目 次 1 はじめに 3 2 韓 国 の 親 権 養 育 権 制 度 の 概 要 (1) 親 権 養 育 権 に 係 る 法 令 4 (2) 親 権 に 服 する 子 4 (3) 親 権 の 帰 属 4 (4) 離 婚 後 における 親 権 者 養 育 権 者 の 分 離 分 属 6 (5) 親 権

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1 韓 国 の 親 権 監 護 権 山 梨 学 院 大 学 法 務 研 究 科 金 亮 完

2 目 次 1 はじめに 3 2 韓 国 の 親 権 養 育 権 制 度 の 概 要 (1) 親 権 養 育 権 に 係 る 法 令 4 (2) 親 権 に 服 する 子 4 (3) 親 権 の 帰 属 4 (4) 離 婚 後 における 親 権 者 養 育 権 者 の 分 離 分 属 6 (5) 親 権 行 使 親 権 者 指 定 の 基 準 6 (6) 親 権 の 効 力 6 (7) 面 会 交 流 権 7 (8) 利 害 相 反 行 為 7 (9) 親 権 の 制 限 7 3 ハーグ 条 約 に 関 わる 親 権 養 育 権 (1) 親 権 の 帰 属 10 (2) 離 婚 後 における 親 権 者 養 育 権 者 の 分 離 分 属 16 (3) 親 権 行 使 親 権 者 指 定 の 基 準 17 (4) 親 権 の 効 力 養 育 に 関 する 事 項 18 (5) 面 会 交 流 権 18 4 親 権 養 育 権 関 連 法 令 の 訳 文 (1) 養 育 権 関 連 法 令 21 (2) 親 権 関 連 法 令 24 (3) 親 権 に 関 わる 後 見 関 連 法 令 34 (4) 親 権 の 制 限 に 関 する 特 別 法 の 規 定 36 (5)ハーグ 国 際 児 童 奪 取 条 約 の 履 行 に 関 する 法 律 38 資 料 48 2

3 1 はじめに (1) 報 告 書 の 目 的 本 報 告 書 は 国 際 的 な 子 の 奪 取 の 民 事 上 の 側 面 に 関 する 条 約 ( 以 下 ハーグ 条 約 と いう )に 関 連 する 韓 国 の 親 権 監 護 権 の 概 要 および 関 連 法 令 を 紹 介 することを 目 的 とする ものである 韓 国 では 2013 年 3 月 1 日 からハーグ 条 約 が 国 内 において 発 効 しており 同 条 約 を 実 施 するための ハーグ 国 際 児 童 奪 取 条 約 の 履 行 に 関 する 法 律 が 同 日 から 施 行 さ れている ハーグ 条 約 の 締 約 国 となった 韓 国 の 親 権 監 護 権 に 係 る 関 連 法 令 は 日 本 と 韓 国 との 間 の 子 の 連 れ 去 り 事 案 において 参 照 する 必 要 性 が 高 いと 思 われるので その 資 料 と して 供 するものである (2) 記 述 の 順 序 範 囲 2 韓 国 の 親 権 養 育 権 制 度 の 概 要 においては 韓 国 の 親 権 養 育 権 の 概 要 および 関 連 法 令 を 概 観 する それを 踏 まえ 3 ハーグ 条 約 に 関 わる 親 権 養 育 権 においては 国 際 的 な 子 の 連 れ 去 りの 事 案 で 親 権 のうちの 養 育 に 関 する 事 項 ないしは 養 育 権 が 問 題 とな ることから これらに 関 する 関 連 法 令 に 限 定 して 検 討 する 最 後 の 4 親 権 監 護 権 関 連 法 令 の 訳 文 においては 関 連 法 令 の 和 訳 とその 原 文 を 収 録 した ところで 韓 国 法 においても 親 権 という 用 語 が 用 いられているが 日 本 法 における 監 護 権 という 用 語 は 用 いられていない 監 護 権 に 相 当 する 韓 国 法 上 の 概 念 は 養 育 権 というものである 本 報 告 書 では 監 護 権 ではなく 養 育 権 の 用 語 を 用 いるこ ととする また 韓 国 の 親 権 養 育 権 に 係 る 関 連 法 令 の 訳 出 に 際 しては その 意 味 を 損 じ ない 範 囲 で 日 本 の 法 令 用 語 法 に 従 って 訳 出 したが 韓 国 の 法 令 用 語 を 示 す 必 要 がある 箇 所 は 括 弧 内 に 日 本 の 法 令 用 語 に 対 応 する 韓 国 のそれを 示 したことも 併 せてお 断 りして おく なお 本 報 告 書 で 紹 介 する 韓 国 民 法 は 2014 年 12 月 30 日 法 律 第 号 による 一 部 改 正 ( 同 日 より 施 行 )までのものである 3

4 2 韓 国 の 親 権 養 育 権 制 度 の 概 要 (1) 親 権 養 育 権 に 係 る 法 令 1 実 体 法 親 権 と 養 育 権 に 係 る 実 体 法 は 民 法 である 親 権 については 韓 国 民 法 第 4 編 親 族 第 4 章 父 母 と 子 第 3 節 親 権 ( 韓 国 民 法 第 909 条 ~ 第 927 条 の 2 以 下 条 数 のみを 示 すものは 韓 国 民 法 の 条 文 である )が その 帰 属 行 使 の 基 準 効 力 喪 失 等 について 定 めている 親 権 の 制 限 については 民 法 のほかにも 児 童 福 祉 法 第 18 条 家 庭 暴 力 犯 罪 の 処 罰 等 に 関 する 特 例 法 第 40 条 のような 特 別 法 にも 規 定 がおかれている(4(4) 参 照 ) 他 方 養 育 権 については 同 編 第 3 章 婚 姻 第 5 節 離 婚 第 1 款 協 議 上 の 離 婚 の 規 定 中 の 第 837 条 が 協 議 離 婚 をしようとする 夫 婦 は 離 婚 後 における 子 の 養 育 に 関 する 事 項 の 一 つとして 養 育 者 を 協 議 で 決 定 しなければならない 旨 定 めているが 養 育 権 の 効 力 等 に ついての 規 定 は 存 在 しない 2 手 続 法 親 権 養 育 権 をめぐる 紛 争 を 解 決 するための 手 続 法 は 家 事 訴 訟 法 である 親 権 養 育 1 権 に 関 する 事 件 は 家 事 訴 訟 法 上 のマ[마] 類 非 訟 事 件 2 に 分 類 されており( 家 事 審 判 法 第 2 条 第 1 項 第 2 号 ナ[나] 目 ) 調 停 前 置 主 義 の 適 用 がある( 同 法 第 50 条 ) (2) 親 権 に 服 する 子 未 成 年 の 子 である( 第 909 条 第 1 項 ) ただし 未 成 年 の 子 が 婚 姻 した 場 合 には 成 年 に 達 したものとみなされる( 第 826 条 の 2)ので 親 権 から 離 脱 する 成 年 に 達 する 前 に 婚 姻 が 解 消 した 場 合 には 親 権 に 服 さないと 解 されている 3 親 権 の 代 行 を 定 めた 第 910 条 の 規 定 は 婚 姻 していない 未 成 年 の 子 が 子 をもうけたときにのみ 適 用 がある なお 韓 国 の 成 年 年 齢 は 19 歳 である (3) 親 権 の 帰 属 親 権 の 帰 属 行 使 については 日 本 法 と 同 様 に 子 が 嫡 出 子 か 非 嫡 出 子 か 前 者 につい ては 婚 姻 中 か 婚 姻 の 解 消 後 かで 異 なる 親 権 の 帰 属 態 様 をまとめると 下 表 のとおりであ る 1 家 事 事 件 の 解 決 のための 手 続 を 定 めた 法 律 である 日 本 の 家 事 事 件 手 続 法 と 人 事 訴 訟 法 と を 一 本 化 した 法 律 である 2 マ[마] 類 非 訟 事 件 とは 日 本 の 家 事 事 件 手 続 法 の 別 表 第 2 に 相 当 する 事 件 類 型 である 3 金 疇 壽 = 金 相 瑢 親 族 相 続 法 第 10 版 387 頁 ( 法 文 社 2011) 4

5 婚 姻 中 嫡 出 婚 姻 子 解 消 帰 後 属 非 嫡 出 子 親 権 者 の 変 更 父 母 の 共 同 親 権 ( 第 909 条 第 1 項 ) 共 同 行 使 ( 同 条 第 2 項 本 文 )である 父 母 の 意 見 が 不 一 致 の 場 合 には 家 庭 法 院 が 定 める( 同 条 第 2 項 ただし 書 ) 父 母 の 一 方 が 行 使 不 可 能 の 場 合 には 他 の 一 方 が 行 使 する( 同 条 第 3 項 ) 協 議 離 婚 の 場 合 には 父 母 の 協 議 により 単 独 親 権 と 共 同 親 権 のいずれかに 定 めることがで き( 第 909 条 第 4 項 本 文 ) また 親 権 者 とは 別 に 養 育 者 を 定 めることもできる( 第 837 条 第 2 項 ) これらの 協 議 が 調 った 場 合 には 子 の 養 育 及 び 親 権 者 決 定 に 関 する 協 議 書 を 家 庭 法 院 の 審 判 により 定 まった 場 合 にはその 審 判 書 正 本 を 提 出 しなければ 家 庭 法 院 による 協 議 離 婚 意 思 確 認 を 受 けることができず( 第 836 条 の 2 第 4 項 ) 協 議 離 婚 4 をすることができ ない 上 記 の 協 議 が 子 の 福 利 に 反 する 場 合 には 家 庭 法 院 による 補 正 命 令 または 職 権 による 指 定 が 可 能 である( 第 909 条 第 4 項 ただし 書 ) 裁 判 離 婚 婚 姻 の 取 消 しまたは 認 知 の 訴 えの 場 合 にも 裁 判 所 が 職 権 で 定 める( 同 条 第 4 項 本 文 ) 認 知 されていない 子 については 母 の 単 独 親 権 である 父 により 任 意 認 知 された 子 については 父 母 の 協 議 で 定 め( 第 909 条 第 4 項 本 文 ) その 協 議 が 子 の 福 利 に 反 する 場 合 には 家 庭 法 院 による 補 正 命 令 または 職 権 による 指 定 が 可 能 ( 同 条 第 4 項 ただし 書 ) 認 知 の 訴 えが 提 起 された 場 合 には 家 庭 法 院 が 職 権 で 定 める( 同 条 第 5 項 ) 婚 姻 していない 未 成 年 者 が 非 嫡 出 子 をもうけた 場 合 その 非 嫡 出 子 の 親 権 は 当 該 未 成 年 者 の 父 母 が 代 行 する( 第 910 条 ) 家 庭 法 院 は 子 の 福 利 のために 必 要 と 認 められるときは 子 の 四 親 等 内 の 親 族 の 請 求 により 親 権 者 を 他 の 一 方 に 変 更 することができる( 第 909 条 第 6 項 ) 親 権 の 帰 属 については 上 記 のほか 離 婚 後 に 単 独 親 権 者 となった 父 母 の 一 方 が 死 亡 し た 場 合 または 親 権 喪 失 の 宣 告 を 受 けた 場 合 縁 組 ( 韓 国 法 では 入 養 という )の 取 消 もしくは 離 縁 ( 韓 国 法 では 罷 養 という ) または 養 親 の 双 方 が 死 亡 した 場 合 等 にも 問 題 となるが この 場 合 には 第 909 条 の 2 および 第 927 条 の 2 の 各 規 定 により 処 理 され 4 日 本 と 韓 国 の 協 議 離 婚 制 度 の 主 な 相 違 点 として 韓 国 法 では 1 家 庭 法 院 による 協 議 離 婚 意 思 確 認 を 受 けなければならないこと( 第 836 条 第 1 項 ) 2 協 議 離 婚 意 思 確 認 を 受 けるま で 離 婚 熟 慮 期 間 があること( 原 則 として 養 育 すべき 子 がいる 場 合 は 3 月 それ 以 外 の 場 合 は 1 月 )があること( 第 836 条 の 2 第 2 項 ) 3 協 議 離 婚 意 思 確 認 を 受 けるまでに 子 の 養 育 に 関 する 事 項 ( 養 育 者 の 決 定 養 育 費 の 負 担 面 会 交 流 の 有 無 及 びその 方 法 )および 親 権 者 決 定 に 関 する 協 議 書 を 提 出 しなければならないこと の 3 点 を 挙 げることができる 協 議 離 婚 の 手 続 に 家 庭 法 院 が 積 極 的 に 介 入 する 点 で 実 質 的 には 裁 判 離 婚 に 近 い 運 用 がなさ れているといえる 5

6 る なお 制 限 行 為 能 力 者 は 親 権 者 となることができないと 解 されている 5 (4) 離 婚 後 における 親 権 者 養 育 権 者 の 分 離 離 婚 に 際 しては 父 母 の 協 議 または 家 庭 法 院 の 職 権 で 単 独 親 権 と 共 同 親 権 のいずれか に 定 めることができ また 親 権 者 とは 別 に 養 育 者 を 定 めることもできる その 結 果 離... 婚 後 における 親 権 養 育 権 の 帰 属 については 解 釈 上 ア 父 母 の 一 方 が 親 権 者 兼 養 育 権 者 イ 父 母 の 一 方 が 親 権 者 他 方 が 養 育 権 者 ( 非 親 権 者 ) ウ 父 母 が 共 同 親 権 者 そのうちの 一 方 が 養 育 権 者 エ 父 母 の 共 同 親 権 者 兼 共 同 養 育 権 者 の 4 つの 類 型 があり 得 ることとなる このように 離 婚 後 における 親 権 と 養 育 権 の 帰 属 について 4 つの 類 型 があり 得 るとはいえ 実 際 には 離 婚 後 における 子 の 主 たる 養 育 は 父 母 の 一 方 が 行 うことになる 現 に 子 を 養 育 している 養 育 者 の 権 限 の 内 容 については 明 文 の 規 定 が 存 在 しないが 判 例 6 は 子 の 養 育 者 と 指 定 された 者 は 子 の 養 育 教 育 に 必 要 な 居 所 の 指 定 不 当 に 子 を 拘 束 している 者 に 対 する 引 渡 請 求 ないしは 養 育 権 妨 害 に 対 する 妨 害 排 除 請 求 等 をすることができ ると 解 し ており これは 親 権 にも 優 先 するとしている (5) 親 権 行 使 親 権 者 指 定 の 基 準 子 の 福 利 を 優 先 的 に 考 慮 しなければならない( 第 912 条 ) 同 条 の 規 定 は 家 庭 法 院 が 親 権 者 を 指 定 する 際 にも 子 の 福 利 を 優 先 的 に 考 慮 しなければならず そのために 関 連 分 野 の 専 門 家 や 社 会 福 祉 機 関 に 諮 問 することができると 定 めている (6) 親 権 の 効 力 親 権 の 効 力 は 子 の 養 育 に 関 する 事 項 と 財 産 に 関 する 事 項 とに 大 別 されるが 親 権 の 本 質 をなすのは 前 者 である すなわち 親 権 者 は 子 を 保 護 し 教 養 する 権 利 義 務 を 有 する ( 第 913 条 )が これは 親 権 者 は 子 を 身 体 的 にも 精 神 的 にも 健 やかに 育 てる 義 務 と 権 利 を 有 するということを 意 味 するものであり 親 権 の 本 質 的 な 内 容 であると 解 されている 7 こ の 保 護 教 養 の 権 利 義 務 から 派 生 するものとして 条 文 上 居 所 指 定 権 ( 第 914 条 ) 懲 戒 権 ( 第 915 条 )があるほか 判 例 上 のものとして 正 当 な 権 限 がないにもかかわらず 子 を 養 育 している 第 三 者 に 対 する 子 の 引 渡 請 求 権 子 の 医 療 行 為 に 対 する 同 意 権 8 がある なお 未 成 年 の 子 の 身 分 行 為 に 対 する 同 意 権 は 親 権 者 としてではなく 父 母 の 資 格 において 行 うものである 他 方 財 産 に 関 するものとしては 親 権 者 は 未 成 年 の 子 の 法 定 代 理 人 として( 第 911 条 ) 5 金 疇 壽 = 金 相 瑢 註 釈 民 法 [ 親 族 3] 第 4 版 400 頁 ( 韓 国 司 法 行 政 学 会 2010) 6 韓 国 大 法 院 1985 年 2 月 26 日 判 決 7 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)389 頁 8 ソウル 東 部 地 方 法 院 2010 年 10 月 21 日 決 定 6

7 財 産 管 理 権 ( 第 916 条 ) 法 律 行 為 のうちの 財 産 に 関 する 法 律 行 為 の 代 理 権 ( 第 920 条 )を 有 する (7) 面 会 交 流 権 韓 国 では 面 会 交 流 権 が 子 を 直 接 養 育 しない 父 母 の 一 方 および 子 の 権 利 として 規 定 され ており( 第 837 条 の 2) 子 にも 面 会 交 流 権 の 権 利 主 体 性 を 認 めている しかしながら 子 が 9 面 会 交 流 権 を 行 使 するための 手 続 は 規 定 されていない( 家 事 訴 訟 規 則 第 99 条 第 1 項 参 照 ) また 条 文 上 第 三 者 の 面 会 交 流 権 も 認 められていない 面 会 交 流 権 の 法 的 性 質 については 養 育 権 の 一 部 と 解 するのが 通 説 のようであり 10 面 会 交 流 に 関 する 制 限 および 排 除 に 関 する 事 件 を 養 育 に 関 する 処 分 事 件 と 並 んでマ[마] 類 非 訟 事 件 として 規 定 している 家 事 訴 訟 法 も 同 様 の 理 解 にたっているものと 解 されている 11 (8) 利 害 相 反 行 為 利 害 相 反 行 為 は 日 本 民 法 第 826 条 のいう 利 益 相 反 行 為 と 同 じ 概 念 である 法 定 代 理 人 たる 親 権 者 とその 親 権 に 服 する 子 との 利 害 が 相 反 する 行 為 については その 子 の 特 別 代 理 人 を 選 任 しなければならない( 第 921 条 第 1 項 ) また その 親 権 に 服 する 子 が 数 人 い る 場 合 において 数 人 の 子 の 一 方 の 不 利 益 となり 他 方 の 利 益 となる 行 為 についても そ の 一 方 の 特 別 代 理 人 を 選 任 しなければならない( 同 条 第 2 項 ) 12 利 害 相 反 の 判 断 基 準 について 判 例 は 専 らその 行 為 自 体 を 客 観 的 に 観 察 して 判 断 すべ きものであって その 行 為 の 動 機 や 縁 由 を 考 慮 して 判 断 すべきでない としている (9) 親 権 の 制 限 1 親 権 の 制 限 制 度 の 概 要 親 権 の 制 限 制 度 には ア 親 権 者 の 同 意 に 代 わる 裁 判 ( 第 922 条 の 2) イ 親 権 の 一 時 停 止 ( 第 924 条 ) ウ 親 権 の 一 部 制 限 ( 第 924 条 の 2)およびエ 親 権 または 管 理 権 の 喪 失 がある このうち アイウは 児 童 虐 待 の 防 止 を 目 的 としてなされた 2014 年 の 改 正 ( 法 律 第 号 )により 導 入 されたものであり 2015 年 10 月 16 日 より 施 行 される なお アからエま での 関 係 であるが 親 権 喪 失 の 宣 告 は 最 終 的 な 手 段 であって 第 922 条 の 2 の 規 定 による 親 権 者 の 同 意 に 代 わる 裁 判 あるいはその 他 の 措 置 によるべきであり これらによっても 子 の 保 護 をはかることができない 場 合 に 親 権 の 一 時 停 止 または 一 部 制 限 を 活 用 すべきであ 9 家 事 訴 訟 規 則 第 99 条 ( 当 事 者 ) 1 子 の 養 育 に 関 する 処 分 及 び 変 更 面 会 交 流 権 の 制 限 及 び 排 除 並 びに 親 権 者 の 指 定 及 び 変 更 に 関 する 審 判 は 父 母 の 一 方 が 他 方 を 相 手 方 として 請 求 しなければならない [ 第 2 項 略 ] 10 金 疇 壽 面 接 交 渉 権 朴 秉 濠 教 授 還 暦 記 念 Ⅰ 家 族 法 学 論 叢 277 頁 ( 博 英 社 1991) 11 金 演 面 接 交 渉 権 に 関 する 手 続 的 問 題 点 と 最 近 の 動 向 民 事 訴 訟 第 11 巻 第 2 号 367 頁 12 韓 国 大 法 院 2002 年 1 月 11 日 判 決 7

8 ると 定 められている( 第 925 条 の 2) 2 親 権 者 の 同 意 に 代 わる 裁 判 親 権 者 の 同 意 に 代 わる 裁 判 制 度 とは 親 権 者 の 同 意 が 必 要 な 行 為 について 親 権 者 が 正 当 な 理 由 なく 同 意 をしないことにより 子 の 生 命 身 体 または 財 産 に 重 大 な 損 害 が 生 じるお それがある 場 合 は 家 庭 法 院 が 子 子 の 親 族 検 事 または 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 親 権 者 の 同 意 に 代 わる 裁 判 をすることができるというものである( 第 922 条 の 2) この 制 度 が 導 入 された 背 景 には エホバの 証 人 の 信 者 である 親 権 者 が 先 天 性 心 臓 病 に 罹 患 した 子 に 対 する 輸 血 を 伴 う 手 術 を 拒 否 したため 病 院 側 が 親 権 者 に 対 し 診 療 業 務 13 妨 害 禁 止 等 の 仮 処 分 を 求 めたという 事 例 がある 同 事 例 において 裁 判 所 は 宗 教 上 の 理 由 による 輸 血 拒 否 は 正 当 な 親 権 の 行 使 の 範 囲 を 超 えるものとしてその 効 力 を 認 めることが できないとした 上 で 意 思 能 力 を 有 しない 子 に 対 する 診 療 行 為 が 緊 急 かつ 必 須 になされな ければならない 状 況 において 親 権 者 がないとき または 親 権 者 が 親 権 を 濫 用 してその 診 療 行 為 を 拒 否 しているときは 医 療 側 は 客 観 的 合 理 的 な 資 料 に 基 づき 意 思 能 力 を 有 しない 子 の 意 思 を 推 定 し 限 定 的 かつ 必 須 とされる 範 囲 内 において 必 要 な 診 療 行 為 を 行 い 得 ると 解 すべきであると 判 示 した 親 権 者 の 同 意 が 必 要 な 行 為 としては 上 記 の 子 の 医 療 行 為 に 対 する 同 意 のほか 子 の 財 産 行 為 に 対 する 同 意 権 ( 第 5 条 第 1 項 )が 考 えられるが 実 際 には 医 療 行 為 に 対 する 同 意 以 外 は 適 用 場 面 がないように 思 われる 3 親 権 の 一 時 停 止 家 庭 法 院 は 父 または 母 が 親 権 を 濫 用 して 子 の 福 祉 を 著 しく 害 しまたは 害 するおそれが ある 場 合 には 子 子 の 親 族 検 事 または 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により その 親 権 の 一 時 停 止 を 宣 告 することができる( 第 924 条 第 1 項 ) 停 止 の 期 間 は 2 年 を 超 えることができないが( 同 条 第 2 項 ) 延 長 が 必 要 であると 認 めら れるときは 1 回 に 限 り 2 年 を 超 えない 範 囲 で 延 長 することができる( 同 条 第 3 項 ) 延 長 が 可 能 な 点 が 日 本 の 親 権 停 止 制 度 と 異 なるところである 4 親 権 の 一 部 制 限 家 庭 法 院 は 居 所 の 指 定 懲 戒 その 他 身 上 に 関 する 決 定 などの 特 定 の 事 項 について 親 権 者 が 親 権 を 行 使 することが 困 難 な 場 合 または 不 適 当 な 事 由 があるために 子 の 福 祉 を 害 し 又 は 害 するおそれがある 場 合 には 子 子 の 親 族 検 事 または 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 具 体 的 な 範 囲 を 定 めて 親 権 の 宣 言 を 宣 告 することができる( 第 924 条 の 2) 日 本 と 異 なり 韓 国 では 親 権 の 効 力 の 一 部 制 限 制 度 を 導 入 している もっとも 制 限 さ れる 範 囲 の 具 体 的 な 定 め 方 一 部 制 限 の 公 示 方 法 などについては 現 段 階 では 議 論 されて いないようである 13 前 掲 注 (8) 8

9 5 親 権 の 消 滅 事 由 親 権 の 消 滅 事 由 は 絶 対 的 消 滅 事 由 と 相 対 的 消 滅 事 由 ( 既 存 の 親 権 者 の 親 権 が 消 滅 して 他 の 者 が 親 権 者 となる 場 合 または 後 見 が 開 始 する 場 合 )とに 分 けることができる それぞれの 消 滅 事 由 をまとめると 下 表 のとおりである 絶 対 的 消 滅 事 由 子 が 死 亡 したときまたは 失 踪 宣 告 を 受 けたとき 子 が 成 年 に 達 したとき 子 が 婚 姻 したとき( 第 836 条 の 2) 相 対 的 消 滅 事 由 単 独 親 権 者 が 死 亡 したときまたは 失 踪 宣 告 を 受 けたとき 第 909 条 の 2 で 処 理 縁 組 の 無 効 もしくは 取 消 しまたは 離 縁 のとき 第 909 条 の 2 で 処 理 子 が 他 の 者 の 養 子 となったとき 親 権 者 が 親 権 を 行 使 することができないとき 離 婚 後 父 母 の 一 方 が 単 独 親 権 者 となったとき 非 嫡 出 子 が 実 父 に 認 知 され 父 母 の 協 議 または 家 庭 法 院 の 職 権 で 実 父 が 親 権 者 となったとき 家 庭 法 院 の 審 判 により 親 権 者 が 変 更 されたとき 親 権 者 が 親 権 喪 失 の 宣 告 を 受 けたとき 第 927 条 の 2 で 処 理 親 権 者 が 財 産 に 関 する 法 律 行 為 の 代 理 権 または 財 産 管 理 権 を 辞 した とき 第 927 条 の 2 で 処 理 6 親 権 の 制 限 喪 失 辞 任 回 復 親 権 の 喪 失 辞 任 回 復 に 関 する 規 定 をまとめると 下 表 のとおりである 原 因 請 求 権 者 親 権 喪 失 親 権 を 濫 用 して 子 の 福 祉 を 著 しく 害 しまたは 害 するおそれの 14 子 子 の 親 族 検 事 または あるとき( 第 924 条 第 1 項 ) 地 方 自 治 体 の 長 親 権 制 限 親 権 者 の 同 意 に 代 わる 裁 判 ( 第 922 条 の 2) 子 子 の 親 族 検 事 または 地 親 権 の 一 時 停 止 ( 第 924 条 第 1 項 ) 方 自 治 体 の 長 親 権 の 一 部 制 限 ( 第 924 条 の 2) 管 理 権 喪 失 不 適 当 な 管 理 により 子 の 財 産 を 危 うくしたとき( 第 925 条 ) 子 の 親 族 検 事 または 地 方 自 治 体 の 長 喪 失 制 限 本 人 子 子 の 親 族 検 事 ま 上 記 の 各 原 因 が 消 滅 したとき( 第 926 条 ) の 取 消 し たは 地 方 自 治 体 の 長 辞 任 回 復 辞 任 : 正 当 な 事 由 があるときは 財 産 行 為 の 代 理 権 管 理 権 14 第 777 条 の 定 める 親 族 の 範 囲 は 8 親 等 以 内 の 血 族 ( 同 条 第 1 号 ) 4 親 等 以 内 の 姻 族 ( 同 条 第 2 号 ) 及 び 配 偶 者 ( 同 条 第 3 号 )である 9

10 の 辞 退 が 可 能 ( 第 927 条 第 1 項 ) 回 復 : 上 記 事 由 の 消 滅 したとき( 第 927 条 第 2 項 ) 3 ハーグ 条 約 に 関 わる 親 権 養 育 権 本 章 では 国 際 的 な 子 の 連 れ 去 りの 事 案 では 親 権 のうちの 養 育 に 関 する 事 項 と 養 育 権 が 問 題 となることから これらに 関 わる 関 連 法 令 に 限 定 して 検 討 する (1) 親 権 の 帰 属 第 909 条 ( 親 権 者 ) 1 父 母 は 未 成 年 子 の 親 権 者 となる 養 子 の 場 合 には 養 父 母 が 親 権 者 となる < 本 項 改 正 > 2 親 権 は 父 母 が 婚 姻 中 のときは 父 母 が 共 同 でこれを 行 使 する ただし 父 母 の 意 見 が 一 致 しないときは 当 事 者 の 請 求 により 家 庭 法 院 がこれを 定 める 3 父 母 の 一 方 が 親 権 を 行 使 することができないときは 他 の 一 方 がこれを 行 使 する 4 婚 姻 外 の 子 が 認 知 された 場 合 及 び 父 母 が 離 婚 する 場 合 には 父 母 の 協 議 により 親 権 者 を 定 めなければならず 協 議 をすることができないとき 又 は 協 議 が 調 わないときは 法 院 は 職 権 で 又 は 当 事 者 の 請 求 により 親 権 者 を 指 定 しなければならない ただし 父 母 の 協 議 が 子 の 福 利 に 反 するときは 家 庭 法 院 は 補 正 を 命 じ 又 は 職 権 で 親 権 者 を 定 め る < 本 項 改 正 > 5 家 庭 法 院 は 婚 姻 の 取 消 し 裁 判 上 の 離 婚 又 は 認 知 の 訴 えの 場 合 職 権 で 親 権 者 を 定 め る < 本 項 改 正 > 6 家 庭 法 院 は 子 の 福 利 のために 必 要 と 認 められるときは 子 の 4 親 等 内 の 親 族 の 請 求 に より 定 められた 親 権 者 を 他 の 一 方 に 変 更 することができる < 本 項 新 設 > [ 全 文 改 正 ] 第 909 条 の 2( 親 権 者 の 指 定 等 ) 1 第 909 条 第 4 項 ないし 第 6 項 の 規 定 により 単 独 親 権 者 と 定 められた 父 母 の 一 方 が 死 亡 した 場 合 生 存 する 父 若 しくは 母 未 成 年 者 又 は 未 成 年 者 の 親 族 は その 事 実 を 知 った 日 から 1 か 月 死 亡 の 日 から 6 か 月 以 内 に 生 存 する 父 又 は 母 を 親 権 者 と 定 めることを 家 庭 法 院 に 請 求 することができる 2 縁 組 の 取 消 し 若 しくは 離 縁 の 場 合 又 は 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 場 合 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 未 成 年 者 又 は 未 成 年 者 の 親 族 は その 事 実 を 知 った 日 から 1 か 月 縁 組 の 取 消 し 若 しくは 離 縁 の 日 又 は 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 日 から 6 か 月 以 内 に 実 父 母 の 一 方 又 は 双 方 を 親 権 者 と 定 めることを 家 庭 法 院 に 請 求 することができる ただし 親 養 子 10

11 の 養 父 母 が 死 亡 した 場 合 は この 限 りでない 3 前 二 項 の 期 間 内 に 親 権 者 変 更 の 請 求 がないときは 家 庭 法 院 は 職 権 で 又 は 未 成 年 者 未 成 年 者 の 親 族 利 害 関 係 人 検 事 若 しくは 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 未 成 年 後 見 人 を 選 任 することができる この 場 合 において 生 存 する 父 若 しくは 母 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 の 所 在 が 知 れない 場 合 又 はその 者 が 正 当 な 事 由 がないにもかかわらず 召 喚 に 応 じない 場 合 を 除 き その 者 に 意 見 を 陳 述 する 機 会 を 与 えなければならない 4 家 庭 法 院 は 第 1 項 又 は 第 2 項 の 規 定 による 親 権 者 変 更 の 請 求 又 は 前 項 の 規 定 による 後 見 人 選 任 の 請 求 が 生 存 する 父 若 しくは 母 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 の 養 育 意 思 養 育 能 力 請 求 の 動 機 未 成 年 者 の 意 思 その 他 の 事 情 を 考 慮 し 未 成 年 者 の 福 利 のため に 適 切 でないと 認 められるときは 請 求 を 棄 却 することができる この 場 合 において 家 庭 法 院 は 職 権 で 未 成 年 後 見 人 を 選 任 し 又 は 生 存 する 父 若 しくは 母 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 を 親 権 者 と 定 めなければならない 5 家 庭 法 院 は 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 職 権 で 又 は 未 成 年 者 未 成 年 者 の 親 族 利 害 関 係 人 検 事 若 しくは 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 前 四 項 の 規 定 により 親 権 者 が 定 められ 又 は 未 成 年 後 見 人 が 選 任 されるまでの 間 その 任 務 を 代 行 する 者 を 選 任 することができる この 場 合 において その 任 務 を 代 行 する 者 については 第 25 条 及 び 第 954 条 の 規 定 を 準 用 する 一 単 独 親 権 者 が 死 亡 した 場 合 二 縁 組 の 取 消 し 又 は 離 縁 の 場 合 三 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 場 合 6 家 庭 法 院 は 第 3 項 又 は 第 4 項 の 規 定 により 未 成 年 後 見 人 が 選 任 された 場 合 であっても 未 成 年 後 見 人 の 選 任 後 養 育 状 況 若 しくは 養 育 能 力 の 変 動 未 成 年 者 の 意 思 その 他 事 情 を 考 慮 し 未 成 年 者 の 福 利 のために 必 要 なときは 生 存 する 父 若 しくは 母 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 又 は 未 成 年 者 の 請 求 により 後 見 を 終 了 させ 生 存 する 父 又 は 母 実 父 母 の 一 方 又 は 双 方 を 親 権 者 に 指 定 することができる [ 本 条 新 設 ] 第 927 条 の 2( 親 権 喪 失 と 親 権 者 の 指 定 等 ) 1 第 909 条 第 4 項 ないし 第 6 項 の 規 定 によ り 単 独 親 権 者 となった 父 若 しくは 母 又 は 養 父 母 ( 親 養 子 の 養 父 母 を 除 く )の 双 方 に 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 事 由 があるときは 第 909 条 の 2 第 1 項 及 び 第 3 項 ないし 第 5 項 の 規 定 を 準 用 する ただし 第 2 号 及 び 第 3 号 の 場 合 にあっては 新 たに 定 められ た 親 権 者 又 は 未 成 年 後 見 人 の 任 務 は 未 成 年 者 の 財 産 に 関 する 行 為 に 限 る 改 正 一 第 924 条 の 規 定 による 親 権 喪 失 の 宣 告 があった 場 合 一 の 二 第 924 条 の 規 定 による 親 権 の 一 時 停 止 の 宣 告 があった 場 合 11

12 一 の 三 第 924 条 の 2 の 規 定 による 親 権 の 一 部 制 限 の 宣 告 があった 場 合 二 第 925 条 の 規 定 による 代 理 権 及 び 財 産 管 理 権 喪 失 の 宣 告 があった 場 合 三 第 927 条 第 1 項 の 規 定 により 代 理 権 及 び 財 産 管 理 権 を 辞 した 場 合 四 所 在 不 明 等 親 権 を 行 使 することのできない 重 大 な 事 由 がある 場 合 2 家 庭 法 院 は 前 項 の 規 定 により 親 権 者 が 定 められ 又 は 未 成 年 後 見 人 が 選 任 された 後 に 単 独 親 権 者 であった 父 又 は 母 養 父 母 の 一 方 又 は 双 方 に 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 事 由 があるときは その 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 未 成 年 者 又 は 未 成 年 者 の 親 族 の 請 求 に より 親 権 者 を 新 たに 定 めることができる 一 第 926 条 の 規 定 により 失 権 の 回 復 が 宣 告 された 場 合 二 第 927 条 第 2 項 の 規 定 により 辞 した 権 利 を 回 復 した 場 合 三 所 在 が 不 明 であった 父 又 は 母 が 発 見 される 等 親 権 を 行 使 することができるように なった 場 合 [ 本 条 新 設 ] 1 婚 姻 中 の 場 合 父 母 が 婚 姻 中 の 場 合 には 共 同 で 親 権 を 行 使 する( 第 909 条 第 1 項 同 条 第 2 項 本 文 ) 父 母 の 意 見 が 一 致 しない 場 合 には 家 庭 法 院 が 定 め( 同 条 第 2 項 ただし 書 ) 父 母 の 一 方 が 親 権 を 行 使 することができない 場 合 には 他 の 一 方 が 行 使 する( 同 条 第 3 項 ) 親 権 を 行 使 することができない 場 合 としては 事 実 上 行 使 が 不 可 能 な 場 合 と 法 律 上 行 使 が 不 可 能 な 場 合 がり 前 者 の 例 としては 長 期 不 在 心 神 喪 失 重 度 の 病 気 に 罹 患 している 場 合 等 が 後 者 の 例 としては 親 権 喪 失 の 宣 告 を 受 けている 場 合 や 親 権 行 使 禁 止 の 仮 処 分 決 定 がなさ れている 場 合 等 が 指 摘 されている 15 2 離 婚 の 場 合 父 母 が 協 議 離 婚 をする 場 合 には 父 母 の 協 議 により 単 独 親 権 と 共 同 親 権 のいずれかに 16 定 めることができる( 第 909 条 第 4 項 本 文 ) その 協 議 が 調 った 場 合 には 子 の 養 育 及 び 親 権 者 決 定 に 関 する 協 議 書 を 家 庭 法 院 の 審 判 により 定 まった 場 合 にはその 審 判 書 正 本 を 提 出 しなければ 家 庭 法 院 による 協 議 離 婚 意 思 確 認 を 受 けることができず( 第 836 条 の 2 第 4 項 ) 協 議 離 婚 をすることができなくなる 上 記 の 協 議 が 子 の 福 利 に 反 する 場 合 には 家 庭 法 院 は 補 正 を 命 じ または 職 権 で 指 定 することができる( 第 909 条 第 4 項 ただし 書 ) 裁 判 離 婚 婚 姻 の 取 消 しまたは 認 知 の 訴 えの 場 合 には 裁 判 所 が 職 権 で 子 の 養 育 に 関 す 15 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)377 頁 16 協 議 が 義 務 づけられている 子 の 養 育 に 関 する 事 項 は 養 育 者 の 決 定 養 育 費 の 負 担 面 会 交 流 権 の 行 使 の 有 無 及 びその 方 法 の 3 つである( 第 837 条 第 2 項 ) 12

13 る 事 項 および 親 権 者 を 定 める( 同 条 第 4 項 本 文 )が 子 の 福 利 を 考 慮 し 単 独 親 権 と 共 同 親 権 のいずれもあり 得 る 17 もっとも 韓 国 の 家 事 訴 訟 法 第 25 条 第 1 項 は 未 成 年 の 子 のい る 夫 婦 間 の 婚 姻 の 取 消 しまたは 裁 判 離 婚 の 請 求 を 審 理 するときは 請 求 が 認 容 される 場 合 に 備 え 父 母 に 対 し 未 成 年 の 子 の 親 権 者 となる 者 および 未 成 年 の 子 の 養 育 と 面 会 交 流 権 について 協 議 をするよう 勧 告 しなければならない 旨 定 めており 裁 判 手 続 の 中 で 父 母 の 協 議 を 完 全 に 排 除 しているわけではない 3 離 婚 後 単 独 親 権 者 が 死 亡 した 場 合 18 離 婚 後 に 単 独 親 権 者 と 定 められた 父 母 の 一 方 が 死 亡 した 場 合 につき 従 来 の 判 例 は 生 存 する 他 の 一 方 が 当 然 に 親 権 者 となると 解 していた これは 生 存 する 父 母 の 一 方 は 親 権 そのものを 失 うわけではなく その 行 使 が 停 止 されていたからという 解 釈 に 基 づくもので あったが これに 対 しては 生 存 する 父 母 の 一 方 の 親 権 者 としての 適 格 性 が 確 認 できない という 批 判 が 加 えられていた 19 そこで 2011 年 の 民 法 改 正 により 第 909 条 の 2 が 新 設 され 単 独 親 権 者 と 定 められた 父 母 の 一 方 が 死 亡 した 場 合 には 生 存 する 父 もしくは 母 未 成 年 者 または 未 成 年 者 の 親 族 は その 事 実 を 知 った 日 から 1 か 月 死 亡 の 日 から 6 か 月 以 内 に 生 存 する 父 または 母 を 親 権 者 に 定 めることを 家 庭 法 院 に 請 求 することができるものとし( 同 条 第 1 項 ) 生 存 親 が 親 権 者 として 適 格 かどうかを 家 庭 法 院 でチェックすることができるようになった 上 記 の 期 間 内 に 親 権 者 変 更 の 請 求 がないときは 家 庭 法 院 は 職 権 でまたは 未 成 年 者 未 成 年 者 の 親 族 利 害 関 係 人 検 事 もしくは 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 未 成 年 後 見 人 を 選 任 するこ とができる( 同 条 第 3 項 前 段 ) この 場 合 生 存 する 父 もしくは 母 実 父 母 の 一 方 もしくは 双 方 の 所 在 が 知 れない 場 合 またはその 者 が 正 当 な 事 由 がないにもかかわらず 召 喚 に 応 じ ない 場 合 を 除 き その 者 に 意 見 を 陳 述 する 機 会 を 与 えなければならない( 同 項 後 段 ) これ は 父 母 の 意 思 を 尊 重 するためである もっとも 未 成 年 後 見 人 が 選 任 された 場 合 であって も 家 庭 法 院 は 未 成 年 者 の 福 利 のために 必 要 なときは 生 存 する 父 もしくは 母 実 父 母 の 一 方 もしくは 双 方 または 未 成 年 者 の 請 求 により 後 見 を 終 了 させ 生 存 する 父 または 母 実 父 母 の 一 方 または 双 方 を 親 権 者 に 指 定 することができる( 同 条 第 6 項 ) 上 記 の 親 権 者 指 定 の 請 求 または 後 見 人 選 任 の 請 求 が 未 成 年 者 の 福 利 のために 適 切 でない と 認 められるときは 家 庭 法 院 は その 請 求 を 棄 却 することができ その 場 合 には 職 権 で 未 成 年 後 見 人 を 選 任 し または 生 存 する 父 または 母 実 父 母 の 一 方 または 双 方 を 親 権 者 に 定 めなければならない( 同 条 第 4 項 ) また 家 庭 法 院 は 単 独 親 権 者 が 死 亡 した 場 合 縁 組 の 取 消 しもしくは 離 縁 の 場 合 また 17 韓 国 大 法 院 2012 年 4 月 13 日 判 決 18 韓 国 大 法 院 1994 年 4 月 29 日 判 決 19 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)380 頁 13

14 は 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 場 合 には 職 権 でまたは 未 成 年 者 未 成 年 者 の 親 族 利 害 関 係 人 検 事 もしくは 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 親 権 者 が 定 められ または 未 成 年 後 見 人 が 選 任 されるまでの 間 その 任 務 を 代 行 する 者 ( 以 下 臨 時 親 権 代 行 者 という )を 選 任 20 することができる 臨 時 親 権 代 行 者 については 第 909 条 の 2 第 5 項 後 段 により 第 25 条 21 および 第 954 条 の 規 定 が 準 用 される その 結 果 管 理 権 のみを 有 する 臨 時 親 権 代 行 者 が 未 成 年 の 子 の 財 産 を 処 分 するには 家 庭 法 院 の 許 可 を 得 なければならず( 第 25 条 の 準 用 ) ま た 法 院 は 第 954 条 所 定 の 請 求 権 者 の 請 求 により 臨 時 親 権 代 行 者 が 管 理 する 未 成 年 の 子 の 財 産 状 況 を 調 査 し 財 産 管 理 その 他 臨 時 親 権 代 行 者 が 法 定 代 理 人 としての 任 務 を 遂 行 する のに 必 要 な 処 分 を 命 じることができる 22 ( 第 954 条 の 準 用 ) なお 縁 組 の 取 消 しもしくは 離 縁 の 場 合 または 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 場 合 にも 実 父 母 の 一 方 もしくは 双 方 未 成 年 者 または 未 成 年 者 の 親 族 は その 事 実 を 知 った 日 から 1 か 月 縁 組 の 取 消 しもしくは 離 縁 の 日 または 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 日 から 6 か 月 以 内 に 実 父 母 の 一 方 または 双 方 を 親 権 者 と 定 めることを 家 庭 法 院 に 請 求 することができる( 第 909 条 の 2 第 2 項 本 文 ) ただし 親 養 子 ( 日 本 法 の 特 別 養 子 に 当 たる ) 縁 組 をした 場 合 に は 実 方 との 親 族 関 係 が 終 了 する( 第 908 条 の 3 第 2 項 本 文 )から 親 養 子 の 養 父 母 が 死 亡 した 場 合 には 後 見 が 開 始 する 23 ( 第 909 条 の 2 第 2 項 ただし 書 ) 4 親 権 喪 失 と 親 権 者 指 定 等 離 婚 後 単 独 親 権 者 となった 父 母 の 一 方 が 親 権 喪 失 の 宣 告 を 受 けた 場 合 にも 他 の 一 方 の 24 親 権 が 当 然 に 復 活 するというのが 実 務 の 扱 いであったことから 3で 指 摘 されていたよう な 問 題 があった そこで 第 927 条 の 2 は 単 独 親 権 者 となった 父 母 の 一 方 が ア 第 924 条 の 規 定 により 親 権 喪 失 の 宣 告 を 受 けた 場 合 イ 第 925 条 の 規 定 により 代 理 権 および 財 産 管 理 権 喪 失 の 宣 告 を 受 けた 場 合 ウ 第 927 条 第 1 項 の 規 定 により 代 理 権 および 財 産 管 理 権 を 辞 した 場 合 または エ 所 在 不 明 等 により 親 権 を 行 使 することのできない 重 大 な 事 由 が ある 場 合 には 第 909 条 の 2 第 1 項 および 第 3 項 ないし 第 5 項 の 規 定 を 準 用 するものとし( 第 20 第 25 条 ( 管 理 人 の 権 限 ) 法 院 が 選 任 した 財 産 管 理 人 が 第 118 条 で 定 める 権 限 を 超 える 行 為 をするには 法 院 の 許 可 を 得 なければならない 不 在 者 の 生 死 が 明 らかでない 場 合 に おいて 不 在 者 が 定 めた 財 産 管 理 人 が 権 限 を 超 える 行 為 をするときも 同 様 とする 年 改 正 前 の 第 954 条 ( 法 院 の 後 見 事 務 に 関 する 処 分 ) 法 院 は 被 後 見 人 又 は 第 777 条 の 規 定 による 親 族 その 他 の 利 害 関 係 人 の 請 求 により 被 後 見 人 の 財 産 状 況 を 調 査 し その 財 産 管 理 その 他 後 見 任 務 の 遂 行 に 関 して 必 要 な 処 分 を 命 じることができる 2011 年 改 正 後 の 第 954 条 ( 家 庭 法 院 の 後 見 事 務 に 関 する 処 分 ) 家 庭 法 院 は 職 権 で 又 は 被 後 見 人 後 見 監 督 人 第 777 条 による 親 族 その 他 の 利 害 関 係 人 検 事 又 は 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 被 後 見 人 の 財 産 状 況 を 調 査 し 後 見 人 に 対 し 財 産 管 理 等 後 見 任 務 の 遂 行 に 関 して 必 要 な 処 分 を 命 じることができる 22 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)802 頁 23 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)799 頁 24 家 族 関 係 登 録 例 規 第 286 号 第 10 条 14

15 927 条 第 1 項 本 文 ) 新 たに 親 権 者 を 指 定 するか 未 成 年 後 見 人 を 選 任 することとした た だし イおよびウの 場 合 には 新 たに 定 められた 親 権 者 または 未 成 年 後 見 人 の 任 務 は 未 成 年 者 の 財 産 に 関 する 行 為 に 限 られる( 同 項 ただし 書 )から この 場 合 には 親 権 のうちの 養 育 に 関 する 事 項 と 財 産 に 関 する 事 項 が 分 離 分 属 することとなり 離 婚 時 に 親 権 者 と 養 育 者 を 別 に 定 めたのと 同 様 の 結 果 となる 25 養 父 母 の 双 方 が 親 権 喪 失 の 宣 告 を 受 けたときは 未 成 年 後 見 の 開 始 原 因 ( 第 928 条 )とな るから 第 909 条 の 2 第 2 項 の 規 定 は 準 用 されず 未 成 年 後 見 人 が 選 任 されることになる ところ この 場 合 に 第 909 条 の 2 第 4 項 の 規 定 を 準 用 して 子 の 福 利 を 考 慮 して 未 成 年 後 見 人 選 任 の 請 求 を 棄 却 し 実 父 母 を 親 権 者 に 指 定 することができるかが 問 題 となる 26 この 点 については 同 項 の 規 定 を 機 械 的 に 適 用 すれば 実 父 母 を 親 権 者 に 指 定 することも 可 能 であるが 養 子 は 養 親 の 親 権 に 服 する 規 定 ( 第 909 条 第 1 項 )と 矛 盾 する 結 果 となるから 同 項 の 準 用 を 否 定 されると 解 する 学 説 がある 27 同 説 は 養 父 母 が 法 律 行 為 の 代 理 権 と 財 産 管 理 権 のみを 喪 失 しまたは 辞 した 場 合 にまで 第 909 条 の 2 第 4 項 の 規 定 の 準 用 を 認 めると 親 権 と 養 育 権 が 養 父 母 と 実 父 母 に 分 離 分 属 することとなり 子 の 福 利 の 観 点 から 望 ましく ないということを 理 由 とする 28 第 927 条 の 2 第 1 項 の 規 定 により 親 権 者 が 定 められ または 未 成 年 後 見 人 が 選 任 された 後 に 単 独 親 権 者 であった 父 または 母 養 父 母 の 一 方 または 双 方 に ア 第 926 条 の 規 定 に より 失 権 の 回 復 が 宣 告 された 場 合 イ 第 927 条 第 2 項 の 規 定 により 辞 した 権 利 を 回 復 した 場 合 またはウ 所 在 が 不 明 であった 父 または 母 が 発 見 される 等 親 権 を 行 使 することができ るようになった 場 合 には その 父 母 の 一 方 もしくは 双 方 未 成 年 者 または 未 成 年 者 の 親 族 の 請 求 により 改 めて 親 権 者 に 定 めることができる( 第 927 条 の 2 第 2 項 ) この 場 合 父 母 の 一 方 が 親 権 者 と 定 められていたときは 共 同 親 権 とすることも 可 能 であると 解 される 29 5 非 嫡 出 子 の 場 合 認 知 されていない 子 については 母 が 単 独 親 権 者 となる 父 が 任 意 認 知 をした 子 につい ては 父 母 の 協 議 で 親 権 者 を 定 め( 第 909 条 第 4 項 本 文 ) その 協 議 が 子 の 福 利 に 反 する 場 合 には 家 庭 法 院 は 補 正 を 命 じ または 職 権 で 親 権 者 を 指 定 することができる( 同 条 第 4 項 ただし 書 ) 認 知 の 訴 えが 提 起 された 場 合 には 家 庭 法 院 が 職 権 で 定 める( 同 条 第 5 項 )が 家 庭 法 院 は 父 母 に 協 議 を 勧 告 しなければならない( 家 事 訴 訟 法 第 25 条 第 1 項 ) 25 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)806 頁 26 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)808 頁 27 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3) 頁 28 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)809 頁 29 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3) 頁 15

16 (2) 離 婚 後 における 親 権 者 養 育 権 者 の 分 離 分 属 第 837 条 ( 離 婚 と 子 の 養 育 責 任 ) 1 当 事 者 は その 子 の 養 育 に 関 する 事 項 を 協 議 で 定 める < 本 項 改 正 > 2 前 項 の 協 議 は 次 に 掲 げる 事 項 を 含 むものでなければならない < 本 項 改 正 > 一 養 育 者 の 決 定 二 養 育 費 用 の 負 担 三 面 会 交 流 権 の 行 使 の 有 無 及 びその 方 法 3 第 1 項 の 規 定 による 協 議 が 子 の 福 利 に 反 する 場 合 には 家 庭 法 院 は 補 正 を 命 じ 又 は 職 権 で その 子 の 意 思 年 齢 父 母 の 財 産 状 況 その 他 の 事 情 を 斟 酌 して 養 育 に 関 す る 事 項 を 定 める < 本 項 改 正 > 4 養 育 に 関 する 協 議 が 調 わない 場 合 又 は 協 議 をすることができないときは 家 庭 法 院 は 職 権 で 又 は 当 事 者 の 請 求 により これについて 定 める この 場 合 において 家 庭 法 院 は 前 項 の 事 情 を 斟 酌 しなければならない < 本 項 新 設 > 5 家 庭 法 院 は 子 の 福 利 のために 必 要 と 認 めるときは 父 母 子 若 しくは 検 事 の 請 求 により 又 は 職 権 で 子 の 養 育 に 関 する 事 項 を 変 更 し 又 は 他 の 適 当 な 処 分 をすることが できる < 本 項 新 設 > 6 第 3 項 から 第 5 項 までの 規 定 は 養 育 に 関 する 事 項 以 外 に 父 母 の 権 利 義 務 に 変 更 を 及 ぼさない < 本 項 新 設 > 1 親 権 者 養 育 権 者 の 分 離 分 属 前 述 のように 離 婚 に 際 しては 父 母 の 協 議 または 家 庭 法 院 の 職 権 で 単 独 親 権 と 共 同 親 権 のいずれかに 定 めることができ また 親 権 者 とは 別 に 養 育 者 を 定 めることもできる... その 結 果 制 度 上 は 離 婚 後 における 親 権 養 育 権 の 帰 属 については 解 釈 上 ア 父 母 の 一 方 が 親 権 者 兼 養 育 権 者 イ 父 母 の 一 方 が 親 権 者 他 方 が 養 育 権 者 ( 非 親 権 者 ) ウ 父 母 が 共 同 親 権 者 そのうちの 一 方 が 養 育 権 者 エ 父 母 の 共 同 親 権 者 兼 共 同 養 育 権 者 の 4 つの 30 類 型 があり 得 ることとなる 判 例 でも 離 婚 後 の 父 母 と 子 の 関 係 において 親 権 と 養 育 権 が 常 に 同 一 の 者 に 帰 属 するものではなく 離 婚 後 子 に 対 する 養 育 権 については 父 母 の 一 方 に 親 権 については 他 の 一 方 または 父 母 の 双 方 に 帰 属 すると 定 めることは たとえ 慎 重 な 判 断 が 必 要 であるとしても 一 定 の 基 準 を 充 足 する 限 り 許 されるものと 解 すべきで ある と 判 示 して ウのような 分 離 分 属 を 認 めたものがある 2 養 育 権 の 内 容 離 婚 後 における 親 権 と 養 育 権 の 帰 属 について 4 つの 類 型 があり 得 るとはいえ 実 際 には 30 韓 国 大 法 院 2012 年 4 月 13 日 判 決 16

17 離 婚 後 における 子 の 主 たる 養 育 は 父 母 の 一 方 が 行 うことになる 現 に 子 を 養 育 している 養 31 育 者 の 権 限 の 内 容 については 明 文 の 規 定 が 存 在 しないが 判 例 は 協 議 により 母 を 養 育 権 者 父 を 親 権 者 と 定 めて 離 婚 した 場 合 において 子 の 養 育 者 と 指 定 された 者 は 子 の 養 育 教 育 に 必 要 な 居 所 の 指 定 不 当 に 子 を 拘 束 している 者 に 対 する 引 渡 請 求 ないしは 養 育 権 妨 害 に 対 する 妨 害 排 除 請 求 等 をすることができると 解 され るから 上 記 協 議 が 親 権 者 た る 父 の 居 所 指 定 権 ないし 幼 児 引 渡 請 求 権 を 不 当 に 侵 害 するものであるとはいえないと 判 示 している 3 離 婚 の 際 に 親 権 者 養 育 者 を 定 めるときの 考 慮 要 素 32 離 婚 の 際 に 親 権 者 養 育 権 者 を 定 めるときの 考 慮 要 素 について 判 例 は 未 成 年 である 子 の 性 別 と 年 齢 その 子 に 対 する 父 母 の 愛 情 と 養 育 意 思 の 有 無 養 育 に 必 要 な 経 済 的 能 力 の 有 無 父 または 母 と 子 との 親 密 度 未 成 年 である 子 の 意 思 等 のあらゆる 要 素 を 総 合 的 に 考 慮 し 未 成 年 である 子 の 成 長 と 福 祉 にとって 最 も 適 切 な 方 向 で 判 断 しなければならない と 判 示 している (3) 親 権 行 使 親 権 者 指 定 の 基 準 第 912 条 ( 親 権 行 使 と 親 権 者 指 定 の 基 準 ) 1 親 権 を 行 使 するに 際 しては 子 の 福 利 を 優 先 的 に 考 慮 しなければならない < 本 項 改 正 > 2 家 庭 法 院 が 親 権 者 を 定 めるに 際 しては 子 の 福 利 を 優 先 的 に 考 慮 しなければならない その ために 家 庭 法 院 は 関 連 分 野 の 専 門 家 又 は 社 会 福 祉 機 関 に 諮 問 することができる < 本 項 新 設 > [ 本 条 新 設 ] [ 見 出 し 改 正 ] 第 912 条 は 親 権 行 使 の 基 準 に 加 えて 家 庭 法 院 が 親 権 者 を 指 定 するに 際 しても 子 の 福 利 を 優 先 的 に 考 慮 することを 明 文 化 し また 家 庭 法 院 の 判 事 は 父 母 のいずれが 親 権 者 として 適 切 かを 判 断 するための 専 門 的 知 識 に 乏 しいこともあり 得 ることから 関 連 分 野 の 専 門 家 や 社 会 福 祉 機 関 に 諮 問 することができるものとした( 同 条 第 2 項 ) 抽 象 的 な 基 準 である 子 の 福 利 の 内 容 については 父 母 の 養 育 適 合 性 子 の 意 思 養 育 の 継 続 性 子 の 周 囲 に 形 成 された 関 係 の 尊 重 等 が 挙 げられる 韓 国 大 法 院 1985 年 2 月 26 日 判 決 32 韓 国 大 法 院 2008 年 5 月 8 日 判 決 同 2009 年 4 月 9 日 判 決 同 2010 年 5 月 13 日 判 決 同 2012 年 4 月 13 日 判 決 等 33 金 疇 壽 金 相 瑢 註 釈 民 法 [ 親 族 2] 第 4 版 頁 ( 韓 国 司 法 行 政 学 会 2010) 17

18 (4) 親 権 の 効 力 養 育 に 関 する 事 項 第 913 条 ( 保 護 教 養 の 権 利 義 務 ) 親 権 者 は 子 を 保 護 し 教 養 する 権 利 義 務 を 有 す る 第 914 条 ( 居 所 指 定 権 ) 子 は 親 権 者 の 指 定 する 場 所 に 居 住 しなければならない 第 915 条 ( 懲 戒 権 ) 親 権 者 は その 子 を 保 護 し 又 は 教 養 するために 必 要 な 懲 戒 をする ことができ 法 院 の 許 可 を 得 て 感 化 又 は 矯 正 機 関 に 委 託 することができる 1 保 護 教 養 の 権 利 義 務 親 権 の 効 力 は 子 の 養 育 に 関 する 事 項 と 財 産 に 関 する 事 項 とに 大 別 されるが ここでは 前 者 に 限 定 して 検 討 する 保 護 教 養 の 権 利 義 務 ( 第 913 条 )とは 親 権 者 は 子 を 身 体 的 に も 精 神 的 にも 健 やかに 育 てる 義 務 と 権 利 を 意 味 し 親 権 の 本 質 的 な 内 容 であると 解 されて おり 34 子 に 対 する 義 務 的 側 面 が 強 調 されている 保 護 教 養 の 権 利 義 務 から 派 生 するものとして 条 文 上 居 所 指 定 権 ( 第 914 条 ) 懲 戒 権 ( 第 915 条 )があるほか 判 例 の 認 めたものとして 正 当 な 権 限 がないにもかかわらず 子 を 養 育 している 第 三 者 に 対 する 子 の 引 渡 請 求 権 子 の 医 療 行 為 に 対 する 同 意 権 がある 2 居 所 指 定 権 居 所 指 定 権 は 親 権 の 一 部 であるから 父 母 が 婚 姻 中 の 場 合 には 父 母 が 共 同 で 行 使 し なければならない( 第 909 条 第 2 項 ) したがって 父 母 の 協 議 により 居 所 を 定 めなければ ならず 協 議 が 調 わないときは 当 事 者 の 請 求 により 家 庭 法 院 がこれを 定 める( 同 項 ただ し 書 ) 子 の 福 利 を 害 する 場 所 を 居 所 として 指 定 した 場 合 には 親 権 喪 失 の 原 因 となり 得 る 35 ところで 前 述 のように 判 例 は 離 婚 後 に 子 を 養 育 している 非 親 権 者 たる 養 育 権 者 に も 居 所 指 定 権 を 認 めているが 親 権 者 に 無 断 でその 居 所 を 変 更 することができるのであろ 36 うか 判 例 は 韓 国 人 夫 と 離 婚 したベトナム 人 妻 が 婚 姻 継 続 中 に 子 ( 当 時 生 後 13 か 月 ) を 母 国 に 連 れ 去 ったことが 未 成 年 者 略 取 罪 に 当 たるかが 争 われた 事 案 において 父 母 の 一 方 が 同 居 して 未 成 年 の 子 を 保 護 養 育 しているなかで 父 母 の 一 方 が 他 の 一 方 またはその 子 に 対 していかなる 暴 行 強 迫 または 不 法 な 実 力 も 行 使 することなく 当 該 子 を 連 れて 従 前 の 居 所 を 離 れて 他 の 場 所 に 移 し 保 護 養 育 を 継 続 している 場 合 には 当 該 行 為 が 保 護 養 育 権 の 濫 用 に 当 たるなどの 特 別 の 事 情 のない 限 り 当 該 行 為 をもって 直 ちに 刑 法 上 の 未 成 年 者 略 取 罪 が 成 立 すると 認 めることはできない と 判 示 している 学 説 では 居 所 変 更 のための 合 理 的 な 理 由 がなく 養 育 親 が 専 ら 非 養 育 親 と 子 との 関 係 を 断 絶 させる 目 的 で 居 所 を 変 更 しようとする 場 合 には 居 所 変 更 は 否 定 され さらに 居 所 の 変 更 により 未 成 年 34 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (5)400 頁 35 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (5) 頁 36 韓 国 大 法 院 2013 年 6 月 20 日 判 決 18

19 の 子 の 環 境 に 深 刻 な 変 化 が 生 じ その 変 化 が 子 の 福 利 に 反 するような 場 合 には 居 所 変 更 を 理 由 とする 親 権 者 の 変 更 も 可 能 であると 説 くもの 37 がある 3 懲 戒 権 親 権 者 は 保 護 教 養 のために 必 要 な 範 囲 で 自 ら 子 を 懲 戒 することができる その 範 囲 を 超 えたときは 親 権 の 濫 用 として 親 権 喪 失 の 原 因 となる また 親 権 者 は 法 院 の 許 可 を 得 て 感 化 機 関 または 矯 正 機 関 に 子 の 懲 戒 を 委 託 することができる 4 子 の 引 渡 請 求 権 子 を 不 当 に 拘 束 している 第 三 者 に 対 する 子 の 引 渡 請 求 権 については 明 文 の 規 定 がないが 保 護 教 養 の 権 利 義 務 を 実 現 するためのものとして 認 められてきた したがって 第 三 者 が 正 当 な 権 限 に 基 づいて 子 を 保 護 している 場 合 たとえば 児 童 福 祉 法 第 27 条 の 規 定 によ り 父 母 から 虐 待 を 受 けている 児 童 を 父 母 から 隔 離 して 保 護 しているような 場 合 には 当 該 父 母 が 親 権 者 として 子 の 引 渡 しを 請 求 することができないものと 解 される 38 子 が 自 由 意 思 に 基 づいて 第 三 者 のもとにいる 場 合 には 子 の 福 利 を 基 準 として 引 渡 請 求 の 当 否 を 判 断 すべきであるが 今 後 の 子 の 成 長 発 達 に 否 定 的 な 影 響 を 及 ぼすものと 判 断 される 場 合 には 引 渡 しを 認 容 すべきであると 解 されている 39 子 の 引 渡 しを 確 保 するための 手 段 として 履 行 命 令 ( 家 事 訴 訟 法 第 64 条 第 1 項 第 3 号 ) 1000 万 ウォン 以 下 の 過 料 ( 同 法 第 67 条 第 1 項 ) 監 置 ( 同 法 第 68 条 )が 用 意 されている (5) 面 会 交 流 権 第 837 条 の 2( 面 会 交 流 権 ) 1 子 を 直 接 養 育 しない 父 母 の 一 方 と 子 は 互 いに 面 会 交 流 を する 権 利 を 有 する < 本 項 改 正 > 2 家 庭 法 院 は 子 の 福 利 のために 必 要 なときは 当 事 者 の 請 求 により 又 は 職 権 で 面 会 交 流 を 制 限 し 又 排 除 することができる < 本 項 改 正 > [ 本 条 新 設 ] 韓 国 において 面 会 交 流 権 とは 親 権 者 または 養 育 者 でないために 現 に 子 を 保 護 養 育 40 しない 父 または 母 が その 子 と 直 裁 に 面 会 書 信 の 交 換 または 接 触 する 権 利 であると 定 義 されている 37 ユンブチャン 親 権 及 び 面 接 交 渉 権 の 変 更 事 由 としての 未 成 年 者 の 居 所 変 更 家 族 法 研 究 第 24 巻 第 1 号 23 頁 38 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (5) 頁 39 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (5)402 頁 40 金 疇 壽 面 接 交 渉 権 朴 秉 濠 教 授 還 暦 記 念 Ⅰ 家 族 法 学 論 叢 273 頁 ( 博 英 社 1991) 19

20 41 第 837 条 の 2 が 明 文 化 されたのは 1990 年 の 民 法 改 正 のときであり その 後 2007 年 42 の 民 法 改 正 により 面 会 交 流 権 が 非 養 育 親 の 権 利 であるとともに 子 の 権 利 であることが 明 文 化 された しかしながら 子 が 面 会 交 流 権 を 行 使 するための 手 続 は 規 定 されておらず( 家 事 訴 訟 規 則 第 99 条 第 1 項 参 照 ) また 条 文 上 第 三 者 の 面 会 交 流 権 も 認 められていない が 当 事 者 間 の 合 意 がある 場 合 には 子 と 祖 父 母 との 面 会 交 流 を 認 めた 事 例 がある また 居 所 の 変 更 により 面 会 交 流 の 実 施 が 実 質 的 に 制 限 され または 排 除 される 可 能 性 がある これについては 子 の 居 所 変 更 の 場 合 には 単 に 移 動 距 離 の 増 加 あるいは 面 会 交 流 が 不 便 になったという 理 由 だけで 面 会 交 流 の 変 更 を 認 めることはできず 子 と 非 養 育 親 との 関 係 の 継 続 が 必 要 であるが 遠 距 離 化 により 従 来 の 面 会 交 流 事 項 を 守 ることができ なくなったときに 限 って その 変 更 を 認 めるべきであるとする 見 解 がある 43 面 会 交 流 の 履 行 確 保 のための 手 段 として 履 行 命 令 および 1000 万 ウォン 以 下 の 過 料 が 用 意 されている ただし 同 法 第 68 条 による 拘 留 については 監 護 親 の 拘 留 により 子 の 養 育 の 空 白 が 発 生 することから 面 会 交 流 の 違 反 については 同 条 の 適 用 がないと 解 されている 年 1 月 13 日 法 律 第 4199 号 による 改 正 年 12 月 21 日 法 律 第 8720 号 による 改 正 43 ユンブチャン 前 掲 注 (36)24-25 頁 44 金 疇 壽 = 金 相 瑢 前 掲 注 (3)232 頁 20

21 4 親 権 養 育 権 関 連 法 令 の 訳 文 (1) 養 育 権 関 連 法 令 第 4 編 親 族 第 3 章 婚 姻 第 5 節 離 婚 第 1 款 協 議 上 の 離 婚 第 834 条 ~ 第 836 条 略 第 836 条 の 2( 離 婚 の 手 続 ) 1 協 議 上 の 離 婚 をしようとする 者 は 家 庭 法 院 の 提 供 する 離 婚 に 関 する 案 内 を 受 けなければならず 家 庭 法 院 は 必 要 な 場 合 当 事 者 に 対 し 相 談 に 関 して 専 門 的 な 知 識 と 経 験 を 有 する 専 門 相 談 員 の 相 談 を 受 けることを 勧 告 することがで きる 2 家 庭 法 院 に 離 婚 意 思 の 確 認 を 申 請 した 当 事 者 は 前 項 の 案 内 を 受 けた 日 から 次 の 各 号 に 掲 げる 期 間 が 経 過 した 後 離 婚 意 思 の 確 認 を 受 けることができる 一 養 育 すべき 子 ( 懐 胎 中 の 子 を 含 む 本 条 において 以 下 同 じ )がいる 場 合 は 3 月 二 前 項 に 該 当 しない 場 合 は 1 月 3 家 庭 法 院 は 暴 力 により 当 事 者 の 一 方 に 耐 え 難 い 苦 痛 が 予 想 される 等 離 婚 をしなければ ならない 急 迫 の 事 情 がある 場 合 には 前 項 の 期 間 を 短 縮 し 又 は 免 除 することができる 4 養 育 すべき 子 がいる 場 合 当 事 者 は 第 837 条 の 規 定 による 子 の 養 育 及 び 第 909 条 第 4 項 の 規 定 による 親 権 者 決 定 に 関 する 協 議 書 又 は 第 837 条 及 び 第 909 条 第 4 項 の 規 定 による 家 庭 法 院 の 審 判 書 正 本 を 提 出 しなければならない 5 家 庭 法 院 は 当 事 者 が 協 議 した 養 育 費 負 担 に 関 する 内 容 を 確 認 する 養 育 費 負 担 調 書 を 作 成 しなければならない この 場 合 において 養 育 費 負 担 調 書 の 効 力 については 家 事 訴 訟 法 第 41 条 の 規 定 を 準 用 する < 本 項 新 設 > [ 本 条 新 設 ] 제 836 조의 2 (이혼의 절차) 1 협의상 이혼을 하려는 자는 가정법원이 제공하는 이혼에 관한 안내를 받아야 하고, 가정법원은 필요한 경우 당사자에게 상담에 관하여 전문적인 지식과 경험을 갖춘 전문상담인의 상담을 받을 것을 권고할 수 있다. 2 가정법원에 이혼의사의 확인을 신청한 당사자는 제 1 항의 안내를 받은 날부터 다음 각 호의 기간이 지난 후에 이혼의사의 확인을 받을 수 있다. 1. 양육하여야 할 자(포태 중인 자를 포함한다. 이하 이 조에서 같다)가 있는 경우에는 3 개월 2. 제 1 호에 해당하지 아니하는 경우에는 1 개월 3 가정법원은 폭력으로 인하여 당사자 일방에게 참을 수 없는 고통이 예상되는 등 이혼을 하여야 할 급박한 사정이 있는 경우에는 제 2 항의 기간을 단축 또는 면제할 21

22 수 있다. 4 양육하여야 할 자가 있는 경우 당사자는 제 837 조에 따른 자( 子 )의 양육과 제 909 조제 4 항에 따른 자( 子 )의 친권자결정에 관한 협의서 또는 제 837 조 및 제 909 조제 4 항에 따른 가정법원의 심판정본을 제출하여야 한다. 5 가정법원은 당사자가 협의한 양육비부담에 관한 내용을 확인하는 양육비부담조서를 작성하여야 한다. 이 경우 양육비부담조서의 효력에 대하여는 가사소송법 제 41 조를 준용한다.<신설 > [본조신설 ] 第 837 条 ( 離 婚 と 子 の 養 育 責 任 ) 1 当 事 者 は その 子 の 養 育 に 関 する 事 項 を 協 議 で 定 め る < 本 項 改 正 > 2 前 項 の 協 議 は 次 に 掲 げる 事 項 を 含 むものでなければならない < 本 項 改 正 > 一 養 育 者 の 決 定 二 養 育 費 用 の 負 担 三 面 会 交 流 権 の 行 使 の 有 無 及 びその 方 法 3 第 1 項 の 規 定 による 協 議 が 子 の 福 利 に 反 する 場 合 には 家 庭 法 院 は 補 正 を 命 じ 又 は 職 権 で その 子 の 意 思 年 齢 父 母 の 財 産 状 況 その 他 の 事 情 を 斟 酌 して 養 育 に 関 する 事 項 を 定 める < 本 項 改 正 > 4 養 育 に 関 する 協 議 が 調 わない 場 合 又 は 協 議 をすることができないときは 家 庭 法 院 は 職 権 で 又 は 当 事 者 の 請 求 により これについて 定 める この 場 合 において 家 庭 法 院 は 前 項 の 事 情 を 斟 酌 しなければならない < 本 項 新 設 > 5 家 庭 法 院 は 子 の 福 利 のために 必 要 と 認 めるときは 父 母 子 若 しくは 検 事 の 請 求 に より 又 は 職 権 で 子 の 養 育 に 関 する 事 項 を 変 更 し 又 は 他 の 適 当 な 処 分 をすることができ る < 本 項 新 設 > 6 第 3 項 から 第 5 項 までの 規 定 は 養 育 に 関 する 事 項 以 外 に 父 母 の 権 利 義 務 に 変 更 を 及 ぼ さない < 本 項 新 設 > 제 837 조 (이혼과 자의 양육책임) 1당사자는 그 자의 양육에 관한 사항을 협의에 의하여 정한다. <개정 > 2 제 1 항의 협의는 다음의 사항을 포함하여야 한다.<개정 > 1. 양육자의 결정 2. 양육비용의 부담 3. 면접교섭권의 행사 여부 및 그 방법 3 제 1 항에 따른 협의가 자의 복리에 반하는 경우에는 가정법원은 보정을 명하거나 직권으로 그 자의 의사ㆍ연령과 부모의 재산상황, 그 밖의 사정을 참작하여 양육에 필요한 사항을 정한다.<개정 > 22

23 4양육에 관한 사항의 협의가 이루어지지 아니하거나 협의할 수 없는 때에는 가정법원은 직권으로 또는 당사자의 청구에 따라 이에 관하여 결정한다. 이 경우 가정법원은 제 3 항의 사정을 참작하여야 한다.<신설 > 5 가정법원은 자의 복리를 위하여 필요하다고 인정하는 경우에는 부ㆍ모ㆍ자 및 검사의 청구 또는 직권으로 자의 양육에 관한 사항을 변경하거나 다른 적당한 처분을 할 수 있다.<신설 > 6 제 3 항부터 제 5 항까지의 규정은 양육에 관한 사항 외에는 부모의 권리의무에 변경을 가져오지 아니한다.<신설 > 第 837 条 の 2( 面 会 交 流 権 ) 1 子 を 直 接 養 育 しない 父 母 の 一 方 と 子 は 互 いに 面 会 交 流 を する 権 利 を 有 する < 本 項 改 正 > 2 家 庭 法 院 は 子 の 福 利 のために 必 要 なときは 当 事 者 の 請 求 により 又 は 職 権 で 面 会 交 流 を 制 限 し 又 排 除 することができる < 本 項 改 正 > [ 本 条 新 設 ] 제 837 조의 2 (면접교섭권) 1 자( 子 )를 직접 양육하지 아니하는 부모의 일방과 자( 子 )는 상호 면접교섭할 수 있는 권리를 가진다.<개정 > 2가정법원은 자의 복리를 위하여 필요한 때에는 당사자의 청구 또는 직권에 의하여 면접교섭을 제한하거나 배제할 수 있다.<개정 > [본조신설 ] 第 838 条 ~ 第 839 条 の 3 略 第 2 款 裁 判 上 の 離 婚 第 843 条 ( 準 用 規 定 ) 第 806 条 の 規 定 は 裁 判 上 の 離 婚 に 伴 う 損 害 賠 償 責 任 について 第 837 条 の 規 定 は 裁 判 上 の 離 婚 に 伴 う 子 の 養 育 責 任 等 について 第 837 条 の 2 の 規 定 は 裁 判 上 の 離 婚 に 伴 う 面 会 交 流 権 について 第 839 条 の 2 の 規 定 は 裁 判 上 の 離 婚 に 伴 う 財 産 分 与 請 求 権 について 第 839 条 の 3 の 規 定 は 裁 判 上 の 離 婚 に 伴 う 財 産 分 与 請 求 権 の 保 全 の ための 詐 害 行 為 取 消 権 について それぞれ 準 用 する [ 全 文 改 正 ] 제 843 조(준용규정) 재판상 이혼에 따른 손해배상책임에 관하여는 제 806 조를 준용하고, 재판상 이혼에 따른 자녀의 양육책임 등에 관하여는 제 837 조를 준용하며, 재판상 이혼에 따른 면접교섭권에 관하여는 제 837 조의 2 를 준용하고, 재판상 이혼에 따른 재산분할청구권에 관하여는 제 839 조의 2 를 준용하며, 재판상 이혼에 따른 재산분할청구권 보전을 위한 사해행위취소권에 관하여는 제 839 조의 3 을 준용한다. [전문개정 ] 23

24 (2) 親 権 関 連 法 令 第 4 編 親 族 第 4 章 父 母 と 子 第 3 節 親 権 第 1 款 総 則 第 909 条 ( 親 権 者 ) 1 父 母 は 未 成 年 子 の 親 権 者 となる 養 子 の 場 合 には 養 父 母 が 親 権 者 となる < 本 項 改 正 > 2 親 権 は 父 母 が 婚 姻 中 のときは 父 母 が 共 同 でこれを 行 使 する ただし 父 母 の 意 見 が 一 致 しないときは 当 事 者 の 請 求 により 家 庭 法 院 がこれを 定 める 3 父 母 の 一 方 が 親 権 を 行 使 することができないときは 他 の 一 方 がこれを 行 使 する 4 婚 姻 外 の 子 が 認 知 された 場 合 及 び 父 母 が 離 婚 する 場 合 には 父 母 の 協 議 により 親 権 者 を 定 めなければならず 協 議 をすることができないとき 又 は 協 議 が 調 わないときは 法 院 は 職 権 で 又 は 当 事 者 の 請 求 により 親 権 者 を 指 定 しなければならない ただし 父 母 の 協 議 が 子 の 福 利 に 反 するときは 家 庭 法 院 は 補 正 を 命 じ 又 は 職 権 で 親 権 者 を 定 め る < 本 項 改 正 > 5 家 庭 法 院 は 婚 姻 の 取 消 し 裁 判 上 の 離 婚 又 は 認 知 の 訴 えの 場 合 職 権 で 親 権 者 を 定 め る < 本 項 改 正 > 6 家 庭 法 院 は 子 の 福 利 のために 必 要 と 認 められるときは 子 の 4 親 等 内 の 親 族 の 請 求 に より 定 められた 親 権 者 を 他 の 一 方 に 変 更 することができる < 本 項 新 設 > [ 全 文 改 正 ] 제 909 조(친권자) 1부모는 미성년자인 자의 친권자가 된다. 양자의 경우에는 양부모가 친권자가 된다. <개정 > 2친권은 부모가 혼인중인 때에는 부모가 공동으로 이를 행사한다. 그러나 부모의 의견이 일치하지 아니하는 경우에는 당사자의 청구에 의하여 가정법원이 이를 정한다. 3부모의 일방이 친권을 행사할 수 없을 때에는 다른 일방이 이를 행사한다. 4혼인외의 자가 인지된 경우와 부모가 이혼하는 경우에는 부모의 협의로 친권자를 정하여야 하고, 협의할 수 없거나 협의가 이루어지지 아니하는 경우에는 가정법원은 직권으로 또는 당사자의 청구에 따라 친권자를 지정하여야 한다. 다만, 부모의 협의가 자의 복리에 반하는 경우에는 가정법원은 보정을 명하거나 직권으로 친권자를 정한다.<개정 , > 5가정법원은 혼인의 취소, 재판상 이혼 또는 인지청구의 소의 경우에는 직권으로 24

25 친권자를 정한다.<개정 > 6가정법원은 자의 복리를 위하여 필요하다고 인정되는 경우에는 자의 4 촌 이내의 친족의 청구에 의하여 정하여진 친권자를 다른 일방으로 변경할 수 있다.<신설 > [전문개정 ] 第 909 条 の 2( 親 権 者 の 指 定 等 ) 1 第 909 条 第 4 項 ないし 第 6 項 の 規 定 により 単 独 親 権 者 と 定 められた 父 母 の 一 方 が 死 亡 した 場 合 生 存 する 父 若 しくは 母 未 成 年 者 又 は 未 成 年 者 の 親 族 は その 事 実 を 知 った 日 から 1 か 月 死 亡 の 日 から 6 か 月 以 内 に 生 存 する 父 又 は 母 を 親 権 者 と 定 めることを 家 庭 法 院 に 請 求 することができる 2 縁 組 の 取 消 し 若 しくは 離 縁 の 場 合 又 は 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 場 合 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 未 成 年 者 又 は 未 成 年 者 の 親 族 は その 事 実 を 知 った 日 から 1 か 月 縁 組 の 取 消 し 若 しくは 離 縁 の 日 又 は 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 日 から 6 か 月 以 内 に 実 父 母 の 一 方 又 は 双 方 を 親 権 者 と 定 めることを 家 庭 法 院 に 請 求 することができる ただし 親 養 子 の 養 父 母 が 死 亡 した 場 合 は この 限 りでない 3 前 二 項 の 期 間 内 に 親 権 者 変 更 の 請 求 がないときは 家 庭 法 院 は 職 権 で 又 は 未 成 年 者 未 成 年 者 の 親 族 利 害 関 係 人 検 事 若 しくは 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 未 成 年 後 見 人 を 選 任 することができる この 場 合 において 生 存 する 父 若 しくは 母 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 の 所 在 が 知 れない 場 合 又 はその 者 が 正 当 な 事 由 がないにもかかわらず 召 喚 に 応 じない 場 合 を 除 き その 者 に 意 見 を 陳 述 する 機 会 を 与 えなければならない 4 家 庭 法 院 は 第 1 項 又 は 第 2 項 の 規 定 による 親 権 者 変 更 の 請 求 又 は 前 項 の 規 定 による 後 見 人 選 任 の 請 求 が 生 存 する 父 若 しくは 母 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 の 養 育 意 思 養 育 能 力 請 求 の 動 機 未 成 年 者 の 意 思 その 他 の 事 情 を 考 慮 し 未 成 年 者 の 福 利 のため に 適 切 でないと 認 められるときは 請 求 を 棄 却 することができる この 場 合 において 家 庭 法 院 は 職 権 で 未 成 年 後 見 人 を 選 任 し 又 は 生 存 する 父 若 しくは 母 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 を 親 権 者 と 定 めなければならない 5 家 庭 法 院 は 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 職 権 で 又 は 未 成 年 者 未 成 年 者 の 親 族 利 害 関 係 人 検 事 若 しくは 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 前 四 項 の 規 定 により 親 権 者 が 定 められ 又 は 未 成 年 後 見 人 が 選 任 されるまでの 間 その 任 務 を 代 行 する 者 を 選 任 することができる この 場 合 において その 任 務 を 代 行 する 者 については 第 25 条 及 び 第 954 条 の 規 定 を 準 用 する 一 単 独 親 権 者 が 死 亡 した 場 合 二 縁 組 の 取 消 し 又 は 離 縁 の 場 合 三 養 父 母 の 双 方 が 死 亡 した 場 合 6 家 庭 法 院 は 第 3 項 又 は 第 4 項 の 規 定 により 未 成 年 後 見 人 が 選 任 された 場 合 であっても 25

26 未 成 年 後 見 人 の 選 任 後 養 育 状 況 若 しくは 養 育 能 力 の 変 動 未 成 年 者 の 意 思 その 他 事 情 を 考 慮 し 未 成 年 者 の 福 利 ために 必 要 であれば 生 存 する 父 若 しくは 母 実 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 又 は 未 成 年 者 の 請 求 により 後 見 を 終 了 させ 生 存 する 父 又 は 母 実 父 母 の 一 方 又 は 双 方 を 親 権 者 と 指 定 することができる [ 本 条 新 設 ] 제 909 조의 2(친권자의 지정 등) 1 제 909 조제 4 항부터 제 6 항까지의 규정에 따라 단독 친권자로 정하여진 부모의 일방이 사망한 경우 생존하는 부 또는 모, 미성년자, 미성년자의 친족은 그 사실을 안 날부터 1 개월, 사망한 날부터 6 개월 내에 가정법원에 생존하는 부 또는 모를 친권자로 지정할 것을 청구할 수 있다. 2 입양이 취소되거나 파양된 경우 또는 양부모가 모두 사망한 경우 친생부모 일방 또는 쌍방, 미성년자, 미성년자의 친족은 그 사실을 안 날부터 1 개월, 입양이 취소되거나 파양된 날 또는 양부모가 모두 사망한 날부터 6 개월 내에 가정법원에 친생부모 일방 또는 쌍방을 친권자로 지정할 것을 청구할 수 있다. 다만, 친양자의 양부모가 사망한 경우에는 그러하지 아니하다. 3 제 1 항 또는 제 2 항의 기간 내에 친권자 지정의 청구가 없을 때에는 가정법원은 직권으로 또는 미성년자, 미성년자의 친족, 이해관계인, 검사, 지방자치단체의 장의 청구에 의하여 미성년후견인을 선임할 수 있다. 이 경우 생존하는 부 또는 모, 친생부모 일방 또는 쌍방의 소재를 모르거나 그가 정당한 사유 없이 소환에 응하지 아니하는 경우를 제외하고 그에게 의견을 진술할 기회를 주어야 한다. 4 가정법원은 제 1 항 또는 제 2 항에 따른 친권자 지정 청구나 제 3 항에 따른 후견인 선임 청구가 생존하는 부 또는 모, 친생부모 일방 또는 쌍방의 양육의사 및 양육능력, 청구 동기, 미성년자의 의사, 그 밖의 사정을 고려하여 미성년자의 복리를 위하여 적절하지 아니하다고 인정하면 청구를 기각할 수 있다. 이 경우 가정법원은 직권으로 미성년후견인을 선임하거나 생존하는 부 또는 모, 친생부모 일방 또는 쌍방을 친권자로 지정하여야 한다. 5 가정법원은 다음 각 호의 어느 하나에 해당하는 경우에 직권으로 또는 미성년자, 미성년자의 친족, 이해관계인, 검사, 지방자치단체의 장의 청구에 의하여 제 1 항부터 제 4 항까지의 규정에 따라 친권자가 지정되거나 미성년후견인이 선임될 때까지 그 임무를 대행할 사람을 선임할 수 있다. 이 경우 그 임무를 대행할 사람에 대하여는 제 25 조 및 제 954 조를 준용한다. 1. 단독 친권자가 사망한 경우 2. 입양이 취소되거나 파양된 경우 3. 양부모가 모두 사망한 경우 6 가정법원은 제 3 항 또는 제 4 항에 따라 미성년후견인이 선임된 경우라도 미성년후견인 선임 후 양육상황이나 양육능력의 변동, 미성년자의 의사, 그 밖의 26

27 사정을 고려하여 미성년자의 복리를 위하여 필요하면 생존하는 부 또는 모, 친생부모 일방 또는 쌍방, 미성년자의 청구에 의하여 후견을 종료하고 생존하는 부 또는 모, 친생부모 일방 또는 쌍방을 친권자로 지정할 수 있다. [본조신설 ] 第 910 条 ( 子 の 親 権 の 代 行 ) 親 権 者 は その 親 権 に 従 う 子 に 代 わって その 者 の 子 に 対 する 親 権 を 行 使 する < 本 項 改 正 > 제 910 조 (자의 친권의 대행) 친권자는 그 친권에 따르는 자에 갈음하여 그 자에 대한 친권을 행사한다. <개정 > 第 911 条 ( 未 成 年 子 の 法 定 代 理 人 ) 親 権 を 行 使 する 父 又 は 母 は 未 成 年 子 の 法 定 代 理 人 となる 제 911 조 (미성년자인 자의 법정대리인) 친권을 행사하는 부 또는 모는 미성년자인 자의 법정대리인이 된다. 第 912 条 ( 親 権 行 使 と 親 権 者 指 定 の 基 準 ) 1 親 権 を 行 使 するに 際 しては 子 の 福 利 を 優 先 的 に 考 慮 しなければならない < 本 項 改 正 > 2 家 庭 法 院 が 親 権 者 を 定 めるに 際 しては 子 の 福 利 を 優 先 的 に 考 慮 しなければならない そのために 家 庭 法 院 は 関 連 分 野 の 専 門 家 又 は 社 会 福 祉 機 関 に 諮 問 することができる < 本 項 新 設 > [ 本 条 新 設 ] [ 見 出 し 改 正 ] 제 912 조(친권 행사와 친권자 지정의 기준) 1친권을 행사함에 있어서는 자의 복리를 우선적으로 고려하여야 한다. <개정 > 2가정법원이 친권자를 지정함에 있어서는 자( 子 )의 복리를 우선적으로 고려하여야 한다. 이를 위하여 가정법원은 관련 분야의 전문가나 사회복지기관으로부터 자문을 받을 수 있다.<신설 > [본조신설 ] [제목개정 ] 第 2 巻 親 権 の 効 力 第 913 条 ( 保 護 教 養 の 権 利 義 務 ) 제 913 조 (보호, 교양의 권리의무) 親 権 者 は 子 を 保 護 し 教 養 する 権 利 義 務 を 有 する 친권자는 자를 보호하고 교양할 권리의무가 있다. 27

28 第 914 条 ( 居 所 指 定 権 ) 제 914 조 (거소지정권) 子 は 親 権 者 の 指 定 する 場 所 に 居 住 しなければならない 자는 친권자의 지정한 장소에 거주하여야 한다. 第 915 条 ( 懲 戒 権 ) 親 権 者 は その 子 を 保 護 し 又 は 教 養 するために 必 要 な 懲 戒 をする ことができ 法 院 の 許 可 を 得 て 感 化 又 は 矯 正 機 関 に 委 託 することができる 제 915 조 (징계권) 친권자는 그 자를 보호 또는 교양하기 위하여 필요한 징계를 할 수 있고 법원의 허가를 얻어 감화 또는 교정기관에 위탁할 수 있다. 第 916 条 ( 子 の 特 有 財 産 と 管 理 ) 子 の 自 己 の 名 義 で 取 得 した 財 産 はその 特 有 財 産 とし 法 定 代 理 人 である 親 権 者 がこれを 管 理 する 제 916 조 (자의 특유재산과 그 관리) 자가 자기의 명의로 취득한 재산은 그 특유재산으로 하고 법정대리인인 친권자가 이를 관리한다. 第 917 条 削 除 < > 제 917 조 삭제 < > 第 918 条 ( 第 三 者 が 無 償 で 子 に 与 えた 財 産 の 管 理 ) 1 無 償 で 子 に 財 産 を 与 えた 第 三 者 が 親 権 者 の 管 理 に 反 対 の 意 思 を 表 示 したときは 親 権 者 は その 財 産 を 管 理 することがで きない 2 前 項 の 場 合 において 第 三 者 がその 財 産 管 理 人 を 指 定 しなかったときは 法 院 は 財 産 を 与 えられた 者 又 は 第 777 条 の 規 定 による 親 族 の 請 求 により 管 理 人 を 選 任 する 3 第 三 者 の 指 定 した 管 理 人 の 権 限 が 消 滅 し 又 は 管 理 人 を 改 任 する 必 要 がある 場 合 において 第 三 者 が 更 に 管 理 人 を 指 定 しなかったときも 前 項 と 同 様 とする 4 第 24 条 第 1 項 第 2 項 第 4 項 第 25 条 前 段 及 び 第 26 条 第 1 項 第 2 項 の 規 定 は 前 二 項 の 場 合 に 準 用 する 제 918 조 (제삼자가 무상으로 자에게 수여한 재산의 관리) 1무상으로 자에게 재산을 수여한 제삼자가 친권자의 관리에 반대하는 의사를 표시한 때에는 친권자는 그 재산을 관리하지 못한다. 2전항의 경우에 제삼자가 그 재산관리인을 지정하지 아니한 때에는 법원은 재산의 수여를 받은 자 또는 제 777 조의 규정에 의한 친족의 청구에 의하여 관리인을 선임한다. 3제삼자의 지정한 관리인의 권한이 소멸하거나 관리인을 개임할 필요있는 경우에 제삼자가 다시 관리인을 지정하지 아니한 때에도 전항과 같다. 4제 24 조제 1 항, 제 2 항, 제 4 항, 제 25 조 전단 및 제 26 조제 1 항, 제 2 항의 규정은 전 2 항의 경우에 준용한다. 28

29 第 919 条 ( 委 任 に 関 する 規 定 の 準 用 ) 第 691 条 第 692 条 の 規 定 は 前 三 条 の 財 産 管 理 について 準 用 する 제 919 조 (위임에 관한 규정의 준용) 제 691 조, 제 692 조의 규정은 전 3 조의 재산관리에 준용한다. 第 920 条 ( 子 の 財 産 に 関 する 親 権 者 の 代 理 権 ) 法 定 代 理 人 たる 親 権 者 は 子 の 財 産 に 関 する 法 律 行 為 についてその 子 を 代 理 する ただし その 子 の 行 為 を 目 的 とする 債 務 を 負 担 する 場 合 には 本 人 の 同 意 を 得 なければならない 제 920 조 (자의 재산에 관한 친권자의 대리권) 법정대리인인 친권자는 자의 재산에 관한 법률행위에 대하여 그 자를 대리한다. 그러나 그 자의 행위를 목적으로 하는 채무를 부담할 경우에는 본인의 동의를 얻어야 한다. 第 920 条 の 2( 共 同 親 権 者 の 一 方 が 共 同 の 名 義 でした 行 為 の 効 力 ) 父 母 が 共 同 で 親 権 を 行 使 する 場 合 において 父 母 の 一 方 が 共 同 の 名 義 で 子 を 代 理 し 又 は 子 の 法 律 行 為 に 同 意 したときは 他 の 一 方 の 意 思 に 反 したときであっても その 効 力 を 生 ずる ただし 相 手 方 が 悪 意 であったときは この 限 りでない [ 本 条 新 設 ] 제 920 조의 2 (공동친권자의 일방이 공동명의로 한 행위의 효력) 부모가 공동으로 친권을 행사하는 경우 부모의 일방이 공동명의로 자를 대리하거나 자의 법률행위에 동의한 때에는 다른 일방의 의사에 반하는 때에도 그 효력이 있다. 그러나 상대방이 악의인 때에는 그러하지 아니한다. [본조신설 ] 第 921 条 ( 親 権 者 と 子 又 は 数 人 の 子 との 間 の 利 益 相 反 行 為 ) 1 法 定 代 理 人 たる 親 権 者 と その 子 との 利 益 が 相 反 する 行 為 をするときは 親 権 者 は 法 院 に 対 し その 子 の 特 別 代 理 人 の 選 任 を 請 求 しなければならない 2 法 定 代 理 人 たる 親 権 者 が その 親 権 に 服 する 数 人 の 子 との 利 益 が 相 反 する 行 為 をすると きは 法 院 に 対 し その 一 方 の 特 別 代 理 人 の 選 任 を 請 求 しなければならない < 改 正 > 제 921 조 (친권자와 그 자간 또는 수인의 자간의 이해상반행위) 1법정대리인인 친권자와 그 자사이에 이해상반되는 행위를 함에는 친권자는 법원에 그 자의 특별대리인의 선임을 청구하여야 한다. 2법정대리인인 친권자가 그 친권에 따르는 수인의 자사이에 이해상반되는 행위를 함에는 법원에 그 자 일방의 특별대리인의 선임을 청구하여야 한다.<개정 29

30 > 第 922 条 ( 親 権 者 の 注 意 義 務 ) 親 権 者 がその 子 に 対 する 法 律 の 代 理 権 又 は 財 産 管 理 権 を 行 使 するときは 自 己 の 財 産 に 関 する 行 為 と 同 一 の 注 意 をもって これをしなければな らない 제 922 조 (친권자의 주의의무) 친권자가 그 자에 대한 법률행위의 대리권 또는 재산관리권을 행사함에는 자기의 재산에 관한 행위와 동일한 주의를 하여야 한다. 第 922 条 の 2( 親 権 者 の 同 意 に 代 わる 裁 判 ) 家 庭 法 院 は 親 権 者 の 同 意 が 必 要 な 行 為 につ いて 親 権 者 が 正 当 な 理 由 なく 同 意 をしないことによって 子 の 生 命 身 体 又 は 財 産 に 重 大 な 損 害 が 生 じるおそれがある 場 合 子 子 の 親 族 検 事 又 は 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 に より 親 権 者 の 同 意 に 代 わる 裁 判 をすることができる 제 922 조의 2(친권자의 동의를 갈음하는 재판) 가정법원은 친권자의 동의가 필요한 행위에 대하여 친권자가 정당한 이유 없이 동의하지 아니함으로써 자녀의 생명, 신체 또는 재산에 중대한 손해가 발생할 위험이 있는 경우에는 자녀, 자녀의 친족, 검사 또는 지방자치단체의 장의 청구에 의하여 친권자의 동의를 갈음하는 재판을 할 수 있다. [본조신설 ] 第 923 条 ( 財 産 管 理 の 計 算 ) 1 法 定 代 理 人 たる 親 権 者 の 権 限 が 消 滅 したときは その 子 の 財 産 に 対 する 管 理 の 計 算 をしなければならない 2 前 項 の 場 合 において その 子 の 財 産 から 収 取 した 果 実 は その 子 の 養 育 財 産 管 理 の 費 用 と 相 殺 したものとみなす ただし 無 償 で 子 に 財 産 を 与 える 第 三 者 が 反 対 の 意 思 表 示 をしたときは この 限 りでない 제 923 조 (재산관리의 계산) 1법정대리인인 친권자의 권한이 소멸한 때에는 그 자의 재산에 대한 관리의 계산을 하여야 한다. 2전항의 경우에 그 자의 재산으로부터 수취한 과실은 그 자의 양육, 재산관리의 비용과 상계한 것으로 본다. 그러나 무상으로 자에게 재산을 수여한 제삼자가 반대의 의사를 표시한 때에는 그 재산에 관하여는 그러하지 아니하다. 第 3 款 親 権 の 喪 失 一 時 停 止 及 び 一 部 制 限 第 924 条 ( 親 権 の 喪 失 又 は 一 時 停 止 の 宣 告 ) 家 庭 法 院 は 父 又 は 母 が 親 権 を 濫 用 して 子 の 福 祉 を 著 しく 害 し 又 は 害 するおそれがある 場 合 には 子 子 の 親 族 検 事 又 は 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により その 親 権 の 喪 失 又 は 一 時 停 止 を 宣 告 することができる 30

31 2 家 庭 法 院 は 親 権 の 一 時 停 止 を 宣 告 するときは 子 の 状 況 養 育 状 況 その 他 の 事 情 を 考 慮 してその 期 間 を 定 めなければならない この 場 合 において その 期 間 は 2 年 を 超 え ることができない 3 家 庭 法 院 は 子 の 福 祉 のために 親 権 の 一 時 停 止 期 間 を 延 長 する 必 要 があると 認 めるとき は 子 子 の 親 族 検 事 地 方 自 治 体 の 長 未 成 年 後 見 人 又 は 未 成 年 後 見 監 督 人 の 請 求 により 2 年 を 超 えない 範 囲 で 1 回 に 限 りその 期 間 を 延 長 することができる 제 924 조(친권의 상실 또는 일시 정지의 선고) 1가정법원은 부 또는 모가 친권을 남용하여 자녀의 복리를 현저히 해치거나 해칠 우려가 있는 경우에는 자녀, 자녀의 친족, 검사 또는 지방자치단체의 장의 청구에 의하여 그 친권의 상실 또는 일시 정지를 선고할 수 있다. 2가정법원은 친권의 일시 정지를 선고할 때에는 자녀의 상태, 양육상황, 그 밖의 사정을 고려하여 그 기간을 정하여야 한다. 이 경우 그 기간은 2 년을 넘을 수 없다. 3가정법원은 자녀의 복리를 위하여 친권의 일시 정지 기간의 연장이 필요하다고 인정하는 경우에는 자녀, 자녀의 친족, 검사, 지방자치단체의 장, 미성년후견인 또는 미성년후견감독인의 청구에 의하여 2 년의 범위에서 그 기간을 한 차례만 연장할 수 있다. [전문개정 ] 第 924 条 の 2( 親 権 の 一 部 制 限 の 宣 告 ) 家 庭 法 院 は 居 所 の 指 定 懲 戒 その 他 身 上 に 関 する 決 定 などの 特 定 の 事 項 について 親 権 者 が 親 権 を 行 使 することが 困 難 な 場 合 または 不 適 当 な 事 由 があるために 子 の 福 祉 を 害 し 又 は 害 するおそれがある 場 合 には 子 子 の 親 族 検 事 又 は 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 具 体 的 な 範 囲 を 定 めて 親 権 の 一 部 制 限 を 宣 告 することができる [ 本 条 新 設 ] 제 924 조의 2(친권의 일부 제한의 선고) 가정법원은 거소의 지정이나 징계, 그 밖의 신상에 관한 결정 등 특정한 사항에 관하여 친권자가 친권을 행사하는 것이 곤란하거나 부적당한 사유가 있어 자녀의 복리를 해치거나 해칠 우려가 있는 경우에는 자녀, 자녀의 친족, 검사 또는 지방자치단체의 장의 청구에 의하여 구체적인 범위를 정하여 친권의 일부 제한을 선고할 수 있다. [본조신설 ] 第 925 条 ( 代 理 権 財 産 管 理 権 喪 失 の 宣 告 ) 家 庭 法 院 は 法 定 代 理 人 たる 親 権 者 が 不 適 当 な 管 理 により 子 の 財 産 を 危 うくしたときは 子 の 親 族 検 事 又 は 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により その 法 律 行 為 の 代 理 権 と 財 産 管 理 権 の 喪 失 を 宣 告 することができる 改 正

32 [ 全 文 改 正 ] 제 925 조(대리권, 재산관리권 상실의 선고) 가정법원은 법정대리인인 친권자가 부적당한 관리로 인하여 자녀의 재산을 위태롭게 한 경우에는 자녀의 친족, 검사 또는 지방자치단체의 청구에 따라 그 법률행위의 대리권과 재산관리권의 상실을 선고할 수 있다. <개정 > [전문개정 ] 第 925 条 の 2( 親 権 喪 失 宣 告 等 の 判 断 基 準 ) 第 924 条 の 規 定 による 親 権 喪 失 の 宣 告 は 同 条 の 規 定 による 親 権 の 一 時 停 止 第 924 条 の 2 の 規 定 による 親 権 の 一 部 制 限 第 925 条 の 規 定 による 代 理 権 及 び 財 産 管 理 権 喪 失 の 宣 告 その 他 の 措 置 によっては 子 の 福 祉 を 充 分 に 保 護 することができない 場 合 に 限 り することができる 2 第 924 条 の 規 定 による 親 権 の 一 時 停 止 第 924 条 の 2 の 規 定 による 親 権 の 一 部 制 限 第 925 条 の 規 定 による 代 理 権 及 び 財 産 管 理 権 喪 失 の 宣 告 は 第 922 条 の 2 の 規 定 による 同 意 に 代 わる 裁 判 又 はその 他 の 措 置 によっては 子 の 福 祉 を 充 分 に 保 護 することができない 場 合 に 限 り することができる [ 本 条 新 設 ] 제 925 조의 2(친권 상실 선고 등의 판단 기준) 1제 924 조에 따른 친권 상실의 선고는 같은 조에 따른 친권의 일시 정지, 제 924 조의 2 에 따른 친권의 일부 제한, 제 925 조에 따른 대리권ㆍ재산관리권의 상실 선고 또는 그 밖의 다른 조치에 의해서는 자녀의 복리를 충분히 보호할 수 없는 경우에만 할 수 있다. 2제 924 조에 따른 친권의 일시 정지, 제 924 조의 2 에 따른 친권의 일부 제한 또는 제 925 조에 따른 대리권ㆍ재산관리권의 상실 선고는 제 922 조의 2 에 따른 동의를 갈음하는 재판 또는 그 밖의 다른 조치에 의해서는 자녀의 복리를 충분히 보호할 수 없는 경우에만 할 수 있다. [본조신설 ] 第 925 条 の 3( 父 母 の 権 利 と 義 務 ) 第 924 条 第 924 条 の 2 第 925 条 の 規 定 により 親 権 の 喪 失 一 時 停 止 一 部 制 限 又 は 代 理 権 及 び 財 産 管 理 権 の 喪 失 の 宣 告 があった 場 合 であ っても 父 母 の 子 に 対 するその 他 の 権 利 及 び 義 務 には 変 更 を 来 さない [본조신설 ] 제 925 조의 3(부모의 권리와 의무) 제 924 조와 제 924 조의 2, 제 925 조에 따라 친권의 상실, 일시 정지, 일부 제한 또는 대리권과 재산관리권의 상실이 선고된 경우에도 부모의 자녀에 대한 그 밖의 권리와 의무는 변경되지 아니한다. [본조신설 ] 32

33 第 926 条 ( 失 権 回 復 の 宣 告 ) 家 庭 法 院 は 第 924 条 第 924 条 の 2 又 は 第 925 条 の 規 定 に よる 宣 告 の 原 因 が 消 滅 したときは 本 人 子 子 の 親 族 検 事 又 は 地 方 自 治 体 の 長 の 請 求 により 失 権 の 回 復 を 宣 告 することができる [ 全 文 改 正 ] 제 926 조(실권 회복의 선고) 가정법원은 제 924 조, 제 924 조의 2 또는 제 925 조에 따른 선고의 원인이 소멸된 경우에는 본인, 자녀, 자녀의 친족, 검사 또는 지방자치단체의 장의 청구에 의하여 실권의 회복을 선고할 수 있다. [전문개정 ] 第 927 条 ( 代 理 権 管 理 権 の 辞 退 と 回 復 ) 1 法 定 代 理 人 たる 親 権 者 は 正 当 な 事 由 があ るときは 法 院 の 許 可 を 得 てその 法 律 行 為 の 代 理 権 と 財 産 管 理 権 を 辞 退 することができ る 2 前 項 の 事 由 が 消 滅 したときは その 親 権 者 は 法 院 の 許 可 を 得 て 辞 退 した 権 利 を 回 復 することができる 제 927 조 (대리권, 관리권의 사퇴와 회복) 1법정대리인인 친권자는 정당한 사유가 있는 때에는 법원의 허가를 얻어 그 법률행위의 대리권과 재산관리권을 사퇴할 수 있다. 2전항의 사유가 소멸한 때에는 그 친권자는 법원의 허가를 얻어 사퇴한 권리를 회복할 수 있다. 第 927 条 の 2( 親 権 喪 失 一 時 停 止 又 は 一 部 制 限 と 親 権 者 の 指 定 等 ) 第 909 条 第 4 項 ない し 第 6 項 の 規 定 により 単 独 親 権 者 となった 父 若 しくは 母 養 父 母 ( 親 養 子 の 養 父 母 を 除 く )の 双 方 に 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 事 由 があるときは 第 909 条 の 2 第 1 項 及 び 第 3 項 ないし 第 5 項 の 規 定 を 準 用 する ただし 第 1 号 の 3 第 2 号 及 び 第 3 号 の 場 合 において 新 たに 定 められた 親 権 者 又 は 未 成 年 後 見 人 の 任 務 は 制 限 された 親 権 の 範 囲 に 属 する 行 為 に 限 られる 改 正 一 第 924 条 の 規 定 による 親 権 喪 失 の 宣 告 があった 場 合 一 の 二 第 924 条 の 規 定 による 親 権 の 一 時 停 止 の 宣 告 があった 場 合 一 の 三 第 924 条 の 2 の 規 定 による 親 権 の 一 部 制 限 の 宣 告 があった 場 合 二 第 925 条 の 規 定 による 代 理 権 及 び 財 産 管 理 権 喪 失 の 宣 告 があった 場 合 三 第 927 条 第 1 項 の 規 定 により 代 理 権 及 び 財 産 管 理 権 を 辞 した 場 合 四 所 在 不 明 等 親 権 を 行 使 することのできない 重 大 な 事 由 がある 場 合 2 家 庭 法 院 は 前 項 の 規 定 により 親 権 者 が 定 められ 又 は 未 成 年 後 見 人 が 選 任 された 後 に 単 独 親 権 者 であった 父 又 は 母 養 父 母 の 一 方 又 は 双 方 に 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 事 由 があるときは その 父 母 の 一 方 若 しくは 双 方 未 成 年 者 又 は 未 成 年 者 の 親 族 の 請 求 に より 親 権 者 を 新 たに 定 めることができる 33

34 一 第 926 条 の 規 定 により 失 権 の 回 復 が 宣 告 された 場 合 二 第 927 条 第 2 項 の 規 定 により 辞 した 権 利 を 回 復 した 場 合 三 所 在 が 不 明 であった 父 又 は 母 が 発 見 される 等 親 権 を 行 使 することができるようにな った 場 合 [ 本 条 新 設 ] 見 出 改 正 ] 제 927 조의 2(친권 상실과 친권자의 지정 등) 1제 909 조제 4 항부터 제 6 항까지의 규정에 따라 단독 친권자가 된 부 또는 모, 양부모(친양자의 양부모를 제외한다) 쌍방에게 다음 각 호의 어느 하나에 해당하는 사유가 있는 경우에는 제 909 조의 2 제 1 항 및 제 3 항부터 제 5 항까지의 규정을 준용한다. 다만, 제 2 호와 제 3 호의 경우 새로 정하여진 친권자 또는 미성년후견인의 임무는 미성년자의 재산에 관한 행위에 한정된다. 1. 제 924 조에 따른 친권상실의 선고가 있는 경우 1 의 2. 제 924 조에 따른 친권 일시 정지의 선고가 있는 경우 1 의 3. 제 924 조의 2 에 따른 친권 일부 제한의 선고가 있는 경우 2. 제 925 조에 따른 대리권과 재산관리권 상실의 선고가 있는 경우 3. 제 927 조제 1 항에 따라 대리권과 재산관리권을 사퇴한 경우 4. 소재불명 등 친권을 행사할 수 없는 중대한 사유가 있는 경우 2가정법원은 제 1 항에 따라 친권자가 지정되거나 미성년후견인이 선임된 후 단독 친권자이었던 부 또는 모, 양부모 일방 또는 쌍방에게 다음 각 호의 어느 하나에 해당하는 사유가 있는 경우에는 그 부모 일방 또는 쌍방, 미성년자, 미성년자의 친족의 청구에 의하여 친권자를 새로 지정할 수 있다. 1. 제 926 조에 따라 실권의 회복이 선고된 경우 2. 제 927 조제 2 항에 따라 사퇴한 권리를 회복한 경우 3. 소재불명이던 부 또는 모가 발견되는 등 친권을 행사할 수 있게 된 경우 [본조신설 ] [제목개정 ] (3) 親 権 に 関 わる 後 見 関 連 法 令 ( 条 ) 第 4 編 親 族 第 5 章 後 見 第 1 節 後 見 人 第 1 款 後 見 人 < 本 款 新 設 > 34

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:. 蔿 蔿 蔿 蔿, 蔿 Title 旺 山 許 蔿 [ウィ](ワンサン ホウィ)の 逮 捕 後 の 動 向 考 察 ( fulltext ) Author(s) 李, 修 京 Citation 東 京 学 芸 大 学 紀 要. 人 文 社 会 科 学 系. I, 63: 119-135 Issue Date 2012-01-31 URL http://hdl.handle.net/2309/125470 Publisher

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