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1 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 運 動 史 研 究 - 在 米 ロシア 人 コロニー 統 一 の 試 みを 中 心 に - 山 内 昭 人 ( 九 州 大 学 大 学 院 人 文 科 学 研 究 院 教 授 ) 2009 ~ 2011 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 基 盤 研 究 ( C)) 研 究 成 果 報 告 書 ( 課 題 番 号 ) 2012 年 5 月

2 ま え が き 本 報 告 書 は 2009 ~ 2011 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 基 盤 研 究 ( C))による 研 究 ( 課 題 番 号 )にもとづくものであり 本 来 同 研 究 は 課 題 名 を アメリカ 移 民 労 働 史 の 再 検 討 -トランスナショナル アイデンティティ アプローチ とした4 名 の 共 同 研 究 で あり 山 内 が 研 究 代 表 者 を 務 めた 同 研 究 成 果 報 告 書 ( 付 録 1)は 2012 年 5 月 15 日 付 で 日 本 学 術 振 興 会 へ 提 出 されたが 従 来 のように 共 同 研 究 者 全 員 の 研 究 論 文 を 収 録 するも のではなくなっていた そこで 山 内 は 4 名 全 員 の 研 究 論 文 を 収 録 した 従 来 のような 研 究 成 果 報 告 書 を 冊 子 体 で 発 行 することを 共 同 研 究 者 に 呼 びかけたのだが 諸 般 の 理 由 で 全 員 の 論 文 を 収 録 すること ができないことになり 1 名 でも 欠 ける 報 告 書 を 発 行 するよりはむしろ 山 内 の 研 究 成 果 の みをここに 収 録 することにした 併 せて 付 録 として 共 同 研 究 の 正 式 な 成 果 報 告 書 および 共 同 研 究 にもとづくシンポジウム アメリカ 移 民 労 働 史 研 究 の 再 検 討 ヨーロッパとア メリカをつなぐ 視 点 から の 学 会 報 告 ( 西 洋 史 学 論 集 49 号 2011 年 12 月 頁 )を 再 録 させてもらうことにした ここで なぜ 山 内 だけでも 報 告 書 の 発 行 を 個 人 的 に 望 んだかという 理 由 を 記 しておく 必 要 がある 山 内 は 本 共 同 研 究 の 成 果 として 以 下 の2 篇 を 公 刊 でき また1 篇 を 公 刊 予 定 で ある 山 内 昭 人 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 運 動 史 研 究 ノート(1 ) 史 淵 148 輯 2011 年 3 月 頁 同 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 運 動 史 研 究 ノート( 2 ) 同 上 149 輯 2012 年 3 月 頁 同 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 運 動 史 研 究 ノート(3 ) 同 上 150 輯 2013 年 3 月 ( 刊 行 予 定 ) 本 報 告 書 は 上 記 の 第 1 2 篇 および 第 3 篇 の 約 3 分 の1をもとに 全 体 を 編 集 し 直 し 2012 年 5 月 時 点 までに 新 たに 得 た 知 見 を 可 能 な 限 り 増 補 したものとなっている なぜな らば 研 究 ノート と 題 目 に 記 したように 発 表 誌 が 年 1 回 の 刊 行 であるため 研 究 の 進 展 と 同 時 併 行 して 研 究 発 表 に 追 われた 面 があり 結 果 として 二 つの 補 論 を 章 立 て 構 成 に 挟 まざるをえないという 不 体 裁 が 生 じ その 上 発 表 後 もマイナーながら 新 事 実 の 発 見 が 続 いたからである よって 再 編 集 され 増 補 され 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 運 動 史 研 究 -在 米 ロシア 人 コロニー 統 一 の 試 みを 中 心 に - という 新 たな 題 目 を 付 された 本 報 告 書 を いわば 定 本 として 扱 ってもらいたいという 山 内 のたっての 願 いが その 理 由 である 以 上 共 同 研 究 者 である 田 中 ひかる 山 本 明 代 そして 大 津 留 厚 の 皆 様 のご 理 解 とご 了 承 をいただき 本 報 告 書 を 発 行 するものとする 2012 年 5 月 15 日 山 内 昭 人 -1-

3 目 次 まえがき 1 序 3 1 在 米 ロシア 人 移 民 史 概 観 6 2 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 者 の 世 界 8 3 ロシア 語 新 聞 報 道 にみる 在 米 ロシア 人 の 意 識 11 4 逮 捕 国 外 追 放 者 にみる 在 米 ロシア 人 労 働 者 像 16 5 ロシア 人 労 働 者 同 盟 19 6 在 米 ロシア 人 コロニー 統 一 の 試 みとロシア 人 全 コロニー 大 会 1) 第 1 回 ロシア 人 全 コロニー 大 会 まで 27 2) 第 2 回 ロシア 人 全 コロニー 大 会 まで 43 3) 第 3 回 ロシア 人 全 コロニー 大 会 まで 48 7 ロシア 人 コロニー 全 市 民 大 会 と 在 米 ロシア 人 諸 組 織 連 盟 52 8 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 者 の 帰 国 規 模 -結 びにかえて- 57 注 59 文 献 目 録 72 付 録 1 科 学 研 究 費 助 成 事 業 ( 科 学 研 究 費 補 助 金 ) 研 究 成 果 報 告 書 76 付 録 2 アメリカ 移 民 労 働 史 研 究 の 再 検 討 ヨーロッパとアメリカをつなぐ 視 点 から 85-2-

4 序 アメリカ 移 民 労 働 運 動 史 は 従 来 ナショナル ヒストリーに 組 み 込 まれてきたが ヨー ロッパ 史 をも 含 めたトランスナショナル ヒストリーとして 再 解 釈 する 新 たな 研 究 が 胎 動 しつつある その 際 移 民 労 働 運 動 における 個 人 集 団 等 のアクターを トランスマイグ ランツ ( transmigrants)と 規 定 し 彼 らのトランスナショナルな 諸 側 面 を 明 らかにするト (1) ランスナショナル アイデンティティ アプローチが 採 用 される それにより これま で 看 過 されてきた 個 人 と 様 々なグループの 諸 活 動 労 働 者 の 生 活 圏 そして 個 人 集 団 に よって 表 明 されるアイデンティティにいかなるトランスナショナルな 特 質 があるのか の 解 明 がめざされる 私 は 社 会 主 義 者 のインタナショナルな 活 動 を 一 貫 して 追 究 してきている 拙 著 リュト ヘルスとインタナショナル 史 研 究 -片 山 潜 ボリシェヴィキ アメリカレフトウィン グ- ( 2) においては 亡 命 社 会 主 義 者 たちの 間 で 国 境 を 越 えるネットワークが 築 かれ アメリカ レフトウィングによる 社 会 運 動 が 昂 揚 した 要 因 はこのネットワークにあったと 指 摘 し また この 運 動 は 単 一 のエスニック 集 団 に 還 元 できない 極 めて 多 様 な 人 々による ものであり ヨーロッパ ロシアとの 深 い 結 びつきをもつ インタナショナリズム をい わば 体 現 していたという 点 も 明 らかにした その 結 果 彼 らは 近 年 の 研 究 に 依 拠 して 言 えば 一 面 では トランスマイグランツ であり 反 戦 インタナショナリズムを 梃 子 にトランスナショナル アイデンティティを 形 成 しつつあったとの 認 識 に 至 った 他 方 アメリカ 移 民 史 労 働 運 動 史 が 未 だ 国 民 国 家 の 枠 組 みにのみ 依 拠 し これを 克 服 する 上 で ヨーロッパに 関 する 知 見 や 枠 組 みが 極 めて 有 効 であろうこともわかった そのような 理 解 の 水 準 に 立 って 私 は 初 めてアメリカ 移 民 労 働 運 動 史 研 究 に 着 手 することとなった 実 際 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 運 動 史 研 究 に 着 手 してすぐに 判 明 したのは その 困 難 さで ある 主 な 理 由 を 二 点 あげると 1)ロシア 移 民 史 研 究 自 体 が 困 難 であり ロシア 人 移 民 は 後 述 するアメリカ 政 府 関 係 機 関 による 移 民 統 計 上 の 不 備 もあり ロシア 人 としての 認 知 が 困 難 であり その 上 にユダヤ 人 の 占 める 比 率 が 高 かった そのことは ロシア 人 アイデ (3) ンティティ 形 成 の 障 害 となり 関 連 史 料 の 保 存 にとっても 不 利 となった 2) 1917 年 のロシア 革 命 勃 発 の 影 響 は 決 定 的 であり ロシア 10 月 革 命 後 の 干 渉 戦 争 下 の 状 況 では 在 米 ロシア 人 移 民 がその 親 ソとか 反 ソとかの 政 治 的 対 立 の 影 響 をもろに 受 け さらにいわ ゆるレッド スケア( Red Scare)の 時 代 のアメリカ 政 府 当 局 による 弾 圧 の 主 たる 対 象 に もなった かかる 対 立 状 況 はまた 史 料 においても 反 映 し 史 料 の 散 逸 による 困 難 な 収 集 といずれかのバイアスのかかった 史 料 の 慎 重 な 解 読 を 強 いることとなった 本 稿 では ともかく 在 米 ロシア 人 移 民 史 の 全 般 的 把 握 から 始 め 少 しでもロシア 人 移 民 労 働 運 動 の 世 界 へ 入 っていくことに 努 め そしてロシア2 月 革 命 勃 発 を 機 に 起 こった 在 米 ロシア 人 コロニー 統 一 の 試 み すなわち 在 米 ロシア 人 移 民 の 歴 史 において 初 めて 団 結 の 始 まりとなった 運 動 の 顛 末 までを 追 究 することにする が その 前 に 史 料 および 文 献 につ -3-

5 いて 本 文 でも 論 評 することはあるものの 最 小 限 の 概 説 をしておくことにする デイヴィス( J. Davis)の 1922 年 刊 行 の 書 は 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 史 の 先 駆 的 な 研 究 であり かつ 当 時 としてはその 取 り 扱 う 範 囲 の 広 さで 群 を 抜 き 概 説 的 面 があるものの 今 (4) 日 でもその 網 羅 性 においてそれを 越 える 研 究 は 出 ていないと 言 っても 過 言 ではない 私 自 身 は デイヴィスが 十 分 に 活 用 した 各 年 度 の 合 州 国 人 口 調 査 の 網 羅 的 収 集 分 析 は 短 期 間 ではできなかったものの 私 なりに 収 集 分 析 できたものを 補 充 している なお 現 代 のロシア 人 移 民 史 研 究 の 第 一 人 者 と 評 されるのがマゴチ( P.R. Magosci)だが 彼 の 専 門 はオーストリア-ハンガリー 帝 国 からの 東 スラブ 人 移 民 ( 後 述 )であり 本 稿 で 扱 う 在 (5) 米 ロシア 人 については 概 説 書 しか 出 ていない 第 1 章 で 在 米 ロシア 人 移 民 史 を 概 観 した 後 第 2 章 で 同 じく 概 説 的 な 域 を 出 ていないけ れども デイヴィス マゴチらの 研 究 を 手 がかりに 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 者 の 世 界 へ 入 っ ていくこととした 第 3 章 ロシア 語 新 聞 報 道 にみる 在 米 ロシア 人 の 意 識 では デイヴィスによる 1921 年 1 月 時 点 でのロシア 語 新 聞 4 紙 の 貴 重 な 紙 面 分 析 に また 第 4 章 逮 捕 国 外 追 放 者 に みる 在 米 ロシア 人 労 働 者 像 では パヌンティオの( C.M. Panunzio)による 1919 年 末 に ( 国 外 追 放 された 者 の 統 計 的 分 析 にもとづく 先 駆 的 研 究 6 ) に それぞれ 大 いに 負 っている 第 5 章 ロシア 人 労 働 者 同 盟 については これまで 本 格 的 な 研 究 は 出 ておらず 断 片 的 な 研 究 にとどまっていたのだが 私 は 司 法 省 捜 査 局 およびアメリカ 陸 軍 省 軍 情 報 部 (7) ( MID)の 報 告 書 類 をほぼ 網 羅 的 に 調 査 分 析 した 上 で 初 めてその 実 像 に 迫 りえた 引 き 続 き 同 報 告 書 類 は 第 6 章 在 米 ロシア 人 コロニー 統 一 の 試 みとロシア 人 全 コロニ ー 大 会 および 第 7 章 ロシア 人 コロニー 全 市 民 大 会 と 在 米 ロシア 人 諸 組 織 連 盟 でも 活 用 されたが これら 二 章 で 扱 う 内 容 は 多 岐 にわたっており 当 時 のロシア 語 新 聞 類 ノー ヴイ ミール ( Новый Мир) ゴーロス トゥルダー ( Голос Труда) ルースコエ スローヴォ ( Русское Слово)など および 当 事 者 の 著 作 などの 渉 猟 にも 努 めた とりわ け 1917 年 10 月 に 刊 行 されたオメリチェンコ( E.И. Омельченко)の 小 冊 子 ロシア 人 コロニーの 組 織 化 に 関 する 問 題 によせて はその 組 織 化 に 関 して 最 も 重 要 な 文 献 であり オクンツォフ( И.К. Окунцов)の 著 作 北 米 および 南 米 におけるロシア 人 移 民 は 新 聞 発 行 者 としての 活 躍 を 踏 まえ 当 事 者 としては 最 も 広 範 囲 にわたる 記 述 をなしていて 本 稿 で の 引 用 も 繰 り 返 されるのだが 後 年 ( 1967 年 )の 著 作 であり 注 もなく 日 付 など 不 確 (8) かなところが 散 見 し 今 となっては 確 認 困 難 な 箇 所 も 多 い また ニューヨーク 州 公 文 書 館 の 通 称 ラスク 委 員 会 押 収 文 書 ニューヨーク 公 共 図 書 館 の 在 米 ロシア 人 諸 組 織 連 盟 文 書 コロンビア 大 学 バフメチェフ 文 庫 の 各 第 一 次 史 料 も 利 用 した 各 組 織 等 の 説 明 は 後 述 するが ラスク 委 員 会 が 出 した 大 部 の 報 告 書 革 命 的 急 進 主 (9) 義 も 慎 重 に 利 用 した ここで ロシア 本 国 の 研 究 に 触 れておけば ペレストロイカおよびソ 連 解 体 後 に 在 米 ロ シア 人 移 民 史 研 究 は 本 格 化 したと 言 ってよく ニトブルク( Э.Л. Нитобург)が 独 創 的 で はないものの 精 力 的 に 多 数 の 論 文 を 発 表 したのち 2005 年 に 集 大 成 の アメリカにおける ロシア 人 を 刊 行 した 関 連 する 博 士 論 文 も 目 下 続 いているようで インターネットで 入 手 しえたルチュキン( А.Б. Ручкин)の 20 世 紀 前 半 期 アメリカ 合 州 国 におけるロシア -4-

6 人 ディアスポラ は 上 記 在 米 ロシア 人 諸 組 織 連 盟 文 書 をも 利 用 したレヴェルの 高 い 学 位 論 (10) 文 である けれども 両 者 とも( 私 が 史 料 の 宝 庫 だとみて 活 用 している)アメリカ レフトウィング 系 の のちに 共 産 党 機 関 紙 となる ノーヴイ ミール を 利 用 しておらず そのことは 旧 ソ 連 時 代 の 研 究 へのリアクションなのか 彼 らにはレフトウィング 系 の 移 民 労 働 運 動 への 関 心 が 弱 い 点 で 旧 ソ 連 時 代 とは 逆 の 意 味 で 一 方 の 側 に 偏 した 面 があるこ とは 否 めない 第 8 章 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 者 の 帰 国 規 模 -結 びにかえて - では その 帰 国 規 模 がアメリカの 人 口 調 査 にもとづく 研 究 だけでなく 受 け 入 れ 側 のタルレ( Г.Я. Тарле) (11) の ソヴェト 国 の 友 人 たち の 中 のデータなども 加 えて 暫 定 的 に 推 定 されているが 今 後 出 国 側 ばかりではなく 入 国 側 の 調 査 データのさらなる 追 求 によってヨリ 精 度 の 高 い 推 定 が 求 められる -5-

7 1 在 米 ロシア 人 移 民 史 概 観 デイヴィスによる ロシア 人 の 使 われ 方 は 以 下 のとおりであり 本 稿 もそれに 準 じ ている すなわち 中 央 ロシアに 住 む 大 ロシア 人 ポーランドとロシアの 間 で 生 活 する 白 ロシア 人 かつて 南 ロシアにいた 小 ロシア 人 の 三 つであり ポーランド 人 など 他 のスラヴ (12) 民 族 やユダヤ 人 は 含 まれない 1898 年 までアメリカ 合 州 国 人 口 調 査 では ロシア 帝 国 政 府 によって 管 理 された 領 土 か ら 来 たすべての 者 はロシア 人 として 分 類 されていたことが 1ダース 以 上 の 民 族 を ロシ ア 人 と 総 称 させたのであり ようやくその 年 からユダヤ 人 やガリチアからのルテニア 人 が 区 別 され 始 めた その 一 方 で 1910 年 においても 自 らのネイティヴ 言 語 をロシア 語 だ というすべての 者 はロシア 人 と 考 えられていた 1899 ~ 1910 年 の 統 計 によれば ロシア 帝 国 からの 移 民 は 43.8 %がユダヤ 人 次 いで 27.0 %がポーランド 人 であり ロシア 人 (13) は 4.4 %にすぎなかった そのロシア 人 移 民 の 波 をみていくと 第 1 波 は 1881 ~ 1917 年 であり 20 世 紀 初 めに ピークを 迎 え 1917 年 10 月 革 命 直 後 に 終 わる その 間 ロシア 帝 国 からの 移 民 は 300 万 人 前 後 と 推 定 され ユダヤ 人 強 制 集 住 地 域 ( the Pale)より 貧 困 やポグロムから 逃 れて 来 (14) たユダヤ 人 が 中 心 であった それらのうち ロシア 語 を 話 したのは 約 10 万 人 にすぎな (15) かった しかも マゴチによれば その 約 半 分 はオーストリア-ハンガリー 帝 国 からの 東 スラブ 人 (オーストリア 領 からのウクライナ 人 とレムコ 人 Lemkos ハンガリーから のカルパティア-ルシン 人 Carpatho-Rusyns など)であり 彼 らはギリシア 正 教 に 改 宗 (16) し その 結 果 としてロシア 人 と 同 一 視 された デイヴィスの 別 書 に 紹 介 された 1910 年 の 人 口 調 査 によって 95,140 人 を 数 える 全 ロシ ア 人 の 州 単 位 の 分 布 をみると ニューヨーク 州 が 34,612 人 ペンシルヴェニア 州 が 24,558 人 で 合 わせて 全 体 の8 分 の5( 62.2 %)を 占 めた 次 いで イリノイ 州 とニュージャー (17) ジィ 州 が 4,000 人 台 オハイオ 州 とコネティカット 州 が 3,000 人 台 とそれぞれ 続 いた 同 じく 1910 年 の 人 口 調 査 によれば ロシア 帝 国 生 まれの 87 %の 外 国 人 (フィンランド (18) を 除 く)は 都 市 コミュニティに 住 んでいた その 10 年 後 ロシア 人 総 数 は 30 万 台 に 急 増 し ( 第 8 章 参 照 ) 1920 年 の 人 種 間 評 議 会 ( Inter-Radical Council of the United States) ( 19) の 見 積 によれば 左 側 がロシア 人 がいる 州 右 側 がロシア 人 コロニーがある 都 市 のそ (20) れぞれ 多 い 順 となる New York 60,000 人 New York 25,000 人 Illinois 50,000 Chicago 20,000 Ohio 45,000 Detroit 17,000 Massachusetts 40,000 San Francisco 15,000 Pennsylvania 35,000 Pittsburgh 14,000 New Jersey 35,000 Philadelphia 12,000-6-

8 Michigan 30,000 Newark 10,000 Connecticut 20,000 Jersey City 8,000 Cleveland 5,000 St. Louis 5,000 ロシア 人 が 担 うことになる 都 市 労 働 者 の 世 界 については 少 しあとで 取 り 上 げることに し また 第 6 章 の 主 要 舞 台 がニューヨーク 市 となる 第 2 波 は ロシア 革 命 に 続 く 1920 ~ 30 年 代 に 来 た ロシア 革 命 とそれに 続 く 干 渉 戦 争 の 数 年 間 多 くの 亡 命 者 が 続 出 し 大 多 数 はヨーロッパ 主 にフランスとドイツに 定 住 し (21) たけれども 約 3 万 人 が 赤 十 字 国 際 委 員 会 の 後 援 などで 合 州 国 にやって 来 た その 数 を 約 4 万 人 と 推 定 した 事 典 的 記 述 によれば 彼 らは 中 産 階 級 と 貴 族 からおおよそ 成 り よ く 教 育 され 熟 練 した 労 働 者 ないし 専 門 家 として ヨリ 早 い 時 期 の 移 民 農 民 より 産 業 化 され (22) た 合 州 国 で 大 いにヨリ 早 い 時 間 で 生 活 を 適 合 させていった レッド スケアのピーク 時 年 に 在 米 ロシア 人 は 特 別 な 窮 地 に 立 たされた たとえロシア ソヴェト 政 権 を 支 持 しなくとも 自 分 たちが 同 政 権 に 同 情 的 であるとの 嫌 疑 や 告 発 という 反 -ロシア 差 別 の 波 にしばしば 直 面 した マゴチは 記 している アメリカ 社 会 へ 自 らを 適 合 させることによってこのディレンマに 応 えたロシア 系 アメリカ 人 もいれ ば アメリカ 市 民 としての 忠 誠 を 保 ちながら その 一 方 で 自 分 たち 特 有 の 文 化 的 遺 産 を( と くに 正 教 会 とロシア 語 新 聞 を 通 じて) なお 保 つことに 努 めた 人 もいた また 別 の 箇 所 でも 多 くのロシア 人 は 彼 らの 宗 教 をプロテスタンティズムへ 変 えたり 彼 らの 名 前 をアメリカ 化 することによってアメリカの 主 流 へ 混 ざろうとし この 過 程 において 彼 らは 彼 らのエス (23) ニック アイデンティティをぼやかし たぶん 彼 ら 自 身 からさえそれを 隠 した と しかし それは 後 述 するデイヴィスによる 困 難 な 現 状 への 指 摘 からすると 一 面 的 すぎる 把 握 であり 同 化 以 前 の とりわけアメリカ 側 の 問 題 が 大 きかった その 後 第 3 波 ( 第 2 次 世 界 大 戦 直 後 の 1945 ~ 1950 年 代 初 め)と 第 4 波 ( 1970 年 初 (24) め 以 来 )が 続 いていく 1980 年 の 人 口 調 査 によれば ロシアないしソ 連 からの 278 万 人 が 合 州 国 に 住 んでいる ( 全 人 口 の1% 強 ) が 民 族 的 なロシア 人 出 自 のアメリカ 人 は 約 75 (25) 万 人 にすぎない 2000 年 の 人 口 調 査 によれば 2,652,214 人 のアメリカ 人 がロシア 系 で (26) あることを 主 張 している -7-

9 2 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 者 の 世 界 上 述 のように 在 米 ロシア 系 移 民 の 多 民 族 性 およびロシア 革 命 後 レッド スケアの 荒 波 に 彼 らが 呑 み 込 まれた 政 治 性 ゆえにであろうか 在 米 ロシア 人 移 民 とりわけその 労 働 者 の 世 界 を 包 括 的 に 研 究 したものは 現 時 点 でも 出 ておらず デイヴィスの 前 掲 書 をしてもまだ まだ 掘 り 下 げて 解 明 されるべきことは 多 く 残 されている 本 章 では その 在 米 ロシア 人 移 民 労 働 者 の 世 界 を 探 ることにする 第 1 波 期 において オーストリア-ハンガリー 帝 国 からの 東 スラヴ 人 移 民 の 多 くは 東 ペンシルヴェニアの 石 炭 抗 夫 かピッツバーグの 製 鋼 工 場 の 労 働 者 として 働 いていた ロシ ア 人 はその 東 スラヴ 人 と 一 緒 に 働 くか それともニューヨーク 市 の 衣 類 産 業 のいわゆる 搾 取 工 場 でロシア 系 ユダヤ 人 に 加 わって 働 いた ニューヨーク ニュージャージィ イリノ イの 工 場 屠 殺 場 精 肉 工 場 で 未 熟 でしばしば 極 端 に 不 快 な 仕 事 に 分 散 した 多 くの 移 民 にとっては マゴチの 表 現 によれば 民 族 的 アイデンティティは 工 場 街 の 煙 の 中 へと 消 えた (27) そのような 中 でロシア 人 移 民 は 組 合 に 加 わり 労 働 ストライキに 参 加 し そしてヨリ 公 正 な 支 払 とヨリよい 労 働 条 件 のために 闘 う 何 千 人 の 中 で 突 出 していた 彼 らはしばしば 彼 ら 自 身 のロシア 人 労 働 組 合 支 部 をもち ロシア 系 ユダヤ 人 とともに 左 翼 および 社 会 主 義 (28) 運 動 において 顕 著 な 役 割 を 果 たしはじめた 1898 年 から 第 1 次 世 界 大 戦 勃 発 まで ロシア 移 民 の 86 %が 男 性 で 女 性 は 14 %にす ぎなかった 合 州 国 に 入 国 する 時 少 なくとも 72 %のロシア 人 が 独 身 かまたは 妻 帯 者 で (29) はなかった その 独 身 男 性 を 中 心 としたロシア 生 まれの 労 働 者 は 主 に 最 低 賃 金 の 肉 体 労 働 の 中 に 見 い 出 された すなわち 鉱 山 業 がトップで ( 1,853 人 ) 第 2 位 が 鉄 鋼 業 ( 1,372 人 ) 第 3 位 が 屠 殺 業 精 肉 業 ( 1,010 人 )と 続 く 第 2 世 代 は 羊 毛 毛 織 品 などのヨリ (30) 軽 い 労 働 へ 移 っている その 上 1909 年 の 調 査 によれば 3,311 名 の 外 国 生 まれのロシア 人 ( 18 歳 以 上 の 男 性 ) の1 週 間 の 平 均 賃 金 は ドルで それはすべての 外 国 生 まれの 平 均 より 0.91 ドル 低 か った( 日 給 で 見 れば 2,819 名 の1 日 の 平 均 賃 金 は 2.06 ドルで 全 体 の 平 均 より3セント 低 かった ) (31) ロシア 人 は 労 働 グループの 最 低 層 であり いかにうまくあるいは 誠 実 に 働 こうとも 自 (32) らが 上 昇 する 機 会 がなく 絶 えずアメリカ 人 に 見 下 されるであろうと 感 じていた そ の 上 に ロシアで ボリシェヴィキ 体 制 が 始 まって 以 来 ロシア 人 はどこでも ボリシ ェヴィキ とみなされ 遠 ざけられる 傾 向 にますますあり ボリシェヴィキ の 特 徴 と (33) みられるヒゲをそり 英 語 の 名 前 を 使 う 者 さえ 出 てきた 多 くの 法 律 は 外 国 人 が 自 らをアメリカの 生 活 に 適 合 させることを 手 助 けするための 建 設 的 な 試 みであるよりはむしろ アメリカ 化 立 法 のための 努 力 であるように 思 えた 例 えば 1917 年 10 月 6 日 の 敵 国 との 取 引 に 関 する 法 律 ( The Trading With the Enemy Act) の 一 条 項 は すべての 外 国 語 の 新 聞 類 をして 郵 政 省 からの 許 可 を 得 ることなどを 強 いるも -8-

10 のでありつづけた 例 えば ノーヴィ ミール の 1919 年 段 階 の 紙 面 をみると 各 主 要 記 事 の 冒 頭 では 露 文 に 忠 実 な 英 訳 文 がニューヨークの 郵 便 局 長 に 提 出 されている 旨 注 記 されていた もはや 戦 時 の 非 常 時 でもない 1922 年 においても この 法 律 は 効 力 をもって (34) いた ロシア 人 の 逮 捕 は 二 つの 襲 撃 において 非 常 に 多 くなされた すなわち 一 つは 1919 年 11 月 7 日 夜 ロシア 人 労 働 者 同 盟 ( Union of Russian Workers of the United States and Canada; 後 述 ) に 対 して もう 一 つは 1920 年 1 月 2 日 にアメリカ 共 産 党 に 対 してである 学 校 クラブ 労 働 者 協 会 労 働 組 合 そして 政 党 に 出 席 しているところの 人 々が 収 監 さ (35) れ 教 会 セツルメント( 隣 保 館 )でさえ 必 ずしも 免 れなかった ロシア 革 命 はまた ロシア 人 のアメリカ 政 府 への 態 度 に 決 定 的 な 効 果 をもたらした す なわち ロシア 人 は 実 情 を 知 らなかったが しかしロシアにおいて 大 幅 な 改 善 があってい ( 36) ると 信 じた 1922 年 ではボリシェヴィキへの 好 意 がヨリ 少 なくなりつつあるとしても かつてと 同 様 にソヴェトへの 支 持 者 は 存 続 した ロシア 革 命 はアメリカ 政 府 人 民 のロシ ア 人 への 態 度 に 同 様 に 深 く 影 響 を 及 ぼし その 結 果 互 いに 相 手 に 対 してますます 疑 い 深 (37) くなっていった ここでロシア 人 の 特 徴 の 一 端 がよく 捉 えられている 一 社 会 学 的 調 査 報 告 を 紹 介 する それはソコロフ( L. Sokoloff)によって 1915 年 にロサンジェルス 在 住 の 約 3,750 名 のロシ ア 人 を 対 象 になされた 調 査 で それによれば ロシア 人 とりわけモロカン 教 徒 ( Molokans [ milk-drinkers ])は いかなる 形 態 の 戦 争 にも 軍 国 主 義 にも 反 対 しているので 彼 らは 帰 化 することを 拒 んでいた 彼 らはこの 国 で 戦 争 の 場 合 徴 兵 されやすいので 帰 化 する ことを 欲 していなかった また ほとんどは 自 由 公 債 ( Liberty bonds)を 買 わなかった なぜなら 彼 らの 理 想 からすれば その 購 入 手 続 きは 戦 争 支 持 を 意 味 したからであった そ (38) の 一 方 で 彼 らは 各 家 庭 で 5~ 10 ドルを 自 由 意 志 で 赤 十 字 へ 寄 付 した ( 39) ソコロフはロシア 人 の 賞 賛 に 値 する 特 徴 として 相 互 自 助 ( mutual self-help) を 挙 げた それは 上 述 の 困 難 な 労 働 状 態 への 対 処 の 仕 方 でもあったであろうが 彼 らの 中 ではどこで も 彼 らはここに 一 時 的 にいて 彼 らが 永 続 的 に 身 を 落 ち 着 かせたい 国 へ 出 て 行 く 絶 えざ (40) る 希 望 をもっていた そのこととおそらく 関 わるであろう 1910 年 調 査 報 告 によれば 1,388 名 のロシア 人 の うち 15.1 %がアメリカ 市 民 権 を 与 えられ 12.9 %が 第 一 書 類 ( 市 民 権 取 得 の 意 思 を 具 申 (41) する 書 類 )を 持 つだけだった 残 り 72 %は 第 一 書 類 を 持 つことすらなかった この データを 引 用 した 後 に 続 けて デイヴィスは 今 日 1922 年 刊 行 時 たぶんヨリ 少 ない ロシア 人 しか 市 民 権 を 望 んでおらず 90 % 以 上 のロシア 人 が 帰 国 を 希 望 しているという (42) ほどであった と 記 している しかし それは 明 らかに 誇 張 であろう なるほど 上 記 1910 年 調 査 報 告 によれば 合 州 国 に5 年 以 上 居 住 し 21 歳 以 上 の 男 性 で 帰 化 したのは いわゆる 旧 移 民 の 主 要 部 では 平 均 61.6 %に 対 して 新 移 民 の 主 要 部 は 11.3 パーセ ントと 50 %もの 差 があったが しかし 1920 年 調 査 では 旧 移 民 は 依 然 60 % 台 だが (43) 新 移 民 は 20 % 台 に 上 昇 し そのうちロシア 人 は 40.2 %までも 急 上 昇 している そ こには 第 6 章 で 考 察 するロシア 革 命 を 機 に 起 こった 親 ソヴェト 派 の 帰 国 ラッシュ ボリシ ェヴィキ 政 権 への 好 意 的 態 度 からの 後 退 などの 要 因 が 推 定 される そのような 局 面 の 変 化 の 兆 しにもかかわらず デイヴィスの 著 書 の 結 論 部 は 以 下 のよ -9-

11 うに 決 して 楽 観 を 許 していない 大 多 数 のロシア 人 移 民 は 孤 立 し ほとんどまったくアメ (44) リカ 人 民 とは 違 うままである アメリカ 人 とロシア 人 を 分 離 している 社 会 的 相 違 とい う 大 西 洋 に 現 実 に 架 橋 するものはほとんどない それゆえに 我 々は 大 多 数 のロシア 人 がアメリカを 理 解 することも 愛 することもしていない と 結 論 づけることができる と ( 45) 他 の 箇 所 でデイヴィスは アメリカの 産 業 にとってロシア 人 は 必 要 とされていると 判 断 して 次 の 一 例 を 紹 介 している マサチューセッツ 州 ローレンスの 著 名 な 工 場 主 が 私 に 以 下 を 認 めた 繊 維 工 場 は 外 国 人 労 働 者 がいなければ 動 かし 続 けることは 決 してできないで (46) あろう アメリカ 人 は 汚 い 仕 事 をすることを 拒 むであろう と それほどスラヴ 系 労 働 者 は アメリカの 経 済 機 構 の 必 須 部 分 であり 我 々がロシア 人 労 働 者 をみるのは まさ に 鉄 鋼 業 炭 鉱 業 鉄 道 建 設 業 精 肉 業 そして 製 糖 業 のような 必 須 産 業 においてである (47) デイヴィスの 提 言 は 外 国 人 が 同 化 するために 我 々は 双 方 の 側 すなわちロシア 側 と (48) 同 様 にアメリカ 側 の 偏 見 を 克 服 しなければならないというものであった その 提 言 が 実 際 いかに 困 難 であったか まさしくデイヴィスの 研 究 自 体 が 明 らかにしていたことで あったろう -10-

12 3 ロシア 語 新 聞 報 道 にみる 在 米 ロシア 人 の 意 識 合 州 国 カナダのロシア 人 労 働 者 組 織 は 19 世 紀 末 から 20 世 紀 初 めにかけてロシア 急 進 主 義 運 動 と 強 く 結 びつけられ 影 響 を 受 けていた 移 民 の 大 移 動 が 始 まる 前 でさえ ロ シア 人 革 命 家 の 個 人 および 小 グループは 社 会 主 義 が 討 論 されるところのサークルを 形 成 し ていた ヘルダー 編 の 書 誌 目 録 に 収 録 されたロシア 人 労 働 者 定 期 刊 行 物 は 38 タイトルで あり それはロシア 人 全 定 期 刊 行 物 の 約 5%にあたるとのことだが しかしながら 1920 年 を 前 にそれは 約 33 %になり 総 発 行 部 数 は 約 4 万 部 にのぼり 合 州 国 カナダにおけ (49) るロシア 人 コミュニティの 非 常 に 重 要 な 部 分 に 達 していた ここに 在 米 ロシア 人 労 働 運 動 を 追 究 するに 際 して 他 の 移 民 労 働 運 動 に 比 して とりわけロシア 革 命 家 社 会 主 義 者 らが 果 たした 役 割 に 着 目 する 所 以 がある 1922 年 段 階 で 当 時 としてはかなり 網 羅 的 に 移 民 の 新 聞 雑 誌 を 調 査 したパーク( R.E. Park)によれば 移 民 の 新 聞 雑 誌 の 大 衆 化 によって 初 めて ほとんど 例 外 なくヨーロッ パからの 農 民 は 自 分 たちが 話 す 言 語 で 書 かれた 新 聞 を 見 い 出 した そこで 初 めて 読 書 習 慣 が 彼 らの 中 に 確 立 された しかも 徐 々に そして 大 規 模 に 社 会 主 義 新 聞 雑 誌 を 通 じて 考 (50) える 習 慣 が 確 立 された と そのことは 1917 年 のロシア 革 命 勃 発 後 のロシア 語 新 聞 雑 誌 にとくにあてはまる すなわち パークによる 1884 ~ 1920 年 の 合 州 国 における 外 国 語 新 聞 雑 誌 の 統 計 表 によ れば ロシア 語 新 聞 雑 誌 は 1887 年 に1 紙 ( 誌 )が 登 場 し 年 に3に 増 え 1909 年 に 年 に9と 一 ピークを 経 て 1913 年 には5に 落 ち 再 び 1915 年 に8に 増 え 1917 (51) 年 に 年 に 最 大 の 14 となり 1919 年 に 年 に 11 と 続 いた 最 後 の2 年 間 は ノーヴィ ミール ( 以 下 НМ と 略 記 )など 政 府 の 弾 圧 による 停 刊 が 影 響 し (52) ている 1921 年 時 点 で 発 行 されていたロシア 語 新 聞 は5 紙 にすぎない 政 府 の 弾 圧 によって 1920 (53) 年 に 停 刊 を 余 儀 なくされた 第 5 番 目 の НМ を 除 くと 以 下 の4 紙 である ルース キー ゴーロス と ノーヴォエ ルースコエ スローヴォ は 日 曜 日 も 含 めての 日 刊 で あり アメリカーンスキエ イズヴェスチヤ と スヴォボードナャ ロシヤ は 日 曜 (54) 日 休 刊 である 以 下 4 紙 はそれぞれ 末 尾 の 単 語 で 略 記 することにするが 予 め 書 誌 的 データを 記 して おく(ただし 不 明 な 点 があることも 断 っておく ) 最 初 に 1921 年 頃 の 発 行 部 数 について ゴーロス は 公 称 35,143 部 とあるが 15,000 17,000 20,000 部 と 開 きが 資 料 によってあり 実 数 はその 間 あたりだろう スローヴォ は 郵 政 省 発 表 で 32,256 部 とあるが 実 数 は 10,000 部 程 度 だろう イズヴェスチヤ は 3,000 (55) ~ 5,000 部 ロシヤ は 3,000 部 1 ルースキー ゴーロス ( Русский Голос) ( New York) 1907 年 アナーキストのオクンツォフとポストニコフ( Ф.А. Постников)が 週 2 回 刊 で 創 刊 したが 1909 年 に 停 刊 した アメリカ 市 民 権 を 取 得 したオクンツォフは 1917 年 2-11-

13 月 1 日 に 同 紙 を 再 開 したが それは 協 同 組 合 による 日 刊 急 進 的 新 聞 としてであった ボリ シェヴィキ 政 権 に 対 してしばらくの 間 支 持 したが まもなく 同 紙 の 指 針 と 方 向 性 は 変 え (56) られ 親 ソヴェト 的 でありつづけるも 合 州 国 への 忠 誠 は 保 った 2 ノーヴォエ ルースコエ スローヴォ ( Новое Русское Слово) ( New York) オクンツォフは 1909 年 に ルースキー ゴーロス を 停 刊 した 後 発 行 人 パスヴォリ スキー( М.Л. Пасвольский)の 娘 と 結 婚 して 1910 年 に 創 刊 されたばかりの ルースコ エ スローヴォ の 編 集 者 となり 同 紙 は 1915 年 にアメリカで 最 初 の 日 刊 ロシア 語 新 聞 となった 1916 年 家 庭 の 事 情 でオクンツォフはそこから 去 り 同 紙 は 完 全 にパスヴォ リスキーの 手 に 移 り 息 子 ( Л.М. Пасвольский) が 編 集 者 となった が 経 営 危 機 で 1919 年 に 所 有 者 がシムキン( В.И. Шимкин) に 替 わり 編 集 者 は 当 初 ヤコヴレフ( А.И. Яковлев) その 後 ドゥルマシュキン( И.Л. Дурмашкин) オクンツォフ ヴィリチュル( М. Вильчур) となった 1920 年 8 月 20 日 号 から 紙 名 が ノーヴォエ ルースコエ スローヴォ に 変 わった 1922 年 編 集 者 に 加 わったヴェインバウム( М. Вейнбаум)は 同 紙 のリベラル な(しばらくの 間 は 親 ソヴェト 的 でさえあった) 立 場 を 公 然 と 反 ボリシェヴィキ 的 な (57) それへ 徐 々に 変 えることに 成 功 した 3 アメリカーンスキエ イズヴェスチヤ ( Американские Известия) ( New York) 1920 年 2 月 3 日 ( あるいは2 週 間 前 の1 月 19 日 ) に 創 刊 のちに 週 刊 となり 1924 年 12 月 3 日 が 終 刊 発 行 人 はクズネツォフ( Г. Кузнецов) 詳 細 は 不 明 だが 副 題 にロシア 人 労 働 組 合 というよりはむしろ( 後 述 するロシア 人 労 働 者 同 盟 との 関 係 で) 統 一 ロシア 人 職 業 人 同 盟 と 訳 しておく 組 織 の 機 関 紙 ( Орган российских профессиональных союзов)とあ (58) り 発 行 元 は 合 州 国 およびカナダのロシア 人 労 働 者 諸 組 織 であった とは 言 え 後 述 のように とくに 同 紙 に 労 働 組 合 関 係 の しかも 好 意 的 な 記 事 が 多 かったわけではない その 一 方 で ロシア 共 産 主 義 IWW 主 義 などの 急 進 主 義 への 好 意 的 な 記 事 は 多 い 4 スヴォボードナャ ロシヤ ( Свободная Россия) ( Chicago) 1917 年 から ロシア 人 労 働 者 および 農 民 の1グループ によってシカゴで 出 されてい た 日 刊 紙 ( 編 集 者 はニコレンコ Н. Николенко ) 1923 年 10 月 末 に 再 組 織 化 され 翌 11 ( 59) 月 から ルースキー ヴェーストニク ( Русский Вестник) と 改 題 されることになる いよいよこれから 4 紙 をもとにデイヴィスが 行 った 貴 重 な 紙 面 分 析 を 詳 しく 紹 介 して いく 当 時 の 在 米 ロシア 人 がアメリカおよびロシアに 対 してどのような 意 識 を 持 っていた かを 知 るのに 格 好 の 材 料 を 提 供 してくれるからである ロシア 語 日 刊 紙 の 発 行 部 数 の 大 きさおよびあらゆるロシア 人 クラブや 図 書 館 でのそれら の 存 在 のゆえに そしてそれらがデイヴィスが 話 し 合 ったすべてのロシア 人 によって 最 も 影 響 力 のあるものとしてみなされているゆえに デイヴィスは4 紙 を 1921 年 1 月 15 ~ 21 日 の1 週 間 いかなる 特 別 な 出 来 事 もない 週 の 号 に 限 定 して 以 下 のようにユニークな 分 (60) 析 を 行 った まず 以 下 の4つに 分 類 された A. 諸 外 国 に 関 する 報 道 ; B. 明 瞭 にアメリカまたはア メリカ 人 に 関 する 報 道 ; C. 明 瞭 に 在 米 ロシア 人 の 諸 活 動 にはっきりと 関 係 する 報 道 ; D. 厳 密 にアメリカ ロシア または 外 国 として 分 類 されない 報 道 (ただし 社 説 は 別 個 に 分 析 され 後 述 また 多 くの 記 事 は 報 道 と 意 見 の 巧 妙 な 混 合 物 であったので 両 者 を 分 離 する 試 みはなされなかった ) -12-

14 主 な 見 出 しの 各 々はさらに 細 分 化 され かなりの 項 目 数 が はっきりと 好 意 的 はっき りと 非 好 意 的 あるいはテーマの 見 出 しに 中 立 的 であるかどうかによって 分 類 された ( 61) デイヴィスは 材 料 を 好 意 的 か 非 好 意 的 そして 中 立 的 として 分 類 すること は 主 観 的 である との 反 論 の 余 地 があることを 十 分 に 理 解 するにもかかわらず 大 部 分 の 記 事 がそれらのトーンまたは 内 容 によってアメリカの 制 度 に 反 対 であるかどうか または それらの 効 果 がアメリカへの 善 意 を 促 しうるかどうか をむしろはっきりと 示 していると (62) 捉 えた 以 上 の 手 続 きを 経 て スペースの 量 ( 見 出 しも 含 む)を 縦 行 の 幅 ( column inches) つ (63) まり 2.25 インチで 表 し その 数 値 でまとめられたのが 表 1である(ただし B. と D. の 合 計 の 一 部 に 誤 りがあり 訂 正 してある ) さらに 引 用 者 が 表 1の A. ~ D. の 各 欄 を 小 計 して 百 分 率 を 加 えたのが 表 2である 表 年 1 月 15 ~ 21 日 の1 週 間 における4つの 新 聞 の 諸 外 国 アメリカ 在 米 ロシア 人 等 に 関 する 報 道 に 割 かれた 記 事 量 A. 諸 外 国 に 関 する 報 道 1.ソヴェト ロシアに 関 する 2. 他 の 諸 国 に 関 する 合 計 ゴーロス スローヴォ イズヴェスチヤ ロシア 744 1, ,459 1, ,083 B. 明 瞭 にアメリカまたはアメリカ 人 に 関 する 報 道 1.アメリカ 政 府 に 対 して はっきりと 好 意 的 はっきりと 非 好 意 的 中 立 的 2.アメリカ 史 に 対 して はっきりと 好 意 的 はっきりと 非 好 意 的 中 立 的 3.アメリカの 政 党 に 対 して 4. アメリカ 帝 国 主 義 者 はっきりと 好 意 的 雇 用 主 または 資 本 家 に 対 し はっきりと 非 好 意 的 て 中 立 的 5. 産 業 内 の 出 来 事 6.ストライキと 労 働 組 合 に それらに 対 してはっき 対 して りと 好 意 的 保 守 的 組 合 に 対 しては っきりと 非 好 意 的 それらに 対 して 中 立 的 7.アメリカ 報 道 機 関 に 対 し ある 新 聞 に 対 してはっ て きりと 好 意 的 はっきりと 非 好 意 的 中 立 的 8.アメリカの 教 育 宗 教 ま それらの 方 法 に 対 して たは 福 祉 制 度 に 対 して はっきりと 好 意 的 はっきりと 非 好 意 的 中 立 的 ゴーロス スローヴォ イズヴェスチヤ ロシア

15 9.アメリカに 関 するその 他 アメリカに 対 してはっ の 報 道 に 対 して きりと 好 意 的 はっきりと 非 好 意 的 その 他 すべて 合 計 :はっきりと 好 意 的 合 計 :はっきりと 非 好 意 的 合 計 : 中 立 的 総 合 計 :アメリカについて C. 明 瞭 に 在 米 ロシア 人 の 諸 活 動 にはっきりと 関 係 する 報 道 1.ロシア 共 産 主 義 社 会 主 急 進 主 義 のそのような 義 またはアメリカにおける 形 態 に 対 してはっきり IWW 主 義 ( 政 治 囚 と 追 放 と 好 意 的 された 彼 らに 関 する 項 目 を はっきりと 非 好 意 的 含 む) 中 立 的 2.ロシア 文 学 または 在 米 ロ シア 人 のための 教 育 3. 宗 教 4.レクリエーション 5. 協 同 組 合 6. 他 のロシア 人 諸 協 会 7.ロシア 人 コロニー 全 般 合 計 ゴーロス スローヴォ イズヴェスチヤ ロシア , D. 厳 密 にアメリカ ロシア または 外 国 として 分 類 されない 報 道 1. 社 説 2. 詩 物 語 逸 話 3. 犯 罪 4. 残 りの 項 目 合 計 ゴーロス スローヴォ イズヴェスチヤ ロシア A. + B. + C. + D. 1 週 間 の 総 合 計 2,612 2,994 2,737 2,018 [ J. Davis, The Russian Immigrant ( New York, 1922 ), pp ] 表 2 ゴーロス スローヴォ イズヴェスチヤ ロシア A. 諸 外 国 に 関 する 報 道 1, % 1, % % 1, % (うちソヴェト ロシアに 関 する 報 道 ) ( 744) (28 %) (1,009) (34 %) ( 522) (19 %) (549) (27 %) B. 明 瞭 にアメリカまたはアメリカ 人 に 関 する 報 道 % % % % C. 明 瞭 に 在 米 ロシア 人 の 諸 活 動 にはっきりと 関 係 する 報 道 % % 1, % % D. 厳 密 にアメリカ ロシア または 外 国 として 分 類 されない 報 道 % % % % 合 計 2,612 2,994 2,737 2,

16 続 いて 表 にもとづくデイヴィスの 考 察 を 抜 粋 する ゴーロス と ロシア では 全 項 目 の 半 分 以 上 が 外 国 に 割 かれ そのうち4 分 の1 以 上 がソヴェト ロシアにであった スローヴォ では 3 分 の1 強 がソヴェト ロシ アに 割 かれ 他 方 イズヴェスチヤ では 外 国 報 道 は 最 も 少 なく 3 分 の1 弱 が 割 かれ (64) ていた B. アメリカ 報 道 に 関 して 非 好 意 的 な 材 料 の 合 計 の 大 きさは 顕 著 である つま り 好 意 的 なのは 合 計 で 44 インチにすぎず 他 方 非 好 意 的 が 903 インチであった ( 65) 同 報 道 は ゴーロス が 最 も 少 なく 合 計 302 インチだが そのうち 206 インチ( 68 %)が 4. 帝 国 主 義 資 本 家 や 6.ストライキ 労 働 組 合 に 割 かれ これらの 話 (66) 題 はすべて 外 国 人 労 働 者 に 非 好 意 的 印 象 を 与 えるものと 推 定 される どの 紙 もアメリカの 新 聞 についてなんら 重 要 性 を 置 いていなかった さらにヨリ 不 運 に 思 えるのは アメリカの 教 育 的 宗 教 的 または 福 祉 的 制 度 についての 情 報 が 不 足 していた ことである 在 米 ロシア 人 の 活 動 の 報 道 では かなりの 注 意 がロシア 人 の 教 育 に 向 けられ ていた 一 部 は ソヴェト ロシアへ 戻 ることが 可 能 になった 時 読 者 にその 準 備 ができ るよう 促 進 するためであった 他 方 一 つの 項 目 すら 英 語 のクラスのようなものへの 言 及 がなかった ロシア 人 に 開 かれている 教 育 的 および 宗 教 的 機 会 は アメリカ 的 生 活 との 接 (67) 触 のための 機 会 をほとんど 与 えていなかったのである (68) さらにデイヴィスは 各 紙 の 方 針 の 指 標 としての 社 説 を 分 析 しており こちらの 方 はそのまとめの 考 察 だけを 取 り 上 げておく すべての 新 聞 が 読 者 に 好 意 的 なものを 多 く 与 えず その 一 方 で 非 好 意 的 なものにスペー スを 割 いた このことの 一 部 は ツァーリの 専 制 政 治 から 追 い 出 されてきた 革 命 家 がこの 国 のロシア 語 新 聞 雑 誌 の 方 針 にしばしば 影 響 を 及 ぼすようになってきているという 事 実 に よるのかもしれない その 上 に 新 聞 の 内 容 が 概 してロシアとロシア 人 に 当 てられている (69) ソヴェト ロシアについて 提 出 された 材 料 は はっきりとボリシェヴィキに 好 意 的 であ る なぜならば 在 米 ロシア 人 移 民 は 個 人 的 経 験 からツァーリ 政 府 のなんらかの 専 制 政 治 的 性 格 を 知 っているし 彼 らが 彼 らの 新 聞 で 読 むものから ボリシェヴィキ 政 府 は 良 いと 考 えるのももっともだろう このことはアメリカの 新 聞 雑 誌 による 取 り 扱 いと 著 しい 対 照 (70) をなした 以 上 は デイヴィスが 紙 面 分 析 した 1921 年 1 月 段 階 の 在 米 ロシア 人 の 代 表 的 な 意 識 で あったと 言 えよう もちろんそれは デイヴィスが 2 年 後 だとその 結 果 はまったく 違 っ ていたであろうことはありうる と 自 ら 記 しているように ロシア 革 命 についてなおか (71) なりの 感 情 があった 時 代 情 況 下 の 意 識 であった -15-

17 4 逮 捕 国 外 追 放 者 にみる 在 米 ロシア 人 労 働 者 像 1918 年 10 月 16 日 に 改 正 された 移 民 に 関 する 法 律 に 則 って アメリカ 政 府 による 社 会 主 義 者 アナーキストらの 逮 捕 国 外 追 放 が 本 格 化 した その 第 1 条 では アナーキス トである 外 国 人 力 または 暴 力 による 合 州 国 政 府 打 倒 を 信 じるか 唱 道 する 外 国 人 は 合 州 国 への 入 国 から 排 除 されるものとする と 第 2 条 では( 1917 年 2 月 5 日 の 法 律 に あった 入 国 5 年 以 内 いう 条 件 が 取 り 除 かれて ) 合 州 国 入 国 後 いかなる 時 でも 入 国 時 に 本 法 第 1 条 において 列 挙 された 外 国 人 のなんらかの 階 級 の 一 員 であった あるいは その 後 そうなったことが 知 られるいかなる 外 国 人 も 労 働 長 官 の 令 状 にもとづき 収 監 され (72) 国 外 追 放 されるものとする と 謳 われていた 1919 年 11 月 1 日 から 1920 年 4 月 26 日 にかけて 法 律 違 反 の 嫌 疑 で 6,350 名 の 外 国 人 ( aliens)のための 逮 捕 令 状 が 発 され そのうち 約 3,000 名 が 逮 捕 され 約 2,500 名 が 共 産 党 員 残 りがロシア 人 労 働 者 同 盟 員 だと 申 し 立 てられた そして 訊 問 後 762 名 ( 内 訳 は (73) 共 産 主 義 者 が 455 名 ロシア 人 労 働 者 同 盟 員 が 307 名 )が 追 放 を 命 じられた 追 放 率 は 共 産 主 義 者 が 約 18 % ロシア 人 労 働 者 同 盟 員 が 約 61 %で 後 者 は 前 者 の3 倍 以 上 であ った ただし この3 倍 以 上 については 補 足 説 明 が 要 る 原 史 料 によってデータを 改 めて 挙 げておくと 1919 年 11 月 1 日 から 1920 年 4 月 24 日 までの 半 年 間 で 発 行 された 令 状 総 数 は 6,350 である うち 国 外 追 放 命 令 を 受 けたのが 762 で 令 状 総 数 の 12 %にあたり 実 際 国 外 追 放 されたのが 約 3 分 の1の 263 で 令 状 総 数 の 4.1 %にすぎない その 中 でアナ ーキスト ロシア 人 労 働 者 同 盟 員 と 共 産 主 義 者 等 との 取 り 扱 いには 顕 著 な 差 があり 令 状 が 取 り 消 されたのがロシア 人 労 働 者 同 盟 員 では 61 に 対 して 共 産 主 義 者 等 では 1,232 と 20 (74) 倍 にものぼる 後 者 の 取 消 が 極 端 に 多 いのは 老 革 新 主 義 改 革 家 で 1913 年 以 来 労 働 省 次 官 を 務 めていたポスト( L.F. Post) が 担 当 し 司 法 省 の 圧 力 に 屈 せず 裁 判 のために 意 識 的 メンバー であったかどうか( 第 4 章 参 照 )の 判 定 を 証 拠 にもとづき 厳 密 に 行 ったか (75) らである 危 険 人 物 が 共 産 主 義 者 以 上 にロシア 人 労 働 者 同 盟 員 に 実 際 多 かったという わけでは 必 ずしもない なお シュミットの 新 研 究 によれば レッドスケア を 機 にフーヴァー 率 いる 司 法 省 捜 査 局 は 一 連 の 襲 撃 逮 捕 起 訴 を 主 導 し 大 量 の 国 外 追 放 をめざす 裁 判 の 職 務 を 移 民 局 をかかえる 労 働 省 から 奪 い 管 轄 しようとした そこには 捜 査 局 の 政 治 的 監 視 活 動 の 制 度 化 のために 連 邦 政 府 内 の 権 力 の 集 中 が 意 図 されていたのであり その 意 味 で レッドス (76) ケア は 仕 組 まれていたという 側 面 も 見 逃 しえない 1919 年 12 月 21 日 にアメリカ 海 軍 輸 送 船 ビュフォード 号 ( USAT Buford; Soviet Ark) (77) で 249 名 が 追 放 され そして 22 名 が 続 いた 時 点 で 彼 ら 国 外 追 放 者 の 統 計 的 分 析 を 行 ったパヌンツィオの 先 駆 的 研 究 によって 以 下 彼 ら 追 放 者 の 実 像 を 明 らかにしていく 記 録 が 吟 味 された 200 名 のケース( 訴 訟 事 件 )のうち 7 名 が 女 性 で1 名 が 未 成 年 であ った 国 籍 別 には 148 名 ( 74 %) がロシア 人 ( ロシアとウクライナを 一 緒 にグループ 化 ) -16-

18 で 最 も 多 く そして 19 名 ( 9.5 %)のポーランド 人 9 名 ( 4.5 %)のリトアニア 人 8 (78) 名 (4%)のオーストリア 人 と 続 く 年 齢 については 20 歳 以 下 が2 名 20 ~ 25 歳 が 46 名 26 ~ 30 歳 が 62 名 31 ~ 35 歳 が 48 名 36 ~ 40 歳 が 23 名 41 歳 以 上 が 15 名 であり( 残 り4 名 は 不 明 者 ) 20 ~ 40 (79) 歳 の 若 者 が 179 名 ( 89.5 %)を 占 めていた アメリカでの 居 住 歴 は 1~5 年 が 31 名 ( 15.5 %) 6~ 10 年 が 134 名 ( 67 %) そ (80) して 11 ~ 15 年 が 23 名 ( 11.5 %)であり 比 較 的 長 い 期 間 居 住 していた 112 名 ( 56 %)が 既 婚 者 であり うち 74 名 に 子 供 がいた 子 供 の 合 計 数 は 156 名 で (81) うち 98 名 がアメリカで 生 まれた 200 名 の 州 別 分 布 を 上 位 6 番 目 まで 記 すと 次 のようになる コネティカット 州 が 34 名 ( 17 %) イリノイ 州 が 33 名 ( 16.5 %) ミシガン 州 が 31 名 ( 15.5 %) ニューヨーク 州 が 23 名 ( 11.5 %) ニュージャージィ 州 が 19 名 ( 9.5 %) ペンシルヴェニア 州 が 10 名 (82) ( 5 %)であり ここまでで 150 名 ( 75 %)を 占 める 市 民 権 については 192 ケースのうち 26 ケースでは 市 民 権 についての 記 録 がなく 残 り 166 のうち 約 3 分 の1の 54 ケースが 第 一 書 類 を 申 し 込 んでいた(ただし 市 民 権 取 得 は 困 難 ) また 37 名 が 自 由 公 債 を 購 入 していたし 24 名 が 戦 費 調 達 用 貯 蓄 印 紙 ( thrift stamps)を 購 入 したか あるいは 愛 国 主 義 的 基 金 に 寄 付 した その 上 追 放 を 控 えた2 名 (83) は 実 際 にアメリカ 軍 に 勤 務 しており アメリカ 市 民 とかけ 離 れすぎるイメージは 弱 いと 言 える 逮 捕 時 に 兵 役 の 有 無 を 尋 ねられ 有 りの 場 合 は 即 釈 放 された 事 例 からみて ( 84) なおさらかけ 離 れすぎてはいない このように 在 米 ロシア 人 移 民 がアメリカで 生 活 する 限 り アメリカへの 接 近 は 不 可 避 であったろう その 一 方 で ツァーリズムを 倒 したロシア 革 命 への 期 待 は 大 きく アメ リカ 市 民 権 獲 得 よりも 帰 国 の 道 を 探 るロシア 人 も 多 かったし 母 国 の 革 命 政 権 への 直 接 な いし 間 接 的 な 関 与 を 少 なくとも2 3 年 の 間 は 志 向 するロシア 人 も 多 かった そのことと 例 えば 1915 年 5 月 に 18 部 250 ~ 300 名 でもって 創 立 されたアメリカ 社 会 党 ロシア 人 部 連 盟 は 1917 年 10 月 時 点 で 党 員 600 名 で 29 部 から 成 っていたが 1918 年 9 月 末 に 32 部 2,500 名 さらに 終 戦 直 後 の 同 年 12 月 には 7,824 名 に 激 増 し 1919 年 に 入 って 150 支 部 12,000 名 に 達 したこととは 決 して 無 関 係 ではなかった 在 米 ロシア 人 コロニーでの 社 会 (85) 主 義 的 傾 向 はとくに 強 化 されたのだった このロシア 人 部 の 動 きは 第 6 章 で 取 り 上 げるとして かかる 社 会 主 義 者 や 急 進 主 義 者 へ のアメリカ 政 府 の 対 応 は 迅 速 で 当 局 による 逮 捕 は 襲 撃 によってか 個 別 の 逮 捕 によって 二 通 りのやり 方 でなされた 200 名 のうち 169 名 が 襲 撃 によって 逮 捕 された 二 つの 襲 撃 が 主 要 なものであり 一 つは ロシア 10 月 革 命 2 周 年 目 にあたる 1919 年 11 月 7 日 夜 ロシア 人 労 働 者 同 盟 に 対 してであり もう 一 つは 1920 年 1 月 2 日 夜 アメリカ 共 産 党 に 対 してであった 前 者 で 襲 撃 された 主 要 都 市 は デトロイト ニューヨーク ハートフ (86) ォード クリーヴランドであり ロシア 人 労 働 者 同 盟 の 本 拠 地 ニューヨーク 市 人 民 (87) の 家 ( the People s House)では 授 業 中 とかで 211 人 もの 一 斉 検 挙 が 行 われた 200 のケースのうち 87 名 は 令 状 が 発 される 以 前 に 逮 捕 された 48 の 場 合 日 付 が 記 (88) 録 されていなかったし 令 状 なしの 場 合 が 一 つあった 200 のうち パヌンツィオの 研 究 がなされた 時 までに 175 の 最 終 決 定 がなされた そのうち 97 が 令 状 取 り 消 しで 78 が -17-

19 (89) 国 外 追 放 となった 実 は ニューヨーク タイムズ 1920 年 1 月 3 日 号 の 記 事 が 暴 露 したように 逮 捕 に 先 立 って 政 府 当 局 は 秘 密 捜 査 員 ( under-cover men)を 潜 入 させて (90) 内 部 から 煽 動 などを 策 動 すらした 彼 らはたいていグループで あるいは 公 会 堂 での 集 会 で 逮 捕 された 逮 捕 後 長 い 間 逮 捕 令 状 がなかった 例 も 少 なくない これらの 外 国 人 のわずかなメンバーだけが 危 険 な 急 進 主 義 者 と 分 類 されうる 多 くの 者 の 当 該 組 織 への 関 与 は 決 して 自 覚 的 であったとは 言 えない すなわち 自 らが 共 産 党 員 であることを 認 めたけれども 党 が 非 合 法 組 織 であり (91) 合 州 国 政 府 に 反 対 して 暴 力 を 唱 道 していることを 知 らなかった 者 もいた 1919 年 9 月 に 共 産 党 が 形 成 された 時 アメリカ 社 会 党 レフトウィングの 多 くの 支 部 は 一 斉 にそれへ 移 り その 移 籍 を 知 らなかったか 知 っていてもそのことの 重 大 性 を 知 らなかった 者 もいた また 社 会 党 の 年 会 費 を 前 納 し 移 籍 後 それが 共 産 党 へ 機 械 的 に 振 り 向 けられた 者 もいた こういうふうに 非 合 法 組 織 の 一 員 となったケースは 200 のうち 74 もあり そのうち 29 が (92) 移 籍 自 体 を 知 らず 45 がそれを 知 りつつ 事 の 重 大 性 を 知 らなかった さらに8は 当 該 組 織 によって あるいはそれとの 関 連 で 維 持 されていた 学 校 の 学 生 であっただけのため ( に 逮 捕 拘 留 された 93 ) 実 は 学 校 に 通 うためにメンバーとなったという 教 育 的 理 由 が 最 も 多 いと 推 定 される とりわけロシア 人 労 働 者 同 盟 は 文 化 および 教 育 を 教 えるための (94) 組 織 とみなされる 傾 向 があった アメリカから 追 放 されるかどうかを 目 前 にして 200 ケースのうち 50 が 去 ることを 望 んでいたが 45 は 留 まることを 望 み そして 意 外 にも 21 がどちらでもかまわないという (95) 無 関 心 を 示 した おそらく 最 後 の 点 と 無 関 係 ではないであろうが 彼 らの 証 言 の 素 朴 さ 彼 らの 明 白 な 誠 実 さ そして 率 直 さは 大 多 数 がアメリカ 政 府 あるいはアメリカ 人 に 反 対 する 意 図 を 抱 いてはいない 無 邪 気 な 人 々( simple-minded folk)であったことを 証 明 す (96) る 以 下 の 結 論 を 避 けることは 困 難 である すなわち 明 らかに 法 の 下 で 国 外 追 放 されうる 比 較 的 わずかな 人 物 を 除 いて これらの 外 国 人 は 法 律 的 ではなく 社 会 的 教 育 的 取 り 扱 い を 必 要 としたし アメリカ 生 活 の 最 良 の 理 想 について 有 効 に 解 釈 できるようにしてもらう (97) ことを 期 待 した しかし ここでもまたデイヴィス 同 様 一 ポーランド 人 が 以 下 のよ うにアメリカ 化 への 辛 辣 な 供 述 をしたとの 本 文 途 中 の 紹 介 を 見 落 とすわけにはいかない (98) この 国 に 来 て 自 由 の 女 神 を 見 た 時 私 はそれに 帽 子 をかしげて 会 釈 し しあわせだ ったけれども アメリカ 人 からいかなる 共 感 も 得 られず 公 の 場 で ポーラック と 呼 ば れ 妻 がやって 来 た 時 も 同 様 だった と 以 上 のパヌンツィオによる 分 析 によって 逮 捕 国 外 追 放 されたロシア 人 のほとんどは 政 治 意 識 がしっかりした 運 動 家 であったとは 言 えないことが 明 らかとなった そもそも 従 来 なされてきたロシア 人 労 働 者 同 盟 がアナーキストの 組 織 であるとのレッテル 張 りも 一 面 的 すぎたと 言 わざるをえない その 同 盟 の 実 証 的 解 明 が 俟 たれるところだが 現 段 階 で 可 能 な 範 囲 での 説 明 を 章 を 改 めて 試 みる -18-

20 5 ロシア 人 労 働 者 同 盟 ロシア 人 の 社 会 主 義 的 アナーキズム 的 そして 急 進 的 クラブは この 時 期 200 を 越 えていた これらの 中 でたぶん 最 大 で 最 も 広 範 囲 にわたるものは ロシア 人 労 働 者 同 盟 ( 以 下 URW と 略 記 )であった あらゆる 産 業 中 心 地 および 多 くの 小 さな 鉱 山 業 や 製 造 業 の コミュニティに 支 部 をもっており 各 支 部 の 構 成 は 60 名 以 上 ではなかった URW は 加 盟 の 全 ロシア 人 労 働 者 を 職 業 の 如 何 にかかわらず 一 つの 革 命 的 組 織 に 結 束 させ 直 接 行 動 を 支 持 し そして 全 般 的 にアナーキスト 理 論 に 共 感 していた が いくつかのアナーキ スト グループと 友 好 に 提 携 しているけれども 他 のアメリカの 組 織 との 関 係 はまったく (99) もっていなかった ただし 末 尾 は 言 いすぎで IWW ロシア 人 部 が 1912 年 にクリー ヴランド デトロイト ピッツバーグ ローレンスで 創 設 されており ( 100) また 後 述 する URW の 規 則 と IWW の 規 約 前 文 との 類 似 性 からみても 無 関 係 とは 言 えない そもそも URW の 創 設 については 諸 説 があり 一 説 では 1907 年 にニューヨークで 反 (101) ツァーリズムのロシア 人 政 治 亡 命 者 によって 創 設 されたとある URW は 当 初 合 州 国 とロシア 双 方 において 国 家 と 資 本 主 義 に 反 対 する 公 然 たる 武 装 闘 争 を 志 向 したが しか し 1912 年 頃 にアナルコ-サンディカリズム 的 組 織 となったと 言 われる ( 1919 年 3 月 21 ( 日 にニューヨーク 州 上 院 で 続 く 26 日 に 同 下 院 で 設 置 が 決 議 された 102 ) 煽 動 罪 活 動 を 捜 査 する 合 同 議 会 委 員 会 議 長 を 務 めた 同 州 上 院 議 員 ラスク C.R. Lusk の 名 にちなんで 通 称 ) ラスク 委 員 会 の ( 1920 年 4 月 24 日 に 同 上 院 に 提 出 された ) 報 告 書 では URW は ロシア 労 働 者 のヨリ 保 守 的 な 組 織 からの 分 裂 として 1914 年 に 組 織 され 下 記 参 照 1919 年 春 までに 約 7,000 名 のメンバーに 増 えた ラスク 委 員 会 による 家 宅 捜 査 で 得 られた 記 録 では 70 支 部 9,000 名 をわずかに 越 えており そのうち 17 支 部 はカナダにあり また 最 大 級 の 支 部 はデトロイト シカゴ ボルティモア フィラデルフィア ニューヨークに (103) あった と 記 されている このあたりについては 司 法 省 捜 査 局 ピッツバーグ 事 務 所 の 特 別 捜 査 官 スピア(E.D. (104) Speer)の 1919 年 4 月 8 日 付 報 告 が ヨリ 筋 の 通 った 説 明 をしてくれている すなわ ち 1908 年 のある 時 ニューヨークで 会 議 か 大 会 が 開 かれ URW の 組 織 の 形 成 および 月 ( 105) 刊 誌 ( Voice of Labor[ ゴーロス トゥルダー ( Голос Труда)]) の 刊 行 が 決 定 された 1912 年 に 同 大 会 がフィラデルフィアで 開 かれ (フランスのアナルコ-サンディカリズム との 通 信 および 同 志 のフランス 派 遣 に 熱 心 であった ) 同 誌 の 編 集 長 シャトフ( В.С. Шатов) と 書 記 兼 会 計 ローデ-チェルヴィンスキー( А. Роде-Червинский)らによってアナルコ -共 産 主 義 (スピアは 上 記 の 武 装 闘 争 の 志 向 をそのように 規 定 した)からアナルコ-サンディ カリズムへと 方 針 転 換 がなされた しかしながら この 方 針 は 50 ないしそれ 以 上 の 支 部 から 十 分 な 許 可 を 得 ることなしに 採 られたのであり その 結 果 直 ちに 内 部 論 争 が 起 こり 組 織 をほぼ 二 分 した 1914 年 7 月 1-7 日 デトロイトで 同 盟 のたぶん 最 も 重 要 な 大 会 が 開 かれ 多 くの 議 案 が 採 択 され 組 織 のための 規 約 ( Constitution)が 起 草 されるに 至 った (そのことが 上 記 の 創 設 と 誤 解 させたのであろう ) -19-

21 もう 一 つの 史 料 1919 年 11 月 6 日 付 司 法 長 官 特 別 補 佐 官 フーヴァー 氏 への 覚 書 ( 106) によると 1907 年 に URW はニューヨークで 組 織 され それにシャトフによっ て 指 導 された 11 名 のロシア 人 アナーキストが 参 加 し そしてこのグループによって ゴ ーロス トゥルダー が 同 年 刊 行 された その 定 期 刊 行 物 は 約 6カ 月 間 続 いたあと 郵 政 省 によって 郵 送 を 禁 じられたが しかしそれが 存 在 する 間 に 必 要 なプロパガンダに 成 功 し その 結 果 1908 年 にニューヨークで 大 会 が 開 催 され 大 会 を 前 に 約 400 名 のメンバーを もつ 13 支 部 から 成 っていた 組 織 は 永 続 的 な 形 態 を 取 った 同 覚 書 によって 組 織 化 の 年 としての 1908 年 と 1907 年 のずれについて 補 正 されう るように 思 える すなわち URW は 1907 年 に 組 織 され 1908 年 に 中 心 組 織 体 を 持 つに 至 った と 残 るは ゴーロス トゥルダー 創 刊 の 問 題 だが アムステルダムの 社 会 史 国 際 研 究 所 ( ミネソタ 大 学 移 民 史 研 究 センターも ) 所 蔵 の ゴーロス トゥルダー の 創 刊 号 は 1911 年 3 月 1 日 に 出 されており 副 題 は 在 米 ロシア 人 労 働 者 無 党 派 機 関 誌 で ニューヨ ークにおけるロシア 人 労 働 者 グループの 出 版 となっている そのロシア 人 労 働 者 グルー プ( 書 記 はローデ)は 1910 年 10 月 に 組 織 され 直 ちにロシア 人 労 働 者 クラブ 創 設 のた (107) めの 煽 動 をニューヨークのロシア 人 コロニーの 中 で 着 手 したとある これとは 別 の 機 関 誌 がすでに 1907 年 か 1908 年 に 出 ていたかは 確 認 できない なお 1911 年 の 創 刊 号 の 付 録 にある ニューヨークにおけるロシア 人 労 働 者 グループ の 綱 領 および 規 約 をみると 各 メンバーの 入 会 金 は1ドル 毎 月 の 会 費 は 50 セントで その 上 設 立 された 新 聞 基 金 に 各 メンバーが 入 会 後 6カ 月 間 に5ドル 以 上 を 納 入 すること とあり 最 盛 期 URW の 毎 月 の 分 担 金 10 セント( 第 5 章 参 照 )と 比 べてはるかに 物 入 り で 当 時 労 働 者 大 衆 が 容 易 に 入 会 しうる 状 況 ではなかったであろうことが 窺 われる この 創 刊 号 および 年 の 情 報 を 司 法 省 捜 査 局 が 得 られなかったのは URW が 捜 査 対 象 になるのが 遅 れ ようやく 1919 年 2 月 までに 捜 査 局 ニューヨーク 事 務 所 が 潜 入 捜 (108) 査 を 開 始 したことが 響 いていたからであろう そのあと 続 く 覚 書 の 概 括 的 な 記 述 を 抜 粋 しておくと URW の 大 会 がおおよそ1 年 に1 度 開 催 され 時 おり 地 域 大 会 が 招 集 された その 地 域 ではさまざまな 支 部 が 鉱 山 商 店 工 場 伐 採 搬 出 飯 場 製 材 所 などのロシア 人 移 民 労 働 者 の 中 で 組 織 され そしてその プロパガンダが 文 献 新 聞 講 演 によって 行 われ 講 演 者 は 中 央 組 織 から 派 遣 された ニトブルクの 研 究 によれば URW は 第 1 次 世 界 大 戦 中 に 連 盟 組 織 ( Federation of the Unions of Russian Workers)が 形 成 され 2,500 名 のメンバーを 数 え 1918 年 頃 までに 10 (109) の 州 で 14 の 部 を 数 えたという その 連 盟 創 設 も スピア 報 告 によれば デトロイト 大 会 時 か ほぼ 同 時 期 かと 推 定 される なぜならば その 時 以 降 会 員 帳 ( 110) にはデトロ イト 大 会 で 採 択 された 前 文 ( 規 約 のであろう)などが 記 載 され 続 けたと 報 告 に 記 されたあ と 以 下 の 順 でそれらが 引 用 されている 最 初 が 前 文 ( preamble)であり それはロシア 語 からの 英 訳 であるため 若 干 の 異 同 があ るもののデイヴィスが6パラグラフから 成 る 連 盟 の 根 本 方 針 ( Fundamental Principles)と して 引 用 したものと 同 じであり 最 初 の1パラグラフと 終 わり2パラグラフを 訳 出 すると (111) こうである -20-

22 現 代 社 会 は 二 つの 対 立 する 階 級 に 分 裂 している すなわち 一 方 に 世 界 の 富 を 自 らの 労 働 によって 創 造 してきているのにそれを 供 給 されていない 労 働 者 と 農 民 であり 他 方 にそれらの 富 のすべてを 自 らの 手 に 奪 い 取 った 富 める 人 々である 我 々の 目 的 に 達 するために 我 々はとりわけ 賃 金 労 働 者 の 広 範 囲 にわたる 種 類 の 革 命 的 組 織 を 創 造 する 必 要 性 を 証 明 する その 組 織 とは 資 本 と 権 力 のすべての 制 度 との 直 接 的 闘 争 をリードしながら 労 働 階 級 に 自 らの 企 てのすべてにおいてイニシャティヴ と 自 主 的 行 動 を 教 えなければならず そしてその 階 級 内 でこういうふうに 総 ストライキ すなわち 社 会 革 命 ( a Universal Strike - Social Revolution)の 不 可 避 性 の 必 要 な 認 識 を 発 展 させるものである それゆえに ロシア 人 労 働 者 同 盟 へと 組 織 化 する 時 我 々は 全 世 界 の 賃 金 労 働 者 の 一 部 として 我 々の 将 来 の 仕 事 のすべてにおいて 連 盟 の 基 礎 になっている 根 本 方 針 が 大 量 のロシア 人 移 民 の 組 織 化 の 問 題 において 常 にロシアおよび 人 類 の 最 速 の 解 放 のための 導 きの 糸 になるであろうことに 努 めるつもりである 続 いて 以 下 の4 項 目 から 成 る 連 盟 に 統 一 された 合 州 国 およびカナダのロシア 人 労 働 者 同 盟 の 規 則 ( Statutes) が 記 載 されていた すなわち 1) 連 盟 の 目 的 2) 組 織 の 相 互 関 係 3) 連 盟 の 収 入 4) 連 盟 の 管 理 であり 順 に 訳 出 していく 連 盟 の 目 的 1. 資 本 と 政 府 に 反 対 する 共 同 闘 争 のために 合 州 国 およびカナダにおけるロシア 人 労 働 者 の 全 組 織 を 統 一 すること 2.ロシアにおける 解 放 運 動 を 支 援 すること 3.アメリカ 労 働 者 の 革 命 的 行 為 を 支 援 すること 4. 連 盟 の 機 関 紙 ナバート 警 鐘 ( Набат ) ( 112) への 道 徳 的 および 物 質 的 援 助 5. 何 もないところで 組 織 を 築 き 上 げ 既 存 の 組 織 を 援 助 すること 組 織 の 相 互 関 係 一 同 盟 のあらゆる 会 員 は 連 盟 の 一 部 を 形 成 するあらゆる 他 の 同 盟 において 同 等 の 会 員 資 格 を 同 時 に 持 つ 権 利 がある 連 盟 に 属 する 全 組 織 は 完 全 な 自 治 を 享 受 し 互 いに 最 大 限 に 物 質 的 および 道 徳 的 に 支 援 し 合 うべきである 連 盟 の 収 入 連 盟 の 収 入 は 組 織 メンバーの 毎 月 10 セントの 分 担 金 と 任 意 の 寄 付 から 成 る 連 盟 の 管 理 連 盟 の 機 能 の 管 理 のために 連 盟 は 全 通 信 連 絡 を 遂 行 する 書 記 兼 会 計 が 任 命 される 連 盟 の 目 的 だけをみると 確 かにそれは 極 めて 急 進 的 な 声 明 であり 当 時 (ロシア のアナーキストで 1919 年 にロシア 共 産 党 (ボ)に 入 党 していた)ノヴォミルスキーの アナーキズムとは 何 か? とか アナーキスト - 共 産 主 義 者 宣 言 ( 113) とか 驚 くべき 量 の 急 進 的 文 献 も 配 布 された にもかかわらず URW は(オメリチェンコによれば) 現 実 に はまったく 平 和 的 であり 司 法 長 官 パーマー( A.M. Palmer)がそれらを 非 合 法 的 だと 宣 言 するまで 妨 害 なしに 組 織 は アナルコ-サンディカリズムへの 方 針 転 換 以 来 7 年 間 存 (114) 在 した そのように 記 した(ただし オメリチェンコには まったく 平 和 的 との 記 述 は 見 あた -21-

23 らない)デイヴィスがインタヴューした 多 くのロシア 人 は そのようなプロパガンダに 興 味 を 抱 くのではなく むしろ 社 交 クラブをもち 上 述 のように 修 学 のため 学 級 に 出 席 (115) することに 興 味 を 抱 くようにみえた そのことはまた 4 項 目 から 成 る 規 則 が 傍 証 となる そこには 急 進 的 な ましてや アナーキスト 的 な 主 張 が 強 く 反 映 しているわけではまったくない 前 文 についても スピ ア 自 身 が 続 けて 記 しているように 労 働 階 級 と 雇 主 階 級 との 対 立 賃 金 制 度 の 廃 止 資 ( 本 主 義 を 取 り 除 くのは 労 働 階 級 の 歴 史 的 使 命 などを 説 く IWW の 規 約 前 文 116 ) との 間 にかなりの 類 似 性 がある スピアの 記 述 を 続 けると URW がアナーキスト 組 織 であることを 知 らないメンバーも たぶんいただろう しかしながら 彼 らはすぐに 教 育 され URW によって 採 用 された 教 育 計 画 によって 会 員 数 は 着 実 にふえていった 極 めつけは スピアが 紹 介 する 1919 年 1 月 10 日 にニューヨーク 市 人 民 の 家 で 開 催 された URW の 最 マ 後 マ の 大 会 での 数 時 間 にわたる 以 下 の 討 論 だった それは URW の 名 のままでいるか それとも 公 然 とアナーキストとして 宣 言 するか についてであり 結 局 議 長 を 務 めたシュナベル( A. Schnabel) ( 117) の 発 言 と 採 択 されることになる 動 議 で 終 わった すなわち もしも 我 々がロシア 人 労 働 者 同 盟 の 名 のままでいるならば 第 一 に 我 々は 政 府 の 弾 圧 から 我 々 自 身 をかばうことがで きるだろう 第 二 に 我 々は アナーキストになることを 今 恐 れている 新 メンバーを 組 織 へ 導 くことができるだろう さらに 私 は 我 々がロシア 人 労 働 者 同 盟 の 名 にとどまる 動 議 を 出 す と いかに URW の 大 多 数 が ( 次 章 でも 紹 介 する) アナーキスト 指 導 者 と 隔 たりがあったか そのことは 上 述 の 逮 捕 国 外 追 放 者 の 分 析 とも 合 致 するのである 実 はこの 最 後 の 大 会 は 最 後 ではなく 第 5 回 大 会 であり それ 以 降 の URW の 動 きは 今 回 初 めて 私 の 司 法 省 捜 査 局 およびアメリカ 陸 軍 省 軍 情 報 部 の 史 料 調 査 によって 具 体 的 に 追 っていくことが 可 能 となった 1919 年 2 月 26 日 URW 連 盟 より 機 関 誌 パンと 自 由 ( Хлеб и Воля. Еженедельный орган Федерации Союзов Русских Рабочих Соед. Штатов и Канады; 1903 年 ジュネーヴで 創 刊 されたロシア アナーキスト 運 動 の 最 初 の 雑 誌 名 に 因 んだ)が 創 刊 された それは 1918 年 に 廃 刊 された ナバート 警 鐘 の 後 継 誌 であり それまでの 間 同 連 盟 員 は 自 らの 代 弁 者 としてニューヨーク 市 で 刊 行 されていた 合 州 国 およびカナダ 労 働 者 代 表 ソヴェ ト( 第 6 章 参 照 )の 日 刊 紙 労 働 者 と 農 民 (Рабочий и Крестьянин. Ежедневная газета Советов рабочих депутатов Соединенных Штатов и Канады; 後 述 ) を 利 用 してきた ( 118) ラスク 委 員 会 報 告 書 にもとづく 記 述 では パンと 自 由 の 発 行 部 数 は 4,500 部 で 編 集 者 兼 マネージャーとして3 名 が 挙 げられている すなわち ロシア-イタリア 系 アナー キスト 指 導 者 のビアンキ( P. Bianki) 編 集 者 を 努 めたステパヌク( N. Stepanuk) なんで も 屋 で 編 集 も 兼 ねた 寄 稿 者 であったクラヴチュク( P. Kravchuk)であり 3 名 とも 1919 ( 年 12 月 に ビュフォード 号 で 国 外 追 放 されることになる 119 ) 同 誌 はそれを 待 たず 1919 (120) 年 11 月 上 旬 か 中 旬 に 停 刊 したようだ ( ニューヨークの 捜 査 官 ( で 直 後 にラスク 委 員 会 の 主 任 調 査 官 となる 121 ) フィンチ( R.W. Finch)の 1919 年 4 月 2 日 付 報 告 によれば 上 記 第 5 回 大 会 で 採 択 された 決 議 に 則 して 集 会 が 少 なくとも3 週 間 に 一 度 開 催 されなければならず そのため4 月 12 日 午 後 4 時 に 地 -22-

24 域 会 議 を 開 催 する とビアンキの 署 名 で URW 宛 通 知 文 が 発 された 開 催 地 はニューヨー ク 市 人 民 の 家 であり 6つの 議 事 日 程 のうち 1 番 目 2 番 目 4 番 目 は それぞれ 連 盟 書 記 局 の 見 直 しについて 連 盟 の 文 献 の 出 版 について ボリシェヴィキ 大 使 への (ママ) 関 係? について であった 当 のビアンキは 国 外 追 放 のために 拘 束 されており 翌 4 月 13 日 URW 連 盟 主 催 のブル ックリンの 集 会 では 彼 のための 保 釈 金 1,000 ドルが 集 められた すぐに 保 釈 金 の 額 は 2,500 ドルに 跳 ね 上 がる その 時 ビアンキを 引 き 継 いで 連 盟 書 記 を 務 めていたのは オ ハイオ 州 クリーヴランドで 活 動 し 当 地 へ 移 って 来 ていたペルクス( H. Perkus)であり 彼 (122) は パンと 自 由 の 編 集 者 でもあった この 1919 年 4 月 まで URW の 活 動 は 継 続 的 であり むしろ 拡 大 傾 向 にあったことは 入 会 者 の 増 大 で 見 てとれる そのことを 司 法 省 捜 査 局 が(おそらく 1920 年 初 めに) 押 収 した2 種 類 (うち1つは 途 中 欠 落 )のニューヨーク 市 のメンバー リストで 見 ていくこ (123) とにする リストの 通 し 番 号 は 237 だが 氏 名 が 異 なる 番 号 重 複 が3 氏 名 に 番 号 なしが1 そし て 別 番 号 で 再 入 会 している 者 が1( 退 会 による 削 除 者 は 当 人 を 含 めて3)で 計 240 名 が メンバー 数 である けれども 番 号 のみが 24 で 氏 名 が 記 されているのは 217 である その 217 名 の 入 会 日 付 をみると 旧 メンバーが 年 入 会 メンバーが 年 が 年 が 112 そして 入 会 時 未 詳 が 24 となっており 1919 年 入 会 が 急 増 している ことがわかる しかも その 1919 年 入 会 者 は 同 年 5 月 7 日 までの 入 会 者 であり 同 年 12 月 26 日 入 会 が1 名 記 録 されているものの その 間 の 入 会 記 録 が 見 あたらない ちなみに 本 稿 に 登 場 する 中 心 人 物 の 入 会 日 付 を 見 てみると (シャトフがロシアへ 帰 国 する 後 述 前 に 組 織 化 の 任 務 を 委 ねた)シュナベルは 旧 メンバー ビアンキは 1918 年 2 月 6 日 ペルクスは(クリーヴランドから 移 住 して 来 たからであろう) 1918 年 12 月 4 日 である 当 時 URW とは 敵 対 する 陣 営 に 属 し ルースコエ スローヴォ の 編 集 者 の 一 人 で (124) あったヴィリチュルですら 投 書 の 中 で 次 のように 記 していた 合 州 国 のロシア 人 組 織 の 中 で 広 い 影 響 力 を 持 った 一 つの 強 力 な 組 織 もない 二 三 の 例 の 中 で 唯 一 ロシア 人 は 教 育 センターとして 人 気 のある 名 前 いわゆる 人 民 の 家 を 設 立 するのに 成 功 した その 後 事 実 当 地 のロシア 人 は 90 %は 労 働 者 であるけれども さまざまな 政 治 的 信 条 によって 広 く 分 断 されている と 続 くのだが その 成 功 例 が URW であり 教 育 セン ター にとどまらないことを 著 者 は 伏 せている また 1919 年 5 月 20 日 付 文 書 添 付 資 料 米 国 駐 米 日 本 大 使 館 ニ 関 係 アル 某 露 国 人 ( A)ノ 調 査 ニ 係 ル 米 国 ニ 於 ケル 過 激 派 及 社 会 党 之 支 部 には 該 当 する 76 もの 組 織 が 記 載 されており そのうちアメリカ 社 会 党 ロシア 人 部 が 36 URW が 16 合 わせて 52 で (125) 全 体 の 68 %を 占 めている それは 全 体 の 中 での URW のバランス およびアメリカ 社 会 党 ロシア 人 部 と 比 べて 組 織 上 の 劣 勢 を 示 しているのだが オメリチェンコの 当 時 の 記 述 によれば 自 らの 影 響 力 と 数 に 関 して 社 会 主 義 部 は URW よりヨリ 人 気 がな かった (126) のである その 人 民 の 家 で 1919 年 6 月 半 ばに URW 連 盟 の 会 議 が 開 かれている 司 法 省 捜 査 官 デ (127) イヴィス( M.J. Davis)の 1919 年 6 月 19 日 付 報 告 によると ニュージャージィ 州 エリ -23-

25 ザベスタウンのドゥボフ( E. Duboff)が 議 長 に 選 出 され ニューヨーク 支 部 はビアンキ ペルクス シャッツ( Shotz とあるが B. Shatz であろう)によって 代 表 され シュナベ ルも 出 席 していた 会 議 内 容 を 抜 粋 すると ミハイロフ( Michajoloff とあるが Михайлов であろう)を 連 盟 から 追 放 すべきとの 発 言 に 対 して ビアンキは 自 重 を 求 めた その 理 由 は もしも 我 々 がそうしつつあることを 彼 が 知 るならば 彼 は 司 法 省 へ 駆 け 込 み 連 盟 全 体 と 我 々の 活 動 を 当 局 へ 暴 露 するであろうからだった ペルクスはこの 会 議 だけで 決 定 できない 多 くの 重 要 問 題 があるので 大 会 を 招 集 するこ とが 必 要 だと 発 言 した 目 下 連 盟 は 危 険 の 中 にあり いかに 組 織 するか いかにこの 組 織 ボリシェヴィキ ソヴェト 後 述 そして 社 会 党 の 間 の 関 係 を 議 論 するかについて 新 しい 計 画 が 立 てられなければならず またロシアとのコミュニケーションも 確 立 されな ければならない 後 者 についてペルクスは 付 言 した 我 々は 我 々の 一 人 をすでに 彼 地 へ 送 ったが しかしこれまでのところいかなるニュースも 受 け 取 られていない この 問 題 を 審 議 する 委 員 会 が 最 後 に 選 出 され 構 成 員 はペルクス ビアンキ ベルキン(Bielkin とあるが B. Belkin) スヴェトロフ( Swietloff とあるが A. Svetlov) クシュネレフ ( Kushnereff とあるが F. Kushnarev かもしれない ) シャッツ 兄 弟 であった そのような 活 動 を 展 開 していた URW に 立 ちはだかったのが 1919 年 11 月 7 日 夜 の 司 法 省 による 襲 撃 大 量 逮 捕 であり 一 気 に 組 織 存 亡 の 危 機 が 訪 れた (128) ニューヨーク 事 務 所 の 密 偵 D.D. の 1919 年 11 月 27 日 付 報 告 によると IWW ロシア 人 支 部 は URW と 合 併 し URW を( 非 常 に 近 い 将 来 おそらくシカゴで 開 催 予 定 の) 自 らの 大 会 に 出 席 させようと 試 みているとのことであった 同 密 偵 には そのことが 成 功 す る 可 能 性 はある なぜならば URW の 指 導 者 のすべてが 逮 捕 されており IWW は URW が 再 組 織 化 できるまで URW とまとまっているであろう と 見 られていた(ただし 以 下 紹 介 する 再 組 織 化 が 進 んでいったかで 1920 年 3 月 時 点 で URW と IWW ロシア 人 支 部 の ( 129) 合 同 大 会 がシカゴで 開 催 予 定 との 報 告 もあるが その 後 の 進 展 の 報 告 が 続 いていない) (130) その 再 組 織 化 の 報 告 は 早 くも 同 密 偵 の 1920 年 1 月 日 付 報 告 でなされた すなわち URW のいく 人 かのメンバーが 粉 砕 された 諸 支 部 を 再 組 織 化 することを 決 定 し 1 月 30 日 午 後 8 時 に 最 初 の 会 議 を 開 催 することとなった が 組 織 名 が 自 己 修 養 協 会 ( Общество самообразования)とされたように 以 後 URW の 再 建 はさまざまな 組 織 名 のカムフラージュを 伴 って 試 みられていく 当 日 グループ 内 に 潜 入 していた 同 密 偵 は 予 定 された 会 場 に 出 向 くが 空 で 古 参 メ ンバー ポニャトフスキー( Ponyatovsky)に 連 れられてブロンクスの 日 刊 紙 アメリカ ーンスキエ イズヴェスチヤ 印 刷 所 に 行 き 誰 が URW 組 織 化 の 企 ての 背 後 にいるのか 問 うと ヴィシュロフ( Wyshloff) ギセンキン( Gisenkin) ゴロディエンコ( Gorodienko) が 主 役 であり 3 名 とも 労 働 者 と 農 民 の 編 集 スタッフであった なお ゴロディエンコは 注 58 に 挙 げたゴルディエンコと 同 一 人 物 とみられ オクンツ (131) ォフの 著 作 も 後 者 ( Гордиенко)なので それに 従 っておく また アメリカーンス キエ イズヴェスチヤ が 親 ボリシェヴィキから 親 アナーキストとなったとの 談 話 の 確 認 が 果 たされる 記 述 が 1920 年 4 月 17 日 で 終 わる 期 間 の 特 別 報 告 大 ニューヨーク 地 区 に おける 急 進 的 諸 活 動 の 中 の 統 一 ロシア 人 職 業 人 同 盟 (United Russian Professional Unions; -24-

26 第 3 章 参 照 )の 項 にある (132) すなわち そこでは 同 執 行 委 員 会 の 会 議 が 開 催 されたこと が 報 じられ 同 紙 が 共 産 党 の 日 刊 紙 だとの 多 くの 不 満 を 受 け 取 っており これらの 非 難 を 論 駁 するため 一 両 日 中 に 同 紙 が 強 力 に アナーキスト 的 であると 主 張 する 論 文 が 載 せら れることになった とある さらにフィラデルフィアの 1920 年 11 月 28 日 付 密 偵 報 告 では 同 紙 は URW のため にカムフラージュされた 統 一 ロシア 人 職 業 人 同 盟 の 正 式 機 関 紙 である とまで 報 じられる ようになっている( 第 3 章 参 照 ) (133) ただし 翌 21 年 8 月 7 日 にニューヨーク 市 で 開 催 (134) されたロシア 人 勤 労 者 同 盟 ( Union of Russian Toilers) 会 議 の 密 偵 報 告 によれば 同 紙 は 組 織 にとって 必 要 であり 同 紙 の 印 刷 機 械 の 負 債 2,000 ドルを 支 払 うための 資 金 確 保 が 画 策 されているものの 同 紙 が URW の 偽 装 組 織 の 正 式 機 関 紙 であるべきことがこの 時 点 でもなお 論 じられていた (135) またボルティモアの 1921 年 8 月 16 日 付 密 偵 報 告 によれば 1919 年 11 月 の 襲 撃 以 来 URW は 名 前 を( 当 地 では 労 働 者 救 済 協 会 へと) 変 えたばかりか メンバーはクリス チャン ネーム( 洗 礼 名 )だけと 数 字 で 入 会 し いかなる 会 議 においても 絶 対 に 受 取 ない し 支 出 は 読 み 上 げられず 二 三 の 最 も 信 頼 されている 指 導 者 だけがその 財 政 に 通 じてい たという URW 再 組 織 化 の 密 偵 報 告 が 続 く (136) ピッツバーグでの 1920 年 6 月 5 日 付 報 告 によると 昨 年 11 月 の URW 襲 撃 以 来 組 織 は 完 全 に 粉 砕 されたかのようにみえたが しかし 事 実 はそうではなかった 目 下 彼 らは 実 際 にあらゆる 町 で 支 部 をもち メンバーをうまく 増 やしている とくにロシア 人 市 民 同 盟 ( Union of Russian Citizen)からメンバーを 獲 得 しようと 活 動 的 である デトロイトの 場 合 1919 年 に7 支 部 を 持 っていた URW は 1919 年 11 月 の 襲 撃 で 約 100 名 が 拘 引 され 1920 年 初 め 組 織 は 混 沌 とした 状 態 にあり ほんのわずかな 文 献 しか 配 布 されず 集 会 が 個 人 宅 で 小 グループで 開 かれるだけだった 1920 年 8 月 になってよう やく 古 い 集 会 場 が 確 保 され 翌 21 年 7 月 からは 集 会 を 毎 週 水 曜 日 の 夜 に 定 期 的 にもつこ ととなる ただし 表 向 きはロシア 人 労 働 者 職 業 人 同 盟 (Professional Union of Russian (137) Workers)の 名 で ここに 至 って URW の 中 のアナーキスト グループは 合 州 国 カナダ アナーキスト- 共 産 主 義 諸 グループと 旗 幟 を 鮮 明 にし 同 連 盟 ( Federation of Anarchist-Communist groups of the United States and Canada)を 組 織 した 1920 年 8 月 日 にニューヨーク 市 で 同 連 盟 の 第 2 回 大 会 が 開 催 され 捜 査 局 シカ (138) ゴ 事 務 所 が 入 手 した 同 大 会 印 刷 物 によれば 13 名 の 代 表 および 下 記 のように 連 盟 未 加 入 の アメリカ アナーキスト -共 産 主 義 グループ1 代 表 が 出 席 し 重 要 な 議 題 は URW の 清 算 および 組 織 の 資 金 や 他 の 財 産 をアナーキスト -共 産 主 義 グループの 手 元 に 置 くこと であった そして 代 表 たちは ニューヨークの アメリカーンスキエ イズヴェスチヤ を アナ ーキズムの 根 本 方 針 に 好 意 的 であるゆえに すべてのメンバーに 説 いて 支 持 させることと なった とともに 自 らの 連 盟 機 関 誌 ヴォルナー 波 ( Волна)は 財 政 的 にも 道 徳 的 にも 何 が 何 でも 支 援 されるべきである と その ヴォルナー 1920 年 1-2 月 創 刊 号 は アナーキスト-共 産 主 義 者 月 刊 雑 誌 と -25-

27 自 ら 称 し パンと 自 由 の 後 継 誌 としてニューヨークで 刊 行 されていた 刊 行 地 および 責 (139) 任 者 パヴロフ( I. Pavlov)ら は 秘 密 にされ 刊 行 地 は 号 によって 変 えられた 1920 年 11 月 14 日 にはフィラデルフィアで 地 区 大 会 が 開 催 され 密 偵 報 告 によれば ( 140) 8つの 地 区 の 19 グループから 10 代 表 が そして 唯 一 連 盟 に 所 属 していないニューヨーク のアメリカ アナーキスト -共 産 主 義 グループの1 代 表 が 出 席 した 15 の 議 題 のうち 議 題 2 国 際 大 会 の 招 集 では アメリカおよびカナダの 国 際 大 会 をまず 招 集 することが 本 大 会 によって 推 薦 された 議 題 11 第 3 回 全 コロニー 大 会 では 原 則 にもとづいて ま た 実 際 的 な 配 慮 ゆえに 第 3 回 全 コロニー 大 会 後 述 にいかなる 参 加 もしないことが 大 会 によって 決 議 された と 記 されるだけだった 議 題 12 アナーキスト -共 産 主 義 諸 グル ープ 連 盟 では 48 頁 から 成 る 連 盟 の 機 関 誌 ヴォルナー が 11 月 20 日 頃 に 刊 行 予 定 であり そして 連 盟 財 務 担 当 者 が 目 下 約 500 ドルばかりか URW の 古 い 連 盟 から 残 され た 総 額 1,800 ドルを 保 持 していることが 表 明 された ここに URW 連 盟 から 合 州 国 カナダ アナーキスト-共 産 主 義 諸 グループ 連 盟 への 財 政 的 継 承 が 裏 付 けられる 同 諸 グループ 連 盟 のその 後 については 現 段 階 では 史 料 に 乏 し く 改 めての 調 査 が 必 要 だが URW の 後 継 組 織 は 分 裂 へと 向 かっていく すなわち フィラデルフィア 地 区 大 会 に 先 だつ 1920 年 10 月 3 日 統 一 ロシア 人 職 業 人 同 盟 会 議 がニューヨーク 市 カジノ ホールで 開 催 された アメリカ 北 東 部 のさまざまな 23 組 織 を 代 表 して 出 席 した 全 員 の 不 満 は アメリカーンスキエ イズヴェスチヤ が 停 刊 を 余 儀 なくされた パンと 自 由 ほどには 急 進 的 でないことにあった アメリカーンス キエ イズヴェスチヤ の 累 積 赤 字 は ドルにものぼっていたけれども すべての 代 議 員 は 同 紙 をロシア 人 労 働 者 諸 組 織 ではなくロシア 人 職 業 人 同 盟 の 機 関 紙 として 日 刊 で 刊 行 することに 同 意 し 資 金 援 助 に 努 めることになった 紙 名 変 更 も Russian Colony Herald とか The Bell とか 候 補 が 出 されたが 契 約 の 問 題 などの 困 難 ゆえに 変 更 しないこ とが 決 定 された もう 一 つの 重 要 な 議 題 は 第 3 回 全 コロニー 大 会 の 招 集 であり ロシア 人 諸 分 派 の 統 一 の ために 同 大 会 は 招 集 されるべきであり 統 一 ロシア 人 職 業 人 同 盟 執 行 委 員 会 に 案 を 直 ちに (141) 作 成 しはじめることを 命 じる 決 定 がなされた 結 局 とくに ヴォルナー の 刊 行 に 力 を 注 ぎ 第 3 回 全 コロニー 大 会 には 不 参 加 の 立 場 を 取 るグループと アメリカーンスキエ イズヴェスチヤ の 立 て 直 しに 重 点 を 置 き 同 大 会 の 開 催 を 準 備 するグループとに 大 まかに 分 裂 していくことになる( 第 3 回 全 コロニ ー 大 会 については 次 章 第 3 節 で 取 り 上 げる ) -26-

28 6 在 米 ロシア 人 コロニー 統 一 の 試 みとロシア 人 全 コロニー 大 会 1) 第 1 回 ロシア 人 全 コロニー 大 会 まで ロシア2 月 革 命 勃 発 は НМ と ゴーロス トゥルダー においてともに 1917 年 3 (142) 月 16 日 号 で 報 じられた 革 命 勃 発 の 第 一 報 が 在 米 中 で 精 力 的 に 講 演 活 動 等 をこなしていたトロツキー ブハーリ ンらのもとへ 届 いた 後 直 ちに3 月 27 日 にトロツキーらの 帰 国 第 一 陣 が 発 ち 4 月 5 日 (143) にはブハーリン ヴォロダルスキーらの 第 二 陣 が 続 いた 革 命 勃 発 の 報 道 以 前 在 米 ロシア 人 移 民 にとってアメリカにおけるツァーリ 政 府 機 関 と の 関 係 は 最 も 疎 遠 なものであった しかし 革 命 後 事 態 は 急 変 した ロシア 人 移 民 は ( 総 ) (144) 領 事 館 をアメリカにおけるロシア 人 警 察 部 門 とみることをやめ 帰 国 のためのヴィザ ( 場 合 によっては 政 治 亡 命 ゆえにパスポート 自 体 )の 取 得 のためにそこへ 殺 到 することに なった そのきっかけを 与 えたのは 1917 年 3 月 19(6) 日 に 採 択 されたロシア 臨 時 政 府 によ る 政 治 的 監 禁 者 亡 命 者 の 恩 赦 に 関 する 法 律 であった それはロシア 外 務 省 の 回 状 によっ て 合 州 国 およびカナダのすべての 総 領 事 (ニューヨーク ピッツバーグ シカゴ サンフ ランシスコ シアトル ヴァンクーヴァー モントリオール)に 伝 えられ 政 治 亡 命 者 の (145) 帰 還 への 協 力 ( 時 には 金 銭 的 援 助 までも)が 命 じられた これによりニューヨークを 中 心 に 総 領 事 館 のある 各 都 市 でロシアへの 政 治 亡 命 者 の 送 り 出 しに 関 する 委 員 会 設 立 の 動 きが 加 速 する なお 上 記 帰 国 第 一 陣 のトロツキーら6 名 のロシア 人 はトロツキーの 妻 子 3 名 を 含 めて 1917 年 4 月 3 日 にカナダ ハリファックス 港 のイギリス 海 軍 当 局 によって 敵 国 ドイツ 人 の 嫌 疑 でアマーストに 抑 留 された 直 ちに4 月 6 日 モントリオールのロシア 総 領 事 は 長 文 電 報 を 送 り ニューヨークのロシア 総 領 事 によって 発 行 されたパスポートの 所 持 者 であ る 彼 らの 抑 留 に 抗 議 し そしてトロツキーらは4 月 29 日 に 再 び 帰 国 の 途 につくことにな (146) った このエピソードからわかることは ロシア 総 領 事 による 政 治 亡 命 者 へのパスポ ート 発 行 がいち 早 くトロツキーらになされたことであり そして 即 座 の 抗 議 の 中 にロシア 臨 時 政 府 の 姿 勢 の 本 気 度 がこの 時 窺 われたことである ゴーロス トゥルダー 1917 年 4 月 6 日 号 によれば ニューヨークではすでに 22 の 組 織 が 加 わる 会 議 ( 続 く 報 道 によれば ニューヨーク 市 ロシア 人 革 命 的 諸 組 織 会 議 )が 形 成 され その 目 的 はロシアへ 出 発 しつつある 亡 命 者 の 調 整 と 管 理 であった すでに 同 会 議 によって 34 名 から 成 る 第 一 陣 が 送 り 出 され 4 月 12 日 にヴァンクーヴァーを 離 れ 横 浜 経 由 でウラジヴォストークへ 向 かう 予 定 であった 同 会 議 は 上 記 総 領 事 のいるすべての 都 市 で 同 種 の 会 議 形 成 に 速 やかに 着 手 するよう 呼 びかけた そしてニューヨーク 会 議 に 関 す る 情 報 を 同 書 記 が 提 供 できるその 問 い 合 わせ 先 を 記 していたのだが それは НМ と ゴ (147) ーロス トゥルダー であった 両 紙 の 共 同 がこの 帰 還 運 動 によって 始 まっていたの -27-

29 である ゴーロス トゥルダー の 方 は 1917 年 3 月 23 日 号 掲 載 の すべてのロシア 人 労 働 者 へ の 中 で 現 時 点 で 我 々の 努 力 は ロシア 国 内 でその 同 誌 の ような 機 関 紙 の 創 刊 と 維 持 に 向 けられなければならない と 表 明 し 直 ちに 2,000 ドル 以 上 の 基 金 を2 3 週 (148) 間 で 集 めるために 寄 付 を 呼 びかけた ニューヨーク 市 ロシア 人 革 命 的 諸 組 織 会 議 ( 加 盟 組 織 は 24 に 増 加 )が 準 備 した 97 名 か ら 成 る 第 二 陣 が 1917 年 4 月 23 日 にシアトルへ 向 けて 出 発 した ニューヨークからウラ ジヴォストークまでの 経 費 は 一 人 あたり 約 180 ドルであった 同 会 議 は 委 員 会 組 織 を 持 つ ようになり 同 書 記 をコトゥリャレンコ( Д. Котляренко)が 務 めた ニューヨーク 会 議 委 員 会 書 記 宛 の 問 い 合 わせは ここでも ゴーロス トゥルダー と НМ 気 付 であっ た 同 会 議 委 員 会 が 発 行 する 証 明 書 があれば 政 治 亡 命 者 は いかなる 証 明 書 の 提 示 もなしに 障 害 なく 通 行 証 明 書 を 領 事 館 から 得 ることができた そのため 受 付 窓 口 が 日 曜 を 除 く 毎 日 午 前 10 時 から 午 後 3 時 まで 開 設 され 午 後 6 時 から8 時 までは 委 員 会 メンバーによる 当 (149) 直 が 土 曜 と 日 曜 を 除 く 毎 晩 配 されていた ゴーロス トゥルダー 1917 年 5 月 11 日 号 では 同 誌 の 清 算 が 表 明 された すなわ ち 刊 行 グループ の 最 近 の 実 務 会 議 においてアメリカでの 刊 行 停 止 を 方 向 づけ ロシ アでの 機 関 紙 刊 行 (できれば 日 刊 )に 着 手 することが 決 定 された そのため 予 約 購 読 者 に は ロシアからの 新 聞 を 受 け 取 るか НМ など 他 の 新 聞 を 受 け 取 るか 各 自 の 選 択 を できるだけ 速 やかに 通 知 してもらうことが 呼 びかけられた なお 同 号 には 上 記 基 金 のそ の 時 点 での 総 額 が 記 されており それによると 5, ドルと 125 ルーブリ 兌 換 紙 幣 であ (150) り 当 初 の 予 想 をはるかに 超 えるものであった 同 誌 編 集 スタッフの 帰 国 についてだが タニーの 証 言 によれば シャトフ 夫 人 ら 21 名 の 一 行 は 1917 年 5 月 26 日 にホーボーケンから オスカル2 世 号 で 東 へ 向 かって 出 帆 し たのに 対 して シャトフとヴォーリン( Волин[ В.М. Эйхенбаум] )は 全 国 から 一 群 が 集 まるまで 待 ち それから 姿 をくらました 彼 らの 帰 国 ルートを 誰 も 知 らず シアトルにい るとの 消 息 があった 全 体 で 約 600 名 のアナーキストが 出 発 したが ロシアへ 辿 り 着 けな (151) かった 者 もいた シャトフらは 西 回 りで7 月 ( 露 暦 )にペトログラートに 到 着 し 8 (152) 月 24( 11) 日 に ゴーロス トゥルダー を 復 刊 することになる このような 帰 国 ラッシュと 入 れ 替 わるように 1917 年 6 月 19 日 ロシア 臨 時 政 府 により 駐 米 ロシア 大 使 に 任 命 されたボリス バフメチェフ( Б.А. Бахметев)ら 約 40 名 から 成 る 特 別 使 節 団 がウラジヴォストーク 日 本 シアトル 経 由 でワシントンに 到 着 した 翌 20 日 バフメチェフは 公 式 にウィルソン 大 統 領 に 拝 謁 した このあと 使 節 団 は7 月 5 日 に 常 設 の 駐 米 ロシア 大 使 館 となり バフメチェフは 特 命 全 権 大 使 としての 信 任 状 をウィルソン (153) に 捧 呈 することになる その 使 節 団 の 中 で 産 業 貿 易 を 担 当 していたオメリチェンコは 1920 年 に 元 ニューヨ ーク ロシア 総 領 事 館 副 領 事 コルフ( О.А. Корф)とともに ロシア-アメリカ 便 覧 を 編 集 刊 行 し それは 両 国 両 民 族 の 相 互 利 害 に 関 するデータと 情 報 を 集 めた 本 格 的 試 みで あった 編 者 たちは 約 1,100 にものぼる 合 州 国 とカナダにおけるロシア 人 ウクライナ 人 (154) リトアニア 人 ユダヤ 人 等 の 組 織 の 詳 細 なリストを 載 せているが そこにはアメリカ -28-

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