2016_SS_text.pages

Transcription

1 早 稲 学 間 科 学 部 eスクール スタディスキル 2016 年 版 向 後 千 春

2 はじめに 謝 辞 内 容 についての 連 絡 先

3

4

5

6 1. 情 報 スキルを につける この 章 で 学 ぶこと 1

7 1.1 MyWasedaの使い MyWasedaは 学生の間 常にアクセスすることになるでしょう 入学した時から 卒業まで使うサイトです 身近なところでは 次のようなときに使います メールを読んだり 書いたりする 大学からの重要な情報をチェックする パソコンやネットワークに関する質問をする コースナビに入り オンデマンド授業を受けたり レポートを提出したりする 図書館の情報検索をする MyWasedaに入るには Webブラウザから次のURLにアクセスします このURLをブックマークしておくと良いでしょう 図1.1のような画面になりますので 右上の ログイン からWaseda IDとパスワー ドを入力して ログインします また 左下には 成績照会 科目登録 専用のログイン画面に入るための項目があ ります 覚えておきましょう 図1.1 MyWasedaのログイン画面 ログインすると 図1.2のような画面になります メールを読み書きするには 左メニューの メール をクリックします コースナビに入るためには 左メニューの Course をクリックします 2

8 1.2 メールの 使 い Waseda-netメール Web 上 でのメールの 操 作 3

9 4

10 メーラーを 使 ってメールを 操 作 する メーリングリスト 5

11 1.3 コースナビの 使 い 6

12 1.4 学 内 端 末 室 と 学 内 無 線 LANの 使 い 学 内 端 末 室 学 内 無 線 LAN 7

13 所 沢 情 報 システム 運 営 室 1.5 便 利 なオンラインサービス 8

14 (1) ドキュメント 作 成 Google Drive(ワード エクセル パワポがなくても 丈 夫 ) 9

15 (2) ファイル 管 理 Dropbox( 宅 でも 学 でも 同 じファイルで 作 業 する) 10

16 Evernote(あらゆるものをオンラインメモに 蓄 える) 11

17 宅 ふぁいる 便 ( きなファイルを 送 るときに 使 う) (3) コミュニケーションツール Skype(おしゃべり 打 ち 合 わせ ゼミに 使 える) 12

18 mixi( 仲 間 とのコミュニケーションに 便 利 ) Facebook( 知 り 合 いを 探 し コミュニケーションできる) Twitter( 速 報 性 にすぐれるコミュニケーションツール) ホームワーク1 1. Waseda-net メールを 使 って 分 宛 にメールを 送 る(30 点 ) 2. 紹 介 BBSに 投 稿 する(40 点 ) 3. オンラインサービスを 試 す(30 点 ) 13

19 参 考 スクリーンショットの 撮 り Windows Mac 参 考 理 コンピュータセミナー( 無 料 ) 14

20 2. 授 業 から 学 ぶ この 章 で 学 ぶこと 15

21 2.1 受 講 計 画 を てること 先 延 ばし 症 候 群 16

22 2.2 ノートの 取 り コーネル 式 ノートの 取 り 17

23 スライド 資 料 がある 時 のノート 18

24 何 のためにノートを 取 るか 2.3 授 業 への 参 加 19

25 発 信 すれば 分 に 戻 る 質 問 をしよう 20

26 レポートの 無 断 借 はカンニング 扱 い 21

27 eスクールホームルームの 活 2.4 ゼミ 選 択 への 準 備 22

28 ホームワーク2 1. ここまで 受 けた 学 授 業 の 感 想 を 交 換 する(50 点 ) 2. 好 きな 授 業 の1 回 分 をコーネル 式 でノートを 取 る(30 点 ) 3. 好 きな 授 業 の1 回 分 をコーネル 式 でノートを 取 る(20 点 ) 23

29 3. 献 を 探 し レジュメを 作 る この 章 で 学 ぶこと 24

30 3.1 本の検索 Googleブックス 調べるテーマが決まったら まず本を探しましょう Googleブックス books.google.co.jp/ サイトでは キーワードを入れることで そのキーワードが含 まれた本を検索することができます また Googleと著作権上の合意をした著作につ いては スキャンされた本の中身の一部を読むことができます 図3.1 Googleブックスの画面 図3.2 Googleブックスの検索結果 25

31 Amazon 26

32 3.2 学 術 献 の 検 索 Google scholar 27

33 図3.7 論文を表示したところ 3.3 早稲 学図書館の学術情報検索 早稲田大学は巨大な図書館を持っていますので 利用しない手はありません 学術 情報の検索には図書館の学術情報検索ページ index.html を開きます あるいは MyWasedaの右メニューから 学術情報検索 のボタンをクリックしても学術情報検索ページを開けます このページから 蔵書を 検索するには WINE をクリックします また 論文を検索するには 学術論文 雑誌記事 国内 CiNii Articles をクリックします なお 学外や自宅から利用することもできます 学外アクセスへログイン をクリッ クして 説明にしたがってください 図3.8 早稲田大学図書館の学術情報検索ページ 28

34 蔵 書 の 検 索 論 の 検 索 29

35 3.4 レジュメの 作 り 30

36 3.5 引 の 仕 短 い 章 をそのまま 引 する 場 合 要 約 して 引 する 場 合 31

37 引 献 リスト 論 書 籍 32

38 Webページ ホームワーク3 1. キーワードを 決 めて 献 検 索 をする(30 点 ) 2. 本 か 論 をひとつ 読 んでレジュメを 作 る(70 点 ) 33

39 4. 主 張 を 組 み て 議 論 する この 章 で 学 ぶこと 34

40 4.1 主 張 と 論 証 責 任 レポートは 調 べ 学 習 ではない 本 は 主 張 しないか? 35

41 主 張 したら 論 証 責 任 が ずる 36

42 4.2 トゥールミンの 三 ロジック 論 証 の 法 37

43 ワラントはデータと 主 張 のギャップを 埋 める 同 じデータでもワラント 次 第 で 主 張 は 変 わる 38

44 4.3 議 論 の 法 議 論 の 的 39

45 反 対 する 法 (1) 反 駁 (Rebuttal) 40

46 (2) 質 疑 (Question) 41

47 (3) 反 論 (Counter argument) 42

48 4.4 グループ 討 論 のルール 格 と 主 張 の 分 離 43

49 ファシリテータを てる ホームワーク4 1. 主 張 を 作 ってみよう(30 点 ) 2. 三 ロジックを 作 ってみよう(30 点 ) 3. 議 論 を 挑 もう(40 点 ) 44

50 5. アイデアを 形 にする この 章 で 学 ぶこと 45

51 5.1 アイデアを出すふたつの 向性 アイデアを出すという作業には 大きく分けてふたつの方向性があります ひとつ は テーマが決まっていて そこからたくさんの多様なアイデアを出すという 発散 の方向性です もうひとつは 手元にたくさんのデータがあるときに その中から新 しい概念を見つけ出すという 収束 の方向性です 図5.1参照 図5.1 アイデアを出すふたつの方向性 発散の方向性でアイデアを出す場合は マップが使われます 逆に 収束の方向性 でアイデアを出す場合は KJ法が使われます 以下にこの２つの技法について説明し ます 5.2 マップを描いてアイデアを出す マインドマップ ここで紹介する マインドマップ という方法はTony Buzanが定式化した方法です トニー ブザン バリー ブザン ザ マインドマップ ダイヤモンド社, 2005 用途としては 講義ノートを取るとき 日々の計画やプロジェクトの計画を練ると き 会議の内容をメモするとき プレゼンテーションの構成を考えるとき レポート や研究の構想を練るときなどに使えます 会議など複数の人が集まってアイデアを出すようなときは ホワイトボードや模造 紙にマインドマップを描きながら話を進めていくと 効率的な話し合いができます マインドマップの描き マインドマップを使う場合は テーマが決まっているので まずそのテーマを紙あ るいはホワイトボードの中心に大きく描きます 次に 中心のテーマから基本アイデアの枝を伸ばして描きます 46

52 基本アイデアが出そろったら 次にそれぞれの基本アイデアについて 思いつくま まに枝を広げていきます 枝は 文章の形ではなく なるべく単語で書くようにしま す たとえば 不幸な午後だった と書くかわりに 午後----不幸な という枝の形 で書きます 不幸な午後 というフレーズにしてしまうと それで意味が固定されて しまいます しかし 午後---不幸な と書くと 不幸な から 病気 失 敗 ニュース---悪い というような枝が伸ばせます つまり フレーズにしてしま うと それで意味が固定化されてしまうのに対して キーワードに分解しておけば 多 面的に考えられ 創造性が刺激されるというメリットがあります 図5.2 マインドマップの例 マインドマップ作成ツール パソコン上でマインドマップを作成するアプリケーションもあります XMind は マインドマップ作成アプリのひとつです Windows Macなど 複数のOSに対応しています マインドマップの作成はもちろんのこと 壁 紙を変更したり アイコンやイラストを貼り付けることも可能です XMindには有償 版もありますが マインドマップを作成するのみでしたら 無償版で十分でしょう 47

53 マインドマップからアウトラインへ グループでマインドマップを 作 る 48

54 5.3 KJ 法 で 概 念 を つける データを 収 束 させ 概 念 を つけるKJ 法 隠 れている 構 造 を つける 49

55 ホームワーク5 1. マインドマップを 作 ってみよう(50 点 ) 2. KJ 法 を 使 ってみよう(50 点 ) 50

56 6. レポートを 書 く この 章 で 学 ぶこと 51

57 6.1 レポートの 構 成 レポートの 分 量 序 論 本 論 結 論 の3 部 構 成 52

58 6.2 序 論 の 書 き MintoのS-C-Qモデル 53

59 54

60 6.3 本 論 の 書 き 各 論 も 三 ロジックで 書 く 55

61 56

62 6.4 結 論 の 書 き 57

63 6.5 推 敲 する 58

64 KISSの 原 則 い は 短 い に 分 割 する 接 続 語 を 使 う 修 飾 語 近 接 の 原 則 59

65 体 めは 使 わない 接 続 詞 副 詞 はひらがなで 書 く ホームワーク6 1. 序 論 を 書 いてみよう(30 点 ) 2. 三 ロジックを3つ 作 ろう(30 点 ) 3. 各 論 を3つ 書 こう(30 点 ) 4. 結 論 を 書 こう(10 点 ) 60

66 7. プレゼンテーションをする この 章 で 学 ぶこと 61

67 7.1 プレゼンテーションとは 何 か 情 報 量 定 の 法 則 7.2 視 覚 的 なスライドを 作 る 動 的 に 字 を 読 んでしまう 性 質 62

68 63

69 7.3 スピーチではストーリーを 語 る 原 稿 を 読 まない 発 声 姿 勢 視 線 指 し 棒 ポインター 64

70 時 間 を 守 る スライドの 枚 数 と 時 間 の 関 係 7.4 スライドの 作 成 65

71 7.5 ポスター 発 表 66

72 ホームワーク7 1. スライドを 作 ってみよう(50 点 ) 2. 5 分 間 スピーチをしよう(50 点 ) 67

73 68