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1 新 公 益 法 人 制 度 新 制 度 のポイント

2 総 論 1- 制 度 のポイント 2- 移 行 申 請 の 検 討 のポイント 移 行 認 定 編 (1) 基 礎 編 - 事 業 と 財 務 の 分 析 (2) 実 践 編 1- 事 業 の 公 益 性 2- 別 表 Gの 作 成 3- 収 支 相 償 公 益 目 的 事 業 比 率 4- 別 表 C(2)の 作 成 控 除 対 象 財 産 5-その 他 の 認 定 基 準 等 移 行 認 可 編 1- 公 益 目 的 支 出 計 画 その1 2- 公 益 目 的 支 出 計 画 その2 機 関 設 計 編 1- 機 関 設 計 のポイント 2- 移 行 に 当 たっての 検 討

3 総 論 1- 制 度 のポイント

4 総 論 1 新 公 益 法 人 制 度 一 般 社 団 財 団 法 人 法 人 法 の 要 件 を 満 たせ ば 登 記 のみで 設 立 可 認 定 公 益 社 団 財 団 法 人 一 般 社 団 財 団 法 人 のうち 認 定 法 の 基 準 を 満 たしてい る 法 人 を 行 政 庁 が 認 定 法 令 ガイドラインで 明 確 に 定 められた 基 準 に 基 づく 公 益 認 定 民 間 有 識 者 による 実 質 的 な 判 断 国 ( 内 閣 府 ) : 公 益 認 定 等 委 員 会 (7 人 の 委 員 ) 都 道 府 県 : 合 議 制 の 機 関 ( 県 公 益 認 定 等 委 員 会 / 審 議 会 )

5 総 論 1 新 公 益 法 人 制 度 への 移 行 平 成 20 年 12 月 1 日 ( 新 制 度 の 施 行 ) 従 来 の 公 益 法 人 ( 社 団 法 人 財 団 法 人 ) 特 例 民 法 法 人 ( 従 来 の 主 務 官 庁 が 監 督 ) 公 益 法 人 への 移 行 認 定 申 請 収 支 相 償 遊 休 財 産 規 制 公 益 目 的 事 業 比 率 など 国 の 公 益 認 定 等 委 員 会 都 道 府 県 の 合 議 制 の 機 関 での 判 断 認 定 再 申 請 可 能 一 般 法 人 への 移 行 認 可 申 請 公 益 目 的 支 出 計 画 公 益 目 的 財 産 額 実 施 事 業 等 など 認 可 再 申 請 可 能 不 認 定 不 認 可 申 請 せず 公 益 社 団 法 人 公 益 財 団 法 人 一 般 社 団 法 人 一 般 財 団 法 人 平 成 25 年 11 月 30 日 ( 移 行 期 間 の 終 了 ) 申 請 したが 移 行 期 間 終 了 後 に 不 認 定 不 認 可 解 散

6 総 論 2 - 移 行 申 請 の 検 討 のポイント

7 総 論 2 財 団 法 人 における 移 行 認 定 ( 公 益 ) 検 討 の 開 始 ( 検 討 ポイントは 後 述 ) 機 関 設 計 事 業 財 務 ( 必 要 に 応 じ) 理 事 会 評 議 員 会 ( 必 要 に 応 じ) 理 事 会 評 議 員 会 移 行 後 における 機 関 設 計 の 検 討 - 役 員 評 議 員 の 扱 い( 本 人 出 席 の 必 要 等 ) - 最 初 の 代 表 理 事 最 初 の 評 議 員 の 選 任 - 必 要 な 内 部 規 程 の 整 備 など 移 行 後 の 事 業 財 務 の 分 析 方 針 の 決 定 - 事 業 : 公 益 と 収 益 等 の 仕 分 け - 財 務 : 収 支 予 算 (フロー), 資 産 (ストック)の 見 通 し 理 事 会 最 初 の 評 議 員 の 選 任 方 法 を 決 定 基 本 となる 申 請 書 類 を 作 成 - 事 業 : 別 紙 2 - 財 務 : 別 表 G(フロー) 別 表 C(2)(ストック) 選 任 方 法 旧 主 務 官 庁 の 認 可 理 事 会 など 最 初 の 評 議 員 選 定 委 員 会 の 人 選 を 決 定 評 議 員 選 定 委 員 会 を 開 催 最 初 の 評 議 員 を 選 任 理 事 会 評 議 員 会 定 款 変 更 の 案 を 決 定 役 員 報 酬 規 程 資 金 管 理 規 程 などの 承 認 移 行 認 定 の 申 請 ( 必 要 に 応 じ) 理 事 会 別 表 G,C(2)をもとに, 収 支 相 償, 公 益 目 的 事 業 比 率, 遊 休 財 産 規 制 に 適 合 しているかを 検 証 必 要 に 応 じ 事 業 財 務 の 見 通 しの 変 更 も 理 事 会 評 議 員 会 申 請 書 類 の 内 容 を 決 定 その 他 申 請 書 類 を 作 成 ( 別 表 A~F) 細 目 は 代 表 理 事 等 への 一 任 も 可

8 総 論 2 財 団 法 人 における 移 行 認 可 ( 一 般 ) 検 討 の 開 始 ( 検 討 ポイントは 後 述 ) 機 関 設 計 事 業 財 務 ( 必 要 に 応 じ) 理 事 会 評 議 員 会 ( 必 要 に 応 じ) 理 事 会 評 議 員 会 移 行 後 における 機 関 設 計 の 検 討 - 役 員 評 議 員 の 扱 い( 本 人 出 席 の 必 要 等 ) - 最 初 の 代 表 理 事 最 初 の 評 議 員 の 選 任 - 必 要 な 内 部 規 程 の 整 備 など 理 事 会 最 初 の 評 議 員 の 選 任 方 法 を 決 定 選 任 方 法 旧 主 務 官 庁 の 認 可 理 事 会 など 最 初 の 評 議 員 選 定 委 員 会 の 人 選 を 決 定 評 議 員 選 定 委 員 会 を 開 催 最 初 の 評 議 員 を 選 任 理 事 会 評 議 員 会 定 款 変 更 の 案 を 決 定 役 員 報 酬 規 程 資 金 管 理 規 程 などの 承 認 移 行 認 可 の 申 請 移 行 後 の 事 業 財 務 の 分 析 方 針 の 決 定 - 事 業 : 実 施 事 業 等 の 選 択 - 財 務 :ストックの 精 査 フローの 見 通 し 基 本 となる 申 請 書 類 を 作 成 - 公 益 目 的 財 産 額 : 別 紙 2(ストック) - 公 益 目 的 支 出 計 画 : 別 表 C( 実 施 事 業 等 ) E(2)-3(フロー) ( 必 要 に 応 じ) 理 事 会 上 記 をもとに 公 益 目 的 支 出 計 画 ( 計 画 期 間 中 の 大 体 の 見 通 し)をシミュレーション 必 要 に 応 じ 事 業 財 務 の 見 通 しの 変 更 も 理 事 会 評 議 員 会 申 請 書 類 の 内 容 を 決 定 その 他 申 請 書 類 を 作 成 ( 別 表 A~E) 細 目 は 代 表 理 事 等 への 一 任 も 可

9 総 論 2 移 行 申 請 の 検 討 のポイント 移 行 後 の 事 業 財 務 の 分 析 現 在 の 事 業 財 務 の 内 容 を 分 析 中 長 期 的 な 法 人 の 将 来 像 を 構 想 必 要 に 応 じ 事 業 財 務 の 見 通 しを 検 討 どのような 法 人 を 目 指 すのか 事 業 : 将 来 の 事 業 展 開 の 方 向 性 ( 例 ) 法 人 として 誰 にどんな 利 益 を 生 みたいのか そのための 事 業 活 動 は どんなものか 財 務 : 事 業 展 開 を 見 据 えた 財 源 の 見 通 し ( 例 ) 収 支 バランス 資 金 調 達 の 見 込 みは( 運 用 益 寄 付 金 事 業 収 益 ) 制 度 との 関 係 はどうか 移 行 認 定 ( 公 益 )/ 移 行 認 可 ( 一 般 )の 比 較 公 益 社 団 財 団 法 人 公 益 目 的 事 業 比 率 が50% 以 上 収 支 相 償 遊 休 財 産 規 制 等 一 般 社 団 財 団 法 人 公 益 目 的 支 出 計 画 ( 公 益 目 的 財 産 額 実 施 事 業 等 ) 税 制 との 関 係 にも 留 意 ( 法 人 税 寄 付 優 遇 利 子 所 得 課 税 等 ) 詳 細 はHPを 参 照 (パンフレット15,16ページ 寄 付 税 制 の 箇 所 をクリック) 移 行 認 定 か 移 行 認 可 かの 方 針 を 決 定 必 要 に 応 じ 事 業 財 務 の 見 直 しも

10 移 行 認 定 ( 基 礎 編 ) - 事 業 と 財 務 の 分 析

11 移 行 認 定 ( 基 礎 編 ) 公 益 認 定 基 準 (その1) 公 益 認 定 の 基 準 は 認 定 法 第 5 条 第 1 号 ~ 第 18 号 に 列 挙 誰 にどんな 利 益 を 生 もうとしているか がポイント 丸 数 字 は 号 数 1. 法 人 の 目 的 事 業 の 性 質 内 容 に 関 するもの 1 公 益 目 的 事 業 を 行 うことが 主 たる 目 的 であること 2 公 益 目 的 事 業 に 必 要 な 経 理 的 基 礎 と 技 術 的 能 力 を 有 すること 34 法 人 関 係 者 や 営 利 企 業 等 に 特 別 の 利 益 を 与 えないこと 5 社 会 的 信 用 を 維 持 する 上 でふさわしくない 事 業 や 公 の 秩 序 善 良 の 風 俗 を 害 する おそれのある 事 業 を 行 わないこと 7 公 益 目 的 事 業 以 外 の 事 業 を 行 う 場 合 には 公 益 目 的 事 業 の 実 施 に 支 障 を 及 ぼすお それがないものであること 2. 法 人 の 財 務 に 関 するもの( 財 務 3 基 準 ) 6 公 益 目 的 事 業 に 係 る 収 入 が 適 正 な 費 用 を 超 えないと 見 込 まれること( 収 支 相 償 ) 8 公 益 目 的 事 業 比 率 ( 費 用 ベース)が100 分 の50 以 上 になると 見 込 まれること 9 遊 休 財 産 額 が 年 間 の 公 益 目 的 事 業 費 を 超 えないと 見 込 まれること

12 移 行 認 定 ( 基 礎 編 ) 公 益 認 定 基 準 (その2) 3. 法 人 の 機 関 に 関 するもの 1011 同 一 親 族 及 び 同 一 団 体 関 係 者 がそれぞれ 理 事 又 は 監 事 の3 分 の1を 超 えないこと 12 一 定 の 基 準 ( 収 益 が1,000 億 円 以 上 等 )を 満 たす 場 合 に 会 計 監 査 人 を 設 置 していること 13 役 員 報 酬 等 が 不 当 に 高 額 とならないような 支 給 基 準 を 定 めていること 14 社 員 に 対 し 不 当 に 差 別 的 な 取 扱 いをせず 理 事 会 を 設 置 していること 4. 法 人 の 財 産 に 関 するもの 15 他 の 団 体 の 意 思 決 定 に 関 与 可 能 な 財 産 ( 株 式 等 )を 過 半 数 保 有 していないこと 16 公 益 目 的 事 業 に 不 可 欠 な 特 定 の 財 産 があるときは その 処 分 制 限 等 必 要 な 事 項 を 定 款 で 定 めていること 17 公 益 認 定 取 消 し 等 の 場 合 に 公 益 目 的 取 得 財 産 残 額 ( )に 相 当 する 財 産 を 類 似 の 事 業 を 目 的 とする 公 益 法 人 等 に 贈 与 する 旨 の 定 款 の 定 めがあること ( ) 公 益 目 的 事 業 のために 受 けた 寄 付 金 等 の 残 額 詳 細 はパンフレット11ページを 参 照 18 清 算 の 場 合 に 残 余 財 産 を 類 似 の 事 業 を 目 的 とする 公 益 法 人 等 に 帰 属 させる 旨 の 定 款 の 定 めがあること

13 移 行 認 定 ( 基 礎 編 ) 移 行 認 定 申 請 の 基 本 となる 書 類 事 業 について 別 紙 2 ( 行 おうとしている 事 業 ) 公 益 目 的 事 業 性 を 検 討 移 行 認 定 ( 実 践 編 1)で 説 明 財 務 について 収 支 予 算 (フロー) 別 表 G ( 収 支 予 算 の 事 業 別 区 分 経 理 の 内 訳 ) タテで 収 支 相 償 を 確 認 ヨコで 公 益 目 的 事 業 比 率 を 確 認 移 行 認 定 ( 実 践 編 3)で 説 明 資 産 (ストック) 別 表 C(2) ( 遊 休 財 産 からの 控 除 対 象 財 産 ) 遊 休 財 産 規 制 を 確 認 移 行 認 定 ( 実 践 編 4)で 説 明 申 請 書 類 はこの3つが 基 本! 電 子 申 請 を 活 用 すれば 自 動 計 算 で 作 業 が 容 易 に!

14 実 際 の 動 画 では 申 請 書 類 の 記 載 例 の 別 紙 2 別 表 C(2) Gを 映 写 します

15 移 行 認 定 ( 基 礎 編 ) 事 業 についての 分 析 法 人 の 実 施 する 事 業 を 分 類 法 人 の 事 業 公 1: 助 成 研 究 事 業 公 2: 表 彰 事 業 収 1: 書 籍 等 の 販 売 事 業 収 2: 会 議 室 等 の 賃 貸 事 業 (1) 研 究 助 成 ( 公 募 型 ) (2) 研 究 助 成 ( 推 薦 ) (3) 調 査 研 究 (1) 地 域 文 化 大 賞 (2) 地 域 文 化 活 動 支 援 収 益 事 業 公 益 目 的 事 業 認 定 法 24 (AであってB) 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) 利 益 を 上 げることを 性 格 とする 事 業 他 1: 賛 助 会 員 向 け 事 業 その 他 の 事 業 法 人 管 理 部 門 法 人 の 構 成 員 を 対 象 として 行 う 相 互 扶 助 等 の 事 業 ポイントは その 事 業 を 行 うことによって 誰 にどんな 利 益 を 生 んでいるか 目 的 (ベクトル= 事 業 目 的 は 何 か?) 手 段 ( 不 特 定 多 数 の 利 益 になるか?)

16 移 行 認 定 ( 基 礎 編 ) 財 務 についての 分 析 (フロー) 公 益 収 益 その 他 事 業 法 人 管 理 部 門 ごとに G 表 を 作 成 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 公 1 公 2 公 共 通 小 計 収 1 収 2 他 1 収 等 共 通 小 計 法 人 会 計 Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1. 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 経 常 収 益 計 (2) 経 常 費 用 事 業 費 管 理 費 合 計 経 常 費 用 計 2. 経 常 外 増 減 の 部 収 支 相 償 公 益 目 的 事 業 比 率 ( 注 ) 必 ず 赤 字 にする 必 要 はない! タテで 公 益 目 的 事 業 の 損 益 を 比 較 移 行 認 定 ( 実 践 編 3) ( 注 ) 調 整 額 あり! 移 行 認 定 ヨコで[ 公 益 ]/[ 合 計 ]の 比 率 を 確 認 ( 実 践 編 3)

17 移 行 認 定 ( 基 礎 編 ) 財 務 についての 分 析 (ストック) 法 人 の 財 産 を 使 途 に 応 じて 分 類 法 人 の 財 産 使 途 が 決 まっている ( 例 ) 事 業 の 用 に 供 している 土 地 建 物 将 来 の 公 益 目 的 事 業 のための 基 金 使 途 を 定 められて 寄 附 された 資 金 使 途 が 決 まっていない ( 例 ) 特 に 用 途 を 定 めていない 預 金 ( 遊 休 財 産 からの) 控 除 対 象 財 産 別 表 C(2)に 記 載 遊 休 財 産 額 は [ 資 産 ]-[ 負 債 ]-[ 控 除 対 象 財 産 ]を 基 礎 として 算 定 別 表 C(1)で 自 動 計 算 資 産 正 味 財 産 貸 借 対 照 表 負 債 遊 休 財 産 規 制 [ 一 年 間 の 公 益 目 的 事 業 の 費 用 額 ( 注 )] [ 遊 休 財 産 の 額 ] ( 注 ) 調 整 額 あり! 使 途 なし 遊 休 財 産 使 途 あり 控 除 対 象 財 産

18 移 行 認 定 ( 基 礎 編 ) 事 業 財 務 の 分 析 について( 全 体 まとめ) 事 業 : 別 紙 2 事 業 計 画 書 を 参 考 に フロー: 別 表 G 収 支 予 算 書 事 業 計 画 書 を 参 考 に 法 人 の 事 業 ストック: 法 人 の 財 産 公 益 目 的 事 業 収 益 事 業 その 他 の 事 業 法 人 管 理 部 門 別 紙 C(2) 使 途 が 決 まっている 控 除 対 象 財 産 使 途 が 決 まっていない 認 定 法 24 (AであってB) ( 注 ) 調 整 額 あり! 公 益 目 的 事 業 比 率 ヨコで[ 公 益 ]/[ 合 計 ]の 比 率 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 を 参 考 に 公 益 収 益 その 他 法 人 会 計 合 計 (1) 経 常 収 益 収 支 相 償 タテで 損 益 を 比 較 ( 注 ) 必 ず 赤 字 にする 必 要 はない! 経 常 収 益 計 (2) 経 常 費 用 経 常 費 用 計 資 産 正 味 財 産 貸 借 対 照 表 ( 注 ) 調 整 額 あり! 遊 休 財 産 規 制 [ 公 益 の 費 用 額 ] [ 遊 休 財 産 の 額 ] 負 債 使 途 なし 使 途 あり 遊 休 財 産 別 表 C(1)で 自 動 計 算

19 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) - 事 業 の 公 益 性

20 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) 公 益 目 的 事 業 について(その1) 公 益 目 的 事 業 の 定 義 ( 公 益 法 人 認 定 法 第 2 条 第 4 号 ) A B 学 術 技 芸 慈 善 その 他 の 公 益 に 関 する 別 表 各 号 に 掲 げる 種 類 の 事 業 であって 不 特 定 かつ 多 数 の 者 の 利 益 の 増 進 に 寄 与 するものをいう Aについて 個 々の 事 業 が 別 表 各 号 のいずれかに 該 当 して いるかを 検 討 公 益 法 人 認 定 法 別 表 ( 第 二 条 関 係 ) 一 学 術 及 び 科 学 技 術 の 振 興 を 目 的 とする 事 業 二 文 化 及 び 芸 術 の 振 興 を 目 的 とする 事 業 三 障 害 者 若 しくは 生 活 困 窮 者 又 は 事 故 災 害 若 しくは 犯 罪 による 被 害 者 の 支 援 を 目 的 とす る 事 業 二 十 二 一 般 消 費 者 の 利 益 の 擁 護 又 は 増 進 を 目 的 とする 事 業 二 十 三 前 各 号 に 掲 げるもののほか 公 益 に 関 する 事 業 として 政 令 で 定 めるもの Bについて 個 々の 事 業 が 特 定 多 数 の 者 のみの 利 益 の 増 進 になってないかどうかの 観 点 からチェックポイ ントに 沿 って 検 討 事 実 認 定 に 当 たって 留 意 すべき 点 であり こ れらを 勘 案 して 委 員 会 で 審 議 の 上 判 断 する こととなる 事 業 区 分 チェックポイント 検 査 検 定 研 究 開 発 表 彰 展 示 施 設 貸 与 検 査 検 定 不 特 定 多 数 の 利 益 増 進 への 寄 与 を 明 示? 検 査 検 定 の 基 準 を 公 表?

21 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) 公 益 目 的 事 業 について(その2) 公 益 目 的 事 業 の 立 て 方 ( 例 ) 公 1: 助 成 研 究 事 業 (1) 研 究 助 成 ( 公 募 型 ) (2) 研 究 助 成 ( 推 薦 ) (3) 調 査 研 究 公 益 目 的 事 業 法 人 の 事 業 公 2: 表 彰 事 業 (1) 地 域 文 化 大 賞 (2) 地 域 文 化 活 動 支 援 収 1: 書 籍 等 の 販 売 事 業 収 益 事 業 収 2: 会 議 室 等 の 賃 貸 事 業 類 似 関 連 する 事 業 は まとめることが 可 能 但 し 公 益 目 的 事 業 の 中 に 収 益 事 業 等 を 入 れてまとめる ことはできない まとめた 理 由 は 申 請 書 類 に 記 載 他 1: 賛 助 会 員 向 け 事 業 その 他 の 事 業 法 人 管 理 部 門

22 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) 公 益 目 的 事 業 について(その3) 個 々の 公 益 目 的 事 業 の 該 当 性 判 断 について 例 :FAQに 掲 載 している 主 な 事 項 ( 問 Ⅸ 参 照 ) 調 査 報 告 書 学 会 誌 の 発 行 施 設 の 貸 与 特 定 地 域 に 限 定 された 事 業 特 定 の 学 校 の 在 校 生 への 奨 学 金 医 療 事 業 など ポイントは その 事 業 を 行 うことによって 誰 にどんな 利 益 を 生 んでいるか 目 的 (ベクトル= 事 業 目 的 は 何 か?) 手 段 ( 不 特 定 多 数 の 利 益 になるか?) チェックポイントは 留 意 点 であり 基 準 ではない

23 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) 公 益 目 的 事 業 について(その4) 公 益 目 的 事 業 のチェックポイント( 抄 ) (13) 助 成 ( 応 募 型 ) 公 益 目 的 事 業 としての 助 成 ( 応 募 型 ) は 原 則 として 財 産 価 値 あるものの 無 償 提 供 である また その 事 業 の 流 れは 助 成 の 対 象 となるべき 事 業 者 の 設 定 及 び 対 象 者 の 選 考 の 二 段 階 である したがって この 二 段 階 で 公 正 性 が 確 保 されているかに 着 目 して 事 実 認 定 するのが 有 効 であると 考 えられる このため 公 益 目 的 事 業 のチェックポイントは 以 下 のとおり 1 当 該 助 成 が 不 特 定 多 数 の 者 の 利 益 の 増 進 に 寄 与 することを 主 たる 目 的 として 位 置 付 け 適 当 な 方 法 で 明 らかにしているか 2 応 募 の 機 会 が 一 般 に 開 かれているか 3 助 成 の 選 考 が 公 正 に 行 われることになっているか ( 例 : 個 別 選 考 に 当 たって 直 接 の 利 害 関 係 者 の 排 除 ) 4 専 門 家 など 選 考 に 適 切 な 者 が 関 与 しているか 5 助 成 した 対 象 者 内 容 等 を 公 表 しているか ( 個 人 名 又 は 団 体 名 の 公 表 に 支 障 がある 場 合 個 人 名 又 は 団 体 名 の 公 表 は 除 く ) 6( 研 究 や 事 業 の 成 果 があるような 助 成 の 場 合 ) 助 成 対 象 者 から 成 果 につい ての 報 告 を 得 ているか

24 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) 公 益 目 的 事 業 について(その5) 別 紙 2の 記 載 例 の 抜 粋 (その1) (1) 公 益 目 的 事 業 について( 事 業 単 位 ごとに 作 成 してください ) 事 業 事 業 の 内 容 番 号 社 会 と 文 化 に 関 する 国 際 的 学 際 的 な 研 究 を 振 興 するための 助 公 1 成 および 研 究 1 事 業 の 概 要 について( 注 1) 公 益 目 的 事 業 比 率 57.7 % (1) 趣 旨 ( 目 的 ) まとめた 理 由 研 究 の 助 成 および 調 査 研 究 を 通 じ の 振 興 をめざす 1~3の 事 業 は 共 通 の 目 的 を 達 成 する 手 段 と 位 置 付 けられることから 一 つにまとめた (2) 事 業 1 研 究 助 成 ( 公 募 ) 助 成 内 容 研 究 について 必 要 資 金 の を 助 成 (1 件 万 円 以 内 件 予 定 ) 応 募 方 法 毎 年 1 回 ホームページへの 掲 載 により 公 募 選 考 方 法 選 考 委 員 会 ( 注 1)に 諮 り 助 成 先 及 び 助 成 額 を 決 定 ( 注 1) 選 考 委 員 : 理 事 会 で 選 任 任 期 2 年 ( 再 任 可 ) 現 委 員 の 名 簿 は 別 添 2 研 究 助 成 ( 推 薦 ) 3 調 査 研 究 ( 自 主 事 業 ) 事 業 の 概 要 を 記 載 (3) 財 源 等 いずれも 基 本 財 産 運 用 益 を 財 源 とする また 助 成 については (4) 業 務 委 託 3 調 査 研 究 に 関 して を 株 式 会 社 に 委 託 する

25 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) 公 益 目 的 事 業 について(その6) 別 紙 2の 記 載 例 の 抜 粋 (その2) 2 事 業 の 公 益 性 について 定 款 ( 法 人 の 事 業 又 は 目 的 ) 上 の 根 拠 第 条 第 項 第 号 事 業 の 種 類 ( 別 表 の 号 ) ( 本 事 業 が 左 欄 に 記 載 した 事 業 の 種 類 に 該 当 すると 考 える 理 由 を 記 載 してください ) 1 本 事 業 は 人 文 科 学 社 会 科 学 における 国 際 的 学 際 的 研 究 の 深 化 と 発 展 のために 研 究 助 成 調 査 研 究 を 実 施 するものであって 新 進 の 研 究 者 等 優 れた 人 材 を 育 成 し 同 時 に 調 査 研 究 の 成 果 を 広 く 社 会 一 般 に 公 表 することにより 公 益 に 寄 与 するので 学 術 の 振 興 を 目 的 とする 事 業 に 該 当 すると 考 える 2 本 事 業 は 15 本 事 業 は A ( 別 表 該 当 性 )について 記 載

26 移 行 認 定 ( 実 践 編 1) 別 紙 2の 記 載 例 の 抜 粋 (その3) ( 本 事 業 が 不 特 定 多 数 の 者 の 利 益 の 増 進 に 寄 与 すると 言 える 事 実 を 記 載 してください( 注 2) ) チェックポイント チェックポイントに 該 当 する 旨 の 説 明 事 業 区 分 ( 左 欄 に 表 示 されたチェックポイントに 則 して 記 載 してください ) (13) 助 成 ( 応 募 型 ) 区 分 ごとのチェック ポイント (18) 上 記 の 事 業 区 分 に 該 当 しない 場 合 公 益 目 的 事 業 について(その7) <1 研 究 助 成 ( 公 募 )> 1. 定 款 に を 明 記 し 目 的 をホームページで 公 表 している 2.ホームページへの 掲 載 の 方 法 で 公 募 している 3. 直 接 の 利 害 関 係 者 は 採 択 から 排 除 している( 別 添 選 考 規 程 参 照 ) 4. 選 考 委 員 は の 有 識 者 を 選 任 している 5. 助 成 した 対 象 者 及 び 内 容 は ホームページへの 掲 載 の 方 法 で 公 表 している 6. 助 成 期 間 中 に 中 間 報 告 を 求 め 助 成 終 了 後 には 成 果 報 告 を 提 出 させている その 他 説 明 事 項 <2 研 究 助 成 ( 推 薦 )> その 他 説 明 事 項 (6) 調 査 資 料 収 集 <3 調 査 研 究 ( 自 主 事 業 )> その 他 説 明 事 項 B ( 不 特 定 多 数 ) について 記 載 申 請 書 類 の 記 載 例 ( 別 紙 2)もご 参 照 下 さい(HPに 掲 載 )

27 移 行 認 定 ( 実 践 編 2) - 別 表 Gの 作 成

28 移 行 認 定 ( 実 践 編 2) 別 表 Gの 作 り 方 (その1) 別 表 G 1 損 益 計 算 ベース( 費 用 ベース)かつ2 事 業 別 に 区 分 経 理 した 収 支 予 算 書 公 1 公 2 公 共 通 合 計 Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1. 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 経 常 収 益 計 (2) 経 常 費 用 事 業 費 管 理 費 経 常 費 用 計 2. 経 常 外 増 減 の 部 1 現 金 ベースの 予 算 書 の 場 合 費 用 ベースに 作 り 替 え < 費 用 計 上 すべき 科 目 の 例 > * 退 職 給 付 費 用 * 固 定 資 産 減 価 償 却 費 < 費 用 計 上 できない 科 目 の 例 > * 固 定 資 産 取 得 支 出 * 貸 付 や 借 入 金 返 済 に 伴 う 支 出 2 事 業 ごとに 収 益 費 用 を 計 上 収 益 について どの 事 業 どの 目 的 に 対 応 するものかに 従 って 公 1 公 2 と 計 上 1 基 本 財 産 特 定 資 産 の 運 用 益 2 会 費 賛 助 会 費 3 寄 附 金 協 賛 金 4 事 業 収 益 費 用 について 事 業 費 1 : 公 1 公 2 の 各 事 業 に 計 上 管 理 費 2 : 法 人 会 計 に 計 上 1: 当 該 事 業 の 目 的 のために 要 する 費 用 2: 事 業 を 管 理 するために 経 常 的 に 要 する 費 用 各 事 業 に 共 通 して 発 生 する 経 費 : 適 正 な 基 準 で 公 1 公 2 と 配 賦 可 能 事 務 所 の 賃 借 料 : 使 用 割 合 ( 面 積 比 ) 理 事 の 報 酬 : 当 該 理 事 の 従 事 割 合 など

29 移 行 認 定 ( 実 践 編 2) 別 表 Gの 作 り 方 (その2) 別 表 G 経 常 収 益 の 部 の 抜 粋 水 色 部 分 入 力 関 連 部 分 自 動 計 算 ( 便 宜 千 円 単 位 で 表 示 ) 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 公 1 公 2 共 通 小 計 収 1 収 2 他 1 共 通 小 計 会 計 合 計 基 本 財 産 運 用 益 22,940 22,940 1,260 24,200 基 本 財 産 受 取 利 息 2,940 2,940 1 運 用 益 1,260 4,200 基 本 財 産 受 取 配 当 金 20,000 20,000 目 的 の 定 めに 従 って 元 本 を 20,000 特 定 資 産 運 用 益 区 分 し 運 用 益 ( 利 息 配 当 450 特 定 資 産 受 取 利 息 金 )を 計 上 450 受 取 会 費 3,750 3,750 3,750 3,750 7,500 賛 助 会 員 受 取 会 費 3,750 3,750 3,750 3,750 7,500 事 業 収 益 ,150 3,700 2,200 7,050 7,550 講 演 会 事 業 収 益 販 売 事 業 収 益 1,150 1,150 1,150 4 事 業 収 益 会 議 室 使 用 料 3,700 3,700 3,700 対 応 する 事 業 に 直 接 計 上 例 会 事 業 収 益 2,200 2,200 2,200 受 取 寄 附 金 16,125 12,000 20,000 48,125 20,000 68,125 受 取 寄 附 金 振 替 額 16,125 16,125 2 会 費 賛 助 会 費 0 16,125 受 取 寄 附 金 20,000 20,000 財 団 の 賛 助 会 費 は 公 益 に 計 上 20,000 40,000 地 域 文 化 大 賞 協 賛 金 12,000 12,000 徴 収 時 の 使 途 の 定 めがある 場 12,000 雑 収 益 2 2 合 それに 従 い 配 賦 計 上 2 3 寄 付 金 協 賛 金 原 則 公 益 に 計 上 受 取 利 息 2 2 社 団 の 場 合 は, 使 途 の 定 めなき 2 受 入 時 の 使 途 の 定 めがある 場 合 経 常 収 益 計 16,575 12,500 46,692 75,767 1,150 会 費 3,700 の50%は 5,950 公 益 に 配 0賦 10,800 計 上 21, ,827 それに 従 い 配 賦 計 上 寄 付 金 事 業 収 益 : 公 益 目 的 事 業 のみを 実 施 する 場 合 合 理 的 範 囲 で 法 人 会 計 に 配 賦 可 能 申 請 書 類 の 記 載 例 ( 別 表 G 収 益 の 部 )もご 参 照 下 さい(HPに 掲 載 )

30 移 行 認 定 ( 実 践 編 2) 別 表 Gの 作 り 方 (その3) 別 表 G 経 常 費 用 の 部 事 業 費 の 抜 粋 ( 便 宜 千 円 単 位 で 表 示 ) 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 公 1 公 2 共 通 小 計 収 1 収 2 他 1 共 通 小 計 会 計 合 計 事 業 費 60,569 10,500 2,229 73,298 1,230 1,104 5,767 8,101 81,399 役 員 報 酬 2, , ,168 給 料 手 当 22,000 < 事 4,800 業 費 の 計 上 26,800 例 : 賃 借 400 料 > 400 3,200 4,000 30,800 退 職 給 付 費 用 事 務 90 所 (200m2)を 585 年 360 万 円 9で 賃 借 例 えば 賃 借 料 を 以 下 のように 使 用 割 合 ( 面 積 比 )で 配 賦 福 利 厚 生 費 旅 費 交 通 費 m2 1,400 収 1 公 共 通 :45%(162 万 円 ) 1,400 90m2 印 刷 製 本 費 m2 1,000 収 収 1 :10%( 万 円 ) 500 1,500 公 益 通 信 運 搬 費 収 227 :15%( 万 円 ) 全 体 60m2 管 理 減 価 償 却 費 法 人 会 6 計 :30%(108 9 万 円 ) 消 耗 什 器 備 品 費 消 耗 品 費 賃 借 料 ,620 2, ,080 3,120 諸 謝 金 ,080 支 払 助 成 金 2 30,000 上 記 の 2,500 他 以 下 が 公 32,500 1 公 2に 直 接 計 上 ここではなく 32,500 委 託 費 1,100 公 1 事 業 のためホテル 1,100 借 受 ( 選 考 会 場 ):30 万 円 管 理 費 に 記 載 1,100 選 考 費 用 1,515 公 2 事 業 655 のためホテル 2,170 借 受 ( 表 彰 会 場 ):30 万 円 2,170 例 会 開 催 費 1,800 1,800 1,800 は 各 事 業 に 配 賦 して 計 上 している 科 目 ( 次 頁 参 照 ) 申 請 書 類 の 記 載 例 ( 別 表 G 費 用 の 部 )もご 参 照 下 さい(HPに 掲 載 )

31 移 行 認 定 ( 実 践 編 2) 別 表 Gの 作 り 方 (その4) 別 表 G 経 常 費 用 の 部 管 理 費 の 抜 粋 ( 便 宜 千 円 単 位 で 表 示 ) 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 公 1 公 2 共 通 小 計 収 1 収 2 他 1 共 通 小 計 会 計 合 計 管 理 費 費 用 の 配 賦 について 21,606 21,606 役 員 報 酬 4,032 4,032 給 料 手 当 各 事 業 に 共 通 して 発 生 する 経 費 は 適 正 な 基 準 9,200 9,200 退 職 給 付 費 用 で 配 賦 可 能 福 利 厚 生 費 以 下 の 配 賦 基 準 を 参 考 に ( 公 益 認 定 等 ガイドラインⅠ-7-(1)-2) 会 議 費 3,000 3,000 旅 費 交 通 費 配 賦 基 準 適 用 される 費 用 科 目 1,000 1,000 印 刷 製 本 費 地 代 家 賃 建 物 減 価 償 却 費 建 物 面 積 比 通 信 運 搬 費 建 物 保 険 料 等 減 価 償 却 費 職 員 数 比 福 利 厚 生 費 事 務 用 消 耗 品 費 等 消 耗 什 器 備 品 費 給 料 賞 与 賃 金 退 職 金 従 事 割 合 消 耗 品 費 理 事 報 酬 等 賃 借 料 備 品 減 価 償 却 費 1,080 1,080 使 用 割 合 委 託 費 コンピューターリース 代 等 雑 費 2,130 2,130 経 常 費 用 計 60,569 10,500 2,229 73,298 1,230 1,104 5, ,101 21, ,005 当 期 経 常 増 減 額 43,994 2,000 44,463 2, , , ,822 上 記 の 他 経 常 外 増 減 の 部 指 定 正 味 財 産 増 減 の 部 も 記 載 申 請 書 類 の 記 載 例 ( 別 表 G 費 用 の 部 )もご 参 照 下 さい(HPに 掲 載 )

32 移 行 認 定 ( 実 践 編 3) - 収 支 相 償 公 益 目 的 事 業 比 率

33 移 行 認 定 ( 実 践 編 3) 公 1 共 通 小 計 収 等 共 通 Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1. 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 経 常 収 益 計 (2) 経 常 費 用 事 業 費 管 理 費 科 目 経 常 費 用 計 2. 経 常 外 増 減 の 部 他 会 計 振 替 額 収 支 相 償 について(50% 繰 入 の 場 合 ) 収 支 相 償 経 常 収 益 と 経 常 費 用 を 比 較 第 一 段 階 ( 事 業 単 位 )と 第 二 段 階 ( 全 体 )で 判 断 別 表 Aに 記 載 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 プラスの 場 合 について (*) 第 一 段 階 :[ ]と[ ]を 比 較 第 二 段 階 :[ ]+[ (*)]と [ ]を 比 較 (*) 収 益 事 業 等 からの 利 益 の 繰 入 額 収 益 事 業 その 他 の 事 業 で 黒 字 がある 場 合 は その50% 以 上 を 公 益 に 繰 入 120 万 収 益 20 万 100 万 費 用 公 益 目 的 事 業 会 計 収 支 相 償 を 満 たす 場 合 公 益 で 得 た 利 益 を 法 人 内 部 の 分 配 で はなく 公 益 目 的 に 再 投 下 する 場 合 第 一 段 階 第 二 段 階 共 通 特 定 費 用 準 備 資 金 (*) の 積 立 ex. 将 来 の 公 益 目 的 事 業 の 拡 大 第 二 段 階 のみ 資 産 の 取 得 改 良 の 資 金 (*) の 積 立 ex. 公 益 目 的 に 使 用 する 建 物 の 修 繕 積 立 金 当 期 の 公 益 目 的 保 有 財 産 (*) の 取 得 ex. 公 益 目 的 に 使 用 する 什 器 備 品 の 購 入 個 別 事 情 に 応 じた 判 断 (*): 別 表 C(2) 等 に 記 載 反 映 申 請 書 類 の 記 載 例 ( 別 表 A G)もご 参 照 下 さい(HPに 掲 載 )

34 移 行 認 定 ( 実 践 編 3) 公 益 目 的 事 業 比 率 について 公 益 目 的 事 業 比 率 経 常 費 用 中 の[ 公 益 ]/[ 全 体 ]の 比 率 で 判 断 別 表 Bに 記 載 50%を 下 回 る 場 合 について 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 小 計 小 計 法 人 会 計 合 計 Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1. 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 (2) 経 常 費 用 事 業 費 管 理 費 経 常 費 用 計 2. 経 常 外 増 減 の 部 公 益 目 的 事 業 比 率 = = [ 公 益 目 的 事 業 の 費 用 ] [ 経 常 費 用 の 合 計 ] [ ] [ ] 50% 以 上 ( 調 整 額 あり 右 図 参 照 ) 公 益 目 的 事 業 比 率 は 法 人 の 活 動 を 費 用 で 換 算 するもの 必 要 に 応 じ 以 下 の みなし 費 用 (*) を 調 整 額 として 分 子 分 母 に 算 入 可 能 (*): 費 用 として 計 上 されないが 公 益 を 発 信 していると 見 ることが 可 能 なもの 1 土 地 の 使 用 に 係 る 費 用 額 自 己 所 有 地 の 賃 料 相 当 額 を 費 用 擬 制 2 融 資 に 係 る 費 用 額 無 利 子 低 利 融 資 を 行 う 場 合 市 場 金 利 との 差 額 を 費 用 擬 制 3 無 償 の 役 務 提 供 に 係 る 費 用 額 ボランティアの 人 件 費 を 費 用 擬 制 4 特 定 費 用 準 備 資 金 への 積 立 額 :123は それぞれ 別 表 B(2)(3)(4)に 記 載 :4は 収 支 相 償 の 剰 余 金 の 説 明 にも 可 申 請 書 類 の 記 載 例 ( 別 表 B G)もご 参 照 下 さい(HPに 掲 載 )

35 移 行 認 定 ( 実 践 編 4) - 別 表 C(2)の 作 成 控 除 対 象 財 産

36 移 行 認 定 ( 実 践 編 4) 控 除 対 象 財 産 について 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 に 基 づき 使 途 の 決 まっている 財 産 を 洗 い 出 し 貸 借 対 照 表 ( 予 算 書 期 末 時 点 ) Ⅰ 資 産 流 動 資 産 固 定 資 産 (1) 基 本 財 産 (2) 特 定 資 産 (3)その 他 固 定 資 産 Ⅱ 負 債 流 動 負 債 固 定 負 債 Ⅲ 正 味 財 産 指 定 正 味 財 産 一 般 正 味 財 産 基 本 財 産 定 款 で 定 められた 資 産 特 定 資 産 特 定 の 目 的 のために 使 途 等 に 制 約 を 課 した 資 産 2 号 財 産 : 公 益 目 的 事 業 に 必 要 な 収 益 事 業 等 その 他 の 業 務 又 は 活 動 の 用 に 供 する 財 産 6 号 財 産 : 交 付 者 の 定 めた 使 途 に 充 てるために 保 有 している 資 金 科 目 流 動 資 産 ( 現 金 預 金 ) 固 定 資 産 基 本 財 産 特 定 資 産 固 そ 定 の 資 他 産 定 期 預 金 投 資 有 価 証 券 ( 国 債 ) 投 資 有 価 証 券 ( 株 式 ) ビル 取 得 積 立 資 金 事 業 積 立 資 金 助 成 積 立 資 産 建 物 付 属 設 備 ソフトウェア 投 資 有 価 証 券 < 正 味 財 産 > 指 定 正 味 財 産 ( 特 定 資 産 に 充 当 ) 一 般 正 味 財 産 使 途 保 有 目 的 使 途 の 定 めなし 70%: 公 益 のため 30%: 管 理 費 のため 70%: 公 益 のため 30%: 管 理 費 のため 公 益 のため 50%: 公 益 に 充 当 50%: 公 益 以 外 に 充 当 周 年 事 業 のため ( 公 2 事 業 の 一 環 ) 公 1 事 業 のため 寄 附 者 の 使 途 45%: 公 益 のため 55%: 収 益 等 のため 収 益 等 のため 使 途 の 定 めなし 積 立 資 産 再 掲 控 除 対 象 財 産 公 益 目 的 保 有 財 産 2 号 財 産 資 産 取 得 資 金 特 定 費 用 準 備 資 金 6 号 財 産 使 途 の 定 め なし 遊 休 財 産

37 移 行 認 定 ( 実 践 編 4) 別 表 C(2)について(その1) 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 から 洗 い 出 した 控 除 対 象 財 産 を 別 表 C(2)に 記 入 ( 便 宜 千 円 単 位 で 表 示 ) 1. 公 益 目 的 保 有 財 産 ( 公 益 目 的 事 業 の 用 に 供 するため 保 有 している 財 産 ) 番 財 産 の 名 称 号 基 本 財 産 1 定 期 預 金 基 本 財 産 2 投 資 有 価 証 券 ( 国 債 ) 基 本 財 産 3 投 資 有 価 証 券 ( 株 式 ) 4 その 他 固 定 資 産 建 物 付 属 設 備 事 業 番 号 公 1,2 公 1,2 公 1,2 公 1,2 財 産 の 使 用 状 況 運 用 益 を 公 益 目 的 事 業 の 財 源 として 使 用 している 運 用 益 を 公 益 目 的 事 業 の 財 源 として 使 用 している 運 用 益 を 公 益 目 的 事 業 の 財 源 として 使 用 している 公 益 目 的 事 業 の 用 に 供 して いる 帳 簿 価 額 共 用 財 産 期 首 期 末 共 用 割 合 140, , , , % % 1,000,000 1,000, % 1 と 2 で 共 用 し て 2. 公 益 目 的 事 業 に 必 要 な 収 益 事 業 その 他 の 業 務 又 は 活 動 の 用 に 供 する 財 産 基 本 財 産 1 定 期 預 金 基 本 財 産 2 投 資 有 価 証 券 ( 国 債 ) 3 その 他 固 定 資 産 建 物 付 属 設 備 4 その 他 固 定 資 産 ソフトウェア 管 管 管 収 1,2 管 運 用 益 を 管 理 費 の 財 源 とし て 使 用 している 運 用 益 を 管 理 費 の 財 源 とし て 使 用 している 管 理 運 営 及 び 収 益 事 業 の 用 に 供 している 60,000 60, , , 管 理 運 営 の 用 に 供 している % % % い る 財 産 別

38 移 行 認 定 ( 実 践 編 4) 別 表 C(2)について(その2) 控 除 対 象 財 産 を 別 表 C(2)に 記 入 3. 資 産 取 得 資 金 詳 細 を 別 表 C(4)に 記 入 ( 公 益 のみ) 番 財 産 の 名 称 号 1 ビル( 仮 称 ) 取 得 積 立 資 金 ( 公 益 以 外 ) 1 ビル( 仮 称 ) 取 得 積 立 資 金 事 業 番 号 公 1,2 収 1,2 他 1 管 財 産 の 使 用 状 況 ビルを 区 分 所 有 するた めの 資 金 ビルを 区 分 所 有 するた めの 資 金 4. 特 定 費 用 準 備 資 金 詳 細 を 別 表 C(5)に 記 入 6. 交 付 者 の 定 めた 使 途 に 充 てるために 保 有 している 資 金 ( 便 宜 千 円 単 位 で 表 示 ) 帳 簿 価 額 共 用 財 産 期 首 期 末 共 用 割 合 63,000 66,000 63,000 66,000 1 事 業 積 立 資 金 公 2 第 2 回 記 念 式 典 の 開 催 0 2,000 1 助 成 積 立 資 産 公 1 調 査 研 究 に 対 する 助 成 151, ,445 控 除 対 象 財 産 の 合 計 額 自 動 計 算 され 別 表 C(1)に 転 記 別 表 C(1):1 資 産 負 債 等 の 額 を 入 力 遊 休 財 産 額 を 自 動 計 算 2 公 益 目 的 事 業 費 等 を 入 力 遊 休 財 産 規 制 の 適 否 を 自 動 判 定 50% 50% 申 請 書 類 の 記 載 例 ( 別 表 C ) ( も ご H 参 掲 P 載 照 ) に下 さ い

39 移 行 認 定 ( 実 践 編 5) -その 他 の 認 定 基 準 等

40 移 行 認 定 ( 実 践 編 5) その 他 の 認 定 基 準 等 その 他 の 主 な 公 益 認 定 基 準 ( 認 定 法 5 条 ) ポイント: 誰 にどんな 利 益 を 生 もうとしているか 法 人 関 係 者 や 営 利 企 業 等 に 特 別 の 利 益 を 与 えないこと 特 定 の 関 係 者 に 社 会 通 念 上 不 相 応 な 利 益 を 生 む 構 造 になっていないか 同 一 親 族 同 一 団 体 関 係 役 員 がそれぞれ 総 役 員 数 の3 分 の1を 超 えないこと 法 人 運 営 が 特 定 の 者 の 利 益 に 左 右 されるおそれはないか 役 員 報 酬 が 不 当 に 高 額 とならないような 支 給 基 準 を 定 めていること 実 質 的 な 剰 余 金 分 配 を 行 っていないか など その 他 の 申 請 関 連 事 項 欠 格 事 由 ( 認 定 法 6 条 ) 理 事 監 事 評 議 員 に 暴 力 団 員 等 一 定 の 事 由 に 該 当 する 者 はいないか 国 税 地 方 税 の 滞 納 処 分 が 終 了 してから3 年 を 経 過 しない 法 人 でないか 等 申 請 先 行 政 庁 ( 認 定 法 3 条 ) 事 務 所 の 設 置 ( 登 記 ) 公 益 目 的 事 業 の 実 施 範 囲 ( 定 款 での 定 め)

41 移 行 認 可 編 1 - 公 益 目 的 支 出 計 画 その1

42 移 行 認 可 編 1 移 行 認 可 の 概 要 ~ 決 められた 額 に 達 するまで 公 益 的 な 事 業 等 で 赤 字 を 出 し 続 ける~ 公 益 目 的 支 出 計 画 について 従 来 の 公 益 法 人 から 一 般 社 団 法 人 一 般 財 団 法 人 に 移 行 する 場 合 これまで 公 益 法 人 として 寄 附 や 税 制 優 遇 等 を 受 けて 形 成 してきた 財 産 が 事 業 内 容 や 残 余 財 産 の 帰 属 が 法 人 自 治 に 委 ねられる 一 般 法 人 に 移 行 する ことにより 無 制 限 に 公 益 以 外 に 費 消 されることは 適 当 ではない 純 資 産 が 残 っている 法 人 は 公 益 目 的 支 出 計 画 を 作 成 ( 行 政 庁 の 認 可 が 必 要 ) 公 益 目 的 財 産 額 に 相 当 する 金 額 まで 公 益 を 目 的 とする 支 出 ( 公 益 に 関 する 事 業 や 他 の 公 益 法 人 社 会 福 祉 法 人 国 地 方 公 共 団 体 等 への 寄 附 )を 実 施 ( 注 ) 公 益 目 的 支 出 計 画 は 土 地 の 売 却 等 により 法 人 の 財 産 そのものを 処 分 し ていくものではなく 数 字 上 の 概 念 であることに 注 意

43 移 行 認 可 編 1 移 行 認 可 の 概 要 ~ 決 められた 額 に 達 するまで 公 益 的 な 事 業 等 で 赤 字 を 出 し 続 ける~ 赤 字 額 の 累 積 が 目 標 達 成 した この 事 業 年 度 をもって 計 画 終 了 です 円 公 益 目 的 財 産 額 5 年 目 1 公 益 目 的 財 産 額 とは 概 念 上 設 定 される 目 標 額 移 行 認 可 編 1 4 年 目 4 年 目 1 年 目 2 年 目 1 年 目 3 年 目 2 年 目 1 年 目 3 年 目 2 年 目 1 年 目 3 年 目 2 年 目 1 年 目 2 公 益 の 目 的 のための 支 出 とは 公 益 目 的 財 産 額 に 達 する 事 業 年 度 まで 公 益 事 業 で 赤 字 を 出 す 又 は 寄 附 することです 公 益 目 的 支 出 計 画 とは その 達 成 方 法 や 期 間 を 示 して 頂 く ものです 期 間

44 移 行 認 可 編 1 移 行 認 可 の 概 要 各 法 人 の 資 産 規 模 で 公 益 目 的 財 産 額 が 事 業 規 模 や 事 業 内 容 で 達 成 の 方 法 や 期 間 が 異 なリます 円 公 益 目 的 財 産 額 50 年 継 続 事 業 と 公 益 目 的 事 業 の 赤 字 で 公 益 の 目 的 のための 支 出 とは 以 下 の 実 施 事 業 等 の 赤 字 額 のことです イ: 公 益 目 的 事 業 ロ: 特 定 寄 附 ハ: 継 続 事 業 詳 細 は 公 益 目 的 支 出 計 画 の 作 成 で 説 明 します 15 年 継 続 事 業 の 赤 字 で 5 年 特 定 寄 付 で A 法 人 B 法 人 C 法 人

45 移 行 認 可 編 1 ステップ1 あなたの 法 人 の 公 益 目 的 財 産 額 を 算 定 しましょう 別 紙 2: 公 益 目 的 財 産 額 2. 公 益 目 的 財 産 額 1. 算 定 日 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について ほとんどの 法 人 は ⅰ+ⅱが 公 益 目 的 財 産 額 になります 2. 公 益 目 的 財 産 額 (ⅰ+ⅱ-ⅲ-ⅳ) はじめに ⅰの 概 略 円 ⅰ 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 を 説 明 します 申 請 書 に 添 付 した 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 を 記 円 載 してください ⅱ 時 価 評 価 資 産 の 時 価 と 帳 簿 価 額 との 差 額 規 則 第 14 条 第 1 項 1 2 号 別 表 A(1)の( 時 価 - 帳 簿 価 額 )の 額 を 記 載 してください 円 ⅲ 基 金 の 額 規 則 第 14 条 第 1 項 3 号 別 表 A(4)の 額 を 記 載 してください( 特 例 社 団 法 人 のみ 対 象 です) ⅳ その 他 支 出 又 は 保 全 が 義 務 づけられているものの 額 規 則 第 14 条 第 1 項 4 号 別 表 A(4)の 額 を 記 載 してください 円 円

46 移 行 認 可 編 1 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について ⅰ 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 資 産 の 部 貸 借 対 照 表 平 成 年 3 月 31 日 現 在 負 債 の 部 流 動 資 産 流 動 負 債 固 定 負 債 資 産 から 負 債 を 引 いた この 額 です 正 味 財 産 の 部 固 定 資 産 指 定 正 味 財 産 一 般 正 味 財 産 正 味 財 産 合 計 120,000,000 負 債 及 び 正 味 財 産 合 計 ただし!

47 移 行 認 可 編 1 Ⅰ 資 産 の 部 流 動 資 産 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について 貸 借 対 照 表 平 成 年 3 月 31 日 現 在 Ⅱ 負 債 の 部 流 動 負 債 貸 倒 引 当 金 固 定 資 産 固 定 負 債 長 期 借 入 金 退 職 給 付 引 当 金 運 営 資 金 引 当 金 建 物 取 得 準 備 金 3 千 万 5 千 万 このような 公 益 法 人 会 計 では 負 債 とは 認 められないも の がありませんか? ( 注 ) 負 債 性 引 当 金 は 次 の1~4 すべてに 該 当 するものです 1 将 来 の 費 用 又 は 損 失 である 2その 費 用 又 は 損 失 の 発 生 が 当 期 以 前 の 事 象 に 起 因 する 3その 費 用 又 は 損 失 の 発 生 の 可 能 性 が 高 い 4その 費 用 又 は 損 失 の 金 額 を 合 理 的 に 見 積 もることができる 指 定 正 味 財 産 一 般 正 味 財 産 正 味 財 産 合 計 1 億 2 千 万 円 負 債 及 び 正 味 財 産 合 計 これらは 正 味 財 産 額 に 加 算 します ( 貸 借 対 照 表 の 修 正 は 不 要 です)

48 移 行 認 可 編 1 別 紙 2: 公 益 目 的 財 産 額 2. 公 益 目 的 財 産 額 1. 算 定 日 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について 前 ページの 運 営 資 金 引 当 金 の ように 負 債 と 認 められないもの がある 場 合 は 1 億 2 千 万 +8 千 万 =2 億 円 になります 2. 公 益 目 的 財 産 額 (ⅰ+ⅱ-ⅲ-ⅳ) 円 ⅰ 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 申 請 書 に 添 付 した 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 を 記 載 してください ⅱ 時 価 評 価 資 産 の 時 価 と 帳 簿 価 額 との 差 額 規 則 第 14 条 第 1 項 1 2 号 別 表 A(1)の( 時 価 - 帳 簿 価 額 )の 額 を 記 載 してください ⅲ 基 金 の 額 規 則 第 14 条 第 1 項 3 号 別 表 A(4)の 額 を 記 載 してください( 特 例 社 団 法 人 のみ 対 象 です) 120,000,000 円 引 当 金 については 明 円 細 を 記 載 していただく 様 式 があります 円 ⅳ その 他 支 出 又 は 保 全 が 義 務 づけられているものの 額 規 則 第 14 条 第 1 項 4 号 別 表 A(4)の 額 を 記 載 してください 円

49 移 行 認 可 編 1 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について 引 当 金 の 明 細 を 記 載 していただく 様 式 ( 抜 粋 ) 記 載 不 要 で す 認 め ら れ な い の で 負 債 性 引 当 金 と は 別 表 A(3) 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 引 当 金 の 明 細 (1) 実 施 事 業 等 に 係 るもの 公 益 目 的 支 出 計 画 を 作 成 する 必 要 のある 場 合 のみ 作 成 してください 事 業 番 号 は 別 紙 3に 記 載 した 事 業 番 号 を 記 載 してください 番 号 引 当 金 の 名 称 帳 簿 価 額 目 的 事 業 番 号 計 上 額 の 算 定 根 拠 退 職 給 付 引 当 金 円 職 員 の 退 職 給 付 に 備 え るため 継 1 継 2 平 成 -1 事 業 年 度 の 末 日 における 退 職 給 付 債 務 の 見 込 額 を 簡 便 法 に 基 づき 計 上 している その 他 の 事 業 及 び 法 人 の 管 理 運 営 業 務 にも 関 連 した 引 当 金 である 貸 倒 引 当 金 円 継 1 平 成 年 事 業 年 度 の 末 日 における 債 権 について 法 人 税 法 の 規 定 に 基 づく 繰 入 率 により 回 収 不 能 見 込 み 額 を 計 上 運 営 資 金 引 当 金 30,000,000 円 将 来 の 事 業 費 にあてる ための 積 立 金 将 来 収 入 の 減 少 した 時 に 事 業 費 とする 建 物 取 得 積 立 金 50,000,000 円 購 入 時 期 等 詳 細 は 未 定 将 来 建 物 を 購 入 にあて るための 積 立 金 継 2 公 1 継 1

50 移 行 認 可 編 2 - 公 益 目 的 支 出 計 画 その2

51 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について 別 紙 2: 公 益 目 的 財 産 額 2. 公 益 目 的 財 産 額 1. 算 定 日 年 3 月 31 日 2. 公 益 目 的 財 産 額 (ⅰ+ⅱ-ⅲ-ⅳ) 円 ⅰ 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 申 請 書 に 添 付 した 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 を 記 載 してください ⅱ 時 価 評 価 資 産 の 時 価 と 帳 簿 価 額 との 差 額 規 則 第 14 条 第 1 項 1 2 号 別 表 A(1)の( 時 価 - 帳 簿 価 額 )の 額 を 記 載 してください ⅲ 基 金 の 額 規 則 第 14 条 第 1 項 3 号 別 表 A(4)の 額 を 記 載 してください( 特 例 社 団 法 人 のみ 対 象 です) ⅳ その 他 支 出 又 は 保 全 が 義 務 づけられているものの 額 規 則 第 14 条 第 1 項 4 号 別 表 A(4)の 額 を 記 載 してください 120,000,000 円 次 に iiの 概 略 を 説 明 します 円 円 円

52 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について 財 産 目 録 ( 平 成 年 3 月 31 日 現 在 ) Ⅰ 資 産 の 部 流 動 資 産 現 金 : 社 債 固 定 資 産 基 本 財 産 土 地 社 株 式 特 定 資 産 退 職 給 付 引 当 資 産 第 回 利 付 国 債 運 営 資 金 引 当 資 産 公 社 債 その 他 固 定 資 産 建 物 構 築 物 什 器 備 品 : 借 地 権 電 話 加 入 権 保 証 金 関 連 会 社 株 式 よくある 時 価 評 価 資 産 主 な 時 価 評 価 方 法 ( 例 ) 土 地 関 係 有 価 証 券 関 係 そ の 他 土 地 借 地 権 国 債 公 社 債 課 税 評 価 額 不 動 産 鑑 定 国 税 の 評 価 方 法 不 動 産 鑑 定 証 券 会 社 の 評 価 額 株 式 上 場 株 式 未 上 場 施 設 利 用 権 リゾートクラブ ゴルフ 会 員 権 電 話 加 入 権 純 資 産 株 数 保 有 株 数 市 場 があればその 価 格 売 買 実 例 市 場 価 格 がないため 簿 価 国 税 の 相 続 税 評 価 (1 回 線 2 千 円 前 後 )

53 移 行 認 可 編 2 別 表 A(1) 時 価 評 価 資 産 の 明 細 等 ( 抜 粋 ) 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について 時 価 から 簿 価 を 引 いた 額 がⅱ 番 号 時 価 評 価 資 産 の 名 称 帳 簿 価 額 時 価 時 価 の 算 定 方 法 ( 土 地 注 又 は 土 地 の 上 に 存 する 権 利 規 則 14 条 1 項 1 号 イ) 土 地 ( 市 1- イ1 円 円 固 定 資 産 税 評 価 額 を 使 用 1-1ほか 筆 ) イ2 権 円 円 不 動 産 鑑 定 評 価 額 を 使 用 ( 市 1-2-3) ( 有 価 証 券 規 則 14 条 1 項 1 号 ロ) ロ1 ロ2 ロ3 ロ4 第 回 利 付 国 債 ( 額 面 100,000,000 円 ) 会 社 (10,000 株 ) 会 社 (10,000 株 ) 会 社 (20,000 株 ) ロ5 会 社 社 債 ( 額 面 1,000,000 円 ) 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 満 期 保 有 目 的 の 債 券 ( 別 添 の 証 券 の 評 価 額 を 時 価 とする ) 関 連 会 社 株 式 ( 市 場 価 格 がないため 直 近 の 売 買 実 例 を 時 価 とする ) その 他 有 価 証 券 のうち 市 場 価 格 のある もの( 別 添 の 証 券 の 評 価 額 を 時 価 とする) その 他 有 価 証 券 のうち 市 場 価 格 のない もの( 実 質 価 額 法 による 価 額 を 時 価 と する) 満 期 保 有 目 的 の 債 券 ( 市 場 価 格 がなく 償 却 原 価 法 を 採 用 しているため 帳 簿 価 額 を 時 価 とする)

54 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 財 産 額 の 算 定 について 別 紙 2: 公 益 目 的 財 産 額 プラスであれば 2. 公 益 目 的 財 産 額 公 益 目 的 財 産 額 増 1. 算 定 日 マイナスであれば 年 3 月 31 日 公 益 目 的 財 産 額 減 2. 公 益 目 的 財 産 額 (ⅰ+ⅱ-ⅲ-ⅳ) 120,000,000+ 円 ⅰ 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 申 請 書 に 添 付 した 貸 借 対 照 表 の 純 資 産 の 部 に 計 上 すべき 額 を 記 載 してください ⅱ 時 価 評 価 資 産 の 時 価 と 帳 簿 価 額 との 差 額 規 則 第 14 条 第 1 項 1 2 号 別 表 A(1)の( 時 価 - 帳 簿 価 額 )の 額 を 記 載 してください ⅲ 基 金 の 額 規 則 第 14 条 第 1 項 3 号 別 表 A(4)の 額 を 記 載 してください( 特 例 社 団 法 人 のみ 対 象 です) ⅳ その 他 支 出 又 は 保 全 が 義 務 づけられているものの 額 規 則 第 14 条 第 1 項 4 号 別 表 A(4)の 額 を 記 載 してください 120,000,000 円 プラス 額 または 円 マイナス 額 を そのまま 記 載 円 円 なお 社 団 法 人 の 基 金 や その 他 支 出 又 は 保 全 が 義 務 づけられているもの があれば 公 益 目 的 財 産 額 からマイナスします これで 公 益 目 的 財 産 額 が 確 定 となりました

55 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 支 出 計 画 の 作 成 について ステップ2 あなたの 法 人 の 公 益 目 的 支 出 計 画 を 作 成 しましょう 公 益 目 的 支 出 計 画 に 記 載 できる 実 施 事 業 等 イ 公 益 目 的 事 業 新 規 に 行 う 認 定 法 の 基 準 を 満 たしている 赤 字 事 業 ロ 特 定 寄 附 特 定 寄 附 の 相 手 方 認 定 法 第 5 条 第 17 号 に 該 当 する 団 体 ( ) 国 地 方 公 共 団 体 ( ) 類 似 の 事 業 を 目 的 としている 公 益 法 人 学 校 法 人 社 会 福 祉 法 人 独 立 行 政 法 人 等 ハ 継 続 事 業 従 前 から 行 っていて 主 務 官 庁 が 公 益 的 な 活 動 と 認 める 赤 字 事 業 特 別 の 利 益 を 与 えることとなる 事 業 又 は 寄 附 は 認 められません ( 認 定 法 と 同 様 の 考 え 方 )

56 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 支 出 計 画 の 作 成 について 実 施 事 業 収 入 の 額 とは 1 実 施 事 業 の 対 価 収 益 貸 館 利 用 料 セミナー 参 加 料 など 2 使 途 が 実 施 事 業 に 特 定 されている 収 益 より 低 廉 な 料 金 に 見 直 すことで 赤 字 額 の 拡 大 も 可 能 使 途 が 実 施 事 業 に 限 定 されている 寄 附 金 の 元 本 や 運 用 益 など 3 法 人 自 身 が 実 施 事 業 収 入 とするルールを 定 めた 収 益 会 費 の 全 額 を 実 施 事 業 に 使 用 する 旨 を 会 費 規 程 等 で 規 定 している 寄 附 金 に 使 途 限 定 がないが 法 人 内 で 実 施 事 業 に 使 用 すると 決 めていたものなど ルールの 見 直 しも 可 能 実 施 事 業 支 出 の 額 とは 実 施 事 業 の 目 的 のために 要 する 費 用 ( 認 定 法 と 同 様 の 考 え 方 ) 事 業 費 に 含 むことができる 例 事 業 部 門 管 理 者 の 人 件 費 事 務 所 賃 借 料 光 熱 費 専 務 理 事 の 理 事 報 酬 使 途 の 限 定 がなければ 実 施 事 業 収 入 にはならない 以 上 を 踏 まえて 仮 の 損 益 ベースの 収 支 予 算 表 ( 別 紙 E(2)-3 表 です)を 作 成 してみましょう

57 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 支 出 計 画 の 作 成 について 別 紙 E(2)-3 表 Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1. 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 科 目 継 1 継 2 共 通 他 1 他 2 共 通 経 常 収 益 計 (2) 経 常 費 用 事 業 費 管 理 費 経 常 費 用 計 2. 経 常 外 増 減 の 部 (1) 経 常 外 収 益 (2) 経 常 外 費 用 実 施 事 業 等 会 計 その 他 会 計 法 人 会 計 当 期 一 般 正 味 財 産 増 減 額 タテで 実 施 事 業 等 の 赤 字 を 確 認 赤 字 でない 事 業 は 実 施 事 業 とする 必 要 が ありません! 合 計

58 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 支 出 計 画 の 作 成 について 収 益 欄 別 紙 E(2)-3 表 科 目 Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1. 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 実 施 事 業 等 会 計 実 施 事 業 資 産 となっていなければ 実 施 事 業 収 入 となりません その 他 会 計 継 1 継 2 共 通 他 1 他 2 共 通 法 人 会 計 基 本 財 産 運 用 益 特 定 資 産 運 用 益 受 取 会 費 事 業 収 益 受 取 寄 付 金 雑 収 益 経 常 収 益 計 合 計 寄 附 金 の 使 途 の 指 定 がある 場 合 は 実 施 事 業 収 入 となり ます 実 施 事 業 の 対 価 収 益 は 実 施 事 業 収 入 となります

59 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 支 出 計 画 の 作 成 について 費 用 欄 別 紙 E(2)-3 表 科 目 Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1. 経 常 増 減 の 部 (2) 経 常 費 用 事 業 費 実 施 事 業 等 会 計 その 他 会 計 法 人 会 計 合 計 継 1 継 2 共 通 他 1 他 2 共 通 実 施 事 業 に 関 わる 費 用 は 計 上 できます 給 料 手 当 旅 費 交 通 費 光 熱 水 料 費 賃 借 料 管 理 費 役 員 報 酬 給 料 手 当 旅 費 交 通 費 光 熱 水 料 費 賃 借 料 経 常 費 用 計

60 移 行 認 可 編 2 公 益 目 的 支 出 計 画 の 作 成 について E(2)-3 表 が 固 まれば 個 々の 数 字 や 詳 細 を 他 の 書 類 に 反 映 させ 申 請 書 類 はほぼできあがります 継 続 事 業 の 内 容 記 載 (C(2)-1)については ポイント1 簡 潔 明 瞭 な 記 載 ~ 誰 が 読 んでも 理 解 できる 書 きぶりを 心 がけてください ~ ポイント2 申 請 前 旧 主 務 官 庁 に 相 談 ~ 継 続 事 業 と 認 められるかどうか 事 前 相 談 をおすすめします ~ 申 請 書 類 の 記 載 例 ( 移 行 認 可 編 )もご 参 照 下 さい(HPに 掲 載 )

61 機 関 設 計 編 1 - 機 関 設 計 のポイント

62 機 関 設 計 編 1 機 関 設 計 の 検 討 のポイント 機 関 設 計 ガバナンス の 基 礎 ( 法 人 法 に 基 づく 組 織 運 営 業 務 の 実 施 など) 1. 役 員 ( 理 事 監 事 ) 評 議 員 について 人 選 に 当 たっては 法 人 法 等 の 定 めに 留 意 する 必 要 理 事 会 評 議 員 会 には 理 事 監 事 評 議 員 本 人 が 出 席 する 必 要 監 事 評 議 員 はいずれも 理 事 使 用 人 との 兼 務 不 可 公 益 法 人 を 目 指 す 場 合 理 事 監 事 の3 分 の1 基 準 ( 認 定 法 5 条 10,11 号 )に 留 意 等 一 定 の 者 については 移 行 に 際 し 改 めて 選 任 選 定 行 為 が 必 要 になることも 代 表 理 事 理 事 の 互 選 等 による 選 定 評 議 員 評 議 員 選 定 委 員 会 等 で 最 初 の 評 議 員 を 選 任 等 候 補 者 には 本 人 出 席 義 務 各 機 関 の 権 限 責 任 を 予 め 伝 えておくのが 適 当 2. 定 款 について 定 款 変 更 の 案 作 成 の 案 内 を 参 照 機 関 設 計 等 について 法 人 法 等 に 適 合 させた 定 款 変 更 の 案 を 作 成 する 必 要 参 考 : 各 機 関 の 主 な 権 限 責 任 理 事 ( 会 ) 業 務 執 行 は 理 事 会 で 決 定 (ex. 予 算 の 決 定 決 算 の 承 認 ) 代 表 理 事 の 選 定 等 監 事 理 事 の 職 務 執 行 監 査 不 正 行 為 は 社 員 総 会 評 議 員 会 に 報 告 評 議 員 ( 会 ) 理 事 監 事 等 の 選 解 任 予 算 決 算 の 承 認 など 理 事 監 事 評 議 員 は 任 務 を 怠 って 法 人 に 損 害 を 与 えた 場 合 賠 償 責 任 を 負 う

63 機 関 設 計 編 1 新 制 度 の 機 関 設 計 の 選 択 肢 一 般 社 団 法 人 の 場 合 以 下 の5つの 選 択 肢 が 可 能 公 益 社 団 法 人 は4 又 は5のみ 1 社 員 総 会 理 事 2 社 員 総 会 理 事 監 事 3 社 員 総 会 理 事 監 事 会 計 監 査 人 4 社 員 総 会 理 事 理 事 会 監 事 5 社 員 総 会 理 事 理 事 会 監 事 会 計 監 査 人 一 般 財 団 法 人 公 益 財 団 法 人 の 場 合 1か2いずれかの 機 関 設 計 を 選 択 する 必 要 1 評 議 員 評 議 員 会 理 事 理 事 会 監 事 2 評 議 員 評 議 員 会 理 事 理 事 会 監 事 会 計 監 査 人

64 機 関 設 計 編 1 新 制 度 の 社 団 の 機 関 全 体 図 : 必 置 の 機 関 : 公 益 社 団 は 必 置 : 大 規 模 社 団 議 決 要 件 を 法 定 原 則 は 普 通 決 議 議 決 権 過 半 数 重 要 事 項 : 特 別 決 議 総 社 員 半 数 & 議 決 権 2/3 以 上 大 規 模 法 人 に 設 置 義 務 会 計 士 又 は 監 査 法 人 から 選 任 会 計 監 査 人 会 計 監 査 社 員 出 席 報 告 社 員 総 会 選 解 任 監 事 監 査 理 事 責 任 追 及 設 立 時 は2 人 以 上 ( 設 立 後 は1 人 でも 可 ) 会 費 の 納 入 や 資 格 得 喪 条 件 について 定 款 で 規 定 権 限 と 責 任 を 明 確 化 理 事 会 出 席 義 務 社 員 総 会 報 告 義 務 理 事 の 職 務 執 行 監 査 不 正 行 為 差 止 権 限 理 事 使 用 人 との 兼 務 禁 止 法 定 の 機 関 業 務 執 行 の 決 定 代 表 理 事 等 の 選 定 社 員 総 会 の 招 集 決 定 出 席 理 事 会 選 定 解 職 報 告 代 表 理 事 権 限 と 責 任 を 明 確 化 理 事 会 本 人 出 席 損 害 を 与 えた 場 合 の 賠 償 責 任 免 除 には 社 員 総 会 の 決 議 人 数 :1 人 以 上 ( 理 事 会 設 置 法 人 は3 人 以 上 )

65 機 関 設 計 編 1 新 制 度 の 財 団 の 機 関 全 体 図 : 必 置 の 機 関 : 大 規 模 財 団 法 定 必 置 の 機 関 権 限 と 責 任 を 明 確 化 理 事 監 事 会 計 監 査 人 の 選 解 任 権 限 重 要 事 項 : 特 別 決 議 評 議 員 の2/3の 賛 成 大 規 模 法 人 に 設 置 義 務 会 計 士 又 は 監 査 法 人 から 選 任 法 定 の 機 関 業 務 執 行 の 決 定 代 表 理 事 等 の 選 定 評 議 員 会 の 招 集 決 定 会 計 監 査 人 会 計 監 査 評 議 員 出 席 評 議 員 会 選 解 任 出 席 選 定 解 職 理 事 理 事 会 報 告 代 表 理 事 監 査 報 告 監 事 法 定 必 置 の 機 関 権 限 と 責 任 を 明 確 化 人 数 は3 人 以 上 理 事 監 事 使 用 人 との 兼 務 禁 止 選 任 方 法 は 定 款 理 事 ( 会 )による 選 任 は 不 可 評 議 員 会 本 人 出 席 権 限 と 責 任 を 明 確 化 理 事 会 出 席 義 務 評 議 員 会 報 告 義 務 理 事 の 職 務 執 行 監 査 不 正 行 為 差 止 権 限 理 事 使 用 人 との 兼 務 禁 止 権 限 と 責 任 を 明 確 化 理 事 会 本 人 出 席 損 害 を 与 えた 場 合 の 賠 償 責 任 免 除 には 評 議 員 会 の 決 議 人 数 :3 人 以 上

66 機 関 設 計 編 1 社 員 総 会 評 議 員 会 理 事 会 の 主 な 議 決 事 項 社 員 総 会 評 議 員 会 社 団 は 総 社 員 半 数 & 議 決 権 2/3 以 上 財 団 は 評 議 員 2/3 以 上 法 定 事 項 ( 主 なもの) 普 通 決 議 理 事 会 計 監 査 人 の 選 解 任 監 事 の 選 任 各 年 度 決 算 に 係 る 計 算 書 類 の 承 認 定 款 に 定 めがない 場 合 の 残 余 財 産 帰 属 先 の 決 定 社 団 は 議 決 権 過 半 数 財 団 は 評 議 員 過 半 数 特 別 決 議 社 員 の 除 名 ( 社 団 のみ) 監 事 の 解 任 理 事 等 の 損 害 賠 償 責 任 の 免 除 定 款 の 変 更 事 業 の 全 部 譲 渡 解 散 ( 社 団 のみ) 合 併 その 他 定 款 で 定 めた 事 項 事 業 報 告 の 承 認 事 業 計 画 予 算 の 承 認 評 議 員 の 選 解 任 など 理 事 会 法 定 事 項 ( 主 なもの) 各 年 度 決 算 に 係 る 計 算 書 類 事 業 報 告 の 承 認 重 要 な 財 産 の 処 分 多 額 の 借 財 業 務 執 行 の 決 定 代 表 理 事 業 務 執 行 理 事 の 選 定 解 職 社 員 総 会 評 議 員 会 の 招 集 決 定 その 他 定 款 で 定 めた 事 項 事 業 計 画 予 算 の 承 認 など 社 員 総 会 評 議 員 会 の 法 定 議 決 事 項 は 理 事 会 への 委 任 不 可

67 機 関 設 計 編 2 - 移 行 に 当 たっての 検 討

68 機 関 設 計 編 2 移 行 に 伴 う 扱 い(その1: 理 事 監 事 ) 特 例 民 法 法 人 の 役 員 新 制 度 に 移 行 すると 法 人 法 の 任 期 ( )が 適 用 ( ) 理 事 : 選 任 後 2 年 以 内 に 終 了 する 最 終 事 業 年 度 に 関 する 社 員 総 会 評 議 員 会 の 時 まで 監 事 : 選 任 後 4 年 以 内 1 通 常 は 現 役 員 の 任 期 が 移 行 登 記 をまたいでも そのまま 在 任 可 < 理 事 A> 事 業 年 度 :4/1~3/31 定 時 総 会 :6 月 任 期 : 就 任 から2 年 間 移 24.4 選 行 任 登 記 就 任 法 定 期 間 を 超 過 している 場 合 移 行 登 記 の 時 点 で 任 期 が 満 了 < 理 事 B> 事 業 年 度 :4/1~3/31 定 時 総 会 :6 月 任 期 : 就 任 から3 年 間 移 24.4 行 選 登 任 法 定 期 間 満 了 記 就 任 24.6 在 任 不 可 新 理 事 ( 候 補 者 )をあらかじめ 選 任 しておく 必 要 ( 移 行 登 記 と 同 時 に 就 任 )

69 機 関 設 計 編 2 移 行 に 伴 う 扱 い(その2: 代 表 理 事 ) 新 制 度 の 代 表 理 事 の 選 定 方 法 は 法 人 法 に 規 定 今 までの 理 事 長 などは そのままで 代 表 理 事 として 在 任 することはできない 代 表 理 事 の 選 定 方 法 について < 今 の 理 事 長 > 任 期 : 就 任 から2 年 間 在 任 不 可 移 行 登 記 代 表 理 事 ( 候 補 者 )をあらかじめ 選 任 しておく 必 要 移 行 前 に 就 任 する 場 合 1~4いずれかの 方 法 で 選 任 1 定 款 に 代 表 理 事 の 氏 名 を 記 載 2 理 事 の 互 選 ( 定 款 の 定 め 必 要 ) 社 団 のみ 可 3 社 員 総 会 での 選 任 4 法 人 法 上 の 理 事 会 を 設 置 理 事 会 で 選 任 124の 場 合 移 行 前 に 現 行 の 定 款 を 変 更 する 必 要 (2 段 ロケット) 代 表 理 事 移 行 登 記 と 同 時 に 就 任 する 場 合 定 款 変 更 の 案 附 則 に 代 表 理 事 の 氏 名 を 記 載 代 表 理 事

70 機 関 設 計 編 2 移 行 に 伴 う 扱 い(その3: 最 初 の 評 議 員 ) 今 までの 評 議 員 はそのまま 移 行 することはできない 最 初 の 評 議 員 を 選 任 - 選 任 方 法 について 旧 主 務 官 庁 の 認 可 が 必 要 < 移 行 と 同 時 に 就 任 する 場 合 > ( 旧 主 務 官 庁 の 許 可 が 必 要 ) 盛 り 込 ん で お く 必 要 現 行 寄 付 行 為 に 選 任 方 法 等 を 選 任 方 法 を 決 定 ex. 評 議 員 選 定 委 員 会 で 選 定 等 旧 主 務 官 庁 への 認 可 申 請 選 任 方 法 について 選 任 方 法 の 認 可 評 議 員 選 定 委 員 会 の 人 選 決 定 選 定 委 員 会 を 開 催 最 初 の 評 議 員 ( 候 補 者 ) 選 任 移 行 前 に 就 任 する 場 合 移 行 申 請 同 時 並 行 で 最 初 の 評 議 員 候 補 者 の 人 選 も 定 案 款 の 作 変 成 更 の 移 行 登 記 最 初 の 評 議 員 の 就 任

71 機 関 設 計 編 2 定 款 変 更 の 案 の 作 成 等 について 1. 必 要 的 記 載 事 項 法 人 法 上 必 ず 定 款 に 記 載 する 必 要 のある 事 項 法 人 の 目 的 名 称 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 社 員 資 格 の 得 喪 評 議 員 の 報 酬 選 解 任 公 告 方 法 事 業 年 度 : 社 団 のみ : 財 団 のみ : 共 通 公 益 法 人 に 移 行 する 場 合 の 記 載 必 要 事 項 会 計 監 査 人 の 設 置 ( 大 規 模 法 人 のみ) 理 事 会 監 事 の 設 置 不 可 欠 特 定 財 産 ( 該 当 する 財 産 がある 場 合 ) 認 定 取 消 時 の 公 益 目 的 取 得 財 産 残 額 の 贈 与 先 解 散 時 の 残 余 財 産 の 帰 属 2. 相 対 的 記 載 事 項 法 律 上 必 須 ではないが 定 款 で 定 めないとその 効 力 を 生 じない 事 項 理 事 監 事 の 任 期 の 短 縮 代 表 理 事 が 理 事 会 を 招 集 する 旨 の 定 め 財 団 の 基 本 財 産 の 設 定 管 理 処 分 社 員 の 経 費 支 払 い 義 務 等 3. 任 意 的 記 載 事 項 法 令 の 範 囲 内 で 任 意 に 記 載 できる 事 項 事 業 計 画 予 算 事 業 報 告 決 算 の 承 認 法 定 機 関 の 権 限 決 議 事 項 等 定 款 変 更 の 案 作 成 の 案 内 (HP 掲 載 ) 参 照 移 行 済 法 人 の 定 款 も 参 考 に 必 要 に 応 じ 内 部 規 程 も 整 備 ( 役 員 報 酬 会 費 資 金 管 理 理 事 の 職 務 分 担 等 )

72 機 関 設 計 編 2 移 行 後 の 組 織 運 営 について( 例 ) 某 財 団 法 人 の 一 例 ( 事 業 年 度 :4/1~3/31) 承 認 前 に 監 事 ( 及 び 会 計 監 査 人 )の 監 査 が 必 要 事 業 報 告 の 評 議 員 会 承 認 は 非 法 定 の 任 意 事 項 理 事 会 22 年 度 決 算 事 業 報 告 の 承 認 定 時 評 議 員 会 の 招 集 決 定 理 事 会 24 年 度 予 算 事 業 計 画 の 決 定 臨 時 評 議 員 会 の 招 集 決 定 評 議 員 会 の 招 集 通 知 は, 開 催 1 週 間 前 までに 発 出 定 時 評 議 員 会 22 年 度 決 算 事 業 報 告 の 承 認 臨 時 評 議 員 会 24 年 度 予 算 事 業 計 画 の 承 認 予 算 事 業 計 画 の 承 認 は 非 法 定 の 任 意 事 項 業 務 執 行 状 況 の 理 事 会 報 告 代 表 理 事 等 は 事 業 実 施 や 予 算 執 行 の 状 況 を 3ヶ 月 ごとに 理 事 会 に 報 告 定 款 で 定 める 場 合 年 2 回 とすることも 可 定 時 評 議 員 会 事 業 年 度 終 了 後 一 定 の 時 期 に 開 催 臨 時 評 議 員 会 いつでも 開 催 可 役 員 の 改 選 時 は 定 時 又 は 臨 時 評 議 員 会 に 付 議 ( 代 表 理 事 は 理 事 会 で 選 定 )

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