Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド
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- ふじよし ふじつぐ
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1 FUJITSU Software Interstage Application Server/ Interstage Web Server Express Interstage HTTP Server 2.2 運 用 ガイド Windows/Solaris/Linux J2UL Z0(00) 2014 年 2 月
2 まえがき 本 書 の 目 的 本 書 は Interstage HTTP Server 2.2の 運 用 を 行 うために 必 要 な 環 境 設 定 運 用 手 順 について 説 明 しています 前 提 知 識 本 書 を 読 む 場 合 以 下 の 知 識 が 必 要 です 使 用 するオペレーティングシステムに 関 する 基 本 的 な 知 識 インターネットに 関 する 基 本 的 な 知 識 Apache HTTP Serverに 関 する 基 本 的 な 知 識 本 書 の 構 成 本 書 は 以 下 の 構 成 になっています 第 1 章 概 要 Interstage HTTP Server 2.2の 機 能 概 要 および 構 成 について 説 明 します 第 2 章 機 能 Interstage HTTP Server 2.2の 機 能 について 説 明 します 第 3 章 環 境 設 定 Interstage HTTP Server 2.2の 環 境 設 定 について 説 明 します 第 4 章 運 用 保 守 Interstage HTTP Server 2.2の 運 用 保 守 について 説 明 します 第 5 章 チューニング Interstage HTTP Server 2.2のチューニングについて 説 明 します 第 6 章 ディレクティブ 一 覧 Interstage HTTP Server 2.2の 環 境 定 義 ファイルで 設 定 するディレクティブについて 説 明 します 第 7 章 コマンド Interstage HTTP Server 2.2が 提 供 するコマンドについて 説 明 します 第 8 章 メッセージ Interstage HTTP Server 2.2 運 用 時 に 出 力 されるメッセージについて 説 明 します 第 9 章 トラブルシューティング Interstage HTTP Server 2.2 運 用 中 にトラブルが 発 生 した 場 合 の 対 処 方 法 について 説 明 します 第 10 章 Interstage HTTP Server 2.2(Apache HTTP Server Version 2.2ベース)への 移 行 Interstage HTTP Server 2.2(Apache HTTP Server Version 2.2ベース)への 移 行 について 説 明 します 付 録 A 各 種 情 報 Interstage HTTP Server 2.2の 各 種 情 報 について 説 明 します 付 録 B 環 境 変 数 とサーバ 変 数 Interstage HTTP Server 2.2で 使 用 している 環 境 変 数 およびサーバ 変 数 について 説 明 します 付 録 C URL 書 換 えの 設 定 方 法 URL 書 換 えの 設 定 方 法 について 説 明 します - i -
3 輸 出 許 可 本 ドキュメントを 非 居 住 者 に 提 供 する 場 合 には 経 済 産 業 大 臣 の 許 可 が 必 要 となる 場 合 がありますので ご 注 意 くださ い 著 作 権 Copyright FUJITSU LIMITED 2014 年 2 月 第 3 版 2013 年 6 月 初 版 - ii -
4 目 次 第 1 章 概 要 機 能 概 要 Webサーバのプロセス 構 成 (Windows(R)) Webサーバのプロセス 構 成 (Solaris/Linux)...3 第 2 章 機 能 クライアントの 同 時 接 続 数 HTML 文 書 の 取 出 し 認 証 とアクセス 制 御 ユーザ 認 証 ( 基 本 認 証 ) IPアクセスコントロール クライアント 認 証 ( 証 明 書 認 証 ) SSL バーチャルホスト URLの 書 換 え サーバステータスの 監 視 機 能 複 数 Webサーバ 機 能 コンテンツの 圧 縮 機 能 プロキシ 機 能 タイムアウト 時 間 その 他 の 機 能...26 第 3 章 環 境 設 定 ホスト 名 の 設 定 公 開 用 ルートディレクトリの 設 定 ポート 番 号 とIPアドレスの 設 定 アクセスログの 設 定 エラーログの 設 定 トレースログの 設 定 ユーザ 認 証 の 設 定 IPアクセスコントロールの 設 定 クライアント 認 証 の 設 定 SSLの 設 定 Interstage 証 明 書 環 境 のSSL 通 信 SMEEコマンドで 構 築 する 証 明 書 / 鍵 管 理 環 境 のSSL 通 信 バーチャルホストの 設 定 仮 想 ディレクトリの 設 定 リダイレクト 機 能 の 設 定 リライト 機 能 の 設 定 サーバステータス 監 視 の 設 定 コンテンツの 圧 縮 機 能 の 設 定 プロキシ 機 能 の 設 定 ディレクトリリストの 設 定 デフォルトMIMEタイプの 設 定 MIMEタイプ 定 義 の 設 定 デフォルトHTMLファイルの 設 定 HTTP Keep-Alive 機 能 の 設 定 ユーザ 追 跡 機 能 の 設 定 クッキーログの 設 定 通 信 プロセスに 対 する 権 限 の 設 定 言 語 ベースのコンテンツネゴシエーション メッセージのカスタマイズ CGIプログラム 実 行 許 可 の 設 定 ServletサービスのアプリケーションのURLに 対 するアクセス 制 御 iii -
5 第 4 章 運 用 保 守 起 動 停 止 起 動 停 止 自 動 起 動 の 設 定 起 動 状 態 の 確 認 ログ アクセスログ エラーログ トレースログ 複 数 Webサーバの 運 用 Webサーバ 動 作 環 境 の 作 成 Webサーバ 動 作 環 境 の 削 除 メンテナンス( 資 源 のバックアップ/ 他 サーバへの 資 源 移 行 ) バックアップ/ 移 出 手 順 リストア/ 移 入 手 順 クラスタサービス Interstage HTTP Server 2.2の 自 動 起 動 設 定 の 無 効 化 Interstage HTTP Server 2.2の 環 境 設 定 クラスタサービスの 設 定 クラスタシステムの 動 作 確 認 セキュリティ 対 策 IPv6 通 信 制 限 事 項 注 意 事 項 第 5 章 チューニング 運 用 時 に 必 要 なディスク 容 量 メモリ 容 量 運 用 時 に 必 要 なシステム 資 源 (Solaris) 運 用 時 に 必 要 なシステム 資 源 (Linux) 環 境 定 義 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf) Webサーバ 一 覧 ファイル(servers.conf) 第 6 章 ディレクティブ 一 覧 ディレクティブの 注 意 事 項 Interstage HTTP Server 2.2 固 有 ディレクティブ ISSsoBusinessSystemName SSLCertExpand SSLCertExpire SSLCertName SSLCipherSuite SSLClCACertName SSLConfName SSLEnvDir SSLExec SSLHandshakeTimeout SSLLIBMultiSession SSLMaxSession SSLNotifyVers SSLSlotDir SSLTokenLabel SSLUserPINFile SSLVerifyClient SSLVersion Trace TraceLog iv -
6 第 7 章 コマンド ahsbackup ahsrestore ahsrlog apachectl htpasswd httpd ihsregistupin 第 8 章 メッセージ メッセージの 概 要 出 力 形 式 技 術 員 連 絡 の 前 に メッセージ 番 号 がahs00000 番 台 のメッセージ ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs メッセージ 番 号 がahs00100 番 台 のメッセージ ahs v -
7 8.3.2 ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs メッセージ 番 号 がahs00200 番 台 のメッセージ ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs vi -
8 ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs メッセージ 番 号 がahs00400 番 台 のメッセージ ahs ahs ahs メッセージ 番 号 がahs00500 番 台 のメッセージ ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs vii -
9 ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs メッセージ 番 号 がahs70000 番 台 のメッセージ ahs ahs ahs ahs ahs メッセージ 番 号 がahs81000 番 台 のメッセージ ahs ahs ahs メッセージ 番 号 がahs81400 番 台 のメッセージ ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs viii -
10 ahs ahs ahs ahs ahs ahs ahs エラーログ ログレベル emerg のメッセージ ログレベル alert のメッセージ ログレベル crit のメッセージ ログレベル error のメッセージ ログレベル warn のメッセージ ログレベル notice のメッセージ 第 9 章 トラブルシューティング Webサーバ 起 動 / 停 止 時 の 異 常 Webサーバ 運 用 時 の 異 常 複 数 Webサーバ 使 用 時 の 異 常 クラスタサービス 機 能 使 用 時 の 異 常 よくある 質 問 とその 対 処 方 法 第 10 章 Interstage HTTP Server 2.2(Apache HTTP Server Version 2.2ベース)への 移 行 付 録 A 各 種 情 報 A.1 ログ 情 報 A.2 ポート 番 号 A.3 プロセス 情 報 A.4 メッセージ 情 報 A.4.1 イベントログ A.4.2 syslog 付 録 B 環 境 変 数 とサーバ 変 数 付 録 C URL 書 換 えの 設 定 方 法 C.1 関 連 ディレクティブ C.1.1 RewriteCond C.1.2 RewriteEngine C.1.3 RewriteRule 索 引 ix -
11 第 1 章 概 要 Interstage HTTP Server 2.2が 提 供 する 機 能 の 概 要 および 構 成 について 説 明 します 1.1 機 能 概 要 Interstage HTTP Server 2.2は Apache HTTP Server Version をベースとしたWebサーバです Apache HTTP Server Version で 提 供 している 基 本 機 能 に 加 えて 以 下 の 機 能 についてサポートし Webサーバに おける 様 々な 機 能 要 求 に 対 応 しています SSL ログファイルのローテーション 機 能 トレースログ クラスタサービス バックアップ リストア 参 照 Interstage HTTP Server 2.2の 主 な 機 能 については 第 2 章 機 能 を 参 照 してください Interstage HTTP Server 2.2の 環 境 設 定 については 第 3 章 環 境 設 定 を 参 照 してください Interstage HTTP Server 2.2の 運 用 方 法 については 第 4 章 運 用 保 守 を 参 照 してください Interstage HTTP Server 2.2の 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)で 設 定 するディレクティブについては 第 6 章 ディレク ティブ 一 覧 を 参 照 してください 注 意 Apache HTTP Server Version 2.2にて 検 出 されたセキュリティホールで Interstage HTTP Server 2.2に 影 響 がある 修 正 に ついては Apache HTTP Server Version まで 対 応 しています また 本 製 品 出 荷 以 降 セキュリティホール 関 連 の 問 題 が 発 生 した 場 合 は 緊 急 修 正 にて 随 時 対 応 していきます セキュリティホール 関 連 の 対 応 については 以 下 のサイトで 提 供 している 富 士 通 製 品 のセキュリティ 情 報 にて 確 認 してく ださい Webサーバのプロセス 構 成 (Windows(R)) クライアントとの 多 重 接 続 は スレッド 多 重 で 実 現 しています Interstage HTTP Server 2.2のプロセス 構 成 およびスレッド 構 成 は 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)において 以 下 のディ レクティブを 使 用 して 設 定 します 機 能 概 要 ディレクティブ 初 期 値 クライアント 同 時 接 続 数 ThreadsPerChild 50 デーモンプロセスが 処 理 可 能 なリクエスト 数 MaxRequestsPerChild 0-1 -
12 上 記 のディレクティブの 設 定 値 とプロセス 構 成 スレッド 構 成 の 関 係 について 以 下 に 説 明 します Webサーバ 起 動 時 のプロセス 構 成 最 大 多 重 動 作 デーモンプロセスが 処 理 可 能 なリクエスト 数 Webサーバ 起 動 時 のプロセス 構 成 Webサーバを 起 動 すると デーモンプロセスはThreadsPerChildディレクティブに 設 定 した 数 の 通 信 スレッドを 生 成 します クライアントからのリクエストを 受 け 付 けたり 通 信 を 切 断 したりした 場 合 でも 通 信 スレッド 数 の 増 減 はありません 注 ) 証 明 書 監 視 デーモンスレッドは SSL 運 用 時 証 明 書 の 有 効 日 数 を 通 知 する 警 告 メッセージをWebサーバ 運 用 中 に 出 力 するように 設 定 した 場 合 に 生 成 されます 警 告 メッセージの 出 力 の 有 無 は SSLCertExpireディレクティブで 設 定 しま す 最 大 多 重 動 作 クライアントとの 同 時 接 続 数 がThreadsPerChildディレクティブの 設 定 値 に 達 した 場 合 クライアントからの 新 しいリクエスト はWebサーバ 内 およびオペレーティングシステム 内 にキューイングされます Webサーバ 内 の 接 続 待 ちキュー 数 は 1( 固 定 )です オペレーティングシステム 内 の 接 続 待 ちキュー 数 は ListenBacklog ディレクティブで 最 大 数 を 設 定 します - 2 -
13 デーモンプロセスが 処 理 可 能 なリクエスト 数 デーモンプロセス 生 成 後 に 受 け 付 けるリクエストの 合 計 がMaxRequestsPerChildディレクティブの 設 定 値 を 超 過 した 場 合 デーモンプロセスを 再 起 動 します このとき 通 信 スレッドがクライアントに 応 答 を 返 して 通 信 を 切 断 したあと デーモンプ ロセスは 自 ら 終 了 します 1.3 Webサーバのプロセス 構 成 (Solaris/Linux) クライアントとの 多 重 接 続 はプロセス/スレッド 多 重 で 実 現 し 通 信 プロセス 数 を 自 動 で 拡 張 / 縮 退 する 機 能 を 備 えています Interstage HTTP Server 2.2のプロセス 構 成 は 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)において 以 下 のディレクティブを 使 用 して 設 定 します 機 能 概 要 ディレクティブ 初 期 値 Webサーバ 起 動 時 の 通 信 プロセス 数 StartServers 5 MaxClients ThreadsPerChild( 注 1) に 設 定 可 能 な 最 大 値 ServerLimit 50 クライアント 同 時 接 続 数 MaxClients 50 待 機 状 態 の 通 信 スレッド 数 の 最 小 値 MinSpareThreads 5 待 機 状 態 の 通 信 スレッド 数 の 最 大 値 MaxSpareThreads 10 ThreadsPerChild に 設 定 可 能 な 最 大 値 ThreadLimit - ( 省 略 値 : 25) 1つの 通 信 プロセスにおける 通 信 スレッド 数 ThreadsPerChild 1 ( 注 2) - 3 -
14 機 能 概 要 ディレクティブ 初 期 値 1つの 通 信 プロセスが 処 理 可 能 なリクエスト 数 MaxRequestsPerChild 0 注 1) 通 信 プロセス 数 の 上 限 です 剰 余 がある 場 合 は 切 り 捨 てられます 注 2)Webサーバコネクタと 連 携 する 場 合 は 必 ず 1 を 設 定 してください 1 以 外 の 値 を 設 定 した 場 合 は Webサーバ の 動 作 を 保 証 できません ポイント 上 記 のディレクティブの 設 定 値 は 以 下 の 大 小 関 係 を 参 考 にして 指 定 してください ThreadsPerChild ThreadLimitの 大 小 関 係 ThreadsPerChild ThreadLimit StartServers ServerLimit MaxClients ThreadsPerChildの 大 小 関 係 StartServers ( MaxClients ThreadsPerChild ) ServerLimit 上 記 のディレクティブの 設 定 値 とプロセス 構 成 の 関 係 について 以 下 に 説 明 します Webサーバ 起 動 時 のプロセス 構 成 通 信 プロセス 数 の 拡 張 通 信 プロセス 数 の 縮 退 最 大 多 重 動 作 1つの 通 信 プロセスが 処 理 可 能 なリクエスト 数 Webサーバ 起 動 時 のプロセス 構 成 Webサーバを 起 動 すると デーモンプロセスはStartServersディレクティブに 設 定 した 数 の 通 信 プロセスを 生 成 します - 4 -
15 注 1) 証 明 書 監 視 デーモンプロセスは SSL 運 用 時 証 明 書 の 有 効 日 数 を 通 知 する 警 告 メッセージをWebサーバ 運 用 中 に 出 力 するように 設 定 した 場 合 に 生 成 されます 警 告 メッセージの 出 力 の 有 無 は SSLCertExpireディレクティブで 設 定 します 注 2)CGIデーモンプロセスは CGI 運 用 時 に 生 成 されます 通 信 プロセス 数 の 拡 張 クライアントからの 接 続 要 求 を 受 け 付 けた 場 合 待 機 状 態 の 通 信 スレッドは 通 信 状 態 となります 待 機 状 態 の 通 信 スレッド 数 がMinSpareThreadsディレクティブの 設 定 値 より 少 ない 場 合 は MinSpareThreadsディレクティ ブの 設 定 値 以 上 の 数 になるように 通 信 プロセスを 新 しく 生 成 します - 5 -
16 通 信 プロセス 数 の 縮 退 クライアントとの 通 信 が 切 断 された 場 合 通 信 状 態 の 通 信 スレッドは 待 機 状 態 となります 待 機 状 態 の 通 信 スレッド 数 がMaxSpareThreadsディレクティブの 設 定 値 を 超 過 した 場 合 は MaxSpareThreadsディレクティ ブの 設 定 値 以 下 の 数 になるように 待 機 状 態 の 通 信 プロセスを 削 除 します - 6 -
17 最 大 多 重 動 作 通 信 プロセス 数 が 上 限 値 (MaxClients ThreadsPerChild)に 達 した 場 合 は 新 しい 通 信 プロセスを 生 成 しません また クライアントとの 同 時 接 続 数 がMaxClientsディレクティブの 設 定 値 に 達 した 場 合 は クライアントからの 新 しいリクエ ストをオペレーティングシステム 内 にキューイングします 接 続 待 ちキュー 数 は ListenBacklogディレクティブで 最 大 数 を 設 定 します ただし オペレーティグシステムの 仕 様 に 応 じた 値 が 加 算 されます - 7 -
18 注 )α:オペレーティグシステムの 仕 様 に 応 じた 値 1つの 通 信 プロセスが 処 理 可 能 なリクエスト 数 1つの 通 信 プロセスにおいて プロセス 生 成 後 に 受 け 付 けるリクエストの 合 計 がMaxRequestsPerChildディレクティブの 設 定 値 を 超 過 した 場 合 その 通 信 プロセスを 再 起 動 します このとき 通 信 プロセスはクライアントに 応 答 を 返 して 通 信 を 切 断 したあと 自 ら 終 了 します - 8 -
19 第 2 章 機 能 Interstage HTTP Server 2.2が 提 供 する 機 能 について 説 明 します 2.1 クライアントの 同 時 接 続 数 Interstage HTTP Server 2.2では Webサーバがクライアント(Webブラウザ)からのリクエストを 同 時 に 受 け 付 けることがで きる 最 大 数 を 設 定 できます 注 意 本 設 定 により 同 時 にアクセスできる 数 は 増 加 しますが メモリ 資 源 や 一 時 ファイルなどの 消 費 に 伴 いシステム 全 体 の 性 能 が 劣 化 する 可 能 性 があるので 注 意 してください 参 照 クライアントの 同 時 接 続 数 は 1.2 Webサーバのプロセス 構 成 (Windows(R)) / 1.3 Webサーバのプロセス 構 成 (Solaris/ Linux) を 参 考 にして 設 定 してください 2.2 HTML 文 書 の 取 出 し WebブラウザでURL(Uniform Resource Locator)にWebサーバ 上 の 取 得 したいデータ(HTML 文 書 や 画 像 データなど) を 指 定 することにより Webサーバに 格 納 されたデータを 取 得 してWebブラウザに 返 却 します Webブラウザに 指 定 するURLの 形 式 を 以 下 に 示 します URLの 形 式 名 :ポート 番 号 /パス ホスト 名 取 得 するデータが 格 納 されているホスト 名 ポート 番 号 パス ポート 番 号 ホストのポート 番 号 が 80 の 場 合 は 省 略 可 ( 省 略 時 コロン(:)は 不 要 ) サーバ 上 のディレクトリ 構 成 のパス 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブからの 相 対 パス 名 のファイルを 検 索 して Webブラウザ に 内 容 を 返 却 します 注 意 2バイトコードのURLを 使 用 する 場 合 は 以 下 を 設 定 してください ただし URL 内 のクエリ 文 字 列 には 2バイトコー ドを 使 用 できません - Webブラウザにおいて UTF-8のURLを 送 信 する 設 定 を 有 効 にします 注 )UTF-8のURLを 送 信 する 設 定 ができない 場 合 2バイトコードのURLは 使 用 できません - Webサーバに ファイル 名 が 文 字 コード UTF-8 であるHTML 文 書 を 格 納 します - 9 -
20 初 期 設 定 の 場 合 URLのパスの 末 尾 にスラッシュ(/)を 付 加 しないでディレクトリを 指 定 すると Webサーバは 以 下 の ように 処 理 します 1. Webブラウザ(クライアント)に ステータスコード 301 (Moved Permanently)を 返 却 します このとき Hostヘッ ダの 値 および 末 尾 にスラッシュ(/)を 付 加 したパスでリダイレクトURLを 設 定 します 2. Webブラウザ(クライアント)からリダイレクトURLへのリクエストを 受 け 付 けます 3. Webブラウザ(クライアント)に 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)のDirectoryIndexディレクティブに 設 定 されたファ イルの 内 容 を 返 却 します インストール 直 後 の 状 態 では DocumentRootディレクティブで 指 定 したディレクトリにサンプルのコンテンツが 格 納 さ れています Webサーバの 運 用 に 応 じて 以 下 の 対 処 を 行 ってください - 不 要 なサンプルのコンテンツを 削 除 する - DocumentRootディレクティブで 指 定 するディレクトリを 変 更 する 例 ホスト 名 ポート 番 号 80 公 開 用 ルートディレクトリ C:\Interstage\F3FMahs\htdocs /opt/fjsvahs/htdocs HTML 文 書 のファイル C:\Interstage\F3FMahs\htdocs\index.html ( 注 ) /opt/fjsvahs/htdocs/index.html ( 注 ) 注 )インストール 時 に 格 納 されたサンプルのコンテンツの 場 合 以 下 が 表 示 されます It works! 上 記 の 運 用 を 行 う 場 合 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブおよびWebブラウザからのURL は 以 下 のように 指 定 します ポート 番 号 は 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)のListenディレクティブに 80 が 指 定 されている 場 合 (インストール 時 に 指 定 )は 省 略 できます DocumentRootディレクティブの 設 定 値 DocumentRoot "C:/Interstage/F3FMahs/htdocs" DocumentRoot "/opt/fjsvahs/htdocs" Webブラウザから 指 定 するURL 認 証 とアクセス 制 御 Interstage HTTP Server 2.2では 以 下 の 機 能 を 使 用 して 資 源 (ディレクトリ 全 体 そのディレクトリ 配 下 のHTML 文 書 画 像 データなど)に 対 して Webブラウザからのアクセスを 制 限 します ユーザ 認 証 ( 基 本 認 証 )
21 IPアクセスコントロール クライアント 認 証 ( 証 明 書 認 証 ) ポイント ユーザ 認 証 IPアクセスコントロール およびクライアント 認 証 は 単 独 または 併 用 して 使 用 できます ユーザ 認 証 ( 基 本 認 証 ) Webサーバは ユーザ 名 グループ 名 およびパスワードを 管 理 して ユーザがクライアント(Webブラウザ)で 入 力 する ユーザ 名 とパスワードがサーバ 上 の 資 源 へのアクセスが 許 可 されているかを 確 認 することにより アクセスを 制 限 します ポイント ユーザ 認 証 では ネットワーク 上 に 送 信 されるユーザ 名 およびパスワードが 暗 号 化 されないため ユーザ 名 およびパ スワードが 容 易 に 解 読 される 可 能 性 があります 本 現 象 を 回 避 するには クライアントとサーバ 間 でSSLを 使 用 した 運 用 を 行 って ユーザ 名 およびパスワードを 暗 号 化 することにより セキュアな 運 用 を 行 うことができます Webサーバのユーザ 認 証 ( 基 本 認 証 )の 情 報 は Webアプリケーションでも 使 用 できます 参 照 ユーザ 認 証 の 設 定 方 法 については 3.7 ユーザ 認 証 の 設 定 を 参 照 してください
22 2.3.2 IPアクセスコントロール Webサーバは アクセスしているマシンのIPアドレスでサーバ 上 の 資 源 へのアクセスが 許 可 されているかを 確 認 すること により アクセスを 制 限 します 参 照 IPアクセスコントロールの 設 定 方 法 については 3.8 IPアクセスコントロールの 設 定 を 参 照 してください クライアント 認 証 ( 証 明 書 認 証 ) Webサーバは クライアント 証 明 書 の 記 載 事 項 によりサーバ 上 の 資 源 に 対 するアクセスを 制 限 して クライアント(Webブ ラウザ)の 身 元 を 保 証 します ポイント クライアント 認 証 によるアクセス 制 限 を 行 うには SSLプロトコルバージョン SSL3.0 または SSL3.1 (TLS 1.0)を 使 用 する 必 要 があります 参 照 クライアント 認 証 ( 証 明 書 認 証 )の 設 定 方 法 については 3.9 クライアント 認 証 の 設 定 を 参 照 してください
23 2.4 SSL Interstage HTTP Server 2.2では WebブラウザとWebサーバ 間 の 通 信 プロトコルとして SSL(Secure Socket Layer)による クライアント サーバ 認 証 と 暗 号 化 通 信 を 使 用 することにより 盗 聴 / 改 ざん/なりすましなどの 危 険 を 回 避 し 情 報 のプ ライバシーを 守 ることができます SSL 運 用 を 行 う 場 合 にWebブラウザから 指 定 されるURLの 形 式 を 以 下 に 示 します URLの 形 式 https で 始 まるURLでアクセスした 場 合 に SSLプロトコルによる 通 信 が 行 われ 機 密 性 の 高 い 通 信 を 行 う 準 備 が 自 動 的 に 処 理 されます 名 :ポート 番 号 /パス ホスト 名 取 得 するデータが 格 納 されているホスト 名 ポート 番 号 パス ポート 番 号 SSLを 使 用 するホストのポート 番 号 が 443 の 場 合 は 省 略 可 ( 省 略 時 コロン(:)は 不 要 ) サーバ 上 のディレクトリ 構 成 のパス 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブからの 相 対 パス 名 のファイルを 検 索 して Webブラウザに 内 容 を 返 却 します SSL 運 用 を 行 う 場 合 は 暗 号 や 署 名 処 理 を 行 うために 必 要 な 証 明 書 や 秘 密 鍵 を 管 理 する 環 境 として 以 下 のどちらかの 環 境 を 構 築 する 必 要 があります Interstage 証 明 書 環 境 SMEEコマンドで 構 築 した 証 明 書 / 鍵 管 理 環 境 参 照 SSL 環 境 の 構 築 については 3.10 SSLの 設 定 を 参 照 してください ポイント SSL 運 用 を 行 う 場 合 Webサーバプログラムにおいて 暗 号 アルゴリズムの 演 算 処 理 によるCPU 負 荷 が 大 きいため 通 信 処 理 性 能 に 影 響 があります SSL 運 用 時 の 通 信 処 理 を 高 速 化 する 場 合 は SSLアクセラレータを 導 入 してくださ い
24 SSLでは バーチャルホスト 機 能 を 併 用 した 運 用 を 行 うことで SSLを 使 用 しない 情 報 公 開 とSSLを 使 用 する 情 報 公 開 を 同 時 に 行 うことができます 2.5 バーチャルホスト Interstage HTTP Server 2.2では ホスト 名 (IPアドレス/ポート 番 号 )が 異 なるWebサーバを 同 一 のサーバマシン 上 で 運 用 することにより Webブラウザから 複 数 のマシンを 仮 想 的 に 利 用 できます このバーチャルホスト 機 能 により 実 機 を 増 設 することなく 新 しいホスト 環 境 を 構 築 することができ 設 備 投 資 を 抑 えること ができます バーチャルホストには 以 下 の2 種 類 の 運 用 があります IP/ポート 番 号 ベースのバーチャルホスト ネームベースのバーチャルホスト IP/ポート 番 号 ベースのバーチャルホスト IP/ポート 番 号 ベースのバーチャルホストは 複 数 のIPアドレス/ポート 番 号 を 設 定 し それぞれのIPアドレス/ポート 番 号 ごとにバーチャルホストを 実 現 する 機 能 です
25 ネームベースのバーチャルホスト ネームベースのバーチャルホストは 1つのIPアドレスに 対 して 複 数 のホスト 名 を 割 り 当 てることにより それぞれのホスト 名 ごとのバーチャルホストを 実 現 する 機 能 です 注 意 本 機 能 を 設 定 すると1 台 の 実 機 に 負 荷 が 集 中 してしまうため 性 能 を 重 視 する 場 合 は 推 奨 できません アクセス 頻 度 などを 考 慮 した 上 で 使 用 してください ネームベースのバーチャルホストを 設 定 する 場 合 SSLは 使 用 できません 参 照 バーチャルホストの 設 定 方 法 については 3.11 バーチャルホストの 設 定 を 参 照 してください 2.6 URLの 書 換 え Interstage HTTP Server 2.2では クライアント(Webブラウザ)から 指 定 されたURLに 従 い 通 常 環 境 定 義 ファイル (httpd.conf)のdocumentrootディレクティブに 設 定 したディレクトリ 配 下 の 資 源 をアクセスしますが 以 下 の 機 能 を 使 用 す ることにより URLを 書 き 換 えることができます 仮 想 ディレクトリ リダイレクト 機 能 リライト 機 能 仮 想 ディレクトリ 仮 想 ディレクトリ 機 能 を 使 用 して 任 意 のディレクトリをURLの 仮 想 的 なパスに 割 り 当 てます これにより 他 のディレクトリ のデータを 仮 想 的 なパスを 含 むURLで 公 開 できます 本 機 能 は DocumentRootディレクティブに 設 定 したディレクトリ 以 外 のパスにデータを 格 納 したり データの 格 納 パスを 外 部 に 隠 蔽 したりする 場 合 に 使 用 します
26 参 照 仮 想 ディレクトリの 設 定 方 法 については 3.12 仮 想 ディレクトリの 設 定 を 参 照 してください リダイレクト 機 能 リダイレクト 機 能 を 使 用 して URLを 新 しいURLに 書 き 換 えます これにより クライアント(Webブラウザ)からWebサーバ 上 の 使 用 不 可 となったページにアクセスした 場 合 などに 指 定 したページがアクセス 不 可 であることを 明 示 的 に 示 し 古 いURLを 新 しいURLに 書 き 換 えることができます 本 機 能 では 仮 想 ディレクトリ 機 能 とは 異 なり Webブラウザ 上 に 表 示 するURLも 新 しいURLに 書 き 換 えます 参 照 リダイレクト 機 能 の 設 定 方 法 については 3.13 リダイレクト 機 能 の 設 定 を 参 照 してください リライト 機 能 リライト 機 能 を 使 用 して URLを 書 き 換 える 条 件 および 書 き 換 えるルールを 正 規 表 現 で 設 定 し クライアント(Webブラウ ザ)から 要 求 されたURLを 柔 軟 に 書 き 換 えます 本 機 能 では 書 き 換 えたURLで 外 部 リダイレクトを 実 行 したり プロキシ 要 求 として 動 作 させたりすることができます 参 照 リライト 機 能 の 設 定 方 法 については 3.14 リライト 機 能 の 設 定 を 参 照 してください ポイント URLの 書 換 えは 変 換 条 件 などにより いろいろな 設 定 方 法 があります Webサーバの 運 用 方 法 に 応 じて 設 定 してくださ い 変 換 種 別 の 機 能 概 要 その 変 換 種 別 に 対 する 設 定 可 否 設 定 方 法 については 付 録 C URL 書 換 えの 設 定 方 法 を 参 照 してください 2.7 サーバステータスの 監 視 機 能 Interstage HTTP Server 2.2では アクセス 数 転 送 量 通 信 スレッドの 状 態 など Webサーバに 関 するさまざまな 動 作 状 態 を 表 示 して 確 認 できます 注 意 サーバステータスの 監 視 機 能 を 運 用 する 場 合 Webサーバの 動 作 が 遅 くなることがあります 表 示 内 容 設 定 方 法 および 運 用 手 順 について 以 下 に 示 します 表 示 内 容 サーバステータスの 監 視 機 能 では 以 下 の 項 目 の 動 作 状 態 を 表 示 します Webサーバ 全 体 の 動 作 状 態 通 信 スレッドの 状 態 一 覧
27 通 信 スレッドごとの 動 作 状 態 Webサーバ 全 体 の 動 作 状 態 Webサーバ 全 体 の 動 作 状 態 が 西 暦 年 yyyy の 場 合 以 下 の 例 のように 表 示 されます 例 上 記 で 表 示 された 各 項 目 の を 以 下 に 示 します 項 目 名 備 考 Server Version Interstage HTTP Server 2.2のサーババージョン Server Built Interstage HTTP Server 2.2のコンパイル 日 時 Current Time 現 在 の 日 時 Restart Time 起 動 日 時 Parent Server Generation 再 起 動 回 数 Server uptime 連 続 稼 働 時 間 Total accesses 起 動 時 からの 総 アクセス 数 ( 注 ) Total Traffic 総 転 送 量 ( 注 ) CPU Usage CPU load u 通 信 プロセスが 消 費 したCPU 時 間 ( 秒 ) ( 注 ) s 通 信 プロセスによりシステムが 消 費 したCPU 時 間 ( 秒 ) ( 注 ) cu cs CGIアクセスにおいて 生 成 した 子 プロセスが 消 費 したCPU 時 間 ( 秒 ) CGIアクセスにおいて 生 成 した 子 プロセスによりシステムが 消 費 したCPU 時 間 ( 秒 ) ( 注 ) ( 注 ) CPU 使 用 率 (%) ( 注 ) requests/sec 平 均 毎 秒 リクエスト 数 ( 注 ) B/second 平 均 毎 秒 転 送 量 ( 注 ) B/request リクエストあたりの 転 送 量 ( 注 ) requests currently being processed 処 理 中 のリクエスト 数 idle workers 待 機 中 の 通 信 スレッド 数 注 )サーバステータス 情 報 の 拡 張 表 示 を 行 う 場 合 ( 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)のExtendedStatusディレクティブの 設 定 値 が On の 場 合 )に 表 示 されます
28 通 信 スレッドの 状 態 一 覧 Webサーバが 生 成 した 通 信 スレッドの 状 態 一 覧 が 以 下 のように 通 信 スレッドの 番 号 (Srv)の 順 でキーごとに1つずつ 表 示 されます この 表 示 をスコアボードと 呼 びます 例 上 記 の 例 の 場 合 は 通 信 スレッドが 以 下 の 状 態 であることを します 1つ 目 から5つ 目 までの 通 信 スレッド: 待 機 中 6つ 目 の 通 信 スレッド: 応 答 中 7つ 目 以 降 の 通 信 スレッド: 未 起 動 通 信 スレッドの 状 態 を 示 すスコアボードのキーとその を 以 下 に 示 します スコアボードのキー "_" Waiting for Connection 待 機 中 通 信 スレッドの 生 成 中 "S" Starting up "R" Reading Request リクエストの 読 込 み 中 "W" Sending Reply リクエストの 応 答 中 "K" Keepalive (read) Keep-Alive 接 続 中 "D" DNS Lookup DNSでホスト 名 を 検 索 中 "C" Closing connection コネクションクローズ 中 "L" Logging ログファイルの 書 込 み 中 "G" Gracefully finishing 未 起 動 "I" Idle cleanup of worker - ( 注 ) "." Open slot with no current process 未 起 動 注 )Interstage HTTP Server 2.2では サポートしていないため 無 効 です 通 信 スレッドごとの 動 作 状 態 通 信 スレッドごとの 動 作 状 態 が 以 下 のように 表 示 されます
29 例 上 記 で 表 示 された 各 項 目 の を 以 下 に 示 します 項 目 名 備 考 Srv (Child Server number - generation) 通 信 スレッドの 番 号 - 再 起 動 した 回 数 ( 注 ) PID (OS process ID) 通 信 プロセスのプロセスID Acc (Number of accesses this connection / this child / this slot) M (Mode of operation) Number of accesses this connection this child this slot CPU (CPU usage, number of seconds) 同 一 コネクション 内 でのアクセス 数 ( 注 ) 通 信 スレッドあたりの 総 アクセス 数 通 信 スレッドあたりの 総 アクセス 数 通 信 スレッドの 状 態 ( 通 信 スレッドの 状 態 一 覧 を 参 照 ) CPU 消 費 時 間 ( 秒 ) ( 注 ) SS (Seconds since beginning of most recent request) 最 新 リクエストからの 経 過 時 間 ( 秒 ) ( 注 ) Req (Milliseconds required to process most recent request) 最 新 リクエストの 処 理 時 間 (ミリ 秒 ) ( 注 ) Conn (Kilobytes transferred this connection) 同 一 コネクション 内 での 転 送 量 (Kバイト) ( 注 ) Child (Megabytes transferred this child) 通 信 スレッドあたりの 総 転 送 量 (Mバイト) ( 注 ) Slot (Total megabytes transferred this slot) 通 信 スレッドあたりの 総 転 送 量 (Mバイト) ( 注 ) Client VHost クライアントまたはプロキシサーバなどのIPア ドレス 最 新 リクエストを 受 け 付 けたWebサーバのホ スト 名 Request 最 新 リクエストの 内 容 ( 注 ) 注 )サーバステータス 情 報 の 拡 張 表 示 を 行 う 場 合 ( 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)のExtendedStatusディレクティブの 設 定 値 が On の 場 合 )に 表 示 されます ( 注 ) ( 注 ) 設 定 方 法 サーバステータスの 監 視 機 能 は 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)で 設 定 します サーバステータスの 監 視 機 能 の 設 定 方 法 については 3.15 サーバステータス 監 視 の 設 定 を 参 照 してください 注 意 サーバステータス 監 視 機 能 を 運 用 する 場 合 ネットワーク 上 の 悪 意 のある 人 (またはマシン)がそのサーバステータスをの ぞき 見 る 脅 威 があります この 脅 威 に 備 え 以 下 を 設 定 することをお 勧 めします
30 以 下 の 機 能 を 併 用 して 設 定 し 特 定 のアクセスだけを 許 可 します - ユーザ 認 証 の 設 定 特 定 の 管 理 者 からのアクセスだけに 対 して サーバステータス 情 報 を 表 示 します - IPアクセスコントロールの 設 定 特 定 のクライアントからのアクセスだけに 対 して サーバのステータス 情 報 を 表 示 します <Location>セクションのURLを 複 雑 化 して 設 定 します サーバステータス 監 視 機 能 で<Location>セクションを 設 定 する 場 合 URLには 一 般 的 に server-status という 文 字 列 が 使 用 されます このため URLに server-status という 文 字 列 を 設 定 すると サーバステータス 情 報 が 安 易 に 表 示 される 可 能 性 があります URLには server-status 以 外 の 文 字 列 を 設 定 してください 運 用 手 順 サーバステータスの 監 視 機 能 を 運 用 する 場 合 クライアントからWebブラウザで 任 意 のURLにアクセスすることにより 上 記 の 表 示 内 容 の 動 作 状 態 を 表 示 します URLの 形 式 名 :ポート 番 号 /パス ホスト 名 Webサーバのホスト 名 またはIPアドレス ポート 番 号 ポート 番 号 ホストのポート 番 号 が 80 の 場 合 は 省 略 可 ( 省 略 時 コロン(:)は 不 要 ) パス 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)の<Location>セクションで 設 定 したURL ポイント URLの 末 尾 に?auto を 指 定 すると 簡 略 化 したステータスを 表 示 できます URLの 末 尾 に?refresh=N (N: 秒 数 )を 指 定 すると 指 定 した 秒 数 ごとにステータスの 表 示 を 更 新 できます なお?refresh を 指 定 した 場 合 は 10 秒 となります 例 Webブラウザ(クライアント)でWebサーバのIPアドレス と<Location>セクションに 指 定 したURL /serverstatus を 指 定 して サーバステータス 情 報 (バージョン x.x.xx OS WinXX (Win32またはWin64) 西 暦 年 yyyy )を 表 示 する 場 合
31 Webブラウザ(クライアント)でWebサーバのIPアドレス と<Location>セクションに 指 定 したURL /serverstatus を 指 定 して サーバステータス 情 報 (バージョン x.x.xx 西 暦 年 yyyy )を 表 示 する 場 合
32 2.8 複 数 Webサーバ 機 能 Interstage HTTP Server 2.2では 1つのシステム 上 に 複 数 のWebサーバを 作 成 して 運 用 できます この 複 数 Webサーバ 機 能 により 業 務 ごとの 柔 軟 な 運 用 や 問 題 発 生 時 の 影 響 の 極 小 化 を 実 現 することが 可 能 となりま す
33 参 照 複 数 Webサーバの 作 成 方 法 / 削 除 方 法 については 4.3 複 数 Webサーバの 運 用 を 参 照 してください 注 意 1つのポート 番 号 を 複 数 のWebサーバで 利 用 する 場 合 は Webサーバごとに 異 なる IPアドレス:ポート 番 号 を 設 定 して 運 用 してください 同 一 の IPアドレス:ポート 番 号 を 利 用 する 場 合 は ネームベースのバーチャルホスト 機 能 を 使 用 して ください バーチャルホスト 機 能 については 2.5 バーチャルホスト を 参 照 してください 2.9 コンテンツの 圧 縮 機 能 Interstage HTTP Server 2.2では クライアントに 送 信 するコンテンツを 圧 縮 できます このコンテンツの 圧 縮 機 能 により コンテンツの 転 送 量 が 減 少 するため ネットワークの 負 荷 が 軽 減 し リクエストの 転 送 効 率 を 向 上 させることが 可 能 となります 注 意 コンテンツの 圧 縮 機 能 を 設 定 した 場 合 Content-Lengthヘッダの 値 は 圧 縮 後 のサイズとなります
34 参 照 コンテンツの 圧 縮 機 能 の 設 定 方 法 については 3.16 コンテンツの 圧 縮 機 能 の 設 定 を 参 照 してください 2.10 プロキシ 機 能 Interstage HTTP Server 2.2では 以 下 の2 種 類 のプロキシ 機 能 を 提 供 しています フォワードプロキシ リバースプロキシ フォワードプロキシ フォワードプロキシは クライアントとWebサーバの 間 のクライアント 側 に 位 置 し クライアントの 要 求 を 代 理 してWebサー バにアクセスします 一 般 的 に 本 機 能 は ファイアウォールで 制 限 される 内 部 ネットワークのクライアントから 外 部 ネットワークのWebサーバへ のアクセスを 許 可 するために 使 用 します プロキシサーバでは Webサーバからのデータをキャッシュに 保 存 できます 参 照 フォワードプロキシの 設 定 方 法 については 3.17 プロキシ 機 能 の 設 定 の フォワードプロキシ を 参 照 してください 注 意 フォワードプロキシ 機 能 を 使 用 する 場 合 Webブラウザにおいてプロキシサーバを 使 用 する 設 定 を 行 ってください リバースプロキシ リバースプロキシは クライアントとWebサーバの 間 のWebサーバ 側 に 位 置 し Webサーバの 代 理 でクライアントの 要 求 を 受 け 付 けます 一 般 的 に 本 機 能 は 外 部 ネットワークのクライアントからファイアウォールで 制 限 される 内 部 ネットワークのWebサーバへ のアクセスを 代 行 するために 使 用 します プロキシサーバでは Webサーバからのデータをキャッシュに 保 存 できます また 複 数 のホストに 分 散 しているコンテンツなどを1つのホストが 提 供 しているようにみせることが 可 能 となります
35 参 照 リバースプロキシの 設 定 方 法 については 3.17 プロキシ 機 能 の 設 定 の リバースプロキシ を 参 照 してください 注 意 リバースプロキシ 機 能 を 使 用 する 場 合 リバースプロキシサーバとWebサーバ 間 のSSL 通 信 は 使 用 できません 2.11 タイムアウト 時 間 Interstage HTTP Server 2.2では Webブラウザ(Webブラウザ)とWebサーバ 間 で 以 下 のタイムアウト 時 間 を 設 定 できま す クライアント 送 受 信 タイムアウト 時 間 ( 秒 ) 次 のリクエストまでのタイムアウト 時 間 ( 秒 ) クライアント 送 受 信 タイムアウト 時 間 ( 秒 ) クライアント(Webブラウザ)とWebサーバ 間 でデータパケットを 送 受 信 するときに 待 機 する 最 長 の 時 間 です 環 境 定 義 ファ イル(httpd.conf)のTimeoutディレクティブに クライアント 送 受 信 タイムアウト 時 間 ( 秒 )を 設 定 します SSL コネクション 確 立 時 の 送 受 信 タイムアウト 時 間 を 設 定 する 場 合 は 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf ) の SSLHandshakeTimeoutディレクティブに 設 定 します ポイント クライアント 送 受 信 タイムアウト 時 間 に 達 してもパケットを 受 信 できない 場 合 TCPコネクションが 切 断 されます 接 続 中 の ネットワークのトラフィックが 増 大 し TCPコネクションの 接 続 が 頻 繁 に 中 断 される 場 合 は このタイムアウト 時 間 を 増 やすこ とにより 中 断 回 数 を 減 少 させることができます 次 のリクエストまでのタイムアウト 時 間 ( 秒 ) HTTP Keep-Alive 機 能 を 設 定 して クライアント(Webブラウザ)とWebサーバ 間 で 持 続 的 なコネクションを 行 っている 場 合 に WebサーバがHTTPレスポンスを 送 信 してから 次 のリクエストまでコネクションを 保 持 する 最 長 の 時 間 です HTTP Keep- Alive 機 能 の 設 定 方 法 については 3.22 HTTP Keep-Alive 機 能 の 設 定 を 参 照 してください
36 ポイント HTTP Keep-Alive 機 能 を 設 定 しない 場 合 は 1つのリクエストが 完 了 するたびにコネクションを 閉 じて 次 のリクエストに 対 して 新 しく 接 続 しますが HTTP Keep-Alive 機 能 を 設 定 することにより 同 じコネクションで 複 数 のリクエストを 使 用 できるた め クライアントのレスポンスが 向 上 します 2.12 その 他 の 機 能 Interstage HTTP Server 2.2では これまでに 説 明 した 機 能 以 外 に 以 下 のような 機 能 が 設 定 できます ディレクトリリストの 設 定 デフォルトMIMEタイプの 設 定 MIMEタイプ 定 義 デフォルトHTMLファイルの 設 定 ユーザ 追 跡 機 能 クッキーログの 設 定 通 信 プロセスに 対 する 権 限 の 設 定 言 語 ベースのコンテンツネゴシエーション メッセージのカスタマイズ CGIプログラム 実 行 許 可 ディレクトリリストの 設 定 デフォルトページとして 設 定 したファイルがWebサーバ 上 に 存 在 しない 場 合 ディレクトリリスト(ディレクトリの 内 容 一 覧 ) を 自 動 的 に 生 成 して 表 示 します 参 照 ディレクトリリストの 設 定 方 法 については 3.18 ディレクトリリストの 設 定 を 参 照 してください デフォルトMIMEタイプの 設 定 Webサーバ 上 の 拡 張 子 のないファイル および 拡 張 子 が 認 識 できないファイルに 対 するMIMEタイプを 設 定 します 参 照 デフォルトMIMEタイプの 設 定 方 法 については 3.19 デフォルトMIMEタイプの 設 定 を 参 照 してください MIMEタイプ 定 義 Webサーバ 上 の 任 意 のMIMEタイプを 指 定 した 拡 張 子 に 結 びつけます 参 照 MIMEタイプの 設 定 方 法 については 3.20 MIMEタイプ 定 義 の 設 定 を 参 照 してください
37 デフォルトHTMLファイルの 設 定 ファイル 名 を 省 略 した 場 合 に 表 示 されるデフォルトのHTMLファイルとして index.html 以 外 のファイルを 設 定 します 参 照 デフォルトHTMLファイルの 設 定 方 法 については 3.21 デフォルトHTMLファイルの 設 定 を 参 照 してください ユーザ 追 跡 機 能 クライアントからのアクセス 履 歴 情 報 をログファイルに 記 録 することにより アクセスしたユーザを 追 跡 します 参 照 ユーザ 追 跡 機 能 の 設 定 方 法 については 3.23 ユーザ 追 跡 機 能 の 設 定 を 参 照 してください クッキーログの 設 定 リクエストに 設 定 されているCookieヘッダ およびレスポンス 時 に 設 定 されるSet-Cookieヘッダの 値 をログファイルに 記 録 します 参 照 クッキーログの 設 定 方 法 については 3.24 クッキーログの 設 定 を 参 照 してください 通 信 プロセスに 対 する 権 限 の 設 定 通 信 プロセスにおいて ユーザ/グループ 単 位 などでアクセス 制 限 を 設 定 します 参 照 通 信 プロセスに 対 する 権 限 の 設 定 方 法 については 3.25 通 信 プロセスに 対 する 権 限 の 設 定 を 参 照 してください 言 語 ベースのコンテンツネゴシエーション Multiviews 機 能 を 有 効 とし ファイル 名 拡 張 子 を 指 定 した 言 語 に 結 びつけます 参 照 言 語 ベースのコンテンツネゴシエーションの 設 定 方 法 については 3.26 言 語 ベースのコンテンツネゴシエーション を 参 照 してください メッセージのカスタマイズ クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス/ホスト 名 データ 転 送 量 およびユーザ 個 人 情 報 などのアクセスに 関 する 情 報 を 指 定 したフォーマットでログファイルに 記 録 します
38 注 意 アクセスが 多 いサイトにおいて 多 くの 情 報 を 記 録 すると ディスク 容 量 が 不 足 する 可 能 性 があります 参 照 メッセージのカスタマイズ 方 法 については 3.27 メッセージのカスタマイズ を 参 照 してください CGIプログラム 実 行 の 許 可 以 下 の 方 法 でCGIプログラムの 実 行 を 許 可 することにより WebブラウザからWebサーバ 上 に 格 納 されたCGIプログラム を 動 作 させることができます CGIプログラム 用 のディレクトリを 設 定 し そのディレクトリ 配 下 に 格 納 されたファイルをCGIプログラムとして 実 行 しま す CGIプログラム 用 の 拡 張 子 を 設 定 し その 拡 張 子 のファイルをCGIプログラムとして 実 行 します 参 照 CGIプログラム 実 行 許 可 の 設 定 方 法 については 3.28 CGIプログラム 実 行 許 可 の 設 定 を 参 照 してください
39 第 3 章 環 境 設 定 Webサーバを 運 用 する 前 に 必 要 に 応 じて 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)のディレクティブにWebサーバの 動 作 環 境 を 設 定 します 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)については 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf) を 参 照 してください Interstage HTTP Server 2.2の 主 な 機 能 の 設 定 例 について 説 明 します 参 照 クライアントの 同 時 接 続 数 は 1.2 Webサーバのプロセス 構 成 (Windows(R)) / 1.3 Webサーバのプロセス 構 成 (Solaris/Linux) を 参 考 にして 設 定 してください 通 信 スレッド 数 は 1.3 Webサーバのプロセス 構 成 (Solaris/Linux) を 参 考 にして 設 定 してください 3.1 ホスト 名 の 設 定 ServerNameディレクティブを 使 用 して サーバのホスト 名 またはIPアドレスとポート 番 号 を 設 定 します 設 定 したホスト 名 /IPアドレス/ポート 番 号 は UseCanonicalNameディレクティブに On が 設 定 されている 場 合 に リダイレクトURLを 作 成 するために 使 用 されます 設 定 例 を 以 下 に 示 します 例 サーバのホスト 名 main.example.com を 設 定 する 場 合 ServerName main.example.com 注 意 ServerNameディレクティブには IPv6アドレスを 指 定 できません 参 考 関 連 ディレクティブ ServerName UseCanonicalName 3.2 公 開 用 ルートディレクトリの 設 定 DocumentRootディレクティブを 使 用 して 公 開 用 ルートディレクトリ(httpdがファイルを 提 供 するディレクトリ)を 設 定 しま す 設 定 例 を 以 下 に 示 します 例 公 開 用 ルートディレクトリ C:\Interstage\F3FMahs\htdocs を 設 定 する 場 合 DocumentRoot "C:/Interstage/F3FMahs/htdocs"
40 公 開 用 ルートディレクトリ /opt/fjsvahs/htdocs を 設 定 する 場 合 DocumentRoot "/opt/fjsvahs/htdocs" 注 意 本 製 品 のインストール 直 後 は DocumentRootディレクティブに 設 定 したディレクトリ 配 下 に サンプルのコンテンツが 格 納 されています Webサーバの 運 用 に 応 じて 不 要 なサンプルのコンテンツを 削 除 するか またはDocumentRoot ディレクティブに 指 定 するディレクトリを 変 更 してください DocumentRootディレクティブに 指 定 するディレクトリには NFSサーバへのマウントポイントを 指 定 できますが Web サーバ 運 用 中 は 常 にNFSサーバへのアクセスが 可 能 である 必 要 があります Webサーバを 起 動 する 前 にNFSサー バが 正 常 に 起 動 されていることを 確 認 してください また Webサーバ 運 用 中 は NFSサーバへのアクセスが 不 可 と なるような 操 作 (NFSサーバの 電 源 断 など)を 行 わないでください 参 考 関 連 ディレクティブ DocumentRoot 3.3 ポート 番 号 とIPアドレスの 設 定 Listenディレクティブを 使 用 して 接 続 要 求 を 受 け 取 るポート 番 号 およびIPアドレスを 設 定 します 設 定 例 を 以 下 に 示 します 例 ポート 番 号 80 を 設 定 する 場 合 Listen 80 IPアドレス およびポート 番 号 80 を 設 定 する 場 合 Listen :80 IPv6アドレス 2001:db8::a00:20ff:fea7:ccea およびポート 番 号 80 を 設 定 する 場 合 Listen [2001:db8::a00:20ff:fea7:ccea]:80 注 意 Listenディレクティブに 指 定 するIPアドレスには IPv4 射 影 アドレスを 指 定 できません Windows Server(R) 2003の 場 合 ListenディレクティブのIPアドレスにはIPv6アドレスのリンクローカルアドレスを 指 定
41 できません リンクローカルアドレスを 指 定 すると イベントログ(アプリケーション)にエラーメッセージahs00018を 出 力 し Webサーバの 起 動 に 失 敗 します ListenディレクティブのIPアドレスにはIPv6アドレスのリンクローカルアドレスを 指 定 できません リンクローカルアドレ スを 指 定 すると システムログにエラーメッセージahs00018を 出 力 し Webサーバの 起 動 に 失 敗 します Webサーバでは 一 般 的 に 以 下 のポート 番 号 が 使 用 されます - HTTP(SSL 未 使 用 時 ):80 - HTTPS(SSL 使 用 時 ):443 ポート 番 号 には システム 上 のアプリケーションを 含 むすべてのサービスにおいてそれぞれ 異 なるポート 番 号 を 設 定 する 必 要 があります Interstage HTTP Server 2.2が 使 用 しているポート 番 号 については A.2 ポート 番 号 を 本 製 品 が 使 用 しているポート 番 号 については システム 設 計 ガイド の ポート 番 号 を 参 照 してください 参 考 関 連 ディレクティブ Listen 3.4 アクセスログの 設 定 CustomLogディレクティブに ahsrlog 実 行 文 またはログファイル 名 を 指 定 することにより アクセスログのログファイル 出 力 内 容 を 設 定 します アクセスログのログファイル 出 力 内 容 に 応 じた 設 定 例 を 以 下 に 示 します ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 時 刻 単 位 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 付 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 曜 日 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 数 単 位 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 してファイルサイズ 単 位 で 設 定 する 場 合 フィルタリング 機 能 を 使 用 して 特 定 のリクエストを 出 力 しない 場 合 注 意 ログローテーションを 行 わない 場 合 は ディスク 容 量 を 圧 迫 する 可 能 性 があるため ログローテーションを 行 うことを 推 奨 します ログローテーションを 行 う 場 合 は ahsrlog 実 行 文 で 指 定 したログファイル 数 の 上 限 値 に 達 した 際 に 最 も 古 いログファイルを 削 除 して 新 しいログファイルを 作 成 します メインホスト バーチャルホスト または 異 なるディレクティブに 同 じログファイルを 指 定 しないでください 複 数 Web サーバを 運 用 している 場 合 は 他 のWebサーバと 同 じログファイルを 指 定 しないでください 同 一 のファイル 名 を 指 定 すると ログファイルの 内 容 およびログローテーションの 動 作 を 保 証 できません 本 製 品 のインストール 直 後 は CustomLogディレクティブに 指 定 したahsrlogにより 以 下 のログファイルにログメッセー ジが 出 力 されます 必 要 に 応 じて ログファイルの 格 納 先 を 変 更 できますが ログファイルの 格 納 先 を 変 更 すると 一 括 情 報 採 取 ツール(iscollectinfoコマンド)では 採 取 できないため 別 途 ログファイルを 採 取 してください (インストールパスはデフォルト) C:\Interstage\F3FMahs\logs\accesslog (インストールパスはデフォルト) /var/opt/fjsvahs/logs/accesslog
42 以 下 の 設 定 例 に 指 定 しているログファイル /opt/fjsvahs/logs/accesslog は シンボリックリンクファイルです ログファ イルにシンボリックリンクファイル /opt/fjsvahs/logs/accesslog を 指 定 すると /var/opt/fjsvahs/logs 配 下 にaccesslog ファイルが 格 納 されます ポイント ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 出 力 させるログファイルは ahsrlogのオプション 指 定 により それぞれのログローテーション を 以 下 の5とおりの 単 位 で 指 定 できます - 時 刻 単 位 (-Tオプション 指 定 時 ) - 日 付 単 位 (-Cオプション 指 定 時 ) - 曜 日 単 位 (-Wオプション 指 定 時 ) - 日 数 単 位 (-dオプション 指 定 時 ) - ファイルサイズ 単 位 (-sオプション 指 定 時 ) フィルタリング 機 能 が 使 用 できます SetEnvIfディレクティブを 使 用 して HTTPリクエストの 属 性 に 基 づいた 環 境 変 数 を 設 定 することにより 特 定 のIPアドレスからのリクエスト または 特 定 のURLへのリクエストなどのアクセスログを 出 力 しないように 設 定 できます 出 力 するログの 項 目 については アクセスログ を 参 照 してください 出 力 するログの 項 目 をカスタマイズする 場 合 は 3.27 メッセージのカスタマイズ を 参 照 してください TransferLogディレクティブを 使 用 して 設 定 することもできます ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 時 刻 単 位 で 設 定 する 場 合 例 アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ローテーション 時 刻 :09 時 00 分 17 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -T \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/accesslog\" 0900,1700 5" ahs-analysis アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ローテーション 時 刻 :09 時 00 分 17 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -T /opt/fjsvahs/logs/accesslog 0900,1700 5" ahs-analysis ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 付 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合
43 例 アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 付 : 毎 月 1 日 11 日 21 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -C \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/accesslog\" 1,11,21 5" ahs-analysis アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 付 : 毎 月 1 日 11 日 21 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -C /opt/fjsvahs/logs/accesslog 1,11,21 5" ahs-analysis 注 意 毎 月 31 日 にローテーションを 行 うように 設 定 しても 31 日 が 存 在 しない 月 は ローテーションが 行 われません 月 末 にロー テーションを 行 いたい 場 合 は 1 日 00 時 00 分 にローテーションを 行 うなどの 設 定 を 検 討 してください ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 曜 日 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 例 アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 曜 日 : 毎 週 月 曜 日 土 曜 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -W \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/accesslog\" Mon,Sat 5" ahs-analysis アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 曜 日 : 毎 週 月 曜 日 土 曜 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/accesslog
44 ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -W /opt/fjsvahs/logs/accesslog Mon,Sat 5" ahs-analysis ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 数 単 位 で 設 定 する 場 合 例 アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 数 :1 日 ローテーション 時 刻 : Webサーバ 起 動 日 の00 時 00 分 から 日 数 (1 日 ) 24 時 間 経 過 後 の 次 のログ 出 力 時 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -d \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/accesslog\" 1 5" ahsanalysis アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 数 :1 日 ローテーション 時 刻 : Webサーバ 起 動 日 の00 時 00 分 から 日 数 (1 日 ) 24 時 間 経 過 後 の 次 のログ 出 力 時 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -d /opt/fjsvahs/logs/accesslog 1 5" ahs-analysis ahsrlog 実 行 文 を 指 定 してファイルサイズ 単 位 で 設 定 する 場 合 例 アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ファイルサイズ:1Mバイト ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5 CustomLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -s \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/accesslog\" 1 5" ahsanalysis アクセスログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ファイルサイズ:1Mバイト ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/accesslog ファイル 数 の 上 限 値 :5-34 -
45 CustomLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -s /opt/fjsvahs/logs/accesslog 1 5" ahs-analysis フィルタリング 機 能 を 使 用 して 特 定 のリクエストを 出 力 しない 場 合 例 アクセスログを 以 下 の 条 件 で 出 力 する 場 合 IPアドレス からのリクエストをアクセスログに 出 力 しない ファイルサイズ 単 位 でログローテーションを 行 う LoadModule setenvif_module "C:/Interstage/F3FMahs/modules/mod_setenvif.so" SetEnvIf Remote_Addr 192\.168\.1\.1 nolog_remote_addr CustomLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -s \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/accesslog\" 1 5" ahsanalysis env=!nolog_remote_addr アクセスログを 以 下 の 条 件 で 出 力 する 場 合 URL /abc/ 配 下 へのリクエストをアクセスログに 出 力 しない ファイルサイズ 単 位 でログローテーションを 行 う LoadModule setenvif_module "C:/Interstage/F3FMahs/modules/mod_setenvif.so" SetEnvIf Request_URI "^/abc/" nolog_request_uri CustomLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -s \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/accesslog\" 1 5" ahsanalysis env=!nolog_request_uri アクセスログを 以 下 の 条 件 で 出 力 する 場 合 メソッド HEAD のリクエストをアクセスログに 出 力 しない ファイルサイズ 単 位 でログローテーションを 行 う LoadModule setenvif_module "C:/Interstage/F3FMahs/modules/mod_setenvif.so" SetEnvIf Request_Method HEAD nolog_request_method CustomLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -s \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/accesslog\" 1 5" ahsanalysis env=!nolog_request_method アクセスログを 以 下 の 条 件 で 出 力 する 場 合 IPアドレス からのリクエストをアクセスログに 出 力 しない ファイルサイズ 単 位 でログローテーションを 行 う LoadModule setenvif_module /opt/fjsvahs/modules/mod_setenvif.so SetEnvIf Remote_Addr 192\.168\.1\.1 nolog_remote_addr CustomLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -s /opt/fjsvahs/logs/accesslog 1 5" ahs-analysis env=!nolog_remote_addr アクセスログを 以 下 の 条 件 で 出 力 する 場 合 URL /abc/ 配 下 へのリクエストをアクセスログに 出 力 しない ファイルサイズ 単 位 でログローテーションを 行 う LoadModule setenvif_module /opt/fjsvahs/modules/mod_setenvif.so SetEnvIf Request_URI "^/abc/" nolog_request_uri CustomLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -s /opt/fjsvahs/logs/accesslog 1 5" ahs-analysis env=!nolog_request_uri アクセスログを 以 下 の 条 件 で 出 力 する 場 合
46 メソッド HEAD のリクエストをアクセスログに 出 力 しない ファイルサイズ 単 位 でログローテーションを 行 う LoadModule setenvif_module /opt/fjsvahs/modules/mod_setenvif.so SetEnvIf Request_Method HEAD nolog_request_method CustomLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -s /opt/fjsvahs/logs/accesslog 1 5" ahs-analysis env=! nolog_request_method 参 考 関 連 ディレクティブ CustomLog LoadModule SetEnvIf 3.5 エラーログの 設 定 ErrorLogディレクティブに ahsrlog 実 行 文 またはログファイル 名 を 指 定 することにより エラーログのログファイル 出 力 内 容 を 設 定 します エラーログのログファイル 出 力 内 容 に 応 じた 設 定 例 を 以 下 に 示 します ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 時 刻 単 位 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 付 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 曜 日 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 数 単 位 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 してファイルサイズ 単 位 で 設 定 する 場 合 注 意 ログローテーションを 行 わない 場 合 は ディスク 容 量 を 圧 迫 する 可 能 性 があるため ログローテーションを 行 うことを 推 奨 します ログローテーションを 行 う 場 合 は ahsrlog 実 行 文 で 指 定 したログファイル 数 の 上 限 値 に 達 した 際 に 最 も 古 いログファイルを 削 除 して 新 しいログファイルを 作 成 します メインホスト バーチャルホスト または 異 なるディレクティブに 同 じログファイルを 指 定 しないでください 複 数 Web サーバを 運 用 している 場 合 は 他 のWebサーバと 同 じログファイルを 指 定 しないでください 同 一 のファイル 名 を 指 定 すると ログファイルの 内 容 およびログローテーションの 動 作 を 保 証 できません 本 製 品 のインストール 直 後 は ErrorLogディレクティブに 指 定 したahsrlogにより 以 下 のログファイルにログメッセージ が 出 力 されます 必 要 に 応 じて ログファイルの 格 納 先 を 変 更 できますが ログファイルの 格 納 先 を 変 更 すると 一 括 情 報 採 取 ツール(iscollectinfoコマンド)では 採 取 できないため 別 途 ログファイルを 採 取 してください (インストールパスはデフォルト) C:\Interstage\F3FMahs\logs\errorlog (インストールパスはデフォルト) /var/opt/fjsvahs/logs/errorlog メインホスト バーチャルホストそれぞれにErrorLogディレクティブを 複 数 設 定 した 場 合 は それぞれ 最 後 に 定 義 した 設 定 が 有 効 となります
47 以 下 の 設 定 例 に 指 定 しているログファイル /opt/fjsvahs/logs/errorlog は シンボリックリンクファイルです ログファ イルにシンボリックリンクファイル /opt/fjsvahs/logs/errorlog を 指 定 すると /var/opt/fjsvahs/logs 配 下 にerrorlogファ イルが 格 納 されます ポイント ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 出 力 させるログファイルは ahsrlogのオプション 指 定 により それぞれのログローテーション を 以 下 の5とおりの 単 位 で 指 定 できます - 時 刻 単 位 (-Tオプション 指 定 時 ) - 日 付 単 位 (-Cオプション 指 定 時 ) - 曜 日 単 位 (-Wオプション 指 定 時 ) - 日 数 単 位 (-dオプション 指 定 時 ) - ファイルサイズ 単 位 (-sオプション 指 定 時 ) 出 力 するログの 項 目 については エラーログ を 参 照 してください ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 時 刻 単 位 で 設 定 する 場 合 例 エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ローテーション 時 刻 :09 時 00 分 17 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -T \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/errorlog\" 0900,1700 5" エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ローテーション 時 刻 :09 時 00 分 17 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -T /opt/fjsvahs/logs/errorlog 0900,1700 5" ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 付 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 例 エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 付 : 毎 月 1 日 11 日 21 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\errorlog
48 ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -C \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/errorlog\" 1,11,21 5" エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 付 : 毎 月 1 日 11 日 21 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -C /opt/fjsvahs/logs/errorlog 1,11,21 5" 注 意 毎 月 31 日 にローテーションを 行 うように 設 定 しても 31 日 が 存 在 しない 月 は ローテーションが 行 われません 月 末 にロー テーションを 行 いたい 場 合 は 1 日 00 時 00 分 にローテーションを 行 うなどの 設 定 を 検 討 してください ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 曜 日 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 例 エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 曜 日 : 毎 週 月 曜 日 土 曜 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -W \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/errorlog\" Mon,Sat 5" エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 曜 日 : 毎 週 月 曜 日 土 曜 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -W /opt/fjsvahs/logs/errorlog Mon,Sat 5" ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 数 単 位 で 設 定 する 場 合 例 エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合
49 日 数 :1 日 ローテーション 時 刻 : Webサーバ 起 動 日 の00 時 00 分 から 日 数 (1 日 ) 24 時 間 経 過 後 の 次 のログ 出 力 時 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -d \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/errorlog\" 1 5" エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 数 :1 日 ローテーション 時 刻 : Webサーバ 起 動 日 の00 時 00 分 から 日 数 (1 日 ) 24 時 間 経 過 後 の 次 のログ 出 力 時 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -d /opt/fjsvahs/logs/errorlog 1 5" ahsrlog 実 行 文 を 指 定 してファイルサイズ 単 位 で 設 定 する 場 合 例 エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ファイルサイズ:1Mバイト ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -s \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/errorlog\" 1 5" エラーログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ファイルサイズ:1Mバイト ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/errorlog ファイル 数 の 上 限 値 :5 ErrorLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -s /opt/fjsvahs/logs/errorlog 1 5" 参 考 関 連 ディレクティブ ErrorLog
50 3.6 トレースログの 設 定 TraceLogディレクティブに ahsrlog 実 行 文 またはログファイル 名 を 指 定 することにより トレースログのログファイル 出 力 内 容 を 変 更 します トレースログのログファイル 出 力 内 容 に 応 じた 設 定 例 を 以 下 に 示 します ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 時 刻 単 位 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 付 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 曜 日 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 数 単 位 で 設 定 する 場 合 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 してファイルサイズ 単 位 で 設 定 する 場 合 注 意 トレースログを 出 力 させないようにするには Traceディレクティブに Off を 設 定 してください ログローテーションを 行 わない 場 合 は ディスク 容 量 を 圧 迫 する 可 能 性 があるため ログローテーションを 行 うことを 推 奨 します ログローテーションを 行 う 場 合 は ahsrlog 実 行 文 で 指 定 したログファイル 数 の 上 限 値 に 達 した 際 に 最 も 古 いログファイルを 削 除 して 新 しいログファイルを 作 成 します メインホスト バーチャルホスト または 異 なるディレクティブに 同 じログファイルを 指 定 しないでください 複 数 Web サーバを 運 用 している 場 合 は 他 のWebサーバと 同 じログファイルを 指 定 しないでください 同 一 のファイル 名 を 指 定 すると ログファイルの 内 容 およびログローテーションの 動 作 を 保 証 できません 本 製 品 のインストール 直 後 は TraceLogディレクティブに 指 定 したahsrlogにより 以 下 のログファイルにログメッセー ジが 出 力 されます 必 要 に 応 じて ログファイルの 格 納 先 を 変 更 できますが ログファイルの 格 納 先 を 変 更 すると 一 括 情 報 採 取 ツール(iscollectinfoコマンド)では 採 取 できないため 別 途 ログファイルを 採 取 してください (インストールパスはデフォルト) C:\Interstage\F3FMahs\logs\tracelog (インストールパスはデフォルト) /var/opt/fjsvahs/logs/tracelog 以 下 の 設 定 例 に 指 定 しているログファイル /opt/fjsvahs/logs/tracelog は シンボリックリンクファイルです ログファ イルにシンボリックリンクファイル /opt/fjsvahs/logs/tracelog を 指 定 すると /var/opt/fjsvahs/logs 配 下 にtracelogファ イルが 格 納 されます ポイント ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 出 力 させるログファイルは ahsrlogのオプション 指 定 により それぞれのログローテーション を 以 下 の5とおりの 単 位 で 指 定 できます - 時 刻 単 位 (-Tオプション 指 定 時 ) - 日 付 単 位 (-Cオプション 指 定 時 ) - 曜 日 単 位 (-Wオプション 指 定 時 ) - 日 数 単 位 (-dオプション 指 定 時 ) - ファイルサイズ 単 位 (-sオプション 指 定 時 ) 出 力 するログの 項 目 については トレースログ を 参 照 してください
51 ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 時 刻 単 位 で 設 定 する 場 合 例 トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ローテーション 時 刻 :09 時 00 分 17 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -T \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/tracelog\" 0900,1700 5" トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ローテーション 時 刻 :09 時 00 分 17 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -T /opt/fjsvahs/logs/tracelog 0900,1700 5" ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 付 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 例 トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 付 : 毎 月 1 日 11 日 21 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -C \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/tracelog\" 1,11,21 5" トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 付 : 毎 月 1 日 11 日 21 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -C /opt/fjsvahs/logs/tracelog 1,11,21 5"
52 注 意 毎 月 31 日 にローテーションを 行 うように 設 定 しても 31 日 が 存 在 しない 月 は ローテーションが 行 われません 月 末 にロー テーションを 行 いたい 場 合 は 1 日 00 時 00 分 にローテーションを 行 うなどの 設 定 を 検 討 してください ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 曜 日 単 位 時 刻 指 定 で 設 定 する 場 合 例 トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 曜 日 : 毎 週 月 曜 日 土 曜 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -W \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/tracelog\" Mon,Sat 5" トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 曜 日 : 毎 週 月 曜 日 土 曜 日 ローテーション 時 刻 :00 時 00 分 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -W /opt/fjsvahs/logs/tracelog Mon,Sat 5" ahsrlog 実 行 文 を 指 定 して 日 数 単 位 で 設 定 する 場 合 例 トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 数 :1 日 ローテーション 時 刻 : Webサーバ 起 動 日 の00 時 00 分 から 日 数 (1 日 ) 24 時 間 経 過 後 の 次 のログ 出 力 時 ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -d \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/tracelog\" 1 5" トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 日 数 :1 日
53 ローテーション 時 刻 : Webサーバ 起 動 日 の00 時 00 分 から 日 数 (1 日 ) 24 時 間 経 過 後 の 次 のログ 出 力 時 ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -d /opt/fjsvahs/logs/tracelog 1 5" ahsrlog 実 行 文 を 指 定 してファイルサイズ 単 位 で 設 定 する 場 合 例 トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ファイルサイズ:2Mバイト ファイル 名 :C:\Interstage\F3FMahs\logs\tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " \"C:/Interstage/F3FMahs/bin/ahsrlog.exe\" -s \"C:/Interstage/F3FMahs/logs/tracelog\" 2 5" トレースログのログローテーションを 以 下 の 条 件 で 行 う 場 合 ファイルサイズ:2Mバイト ファイル 名 :/var/opt/fjsvahs/logs/tracelog ファイル 数 の 上 限 値 :5 Trace On TraceLog " /opt/fjsvahs/bin/ahsrlog -s /opt/fjsvahs/logs/tracelog 2 5" 参 考 関 連 ディレクティブ Trace TraceLog 3.7 ユーザ 認 証 の 設 定 ユーザ 認 証 は Webブラウザからのアクセス 要 求 時 のユーザ 名 パスワードがパスワードファイルに 登 録 されているかを 確 認 し 登 録 されていないユーザ 名 パスワードのアクセスを 拒 否 します ユーザ 認 証 を 設 定 するための 手 順 を 以 下 に 示 します 1. ユーザのパスワードを 登 録 します 詳 細 については ユーザのパスワード 登 録 を 参 照 してください 2. 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)を 設 定 します 詳 細 については 環 境 定 義 ファイル(httpd.conf)の 設 定 を 参 照 し てください
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