ( 清 格 尔 泰 1991:317) はやい やる 使 役 態 はやくやらせて 2) 受 動 : (ə)ɡd (44) ene mori nada bari Gda qu Ugei. ( 清 格 尔 泰 1991:318) この 馬 1SG 与 位 格 つかむ 受 動 態 否 定 この 馬 私 に 捕 まらない 3) 共 同 : (ə)lʧ (45) olan iyar iyan iniye lce n_e. ( 清 格 尔 泰 1991:319) 皆 造 格 再 帰 笑 う 共 同 現 在 皆 で 笑 う 4) 相 互 : (ə)ld (46) baildugan u talabur tu ala lda qu. ( 清 格 尔 泰 1991:318) 戦 争 属 格 場 与 位 格 殺 す 相 互 態 形 動 戦 場 で 殺 し 合 う 27

29 5) 衆 動 : ʧɡɑɑ 4 (47) ajil iyan ki jege y_e. ( 清 格 尔 泰 1991:320) 仕 事 再 帰 する 衆 動 意 志 仕 事 をしよう アスペクト 1) 完 了 : ʧəx (48) bugudeger iyen ire cike bel ende bagta qu Ugei 皆 再 帰 来 る 完 了 体 副 動 ここ 入 る 形 動 否 定 bolon_a. ( 清 格 尔 泰 1991:323) なる 現 在 皆 で 来 たらここに 入 らなくなります 2) 瞬 時 : (ə)sxii (49) ene kereg i bai ski ged medey_e. ( 清 格 尔 泰 1991:322) これ 出 来 事 対 格 おく 瞬 時 副 動 分 かる 意 志 この 件 については 後 に 解 決 しよう 3) 即 時 : ɑɑtəx 4 (50) Oger_e kumun oci Gad tusa Ugei baiq_a ta nige oci Gataqan_a ほか 人 行 く 副 動 効 き 目 否 定 助 動 2SG 一 つ 行 く 即 時 uu. ( 清 格 尔 泰 1991:323) 疑 問 ほかの 人 が 行 っても 効 果 がないだろうから あなたが 行 ってくれませんか そのほかの 接 尾 辞 1) 反 復 : l (51) jiruke ni coqi la qu ban bayi ciqa Gsan. ( 作 例 ) 心 臓 3 人 称 所 属 叩 く 出 動 動 詞 形 動 再 帰 やめる 完 了 体 過 去 心 臓 が 動 かなくなりました 28

30 2) 反 復 : lʤ, bəlʤ, ɡəlʤ (52) modun u mocir nayigu lja Gad bayin_a. ( 作 例 ) 木 属 格 枝 揺 れる 反 復 副 動 助 動 木 の 枝 が 揺 れている 3) 反 復 : ɡən (53) qaranggui du borto gene ged Uje gde ku Ugei bayin_a. ( 作 例 ) 暗 い 与 位 格 ぼんやり 反 復 副 動 見 る 受 動 態 形 動 否 定 助 動 暗 いからぼんやりして 見 えません 4) 自 然 と~になる: r (54) egude ebde re cike jei. ( 作 例 ) ドア 壊 す ~になる 完 了 体 過 去 ドアが 壊 れてしまいました 以 上 説 明 した 接 尾 辞 を 簡 単 に 表 にまとめると 以 下 のようになる 表 7 チャハル 方 言 の 屈 折 接 尾 辞 種 類 接 尾 辞 叙 述 類 現 在 未 来 (ə)n 過 去 過 去 ʤee (ə)b 過 去 近 い 未 来 lɑɑ 4 命 令 願 望 類 1 人 称 意 志 (ə)j 意 志 soɡɛɛ 2 2 人 称 命 令 ゼロ 接 辞 勧 告 (ɡ)ɑɑrɛɛ 4 催 促 (ɡ)ɑɑʧ 4 懇 願 (ə)ɡtoŋ 2 3 人 称 命 令 (ə)ɡ 祈 願 toɡɛɛ 2 29

31 願 望 (ɡ)ɑɑsɛɛ 4 懸 念 (ɡ)uuʤee 2 形 動 詞 完 了 səŋ 継 続 (ɡ)ɑɑ 4 予 定 習 慣 (ə)x dəɡ 可 能 性 mɑɑr 4 主 体 を 表 す (ə)xʧ 副 動 詞 並 列 (ə)ʤ 分 離 (ɡ)ɑɑd 4 連 合 条 件 (ə)ŋ bəl 継 続 sɑɑr 4 限 界 即 刻 təl məɡʧ~ mʧ 随 伴 (ə)xnɑɑr 4 付 帯 (ə)ŋɡoot 2, (ə)ŋɡɑɑ 4 目 的 xɑɑr 4 必 然 lɑɑ 4 譲 歩 bʧ 前 提 mɑɑŋ 4, mɑɑnʤəŋ 4 時 xəd 表 8 ヴォイス アスペクト ヴォイス アスペクト 使 役 ool 2, ləɡ 完 了 ʧəx 受 動 (ə)ɡd 瞬 時 (ə)sxii 共 同 (ə)lʧ 即 時 ɑɑtəx 4 相 互 (ə)ld 衆 動 ʧɡɑɑ 4 30

32 表 9 出 動 動 詞 接 尾 辞 反 復 l 反 復 反 復 lʤ, bəlʤ, ɡəlʤ ɡən 自 然 と~になる r 31

33 第 4 章 漢 語 借 用 によるチャハル 方 言 の 動 詞 形 成 4.1 言 語 接 触 及 び 動 詞 借 用 に 関 する 先 行 研 究 言 語 は 自 らの 内 在 的 な 力 とほかの 言 語 との 接 触 によって 変 化 すると 言 われる 本 論 は 漢 語 とモンゴル 語 の 接 触 によるモンゴル 語 の 変 化 について 漢 語 動 詞 と 副 詞 の 借 用 を 中 心 に 分 析 を 行 うため 以 下 に まず 言 語 接 触 及 び 動 詞 借 用 についての 他 言 語 での 先 行 研 究 を 紹 介 することにしたい 接 触 する 二 つの 言 語 或 いは 幾 つかの 言 語 の 間 には 借 用 を 含 む 様 々な 接 触 現 象 が 起 きる 借 用 現 象 が 起 きる 動 機 としてよく 指 摘 されるのは 受 け 入 れ 言 語 におけるギャップを 埋 め るための 借 用 と 源 泉 言 語 の 威 信 によるものである 即 ち 一 つは 新 しい 文 化 などの 受 け 入 れに 伴 って 人 々は 自 らの 言 語 にない 言 葉 を 他 言 語 から 借 用 し 自 分 たちの 言 語 の 欠 如 し ている 部 分 を 補 う このような 現 象 はほとんどすべての 言 語 に 見 られる 現 象 であり 本 研 究 で 言 及 するチャハル 方 言 の 場 合 モンゴル 人 の 文 化 や 生 活 に 従 来 でなかった 概 念 を 漢 語 や 英 語 などから 借 用 してくる 本 研 究 のデータの 中 でもよく 見 られる 例 を 挙 げると チャ ハル 方 言 の 口 語 では 漢 語 の di 的 / 的 车 タクシー が dii として 借 用 され タクシ ーに 乗 る ことが 漢 語 の da di 打 的 から da di xiix 或 いは di da x のように 借 用 される そして 借 用 動 機 のもう 一 つは 言 語 の 社 会 的 優 位 性 と 述 べたが 社 会 的 文 化 や 経 済 などの 面 で 優 位 に 立 つ 言 語 がそうでない 言 語 に 影 響 を 与 え 社 会 的 弱 い 立 場 にある 言 語 が 優 位 言 語 から 借 用 するケースである 例 えば 二 つの 言 語 A と B において もし 言 語 A が B に 比 べて 支 配 階 級 の 言 語 であったり 或 いは 文 化 や 経 済 など 社 会 的 様 々な 面 で 優 位 な 立 場 であったりする 場 合 言 語 B の 話 者 が 言 語 A を 習 得 するのであり A 言 語 の 話 者 が B 言 語 を 習 得 することは 起 こりにくいのである その 結 果 言 語 B が 言 語 A から 借 用 することは 起 こるが 逆 に 言 語 A が B から 借 用 することは 起 きない 本 論 で 言 及 する 漢 語 は 中 国 では 主 体 言 語 であり その 周 りの 小 数 民 族 言 語 には 様 々な 影 響 を 与 えており そ れらの 小 数 民 族 言 語 は 借 用 によりそれぞれ 異 なる 言 語 現 象 や 変 化 を 見 せている 漢 語 の 影 響 を 受 ける 内 モンゴルのモンゴル 語 はその 一 つの 例 であり 主 体 言 語 である 漢 語 がモンゴ ル 人 に 習 得 され 様 々な 形 でモンゴル 語 の 中 に 取 り 入 られている 勿 論 内 モンゴルの 中 でも 方 言 や 地 域 によって 漢 語 の 影 響 を 受 ける 程 度 に 差 がある 例 えば モンゴル 語 に 漢 語 を 借 用 することで 従 来 からよく 指 摘 されてきたのは 東 部 方 言 のホルチン 方 言 である この 方 言 はやくから 漢 文 化 と 接 触 してきたゆえに 口 語 の 中 では 大 量 な 漢 語 を 取 り 入 れている そのため ほかのモンゴル 語 の 方 言 と 比 べると 漢 語 との 接 触 による 諸 現 象 に 関 する 研 究 が 32

34 より 進 んでいるのである 以 上 述 べた 内 容 は なぜ 借 用 が 起 こるのか という 問 題 についてのものであるが これ からは 言 語 接 触 研 究 に 頻 繁 に 取 り 上 げられるもう 一 つの 問 題 について 紹 介 したい それ は 実 際 借 用 が 起 きる 時 にどのような 言 語 要 素 が 借 用 されるのかという 問 題 である 何 が 借 用 されるかという 問 題 については 言 語 状 況 や 話 者 の 言 語 に 対 する 態 度 などによってそ れぞれの 言 語 が 大 きく 異 なる よく 指 摘 されるものとしては まず 新 しい 概 念 などの 導 入 に 伴 い 語 彙 の 借 用 が 起 こることであり 語 彙 のなかでも 一 般 的 に 非 基 礎 語 彙 が 基 礎 語 彙 より 借 用 しやすいと 言 われ 名 詞 が 動 詞 などより 借 用 しやすいと 言 われる また 構 文 上 では いわゆる 語 順 が 借 用 によって 変 換 されることもよく 知 られており 文 法 機 能 語 が 語 彙 などより 借 用 しにくいと 言 われる そして 音 声 とその 体 系 に 関 しては 借 用 してき た 音 が 後 に 言 語 の 中 で 音 韻 的 対 立 を 起 こしたり 或 いはもともとあった 対 立 が 壊 れたりす るなどの 現 象 が 起 こりうるのである しかし 勿 論 様 々な 接 触 によって 変 化 を 起 こす 言 語 がこれらのパターンのみで 変 化 を 起 こすというわけではない そこで どのような 状 況 で どのような 言 語 要 素 が 借 用 されるのかという 問 題 について よく 引 かれる 研 究 がある そ れは Thomson&Kaufman (1988:74)が 提 言 した 接 触 環 境 と 借 用 要 素 との 関 係 を 示 した 借 用 スケールであるが 具 体 的 には 以 下 のような 五 つのスケールに 分 類 している このス ケールには 接 触 の 密 度 が 高 くなればなるほどより 広 範 囲 の 借 用 即 ち より 借 用 に 抵 抗 を 持 つ 要 素 が 借 用 される という 意 味 が 含 意 されていると 考 える (1) 臨 時 接 触 (casual contact): 語 彙 的 借 用 のみ 文 化 的 原 因 などによる 内 容 詞 の 借 用 で あり 非 基 礎 語 彙 が 基 礎 語 彙 より 先 に 借 用 される (2) 軽 度 の 接 触 (slightly contact): 軽 度 の 構 造 的 借 用 語 彙 的 な 面 では 接 続 詞 や 様 々 な 副 詞 的 な 不 変 化 詞 などの 機 能 語 が 借 用 される そして 構 造 的 な 面 では 音 韻 的 統 語 的 意 味 的 素 性 のうちマイナーなものが 借 用 される (3) より 強 い 接 触 (more intense contact):より 進 んだ 構 造 的 借 用 前 置 詞 や 後 置 詞 など の 機 能 語 が 借 用 される 構 造 的 な 面 では (2)より 主 要 な 構 造 的 素 性 が 借 用 される (4) 強 い 文 化 的 圧 迫 (strong cultural pressure): 適 度 な 構 造 的 借 用 主 な 構 造 的 素 性 が 比 較 的 わずかな 類 型 的 変 化 を 引 き 起 こす (5) 非 常 に 強 い 文 化 的 圧 迫 (very strong cultural pressure):より 強 い 構 造 的 借 用 主 な 構 造 的 素 性 がかなりの 類 型 的 特 徴 の 崩 壊 を 引 き 起 こす このスケールに 対 して Matras(2009:156)は このモデルは 文 化 的 プレッシャーについ 33

35 て 具 体 的 な 尺 度 をあげていない 接 触 の 強 さと 文 化 プレッシャーが 厳 密 な 線 状 (linear)にな ってないため このモデルを 実 際 の 言 語 接 触 環 境 に 適 用 するには 困 難 がある と 指 摘 して いるが 少 なくとも 言 語 要 素 の 借 用 制 限 の 一 つの 目 安 になるのではないかと 本 論 は 考 える ほかにも 借 用 要 素 の 借 用 制 限 について 数 多 くの 研 究 が 見 られるが それらの 中 から Moravcsick(1978)と Matras(2007)を 以 下 で 紹 介 したい まず Moravcsick(1978)は 借 用 における 制 約 を 以 下 のようにまとめてある この 制 約 か ら 理 解 できることは 指 示 対 象 の 透 明 性 と 形 態 統 語 的 自 律 性 の 両 方 が 借 用 を 制 約 するファ クターであるといことである 具 体 的 に 言 うと 名 詞 はほかの 品 詞 より 高 い 指 示 性 をもち 派 生 的 形 態 は 意 味 的 に 屈 折 的 形 態 より 透 明 であり 語 彙 項 目 は 意 味 的 に 透 明 で 一 般 的 に 文 法 的 要 素 より 独 立 性 が 高 いためより 借 用 しやすいのである (1) 語 彙 項 目 > 線 条 の 順 序 のような 語 彙 ではない 文 法 的 性 質 (2) 自 由 形 態 素 > 拘 束 形 態 素 (3) 名 詞 > 名 詞 ではない (4) 派 生 形 態 > 屈 折 形 態 (5) 源 泉 言 語 に 使 用 される 線 条 順 序 のルールが 文 法 的 要 素 とともに 借 用 される (6) 動 詞 的 な 意 味 をもつ 語 彙 項 目 は 借 用 されない そして Matras(2007)は 27 個 もの 接 触 環 境 にある 言 語 をサンプルにし その 頻 度 を 基 に 以 下 のような 制 限 をまとめた 名 詞 接 続 詞 > 動 詞 > 談 話 マーカー > 形 容 詞 > 間 投 詞 > 副 詞 > ほかの 小 辞 前 後 置 詞 > 数 詞 > 代 名 詞 > 派 生 接 辞 > 屈 折 接 辞 しかし この 二 つの 制 限 に 一 つ 大 きな 相 違 が 存 在 する それは 動 詞 についてのものであ る Matras(2007)の 名 詞 接 続 詞 の 次 に 借 用 しやすいのは 動 詞 だ という 制 限 に 対 して Moravcsick(1978)は (6) 動 詞 的 な 意 味 をもつ 語 彙 項 目 は 借 用 されない とする 即 ち 動 詞 という 言 語 要 素 は 借 用 可 能 なのかという 問 題 についてそれぞれが 正 反 対 な 意 見 を 持 って いるということになる 実 は 動 詞 は 借 用 できるのかという 問 題 についての 議 論 も 言 語 接 触 研 究 の 中 で 大 きく 注 目 されてきたテーマであり Moravcsick に 代 表 される 一 部 の 研 究 は 動 詞 は 動 詞 として 借 用 されることができないという 主 張 がなされてきた 一 方 で 実 際 動 詞 は 動 詞 として 借 用 できるということが 多 くの 研 究 で 証 明 されたのである そして 本 研 34

36 究 はモンゴル 語 のチャハル 方 言 では 漢 語 の 動 詞 を 動 詞 として 借 用 することを 明 らかにした ため 動 詞 は 動 詞 として 借 用 できるという 理 論 を 支 持 するとともに 本 研 究 はこの 理 論 の もう 一 つの 裏 付 けになったのではないかと 考 える 従 って 以 下 本 研 究 の 中 でも 重 要 な 内 容 である 動 詞 の 借 用 可 能 性 と 動 詞 の 借 用 方 法 についての 先 行 研 究 を 紹 介 したい 動 詞 の 借 用 可 能 性 に 関 する 先 行 研 究 Moravcsick(1975)は 初 めて 明 確 に 動 詞 に 焦 点 を 当 てた 研 究 と 言 われており その 中 の 一 部 の 議 論 が Moravcsick(1978)と Moravcsick(2000)に 補 充 され 再 議 論 されている Moravcsick は 動 詞 は 動 詞 として 借 用 されることができず 受 け 入 れ 言 語 の 中 で 再 度 動 詞 化 される 過 程 を 経 る 必 要 があると 主 張 する Moravcsick によれば ほとんどのケースで は 借 用 される 動 詞 は 名 詞 から 動 詞 を 派 生 する 方 法 で 動 詞 化 されるか 軽 動 詞 構 造 (do+loan verb)かのいずれかの 手 法 で 動 詞 を 借 用 するという 例 えば 彼 女 は ニューギニ アの 言 語 である ENGA 語 に 借 用 される 動 詞 が ENGA 語 の 動 詞 lenge( 完 全 に)と pingi ( 叩 く)という 二 つの 動 詞 を 後 続 させることについて ENGA 語 動 詞 lenge と pingi は 名 詞 と 連 接 するのみに 使 用 され 動 詞 と 連 接 するには 使 用 されない と 述 べ 英 語 の 動 詞 lose(enga 語 では lusa と 借 用 されている)と win(enga 語 では wini/ winimi と 借 用 されている)を ENGA 語 に lusa lenge( 完 全 に 負 ける) wini lenge( 完 全 に 勝 つ)とい うように 借 用 することを lose と win は 名 詞 として 見 なされていると 述 べている 動 詞 が 動 詞 として 借 用 されない 原 因 について 動 詞 の 構 造 の 不 一 致 が 大 きな 原 因 として 見 なされてきた 例 えば Meillet(1921)では 動 詞 の 借 用 は 難 しい 例 えば フランス 語 の 動 詞 は 複 雑 な 屈 折 構 造 を 持 っているため ほかの 言 語 の 動 詞 がその 構 造 に 入 り 込 むの が 難 しいのである という(Thomson&Kaufman 1988:348) しかし 文 法 の 不 一 致 は 動 詞 借 用 を 影 響 する 想 定 されていたような 強 い 原 因 ではなか っ た こ と を Weinreich(1953), Thomson & Kaufman(1988), Muysken(2000), Wohlgemuth(2009)などの 多 くの 研 究 が 裏 付 けてきた それにも 関 らず 近 年 でもこの 観 点 を 提 唱 する 研 究 が 見 られる その 一 つとして Field (2002)が 挙 げられる Field (2002:41) は 借 用 の 可 能 性 を 抑 制 する 二 つの 原 則 を 提 唱 する 1システムの 一 致 原 則 (Principle of System Compatibility):もし ある 言 語 が 形 態 的 に 受 け 入 れ 言 語 の 形 態 に 順 応 できれば どのような 形 式 或 いは 意 味 形 式 も 借 用 される 可 能 性 がある 2システムの 不 一 致 原 則 (Principle of System Incompatibility): もし ある 言 語 が 形 態 的 に 受 け 入 れ 言 語 の 形 態 に 順 応 できなければ どのような 形 式 或 いは 意 味 形 式 も 借 用 されない Field (2002:42, 44)は 再 分 析 され より 一 般 的 なクラスに 分 配 されない 限 り 言 語 35

37 は 源 泉 言 語 に 存 在 し 受 け 入 れ 言 語 に 存 在 しないクラスに 属 する 語 彙 や 形 態 素 を 借 用 でき ない と 主 張 する つまり これは 受 け 入 れ 言 語 で 源 泉 言 語 と 異 なる 形 式 のクラスや 異 な る 定 義 を 持 てば 借 用 可 能 なものはないということを 意 味 する しかし 本 研 究 に 言 及 す るモンゴル 語 と 漢 語 は 異 なる 形 態 を 持 ち 動 詞 に 屈 折 変 化 が 存 在 しない 漢 語 から 屈 折 体 系 を 持 つモンゴル 語 に 形 態 変 化 をせずに 動 詞 を 借 用 し 加 えてそれにモンゴル 語 の 接 尾 辞 を 直 接 付 けられる 事 実 はこれらの 主 張 に 反 論 する 上 で 十 分 な 証 拠 になりうると 考 える 本 論 の 考 察 により 漢 語 の 動 詞 はモンゴル 語 のチャハル 方 言 に 動 詞 として 借 用 され モ ンゴル 語 の 動 詞 語 幹 のような 働 きをすることが 明 らかになった 具 体 的 には 言 語 間 の 接 触 において 片 方 の 言 語 の 動 詞 がもう 片 方 の 言 語 に 動 詞 として 借 用 されることが 上 述 した ように 過 去 でも 数 多 くの 言 語 接 触 研 究 ですでに 証 明 されたことである 本 研 究 は 異 な る 動 詞 体 系 を 持 つ 二 つの 言 語 である 漢 語 とモンゴル 語 が 接 触 することによって 漢 語 動 詞 がモンゴル 語 に 語 幹 として 借 用 される 事 実 を 明 らかにしたことが 動 詞 は 動 詞 として 借 用 されるという 理 論 的 主 張 のもう 一 つの 裏 付 けになったのではないかと 考 える しかし 実 際 チャハル 方 言 における 漢 語 動 詞 の 借 用 は 動 詞 語 幹 のように 借 用 されるだけではなく 幾 つかのバラエティーが 存 在 し それぞれが 互 いに 異 なった 借 用 の 手 法 を 用 いている 従 って 以 下 で 言 語 接 触 における 動 詞 の 借 用 手 法 即 ち 動 詞 の 借 用 ストラテジーについて Muysken(2000)と Wohlgemuth(2009)を 中 心 に その 理 論 的 仕 組 みを 紹 介 する 動 詞 の 借 用 ストラテジーに 関 する 先 行 研 究 以 下 動 詞 の 借 用 方 法 即 ち 借 用 ス ト ラ テ ジ ー に つ い て Muysken(2000) と Wohlgemuth(2009)を 紹 介 する Muysken の 借 用 動 詞 の 適 応 ストラテジー Muysken(2000: )は バイリンガル 会 話 における 動 詞 借 用 の 適 応 ストラテジー を 次 の 二 通 りに 定 義 分 類 している 1. 挿 入 動 詞 (inserted verbs): 挿 入 動 詞 は 受 け 入 れ 言 語 で 実 動 詞 (full verb)として 機 能 するが 時 には 形 態 的 な 改 造 を 必 要 とする 1) 原 形 動 詞 の 借 用 : 原 形 動 詞 (bare verb)は 直 接 挿 入 され 借 用 語 は 改 造 する 必 要 がな い なお これは 受 け 入 れる 言 語 に 動 詞 の 屈 折 がない 場 合 に 起 きる 36

38 例 :スラナン 語 6がオランダ 語 から 動 詞 を 借 用 する Sranan< Dutch Now kawana ben besta altijd. now kawana PST exist always Now, kawana has always existed. [Dutch]desta exist 2) 受 け 入 れ 言 語 の 接 辞 をつけて 語 幹 となる:これも 直 接 挿 入 であるが 受 け 入 れ 言 語 の 接 辞 を 付 ける 例 えば 動 詞 の 屈 折 例 :ケチュア 語 がスペイン 語 から 動 詞 を 借 用 する Quechua< Spanish mayun maylli-yku-spa, warmanayan rayku taste-int-sub not tasting it, because of its beloved [Spanish] maylli taste 3) 語 幹 の 改 造 : 屈 折 形 などとして 利 用 される 前 に 接 辞 による 語 幹 の 改 造 ( 動 詞 化 するな ど)が 必 要 とされる 例 :ポルトガル 語 が 英 語 から 動 詞 を 借 用 する Portuguese< English boar-ar board, live in a boarding house fris-ar freeze 2. 借 用 複 合 動 詞 (bilingual compound verbs): bilingual complex verbs とも 呼 ばれ る これらの 動 詞 は 受 け 入 れ 言 語 では 実 動 詞 (full verbs)として 機 能 せず 受 け 入 れ 言 語 の 屈 折 動 詞 と 結 合 する 必 要 がある 1) 動 詞 (verb)+ 結 合 する 動 詞 (adjoined verb):これは 借 用 動 詞 と 結 合 する 動 詞 (helping verb)の 連 合 体 である 6 スラナン 語 とは 南 アメリカ 北 東 部 のスリナム(Surinam) 共 和 国 で 話 されている 英 語 をもとにしたクレ オール 語 ;taki-taki とも 言 う 37

39 例 :ナバホ 語 が 英 語 から 動 詞 を 借 用 する Navaho< English Nancy bich i show anileeh 3: to 2: make Nancy shows me. 2) 名 詞 化 (nominalization): 借 用 された 語 彙 が 名 詞 として 扱 われる 例 えば do the x のような 構 文 例 :ギリシア 語 に 英 語 の 動 詞 が 借 用 される Greek< English O Petros kani retire. the Petros do retire Petros is retiring. このように Muysken は 動 詞 のストラテジーを 1. 挿 入 動 詞 (inserted verbs) と 2. 借 用 複 合 動 詞 (bilingual compound verbs) の 二 つに 分 けたが これと Wohlgemuth(2009) との 分 け 方 との 間 に 相 違 が 生 じる Muysken がいう 1. 挿 入 動 詞 (inserted verbs) で は 源 泉 言 語 の 動 詞 が 改 造 されないままで 借 用 される 形 と 源 泉 言 語 の 動 詞 が 接 辞 などでの 改 造 を 経 てから 借 用 される 形 という 二 つの 手 法 を 一 つのストラテジーとしてまとめた し かし 以 下 示 すように Wohlgemuth は 源 泉 言 語 の 動 詞 が 改 造 されないままで 借 用 されるこ とを 1. 直 接 挿 入 (direct insertion) と そして 源 泉 言 語 の 動 詞 を 改 造 してから 借 用 することをもう 一 つの 独 立 したストラテジー 2. 間 接 挿 入 (indirect insertion) として 立 てた Wolhlgemuth の 動 詞 の 借 用 ストラテジーと 統 一 階 層 Wohlgemuth(2009)では 動 詞 の 借 用 には 主 に 四 つのストラテジーがあると 述 べている (pp ) 1. 直 接 挿 入 (direct insertion): 借 用 された 語 幹 は 形 態 的 統 語 的 な 改 造 がなく 借 用 す る 言 語 にもとからあったように 使 われる その 下 位 分 類 には 1) 借 用 動 詞 への 直 接 挿 入 ; 2) 通 品 詞 的 直 接 挿 入 が 含 まれる 38

40 例 : German[deu]< English[eng] Download-en Download-INF to download < [eng] download 2. 間 接 挿 入 (indirect insertion): 借 用 語 を 屈 折 させるため それを 動 詞 化 する 要 素 (verblizer)が 用 いられる その 下 位 分 類 として 1) 動 詞 化 のための 接 辞 添 加 ;2) 使 役 化 の ための 接 辞 添 加 ;3) 個 別 の 借 用 マーカーである 添 加 接 辞 が 含 まれる 例 : Pitijantjatjara[pjt]< English(Australia)[eng] shower-kara-la shower-vblz-imp have a shower! < [eng] shower 3. 軽 動 詞 ストラテジー(light verb strategy): 非 屈 折 形 の 借 用 語 が 受 け 入 れ 言 語 の 屈 折 動 詞 と 結 びつき 複 合 述 語 になる 例 : Turkish < English[eng] park yap-mak park be-inf to park < [eng] to park 4.パラダイム 挿 入 (paradigm insertion): 源 泉 言 語 動 詞 の 屈 折 形 態 論 がその 動 詞 ととも に 借 りられ 受 け 入 れ 言 語 に 新 しい 屈 折 パラダイムを 加 えることになる 例 : Romani(Ajia varvara)[rmn]< Turkish[tur] and o sxoljo ka siklos te okursun ta te jazarsun in ART school FUT learn.2 COMP read.2sg and COMP write.2sg 39

41 at school you will learn how to read and write [tur] okumak to read, yazmak to write この 例 文 ではトルコ 語 の 2 人 称 単 数 のマーカー -sun が 借 用 された 二 つの 動 詞 okumak と yazmak とともに 現 れると 借 用 側 のロマーニー 語 にトルコ 語 からの 借 用 に 対 応 するマーカー -os が 現 れる Wohlgemuth(2009:285)はまた この 四 つのストラテジーをそれらの 適 応 性 の 高 さに 応 じて 次 のようにまとめている(loan verb integration hierarchy) 軽 動 詞 ストラテジー < 間 接 挿 入 < 直 接 挿 入 (< パラダイム 挿 入 ) 4.2 チャハル 方 言 で 動 詞 として 機 能 する 漢 語 新 しい 概 念 の 導 入 などにつれて チャハル 方 言 の 口 語 には 数 多 くの 動 詞 が 借 用 されてい る その 中 では 通 信 手 段 に 関 するもの 交 通 手 段 に 関 するもの 医 療 関 係 に 関 するもの 食 べ 物 に 関 するもの 社 会 問 題 に 関 するもの 仕 事 に 関 するも 人 の 心 理 状 態 を 表 すもの など 広 範 囲 での 動 詞 の 借 用 が 見 られる 簡 単 な 例 として 以 下 の 例 があげられる 通 信 手 段 : 打 ( 電 話 )する, 发 (メールを) 送 る, 上 网 インターネットを 使 う 交 通 手 段 : 打 的 タクシーに 乗 る, 晕 车 車 酔 いをする, 转 机 飛 行 機 を 乗 り 継 ぎ 医 療 関 係 : 剖 腹 帝 王 切 開, 输 液 点 滴 する, 抢 救 応 急 手 当 をする 食 べ 物 : 炖 煮 る 社 会 問 題 : 贪 污 横 領 する 仕 事 関 係 : 退 休 退 職 する, 转 正 正 式 メンバーになる, 调 異 動 する 心 理 状 態 : 同 情 同 情 する, 相 中 好 きになる, 留 恋 離 れがたく 思 う このような 漢 語 動 詞 がチャハル 方 言 で 借 用 される 様 々な 現 象 を 考 察 するのが 本 章 の 中 心 であるが 実 はチャハル 方 言 で 動 詞 として 機 能 できるのは 漢 語 の 動 詞 だけではなく 少 数 でありながら 漢 語 の 名 詞 と 形 容 詞 も 動 詞 に 派 生 することによって 動 詞 として 働 く 現 象 が 見 られる そのため 本 題 の 漢 語 動 詞 の 借 用 について 論 じる 前 に 漢 語 名 詞 と 形 容 詞 がチャ ハル 方 言 の 中 で 如 何 に 動 詞 として 働 くかについて 簡 単 に 紹 介 しておきたい 以 下 本 研 究 のデータの 中 で 確 認 できた 動 詞 へ 派 生 した 漢 語 名 詞 と 形 容 詞 の 用 例 を 示 す 用 例 006 から 012 における 漢 語 dōu er 兜 儿 ポケット dī 的 タクシー shí 40

42 máo er 时 髦 儿 モダン wǎng zi 网 子 金 網 diàn huà 电 话 電 話 kuǎ zi 侉 子 なまりのある zū zi 租 子 賃 金 などは 名 詞 であり 漢 語 では 動 詞 として 働 く ことができない これらの 漢 語 名 詞 はモンゴル 語 の 名 詞 から 動 詞 を 派 生 する 接 尾 辞 の d や l を 付 けることによって 動 詞 化 され そこからさらに 様 々な 屈 折 接 尾 辞 や 派 生 接 尾 辞 が 加 えられ モンゴル 語 の 中 で 動 詞 としての 役 割 を 果 たしている 006 ɑb ʧəx ɑb ʧəx ɡəsəŋ n ɑb ɑɑd dou er əl ʧəx ləə.(08b0095) もらう 命 令 もらう 命 令 引 用 もらう 副 動 ポケット 出 名 動 詞 完 了 体 過 去 貰 っておいてと 言 ったら 貰 ってポケットに 入 れた dōu er 兜 儿 007 di d jəə, ɔrœœ nəɡ di lian xi j.(10o0370) タクシー 出 名 動 詞 意 志 夜 一 つ タクシー 連 絡 する 意 志 タクシーで 行 く 今 夜 タクシーに 連 絡 しよう dī 的 008 tər uj d ən ʧin shi mao er d əʤii səŋ.(11b0109) 指 示 代 名 時 与 位 格 指 示 代 名 詞 2 人 称 所 属 流 行 出 名 動 詞 進 行 体 過 去 あの 時 これが 流 行 っていました shí máo er 时 髦 儿 009 ɔdɔɔ bur wang zi l ən jɑɑ.(21c0499) 今 皆 金 網 出 名 動 詞 現 在 確 認 今 は 皆 ( 自 分 の 土 地 を) 金 網 でくくるよ wǎng zi 网 子 010 œrəl ʧəx əsɡuul dian hua d ʧəx.(07G0213) 叫 ぶ 完 了 或 いは 電 話 出 名 動 詞 完 了 大 きな 声 で 言 ってみたら 電 話 してもいいけど diàn huà 电 话 011 kua zi l ʤ l bɛɛn, bɑs tərən tɛɛ- ɡɑɑŋ kua zi ɑɑr なまりのある 出 名 動 詞 副 動 小 辞 助 動 また 彼 共 同 格 再 帰 方 言 造 格 jɛr əx jim.(19b0132) 話 す 形 動 確 認 方 言 ( 漢 語 の)でしゃべっていた 彼 とは 方 言 でしゃべるようだ kuǎ zi 侉 子 41

43 012 ɡәr zu zi l әx ʤɔɔs ɔɔŋ jɔɔ ɔl ʤ diil əx ɡue.(06B0049) 家 賃 金 出 名 動 詞 形 動 お 金 再 帰 jəə 得 る 副 動 できる 形 動 否 定 家 を 借 りるお 金 すら 稼 げない zū zi 租 子 モンゴル 語 の 名 詞 から 動 詞 を 派 生 させる 接 尾 辞 は 複 数 あるが 借 用 漢 語 の 名 詞 に 後 続 し チャハル 方 言 で 動 詞 として 使 用 されるものは 筆 者 が 確 認 できた 限 り d l のみであ る 出 名 動 詞 接 尾 辞 d はもともとモンゴル 語 の 中 ではかなり 生 産 的 に 用 いられ ~を 用 いて 動 作 を 行 う という 意 味 で 最 も 多 く 使 われる 例 : poo 銃 > poo d 撃 つ xɵrɵɵ 鋸 > xɵrɵɵ d 鋸 で 切 る ɑrəɡ 方 法 > ɑrəɡ d なだめる ( 塩 谷 2006:129) そのため 借 用 名 詞 の dī 的 タクシー shí máo er 时 髦 儿 モダン diàn huà 电 话 電 話 に d をつけることによって di d タクシーに 乗 る shi mao er d 流 行 る dian hua d 電 話 する などの 動 詞 を 派 生 することができた そして 出 名 動 詞 接 尾 辞 l ももともとモンゴル 語 の 中 で 生 産 性 がかなり 高 く ~をする ~を 用 いて 動 作 を 行 う ~の 状 態 にする といった 意 味 を 表 す 他 動 詞 や ~が 生 じる ~の 状 態 になる といった 意 味 を 表 す 自 動 詞 を 派 生 する 例 : xɛɛr 愛 > xɛɛr əl 愛 する xɛɛʧ はさみ > xɛɛʧ əl はさみで 切 る nɔndəɡ 粉 > nɔndəɡ əl 粉 にする ʃud 歯 > ʃud əl 歯 が 生 える nɛɛʤ 友 たち > nɛɛʤ əl 友 たちになる ( 塩 谷 2006: ) そのため 借 用 名 詞 dōu er 兜 儿 ポケット wǎng zi 网 子 金 網 kuǎ zi 侉 子 なまりのある zū zi 租 子 賃 金 に l をつけることによって 他 動 詞 の dou er əl ポケットに 入 れる wang zi l 金 網 で 囲 む zu zi l 借 りる 自 動 詞 の kua zi l 方 言 でしゃべる など の 動 詞 を 派 生 させる 実 際 このように 漢 語 の 名 詞 から 動 詞 を 派 生 する 用 法 はさほど 生 産 的 ではなく 本 研 究 のデータで 確 認 できた 以 上 の 漢 語 名 詞 以 外 に shuā zi 刷 子 ブラシ pá zi 耙 子 熊 手 luó sī 螺 丝 螺 子 といった 名 詞 があり shua zi d (ブラシで) 洗 う pa zi d ( 熊 手 で)かきよせる luo si d 螺 子 でとめる のように 動 詞 を 派 生 させることがで きる そして モンゴル 語 の 形 容 詞 から 動 詞 を 派 生 する 接 尾 辞 t を 付 加 し 形 容 詞 が 表 す 状 態 を 示 す 動 詞 を 作 ることができる 例 えば boʤər 汚 い > boʤər t 汚 くなる この 接 尾 辞 が 漢 語 の 形 容 詞 を 動 詞 として 派 生 させるのに 用 いられ 用 例 のよう な 文 が 作 られる 漢 語 形 容 詞 の gè ying 嫌 な má fán 煩 わしい rèn zhēn 真 面 目 が t によって 動 詞 の ge ying t 嫌 がる ma fan t 煩 わしく 思 う ren 42

44 zhen t 真 面 目 になる に 派 生 した 013 ɵɵr iiŋ bəj əəs əəŋ ge ying t əəd.(06n0419) 自 分 再 帰 自 分 奪 格 再 帰 嫌 な 出 名 動 詞 副 動 自 分 のことが 嫌 いになって 014 nәɡ nәɡ әәr jie jue xii ʤii n sitәә. bii uʤ ʤii ɡəәd 一 つ 一 つ 造 格 解 決 する する 進 行 体 現 在 確 認 1SG 見 る 進 行 体 副 動 ma fan t ɑɑd.(02n0404) 煩 わしい 出 動 動 詞 副 動 一 つ 一 つ 片 付 けているのよ 私 は 見 ていて 煩 わしく 思 った 015 ɔdɔɔ tui xiu xii lәә bɛɛʤiitәl juu ɡii n ren zhen t әәd bɛɛdәɡ 今 退 職 する する 未 来 助 動 何 対 格 3 人 称 所 属 真 面 目 出 名 動 詞 副 動 助 動 jiŋ.(01y0583) 疑 問 もうそろそろ 定 年 するのに そんなにまじめにやらなくてもいいじゃない 実 は この 三 つの 接 尾 辞 はこのような 漢 語 名 詞 と 形 容 詞 の 借 用 だけではなく 漢 語 動 詞 の 借 用 にも 利 用 されている しかし 漢 語 動 詞 のチャハル 方 言 での 借 用 は 名 詞 や 形 容 詞 の 借 用 よりも 複 雑 であり 以 下 4.3 から 4.4 にかけて 漢 語 動 詞 がモンゴル 語 に 借 用 される ストラテジーやその 特 徴 を 中 心 に 考 察 を 行 っていく なお 本 稿 では 塩 谷 (2006)に 従 い これらの 接 尾 辞 を 出 名 動 詞 接 尾 辞 という 4.3 本 研 究 に 見 られる 漢 語 動 詞 の 借 用 ストラテジー 及 びその 使 用 頻 度 漢 語 動 詞 がチャハル 方 言 に 借 用 される 際 様 々な 借 用 現 象 を 見 せるが 本 節 では まず その 借 用 ストラテジーを 中 心 に 分 析 を 行 いたい 即 ち 膠 着 語 であるモンゴル 語 がいかな る 形 で 孤 立 語 である 漢 語 の 動 詞 を 借 用 するのかを 紹 介 したい 結 果 から 述 べると 漢 語 は 漢 語 + 接 尾 辞 漢 語 + 出 名 動 詞 接 尾 辞 漢 語 +xii などの 三 つのストラテジーに よってチャハル 方 言 に 借 用 されている なお 本 論 の 資 料 編 に 提 示 した 例 文 における 漢 語 及 びその 資 料 番 号 と 意 味 を 借 用 ストラテジーごとに 巻 末 表 にまとめた 43

45 4.3.1 漢 語 + 接 尾 辞 ストラテジー この 形 の 借 用 は モンゴル 語 が 借 用 された 漢 語 を 語 幹 として 受 け 入 れ それにモンゴル 語 の 屈 折 接 辞 やアスペクトやヴォイスを 表 す 接 尾 辞 を 直 接 つけ 借 用 された 漢 語 がモンゴ ル 語 固 有 の 動 詞 語 幹 のように 扱 われるのがその 特 徴 である 以 下 このストラテジーを 漢 語 に 後 接 させる 接 尾 辞 によって 屈 折 接 辞 による 屈 折 変 化 とアスペクトやヴォイスによる 派 生 の 二 つに 分 類 し 説 明 したい そして 本 研 究 のデータに 現 れた 借 用 漢 語 につけられ た 屈 折 接 辞 とアスペクト ヴォイス 接 尾 辞 の 一 覧 を 表 9 にまとめた 屈 折 接 辞 による 屈 折 変 化 第 3 章 では モンゴル 語 の 屈 折 接 辞 に 叙 述 類 の 接 尾 辞 命 令 願 望 類 の 接 尾 辞 形 動 詞 類 の 接 尾 辞 副 動 詞 類 の 接 尾 辞 の 4 種 類 があることを 述 べた 以 下 本 研 究 のデータにお ける 漢 語 動 詞 に 付 けられたこれらの 屈 折 接 辞 の 一 覧 とその 用 例 をそれぞれ 提 示 しながら 漢 語 にモンゴル 語 の 屈 折 接 辞 をつける 借 用 方 法 を 説 明 していきたいが 筆 者 のデータに 確 認 されなかった 接 尾 辞 については 作 例 をあげ その 接 尾 辞 の 使 用 可 能 か 否 かについても 検 討 していきたい なお 作 例 はすべてコンサルタントの 確 認 を 得 たものである まず 叙 述 類 の 4 種 類 の 接 尾 辞 においては 表 10 に 示 したように 口 語 では 疑 問 文 の みに 現 れる 過 去 を 表 す 接 尾 辞 (ə)b を 除 けば ほかの 三 つの 接 尾 辞 (ə)n ʤee lɑɑ 4 の 用 例 はすべて 筆 者 のデータから 確 認 できる 例 016 から 018 で 示 したように 漢 語 の yūn chē 晕 车 車 酔 いをする yí chuán 遗 传 遺 伝 する zhàn 占 ( 恩 恵 を) 受 ける にそれぞれ 現 在 の (ə)n 過 去 の ʤee 過 去 の lɑɑ 4 を 直 接 つけることによって 車 酔 いをする 受 け 継 いだ ( 恩 恵 を) 受 けた という 意 味 を 表 している 016 duʃ əʤ soo ʤ ʧɛd əx ɡue, yun che n.(10o0365) 寄 りかかる 副 動 座 る 副 動 できる 形 動 否 定 車 酔 いをする 現 在 ( 背 もたれに) 寄 りかかって 座 れないんだ 車 酔 いをするから yūn chē 晕 车 表 10 種 類 接 尾 辞 出 現 数 例 叙 述 類 現 在 未 来 (ə)n 過 去 ʤee 過 去 近 い 未 来 lɑɑ

46 命 令 願 望 類 1 人 称 意 志 (ə)j 人 称 命 令 ゼロ 接 辞 人 称 命 令 (ə)ɡ 形 動 詞 完 了 səŋ 継 続 (ɡ)ɑɑ 予 定 (ə)x 習 慣 dəɡ 副 動 詞 並 列 (ə)ʤ 分 離 (ɡ)ɑɑd 条 件 bəl 継 続 sɑɑr 随 伴 xnɑɑr 目 的 xɑɑr 付 帯 (ə)ŋɡoot 必 然 lɑɑ tɑnoos ʧin ɔdɔɔ ɑɑb iiɡ ɑɑŋ sɛɛŋ yi chuan ʤee.(07B0070) 2PL 2 人 称 所 属 間 投 お 父 さん 対 格 再 帰 よい 遺 伝 する 過 去 あなた 達 は 本 当 にお 父 さん(の 性 格 )をよく 受 け 継 いだね yí chuán 遗 传 018 yi fu iiŋ guang iiɡ ən l sɛɛŋ zhan lɑɑ.(06s0296) 伯 父 さん 対 格 恩 恵 対 格 彼 小 辞 よい 受 ける 過 去 伯 父 さんの 恩 恵 を 彼 だけはよく 受 けた zhàn 占 しかし 実 際 チャハル 方 言 の 口 語 の 中 では 漢 語 を 語 幹 として 受 け 入 れ それに 過 去 を 表 す 接 尾 辞 (ə)b をつけ 疑 問 文 を 作 ることは 多 々 存 在 する 例 えば 作 例 がそ の 例 であり 漢 語 の dǎ 打 ( 電 話 )する lián xì 联 系 連 絡 する に (ə)b を 直 接 つけることによって 電 話 したか 連 絡 取 ったか という 意 味 を 表 す 文 が 作 れる 結 果 チャハル 方 言 では 叙 述 類 の 屈 折 接 尾 辞 はすべて 借 用 漢 語 に 直 接 後 続 できることが 分 かる 45

47 019 ʧii nɑdəd dian hua da b uu?( 作 例 ) 2SG 1SG 与 位 格 電 話 する 過 去 疑 問 あなたは 私 に 電 話 したか dǎ 打 020 duu tee ɡəəŋ lian xi b uu?( 作 例 ) 妹 / 弟 共 同 格 再 帰 所 属 連 絡 する 過 去 疑 問 ( 自 分 の) 妹 / 弟 と 連 絡 取 ったか lián xì 联 系 次 に 命 令 願 望 類 の 接 尾 辞 に 関 しては 表 10 に 示 した 通 り 一 人 称 の 主 語 に 呼 応 す る 意 志 の soɡɛɛ 2 二 人 称 の 主 語 に 呼 応 する 勧 告 催 促 懇 願 の (ɡ)ɑɑrɛɛ 4, (ɡ)ɑɑʧ 4, (ə)ɡtoŋ 2 三 人 称 の 主 語 に 呼 応 する 祈 願 願 望 懸 念 の toɡɛɛ 2, (ɡ)ɑɑsɛɛ 4, (ɡ)uuʤee 2 など 日 常 会 話 の 中 でほとんど 現 れない 接 尾 辞 が 借 用 漢 語 に 後 続 する 用 例 が 確 認 できなかっ た しかし 口 語 に 用 いられる 三 つの 人 称 の 主 語 に 呼 応 する 接 尾 辞 (ə)j ゼロ 接 辞 (ə)ɡ の 用 例 は で 示 した 通 りである これらの 用 例 では 漢 語 lián xì 联 系 連 絡 する diǎn 点 注 文 する dǎ 打 ( 電 話 )する にそれぞれこの 三 つの 接 尾 辞 を 直 接 後 続 させることによって 連 絡 しよう 注 文 して ( 電 話 )するがいい など の 意 味 を 表 している 従 って チャハル 方 言 では 命 令 願 望 類 の 屈 折 接 尾 辞 の 中 で 口 語 に 用 いられることの 少 ない 接 尾 辞 は 借 用 漢 語 に 後 続 することができず 口 語 に 用 いられ る 接 尾 辞 のみが 借 用 漢 語 に 直 接 後 続 できることが 分 かる 021 di d jəə, ɔrœœ nəɡ di lian xi j.(10o0370) タクシー 出 名 動 詞 意 志 夜 一 つ タクシー 連 絡 する 意 志 タクシーで 行 く 今 夜 タクシーに 連 絡 しよう lián xì 联 系 022 ʤɑɑ jɑɑr ʤii sɑɑr turɡəŋ dian, turɡəŋ turɡəŋ dian sɑɑr.(18su0519) 間 投 急 ぐ 進 行 体 副 動 はやい 注 文 する はやい はやい 注 文 する 副 動 急 いでいるならはやく 注 文 して はやく 注 文 したら( 料 理 が 速 く 出 てくる) diǎn 点 023 bitii dian hua da ɡə səŋ ʧin, da ɡ ɡəd.(14G0240) 禁 止 電 話 打 つ 命 令 言 う 形 動 2 人 称 所 属 打 つ 命 令 言 う 電 話 しないでと 言 ったのに ( 叔 母 が)するがいいと 言 って dǎ 打 46

48 次 に 形 動 詞 類 の 接 尾 辞 に 関 しては 表 10 に 示 した 通 り 筆 者 のデータでは 完 了 を 表 す 接 尾 辞 səŋ 継 続 を 表 す 接 尾 辞 (ɡ)ɑɑ 4 予 定 を 表 す 接 尾 辞 (ə)x 習 慣 を 表 す 接 尾 辞 dəɡ の 用 例 が 確 認 されており( 例 ) 可 能 性 を 表 す 接 尾 辞 mɑɑr 4 と 主 体 を 表 す (ə)xʧ が 使 われた 文 は 確 認 できなかった 用 例 では 漢 語 の chè 撤 撤 去 する kāi 开 開 く huàn 换 変 える gǎo 搞 付 き 合 う にそれぞれ 接 尾 辞 の səŋ (ɡ)ɑɑ 4 (ə)x dəɡ を 直 接 後 続 させることによって 撤 去 した 開 い ている チェンジする 付 き 合 う などの 意 味 を 表 している 024 ɡəŋ xxx iiŋ tər sorɡool iiɡ che səŋ bɔl jəx ɡœxrəl.(24A0481) 特 に xxx 対 格 あの 学 校 対 格 撤 去 する 形 動 小 辞 大 きい 損 特 に xxx の 学 校 を 撤 廃 したのは 大 きな 損 失 である chè 撤 025 chu shi d ɔʧ səŋ ʧin kai ɡɑɑ ɡue bɛɛsəŋ.(08b0086) (お 正 月 の) 十 日 与 位 格 行 く 形 動 2 人 称 所 属 開 く 形 動 否 定 助 動 正 月 十 日 に 行 ったら 開 いてなかった kāi 开 026 dang ɡɑɑŋ huan əx uj d ʤiixəŋ ʧ məd əɡd əx ギア 再 帰 変 える 形 動 時 与 位 格 少 し 小 辞 分 かる 受 動 態 副 動 ɡue.(23M0567) 否 定 ギアチェンジをする 時 は( 乗 っている 人 に) 全 然 分 からない huàn 换 027 tər sɑj iiŋ tər dui xiang gao dəɡ ʧin jəə tiim あれ さっき 属 格 あの 恋 人 付 き 合 う 形 動 2 人 称 jәә そう sɑɑrmәɡ.(04g0188) 中 性 さっきの( 話 題 に 出 た) 人 もそのようなユニセックス 的 な 人 だよ gǎo 搞 しかし 筆 者 のデータに 用 例 が 確 認 されなかった mɑɑr 4 は 実 際 には 借 用 漢 語 につけ ることもでき 作 例 のような 例 が 挙 げられるが 動 作 の 主 体 を 表 す (ə)xʧ ~ をする 人 は 文 語 に 使 われることが 多 く 借 用 漢 語 につけることができない 作 例 028 と 029 では 可 能 性 を 表 す 接 尾 辞 mɑɑr 4 が zū 租 借 りる diǎn 点 注 文 する に 47

49 直 接 後 続 し 借 りたい 頼 みたい を 意 味 する 従 って チャハル 方 言 の 形 動 詞 類 の 屈 折 接 辞 は 主 に 文 語 に 使 われる 動 作 の 主 体 を 表 す (ə)xʧ を 除 けば すべての 接 尾 辞 が 借 用 漢 語 に 直 接 後 続 することができることが 分 かる 028 bii nəɡ ɡər zu məər bɛɛnɑɑ.( 作 例 ) 1SG 一 つ 家 借 りる 形 動 可 能 性 助 動 私 は 家 を 借 りたい zū 租 029 bɑs nəɡ nɔɡɔɔ dian mɑɑr bɛɛnɑɑ.( 作 例 ) もう 一 つ 料 理 注 文 する 形 動 可 能 性 助 動 もう 一 品 料 理 を 頼 みたい diǎn 点 最 後 に 副 動 詞 類 の 接 尾 辞 に 関 しては 表 10 から 分 かるように 並 列 の (ə)ʤ 分 離 の (ɡ)ɑɑd 4 条 件 の bəl 継 続 の sɑɑr 4 随 伴 の xnɑɑr 4 目 的 の xɑɑr 4 付 帯 の (ə)ŋɡoot 2 必 然 の lɑɑ 4 についてのみの 用 例 が 確 認 されており 以 下 例 にそれらの 用 例 を あげる これら 四 つの 例 文 では 漢 語 zhuī 追 追 いかける diàn 垫 埋 める zá 砸 壊 す lù 录 録 音 する tí 提 入 荷 する xià bān er 下 班 儿 退 勤 する zá 砸 壊 す にそれぞれ (ə)ʤ (ɡ)ɑɑd 4 bəl sɑɑr 4 xnɑɑr 4 xɑɑr 4 (ə)ŋɡoot 2 lɑɑ 4 を 直 接 後 続 させ 追 いかけて 埋 めて 壊 せば 録 音 している 退 勤 する 時 に 入 荷 しに 壊 そう などの 意 味 を 表 している 030 xxx bɑs xxx iiɡ zhui ʤ ɵŋɡərsəŋ sitəə.(23ar0463) xxx また xxx 対 格 追 いかける 副 動 助 動 確 認 xxx( 人 名 )も xxx( 人 名 )に 告 白 したことがあるよ zhūi 追 031 noor ɑɑŋ dian ɑɑd tɛrɑɑ tɛr əx ɡəʤiin.(21C0502) 湖 再 帰 埋 める 副 動 畑 植 える 形 動 予 定 湖 を 埋 めて 畑 を 作 ろうとしている diàn 垫 48

50 032 xən n ordɑɑr sɔɡt ɔɔd za bəl xən n ʤɑbd ədəɡ ɡən 誰 3 人 称 所 属 先 酔 う 副 動 壊 す 副 動 誰 3 人 称 所 属 間 に 合 う 形 動 伝 言 ʃuu.(06s0315) 念 押 し 先 に 酔 った 人 が 先 に 家 をめちゃめちゃにするらしいよ zá 砸 033 ən lu səər dœlɡɔɔŋ n jɛb əx jim. lu x ɡue bɔl これ 録 音 する 副 動 波 3 人 称 所 属 行 く 形 動 確 認 録 音 する 形 動 否 定 なら dœlɡɔɔŋ n jɛb əx ɡue. ən ʧiɡəəd lu ɡəəd jɑɑʤ jɑɑdəɡ 波 3 人 称 所 属 行 く 形 動 否 定 これ そして 録 音 副 動 どう どう bɔl?(16su0512) 疑 問 これ 録 音 する 時 に 波 を 打 って しない 時 には 波 を 打 たないね 録 音 したあとどうする んだろう? lù 录 034 bii xia ban er xnɑɑr ɑɑŋ bur tər iiɡ ɔl әʤ uʤ ən.(04g0187) 1SG 仕 事 帰 り 副 動 再 帰 全 部 彼 女 対 格 得 る 副 動 見 る 現 在 私 は 仕 事 帰 りにいつも 彼 女 を 見 かける xià bān er 下 班 儿 035 bɑɑbɑɑ ʧin ɵʧəɡdər əm ti xəər ɔʧ əx ɡəʤ お 父 さん 2 人 称 所 属 昨 日 薬 入 荷 する 副 動 行 く 形 動 つもり ɡənəə.(02O0363) 伝 言 お 父 さんが 昨 日 薬 を 入 荷 しに 行 くつもりだったらしい tí 提 036 xia ban er əŋɡoot ɑɑŋ xurɡ əʤ ir ən ɡəʤiisəŋ sitəə.(18su0518) 仕 事 が 終 わる 副 動 再 帰 送 る 副 動 来 る 現 在 伝 言 確 認 仕 事 が 終 わったら 持 って 来 てくれると 言 っていたよ xià bān er 下 班 儿 037 ʤɑŋ ɡɑrəɡ ɑɑd za lɑɑ ʃuu.(06s0317) 性 格 出 す 副 動 壊 す 未 来 念 押 し 暴 れだして( 店 を)めちゃめちゃにしようとしている zá 砸 49

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