「下肢MRI の撮像法の考え方」

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1 第 153 回 磁 気 共 鳴 懇 話 会 京 都 平 成 25 年 5 月 8 日 ( 水 ) 下 肢 MRI 撮 像 法 の 考 え 方 日 本 磁 気 共 鳴 専 門 技 術 者 ( 九 州 地 区 ) 社 会 福 祉 法 人 済 生 会 熊 本 病 院 中 央 放 射 線 部 沖 川 隆 志

2 熊 本 Kumamoto 九 州 地 方 のほぼ 中 央 に 位 置 し 東 京 から1,072km 面 積 が 約 7,405 平 方 km 県 土 の 約 6 割 が 森 林 である 熊 本 県 人 口 1,807,201 人 熊 本 市 人 口 757,093 人

3 Saiseikai Kumamoto Hospital 許 可 病 床 数 : 400 床 (うち 164 床 個 室 ) 救 命 救 急 センター42 床 集 中 治 療 室 (ICU) 16 床 HCU 12 床 診 療 内 容 : 脳 卒 中 センター 心 臓 血 管 センター 呼 吸 器 センター 腫 瘍 糖 尿 病 センター 脊 椎 関 節 外 科 センター 腎 泌 尿 器 センター 外 科 センター 消 化 器 病 センター 予 防 医 療 センター 外 来 がん 治 療 センター 職 員 数 : 1,605 名 ( 正 職 員 966 名 臨 時 職 員 150 名 委 託 職 員 489 名 ) 中 央 放 射 線 部 放 射 線 科 医 師 :8 名 診 療 放 射 線 技 師 :44 名 (2012 年 1 月 現 在 ) 3.0テスラMRI1 台 1.5テスラMRI2 台 320 列 CT1 台 64 列 CT2 台 SPECT2 台 血 管 造 影 4 室 IVR-CT1 室

4 MRI EXCELART /XGS 1.5tesla 2000/02 Vantage XGV PPP 1.5Tesla 2006/04 Vantage Taitan 3Tesla 2011/10 One-month average 800/month Non contrast 600 Contrast enhancet 200

5 Purpose

6 シークエンス 選 択 で 必 要 なことは? アーチファクト 装 置 の 性 能 評 価 折 り 返 しアーチファクト 共 鳴 周 波 数 トランケーション 信 号 強 度 雑 音 比 クロストーク 画 像 均 一 性 磁 化 率 ケミカルシフト 空 間 直 線 性 ( 画 像 歪 み) パーシャルボリューム 高 コントラスト 分 解 能 モーション ( 空 間 分 解 能 解 像 特 性 ) 磁 場 不 均 一 スライス 厚 位 置 間 隔 特 定 の 撮 像 法 で 出 現 するアーチファクト 緩 和 時 間 (T1 値 T2 値 ) ブラーリング N/2 parallel imaging 展 開 マジックアングル バンディング

7 下 肢 推 奨 撮 像 条 件 日 本 磁 気 共 鳴 専 門 技 術 者 認 定 機 構 ( 九 州 地 区 ) 1. 股 関 節 2. 膝 関 節 3. 足 関 節 4. 足 部 5. 骨 腫 瘍

8 1. 股 関 節 股 関 節 疾 患 では 大 腿 骨 頭 壊 死 股 関 節 炎 ocult fructureの 評 価 できる 撮 像 条 件 とした Prarell image 対 応 多 チャンネルコイルを 使 用 患 者 に 負 担 がかからない 程 度 に 股 関 節 を 内 旋 させ 大 転 子 が 磁 場 中 心 に 位 置 するようにセットする

9

10 推 奨 条 件 T2-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI T1-WI T2-WI T1-WI option T2*-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI T2-WI

11 コイル 選 択 1 原 理 的 なS/N 低 下 を 防 ぐ 為 コイル 本 来 のS/Nを 高 めること 2 任 意 断 面 の 撮 影 の 為 3 次 元 的 にあらゆる 方 向 にコイルが 配 置 されていること コイル1 コイル2 QD 化 6 QD 化 によるS/N 向 上

12 ポジショニング 内 旋 位 中 間 位 外 旋 位

13 基 準 線 AX 断 面 から 左 右 の 大 腿 骨 を 結 ぶライン 基 本 は 一 般 撮 影 と 同 じ! 撮 像 領 域 は 左 右 の 骨 頭 に 加 えて 筋 肉 まで 含 むように 設 定 します

14 症 例 -1 不 顕 性 大 腿 骨 頚 部 骨 折 92 歳 女 性 昨 晩 自 室 のベットから 転 落 して 左 大 腿 部 から 着 地 徐 々に 痛 みが 強 くなり 来 院 XP CTにて 診 断 つかずにMRI 施 行

15 92F 大 腿 骨 転 子 部 骨 折 Xp T1-WI CT 脂 肪 抑 制 T2-WI T1-WI 左 大 腿 骨 大 転 子 から 小 転 子 にかけてT1WI 低 信 号 T2WI 低 信 号 の 帯 状 域 があり 軽 度 の 転 位 を 伴 う 骨 折 と 考 えられ 周 囲 の 筋 間 隙 と 左 大 腿 骨 近 位 部 髄 腔 内 に 出 血 を 示 唆 する

16 症 例 -2 股 関 節 関 節 唇 損 傷 67 歳 男 性 ゴルフのスウィングの 後 から 右 鼠 径 部 の 痛 みが 出 現 した

17 T1-WI T2-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI 壊 死 と 浮 腫 の 見 極 めの 為 にT2-WIでは 脂 肪 抑 制 有 無 を 撮 像 する 大 腿 骨 頭 靭 帯 寛 骨 臼 横 靭 帯 関 節 唇 右 大 腿 骨 頭 後 部 に 境 界 不 明 瞭 なT1WI 低 信 号 STIR 高 信 号 域 を 認 めます 右 股 関 節 の 関 節 唇 は T2WIで 信 号 上 昇 を 認 め 接 する 骨 に 異 常 信 号 域 を 認 めます 関 節 唇 の 損 傷 と 骨 髄 の 浮 腫 性 変 化 を 疑 います

18 症 例 -3 大 腿 骨 頭 壊 死 avascular necrosis of the femoral head 43 歳 女 性 股 関 節 部 の 痛 みが 出 現 し 近 医 を 受 診 XPでは 異 常 なく 電 気 治 療 を 行 っていたが 症 状 変 化 なく 本 日 当 院 受 診 5 年 前 よりステロイド1 錠 を5 年 間 2 週 間 ほど 前 まで ビール5 本 /1 日

19 T1-WI T2-WI Xp 脂 肪 抑 制 T2-WI 右 大 腿 骨 頭 部 にはT1 強 調 像 T2 強 調 像 ともに 蛇 行 した 線 状 の 低 信 号 域 がみられ 骨 硬 化 を 疑 います 大 腿 骨 頭 から 転 子 部 にかけて 骨 髄 内 にT2 強 調 像 高 信 号 T1 強 調 像 低 信 号 が 見 られます 左 大 腿 骨 頭 部 にも 右 側 と 同 様 に 線 状 の 硬 化 を 疑 う 低 信 号 域 が 見 られます

20 低 信 号 域 の 周 辺 に 蛇 行 した 線 状 の 高 信 号 (double line sign)がみられ 大 腿 骨 頭 壊 死 に 特 徴 的 所 見 とされている Chemical shift artifact 関 与 が 大 きいと 考 えられる なるべく 狭 帯 域 のシークエンスは 使 用 しない T2-WI

21 症 例 -4 大 腿 骨 頭 壊 死 骨 接 合 術 後 avascular necrosis of the femoral head 82 歳 女 性 大 腿 骨 頸 部 骨 折 骨 接 合 術 後 の 骨 頭 壊 死 疑 いです 金 属 のため 画 像 が 得 られにくいかもしれませんが その 他 の 精 査 手 段 がありませんのでMRIお 願 いします

22 82F 大 腿 骨 SG T2-WI T1-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI T1-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI 左 大 腿 骨 頸 部 骨 折 に 対 し 骨 接 合 術 後 左 大 腿 骨 頭 は 全 体 にT1WI- 低 信 号 T2WI- 高 信 号 を 呈 しており 壊 死 を 疑 う

23 つくば 国 際 大 学 医 療 保 健 学 部 診 療 放 射 線 学 科 教 授 村 中 博 幸 先 生 提 供

24 つくば 国 際 大 学 医 療 保 健 学 部 診 療 放 射 線 学 科 教 授 村 中 博 幸 先 生 提 供

25 KEY 撮 像 での 注 意 点 左 右 比 較 できるようにすること! なるべく 広 い 視 野 と 撮 像 枚 数 ( 恥 骨 から 仙 骨 まで) 患 者 状 態 を 見 極 め すべて 進 展 軽 度 内 旋 がとれるわけではない 体 内 インプラントがある 場 合 は SARに 気 を 付 けること! しかし 決 して 撮 るなという 意 味 ではない! 状 況 に 応 じたシークエンス 設 定 を!

26 下 肢 推 奨 撮 像 条 件 日 本 磁 気 共 鳴 専 門 技 術 者 認 定 機 構 ( 九 州 地 区 ) 1. 股 関 節 2. 膝 関 節 3. 足 関 節 4. 足 部 5. 骨 腫 瘍

27 2. 膝 関 節 半 月 板 損 傷 前 十 字 靭 帯 損 傷 後 十 字 靭 帯 損 傷 の 評 価 できる 撮 像 条 件 とした 膝 用 QDコイル 多 チャンネルコイル 使 用 の 場 合 ( 各 コイルのS/Nを 考 慮 し 加 算 回 数 等 で 調 整 が 必 要 ) 検 査 肢 位 : 膝 関 節 を 軽 度 屈 曲 し 固 定 する

28 コイル 選 択 QDコイル 多 チャンネルコイルが 主 流 である 軽 度 屈 曲 反 対 側 の 膝 の 影 響 がないようにする

29 屈 曲 度 による 変 化 伸 展 位 屈 曲 位 ACL PCL

30

31 推 奨 条 件 T1-WI 脂 肪 抑 制 PD-WI T2*-WI option T2*-WI 脂 肪 抑 制 PD-WI T2-WI 3DGRE T1-WI T2-WI

32 基 準 線 半 月 板 スライスよりも 大 腿 骨 側 のAX 像 にて 半 月 板 の 基 準 線 ( 大 腿 骨 外 顆 内 顆 の 後 面 を 結 ぶ 角 度 )に 対 し 直 行 する 面 から 約 15 度 角 度 をつけることにより 前 十 字 靭 帯 (ACL)を 描 出

33 膝 職 人 日 本 磁 気 共 鳴 専 門 技 術 者 ( 九 州 一 号 ) 新 別 府 病 院 放 射 線 科 加 藤 広 士 先 生 から

34 急 性 期 の 場 合 受 傷 起 点 検 査 前 の 情 報 収 集 が 重 要 外 側 からもしくは 伸 展 位 での 上 下 方 向 の 強 い 衝 撃 ( 着 地 )の 場 合 いはACL 損 傷 を 疑 う ACL 損 傷 ではPop 音 骨 折 では 鈍 い 音 受 傷 後 の 行 動 (スポーツの 場 合 ) 受 傷 後 プレイ 可 能 だった 場 合 半 月 損 傷 の 可 能 性 大 プレイ 不 能 で 歩 行 可 能 の 場 合 は 靭 帯 (ACL) 損 傷 の 可 能 性 大 プレイ 不 能 で 歩 行 不 可 能 の 場 合 は 骨 折 の 可 能 性 大 陳 旧 性 の 場 合 過 去 のスポーツ 歴 等 と 受 傷 歴 過 去 に 受 傷 経 験 があり 膝 崩 れ(giving way)があればacl 損 傷 の 可 能 性 大

35 検 査 の 流 れ オーダーのみならず 検 査 前 の 患 者 からの 情 報 をもとに 検 査 開 始 画 像 を 確 認 しながら 追 加 撮 影 の 有 無 を 決 定 靱 帯 のオーダーの 場 合 はあまり 問 題 にならない が 半 月 板 のオーダーの 場 合 靱 帯 損 傷 の 有 無 ( 直 接 所 見 間 接 所 見 )を 見 逃 さない ( 特 に 脛 骨 平 面 後 外 側 部 と 大 腿 外 側 顆 前 外 側 部 の 骨 挫 傷 ( Bone bruise)がある 場 合 には 必 ず 靭 帯 の 撮 影 を 追 加 する)

36 半 月 の 位 置 決 め( 冠 状 断 面 ) 内 外 側 顆 間 窩 後 縁 を 結 ぶ 線 に 平 行 CRA-COUは 半 月 板 に 直 行 通 常 周 波 数 方 向 のマトリクスが 位 相 方 向 よりも 多 い 設 定 であるため 位 相 エンコードはR-Lが 望 ましい

37 半 月 の 位 置 決 め( 矢 状 断 面 ) 大 腿 骨 が 一 番 広 く 見 える 位 置 で 半 月 板 に 直 行 膝 窩 動 脈 のアーチファクトを 避 けるため 位 相 エンコードは H-Fが 望 ましい ただし 位 相 方 向 の 分 解 能 は 十 分 確 保 する 膝 窩 動 脈 のアーチファクトを 受 けない 様 にする 膝 窩 動 脈

38 前 十 字 靭 帯 の 位 置 決 め 冠 状 断 から 位 置 決 めする 方 法 と 横 断 像 から 位 置 決 め する 方 法 があるが 横 断 像 を 使 用 することにより 後 十 字 靱 帯 を 同 時 に 描 出 することが 可 能 である 横 断 像 より 大 腿 骨 外 側 の 内 窩 に 平 行 ややサジタル 気 味 にすることにより 大 腿 骨 後 方 が 靭 帯 と 重 なることを 回 避 できる 横 断 像 は 極 力 顆 間 窩 の 見 える 下 方 を 使 用 すること

39 横 断 像 の 位 置 の 違 いによる 比 較

40 前 十 字 靭 帯 の 位 置 決 め( 裏 技 ) 前 十 字 靭 帯 は 矢 状 断 にて 約 45 度 程 度 の 角 度 であるた め 冠 状 断 で 関 節 面 に 対 しての 角 度 を 計 測 し その 角 度 を 横 断 像 に 利 用 することで 容 易 に 靭 帯 の 描 出 が 可 能 で ある

41 撮 像 シークエンス SNR 靭 帯 評 価 半 月 板 骨 挫 傷 T2* 強 調 半 月 のover reading プロトン 密 度 強 調 short TE, 少 ないETL 脂 肪 抑 制 プロトン 密 度 強 調 short TE, 少 ないETL T2 強 調 脂 肪 抑 制 T2 強 調 T1 強 調 SE 法 を 使 う

42 症 例 - 5 ACL 断 裂 半 月 板 バケツ 柄 断 裂 21M サッカー 転 倒 しLocking 様 の 症 状 を 繰 り 返 していたが 再 度 転 倒 後 より 疼 痛 腫 脹 が 出 現 し 靭 帯 損 傷 疑 いで 当 院 紹 介 AS 目 的 にて 入 院 の 上 関 節 鏡 施 行 内 側 半 月 中 節 に 水 平 断 裂 を 中 後 節 にかけてバケツ 柄 断 裂 を 認 め 後 角 は 一 部 フラップ 上 に 断 裂 ACLは 実 用 的 靱 帯 繊 維 は 存 在 せず 索 状 の 瘢 痕 組 織 がPCLに 癒 着 しているのみであった ACL 再 建 術 (ハムストリング 使 用 )+ 半 月 板 縫 合 術 施 行

43 T1-WI 脂 肪 抑 制 PD-WI T2-WI T2-WI T2-WI

44 3DT2*-WI 関 節 鏡

45 内 側 半 月 板 バケツ 柄 断 裂 DOUBLE PCL SIGN

46 手 術 後 脂 肪 抑 制 PD-WI T2-WI Xp 脂 肪 抑 制 PD-WI T2-WI Xp

47 症 例 - 5 左 脛 骨 高 原 骨 折 38M バイクで 転 倒 し 両 手 両 膝? 両 下 腿 部 下 顎 部 を 受 傷 上 記 骨 折 あり 紹 介 靱 帯 半 月 板 など 軟 部 組 織 の 損 傷 の 有 無 程 度 について 精 査 希 望

48 高 原 骨 折 T1-WI T2-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI Xp T2*-WI T2-WI 外 側 半 月 板 前 節 内 側 半 月 板 内 損 傷 前 十 字 靭 帯 部 外 側 側 副 靱 帯 分 断 裂 膝 関 節 周 囲 出 血

49 T2*-WI 右 膝 前 十 字 靱 帯 部 分 断 裂 (ANTEROMEDIAL BUNDLE 断 裂 ) 27M T2-WI T2-WI

50 59F 膝 窩 嚢 胞 T2-WI T2-WI 膝 の 裏 側 にある 内 側 腓 腹 筋 滑 液 包 と 半 腱 様 半 膜 様 筋 滑 液 包 といわれる 滑 液 包 の 炎 症 により 起 こってきます

51 膝 窩 動 脈 捕 捉 症 候 群 19M, 野 球 部 員 運 動 時 に 右 下 腿 の 痛 み 腓 腹 筋 内 側 頭 FBI 血 栓 T1-WI FBI 画 像 とT2 強 調 冠 状 断 像 の フュージョン 画 像

52 動 態 撮 像 東 芝 メディカルシステムズ MRI 事 業 部 提 供

53 膝 軟 骨 評 価 軟 骨 損 傷 43 歳 男 性 脂 肪 抑 制 PD-WI 水 励 起 GRE

54 pit fall Magic Angle Phenomenon 福 岡 整 形 外 科 病 院 釘 宮 慎 次 郎 先 生 提 供

55 pit fall Magic Angle Phenomenon 福 岡 整 形 外 科 病 院 釘 宮 慎 次 郎 先 生 提 供

56 pit fall Magic Angle Phenomenon 福 岡 整 形 外 科 病 院 釘 宮 慎 次 郎 先 生 提 供

57 KEY 撮 像 での 注 意 点 検 査 する 膝 を 高 分 解 能 撮 像 をする 軽 度 屈 曲 することでACL 評 価 しやすくなる 患 者 状 態 を 見 極 め 目 的 に 応 じたオプション 撮 像 を 追 加 する アーチファクトに 気 をつける! マジックアングルは 意 外 と 発 生 しているかも

58 下 肢 推 奨 撮 像 条 件 日 本 磁 気 共 鳴 専 門 技 術 者 認 定 機 構 ( 九 州 地 区 ) 1. 股 関 節 2. 膝 関 節 3. 足 関 節 4. 足 部 5. 骨 腫 瘍

59 3. 足 関 節 足 関 節 推 奨 撮 影 条 件 骨 靱 帯 アキレス 腱 の 評 価 炎 症 性 疾 患 を 目 的 と した 検 査 肢 位 : 足 関 節 中 間 位 にて 固 定 する 使 用 コイルの 制 限 等 による 固 定 肢 位 によっては 撮 影 目 的 により 撮 像 面 の 基 準 を 設 ける 必 要 がある

60

61 基 準 線

62 使 用 コイル QDコイル 多 チャンネルコイルが 主 流 である 軽 度 屈 曲 反 対 側 の 膝 の 影 響 がないようにする

63 推 奨 条 件 T1-WI T2-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI option 脂 肪 抑 制 PD-WI SG 脂 肪 抑 制 T2-WI 3DGRE T1-WI T2*-WI T2-WI T2-WI

64 脱 臼 性 脛 骨 端 骨 壊 死 離 断 性 骨 軟 骨 炎 疑 い 60M 3ヶ 月 前 にウオーキングを 止 めた 後 から 右 足 首 周 囲 の 痛 みが 出 現 近 医 より 壊 死 の 疑 いで 紹 介 受 診

65 Xp T2*-WI T2-WI 距 踵 靭 帯 Xp T1-WI T2*-WI 脛 骨 遠 位 端 の 脛 距 関 節 面 外 側 にT1 強 調 像 で 径 12*7mmのドーム 状 低 信 号 域 距 骨 内 側 にT1 強 調 像 で 径 13mmの 同 様 のT1 強 調 像 低 信 号 域 があります

66 距 骨 の 軟 骨 下 骨 に 透 亮 像 を 認 める 場 合 の 鑑 別 疾 患 1) 離 断 性 骨 軟 骨 炎 : 距 骨 上 内 側 または 上 外 側 のコーナーに 好 発 する 2) 骨 軟 骨 骨 折 : 離 断 性 骨 軟 骨 炎 と 同 じ 場 所 に 見 られる MRIで 線 状 の 骨 折 線 や 骨 髄 浮 腫 をみとめるが 厳 密 な 鑑 別 は 困 難 であり 外 傷 の 既 往 が 参 考 となる 3) 変 形 性 関 節 症 : 軟 骨 下 嚢 胞 が 離 断 性 骨 軟 骨 炎 と 紛 らわし いことがある 関 節 裂 隙 の 極 小 化 軟 骨 下 の 骨 硬 化 骨 棘 などが 見 られる

67 前 距 腓 靱 帯 断 裂 ハ レーホ ール 中 に 相 手 の 足 に 乗 って 内 返 し 強 制 され 受 傷 X-Pで 明 らかな 骨 折 線 はみられず

68 T2-WI T2-WI T1-WI T2-WI Xp Xp 内 反 ストレス

69 アキレス 腱 断 裂 40M ジャンプし 着 地 時 に 断 裂 音 と 共 に 激 しい 痛 みが 生 じた MRIの 適 応 は 少 ないが 不 全 断 裂 の 鑑 別 や 完 全 断 裂 の 場 合 は 断 裂 部 の 特 定 のため 施 行 される

70 Xp 脂 肪 抑 制 T2-WI T2*-WI 手 術 前 脂 肪 抑 制 T2-WI 手 術 後 脂 肪 抑 制 T2-WI

71 4. 足 部 足 部 推 奨 撮 像 条 件 炎 症 性 疾 患 を 目 的 とした

72

73 推 奨 条 件 option T1-WI T2-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI T2-WI 3D T2*-WI T2*-WI

74 骨 挫 傷 左 内 側 楔 状 骨 にはT1 強 調 像 で 低 信 号 脂 肪 抑 制 併 用 T2 強 調 像 で 高 信 号 を 呈 す る 領 域 がみられます 異 常 信 号 は 足 根 中 足 関 節 側 足 背 側 優 位 にみられます

75 足 部 靭 帯 損 傷 T2*-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI T1-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI Xp 患 側 健 側 手 術 後 福 岡 整 形 外 科 病 院 釘 宮 慎 次 郎 先 生 ご 提 供

76 KEY 撮 像 での 注 意 点 目 的 を 明 確 にする 足 関 節 と 足 部 で 撮 像 条 件 が 変 わる 対 象 物 が 小 さいので3Dを 含 めた 高 分 解 撮 像 が 必 要 となる 患 者 状 態 を 見 極 め シーネ 固 定 状 態 等 で 制 約 が 生 じる 場 合 もある アーチファクトに 気 をつける! 足 関 節 の 角 度 に 応 じてマジックアングルアーチファクトが 生 じることもある

77 下 肢 推 奨 撮 像 条 件 日 本 磁 気 共 鳴 専 門 技 術 者 認 定 機 構 ( 九 州 地 区 ) 1. 股 関 節 2. 膝 関 節 3. 足 関 節 4. 足 部 5. 骨 腫 瘍

78 5. 骨 腫 瘍 骨 腫 瘍 全 般 腫 瘍 の 鑑 別 広 がり 診 断 を 目 的 とする 単 純 写 真 の 像 との 比 較 年 齢 性 別 部 位 を 考 慮 する

79

80 3.GIANT CELL TUMOR 才 代 骨 幹 端 ~ 骨 端 に 偏 心 性 の 溶 骨 性 病 変 関 節 面 直 下 に 病 変 が 及 ぶ 境 界 明 瞭 な 溶 骨 性 病 変 として 認 められ 辺 縁 硬 化 像 を 見 ることは 少 ない 腫 瘍 内 部 に 石 灰 化 は 認 められず 隣 接 している 骨 皮 質 は 外 側 に 膨 張 性 に 改 築 されている 骨 膜 反 応 や 反 応 性 骨 形 成 を 認 めない 部 分 的 に 腫 瘍 が 骨 外 へ 進 展 していることはまれではない これは 必 ずしも 悪 性 を 示 唆 する 所 見 ではない 腫 瘍 は 血 流 豊 富 なため 造 影 剤 にてよく 染 まる 内 部 の 壊 死 やの う 胞 形 成 により 不 均 一 な 造 影 像 を 示 すことが 多 い

81 Xp T1-WI 脂 肪 抑 制 T2-WI T2-WI 病 理 Gd 造 影 脂 肪 抑 制 Gd 造 影

82 まとめ 今 回 制 定 した 推 奨 条 件 は 標 準 化 画 質 の 底 上 げを 目 的 とした 画 像 診 断 は 診 察 の 裏 付 けであり 最 終 ゴール は 完 治 である 手 術 治 療 を 行 う 医 師 と 十 分 な 意 見 交 換 を 行 い 求 められる 画 像 を 提 供 することが 我 々 の 使 命 である

83 推 奨 条 件 の 改 訂 位 置 決 め 画 像 の 掲 載 典 型 症 例 の 掲 載

84 謝 辞 資 料 提 供 長 崎 大 学 大 学 院 医 歯 薬 学 総 合 研 究 科 放 射 線 診 断 治 療 学 教 授 上 谷 雅 孝 先 生 つくば 国 際 大 学 医 療 保 健 学 部 診 療 放 射 線 学 科 教 授 村 中 博 幸 先 生 専 門 指 導 福 岡 整 形 外 科 病 院 放 射 線 技 師 釘 宮 慎 次 郎 先 生 スタッフの 皆 様 新 別 府 病 院 放 射 線 技 師 加 藤 広 士 先 生 スライド 作 成 協 力 済 生 会 熊 本 病 院 関 節 外 傷 センター 部 長 済 生 会 熊 本 病 院 中 央 放 射 線 部 放 射 線 科 済 生 会 熊 本 病 院 中 央 放 射 線 部 放 射 線 技 師 安 樂 喜 久 笹 尾 明 田 尻 智 美

85 ご 静 聴 ありがとうございました!

31.79 気 管 形 成 手 術 ( 管 状 気 管 気 管 移 植 等 )( 頸 部 から) 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 29 32.28 胸 腔 鏡 下 肺 悪 性 腫 瘍 手 術 (リンパ 節 郭 清 を 伴 う) 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0

31.79 気 管 形 成 手 術 ( 管 状 気 管 気 管 移 植 等 )( 頸 部 から) 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 29 32.28 胸 腔 鏡 下 肺 悪 性 腫 瘍 手 術 (リンパ 節 郭 清 を 伴 う) 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 4.7 ICD-9-CM 分 類 コードによる 年 齢 階 層 別 年 間 退 院 患 者 数 ( 平 成 24 年 1 月 ~ 平 成 24 年 12 月 ) コード 術 名 総 数 0 才 ~4 1.02 穿 頭 脳 室 ドレナージ 術 5 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 1 0 1 0 70.4 1.09 慢 性 硬 膜 下 血 腫 穿 孔 洗 浄 術 32 0 0 0 0 0 2

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