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1 第 2 章 材 料 第 1 節 一 般 事 項 211 適 用 工 事 に 使 用 する 材 料 は 設 計 図 書 に 品 質 規 格 を 特 に 明 示 した 場 合 を 除 き この 標 準 仕 様 書 に 示 す 規 格 に 適 合 したもの またはこれと 同 等 以 上 の 品 質 を 有 するものとする なお 請 負 業 者 が 同 等 以 上 の 品 質 を 有 するものとし て 海 外 の 建 設 資 材 を 用 いる 場 合 は 海 外 建 設 資 材 品 質 審 査 証 明 事 業 実 施 機 関 が 発 行 する 海 外 建 設 資 材 品 質 審 査 証 明 書 ( 以 下 海 外 建 設 資 材 品 質 審 査 証 明 書 という )を 材 料 の 品 質 を 証 明 する 資 料 とすることができる ただし 監 督 員 が 設 計 図 書 に 関 して 承 諾 した 材 料 及 び 設 計 図 書 に 明 示 され ていない 仮 設 材 料 については 除 く また JIS 規 格 が 定 まっている 建 設 資 材 のうち 海 外 の JIS 認 定 工 場 以 外 で 生 産 された 建 設 資 材 を 使 用 する 場 合 は 海 外 建 設 資 材 品 質 審 査 証 明 書 を 提 出 する ただし JIS 認 定 外 の 製 品 として 生 産 納 入 されている 建 設 資 材 については 海 外 建 設 資 材 品 質 審 査 証 明 書 あるいは 日 本 国 内 の 公 的 機 関 で 実 施 した 試 験 結 果 資 料 を 提 出 する 212 材 料 の 品 質 及 び 検 査 1 工 事 に 使 用 する 材 料 の 品 質 を 証 明 する 資 料 を 請 負 者 の 責 任 において 整 備 保 管 し 監 督 員 から 請 求 があった 場 合 は 直 ちに 提 示 するとともに 検 査 時 に 提 出 する ただし 企 業 局 承 認 材 料 及 び 日 水 協 承 認 材 料 はこの 品 質 を 証 明 する 資 料 は 提 出 の 必 要 はない 2 契 約 書 第 13 条 第 1 項 に 規 定 する 中 等 の 品 質 とは JIS 規 格 に 適 合 し たものまたは これと 同 等 以 上 の 品 質 を 有 するものをいう 3 設 計 図 書 において 試 験 を 行 うこととしている 工 事 材 料 について JIS ま たは 設 計 図 書 で 指 示 する 方 法 により 試 験 を 行 う 4 設 計 図 書 において 見 本 または 品 質 を 証 明 する 資 料 を 監 督 員 に 提 出 しな ければならない 工 事 材 料 については これを 必 ず 提 出 する 5 工 事 材 料 を 使 用 するまでにその 材 質 に 変 質 が 生 じないよう これを 保 管 しなければならない なお 材 質 の 変 質 により 工 事 材 料 の 使 用 が 不 適 当 と 監 督 員 から 指 示 された 場 合 には これを 取 り 替 えるとともに 新 たに 搬 入 する 材 料 については 再 検 査 (または 確 認 )を 受 ける 6 表 211の 工 事 材 料 を 使 用 する 場 合 には その 外 観 及 び 品 質 証 明 書 等 を 照 合 して 確 認 した 資 料 を 事 前 に 監 督 員 に 提 出 し 監 督 員 の 確 認 を 受 ける 7 表 221 表 223 表 224の 水 道 用 材 料 を 使 用 する 場 合 には その 外 観 及 び 規 格 に 適 合 したものであることを 監 督 員 の 確 認 を 受 ける 8 監 督 員 の 検 査 (または 確 認 )の 必 要 な 材 料 については 材 料 検 査 ( 確 認 ) 願 い により 計 画 的 に 検 査 (または 確 認 )の 請 求 をする 40

2 212 材 料 の 品 質 及 び 検 査 表 211 指 定 材 料 の 品 質 確 認 一 覧 区 分 確 認 材 料 名 摘 要 鋼 材 構 造 用 圧 延 鋼 材 プレストレストコンクリート 用 鋼 材 (ポストテンション) 鋼 製 杭 及 び 鋼 矢 板 仮 設 材 は 除 く セメント 及 び セメント JIS 製 品 以 外 混 和 材 混 和 材 料 JIS 製 品 以 外 セメントコン セメントコンクリート 製 品 一 般 JIS 製 品 以 外 クリート 製 品 コンクリート 杭 コンクリート 矢 板 JIS 製 品 以 外 塗 料 その 他 塗 料 一 般 レディーミクストコンクリート アスファルト 混 合 物 場 所 打 杭 用 レディーミクストコンク リート 薬 液 注 入 剤 種 子 肥 料 薬 剤 現 場 発 生 品 JIS 製 品 以 外 事 前 審 査 制 度 の 認 定 混 合 物 を 除 く JIS 製 品 以 外 表 2 12 使 用 する 材 料 の 品 質 を 証 明 する 資 料 の 提 出 時 期 について 使 用 する 材 料 提 出 の 有 無 提 出 時 期 表 211 提 出 使 用 前 JIS 製 品 提 出 検 査 時 企 業 局 承 認 材 料 提 出 は 不 要 日 水 協 承 認 材 料 提 出 は 不 要 41

3 第 2 節 材 料 品 目 221 水 道 用 材 料 1 水 道 用 材 料 の 規 格 は 次 のとおり (1) 送 配 水 管 材 料 表 221 (2) 弁 栓 類 継 手 分 岐 用 材 料 表 223 (3) その 他 の 水 道 用 材 料 表 224 (4) 給 水 管 付 替 材 料 給 水 装 置 工 事 設 計 施 行 基 準 解 説 による 表 221 送 配 水 管 材 料 種 類 規 格 管 径 摘 要 水 道 用 ダクタイル 鋳 鉄 管 水 道 用 ダクタイル 鋳 鉄 異 形 管 JWWA G 113 JWWA G 114 呼 び 径 752,600mm 呼 び 径 752,600mm K 形 752,600mm T 形 mm U 形 7002,600mm KF 形 mm UF 形 7002,600mm SⅡ 形 mm S 形 NS 形 5002,600mm 751,000mm NS 形 300mm0mmは 管 理 者 が 型 式 承 認 したものとする 管 種 は 表 222 接 合 形 式 別 管 種 一 覧 表 による NS 形 75mm200mmの 両 受 曲 管 はJDP A G 42とする 水 道 用 塗 覆 装 鋼 管 水 道 用 塗 覆 装 鋼 管 異 形 管 JWWA G 117 JWWA G 118 呼 び 径 80A3,000A 呼 び 径 80A3,000A 規 格 記 号 STW 300 以 下 STW290( 原 管 ) 350 以 上 STW400( 原 管 ) 内 面 は JWWA K 135( 水 道 用 液 状 エポキシ 樹 脂 塗 料 塗 装 方 法 )により 塗 装 され 外 面 は JWWA K 15 1( 水 道 用 ポリウレタン 被 覆 方 法 )によ り 被 覆 されたもの 配 管 用 ステンレス 鋼 管 JIS G 3459 呼 び 径 80A300A SUS304TP 316TP スケシ ュル S 配 管 用 ステンレス 鋼 管 JIS G 3468 呼 び 径 SUS304TP 316TP 350A1,000A スケシ ュル S 配 管 用 鋼 板 製 突 合 せ 溶 接 式 管 継 手 JIS B 2313 呼 び 径 80A1,000A SUS304TP 316TP スケシ ュル S 40S 水 道 用 ステンレス 鋼 管 JWWA G 115 呼 び 径 50A SSPSUS316 水 道 用 ステンレス 鋼 管 継 手 JWWA G 116 呼 び 径 50A 注 ) 送 配 水 管 類 の 使 用 は( 社 ) 日 本 水 道 協 会 検 査 証 印 のあるものとする SSPSUS316 プレス 式 42

4 表 222 接 合 形 式 別 管 種 一 覧 表 種 類 口 径 (mm) 直 管 切 用 管 備 考 φ 種 K 形 φ300 1 種 φ 種 T 形 φ 種 NS 形 φ 種 φ5000 S 種 SⅡ 形 φ300 1 種 φ400 2 種 1 種 S 形 φ 種 1 種 KF 形 φ PF 種 UF 形 φ PF 種 U 形 US 形 φ 種 1 種 PⅠ 形 φ300 1 種 PⅡ 形 φ 種 1 種 表 223 弁 栓 類 継 手 分 岐 用 材 料 種 類 規 格 摘 要 水 道 用 仕 切 弁 JWWA B 種 7.5K 内 ねじ 式 右 回 り 開 き 水 道 用 ソフトシール 仕 切 弁 JWWA B 120 フランジ 2 種 7.5K 内 ねじ 式 右 回 り 開 き NS 3 種 K 内 ねじ 式 右 回 り 開 き 水 道 用 ソフトシール 仕 切 弁 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 7.5K 内 ねじ 式 右 回 り 開 き 水 道 用 バタフライ 弁 JWWA B 種 7.5K 右 回 り 開 き 水 道 用 地 下 式 消 火 栓 JWWA B 3 左 回 り 開 き 口 金 の 高 さはL 型 とする 水 道 用 急 速 空 気 弁 JWWA B 137 給 水 口 付 空 気 弁 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 空 気 弁 ( 双 口 形 )と 地 下 式 消 火 栓 ( 単 口 )と 一 体 空 気 弁 ( 急 速 形 )と 地 下 式 消 火 栓 ( 単 口 )と 一 体 補 修 弁 JWWA B 種 7.5K レバー 式 ボール 弁 特 殊 押 輪 伸 縮 可 とう 継 手 GP 用 T 字 管 不 断 水 用 割 T 字 管 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 注 ) 弁 栓 類 継 手 分 岐 用 材 料 の 使 用 は( 社 ) 日 本 水 道 協 会 検 査 証 印 のあるものとする 43

5 表 224 その 他 の 水 道 用 材 料 種 類 規 格 摘 要 水 道 用 ゴム JIS K 種 (フランジ 用 板 状 ゴム1 種 1 号 ) 水 道 用 ジョイントコート JWWA K 153 プラスチック 系 ジョイントコート ダクタイル 鋳 鉄 管 用 ポリエチ JWWA K 158 レンスリーブ 防 食 用 ゴム 明 示 テープ 表 225 防 食 用 ゴム 規 格 表 のとおり 呼 び 径 752,600mm( 呼 び 径 50mm 以 下 については 左 記 規 格 と 同 等 の 品 質 を 有 するものであること) 長 さ 管 長 +1,000mm ガス 透 過 性 のないブチルゴムを 主 成 分 とし 補 強 材 老 化 防 止 材 から 成 り 特 に 腐 食 性 のある 硫 黄 等 を 原 材 料 から 除 去 し て 製 造 したものとする 幅 :3cm 色 : 地 色 は 青 とし 文 字 は 白 とする ただし 文 厚 さ:0.15mm±0.03mm 字 は 酸 アルカリ 等 によって 退 色 しないものとす 材 質 :ポリエチレンクロステー る プ 文 字 の 大 きさ: 縦 横 8mm 文 字 間 隔 4mm 程 度 県 営 水 道 県 営 水 道 2004 年 2004 年 明 示 シート 幅 :40cm( 呼 び 径 75mm 以 上 ) 高 密 度 ポリエチレンを 織 製 したクロスに 低 密 度 ポリエチレン 15cm( 呼 び 径 50mm 以 下 ) をラミネートしたものとし 耐 薬 品 性 無 腐 触 生 地 で 顔 料 及 厚 さ:0.15mm±0.03mm び 印 刷 インクは 長 期 にわたり 退 色 しないもの 材 質 :ポリエチレンクロス 織 シ シート 長 は 長 さが2 倍 となる つづら 折 り とする 明 示 例 ( 延 ば し た 場 合 の 図 で あ り つ づ ら 折 り の ま ま 敷 設 す る ) ート 水 道 管 注 意 神 奈 川 県 営 水 道 こ の 下 に 水 道 管 あ り 注 意 立 会 を 求 め て く だ さ い 40cm 文 字 白 地 色 青 小 型 鉄 蓋 丸 型 筺 蓋 角 型 筺 蓋 丸 型 コンクリート 筺 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 小 型 鉄 蓋 の 設 置 する 口 径 表 示 札 は 当 該 本 管 口 径 を 表 示 する 種 別 表 示 札 は ソフトシール 仕 切 弁 の 時 は S を その 他 の 仕 切 弁 の 時 は V を 表 示 する 水 道 用 レジンコンクリート 管 理 者 が 型 式 承 認 したもの 製 ボックス 水 道 用 ネジ 式 仕 切 弁 筺 JWWA B 1 または 管 理 者 が 型 式 承 認 し たもの 注 ) 水 道 用 ゴム 筺 蓋 レジンコンクリート 製 ボックス 水 道 用 ネジ 式 仕 切 弁 筺 の 使 用 は ( 社 ) 日 本 水 道 協 会 検 査 証 印 のあるものとする 44

6 表 225 防 食 用 ゴム 規 格 表 試 験 試 験 条 件 許 容 値 引 張 試 験 常 温 引 張 強 さ 20kg/cm 2 以 上 伸 び 420% 以 上 老 化 試 験 試 験 温 度 70±1 引 張 強 さ 22kg/cm 2 以 上 試 験 時 間 96 時 間 伸 び 480% 以 上 引 張 強 さ 22kg/cm 2 以 上 耐 水 試 験 常 温 水 1.5ヵ 年 浸 漬 伸 び 380% 以 上 重 量 変 化 率 4.9% 以 内 試 験 温 度 40±1 耐 オゾン 試 験 試 験 時 間 時 間 異 常 なし オゾン 濃 度 50±5ppm 耐 薬 品 試 験 15%H 2 SO 4 1.5ヵ 年 浸 漬 引 張 強 さ 30kg/cm 2 以 上 伸 び 350% 以 上 20%NaOH 1.5ヵ 年 浸 漬 引 張 強 さ 25kg/cm 2 以 上 伸 び 300% 以 上 破 壊 電 圧 厚 さ1.5mm 6.8KV 電 気 絶 縁 試 験 厚 さ2.0mm 9.5KV 厚 さ3.0mm 15.0KV 222 石 材 1 一 般 事 項 工 事 に 使 用 する 石 材 は 設 計 図 書 における 各 工 種 の 施 工 に 適 合 するもので 有 害 な 風 化 及 び 亀 裂 等 の 欠 陥 のないもので すべて 用 途 に 適 する 強 度 耐 久 力 磨 耗 抵 抗 及 びじん 性 等 を 有 するものを 使 用 する また 形 状 寸 法 は 所 定 のものを 使 用 する 2 雑 割 石 雑 割 石 の 形 状 は おおむねくさび 形 とし うすっぺらなもの 及 び 細 長 いも のであってはならない 前 面 はおおむね 四 辺 形 であって 二 稜 辺 の 平 均 の 長 さ が 控 長 の 2/3 程 度 のものであること 3 雑 石 ( 粗 石 ) 雑 石 は 天 然 石 または 破 砕 石 でうすっぺらなもの 及 び 細 長 いものであって はならない 4 玉 石 玉 石 は 天 然 に 産 し 丸 みをもつ 石 でおおむね 1520cm のものとし 形 状 は おおむね 卵 形 とし 表 面 が 粗 雑 なもの うすっぺらなもの 及 び 細 長 いもので あってはならない 45

7 222 石 材 5 割 ぐり 石 及 びぐり 石 (1) 割 ぐり 石 は JIS A 5006( 割 ぐり 石 )に 適 合 するもの (2) ぐり 石 は 玉 石 または 割 ぐり 石 で 20cm 以 下 の 小 さいものとし 主 に 基 礎 裏 ぐり 石 に 用 いるものであり うすっぺらなもの 及 び 細 長 いものであ ってはならない 223 骨 材 及 び 路 盤 材 1 一 般 事 項 セメントコンクリート 用 骨 材 アスファルト 舗 装 用 骨 材 および 路 盤 材 につ いては 次 の 規 格 に 適 合 するものであること JIS A 5005 (コンクリート 用 砕 石 及 び 砕 砂 ) JIS A (コンクリート 用 スラグ 用 骨 材 ( 高 炉 スラグ 骨 材 )) JIS A (コンクリート 用 スラグ 用 骨 材 (フェロニッケル 骨 材 )) JIS A (コンクリート 用 スラグ 用 骨 材 ( 銅 スラグ 骨 材 )) JIS A 5001 ( 道 路 用 砕 石 ) JIS A 5015 ( 道 路 用 鉄 鋼 スラグ) 2 骨 材 の 貯 蔵 (1) 骨 材 を 寸 法 別 及 び 種 類 別 に 貯 蔵 する (2) 骨 材 に 有 害 物 が 混 入 しないように 貯 蔵 する (3) 粒 度 調 整 路 盤 材 等 を 貯 蔵 する 場 合 には 貯 蔵 場 所 を 平 坦 にして 清 掃 し できるだけ 骨 材 の 分 離 を 生 じないようにし 貯 蔵 敷 地 面 全 面 の 排 水 を 図 る ようにする (4) 細 骨 材 または 細 粒 分 を 多 く 含 む 骨 材 を 貯 蔵 する 場 合 に 雨 水 シートな どで 覆 い 雨 水 がかからないようにする (5) 骨 材 は 寒 中 においては 氷 雪 の 混 入 または 凍 結 を 防 ぐため 適 切 な 施 設 をして 貯 蔵 する (6) 骨 材 は 暑 中 において 骨 材 の 乾 燥 や 温 度 の 上 昇 を 防 ぐため 日 光 の 直 射 を 避 けるなど 適 切 な 施 設 をして 貯 蔵 する 224 セメントコンクリー ト 用 骨 材 1 細 骨 材 細 骨 材 は 清 浄 強 硬 かつ 耐 久 的 であって 適 当 な 粒 度 をもち どろ ごみ 有 機 物 等 の 有 害 物 を 含 んでいないこと 2 粗 骨 材 粗 骨 材 は 清 浄 強 硬 かつ 耐 久 的 であって 適 当 な 粒 度 をもち 薄 っぺらな 石 片 有 機 物 の 有 害 物 を 含 んでいないものを 使 用 する 3 細 骨 材 及 び 粗 骨 材 の 粒 度 は 表 226 表 227の 規 格 に 適 合 するもの 46

8 表 226 細 骨 材 の 粒 度 の 範 囲 ふるいの 呼 び 寸 法 (mm) ふるいを 通 るものの 重 量 百 分 率 (%) [ 注 1] 注 1) 砕 砂 あるいは 高 炉 スラグ 細 骨 材 を 単 独 に 用 いる 場 合 は 表 226の 規 定 を 適 用 せず そ れぞれの JIS の 規 定 による 注 2) これらのふるいは それぞれ JIS Z 8801( 標 準 ふるい)に 規 定 する 標 準 ふるい mm 及 び μmである 表 227 ふるいの 呼 び 寸 法 (mm) 粗 骨 材 の 粒 度 の 範 囲 ふるいを 通 るものの 重 量 百 分 率 (%) 粗 骨 材 の 大 きさ(mm) ) ) ) 注 1) これらの 粗 骨 材 は 骨 材 分 離 を 防 ぐために 粒 の 大 きさ 別 に 分 けて 計 量 する 場 合 に 用 いるも のであって 単 独 に 用 いるものではない 47

9 224 セメントコンクリー ト 用 骨 材 4 細 骨 材 は 砂 の 有 機 不 純 物 質 の 試 験 で 試 料 となる 砂 の 上 部 における 溶 液 の 色 が 標 準 色 液 の 色 よりも 薄 いものを 用 いる 溶 液 の 色 が 標 準 色 液 の 色 より 濃 い 場 合 でも その 砂 でつくったモルタル 供 試 体 の 圧 縮 強 度 が その 砂 を 水 酸 化 ナトリウムの3% 溶 液 で 洗 い さらに 水 で 十 分 に 洗 って 用 いた モルタル 供 試 体 の 圧 縮 強 度 の 90% 以 上 であれば その 砂 を 用 いてよい な お モルタルの 圧 縮 強 度 による 砂 の 試 験 は JIS A 5308(レディーミクス トコンクリート)の 付 属 書 3の 規 定 による 5 硫 酸 ナトリウムによる 安 定 性 の 試 験 で 損 失 重 量 が 品 質 管 理 基 準 の 規 格 値 を 超 えた 細 骨 材 及 び 粗 骨 材 は これを 用 いた 同 程 度 のコンクリートが 予 期 される 気 象 作 用 に 対 して 満 足 な 耐 凍 害 性 を 示 した 実 例 がある 場 合 には これを 用 いてよい また これを 用 いた 実 例 がない 場 合 でも これを 用 い てつくったコンクリートの 凍 結 融 解 試 験 結 果 から 満 足 なものであると 認 め られた 場 合 には これを 用 いてよい 6 気 象 作 用 を 受 けない 構 造 物 に 用 いる 細 骨 材 は 本 条 4 及 び5 項 を 適 用 し なくてもよい 7 化 学 的 あるいは 物 理 的 に 不 安 定 な 細 骨 材 及 び 粗 骨 材 は これを 用 いては ならない ただし その 使 用 実 績 使 用 条 件 化 学 的 あるいは 物 理 的 安 定 性 に 関 する 試 験 結 果 等 から 有 害 な 影 響 をもたらさないものであると 認 め られた 場 合 には これを 用 いてもよい 8 すりへり 試 験 を 行 った 場 合 のすりへり 減 量 の 限 度 は 舗 装 コンクリート の 場 合 は 35%とし その 他 の 場 合 は 40%とする 225 アスファルト 舗 装 用 骨 材 1 砕 石 再 生 砕 石 及 び 鉄 鋼 スラグの 粒 度 は 表 228 表 229 表 22の 規 格 に 適 合 するもの 48

10 表 228 ふるい 目 の 開 き 砕 石 の 粒 度 ふるいを 通 るものの 質 量 百 分 率 (%) 粒 度 範 囲 (mm) 呼 び 名 6 mm 75 mm 63 mm 53 mm 37.5 mm 31.5 mm 26.5 mm 19 mm 13.2 mm 4.75 mm 2.36 mm 1.18 mm 425 μm 75 μm S8 (1 号 ) 単 粒 S60 (2 号 ) S40 (3 号 ) 度 砕 S30 (4 号 ) 石 S20 (5 号 ) S13 (6 号 ) S5 (7 号 ) 粒 度 調 整 砕 石 M40 M30 M ク ラ ッ C シ ャ C ラ ン C 注 1) 呼 び 名 別 粒 度 の 規 定 に 適 合 しない 粒 度 の 砕 石 であっても 他 の 砕 石 砂 石 粉 等 と 合 成 した ときの 粒 度 が 所 要 の 混 合 物 の 骨 材 粒 度 に 適 合 すれば 使 用 することができる 注 2) 花 崗 岩 や 頁 岩 などの 砕 石 で 加 熱 によってすりへり 減 量 が 特 に 大 きくなったり 破 壊 したりす るものは 表 層 に 用 いてはならない 注 3) 製 鋼 スラグの 粒 度 は 単 粒 度 砕 石 の 粒 度 を 使 用 する 49

11 表 229 再 生 砕 石 の 粒 度 ふるい 目 の 開 き 通 過 質 量 百 分 粒 度 範 囲 ( 呼 び 名 ) 400 (RC40) 53 mm 300 (RC30) 37.5 mm mm (RC20) 26.5mm 19mm 率 ( % ) 13.2mm mm mm 注 1) 再 生 骨 材 の 粒 度 は モルタル 粒 などを 含 んだ 解 砕 されたままの 見 かけの 骨 材 粒 度 を 使 用 する 表 22 再 生 粒 度 調 整 砕 石 の 粒 度 ふるい 目 の 開 き 粒 度 範 囲 ( 呼 び 名 ) 400 (RM40) 300 (RM30) 200 (RM20) 53 mm 通 過 質 量 百 分 率 ( % ) 37.5 mm mm mm mm mm mm mm μm μm 注 1) 再 生 骨 材 の 粒 度 は モルタル 粒 などを 含 んだ 解 砕 されたままの 見 かけの 骨 材 粒 度 を 使 用 する 50

12 225 アスファルト 舗 装 用 骨 材 2 砕 石 の 材 質 については 表 2211による 表 2211 耐 久 性 の 限 界 用 途 表 層 基 層 上 層 路 盤 損 失 量 % 12 以 下 20 以 下 注 試 験 方 法 は 舗 装 試 験 法 便 覧 の 硫 酸 ナトリウムを 用 いる 試 験 方 法 による 5 回 繰 返 しとする 3 砕 石 の 品 質 は 表 2212の 規 格 に 適 合 するもの 表 2212 砕 石 の 品 質 用 途 項 目 表 乾 比 重 吸 水 率 % すり 減 り 減 量 % 表 層 基 層 2.45 以 上 3.0 以 下 30 以 下 注 ) 上 層 路 盤 50 以 下 注 1) 表 層 基 層 用 砕 石 のすり 減 り 減 量 試 験 は 粒 径 mmのもの について 実 施 する 注 2) 上 層 路 盤 用 砕 石 については 主 として 使 用 する 粒 径 について 行 う 4 鉄 鋼 スラグは 硫 黄 分 による 黄 濁 水 が 流 出 せず かつ 細 長 いあるいは 偏 平 なもの ごみ 泥 有 機 物 などを 有 害 量 含 まないものとする その 種 類 と 用 途 は 表 2213による 表 2213 鉄 鋼 スラグの 種 類 と 主 な 用 途 名 称 呼 び 名 用 途 単 粒 度 製 鋼 スラグ SS 加 熱 アスファルト 混 合 物 用 クラッシャラン 製 鋼 スラグ CSS 瀝 青 安 定 処 理 ( 加 熱 混 合 ) 用 粒 度 調 整 鉄 鋼 スラグ MS 上 層 路 盤 材 水 硬 性 粒 度 調 整 鉄 鋼 スラグ HMS 上 層 路 盤 材 クラッシャラン 鉄 鋼 スラグ CS 下 層 路 盤 材 5 鉄 鋼 スラグの 規 格 は 表 2214に 適 合 したもの 表 2214 鉄 鋼 スラグの 規 格 呼 び 名 修 正 CBR % 一 軸 圧 縮 強 さMPa 単 位 容 積 質 量 kg/l 呈 色 判 定 試 験 水 浸 膨 張 比 % エージング 期 間 MS 80 以 上 1.5 以 上 呈 色 なし 1.5 以 下 6 カ 月 以 上 HMS 80 以 上 1.2 以 上 1.5 以 上 呈 色 なし 1.5 以 下 6 カ 月 以 上 (12 以 上 ) CS 30 以 上 呈 色 なし 1.5 以 下 6 カ 月 以 上 51

13 225 アスファルト 舗 装 用 骨 材 6 製 鋼 スラグの 規 格 は 表 2215に 適 合 するもの 表 2215 呼 び 名 製 鋼 スラグの 規 格 表 乾 比 重 吸 水 率 % すりへり 減 量 % 水 浸 膨 張 率 % エージング 期 間 CSS 50 以 下 2.0 以 下 3 カ 月 以 上 SS 2.45 以 上 3.0 以 下 30 以 下 2.0 以 下 3 カ 月 以 上 注 1) 注 2) 注 3) 注 4) 試 験 方 法 は 舗 装 試 験 法 便 覧 を 参 照 する 呈 色 判 定 試 験 は 高 炉 スラグを 用 いた 鉄 鋼 スラグのみ 適 用 する エージングとは 高 炉 スラグの 黄 濁 水 の 発 生 防 止 や 製 鋼 スラグの 中 に 残 った 膨 張 性 反 応 物 質 ( 遊 離 石 灰 )を 反 応 させるため 鉄 鋼 スラグを 屋 外 に 野 積 みし 安 定 化 させる 処 理 をいう エージング 期 間 の 規 定 は 製 鋼 スラグを 用 いた 鉄 鋼 スラグにのみ 適 用 する る 水 浸 膨 張 比 の 規 定 は 製 鋼 スラグを 用 いた 鉄 鋼 スラグのみに 適 用 す 7 砂 は 天 然 砂 人 工 砂 スクリーニングス( 砕 石 ダスト)などを 用 い 粒 度 は 混 合 物 に 適 合 するものを 使 用 する 8 スクリーニングスの 粒 度 は 表 2216の 規 格 に 適 合 するもの 表 2216 スクリーニングスの 粒 度 範 囲 (JIS A 5001 道 路 用 砕 石 ) ふるい 目 の 開 き ふるいを 通 るものの 質 量 百 分 率 % 呼 び 名 種 類 4.75mm 2.36mm 600μm 300μm 150μm 75μm スクリーニングス F アスファルト 舗 装 用 再 生 骨 材 1 再 生 加 熱 アスファルト 混 合 物 に 用 いるアスファルトコンクリート 再 生 骨 材 の 品 質 は 表 2217の 規 格 に 適 合 するものを 使 用 する 表 2217 アスファルトコンクリート 再 生 骨 材 の 品 質 項 目 旧 アスファルトの 含 旧 アスファルトの 針 入 洗 い 試 験 で 失 わ 名 称 有 量 (%) 度 (25 )1/mm れる 量 (%) アスファルトコンク リート 再 生 骨 材 3.8 以 上 20 以 上 5 以 下 注 1) 各 項 目 は 130mm の 粒 度 区 分 のものに 適 用 する 注 2) 注 3) アスファルトコンクリート 再 生 骨 材 中 に 含 まれる 旧 アスファルト 含 有 量 及 び 75μm ふるいによる 水 洗 いで 失 われる 量 は 再 生 骨 材 の 乾 燥 試 料 質 量 に 対 する 百 分 率 で 表 したものである 洗 い 試 験 で 失 われる 量 は 試 料 のアスファルトコンクリート 再 生 骨 材 の 水 洗 い 前 の 75μm ふるいにとどまるものと 水 洗 後 の 75μm ふるいに とどまるものを 気 乾 もしくは 60 以 下 の 乾 燥 炉 で 乾 燥 し その 質 量 差 を 求 めたものである( 旧 アスファルトは 再 生 骨 材 の 質 量 に 含 まれるが 75μm ふるい 通 過 分 に 含 まれる 旧 アスファルトは 微 量 なので 洗 い 試 験 で 失 われる 量 の 一 部 として 扱 う ) 52

14 227 フィラー 1 石 粉 は 石 灰 岩 粉 末 または 火 成 岩 類 を 粉 砕 したものとする 石 粉 及 び フライアッシュは 水 分 1.0% 以 下 で 微 粒 子 の 団 粒 になったものを 含 まない ものとする 2 石 粉 回 収 ダスト 及 びフライアッシュの 粒 度 範 囲 は 表 2218の 規 格 に 適 合 するものとする 表 2218 石 粉 回 収 ダスト 及 びフライアッシュの 粒 度 範 囲 ふるい 目 (μm) ふるいを 通 るものの 質 量 百 分 率 % 注 1) 火 成 岩 類 を 粉 砕 した 石 粉 をフィラーとして 用 いる 場 合 表 22 19の 規 格 に 適 合 するものとする なお 石 粉 の 加 熱 変 質 の 試 験 方 法 は 舗 装 試 験 法 便 覧 を 参 照 する 表 2219 火 成 岩 類 の 石 粉 の 規 定 項 目 規 定 塑 性 指 数 (PI) 4 以 下 加 熱 変 質 変 質 な し フ ロ ー 試 験 % 5 0 以 下 吸 水 膨 張 % 3 以 下 剥 離 試 験 合 格 3 消 石 灰 をはく 離 防 止 のためにフィラーとして 使 用 する 場 合 の 品 質 は JIS R 9001( 工 業 用 石 灰 )に 規 定 されている 表 2220の 規 格 に 適 合 する ものとする 表 2220 種 類 等 級 工 業 用 石 灰 酸 化 カルシウム CaO % 不 純 物 % 二 酸 化 炭 素 粉 末 度 残 分 % CO 2 % 600μm 150μm 特 号 93.0 以 上 3.2 以 下 2.0 以 下 生 石 灰 1 号 90.0 以 上 2 号 80.0 以 上 特 号 72.5 以 上 3.0 以 下 1.5 以 下 全 通 5.0 以 下 消 石 灰 1 号 70.0 以 上 全 通 2 号 65.0 以 上 全 通 注 1) ここでいう 不 純 物 とは 二 酸 化 ケイ 素 (SiO 2 ) 酸 化 アルミニウム (Al 2 O 3 ) 酸 化 第 二 鉄 (Fe 2 O 3 ) 及 び 酸 化 マグネシウム(MgO) の 合 計 量 である 53

15 227 フィラー 4 セメントをはく 離 防 止 のためにフィラーとして 使 用 する 場 合 の 品 質 は 普 通 ポルトランドセメント 高 炉 セメント フライアッシュセメントとし JIS R 52(ポルトランドセメント) JIS R 5211( 高 炉 セメント) JIS R 5213(フライアッシュセメント)の 規 格 に 適 合 するものとする 228 安 定 材 1 瀝 青 安 定 処 理 に 使 用 する 瀝 青 材 料 の 品 質 は 表 2231に 示 す 舗 装 用 石 油 アスファルトの 規 格 及 び 表 2234に 示 す 石 油 アスファルト 乳 剤 の 規 格 に 適 合 するもの 2 セメント 安 定 処 理 に 使 用 するセメントは 普 通 ポルトランドセメント 高 炉 セメント フライアッシュセメントとし JIS R 52 (ポルトランド セメント) JIS R 5211( 高 炉 セメント) JIS R 5213(フライアッシュセ メント)の 規 格 に 適 合 するもの 3 石 灰 安 定 処 理 に 使 用 する 石 灰 は JIS R 9001( 工 業 用 石 灰 )の 規 定 に 適 合 するもの 229 神 奈 川 県 建 設 廃 材 処 理 指 定 登 録 工 場 で 生 産 する 再 生 砕 石 等 1 再 生 砕 石 (RC40) 土 木 工 事 に 伴 い 発 生 する 建 設 廃 材 (CO 塊 AS 塊 路 盤 材 )を 破 砕 し 製 造 する 再 生 砕 石 の 性 状 について 次 のとおり 規 定 する (1) 破 砕 材 道 路 工 事 等 に 伴 い 発 生 する 建 設 廃 材 を 機 械 破 砕 したものを 用 いる (2) 製 造 機 械 破 砕 して 製 造 し 最 大 粒 径 のみ 定 め 分 級 しない 本 品 はごみ どろ 等 の 有 害 物 を 有 害 物 を 含 まないもの (ガラス 陶 磁 器 レンガ 瓦 プラスチック 金 属 等 は 含 まない) (3) 品 質 表 2221 すり 減 り 減 量 50% 以 下 材 質 の 基 準 表 2222 品 質 の 基 準 塑 性 指 数 修 正 CBR 6 以 下 30% 以 上 54

16 229 神 奈 川 県 建 設 廃 材 処 理 指 定 登 録 工 場 で 生 産 する 再 生 砕 石 等 表 2223 粒 度 範 囲 粒 度 範 囲 については 225アスファルト 舗 装 用 骨 材 表 229 再 生 砕 石 の 粒 度 に 示 されているRC40の 規 格 を 準 用 する ふるい 目 の 開 き(mm) 通 過 質 量 百 分 率 (%) 95 注 1) 粒 度 は モルタル 粒 などを 含 んだ 解 砕 されたままの 見 かけの 骨 材 粒 度 を 使 用 する 再 生 砂 (RC) 土 木 工 事 に 伴 い 発 生 する 建 設 廃 材 (CO 塊 AS 塊 路 盤 材 )を 破 砕 して 製 造 する 再 生 砂 の 性 状 について 次 のとおり 規 定 する (1) 破 砕 材 道 路 工 事 等 に 伴 い 発 生 する 建 設 廃 材 を 機 械 破 砕 したものを 用 いる (2) 製 造 機 械 破 砕 して 製 造 し 最 大 粒 径 のみ 定 め 分 級 しない 本 品 はごみ どろ 等 の 有 害 物 を 含 まないものとする (ガラス 陶 磁 器 レンガ 瓦 プラスチック 金 属 等 は 含 まない) (3) 品 質 表 2224 塑 性 指 数 品 質 の 基 準 修 正 CBR 6 以 下 30% 以 上 表 2225 ふるい 目 の 開 き (mm) 通 過 質 量 百 分 率 (%) 粒 度 範 囲 再 生 粒 度 調 整 砕 石 (RM40 RM30) 土 木 工 事 に 発 生 する 建 設 廃 材 (CO 塊 AS 塊 路 盤 材 )を 破 砕 し 製 造 す る 再 生 粒 度 調 整 砕 石 の 性 状 について 次 のとおり 規 定 する (1) 破 砕 材 道 路 工 事 等 に 伴 い 発 生 する 建 設 廃 材 を 機 械 破 砕 したものを 用 いる (2) 製 造 機 械 破 砕 して 製 造 し 最 大 粒 径 のみ 定 め 分 級 しない 本 品 はごみ 泥 等 の 有 害 物 を 含 まないものとする (ガラス 陶 磁 器 レンガ 瓦 プラスチック 金 属 等 は 含 まない ) 55

17 229 神 奈 川 県 建 設 廃 材 処 理 指 定 登 録 工 場 で 生 産 する 再 生 砕 石 等 (3) 品 質 表 2226 すり 減 り 減 量 50% 以 下 材 質 の 基 準 表 2227 品 質 の 基 準 塑 性 指 数 修 正 CBR 4 以 下 90% 以 上 22 セメント 混 和 材 及 び 水 表 2228 粒 度 範 囲 粒 度 範 囲 については 225アスファルト 舗 装 用 骨 材 表 再 生 粒 度 調 整 砕 石 の 粒 度 に 示 されているRM40 及 びRM30 用 の 規 格 を 準 用 する 注 1) ふるい 目 の 開 き(mm) 通 過 質 量 百 分 率 % RM40 RM 粒 度 は モルタル 粒 などを 含 んだ 解 砕 されたままの 見 かけの 骨 材 粒 度 を 使 用 する 1 一 般 事 項 (1) 工 事 に 使 用 するセメントは 普 通 ポルトランドセメントを 使 用 し 他 の セメント 及 び 混 和 材 料 を 使 用 する 場 合 は 設 計 図 書 による 2 2 (2) セメントは 防 湿 的 な 構 造 を 有 するサイロまたは 倉 庫 に 品 種 別 に 区 分 し て 貯 蔵 する (3) セメントを 貯 蔵 するサイロは 底 にたまって 出 ない 部 分 ができないよう な 構 造 とする (4) 貯 蔵 中 に 塊 状 になったセメント または 湿 気 をうけた 疑 いのあるセメン ト その 他 異 常 を 認 めたセメントの 使 用 にあたっては これを 用 いる 前 に 試 験 を 行 い その 品 質 を 確 かめる (5) セメントの 貯 蔵 にあたって 温 度 湿 度 が 過 度 に 高 くならないようにする (6) 混 和 剤 に ごみ その 他 の 不 純 物 が 混 入 しないよう 液 状 の 混 和 剤 は 分 離 したり 変 質 したり 凍 結 しないよう また 粉 末 状 の 混 和 剤 は 吸 湿 したり 固 結 したりしないように これを 貯 蔵 する (7) 貯 蔵 中 に 前 項 に 示 す 分 離 変 質 等 が 生 じた 混 和 剤 やその 他 異 常 を 認 めた 混 和 剤 について これらを 用 いる 前 に 試 験 を 行 い 性 能 が 低 下 していない ことを 確 かめる 56

18 22 セメント 混 和 材 及 び 水 (8) 混 和 材 を 防 湿 的 なサイロまたは 倉 庫 等 に 品 種 別 に 区 分 して 貯 蔵 し 入 荷 の 順 にこれを 用 いる (9) 貯 蔵 中 に 吸 湿 により 固 結 した 混 和 材 その 他 異 常 を 認 めた 混 和 材 の 使 用 にあたって これを 用 いる 前 に 試 験 を 行 い その 品 質 を 確 かめる 2 セメント (1) セメントは 表 2229の 規 格 に 適 合 するものを 使 用 する 表 2229 セメントの 種 類 JIS 番 号 名 称 区 分 摘 要 R 52 R 5211 ポルトランド セメント 高 炉 セメント (1) 普 通 ポルトランド (2) 早 強 ポルトランド (3) 中 庸 熱 ポルトランド (4) 超 早 強 ポルトランド (1) A 種 高 炉 (2) B 種 高 炉 (3) C 種 高 炉 低 アルカリ 形 については JIS R 52 付 属 書 によ る 高 炉 スラグの 分 量 ( 質 量 %) 5 を 超 え 30 以 下 30 を 超 え 60 以 下 60 を 超 え 70 以 下 R 5212 シリカセメント (1) A 種 シリカ (2) B 種 シリカ (3) C 種 シリカ シリカ 質 混 合 材 の 分 量 ( 質 量 %) 5 を 超 え 以 下 を 超 え 20 以 下 20 を 超 え 30 以 下 R 5213 フライアッシュ セメント (1) A 種 フライアッシュ (2) B 種 フライアッシュ (3) C 種 フライアッシュ フライアッシュ 分 量 ( 質 量 %) 5 を 超 え 以 下 を 超 え 20 以 下 20 を 超 え 30 以 下 (2) コンクリート 構 造 物 に 使 用 する 普 通 ポルトランドセメントは 次 項 以 降 の 規 定 に 適 合 するものとする なお 小 規 模 工 種 で 1 工 種 当 たりの 総 使 用 量 が m 3 未 満 の 場 合 は この 項 の 適 用 を 除 外 することができる (3) 普 通 ポルトランドセメントの 品 質 は 表 2230の 規 格 に 適 合 する ものとする (4) 原 材 料 製 造 方 法 検 査 包 装 及 び 表 示 は JIS R 52(ポルトランド セメント)の 規 定 によるものとする 3 セメント 混 和 材 (1) フライアッシュを 使 用 する 場 合 は JIS A 6201(コンクリート 用 フライ アッシュ)に 適 合 したもの (2) コンクリート 用 膨 張 材 は JIS A 6202(コンクリート 用 膨 張 材 )の 規 格 に 適 合 するものとする 57

19 22 セメント 混 和 材 及 び 水 表 2230 普 通 ポルトランドセメントの 品 質 品 質 規 格 比 表 面 積 cm 2 /g 2,500 以 上 凝 結 始 発 1 以 上 h 終 結 以 下 3d 12.5 以 上 圧 縮 強 さ N/mm 2 7d 22.5 以 上 28d 42.5 以 上 水 和 熱 7d 350 以 下 J/g 28d 400 以 下 酸 化 マグネシウム % 5.0 以 下 三 酸 化 硫 黄 % 3.0 以 下 強 熱 減 量 % 3.0 以 下 全 アルカリ(Na o eq)% 0.75 以 下 塩 化 物 イオン % 以 下 注 1) 全 アルカリ(Na o eq) 量 の 算 出 は JIS R 52(ポルト ランドセメント) 附 属 書 ポルトランドセメント( 低 アルカリ 形 )に よる (3) 高 炉 スラグ 微 粉 末 は JIS A 6206( 高 炉 スラグ 微 粉 末 )の 規 格 に 適 合 す るもの (4) AE 剤 減 水 剤 AE 減 水 剤 高 性 能 AE 減 水 剤 は JIS A 6204(コンク リート 用 化 学 混 和 剤 )の 規 格 に 適 合 するものとする (5) 流 動 化 剤 は 土 木 学 会 コンクリート 用 流 動 化 剤 品 質 規 準 ( 案 )3. 品 質 の 規 格 に 適 合 するものとする (6) 急 結 剤 は 土 木 学 会 コンクリート 用 急 結 剤 品 質 規 格 ( 案 )3. 品 質 の 規 格 に 適 合 するものとする 4 コンクリート 用 水 (1) コンクリートに 使 用 する 水 は 油 酸 塩 類 有 機 不 純 物 懸 濁 物 等 コ ンクリート 及 び 鋼 材 の 品 質 に 悪 影 響 を 及 ぼす 物 質 の 有 害 量 を 含 まないも のとする (2) 請 負 者 は 鉄 筋 コンクリートには 海 水 を 練 りまぜ 水 として 使 用 しては ならない 58

20 2211 レディーミクストコ ンクリート 1 レディーミクストコンクリートは JIS A 5308(レディーミクストコン クリート)に 適 合 するもので 3122レディーミクストコンクリー ト による 2212 セメントコンクリー ト 製 品 1 一 般 事 項 (1) 工 事 に 使 用 するセメントコンクリート 製 品 は 十 分 使 用 目 的 に 合 致 した 品 質 形 状 寸 法 を 有 しているもので ひび 欠 け 傷 等 の 欠 点 のないも のであり その 品 質 形 状 寸 法 については JIS の 規 格 に 適 合 しているも のとする (2) セメントコンクリート 中 の 塩 化 物 含 有 量 は コンクリート 中 に 含 まれる 塩 化 物 イオン(Cl )の 総 量 で 表 すものとし 練 りまぜ 時 の 全 塩 化 物 イオ ンは 0.30kg/m 3 以 下 とする なお これを 超 えるものを 使 用 する 場 合 は 設 計 図 書 に 関 して 監 督 員 の 承 諾 を 得 る (3) セメントコンクリート 製 品 の 使 用 にあたって アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 について ( 国 土 交 通 大 臣 官 房 技 術 審 議 官 通 達 平 成 14 年 7 月 31 日 ) 及 び アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 について の 運 用 について( 国 土 交 通 大 臣 官 房 技 術 調 査 課 長 通 達 平 成 14 年 7 月 31 日 )を 遵 守 し アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 の 適 合 を 確 認 し 確 認 した 資 料 を 監 督 員 に 提 出 する 2 セメントコンクリート 製 品 JIS A 5345( 道 路 用 鉄 筋 コンクリート 側 溝 ) JIS A 5361(プレキャストコンクリート 製 品 種 類 製 品 の 呼 び 方 及 び 表 示 の 通 則 ) JIS A 5364(プレキャストコンクリート 製 品 材 料 及 び 製 造 方 法 の 通 則 ) JIS A 5365(プレキャストコンクリート 製 品 検 査 及 び 通 則 ) JIS A 5371(プレキャスト 無 筋 コンクリート 製 品 ) JIS A 5372(プレキャスト 鉄 筋 コンクリート 製 品 ) JIS A 5373(プレキャストプレストレストコンクリート 製 品 ) JIS A 5406( 建 築 用 コンクリートブロック) JIS A 5506( 下 水 道 用 マンホールふた) 前 項 以 外 のコンクリート 製 品 についても JIS に 規 定 されているものにつ いては 同 規 格 品 を 使 用 し 堅 牢 恒 久 的 で 品 質 外 観 などについて 欠 点 のないもので 監 督 員 の 承 諾 を 受 けたものを 使 用 する 59

21 2213 瀝 青 材 料 1 舗 装 用 石 油 アスファルトは 表 2231の 規 格 に 適 合 するものとす る 表 2231 項 目 舗 装 用 石 油 アスファルトの 規 格 種 類 針 入 度 (25 )1/ mm 軟 化 点 を 超 え 60 以 下 を 超 え 80 以 下 を 超 え 以 下 を 超 え 120 以 下 伸 度 ( 1 5 ) c m 以 上 以 上 以 上 以 上 ト ル エ ン 可 溶 分 % 99.0 以 上 99.0 以 上 99.0 以 上 99.0 以 上 引 火 点 260 以 上 260 以 上 260 以 上 260 以 上 薄 膜 加 熱 質 量 変 化 率 % 0.6 以 下 0.6 以 下 0.6 以 下 0.6 以 下 薄 膜 加 熱 針 入 度 残 留 率 % 58 以 上 55 以 上 50 以 上 50 以 上 蒸 発 後 の 針 入 度 比 % 1 以 下 1 以 下 1 以 下 1 以 下 密 度 ( 1 5 ) g / c m 以 上 以 上 以 上 以 上 注 1) 各 種 類 とも のそれぞれにおける 動 粘 度 を 試 験 表 に 付 記 しなければならない 2 ゴム 熱 可 塑 性 エラストマー 入 りアスファルトは 表 2232の 性 状 に 適 合 するものとする また 請 負 者 は プラントミックスタイプにつ いては あらかじめ 使 用 する 舗 装 用 石 油 アスファルトに 改 質 材 料 を 添 加 し その 性 状 が 表 2232に 示 す 値 に 適 合 していることを 確 認 しなければ ならない 表 2232 ゴム 熱 可 塑 性 エラストマー 入 りアスファルトの 標 準 的 性 状 種 類 ゴム 熱 可 塑 性 エラストマー 入 りアスファルト 項 目 改 質 アスファルトⅠ 型 改 質 アスファルトⅡ 型 針 入 度 ( 2 5 ) 1 / 1 0 mm 50 以 上 40 以 上 軟 化 点 伸 度 ( 7 ) c m 30 以 上 伸 度 ( 1 5 ) c m 30 以 上 引 火 点 260 以 上 260 以 上 薄 膜 加 熱 針 入 度 残 留 率 % 55 以 上 65 以 上 タフネス(25 )N m(kgf cm) 5.0(50) 以 上 8.0(80) 以 上 テナシティ(25 )N m(kgf cm) 2.5(25) 以 上 4.0(40) 以 上 注 1) 注 2) 注 3) 密 度 (15 )は 試 験 表 に 付 記 すること 最 適 混 合 温 度 範 囲 及 び 最 適 締 固 め 温 度 範 囲 を 試 験 表 に 付 記 する プラントミックスタイプの 場 合 は 使 用 するアスファルトに 改 質 材 を 所 定 量 添 加 し 調 整 した 改 質 アスファルトに 適 用 する 60

22 2213 瀝 青 材 料 3 セミブローンアスファルトは 表 2233の 規 格 に 適 合 するものと する 表 2233 セミブローンアスファルト(AC)の 規 格 項 目 規 格 値 粘 度 ( 6 0 ) P a s 1,000±200 粘 度 ( ) mm 2 / s 200 以 下 薄 膜 加 熱 質 量 変 化 率 % 0.6 以 下 針 入 度 ( 2 5 ) 1 / 1 0 mm 40 以 上 ト ル エ ン 可 溶 分 % 99.0 以 上 引 火 点 260 以 上 密 度 ( 1 5 ) g / c m 3 1,000 以 上 粘 度 比 (60 薄 膜 加 熱 後 / 加 熱 前 ) 5.0 以 下 注 1) 180 での 粘 度 のほか における 動 粘 度 を 試 験 表 に 付 記 すること 4 石 油 アスファルト 乳 剤 は 表 2234 表 2235の 規 格 に 適 合 するものとする 表 2234 種 類 及 び 記 号 石 油 アスファルト 乳 剤 の 規 格 カチオン 乳 剤 ノニオン 乳 剤 項 目 PK1 PK2 PK3 PK4 MK1 MK2 MK3 MN1 エ ン グ ラ ー 度 (25 ) ふ る い 残 留 分 ( % ) (1.18 mm) 以 下 0.3 以 下 付 着 度 2/3 以 上 粗 粒 度 骨 材 混 合 性 密 粒 度 骨 材 混 合 性 土 ま じ り 骨 材 混 合 性 (%) 均 等 である こと 均 等 である こと 5 以 下 セメント 混 合 性 (%) 1.0 以 下 粒 子 の 電 荷 陽 (+) 蒸 発 残 留 分 (%) 針 入 度 ( 2 5 ) 蒸 発 (1/ mm) 残 留 物 ト ル エ ン 可 溶 分 (%) 以 上 50 以 上 57 以 上 57 以 上 以 上 97 以 上 97 以 上 貯 蔵 安 定 度 ( 2 4 h r ) 1 以 下 1 以 下 凍 結 安 定 度 ( 5 ) 主 な 用 途 表 温 面 暖 処 期 理 浸 用 透 用 及 び 粗 粒 子 塊 のないこと 表 寒 面 冷 処 期 理 浸 用 透 用 及 び 処 理 層 養 生 用 及 び セ メ ン ト 安 定 プ ラ イ ム コ ー ト 用 注 1) 種 類 記 号 の 説 明 P: 浸 透 用 M: 混 合 用 タ ッ ク コ ー ト 用 粗 粒 度 骨 材 混 合 用 密 粒 度 骨 材 混 合 用 用 土 混 じ り 骨 材 混 合 安 セ 定 メン 処 理 ト 剤 乳 剤

23 表 2235 ゴム 入 りアスファルト 乳 剤 の 規 格 記 号 PKRT 項 目 1 2 エ ン グ ラ ー 度 ( 2 5 ) 1 ふ る い 残 留 分 ( mm ) 質 量 % 0.3 以 下 付 着 度 2/3 以 上 粒 子 の 電 荷 陽 (+) 蒸 発 残 留 分 質 量 % 50 以 上 針 入 度 ( 2 5 ) 1 / 1 0 mm 伸 度 ( 7 ) c m 以 上 蒸 発 残 留 度 ( 5 ) c m 以 上 軟 化 点 48.0 以 上 42.0 以 上 タ フ ネ ス テ ナ シ テ ィ ー (25 )N m (kgf cm) (25 )N m (kgf cm) (25 )N m (kgf cm) (25 )N m (kgf cm) 3 以 上 (30 以 上 ) 1.5 以 上 (15 以 上 ) 灰 分 質 量 % 1.0 以 下 4 以 上 (40 以 上 ) 2 以 上 (20 以 上 ) 貯 蔵 安 定 度 ( 2 4 時 間 ) 質 量 % 1 以 下 凍 結 安 定 度 ( 5 ) 粗 粒 子 塊 のないこと 2213 瀝 青 材 料 5 再 生 用 添 加 剤 再 生 用 添 加 剤 の 品 質 は 労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 に 規 定 されている 特 定 化 学 物 質 を 含 まないものとし 表 2236の 規 格 に 適 合 するものとする 表 2236 動 粘 度 ( 6 0 ) 再 生 用 添 加 時 の 品 質 プラント 再 生 用 項 目 標 準 的 性 状 c S t (mm 2 /s) 801,000 (801,000) 引 火 点 230 以 上 薄 膜 加 熱 後 の 粘 度 比 ( 6 0 ) 2 以 下 薄 膜 加 熱 質 量 変 化 率 % ±3 以 下 密 度 ( 1 5 ) g / c m 3 報 告 組 成 分 析 報 告 2214 土 砂 1 工 事 に 使 用 する 土 は 設 計 図 書 における 各 工 種 の 施 工 に 適 合 するものと する 2 山 砂 ( 砂 70% 以 上 山 土 30% 以 下 )は ごみ 有 機 物 等 を 含 まないもの とする 62

24 2215 木 材 1 木 材 は 十 分 使 用 目 的 に 合 致 した 品 質 形 状 を 有 するもので 素 材 及 び 製 材 ともに 有 害 な 腐 れ われ 等 欠 陥 がないものであること 2 設 計 図 書 に 示 す 寸 法 の 表 示 は 製 材 においては 仕 上 がり 寸 法 とし 素 材 については 特 に 明 示 する 場 合 を 除 き 末 口 寸 法 とする 2216 鋼 材 1 工 事 に 使 用 する 鋼 材 は さび くされ 等 変 質 のないものとする 2 請 負 者 は 鋼 材 をじんあいや 油 類 等 で 汚 損 しないようにするとともに 防 蝕 しなければならない 3 鋼 材 は 以 下 の 規 格 に 適 合 するもので 適 用 種 類 は 次 のとおりとする (1) 構 造 用 圧 延 鋼 材 JIS G 31( 一 般 構 造 用 圧 延 鋼 材 ) JIS G 36( 溶 接 構 造 用 圧 延 鋼 材 ) JIS G 3112( 鉄 筋 コンクリート 用 棒 鋼 ) JIS G 3114( 溶 接 構 造 用 耐 候 性 熱 間 圧 延 鋼 材 ) (2) 軽 量 形 鋼 JIS G 3350( 一 般 構 造 用 軽 量 形 鋼 ) (3) 鋳 鉄 品 鋳 鋼 品 及 び 鍛 鋼 品 JIS G 5501(ねずみ 鋳 鉄 品 ) JIS G 51( 炭 素 鋼 鋳 鉄 品 ) JIS G 3201( 炭 素 鋼 鍛 鋼 品 ) JIS G 52( 溶 接 構 造 用 鋳 鋼 品 ) JIS G 5111( 構 造 用 高 張 力 炭 素 鋼 及 び 低 合 金 鋼 鋳 鋼 品 ) JIS G 4051( 機 械 構 造 用 炭 素 鋼 鋼 材 ) JIS G 5502( 球 状 黒 鉛 鋳 鋼 品 ) (4) ボルト 用 鋼 材 JIS B 1180( 六 角 ボルト) JIS B 1181( 六 角 ナット) JIS B 1186( 摩 擦 接 合 用 高 力 六 角 ボルト 六 角 ナット 平 座 金 のセット) JIS B 1256( 平 座 金 ) JIS B 1198( 頭 付 きスタッド) JIS M 2506(ロックボルト) トルシア 形 高 力 ボルト 六 角 ナット 平 座 金 のセット( 日 本 道 路 協 会 ) 支 圧 接 合 用 打 込 み 式 高 力 ボルト 六 角 ナット 平 座 金 暫 定 規 格 ( 日 本 道 路 協 会 )(1971) (5) 溶 接 材 料 JIS Z 3201( 軟 鋼 用 ガス 溶 加 棒 ) JIS Z 3211( 軟 鋼 用 被 覆 アーク 溶 接 棒 ) JIS Z 3212( 高 張 力 鋼 用 被 覆 アーク 溶 接 棒 ) JIS Z 3214( 耐 候 性 鋼 用 被 覆 アーク 溶 接 棒 ) JIS Z 3221(ステンレス 鋼 被 覆 アーク 溶 接 棒 ) JIS Z 3312( 軟 鋼 及 び 高 張 力 鋼 用 マグ 溶 接 ソリッドワイヤ) JIS Z 3313( 軟 鋼 高 張 力 鋼 及 び 低 温 用 鋼 用 アーク 溶 接 フラックス 入 り 63

25 2216 鋼 材 ワイヤ) JIS Z 3315( 耐 候 性 鋼 用 炭 酸 ガスアーク 溶 接 ソリッドワイヤ) JIS Z 3320( 耐 候 性 鋼 用 炭 酸 ガスアーク 溶 接 フラックス 入 りワイヤ) JIS Z 3321( 溶 接 用 ステンレス 鋼 溶 加 棒 及 びソリッドワイヤ) JIS Z 3351( 炭 素 鋼 及 び 低 合 金 鋼 用 サブマージアーク 溶 接 ワイヤ) JIS Z 3352( 炭 素 鋼 及 び 低 合 金 鋼 用 サブマージアーク 溶 接 フラックス) (6) 鉄 線 JIS G 3532( 鉄 線 ) (7) ワイヤロープ JIS G 3525(ワイヤロープ) (8) プレストレストコンクリート 用 鋼 材 JIS G 3536(PC 鋼 線 及 びPC 鋼 より 線 ) JIS G 39(PC 鋼 棒 ) JIS G 3137( 細 径 異 形 PC 鋼 棒 ) JIS G 3502(ピアノ 線 材 ) JIS G 3506( 硬 鋼 線 材 ) (9) 鉄 網 JIS G 3551( 溶 接 金 網 及 び 鉄 筋 格 子 ) JIS G 3552(ひし 形 金 網 ) () 鋼 製 ぐい 及 び 鋼 矢 板 JIS A 5523( 溶 接 用 熱 間 圧 延 鋼 矢 板 ) JIS A 5525( 鋼 管 ぐい) JIS A 5526(H 型 鋼 ぐい) JIS A 5528( 熱 間 圧 延 鋼 矢 板 ) JIS A 5530( 鋼 管 矢 板 ) (11) 鋼 製 支 保 工 JIS G 31( 一 般 構 造 用 圧 延 鋼 材 ) JIS B 1180( 六 角 ボルト) JIS B 1181( 六 角 ナット) JIS B 1186( 摩 擦 接 合 用 高 力 六 角 ボルト 六 角 ナット 平 座 金 のセット) (12) 鉄 線 じゃかご JIS A 5513(じゃかご) 2217 目 地 材 料 1 目 地 板 は コンクリートの 膨 張 収 縮 に 順 応 するものとする 2218 塗 料 1 塗 料 は JIS の 規 格 に 適 合 するものを 使 用 する また 希 釈 剤 は 塗 料 と 同 一 製 造 者 の 製 品 を 使 用 する 2 使 用 する 塗 料 は 工 場 調 合 したものとする 3 さび 止 めに 使 用 する 塗 料 は 油 性 系 さび 止 め 塗 料 とし さび 止 め 塗 料 も しくは 下 塗 塗 料 については 以 下 の 規 格 に 適 合 したものとする JIS K 5621( 一 般 用 さび 止 めペイント) JIS K 5622( 鉛 丹 さび 止 めペイント) 64

26 2218 塗 料 JIS K 5623( 亜 酸 化 鉛 さび 止 めペイント) JIS K 5624( 塩 基 性 クロム 酸 鉛 さび 止 めペイント) JIS K 5625(シアナミド 鉛 さび 止 めペイント) JIS K 5627(ジンクロメートさび 止 めペイント) JIS K 5628( 鉛 酸 ジンクロメートさび 止 めペイント) 4 塗 料 は 直 射 日 光 を 受 けない 場 所 に 保 管 し その 取 扱 いは 関 係 諸 法 令 諸 法 規 を 遵 守 して 行 わなければならない なお 開 缶 後 に 請 負 者 は 十 分 に 攪 拌 したうえ 速 やかに 使 用 する 5 塗 料 の 有 効 期 限 は ジンクリッチペイントの 亜 鉛 粉 末 は 製 造 後 6ヵ 月 以 内 その 他 の 塗 料 は 製 造 後 12 ヵ 月 以 内 とするものとし 請 負 者 は 有 効 期 限 を 経 過 した 塗 料 は 使 用 してはならない 2219 樹 木 支 柱 1 樹 木 (1) 枝 葉 密 生 発 育 良 好 で 病 虫 菌 類 の 被 害 のないもので 植 え 出 しに 耐 える よう 移 植 または 完 全 な 根 回 しをした 細 根 の 多 い 栽 培 品 を 使 用 する (2) 樹 種 形 状 は 特 記 仕 様 書 による 2 その 他 (1) 支 柱 材 添 木 控 え 杭 竹 は 焼 加 工 あるいは 防 腐 材 を 塗 布 して 使 用 す る (2) 結 束 鉄 線 は 亜 鉛 引 鉄 線 を 使 用 し 樹 木 及 び 使 用 場 所 に 応 じた 十 分 な 強 度 を 有 するものであること (3) 結 束 用 しゅろ 縄 は 直 径 3.5mm 以 上 のものを 用 いる (4) 客 土 は がれき 草 木 根 その 他 有 害 な 雑 物 の 混 入 がなく 樹 木 の 生 育 に 適 したものを 使 用 する (5) 杉 丸 太 は 所 定 の 寸 法 を 有 し 割 れ 腐 朽 がなく こずれごけのない 平 滑 な 幹 材 で 真 っすぐな 皮 はぎ 丸 太 を 使 用 する (6) 杉 皮 は 大 節 突 割 れ 腐 朽 のないものを 使 用 する 2220 芝 そだ 及 び 竹 1 芝 (1) 芝 は 原 則 として 土 付 き 生 芝 とし 芝 は 成 育 が 良 く 緊 密 な 根 茎 を 有 し 茎 葉 の 萎 縮 徒 長 むれ 病 虫 害 等 のないもので 雑 草 が 混 じらず 短 葉 で 根 葉 が 繁 茂 し 枯 死 するおそれのないものを 用 い その 寸 法 は 幅 15cm 長 さ 30cm を 標 準 とする (2) 請 負 者 は 芝 を 切 取 り 後 すみやかに 運 搬 するものとし 乾 燥 むれ 傷 み 土 くずれ 等 のないものとしなければならない 65

27 2220 芝 そだ 及 び 竹 (3) 高 麗 芝 は 肥 よく 地 に 栽 培 された 純 良 品 で 分 株 後 2 年 以 内 のもので 均 等 に 根 が 張 り 雑 草 の 根 茎 その 他 雑 物 を 含 まない 優 良 品 である 2 そだ 及 び 竹 (1) そだに 用 いる 材 料 は 針 葉 樹 を 除 き 堅 固 でじん 性 に 富 む 直 状 のかん 木 で 特 に 用 途 に 適 した 形 状 寸 法 のものであること (2) 竹 は 使 用 日 的 に 合 致 したもので 径 長 さは 指 定 のものであること 2221 小 型 鉄 蓋 及 び 丸 形 鉄 蓋 用 調 整 用 モルタル 1 蓋 と 受 枠 との 間 に 充 填 するモルタル( 以 下 調 整 モルタル という ) は プレミックスのセメント 系 モルタルとし 無 収 縮 高 流 動 高 強 度 速 効 性 を 有 するもので 耐 久 性 に 優 れたものを 使 用 しなければならない なお 使 用 するモルタルの 特 性 は (1) 及 び(2)に 規 定 する 数 値 を 満 足 するものでなければならない プレミックスとは すでに 配 合 された 材 料 が 袋 詰 されており 所 定 の 水 を 加 え 所 定 の 時 間 撹 拌 するだけで 製 造 できるもの (1) 性 状 (20 ) 項 目 規 格 値 試 験 方 法 J 14 ロート 時 間 6±2( 秒 ) 土 木 学 会 JSCEF541 ブリージング 率 0(%) 可 使 時 間 ( 分 ) 以 上 日 本 道 路 公 団 規 格 JHS312 ( 練 り 混 ぜ 後 流 動 性 を 確 保 する 時 間 ) (2) 圧 縮 強 度 温 度 圧 縮 強 度 1.5 時 間 3 時 間 28 日 5 (N/mm 2 ) 45N 20 (N/mm 2 ) 45N 30 (N/mm 2 ) 45N JIS R 5201 に 準 じる 66