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1 ISSN Nord-Est 日 本 フランス 語 フランス 文 学 会 東 北 支 部 会 報 第 6 号 目 次 シンポジウム 報 告 1ジャンヌ ダルクのさまざまな 表 象 p.1. 生 誕 600 年 を 記 念 して 中 里 まき 子 黒 岩 卓 寺 本 弘 子 2ルソー,ディドロ,フランス18 世 紀 p. 19. ルソーとディドロ 生 誕 300 年 にあたって 熊 本 哲 也 阿 尾 安 泰 逸 見 龍 生 論 文 Le dualisme autour de l idée du bonheur dans Les infortunes de la vertu du Marquis de Sade p. 36. Yuki ISHIDA パトリック シャモワゾーにおけるトランスカルチャー 記 憶 の 伝 達 から 伝 達 の 記 憶 へ p. 48. 廣 松 勲 編 集 後 記 p.67. 投 稿 規 定 p.68. 日 本 フランス 語 フランス 文 学 会 東 北 支 部 2013

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3 シンポジウム 報 告 1 ジャンヌ ダルクのさまざまな 表 象 生 誕 600 年 を 記 念 して 中 里 まき 子 本 稿 は,2012 年 11 月 3 日 に 岩 手 県 民 情 報 交 流 センター(アイーナ) で 開 催 された 日 本 フランス 語 フランス 文 学 会 東 北 支 部 大 会 におけるシ ンポジウム ジャンヌ ダルクのさまざまな 表 象 生 誕 600 年 を 記 念 して の 報 告 である 年 に 生 誕 600 年 を 迎 えたジャンヌ ダルクの 表 象 をめぐって, 複 数 の 視 座 から 検 討 することが 企 画 の 趣 旨 であった. 筆 者 が 全 体 の 進 行 役 を 兼 ねつつ, 第 一 発 表 者 として 20 世 紀 前 半 の 文 学 を 対 象 とした 報 告 を 行 い, 続 いて 黒 岩 卓 氏 が 中 世 の 演 劇 を 取 り 上 げ, 最 後 に, 寺 本 弘 子 氏 が 映 画 を 対 象 とした 報 告 を 行 った 年,フランスでは,ジャンヌ ダルクについてのシンポジウム や 祭 典, 展 示 が 相 次 いで 企 画 され, 多 数 の 書 籍 や 雑 誌 特 集 号 が 刊 行 さ れた. 筆 者 自 身,5 月 9 日,10 日 にオルレアンで 開 催 された 国 際 シン ポジウム «Jeanne d Arc : histoire et mythes» に 参 加 し, 研 究 発 表 を 行 う 機 会 に 恵 まれた. 一 方, 日 本 では,ジャンヌ ダルク 生 誕 600 年 は,それほど 明 確 に 認 識 されることなく 過 ぎ 去 ったように 思 われる. 本 シンポジウムは,2012 年 という 記 念 すべき 年 にこの 少 女 に 捧 げられ た, 日 本 では 稀 な 学 術 イベントとなった. 以 下 に, 各 発 表 の 要 旨 を 掲 載 する. ( 岩 手 大 学 ) - 1 -

4 20 世 紀 前 半 の 文 学 におけるジャンヌ ダルク: ペギーとベルナノス 中 里 まき 子 ジャンヌ ダルクは, 時 空 を 越 えて 多 数 の 文 学 作 品 の 着 想 源 となっ てきたが, 創 作 は,どの 時 代 も 一 様 に 行 われてきたわけではなく,と りわけ20 世 紀 初 頭 から 中 葉 の 時 期 に 隆 盛 を 極 めた. 本 報 告 では, 創 作 の 最 盛 期 がなぜ20 世 紀 前 半 であったのか,また, 当 時 の 作 家 たちによ るジャンヌ ダルク 解 釈 にはどのような 特 徴 と 意 義 があるかを 考 えて いく. Ⅰ.フランス 社 会 におけるジャンヌ ダルク ジャンヌ ダルクは, 今 でこそ 世 界 的 に 知 られた 存 在 であるが, 彼 女 が 幅 広 い 承 認 と 支 持 を 得 たのは,その 死 後 300 年 以 上 を 経 た 19 世 紀 のことであった. 彼 女 がイギリス 軍 の 攻 囲 から 解 放 したオルレアン など, 常 にジャンヌ 崇 拝 がなされた 地 域 もあるが,そういった 例 外 は わずかで, 一 般 的 に 言 えば 3 世 紀 以 上 にわたって 彼 女 は 人 々の 記 憶 か ら 消 えていたことになる.19 世 紀 にこの 人 物 の 記 憶 が 甦 ったことの 契 機 としては,ナポレオン ボナパルトが 彼 女 を,フランスの 独 立 を 守 った 存 在 と 捉 え,その 栄 光 を 讃 えたことや,ジュール ミシュレが, 彼 女 の 生 涯 を 描 いた フランス 史 第 五 巻 を 1841 年 に 刊 行 したこと などが 挙 げられる. ジャンヌ ダルクは, 約 3 世 紀 の 忘 却 の 時 代 のあと, 約 2 世 紀 間 の, 過 剰 とも 言 える 表 象 と 想 起 の 時 代 を 生 きることとなったが,その 背 景 には,フランスがカトリックに 対 抗 しながら 共 和 主 義 を 模 索 するとい う 状 況 があった. 共 和 主 義 者 の 歴 史 家 ミシュレがジャンヌを 共 和 国 の 英 雄 と 捉 えると,それに 対 しカトリック 教 会 が 敏 感 に 反 応 した. カトリック 教 会 は,ジャンヌが 反 教 権 主 義 のシンボルとなってしまう ことを 阻 止 するため, 彼 女 があくまで カトリックの 聖 女 であるこ とを 主 張 した.こうして,19 世 紀 にフランスを 二 分 したカトリックと - 2 -

5 共 和 派 との 間 で,ジャンヌ 争 奪 戦 が 展 開 されたのである. Ⅱ.ペギーの 文 学 におけるジャンヌ ダルク 社 会 におけるジャンヌ ダルクへの 関 心 の 高 揚 が,この 人 物 をめぐ る 文 学 創 作 を 誘 発 したことは,ある 意 味 では 理 の 当 然 と 思 われる.し かし,とりわけ20 世 紀 前 半 の 時 期 に 彼 女 が 文 学 における 特 権 的 な 主 題 となったことについては, 具 体 的 な 契 機 を 指 摘 することができる.そ ういった 視 点 から,まず,シャルル ペギーに 着 目 したい. ペギーはオルレアンに 生 まれ,ジャンヌ ダルクの 事 績 に 幼 時 より 慣 れ 親 しんで 育 った. 彼 は1894 年,21 歳 でパリ 高 等 師 範 学 校 に 入 学 す ると,ジャンヌ ダルクについての 本 格 的 な 調 査 に 着 手 する. 翌 年 9 月 にドンレミを 訪 れたあと, 高 等 師 範 学 校 を 休 学 してオルレアンに 戻 り, 戯 曲 ジャンヌ ダルク 三 幕 劇 を 執 筆 1,その 献 辞 として,この 作 品 を 普 遍 的 な 社 会 主 義 共 和 国 の 建 国 のために,その 人 間 的 死 によって 死 んだすべての 女 性 と 男 性 に 2 捧 げると 記 す.その 後,ドレフュス 事 件 を 経 験 し, 半 月 手 帖 を 創 刊 したペギーは,ジャンヌに 導 かれるよ うに 徐 々に 神 秘 主 義 的 傾 向 を 強 めていき,1908 年 には,かつて 棄 教 し たキリスト 教 信 仰 に 立 ち 返 る 3.そして1910 年 に ジャンヌ ダルクの 愛 の 神 秘 劇 を 発 表 する 年 に ジャンヌ ダルク 三 幕 劇 を 社 会 主 義 者 たちに 捧 げたペ ギーが,その 約 10 年 後 に, 今 度 はキリスト 者 としてこの 聖 女 をめぐる 新 たな 創 作 を 試 みたことになるが, 実 のところ 彼 は, 社 会 主 義 を 棄 て て 信 仰 を 選 んだのではなく, 二 つの 立 場 の 融 合 を 目 指 していた. 実 際, 第 二 の 作 品 では, 第 一 作 目 の 冒 頭 部 分 をそのまま 採 用 しつつも,そこ に,イエス キリストによる 人 類 救 済 と 受 難 の 神 秘, 聖 母 マリアの 悲 嘆 についての 瞑 想 を 挿 入 し, 膨 らませたものとなっている.ペギーは ジャンヌ ダルクの 名 のもとに, 人 々の 対 立 を 解 消 し, 融 和 を 実 現 し ようとした. 1 Albert Béguin, «Jeanne d Arc écoutée par Péguy», dans Mémorial du V e centenaire de la réhabilitation de Jeanne d Arc, , Paris, J. Foret, 1958, p Charles Péguy, Jeanne d Arc : Drame en trois pièces [1897], Œuvres poétiques complètes, Gallimard, «Bibliothèque de la Pléiade», 1957, p Albert Béguin, art.cit., p

6 その 上 ペギーにとって,ジャンヌ ダルクをめぐる 創 作 は, 戦 争 の 悲 惨 について 想 いを 巡 らせる 機 会 でもあった. ジャンヌ ダルクの 愛 の 神 秘 劇 においてジャンネット 4 は, 人 々の 長 期 にわたる 労 働 の 成 果 を 即 座 に 破 壊 する 戦 争 の 脅 威 に 言 及 する. 一 軒 の 農 家 を 焼 くには 一 個 の 火 打 石 だけで 十 分 です.それを 建 てるに は, 何 年 も 必 要, 何 年 も 必 要 でした.それを 焼 くのは 難 しくはありま せん. 何 でもありません. 収 穫 を 成 長 させるためには, 何 ヶ 月 も 何 ヶ 月 もかけて, 働 きに 次 ぐ 働 きが 必 要 でした.でも, 収 穫 を 焼 き 払 うに は, 一 個 の 火 打 石 だけで 十 分 です.ひとりの 人 間 を 成 長 させるために は, 何 年 も 何 年 もかかります.これを 養 うためには,パンの 上 にパン が, 仕 事 に 次 ぐ 仕 事 が,あらゆる 種 類 の 労 働 に 次 ぐ 労 働 が 必 要 でした. でも,ひとりの 人 を 殺 すには, 一 撃 で 十 分 です. 剣 でひと 突 きすれば, それでおしまい 5. 作 品 世 界 においては 百 年 戦 争 が 問 題 となっているが,このジャンネ ットの 瞑 想 は, 個 々の 戦 争 ではなく, 普 遍 的 な 戦 争, 普 遍 的 な 悪 を 対 象 としているとも 考 えられる.とはいえ,ペギーの 精 神 世 界 により 近 づくためには, 彼 が 作 品 執 筆 当 時, 数 年 後 に 迫 った 第 一 次 世 界 大 戦 を 予 感 していたこと,また, 彼 の 父 親 が1870 年 の 普 仏 戦 争 に 出 征 し, 戦 場 で 得 た 病 がもとで,ペギーの 生 後 間 もなく 死 去 したことを 想 起 する 必 要 があるだろう.こうして 示 されたジャンヌ ダルクと 戦 争 との 結 びつきは,ペギー 自 身 が 第 一 次 世 界 大 戦 に 出 征 し, 戦 死 したことによ り, 一 層 堅 固 なものとなった. Ⅲ.ベルナノスの 文 学 におけるジャンヌ ダルク 20 世 紀 には, 多 数 の 作 家 が, 国 際 紛 争 や 全 体 主 義 体 制 の 抑 圧 といっ た 社 会 情 勢 を 批 判 するためにジャンヌ ダルクを 援 用 した.そういっ た 作 家 のひとり,ジョルジュ ベルナノスは,ペギーを 敬 愛 し,その 4 ペギーの 作 品 において,お 告 げの 声 を 聞 く 以 前 のジャンヌはジャンネット Jeannette と 呼 ばれる. 5 Charles Péguy, Le Mystère de la charité de Jeanne d Arc [1910], Œuvres poétiques complètes, p

7 作 品 から 多 大 な 影 響 を 受 けた.オルレアン 出 身 のペギーがジャンヌ ダルクに 特 別 な 愛 着 を 抱 いた 一 方,ベルナノスは,ジャンヌの 兄 弟 の 直 系 の 子 孫 ジャンヌ タルベール ダルクを 妻 とした 点 で, 個 人 的 な 縁 故 を 持 っていたことになる. 彼 は,ジャンヌ ダルクを 題 材 とする 著 作 において, 社 会 批 評 を 試 みると 同 時 に,20 世 紀 の 作 家 たちによっ てさまざまに 主 題 化 された 言 語 をめぐる 考 察 を 展 開 した. そのことをまず, 同 時 代 の 知 識 人 に 広 く 読 まれた 月 下 の 大 墓 地 を 通 して 検 討 する.この 著 作 は,スペインのマヨルカ 島 に 住 んで,ス ペイン 市 民 戦 争 (1936 年 1939 年 )の 戦 渦 を 間 近 で 目 撃 したベルナノ スによる 政 治 評 論 である.そこにおいて, 自 ら 王 党 派 であり, 熱 烈 な カトリック 教 徒 であるベルナノスの 批 判 の 矛 先 は,フランコ 将 軍 や 聖 職 者 たちにも 向 けられる.カトリックと 共 和 主 義 の 対 立 を 超 越 した 視 座 から, 市 民 戦 争 を 招 いた 人 々の 根 源 的 な 堕 落 を 糾 弾 する 作 家 は, 社 会 の 腐 敗 の 核 心 に,キリスト 教 信 仰 の 形 骸 化 を 見 出 している. キリスト 教 徒 よ,20 世 紀 におけるジャンヌ ダルクの 列 聖 は, 厳 粛 な 警 告 の 性 質 を 帯 びている.そして, 名 もないカルメル 会 修 道 女 [=テ レーズ ド リジュー]の 驚 異 的 な 運 命 は, 私 の 目 にはさらに 重 大 な 徴 に 映 る. 急 いで 子 供 にかえるのだ.そして 私 たちも 子 供 にかえると しよう.それほど 難 しいことではないだろう. 本 当 の 意 味 で 信 仰 を 生 きていないために,あなたたちの 信 仰 は 生 命 力 を 失 い, 抽 象 的 なもの となった.まるで 肉 体 を 失 ったかのように. 言 葉 の 霊 が 肉 体 と 分 離 し, 抽 象 的 になったことに, 現 代 の 不 幸 の 真 の 原 因 があるのかもし れない.あなたたちの 多 くは, 福 音 書 の 真 理 を,まるで 前 提 主 題 のよ うに 用 いて,そこから, 世 俗 的 知 恵 を 着 想 源 とする 管 弦 楽 曲 のような ものを 引 き 出 している.あなたたちは, 政 治 家 たち に 対 してこの 福 音 書 の 真 理 の 正 当 性 を 主 張 するあまり,それを, 素 朴 な 人 々 に とって 理 解 不 可 能 なものにしてしまうことが 怖 くないのだろうか. 常 に 話 し 続 けるのをやめて,ただ 一 度 でいいから, 福 音 書 の 真 理 をその ままの 姿 で 複 雑 な 制 度 と 対 立 させ,そして 静 かに 答 えを 待 つというの はどうだろう 6. 6 Georges Bernanos, Les Grands Cimetières sous la lune [1938], Essais et - 5 -

8 月 下 の 大 墓 地 においてベルナノスが 描 き 出 すのは, 欺 瞞 的 な 言 葉 を 駆 使 する 聖 職 者 や 指 導 的 立 場 にある 人 々と, 彼 らの 言 葉 を 理 解 で きないまま, 内 乱 の 犠 牲 となり 死 んでゆく, 素 朴 で, 寡 黙 な 労 働 者 た ちとの 対 比 である.この 状 況 を 打 開 するために 彼 は,ジャンヌ ダル クやテレーズ ド リジューに 体 現 される 子 供 の 言 葉 を 取 り 戻 すこと を 提 唱 する. しかしまさしく, 幼 年 期 の 名 において 語 れるものではない.そのため には, 幼 年 期 の 言 語 で 話 さなくてはならないだろうから.それは,あ の 忘 れさられた 言 語 である.それは,まるでそのような 言 語 が 書 かれ えたかのように,かつて 書 かれたことがあったかのように, 愚 かにも 私 が, 本 を 書 き 続 けながら 探 している,あの 言 語 なのである 7. ベルナノスは, 世 界 大 戦 やスペイン 内 乱 などの 社 会 悪 の 根 底 にある, 欺 瞞 的 で 空 疎 な 言 葉 を 告 発 するために,そうした 言 葉 の 犠 牲 となって 死 んだジャンヌ ダルクの 姿 を 提 示 する.1929 年 に 発 表 された 戻 り 異 端 で 聖 女 のジャンヌ に 明 らかなように,ベルナノスは 彼 女 の 死 を, 大 人 たちの 言 葉 がもたらした 悲 劇 と 解 釈 している.このエッセーでは, 処 刑 裁 判 の 法 廷 において, 裁 判 官 たちの 尋 問 がジャンヌの 魂 を 枯 渇 さ せ, 死 へと 導 いたプロセスが 描 かれる. そのためベルナノスの 著 作 におけるジャンヌ ダルクは, 必 然 的 に, 寡 黙 な 少 女 となった.ペギーもまた, 語 らない 少 女 としてのジャンヌ ダルクに 想 いを 寄 せていたようである. ジャンヌ ダルクの 愛 の 神 秘 劇 に 続 いて 執 筆 された 第 二 徳 の 秘 義 の 大 門 において, 語 ってい るのはジャンヌの 友 人 ジェルヴェーズで,ジャンヌはそれを 聞 いてい るのみである. * 言 語 表 現 の 不 可 能 性 や 限 界 をめぐる 意 識 は,20 世 紀 文 学 の 本 質 的 な 問 題 のひとつである.また, 言 語 への 不 信 は,しばしば 世 界 大 戦 を 始 めとする 歴 史 的 トラウマと 関 連 づけて 考 察 されてきた.ジャンヌ ダ écrits de combat I, Gallimard, «Bibliothèque de la Pléiade», 1971, p Ibid., p

9 ルクを 題 材 とするペギーやベルナノスの 文 学 創 作 は,そういった20 世 紀 文 学 の 源 流 にあったとも 言 えるが, 戦 後, 彼 らの 作 品 は 不 当 に 過 小 評 価 されてきたように 思 われる.ペギーとベルナノスが 着 目 した, 語 らない 少 女 としてのジャンヌ ダルク 像 の 射 程 について, 今 後 も 検 討 を 続 けたい. ( 岩 手 大 学 ) - 7 -

10 中 世 演 劇 におけるジャンヌ ダルク オルレアン 攻 囲 の 聖 史 劇 を 巡 って 黒 岩 卓 初 めに 十 五 世 紀 の 中 ごろにはフランス 語 圏 の 演 劇 の 歴 史 における 盛 期 の 一 つが 訪 れた.そのなかで 中 心 的 な 位 置 を 占 めたのは, 今 日 聖 史 劇 (ミ ステール)と 呼 ばれている, 聖 書 やある 都 市 の 聖 人 の 伝 記 を 題 材 とし たスペクタクルである.これら 長 大 な 劇 は 上 演 後 しばしば 読 書 用 の 書 籍 として 改 作 修 正 され, 写 本 あるいは 新 興 テクノロジーであった 印 刷 術 を 通 じて 広 く 流 通 することになる. ジャンヌ ダルクのさまざま な 表 象 ~ 生 誕 600 年 を 記 念 して~ と 題 された 本 シンポジウムにあた り, 報 告 者 はオルレアン 攻 囲 からパテーの 戦 いまでを 取 り 扱 った 二 万 行 を 越 える 大 作 オルレアン 攻 囲 の 聖 史 劇 Le Mystère du siège d Orléansを 取 り 上 げた 8. 以 下, 作 品 伝 承, 作 中 のジャンヌ ダルク 像 そしてそれが 作 品 全 体 の 中 で 担 っている 役 割 について 簡 単 な 紹 介 を 行 なう. Ⅰ. オルレアン 攻 囲 の 聖 史 劇 の 伝 承 この 作 品 は 十 六 世 紀 初 頭 に 作 成 されたと 考 えられる 読 書 用 写 本 (バ チカン 図 書 館 所 蔵 )によってのみ 保 存 されている 9. 作 品 の 上 演 記 録 は 1435 年 に 初 めてあらわれるが,この 時 点 ではオルレアン 解 放 を 記 念 する 行 列 に 付 随 する 出 し 物 という 程 度 であったらしい.1439 年 の 上 演 に 際 してはジル ド レーの 本 物 の 軍 旗 が 購 入 されたという 10.し かしこれらの 上 演 が 現 存 テクストとどれほどの 関 係 があるのかは 不 明 8 今 回 の 報 告 は 主 に Le Mistere du siège d Orléans, édition critique de V. L. Hamblin, Genève, Droz, 2002 (T.L.F. 546)( 以 下 «éd. Hamblin») に 基 づく. 同 時 にジェラール グロによる 校 訂 本 (Mystère du Siège d Orléans, introduction, édition bilingue, notes et index de Gérard Gros, Paris, Librairie Générale Française (coll. Lettres Gothiques), 2002)( 以 下 «éd. Gros»)も 参 照 した. 9 Cf. éd. Hamblin, pp Cf. ibid., p. 25 ; éd. Gros, pp

11 である. 現 在 の 校 訂 者 たちは 攻 囲 終 了 後 に 書 かれた 様 々な 年 代 記 など を 典 拠 とする 加 筆 修 正 が 加 えられた 結 果 が 現 存 テクストだと 考 えてい る 11. テクストにはト 書 きが 多 数 存 在 している. 頻 繁 に 行 なわれる 戦 闘 や 人 物 の 移 動 にはしばしば 音 楽 (とくにトランペット)が 伴 われ, 町 の 鐘 や 大 砲 の 使 用 を 示 唆 するト 書 きもあり 12,ジャンヌの 登 場 シーンに はオルガン 演 奏 も 指 示 されている 13. 作 品 の 上 演 が 町 のさまざまな 箇 所 において 行 なわれ,オルレアンの 市 民 達 が 実 際 に 一 種 のエキストラ として 作 品 に 参 与 した 可 能 性 もト 書 きの 分 析 から 指 摘 されている 14. しかしこれらの 記 述 が 上 演 の ための 指 標 なのか,あるいは 読 まれるた めに 書 かれた 対 話 体 テクストに 注 釈 的 な 役 割 を 果 たすべく 付 け 加 えら れたものなのかは 実 際 のところ 判 断 しがたい. Ⅱ.ジャンヌの 人 物 像 次 にジャンヌの 人 物 像 の 検 討 に 移 る. 作 中 でジャンヌが 登 場 するの は 中 盤 に 近 くなってからである(7097 行 目 ).オルレアン 攻 囲 の 開 始 以 来, 悪 化 しつづける 戦 況 を 受 けて 王 シャルル 15 は 神 に 祈 るが, 神 は フランス 人 の 傲 慢 さと 不 信 心 を 罰 するべく 彼 らに 助 力 を 与 えることに 同 意 しない.しかし 聖 母 と 聖 ミカエル,そしてオルレアンの 守 護 聖 人 ( 聖 アニアヌスと 聖 エウルティウス)たちがとりなしをおこなった 結 果, 神 はフランス 勢 を 救 うため 一 人 の 乙 女 を 送 り 込 むことに 同 意 する. 聖 ミカエルのメッセージをうけたジャンヌは 神 にしたがうことを 決 意 したのち,ヴォークルールの 守 備 隊 長 ボードリクールの 仲 介 で 王 との 面 会 を 果 たす. 登 場 してしばらくの 間,ジャンヌは 絶 望 的 な 戦 況 に 強 い 危 機 感 を 抱 11 Cf. éd. Hamblin, pp ( 校 訂 者 はジャンヌの 処 刑 および 復 権 裁 判 記 録 の 影 響 も 指 摘 している); éd. Gros, pp Cf. éd. Hamblin, pp. 32 et オルガン 演 奏 が 指 示 されるのはジャンヌの 招 命 にかかわる 三 箇 所 において である(vv. 7281, 9033 および 9229 の 前 ).またジャンヌのオルレアン 到 着 後, 神 の 命 で 聖 アニアヌスと 聖 エウルティウスが 町 を 祝 福 する 場 面 (v の 前 ) でもオルガンが 使 用 された 可 能 性 がある. 14 Cf. ibid., pp. 34 et シャルルの 地 位 については 作 中 の 表 記 を 採 用 する( 以 下 同 様 )

12 き 王 の 優 柔 不 断 に 対 するいら 立 ちを 隠 さない 16.だが 一 たびオルレア ン 解 放 のための 軍 事 的 局 面 に 入 ると, 冷 静 で 非 の 打 ちどころのない 指 導 者 として 描 かれる. 個 人 的 な 勇 敢 さもさることながら 戦 略 面 におい ても 失 敗 を 犯 すことがなく, 時 には 貴 族 たちの 間 の 調 停 も 行 なう. 戦 友 たちは 彼 女 を «prudente et sage» すなわち 沈 着 で 賢 い などと 形 容 しており, 少 女 でありつつもすでに 完 成 された 大 人 としてジャン ヌは 描 かれている 17.なかでも 彼 女 の 美 質 に «beau parler et langage» 立 派 な 話 しぶり があることは 特 筆 すべきだろう. 最 初 の 謁 見 の 前, 王 によってジャンヌの 素 性 をといただされたジャン ド メッスは 答 える. ジャン ド メッス 殿,どうかお 知 りお きください. 我 々は 旅 をしてきましたが,そ れは 我 々の 意 志 や 気 持 ちに 反 してのことでした.しかし 彼 女 はとて も 分 別 があり 賢 く, 話 しぶりも 言 葉 も 立 派 だったので, 彼 女 を 連 れ てくる 次 第 になりました. 我 々 自 身 それを 抑 えられなかったのです 18. しかし 立 派 な 話 しぶり の 強 調 も, 処 刑 裁 判 や 復 権 裁 判 で 確 認 することのできるジャンヌの 当 意 即 妙 の,あるいは 決 然 とした 発 言 の 数 々に 鑑 みれば 不 思 議 ではない.これに 対 しイギリス 勢 からは 売 春 婦 狂 女 さらには 悪 魔 魔 法 使 い などとも 形 容 され, でき れば 捕 まえて 火 刑 にしたい とすらいわれる 19.これらの 発 言 は 作 品 に 一 種 の 預 言 的 効 果 をもたらしているといえるだろう. 16 とくに vv などを 参 照. 17 たとえば vv , 10456, et などを 参 照. 18 «JEHAN DE MES : Sire, sachez de verité / que nous avons pris le voyage / tout contre nostre volenté / et tout contre nostre coraige. / Mes est si prudente et si saige, / nous a convenu l amener, / par son beau parler et langaige ; / ne nous en sommes peu garder» (éd. Hamblin,vv ). また 同 作 品 の v も 参 照. 19 Cf. ibid., vv , , , , , , , , ,

13 Ⅲ. 作 品 構 成 におけるジャンヌ ダルクの 位 置 最 後 に 作 品 全 体 においてジャンヌが 担 っている 役 割 を 考 察 する. 上 述 の 通 りジャンヌが 現 われるのは 作 品 の 中 盤 に 近 くなってからで, 実 際 に 王 との 面 会 が 行 なわれるのは 現 存 する 状 態 の 作 品 のほぼ 真 ん 中 (10021 行 目 から)である.つまり 作 品 の 前 半 を 通 じてジャンヌは 不 在 であり, 彼 女 によって 顕 在 化 する 神 の 意 志 もイギリス 勢 フランス 勢 のどちらにあるかが 明 かされることも 直 接 的 にはない. このジャンヌの 不 在 に 対 し, 作 品 全 体 を 通 じて 現 われるのはデュノ ワ 公 (オルレアンの 私 生 児 )やエチエンヌ ド ラ イール,ジル ド レーといったフランス 勢 の 主 だった 指 揮 官 たち,さらにオルレア ンの 町 民 たちである. 中 でもフランス 王 から 派 遣 された 貴 族 たちの 到 着 以 前 に 包 囲 を 戦 い,さらにジャンヌの 登 場 直 前 には 貴 族 たちが 戦 線 を 離 脱 するという 絶 望 的 状 況 を 堪 えたのは 名 もない 町 民 たちであった. 作 中 フランス 勢 の 中 で 初 めに 登 場 するのもオルレアンの 収 入 官 Le Receveurであり, 作 品 全 体 も 町 民 たちとジャンヌの 対 話 で 締 めくくら れている. 聖 史 劇 の 最 後 が 作 品 の 著 者 注 文 主 の 署 名 がおこなわれる 特 権 的 な 時 間 として 利 用 されうることに 鑑 みれば,これら 町 民 たちの 登 場 するタイミングは 作 品 の 注 文 主 を 考 える 上 で 大 きな 参 考 になるの ではないか 20.またオルレアンの 町 民 たちは 全 編 にわたり 何 度 も 現 わ れ 女 性 たちも 含 め 攻 囲 戦 を 勇 敢 に 戦 ったことが 強 調 される 一 方 で, 作 品 の 主 要 な 登 場 人 物 たちも 彼 らに 対 して 賛 美 を 惜 しまない 21.つまり この 作 品 はジャンヌ ダルクの 物 語 というよりも, 死 の 危 険 にさらさ れた 共 同 体 (とくにその 町 民 たち)が,ジャンヌを 媒 介 とする 神 の 介 入 によって 再 生 する 物 語 なのであり,フランス 王 国 の 人 々が 神 によっ て 勝 利 者 と 認 められないとしても,オルレアンとその 町 民 たちはこの 世 界 観 のなかで 特 権 的 な 位 置 を 占 めるのである. 20 たとえば 大 工 石 工 の 同 業 者 信 心 会 の 注 文 により 書 かれたとされるピエー ル グランゴール 作 聖 ルイ 殿 の 生 涯 (Pierre Gringore, La vie Monseigneur Sainct Loys, dans Œuvres complètes de Gringore [...], éd. par C. d Héricault (t. 1) et A. de Montaiglon (t. 1 et 2), Paris, P. Jannet (t.1) et Daffis (t. 2), , 2 vols., t. 2)も, 大 工 と 石 工 たちを 対 象 とする 奇 跡 で 終 了 してい る. 21 Cf. éd. Hamblin, vv , , , , ,

14 まとめ オルレアン 攻 囲 の 聖 史 劇 は,その 作 品 の 最 終 段 階 においてはむ しろ 読 書 用 テクストとしての 体 裁 を 整 えている.その 中 で 示 されるジ ャンヌ ダルクが 理 想 化 されたものなのかそれとも 実 際 のジャンヌを (われわれが 想 像 しがちなよりもよく) 正 確 に 描 き 出 しているのかは 判 断 がしがたい.いずれにせよ 作 品 の 影 の 主 人 公 は 作 品 の 注 文 主 であ っただろうオルレアンの 町 民 たちであり,ジャンヌは 彼 らがそれによ って 神 の 摂 理 に 導 かれるための 媒 介 として 重 要 だったのだと 考 えられ る. ( 東 北 大 学 )

15 身 体 の procès フランス 映 画 に 見 るジャンヌ ダルク 裁 判 寺 本 弘 子 序 映 画 創 生 以 来 ジャンヌ ダルクを 題 材 とした 映 画 は 約 40 本 が 確 認 さ れている 22.そこから, 現 在 閲 覧 出 来 ない 映 画,ジャンヌが 主 人 公 で はない 映 画 などを 除 外 した 上 で, 当 発 表 では, 映 画 史 に 残 る 傑 作 と 言 えるフランス 映 画 3 本,すなわちドライヤーの 裁 かるるジャンヌ, ブレッソンの ジャンヌ ダルク 裁 判,およびリヴェットの ジャン ヌ 二 部 作 の 3 本 を 取 り 上 げた.3 人 の 監 督 は,いずれも 殊 更 な 愛 国 主 義 の 鼓 舞 や 聖 人 礼 賛 などからは 距 離 を 取 り, 各 自 のやり 方 でジャン ヌ ダルクを 神 話 から 解 放 しているように 思 う.まずこれらの 映 画 で のジャンヌ ダルク 裁 判 の 扱 い 方 を 考 察 し, 次 に, 囚 われてから 死 に 到 るまでのジャンヌの 身 体 がいかなるイメージとして 提 示 されている かを 論 じた. Ⅰ.ジャンヌ ダルク 裁 判 の 扱 い 方 これらの 映 画 におけるジャンヌ ダルク 裁 判 の 扱 い 方 を 考 察 する 前 に,まず 二 種 類 の 裁 判 があることを 再 確 認 した. 一 つめは,ジャンヌ を 異 端 者 として 破 門 し 火 刑 の 宣 告 を 下 した 1431 年 の 処 刑 裁 判 であり, もう 一 つは 彼 女 の 死 後 に 処 刑 裁 判 の 判 決 を 破 棄 した 1455 年 から 56 年 にかけての 処 刑 判 決 破 棄 裁 判, 通 称 復 権 裁 判 である 23. ドライヤーとブレッソンの 映 画 は 処 刑 裁 判 の 経 緯 と 火 刑 に 主 題 22 Françoise Michaud-Fréjaville, «Cinéma, Histoire Autour du thème «johannique»», dans Cahiers de Recherches Médiévales et Humanistes, décembre 2005, numéro spécial «Une ville, une destinée : Orléans et Jeanne d Arc», p 処 刑 裁 判 復 権 裁 判 の 記 録 とその 作 成 状 況 については, 高 山 一 彦 ジャンヌ ダルク, 岩 波 新 書,2005 年 ; 中 里 まき 子 ジャンヌ ダルク 処 刑 裁 判 と 文 学 作 品 少 女 の 裏 切 られた 遺 言 ア ルテス リベラリス( 岩 手 大 学 人 文 社 会 科 学 部 紀 要 ), 第 85 号,2009 年,pp 参 照. 13

16 を 絞 っているが,リヴェットは, 歴 史 考 証 を 丹 念 に 行 いながらドン レミ 村 出 発 から 以 降 のジャンヌの 生 涯 を 描 いている. ドライヤーは,1920 年 に 処 刑 裁 判 の 校 訂 版 を 出 したピエール シャ ンピオンの 助 けを 借 りて 裁 判 記 録 を 研 究 したため, 彼 の 映 画 の 時 代 考 証 にこの 歴 史 家 の 名 を 挙 げている 24.また,ブレッソンは 映 画 のクレ ジットに 自 らの 映 画 を 裁 判 記 録 原 本 の 翻 案 と 明 記 している.この ように 処 刑 裁 判 に 主 題 を 限 定 した 2 人 の 監 督 は 裁 判 記 録 中 の 証 言 を 台 詞 に 忠 実 に 取 り 入 れている. 一 方,リヴェットは 主 に 参 照 した 歴 史 資 料 として,ティセ 版 ( )の 処 刑 裁 判 および 復 権 裁 判 記 録 の みならず 複 数 の 歴 史 書 を 挙 げており 25, 最 も 史 実 に 忠 実 である 26.に もかかわらず, 他 の 2 人 とは 対 照 的 に,リヴェットは 処 刑 裁 判 の 場 面 に 最 小 限 の 時 間 しか 割 いていない. 彼 はジャンヌの 半 生 を 描 くのに, 彼 女 を 良 く 知 る 者 たちの 復 権 裁 判 の 時 の 証 言 に 基 づいてその 人 物 像 を 再 構 成 しているが, 彼 の 映 画 における 復 権 裁 判 のこのような 構 造 的 重 要 性 は,この 映 画 を 他 の 2 本 の 映 画 と 明 確 に 区 別 する 特 徴 となってい る. Ⅱ. 囚 われから 死 に 到 るジャンヌと 彼 女 の 身 体 像 の 提 示 この 節 では 3 人 の 監 督 の 撮 影 技 法 を 通 していかなるジャンヌの 身 体 像 が 浮 かび 上 がってくるのか, 映 画 の 静 止 画 像 を 見 ながら 確 認 した. 1. 裁 かるるジャンヌ における 顔 のクロース アップ ま ずドライヤー 映 画 ではヒロインの 顔 のクロース アップが 何 より も 強 い 印 象 を 与 える.ジル ドゥルーズは,ドライヤー 映 画 における ジャンヌの 顔 を, 感 情 イメージ の 最 も 典 型 的 な 例 として 挙 げている 27. ドゥルーズによれば,クロース アップは 顔 が 本 来 持 つ 個 体 化 し, 社 会 化 し, 他 者 や 自 己 自 身 に 関 係 付 ける 機 能 を 顔 から 奪 い, 顔 をいわ 24 Cf. La Passion de Jeanne d Arc, liste technique. 25 Cf. Jeanne la Pucelle, liste technique. 26 Cf. Fr. Michaud-Fréjaville, art. cit., p Gilles Deleuze, Cinéma I. L image-mouvement, Éditions de minuit, 1999, p

17 ば 裸 にする 28.この 映 画 でのジャンヌの 顔 はまさにそのような ゼロ 度 の 顔 とでも 名 付 けられるものを 体 現 しており, 安 易 な 同 一 化 を 撥 ね 付 けるような 峻 厳 さを 感 じさせる.この 顔 の 裸 形 性 は,とりわけ 火 刑 の 直 前, 髪 を 刈 り 上 げられ, 余 分 なものをすべて 削 ぎ 落 とされた 顔 のありようにおいて 極 限 に 達 している. 囚 人 ジャンヌを 恫 喝 し 冷 笑 する 判 事 たちや 彼 女 に 藁 でできた 王 冠 を かぶせて 嘲 弄 する 看 守 たちは 15 世 紀 のフランドルやドイツの 絵 画 に おける 嘲 られるキリスト のモチーフを 想 起 させもする クロース アップは, 牢 獄 に 幽 閉 され, 法 廷 では 周 囲 を 攻 撃 的 な 異 端 審 問 官 たちによって 取 り 囲 まれているジャンヌをフレームの 中 に 閉 じ 込 められた 存 在 として 提 示 する. 狭 い 枠 に 閉 じ 込 められた 彼 女 の 身 体 の 動 きは 限 られているが,その 顔 のうちには 次 第 に 単 なる 心 理 の 変 化 や 情 緒 的 な 反 応 を 超 えた 精 神 の 運 動 が 生 まれているように 思 う. ドライヤーの 撮 る 映 画 は 作 品 ごとにスタイルが 異 なるが, 権 力 者 で ある 男 たちの 欺 瞞 によって 生 じる 社 会 の 抑 圧 と 不 寛 容 という 主 題 が 多 くの 作 品 に 共 通 している 30. 裁 かるるジャンヌ では,ジャンヌ の 顔 はこのような 抑 圧 と 不 寛 容 による 苦 難 とそれとの 闘 いを 凝 縮 して, 崇 高 さにまで 高 めていると 言 えるのではないだろうか ジャンヌ ダルク 裁 判 における 手 と 足 のクロース アップ たえず 監 視 の 目 にさらされ, 鎖 や 錠 前 で 自 由 を 奪 われていること. 囚 人 ジャンヌが 置 かれているこうした 当 然 の 条 件 が,ブレッソン 映 画 では 繰 り 返 し 執 拗 に 映 像 化 され, 映 画 の 主 題 そのものになっている. まず 監 視 としては, 彼 女 の 独 房 への 兵 士 の 闖 入 や 壁 に 開 けられた 穴 からの 覗 き が 挙 げられる. 独 房 のジャンヌはしばしば,ドゥルー ズの 言 葉 を 借 りるなら 覗 く 者 たちの(そして 同 時 に 我 々 観 客 の) 知 覚 イメージ として 提 示 される. 彼 女 自 身 の 視 点 からの 映 像 もある.す なわち 独 房 に 外 から 石 が 投 げ 込 まれ, 床 に 落 ちた 石 を 彼 女 が 拾 い 上 げ 28 Ibid., p Fr. Michaud-Fréjaville, art.cit., p ダン ニッセン カール Th ドライヤー 情 熱 の 映 画 芸 術 作 家, 小 松 弘 訳, 聖 なる 映 画 作 家 カール ドライヤー, 財 団 法 人 国 際 文 化 交 流 推 進 協 会, 2003 年,pp

18 る 場 面 である.しかし 次 にそのジャンヌの 姿 が 壁 の 穴 越 しに 見 え, 彼 女 の 視 点 からの 映 像 であったものが, 覗 き 見 する 者 たちの 視 点 によっ て 次 の 瞬 間 には 捉 え 直 される.この 一 連 の 映 像 は 囚 われの 身 のヒロイ ンが 置 かれている 状 況 を 外 からの 視 線 / 石 礫 による 暴 力 として 圧 縮 し た 形 で 理 解 させる,ブレッソンにおけるモンタージュ 技 法 の 重 要 性 を 示 す 例 であると 言 えよう. それと 並 行 して, 彼 の 映 画 の 技 法 を 最 も 特 徴 付 けているのは, 映 画 冒 頭 におけるジャンヌの 母 イザベル ロメの 足 の 映 像 に 始 まる, 手 と 足 のクロース アップである.ドライヤーにおいては 顔 のクロース アップが 特 徴 的 だが,ブレッソンは 顔 ではなく 手 足,とりわけ 縛 め られた 手 と 鎖 でつながれた 足 をクロース アップすることでドライヤ ーを 意 識 しつつ, 彼 の 手 法 から 意 識 的 に 距 離 を 取 っている 31. ここではクロース アップはまた, 何 らかの 作 業 をする 手 (ジャン ヌの 足 を 拘 束 する 看 守 の 手 や 薪 を 積 み 上 げる 刑 吏 の 手 )および 歩 行 す る 足 ( 階 段 を 昇 り 降 りするジャンヌや 判 事 たちの 足 )にも 迫 る. 顔 の クロース アップが 感 情 イメージ を 構 成 するのに 対 し, 運 動 する 手 と 足 のクロース アップは 行 為 だけを 際 立 たせているという 点 で, 純 粋 状 態 に 近 い 行 動 イメージ と 言 えよう.これらの 強 調 される 手 足 の 動 きは, 決 められた 道 筋 に 従 って, 一 つ 一 つの 段 階 を 経 て 確 実 に ジャンヌを 火 刑 という 終 末 へと 向 かわせるが,それはキリスト 聖 人 伝 において,イエスがゴルゴタの 丘 での 殉 教 に 行 き 着 くまでの 行 程 を 髣 髴 させる 32. ところで,ここで 縛 められた 手 の 主 題 に 戻 って, 映 画 冒 頭, 宣 誓 の ために 聖 書 の 上 に 置 かれるジャンヌの 両 手 を 想 起 したい.それは 交 差 した 形 で 鎖 につながれているので,まるで 聖 書 の 上 に 舞 い 降 りた 一 対 の 翼 のように 見 える.この 囚 われの 翼 のイメージは, 映 画 の 最 後 で, 彼 女 の 死 後, 不 意 に 屋 根 に 舞 い 降 り, 再 び 飛 び 立 つ 二 羽 の 鳩 のイメー 31 この 映 画 では 顔 の クロース アップは 稀 です.このようにして 私 はド ライヤーから 遠 ざかっています ( «Robert Bresson nous parle de son nouveau film : Le Procès de Jeanne d Arc», Séquences : la revue de cinéma, n 29, 1962, p. 34.). 32 «tandis que chez Bresson, elle la Passion est en elle-même «procès», c est-à-dire station, marche et cheminement» (G. Deleuze, op.cit., p. 153). 16

19 ジにつながる. 火 刑 台 で 火 柱 に 鎖 で 縛 り 付 けられたジャンヌの 両 手 は, いまわの 際 に 激 しく 動 くが,やがて 彼 女 の 首 ががくりと 垂 れると,そ れに 呼 応 して 二 羽 の 白 い 鳩 が 天 に 向 かって 飛 び 立 つ.キリスト 教 の 象 徴 体 系 では 鳩 は 聖 霊 を 表 すが,この 場 面 ではあたかもジャンヌの 魂 が 白 い 鳩 になって 天 に 昇 っていったかのようだ 33. 幽 閉 と 解 放 という 主 題 を,ブレッソンは 第 二 次 大 戦 中 のレジスタン スの 戦 争 捕 虜 の 脱 走 を 描 いた 抵 抗 で 既 に 扱 っているが,その 原 題 は Un condamné à mort s est évadé である.ジャンヌは 裁 判 長 コーシ ョンに 間 接 的 に 脱 獄 の 意 思 を 仄 めかすが, 結 局 その 機 会 には 恵 まれな かった.しかし, 映 画 のラストで, 燃 え 尽 きた 火 柱 の 周 囲 にジャンヌ の 亡 骸 は 跡 形 もなく,ただ 鎖 だけが 垂 れ 下 がっている 場 面 を 見 れば, 結 局,ブレッソンにおけるジャンヌは 死 によって 肉 体 から 解 放 された と 言 う 意 味 で 幽 閉 から 解 放 されたのだと 考 えてもよいのではないか. 3. ジャンヌ におけるフル ショット, 群 像 ドライヤーとブレッソンの 映 画 とは 異 なり,リヴェットの ジャン ヌ は,クロース アップによる 感 動 も 断 片 化 も 狙 わず,フル ショ ット,ミドル ショット,バスト ショットの 交 替 によって, 文 字 通 り 等 身 大 のジャンヌを 描 くことを 目 指 している.このアプローチ はリヴェット 映 画 二 部 作 において 終 始 一 貫 している.リヴェットはヒ ロインを, 受 難 と 情 熱 と 言 う 二 重 のパッションを 体 現 する 顔 や, 囚 わ れの 状 態 にあってただ 粛 々と 行 為 をなす 手 と 足 といった 部 分 対 象 に 還 元 するのではなく, 一 つに 統 合 された 人 格 として 我 々に 提 示 する. ジャンヌはまた,この 映 画 では 非 常 にしばしば 単 独 者 ではなく, 味 方 ( 家 族, 兵 隊 仲 間,シャルル 七 世 派 )にせよ, 敵 (ブルゴーニュ 派 ) にせよ, 自 分 を 取 り 巻 く 人 々と 共 に 群 像 の 中 で 捉 えられている. 彼 女 の 周 囲 に 必 ず 他 の 人 物 を 配 するフレーミングのしかたは,とかく 他 と は 全 く 異 なる 特 別 で 例 外 的 な 存 在 として 描 かれることの 多 いジャンヌ を, 社 会 の 中 で 他 者 と 共 に 生 きるごく 普 通 の 人 間 として 描 くというリ 33 ドライヤー 映 画 でもジャンヌの 死 後, 鳩 が 登 場 するが,そこでは 何 羽 もの 鳩 の 羽 ばたきとその 力 動 性 はむしろジャンヌの 火 刑 に 抗 議 して 暴 動 を 起 こす 民 衆 のイメージに 連 係 しているように 思 われる. 17

20 ヴェットの 方 針 から 説 明 できるのではないだろうか. とりわけこの 映 画 で 特 筆 すべき 点 は, 信 仰 に 篤 いこの 農 家 出 身 の 娘 に, 周 囲 の 女 性 たち(オルレアンの 町 の 女 性 たち,コンピエーニュの 領 主 の 奥 方 や 娘, 伯 母 )が 共 感 を 持 って 接 近 し,この 乙 女 を 取 り 巻 い てしばしば 同 じ 画 面 に 収 まっていることである. このように,この 映 画 でのジャンヌは 社 会 階 層 を 超 えて 女 性 たちの 多 くからの 厚 遇 を 受 けたが, 敵 の 陣 営 と 異 端 審 問 の 判 事 である 聖 職 者 たちからは 迫 害 された. 他 の 2 本 の 映 画 とは 異 なり,リヴェット 映 画 において,ジャンヌは 火 刑 服 だけでなく 不 名 誉 な 戻 り 異 端 の 帽 子 をかぶせられて 火 刑 台 に 登 る.ジャンヌを 男 性 である 権 力 者 聖 職 者 に 抑 圧 される 女 性 という 図 式 でとらえる 見 方 はドライヤーにも 見 られたが,すでにリヴェット 自 身,1965 年 のディドロを 原 作 とした 修 道 女 で, 宗 教 による 女 性 の 迫 害 という 反 教 権 主 義 的 な 主 題 を 展 開 している.それから 約 30 年 後,リヴェットの 宗 教 の 圧 制 への 抵 抗 はジ ャンヌに 対 する 人 間 主 義 的 なアプローチのうちに 形 を 変 えて 表 されて いるように 思 う. 結 び ドライヤーが 顔 のクロース アップによって,ブレッソンが 手 と 足 のクロース アップによって,ジャンヌ ダルク 映 画 史 に 彼 らの 個 性 の 刻 印 を 残 したとするならば,リヴェットは 彼 らとは 反 対 にクロー ス アップの 技 法 を 頻 用 しないことを 彼 のジャンヌ 映 画 の 美 学 的 およ び 倫 理 的 選 択 としている 34 プロセ.ジャンヌ ダルクの 裁 判 は,ジャンヌの プロセ 身 体 が 様 々な 段 階 を 経 て 死 に 近 づいていく 過 程 でもあったのだが,ド ライヤー,ブレッソン,リヴェットの 映 画 はこの 裁 判 の 映 画 化 を 通 し て 彼 らの 創 作 理 念 や 撮 影 技 法 さらには 宗 教 観 人 間 観 までが 問 い 質 さ れる 過 程 としてのプロセであったと 言 えるのではないか? (アリアンス フランセーズ 仙 台 ) 34 例 外 として, 映 画 冒 頭 の 復 権 裁 判 の 場 面 におけるジャンヌの 母 の 顔 のクロー ス ア ッ プ がある.ブレッソンがこの 女 性 を 足 と 後 姿 のみで 示 したのに 対 して, リヴェットは 人 生 の 年 輪 を 感 じさせる 彼 女 の 顔 を 正 面 から 捉 えている. 18

21 シンポジウム 報 告 2 ルソー,ディドロ,フランス18 世 紀 ルソーとディドロ 生 誕 300 年 にあたって 熊 本 哲 也 2012 年 と13 年 は,フランス18 世 紀 後 半 に 活 躍 することになる 思 想 家 ジャン=ジャック ルソーとドゥニ ディドロが,ジュネーヴとフランスとい う 国 の 違 いはあるとはいえ, 相 次 いで 誕 生 して300 年 となる 年 にあたる.と くに2012 年 はルソーの 生 誕 300 年 を 記 念 する 様 々な 行 事 や 国 際 的 シンポ ジウムなどがフランス,スイス, 日 本 をはじめ 各 国 で 開 催 された. 長 年 の 準 備 期 間 をとり, 大 規 模 に 研 究 者 を 招 待 したそうした 国 際 的 シンポジウムとは 比 べ ようもないが, 東 北 支 部 でもささやかながら18 世 紀 専 門 研 究 者 による 報 告 会 を 企 画 できたら,というのがそもそもの 起 源 であった.2012 年 度 に 盛 岡 で 開 催 された 東 北 支 部 大 会 における2 番 目 のシンポジウムとして, 三 名 のパネラ ーによってルソーのみならずディドロ,あるいは 広 く18 世 紀 研 究 全 般 につい て 語 ってもらった. パネリストとして, 日 本 における18 世 紀 研 究 において 中 心 的 な 役 割 を 担 っ ておられるお 二 方 を 東 北 以 外 の 地 方 からお 呼 びすることとなった.お 一 人 目 は, 九 州 大 学 の 阿 尾 安 泰 先 生 で,ルソーの 演 劇 論 などを 中 心 に,ルソー 研 究 の 各 分 野 にまたがる 領 域 をも 広 く 射 程 として 研 究 されている. 阿 尾 先 生 は 本 会 でも 大 会 毎 に 研 究 会 を 主 催 され,その 母 体 の フランス18 世 紀 研 究 会 の 発 起 人 の お 一 人 であり, 現 在 でもこの 研 究 会 の Web サイトの 管 理 運 営 や 会 員 のメーリン グリストの 整 備 などにご 尽 力 されている.もうお 一 方 は, 新 潟 大 学 の 逸 見 龍 生 先 生 で,ディドロと 彼 が 編 集 した 百 科 全 書 を 主 に 研 究 対 象 とされている. 特 に, 百 科 全 書 の 全 ての 項 目 を 電 子 化,データベース 化 するという 大 きなプ ロジェクトの 中 心 を 担 う 一 人 としてこれに 取 り 組 んでおられた. 逸 見 先 生 はも ともと 東 北 大 学 の 出 身 であり 東 北 支 部 会 の 会 員 達 とは 公 私 にわたり 交 流 のあっ た 先 生 である. シンポジウムの 各 々の 題 名 は, 阿 尾 先 生 には 18 世 紀, 語 られるもの, 語 れられないもの という 題 名 で 現 在 のルソー 研 究 の 最 先 端 研 究 についての 情 報 を, 多 様 な 分 野 にわたる 研 究 動 向 について 横 断 的 に 報 告 していただき, 逸 見 先

22 生 には 形 而 上 学 の 時 間 と 哲 学 の 時 間 百 科 全 書 の 一 項 目 に 関 する 生 成 論 的 解 釈 学 の 試 み というディドロと 百 科 全 書 の 先 端 的 な 研 究 内 容 につい て, 比 較 的 長 くしばしば 難 解 な 趣 旨 の 原 稿 を 平 易 な 解 説 を 付 して 報 告 していた だいた. 当 初, 司 会 をつとめるだけの 役 割 であったはずの 熊 本 もルソーの 音 楽 美 学 に 関 する 報 告 をすることになり,そのこともあって, 予 定 の 時 間 を 大 幅 に 超 過 してしまった. 議 論 の 時 間 がとれずに,このルソーとディドロという 交 わ りそうでいて 交 わらずにいる 二 人 の 思 想 家 についての 意 見 交 換 やフランス18 世 紀 研 究 という 広 い 視 野 に 関 しての 確 認 が 十 分 にできなかったことが 残 念 では ある.しかし,こうした 他 支 部 から 招 待 したパネラーを 交 えたシンポジウムの 企 画 自 体 が 当 支 部 としては 画 期 的 なものであったことも 考 え 併 せると, 極 めて 刺 激 的 なシンポジウムであったことは 疑 いようもない. 以 下 に, 各 々のパネラ ーの 報 告 内 容 の 要 約 を 記 載 するのでお 読 みいただきたい. ( 岩 手 県 立 大 学 )

23 18 世 紀, 語 られるもの, 語 れられないもの 阿 尾 安 泰 1.18 世 紀 からの 問 いかけ 2012 年 は18 世 紀 の 思 想 家,ジャン=ジャック ルソー 生 誕 300 年 と いうことで, 世 界 各 地 で 様 々なシンポジウムが 開 催 された. 研 究 が 進 んでこな かった 分 野 も 次 々と 開 拓 されていった.こうした 進 展 の 可 能 性 にすべての 望 み を 託 してよいのだろうか. 確 かに 研 究 の 蓄 積 を 支 えとして, 多 方 面 に 渡 るルソ ーの 活 動 に 統 一 的 なビジョンが 与 えられるようになってきた. 多 様 さの 中 には, 決 して 無 秩 序 な 流 れがあるわけではなく,そうした 活 動 をまとめる 規 則 が 存 在 するはずであり,それを 明 らかにしようとする 探 求 が 目 指 されてきたのである. ただここではそうした 方 向 とは 別 のものを 目 指 したいと 思 う.これまでの 研 究 成 果 を 踏 まえた 上 で, 新 たな 可 能 性 をめざしたい. 統 一 性 にこだわるとき, 解 釈 において,18 世 紀 から 現 代 にまで 至 る 過 程 のようなものを 暗 黙 の 内 に 想 定 し,その 流 れにそった 整 合 性 を 求 めようとして, 現 代 のほうに18 世 紀 を 引 き 寄 せ 過 ぎてしまう 恐 れがないとは 言 えないからである.18 世 紀 という,ある 条 件 の 下 に 規 定 された 言 語 文 化 空 間 を,その 諸 条 件 の 総 体 とともに 分 析 するこ とが 今 求 められている. 詳 細 な 分 析 にあたっては, 十 分 な 情 報 が 必 要 となるで あろうが, 分 析 の 成 否 を 決 めるのは, 量 の 問 題 だけではない. 情 報 量 を 多 くす れば,それだけで 言 語 文 化 空 間 の 状 態 がより 一 層 明 らかになるわけではない. データ 量 増 大 だけが 志 向 されるのではなく,むしろ,そうしたデータを 産 出 す る 仕 組 みそのものを 説 明 するような 構 造 論 的 なアプローチが 求 められているの である. こうした 中 で 問 われてくるのは,18 世 紀 という 時 代 の 中 での 関 係 性 である. いわば, 横 にひろがっていくネットワークの 網 の 目 を 読 み 取 る 作 業 が 求 められ る.ルソーという 一 人 の 人 物 を 考 えて,それだけを 分 析 するというよりも, 同 時 代 の 思 想 家 と 関 連 づけ, 共 通 性 と 差 異 が 作 り 出 す 複 雑 な 関 係 の 分 析 を 通 じて, 言 語 文 化 空 間 の 状 況 を 明 らかにするのである

24 2. 問 題 の 共 有 から- 化 学 をめぐって 最 近 のルソー 研 究 において 注 目 を 集 めているテクストとして, 化 学 に 関 する 著 作 がある.ルソーがこの 分 野 を 重 視 し, 著 述 を 残 していることに 関 心 が 向 け られている.ただここで 注 意 しなければならないことは,18 世 紀 の 化 学 は 現 在 のような 姿 ではないということである. 当 時 化 学 がどのような 状 態 であった のか,それがいかなる 点 でルソーを 引 きつけていったのかを 考 えながら, 問 題 を 整 理 していきたい.18 世 紀 初 頭 の 段 階 では, 化 学 はまだ 中 世 的 な 錬 金 術 の 世 界 からそれほどかけ 離 れたものではなく, 華 々しい 成 果 を 上 げ 始 めていた 自 然 学 などと 比 べると, 学 問 的 にも 体 系 化 されていない 劣 位 にある 学 問 であった. ただそうした 点 に 触 れる 前 に,ルソーが 化 学 といかに 出 会 ったのか,それを 見 ていくことにしたい. 化 学 とルソーとの 初 めての 出 会 いは, 告 白 に 描 かれ ている.1737 年 6 月 27 日 のことである.ルソーは 実 験 に 失 敗 し, 大 きな 怪 我 を 負 ってしまう.それが 化 学 との 最 初 の 出 会 いであった.まだこの 段 階 におけ るルソーの 化 学 にたいする 態 度 は,あまりにも 思 い 入 れが 強 く, 学 問 的 な 厳 密 さを 考 慮 したものではなかった.それこそ, 錬 金 術 的 なビジョンからそれほど 離 れたものではなかったともいえる. 彼 の 態 度 が 変 化 していくのは,パリに 出 て,フランクイユ 氏 のもとで,あらためて 化 学 の 勉 強 をしてからのことである. そして,この 学 習 の 中 から 化 学 的 な 著 作 である 化 学 教 程 が 生 まれてくる. すでにこの 時 期 においては, 化 学 はかつてのような 学 問 的 な 脆 弱 性 を 乗 り 越 えてきていて, 錬 金 術 的 な 怪 しげなイメージも 克 服 されつつあった.そして, この 学 問 は 他 の 領 域 が 満 足 のいく 説 明 を 与 えられないところに 突 破 口 を 見 いだ していくことになる. 確 かに, 自 然 学 は, 大 きな 飛 躍 を 遂 げていた.しかし, すべてが 説 得 力 のある 形 で 整 理, 体 系 化 されるわけではなかった. 自 然 学 的 な 世 界 観 においては, 主 として 粒 子 としての 運 動 記 述 が 基 準 となる.しかし, 単 一 の 粒 子 ではなく, 複 数 の 混 合 物 からなる 物 質 の 場 合 はどうなるのか. 化 合 物 の 問 題 が 発 生 してくる.また 様 々な 物 質 の 混 合 とそこから 生 まれてくる 反 応, 変 化 を 考 えていく 中 で, 発 酵 という 主 題 も 登 場 してくる. 3.ルソーの 目 指 したもの 化 学 教 程 を 執 筆 時 のルソーにおいては,かつてのような 化 学 にたいする 漠 然 とした 幻 想 的 な 思 いはもはや 存 在 しない.この 新 しい 学 問 を 真 理 へ 至 る 導 きとして 考 えようとする 姿 勢 がある. 確 実 な 知 識 こそルソーの 求 めるものなの

25 である.それは 取 りもなおさず, 化 学 以 外 の 学 問 が 期 待 された 成 果 をあげてい ないことであり,そうしたことに 対 する 批 判 ともなる. 自 然 学 が 十 分 な 形 で 成 果 をあげられなかった 物 体 内 部 への 探 求 こそが 化 学 にゆだねられる. 物 体 を 一 つの 塊 ではなく, 様 々な 要 素 の 混 合 体 と 見 なすとき, 新 たなアプローチが 必 要 となるわけである.そうした 問 題 の 延 長 上 に 燃 焼 そして, 発 酵 という 主 題 が 浮 上 し,さらには, 生 命 という 難 問 が 最 終 的 に 控 えている. こうした 化 学 の 新 しい 展 開 の 中 で, 言 語 の 問 題 が 現 れてくる. 中 世 以 来 使 わ れてきた 術 語 の 中 には 乱 雑 さと 無 秩 序 さが 払 拭 しきれていないものが 存 在 して いるのである. 物 質 同 志 が 結 合 して, 新 たな 物 質 が 誕 生 するとき,そのメカニ ズムを 明 らかに 説 明 できるような 名 称 が, 化 合 物 の 合 成 と 分 解 の 過 程 が 明 解 に なるような 名 称 が 考 案 されるべきではないだろうか. 名 称 において 履 歴 が 明 確 に 読 みとれるならば,その 生 成 過 程 を 思 い 浮 かべることはそれほど 難 しくない はずである.そこに,18 世 紀 の 認 識 の 構 造 に 特 徴 的 な, 語 ることと 見 ること の 通 底 性 が 見 て 取 れる.そうした 点 において,コンディヤックの 方 法, 特 に 論 理 学 などで 展 開 されていく 明 解 な 言 語 表 現 システムが 注 目 されていく.とり わけ 分 析 (analyse) という 概 念 は 重 要 となる. 複 雑 な 言 語 の 構 成 を 部 分 に 還 元 することで 単 純 なモデルを 作 りかえ,それに 基 づいて 言 語 を 再 構 成 してい く 作 業 と 化 学 の 探 求 が 重 なってくるのである. 4. 化 学 からの 折 れ 曲 がり このように 化 学 という 領 域 で 言 語 というキーワードに 遭 遇 し, 言 語 モデ ルの 明 晰 化 から 化 学 へと 進 んでいくという 方 向 を 考 えるとき,そのベクトルを 他 の 領 域 に 反 転 して 分 析 をすすめることはできないだろうか.たとえば, 言 説 表 現 の 場 において 考 えてみよう.18 世 紀 におけるタブロー(tableau: 情 景, 場 面 )という 概 念 の 問 題 が 現 れてくる.ある 固 定 された 瞬 間 ではなく, 動 きを 伴 った 場 面 の 集 積 としての 情 景 が 表 現 の 地 平 において 重 要 なものとなってくる. その 利 用 は 決 して, 文 学 的 な 著 作 だけに 限 られるわけではなく, 論 説 的 な 作 品 にも 利 用 されていく. ただし,ここである 問 題 が 出 現 する. 確 かに,タブローの 価 値 を 認 めるにし ても,なぜ 論 理 の 流 れの 中 に,そのような 異 質 とも 言 える 要 素 を 導 入 する 必 要 があるのだろうか.ここにおいて,このタブローという 語 が 持 つもうひとつの 次 元 の 重 要 性 が 表 れてくる.それは 演 劇 という 問 題 である.この 語 は, 感 情 の

26 発 露 からくる 直 接 的 な 交 流 の 場 を 生 み 出 す 可 能 性 が 高 いのである.この 場 にお いて, 表 現 者 とそのメッセージを 受 け 取 るべきものとが 出 会 い, 交 感 の 瞬 間 が 実 現 する.その 直 接 性, 自 然 性 ゆえにこのタブロー モデルが 多 用 されるので はないだろうか. 伝 達 とその 大 きな 効 果 を 期 待 できる 空 間 が 志 向 されるわけで ある. こうしてタブロー 概 念 は 公 共 圏 への 開 きという 道 を 切 り 開 いていく.タブロ ーという 概 念 によってそうした 場 を 展 開 することで 多 くの 読 者 を 呼 び 込 み,ま た 説 得 力 を 増 すことが 期 待 できるわけである.そうした 見 地 に 立 つとき,はじ めて18 世 紀 の 医 学 書 に 見 られる 不 思 議 な 構 成 が 理 解 されてくるのではないだ ろうか. 医 学 書 における 特 異 性 とは 医 学 的 な 言 説 の 中 に, 突 然 物 語 的 な 描 写 が 入 りこんでくることである.18 世 紀 においては, 物 語 的 な 描 写 は 次 第 に 演 劇 に 接 近 していき,この 両 者 の 関 係 が 非 常 に 緊 密 になった 時 期 である.そうした ことを 考 慮 すれば,この 物 語 的 な 描 写 とはむしろタブローであり, 演 劇 的 な 場 面 に 近 い 効 果 をあげていると 言 える. 作 者 としての 医 師 は, 病 の 克 明 な 描 写 を 通 じて, 読 者 に,より 説 得 力 のある 形 で 病 気 の 恐 ろしさを 伝 えることができる と 信 じているのである. 5. 語 るものとは ルソーが 化 学 に 接 近 したとき, 彼 の 関 心 はその 科 学 的 関 心 にあっただけでな く,その 学 問 が 可 能 にするある 種 の 明 晰 性 にもあったからのように 思 える. 個 体 中 心 の 自 然 学 が 見 逃 してきたものを, 化 学 が 新 たに 取 り 組 もうとしているの をルソーは 感 じていた.そうした 明 晰 性 の 探 求 は, 事 物 を 要 素 に 還 元 しながら, その 動 きおよびその 動 きを 統 御 する 秩 序 を 見 いだそうとする 点 で,18 世 紀 の 認 識 の 枠 組 みを 大 きく 規 定 したコンディヤックの 方 法 論 とつながるものでもあ った. ただルソーはそうした 明 確 さがある 種 の 力 によって 支 えられるべきであると も 感 じていた. 明 確 さが 他 の 人 々と 共 有 できないのであれば,その 価 値 も 減 じ ることになると 考 えていた.つまり, 人 々の 交 流 する 公 共 圏 での 承 認 が 得 られ なければ, 価 値 はないのである. 提 出 される 言 説 にたいして, 人 々はいわば 演 劇 における 観 客 のように,その 一 挙 手 一 投 足 に 目 を 注 ぎ, 評 価 を 下 し,それが すばらしい 成 果 をもたらすものであれば, 賞 賛 を 送 ろうとする.こうした 演 劇 的 なモデルを 支 えにした 言 語 文 化 空 間 の 姿 をルソーは 意 識 していた.このよう

27 に 言 語 の 微 分 化 による 明 晰 性 の 追 求 とそうした 細 分 化 をまとめあげる 演 劇 的 な 力 動 的 な 働 きかけが18 世 紀 の 言 語 文 化 空 間 を 特 徴 付 ける 機 能 であったように 思 われる. ( 九 州 大 学 )

28 18 世 紀 美 学 とルソーの 音 楽 論 ルソーのオペラ 論 における 関 心 と イリュージョン について 熊 本 哲 也 1.18 世 紀 美 学 からみたルソーの 音 楽 論 ルソーの 音 楽 美 学 を,18 世 紀 美 学 史 においてキータームとされる 関 心 の 概 念 と イリュージョン という 視 点 から 見 直 してみることが 本 発 表 の 目 的 である.18 世 紀 において, 関 心 (intérêt)の 概 念 は, 同 じ 語 の 政 治 的 な 意 味 である 利 益 (intérêt)との 相 互 関 連 において 最 終 的 にはとらえられるべきで あるが, 一 般 的 には 美 学 と 政 治 学 という 別 々の 領 域 での 概 念 として 区 別 されて いる.ルソーにおいては 専 ら 政 治 的 意 味 において 用 いられる 用 語 であるが,こ こではそれを 美 学 的 な 関 心 という 意 味 において,ルソーの 美 学 的 な 思 想 の 中 に 位 置 づけ,これをとらえ 直 してゆきたい. 2. 関 心 とイリュージョニズムについて デュボス,ディドロ 18 世 紀 の 美 学 における 関 心 概 念 の 内 容 を, 主 にジャン=バチスト デ ュボスの 詩 と 絵 画 についての 批 判 的 考 察 から 確 認 してみよう.ここにおい て, 関 心 とは 演 劇 の 観 客 や 絵 画 の 鑑 賞 者 を 作 品 に 参 入 させること, 没 入 させ ることを 促 すような 概 念 であると 説 明 されている.このような 鑑 賞 者 における 作 品 への 参 加 を 具 体 的 に 描 写 してみせる 効 果 としてある 現 象 が イリュージョ ン である.こうした イリュージョン の 在 り 方 を 見 る 際, 主 にディドロの サロン において 描 出 される 絵 画 に 関 する 文 章 から 確 認 できる.そこから, イリュージョン とは, 鑑 賞 者 が 作 品 をみて 思 い 描 く 幻 想 の 類 いではなく, むしろ 絵 画 を 鑑 賞 する 際 に 生 じる 現 実 との 錯 誤, 錯 覚 を 意 味 し, 美 的 な 快 感 を もたらす 原 因 ではなくむしろ 結 果, 効 果 としての 現 象 であることがわかる. 最 終 的 には 作 品 を 疑 似 現 実 として 作 品 の 中 で 体 験 させる 現 象 を 意 味 していたこと が 確 認 できる.こうしたことが18 世 紀 の 美 学 的 な 体 験 として 当 時 の 絵 画 論 や 演 劇 論 などに 共 通 の 問 題 であった

29 3.ルソーの 音 楽 論,オペラにみられる 関 心 とイリュージョン さて,ルソーはその 音 楽 論, 特 にオペラに 関 してこの 二 つの 用 語 を 用 いて, ジャンルとしてのオペラの 定 義 を 試 みている. 音 楽 辞 典 のオペラに 関 する 項 目 において 用 いられる 関 心 と イリュージョン の 用 語 は,オペラという ジャンルのスペクタクルを 定 義 する 時, 他 に 例 をみない 定 義 となっている.そ れは,そもそもルソーに 執 筆 依 頼 されなかった 百 科 全 書 の オペラ の 項 目 とは 全 く 異 なることはいうまでもないが,オペラを 演 劇 と 音 楽 の 総 合 的 なス ペクタクルとして 位 置 づけ, 模 倣 芸 術 として 十 分 に 観 客 に 関 心 を 与 え,オ ペラの 舞 台 という イリュージョン の 場 に 参 入 させつづけさせるものである という 意 図 で 定 義 されていると 考 えられる.そして 最 終 的 には 当 時 のフラン ス オペラの 驚 異 的 なもの すなわち 機 械 仕 掛 け を 多 用 する 作 品 やそう した 演 出 が, 本 来 のオペラの 芸 術 性 とはそぐわないという 決 定 的 な 批 判 を 意 味 することになるのである. 当 初,ルソーは 当 時 の 驚 異 的 な フランス オペラに 共 感 を 示 していたが, 様 々な 経 緯 から 1750 年 前 後 を 境 にして,フランス 音 楽 に 対 して 宗 教 的 な 改 心 にも 似 た 態 度 変 更 を 行 った. 不 思 議 なことに,ルソーの 初 期 の 音 楽 に 関 す る 著 作 には, 我 々が 問 題 にした 関 心 や イリュージョン という 用 語 はほ とんど 言 及 されていない. 音 楽 辞 典 の 項 目 オペラ における, 関 心 と イリュージョン の 言 及 は, 以 上 のような 理 由 でルソーの 音 楽 美 学 における 主 要 な 概 念 として 注 目 されてこなかったが,18 世 紀 的 な 文 脈 において 間 テク スト 的 に 繋 がる 概 念 素 的 要 素 を 持 つものとして 読 むことが 可 能 である. 関 心 と イリュージョン の 二 つの 用 語 は, 近 代 的 オペラの 自 然 なあり 方 を 正 当 化 する 際 に 用 いられルソーの 音 楽 美 学 においても 重 要 なコンセプトとしてあるの だ. このことは, オペラ という 音 楽 形 式 の 価 値 がルソーの 共 同 体 論 においても 重 要 であったことからも 裏 付 けられる.すなわち,ルソーは 関 心 と イリ ュージョン によって,オペラの 舞 台 に 成 立 するような 場 を, 共 同 体 における 感 情 の 共 有 や 共 生 を 疑 似 的 に 現 実 化 する 場 として 価 値 づけていた.そのオペラ の 舞 台 において, 関 心 は,この 語 の 両 儀 的 な 意 味 において,つまり 共 通 の 関 心 = 利 益 (intérêt)をもたらす 社 会 共 同 体 を 擬 似 的 に 成 り 立 たせる 場 として 示 唆 され 提 出 されているのではないだろうか

30 4.まとめとルソー 的 イリュージョンが 現 れる 時 以 上 のように,デュボス,ディドロの 著 作 に 見 られる 関 心 と イリュー ジョン の 概 念 のあり 方 は 作 品 世 界 を 疑 似 現 実 として 提 示 しその 鑑 賞 者 を 参 入 させるという 美 学 的 体 験 を 表 現 した 用 語 概 念 であった.こうした 観 点 から, ルソーの 音 楽 美 学 を 見 る 時,イリュージョニズムは 確 かにその 音 楽 美 学, 特 に オペラ 論 に 見 て 取 ることができた. さて,ルソーのイリュージョニズムは,そのままでは 指 摘 されてこなかった のだが, 理 由 としてはロマン 主 義 以 降 のイリュージョン 観 との 交 錯 が 考 えられ る.ルソー 自 身 が,こうしたロマン 主 義 を 用 意 したと 看 做 される 傾 向 があるゆ えに,ルソーの 音 楽 的 イリュージョンが 幻 想, 錯 乱 というロマン 主 義 的 な 個 人 の 心 理 学 的 傾 向 と 交 錯 してとらえられる 可 能 性 がある.それは, 例 えば ピグ マリオン のメロドラムにおいて,ピグマリオンが 言 う 幻 覚 (イリュージョ ン) という 言 葉 や, 言 語 起 源 論 において 比 喩 的 言 語 の 生 成 を 語 る 時 に, 未 開 人 が 初 めて 出 会 う 同 胞 に 対 して 感 じた 巨 人 だ と 言 葉 を 発 する 錯 覚 (イ リュージョン) の 語 の 使 用 の 曖 昧 さの 内 に 理 由 があると 考 えられるだろう. ( 岩 手 県 立 大 学 )

31 形 而 上 学 の 時 間 と 哲 学 の 時 間 百 科 全 書 の 一 項 目 に 関 する 生 成 論 的 解 釈 学 の 試 み 逸 見 龍 生 この 発 表 では, 百 科 全 書 の 言 語 実 践 のレベルに 着 目 し,ディドロ 自 身 の 文 章 として 特 定 されたパッセージの 機 能 と 主 題 を 検 討 し, 項 目 魂 補 遺 の 解 明 に 取 り 組 んだ.ディドロの 最 初 期 の 唯 物 論 的 関 心 の 発 露 の 証 左 とみられてきた この 項 目 は, 実 はその 大 部 分 が 同 時 代 の 医 学 生 理 学 関 連 の 比 較 的 よく 知 られ た 二 つの 源 泉 の 様 々な 箇 所 からの,はめ 込 み 細 工 のごとく 複 雑 な 引 用 のパッチ ワークである. 以 下 に 分 析 するのは,これら 数 々の 引 用 文 のはざまに 挟 み 込 ま れた,ディドロ 自 身 のいわば 肉 声 の 介 入 の 部 分 のテクストがもつ 思 想 史 的 意 義 である( 以 下 ではテクストからの 引 用 は 省 略 した). I 問 題 のディドロのテクストは, 科 学 の 追 究 する 事 象 に 関 する 非 恒 常 性 と 相 対 性,その 実 在 的 原 因 (cause réelle)の 究 明 の 不 可 能 性 を 主 題 としている.それ 自 体 取 ってみれば,そこにことさら 奇 妙 な 点 はないかも 知 れない. 自 然 の 解 釈 に ついて でディドロが 展 開 する 人 間 の 認 識 の 有 限 性 と,それゆえになされるべ き 実 験 の 反 復 の 必 要 性 というベーコン 的 議 論 の 先 取 をテクストに 見 出 すことは 当 然 に 可 能 であろう.だがそれにもかかわらず,テクストには 奇 妙 な 不 透 明 さ が 残 る.その 不 透 明 さは, 第 一 にディドロの 項 目 全 体 の 中 でテクストが 挿 入 さ れている 意 味 の 了 解 のしがたさに 由 来 している.なぜこの 箇 所 で,このような 問 題 が 提 出 されているのか.さらに 言 えばこの 問 いはなぜ, 実 在 的 原 因, 真 空 恐 怖 と 引 力 という 三 つの 概 念 の 組 合 せとして 提 示 されているのだろうか. 直 前 の 文 章 はディドロのものではない. 王 立 科 学 アカデミー 論 集 に 書 記 とし てフォントネルが 執 筆 した 会 員 業 績 の 批 評 的 紹 介 である 科 学 アカデミー 報 告 l'histoire de l'académie des sciences からの 直 接 の 引 用 であることは 分 かって いる.だがそこでフォントネルが 述 べているのは,メランコリーを 発 症 した 患 者 たちの 脳 機 能 を 解 剖 調 査 した 医 師 ヴィユサンスが, 同 病 の 原 因 を 患 者 の 発 熱 に 由 来 するのではなく, 高 粘 度 で 循 環 の 悪 い 血 液 成 分 に 由 来 しているとの 仮

32 説 を, 観 察 によって 確 認 したことの 報 告 であった.フォントネルは, 同 様 の 仮 定 をさらに 望 むままに 先 に 押 し 進 めていけば, 仮 定 に 対 応 する 結 果 がえられる だろう (Enc, I. 341b, DPV, V, pp )と 評 価 する.なるほどここには, 仮 定 supposition と 結 果 / 作 用 effet との 直 結 的 関 係 が 取 り 上 げられており, ディドロの 文 章 がそれに 対 する 注 釈 の 意 味 をもっているらしいことは 分 かる. だがテクストの 意 味 内 容 はそれでもなおはっきりしない.いやむしろ, 意 味 の 読 み 取 りはいっそう 難 しくなるように 思 われる. 語 彙 の 上 でも, 喩 えの 上 でも, 前 段 までの 議 論 の 流 れと,それがあまりにも 異 質 だからである. 問 題 を 解 く 手 がかりのひとつは, 編 集 者 としてディドロがその 補 遺 を 寄 稿 し たイヴォンによる 項 目 魂 の 本 文 の 中 に 見 つかる.ホッブズ,スピノザとな らべて, 魂 の 物 質 性 をめぐるその 所 説 を 要 約 した 上 で,イヴォンが 護 教 論 的 立 場 からこれに 批 判 を 加 えているところの,ロックの 議 論 である.ピエール コ ストによって 18 世 紀 初 頭,フランスに 広 く 伝 えられた, 神 学 者 スティリング フリートとこの 哲 学 者 の 論 争 であった.それではそこで 何 が 問 題 となっている のか.それはディドロの 上 のテクストとどのように 関 わるのか. デカルト 主 義 的 護 教 論 者 スティリングフリートは, 思 惟 する 物 質 というロッ クの 命 題 に 対 し, 延 長 的 実 体 にそのような 内 在 的 質 (une propriété intrinsèque) を 付 与 することは 背 理 であることを, 非 合 理 的 なものへの 神 の 権 能 の 不 可 能 性 から 立 証 しようとした.ニュートンの 引 力 の 事 例 は,これに 反 駁 したロックに よって 導 入 されている.ロックはいう. 物 質 間 の 引 力 の 本 性 は,それ 自 体 とし ては 知 性 で 把 持 することが 難 しい(inconcevable)ものであり,その 原 因 は 人 間 の 知 性 には 不 可 知 (impénétrable)である.にもかかわらず, 天 体 の 運 動 の 現 象 の 説 明 の 水 準 では 合 理 的 に 機 能 している. 魂 の 問 題 についても 同 様 ではないの か. ロック 自 身 の 議 論 の 枠 組 みは, 神 の 権 能 に 主 知 主 義 的 な 限 定 を 加 えようとす るスティリングフリートのソッーチーニ 派 的 態 度 に 対 する 批 判 としてみられる べきものであり,その 限 りにおいて 理 性 に 対 し 全 能 の 神 への 信 仰 の 上 位 を 主 張 するものである.だが, 魂 の 物 質 性 の 証 明 というよりも 魂 の 本 性 の 不 可 知 性 を 証 明 する 議 論 に, 引 力 の 本 性 の 不 可 知 性 がロックによって 援 用 され, 類 比 的 に 重 ね 合 わされたことに 注 目 しておきたい. このロックの 論 理 の 骨 子 は,その 論 争 の 内 容 の 紹 介 とともに,ベール 批 評

33 事 典 において 詳 しく 引 用 され,さらにヴォルテール 哲 学 書 簡 を 通 じ, 18 世 紀 において 広 く 流 布 した. 実 体 の 実 在 的 本 質 の 不 可 知 論 に 立 って, 魂 の 物 質 性 の 仮 説 をも 示 唆 するこう した 論 理 構 造 は,ディドロのテクストにおいても 繰 り 返 されている. 魂 の 座, すなわち 精 神 と 物 体 の 結 合 の 様 態 の 解 明 という 問 題 はまさしく,これらと 同 じ 問 題 圏 に 属 している.たとえ 現 象 の 入 念 な 精 査 から 出 発 するにしても,それが 人 間 にこの 原 因 を 産 み 出 す 原 因 に 到 達 させる 前 提 条 件 とはなりえない. 注 意 すべきなのは,ここでディドロが 導 入 している 概 念 が,マルブランシュ 的 機 会 因 論 の 意 味 を 強 く 担 った 実 在 的 原 因 であることである. 現 象 とその 実 在 的 原 因 を 真 に 結 びつける 紐 帯 は,ディドロにおいて,そのテクストの 末 尾 に 示 されているように ほとんどつねに 欠 落 している.それを 見 つけるこ とは,われわれには 永 遠 に 不 可 能 かもしれない.ディドロの 全 コーパスの 中 で, 報 告 者 が 調 査 する 限 り,ほぼ 唯 一 の 使 用 例 と 思 われるこの 実 在 的 原 因 の 概 念 の 介 在 について,どのように 捉 えたらよいのだろうか. 他 方 で, 上 述 のロックやヴォルテールには 見 出 し 得 ない, 別 の 議 論 の 糸 口 が, ここには 絡 み 合 っていることに 注 目 しなければならない. 端 的 にはそれは, 先 に 指 摘 したように 真 空 恐 怖 と 引 力 の 命 題 との 並 置 という 論 理 で 現 れる, 異 なる 水 準 を 志 向 する 議 論 である.ではそれは 何 か. 中 世 アリストテレス 主 義 以 来 の 充 満 説 とその 説 明 原 理 としての 真 空 恐 怖 が,アリストテレス 主 義 のみならず,デカルト 自 然 学 において 継 承 され, 空 虚 の 存 在 をめぐってのニュートン 物 理 学 の 根 本 的 な 対 立 があったこと,それが 直 接 に 延 長 としての 物 体 という 概 念,ひいては 二 元 論 の 当 否 を 焦 点 化 するもので あったことは, 周 知 の 通 りである.だが,トリチェリとパスカルの 実 験 を 経 て, 世 界 の 説 明 モデルとしての 両 者 の 軽 重 はもはや 誰 の 目 にも 明 らかであった. 中 世 的 思 考 の 残 滓 と, 同 時 代 の 科 学 の 結 晶 とのこれら 二 つの 解 釈 図 式 の 価 値 は, 他 の 啓 蒙 主 義 者 たち, 英 仏 両 文 明 の 比 較 という 枠 組 みの 中 で 明 確 に 英 国 文 明 に 軍 配 を 上 げたヴォルテール,ニュートン 物 理 学 の 再 解 釈 者 であったダランベー ルと 同 様 に,ディドロにとっても 同 じではない. だがここで 問 題 なのは, 真 空 恐 怖 の 概 念 と 引 力 の 概 念 とが, 交 換 可 能 な 命 題 としてディドロによって 語 られている 点 である. 例 えば 古 代 人 は 空 気 の 重 量 を 真 空 恐 怖 に 帰 した. 今 日,われわれはあらゆる 天 空 の 現 象 を 引 力 に 帰 してい る という 文 において, 古 代 人 と 今 日 の われわれ はともに 時 制 のみ 異 な

34 る 同 一 の 動 詞 あてがう attribuer の 主 語 に 等 位 され,そのことにより 真 空 恐 怖 説 と 引 力 説 の 同 質 性 が 強 調 されるレトリックがここでは 働 いている. 二 つの 主 体 は, 過 去 形 と 現 在 形 におかれた 同 一 の 動 詞 のそれぞれの 行 為 者 として, 時 間 的 な 平 行 関 係 に 置 かれ,ディドロは 実 在 的 原 因 たりえない 点 ではどちらの 説 も 同 列 であることを,シンメトリカルな 統 辞 構 造 の 次 元 で 強 調 している.これ はヴォルテールとは 明 らかに 逆 の 立 場 である. このディドロによる 介 入 部 分 はどのように 解 釈 したらよいだろうか. II 議 論 の 鍵 は,1747 年 にチューリッヒで 出 版 されたジェルディル ロックを 非 として 証 明 された 魂 の 非 物 質 性 にある. 時 代 を 代 表 する 数 学 者, 物 理 学 者 で ある 著 者 のジェルディルは,マルブランシュ 派 の 護 教 論 者 でもあった. 同 書 第 6 部 には,ロックとスティリングフリートの 論 争 がコスト 訳 から 採 録 されている. 二 元 論 に 立 つ 護 教 論 者 ジェルディルの 議 論 の 眼 目 は,ロックが 説 明 不 能 でかつ 把 持 不 可 能 な 引 力 なる 科 学 的 知 見 を 自 説 の 支 えにし 展 開 した, 実 体 の 実 在 的 本 質 の 不 可 知 論 を, 背 理 に 追 い 込 むことであった.そのためには, 引 力 説 の 不 可 知 性 そのものに 照 準 を 合 わせ,これを 相 対 化 せねばならない.こ うした 意 図 のもと,ジェルディルは,マルブランシュ 哲 学 に 従 い, 単 純 にして 豊 饒 な 道 によって 世 界 を 統 べる 神 の 知 恵 たる 一 般 法 則 の 漸 次 的 な 発 見 のプロセ スとして 科 学 の 発 展 を 捉 え,その 認 識 論 を 歴 史 化 していく. 真 空 恐 怖 説 と 引 力 説 が,ジェルディルにおいて 同 じ 歴 史 的 展 開 の 内 に 並 置 され 直 されるのは,こ のような 文 脈 においてである. ジェルディルはいう.ニュートンの 引 力 説 は, 天 体 の 運 動 の 現 象 を, 一 見 合 理 的 に 説 明 しているようにみえる.しかし 実 際 には,それは 単 に 一 過 性 の 理 論 である.より 人 間 の 認 識 が 進 めば,ニュートンの 原 理 に 替 え,いっそう 単 純 な 方 法 で 事 象 を 説 明 可 能 とする, 新 たな 原 理 が 見 出 されるであろう. 真 空 恐 怖 の 原 理 がまさしくそうであったのと 同 様 に. 同 様 に, 思 考 する 物 質 という, 理 性 に 反 し, 矛 盾 に 充 ちた 説 も,またいつかは 覆 され, 魂 と 身 体 との 結 合 が, 最 も 単 純 な 物 質 の 観 念 のみに 基 づいた,いまだ 見 つからない 新 たな 説 明 原 理 によっ て, 解 明 される 日 が 来 る.こうして, 認 識 の 進 展 と 現 象 因 の 説 明 の 変 転 は, 真 の 原 因 たる 一 般 法 則 に 導 かれた, 単 純 な 方 法 への 漸 次 的 な 接 近 のプロセスとし て 捉 えかえされ, 神 の 恩 寵 の 秩 序 の 永 遠 のシステムを 証 明 する, 信 仰 の 道 と 一

35 致 するものとみなされていくのだ. このような 認 識 論 的 な 議 論 の 構 成 において, 原 因 の 審 級 を 神 と 人 間 の 次 元 に 二 重 化 する 機 会 因 論 の 区 別 と,またその 根 抵 を 貫 くマルブランシュ 的 な 神 に すべてを 見 る という 観 念 が,ジェルディルの 思 惟 の 方 法 を, 深 く 規 定 してい ることは 論 を 俟 たない.ここにあるのは, 進 歩 の 概 念 をめぐるマルブランシュ 主 義 的 な 信 仰 と 理 性 との 調 停 の 原 理, 叡 智 的 時 間 の 霊 性 の 賛 美 と, 世 俗 的 時 間 における 科 学 の 探 求 との 一 致 の 原 理 なのである. それならば,では,ディドロにおいて,この 時 間 はどのように 位 置 づけられ ているのであろうか. ジェルディルの 議 論 を 経 由 し,ディドロのテクストに 戻 ってくるとき,この 護 教 論 者 に 対 するディドロの 力 点 の 置 き 方 の 差 異 が,いまや 明 瞭 にみえてくる. ジェルディルと 同 じように,ディドロにとってもまた, 現 象 を 説 明 するための 人 間 の 様 々な 説 明 原 理 は,やはり 有 限 的 で, 時 間 の 上 で 生 成 し, 消 滅 する 一 時 的, 一 過 的 なものとして 構 想 されている.それら 原 理 を 超 えたジェルディルが 真 の 原 因 と 呼 ぶものが,ディドロにおける 実 体 的 原 因 に 対 応 している のも 見 えやすい.こうした 概 念 構 造 の 中 で, 真 空 恐 怖 説 と 引 力 説 という 二 つの エピステモロジカルなシステムは 歴 史 の 中 で 並 列 化 される. しかし,ジェルディルにあってディドロにないもの,それは 神 の 永 遠 で 不 変 の 秩 序 への, 知 を 通 じた 限 りない 前 進 と 接 近 の 運 動 という, 形 而 上 学 的 時 間 の 表 象 である. むしろディドロに 読 み 取 れるものは, 現 象 の 理 解 にあって, 人 間 の 認 識 が 絶 対 的 確 実 性 へと 至 ることの 不 可 能 さである. 真 空 恐 怖 説 であろうと, 引 力 説 で あろうと, 実 在 的 原 因 に 到 達 不 能 であるという 点 において,それはどちらの 説 も 変 わりはない.その 限 りディドロも, 引 力 説 が, 真 空 恐 怖 説 以 上 に 実 在 的 であるのではない というジェルディルの 言 葉 には, 進 んで 同 意 を 示 すであろ う. 彼 らはいずれも, 世 界 説 明 のための 現 在 のシステムは, 暫 定 的 で 不 完 全 で あるとみなす.だがジェルディルにあって, 時 間 の 進 展 の 内 に 合 目 的 化 された, 神 の 永 遠 の 秩 序 への 接 近 運 動 として 表 象 される, 叡 智 的 時 間 の 霊 性 は, 少 なく ともディドロにあっては 存 在 しない. 新 しい 発 見 がなされるにつれて, 物 質 の 内 に 無 益 に 添 加 されてきた,あれらの 質 の 一 部 は 消 失 していく.それにつれ, 物 質 の 観 念 の 内 に 内 包 された 質,すなわち 重 さ, 形 姿,そして 運 動 のみへと 近

36 づいていく とジェルディルが 述 べた terminus ad quem 終 結 点 は,ディドロ の 時 間 のなかには 存 在 しない. そもそも,この 絶 対 的 次 元 にある 原 因 のレベルには, 人 間 自 身 が 近 づいてい るかどうか, 自 ら 判 断 する 当 否 すら 不 確 実 である. 悟 性 の 暗 闇 を 踏 み 越 え,そ れを 判 断 しうると 主 体 に 言 わせるものも, 彼 の 情 念 にほかならないからである. フォントネルによって 想 定 された, 現 象 と 原 因 の 間 の 直 接 的 な 結 合 の 論 理 に, ディドロの 批 判 が 向 けられるのは,この 結 合 の 論 理 が, 端 的 に 理 神 論 による 神 の 存 在 証 明 における, 論 理 的 短 絡 を 演 繹 するからである.フォントネルがヴィ ユサンスの 観 察 に 触 れ, 科 学 における 因 果 性 の 直 結 を 論 じたとき,ディドロが それをあまりにも 不 用 意 なものと 見 なしたのは,こうした 因 果 性 をめぐる 形 而 上 学 的 観 点 に 立 ってに 違 いない.ディドロが 言 うのは, 人 間 たちは, 世 界 の 現 象 の 説 明 図 式 のうち,どれが 原 因 に 近 いのかどうか, 自 らには 決 して 把 持 でき ない, 盲 目 的 な 状 況 の 中 にある,ということである. これらのことはすべて, われわれが 理 解 するのはただ, 結 果 間 の 照 応 のレベルだけであって, 結 果 に 照 応 する 理 由 のほうは,これいっさいが 理 解 の 埒 外 にあることに 由 来 している. ジェルディルとの 比 較 において 見 るとき,ディドロにおける 時 間 は, 目 的 論 を 欠 いた 反 目 的 論 的 時 間, 定 められた 方 向 を 持 たぬ, 無 方 向 ないし 多 方 向 的 時 間 としての 性 格 を 呈 しているように 思 われる.それは 究 極 の 静 止 点 を 持 たない 動 的 な 運 動 であり, 絶 えず 後 続 する 者 たちにより,その 体 系 と 図 式 が 覆 されて いく 不 安 定 な 運 動 である.こうした 中 で 人 間 に 可 能 なのは, 推 理 あるいは 感 覚 を 通 じて 現 象 間 の 照 応 をより 精 緻 に 理 解 し, 自 らの 仮 説 の 確 実 性 を 増 していく のみである. こうした 論 理 同 時 期 に 執 筆 された 盲 人 書 簡 にも 内 包 されたルクレテ ィウス 的 生 成 論 理 と 呼 ぶこともできよう の 形 象 化 は,ほかならぬこの 補 遺 項 目 でディドロが 集 めた, 霊 魂 の 座 論 に 表 出 されていないだろうか. 項 目 の さらに 先,やはりディドロ 自 身 が 介 入 しているくだりでは,こう 書 かれている. デカルトは 自 分 のために 推 測 のみしかもたず, 現 象 の 一 致 以 外 の 根 拠 を 持 た なかった.ヴィユサンスは 解 剖 学 的 観 察 に 基 づいて 体 系 をつくった.ラ ペロ ニ 氏 は 実 験 をして 自 らの 体 系 を 産 んだ (Enc, I. 341b-342a, DPV, V, pp.348). ここでディドロが 読 み 取 ろうとしているのは, 推 測 から 観 察,さらに 実 験 へと 進 む 科 学 認 識 の 発 達,ないし 方 法 論 的 洗 練 の 歴 史 であろうか. 確 かにそうした 側 面 もあるかもしれない.だが 実 験 によって 辿 り 着 いた 地 点 は 通 過 点 に 過 ぎず,

37 続 いてディドロが 風 刺 的 な 筆 致 で,やはり 自 ら 次 のように 書 くように,さらに 新 たな 実 験 は 積 み 重 ねられ, 結 論 は 別 の 場 所 へ 移 動 していく. こうし て 魂 は 脳 梁 に 住 まうこととなった.また 新 たな 実 験 が 生 じ, 別 な 場 所 に 移 動 さ れるまで (Enc, I. 342b, DPV, V, pp.350). ジェルディルの 書 物 をディドロが 読 んでいたかどうかは 明 確 でない.したが って, 同 時 代 のマルブランシュ 派 の 護 教 論 的 議 論 の 読 書 の 痕 跡 が, 上 のディド ロの 一 節 に 見 られるかどうかは,なお 今 後 の 検 証 を 要 する.だが 両 者 の 議 論 に ある 種 の 交 叉 を 認 める 視 点 が 許 されるとすれば, 科 学 体 系 の 交 替 と 変 転 を 合 目 的 時 間 の 中 に 展 開 し, 神 の 道 へと 向 けて 整 序 化 した,マルブランシュ 主 義 護 教 論 者 の 議 論 は,ディドロが, 彼 自 身 の 思 想 を, 学 説 の 交 替 と 変 容 という 水 準 に おいて,いかに 形 成 していったか 考 える 手 がかりを 示 す,いわばプリズムの 役 割 を 果 たすように 思 われる.その 後 のディドロの 思 想 の 歩 みにおいて, 実 在 的 原 因 という 用 語 は 消 失 する.その 替 わりにディドロの 思 想 の 前 景 を 占 めてい くのは 自 然 ないし 全 体 という 概 念 である.その 変 容 のプロセスに 注 目 することはここでの 問 題 ではない. しかし, 認 識 が, 上 に 記 述 したような 合 目 的 性 を 欠 いた 時 間 の 中 で 営 まれる のであれば, 認 識 の 営 みの 意 義 は 何 によって 担 保 されるのだろうか.この 問 い に 答 えることは,ディドロの 百 科 全 書 哲 学 の 根 本 的 な 意 味 を 考 察 する 上 で 不 可 欠 である.しかしそのためには, 百 科 全 書 を 含 めたディドロのコーパスの 新 たな 検 討 が 必 要 となる.ここでは 少 なくとも 二 つの 帰 結 を 考 えることができる. 新 たな 事 実 の 観 察 と 実 験 に 即 して, 仮 説 自 体 は 次 々と 移 り 変 わる. 産 み 出 さ れる 体 系 はそれゆえ 不 動 性 をもちえず,そのドグマとしての 本 性 は, 絶 えず 批 判 者 によって 再 審 されることとなるであろう.ここには 学 芸 の 価 値 の 判 定 者 と しての 後 世 および 公 衆 の 概 念 が 要 請 されるひとつの 伏 流 がある. 他 方 でまた, 静 止 点 が 存 在 せず,つねに 動 的 に 新 たな 体 系 を 産 み 出 し 続 ける 学 芸 の 時 間 は, 解 釈 という 概 念 の 再 定 義 を 必 要 とする.このようなディドロの 発 想 は, 彼 の 記 した 項 目 百 科 全 書 においてさらに 強 調 され, 百 科 全 書 的 秩 序 の 動 的 な 生 成 構 造 として 表 象 されていくように 思 われる. 百 科 全 書 は 哲 学 の 世 紀 に 生 まれる という, 同 項 目 でのディドロの 言 明 において, 体 系 や 時 間 は 一 へと 帰 着 するものとは 考 えられず, 多 と 複 数 に 向 けて 開 かれたものとし て, 思 考 の 内 に 形 象 されるのである. ( 新 潟 大 学 )

38 論 文 Le dualisme autour de l idée du bonheur dans Les infortunes de la vertu du Marquis de Sade Yuki ISHIDA ishida.0112yu@gmail.com 1. Introduction Les infortunes de la vertu a été écrit par le Marquis de Sade en Ce roman est resté inconnu jusqu à ce que Guillaume Apollinaire le découvre à la Bibliothèque Nationale, à Paris. L éthique principale représentée à travers deux personnages, Justine et Juliette, commence par la première aventure malheureuse de la sœur cadette, Justine. L auteur développera la confrontation idéologique entre la vertu et le mal présentée dans l histoire «Justine-Juliette», par des additions et des réécritures, dans Justine ou les malheurs de la vertu (1791) et La nouvelle Justine ou les malheurs de la vertu (1799). En ce sens, cette œuvre est indispensable à l étude de sa philosophie libertine. Sade vise à prouver que le bonheur humain ne consiste pas dans le mode de vie que la société d alors recommandait, mais dans la jouissance individuelle. Cette pensée est inspirée par la lecture des Lumières. Mais il serait imprudent de croire qu il reçoit passivement les opinions des Lumières. Les représentations de Sade, en assimilant leur pensée, introduisait une nouvelle conception du bonheur. Comment cerner la conception sadienne du bonheur dans l histoire «Justine-Juliette»? Si l on veut aborder cette question, l analyse d une discussion entre Justine et Dubois paraît être très suggestive. Sade déploie dans cette conversation sa conception du bonheur. Il faut donc envisager avec soin ce conflit. Cet article vise d abord à mettre en évidence le rôle singulier

39 qu assume Justine en tant que représentante de l opinion publique. En second lieu, nous allons tenter d éclaircir le rôle des libertins en tant que porte-parole de l auteur. Les libertins nous apparaissent comme d atroces criminels. Mais pourquoi se conduisent-ils si cruellement avec Justine? En quoi réside le bonheur des libertins? Grâce à ces deux analyses, le débat idéologique entre Justine et Dubois nous permettra de comprendre la conception du bonheur que Sade essayait de défendre à travers le conflit entre la vertu et le mal. 2. Justine : symbole de la vertu En lisant Les infortunes de la vertu, on s avise au premier abord de la puissance extraordinaire que l héroïne montre à chaque instant envers la violence des libertins. Celle-ci est incroyablement forte face aux attaques, au point que les libertins ne parviennent jamais à anéantir sa dévotion. Armelle Saint-Martin affirme que «Justine est loin d être une victime sans force, elle a l énergie de la puberté et contrairement à sa sœur, elle épuise sa vie dans des formes d action valorisées par la société ou la religion 1». En effet, dans cette œuvre, Justine paraît un personnage inhumain même par rapport à Justine, sa sœur aînée. Justine et les libertins symbolisent le conflit idéologique entre la vertu et le mal. Ils tendent à pratiquer la philosophie dans n importe quelle situation. Ils désirent convaincre leurs adversaires. Justine préférait plutôt mourir que d abandonner le principe. Il en va de même des libertins. Tout d abord, une question se pose : Justine arrive-t-elle au bonheur? Absolument pas. Elle avoue elle-même à la fin qu «[elle n est] pas née pour un tel comble de bonheur 2». Cette 1 Armelle Saint-Martin, De la médecine chez Sade ; disséquer la vie, narrer la mort, Paris, Honoré Champion, 2010, p Marquis de SADE, Œuvres complètes II, Gallimard, Bibliothèque de la

40 proclamation décisive montre bien que la vie de cette héroïne ne parvient jamais à aucun bonheur. Nous devons en l occurrence nous demander ce qui empêche Justine d aboutir au bonheur, ce qui pourrait nous permettre de connaître les conditions du bonheur dans le monde sadien. Il est essentiel de répondre à cette question pour mieux comprendre l éthique sous-jacente aux Infortunes de la vertu. Voici : Tu es la première femme que j embrasse, me dit le marquis, et en vérité c est de toute mon âme... tu es délicieuse, mon enfant ; un rayon de philosophie a donc pénétré ton esprit ; était-il possible que cette être charmante restât si longtemps dans les ténèbres 3? Cette phrase nous apprend que le libertin qui la prononce apprécie l intelligence de Justine. Les dialogues des libertins comportent nombre d éloges pour Justine. Mais il serait faux de dire que les libertins acceptent l attitude de Justine envers eux. Tandis qu ils admirent tous Justine pour sa beauté et son esprit, sa philosophie leur semble définitivement inacceptable : à cet égard les débauchés attaquent absolument et violemment l héroïne. Justine dit le plus souvent sa détermination et professe son hostilité contre toute action libertine 4. Bien sûr, elle a raison en telle ou telle situation de faire preuve de la dévotion sur laquelle la société repose. Mais Justine va jusqu à risquer sa vie parce qu elle craint d abandonner sa croyance pour obéir au mal. Autrement dit, Pléiade, Paris, Gallimard, 1995, p (Nous renvoyons à cette édition par la mention «Œ. II.», suivie du numéro de page). 3 Œ. II., p À ce propos, la proclamation suivante est suggestive : «Dans aucune circonstance de ma vie les sentiments de religion ne m avaient abandonnée ; méprisant les vains sophismes des esprits forts, les croyant tous émanés de libertinage bien plus que d une ferme persuasion, je leur opposais ma conscience et mon cœur, et trouvais au moyen de l une et de l autre tout ce qu il fallait pour y répondre». (Œ. II., p. 53)

41 elle sacrifie son bonheur pour la vertu même dans les cas où il est apparemment préférable d agir suivant les paroles des libertins. Pour cette raison, il lui est impossible de se délivrer d un danger fatal. C est ainsi que les libertins la critiquent pour son entêtement incroyable. Par exemple, Darvil, un libertin, lui dit : ta [=Justine] fortune a été dans tes mains, la vertu chimérique que tu lui as préférée t a-t-elle consolée des sacrifices que tu lui as faits? Il n est plus temps, malheureuse, il n est plus temps ; pleure sur tes fautes, souffre et tâche de trouver si tu peux dans le sein des fantômes que tu préfères, ce que ta crédulité t a fait perdre 5. Il est presque impossible de faire changer à opinion de Justine. Le plus cruel des libertins ne peut jamais vaincre son inclination pour la vertu. La conviction de cette héroïne va jusqu au fanatisme. En quoi la vertu de Justine consiste-t-elle? Comment peut-elle préserver sa dévotion de la misère incessante de sa vie? La source de la puissance de cette héroïne est une des plus grandes énigmes dans ce roman. Nous pouvons dire que Justine est le reflet de la morale de son époque. De ce point de vue, l éducation que Justine a assimilée est le plus important des facteurs qui expliquent son comportement. Mais l auteur ne dit rien sur l apprentissage de cette héroïne. Ce roman commence par la misère de Justine, et finit par la mort violente et surprenante de cette martyre. Il n y a donc pas moyen de connaître précisément les éléments constitutifs de sa personnalité. En un sens, le caractère énigmatique de cette héroïne dépend de l ambiguïté de la vertu. Ainsi, en ce qui concerne la difficulté de définir l essence de la vertu, Robert Mauzi, l auteur de L idée du 5 Œ. II., p

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