インドの石炭需給動向

Save this PDF as:
 WORD  PNG  TXT  JPG

Size: px
Start display at page:

Download "インドの石炭需給動向"

Transcription

1 インドの 石 炭 需 給 動 向 - 石 炭 の 役 割 とその 将 来 - ( 財 ) 日 本 エネルギー 経 済 研 究 所 小 泉 光 市 * 前 川 公 則 ** JFE テクノリサーチ( 株 ) 弓 立 浩 稲 田 暢 文 はじめに 在 日 インド 大 使 館 のホームページは 自 国 の 経 済 を 次 の 言 葉 で 紹 介 している 1 インド は 購 買 力 平 価 2 で 世 界 第 4 位 工 業 化 では 世 界 10 位 の 国 であり 1990 年 代 初 頭 に 始 まっ た 幅 広 い 経 済 改 革 の 結 果 今 日 最 も 経 済 発 展 のめざましい 国 の 一 つとなった 国 際 的 な 注 目 を 浴 びるようになったのは 近 年 の 顕 著 な 成 長 と 今 後 もこの 成 長 を 継 続 できるという 紛 れもない 潜 在 能 力 の 賜 物 である ゴールドマン サックス 社 の 有 名 な BRICs レポート では インドを 今 後 50 年 間 最 低 5%の 経 済 成 長 を 見 込 める 唯 一 の 国 として 挙 げている 本 報 告 では このインドの 経 済 発 展 の 基 礎 となるエネルギーにおいて 石 炭 が 果 たす 役 割 について 国 内 供 給 力 ( 資 源 量 生 産 技 術 関 連 インフラ)の 現 状 発 電 産 業 部 門 での 需 要 動 向 などに 関 する 情 報 を 提 供 する 1. 一 次 エネルギー 供 給 における 石 炭 インドの 会 計 年 度 3 による 一 次 エネルギー 供 給 量 ( 国 内 生 産 分 )の 推 移 を 表 1-1 に 示 す 2004 年 度 の 一 次 エネルギー 供 給 量 は 13,160PJ で 石 炭 褐 炭 が 6,855PJ で 全 体 の 52.1%を 占 め 原 油 が 1,423PJ で 同 10.8% 天 然 ガスが 1,224PJ で 同 9.3% そして 水 力 原 子 力 が 3,658PJ で 同 27.8%となっている 1987 年 度 以 降 一 次 エネルギー 供 給 に 占 め る 石 炭 のシェアは 50% 前 後 で 推 移 しており 2001 年 度 以 降 は 50%を 上 回 るようになって 本 報 告 は ( 独 ) 新 エネルギー 産 業 技 術 総 合 開 発 機 構 より JFE テクノリサーチ( 株 )が 受 託 作 成 し た 調 査 報 告 書 国 際 石 炭 利 用 対 策 事 業 ( 国 際 協 力 推 進 事 業 )インドにおける CCT 事 業 の 導 入 可 能 性 に 関 する 基 礎 調 査 から ( 財 ) 日 本 エネルギー 経 済 研 究 所 が 同 社 へ 提 出 した 石 炭 情 報 を 中 心 に 再 構 成 したものである 公 表 の 許 可 を 頂 いた( 独 ) 新 エネルギー 産 業 技 術 総 合 発 開 機 構 および JFE テ クノリサーチ( 株 )のご 理 解 ならびに Sarder Patel University の Prof. Manocha のご 協 力 に 感 謝 する * 戦 略 産 業 ユニット 新 エネルギー 技 術 石 炭 グループ 主 任 研 究 員 ** 同 主 任 研 究 技 術 情 報 事 業 部 調 査 研 究 第 一 部 主 査 ( 副 部 長 ) 同 情 報 サービス 部 主 査 ( 課 長 ) 購 買 力 平 価 ベースの 国 内 総 生 産 (GDP 2004 年 )による 比 較 では 米 国 (US$11 兆 7,500 億 ) 中 国 (US$7 兆 2,620 億 ) 日 本 (US$3 兆 7,450 億 )に 次 いで インドは US$3 兆 3,190 億 で 第 4 位 となる ウィキペディア 国 の 国 内 総 生 産 順 リスト より 3 インドの 会 計 年 度 は 日 本 と 同 様 に 4 月 から 翌 年 3 月 まで 1

2 いる 1984~1994 年 度 の 10 年 間 の 平 均 伸 び 率 は 石 炭 褐 炭 4.9% 原 油 1.1% 天 然 ガス 10.4% 水 力 原 子 力 4.3% 合 計 で 4.4% 同 様 に 1994~2004 年 度 の 10 年 間 では 石 炭 褐 炭 3.3% 原 油 0.5% 天 然 ガス 5.0% 水 力 原 子 力 1.4% 合 計 で 2.6%という ように 10 年 のスパンで 見 ると 経 済 規 模 の 拡 大 に 比 べてエネルギー 供 給 ( 国 内 生 産 分 )の 伸 びが 鈍 化 している しかし 直 近 3 カ 年 に 限 ってみると 経 済 の 伸 びには 劣 るものの 一 次 エネルギー 供 給 ( 国 内 生 産 分 )は 6.0%で 拡 大 している( 伸 び 率 は 石 炭 が 5.8% 水 力 原 子 力 が 10.4%と 大 きく 天 然 ガスは 0.6%と 伸 びが 停 滞 している) 年 度 表 1-1 一 次 エネルギー 供 給 量 ( 国 内 生 産 分 )の 推 移 ( 単 位 :PJ) 石 炭 褐 炭 原 油 天 然 ガス 水 力 原 子 力 合 計 ,047 (46.0%) 1,214 (18.3%) 279 (4.2%) 2,089 (31.5%) 6,629 (100.0%) ,185 (47.0%) 1,263 (18.6%) 313 (4.6%) 2,016 (29.7%) 6,777 (100.0%) ,439 (47.7%) 1,276 (17.7%) 380 (5.3%) 2,119 (29.4%) 7,214 (100.0%) ,778 (51.2%) 1,271 (17.2%) 442 (6.0%) 1,889 (25.6%) 7,380 (100.0%) ,097 (49.7%) 1,342 (16.3%) 509 (6.2%) 2,293 (27.8%) 8,241 (100.0%) ,233 (48.6%) 1,427 (16.4%) 654 (7.5%) 2,403 (27.6%) 8,717 (100.0%) ,063 (45.5%) 1,383 (15.5%) 693 (7.8%) 2,800 (31.3%) 8,939 (100.0%) ,431 (48.0%) 1,271 (13.8%) 718 (7.8%) 2,818 (30.5%) 9,238 (100.0%) ,606 (50.1%) 1,128 (12.3%) 696 (7.6%) 2,757 (30.0%) 9,187 (100.0%) ,751 (51.0%) 1,132 (12.1%) 706 (7.6%) 2,731 (29.3%) 9,320 (100.0%) ,935 (48.3%) 1,350 (13.2%) 750 (7.3%) 3,181 (31.1%) 10,216 (100.0%) ,264 (50.1%) 1,472 (14.0%) 872 (8.3%) 2,900 (27.6%) 10,508 (100.0%) ,498 (52.0%) 1,378 (13.0%) 896 (8.5%) 2,807 (26.5%) 10,579 (100.0%) ,469 (49.9%) 1,418 (12.9%) 1,017 (9.3%) 3,048 (27.8%) 10,952 (100.0%) ,392 (48.0%) 1,370 (12.2%) 1,057 (9.4%) 3,414 (30.4%) 11,233 (100.0%) ,454 (48.4%) 1,338 (11.9%) 1,096 (9.7%) 3,384 (30.0%) 11,272 (100.0%) ,683 (49.6%) 1,358 (11.8%) 1,135 (9.9%) 3,286 (28.7%) 11,462 (100.0%) ,948 (50.5%) 1,341 (11.4%) 1,145 (9.7%) 3,350 (28.4%) 11,784 (100.0%) ,126 (52.3%) 1,383 (11.8%) 1,209 (10.3%) 3,003 (25.6%) 11,721 (100.0%) ,496 (52.1%) 1,397 (11.2%) 1,231 (9.9%) 3,349 (26.8%) 12,473 (100.0%) ,855 (52.1%) 1,423 (10.8%) 1,224 (9.3%) 3,658 (27.8%) 13,160 (100.0%) 石 炭 褐 炭 原 油 天 然 ガス 水 力 原 子 力 合 計 % 1.1% 10.4% 4.3% 4.4% (5.5%) % 0.5% 5.0% 1.4% 2.6% (6.2%) % 1.4% 0.6% 10.4% 6.0% (7.7%) 注 : PJ=Peta Joule=10 15 Joule 年 度 毎 のカッコで 示 す 数 値 は 一 次 エネルギー 供 給 ( 国 内 生 産 分 )に 占 める 各 エネルギー 源 の 構 成 比 を 示 す 欄 のカッコで 示 す 数 値 は 実 質 GDP の を 示 す 出 所 : Central Statistical Organisation / Ministry of Statistics and Programme Implementation Energy Statistics から 作 成 インドの 商 業 用 一 次 エネルギー 供 給 見 通 し 4 を 表 1-2 に 示 す GDP 成 長 率 が 7%と 8% 4 国 家 計 画 委 員 会 が 一 次 エネルギー 需 要 見 通 しを 策 定 しているが 一 次 エネルギーを 商 業 用 と 非 商 業 用 に 分 け 商 業 用 では 一 次 エネルギーを 最 も 消 費 する 電 力 向 けの 石 炭 石 油 天 然 ガスの 需 要 と 電 力 以 外 の 石 炭 石 油 天 然 ガスの 需 要 に 分 けて 見 通 しを 立 てている また 非 商 業 用 一 次 エネル ギーとしては 燃 料 用 薪 木 電 力 固 形 排 糞 灯 油 LPG を 対 象 にしている 2

3 の 2 通 りのシナリオに 基 づいた 見 通 しが 策 定 されているが 水 力 と 原 子 力 については GDP 成 長 率 に 関 係 なく 同 じ 見 通 しとなっている GDP 成 長 率 が 7%の 場 合 一 次 エネル ギー 総 供 給 量 は 2003 年 度 の 石 油 換 算 3 億 2,700 万 トン( 以 下 toe と 表 示 )から 2031 年 度 には 13 億 4,400 万 toe へ 5.2%で 増 加 し 同 様 に GDP 成 長 率 が 8%の 場 合 には 同 5.9%で 増 加 し 2031 年 度 には 16 億 3,300 万 toe まで 増 加 すると 予 測 している 一 次 エネルギー 供 給 の 構 成 は 何 れのケースにおいても 石 炭 が 最 大 のシェアを 維 持 すると しており 環 境 負 荷 低 減 に 向 けて 天 然 ガスと 原 子 力 の 供 給 拡 大 を 計 画 しているものの 今 後 とも 石 炭 がエネルギー 供 給 の 主 役 であることに 変 わりはない GDP 年 率 7%ケース GDP 年 率 8%ケース 表 1-2 一 次 エネルギー 供 給 見 通 し ( 単 位 : 石 油 換 算 百 万 トン) 年 度 水 力 % 5.6% 6.7% 2.1% 2.4% 3.1% 3.0% 3.0% 3.2% 3.2% 原 子 力 % 9.6% 11.8% 1.5% 1.9% 3.1% 4.6% 6.8% 7.5% 8.6% 石 炭 % 4.7% 4.9% 51.1% 53.3% 52.4% 51.5% 49.3% 49.2% 47.7% 石 油 % 4.6% 4.1% 36.4% 33.1% 31.3% 30.1% 29.4% 28.0% 27.5% 天 然 ガス % 6.6% 6.6% 8.9% 9.3% 10.1% 10.7% 11.5% 12.1% 13.0% 合 計 ,051 1, % 5.2% 5.2% 水 力 % 5.6% 6.7% 2.1% 2.4% 3.0% 2.8% 2.7% 2.8% 2.6% 原 子 力 % 9.6% 11.8% 1.5% 1.8% 3.0% 4.2% 6.0% 6.4% 7.0% 石 炭 % 5.6% 5.8% 51.1% 53.5% 53.0% 52.6% 50.6% 51.2% 50.0% 石 油 % 5.3% 4.7% 36.4% 32.8% 30.9% 29.4% 28.7% 27.1% 26.6% 天 然 ガス % 7.6% 7.6% 8.9% 9.4% 10.2% 11.0% 12.0% 12.6% 13.7% 合 計 ,234 1, % 6.0% 5.9% 注 : 各 年 度 の 上 段 がエネルギー 供 給 量 下 段 が 構 成 比 を 示 す 出 所 : The Planning Commission Draft Report of the Expert Committee on Integrated Energy Policy (December 2005)から 作 成 3

4 2. 石 炭 資 源 インドの 石 炭 資 源 は 古 生 代 二 畳 紀 の 石 炭 層 からなるゴンドワナ 系 の 石 炭 と 新 生 代 第 三 紀 の 石 炭 および 褐 炭 に 大 別 される 石 炭 資 源 の 大 半 を 占 めるゴンドワナ 系 の 石 炭 (ハード コール)は 図 2-1 に 示 すように 地 理 的 にインドの 中 部 から 東 部 に 偏 在 している 5 図 2-1 インドの 石 炭 分 布 石 炭 瀝 青 炭 亜 瀝 青 炭 炭 褐 炭 出 所 : Central Mine Planning and Design Institute / Coal India Limited から 作 成 5 ゴンドワナ 系 の 石 炭 の 分 布 は 主 に West Bengal 州 Jharkhand 州 Bihar 州 Orissa 州 Madhya Pradesh 州 に 見 られる 第 三 紀 の 石 炭 は 北 東 諸 州 Assam 州 Jammu Kashmir 州 に 分 布 してい る 褐 炭 の 大 半 は Tamil Nadu 州 に 分 布 しているが Jammu Kashmir 州 Rajasthan 州 Gujarat 州 にも 分 布 している 4

5 表 2-1 に 示 すように インド 中 央 政 府 は 自 国 の 石 炭 資 源 量 を 2,835 億 トンと 発 表 してい る 6 石 炭 資 源 量 を 炭 種 別 に 分 類 すると 原 料 炭 ( 粘 結 炭 弱 粘 結 炭 非 微 粘 結 炭 : 鉄 鋼 用 )が 321 億 トン 一 般 炭 ( 電 力 一 般 産 業 用 )が 2,158 億 トンと 圧 倒 的 に 一 般 炭 7 の 資 源 量 が 多 く 褐 炭 の 資 源 量 は 356 億 トンとなっている 州 別 に 見 ると ハード コール の 資 源 量 が 多 いのは Jharkhand 州 の 722 億 トンで 一 般 炭 だけでなく 原 料 炭 も 賦 存 す る 以 下 Orissa 州 610 億 トン Chhattisgarh 州 400 億 トン West Bengal 州 278 億 原 料 炭 表 2-1 石 炭 資 源 量 ( 単 位 : 百 万 トン) 確 定 推 定 予 測 合 計 主 な 石 炭 種 強 粘 結 炭 4, ,313 (1.9%) 弱 粘 結 炭 11,417 11,765 1,889 25,071 (8.8%) 非 微 粘 結 炭 482 1, ,707 (0.6%) 計 16,513 13,467 2,111 32,091 (11.3%) 一 般 炭 76, ,623 35, ,756 (76.1%) 合 計 92, ,090 37, ,847 (87.4%) 褐 炭 ,636 (12.6%) 総 計 ,483 (100.0%) Jharkhand 州 35,417 30,439 6,348 72,204 (25.5%) 一 般 炭 強 粘 結 炭 弱 粘 結 炭 Orissa 州 15,161 30,976 14,847 60,984 (21.5%) 一 般 炭 Chhattisgarh 州 9,373 26,191 4,411 39,975 (14.1%) 一 般 炭 West Bengal 州 11,383 11,876 4,554 27,813 (9.8%) 弱 粘 結 炭 Madhya Pradesh 州 7,513 8,815 2,904 19,232 (6.8%) 弱 粘 結 炭 Andhra Pradesh 州 8,263 6,079 2,584 16,926 (6.0%) 一 般 炭 Maharashtra 州 4,653 2,309 1,620 8,582 (3.0%) 一 般 炭 Uttar Pradesh 州 ,062 (0.4%) 一 般 炭 Meghalaya 州 (0.2%) 一 般 炭 Assam 州 (0.1%) 一 般 炭 Bihar 州 (0.1%) 一 般 炭 Arunachal Pradesh 州 (0.0%) 一 般 炭 Nagaland 州 (0.0%) 一 般 炭 Tami Nadu 州 ,523 (10.8%) 褐 炭 Rajasthan 州 ,099 (1.1%) 褐 炭 Gujarat 州 ,778 (0.6%) 褐 炭 Jammu Kashmir 州 (0.0%) 褐 炭 Kerala 州 (0.0%) 褐 炭 注 : 数 値 は 2005 年 1 月 1 日 時 点 の 深 度 1,200m 以 浅 の 石 炭 資 源 量 を 示 す 合 計 欄 のパーセンテージ 表 示 は 石 炭 資 源 量 に 対 する 構 成 比 を 示 す 各 州 の 位 置 は 巻 末 の 付 図 1 を 参 照 出 所 : ハード コール;Ministry of Coal Annual Report 褐 炭 ;Ministry of Mineral and Mines Indian Mineral Year-Book 2004 から 作 成 6 世 界 エネルギー 会 議 (World Energy Council:WEC)の 2004 年 発 表 によると 世 界 の 石 炭 可 採 埋 蔵 量 は 9,091 億 トンで インドは 10.2%にあたる 924 億 トンを 占 め 米 国 ロシア 中 国 に 次 ぐ 第 4 位 の 値 となっている 7 インドの 工 業 規 格 による 一 般 炭 は 表 4-3 に 示 すように 国 際 市 場 に 供 給 される 一 般 炭 と 比 較 すると 発 熱 量 の 点 でかなり 劣 る 通 常 国 際 市 場 において 一 般 炭 として 流 通 している 石 炭 は インドの 石 炭 分 類 法 に 従 えば 品 質 等 級 A および B に 区 分 される インドで 生 産 量 が 最 も 多 い 品 質 等 級 F および E の 石 炭 は 国 際 的 には 低 品 位 炭 と 呼 称 され 通 常 貿 易 市 場 では 取 り 扱 われることがない 5

6 トン Madhya Pradesh 州 192 億 トン Andhra Pradesh 州 169 億 トンと 続 く 褐 炭 はイ ンド 南 部 および 北 西 部 に 分 布 し Tamil Nadu 州 に 305 億 トンと そのほとんどが 賦 存 し ている 3. 石 炭 需 要 の 現 状 と 見 通 し 3-1 石 炭 消 費 の 現 状 表 3-1 は インドにおける 石 炭 消 費 ( 褐 炭 を 除 く 原 炭 ベース)の 推 移 を 部 門 別 に 示 して いる 主 な 消 費 部 門 は 電 力 鉄 鋼 セメントであり 2004 年 度 の 電 力 の 石 炭 消 費 量 は 3 億 530 万 トンで 全 体 の 75.5%を 占 め 次 いで 鉄 鋼 が 3,210 万 トンで 同 7.9% セメントが 1,810 万 トンで 同 4.5%と この 3 部 門 で 88%を 締 める その 他 部 門 ( 肥 料 セメントを 除 く 窯 業 繊 維 化 学 紙 など)は 4,920 万 トンで 同 12.1%である 1984 年 度 と 2004 年 度 の 石 炭 消 費 量 を 対 比 すると その 他 部 門 のみが 減 少 しているが これは 鉄 道 による 石 炭 表 3-1 部 門 別 石 炭 消 費 量 の 推 移 ( 褐 炭 除 く) ( 単 位 : 百 万 トン) 年 度 電 力 鉄 鋼 セメント その 他 合 計 (40.8%) 25.0 (17.7%) 7.3 (5.2%) 51.5 (36.4%) (100.0%) (44.1%) 24.8 (16.0%) 8.0 (5.2%) 54.0 (34.7%) (100.0%) (47.1%) 24.2 (14.5%) 8.9 (5.3%) 55.2 (33.1%) (100.0%) (51.2%) 26.7 (14.9%) 8.8 (4.9%) 52.0 (29.0%) (100.0%) (50.6%) 29.8 (15.5%) 9.3 (4.8%) 55.9 (29.1%) (100.0%) (53.2%) 30.6 (15.0%) 9.5 (4.7%) 55.0 (27.0%) (100.0%) (53.3%) 30.9 (14.5%) 10.4 (4.9%) 58.3 (27.3%) (100.0%) (54.6%) 34.0 (14.6%) 10.8 (4.6%) 60.7 (26.1%) (100.0%) (57.3%) 37.1 (15.4%) 11.7 (4.8%) 54.4 (22.5%) (100.0%) (60.2%) 37.6 (14.7%) 11.1 (4.3%) 53.2 (20.8%) (100.0%) (59.8%) 38.6 (14.3%) 12.4 (4.6%) 57.4 (21.3%) (100.0%) (65.0%) 39.1 (13.8%) 11.1 (3.9%) 49.4 (17.4%) (100.0%) (66.8%) 39.8 (13.3%) 10.1 (3.4%) 49.2 (16.5%) (100.0%) (67.0%) 39.8 (13.0%) 10.1 (3.3%) 51.4 (16.8%) (100.0%) (69.0%) 33.9 (10.8%) 14.1 (4.5%) 49.2 (15.7%) (100.0%) (75.0%) 22.7 (7.2%) 9.5 (3.0%) 46.6 (14.8%) (100.0%) (74.1%) 30.7 (9.0%) 15.3 (4.5%) 42.2 (12.4%) (100.0%) (75.8%) 30.0 (8.6%) 14.8 (4.2%) 39.7 (11.3%) (100.0%) (74.1%) 30.6 (8.5%) 16.4 (4.5%) 46.9 (13.0%) (100.0%) (73.8%) 29.7 (7.8%) 16.6 (4.4%) 53.1 (14.0%) (100.0%) (75.5%) 32.1 (7.9%) 18.1 (4.5%) 49.2 (12.1%) (100.0%) 電 力 鉄 鋼 セメント その 他 合 計 % 4.4% 5.4% 1.1% 6.6% (5.5%) % -1.8% 3.9% -1.5% 4.2% (6.2%) % 2.4% 5.2% 2.4% 5.8% (7.7%) 注 : 消 費 量 は 褐 炭 を 除 く 原 炭 ベースの 値 年 度 毎 のカッコで 示 す 数 値 は 石 炭 需 要 に 占 める 各 部 門 の 構 成 比 を 示 す 欄 のカッコで 示 す 数 値 は 実 質 GDP の を 示 す 出 所 : Central Statistical Organisation / Ministry of Statistics and Programme Implementation Energy Statistics から 作 成 6

7 消 費 がゼロになったことが 大 きく 影 響 している 一 方 電 力 では 同 期 間 に 2 億 4,770 万 ト ンの 増 加 鉄 鋼 が 710 万 トンの 増 加 セメントでは 1,080 万 トンといずれも 消 費 量 が 増 加 している 特 に 電 力 部 門 での 石 炭 消 費 の 拡 大 は この 20 年 間 でほぼ 5 倍 にも 達 してお り インドの 石 炭 消 費 の 拡 大 は 電 力 によるところが 大 きい 電 力 部 門 における 石 炭 消 費 表 3-2 では インドの 自 家 発 電 を 除 く 発 電 電 力 量 の 推 移 と 表 3-1 に 示 した 電 力 部 門 での 石 炭 消 費 量 を 対 比 している 2004 年 度 における 発 電 電 力 量 は 5,874 億 kwh で 電 源 別 で は 石 炭 火 力 4,241 億 kwh( 構 成 比 72.2%) ディーゼル 火 力 25 億 kwh( 同 0.4%) ガス 火 力 595 億 kwh( 同 10.1%) 火 力 合 計 では 4,861 億 kwh( 同 82.7%) 水 力 845 億 kwh ( 同 14.4%) そして 原 子 力 168 億 kwh( 同 2.9%)である インドでの 発 電 は 火 力 が 中 心 で その 中 でも 石 炭 火 力 の 比 重 が 最 も 高 く 同 国 における 石 炭 の 位 置 付 けは 非 常 に 重 要 である 電 源 別 の 発 電 電 力 量 の 伸 び 率 を 見 ると 1984~1994 年 度 の 10 年 間 の 平 均 では 火 力 10.2% 水 力 4.4% 原 子 力 3.3% そして 発 電 電 力 量 全 体 では 8.4%と 火 力 の 伸 びが 際 立 って 高 く 同 様 に 1994~2004 年 度 の 10 年 間 では 火 力 6.4% 水 力 0.2% 原 子 力 11.5% 全 体 で 5.3%と 火 力 が 依 然 として 伸 びているが 原 子 力 の 伸 び 率 が 最 も 高 い 入 手 できた 資 料 では 2002 年 度 以 前 の 火 力 発 電 の 内 訳 が 示 されていない 表 3-2 では この 期 間 の 石 炭 火 力 による 発 電 電 力 量 の 推 定 を 試 みている まず 2003~2004 年 度 の 石 炭 火 力 による 発 電 電 力 量 と 石 炭 消 費 量 から 1kWh 当 たりの 石 炭 消 費 量 ( 石 炭 消 費 率 )を 求 め この 値 を 基 準 に 2002 年 以 前 の 石 炭 消 費 量 8 を 680g/kWh と 仮 定 し 各 年 度 の 石 炭 消 費 量 から 発 電 電 力 量 を 求 めた なお この 試 算 では 発 電 効 率 と 石 炭 の 発 熱 量 に 変 化 が 無 い ことを 前 提 としている この 結 果 過 去 においても 石 炭 火 力 による 発 電 のシェアが 最 大 で あったことが 確 認 できた 日 本 の 石 炭 消 費 率 は 340g/kWh の 水 準 にあり これと 比 較 するとインドの 石 炭 消 費 率 は 極 端 に 悪 い この 最 大 の 要 因 は 使 用 する 石 炭 の 発 熱 量 にあるといえる 日 本 で 発 電 用 に 使 用 される 石 炭 の 発 熱 量 が 6,000kcal/kg 以 上 であるのに 対 し インドではハード コール でも 3,800kcal/kg 程 度 褐 炭 では 2,700kcal/kg 程 度 とのことである なお 2004 年 度 に おける 石 炭 消 費 量 の 92%がハード コールで 残 り 8%が 褐 炭 である 鉄 鋼 部 門 における 石 炭 消 費 表 3-3 では インドの 銑 鉄 生 産 量 の 推 移 と 表 3-1 に 示 した 鉄 鋼 部 門 での 石 炭 消 費 量 を 対 比 している なお 石 炭 輸 入 量 は 各 年 度 の 原 料 炭 輸 入 量 であり 国 内 炭 消 費 量 は 表 3-1 に 示 した 石 炭 消 費 量 からこの 輸 入 量 を 減 じて 求 めた 値 であることに 留 意 してほしい 銑 鉄 生 産 量 は 1994 年 度 の 1,780 万 トンから 2004 年 度 に 向 けて 3.5%で 拡 大 し 2,510 万 トンとなっている これに 対 して 石 炭 消 費 量 は 1994 年 度 の 3,860 万 ト 8 Central Electricity Authority の 資 料 では 1995 年 度 以 降 の 石 炭 消 費 率 は 700~730g/kWh である 7

8 年 度 表 3-2 発 電 電 力 量 と 電 力 用 石 炭 消 費 量 の 推 移 ( 百 万 トン) (g/kwh) ( 単 位 : 億 kwh) (63.0%) 539 (34.4%) 41 (2.6%) 1,569 (100%) 57.7 (680) 848 (54.1%) 140 (9.0%) ,143 (67.1%) 510 (30.0%) 50 (2.9%) 1,704 (100%) 68.6 (680) 1,009 (59.3%) 134 (7.9%) ,289 (68.6%) 538 (28.7%) 50 (2.7%) 1,877 (100%) 78.6 (680) 1,156 (61.6%) 133 (7.1%) ,496 (74.0%) 474 (23.5%) 50 (2.5%) 2,021 (100%) 91.8 (680) 1,350 (66.8%) 146 (7.2%) ,577 (71.2%) 579 (26.1%) 58 (2.6%) 2,214 (100%) 97.2 (680) 1,430 (64.6%) 147 (6.6%) ,787 (72.8%) 621 (25.3%) 46 (1.9%) 2,454 (100%) (680) 1,593 (64.9%) 194 (7.9%) ,865 (70.6%) 716 (27.1%) 61 (2.3%) 2,643 (100%) (680) 1,672 (63.3%) 193 (7.3%) ,087 (72.7%) 728 (25.3%) 55 (1.9%) 2,870 (100%) (680) 1,865 (65.0%) 222 (7.7%) ,248 (74.6%) 699 (23.2%) 67 (2.2%) 3,014 (100%) (680) 2,038 (67.6%) 210 (7.0%) ,482 (76.6%) 705 (21.7%) 54 (1.7%) 3,241 (100%) (680) 2,271 (70.1%) 211 (6.5%) ,621 (74.8%) 827 (23.6%) 56 (1.6%) 3,505 (100%) (680) 2,365 (67.5%) 256 (7.3%) ,993 (78.8%) 726 (19.1%) 80 (2.1%) 3,799 (100%) (680) 2,713 (71.4%) 280 (7.4%) ,179 (80.3%) 689 (17.4%) 91 (2.3%) 3,959 (100%) (680) 2,936 (74.2%) 244 (6.2%) ,371 (79.9%) 746 (17.7%) 101 (2.4%) 4,217 (100%) (680) 3,023 (71.7%) 348 (8.3%) ,537 (78.9%) 829 (18.5%) 119 (2.7%) 4,485 (100%) (680) 3,181 (70.9%) 356 (7.9%) ,871 (80.5%) 808 (16.8%) 132 (2.8%) 4,811 (100%) (680) 3,475 (72.2%) 396 (8.2%) ,099 (81.8%) 744 (14.8%) 169 (3.4%) 5,012 (100%) (680) 3,720 (74.2%) 380 (7.6%) ,244 (82.0%) 736 (14.2%) 195 (3.8%) 5,174 (100%) (680) 3,900 (75.4%) 344 (6.6%) ,493 (84.3%) 640 (12.0%) 194 (3.6%) 5,327 (100%) (680) 3,940 (74.0%) 553 (10.4%) ,049 (72.5%) 32 (0.6%) 587 (10.5%) 4,668 (83.6%) 738 (13.2%) 177 (3.2%) 5,583 (100%) ,049 (72.5%) 619 (11.1%) ,241 (72.2%) 25 (0.4%) 595 (10.1%) 4,861 (82.7%) 845 (14.4%) 168 (2.9%) 5,874 (100%) ,241 (72.2%) 620 (10.6%) % 4.4% 3.3% 8.4% (5.5%) 10.8% 10.8% 6.2% 火 力 石 炭 ディーゼル ガ ス % % 計 水 力 原 子 力 合 計 0.2% 14.9% 11.5% -6.8% 石 炭 消 費 量 5.3% (6.2%) 6.6% 石 炭 消 費 量 に 基 づく 発 電 電 力 量 試 算 石 炭 ディーゼル+ガス 6.0% 9.3% 5.0% (7.7%) 6.8% 3.8% 5.9% 注 : 発 電 電 力 量 には 自 家 発 電 によるものを 含 めていない 年 度 毎 のカッコで 示 す 数 値 は 発 電 電 力 量 に 占 める 各 電 源 の 構 成 比 を 示 す 欄 のカッコで 示 す 数 値 は 実 質 GDP の を 示 す 1995 年 度 以 降 の 火 力 計 には 風 力 を 含 む 出 所 : 1984~2002 年 度 ;Central Statistical Organisation / Ministry of Statistics & Programme Implementation Energy Statistics ~2004 年 度 ;Central Electricity Authority Thermal Performance Review および 表 3-1 から 作 成 8

9 消 費 量 を 銑 鉄 生 産 量 で 除 して 銑 鉄 1 トン 当 たりの 石 炭 消 費 量 ( 石 炭 消 費 率 )を 求 めてい るが 石 炭 消 費 量 に 占 める 国 内 炭 の 比 率 が 70%を 超 えていた 1998 年 度 までは 石 炭 消 費 率 が 1.6 トン/トンを 上 回 り 同 比 率 が 70%を 割 り 込 んだ 1999 年 度 以 降 は 1.6 トン/トンを 下 回 ることが 分 かる 国 内 炭 は 原 料 炭 といえども 灰 分 が 高 く( 表 4-3 参 照 ) 国 内 炭 の 使 用 量 を 増 加 させると 銑 鉄 生 産 に 要 する 石 炭 消 費 量 が 跳 ね 上 がることになる 逆 に 輸 入 炭 の 使 用 量 を 増 加 させると 銑 鉄 生 産 量 が 増 加 しても 2002~2004 年 度 のように 相 対 的 に 石 炭 消 費 量 を 抑 えることができる 年 度 表 3-3 銑 鉄 生 産 量 と 石 炭 消 費 量 の 推 移 銑 鉄 生 産 量 (トン/トン) 石 炭 消 費 量 輸 入 炭 ( 単 位 : 百 万 トン) 国 内 炭 (2.16) 10.2 (26.3%) 28.4 (73.7%) (2.05) 9.4 (24.0%) 29.7 (76.0%) (1.94) 10.6 (26.7%) 29.1 (73.3%) (1.89) 11.7 (29.5%) 28.1 (70.5%) (1.68) 10.0 (29.6%) 23.9 (70.4%) (1.13) 11.0 (48.4%) 11.7 (51.6%) (1.44) 11.1 (36.0%) 19.7 (64.0%) (1.37) 11.1 (37.0%) 18.9 (63.0%) (1.26) 13.0 (42.3%) 17.7 (57.7%) (1.12) 13.0 (43.8%) 16.7 (56.2%) (1.28) 14.6 (45.4%) 17.5 (54.6%) % -1.8% 3.7% -4.7% % 2.4% 6.1% -0.4% 注 : 国 内 炭 消 費 量 は 石 炭 消 費 量 合 計 から 輸 入 量 を 減 じて 求 めた 値 である 石 炭 消 費 量 欄 のカッコ 内 の 値 は 石 炭 消 費 量 を 銑 鉄 生 産 量 で 除 した 値 ( 石 炭 消 費 率 )である 輸 入 炭 国 内 炭 欄 のカッコ 内 のパーセンテージは 両 者 の 構 成 比 を 示 す 出 所 : 銑 鉄 生 産 量 ;( 社 ) 日 本 鉄 鋼 連 盟 鉄 鋼 統 計 要 覧 各 年 版 石 炭 消 費 量 ;Central Statistical Organisation / Ministry of Statistics and Programme Implementation Energy Statistics 輸 入 炭 消 費 量 ( 輸 入 量 );Ministry of Commerce & Industry Export Import Data Bank から 作 成 セメント 部 門 における 石 炭 消 費 表 3-4 では インドのセメント 生 産 量 の 推 移 と 表 3-1 に 示 したセメント 部 門 での 石 炭 消 費 量 を 対 比 している セメント 生 産 量 は 1994 年 度 の 6,230 万 トンから 2004 年 度 に 向 け て 7.9%で 拡 大 し 1994 年 度 の 2.1 倍 の 1 億 3,360 万 トンにまで 達 している これに 比 べると 石 炭 消 費 量 の 伸 びは 小 さく この 要 因 は 輸 入 炭 の 増 加 による 石 炭 の 品 質 向 上 によるところが 大 きく 1997~1999 年 度 はその 傾 向 が 顕 著 に 表 れている 2000 年 度 以 降 の 石 炭 消 費 量 に 占 める 輸 入 炭 の 比 率 は 低 下 し 20% 前 後 で 推 移 しているが これはセメ ント 製 造 設 備 の 近 代 化 効 率 向 上 が 要 因 となっているのではないかと 考 えられる 9

10 表 3-4 セメント 生 産 量 と 石 炭 消 費 量 の 推 移 ( 単 位 : 百 万 トン) 年 度 '94-'04 '02-'04 セメント 生 産 量 % 7.2% 石 炭 消 費 量 % 5.2% 原 単 位 (トン/トン) 石 炭 消 費 量 /セメント 生 産 量 石 炭 輸 入 量 % -0.4% 輸 入 量 / 消 費 量 5.7% 11.8% 16.4% 34.9% 33.0% 63.5% 28.7% 22.7% 22.4% 19.1% 20.1% 注 : 石 炭 消 費 量 および 石 炭 輸 入 量 には 自 家 発 電 用 が 含 まれる 出 所 : セメント 生 産 量 石 炭 輸 入 量 ;Cement Manufactures Association Cement Statistics 2000&2005 石 炭 消 費 量 ;Central Statistical Organisation / Ministry of Statistics and Programme Implementation Energy Statistics から 作 成 3-2 石 炭 需 要 見 通 し 国 家 計 画 委 員 会 による 石 炭 需 要 見 通 し インド 国 家 計 画 委 員 会 が 発 表 した 第 10 次 5 カ 年 計 画 による 当 初 の 石 炭 需 要 見 通 しでは 2006 年 度 をハード コール 4 億 6,050 万 トン 褐 炭 5,780 万 トンの 計 5 億 1,830 万 トン 2011 年 度 をハード コール 6 億 2,000 万 トン 褐 炭 8,150 万 トンの 計 7 億 150 万 トンと 見 通 していた その 後 同 計 画 のワーキング グループによる 改 定 作 業 により 2005 年 時 点 のハード コールの 石 炭 需 要 見 通 しでは 2006 年 度 4 億 7,300 万 トン 2011 年 度 6 億 7,600 万 トンとそれぞれ 上 方 修 正 されている また 国 家 計 画 委 員 会 による 総 合 エネルギ ー 政 策 専 門 家 会 議 (The Expert Committee on Integrated Energy Policy)による 報 告 書 のドラフトには エネルギー 資 源 研 究 所 (The Energy and Resources Institute:TERI) が 作 成 した Coal Vision 2025 から 表 3-5 に 示 す 石 炭 需 要 見 通 しが 発 表 されている この 石 炭 需 要 見 通 しは GDP の 年 平 均 成 長 率 を 7%と 8%に 想 定 した 2 つのシナリオに 基 づいており GDP 成 長 率 7%ケースでは 2005 年 度 の 4 億 4,570 万 トンから 2024 年 度 に は 11 億 4,710 万 トンに 同 8%ケースでは 12 億 7,200 万 トンに 増 加 すると 予 測 している 同 7%ケースの 石 炭 需 要 の は 5.1% 同 8%ケースでは 同 5.7%となる 部 門 別 ではセメントの 伸 び 率 が 最 も 高 く 次 いで 電 力 (IPP) 鉄 鋼 と 続 く 石 炭 需 要 量 に 占 め る 部 門 別 のシェアは 同 期 間 にセメントのみが 5 ポイントほど 上 昇 するが その 他 の 部 門 は 若 干 ではあるがシェアが 低 下 するとしている 10

11 GDP 年 率 7%ケース GDP 年 率 8%ケース 年 度 表 3-5 国 家 計 画 委 員 会 による 石 炭 需 要 見 通 し ( 単 位 : 百 万 トン) '05-'11 '11-'21 '05-'24 電 力 % 4.4% 4.6% (68.1%) (67.0%) (67.5%) (66.2%) (64.1%) (62.7%) IPP % 6.8% 7.2% (6.1%) (6.0%) (7.1%) (7.7%) (8.4%) (8.9%) 鉄 鋼 % 4.7% 4.5% (9.4%) (9.0%) (8.7%) (8.5%) (8.5%) (8.4%) セメント % 8.7% 9.5% (4.5%) (5.4%) (6.3%) (7.4%) (8.9%) (9.9%) ブロックその 他 % 4.7% 4.3% (11.8%) (12.6%) (10.4%) (10.2%) (10.2%) (10.2%) 合 計 , % 5.0% 5.1% 電 力 % 5.0% 5.3% (68.1%) (67.0%) (67.8%) (66.7%) (64.8%) (63.2%) IPP % 7.3% 7.9% (6.1%) (6.0%) (7.0%) (7.6%) (8.3%) (9.2%) 鉄 鋼 % 5.1% 4.9% (9.4%) (9.0%) (8.6%) (8.4%) (8.3%) (8.2%) セメント % 9.2% 10.0% (4.5%) (5.4%) (6.3%) (7.4%) (8.8%) (9.7%) ブロックその 他 % 5.1% 4.6% (11.8%) (12.6%) (10.2%) (9.9%) (9.8%) (9.7%) 合 計 , , % 5.5% 5.7% 注 : GDP 年 率 8% 増 の 2024 年 度 需 要 計 は 資 料 では 12 億 6,700 万 トンと 記 載 されているが 業 種 別 の 集 計 では 12 億 7,200 万 トンとなり 集 計 結 果 を 採 用 年 度 毎 のカッコで 示 す 数 値 は 石 炭 需 要 に 占 める 各 部 門 の 構 成 比 を 示 す 2005~2006 年 度 ;Ministry of Coal Annual Plan を 参 照 出 所 : The Planning Commission Draft Report of the Expert Committee on Integrated Energy Policy (December 2005)から 作 成 石 炭 省 による 石 炭 需 要 見 通 し 石 炭 省 が 毎 年 発 行 する Annual Plan には 2011 年 度 の 石 炭 需 要 見 通 しが 掲 載 されており これによると 2005 年 度 の 石 炭 需 要 量 4 億 4,570 万 トンに 対 し 2011 年 度 は 2 億 3,000 万 トン 増 の 6 億 7,600 万 トンになると 予 測 している 増 加 分 のほとんどは 電 力 (IPP) 部 門 での 需 要 増 によるものである 電 力 の 石 炭 需 要 量 は 2005 年 度 から 年 平 均 9.1%で 伸 び IPP を 含 めた 電 力 部 門 全 体 の 石 炭 需 要 量 全 体 に 対 するシェアは 2005 年 度 の 74.2%から 2011 年 度 には 80.3%へ 上 昇 する 鉄 鋼 (コークス)とセメントの 同 期 間 の は 3~4% 前 後 で シェアは 何 れも 低 下 すると 予 測 している 11

12 表 3-6 石 炭 省 による 石 炭 需 要 見 通 し 年 度 電 力 IPP ( 単 位 : 百 万 トン) 鉄 鋼 (コークス) セメント その 他 合 計 (68.1%) (6.1%) (9.4%) (4.5%) (11.8%) (75.6%) (4.7%) (8.0%) (3.6%) (8.1%) 9.1% 2.6% 4.3% 2.9% 0.8% 7.2% 注 : 年 度 毎 のカッコで 示 す 数 値 は 石 炭 需 要 に 占 める 各 部 門 の 構 成 比 を 示 す 出 所 : Ministry of Coal Annual Plan から 作 成 4. 石 炭 供 給 の 現 状 と 見 通 し 4-1 石 炭 生 産 の 現 状 表 4-1 には 1985 年 度 から 2004 年 度 までの 石 炭 生 産 量 の 推 移 を 示 している 2004 年 度 の 石 炭 生 産 量 は ハード コールが 3 億 8,260 万 トン( 原 料 炭 3,020 万 トン 一 般 炭 が 3 億 5,240 万 トン) 褐 炭 が 2,930 万 トンで 合 計 4 億 1,190 万 トンであった この 生 産 量 は 中 国 米 国 に 次 ぐ 世 界 第 3 位 の 値 である 9 インドの 石 炭 生 産 は 1994 年 度 から 2004 年 度 まで 4.0%で 拡 大 しており ここ 10 年 で 約 1.5 倍 となっている 直 近 の 2002 年 度 から 2004 年 度 に 限 ってみると は 1.9 ポイント 高 い 5.9%となっ ている 炭 種 別 に 見 ると 原 料 炭 は 1991 年 度 の 4,590 万 トンをピークに 減 少 しており 全 石 炭 生 産 量 に 対 するシェアは 1991 年 度 の 18.7%から 7.3%に 低 下 している 一 般 炭 と 褐 炭 の 生 産 量 は 一 貫 して 増 加 傾 向 を 維 持 している 一 般 炭 はそのシェアも 着 実 に 増 加 さ せ 1980 年 代 には 70% 台 であったものが 2004 年 度 には 約 86%にまでなっている 一 方 褐 炭 のシェアは 1990 年 代 以 降 7% 程 度 で 推 移 している 州 別 の 石 炭 生 産 量 を 見 ると Bihar 州 Jharkhand 州 Madhya Pradesh 州 および Chhattisgarh 州 の 4 州 でインドの 石 炭 生 産 量 のほぼ 5 割 を 占 め 石 炭 生 産 量 の 伸 びが 最 も 大 きい Orissa 州 を 加 えると 2004 年 度 の 生 産 量 は 64%を 占 めるまでになる 石 炭 生 産 者 インドの 石 炭 生 産 者 の 企 業 形 態 は 以 下 の 4 つに 区 分 できる 1 石 炭 省 の 管 轄 下 にある 国 営 石 炭 生 産 会 社 Coal India Limited(CIL)- 原 料 炭 および 一 般 炭 CIL は 8 つの 子 会 社 で 構 成 され そのうち 1 社 は 石 炭 資 源 探 査 開 発 計 画 を 行 っており 石 炭 生 産 会 社 としては 7 社 を 経 営 している 9 OECD/IEA, Coal Information 2005 によると 2004 年 の 石 炭 生 産 量 ( 見 込 み)は 以 下 のとおり 第 1 位 : 中 国 ハード コール-19 億 5,600 万 トン 第 2 位 : 米 国 ハード コール-9 億 3,300 万 トン 褐 炭 -7,600 万 トン 12

13 褐 炭 年 度 原 料 炭 (22%) (22%) (21%) (20%) (21%) (20%) (19%) (18%) (17%) 一 般 炭 合 計 (73%) (73%) (73%) (74%) (74%) (74%) (75%) (76%) (76%) 計 (95%) (95%) (94%) (94%) (94%) (94%) (93%) (93%) (93%) (5%) (5%) (6%) (6%) (6%) (6%) (7%) (7%) (7%) Andhra Pradesh 州 Bihar 州 Jharkhand 州 Madhya Pradesh 州 Chhattisgarh 州 Maharashtra 州 Orissa 州 Uttar Pradesh 州 West Bengal 州 その 他 Gujarat 州 Rajasthan 州 Tamil Nadu 州 表 4-1 石 炭 生 産 の 推 移 ( 単 位 : 百 万 トン) '85-'94 '94-'04 '02-' % -3.2% 0.0% (15%) (14%) (13%) (14%) (12%) (10%) (9%) (8%) (8%) (8%) (7%) % 5.0% 6.4% (78%) (79%) (80%) (79%) (80%) (83%) (84%) (85%) (85%) (85%) (86%) % 4.0% 5.9% (93%) (93%) (93%) (93%) (93%) (93%) (93%) (93%) (93%) (93%) (93%) % 4.3% 6.1% (7%) (7%) (7%) (7%) (7%) (7%) (7%) (7%) (7%) (7%) (7%) % 4.0% 5.9% '94-'03 '02-' % 2.1% (9%) (9%) (9%) (9%) (9%) (9%) (9%) (9%) (9%) (9%) % 1.1% (26%) (25%) (25%) (25%) (24%) (24%) (22%) (22%) (21%) (20%) % 8.6% (27%) (27%) (27%) (26%) (27%) (27%) (27%) (28%) (28%) (29%) % 5.1% (8%) (8%) (8%) (8%) (8%) (8%) (9%) (9%) (9%) (8%) % 14.9% (10%) (11%) (12%) (13%) (14%) (13%) (13%) (14%) (14%) (15%) % -11.2% (5%) (5%) (5%) (5%) (5%) (5%) (5%) (5%) (5%) (4%) % 4.9% (6%) (6%) (6%) (5%) (6%) (5%) (6%) (6%) (6%) (6%) % 20.8% (2%) (1%) (0%) (0%) (2%) (1%) (1%) (2%) (1%) (2%) % -2.9% (1%) (2%) (2%) (2%) (2%) (1%) (2%) (2%) (2%) (2%) % (0%) (0%) (0%) (0%) (0%) (0%) % 10.8% (6%) (6%) (6%) (6%) (6%) (5%) (5%) (5%) (5%) (5%) ハード コール 年 度 褐 炭 ハード コール 注 : 年 度 毎 のカッコで 示 す 数 値 は 全 石 炭 生 産 量 に 占 める 各 炭 種 州 の 構 成 比 を 示 す 出 所 : Coal Controller s Organization/Ministry of Coal Coal Directory of India Ministry of Coal Annual Report および The Energy and Resources Institute Teri Energy Data Directory & Yearbook から 作 成 13

14 2 電 力 省 の 管 轄 下 にある 国 営 石 炭 生 産 会 社 Neyveli Lignite Corporation Limited(NLC)- 褐 炭 3 インド 中 央 政 府 49%と Andhra Pradesh 州 政 府 51%の 公 営 石 炭 生 産 会 社 Singareni Collieries Company Limited(SCCL)- 原 料 炭 および 一 般 炭 4 鉄 鋼 会 社 電 力 会 社 などが 経 営 する 石 炭 生 産 会 社 The Tata Iron & Steel Company Limited(TISCO/Tata Steel) The Indian Iron & Steel Company Limited(IISCO) Damodar Valley Corporation(DVC) Jammu and Kashmir Minerals Ltd.(JKML) Bengal Emya Coal Mines Ltd.(BECML) Bihar State Mineral Development Corporation(BSMDC) など 表 4-2 には 2004 年 度 における 企 業 形 態 別 の 石 炭 生 産 量 と 炭 鉱 数 を 示 しているが 石 炭 の 生 産 は 国 営 企 業 である CIL に 集 中 しており ハード コールについて 見 ると そのシェ アは 85% 程 度 になる この 比 率 はここ 10 年 ほとんど 変 化 しておらず 残 り 10% 程 度 を SCCL 5% 程 度 を 民 営 企 業 が 担 っている 生 産 方 式 別 に 見 ると 坑 内 掘 りに 比 べ 圧 倒 的 に 露 天 掘 りのシェアが 大 きい 1 炭 鉱 当 たりの 生 産 規 模 について 見 ると 坑 内 掘 り 炭 鉱 の 平 均 は 年 産 50 万 トンに 達 していない 露 天 掘 り 炭 鉱 の 平 均 的 な 年 産 規 模 は 200 万 トンで 褐 炭 に 限 れば 500 万 トン 程 度 になる 国 営 公 営 と 民 営 を 比 較 すると 民 営 露 天 掘 り 炭 鉱 の 平 均 的 な 生 産 規 模 の 方 が 国 営 公 営 よりも 大 きい なお 坑 内 掘 りと 露 天 掘 りの 生 産 割 合 を 見 ると 1980 年 代 後 半 は 露 天 掘 りのシェアが 60% 台 で 推 移 したが 1990 年 代 を 通 し て 着 実 にシェアを 拡 大 し 2004 年 度 では 露 天 掘 りの 生 産 シェアが 85%に 達 している ハード コール 褐 炭 表 年 度 における 企 業 形 態 別 の 石 炭 生 産 量 と 炭 鉱 数 計 石 炭 生 産 量 ( 百 万 トン) 坑 内 掘 り 露 天 掘 り 炭 鉱 数 坑 内 掘 り 露 天 掘 り 坑 内 + 露 天 国 営 CIL (79%) 47.0 (15%) (85%) 470 (84%) 公 営 SCCL 35.3 (9%) 13.0 (37%) 22.3 (63%) 67 (12%) 民 営 計 23.8 (6%) 1.7 (7%) 22.1 (93%) 19 (3%) 合 計 (93%) 61.7 (16%) (84%) 556 (99%) 国 営 NCL 民 営 計 合 計 29.3 (7%) 0.0 (0%) 29.3 (100%) 6 (1%) 総 計 (100%) 61.7 (15%) (85%) 562 (100%) 注 : 石 炭 生 産 量 計 および 炭 鉱 数 計 のカッコで 示 す 数 値 は 総 計 に 占 める 構 成 比 を 示 す 採 掘 法 別 石 炭 生 産 量 のカッコで 示 す 数 値 は 企 業 形 態 別 生 産 量 に 占 める 採 掘 法 別 の 構 成 比 を 示 す 出 所 : Ministry of Coal Annual Report から 作 成 計 14

15 4-1-2 炭 質 生 産 量 石 炭 価 格 インドでは 石 炭 の 品 質 を 灰 分 ないし 有 効 発 熱 量 (Useful Heat Value:UHV) 10 に 基 づき 原 料 炭 ( 粘 結 炭 微 粘 結 炭 )と 一 般 炭 ( 非 粘 結 炭 )に 区 分 している 原 料 炭 は 灰 分 および 水 分 により Steel( 製 鉄 用 ) Washery( 選 炭 処 理 された 精 炭 で 製 鉄 用 ) Semi-Coking(コークス 用 )に 分 類 され 一 般 炭 は UHV により A~G の 等 級 に 分 類 され ている 一 般 炭 A B C は 化 学 原 料 用 D はセメント 工 業 用 E~G は 火 力 発 電 所 用 の 石 炭 である 表 4-3 には インドの 石 炭 品 質 等 級 区 分 と 2001 年 度 から 2003 年 度 までの 区 分 毎 の 生 産 量 を 示 す 品 質 等 級 区 分 で 見 ると E および F に 区 分 される 一 般 炭 の 生 産 量 が 多 く この 2 つのランクで 一 般 炭 生 産 量 の 60% 以 上 を 占 める 原 料 炭 ( 粘 結 炭 ) 原 料 炭 ( 非 微 粘 結 炭 ) 一 般 炭 ( 非 粘 結 炭 ) 表 4-3 インドにおける 石 炭 品 質 等 級 区 分 と 生 産 量 生 産 量 ( 年 度 百 万 トン) 品 質 等 級 灰 分 水 分 用 途 Steel-Ⅰ Ash < 15% Steel-Ⅱ 15 ~ Washery-Ⅰ 18 ~ Washery-Ⅱ 21 ~ Washery-Ⅲ 24 ~ Washery-Ⅳ 28 ~ Semi-CokingⅠ Ash+ 水 分 < 19% Semi-CokingⅡ > コークス 原 料 炭 生 産 量 品 質 等 級 有 効 発 熱 量 用 途 A > 6,200 kcal/kg B 5,200 ~ 6, 化 学 原 料 C 4,940 ~ 5, D 4,200 ~ 4, セメント E 3,360 ~ 4, F 2,400 ~ 3, G 1,300 ~ 2, 一 般 炭 生 産 量 生 産 量 合 計 注 : 一 般 炭 生 産 量 の 計 と 生 産 量 合 計 が 表 4-1 に 示 す 値 と 異 なる 出 所 : 品 質 等 級 ;Ministry of Coal, India Annual Report 等 級 別 生 産 量 ;CMIE Economic Intelligent Service 2005 から 作 成 製 鉄 火 力 発 電 なお CIL の 石 炭 山 元 価 格 (2003 年 9 月 29 日 から 2004 年 6 月 15 日 における CIL の 石 炭 山 元 価 格 )は 一 般 炭 A で 1,050~1,870 Rs/トン(1US$=46Rs として 22.83~ 40.65US$/トン) 生 産 量 の 最 も 多 い 一 般 炭 F で 400~710 Rs/トン( 同 8.70~15.43US$/ トン) 原 料 炭 Steel-Ⅰで 2,960 Rs/トン( 同 64.35US$/トン)となっている 10 UHV は 灰 分 (A%)と 水 分 (M%)から 次 式 により 計 算 される 値 で JIS 等 で 規 定 される 総 発 熱 量 (Gross Calorific Value:GCV)とは 異 なる UHV = 8, (A+M) 15

16 4-1-3 選 炭 インドの 石 炭 は 灰 分 が 多 く 鉱 物 質 中 に 均 一 に 分 布 するという 性 質 から 選 炭 することが 難 しく 2000 年 頃 までは 原 料 炭 のみを 選 炭 して 鉄 鋼 など 需 要 家 へ 販 売 されていた しかし 環 境 森 林 省 (Ministry of Environment and Forests:MOEF)により 灰 分 含 有 量 に 関 する 通 達 (1997 年 ) 11 が 1997 年 9 月 17 日 付 けで 通 達 され 2002 年 6 月 より 一 般 炭 に ついても 選 炭 処 理 をしなければならなくなった CIL は 1997 年 度 以 降 一 般 炭 用 選 炭 工 場 2 カ 所 を 新 設 原 料 炭 用 選 炭 工 場 5 カ 所 を 一 般 炭 用 に 転 換 したが その 選 炭 処 理 能 力 は 合 計 でもわずか 2,020 万 トン/ 年 で 2004 年 度 の 一 般 炭 生 産 量 3 億 5,240 万 トンの 6% 弱 程 度 である そこで CIL は 自 社 が 産 出 する 石 炭 全 量 を 選 炭 処 理 するため 選 炭 工 場 を 新 設 することは 資 金 的 に 不 可 能 と 判 断 し 民 間 資 金 を 活 用 した BOO 方 式 による CIL 傘 下 炭 鉱 への 選 炭 工 場 建 設 を 推 進 する 方 針 を 打 ち 出 して いる 石 炭 省 の 資 料 (2006 年 2 月 )によると 民 間 (BOO 方 式 ) 選 炭 工 場 の 処 理 能 力 は 原 料 炭 用 で 7 カ 所 1,127 万 トン/ 年 一 般 炭 用 で 24 カ 所 5,975 万 トン/ 年 の 計 31 カ 所 7,102 万 トン/ 年 に 過 ぎず CIL の 一 般 炭 の 選 炭 処 理 能 力 と 合 わせても 7,995 万 トン/ 年 で 2004 年 度 の 一 般 炭 生 産 量 の 23%である 表 4-4 選 炭 工 場 数 と 処 理 能 力 CIL 民 間 合 計 区 分 原 料 炭 一 般 炭 合 計 原 料 炭 一 般 炭 合 計 原 料 炭 一 般 炭 合 計 工 場 数 処 理 能 力 ( 百 万 トン/ 年 ) 出 所 : Ministry of Coal A Presentation before APEC Seminar (2006 年 2 月 )から 作 成 4-2 石 炭 貿 易 の 現 状 インドの 石 炭 貿 易 は 表 4-5 に 示 すように 石 炭 輸 出 については 1970 年 代 から 1990 年 代 を 通 して 100 万 トンに 満 たない 量 であったが 1999 年 度 以 降 100 万 トンを 上 回 る 輸 出 量 を 記 録 している 一 方 石 炭 輸 入 については 1978 年 度 に 22 万 トンが 初 めて 記 録 され て 以 来 年 度 により 多 少 の 増 減 はあるが 堅 実 にその 量 を 拡 大 している 石 炭 の 輸 出 入 量 を 比 較 すると 石 炭 輸 入 が 開 始 された 翌 年 1979 年 度 には 輸 入 量 が 輸 出 量 を 上 回 り 以 後 この 状 況 が 継 続 している 石 炭 輸 入 量 は 2004 年 度 の 2,613 万 トンから 2005 年 度 には 4,167 万 トンを 記 録 し 2003 年 度 のほぼ 2 倍 の 数 量 となっており 過 去 3 年 間 では 年 平 均 伸 び 率 が 20%を 超 える 一 方 輸 出 量 は 1999 年 度 以 降 100 万 トン 台 で 推 移 2004 年 度 は 155 万 トンとなっている 11 灰 分 含 有 量 に 関 する 通 達 : 山 元 から 1,000km 離 れた 全 ての 石 炭 火 力 発 電 所 ならびに 坑 口 石 炭 火 力 発 電 所 を 除 く 危 機 的 な 環 境 汚 染 地 域 都 市 部 および 環 境 保 護 指 定 区 域 に 位 置 する 石 炭 火 力 発 電 所 は 2001 年 6 月 ( 実 際 には 2002 年 6 月 )から 灰 分 34% 以 下 の 選 炭 済 み 石 炭 または 混 炭 を 利 用 する 16

17 輸 入 年 度 表 4-5 石 炭 輸 出 入 量 の 推 移 ( 単 位 : 百 万 トン) 原 料 炭 一 般 炭 輸 出 年 度 輸 入 原 料 炭 一 般 炭 輸 出 年 度 輸 入 原 料 炭 一 般 炭 輸 出 年 度 '80-'90 '90-'00 '91-'05 '02-'05 輸 入 原 料 炭 % 22.6% 一 般 炭 % 20.8% % 13.2% 14.9% 21.9% 輸 出 % 29.1% - - 出 所 : Coal Controller s Organization/Ministry of Coal Coal Directory of India Ministry of Coal Annual Report および The Energy and Resources Institute Teri Energy Data Directory & Yearbook から 作 成 1991 年 度 からは 石 炭 種 別 の 輸 入 量 が 明 らかになっている 1991 年 度 の 石 炭 輸 入 量 は 原 料 炭 527 万 トン 一 般 炭 66 万 トンで 原 料 炭 の 輸 入 量 全 体 に 占 める 割 合 は 89%であっ たが 2004 年 度 にはこの 割 合 が 56%( 原 料 炭 1,457 万 トン 一 般 炭 1,156 万 トン)まで 低 下 している この 期 間 の 輸 入 量 の を 見 ると 一 般 炭 25.6% 原 料 炭 8.1% と 一 般 炭 輸 入 量 の 増 加 が 顕 著 であることが 分 かる 一 般 炭 の 輸 入 増 の 要 因 としては 環 境 森 林 省 が 出 した 灰 分 含 有 量 に 関 する 通 達 (1997 年 ) の 影 響 が 大 きく 特 に 沿 岸 部 の 石 炭 火 力 発 電 所 やセメント 工 場 において 石 炭 調 達 を 国 内 炭 から 輸 入 炭 へシフトしている この 他 に インドは 1999 年 度 以 降 200 万 トン 程 度 のコークスの 輸 入 も 行 っているが 2004 年 度 について 見 ると 150 万 トンと 漸 減 している 表 4-6 には 1998 年 度 以 降 のインドの 石 炭 輸 入 推 移 を 国 別 に 表 示 している 豪 州 からの 石 炭 輸 入 量 が 例 年 最 も 多 く 数 量 も 1,000 万 トンを 超 えるが 輸 入 量 と 総 石 炭 輸 入 量 に 対 するシェアは 年 度 により 増 減 がある 同 様 の 傾 向 は 中 国 からの 輸 入 にも 見 られる イン ドネシアについて 見 ると 輸 入 量 の 伸 びが 最 も 大 きく そのシェアも 2004 年 度 では 豪 州 の 47.3%に 次 いで 34.9%となっており 2005 年 度 上 期 では 37.2%まで 上 昇 年 度 計 では 1,000 万 トンを 超 える 見 込 みで 豪 州 にほぼ 肩 を 並 べる 輸 入 量 となっている 2004 年 度 に おいてインドネシアに 次 ぐシェアの 中 国 (8.9%)を 加 えると 豪 州 インドネシアおよび 中 国 の 3 カ 国 でシェアは 91.1%にもなる 南 アフリカからの 石 炭 輸 入 は 1999 年 度 の

18 万 トンから 2000~2002 年 度 までは 300 万 トン 台 で 推 移 シェアも 15% 以 上 を 占 めていた が 2003 年 度 以 降 は 数 量 シェアともに 大 きく 減 じている 2005 年 度 は 回 復 基 調 にあり 調 達 先 の 多 様 化 を 図 っている 模 様 である 米 国 からの 石 炭 輸 入 が 拡 大 しているが これは 原 料 炭 の 世 界 的 な 需 給 逼 迫 に 伴 い スポット 的 な 調 達 先 を 米 国 に 求 めたことおよび 調 達 先 の 多 様 化 を 意 図 しているためと 考 えられる 表 4-6 国 別 石 炭 輸 入 量 の 推 移 ( 単 位 : 百 万 トン) 年 度 上 期 '98-'04 '02-'04 豪 州 % -1.4% (62.4%) (54.9%) (62.6%) (52.8%) (55.1%) (61.4%) (47.3%) (42.7%) インドネシア % 51.6% (14.4%) (11.7%) (12.2%) (16.6%) (17.2%) (26.2%) (34.9%) (37.2%) 中 国 % 8.8% (4.8%) (6.4%) (8.3%) (12.4%) (8.5%) (7.9%) (8.9%) (9.6%) 米 国 % 386.5% (0.1%) (0.7%) (0.3%) (0.2%) (0.1%) (0.1%) (2.7%) (3.3%) 南 アフリカ % -60.4% (14.8%) (23.8%) (15.2%) (15.1%) (14.7%) (3.0%) (2.0%) (5.5%) その 他 % 4.9% (3.5%) (2.6%) (1.4%) (2.8%) (4.3%) (1.5%) (4.2%) (1.8%) 合 計 % 6.5% 注 : 年 度 毎 のカッコで 示 す 数 値 は 輸 入 量 に 占 める 国 別 の 構 成 比 を 示 す 出 所 : Directorate General of Foreign Trade/Department of Commerce/Ministry of Commerce & Industry Export Import Data Bank から 作 成 インドネシアからの 輸 入 量 の 増 加 は 低 灰 分 低 硫 黄 といった 品 質 面 や FOB 価 格 が 比 較 的 低 廉 であり また 石 炭 の 船 舶 輸 送 距 離 が 短 いことが 評 価 された 結 果 である 今 後 イ ンドでは 電 力 用 をはじめとする 一 般 炭 の 輸 入 量 が 増 加 することが 予 想 されるが インドネ シア 炭 のシェアが 首 位 になるのは 間 違 いないであろう なお コークスについては 主 に 中 国 から 輸 入 しており また インドの 石 炭 輸 出 先 は 近 隣 諸 国 のバングラデシュ ネパールなどである 4-3 石 炭 供 給 見 通 し 石 炭 省 は A Presentation before APEC Seminar 12 において 表 4-7 に 示 す 石 炭 (ハ ード コール)の 国 内 供 給 見 通 し( 生 産 見 通 し)を 発 表 している これによると 2004 年 度 3 億 8,260 万 トンの 国 内 生 産 量 が 2024 年 度 には 10 億 8,600 万 トンへ 年 平 均 5.4% の 伸 び 率 で 7 億 300 万 トン 増 加 するが この 中 には 地 下 ガス 化 対 象 炭 量 (コール ベッド メタン(Coal Bed Methane:CBM)および 地 下 ガス 化 (Underground Coal Gasification: 12 APEC Clean Fossil Energy Technical & Policy Seminar, February 2006, Lampang, Thailand 18

19 UCG))が 若 干 含 まれており 固 体 燃 料 としての 石 炭 生 産 量 は 2024 年 度 で 10 億 6,100 万 トンと 予 測 されている 石 炭 生 産 の 多 くを CIL が 賄 うという 構 図 は 現 在 と 変 わりはないが 20 年 間 でその 比 率 は 7.3 ポイント 低 下 し 77.3%へ また SCCL も 同 期 間 に 4.9 ポイント 低 下 して 4.3%となり 両 社 合 計 で 81.6%となる この 減 少 は 民 営 の 石 炭 生 産 会 社 による 生 産 が 拡 大 することで 補 われると 予 測 されており 2004 年 度 の 2,400 万 トンから 2024 年 度 に 向 けて は 10.5%で 拡 大 し 2004 年 度 の 7 倍 以 上 に 相 当 する 1 億 7,500 万 トンに 達 すると 見 られている インド 中 央 政 府 により 民 営 企 業 による 炭 鉱 開 発 ならび に 民 営 炭 鉱 への 外 資 導 入 奨 励 策 が 打 ち 出 されており これが 民 営 石 炭 生 産 会 社 による 生 産 拡 大 を 促 進 すると 考 えられる 生 産 見 通 し 表 4-7 石 炭 (ハード コール) 生 産 見 通 しと 需 要 見 通 しの 比 較 年 度 ( 単 位 : 百 万 トン) 実 績 '04-'11 '11-'21 '04-'24 国 営 CIL % 4.1% 4.9% (84.6%) (84.7%) (87.6%) (83.9%) (80.1%) (77.3%) 公 営 SCCL % 1.4% 1.4% (9.2%) (8.7%) (7.1%) (5.8%) (5.0%) (4.3%) 民 営 計 % 15.2% 10.5% (6.2%) (6.7%) (5.3%) (9.6%) (13.3%) (16.1%) 地 下 ガス 化 対 象 炭 量 (0.6%) (1.6%) (2.3%) A. 合 計 , % 5.0% 5.4% 需 要 見 通 し B. 国 家 計 画 委 員 会 (7%ケース) C. 国 家 計 画 委 員 会 (8%ケース) 石 炭 省 石 炭 輸 入 見 通 し 石 炭 輸 入 (B-A) 石 炭 輸 入 (C-A) '04-'11 '11-'21 '05-' , % 5.0% 5.1% , , % 5.5% 5.7% '06-'11 '11-'21 '06-' % 3.4% 2.3% % 9.7% 8.8% 注 : 年 度 毎 のカッコで 示 す 数 値 は 生 産 量 に 占 める 経 営 形 態 別 の 構 成 比 を 示 す 石 炭 輸 入 見 通 しは 需 要 見 通 し( 国 家 計 画 委 員 会 )から 生 産 見 通 しを 減 じることで 算 定 している 2006 年 度 は MOC Annual Plan 年 度 は CIL の 改 訂 版 生 産 計 画 を 反 映 している 2004 年 度 の 生 産 実 績 は MOC Annual Plan を 反 映 表 4-1 に 示 すものと 相 違 がある 2004 年 度 の 輸 入 実 績 は 表 4-5 を 参 照 出 所 : Ministry of Coal A Presentation before APEC Seminar (February 2006) 表 から 作 成 石 炭 生 産 見 通 しと 表 3-5 に 示 した 国 家 計 画 委 員 会 による 石 炭 需 要 見 通 しを 比 較 すると 表 4-7 および 図 4-1 に 示 したように 需 要 量 が 生 産 量 を 上 回 ることが 明 らかで 国 内 生 産 の みでは 需 要 を 賄 うことができない 需 要 量 から 生 産 量 を 減 じた 値 を 石 炭 輸 入 量 とすると GDP の 伸 び 率 を 年 平 均 8%としたケースの 石 炭 需 要 予 測 に 基 づいた 場 合 2024 年 度 にお いて 輸 入 しなければならない 石 炭 量 は 1 億 8,600 万 トンとなり 2004 年 度 から 見 た 伸 び 率 は 石 炭 生 産 量 の 伸 び 率 を 上 回 るものとなる 19

20 図 4-1 石 炭 (ハード コール) 生 産 見 通 しと 需 要 見 通 しの 比 較 石 炭 需 要 量 国 内 生 産 量 ( 百 万 トン) 1,400 1,200 1, 石 炭 輸 入 量 ( 百 万 トン) 輸 入 量 見 通 し (GDP 年 率 7%ケース) 輸 入 量 見 通 し (GDP 年 率 8%ケース) 石 炭 需 要 量 見 通 し (GDP 年 率 7%ケース) 石 炭 需 要 量 見 通 し (GDP 年 率 8%ケース) 実 績 年 度 0 石 炭 国 内 生 産 量 見 通 し 出 所 : 表 4-7 から 作 成 5. 石 炭 産 業 の 課 題 インド 国 家 計 画 委 員 会 の 総 合 エネルギー 政 策 専 門 家 会 議 による 報 告 書 案 では 石 炭 は 今 後 2031 年 度 に 至 るまでインドのエネルギー 消 費 量 のほぼ 半 数 を 占 め 国 内 石 炭 生 産 量 の 7 割 以 上 が 電 力 向 けに 出 荷 されると 見 込 まれている 以 下 では 今 後 の 石 炭 需 給 に 対 する 主 な 課 題 を 挙 げるが これらはそれぞれが 他 の 課 題 と 関 連 しており 課 題 解 決 に 向 けては 個 別 の 解 決 と 併 行 して 総 括 的 な 解 決 へ 向 けた 対 策 が 必 要 と 考 える 5-1 石 炭 資 源 探 査 の 推 進 今 後 予 想 される 石 炭 消 費 の 大 幅 な 増 加 に 伴 い 可 採 埋 蔵 量 の 減 少 が 懸 念 されており 国 内 炭 の 長 期 安 定 供 給 にとって 不 安 材 料 となっている インドの 石 炭 資 源 量 は CIL 傘 下 の 中 央 鉱 山 計 画 設 計 研 究 所 (Central Mine Planning and Design Institute Limited: CMPDIL)により 資 源 探 査 が 実 施 されているが CMPDIL が 採 用 しているボーリング 技 術 の 限 界 から 深 度 300m までの 石 炭 埋 蔵 量 しか 確 認 されていない 今 後 は 石 炭 賦 存 の 可 能 性 が 残 された 地 域 を 含 めた 深 部 の 石 炭 資 源 探 査 を 積 極 的 に 進 め 将 来 に 向 けた 確 認 可 採 埋 蔵 量 の 確 保 に 努 める 必 要 がある そのためには 石 油 資 源 探 査 を 国 営 企 業 以 外 にも 開 放 したように 石 炭 資 源 の 探 査 事 業 を CMPDIL 以 外 の 国 内 企 業 に 開 放 し かつ 海 外 資 本 の 参 入 を 許 可 することで より 強 力 に 探 査 事 業 を 推 進 することが 可 能 になると 考 えられる 5-2 炭 鉱 の 稼 働 率 生 産 性 向 上 インドの 主 要 石 炭 生 産 地 域 では 例 年 夏 期 の 気 温 が 40 を 超 えることから 炭 鉱 の 稼 働 率 が 大 幅 に 低 下 し 生 産 量 が 年 平 均 に 比 して 5~15% 減 少 する 現 象 が 見 られる 夏 期 は 冷 房 による 電 力 需 要 が 増 すなど 石 炭 需 要 も 増 す 時 期 であり 需 要 家 への 安 定 供 給 が 図 られない 輸 入 炭 に 対 する 国 内 炭 の 競 争 力 を 低 下 させないためには 需 要 に 見 合 った 生 産 量 を 維 持 す ることが 重 要 であり 生 産 性 の 向 上 維 持 を 図 る 炭 鉱 経 営 が 望 まれる 20

21 5-3 民 間 外 国 資 本 による 炭 鉱 選 炭 工 場 の 整 備 拡 張 および 新 規 開 発 CIL と SCCL を 除 く 民 営 炭 鉱 が 徐 々にその 数 を 増 やし 石 炭 生 産 量 も 増 加 してきている が インドの 民 間 資 本 を 十 分 利 用 した 既 存 炭 鉱 の 拡 張 を 図 り また 新 規 炭 鉱 の 開 発 を 促 進 することが 石 炭 の 増 産 を 図 る 上 で 非 常 に 有 効 である 以 上 のことは 選 炭 工 場 についても 全 く 同 様 で 環 境 対 策 効 率 などを 考 慮 すると 選 炭 率 を 一 層 向 上 させることが 要 求 される これら 民 営 炭 鉱 選 炭 工 場 に 対 しては 海 外 資 本 の 参 入 に 対 する 制 約 がなく(100%の 権 益 取 得 も 可 能 ) 積 極 的 な 海 外 資 本 の 導 入 やコントラクター 方 式 の 採 用 も 石 炭 生 産 拡 大 に 大 きく 貢 献 すると 考 える また CIL 傘 下 の 炭 鉱 会 社 を 民 営 化 することで 競 争 に 基 づく 経 営 の 効 率 化 を 図 ることも 考 慮 されるべきである 5-4 石 炭 利 用 の 効 率 化 石 炭 需 要 を 抑 制 するには その 70% 以 上 を 消 費 している 石 炭 火 力 発 電 所 の 熱 効 率 を 向 上 させることが 必 須 となる 国 家 計 画 委 員 会 では 現 在 の 石 炭 火 力 発 電 所 の 平 均 熱 効 率 30.5%を 今 後 新 規 建 設 分 については 平 均 39%に 引 き 上 げ 特 に 既 存 の 設 備 容 量 50 万 kw の 超 臨 界 圧 ボイラーを 使 用 する 石 炭 火 力 発 電 所 の 熱 効 率 を 36%から 42%へ 向 上 させるこ とを 総 合 エネルギー 政 策 のシナリオとして 描 いている 2031 年 度 見 通 しにおいて 仮 に 全 ての 石 炭 火 力 発 電 所 で 熱 効 率 40%が 達 成 されるならば 2 億 7,400 万 トンの 国 内 炭 消 費 が 節 約 できると 試 算 しており 同 年 度 での 国 内 供 給 不 足 量 にほぼ 匹 敵 する 一 方 Central Electricity Authority(CEA)の 報 告 によれば 2004 年 度 における 送 配 電 ロスや 盗 電 による 電 力 全 体 の 損 失 は 発 電 量 の 40%を 超 える このような 電 力 損 失 を 減 少 させることで インドの 発 電 電 力 量 の 削 減 が 図 られ ひいては 石 炭 消 費 量 の 削 減 を 図 る ことも 可 能 となる インド 電 力 産 業 の 改 革 促 進 が 今 後 のインド 石 炭 需 給 をバランスさせ る 上 で 非 常 に 大 きなポイントになると 言 える 5-5 石 炭 関 連 インフラの 整 備 拡 張 と. 鉄 道 改 革 インドの 石 炭 需 給 見 通 しでは 国 内 炭 を 増 産 しても 需 要 増 には 対 応 できないと 予 想 され ており 国 内 における 石 炭 の 供 給 増 消 費 減 に 向 けた 対 策 を 実 施 ししたとしても 海 外 か らの 石 炭 輸 入 が 必 要 となる 特 に インドの 石 炭 生 産 地 より 遠 く 離 れた Panjab 州 Haryana 州 Rajasthan 州 Gujarat 州 Maharashtra 州 Goa 州 Karnataka 州 Kerala 州 Tamilnadu 州 Uttrapradesh 州 西 部 Delhi 首 都 圏 など 石 炭 火 力 発 電 所 やセメン ト 工 場 を 有 する 北 部 西 部 南 部 の 各 州 では より 高 品 質 で 価 格 の 低 廉 な 海 外 一 般 炭 の 輸 入 を 増 やすことも 予 想 される しかし インドの 石 炭 輸 入 港 はそれに 対 応 した 港 湾 設 備 能 力 がなく 現 在 のように 海 外 からの 投 資 を 含 む 民 間 投 資 を 当 てにしたインフラ 整 備 拡 張 計 画 では 計 画 達 成 の 先 行 きが 不 透 明 である これでは 予 想 される 国 内 石 炭 供 給 不 足 を 海 外 炭 輸 入 で 賄 う 計 画 の 達 成 も 覚 束 なく インドの 経 済 成 長 にも 大 きく 影 響 を 及 ぼすこと が 予 想 される インド 中 央 政 府 または 州 政 府 による 積 極 的 な 港 湾 インフラへの 財 政 支 出 や インフラ 整 備 に 対 する ODA 海 外 の 融 資 制 度 の 活 用 なども 必 要 と 考 えられる また 荷 揚 げした 輸 入 炭 を 港 湾 から 需 要 家 の 所 在 地 まで 鉄 道 または 道 路 により 輸 送 す 21

22 る 必 要 があり これら 一 連 のコール チェーンとしてのインフラ 整 備 を 計 画 的 に 行 うこと が 肝 要 である 特 に 効 率 的 な 鉄 道 輸 送 体 制 の 確 立 は 輸 入 炭 だけでなく 国 内 炭 の 供 給 拡 大 においても 必 須 であり 鉄 道 輸 送 運 賃 の 改 定 や 分 割 民 営 化 策 を 含 めた 鉄 道 システム 全 体 の 再 構 築 が 求 められる インドの 鉄 道 は 国 有 鉄 道 の 独 占 状 態 にあることから 競 争 原 理 が 作 用 しておらず これも 大 きな 課 題 となっている おわりに インド 国 家 計 画 委 員 会 では 今 後 7~8%で GDP が 成 長 し 2024 年 度 に は 11 億 トン( 最 新 情 報 では 16 億 トン)の 石 炭 需 要 が 見 込 まれている 石 炭 火 力 発 電 所 で の 熱 効 率 の 改 善 が 図 られようとしているが これが 進 捗 しないと 石 炭 需 給 は 国 内 炭 の 供 給 不 足 から 輸 入 量 が 2005 年 度 の 4,170 万 トンから 2 億 トン 前 後 まで 増 加 することが 予 測 されている これが 現 実 のものとなった 場 合 国 際 石 炭 市 場 への 影 響 は 必 至 であり わが 国 の 石 炭 安 定 供 給 にも 影 響 が 及 ぶことが 考 えられる また わが 国 が 開 発 済 み または 現 在 開 発 中 のクリーン コール テクノロジー(CCT) のうち 選 炭 技 術 石 炭 改 質 技 術 環 境 対 策 技 術 などは インドへの 普 及 可 能 性 があると 報 告 されており 石 炭 生 産 保 安 管 理 など 幅 広 い 分 野 で 技 術 支 援 の 可 能 性 が 考 えられる 以 上 の 観 点 から わが 国 としては 今 後 さらにインドの 石 炭 産 業 の 動 向 を 注 視 し 調 査 分 析 していくことが 肝 要 と 考 える お 問 い 合 22

23 付 図 1 インド 行 政 区 分 図 注 : で 囲 んだ 州 名 は 主 にハード コールが 賦 存 する 州 を 示 す で 囲 んだ 州 名 は 主 に 褐 炭 が 賦 存 する 州 を 示 す 23

1974 1976 1978 198 1982 1984 1986 1988 199 1992 1994 1996 1998 2 22 24 26 28 面 積 率 1974 1976 1978 198 1982 1984 1986 1988 199 1992 1994 1996 1998 2 22

1974 1976 1978 198 1982 1984 1986 1988 199 1992 1994 1996 1998 2 22 24 26 28 面 積 率 1974 1976 1978 198 1982 1984 1986 1988 199 1992 1994 1996 1998 2 22 参 考 資 料 2 ヒートアイランド 現 象 の 要 因 変 化 の 推 定 方 法 本 マニュアルではヒートアイランド 現 象 が 顕 著 な 大 都 市 ( 東 京 都 区 部 名 古 屋 市 大 阪 市 福 岡 市 )を 対 象 に ヒートアイランド 現 象 の 主 な 要 因 である1 地 表 面 被 覆 の 人 工 化 2 都 市 形 態 の 高 密 度 化 3 人 工 排 熱 の 増 加

More information

世 界 平 均 地 上 気 温 の 上 昇 量 の 予 測 出 典 : 平 成 19 年 度 国 土 交 通 白 書 各 温 室 効 果 ガスの 地 球 温 暖 化 への 影 響 地 球 温 暖 化 の 原 因 となっている 温 室 効 果 ガスには 二 酸 化 炭 素 以 外 にも メタン 一 酸

世 界 平 均 地 上 気 温 の 上 昇 量 の 予 測 出 典 : 平 成 19 年 度 国 土 交 通 白 書 各 温 室 効 果 ガスの 地 球 温 暖 化 への 影 響 地 球 温 暖 化 の 原 因 となっている 温 室 効 果 ガスには 二 酸 化 炭 素 以 外 にも メタン 一 酸 Ⅱ. 運 輸 部 門 における 主 要 な 環 境 問 題 の 現 状 1 地 球 環 境 問 題 の 現 状 わたしたちの 住 む 地 球 は 地 球 温 暖 化 やオゾン 層 の 破 壊 等 深 刻 な 環 境 問 題 に 直 面 しています 次 世 代 の 人 々に 安 心 した 生 活 を 営 める 惑 星 を 受 け つぐため わたしたちの 世 代 が 早 急 な 対 策 を 講 じ ることが

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203033332090A28A4582CC90CE96FB8E598BC68B7982D1974191979770945297BF82CC8FAB97889357965D2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D203033332090A28A4582CC90CE96FB8E598BC68B7982D1974191979770945297BF82CC8FAB97889357965D2E646F63> ミニレポート 2010-033 平 成 23 年 2 月 21 日 世 界 の 石 油 産 業 及 び 輸 送 用 燃 料 の 将 来 展 望 ~ 米 ハート 社 による 2030 年 までの 長 期 予 測 ~ 本 レポートでは 2010 年 11 月 に 米 国 ハート エネルギー コンサルティング 社 が 発 表 した 2030 年 までの 世 界 の 石 油 需 給 と 精 製 業 界 輸

More information

平 成 2 6 年 度 分 会 社 標 本 調 査 - 調 査 結 果 報 告 - 税 務 統 計 から 見 た 法 人 企 業 の 実 態 平 成 2 8 年 3 月 国 税 庁 長 官 官 房 企 画 課 目 次 会 社 標 本 調 査 について 概 要 調 査 結 果 の 概 要 Ⅰ 法 人 企 業 の 動 向 1 法 人 数 2 資 本 金 総 額 Ⅱ 法 人 企 業 の 状 況 1 利

More information

発 表 内 容 2 1. 世 界 のエネルギー 需 給 見 通 し 2. 25 年 の 日 本 のエネルギー 需 給

発 表 内 容 2 1. 世 界 のエネルギー 需 給 見 通 し 2. 25 年 の 日 本 のエネルギー 需 給 世 界 日 本 の 長 期 エネルギー 需 給 の 見 通 し 平 成 21 年 9 月 3 日 第 1 回 エネルギーベストミックス 研 究 会 財 団 法 人 日 本 エネルギー 経 済 研 究 所 計 量 分 析 ユニット 主 任 研 究 員 松 尾 雄 司 1 発 表 内 容 2 1. 世 界 のエネルギー 需 給 見 通 し 2. 25 年 の 日 本 のエネルギー 需 給 1. 世 界

More information

2030年までのエネルギー需給展望の見直し-2010年度改訂版総合エネルギー統計に準拠した試算結果の概要-

2030年までのエネルギー需給展望の見直し-2010年度改訂版総合エネルギー統計に準拠した試算結果の概要- ( 一 財 ) 電 力 中 央 研 究 所 社 会 経 済 研 究 所 ディスカッションペーパー(SERC Discussion Paper): SERC15001 2030 年 までのエネルギー 需 給 展 望 の 見 直 し -2010 年 度 改 訂 版 総 合 エネルギー 統 計 に 準 拠 した 試 算 結 果 の 概 要 - 星 野 優 子 永 田 豊 浜 潟 純 大 社 会 経 済 研

More information

ドがCO 2 等 排 出 国 の 上 位 を 占 めるようになり 地 球 温 暖 化 対 策 の 実 効 性 を 高 めるうえで 全 ての 国 が 参 加 する 枠 組 みを 構 築 することの 重 要 性 が 強 まってきた そこで 2010 年 にメキシコのカンクンで 開 催 されたCOP16で

ドがCO 2 等 排 出 国 の 上 位 を 占 めるようになり 地 球 温 暖 化 対 策 の 実 効 性 を 高 めるうえで 全 ての 国 が 参 加 する 枠 組 みを 構 築 することの 重 要 性 が 強 まってきた そこで 2010 年 にメキシコのカンクンで 開 催 されたCOP16で みずほインサイト 政 策 2015 年 12 月 18 日 COP21 がパリ 協 定 を 採 択 地 球 温 暖 化 抑 止 に 向 けた 今 後 の 課 題 政 策 調 査 部 主 任 研 究 員 堀 千 珠 03-3591-1304 chizu.hori@mizuho-ri.co.jp 2015 年 11 月 末 からフランスで 開 催 された 気 候 変 動 枠 組 条 約 第 21 回 締

More information

<4D F736F F D F38DFC8CB48D65817A926E95FB90C582C982A882AF82E990C C798CB8915B CC934B97708FF38BB C982C282A282C42E646F63>

<4D F736F F D F38DFC8CB48D65817A926E95FB90C582C982A882AF82E990C C798CB8915B CC934B97708FF38BB C982C282A282C42E646F63> 地 方 税 における 税 負 担 軽 減 措 置 等 の 適 用 状 況 等 に 関 する 報 告 書 ( 第 183 回 国 会 提 出 ) 地 方 税 法 第 758 第 2 の 規 定 に 基 づき この 報 告 書 を 国 会 に 提 出 する 目 次 はじめに 頁 地 方 税 における 税 負 担 軽 減 措 置 等 の 概 要 1 税 負 担 軽 減 措 置 等 の 適 用 額 及 び

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208179485094C5817A4E6F2E32353190BB91A28BC682CC8A438A4F90B68E5983568374836782C697418F6F82CC8D82957489C189BF926C89BB2E70707478>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208179485094C5817A4E6F2E32353190BB91A28BC682CC8A438A4F90B68E5983568374836782C697418F6F82CC8D82957489C189BF926C89BB2E70707478> 今 月 のトピックス No.251-1(216 年 3 月 17 日 ) (21 年 =1) 95Q2 98Q2 14 実 質 実 効 為 替 レート( 右 目 盛 ) 12 1 8 製 造 業 の 海 外 生 産 シフトと 輸 出 の 高 付 加 価 値 化 1.リーマンショック 以 降 の 日 本 の 輸 出 の 弱 さの 背 景 には 構 造 的 要 因 日 本 の 輸 出 を 数 量 ベースでみると

More information

第29回税制調査会 総29-2

第29回税制調査会 総29-2 平 28. 1.28 総 29-2 説 明 資 料 平 成 28 年 度 税 制 改 正 等 について( 地 方 税 ) 平 成 28 年 1 月 28 日 ( 木 ) 法 人 税 改 革 1 2 法 人 事 業 税 所 得 割 の 税 率 引 下 げと 外 形 標 準 課 税 の 拡 大 ( 案 ) 法 人 事 業 税 所 得 割 の 税 率 を 引 き 下 げ 外 形 標 準 課 税 を5/8に

More information

本 資 料 は 調 査 研 究 の 参 考 資 料 として 作 成 されたもので 必 ずしも 国 際 協 力 銀 行 の 見 解 を 表 すもの ではありません また 本 資 料 の 無 断 転 用 公 表 等 は 固 くお 断 りします 本 資 料 の 利 用 に 際 して 損 害 が 発 生 し

本 資 料 は 調 査 研 究 の 参 考 資 料 として 作 成 されたもので 必 ずしも 国 際 協 力 銀 行 の 見 解 を 表 すもの ではありません また 本 資 料 の 無 断 転 用 公 表 等 は 固 くお 断 りします 本 資 料 の 利 用 に 際 して 損 害 が 発 生 し わが 国 製 造 業 企 業 の 海 外 事 業 展 開 に 関 する 調 査 報 告 -2013 年 度 海 外 直 接 投 資 アンケート 結 果 ( 第 25 回 )- 2013 年 11 月 国 際 協 力 銀 行 業 務 企 画 室 調 査 課 本 資 料 は 調 査 研 究 の 参 考 資 料 として 作 成 されたもので 必 ずしも 国 際 協 力 銀 行 の 見 解 を 表 すもの

More information

Microsoft Word - 答申本文.doc

Microsoft Word - 答申本文.doc 第 3 章 窒 素 酸 化 物 対 策 の 環 境 改 善 効 果 予 測 1 対 策 効 果 予 測 について 第 2 章 で 検 討 した 更 なる 対 策 について 対 策 の 実 施 による 将 来 の NOx 排 出 量 や 環 境 濃 度 の 低 減 効 果 等 を 把 握 することは 対 策 を 進 めていく 上 で 重 要 な 根 拠 となる そのため 第 1 章 -3で 設 定 した

More information

2 < 目 次 > 電 気 料 金 制 度 について 1. 現 行 の 電 気 料 金 制 度 電 気 事 業 者 の 取 り 組 みについて 2. 経 営 効 率 化 3. 負 荷 平 準 化 4. 効 率 化 成 果 の 還 元 財 務 体 質 の 強 化 5. 情 報 公 開 6.おわりに

2 < 目 次 > 電 気 料 金 制 度 について 1. 現 行 の 電 気 料 金 制 度 電 気 事 業 者 の 取 り 組 みについて 2. 経 営 効 率 化 3. 負 荷 平 準 化 4. 効 率 化 成 果 の 還 元 財 務 体 質 の 強 化 5. 情 報 公 開 6.おわりに 1 現 行 の 電 気 料 金 制 度 と 電 気 事 業 者 の 取 り 組 みについて 平 成 24 年 2 月 3 日 2 < 目 次 > 電 気 料 金 制 度 について 1. 現 行 の 電 気 料 金 制 度 電 気 事 業 者 の 取 り 組 みについて 2. 経 営 効 率 化 3. 負 荷 平 準 化 4. 効 率 化 成 果 の 還 元 財 務 体 質 の 強 化 5. 情 報

More information

基 本 的 な 考 え 方 と 大 局 観 資 源 小 国 の 日 本 では エネルギーの 選 択 肢 を 安 易 に 放 棄 すべきではない 大 胆 なシフトとバランスの 維 持 でエネルギーの ベストミックスを 追 求 してきたところに 日 本 人 の 知 恵 がある その 意 味 では 安 易

基 本 的 な 考 え 方 と 大 局 観 資 源 小 国 の 日 本 では エネルギーの 選 択 肢 を 安 易 に 放 棄 すべきではない 大 胆 なシフトとバランスの 維 持 でエネルギーの ベストミックスを 追 求 してきたところに 日 本 人 の 知 恵 がある その 意 味 では 安 易 2012.05.11/ 日 本 記 者 クラブ10 階 ホール( 東 京 都 千 代 田 区 ) シリーズ 企 画 3.11 大 震 災 エネルギー 政 策 の 見 直 しと 日 本 電 力 業 の 今 後 橘 川 武 郎 (きっかわ たけお) 一 橋 大 学 大 学 院 商 学 研 究 科 教 授 kikkawa09@gmail.com 1 基 本 的 な 考 え 方 と 大 局 観 資 源 小

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2091E6328FCD5F8E968BC682CC96DA93498B7982D193E097652E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2091E6328FCD5F8E968BC682CC96DA93498B7982D193E097652E646F6378> 第 2 章 事 業 の 目 的 及 び 内 容 第 2 章 事 業 の 目 的 及 び 内 容 2.1 事 業 の 目 的 我 が 国 のエネルギー 政 策 のグランドデザインは 慎 重 に 描 く 必 要 性 がある 一 方 で 国 内 の 電 力 需 給 は 今 後 数 年 間 厳 しい 状 況 が 継 続 する 見 通 しであり 一 日 も 早 い 新 規 電 源 の 開 発 が 求 められている

More information

- 目 次 - Ⅰ 復 興 の 進 捗 状 況 2 Ⅱ 復 興 財 源 フレームの 設 定 5 Ⅲ 前 半 5 年 間 ( 集 中 復 興 期 間 )の 対 応 9 Ⅳ 後 半 5 年 間 ( 復 興 創 生 期 間 )の 対 応 17 Ⅴ 将 来 への 論 点 22 1

- 目 次 - Ⅰ 復 興 の 進 捗 状 況 2 Ⅱ 復 興 財 源 フレームの 設 定 5 Ⅲ 前 半 5 年 間 ( 集 中 復 興 期 間 )の 対 応 9 Ⅳ 後 半 5 年 間 ( 復 興 創 生 期 間 )の 対 応 17 Ⅴ 将 来 への 論 点 22 1 資 料 3 復 興 関 係 について 平 成 28 年 4 月 4 日 0 - 目 次 - Ⅰ 復 興 の 進 捗 状 況 2 Ⅱ 復 興 財 源 フレームの 設 定 5 Ⅲ 前 半 5 年 間 ( 集 中 復 興 期 間 )の 対 応 9 Ⅳ 後 半 5 年 間 ( 復 興 創 生 期 間 )の 対 応 17 Ⅴ 将 来 への 論 点 22 1 Ⅰ 復 興 の 進 捗 状 況 2 平 成 23 年

More information

経済・物価情勢の展望(2016年7月)

経済・物価情勢の展望(2016年7月) 2016 年 7 月 29 日 日 本 銀 行 経 済 物 価 情 勢 の 展 望 (2016 年 7 月 ) 基 本 的 見 解 1 < 概 要 > わが 国 の 景 気 は 新 興 国 経 済 の 減 速 の 影 響 などから 輸 出 生 産 面 に 鈍 さが みられるものの 基 調 としては 緩 やかな 回 復 を 続 けている 先 行 きを 展 望 すると 暫 くの 間 輸 出 生 産 面

More information

経済・物価情勢の展望(2016年4月)

経済・物価情勢の展望(2016年4月) 2016 年 4 月 28 日 日 本 銀 行 経 済 物 価 情 勢 の 展 望 (2016 年 4 月 ) 基 本 的 見 解 1 < 概 要 > わが 国 の 景 気 は 新 興 国 経 済 の 減 速 の 影 響 などから 輸 出 生 産 面 に 鈍 さが みられるものの 基 調 としては 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2018 年 度 まで を 展 望 すると 当 面 輸 出 生

More information

Microsoft Word - 温対編_1章_130531

Microsoft Word - 温対編_1章_130531 第 1 地 球 温 暖 化 問 題 と 我 が 国 の 現 状 地 球 温 暖 化 は 人 間 活 動 によって 大 気 中 の 二 酸 化 炭 素 など 温 室 効 果 ガスの 濃 度 が 増 加 し これに 伴 って 太 陽 からの 日 射 や 地 表 面 から 放 射 する 熱 の 一 部 がバランスを 超 えて 温 室 効 果 ガ スに 吸 収 されることにより 地 表 面 の 温 度 が

More information

Microsoft Word - 1502(last).docx

Microsoft Word - 1502(last).docx 今 号 のトピックス 環 境 保 護 汚 染 物 質 排 出 削 減 1. 環 境 保 護 部 2014 年 の 汚 染 物 質 総 量 削 減 目 標 を 達 成 2.2014 年 浙 江 省 の PM2.5 平 均 濃 度 53μg/m3 2013 年 比 13.1% 減 3. 浙 江 省 が 2015 年 環 境 汚 染 対 策 を 発 表 水 大 気 工 業 重 金 属 を 重 点 に 4.

More information

中国の環境汚染と日中環境協力

中国の環境汚染と日中環境協力 2013 年 5 月 1 日 全 6 頁 中 国 の 環 境 汚 染 と 日 中 環 境 協 力 常 務 理 事 金 森 俊 樹 [ 要 約 ] 本 年 初 から 北 京 を 始 めとする 中 国 各 地 で 大 気 中 の PM2.5( 直 径 2.5 マイクロメートル の 微 粒 子 中 国 では 正 式 名 称 として 細 顆 粒 物 と 呼 ぶようになっている)の 値 が 急 上 昇 し 改

More information

参 考 資 料 国 土 強 靱 化 基 本 計 画 - 強 くて しなやかなニッポンへ- 平 成 26 年 6 月 3 日 目 次 ( 頁 ) はじめに 1 第 1 章 国 土 強 靱 化 の 基 本 的 考 え 方 2 第 2 章 脆 弱 性 評 価 10 第 3 章 国 土 強 靱 化 の 推 進 方 針 14 第 4 章 計 画 の 推 進 と 不 断 の 見 直 し 30 おわりに 34

More information

(2) 築 地 市 場 の 再 整 備 計 画 ~ 移 転 後 築 地 再 整 備 計 画 以 上 の 点 を 踏 まえた 実 際 に 挙 げられている 再 整 備 計 画 を 図 5-63 に 示 す 築 地 市 場 再 整 備 計 画 は 大 きく 3 つに 分 けられる 以 後 それぞれの 再

(2) 築 地 市 場 の 再 整 備 計 画 ~ 移 転 後 築 地 再 整 備 計 画 以 上 の 点 を 踏 まえた 実 際 に 挙 げられている 再 整 備 計 画 を 図 5-63 に 示 す 築 地 市 場 再 整 備 計 画 は 大 きく 3 つに 分 けられる 以 後 それぞれの 再 5.6 築 地 市 場 を 中 心 としたエネルギー 供 給 システムの 提 案 5.6.1 築 地 市 場 をめぐる 動 向 (1) 現 状 の 築 地 市 場 の 問 題 点 東 京 都 築 地 市 場 の 現 状 の 問 題 点 としては 1 施 設 の 老 朽 化 ( 開 設 以 来 60 年 ) 2 市 場 内 の 交 通 の 混 雑 があげられる これらの 問 題 は 再 整 備 により

More information

(<例1>政府税制調査会:3月)

(<例1>政府税制調査会:3月) 平 成 25 年 度 税 制 改 正 要 望 事 項 平 成 24 年 10 月 指 定 都 市 市 長 会 目 次 1 個 人 住 民 税 の 充 実 強 化 1 2 地 方 法 人 課 税 の 拡 充 強 化 3 3 地 方 消 費 税 ( 現 行 分 )の 充 実 4 4 地 方 消 費 税 税 率 引 上 げ 分 の 使 途 及 び 地 方 の 役 割 の 拡 大 について 5 5 地 球

More information

平成21年第20回経済財政諮問会議議事次第

平成21年第20回経済財政諮問会議議事次第 経 済 財 政 諮 問 会 議 ( 平 成 21 年 第 20 回 ) 議 事 次 第 平 成 21 年 7 月 1 日 ( 水 ) 16 時 00 分 ~16 時 20 分 官 邸 4 階 大 会 議 室 1. 開 会 2. 議 事 (1) 22 年 度 予 算 の 全 体 像 について (2) 平 成 22 年 度 概 算 要 求 基 準 について 3. 閉 会 ( 説 明 資 料 ) 平 成

More information

地球温暖化対策推進法に基づく

地球温暖化対策推進法に基づく 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 温 算 定 報 告 公 表 制 度 による 平 成 25(2013) 温 の 集 計 結 果 平 成 28 年 6 月 13 日 環 境 省 経 済 産 業 省 概 要 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 温 算 定 報 告 公 表 制 度 は 温 スを 相 当 程 度 多 く する

More information

Microsoft Word - 131-144李志明.docx

Microsoft Word - 131-144李志明.docx 流 通 科 学 大 学 論 集 流 通 経 営 編 第 26 巻 第 2 号,131-144(2014) 内 航 海 運 事 業 と 新 規 船 員 育 成 に 関 する 日 本 と 韓 国 の 比 較 A Comparison Study on Coastal Shipping Industry and Seafarers Development System in Japan and Korea

More information

実 現 を 図 ります 具 体 的 な 手 法 としては 広 範 な 分 野 にわたりエネルギー 起 源 CO2 排 出 抑 制 を 図 るため 全 化 石 燃 料 を 課 税 ベースとする 現 行 の 石 油 石 炭 税 に CO2 排 出 量 に 応 じた 税 率 を 上 乗 せする 地 球 温

実 現 を 図 ります 具 体 的 な 手 法 としては 広 範 な 分 野 にわたりエネルギー 起 源 CO2 排 出 抑 制 を 図 るため 全 化 石 燃 料 を 課 税 ベースとする 現 行 の 石 油 石 炭 税 に CO2 排 出 量 に 応 じた 税 率 を 上 乗 せする 地 球 温 平 成 24 平 年 成 度 23 年 環 度 境 環 省 境 税 省 制 税 改 制 正 改 要 正 望 要 の 望 結 の 果 概 について 要 平 成 23 年 12 月 1 地 球 温 暖 化 対 策 ( 低 炭 素 化 促 進 )のための 税 制 全 体 のグリーン 化 (1) 地 球 温 暖 化 対 策 のための 税 の 導 入 平 成 24 年 度 税 制 改 正 大 綱 ( 平 成

More information

第 Ⅱ-2-13 図 実 質 消 費 支 出 の 動 向 ( 二 人 以 上 の 世 帯 前 年 同 月 比 伸 び 率 寄 与 度 ) 6 4 2 2 4 6 8 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 22 年 23 年 ( 月 ) 食 料 住 居 光

第 Ⅱ-2-13 図 実 質 消 費 支 出 の 動 向 ( 二 人 以 上 の 世 帯 前 年 同 月 比 伸 び 率 寄 与 度 ) 6 4 2 2 4 6 8 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 22 年 23 年 ( 月 ) 食 料 住 居 光 震 災 後 の 個 人 消 費 の 動 向 について 震 災 の 影 響 を 受 けた 消 費 者 マインドの 急 激 な 悪 化 自 粛 ムードの 広 がり サプライ チェーン 寸 断 による 供 給 制 約 といった 要 因 等 を 背 景 に 3 月 の 個 人 消 費 は 大 幅 な 落 ち 込 みを 記 録 した 4 月 以 降 は これら 要 因 が 徐 々に 緩 和 してきていることから

More information

パブコメ募集に向けた作業の進め方(案)’04

パブコメ募集に向けた作業の進め方(案)’04 船 舶 に 係 る 排 出 量 参 考 14 船 舶 に 係 る 排 出 量 については 貨 物 船 旅 客 船 等 漁 船 プレジャーボート の 3 つに 区 分 して 推 計 を 行 う < 推 計 の 対 象 範 囲 > 推 計 対 象 範 囲 は 領 海 内 を 一 応 の 目 安 と 考 える( 図 1 参 照 ) ただし 海 外 との 往 来 に 使 われる 外 航 船 舶 は 国 内

More information

横 浜 市 の 財 政 状 況 目 次 第 Ⅰ 部 横 浜 市 の 財 政 規 模 1 歳 入 歳 出 決 算 額 の 推 移 2 第 Ⅱ 部 歳 入 の 状 況 1 歳 入 構 造 (1) 歳 入 決 算 額 の 推 移 3 (2) 歳 入 決 算 構 成 比 の 推 移 4 2 市 税 の 状

横 浜 市 の 財 政 状 況 目 次 第 Ⅰ 部 横 浜 市 の 財 政 規 模 1 歳 入 歳 出 決 算 額 の 推 移 2 第 Ⅱ 部 歳 入 の 状 況 1 歳 入 構 造 (1) 歳 入 決 算 額 の 推 移 3 (2) 歳 入 決 算 構 成 比 の 推 移 4 2 市 税 の 状 横 市 浜 の 財 状 政 況 25 年 度 決 算 財 政 状 況 1 - 横 浜 市 - - 財 政 局 - 平 成 26 年 11 月 横 浜 市 の 財 政 状 況 目 次 第 Ⅰ 部 横 浜 市 の 財 政 規 模 1 歳 入 歳 出 決 算 額 の 推 移 2 第 Ⅱ 部 歳 入 の 状 況 1 歳 入 構 造 (1) 歳 入 決 算 額 の 推 移 3 (2) 歳 入 決 算 構 成

More information

JSA2001/ごあいさつ

JSA2001/ごあいさつ 2007 年 12 月 20 日 海 事 記 者 会 各 位 社 団 法 人 日 本 船 主 協 会 2007 年 海 運 界 10 大 ニュースについて 当 協 会 は 本 年 の 海 運 界 10 大 ニュースを 別 紙 のとおり 選 定 いたしましたので お 知 らせいたします 以 上 本 件 に 関 する 問 い 合 わせ 先 ( 社 ) 日 本 船 主 協 会 総 務 部 (TEL:03-3264-7181

More information

目 次 1. 託 送 供 給 等 約 款 の 認 可 申 請 について P2 2. 料 金 原 価 算 定 の 概 要 主 な 前 提 諸 元 P4 物 価 上 昇 率 の 織 込 P5 申 請 原 価 の 内 訳 P6 電 圧 別 原 価 単 価 P7 経 営 効 率 化 の 内 訳 P8 3.

目 次 1. 託 送 供 給 等 約 款 の 認 可 申 請 について P2 2. 料 金 原 価 算 定 の 概 要 主 な 前 提 諸 元 P4 物 価 上 昇 率 の 織 込 P5 申 請 原 価 の 内 訳 P6 電 圧 別 原 価 単 価 P7 経 営 効 率 化 の 内 訳 P8 3. 資 料 4 託 送 供 給 等 約 款 申 請 の 概 要 平 成 2 7 年 9 月 4 日 北 陸 電 力 株 式 会 社 目 次 1. 託 送 供 給 等 約 款 の 認 可 申 請 について P2 2. 料 金 原 価 算 定 の 概 要 主 な 前 提 諸 元 P4 物 価 上 昇 率 の 織 込 P5 申 請 原 価 の 内 訳 P6 電 圧 別 原 価 単 価 P7 経 営 効 率 化

More information

産業トピックス

産業トピックス 平 成 2 年 (28 年 )9 月 12 日 ~オリンピック 後 難 度 を 増 す 政 策 運 営 ~ 1. 経 済 動 向 (1)オリンピック 後 の 景 気 後 退 回 避 策 中 国 では 未 だ 実 質 GDP が 二 桁 成 長 ながら 景 気 は 減 速 傾 向 にあり オ リンピックという 節 目 を 経 て 景 気 後 退 に 陥 るのではないかという 危 惧 が 広 がっている

More information

香 港 & 中 国 中 国 紙 新 京 報 などは10 月 に 続 き11 月 も 資 金 が 海 外 へ 流 出 したとみられると 伝 えた 高 成 長 を 続 けてきた 中 国 経 済 の 減 速 と 欧 州 債 務 危 機 の 影 響 により 投 資 家 が 保 有 株 を 減 らす 後 押

香 港 & 中 国 中 国 紙 新 京 報 などは10 月 に 続 き11 月 も 資 金 が 海 外 へ 流 出 したとみられると 伝 えた 高 成 長 を 続 けてきた 中 国 経 済 の 減 速 と 欧 州 債 務 危 機 の 影 響 により 投 資 家 が 保 有 株 を 減 らす 後 押 2011 年 12 月 26 日 米 国 新 規 失 業 保 険 申 請 件 数 は36.4 万 件 に 減 少 08 年 4 月 以 来 の 低 水 準 となった 11 月 の 中 古 住 宅 販 売 件 数 は 前 月 比 で4% 増 を 示 し 10か 月 ぶりの 高 水 準 となった 米 議 会 が 給 与 減 税 の2ヶ 月 延 長 で 合 意 に 達 し オバマ 大 統 領 の 支 持

More information

スライド 1

スライド 1 総 合 資 源 エネルギー 調 査 会 総 合 部 会 第 1 回 会 合 参 考 資 料 1-4 我 が 国 のエネルギー 情 勢 4 < 消 費 > 平 成 25 年 3 月 15 日 資 源 エネルギー 庁 目 次 < 最 近 の 環 境 変 化 > 1. 東 日 本 大 震 災 と 東 電 福 島 原 発 事 故 2. 国 際 情 勢 の 変 化 3. 安 定 供 給 不 安 4. エネルギーコストの

More information

.はじめに われわれは さまざまな 技 術 の 環 境 経 済 評 価 を 進 めてきた とくに 未 来 技 術 である 宇 宙 太 陽 発 技 術 については CO 2 負 荷 評 価 だけでなく エネルギー 評 価 や 経 済 評 価 にも 力 点 をおいて 研 究 作 業 を 行 ってきた そ

.はじめに われわれは さまざまな 技 術 の 環 境 経 済 評 価 を 進 めてきた とくに 未 来 技 術 である 宇 宙 太 陽 発 技 術 については CO 2 負 荷 評 価 だけでなく エネルギー 評 価 や 経 済 評 価 にも 力 点 をおいて 研 究 作 業 を 行 ってきた そ 力 の 生 産 供 給 過 程 における 送 配 コストについて 朝 倉 啓 一 郎 2 中 野 諭 202 年 3 月 202 年 4 月 ( 改 訂 版 ) KEO Discussion Paper No. 27 概 要 本 稿 は 灯 力 料 および 灯 力 料 から 計 算 される 平 均 的 な 発 単 価 ( 円 /kwh)から 送 配 コストとそのシェアを 把 握 計 算 することを

More information

1-1. 電 力 システム 革 の 全 体 像 1 電 力 システム 革 は 1 広 域 的 な 送 電 線 運 用 の 拡 大 2 小 売 の 全 面 自 由 化 3 法 的 分 離 による 送 配 電 部 門 の 中 立 性 の 一 層 の 確 保 の3つを 大 きな 柱 としています 3つの

1-1. 電 力 システム 革 の 全 体 像 1 電 力 システム 革 は 1 広 域 的 な 送 電 線 運 用 の 拡 大 2 小 売 の 全 面 自 由 化 3 法 的 分 離 による 送 配 電 部 門 の 中 立 性 の 一 層 の 確 保 の3つを 大 きな 柱 としています 3つの 電 力 システム 革 について - 電 力 の 小 売 全 面 自 由 化 は 電 力 システム 革 の 一 部 と して 位 置 づけられています ここでは 自 由 化 の 背 景 としての 電 力 システム 革 について 概 要 をご 説 明 します 2015 年 11 月 経 済 産 業 省 資 源 エネルギー 庁 1-1. 電 力 システム 革 の 全 体 像 1 電 力 システム 革 は

More information

<87582D348EE597768E968BC682CC8A549776814582A482DD703135397E70313732>

<87582D348EE597768E968BC682CC8A549776814582A482DD703135397E70313732> 第 4 うみ と みなと ( 港 湾 課 ) 第 4 うみ と みなと 1 海 岸 (1) 概 要 福 岡 県 の 海 岸 線 延 長 は 約 669kmに 及 び このうちの261kmと 二 線 堤 ( )30kmを 合 わせた 291kmを 海 岸 保 全 区 域 に 指 定 して 海 岸 事 業 を 行 っています この 海 岸 保 全 区 域 は3 省 庁 ( 国 土 交 通 省 水 管 理

More information

公営地下鉄の建設資金と収益状況

公営地下鉄の建設資金と収益状況 Economic Report 公 営 地 下 鉄 の 建 設 資 金 と 収 益 状 況 ネットワーク 拡 大 から 収 益 向 上 へ 2012 年 5 月 17 日 全 14 頁 金 融 調 査 部 中 里 幸 聖 [ 要 約 ] わが 国 の 地 下 鉄 は 地 方 公 営 企 業 として 運 営 されている 場 合 がほとんどであり 札 幌 市 仙 台 市 東 京 都 横 浜 市 名 古

More information

<32303135303932348E9E935F5F938C8B9E834B835895AA90CD2E786C7378>

<32303135303932348E9E935F5F938C8B9E834B835895AA90CD2E786C7378> PEST 項 目 顧 客 のビジネスを 取 り 巻 く 動 向 変 化 要 するに 顧 客 にとってどのような 環 境 か?( 顧 客 にとっての 機 会 / 脅 威 ) Political ( 政 治 法 制 度 動 向 ) 地 域 独 占 の 弊 害 をふまえた 電 力 ガス 自 由 化 の 加 速 2017 年 ガス 参 入 全 面 自 由 化 ( 電 力 会 社 は 発 電 所 燃 料 としてLNGを

More information

表紙差し替え_H22公表資料_1本編_130911修正版

表紙差し替え_H22公表資料_1本編_130911修正版 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 温 室 効 果 ガス 排 出 量 算 定 報 告 公 表 制 度 による 平 成 22(2010) 年 度 温 室 効 果 ガス 排 出 量 の 集 計 結 果 平 成 25 年 9 月 13 日 環 境 省 経 済 産 業 省 概 要 地 球 温 暖 化 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 温 室 効

More information

食品廃棄物等のリサイクルに関する課題と解決策

食品廃棄物等のリサイクルに関する課題と解決策 vol.9 2015 社 会 動 向 レポート 食 品 廃 棄 物 等 のリサイクルに 関 する 課 題 と 解 決 策 チーフコンサルタント 環 境 エネルギー 第 1 部 高 木 重 定 食 品 リサイクル 法 の 見 直 しの 議 論 を 踏 まえ 家 庭 から 発 生 する 食 品 廃 棄 物 等 のリサイクルが 進 まない 理 由 と 解 決 策 について 考 察 を 行 った 1. 食

More information

Microsoft Word レポート(最終)

Microsoft Word レポート(最終) 景 気 動 向 指 数 からみる 消 費 税 増 税 後 の 県 内 景 気 < はじめに > 26 4 月 に 消 費 税 が5%から8%へと 引 き 上 げられた 本 県 経 済 は 増 税 直 後 か ら 一 部 で 増 税 に 伴 う 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 減 がみられるなど 全 体 として 弱 い 動 きが 続 き 増 税 から2 近 くたった 現 在 においても 直 接 的

More information

堺 泉 北 港 各 地 区 の 役 割 について 堺 泉 北 臨 海 工 業 地 帯 基 幹 的 広 域 防 災 拠 点 阪 神 高 速 4 号 湾 岸 線 堺 7 区 堺 2 区 汐 見 沖 地 区 助 松 地 区 堺 5 区 堺 6 区 大 浜 地 区 堺 市 汐 見 地 区 小 松 地 区 泉

堺 泉 北 港 各 地 区 の 役 割 について 堺 泉 北 臨 海 工 業 地 帯 基 幹 的 広 域 防 災 拠 点 阪 神 高 速 4 号 湾 岸 線 堺 7 区 堺 2 区 汐 見 沖 地 区 助 松 地 区 堺 5 区 堺 6 区 大 浜 地 区 堺 市 汐 見 地 区 小 松 地 区 泉 堺 泉 北 港 港 湾 計 画 一 部 変 更 ( 前 回 改 訂 : 平 成 18 年 2 月 目 標 年 次 : 平 成 20 年 代 後 半 ) 港 湾 管 理 者 : 大 阪 府 平 成 27 年 3 月 10 日 交 通 政 策 審 議 会 第 59 回 港 湾 分 科 会 資 料 5 堺 泉 北 港 各 地 区 の 役 割 について 堺 泉 北 臨 海 工 業 地 帯 基 幹 的 広 域

More information

Ⅱ 1. 人 口 構 造 及 び 世 帯 と 年 金 (1) 人 口 構 造 わが 国 は 諸 外 国 にも 例 をみないスピードで 高 齢 化 が 進 行 している そこで 年 金 保 険 の 事 業 状 況 に ついて 説 明 するに 先 立 ち 人 口 構 造 の 現 状 及 び 今 後 の 見 通 しについて 触 れる 日 本 人 の 平 成 24 年 の 平 均 寿 命 ( 厚 生 労 働 省

More information

タイトル

タイトル Economic Trends マクロ 経 済 分 析 レポート テーマ: 原 油 2ドル/バレルの 衝 撃 発 表 日 :8 年 5 月 23 日 ( 金 ) ~ 今 年 度 1ドル=1 円 想 定 で 家 計 負 担 増 74,756 円 / 年 経 常 利 益 13.3% 押 下 げ~ 第 一 生 命 経 済 研 究 所 経 済 調 査 部 主 席 エコノミスト 永 濱 利 廣 (3-5221-4531)

More information

まえがき目次.indd

まえがき目次.indd ま え が き 本 書 新 石 油 読 本 は 石 油 製 品 販 売 店 の 皆 さまを 中 心 に 油 田 がどのように 探 鉱 開 発 され 生 産 されて 日 本 に 輸 送 されるのか また 日 本 に 到 着 した 原 油 が 製 品 化 され 給 油 所 で 販 売 されるまでのサプライチェーン 全 般 の 基 礎 知 識 をやさしく 解 説 した 書 籍 が 欲 しい という 要 望

More information

リーマンショック 後 の 貿 易 動 向 図 EU(7ヵ 国 )での 国 別 輸 入 シェアの 変 化 1 1 1 米 国 中 国 スイス ロシア ( 出 所 )E os より 作 成 日 本 ル 年 1 月 9 年 1 月 韓 国 インドブラジル 図 3 ASEAN 主 要 ヵ 国 の 輸 出 額

リーマンショック 後 の 貿 易 動 向 図 EU(7ヵ 国 )での 国 別 輸 入 シェアの 変 化 1 1 1 米 国 中 国 スイス ロシア ( 出 所 )E os より 作 成 日 本 ル 年 1 月 9 年 1 月 韓 国 インドブラジル 図 3 ASEAN 主 要 ヵ 国 の 輸 出 額 リーマンショック 後 の 貿 易 動 向 社 団 法 人 日 本 貿 易 会 調 査 グループ 米 国 での 金 融 不 安 の 発 生 とそれに 拍 車 を 掛 けた 年 9 月 のリーマンショックから1 年 が 経 過 した 米 国 経 済 の 急 速 な 景 気 後 退 は 米 国 と 相 互 依 存 関 係 を 深 める 世 界 各 国 の 実 体 経 済 にも 波 及 し 世 界 貿 易

More information

資  料

資  料 資 料 7 固 定 資 産 税 課 関 係 説 明 資 料 平 成 27 年 1 月 23 日 目 次 負 担 調 整 措 置 等 1 特 例 関 係 11 償 却 資 産 課 税 16 その 他 制 度 関 係 22 固 定 資 産 評 価 関 係 29 負 担 調 整 措 置 等 1 商 業 地 の 地 価 公 示 価 格 の 動 向 ( 平 成 9 年 度 ~ 平 成 26 年 度 ) 全

More information

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減 平 成 22 年 度 健 保 組 合 決 算 見 込 の 概 要 平 成 23 年 9 月 8 日 健 康 保 険 組 合 連 合 会 問 い 合 わせ 先 : 健 保 連 企 画 部 調 査 分 析 グループ :03-3403-0926 本 概 要 は 平 成 23 年 3 月 末 に 存 在 した 1,458 組 合 の 22 年 度 決 算 見 込 状 況 を 集 計 した 結 果 をまとめたものである

More information

平成23事業年度 法人単位連結財務諸表

平成23事業年度 法人単位連結財務諸表 法 人 単 位 連 結 財 務 諸 表 -1- ( 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 ) ( 単 位 : 円 ) 連 結 貸 借 対 照 表 ( 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 資 産 の 部 Ⅰ 流 動 資 産 現 金 及 び 預 金 383,930,868,159 代 理 店 勘 定 50,479,456,400 有 価 証 券 759,499,383,243

More information

Microsoft PowerPoint _Promotional_i_44号-3 中古住宅平成25年1月・住宅着工見通し

Microsoft PowerPoint _Promotional_i_44号-3 中古住宅平成25年1月・住宅着工見通し 213. 2. 22 ( 第 45 号 -1) 新 設 住 宅 着 工 見 通 し 213. 2. 15 ( 第 44 号 -3) 中 古 住 宅 平 成 25 年 1 月 の 動 向 213.2.22 ( 第 45 号 ) 新 設 住 宅 着 工 戸 数 の 見 通 し 1~12 月 期 GDP1 次 速 報 後 ( 注 ) 前 回 の 予 測 はPromotional i 33 号 (11/22)

More information

別紙2

別紙2 運 輸 事 情 調 査 中 国 東 北 地 方 ( 遼 寧 省 吉 林 省 黒 龍 江 省 ) ( 出 展 : 中 国 統 計 年 鑑 29 遼 寧 統 計 年 鑑 29 吉 林 統 計 年 鑑 29 黒 龍 江 統 計 年 鑑 29) 基 本 情 報 図 1. 中 国 東 北 三 省 地 図 図 2. 中 国 東 北 地 方 と 日 本 の 位 置 関 係 表 1. 東 北 三 省 の 基 本 情

More information

経済・物価情勢の展望(2016年1月)

経済・物価情勢の展望(2016年1月) 2016 年 1 月 29 日 日 本 銀 行 経 済 物 価 情 勢 の 展 望 (2016 年 1 月 ) 基 本 的 見 解 1 < 概 要 > わが 国 の 景 気 は 輸 出 生 産 面 に 新 興 国 経 済 の 減 速 の 影 響 がみられるもの の 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2017 年 度 までを 展 望 すると 家 計 企 業 の 両 部 門 において 所 得 から

More information

スライド 1

スライド 1 ZESDAプロデュースカフェ 特 別 版 未 来 予 測 2014-2025 ~ 第 2 回 サスティナビリティ ~ 株 式 会 社 アクアビット 代 表 取 締 役 チーフ ビジネスプランナー 田 中 栄 1 未 来 予 測 レポート シリーズ 全 産 業 /マスター 版 2011 年 4 月 サスティナビリティ ( 環 境 資 源 エネルギー) 2013 年 7 月 ライフ イノベーション 食

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D2081798347834E835A838B94C5817A837D815B83508362836783748348815B834A835881698341835783418E738FEA816A2E70707478>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D2081798347834E835A838B94C5817A837D815B83508362836783748348815B834A835881698341835783418E738FEA816A2E70707478> マーケットフォーカス(アジア 市 場 ) 15 年 月 号 各 国 の 実 質 GDP 成 長 率 ( 前 年 同 期 比 )の 推 移 経 済 各 国 の 消 費 者 物 価 指 数 上 昇 率 ( 前 年 同 月 比 )の 推 移 各 国 の 政 策 金 利 の 推 移 ご 参 考 資 料 15 年 月 1 日 1 (11 年 1 1 月 期 ~1 年 1 1 月 期 四 半 期 ) インドネシア

More information

2014年3月期第2四半期決算説明会資料(解説文)

2014年3月期第2四半期決算説明会資料(解説文) 2014 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 に 関 する 機 関 投 資 家 アナリスト 向 け 説 明 会 ご 説 明 内 容 開 催 日 :2013 年 10 月 31 日 スピーカー: 常 務 執 行 役 村 松 衛 はじめに 当 社 原 子 力 発 電 所 の 事 故 から 2 年 7 ヵ 月 余 りが 経 過 いたしましたが 汚 染 水 問 題 をはじめ 今 なお 発 電 所 周

More information

<5461726F2D83528373815B208160208179308E9197BF817A955C8E868145>

<5461726F2D83528373815B208160208179308E9197BF817A955C8E868145> 資 料 2 平 成 21 年 地 価 公 示 に 基 づく 地 価 動 向 について 平 成 21 年 地 価 公 示 に 基 づく 地 価 動 向 について( 概 括 ) 平 成 21 年 3 月 24 日 国 土 交 通 省 土 地 水 資 源 局 平 成 21 年 1 月 1 日 時 点 の 地 価 公 示 によると 平 成 20 年 1 月 以 降 の1 年 間 の 地 価 は 全 国 平

More information

次 素 エネルギーフロンティア 国 家 戦 略 特 区 による 新 たな 成 戦 略 への 提 案 第 1 部 総 論 1. 背 景 課 題 2 2.プロジェクトの 基 本 向 3 3. 実 施 主 体 法 4 4. 規 制 制 度 改 要 望 4 5. 期 待 成 果 5 6.KPI 想 定 項

次 素 エネルギーフロンティア 国 家 戦 略 特 区 による 新 たな 成 戦 略 への 提 案 第 1 部 総 論 1. 背 景 課 題 2 2.プロジェクトの 基 本 向 3 3. 実 施 主 体 法 4 4. 規 制 制 度 改 要 望 4 5. 期 待 成 果 5 6.KPI 想 定 項 素 エネルギーフロンティア 国 家 戦 略 特 区 による 新 たな 成 戦 略 への 提 案 地 球 環 境 への 貢 献 と 新 たな 産 業 の 創 出 に 向 けて 平 成 25 年 9 10 千 代 化 建 設 株 式 会 社 川 崎 市 次 素 エネルギーフロンティア 国 家 戦 略 特 区 による 新 たな 成 戦 略 への 提 案 第 1 部 総 論 1. 背 景 課 題 2 2.プロジェクトの

More information

平 成 27 年 度 予 算 のポイント 経 済 対 策 26 年 度 補 正 予 算 や27 年 度 税 制 改 正 とあわせ 経 済 再 生 と 財 政 再 建 の 両 立 を 実 現 する 予 算 経 済 再 と 財 政 再 建 の 両 地 の 創 の 観 点 から 新 しい 本 のための 優

平 成 27 年 度 予 算 のポイント 経 済 対 策 26 年 度 補 正 予 算 や27 年 度 税 制 改 正 とあわせ 経 済 再 生 と 財 政 再 建 の 両 立 を 実 現 する 予 算 経 済 再 と 財 政 再 建 の 両 地 の 創 の 観 点 から 新 しい 本 のための 優 平 成 27 年 度 予 算 のポイント 平 成 27 年 度 予 算 のポイント 経 済 対 策 26 年 度 補 正 予 算 や27 年 度 税 制 改 正 とあわせ 経 済 再 生 と 財 政 再 建 の 両 立 を 実 現 する 予 算 経 済 再 と 財 政 再 建 の 両 地 の 創 の 観 点 から 新 しい 本 のための 優 先 課 題 推 進 枠 や 地 財 政 計 画 における

More information

我 が 国 の 電 気 事 業 制 度 1 1. 戦 後 我 が 国 においては 民 間 電 力 会 社 10 社 の 垂 直 一 貫 体 制 による 地 域 独 占 と 総 括 原 価 方 式 により 投 資 回 収 を 保 証 する 電 気 事 業 制 度 の 下 大 規 模 電 源 の 確 保

我 が 国 の 電 気 事 業 制 度 1 1. 戦 後 我 が 国 においては 民 間 電 力 会 社 10 社 の 垂 直 一 貫 体 制 による 地 域 独 占 と 総 括 原 価 方 式 により 投 資 回 収 を 保 証 する 電 気 事 業 制 度 の 下 大 規 模 電 源 の 確 保 電 力 システム 改 革 の 概 要 平 成 26 年 10 月 経 済 産 業 省 我 が 国 の 電 気 事 業 制 度 1 1. 戦 後 我 が 国 においては 民 間 電 力 会 社 10 社 の 垂 直 一 貫 体 制 による 地 域 独 占 と 総 括 原 価 方 式 により 投 資 回 収 を 保 証 する 電 気 事 業 制 度 の 下 大 規 模 電 源 の 確 保 と 地 域 への

More information

燃 料 池 車 (FCV: Fuel Cell Vehicle) 果 たす 役 割 FCV 持 つ 経 済 的 ポテンシャル 非 常 源 してポテンシャル 製 品 部 品 材 FCV FCスタック 極 材 非 常 時 力 消 費 非 常 時 1 日 間 維 持 必 要 な FCバス (455kWh/

燃 料 池 車 (FCV: Fuel Cell Vehicle) 果 たす 役 割 FCV 持 つ 経 済 的 ポテンシャル 非 常 源 してポテンシャル 製 品 部 品 材 FCV FCスタック 極 材 非 常 時 力 消 費 非 常 時 1 日 間 維 持 必 要 な FCバス (455kWh/ 2014 2 月 13 日 自 由 民 主 党 資 源 エネルギー 戦 略 調 査 会 社 会 推 進 小 委 員 会 説 明 資 料 FCV( 燃 料 池 車 ) 中 心 した 社 会 促 進 する 研 究 会 事 務 局 長 衆 議 院 議 員 ふくだ 峰 之 1 燃 料 池 車 (FCV: Fuel Cell Vehicle) 果 たす 役 割 FCV 持 つ 経 済 的 ポテンシャル 非 常

More information

問 題 意 識 石 炭 天 然 ガス 石 炭 は 供 給 の 安 定 性 やコスト 面 の 優 位 性 に 優 れ 中 国 など 新 興 国 の 経 済 発 展 を 支 え 需 要 急 増 地 球 温 暖 化 問 題 米 国 における シェール 革 命 新 興 国 の 経 済 減 速 で 需 要 が

問 題 意 識 石 炭 天 然 ガス 石 炭 は 供 給 の 安 定 性 やコスト 面 の 優 位 性 に 優 れ 中 国 など 新 興 国 の 経 済 発 展 を 支 え 需 要 急 増 地 球 温 暖 化 問 題 米 国 における シェール 革 命 新 興 国 の 経 済 減 速 で 需 要 が 石 炭 と 天 然 ガス 市 場 の 動 向 等 について ~ 競 合 相 手 を 理 解 する~ 2016 年 3 月 2 日 調 査 部 / 石 炭 開 発 部 1 問 題 意 識 石 炭 天 然 ガス 石 炭 は 供 給 の 安 定 性 やコスト 面 の 優 位 性 に 優 れ 中 国 など 新 興 国 の 経 済 発 展 を 支 え 需 要 急 増 地 球 温 暖 化 問 題 米 国 における

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2090F68DDD8BA3918897CD323030375F977696F194C52E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2090F68DDD8BA3918897CD323030375F977696F194C52E646F63> 世 界 50カ 国 潜 在 力 調 査 2007 年 ( 要 約 ) 社 団 法 人 日 本 経 済 研 究 センター Japan Center for Economic Research 2008 年 1 月 50 カ 国 の 潜 在 競 争 力 ランキング 日 本 は 13 位 にやや 後 退 50 カ 国 を 対 象 に 潜 在 競 争 力 ランキングを 作 成 した 潜 在 競 争 力 とは

More information

凡 例 1. 統 計 地 域 本 表 は 長 崎 ( 長 崎 外 郵 ( 平 成 11 年 6 月 まで)を 含 む ) 長 崎 空 港 佐 世 保 ( 松 浦 港 伊 万 里 港 福 島 地 区 を 含 む ) 三 池 ( 久 留 米 を 含 む ) 八 代 ( 熊 本 ( 平 成 13 年 3

凡 例 1. 統 計 地 域 本 表 は 長 崎 ( 長 崎 外 郵 ( 平 成 11 年 6 月 まで)を 含 む ) 長 崎 空 港 佐 世 保 ( 松 浦 港 伊 万 里 港 福 島 地 区 を 含 む ) 三 池 ( 久 留 米 を 含 む ) 八 代 ( 熊 本 ( 平 成 13 年 3 平 成 22 年 (2010 年 ) 外 国 貿 易 年 表 長 崎 税 関 凡 例 1. 統 計 地 域 本 表 は 長 崎 ( 長 崎 外 郵 ( 平 成 11 年 6 月 まで)を 含 む ) 長 崎 空 港 佐 世 保 ( 松 浦 港 伊 万 里 港 福 島 地 区 を 含 む ) 三 池 ( 久 留 米 を 含 む ) 八 代 ( 熊 本 ( 平 成 13 年 3 月 まで)を 含 む )

More information

目 次 第 1 章 人 口 ビジョン 策 定 に 当 たって 1. 人 口 ビジョン 策 定 の 趣 旨 4 2. 人 口 ビジョンとは 5 (1) 位 置 づけ (2) 対 象 期 間 (3) 国 の 長 期 ビジョン 第 2 章 相 馬 市 における 人 口 の 現 状 分 析 1. 人 口 の

目 次 第 1 章 人 口 ビジョン 策 定 に 当 たって 1. 人 口 ビジョン 策 定 の 趣 旨 4 2. 人 口 ビジョンとは 5 (1) 位 置 づけ (2) 対 象 期 間 (3) 国 の 長 期 ビジョン 第 2 章 相 馬 市 における 人 口 の 現 状 分 析 1. 人 口 の 相 馬 市 人 口 ビジョン 平 成 27 年 9 月 25 日 相 馬 市 地 方 創 生 総 合 戦 略 会 議 目 次 第 1 章 人 口 ビジョン 策 定 に 当 たって 1. 人 口 ビジョン 策 定 の 趣 旨 4 2. 人 口 ビジョンとは 5 (1) 位 置 づけ (2) 対 象 期 間 (3) 国 の 長 期 ビジョン 第 2 章 相 馬 市 における 人 口 の 現 状 分 析

More information

2. 低 炭 素 製 品 サービス 等 による 他 部 門 で の 削 減 3. 海 外 での 削 減 貢 献 2020 年 の 削 減 貢 献 量 : 高 機 能 鋼 材 について 定 量 的 に 把 握 している 5 品 種 (2014 年 度 生 産 量 730 万 t 粗 鋼 生 産 比 6

2. 低 炭 素 製 品 サービス 等 による 他 部 門 で の 削 減 3. 海 外 での 削 減 貢 献 2020 年 の 削 減 貢 献 量 : 高 機 能 鋼 材 について 定 量 的 に 把 握 している 5 品 種 (2014 年 度 生 産 量 730 万 t 粗 鋼 生 産 比 6 日 本 鉄 鋼 連 盟 の 低 炭 素 社 会 実 行 計 画 (2020 年 目 標 ) 計 画 の 内 容 1. 国 内 の 企 業 活 動 におけ る 2020 年 の 削 減 目 標 目 標 設 定 根 拠 それぞれの 生 産 量 において 想 定 されるCO2 排 出 量 (BAU 排 出 量 )から 最 先 端 技 術 の 最 大 限 の 導 入 により500 万 t-co2 削 減 (

More information

経済・物価情勢の展望(2015年4月)

経済・物価情勢の展望(2015年4月) 経 済 物 価 情 勢 の 展 望 (2015 年 4 月 ) 基 本 的 見 解 1 < 概 要 > 2015 年 4 月 30 日 日 本 銀 行 2017 年 度 までの 日 本 経 済 を 展 望 すると 2015 年 度 から 2016 年 度 にか けて 潜 在 成 長 率 を 上 回 る 成 長 を 続 けると 予 想 される 2017 年 度 にかけ ては 消 費 税 率 引 き 上

More information

指 定 - 第 2 表 エネルギー 管 理 指 定 工 場 等 のエネルギーの 使 用 量 及 び 販 売 した 副 生 エネルギーの 量 平 成 27 年 度 エネルギーの 種 類 単 位 使 用 量 販 売 した 副 生 エネルギーの 量 数 値 熱 量 GJ 数 値 熱 量 GJ 原 油 (コ

指 定 - 第 2 表 エネルギー 管 理 指 定 工 場 等 のエネルギーの 使 用 量 及 び 販 売 した 副 生 エネルギーの 量 平 成 27 年 度 エネルギーの 種 類 単 位 使 用 量 販 売 した 副 生 エネルギーの 量 数 値 熱 量 GJ 数 値 熱 量 GJ 原 油 (コ 指 定 工 場 等 定 期 報 告 書 (エクセル 形 式 支 援 ツールによる 記 載 例 ) エネルギー 管 理 指 定 工 場 等 単 位 の 報 告 指 定 - 第 1 表 エネルギー 管 理 指 定 工 場 等 の 名 称 等 工 業 株 式 会 社 には 三 つの 指 定 工 場 等 が 存 在 しますが 本 記 載 例 は 高 岡 工 場 の 例 を 示 したものです エネルギー 管

More information

資 料 1 平 成 28 年 度 税 制 改 正 の 大 綱 ( 抜 粋 ) 平 成 27 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 四 消 費 課 税 2 車 体 課 税 の 見 直 し ( 地 方 税 ) (1) 自 動 車 の 廃 止 自 動 車 は 平 成 29 年 3 月 31 日 をもって

資 料 1 平 成 28 年 度 税 制 改 正 の 大 綱 ( 抜 粋 ) 平 成 27 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 四 消 費 課 税 2 車 体 課 税 の 見 直 し ( 地 方 税 ) (1) 自 動 車 の 廃 止 自 動 車 は 平 成 29 年 3 月 31 日 をもって 平 成 28 年 度 税 制 改 正 結 果 概 要 ( 車 体 課 税 関 係 ) 平 成 28 年 度 税 制 改 正 の 大 綱 ( 抜 粋 ) 資 料 1 ( 参 考 ) 平 成 28 年 度 与 党 税 制 改 正 大 綱 ( 抜 粋 ) < 基 本 的 な 考 え 方 > 資 料 2 ( 参 考 ) 平 成 27 年 度 与 党 税 制 改 正 大 綱 ( 抜 粋 ) < 基 本 的 な

More information

https://www.online3.tdnet.info/onre/jsp/tdzz.download?uji.verb=

https://www.online3.tdnet.info/onre/jsp/tdzz.download?uji.verb= 平 成 23 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 10 月 29 日 上 場 会 社 名 株 式 会 社 商 船 三 井 上 場 取 引 所 東 大 名 福 コード 番 号 9104 URL http://www.mol.co.jp/ir-j/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 代 表 取 締 役 社 長 執 行 役 員 ( 氏 名 )

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203281408F4390B336338D8682CD82B682DF82C92E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D203281408F4390B336338D8682CD82B682DF82C92E646F6378> 一 般 財 団 法 人 建 設 経 済 研 究 所 は1982 年 ( 昭 和 57 年 )9 月 1 日 に 設 立 され 我 が 国 の 国 民 生 活 の 安 全 安 心 や 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 対 応 した 国 土 づくりや 経 済 基 盤 整 備 の 担 い 手 として 今 後 益 々 重 要 になると 思 われる 建 設 産 業 の 役 割 について その 内 容 を

More information

位置図

位置図 平 成 28 年 地 価 公 示 価 格 形 成 要 因 等 の 概 要 千 葉 県 代 表 幹 事 佐 藤 元 彦 Ⅰ. 地 価 動 向 の 特 徴 と 要 因 < 住 宅 地 > 1 千 葉 県 全 体 の 地 価 動 向 住 宅 地 の 平 均 地 価 変 動 率 は +0.2%(+0.1)と 若 干 上 昇 しており 上 昇 下 落 地 点 数 に 関 しては 公 示 地 の 上 昇 地 点

More information

山崎志郎「8 経済総動員体制の経済構造」

山崎志郎「8 経済総動員体制の経済構造」 山 崎 志 郎 8 経 済 総 動 員 体 制 の 経 済 構 造 歴 史 学 研 究 会 日 本 史 研 究 会 編,2005 日 本 史 講 座 第 9 巻 近 代 の 転 換 報 告 者 : 松 岡 美 根 子 2006.04.29(SAT) 筆 者 : 山 崎 志 郎 ( 教 授 )1957 年 生 首 都 大 学 東 京 都 市 教 養 学 部 経 営 学 系 経 営 学 コース 社 会

More information

資 料 10 くし 地 域 経 済 の 面 からも 雇 用 の 面 からも 悪 影 響 を 及 ぼすことになる 紙 パルプ 関 連 産 業 の 現 状 ( 平 成 22 年 ) 出 荷 額 6 兆 8 732 億 円 従 業 員 数 17 万 1 千 人 紙 板 紙 生 産 量 2,736 万 トン

資 料 10 くし 地 域 経 済 の 面 からも 雇 用 の 面 からも 悪 影 響 を 及 ぼすことになる 紙 パルプ 関 連 産 業 の 現 状 ( 平 成 22 年 ) 出 荷 額 6 兆 8 732 億 円 従 業 員 数 17 万 1 千 人 紙 板 紙 生 産 量 2,736 万 トン 資 料 10 再 生 可 能 エネルギーの 固 定 価 格 買 取 制 度 (FIT 制 度 )における 木 質 バイオマス 発 電 に 対 する 要 望 平 成 24 年 4 月 3 日 日 本 製 紙 連 合 会 製 紙 業 界 は 我 が 国 において マテリアル 利 用 サーマル 利 用 を 通 じて 最 も 多 く 木 質 バイオマスを 利 用 している 業 界 として 再 生 可 能 エネルギーの

More information

経済・物価情勢の展望(2015年10月)

経済・物価情勢の展望(2015年10月) 経 済 物 価 情 勢 の 展 望 (2015 年 10 月 ) 2015 年 10 月 30 日 日 本 銀 行 基 本 的 見 解 1 < 概 要 > 2017 年 度 までの 日 本 経 済 を 展 望 すると 2015 年 度 から 2016 年 度 にかけて 潜 在 成 長 率 を 上 回 る 成 長 を 続 けると 予 想 される 2017 年 度 にかけては 消 費 税 率 引 き 上

More information

Microsoft Word - 201210613.docx

Microsoft Word - 201210613.docx 年 月 期 GDP 速 報 (1 次 速 報 )の 概 要 ~ 後 退 局 面 の 早 期 脱 却 の 可 否 を 占 う 世 界 経 済 底 打 ちのタイミング~ 調 査 情 報 担 当 室 竹 田 智 哉 1. 後 退 局 面 入 りしたと 見 られる 我 が 国 経 済 年 月 期 のGDP 成 長 率 (1 次 速 報 値 年 11 月 12 日 公 表 )は 名 実 ともに 0.9%( 年

More information

日本経済見通し:何故、個人消費は低迷しているのか?

日本経済見通し:何故、個人消費は低迷しているのか? 日 本 経 済 予 測 Monthly 216 年 6 月 21 日 全 頁 日 本 経 済 見 通 し: 何 故 個 人 消 費 は 低 迷 して いるのか? 国 内 要 因 が 景 気 下 支 え 役 となるが 海 外 発 の 景 気 下 振 れリスクは 残 存 エコノミック インテリジェンス チーム 執 行 役 員 チーフエコノミスト 熊 谷 亮 丸 シニアエコノミスト 長 内 智 エコノミスト

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208179485094C5817A4E6F2E32353295C48D9182C58D4C82AA82E98F8A93BE8A698DB782C697CD8BAD82B382F08C8782AD8CC2906C8FC194EF2E70707478>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D208179485094C5817A4E6F2E32353295C48D9182C58D4C82AA82E98F8A93BE8A698DB782C697CD8BAD82B382F08C8782AD8CC2906C8FC194EF2E70707478> 今 月 のトピックス No.-( 年 月 日 ) 米 国 で 広 がる 所 得 格 差 と 力 強 さを 欠 く 個 人 消 費. 景 気 回 復 の 中 でも 米 国 の 個 人 消 費 は 力 強 さを 欠 く 米 国 の 個 人 消 費 は GDPの 割 を 占 め 経 済 成 長 を 牽 引 してきた しかし 9 年 第 四 半 期 に 始 ま る 現 在 の 景 気 拡 大 期 の 消 費

More information

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D2032303134303131365F819A8DC495D290AE94F58C7689E681408DC58F4994C5816992F990B38CE350444697708349815B83678356834683438376936882E882C282D482B592BC82B5816A>

<4D6963726F736F667420506F776572506F696E74202D2032303134303131365F819A8DC495D290AE94F58C7689E681408DC58F4994C5816992F990B38CE350444697708349815B83678356834683438376936882E882C282D482B592BC82B5816A> 公 社 一 般 賃 貸 住 宅 再 編 整 備 計 画 平 成 26 年 1 月 はじめに 東 京 都 住 宅 供 給 公 社 では 公 社 賃 貸 住 宅 ストック 活 用 に 重 点 を 置 いた 事 業 展 開 に 向 けて 建 替 え 等 によるストック 更 新 を 計 画 的 に 推 進 するため 平 成 15 年 5 月 に 公 社 一 般 賃 貸 住 宅 再 編 整 備 計 画 を

More information

内 政 国 会 総 選 挙 の 結 果 (5 日 ) 与 党 Smerは 第 1 党 となったものの 議 席 数 は49で 選 挙 前 の83から 大 幅 減 となった 事 前 調 査 では5% 前 後 の 支 持 率 であったSaSが 約 12%の 得 票 で 第 2 党 となった また 事 前

内 政 国 会 総 選 挙 の 結 果 (5 日 ) 与 党 Smerは 第 1 党 となったものの 議 席 数 は49で 選 挙 前 の83から 大 幅 減 となった 事 前 調 査 では5% 前 後 の 支 持 率 であったSaSが 約 12%の 得 票 で 第 2 党 となった また 事 前 在 スロバキア 日 本 国 大 使 館 政 治 経 済 月 報 ( 年 3 月 ) 目 次 内 政 国 会 総 選 挙 の 結 果 2 連 立 交 渉 の 動 向 2 第 3 次 フィツォ 政 権 の 成 立 2 外 政 スロバキア スイス 外 相 会 談 3 ノルド ストリーム2 への 異 議 申 し 立 て 3 ライチャーク 外 相 のエジプト 訪 問 3 社 会 スロバキアの 物 価 3 経

More information

                                 18

                                 18 18.9.29 スライド 法 における 変 動 率 (スライド 率 )についての 考 察 小 林 達 哉 1. 不 動 産 鑑 定 評 価 基 準 に 基 づく 算 式 (1) 現 行 賃 料 を 定 めた 時 点 における 純 賃 料 変 動 率 (スライド 率 )+ 価 格 時 点 におけ る 必 要 諸 経 費 等 (2) 実 際 実 質 賃 料 ( 実 際 支 払 賃 料 ) 現 行 賃 料

More information

ま え が き 本 書 は 平 成 25 年 度 県 民 経 済 計 算 の 推 計 結 果 を 取 りまとめたものです 県 民 経 済 計 算 は 県 内 の 経 済 活 動 により1 年 間 に 新 たに 生 み 出 された 付 加 価 値 総 額 を 生 産 分 配 支 出 の3 面 から 体

ま え が き 本 書 は 平 成 25 年 度 県 民 経 済 計 算 の 推 計 結 果 を 取 りまとめたものです 県 民 経 済 計 算 は 県 内 の 経 済 活 動 により1 年 間 に 新 たに 生 み 出 された 付 加 価 値 総 額 を 生 産 分 配 支 出 の3 面 から 体 平 成 25 年 度 香 川 県 県 民 経 済 計 算 推 計 結 果 平 成 27 年 12 月 香 川 県 政 策 部 統 計 調 査 課 ま え が き 本 書 は 平 成 25 年 度 県 民 経 済 計 算 の 推 計 結 果 を 取 りまとめたものです 県 民 経 済 計 算 は 県 内 の 経 済 活 動 により1 年 間 に 新 たに 生 み 出 された 付 加 価 値 総 額 を

More information

Microsoft Word - 16_2

Microsoft Word - 16_2 三 井 住 友 信 託 銀 行 調 査 月 報 213 年 8 月 号 ユーロ 圏 中 核 国 に 広 がる 経 済 悪 化 の 影 響 < 要 旨 > 昨 年 9 月 以 降 ユーロ 圏 の 金 融 市 場 は 落 ち 着 いているが 周 縁 国 のみならず 中 核 国 においても 実 体 経 済 の 悪 化 が 長 引 くと 銀 行 の 経 営 状 況 ひいては 金 融 システムの 安 定 性

More information

けて 7 月 7 日 に 田 中 角 栄 は 中 華 人 民 共 和 国 との 国 交 正 常 化 を 急 ぎ 激 動 する 世 界 情 勢 の 中 にあって 平 和 外 交 を 強 力 に 推 進 していく と 表 明 した この 日 本 側 の 動 きに 即 座 に 呼 応 して 7 月 9 日

けて 7 月 7 日 に 田 中 角 栄 は 中 華 人 民 共 和 国 との 国 交 正 常 化 を 急 ぎ 激 動 する 世 界 情 勢 の 中 にあって 平 和 外 交 を 強 力 に 推 進 していく と 表 明 した この 日 本 側 の 動 きに 即 座 に 呼 応 して 7 月 9 日 中 国 と 日 本 の 経 済 関 係 房 文 慧 はじめに 中 国 が 日 本 にとって 最 大 の 貿 易 相 手 国 となったことに 象 徴 されるように 日 中 の 経 済 関 係 はますます 強 くなっている ここでは まず 日 中 両 国 の 政 府 間 関 係 について 外 交 関 係 日 本 の 対 中 政 府 開 発 援 助 を 取 り 上 げて 整 理 する 次 に 日 中 の

More information

1. 環 境 方 針 建 設 株 式 会 社 環 境 方 針 私 達 は 以 下 のように 環 境 マネジメントに 取 り 組 んでいくことをここに 宣 言 します 1. 環 境 マネジメントシステムを 継 続 的 に 改 善 します 2. 環 境 法 規 制 及 び 地 域 と 取 り 交 わした

1. 環 境 方 針 建 設 株 式 会 社 環 境 方 針 私 達 は 以 下 のように 環 境 マネジメントに 取 り 組 んでいくことをここに 宣 言 します 1. 環 境 マネジメントシステムを 継 続 的 に 改 善 します 2. 環 境 法 規 制 及 び 地 域 と 取 り 交 わした 第 45 期 ( 対 象 期 間 214 年 8 月 1 日 ~215 年 7 月 31 日 ) 発 行 日 :215 年 12 月 1 日 建 設 株 式 会 社 第 三 丸 15 積 改 訂 日 :216 年 3 月 15 日 1. 環 境 方 針 建 設 株 式 会 社 環 境 方 針 私 達 は 以 下 のように 環 境 マネジメントに 取 り 組 んでいくことをここに 宣 言 します 1.

More information

電 力 システム 改 革 ( 電 力 自 由 化 ) 1

電 力 システム 改 革 ( 電 力 自 由 化 ) 1 資 料 2 電 力 システム 改 革 ( 電 力 自 由 化 ) と 原 子 力 発 電 について 平 成 26 年 10 月 資 源 エネルギー 庁 電 力 システム 改 革 ( 電 力 自 由 化 ) 1 電 力 システム 改 革 の 目 的 2 1. 安 定 供 給 を 確 保 する 震 災 以 降 多 様 な 電 源 の 活 用 が 不 可 避 な 中 で 送 配 電 部 門 の 中 立 化

More information

3 総 会 における 議 決 権 については 上 記 (2)3の 各 グループの 議 決 権 の 総 数 がそれ ぞれ 同 数 である 旨 4 供 給 区 域 において 電 力 系 統 を 維 持 し 及 び 運 用 する 事 業 並 びに 電 力 系 統 を 利 用 して 発 電 及 び 電 気

3 総 会 における 議 決 権 については 上 記 (2)3の 各 グループの 議 決 権 の 総 数 がそれ ぞれ 同 数 である 旨 4 供 給 区 域 において 電 力 系 統 を 維 持 し 及 び 運 用 する 事 業 並 びに 電 力 系 統 を 利 用 して 発 電 及 び 電 気 別 添 2 て 電 気 事 業 法 第 28 条 の15の 規 定 による 広 域 的 運 営 推 進 機 関 の 設 立 の 認 可 の 基 準 につい 電 気 事 業 法 ( 昭 和 39 年 法 律 第 170 号 ) 第 28 条 の15の 規 定 による 広 域 的 運 営 推 進 機 関 ( 以 下 推 進 機 関 という )の 設 立 の 認 可 に 係 る 審 査 基 準 については

More information

Microsoft PowerPoint - ② 大和先生

Microsoft PowerPoint - ② 大和先生 民 間 企 業 が 海 洋 資 源 開 発 分 野 に 参 入 するために 海 洋 技 術 フォーラム 幹 事 東 京 大 学 理 事 副 学 長 大 和 裕 幸 1 本 日 の 趣 旨 海 洋 基 本 法 施 行 から8 年 グローバルに 成 長 する 海 洋 石 油 ガ ス 海 底 鉱 物 資 源 海 洋 再 生 可 能 エネルギー 海 洋 科 学 技 術 研 究 開 発 などへの 我 が 国

More information

[ 本 誌 に 関 するお 問 い 合 わせ 先 ] みずほ 総 合 研 究 所 株 式 会 社 調 査 本 部 経 済 調 査 部 市 川 雄 介 TEL(03)3591-1416 当 レポートは 情 報 提 供 のみを 目 的 とし

[ 本 誌 に 関 するお 問 い 合 わせ 先 ] みずほ 総 合 研 究 所 株 式 会 社 調 査 本 部 経 済 調 査 部 市 川 雄 介 TEL(03)3591-1416 当 レポートは 情 報 提 供 のみを 目 的 とし 2008 年 9 月 9 日 発 行 定 額 減 税 : 想 定 されるスケジュールと 効 果 [ 本 誌 に 関 するお 問 い 合 わせ 先 ] みずほ 総 合 研 究 所 株 式 会 社 調 査 本 部 経 済 調 査 部 市 川 雄 介 yusuke.ichikawa@mizuho-ri.co.jp TEL(03)3591-1416 当 レポートは 情 報 提 供 のみを 目 的 として 作

More information

以 上 の 通 り ファンダメンタルズの 改 善 を 背 景 にインド 経 済 の 成 長 見 通 しは 引 き 続 き 有 望 です 215 年 7~9 月 期 のGDP ( 国 内 総 生 産 ) 成 長 率 は+7.4%と 引 き 続 き 旺 盛 な 需 要 や 政 府 支 出 の 伸 び 商

以 上 の 通 り ファンダメンタルズの 改 善 を 背 景 にインド 経 済 の 成 長 見 通 しは 引 き 続 き 有 望 です 215 年 7~9 月 期 のGDP ( 国 内 総 生 産 ) 成 長 率 は+7.4%と 引 き 続 き 旺 盛 な 需 要 や 政 府 支 出 の 伸 び 商 216 年 のインド 投 資 展 望 ~ 成 長 見 通 しは 引 き 続 き 強 気 を 維 持 ~ ご 参 考 資 料 216 年 1 月 6 日 世 界 経 済 の 成 長 鈍 化 が 懸 念 され 米 国 が 利 上 げに 踏 み 切 るなかで インドは 依 然 として 魅 力 的 な 投 資 対 象 となっています インドは216 年 も215 年 214 年 の 経 済 成 長 率 を

More information

「中国における地方財政問題と地方債発行の実行可能性についての研究」

「中国における地方財政問題と地方債発行の実行可能性についての研究」 中 国 における 地 方 財 政 問 題 と 地 方 債 発 行 の 実 行 可 能 性 についての 研 究 李 建 偉 中 国 国 務 院 発 展 研 究 中 心 マクロ 経 済 研 究 部 副 処 長 1. 中 国 の 地 方 財 政 が 直 面 している 主 要 な 問 題 1.1. 分 税 制 改 革 実 施 後 中 央 と 地 方 における 財 政 管 理 権 と 事 務 処 理 権 の

More information

市況トレンド

市況トレンド ( 公 社 ) 近 畿 圏 不 動 産 流 通 機 構 市 況 レポート 市 況 トレンド 1 ~ 月 期 の 近 畿 圏 市 場 1 ~ 月 期 の 近 畿 圏 市 場 は 中 古 マンション 成 約 件 数 が 減 少 する 一 方 中 古 戸 建 は 件 数 価 格 ともプラスとなり 堅 調 に 推 移 した 売 り 出 し 価 格 の 上 昇 傾 向 が 強 まる 中 古 マンションに 対

More information

1. 本 資 料 の 趣 旨 電 気 の 大 口 使 用 者 への 小 売 事 業 ( 電 気 の 供 給 事 業 )については 平 成 12 年 から 参 入 規 制 が 順 次 撤 廃 され 地 域 の 電 力 会 社 ( 北 海 道 電 力 から 沖 縄 電 力 までの 計 10 社 の こと

1. 本 資 料 の 趣 旨 電 気 の 大 口 使 用 者 への 小 売 事 業 ( 電 気 の 供 給 事 業 )については 平 成 12 年 から 参 入 規 制 が 順 次 撤 廃 され 地 域 の 電 力 会 社 ( 北 海 道 電 力 から 沖 縄 電 力 までの 計 10 社 の こと 電 力 小 売 市 場 の 自 由 化 について 経 済 産 業 省 資 源 エネルギー 庁 電 力 ガス 事 業 部 電 力 市 場 整 備 課 平 成 24 年 8 月 本 資 料 は 資 源 エネルギー 庁 のホームページからもダウンロードできます http://www.enecho.meti.go.jp/denkihp/index.html http://www.enecho.meti.go.jp/denkihp/genjo/seido.pdf

More information

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 :

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 平 成 28 年 3 月 期 第 3 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 28 年 2 月 2 日 上 場 会 社 名 横 河 電 機 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コード 番 号 6841 URL http://www.yokogawa.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 代 表 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 西 島 剛 志 問 合 せ 先

More information

<31303039323281798C4B96BC8E73817A8DE090AD8C92915389BB8C7689E6976C8EAE2E786C73>

<31303039323281798C4B96BC8E73817A8DE090AD8C92915389BB8C7689E6976C8EAE2E786C73> 公 的 資 金 補 償 金 免 除 繰 上 償 還 に 係 る 財 政 健 全 化 画 別 添 Ⅰ 基 本 的 事 項 団 体 の 概 要 団 体 名 桑 名 市 国 調 人 口 (H7.0. 現 在 ) 38,963 職 員 数 (H22.. 現 在 ),093 構 成 団 体 名 財 政 再 生 基 準 以 上 早 期 健 全 化 基 準 以 上 健 全 化 判 断 比 率 の 状 況 画 期

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

スライド 1

スライド 1 元 気 な 日 本 復 活 予 算 5つのポイント メリハリ/ 従 来 型 の 配 分 を 大 胆 に 組 み 替 えます 拡 充 社 会 保 障 5% 増 科 学 研 究 費 補 助 金 3 割 増 重 点 化 別 枠 で 成 長 と 雇 用 に 重 点 化 見 直 し 公 共 事 業 を 実 質 5% 削 減 税 制 措 置 法 人 減 税 ( 以 降 別 枠 関 連 予 算 は と 表 示 )

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション JFEグループ インベスターズ ミーティング 2015 年 10 月 29 日 JFEホールディングス 目 次 JFEグループ2015 年 度 上 期 決 算 及 び 2015 年 度 業 績 見 通 し 配 当 について コーポレートガバナンス 基 本 方 針 について 本 資 料 は 金 融 商 品 取 引 法 上 のディスクロージャー 資 料 ではなく その 情 報 の 正 確 性 完 全 性

More information