付議資料

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1 (1) 健 康 保 険 厚 生 年 金 保 険 料 の 超 過 賦 課 分 に 係 る 延 滞 金 の 還 付 又 は 充 当 について( 新 規 案 件 ) 1 相 談 内 容 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 の 保 険 料 については 請 求 し 過 ぎ 又 は 払 い 過 ぎによる 納 付 ( 以 下 過 誤 納 付 という )があった 場 合 日 本 年 金 機 構 では 超 過 分 については 保 険 料 の 繰 上 げ 納 付 とみなして 将 来 6か 月 間 の 保 険 料 に 充 当 処 理 している また 滞 納 した 保 険 料 ( 以 下 滞 納 保 険 料 という )に 延 滞 金 が 賦 課 されるケース で 過 誤 納 付 が 判 明 した 場 合 遡 っての 保 険 料 の 更 正 は 行 わないため 延 滞 金 は 当 初 の 滞 納 保 険 料 に 賦 課 されたままとなっている このような 場 合 当 初 の 滞 納 保 険 料 に 賦 課 された 延 滞 金 と 実 際 の 保 険 料 に 賦 課 される 延 滞 金 との 差 額 については 将 来 の 保 険 料 に 対 する 充 当 処 理 がなされることもなく ま た 還 付 も 行 われない このような 処 理 は 国 民 感 情 として 納 得 できるものではないので 延 滞 金 についても 遡 って 延 滞 金 額 を 算 出 するなどの 方 法 により 超 過 分 の 保 険 料 と 同 様 に 将 来 6か 月 間 の 保 険 料 に 充 当 するか 又 は 還 付 ができるよう 制 度 を 改 正 してほしい ( 注 ) 本 件 は 平 成 26 年 3 月 28 日 に 行 政 相 談 委 員 意 見 ( 滋 賀 県 )として 提 出 があったものである 2 本 件 相 談 の 具 体 的 内 容 本 件 相 談 を 具 体 的 に 図 化 すると 図 -1 のとおりである これは 過 誤 納 付 となった 保 険 料 は 将 来 の 保 険 料 に 充 当 されることとなったが 滞 納 保 険 料 の 延 滞 金 については 遡 及 更 正 されないまま 当 初 に 請 求 された 延 滞 金 額 が 徴 収 されたケースである 1 当 該 事 業 所 では 平 成 23 年 9 月 に 従 業 員 2 名 が 退 職 した しかし 当 該 2 名 に 係 る 被 保 険 者 資 格 喪 失 届 を 提 出 しないまま 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 ( 以 下 健 康 保 険 等 という)の 保 険 料 については 当 該 2 名 分 も 含 めて 平 成 24 年 12 月 まで 納 付 した こ のうち 退 職 した2 名 分 の 保 険 料 ( 過 誤 納 付 )は 200 万 円 となっている 2 ただし 平 成 24 年 6 7 月 については 全 従 業 員 分 の 保 険 料 を 滞 納 した 滞 納 保 険 料 は 60 万 円 で 退 職 した2 名 分 の 保 険 料 は 10 万 円 延 滞 金 は6 万 円 で このうち 退 職 した2 名 分 の 延 滞 金 は1 万 円 3 当 該 事 業 所 では 平 成 25 年 1 月 滞 納 保 険 料 及 び 延 滞 金 を 完 納 するとともに 上 記 の 従 業 員 2 名 の 資 格 喪 失 届 を 提 出 した これにより 同 月 以 降 は 退 職 した 従 業 員 を 除 く 適 正 な 保 険 料 が 納 付 されている

2 図 -1 遡 及 して 資 格 喪 失 したことにより 過 誤 納 付 が 発 生 したケース 年 月 ~ 事 項 従 業 員 2 名 退 職 過 誤 納 付 期 間 :23.9~24.12 (ただし は 除 く) 過 誤 納 付 金 額 :200 万 円 滞 納 保 険 料 (60 万 円 うち 退 職 従 業 員 分 10 万 円 ) 延 滞 金 (6 万 円 う ち 退 職 従 業 員 分 の 延 滞 金 1 万 円 ) ( 注 ) 本 図 は 本 件 相 談 事 案 に 基 づき 当 局 が 作 成 した 事 業 所 は 滞 納 保 険 料 及 び 延 滞 金 を 完 納 し た 事 業 主 が 退 職 した 従 業 員 2 名 の 資 格 喪 失 届 を 提 出 し 23 年 9 月 に 遡 及 して 資 格 喪 失 し た 完 納 された 滞 納 保 険 料 60 万 円 の うち 退 職 従 業 員 分 10 万 円 は2 月 以 降 の 保 険 料 に 充 当 される 保 険 料 額 が 更 正 されないため 延 滞 金 のうち 退 職 従 業 員 分 の 1 万 円 は 充 当 も 還 付 もされない 過 誤 納 付 200 万 円 は2 月 以 降 の 保 険 料 に 充 当 さ れる

3 また 図 -1 のケースにおける 滞 納 保 険 料 等 の 取 扱 いについては 図 -2とおりであ る 図 -2 図 -1の 滞 納 保 険 料 等 の 取 扱 い 1 滞 納 保 険 料 滞 納 保 険 料 額 (60 万 円 ) 本 来 の 保 険 料 分 (50 万 円 ) A 2 延 滞 金 過 誤 納 付 分 (10 万 円 )B 滞 納 保 険 料 額 60 万 円 は 遡 及 更 正 されずに そのま ま 収 納 される 過 誤 納 付 分 10 万 円 は 平 成 25 年 2 月 以 降 の 保 険 料 に 充 当 処 理 されることにより 相 殺 される 延 滞 金 額 (6 万 円 ) A に 対 応 する 延 滞 金 額 (5 万 円 ) C 3 過 誤 納 付 保 険 料 Bに 対 応 する 延 滞 金 額 (1 万 円 ) D 保 険 料 額 が 遡 及 更 正 されないため 延 滞 金 額 も 遡 及 更 正 されない 保 険 料 額 が 遡 及 更 正 されれば 延 滞 金 のうち1 万 円 (D)は 支 払 わなく て 済 む 延 滞 金 は 年 金 特 別 会 計 の 歳 入 となる 過 誤 納 付 保 険 料 額 (210 万 円 ) 退 職 した 従 業 員 2 名 の 平 成 23 年 9 月 ~ 24 年 5 月 分 の 保 険 料 * 上 記 1の Bの 過 誤 納 付 分 (10 万 円 ) 退 職 した 平 成 24 年 8~ 11 月 分 の 保 険 料 過 誤 納 付 となっ た 保 険 料 210 万 円 は 平 成 25 年 2 月 以 降 の 保 険 料 に 充 当 される 合 わせて 200 万 円 ( 注 ) 本 図 は 当 局 が 作 成 した

4 3 制 度 の 概 要 等 ⑴ 保 険 者 等 ア 保 険 者 業 務 委 任 等 健 康 保 険 の 保 険 者 は 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) 第 4 条 に 基 づき 全 国 健 康 保 険 協 会 ( 以 下 健 保 協 会 という )とされている( 注 )が 被 保 険 者 の 資 格 の 取 得 等 の 確 認 標 準 報 酬 月 額 等 の 決 定 及 び 保 険 料 の 徴 収 並 びにこれらに 附 帯 す る 業 務 は 健 康 保 険 法 第 5 条 第 2 項 に 基 づき 厚 生 労 働 大 臣 が 行 うこととされ さ らに これら 業 務 は 健 康 保 険 法 第 204 条 に 基 づき 日 本 年 金 機 構 に 委 任 されている また 厚 生 年 金 は 厚 生 年 金 保 険 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 115 号 ) 第 2 条 に 基 づき 政 府 が 管 掌 することとされているが 同 法 第 100 条 の4 第 1 項 に 基 づき 被 保 険 者 の 資 格 の 取 得 等 の 確 認 等 の 業 務 が 日 本 年 金 機 構 に 委 任 されている これら 規 定 により 健 康 保 険 等 に 係 る 保 険 料 の 徴 収 等 の 業 務 については 日 本 年 金 機 構 が 一 体 として 取 り 扱 うこととされている ( 注 ) 健 保 協 会 のほか 健 康 保 険 組 合 も 保 険 者 となっている イ 被 保 険 者 健 康 保 険 等 の 被 保 険 者 は 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 号 の 規 定 に 基 づく 適 用 事 業 所 ( 注 ) に 常 時 使 用 されている 75 歳 未 満 の 従 業 員 とされ また 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 は 厚 生 年 金 保 険 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づく 適 用 事 業 所 ( 注 )に 常 時 使 用 される 70 歳 未 満 の 従 業 員 とされている ( 注 ) 健 康 保 険 等 の 適 用 を 受 ける 事 業 所 を 指 し 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 号 又 は 厚 生 年 金 保 険 法 第 6 条 に 基 づき 健 康 保 険 等 が 強 制 適 用 される 事 業 所 と 健 康 保 険 法 第 31 条 あるいは 厚 生 年 金 保 険 法 第 6 条 第 3 項 に 基 づき 事 業 主 が 健 康 保 険 等 に 任 意 で 加 入 する 事 業 所 の2 種 類 があ る ⑵ 保 険 料 の 徴 収 健 康 保 険 等 の 保 険 料 は 健 康 保 険 法 第 48 条 又 は 厚 生 年 金 保 険 法 第 27 条 に 基 づき 事 業 主 が 日 本 年 金 機 構 に 届 け 出 た 従 業 員 の 報 酬 ( 基 本 給 通 勤 手 当 及 び 残 業 手 当 等 を 加 えたもの)により 決 定 される 標 準 報 酬 月 額 等 に 一 定 の 保 険 料 率 を 乗 じて 算 出 され 日 本 年 金 機 構 が 事 業 主 から 徴 収 することとされている また この 保 険 料 は 被 保 険 者 及 びその 事 業 主 が それぞれ 保 険 料 額 の 1/2 を 負 担 することとされ 事 業 主 が 毎 月 の 保 険 料 を 翌 月 末 日 までに 納 付 しなければならないこ ととされている なお 厚 生 年 金 保 険 料 及 び 健 康 保 険 料 の 収 納 等 の 状 況 は 表 -1のとおりである 平 成 24 年 度 の 場 合 保 険 料 収 納 率 は 厚 生 年 金 保 険 が 98.1% 健 康 保 険 が 96.9%と なっており 厚 生 年 金 保 険 における 滞 納 事 業 者 は 19 万 事 業 者 ( 適 用 事 業 者 に 対 し 10.9%)となっている

5 表 -1 厚 生 年 金 保 険 料 及 び 健 康 保 険 料 の 収 納 等 の 状 況 区 分 平 成 22 年 度 23 年 度 24 年 度 保 険 料 収 納 未 済 額 ( 億 円 ) 保 険 料 収 納 率 (%) 厚 生 年 金 保 険 4,770 4,502 4,205 健 康 保 険 2,541 2,457 2,351 厚 生 年 金 保 険 健 康 保 険 厚 生 年 金 適 用 状 況 適 用 事 業 者 数 ( 社 )A 約 176 万 約 175 万 約 175 万 滞 納 事 業 者 数 ( 社 )B 社 約 19 万 約 18 万 約 19 万 滞 納 事 業 者 の 割 合 (%) C=B/A ( 注 )1 保 険 料 収 納 未 済 額 及 び 保 険 料 収 納 率 は 厚 生 労 働 省 提 供 資 料 である 2 厚 生 年 金 適 用 状 況 は 日 本 年 金 機 構 が 作 成 した 平 成 22~24 年 度 における 上 半 期 の 取 組 状 況 である ⑶ 保 険 料 に 過 誤 納 付 が 発 生 した 場 合 の 処 理 事 業 者 から 納 付 された 保 険 料 に 過 誤 納 付 が 発 生 した 場 合 保 険 者 は 健 康 保 険 法 第 164 条 第 2 項 又 は 厚 生 年 金 保 険 法 第 83 条 第 2 項 に 基 づき 事 業 者 が 納 付 することとな る 将 来 の6か 月 間 の 保 険 料 を 納 付 したものとみなす いわゆる 充 当 処 理 をできること とされている( 保 険 料 額 を 遡 及 更 正 をした 上 で 過 誤 納 付 による 超 過 分 を 納 付 者 に 還 付 しなければならないこととはされていない ) また 健 康 保 険 法 又 は 厚 生 年 金 保 険 法 に 基 づく 上 記 充 当 処 理 をしない 場 合 歳 入 徴 収 官 事 務 規 程 ( 昭 和 27 年 大 蔵 省 令 第 141 号 ) 第 7 条 及 び 第 13 条 に 基 づき 事 業 主 に 還 付 することとされている 厚 生 労 働 省 では 過 誤 納 が 発 生 した 場 合 で 将 来 の 保 険 料 に 充 当 できない 場 合 ( 事 業 所 の 全 喪 など) 及 び 事 業 主 から 申 出 があった 場 合 は 還 付 することとしている 本 件 のように 単 に 事 業 主 が 資 格 喪 失 届 を 適 時 に 提 出 しなかったことにより 過 誤 納 付 が 生 じ 事 業 主 からの 還 付 の 申 出 がない 場 合 には 保 険 料 額 を 還 付 しない ⑷ 延 滞 金 の 処 理 保 険 料 を 滞 納 した 場 合 保 険 者 は 健 康 保 険 法 第 181 条 又 は 厚 生 年 金 保 険 法 第 87 条 に 基 づき 決 定 されている 保 険 料 額 及 び 滞 納 日 数 ( 納 付 期 限 の 翌 日 から 完 納 の 前 日 ま で)に 応 じ 延 滞 金 を 徴 収 することとされ 徴 収 された 延 滞 金 は 年 金 特 別 会 計 の 業 務 勘 定 ( 注 )の 歳 入 になる ( 注 ) 業 務 勘 定 とは 健 康 保 険 等 の 事 業 における 適 用 徴 収 給 付 業 務 等 に 係 る 収 支 を 経 理 するもの である なお 滞 納 保 険 料 に 過 誤 がある 場 合 保 険 者 が 滞 納 保 険 料 額 を 遡 及 更 正 しなけれ ば 延 滞 金 額 も 遡 及 更 正 されず 当 初 の 額 のままで 徴 収 されることになる

6 4 健 康 保 険 国 民 健 康 保 険 などにおける 過 誤 納 付 があった 場 合 の 取 扱 い 本 件 相 談 の 対 象 となっている 健 康 保 険 等 並 びに 国 民 健 康 保 険 国 民 年 金 及 び 国 税 ( 以 下 国 民 健 康 保 険 等 という )における 過 誤 納 付 があった 場 合 の 取 扱 いをみると 表 - 2のとおり 健 康 保 険 等 については 保 険 料 額 及 び 延 滞 金 額 は 遡 及 更 正 されないが 国 民 健 康 保 険 等 については 保 険 料 額 及 び 延 滞 金 額 を 遡 及 更 正 され 被 保 険 者 に 還 付 されることとされており このような 取 扱 いが 行 われている 理 由 は 次 のとおりである 1 健 康 保 険 等 の 場 合 には 保 険 料 額 を 遡 及 更 正 することはできるものの 徴 収 事 務 に 過 大 な 負 担 が 課 されることになるとして 健 康 保 険 法 第 181 条 又 は 厚 生 年 金 保 険 法 第 87 条 の 規 定 により 将 来 の 保 険 料 に 充 当 している 2 国 民 健 康 保 険 の 場 合 には 国 民 健 康 保 険 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 192 号 ) 第 79 条 の2 地 方 自 治 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 67 号 ) 第 231 条 の3 並 びに 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 17 条 及 び 第 17 条 の2による 3 国 民 年 金 の 場 合 には 国 民 年 金 法 ( 昭 和 34 年 法 律 第 141 号 ) 第 95 条 による 4 国 税 の 場 合 には 国 税 通 則 法 ( 昭 和 37 年 法 律 第 66 号 ) 第 15 条 第 23 条 第 24 条 第 56 条 第 1 項 第 57 条 及 び 第 60 条 第 3 項 による 表 -2 区 分 健 康 保 険 及 び 国 民 健 康 保 険 等 における 過 誤 納 付 があった 場 合 の 取 扱 い 事 務 の 取 扱 者 又 は 保 険 者 遡 及 しての 更 正 手 続 に ついて( 再 度 の 保 険 料 ( 税 ) 額 の 決 定 ) 実 際 の 保 険 料 額 との 超 過 分 ( 差 額 分 )の 取 扱 いについて 過 誤 納 付 がある 場 合 の 延 滞 金 の 取 扱 いについ て 延 滞 金 ( 税 ) 額 の 更 正 等 滞 納 保 険 料 延 滞 金 への 充 当 等 過 誤 納 付 が あった 場 合 の 還 付 に 関 する 法 令 上 の 規 定 の 有 無 健 康 保 険 ( 厚 生 年 金 ) 日 本 年 金 機 構 しない 将 来 の 保 険 料 に 充 当 又 は 納 付 者 に 還 付 する しない しない ( 注 3) 無 国 民 健 康 保 険 市 町 村 ( 注 2) する 納 付 義 務 者 に 還 付 する する する 有 国 民 年 金 日 本 年 金 機 構 する 国 税 国 税 庁 する 被 保 険 者 に 還 付 する 納 税 者 に 還 付 する する する 有 する ( 注 4) する ( 他 税 に 未 納 があった 場 合 もそれ に 充 当 する) ( 注 )1 本 表 は 当 局 の 確 認 結 果 に 基 づき 作 成 した 2 国 民 健 康 保 険 欄 については 延 滞 金 に 係 る 条 例 を 定 めている 市 を 例 としている 3 健 康 保 険 等 では 過 誤 納 付 分 については 先 に 発 生 している 延 滞 金 に 充 当 しないまま 将 来 の 保 険 料 に 充 当 することとされている ただし 還 付 請 求 させた 上 で 年 金 事 務 所 が 還 付 該 当 額 を 差 押 えることにより 延 滞 金 に 充 当 させることができることとされている 4 国 税 庁 では 未 納 の 税 額 が 更 正 されれば 未 納 の 税 額 により 計 算 されることになる 延 滞 税 額 も 更 正 されるとしている 有

7 5 健 康 保 険 等 の 過 誤 納 付 の 発 生 状 況 厚 生 労 働 省 及 び 日 本 年 金 機 構 では 滞 納 した 保 険 料 に 過 誤 納 付 が 生 じたケースに 係 る 統 計 データはないとしている 6 健 康 保 険 等 の 滞 納 保 険 料 に 過 誤 納 付 が 判 明 し 遡 及 して 再 度 保 険 料 を 決 定 した 例 社 会 保 険 審 査 会 による 裁 決 例 ( 要 約 ) 請 求 事 由 退 職 した 従 業 員 の 健 康 保 険 等 の 被 保 険 者 資 格 喪 失 届 の 提 出 が 遅 れたため 過 剰 に 保 険 料 を 納 付 していたことが 判 明 したので 社 会 保 険 事 務 所 長 に その 過 剰 納 付 分 と 滞 納 保 険 料 との 相 殺 を 申 し 出 たのに 認 められず 延 滞 金 を 賦 課 されたことは 納 得 できない 採 決 社 会 保 険 審 査 会 では 保 険 料 の 滞 納 があった 場 合 の 延 滞 金 の 徴 収 については 次 の 理 由 から 請 求 を 認 める 採 決 を 行 った 1 健 康 保 険 法 第 11 条 第 4 項 ( 注 ) 等 各 滞 納 事 案 毎 の 具 体 的 事 情 を 考 慮 してその 可 否 を 決 定 すべきものとされていると 解 するべきである ( 注 ) 現 行 健 康 保 険 法 第 181 条 に 相 当 する 2 本 件 の 被 保 険 者 資 格 の 遡 及 喪 失 処 分 が 行 われた 時 点 で 再 度 調 査 決 定 し その 保 険 料 を 減 額 していれば 延 滞 金 額 ははるかに 少 額 にとどまった 3 保 険 者 の 許 には 滞 納 保 険 料 を 大 幅 に 上 回 る 過 誤 納 付 保 険 料 が 存 在 していたと いう 特 別 の 事 情 があり これを1に 照 らせば 社 会 保 険 事 務 所 長 が 滞 納 保 険 料 の 分 割 納 付 の 約 定 の 変 更 に 応 じず 延 滞 金 の 賦 課 を 強 行 した 原 処 分 は 著 しく 当 を 欠 いたものと 言 わざるを 得 えない 出 典 : 社 会 保 険 審 査 会 裁 決 ( 平 成 15 年 7 月 31 日 項 番 健 厚 164) 7 関 係 機 関 の 意 見 < 厚 生 労 働 省 > ⑴ 委 員 意 見 にあるような 実 際 の 事 例 の 把 握 状 況 及 び 対 応 予 定 過 誤 納 付 の 取 扱 いが 委 員 意 見 のとおりであることは 承 知 しているが 本 件 のような 事 例 の 発 生 件 数 については 把 握 していない また 現 時 点 において 対 応 する 予 定 はな い ⑵ 既 に 請 求 済 みの 保 険 料 を 再 度 決 定 することについて 健 康 保 険 法 第 164 条 第 2 項 及 び 厚 生 年 金 保 険 法 第 83 条 第 2 項 は 事 務 手 続 の 煩 いを 避 けるため 過 誤 納 保 険 料 を6か 月 以 内 の 期 日 に 納 付 されるべき 保 険 料 に 繰 り 上 げて 充 当 することができることを 規 定 したものであり 既 に 納 付 済 の 保 険 料 を 再 度 決 定 ( 更 正 )することができないということではない

8 被 保 険 者 資 格 の 取 得 及 び 喪 失 は 月 の 途 中 で 頻 繁 に 事 業 者 からの 届 出 が 行 われている ことから 現 行 の 方 式 は 毎 月 の 保 険 料 決 定 日 以 降 に 被 保 険 者 資 格 の 取 得 及 び 喪 失 の 届 出 がなされた 場 合 翌 月 の 保 険 料 で 相 殺 又 は 充 当 処 理 することとしている 約 175 万 事 業 者 から 提 出 される 被 保 険 者 資 格 の 取 得 届 及 び 喪 失 届 全 てについて 過 去 に 遡 って 納 付 済 みの 保 険 料 を 再 度 決 定 することは 事 務 量 的 に 対 応 不 可 能 である ⑶ 過 誤 納 付 があった 場 合 遡 及 して 保 険 料 を 更 正 することについて 本 件 のような 事 象 が 発 生 するのは 適 用 事 業 所 の 事 業 主 が 保 険 料 を 滞 納 しており かつ 省 令 で 定 められた 期 限 内 に 適 正 に 届 出 が 行 われていない 場 合 である すなわち 事 業 主 が 本 来 果 たすべき 義 務 を 適 切 に 果 たしていないことにより 生 じてい るものである 健 康 保 険 料 の 納 付 率 は 約 97% 厚 生 年 金 保 険 料 の 納 付 率 は 約 98%であることを 考 慮 すれば 本 件 事 例 は 決 して 一 般 的 な 事 例 とは 言 えないと 考 えている 健 康 保 険 においては 病 気 療 養 中 の 生 活 保 障 としての 傷 病 手 当 金 や 出 産 休 暇 中 の 生 活 保 障 としての 出 産 手 当 金 等 被 保 険 者 の 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 保 険 給 付 制 度 があり 直 近 の 標 準 報 酬 月 額 をいち 早 く 反 映 して 適 正 な 保 険 給 付 を 行 う 必 要 があるため 事 業 主 から 被 保 険 者 毎 の 報 酬 月 額 を 届 け 出 ていただいており 給 付 と 負 担 の 公 平 性 の 確 保 する 観 点 から 各 月 ごとに 直 近 の 標 準 報 酬 月 額 を 基 に 保 険 料 を 算 出 し 保 険 料 を 徴 収 することとしている 健 康 保 険 料 及 び 厚 生 年 金 保 険 料 は 毎 月 20 日 頃 に 前 月 分 保 険 料 を 当 月 末 日 を 法 定 納 期 限 として 納 入 告 知 を 行 っているところであるが その 計 算 にあたっては 各 適 用 事 業 所 の 前 月 末 時 点 の 全 被 保 険 者 の 直 近 の 標 準 報 酬 月 額 の 総 和 に 保 険 料 率 を 掛 ける ことにより 保 険 料 額 を 算 出 しており 極 めて 短 い 期 間 に 約 175 万 事 業 所 の 保 険 料 を 調 査 決 定 しているところである このように 大 量 のデータを 短 期 間 に 処 理 する 必 要 のある 保 険 料 徴 収 事 務 を 維 持 す るためには 効 率 的 に 事 務 処 理 を 行 うことが 必 須 である 健 康 保 険 法 164 条 第 2 項 及 び 厚 生 年 金 保 険 法 第 83 条 第 2 項 の 規 定 による 過 誤 納 付 額 を 6か 月 以 内 の 期 日 に 納 付 されるべき 保 険 料 について 期 限 を 繰 上 げて 納 付 したとする 仕 組 みは このような 過 大 な 事 務 量 が 発 生 しないようあらかじめ 担 保 しているものと 考 えており 遡 及 更 正 して 保 険 料 を 決 定 するような 事 務 処 理 に 変 更 することは 物 理 的 に 不 可 能 に 近 いと 考 えている 最 近 では 平 成 24 年 ( 行 ウ) 第 4 号 同 25 年 ( 行 ウ) 第 2 号 差 押 処 分 等 取 消 請 求 事 件 ( 熊 本 地 方 裁 判 所 判 決 )において 健 康 保 険 法 第 164 条 第 2 項 及 び 厚 生 年 金 保 険 法 第 83 条 第 2 項 は 納 付 義 務 者 に 過 去 の 未 納 分 があるか 否 かの 区 別 をすることなく 適 用 されること 納 付 義 務 者 側 から 相 殺 や 充 当 指 定 をすることはできないことなどによ り 過 誤 納 保 険 料 を 納 期 を 繰 り 上 げて 納 付 したとみなした 措 置 は 適 法 とした 判 例 が 示 されているところであり このことからも 保 険 料 を 決 定 し 直 すのではなく 繰 り 上 げて 納 付 したものと 見 なす 現 行 の 方 式 は 一 定 の 合 理 性 が 認 められているものと 認 識 している

9 なお 過 誤 納 付 が 発 生 した 場 合 過 誤 納 付 分 を 将 来 の 保 険 料 に 充 当 できない 場 合 及 び 納 入 者 から 還 付 請 求 があった 場 合 は 還 付 する 処 理 を 行 っている 保 険 料 額 が 遡 及 更 正 されないといった 現 状 の 取 扱 においては 滞 納 保 険 料 に 過 誤 納 付 が 生 じた 場 合 の 延 滞 金 額 についても 遡 及 更 正 はなされない このため 過 誤 納 付 分 に 相 当 する 延 滞 金 については 還 付 あるいは 将 来 の 延 滞 金 に 充 当 処 理 さ れることなく 徴 収 されることとされている 過 誤 納 付 分 に 相 当 する 延 滞 金 が 徴 収 されているといった 現 状 の 取 扱 については 事 業 主 が 資 格 喪 失 届 を 適 時 に 提 出 しなかったといった 事 由 により 過 誤 納 付 が 生 じて いる 面 もあることから やむをえない 事 象 であると 考 えている ⑷ 社 会 保 険 審 査 会 裁 決 ( 項 番 健 厚 164)では 遡 及 して 資 格 喪 失 させた 被 保 険 者 の 保 険 料 を 再 度 決 定 ( 減 額 決 定 )していれば 延 滞 金 の 額 ははるかに 少 額 にとどま ったと 指 摘 し 超 過 請 求 額 を 含 む 延 滞 金 の 賦 課 を 取 り 消 す 裁 決 をしていることについ て 当 該 社 会 保 険 審 査 会 採 決 については 当 該 事 案 における 年 金 事 務 所 の 対 応 等 を 斟 酌 して 個 別 に 判 断 されたものであり 一 般 的 な 保 険 料 計 算 の 方 法 を 否 定 したものではな いと 認 識 している その 上 で 過 誤 納 付 があった 場 合 に 遡 及 して 保 険 料 を 再 度 決 定 することへの 考 え 方 は 上 記 に 示 したとおりである

10 (2) 軽 自 動 車 税 の 減 免 に 係 る 申 請 期 限 の 見 直 し( 新 規 案 件 ) 1 相 談 内 容 市 町 村 税 である 軽 自 動 車 税 は 身 体 障 害 者 等 に 対 して 減 免 できることとされており 多 くの 市 町 村 は 減 免 申 請 の 期 限 を 納 期 限 (5 月 31 日 )の7 日 前 までとしている 一 方 県 税 である 自 動 車 税 も 身 体 障 害 者 等 に 対 して 減 免 できることとされており 都 道 府 県 の 多 くでは 納 期 限 (5 月 31 日 )までに 減 免 申 請 を 行 えばよいと 聞 いている 多 くの 市 町 村 が 軽 自 動 車 税 の 減 免 申 請 の 期 限 を 納 期 限 の7 日 前 と 規 定 しているの は 総 務 省 が 発 出 している 市 ( 町 村 ) 税 条 例 ( 例 ) ( 昭 和 29 年 5 月 14 日 付 け 自 乙 市 発 第 20 号 以 下 税 条 例 ( 例 ) という )の 中 で 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 受 けようと する 身 体 障 害 者 等 は 納 期 限 の7 日 前 までに 申 請 手 続 を 行 うことが 例 示 されていること が 大 きく 影 響 していると 思 われる 自 動 車 税 は 月 割 りでの 還 付 が 認 められる 場 合 があるのに 対 し 軽 自 動 車 税 は 月 割 り での 還 付 が 認 められていないことを 考 慮 すると 軽 自 動 車 税 の 減 免 申 請 については せめてその 期 限 を 納 期 限 (5 月 31 日 )までとする 措 置 を 普 及 拡 大 してもらいたい 本 件 は 平 成 26 年 3 月 に 行 政 相 談 委 員 意 見 として 提 出 されたものである 2 制 度 の 概 要 (1) 制 度 の 概 要 ア 軽 自 動 車 税 と 自 動 車 税 の 違 い 軽 自 動 車 税 は 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 )に 基 づく 市 町 村 税 であり 同 法 第 442 条 の2 及 び 第 445 条 によれば 4 月 1 日 に 原 動 機 付 自 転 車 軽 自 動 車 小 型 特 殊 自 動 車 及 び 二 輪 の 小 型 自 動 車 を 所 有 する 者 を 対 象 に 主 たる 定 置 場 所 在 の 市 町 村 が 課 するとされている 一 方 自 動 車 税 は 地 方 税 法 に 基 づく 道 府 県 税 であり 同 法 第 145 条 及 び 第 148 条 によれば 4 月 1 日 に 自 動 車 ( 軽 自 動 車 税 の 課 税 客 体 である 自 動 車 等 を 除 く )を 所 有 する 者 を 対 象 に 主 たる 定 置 場 所 在 の 都 道 府 県 が 課 するとされている なお 自 動 車 税 は 地 方 税 法 第 150 条 第 1 項 により 4 月 2 日 以 後 に 納 税 義 務 が 発 生 した 者 には その 発 生 した 月 の 翌 月 から 月 割 で 自 動 車 税 を 課 することとされてい る ( 軽 自 動 車 税 は このような 月 割 での 賦 課 が 地 方 税 法 等 で 規 定 されていない ) 軽 自 動 車 税 と 自 動 車 税 の 制 度 等 の 概 要 は 表 -1のとおりである

11 表 -1 軽 自 動 車 税 及 び 自 動 車 税 の 制 度 等 の 概 要 名 称 軽 自 動 車 税 自 動 車 税 根 拠 地 方 税 法 第 5 条 地 方 税 法 第 4 条 課 税 主 体 主 たる 定 置 場 所 在 の 市 町 村 主 たる 定 置 場 所 在 の 都 道 府 県 定 置 場 の 判 断 納 税 義 務 者 軽 自 動 車 税 申 告 書 又 は 自 動 車 税 申 告 書 の 提 出 先 ( 例 ) 軽 自 動 車 等 の 運 行 を 休 止 した 場 合 において 主 として 駐 車 する 場 所 通 常 は 所 有 者 の 住 所 地 軽 自 動 車 及 び 二 輪 の 小 型 自 動 車 は 自 動 車 検 査 証 の 使 用 の 本 拠 の 位 置 と 同 一 軽 自 動 車 等 の 所 有 者 ただし 軽 自 動 車 等 の 販 売 において 売 主 がその 所 有 権 を 留 保 しているとき ( 割 賦 販 売 の 場 合 )は 使 用 者 が 所 有 者 とみなされる 原 動 機 付 自 転 車 市 町 村 小 型 特 殊 自 動 車 軽 自 動 車 軽 自 動 車 検 査 協 会 二 輪 の 小 型 自 動 車 運 輸 支 局 自 動 車 検 査 登 録 事 務 所 自 動 車 を 運 行 の 用 に 供 する 場 合 に おいて 当 該 場 所 を 拠 点 として 使 用 し かつ 点 検 整 備 運 行 管 理 等 自 動 車 の 使 用 を 管 理 する 場 所 通 常 は 所 有 者 の 住 所 地 自 動 車 検 査 証 の 使 用 の 本 拠 の 位 置 と 同 一 自 動 車 の 所 有 者 ただし 自 動 車 の 販 売 において 売 主 がその 所 有 権 を 留 保 しているとき( 割 賦 販 売 の 場 合 )は 使 用 者 が 所 有 者 と みなされる 県 税 事 務 所 賦 課 期 日 4 月 1 日 4 月 1 日 課 税 方 式 賦 課 課 税 方 式 賦 課 課 税 方 式 月 割 での 賦 課 の 有 無 なし 4 月 2 日 以 後 に 軽 自 動 車 等 を 取 得 した 場 合 は 当 該 年 度 は 賦 課 されない 原 則 として4 月 中 ただし 条 例 において 異 なる 納 期 限 を 納 期 限 定 めることができ 多 くの 市 町 村 では 5 月 中 ( 平 成 26 年 度 は 土 日 にかかるた め6 月 2 日 まで)としている ( 注 ) 本 表 は 地 方 税 法 等 に 基 づき 当 局 が 作 成 した あり 4 月 2 日 以 後 に 自 動 車 を 取 得 した 場 合 は その 取 得 した 月 の 翌 月 から 月 割 で 賦 課 される 原 則 として5 月 中 ただし 条 例 において 異 なる 納 期 限 を 定 めることができ 青 森 県 及 び 秋 田 県 は6 月 中 としている イ 軽 自 動 車 税 の 税 額 軽 自 動 車 税 は 地 方 税 法 第 444 条 第 1 項 において 車 両 の 種 別 総 排 気 量 等 ごとに 標 準 税 率 が 定 められており また 同 条 第 2 項 において 各 市 町 村 は 標 準 税 率 の 1.5 倍 までの 範 囲 で 税 率 を 定 めることができるとされている なお 平 成 26 年 度 税 制 改 正 の 大 綱 ( 平 成 25 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 )では 平 成 27 年 4 月 1 日 以 後 に 新 たな 標 準 税 率 を 適 用 ( 三 輪 以 上 の 軽 自 動 車 については 新 規 取 得 される 新 車 から)することなどが 示 されている 現 行 及 び 改 正 後 の 標 準 税 率 は 表 -2のとおりである

12 表 -2 車 両 種 別 ごとの 標 準 税 率 車 両 種 別 用 途 又 は 総 排 気 量 現 行 の 税 率 原 動 機 付 自 転 車 (125cc 以 下 ) 軽 自 動 車 (660cc 以 下 ) 及 び 小 型 特 殊 自 動 車 改 正 後 の 税 率 以 後 28 年 度 分 以 後 50cc 以 下 (ミニカー 除 く ) 1,000 円 2,000 円 - 二 輪 のもので50cc 超 90cc 以 下 1,200 円 2,000 円 - 二 輪 のもので90cc 超 125cc 以 下 1,600 円 2,400 円 - ミニカー( 三 輪 以 上 で20cc 超 ) 2,500 円 3,700 円 - 二 輪 のもの(125cc 超 250cc 以 下 ) 2,400 円 3,600 円 - 三 輪 のもの 3,100 円 3,900 円 4,600 四 輪 以 上 のもの 乗 用 営 業 用 5,500 円 6,900 円 8,200 自 家 用 7,200 円 10,800 円 12,900 貨 物 用 営 業 用 3,000 円 3,800 円 4,500 自 家 用 4,000 円 5,000 円 6,000 二 輪 の 小 型 自 動 車 250cc 超 4,000 円 6,000 円 - ( 注 )1 本 表 は 平 成 26 年 度 税 制 改 正 の 大 綱 等 を 基 に 当 局 が 作 成 した 2 軽 自 動 車 税 は 定 額 課 税 であるため 地 方 税 法 及 び 平 成 26 年 度 税 制 大 綱 では 標 準 税 率 が 金 額 で 示 されている 3 軽 自 動 車 (600cc 以 下 ) 及 び 小 型 特 殊 自 動 車 の 改 正 後 の 税 率 のうち 28 年 度 分 以 降 は 最 初 の 新 規 検 査 から 13 年 を 経 過 した 三 輪 以 上 の 軽 自 動 車 について 平 成 28 年 度 分 以 後 に 適 用 される (2) 軽 自 動 車 税 と 自 動 車 税 の 減 免 制 度 の 違 い ア 概 要 軽 自 動 車 税 については 地 方 税 法 第 454 条 により 市 町 村 長 は 天 災 その 他 特 別 の 事 情 がある 場 合 において 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 必 要 とすると 認 める 者 貧 困 に 因 り 生 活 のため 公 私 の 扶 助 を 受 ける 者 その 他 特 別 の 事 情 がある 者 に 限 り 当 該 市 町 村 の 条 例 の 定 めるところにより 軽 自 動 車 税 を 減 免 できるとされている これを 踏 まえ 各 市 町 村 では 条 例 で 軽 自 動 車 税 の 減 免 について 定 めている 一 方 自 動 車 税 については 地 方 税 法 第 162 条 により 道 府 県 知 事 は 天 災 その 他 特 別 の 事 情 がある 場 合 において 自 動 車 税 の 減 免 を 必 要 とすると 認 める 者 に 限 り 当 該 道 府 県 の 条 例 の 定 めるところにより 自 動 車 税 を 減 免 することができるとされ ている これを 踏 まえ 道 府 県 では 条 例 で 自 動 車 税 の 減 免 について 定 めている イ 月 割 での 還 付 自 動 車 税 については 地 方 税 法 第 150 条 第 1 項 により 月 割 で 賦 課 されることと されており 年 度 途 中 に 納 税 義 務 が 消 滅 した 場 合 には 月 割 で 還 付 される( 地 方 税 法 第 150 条 第 2 項 )こととなっている そして 都 道 府 県 によっては 減 免 申 請 期 限 を 過 ぎて 減 免 申 請 を 行 ったとしても 申 請 月 の 翌 月 以 降 の 自 動 車 税 は 月 割 での 還 付 が 認 められる 場 合 がある これに 対 し 軽 自 動 車 税 は 月 割 での 還 付 は 認 められてい ない

13 ウ 総 務 省 が 示 す 税 条 例 ( 例 )での 例 示 総 務 省 が 市 町 村 に 示 している 税 条 例 ( 例 )では 次 のように 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 受 けようとする 者 は 納 期 限 の7 日 前 までに 申 請 手 続 を 行 うことが 例 示 されている 税 条 例 ( 例 ) 第 90 条 第 2 項 の 要 約 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 受 けようとする 者 は 納 期 限 前 7 日 までに 市 ( 町 村 ) 長 に 対 して 身 体 障 害 者 手 帳 療 育 手 帳 又 は 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 及 び 身 体 障 害 者 又 は 身 体 障 害 者 等 と 生 計 を 一 にする 者 若 しくは 身 体 障 害 者 等 ( 身 体 障 害 者 等 の みで 構 成 される 世 帯 の 者 に 限 る )を 常 時 介 護 する 者 の 運 転 免 許 証 を 提 示 するとと もに 申 請 書 に 減 免 を 必 要 とする 理 由 を 証 明 する 書 類 を 添 付 して 提 出 しなけれ ばならない エ 身 体 障 害 者 等 の 所 有 する 軽 自 動 車 等 に 対 して 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 行 った 台 数 32 万 5,232 台 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 時 点 ) 3 軽 自 動 車 税 及 び 自 動 車 税 の 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 (1) 軽 自 動 車 税 の 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 各 市 町 村 が 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 行 うに 当 たり その 根 拠 となる 市 町 村 税 条 例 の 規 定 を 税 条 例 ( 例 )の 内 容 どおりとするか 否 かは 各 市 町 村 の 裁 量 判 断 によるべき 自 治 事 務 であるものの A 県 内 23 市 町 村 の 市 町 村 税 条 例 についてみると 全 ての 市 町 村 が 税 条 例 ( 例 )の 内 容 どおり 軽 自 動 車 税 の 納 期 限 の7 日 前 までに 減 免 申 請 を 行 うことと している 状 況 がみられた 一 方 政 令 指 定 都 市 20 市 中 核 市 43 市 及 び 特 例 市 40 市 の 計 103 市 における 軽 自 動 車 税 の 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 をみると 表 -3のとおり 64 市 (62.1%)が 税 条 例 ( 例 )と 同 じ 期 限 39 市 (37.9%)が 税 条 例 ( 例 )と 異 なる 期 限 としている 状 況 がみられた 表 -3 政 令 指 定 都 市 等 における 軽 自 動 車 税 の 納 期 限 及 び 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 ( 単 位 : 市 %) 減 免 申 請 期 限 区 分 納 期 限 税 条 例 ( 例 ) 税 条 例 ( 例 )と 異 なる 期 限 計 と 同 じ 期 限 納 期 限 納 期 限 納 期 限 納 期 限 まで 小 計 10 日 前 まで 5 日 前 まで 3 日 前 まで 政 令 指 定 都 市 5/ (20 市 ) 6/ 中 核 市 4/ (43 市 ) 5/ 特 例 市 5/ (40 市 ) 6/ 計 (62.1) (37.9) (100) ( 注 ) 本 表 は 当 局 の 調 査 結 果 による

14 また 一 般 市 及 び 町 村 それぞれ 10 市 町 村 を 抽 出 して 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 を 確 認 した 結 果 表 -4のとおり 86.7%の 市 町 村 では 税 条 例 ( 例 )と 同 じ 期 限 を 設 定 していた 表 -4 表 -3 以 外 の 市 における 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 ( 単 位 : 市 町 村 %) 減 免 申 請 期 限 区 分 納 期 限 税 条 例 ( 例 )と 同 じ 期 限 ( 納 期 限 7 日 前 まで) 税 条 例 ( 例 )と 異 なる 期 限 ( 納 期 限 まで) 計 一 般 市 5/ 町 5/ 村 5/ 計 (86.7) (13.3) (100) ( 注 ) 本 表 は 当 局 の 調 査 結 果 による (2) 自 動 車 税 の 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 自 動 車 税 は 前 述 のとおり 月 割 で 賦 課 されることとなるため 自 動 車 を 取 得 した 年 度 においては 減 免 申 請 をした 月 以 後 減 免 を 受 けることができる また 減 免 を 受 けた 年 度 の 翌 年 度 以 降 も 減 免 を 受 けようとする 場 合 には 多 くの 都 道 府 県 で5 月 中 までに 減 免 申 請 を 行 う 必 要 があるとしており 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 をみると 表 -5のとおり 納 期 限 7 日 前 としているものが 12 県 納 期 限 5 日 前 としているものが1 県 納 期 限 としているものが 28 県 となっていた また 減 免 を 受 けようとする 年 度 の 年 度 末 としているものが1 県 あった 一 方 申 請 を 要 しないとしているものが5 県 あった 表 -5 都 道 府 県 における 自 動 車 税 の 減 免 申 請 期 限 の 設 定 状 況 ( 単 位 : 都 道 府 県 ) 初 めて 減 免 を 受 けた 年 度 の 翌 年 度 以 降 の 減 免 申 請 期 限 納 期 限 納 期 限 納 期 限 計 納 期 限 まで 申 請 期 限 なし その 他 7 日 前 まで 5 日 前 まで 5/ / 計 ( 注 )1 本 表 は 当 局 の 調 査 結 果 による 2 その 他 は 初 めて 減 免 を 受 けた 年 度 の 翌 年 度 以 降 の 減 免 申 請 期 限 が 年 度 末 となっている ものである

15 4 関 係 機 関 の 意 見 (1) 総 務 省 ( 自 治 税 務 局 )の 意 見 1 税 条 例 ( 例 )において 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 受 けようとする 者 は 納 期 限 前 7 日 ま でに 申 請 しなければならないとしている 理 由 市 町 村 が 納 税 義 務 者 からの 減 免 申 請 を 受 け 提 出 された 申 請 書 等 を 審 査 し 減 免 の 判 断 を 行 うために 一 定 の 期 間 が 必 要 であり また 減 免 が 認 められなかった 場 合 においても 軽 自 動 車 税 の 納 期 限 は 変 更 されず 納 税 義 務 者 が 軽 自 動 車 税 を 納 付 す るための 期 間 を 確 保 する 必 要 がある これらの 期 間 を 考 慮 すると 一 般 的 に7 日 間 程 度 は 必 要 と 考 えられるためである 2 税 条 例 ( 例 )の 役 割 条 例 は 市 町 村 自 らが 定 めるものであり 条 例 ( 例 )は 総 務 省 が 執 務 の 参 考 として 提 供 しているものに 過 ぎない なお 道 府 県 税 については 税 条 例 ( 例 )のように 総 務 省 から 都 道 府 県 に 提 供 しているものはない 3 税 条 例 ( 例 )における 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 申 請 期 限 の 記 述 を 納 期 限 前 7 日 まで から 納 期 期 限 まで に 改 めることの 可 否 課 税 当 局 の 審 査 期 間 や 納 税 義 務 者 の 納 付 に 要 する 期 間 を 確 保 する 必 要 があるが これらに 具 体 的 に 要 する 期 間 について 御 指 摘 の 自 動 車 税 の 減 免 申 請 期 限 が 納 期 限 までとなっている 事 例 があるとしても 執 務 の 参 考 ではあるものの 総 務 省 として 全 市 町 村 向 けに 提 供 している 税 条 例 ( 例 )において 上 記 1で 示 した 考 え 方 に 基 づ き 定 めている 申 請 の 期 限 を 変 更 することは 考 えていない ( 各 市 町 村 における 軽 自 動 車 税 の 納 期 限 は 条 例 で 定 められ 毎 年 同 じ 時 期 に 申 請 手 続 の 期 限 が 到 来 するものであり また 法 律 上 納 期 限 前 10 日 までに 納 税 通 知 書 が 納 税 者 に 交 付 されることとのバランスを 考 慮 すると 条 例 で 減 免 申 請 の 期 限 を 納 期 限 前 7 日 までとしていることが 特 段 厳 しい 期 限 設 定 であるとは 考 えていな い ) (2) 地 方 公 共 団 体 の 意 見 ア A 県 軽 自 動 車 税 は 地 方 税 法 第 5 条 第 2 項 第 3 号 に 規 定 される 市 町 村 税 である 市 町 村 税 は 市 町 村 の 条 例 に 根 拠 を 有 する 必 要 があり( 地 方 税 法 第 3 条 ) 地 方 税 法 等 の 法 令 との 整 合 性 を 図 る 必 要 がある 一 方 で 市 町 村 税 に 関 連 する 法 令 改 正 は 毎 年 の ように 行 われており これを 受 けて 各 市 町 村 が 限 られた 体 制 の 中 で 市 町 村 税 の 根 拠 となる 条 例 改 正 を 遺 漏 なく 行 うことは 困 難 であることから 総 務 省 があらかじめ 法 令 改 正 の 内 容 を 盛 り 込 んだ 税 条 例 ( 例 )を 作 成 し 都 道 府 県 を 通 じて 各 市 町 村 に 示 し 各 市 町 村 では 税 条 例 ( 例 )を 参 考 にして 条 例 改 正 を 行 っているのが 実 情 である なお 軽 自 動 車 税 の 減 免 は 地 方 税 法 等 の 法 令 に 反 しない 範 囲 で 市 町 村 が 独 自 の 判 断 で 行 うことができるものであり 市 町 村 税 条 例 の 規 定 を 税 条 例 ( 例 )どおりと するか 否 かは 市 町 村 の 裁 量 に 委 ねられている

16 イ 減 免 申 請 期 限 を 税 条 例 ( 例 )と 同 じ 期 限 に 設 定 している 市 1 B 市 軽 自 動 車 税 の 減 免 については B 市 税 条 例 において 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 受 け ようとする 者 は 納 期 限 の7 日 前 (5 月 24 日 )までに 申 請 を 行 うことを 規 定 して いる このような 規 定 を 設 けているのは 総 務 省 が 発 出 している 税 条 例 ( 例 )の 規 定 内 容 を 参 考 にしていることによる 7 日 前 になっている 理 由 としては 納 期 限 まで 減 免 申 請 期 限 を 延 ばすと 口 座 振 替 等 は 減 免 決 定 前 に 税 金 が 本 人 の 口 座 か ら 引 き 落 とされることとなり また 不 承 認 の 通 知 の 場 合 は 納 期 限 後 に 届 くこと になるため そのような 事 態 を 防 ぐことも 考 慮 したものと 考 える よって 納 期 限 までに 減 免 承 認 不 承 認 決 定 を 行 うためにも7 日 前 の 期 限 が 望 ましいと 考 える また 他 の 突 発 的 な 災 害 による 減 免 等 と 異 なり 4 月 1 日 に 身 体 障 害 者 等 である ことは 事 前 に 分 かっていることであって 約 3 週 間 の 申 請 期 間 が 短 いとは 考 えて いない なお 当 市 では 身 体 障 害 者 等 で 前 年 度 減 免 申 請 のあった 者 に 対 しては 継 続 申 請 の 案 内 を 行 って 申 請 漏 れを 防 ぐための 取 組 を 行 っている また 期 限 を 過 ぎた 後 に 減 免 申 請 があった 場 合 の 対 応 については 例 えば 長 期 入 院 等 で 手 続 を 行 うことができなかったなどの 特 段 の 事 情 があり 申 請 の 意 思 が ある 方 に 対 しては 申 立 書 の 提 出 により 申 請 を 受 理 することとしている 減 免 申 請 の 手 続 については 説 明 を 行 うなどするために 窓 口 での 手 続 をお 願 い しているが 郵 送 による 申 請 も 受 理 している 納 税 通 知 書 については 例 年 5 月 の 連 休 前 に 発 送 しており 平 成 26 年 度 は5 月 2 日 に 発 送 した 2 C 市 当 市 では C 市 税 条 例 において 軽 自 動 車 税 の 納 期 限 を4 月 15 日 から 同 月 30 日 までと 規 定 している 納 期 限 を4 月 中 としている 理 由 は 地 方 税 法 第 445 条 第 2 項 において 軽 自 動 車 税 の 納 期 は 四 月 中 において 当 該 市 町 村 の 条 例 で 定 め る とされていることによる また 軽 自 動 車 税 の 身 体 障 害 者 等 の 課 税 免 除 については C 市 税 条 例 施 行 規 則 に 基 づき 軽 自 動 車 税 の 課 税 免 除 を 受 けようとする 者 は 納 期 限 の7 日 前 までに 申 請 を 行 うことを 規 定 している このような 規 定 を 設 けている 経 緯 は 総 務 省 が 発 出 している 税 条 例 ( 例 )の 減 免 の 規 定 内 容 を 参 考 にしていることが 考 えられる 仮 に 課 税 免 除 申 請 期 限 を 過 ぎて 申 請 があった 場 合 には 当 該 年 度 の 課 税 免 除 は 認 めず 翌 年 度 から 課 税 免 除 を 適 用 することとしている 軽 自 動 車 税 の 課 税 免 除 申 請 期 限 を 納 期 限 までに 延 長 することについては 市 民 からの 要 望 がないため 検 討 していない ただし 税 条 例 ( 例 )の 規 定 内 容 が 変 わ った 場 合 等 申 請 期 限 を 延 長 する 可 能 性 はあるものと 考 える なお 当 市 では 一 度 承 認 を 受 ければ 翌 年 度 以 降 も 課 税 免 除 とする 取 扱 いと

17 している そのため 当 市 に 関 しては 課 税 免 除 申 請 期 限 の 延 長 に 伴 い 事 務 処 理 の 負 担 が 増 えるなどの 支 障 は 少 ないと 考 える 課 税 免 除 申 請 の 手 続 については 新 規 の 場 合 必 ず 出 頭 を 求 めている 出 頭 を 求 める 理 由 としては 身 体 障 害 者 手 帳 等 に 自 動 車 税 に 係 る 押 印 がないことなどを 確 認 するためである 納 税 通 知 書 については 例 年 4 月 10 日 過 ぎに 発 送 しており 平 成 26 年 度 は4 月 11 日 に 発 送 した ウ 減 免 申 請 期 限 を 納 期 限 までに 設 定 している 市 1 D 市 軽 自 動 車 税 の 減 免 については D 市 税 条 例 において 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 受 け ようとする 者 は 納 期 限 (5 月 31 日 )までに 申 請 を 行 うことを 規 定 している D 市 税 条 例 が 策 定 された 当 時 の 記 録 が 残 っていないため 経 緯 については 不 明 であるが 申 請 期 限 を 納 期 限 までとしている 理 由 については 他 税 目 においても 申 請 期 限 を 納 期 限 としているため 他 税 目 の 取 扱 いに 合 わせたものと 考 えられる 2 E 市 軽 自 動 車 税 の 減 免 については E 市 税 条 例 において 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 受 けようとする 者 は 納 期 限 (5 月 31 日 なお 平 成 26 年 は6 月 2 日 )までに 申 請 を 行 うことを 規 定 している 減 免 申 請 期 限 を 納 期 限 までとしている 理 由 は F 県 が 自 動 車 税 の 減 免 申 請 期 限 を 納 期 限 としていることに 合 わせてのことだと 聞 いている 当 市 では 軽 自 動 車 税 の 減 免 申 請 について ホームページで 事 務 の 都 合 上 早 めの 申 請 をお 願 いします と 広 報 しているが この 理 由 としては 審 査 によ り 該 当 しなかった 納 税 者 に 対 しての 説 明 と 納 付 のお 願 いをする 時 間 が 必 要 であ ることと 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 対 象 台 数 を 地 方 交 付 税 の 基 礎 数 値 に 含 めてF 県 市 町 村 課 に 報 告 する 必 要 があり この 報 告 期 限 が5 月 の 最 終 週 となっているた めである もっとも 報 告 した 後 に 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 対 象 台 数 が 変 わったと しても 訂 正 を 行 うことは 可 能 である 上 記 のような 当 市 における 事 務 の 都 合 はあるものの 減 免 申 請 期 限 を 納 期 限 までとしていることについては 特 段 の 支 障 はないと 考 えている 減 免 申 請 の 審 査 は 形 式 的 なものであり 申 請 書 の 記 載 内 容 や 添 付 資 料 に 不 備 がなければ 申 請 を 受 理 することになるため 事 務 手 続 に 要 する 時 間 は 短 時 間 である また 仮 に 減 免 申 請 したものの 減 免 の 要 件 に 該 当 しなかった 場 合 は 申 請 者 ( 納 税 者 ) に 連 絡 の 上 説 明 し 早 急 に 納 付 するようにお 願 いしている

18 エ 減 免 申 請 期 限 を 納 期 限 の 10 日 前 までに 設 定 している 市 G 市 軽 自 動 車 税 の 減 免 については G 市 税 条 例 に 基 づき 軽 自 動 車 税 の 減 免 を 受 け ようとする 者 は 納 期 限 の 10 日 前 までに 申 請 を 行 うことを 規 定 している 減 免 申 請 期 限 を 納 期 限 の 10 日 前 までとしている 経 緯 については 不 明 である なお 市 民 税 及 び 固 定 資 産 税 の 減 免 申 請 期 限 も 納 期 限 の 10 日 前 までとなっている 軽 自 動 車 税 の 減 免 申 請 期 限 を 短 縮 することについて 特 段 の 検 討 をしていなか ったが 今 後 は 他 市 の 状 況 や 市 民 ニーズ 等 を 把 握 しながら 検 討 を 進 める 予 定 であ る なお 基 本 的 に 申 請 期 限 を 過 ぎての 申 請 は 認 めていないが 病 気 やけが 等 特 段 の 事 情 があれば 申 請 期 限 を 過 ぎての 申 請 も 認 めている 減 免 申 請 の 手 続 については 新 規 ( 障 害 者 減 免 に 限 る)の 場 合 必 ず 来 庁 ( 代 理 人 でも 可 能 )した 上 で 申 請 することを 求 めている これを 求 める 理 由 としては 減 免 が 適 用 されるのは 自 動 車 税 も 含 めて1 台 に 限 るため 身 体 障 害 者 手 帳 等 に 自 動 車 税 に 係 る 押 印 がないことを 確 認 するためである 納 税 通 知 書 については 例 年 5 月 上 旬 に 発 送 しており 平 成 26 年 度 は5 月 2 日 に 発 送 した

19 (3) 自 宅 買 換 えの 際 の 介 護 保 険 料 の 減 免 ( 新 規 案 件 ) 1 相 談 内 容 介 護 保 険 料 は 合 計 所 得 金 額 を 基 に 算 定 されるため 住 宅 ( 自 宅 )を 売 却 し その 売 却 代 金 を 元 手 に 新 たに 住 宅 を 購 入 した 際 売 却 代 金 がほとんど 手 元 に 残 らない 場 合 や 持 ち 出 しになる 場 合 であっても 住 宅 を 売 却 して 得 た 代 金 が 合 計 所 得 金 額 に 反 映 され 介 護 保 険 料 が 以 前 よりも 高 額 になることがある 国 民 健 康 保 険 制 度 や 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 住 宅 を 買 い 換 えた 場 合 の 特 別 控 除 が 適 用 される 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 ) を 基 に 保 険 料 を 算 定 しているため 介 護 保 険 制 度 においても 保 険 料 の 算 定 に 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )を 用 いてほしい また 介 護 保 険 料 の 算 定 において 一 律 に 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )を 用 い ることができない 場 合 であっても 介 護 保 険 法 ( 平 成 9 年 法 律 第 123 号 )では 介 護 保 険 料 について 市 町 村 は 条 例 で 独 自 に 減 免 措 置 を 講 じることができる とされているこ とから 介 護 保 険 料 の 減 免 措 置 を 講 ずることを 市 町 村 に 対 して 可 能 な 限 り 要 請 してほ しい ( 注 ) 本 件 は 平 成 24 年 10 月 に 行 政 相 談 委 員 意 見 ( 兵 庫 県 )として 提 出 があったものである 2 制 度 の 概 要 等 (1) 介 護 保 険 制 度 の 財 源 に 係 る 負 担 割 合 等 介 護 保 険 制 度 は 図 -1のとおり 利 用 者 の 負 担 額 を 除 いた 介 護 給 付 に 係 る 費 用 の 50% を 保 険 料 残 り 50%を 公 費 ( 税 金 )で 賄 う 制 度 となっている このうち 公 費 で 賄 う 50% については 国 が 25% 都 道 府 県 が 12.5% 市 町 村 が 12.5%を 負 担 することとされて いる 一 方 保 険 料 で 賄 う 50%については 65 歳 以 上 の 第 1 号 被 保 険 者 が 21% 40 歳 か ら 64 歳 までの 第 2 号 被 保 険 者 が 29%を 負 担 しており 第 1 号 被 保 険 者 の 保 険 料 は 市 町 村 が 決 定 徴 収 し 第 2 号 被 保 険 者 の 保 険 料 は 各 人 が 加 入 する 医 療 保 険 の 算 定 方 法 によ り 決 定 し 医 療 保 険 分 と 介 護 保 険 分 を 合 わせて 医 療 保 険 料 として 徴 収 されている 図 -1 介 護 保 険 の 財 源

20 第 1 号 被 保 険 者 の 保 険 料 は 介 護 保 険 法 第 129 条 第 2 項 において 政 令 で 定 める 基 準 に 従 い 条 例 で 定 めるところにより 算 定 された 保 険 料 率 により 算 定 された 保 険 料 額 によっ て 課 する と 規 定 されている 同 法 の 規 定 に 基 づき 介 護 保 険 法 施 行 令 ( 平 成 10 年 政 令 第 412 号 ) 第 38 条 において 基 準 額 ( 注 )に 当 該 年 度 分 の 保 険 料 の 賦 課 期 日 における 次 の 各 号 に 掲 げる 第 1 号 被 保 険 者 の 区 分 に 応 じそれぞれ 当 該 各 号 に 定 める 標 準 割 合 を 乗 じて 得 た 額 であることとする と 規 定 されており 表 -1のとおり 6 段 階 の 標 準 割 合 が 定 められている 介 護 保 険 法 施 行 令 に 規 定 する 標 準 割 合 に 基 づき 地 域 の 実 情 に 合 わせて 市 区 町 村 ご とに6 段 階 以 上 の 所 得 段 階 を 定 めることも 可 能 であり 所 得 段 階 の 数 やその 対 象 となる 条 件 基 準 額 に 乗 じる 割 合 は 市 区 町 村 ごとに 定 められている ( 注 ) 基 準 額 は 市 町 村 において 当 該 市 町 村 が 定 める 市 町 村 介 護 保 険 事 業 計 画 の 計 画 期 間 ごと に 保 険 料 収 納 必 要 額 を 予 定 保 険 料 収 納 率 で 除 して 得 た 額 を 補 正 第 一 号 被 保 険 者 数 で 除 し て 得 た 額 を 基 準 として 算 定 するものとされている 表 -1 第 1 号 被 保 険 者 の 介 護 保 険 料 の 標 準 割 合 ( 段 階 別 定 額 制 ) 段 階 対 象 者 保 険 料 率 老 齢 福 祉 年 金 受 給 者 のうち 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 である 者 第 1 段 階 被 保 護 者 基 準 額 2/4 第 1 段 階 が 適 用 されれば 保 護 を 必 要 としない 要 保 護 者 第 2 段 階 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 であって 前 年 の 公 的 年 金 等 の 収 入 金 額 と 前 年 の 合 計 所 得 金 額 の 合 計 額 が 80 万 円 以 下 の 者 基 準 額 2/4 第 2 段 階 が 適 用 されれば 保 護 を 必 要 としない 要 保 護 者 第 3 段 階 市 町 村 民 税 世 帯 非 課 税 者 であって 前 年 の 公 的 年 金 等 の 収 入 金 額 と 前 年 の 合 計 所 得 金 額 の 合 計 額 が 80 万 円 を 超 える 者 基 準 額 3/4 第 3 段 階 が 適 用 されれば 保 護 を 必 要 としない 要 保 護 者 第 4 段 階 市 町 村 民 税 非 課 税 者 第 4 段 階 が 適 用 されれば 保 護 を 必 要 としない 要 保 護 者 基 準 額 4/4 第 5 段 階 合 計 所 得 金 額 が 基 準 所 得 金 額 未 満 の 者 ( 注 2) 第 5 段 階 が 適 用 されれば 保 護 を 必 要 としない 要 保 護 者 基 準 額 5/4 第 6 段 階 第 1~5 段 階 に 該 当 しない 者 基 準 額 6/4 ( 注 )1 本 表 は 介 護 保 険 法 施 行 令 に 基 づき 当 局 が 作 成 した 2 基 準 所 得 金 額 は3 年 に 一 度 見 直 されるもので 平 成 24~26 年 は 厚 生 労 働 省 において 190 万 円 と 定 めている ただし 基 準 所 得 金 額 や 保 険 料 率 等 は 市 町 村 で 設 定 することも 可 能 となっている なお 各 市 町 村 が 策 定 する 第 5 期 介 護 保 険 事 業 計 画 期 間 ( 平 成 24 年 ~26 年 )におけ る 第 1 号 保 険 料 基 準 額 ( 平 成 24 年 3 月 末 時 点 で 額 が 決 定 している 保 険 者 の 集 計 値 )は 表 -2のとおりとなっている

21 表 -2 第 5 期 ( 平 成 24 年 ~26 年 )における 介 護 保 険 料 基 準 額 区 分 保 険 者 数 2,800 円 ( 最 低 )~3,000 円 10( 0.6%) 3,001 円 ~3,500 円 28( 1.8%) 3,501 円 ~4,000 円 142( 9.1%) 4,001 円 ~4,500 円 348(22.2%) 4,501 円 ~5,000 円 532(34.0%) 5,001 円 ~5,500 円 333(21.3%) 5,501 円 ~6,000 円 155( 9.9%) 6,001 円 ~6,500 円 15( 1.0%) 6,501 円 ~6,680 円 ( 最 高 ) 3( 0.2%) 合 計 1,566( 100%) ( 注 ) 本 表 は 厚 生 労 働 省 が 平 成 24 年 3 月 に 公 表 した 第 5 期 計 画 期 間 における 介 護 保 険 の 第 1 号 保 険 料 について から 引 用 した (2) 主 な 保 険 制 度 における 保 険 料 の 算 定 方 法 主 な 保 険 制 度 における 保 険 料 の 算 定 方 法 をみると 表 -3のとおり 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 料 及 び 国 民 健 康 保 険 料 ( 税 )では 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )を 用 いており 一 方 介 護 保 険 料 については 介 護 保 険 法 施 行 令 第 38 条 及 び 第 39 条 において 合 計 所 得 金 額 を 用 いることとされている 表 -3 主 な 保 険 制 度 における 保 険 料 の 算 定 方 法 名 称 後 期 高 齢 者 医 療 保 険 料 国 民 健 康 保 険 料 ( 税 ) 介 護 保 険 料 算 定 基 礎 総 所 得 金 額 等 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 ( 注 2)) ( 旧 ただし 書 き 方 式 ( 注 2)) 合 計 所 得 金 額 1 所 得 割 ( 被 保 険 者 一 人 当 1 所 得 割 ( 世 帯 の 所 得 に 応 1 各 個 人 が 合 計 所 得 たりの 総 所 得 金 額 等 を 基 じて 算 定 ) 金 額 に 基 づき 負 担 ( 第 に 算 定 ) 2 資 産 割 (その 世 帯 の 資 産 1 号 被 保 険 者 ) 算 定 方 法 2 均 等 割 ( 被 保 険 者 一 人 当 に 応 じて 算 定 ) 2 各 医 療 保 険 制 度 の たり 決 められた 額 で 算 定 ) 3 均 等 割 ( 加 入 者 一 人 当 た 算 定 方 法 に 応 じて 算 り 決 められた 額 で 算 定 ) 定 ( 第 2 号 被 保 険 者 ) 4 平 等 割 ( 一 世 帯 当 たり 決 められた 額 で 算 定 ) ( 注 )1 本 表 は 当 局 が 作 成 した 2 旧 ただし 書 き 方 式 とは 旧 地 方 税 法 第 292 条 第 4 項 ただし 書 きの 課 税 総 所 得 金 額 と 同 じ 方 式 に よって 算 定 され 国 民 健 康 保 険 法 施 行 令 第 29 条 の7 第 2 項 第 4 号 に 規 定 されているものである

22 (3) 保 険 料 の 算 定 基 礎 となる 所 得 について 保 険 料 の 算 定 基 礎 となる 所 得 の 合 計 所 得 金 額 と 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 ) は 表 -4のとおり 違 いがあり 合 計 所 得 金 額 では 自 宅 を 売 却 した 場 合 でも 特 別 控 除 が 適 用 されないため 実 際 上 は 手 元 に 残 っていない 分 も 保 険 料 の 算 定 時 に 加 味 され ることとなり 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )では 自 宅 を 売 却 した 場 合 特 別 控 除 が 適 用 されることとなる 表 -4 合 計 所 得 金 額 と 総 所 得 金 額 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )の 違 い 計 算 項 目 合 計 所 得 金 額 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 ) 総 合 事 業 所 得 所 不 動 産 所 得 得 金 利 子 所 得 額 配 当 所 得 損 給 与 所 得 益 通 雑 所 得 算 後 一 時 所 得 1/2 注 総 合 課 税 ( 注 2)の 短 期 譲 渡 所 得 の 金 額 3 ( 特 別 控 除 後 ) ( 特 別 控 除 後 ) ) 総 合 課 税 ( 注 2)の 長 期 譲 渡 所 得 の 金 額 1/2 ( 特 別 控 除 後 ) ( 特 別 控 除 後 ) 分 離 課 税 ( 注 2)の 短 期 譲 渡 所 得 ( 5 年 以 下 の 土 地 住 宅 を 売 却 した 場 合 ) ( 特 別 控 除 前 ( 注 1)) ( 特 別 控 除 後 ( 注 1)) 分 離 課 税 ( 注 2)の 長 期 譲 渡 所 得 ( 5 年 を 超 える 土 地 住 宅 を 売 却 した 場 合 ) ( 特 別 控 除 前 ( 注 1)) ( 特 別 控 除 後 ( 注 1)) 分 離 課 税 ( 注 2)の 上 場 株 式 等 に 係 る 配 当 所 得 の 金 額 ( 損 益 通 算 後 ( 注 3)) 分 離 課 税 ( 注 2)の 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 の 金 額 分 離 課 税 ( 注 2)の 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 山 林 所 得 金 額 ( 損 益 通 算 後 ( 注 3)) 退 職 所 得 金 額 ( 損 益 通 算 後 ( 注 3)) 基 礎 控 除 (33 万 円 ) 純 損 失 の 繰 越 控 除 ( 注 4) 雑 損 失 の 繰 越 控 除 ( 注 5) ( 注 )1 分 離 課 税 の 譲 渡 所 得 の 特 別 控 除 には 1マイホーム( 居 住 用 財 産 )を 譲 渡 した 場 合 の 3,000 万 円 2 収 用 交 換 等 のために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 5,000 万 円 3 特 定 土 地 区 画 整 理 事 業 などの ために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 2,000 万 円 4 特 定 宅 地 造 成 事 業 などのために 土 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 1,500 万 円 5 農 地 保 有 の 合 理 化 等 のために 農 地 等 を 譲 渡 した 場 合 の 800 万 円 6 特 定 の 土 地 を 譲 渡 した 場 合 の 1,000 万 円 がある 2 総 合 課 税 とは 各 種 の 所 得 金 額 を 合 計 して 所 得 税 額 を 計 算 するものであり 分 離 課 税 とは ある 所 得 を 他 の 種 類 の 所 得 と 合 算 せず 分 離 して 課 税 するものである 所 得 税 の 算 定 は 総 合 課 税 が 原 則 とされており 一 定 の 所 得 についてのみ 分 離 課 税 が 用 いられている 3 2 種 類 以 上 の 所 得 があり 1つ 以 上 の 所 得 が 赤 字 で 他 の 所 得 が 黒 字 の 場 合 黒 字 の 所 得 と 赤 字 の 所 得 を 一 定 の 順 序 に 従 い 差 し 引 き 計 算 を 行 い 利 益 と 損 失 を 合 算 して 計 算 することができる 制 ( ( )

23 度 である 4 損 益 通 算 の 結 果 その 年 において 控 除 することができず 残 存 した 赤 字 のうち 普 通 所 得 の 損 失 ( 被 災 事 業 用 資 産 の 損 失 以 外 の 損 失 の 金 額 及 び 事 業 用 資 産 が 震 災 風 水 害 火 災 などの 災 害 で 被 害 を 受 けたことによる 損 失 の 金 額 ) 及 び 変 動 所 得 の 損 失 ( 漁 獲 若 しくはのりの 採 取 若 しくははま ち 等 の 養 殖 による 所 得 原 稿 若 しくは 作 曲 の 報 酬 又 は 著 作 権 の 使 用 料 による 所 得 の 計 算 上 の 損 失 の 金 額 )について 翌 年 以 降 3 年 間 の 所 得 の 金 額 から 繰 越 控 除 を 受 けることができる 制 度 である 5 純 損 失 の 繰 越 控 除 で 控 除 することができず 残 存 した 赤 字 のうち 翌 年 以 降 3 年 間 の 所 得 の 金 額 から 繰 越 控 除 を 受 けることができる 制 度 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 場 合 の 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 上 場 株 式 等 の 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 特 定 中 小 会 社 が 発 行 した 株 式 に 係 る 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 等 が 該 当 する 3 介 護 保 険 料 の 減 免 措 置 を 条 例 で 設 けている 地 方 公 共 団 体 の 例 第 1 号 被 保 険 者 の 保 険 料 の 算 定 方 法 は 介 護 保 険 法 及 び 介 護 保 険 法 施 行 令 に 基 づき 行 われているが 一 方 介 護 保 険 法 第 142 条 では 市 町 村 は 条 例 で 定 めるところにより 特 別 の 理 由 がある 者 に 対 し 保 険 料 を 減 免 し 又 はその 徴 収 を 猶 予 することができる と 規 定 されている 厚 生 労 働 省 では 住 宅 買 換 え 時 の 減 免 制 度 を 導 入 している 保 険 者 数 について 把 握 して いないとしているが 当 局 が 任 意 に 抽 出 した 10 市 に 確 認 したところ 表 -5のとおり 自 宅 の 売 買 により 生 ずる 譲 渡 所 得 に 係 る 介 護 保 険 料 の 減 免 制 度 を 条 例 で 設 けている 地 方 公 共 団 体 も 存 在 する 表 -5 自 宅 の 売 買 に 係 る 減 免 制 度 を 条 例 で 設 けている 地 方 公 共 団 体 区 分 自 宅 の 売 買 に 係 る 減 免 制 度 を 条 例 自 宅 の 売 買 に 係 る 減 免 制 度 を 条 例 で 設 けている 地 方 公 共 団 体 で 設 けていない 地 方 公 共 団 体 政 令 指 定 都 市 A 市 (a 県 ) B 市 (b 県 ) C 市 (c F 市 (f 県 ) G 市 (g 県 ) 県 ) 中 核 市 D 市 (d 県 ) E 市 (e 県 ) 特 例 市 H 市 (h 県 ) 一 般 市 I 市 (i 都 ) J 市 (j 県 ) 計 5 市 5 市 ( 注 ) 本 表 は 当 局 の 確 認 結 果 による (1) 自 宅 の 売 買 に 係 る 減 免 制 度 を 条 例 で 設 けている 地 方 公 共 団 体 ア A 市 1 減 免 制 度 は 平 成 21 年 度 から 導 入 している 苦 情 が 何 件 あったからというのではな く 介 護 保 険 料 の 設 定 等 の 検 討 において 手 元 に 残 っていない 所 得 を 算 入 している ことが 被 保 険 者 の 能 力 ( 所 得 )に 応 じて 保 険 料 を 負 担 する 能 力 負 担 の 原 則 から 考 えておかしいのではないかということで 導 入 した

24 2 減 免 措 置 の 対 象 者 は 平 成 23 年 度 決 算 時 点 で 36 人 ( 全 被 保 険 者 78 万 人 程 度 )であ った 今 後 の 増 減 の 予 測 は 難 しいが 爆 発 的 に 増 えたりすることはないとは 思 う 3 平 成 22 年 に 厚 生 労 働 省 に 対 して 保 険 料 算 定 方 法 の 変 更 を 提 言 している その 内 容 は 居 住 用 財 産 の 買 換 え 時 に 収 入 が 変 わらなくても 保 険 料 段 階 が 高 く 判 定 される 場 合 があることを 例 に 挙 げ 保 険 料 の 算 定 基 準 を 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 と 同 様 に 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 から 基 礎 控 除 を 控 除 した 料 率 に 見 直 すことである ( 当 局 ) A 市 のホームページでは 居 住 用 財 産 買 替 えに 対 する 減 免 制 度 の 説 明 の 中 に 減 免 前 の 保 険 料 が 年 額 1 万 1,500 円 であったものが 減 免 後 には 年 額 5 万 4,000 円 になった 事 例 が 紹 介 されている イ B 市 平 成 18 年 度 から 居 住 用 財 産 の 特 別 控 除 による 減 免 制 度 を 設 けており 平 成 18 年 度 から 25 年 度 まで の 間 に 20 件 申 請 があり 承 認 が 19 件 あった( 市 全 体 の 被 保 険 者 は 約 20 万 人 ) 件 数 が 少 ないのは 減 免 制 度 が 周 知 されていないことが 理 由 に 考 えられるため 周 知 されれば もう 少 し 件 数 が 増 えるかもしれない 減 免 制 度 の 導 入 に 当 たって 住 民 からの 苦 情 や 要 望 があったかどうかははっきり 分 からないが 国 民 健 康 保 険 料 や 税 の 計 算 では 控 除 の 対 象 になっていることを 考 えると 苦 情 や 要 望 があったかもしれない 減 免 制 度 導 入 に 係 る 事 務 負 担 の 増 加 は 申 請 件 数 が 少 なく 書 類 自 体 も 簡 単 なもの であるため それほどの 負 担 はない また 申 請 件 数 が 少 ないことから 他 の 被 保 険 者 への 保 険 料 の 影 響 もほとんどない なお B 市 では 厚 生 労 働 省 に 対 して 介 護 保 険 料 の 算 定 についても 国 民 保 険 料 や 税 と 同 様 に 総 所 得 金 額 等 を 用 いるよう 要 望 をしているところである 総 所 得 金 額 等 を 用 いることの 市 民 に 対 する 説 明 は 問 題 ないと 思 うので 問 題 がある とすればシステムの 改 修 費 用 がかかることくらいではないかと 考 えている ウ C 市 平 成 15 年 4 月 から 居 住 用 財 産 の 買 換 えに 係 る 減 免 を 含 む 介 護 保 険 料 の 独 自 減 免 制 度 を 導 入 した 平 成 25 年 度 は 独 自 減 免 の 申 請 が 394 件 であり うち 居 住 用 財 産 の 買 換 えに 係 る 減 免 は6 件 であった(C 市 の 被 保 険 者 数 は 第 1 号 被 保 険 者 28 万 9,200 人 第 2 号 被 保 険 者 が 48 万 8,100 人 ) なお 居 住 用 財 産 の 買 換 え 以 外 の 独 自 減 免 は 1 第 1 号 被 保 険 者 が 拘 禁 された 場 合 2 第 3 段 階 に 該 当 し 基 準 の 世 帯 年 収 を 下 回 る 場 合 を 対 象 としている 減 免 措 置 を 導 入 したことにより 他 の 被 保 険 者 の 保 険 料 が 増 加 することについては やむを 得 ないと 考 えている また 独 自 減 免 制 度 導 入 によって 売 買 取 引 等 を 把 握 することになったため 事 務 量 はある 程 度 増 加 したが 事 務 自 体 は 内 部 決 裁 であるため それほど 大 きな 負 担 ではな

25 い むしろ 負 担 となるのは 介 護 保 険 料 についての 苦 情 対 応 であり その 中 でも 国 民 健 康 保 険 や 税 については 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )を 用 いている 一 方 介 護 保 険 料 が 合 計 所 得 金 額 を 用 いていることが 理 解 を 得 づらい 原 因 となっている その 点 介 護 保 険 料 も 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )を 用 いれば 事 務 量 は 多 少 増 えるかもしれないが 苦 情 対 応 が 減 ることによって 全 体 としての 負 担 はむしろ 減 少 するかもしれない エ D 市 1 要 望 があったことから 内 部 で 導 入 を 検 討 するに 至 り 平 成 21 年 度 から 取 扱 要 領 に 定 めて 運 用 を 開 始 した 2 平 成 23 年 度 は2~3 件 24 年 度 は 現 在 (10 月 ~3 月 頃 に 照 会 )までに1 件 あっ た( 全 被 保 険 者 数 は7 万 人 程 度 ) 運 用 してみると 意 外 と 少 ないようにも 感 じる 高 齢 でもあるし 住 居 の 住 み 替 え 自 体 が 多 くはならないのかもしれない 3 介 護 保 険 制 度 の3 原 則 (a 保 険 料 の 全 額 免 除 b 収 入 のみに 着 目 した 一 律 の 免 除 及 び c 保 険 料 減 免 分 に 対 する 一 般 財 源 の 繰 入 は 適 当 でないとする 原 則 )があるが 減 免 措 置 を 設 ければ 市 町 村 の 財 源 が 減 る 要 因 になる また 国 からの 交 付 金 がない 減 免 措 置 の 導 入 では 市 町 村 の 負 担 が 増 す 低 所 得 者 に 対 する 減 免 措 置 の 導 入 をより 優 先 すべきだろう ただ 年 数 件 しか 該 当 者 がいないので このままの 数 で 推 移 すればそれほど 財 源 に 影 響 が 出 ないだろう オ E 市 1 導 入 してから 年 数 が 経 過 しており いつから 始 まったか 分 かる 者 がいなかったが 5 年 以 上 前 から 開 始 されているのは 確 実 だ 2 平 成 23 年 度 で2 件 ( 被 保 険 者 数 は 約 9 万 人 弱 ) だいたいこのくらいの 件 数 で 推 移 3 徴 収 金 額 が 減 るので 保 険 者 としては 影 響 があるが 保 険 料 を 納 める 被 保 険 者 にと ってはよい 仕 組 みだと 思 う (2) 自 宅 の 売 買 に 係 る 減 免 制 度 を 条 例 で 設 けていない 地 方 公 共 団 体 ア F 市 当 市 の 介 護 保 険 事 業 会 計 の 収 支 をみると 毎 年 一 般 会 計 から 特 別 会 計 へ 多 額 の 繰 出 を 行 っている( 平 成 24 年 度 予 定 306 億 円 ) これは 当 市 では 所 得 等 に 応 じて 定 め られる 11 段 階 の 保 険 料 率 のうち 介 護 保 険 料 基 準 額 を 下 回 る 保 険 料 段 階 ( 第 1~ 第 5) の 被 保 険 者 の 占 める 割 合 が 高 いためであり さらに 未 収 金 保 険 料 も 17 億 円 以 上 あるた めである もし 居 住 用 財 産 買 換 えに 係 る 譲 渡 所 得 を 介 護 保 険 料 の 算 定 基 礎 から 除 く こととなれば 対 象 者 の 数 にもよるがさらに 市 の 財 政 支 出 の 増 加 を 招 くおそれがある ことから 積 極 的 に 国 に 要 望 することには 消 極 的 である

26 なお 当 市 においては 居 住 用 財 産 買 換 えに 係 る 譲 渡 所 得 により 介 護 保 険 料 が 大 幅 に 増 額 したケースはあると 認 識 しているが 実 数 を 把 握 しておらず 苦 情 についても 各 区 役 所 で 毎 年 数 件 寄 せられていると 聞 くだけである イ G 市 当 市 においては 年 間 で2~3 人 の 市 民 から 同 様 の 苦 情 を 受 け 付 けたことがあるが 大 多 数 の 市 民 は 現 行 制 度 を 説 明 し 理 解 納 得 しているので A 市 のような 保 険 料 の 減 免 制 度 の 創 設 について 検 討 してこなかった また 実 際 にどの 程 度 の 需 要 があるのかを 把 握 していないのでなんとも 言 えないが 保 険 料 の 減 額 対 象 者 が 増 加 すれば 市 の 財 政 に 少 なからず 影 響 が 出 ることが 予 想 され る したがって 国 で 制 度 改 正 するよりは ある 程 度 市 の 裁 量 で 減 免 対 象 者 の 制 限 ( 自 宅 売 却 による 譲 渡 所 得 が 買 換 え 後 の 住 宅 の 購 入 額 を 下 回 ることを 条 件 とする 等 )を 設 定 できる 条 例 化 の 方 が 現 実 的 ではないかと 考 える ウ H 市 H 市 では 住 宅 の 買 換 えなどの 一 時 所 得 に 対 する 減 免 措 置 は 行 っておらず 減 免 措 置 は 低 所 得 者 や 災 害 によるものに 限 定 している 一 時 所 得 に 対 する 減 免 措 置 は 合 計 所 得 金 額 を 用 いる 介 護 保 険 料 の 算 定 になじまず また 一 時 所 得 は 住 宅 に 限 らず 発 生 するものであるから 住 宅 の 買 換 えのみ 減 免 措 置 制 度 を 設 けることは 他 の 一 時 所 得 との 間 で 整 合 性 が 取 れないのではないかと 考 え ている 被 保 険 者 からの 住 宅 の 買 換 えに 伴 う 保 険 料 の 増 加 についての 質 問 や 問 合 せは 年 間 20 件 程 度 あるが(H 市 の 被 保 険 者 は 約 7 万 人 ) これは 保 険 料 増 加 の 理 由 の 確 認 が 殆 ど であり 減 免 措 置 を 講 じてほしいといった 明 確 な 苦 情 や 要 望 はほとんどない こうした 被 保 険 者 に 対 しては 介 護 保 険 料 は 国 民 健 康 保 険 や 税 に 比 べて 上 限 金 額 が 低 いことや 住 宅 の 買 換 えに 伴 う 保 険 料 の 増 加 は1 年 限 りであることなどを 説 明 し 御 理 解 をいただいている なお 保 険 料 徴 収 を 行 う 一 担 当 者 としては 住 宅 の 買 換 えに 伴 う 保 険 料 の 増 加 に 対 する 減 免 よりも 低 所 得 者 に 対 する 減 免 を 優 先 するべきではないかと 考 えている また 介 護 保 険 料 の 算 定 に 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )を 用 いるとした 場 合 は 国 民 健 康 保 険 料 のように 世 帯 の 所 得 を 用 いて 算 定 しまうと 実 態 とかい 離 した 保 険 料 になりかねないので 後 期 高 齢 者 医 療 費 のように 個 人 の 所 得 を 用 いるようにして ほしい エ I 市 市 の 介 護 保 険 料 の 減 免 措 置 は 災 害 時 等 に 減 免 を 行 う 法 定 減 免 のみであり 居 住 用 財 産 の 買 換 えに 対 する 減 免 等 の 独 自 減 免 は 行 っていない また 現 時 点 では 今 後 独 自 減 免 を 行 う 予 定 もない

27 介 護 保 険 料 の 独 自 減 免 措 置 は 全 額 減 免 が 認 められていないため 大 きく 減 免 された としても1~2 万 円 程 度 である I 市 では 独 自 減 免 制 度 を 設 けるのではなく 所 得 の 段 階 ごとに 設 定 されている 保 険 料 率 を 見 直 すことや 介 護 サービスの 利 用 料 金 を 減 免 することによって 低 所 得 者 の 負 担 を 減 らすことに 財 源 を 使 用 している なお 居 住 用 財 産 の 買 換 えに 伴 い 保 険 料 が 増 加 することについての 苦 情 は 年 に 数 件 程 度 あるが(I 市 の 被 保 険 者 は 約 4 万 人 ) これらの 苦 情 については 説 明 をするこ とにより 御 理 解 をいただいている また 介 護 保 険 料 の 算 定 に 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )を 用 いた 場 合 は 介 護 保 険 制 度 のシステムに 影 響 が 出 ることになると 考 えられるが 細 かな 事 務 負 担 がど れだけ 増 えるかは 分 からない ただし 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 ) 自 体 は 国 民 健 康 保 険 料 の 算 定 などで ノウハウもあるため 大 きな 影 響 は 出 ないのではないかと 考 えられる 一 方 介 護 保 険 料 の 算 定 に 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただし 書 き 方 式 )を 用 いることは 市 民 に 対 する 説 明 がしやすくなるというメリットがあると 考 えられる オ J 市 申 出 人 の 主 張 も 理 解 できないことではないが 合 計 所 得 金 額 に 基 づき 介 護 保 険 料 を 査 定 する 方 法 は 介 護 保 険 法 で 定 められた 算 定 方 法 である なお 介 護 保 険 法 第 142 条 で 市 町 村 は 条 例 で 定 めるところにより 特 別 の 理 由 がある 者 に 対 し 保 険 料 を 減 免 し 又 はその 徴 収 を 猶 予 することができる とされており 本 市 では 収 入 が 激 減 した 場 合 などに 減 免 措 置 を 独 自 で 設 けているが 失 業 や 長 期 入 院 事 業 の 休 廃 止 等 に 限 定 しており 売 買 で 売 却 損 が 出 た 場 合 等 については 対 象 としていない (3) 保 険 料 が 高 い 保 険 者 ( 地 方 公 共 団 体 )における 減 免 措 置 の 導 入 状 況 各 市 町 村 が 策 定 する 第 5 期 介 護 保 険 事 業 計 画 期 間 ( 平 成 24 年 ~26 年 )における 第 1 号 保 険 料 基 準 額 ( 平 成 24 年 3 月 末 時 点 で 額 が 決 定 している 保 険 者 の 集 計 値 )が 高 額 な 保 険 者 ( 上 位 10 団 体 )において 自 宅 の 売 買 に 係 る 減 免 制 度 を 条 例 で 設 けている 地 方 公 共 団 体 は 表 -6のとおり 1 市 のみとなっている

28 表 -6 第 5 期 ( 平 成 24~26 年 ) 保 険 料 基 準 額 が 高 額 な 保 険 者 における 減 免 措 置 導 入 状 況 保 険 者 基 準 額 減 免 措 置 ( 月 額 ) 1 関 川 村 ( 新 潟 県 ) 6,680 2 隠 岐 広 域 連 合 ( 島 根 県 ) 6,550 3 上 越 市 ( 新 潟 県 ) 6,525 4 上 野 村 ( 群 馬 県 ) 6,500 5 嘉 麻 市 ( 福 岡 県 ) 6,500 6 宮 古 島 市 ( 沖 縄 県 ) 6,400 7 石 垣 市 ( 沖 縄 県 ) 6,352 8 糸 満 市 ( 沖 縄 県 ) 6,270 ( 注 2) 減 免 措 置 の 内 容 一 定 段 階 以 上 の 保 険 料 の 被 保 険 者 が 債 務 返 済 等 のため 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 譲 渡 所 得 を 債 務 返 済 等 に 充 てた 後 の 保 険 料 額 が 一 定 段 階 以 下 に なった 場 合 は その 保 険 料 額 の 差 額 を 減 額 9 豊 後 大 野 市 ( 大 分 県 ) 6, 新 居 浜 市 ( 愛 媛 県 ) 6,247 ( 注 )1 本 表 の 基 準 額 は 厚 生 労 働 省 が 平 成 24 年 3 月 に 公 表 した 第 5 期 計 画 期 間 における 介 護 保 険 の 第 1 号 保 険 料 について から 引 用 し 減 免 措 置 については 当 局 の 調 査 による 2 自 宅 の 買 換 え 時 の 減 免 措 置 ではないが 自 宅 を 譲 渡 した 際 の 減 免 措 置 のため とした 4 関 係 機 関 ( 厚 生 労 働 省 老 健 局 介 護 保 険 計 画 課 )の 意 見 (1) 介 護 保 険 料 の 算 定 について 介 護 保 険 制 度 は 市 町 村 民 税 ( 注 1)の 課 税 状 況 等 ( 注 2)に 応 じて 所 得 段 階 を 決 定 し それぞれに 定 額 の 保 険 料 を 設 定 している ( 注 )1 均 等 割 と 所 得 割 から 成 り 立 っており 均 等 割 については 市 町 村 の 条 例 に 規 定 されてい る 合 計 所 得 金 額 を 基 に 非 課 税 とする 基 準 を 設 定 している 2 市 町 村 民 税 が 非 課 税 となるためには 均 等 割 が 非 課 税 となる 必 要 がある 介 護 保 険 制 度 の 設 計 段 階 で 市 町 村 民 税 の 均 等 割 が 非 課 税 となっているか 否 かを 保 険 料 を 算 定 するに 当 たっての 基 準 の 一 つとして 制 度 の 設 計 が 行 われていることから 市 町 村 民 税 の 均 等 割 の 算 定 根 拠 とされている 合 計 所 得 金 額 を 用 いている なお 介 護 保 険 制 度 の 発 足 当 時 事 務 手 続 の 負 担 を 減 少 させるために 介 護 保 険 担 当 課 で 再 計 算 が 必 要 な 総 所 得 金 額 等 ではなく 税 務 担 当 課 が 作 成 した 税 額 を 基 に 判 定 が 可 能 な 合 計 所 得 金 額 を 介 護 保 険 料 の 算 定 根 拠 としてほしいという 強 い 要 望 が 市 町 村 から 寄 せられていた このため 市 町 村 民 税 等 の 所 得 割 額 の 算 定 方 式 が 市 町 村 によって 異 なっ ていたことから 市 町 村 民 税 均 等 割 の 課 税 に 当 たって 用 いるために 市 町 村 において 既 に 有 している 情 報 である 合 計 所 得 金 額 を 用 いることとしたものである (2) 介 護 保 険 料 の 算 定 に 総 所 得 金 額 等 を 用 いることについて そもそも マイホームを 買 い 換 えるケースは 第 1 号 被 保 険 者 のうち ごく 一 部 に 限 ら

29 れると 想 定 される また マイホームを 買 い 換 えた 場 合 の 譲 渡 損 失 の 損 益 通 算 及 び 繰 越 控 除 の 特 例 並 びに 特 別 控 除 が 適 用 される 者 であって 仮 に 総 所 得 金 額 等 を 用 いた 場 合 で あっても 実 際 に 市 町 村 民 税 ( 均 等 割 )が 課 税 されている 以 上 保 険 料 額 への 影 響 は 限 定 的 であると 想 定 される 一 方 総 所 得 金 額 等 を 用 いた 場 合 は 全 ての 保 険 者 システム 及 び 当 該 市 町 村 における 税 部 局 のシステムを 改 修 する 必 要 があり 多 額 の 費 用 ( 億 単 位 )が 必 要 となり この 費 用 は 公 費 から 支 出 することになる また 総 所 得 金 額 等 を 用 いた 場 合 自 宅 の 買 換 えを 行 った 者 については 控 除 が 適 用 さ れ 保 険 料 が 低 下 するケースもあると 思 われるが 第 1 号 被 保 険 者 は 費 用 全 体 の 21%を 負 担 する 必 要 があることから 低 下 した 分 の 保 険 料 は 他 の 第 1 号 被 保 険 者 に 転 嫁 される こととなる (3) システムの 改 修 について 介 護 保 険 制 度 では 3 年 ごとの 事 業 計 画 期 間 の 開 始 年 度 に 併 せてシステムの 改 修 を 含 めた 制 度 の 改 正 を 行 っており 次 期 事 業 計 画 期 間 の 開 始 年 度 は 平 成 27 年 度 である システム 改 修 予 算 を 確 保 する 必 要 などを 踏 まえると 一 律 に 制 度 を 変 更 して 次 期 事 業 計 画 期 間 の 開 始 年 度 である 平 成 27 年 度 から 対 応 することは 困 難 本 件 の 改 修 をする 場 合 は 保 険 者 システムだけではなく 連 携 する 税 部 局 のシステム も 改 修 を 必 要 とするため 他 の 目 的 による 保 険 者 システムの 改 修 と 合 わせて 行 うとして も 本 件 の 改 修 に 要 する 費 用 は 安 価 にはならない (4) 市 町 村 に 対 し 技 術 的 助 言 を 行 うことについて 保 険 料 の 減 免 については 保 険 料 の 賦 課 期 日 以 後 にその 負 担 能 力 に 著 しい 変 化 があれ ば 賦 課 期 日 の 現 況 によって 算 定 された 保 険 料 額 の 支 払 いが 困 難 となる 場 合 もあり 得 る ことから 主 にこのような 場 合 の 保 険 料 負 担 に 配 慮 するため 設 けられている また 保 険 料 の 減 免 は 市 町 村 長 が 個 々 具 体 的 にその 負 担 能 力 を 判 断 して 減 免 を 行 う こととしていることから 地 域 の 実 情 に 応 じて 実 施 するものであるため 一 律 に 技 術 的 助 言 等 を 行 うことは 適 当 ではない

30 ( 参 考 ) 現 行 制 度 に 対 し 本 意 見 のように 介 護 保 険 料 の 算 定 方 法 として 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただ し 書 き 方 式 )を 用 いた 場 合 及 び 介 護 保 険 料 の 減 免 措 置 を 条 例 で 設 けることを 要 請 する 場 合 に 期 待 される 効 果 と 予 想 される 問 題 点 は 表 7のとおりと 考 えられる 表 7 合 計 所 得 金 額 を 見 直 した 場 合 に 期 待 される 効 果 と 予 想 される 問 題 点 区 分 期 待 される 効 果 予 想 される 問 題 点 介 護 保 険 料 の 算 住 宅 買 換 え 時 の 特 別 控 除 等 が 適 制 度 の 改 正 やシステムの 改 修 を 行 定 方 法 として 総 用 されることにより 現 在 よりも 所 う 必 要 があり 時 間 と 費 用 がかかる 所 得 金 額 等 ( 旧 得 の 実 態 に 応 じた 保 険 料 が 徴 収 さ 各 種 控 除 が 適 用 される 被 保 険 者 の ただし 書 き 方 れる ( 水 平 的 公 平 ) 保 険 料 の 減 額 分 については 全 体 の 式 )を 用 いた 場 算 定 方 法 に 総 所 得 金 額 等 ( 旧 ただ 被 保 険 者 に 負 担 が 転 嫁 ( 基 準 額 が 上 合 し 書 き 方 式 )を 用 いる 国 民 健 康 保 険 昇 )する 制 度 や 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 との 不 保 険 者 である 地 方 公 共 団 体 の 事 務 公 平 感 がなくなる 負 担 の 増 加 につながる 介 護 保 険 料 の 減 減 免 措 置 が 導 入 された 地 方 公 共 減 免 措 置 を 導 入 する 地 方 公 共 団 体 免 措 置 を 条 例 で 団 体 では 現 在 よりも 所 得 の 実 態 に とそうでない 地 方 公 共 団 体 との 間 に 設 けることを 要 応 じた 保 険 料 が 徴 収 される ( 水 平 不 公 平 感 が 生 じる 請 する 場 合 的 公 平 ) ( 注 ) 当 局 が 作 成 した

31 (4) 児 童 扶 養 手 当 に 係 る 申 請 を 行 う 際 の 扶 養 親 族 等 の 人 数 の 認 定 ( 継 続 案 件 ) 1 相 談 内 容 児 童 扶 養 手 当 は 児 童 扶 養 手 当 法 ( 昭 和 36 年 法 律 第 238 号 ) 第 9 条 第 1 項 において 受 給 資 格 者 の 前 年 の 所 得 (1 月 から6 月 までの 間 に 請 求 する 場 合 は 前 々 年 ) 及 び 前 年 の 12 月 31 日 時 点 で 生 計 を 維 持 していた 所 得 税 法 上 の 扶 養 親 族 等 ( 控 除 対 象 配 偶 者 及 び 扶 養 親 族 )の 人 数 に 応 じた 所 得 制 限 限 度 額 に 基 づき 支 給 額 の 一 部 又 は 全 部 が 支 給 され ないこととなっている 夫 婦 間 に 子 どもがいる 場 合 父 親 が 扶 養 者 ( 注 )となっている 家 庭 が 多 いと 思 われる が 離 婚 に 際 して 母 親 が 扶 養 者 となった 場 合 申 請 時 点 で 所 得 税 法 上 の 扶 養 親 族 等 がい る 場 合 についても 前 年 12 月 31 日 時 点 での 扶 養 親 族 等 の 有 無 や 人 数 が 反 映 されること から 所 得 税 法 上 の 扶 養 親 族 等 の 人 数 は0 人 とみなされ 19 万 円 以 上 の 所 得 がある 場 合 同 手 当 の 一 部 又 は 全 部 が 支 給 されないこととなる 離 婚 直 後 は 生 活 が 激 変 するため 出 費 が 多 くなることが 想 定 されるにもかかわらず 扶 養 親 族 等 の 人 数 は0 人 とされ 実 際 の 扶 養 親 族 等 の 人 数 が 反 映 されず 所 得 制 限 限 度 額 が 低 く 設 定 されることに 疑 問 がある 扶 養 親 族 等 の 人 数 の 認 定 について 請 求 時 を 基 準 にするようにしてほしい ( 注 ) 1 本 件 は 平 成 25 年 2 月 に 行 政 相 談 委 員 意 見 ( 福 井 県 )として 提 出 があったものである 2 扶 養 者 とは 所 得 税 法 上 の 扶 養 控 除 等 を 受 けている 者 を 指 す 2 第 93 回 会 議 ( 平 成 26 年 3 月 11 日 )での 議 論 の 概 要 (1) 基 本 的 には 離 婚 などを 端 緒 に 児 童 扶 養 手 当 を 請 求 するのに 離 婚 前 の 扶 養 親 族 数 を 用 いて 支 給 額 を 算 定 することは 制 度 の 論 理 としておかしい (2) 厚 生 労 働 省 は 現 況 より 前 年 の 扶 養 親 族 人 数 が 多 い 場 合 現 況 の 扶 養 親 族 人 数 で 認 定 すると 不 利 になる 場 合 があるとしているが 扶 養 親 族 数 が 少 なくなれば 支 給 額 が 減 額 さ れるのは 当 然 ではないか (3) 厚 生 労 働 省 の 制 度 の 一 貫 性 が 保 てない という 意 見 は あまり 理 由 にならないので はないか (4) 児 童 扶 養 手 当 は 生 活 保 護 とは 制 度 の 目 的 が 異 なり あくまで 若 干 の 手 助 けをする 制 度 なので どこまで 厳 密 にやる 必 要 があるか (5) 申 請 時 点 の 扶 養 親 族 数 を 用 いた 方 が 合 理 的 だが 申 請 時 点 の 人 数 を 把 握 するために 要 するコストなどが 知 りたい (6) 児 童 扶 養 手 当 は 今 後 も 受 給 者 が 増 えて 同 様 のケースが 生 じる 可 能 性 もあるが 今 回 の 相 談 者 が 求 めているような 取 扱 いに 変 更 した 時 に 具 体 的 に 事 務 量 がどの 程 度 増 加 する か (7) 法 改 正 が 必 要 になる 話 ではないか 法 令 改 正 の 可 否 とともにテクニカルに 解 決 できる 方 法 があるか

32 3 厚 生 労 働 省 雇 用 均 等 児 童 家 庭 局 家 庭 福 祉 課 への 確 認 結 果 (1) 取 扱 いを 変 更 した 場 合 の 事 務 負 担 の 増 加 について 児 童 扶 養 手 当 の 受 給 資 格 者 及 び 同 居 する 扶 養 義 務 者 の 所 得 による 手 当 の 支 給 制 限 につ いては 現 行 法 上 所 得 税 法 等 に 規 定 する 合 計 所 得 と 扶 養 親 族 の 数 により 行 っている このため 認 定 支 給 事 務 を 行 う 地 方 自 治 体 は 課 税 台 帳 等 による 合 計 所 得 と 扶 養 親 族 数 を 元 に 所 得 制 限 限 度 額 との 比 較 等 を 行 えば 支 給 すべき 手 当 額 の 計 算 が 行 える 仕 組 み となっている 所 得 及 び 扶 養 親 族 数 の 取 扱 を 変 更 した 場 合 の 事 務 の 増 加 等 については 税 サイドの 取 扱 いにおいて 前 年 の 合 計 所 得 が4 月 から5 月 頃 に 確 定 されること 及 び 扶 養 親 族 の 数 は 前 年 の 12 月 31 日 現 在 の 状 況 で 確 定 されていることを 踏 まえると 次 のとおりである 1 所 得 は 前 年 扶 養 親 族 数 は 初 年 度 の 請 求 時 のみ 現 況 を 用 いた 場 合 扶 養 親 族 数 を 初 年 度 の 請 求 時 の 現 況 ( 申 請 のあった 時 の 状 況 )とする 場 合 には 請 求 時 に 申 請 のあった 受 給 資 格 者 の 扶 養 親 族 ( 注 1) 及 び 同 居 する 扶 養 義 務 者 の 扶 養 親 族 ( 注 2)について 所 得 税 法 上 の 扶 養 親 族 に 該 当 するかを 確 認 しなければならない 具 体 的 には 申 請 のあった 扶 養 親 族 が ⅰ) 受 給 資 格 者 等 と 生 計 を 同 一 にしているこ との 確 認 ⅱ) 所 得 税 法 の 扶 養 親 族 に 該 当 するかの 確 認 (1 月 から 12 月 の 合 計 所 得 が 38 万 円 以 下 であることについての 確 認 )が 必 要 となる このうち ⅱ)の 合 計 所 得 が 38 万 円 以 下 であることについては 請 求 時 点 では 合 計 所 得 が 確 定 していないため 扶 養 親 族 とする 者 ( 同 居 する 祖 父 母 兄 弟 児 童 等 )に 収 入 がある 場 合 には その 者 に 係 る 給 与 証 明 書 やその 他 収 入 が 明 らかとなる 書 類 によ り 年 間 の 収 入 を 推 計 し 更 に 税 法 上 の 必 要 な 各 種 控 除 を 行 った 上 で 合 計 所 得 見 込 額 を 計 算 するという 新 たな 事 務 が 生 じる この 事 務 の 増 加 は 仮 に 新 規 認 定 請 求 を 行 う 者 を 全 て 対 象 とする 場 合 その 対 象 と なる 受 給 資 格 者 数 は 145,917 件 ( 平 成 24 年 度 )( 注 3)となる また 受 給 資 格 者 の 扶 養 親 族 数 及 び 同 居 する 扶 養 義 務 者 の 扶 養 親 族 数 が 増 えれば その 分 の 確 認 のための 新 たな 事 務 が 発 生 する さらに この 取 扱 は 翌 年 の4 月 から5 月 頃 に 税 法 上 の 合 計 所 得 が 確 定 することか ら 申 請 のあった 扶 養 親 族 が 所 得 税 法 上 の 扶 養 親 族 に 該 当 しない( 合 計 所 得 が 38 万 円 超 える)こととなった 場 合 には 請 求 時 に 遡 って 手 当 額 の 返 還 を 求 める 事 務 も 新 たに 生 じることとなる ( 注 )1 受 給 資 格 者 の 扶 養 親 族 とは 受 給 資 格 者 が 扶 養 している 親 族 ( 配 偶 者 を 除 く )で あり 受 給 資 格 者 の 子 や 父 母 などが 想 定 される 2 扶 養 義 務 者 とは 受 給 資 格 者 を 扶 養 する 義 務 がある 者 ( 直 系 血 族 及 び 兄 弟 姉 妹 )で あり 扶 養 義 務 者 の 扶 養 親 族 には 受 給 資 格 者 の 祖 父 母 や 甥 姪 などが 想 定 される 3 当 省 が 発 表 する 平 成 26 年 4 月 現 在 の 市 町 村 数 1,718 で 除 すると 1 市 町 村 当 たり 約 85 件 となる 2 所 得 は 前 年 扶 養 親 族 数 は 現 況 を 用 いた 場 合 児 童 扶 養 手 当 の 受 給 資 格 者 及 び 同 居 する 扶 養 義 務 者 の 所 得 による 支 給 制 限 の 対 象 に 係 るかどうかの 確 認 は 認 定 請 求 時 の 他 毎 年 8 月 の 現 況 届 提 出 の 際 に 行 っている

33 このため 取 扱 を 変 更 した 場 合 の 事 務 の 増 加 は 上 記 1に 加 え 現 況 届 を 提 出 する 受 給 資 格 者 全 員 について 上 記 1と 同 様 の 事 務 が 発 生 する なお 確 認 の 対 象 となる 現 況 届 を 提 出 する 受 給 資 格 者 数 は 1,083,317 人 ( 平 成 24 年 度 末 現 在 全 部 支 給 停 止 者 を 除 く )( 注 )であり 受 給 資 格 者 の 扶 養 親 族 数 及 び 同 居 する 扶 養 義 務 者 の 扶 養 親 族 数 が 増 えれば その 分 確 認 のための 新 たな 事 務 が 発 生 する ( 注 ) 当 省 が 発 表 する 平 成 26 年 4 月 現 在 の 市 町 村 数 1,718 で 除 すると 1 市 町 村 当 たり 約 631 件 となる 3 所 得 及 び 扶 養 親 族 数 ともに 現 況 を 用 いた 場 合 上 記 1 及 び2に 加 え 受 給 資 格 者 本 人 の 所 得 や 同 居 する 扶 養 義 務 者 本 人 の 所 得 も 同 様 に 確 認 する 必 要 が 新 たに 生 じる 所 得 の 確 認 において 発 生 する 事 務 及 び 問 題 点 は 上 記 1と 同 様 である なお 確 認 の 対 象 となる 受 給 資 格 者 数 は 上 記 2と 同 様 1,083,317 人 ( 平 成 24 年 度 末 現 在 全 部 支 給 停 止 者 を 除 く )であり 受 給 資 格 者 の 扶 養 親 族 数 同 居 する 扶 養 義 務 者 及 びその 扶 養 親 族 数 が 増 えれば その 分 確 認 のための 新 たな 事 務 が 発 生 する 上 記 1ないし3の 新 たな 事 務 量 を 算 出 することは 困 難 であるが 所 得 を 推 計 し 扶 養 親 族 として 仮 認 定 する 事 務 については 現 行 の 取 扱 の 事 務 に 比 べ 相 当 量 の 事 務 の 増 加 が 考 えられることから 地 方 自 治 体 では その 分 の 人 員 の 確 保 などの 対 応 が 必 要 となる また 取 扱 を 変 更 することにより 地 方 自 治 体 の 認 定 支 給 事 務 の 電 算 システムのプロ グラムの 変 更 や 作 成 が 必 要 となり 多 額 な 費 用 が 生 じると 考 えられる なお 支 給 認 定 事 務 を 行 っている 地 方 自 治 体 は 都 道 府 県 市 及 び 福 祉 事 務 所 設 置 町 村 の 878 か 所 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 )となっている (2) 法 令 改 正 によらず 取 扱 いを 変 更 する 余 地 本 取 扱 いは 児 童 扶 養 手 当 法 第 9 条 第 1 項 に 基 づくものであることから 法 律 改 正 を 行 わずに 取 扱 いを 変 更 することは 困 難 である (3) その 他 本 件 に 対 する 見 解 所 得 税 法 との 整 合 や 児 童 扶 養 手 当 法 内 での 整 合 に 加 え 同 じ 所 得 保 障 制 度 である 児 童 手 当 制 度 特 別 児 童 扶 養 手 当 制 度 公 的 年 金 制 度 において 所 得 制 限 等 がなされる 場 合 も 前 年 の 所 得 及 び 所 得 税 法 上 の 扶 養 親 族 等 の 人 数 に 応 じて 支 給 制 限 を 行 っているため これらの 所 得 保 障 制 度 との 整 合 性 も 勘 案 する 必 要 がある 4 地 方 公 共 団 体 の 見 解 (1) A 県 離 婚 直 後 の 母 子 家 庭 等 において 前 年 又 は 前 々 年 末 の 扶 養 親 族 等 の 人 数 が0 人 として 扱 われていることは 承 知 している 本 件 の 取 扱 いの 変 更 は 児 童 扶 養 手 当 の 制 度 の 趣 旨 からすると 受 給 者 にとっては 利 益 になるものと 考 えられるが 本 件 取 扱 い 変 更 による 行 政 の 事 務 量 増 加 に 係 る 費 用 は 税

 

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