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1 平 成 26 年 度 包 括 外 部 監 査 報 告 書 テーマ 公 の 施 設 の 管 理 運 営 及 び 指 定 管 理 者 制 度 の 事 務 の 執 行 について 平 成 27 年 3 月 熊 本 市 包 括 外 部 監 査 人 荒 木 幸 介

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3 平 成 27 年 3 月 25 日 熊 本 市 包 括 外 部 監 査 人 荒 木 幸 介 平 成 26 年 度 包 括 外 部 監 査 の 監 査 結 果 について 地 方 自 治 法 第 252 条 の 37 第 5 項 及 び 包 括 外 部 監 査 契 約 第 7 条 の 規 定 に 基 づき 次 のとおり 監 査 報 告 書 を 提 出 いたします

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5 目 次 第 1 章 監 査 の 概 要 1 1. 監 査 の 種 類 1 2. 選 定 した 特 定 の 事 件 1 3. 事 件 を 選 定 した 理 由 1 4. 監 査 対 象 とした 公 の 施 設 及 び 指 定 管 理 者 1 5. 監 査 の 着 眼 点 2 6. 主 な 監 査 手 続 3 7. 監 査 の 対 象 年 度 4 8. 監 査 の 実 施 期 間 4 9. 監 査 の 結 果 の 区 分 包 括 外 部 監 査 人 および 補 助 者 の 氏 名 資 格 利 害 関 係 4 第 2 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 総 論 ) 5 Ⅰ. 公 に 施 設 について 5 1. 地 方 公 共 団 体 の 財 産 とは 5 2. 公 の 施 設 の 意 義 5 3. 公 の 施 設 の 管 理 運 営 上 の 着 眼 点 について 6 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ 6 5. 固 定 資 産 台 帳 作 成 にあたっての 参 考 意 見 11 Ⅱ. 指 定 管 理 者 制 度 について 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 目 的 及 び 経 緯 指 定 管 理 者 制 度 の 意 義 本 市 における 指 定 管 理 者 制 度 運 用 の 概 要 指 定 管 理 者 制 度 上 の 着 眼 点 について 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ 指 定 管 理 者 第 三 者 評 価 制 度 の 導 入 に 関 する 参 考 意 見 28 第 3 章 施 設 の 概 要 及 び 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 29 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 29 Ⅰ. 1. 施 設 の 概 要 30 Ⅱ. 2. 監 査 の 結 果 と 意 見 39 Ⅲ. 3. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 44 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 51 熊 本 市 現 代 美 術 館 54 Ⅰ. 1. 施 設 の 概 要 55 Ⅱ. 1. 監 査 の 結 果 と 意 見 60 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 64 i

6 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい 72 Ⅰ. 2. 施 設 の 概 要 73 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 76 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 78 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 84 熊 本 市 社 会 体 育 施 設 88 Ⅰ. 熊 本 市 社 会 体 育 施 設 の 管 理 運 営 状 況 88 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 89 Ⅰ. 施 設 の 概 要 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 96 熊 本 市 総 合 屋 内 プール( 通 称 アクアドームくまもと ) 98 Ⅰ. 施 設 の 概 要 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 熊 本 市 南 部 総 合 スポーツセンター 105 Ⅰ. 施 設 の 概 要 106 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 109 熊 本 市 託 麻 スポーツセンター Ⅰ. 施 設 の 概 要 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 113 熊 本 市 田 迎 公 園 運 動 施 設 ( 浜 線 健 康 パーク) 114 Ⅰ. 施 設 の 概 要 115 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 119 熊 本 市 水 前 寺 野 球 場 競 技 場 Ⅰ. 施 設 の 概 要 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 125 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 126 Ⅲ. 7. 監 査 の 結 果 と 意 見 水 前 寺 江 津 湖 公 園 135 Ⅰ. 施 設 の 概 要 136 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 138 Ⅲ. 8. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 139 Ⅳ. 7. 監 査 の 結 果 と 意 見 146 くまもと 森 都 心 プラザ 150 Ⅰ. 施 設 の 概 要 152 Ⅱ. 9. 監 査 の 結 果 と 意 見 158 Ⅲ. 8. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 160 Ⅳ. 9. 監 査 の 結 果 と 意 見 167 熊 本 市 健 軍 文 化 ホール 172 Ⅰ. 施 設 の 概 要 173 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 177 ii

7 Ⅲ. 10. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 178 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 186 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 189 Ⅰ. 施 設 の 概 要 192 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 197 Ⅲ. 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 198 Ⅳ. 1. 監 査 の 結 果 と 意 見 205 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 210 Ⅰ. 施 設 の 概 要 212 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 217 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 220 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 228 熊 本 市 障 害 者 福 祉 センター 希 望 荘 231 Ⅰ. 施 設 の 概 要 232 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 241 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 243 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 253 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 (5 施 設 ) 257 Ⅰ. 施 設 の 概 要 259 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 265 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 266 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 273 熊 本 市 斎 場 276 Ⅰ. 施 設 の 概 要 277 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 281 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 282 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 289 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 291 Ⅰ. 施 設 の 概 要 295 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 302 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 305 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 311 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 及 び 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 駐 車 場 315 Ⅰ. 施 設 の 概 要 318 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 323 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 326 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 338 iii

8 第 1 章 監 査 の 概 要 1. 監 査 の 種 類 地 方 自 治 法 第 252 条 の 37 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 包 括 外 部 監 査 2. 選 定 した 特 定 の 事 件 公 の 施 設 の 管 理 運 営 及 び 指 定 管 理 者 制 度 の 事 務 の 執 行 について 3. 事 件 を 選 定 した 理 由 熊 本 市 は 市 民 の 福 祉 を 増 進 する 目 的 をもって 市 民 の 利 用 に 供 するため 多 くの 公 の 施 設 を 設 置 し 運 営 を 行 っている その 運 営 状 況 は 市 民 の 生 活 や 福 祉 に 直 接 関 わる 問 題 であり また その 設 置 及 び 運 営 に 関 しても 多 額 の 費 用 を 要 することから 市 民 の 関 心 も 高 いといえる ところで 平 成 15 年 6 月 に 地 方 自 治 法 が 一 部 改 正 されたことに 伴 い 市 民 サービスの 向 上 と コスト 削 減 を 目 的 として 公 の 施 設 の 管 理 運 営 について 管 理 委 託 制 度 が 廃 止 となり 指 定 管 理 者 制 度 が 創 設 された 熊 本 市 においては 平 成 26 年 4 月 現 在 公 の 施 設 のうち 404 施 設 において 指 定 管 理 者 による 管 理 運 営 が 行 われている 以 上 を 踏 まえ 熊 本 市 の 公 の 施 設 の 管 理 運 営 及 び 指 定 管 理 者 制 度 が 適 切 に 行 われているかを 合 規 性 経 済 性 効 率 性 有 効 性 等 の 視 点 から 調 査 報 告 することは 市 民 の 利 益 に 有 効 であると 判 断 し 本 テーマを 選 定 した 4. 監 査 対 象 とした 公 の 施 設 及 び 指 定 管 理 者 監 査 対 象 とした 公 の 施 設 の 選 定 に 当 たって 公 募 施 設 で 主 に 指 定 管 理 料 の 協 定 金 額 が 一 億 円 以 上 を 監 査 対 象 とした また 所 管 課 の 偏 りがないよう 考 慮 した なお 前 年 監 査 対 象 であった 市 営 住 宅 は 監 査 対 象 から 除 外 した ( 監 査 対 象 とした 公 の 施 設 ) 課 名 施 設 数 公 の 施 設 名 指 定 管 理 者 名 頁 数 1 商 工 振 興 課 1 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 29 2 文 化 振 興 課 1 熊 本 市 現 代 美 術 館 3 市 民 協 働 課 男 女 共 生 推 進 室 1 4 スポーツ 振 興 課 7 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センター はあもにい 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 南 部 総 合 スポーツセンター 託 麻 スポーツセンター 田 迎 公 園 運 動 施 設 水 前 寺 競 技 場 野 球 場 5 公 園 課 1 水 前 寺 江 津 湖 公 園 6 産 業 政 策 課 1 くまもと 森 都 心 プラザ 7 市 民 会 館 1 健 軍 文 化 ホール 8 シティープロモー ション 課 国 際 室 1 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 公 益 財 団 法 人 熊 本 市 美 術 文 化 振 興 財 団 はあもにい 管 理 運 営 共 同 企 業 体 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 一 般 社 団 法 人 熊 本 市 造 園 建 設 業 協 会 くまもと 森 都 心 プラザ 管 理 運 営 共 同 企 業 体 健 軍 文 化 ホール 事 業 推 進 共 同 企 業 体 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 共 同 企 業 体

9 課 名 施 設 数 公 の 施 設 名 指 定 管 理 者 名 頁 数 9 青 少 年 育 成 課 1 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 障 がい 保 健 福 祉 課 1 熊 本 市 障 害 者 福 祉 センター 希 望 荘 社 会 福 祉 法 人 熊 本 市 社 会 福 祉 事 業 団 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 運 営 ) 11 土 木 管 理 課 自 転 車 対 策 室 4 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 北 側 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 上 通 自 転 車 駐 車 場 自 転 車 駐 車 場 管 理 運 営 共 同 企 業 体 257 熊 本 市 庁 舎 自 転 車 駐 車 場 12 健 康 福 祉 政 策 課 1 熊 本 市 斎 場 13 車 両 管 理 課 土 木 管 理 課 自 転 車 対 策 室 14 観 光 振 興 課 2 1 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 1 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 1 場 ( 施 設 ) 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 駐 車 場 熊 本 M K G 斎 場 管 理 共 同 企 業 体 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 熊 本 城 観 光 交 流 サービス 株 式 会 社 監 査 対 象 施 設 計 26 11の 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 時 自 転 車 駐 車 場 ( 管 理 )と 13の 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 時 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 )は 同 一 施 設 であるが 運 営 と 施 設 管 理 の 指 定 管 理 者 が 異 なっている よって 公 の 施 設 の 監 査 対 象 件 数 は26 施 設 である 5. 監 査 の 着 眼 点 < 施 設 の 管 理 運 営 上 の 着 眼 点 > (1) 固 定 資 産 の 維 持 管 理 は 適 切 か 1 建 物 等 の 管 理 は 適 切 か 修 繕 等 が 適 切 に 行 われ 安 全 に 利 用 できる 状 況 か 2 備 品 の 管 理 は 適 切 か (2) 契 約 関 係 1 指 定 管 理 者 以 外 との 契 約 関 係 は 適 切 に 行 われているか 備 品 の 購 入 建 物 の 修 理 等 (3) 施 設 の 有 効 利 用 1 利 用 者 の 利 用 状 況 は 良 好 か 2 施 設 は 有 効 利 用 されているか < 指 定 管 理 者 制 度 上 の 着 眼 点 > (1) 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 合 理 性 はあるか (2) 選 定 手 続 は 適 正 か 1 公 募 非 公 募 の 別 決 定 手 続 きの 適 正 性 等 2 募 集 方 法 募 集 期 間 等 の 公 募 手 続 は 適 正 か 3 選 定 委 員 会 の 構 成 選 定 方 法 は 適 正 か 4 選 定 基 準 は 公 平 適 正 か (3) 条 例 協 定 書 の 内 容 は 適 切 か 1 基 準 価 格 の 積 算 根 拠 は 適 切 か 2

10 2 再 委 託 は 適 切 か 3 債 務 負 担 行 為 の 設 定 はなされているか 4リスク 管 理 リスク 回 避 の 条 項 は 適 切 か (4) 施 設 の 収 支 状 況 1 支 出 ( 人 件 費 委 託 費 等 )と 収 入 ( 利 用 料 収 入 指 定 管 理 料 収 入 )のバランスは 適 切 か 2 指 定 管 理 料 設 定 の 根 拠 は 適 切 か 3 施 設 の 利 用 料 金 は 適 切 か 4 人 件 費 は 適 切 な 水 準 か (5)サービスの 向 上 1 効 率 的 な 運 営 ( 開 館 利 用 時 間 使 用 料 職 員 の 配 置 等 )がなされているか 2 利 用 状 況 利 用 者 等 の 推 移 はどうか 3 自 主 事 業 が 行 われているか (6)コスト 削 減 指 定 管 理 料 と 従 前 の 管 理 委 託 料 との 比 較 直 営 時 での 人 件 費 委 託 料 等 との 比 較 等 (7) 条 例 協 定 に 基 づく 適 正 な 運 営 の 検 証 がなされているか 1 施 設 の 管 理 運 営 状 況 は 適 切 か 2 契 約 事 務 は 適 正 に 行 われているか 3 物 品 の 管 理 事 務 ( 現 物 確 認 台 帳 との 照 合 ) 上 記 に 関 し 合 規 性 正 確 性 経 済 性 効 率 性 有 効 性 等 の 観 点 から 監 査 を 実 施 する 6. 主 な 監 査 手 続 < 公 の 施 設 の 主 な 監 査 手 続 > 監 査 手 続 閲 覧 資 料 等 (1) 施 設 等 への 往 査 および 現 地 視 察 (2) 質 問 資 料 などによる 概 況 の 把 握 施 設 の 概 要 を 説 明 する 資 料 パンフレット 等 施 設 の 設 置 条 例 等 (3) 固 定 資 産 有 価 証 券 現 金 預 金 等 の 実 査 固 定 資 産 台 帳 ( 公 有 財 産 台 帳 バランスシート 確 認 視 察 など) 物 品 管 理 簿 ( 備 品 管 理 簿 ) 利 用 者 からの 預 り 金 等 の 管 理 簿 ( 現 金 出 納 帳 な ど) (4) 施 設 の 利 用 度 市 民 の 満 足 度 の 把 握 分 析 等 利 用 項 目 ごとの 年 次 月 次 日 時 等 の 利 用 者 数 の 推 移 ( 過 去 5 年 分 ) 指 定 管 理 者 が 行 った 利 用 者 調 査 (アンケート 調 査 )の 実 施 結 果 ( 過 去 5 年 分 ) 市 が 行 ったモニタリングの 結 果 ( 過 去 5 年 分 ) (5) 関 係 書 類 の 閲 覧 分 析 照 合 必 要 に 応 じて 資 料 を 請 求 < 指 定 管 理 者 制 度 の 主 な 監 査 手 続 > 監 査 手 続 (1) 担 当 課 担 当 者 への 質 問 意 見 聴 取 (2) 入 手 資 料 等 による 分 析 施 設 及 び 指 定 管 理 者 の 概 況 把 握 (3) 法 令 条 例 等 の 閲 覧 指 定 管 理 者 との 協 定 書 の 閲 覧 等 閲 覧 資 料 等 指 定 管 理 者 指 定 申 請 書 設 置 条 例 設 置 要 綱 等 指 定 管 理 者 との 協 定 書 3

11 監 査 手 続 (4) 選 定 委 員 の 選 定 過 程 の 検 証 選 定 委 員 会 の 議 事 録 の 閲 覧 閲 覧 資 料 等 事 務 処 理 のフロー 募 集 要 項 応 募 者 全 員 の 指 定 管 理 者 指 定 申 請 書 選 定 委 員 会 の 議 事 録 公 の 施 設 の 主 な 監 査 手 続 (4)と 同 じ (5) 施 設 の 利 用 状 況 市 民 へのサービスの 提 供 状 況 等 の 分 析 比 較 検 討 (6) 指 定 管 理 者 からの 事 業 報 告 内 容 の 検 討 指 定 管 理 者 の 事 業 計 画 書 ( 過 去 5 年 分 ) 指 定 管 理 者 の 実 施 報 告 書 ( 過 去 5 年 分 ) (7) 施 設 管 理 の 経 済 性 有 効 性 等 の 測 定 必 要 に 応 じて 資 料 を 請 求 7. 監 査 の 対 象 年 度 主 として 平 成 25 年 度 ( 必 要 に 応 じて 平 成 24 年 度 以 前 の 各 年 度 及 び 平 成 26 年 度 も 対 象 とする ) 8. 監 査 の 実 施 期 間 平 成 26 年 9 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 まで 9. 監 査 の 結 果 の 区 分 監 査 の 結 果 の 区 分 は 以 下 の 通 りである 指 摘 : 合 規 性 正 確 性 等 に 問 題 があり 速 やかに 是 正 措 置 が 必 要 と 思 われるものである 意 見 : 合 規 性 正 確 性 等 に 問 題 があるとまでは 言 えないが 是 正 を 検 討 することが 公 の 施 設 の 管 理 運 営 及 び 指 定 管 理 者 制 度 の 適 切 な 運 用 に 資 すると 考 えるものである 参 考 意 見 : 合 規 性 正 確 性 等 に 問 題 はないが 公 の 施 設 の 管 理 運 営 及 び 指 定 管 理 者 制 度 の より 適 切 な 運 用 を 行 う 上 で 参 考 になると 考 えるものである 10. 包 括 外 部 監 査 人 および 補 助 者 の 氏 名 資 格 職 務 氏 名 資 格 包 括 外 部 監 査 人 荒 木 幸 介 公 認 会 計 士 以 下 補 助 者 吉 川 栄 一 公 認 会 計 士 山 下 大 介 清 家 美 穂 庄 田 浩 一 奥 村 栄 隆 中 川 忠 勝 井 関 真 里 子 黒 澤 小 百 合 公 認 会 計 士 公 認 会 計 士 公 認 会 計 士 公 認 会 計 士 公 認 会 計 士 試 験 合 格 者 事 務 職 員 事 務 職 員 11. 利 害 関 係 包 括 外 部 監 査 の 対 象 とした 事 件 につき 地 方 自 治 法 第 252 条 の 29 の 規 定 により 記 載 すべき 利 害 関 係 はない ( 注 ) 本 報 告 書 の 数 字 は 端 数 処 理 の 関 係 で 合 計 額 が 一 致 しない 場 合 がある 4

12 第 2 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 総 論 ) Ⅰ. 公 の 施 設 について 1. 地 方 公 共 団 体 の 財 産 とは 憲 法 第 94 条 によれば 地 方 公 共 団 体 は 所 有 する 財 産 を 管 理 するこという 重 要 な 権 能 をもって いる この 財 産 を 具 体 化 した 規 定 が 地 方 自 治 法 第 237 条 で この 法 律 において 財 産 とは 公 有 財 産 物 品 及 び 債 権 並 びに 基 金 をいう と 規 定 されている 地 方 自 治 法 による 財 産 の 分 類 は 下 記 のとおりである なお 公 の 施 設 は 地 方 自 治 法 による 財 産 の 分 類 では 公 共 用 財 産 に 該 当 する 財 産 の 分 類 公 有 財 産 ( 地 方 自 治 法 第 238 条 ) 不 動 産 船 舶 出 資 によ る 権 利 等 物 品 ( 地 方 自 治 法 第 239 条 ) 備 品 等 地 方 公 共 団 体 が 使 用 す 公 用 財 産 る 庁 舎 等 行 政 財 産 住 民 が 使 用 する 学 校 道 公 共 用 財 産 路 体 育 館 等 普 通 財 産 行 政 財 産 以 外 の 公 有 財 産 地 方 公 共 団 体 が 所 有 する 現 金 公 有 財 産 基 金 以 外 の 動 産 及 び 使 用 のために 保 管 する 動 産 債 権 金 銭 の 給 付 を 目 的 とする 地 方 自 治 体 の 権 利 ( 地 方 自 治 法 第 240 条 ) 基 金 地 方 公 共 団 体 が 条 例 の 定 めるところにより 特 定 の 目 的 のために 財 産 を 維 持 ( 地 方 自 治 法 第 241 条 ) し 資 金 を 積 み 立 て 又 は 定 額 の 資 金 を 運 用 するために 設 けるもの 憲 法 第 94 条 地 方 公 共 団 体 の 権 能 地 方 公 共 団 体 は その 財 産 を 管 理 し 事 務 を 処 理 し 及 び 行 政 を 執 行 する 権 能 を 有 し 法 律 の 範 囲 内 で 条 例 を 制 定 することができる 2. 公 の 施 設 の 意 義 (1) 公 の 施 設 の 意 義 公 の 施 設 とは 住 民 の 福 祉 を 増 進 する 目 的 をもってその 利 用 に 供 するために 地 方 公 共 団 体 が 設 け る 施 設 であり( 地 方 自 治 法 第 244 条 第 1 項 ) 地 方 公 共 団 体 が 住 民 サービスを 行 う 主 な 手 段 であ る 地 方 自 治 法 ( 公 の 施 設 ) 第 244 条 普 通 地 方 公 共 団 体 は 住 民 の 福 祉 を 増 進 する 目 的 をもつてその 利 用 に 供 するための 施 設 (これ を 公 の 施 設 という )を 設 けるものとする 2 普 通 地 方 公 共 団 体 ( 次 条 第 3 項 に 規 定 する 指 定 管 理 者 を 含 む 次 項 において 同 じ )は 正 当 な 理 由 が ない 限 り 住 民 が 公 の 施 設 を 利 用 することを 拒 んではならない 3 普 通 地 方 公 共 団 体 は 住 民 が 公 の 施 設 を 利 用 することについて 不 当 な 差 別 的 取 扱 いをしてはならない (2) 公 の 施 設 の 要 件 公 の 施 設 は 次 のような 要 件 が 必 要 である 1 地 方 公 共 団 体 が 設 ける 施 設 であること 地 方 公 共 団 体 以 外 の 公 共 団 体 が 設 置 する 施 設 は 該 当 しない 2 住 民 の 福 祉 を 増 進 する 目 的 のための 施 設 であること 収 益 施 設 である 競 輪 場 等 は 該 当 しない 3 住 民 の 利 用 に 供 するための 施 設 であること 住 民 の 利 用 に 供 することを 目 的 としない 庁 舎 などは 該 当 しない 4 当 該 地 方 公 共 団 体 の 住 民 の 利 用 に 供 する 施 設 であること 当 該 地 方 公 共 団 体 の 区 域 内 にある 施 設 であっても 当 該 地 方 公 共 団 体 の 住 民 が 利 用 しない 施 設 は 該 当 しない 5

13 (3) 公 の 施 設 の 分 類 本 市 の 場 合 公 の 施 設 の 分 類 及 び 設 置 状 況 は 次 のとおりである ( 平 成 23 年 度 末 現 在 ) 分 類 施 設 数 主 な 施 設 レクリエーション スポーツ 施 設 42 市 総 合 体 育 館 市 総 合 屋 内 プール 産 業 振 興 施 設 9 食 品 交 流 会 館 流 通 情 報 会 館 くまもと 工 芸 会 館 基 盤 施 設 1,004 都 市 公 園 市 営 住 宅 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 文 教 施 設 130 医 療 社 会 福 祉 施 設 206 国 際 交 流 会 館 現 代 美 術 館 公 民 館 図 書 館 博 物 館 動 植 物 園 熊 本 城 水 の 科 学 館 老 人 デイサービスセンター 在 宅 福 祉 センター 老 人 憩 の 家 市 立 保 育 園 市 民 病 院 合 計 1, 公 の 施 設 の 管 理 運 営 上 の 着 眼 点 について (1) 固 定 資 産 の 維 持 管 理 は 適 切 か 市 が 有 する 複 数 の 公 の 施 設 の 中 で 今 回 選 定 した26の 施 設 は 重 要 性 が 高 く 所 有 している 財 産 も 多 額 となっている 従 来 単 年 度 予 算 主 義 の 影 響 から 施 設 を 取 得 するまでの 予 算 管 理 は 慎 重 に 行 われているが 取 得 後 も 公 有 財 産 台 帳 等 が 整 備 され 適 切 な 管 理 運 営 が 行 われているかを 検 討 した また 備 品 についても 備 品 管 理 台 帳 等 が 整 備 され 適 切 に 備 品 管 理 が 行 われているかを 検 討 した (2) 契 約 関 係 建 物 の 修 理 備 品 の 購 入 等 に 関 して 契 約 関 係 は 適 切 に 行 われているかを 検 討 した (3) 施 設 の 有 効 利 用 市 は 市 民 の 福 祉 を 増 進 する 目 的 をもってその 利 用 に 供 するために 公 の 施 設 を 設 置 している 市 は これら 公 の 施 設 を 管 理 運 営 する 上 で 最 少 の 費 用 で 最 大 の 効 果 を 上 げるようにしなければなら ない このような 着 眼 点 から 公 の 施 設 が 市 民 サービスに 有 効 利 用 され 市 民 の 福 祉 の 増 進 に 寄 与 しているかを 検 討 した 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (1) 公 有 財 産 台 帳 の 建 物 台 帳 価 格 の 改 定 について 公 有 財 産 台 帳 の 建 物 台 帳 において 建 物 を 耐 用 年 数 ( 施 設 毎 の 耐 用 年 数 )で 減 価 償 却 し 建 築 金 額 から 減 価 償 却 累 計 額 を 控 除 して 建 物 評 価 金 額 として 登 載 している 建 物 付 属 設 備 ( 電 気 設 備 空 調 設 備 等 )においては 取 得 価 格 のままで 改 定 が 行 われていないものが 多 く 検 出 された < 対 象 施 設 > 監 査 対 象 となった 全 ての 建 物 指 摘 建 物 台 帳 の 評 価 金 額 は 熊 本 市 財 産 規 則 第 34 条 の 規 定 に 従 い 3 年 ごとに 財 政 局 次 長 が 定 める 基 準 に 従 って 行 う 評 価 替 え に 基 づいて 改 定 することになる 公 有 財 産 台 帳 は 建 物 取 得 価 格 を 耐 用 年 数 ( 施 設 毎 の 耐 用 年 数 )で 減 価 償 却 し 建 築 金 額 から 減 価 償 却 累 計 額 を 控 除 して 建 物 評 価 金 額 として 登 載 すべきではないと 考 える なお 自 治 体 によっては 評 価 替 えを 行 うために 公 有 財 産 評 価 要 領 を 作 成 している 熊 本 市 財 産 規 則 ( 台 帳 価 格 ) 第 33 条 公 有 財 産 を 新 たに 財 産 台 帳 に 登 載 する 場 合 の 価 格 は 取 得 価 格 とする ( 以 下 省 略 ) 6

14 ( 台 帳 価 格 の 改 定 ) 第 34 条 台 帳 価 格 は 3 年 ごとに 財 政 局 次 長 が 定 める 基 準 に 従 って 行 う 評 価 替 えに 基 づいて 改 定 しなけれ ばならない < 参 考 > 総 務 省 - 資 産 評 価 及 び 固 定 資 産 台 帳 整 備 の 手 引 き( 平 成 26 年 9 月 30 日 取 りまとめ) 固 定 資 産 台 帳 と 公 有 財 産 台 帳 の 主 な 相 違 点 ( 固 定 資 産 台 帳 とは) 固 定 資 産 を その 取 得 から 売 却 処 分 に 至 るまで その 経 緯 を 個 々の 資 産 ごとに 管 理 するための 帳 簿 所 有 するすべての 固 定 資 産 ( 道 路 公 園 学 校 公 民 館 等 )について 取 得 価 額 耐 用 年 数 等 のデータを 網 羅 的 に 記 載 したものであり 財 務 書 類 作 成 の 基 礎 となる 補 助 簿 の 役 割 を 果 たすとともに 地 方 公 共 団 体 の 保 有 する 財 産 ( 固 定 資 産 )の 適 切 な 管 理 及 び 有 効 活 用 に 役 立 つ ( 公 有 財 産 台 帳 との 主 な 相 違 点 ) 各 地 方 公 共 団 体 では 地 方 自 治 法 で 定 められている 公 有 財 産 の 管 理 や 決 算 の 参 考 書 類 として 作 成 される 財 産 に 関 する 調 書 の 調 製 等 のために 公 有 財 産 台 帳 を 整 備 管 理 しているところであるが 主 に 以 下 の 点 において 固 定 資 産 台 帳 と 相 違 する 公 有 財 産 台 帳 固 定 資 産 台 帳 管 理 の 主 眼 財 産 の 保 全 維 持 使 用 収 益 等 を 会 計 と 連 動 した 現 物 管 理 通 じた 現 物 管 理 対 象 資 産 の 範 囲 建 物 土 地 備 品 等 が 中 心 ( 道 路 すべての 資 産 河 川 など 同 台 帳 上 に 整 備 されてい ない 資 産 もある) 資 本 的 支 出 と 修 繕 費 明 確 な 区 分 なし 区 分 あり 付 随 費 用 明 確 な 区 分 なし 区 分 あり 金 額 情 報 なし( 原 則 ) あり 減 価 償 却 なし あり (2) 維 持 管 理 計 画 について 熊 本 市 第 5 次 行 財 政 改 革 計 画 ( 平 成 26 年 4 月 )において 今 後 の 課 題 として 公 共 施 設 の 維 持 管 理 費 の 増 加 への 対 応 が 次 のように 示 されている 公 共 施 設 の 維 持 管 理 費 の 増 加 への 対 応 高 度 経 済 成 長 期 に 集 中 的 に 建 設 された 公 共 施 設 等 の 老 朽 化 が 進 行 し 改 修 や 更 新 等 の 維 持 管 理 費 にかか る 経 費 が 大 幅 に 増 加 するため その 負 担 の 平 準 化 や 将 来 を 見 据 えた 適 切 な 管 理 に 取 り 組 む 必 要 があります 今 回 の 監 査 対 象 施 設 は 市 営 住 宅 などのように 急 速 な 老 朽 化 は 進 んではいないが 施 設 としては 大 型 のものが 多 数 含 まれており その 維 持 管 理 にかかる 費 用 も 多 額 となっている 概 ね 施 設 では 施 設 毎 に 将 来 の 維 持 管 理 計 画 を 作 成 しているようであるが 修 繕 費 の 予 算 要 求 をしても 査 定 で 落 と される 可 能 性 があり 計 画 に 沿 った 維 持 管 理 はできていない なお 監 査 対 象 施 設 の 過 去 5 年 間 の 維 持 管 理 費 及 び 備 品 購 入 費 の 実 績 及 び 平 成 26 年 度 以 降 の 将 来 5 年 間 の 維 持 管 理 費 及 び 備 品 購 入 費 計 画 は 下 表 のとおりである 過 去 5 年 間 の 実 績 合 計 は 約 14 億 円 将 来 5 年 間 の 計 画 合 計 は 約 32 億 円 と 2 倍 以 上 の 開 きがあり 十 分 な 施 設 の 維 持 管 理 が 難 しい 状 況 であることが 予 測 できる 7

15 施 設 名 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 熊 本 市 現 代 美 術 館 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい( 1) 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 南 部 総 合 スポ ー ツ セン タ ー 託 麻 スポ ー ツ セン タ ー 田 迎 公 園 運 動 施 設 水 前 寺 競 技 場 野 球 場 ( 2) 水 前 寺 江 津 湖 公 園 くまもと 森 都 心 プラザ 健 軍 文 化 ホー ル 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 熊 本 市 障 害 者 福 祉 センター 希 望 荘 ( 3) 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 運 営 ) 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 北 側 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 上 通 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 斎 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 駐 車 場 単 位 : 千 円 将 来 5 年 間 の 維 持 管 理 及 び 備 品 購 入 計 画 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度 平 成 30 年 度 維 持 管 理 費 48,929 8,134 79,322 12, 修 繕 計 画 はあるが 金 額 は 未 定 備 品 購 入 費 , 計 48,929 8,134 79,791 14, 維 持 管 理 費 ,836 7, , 備 品 購 入 費 , 計 ,485 1,714 37,836 7,646 14,876 5, 維 持 管 理 費 19,551 19,500 77,280 14,770 10,916 12, , , , ,550 備 品 購 入 費 計 19,551 19,500 77,280 14,770 10,916 12, , , , ,550 維 持 管 理 費 25,249 9, , ,400 5,000 14,000 44,000 40,000 備 品 購 入 費 計 25,249 9, , ,400 5,000 14,600 44,000 40,000 維 持 管 理 費 24,675 7,770 6,996 39,488-32, ,503 14,000 22,800 22,000 備 品 購 入 費 ,848 2, 計 24,675 7,770 6,996 39,488-71, ,303 14,400 22,800 22,000 維 持 管 理 費 - 5, ,176 95,287 8,000 12,000 4,500 50,500 備 品 購 入 費 , 計 - 5, ,176 95,287 13,000 12,200 4,500 50,500 維 持 管 理 費 4, ,000 - 備 品 購 入 費 計 4, ,000 - 維 持 管 理 費 - 6,405 4, ,078 10,800 13,300 44,100 14,000 備 品 購 入 費 計 - 6,405 4, ,078 10,800 13,500 44,100 14,000 維 持 管 理 費 4, , , , , ,250 10,000 備 品 購 入 費 計 4, , , , , ,250 10,000 維 持 管 理 費 ,000 43, 備 品 購 入 費 計 ,000 43, 維 持 管 理 費 平 成 23 年 10 月 オープン のため 平 成 ,585 11,829 11,710 11,180 11,180 11,180 11, 年 度 及 び 平 成 22 年 度 の 実 績 なし 備 品 購 入 費 67, 計 ,386 11,665 11,939 11,710 11,180 11,180 11,180 11,180 維 持 管 理 費 35,000 37, , ,078 備 品 購 入 費 - - 8, 計 35,000 37,000 9, , , 維 持 管 理 費 - - 6,065 27,389-21, ,204 45,576 19,367 17,602 備 品 購 入 費 ,842 4,737 4,977 8,000 計 - - 6,065 27,389-22, ,046 50,313 24,344 25,602 維 持 管 理 費 54,056 43,570 26,324 1, , ,601 1,873 備 品 購 入 費 計 54,219 43,754 26,324 1, , ,601 1,873 維 持 管 理 費 16,313 8,759 3,809 21,234 4,937 2,707 2,707 2,707 2,707 2,707 備 品 購 入 費 16, , 計 32,798 9,294 3,926 24,226 4,937 2,809 2,809 2,809 2,809 2,809 維 持 管 理 費 , 備 品 購 入 費 計 , 維 持 管 理 費 5,915 54,770 47,994 78,191 16,623 23,587 52,100 24,605 15,000 18,900 備 品 購 入 費 9, ,000 4,190-9,603 計 15,223 54,770 47,994 79,174 16,623 23,587 57,100 28,795 15,000 28,503 維 持 管 理 費 1,499 9,628 4,647 20,869 8,821-13,909 備 品 購 入 費 計 1,499 9,628 4,647 20,869 8,821-13, 平 成 23 年 3 月 オー 維 持 管 理 費 プン 平 成 21 年 度 の 備 品 購 入 費 実 績 なし 過 去 5 年 間 の 維 持 管 理 費 及 び 備 品 購 入 費 の 実 績 維 持 管 理 費 等 は 事 業 契 約 に 基 づき 市 から 事 業 者 に 支 払 われる サービス 購 入 費 に 含 まれている 計 合 計 266, , , , , , , , , ,853 総 計 1,419,807 3,283,146 1: 平 成 27 年 度 から 平 成 30 年 度 にかけて 施 設 整 備 計 画 は 合 計 で406 百 万 円 を 予 定 しているが 年 度 別 の 金 額 は 判 明 しないため 当 該 合 計 額 を4 年 で 除 した 平 均 額 (101,550 千 円 )を 各 年 度 の 維 持 管 理 費 として 記 載 している 2: 平 成 26 年 度 から 平 成 29 年 度 にかけて 耐 震 改 修 581 百 万 円 を 予 定 しているが 年 度 別 の 金 額 は 判 明 しないため 当 該 金 額 を4 年 で 除 した 平 均 額 (145,250 千 円 )を 各 年 度 の 維 持 管 理 費 に 含 めて 記 載 している 3: 将 来 5 年 間 の 維 持 管 理 費 及 び 備 品 購 入 費 として 過 去 5 年 間 の 維 持 管 理 費 及 び 備 品 購 入 費 のうち 特 殊 項 目 を 除 いた 金 額 の 平 均 値 を 記 載 している 未 定 未 定 未 定 維 持 管 理 費 等 は 事 業 契 約 に 基 づき 市 から 事 業 者 に 支 払 われる サービ ス 購 入 費 に 含 まれている < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 2. 会 館 施 設 の 維 持 安 全 管 理 について 意 見 39 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 3. 施 設 の 維 持 更 新 と 運 動 施 設 の 今 後 について 意 見 96 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 2. 機 械 式 駐 車 装 置 の 維 持 管 理 について 意 見 303 意 見 今 回 の 包 括 外 部 監 査 では3 件 の 意 見 ではあるが 全 庁 的 に 見 れば 多 数 の 施 設 で 緊 急 性 のあ る 改 修 や 更 新 等 を 必 要 としているものと 推 測 される 市 は 修 繕 費 や 取 替 工 事 の 予 算 査 定 を 行 う 場 合 所 管 課 の 予 算 の 枠 にとらわれず 全 庁 的 な 観 点 から 緊 急 性 の 高 い 案 件 から 予 算 措 置 を 行 っていると 思 われる しかし 現 状 は 緊 急 性 のある 改 修 や 更 新 等 が 完 全 に 実 施 できない 状 況 であり 今 後 は 施 設 として 十 分 な 住 民 サービスが 提 供 できなく 8

16 なる 場 合 も 考 えられる 公 の 施 設 に 関 して それぞれの 施 設 の 設 置 目 的 等 に 応 じ 利 用 者 の 動 向 民 間 や 県 などとの 役 割 分 担 を 踏 まえ 施 設 の 統 廃 合 を 含 め 管 理 運 営 のあり 方 を 再 検 討 する 必 要 があ ると 思 われる (3) 備 品 の 管 理 状 況 について 市 は 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 第 32 条 第 2 項 において 備 品 の 管 理 に 関 する 帳 簿 を 備 え その 現 況 を 明 らかにしなければならない と 規 定 し また 第 33 条 において 帳 簿 の 記 載 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 その 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならない と 規 定 している 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 ( 帳 簿 の 備 付 け) 第 32 条 会 計 管 理 者 等 は 物 品 出 納 及 び 物 品 の 受 払 に 関 する 帳 簿 を 備 え その 現 況 を 明 らかにしなけれ ばならない 2 会 計 管 理 者 等 及 び 物 品 管 理 者 は 備 品 の 管 理 に 関 する 帳 簿 を 備 え その 現 況 を 明 らかにしなければな らない ( 以 下 省 略 ) ( 帳 簿 等 の 記 載 ) 第 33 条 帳 簿 の 記 載 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 その 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならない また 指 定 管 理 者 との 備 品 の 管 理 に 関 しての 取 決 めを 管 理 業 務 仕 様 書 において 備 品 の 管 理 と して 概 ね 以 下 のような 取 決 めを 行 っている ( 備 品 の 管 理 ) 指 定 管 理 料 で 購 入 した 備 品 は 指 定 管 理 者 のものとする また 市 が 貸 与 する 備 品 及 び 物 品 につい ては 市 が 示 す 台 帳 及 び 管 理 台 帳 を 備 え 市 と 指 定 管 理 者 との 区 分 を 整 理 し 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 しなければならない 各 施 設 の 備 品 の 管 理 状 況 を 確 認 するため 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 と 照 合 を 行 ったところ 以 下 の 施 設 において 不 適 切 な 管 理 状 況 が 見 受 けられた < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 39 熊 本 市 現 代 美 術 館 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センター はあもにい 1. 備 品 の 保 管 状 況 について 意 見 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 建 物 等 ( 構 築 物 を 含 む)に 組 み 込 まれている 美 術 品 の 備 品 台 帳 への 記 載 について 意 見 美 術 品 の 保 管 場 所 の 管 理 について 意 見 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 77 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 96 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 3. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 103 南 部 総 合 スポーツセンター 2. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 109 託 麻 スポーツセンター 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 113 田 迎 公 園 運 動 施 設 2. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 119 水 前 寺 競 技 場 野 球 場 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 125 水 前 寺 江 津 湖 公 園 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 138 くまもと 森 都 心 プラザ 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 158 健 軍 文 化 ホール 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 産 業 文 化 会 館 が 閉 鎖 した 時 に 譲 り 受 けた 備 品 について 指 摘 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 産 業 文 化 会 館 が 閉 鎖 した 時 に 譲 り 受 けた 備 品 について 197 9

17 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 指 摘 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 熊 本 市 障 害 者 福 祉 センター 希 望 荘 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 北 側 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 上 通 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 自 転 車 駐 車 場 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 産 業 文 化 会 館 が 閉 鎖 した 時 に 譲 り 受 けた 備 品 について 指 摘 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 265 熊 本 市 斎 場 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 指 摘 281 指 摘 指 定 管 理 者 は 仕 様 書 に 従 い 市 が 貸 与 する 備 品 及 び 物 品 について 指 定 管 理 者 の 備 品 及 び 物 品 と は 明 確 に 区 別 した 上 で 備 品 の 現 況 を 適 切 に 把 握 し 市 が 示 す 備 品 管 理 台 帳 に 登 載 すると 共 に その 結 果 を 市 に 報 告 する 必 要 がある 市 は 指 定 管 理 者 からの 報 告 を 受 け 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 従 い 備 品 の 現 況 を 明 らかにし 必 要 に 応 じて 自 ら 備 品 管 理 台 帳 と 現 物 の 照 合 を 行 い 指 定 管 理 者 の 備 品 の 管 理 状 況 を 確 認 し 市 の 備 品 管 理 台 帳 に 登 載 すべきである また 備 品 に 添 付 する 備 品 管 理 シールは 備 品 管 理 台 帳 と 備 品 の 現 物 を 紐 づける 重 要 な 役 割 を 担 っており また 市 の 備 品 と 指 定 管 理 者 の 備 品 とを 区 別 するためのものでもあるため 備 品 に 添 付 すべきである < 参 考 > 備 品 管 理 のための 備 品 管 理 シールの 貼 付 について 規 定 等 には 定 義 されていないが 備 品 管 理 のため に 必 要 であることから 契 約 検 査 総 室 副 室 長 名 にて 毎 年 1 回 備 品 管 理 シールを 作 成 し 備 品 に 貼 付 す るよう 各 課 の 物 品 管 理 者 に 備 品 管 理 シールの 配 布 とともに 通 知 し 貼 付 を 依 頼 している 指 定 管 理 者 が 所 有 する 備 品 については 市 と 指 定 管 理 者 との 区 別 を 整 理 し 善 良 なる 管 理 者 とし て 管 理 するために 指 定 管 理 者 が 所 有 する 備 品 についても 備 品 管 理 台 帳 を 整 備 する 必 要 がある そ の 際 備 品 管 理 台 帳 と 関 連 付 けたコードを 記 入 した 備 品 管 理 シールを 備 品 添 付 し 保 管 場 所 を 記 載 する といったことを 実 施 することにより 市 と 指 定 管 理 者 との 備 品 の 区 別 ができると 共 に 備 品 管 理 台 帳 と 備 品 の 現 物 との 照 合 が 容 易 に 行 うことができる (4) 施 設 の 有 効 利 用 について 施 設 の 有 効 利 用 についての 意 見 は 次 のとおりである < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 4.パソコン 研 修 室 について 意 見 5. 多 目 的 ルームについて 意 見 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 1. 総 合 屋 内 プールの 管 理 運 営 方 法 について 意 見 103 くまもと 森 都 心 プラザ 2. 観 光 郷 土 情 報 センター 及 び 託 児 室 の 利 用 促 進 について 意 見 158 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 3.くじらホール 及 び 会 議 室 の 稼 働 率 について 意 見 218 熊 本 市 障 害 者 福 祉 センター 希 望 荘 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 駐 車 場 2. 学 習 講 座 事 業 について 意 見 福 祉 バスの 利 用 率 上 昇 のための 施 策 について 意 見 城 彩 苑 の 入 場 者 数 と 熊 本 城 の 入 場 者 の 乖 離 について 意 見 歴 史 文 化 体 験 施 設 への 入 場 を 促 す 標 示 について 意 見

18 (5)その 他 その 他 の 指 摘 及 び 意 見 は 下 記 のとおりである < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 3. 貸 展 示 場 の 利 用 料 の 設 定 について 意 見 41 熊 本 市 現 代 美 術 館 5. 図 録 販 売 について 指 摘 63 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センター はあもにい 1. 新 たに 整 備 した 駐 車 場 の 公 有 財 産 台 帳 への 登 載 について 指 摘 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 2. 運 動 器 具 等 に 係 る 備 品 の 整 理 について 意 見 96 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 2. 利 用 料 金 制 の 運 営 について 意 見 調 定 簿 の 記 載 ミスについて 意 見 104 南 部 総 合 スポーツセンター 1. 特 定 の 団 体 の 施 設 占 用 について 意 見 109 田 迎 公 園 運 動 施 設 1. 利 用 者 数 の 把 握 について 意 見 119 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 駐 車 場 1. 道 路 台 帳 及 び 公 有 財 産 台 帳 への 未 登 載 について 指 摘 駐 車 場 使 用 料 のカウント 結 果 の 証 跡 について 意 見 固 定 資 産 台 帳 作 成 にあたっての 参 考 意 見 (1) 統 一 的 な 基 準 による 地 方 公 会 計 の 整 備 促 進 について 総 務 省 通 知 の 統 一 的 な 基 準 による 地 方 公 会 計 の 整 備 促 進 について ( 総 財 務 第 14 号 平 成 27 年 1 月 23 日 付 )において 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 等 に 関 して 次 のように 述 べている 総 財 務 第 14 号 平 成 27 年 1 月 23 日 各 都 道 府 県 知 事 殿 各 指 定 都 市 市 長 殿 総 務 大 臣 ( 公 印 省 略 ) 統 一 的 な 基 準 による 地 方 公 会 計 の 整 備 促 進 について ( 省 略 ) 今 後 の 地 方 公 会 計 の 整 備 促 進 については 今 後 の 地 方 公 会 計 の 整 備 促 進 について ( 平 成 26 年 5 月 23 日 付 総 務 大 臣 通 知 総 財 務 第 102 号 )のとおり 平 成 26 年 4 月 30 日 に 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 と 複 式 簿 記 の 導 入 を 前 提 とした 財 務 書 類 の 作 成 に 関 する 統 一 的 な 基 準 を 示 したところです その 後 今 後 の 新 地 方 公 会 計 の 推 進 に 関 する 実 務 研 究 会 を 設 置 して 議 論 を 進 めてきましたが 平 成 27 年 1 月 23 日 に 統 一 的 な 基 準 によ る 地 方 公 会 計 マニュアル を 取 りまとめております 当 該 マニュアルにおいては 統 一 的 な 基 準 による 財 務 書 類 の 作 成 手 順 や 資 産 の 評 価 方 法 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 手 順 連 結 財 務 書 類 の 作 成 手 順 事 業 別 施 設 別 のセグメント 分 析 をはじめとする 財 務 書 類 の 活 用 方 法 等 を 示 しております つきましては 当 該 マニュアルも 参 考 にして 統 一 的 な 基 準 による 財 務 書 類 等 を 原 則 として 平 成 27 年 度 から 平 成 29 年 度 までの3 年 間 で 全 ての 地 方 公 共 団 体 において 作 成 し 予 算 編 成 等 に 積 極 的 に 活 用 されるよ う 特 段 のご 配 慮 をお 願 いします 特 に 公 共 施 設 等 の 老 朽 化 対 策 にも 活 用 可 能 である 固 定 資 産 台 帳 が 未 整 備 である 地 方 公 共 団 体 において は 早 期 に 同 台 帳 を 整 備 することが 望 まれます ( 省 略 ) また 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 等 に 要 する 一 定 の 経 費 については 今 年 度 から 特 別 交 付 税 措 置 を 講 じること としております (2) 固 定 資 産 台 帳 の 意 義 と 機 能 について 1 固 定 資 産 台 帳 の 意 義 総 務 省 資 産 評 価 及 び 固 定 資 産 台 帳 整 備 の 手 引 き ( 平 成 26 年 9 月 30 日 取 りまとめ)におい 11 76

19 て 固 定 資 産 台 帳 の 意 義 を 次 のように 述 べている ( 固 定 資 産 台 帳 の 意 義 ) 固 定 資 産 台 帳 とは 固 定 資 産 を その 取 得 から 除 売 却 処 分 に 至 るまで その 経 緯 を 個 々の 資 産 ごとに 管 理 するための 帳 簿 で 所 有 するすべての 固 定 資 産 ( 道 路 公 園 学 校 公 民 館 等 )について 取 得 価 額 耐 用 年 数 等 のデータを 網 羅 的 に 記 載 したものです 固 定 資 産 は 1 年 限 りで 費 消 される 費 用 と 異 なり その 資 産 が 除 売 却 されるまで 長 期 にわたり 行 政 サー ビス 等 に 利 用 されることから 会 計 上 の 価 額 管 理 を 行 う 必 要 があり 統 一 的 な 基 準 では その 現 在 高 は 貸 借 対 照 表 ( 償 却 資 産 は 原 則 として 取 得 価 額 等 と 減 価 償 却 累 計 額 を 表 示 )に その 期 中 の 増 減 は 純 資 産 変 動 計 算 書 に 表 示 されます 2 固 定 資 産 台 帳 の 機 能 固 定 資 産 台 帳 の 機 能 として 次 のような 機 能 が 挙 げられる すべての 固 定 資 産 を 網 羅 する 台 帳 であること 地 方 公 共 団 体 の 財 政 状 況 を 正 しく 把 握 するために 不 可 欠 な 情 報 を 持 つ 台 帳 であること 財 務 書 類 の 作 成 に 必 要 な 情 報 を 備 えた 補 助 簿 であること 公 共 施 設 等 の 維 持 管 理 修 繕 更 新 等 に 係 る 中 長 期 的 な 情 報 を 備 えた 台 帳 であること (3) 本 市 の 固 定 資 産 整 備 計 画 について 本 市 の 固 定 資 産 台 帳 整 備 計 画 は 下 記 のとおりである ( 平 成 26 年 9 月 現 在 ) 本 市 の 固 定 資 産 台 帳 整 備 予 定 について 平 成 26 年 7 月 に 関 係 する 課 長 及 び 担 当 者 に 集 まってもらい WG(ワーキンググループ)を 立 ち 上 げた ばかりであり 現 在 管 財 課 を 中 心 として 今 後 のスケジュールなどを 検 討 中 である 大 まかな 予 定 は 次 のと おりである 平 成 26 年 度 固 定 資 産 台 帳 整 備 に 向 けた 準 備 ( 整 備 方 針 の 作 成 等 ) 平 成 27 年 度 平 成 26 年 度 末 時 点 での 固 定 資 産 データの 収 集 平 成 28 年 度 平 成 27 年 度 末 時 点 での 固 定 資 産 台 帳 の 作 成 < 参 考 > 他 市 の 固 定 資 産 台 帳 整 備 状 況 について 平 成 26 年 10 月 30 日 に 管 財 課 が 大 都 市 管 財 事 務 主 管 者 会 議 に 出 席 した 際 に 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 状 況 についての 回 答 があり 次 のとおりである ( 政 令 指 定 都 市 (20 都 市 ) 及 び 東 京 都 ) 整 備 済 新 潟 市 東 京 都 相 模 原 市 千 葉 市 川 崎 市 浜 松 市 京 都 市 堺 市 広 島 市 未 整 備 横 浜 市 札 幌 市 仙 台 市 さいたま 市 静 岡 市 名 古 屋 市 大 阪 市 神 戸 市 岡 山 市 北 九 州 市 福 岡 市 熊 本 市 (4) 現 在 の 公 有 財 産 台 帳 及 び 備 品 管 理 台 帳 の 問 題 点 今 回 の 包 括 外 部 監 査 において 公 有 財 産 台 帳 及 び 備 品 管 理 台 帳 に 関 し 以 下 のような 問 題 点 が 検 出 された 1 公 有 財 産 台 帳 について 土 地 に 関 しては 評 価 額 の 記 入 のないものが 検 出 された 2 備 品 管 理 台 帳 について 監 査 対 象 とした 公 の 施 設 では 備 品 管 理 台 帳 と 備 品 との 照 合 が 行 われていない 従 って 備 品 管 理 台 帳 と 備 品 が 多 くの 点 で 整 合 していない ( 本 報 告 書 参 照 ) 3 初 度 調 弁 で 取 得 した 備 品 等 について 予 算 科 目 を 備 品 購 入 としている 備 品 の 取 得 においては 契 約 検 査 室 総 室 を 通 じて 備 品 管 理 台 帳 に 登 録 される しかし それ 以 外 の 取 得 の 場 合 例 えば 初 度 調 弁 ( 新 規 施 設 等 の 立 ち 上 げに 必 要 な 物 資 の 購 入 の 場 合 の 調 達 方 法 で 特 に 予 算 上 建 物 取 得 等 の 金 額 と 一 緒 にされる)などの 取 得 の 場 合 業 務 の 仕 組 み 上 備 品 管 理 台 帳 に 登 録 されずに 建 物 として 公 有 財 産 台 帳 に 登 録 され ている 12

20 (5) 参 考 意 見 国 は 平 成 27 年 度 から 平 成 29 年 度 までの 3 年 間 で 統 一 的 な 基 準 により1 固 定 資 産 台 帳 を 整 備 し 2 発 生 主 義 複 式 簿 記 の 導 入 により 3 統 一 的 な 基 準 による 財 務 書 類 の 作 成 を 強 く 要 望 してい る かつ 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 等 に 要 する 一 定 の 経 費 については 特 別 交 付 税 措 置 を 講 じることと している 市 は 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 に 関 しては 現 在 の 公 有 財 産 台 帳 道 路 公 園 等 インフラ 資 産 に 係 る 法 定 台 帳 備 品 管 理 台 帳 等 の 既 存 データをもとに 必 要 なデータを 追 加 して 固 定 資 産 台 帳 を 作 成 していくことになる ところが 平 成 26 年 9 月 時 点 の 包 括 外 部 監 査 において 公 有 財 産 台 帳 及 び 備 品 管 理 台 帳 の 一 部 の 監 査 を 行 った 結 果 前 述 のような 問 題 点 があり 正 確 な 台 帳 の 作 成 には 相 当 な 時 間 と 労 力 が 必 要 と 思 われる 市 は 現 在 WG(ワーキンググループ)を 立 ち 上 げ 管 財 課 を 中 心 として 今 後 のスケジュールなどを 検 討 中 ではあるが 現 在 の 公 有 財 産 台 帳 及 び 備 品 管 理 台 帳 等 の 整 備 状 況 を 考 えると 平 成 28 年 度 に 固 定 資 産 台 帳 が 整 備 できるか 極 めて 疑 問 である 市 は 平 成 28 年 度 に 平 成 27 年 度 末 現 在 での 固 定 資 産 台 帳 を 作 成 する という 明 確 な 目 標 を 設 定 し 早 急 に プロジェクトチームを 編 成 する 必 要 があると 思 われる また プロジェクトチーム 編 成 のための 人 員 確 保 等 に 要 する 予 算 措 置 も 必 要 と 思 われる 13

21 Ⅱ. 指 定 管 理 者 制 度 について 1. 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 目 的 及 び 経 緯 公 の 施 設 については これまでは 公 共 団 体 や 公 共 的 団 体 地 方 公 共 団 体 が 設 立 した 出 資 団 体 等 に 管 理 運 営 を 委 託 する 方 式 に 限 られていた しかしながら 多 様 化 複 雑 化 する 市 民 ニーズへ 的 確 に 対 応 するためには 民 間 事 業 者 の 能 力 やノウハウを 幅 広 く 活 用 することが 有 効 と 考 えられ 平 成 1 5 年 6 月 に 地 方 自 治 法 が 改 正 され 指 定 管 理 者 制 度 が 創 設 された 指 定 管 理 者 制 度 とは これまでの 制 度 : 管 理 委 託 制 度 地 方 公 共 団 体 の 管 理 権 限 の 下 で 具 体 的 な 管 理 の 事 務 業 務 を 以 下 の 管 理 受 託 者 が 執 行 する 地 方 公 共 団 体 の 出 資 法 人 のうち 一 定 要 件 を 満 たすもの(1/2 以 上 出 資 等 ) 公 共 団 体 ( 土 地 改 良 区 等 ) 公 共 的 団 体 ( 農 協 自 治 会 等 ) 改 正 後 : 指 定 管 理 者 制 度 地 方 公 共 団 体 の 指 定 を 受 けた 指 定 管 理 者 が 管 理 を 代 行 する 指 定 管 理 者 の 範 囲 については 特 段 の 制 約 を 設 けず 議 会 の 議 決 を 経 て 指 定 指 定 管 理 者 も 使 用 の 許 可 を 行 うことが 可 能 例 示 ) 1 地 方 公 共 団 体 が 設 置 する 文 化 センターを 株 式 会 社 等 の 民 間 事 業 者 が 行 うことが 可 能 に 2 PFI 事 業 で 建 設 した 施 設 について PFI 事 業 者 による 利 用 料 金 制 も 含 めた 管 理 代 行 が 可 能 に ( 出 典 : 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 ) 2. 指 定 管 理 者 制 度 の 意 義 指 定 管 理 者 制 度 とは 公 の 施 設 の 管 理 運 営 を 地 方 公 共 団 体 又 は 外 郭 団 体 等 に 限 定 していたが 株 式 会 社 等 の 民 間 事 業 者 を 含 めた 地 方 公 共 団 体 が 指 定 する 指 定 管 理 者 に 施 設 の 管 理 運 営 を 代 行 させ る 制 度 である 公 の 施 設 の 設 置 及 び 管 理 に 関 する 事 項 は 地 方 自 治 法 第 244 条 の 2 第 1 項 において 普 通 地 方 公 共 団 体 は 法 律 又 はこれに 基 づく 政 令 に 特 別 の 定 めがあるものを 除 くほか 公 の 施 設 の 設 置 及 び その 管 理 に 関 する 事 項 は 条 例 でこれを 定 めなければならない と 定 められている 地 方 自 治 法 第 244 条 の 2 ( 公 の 施 設 の 設 置 管 理 及 び 廃 止 ) 第 二 百 四 十 四 条 の 二 普 通 地 方 公 共 団 体 は 法 律 又 はこれに 基 づく 政 令 に 特 別 の 定 めがあるものを 除 くほ か 公 の 施 設 の 設 置 及 びその 管 理 に 関 する 事 項 は 条 例 でこれを 定 めなければならない 2 普 通 地 方 公 共 団 体 は 条 例 で 定 める 重 要 な 公 の 施 設 のうち 条 例 で 定 める 特 に 重 要 なものについて こ れを 廃 止 し 又 は 条 例 で 定 める 長 期 かつ 独 占 的 な 利 用 をさせようとするときは 議 会 において 出 席 議 員 の 三 分 の 二 以 上 の 者 の 同 意 を 得 なければならない 3 普 通 地 方 公 共 団 体 は 公 の 施 設 の 設 置 の 目 的 を 効 果 的 に 達 成 するため 必 要 があると 認 めるときは 条 例 の 定 めるところにより 法 人 その 他 の 団 体 であつて 当 該 普 通 地 方 公 共 団 体 が 指 定 するもの( 以 下 本 条 及 び 第 二 百 四 十 四 条 の 四 において 指 定 管 理 者 という )に 当 該 公 の 施 設 の 管 理 を 行 わせることが できる 4 前 項 の 条 例 には 指 定 管 理 者 の 指 定 の 手 続 指 定 管 理 者 が 行 う 管 理 の 基 準 及 び 業 務 の 範 囲 その 他 必 要 な 事 項 を 定 めるものとする 5 指 定 管 理 者 の 指 定 は 期 間 を 定 めて 行 うものとする 6 普 通 地 方 公 共 団 体 は 指 定 管 理 者 の 指 定 をしようとするときは あらかじめ 当 該 普 通 地 方 公 共 団 体 の 議 会 の 議 決 を 経 なければならない 7 指 定 管 理 者 は 毎 年 度 終 了 後 その 管 理 する 公 の 施 設 の 管 理 の 業 務 に 関 し 事 業 報 告 書 を 作 成 し 当 該 公 の 施 設 を 設 置 する 普 通 地 方 公 共 団 体 に 提 出 しなければならない 8 普 通 地 方 公 共 団 体 は 適 当 と 認 めるときは 指 定 管 理 者 にその 管 理 する 公 の 施 設 の 利 用 に 係 る 料 金 ( 次 14

22 項 において 利 用 料 金 という )を 当 該 指 定 管 理 者 の 収 入 として 収 受 させることができる 9 前 項 の 場 合 における 利 用 料 金 は 公 益 上 必 要 があると 認 める 場 合 を 除 くほか 条 例 の 定 めるところに より 指 定 管 理 者 が 定 めるものとする この 場 合 において 指 定 管 理 者 は あらかじめ 当 該 利 用 料 金 に ついて 当 該 普 通 地 方 公 共 団 体 の 承 認 を 受 けなければならない 10 普 通 地 方 公 共 団 体 の 長 又 は 委 員 会 は 指 定 管 理 者 の 管 理 する 公 の 施 設 の 管 理 の 適 正 を 期 するため 指 定 管 理 者 に 対 して 当 該 管 理 の 業 務 又 は 経 理 の 状 況 に 関 し 報 告 を 求 め 実 地 について 調 査 し 又 は 必 要 な 指 示 をすることができる 11 普 通 地 方 公 共 団 体 は 指 定 管 理 者 が 前 項 の 指 示 に 従 わないときその 他 当 該 指 定 管 理 者 による 管 理 を 継 続 することが 適 当 でないと 認 めるときは その 指 定 を 取 り 消 し 又 は 期 間 を 定 めて 管 理 の 業 務 の 全 部 又 は 一 部 の 停 止 を 命 ずることができる ( 出 典 : 地 方 自 治 法 ) 3. 本 市 における 指 定 管 理 者 制 度 運 用 の 概 要 (1) 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 及 び 運 用 に 関 する 方 針 について 指 定 の 手 続 管 理 の 基 準 及 び 業 務 の 具 体 的 範 囲 並 びに 利 用 料 金 制 度 を 導 入 する 場 合 においては 条 例 で 規 定 することが 必 要 であるが( 地 方 自 治 法 第 244 条 の2) 市 は これらの 具 体 的 内 容 がそ れぞれの 施 設 で 異 なるため 総 則 的 な 条 例 は 制 定 せず 個 別 の 施 設 設 置 条 例 ごとに 制 定 している 3 条 例 制 定 について 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 することとした 場 合 においては 次 の 事 項 について 条 例 で 定 めることが 必 要 となる ア 指 定 の 手 続 ( 申 請 方 法 選 定 基 準 事 業 計 画 の 提 出 など) イ 管 理 の 基 準 ( 休 館 日 開 館 時 間 使 用 制 限 の 要 件 など) ウ 業 務 の 具 体 的 範 囲 ( 施 設 設 備 の 維 持 管 理 個 別 の 使 用 許 可 など) ( 出 典 : 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 ) また 市 は 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 及 び 運 用 に 関 する 方 針 において 指 定 管 理 者 制 度 の 概 要 及 び 指 定 管 理 者 制 度 導 入 に 関 する 基 本 的 な 手 続 き 等 を 定 めている < 市 が 定 めている 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 等 > 名 称 概 要 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 指 定 管 理 者 制 度 の 概 要 導 入 の 基 本 的 な 考 え 方 候 補 者 選 定 前 の 手 続 き 候 補 者 の 選 定 指 定 管 理 者 の 指 定 指 定 管 理 者 指 定 後 の 手 続 き 制 度 導 入 後 の 状 況 把 握 と 措 置 導 入 に 向 けたスケジュール PFI 事 業 との 関 連 といった 項 目 ごとに 指 定 管 理 者 制 度 の 手 続 きに 関 する 基 本 的 指 針 を 定 めている 運 用 に 関 する 方 針 利 用 料 金 制 度 に 関 する 基 本 方 針 地 方 自 治 法 第 244 条 の2の 規 定 により 指 定 管 理 者 が 施 設 の 使 用 に 係 る 料 金 を 収 入 として 収 受 できる 利 用 料 金 制 度 を 導 入 するにあたっての 基 本 方 針 及 び 必 要 となる 諸 手 続 きを 定 めている 指 定 管 理 者 制 度 導 入 施 設 のモニタリ ングに 関 する 基 本 方 針 指 定 管 理 に 係 る 管 理 運 営 経 費 の 積 算 総 額 の 算 定 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 係 る 候 補 者 選 定 ガイドライン 施 設 の 管 理 運 営 に 関 し 協 定 に 従 い 適 正 かつ 確 実 なサー ビスが 提 供 されているか サービスの 安 定 的 継 続 的 な 提 供 が 可 能 な 状 態 にあるかなどの 監 視 に 加 え 現 地 調 査 管 理 運 営 状 況 の 評 価 を 行 い 必 要 に 応 じ 改 善 に 向 けた 指 導 助 言 を 行 い 管 理 の 継 続 が 適 当 でない 等 と 認 めるときは 指 定 の 取 消 し 等 を 行 う 一 連 の 仕 組 み( 以 下 モニタリング という )を 構 築 し もって 指 定 管 理 者 による 管 理 の 適 正 を 期 するため モニタリングの 方 法 及 び 運 用 の 基 本 方 針 を 定 めている 公 募 により 指 定 管 理 者 の 選 定 を 行 う 場 合 における 積 算 総 額 の 算 定 について 統 一 的 な 考 え 方 及 び 算 定 方 法 を 定 めている 候 補 者 を 選 定 する 場 合 の 事 務 処 理 の 適 正 化 等 に 資 するた め 運 用 上 の 基 本 的 な 事 項 を 示 したものである 15

23 名 称 熊 本 市 指 定 管 理 者 候 補 者 選 定 委 員 会 運 営 要 綱 共 同 企 業 体 の 取 扱 い 基 準 概 要 選 定 にあたっては 価 格 及 びその 他 の 条 件 によって 候 補 者 を 選 定 する 総 合 評 価 方 式 を 採 用 するものとし 熊 本 市 指 定 管 理 者 候 補 者 選 定 委 員 会 運 営 要 綱 に 基 づく 審 査 は この ガイドラインによるものとする 熊 本 市 附 属 機 関 設 置 条 例 ( 平 成 19 年 条 例 第 2 号 ) 第 3 条 の 規 定 に 基 づき 熊 本 市 指 定 管 理 者 候 補 者 選 定 委 員 会 ( 以 下 選 定 委 員 会 という )の 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 め たものである 共 同 企 業 体 を 結 成 して 指 定 管 理 者 の 指 定 を 受 けようとす る 者 の 取 扱 いについて 定 めている 4. 指 定 管 理 者 制 度 上 の 着 眼 点 について (1) 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 合 理 性 はあるか 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 において 指 定 管 理 者 制 度 と 従 来 の 管 理 委 託 制 度 と 比 較 して その 違 いを 次 のように 述 べている 広 く 民 間 事 業 者 も 含 めた 法 人 その 他 の 団 体 に 管 理 を 行 わせることができる 設 置 者 に 代 わって 管 理 やサービスを 代 行 する 主 体 として 使 用 許 可 も 行 わせることができる 指 定 の 手 続 管 理 の 基 準 業 務 の 範 囲 利 用 料 金 の 基 準 等 について 条 例 で 定 めることとなっており 地 方 公 共 団 体 の 自 主 性 が 一 層 発 揮 できるなどから 利 用 者 及 び 設 置 者 双 方 にとって 市 民 サービスの 向 上 を 始 め 施 設 の 効 果 的 効 率 的 な 管 理 が 見 込 まれる ( 出 典 : 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 ) 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 当 たって これらの 効 果 等 が 見 込 まれるかどうかを 検 討 した (2) 選 定 手 続 は 適 正 か 選 定 手 続 が 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 に 従 い 適 切 に 実 施 されているか 検 討 した また 選 定 手 続 の 内 容 ( 公 募 非 公 募 の 別 募 集 期 間 の 設 定 選 定 委 員 会 の 構 成 など)について 他 都 市 の 状 況 と 比 較 し 市 の 選 定 手 続 の 内 容 の 妥 当 性 を 検 討 した (3) 条 例 協 定 書 の 内 容 は 適 切 か 前 述 のとおり 指 定 の 手 続 管 理 の 基 準 及 び 業 務 の 具 体 的 範 囲 並 びに 利 用 料 金 制 度 を 導 入 する 場 合 においては 条 例 の 制 定 が 必 要 である また 指 定 の 後 市 と 指 定 管 理 者 の 間 で 指 定 管 理 業 務 に 関 する 協 定 書 を 締 結 する 条 例 及 び 協 定 書 の 内 容 は 指 定 管 理 業 務 に 関 する 基 本 的 事 項 が 定 められているため これらの 内 容 が 適 切 かどうか 検 討 した また 市 及 び 指 定 管 理 者 が 条 例 及 び 協 定 書 に 基 づき 業 務 を 実 施 しているか 検 討 した (4) 施 設 の 収 支 状 況 指 定 管 理 者 が 月 次 または 年 次 で 市 に 提 出 する 管 理 経 費 等 の 収 支 の 状 況 をレビューし 人 件 費 や 委 託 費 等 といった 支 出 と 指 定 管 理 料 や 利 用 料 収 入 といった 収 入 のバランスの 適 切 性 及 び 事 業 計 画 時 とのかい 離 等 の 有 無 について 検 討 を 行 った (5)サービスの 向 上 条 例 及 び 仕 様 書 に 定 められた 条 件 を 満 たしながら 効 率 的 な 運 営 がなされているか 検 討 した 必 要 に 応 じて 他 都 市 の 状 況 との 比 較 を 行 い 市 が 実 施 している 運 営 状 況 の 妥 当 性 を 検 討 した また 施 設 の 利 用 状 況 及 び 利 用 者 等 の 推 移 ( 過 去 5 年 程 度 )を 入 手 し サービスの 向 上 による 利 用 者 の 増 加 といった 状 況 が 見 受 けられるか 検 討 した 16

24 (6)コスト 削 減 指 定 管 理 料 と 従 前 の 管 理 委 託 料 との 比 較 直 営 時 での 人 件 費 委 託 料 等 との 比 較 等 を 行 い 指 定 管 理 者 制 度 導 入 によるコスト 削 減 の 効 果 を 検 討 した (7) 条 例 協 定 に 基 づく 適 正 な 運 営 の 検 証 がなされているか 条 例 及 び 協 定 書 に 基 づき 適 正 な 運 営 がなされているかどうかについて 指 定 管 理 者 制 度 導 入 施 設 のモニタリングに 関 する 基 本 方 針 に 従 い 市 が 適 切 に 検 証 を 実 施 しているか 検 討 を 行 った 5. 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 監 査 結 果 は 次 のとおりである なお 指 定 管 理 者 制 度 に 関 して 本 市 以 外 の 政 令 指 定 都 市 (19 都 市 )にアンケート 調 査 を 行 い その 結 果 を 参 考 資 料 として 掲 載 している (1) 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 ( 以 下 方 針 という )では 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 について 次 のように 定 めている 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 第 3 候 補 者 の 選 定 前 の 手 続 き 4 申 請 関 係 書 類 の 提 出 及 び 受 理 (2) 提 出 期 間 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 公 告 日 の 翌 日 から 起 算 して30 日 以 後 の 別 に 定 める 日 とする 次 の 施 設 において 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 提 出 のスケジュールを 確 認 したところ 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 募 集 要 項 の 公 表 ( 公 告 日 )の 翌 日 から 起 算 して 30 日 以 後 となってお り 方 針 に 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 以 下 のような 配 慮 が 必 要 と 考 える < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 51 熊 本 市 現 代 美 術 館 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 68 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 セ ンターはあもにい 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 南 部 総 合 スポーツセン ター 託 麻 スポーツセンター 田 迎 公 園 運 動 施 設 水 前 寺 競 技 場 水 前 寺 野 球 場 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 131 水 前 寺 江 津 湖 公 園 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 146 くまもと 森 都 心 プラザ 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 167 健 軍 文 化 ホール 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 186 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 205 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 228 熊 本 市 障 害 者 福 祉 セン ター 希 望 荘 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見

25 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 運 営 ) 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 北 側 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 上 通 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 自 転 車 駐 車 場 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 273 熊 本 市 斎 場 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 289 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 意 見 311 意 見 提 出 期 間 については 方 針 に 沿 った 取 扱 いではあるものの 応 募 者 が 十 分 な 検 討 を 行 うには 締 め 切 りまでの 期 間 が 短 いと 考 えられる 他 の 政 令 指 定 都 市 では 募 集 要 項 の 公 表 から 募 集 の 締 め 切 りまで 期 間 が 概 ね 1 か 月 以 上 が 12 都 市 で 最 も 多 いものの 相 模 原 市 大 阪 市 堺 市 神 戸 市 は 2 か 月 程 度 北 九 州 市 は よりサービ スの 向 上 につながる 提 案 が 期 待 できることや 民 間 事 業 者 等 の 利 便 性 向 上 の 観 点 から 3 か 月 程 度 を 確 保 する としているように 比 較 的 余 裕 のある 応 募 期 間 を 設 定 している 都 市 も 見 受 けられる 市 は 応 募 者 が 十 分 な 検 討 を 行 う 期 間 を 確 保 することに 配 慮 し 方 針 における 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 を 現 状 よりも 長 くすることを 検 討 することが 望 まれる < 他 都 市 の 状 況 (アンケート 結 果 )> 1 指 定 管 理 者 の 募 集 開 始 から 申 請 書 の 締 め 切 りまでの 期 間 は 概 ね 何 日 程 度 を 予 定 していますか 回 答 内 容 おおむね 30 日 以 上 おおむね 45 日 以 上 おおむね 60 日 以 上 おおむね 90 日 以 上 都 市 名 札 幌 市 仙 台 市 さいたま 市 千 葉 市 横 浜 市 川 崎 市 新 潟 市 静 岡 市 名 古 屋 市 京 都 市 岡 山 市 福 岡 市 浜 松 市 広 島 市 18 相 模 原 市 大 阪 市 堺 市 神 戸 市 北 九 州 市 都 市 数 また 募 集 開 始 から 申 請 書 の 締 め 切 りまでの 期 間 については 貴 市 のガイドライン 等 で 定 めら れていますか 回 答 内 容 規 則 で 定 めている 要 綱 指 針 ガイドライン 等 で 定 めている 都 市 名 相 模 原 市 札 幌 市 仙 台 市 さいたま 市 千 葉 市 横 浜 市 川 崎 市 新 潟 市 静 岡 市 浜 松 市 名 古 屋 市 京 都 市 大 阪 市 堺 市 神 戸 市 岡 山 市 広 島 市 北 九 州 市 福 岡 市 都 市 数 1 18 (2) 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 について 開 催 回 数 はおおむね 1 回 であり 所 要 時 間 は 施 設 によって 異 なるが 数 時 間 程 度 となっている この 開 催 状 況 で 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 適 正 な 審 議 ができて いるか 疑 問 である

26 候 補 者 選 定 ガイドラインでは 選 定 委 員 会 においては 書 類 審 査 に 加 え 必 要 に 応 じ 1 当 該 施 設 所 管 課 は 申 請 毎 の 各 評 価 項 目 及 び 要 求 要 件 の 内 容 について 申 請 者 からヒアリングを 行 い 選 定 委 員 に 対 し 補 足 説 明 の 実 施 2 選 定 委 員 に 対 し 申 請 者 からプレゼンテーションの 実 施 を 行 うこととなっ ている 少 なくとも2 回 以 上 の 選 定 委 員 会 の 開 催 を 予 定 しているものと 思 われる 候 補 者 選 定 ガイドライン 第 4 審 査 方 法 選 定 委 員 会 においては 書 類 審 査 に 加 え 必 要 に 応 じ 1 当 該 施 設 所 管 課 は 申 請 毎 の 各 評 価 項 目 及 び 要 求 要 件 の 内 容 について 申 請 者 からヒアリングを 行 い 選 定 委 員 に 対 し 補 足 説 明 の 実 施 2 選 定 委 員 に 対 し 申 請 者 からプレゼンテーションの 実 施 3 会 長 が 特 に 必 要 と 認 めるときは 選 定 委 員 以 外 の 職 員 及 び 外 部 の 学 識 経 験 者 等 から 説 明 を 求 め 又 は 意 見 を 聴 取 上 記 123を 踏 まえ 評 定 を 行 うものとする < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 3. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 意 見 52 熊 本 市 現 代 美 術 館 3. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 意 見 69 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 セ ンターはあもにい 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 南 部 総 合 スポーツセン ター 託 麻 スポーツセンター 田 迎 公 園 運 動 施 設 水 前 寺 競 技 場 水 前 寺 野 球 場 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 意 見 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 意 見 132 水 前 寺 江 津 湖 公 園 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 意 見 146 くまもと 森 都 心 プラザ 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 等 数 について 意 見 167 健 軍 文 化 ホール 4. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 意 見 187 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 意 見 205 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 4. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 意 見 229 熊 本 市 障 害 者 福 祉 セン ター 希 望 荘 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 運 営 ) 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 北 側 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 上 通 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 自 転 車 駐 車 場 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 意 見 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 意 見 273 熊 本 市 斎 場 3. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 意 見 289 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 意 見

27 意 見 選 定 委 員 会 の 開 催 は 少 なくとも 2 回 以 上 の 開 催 し 審 査 項 目 に 関 し 選 定 委 員 間 で 議 論 を 行 う ことが 重 要 である 他 都 市 の 状 況 は 開 催 回 数 の 1 回 は 3 都 市 で 2 回 から 3 回 が 最 も 多 く 11 都 市 ある 所 要 時 間 に 関 しては 数 時 間 から 半 日 程 度 は 1 都 市 半 日 ~1 日 が 最 も 多 く 10 都 市 である なお 選 定 委 員 会 が 3 回 開 催 された 時 は 下 記 のような 審 査 項 目 で 審 議 されている 指 定 管 理 者 選 定 に 際 しては,3 回 選 定 委 員 会 が 開 催 され,1 回 目 で 公 募 要 項 仕 様 書 等 について 審 議 さ れ,2 回 目 では 各 応 募 者 の 事 業 計 画 書, 収 支 予 算 書 について 審 議 され,3 回 目 で 各 応 募 者 によるプレゼン テーションと 質 疑 応 答, 採 点 及 び 集 計 結 果 に 対 する 意 見 交 換 が 行 われているが,3 回 とも, 委 員 会 の 冒 頭 で 委 員 会 を 非 公 開 とする 旨 決 定 され, 非 公 開 で 実 施 されている ( 出 典 : 平 成 25 年 度 福 岡 市 包 括 外 部 監 査 結 果 報 告 書 ) < 他 都 市 の 状 況 (アンケート 結 果 )> 1 1つの 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 選 定 に 関 して 選 定 委 員 会 を 何 回 開 催 されますか 2~3 回 2~4 回 2~5 回 回 答 内 容 1 回 程 度 2 回 程 度 3 回 程 度 その 他 程 度 程 度 程 度 都 市 名 川 崎 市 静 岡 市 北 九 州 市 さいたま 市 千 葉 市 新 潟 市 浜 松 市 神 戸 市 広 島 市 福 岡 市 札 幌 市 仙 台 市 横 浜 市 堺 市 名 古 屋 市 大 阪 市 岡 山 市 相 模 原 市 京 都 市 都 市 数 回 数 の 回 答 なし( 施 設 により 異 なる 旨 のコメントあり) 2 また 1つの 公 の 施 設 あたりの 選 定 委 員 会 の 所 要 時 間 見 込 みはどれくらいでしょうか 数 時 間 ~ 半 日 回 答 内 容 半 日 程 度 半 日 ~1 日 程 度 1 日 程 度 その 他 4 程 度 都 市 名 神 戸 市 静 岡 市 札 幌 市 ( 1) さいたま 市 横 浜 市 浜 松 市 名 古 屋 市 京 都 市 大 阪 市 ( 2) 岡 山 市 広 島 市 北 九 州 市 千 葉 市 新 潟 市 ( 3) 堺 市 仙 台 市 川 崎 市 相 模 原 市 福 岡 市 都 市 数 回 の 選 定 委 員 会 につき 数 時 間 ~ 半 日 程 度 とのコメントがあり かつ 開 催 回 数 が 2~3 回 程 度 であるこ とから 半 日 ~1 日 程 度 とした 2 概 ね1 回 あたり 2 時 間 程 度 を 目 途 としているケースが 多 い とのコメントがあり かつ 開 催 回 数 が 2~4 回 程 度 であることから 半 日 ~1 日 程 度 とした 3 1 回 の 評 価 会 議 は 概 ね 半 日 程 度 とのコメントがあり かつ 開 催 回 数 が おおむね 2 回 であることから 1 日 程 度 とした 4 所 要 時 間 の 回 答 なし( 応 募 者 数 施 設 選 定 委 員 会 により 異 なる 旨 のコメントあり) 3 応 募 者 一 者 あたりの 所 要 時 間 の 見 込 みなどもあれば 教 えてください 回 答 内 容 30 分 から 1 時 間 程 度 特 になし 都 市 名 名 古 屋 市 札 幌 市 仙 台 市 さいたま 市 千 葉 市 横 浜 市 川 崎 市 相 模 原 市 新 潟 市 静 岡 市 浜 松 市 京 都 市 大 阪 市 堺 市 神 戸 市 岡 山 市 広 島 市 北 九 州 市 福 岡 市 都 市 数

28 (3) 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 市 は 熊 本 市 市 民 参 画 と 協 働 の 推 進 条 例 において 審 議 会 等 の 会 議 録 の 取 扱 いを 定 めており 速 やかに 公 表 することとしている( 非 開 示 情 報 を 含 む 場 合 はこの 限 りではない) 熊 本 市 市 民 参 画 と 協 働 の 推 進 条 例 ( 審 議 会 等 ) 第 11 条 市 長 等 は 審 議 会 等 その 他 これに 準 ずるものの 構 成 員 については 審 議 会 等 その 他 これに 準 ず るものの 設 置 目 的 を 踏 まえ 市 民 の 幅 広 い 層 から 必 要 な 人 材 を 選 定 するとともに 公 募 等 により 選 定 さ れた 者 を 積 極 的 に 加 えるよう 努 めなければならない ただし 法 令 の 規 定 により 構 成 員 の 構 成 が 定 めら れていることその 他 の 事 由 がある 場 合 は この 限 りでない 2 市 長 等 は 審 議 会 等 その 他 これに 準 ずるものの 会 議 ( 以 下 会 議 という )を 開 催 する 場 合 は 開 催 日 時 場 所 等 を 公 表 しなければならない ただし 緊 急 に 開 催 するときその 他 やむを 得 ない 理 由 がある ときは 公 表 しないことができる 3 会 議 は 公 開 しなければならない ただし 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは この 限 りでない (1) 不 開 示 情 報 を 含 む 事 項 について 審 議 等 を 行 うとき (2) 前 号 に 掲 げるもののほか 公 にすることが 適 当 でないと 認 められる 事 項 について 審 議 等 を 行 うと き 4 市 長 等 は 会 議 が 開 催 されたときは 速 やかに 会 議 録 を 公 表 するものとする ただし 前 項 各 号 のい ずれかに 該 当 するときは この 限 りでない また 指 定 管 理 者 選 定 に 関 しては 候 補 者 選 定 ガイドライン において 熊 本 市 情 報 公 開 条 例 に 基 づき 議 事 録 の 情 報 公 開 請 求 があった 場 合 非 開 示 情 報 を 除 き 開 示 すると 規 定 している 候 補 者 選 定 ガイドライン 第 6 選 定 結 果 の 公 表 3 申 請 関 係 書 類 等 の 取 扱 い 開 示 請 求 があった 場 合 は 請 求 内 容 を 十 分 精 査 の 上 熊 本 市 情 報 公 開 条 例 第 6 条 により 以 下 の 要 領 に より 取 り 扱 うこととする (1) 選 定 委 員 会 の 審 議 過 程 ( 議 事 録 ) 熊 本 市 情 報 公 開 条 例 第 7 条 にあたる 部 分 を 除 き 開 示 ( 以 下 省 略 ) 熊 本 市 情 報 公 開 条 例 ( 実 施 機 関 の 開 示 義 務 ) 第 6 条 実 施 機 関 は 文 書 等 の 開 示 の 請 求 ( 以 下 開 示 請 求 という )があったときは 当 該 開 示 請 求 に 係 る 文 書 等 に 次 条 に 定 める 情 報 ( 以 下 不 開 示 情 報 という ))が 記 録 されている 場 合 を 除 き 当 該 開 示 請 求 をしたもの( 以 下 開 示 請 求 者 という )に 対 し 当 該 文 書 等 の 開 示 をしなければならない 2 実 施 機 関 は 開 示 請 求 に 係 る 文 書 等 の 一 部 に 不 開 示 情 報 が 記 録 されている 場 合 において 当 該 不 開 示 情 報 が 記 録 されている 部 分 ( 以 下 この 項 において 不 開 示 情 報 部 分 という )が 当 該 不 開 示 情 報 部 分 を 除 いた 部 分 と 容 易 に 区 分 することができるときは 開 示 請 求 者 に 対 し 当 該 不 開 示 情 報 部 分 を 除 いた 部 分 につき 開 示 しなければならない ただし 当 該 不 開 示 情 報 部 分 を 除 いて 開 示 することがこの 条 例 の 趣 旨 に 合 致 しないと 認 められるときは この 限 りでない そのため 市 は 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 会 における 議 事 録 については 公 表 開 示 の 前 提 として 作 成 することとしている しかし 次 の 施 設 に 関 して 選 定 委 員 会 において 議 事 録 は 作 成 されておらず これらの 条 例 等 に 従 った 取 扱 いがなされていない < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 4. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 52 熊 本 市 現 代 美 術 館 4. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 69 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 セ ンターはあもにい 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘

29 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 南 部 総 合 スポーツセン ター 託 麻 スポーツセンター 田 迎 公 園 運 動 施 設 水 前 寺 競 技 場 水 前 寺 野 球 場 水 前 寺 江 津 湖 公 園 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 146 くまもと 森 都 心 プラザ 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 168 健 軍 文 化 ホール 2. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 186 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 205 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 2. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 228 熊 本 市 障 害 者 福 祉 セン ター 希 望 荘 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 運 営 ) 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 北 側 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 上 通 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 自 転 車 駐 車 場 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 273 熊 本 市 斎 場 2. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 289 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 指 摘 311 指 摘 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 選 定 委 員 会 においては 委 員 会 における 審 議 過 程 を 公 表 開 示 するこ とを 前 提 として 熊 本 市 市 民 参 画 と 協 働 の 推 進 条 例 候 補 者 選 定 ガイドライン 及 び 熊 本 市 情 報 公 開 条 例 に 従 い 議 事 録 を 作 成 するとともに 適 切 に 保 管 する 必 要 がある 他 都 市 の 状 況 は 18 都 市 が 作 成 するとなっている < 他 都 市 の 状 況 (アンケート 結 果 )> 1 議 事 録 が 非 公 表 の 場 合 選 定 委 員 会 の 議 事 録 は 作 成 されていますか 回 答 内 容 作 成 する 作 成 していない 都 市 名 札 幌 市 仙 台 市 さいたま 市 千 葉 市 横 浜 市 川 崎 市 相 模 原 市 新 潟 市 静 岡 市 名 古 屋 市 京 都 市 大 阪 市 堺 市 神 戸 市 岡 山 市 広 島 市 北 九 州 市 福 岡 市 浜 松 市 都 市 数

30 2 議 事 録 の 作 成 について ガイドライン 等 で 規 定 されていますか 指 定 管 理 者 制 度 におけるガイド 指 定 管 理 者 制 度 におけるガイ 回 答 内 容 ライン 等 では 規 定 していないが ドライン 等 で 規 定 している 他 の 要 綱 等 で 規 定 している 都 市 名 札 幌 市 千 葉 市 横 浜 市 川 崎 市 相 模 原 市 静 岡 市 大 阪 市 堺 市 広 島 市 北 九 州 市 福 岡 市 仙 台 市 さいたま 市 新 潟 市 京 都 市 神 戸 市 岡 山 市 23 なし 浜 松 市 名 古 屋 市 都 市 数 (4) 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 会 の 人 選 について 候 補 者 選 定 ガイドライン では 次 のよう に 定 めている 候 補 者 選 定 ガイドライン 選 定 委 員 会 は 指 定 管 理 者 制 度 を 適 用 させようとする 公 の 施 設 を 所 管 する 局 ( 熊 本 市 事 務 分 掌 条 例 ( 昭 和 46 年 条 例 第 36 号 第 1 条 )に 規 定 する 局 をいう )の 局 長 市 長 が 指 名 する 職 員 及 び 市 長 が 指 名 する 外 部 の 学 識 経 験 者 公 認 会 計 士 等 2 名 以 上 の 計 5 名 程 度 をもって 組 織 する 下 記 の 対 象 施 設 の 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 は 2 名 以 上 が 外 部 の 学 識 経 験 者 等 で 組 織 さ れており 当 該 ガイドラインに 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 候 補 者 の 中 には 市 の 現 職 またはOBが 役 員 として 在 籍 しているところがあった 一 部 の 候 補 者 の 役 員 に 市 の 現 職 またはOBが 在 籍 している 状 況 の 中 で 選 定 委 員 に 内 部 委 員 ( 市 の 職 員 ) が 含 まれているのであれば 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 して 必 ずしも 公 平 性 が 担 保 されているとはいい がたい < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 現 代 美 術 館 5. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見 69 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 南 部 総 合 スポーツセン ター 託 麻 スポーツセンター 田 迎 公 園 運 動 施 設 水 前 寺 競 技 場 水 前 寺 野 球 場 水 前 寺 江 津 湖 公 園 健 軍 文 化 ホール 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 熊 本 市 障 害 者 福 祉 セン ター 希 望 荘 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 運 営 ) 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 北 側 自 転 車 駐 車 場 3. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見 4. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見 3. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見 4. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見 3. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見 4. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見 4. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見

31 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 上 通 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 4. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 意 見 意 見 上 記 の 対 象 施 設 における 選 定 委 員 は 候 補 者 選 定 ガイドライン に 沿 った 人 選 ではあるものの 本 件 の 場 合 前 述 のような 状 況 にかんがみると 指 定 管 理 者 の 選 定 の 公 平 性 を 客 観 的 に 担 保 するた めには 選 定 委 員 はすべて 市 職 員 以 外 の 外 部 の 委 員 を 選 ぶことが 望 まれる そのために 候 補 者 の 役 員 に 市 の 現 職 または OB が 在 籍 している 場 合 には 選 定 委 員 はすべて 外 部 の 学 識 経 験 者 等 から 人 選 するべく 現 行 の 候 補 者 選 定 ガイドライン を 改 訂 することが 望 まれ る 他 都 市 の 状 況 は 選 定 委 員 はそもそも 外 部 選 定 委 員 のみで 構 成 されている が 9 都 市 内 部 選 定 委 員 は 構 成 委 員 となれるが 応 募 団 体 の 役 員 等 になっている 場 合 など 利 害 関 係 があると 認 めら れる 者 は 内 部 選 定 委 員 にはなれない が 7 都 市 である < 他 都 市 の 状 況 (アンケート 結 果 )> 1 内 部 選 定 委 員 ( 市 職 員 )と 外 部 選 定 委 員 ( 市 職 員 以 外 )の 構 成 について 定 めているものはあります か 回 答 内 容 条 例 で 定 めている 規 則 で 定 めている 都 市 名 札 幌 市 さいたま 市 千 葉 市 京 都 市 岡 山 市 堺 市 広 島 市 312 要 綱 指 針 ガイドライン 等 で 定 めている 仙 台 市 横 浜 市 川 崎 市 相 模 原 市 新 潟 市 静 岡 市 浜 松 市 名 古 屋 市 大 阪 市 神 戸 市 北 九 州 市 福 岡 市 都 市 数 また その 内 訳 はどのようなものですか 回 答 内 容 都 市 名 原 則 として 外 部 選 定 委 員 のみで 構 成 千 葉 市 横 浜 市 川 崎 市 新 潟 市 名 古 屋 市 ( 1) 京 都 市 大 阪 市 神 戸 市 ( 2) 岡 山 市 北 九 州 市 原 則 として 内 部 選 定 委 員 及 び 外 部 選 定 委 員 の 両 方 で 構 成 札 幌 市 仙 台 市 さいたま 市 相 模 原 市 静 岡 市 浜 松 市 堺 市 広 島 市 福 岡 市 都 市 数 施 設 の 設 置 者 の 観 点 から 市 職 員 1 名 を 加 えることができる とのコメントあり 2 必 要 ある 場 合 には 1 名 に 限 り 内 部 委 員 を 認 める とのコメントあり 3 応 募 者 の 役 員 の 中 に 市 からの 現 役 派 遣 職 員 又 は 市 の OB 職 員 がいる 場 合 内 部 選 定 委 員 は 選 定 委 員 会 の 構 成 委 員 となれますか 24

32 回 答 内 容 都 市 名 そもそも 外 部 選 定 委 員 のみで 構 成 されて いる 千 葉 市 横 浜 市 川 崎 市 新 潟 市 京 都 市 大 阪 市 神 戸 市 岡 山 市 北 九 州 市 内 部 選 定 委 員 は 構 成 委 員 となれるが 応 募 団 体 の 役 員 等 にな っている 場 合 など 利 害 関 係 があると 認 め られる 者 は 内 部 選 定 委 員 にはなれない 札 幌 市 仙 台 市 相 模 原 市 静 岡 市 浜 松 市 広 島 市 福 岡 市 市 の 職 員 (OBは 含 まない)は 指 定 管 理 者 の 指 定 を 受 けて いる 団 体 の 役 員 への 就 任 を 不 可 としてお り 応 募 者 の 役 員 に 市 の 職 員 (OBは 含 まない)がいること は 想 定 していない さいたま 市 特 段 の 制 限 なし 名 古 屋 市 堺 市 都 市 数 公 の 施 設 の 事 業 形 態 を 考 慮 し その 事 業 に 関 する 専 門 家 を 外 部 選 定 委 員 に 選 任 していますか 回 答 内 容 都 市 名 選 任 している 札 幌 市 仙 台 市 さいたま 市 千 葉 市 横 浜 市 川 崎 市 相 模 原 市 新 潟 市 静 岡 市 浜 松 市 名 古 屋 市 京 都 市 大 阪 市 堺 市 神 戸 市 岡 山 市 広 島 市 北 九 州 市 福 岡 市 都 市 数 19 (5)モニタリングの 適 切 な 実 施 について 1 備 品 管 理 について 下 記 の 対 象 施 設 について 市 が 実 施 したモニタリングにおいて その 評 価 項 目 のうち 施 設 及 び 物 品 等 が 適 切 に 管 理 されているか については 適 と 評 価 されている しかし 備 品 の 管 理 については 改 善 すべき 事 項 が 存 在 しており 前 述 の 評 価 項 目 について 適 とした 市 の 評 価 は 実 態 に 即 しているとは 言 えない 2 管 理 経 費 の 収 支 状 況 の 確 認 について 下 記 の 対 象 施 設 における 管 理 経 費 の 収 支 状 況 について 適 切 でない 事 項 が 検 出 されたもの または 指 定 管 理 者 から 市 へ 提 出 がなかったものがあった なお 指 定 管 理 者 制 度 導 入 施 設 のモニタリングに 関 する 基 本 方 針 には 次 のとおり 定 められ ており 市 に 対 し 指 定 管 理 者 の 財 務 状 況 の 確 認 と 評 価 を 行 うよう 求 めている 指 定 管 理 者 制 度 導 入 施 設 のモニタリングに 関 する 基 本 方 針 2 財 務 状 況 の 確 認 と 評 価 毎 年 度 事 業 終 了 後 に 提 出 する 事 業 報 告 書 において 指 定 管 理 業 務 に 関 する 財 務 状 況 ( 料 金 収 入 の 実 績 指 定 管 理 料 等 の 収 支 状 況 等 )も 報 告 する 義 務 があり 市 はこの 財 務 書 類 で 応 募 段 階 の 収 支 計 画 と 乖 離 し ていないかを 確 認 することとする 加 えて 指 定 管 理 者 の 法 人 あるいは 団 体 全 体 の 決 算 後 すみやかに 財 務 書 類 等 を 提 出 させ 指 定 管 理 者 の 財 務 状 況 が 継 続 的 にサービスを 提 供 できる 状 態 にあるかどうかを 確 認 することとする その 結 果 が 芳 しくない 場 合 は 市 は 指 定 管 理 者 との 協 議 の 場 を 設 定 し 悪 化 原 因 や 今 後 の 対 策 等 に ついて 説 明 を 受 け 指 定 管 理 業 務 の 継 続 的 な 運 営 を 主 眼 として 合 理 的 客 観 的 な 指 導 助 言 を 行 う この 場 合 指 定 管 理 者 の 財 務 運 営 の 健 全 化 に 向 けた 対 策 は 自 己 責 任 で 行 うことが 基 本 であることに 留 意 すること 25

33 < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 7.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 指 摘 53 熊 本 市 現 代 美 術 館 9.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 指 摘 71 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 セ ンターはあもにい 8.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 指 摘 87 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 南 部 総 合 スポーツセン ター 託 麻 スポーツセンター 田 迎 公 園 運 動 施 設 水 前 寺 競 技 場 水 前 寺 野 球 場 5. 適 切 なモニタリングの 実 施 について 指 摘 水 前 寺 江 津 湖 公 園 6.モニタリングの 状 況 について 指 摘 148 くまもと 森 都 心 プラザ 5.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 指 摘 170 健 軍 文 化 ホール 5.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 指 摘 187 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 8.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 指 摘 208 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 5.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 指 摘 229 熊 本 市 障 害 者 福 祉 セン ター 希 望 荘 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 運 営 ) 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 北 側 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 上 通 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 庁 舎 自 転 車 駐 車 場 5.モニタリング 調 査 の 実 施 回 数 について 指 摘 適 切 なモニタリングの 実 施 について 指 摘 モニタリング 調 査 の 十 分 な 実 施 について 指 摘 274 熊 本 市 斎 場 4. 適 切 なモニタリングの 実 施 について 指 摘 290 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 駐 車 場 8. 適 切 なモニタリングの 実 施 について 意 見 6. 適 切 なモニタリングの 実 施 について 意 見 指 摘 1 備 品 管 理 について 市 は モニタリングの 実 施 に 当 たっては 指 定 管 理 者 の 実 施 している 業 務 について 書 類 の 確 認 にとどまらず 備 品 の 管 理 であれば 例 えば 書 類 と 現 物 の 照 合 を 行 うなど その 実 態 に 即 し た 確 認 を 適 宜 実 施 し 適 切 に 評 価 するとともに 必 要 に 応 じて 指 定 管 理 者 に 対 して 改 善 指 導 を 行 う 必 要 がある 2 管 理 経 費 の 収 支 状 況 の 確 認 について 指 定 管 理 者 制 度 導 入 施 設 のモニタリングに 関 する 基 本 方 針 の 2 財 政 状 況 の 評 価 と 確 認 において 毎 年 度 事 業 終 了 後 に 提 出 する 事 業 報 告 書 において 指 定 管 理 業 務 に 関 する 財 務 状 況 ( 料 金 収 入 の 実 績 指 定 管 理 料 等 の 収 支 状 況 等 )も 報 告 する 義 務 があり 市 はこの 財 務 書 類 で

34 応 募 段 階 の 収 支 計 画 と 乖 離 していないかを 確 認 することとする と 規 定 している 市 は 管 理 経 費 の 状 況 につき 基 本 方 針 の 趣 旨 に 従 い 適 切 に 確 認 する 必 要 がある さらに 市 は 指 定 管 理 者 に 対 して 必 要 に 応 じて 改 善 指 導 を 行 う 必 要 がある (6)その 他 その 他 の 指 摘 及 び 意 見 は 下 記 のとおりである < 対 象 施 設 > 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 熊 本 市 現 代 美 術 館 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 セ ンターはあもにい 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 南 部 総 合 スポーツセン ター 託 麻 スポーツセンター 田 迎 公 園 運 動 施 設 水 前 寺 競 技 場 水 前 寺 野 球 場 2. 応 募 者 ( 申 請 者 )が 1 団 体 について 意 見 無 記 名 による 審 査 方 法 について 意 見 指 定 管 理 者 の 人 件 費 について 意 見 応 募 者 ( 申 請 者 )が 1 団 体 について 意 見 指 定 管 理 者 の 公 募 について 意 見 利 用 者 アンケート 結 果 について 意 見 事 業 報 告 書 及 び 事 業 計 画 書 の 提 出 について 指 摘 指 定 管 理 業 務 ごとの 選 定 委 員 会 の 設 定 について 意 見 収 支 報 告 の 適 切 性 について 指 摘 85 6.アンケート 結 果 を 踏 まえた 利 用 促 進 のための 方 策 について 意 見 7.PDCAサイクル 確 立 のために 必 要 な 改 善 見 直 し について 意 見 6. 利 用 率 向 上 のための SNS の 活 用 について 意 見 管 理 する 施 設 の 種 類 と 指 定 管 理 者 募 集 のありかたについて 意 見 水 前 寺 江 津 湖 公 園 5. 業 務 の 再 委 託 について 指 摘 意 見 147 くまもと 森 都 心 プラザ 4. 指 定 管 理 者 の 月 次 報 告 及 び 決 算 書 の 数 値 の 適 切 性 について 指 摘 健 軍 文 化 ホール 6. 音 楽 練 習 室 の 利 用 方 法 について 意 見 指 定 管 理 者 である 共 同 企 業 体 の 収 支 報 告 書 について 指 摘 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 ( 施 設 ) 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 桜 の 馬 場 観 光 交 流 施 設 駐 車 場 6. 共 同 企 業 体 の 構 成 員 が 再 委 託 にかかる 競 争 入 札 の 指 名 業 者 にな ることについて 指 摘 7. 共 同 企 業 体 における 構 成 員 間 の 関 係 について 意 見 5. 利 用 料 金 制 の 導 入 について 意 見 案 内 標 示 等 の 改 善 について 意 見 事 業 報 告 書 における 管 理 経 費 の 収 支 状 況 の 提 出 について 指 摘 1.PFI 事 業 の 契 約 に 関 する 議 決 と 公 の 施 設 にかかる 条 例 に 関 す る 議 決 のタイミングについて 指 摘 2. 指 定 管 理 に 関 する 議 決 が 否 決 された 場 合 の 文 書 による 取 り 決 め について 意 見 3. 再 委 託 を 行 う 場 合 の 市 の 承 諾 について 指 摘 協 定 書 上 のリスク 分 担 の 明 示 について 指 摘

35 公 の 施 設 名 指 摘 事 項 頁 数 5. 年 度 業 務 計 画 書 における 収 支 計 算 書 及 び 年 度 総 括 書 におけ る 管 理 経 費 の 収 支 状 況 の 未 入 手 について 指 摘 指 定 管 理 者 第 三 者 評 価 制 度 の 導 入 に 関 する 参 考 意 見 (1)モニタリングの 問 題 点 指 定 管 理 者 の 実 施 した 指 定 管 理 業 務 については 指 定 管 理 者 制 度 導 入 施 設 のモニタリングに 関 する 基 本 方 針 に 従 い 公 の 施 設 の 所 管 課 がモニタリングを 実 施 することとなるが 市 はこのモニ タリング 以 外 に 第 三 者 による 評 価 は 特 に 行 っていない モニタリングに 際 しては 施 設 の 専 門 的 知 識 のみならず 管 理 経 費 の 収 支 状 況 や 指 定 管 理 者 の 決 算 書 類 をある 程 度 読 み 解 けるだけの 知 識 など 種 々の 専 門 性 が 要 求 されるが 所 管 課 の 担 当 者 が 抱 える 業 務 量 や 人 事 異 動 といった 時 間 的 制 約 等 により すべての 専 門 性 を 所 管 課 の 担 当 者 が 修 得 する には 限 界 がある また 所 管 課 は 公 の 施 設 に 対 する 責 任 主 体 であるため 指 定 管 理 者 の 実 施 した 指 定 管 理 業 務 を 評 価 するための 客 観 性 を 確 保 できない 可 能 性 がある このように 所 管 課 のみでモニタリングを 実 施 し 指 定 管 理 業 務 の 評 価 を 行 うのは 専 門 性 及 び 客 観 性 を 確 保 するという 点 で 問 題 がある (2) 参 考 意 見 そこで 指 定 管 理 業 務 の 評 価 に 関 する 専 門 性 及 び 客 観 性 を 確 保 し 評 価 をより 効 果 的 に 行 うため 指 定 管 理 者 第 三 者 評 価 制 度 を 導 入 し 指 定 管 理 者 による 公 の 施 設 の 管 理 及 び 運 営 の 状 況 にについて 所 管 課 によるモニタリングのみならず 第 三 者 による 評 価 を 行 うことが 望 まれる なお 第 三 者 評 価 について 選 定 評 価 委 員 会 が 実 施 するケースと それ 以 外 の 外 部 者 ( 専 門 性 を 有 する 者 )が 実 施 するケースがある 第 三 者 をどのように 設 定 するのか 施 設 の 状 況 にかんが みて 検 討 することが 望 まれる 他 都 市 の 状 況 としては 指 定 管 理 者 第 三 者 評 価 制 度 あるのが 19 都 市 中 12 都 市 ( 施 設 によって 異 なるを 含 む) その 中 で 選 定 評 価 委 員 会 が 実 施 しているが 7 都 市 原 則 として 外 部 の 評 価 機 関 が 実 施 しているが 4 都 市 3 方 式 で 第 三 者 評 価 をしているが 1 都 市 である < 他 都 市 の 状 況 (アンケート 結 果 )> 1 指 定 管 理 者 第 三 者 評 価 制 度 がありますか 回 答 内 容 あり 施 設 によって 異 なる なし 都 市 名 さいたま 市 千 葉 市 横 浜 市 相 模 原 市 新 潟 市 浜 松 市 大 阪 市 堺 市 神 戸 市 北 九 州 市 福 岡 市 京 都 市 札 幌 市 仙 台 市 川 崎 市 静 岡 市 名 古 屋 市 岡 山 市 広 島 市 都 市 数 指 定 管 理 者 第 三 者 評 価 制 度 がある 場 合 にはその 手 法 を 教 えてください 回 答 内 容 都 市 名 原 則 として 選 定 評 価 委 員 会 が 実 施 千 葉 市 相 模 原 市 浜 松 市 京 都 市 大 阪 市 神 戸 市 福 岡 市 原 則 として 外 部 の 評 価 機 関 が 実 施 さいたま 市 新 潟 市 堺 市 北 九 州 市 1 指 定 管 理 者 第 三 者 評 価 機 関 2 福 祉 サービス 第 三 者 評 価 制 度 による 評 価 3 指 定 管 理 者 選 定 評 価 委 員 会 の 3 方 式 横 浜 市 都 市 数

36 第 3 章 施 設 の 概 要 及 び 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 ( 以 下 会 館 という )は 熊 本 市 施 策 の 大 きな 柱 のひとつである 地 域 経 済 の 活 性 化 を 推 進 するため 熊 本 地 域 の 産 業 情 報 化 の 核 中 小 企 業 者 の 人 材 育 成 の 場 物 流 情 報 の 交 流 の 場 として 中 小 企 業 の 経 営 活 動 を 積 極 的 に 支 援 する 総 合 拠 点 として 平 成 元 年 4 月 に 建 設 された 会 館 の 設 置 目 的 は 熊 本 市 中 小 企 業 の 振 興 を 図 り もって 地 域 産 業 の 発 展 に 寄 与 すること である 会 館 の 主 な 施 設 としては 展 示 棟 は 1,080 m2 高 さ 5.9mの 展 示 場 管 理 棟 には 6 室 の 研 修 室 と パソコン 研 修 室 多 目 的 ルームが 設 けられ またエントランスには 常 設 の 展 示 特 産 品 展 示 が 設 け られている 施 設 の 管 理 運 営 は 平 成 17 年 度 より 指 定 管 理 者 制 度 が 導 入 され 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 が 管 理 している 当 該 協 同 組 合 は 中 小 企 業 高 度 化 事 業 により 熊 本 流 通 団 地 内 に 入 居 した 企 業 が 設 立 した 協 同 組 合 で 共 同 施 備 事 業 金 融 事 業 組 合 員 企 業 の 経 営 技 術 の 改 善 向 上 のための 教 育 福 利 厚 生 に 関 する 事 業 などを 行 っている また 指 定 管 理 者 の 自 主 事 業 である 地 域 住 民 への 各 種 セミナー コ ンサート カルチャースクール 等 の 事 業 も 行 っている 研 修 室 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 外 観 展 示 場 自 主 事 業 のセミナー 風 景 29 市 指 定 事 業 の 流 通 情 報 会 館 バザール ( 地 域 交 流 の 流 団 まつり)の 風 景

37 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 市 南 区 流 通 団 地 1 丁 目 24 番 地 ( 会 館 ) 熊 本 市 南 区 流 通 団 地 2 丁 目 18 番 地 ( 第 2 駐 車 場 ) 2 所 轄 部 署 農 水 商 工 局 商 工 振 興 課 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 元 年 4 月 4 設 置 目 的 本 市 中 小 企 業 の 振 興 を 図 り もって 地 域 産 業 の 発 展 に 寄 与 するため 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 ( 以 下 会 館 という )を 設 置 する ( 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 条 例 第 1 条 ) 会 館 は 第 1 条 の 目 的 を 達 成 するため 次 に 掲 げる 事 業 を 行 う (1) 地 域 産 業 の 情 報 化 の 促 進 に 関 すること (2) 中 小 企 業 の 経 営 相 談 及 び 人 材 育 成 のための 研 修 に 関 すること (3) 商 品 流 通 情 報 の 交 流 の 場 の 提 供 に 関 すること (4) 熊 本 流 通 業 務 団 地 の 公 益 施 設 としての 機 能 に 関 すること (5) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長 が 特 に 必 要 と 認 めること ( 同 条 例 第 3 条 ) 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 条 例 ( 昭 和 63 年 12 月 19 日 条 例 第 39 号 ) 6 主 な 施 設 種 類 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 ( 構 造 ) 展 示 棟 : 鉄 筋 コンクリート 造 地 上 1 階 地 下 1 階 事 務 棟 : 鉄 筋 コンクリート 造 地 上 6 階 地 下 1 階 ( 展 示 棟 ) 地 階 地 下 駐 車 場 (1,296 m2/35 台 ) 1 階 1 展 示 場 (1,080 m2 高 さ 5.9m) 2 自 動 販 売 機 コーナー ( 事 務 棟 ) 地 階 機 械 室 1 階 1 会 館 事 務 室 2 常 設 展 示 コーナー 3エントランス 2 階 1 多 目 的 ルーム(71 m2/ 定 員 無 ) 2 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 3 階 1 熊 本 流 通 情 報 センター 2 電 話 交 換 室 4 階 1 熊 本 流 通 情 報 センター 2 特 別 会 議 室 5 階 1 第 1 研 修 室 (144 m2/ 定 員 100 名 ) 2 第 2 研 修 室 (113 m2/ 定 員 60 名 2 分 割 する 場 合 定 員 24 名 ) 3 第 3 研 修 室 (56 m2/ 定 員 24 名 ) 6 階 1 第 4 研 修 室 (56 m2/ 定 員 16 名 ) 2 第 5 研 修 室 (56 m2/ 定 員 24 名 ) 3 第 6 研 修 室 (56 m2/ 定 員 24 名 ) 4パソコン 研 修 室 (85 m2/ 定 員 18 名 ) 5ラウンジ なお 各 研 修 室 の 利 用 形 式 は 第 4 研 修 室 のみ 円 卓 その 他 の 研 修 室 はスクール 形 式 と なっている ( 屋 外 駐 車 場 ) 会 館 併 設 (1,122 m2/ 約 40 台 ) 第 2 駐 車 場 (4,300 m2/150 台 ) 面 積 敷 地 面 積 5,000 m2( 会 館 ) 4,300 m2( 第 2 駐 車 場 ) 7 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 建 築 面 積 2,119 m2 延 床 面 積 6,943 m2 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 会 館 229,815 千 円 ( 評 価 金 額 単 価 45,963 円 ) 8 価 格 第 2 駐 車 場 185,984 千 円 ( 評 価 金 額 単 価 43,252 円 ) 建 物 価 格 609,960 千 円 ( 平 成 26 年 度 評 価 金 額 ) 建 物 取 得 価 格 1,173,000 千 円 ( 平 成 元 年 4 月 取 得 ) 9 管 理 運 営 方 法 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 17 年 度 から 現 在 の 指 定 期 間 においては 平 成 22 年 度 からの5 年 間 熊 本 市 流 通 団 地 協 同 組 合 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 10 開 館 時 間 午 前 9 時 ~ 午 後 10 時 11 休 館 日 毎 月 第 1 第 3 月 曜 日 ( 月 曜 日 が 休 日 の 場 合 はその 日 後 においてその 日 に 最 も 近 い 休 日 ではない 日 ) 年 末 年 始 (12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 ) 30

38 12 研 修 室 展 示 場 の 使 用 料 使 用 時 間 区 分 として 午 前 ( 午 前 9 時 から 正 午 まで) 午 後 ( 午 後 1 時 から 午 後 5 時 ま で) 夜 間 ( 午 後 6 時 から 午 後 10 時 まで)の 3 区 分 に 分 けて 研 修 室 などの 施 設 の 利 用 料 を 設 定 なお 展 示 場 については 全 日 ( 午 前 9 時 ~ 午 後 5 時 ) 終 日 ( 午 前 9 時 ~ 午 後 10 時 )の 設 定 もある ( 平 成 25 年 度 の 施 設 の 利 用 料 ) ( 施 設 名 ) 午 前 9 時 ~12 時 午 後 13 時 ~17 時 夜 間 18 時 ~22 時 終 日 9 時 ~22 時 第 1 研 修 室 5,400 円 7,200 円 8,600 円 - 第 2 研 修 室 区 画 しない 場 合 4,400 円 5,800 円 7,000 円 - 区 画 する 場 合 (A,B 室 ) 2,200 円 2,900 円 3,500 円 第 3 研 修 室 2,200 円 2,900 円 3,500 円 - 第 4 研 修 室 2,200 円 2,900 円 3,500 円 - 第 5 研 修 室 2,200 円 2,900 円 3,500 円 - 第 6 研 修 室 2,200 円 2,900 円 3,500 円 - パソコン 研 修 室 パソコン 使 用 あり 5,500 円 7,350 円 8,800 円 - パソコン 使 用 なし 2,200 円 2,900 円 3,500 円 多 目 的 ルーム 3,500 円 4,600 円 5,600 円 - 展 示 場 全 面 2 分 割 70,000 円 35,000 円 90,000 円 45,000 円 92,000 円 46,000 円 160,000 円 80,000 円 ( 展 示 場 について 入 場 料 その 他 これに 類 するものを 徴 収 する 場 合 料 金 は 2 倍 と する) 31

39 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 研 修 室 等 の 利 用 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) 1 事 業 年 度 ごとの 各 施 設 の 利 用 件 数 利 用 人 数 の 推 移 研 修 室 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 第 1 研 修 室 , , , , ,106 第 2 研 修 室 , , , , ,996 第 3 研 修 室 452 9, , , , ,467 第 4 研 修 室 372 5, , , , ,168 第 5 研 修 室 , , , , ,193 第 6 研 修 室 355 6,160 パソコン 研 修 室 多 目 的 ルーム 展 示 場 合 計 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 小 計 2,253 86,241 2,249 83,199 2,155 73,088 2,146 72,431 2,355 72, , , , , ,220 ( 注 )1 平 成 21 年 度 は 約 4 か 月 間 展 示 場 の 改 修 工 事 を 実 施 2 平 成 25 年 度 より 第 6 研 修 室 と 多 目 的 ルームの 利 用 を 開 始 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 91 4, , , , , ,784 2, ,933 2, ,868 2, ,402 2, ,779 2, ,554 研 修 室 等 の 過 去 5 年 間 の 利 用 状 況 は 第 1~5 研 修 室 について 平 成 21 年 度 は 利 用 件 数 2,253 件 利 用 人 数 86,241 人 であったが 平 成 22 年 度 以 降 は 毎 年 利 用 件 数 利 用 人 数 共 に 減 少 し 平 成 25 年 度 は 利 用 件 数 2,000 件 ( 第 6 研 修 室 355 件 除 く) 利 用 人 数 65,939 人 ( 第 6 研 修 室 6,160 人 除 く) と 減 少 している なお 平 成 25 年 度 は 第 6 研 修 室 の 利 用 開 始 により 利 用 件 数 は 209 件 の 増 加 とな っているが 利 用 人 数 は 341 人 の 減 少 となっている 展 示 場 の 過 去 5 年 間 の 利 用 状 況 は 平 成 21 年 度 は 施 設 利 用 件 数 107 件 利 用 人 数 65,524 人 であ り 平 成 22 年 度 以 降 利 用 件 数 は 毎 年 増 加 したが 利 用 人 数 は 平 成 24 年 度 は 一 時 減 少 しているが 平 成 25 年 度 は 利 用 件 数 223 件 利 用 人 数 83,784 人 と 増 加 に 転 じている なお 平 成 25 年 度 の 増 加 に 関 しては 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 から 約 2.5Km の 場 所 にあった 民 間 の 大 型 展 示 場 が 平 成 24 年 12 月 に 閉 鎖 した 影 響 が 大 きいと 考 えられる 2 事 業 年 度 ごとの 利 用 料 の 実 績 の 推 移 研 修 室 多 目 的 ルーム 展 示 場 合 計 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 16,776,361 17,209,264 14,591,765 15,084,120 16,609,883 17,841,257 23,971,549 24,537,474 30,698,292 38,994,293 34,617,618 41,180,813 39,129,239 45,782,412 55,604,176 ( 注 : 研 修 室 は 平 成 25 年 度 より 用 途 変 更 により 設 置 された 第 6 研 修 室 および 多 目 的 ルームを 含 む) 前 述 1 業 年 度 ごとの 各 施 設 の 利 用 件 数 利 用 人 数 の 推 移 記 載 の 傾 向 が 利 用 料 に 反 映 されてい る 32

40 (2) 平 成 25 年 度 研 修 室 等 の 利 用 の 状 況 1 各 月 ごとの 各 施 設 の 利 用 件 数 利 用 人 数 の 推 移 研 修 室 第 1 研 修 室 第 2 研 修 室 第 3 研 修 室 第 4 研 修 室 第 5 研 修 室 第 6 研 修 室 合 計 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 4 月 33 3, , ,514 5 月 35 2, , ,399 6 月 39 3, , ,529 7 月 42 2, , ,305 8 月 34 2, , ,517 9 月 37 2, , , 月 34 2, , , 月 39 2, , , 月 24 1, ,945 1 月 26 1, , ,790 2 月 32 2, , ,236 3 月 30 2, , ,835 合 計 , , , , , ,160 2,355 72,090 第 1~ 第 6 研 修 室 合 計 パソコン 研 修 室 多 目 的 ルーム 展 示 場 合 計 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 件 数 人 数 4 月 192 6, , ,471 5 月 210 6, , ,643 6 月 223 7, , ,806 7 月 219 7, , ,946 8 月 184 5, , ,339 9 月 195 5, , , 月 215 6, , , 月 220 7, , , 月 149 3, , ,978 1 月 161 4, , ,227 2 月 197 5, , ,553 3 月 190 5, , ,199 合 計 2,355 72, , , ,784 2, ,554 研 修 室 の 主 な 使 用 目 的 は 企 業 団 体 等 の 研 修 会 議 学 生 個 人 等 の 会 合 指 定 管 理 者 の 自 主 事 業 であるカルチャースクールの 教 室 等 に 利 用 されている 月 毎 の 利 用 状 況 をみると 4 月 か ら 7 月 及 び 10 月 11 月 が 利 用 件 数 人 数 が 多 いが 主 な 要 因 は 企 業 団 体 等 の 研 修 会 議 等 が 多 いためである 展 示 場 の 主 な 使 用 目 的 は 大 型 の 展 示 会 見 本 市 一 般 向 けの 販 売 会 や 講 演 会 集 会 等 に 利 用 されている 月 毎 の 利 用 状 況 を 見 ると 6 月 は 自 主 事 業 の 流 通 情 報 会 館 フリーマーケット( 来 場 者 約 4,500 人 ) 9 月 は 市 指 定 事 業 の 流 通 情 報 会 館 バザール( 来 場 者 約 20,000 人 )といった 会 館 主 催 の 大 型 催 事 のため 増 加 している 33

41 2 各 月 ごとの 利 用 料 の 実 績 の 推 移 研 修 室 多 目 的 ルーム 展 示 場 合 計 4 月 1,327,606 1,210,295 2,537,901 5 月 1,444,648 2,923,554 4,368,202 6 月 1,522,071 2,885,848 4,407,919 7 月 1,655,757 2,432,485 4,088,242 8 月 1,406,676 2,944,198 4,350,874 9 月 1,336,923 3,019,907 4,356, 月 1,474,933 2,600,162 4,075, 月 1,573,930 4,917,457 6,491, 月 1,022,311 3,267,408 4,289,719 1 月 1,130,028 4,261,935 5,391,963 2 月 1,259,360 4,345,228 5,604,588 3 月 1,455,640 4,185,816 5,641,456 累 計 16,609,883 38,994,293 55,604,176 展 示 場 の 利 用 件 数 が 多 い 11 月 1 月 から 3 月 が 利 用 料 金 収 入 も 多 い (3) 各 施 設 の 利 用 率 及 び 稼 働 率 の 状 況 各 施 設 の 利 用 率 および 稼 働 率 は 次 の 表 のとおりである なお 利 用 率 は 各 期 間 の 利 用 可 能 日 の 総 日 数 に 対 する 実 際 に 利 用 された 日 の 総 日 数 (1 日 に 1 件 以 上 利 用 されたとき 1 日 として 扱 う)の 割 合 であり 稼 働 率 は 各 期 間 の 利 用 可 能 コマ 数 に 対 する 実 際 に 利 用 された 総 コマ 数 の 割 合 である 1 事 業 年 度 ごとの 利 用 率 稼 働 率 の 実 績 の 推 移 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 過 去 5 年 平 均 利 用 件 数 ( 件 ) 2,458 2,518 2,395 2,482 2,738 2,518 利 用 率 (%) 72.0% 75.2% 71.4% 75.2% 67.4% 72.2% 稼 働 率 (%) 48.5% 51.7% 49.3% 51.1% 47.5% 49.6% 使 用 人 数 ( 人 ) 152, , , , , ,105 全 体 の 利 用 率 及 び 稼 働 率 の 推 移 は 年 度 によってばらつきがあるが 5 年 平 均 はそれぞれ 利 用 率 73.1% 稼 働 率 49.6%となっている 平 成 25 年 度 については 利 用 件 数 が 多 いのに 対 して 利 用 率 及 び 稼 働 率 が 低 いのは 第 6 研 修 室 および 多 目 的 ルームが 新 設 された 影 響 である 34

42 2 平 成 25 年 度 の 月 次 の 利 用 率 稼 働 率 の 実 績 の 推 移 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 平 成 25 年 度 から 研 修 室 は 5 室 から 6 室 と 1 室 増 加 となっている また 各 研 修 室 の 利 用 率 にばらつきがあるのは 各 研 修 室 の 面 積 及 び 定 員 が 異 なるためである 各 研 修 室 の 面 積 及 び 定 員 は 第 1 研 修 室 144 m2/100 名 第 2 研 修 室 113 m2/60 名 第 3 研 修 室 56 m2/24 名 第 4 研 修 室 56 m2/16 名 第 5 研 修 室 56 m2/24 名 第 6 研 修 室 56 m2/24 名 となっている 平 成 25 年 度 の 研 修 室 の 利 用 状 況 は 第 1 研 修 室 の 利 用 率 が 平 均 87.0% 稼 働 率 が 平 均 60.1% 第 2 研 修 室 の 利 用 率 が 平 均 87.7% 稼 働 率 が 平 均 55.2%と 広 い 研 修 室 のほうが 狭 い 研 修 室 より 利 用 率 及 び 稼 働 率 が 高 い 傾 向 となっている また 時 期 ( 特 に 6 月 8 月 )によって 利 用 者 が 集 中 す るため 利 用 者 の 中 には 日 程 や 時 間 帯 を 変 更 したり 広 い 研 修 室 から 狭 い 研 修 室 に 変 更 したりして いる 反 対 に 第 3 第 4 第 6 研 修 室 の 利 用 率 は 80% 以 下 で 特 に 低 いとは 言 えないが 稼 働 率 は 50%を 切 っており 低 い 当 施 設 では 20 名 前 後 の 研 修 室 の 需 要 は 少 ないと 思 われる 35 ( 単 位 : 人 件 %) 合 計 ( 平 均 ) 第 1 研 修 室 ( 人 ) 3,090 2,798 3,245 2,874 2,412 2,280 2,544 2,743 1,298 1,686 2,259 2,877 30,106 利 用 件 数 利 用 率 89.2% 82.7% 92.8% 100.0% 82.7% 78.5% 89.6% 100.0% 73.0% 80.7% 92.3% 82.7% 87.0% 使 用 件 数 稼 働 率 55.9% 55.1% 67.8% 75.8% 56.3% 54.7% 56.3% 82.1% 43.5% 56.4% 64.1% 52.8% 60.1% 第 2 研 修 室 ( 人 ) 1,466 1,378 2,000 1,822 1,424 1,407 1,559 1, ,582 1,380 1,357 17,996 利 用 件 数 利 用 率 89.2% 75.8% 96.4% 89.6% 82.7% 78.5% 100.0% 96.4% 73.0% 84.6% 96.1% 89.6% 87.7% 使 用 件 数 稼 働 率 50.0% 49.4% 61.9% 60.9% 51.7% 47.6% 58.6% 58.3% 41.0% 58.9% 62.8% 60.9% 55.2% 第 3 研 修 室 ( 人 ) ,464 利 用 件 数 利 用 率 82.1% 82.7% 92.8% 93.1% 68.9% 85.7% 68.9% 75.0% 57.6% 69.2% 84.6% 65.5% 77.2% 使 用 件 数 稼 働 率 57.1% 48.2% 58.3% 58.6% 47.1% 51.1% 48.2% 47.6% 33.3% 38.4% 47.4% 39.0% 47.9% 第 4 研 修 室 ( 人 ) ,168 利 用 件 数 利 用 率 82.1% 72.4% 85.7% 82.7% 68.9% 67.8% 82.7% 85.7% 65.3% 69.2% 69.2% 82.7% 76.2% 使 用 件 数 稼 働 率 45.2% 43.6% 48.8% 44.8% 33.3% 41.6% 42.5% 47.6% 34.6% 30.7% 38.4% 42.5% 41.1% 第 5 研 修 室 ( 人 ) ,193 利 用 件 数 利 用 率 89.2% 93.1% 96.4% 82.7% 82.7% 78.5% 100.0% 89.2% 80.7% 84.6% 88.4% 86.2% 87.6% 使 用 件 数 稼 働 率 61.9% 68.9% 73.8% 64.3% 50.5% 54.7% 72.4% 64.2% 35.8% 46.1% 51.2% 50.5% 57.9% 第 6 研 修 室 ( 人 ) ,160 利 用 件 数 利 用 率 50.0% 93.1% 78.5% 89.6% 82.7% 71.4% 79.3% 89.2% 84.6% 69.2% 80.7% 86.2% 79.5% 使 用 件 数 稼 働 率 30.9% 60.9% 52.3% 54.0% 45.9% 44.0% 48.2% 61.9% 47.4% 35.8% 47.4% 49.4% 48.2% 研 修 室 全 体 ( 人 ) 6,511 6,399 7,529 7,305 5,517 5,674 6,229 7,117 3,945 4,790 5,236 5,835 72,087 利 用 件 数 ,355 利 用 率 80.3% 83.3% 90.4% 89.6% 78.1% 76.7% 86.8% 89.3% 72.4% 76.3% 85.2% 82.2% 82.5% 使 用 件 数 稼 働 率 50.2% 54.4% 60.5% 59.7% 47.5% 49.0% 54.4% 60.3% 39.3% 44.4% 51.9% 49.2% 51.7% パソコン 研 修 室 ( 人 ) ,220 利 用 件 数 利 用 率 28.5% 20.6% 14.2% 27.5% 34.4% 21.4% 10.3% 10.7% 15.3% 11.5% 23.0% 17.2% 19.6% 使 用 件 数 稼 働 率 22.6% 8.0% 5.9% 12.6% 20.6% 11.9% 6.8% 4.7% 7.6% 3.8% 7.6% 6.8% 9.9% 多 目 的 ルーム( 人 ) ,460 利 用 件 数 利 用 率 3.5% 31.0% 21.4% 41.3% 34.4% 25.0% 24.1% 32.1% 34.6% 30.7% 26.9% 10.3% 26.3% 使 用 件 数 稼 働 率 2.3% 13.7% 5.9% 19.5% 20.6% 15.4% 17.2% 20.2% 17.9% 16.6% 8.9% 6.8% 13.8% 展 示 場 ( 人 ) 3,063 3,867 13,821 3,115 4,461 27,159 6,957 5,673 2,648 2,803 3,076 7,141 83,784 利 用 件 数 利 用 率 28.5% 55.1% 60.7% 51.7% 48.2% 75.0% 51.7% 96.4% 69.2% 80.7% 88.4% 82.7% 65.7% 使 用 件 数 稼 働 率 21.4% 48.2% 55.3% 43.1% 46.5% 60.7% 44.8% 91.0% 69.2% 84.6% 84.6% 79.3% 60.7% 合 計 ( 人 ) 10,468 10,643 21,806 10,946 10,339 33,394 13,756 13,242 6,978 8,227 8,553 13, ,551 利 用 件 数 ,738 利 用 率 60.3% 67.4% 71.0% 73.1% 65.1% 64.6% 67.4% 75.0% 61.5% 64.5% 72.2% 67.0% 67.4% 使 用 件 数 稼 働 率 38.6% 44.0% 47.8% 48.2% 41.4% 42.4% 43.9% 53.1% 36.7% 41.3% 45.8% 43.1% 47.5%

43 平 成 25 年 度 のパソコン 研 修 室 は 利 用 率 が 年 平 均 19.6% 稼 働 率 が 年 平 均 9.9%と 利 用 状 況 は 悪 い 平 成 25 年 度 の 多 目 的 ルームについても 利 用 率 が 年 平 均 26.3% 稼 働 率 が 年 平 均 13.8%とパソ コン 研 修 室 ほどではないが 利 用 状 況 は 良 くない 平 成 25 年 度 の 展 示 場 の 利 用 状 況 は 11 月 1 月 から 3 月 が 利 用 率 及 び 稼 働 率 が 高 く 4 月 か ら 7 月 にかけては 利 用 率 及 び 稼 働 率 が 低 い 傾 向 となっている なお 平 成 25 年 度 の 利 用 率 は 年 平 均 65.7% 稼 働 率 は 年 平 均 60.7%となっている (4) 市 指 定 事 業 について 主 な 催 事 等 1ビジネスカレッジ 熊 本 元 気 塾 ( 経 営 者 向 け) 経 営 者 幹 部 管 理 者 等 を 対 象 に 経 営 に 関 する 実 践 的 な 情 報 提 供 と 研 修 を 行 い 地 域 産 業 の 情 報 化 促 進 中 小 企 業 の 人 材 育 成 という 役 割 を 果 たす 年 8 回 開 催 年 間 受 講 者 目 標 数 800 名 を 予 定 している ( 平 成 25 年 度 実 績 ) 開 催 日 演 題 講 師 平 成 25 年 6 月 13 日 ( 木 ) 平 成 25 年 7 月 11 日 ( 木 ) 平 成 25 年 8 月 21 日 ( 水 ) 平 成 25 年 9 月 6 日 ( 金 ) 平 成 25 年 10 月 16 日 ( 水 ) 教 育 の 目 指 すもの~ 教 育 現 場 での 実 践 のなかから~ 中 世 ヨーロッパの 住 生 術 から 考 える 良 き 死 に 方 被 災 地 での 事 業 再 生 支 援 ~ 事 業 連 携 による 共 助 のシステムを 目 指 して~ God hand はもういらない!?~ 闘 わず して 勝 つ がん 医 療 ~ スポーツを 通 しての 社 会 貢 献 ~アス リートとして 学 んだマネジメント 力 をもとに~ 36 集 客 目 標 数 出 席 者 元 県 立 高 校 校 長 熊 本 大 学 文 学 部 准 教 授 株 式 会 社 東 日 本 大 震 災 事 業 者 再 生 支 援 機 構 代 表 取 締 役 専 務 済 生 会 熊 本 病 院 医 療 センター センター 長 熊 本 県 サッカー 協 会 会 長 平 成 25 年 11 月 13 日 ( 水 ) 税 の 役 割 と 税 務 署 の 仕 事 熊 本 国 税 局 課 税 部 長 平 成 25 年 12 月 19 日 ( 木 ) 平 成 26 年 2 月 4 日 ( 火 ) いま 押 さえておきたい 国 際 情 勢 のポ イント 激 震 の 世 界 と 日 本 ~ 中 国 の 台 頭 ア メリカの 対 中 政 策 そして 日 本 の 針 路 ~ 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 国 際 部 部 長 熊 本 県 立 大 学 理 事 長 平 成 25 年 度 8 回 総 合 計 流 通 情 報 会 館 バザール 通 称 流 団 まつり( 会 館 全 館 会 館 周 辺 ) 商 品 の 展 示 即 売 会 を 開 催 することで 商 品 流 通 情 報 の 交 流 の 場 の 提 供 熊 本 流 通 業 務 団 地 の 公 益 施 設 としての 役 割 を 果 たす ( 平 成 25 年 度 実 績 ) 開 催 日 平 成 25 年 9 月 28~29 日 ( 土 日 ) 出 店 数 115 小 間 ( 展 示 場 ゾーン 42 小 間 その 他 73 小 間 ) 総 来 館 人 員 約 20,000 人 ( 目 視 による 概 算 数 ) ( 平 成 25 年 度 集 客 目 標 数 20,000 名 ) (5) 自 主 事 業 等 の 取 組 みについて 主 な 催 事 等 1ビジネスカレッジ 熊 本 元 気 塾 ( 小 学 生 向 け) 公 益 社 団 法 人 熊 本 西 法 人 会 共 催 当 会 館 近 隣 の 小 学 生 を 対 象 に 当 会 館 を 利 用 し 総 合 学 習 の 一 環 として 起 業 教 育 の 提 供 を 行 い 小 学 生 の 企 業 の 経 済 活 動 に 対 する 関 心 を 高 める 年 1 回 開 催 予 定

44 ( 平 成 25 年 度 実 績 ) 内 容 教 材 を 用 いての 経 営 シミュレーション 教 材 牛 丼 屋 経 営 シミュレーション 〇 家 牛 丼 屋 を 開 店 する 開 催 日 平 成 26 年 1 月 28 日 ( 火 ) 29 日 ( 水 ) 参 加 者 熊 本 市 立 日 吉 東 小 学 校 の 6 年 2 クラス 75 名 参 加 ( 平 成 25 年 度 集 客 目 標 数 90 名 ) 2ビジネスカレッジ 若 者 元 気 塾 ( 高 校 生 向 け) 高 校 生 の 社 会 教 育 就 職 活 動 の 一 環 として 実 務 家 の 講 演 企 業 見 学 を 通 して 経 済 活 動 に 対 し 関 心 を 高 め また 就 職 活 動 などにおける 心 構 えを 伝 える ( 平 成 25 年 度 実 績 ) 内 容 講 演 会 企 業 はどのような 人 材 を 採 用 したいのか 企 業 訪 問 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 組 合 員 6 社 講 師 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 専 務 開 催 日 平 成 26 年 2 月 26 日 ( 水 ) 参 加 者 熊 本 市 立 千 原 台 高 等 学 校 2 年 情 報 科 118 名 ( 平 成 25 年 度 集 客 目 標 数 100 名 ) 3 流 通 情 報 会 館 セミナー( 中 間 管 理 者 向 け 実 務 講 座 ) 企 業 の 中 間 管 理 職 を 対 象 に 主 に 中 小 企 業 の 直 面 する 課 題 を 選 択 し 実 務 的 研 修 機 会 を 提 供 す る 年 4 回 開 催 年 間 受 講 者 目 標 数 120 名 予 定 ( 平 成 25 年 度 実 績 ) 開 催 日 演 題 講 師 出 席 者 平 成 25 年 5 月 9 日 ( 木 ) 平 成 25 年 6 月 16 日 ( 水 ) ハラスメント メンタルヘルスに かかるリスクマネジメント 日 銀 の 異 次 元 緩 和 アベノミクス から 見 る 今 後 の 経 済 展 望 37 オフィス コスモス 代 表 37 みずほ 証 券 68 平 成 26 年 2 月 13 日 ( 木 ) 経 営 課 題 解 決 力 養 成 講 座 流 通 経 済 研 究 所 20 平 成 26 年 3 月 7 日 ( 金 ) 最 近 の 犯 罪 情 勢 等 について 熊 本 南 警 察 署 35 平 成 25 年 度 4 回 総 合 計 160 ( 平 成 25 年 度 集 客 目 標 数 年 2 回 以 上 ) (120) 4 情 報 会 館 カルチャースクール 会 館 周 辺 の 勤 労 者 や 地 域 住 民 に 対 する 学 習 の 場 を 提 供 することで 中 小 企 業 では 実 施 できな い 福 利 厚 生 や 研 修 事 業 を 支 援 すると 共 に 地 域 社 会 への 貢 献 を 果 たす ( 平 成 25 年 度 実 績 ) エコクラフト 5 コース(1 コースのみ 12 回 他 の 4 コース 6 回 ) 受 講 者 数 計 34 名 プリザーブドフラワー 9 コース( 各 回 6 回 ) 受 講 者 数 計 60 名 絵 手 紙 4 コース( 各 回 12 回 ) 受 講 者 数 計 49 名 平 成 25 年 度 合 計 18 コース 受 講 者 数 143 名 5 地 域 社 会 貢 献 活 動 の 実 施 地 域 社 会 貢 献 活 動 を 行 うべく 当 会 館 の 展 示 場 を 利 用 し 音 楽 コンサート と フリーマー ケット 開 催 する 流 通 情 報 会 館 音 楽 コンサート ( 平 成 25 年 度 実 績 ) 内 容 テアトロ リリカ 熊 本 の 合 唱 ヴァイオリンとピアノのデュオ 開 催 日 平 成 25 年 12 月 18( 水 )

45 総 来 館 人 員 約 330 人 ( 平 成 25 年 度 集 客 目 標 数 受 講 者 数 350 名 ) 流 通 情 報 会 館 フリーマーケット ( 平 成 25 年 度 実 績 ) 開 催 日 平 成 25 年 6 月 2 日 ( 日 ) 出 店 数 109 小 間 総 来 館 人 員 約 4,500 人 ( 目 視 により 概 算 数 ) ( 平 成 25 年 度 集 客 目 標 数 受 講 者 数 4,500 名 ) 38

46 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 備 品 の 管 理 状 態 について 研 修 室 事 務 所 機 械 室 駐 車 場 などの 各 施 設 を 視 察 し 備 品 と 備 品 管 理 台 帳 の 記 載 内 容 の 検 証 を 行 った 検 証 の 結 果 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 されている 保 管 場 所 と 実 際 の 保 管 場 所 が 異 なる 備 品 が 散 見 され た 備 品 管 理 台 帳 の 更 新 状 況 について 確 認 したところ 備 品 管 理 台 帳 は 備 品 購 入 時 に 登 録 を 行 った 後 は 廃 棄 等 を 除 き 特 に 更 新 等 の 管 理 がされていなかった 特 に 平 成 25 年 度 における 第 6 会 議 室 ( 旧 情 報 提 供 図 書 コーナー)や 多 目 的 ルーム( 旧 :レストラン 室 / 空 き 室 )の 新 設 などによ り 付 随 して 備 品 の 移 動 等 があったが 備 品 管 理 台 帳 が 更 新 されていないため 保 管 場 所 が 旧 名 称 の ままで 備 品 の 移 動 が 反 映 されていなかった また 下 記 のとおり 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 のない 備 品 が 存 在 した 状 況 品 名 場 所 登 録 なし 備 品 シールなし コピーボード( 電 子 ホワイ トボード) 音 響 装 置 (オーディオミキ サー) Panasonic WR-X02 他 リアプロジェクター Panasonic PT-D5000 音 響 設 備 (システムアンプ) Victor PA 管 理 番 号 6 階 倉 庫 なし 所 有 者 等 不 明 展 示 場 なし 備 考 取 得 時 に 施 設 設 備 として 購 入 され 管 理 物 品 として 認 識 して いないようである 第 1 会 議 室 倉 庫 なし 第 2 会 議 室 なし 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 2. 会 館 施 設 の 維 持 安 全 の 管 理 について 会 館 は 平 成 元 年 に 建 設 供 用 開 始 されており 現 在 において 相 応 の 経 年 劣 化 があるため 定 期 的 日 常 的 な 点 検 を 行 い 必 要 に 応 じて 修 繕 等 を 行 っている 会 館 全 体 を 視 察 し 実 際 に 維 持 管 理 が 適 切 に 行 われているかを 検 討 した その 結 果 下 記 のような 事 項 が 検 出 された 項 番 内 容 問 題 点 対 処 法 1 2 会 館 玄 関 ロビーに 設 置 されている 常 設 展 示 コーナー くまもと 特 産 品 に 展 示 されている 展 示 物 について 当 初 から 変 更 がないようで また 一 部 の 展 示 物 に 色 褪 せ がみられた 玄 関 ロビーに 設 置 されている 案 内 用 の 大 型 ディスプレ ー(ブラウン 管 ディスプレーを 縦 横 3 列 計 9 台 を 繋 げて 一 体 化 したものが 壁 にはめ 込 まれているような 構 造 )が 故 障 中 であり 故 障 中 の 張 り 紙 をして 長 期 間 運 用 していない ただし 市 販 の 液 晶 ディスプレーを 別 途 設 置 し 施 設 案 内 の 映 像 を 放 映 しており 案 内 業 務 については 適 切 に 実 施 している ( 旧 来 のブラウン 管 ディスプレーの 修 繕 は 部 品 調 達 等 の 点 で 困 難 であり また 新 たなディスプレーへの 更 新 は コストと 便 益 を 考 慮 すると 現 実 的 ではない 撤 去 にもコストがかかる また 適 切 な 代 替 措 置 をとってい る ) 最 新 情 報 の 発 信 会 館 の 目 的 展 示 の 趣 旨 に 即 していない 施 設 維 持 上 および 利 用 者 への 案 内 の 面 で 問 題 である 定 期 的 に 市 場 調 査 やア ンケートを 実 施 し 展 示 物 の 更 新 や 展 示 内 容 そ のものの 変 更 等 を 計 画 実 施 する 現 在 の 代 替 措 置 が 当 初 の 設 置 趣 旨 の 観 点 から 適 切 であるかを 検 討 し た 上 で 設 備 を 更 新 す る 本 来 的 には 予 算 を 設 定 し 故 障 中 のディス プレーの 撤 去 設 備 の 更 新 をする また 必 要 に 応 じて 目 隠 しの 壁 板 ブラウン 管 サイズのパ ネル 各 事 業 の 広 報 や 会 館 趣 旨 に 沿 った 告 知 広

47 項 番 内 容 問 題 点 対 処 法 告 スペース 等 への 転 用 対 応 をする 3 4 建 物 の 地 階 駐 車 場 の 入 り 口 に 設 置 されている 空 車 満 車 状 況 を 表 示 する 点 灯 表 示 器 が 故 障 中 で 故 障 中 の 張 り 紙 をして 運 用 していない ただし 代 替 措 置 とし て 満 車 時 には 看 板 を 立 て 混 雑 が 予 想 される 場 合 は 誘 導 者 を 設 置 している 予 算 確 保 上 の 問 題 で 代 替 措 置 で 対 応 している 状 況 である 管 理 棟 2 階 廊 下 に 過 去 熊 本 市 で 検 討 されていたシー フロントピア 熊 本 の 大 型 の 構 想 模 型 が 撤 去 されずに 設 置 されている スペース 等 の 問 題 は 特 にないが 廃 棄 処 分 するのに 手 間 コストがかかるため 現 状 維 持 している 状 況 であ る 施 設 管 理 維 持 上 利 用 者 への 案 内 の 面 安 全 管 理 上 の 面 で 問 題 で ある 施 設 維 持 やスペース の 利 用 当 会 館 事 業 の 目 的 現 在 未 計 画 事 業 を 不 適 切 に 案 内 して いるなどの 問 題 があ る 予 算 を 設 定 し 修 繕 すべ きである 予 算 を 設 定 し 撤 去 廃 棄 すべきである 意 見 設 備 の 修 繕 及 び 廃 棄 等 の 適 切 な 対 応 ができていない 理 由 は 主 に 予 算 の 問 題 で 早 急 な 対 応 ができ ないことが 多 い 安 全 管 理 面 などで 特 に 重 要 な 問 題 がなければ 早 急 な 対 応 がされない 傾 向 にある 今 回 の 検 出 事 項 においても 早 急 な 対 応 をするためには 多 額 の 費 用 が 発 生 するため 修 繕 や 廃 棄 を 行 わず 代 替 措 置 を 講 じ 対 応 している しかし 市 は 公 の 施 設 を 適 切 に 維 持 管 理 する 責 任 があるため 施 設 の 設 置 の 目 的 及 び 安 全 管 理 面 等 を 考 慮 し 中 長 期 的 な 維 持 管 理 計 画 を 策 定 する 必 要 がある 40

48 3. 貸 展 示 場 の 利 用 料 の 設 定 について 展 示 場 の 貸 施 設 の 利 用 料 の 設 定 額 について 他 市 の 展 示 場 として 利 用 可 能 な 同 様 の 施 設 と 比 較 し て 料 金 体 系 設 定 額 が 妥 当 であるか 検 証 した 貸 展 示 場 として 利 用 可 能 な 施 設 は 設 置 主 体 や 設 置 目 的 等 により 利 用 時 間 帯 や 料 金 体 系 等 により 設 定 が 異 なるため ここでは 時 間 帯 区 分 曜 日 区 分 に 分 け また 比 較 しやすいように 時 間 や 面 積 当 たりの 単 価 時 間 面 積 当 たりの 単 価 およびその 単 純 平 均 の 金 額 を 算 定 し 検 討 した なお 選 定 した 他 都 市 の 施 設 は 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 と 類 似 の 機 能 や 施 設 構 成 であり 同 規 模 程 度 以 上 の 施 設 を 対 象 とした 展 示 場 として 利 用 可 能 な 施 設 の 比 較 名 称 運 営 主 体 各 施 設 名 各 施 設 の 概 要 時 間 帯 区 分 ( 各 施 設 のホームページ パンフレットにおいて 公 開 されている 平 成 26 年 10 月 の 情 報 により 作 成 ) 時 間 利 用 料 時 間 当 たり 利 用 料 面 積 当 た り 利 用 料 ( 時 ) ( 円 ) ( 円 / 時 ) ( 円 /m2) 時 間 面 積 当 たり 利 用 料 ( 円 / 時 m2) 平 均 ( 円 / 時 m2) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 ( 熊 本 市 ) 熊 本 市 指 定 管 理 者 制 度 : 熊 本 市 流 通 団 地 協 同 組 合 展 示 場 全 面 午 前 3 70,000 23, 面 積 1,080 m2 午 後 4 90,000 22, 夜 4 92,000 23, 全 日 8 160,000 20, /2 面 午 前 3 35,000 11, 面 積 540 m2 午 後 4 45,000 11, 夜 4 46,000 11, 全 日 8 80,000 10, 催 し 物 が 入 場 料 その 他 これに 類 するものを 徴 収 する 場 合 は 料 金 は2 倍 となる 福 岡 国 際 センター( 福 岡 ) 福 岡 市 指 定 管 理 者 制 度 : 一 般 財 団 法 人 福 岡 コンベンションセンター 展 示 会 場 展 示 会 全 日 ( 平 日 ) ,000 72, 面 積 5,052 m2 午 前 ( 平 日 ) 4 216,000 54, 午 後 ( 平 日 ) 4 302,400 75, 夜 ( 平 日 ) 4 388,800 97, 全 日 ( 土 日 祝 ) ,400 79, 午 前 ( 土 日 祝 ) 4 237,600 59, 午 後 ( 土 日 祝 ) 4 332,640 83, 夜 ( 土 日 祝 ) 4 427, , 集 会 会 議 全 日 ( 平 日 ) ,400 43, 面 積 5,052 m2 午 前 ( 平 日 ) 4 129,600 32, 午 後 ( 平 日 ) 4 181,440 45, 夜 ( 平 日 ) 4 233,280 58, 全 日 ( 土 日 祝 ) ,240 47, 午 前 ( 土 日 祝 ) 4 142,560 35, 午 後 ( 土 日 祝 ) 4 199,584 49, 夜 ( 土 日 祝 ) 4 256,608 64, 入 場 料 金 を 徴 収 する 場 合 は1 日 につき 入 場 料 金 最 高 額 (10,000 円 )の100 人 分 を 徴 収 する オロシティーホール( 鹿 児 島 市 卸 本 町 ) sa 展 示 場 第 1 展 示 場 午 前 3 32,500 10, 面 積 419 m2 午 後 4 39,000 9, 定 員 350 終 日 8 81,700 10, 第 2 展 示 場 午 前 3 12,500 4, 面 積 160 m2 午 後 4 15,000 3, 定 員 130 終 日 8 31,400 3, 第 3 展 示 場 午 前 3 30,500 10, 面 積 404 m2 午 後 4 37,000 9, 定 員 330 終 日 8 77,100 9, 全 展 示 場 ( 上 記 全 面 ) 午 前 3 75,500 25, 面 積 983 m2 午 後 4 91,000 22, 定 員 810 終 日 8 190,200 23, 全 体 的 な 利 用 料 金 の 設 定 について 時 間 面 積 あたりの 単 価 を 他 都 市 と 比 較 してみると 当 施 設 より 規 模 の 大 きい 5,000 m2 前 後 の 施 設 ( 福 岡 国 際 センター)では 8.3~16.3 円 / 時 m2と 安 く 規 模 の 小 さい 施 設 (オロシティーホール)400~1,000 m2は 24.0~24.73 円 / 時 m2と 比 較 的 高 い 設 定 となっている 多 くの 施 設 が 20 円 / 時 m2 前 後 であり 当 施 設 も 20.6 円 / 時 m2( 入 場 料 徴 収 の 場 合 2 倍 の 41.2 円 / 時 m2)となっている 曜 日 等 による 利 用 料 金 の 設 定 については 他 都 市 の 施 設 では 土 日 曜 および 祝 日 の 設 定 料 金 を 割 高 に 設 定 している 施 設 がある しかし 北 九 州 市 の 西 日 本 総 合 展 示 場 アジア 太 平 洋 インポートマ ート(AIM) 鹿 児 島 市 のオロシティーホールについては 本 施 設 と 同 様 曜 日 等 による 区 分 を 設 定 して いない 利 用 目 的 による 利 用 料 金 区 分 については 北 九 州 市 の 西 日 本 総 合 展 示 場 は 産 業 貿 易 関 係 の 目 的 か 41

49 どうかで 料 金 区 分 を 設 けている 入 場 料 金 を 来 場 者 から 徴 収 する 場 合 利 用 料 金 の 変 更 または 別 途 料 金 を 徴 収 している 施 設 が 多 い 意 見 当 施 設 については 入 場 料 金 相 当 を 来 場 者 から 徴 収 する 場 合 には 100%の 割 増 の 料 金 設 定 となっ ているものの 利 用 目 的 では 特 に 区 分 を 設 けておらず また 曜 日 による 利 用 料 金 の 設 定 にもなって いない 当 施 設 の 効 率 的 経 済 的 運 営 の 観 点 から 本 施 設 の 目 的 である 本 市 中 小 企 業 の 振 興 を 図 り もって 地 域 産 業 の 発 展 に 寄 与 こと などを 考 慮 し 利 用 目 的 別 又 は 曜 日 による 料 金 設 定 の 導 入 を 検 討 する 必 要 があると 思 われる 4.パソコン 研 修 室 について 平 成 25 年 度 のパソコン 研 修 室 の 利 用 状 況 は 利 用 率 19.6% 稼 働 率 9.9% 他 の 研 修 室 と 比 較 し て 極 めて 低 い 利 用 状 況 といえる なお 平 成 25 年 度 の 会 館 の 時 間 (1 時 間 ) 当 たり 面 積 (1 m2) 当 たり 定 員 (1 人 ) 当 たりの 会 館 使 用 料 は 下 記 のとおりである 平 成 25 年 度 の 会 館 の 時 間 当 たり 及 び 面 積 当 たりの 会 館 使 用 料 名 称 運 営 主 体 時 間 帯 区 分 時 間 利 用 料 時 間 当 たり 利 用 料 パソコン 研 修 室 は パソコンを 利 用 しない 場 合 は 面 積 が 広 い 割 に 定 員 が 少 なく 小 研 修 室 と 同 じ 利 用 料 金 の 設 定 になっているため 時 間 面 積 当 たりの 利 用 料 は 9.2( 円 / 時 m2)と 他 の 研 修 室 の 13.3 ~13.9( 円 / 時 m2)より 安 い 設 定 となっているが 時 間 定 員 当 たりの 利 用 料 は 43.2( 円 / 時 人 )と 他 の 研 修 室 の 19.2~32.8( 円 / 時 人 )より 高 い 設 定 となり 円 卓 の 第 4 研 修 室 の 43.2( 円 / 時 人 )に 近 い 料 金 設 定 となっている パソコンを 利 用 する 場 合 は 時 間 面 積 当 たりの 利 用 料 は 23.0( 円 / 時 m2) 時 間 定 員 当 た りの 利 用 料 は 108.7( 円 / 時 人 )といずれも 他 の 研 修 室 と 比 較 して 高 い 料 金 設 定 となっている なお 熊 本 市 内 に 他 の 公 の 施 設 でパソコン 研 修 室 という 貸 館 施 設 は 監 査 した 段 階 では 発 見 できな かった 意 見 監 査 の 段 階 で 熊 本 市 内 の 公 の 施 設 でパソコン 研 修 室 として パソコンを 備 え 置 いた 研 修 室 を 貸 し 出 している 施 設 は 発 見 できなかった 現 状 としてパソコンの 購 入 価 格 は 低 下 しており 自 前 のパ ソコンで 研 修 を 受 けることが 多 いと 思 われる パソコン 研 修 室 として パソコンの 台 数 に 合 わせて 研 修 室 を 貸 し 出 しているため 部 屋 の 面 積 が 広 い 割 に 定 員 が 少 なく 料 金 が 割 高 となっている パソコン 研 修 室 の 効 率 的 利 用 を 考 え 研 修 室 の 利 42 時 間 当 たり 利 用 料 平 均 面 積 当 たり 利 用 料 時 間 面 積 当 たり 利 用 料 時 間 面 積 当 定 員 当 たり 時 間 定 員 当 たり 利 用 料 平 利 用 料 たり 利 用 料 均 時 間 定 員 当 たり 利 用 料 平 均 各 施 設 名 各 施 設 の 概 要 ( 時 ) ( 円 ) ( 円 / 時 ) ( 円 / 時 ) ( 円 /m2) ( 円 / 時 m2) ( 円 / 時 m2) ( 円 / 人 ) ( 円 / 時 人 ) ( 円 / 時 人 ) 熊 本 市 情 報 流 通 会 館 ( 熊 本 市 ) 熊 本 市 指 定 管 理 者 制 度 : 熊 本 市 流 通 団 地 協 同 組 合 第 1 研 修 室 午 前 9 時 ~12 時 3 5,400 1, 面 積 144 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 7,200 1, 定 員 100 人 夜 18 時 ~22 時 4 8,600 2, スクール 形 式 第 2 研 修 室 ( 全 面 ) 午 前 9 時 ~12 時 3 4,400 1, 面 積 113 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 5,800 1, 定 員 60 人 夜 18 時 ~22 時 4 7,000 1, スクール 形 式 第 2 研 修 室 (1/2 使 用 ) 午 前 9 時 ~12 時 3 2, 第 3,5,6 研 修 室 面 積 56 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 2, 定 員 24 人 夜 18 時 ~22 時 4 3, スクール 形 式 第 4 研 修 室 午 前 9 時 ~12 時 3 2, 面 積 56 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 2, 定 員 16 人 夜 18 時 ~22 時 4 3, 円 卓 形 式 パソコン 研 修 室 スクール 形 式 午 前 9 時 ~12 時 3 2, パソコン 使 用 なし 面 積 85 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 2, 定 員 18 人 夜 18 時 ~22 時 4 3, スクール 形 式 パソコン 研 修 室 午 前 9 時 ~12 時 3 5,500 1, パソコン 使 用 あり 面 積 85 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 7,350 1, 定 員 18 人 夜 18 時 ~22 時 4 8,800 2, スクール 形 式 パソコン 利 用 多 目 的 ルーム 午 前 9 時 ~12 時 3 3,500 1, 面 積 71 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 4,600 1, 定 員 無 し 夜 18 時 ~22 時 4 5,600 1, 多 目 的 研 修 室 での 販 売 又 はこれに 類 する 行 為 は 出 来 ません

50 用 とパソコンの 貸 し 出 しを 分 け 利 用 目 的 を 特 定 しないで 他 の 研 修 室 と 同 じ 条 件 での 貸 し 出 しを 検 討 すべきと 考 える 5. 多 目 的 ルームについて 平 成 25 年 度 の 多 目 的 ルームの 利 用 状 況 は 利 用 率 26.3% 稼 働 率 13.8%とパソコン 研 修 室 と 同 様 他 の 研 修 室 と 比 較 して 極 めて 低 い 利 用 状 況 といえる なお 平 成 25 年 度 の 他 の 公 の 施 設 の 多 目 的 ルームの 時 間 (1 時 間 ) 当 たり 面 積 (1 m2) 当 たりの 会 館 使 用 料 は 下 記 のとおりである 平 成 25 年 度 他 の 公 の 施 設 の 多 目 的 ルーム 使 用 料 名 称 時 間 当 たり 時 間 面 積 時 間 面 積 当 時 間 当 たり 面 積 当 たり 運 営 主 体 時 間 利 用 料 利 用 料 当 たり 利 用 たり 利 用 料 平 時 間 帯 区 分 利 用 料 利 用 料 平 均 料 均 各 施 設 名 各 施 設 の 概 要 ( 時 ) ( 円 ) ( 円 / 時 ) ( 円 / 時 ) ( 円 /m2) ( 円 / 時 m2) ( 円 / 時 m2) 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 熊 本 市 指 定 管 理 者 制 度 : 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 共 同 企 業 体 多 目 的 ルーム 入 場 料 等 の 徴 収 商 業 活 動 等 無 し 午 前 9 時 ~12 時 3 3,000 1, 面 積 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 3, 定 員 無 し 夜 18 時 ~22 時 4 4,600 1, 多 目 的 終 日 9 時 ~22 時 13 11, 入 場 料 等 の 徴 収 商 業 活 動 等 有 り 午 前 9 時 ~12 時 3 6,000 2, 面 積 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 7,600 1, 定 員 無 し 夜 18 時 ~22 時 4 9,200 2, 多 目 的 終 日 9 時 ~22 時 13 22,800 1, 名 称 時 間 当 たり 時 間 面 積 時 間 面 積 当 時 間 当 たり 面 積 当 たり 運 営 主 体 時 間 利 用 料 利 用 料 当 たり 利 用 たり 利 用 料 平 時 間 帯 区 分 利 用 料 利 用 料 平 均 料 均 各 施 設 名 各 施 設 の 概 要 ( 時 ) ( 円 ) ( 円 / 時 ) ( 円 / 時 ) ( 円 /m2) ( 円 / 時 m2) ( 円 / 時 m2) くまもと 県 民 交 流 館 ( 熊 本 市 中 央 区 テトリアくまもとビル 9 階 10 階 ) 熊 本 県 指 定 管 理 者 制 度 :くまもと 県 民 交 流 館 管 理 運 営 共 同 企 業 体 多 目 的 スタジオ 入 場 料 等 の 徴 収 商 業 活 動 等 無 し 午 前 9 時 ~12 時 3 1, 面 積 51.0 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 2, 定 員 無 し 夜 18 時 ~21 時 3 1, 入 場 料 等 の 徴 収 商 業 活 動 等 有 り 午 前 9 時 ~12 時 3 3,880 1, 面 積 51.0 m2 午 後 13 時 ~17 時 4 5,180 1, 定 員 無 し 夜 18 時 ~21 時 3 3,880 1, 営 利 利 用 等 :1 入 場 料 その 他 これに 類 するものを 徴 収 する 場 合 2 商 業 等 の 広 告 宣 伝 又 は 販 売 のため に 使 用 する 場 合 ほか 会 館 の 時 間 面 積 当 たりの 利 用 料 は 利 用 目 的 の 区 別 はなく 一 律 17.4( 円 / 時 m2)となってい る 熊 本 市 内 における 他 の 公 の 施 設 の 利 用 料 を 見 ると 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 は 商 業 活 動 無 しの 場 合 4.5( 円 / 時 m2) 有 りの 場 合 9.0( 円 / 時 m2)と 安 い 設 定 になっており くまもと 県 民 交 流 館 は 商 業 活 動 無 しの 場 合 12.7( 円 / 時 m2) 有 りの 場 合 25.4( 円 / 時 m2)と 高 い 設 定 になっている 二 つの 施 設 は 共 に 熊 本 市 内 の 中 心 部 に 近 く 交 通 の 便 は 良 好 である 点 を 考 えると 利 用 料 金 の 差 は 面 積 の 大 きさが 影 響 しているものと 思 われる 意 見 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 は 本 年 度 の 包 括 外 部 監 査 対 象 施 設 であり 平 成 25 年 度 の 稼 働 率 は 71.8% と 高 い 稼 働 率 で 利 用 されている 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 の 稼 働 率 は 毎 年 伸 びている 状 況 からして 多 目 的 ルームに 対 する 需 要 は 高 いと 思 われる 会 館 においても 多 目 的 ルームの 効 率 的 運 用 を 考 え 利 用 目 的 に 区 分 を 設 けて 利 用 料 金 に 差 をつけ 目 的 に 適 合 する 場 合 の 利 用 料 金 を 引 き 下 げるなど 稼 働 率 を 上 げる 検 討 が 必 要 と 思 われる 43

51 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 指 定 管 理 者 の 名 称 法 人 等 の 分 類 所 在 地 設 立 年 月 日 代 表 者 ( 市 との 関 係 の 有 無 ) 役 員 職 員 の 状 況 ( 市 職 員 OB 派 遣 の 有 無 等 ) 主 な 事 業 内 容 他 の 公 の 施 設 の 指 定 管 理 業 務 の 有 無 熊 本 市 流 通 団 地 協 同 組 合 協 同 組 合 熊 本 市 南 区 流 通 団 地 1 丁 目 24 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 2 階 1986 年 12 月 9 日 前 理 事 長 高 田 肇 現 理 事 長 木 下 龍 起 市 との 関 係 は 無 し 無 し ( 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 定 款 より) 組 合 員 の 事 業 の 用 に 供 するための 土 地 の 取 得 及 び 管 理 組 合 員 の 事 業 の 用 に 必 要 とする 物 品 の 共 同 購 入 組 合 員 のためにする 給 油 所 の 設 置 及 び 管 理 組 合 員 のためにする 高 速 道 路 利 用 後 払 制 度 の 共 同 利 用 組 合 員 に 対 する 事 業 資 金 の 貸 付 け( 手 形 の 割 引 を 含 む) 及 び 組 合 員 のためにするその 借 入 れ 組 合 員 の 事 業 に 関 する 経 営 及 び 技 術 の 改 善 向 上 又 は 組 合 事 業 に 関 する 知 識 の 普 及 をはかるための 教 育 及 び 情 報 の 提 供 組 合 員 の 福 利 厚 生 に 関 する 事 業 前 各 号 の 事 業 に 附 帯 する 事 業 無 し < 組 織 図 > ( 下 記 職 員 7 名 は 交 代 制 ) 館 長 ( 常 任 ) 副 館 長 ( 常 任 ) (1 名 ) (3 名 ) 職 員 ( 専 従 ) (3 名 ) 契 約 職 員 (4 名 ) ( 上 記 のうち 指 定 管 理 者 の 所 属 者 ) 館 長 :1 名 副 館 長 :2 名 職 員 ( 専 従 ):1 名 組 合 専 務 理 事 長 組 合 事 務 局 長 組 合 職 員 組 合 総 務 部 長 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 資 格 申 請 を 行 う 法 人 その 他 の 団 体 若 しくは 共 同 企 業 体 の 構 成 員 全 員 が 以 下 の 資 格 要 件 を 全 て 満 た すこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4に 規 定 する 者 に 該 当 しない 者 であること 2 当 該 業 務 に 係 る 公 告 を 行 った 日 ( 以 下 公 告 日 という ) 現 在 熊 本 市 内 に 営 業 所 ( 法 人 格 を 有 しない 場 合 は 事 業 所 等 )を 有 する 者 共 同 企 業 体 においては その 構 成 員 すべてが 公 告 日 現 在 熊 本 市 内 に 営 業 所 ( 法 人 格 を 有 しない 場 合 は 事 業 所 等 )を 有 する 者 であること ただし 同 一 施 設 に 対 する 申 請 において 単 独 で 申 請 した 団 体 等 が 共 同 企 業 体 の 構 成 員 にな ること 及 び2 以 上 の 共 同 企 業 体 の 構 成 員 となることはできない また 共 同 企 業 体 での 申 請 について 申 請 から 協 定 締 結 までの 間 における 代 表 者 及 び 構 成 員 の 変 更 は 認 めない 44

52 3 熊 本 市 工 事 請 負 及 び 委 託 契 約 に 係 る 指 名 停 止 等 の 措 置 要 綱 ( 平 成 7 年 告 示 第 108 号 ) に 基 づく 指 名 停 止 期 間 中 の 者 でないこと 及 び 熊 本 市 が 締 結 する 契 約 等 からの 暴 力 団 等 の 排 除 措 置 要 綱 ( 平 成 18 年 告 示 第 105 号 ) 第 3 条 第 1 号 に 該 当 する 者 でないこと 4 会 社 更 生 法 ( 平 成 14 年 法 律 第 154 号 ) 第 17 条 又 は 民 事 再 生 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 22 5 号 ) 第 21 条 の 規 定 による 更 生 手 続 又 は 再 生 手 続 の 開 始 の 申 立 てがなされた 場 合 は 更 生 手 続 の 開 始 決 定 又 は 再 生 計 画 の 認 可 決 定 がなされていること 5 熊 本 市 税 について 滞 納 がないこと 6 公 告 日 から 起 算 して 過 去 2 年 以 内 に 熊 本 市 及 びその 他 自 治 体 において 指 定 管 理 者 の 指 定 の 取 消 処 分 を 受 けたものでないこと その 他 指 定 期 間 中 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 の 管 理 運 営 を 円 滑 かつ 安 定 して 実 施 できる 法 人 その 他 の 団 体 若 しくは 法 人 その 他 の 団 体 により 任 意 に 結 成 された 共 同 企 業 体 とする 団 体 の 場 合 法 人 格 は 必 ずしも 必 要 ないが 個 人 は 申 請 することはできない (2) 指 定 管 理 者 募 集 スケジュール 平 成 21 年 9 月 18 日 ( 金 ) 平 成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 平 成 21 年 9 月 18 日 ( 金 ) ~ 平 成 21 年 10 月 6 日 ( 火 ) 平 成 21 年 10 月 9 日 ( 金 ) 平 成 21 年 9 月 18 日 ( 金 ) ~ 平 成 21 年 10 月 19 日 ( 月 ) 平 成 21 年 11 月 2 日 ( 月 ) 平 成 21 年 11 月 5 日 ( 木 ) 日 程 内 容 募 集 要 項 の 公 表 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 質 問 の 受 付 質 問 回 答 の 公 表 申 請 関 係 書 類 の 受 付 プレゼンテーション ヒアリング 選 定 結 果 の 通 知 及 び 公 表 平 成 21 年 12 月 21 日 ( 月 ) 指 定 管 理 者 の 指 定 ( 市 議 会 の 議 決 後 ) 平 成 22 年 3 月 16 日 ( 火 ) 平 成 22 年 3 月 予 定 ( 前 指 定 管 理 者 が 再 選 定 のため 未 実 施 ) 平 成 22 年 4 月 1 日 ( 木 ) (3) 審 査 の 方 法 1 選 定 委 員 会 の 構 成 選 定 委 員 の 内 部 外 部 の 別 役 職 名 協 定 の 締 結 事 務 引 継 トレーニング 等 管 理 運 営 開 始 区 分 氏 名 役 職 内 部 A 熊 本 市 経 済 振 興 局 局 長 ( 選 定 委 員 会 会 長 ) 内 部 B 熊 本 市 経 済 振 興 局 次 長 兼 商 工 振 興 部 長 内 部 C 熊 本 市 経 済 振 興 局 観 光 振 興 部 部 長 外 部 D 熊 本 学 園 大 学 教 授 外 部 E 熊 本 商 工 会 議 所 専 務 理 事 外 部 F 熊 本 県 くまもとブランド 推 進 課 課 長 2 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 回 数 :1 回 申 請 者 :1 団 体 日 時 : 平 成 21 年 11 月 2 日 ( 月 ) 午 前 10 時 00 分 ~ 午 後 4 時 10 分 うち 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 について( 所 要 時 間 1 時 間 10 分 ) 評 価 前 の 確 認 事 務 15:00~15:10 審 査 (1 者 ) 15:10~15:50 45

53 候 補 者 の 選 定 場 所 : 本 庁 舎 8 階 会 議 室 15:50~16:10 3 議 事 録 の 保 管 議 事 録 は 作 成 されていない 4 審 査 基 準 及 び 配 点 イ. 資 格 審 査 申 請 者 が 提 出 する 申 請 関 係 書 類 に 基 づき 資 格 確 認 を 行 う 資 格 を 満 たさない 場 合 は 失 格 と する ロ. 価 格 審 査 1 位 ( 最 も 低 い 申 請 価 格 ) を 満 点 (80 点 )とし 2 位 以 下 は1 位 との 比 率 を 用 いて 算 出 する 小 数 点 第 2 位 は 四 捨 五 入 する ( 例 ) 申 請 価 格 得 点 算 出 方 法 1 位 50 億 円 80.0 点 - 2 位 55 億 円 72.7 点 80 点 50/55 = 位 60 億 円 66.7 点 80 点 50/60 = ハ. 項 目 審 査 (イ) 得 点 の 決 定 方 法 各 評 価 項 目 に 示 した 要 求 要 件 に 対 して 各 委 員 が 以 下 の 考 え 方 で 点 数 を 付 ける その 上 で 各 委 員 が 付 けた 評 価 項 目 の 点 数 の 平 均 点 に 当 該 評 価 項 目 の 配 点 比 率 に 応 じて 得 たものを 修 正 後 評 価 点 ( 小 数 点 第 2 位 は 四 捨 五 入 )とする 得 点 の 考 え 方 特 に 優 れている 優 れている 普 通 劣 っている 該 当 しない( 要 求 要 件 を 満 たしていない) 4 点 満 点 ( 注 ) 要 求 要 件 が 障 がい 者 雇 用 などの 雇 用 状 況 の 確 認 資 格 取 得 等 の 有 無 の 確 認 に 留 まるものについて は 有 4 点 無 0 点 とする (ロ) 基 本 項 目 審 査 以 下 の(ニ)に 記 載 する 基 本 項 目 (ア~オの 評 価 項 目 )ごとに 示 した 要 求 要 件 に 基 づき 審 査 を 行 い ア~オまでの 各 基 本 項 目 において 選 定 委 員 会 に 出 席 した 選 定 委 員 全 員 による 要 求 要 件 の 平 均 点 が 1 点 未 満 の 項 目 があった 場 合 は 失 格 とし 基 本 項 目 以 外 の 項 目 審 査 の 対 象 としない また 要 求 要 件 を 満 たしているものについては 評 価 に 応 じ 得 点 を 与 える (ハ) 基 本 項 目 以 外 の 項 目 審 査 以 下 の(ニ)に 記 載 する 基 本 項 目 以 外 (カ~クの 評 価 項 目 )の 項 目 ごとに 示 した 要 求 要 件 に 基 づき 審 査 を 行 い それぞれの 要 求 要 件 について 評 価 に 応 じ 得 点 を 与 える 4 点 3 点 2 点 1 点 0 点 46

54 (ニ) 評 価 項 目 と 配 点 および 総 合 評 価 1 価 格 評 価 2 基 本 項 目 評 価 評 価 項 目 47 配 点 比 率 ( 配 点 ) 20% (80 点 ) 70% (280 点 ) ア 施 設 設 置 の 目 的 が 達 成 できること 施 設 設 置 の 目 的 を 達 成 するための 年 間 の 企 画 事 業 計 画 の 方 策 20% 集 客 目 標 数 またその 目 標 に 対 する 取 り 組 み (80 点 ) 設 置 目 的 を 達 成 するためのモニタリングの 方 策 イ 利 用 者 の 平 等 な 利 用 が 確 保 されること 5% 平 等 な 利 用 が 確 保 されるための 基 本 的 な 考 え 方 及 び 体 制 (20 点 ) ウ 事 業 計 画 書 の 内 容 が 当 該 事 業 計 画 書 に 係 る 公 の 施 設 の 効 用 を 最 大 限 に 発 揮 し サービスの 向 上 が 図 られるものであること 15% サービス 向 上 と 利 用 促 進 のための 取 り 組 み (60 点 ) 効 果 的 効 率 的 な 管 理 運 営 のための 取 り 組 み エ 事 業 計 画 書 に 沿 って 当 該 施 設 の 管 理 を 安 定 して 行 う 人 員 資 産 その 他 の 経 営 の 規 模 及 び 能 力 を 有 すること 職 員 体 制 職 員 配 置 計 画 20% 職 員 の 研 修 計 画 (80 点 ) 警 備 計 画 清 掃 計 画 地 域 への 振 興 活 性 化 に 対 する 取 り 組 み 及 び 他 施 設 との 連 携 の 方 策 個 人 情 報 保 護 に 関 する 方 策 オ 市 民 の 声 が 反 映 される 管 理 が 行 われること 利 用 者 ニーズの 把 握 に 対 する 取 り 組 みとその 反 映 の 方 策 セールス 計 画 広 報 計 画 ホームページ 活 用 計 画 3 基 本 項 目 以 外 の 項 目 評 価 5 審 査 結 果 10% (40 点 ) 10% (40 点 ) カ 安 全 管 理 の 状 況 5% 安 全 確 保 の 方 策 (20 点 ) 緊 急 時 の 対 策 キ 労 働 福 祉 の 状 況 2% 労 働 保 険 ( 労 災 保 険 雇 用 保 険 ) 加 入 の 有 無 (8 点 ) ク 環 境 保 護 障 がい 者 の 雇 用 及 び 子 育 て 支 援 等 の 福 祉 政 策 に 取 り 組 んだ 経 営 を 行 っていること 環 境 保 護 に 関 する 取 り 組 み(ISO14000 エコアクション21 熊 本 市 事 業 所 グリーン 宣 言 等 の 取 り 組 み 状 況 ) 福 祉 政 策 に 関 する 取 り 組 み( 障 がい 者 の 雇 用 の 有 無 等 ) 子 育 て 支 援 に 関 する 取 り 組 み 総 合 評 価 ( 合 計 ) 応 募 者 ( 申 請 者 )は 1 団 体 のみである 申 請 団 体 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 資 格 審 査 合 格 申 請 価 格 269,670,000 円 価 格 審 査 の 得 点 点 項 目 審 査 の 得 点 1,322.4 点 総 合 評 価 の 得 点 1,802.4 点 ( 注 ) 総 合 評 価 の 得 点 :2,400 点 満 点 (400 点 選 定 委 員 6 人 ) 3% (12 点 ) 100% (400 点 )

55 3. 指 定 管 理 者 の 指 定 及 び 協 定 書 の 締 結 平 成 22 年 3 月 16 日 4. 指 定 管 理 の 内 容 (1) 指 定 期 間 平 成 22 年 度 から 平 成 26 年 度 の 5 年 間 (2) 指 定 管 理 料 利 用 料 金 等 ( 各 年 度 の 事 業 実 施 報 告 書 より) 対 象 年 度 指 定 管 理 料 利 用 料 金 当 初 予 算 額 決 算 額 当 初 予 算 額 決 算 額 ( 単 位 : 円 ) 平 成 22 年 度 56,857,500 56,857,254 37,800,000 41,180,813 平 成 23 年 度 56,741,500 56,547,308 38,178,000 39,129,239 平 成 24 年 度 56,626,500 53,395,357 38,556,500 45,782,412 平 成 25 年 度 56,626,500 53,290,357 38,556,500 55,604,176 (3) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 等 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 条 例 第 20 条 に 規 定 する 業 務 1 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 条 例 第 3 条 に 規 定 する 事 業 の 実 施 に 関 すること 2 使 用 の 許 可 その 取 消 し その 他 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 の 使 用 に 関 すること 3 利 用 料 の 徴 収 減 免 及 び 還 付 に 関 すること 4 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 の 施 設 及 び 附 属 設 備 の 維 持 管 理 に 関 すること 5その 他 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 の 管 理 運 営 に 必 要 な 業 務 ( 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 条 例 ) 第 3 条 会 館 は 第 1 条 の 目 的 を 達 成 するため 次 に 掲 げる 事 業 を 行 う (1) 地 域 産 業 の 情 報 化 の 促 進 に 関 すること (2) 中 小 企 業 の 経 営 相 談 及 び 人 材 育 成 のための 研 修 に 関 すること (3) 商 品 流 通 情 報 の 交 流 の 場 の 提 供 に 関 すること (4) 熊 本 流 通 業 務 団 地 の 公 益 施 設 としての 機 能 に 関 すること (5) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長 が 特 に 必 要 と 認 めること (4) 指 定 管 理 者 と 市 との 責 任 分 担 指 定 管 理 者 と 市 との 責 任 分 担 は 次 の 責 任 分 担 表 のとおりである <リスク 分 担 表 > リスク 項 目 応 募 リスク 政 治 行 政 リス ク 法 制 度 税 制 度 許 認 可 変 更 リスク 許 認 可 リスク リスク 分 担 リスクの 内 容 指 定 市 管 理 者 1 応 募 費 用 に 関 するもの 提 案 内 容 に 含 まれる 特 許 権 等 第 三 者 の 権 利 の 対 象 となっている 2 事 業 手 法 維 持 管 理 方 法 等 を 使 用 した 結 果 生 じた 責 任 に 関 するも の 3 市 指 定 管 理 者 いずれの 責 にも 帰 すべからざる 事 由 により 指 定 管 理 者 の 指 定 の 議 決 が 得 られない 場 合 注 1) 4 市 の 政 策 変 更 による 事 業 の 変 更 中 止 など 5 法 制 度 税 制 度 許 認 可 の 新 設 変 更 に 関 するもの( 本 施 設 の 管 理 運 営 に 影 響 を 及 ぼすもの) 6 法 制 度 税 制 度 許 認 可 の 新 設 変 更 に 関 するもの( 上 記 以 外 のも の) 7 消 費 税 の 変 更 ( 支 払 い 時 点 )に 関 するもの 8 市 が 取 得 すべき 許 認 可 の 遅 延 に 関 するもの 9 指 定 管 理 者 が 取 得 すべき 許 認 可 の 遅 延 に 関 するもの 48

56 リスク 項 目 第 三 者 賠 償 リス ク 債 務 不 履 行 リ スク 不 可 抗 力 リ ス ク 金 利 変 動 リ ス ク 物 価 変 動 リ ス ク 施 設 損 傷 リス ク 維 持 管 理 運 営 コストリスク 計 画 変 更 リ ス ク 警 備 リスク 利 用 者 対 応 リ スク 企 画 事 業 リ ス ク 書 類 の 誤 り に 伴 うリスク リスク 分 担 リスクの 内 容 指 定 市 管 理 者 10 指 定 管 理 者 の 事 由 ( 管 理 者 として 注 意 義 務 を 怠 った 場 合 含 む)によ る 賠 償 11 上 記 以 外 のもの 12 市 の 事 由 による 事 業 の 中 断 や 支 払 遅 延 不 能 など 市 の 債 務 不 履 行 によるもの 13 事 業 放 棄 や 破 綻 など 指 定 管 理 者 側 の 債 務 不 履 行 によるもの 14 暴 動 地 震 風 水 害 等 の 市 及 び 指 定 管 理 者 のいずれの 責 めにも 帰 すことのできない 事 由 によるもの 注 2) 15 金 利 の 変 動 に 伴 う 経 費 の 増 16 人 件 費 物 件 費 等 の 物 価 の 変 動 に 伴 う 経 費 の 増 17 施 設 の 劣 化 に 対 して 指 定 管 理 者 が 適 切 な 維 持 管 理 業 務 を 実 施 し なかったことに 起 因 するもの 18 指 定 管 理 者 に 帰 責 事 由 のある 事 故 等 19 上 記 以 外 によるもの 20 市 の 指 示 による 事 業 内 容 用 途 の 変 更 等 に 起 因 する 維 持 管 理 運 営 費 の 増 大 利 用 料 金 収 入 の 減 少 21 市 の 指 示 以 外 の 要 因 による 維 持 管 理 運 営 費 の 増 大 22 市 の 指 示 による 事 業 内 容 や 用 途 の 変 更 等 に 起 因 する 費 用 負 担 及 び 業 務 内 容 の 変 更 に 関 するもの 23 指 定 管 理 者 の 警 備 不 備 による 損 害 に 関 するもの 24 上 記 以 外 によるもの 25 指 定 管 理 者 の 業 務 範 囲 についての 利 用 者 からの 苦 情 やトラブル 等 への 対 応 26 上 記 以 外 の 場 合 における 利 用 者 からの 苦 情 やトラブル 等 への 対 応 27 指 定 管 理 者 の 企 画 事 業 に 関 するリスク 28 仕 様 書 等 ( 市 が 責 任 を 持 つもの)の 書 類 の 誤 りに 関 するもの 29 管 理 運 営 実 施 計 画 等 の 指 定 管 理 者 の 提 案 書 の 不 備 ( 利 用 者 数 見 積 りの 誤 り 等 )に 関 するもの 30 業 務 上 知 り 得 た 利 用 者 の 個 人 情 報 の 漏 洩 に 関 するもの( 指 定 管 理 者 に 帰 責 事 由 がある 場 合 ) プ ラ イ バ シ ー 保 護 リスク 事 業 清 算 に 伴 指 定 管 理 期 間 が 終 了 した 場 合 又 は 期 間 中 途 において 業 務 を 廃 止 31 うリスク した 場 合 における 事 業 者 の 撤 収 にかかる 費 用 注 1) 双 方 自 らの 負 担 を 負 うものとする 注 2) 指 定 管 理 者 が 不 可 抗 力 発 生 時 の 対 応 義 務 を 怠 ったことに 起 因 するものは 指 定 管 理 者 の 負 担 とする 5. 指 定 管 理 者 による 事 業 報 告 及 び 市 によるモニタリングの 状 況 指 定 管 理 者 が 行 う 事 項 は 以 下 のとおりである ( 平 成 21 年 9 月 18 日 発 行 の 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 管 理 業 務 仕 様 書 より) 1 事 業 遂 行 の 記 録 及 び 自 己 評 価 について 指 定 管 理 者 は 日 常 または 定 期 的 に 行 う 施 設 の 清 掃 機 器 点 検 安 全 対 策 等 のほか 施 設 の 利 用 状 況 使 用 拒 否 等 の 件 数 及 びその 理 由 利 用 料 金 等 の 収 納 状 況 等 について 日 報 等 に 記 載 し 併 せて 自 己 評 価 を 行 わなければならない 2 利 用 者 アンケートの 実 施 について 指 定 管 理 者 は 利 用 者 の 意 見 や 要 望 を 把 握 するため 自 らの 責 任 と 費 用 により 年 4 回 利 用 者 アンケートを 実 施 することとし その 結 果 について 自 己 評 価 を 行 い 施 設 内 に 掲 示 するこ となどにより 今 後 の 管 理 に 反 映 させるとともに 市 に 報 告 しなければならない 3 事 業 報 告 書 及 び 財 務 書 類 の 提 出 について ア 指 定 管 理 者 は 毎 年 度 終 了 後 30 日 以 内 に 会 館 に 関 し 以 下 に 掲 げる 事 項 を 記 載 した 事 業 報 告 書 を 作 成 し 市 に 提 出 しなければならない ただし 年 度 の 途 中 において 指 定 を 取 り 49

57 消 されたときは その 取 り 消 された 日 から 起 算 して15 日 以 内 に 当 該 日 までの 間 の 事 業 報 告 書 を 提 出 しなければならない 管 理 運 営 業 務 の 実 施 状 況 利 用 状 況 及 び 利 用 拒 否 等 の 件 数 理 由 利 用 料 金 の 収 入 実 績 管 理 経 費 の 収 支 状 況 その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 事 項 イ 指 定 管 理 者 は 毎 年 度 の 決 算 後 速 やかに 市 に 対 し その 決 算 書 類 を 提 出 しなければな らない 4 定 期 の 業 務 遂 行 確 認 について ア 市 は 定 期 的 に 指 定 管 理 者 が 管 理 する 施 設 への 立 入 等 により 現 地 で 業 務 遂 行 状 況 の 確 認 を 行 うとともに 指 定 管 理 者 から 関 係 書 類 の 提 出 を 求 めるものとする イ 確 認 すべき 項 目 その 他 必 要 な 事 項 については 事 前 に 市 と 指 定 管 理 者 による 協 議 により 定 めるものとする 5 管 理 業 務 の 評 価 指 導 について ア 市 は1から4に 規 定 する 業 務 遂 行 状 況 あるいは 事 業 決 算 の 確 認 等 の 結 果 に 基 づき 指 定 管 理 者 のサービス 水 準 が 維 持 されているかを 評 価 し その 結 果 を 指 定 管 理 者 に 通 知 するととも に 改 善 が 必 要 な 場 合 は 改 善 指 導 書 により 指 導 を 行 うものとする イ 指 定 管 理 者 は 改 善 指 導 書 による 指 導 を 受 けた 場 合 は 改 善 のための 対 応 策 を 改 善 計 画 書 に 取 りまとめ 全 力 で 改 善 に 取 り 組 むものとする 6. 指 定 管 理 者 の 収 支 報 告 書 過 去 5 か 年 間 の 収 支 状 況 は 次 のとおりである ( 単 位 : 円 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 ( 収 入 項 目 ) 指 定 管 理 料 61,791,523 56,857,254 56,547,308 53,395,357 53,290,357 利 用 料 金 34,617,618 41,180,813 39,129,239 45,782,412 55,604,176 参 加 費 2,586,045 3,662,701 4,684,905 5,000,592 5,492,370 その 他 23, ,380 50,370 79,159 44,860 収 入 合 計 99,018, ,958, ,411, ,257, ,431,763 ( 支 出 項 目 ) 人 件 費 24,273,229 23,878,012 26,860,981 27,523,296 30,410,166 事 務 費 3,846,553 4,310,419 3,852,616 3,539,269 4,546,534 事 業 費 5,859,424 7,449,918 8,846,516 9,286,079 9,434,302 管 理 費 56,649,669 57,713,519 56,424,616 54,876,836 57,552,348 支 出 合 計 90,628,875 93,351,868 95,984,729 95,225, ,943,350 収 支 差 額 8,389,791 8,606,280 4,427,093 9,032,040 12,488,413 過 去 5 年 間 の 収 入 の 状 況 としては 設 備 改 修 に 伴 う 光 熱 費 の 減 少 により 指 定 管 理 料 は 減 少 してい るが 収 入 全 体 としては 平 成 21 年 度 99,018 千 円 から 平 成 25 年 度 114,431 千 円 と 15,413 千 円 の 増 加 となっている 特 に 平 成 25 年 度 は 前 年 度 に 近 隣 の 展 示 会 場 が 閉 鎖 したことにより 年 間 10,174 千 円 増 加 している 過 去 5 年 間 の 支 出 の 状 況 としては 人 件 費 及 び 事 業 費 の 増 加 に 伴 い 平 成 21 年 度 90,628 千 円 から 平 成 15 年 度 101,943 千 円 と 11,314 千 円 の 増 加 となっている 過 去 5 年 間 の 収 支 差 額 は 支 出 の 増 加 割 合 に 対 して 収 入 の 増 加 割 合 が 大 きく 平 成 23 年 度 を 除 き 毎 年 増 加 傾 向 となっており 平 成 25 年 度 は 12,488 千 円 の 収 支 差 額 を 計 上 している 50

58 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 ( 以 下 方 針 という )では 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 について 次 のように 定 めている 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 第 3 候 補 者 の 選 定 前 の 手 続 き 4 申 請 関 係 書 類 の 提 出 及 び 受 理 (2) 提 出 期 間 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 公 告 日 の 翌 日 から 起 算 して30 日 以 後 の 別 に 定 める 日 とする 本 件 における 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 提 出 のスケジュールは 次 のようになっている 平 成 21 年 9 月 18 日 募 集 要 項 の 公 表 平 成 21 年 9 月 18 日 から 平 成 21 年 10 月 19 日 申 請 関 係 書 類 の 受 付 ( 出 典 : 指 定 管 理 者 募 集 要 項 ) 本 件 における 提 出 期 限 は 募 集 要 項 の 公 表 ( 公 告 日 )の 翌 日 から 起 算 して 31 日 となっており 方 針 に 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 以 下 のような 配 慮 が 必 要 と 考 える 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (1) 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について の 意 見 を 参 照 2. 応 募 者 ( 申 請 者 )が 1 団 体 について 募 集 のスケジュールが 下 記 のように 募 集 公 表 から 申 請 関 係 書 類 の 受 付 まで 期 間 が 短 く 新 たに 応 募 を 検 討 している 団 体 にとって 非 常 に 厳 しい 日 程 内 容 平 成 21 年 9 月 18 日 ( 金 ) 平 成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 平 成 21 年 9 月 18 日 ( 金 ) ~ 平 成 21 年 10 月 6 日 ( 火 ) 平 成 21 年 10 月 9 日 ( 金 ) 平 成 21 年 9 月 18 日 ( 金 ) ~ 平 成 21 年 10 月 19 日 ( 月 ) 募 集 要 項 の 公 表 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 質 問 の 受 付 質 問 回 答 の 公 表 申 請 関 係 書 類 の 受 付 また 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 が1 回 1 時 間 程 度 しか 予 定 されておらず 募 集 要 項 等 に 対 する 質 問 の 受 付 もファクス 又 はメールで 提 出 することになっている 新 たに 応 募 を 検 討 している 団 体 は 必 要 な 情 報 を 十 分 に 入 手 できない 意 見 平 成 21 年 9 月 18 日 の 募 集 要 項 の 公 表 から 平 成 21 年 10 月 19 日 の 申 請 書 の 提 出 期 限 まで 1 カ 月 余 りしかなく 申 請 を 検 討 している 団 体 にとっては 期 間 的 に 短 いと 考 えられる 市 は 募 集 要 項 の 公 表 から 申 請 書 提 出 までの 期 間 を 長 くすると 共 に 業 務 説 明 会 や 質 問 の 受 付 に 対 して 十 分 な 時 間 を 確 保 し また 必 要 とする 情 報 が 十 分 に 得 られるように 配 慮 し より 多 くの 団 体 が 応 募 できるよう 募 集 の 条 件 を 考 慮 すべきである 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 (11 ページ) 選 定 に 要 する 期 間 を 考 慮 して 6 月 議 会 へ 設 置 条 例 の 改 正 案 及 び 債 務 負 担 行 為 の 設 定 を 提 案 することも 可 能 51

59 3. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 は 開 催 回 数 は 1 回 所 要 時 間 は 1 時 間 10 分 となっている この 開 催 状 況 で 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 適 正 な 審 議 ができているか 疑 問 である 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (2) 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について の 意 見 を 参 照 4. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 議 事 録 が 作 成 されていない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (3) 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について の 指 摘 を 参 照 5. 無 記 名 による 審 査 方 法 について 各 評 価 項 目 に 対 し 選 定 委 員 が 点 数 をつける 項 目 評 価 表 が 無 記 名 となっていた 市 の 説 明 ではどの 選 定 委 員 が 何 点 で 評 価 しているかは 把 握 しているので 特 に 問 題 はないだろうとの 説 明 があった 意 見 選 定 委 員 会 の 市 の 担 当 者 は 無 記 名 であってもどの 選 定 委 員 が 何 点 で 評 価 しているか 分 るが 当 然 のことながら 市 の 担 当 者 は 交 代 する 事 後 的 に 第 三 者 が 選 定 委 員 の 評 価 に 偏 りがなかったかを 検 証 する 時 に 検 証 が 不 可 能 となる 事 後 的 な 検 証 可 能 性 の 確 保 のために 項 目 評 価 表 は 記 名 式 とすべき である 6. 指 定 管 理 者 の 人 件 費 について 組 合 の 平 成 25 年 度 事 業 別 損 益 計 算 書 において 人 件 費 の 支 出 は 一 般 管 理 費 ( 本 部 会 計 )と 情 報 会 館 運 営 事 業 ( 指 定 管 理 事 業 )の 2 事 業 のみの 支 出 となっている 組 合 の 会 計 は 本 部 会 計 と 9 事 業 会 計 とに 分 かれているが 情 報 会 館 運 営 事 業 ( 指 定 管 理 事 業 ) 除 く 8 事 業 すべてが 人 件 費 ゼ ロ 円 とは 考 えられない その 8 事 業 の 中 には 共 同 施 設 事 業 や 金 融 事 業 などの 事 業 収 支 が 金 額 的 に 多 額 な 事 業 も 含 まれており 当 然 人 件 費 が 発 生 していることが 予 想 できる 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 の 平 成 25 年 度 事 業 別 損 益 の 概 要 は 次 のとおりである < 熊 本 流 通 団 地 協 同 組 合 の 平 成 25 年 度 事 業 別 損 益 の 概 要 > ( 単 位 : 千 円 ) 収 益 の 部 金 額 費 用 の 部 金 額 事 業 利 益 1 高 速 道 路 利 用 事 業 1. 高 速 道 路 利 用 料 収 入 他 計 2 金 融 事 業 1. 受 取 貸 付 利 息 他 計 3 共 済 事 業 1. 火 災 共 済 代 理 店 手 数 料 計 4 共 同 購 買 事 業 1. 共 同 購 買 手 数 料 他 4,367 4,367 64,607 64,608 1,064 1,064 6, 人 件 費 2.その 他 の 費 用 計 1. 人 件 費 2.その 他 の 費 用 計 1. 人 件 費 2.その 他 の 費 用 計 1. 人 件 費 2.その 他 の 費 用 計 計 6,550 5 事 務 代 行 事 業 1. 事 務 代 行 手 数 料 1, 人 件 費 ,700 3, ,351 42,351 22, , ,921 2,921 3,629

60 収 益 の 部 金 額 費 用 の 部 金 額 事 業 利 益 計 1,783 2.その 他 の 費 用 計 ,749 6 共 同 施 設 事 業 1. 受 取 設 置 料 2. 受 取 駐 車 料 他 計 7 情 報 会 館 運 営 事 業 1. 情 報 会 館 委 託 料 収 入 2. 情 報 会 館 利 用 料 金 収 入 他 計 8 教 育 情 報 事 業 1. 教 育 情 報 事 業 収 入 他 計 9カーシェアリング 事 業 1. 利 用 料 収 入 他 計 10 法 人 本 部 会 計 1. 賦 課 金 等 収 入 2. 営 業 外 収 益 計 49,352 42,551 91,903 50,752 58, ,999 3,995 3,995 4,339 4,339 29,380 6,238 35, 人 件 費 2.その 他 の 費 用 計 1. 役 員 報 酬 2. 人 件 費 3. 人 材 派 遣 料 4. 福 利 厚 生 費 5.その 他 の 費 用 計 1. 人 件 費 2.その 他 の 費 用 計 1. 人 件 費 2.その 他 の 費 用 計 1. 役 員 報 酬 2. 人 件 費 3. 退 職 共 済 掛 金 4. 福 利 厚 生 費 5.その 他 の 費 用 計 0 44,311 44,311 47,592 7,500 20, ,050 68,156 98,520 10, ,447 1,447 2, ,114 7,114-2,775 7,500 7, ,130 13,929 33,180 2,438 意 見 平 成 25 年 度 事 業 実 施 報 告 書 の 管 理 経 費 の 収 支 状 況 を 見 ると 人 件 費 30,410 千 円 となっており 組 合 の 事 業 別 損 益 - 情 報 会 館 運 営 事 業 の 人 件 費 30,364 千 円 とほぼ 一 致 し 人 件 費 は 本 部 会 計 と 情 報 会 館 運 営 事 業 で 負 担 していることが 分 かる 他 の 8 事 業 も 当 然 に 人 件 費 を 負 担 すべきであるが 負 担 していない 市 はモニタリングを 通 じて 収 支 状 況 の 正 確 性 を 確 認 すべきであるが 実 施 されてい ない 人 件 費 に 関 しては 9 事 業 と 本 部 事 業 を 専 従 者 の 場 合 は 当 該 事 業 の 人 件 費 とし 他 事 業 と 兼 務 している 場 合 は 従 事 者 の 従 事 割 合 等 に 基 づき 適 正 に 人 件 費 を 配 分 すべきである 現 状 は 情 報 会 館 運 営 事 業 が 過 度 に 人 件 費 の 負 担 をしているものと 思 われる 7.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 1 備 品 管 理 について 市 が 実 施 したモニタリングにおいて その 評 価 項 目 のうち 施 設 及 び 物 品 等 が 適 切 に 管 理 さ れているか については 適 と 評 価 されている しかし Ⅰ. 施 設 の 概 要 監 査 の 結 果 と 意 見 施 設 の 管 理 運 営 状 況 について に 記 載 のとお り 備 品 の 管 理 については 改 善 すべき 事 項 が 存 在 しており 前 述 の 評 価 項 目 について 適 と した 市 の 評 価 は 実 態 に 即 しているとは 言 えない 2 正 確 な 管 理 経 費 の 収 支 状 況 について 6. 指 定 管 理 者 の 人 件 費 について に 記 載 のとおり 人 件 費 を 本 部 会 計 と 情 報 会 館 運 営 事 業 で 負 担 しており 他 の 8 事 業 も 当 然 に 人 件 費 を 負 担 すべきであるが 負 担 していない 平 成 25 年 度 事 業 実 施 報 告 書 の 管 理 経 費 の 収 支 状 況 における 人 件 費 も 同 様 であり 過 度 に 人 件 費 の 負 担 をしていると 思 われる 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (5)モニタリングの 適 切 な 実 施 について の 指 摘 を 参 照 53

61 熊 本 市 現 代 美 術 館 熊 本 市 現 代 美 術 館 ( 以 下 現 代 美 術 館 という)は 市 民 が 美 術 文 化 を 享 受 するとともに 美 術 に 関 する 知 識 及 び 教 養 の 向 上 を 図 り 市 民 文 化 の 発 展 に 寄 与 する( 熊 本 市 現 代 美 術 館 条 例 第 1 条 ) ことを 目 的 として 平 成 14 年 10 月 12 日 に 開 館 し 次 の 事 業 を 行 っている ( 同 条 例 第 3 条 ) 1 美 術 品 及 び 美 術 に 関 する 資 料 ( 以 下 美 術 品 等 という )の 収 集 保 管 展 示 及 び 利 用 に 関 すること 2 美 術 に 関 する 調 査 及 び 研 究 に 関 すること 3 美 術 に 関 する 情 報 の 収 集 及 び 提 供 に 関 すること 4 美 術 の 普 及 並 びに 市 民 の 創 作 活 動 等 の 指 導 及 び 助 言 に 関 すること 5 美 術 に 関 する 案 内 書 解 説 書 目 録 図 録 年 報 調 査 研 究 の 報 告 書 等 の 作 成 及 び 頒 布 に 関 すること 6 美 術 に 関 する 講 演 会 講 習 会 講 座 研 究 会 等 の 開 催 に 関 すること 7 前 各 号 に 掲 げるもののほか 美 術 館 の 設 置 の 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 施 設 の 管 理 運 営 は 美 術 館 が 開 館 する 前 の 平 成 13 年 12 月 に 熊 本 市 現 代 美 術 館 条 例 が 制 定 されて から 市 の 外 郭 団 体 である 公 益 財 団 法 人 熊 本 市 美 術 文 化 振 興 財 団 ( 以 下 財 団 という )が 行 って いる 平 成 18 年 度 から 指 定 管 理 者 制 度 が 導 入 され 平 成 18 年 度 から 20 年 度 までの 指 定 管 理 者 の 選 定 に 際 しては 現 代 美 術 館 を 非 公 募 施 設 の 対 象 として 従 来 からの 受 託 者 である 財 団 を 指 定 管 理 者 として 指 定 した 平 成 21 年 度 から 25 年 度 までの 指 定 管 理 者 の 選 定 に 際 しては 現 代 美 術 館 を 公 募 施 設 の 対 象 として 公 募 により 財 団 を 指 定 管 理 者 として 指 定 した 現 在 は 平 成 26 年 度 から 30 年 度 までの 指 定 期 間 において 公 募 により 財 団 を 指 定 管 理 者 として 指 定 し 管 理 運 営 している 財 団 は 美 術 館 の 管 理 運 営 に 際 して 美 術 品 の 収 集 保 管 展 示 利 用 調 査 研 究 等 の 主 目 的 の ほかにも 地 域 住 民 商 業 従 事 者 等 をはじめとする 市 民 の 交 流 サービスや 教 育 普 及 という 3 つの 柱 となるビジョンを 掲 げ 活 動 を 行 っている ( 熊 本 市 現 代 美 術 館 の 3 つのビジョン) 魅 力 的 な 展 覧 会 (アートの 力 を 見 せる- 惹 きつける 変 える-) 作 品 を 守 り 活 かし 未 来 へつなぐ アートで 今 を 見 ( 魅 )せる 心 地 よい 交 流 サービス(アートで 人 をつなぐ-アートで 都 市 をデザインする-) 美 術 館 にずっと 居 たくなる 美 術 館 にもっと 来 たくなる アートでつながる わかりやすい 教 育 普 及 (アートへの 愛 情 を 育 てる- 根 づく 土 壌 をつくる-) アートをもっと( 深 く) 知 りたくなる 誰 もが( 広 く)アートが 好 きになる 熊 本 市 現 代 美 術 館 外 観 54 常 設 の 井 手 宣 通 記 念 ギャラリー

62 ホームギャラリー アートスカイギャラリー 貸 室 の 会 議 研 修 室 貸 室 のアートロフト( 多 目 的 ホール) Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 中 央 区 上 通 町 2 番 3 号 2 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 文 化 振 興 課 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 14 年 10 月 12 日 ( 開 館 日 ) 4 設 置 目 的 市 民 が 美 術 文 化 を 享 受 するとともに 美 術 に 関 する 知 識 及 び 教 養 の 向 上 を 図 り 市 民 文 化 の 発 展 に 寄 与 するため 熊 本 市 現 代 美 術 館 を 設 置 する ( 熊 本 市 現 代 美 術 館 条 例 第 1 条 ) 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 現 代 美 術 館 条 例 ( 平 成 13 年 12 月 20 日 条 例 第 51 号 ) 6 主 な 施 設 種 類 熊 本 市 現 代 美 術 館 ( 構 造 ) 建 物 名 称 びぷれす 熊 日 会 館 55

63 7 面 積 主 要 用 途 熊 本 市 現 代 美 術 館 のほか オフィス ホテル 商 業 施 設 カルチャーセンタ ー 武 道 場 および 駐 車 場 建 物 階 数 地 上 14 階 地 下 2 階 熊 本 市 現 代 美 術 館 は 再 開 発 ビルの 一 部 で 土 地 は 地 上 権 建 物 は 区 分 所 有 である 熊 本 市 現 代 美 術 館 専 有 部 分 は 以 下 の 通 り 地 階 2 階 1 消 火 ガスボンベ 庫 1 階 1 搬 入 口 (テーブルリフター3.0t ホイストクレーン 2.0t 11t トラックから 直 接 搬 入 可 能 ) 3 階 1ギャラリーⅠ(882 m2) 2ギャラリーⅡ(573 m2) 3ギャラリーⅢ(130 m2) 4 井 手 宣 通 記 念 ギャラリー(133 m2) 5ホームギャラリー(252 m2) 6キッズサロン(42 m2 平 成 26 年 度 より 開 設 ) 7 会 議 研 修 室 (57 m2 スクール 形 式 30 名 ) 8カフェ( 目 的 外 使 用 102 m2) 9ミュージアムショップ( 目 的 外 使 用 82 m2) 10 収 蔵 庫 (251 m2)11 収 蔵 庫 前 室 (47 m2)12 一 時 保 管 庫 (105 m2) 13 事 務 室 (104 m2)14 学 芸 員 室 (112 m2) 15 機 械 室 (511 m2)16 管 理 諸 室 ほか 4 階 1 資 料 庫 (132 m2) 5 階 1アートロフト( 多 目 的 ホール 145 m2 シアター 形 式 90 名 ) 2キッズファクトリー( 子 供 用 アトリエ 108 m2) 搬 入 用 エレベータ( 積 載 重 量 4.5t 幅 2.55m 奥 行 き 5.0m 高 さ 3.5m( 一 部 4m)) ( 建 物 全 体 ) 敷 地 面 積 8, m2( 美 術 館 パンフレット) 建 築 面 積 6, m2( 美 術 館 パンフレット) 延 床 面 積 56, m2( 美 術 館 パンフレット) 総 床 面 積 54, m2( 熊 本 市 建 物 台 帳 ) ( 熊 本 市 現 代 美 術 館 専 有 部 分 ) 面 積 専 有 部 分 面 積 6, m2 共 用 部 分 負 担 面 積 1, m2 計 m2( 美 術 館 パンフレット) 土 地 地 上 権 設 定 の 面 積 8, m2 総 床 面 積 6, m2( 駐 車 場 ) 8 価 格 9 管 理 運 営 方 法 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 - 千 円 建 物 価 格 1,305,345 千 円 ( 平 成 25 年 度 評 価 替 額 ) 公 益 財 団 法 人 熊 本 市 美 術 文 化 振 興 財 団 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 10 開 館 時 間 午 前 10 時 ~ 午 後 8 時 ( 展 覧 会 入 場 は 午 後 7 時 30 分 まで) 11 休 館 日 毎 週 火 曜 日 ( 祝 日 の 場 合 は 翌 平 日 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 12 入 館 料 観 覧 料 施 設 使 用 料 ( 入 館 料 ) 入 館 料 無 料 ( 観 覧 料 ) 企 画 展 のみ 観 覧 料 が 必 要 ( 観 覧 料 は 企 画 展 によって 異 なる) ( 施 設 利 用 料 ) アートロフト 1 時 間 2,000 円 (シアター 形 式 で 定 員 90 名 ) 会 議 研 修 室 1 時 間 850 円 (スクール 形 式 で 定 員 30 名 ) 市 民 企 業 にも 貸 し 出 しており 会 議 研 修 室 は 営 業 目 的 でないこと 56

64 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 美 術 館 企 画 展 の 入 場 者 および 観 覧 収 入 事 業 費 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) 過 去 5 年 間 の 入 場 者 数 の 推 移 は 次 のとおりである 過 去 5 年 間 の 入 場 者 数 の 推 移 単 位 平 成 21 年 平 成 22 年 平 成 23 年 平 成 24 年 平 成 25 年 全 館 ( 人 ) 236,415 度 165,520 度 178,950 度 204,790 度 249,671 度 GⅢ 井 手 記 念 ギャラリ ( 人 ) 103,725 33,306 35,395 48,400 42,692 実 入 場 者 数 ー 企 画 展 (GⅠ GⅡ) ( 人 ) 114,051 35,511 38,605 74, ,476 ( 企 画 展 内 訳 ) 有 料 入 場 者 ( 人 ) 98,116 18,210 22,378 56,085 58,322 無 料 入 場 者 ( 人 ) 15,935 17,301 16,227 18,338 43,278 観 覧 料 収 入 企 画 展 観 覧 料 収 入 ( 円 ) 75,352,150 16,158,950 19,363,000 52,493,800 49,596,000 事 業 費 企 画 展 事 業 費 ( 円 ) 88,936,463 66,395,398 78,553,405 74,300,263 87,014,425 上 記 表 について 全 館 および GⅢ(ギャラリーⅢ) 井 手 宣 通 記 念 ギャラリーの 入 場 者 数 は 受 付 ギャラリー 配 置 の 職 員 等 が 入 場 者 をカウントして 集 計 している 有 料 の 企 画 展 の 入 場 者 は 企 画 展 受 付 でのチケット 回 収 数 等 によりカウントしている 企 画 展 事 業 費 は 管 理 費 相 当 は 含 まない 企 画 展 入 場 者 数 および 企 画 展 観 覧 料 収 入 は 特 に 企 画 展 の 内 容 により 大 きく 変 動 しており 子 供 向 けの 展 覧 会 や 全 国 的 に 人 気 の 高 い 制 作 者 の 企 画 展 を 開 催 すると 大 幅 に 増 加 する 傾 向 がある たと えば 平 成 21 年 度 は 熊 本 ゆかりの 有 名 漫 画 家 の 作 品 展 井 上 雄 彦 最 後 のマンガ 展 では 開 催 日 数 56 日 における 実 入 場 者 数 は 78,443 人 観 覧 料 収 入 は 約 5,800 万 円 となっている また 平 成 25 年 度 の 夏 休 みの 子 供 向 けの 企 画 展 である 魔 法 の 美 術 館 展 では 開 催 日 数 56 日 における 実 入 場 者 数 は 71,985 人 観 覧 料 収 入 は 約 3,600 万 円 となっている 平 成 22 年 度 23 年 度 は 大 きく 全 館 および 企 画 展 入 場 者 数 企 画 展 観 覧 料 収 入 が 減 少 しているが これは 集 客 力 のある 展 覧 会 が 多 くなかったことと 平 成 22 年 度 に 開 催 した へるんさんの 秘 めご と 展 での 事 故 の 対 応 で その 後 の 企 画 運 営 等 へ 影 響 したと 思 われる なお 企 画 展 事 業 費 (ギャラリーⅢ 関 連 も 含 む)は 企 画 展 観 覧 料 収 入 の 変 動 に 比 べ 大 きく 変 動 していない (2) 平 成 25 年 度 入 場 者 数 の 状 況 ( 月 次 ) 平 成 25 年 度 の 入 場 者 数 の 推 移 は 次 のとおりである 平 成 25 年 度 の 入 場 者 の 推 移 一 般 企 画 展 (ギャラリーⅠ Ⅱ) 入 場 者 数 有 料 入 場 者 数 無 料 入 場 者 数 高 大 学 生 小 中 学 生 有 料 入 場 者 数 招 待 市 内 小 中 幼 児 等 無 料 入 場 者 数 総 入 場 者 数 ギャラリ ーⅢ 井 手 宣 通 記 念 ギャラリ ー 入 場 者 ( 単 位 : 人 ) 全 館 入 場 者 数 4 月 4, ,142 2, ,006 8,148 2,070 17,869 5 月 1, ,728 1, ,201 2,929 2,363 28,689 6 月 1, , ,028 2,483 13,346 7 月 7, , ,250 1,483 6,133 15,424 5,347 24,923 8 月 19,526 2,148 3,827 25, ,393 5,817 17,995 43,496 11,111 54,757 9 月 6, , ,181 1,885 4,689 13,065 4,972 30, 月 , ,949 2,637 3,676 13, 月 ,300 2,597 11, 月 1, , ,885 1,946 12,228 1 月 1, , ,678 1,541 11,842 2 月 1, , ,152 2,513 13,070 3 月 , ,734 4,734 2,073 17,347 計 47,798 5,537 5,863 59,198 14,031 19,587 9,660 43, ,476 42, ,671 ( 注 ) 全 館 入 場 者 数 は 美 術 館 受 付 場 所 での 入 場 者 数 であるため 企 画 展 (ギャラリーⅠ Ⅱ)やギャラリーⅢ 井 手 記 念 ギャラリーの 入 場 者 数 との 合 計 とは 一 致 しない また 熊 本 市 内 の 中 学 生 以 下 の 子 供 は 観 覧 料 無 料 となっている 57

65 平 成 25 年 度 の 入 場 者 数 の 推 移 を 見 ると 全 館 入 場 者 数 及 び 企 画 展 入 場 者 数 ともに 8 月 が 圧 倒 的 に 多 く 7 月 及 び 9 月 入 場 者 がそれに 続 いている これは 夏 休 みの 子 供 向 けの 企 画 展 を 開 催 したこ とによる 影 響 と 思 われる (3) 貸 し 施 設 等 の 利 用 状 況 美 術 館 には 貸 し 施 設 として 3 階 の 会 議 研 修 室 と 5 階 のアートロフトの 2 つの 貸 し 会 場 がある 営 業 活 動 等 の 目 的 でなければ 一 般 の 事 業 者 等 による 文 化 活 動 以 外 の 目 的 利 用 も 許 可 している なお 過 去 5 年 間 の 貸 し 会 場 の 貸 出 件 数 と 使 用 料 収 入 は 次 のとおりである 過 去 5 年 間 の 貸 出 件 数 と 使 用 料 収 入 単 位 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 3 階 会 議 研 修 室 件 数 ( 件 ) 使 用 料 収 入 ( 円 ) 908, ,850 1,055,923 1,018,450 1,096,050 5 階 アートロフト 件 数 ( 件 ) 使 用 料 収 入 ( 円 ) 1,780,000 1,727,150 1,506,900 1,199,350 1,749,050 貸 出 の 件 数 は 貸 出 日 ごとの 貸 し 会 場 の 利 用 申 し 込 み 件 数 と 附 属 設 備 の 利 用 申 し 込 み 件 数 が 個 別 にカウントされている また 申 請 時 ( 支 払 日 )ベースでの 統 計 のため 一 部 翌 年 度 分 が 含 まれる (6 ヶ 月 前 から 予 約 可 能 ) また 過 去 5 年 間 の 貸 し 会 場 の 貸 出 時 間 と 稼 働 率 は 次 のとおりである 過 去 5 年 間 の 貸 出 時 間 と 稼 働 率 の 推 移 年 度 開 館 日 数 貸 出 可 能 時 間 3 階 会 議 研 修 室 5 階 アートロフト 貸 出 時 間 稼 働 率 貸 出 時 間 稼 働 率 平 成 21 年 度 308 3, % % 平 成 22 年 度 307 3,070 1, % % 平 成 23 年 度 309 3,090 1, % % 平 成 24 年 度 308 3,080 1, % % 平 成 25 年 度 304 3,040 1, % % 平 均 307 3,072 1, % % 室 料 空 調 代 850 円 / 時 間 2,850 円 / 時 間 平 均 収 入 / 年 925,140 円 1,411,890 円 アートロフトの 過 去 5 年 間 の 稼 働 率 を 見 ると 約 12%から18%と 低 い 稼 働 率 で 推 移 している 会 議 研 修 室 においても 過 去 5 年 間 の 稼 働 率 は 約 32%から39%と 高 い 稼 働 率 とは 言 えない 1 時 間 あたりの 利 用 料 金 が 会 議 研 修 室 が 850 円 アートロフトが 2,000 円 と 安 い 金 額 で 設 定 されて いることを 考 えると 稼 働 率 を 上 げる 対 策 が 必 要 と 思 われる なお 貸 し 会 場 の 各 情 報 は 申 請 時 ( 支 払 日 )ベースの 集 計 であり 実 際 の 貸 出 日 ベースの 集 計 で はないため 実 際 の 貸 し 会 場 の 利 用 実 績 としての 件 数 金 額 稼 働 率 とは 若 干 異 なる (4) 市 指 定 事 業 について 主 な 催 事 等 熊 本 市 現 代 美 術 館 では 主 に 3 つの 事 業 を 行 っている 事 業 1 美 術 館 等 における 展 覧 会 事 業 その 他 の 文 化 芸 術 の 振 興 事 業 ( 趣 旨 目 的 ) 展 覧 会 事 業 その 他 の 文 化 芸 術 事 業 を 実 施 することを 通 して 文 化 芸 術 を 判 りやすく 身 近 なもの として 捉 えられる 地 盤 づくりと 地 域 の 文 化 力 の 向 上 に 寄 与 することを 目 的 とする 事 業 である ( 事 業 内 容 ) 国 内 外 の 現 代 美 術 をはじめとした 多 様 な 表 現 活 動 や 地 域 文 化 をとらえた 展 覧 会 を 開 催 ま 58

66 た 関 連 企 画 としてパフォーマンス 等 のイベントや 講 演 会 等 を 実 施 する 事 業 2 美 術 館 等 における 文 化 芸 術 の 調 査 研 究 等 事 業 ( 趣 旨 目 的 ) 現 代 美 術 をはじめとした 文 化 芸 術 作 家 作 品 等 の 調 査 研 究 等 事 業 を 通 じ 優 れた 芸 術 文 化 活 動 を 発 掘 し 普 及 保 存 するとともに 未 来 へ 継 承 することを 目 的 とする また その 成 果 を 広 く 社 会 一 般 に 公 表 することにより 文 化 芸 術 への 興 味 と 理 解 を 促 し 社 会 における 文 化 への 寛 容 性 を 心 豊 かな 社 会 の 促 進 へと 繋 げることを 目 的 とする ( 事 業 内 容 ) 地 方 において 優 れた 文 化 芸 術 に 触 れる 機 会 を 促 進 するにふさわしいテーマと 地 方 ならでは の 優 れた 文 化 の 発 掘 により 地 域 住 民 の 誇 りと 地 域 の 活 性 化 に 繋 がるテーマを 専 門 職 員 ( 館 長 学 芸 員 )が 選 定 し 調 査 を 実 施 する 事 業 3 美 術 館 等 における 文 化 芸 術 活 動 の 支 援 及 び 教 育 普 及 等 事 業 ( 趣 旨 目 的 ) 文 化 芸 術 活 動 が 地 域 住 民 や 子 ども 達 にとって 特 別 で 縁 遠 い 難 しいものではなく 実 は 生 活 に 密 着 し 心 豊 かな 生 活 を 送 るのに 欠 かせないものであることに 気 づくきっかけを 創 る また 都 市 の 活 性 化 や 地 域 づくりにおいても 芸 術 文 化 の 持 つ 創 造 性 が 異 なる 業 種 や 住 民 を 繋 げることに 大 きな 力 を 発 揮 するものであることを 実 証 普 及 することによって 文 化 における 地 域 の 発 展 と 向 上 に 寄 与 するとともに 芸 術 文 化 活 動 に 関 わる 人 と 事 業 の 支 援 を 通 じ 文 化 振 興 に 貢 献 することを 目 的 とする いずれの 事 業 も 文 化 芸 術 をより 身 近 なものとして 気 軽 に 受 け 入 れる 層 を 育 て ひいては 文 化 芸 術 の 創 造 性 を 地 域 社 会 の 活 性 化 に 活 用 しようという 考 え 方 の 地 盤 作 りを 行 うものであるため ひとつにまとめている ( 事 業 内 容 ) 文 化 芸 術 活 動 が 身 近 なものであることに 地 域 住 民 に 気 づいてもらうための 事 業 の 実 施 並 びに その 支 援 事 業 59

67 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 の 保 管 状 況 について 備 品 の 保 管 場 所 について 美 術 館 の 保 管 場 所 のスペースが 不 足 しているため 通 路 等 に 多 数 の 備 品 が 保 管 されていた 財 団 の 説 明 では 通 路 等 そのものは 運 用 上 十 分 なスペースがあるため 運 用 を 妨 げない 範 囲 で 通 路 等 に 保 管 区 画 を 確 保 し 保 管 しているとのことであった 意 見 通 路 に 保 管 されている 備 品 に 関 しては 物 品 棚 や 設 置 スペースを 示 すテープ 等 で 区 画 し また 動 線 としての 通 路 の 幅 を 確 保 し 消 防 法 上 問 題 となりそうな 箇 所 等 には 備 品 を 置 いていないとの 説 明 であった しかし 本 来 の 通 路 の 幅 は 火 災 等 の 事 故 が 発 生 した 場 合 に 入 場 者 を 安 全 に 誘 導 する 目 的 で 設 計 されているはずであり 通 路 に 備 品 を 保 管 することは 避 けるべきと 思 われる 2. 備 品 の 管 理 状 況 について 備 品 と 備 品 管 理 台 帳 の 記 載 内 容 を 検 証 した 結 果 所 管 課 が 管 理 する 備 品 管 理 台 帳 は 購 入 時 期 が 古 い 備 品 については 保 管 施 設 の 名 称 等 が 記 載 されていない 備 品 が 多 く 保 管 場 所 の 特 定 が 困 難 であっ た また 保 管 場 所 の 記 載 内 容 と 実 際 の 場 所 が 異 なる 備 品 が 散 見 された さらに 下 記 のとおり 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 のない 備 品 等 が 存 在 した < 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 のない 備 品 > 状 況 品 名 場 所 管 理 番 号 備 考 備 品 シールなし 照 明 器 収 納 ワゴン 西 側 通 路 なし 管 理 番 号 C ま た は C のどちらかと 推 測 され る 3 人 掛 けソファー 井 手 記 念 ギャ ラリー なし 熊 本 市 所 有 と 推 測 される 焼 き 釜 キ ッ ズフ ァク トリー 倉 庫 Computer Electric Water Heater( 電 気 温 水 器 ) キ ッ ズフ ァク トリー 倉 庫 3. 建 物 等 ( 構 築 物 含 む)に 組 み 込 まれている 美 術 品 の 備 品 管 理 台 帳 への 記 載 につい て 美 術 館 の 建 物 等 ( 構 築 物 含 む)に 組 み 込 まれている 美 術 作 品 については 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 が ない 作 品 がある これは 美 術 館 の 立 ち 上 げに 必 要 な 物 資 の 購 入 として 建 設 時 に 建 物 と 一 緒 に 作 成 あるいは 取 得 備 え 付 けられ 建 物 の 金 額 に 併 せて 認 識 している 等 の 理 由 から 建 物 施 設 と 一 体 として 認 識 され 備 品 管 理 台 帳 に 登 録 されていないと 推 測 される 例 として 草 間 彌 生 氏 の INFINITY MIRRORED ROOM - 早 春 の 雨 - や 宮 島 達 男 氏 の Opposite Vertical on Pillar なし なし 備 え 付 け( 移 動 可 )のため 備 品 登 録 されずに 建 物 設 備 等 としてとして 把 握 されている と 推 測 される 備 え 付 けのため 備 品 登 録 され ずに 建 物 設 備 等 としてとし て 把 握 されていると 推 測 され る また 美 術 館 にあるほぼすべての 備 品 に 本 来 なら 管 理 のために 貼 付 されている 備 品 管 理 台 帳 の 備 品 番 号 が 記 載 されている 備 品 管 理 シールが 貼 られていなかった 代 わりに 指 定 管 理 者 が 作 成 管 理 する 台 帳 の 登 録 番 号 に 関 する 備 品 管 理 シールは 貼 られていた 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照

68 series - がある 意 見 美 術 館 の 建 設 時 に 建 物 と 一 緒 に 作 成 あるいは 備 え 付 けられ 建 物 の 金 額 に 建 物 の 取 得 価 額 に 含 め られていたとしても 美 術 品 として 価 値 があるものと 考 えられるので 美 術 品 の 備 品 として 備 品 管 理 台 帳 に 登 録 すべきである 4. 美 術 品 の 保 管 場 所 の 管 理 について 美 術 品 の 美 術 館 内 の 保 管 場 所 については 備 品 管 理 台 帳 等 での 管 理 はされていないため 保 管 さ れている 現 物 を 確 認 するには 完 全 に 学 芸 員 に 頼 るほかなく 人 的 管 理 となっている また 美 術 品 の 備 品 については そのほとんどが 備 品 管 理 シールを 貼 付 しておらず 備 品 管 理 台 帳 と 美 術 品 との 照 合 が 容 易 でない 意 見 全 ての 美 術 品 の 保 管 場 所 について 第 三 者 からでも 容 易 に 保 管 場 所 の 把 握 ができる 管 理 方 法 を 取 り 入 れるべきと 考 えられる 少 なくとも 保 管 場 所 ( 保 管 棚 の 番 号 等 )を 含 めた 情 報 を 備 品 管 理 台 帳 などに 記 載 し 管 理 すべきである 美 術 品 に 備 品 管 理 シールを 貼 付 することで 美 術 品 に 悪 影 響 を 及 ぼす 恐 れがある 場 合 は 例 えば 美 術 品 の 場 所 や 保 管 棚 の 段 列 の 情 報 等 を 含 めて 備 品 管 理 台 帳 に 登 録 管 理 し また 保 管 棚 に 段 列 の 番 号 シール 貼 付 等 をして 検 索 しやすくするなどの 方 法 や 作 品 ごとに 識 別 カード( 作 者 名 作 品 名 素 材 や 大 きさ 等 の 特 徴 管 理 番 号 等 の 文 字 情 報 や 写 真 をカードに 印 刷 し またバーコード 無 線 タグ 等 に 情 報 を 埋 め 込 む)を 作 成 して 作 品 と 一 緒 に 保 管 等 する 方 法 などが 考 えられる ( 参 考 : 熊 本 市 の 物 品 の 管 理 について) 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 によると 物 品 の 購 入 等 による 取 得 に 関 して 物 品 管 理 者 は 所 管 の 事 務 又 は 事 業 に 必 要 な 物 品 を 購 入 しようとするときは 当 該 物 品 の 購 入 について 契 約 検 査 総 室 副 室 長 ( 物 品 契 約 業 務 を 担 当 する 者 に 限 る 以 下 同 じ )に 対 し ( 省 略 ) 必 要 な 措 置 を 請 求 し ま たその 請 求 に 基 づくものを 除 くほか その 職 務 を 行 うことにより 取 得 する 物 品 又 は 取 得 した 物 品 があるときは 速 やかにその 旨 を 物 品 管 理 者 に 通 知 し なければならない また 物 品 の 帳 簿 について 会 計 管 理 者 等 は 物 品 出 納 及 び 物 品 受 払 に 関 する 帳 簿 を 備 え その 現 況 を 明 らかにし また 備 品 に 区 分 される 物 品 ( 品 質 形 状 が 変 わることなく 長 期 間 にわ たり 使 用 に 耐 えるもの)については 会 計 管 理 者 等 及 び 物 品 管 理 者 は 備 品 の 管 理 に 関 する 帳 簿 を 備 え その 現 況 を 明 らかにし なければならない さらに 物 品 の 管 理 については 物 品 の 出 納 及 び 保 管 の 適 正 を 期 し その 増 減 及 び 現 在 数 を 明 らかにし 出 納 及 び 保 管 について 必 要 な 調 整 をし その 保 管 に 係 る 物 品 を 使 用 に 適 する 物 品 及 び 使 用 することができない 物 品 に 区 分 して 整 理 するものとし これらの 物 品 についての 異 動 を 常 に 明 らかにしておかなければならない 等 定 められている 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 物 品 の 管 理 ( 出 納 及 び 保 管 の 適 正 調 整 整 理 など)について ( 会 計 管 理 者 ) 第 5 条 会 計 管 理 者 は 物 品 の 出 納 及 び 保 管 の 適 正 を 期 し その 増 減 及 び 現 在 数 を 明 らかにし 出 納 及 び 保 管 について 必 要 な 調 整 をするとともにその 事 務 を 総 括 するものとする ( 保 管 物 品 の 整 理 ) 第 22 条 会 計 管 理 者 等 は その 保 管 に 係 る 物 品 を 使 用 に 適 する 物 品 及 び 使 用 することができない 物 品 に 区 分 して 整 理 するものとし これらの 物 品 についての 異 動 を 常 に 明 らかにしておかなければな らない 物 品 の 取 得 について 第 1 節 取 得 ( 購 入 ) 第 10 条 物 品 管 理 者 は 所 管 の 事 務 又 は 事 業 に 必 要 な 物 品 を 購 入 しようとするときは 当 該 物 品 61

69 の 購 入 について 契 約 検 査 総 室 副 室 長 ( 物 品 契 約 業 務 を 担 当 する 者 に 限 る 以 下 同 じ )に 対 し 次 に 掲 げる 事 項 を 明 らかにして 必 要 な 措 置 を 請 求 しなければならない (1) 購 入 を 必 要 とする 物 品 の 品 目 規 格 及 び 数 量 (2) 購 入 の 時 期 及 び 場 所 (3) 前 2 号 に 掲 げるもののほか 必 要 な 事 項 ( 購 入 の 措 置 ) 第 11 条 契 約 検 査 総 室 副 室 長 は 前 条 に 規 定 する 措 置 の 請 求 があったときは 速 やかに 物 品 の 購 入 のため 必 要 な 措 置 をするものとする 2 契 約 検 査 総 室 副 室 長 は 前 項 に 規 定 する 措 置 をしたとき 又 は 予 算 その 他 の 事 情 により 当 該 措 置 をすることができないときは その 旨 を 物 品 管 理 者 に 通 知 しなければならない ( 購 入 の 代 行 ) 第 11 条 の 2 前 条 の 規 定 にかかわらず 次 に 掲 げる 物 品 の 購 入 は 物 品 管 理 者 において 代 行 するこ とができる (1) 契 約 検 査 総 室 で 契 約 した 単 価 契 約 品 (2) 消 耗 品 類 に 属 するもののうち 食 糧 品 郵 便 切 手 ハガキ 収 入 印 紙 植 物 図 書 新 聞 雑 誌 法 規 追 録 飼 料 賄 材 料 品 及 び 公 共 交 通 機 関 の 利 用 に 係 るカード 式 回 数 券 (3) 備 品 類 に 属 するもののうち 陳 列 のために 購 入 する 美 術 品 工 芸 品 標 本 図 書 及 び 動 物 (4) 報 償 費 に 属 するもののうち 記 念 品 見 舞 品 賞 品 等 で 購 入 する 1 件 金 額 ( 同 時 に 契 約 する 金 額 の 合 計 )が 5 万 円 以 下 のもの (5) 出 張 先 又 は 東 京 事 務 所 若 しくは 企 業 立 地 推 進 東 京 出 張 所 で 購 入 する 物 品 (6) 市 立 学 校 で 使 用 する 名 票 学 力 検 査 及 び 知 能 検 査 に 係 る 物 品 (7) 購 入 する 1 件 金 額 ( 同 時 に 契 約 する 金 額 の 合 計 )が 5 万 円 以 下 ( 市 立 学 校 にあっては 10 万 円 未 満 ) のもの( 前 号 までに 規 定 するものを 除 く ) (8) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 契 約 検 査 総 室 副 室 長 が 特 に 認 めたもの (その 他 の 取 得 ) 第 12 条 職 員 は 第 10 条 に 規 定 する 請 求 に 基 づくものを 除 くほか その 職 務 を 行 うことにより 取 得 する 物 品 又 は 取 得 した 物 品 があるときは 速 やかにその 旨 を 物 品 管 理 者 に 通 知 しなければならな い 帳 簿 について 第 6 章 帳 簿 等 ( 帳 簿 の 備 付 け) 第 32 条 会 計 管 理 者 等 は 物 品 出 納 及 び 物 品 受 払 に 関 する 帳 簿 を 備 え その 現 況 を 明 らかにしな ければならない 2 会 計 管 理 者 等 及 び 物 品 管 理 者 は 備 品 の 管 理 に 関 する 帳 簿 を 備 え その 現 況 を 明 らかにしなけ ればならない この 場 合 において 帳 簿 については 電 磁 的 記 録 ( 電 子 的 方 式 磁 気 的 方 式 その 他 人 の 知 覚 によっては 認 識 することができない 方 式 で 作 られる 記 録 であって 電 子 計 算 機 による 情 報 処 理 の 用 に 供 されるものをいう )によることができる ( 帳 簿 等 の 記 載 ) 第 33 条 帳 簿 の 記 載 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 その 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければな らない ( 帳 簿 等 の 記 載 の 特 例 ) 第 34 条 次 の 各 号 に 掲 げる 物 品 については 当 該 物 品 の 出 納 命 令 に 係 る 書 類 にその 受 払 いの 事 実 を 明 らかにすることにより 帳 簿 等 への 記 載 を 省 略 することができる (1) 贈 与 の 目 的 をもって 購 入 し 直 ちに 配 布 する 物 品 (2) 出 張 先 において 購 入 し 直 ちに 消 費 する 物 品 (3) 儀 式 会 合 等 のため 一 時 に 消 費 する 物 品 (4) 新 聞 雑 誌 その 他 頒 布 のため 作 成 された 一 時 限 りの 印 刷 物 (5) 前 各 号 に 掲 げるものに 類 する 物 品 2 前 項 に 掲 げる 物 品 以 外 のもので 所 得 と 同 時 に 払 い 出 しをするものについては 当 該 物 品 の 出 納 命 令 に 係 る 書 類 にその 事 実 を 明 らかにすることにより 帳 簿 等 の 記 載 を 省 略 することができる 備 品 管 理 のための 備 品 管 理 シールの 貼 付 について 規 定 等 には 定 義 されていないが 備 品 管 理 のために 必 要 であることから 契 約 検 査 総 室 副 室 長 名 にて 毎 年 1 回 備 品 管 理 シールを 作 成 し 備 品 に 貼 付 するよう 各 課 の 物 品 管 理 者 に 備 品 管 理 シールの 配 布 とともに 通 知 し 貼 付 を 依 頼 して いる なお 予 算 科 目 を 備 品 購 入 としている 備 品 の 取 得 においては 契 約 検 査 室 総 室 を 通 じて 備 品 管 62

70 理 台 帳 に 登 録 され 備 品 管 理 シールが 配 賦 される しかし それ 以 外 の 取 得 の 場 合 主 として 初 度 調 弁 ( 新 規 施 設 等 の 立 ち 上 げに 必 要 な 物 資 の 購 入 の 場 合 の 調 達 方 法 で 特 に 予 算 上 建 物 取 得 等 の 金 額 と 一 緒 にされる)などの 取 得 の 場 合 業 務 の 仕 組 み 上 備 品 管 理 台 帳 に 登 録 されない 5. 図 録 販 売 について 市 作 成 の 美 術 関 連 の 図 録 について 指 定 管 理 の 業 務 内 容 として 図 録 販 売 による 図 録 代 の 収 納 業 務 がある ここでは 平 成 25 年 度 の 6 月 の 施 設 の 使 用 料 の 収 納 業 務 が 適 切 かどうか 調 定 書 市 へ 提 出 する 収 納 金 報 告 書 内 部 管 理 用 の 出 納 金 整 理 簿 図 録 の 販 売 実 績 を 記 載 した 日 々の 集 計 表 ( 日 報 ) 領 収 証 控 え 歳 入 金 払 込 書 兼 領 収 書 ( 金 融 機 関 発 行 )の 証 憑 書 類 をもとに 検 証 を 行 った その 結 果 次 の 問 題 点 を 検 出 した 1 図 録 の 販 売 時 において 販 売 時 に 常 時 領 収 証 の 発 行 は 行 わず 領 収 証 発 行 の 要 求 があった 購 入 者 のみに 作 成 発 行 している 2 図 録 の 販 売 実 績 の 記 載 内 容 について 鉛 筆 による 記 載 内 容 が 消 しゴムにて 加 筆 修 正 されてい たり 図 録 名 や 販 売 個 数 が 不 明 な 記 載 が 多 い 3 図 録 ごとの 在 庫 管 理 が 適 切 に 行 われていない 定 期 的 な 棚 卸 がなされていないほか 販 売 分 非 販 売 分 の 記 録 はあるが 鉛 筆 による 記 録 であるため 加 筆 修 正 など 随 時 行 われる 可 能 性 があ る 指 摘 1 領 収 証 書 の 作 成 について 熊 本 市 会 計 規 則 第 19 条 において 観 覧 券 などの 領 収 証 書 に 類 するものを 交 付 するとき 等 を 除 いて 現 金 の 納 付 があった 時 は 領 収 証 書 を 発 行 しなければならないとあり したがって 図 録 の 販 売 による 現 金 納 付 時 は 領 収 証 書 の 発 行 が 必 要 である 図 録 は 市 の 財 産 であり その 財 産 の 引 き 渡 しおよび 現 金 の 収 納 行 為 である 図 録 販 売 の 存 在 を 確 認 するためにも 証 憑 は 重 要 であるため 図 録 販 売 時 の 領 収 証 書 の 発 行 および 控 えの 作 成 保 管 は 必 要 である 熊 本 市 会 計 規 則 ( 領 収 証 書 の 発 行 等 ) 第 19 条 会 計 管 理 者 等 は 現 金 及 び 有 価 証 券 の 納 付 があったときは 領 収 証 書 を 発 行 しなければなら ない ただし 次 に 掲 げる 場 合 は この 限 りでない ( 省 略 ) (2) 入 場 券 観 覧 券 等 領 収 証 書 に 類 するものを 交 付 するとき ( 省 略 ) 2 図 録 の 販 売 実 績 の 記 録 について 図 録 の 販 売 実 績 が 適 切 に 集 計 されていないため 月 次 や 年 次 の 各 期 間 や 累 計 の 販 売 実 績 の 情 報 が 正 確 に 把 握 できない また 鉛 筆 による 記 載 のため 改 ざんの 可 能 性 や 修 正 内 容 が 検 証 でき ず また 書 き 方 も 統 一 されていないため 情 報 不 足 により 正 確 な 販 売 実 績 は 不 明 である したがっ て モニタリング 等 による 事 後 検 証 も 困 難 であると 考 えられる 各 図 録 の 販 売 実 績 の 月 次 集 計 等 が 正 確 に 作 成 できるよう 日 々の 集 計 表 ( 日 報 )に 記 載 する 図 録 販 売 実 績 の 記 載 フォーマットを 再 検 討 し かつ 修 正 証 跡 が 残 るボールペン 等 で 記 載 すべきで ある 3 図 録 の 在 庫 管 理 について 図 録 は 版 権 は 市 が 所 有 し 販 売 や 配 布 保 管 資 料 等 の 目 的 のために 市 が 所 有 しているもの である 販 売 価 値 や 資 料 的 価 値 がある 以 上 図 録 は 市 の 重 要 な 財 産 である したがって 継 続 的 な 入 出 庫 の 記 録 と 定 期 的 な 実 地 の 棚 卸 の 実 施 による 図 録 の 在 庫 管 理 が 必 要 である また 図 録 の 作 成 には 種 々の 目 的 があり 作 成 計 画 において 目 的 を 設 定 したうえで 予 定 部 数 を 決 定 し 作 成 している 従 って 目 的 別 に 個 別 に 在 庫 管 理 を 行 うことが 適 切 と 考 えられる また 販 売 可 能 な 資 産 としての 価 値 や 資 料 的 価 値 を 考 慮 すると 未 管 理 による 盗 難 紛 失 等 の 損 害 の 発 生 を 防 止 する 上 でも 在 庫 管 理 は 重 要 である 63

71 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 指 定 管 理 者 の 名 称 法 人 等 の 分 類 所 在 地 設 立 年 月 日 代 表 者 ( 市 との 関 係 の 有 無 ) 役 員 職 員 の 状 況 ( 市 職 員 OB 派 遣 の 有 無 等 ) 主 な 事 業 内 容 他 の 公 の 施 設 の 指 定 管 理 業 務 の 有 無 公 益 財 団 法 人 熊 本 市 美 術 文 化 振 興 財 団 ( 平 成 25 年 4 月 に 財 団 法 人 から 移 行 ) 公 益 財 団 法 人 熊 本 市 中 央 区 上 通 町 2 番 3 号 熊 本 市 現 代 美 術 館 内 平 成 6 年 10 月 31 日 理 事 長 谷 口 博 通 ( 市 職 員 OBである) 評 議 員 13 名 理 事 14 名 監 事 2 名 職 員 9 名 嘱 託 職 員 9 名 ( 嘱 託 職 員 のうち 事 務 局 長 1 名 は 市 OBである) 定 款 より ( 目 的 ) 第 3 条 この 法 人 は 美 術 をはじめとした 文 化 芸 術 に 関 する 調 査 研 究 教 育 普 及 展 覧 会 事 業 等 を 基 礎 とし 美 術 館 等 の 活 発 な 管 理 運 営 を 推 進 することを 通 じて 教 育 や 福 祉 の 充 実 産 業 の 活 性 化 地 域 の 再 生 など 様 々な 分 野 において 文 化 芸 術 の 持 つ 創 造 性 を 活 用 し 心 豊 かな 市 民 生 活 を 実 現 するとともに 都 市 の 活 力 と 魅 力 を 高 める 熊 本 市 のまちづくりに 寄 与 することを 目 的 とする ( 事 業 ) 第 4 条 この 法 人 は 前 条 の 目 的 を 達 成 するために 次 の 事 業 を 行 う 美 術 品 及 び 美 術 に 関 する 資 料 の 収 集 保 管 展 示 及 び 利 用 美 術 に 関 する 調 査 及 び 研 究 美 術 に 関 する 情 報 の 収 集 提 供 美 術 の 普 及 並 びに 市 民 の 創 作 活 動 等 の 指 導 及 び 助 言 美 術 文 化 事 業 の 企 画 実 施 熊 本 市 現 代 美 術 館 の 管 理 及 び 運 営 無 し 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 資 格 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 者 資 格 を 参 照 (2) 指 定 管 理 者 募 集 スケジュール 日 程 内 容 平 成 25 年 10 月 7 日 ( 月 ) 平 成 25 年 10 月 15 日 ( 火 ) 平 成 25 年 10 月 7 日 ( 月 ) ~ 平 成 25 年 10 月 18 日 ( 金 ) 平 成 25 年 10 月 28 日 ( 月 ) 平 成 25 年 10 月 8 日 ( 火 ) ~ 平 成 25 年 11 月 6 日 ( 水 ) 平 成 25 年 11 月 17 日 ( 日 ) 平 成 25 年 11 月 21 日 ( 木 ) 募 集 要 項 の 公 表 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 質 問 の 受 付 質 問 回 答 の 公 表 申 請 関 係 書 類 の 受 付 指 定 管 理 者 候 補 者 選 定 委 員 会 (プレゼンテーション ヒアリング) 選 定 結 果 の 通 知 及 び 公 表 平 成 26 年 1 月 9 日 ( 金 ) 指 定 管 理 者 の 指 定 ( 市 議 会 の 議 決 後 ) 平 成 26 年 3 月 11 日 ( 火 ) 平 成 26 年 3 月 予 定 ( 前 指 定 管 理 者 が 再 選 定 のため 未 実 施 ) 協 定 の 締 結 事 務 引 継 トレーニング 等 64

72 日 程 内 容 平 成 26 年 4 月 1 日 ( 火 ) (3) 審 査 の 方 法 1 選 定 委 員 会 の 構 成 選 定 委 員 の 内 部 外 部 の 別 役 職 名 管 理 運 営 開 始 区 分 氏 名 所 属 役 職 内 部 A 熊 本 市 観 光 文 化 交 流 局 長 ( 選 定 委 員 会 会 長 ) 内 部 B 熊 本 市 観 光 文 化 交 流 局 次 長 内 部 C 熊 本 市 観 光 文 化 交 流 局 次 長 外 部 ( 内 部 ) D 熊 本 市 教 育 委 員 外 部 E 崇 城 大 学 芸 術 学 部 教 授 外 部 F 公 認 会 計 士 教 育 委 員 とは 市 長 から 独 立 した 合 議 制 の 執 行 機 関 である 教 育 委 員 会 を 構 成 する 者 であり 人 格 が 高 潔 で 教 育 学 術 及 び 文 化 に 関 し 識 見 を 持 ったもののうちから 市 長 が 議 会 の 同 意 を 得 て 任 命 する 非 常 勤 の 特 別 職 地 方 公 務 員 である 2 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 回 数 :1 回 申 請 者 :1 団 体 日 時 : 平 成 25 年 11 月 17 日 ( 日 ) 午 前 10 時 00 分 ~ 午 後 12 時 15 分 (タイムスケジュールより) うち 熊 本 市 現 代 美 術 館 について 審 査 方 法 説 明 10:15~10:25(10 分 ) 審 査 10:25~10:55 (プレゼンテーション 15 分 質 疑 応 答 10 分 評 価 5 分 ) 休 憩 ( 事 務 局 集 計 作 業 ) 10:55~11:05(10 分 ) 審 査 結 果 発 表 11:05~11:15(10 分 ) 場 所 : 本 庁 舎 12 階 会 議 室 3 議 事 録 の 保 管 議 事 録 は 作 成 していない 4 審 査 基 準 及 び 配 点 イ. 資 格 審 査 申 請 者 が 提 出 する 申 請 関 係 書 類 に 基 づき 資 格 確 認 を 行 う 資 格 を 満 たさない 場 合 は 失 格 と する ロ. 価 格 審 査 1 位 ( 最 も 低 い 入 札 額 ) を 満 点 (80 点 )とし 2 位 以 下 は1 位 との 比 率 を 用 いて 算 出 する 小 数 点 第 2 位 は 四 捨 五 入 する ( 例 ) 入 札 額 得 点 算 出 方 法 1 位 50 億 円 80.0 点 - 2 位 55 億 円 72.7 点 80 点 50/55 = 位 60 億 円 66.7 点 80 点 50/60 = ハ. 項 目 審 査 (イ) 得 点 の 決 定 方 法 各 評 価 項 目 に 示 した 要 求 要 件 に 対 して 各 委 員 が 以 下 の 考 え 方 で 点 数 を 付 ける その 上 で 各 委 員 が 付 けた 評 価 項 目 の 点 数 の 平 均 点 に 当 該 評 価 項 目 の 配 点 比 率 に 応 じて 得 たものを 修 正 後 評 価 点 ( 小 数 点 第 2 位 は 四 捨 五 入 )とする 65

73 得 点 の 考 え 方 (4 点 満 点 ) 特 に 優 れている 優 れている 普 通 劣 っている 該 当 しない( 要 求 要 件 を 満 たしていない) ( 注 ) 要 求 要 件 が 障 がい 者 雇 用 などの 雇 用 状 況 の 確 認 資 格 取 得 等 の 有 無 の 確 認 に 留 まるものについて は 有 4 点 無 0 点 とする (ロ) 基 本 項 目 審 査 以 下 の(ニ)に 記 載 する 基 本 項 目 (ア~オの 評 価 項 目 )ごとに 示 した 要 求 要 件 に 基 づき 審 査 を 行 い ア~オまでの 各 基 本 項 目 において 選 定 委 員 会 に 出 席 した 選 定 委 員 全 員 による 要 求 要 件 の 平 均 点 が 1 点 未 満 の 項 目 があった 場 合 は 失 格 とし 基 本 項 目 以 外 の 項 目 審 査 の 対 象 としない また 要 求 要 件 を 満 たしているものについては 評 価 に 応 じ 得 点 を 与 える (ハ) 基 本 項 目 以 外 の 項 目 審 査 以 下 の(ニ)に 記 載 する 基 本 項 目 以 外 (カ~クの 評 価 項 目 )の 項 目 ごとに 示 した 要 求 要 件 に 基 づき 審 査 を 行 い それぞれの 要 求 要 件 について 評 価 に 応 じ 得 点 を 与 える (ニ) 評 価 項 目 と 配 点 および 総 合 評 価 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (3) 審 査 の 方 法 ( 二 ) 評 価 項 目 と 配 点 及 び 総 合 評 価 を 参 照 5 審 査 結 果 なお 応 募 者 ( 申 請 者 )は 1 団 体 のみである 申 請 団 体 公 益 財 団 法 人 熊 本 市 美 術 文 化 振 興 財 団 資 格 審 査 合 格 申 請 価 格 1,307,143,000 円 価 格 審 査 の 得 点 点 項 目 審 査 の 得 点 1,537.0 点 総 合 評 価 の 得 点 2,017.0 点 ( 注 ) 総 合 評 価 の 得 点 :2,400 点 満 点 (400 点 選 定 委 員 6 人 ) 3. 指 定 管 理 者 の 指 定 及 び 協 定 書 の 締 結 平 成 26 年 3 月 11 日 4. 指 定 管 理 の 内 容 (1) 指 定 期 間 平 成 26 年 度 から 平 成 30 年 度 の 5 年 間 (2) 協 定 書 による 指 定 管 理 料 ( 消 費 税 込 ) 対 象 年 度 指 定 管 理 料 平 成 26 年 度 274,723,109 円 平 成 27 年 度 304,428,232 円 平 成 28 年 度 266,049,074 円 平 成 29 年 度 296,398,154 円 平 成 30 年 度 269,890,634 円 なお 平 成 26 年 度 の 指 定 管 理 から 利 用 料 金 制 度 を 導 入 している 66 4 点 3 点 2 点 1 点 0 点

74 (3) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 等 指 定 管 理 者 が 行 う 管 理 基 準 として 熊 本 市 現 代 美 術 館 条 例 第 21 条 に 指 定 管 理 者 は この 条 例 に 定 めるもののほか 法 令 この 条 例 に 基 づく 規 則 その 他 市 長 が 定 めるところに 従 い 美 術 館 の 管 理 を 行 わなければならない と 規 定 している それに 基 づき 指 定 管 理 者 は 熊 本 市 現 代 美 術 館 条 例 第 3 条 第 22 条 第 23 条 の 業 務 を 行 っている また これ 以 外 に 地 方 自 治 法 施 行 令 第 158 条 及 び 第 165 条 の 3 並 びに 熊 本 市 会 計 規 則 第 18 条 及 び 第 42 条 の 規 定 に 基 づき 図 録 等 の 販 売 料 金 の 収 納 事 務 を 別 途 委 託 している 熊 本 市 現 代 美 術 館 条 例 ( 事 業 ) 第 3 条 美 術 館 は 次 に 掲 げる 事 業 を 行 う (1) 美 術 品 及 び 美 術 に 関 する 資 料 ( 以 下 美 術 品 等 という )の 収 集 保 管 展 示 及 び 利 用 に 関 すること (2) 美 術 に 関 する 調 査 及 び 研 究 に 関 すること (3) 美 術 に 関 する 情 報 の 収 集 及 び 提 供 に 関 すること (4) 美 術 の 普 及 並 びに 市 民 の 創 作 活 動 等 の 指 導 及 び 助 言 に 関 すること (5) 美 術 に 関 する 案 内 書 解 説 書 目 録 図 録 年 報 調 査 研 究 の 報 告 書 等 の 作 成 及 び 頒 布 に 関 すること (6) 美 術 に 関 する 講 演 会 講 習 会 講 座 研 究 会 等 の 開 催 に 関 すること (7) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 美 術 館 の 設 置 の 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 ( 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 ) 第 22 条 指 定 管 理 者 は 次 に 掲 げる 業 務 を 行 うものとする (1) 美 術 館 の 使 用 の 許 可 及 びその 取 消 し 並 びに 停 止 の 命 令 に 関 する 業 務 (2) 特 別 利 用 の 許 可 及 びその 取 消 し 並 びに 停 止 の 命 令 に 関 する 業 務 (3) 美 術 館 の 維 持 管 理 に 関 する 業 務 (4) 第 3 条 各 号 に 掲 げる 事 業 の 実 施 に 関 する 業 務 (5) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 美 術 館 の 管 理 運 営 上 市 長 が 必 要 と 認 める 業 務 ( 利 用 料 金 ) 第 23 条 第 20 条 第 2 項 の 規 定 により 指 定 された 指 定 管 理 者 は 市 が 展 示 する 美 術 品 等 の 観 覧 及 び 市 が 行 う 講 演 会 等 への 入 場 美 術 館 の 施 設 等 の 使 用 並 びに 美 術 館 に 保 管 され 又 は 展 示 されて いる 美 術 品 等 の 特 別 利 用 ( 以 下 美 術 館 の 施 設 等 の 使 用 等 という )に 係 る 料 金 ( 以 下 利 用 料 金 という )を 自 己 の 収 入 として 収 受 することができる この 場 合 において 第 10 条 第 1 項 から 第 3 項 まで 及 び 同 条 第 5 項 の 規 定 は 適 用 しない 2 利 用 料 金 は 別 表 第 1 から 別 表 第 3 までに 定 める 額 を 超 えない 額 の 範 囲 内 において 指 定 管 理 者 があらかじめ 市 長 の 承 認 を 得 て 定 めるものとする 3 観 覧 料 等 を 納 付 した 者 は 当 該 観 覧 料 等 に 係 る 美 術 館 の 施 設 等 の 使 用 等 について 利 用 料 金 を 納 付 する 義 務 を 負 わないものとする 4 利 用 料 金 は 前 納 とする ただし 規 則 で 定 める 場 合 は 後 納 とすることができる 5 指 定 管 理 者 は 規 則 で 定 める 場 合 は 利 用 料 金 を 減 免 することができる 6 使 用 者 は 既 納 の 利 用 料 金 の 還 付 を 受 けることができない ただし 規 則 で 定 める 場 合 は この 限 りでない ( 平 成 25 年 度 に 追 加 された 第 23 条 の 利 用 料 金 制 度 については 平 成 26 年 度 より 導 入 ) (4) 指 定 管 理 者 と 市 との 責 任 分 担 指 定 管 理 者 と 市 との 責 任 分 担 は 次 の 責 任 分 担 表 のとおりである <リスク 分 担 表 > 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 4. 指 定 管 理 の 内 容 (4) 指 定 管 理 者 と 市 とのリスク 分 担 を 参 照 67

75 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 ( 以 下 方 針 という )では 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 について 次 のように 定 めている 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 第 3 候 補 者 の 選 定 前 の 手 続 き 4 申 請 関 係 書 類 の 提 出 及 び 受 理 (2) 提 出 期 間 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 公 告 日 の 翌 日 から 起 算 して30 日 以 後 の 別 に 定 める 日 とする 本 件 における 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 提 出 のスケジュールは 次 のようになっている 平 成 25 年 10 月 7 日 募 集 要 項 の 公 表 平 成 25 年 10 月 8 日 から 平 成 25 年 11 月 6 日 申 請 関 係 書 類 の 受 付 ( 出 典 : 指 定 管 理 者 募 集 要 項 ) 本 件 における 提 出 期 限 は 募 集 要 項 の 公 表 ( 公 告 日 )の 翌 日 から 起 算 して 30 日 となっており 方 針 に 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 以 下 のような 配 慮 が 必 要 と 考 える 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (1) 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について の 意 見 を 参 照 2. 応 募 者 ( 申 請 者 )が 1 団 体 について 募 集 のスケジュールが 下 記 のように 募 集 公 表 から 申 請 関 係 書 類 の 受 付 まで 期 間 が 短 く 新 たに 応 募 を 検 討 している 団 体 にとって 非 常 に 厳 しい 平 成 25 年 10 月 7 日 ( 月 ) 平 成 25 年 10 月 15 日 ( 火 ) 日 程 内 容 募 集 要 項 の 公 表 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 平 成 25 年 10 月 7 日 ( 月 ) 質 問 の 受 付 ~ 平 成 25 年 10 月 18 日 ( 金 ) 平 成 25 年 10 月 28 日 ( 月 ) 質 問 回 答 の 公 表 平 成 25 年 10 月 8 日 ( 火 ) 申 請 関 係 書 類 の 受 付 ~ 平 成 25 年 11 月 6 日 ( 水 ) また 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 が1 回 2 時 間 程 度 しか 予 定 されておらず 募 集 要 項 等 に 対 する 質 問 の 受 付 もファクス 又 はメールで 提 出 することになっている 新 たに 応 募 を 検 討 している 団 体 は 必 要 な 情 報 を 十 分 に 入 手 できない 意 見 平 成 25 年 10 月 7 日 の 募 集 要 項 の 公 表 から 平 成 26 年 11 月 6 日 の 申 請 書 の 提 出 期 限 まで 1 カ 月 しかなく 申 請 を 検 討 している 団 体 にとっては 期 間 的 に 短 すぎる 担 当 課 は 9 月 議 会 で 債 務 負 担 行 為 の 設 定 を 行 うため 募 集 期 間 が 短 くなると 説 明 されるが 6 月 議 会 での 設 定 も 可 能 である 市 は 募 集 要 項 の 公 表 から 申 請 書 提 出 までの 期 間 を 長 くすると 共 に 業 務 説 明 会 や 質 問 の 受 付 に 対 して 十 分 な 時 間 を 確 保 し また 必 要 とする 情 報 が 十 分 に 得 られるように 配 慮 し より 多 くの 団 体 が 応 募 できるよう 募 集 の 条 件 を 考 慮 すべきである < 参 考 > 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 (11 ページ) 68

76 選 定 に 要 する 期 間 を 考 慮 して 6 月 議 会 へ 設 置 条 例 の 改 正 案 及 び 債 務 負 担 行 為 の 設 定 を 提 案 することも 可 能 3. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 は 開 催 回 数 は 1 回 所 要 時 間 は 1 時 間 となっている この 開 催 状 況 で 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 適 正 な 審 議 ができているか 疑 問 である 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (2) 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について の 意 見 を 参 照 4. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 議 事 録 が 作 成 されていない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (3) 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について の 指 摘 を 参 照 5. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 会 の 人 選 について 候 補 者 選 定 ガイドライン では 次 のよう に 定 めている 候 補 者 選 定 ガイドライン 選 定 委 員 会 は 指 定 管 理 者 制 度 を 適 用 させようとする 公 の 施 設 を 所 管 する 局 ( 熊 本 市 事 務 分 掌 条 例 ( 昭 和 46 年 条 例 第 36 号 第 1 条 )に 規 定 する 局 をいう )の 局 長 市 長 が 指 名 する 職 員 及 び 市 長 が 指 名 する 外 部 の 学 識 経 験 者 公 認 会 計 士 等 2 名 以 上 の 計 5 名 程 度 をもって 組 織 する 本 件 の 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 は 6 名 のうち 4 名 は 市 の 職 員 (うち1 名 は 教 育 委 員 であり 非 常 勤 の 特 別 職 地 方 公 務 員 である) 2 名 は 外 部 の 学 識 経 験 者 等 で 組 織 されており 当 該 ガイドラインに 沿 った 取 扱 いがなされている 一 方 指 定 管 理 者 に 選 定 された 業 者 の 理 事 長 は 市 の OB である 候 補 者 の 役 員 に 市 のOBが 在 籍 している 状 況 下 で 選 定 委 員 に 内 部 委 員 ( 市 の 職 員 )が 含 まれて いるのならば 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 して 必 ずしも 公 平 性 が 担 保 されているとはいいがたい 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (4) 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 につ いて の 意 見 を 参 照 6. 指 定 管 理 者 の 公 募 について 現 在 市 は 民 間 事 業 者 のノウハウ 等 の 活 用 により 市 民 サービスの 向 上 や 施 設 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 管 理 運 営 が 期 待 できるものとして 美 術 館 の 指 定 管 理 者 を 公 募 で 選 定 している ところで 政 令 指 定 都 市 の 他 都 市 26 施 設 の 市 立 美 術 館 の 管 理 運 営 形 態 を 見 ると 直 営 15 施 設 指 定 管 理 11 施 設 となっている さらに 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 しては 公 募 2 施 設 非 公 募 9 施 設 となっている 美 術 館 の 指 定 管 理 者 を 公 募 で 選 定 している 施 設 は 極 めて 少 ないといえる 69

77 < 他 都 市 の 美 術 館 の 管 理 運 営 形 態 > 直 営 指 定 管 理 計 ( 内 ) 指 定 管 理 者 を 公 募 2 指 定 管 理 者 を 非 公 募 9 意 見 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 指 針 運 営 に 関 する 方 針 において 施 設 の 設 置 目 的 利 用 状 況 管 理 運 営 の 状 況 受 託 団 体 の 設 立 経 緯 や 組 織 体 制 の 整 備 状 況 等 を 踏 まえ 特 定 の 者 に 委 ねる 方 が 効 果 的 かつ 効 率 的 な 管 理 運 営 を 行 うことができる 施 設 或 いは 公 募 による 選 定 が 困 難 と 認 められ る 施 設 については 公 募 によらず( 以 下 非 公 募 という ) 指 定 管 理 者 を 選 定 することができる ものとする と 規 定 している 美 術 館 の 運 営 に 関 しては 1 学 芸 員 による 高 度 な 専 門 的 能 力 の 発 揮 が 期 待 されること 2ギャラ リーを 利 用 した 企 画 展 の 企 画 には 数 年 を 要 するものがあること 3 市 の 文 化 政 策 と 密 接 に 関 係 して いること 等 が 挙 げられる これらを 考 慮 すると 美 術 館 の 指 定 管 理 者 の 選 定 においては 非 公 募 に よることが 適 切 であると 思 われる 7. 利 用 者 アンケート 結 果 について 仕 様 書 によれば 指 定 管 理 者 は 来 館 者 の 意 見 や 要 望 を 把 握 するため 自 らの 責 任 と 費 用 により 随 時 利 用 者 アンケートを 実 施 することとし その 結 果 について 自 己 評 価 を 行 い 施 設 内 に 掲 示 す ることなどにより 今 後 の 管 理 に 反 映 させるとともに 市 に 報 告 しなければならない と 規 定 され ており 指 定 管 理 者 は 利 用 者 の 意 見 や 要 望 を 把 握 するため 毎 月 利 用 者 アンケートを 実 施 し 市 に 報 告 している しかし その 結 果 について 自 己 評 価 は 行 っているが 施 設 設 内 に 掲 示 すること などは 実 施 していない 意 見 指 定 管 理 者 は 利 用 者 の 意 見 や 要 望 を 把 握 するため 毎 月 利 用 者 アンケートを 実 施 し 市 に 報 告 しているが その 結 果 について 施 設 設 内 に 掲 示 することなどにより 今 後 の 管 理 に 反 映 させること が 望 ましい 8. 事 業 報 告 書 及 び 事 業 計 画 書 の 提 出 について 財 団 は 市 に 事 業 報 告 書 及 び 事 業 計 画 書 を 提 出 していない 事 業 計 画 書 及 び 事 業 報 告 書 については 平 成 21 年 1 月 30 日 締 結 の 現 代 美 術 館 の 管 理 運 営 に 関 する 協 定 書 ( 以 下 協 定 書 という ) 第 8 条 及 び 第 25 条 第 1 項 に 次 のように 規 定 している 協 定 書 第 8 条 乙 は 別 紙 事 業 計 画 に 記 載 された 内 容 に 基 づき センターの 管 理 運 営 業 務 を 実 施 しなければなら ない 第 25 条 乙 は( 指 定 管 理 者 )は 毎 年 度 終 了 後 30 日 以 内 に 美 術 館 に 関 し 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 を 記 載 した 事 業 報 告 書 を 作 成 し 甲 ( 市 )に 提 出 しなければならない ( 以 下 省 略 ) (1) 管 理 運 営 業 務 の 実 施 状 況 (2) 来 館 者 状 況 (3) 利 用 状 況 特 別 利 用 状 況 並 びに 使 用 状 況 及 び 特 別 利 用 拒 否 等 の 件 数 理 由 (4) 管 理 経 費 の 収 支 状 況 (5)その 他 甲 が 必 要 と 認 める 事 項 ( 以 下 省 略 ) 指 摘 所 管 課 の 担 当 者 は 財 団 の 理 事 会 資 料 の 事 業 報 告 書 と 事 業 計 画 書 を 入 手 しているので 市 に 報 告 する 事 業 報 告 書 と 事 業 計 画 書 を 兼 ねているとの 理 解 であるが 財 団 の 理 事 会 資 料 と 市 に 提 出 される 報 告 書 等 とは 作 成 目 的 が 異 なり 理 事 会 資 料 が 市 に 提 出 された 報 告 書 と 扱 うことはできないと 考 え る 市 に 提 出 する 事 業 報 告 書 と 事 業 計 画 書 の 記 載 内 容 と 理 事 会 資 料 とは 記 載 内 容 は 相 違 しているの 70

78 で 正 式 な 事 業 報 告 書 等 の 提 出 を 求 めるべきである 9.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 1 備 品 管 理 について 市 が 実 施 したモニタリングにおいて その 評 価 項 目 のうち 施 設 及 び 物 品 等 が 適 切 に 管 理 されて いるか については 適 と 評 価 されている しかし Ⅰ. 施 設 の 概 要 監 査 の 結 果 と 意 見 2. 備 品 の 管 理 状 況 について に 記 載 のとおり 備 品 の 管 理 については 改 善 すべき 事 項 が 存 在 しており 前 述 の 評 価 項 目 について 適 とした 市 の 評 価 は 実 態 に 即 しているとは 言 えない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (5)モニタリングの 適 切 な 実 施 について の 指 摘 を 参 照 2 財 団 の 決 算 報 告 について 平 成 25 年 度 の 管 理 経 費 の 収 支 状 況 として 財 団 の 正 味 財 産 増 減 計 算 書 を 見 ると 法 人 の 本 部 会 計 の 経 常 収 益 に 指 定 管 理 料 が 9,834,918 円 計 上 されていた 指 摘 仕 様 書 には 法 人 本 部 の 運 営 費 は 指 定 管 理 料 の 対 象 となる 事 業 に 含 まれていないので 法 人 会 計 に 指 定 管 理 料 を 計 上 するのではなく 指 定 管 理 事 業 の 事 業 収 支 として 計 上 すべきである 71

79 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい( 以 下 センター という )は 男 女 共 同 参 画 の 推 進 と 市 民 文 化 の 振 興 を 図 り もって 男 女 相 互 の 自 立 と 調 和 ある 市 民 社 会 の 実 現 に 寄 与 するため 平 成 2 年 に 設 置 された センターの 沿 革 は 次 のとおりである 平 成 2 年 総 合 婦 人 会 館 カルチャーセンター として 現 地 に 開 館 (4 月 ) 平 成 5 年 総 合 女 性 センター へ 名 称 変 更 平 成 22 年 男 女 共 同 参 画 センター はあもにい へ 名 称 変 更 平 成 24 年 指 定 管 理 者 制 度 導 入 はあもにい 管 理 運 営 共 同 企 業 体 による 運 営 開 始 ( 施 設 の 写 真 ) 外 観 ロビー メインホール 多 目 的 ホール 情 報 資 料 室 幼 児 室 学 習 室 研 修 室 72

80 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 市 中 央 区 黒 髪 3 丁 目 3 番 10 号 2 所 轄 部 署 企 画 振 興 局 市 民 協 働 課 男 女 共 生 推 進 室 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 2 年 4 月 1 日 4 設 置 目 的 男 女 共 同 参 画 の 推 進 と 市 民 文 化 の 振 興 を 図 り もって 男 女 相 互 の 自 立 と 調 和 ある 市 民 社 会 の 実 現 に 寄 与 するため 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい 条 例 ( 平 成 元 年 12 月 22 日 条 例 第 48 号 ) 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい ( 構 造 ) 鉄 筋 コンクリート 陸 屋 根 4 階 ( 一 部 5 階 ) 建 1 階 1メインホール 690 m2 2 情 報 資 料 室 3 幼 児 室 4センター 事 務 室 5 喫 茶 室 2 階 1 多 目 的 ホール 314 m2 2 食 のアトリエ 129 m2 3 食 品 加 工 室 66 m2 6 主 な 施 設 種 類 4ギャラリー 5 総 合 相 談 室 3 階 1 創 作 アトリエ 100 m2 2リハーサルA 室 50 m2 3リハーサルB 室 112 m2 4リハーサルC 室 129 m2 5スタジオ 50 m2 4 階 1 会 議 室 188 m2 2 研 修 室 A 66 m2 3 研 修 室 B 66 m2 4 研 修 室 C 60 m2 5 和 室 66 m2 7 面 積 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 6,665 m2 建 築 面 積 2,221.7 m2 延 床 面 積 5,448.1 m2 8 価 格 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 289,746 千 円 ( 評 価 額 ) 建 物 価 格 610,128 千 円 9 管 理 運 営 方 法 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 24 年 度 からの 5 年 間 はあもにい 管 理 運 営 共 同 企 業 体 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 10 開 館 時 間 午 前 9 時 ~ 午 後 9 時 30 分 ( 情 報 資 料 室 は 午 後 7 時 まで) 11 休 館 日 毎 月 2 4 月 曜 日 ( 祝 日 の 場 合 は 翌 日 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 施 設 名 使 用 時 間 区 分 午 前 午 後 夜 間 メインホール 平 日 7,500 円 11,300 円 15,000 円 土 日 祝 日 9,000 円 13,500 円 18,000 円 多 目 的 ホール 平 日 4,000 円 6,000 円 8,000 円 土 日 祝 日 4,800 円 7,200 円 9,600 円 12 利 用 料 研 修 室 2,000 円 2,700 円 3,200 円 会 議 室 3,700 円 4,900 円 5,800 円 和 室 2,000 円 2,700 円 3,200 円 創 作 アトリエ 1,700 円 2,300 円 2,700 円 スタジオ 1,000 円 1,300 円 1,600 円 リハーサルA 950 円 1,300 円 1,500 円 リハーサルB 2,000 円 2,700 円 3,200 円 リハーサルC 2,200 円 2,900 円 3,500 円 施 設 名 午 前 午 後 夜 間 昼 食 の 部 夕 食 の 部 食 のアトリエ 2,300 円 3,100 円 3,700 円 3,800 円 5,300 円 73

81 食 品 加 工 室 1,300 円 1,700 円 2,100 円 2,100 円 3,000 円 各 施 設 とも 利 用 時 間 の 区 分 は 以 下 のとおりとなっている 午 前 9:00~12:00 午 後 13:00~17:00 夜 間 18:00~21:30 昼 食 の 部 9:00~14:30 夕 食 の 部 15:30~21:30 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 各 施 設 の 利 用 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) ( 単 位 : 人 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 メインホール 30,164 32,347 31,644 30,334 30,277 多 目 的 ホール 8,002 9,170 9,572 9,808 11,484 研 修 室 A 5,961 5,741 4,320 5,852 5,153 研 修 室 B 4,000 3,902 2,625 4,006 3,860 研 修 室 C 4,333 4,322 2,921 3,307 3,617 和 室 1,463 1,391 1,101 1,137 1,324 会 議 室 1,505 1,407 1,405 1, 食 のアトリエ 1,546 1,696 1,734 2,421 2,827 食 品 加 工 室 創 作 アトリエ 2,627 2,687 2,287 2,763 2,603 スタジオ 編 集 ルーム リハーサルA 室 2,939 2,989 1,927 2,117 1,980 リハーサルB 室 7,793 8,145 7,091 7,844 7,837 リハーサルC 室 6,222 6,169 6,367 5,388 4,775 その 他 53,473 52,871 52,191 51,992 55,765 合 計 130, , , , ,450 平 成 23 年 度 に 落 ち 込 みが 見 られるのは 駐 車 場 改 修 工 事 の 影 響 があると 考 えられる 多 目 的 ホールの 利 用 は 増 加 傾 向 にあるが その 他 の 施 設 は 横 ばいまたは 若 干 の 減 少 傾 向 にある (2) 平 成 25 年 度 における 主 要 施 設 の 利 用 状 況 ( 月 次 ) ( 単 位 : 人 ) 施 設 名 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 メインホール 1,411 2,330 2,344 1,660 3,995 1,685 3,712 3,183 2,487 2,345 1,968 3,157 多 目 的 ホール ,287 1,630 1,370 1, ,297 1,006 研 修 室 A 研 修 室 B 研 修 室 C 和 室 会 議 室 創 作 アトリエ スタジオ リハA 室 リハB 室 リハC 室 食 のアトリエ

82 平 成 25 年 度 の 月 次 の 利 用 状 況 をみると メインホールについては 夏 休 み 期 間 である 8 月 の 利 用 者 数 が 約 4 千 人 と 最 も 多 い 多 目 的 ホールについては 9 月 から3 月 までの 利 用 者 が 月 当 たり 1,000 人 前 後 となっており 年 度 の 前 半 よりも 後 半 のほうが 利 用 者 数 が 多 かった 75

83 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 新 たに 整 備 した 駐 車 場 の 公 有 財 産 台 帳 への 登 載 について 公 有 財 産 の 範 囲 及 び 分 類 について 地 方 自 治 法 では 次 のように 規 定 している 地 方 自 治 法 ( 公 有 財 産 の 範 囲 及 び 分 類 ) 第 二 百 三 十 八 条 この 法 律 において 公 有 財 産 とは 普 通 地 方 公 共 団 体 の 所 有 に 属 する 財 産 のうち 次 に 掲 げるもの( 基 金 に 属 するものを 除 く )をいう 一 不 動 産 二 船 舶 浮 標 浮 桟 橋 及 び 浮 ドック 並 びに 航 空 機 三 前 二 号 に 掲 げる 不 動 産 及 び 動 産 の 従 物 四 地 上 権 地 役 権 鉱 業 権 その 他 これらに 準 ずる 権 利 五 特 許 権 著 作 権 商 標 権 実 用 新 案 権 その 他 これらに 準 ずる 権 利 六 株 式 社 債 ( 特 別 の 法 律 により 設 立 された 法 人 の 発 行 する 債 券 に 表 示 されるべき 権 利 を 含 み 短 期 社 債 等 を 除 く ) 地 方 債 及 び 国 債 その 他 これらに 準 ずる 権 利 七 出 資 による 権 利 八 財 産 の 信 託 の 受 益 権 また 熊 本 市 財 産 規 則 では 市 の 所 有 に 属 する 公 有 財 産 の 台 帳 への 登 載 に 関 して 次 のように 規 定 している 熊 本 市 財 産 規 則 ( 財 産 台 帳 ) 第 31 条 公 有 財 産 台 帳 ( 以 下 財 産 台 帳 という )は 正 副 2 部 とし 正 本 は 管 財 課 長 が 副 本 は 公 有 財 産 が 所 属 する 課 の 課 長 が 保 管 する 2 財 産 台 帳 に 記 載 すべき 公 有 財 産 の 区 分 種 目 及 び 数 量 の 単 位 は 別 に 定 める 3 課 長 は その 所 属 の 公 有 財 産 に 増 減 その 他 の 異 動 があった 場 合 は その 都 度 遅 滞 なく 根 拠 書 類 に よって 財 産 台 帳 を 整 理 し 管 財 課 長 に 通 知 しなければならない センターでは 開 館 以 来 立 体 駐 車 場 ( 以 下 旧 駐 車 場 という )を 整 備 し 利 用 してきたが 故 障 したため 平 成 23 年 度 に 旧 駐 車 場 を 用 途 廃 止 のうえ 取 り 壊 し 新 たに 平 置 きの 駐 車 場 ( 以 下 新 駐 車 場 という )を 整 備 した 新 駐 車 場 の 整 備 にかかった 費 用 は 25,515 千 円 である 除 却 した 旧 駐 車 場 については 公 有 財 産 台 帳 から 削 除 されているが 新 駐 車 場 の 施 設 整 備 経 費 につ いては 公 有 財 産 台 帳 へ 登 載 されていない 新 駐 車 場 が 公 有 財 産 台 帳 に 登 載 されていない 理 由 について 市 管 財 課 によると 当 該 駐 車 場 につい ては 公 有 財 産 台 帳 に 登 載 されている 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい と 同 一 敷 地 にあり 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい の 中 に 含 まれるという 解 釈 であり また 他 の 市 の 施 設 について も 同 様 の 取 扱 いをしており 別 途 公 有 財 産 台 帳 に 登 載 する 必 要 はないとのことであった 指 摘 新 駐 車 場 は アスファルト 敷 きの 駐 車 場 設 備 であり 地 方 自 治 法 に 定 める 不 動 産 の 従 物 であると 考 えるならば 当 該 新 駐 車 場 は 公 有 財 産 に 該 当 すると 考 えられる また センターの 駐 車 場 について 条 例 により 使 用 料 が 定 められ 公 有 財 産 として 使 用 を 許 可 し 実 際 に 使 用 料 が 徴 収 されている 経 済 的 実 態 は 旧 駐 車 場 新 駐 車 場 ともに 同 じである それにもか かわらず 旧 駐 車 場 は 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい と 一 体 とはみなさず 新 駐 車 場 は 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい と 一 体 とみなす という 異 なった 取 扱 いをするのであれば 当 該 取 扱 いは 平 衡 を 欠 くものであると 言 わざるを 得 ない したがって 新 駐 車 場 についても 旧 駐 車 場 と 同 様 男 女 共 同 参 画 センターはあもにい と 一 体 とせず 公 有 財 産 台 帳 に 登 載 する 必 要 があると 考 える 76

84 2. 備 品 の 管 理 状 況 について 備 品 の 実 在 性 を 確 認 するため 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 を 実 査 したところ 次 の 問 題 点 が 検 出 された 1 提 示 された 備 品 管 理 台 帳 には 保 管 場 所 の 記 載 がないものが 散 見 された 指 定 管 理 者 の 使 用 状 況 いかんで は 保 管 場 所 が 移 動 していることも 考 えられる 22 台 のアンプの 所 在 が 不 明 であった 当 該 アンプについては 指 定 管 理 導 入 直 後 既 に 故 障 した 状 態 で 倉 庫 に 保 管 されていたが その 後 当 該 アンプを 含 め 備 品 シールが 確 認 できないものをまとめて 廃 棄 した ことが 後 日 の 調 査 により 判 明 した 本 来 であれば 備 品 管 理 台 帳 に 照 らし 備 品 を 特 定 した 上 で 備 品 管 理 台 帳 上 の 廃 棄 処 理 を 併 せて 行 うべきであったが これを 怠 っていたものである 市 は その 有 する 備 品 について 備 品 管 理 台 帳 を 作 成 するとともに その 現 況 を 明 らかにしなけ ればならない また 備 品 管 理 台 帳 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなけ ればならない 備 品 管 理 台 帳 が 備 品 の 現 況 を 示 していない 状 況 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 関 しても 反 す る 取 扱 いとなっている 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 77

85 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 指 定 管 理 者 の 名 称 法 人 等 の 分 類 所 在 地 設 立 年 月 日 代 表 者 ( 市 との 関 係 の 有 無 ) 役 員 の 状 況 ( 市 職 員 OB 派 遣 の 有 無 等 ) 主 な 事 業 内 容 他 の 公 の 施 設 の 指 定 管 理 業 務 の 有 無 はあもにい 管 理 運 営 共 同 企 業 体 共 同 企 業 体 (3 社 の 共 同 事 業 ) 九 州 綜 合 サービス 株 式 会 社 ( 代 表 者 ) 熊 本 産 業 文 化 振 興 株 式 会 社 有 限 会 社 ミューズプランニング 熊 本 市 中 央 区 大 江 6 丁 目 24 番 19 号 ( 企 業 体 の 事 務 所 は 代 表 者 の 所 在 地 に 設 置 されて いる) 平 成 23 年 10 月 17 日 ( 共 同 企 業 体 協 定 書 の 締 結 日 ) 九 州 綜 合 サービス 株 式 会 社 代 表 取 締 役 尾 池 千 佳 子 ( 市 との 関 係 無 し) 九 州 綜 合 サービス 株 式 会 社 代 表 取 締 役 1 名 取 締 役 8 名 監 査 役 1 名 ( 市 との 関 係 はない) 熊 本 産 業 文 化 振 興 株 式 会 社 代 表 取 締 役 1 名 取 締 役 8 名 監 査 役 2 名 ( 市 との 関 係 はない) 有 限 会 社 ミューズプランニング 代 表 取 締 役 1 名 取 締 役 2 名 ( 市 との 関 係 はない) 九 州 綜 合 サービス 株 式 会 社 介 護 サービス 業 務 受 託 ビル 管 理 警 備 保 障 業 飲 食 店 ファストフード 店 の 経 営 その 他 熊 本 産 業 文 化 振 興 株 式 会 社 公 的 施 設 の 管 理 運 営 展 示 会 イベント 等 の 企 画 運 営 飲 食 店 の 経 営 その 他 有 限 会 社 ミューズプランニング 情 報 誌 の 企 画 制 作 発 行 販 売 子 育 て 親 子 関 係 キャリア 形 成 コミュニケー ション 技 術 人 材 育 成 などに 関 するセミナーや 講 座 の 実 施 運 営 その 他 あり 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 資 格 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 者 資 格 を 参 照 78

86 (2) 指 定 管 理 者 募 集 スケジュール 選 定 までのスケジュールは 以 下 のとおりとなっている 日 付 内 容 平 成 23 年 9 月 30 日 募 集 要 項 管 理 業 務 仕 様 書 の 公 表 平 成 23 年 10 月 11 日 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 平 成 23 年 9 月 30 日 ~ 同 年 10 月 14 日 質 問 受 付 平 成 23 年 10 月 20 日 質 問 回 答 の 公 表 平 成 23 年 9 月 30 日 ~ 同 年 10 月 31 日 申 請 関 係 書 類 の 受 付 平 成 23 年 11 月 16 日 プレゼンテーション ヒアリング 実 施 平 成 23 年 11 月 16 日 同 年 同 月 17 日 指 定 管 理 者 選 定 委 員 会 開 催 平 成 23 年 11 月 21 日 指 定 管 理 者 選 定 結 果 の 通 知 平 成 23 年 11 月 24 日 指 定 管 理 者 選 定 結 果 の 公 表 平 成 23 年 12 月 16 日 指 定 管 理 者 の 指 定 平 成 24 年 1 月 下 旬 事 務 引 継 トレーニング 等 開 始 平 成 24 年 2 月 28 日 運 営 管 理 に 関 する 協 定 書 締 結 平 成 24 年 4 月 1 日 指 定 管 理 運 営 開 始 (3) 審 査 の 方 法 1 選 定 委 員 会 の 構 成 選 定 委 員 の 内 部 外 部 の 別 役 職 名 区 分 役 職 外 部 A 市 商 工 会 議 所 理 事 外 部 B コンサルタント 会 社 代 表 取 締 役 外 部 C 社 団 法 人 日 本 3B 体 操 協 会 公 認 指 導 士 内 部 D 市 市 民 生 活 局 長 内 部 E 市 市 民 生 活 局 次 長 2 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 回 数 :1 回 申 請 者 :5 団 体 場 所 : 熊 本 市 自 転 車 駐 車 場 8 階 会 議 室 日 時 : 平 成 23 年 11 月 16 日 ( 水 ) 午 後 13 時 00 分 ~(うち 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターについて) 審 査 方 法 説 明 等 13:00~13:10(10 分 ) ( 他 の 施 設 の 審 査 13:10~14:05) 審 査 14:05~16:40(1 時 間 35 分 ) ( 各 団 体 説 明 15 分 質 疑 応 答 10 分 ) 審 議 評 価 及 び 集 計 16:40~17:00(20 分 ) 指 定 管 理 者 選 定 委 員 会 は 市 民 生 活 局 所 管 の5 施 設 ( 熊 本 市 祖 崇 廟 納 骨 堂 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センター 熊 本 市 健 軍 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 武 蔵 塚 駅 前 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 中 心 市 街 地 自 転 車 駐 車 場 )をまとめて 行 っている 熊 本 市 祖 崇 廟 納 骨 堂 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターの2 件 が16 日 に 残 りの3 件 が17 日 に 実 施 されている 3 議 事 録 の 保 管 議 事 録 概 要 は 作 成 されているが 選 定 委 員 全 員 の 署 名 押 印 のある 正 式 な 議 事 録 は 作 成 されてい ない 4 審 査 基 準 及 び 配 点 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (3) 審 査 の 方 法 ( 二 ) 評 価 項 目 と 配 点 及 び 総 合 評 価 を 参 照 79

87 5 審 査 結 果 応 募 者 ( 申 請 者 )5 団 体 のうち 上 位 3 団 体 の 得 点 は 以 下 のとおりである 団 体 名 得 点 指 定 管 理 者 :はあもにい 管 理 運 営 共 同 企 業 体 1,641 次 点 :B 社 1,637 3 位 :A 社 1, ( 注 ) 選 定 委 員 会 5 名 で 採 点 合 計 400 5=2,000 点 ( 満 点 ) 3. 指 定 管 理 者 の 指 定 及 び 協 定 書 の 締 結 平 成 23 年 12 月 16 日 指 定 管 理 者 の 指 定 平 成 24 年 2 月 28 日 協 定 書 の 締 結 4. 指 定 管 理 の 内 容 (1) 指 定 期 間 平 成 24 年 度 から 平 成 28 年 度 の 5 年 間 (2) 指 定 管 理 料 利 用 料 金 等 ( 協 定 書 締 結 時 ) 対 象 年 度 指 定 管 理 料 の 金 額 平 成 24 年 度 147,280,350 円 (うち 消 費 税 等 の 額 7,013,350 円 ) 平 成 25 年 度 同 上 平 成 26 年 度 同 上 平 成 27 年 度 同 上 平 成 28 年 度 同 上 (3) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 等 1 条 例 第 20 条 に 規 定 する 業 務 センターの 施 設 等 の 使 用 の 許 可 及 びその 取 り 消 し 並 びに 停 止 の 命 令 に 関 する 業 務 センターの 維 持 管 理 に 関 する 業 務 条 例 第 3 号 各 号 に 掲 げる 事 業 ( 男 女 共 同 参 画 の 推 進 市 民 文 化 の 振 興 及 び 交 流 その 他 市 長 が 特 に 必 要 と 認 める 事 業 )の 実 施 に 関 する 業 務 上 記 の 他 センターの 管 理 運 営 上 市 長 が 特 に 必 要 と 認 める 事 業 2 条 例 第 21 条 に 規 定 する 利 用 料 金 の 徴 収 減 免 及 び 還 付 に 関 すること (4) 指 定 管 理 者 と 市 との 責 任 分 担 指 定 管 理 者 と 市 との 責 任 分 担 は 次 の 責 任 分 担 表 のとおりである <リスク 分 担 表 > 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 4. 指 定 管 理 の 内 容 (4) 指 定 管 理 者 と 市 とのリスク 分 担 を 参 照 80

88 5. 指 定 管 理 者 による 事 業 報 告 及 び 市 によるモニタリングの 状 況 事 業 年 度 終 了 後 指 定 管 理 者 が 事 業 報 告 書 を 提 出 し 市 は 下 記 の 点 に 関 しモニタリングを 実 施 し ている (1) 規 定 に 基 づく 各 種 報 告 書 の 点 検 モニタリングの 結 果 は 以 下 のとおりであった ( 市 が 公 表 している 平 成 25 年 度 指 定 管 理 者 管 理 運 営 評 価 表 より 抜 粋 ) 指 定 管 理 者 の 自 己 評 価 評 価 区 分 評 価 評 価 コメント 施 設 の 運 営 A 指 定 事 業 自 主 事 業 ともに 計 画 通 りに 実 施 し 受 講 生 の 集 まりも 概 ね 良 好 だっ た また 講 座 終 了 時 のアンケートにおいては 全 受 講 生 の9 割 以 上 から 参 加 目 的 を 達 成 した 満 足 した という 回 答 を 得 ることができた ウイメンズカ レッジの 開 講 や 各 区 役 所 や 庁 内 の 他 部 署 との 連 携 企 業 や 学 校 への 出 前 講 座 などに 取 り 組 んだことで 事 業 の 広 がりを 持 たせることができた はあもにい フェスタの 参 加 団 体 が 前 年 30 から 37 団 体 に 増 えたことは 一 つの 成 果 でもあ ると 受 け 止 めている 施 設 の 管 理 収 支 状 況 A A 施 設 の 老 朽 化 などによる 支 障 が 出 ないよう 日 々の 保 守 点 検 や 清 掃 については 細 心 の 注 意 を 払 い な が ら と り 組 ん で お り 年 間 を 通 して 事 故 やト ラブルもなく 無 事 に 過 ごすことができた 利 用 者 ニーズについては アンケ ートを 実 施 し 要 望 や 指 摘 があった 場 合 は 随 時 検 討 し 改 善 を 行 っている 平 成 25 年 度 は 情 報 資 料 室 の 椅 子 や 机 をリニューアルし 環 境 改 善 に 努 めたことが 利 用 者 増 にもつながったと 分 析 している 避 難 訓 練 やその 他 施 設 管 理 に 関 する 研 修 についても 計 画 的 に 実 施 し 課 題 についても 前 向 きに 取 り 組 んでいる 昨 年 度 の 反 省 を 踏 まえた 上 で 定 期 的 に 外 部 の 専 門 家 にアドバイスを 受 けなが ら 適 性 な 会 計 処 理 に 努 めた その 結 果 前 年 度 と 同 じ 事 業 予 算 の 中 で 新 たな 自 主 事 業 に 複 数 取 り 組 むなど 事 業 の 面 でも 幅 を 持 たせることができた また 館 内 の 温 度 管 理 を 細 やかに 行 ったことで 夏 期 のエネルギー 節 約 ができたことも 収 支 状 況 に 大 きく 貢 献 したと 思 われる 貸 館 の 収 入 は 昨 年 度 比 収 入 減 となった が 前 年 の 繰 り 越 しをスタッフのスキルアップのための 研 修 費 や 情 報 資 料 室 の 一 部 リニューアル 費 などに 充 てるなど 概 ね 効 果 的 な 経 費 配 分 はできたと 判 断 している 市 の 評 価 評 価 区 分 評 価 評 価 コメント 施 設 の 運 営 施 設 の 管 理 B A 協 定 書 及 び 仕 様 書 に 基 づく 業 務 が 適 切 に 実 施 されている 指 定 管 理 2 年 目 とし て 前 年 度 また 利 用 者 アンケートなどから 見 えた 課 題 に 対 し 利 用 者 目 線 で の 改 善 を 図 り 良 好 な 運 営 が 行 われていた 市 指 定 事 業 は 仕 様 書 に 定 めるとおり 適 切 に 実 施 されており また 自 主 事 業 についてもウィメンズカレッジを 始 めセ ンターの 設 置 目 的 に 沿 った 事 業 を 積 極 的 に 行 った 施 設 設 備 の 経 年 劣 化 に 伴 い 要 修 繕 箇 所 も 多 々あったが 軽 微 な 修 繕 では 優 先 順 位 を 明 確 にした 上 で 限 られた 予 算 内 で 計 画 的 な 修 繕 を 行 い また 市 で 修 繕 を 行 った 各 部 屋 の 空 調 管 理 や 異 常 発 生 の 際 の 場 所 の 特 定 等 を 行 う 中 央 監 視 装 置 が 故 障 した 際 には 予 算 措 置 から 修 繕 完 了 までの 間 各 部 屋 の 温 度 等 空 調 の 管 理 や 異 常 発 生 に 備 えた 一 日 数 回 に 及 ぶ 巡 回 点 検 などの 対 応 を 担 当 部 署 を 越 えたスタッフ 相 互 の 人 的 な 補 完 により 行 うなど 利 用 者 に 影 響 を 及 ぼさない ような 最 大 限 の 配 慮 も 含 め 良 好 な 施 設 管 理 が 行 われていた 以 前 から 課 題 とされてきた 駐 車 場 についても 混 雑 が 予 想 される 時 には 係 員 同 士 が 自 発 的 に 効 果 的 な 配 置 を 行 った 上 での 適 切 な 誘 導 など 利 用 者 に 対 し きめ 細 かい 対 応 がなされていた 81

89 収 支 状 況 B 前 年 度 における 監 査 での 指 摘 事 項 などについて 適 切 な 善 後 策 により 改 善 され た その 他 不 適 切 な 処 理 等 は 見 受 けられず 事 業 目 的 に 適 合 した 処 理 がなさ れていた 現 金 以 外 の 管 理 については より 明 確 な 管 理 とするため 公 金 に 準 じた 方 法 を 指 示 した 指 定 管 理 者 の 自 己 評 価 では 施 設 の 運 営 施 設 の 管 理 収 支 状 況 ともにA 評 価 となっているが 市 の 評 価 では 施 設 の 運 営 と 収 支 状 況 についてB 評 価 となっている 指 定 管 理 者 と 市 の 評 価 が 異 なった 点 については 以 下 のような 説 明 であった 指 定 管 理 者 の 自 己 評 価 としては 指 定 事 業 自 主 事 業 とも 計 画 どおりに 実 施 し ウィメンズカレ ッジの 開 講 各 区 役 所 や 庁 内 他 部 署 との 連 携 などにより 事 業 の 広 がり 持 たせることができ ま た フェスタ 参 加 団 体 も 増 加 したことなどを 理 由 としA 評 価 としている これに 対 して 市 の 評 価 は ウィメンズカレッジなどについては 独 自 の 事 業 として 展 開 し 女 性 人 材 の 育 成 という 観 点 からも 効 果 的 な 事 業 として 位 置 づけられるものの あくまで 自 主 事 業 とし ての 認 識 であり 指 定 事 業 については 回 数 内 容 とも 仕 様 書 どおりの 実 施 と 認 識 している また 包 括 的 にセンター 運 営 をみた 場 合 来 館 者 数 は 提 案 時 の 目 標 値 に 未 達 であり 貸 室 の 状 況 につい ても 部 屋 によっては 利 用 率 が 低 迷 している 部 屋 もみられることからB 評 価 としたとのことであ った 市 の 評 価 のもととなるモニタリングの 評 価 結 果 や 指 定 管 理 者 管 理 運 営 評 価 表 における 市 の 評 価 内 容 については 指 定 管 理 者 に 対 して 通 知 等 を 行 っているものの 指 定 管 理 者 と 市 の 間 で 評 価 内 容 についての 意 見 交 換 までは 行 われていない (2) 利 用 者 調 査 の 実 施 状 況 指 定 管 理 者 は 協 定 書 第 27 条 の 規 定 に 基 づき 利 用 者 アンケートを 実 施 している 平 成 25 年 度 に 実 施 したアンケートの 内 容 は 以 下 のとおりであった 1 実 施 期 間 平 成 26 年 2 月 1 日 から 同 年 3 月 20 日 まで 2 実 施 方 法 上 記 期 間 における 施 設 利 用 者 等 にアンケート 用 紙 を 配 布 し 回 収 する 方 法 による 3 集 計 結 果 アンケート 回 収 数 は 114 枚 であった アンケートの 集 計 結 果 は 以 下 のとおりである 項 目 内 容 男 女 比 ( 回 答 数 111 件 ) 男 性 14% 女 性 86% 0~19 歳 4% 20~30 歳 代 28% 年 齢 構 成 ( 回 答 数 111 件 ) 40~50 歳 代 45% 60~70 歳 代 22% 80 歳 代 以 上 1% 中 央 区 34% 北 区 22% 東 区 16% 住 所 ( 回 答 数 109 件 ) 南 区 5% 西 区 3% 県 内 ( 熊 本 市 以 外 )16% 県 外 3% 初 めて 8% 年 に 数 回 45% 月 に 数 回 30% 利 用 頻 度 ( 回 答 数 109 件 ) ほぼ 毎 週 17% 貸 室 利 用 55% 催 事 への 参 加 7% 利 用 申 請 還 付 手 続 3% 利 用 に 関 する 打 合 せ 1% 講 座 への 参 加 10% 来 館 目 的 ( 回 答 数 137 件 ) 情 報 資 料 室 利 用 6% 学 習 室 利 用 9% 総 合 相 談 室 ファミリーサホ ートセンター 熊 本 緊 急 子 どもサホ ートセンターくまもと 利 用 1% その 他 7% 職 員 の 対 応 ( 回 答 数 110 件 ) 大 変 良 い 34% 良 い 65% 悪 い 1% 利 用 しやすい 41% 普 通 53% 駐 車 場 の 利 便 性 ( 回 答 数 103 件 ) 利 用 しにくい 6% トイレの 清 掃 状 態 ( 回 答 数 108 大 変 良 い 41% 良 い 58% 悪 い 1% 件 ) 82

90 館 内 表 示 案 内 ( 回 答 数 108 件 ) 大 変 良 い 22% 良 い 78% 悪 い 0% 大 変 良 い 20% 良 い 76% 利 用 手 続 の 利 便 性 ( 回 答 数 83 件 ) 手 続 きしにくい 4% 情 報 資 料 室 の 蔵 書 状 況 ( 回 答 数 大 変 良 い 7% 良 い 86% 悪 い 7% 44 件 ) 幼 児 室 の 利 用 について( 回 答 数 6 大 変 良 い 67% 良 い 33% 悪 い 0% 件 ) 講 座 講 演 への 参 加 ( 回 答 数 85 ある 26% ない 74% 件 ) 資 格 取 得 講 座 3 名 起 業 家 支 援 講 座 1 名 コミュニケーションスキルアッフ 講 座 3 名 参 加 した 講 座 名 親 子 料 理 教 室 3 名 各 種 講 演 会 15 名 その 他 1 名 認 知 度 が 低 い イベント 等 があると 駐 車 場 がない 場 合 がある 当 日 申 し 込 みが 可 能 であればもっと 利 用 しやすい インターネットからの 仮 センターに 対 する 意 見 ( 抜 粋 ) 予 約 について 当 日 払 いができるとよい 利 用 時 間 を 1 時 間 単 位 にしてほ しい 不 審 者 対 策 をやってほしい 利 用 者 調 査 の 結 果 からは 以 下 のことがうかがえる 1 利 用 者 は 7 割 近 くが 中 高 年 の 女 性 である 2 中 央 区 北 区 からの 利 用 が 多 いが 国 道 3 号 線 沿 線 に 位 置 しているにもかかわらず 南 区 からの 利 用 は 少 ない 道 路 アクセスに 難 がある 西 区 からは 非 常 に 少 ない 3 初 めての 利 用 は 比 較 的 少 なく 月 に 数 回 から 週 に 数 回 利 用 している 来 館 者 が 多 く 逆 に みれば 利 用 者 が 固 定 化 しているのではないかとみることもできる 4 職 員 の 対 応 トイレの 清 潔 さ 等 管 理 運 営 に 関 する 評 価 は 相 対 的 に 高 い 5 講 座 公 演 等 への 参 加 はアンケート 回 収 数 の 2 割 ( 85 26% 114=19.4% 程 度 であり 利 用 形 態 としては 貸 室 の 利 用 が 最 も 多 く 講 座 等 への 参 加 が 伸 び 悩 んでいるのではない かと 推 察 される 83

91 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 ( 以 下 方 針 という )では 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 について 次 のように 定 めている 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 第 3 候 補 者 の 選 定 前 の 手 続 き 4 申 請 関 係 書 類 の 提 出 及 び 受 理 (2) 提 出 期 間 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 公 告 日 の 翌 日 から 起 算 して30 日 以 後 の 別 に 定 める 日 とする 本 件 における 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 提 出 のスケジュールは 次 のようになっている 平 成 23 年 9 月 30 日 募 集 要 項 管 理 業 務 仕 様 書 の 公 表 平 成 23 年 9 月 30 日 から 平 成 23 年 10 月 31 日 申 請 関 係 書 類 の 受 付 ( 出 典 : 指 定 管 理 者 募 集 要 項 ) 本 件 における 提 出 期 限 は 募 集 要 項 の 公 表 ( 公 告 日 )の 翌 日 から 起 算 して 31 日 となっており 方 針 に 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 以 下 のような 配 慮 が 必 要 と 考 える 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (1) 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について の 意 見 を 参 照 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 は 開 催 回 数 は 1 回 審 査 対 象 は 5 団 体 所 要 時 間 は 約 3 時 間 となって いる この 開 催 状 況 で 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 適 正 な 審 議 ができているか 疑 問 である 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (2) 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について の 意 見 を 参 照 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 議 事 録 概 要 は 作 成 されているが 選 定 委 員 全 員 の 署 名 押 印 のある 正 式 な 議 事 録 は 作 成 されていな い 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (3) 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について の 指 摘 を 参 照 4. 指 定 管 理 業 務 ごとの 選 定 委 員 会 の 設 定 について 本 件 における 選 定 委 員 は 外 部 から3 名 内 部 から2 名 の 計 5 名 が 選 定 されている また 選 定 委 員 会 は 市 民 生 活 局 所 管 の5 施 設 ( 熊 本 市 祖 崇 廟 納 骨 堂 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センタ ー 熊 本 市 健 軍 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 武 蔵 塚 駅 前 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 中 心 市 街 地 自 転 車 駐 車 場 ) をまとめて 行 っている 熊 本 市 祖 崇 廟 納 骨 堂 熊 本 市 男 女 共 同 参 画 センターの2 件 が 平 成 23 年 11 月 16 日 に 残 りの3 件 が 17 日 に 実 施 されている これらの 指 定 管 理 者 の 選 定 作 業 は 同 じ 市 民 生 活 局 内 の 部 署 であっても 生 活 安 全 課 男 女 共 生 推 進 課 人 権 推 進 総 室 と3つの 部 署 にまたがっており それぞれの 課 で 所 管 する 公 の 施 設 の 性 質 は 全 く 異 なるものである 84

92 全 く 性 質 の 異 なる 複 数 の 指 定 管 理 業 務 に 関 する 指 定 管 理 者 の 選 定 について 一 つの 選 定 委 員 会 で 実 施 すれば 選 定 委 員 の 専 門 外 の 分 野 に 関 して 指 定 管 理 者 選 定 の 審 議 を 行 わざるを 得 ない 可 能 性 が ある 意 見 所 管 する 施 設 はそれぞれに 性 質 が 異 なるものであるから それらの 性 質 に 最 適 な 仕 様 を 個 別 に 作 成 することは 当 然 であり また その 仕 様 内 容 を 十 分 に 理 解 した 選 定 委 員 を 選 定 することが 望 まし い また 仕 様 書 を 作 成 する 段 階 で 選 定 委 員 の 意 見 を 聞 きながら 仕 様 を 確 定 させることが 望 ましい そのため 外 部 委 員 にそれぞれの 指 定 管 理 業 務 に 関 して 一 定 の 識 見 を 有 する 人 物 を 選 定 するべく 指 定 管 理 業 務 ごとに 選 定 委 員 会 を 設 定 する 必 要 がある なお 外 部 委 員 を 選 定 するにあたっては 申 請 者 と 利 害 関 係 がないことを 要 件 とすべきである 5. 収 支 報 告 の 適 切 性 について (1) 人 件 費 一 般 管 理 費 等 の 計 上 方 法 について 指 定 管 理 者 である 共 同 企 業 体 の 収 支 報 告 に 関 して 人 件 費 事 業 費 業 務 委 託 費 一 般 管 理 費 に ついては 期 中 では 事 業 契 約 金 勘 定 で 処 理 している 事 業 費 については 共 同 企 業 体 を 形 成 している 企 業 のうちの2 社 に 定 額 を 振 り 分 けている また 一 般 管 理 費 については 市 の 指 定 管 理 者 指 定 における 一 般 管 理 費 積 算 基 準 に 従 って 計 算 した 金 額 を 計 上 している さらに 人 件 費 及 び 業 務 委 託 費 については 年 度 当 初 に 利 用 料 収 入 の 見 込 みと 指 定 管 理 料 の 額 をもとに 年 度 予 算 を 算 定 し 当 該 予 算 に 基 づきコンソーシアム( 運 営 会 議 )で 配 分 を 決 定 した 額 を 計 上 している したがって 人 件 費 一 般 管 理 費 等 の 金 額 は 共 同 企 業 体 を 形 成 する 企 業 に 対 して 支 払 った 額 を 計 上 しているのみであり 実 際 の 人 件 費 や 一 般 管 理 費 の 発 生 額 となっていない このように 報 告 されている 収 支 報 告 書 は 共 同 企 業 体 の 指 定 管 理 業 務 に 係 る 実 際 の 収 支 状 況 を 適 切 に 表 示 していない 指 摘 指 定 管 理 者 である 共 同 企 業 体 は 収 支 計 算 書 において 人 件 費 や 一 般 管 理 費 等 は 実 際 に 要 した 額 を 集 計 し 計 上 する 必 要 がある また 市 は 指 定 管 理 者 の 作 成 した 収 支 計 算 書 が 指 定 管 理 業 務 に 関 する 実 際 の 経 費 を 表 示 してい ることを 確 認 する 必 要 がある (2) 施 設 利 用 料 収 入 及 び 支 出 額 の 決 算 金 額 算 定 について 施 設 利 用 料 収 入 については 期 中 では 現 金 ベースでの 収 入 を 把 握 し これに 帳 簿 外 で 決 算 整 理 を 行 うことで 算 定 している 具 体 的 には 予 約 金 及 び 受 付 入 金 の 期 中 の 入 金 額 に 前 年 度 と 当 年 度 の 未 収 金 及 び 当 年 度 の 前 受 金 並 びにキャンセルとなった 金 額 をそれぞれ 加 減 することにより 算 定 して いる 総 勘 定 元 帳 に 計 上 されている 金 額 は 以 下 のとおりであった 売 上 ( 予 約 金 附 設 ) 29,625,195 円 売 上 (キャンセル 料 ) 318,525 円 前 受 金 (H26 年 分 ) 5,172,850 円 未 収 金 (H24 年 度 ) 659,120 円 未 収 金 (H25 年 度 ) 995,640 円 差 引 24,470,340 円 これに 対 して 決 算 報 告 書 で 計 上 されている 売 上 ( 施 設 利 用 料 附 設 )は 24,179,782 円 となっ ており 290,558 円 の 差 異 が 生 じている 差 異 の 発 生 理 由 は 上 記 の 決 算 整 理 を 行 う 際 に 使 用 した 表 計 算 ソフトの 式 入 力 が 誤 っていたためとのことである また 支 出 額 についても 施 設 利 用 料 収 入 と 同 様 に 期 中 では 出 金 ベースで 記 帳 を 行 い 決 算 整 理 で 前 年 の 未 払 金 と 当 年 度 の 未 払 金 を 加 減 算 することにより 決 算 数 値 を 算 出 し 報 告 することとして いる しかし 実 際 には 期 末 の 未 払 金 の 加 減 算 が 行 われておらず 支 払 ベースで 記 帳 された 元 帳 の 金 額 85

93 がそのまま 決 算 数 値 として 報 告 されていた この 事 例 も 施 設 利 用 料 収 入 と 同 様 計 算 ミスによって 発 生 したものと 考 えられる 指 摘 指 定 管 理 者 は 十 分 に 検 算 を 行 い このような 単 純 ミスを 防 止 すべきである また 本 件 は 単 純 な 集 計 ミスであり 市 のモニタリング 時 に 横 罫 の 足 し 込 みを 行 えば 容 易 に 発 見 できたはずのものである 市 は 指 定 管 理 者 からの 決 算 報 告 を 鵜 呑 みにするのではなく 実 際 の 帳 簿 との 整 合 性 も 踏 まえて 適 正 な 会 計 処 理 が 行 われているか 確 認 を 行 うとともに 必 要 に 応 じて 指 定 管 理 者 に 対 して 指 導 すべきである 6.アンケート 結 果 を 踏 まえた 利 用 促 進 のための 方 策 について 前 述 のとおり 利 用 者 はほぼ 横 ばいで 推 移 しており 大 幅 に 増 加 したとは 言 えないのが 現 状 であ る 各 種 講 座 の 開 催 等 は 頻 繁 に 行 われているが ひとつひとつの 講 座 参 加 者 が 比 較 的 少 数 にとどま っていることも 利 用 者 の 総 数 が 増 加 していないことの 原 因 のひとつと 考 えられる また アンケート 結 果 にもあるように 施 設 の 知 名 度 を 上 げるための 対 策 が 今 ひとつ 明 らかでな いように 思 われる 意 見 各 種 講 座 の 開 催 は 男 女 共 同 参 画 という 当 該 施 設 の 目 的 達 成 のために 必 要 と 考 えられる 事 業 であ るため 利 用 者 増 加 策 と 各 種 講 座 の 内 容 とを 工 夫 して より 多 くの 参 加 者 を 獲 得 できるような 施 策 を 検 討 及 び 実 施 すべきである また 集 客 策 についても 男 性 の 利 用 促 進 をはかるのか 利 用 が 少 ない 地 域 への 周 知 等 を 通 じて 集 客 を 計 るのか といった 方 向 性 を 明 確 にしながら イベント 等 の 告 知 とあわせ 施 設 そのものの 認 知 度 を 市 域 全 体 で 高 める 工 夫 を 行 うことが 望 まれる 7.PDCAサイクル 確 立 のために 必 要 な 改 善 見 直 し について 市 が 毎 年 度 公 表 している 指 定 管 理 者 管 理 運 営 の 評 価 結 果 において 指 定 管 理 者 の 評 価 を 行 う 目 的 を 次 のように 述 べている 平 成 25 年 度 指 定 管 理 者 管 理 運 営 の 評 価 結 果 第 1 評 価 にあたって 1 評 価 の 目 的 指 定 管 理 者 による 管 理 運 営 が 施 設 の 設 置 目 的 を 達 成 するとともにサービス 向 上 が 図 られているか を 確 認 する 必 要 がある また 管 理 運 営 において 指 定 管 理 者 が 自 主 性 や 創 造 性 を 発 揮 し 努 力 した 点 や 改 善 すべき 点 ( 必 要 に 応 じ 適 宜 見 直 しを 求 めてきた) 等 について 評 価 を 行 い その 結 果 をこれからの 業 務 に 活 かすため PDCA( 企 画 管 理 運 営 評 価 改 善 見 直 し)のマネジメントサイクルを 確 立 し より 質 の 高 い 管 理 運 営 につなげていくことを 目 的 とする この 目 的 から 分 かるように 指 定 管 理 者 の 管 理 運 営 について 評 価 を 行 うのは PDCAサイクル を 確 立 し その 時 々の 市 民 ニーズに 応 じたよりよいサービス 提 供 につなげるためである よりよいサービス 提 供 は 上 記 のサイクルのうち 直 接 的 には 改 善 見 直 し からもたらされる ものである 改 善 見 直 し の 方 策 については 市 と 指 定 管 理 者 とが 意 見 交 換 を 密 に 行 い 例 えば 何 が 利 用 者 数 増 加 の 障 害 となっているのか 市 としてとり 組 むべきことはないのか 指 定 管 理 者 は 利 用 者 数 増 加 に 向 けてどのような 取 組 を 行 うのか どのような 改 善 を 行 っていくのか といった 事 項 を 明 確 にしていく 必 要 があるが 現 状 では 市 と 指 定 管 理 者 との 間 で 評 価 内 容 についての 意 見 交 換 は 特 に 行 われていない 意 見 市 が 指 定 管 理 業 務 に 関 するモニタリングを 実 施 し 評 価 を 行 った 後 市 と 指 定 管 理 者 との 間 で 密 接 な 情 報 交 換 を 行 うことが 必 要 である 86

94 そうすることで 市 は 発 注 者 として 市 民 ニーズをくみ 取 る 機 会 を 得 次 回 以 降 よりよいサービス を 実 現 できる 仕 様 を 考 えることができ また 指 定 管 理 者 は 今 後 の 業 務 に 必 要 な 事 項 を 明 確 に 認 識 できると 考 える 8.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 1 備 品 管 理 に 関 するモニタリングについて 市 は 指 定 管 理 者 の 月 次 報 告 及 び 年 次 報 告 に 基 づき モニタリングを 実 施 している Ⅰ. 施 設 の 概 要 監 査 の 結 果 と 意 見 2. 備 品 管 理 の 状 況 について で 述 べたとおり 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 の 備 品 の 管 理 に 問 題 点 があったが 市 のモニタリングで 発 見 されていなかった 2 収 支 報 告 に 関 するモニタリングについて 市 が 取 りまとめている 平 成 25 年 度 指 定 管 理 者 管 理 運 営 評 価 表 において 指 定 管 理 者 で ある 共 同 企 業 体 の 収 支 状 況 については B ( 仕 様 書 協 定 書 等 の 内 容 に 対 し 適 切 である と 判 断 できるもの)との 判 断 がなされている しかし 4. 収 支 報 告 の 適 切 性 について で 述 べたように 収 支 報 告 が 実 際 発 生 額 で 適 切 に 表 示 していない 以 上 適 切 である との 市 の 判 断 は 適 切 ではない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のま とめ (5)モニタリングの 適 切 な 実 施 について の 指 摘 を 参 照 87

95 熊 本 市 社 会 体 育 施 設 Ⅰ. 熊 本 市 社 会 体 育 施 設 の 管 理 運 営 状 況 熊 本 市 が 管 理 運 営 する 社 会 体 育 施 設 には 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 をはじめとして 植 木 総 合 スポーツセンター 坪 井 川 緑 地 運 動 施 設 など 30 を 超 える 様 々な 施 設 がある 熊 本 市 ではそれらの 施 設 のうち 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 屋 内 プール(アクアドームくまもと) 南 部 総 合 スポーツセンター 託 麻 スポーツセンター 田 迎 公 園 運 動 施 設 ( 浜 線 健 康 パーク) 熊 本 市 水 前 寺 野 球 場 熊 本 市 水 前 寺 競 技 場 の 6 施 設 について 条 例 に 基 づく 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 し 指 定 管 理 者 による 管 理 運 営 を 行 っている 現 在 は 6 施 設 を 一 括 して 指 定 管 理 者 が 募 集 されており 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 付 けで 一 般 財 団 法 人 へ 移 行 )が 指 定 管 理 者 として 選 定 され 管 理 運 営 を 行 っている 指 定 期 間 は 平 成 26 年 4 月 1 日 から 平 成 30 年 3 月 31 日 までとなっている 監 査 対 象 期 間 である 平 成 25 年 度 までは 水 前 寺 野 球 場 競 技 場 をひとつの 募 集 単 位 とし 他 の 5 施 設 をまとめてひとつの 募 集 としており 指 定 管 理 者 募 集 は2 件 となっていたが 平 成 26 年 度 か らの 指 定 管 理 者 募 集 は1 件 にまとめられている なお 上 記 のいずれの 募 集 においても 現 在 の 指 定 管 理 者 である 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 が 指 定 管 理 者 として 選 定 されており 継 続 して 指 定 管 理 業 務 にあたっている 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 は 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 の 建 設 にあたり 同 施 設 の 管 理 運 営 を 行 うことを 目 的 として 熊 本 市 ほかの 出 えんにより 設 立 された 財 団 法 人 であり 一 般 財 団 法 人 移 行 前 の 寄 附 行 為 では 熊 本 市 から 社 会 体 育 施 設 社 会 教 育 施 設 の 管 理 の 指 定 を 受 け その 施 設 の 設 置 目 的 を 効 果 的 に 達 成 するための 諸 事 業 を 実 施 し 市 民 の 心 身 の 健 全 な 発 達 と 明 るく 豊 か な 市 民 生 活 の 形 成 に 寄 与 することを 目 的 とする と 定 めていた 平 成 26 年 4 月 1 日 以 降 は いわゆる 公 益 法 人 制 度 改 革 による 一 般 財 団 法 人 へ 移 行 した これに 伴 い 現 在 の 定 款 上 の 目 的 は 健 康 づくり スポーツ 振 興 教 育 文 化 芸 術 活 動 等 に 関 する 事 業 を 行 い 市 民 及 び 利 用 者 の 心 身 の 健 全 な 発 達 と 明 るく 豊 かな 生 活 の 形 成 に 寄 与 することを 目 的 とする と 改 められている 88

96 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 ( 以 下 総 合 体 育 館 青 年 会 館 という )は 熊 本 市 スポーツ 10 年 計 画 に 基 づき 市 民 の 体 育 スポーツの 普 及 振 興 及 び 文 化 の 向 上 並 びに 心 身 ともに 健 全 な 青 年 の 育 成 に 寄 与 するため 設 置 された 総 合 体 育 施 設 文 化 施 設 であり 体 育 スポーツの 振 興 指 導 及 び 助 言 及 び 青 年 活 動 についての 相 談 及 び 指 導 を 行 うこととされている ( 沿 革 ) 昭 和 54 年 度 熊 本 市 健 康 都 市 宣 言 発 表 昭 和 56 年 度 スポーツ 10 カ 年 計 画 策 定 昭 和 57 年 7 月 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 建 設 協 議 会 設 置 昭 和 58 年 3 月 上 記 協 議 会 から 基 本 構 想 を 市 長 宛 報 告 昭 和 58 年 5 月 基 本 構 想 をもとに 財 団 法 人 日 本 体 育 施 設 協 会 へ 建 設 計 画 調 査 を 委 託 昭 和 58 年 11 月 基 本 及 び 実 施 設 計 の 委 託 契 約 締 結 昭 和 59 年 10 月 建 設 工 事 契 約 締 結 昭 和 59 年 10 月 起 工 式 昭 和 60 年 12 月 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 設 立 昭 和 61 年 3 月 本 体 工 事 竣 工 昭 和 61 年 6 月 外 構 及 び 鳴 龍 表 装 取 付 工 事 竣 工 昭 和 61 年 7 月 落 成 式 典 一 般 供 用 開 始 平 成 9 年 5 月 男 子 世 界 ハンドボール 選 手 権 大 会 開 催 平 成 11 年 10 月 第 54 回 国 民 体 育 大 会 秋 季 大 会 (バレーボール) 開 催 平 成 11 年 11 月 第 35 回 全 国 身 体 障 害 者 スポーツ 大 会 ( 卓 球 盲 人 卓 球 ) 開 催 平 成 13 年 8 月 平 成 13 年 度 全 国 高 等 学 校 総 合 体 育 大 会 (バスケットボール 卓 球 ) 開 催 総 合 体 育 館 外 観 青 年 会 館 外 観 入 口 銘 板 総 合 体 育 館 エントランス 壁 画 大 体 育 室 プール 武 道 場 弓 道 場 トレーニング 室 89

97 青 年 会 館 ホール 研 修 室 音 楽 室 和 室 茶 室 料 理 室 90

98 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 中 央 区 出 水 2 丁 目 7 番 1 号 2 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 スポーツ 振 興 課 3 供 用 開 始 年 月 日 昭 和 61 年 7 月 22 日 4 設 置 目 的 市 民 の 体 育 スポーツの 普 及 振 興 及 び 文 化 の 向 上 並 びに 心 身 ともに 健 全 な 青 年 の 育 成 に 寄 与 するため 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 を 設 置 する 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 条 例 ( 昭 和 61 年 4 月 1 日 条 例 第 10 号 ) 6 主 な 施 設 種 類 7 面 積 8 価 格 9 管 理 運 営 方 法 10 開 館 時 間 11 休 館 日 12 利 用 料 下 表 のとおり 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 ( 構 造 ) コンクリート 一 部 鉄 骨 造 地 上 3 階 建 1 階 1 総 合 体 育 館 大 体 育 室 アリーナ 1,900 m2 ハンドボール(2 面 ) バスケットボール(2 面 ) バレーボール(3 面 ) テニス(3 面 ) バドミントン(10 面 ) 卓 球 (16 面 ) 救 護 室 ロールバックスタンド(1,344 席 ) 更 衣 室 他 中 体 育 室 アリーナ 1,116 m2 バスケットボール(2 面 ) バレーボール(2 面 ) バドミントン(6 面 ) 卓 球 (10 面 ) 幼 児 体 育 室 武 道 場 トレーニング 室 スポーツサウナ 2 青 年 会 館 談 話 ホール 449 m2 情 報 コーナー 団 体 連 絡 室 第 1 会 議 室 48 名 収 容 音 楽 室 2 階 1 総 合 体 育 館 室 内 温 水 プール(25m 15m)6コース 子 どもプール(6m 15m) 事 務 室 採 暖 室 コーチ 控 え 室 更 衣 室 他 小 体 育 館 466 m2 卓 球 (10 面 ) 体 操 大 体 育 室 観 覧 席 ( 固 定 席 1,058 席 ) 中 体 育 室 観 覧 席 ( 固 定 席 312 席 ) 2 青 年 会 館 3 階 1 総 合 体 育 館 和 弓 近 的 7 人 立 控 え 室 審 判 席 観 覧 席 師 範 室 プール 観 覧 席 ( 固 定 席 100 席 ) プール 監 視 室 2 青 年 会 館 青 年 会 館 ホール 映 写 室 同 調 光 室 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 ( 管 理 面 積 )20, m2 建 築 面 積 11, m2( 市 政 概 要 より) 延 床 面 積 18, m2 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 128,100 千 円 建 物 価 格 1,406,165 千 円 ( 評 価 額 ) 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 21 年 度 からの 5 年 間 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 午 前 9 時 ~ 午 後 10 時 プール 7 月 ~9 月 午 前 10 時 ~ 午 後 9 時 10 月 ~6 月 正 午 ~ 午 後 8 時 毎 週 月 曜 日 ( 月 曜 日 が 祝 日 の 場 合 は 次 の 平 日 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 91

99 専 用 使 用 の 場 合 大 体 育 室 中 体 育 室 区 分 アマチュアスポー ツで 使 用 する 場 合 午 前 9 時 から 正 午 まで 午 後 1 時 から 午 後 5 時 まで 午 後 6 時 から 午 後 10 時 まで 使 用 料 午 前 9 時 から 午 後 5 時 まで 午 後 1 時 から 午 後 10 時 まで 午 前 9 時 から 午 後 10 時 まで 6,600 円 8,800 円 8,800 円 17,600 円 19,800 円 28,600 円 その 他 の 場 合 26,400 円 35,200 円 35,200 円 70,400 円 79,200 円 114,400 円 アマチュアスポー ツで 使 用 する 場 合 4,200 円 5,600 円 5,600 円 11,200 円 12,600 円 18,200 円 その 他 の 場 合 16,800 円 22,400 円 22,400 円 44,800 円 50,400 円 72,800 円 小 体 育 室 1,650 円 2,200 円 2,200 円 4,400 円 4,950 円 7,150 円 室 内 温 水 プール 7 月 から 9 月 まで 10 月 から 翌 6 月 まで 7,500 円 10,000 円 10,000 円 20,000 円 22,500 円 32,500 円 9,300 円 12,400 円 12,400 円 24,800 円 27,900 円 40,300 円 武 道 場 1,800 円 2,400 円 2,400 円 4,800 円 5,400 円 7,800 円 弓 道 場 2,100 円 2,800 円 2,800 円 5,600 円 6,300 円 9,100 円 注 : 入 場 料 を 徴 収 する 場 合 営 利 商 業 宣 伝 を 目 的 とする 場 合 は 別 に 定 める 使 用 時 間 の 延 長 繰 り 上 げに 係 る 使 用 料 は 別 に 定 める 92

100 一 部 使 用 の 場 合 大 体 育 室 区 分 テニス 一 般 高 校 生 以 下 使 用 料 1 面 1 時 間 920 円 1 面 1 時 間 460 円 ハンドボール 一 般 1 面 1 時 間 1,260 円 フットサル 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 630 円 大 体 育 室 一 般 1 面 1 時 間 1,260 円 バスケットボール 中 体 育 室 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 630 円 小 体 育 室 バレーボール バドミントン 卓 球 その 他 のスポーツ 卓 球 その 他 のスポーツ 一 般 高 校 生 以 下 一 般 高 校 生 以 下 一 般 高 校 生 以 下 一 般 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 920 円 1 面 1 時 間 460 円 1 面 1 時 間 460 円 1 面 1 時 間 230 円 1 面 1 時 間 220 円 1 面 1 時 間 110 円 1 面 1 時 間 バドミントン 使 用 料 に 準 じる 1 面 1 時 間 220 円 1 面 1 時 間 110 円 1 面 1 時 間 卓 球 使 用 料 に 準 じる 室 内 温 水 7 月 から 個 人 使 用 一 般 1 人 2 時 間 260 円 プール 9 月 まで 券 高 校 生 以 下 1 人 2 時 間 130 円 回 数 券 一 般 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 2,600 円 1 冊 11 枚 綴 1,300 円 10 月 から 個 人 使 用 一 般 1 人 2 時 間 360 円 翌 6 月 まで 券 高 校 生 以 下 1 人 2 時 間 180 円 回 数 券 一 般 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 3,600 円 1 冊 11 枚 綴 1,800 円 武 道 場 個 人 使 用 一 般 1 人 1 回 200 円 弓 道 場 券 高 校 生 以 下 1 人 1 回 100 円 回 数 券 一 般 1 冊 11 枚 綴 2,000 円 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 1,000 円 個 人 使 用 トレーニング 室 券 1 人 2 時 間 300 円 回 数 券 1 冊 11 枚 綴 3,000 円 個 人 使 用 スポーツサウナ 券 1 人 2 時 間 450 円 回 数 券 1 冊 11 枚 綴 4,500 円 コインロッカー 1 箱 1 回 につき(1 日 限 り) 50 円 注 : 高 校 生 以 下 の 利 用 は 半 額 93

101 照 明 使 用 料 照 明 設 備 区 分 使 用 料 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 3,400 円 4 分 の 3 の 点 大 体 育 室 灯 1 時 間 につき 2,550 円 2 分 の 1 の 点 灯 1 時 間 につき 1,700 円 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 1,700 円 中 体 育 室 2 分 の 1 の 点 灯 1 時 間 につき 850 円 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 700 円 小 体 育 室 2 分 の 1 の 点 灯 1 時 間 につき 350 円 室 内 温 水 プー ル 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 500 円 武 道 場 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 250 円 弓 道 場 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 300 円 空 調 設 備 大 体 育 室 のみ 1 時 間 につき 10,000 円 電 源 装 置 1 時 間 1KW につき 80 円 青 年 会 館 施 設 使 用 料 使 用 料 区 分 午 前 9 時 から 午 後 1 時 から 午 後 6 時 から 正 午 まで 午 後 5 時 まで 午 後 10 時 まで 定 員 第 1 会 議 室 2,600 円 3,500 円 4,200 円 48 名 第 2 会 議 室 ( 円 卓 ) 4,000 円 5,300 円 6,400 円 32 名 第 1 和 室 2,300 円 3,100 円 3,700 円 第 2 和 室 4,000 円 5,300 円 6,400 円 35 名 (27 畳 ) 60 名 (42 畳 ) 茶 室 1,800 円 2,400 円 2,900 円 20 名 研 修 室 2,600 円 3,500 円 4,200 円 80 名 視 聴 覚 室 1,300 円 1,700 円 2,100 円 20 名 料 理 室 2,100 円 2,800 円 3,400 円 40 名 青 年 会 館 ホール 7,500 円 10,000 円 12,000 円 椅 子 400 名 机 200 名 音 楽 室 1 時 間 につき 2,000 円 20 名 94

102 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 利 用 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) ( 単 位 : 人 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 屋 内 外 施 設 348, , , , ,242 プール 71,735 86,329 50,824 75,883 78,230 会 議 室 50,368 51,186 60,236 57,870 57,272 平 成 22 年 度 に 改 修 工 事 を 行 ったため 利 用 者 が 減 少 したが その 後 利 用 者 は 増 加 している しか し 指 定 管 理 者 導 入 前 の 平 成 21 年 度 と 比 較 して 直 近 の 平 成 25 年 度 は 8.7 千 人 増 にとどまってお り 増 加 率 は 2.5%でしかない 平 成 23 年 度 にプールの 改 修 を 行 ったため 利 用 者 が 減 少 している その 後 利 用 者 は 増 加 したが 指 定 管 理 者 導 入 前 と 比 較 しても 直 近 5 年 間 で 最 大 であった 平 成 22 年 度 には 及 ばない 会 議 室 等 の 利 用 者 はほぼ 横 ばいとなっている (2) 平 成 25 年 度 利 用 者 の 状 況 ( 月 次 ) 武 道 場 ( 単 位 : 人 ) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合 計 一 部 3,562 4,690 4,615 1,903 1,129 3,401 3,713 3,037 2,922 4,001 3,521 2,017 38,511 専 用 12,040 10,726 3,343 8,769 18,385 5,305 7,161 8,130 6,700 5,746 6,093 11, ,476 小 計 15,602 15,416 7,958 10,672 19,514 8,706 10,874 11,167 9,622 9,747 9,614 13, ,987 一 部 2,722 2,747 3,618 3,712 2,429 3,766 4,078 3,132 2,950 3,245 2,570 2,302 37,271 専 用 7,827 10,378 2,352 4,041 12,987 2,948 2,079 5,555 2,020 1,563 3,035 7,001 61,786 小 計 10,549 13,125 5,970 7,753 15,416 6,714 6,157 8,687 4,970 4,808 5,605 9,303 99,057 一 部 4,023 4,115 3,961 3,845 3,814 3,876 4,178 4,094 3,410 3,731 4,203 3,156 46,406 専 用 0 6, ,720 8,252 小 計 4,023 10,115 3,961 4,077 3,995 3,876 4,297 4,094 3,410 3,731 4,203 4,876 54,658 一 部 1,134 1, ,274 1, , ,009 12,479 専 用 小 計 1,199 1,734 1,123 1,352 1, , ,009 12,984 一 部 1, ,356 1,162 1,024 1,090 1, ,127 1,190 13,018 専 用 1,870 6, ,885 小 計 3,007 7,402 1,406 1,382 1,024 1,090 1,903 1, ,043 1,227 1,225 22,903 一 部 4,384 5,166 7,193 11,415 11,771 6,912 5,429 4,550 2,965 4,004 3,752 4,338 71,879 室 内 専 用 ,351 プール 小 計 5,029 5,971 7,956 11,534 11,842 7,088 6,354 5,193 3,373 4,702 4,397 4,791 78,230 トレーニング 室 1,921 2,086 2,209 2,119 2,123 1,915 1,776 1,766 1,586 1,783 1,981 2,230 23,495 スポーツサウナ ,158 青 年 会 館 3,492 4,846 5,561 5,233 4,843 3,879 5,198 5,537 3,753 4,134 4,546 6,250 57,272 合 計 44,995 60,896 36,326 44,298 60,041 34,415 37,920 38,754 28,664 30,961 32,511 42, ,744 屋 内 外 一 部 14,672 16,425 16,922 14,191 11,803 15,195 16,069 14,064 12,818 14,751 14,340 12, ,338 施 設 専 用 21,802 33,654 5,887 13,340 31,553 8,253 10,299 13,960 8,720 7,374 9,228 19, ,904 プール 区 分 大 体 育 室 中 体 育 室 小 体 育 室 弓 道 場 会 議 室 観 客 等 総 合 計 一 部 4,384 5,166 7,193 11,415 11,771 6,912 5,429 4,550 2,965 4,004 3,752 4,338 71,879 専 用 ,351 3,492 4,846 5,561 5,233 4,843 3,879 5,198 5,537 3,753 4,134 4,546 6,250 57, , ,870 44,995 60,896 36,326 44,298 60,041 34,415 37,920 38,754 35,164 30,961 32,511 43, ,614 3 月 から 5 月 にかけて 学 校 行 事 やゴールデンウィーク 等 により 利 用 者 が 増 加 している 夏 休 み 期 間 中 の 8 月 も 利 用 者 が 増 加 するが 梅 雨 の 6 月 秋 から 冬 にかけては 相 対 的 に 利 用 者 が 少 なくなっている 7 月 8 月 の 間 はプール 利 用 者 が 急 増 する その 他 の 月 の 利 用 者 数 はほぼ 横 ばいとなっている 会 議 室 等 の 利 用 者 は 年 間 を 通 じて 利 用 者 数 に 大 幅 な 変 動 はなく 一 定 の 利 用 者 数 がある 95

103 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 と 照 合 したところ 以 下 の 問 題 点 が 見 受 けられた 1 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 されているが 現 物 が 確 認 できないもの あるいは 現 物 があるにもかかわらず 台 帳 に 記 載 がないもの 数 量 が 現 状 と 違 っているものが 多 数 発 見 された 2 設 置 場 所 に 関 して 台 帳 に 記 載 された 設 置 場 所 の 名 称 と 施 設 で 実 際 に 付 されている 保 管 場 所 の 名 称 が 異 なっているものがあった さらに 現 物 には 備 品 であることを 表 すシールが 添 付 されているが 経 年 劣 化 のためシールが 判 読 できないものが 散 見 された 3 事 業 団 で 購 入 した 備 品 も 数 多 く 保 管 されており 市 の 所 有 に 帰 する 備 品 等 と 事 業 団 所 有 の 備 品 とか 混 在 している 状 況 である これらの 状 況 については 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 ( 善 管 注 意 義 務 )に 反 する 取 扱 いである 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 によれば 備 品 について 備 品 管 理 台 帳 を 作 成 するとともに その 現 況 を 明 ら かにしなければならない また 備 品 管 理 台 帳 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならないとされている 備 品 管 理 台 帳 が 備 品 の 現 況 を 示 していない 状 況 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 関 しても 反 す る 取 扱 いとなっている 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 2. 運 動 器 具 等 に 係 る 備 品 の 整 理 について 総 合 体 育 館 は 競 技 会 も 行 われる 施 設 であるため 施 設 に 設 置 してある 備 品 等 もその 時 々の 競 技 団 体 等 が 求 める 規 格 を 満 たす 必 要 がある 競 技 のルール 変 更 に 伴 い 新 規 格 を 満 たす 備 品 を 購 入 して いるが 倉 庫 内 には 旧 規 格 に 基 づく 備 品 もそのまま 保 管 されている このため 保 管 場 所 を 確 保 す ることが 難 しくなり 整 理 にも 手 間 がかかることになる 意 見 使 用 しない 運 動 器 具 は 廃 棄 するか 規 格 を 満 たす 必 要 のない 施 設 へ 異 動 させるべきである また 総 合 体 育 館 の 他 浜 線 健 康 パーク 託 麻 スポーツセンター 等 ではお 互 いに 運 動 器 具 等 の 備 品 の 融 通 を 行 っている このように 保 管 場 所 が 移 動 した 場 合 には 備 品 台 帳 を 適 宜 改 変 すべきであ る ただし 一 時 的 な 使 用 の 場 合 移 動 の 事 実 を 把 握 できるメモ 等 で 代 用 し 期 末 の 備 品 在 り 高 を 明 らかにすることも 可 能 であろう 3. 施 設 の 維 持 更 新 と 運 動 施 設 の 今 後 について 総 合 体 育 館 青 年 会 館 をはじめとする 市 の 運 動 施 設 はその 多 くが 建 設 後 20 年 以 上 経 過 しており 老 朽 化 が 目 立 ってきている また 耐 用 年 数 を 経 過 していない 設 備 等 であっても 競 技 によっては レギュレーションの 変 更 により 従 来 の 設 備 では 公 式 戦 が 行 えなくなるということもあり 一 定 規 模 の 大 会 等 を 開 催 しようとするならば 施 設 の 機 能 を 維 持 するための 継 続 的 な 更 新 投 資 が 必 要 となる 例 えば 総 合 屋 内 プールでは 平 成 26 年 度 においてプールのスタート 台 を 約 1,900 万 円 かけて 市 が 更 新 しているが これは 競 技 団 体 が 定 めるレギュレーションの 変 更 に 伴 うものである 一 般 的 に このような 運 動 施 設 の 維 持 更 新 には 多 額 の 資 金 が 必 要 となるが 指 定 管 理 者 と 市 との 協 定 書 及 びリスク 分 担 表 によれば 施 設 の 更 新 は 市 が 負 担 すべきものと 考 えられる ここで 所 管 課 が 作 成 している 公 設 運 動 施 設 の 平 成 26 年 度 以 降 6 年 間 の 必 要 工 事 見 込 みをみる と 水 前 寺 競 技 場 の 耐 震 改 修 工 事 581 百 万 円 を 除 き 必 要 と 考 えられる 工 事 見 積 高 は 1,412 百 万 円 にのぼっている 耐 震 改 修 を 含 めれば 約 20 億 円 の 資 金 が 必 要 なことになる しかしながら 厳 しい 財 政 状 況 のもと それらの 予 算 要 求 がそのまま 認 められることはあり 得 な 96

104 いことである このため 市 では 予 算 がついた 範 囲 内 で 工 事 の 緊 急 性 等 を 勘 案 し 工 事 を 行 ってい るとのことである また 事 故 等 のため 緊 急 に 工 事 が 必 要 となった 場 合 には 予 算 の 補 正 流 用 等 の 手 続 きを 行 い 対 応 しているとのことであった 意 見 施 設 の 必 要 な 更 新 を 行 わないとすれば 最 終 的 には 施 設 としての 機 能 が 維 持 できなくなり 結 果 的 に 現 在 と 同 じレベルではその 役 務 が 提 供 できなくなる 無 理 に 役 務 の 提 供 を 行 えば 利 用 者 に 不 慮 の 事 故 が 発 生 するおそれもある 過 去 水 前 寺 競 技 場 ではサッカーの 試 合 中 に 観 客 席 の 柵 が 折 れ 曲 がり 観 客 が 将 棋 倒 しになると いう 事 故 も 発 生 している 過 去 の 競 技 場 事 故 事 案 に 照 らせば ひとつ 間 違 えば 重 大 事 故 につながり かねない 事 態 であったと 考 える このように 施 設 として 十 分 な 機 能 が 提 供 できないとした 場 合 どうするのか それぞれの 施 設 の 目 的 と 機 能 に 応 じ それらのあり 方 を 今 後 検 討 する 必 要 があると 思 われる 例 えば 公 式 戦 等 を 開 催 するための 施 設 は 十 分 な 維 持 更 新 予 算 を 確 保 するが 地 域 住 民 の 利 用 の ための 施 設 は 必 要 最 小 限 の 維 持 更 新 にとどめるなどが 考 えられる 97

105 熊 本 市 総 合 屋 内 プール( 通 称 アクアドームくまもと ) 熊 本 市 総 合 屋 内 プール( 以 下 総 合 屋 内 プール という )は 水 泳 スケート 等 の 競 技 力 の 向 上 その 他 体 育 の 普 及 及 び 振 興 を 図 るとともに 市 民 の 集 会 及 び 催 物 の 場 を 提 供 するために 設 置 され た 総 合 屋 内 プールは 多 くの 市 民 がスポーツを 楽 しみ 暮 らしを 豊 かにするコミュニティ 拠 点 とし て 身 近 に 楽 しめる 施 設 であり また 国 内 競 技 会 はもとより 国 際 競 技 会 にも 対 応 できるハイレベルな 機 能 を 備 えた 施 設 である この 施 設 の 特 徴 は 屋 内 型 の50m 公 認 プールと 飛 び 込 み 公 認 プール アイススケートリンクが 使 用 可 能 な 西 日 本 随 一 の 施 設 である ( 施 設 の 沿 革 ) 平 成 7 年 10 月 本 体 工 事 起 工 平 成 10 年 3 月 プール 本 体 竣 工 平 成 10 年 7 月 一 般 供 用 開 始 平 成 11 年 9 月 第 54 回 国 民 体 育 大 会 夏 季 大 会 開 催 平 成 11 年 11 月 第 54 回 国 民 体 育 大 会 秋 季 大 会 開 催 平 成 13 年 11 月 NHK 杯 国 際 フィギュアスケート 競 技 大 会 開 催 ( 施 設 の 写 真 ) ( 建 物 全 景 ) ( 大 プール) ( 小 プール) ( 合 宿 所 ) (ジム) ( 多 目 的 広 場 ) 98

106 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 南 区 荒 尾 2 丁 目 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 スポーツ 振 興 課 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 10 年 7 月 4 設 置 目 的 水 泳 スケート 等 の 競 技 力 の 向 上 その 他 体 育 の 普 及 及 び 振 興 を 図 るとともに 市 民 の 集 会 及 び 催 物 の 場 を 提 供 するため 熊 本 市 総 合 屋 内 プール( 以 下 総 合 屋 内 プール とい う )を 設 置 する ( 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 条 例 第 1 条 ) 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 条 例 ( 平 成 10 年 3 月 26 日 条 例 第 2 号 ) 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 鉄 筋 コンクリート 地 下 1 階 地 上 3 階 建 (メインプール) 5 月 ~8 月 公 認 競 泳 プール 50m 25.5m(10 コース) 可 動 床 0m~2.0m 公 認 飛 込 プール 25m 23mシンクロナイズドダイビング 対 応 飛 込 台 10 月 ~11 月 多 目 的 フロア 3,130 m2(80m 40m) 椅 子 2,800 席 配 置 可 バスケットボール(2 面 ) バレーボール(4 面 ) 6 主 な 施 設 種 類 バドミントン(9 面 ) 12 月 ~3 月 アイススケートリンク メインリンク 60m 30m サブリンク 30m 17m 観 客 席 3,000 席 (サブプール) 公 認 競 泳 プール 25m 18m(7 コース) 可 動 床 0m~2.0m 円 形 リラックスプール 2 箇 所 ( 水 深 60cm 40cm) 観 客 席 200 席 (その 他 ) 合 宿 所 (7.5 畳 7 室 ) 会 議 室 (4 室 ) 情 報 展 示 コーナー トレーニングルーム(トレーニンク マシーンルーム 235 m2 エアロヒ ックススタシ オ 87 m2) 駐 車 場 400 台 ( 身 障 がい 者 用 8 台 含 ) 芝 生 広 場 13,000 m2 屋 外 多 目 的 広 場 14,000 m2 7 面 積 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 ( 管 理 面 積 ) 110, m2 建 築 面 積 16, m2 延 床 面 積 26, m2 8 価 格 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 334,790 千 円 建 物 価 格 6,781,056 千 円 ( 台 帳 記 載 額 ) 9 管 理 運 営 方 法 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 21 年 度 からの 5 年 間 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている メインプール 区 分 使 用 できる 期 間 使 用 時 間 専 用 使 用 個 人 使 用 5 月 1 日 から 8 月 31 日 まで 午 前 9 時 から 午 後 10 時 まで 午 前 10 時 から 午 後 9 時 まで 10 開 館 時 間 11 休 館 日 12 利 用 料 メインリンク 専 用 使 用 1 月 2 日 から 3 月 31 まで 及 び 午 前 9 時 から 午 後 10 時 まで サブリンク 個 人 使 用 12 月 23 日 から 12 月 31 日 まで 午 前 10 時 から 午 後 9 時 まで 多 目 的 フロア 10 月 1 日 から 11 月 30 日 まで 午 前 9 時 から 午 後 10 時 まで 専 用 使 用 午 前 9 時 から 午 後 10 時 まで サブプール 個 人 使 用 1 月 4 日 から 12 月 28 日 まで 午 前 10 時 から 午 後 9 時 まで 合 宿 所 1 月 4 日 から 12 月 28 日 まで 午 前 9 時 から 翌 日 午 前 9 時 まで 会 議 室 合 宿 所 多 目 的 室 1 月 4 日 から 12 月 28 日 まで 午 前 9 時 から 午 後 10 時 まで トレーニングルーム 1 月 4 日 から 12 月 28 日 まで 午 前 10 時 から 午 後 9 時 まで 毎 週 水 曜 日 ( 水 曜 日 が 祝 日 の 場 合 は 翌 日 以 後 最 も 近 い 休 日 でない 日 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 下 表 のとおり 99

107 ( 専 用 使 用 ) メインプール50m ( 夏 季 のみ) 飛 込 みプール ( 夏 季 のみ) サブプール25m 7 月 から 9 月 まで 10 月 から 翌 年 6 月 まで 区 分 アマチュアスポーツで 使 用 する 場 合 その 他 の 場 合 アマチュアスポーツで 使 用 する 場 合 その 他 の 場 合 アマチュアスポーツで 使 用 する 場 合 その 他 の 場 合 アマチュアスポーツで 使 用 する 場 合 その 他 の 場 合 使 用 料 午 前 9 時 から 正 午 まで 午 後 1 時 から 午 後 5 時 まで 午 後 6 時 から 午 後 10 時 まで 午 前 9 時 から 午 後 5 時 まで 午 後 1 時 から 午 後 10 時 まで 午 前 9 時 から 午 後 10 時 まで 全 面 45,000 円 60,000 円 60,000 円 120,000 円 135,000 円 195,000 円 半 面 22,500 円 30,000 円 30,000 円 60,000 円 67,500 円 97,500 円 1コース 4,500 円 6,000 円 6,000 円 12,000 円 13,500 円 19,500 円 全 面 180,000 円 240,000 円 240,000 円 480,000 円 540,000 円 780,000 円 半 面 90,000 円 120,000 円 120,000 円 240,000 円 270,000 円 390,000 円 18,000 円 24,000 円 24,000 円 48,000 円 54,000 円 78,000 円 円 円 円 円 円 円 全 面 円 円 円 円 円 円 半 面 円 円 円 円 円 円 全 面 円 円 円 円 円 円 半 面 円 円 円 円 円 円 全 面 円 円 円 円 円 円 半 面 円 円 円 円 円 円 全 面 円 円 円 円 円 円 半 面 円 円 円 円 円 円 メインリンク ( 冬 季 のみ) アマチュアスポーツで 使 用 する 場 合 その 他 の 場 合 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 サブリンク ( 冬 季 のみ) 多 目 的 フロア ( 秋 季 のみ) アマチュアスポーツで 使 用 する 場 合 その 他 の 場 合 アマチュアスポーツで 使 用 する 場 合 その 他 の 場 合 会 議 室 ( 定 員 30 名 )A 会 議 室 ( 定 員 45 名 )B 会 議 室 ( 定 員 45 名 )C 会 議 室 ( 定 員 30 名 )D 会 議 室 A 及 び 会 議 室 Bを 併 せて 使 用 する 場 合 会 議 室 C 及 び 会 議 室 Dを 併 せて 使 用 する 場 合 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 全 面 円 円 円 円 円 円 半 面 円 円 円 円 円 円 全 面 円 円 円 円 円 円 半 面 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 使 用 者 が 入 場 料 を 徴 収 する 場 合 の 使 用 料 の 額 は 使 用 時 間 区 分 に 応 じて 定 める 使 用 料 の 額 に ア マチュアスポーツにあっては 最 高 入 場 料 ( 消 費 税 込 )の 100 人 分 に 相 当 する 額 を その 他 にあっては 最 高 入 場 料 ( 消 費 税 込 )の 150 人 分 に 相 当 する 額 をそれぞれ 加 算 した 額 とする 100

108 ( 一 部 個 人 使 用 ) 区 分 利 用 料 金 メインプール サブプール 一 般 2 時 間 500 円 2 時 間 250 円 スケートリンク 一 般 1 回 1,400 円 ( 靴 代 は 別 途 400 円 ) 中 高 校 生 1 回 1,000 円 小 学 生 以 下 1 回 800 円 トレーニングルーム(エア ロビクススタジオ 含 む) 合 宿 所 高 校 生 以 上 2 時 間 400 円 一 般 1 泊 円 高 校 生 以 下 1 泊 800 円 コインロッカー 1 箱 1 回 50 円 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) ( 単 位 : 人 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 屋 内 外 施 設 56,729 53,141 52,137 44,030 93,185 プール 101, ,421 96, , ,982 スケート 32,025 27,413 29,771 30,464 39,142 会 議 室 22,259 22,740 18,566 19,925 19,941 多 目 的 広 場 等 72,380 66,394 65,955 62,292 62,662 ( 注 ) 多 目 的 広 場 の 利 用 は 無 料 プールの 利 用 者 はここ 数 年 増 加 傾 向 にある 平 成 25 年 度 に 屋 内 外 施 設 利 用 者 が 急 増 したのは 11 月 に 多 目 的 フロアで 熊 本 県 農 業 協 同 組 合 主 催 の 農 業 祭 及 び 熊 本 県 職 業 能 力 開 発 協 会 主 催 の 県 技 能 祭 を 開 催 したためである スケート 利 用 者 はほぼ 横 ばいで 推 移 していたが 平 成 21 年 度 と 平 成 25 年 度 は 冬 期 オリンピック が 開 催 される 年 であったため オリンピック 効 果 で 利 用 者 が 増 加 しているものと 思 われる 会 議 室 の 利 用 は 横 ばい 多 目 的 広 場 等 の 利 用 はわずかながら 減 少 傾 向 が 続 いている 101

109 (2) 平 成 25 年 度 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 月 次 ) プール スケート リンク 会 議 室 無 料 施 設 観 客 等 区 分 ( 単 位 : 人 ) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合 計 プール 一 部 4,632 5,535 8,490 15,846 19,007 6,309 4,713 4,119 3,623 3,719 3,581 4,575 84,149 専 用 ,646 4,900 1,920 1,126 2,349 1, ,034 1, ,570 28,833 小 計 4,797 17,181 13,390 17,766 20,133 8,658 6,463 4,815 4,657 5,326 3,651 6, ,982 一 部 6,442 12,660 8,837 8,980 36,919 スケートリ 専 用 ,168 2,223 ンク 小 計 ,442 12,715 8,837 11,148 39,142 多 目 的 フロア ,170 51,480 トレー ニン グ 会 議 室 合 宿 所 水 のテラス ジョギングコース 遊 びの 広 場 多 目 的 広 場 小 計 合 計 屋 内 外 施 設 一 部 3,485 3,586 3,927 3,829 3,481 3,475 3,379 3,267 2,878 3,298 3,607 3,493 41,705 専 用 0 小 計 3,485 3,586 3,927 3,829 3,481 3,475 3,379 3,267 2,878 3,298 3,607 3,493 41,705 1,254 1,993 2,076 1,882 1,531 1,800 1,091 1,673 1,011 1, ,687 17, , ,649 3, ,182 1,791 1,256 1,415 1,293 1, ,455 2,049 2,470 2,890 1,946 1,750 20,490 4, , ,107 1,716 1,131 1,626 1,844 3,092 20,121 3,010 1, , , , ,473 14,869 9,579 3,743 2,926 6,537 6,100 3,146 3,337 5,655 4,509 6,227 4,588 6,315 62,662 19,194 26,686 22,432 30,290 31,711 17,285 14,661 66,599 19,683 28,850 21,468 29, ,912 一 部 3,485 3,586 3,927 3,829 3,481 3,475 3,379 3,267 2,878 3,298 3,607 3,493 41,705 専 用 , ,480 一 部 4,632 5,535 8,490 15,846 19,007 6,309 4,713 4,119 3,623 3,719 3,581 4,575 84,149 専 用 ,646 4,900 1,920 1,126 2,349 1, ,034 1, ,570 28,833 一 部 ,442 12,660 8,837 8,980 36,919 専 用 ,168 2,223 合 計 プール スケートリンク 多 目 的 フロア 総 合 計 1,333 2,176 2,189 2,158 1,997 2,006 1,172 1,692 1,197 1, ,952 19,941 9,579 3,743 2,926 6,537 6,100 3,146 3,337 5,655 4,509 6,227 4,588 6,315 62,662 19,194 26,686 22,432 30,290 31,711 17,285 14,661 66,599 19,683 28,850 21,468 29, , ,800 6,350 3,500 1,680 3,300 2, , ,173 35,403 3, ,100 7, ,396 39,486 28,782 33,790 33,391 20,585 17,021 67,401 24,343 29,894 21,499 35, ,914 メインプールは 通 常 5 月 1 日 ~8 月 末 までの 営 業 であり 10 月 11 月 は 多 目 的 フロアとして 12 月 下 旬 から 3 月 末 までアイススケートリンクとして 使 用 する このため 4 月 9 月 及 び 12 月 上 中 旬 はフロア 転 換 作 業 により 使 用 できないことから 4 月 9 月 及 び 12 月 の 利 用 者 は 減 少 する サ ブプールは 通 年 営 業 しているため プール 利 用 者 がゼロとなることはないが やはりメインプール が 営 業 する 5 月 から 8 月 にかけての 利 用 者 が 最 も 多 くなっている トレーニング 及 び 会 議 室 の 利 用 は 年 間 を 通 じてほぼ 安 定 的 に 推 移 している 102

110 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 総 合 屋 内 プールの 管 理 運 営 方 法 について 総 合 屋 内 プールは 屋 内 プール 及 びアイススケート 場 としてメインプールで 約 3,000 席 の 観 客 席 を 備 えた 西 日 本 屈 指 の 大 規 模 施 設 であり 施 設 の 集 客 力 という 点 では 市 内 のどの 体 育 施 設 よりも 優 れていると 考 えられる また 施 設 の 設 置 目 的 に 市 民 の 集 会 及 び 催 物 の 場 を 提 供 と 明 記 されていることからみても 明 らかなように 単 なる 体 育 施 設 の 枠 を 超 えたイベントスペースとしての 活 用 が 期 待 されている 施 設 である 意 見 総 合 屋 内 プールは 現 在 他 の 社 会 体 育 施 設 (5 施 設 )と 同 一 の 仕 様 で 指 定 管 理 者 が 募 集 されて おり また 他 の 性 格 の 異 なる 施 設 (5 施 設 )と 同 様 の 管 理 運 営 が 行 われている 総 合 屋 内 プールに 関 しては その 施 設 の 性 格 を 考 慮 し より 有 効 利 用 できるように 他 の 社 会 体 育 施 設 と 区 別 して 施 設 の 管 理 運 営 を 行 うのが 適 切 であると 思 われる 2. 利 用 料 金 制 の 運 営 について 平 成 24 年 まで 総 合 屋 内 プールにおいて 著 名 なアイスショーが 開 催 され 九 州 各 県 から 多 数 の 観 客 を 集 めていた しかし 当 該 アイスショーは 毎 年 回 数 を 重 ねるごとに 観 客 数 が 減 少 し 平 成 24 年 を 最 後 に 熊 本 での 開 催 が 見 送 られることとなってしまった このアイスショーの 主 催 者 が 開 催 を 見 送 った 大 きな 原 因 のひとつに 利 用 料 金 の 問 題 があったとのことである 当 施 設 の 使 用 料 については 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 条 例 にその 額 が 定 められている その 中 で 使 用 者 が 入 場 料 を 徴 収 する 場 合 の 使 用 料 の 額 は 使 用 時 間 区 分 に 応 じて 定 める 使 用 料 の 額 に アマチ ュアスポーツにあっては 最 高 入 場 料 の 100 人 分 に 相 当 する 額 を その 他 にあっては 最 高 入 場 料 の 150 人 分 に 相 当 する 額 をそれぞれ 加 算 した 額 とする と 規 定 されている しかし 当 該 公 演 に 関 して 設 定 された 入 場 料 の 大 半 は 最 高 入 場 料 よりもかなり 安 い 入 場 料 となっ ており 入 場 者 数 が 伸 び 悩 んでいるような 状 況 で 最 高 入 場 料 の 150 人 分 を 徴 求 されるのはかなりの コスト 負 担 になったものと 思 われる 意 見 特 に 総 合 屋 内 プールのように 独 自 性 があり 集 客 力 のある 施 設 に 関 しては 施 設 の 有 効 活 用 の 観 点 から 興 行 向 けの 料 金 体 系 をより 実 態 に 合 わせるなど 柔 軟 な 料 金 体 系 をとることにより 幅 広 い 形 態 で 市 民 の 利 用 に 供 することが 望 ましいと 考 える 3. 備 品 の 管 理 状 況 について 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 を 照 合 したところ 以 下 の 問 題 点 が 見 受 けられた 1 備 品 台 帳 と 現 物 との 照 合 ができないものが 散 見 された 2 備 品 台 帳 の 記 載 内 容 と 現 物 の 有 り 高 に 差 異 が 生 じているものがあった 差 異 発 生 の 原 因 としては 他 の 場 所 から 移 動 しているものに 関 して 台 帳 の 修 正 が 行 われていないものがほとんどである 3 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 された 保 管 場 所 と 実 際 の 部 屋 名 称 が 異 なっており 照 合 ができない 場 所 があった 4 指 定 管 理 者 である 事 業 団 所 有 の 物 品 と 市 の 物 品 とが 混 在 している 状 態 であるが 事 業 団 所 有 を 示 すシ ールが 判 別 できない 又 はシール 添 付 がないなど 現 品 がどちらの 所 有 なのか 判 別 できない これらの 状 況 については 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 ( 善 管 注 意 義 務 )に 反 する 取 扱 いである 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 によれば 備 品 について 備 品 管 理 台 帳 を 作 成 するとともに その 現 況 を 明 ら かにしなければならない また 備 品 管 理 台 帳 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならないとされている 備 品 管 理 台 帳 が 備 品 の 現 況 を 示 していない 状 況 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 関 しても 反 す る 取 扱 いとなっている 103

111 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 4. 調 定 簿 の 記 載 ミスについて 調 定 簿 と 管 理 日 報 記 載 の 収 納 額 を 突 合 したところ 調 定 簿 記 載 額 の 合 計 額 は 86,689,100 円 であ るが, 窓 口 収 納 の 合 計 額 は 86,709,100 円 となっており 調 定 簿 記 載 の 金 額 合 計 と 年 間 の 収 入 状 況 と で 20,000 円 の 差 異 が 生 じていた 意 見 差 異 が 生 じた 原 因 は 平 成 25 年 7 月 25 日 分 の 調 定 額 に 関 して 360,200 円 と 記 載 すべきところ 340,200 円 と 記 載 しているためであった 記 入 ミスが 発 生 した 理 由 は 利 用 者 が 当 初 減 免 申 請 を 行 うとのことであり 減 免 後 の 金 額 を 調 定 簿 の 記 入 額 としていたが 結 果 的 に 減 免 とならず 減 免 なし の 金 額 で 調 定 されたため 調 定 簿 の 金 額 を 修 正 すべきであったにもかかわらず 修 正 を 失 念 していた ためである 今 後 は このような 調 定 額 変 更 があった 際 には 適 時 適 正 に 調 定 簿 を 修 正 する 必 要 があ る 104

112 熊 本 市 南 部 総 合 スポーツセンター 熊 本 市 南 部 総 合 スポーツセンターは 熊 本 市 スポーツ 10 年 計 画 の 一 環 として 熊 本 市 におけ る 体 育 の 普 及 及 び 振 興 を 図 り 市 民 の 心 身 の 健 全 な 発 達 と 明 るく 豊 かな 市 民 生 活 の 形 成 に 寄 与 する ために 熊 本 市 南 部 地 区 の 住 民 の 請 願 を 受 けて 設 置 された 施 設 である ( 施 設 の 沿 革 ) 昭 和 60 年 一 般 用 地 取 得 開 始 平 成 元 年 プール 建 設 平 成 2 年 クラブハウス 格 技 場 建 設 平 成 3 年 6 月 一 般 供 用 開 始 平 成 9 年 4 月 弓 道 場 アーチェリー 場 供 用 開 始 ( 施 設 の 写 真 ) ( 施 設 全 景 ) ( 入 口 銘 板 ) ( 体 育 室 ) (プール 全 景 ) ( 体 育 室 内 部 ) (プール 内 部 ) ( 弓 道 場 ) ( 格 技 場 - 柔 道 ) (ゲートボール 場 ) 105

113 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 南 区 白 藤 5 丁 目 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 スポーツ 振 興 課 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 3 年 6 月 4 設 置 目 的 体 育 の 普 及 及 び 振 興 を 図 り 市 民 の 心 身 の 健 全 な 発 達 と 明 るく 豊 かな 市 民 生 活 の 形 成 に 寄 与 するため 本 市 に 体 育 施 設 を 設 置 する ( 熊 本 市 体 育 施 設 条 例 第 1 条 ) 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 体 育 施 設 条 例 ( 昭 和 60 年 3 月 30 日 条 例 第 12 号 ) 6 主 な 施 設 種 類 熊 本 市 南 部 総 合 スポーツセンター ( 構 造 ) 鉄 筋 コンクリート 一 部 鉄 骨 造 地 上 2 階 建 体 育 館 : 体 育 館 864 m2(32m 27m) バレーボール(2 面 ) バスケットボール(2 面 ) バドミントン(6 面 )その 他 格 技 場 :416 m2 柔 道 剣 道 各 1 面 弓 道 場 : 和 弓 近 的 10 人 立 和 弓 遠 的 6 人 立 (アーチェリー 場 兼 用 ) アーチェリー 場 :アーチェリー 場 30m~70m 室 内 温 水 プール: 競 泳 25m 13m(5 コース) 水 深 1.1m~1.3m 幼 児 プール 運 動 広 場 :10,680 m2 軟 式 野 球 1 面 (ソフトボール 2 面 ) テニスコート:4 面 (クレイ 舗 装 ) ゲートボール 場 :4 面 クラブハウス: 受 付 事 務 所 休 憩 室 駐 車 駐 輪 場 : 自 動 車 189 台 ( 身 障 がい 者 用 5 台 含 ) 自 転 車 バイク 120 台 その 他 :ジョギングコース 外 周 1 周 710m 7 面 積 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 ( 管 理 面 積 ) 45, m2 建 築 面 積 5, m2 延 床 面 積 4, m2 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 22,650 千 円 8 価 格 建 物 価 格 574,457 千 円 ( 台 帳 記 載 額 ) 1,400,949 千 円 ( 明 細 欄 の 合 計 額 ) 9 管 理 運 営 方 法 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 21 年 度 からの 5 年 間 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 午 前 9 時 ~ 午 後 10 時 室 内 温 水 プール 7 月 ~9 月 午 前 10 時 ~ 午 後 9 時 まで 10 開 館 時 間 10 月 ~ 翌 6 月 正 午 ~ 午 後 8 時 まで テニスコート 午 前 9 時 ~ 日 没 まで 運 動 広 場 午 前 6 時 ~ 日 没 まで 11 休 館 日 毎 週 月 曜 日 ( 月 曜 日 が 祝 日 の 場 合 は 翌 日 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 12 利 用 料 下 表 のとおり 専 用 使 用 使 用 料 区 分 午 前 午 後 夜 間 全 日 午 前 9 時 ~ 午 後 1 時 ~ 午 後 6 時 ~ 午 前 9 時 ~ 正 午 まで 午 後 5 時 まで 午 後 10 時 まで 午 後 10 時 まで 体 育 室 4,200 円 5,600 円 5,600 円 18,200 円 武 道 場 1,800 円 2,400 円 2,400 円 7,800 円 室 内 温 水 7 月 ~9 月 7,500 円 10,000 円 10,000 円 32,500 円 プール 10 月 ~ 翌 年 6 月 9,300 円 12,400 円 12,400 円 40,300 円 運 動 広 場 全 面 1 時 間 につき 500 円 半 面 1 時 間 につき 250 円 近 的 場 3,000 円 4,000 円 4,000 円 13,000 円 弓 道 場 遠 的 場 アーチェリー 場 1,800 円 2,400 円 2,400 円 7,800 円 106

114 一 部 使 用 区 分 使 用 料 バスケットボール 一 般 1 面 1 時 間 1,260 円 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 630 円 バレーボール 一 般 1 面 1 時 間 920 円 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 460 円 一 般 1 面 1 時 間 460 円 バドミントン 体 育 室 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 230 円 卓 球 一 般 1 面 1 時 間 220 円 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 110 円 一 般 1 面 1 時 間 バドミントンに 係 その 他 のスポーツ る 使 用 料 に 準 じて 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 定 める 額 武 道 場 個 人 使 用 券 一 般 1 人 1 回 200 円 高 校 生 以 下 1 人 1 回 100 円 回 数 券 一 般 1 冊 11 枚 綴 2,000 円 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 1,000 円 一 般 1 人 2 時 間 260 円 個 人 使 用 券 高 校 生 以 下 1 人 2 時 間 130 円 7 月 ~9 月 一 般 1 冊 11 枚 綴 2,600 円 回 数 券 室 内 温 水 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 1,300 円 プール 一 般 1 人 2 時 間 360 円 個 人 使 用 券 10 月 ~ 高 校 生 以 下 1 人 2 時 間 180 円 翌 6 月 一 般 1 冊 11 枚 綴 3,600 円 回 数 券 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 1,800 円 テニスコート 個 人 使 用 券 一 般 1 面 1 時 間 350 円 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 170 円 弓 道 場 個 人 使 用 券 一 般 1 人 1 回 200 円 高 校 生 以 下 1 人 1 回 100 円 回 数 券 一 般 1 冊 11 枚 綴 2,000 円 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 1,000 円 コインロッカー 1 箱 1 回 50 円 ( 照 明 使 用 料 ) 区 分 使 用 料 中 体 育 室 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 700 円 武 道 場 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 250 円 室 内 温 水 プール 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 500 円 弓 道 場 アーチェリー 場 近 的 場 遠 的 場 各 々 1 時 間 につき 300 円 1 時 間 につき 300 円 107

115 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) ( 単 位 : 人 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 屋 内 外 施 設 94,885 94,167 98,865 95,288 96,908 プール 36,379 37,280 42,242 45,076 46,036 多 目 的 広 場 等 24,319 22,211 25,169 21,848 18,892 ( 注 ) 多 目 的 広 場 の 利 用 は 無 料 屋 内 外 施 設 の 利 用 者 はほぼ 横 ばいで 推 移 している 室 内 プール 利 用 者 は 増 加 傾 向 にあり 5 年 間 で 26.5% 増 加 した 多 目 的 広 場 の 利 用 者 は 横 ばいである (2) 平 成 25 年 度 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 月 次 ) ( 単 位 : 人 ) 区 分 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合 計 体 育 室 武 道 場 弓 道 場 ア-チェリ- 場 グラウンド テニス コート ゲート ボール 場 ジョギングコース 室 内 プール 屋 内 外 施 設 プール 合 計 無 料 施 設 合 計 一 部 3,258 3,852 3,806 3,793 3,997 3,446 3,451 4,013 3,491 3,341 3,177 3,831 43,456 専 用 ,020 2, ,307 小 計 3,973 3,952 4,286 4,352 4,247 4,466 5,841 4,913 3,551 3,661 3,937 4,584 51,763 一 部 ,382 専 用 小 計 1, , ,128 一 部 ,383 専 用 ,298 小 計 , , ,001 10,681 1,263 1,785 1,389 1, ,468 1,460 1, ,074 14,730 一 部 ,721 専 用 ,885 小 計 1, , ,606 一 部 ,801 専 用 ,274 小 計 ,075 1,607 1,777 1,113 1,441 1,035 1,049 1,497 1, ,236 14,817 一 部 2,174 3,641 4,893 7,388 7,631 4,975 3,875 2,836 1,674 2,240 2,271 2,352 45,950 専 用 小 計 2,174 3,641 4,893 7,388 7,631 4,975 3,875 2,836 1,674 2,240 2,291 2,418 46,036 12,422 13,841 14,764 17,764 16,527 15,515 15,571 13,621 9,501 9,933 9,990 12, ,836 一 部 5,033 6,184 6,031 6,112 6,059 5,564 5,811 6,109 5,015 5,093 4,898 6,033 67,942 専 用 3,413 2,015 2,454 2,478 1,411 3,550 4,030 2,993 1,502 1,170 1,700 2,250 28,966 一 部 2,174 3,641 4,893 7,388 7,631 4,975 3,875 2,836 1,674 2,240 2,271 2,352 45,950 専 用 ,802 2,001 1,386 1,786 1,426 1,426 1,855 1,683 1,310 1,430 1,101 1,686 18,892 12,422 13,841 14,764 17,764 16,527 15,515 15,571 13,621 9,501 9,933 9,990 12, ,

116 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 特 定 の 団 体 の 施 設 占 用 について 当 施 設 の 弓 道 場 には 審 判 控 え 室 ( 和 室 )が 附 属 している 当 該 和 室 の 中 には 当 施 設 を 頻 繁 に 利 用 する 特 定 の 団 体 の 構 成 員 の 私 物 が 保 管 されている 意 見 特 定 の 個 人 の 私 物 保 管 が 常 態 化 しているとすれば 他 の 利 用 者 の 不 利 益 となるおそれがある ま た 盗 難 破 損 の 危 険 性 もあることから そのような 事 故 が 発 生 した 場 合 の 責 任 の 所 在 も 不 明 確 で ある 今 後 は 私 物 の 保 管 に 関 しては 施 設 所 定 の 保 管 場 所 に 保 管 することを 指 導 することが 望 ましいと 考 える 2. 備 品 の 管 理 状 況 について 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 を 照 合 したところ 以 下 の 問 題 点 が 見 受 けられた 1 備 品 台 帳 と 現 物 との 照 合 ができないものが 散 見 された 南 部 総 合 スポーツセンターについては 他 の 施 設 よりも 少 ないが やはり 備 品 管 理 台 帳 と 現 品 の 保 管 状 態 が 一 致 しないものがあった 2 照 合 できなかった 備 品 の 所 在 については 他 の 運 動 施 設 へ 移 管 したもの 逆 に 他 の 施 設 から 移 管 して きたものなどが 混 在 しており 移 管 に 伴 う 備 品 台 帳 の 更 新 が 適 時 適 切 に 行 われていない 状 態 がうかが える 3 指 定 管 理 者 である 事 業 団 所 有 の 物 品 と 市 の 物 品 とが 混 在 している 状 態 であるが 事 業 団 所 有 を 示 すシ ールが 判 別 できない 又 はシール 添 付 がないなど 現 品 がどちらの 所 有 なのか 判 別 できない これらの 状 況 については 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 ( 善 管 注 意 義 務 )に 反 する 取 扱 いである 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 によれば 備 品 について 備 品 管 理 台 帳 を 作 成 するとともに その 現 況 を 明 ら かにしなければならない また 備 品 管 理 台 帳 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならないとされている 備 品 管 理 台 帳 が 備 品 の 現 況 を 示 していない 状 況 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 関 しても 反 す る 取 扱 いとなっている 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 109

117 熊 本 市 託 麻 スポーツセンター 熊 本 市 託 麻 スポーツセンターは 主 に 熊 本 市 東 部 の 市 民 の 体 育 の 普 及 及 び 振 興 を 図 り 市 民 の 心 身 の 健 全 な 発 達 と 明 るく 豊 かな 市 民 生 活 の 形 成 に 寄 与 するために 設 置 された 体 育 施 設 であり 平 成 1 5 年 から 供 用 開 始 された 施 設 である 体 育 館 でのミニバレーやバドミントン テニスコートでの 硬 式 軟 式 テニス 多 目 的 広 場 での 少 年 サッカーなど 主 に 近 隣 住 民 のスポーツ 振 興 に 利 用 されている ( 施 設 の 沿 革 ) 平 成 15 年 4 月 体 育 館 一 般 供 用 開 始 平 成 18 年 4 月 テニスコート(2 面 ) 一 般 供 用 開 始 ( 施 設 の 写 真 ) ( 体 育 館 正 面 入 口 ) (テニスコート) (ゲートボール 場 ) ( 多 目 的 広 場 ) ( 体 育 館 ) 110

118 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 東 区 上 南 部 3 丁 目 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 スポーツ 振 興 課 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 15 年 4 月 1 日 4 設 置 目 的 体 育 の 普 及 及 び 振 興 を 図 り 市 民 の 心 身 の 健 全 な 発 達 と 明 るく 豊 かな 市 民 生 活 の 形 成 に 寄 与 するため 本 市 に 体 育 施 設 を 設 置 する ( 熊 本 市 体 育 施 設 条 例 第 1 条 ) 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 体 育 施 設 条 例 ( 昭 和 60 年 3 月 30 日 条 例 第 12 号 ) 6 主 な 施 設 種 類 熊 本 市 託 麻 スポーツセンター ( 構 造 ) 鉄 筋 コンクリート 一 部 鉄 骨 造 地 上 2 階 建 体 育 館 :1,015 m2(29m 35m) バレーボール(2 面 ) バスケットボール(2 面 ) バドミントン(6 面 ) 卓 球 (6 台 ) テニスコート:2 面 ( 砂 入 人 工 芝 ) クラブハウス: 受 付 事 務 室 ホール 更 衣 室 駐 車 駐 輪 場 : 自 動 車 90 台 ( 障 がい 者 用 2 台 含 ) 自 転 車 バイク 50 台 その 他 : 多 目 的 広 場 ゲートボール 場 7 面 積 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 ( 管 理 面 積 ) 23, m2 建 築 面 積 1, m2 延 床 面 積 m2 8 価 格 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 44,907 千 円 建 物 価 格 250,380 千 円 9 管 理 運 営 方 法 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 21 年 度 からの 5 年 間 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 10 開 館 時 間 午 前 9 時 ~ 午 後 10 時 11 休 館 日 毎 週 月 曜 日 ( 月 曜 日 が 祝 日 の 場 合 は 翌 日 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 12 利 用 料 下 表 のとおり 使 用 区 分 時 間 区 分 使 用 料 金 午 前 9 時 ~ 正 午 4,200 円 午 後 1 時 ~ 午 後 5 時 5,600 円 専 用 使 用 午 後 6 時 ~ 午 後 10 時 5,600 円 午 前 9 時 ~ 午 後 10 時 18,200 円 照 明 使 用 料 全 部 点 灯 700 円 (1 時 間 につき) 2 分 の 1 点 灯 350 円 体 育 館 一 部 使 用 テニスコート バスケットボール 1 時 間 一 般 1,260 円 高 校 生 以 下 630 円 バレーボール 1 時 間 一 般 920 円 高 校 生 以 下 460 円 バドミントン 1 時 間 一 般 460 円 高 校 生 以 下 230 円 卓 球 1 時 間 一 般 220 円 高 校 生 以 下 110 円 その 他 のスポーツ バドミントンに 係 る 使 用 料 に 準 じる 一 部 使 用 1 時 間 1 面 一 般 600 円 高 校 生 以 下 300 円 ナイター 設 備 1 時 間 1 面 350 円 コインロッカー 使 用 料 1 箱 1 回 50 円 111

119 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) ( 単 位 : 人 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 屋 内 外 施 設 64,345 65,482 64,715 62,504 64,244 多 目 的 広 場 9,804 13,669 15,511 16,674 12,304 ( 注 ) 多 目 的 広 場 の 利 用 は 無 料 屋 内 外 施 設 の 利 用 状 況 は 過 去 5 年 間 ほぼ 横 ばいで 推 移 している 多 目 的 広 場 の 利 用 はここ 数 年 増 加 傾 向 にあったが 平 成 25 年 度 からは 頻 繁 に 利 用 していた 少 年 サッカーチームの 利 用 がなくなったこともあり 利 用 者 は 減 少 した なお 当 該 少 年 サッカーが 他 の 施 設 利 用 に 切 り 替 えたのか 否 かは 等 については 未 調 査 であり 利 用 を 取 りやめた 理 由 は 不 明 で ある (2) 平 成 25 年 度 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 月 次 ) 体 育 室 一 部 体 育 室 専 用 多 目 的 広 場 ゲート ボール 場 テニス コート ( 単 位 : 人 ) 合 計 4 月 3, , ,262 5 月 3, , ,283 6 月 3,667 1,373 1, ,079 7 月 3, ,222 8 月 3, ,987 9 月 3, , 月 3,462 1, , 月 3,703 1, , 月 3, ,663 1 月 3, ,035 2 月 3,317 1, ,871 3 月 3,742 1,065 1, ,063 計 43,289 11,537 11,001 1, ,548 体 育 室 の 一 部 使 用 は 年 間 を 通 じて 概 ね 安 定 的 に 利 用 者 がある 専 用 使 用 については 体 育 祭 シ ーズンの 秋 口 に 利 用 が 増 加 している 多 目 的 広 場 とテニスコートは 春 先 と 秋 に 利 用 者 が 増 加 するが 真 夏 は 減 少 する ゲートボールは 年 間 を 通 じて 利 用 者 が 少 ない 112

120 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 を 照 合 したところ 以 下 の 問 題 点 が 見 受 けられた 1 備 品 台 帳 と 現 物 との 照 合 ができないものが 散 見 された また 備 品 管 理 台 帳 と 現 品 の 保 管 状 態 が 一 致 しないものがあった 2 照 合 できなかった 備 品 の 所 在 については 他 の 運 動 施 設 へ 移 管 したもの 逆 に 他 の 施 設 から 移 管 して きたものなどが 混 在 しており 移 管 に 伴 う 備 品 台 帳 の 更 新 が 適 時 適 切 に 行 われていない 状 態 がうかが える 3 指 定 管 理 者 である 事 業 団 所 有 の 物 品 と 市 の 物 品 とが 混 在 している 状 態 であるが 事 業 団 所 有 を 示 すシ ールが 判 別 できない 又 はシール 添 付 がないなど 現 品 がどちらの 所 有 なのか 判 別 できない これらの 状 況 については 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 ( 善 管 注 意 義 務 )に 反 する 取 扱 いである 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 によれば 備 品 について 備 品 管 理 台 帳 を 作 成 するとともに その 現 況 を 明 ら かにしなければならない また 備 品 管 理 台 帳 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならないとされている 備 品 管 理 台 帳 が 備 品 の 現 況 を 示 していない 状 況 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 関 しても 反 す る 取 扱 いとなっている 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 113

121 熊 本 市 田 迎 公 園 運 動 施 設 ( 浜 線 健 康 パーク) 田 迎 公 園 運 動 施 設 ( 通 称 浜 線 健 康 パーク )は 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 に 基 づき 熊 本 市 市 域 の 住 民 一 人 あたり 公 園 敷 地 面 積 の 充 足 を 目 的 として 整 備 された 田 迎 公 園 に 併 設 された 運 動 施 設 であり 主 として 本 市 の 区 域 内 に 居 住 する 者 の 休 息 観 賞 散 歩 遊 戯 運 動 等 総 合 的 な 利 用 に 供 することを 目 的 とする 都 市 公 園 整 備 の 目 的 は 第 一 義 的 には 熊 本 市 における 都 市 公 園 の 分 布 の 均 衡 を 図 り か つ 防 火 避 難 等 災 害 の 防 止 に 資 するよう 考 慮 して 整 備 される 当 該 目 的 の 範 囲 内 におい て 休 息 観 賞 散 歩 遊 戯 運 動 等 総 合 的 な 利 用 に 供 されるものである ( 施 設 の 沿 革 ) 平 成 元 年 3 月 一 般 供 用 開 始 平 成 10 年 4 月 テニスコート 砂 入 人 工 芝 へ 改 修 平 成 12 年 5 月 武 道 場 供 用 開 始 ( 施 設 の 写 真 ) ( 入 口 ) ( 管 理 棟 ) (プール) (テニスコート) (グラウンド) (ゲートボール 場 ) ( 武 道 場 ) ( 中 体 育 室 ) ( 入 口 ) 114

122 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 南 区 良 町 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 スポーツ 振 興 課 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 元 年 3 月 4 設 置 目 的 本 市 の 区 域 内 の 国 及 び 地 方 公 共 団 体 が 設 置 する 都 市 公 園 の 住 民 1 人 当 たりの 敷 地 面 積 の 標 準 は 10 平 方 メートル 以 上 とし 本 市 の 市 街 地 の 国 及 び 地 方 公 共 団 体 が 設 置 する 都 市 公 園 の 当 該 市 街 地 の 住 民 1 人 当 たりの 敷 地 面 積 の 標 準 は 5 平 方 メートル 以 上 とする ( 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 第 1 条 の3) 都 市 公 園 を 設 置 する 場 合 においては それぞれその 特 質 に 応 じて 本 市 における 都 市 公 園 の 分 布 の 均 衡 を 図 り かつ 防 火 避 難 等 災 害 の 防 止 に 資 するよう 考 慮 するほか 次 に 掲 げるところによりその 配 置 及 び 規 模 を 定 めるものとする ( 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 第 1 条 の 4 第 1 項 ) 主 として 本 市 の 区 域 内 に 居 住 する 者 の 休 息 観 賞 散 歩 遊 戯 運 動 等 総 合 的 な 利 用 に 供 することを 目 的 とする 都 市 公 園 主 として 運 動 の 用 に 供 することを 目 的 とする 都 市 公 園 及 び 本 市 の 区 域 を 超 える 広 域 の 利 用 に 供 することを 目 的 とする 都 市 公 園 で 休 息 観 賞 散 歩 遊 戯 運 動 等 総 合 的 な 利 用 に 供 されるものは 容 易 に 利 用 することができる ように 配 置 し それぞれその 利 用 目 的 に 応 じて 都 市 公 園 としての 機 能 を 十 分 発 揮 するこ とができるようにその 敷 地 面 積 を 定 める( 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 第 1 条 の4 第 1 項 第 4 号 ) 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 ( 昭 和 52 年 6 月 16 日 条 例 第 32 号 ) 6 主 な 施 設 種 類 熊 本 市 田 迎 公 園 運 動 施 設 ( 構 造 ) 鉄 筋 コンクリート 一 部 鉄 骨 造 地 上 2 階 建 体 育 館 : 中 体 育 室 1,089 m2(33m 33m) バレーボール(2 面 ) バスケットボール(2 面 ) バドミントン(6 面 ) 小 体 育 室 (10.5m 23.5m) 卓 球 武 道 場 : m2 武 道 場 ( 柔 道 または 剣 道 1 面 ) 管 理 棟 室 内 温 水 プール: 競 泳 プール 25m 15m(6 コース) キャノピー 式 ( 可 動 式 天 井 ) 水 深 1.1m~1.3m 運 動 広 場 : 軟 式 野 球 場 1 面 (ナイター 不 可 ) ソフトボール 場 2 面 (ナイター 可 )が 兼 用 テニスコート:4 面 ( 砂 入 人 工 芝 ) ゲートボール 場 :4 面 駐 車 場 駐 輪 場 :176 台 ( 障 がい 者 用 2 台 含 ) 屋 根 下 50 台 その 他 : 芝 生 広 場 ジョギングコース 1 周 550m トリムコース 1,700 m2 115

123 項 目 内 容 7 面 積 8 価 格 9 管 理 運 営 方 法 10 開 館 時 間 11 休 館 日 12 利 用 料 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 52, m2 建 築 面 積 2, m2 延 床 面 積 3, m2 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 57,273 千 円 建 物 価 格 315,839 千 円 ( 明 細 表 記 載 額 の 合 計 ) 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 21 年 度 からの 5 年 間 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 午 前 9 時 ~ 午 後 10 時 プール 7 月 ~9 月 10:00~21:00 10 月 ~ 翌 年 6 月 12:00~20:00 ナイター 季 節 により 変 動 毎 週 月 曜 日 ( 月 曜 日 が 祝 日 の 場 合 は 翌 日 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 下 表 のとおり 専 用 使 用 使 用 料 区 分 午 前 午 後 夜 間 全 日 午 前 9 時 ~ 午 後 1 時 ~ 午 後 6 時 ~ 午 前 9 時 ~ 正 午 まで 午 後 5 時 まで 午 後 10 時 まで 午 後 10 時 まで 中 体 育 室 4,200 円 5,600 円 5,600 円 18,200 円 小 体 育 室 900 円 1,200 円 1,200 円 3,900 円 室 内 温 水 7 月 から 9 月 7,500 円 10,000 円 10,000 円 32,500 円 プール 10 月 から 翌 年 6 月 9,300 円 12,400 円 12,400 円 40,300 円 運 動 広 場 全 面 1 時 間 につき 500 円 半 面 1 時 間 につき 250 円 武 道 場 900 円 1,200 円 1,200 円 3,900 円 116

124 一 部 使 用 区 分 使 用 料 バスケットボール 一 般 1 面 1 時 間 1,260 円 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 630 円 中 体 育 室 バレーボール 一 般 1 面 1 時 間 920 円 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 460 円 バドミントン 一 般 1 面 1 時 間 460 円 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 230 円 卓 球 一 般 1 面 1 時 間 220 円 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 110 円 その 他 のスポーツ 一 般 1 面 1 時 間 バドミントンに 係 る 使 用 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 料 に 準 じて 定 める 額 一 般 1 人 2 時 間 260 円 個 人 使 用 券 7 月 から 9 高 校 生 以 下 1 人 2 時 間 130 円 月 まで 一 般 1 冊 11 枚 綴 2,600 円 回 数 券 室 内 温 水 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 1,300 円 プール 一 般 1 人 2 時 間 360 円 個 人 使 用 券 10 月 から 高 校 生 以 下 1 人 2 時 間 180 円 翌 6 月 まで 一 般 1 冊 11 枚 綴 3,600 円 回 数 券 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 1,800 円 武 道 場 個 人 使 用 券 一 般 1 人 1 回 200 円 高 校 生 以 下 1 人 1 回 100 円 回 数 券 一 般 1 冊 11 枚 綴 2,000 円 高 校 生 以 下 1 冊 11 枚 綴 1,000 円 一 般 1 面 1 時 間 600 円 テニスコート 高 校 生 以 下 1 面 1 時 間 300 円 照 明 料 1 面 1 時 間 350 円 コインロッカー 1 箱 1 回 50 円 照 明 使 用 料 区 分 使 用 料 中 体 育 室 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 700 円 小 体 育 室 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 200 円 室 内 温 水 プール 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 500 円 ゲートボール 場 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 200 円 1 面 の 点 灯 1 時 間 につき 50 円 運 動 広 場 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 1,800 円 1 面 の 点 灯 1 時 間 につき 900 円 武 道 場 全 部 の 点 灯 1 時 間 につき 100 円 117

125 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) ( 単 位 : 人 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 屋 内 外 施 設 117, , , , ,675 プール 38,147 38,616 44,394 42,538 46,000 多 目 的 広 場 32,147 39,115 24,434 46,778 46,296 ( 注 ) 多 目 的 広 場 の 利 用 は 無 料 平 成 21 年 度 から 徐 々に 利 用 者 は 増 加 している (2) 平 成 25 年 度 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 月 次 ) ( 単 位 : 人 ) 区 分 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合 計 中 体 育 室 小 体 育 室 一 部 3,470 3,778 3,732 3,426 3,902 3,868 3,503 3,003 2,408 3,165 3,544 3,483 41,282 専 用 603 1,706 1,239 1, ,446 1,484 1, ,341 12,958 小 計 4,073 5,484 4,971 4,541 4,646 5,314 4,987 4,437 3,274 3,815 3,874 4,824 54,240 一 部 1,498 1,440 1,208 1,402 1,348 1,586 1,420 1,390 1,530 1,645 1,491 1,772 17,730 専 用 , ,382 小 計 1,776 1,785 2,264 2,093 1,872 2,187 1,617 1,838 1,974 1,989 1,657 2,060 23,112 一 部 ,294 武 道 場 専 用 ,930 小 計 969 1,083 1, ,171 1,256 1,011 1,528 1, ,154 13,224 室 内 プール 一 部 2,695 2,941 4,207 6,394 6,275 4,136 3,002 2,427 2,072 2,071 2,125 2,501 40,846 専 用 ,154 小 計 3,129 3,357 4,626 6,683 6,515 4,432 3,499 2,985 2,549 2,595 2,640 2,990 46,000 テニス コート 屋 内 外 施 設 プール 運 動 広 場 ゲート ボール 場 ジョギングコース 合 計 無 料 施 設 合 計 2,043 3,151 2,042 2,817 2,281 2,345 2,467 2, ,757 24,336 一 部 1,332 1,701 1,264 1,575 1,304 1,968 1,265 1, ,756 16,020 専 用 ,743 小 計 2,087 2,026 1,701 1,720 1,469 2,661 1,610 1, , ,817 19,763 一 部 専 用 小 計 ,005 5,017 3,166 3,823 3,897 3,726 3,392 3,931 2,732 3,566 3,534 5,063 45,852 18,125 21,954 19,995 22,607 21,894 21,963 18,620 18,541 13,459 14,754 14,375 20, ,971 一 部 6,896 7,378 6,733 6,888 6,990 7,976 6,787 6,301 5,291 6,144 6,382 7,560 81,326 専 用 4,052 6,151 5,420 5,120 4,449 5,787 4,905 5,324 2,887 2,413 1,789 5,052 53,349 一 部 2,695 2,941 4,207 6,394 6,275 4,136 3,002 2,427 2,072 2,071 2,125 2,501 40,846 専 用 ,154 4,048 5,068 3,216 3,916 3,940 3,768 3,429 3,931 2,732 3,602 3,564 5,082 46,296 18,125 21,954 19,995 22,607 21,894 21,963 18,620 18,541 13,459 14,754 14,375 20, ,971 ( 月 次 の 施 設 利 用 状 況 ) 小 体 育 室 及 び 武 道 場 以 外 の 施 設 では 冬 期 (12 月 ~ 翌 2 月 )までは 利 用 が 少 ない 小 体 育 室 及 び 武 道 場 の 利 用 者 は 年 間 を 通 じて 比 較 的 安 定 している 室 内 プールの 利 用 者 は 夏 期 (7,8 月 )に 急 増 するが 最 も 利 用 者 が 少 ない 冬 期 でも 1 日 あたり 100 人 を 超 える 利 用 がある 利 用 者 は 主 に 近 隣 住 民 とのことであり 利 用 が 天 候 に 左 右 されにくい 小 体 育 室 や 武 道 場 では 年 間 を 通 じて 安 定 的 に 利 用 され 屋 外 施 設 は 梅 雨 や 寒 暖 といった 条 件 に 左 右 されてい ることが 分 かる また 中 体 育 室 については 年 間 を 通 じて 一 部 使 用 の 利 用 者 数 は 安 定 的 であるが 5 月 や 9 月 ~11 月 の 運 動 会 シーズンに 専 用 使 用 の 利 用 者 が 大 きくなっていることが 利 用 者 の 増 減 となって 現 れている なお ゲートボール 場 は 利 用 者 数 に 出 ているように ここ 数 年 利 用 者 が 極 端 に 少 なくな っている 118

126 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 利 用 者 数 の 把 握 について 浜 線 健 康 パークは 有 料 施 設 と 無 料 施 設 とが 混 在 している このうち 有 料 施 設 の 利 用 者 数 把 握 に 関 しては 一 部 使 用 はその 利 用 券 購 入 枚 数 及 び 回 数 券 使 用 枚 数 により 把 握 し 専 用 使 用 については 使 用 申 請 書 に 記 載 された 申 請 団 体 が 記 入 す る 利 用 予 定 者 の 申 請 数 を 利 用 者 数 として 田 迎 公 園 運 動 施 設 利 用 者 集 計 表 ( 以 下 集 計 表 という)に 記 載 し これを 月 間 で 集 計 することにより 月 次 の 報 告 基 礎 としている ところが 申 請 書 と 毎 日 の 集 計 表 とを 照 合 したところ ひとつの 団 体 が 複 数 の 施 設 を 専 用 している 場 合 ( 例 えば 何 らかの 大 会 のため 中 体 育 館 をメイン 会 場 に 小 体 育 館 をウォ ームアップ 等 のためのサブ 会 場 とし 武 道 場 を 更 衣 室 として 利 用 するようなケース)にお いて 集 計 表 の 利 用 者 数 が 三 施 設 とも 同 数 記 入 され それらが 全 て 同 一 日 の 利 用 者 数 とし て 集 計 されている 例 が 年 間 で 10 件 (10 日 ) 発 見 された 意 見 10 日 間 で 集 計 された 利 用 者 数 のうち 申 請 団 体 による 利 用 者 数 単 純 合 計 は 1,413 人 であ るのに 対 して 集 計 表 記 載 の 合 計 利 用 者 数 ( 当 該 専 用 使 用 にかかるものに 限 る)は 3,466 人 であった 施 設 全 体 としての 利 用 者 はあくまでも 当 該 申 請 団 体 の 数 にとどまるはずであ るので このことにより 約 2.5 倍 に 利 用 者 数 が 増 加 して 報 告 されていることになる 今 後 はこのような 専 用 使 用 の 場 合 いずれかの 施 設 に 集 約 して 集 計 するなどしてより 正 確 な 利 用 者 数 の 報 告 が 可 能 となるよう 改 善 する 必 要 がある 2. 備 品 の 管 理 状 況 について 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 を 照 合 したところ 以 下 の 問 題 点 が 見 受 けられた 1 備 品 管 理 台 帳 と 現 物 との 照 合 ができないものが 散 見 された 2 照 合 できなかった 備 品 の 所 在 については 他 の 運 動 施 設 へ 移 管 したもの 逆 に 他 の 施 設 から 移 管 して きたものなどが 混 在 しており 移 管 に 伴 う 備 品 台 帳 の 更 新 が 適 時 適 切 に 行 われていない 3 指 定 管 理 者 である 事 業 団 所 有 の 物 品 と 市 の 物 品 とが 混 在 している 状 態 であり 備 品 シールの 添 付 も 適 切 に 行 われていない これらの 状 況 については 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 ( 善 管 注 意 義 務 )に 反 する 取 扱 いである 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 によれば 備 品 について 備 品 管 理 台 帳 を 作 成 するとともに その 現 況 を 明 らかにしなければならない また 備 品 管 理 台 帳 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならないとされている 備 品 管 理 台 帳 が 備 品 の 現 況 を 示 していない 状 況 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 関 し ても 反 する 取 扱 いとなっている 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 119

127 熊 本 市 水 前 寺 野 球 場 競 技 場 熊 本 市 水 前 寺 野 球 場 競 技 場 は 水 前 寺 運 動 公 園 に 設 置 された 運 動 施 設 であり 本 市 の 区 域 内 外 に 居 住 する 者 の 運 動 等 の 利 用 に 供 することを 目 的 とする 競 技 場 は 公 益 財 団 法 人 日 本 陸 上 競 技 連 盟 の 第 2 種 公 認 陸 上 競 技 場 であり 陸 上 競 技 場 及 びJリーグ 等 の 球 技 に 使 用 されている また 野 球 場 は 両 翼 長 の 問 題 から 現 在 はソフト ボール 及 び 軟 式 野 球 のみの 利 用 となっている ( 施 設 の 沿 革 ) 大 正 13 年 11 月 皇 太 子 御 記 念 事 業 として 公 設 運 動 場 完 成 昭 和 3 年 9 月 スタンド 付 陸 上 競 技 場 と 野 球 場 が 整 備 される 昭 和 14 年 3 月 相 撲 場 が 完 成 昭 和 26 年 8 月 現 在 の 陸 上 競 技 場 として 完 成 昭 和 35 年 10 月 現 在 のスタンドに 改 修 熊 本 国 体 の 主 会 場 となる 昭 和 48 年 9 月 夜 間 照 明 設 備 新 設 昭 和 56 年 6 月 メインスタンド 上 屋 新 設 平 成 4 年 6 月 Jリーグ 横 浜 フリューゲルスの 準 ホームタウンとなる 平 成 7 年 3 月 電 光 掲 示 板 新 設 平 成 26 年 3 月 全 天 候 ウレタン 舗 装 改 修 走 り 幅 跳 びピット 2 カ 所 新 設 ( 施 設 の 写 真 ) ( 入 口 ) (メインスタンド) ( 電 光 掲 示 板 ) ( 入 口 案 内 花 壇 ) ( 野 球 場 入 口 ) ( 野 球 場 グラウンド) 120

128 ( 川 上 哲 治 記 念 室 ) ( 会 議 室 ) (トラック&フィールド) Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 中 央 区 水 前 寺 5 丁 目 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 スポーツ 振 興 課 3 供 用 開 始 年 月 日 昭 和 26 年 8 月 本 市 の 区 域 内 の 国 及 び 地 方 公 共 団 体 が 設 置 する 都 市 公 園 の 住 民 1 人 当 たりの 敷 地 面 積 の 標 準 は 10 平 方 メートル 以 上 とし 本 市 の 市 街 地 の 国 及 び 地 方 公 共 団 体 が 設 置 する 都 市 公 園 の 当 該 市 街 地 の 住 民 1 人 当 たりの 敷 地 面 積 の 標 準 は 5 平 方 メートル 以 上 とする ( 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 第 1 条 の3) 都 市 公 園 を 設 置 する 場 合 においては それぞれその 特 質 に 応 じて 本 市 における 都 市 公 園 の 分 布 の 均 衡 を 図 り かつ 防 火 避 難 等 災 害 の 防 止 に 資 するよう 考 慮 するほか 次 に 4 設 置 目 的 掲 げるところによりその 配 置 及 び 規 模 を 定 めるものとする ( 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 第 1 条 の 4 第 1 項 ) 主 として 本 市 の 区 域 内 に 居 住 する 者 の 休 息 観 賞 散 歩 遊 戯 運 動 等 総 合 的 な 利 用 に 供 することを 目 的 とする 都 市 公 園 主 として 運 動 の 用 に 供 することを 目 的 とする 都 市 公 園 及 び 本 市 の 区 域 を 超 える 広 域 の 利 用 に 供 することを 目 的 とする 都 市 公 園 で 休 息 観 賞 散 歩 遊 戯 運 動 等 総 合 的 な 利 用 に 供 されるものは 容 易 に 利 用 することができる ように 配 置 し それぞれその 利 用 目 的 に 応 じて 都 市 公 園 としての 機 能 を 十 分 発 揮 するこ とができるようにその 敷 地 面 積 を 定 める( 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 第 1 条 の4 第 1 項 第 4 号 ) 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 ( 昭 和 52 年 6 月 16 日 条 例 第 32 号 ) 熊 本 市 水 前 寺 運 動 公 園 水 前 寺 野 球 場 陸 上 競 技 場 ( 野 球 場 ) 鉄 筋 コンクリート 造 地 上 3 階 建 軟 式 野 球 場 1 面 ( 両 翼 90m 中 堅 110m) 6 主 な 施 設 種 類 ( 小 学 生 野 球 場 専 用 として 両 翼 70m 中 堅 80mに 着 脱 式 ホームランゾーン 設 置 可 ) 内 野 スタンド: 鉄 筋 コンクリート 造 3 階 建 (2, m2)2,000 人 収 容 芝 生 スタンド: 両 サイドで 約 900 人 収 容 フ ェ ン ス:ラバークッション 付 フェンス 121

129 項 目 内 容 駐 車 場 :80 台 スコアーボード: 磁 気 反 転 式 夜 間 照 明 灯 :10 灯 4 基 11 灯 2 基 ( 陸 上 競 技 場 ) 鉄 筋 コンクリート 造 地 上 3 階 建 ト ラ ッ ク:1 周 400m 8 レーン 全 天 候 型 ウレタン 舗 装 サブトラック:トラック 外 周 2 コース(500m) 雨 天 練 習 場 :3 コース(75m) フィールド: 天 然 芝 生 (ラグビー サッカー 場 兼 用 ) 跳 4 か 所 投 2 か 所 収 容 人 員 : 約 15,000 人 (メインスタンド 3,212 席 サイドスタンド 4,018 席 バックスタンド 3,282 席 立 見 席 4,616 を 含 む) 電 光 掲 示 板 :LED 方 式 夜 間 照 明 灯 :15 灯 4 基 スタンド 屋 根 上 60 灯 ロイヤルボックス 6 灯 駐 車 場 :120 台 ( 障 がい 者 用 2 台 含 ) ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 10, m2 7 面 積 建 築 面 積 2, m2 延 床 面 積 8, m2( 競 技 場 ) 建 築 面 積 1, m2 延 床 面 積 2, m2( 野 球 場 ) ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 53,666 千 円 8 価 格 建 物 価 格 350,809 千 円 ( 競 技 場 : 明 細 記 載 額 の 合 計 ) 308,000 千 円 ( 野 球 場 ) 9 管 理 運 営 方 法 10 供 用 時 間 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 21 年 度 からの 5 年 間 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 午 前 6 時 ~ 日 没 まで 3 月 1 日 ~11 月 30 日 の 間 は 夜 間 照 明 設 備 を 使 用 する 場 合 午 後 10 時 まで 11 休 館 日 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 12 利 用 料 下 表 のとおり 122

130 区 分 時 間 区 分 使 用 料 金 1 時 間 800 円 照 明 使 用 料 (1 時 間 ) 1,600 円 野 球 場 スコアボード(1 時 間 ) 150 円 放 送 設 備 (1 時 間 ) 150 円 冷 暖 房 設 備 (1 室 1 時 間 ) 100 円 入 場 料 を 徴 収 する 場 合 は 最 高 入 場 料 の 100 人 分 に 相 当 する 額 を 加 算 時 間 6:00~8:00 8:00~12:00 12:00~18:00 18:00~22:00 全 日 アマ 3,000 円 6,000 円 9,000 円 6,000 円 24,000 円 スポーツ 入 場 料 を 徴 収 する 場 合 は 最 高 入 場 料 の 100 人 分 に 相 当 する 額 を 加 算 競 技 場 専 用 使 用 その 他 9000 円 18,000 円 27,000 円 18,000 円 72,000 円 入 場 料 を 徴 収 する 場 合 は 最 高 入 場 料 の 200 人 分 に 相 当 する 額 を 加 算 広 告 料 1600 円 / 平 方 メートル 電 光 掲 示 板 使 用 料 (1 時 間 ) 3,000 円 付 属 設 備 等 放 送 設 備 (1 時 間 ) 150 円 冷 暖 房 設 備 (1 時 間 ) 会 議 室 200 円 その 他 1 室 100 円 夜 間 照 明 使 用 料 (1 時 間 ) 全 灯 3,000 円 1/2 点 灯 1,500 円 個 人 使 用 高 校 生 以 下 1 回 50 円 一 般 1 回 100 円 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) ( 単 位 : 人 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 野 球 場 23,168 22,436 23,052 22,900 25,035 競 技 場 67,328 69,862 71,984 78,324 65,075 過 去 5 年 間 の 利 用 者 は 競 技 場 では 増 加 傾 向 にあったものの 平 成 25 年 度 はトラック 改 修 のため 減 少 している いっぽう 野 球 場 の 利 用 者 はほぼ 横 ばいであったが 平 成 25 年 度 はや や 増 加 ( 前 年 比 9.3% 増 加 )している 利 用 者 数 の 把 握 は 専 用 使 用 の 場 合 は 使 用 許 可 申 請 書 に 記 載 された 人 数 により 個 人 使 用 の 場 合 は 利 用 券 の 販 売 枚 数 によっている また 観 客 については ロアッソ 熊 本 の 公 式 戦 の 場 合 は 公 式 発 表 観 客 数 により その 他 大 会 等 の 場 合 は 目 視 による 確 認 後 大 会 関 係 者 への 確 認 を 行 い 正 確 な 観 客 数 の 把 握 に 努 めている 123

131 (2) 平 成 25 年 度 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 月 次 ) ( 単 位 : 人 ) 区 分 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合 計 軟 式 1,217 1,625 2,504 3,639 2,853 1, , ,324 18,213 野 球 場 ソフト , ,158 1, ,822 会 議 室 ,474 計 2,048 2,579 3,302 5,656 4,492 2,365 2,078 1,495 1, ,681 28,509 個 人 2,747 3,714 3,267 3,487 3,021 4,238 2,565 1, ,630 競 技 場 専 用 8,691 13,264 1,285 3,025 1,605 7,266 1,619 3, ,445 会 議 室 966 3, , ,040 計 12,404 19,988 5,078 7,462 5,441 12,797 4,510 6, ,115 合 計 14,452 22,567 8,380 13,118 9,933 15,162 6,588 7,753 1, , ,624 観 客 等 野 球 場 1,538 1,887 3,126 6,267 2,575 1, , ,113 20,315 競 技 場 2,164 7,589 12,077 3,237 1,505 5,921 1,028 12, ,734 平 成 25 年 12 月 以 降 競 技 場 はトラック 改 修 のため 閉 鎖 していた 野 球 場 は 相 対 的 に 夏 期 の 利 用 が 多 く 競 技 場 は 春 期 及 び 秋 期 の 利 用 が 多 い 特 に 冬 場 は 利 用 者 の 減 少 が 顕 著 である 124

132 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 管 理 の 状 況 について 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 を 照 合 したところ 以 下 の 問 題 点 が 見 受 けられた 1 備 品 台 帳 と 現 物 との 照 合 ができないものが 散 見 された 2 備 品 実 査 にあたり 台 帳 記 載 の 保 管 場 所 と 施 設 の 保 管 場 所 名 称 が 異 なるものがあり 備 品 の 照 合 する うえで 非 常 に 混 乱 する 要 因 となった 3 照 合 できなかった 備 品 の 所 在 については 他 の 運 動 施 設 へ 移 管 したもの 逆 に 他 の 施 設 から 移 管 して きたものなどが 混 在 しており 移 管 に 伴 う 備 品 台 帳 の 更 新 が 適 時 適 切 に 行 われていない 4 指 定 管 理 者 である 事 業 団 所 有 の 物 品 と 市 の 物 品 とが 混 在 している 状 態 であり 備 品 シールの 添 付 及 び 備 品 管 理 台 帳 の 整 備 が 適 切 に 行 われていない これらの 状 況 については 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 ( 善 管 注 意 義 務 )に 反 する 取 扱 いである 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 によれば 備 品 について 備 品 管 理 台 帳 を 作 成 するとともに その 現 況 を 明 らかにしなければならない また 備 品 管 理 台 帳 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならないとされている 備 品 管 理 台 帳 が 備 品 の 現 況 を 示 していない 状 況 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 関 し ても 反 する 取 扱 いとなっている 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 125

133 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 指 定 管 理 者 の 名 称 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 法 人 等 の 分 類 財 団 法 人 ( 外 郭 団 体 ) 所 在 地 熊 本 市 中 央 区 出 水 2 丁 目 7 番 1 号 設 立 年 月 日 昭 和 60 年 12 月 24 日 代 表 者 ( 市 との 関 係 の 有 無 ) 理 事 長 寺 本 敬 司 ( 市 の OB) 理 事 8 名 のうち 理 事 長 及 び 常 務 理 事 2 名 は 市 役 員 の 状 況 ( 市 職 員 OB 派 遣 の 有 無 等 ) OB である また 監 事 2 名 のうち 1 名 は 現 職 の 熊 本 市 会 計 管 理 者 である その 他 市 からの 派 遣 はない 体 育 スポーツの 振 興 指 導 及 び 助 言 青 年 の 活 動 の 振 興 に 関 する 事 業 主 な 事 業 内 容 文 化 活 動 の 振 興 に 関 する 事 業 児 童 の 健 全 育 成 その 他 子 育 て 支 援 に 関 する 事 業 熊 本 市 から 指 定 を 受 けた 施 設 の 管 理 運 営 その 他 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 他 の 公 の 施 設 の 指 定 管 理 業 務 の 有 無 あり( 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 その 他 ) 平 成 26 年 4 月 1 日 をもって 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 に 移 行 している 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 資 格 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 者 資 格 を 参 照 (2) 指 定 管 理 者 募 集 スケジュール 日 程 内 容 平 成 25 年 10 月 7 日 募 集 要 項 の 公 表 平 成 25 年 10 月 15 日 16 日 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 平 成 25 年 10 月 7 日 ~ 平 成 25 年 10 月 18 日 質 問 の 受 付 平 成 25 年 10 月 28 日 質 問 回 答 の 公 表 平 成 25 年 10 月 8 日 ~ 平 成 25 年 11 月 6 日 申 請 関 係 書 類 の 受 付 平 成 25 年 11 月 18 日 選 定 委 員 会 開 催 平 成 25 年 11 月 21 日 選 定 結 果 の 通 知 及 び 公 表 平 成 25 年 12 月 24 日 指 定 管 理 者 の 指 定 ( 市 議 会 の 議 決 後 ) 平 成 26 年 3 月 31 日 協 定 書 の 締 結 平 成 26 年 4 月 1 日 管 理 運 営 開 始 126

134 (3) 審 査 の 方 法 1 選 定 委 員 会 の 構 成 平 成 25 年 度 中 に 実 施 された 第 2 回 目 の 選 定 にあたっては 組 織 改 変 に 伴 い 所 管 課 が 観 光 文 化 交 流 局 スポーツ 振 興 課 となったため 観 光 文 化 交 流 局 全 体 として 選 定 された 委 員 が 観 光 文 化 交 流 局 所 管 の 各 施 設 の 指 定 管 理 者 選 定 にあたっている 選 定 委 員 の 内 部 外 部 の 別 役 職 名 選 定 委 員 区 分 役 職 A 内 部 ( 男 性 ) 熊 本 市 観 光 文 化 交 流 局 長 B 外 部 ( 男 性 ) 熊 本 大 学 大 学 院 講 師 C 外 部 ( 女 性 ) 特 定 NPO 法 人 スペシャルオリンピックス 日 本 熊 本 参 与 D 外 部 ( 男 性 ) 公 認 会 計 士 E 内 部 ( 男 性 ) 熊 本 市 観 光 文 化 交 流 局 次 長 F 内 部 ( 女 性 ) 熊 本 市 観 光 文 化 交 流 局 次 長 2 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 申 請 者 :1 団 体 日 時 : 平 成 25 年 11 月 18 日 ( 月 ) 午 前 10 時 00 分 ~ 午 後 11 時 30 分 (タイムスケジュールより) 開 会 10:00~10:05 審 査 方 法 説 明 10:05~10:15(10 分 ) 社 会 体 育 施 設 にかかる 審 査 方 法 説 10:15~10:25(10 分 ) 審 査 10:25~11:10(45 分 ) (プレゼンテーション 30 分 質 疑 応 答 10 分 評 価 5 分 ) 休 憩 ( 事 務 局 集 計 作 業 ) 11:10~11:20(10 分 ) 審 査 結 果 発 表 閉 会 11:20~11:30(10 分 ) 場 所 : 本 庁 舎 12 階 会 議 室 3 議 事 録 の 保 管 議 事 録 は 作 成 していない 4 審 査 基 準 及 び 配 点 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (3) 審 査 の 方 法 ( 二 ) 評 価 項 目 と 配 点 及 び 総 合 評 価 を 参 照 127

135 5 審 査 結 果 申 請 団 体 資 格 審 査 申 請 価 格 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 合 格 4,375,000,000 円 価 格 審 査 の 得 点 項 目 審 査 の 得 点 1,415.0 総 合 評 価 の 得 点 1,895.0 選 定 委 員 会 6 名 で 採 点 合 計 400 6=2,400 点 ( 満 点 ) 3. 指 定 管 理 者 の 指 定 及 び 協 定 書 の 締 結 指 定 管 理 者 の 指 定 : 平 成 25 年 12 月 24 日 協 定 書 締 結 : 平 成 26 年 3 月 31 日 4. 指 定 管 理 の 内 容 (1) 指 定 期 間 平 成 26 年 度 から 平 成 30 年 度 の 5 年 間 (2) 指 定 管 理 料 利 用 料 金 等 ( 協 定 締 結 時 点 ) 対 象 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度 平 成 30 年 度 指 定 管 理 料 の 金 額 944,121,880 円 944,121,880 円 944,121,880 円 944,121,880 円 944,121,880 円 (3) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 等 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 条 例 第 16 条 に 規 定 する 事 業 の 実 施 に 関 する 業 務 1 施 設 の 使 用 許 可 及 びその 取 消 し 並 びに 停 止 の 命 令 に 関 する 業 務 2 施 設 の 維 持 管 理 に 関 する 業 務 3 施 設 の 効 用 を 十 分 に 発 揮 させるためのスポーツ 振 興 及 び 普 及 に 関 する 業 務 4 その 他 施 設 の 管 理 運 営 上 市 長 が 必 要 と 認 める 業 務 上 記 以 外 に 地 方 自 治 法 施 行 令 第 158 条 及 び 熊 本 市 会 計 規 則 第 18 条 の 規 定 に 基 づき 使 用 料 収 納 事 務 について 別 途 委 託 する 業 務 の 詳 細 については Ⅱ 業 務 仕 様 に 規 定 する 内 容 を 満 たすこととされている 128

136 (4) 指 定 管 理 者 と 市 との 責 任 分 担 指 定 管 理 者 と 市 との 責 任 分 担 は 次 の 責 任 分 担 表 のとおりである <リスク 分 担 表 > 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 4. 指 定 管 理 の 内 容 (4) 指 定 管 理 者 と 市 とのリスク 分 担 を 参 照 5. 指 定 管 理 者 による 事 業 報 告 及 び 市 によるモニタリングの 状 況 指 定 管 理 者 は 毎 月 業 務 終 了 後 10 日 以 内 に 管 理 運 営 業 務 実 施 状 況 ( 供 用 日 数 整 備 状 況 等 ) 利 用 状 況 ( 施 設 ごとの 利 用 者 数 ) 及 び 利 用 拒 否 等 の 件 数 理 由 使 用 料 等 の 収 入 実 績 減 免 等 の 状 況 ( 減 免 を 受 けた 利 用 者 数 減 免 額 等 )を 報 告 することとされている また 毎 事 業 年 度 終 了 後 指 定 管 理 者 が 事 業 報 告 書 を 提 出 し 管 理 運 営 業 務 実 施 状 況 利 用 状 況 及 び 利 用 拒 否 等 の 件 数 理 由 使 用 料 等 の 収 入 実 績 管 理 経 費 の 収 支 状 況 等 について 報 告 し 決 算 書 類 を 提 出 することとされている 市 は 上 記 の 諸 報 告 並 びに 現 地 調 査 に 基 づき 指 定 管 理 者 のサービスの 水 準 が 維 持 されて いるかどうかという 点 に 関 し 管 理 業 務 の 評 価 を 実 施 し その 結 果 を 指 定 管 理 者 に 通 知 して いる また 指 定 管 理 者 制 度 導 入 施 設 のモニタリングに 関 する 基 本 方 針 ( 以 下 モニタリン グ 基 本 方 針 と 略 )の 規 定 に 基 づき 年 次 総 合 評 価 として 指 定 管 理 者 が 自 己 評 価 を 行 い 次 に 所 管 課 がこれを 参 考 としながら 評 価 を 行 い これを 公 表 している 平 成 25 年 度 の 結 果 は 以 下 のとおりであった 1 指 定 管 理 者 の 自 己 評 価 評 価 区 分 評 価 評 価 コメント 施 設 の 運 営 A 指 定 管 理 の 仕 様 書 に 基 づく 事 業 計 画 に 沿 い 利 用 者 の 安 全 安 心 平 等 を 保 障 でき るような 施 設 運 営 を 行 った 利 便 性 向 上 を 目 的 に 休 館 日 を 一 部 供 用 するほか スム ーズな 利 用 許 可 事 務 使 用 料 収 納 事 務 を 行 い サービス 向 上 に 努 めた また 新 規 催 事 の 受 入 などに 努 め 大 会 誘 致 のため 競 技 団 体 等 と 連 携 を 深 めた 自 主 事 業 については 職 員 の 資 格 を 生 かす 事 業 開 発 を 行 い 特 に 子 どもたちの 発 達 段 階 に 合 わせた 指 導 事 業 や 中 高 齢 者 の 運 動 不 足 改 善 に 向 けて 促 す 事 業 を 導 入 した 事 業 数 参 加 人 数 ともに 増 加 し 乳 幼 児 から 中 高 齢 者 や 障 がい 者 まで 対 象 と なる 生 涯 スポーツ 振 興 事 業 を 推 進 した 施 設 の 特 性 として 発 生 しやすい 熱 中 症 については 気 温 等 診 断 により 随 時 注 意 喚 起 を 実 施 した 施 設 の 管 理 B 指 定 管 理 の 仕 様 書 に 基 づき 適 切 な 対 応 を 図 った 設 備 のメンテナンスでは 巡 回 や 日 常 点 検 により 異 常 個 所 の 早 期 発 見 早 期 修 理 に 努 め 利 用 者 からの 指 摘 にも 随 時 対 応 した 施 設 の 維 持 管 理 に 関 する 委 託 業 者 の 業 務 遂 行 についても 業 者 と 連 携 し 状 況 を 把 握 した マニュアル 整 備 のほか 消 防 訓 練 不 審 者 対 応 訓 練 救 急 法 研 修 等 の 研 修 を 実 施 し 安 全 管 理 体 制 を 整 えた 市 施 設 としてのエコオフィス 活 動 に 加 え 市 事 業 所 グリーン 宣 言 わくわく 節 水 倶 楽 部 ノーマイカーデーといった 環 境 活 動 により 職 員 の 意 識 向 上 を 図 った 129

137 評 価 区 分 評 価 評 価 コメント 収 支 状 況 B 公 認 会 計 士 等 と 契 約 し アドバイスを 受 けながら 適 正 な 会 計 処 理 を 行 った 備 品 修 理 等 については 所 管 課 と 連 絡 を 取 り 合 い 実 施 した 燃 料 費 の 高 騰 が 影 響 を 及 ぼして いることから 今 後 も 支 出 の 抑 制 に 努 める 2 所 管 課 の 評 価 個 別 項 目 評 価 評 価 区 分 評 価 評 価 コメント 施 設 の 運 営 B 概 ね 協 定 書 仕 様 書 に 基 づき 適 切 に 業 務 が 実 施 されている HPや 広 報 誌 を 利 用 し 施 設 利 用 者 へ 向 けて 積 極 的 な 情 報 提 供 を 行 っている 本 市 のスポーツ 活 動 の 拠 点 施 設 として 利 用 向 上 に 努 めている 施 設 の 管 理 収 支 状 況 B B 概 ね 協 定 書 仕 様 書 に 準 じた 管 理 が 行 われている 全 体 的 に 管 理 施 設 の 老 朽 化 が 進 んでいるため 優 先 順 位 を 吟 味 した 効 率 的 な 施 設 維 持 管 理 の 対 応 が 求 められる 事 業 目 的 に 適 合 しない 支 出 等 はなく 会 計 処 理 も 適 切 に 実 施 されている ( 総 合 評 価 ) 自 主 事 業 に 関 しては 各 施 設 の 特 徴 と 機 能 を 十 分 に 生 かした 各 種 スポーツ 教 室 やス ポーツ 指 導 イベント 事 業 等 を 行 い 幼 児 から 中 高 齢 者 まで 全 世 代 における 市 民 スポー ツ 普 及 競 技 力 向 上 に 努 めている 同 時 に 広 報 活 動 にも 積 極 的 に 取 り 組 んでいるため これらの 活 動 が 利 用 人 数 の 増 加 に 繋 がっている また 市 民 スポーツフェスタや 熊 本 城 マラソン 等 の 行 政 施 策 にも 積 極 的 に 関 与 し 本 市 のスポーツ 振 興 事 業 に 大 きく 寄 与 している 一 方 施 設 の 維 持 管 理 については 全 体 的 に 管 理 施 設 の 老 朽 化 が 顕 著 であるため 修 繕 箇 所 等 を 慎 重 に 研 究 精 査 を 行 い 安 心 安 全 快 適 な 施 設 状 態 を 維 持 してもらいたい 指 定 管 理 者 の 更 新 が 決 定 したため 今 後 重 点 的 な 対 応 が 求 められる 130

138 Ⅲ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 ( 以 下 方 針 という ) では 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 について 次 のように 定 めている 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 第 3 候 補 者 の 選 定 前 の 手 続 き 4 申 請 関 係 書 類 の 提 出 及 び 受 理 (2) 提 出 期 間 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 公 告 日 の 翌 日 から 起 算 して30 日 以 後 の 別 に 定 める 日 とする 本 件 における 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 提 出 のスケジュールは 次 のようになっている 平 成 25 年 10 月 7 日 募 集 要 項 の 公 表 平 成 25 年 10 月 8 日 から 平 成 25 年 11 月 6 日 申 請 関 係 書 類 の 受 付 ( 出 典 : 指 定 管 理 者 募 集 要 項 ) 本 件 における 提 出 期 限 は 募 集 要 項 の 公 表 ( 公 告 日 )の 翌 日 から 起 算 して 30 日 となって おり 方 針 に 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 以 下 のような 配 慮 が 必 要 と 考 える 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (1) 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について の 意 見 を 参 照 2. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 議 事 録 が 作 成 されていない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について の 指 摘 を 参 照 131

139 3. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 会 の 人 選 について 候 補 者 選 定 ガイドライン では 次 のように 定 めている 候 補 者 選 定 ガイドライン 選 定 委 員 会 は 指 定 管 理 者 制 度 を 適 用 させようとする 公 の 施 設 を 所 管 する 局 ( 熊 本 市 事 務 分 掌 条 例 ( 昭 和 46 年 条 例 第 36 号 第 1 条 )に 規 定 する 局 をいう )の 局 長 市 長 が 指 名 する 職 員 及 び 市 長 が 指 名 する 外 部 の 学 識 経 験 者 公 認 会 計 士 等 2 名 以 上 の 計 5 名 程 度 をもって 組 織 する 本 件 の 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 は 6 名 のうち 3 名 は 市 の 職 員 3 名 は 外 部 の 学 識 経 験 者 等 で 組 織 されており 当 該 ガイドラインに 沿 った 取 扱 いがなされている 一 方 指 定 管 理 者 に 選 定 された 業 者 の 理 事 8 名 のうち 市 のOBが2 名 監 事 2 名 のう ち 市 の 現 職 が1 名 含 まれていた 候 補 者 の 役 員 に 市 の 現 職 及 びOBが 在 籍 している 状 況 下 で 選 定 委 員 に 内 部 委 員 ( 市 の 職 員 )が 含 まれているのならば 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 して 必 ずしも 公 平 性 が 担 保 されて いるとはいいがたい 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (4) 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について の 意 見 を 参 照 4. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 は 開 催 回 数 は 1 回 所 要 時 間 は 1 時 間 30 分 程 度 の 開 催 となって いる この 開 催 状 況 で 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 適 正 な 審 議 ができているか 疑 問 である 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (2) 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について の 意 見 を 参 照 5. 適 切 なモニタリングの 実 施 について 1 備 品 管 理 について 市 が 実 施 したモニタリングにおいて その 評 価 項 目 のうち 引 き 渡 した 備 品 等 が 善 良 な 管 理 者 の 注 意 を 持 って 適 切 に 管 理 されているか 及 び 市 所 有 の 備 品 市 所 有 以 外 の 備 品 は 区 別 し 台 帳 により 管 理 されているか については 適 切 と 評 価 されている 132

140 しかし Ⅰ. 施 設 の 概 要 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 の 管 理 について に 記 載 のとおり 備 品 の 管 理 については 改 善 すべき 事 項 が 存 在 しており 前 述 の 評 価 項 目 について 適 切 とし た 市 の 評 価 は 実 態 に 即 しているとは 言 えない 2 管 理 経 費 の 収 支 状 況 の 確 認 について 熊 本 市 社 会 体 育 施 設 の 管 理 運 営 に 関 する 協 定 書 第 28 条 第 1 項 において 乙 ( 指 定 管 理 者 )は 毎 年 度 終 了 後 30 日 以 内 に 社 会 体 育 施 設 の 管 理 運 営 業 務 に 関 し 次 の 各 号 に 定 める 事 項 を 記 載 した 業 務 報 告 書 を 作 成 し 甲 ( 市 )に 提 出 しなければならないとされて いる ( 以 下 省 略 ) (1) 管 理 運 営 業 務 の 実 施 状 況 (2) 利 用 状 況 及 び 利 用 拒 否 等 の 件 数 理 由 (3) 管 理 経 費 の 収 支 状 況 (4)その 他 熊 本 市 が 必 要 と 認 める 事 項 ( 以 下 省 略 ) と 規 定 している ところが 平 成 25 年 度 事 業 報 告 書 には 管 理 経 費 の 収 支 状 況 が 記 載 されていない なお 財 団 の 施 設 管 理 事 業 会 計 の 収 支 計 算 書 が 添 付 され ているが 市 が 要 求 している 管 理 経 費 の 収 支 状 況 とは 言 えない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (5)モニタリングの 適 切 な 実 施 について の 指 摘 を 参 照 6. 利 用 率 向 上 のための SNS の 活 用 について 平 成 26 年 2 月 ~3 月 実 施 の 施 設 利 用 者 満 足 度 の 結 果 によれば 水 前 寺 野 球 場 競 技 場 が 他 の 施 設 よりも 高 い 評 価 を 得 ていた このような 結 果 となった 原 因 は 当 該 施 設 の 利 用 者 が 特 定 の 競 技 に 偏 っており 他 の 施 設 に 比 べれば 検 索 予 約 が 容 易 であることが 考 えられ る しかし 水 前 寺 野 球 場 競 技 場 では 他 の 施 設 が 行 っていない Facebook による 情 報 発 信 があり このことが 評 価 を 高 める 一 因 となっていることも 考 えられる 通 常 公 の 施 設 の 情 報 発 信 はホームページや 登 録 メールへの 一 斉 送 信 等 によることが 多 い しかし 近 年 で は Facebook や Twitter 等 の SNS(ソーシャル ネットワーキング サービス)が 急 速 に 普 及 してきており ネットにおける 情 報 の 広 がり 方 が 変 わってきている 意 見 SNS を 活 用 することにより 施 設 の 利 用 状 況 等 についてリアルタイムで 情 報 を 発 信 する ことが 可 能 となり また 利 用 者 はいったん 登 録 しておけば 自 動 的 に 情 報 を 得 ることがで きる また その 情 報 は 利 用 者 同 士 で 伝 達 されてゆくので その 効 果 は 大 である 施 設 利 用 の 余 裕 が 生 じた 場 合 など SNS で 空 き 情 報 を 発 信 することで 空 き 時 間 を 減 らすこと 133

141 ができ 利 用 率 向 上 につなげることが 期 待 できる 他 の 施 設 においても 利 用 率 向 上 のた め SNS の 活 用 の 検 討 を 要 望 したい 7. 管 理 する 施 設 の 種 類 と 指 定 管 理 者 募 集 のありかたについて スポーツ 振 興 課 が 所 管 する 施 設 に 関 しては 現 在 所 管 する6 施 設 ( 総 合 体 育 館 青 年 会 館 浜 線 健 康 パーク 託 麻 スポーツセンター 南 部 総 合 センター アクアドーム 水 前 寺 陸 上 競 技 場 野 球 場 )を 一 括 して 指 定 管 理 者 を 選 定 している ただし 前 回 の 指 定 管 理 者 選 定 時 は 水 前 寺 陸 上 競 技 場 野 球 場 のみを 別 個 に 指 定 管 理 者 を 選 定 していた 意 見 施 設 の 設 置 目 的 及 び 利 用 実 態 に 目 を 向 けて 考 えてみると 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 が 現 在 指 定 管 理 者 として 管 理 運 営 を 行 っている 施 設 のうち 託 麻 スポーツセンター 浜 線 健 康 パーク 南 部 総 合 スポーツセンターについては 利 用 者 はもっぱら 地 域 住 民 であり 地 域 密 着 型 施 設 と 考 えられる いっぽう 水 前 寺 競 技 場 野 球 場 は 陸 上 競 技 蹴 球 野 球 ソフトボールなど 特 定 の 種 目 に 特 化 した 施 設 であり 利 用 者 はもっぱら 市 内 及 びその 近 郊 住 民 である 競 技 者 に 限 られ 上 記 のスポーツセンターと 比 較 して 専 門 性 の 高 い 施 設 であると 言 える これに 対 して アクアドームは 床 での 役 務 提 供 期 間 はあるものの 基 本 的 には 屋 内 プ ール 及 びアイススケート 場 であり その 規 模 はメインプールで 約 3000 席 の 観 客 席 を 備 えた 西 日 本 屈 指 の 大 型 施 設 である また 総 合 体 育 館 青 年 会 館 は 近 隣 住 民 の 利 用 からプロの 公 式 戦 や 各 種 大 会 をも 行 い プール トレーニング 室 を 備 えた 複 合 型 の 施 設 である それと 同 時 にホール 運 営 会 議 室 調 理 室 といった 体 育 施 設 とは 異 なる 施 設 の 運 営 を 行 う 点 で 上 記 のいずれの 施 設 とも 異 なっている このようにそれぞれが 異 なる 目 的 を 有 し その 性 格 も 異 なる 施 設 を 管 理 運 営 するには それぞれに 最 適 な 管 理 運 営 の 方 法 は 異 なると 思 われる そこで 6 施 設 まとめて 一 団 体 の 指 定 管 理 者 を 募 集 するのではなく 目 的 及 び 性 格 が 同 じ 施 設 毎 に 指 定 管 理 の 募 集 単 位 を 分 けて 募 集 するほうが それぞれの 施 設 の 設 置 目 的 に 適 合 する 効 率 的 な 運 用 が 達 成 できるものと 考 えられる 134

142 水 前 寺 江 津 湖 公 園 水 前 寺 江 津 湖 公 園 は 湧 水 に 恵 まれた 地 勢 を 生 かし 植 物 動 物 を 含 めた 自 然 を 保 全 活 用 することを 目 的 として 昭 和 57 年 7 月 に 総 面 積 126.6ha について 都 市 計 画 決 定 がなされ 全 体 を5つのゾーンに 分 け 熊 本 県 と 市 で 整 備 が 行 われた 市 中 心 部 から 東 南 へ 約 5km に 位 置 し 市 民 格 好 の 憩 いの 場 である 水 前 寺 江 津 湖 公 園 は 湖 面 約 50ha の 広 さを 持 つ 江 津 湖 を 中 心 に 河 川 からの 流 水 や 豊 富 な 湧 水 により 水 辺 環 境 が 良 好 に 保 たれ 野 生 生 物 の 種 類 も 豊 富 で 学 習 の 場 ともなっている 今 でも マガモ ギンブナ スイゼンジノリなど 約 600 種 の 動 植 物 が 生 息 しており この 自 然 環 境 を 保 全 すべく 適 切 な 維 持 管 理 を 行 うこと さらには 市 における 貴 重 な 資 源 を 守 り 後 世 に 伝 えるべく 市 民 と 一 体 となった 管 理 運 営 を 行 うことが 重 要 である 水 前 寺 江 津 湖 公 園 の5つのゾーンとは 水 前 寺 地 区 出 水 地 区 上 江 津 地 区 下 江 津 地 区 広 木 地 区 のことをいい 平 成 23 年 度 までは 熊 本 県 が 広 木 地 区 を 市 が 広 木 地 区 以 外 の 地 区 を 管 理 運 営 していたが 市 の 政 令 指 定 都 市 移 行 にともない 広 木 地 区 の 管 理 運 営 を 熊 本 県 から 市 に 移 した また 平 成 24 年 度 より 指 定 管 理 者 制 度 が 導 入 され 一 般 社 団 法 人 熊 本 市 造 園 建 設 業 協 会 ( 以 下 社 団 という )が 管 理 運 営 を 行 っている 社 団 の 管 理 運 営 のテーマは 水 と 緑 のわくわくオアシス~ 自 然 と 文 化 の 宝 湖 を もっと 身 近 に もっと 楽 しく である 管 理 事 務 所 135

143 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 東 区 広 木 町 935 1( 管 理 事 務 所 ) 2 所 轄 部 署 熊 本 市 都 市 建 設 局 公 園 課 3 供 用 開 始 年 月 日 昭 和 41 年 12 月 24 日 ( 水 前 寺 江 津 湖 公 園 の 一 体 化 の 都 市 計 画 決 定 は 昭 和 57 年 7 月 ) 4 設 置 目 的 熊 本 市 中 心 部 から 東 南 へ 約 5km に 位 置 し 市 民 格 好 の 憩 いの 場 である 水 前 寺 江 津 湖 公 園 は 湖 面 約 50ha の 広 さを 持 つ 江 津 湖 を 中 心 に 河 川 からの 流 水 や 豊 富 な 湧 水 によ り 水 辺 環 境 が 良 好 に 保 たれ 野 生 生 物 の 種 類 も 豊 富 で 学 習 の 場 ともなっている 今 でも マガモ ギンブナ スイゼンジノリなど 約 600 種 の 動 植 物 が 生 息 しており この 自 然 環 境 を 保 全 すべく 適 切 な 維 持 管 理 を 行 うこと さらには 熊 本 市 における 貴 重 な 資 源 を 守 り 後 世 に 伝 えるべく 市 民 と 一 体 となった 管 理 運 営 を 行 うことを 目 的 とす る 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 都 市 公 園 条 例 ( 昭 和 52 年 6 月 16 日 条 例 第 32 号 ) 6 主 な 施 設 種 類 2つの 管 理 棟 があり 管 理 運 営 が 行 われている 管 理 事 務 所 湖 面 管 理 詰 所 また 全 体 を5つのゾーンに 分 けて 管 理 が 行 われている 5つのゾーン 特 徴 市 電 通 り 沿 いに 面 し 水 前 寺 江 津 湖 公 園 水 前 寺 地 区 の 玄 関 口 となるエリア 図 書 館 近 代 文 学 館 が 立 地 し 文 化 的 な 出 水 地 区 雰 囲 気 が 漂 うエリア 江 津 湖 の 風 物 詩 ボートの 風 景 があるエ 上 江 津 地 区 リア 壮 大 な 湖 景 観 を 有 し 動 植 物 園 が 隣 接 す 下 江 津 地 区 るエリア 小 さいお 子 様 連 れからウォーキングまで 広 木 地 区 幅 広 くレジャーが 楽 しめるエリア 7 面 積 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 1,254,368 m2 建 築 面 積 m2 延 床 面 積 m2 8 価 格 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 : 不 明 建 物 :10,892 千 円 9 管 理 運 営 方 法 10 開 館 時 間 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 24 年 度 からの5 年 間 一 般 社 団 法 人 熊 本 市 造 園 建 設 業 協 会 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 無 料 で 一 般 開 放 されている 公 園 のため 休 園 日 及 び 開 園 時 間 は 定 められていない ただし 園 内 の 駐 車 場 (4ヶ 所 )については 5~9 月 の 期 間 は9 時 ~20 時 10 月 ~4 月 の 期 間 は9 時 ~19 時 ( 但 し 広 木 地 区 駐 車 場 のみ 20 時 まで 開 門 ) 11 休 館 日 無 料 で 一 般 開 放 されている 公 園 のため 休 園 日 及 び 開 園 時 間 は 定 められていない 12 入 場 料 無 料 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) 平 成 23 年 度 までは 広 木 地 区 以 外 の 地 区 ( 水 前 寺 出 水 上 江 津 下 江 津 )を 市 が 広 木 地 区 を 熊 本 県 が 管 理 運 営 しており 統 計 資 料 がないが 平 成 24 年 度 の 指 定 管 理 者 制 度 になってからは 統 計 をとっており 増 加 傾 向 にある 136

144 < 過 去 5 年 間 の 入 場 者 の 推 移 > ( 単 位 : 人 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 入 場 者 数 ( 注 2) , ,920 みなも 祭 り 1 日 目 ,000 1,000 2 日 目 ,000 15,000 わくわく えづっこ 塾 けんこう 塾 ヨカ 教 室 ( 注 1) 平 成 23 年 度 までは 広 木 地 区 以 外 の 地 区 を 熊 本 市 が 広 木 地 区 を 熊 本 県 が 管 理 運 営 しており 統 計 資 料 は ( 注 2) 上 記 の 入 場 者 の 状 況 は 毎 日 11 時 から 12 時 をサンプルとして 集 計 したものであり 入 場 者 のごく 一 部 である ない ( 注 3) けんこう 塾 ヨカ 教 室 は 平 成 25 年 度 からの 自 主 事 業 (2) 平 成 25 年 度 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 月 次 ) 平 成 25 年 度 の 入 場 者 の 推 移 は 次 のとおりである < 平 成 25 年 度 の 入 場 者 の 推 移 > ( 単 位 : 人 ) 月 入 場 者 数 みなも 祭 り 1 日 目 2 日 目 わくわく えづっこ 塾 けんこう 塾 ヨカ 教 室 4 月 14, 月 12, 月 7, 月 9, 月 10, ( 雨 天 中 止 ) 7 9 月 7, 月 14,339 1,000 15, 月 7, 月 6, 月 9, 月 7, 月 11, 計 118,920 1,000 15, 入 場 者 数 は4 月 ( 春 )と 10 月 ( 秋 )がピークとなっている 137

145 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 1 備 品 の 所 属 について 水 前 寺 江 津 湖 公 園 指 定 管 理 者 業 務 仕 様 書 における 10 備 品 の 管 理 では 以 下 のよう に 規 定 されている 10 備 品 の 管 理 指 定 管 理 者 は 市 の 所 有 に 属 する 物 品 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 ( 昭 和 40 年 4 月 1 日 規 則 第 24 号 )に 基 づいて 管 理 を 行 うものとする また 指 定 管 理 者 は 物 品 管 理 簿 を 備 えて 市 の 所 有 に 属 する 物 品 と 指 定 管 理 者 の 所 有 に 属 する 物 品 を 明 確 に 区 別 して 管 理 しなければならない すなわち 指 定 管 理 者 が 水 前 寺 江 津 湖 公 園 の 管 理 運 営 のために 指 定 管 理 料 で 購 入 した 備 品 及 び 物 品 が 市 または 指 定 管 理 者 のいずれの 所 有 となるかについて 仕 様 書 上 明 示 され ていない 2 備 品 管 理 シールの 添 付 について 備 品 管 理 台 帳 は 整 備 されていたが( 市 の 備 品 を 含 めて 整 備 したのは 指 定 管 理 者 ) 市 が 所 有 する 備 品 に 備 品 管 理 シール 等 の 添 付 はなかった 指 摘 1 備 品 の 所 属 について 後 日 の 所 有 権 に 関 する 認 識 の 相 違 を 避 けるために 仕 様 書 において 所 有 権 の 帰 属 を 明 記 すべきである 例 えば 熊 本 市 障 害 者 福 祉 センター 希 望 荘 管 理 運 営 業 務 仕 様 書 では 次 のように 規 定 している 第 1 章 仕 様 総 則 7 管 理 運 営 全 般 に 関 する 遵 守 事 項 (6) 備 品 管 理 指 定 管 理 者 がセンターの 管 理 運 営 のために 購 入 した 備 品 及 び 物 品 は 指 定 管 理 者 の 所 有 と する また 市 が 貸 与 する 備 品 等 は 市 が 指 定 する 台 帳 を 備 え 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 しなければならない ( 出 典 : 熊 本 市 障 害 者 福 祉 センター 希 望 荘 管 理 運 営 業 務 仕 様 書 ) 2 備 品 管 理 シールの 添 付 について 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 138

146 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 指 定 管 理 者 の 名 称 一 般 社 団 法 人 熊 本 市 造 園 建 設 業 協 会 法 人 等 の 分 類 一 般 社 団 法 人 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 東 区 広 木 町 935 1( 管 理 事 務 所 ) 設 立 年 月 日 平 成 23 年 9 月 1 日 会 長 野 村 幸 孝 副 会 長 上 農 仁 嗣 代 表 者 ( 市 との 関 係 の 有 無 ) 副 会 長 吉 村 昌 洋 ( 市 との 関 係 無 し) 役 員 職 員 の 状 況 専 務 理 事 兼 事 務 局 長 は 市 の OB ( 市 職 員 OB 派 遣 の 有 無 等 ) ( 指 定 管 理 業 務 の 担 当 はしていない) 造 園 業 の 共 益 的 利 益 の 増 進 主 な 事 業 内 容 指 定 管 理 事 業 請 負 業 務 の 受 託 なし ただし 他 の 公 の 施 設 の 指 定 管 理 業 務 の 下 請 業 務 を 実 施 他 の 公 の 施 設 の 指 定 管 理 業 務 の 有 無 南 部 総 合 スポーツセンター( 植 栽 管 理 ) 託 麻 スポーツセンター( 植 栽 管 理 ) 水 前 寺 競 技 場 ( 芝 フィールド 管 理 周 囲 の 植 栽 管 理 ) (1) 職 員 の 状 況 1 従 事 役 職 員 数 正 職 員 2 名 と 出 向 者 2 名 (( 一 財 ) 公 園 財 団 からの 出 向 )で 構 成 されている なお 担 当 役 員 は4 名 である < 過 去 3 年 間 の 従 事 役 職 員 数 の 推 移 > ( 単 位 : 人 ) 職 種 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 うち 指 定 管 理 うち 指 定 管 理 団 体 役 員 (うち 市 OB) (1) (0) (1) (0) 団 体 職 員 (うち 市 OB) (0) (0) (0) (0) (うち 市 派 遣 者 ) (0) (0) (0) (0) 団 体 臨 時 嘱 託 等 (うち 市 OB) (0) (0) (0) (0) 出 向 者 合 計

147 2 人 件 費 正 職 員 2 名 と 出 向 者 2 名 (( 一 財 ) 公 園 財 団 からの 出 向 )の 分 である < 過 去 2 年 間 の 職 員 等 給 与 > ( 単 位 : 円 ) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 職 種 うち 指 定 管 理 うち 指 定 管 理 団 体 役 員 918, ,000 0 (うち 市 OB) (0) (0) (0) (0) 団 体 職 員 8,866,704 4,281,524 8,888,487 4,038,487 (うち 市 OB) (0) (0) (0) (0) (うち 市 派 遣 者 ) (0) (0) (0) (0) 団 体 臨 時 嘱 託 等 (うち 市 OB) (0) (0) (0) (0) 出 向 者 11,000,000 11,000,000 11,000,000 11,000,000 合 計 20,785,204 15,281,524 20,806,487 15,038,487 (2) 財 務 状 況 及 び 取 引 状 況 以 下 のような 状 況 であり 来 園 者 の 増 加 によるイベント 収 入 等 の 増 加 により 利 益 は 増 加 している なお 事 業 費 のうち 植 栽 管 理 委 託 費 や 湖 面 管 理 委 託 費 等 については 次 項 3. 関 連 団 体 との 間 の 取 引 を 参 照 のこと 140

148 ( 円 ) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 勘 定 科 目 収 益 事 業 収 益 事 業 備 考 水 前 寺 江 津 湖 公 園 水 前 寺 江 津 湖 公 園 事 業 収 入 106,391, ,401,103 協 定 変 更 ( 増 額 ) 諸 収 入 3,444,636 4,990,032 イヘ ント 収 入 自 販 機 収 入 増 加 収 益 合 計 109,835, ,391,135 事 業 費 84,289,851 91,120,440 うち 植 栽 管 理 委 託 費 38,756,750 39,156,600 (うち 植 栽 管 理 ) - (33,742,800) (うち 池 清 掃 費 ) - (1,575,000) (うち コ ミ 収 集 等 ) - (850,500) (うち 追 加 工 事 費 ) - (2,988,300) うち 湖 面 管 理 委 託 費 34,424,411 38,584,950 協 定 変 更 ( 増 額 ) うち 夜 間 巡 視 委 託 費 2,696,400 2,696,400 うち トイレ 清 掃 委 託 費 1,537,200 1,802,850 管 理 費 25,726,019 24,905,957 費 用 合 計 営 業 利 益 経 常 利 益 税 引 前 当 期 純 利 益 法 人 税 等 当 期 純 利 益 110,015, ,026, , , , , , , , , ,538 (3) 関 連 団 体 との 間 の 取 引 平 成 25 年 度 の 植 栽 管 理 (5つのエリア) 湖 面 管 理 等 の 管 理 費 清 掃 費 は 以 下 のと おりである なお 植 栽 管 理 及 び 湖 面 管 理 については 受 注 した 事 業 者 で 指 定 管 理 者 委 員 会 を 構 成 している 141

149 < 管 理 業 務 の 種 類 及 びその 委 託 先 等 > 管 理 業 務 地 区 外 注 先 平 成 25 年 度 ( 円 ) 役 員 指 定 管 理 者 委 員 会 管 理 費 清 掃 費 計 該 当 区 分 該 当 区 分 植 栽 管 理 水 前 寺 地 区 出 水 地 区 上 江 津 地 区 下 江 津 地 区 広 木 地 区 a 社 1,776, ,000 2,511,600 理 事 委 員 b 社 副 会 長 担 当 副 会 c 社 5,700,450 5,700,450 委 員 長 補 長 d 社 2,811, ,000 3,336,900 理 事 委 員 佐 e 社 2,811,900 2,811,900 委 員 f 社 2,932, ,000 3,247,650 委 員 g 社 2,320,500 2,320,500 委 員 h 社 7,694,400 7,694,400 委 員 i 社 7,694,400 7,694,400 委 員 長 小 計 33,742,800 1,575,000 35,317,800 湖 面 管 理 j 社 38,584,950 38,584,950 理 事 副 委 員 長 夜 間 警 備 k 社 2,696,400 2,696,400 トイレ 清 掃 l 社 1,802,850 1,802, 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 資 格 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 者 資 格 を 参 照 (2) 指 定 管 理 者 募 集 スケジュール 日 程 内 容 平 成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 平 成 23 年 10 月 12 日 ( 水 ) 平 成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) ~ 平 成 23 年 10 月 14 日 ( 金 ) 平 成 23 年 10 月 20 日 ( 木 ) 平 成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) ~ 平 成 23 年 10 月 31 日 ( 月 ) 平 成 23 年 11 月 11 日 ( 金 ) 平 成 23 年 11 月 21 日 ( 月 ) 募 集 要 項 の 公 表 説 明 会 質 問 の 受 付 質 問 回 答 の 公 表 申 請 関 係 書 類 の 受 付 選 定 委 員 会 の 開 催 選 定 結 果 の 通 知 及 び 公 表 平 成 23 年 12 月 16 日 ( 金 ) 指 定 管 理 者 の 指 定 ( 市 議 会 の 議 決 後 ) 平 成 24 年 2 月 6 日 ( 月 ) 平 成 24 年 2 月 22 日 ( 水 )~ 平 成 24 年 4 月 1 日 ( 日 ) 協 定 の 締 結 事 務 引 継 トレーニング 等 管 理 運 営 開 始 142

150 (3) 審 査 の 方 法 1 選 定 委 員 会 の 構 成 内 部 が4 名 外 部 が3 名 の7 名 で 構 成 されている 選 定 委 員 区 分 役 職 A 内 部 ( 会 長 ) 市 都 市 建 設 局 長 B 内 部 市 都 市 建 設 局 次 長 C 内 部 市 都 市 建 設 局 都 市 整 備 部 長 D 内 部 市 都 市 建 設 局 土 木 部 長 E 外 部 団 体 役 員 F 外 部 大 学 学 部 長 G 外 部 大 学 准 教 授 2 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 開 催 回 数 :1 回 申 請 者 :3 団 体 日 時 : 平 成 23 年 11 月 11 日 ( 金 ) 場 所 : 国 際 交 流 会 館 4 階 第 1 会 議 室 午 前 9 時 00 分 ~ 午 後 11 時 50 分 開 会 9:00~9:05 審 査 方 法 等 説 明 9:05~9:10 審 査 採 点 9:10~11:45 申 請 者 からの 事 業 内 容 説 明 ( 各 20 分 ) 申 請 者 への 質 疑 応 答 ( 各 20 分 ) 採 点 ( 各 10 分 ) 取 りまとめ ( 10 分 ) 審 査 結 果 発 表 11:45~ 閉 会 11:50 3 議 事 録 の 保 管 議 事 録 は 作 成 していない 4 審 査 基 準 及 び 配 点 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (3) 審 査 の 方 法 ( 二 ) 評 価 項 目 と 配 点 及 び 総 合 評 価 を 参 照 143

151 5 審 査 結 果 応 募 者 ( 申 請 者 )は3 団 体 である ( 一 社 ) 熊 本 市 造 園 得 点 項 目 建 設 業 協 会 B C 資 格 審 査 合 格 合 格 合 格 申 請 価 格 ( 税 抜 ) 490,000, ,700, ,740,000 価 格 審 査 の 得 点 項 目 審 査 の 得 点 1, , ,080.2 基 本 項 目 評 価 1, , 基 本 項 目 以 外 の 項 目 評 価 総 合 評 価 の 得 点 2, , ,640.2 選 定 委 員 会 の7 名 で 採 点 されており 満 点 は 400 点 7 名 =2,800 点 である 3. 指 定 管 理 者 の 指 定 及 び 協 定 書 の 締 結 平 成 23 年 12 月 16 日 : 指 定 管 理 者 の 指 定 平 成 24 年 2 月 22 日 : 協 定 書 の 締 結 4. 指 定 管 理 の 内 容 (1) 指 定 期 間 平 成 24 年 度 から 平 成 28 年 度 の5 年 間 (2) 指 定 管 理 料 利 用 料 金 等 ( 協 定 締 結 時 点 ) 対 象 年 度 指 定 管 理 料 の 金 額 平 成 24 年 度 98,000,000 円 ( 税 抜 ) 平 成 25 年 度 98,000,000 円 ( 税 抜 ) 平 成 26 年 度 98,000,000 円 ( 税 抜 ) 平 成 27 年 度 98,000,000 円 ( 税 抜 ) 平 成 28 年 度 98,000,000 円 ( 税 抜 ) (3) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 等 1 水 前 寺 江 津 湖 公 園 の 施 設 の 運 営 に 関 すること 2 水 前 寺 江 津 湖 公 園 の 維 持 管 理 業 務 に 関 すること 3 その 他 水 前 寺 江 津 湖 公 園 の 管 理 運 営 に 必 要 な 業 務 なお 具 体 的 な 業 務 内 容 及 び 履 行 方 法 については 仕 様 書 等 による 144

152 (4) 指 定 管 理 者 と 熊 本 市 との 責 任 分 担 指 定 管 理 者 と 熊 本 市 との 責 任 分 担 は 次 の 責 任 分 担 表 のとおりである <リスク 分 担 表 > 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 4. 指 定 管 理 の 内 容 (4) 指 定 管 理 者 と 市 とのリスク 分 担 を 参 照 145

153 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 ( 以 下 方 針 という ) では 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 について 次 のように 定 めている 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 第 3 候 補 者 の 選 定 前 の 手 続 き 4 申 請 関 係 書 類 の 提 出 及 び 受 理 (2) 提 出 期 間 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 公 告 日 の 翌 日 から 起 算 して30 日 以 後 の 別 に 定 める 日 とする 本 件 における 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 提 出 のスケジュールは 次 のようになっている 平 成 23 年 9 月 30 日 募 集 要 項 の 公 表 及 び 募 集 公 告 平 成 23 年 10 月 31 日 募 集 締 め 切 り ( 出 典 : 指 定 管 理 者 募 集 要 項 ) 本 件 における 提 出 期 限 は 募 集 要 項 の 公 表 ( 公 告 日 )の 翌 日 から 起 算 して 31 日 となって おり 方 針 に 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 以 下 のような 配 慮 が 必 要 と 考 える 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (1) 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について の 意 見 を 参 照 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 は 開 催 回 数 は 1 回 所 要 時 間 は 2 時 間 50 分 程 度 となっている この 開 催 状 況 で 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 適 正 な 審 議 ができているか 疑 問 である 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (2) 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について の 意 見 を 参 照 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 議 事 録 が 作 成 されていない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について の 指 摘 を 参 照 146

154 4. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 会 の 人 選 について 候 補 者 選 定 ガイドライン では 次 のように 定 めている 候 補 者 選 定 ガイドライン 選 定 委 員 会 は 指 定 管 理 者 制 度 を 適 用 させようとする 公 の 施 設 を 所 管 する 局 ( 熊 本 市 事 務 分 掌 条 例 ( 昭 和 46 年 条 例 第 36 号 第 1 条 )に 規 定 する 局 をいう )の 局 長 市 長 が 指 名 する 職 員 及 び 市 長 が 指 名 する 外 部 の 学 識 経 験 者 公 認 会 計 士 等 2 名 以 上 の 計 5 名 程 度 をもって 組 織 する 本 件 の 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 は 7 名 のうち 4 名 は 市 の 職 員 3 名 は 外 部 の 学 識 経 験 者 等 で 組 織 されており 当 該 ガイドラインに 沿 った 取 扱 いがなされている 一 方 指 定 管 理 者 に 選 定 された 一 般 社 団 法 人 熊 本 市 造 園 建 設 業 協 会 の 役 員 には 市 のO Bが 在 籍 している 候 補 者 の 役 員 に 市 のOBが 在 籍 している 状 況 下 で 選 定 委 員 に 内 部 委 員 ( 市 の 職 員 )が 含 まれているのならば 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 して 必 ずしも 公 平 性 が 担 保 されているとは いいがたい 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (4) 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について の 意 見 を 参 照 5. 業 務 の 再 委 託 について 水 前 寺 江 津 湖 公 園 指 定 管 理 者 業 務 仕 様 書 における 17 再 委 託 の 禁 止 では 以 下 のよ うに 規 定 されている 17 再 委 託 の 禁 止 指 定 管 理 者 は その 管 理 運 営 業 務 の 全 部 又 は 一 部 を 第 三 者 に 委 託 してはならない ただし 書 面 により 市 の 承 諾 を 得 たときはこの 限 りではない 指 定 管 理 者 においては 以 下 の 業 務 の 再 委 託 が 行 われている しかし 指 定 管 理 者 とし は 当 該 再 委 託 は 社 団 内 部 での 業 務 であり 再 委 託 にはあたらないと 認 識 していたため 書 面 による 市 の 承 諾 は 得 ていなかった また 社 団 と 上 記 の 法 人 等 で 業 務 委 託 契 約 は 締 結 し ているとのことだが 監 査 時 には 契 約 書 の 確 認 ができなかった 147

155 < 平 成 25 年 度 管 理 業 務 の 種 類 及 びその 委 託 先 等 > ( 単 位 : 円 ) 管 理 業 務 地 区 外 注 先 平 成 25 年 度 役 員 指 定 管 理 者 委 員 会 管 理 費 清 掃 費 計 該 当 区 分 該 当 区 分 水 前 寺 地 区 a 社 1,776, ,000 2,511,600 理 事 委 員 出 水 地 区 b 社 副 会 長 担 当 副 会 長 c 社 5,700,450 5,700,450 委 員 長 補 佐 植 栽 管 理 上 江 津 地 区 d 社 2,811, ,000 3,336,900 理 事 委 員 e 社 2,811,900 2,811,900 委 員 f 社 2,932, ,000 3,247,650 委 員 下 江 津 地 区 g 社 2,320,500 2,320,500 委 員 広 木 地 区 h 社 7,694,400 7,694,400 委 員 i 社 7,694,400 7,694,400 委 員 長 小 計 33,742,800 1,575,000 35,317,800 湖 面 管 理 j 社 38,584,950 38,584,950 理 事 副 委 員 長 夜 間 警 備 k 社 2,696,400 2,696,400 トイレ 清 掃 l 社 1,802,850 1,802,850 指 摘 社 団 と 上 記 の 法 人 等 とは 共 同 企 業 体 ではなく 別 個 の 法 人 であるから 仕 様 書 に 従 い 指 定 管 理 者 は 業 務 の 再 委 託 について 書 面 による 市 の 承 諾 を 得 る 必 要 がある 意 見 また Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 (3) 関 連 団 体 との 間 の 取 引 に 見 られるように 植 栽 管 理 及 び 湖 面 管 理 という 主 たる 業 務 については 社 団 の 社 員 である 事 業 者 が 受 注 し 当 該 事 業 者 で 指 定 管 理 者 委 員 会 を 構 成 して そこで 実 質 的 な 管 理 運 営 を 行 っている このような 運 営 形 態 をとるのであれば 指 定 の 相 手 方 について 議 決 を 要 する 指 定 管 理 者 制 度 の 趣 旨 からして 本 来 ならば 当 該 受 注 事 業 者 との 共 同 企 業 体 として 指 定 を 受 けること が 望 ましい 6.モニタリングの 状 況 について 1 園 内 一 斉 点 検 に 基 づく 植 栽 管 理 委 託 業 務 の 顛 末 について 園 内 一 斉 点 検 ( 毎 年 11 月 実 施 )により 園 内 の 清 掃 剪 定 及 び 除 草 が 必 要 な 箇 所 に 緊 急 性 の 高 い 順 でAからDのランク 付 けが 行 われ その 結 果 に 基 づき 社 団 における 指 定 管 理 者 委 員 会 のメンバーにより 重 点 的 に 植 栽 管 理 業 務 が 実 施 されている 148

156 平 成 25 年 度 の 実 施 概 要 は 以 下 のとおりである 番 号 項 目 区 分 金 額 備 考 1 植 栽 管 理 委 託 ( 追 加 ) 指 定 管 理 業 務 1,769 千 円 2 植 栽 管 理 委 託 ( 追 加 ) 自 主 事 業 1,055 千 円 計 2,824 千 円 総 額 は 2,988 千 円 上 記 の 追 加 委 託 費 2,824 千 円 については 年 度 末 において 社 団 における 指 定 管 理 者 委 員 会 のメンバーである 各 社 に 対 し 35 万 円 程 度 で 委 託 料 として 均 等 に 支 払 われたものである この 植 栽 管 理 委 託 業 務 の 実 施 については 支 払 伝 票 によりどの 事 業 者 にいくら 支 払 われ たかのみしか 確 認 できず 各 事 業 者 の 実 施 時 期 や 具 体 的 な 作 業 内 容 等 は 確 認 できなかった 意 見 市 は モニタリングにおいて 管 理 経 費 の 収 支 状 況 に 関 し 不 正 な 支 出 がないよう 確 認 を 行 う 必 要 がある 今 回 の 場 合 は 清 掃 及 び 剪 定 等 の 実 施 または 未 実 施 の 区 別 対 応 した 業 者 名 支 払 金 額 などといった 顛 末 を 明 らかにする 書 類 を 整 備 することが 必 要 であると 考 える 2 管 理 経 費 の 収 支 状 況 の 確 認 について 指 定 管 理 者 の 月 次 報 告 年 次 報 告 に 基 づき 市 は 下 記 の 点 に 関 しモニタリングを 実 施 し ている 項 目 内 容 管 轄 実 施 頻 度 公 園 課 2 回 / 年 延 人 数 2 人 / 回 しかし モニタリングにおける 項 目 中 収 支 の 状 況 について 適 正 な 会 計 処 理 がなさ れているか 事 業 目 的 に 適 合 しない 支 出 等 はなかったか 等 について 市 は 問 題 なしと 評 価 しているが 検 証 が 不 十 分 である なお 市 が 取 りまとめている 平 成 25 年 度 指 定 管 理 者 管 理 運 営 評 価 表 において 当 社 団 の 収 支 状 況 については B 事 業 目 的 に 適 合 しない 支 出 等 はなく 会 計 処 理 も 適 切 に 実 施 されておりB 評 価 とした との 判 断 がなされているが 1 園 内 一 斉 点 検 に 基 づ く 植 栽 管 理 委 託 業 務 の 顛 末 について の 指 摘 事 項 もあり 判 断 が 適 切 ではない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (5)モニタリングの 適 切 な 実 施 について の 指 摘 を 参 照 149

157 くまもと 森 都 心 プラザ くまもと 森 都 心 プラザ( 以 下 プラザ という )は 多 様 な 情 報 の 収 集 及 び 蓄 積 を 基 礎 として 本 市 の 魅 力 を 創 造 し 発 信 するとともに 人 材 及 び 地 域 の 産 業 を 育 成 することに より 人 情 報 及 び 文 化 の 交 流 の 促 進 を 図 り 豊 かさと 活 力 を 生 み 出 すための 拠 点 施 設 として 平 成 23 年 10 月 に 設 置 された 市 は プラザを 陸 の 玄 関 口 である 熊 本 駅 を 魅 力 と 豊 かさを 創 造 する 拠 点 とすることによ り 駅 周 辺 の 発 展 と 熊 本 地 域 全 体 の 活 性 化 に 寄 与 することを 企 図 して 開 設 した プラザは 設 置 目 的 を 達 成 するために 観 光 郷 土 情 報 センター プラザ 図 書 館 ビ ジネス 支 援 センター プラザホール 会 議 室 の 各 施 設 で 構 成 されている [ 事 業 経 過 ] 平 成 17 年 10 月 熊 本 駅 前 東 A 地 区 第 二 種 市 街 地 再 開 発 事 業 の 都 市 計 画 決 定 平 成 21 年 5 月 熊 本 駅 前 東 A 地 区 第 二 種 市 街 地 再 開 発 事 業 の 本 体 工 事 着 工 平 成 23 年 3 月 くまもと 森 都 心 プラザ 指 定 管 理 者 指 定 平 成 23 年 10 月 くまもと 森 都 心 プラザオープン 全 体 像 : 熊 本 駅 前 東 A 地 区 A 棟 :くまもと 森 都 心 プラザ 150

158 果 たすべき 機 能 ( 知 の 蓄 積 ) プラザ 図 書 館 やWEBサイトをはじめとして 様 々な 情 報 を 蓄 積 し 皆 さ んの 知 的 好 奇 心 をサポートするための 施 設 フロア ( 知 の 発 信 ) 観 光 郷 土 情 報 センターなど 熊 本 の 観 光 や 郷 土 の 情 報 を 発 信 し ていく 施 設 2F ( 知 の 提 供 ) プラザ 図 書 館 やビジネス 支 援 センターをはじめ 気 軽 に 豊 富 な 情 報 にアクセスできる 施 設 3F 4F ( 知 の 交 流 ) プラザホールをはじめとして 多 くの 人 が 集 い 交 流 する 出 会 いとふれあいの 場 としての 施 設 5F 6F 151

159 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 西 区 春 日 1 丁 目 14 番 1 号 ( 管 理 事 務 所 ) 2 所 轄 部 署 熊 本 市 農 水 商 工 局 産 業 政 策 課 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 23 年 10 月 1 日 ( 都 市 計 画 決 定 は 平 成 17 年 10 月 ) 多 様 な 情 報 の 収 集 及 び 蓄 積 を 基 礎 として 本 市 の 魅 力 を 創 造 し 発 信 するとともに 人 材 及 び 地 域 の 産 業 を 育 成 することにより 人 情 報 及 び 文 化 の 交 流 の 促 進 を 図 り 豊 か さと 活 力 を 生 み 出 すための 拠 点 施 設 である( 条 例 第 1 条 から 抜 粋 ) プラザにおいては 次 に 掲 げる 事 業 を 行 う (1) 観 光 情 報 及 び 郷 土 情 報 の 提 供 に 関 すること 4 設 置 目 的 (2) 中 小 企 業 の 経 営 及 び 創 業 の 支 援 に 関 すること (3) 文 化 の 振 興 及 び 交 流 に 関 すること (4) 住 民 票 の 交 付 その 他 の 窓 口 事 務 に 関 すること (5) 熊 本 市 立 図 書 館 設 置 条 例 ( 昭 和 28 年 条 例 第 62 号 ) 第 2 条 ( 第 4 号 を 除 く )に 掲 げ る 事 業 その 他 の 図 書 館 の 管 理 及 び 運 営 に 関 すること (6) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長 が 必 要 と 認 めること 5 設 置 根 拠 条 例 くまもと 森 都 心 プラザ 条 例 ( 平 成 22 年 10 月 6 日 条 例 第 120 号 ) 2 階 観 光 郷 土 情 報 センター わくわくカフェ 管 理 事 務 室 市 民 サービスコーナー 3 階 プラザ 図 書 館 おはなしの 部 屋 4 階 プラザ 図 書 館 ビジネス 支 援 センター 創 業 支 援 室 学 習 室 託 児 室 5 階 プラザホール 多 目 的 室 6 階 A 会 議 室 B 会 議 室 C 会 議 室 D 会 議 室 6 主 な 施 設 種 類 152

160 項 目 内 容 7 面 積 敷 地 面 積 7,304,72 m2 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 延 床 面 積 9,568,37 m2 8 価 格 土 地 : 土 地 台 帳 の 作 成 なし( 持 分 はあるが 全 ての 権 利 を 有 していないため) 建 物 : 建 築 金 額 628,740 千 円 評 価 金 額 595,648 千 円 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 23 年 度 からの 4.5 年 間 ( 平 成 23 年 10 月 1 日 ~ 平 成 28 年 3 月 31 日 ) くまもと 森 都 心 プラザ 管 理 運 営 共 同 企 業 体 が 指 定 管 理 者 として の 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている くまもと 森 都 心 プラザ 管 理 運 営 共 同 企 業 体 :6 社 で 構 成 区 分 会 社 名 備 考 9 管 理 運 営 方 法 代 表 者 九 州 綜 合 サービス プラザ 管 理 構 成 員 パブリックビジネスジャパン ビジネス 支 援 センター 紀 伊 國 屋 書 店 雇 用 促 進 事 業 会 熊 本 朝 日 放 送 RKKメディアプランニング プラザ 図 書 館 ビジネス 支 援 センター 観 光 郷 土 情 報 センター 観 光 郷 土 情 報 センター 10 開 館 時 間 11 休 館 日 毎 月 第 3 水 曜 日 ( 祝 日 の 場 合 は 翌 日 が 休 館 日 ) 12 入 場 料 入 場 無 料 ただし 施 設 使 用 料 は 以 下 のとおり 153

161 項 目 内 容 使 用 時 間 区 分 午 前 午 後 夜 間 施 設 名 使 用 日 9:00~12:00 13:00~17:00 18:00~22:00 プラザホール 多 目 的 室 A 会 議 室 B 会 議 室 C 会 議 室 D 会 議 室 平 日 9,800 円 14,600 円 19,600 円 土 日 祝 11,700 円 17,600 円 23,500 円 3,600 円 4,700 円 5,700 円 注 1)2,400 円 注 1)3,000 円 注 1)3,700 円 2,400 円 3,100 円 3,800 円 2,600 円 3,400 円 4,100 円 1,900 円 2,500 円 3,100 円 1,600 円 2,100 円 2,500 円 託 児 室 ( 専 用 使 用 ) 注 1)プラザホールと 同 時 に 使 用 する 場 合 の 使 用 料 部 屋 貸 し 不 可 ( 施 設 で 一 時 預 かりを 実 施 ) 1,800 円 154

162 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) 過 去 3 年 間 の 年 間 来 館 者 数 は 次 のとおりである 年 間 来 館 者 数 は 当 初 見 込 みの 50 万 人 を 大 幅 に 上 回 り 100 万 人 を 超 えるペースで 順 調 に 利 用 が 伸 びている ただし 来 館 者 の 約 7 割 が 図 書 館 利 用 者 である < 過 去 3 年 間 の 年 間 来 館 者 数 > ( 単 位 : 人 ) 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 ホール 35,954 73,857 82,968 多 目 的 室 3,852 9,230 10,167 会 議 室 A 5,209 13,078 11,812 ホール 貸 室 会 議 室 B 3,715 10,625 10,469 会 議 室 C 3,005 8,863 9,004 会 議 室 D 3,085 8,947 8,136 託 児 室 貸 室 図 書 館 288, , ,068 相 談 488 1,302 1,398 ビジネス 支 援 セミナー ほか - 1,217 2,067 (DB/LAN) (1,627) (4,496) (4,880) 観 光 郷 土 託 児 室 117, , ,742 (カフェ) (8,637) (18,604) (22,694) 託 児 ,278 ( 見 学 ) (1,529) (1,782) (884) 1 ( )は 集 計 外 計 461, ,715 1,052,109 2 平 成 23 年 度 は 半 年 分 ( 平 成 ~) 155

163 (2) 平 成 25 年 度 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 月 次 ) 来 館 者 の 約 7 割 を 占 める 図 書 館 利 用 者 の 利 用 は8 月 ( 夏 )がピークである ( 単 位 : 人 ) 月 ホール 貸 室 ホール 多 目 的 室 会 議 室 A 会 議 室 B 会 議 室 C 会 議 室 D 託 児 室 貸 室 4 月 5, 月 7, ,460 1, 月 5, ,080 1, 月 6, ,229 1, 月 6, 月 7,045 1, 月 9, , 月 7,117 1,078 1, 月 6, 月 7,315 1, 月 5, 月 8, 計 82,968 10,167 11,812 10,469 9,004 8,136 0 月 図 書 館 ビジネス 支 援 観 光 郷 土 託 児 室 相 談 セミナーほか (DB/LAN) (カフェ) 託 児 ( 見 学 ) 4 月 46, (390) 12,898 (1,781) 116 (84) 5 月 47, (374) 13,546 (1,993) 94 (108) 6 月 51, (320) 13,963 (1,922) 135 (101) 7 月 70, (501) 14,352 (2,132) 108 (85) 8 月 96, (582) 16,754 (2,373) 120 (83) 9 月 62, (365) 12,973 (2,494) 71 (65) 10 月 66, (480) 12,237 (1,819) 121 (75) 11 月 65, (397) 11,383 (1,756) 108 (65) 12 月 55, (303) 11,090 (1,485) 109 (67) 1 月 67, (365) 11,447 (1,629) 85 (50) 2 月 66, (381) 10,918 (1,501) 122 (53) 3 月 61, (422) 15,181 (1,809) 89 (48) 計 758,068 1,398 2,067 (4,880) 156,742 (22,694) 1,278 (884) 合 計 1,052,109 ( )は 集 計 外 156

164 (3)ホール 貸 室 の 利 用 状 況 ホール 貸 室 全 体 の 稼 働 率 は 46.7% 58.3% 62.2%と 森 都 心 プラザの 認 知 度 の 向 上 とともに 順 調 に 向 上 している 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 利 用 可 能 日 数 利 用 日 数 利 用 率 稼 働 率 利 用 可 利 用 稼 働 率 利 用 可 利 用 稼 働 率 利 用 率 利 用 率 能 日 数 日 数 能 日 数 日 数 時 間 帯 件 数 稼 働 率 時 間 帯 件 数 稼 働 率 時 間 帯 件 数 稼 働 率 午 前 70 件 40.9% 午 前 218 件 62.8% 午 前 254 件 73.0% ホール 午 後 82 件 48.0% 午 後 252 件 72.6% 午 後 279 件 80.2% 171 日 96 日 56.1% 347 日 268 日 77.2% 348 日 294 日 84.5% 夜 間 55 件 32.2% 夜 間 161 件 46.4% 夜 間 190 件 54.6% 計 207 件 40.4% 計 631 件 60.6% 計 723 件 69.3% 午 前 72 件 42.1% 午 前 143 件 41.2% 午 前 163 件 46.8% 多 目 的 室 午 後 63 件 36.8% 午 後 120 件 34.6% 午 後 138 件 39.7% 171 日 105 日 61.4% 347 日 212 日 61.1% 348 日 231 日 66.4% 夜 間 58 件 33.9% 夜 間 120 件 34.6% 夜 間 133 件 38.2% 会 議 室 A 171 日 計 193 件 37.6% 計 383 件 36.8% 計 434 件 41.6% 午 前 77 件 45.0% 午 前 233 件 67.1% 午 前 232 件 66.7% 午 後 121 件 70.8% 午 後 293 件 84.4% 午 後 297 件 85.3% 127 日 74.3% 347 日 315 日 90.8% 348 日 313 日 89.9% 夜 間 69 件 40.4% 夜 間 158 件 45.5% 夜 間 144 件 41.4% ホール 貸 室 計 267 件 52.0% 計 684 件 65.7% 計 673 件 64.5% 午 前 72 件 42.1% 午 前 204 件 58.8% 午 前 214 件 61.5% 会 議 室 B 午 後 107 件 62.6% 午 後 270 件 77.8% 午 後 282 件 81.0% 171 日 120 日 70.2% 347 日 292 日 84.1% 348 日 294 日 84.5% 夜 間 55 件 32.2% 夜 間 123 件 35.4% 夜 間 123 件 35.3% 計 234 件 45.6% 計 597 件 57.3% 計 619 件 59.3% 午 前 97 件 56.7% 午 前 206 件 59.4% 午 前 219 件 62.9% 会 議 室 C 午 後 116 件 67.8% 午 後 306 件 88.2% 午 後 307 件 88.2% 171 日 132 日 77.2% 347 日 319 日 91.9% 348 日 326 日 93.7% 夜 間 53 件 31.0% 夜 間 127 件 36.6% 夜 間 151 件 43.4% 計 266 件 51.9% 計 639 件 61.4% 計 677 件 64.8% 午 前 84 件 49.1% 午 前 210 件 60.5% 午 前 242 件 69.5% 午 後 122 件 71.3% 午 後 309 件 89.0% 午 後 324 件 93.1% 会 議 室 D 171 日 150 日 87.7% 347 日 329 日 94.8% 348 日 337 日 96.8% 夜 間 63 件 36.8% 夜 間 189 件 54.5% 夜 間 206 件 59.2% 計 269 件 52.4% 計 708 件 68.0% 計 772 件 73.9% 午 前 472 件 46.0% 午 前 1,214 件 58.3% 午 前 1,324 件 63.4% 合 計 午 後 611 件 59.6% 午 後 1,550 件 74.4% 午 後 1,627 件 77.9% 1,026 日 730 日 71.2% 2,082 日 1,735 日 83.3% 2,088 日 1,795 日 86.0% 夜 間 353 件 34.4% 夜 間 878 件 42.2% 夜 間 947 件 45.4% 計 1,436 件 46.7% 計 3,642 件 58.3% 計 3,898 件 62.2% 157

165 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 仕 様 書 における 7 管 理 運 営 全 般 に 関 する 遵 守 事 項 中 備 品 の 管 理 については 以 下 のように 規 定 されている 仕 様 書 7 管 理 運 営 全 般 に 関 する 遵 守 事 項 (7) 備 品 の 管 理 1 購 入 物 品 の 取 扱 指 定 管 理 料 で 購 入 した 物 品 は 指 定 管 理 者 のものとする 2 貸 与 物 品 の 取 扱 市 が 貸 与 する 備 品 及 び 物 品 については 市 が 示 す 台 帳 及 び 管 理 台 帳 を 備 え 市 と 指 定 管 理 者 との 区 別 を 整 理 し 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 管 理 しなければならない 備 品 について 市 と 指 定 管 理 者 との 区 別 を 整 理 しているか 任 意 に 5 件 サンプリングを 実 施 したが 市 のものか 指 定 管 理 者 のものか 明 確 ではない 備 品 が 2 件 あった また 市 の 備 品 管 理 台 帳 に 基 づき 備 品 の 所 在 に 関 し 任 意 に 5 件 サンプリングを 実 施 した が 台 帳 に 保 管 場 所 の 記 載 がなく 5 件 中 すべての 備 品 についてその 所 在 が 分 からなかった 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 2. 観 光 郷 土 情 報 センター 及 び 託 児 室 のさらなる 利 用 促 進 について 森 都 心 プラザの 全 体 の 来 館 者 数 をみると 年 間 来 館 者 数 は 当 初 見 込 みを 大 幅 に 上 回 り 平 成 25 年 度 は 1,052 千 人 と 増 加 傾 向 にある 平 成 25 年 度 を 利 用 者 別 にみると 来 館 者 の 72%がプラザ 図 書 館 の 利 用 者 (758,068 人 )であり 次 いで 観 光 郷 土 情 報 センターが 15% (156,742 人 )となっている 158

166 施 設 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 H ~ 日 数 1 日 あたり 日 数 1 日 あたり 日 数 1 日 あたり 傾 向 プラザ 全 体 462,344 人 2,690 人 878,251 人 2,553 人 1,052,109 人 3,062 人 ホール 35,954 人 171 日 210 人 73,857 人 347 日 213 人 82,968 人 348 日 238 人 多 目 的 室 3,852 人 171 日 23 人 9,230 人 347 日 27 人 10,167 人 348 日 29 人 会 議 室 15,014 人 171 日 88 人 41,537 人 347 日 120 人 39,421 人 348 日 113 人 図 書 館 288,878 人 170 日 1,699 人 586,470 人 341 日 1,720 人 758,068 人 341 日 2,223 人 ビジネス 支 援 970 人 171 日 6 人 2,055 人 347 日 6 人 3,465 人 347 日 10 人 観 光 郷 土 117,450 人 177 日 664 人 164,190 人 353 日 465 人 156,742 人 353 日 444 人 託 児 室 226 人 171 日 1 人 912 人 347 日 3 人 1,278 人 347 日 4 人 施 設 の 年 度 毎 の 増 減 をみると 観 光 郷 土 情 報 センター 以 外 は 増 加 傾 向 にあるが 観 光 郷 土 情 報 センターは 平 成 23 年 度 から 平 成 25 年 度 にかけて 減 少 傾 向 にある また 託 児 室 は 図 書 館 やホールの 利 用 者 のために 一 時 的 に 保 育 士 による 一 時 預 りサ ービスをするエリアとして 設 置 されているものであるが 利 用 者 数 は 増 加 傾 向 にあるもの の 平 成 25 年 度 は 一 日 あたり4 名 と 利 用 は 進 んでいない 意 見 観 光 郷 土 情 報 センターは 熊 本 九 州 に 関 する 観 光 案 内 をはじめ 多 くのブースを 設 け 観 光 情 報 郷 土 情 報 を 発 信 しているスペースであり 県 都 の 陸 の 玄 関 口 である 熊 本 駅 における 観 光 及 び 郷 土 の 情 報 発 信 の 起 点 として 果 たすべき 役 割 は 大 きい そこで 観 光 郷 土 情 報 センターの 機 能 を 十 分 に 発 揮 するため 観 光 振 興 課 などの 他 の 課 から 意 見 徴 収 や 連 携 を 図 ることも 考 えられる また 託 児 室 は 図 書 館 やホールの 利 用 者 のために 一 時 的 に 保 育 士 による 一 時 預 りサ ービスをするエリアとして 設 置 されているものである 利 用 者 増 加 のために インターネ ットによる 予 約 やイベントの 時 間 に 合 わせて 利 用 時 間 の 延 長 等 より 以 上 に 利 用 者 の 利 便 性 を 検 討 することが 考 えられる 159

167 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 指 定 管 理 者 の 名 称 法 人 等 の 分 類 所 在 地 設 立 年 月 日 くまもと 森 都 心 プラザ 管 理 運 営 共 同 企 業 体 共 同 企 業 体 熊 本 県 熊 本 市 西 区 春 日 1 丁 目 14 番 1 号 ( 管 理 事 務 所 ) 平 成 22 年 11 月 5 日 ( 共 同 企 業 体 協 定 書 締 結 日 ) 代 表 者 ( 市 との 関 係 の 有 無 ) 代 表 副 代 表 尾 池 千 佳 子 萩 原 宣 ( 市 との 関 係 無 し) 役 員 7 名 ( 代 表 者 2 名 を 除 く) 役 員 職 員 の 状 況 ( 市 職 員 OB の 派 遣 の 有 無 等 ) 職 員 61 名 臨 時 職 員 嘱 託 職 員 28 名 ( 市 職 員 OB の 派 遣 無 し) 主 な 事 業 内 容 他 の 公 の 施 設 の 指 定 管 理 業 務 の 有 無 指 定 管 理 事 業 請 負 業 務 の 受 託 該 当 なし 160

168 (1) 職 員 の 状 況 くまもと 森 都 心 プラザ 管 理 運 営 共 同 企 業 体 の 構 成 企 業 (6 社 )において 個 々に 採 用 管 理 されている 役 員 (9 名 ) 館 長 (1 名 ) 九 州 綜 合 サーヒ ス ハ フ リックヒ シ ネ スシ ャハ ン 紀 伊 國 屋 書 店 雇 用 促 進 事 業 会 熊 本 朝 日 放 送 RKKメディア プランニング プラザ 管 理 ビジネス 支 援 セ ンター プラザ 図 書 館 ビジネス 支 援 セ ンター 観 光 郷 土 情 報 センター 観 光 郷 土 情 報 センター 1 従 事 役 職 員 数 くまもと 森 都 心 プラザ 管 理 運 営 共 同 企 業 体 の 構 成 企 業 (6 社 )において 個 々 に 採 用 管 理 されているが 概 ね 100 人 前 後 が 従 事 している < 過 去 3 年 間 の 役 員 職 員 の 推 移 > ( 単 位 : 人 ) 役 員 職 員 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 団 体 役 員 (うち 市 OB) (0) (0) (0) 団 体 職 員 (うち 市 OB) (0) (0) (0) (うち 市 派 遣 者 ) (0) (0) (0) 団 体 臨 時 嘱 託 等 合 計 人 件 費 くまもと 森 都 心 プラザ 管 理 運 営 共 同 企 業 体 の 構 成 企 業 (6 社 )において 各 社 で 支 給 されている 161

169 (2) 財 務 状 況 及 び 取 引 状 況 以 下 のとおりであるが 後 述 するように 決 算 書 の 数 値 が 実 際 の 経 費 に 基 づいていな いため 事 業 報 告 書 がくまもと 森 都 心 管 理 運 営 共 同 企 業 体 の 活 動 成 果 を 数 値 面 で 適 正 に 示 していない ( 円 ) 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 収 入 指 定 管 理 料 ( 事 業 予 算 ) 参 加 費 自 主 事 業 参 加 費 指 定 事 業 カフェ 売 上 特 産 品 市 場 自 販 機 電 気 代 コインコヒ ー 他 前 期 繰 越 金 192,637, ,645, ,889,425 3,603,000 4,723, ,100 5,558,335 12,220,290 12,822,125 4,358,269 31, , ,535 76, , , , ,315 合 計 201,906, ,079, ,930,049 九 州 綜 合 サーヒ ス 19,911,684 ハ フ リックヒ シ ネスシ ャハ ン 24,610,242 紀 伊 國 屋 書 店 45,224,886 雇 用 促 進 事 業 会 1,736,472 人 件 費 熊 本 朝 日 放 送 RKKメテ ィアフ ランニンク 管 理 事 務 室 関 連 3,406,872 10,559,736 43,253,916 47,639,136 管 理 運 営 費 ヒ シ ネス 支 援 関 連 フ ラサ 図 書 館 運 営 関 連 観 光 郷 土 情 報 関 連 計 44,975,604 47,355,060 90,856,676 90,312,144 36,571,596 41,611, ,449, ,657, ,917,852 建 物 維 持 管 理 業 務 36,904,893 74,560,980 72,651,561 物 件 費 事 業 費 ( 指 定 事 業 + 自 主 事 業 ) 事 務 費 一 般 管 理 費 出 資 金 計 合 計 収 支 12,248,080 25,915,452 30,578,952 40,308,320 73,184,041 69,345,213 4,782,150 9,564,036 9,564,036 1,283,316 95,526, ,224, ,139, ,976, ,882, ,057, , , ,565 (3) 関 連 団 体 との 間 の 取 引 該 当 なし 162

170 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 資 格 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 者 資 格 を 参 照 (2) 指 定 管 理 者 募 集 スケジュール 日 程 内 容 平 成 22 年 10 月 20 日 ( 水 ) 募 集 要 項 の 公 表 平 成 22 年 11 月 4 日 ( 木 ) 説 明 会 平 成 22 年 10 月 20 日 ( 水 ) ~ 平 成 22 年 11 月 11 日 ( 木 ) 質 問 の 受 付 平 成 22 年 11 月 18 日 ( 木 ) 24 日 ( 水 ) 質 問 回 答 の 公 表 平 成 22 年 10 月 20 日 ( 水 ) ~ 平 成 22 年 12 月 2 日 ( 木 ) 申 請 関 係 書 類 の 受 付 平 成 23 年 1 月 14 日 ( 金 ) プレゼンテーション ヒアリング 平 成 23 年 1 月 18 日 ( 火 ) 選 定 結 果 の 通 知 及 び 公 表 平 成 23 年 3 月 28 日 ( 月 ) 指 定 管 理 者 の 指 定 ( 市 議 会 の 決 議 後 ) 平 成 23 年 8 月 16 日 ( 火 ) 協 定 の 締 結 平 成 23 年 8 月 下 旬 事 務 協 議 トレーニング 等 平 成 23 年 10 月 1 日 ( 土 ) 管 理 運 営 開 始 (3) 審 査 の 方 法 1 選 定 委 員 会 の 構 成 外 部 が5 名 内 部 が4 名 の9 名 で 構 成 されている( 外 部 5 名 > 内 部 4 名 ) 選 定 委 員 区 分 役 職 a 外 部 熊 本 学 園 大 学 経 済 学 部 教 授 b 外 部 熊 本 商 工 会 議 所 専 務 理 事 c 外 部 熊 本 大 学 政 策 創 造 研 究 教 育 センター 教 授 d 外 部 熊 本 市 立 図 書 館 協 議 会 会 長 e 外 部 熊 本 市 観 光 旅 館 ホテル 協 同 組 合 事 務 局 長 f 内 部 熊 本 市 経 済 振 興 局 長 g 内 部 熊 本 市 経 済 振 興 局 局 次 長 兼 商 工 振 興 部 長 h 内 部 熊 本 市 経 済 振 興 局 観 光 振 興 部 長 i 内 部 熊 本 市 教 育 委 員 会 事 務 局 生 涯 学 習 部 長 2 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 開 催 回 数 :1 回 申 請 者 :4 団 体 163

171 日 時 : 平 成 23 年 1 月 14 日 ( 金 ) 場 所 : 市 役 所 本 庁 舎 8 階 会 議 室 午 前 9 時 30 分 ~ 午 後 16 時 00 分 開 会 等 9:30~9:35(5 分 ) 評 価 前 の 確 認 事 務 9:35~9:50(15 分 ) 審 査 A 共 同 企 業 体 9:50~10:50(60 分 ) ( 業 者 説 明 30 分 質 疑 20 分 評 価 10 分 ) 休 憩 10:50~11:00(10 分 ) B 共 同 企 業 体 11:00~12:00(60 分 ) ( 業 者 説 明 30 分 質 疑 20 分 評 価 10 分 ) 昼 食 12:00~13:00(60 分 ) C 共 同 企 業 体 13:00~14:00(60 分 ) ( 業 者 説 明 30 分 質 疑 20 分 評 価 10 分 ) 休 憩 14:00~14:10(10 分 ) D 共 同 企 業 体 14:10~15:10(60 分 ) ( 業 者 説 明 30 分 質 疑 20 分 評 価 10 分 ) 休 憩 15:10~15:25(15 分 ) 選 定 等 候 補 者 の 選 定 15:25~15:55(30 分 ) 議 事 終 了 閉 会 15:55~16:00(5 分 ) 3 議 事 録 の 保 管 議 事 録 は 作 成 していない ( 質 疑 応 答 の 書 類 はあり) 4 審 査 基 準 及 び 配 点 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (3) 審 査 の 方 法 ( 二 ) 評 価 項 目 と 配 点 及 び 総 合 評 価 を 参 照 5 審 査 結 果 応 募 者 ( 申 請 者 )は4 団 体 である 164

172 A B C D 資 格 審 査 合 格 合 格 合 格 合 格 申 請 価 格 ( 税 抜 ) 1,659,600,000 1,738,323,000 1,625,494,000 1,683,736,000 価 格 審 査 の 得 点 項 目 審 査 の 得 点 , , , ,705.0 基 本 項 目 評 価 2, , , ,463.0 基 本 項 目 以 外 の 項 目 評 価 総 合 評 価 の 得 点 3, , , ,399.8 選 定 委 員 会 の9 名 で 採 点 されており 満 点 は 400 点 9 名 =3,600 点 である 3. 指 定 管 理 者 の 指 定 及 び 協 定 書 の 締 結 平 成 23 年 3 月 28 日 : 指 定 管 理 者 の 指 定 平 成 23 年 8 月 22 日 : 協 定 書 の 締 結 4. 指 定 管 理 の 内 容 (1) 指 定 期 間 平 成 23 年 度 ( 平 成 )から 平 成 27 年 度 まで 4.5 年 間 (2) 指 定 管 理 料 利 用 料 金 等 対 象 年 度 委 託 料 の 金 額 平 成 23 年 度 184,400,000 円 ( 税 抜 ) 平 成 24 年 度 368,800,000 円 ( 税 抜 ) 平 成 25 年 度 368,800,000 円 ( 税 抜 ) 平 成 26 年 度 368,800,000 円 ( 税 抜 ) 平 成 27 年 度 368,800,000 円 ( 税 抜 ) (3) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 等 1プラザ 施 設 等 の 使 用 許 可 及 びその 取 消 し 並 びに 停 止 の 命 令 に 関 する 業 務 2プラザの 維 持 管 理 に 関 する 業 務 3 条 例 第 4 条 各 号 ( 第 4 条 を 除 く )に 掲 げる 事 業 の 実 施 に 関 する 業 務 4 上 記 に 掲 げるほか プラザの 管 理 運 営 上 市 長 等 が 必 要 と 認 める 業 務 以 上 以 外 に 地 方 自 治 法 施 行 令 第 158 条 及 び 第 165 条 の 3 並 びに 熊 本 市 会 計 規 則 第 18 条 及 び 第 42 条 の 規 定 に 基 づき 使 用 料 の 収 納 事 務 及 び 支 出 事 務 ( 使 用 料 の 還 付 ) を 別 途 委 託 するものとする 165

173 (4) 指 定 管 理 者 と 熊 本 市 との 責 任 分 担 指 定 管 理 者 と 熊 本 市 との 責 任 分 担 は 次 の 責 任 分 担 表 のとおりである <リスク 分 担 表 > 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 4. 指 定 管 理 の 内 容 (4) 指 定 管 理 者 と 市 とのリスク 分 担 を 参 照 166

174 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 ( 以 下 方 針 という ) では 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 について 次 のように 定 めている 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 第 3 候 補 者 の 選 定 前 の 手 続 き 4 申 請 関 係 書 類 の 提 出 及 び 受 理 (2) 提 出 期 間 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 公 告 日 の 翌 日 から 起 算 して30 日 以 後 の 別 に 定 める 日 とする 本 件 における 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 提 出 のスケジュールは 次 のようになっている 平 成 22 年 10 月 20 日 募 集 要 項 の 公 表 平 成 22 年 10 月 20 日 ~12 月 2 日 申 請 関 係 書 類 の 受 付 ( 出 典 : 指 定 管 理 者 募 集 要 項 ) 本 件 における 提 出 期 限 は 募 集 要 項 の 公 表 ( 公 告 日 )の 翌 日 から 起 算 して 43 日 となって おり 方 針 に 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 以 下 のような 配 慮 が 必 要 と 考 える 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (1) 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について の 意 見 を 参 照 2. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 は 開 催 回 数 は 1 回 応 募 団 体 4 団 体 所 要 時 間 は 4 時 間 55 分 ( 休 憩 時 間 を 除 く) 程 度 となっている この 開 催 状 況 で 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 適 正 な 審 議 ができているか 疑 問 である 候 補 者 選 定 ガイドラインでは 選 定 委 員 会 においては 書 類 審 査 に 加 え 必 要 に 応 じ 1 当 該 施 設 所 管 課 は 申 請 毎 の 各 評 価 項 目 及 び 要 求 要 件 の 内 容 について 申 請 者 からヒアリング を 行 い 選 定 委 員 に 対 し 補 足 説 明 の 実 施 2 選 定 委 員 に 対 し 申 請 者 からプレゼンテーショ ンの 実 施 を 行 うこととなっている 少 なくとも2 回 以 上 の 選 定 委 員 会 の 開 催 を 予 定 している ものと 思 われる 候 補 者 選 定 ガイドライン 第 4 審 査 方 法 167

175 選 定 委 員 会 においては 書 類 審 査 に 加 え 必 要 に 応 じ 1 当 該 施 設 所 管 課 は 申 請 毎 の 各 評 価 項 目 及 び 要 求 要 件 の 内 容 について 申 請 者 からヒアリングを 行 い 選 定 委 員 に 対 し 補 足 説 明 の 実 施 2 選 定 委 員 に 対 し 申 請 者 からプレゼンテーションの 実 施 3 会 長 が 特 に 必 要 と 認 めるときは 選 定 委 員 以 外 の 職 員 及 び 外 部 の 学 識 経 験 者 等 から 説 明 を 求 め 又 は 意 見 を 聴 取 上 記 123を 踏 まえ 評 定 を 行 うものとする 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (2) 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について の 意 見 を 参 照 3. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 議 事 録 が 作 成 されていない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について の 指 摘 を 参 照 4. 指 定 管 理 者 の 月 次 報 告 及 び 決 算 書 の 数 値 の 適 切 性 について 事 業 報 告 書 ( 年 次 報 告 )の 管 理 経 費 の 収 支 状 況 は 会 計 期 間 ( 通 常 1 年 間 )の 活 動 成 果 を 示 すものである しかし 指 定 管 理 者 であるくまもと 森 都 心 プラザ 管 理 運 営 共 同 企 業 体 ( 以 下 管 理 運 営 共 同 企 業 体 という )の 管 理 経 費 の 収 支 状 況 の 数 値 は 実 際 の 経 費 に 基 づいたものではな く 下 記 に 示 すような 不 備 が 存 在 する 月 次 報 告 の 管 理 経 費 の 収 支 状 況 も 同 様 である ( 発 見 した 不 備 事 項 の 概 要 ) 1 収 入 は 主 として 指 定 管 理 料 であり 概 ね 実 績 となっているが 計 上 すべき 収 入 のうち 計 上 されていな いものがある 2 支 出 については 光 熱 水 費 のみ 実 績 が 使 用 されているものの それ 以 外 は 各 構 成 企 業 への 支 払 金 額 が 計 上 されている また 指 定 管 理 料 の 積 算 数 値 が 記 載 されている 科 目 もあり 実 績 を 表 示 すべき 決 算 と しての 意 味 をなしていない この 結 果 管 理 経 費 の 収 支 状 況 が 実 際 の 経 費 を 表 示 しておらず 指 定 管 理 者 である 管 理 運 営 共 同 企 業 体 の 活 動 成 果 を 評 価 することができない 状 態 となっている 具 体 的 には 以 下 の 妥 当 性 を 欠 く 処 理 が 行 われている 168

176 ( 発 見 した 事 項 ) 収 入 漏 れがある 管 理 事 務 所 で 個 別 に 収 受 したコピー 代 電 話 代 が 収 入 から 漏 れている 受 取 利 息 が 収 入 から 漏 れている 預 り 金 取 扱 いに 不 備 がある 拾 得 金 ( 落 ちていた 金 銭 等 )の 内 一 部 について 開 館 時 から 通 帳 に 入 金 され 続 けており 市 に 準 じ た 取 扱 い( 警 察 への 拾 得 物 の 届 出 )はなされていない 支 出 予 算 金 額 や 積 算 金 額 が 計 上 されており 実 態 のない 計 算 上 の 支 出 が 計 上 されている 人 件 費 建 物 維 持 管 理 業 務 費 事 業 費 事 務 費 の 処 理 構 成 企 業 への 支 出 金 額 が 計 上 されており 実 際 の 経 費 内 訳 が 確 認 できない 一 般 管 理 費 の 処 理 指 定 管 理 料 の 積 算 としての 販 売 費 率 に 基 づいた 計 算 上 の 販 売 費 ( 実 態 のない 計 算 上 の 支 出 )を 一 般 管 理 費 として 処 理 している 出 資 金 の 処 理 各 構 成 企 業 から 集 めた 時 は 収 入 では 処 理 していないのに 各 構 成 企 業 へ 支 払 った 時 は 支 出 として 処 理 されている 指 摘 くまもと 森 都 心 プラザの 管 理 運 営 に 関 する 協 定 書 によれば 業 務 報 告 書 ( 月 次 報 告 ) 財 務 書 類 の 提 出 及 び 業 務 報 告 書 ( 年 次 報 告 ) 財 務 書 類 の 提 出 について 以 下 のよう に 規 定 している ( 業 務 報 告 書 ( 月 次 報 告 ) 及 び 財 務 書 類 の 提 出 ) 第 13 条 乙 ( 指 定 管 理 者 )は 毎 月 末 から10 日 以 内 に 管 理 運 営 業 務 に 関 し 次 の 各 号 に 掲 げ る 事 項 を 記 載 した 業 務 報 告 書 を 作 成 し 甲 ( 市 )に 提 出 しなければならない (1) 管 理 運 営 業 務 の 実 施 状 況 (2) 利 用 状 況 及 び 利 用 拒 否 等 の 件 数 理 由 (3) 利 用 料 金 の 収 入 実 績 (4) 管 理 経 費 の 収 支 状 況 (5) その 他 甲 が 必 要 と 認 める 事 項 ( 事 業 報 告 書 ( 年 次 報 告 ) 及 び 財 務 書 類 の 提 出 ) 第 14 条 乙 は 毎 年 度 終 了 後 30 日 以 内 に 管 理 運 営 業 務 に 関 し 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 を 記 載 した 事 業 報 告 書 を 作 成 し 甲 に 提 出 しなければならない ただし 年 度 の 途 中 において 第 19 条 の 規 定 により 指 定 を 取 り 消 されたときは その 取 り 消 された 日 から 起 算 して15 日 以 内 に 当 該 日 までの 間 の 事 業 報 告 書 を 提 出 しなければならない 169

177 (1) 管 理 運 営 業 務 の 実 施 状 況 (2) 利 用 状 況 及 び 利 用 拒 否 等 の 件 数 理 由 (3) 利 用 料 金 の 収 入 実 績 (4) 管 理 経 費 の 収 支 状 況 (5) その 他 甲 が 必 要 と 認 める 事 項 2 乙 は 毎 年 度 の 決 算 後 速 やかに 甲 に 対 し その 決 算 書 類 を 提 出 しなければならならない 指 定 管 理 者 である 管 理 運 営 共 同 企 業 体 が 作 成 した 月 次 報 告 及 び 管 理 経 費 の 収 支 状 況 は 各 構 成 企 業 への 支 払 金 額 等 に 基 づき 作 成 されており 実 際 の 経 費 に 基 づいた 数 値 により 作 成 されていない その 結 果 指 定 管 理 者 である 管 理 運 営 共 同 企 業 体 の 活 動 成 果 を 計 数 面 で 評 価 することができない 状 態 となっている したがって 指 定 管 理 者 である 管 理 運 営 共 同 企 業 体 は 実 際 の 経 費 に 基 づき 月 次 及 び 年 次 の 管 理 経 費 の 収 支 状 況 を 作 成 する 必 要 がある また 市 は 指 定 管 理 者 である 管 理 運 営 共 同 企 業 体 から 実 際 の 経 費 に 基 づかない 月 次 報 告 及 び 月 次 報 告 の 提 出 を 受 けていたにもかかわらず それに 対 する 検 証 及 び 評 価 を 適 切 に 行 えず 看 過 したという 点 で モニタリング 上 不 備 があると 言 わざるを 得 ない 市 は 協 定 書 に 従 い 適 切 にモニタリング( 検 証 及 び 評 価 )を 行 う 必 要 がある(モニタリングに 関 する 指 摘 事 項 は 下 記 5.モニタリングの 適 切 な 実 施 について を 参 照 ) 5.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 指 定 管 理 者 の 月 次 報 告 及 び 年 次 報 告 に 基 づき 市 はモニタリングを 実 施 している 項 目 内 容 備 考 所 管 課 産 業 政 策 課 実 施 頻 度 4 回 / 年 部 門 ごと(2~3 時 間 / 回 ) 延 人 数 2 人 / 回 モニタリングにおける 項 目 中 収 支 の 状 況 について 適 正 な 会 計 処 理 がなされている か 事 業 目 的 に 適 合 しない 支 出 等 はなかったか 等 について 市 は 問 題 なしと 評 価 してい る しかし 4. 指 定 管 理 者 の 月 次 報 告 及 び 決 算 書 の 数 値 の 適 切 性 について で 述 べたよう に 指 定 管 理 者 から 市 に 提 出 された 月 次 報 告 及 び 年 次 報 告 は 実 際 の 経 費 に 基 づいていない 数 値 で 作 成 されているにもかかわらず 問 題 なし とした 市 の 評 価 は 適 切 ではない また 市 が 取 りまとめている 平 成 25 年 度 指 定 管 理 者 管 理 運 営 評 価 表 において 当 管 理 運 営 共 同 企 業 体 の 収 支 状 況 については B 事 業 目 的 に 適 合 しない 支 出 等 はなく 170

178 会 計 処 理 も 適 切 に 実 施 されている との 判 断 がなされているが 事 業 報 告 書 ( 年 次 報 告 ) が 実 際 の 経 費 を 適 切 に 表 示 していない 以 上 会 計 処 理 も 適 切 に 実 施 されている との 市 の 判 断 は 不 適 切 であると 考 える 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (5)モニタリングの 適 切 な 実 施 について の 指 摘 を 参 照 171

179 熊 本 市 健 軍 文 化 ホール 熊 本 市 健 軍 文 化 ホール( 以 下 文 化 ホール という )は 市 民 の 文 化 活 動 の 振 興 を 図 る とともに 地 域 経 済 の 活 性 化 を 推 進 するため 平 成 7 年 4 月 に 設 置 された 文 化 ホールは 固 定 席 293 席 を 持 つ 東 部 地 区 で 初 めての 本 格 的 ( 舞 台 音 響 照 明 を 完 備 )なホールを 備 え その 他 にも 料 理 教 室 小 会 食 などが 楽 しめるパーティルーム 3つの 会 議 室 2つの 音 楽 練 習 室 を 備 えている 文 化 ホールは 人 とまちが 元 気 になる 文 化 創 造 空 間 ~わくわくホール~ という 施 設 運 営 理 念 (ビジョン)を 策 定 し 文 化 の 香 り 漂 い 心 が 通 うおもてなし というサービスコ ンセプトを 設 定 し 運 営 の 中 で 実 践 している < 外 観 > <ホール>293 席 の 固 定 席 を 持 つ 東 部 地 域 で 初 めての 本 格 的 ホール <パーティルーム>キッチンと 各 種 什 器 を 装 備 し 親 し い 方 々や 子 供 会 での 料 理 実 習 やパーティーが 楽 しめる 仕 切 りが 可 能 で 飲 食 を 伴 う 研 修 会 講 習 会 などに 使 用 でき る 多 目 的 な 会 議 室 < 会 議 室 A> 壁 の 一 面 が 鏡 張 りになっており ダンスや 日 本 舞 踊 などの 練 習 に 最 適 である 会 議 や 研 修 に 使 用 する 場 合 には ロ ールカーテンを 下 げ 隣 室 にある 長 机 や 椅 子 を 並 べて 利 用 でき る 172

180 < 会 議 室 B> 長 方 形 の 室 内 で 長 机 をスクール 方 式 にて 配 置 < 会 議 室 C> 正 方 形 の 室 内 で 長 机 を 対 面 式 にて 配 置 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 県 熊 本 市 東 区 若 葉 3 丁 目 5 番 11 号 2 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 市 民 会 館 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 7 年 4 月 8 日 4 設 置 目 的 市 民 の 文 化 活 動 の 振 興 を 図 るとともに 地 域 経 済 の 活 性 化 を 推 進 する 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 健 軍 文 化 ホール 条 例 ( 平 成 7 年 3 月 16 日 条 例 第 27 号 ) 熊 本 市 健 軍 文 化 ホール ( 構 造 ) 鉄 筋 コンクリート 造 3 階 建 1 階 (ホール 棟 ) 1ホール( m2 定 員 293 席 / 移 動 席 17 席 含 ) 2ロビー ギャラリー 3トイレ2か 所 ( 事 務 棟 ) 1ふれあいコーナー 2 事 務 室 3トイレ2か 所 2 階 1ピア 広 場 ( 屋 根 つき 屋 上 広 場 ) 6 主 な 施 設 種 類 2パーティールーム( m2 定 員 30 名 ) 3 会 議 室 B(30.24 m2 定 員 16 名 ) 4 会 議 室 C(29.27 m2 定 員 15 名 ) 5 控 室 ( 和 室 )(23.97 m2) 6 控 室 ( 洋 室 )( m2) 6トイレ2か 所 3 階 1 会 議 室 A(92.25 m2 定 員 60 名 ) 2 音 楽 練 習 室 A(23.63 m2 定 員 6 名 ) 3 音 楽 練 習 室 B(22.50 m2 定 員 6 名 ) 4トイレ2か 所 173

181 項 目 内 容 7 面 積 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 1, m2 建 築 面 積 1, m2 延 床 面 積 1, m2 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 339,290 千 円 8 価 格 建 物 価 格 ( 本 体 工 事 ) 288,879 千 円 ( 取 得 価 額 465,934 千 円 ) 建 物 価 格 ( 付 帯 設 備 ) 509,383 千 円 ( 取 得 価 額 509,383 千 円 ) 9 管 理 運 営 方 法 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 24 年 度 からの5 年 間 健 軍 文 化 ホール 事 業 推 進 共 同 企 業 体 が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 っている 10 開 館 時 間 午 前 9 時 ~ 午 後 9 時 30 分 11 休 館 日 毎 月 第 1 第 3 月 曜 日 ( 祝 日 の 場 合 は 開 館 し 翌 平 日 が 休 館 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 ( 利 用 料 金 ) 指 定 管 理 者 は 文 化 ホールの 施 設 等 の 使 用 に 係 る 料 金 ( 以 下 利 用 料 金 という )を 自 己 の 収 入 として 収 受 することができる ( 熊 本 市 健 軍 文 化 ホール 条 例 第 21 条 第 1 項 ) 12 利 用 料 ホ ー ( 円 ) 午 前 午 後 夜 間 冷 暖 房 料 9:00~12:00 13:00~17:00 18:00~21:30 1 時 間 ごと 平 日 4,000 6,000 8,000 土 曜 日 日 曜 日 4,800 7,200 9,600 2,000 ル 及 び 休 日 パ ー テ ィ ル ー ム 会 議 室 A 会 議 室 B 会 議 室 C 音 楽 練 習 室 A 2,300 3,100 3,700 3,000 4,000 4,800 1,200 1,600 1,900 1,200 1,600 1,900 1,000 1,300 1, ,200 1,400 音 楽 練 習 室 B 付 属 設 備 については 別 途 使 用 料 が 必 要 入 場 料 等 を 徴 収 するときや 商 業 活 動 で 使 用 する 場 合 の 会 場 使 用 料 は 倍 額 無 料 174

182 1. 施 設 の 利 用 状 況 (1) 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 事 業 年 度 ごと) 熊 本 市 健 軍 文 化 ホールの 平 成 21 年 度 より 平 成 25 年 度 までの5 年 間 の 施 設 種 類 ごとの 稼 働 件 数 利 用 率 稼 働 率 の 推 移 は 以 下 のとおりである 稼 働 件 数 区 分 ホール パーティールーム 会 議 室 A 会 議 室 B 会 議 室 C 音 楽 練 習 室 A 音 楽 練 習 室 B 合 計 利 用 率 区 分 ホール パーティールーム 会 議 室 A 会 議 室 B 会 議 室 C 音 楽 練 習 室 A 音 楽 練 習 室 B 合 計 稼 働 率 区 分 ホール パーティールーム 会 議 室 A 会 議 室 B 会 議 室 C 音 楽 練 習 室 A 音 楽 練 習 室 B 合 計 ( 件 数 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 ,906 1,874 1,846 2,231 2,160 ( 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 61.0% 68.0% 53.0% 54.0% 58.0% 37.0% 35.0% 49.0% 53.0% 59.0% 80.0% 74.0% 71.0% 80.0% 79.0% 58.0% 53.0% 54.0% 67.0% 53.0% 54.0% 54.0% 50.0% 66.0% 70.0% 50.0% 16.0% 21.0% 29.0% 24.0% 29.0% 29.0% 24.0% 38.0% 35.0% 48.6% 46.8% 45.8% 55.2% 54.0% ( 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 ) 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 44.1% 49.6% 39.6% 41.0% 43.0% 18.4% 19.3% 28.7% 33.0% 37.0% 46.3% 45.0% 40.9% 44.0% 36.0% 30.8% 29.6% 29.2% 37.0% 27.0% 29.7% 27.1% 26.9% 35.0% 36.0% 8.6% 7.2% 9.7% 13.0% 12.0% 14.9% 13.8% 11.9% 17.0% 17.0% 27.5% 27.0% 26.6% 35.1% 31.0% ( 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 ) 全 体 的 にみて 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 した 平 成 24 年 度 より 稼 働 件 数 利 用 率 稼 働 率 について 増 加 傾 向 にある 施 設 種 類 の 中 では パーティールーム 会 議 室 Cの 増 加 が 大 きい 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 キッチンと 各 種 什 器 の 装 備 を 活 かし パン 作 り 男 の 料 理 教 室 などの 料 理 教 室 を 充 実 させたため パーティールームの 利 用 が 増 加 した また 自 主 事 業 の 増 加 により 小 規 模 な 会 議 室 の 利 用 が 増 えたため 会 議 室 B 会 議 室 Cの 利 用 が 増 加 した 175

183 (2) 平 成 25 年 度 一 般 入 場 者 の 状 況 ( 月 次 ) 熊 本 市 健 軍 文 化 ホールの 平 成 25 年 度 の 施 設 種 類 ごと 利 用 時 間 帯 ごとの 月 次 の 利 用 者 数 の 推 移 は 以 下 のとおりである ( 人 ) ホール パーティールーム 会 議 室 A 会 議 室 B 会 議 室 C 音 楽 練 習 室 A 音 楽 練 習 室 B その 他 合 計 午 前 午 後 夜 間 午 前 午 後 夜 間 午 前 午 後 夜 間 午 前 午 後 夜 間 午 前 午 後 夜 間 午 前 午 後 夜 間 午 前 午 後 夜 間 見 学 4 月 761 1, ,800 5 月 801 2, ,811 6 月 1,308 2, ,980 7 月 1,272 2, ,026 8 月 748 1, ,712 9 月 249 1, , 月 685 1, , 月 761 1, , 月 940 1, ,121 1 月 1,059 1, ,110 2 月 1,419 1, ,980 3 月 1,080 1, ,567 合 計 11,083 20,360 8,707 3,292 3, ,702 3,475 1, , ,118 1, ,296 ホールの 利 用 時 間 帯 は 午 後 に 集 中 している ホールを 利 用 するためには 機 材 の 事 前 準 備 に 時 間 が 必 要 であり 様 々な 機 材 を 必 要 とするような 催 し 物 を 午 前 中 に 行 うことは 難 しい そのため ホールの 午 前 中 の 利 用 者 は 午 後 に 比 べ 少 なくなってしまう パーティールームは 午 前 午 後 ともに 継 続 的 に 利 用 されているが 8 月 の 利 用 が 少 な い 会 議 室 は 年 間 を 通 じて 特 に 大 きな 変 動 はない 音 楽 練 習 室 Aは 12 月 から2 月 にかけて 利 用 が 少 ない 年 間 を 通 じて 午 前 午 後 の 利 用 に 対 して 夜 間 の 利 用 者 数 は 一 定 の 水 準 を 保 っている これは 学 生 の 音 楽 練 習 に 使 用 されているためである 音 楽 練 習 室 Bは 午 前 午 後 に 比 べて 夜 間 の 利 用 が 少 ない 音 楽 練 習 室 Bは 防 音 設 備 がない 部 屋 であり 近 隣 住 民 に 配 慮 し 夜 間 使 用 を 控 えているためである 176

184 Ⅱ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 の 管 理 状 況 について 往 査 時 点 での 備 品 の 実 在 性 を 確 認 するため 備 品 管 理 台 帳 をもとに 現 物 を 実 査 したとこ ろ 以 下 の 問 題 点 が 見 受 けられた 1 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 されているが 今 回 監 査 時 に 現 物 確 認 できなかったものがあった 2 備 品 管 理 台 帳 に 記 載 のない 備 品 が 存 在 した 3 備 品 の 現 物 に 管 理 シールを 貼 っていないため 備 品 管 理 台 帳 との 紐 付 けができない 備 品 が 存 在 した これらの 状 況 については 仕 様 書 で 定 める 善 良 なる 注 意 をもって 管 理 ( 善 管 注 意 義 務 ) に 反 する 取 扱 いである また 市 は その 有 する 備 品 について 備 品 管 理 台 帳 を 作 成 するとともに その 現 況 を 明 らかにしなければならない また 備 品 管 理 台 帳 は 記 載 原 因 発 生 の 都 度 証 拠 書 類 に 基 づき 直 ちに 記 載 しなければならない 備 品 管 理 台 帳 が 備 品 の 現 況 を 示 していない 状 況 については 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 関 し ても 反 する 取 扱 いとなっている 指 摘 第 2 章 総 論 第 1 公 の 施 設 について 4. 公 の 施 設 に 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 備 品 の 管 理 状 況 について の 指 摘 を 参 照 2. 産 業 文 化 会 館 が 閉 鎖 した 時 に 譲 り 受 けた 備 品 について 産 業 文 化 会 館 が 閉 鎖 した 時 に 譲 り 受 けた 備 品 があるが 産 業 文 化 会 館 の 閉 鎖 時 に 当 時 の 担 当 課 が 備 品 の 異 動 の 処 理 をしていないため 文 化 ホールの 備 品 管 理 台 帳 へ 記 載 されてい なかった 指 摘 1. 備 品 管 理 の 状 況 について に 記 載 のとおり 市 は 熊 本 市 物 品 会 計 規 則 に 従 い 備 品 の 現 況 を 明 らかにする 必 要 がある 産 業 文 化 会 館 から 譲 り 受 けた 備 品 についても 文 化 ホ ールの 備 品 管 理 台 帳 へ 記 載 して 現 物 管 理 をする 必 要 がある 177

185 Ⅲ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 1. 指 定 管 理 者 の 概 要 指 定 管 理 者 の 名 称 法 人 等 の 分 類 所 在 地 設 立 年 月 日 代 表 者 ( 市 との 関 係 の 有 無 ) 役 員 の 状 況 ( 市 職 員 OB 派 遣 の 有 無 等 ) 主 な 事 業 内 容 健 軍 文 化 ホール 事 業 推 進 共 同 企 業 体 共 同 企 業 体 ( 構 成 企 業 ) 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 熊 本 市 中 央 区 出 水 2 丁 目 7 番 1 号 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 熊 本 市 中 央 区 辛 島 町 1 番 地 下 1 号 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 昭 和 60 年 12 月 24 日 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 平 成 5 年 1 月 18 日 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 理 事 長 寺 本 敬 司 ( 市 のOB) 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 理 事 長 内 田 敬 一 ( 市 のOB) 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 理 事 8(うち 市 のOB2 名 ) 監 事 2 名 (うち 市 の 現 職 1 名 ) 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 理 事 7 名 (うち 市 のOB1 名 ) 監 事 2 名 (うち 市 の 現 職 1 名 ) 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 1 体 育 スポーツの 振 興 指 導 及 び 助 言 2 青 年 の 活 動 に 関 する 相 談 指 導 及 び 助 言 3 文 化 活 動 の 振 興 に 関 する 事 業 4 児 童 の 健 全 育 成 その 他 子 育 て 支 援 に 関 する 事 業 5 指 定 を 受 けた 施 設 の 管 理 運 営 6その 他 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 1 熊 本 市 から 委 託 された 路 外 駐 車 場 及 び 通 路 の 管 理 2 路 外 駐 車 場 の 設 置 及 び 管 理 3 熊 本 市 の 駐 車 場 施 策 に 協 力 する 事 業 178

186 他 の 公 の 施 設 の 指 定 管 理 業 務 の 有 無 4 自 治 体 等 施 設 の 管 理 ( 営 繕 修 理 清 掃 設 備 の 保 守 点 検 施 設 に 付 随 する 道 路 の 管 理 等 含 む) 5 自 治 体 等 の 市 民 サービスの 提 供 に 伴 う 受 託 事 業 6その 他 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 熊 本 市 総 合 体 育 館 青 年 会 館 田 迎 公 園 運 動 施 設 南 部 総 合 スポーツセンター 熊 本 市 総 合 屋 内 プール 託 麻 スポーツセンター 水 前 寺 野 球 場 水 前 寺 競 技 場 熊 本 市 子 ども 文 化 会 館 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 自 転 車 駐 車 場 熊 本 市 辛 島 公 園 地 下 通 路 健 軍 文 化 ホール 事 業 推 進 共 同 企 業 体 は 平 成 23 年 10 月 27 日 設 立 の 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 と 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 を 構 成 員 とする 共 同 企 業 体 である いずれの 一 般 財 団 法 人 も 熊 本 市 の 外 郭 団 体 であり 市 の 委 託 事 業 や 他 の 指 定 管 理 事 業 を 引 き 受 けている 各 構 成 員 はそれぞれの 特 性 を 活 かし 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 社 会 教 育 振 興 事 業 団 は 事 業 の 企 画 運 営 業 務 を 一 般 財 団 法 人 熊 本 市 駐 車 場 公 社 は 施 設 の 維 持 管 理 業 務 を 分 担 している (1) 職 員 の 状 況 179

187 1 従 事 役 職 員 数 健 軍 文 化 ホール 事 業 推 進 共 同 企 業 体 の 職 員 は 構 成 員 である 一 般 財 団 法 人 の 職 員 であ るが 各 構 成 員 の 他 の 事 業 や 本 部 と 兼 務 している 職 員 はおらず すべて 熊 本 市 健 軍 文 化 ホールの 専 従 職 員 として 勤 務 している 施 設 の 特 殊 性 として 舞 台 管 理 専 門 の 職 員 が 従 事 している 2 人 件 費 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 の 平 成 24 年 度 及 び 平 成 25 年 度 の 人 件 費 の 推 移 は 以 下 のとお りである 構 成 員 の 他 の 事 業 や 本 部 との 兼 務 職 員 はおらず 他 の 事 業 や 本 部 の 人 件 費 の 按 分 負 担 はない 180

188 (2) 財 務 状 況 及 び 取 引 状 況 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 の 平 成 24 年 度 及 び 平 成 25 年 度 の 収 支 の 推 移 は 以 下 のとおりで ある ( 円 ) 番 号 項 目 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 備 考 1 指 定 管 理 収 入 48,980,400 48,980,400 2 利 用 料 収 入 16,854,585 14,779,100 3 事 業 収 入 1,051,130 1,859,292 収 入 1 指 定 事 業 収 入 204, ,042 2 自 主 事 業 収 入 846,430 1,108,250 4 物 品 販 売 収 入 23,160 9,810 5 その 他 収 入 2,550 2,550 合 計 66,911,825 65,631,152 1 人 件 費 45,112,515 43,838,440 2 管 理 費 21,858,583 19,407,045 支 出 3 事 業 費 1,671,788 1,452,082 4 その 他 1,723,761 2,495,430 合 計 70,366,647 67,192,997 当 期 収 支 差 額 3,454,822 1,561,845 平 成 25 年 度 の 利 用 料 収 入 が 減 少 しているが これは 指 定 管 理 者 制 度 に 移 行 したとき に 平 成 23 年 度 中 に 徴 収 していた 平 成 24 年 度 の 利 用 料 (2,463,500 円 )を 市 が 指 定 管 理 者 に 引 き 渡 し これが 平 成 24 年 度 の 利 用 収 入 に 加 算 されているためである この 影 響 を 除 くと 平 成 25 年 度 の 利 用 料 収 入 はむしろ 増 加 している また 事 業 収 入 も 平 成 25 年 度 は 増 加 している しかし 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 は 電 気 料 金 の 単 価 高 騰 等 により 光 熱 水 費 が 増 加 したため 当 期 収 支 差 額 は2 期 ともにマイナスで 推 移 している 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 資 格 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (1) 申 請 者 資 格 を 参 照 181

189 (2) 指 定 管 理 者 募 集 スケジュール 日 程 平 成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 募 集 要 項 の 公 表 内 容 平 成 23 年 10 月 7 日 ( 金 ) 平 成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) ~ 平 成 23 年 10 月 14 日 ( 金 ) 平 成 23 年 10 月 21 日 ( 金 ) 平 成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) ~ 平 成 23 年 10 月 31 日 ( 月 ) 平 成 23 年 11 月 17 日 ( 木 ) 平 成 23 年 11 月 21 日 ( 月 ) 施 設 の 視 察 及 び 説 明 会 質 問 の 受 付 質 問 回 答 の 公 表 申 請 関 係 書 類 の 受 付 プレゼンテーション ヒアリング 選 定 結 果 の 通 知 及 び 公 表 平 成 23 年 12 月 16 日 ( 金 ) 指 定 管 理 者 の 指 定 ( 市 議 会 の 決 議 後 ) 平 成 24 年 2 月 1 日 ( 水 ) 平 成 24 年 1 月 下 旬 ~ 平 成 24 年 4 月 1 日 ( 日 ) 協 定 の 締 結 事 務 引 継 トレーニング 等 管 理 運 営 開 始 (3) 審 査 の 方 法 1 選 定 委 員 会 の 構 成 選 定 委 員 の 内 部 外 部 の 別 役 職 名 選 定 委 員 区 分 役 職 (1) 外 部 市 文 化 財 保 護 委 員 会 委 員 (2) 外 部 熊 本 市 観 光 旅 館 ホテル 協 同 組 合 事 務 局 長 (3) 内 部 市 観 光 文 化 交 流 局 局 長 (4) 内 部 市 観 光 文 化 交 流 局 局 次 長 (5) 内 部 市 観 光 文 化 交 流 局 文 化 スポーツ 交 流 部 長 2 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 日 時 : 平 成 23 年 11 月 17 日 ( 木 ) 午 前 9 時 00 分 ~ 午 後 12 時 00 分 (3 施 設 審 査 1 施 設 当 たり 1 時 間 ) うち 熊 本 市 健 軍 文 化 ホールについて 申 請 者 :4 団 体 審 査 方 法 の 説 明 審 査 ( 午 前 10 時 10 分 ~) 資 格 審 査 の 結 果 確 認 価 格 審 査 に 関 する 失 格 の 有 無 の 確 認 基 本 項 目 に 関 する 失 格 ( 記 入 )の 有 無 の 説 明 項 目 評 価 表 の 記 入 方 法 について 指 定 管 理 者 候 補 者 に 関 する 審 議 (1 者 につき プレゼンテーション15 分 質 疑 応 答 10 分 ) 評 価 者 による 評 価 選 定 ( 総 合 評 価 による 選 定 ) 182

190 会 場 : 熊 本 市 役 所 6 階 会 議 室 3 議 事 録 の 保 管 議 事 録 は 作 成 していない ( 質 疑 応 答 の 書 類 はあり) 4 審 査 基 準 及 び 配 点 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 2. 指 定 管 理 者 の 選 定 手 続 (3) 審 査 の 方 法 ( 二 ) 評 価 項 目 と 配 点 及 び 総 合 評 価 を 参 照 5 審 査 結 果 応 募 者 ( 申 請 者 )は4 団 体 である ( 審 査 項 目 と 申 請 者 の 得 点 ) 健 軍 文 化 ホー ル 事 業 推 進 共 同 企 業 体 A 社 B 社 C 社 資 格 審 査 合 格 合 格 合 格 合 格 申 請 価 格 ( 税 抜 ) 233,240, ,000, ,555, ,537,000 価 格 審 査 の 得 点 項 目 審 査 の 得 点 1, , , ,394.0 総 合 評 価 の 得 点 1, , , ,780.5 選 定 委 員 会 の5 名 で 採 点 されており 満 点 は 400 点 5 名 =2,000 点 である 3. 指 定 管 理 者 の 指 定 及 び 協 定 書 の 締 結 平 成 23 年 12 月 17 日 : 指 定 管 理 者 の 指 定 平 成 24 年 2 月 1 日 : 協 定 書 の 締 結 4. 指 定 管 理 の 内 容 (1) 指 定 期 間 平 成 24 年 度 から 平 成 28 年 度 の 5 年 間 (2) 指 定 管 理 料 利 用 料 金 等 対 象 年 度 指 定 管 理 料 の 金 額 平 成 24 年 度 48,980,000 円 ( 税 込 ) 平 成 25 年 度 48,980,000 円 ( 税 込 ) 平 成 26 年 度 48,980,000 円 ( 税 込 ) 平 成 27 年 度 48,980,000 円 ( 税 込 ) 平 成 28 年 度 48,980,000 円 ( 税 込 ) 183

191 (3) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 内 容 等 (1) 条 例 第 22 条 に 規 定 する 業 務 会 館 の 施 設 等 の 使 用 の 許 可 及 びその 取 消 し 並 びに 停 止 の 命 令 に 関 する 業 務 会 館 の 維 持 管 理 に 関 する 業 務 条 例 第 4 条 各 号 に 掲 げる 事 業 の 実 施 に 関 する 業 務 上 記 に 掲 げるもののほか 会 館 の 管 理 運 営 上 市 長 が 必 要 と 認 める 業 務 (2) 条 例 第 23 条 に 規 定 する 利 用 料 金 の 徴 収 減 免 及 び 還 付 に 関 すること 上 記 以 外 に 地 方 自 治 法 施 行 令 第 165 条 の3 及 び 熊 本 市 会 計 規 則 第 42 条 の 規 定 に 基 づき 使 用 料 の 支 出 事 務 ( 使 用 料 の 還 付 )を 別 途 委 託 する なお これらの 業 務 の 詳 細 については 7 管 理 運 営 全 般 に 関 する 遵 守 事 項 Ⅱ. 業 務 仕 様 及 び Ⅲ. 特 記 仕 様 に 規 定 する 内 容 を 満 たすこと (4) 指 定 管 理 者 と 熊 本 市 との 責 任 分 担 指 定 管 理 者 と 熊 本 市 との 責 任 分 担 は 次 の 責 任 分 担 表 のとおりである <リスク 分 担 表 > 第 3 章 監 査 の 結 果 と 意 見 ( 各 論 ) 熊 本 市 流 通 情 報 会 館 Ⅱ. 指 定 管 理 者 の 概 要 及 び 選 定 手 続 等 4. 指 定 管 理 の 内 容 (4) 指 定 管 理 者 と 市 とのリスク 分 担 を 参 照 5. 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 の 施 設 の 管 理 運 営 状 況 業 務 報 告 年 に2 回 利 用 者 アンケートを 実 施 し その 結 果 および 改 善 要 望 に 対 する 回 答 を 館 内 掲 示 している 指 定 管 理 者 制 度 導 入 の 効 果 平 成 21 年 度 から 平 成 25 年 度 までの 人 件 費 物 件 費 の 合 計 から 施 設 利 用 料 を 差 引 いた 差 額 の 推 移 は 以 下 のとおりである 単 位 : 千 円 区 分 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 人 件 費 66,239 67,979 60,880 45,112 43,838 物 件 費 25,855 23,910 32,557 25,254 23,354 支 出 計 1 92,094 91,889 93,437 70,366 67,192 施 設 利 用 料 2 14, ,74 14,400 17,931 16,650 差 引 (1-2) 77,203 77,115 79,037 52,435 50,542 指 定 管 理 料 ( ) ,980 48,980 平 成 24 年 度 より 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 し 年 間 48,980 千 円 で 運 営 委 託 している (5 年 間 契 約 ) 184

192 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 する 前 は 人 件 費 物 件 費 の 合 計 から 施 設 利 用 料 を 差 引 いた 差 額 は 77,000 千 円 以 上 であったが 指 定 管 理 者 制 度 を 導 入 した 後 は 50,000 千 円 程 度 に 減 少 していることが 分 かる これは 人 件 費 の 減 少 額 が 主 な 要 因 である 一 方 利 用 料 等 の 収 入 の 増 加 も 見 受 けられる 185

193 Ⅳ. 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 ( 以 下 方 針 という ) では 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 について 次 のように 定 めている 公 の 施 設 の 指 定 管 理 者 制 度 に 関 する 指 針 運 用 に 関 する 方 針 第 3 候 補 者 の 選 定 前 の 手 続 き 4 申 請 関 係 書 類 の 提 出 及 び 受 理 (2) 提 出 期 間 申 請 関 係 書 類 の 提 出 期 間 ( 期 限 )は 公 告 日 の 翌 日 から 起 算 して30 日 以 後 の 別 に 定 める 日 とする 本 件 における 指 定 管 理 者 の 申 請 関 係 書 類 提 出 のスケジュールは 次 のようになっている 平 成 23 年 9 月 30 日 募 集 要 項 の 公 表 平 成 23 年 9 月 30 日 から 平 成 23 年 10 月 31 日 申 請 関 係 書 類 の 受 付 ( 出 典 : 指 定 管 理 者 募 集 要 項 ) 本 件 における 提 出 期 限 は 募 集 要 項 の 公 表 ( 公 告 日 )の 翌 日 から 起 算 して 30 日 となって おり 方 針 に 沿 った 取 扱 いがなされている しかし 以 下 のような 配 慮 が 必 要 と 考 える 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (1) 指 定 管 理 者 の 申 請 書 類 関 係 の 提 出 期 間 について の 意 見 を 参 照 2. 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について 議 事 録 が 作 成 されていない 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (3) 選 定 委 員 会 に 関 する 議 事 録 の 作 成 及 び 保 管 について の 指 摘 を 参 照 3. 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 会 の 人 選 について 候 補 者 選 定 ガイドライン では 次 のように 定 めている 186

194 候 補 者 選 定 ガイドライン 選 定 委 員 会 は 指 定 管 理 者 制 度 を 適 用 させようとする 公 の 施 設 を 所 管 する 局 ( 熊 本 市 事 務 分 掌 条 例 ( 昭 和 46 年 条 例 第 36 号 第 1 条 )に 規 定 する 局 をいう )の 局 長 市 長 が 指 名 する 職 員 及 び 市 長 が 指 名 する 外 部 の 学 識 経 験 者 公 認 会 計 士 等 2 名 以 上 の 計 5 名 程 度 をもって 組 織 する 本 件 の 指 定 管 理 者 選 定 に 関 する 選 定 委 員 は 5 名 のうち 3 名 は 市 の 職 員 2 名 は 外 部 の 学 識 経 験 者 等 で 組 織 されており 当 該 ガイドラインに 沿 った 取 扱 いがなされている 一 方 平 成 22 年 の 指 定 管 理 者 選 定 時 の 指 定 管 理 者 に 選 定 された 共 同 企 業 体 の 構 成 員 の 理 事 のうち 市 のOBが3 名 監 事 のうち 市 の 現 職 が2 名 含 まれていた 候 補 者 の 役 員 に 市 の 現 職 及 びOBが 在 籍 している 状 況 下 で 選 定 委 員 に 内 部 委 員 ( 市 の 職 員 )が 含 まれているのならば 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 して 必 ずしも 公 平 性 が 担 保 されて いるとはいいがたい 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (4) 候 補 者 において 市 の 現 職 または OB が 役 員 として 在 籍 する 場 合 の 選 定 委 員 の 人 選 について の 意 見 を 参 照 4. 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 等 について 選 定 委 員 会 の 開 催 状 況 は 開 催 回 数 は 1 回 所 要 時 間 は 3 時 間 程 度 で 時 間 をずらして 3 施 設 同 時 に 選 定 委 員 会 を 開 催 している 文 化 ホールの 申 請 者 は 4 団 体 あり 1 団 体 あたりの 所 要 時 間 はプレゼンテーション 15 分 質 疑 応 答 10 分 となっている この 開 催 状 況 で 指 定 管 理 者 の 選 定 に 関 する 適 正 な 審 議 ができているか 疑 問 である 意 見 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (2) 選 定 委 員 会 の 開 催 回 数 について の 意 見 を 参 照 5.モニタリングの 適 切 な 実 施 について 市 は 指 定 管 理 者 の 月 次 報 告 及 び 年 次 報 告 に 基 づき モニタリングを 実 施 している Ⅰ. 施 設 の 概 要 監 査 の 結 果 と 意 見 1. 備 品 管 理 の 状 況 について で 示 したとおり 指 定 管 理 者 制 度 導 入 後 の 備 品 の 管 理 に 問 題 点 があったが 市 のモニタリングで 発 見 されて いなかった モニタリングの 基 礎 資 料 となる 指 定 管 理 者 事 業 遂 行 確 認 書 には 評 価 項 目 として 備 品 の 管 理 があるが これの 確 認 が 徹 底 されていなかったと 考 えられる また 市 が 取 りまとめている 平 成 25 年 度 指 定 管 理 者 管 理 運 営 評 価 表 において 指 定 管 理 者 の 施 設 の 管 理 については A ( 最 もよい)と 評 価 されているが 上 記 の 状 況 を 踏 まえると A と 評 価 している 市 の 判 断 は 不 適 切 であると 考 える 187

195 指 摘 第 2 章 総 論 第 2 指 定 管 者 理 制 度 について 5. 指 定 管 理 者 制 度 の 関 する 監 査 結 果 のまとめ (5)モニタリングの 適 切 な 実 施 について の 指 摘 を 参 照 6. 音 楽 練 習 室 の 利 用 方 法 について 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 後 は 自 主 事 業 を 増 やすなどの 施 策 により 全 体 的 に 稼 働 率 が 上 昇 しており 指 定 管 理 者 の 稼 働 率 上 昇 のための 努 力 が 見 受 けられる しかし それでも 平 成 25 年 度 の 全 体 的 な 稼 働 率 は 31%と 高 くない 状 態 である 特 に 音 楽 練 習 室 の 稼 働 率 は 音 楽 練 習 室 Aも 音 楽 練 習 室 Bも 10% 台 にとどまり 非 常 に 低 い 水 準 である 音 楽 練 習 室 Bは 防 音 設 備 がない 部 屋 であり また 音 楽 練 習 室 Aは 防 音 室 ではあるもの の 簡 易 なものである そのため 近 隣 住 民 に 配 慮 し 大 きな 音 の 出 る 練 習 は 許 可 できな い 状 態 となっている 意 見 音 楽 練 習 室 については 稼 働 率 が 低 い 状 況 にかんがみて 2 室 ある 音 楽 練 習 室 は 他 の 利 用 方 法 への 転 用 の 検 討 が 望 まれる 特 に 音 楽 練 習 室 Bは 防 音 設 備 も 整 っていない 小 部 屋 であるため 音 楽 練 習 室 以 外 の 利 用 方 法 を 検 討 することが 必 要 である 188

196 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 ( 以 下 会 館 という )は 熊 本 市 民 及 び 在 熊 外 国 人 の 交 流 を 推 進 し もって 熊 本 市 の 国 際 化 の 進 展 に 寄 与 するために 設 置 されている 地 方 の 国 際 化 が 進 展 するなか 熊 本 市 は 交 流 拠 点 都 市 の 実 現 を 施 策 の 柱 に 位 置 づけ 国 際 交 流 を 市 政 の 重 要 事 業 の 一 つに 揚 げ 友 好 姉 妹 都 市 との 交 流 推 進 により 市 民 の 国 際 化 を 図 っている 今 後 更 に 増 すであろう 市 民 の 国 際 化 への 多 様 な 要 請 に 応 えるとともに 熊 本 市 在 住 の 外 国 人 の 方 々への 情 報 サービスを 行 い 市 民 と 在 住 外 国 人 の 皆 様 とのふれあい の 拠 点 施 設 として 平 成 6 年 9 月 に 会 館 が 建 設 された 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 189

197 キャッチフレーズ B2F 世 界 の 文 化 芸 術 とのふれあいの 場 フロア 1F 扉 は 開 かれている 世 界 に 向 かって 2F ここに 集 い 協 働 し 異 文 化 を 学 ぶ! 3F 充 実 した 機 能 で 理 解 をスムーズに 190

198 4F 共 に 学 び 交 流 がさらに 深 まる 5F 一 期 一 会 日 本 を 感 じる 和 の 空 間 6F 7F 言 葉 の 垣 根 を 越 え 感 動 を 共 有 できる 喜 び 191

199 Ⅰ. 施 設 の 概 要 項 目 内 容 1 所 在 地 熊 本 市 中 央 区 花 畑 町 4 番 18 号 2 所 轄 部 署 観 光 文 化 交 流 局 シティプロモーション 課 国 際 室 3 供 用 開 始 年 月 日 平 成 6 年 9 月 1 日 4 設 置 目 的 熊 本 市 民 及 び 在 熊 外 国 人 の 交 流 を 推 進 し もって 本 市 の 国 際 化 の 進 展 に 寄 与 すること を 目 的 とする 5 設 置 根 拠 条 例 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 条 例 ( 平 成 6 年 3 月 31 日 条 例 第 1 号 ) 6 主 な 施 設 種 類 表 外 を 参 照 7 面 積 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 敷 地 面 積 1, m2 建 築 面 積 1, m2 延 床 面 積 8, m2 ( 公 有 財 産 台 帳 ) 土 地 価 格 547,875 千 円 建 物 価 格 ( 会 館 本 体 工 事 )1,249,253 千 円 ( 取 得 価 額 2,014,925 千 円 ) 8 価 格 建 物 価 格 ( 会 館 付 帯 設 備 )1,236,546 千 円 ( 取 得 価 額 1,236,546 千 円 ) 建 物 価 格 ( 厚 生 施 設 本 体 工 事 )458,326 千 円 ( 取 得 価 額 739,236 千 円 ) 建 物 価 格 ( 厚 生 施 設 付 帯 設 備 )294,521 千 円 ( 取 得 価 額 294,521 千 円 ) 指 定 管 理 者 制 度 の 導 入 に 伴 い 平 成 18 年 度 からの3 年 間 は 財 団 法 人 熊 本 市 国 際 交 流 9 管 理 運 営 方 法 振 興 事 業 団 平 成 21 年 度 からの5 年 間 は 熊 本 市 国 際 交 流 会 館 共 同 企 業 体 ( 代 表 : 財 団 法 人 熊 本 市 国 際 交 流 振 興 事 業 団 )が 指 定 管 理 者 としての 指 定 を 受 け 管 理 運 営 を 行 ってい る また 平 成 26 年 度 からの5 年 間 も 同 じ 共 同 企 業 体 が 指 定 を 受 けている ホール 会 議 室 午 前 9 時 ~ 午 後 10 時 10 開 館 時 間 国 際 交 流 サポートセンター 午 前 9 時 ~ 午 後 8 時 ( 平 成 26 年 4 月 以 前 は 土 日 祝 は 午 後 7 時 まで) 駐 車 場 駐 輪 場 午 前 8 時 30 分 ~ 午 後 10 時 30 分 11 休 館 日 第 2 第 4 月 曜 日 ( 月 曜 日 が 祝 日 の 場 合 は 翌 火 曜 日 ) 年 末 の 12 月 29 日 ~ 翌 年 の 1 月 3 日 192

200 12 項 目 内 利用料 193 容

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