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1 Excel のユーザフォームを 利 用 したデータ 入 力 マクロ 取 扱 い 説 明 書 このプログラムは Excel を 利 用 したアンケート 調 査 データの 入 力 を,Excel のユーザフォームを 利 用 することで, 図 1のようなアンケート 票 の 印 刷 イメージと 同 じ 画 面 で,マウス 操 作 などを 主 体 に 行 うこ とで 簡 便 化 をはかろうというものです 図 1 アンケート 票 の 例 このアンケート 票 は, 阪 神 淡 路 大 震 災 復 興 公 営 住 宅 入 居 者 生 活 実 態 調 査 実 行 委 員 会 が 1999 年 11 月 日 に 実 施 した 阪 神 淡 路 大 震 災 復 興 公 営 住 宅 入 居 者, 生 活 実 態 調 査 に 使 用 したものである なお,この 図 は Excel のフォーム に 変 換 したもので, 既 にオプションボタンやテキストボックスなどが 入 っている ボタンなどがないのが, 元 々のアンケ ート 票 である このプログラムを 利 用 したデータ 入 力 のためには, 図 1のようなユーザフォームを 作 成 する 必 要 があ りますので,その 手 間 を 考 えると, 少 ないケースのデータ 入 力 では, 利 用 効 果 はあまり 得 られません Excel への,1 ケースあたりの 入 力 セル 数 入 力 ケース 数 が 数 千 以 上 である,データ 入 力 は 分 担 して 行 ったり,キーボードによる 入 力 ( 特 に 数 字 )に 非 常 に 慣 れているとはいえない 者 が 行 う などといった 場 合 に 効 果 を 発 揮 することになります 以 下,このプログラムを 利 用 する 流 れにそって,Ⅰ.データのコーディングとデータ 入 力 シートのレ イアウト,Ⅱ.ユーザフォームの 作 成,Ⅲ.コントロールシートの 作 成,Ⅳ.マクロプログラムの 整 形 修 正,Ⅴ.プログラムの 実 行 について 順 に 説 明 します 1

2 Ⅰ.データのコーディングとデータ 入 力 シートのレイアウト Ⅰ-1. 回 答 データの 種 類 アンケート 票 などで 回 答 を 求 め, 得 られるデータとしては,1 選 択 肢 として 指 定 された 数 値 や 文 字 番 号,2 実 数 値,3 文 字 列 があります また,データ 項 目 ( 設 問 変 数 )の 性 質 としては,(a)サブ クエ スチョン(Sub Question: 副 問 ) と(b) 多 重 ( 複 数 ) 回 答 があります データの 入 力 セルの 数,その 配 置 などはこれらを 考 慮 して 行 います Ⅰ-2. 入 力 セルのレイアウト 図 1のアンケート 票 を 例 にした 一 般 的 な 入 力 フォームは 次 のようになります なお,このデータ 入 力 プログラムでは, 最 初 のデータ 入 力 シートの 1 行 1 列 はデータ 入 力 数 のカウントと 点 検 用 のデータ 番 号 などを 記 録 するのに 使 いますので,その 入 力 シートの 1 行 1 列 2 列 は, 空 白, 若 しくは 0 を 初 期 値 として 設 定 しておいて 下 さい 表 1. 図 1のアンケート 票 に 対 応 した 入 力 フォーマット 例 問 問 1 問 2 問 2-1(S.M) ID 3(R) 問 4 問 5 問 6(M) 問 7 記 入 NA 記 入 記 入 NA 記 入 N N N S N1 N1 N1 N1 N1 S N N N S N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N S 問 8 問 9(M) 問 10(M) 記 入 NA 記 入 NA N S N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 S N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 問 11 問 12(M) NA 記 入 N N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 N1 S N は 数 値 を 入 力 するセル,S は 文 字 列,N1 は 該 当 する 場 合 1 を 入 力 するセル 図 では 3 行 が 3 段 に 分 かれているが, 3 段 は 実 際 には 横 につながっている 先 頭 の ID は,アンケート 票 の 回 答 欄 には 印 刷 されない 場 合 が 多 いですが 通 常 入 力 します これは 絶 対 に 必 要 というわけではありませんが, 回 答 と 入 力 のチェックなどを 行 う 時 に 必 要 となる 場 合 がありま す 回 収 した 調 査 票 に 一 連 の 番 号 を 付 け,コンピュータ 上 のデータに 対 応 する 調 査 票 の 現 物 参 照 ができ るようにしておくというのは, 重 要 なことです 数 値, 数 字 とアルファベットの 組 み 合 わせなどの 形 で 入 力 しますが,1 セルを 入 力 エリアとしてあてます 問 1, 問 2は 選 択 肢 方 式 の 択 一 式 の 設 問 ですから, 通 常 1 設 問 に 入 力 エリアを1セル 確 保 し, 入 力 は 選 択 肢 番 号 とします 選 択 肢 番 号 は, 数 字,アルファベット,カナなどが 使 われますが,ここではすべ て 数 字 としています(データ 入 力 プログラムでは 全 て1から 始 まる 整 数 として 扱 っています) 問 2で は 4.その 他 の 回 答 の 場 合 の 記 入 欄 がありますので,そこに 書 き 込 みされている 情 報 をデータ 入 力 シー トに 書 き 込 むなら,それに 1 セルを 割 り 当 てます 通 常 は 表 のように,その 設 問 の 回 答 番 号 を 入 力 する 位 置 の 直 後 に 置 きます 問 2-1はサブ クエスチョンでかつ 複 数 回 答 の 設 問 ですが,いくつでも 回 答 を 可 としているので, 入 力 セルとしては 選 択 肢 番 号 の 数 だけ 必 要 ということになります この 場 合 その 選 択 肢 番 号 を 選 んだケ ースについては, 対 応 セルに 1 を 入 力 するようにしています なお, 回 答 をしなかったケースは, 2

3 選 択 肢 番 号 に 対 応 するセル 全 てが 空 白 ということになりますが, 無 回 答 のケースも 集 計 する 場 合, 無 回 答 も1つの 選 択 肢 として 扱 い,もう 1 セル, 入 力 エリアを 確 保 します 表 1ではそうしています(Ⅱ のユーザフォームの 作 成 では,このセルは 使 用 していません データ 入 力 後 にこのセルに 論 理 演 算 など をしてデータ 入 力 ために 確 保 しています) 問 12は3つまでという 限 定 をつけた 複 数 回 答 ですので, 入 力 エリアは3セル 確 保 すればいいわけで すが,ここでは 問 2-1と 同 じような 形 で 入 力 することにしています Ⅰ-3. 無 回 答 と 非 該 当 のデータ 入 力 設 問 に 対 して 無 回 答 の 場 合, 入 力 セルに 何 も 入 力 しない 方 式 もありますが, 無 回 答 にも 選 択 肢 番 号 を 割 り 当 てることもよく 行 われます 選 択 肢 番 号 で 答 える 設 問 では, 選 択 肢 にない 9 とか 99 の 番 号 がよ く 使 われます 表 1の 問 2-1はサブ クエスチョン( 副 問 )です 従 って, 回 答 がないケースについては, 無 回 答 である 場 合 と, 回 答 を 求 められる 対 象 者 ではない 非 該 当 にあたる 場 合 の2つの 場 合 が 考 えられ ます 回 答 の 集 計 にあたっては, 非 該 当 は 集 計 から 除 外 して 計 算 するのが 一 般 的 ですが, 無 回 答 は 単 純 集 計 やクロス 集 計 などには 反 映 させるのが 一 般 的 です 従 って, 無 回 答 と 非 該 当 はデー タの 上 区 別 しなければなりません 入 力 の 時 からこの 区 別 を 行 うなら, 択 一 式 の 設 問 の 場 合, 無 回 答 は 8 とか 88, 非 該 当 は 9 とか 99 など, 他 の 値 と 異 なる 数 値 で 入 力 することになります 複 数 回 答 の 場 合 は 非 該 当 という 選 択 肢 があるものとして 扱 う 方 法 もあります 実 数 値 の 回 答 の 場 合 図 と 表 に 例 は 示 されていませんが, 実 数 での 回 答 ( 例 えば 年 齢 を 実 数 で 問 う 設 問 )の 場 合, 無 回 答 は 数 値 ( 例 えば 999)などに 置 き 換 えることもできますが, 平 均 値 の 集 計 をする 時 はそうした 数 値 のままでは 平 均 値 が 正 しく 計 算 されません また,サブ クエスチョンで 非 該 当 が でてくる 場 合 も 同 様 です 平 均 値 だけを 計 算 するなら, 無 回 答 も 非 該 当 も 数 値 としては 扱 わない 文 字 ( 例 えば 半 角 ピリオド)にしておくと,Excel などでは 平 均 値 などの 計 算 から 除 外 してくれます 但 し, 実 年 齢 から5 歳 刻 みの 年 齢 階 層 などにカテゴライズされた 変 数 を 作 るときは, 無 回 答 と 非 該 当 は 区 別 の 必 要 があります なお,ここでは 8 とか 9,88,99,999, 半 角 ピリオドとして 入 力 するとしましたが,これはデ ータ 集 計 の 前 に 最 終 的 にそうした 数 値 などに 置 き 換 える 必 要 があるという 意 味 です この 入 力 プロ グラムでは, 無 回 答 などを 含 めた 選 択 肢 を,1から 始 まる 連 続 の 整 数 として 扱 い, 任 意 の 数 値 とし て 入 力 することはできません それらはデータ 入 力 後 に 論 理 演 算 などをして 変 換 するものとしてい ます Ⅰ-4. 複 数 ( 多 重 ) 回 答 のデータ 入 力 Ⅰ-2では 複 数 回 答 は 選 択 肢 数 分, 場 合 によっては 無 回 答 と 非 該 当 にも 入 力 セルとして 確 保 するレイ アウトを 示 しましたが, 2つまで 3つまで としている 設 問 の 場 合,その 限 定 数 だけ 入 力 セルを 確 保 することですます 方 法 もあります いま, 選 択 肢 が7つで 3つまで 回 答 の 設 問 に 対 し,(a)のケー スでは 1,3,5 を 回 答,(b)は 1,7 を 回 答,(c)は 無 回 答,(d)は 非 該 当,であったとすると,デー タ 入 力 は 表 2の 左 右 どちらの 形 式 でもかまわないし,また 相 互 に 変 換 することも 可 能 です 3

4 表 2.YN 型 多 重 回 答 のデータ 入 力 と MA 型 多 重 回 答 のデータ 入 力 例 問 の1 問 の2 問 の3 問 の4 問 の5 問 の6 問 の7 問 の8 問 の1 問 の2 問 の3 (a) (b) (c) (d) YN 型 とは 各 選 択 肢 に,Yes,No で 回 答 したとみなす 複 数 択 一 (2 値 ) 方 式 ),MA 型 とは 複 数 選 択 方 式 のことで, 筆 者 がこう 名 付 けて 使 っているもの YN 型 入 力 では,(c)のケースは, 実 際 の 選 択 肢 にはない 第 8 番 目 の 回 答 しない という 選 択 肢 を 選 んだと 考 えている 非 該 当 は 集 計 に 当 たってケースとして 除 外 することを 念 頭 に, 全 てについて. ( 半 角 ピリオド)を 入 れている MA 型 では 99 は 無 回 答 をあらわす 選 択 肢 として 入 力, 半 角 ピリオドは 非 該 当 で 集 計 しないということで 入 力, 999 は 集 計 に 際 して,あるいは 集 計 後 削 除 するもの として 入 力 なお, 入 力 プログラムは, 基 本 的 には YN 型 として 多 重 回 答 を 扱 っている Ⅱ.データ 入 力 用 ユーザフォームの 作 成 Ⅰの 作 業 を 経 て, 表 1のようなデータ 入 力 シートが 完 成 したら, 次 にデータ 入 力 用 Excel ユーザフォ ームの 作 成 にかかります Ⅱ-1.アンケート 票 のイメージの 準 備 データ 入 力 用 のユーザフォームは Excel のユーザフォームに 直 接 アンケート 票 の 設 問 や 選 択 肢 を 書 き 込 むことでも 行 えますが,アンケート 票 のイメージファイルを 使 う 方 が 簡 単 であり, 労 力 も 少 ない 大 抵 のユーザは,PC のワープロソフトなどでアンケート 票 の 原 本 を 作 成 しているだろうから,それをイ メージ 出 力 することになります その 作 業 は,1アンケート 票 を 確 認 し, 必 要 な 場 合 修 正 を 加 える,2そのイメージ 出 力 を 得 る,2 出 力 されたイメージファイルのサイズを 使 用 する PC ディスプレイの 解 像 度 に 合 わせて, 必 要 なコントラ ストの 補 正 をかけたファイルに 変 換 する,となります Ⅱ-1-1.アンケート 票 の 点 検 修 正 アンケート 票 を 作 成 したワープロソフトなどを 起 動 し,アンケート 票 を 読 み 込 みます 修 正 が 必 要 な ければ 次 のⅡ-1-2の 処 理 に 移 行 しますが, 調 査 票 にはない 無 回 答 非 該 当 などの 選 択 肢 を 入 れたければここで 修 正 をかけます ちょっとした 文 字 の 挿 入 は,Excel のユーザフォームの 設 定 の 中 で も 出 来 ますが, 手 馴 れたワープロの 方 が 楽 なことも 多 いでしょう アンケート 票 の 中 に 文 字 を 挿 入 する とレイアウトが 変 わることがありますので,Word を 使 っているなら テキストボックス に 文 字 を 書 き,そのテキストボックスの 書 式 の 中 の レイアウト で 前 面 に 表 示 を 選 ぶと 良 いでしょう Ⅱ-1-2.イメージファイルへの 書 き 出 し PDF ファイルの 操 作 はオープンソースとして 利 用 できる"PDFCreater"を 使 用 することを 前 提 に 説 明 しています ( Windows 版 がダウンロードできる) ワープロソフトなどで 作 ったアンケート 票 を PDF 出 力 モードで 印 刷 します PDFCreator がインス トールされていれば,ワープロソフトから, 印 刷 プリンタ 名 を PDFCreator に 設 定 プリン 4

5 タ 名 の 横 にある プロパティ をクリック レイアウト の 画 面 でシートごとの 頁 を 見 開 き 頁 なら 2 などに 設 定 ( 印 刷 の 向 きは A4 縦 横 書 きの 2 頁 なら 縦 ) この レイアウト 画 面 で OK をク リック 戻 った 印 刷 画 面 で, 印 刷 範 囲 に 対 応 する 頁 を 指 定 (PDFCreator では 一 度 のイメージ 出 力 で,1 画 面 しか 出 力 されない) この 操 作 をすると 少 し 時 間 がかかりますが, 下 の 左 図 の 画 面 が 表 示 されるので(ここでは 英 語 モード で PDFCreator を 実 行 している)"Document Title" 欄 に 適 当 な 名 前 を( 拡 張 子 をつけずに) 英 語 モード で 設 定 し"Save"をクリック すると 右 の 画 面 に 移 るので,イメージを 保 存 したいフォルダに 移 って, 保 存 ファイルの 種 類 を JPG,BMP などの 画 像 形 式 にして 保 存 をクリックします 図 3.PDFCreator の 画 面 以 上 で 指 定 フォルダにイメージファイルが1つできます なお,イメージが 出 力 されたあと, この ファイルを 開 けません の Windows のエラーメッセージが 表 示 される 場 合 がありますが, キャンセル など, 無 視 して 構 わない Ⅱ-1-3. 作 成 した 画 像 ファイルの 編 集 Ⅱ-1-2で 作 成 した 画 像 ファイルは,サイズが 大 きくて PC のディスプレイに 収 まらないことがあ ります また, 使 用 したいモードと 90 度 回 転 している 場 合 もあります そこでデータ 入 力 に 使 用 する PC のディスプレイ 解 像 度 を 考 えながら, 縮 小 (たまには 拡 大 することもあるかもしれない)します 窓 の 杜 などからダウンロードできるフリーの 画 像 編 集 ソフト"JTrim"(Copyright(C) WoodyBells. 利 用 して,この 整 形 に 当 たります JTrim で,JPEG,BMP などの 画 像 ファイル 形 式 で 保 存 したものを 読 み 込 み, 画 像 が 回 転 していたら, イメージ 回 転 で 修 正 します 余 白 が 大 きくカットしたければ イメージ 切 り 抜 き で 利 用 範 囲 だけを 切 り 取 ります この 後 画 像 サイズの 調 整 を イメージ リサイズ で 行 います こうしてリサイズされた 画 像 は 通 常 少 しぼやけていますので, 加 工 シャープにする で 適 当 なシャープさを 選 択 します イメージファイルの 文 字 は 完 全 に 読 めなくても, 入 力 作 業 をする 人 がアン ケート 票 原 本 と 対 照 させて 判 読 できるくらいで 十 分 と 思 います 5

6 Ⅱ-2.ユーザフォームへのイメージの 取 り 込 みとチェックボックスなどの 配 置 さて,いよいよ Excel の 操 作 に 移 ります ここでは 1 Excel2003 に 即 して 説 明 2 使 用 する Excel ファイルは, 提 供 した"DataIn.xls"というファイル このファイルには 既 にマクロプログラム, 空 白 のユーザフォーム1と, 入 力 データ 修 正 用 のユーザフォーム 50,Conf0,Data というシートが 作 成 されています として 説 明 します Ⅱ-2-1.ユーザフォームの 挿 入 とイメージの 取 込 1 Excel を 起 動 し,DataIn.xls を 読 み 込 みます これにはマクロプログラムが 入 っていますので, マクロの 実 行 を 許 可 してオープンして 下 さい なお,Excel のマクロ セキュリティの 設 定 が 中 以 下 でないと,マクロ 付 きのファイルは 読 みこめません 中 にするには,Excel を 起 動 後, ツール オプション の セキュリティ 画 面 の マクロ セキュリティ を 選 び セキュリティ レベル の 画 面 で 中 をクリックして OK]で 終 了 させ, 一 旦 Excel を 閉 じます 2 ツール マクロ Visual Basic Editor を 実 行 3 左 上 に 表 示 されている プロジェクト-VBAProject の 中 の VBAProject(DataIn.xls) の フ ォーム の UserForm1 をクリックすると, 次 のような 画 面 になる DataIn.xls のユーザフォーム1には, 既 にコマンドボタンを2つ 設 定 しています このまま 使 用 するか, 文 言 を 変 更 して 下 さい この 画 面 の 右 側 の DataIn.xls - UserForm1 (UserForm) の UserForm1 の 中 に ツールボック ス の コントロール からチェックボックスなどを 設 定 できるが, 先 ずはイメージを 取 り 込 む 6

7 その 方 法 は, 左 下 のプロパティ ウィンドウ(これは 右 側 の UserForm1 を 右 クリックしてプロパテ ィを 実 行 することでも 得 られます)の 中 の Picture をクリックすると( 青 色 で 反 転 表 示 されている), その 右 側 に... が 表 示 されるので,そこをクリック,するとファイル 入 力 画 面 が 表 示 されるので,こ の Form1 に 読 込 みたいイメージファイルを 指 定 する 右 側 の UserForm1 の 中 にイメージが 読 込 まれますが, UserForm1 の 初 期 サイズは DataIn.xls では ドットくらいにしてありますが,そのサイズが 画 像 より 小 さいと, 全 てが 表 示 されてい ないと 思 います UserForm1 のサイズは 角 の 小 さな をクリックしてマウスを 移 動 すれば(ウィン ドウよりはみ 出 しても 操 作 できます) 好 きな 大 きさになりますので,イメージが 正 しく 表 示 されるよう 調 整 します 次 にいよいよチェックボックスなどの 配 置 を 行 います 4 チェックボックスなどは,ユーザフォームを ON にして, 図 のようなツ ールボックスが 表 示 されているモードで 行 います このプログラムで 使 用 す るのは 1 段 目 左 から 3 番 目 の テキストボックス,2 段 目 の 1 番 目 の チェ ックボックス,2 番 目 の オプションボタン,5 番 目 のコマンドボタンです 1 段 目 2 番 目 の ラベル は 文 字 を 追 加 したい 時 に 使 用 します アンケート 票 の 各 設 問 選 択 肢 などのデータ 入 力 方 式 に 従 って, オプションボタン:1 つだけを 選 ぶ 選 択 肢 チェックボックス: 複 数 の 選 択 が 可 能 な 選 択 肢 テキストボックス: 数 字 や 文 字 列 を 入 れる 場 所 を,ユーザフォームの 適 切 と 思 われ る 位 置 に 配 置 します これらのボタ ン ボックスを 配 置 すると, 画 面 の プロパティ のところに, OptionButton1 OptionButton と 表 示 されますが,この 情 報 はこのプロ パティの 値 を 変 えることで 変 更 で きます いま,ユーザフォームの 中 にはオプションボタンの 横 に OptionButton1 と 表 示 され, 文 字 つきで 表 示 されていますが, 通 常, 文 字 の 表 示 はいらないので,プロパ ティの Caption の 文 字 を 消 すと フォームの 文 字 も 消 えます サイズ は Height と Width の 値 を 変 更 すると 変 わります 表 示 位 置 はマ ウスでクリックしながら 移 動 するか, Left Top の 数 値 を 変 更 します 7

8 なお,マウスで 移 動 するときは 通 常 グリッド 線 に 合 わせた 移 動 となりますが,それを 変 更 したければ, ツール オプション の 全 般 でグリッドの 設 定 が 変 更 できます ボックスやボタンの 配 置 で 必 ず 守 らなければならないのは,データ 入 力 フォームとコントロールシー トの 指 定 の 順 番 にボックスやボタン 番 号 が 並 んでいることです これは 通 常, 設 問 番 号 と 選 択 肢 の 順 番 にボックスやボタン 番 号 が 切 れ 目 無 く 並 んでいるという 意 味 です ボックスやボタンは 最 初 のものを 配 置 すれば,それをコピーして 貼 り 付 けることで, 次 々と 作 ること も 出 来 ます 複 数 のボタンなどを 一 度 に 選 んでコピーして 貼 り 付 け 移 動 もできますので, 同 じような 配 置 が 続 く 場 合, 手 間 を 減 らすことができます なお, 貼 り 付 けた 場 合 に 付 けられる 番 号 は,そのボックスやボタンが 使 用 している 一 番 大 きい 番 号 の 次 の 値 からとなります 従 って,オプションボタン1~4が 作 られ,3が 削 除 された 後 に 貼 り 付 けを 実 行 すると,3がないまま5が 出 来 るということになります ボタン ボックス 番 号 は プロパティ の オブジェクト 名 を 書 き 換 えることで 変 更 できますので, 空 白 番 号 が 無 いようにする 必 要 があります 注 意 :ボタンなどをダブルクリックすると,ユーザフォームのコード 表 示 画 面 に 移 動 し, Private Sub OptionButton1_Click() End Sub などが 表 示 されます これはそのボタンやボックスをクリックしたときの 処 理 をプログラムする ためのものです Private Sub と End Sub の 間 にコードを 書 き 込 めば,そのボタンがクリックさ れた 時 に 書 き 込 んだ 処 理 がなされることになります 何 も 書 き 込 まなければ, 何 も 処 理 をしない ので,この 空 白 行 を 含 めた3 行 はあっても 誤 動 作 にはつながりませんが, 不 必 要 なので 削 除 する ほうがよいでしょう 5 1つのユーザフォーム 作 成 の 最 後 にコマンドボタンを2つ 追 加 します(DataIn.xls のユーザフォー ム1では 既 に 設 定 されているので,この 作 業 は 不 必 要 です) コマンドボタン 1 は 次 のデータ 入 力 に 移 るためのボタンなので, 次 へ などの 文 字 を 入 れたボタンにします コマンドボタン 2 はデータ 入 力 をキャンセルして 終 了 にあたりますので, 途 中 終 了,などの 文 字 を 入 れます ボタン 番 号 は 必 ずこの 用 途 指 定 の 通 りにして 下 さい 以 上 で,1つのユーザフォームの 作 成 は 終 了 しました 次 のユーザフォームの 作 成 が 必 要 なら, 挿 入 ユーザフォーム を 実 行 すると,ユーザフォーム 2 が 作 られますので,1~5を 繰 り 返 します Ⅲ.コントロールシートの 作 成 ユーザフォームに 書 き 込 まれたボタンやボックスの 数,そこに 入 力 チェックされた 情 報 をどう 書 出 すかは,コントロールシートで 指 定 します コントロールシート 名 は,この DataIn.xls の"Conf0"シー トの 5 6 行 の 2 列 目 に 書 き 込 む 必 要 があります DataIn.xls の"Conf0"シートを,コントロールシート としても 利 用 できますが,その 場 合 も,ファイル 名,シート 名 を"Conf0"シートの 5 6 行 の 2 列 に 必 ず 8

9 書 き 込 みます データ 入 力 担 当 者 に 渡 すマクロ 付 のファイルは1つの 方 が 都 合 良 いと 思 われますので,"Conf0"をコ ントロールシートとしても 理 容 師,DataIn.xls の 中 にデータ 用 のシートを 設 定 するのが 便 利 でしょう ただし,そうしなければならないとうことではありません そのコントロール 用 のファイル シート 名 が"Conf0"で 正 しく 指 定 され,そのシートの 8 行 目 の 2 列,11 行 以 降 の 2 列 と 4 列 以 降 に 書 き 込 まれる 情 報 がフォームとデータ 入 力 シートに 対 応 していれば 構 いません コントロールシートの 8 行 2 列 には, 利 用 するフォームの 数 を 入 れます 11 行 以 降 に 書 き 込 むのは, 入 力 データの 書 き 込 みファイルの 名 前,シート 名, 最 初 の 書 き 込 み 開 始 行, 設 問 と 選 択 肢 に 対 応 したオ プションボタン,チェックボックス,テキストボックスのグループ( 基 本 的 に1 設 問 1グループ) 数, それぞれのボタンやボックス 情 報 の 書 き 込 み 開 始 列 などです 図 1のようなアンケート 票 とユーザフォーム, 表 1のような 入 力 フォーマットの 設 定 の 場 合,コント ロールシートは 次 のような 設 定 となります 黒 色 の 文 字 数 値 がユーザが 入 力 する 情 報 で, 色 つきの 文 字 が 入 っているセルは 変 更 の 必 要 はない まず, 入 力 フォームの 数 は 4 に 指 定 された 従 って 11 行 以 降 にはフォーム 1~4 の 情 報 が 書 き 込 まれ ることになる フォーム 1 については,データを 書 出 すファイルは"DataIn.xls"でシート 名 は"Data", 書 き 出 し 開 始 行 は 6 行 目 からとした(データ 書 き 出 しファイルの 1 行 目 1 列 はプログラムで 使 用 する 初 期 値 は 空 白 または 0 である 必 要 がある) オプションボタンは 7 つのグループから 構 成 され,その 第 1グループ( 問 1)のボタン 数 は 5,ここ にチェックされた 内 容 はデータシートの 2 列 目 に 入 力 される チェックボックスはグループとしては 5 つで, 第 1グループ( 問 2-1)のボックス 数 は 4,そのデータは 5 列 以 降 (5~8 列 )に 書 出 される テキストボックスは 9 つで, 最 初 のテキストボックス(ID)の 情 報 は 第 1 列 に 書 出 される なお ID 情 報 は, 必 ず 入 力 することに 設 計 しているので,このボックスの 入 力 チェックには 1 が 入 っており,こ のボックスに 入 力 がなければ,プログラムは テキストボックスの 1 番 目 の 書 き 込 みがありません の 警 告 メッセージを 表 示 し,データの 入 力 を 促 す こうしたチェックが 必 要 がないボタン ボックスは 入 力 チェックを 0 とする なお,チェックボックスで 3 つ 以 上 チェックされなければならないなどの 場 合,チェックボックスの 入 力 チェック 欄 には 3 を 指 定 する(オプションボタン,テキストボック スはチェックが 必 要 な 場 合 は 常 に 1 のみである) 第 2 グループ 以 降 も, 入 力 レイアウトフォーム 9

10 と 対 応 させて, 同 じように 指 定 する フォーム 2 以 降 も 同 様 です なお,フォームごとに, 入 力 データを 書 出 すブック 名 シート 名 などの 指 定 を 必 要 としたのは,Excel2003 の 場 合, 最 大 入 力 列 が 256 列 だからです これを 超 えるような 入 力 の 必 要 がある 場 合, 複 数 のシートを 使 用 することが 必 要 になるためです Ⅳ.マクロプログラムの 修 正 以 上 でコントロール シートとユーザフォームの 設 定 が 終 わったので, 最 後 のマクロプログラムの 作 成 修 正 にかかる Ⅳ-1.プログラムの 各 フォームへのコピー 提 供 している"DataIn.xls"にはユーザフォームを 呼 び 出 すプログラムが, 標 準 モジュール の モジ ュール1 に"a データ 入 力 "という 名 前 で 登 録 されています データの 点 検 修 正 をするプログラムの 名 前 は"b データ 修 正 "です また, UserForm1 には 既 にプログラムが 書 き 込 まれています VisualBasicEditor で"UserForm1" が 表 示 されている 時 に,その 画 面 を マウスで 右 クリック コードの 表 示 を 実 行 すると, 付 のようなプログラムが 現 れる このプログラムは 基 本 的 に 全 てのユーザフォームに 共 通 なので,これを コピー(Ctrl+A でプログラム 全 体 を 選 び,Ctrl+C)し,UserForm2 などのコードのエリアに 貼 り 付 け (Ctrl+V)すればよい なお,このコピーするもの 以 外 に 書 き 込 まれているコードは,すべて 削 除 した 方 がよい Ⅳ-2.プログラムの 修 正 ユーザが 修 正 しなければならないのは,プログラムの 始 めの 方 にでてくる(37 行 目 で,ここでは 赤 色 で 示 している) 数 値 だけであり,ユーザフォーム 番 号 に 対 応 させてください ( 行 番 号 の 数 値 は 便 宜 的 につけたもので, 提 供 プログラムでは 表 示 されません) ' ********************************* 26 ' 最 初 に Form を 開 いた 時 の 処 理 27 ' OptionButton Groupを 設 定 28 ' ********************************* Private Sub UserForm_Initialize() 31 Dim ConfSheetN As String 32 Dim CntlBookN, CntlSheetN As String ' コントロールファイルのブック 名 シート 名, 33 Dim FBookN, FSheetN As String ' 第 1 書 き 出 しファイルのブック 名 シート 名 34 Dim DBookN, DSheetN As String ' 現 在 の 書 き 出 しファイルのブック 名 シート 名 '############################################ 37 FormNum = 1 ' このフォームの 番 号 38 '############################################ ConfSheetN = "Conf0" 10

11 以 上 で, 全 てが 終 了 する あとは,コントロールシートがあるファイル,データを 書 き 込 むシートが あるファイルを 開 き(DataIn.xls はこれが1ファイルに 統 合 されている),Excel 画 面 から, ツール マクロ マクロ から"a データ 入 力 "を 実 行 すると,まず Form1 の 入 力 画 面 が 現 れるので,コ ントロールシートのミスがないか1~2ケーステスト 入 力 ( 例 えば 選 択 肢 の 1 番 と 最 後 の 番 号 を 選 び, データ 入 力 用 シートの 指 定 欄 に 正 しく 入 力 されているかをチェックすればよい なお, 次 のようなエラーメッセージがでることがあ る デバッグ を 押 すと,プログラムのエラー 箇 所 に 移 動 し,その 行 が 黄 色 で 表 示 される その 際, 再 開 するには,VisualBasicEditor の 画 面 で, 実 行 リ セット を 押 す プログラムのコピーが 正 しく 行 われ, その 修 正 が 正 しくなされていれば,ミスは 多 分 100%コントロールシートの 指 定 内 容 の 筈 です シート やファイルの 名 前 が 正 しいか,グループ 数 やボタン ボックスの 指 定 がフォームに 作 成 されているもの より 多 すぎないか( 少 ない 場 合 は, 入 力 データシートへの 書 き 込 み 位 置 がずれるが,エラーにはならな い),あるいはフォームのボタン ボックスの 番 号 が 正 しく 順 番 になっているか( 空 き 番 号 がないか) などをチェックして 下 さい Ⅴ.プログラムの 実 行 Ⅴ-1.データの 入 力 と 追 加 入 力 上 記 までの 作 業 が 終 われば,データ 入 力 が 開 始 できます ツール マクロ マクロ から"a データ 入 力 "を 実 行 することで,データの 入 力 追 加 入 力 ができます 入 力 は 途 中 のケースで 終 了 しても 構 いませんが, 以 下 のことに 注 意 して 下 さい 1. 各 フォームに 入 力 された 内 容 が,データシートに 書 き 込 まれるのは,コマンドボタン1(DataIn.xls のユーザフォーム1では, この 頁 の 入 力 を 保 存 し, 次 の 頁 へ というボタンに 設 定 されている)が 押 された 時 です コマンドボタン2が 押 された 時,または,フォーム 右 上 の 印 をクリックしてフォ ームを 終 了 した 時 は,データの 書 き 込 みは 行 われません 2. 入 力 データケース 数 がデータシートの 1 行 1 列 に 書 き 込 まれるのは, 最 後 のフォームでコマンド ボタン1が 押 された 時 です つまり,1つのケースのデータ 入 力 が 完 了 するのは, 全 てのフォームの 入 力 が 行 われ, 最 終 フォーム のコマンドボタン1が 押 された 時 で,この 場 合, 次 のケース 入 力 のためのフォーム1が 続 いて 表 示 され ます 従 って,ケースの 入 力 の 終 了 は, 次 のケース 入 力 のためにフォーム1が 表 示 された 状 態 で,コマ ンドボタン2(DataIn.xls のフォーム1では この 頁 の 入 力 を 保 存 せず, 終 了 に 設 定 済 み)を 押 す, または 印 をクリックすることで 行 います フォームが 複 数 にわたり, 例 えばフォーム2でコマンドボタン2または をクリックすると,フ ォーム1の 入 力 をデータシートに 反 映 しますが,その 行 はデータ 入 力 件 数 にカウントされず, 次 にデー タ 入 力 を 行 うとき(データの 追 加 入 力 )はその 行 から 行 われます この 際, 古 い 入 力 情 報 は 各 シー トに 反 映 されています 11

12 Ⅴ-2.データの 修 正 データの 修 正 には2つの 方 法 があります 1つは, 誤 って 入 力 したデータのケース(シートの 中 の 該 当 する 行,データ 入 力 シートが 複 数 の 場 合, それら 全 ての 該 当 行 )を 削 除 し,ユーザフォーム1に 対 応 するシートの 1 行 1 列 に 書 き 込 まれている 数 値 をその 分 だけ 減 じるという 方 法 です もう1 つは, 既 存 データの 書 き 換 えで,これは ツール マクロ マクロ から"b データ 修 正 "を 実 行 することで 行 います これはユーザフォーム1に 対 応 したデータ 用 のシートに 書 き 込 まれてい るデータを 検 索 してそのケース( 行 )のデータを 修 正 するものです 通 常,ID 番 号 などが 1 列 目 に 書 き 込 まれると 思 いますので,その 列 と 番 号 などを 指 定 すると, 該 当 データがあれば,その 情 報 がユーザ フォーム1などに 反 映 した 入 力 画 面 が 現 れますので,そこで 修 正 をします 1 ケースの 修 正 が 終 わると, 再 び 初 期 の 修 正 指 定 画 面 が 出 ますので, 繰 り 返 し 修 正 する 場 合 は 列 と 番 号 などを 入 力 しますし, 通 常 の 追 加 入 力 に 移 る,あるいは 修 正 も 入 力 も 終 了 するかを 選 択 します なお,この 修 正 用 のユーザフォームは ユーザフォーム 50 に 設 定 されています おわりに このプログラムは VisualBasic の 参 考 書 など, 全 くと 言 っていいほど 読 まずに 作 られています Excel の マクロ 記 録 や, Help の 若 干 の 参 照,そして 自 由 に 閲 覧 やダウンロードできるプログラ ムを 参 考 に 作 っています そのため,こんなコマンドを 使 えばもっとシンプルで 美 しいものになるとい うことも 多 いと 思 います こんなコマンドや 操 作 も 知 らないのか ということがあれば, 教 えてくだ さい このプログラムの 実 際 の 利 用 はまだ 行 っていません 従 って, 本 当 に 入 力 が 効 率 的 に 行 われるのか? どれくらいのケース 数 から 威 力 を 発 揮 できるのか? 確 かめてはいません しかし,これまでの 多 くの 調 査 をこなしてきた 者 として, 多 分 それなりに 有 益 だと 思 っています このプログラムの 概 要 は,CrosMacroV2.xls の 説 明 と 合 わせて, 佛 教 大 学 社 会 学 部 論 集,2009 年 3 月 刊 行,に 発 表 予 定 です しかし,この 説 明 書 の 方 が 詳 細 な 説 明 だということも,ことわっておき ます 内 藤 三 義 12

13 付 DataIn.xls で 提 供 しているユーザフォームのコード 行 番 号 は 便 宜 的 につけたものです また 37 行 の 赤 色 で 表 示 している 数 値 は,フォーム 番 号 により 変 更 が 必 要 なところです 1 ' ============================================ 2 ' この Form の 各 サブルーチンで 使 用 する 3 ' 変 数 の 属 性 指 定 4 ' ============================================ 5 6 Dim StartRow, OptionRow, CheckRow, TextRow As Integer 7 ' データの 開 始 行, 使 用 するオプションボタンなどの 情 報 が 入 力 されている 行 8 Dim CBSN, FBSN, DBSN As Object 9 ' コントロール,Form1 のデータ 出 力, 現 在 のデータ 出 力 のブック 名 シート 名 のオブジェクト 10 Dim FormNum, FormSu As Integer ' このフォームのナンバー,フォーム 数 11 Dim OptionGroupSu, CheckGroupSu, TextBoxSu As Integer ' オプションボタンなどのグループ 数 12 Dim TextString As String ' テキストボックスに 入 力 された 文 字 列 13 Dim DataNum, Syusei As Integer ' 入 力 されているデータ 数, 点 検 修 正 データ 番 号 14 Dim R, C, I, J, ErrCheck As Integer ' 各 種 インデックスのための 変 数 Dim OptionSu, OptionNum, OptionChk, OptionChkNum As Integer 17 Dim CheckSu, CheckNum, CheckChk, CheckChkNum As Integer 18 Dim TextChk As Integer 19 ' 後 ろの 文 字 が *Su: 1つのグループのオプションボタンなどの 数 20 ' *Num: 現 在 アクセスしているオプションボタンなどの 番 号 21 ' *Chk: そのグループの 入 力 チェックインデックス 22 ' *ChkNum:そのグループに 対 してクリックされた 入 力 数 23 ' ' ********************************* 26 ' 最 初 に Form を 開 いた 時 の 処 理 27 ' OptionButton Groupを 設 定 28 ' ********************************* Private Sub UserForm_Initialize() 31 Dim ConfSheetN As String 32 Dim CntlBookN, CntlSheetN As String ' コントロールファイルのブック 名 シート 名, 33 Dim FBookN, FSheetN As String ' 第 1 書 き 出 しファイルのブック 名 シート 名 34 Dim DBookN, DSheetN As String ' 現 在 の 書 き 出 しファイルのブック 名 シート 名 '############################################ 37 FormNum = 1 ' このフォームの 番 号 38 '############################################ ConfSheetN = "Conf0" CntlBookN = ThisWorkbook.Sheets(ConfSheetN).Cells(5, 2) 43 CntlSheetN = ThisWorkbook.Sheets(ConfSheetN).Cells(6, 2) 44 Set CBSN = Workbooks(CntlBookN).Sheets(CntlSheetN) FormSu = CBSN.Cells(8, 2) FBookN = CBSN.Cells(11, 2) 49 FSheetN = CBSN.Cells(12, 2) 50 Set FBSN = Workbooks(FBookN).Sheets(FSheetN) OptionRow = FormNum * CheckRow = OptionRow TextRow = CheckRow DBookN = CBSN.Cells(OptionRow, 2) 56 DSheetN = CBSN.Cells(CheckRow, 2) 57 StartRow = CBSN.Cells(TextRow, 2) 58 Set DBSN = Workbooks(DBookN).Sheets(DSheetN) OptionGroupSu = CBSN.Cells(OptionRow, 4) 61 CheckGroupSu = CBSN.Cells(CheckRow, 4) 62 TextBoxSu = CBSN.Cells(TextRow, 4) 63 13

14 64 If OptionGroupSu = 0 Then GoTo InitFinish 65 OptionNum = 1 66 For I = 1 To OptionGroupSu 67 OptionSu = CBSN.Cells(OptionRow, I * 3 + 2) 68 For J = 1 To OptionSu 69 Controls("OptionButton" & OptionNum).GroupName = "OPG" & I 70 OptionNum = OptionNum Next J 72 Next I InitFinish: 75 End Sub ' ********************************* 78 ' このフォームへの 入 力 の 終 了 処 理 79 ' ********************************* Private Sub CommandButton1_Click() 82 Dim FormString As String PutData Hide If Syusei > 0 And FormNum = FormSu Then 89 UserForm50.Show 90 GoTo Button1_Finish 91 End If If FormNum = FormSu Then FormString = "UserForm1" _ 94 Else FormString = "UserForm" & FormNum VBA.UserForms.Add(FormString).Show Button1_Finish: 98 End Sub ' ********************************* 101 ' プログラムの 途 中 終 了 (このフォームへの 入 力 は 書 き 込 まない) 102 ' ********************************* Private Sub CommandButton2_Click() FBSN.Cells(1, 2) = "" 107 Unload Me End Sub ' **************************************** 112 ' Form を 開 くごとに 行 う 処 理 113 ' 各 ボタンに 入 力 されている 情 報 を 初 期 化 114 ' **************************************** Private Sub UserForm_Activate() 117 Dim VX As Integer If ErrCheck Then Exit Sub 120 DataNum = FBSN.Cells(1, 1) 121 Syusei = FBSN.Cells(1, 2) 122 R = StartRow + DataNum 123 If Syusei > 0 Then R = StartRow + Syusei InitOption: 126 If OptionGroupSu = 0 Then GoTo InitCheck 127 OptionNum = For I = 1 To OptionGroupSu 129 OptionSu = CBSN.Cells(OptionRow, I * 3 + 2) 130 C = CBSN.Cells(OptionRow, I * 3 + 3) 131 VX = DBSN.Cells(R, C) 132 For J = 1 To OptionSu 133 If J = VX Then 134 Controls("OptionButton" & OptionNum).Value = True 135 Else: Controls("OptionButton" & OptionNum).Value = False 14

15 136 End If 137 OptionNum = OptionNum Next J 139 Next I InitCheck: 142 If CheckGroupSu = 0 Then GoTo InitText 143 CheckNum = For I = 1 To CheckGroupSu 145 CheckSu = CBSN.Cells(CheckRow, I * 3 + 2) 146 C = CBSN.Cells(CheckRow, I * 3 + 3) 147 For J = 1 To CheckSu 148 VX = DBSN.Cells(R, C) 149 If VX = 1 Then 150 Controls("CheckBox" & CheckNum).Value = True 151 Else: Controls("CheckBox" & CheckNum).Value = False 152 End If 153 CheckNum = CheckNum C = C Next J 156 Next I InitText: 159 If TextBoxSu = 0 Then GoTo InitFinish 160 For I = 1 To TextBoxSu 161 C = CBSN.Cells(TextRow, I * 3 + 3) 162 TextString = DBSN.Cells(R, C) 163 Controls("TextBox" & I).Value = TextString 164 Next I InitFinish: 167 End Sub ' ************************ 170 ' 入 力 データの 書 き 出 し 171 ' ************************ Sub PutData() 174 DataNum = FBSN.Cells(1, 1) 175 Syusei = FBSN.Cells(1, 2) R = StartRow + DataNum 178 If Syusei > 0 Then R = StartRow + Syusei ErrCheck = OptionButtonPut: 182 If OptionGroupSu = 0 Then GoTo CheckBoxPut 183 OptionNum = For I = 1 To OptionGroupSu 185 OptionSu = CBSN.Cells(OptionRow, I * 3 + 2) 186 C = CBSN.Cells(OptionRow, I * 3 + 3) 187 OptionChk = CBSN.Cells(OptionRow, I * 3 + 4) 188 DBSN.Cells(R, C) = "" 189 OptionChkNum = For J = 1 To OptionSu 191 If Controls("OptionButton" & OptionNum).Value = True Then 192 DBSN.Cells(R, C) = J 193 OptionChkNum = OptionChkNum End If 195 OptionNum = OptionNum Next J 197 If OptionChkNum < OptionChk Then 198 MsgBox "オプションボタングループ " & I & " が 選 ばれていません " 199 ErrCheck = Exit Sub 201 End If Next I CheckBoxPut: 206 If CheckGroupSu = 0 Then GoTo TextBoxPut 207 CheckNum = 1 15

16 208 For I = 1 To CheckGroupSu 209 CheckSu = CBSN.Cells(CheckRow, I * 3 + 2) 210 C = CBSN.Cells(CheckRow, I * 3 + 3) 211 CheckCheck = CBSN.Cells(CheckRow, I * 3 + 4) 212 CheckCheckNum = For J = 1 To CheckSu 214 DBSN.Cells(R, C) = "" 215 If Controls("CheckBox" & CheckNum).Value = True Then 216 DBSN.Cells(R, C) = CheckCheckNum = CheckCheckNum End If 219 C = C CheckNum = CheckNum Next J 222 If CheckCheckNum < CheckCheck Then 223 MsgBox "チェックボックスグループ " & I & " が 選 ばれていません " 224 ErrCheck = Exit Sub 226 End If Next I TextBoxPut: 231 If TextBoxSu = 0 Then GoTo FinishPut 232 For I = 1 To TextBoxSu 233 C = CBSN.Cells(TextRow, I * 3 + 3) 234 TextCheck = CBSN.Cells(TextRow, I * 3 + 4) 235 TextString = Controls("TextBox" & I).Value 236 DBSN.Cells(R, C) = TextString 237 If TextString = "" And TextCheck Then 238 MsgBox "テキストボックスの " & I & " 番 目 の 書 込 みがありません " 239 ErrCheck = Exit Sub 241 End If 242 Next I FinishPut: 245 If FormNum = FormSu Then 246 If Syusei > 0 Then 247 FBSN.Cells(1, 2) = "" 248 Else: FBSN.Cells(1, 1) = DataNum End If 250 End If 251 End Sub 252 ' ======================================================================= 253 ' End All Program 16

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