博士論文

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1 博 士 論 文 小 学 校 高 学 年 児 童 の 身 体 活 動 が 自 己 効 力 感 及 び 体 力 向 上 に 及 ぼす 影 響 平 成 25 年 9 月 広 島 大 学 大 学 院 総 合 科 学 研 究 科 総 合 科 学 専 攻 新 本 惣 一 朗

2 目 次 第 1 章 : 緒 言 自 己 効 力 感 とは 小 学 校 高 学 年 児 童 の 自 己 効 力 感 体 力 とは 小 学 校 高 学 年 児 童 の 体 力 小 学 校 高 学 年 児 童 を 対 象 にした 体 力 測 定 小 学 生 の 体 力 向 上 に 関 する 研 究 本 研 究 の 目 的 本 論 文 の 構 成...20 第 2 章 : 小 学 校 高 学 年 児 童 のスポーツ 実 施 状 況 と 特 性 的 自 己 効 力 感 の 関 係 序 論 方 法 結 果 考 察 結 論 第 3 章 : 小 学 校 高 学 年 児 童 の 生 活 様 式 と 体 力 の 関 係 序 論 方 法 結 果 考 察 結 論... 64

3 第 4 章 : 小 学 校 高 学 年 児 童 の 日 常 身 体 活 動 量 と 体 力 の 関 係 序 論 方 法 結 果 考 察 結 論...81 第 5 章 : 小 学 校 高 学 年 児 童 の 体 力 向 上 における 学 校 体 育 の 役 割 序 論 方 法 結 果 考 察 結 論 第 6 章 : 総 括 総 合 考 察 結 語 本 研 究 の 課 題 文 献 図 表 一 覧 謝 辞...123

4 第 1 章 緒 言 1

5 1-1 自 己 効 力 感 とは 自 己 効 力 感 (self-efficacy)とは ある 結 果 を 生 み 出 すのに 必 要 な 行 動 をどの 程 度 うまく 行 うこ とができるかという 確 信 ( 板 野 東 條,1986) すなわち 自 己 の 行 動 を 自 分 が 統 制 し 必 要 な 行 動 を 効 果 的 に 遂 行 できるという 可 能 性 の 認 知 及 び 信 念 のことである 自 己 効 力 感 は カナダ 人 の 心 理 学 者 である Bandura(1977)により 提 唱 された 概 念 であり ある 行 動 がどのような 結 果 を 生 み 出 すか を 結 果 予 期 結 果 を 生 み 出 すための 行 動 をどの 程 度 上 手 く 行 うことができるかを 効 力 予 期 と 分 類 されている 自 己 効 力 感 は 自 分 の 未 来 の 行 動 に 対 する 結 果 予 期 に 効 力 予 期 を 伴 った 自 己 認 知 の 一 種 である(Bandura,1977) 実 際 に 物 事 を 成 し 遂 げるためには 結 果 予 期 だけでは 遂 行 できず 効 力 予 期 が 伴 わなければならない 自 己 効 力 感 が 低 い 者 は 未 来 に 起 こる 物 事 に 対 し 自 分 には 成 し 遂 げることができない などと 否 定 的 に 捉 え 行 動 が 消 極 的 になる また 物 事 に 対 しては 意 欲 が 低 下 し 学 習 に 対 しては 効 率 が 低 下 する その 反 対 に 自 己 効 力 感 の 高 い 者 は 自 分 はそれを 成 し 遂 げることができる 自 分 には その 事 に 対 する 力 がある など 物 事 を 肯 定 的 に 捉 えること ができ 行 動 が 積 極 的 になる また 物 事 に 対 し 意 欲 が 向 上 し 学 習 や 仕 事 の 効 率 が 上 がり それ らの 結 果 に 対 して 好 影 響 を 及 ぼす その 自 己 効 力 感 には 2 水 準 がある(Bandura, 1977; 坂 野 東 條,1986) 1 つ 目 は 課 題 や 場 面 に 特 異 的 なかたちで 行 動 に 影 響 を 及 ぼす 自 己 効 力 感 で 課 題 特 異 的 自 己 効 力 感 と 呼 ばれている 2 つ 目 は 具 体 的 な 個 々の 課 題 や 状 況 には 依 存 せずに より 長 期 的 に より 一 般 化 した 日 常 場 面 における 行 動 に 影 響 する 自 己 効 力 感 である 後 者 については 人 格 特 性 的 な 認 知 傾 向 とみなすことができ 特 性 的 自 己 効 力 感 と 呼 ばれている 特 性 的 自 己 効 力 感 の 個 人 差 を 測 定 することは 人 の 行 動 を 予 測 し 制 御 する 上 で 特 に 重 要 と 考 えられる(Sherer et al.,1982) 課 題 特 異 的 自 己 効 力 感 についての 研 究 は Weingberg et al.(1979,1990) 及 び Dishman and Sallis(1985)など 数 多 くみられるのに 対 し 特 性 的 自 己 効 力 感 の 研 究 についての 報 告 は 限 られている これまで 自 己 効 力 感 は 認 知 行 動 療 法 として うつ 病 やパニック 障 害 摂 取 障 害 などの 症 状 の 改 善 を 目 的 に 臨 床 的 に 用 いられていた しかし 自 己 効 力 感 を 高 めることは 対 人 関 係 を 円 滑 にした り 学 習 の 効 率 や 効 果 をあげることなどから 最 近 は 教 育 現 場 でも 重 要 視 されている 自 己 効 力 感 2

6 のタイプについても 自 己 の 行 動 を 制 御 ( 自 己 統 制 的 自 己 効 力 感 )するタイプ 対 人 関 係 ( 社 会 的 自 己 効 力 感 )におけるタイプ 及 び 学 校 の 学 習 など( 学 業 的 自 己 効 力 感 )におけるタイプに 分 類 さ れ(Bandura,1997) 心 理 学 だけでなく 教 育 学 や 社 会 学 にも 大 きな 影 響 を 与 えている 1-2 小 学 校 高 学 年 児 童 の 自 己 効 力 感 小 学 校 高 学 年 児 童 の 自 己 効 力 感 の 先 行 研 究 については 自 己 統 制 的 自 己 効 力 感 社 会 的 自 己 効 力 感 及 び 学 業 的 自 己 効 力 感 においてそれぞれの 研 究 がみられる 自 己 統 制 的 自 己 効 力 感 に 関 する 研 究 は 小 川 ら(2004)の 自 己 効 力 感 と 病 気 の 認 識 との 関 係 をみたものや 笹 川 藤 田 (1992)の 親 の 養 育 態 度 と 自 己 統 制 感 の 関 係 をみたものなどがみられる 小 川 ら(2004)の 研 究 では 病 気 は 治 さ ないといけないものと 捉 えている 子 どもは 失 敗 に 対 する 不 安 が 少 ない 傾 向 があるなど 自 己 効 力 感 が 高 いことは 健 康 の 自 己 管 理 や 健 康 を 損 なわれた 時 の 受 療 行 動 やセルフケア 行 動 をとりやすく することに 繋 がると 報 告 している 笹 川 藤 田 (1992)は 自 己 効 力 感 について 小 学 校 と 高 校 の 時 期 に 両 親 によくほめられた 男 子 学 生 は 高 く 小 学 校 高 学 年 の 時 期 に 母 親 によく 叱 られた 女 子 学 生 は 低 かったなどと 小 学 生 の 頃 の 親 の 養 育 態 度 が 大 学 生 になっても 影 響 を 及 ぼしていることを 報 告 している これらの 報 告 から 小 学 校 高 学 年 期 の 自 己 統 制 的 自 己 効 力 感 を 高 めることは その 後 の 自 己 効 力 感 やメンタルヘルスなどに 影 響 を 及 ぼすことが 考 えられる 社 会 的 自 己 効 力 感 に 関 する 研 究 は 飯 田 関 根 (1992)のキャンプ 経 験 が 自 己 効 力 感 に 及 ぼす 効 果 をみた 研 究 や 古 澤 (2005)の 対 人 的 自 己 効 力 感 を 高 めるソーシャル スキル トレーニング 効 果 をみた 研 究 などがみられる 飯 田 関 根 (1992)は 高 学 年 児 童 のキャンプ 体 験 と 自 己 効 力 感 に ついて キャンプ 経 験 は 児 童 の 自 已 効 力 の 向 上 に 効 果 があり 特 に 失 敗 に 対 する 不 安 因 子 に 著 しい 効 果 が 認 められる また 小 学 校 5 年 生 男 子 でキャンプ 初 経 験 の 児 童 は 行 動 の 積 極 性 因 子 に 向 上 がみられるなど 報 告 している 古 澤 (2005)は 6 年 生 児 童 を 対 象 として 集 団 ソーシャル ス キル トレーニングの 授 業 を 試 みた 授 業 後 社 会 的 スキル 対 人 的 自 己 効 力 感 及 び 学 級 満 足 度 の 各 尺 度 の 得 点 が 向 上 し 6 年 生 児 童 の 社 会 的 スキルだけでなく 対 人 的 自 己 効 力 感 や 学 級 満 足 度 の 改 善 に 効 果 があらわれることを 報 告 している これらの 報 告 より 社 会 的 自 己 効 力 感 は 体 験 活 動 や 集 団 ソーシャル スキル トレーニングなどで 向 上 すると 考 えられた 3

7 学 業 的 自 己 効 力 感 に 関 する 研 究 は 和 泉 沢 (2008)の 小 学 校 英 語 のコミュニケーションと 自 己 効 力 感 の 関 係 をみた 研 究 や 児 玉 ら(2008)の 学 習 支 援 と 小 学 生 の 算 数 に 関 する 自 己 効 力 感 の 研 究 な どがみられる 和 泉 沢 (2008)の 小 学 校 英 語 のコミュニケーションと 自 己 効 力 感 の 関 係 をみた 研 究 では 高 学 年 児 童 にとって 苦 手 であると 捉 えらえていた 恥 ずかしがらずに 進 んで 話 す ことにつ いて できた と 自 己 評 価 する 児 童 が 増 え 自 己 効 力 感 に 着 目 した 指 導 の 工 夫 が 有 効 であったこ とを 報 告 している また 児 玉 ら(2008)は 地 域 の 小 学 生 に 学 習 支 援 を 行 い 事 前 事 後 調 査 の 結 果 を 分 析 したところ 学 習 支 援 を 受 けたことで 小 学 生 の 算 数 に 関 する 自 己 効 力 感 が 向 上 してい たと 報 告 している これらのことから 自 己 効 力 感 を 高 めることは 学 習 効 果 に 大 きく 影 響 を 及 ぼし ていることが 考 えられる 以 上 の 先 行 研 究 のように 小 学 校 高 学 年 児 童 の 自 己 効 力 感 の 向 上 は 自 己 の 自 信 や 生 涯 の 健 康 に 影 響 を 及 ぼすと 考 えられる しかし 小 学 高 校 学 年 児 童 の 自 己 効 力 感 と 体 力 向 上 に 関 する 研 究 はほ とんどない 小 学 校 高 学 年 児 童 の 心 理 的 側 面 と 体 力 向 上 の 関 係 をみるために 小 学 校 高 学 年 児 童 の 自 己 効 力 感 と 体 力 向 上 を 検 討 する 意 義 は 大 きいと 考 えられる 1-3 体 力 とは 体 力 という 語 は 従 来 から 存 在 していたが 戦 前 の 日 本 に 体 力 という 語 はあまりなじみがなく 英 語 との 対 応 についても 種 々 論 じられていた( 朝 比 奈,1968) 英 語 には 体 力 に 関 する 言 葉 はいくつか あり physical fitness motor fitness total fitness など 人 の 身 体 能 力 は 適 応 性 を 中 心 に 考 えられていたと 思 われる( 松 田,1952; 朝 比 奈,1968) 戦 後 に 日 本 体 力 医 学 会 日 本 体 育 学 会 が 創 立 され 前 者 では 機 関 誌 体 力 科 学 の 英 語 名 を 決 めるのに 体 力 を physical fitness とし 後 者 は 体 育 学 用 語 を 検 討 した 折 physical fitness を 体 力 と 訳 しており 体 力 と physical fitness が 対 応 する 語 として 用 いられるようになった( 朝 比 奈,1968) 大 辞 林 第 一 版 (1998)によると 体 力 とは 継 続 的 に 物 事 を 行 うことができる からだ 全 体 の 能 力 特 に 病 気 に 対 する 抵 抗 力 や 疲 労 に 対 する 回 復 力 とされ 広 辞 苑 第 六 版 (2008)では 身 体 の 力 身 体 の 作 業 運 動 の 能 力 または 疾 病 に 対 する 抵 抗 力 とされている これらの 辞 典 からは 体 力 は 人 間 の 活 動 の 源 であり 人 間 が 生 きていくために 必 要 な 力 であると 考 えられる また どち 4

8 らの 辞 典 でも 前 半 部 分 の からだ 全 体 の 能 力 身 体 の 力 などの 体 力 は 一 般 的 に 行 動 体 力 と 言 われるものである また 後 半 の 病 気 に 対 する 抵 抗 力 や 疲 労 に 対 する 回 復 力 疾 病 に 対 する 抵 抗 力 は 防 衛 体 力 と 言 われるものであり 体 力 は 行 動 体 力 と 防 衛 体 力 の 二 つの 要 素 から 成 るもの と 考 えることができる 福 田 (1966)は 行 動 体 力 を 人 間 が 外 に 対 して 行 動 に 表 す 身 体 的 能 力 の 大 きさ とあらわし 防 衛 体 力 を 人 間 の 生 体 が 病 気 その 他 の 侵 襲 あるいは ストレスに 侵 害 されたときに これに 抵 抗 して 自 己 の 生 存 を 防 衛 し 健 康 状 態 へ 立 ち 直 ることのできる 能 力 とあらわしている 行 動 体 力 は 主 として 筋 骨 格 神 経 酸 素 運 搬 系 ( 呼 吸 循 環 血 液 )などに 関 係 する 能 力 であり これに 対 して 防 衛 体 力 は 主 として 内 臓 内 分 泌 系 自 律 神 経 系 などの 機 能 に 関 係 する 能 力 である( 朝 比 奈,1968) また 福 田 (1966)は 体 力 という 語 は 人 間 の 精 神 でなく 身 体 のことを 言 っていること 及 び 力 という 以 上 量 的 な 考 え 方 で 何 かの 強 度 を 問 題 にしていることは 確 かであろう と 述 べてい る ただし 行 動 体 力 も 防 衛 体 力 も 論 者 によってその 内 容 が 多 少 とも 異 なることは 避 けられない 猪 飼 (1965)による 体 力 の 構 成 では 体 力 には 身 体 的 要 素 と 精 神 的 要 素 があるとされ 身 体 的 要 素 の 中 で 行 動 体 力 と 防 衛 体 力 に 分 けている その 行 動 体 力 はさらに 形 態 と 機 能 に 分 けられ 防 衛 体 力 は 構 造 と 機 能 に 分 けられている また 精 神 的 要 素 の 中 でも 行 動 体 力 と 防 衛 体 力 に 分 けられ その 行 動 体 力 は 意 志 判 断 意 欲 とされ 防 衛 体 力 は 精 神 的 ストレスに 対 する 抵 抗 力 とされている 福 田 (1966)の 体 力 の 構 成 についての 見 解 は 猪 飼 (1965)とは 異 なり 体 力 を 身 体 的 要 素 と 精 神 的 要 素 には 分 けておらず 体 力 構 成 に 精 神 的 要 素 を 含 めていない 宮 下 (1978)による 体 力 構 成 図 ( 図 1-1)にも 体 力 には 行 動 的 側 面 と 防 衛 的 側 面 があるとされているが 精 神 的 要 素 の 行 動 体 力 と 防 衛 体 力 は 表 していない 精 神 的 要 素 の 行 動 体 力 と 防 衛 体 力 を 体 力 として 捉 えることについては 今 後 も 検 討 が 必 要 なところである 宮 下 (1997)は 防 衛 体 力 自 体 についても 防 衛 体 力 が 存 在 するのかどうか 改 めて 問 う 必 要 があ ろう 科 学 的 に 存 在 するものとして 扱 うのであれば 測 定 可 能 で ある 程 度 定 量 できるものでなく てはならない と 科 学 的 に 捉 えることの 難 しさについて 述 べている 伊 藤 (1980)らは 防 衛 体 力 の 自 覚 度 及 び 行 動 体 力 との 相 互 関 係 を 調 査 したが 統 計 的 相 関 を 見 出 すことはできなかった そ して 両 体 力 の 密 接 な 相 互 関 係 の 存 在 を 想 定 する 研 究 者 は 多 いが その 実 証 はなされていないこと 5

9 脳 神 経 系 の 動 き 脳 神 経 系 の 動 き 細 菌 の 進 入 温 度 の 変 化 機 械 的 衝 撃 清 潔 に 保 つ 着 衣 を 変 える 緩 衝 行 為 をとる 免 疫 恒 常 性 強 靭 性 ( 防 衛 的 側 面 ) 体 力 ( 行 動 的 側 面 ) 非 乳 酸 性 能 力 乳 酸 性 能 力 有 酸 素 能 力 時 間 的 空 間 的 量 的, 調 節 高 パワー 中 パワー 低 パワー 図 1-1 体 力 の 構 成 図 ( 宮 下, 1978) 6

10 を 指 摘 してきた また 行 動 体 力 は 測 定 可 能 で 防 衛 体 力 は 測 定 困 難 なものであることにより 一 般 的 には 体 力 とは 行 動 体 力 を 指 す 1-4 小 学 校 高 学 年 児 童 の 体 力 文 部 科 学 省 (2010)が 行 っている 体 力 運 動 能 力 調 査 によると 子 どもの 体 力 運 動 能 力 は 昭 和 60 年 ごろから 現 在 まで 低 下 傾 向 が 続 いる 現 在 の 子 どもの 体 力 とその 親 の 世 代 である 30 年 前 のそれと 比 較 すると ほとんどのテスト 項 目 において 子 どもの 世 代 が 親 の 世 代 を 下 回 っている 一 方 身 長 体 重 など 子 どもの 体 格 についても 同 様 に 比 較 すると 逆 に 親 の 世 代 を 上 回 っている 文 部 科 学 省 (2002)は 体 格 が 向 上 しているにもかかわらず 体 力 運 動 能 力 が 低 下 しているこ とは 身 体 能 力 の 低 下 が 深 刻 な 状 況 であることを 示 している また 子 どもの 体 力 の 低 下 は 将 来 的 に 国 民 全 体 の 体 力 低 下 につながり 生 活 習 慣 病 の 増 加 やストレスに 対 する 抵 抗 力 の 低 下 など を 引 き 起 こすことが 懸 念 され 社 会 全 体 の 活 力 が 失 われるという 事 態 に 発 展 しかねない と 危 惧 を 表 している 現 在 の 日 本 は 高 齢 化 が 進 行 し さらには 少 子 化 にも 歯 止 めがかからず 最 近 では 国 民 の 人 口 の 減 少 が 始 まっている 子 どもの 体 力 低 下 は 将 来 の 国 民 全 体 の 体 力 低 下 に 繋 がること が 考 えられ 子 どもの 体 力 低 下 に 歯 止 めをかけ 体 力 向 上 に 転 じさせていくことは 我 が 国 の 重 要 な 課 題 の 一 つである 文 部 科 学 省 (2002)は 子 どもの 体 力 低 下 の 原 因 について 保 護 者 をはじめとする 国 民 の 意 識 の 中 で 外 遊 びやスポーツの 重 要 性 を 学 力 の 状 況 と 比 べ 軽 視 する 傾 向 が 進 んだことにあると 考 えら れる また 生 活 の 利 便 化 や 生 活 様 式 の 変 化 は 日 常 生 活 における 身 体 を 動 かす 機 会 の 減 少 を 招 い ている と 述 べ 子 どもが 運 動 不 足 になっている 直 接 的 な 原 因 としては 次 の 3 つを 挙 げている (1) 学 校 外 の 学 習 活 動 や 室 内 遊 び 時 間 の 増 加 による 外 遊 びやスポーツ 運 動 時 間 の 減 少 (2) 空 き 地 や 生 活 道 路 といった 子 どもたちの 手 軽 な 遊 び 場 の 減 少 (3) 少 子 化 や 学 校 外 の 学 習 活 動 などによる 仲 間 の 減 少 である また 今 日 の 社 会 においては 屋 外 で 遊 んだり スポーツに 親 しむ 機 会 を 意 識 して 確 保 していく 必 要 があり 特 に 保 護 者 の 皆 様 が 子 どもを 取 り 巻 く 環 境 を 十 分 に 理 解 し 積 極 的 に 体 を 動 かす 機 会 を 作 っていく 必 要 がある と 子 どもの 運 動 不 足 に 対 して 家 庭 や 保 護 者 の 関 わりについても 述 べている 7

11 中 央 教 育 審 議 会 (2002)は 小 学 校 中 学 年 の 体 力 の 特 徴 として 身 体 の 発 達 面 では 比 較 的 安 定 した 時 期 となる また 歩 く 走 る 跳 ぶ 投 げる 捕 るなどの 基 礎 的 な 動 きがより 洗 練 されてい く また この 時 期 は 思 春 期 の 発 育 の 準 備 期 でもあり スポーツに 対 する 興 味 が 芽 生 え 運 動 する 喜 びや 意 義 そして 他 者 との 関 わりを 意 識 するなど 集 団 活 動 に 不 可 欠 な 社 会 性 に 対 しても 理 解 を 深 めることができるようになってくる と 説 明 している 小 学 校 高 学 年 児 童 の 体 力 の 特 徴 については 高 学 年 は 人 生 でもっとも 成 長 の 著 しい 思 春 期 の 入 り 口 と 言 われている 個 人 差 はあ るが 身 長 が 急 速 に 伸 びたり 心 臓 をはじめとする 内 臓 器 官 や 骨 筋 肉 など 運 動 にかかわる 身 体 の 諸 機 能 の 著 しい 発 達 がみられるようになってくる そして この 時 期 は 一 生 のうちで 最 も 重 要 な 心 身 の 成 長 の 黄 金 時 期 と 言 える また 精 神 面 でも 急 速 な 発 達 がみられる 反 面 不 安 定 な 状 態 にもなりやすいので 心 身 の 発 達 のバランスがとれるように 配 慮 することが 大 切 である と 説 明 している このように 小 学 生 は 大 人 に 向 けての 成 長 過 程 の 段 階 であり 身 体 は 発 育 途 中 である 体 力 に ついても 未 発 達 な 部 分 が 多 い しかし 近 年 では 小 学 生 の 体 力 低 下 が 社 会 問 題 となっている 小 学 校 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 ( 文 部 科 学 省,2011)で 前 回 まで 高 学 年 でしか 示 されていなかった 体 つく り 運 動 が 今 回 低 学 年 から 示 された これは 児 童 が 将 来 的 にスポーツの 技 能 や 体 力 を 高 めるた めであり 体 ほぐし 運 動 に 加 え 低 学 年 に 多 様 な 動 きをつくる 運 動 遊 び 中 学 年 に 多 様 な 動 きをつくる 運 動 高 学 年 に 体 力 を 高 める 運 動 が 示 された( 表 1-1) 低 学 年 の 多 様 な 動 きを 作 る 運 動 遊 び は (1) 体 のバランスをとる 運 動 遊 び (2) 体 を 移 動 する 運 動 遊 び (3) 用 具 を 操 作 する 運 動 遊 び (4) 力 試 しの 運 動 遊 びで 構 成 されている 中 学 年 の 多 様 な 動 きを 高 める 運 動 は (1) 体 のバランスをとる 運 動 (2) 体 を 移 動 する 運 動 (3) 用 具 を 操 作 する 運 動 (4) 力 試 しの 運 動 で 構 成 され 低 学 年 の 運 動 遊 び から 運 動 へ 内 容 を 高 めて 継 承 している さらに 中 学 年 には(5) 基 本 的 な 動 きを 組 み 合 わせる 運 動 も 加 わっている (1)の 体 の バランスをとる 運 動 は 姿 勢 や 方 向 を 変 えての 動 作 や 運 動 を 通 して 体 のバランスや 動 きを 身 に 付 けることがねらいとされている (3)の 用 具 を 操 作 する 運 動 には 竹 馬 や 一 輪 車 及 び G ボール(バ ランスボール)の 運 動 などが 含 まれている このように 低 中 学 年 にはバランス 感 覚 など 調 整 力 を 養 う 運 動 が 多 く 含 まれている 8

12 表 1-1 小 学 校 体 育 科 領 域 構 成 と 内 容 ( 体 つくり 運 動 ) 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 体 ほぐしの 運 動 体 ほぐしの 運 動 体 ほぐしの 運 動 多 様 な 動 きをつくる 運 動 遊 び 多 様 な 動 きをつくる 運 動 体 力 を 高 める 運 動 (1) 体 のバランスをとる 運 動 遊 び (2) 体 を 移 動 する 運 動 遊 び (1) 体 のバランスをとる 運 動 (2) 体 を 移 動 する 運 動 (1) 体 の 柔 らかさ 及 び 巧 みな 動 き を 高 める 運 動 (2) 力 強 い 動 き 及 び 動 きを 持 続 す る 能 力 を 高 める 運 動 (3) 用 具 を 操 作 する 運 動 遊 び (3) 用 具 を 操 作 する 運 動 (4) 力 試 しの 運 動 遊 び (4) 力 試 しの 運 動 (5) 基 本 的 な 動 きを 組 み 合 わせる 運 動 ( 文 部 科 学 省,2011) 9

13 小 学 校 高 学 年 は 思 春 期 の 入 口 の 時 期 である 思 春 期 頃 になると 成 長 ホルモンの 影 響 により 第 二 次 性 徴 が 発 現 され 筋 力 をはじめとする 体 力 も 成 人 に 近 づいていく 思 春 期 前 半 より 直 接 身 体 に 運 動 刺 激 を 与 えることは 体 力 を 向 上 させ 丈 夫 な 体 をつくるなどの 効 果 が 期 待 できる 高 学 年 の 体 つくり 運 動 には 体 力 を 高 める 運 動 が 取 り 入 れられている 体 力 を 高 める 運 動 は 体 力 の 向 上 を 直 接 のねらいとして 行 われる 運 動 であり (1) 体 の 柔 らかさ 及 び 巧 みな 動 きを 高 める 運 動 (2) 力 強 い 動 き 及 び 動 きを 持 続 する 能 力 を 高 める 運 動 からなり 特 に 高 学 年 の 発 達 段 階 を 考 慮 し 体 の 柔 らかさや 巧 みな 動 きを 高 めるための 運 動 に 重 点 を 置 いて 指 導 することとされている 低 中 学 年 では 基 礎 的 な 体 力 や 感 覚 を 養 うことに 主 眼 が 置 かれていたが 高 学 年 になると 体 力 の 向 上 を 直 接 ねらいとする 運 動 も 取 り 込 まれているのである これらのことは 低 中 学 年 までの 児 童 期 と 思 春 期 前 半 に 入 る 高 学 年 の 体 力 の 特 徴 の 違 いによることが 考 えられる また 小 学 校 高 学 年 の 時 期 は 生 物 学 的 臨 界 期 とも 呼 ばれている( 西,2008) 神 経 系 の 発 達 がほぼ 完 成 に 近 づく 一 方 身 体 形 態 的 にもやや 安 定 した 時 期 に 入 り 可 逆 性 である 脳 神 経 系 の 柔 らかい 性 質 も 残 している 一 生 に 一 度 しかない 非 常 に 特 異 な 時 期 である( 西,2008) この 時 期 は ゴ ールデンエイジ とも 呼 ばれている ゴールデンエイジ の 時 期 は スポーツの 世 界 でもスキル 獲 得 の 最 適 期 として 非 常 に 重 要 視 されている この 時 期 は 各 種 スポーツの 動 作 習 得 やトレーニン グ 効 果 が 期 待 できるとともに 生 涯 の 体 力 に 多 大 な 影 響 を 及 ぼすことが 知 られている 宮 下 (1980)は 人 間 の 身 体 的 充 実 は 20 歳 前 後 に 完 成 する 人 の 体 力 なり 運 動 技 能 なるもの は 青 年 期 を 頂 点 として 幼 児 期 老 年 期 は 分 水 嶺 のごとく 下 降 しているのが 一 般 的 事 実 である 特 別 何 もしなくても 20 歳 頃 までは 加 齢 に 伴 い 体 格 や 体 力 は 向 上 していく(= 変 わっていく 部 分 )が 青 年 期 前 までに 身 体 の 働 きかけを 行 うと 体 力 や 運 動 技 能 は 著 しい 向 上 を 見 せる(= 変 えられる 部 分 ) と 述 べている また 宮 下 (1980)は 練 習 や 鍛 錬 などによる 身 体 への 働 きかけ(トレーニ ング 効 果 )で 変 えられる 部 分 についてはトレーナビリティ(trainability)と 呼 んだ トレーナ ビリティは 体 力 の 動 作 の 習 得 ねばり 強 さ 及 び 力 強 さ などに 対 して 至 適 年 齢 が 関 係 しており 至 適 年 齢 にトレーニングを 実 施 すると スポーツに 必 要 な 体 力 の 向 上 が 期 待 できると 述 べている 動 作 の 習 得 に 関 するトレーナビリティは 脳 や 神 経 系 の 発 達 に 合 わせ できるだ け 早 いうちに 始 めることが 大 切 であり 小 学 校 高 学 年 までにトレーニングすることが 望 ましい 小 10

14 学 校 高 学 年 頃 から ねばり 強 さ である 全 身 持 久 力 や 力 強 さ である 筋 力 などに 関 するトレー ニングに 主 眼 を 置 いて 行 えば 体 力 がより 向 上 していくことが 期 待 できると 考 えられる 本 来 小 学 生 は 運 動 欲 求 が 強 く 体 を 動 かすことを 好 む 年 代 である また 体 育 や 遊 びなどの 身 体 活 動 を 通 して 体 力 を 向 上 させて 丈 夫 な 身 体 をつくる 年 代 である しかし 最 近 では 運 動 をしな い 子 が 増 えており 運 動 する 子 と 比 べ 体 力 の 差 がかなりみられることが 小 学 生 の 体 力 の 特 徴 の 一 つとなっている 本 研 究 では 普 段 運 動 しない 子 も 含 め 小 学 校 高 学 年 児 童 の 体 力 を 向 上 させる 方 策 について 検 討 していきたい 1-5 小 学 校 高 学 年 児 童 を 対 象 にした 体 力 測 定 我 が 国 では 他 国 にはない 体 力 測 定 の 全 国 調 査 が 文 部 科 学 省 により 毎 年 行 われている 東 京 オリ ンピックの 開 催 を 契 機 に 国 民 の 体 育 スポーツの 関 心 が 高 まる 中 当 時 の 文 部 省 は 国 民 の 体 力 増 進 策 の 一 つとして まず 国 民 の 体 力 に 関 する 情 報 収 集 を 実 施 することとした このため 全 国 的 に 運 動 能 力 調 査 が 実 施 されることとなった この 運 動 能 力 調 査 は スポーツテストと 呼 ばれるもので 1964 年 に 制 定 され 1998 年 まで 実 施 された スポーツテストは 運 動 能 力 テストと 体 力 診 断 テス トに 分 けられており 対 象 者 は 10 歳 以 上 59 歳 以 下 に 設 定 されていた 運 動 能 力 テストは 運 動 能 力 を 計 測 するために 行 われ 小 学 校 高 学 年 児 童 の 測 定 種 目 は 50m 走 ( 走 力 ) 走 り 幅 跳 び( 跳 躍 力 ) ソフトボール 投 げ( 投 力 ) 斜 め 懸 垂 ( 筋 持 久 力 ) ジグザグドリブル( 調 整 力 ) 及 び 連 続 逆 上 がり ( 調 整 力 )の 6 種 目 であった また 小 学 生 には 低 中 学 年 用 運 動 能 力 テストもあった 低 中 学 年 用 運 動 能 力 テストは 5 種 目 あり 高 学 年 の 運 動 能 力 テストと 同 じ 種 目 は 50m 走 とソフトボー ル 投 げであり 違 う 種 目 は 立 ち 幅 跳 び( 跳 躍 力 )と 飛 び 越 しくぐり( 調 整 力 ) 及 び 持 ち 運 び 走 ( 調 整 力 )であった ジグザグドリブルは 低 学 年 にはなく 中 学 年 以 上 の 種 目 となっていた 高 学 年 の 運 動 能 力 テストは 走 り 幅 跳 びや 連 続 逆 上 がりなど 低 中 学 年 と 比 べ 運 動 のスキルを 求 められ る 種 目 や 斜 め 懸 垂 の 様 に 筋 持 久 力 を 測 定 する 種 目 があるところなどの 違 いや 特 徴 がみられた 一 方 体 力 診 断 テストは 身 体 の 各 部 位 の 特 定 の 運 動 能 力 を 計 測 するために 行 われ 小 学 生 の 測 定 種 目 は 反 復 横 跳 び( 調 整 力 ) 垂 直 跳 び( 跳 躍 力 ) 背 筋 力 ( 筋 力 ) 握 力 ( 筋 力 ) 伏 臥 上 体 反 らし( 柔 軟 性 ) 立 位 体 前 屈 ( 柔 軟 性 ) 及 び 踏 み 台 昇 降 運 動 ( 全 身 持 久 力 )の 7 種 目 であった 体 11

15 力 診 断 テストは 低 中 学 年 には 実 施 されず ある 程 度 身 体 が 成 長 した 高 学 年 時 期 からの 実 施 であ った 測 定 種 目 は 中 学 生 以 上 とほぼ 同 様 であったが 小 学 生 には 持 久 走 が 含 まれておらず 踏 み 台 昇 降 運 動 を 代 用 して 全 身 持 久 力 を 測 定 していた これは 小 学 生 の 成 長 段 階 において 1000mや 1500mを 走 る 体 力 がまだ 十 分 備 わっていないからであろう したがって 小 学 校 高 学 年 児 童 のスポ ーツテストの 種 目 は 運 動 能 力 テスト と 体 力 診 断 テスト を 合 わせ 13 種 目 であった 平 成 時 代 になり 高 齢 化 社 会 が 進 行 する 中 60 歳 以 上 も 参 加 可 能 な 安 全 性 の 高 いテストが 必 要 と なった また 教 育 現 場 では 学 校 五 日 制 が 導 入 され テストの 実 施 時 間 や 項 目 の 削 減 が 必 要 となっ た 1999 年 より 運 動 能 力 調 査 は それまでのスポーツテストに 変 わり 運 動 能 力 テスト と 体 力 診 断 テスト を 合 わせた 新 体 力 テストへと 移 行 した 小 学 校 高 学 年 児 童 の 測 定 種 目 は 50m 走 ソフトボール 投 げ 握 力 反 復 横 跳 びなど 旧 スポーツテストを 継 承 した 種 目 と 新 種 目 の 立 ち 幅 跳 び( 跳 躍 力 ) 上 体 起 こし( 筋 持 久 力 ) 長 座 体 前 屈 ( 柔 軟 性 ) 及 び 20mシャトルラン( 全 身 持 久 力 ) の 計 8 種 目 となった この 新 体 力 テストは 小 学 校 高 学 年 児 童 のみならず 低 学 年 から 実 施 できる 種 目 に 統 一 された また 文 部 科 学 省 は 2008 年 度 から 全 国 の 小 学 5 年 生 を 対 象 に 体 力 運 動 能 力 に 加 えて 運 動 習 慣 調 査 も 実 施 した 体 力 科 学 研 究 連 絡 委 員 会 作 成 (2003)の 日 本 人 のための 健 康 体 力 指 標 の 標 準 化 及 び 健 康 増 進 疾 病 予 防 のための 身 体 活 動 に 関 する 推 奨 指 針 作 成 への 提 言 では 新 体 力 テストについて 実 施 率 が 高 く また 高 齢 者 までカバーしている 点 で 日 本 人 のデータとして 活 用 する 価 値 は 高 いと 述 べている 現 在 我 が 国 の 小 学 生 を 対 象 とした 体 力 測 定 は 新 体 力 テスト 以 外 にも 水 泳 のタイム の 計 測 やマットや 縄 跳 びでの 技 の 検 定 など 学 校 独 自 で 測 定 しているものも 数 多 く 存 在 する しか し 全 国 共 通 で 同 じ 方 法 で 実 施 されている 新 体 力 テストは 高 学 年 をはじめ 小 学 生 全 体 の 体 力 を 比 較 検 討 するのに 最 適 な 測 定 方 法 と 考 えられる 1-6 小 学 生 の 体 力 向 上 に 関 する 研 究 小 学 生 を 対 象 にした 体 力 向 上 に 関 する 研 究 は 今 までにも 数 多 くなされている 文 部 科 学 省 は 2008 年 ( 平 成 21 年 ) 度 より 全 国 の 小 学 5 年 生 と 中 学 2 年 生 を 対 象 とした 全 国 体 力 運 動 能 力 運 動 習 慣 等 調 査 を 始 めている 調 査 の 目 的 は 全 国 的 な 子 どもの 体 力 の 状 況 を 把 握 分 析 する 12

16 ことにより 子 どもの 体 力 の 向 上 に 係 る 施 策 の 成 果 と 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 る また 学 校 における 体 育 健 康 に 関 する 指 導 などの 改 善 に 役 立 てる ( 文 部 科 学 省,2010)としている 調 査 事 項 には 児 童 生 徒 に 対 する 調 査 と 学 校 に 対 する 質 問 紙 調 査 がある 児 童 生 徒 に 対 する 調 査 内 容 は 実 技 に 関 する 調 査 ( 新 体 力 テスト) と 運 動 習 慣 生 活 習 慣 食 習 慣 に 関 する 質 問 紙 調 査 があり 学 校 に 対 する 質 問 紙 調 査 は 子 どもの 体 力 向 上 に 係 る 地 域 家 庭 などとの 連 携 及 び 特 別 活 動 などに 関 する 質 問 紙 調 査 である この 調 査 データから 現 在 の 子 どもの 体 力 や 生 活 の 実 情 をみることが 可 能 であり 過 去 の 子 どもとの 体 力 の 比 較 も 可 能 である また 実 技 に 関 する 調 査 ( 新 体 力 テスト)の 結 果 を 用 い 他 地 域 との 比 較 や スポーツや 運 動 実 施 前 後 の 体 力 の 伸 びを みることもできる しかしながら 文 部 科 学 省 は この 調 査 結 果 を 基 に 望 ましい 生 活 習 慣 や 運 動 習 慣 について 言 及 こそしているが 体 力 向 上 についての 具 体 的 な 方 策 は 示 していない 近 年 の 小 学 生 の 体 力 向 上 に 関 する 研 究 は 新 体 力 テストを 測 定 方 法 の 一 つとして 用 い 生 活 実 態 や 運 動 習 慣 の 質 問 紙 調 査 身 体 活 動 量 などを 組 み 合 わせ 分 析 した 研 究 が 多 くみられる 表 1-2 は 本 研 究 に 関 する 近 年 の 主 たる 先 行 研 究 をまとめたものである 本 来 小 学 生 は 運 動 欲 求 が 強 く 体 を 動 かすことが 好 きであり 外 遊 びやスポーツが 好 きな 子 が 多 いと 考 えられる しかし 現 代 では 三 間 ( 時 間 空 間 仲 間 )の 減 少 により 小 学 生 の 多 くは 運 動 不 足 と 考 えられる 依 田 ら(2009) の 報 告 より 小 学 生 自 身 も 運 動 不 足 を 感 じていることが 明 らかとされている 小 学 生 の 置 かれてい る 現 実 に 目 を 向 け 運 動 不 足 を 解 消 するべく 方 策 を 講 じなければなるまい 体 力 向 上 の 役 割 は 身 体 的 側 面 と 心 理 的 側 面 が 考 えられるが 先 行 研 究 では 身 体 的 側 面 から 体 力 向 上 について 検 討 されたものが 多 く 心 理 的 側 面 から 検 討 されたものは 少 ない 体 力 向 上 と 心 理 的 側 面 の 関 係 の 研 究 は 續 木 ら(2012)の 男 女 とも 新 体 力 テストの 総 合 点 が 高 いものほど 運 動 有 能 感 の 得 点 が 高 いことを 明 らかにした 研 究 や 小 林 ら(2006)の 体 力 に 関 する 諸 要 因 には 運 動 量 よりも 内 発 的 動 機 付 けが 大 きな 意 義 を 持 つことを 示 した 研 究 などがみられる 小 学 生 の 時 期 は 生 涯 にわ たり 健 全 に 過 ごしていくための 心 身 の 土 台 作 りの 時 期 である 体 力 の 向 上 と 心 理 的 側 面 について の 研 究 は 報 告 数 こそ 少 ないが 小 学 生 の 体 力 向 上 にとって 意 義 は 大 きく 今 後 も 明 らかにすべき 検 討 事 項 の 一 つであると 思 われる 小 学 生 の 体 力 と 社 会 環 境 の 関 係 について 検 討 した 先 行 研 究 は 糸 井 ら(2012)の 都 市 部 と 農 村 13

17 部 の 小 学 生 の 肥 満 率 や 通 学 距 離 との 関 係 を 調 査 した 研 究 や 池 田 平 下 (1994)の 通 学 距 離 と 体 力 の 関 係 を 調 査 したものなどがみられる 糸 井 (2012)は 都 市 部 の 方 が 農 村 部 に 比 べ 肥 満 率 が 少 なく 徒 歩 による 通 学 は 身 体 活 動 量 や BMI 指 数 と 相 関 関 係 にあったことを 報 告 している また 池 田 平 下 (1994)は 通 学 距 離 と 体 力 の 関 係 を 調 べ 通 学 距 離 が 延 長 すれば 持 久 走 の 速 度 も 上 昇 したことを 報 告 している 小 学 生 の 体 力 向 上 に 関 しては 通 学 距 離 以 外 の 生 活 環 境 や 生 活 習 慣 と 体 力 についてなど さらに 検 討 を 加 える 必 要 がある 社 会 環 境 の 変 化 により 放 課 後 外 で 遊 ぶ 子 どもが 減 ってきている 運 動 不 足 による 身 体 や 姿 勢 と 運 動 能 力 及 び 体 力 の 関 係 については 徳 永 (2004)の 足 裏 形 成 の 調 査 や 沖 嶋 ら(2004)の 姿 勢 と 柔 軟 性 の 研 究 などがみられる 徳 永 (2004)の 報 告 では 足 裏 形 成 には 学 校 差 があることや 足 裏 形 成 と 運 動 能 力 の 関 係 について 報 告 している 沖 嶋 ら(2004)は 小 学 生 の 柔 軟 性 が 低 くなってい ることや 正 しい 姿 勢 や 胸 腰 椎 をしっかり 可 動 させる 必 要 性 を 明 らかにしている 運 動 不 足 である 小 学 生 の 現 状 について 山 田 相 澤 (2008)は 幼 い 頃 から 保 護 者 がきっかけをつくり 一 緒 に 外 で 体 を 動 かす 機 会 を 作 ることの 重 要 性 を 示 している これらの 先 行 研 究 に 加 え 小 学 生 で 運 動 をよ くしている 子 としていない 子 の 日 常 の 歩 数 や 運 動 量 運 動 頻 度 や 運 動 強 度 及 び 運 動 時 間 など 詳 細 な 調 査 を 行 い 運 動 量 と 体 力 向 上 に 関 する 検 討 をさらに 行 う 必 要 があると 考 えられる 小 学 生 と 日 常 の 身 体 活 動 量 の 研 究 は 身 体 活 動 量 計 を 用 い 歩 数 や 運 動 量 などの 身 体 活 動 量 を 調 査 し 新 体 力 測 定 の 合 計 点 などと 合 わせて 分 析 した 報 告 が 多 くみられる 足 立 ら(2007)は 小 学 生 の 1 日 の 歩 数 は 平 日 で 13,000~18,000 歩 / 日 休 日 で 8,000~12,500 歩 / 日 であり 男 女 とも 休 日 が 平 日 に 比 べ 少 なく 学 年 が 上 がるに 連 れて 減 少 する 傾 向 にあったと 報 告 している 塙 (2011) は 歩 数 と 体 力 の 関 係 について 分 析 し 運 動 実 施 の 目 標 指 数 として 歩 数 で 男 子 は 16,000 歩 / 日 で 女 子 は 14,000 歩 / 日 以 上 であると 効 果 的 であることを 明 らかにした 笹 山 ら(2009)は 小 学 校 4 年 生 の 研 究 において 新 体 力 テスト 総 合 評 価 C( 新 体 力 テスト 4 年 生 の 評 価 基 準 で 10 点 満 点 8 種 目 の 合 計 点 が 45~51 点 )を 得 るためには 男 子 は 16,000 歩 / 日 走 歩 以 上 の 強 度 の 運 動 25 分 以 上 女 子 は 12,000 歩 / 日 走 歩 以 上 の 強 度 の 運 動 は 15 分 以 上 必 要 であることを 明 らかにした 戸 田 ら(2007)は 腕 力 ( 上 肢 筋 力 )や 全 身 持 久 力 走 力 及 び 体 力 総 合 評 価 に 優 れた 小 学 生 は 1 日 の 歩 数 が 多 く 身 体 活 動 消 費 量 の 多 い 生 活 をしている 傾 向 にあることを 示 した 安 部 (2007)は 運 動 量 14

18 の 多 い 児 童 は 体 力 運 動 能 力 が 高 く 運 動 量 の 少 ない 児 童 は 顕 著 に 低 い 値 を 示 し 歩 数 や 運 動 量 が 増 えると 体 力 が 向 上 することを 報 告 した このように 身 体 活 動 量 と 体 力 向 上 の 研 究 は 多 数 の 報 告 があるが 主 に 歩 数 や 運 動 量 からみた 報 告 がほとんどである 今 後 は 歩 数 や 運 動 量 に 加 え 運 動 頻 度 運 動 強 度 運 動 時 間 などと 体 力 向 上 の 関 係 についても 明 らかにしていくことが 望 まれる 小 学 生 の 体 力 向 上 とスポーツ 活 動 の 関 係 をみた 先 行 研 究 には 木 村 寺 田 (2012)や 村 田 ら(2006) 及 び 宮 下 ら(2010)の 研 究 がみられる 木 村 寺 田 (2002)は 体 力 運 動 能 力 には 歩 数 よりス ポーツ 活 動 が 強 く 関 与 することを 指 摘 し 小 学 生 の 運 動 能 力 向 上 には スポーツによる 運 動 刺 激 が 必 要 であることを 示 した また 歩 数 をはじめとする 総 身 体 活 動 量 が 増 すことは 体 力 向 上 に 好 影 響 を 与 えるが 歩 数 を 増 すよりもスポーツなどで 強 度 の 高 い 運 動 をする 方 が 効 果 があらわれるこ とを 明 らかにした 村 田 ら(2006)は 小 学 校 1 2 年 生 を 放 課 後 のスポーツ 教 室 に 参 加 させて 跳 び 箱 や 平 均 台 などのサーキットトレーニングを 試 みた そして 教 室 参 加 により 家 庭 での 外 遊 び 時 間 及 び 遊 びの 種 類 が 有 意 に 増 加 し 握 力 の 向 上 がみられたことを 報 告 している 宮 下 ら(2010) は 社 会 体 育 である 地 域 のスポーツクラブの 所 属 運 動 頻 度 運 動 時 間 が 多 いことが 体 力 を 高 め る 要 因 となることを 明 らかにした 放 課 後 や 週 末 に 実 施 される 地 域 のスポーツでは 運 動 量 や 運 動 時 間 がしっかり 確 保 され 小 学 生 の 体 力 や 運 動 能 力 の 向 上 に 大 きな 役 割 を 果 たしている 今 後 は どのような 種 目 の 運 動 をどれぐらい 実 施 すると 体 力 向 上 に 効 果 的 であるか また 小 学 生 の 心 理 的 側 面 にどのような 影 響 を 及 ぼすかを 検 討 する 必 要 がある 小 学 生 の 体 力 向 上 については 健 康 運 動 習 慣 や 休 日 の 過 ごし 方 との 関 係 から 検 討 した 報 告 もみ られる 高 倉 ら(2004)は 健 康 に 関 する 習 慣 と 体 力 レベルについて 1 年 間 の 縦 断 的 調 査 を 行 い 健 康 に 関 する 習 慣 の 多 くは 体 力 レベルと 関 連 しており 健 康 に 好 ましい 習 慣 をとっている 者 ほど 体 力 レベルが 高 かったことを 報 告 している 小 宮 大 橋 (2008)は 運 動 習 慣 と 体 力 向 上 について 休 み 時 間 昼 休 み 放 課 後 及 び 休 日 において 遊 び 時 間 が 多 い 小 学 生 ほど 体 力 総 合 点 が 高 いことを 報 告 している また 林 池 田 (2013)は 体 力 向 上 には 休 日 の 運 動 生 活 を 改 善 する 必 要 がある と 述 べている このように 放 課 後 や 休 日 の 過 ごし 方 についても 小 学 生 の 体 力 向 上 と 関 係 が 深 いこ とが 明 らかにされている 小 学 生 の 体 力 向 上 と 学 校 体 育 の 関 係 を 検 討 した 研 究 は 体 育 の 授 業 や 休 み 時 間 などを 活 用 した 研 15

19 究 がみられる 上 地 ら(2008)は 身 体 活 動 量 獲 得 について 体 育 授 業 や 休 み 時 間 の 外 遊 びが 大 き く 貢 献 していることを 明 らかにした 安 部 ら(2004)も 学 校 における 体 育 の 授 業 が 身 体 活 動 にお いて 重 要 な 位 置 を 占 めることを 明 らかにしている 鈴 木 (2008)は 体 力 向 上 や 望 ましいライフス タイルの 改 善 について その 要 因 は 学 校 の 教 職 員 の 熱 意 と 指 導 力 それを 支 えた 研 究 機 関 ( 大 学 ) と 教 育 委 員 会 のサポートにあったと 述 べている 木 村 ら(2009)は 小 学 校 に からだ の 授 業 を 導 入 し 筋 力 及 び 筋 持 久 力 の 体 力 指 標 の 向 上 がみられたことを 報 告 している 三 村 ら(2004)は 身 体 活 動 量 計 などを 用 いて 小 学 生 の 適 正 運 動 量 をチェックする 必 要 性 と 肥 満 児 などには 個 別 の 運 動 プログラムを 提 供 する 必 要 性 を 述 べている 以 上 の 先 行 研 究 のように 小 学 生 の 体 力 向 上 については 今 まで 様 々な 角 度 や 視 点 から 検 討 が 試 みられている しかし 小 学 生 の 体 力 は 依 然 として 長 期 的 な 低 下 傾 向 にある 小 学 生 の 体 力 を 向 上 させるためには 先 行 研 究 に 加 え 総 合 的 な 検 討 が 必 要 であると 考 えられる 1-7 本 研 究 の 目 的 現 代 の 小 学 生 の 体 力 は ライフスタイルの 変 化 などにより 1985 年 頃 をピークに 低 下 している 中 央 教 育 審 議 会 (2002)は 子 どもの 体 力 低 下 の 影 響 について 子 どもの 体 力 低 下 は 将 来 的 に 国 民 全 体 の 体 力 低 下 につながり 生 活 習 慣 病 の 増 加 やストレスに 対 する 抵 抗 力 の 低 下 など 心 身 の 健 康 に 不 安 を 抱 える 人 々が 増 え 社 会 全 体 の 活 力 が 失 われる 事 態 が 危 惧 される と 指 摘 している 健 康 については 身 体 的 側 面 ばかりでなく 心 理 的 側 面 からも 考 えていく 必 要 があると 言 える 現 代 や 未 来 の 子 どもたちにとって 小 学 生 の 頃 にスポーツを 行 い 体 力 をつけることが 生 涯 にわた り 心 理 的 側 面 にどのように 影 響 を 及 ぼすか また 自 己 効 力 感 を 高 めることが 健 康 や 体 力 にどのよ うに 関 係 しているかの 分 析 を 行 い 明 らかにすることが 必 要 であろう スポーツなどで 身 体 活 動 量 を 増 やすと 体 力 向 上 につながることは 周 知 の 事 実 であるが 身 体 活 動 量 の 増 加 が 小 学 校 高 学 年 児 童 の 心 理 的 側 面 にどのように 影 響 するかはこれまで 明 確 にされていな い 一 般 に スポーツ 活 動 を 行 っている 者 の 方 が 運 動 能 力 及 び 体 力 とも 優 れている そこで 本 論 文 では 小 学 校 高 学 年 児 童 のスポーツ 活 動 状 況 と 自 己 効 力 感 の 関 係 を 明 らかにすることを 第 1の 目 16

20 表 1-2 小 学 生 の 体 力 に 関 する 先 行 研 究 著 者 ( 発 行 年 ) 対 象 者 着 眼 点 測 定 方 法 主 たる 結 果 林 池 田 (2013) 1~6 年 生 680 名 歩 数, 運 動 習 慣, 運 動 能 力 新 体 力 テスト, 質 問 紙 調 査 歩 数 の 増 加 は 体 力 や 運 動 能 力 の 実 態 や 運 動 に 対 する 意 識 に 大 きく 関 与 していた 体 力 向 上 は 休 日 において 運 動 生 活 を 改 善 する 必 要 があり 續 木 ら (2012) 5 6 年 生 680 名 体 力 テスト 総 合 点, 運 動 有 能 感 新 体 力 テスト, 自 尊 感 情 尺 度 男 女 ともに 新 体 力 テスト 総 合 点 が 高 いものほど 運 動 有 能 感 の 得 点 が 高 く 男 子 の 方 が 顕 著 であった 糸 井 ら (2012) 6 年 生 277 名 都 市 部 と 農 村, 肥 満 率 身 体 活 動 量 肥 満 の 有 病 率 は 都 市 部 より 農 村 部 が 有 意 に 高 かった 徒 歩 による 通 学 は 身 体 活 動 量 や BMI 指 数 との 相 関 がみられた 塙 (2011) 3~6 年 生 667 名 運 動 習 慣, 歩 数, 季 節 新 体 力 テスト, 歩 数 調 査 運 動 実 施 の 目 標 指 数 として 歩 数 で 男 子 は16,000 歩 / 日 で 女 子 は14,000 歩 / 日 以 上 TVな どの 視 聴 時 間 は 目 標 指 標 として1 時 間 / 日 以 内 に 抑 えることが 効 果 的 であることが 示 唆 さ れた 宮 下 ら (2010) 2~6 年 生 1603 名 水 村 ら (2009) 1~6 年 生 1468 名 地 域 スポーツクラブ, 運 動 頻 度, 運 動 時 間, 学 校 教 育 特 設 授 業, 筋 力, 筋 持 久 力, 柔 軟 性 新 体 力 テスト, 質 問 紙 調 査 新 体 力 テスト, 身 体 測 定 クラブの 所 属 運 動 頻 度 運 動 時 間 が 多 いほど 体 力 を 高 める 要 因 となった 1 年 間 の 体 力 変 化 の 要 因 は 地 域 のスポーツクラブへの 加 入 運 動 頻 度 や 運 動 時 間 を 多 くすること が 重 要 であった 体 力 を 高 めるためには 学 校 教 育 における 外 遊 びや 放 課 後 の 活 動 量 の 増 大 体 育 の 授 業 や 学 校 教 育 全 体 で 取 り 組 む 体 力 向 上 プランが 不 可 欠 であった 体 力 が 高 くなると 運 動 に 自 信 がつき 何 事 にも 積 極 的 に 取 り 組 むことができるようになる 可 能 性 が 推 察 された からだ の 授 業 により 筋 力 及 び 筋 持 久 力 の 体 力 指 標 の 向 上 がみられた 柔 軟 性 指 標 に は 大 きな 影 響 はみられず 依 田 ら (2009) 4 6 年 生 401 名 体 力 要 素, 生 育 環 境, 生 活 背 景 身 体 の 実 態 調 査, 質 問 紙 調 査 筋 力 と 柔 軟 性 については 学 習 効 果 の 必 要 性 が 認 められた 質 問 紙 調 査 で43%の 子 ども が 運 動 不 足 を 感 じていることが 明 らかとなった 笹 山 ら (2009) 4 年 生 288 名 歩 数, 握 力, 運 動 強 度 新 体 力 テスト, 身 体 活 動 量 新 体 力 テストで 総 合 評 価 Cを 得 るためには 男 子 は16,000 歩 走 歩 以 上 の 強 度 は 25 分 女 子 は12000 歩 走 歩 以 上 の 強 度 は 15 分 必 要 であることが 認 められた 小 宮 大 橋 (2008) 5 年 生 2176 名 外 遊 び, 放 課 後, 体 力 測 定 Tスコア 新 体 力 テスト, 質 問 紙 調 査 休 日 における 外 遊 びの 頻 度 について 男 子 は よくある の 児 童 が 52.7%ともっとも 高 く 女 子 では37.3%であった 休 み 時 間 昼 休 み 放 課 後 及 び 休 日 において 遊 びが 多 い 児 童 ほど 体 力 合 計 点 が 高 値 を 示 すことが 明 らかであった 鈴 木 (2008) 3~6 年 958 名 山 田 相 澤 (2008) 1~6 年 生 204 名 学 校 体 育, 体 力 向 上, 縦 断 的 観 察 新 体 力 テスト, 質 問 紙 調 査 外 遊 び, 保 護 者 新 体 力 テスト, 質 問 紙 調 査 2 年 後 の 体 力 テスト 合 計 点 は 大 きく 向 上 した 変 動 係 数 は 減 少 した 体 力 分 布 も 有 意 な 変 化 を 示 し ライフスタイルも 好 ましい 方 向 へ 大 きな 改 善 が 認 められた 要 因 は 当 該 各 学 校 教 職 員 の 熱 意 と 指 導 力 それを 支 えた 研 究 機 関 である 大 学 と 教 育 委 員 会 のサポート 体 制 にあったと 推 察 された 家 庭 では 保 護 者 がきっかけをつくり 幼 い 頃 から 子 どもと 一 緒 に 外 で 体 を 動 かす 機 会 を 作 ることの 重 要 性 が 示 唆 された 上 地 ら (2008) 4~6 年 生 229 名 体 育 授 業, 休 み 時 間, 外 遊 び 身 体 活 動 量 ( 歩 数, 運 動 強 度 ) 体 育 授 業 や 休 み 時 間 の 外 遊 びの 参 加 は 身 体 活 動 量 獲 得 に 大 きく 貢 献 していること が 示 された 17

21 表 1-2 続 き 著 者 ( 発 行 年 数 ) 対 象 者 着 眼 点 測 定 方 法 主 たる 結 果 戸 田 ら (2007) 5 6 年 生 97 名 身 体 活 動 量, 身 体 測 定, 基 礎 運 動 能 力 新 体 力 テスト, 身 体 測 定, 身 体 活 動 量 腕 力 ( 上 肢 筋 力 )や 全 身 持 久 力 基 礎 運 動 能 力 の 走 力 及 び 体 力 の 総 合 的 評 価 に 優 れた 児 童 は1 日 の 歩 数 が 多 く 日 常 生 活 の 中 でよく 動 き 身 体 活 動 消 費 量 の 多 い 生 活 をしている 傾 向 にあることが 示 唆 された 足 立 ら (2007) 1~6 年 生 204 名 歩 数 身 体 活 動 量 1 日 の 歩 数 は 平 日 で13000~18000 歩 休 日 で 約 8000~12500 歩 男 女 とも 平 日 に 比 べ 休 日 で 少 なく 学 年 が 上 がるに 連 れて 減 少 する 傾 向 にあった 安 部 (2007) 1~6 年 生 156 名 運 動 量, 歩 数, 運 動 強 度 新 体 力 テスト, 身 体 活 動 量, 行 動 記 録 運 動 量 の 多 い 児 童 は 体 力 運 動 能 力 が 高 く 運 動 量 の 少 ない 児 童 は 顕 著 に 低 い 値 を 示 した 1 週 間 の 運 動 量 及 び 歩 数 は 休 日 は 平 日 に 比 べ 顕 著 に 低 い 値 を 示 した 村 田 ら (2006) 1 2 年 生 41 名 跳 び 箱 平 均 台 などのサー キット 体 力 測 定 ( 反 復 横 跳 び 握 力 ジグザグ 走 等 ) 教 室 参 加 により 家 庭 での 外 遊 び 時 間 遊 びの 種 類 が 有 意 に 増 加 した 握 力 の 向 上 が みられた 小 林 ら (2006) 4~6 年 生 232 名 体 力 構 成 要 素,スポーツに 対 する 意 識, 歩 数 新 体 力 テスト, 加 速 度 式 歩 数 計, 質 問 紙 調 査 体 力 に 関 する 要 因 は 運 動 量 よりも 積 極 的 な 内 発 的 動 機 付 けがより 大 きな 意 義 を 持 つこ とが 示 唆 された 歩 数 は 体 格 基 礎 体 力 との 関 連 が 認 められた 徳 永 (2004) 1~6 年 生 958 名 体 力 測 定, 足 裏 形 成, 足 裏 加 重 新 体 力 テスト, ピドスコープ 足 裏 形 成 には 学 校 差 がみられた つま 先 加 重 と 踵 加 重 の 児 童 の 体 力 差 はみられず 安 部 ら (2004) 5 6 年 生 65 名 沖 嶋 ら (2004) 4 年 生 91 名 日 常 身 体 活 動, 運 動 強 度 新 体 力 テスト, 行 動 記 録 調 査, 身 体 活 動 量, 最 大 酸 素 摂 取 量 姿 勢, 柔 軟 性 柔 軟 性 の 測 定, 身 体 活 動 量 学 校 における 体 育 の 授 業 は 身 体 活 動 において 重 要 な 位 置 を 占 めることが 明 らかとされ た 女 子 の 日 常 の 運 動 量 と 体 力 運 動 能 力 の 間 に 有 意 な 相 関 がみられた 学 童 期 でも 柔 軟 性 が 低 くなっている 柔 軟 性 を 高 めるためには 胸 腰 椎 をしっかり 可 動 さ せる 必 要 性 が 明 らかとなった 三 村 ら (2004) 1~6 年 生 1990 名 高 倉 ら (2004) 5 年 生 454 名 肥 満 改 善 の 運 動 プログラ ム, 最 大 酸 素 摂 取 量 新 体 力 テスト, 身 体 活 動 量, 心 拍 数 モニター, エルゴメーター 健 康 習 慣, 縦 断 的 研 究 形 態 測 定, 新 体 力 テスト, 質 問 紙 調 査 日 常 生 活 において 身 体 活 動 量 計 等 を 用 いて 子 どもの 適 正 運 動 量 をチェックする 必 要 があ る 肥 満 児 等 の 児 童 については その 子 にあった 運 動 プログラムの 提 供 が 必 要 である 健 康 習 慣 の 多 くは 体 力 レベルと 関 連 しており 健 康 に 好 ましい 習 慣 をとっている 者 ほ ど 体 力 レベルが 高 かった 健 康 習 慣 の1 年 間 の 変 化 は 体 力 を 変 化 させるまでには 至 ら なかった 木 村 寺 田 (2002) 3~5 年 生 334 名 BMI, 運 動 実 施 状 況 新 体 力 テスト, カロリーカウンター 質 問 紙 調 査 体 力 運 動 能 力 には 歩 数 よりスポーツ 活 動 が 強 く 関 与 する 小 学 生 の 運 動 能 力 向 上 に は スポーツによる 運 動 刺 激 が 必 要 なことが 示 唆 された 池 田 平 下 (1994) 6 年 生 1019 名 通 学 距 離, 運 動 能 力 50m 走, 持 久 走 測 定 通 学 距 離 が 延 長 すれば 持 久 走 の 速 度 も 上 昇 した 18

22 的 とした 現 在 (2014 年 度 )の 小 学 6 年 生 と 親 の 世 代 (1981 年 度 )の 6 年 生 を 比 較 してみると 現 在 の 6 年 生 の 男 子 の 平 均 身 長 は 145.0cm で 親 の 世 代 は 142.8cm であった 同 様 に 女 子 の 平 均 身 長 を 比 較 してみると 現 在 の 6 年 生 の 平 均 値 が 146.7cm で 親 の 世 代 は 145.0cm であった この 様 に 男 女 とも 体 格 は 親 の 世 代 より 現 在 の 小 学 生 の 方 が 上 回 っている 一 方 現 在 の 6 年 生 男 子 の 50m 走 の 平 均 値 は 8.9 秒 ( 親 の 世 代 は 8.8 秒 )で また 現 在 の 女 子 の 50m 走 の 平 均 値 は 9.2 秒 ( 親 の 世 代 は 9.0 秒 )であり 男 女 とも 親 の 世 代 の 記 録 を 下 回 っている この 様 に 体 格 が 向 上 しているにもか かわらず 体 力 運 動 能 力 が 低 下 していることは 身 体 能 力 の 低 下 が 深 刻 な 状 況 下 にあると 言 える ( 文 部 科 学 省 2014) 文 部 科 学 省 は 1964 年 以 来 体 力 運 動 能 力 調 査 を 実 施 して 国 民 の 体 力 運 動 能 力 の 現 状 を 明 らかにしている また 2008 年 からは 全 国 の 小 学 5 年 生 と 中 学 2 年 生 を 対 象 とした 全 国 体 力 運 動 能 力 運 動 習 慣 等 調 査 も 始 めている それらの 調 査 結 果 は 各 校 にフィードバックさ れ 体 力 向 上 推 進 校 の 取 組 みの 紹 介 もされている しかし その 内 容 は 各 校 独 自 のものであり 小 学 校 1 年 生 から 6 年 生 までの 全 校 的 な 取 組 みや 地 域 や 外 部 指 導 者 を 活 用 したものなど 様 々であ り 全 国 的 な 取 組 みには 広 がっていない 小 学 生 の 体 力 向 上 には 宮 下 (1980)の 言 う 様 に 身 体 の 成 長 に 合 わせ 発 達 段 階 に 応 じた 働 き かけが 重 要 である 特 に 小 学 校 高 学 年 期 は 体 力 や 運 動 能 力 の 発 達 が 著 しい 身 体 にとって 一 生 に 一 度 しか 訪 れない 貴 重 な 時 期 である 小 学 校 高 学 年 に 焦 点 を 絞 り 小 学 生 の 身 体 の 特 性 を 踏 まえた 体 力 向 上 について 検 討 する 意 義 は 大 きいと 考 えられる 今 までも 小 学 生 の 体 力 向 上 についての 研 究 は 様 々な 角 度 や 視 点 から 多 くの 検 討 がなされてきた 小 学 生 の 体 力 向 上 に 関 する 先 行 研 究 は 續 木 ら(2012)や 小 林 ら(2006)の 精 神 的 側 面 との 関 係 か らみた 研 究 や 糸 井 ら(2012)や 池 田 平 下 (1994)の 社 会 環 境 との 関 係 について 検 討 した 研 究 足 立 ら(2007)や 笹 山 ら(2009)らの 日 常 の 体 力 と 身 体 活 動 量 の 研 究 木 村 寺 田 (2012)や 村 田 ら(2006)のスポーツ 活 動 との 関 係 をみた 研 究 など 数 多 くの 報 告 がみられる しかし 体 力 に 影 響 する 諸 要 因 を 1 つの 学 校 を 対 象 として 総 合 的 に 研 究 したものはみられず どの 要 因 が 体 力 向 上 に 強 く 影 響 を 及 ぼすかは 明 らかにされていない 19

23 体 力 向 上 に 強 く 影 響 を 及 ぼす 要 因 を 明 らかにするには 体 力 低 下 の 現 状 にある 学 校 の 生 活 環 境 や 身 体 活 動 量 を 調 査 し 他 校 と 比 較 したり 実 際 にトレーニングを 行 いトレーニング 前 後 の 体 力 の 伸 び をみたりするなどの 検 証 が 必 要 である 研 究 対 象 校 の 一 つとして 大 都 市 圏 に 立 地 する 私 立 小 学 校 を 選 択 した この 学 校 の 児 童 は 日 頃 運 動 やスポーツ 活 動 が 活 発 ではなく 体 力 低 下 の 現 状 にある 著 者 はこの 学 校 に 勤 務 する 体 育 専 科 教 員 であり 体 育 授 業 中 に 著 者 が 考 案 したトレーニングを 実 施 することができ その 効 果 を 検 証 することができる そこで 本 論 文 の 第 2 の 目 的 は 小 学 校 高 学 年 児 童 の 日 常 の 身 体 活 動 量 社 会 体 育 活 動 及 び 学 校 体 育 の 授 業 中 に 実 施 するトレーニングと 体 力 向 上 との 関 係 を 明 らかにすることとした 1-8 本 論 文 の 構 成 本 論 文 の 構 成 を 図 1-2 に 示 した 第 2 章 は 小 学 校 高 学 年 児 童 の 社 会 体 育 におけるスポーツ 実 施 状 況 と 自 己 効 力 感 の 関 係 を 明 らかにすることを 目 的 とした 第 3 章 は 都 市 と 地 方 の 児 童 を 比 較 し 小 学 校 高 学 年 児 童 の 生 活 様 式 と 体 力 の 関 係 を 検 討 した 第 4 章 では 小 学 校 高 学 年 児 童 の 社 会 体 育 と 学 校 体 育 を 合 わせた 児 童 の 身 体 活 動 量 を 調 査 し 体 力 との 関 係 を 検 討 した 第 5 章 では 小 学 校 高 学 年 児 童 の 体 力 向 上 における 学 校 体 育 の 役 割 をみるため 体 力 低 下 の 現 状 にある Y 小 学 校 児 童 に 上 半 身 トレーニングを 行 わせ トレーニング 前 後 の 影 響 を 観 察 した そして トレーニングの 影 響 を 調 査 することにより 学 校 の 体 育 授 業 中 のトレーニングが 小 学 校 高 学 年 児 童 の 体 力 に 及 ぼす 効 果 を 検 討 した 第 6 章 では 第 2 章 から 第 5 章 をまとめ 小 学 校 高 学 年 児 童 の 身 体 活 動 が 自 己 効 力 感 及 び 体 力 向 上 に 及 ぼす 影 響 を 総 括 した 20

24 小 学 校 高 学 年 児 童 社 会 体 育 学 校 体 育 生 活 様 式 ( 第 2 章 ) ( 第 4 章 ) ( 第 5 章 ) ( 第 3 章 ) 自 己 効 力 感 運 動 量 体 育 授 業 体 力 総 括 ( 第 6 章 ) 図 1-2 本 論 文 の 構 成 21

25 第 2 章 小 学 校 高 学 年 児 童 のスポーツ 実 施 状 況 と 特 性 的 自 己 効 力 感 の 関 係 22

26 2-1 序 論 全 国 の 小 学 校 では スポーツを 通 し 子 どもの 体 力 向 上 や 豊 かな 心 の 育 成 を 目 指 し 取 り 組 んでい る スポーツのできる 子 は 物 事 に 対 して 積 極 的 で 尚 且 つ 自 信 を 持 って 行 動 している 子 が 多 く 学 級 の 中 でリーダーシップを 発 揮 している 子 が 多 い スポーツを 継 続 し 運 動 能 力 や 体 力 を 高 めるこ とから 自 己 を 肯 定 し 他 のことに 対 しても 積 極 的 で 自 信 を 持 って 取 組 むことに 繋 がっていること は 容 易 に 想 像 されるところである したがって 体 力 を 向 上 することは 自 己 効 力 感 の 向 上 に 繋 がるものと 考 えられる Bandura(1977)は ある 結 果 を 生 み 出 すのに 必 要 な 行 動 をどの 程 度 うまく 行 うことができるかとい う 確 信 すなわち 自 己 の 行 動 を 自 分 が 統 制 し 必 要 な 行 動 を 効 果 的 に 遂 行 できるという 可 能 性 の 認 知 及 び 信 念 のことを 自 己 効 力 感 (self-efficacy)と 定 義 した そして その 自 己 効 力 感 には 2 水 準 がある(Bandura, 1977; 坂 野 東 條,1986) 1 つ 目 は 課 題 や 場 面 に 特 異 的 なかたちで 行 動 に 影 響 を 及 ぼす 自 己 効 力 感 で 課 題 特 異 的 自 己 効 力 感 と 呼 ばれている 2 つ 目 は 具 体 的 な 個 々の 課 題 や 状 況 には 依 存 せずに より 長 期 的 に より 一 般 化 した 日 常 場 面 における 行 動 に 影 響 する 自 己 効 力 感 である 後 者 については 人 格 特 性 的 な 認 知 傾 向 とみなすことができ 特 性 的 自 己 効 力 感 と 呼 ばれ ている 特 性 的 自 己 効 力 感 の 個 人 差 を 測 定 することは 人 の 行 動 を 予 測 し 制 御 する 上 で 非 常 に 重 要 と 考 えられる(Sherer et al.,1982) これまで Weingberg et al.(1979,1990) 及 び Dishman and Sallis(1985)などにより 課 題 特 異 的 自 己 効 力 感 についての 研 究 は 数 多 く 見 られるのに 対 し 特 性 的 自 己 効 力 感 の 研 究 についての 報 告 は 限 られている 今 まで 特 性 的 自 己 効 力 感 の 研 究 は 特 性 的 自 己 効 力 感 と 精 神 的 身 体 的 健 康 の 関 連 (Davis, 1988) 及 び 特 性 的 自 己 効 力 感 と 職 業 におけるパフォーマンスの 関 連 (Judge et al., 1998) に 焦 点 を 当 てたものが 中 心 であった 特 性 的 自 己 効 力 感 とスポーツの 関 係 に 焦 点 を 当 てた 研 究 は 中 学 時 高 校 時 大 学 時 で 運 動 部 に 所 属 している 大 学 生 が 中 学 時 のみに 運 動 部 に 所 属 していた 大 学 生 よりも 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 が 有 意 に 高 かったという 安 田 ら(2009)の 報 告 が 見 られる 程 度 であ る スポーツや 体 育 の 授 業 など 仲 間 と 関 わり 合 いながら 行 う 身 体 運 動 は 単 に 身 体 を 鍛 え 体 力 を 向 上 23

27 させるだけでなく 健 全 な 心 の 育 成 に 寄 与 している スポーツや 体 育 の 授 業 は 教 室 を 離 れ 同 学 年 や 異 学 年 の 仲 間 と 共 に 行 う 仲 間 と 協 力 して 練 習 やゲームを 行 う 中 で 自 然 に 運 動 技 術 や 体 力 に 加 え コミュニケーション スキルなどが 向 上 していく 渋 倉 (2004)は 子 どもは 体 育 の 授 業 における 豊 かな 疑 似 体 験 の 場 から 学 ぶことによって 自 らのコミュニケーション スキルを 高 める ことができる と 述 べている また 高 橋 (2000)は ルールに 支 配 されたスポーツが 様 々な 個 人 的 集 団 的 態 度 (フェアー 自 己 信 頼 自 発 性 克 己 規 律 協 力 )の 淘 冶 に 関 与 する と 述 べ スポーツは その 実 践 を 通 して 身 体 的 側 面 のみならず 心 理 的 側 面 の 発 達 を 促 すことが 知 られ ている 近 年 では 小 学 生 の 運 動 をしすぎる 子 としない 子 による 体 力 の 二 極 化 が 問 題 となっている 文 部 科 学 省 は 小 学 生 の 体 力 について 全 国 体 力 運 動 能 力 及 び 運 動 習 慣 調 査 (2010)を 実 施 した そ の 結 果 スポーツを 実 施 している 子 の 体 力 が 実 施 していない 子 に 比 べ 高 いことが 明 らかとなった しかし スポーツを 実 施 している 子 としていない 子 の 心 理 的 側 面 の 違 いについては 明 らかにされて いない スポーツ 実 施 状 況 の 違 いと 特 性 的 自 己 効 力 感 の 関 係 を 検 討 することにより スポーツ 実 践 による 体 力 向 上 と 心 理 的 側 面 である 自 己 効 力 感 などの 関 係 が 明 らかになると 考 えられる 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 については Sherer et al.(1982)や 坂 野 東 條 (1986)らによって 作 成 が 試 みられている 成 田 ら(1995)は 先 駆 的 研 究 である Sherer et al.(1982)の 尺 度 を 我 が 国 のコミュニティサンプルに 適 応 し 性 や 年 齢 に 関 係 なく 使 用 可 能 で 有 用 であることを 示 した し かし 我 が 国 の 研 究 は 年 齢 が 13 歳 以 上 で 尚 且 つ 成 人 についての 研 究 がほとんどであった そのた め 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 を 小 学 生 に 適 用 するためには 妥 当 性 の 検 討 が 必 要 であり 予 備 調 査 で 妥 当 性 を 検 討 し 小 学 生 用 の 尺 度 で 調 査 を 行 う 必 要 性 がある 本 章 では 小 学 生 のスポーツと 特 性 的 自 己 効 力 感 との 関 係 に 着 目 し こうした 先 駆 的 研 究 である Sherer et al.(1982) や 成 田 ら(1995)の 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 を 小 学 校 高 学 年 用 に 変 更 して 測 定 した そして スポーツの 実 施 状 況 (スポーツ 実 施 の 有 無 種 目 継 続 年 数 競 技 レベル 練 習 頻 度 実 施 時 間 運 動 強 度 )の 違 いが 特 性 的 自 己 効 力 感 に 与 える 影 響 を 明 らかにすることを 目 的 と した 24

28 2-2 方 法 対 象 者 対 象 者 は 広 島 市 内 6 校 ( 公 立 5 私 立 1)の 小 学 校 高 学 年 児 童 であった 対 象 者 の 内 訳 及 びスポ ーツ 実 施 の 有 無 については 表 2-1 の 通 りである 対 象 者 には 毎 週 放 課 後 実 施 しているスポーツ の 有 無 や 種 目 について 回 答 してもらった 放 課 後 に 毎 週 行 っているスポーツはありますかという 問 いに 対 して あると 回 答 した 者 の 中 で 継 続 年 数 が 1 年 以 上 と 回 答 した 対 象 者 をスポーツ 実 施 の 有 る 対 象 者 と 定 義 した 対 象 者 及 び 保 護 者 には 資 料 により 調 査 の 目 的 や 内 容 を 説 明 し 承 諾 を 得 た 調 査 内 容 本 章 では 特 性 的 自 己 効 力 感 の 調 査 及 び 現 在 のスポーツ 実 施 状 況 の 調 査 の 2 種 類 を 質 問 紙 により 行 った 特 性 的 自 己 効 力 感 の 調 査 には 成 田 ら(1995)の 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 を 用 いた この 質 問 紙 は 性 や 年 齢 にかかわらず 信 頼 性 妥 当 性 をもつ 尺 度 であり 全 23 項 目 で 構 成 されている しかし 小 学 生 にも 妥 当 かどうかは 検 討 する 必 要 があり 予 備 調 査 を 行 った 特 性 的 自 己 効 力 感 の 調 査 は 無 記 名 自 己 記 入 方 式 とし 質 問 紙 の 配 布 は 学 級 担 任 が 手 渡 しで 行 い 回 答 後 に 回 収 し 782 名 の 有 効 な 回 答 を 得 た 小 学 校 高 学 年 児 童 用 にするための 予 備 調 査 成 田 ら(1995)の 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 の 項 目 を 小 学 校 高 学 年 児 童 でも 使 用 できるように 次 の 点 を 考 慮 して 変 更 した 困 難 や 頼 るなど 読 みの 難 しいと 思 われる 漢 字 はひらがなに 変 換 した 表 現 もより 分 かりやすい 表 現 を 付 加 した 例 えば 処 理 ( 解 決 )などである さらに 小 学 5 年 生 3 名 を 対 象 者 として 意 味 のわからない 項 目 をチェックしてもらい どのようにわからないのかを 個 別 に 確 認 した そして 予 備 調 査 として 小 学 生 用 に 読 みやすく 変 更 した 尺 度 を 用 い Y 小 学 校 5 年 1 クラス(40 名 )に 回 答 してもらった その 際 項 目 ごとに 意 味 がわかる わからない を 回 答 す る 欄 を 設 け 印 をつけてもらった 特 性 的 自 己 効 力 感 の 調 査 25

29 表 2-1 対 象 者 の 内 訳 カテゴリー 人 数 (%) 性 別 男 子 女 子 学 年 5 年 生 年 生 実 施 スポーツの 有 無 有 無 各 カテゴリーとも 合 計 人 数 は782である 26

30 特 性 的 自 己 効 力 感 の 調 査 には 表 2-2 に 示 した 成 田 ら(1995)の 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 を 用 いた 質 問 紙 の 教 示 は この 文 章 は 一 般 的 な 考 えを 表 しています それがどのくらいあてはまるかを 教 え て 下 さい というものであり 回 答 は 各 項 目 について そう 思 う まあそう 思 う どちらと もいえない あまりそう 思 わない 及 び そう 思 わない の 5 件 法 であった それぞれ 順 に 5 点 4 点 3 点 2 点 及 び 1 点 として 各 項 目 の 評 定 を 単 純 加 算 した なお 23 項 目 中 14 項 目 は 逆 転 項 目 であるため 5 点 を 1 点 に 4 点 を 2 点 に 換 算 してから 加 算 した この 得 点 が 高 い 者 ほど 特 性 的 自 己 効 力 感 が 高 いことを 表 している 現 在 のスポーツ 実 施 状 況 の 調 査 現 在 のスポーツ 実 施 状 況 についての 質 問 紙 を 表 2-3 に 示 した 児 童 には 性 別 年 齢 学 年 現 在 放 課 後 に 実 施 しているスポーツの 有 無 を 回 答 してもらった さらに スポーツ 実 施 が 有 る 者 には 種 目 名 継 続 年 数 目 的 競 技 レベル 練 習 頻 度 実 施 時 間 及 び 運 動 強 度 を 回 答 してもらった ス ポーツ 実 施 状 況 の 調 査 は 2011 年 5 月 ~2012 年 1 月 に 特 性 的 自 己 効 力 感 の 調 査 と 同 時 に 行 った 統 計 分 析 スポーツ 実 施 の 有 無 からみた 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 の 違 いの 検 討 及 び 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 の 各 項 目 の 得 点 の 比 較 は 対 応 のない t 検 定 を 行 った 実 施 スポーツの 種 類 や 継 続 年 数 競 技 レベルな どの 各 カテゴリー 内 の 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 の 比 較 は 対 応 のないt 検 定 あるいは 一 元 配 置 分 散 分 析 を 行 い 有 意 差 が 認 められた 場 合 は Tukey HSD を 用 いて 多 重 比 較 した また 各 カテゴリー 内 で 有 意 差 が 認 められた 項 目 については 他 のカテゴリーとの 関 連 性 の 検 討 のためにクロス 集 計 を 行 い その 後 一 元 配 置 分 散 分 析 を 行 った 統 計 解 析 には SPSS12.0 J for windows を 用 いた すべての 有 意 水 準 は 5% 未 満 とした 2-3 結 果 小 学 生 高 学 年 用 に 変 更 した 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 で Y 小 学 校 5 年 1 クラス(40 名 )に 予 備 調 査 を 実 施 した その 結 果 意 味 のわからないと 回 答 された 項 目 はなかった また 各 項 目 得 点 の 反 応 27

31 表 2-2 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 の 質 問 項 目 1. 自 分 が 立 てた 計 画 はうまくできる 自 信 がある 2. やらなければいけないことがあっても なかなかとりかからない 3.はじめはうまくいかないことでも できるまでやり 続 ける 4. 新 しい 友 だちを 作 るのが 苦 手 だ 5.( 重 要 な) 目 標 を 決 めても めったに 成 功 しない 6. 何 かを 終 わらせる 前 にあきらめてしまう 7. 会 いたい 人 を 見 かけたら 向 こうから 来 るのを 待 たないで 自 分 からその 人 のところへ 行 く 8. 困 なん(こまること)に 出 会 うのをさける 9.とてもややこしく 見 えることは 手 を 出 そうとは 思 わない 10. 友 だちになりたい 人 でも 友 だちになるのが 大 変 ならばすぐにやめてしまう 11.おもしろくないことをする 時 でも それが 終 わるまでがんばる 12. 何 かしようと 思 ったら すぐにとりかかる 13. 新 しいことを 始 めようと 決 めても 出 だしでつまずくとすぐにあきらめてしまう 14. 最 初 は 友 だちになる 気 がしない 人 でも すぐにあきらめないで 友 だちになろうとする 15. 思 いがけない 問 題 がおこった 時 それをうまく 処 理 ( 解 決 )できない 16. 難 しそうなことは 新 たに 学 ぼうとは 思 わない 17. 失 敗 すると 一 生 懸 命 やろうと 思 う 18. 人 の 集 まりの 中 では うまく 立 ちふるまえない 19. 何 かしようとする 時 自 分 にそれができるかどうか 不 安 になる 20. 人 には たよらないほうだ 21. 私 は 自 分 から 友 だちを 作 るのがうまい 22.すぐにあきらめてしまう 23. これから 人 生 でおきる 問 題 の 多 くはうまく 処 理 ( 解 決 )できるとは 思 えない マークは 逆 転 項 目 であり 実 施 時 にはマークを 削 除 する 28

32 表 2-3 スポーツ 実 施 状 況 についての 質 問 項 目 性 別 1 子 2 女 子 年 齢 ( ) 歳 ( ) 月 ( ) 日 生 まれ 学 年 15 年 生 26 年 生 放 課 後 の スポーツ 経 験 1ある 2ない スポーツの 種 目 1 水 泳 2 陸 上 3 体 そう 4バレエ 5テニス 6 卓 球 7バドミントン 8 野 球 9サッカー 10バスケットボール 11バレーボール 12 柔 道 13 剣 道 14その 他 ( ) けいけん 経 験 年 数 約 ( ) 年 目 的 やレベル 練 習 回 数 運 動 時 間 運 動 の 強 さ 1 体 力 をつけるためや 友 だちと 楽 しむためにやっている 2 大 会 に 参 加 している ( 地 区 予 選 レベルや 発 表 会 ) 3 県 の 大 会 や 全 国 大 会 に 出 場 したことがある 1 週 に 1 回 より 少 ない 2 週 に1~2 回 3 週 に3~4 回 4 週 に 5 回 以 上 130 分 未 満 230 分 ~1 時 間 31 時 間 ~1 時 間 30 分 41 時 間 30 分 ~2 時 間 52 時 間 以 上 1きつい 2すこしきつい 3ちょうどいい 4すこしかるい 5かるい 29

33 分 布 が 正 規 から 大 きく 外 れて 偏 りのみられるものは 表 れず 特 性 的 自 己 効 力 感 尺 度 23 項 目 全 てを 小 学 生 高 学 年 用 として 適 用 した 予 備 調 査 において 特 性 的 自 己 効 力 感 の 平 均 値 は 79.1 点 (SD:15.0) であった 性 別 による 得 点 は 男 子 (n=20)が 79.3 点 (SD: 16.0)で 女 子 (n=20)が 78.9(SD: 14.3) であった t 検 定 の 結 果 で 有 意 差 は 表 れなかったため その 後 の 検 討 は 男 女 一 緒 に 行 った スポーツ 実 施 状 況 の 調 査 で 回 答 を 得 た 782 名 中 スポーツ 実 施 者 は 373 名 (47.7%)であった スポーツ 実 施 者 で 複 数 種 目 を 実 施 している 児 童 については 継 続 年 数 の 一 番 長 い 種 目 についての 回 答 を 示 した 実 施 種 目 の 内 訳 では 水 泳 が 84 名 (22.5%)で 最 も 多 く 次 いで 野 球 ソフトボールな どのベースボール 型 スポーツが 80 名 (21.4%) サッカー バスケットボールなどのゴール 型 スポー ツが 70 名 (18.8%)であった 継 続 年 数 では 3 4 年 継 続 の 児 童 が 113 名 (30.3%)で 最 も 多 く 次 い で 5 6 年 継 続 の 児 童 が 103 名 (27.6%) 1 2 年 継 続 の 児 童 が 98 名 (26.3%)であった 目 的 競 技 レベルでは 体 力 をつける 友 だちと 楽 しむためにスポーツを 行 っている 児 童 が 171 名 (45.8%) 地 区 予 選 レベルの 競 技 大 会 に 参 加 している 児 童 は 128 名 (34.3%) 県 及 び 全 国 レベル 以 上 の 競 技 大 会 に 出 場 経 験 のある 児 童 は 74 名 (19.8%)であった 練 習 頻 度 では 週 2 回 以 下 の 児 童 が 264 名 (70.8%) と 多 く 週 3 回 以 上 の 児 童 が 109 名 (29.2%)であった また 実 施 時 間 では 週 に 2 時 間 以 上 の 児 童 が 156 名 (41.8%)で 最 も 多 く 次 いで 1 時 間 から 1 時 間 30 分 までの 児 童 が 100 名 (26.8%)であっ た 運 動 強 度 ではちょうどよいと 回 答 した 児 童 が 186 名 (49.9%)と 全 体 の 約 半 数 を 占 め きつい 及 び 少 しきついと 答 えた 児 童 が 144 名 (38.6%)で 次 いで 多 かった スポーツ 実 施 の 有 無 からみた 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では スポーツ 実 施 が 有 る 群 (79.6 点 )が 無 い 群 (76.2 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した(p<0.01, 図 2-1) 種 目 別 のカテゴリーでは 体 操 バレエ ダンスなどの 身 体 運 動 系 スポーツを 実 施 している 群 の 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 (83.1 点 )が 最 も 高 く 次 いでゴルフやアーチェリーなど 個 人 種 目 で 他 のカテゴリーに 属 さないスポーツのそ の 他 の 群 の 得 点 (82.9 点 )が 高 かった また サッカーやバスケットボールなどのゴール 型 スポー ツの 群 が 最 も 低 い 得 点 (77.8 点 )であった しかし 各 種 目 間 及 びスポーツ 実 施 の 無 い 群 との 間 に は 有 意 な 差 は 認 められなかった( 図 2-2) スポーツの 継 続 年 数 のカテゴリーで 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 は スポーツ 継 続 7 年 以 上 の 群 (84.9 点 )が スポーツ 実 施 の 無 い 群 (p<0.01) スポーツ 継 続 1 2 年 (p<0.05) 及 び 3 4 年 (p<0.01) 30

34 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 85 ** スポーツ 実 施 無 スポーツ 実 施 有 **: p<0.01 図 2-1 実 施 スポーツの 有 無 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 31

35 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 スポーツ 無 水 泳 身 体 運 動 系 ネット 型 ゴール 型 ベースボール 型 武 道 その 他 図 2-2 スポーツの 種 目 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 32

36 の 群 と 比 べ 有 意 に 高 い 値 であった また スポーツ 継 続 5 6 年 の 群 (80.9 点 )も スポーツ 実 施 の 無 い 群 (76.2 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した(p<0.05, 図 2-3) 目 的 競 技 レベルと 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では 県 全 国 レベルの 大 会 へ 参 加 する 児 童 の 得 点 (84.9 点 )が スポーツ 実 施 の 無 い 群 (76.2 点 ) 及 び 体 力 をつける 友 だちと 楽 しむためにスポーツを 行 っている 群 (77.1 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した(p<0.01) また 地 区 予 選 レベルに 参 加 す る 児 童 の 得 点 (79.8 点 )もスポーツ 実 施 の 無 い 群 に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した(p<0.05, 図 2-4) 練 習 頻 度 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では 週 3 回 以 上 練 習 する 群 (82.8 点 )の 得 点 が 週 2 回 以 下 の 群 (p<0.05, 78.3 点 ) 及 びスポーツ 実 施 の 無 い 群 (p<0.01,76.2 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 し た( 図 2-5) スポーツ 実 施 時 間 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では 実 施 時 間 が 週 2 時 間 以 上 の 群 (80.7 点 )が スポーツ 実 施 の 無 い 群 (76.2 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した(p<0.01, 図 2-6) ま た 運 動 強 度 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では 運 動 強 度 がちょうどよいと 回 答 した 群 の 得 点 (79.6 点 ) が スポーツ 実 施 の 無 い 群 (76.2 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した(p<0.05, 図 2-7) スポーツ 実 施 に 対 し どのような 目 的 でどれ 程 の 頻 度 で 行 うと 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼすか また どれ 程 の 頻 度 で 何 年 継 続 すると 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼすかなど 他 の カテゴリーとの 関 連 性 の 検 討 のために カテゴリー 内 で 有 意 差 の 表 れた 継 続 年 数 目 的 競 技 レベ ル 及 び 練 習 頻 度 のカテゴリー 間 でクロス 集 計 を 行 い その 後 一 元 配 置 分 散 分 析 を 行 った 練 習 頻 度 と 目 的 競 技 レベルのカテゴリー 間 でクロス 集 計 を 行 い 分 散 分 析 を 行 った 結 果 では 有 意 差 は 表 れなかった 一 方 継 続 年 数 と 目 的 競 技 レベルのカテゴリー 間 でクロス 集 計 を 行 い 分 散 分 析 を 行 った 結 果 では スポーツ 継 続 年 数 5 6 年 群 で 目 的 競 技 レベルが 県 及 び 全 国 レベルの 大 会 へ 参 加 の 群 が 体 力 をつける(p<0.01) 友 だちと 楽 しむ 及 び 地 区 予 選 レベルの 大 会 へ 参 加 の 群 (p<0.05) に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した( 図 2-8) また 練 習 頻 度 と 継 続 年 数 のカテゴリー 間 でクロス 集 計 を 行 い 分 散 分 析 を 行 った 結 果 では 練 習 頻 度 が 週 3 回 以 上 で 継 続 年 数 7 年 以 上 の 群 が 1 2 年 及 び 3 4 年 の 群 に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した(p<0.01, 図 2-9) 2-4 考 察 33

37 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 95 ** * ** * スポーツ 無 1 2 年 3 4 年 5 6 年 7 年 以 上 *: p<0.05, **: p<0.01 図 2-3 スポーツ 継 続 年 数 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 34

38 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 90 ** ** 85 * スポーツ 無 友 だちと 楽 しむ 地 区 予 選 レベル 県 全 国 レベル *: p<0.05, **: p<0.01 図 2-4 目 的 競 技 レベルと 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 35

39 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 ** * スポーツ 無 週 2 回 以 下 週 3 回 以 上 *: p<0.05, **: p<0.01 図 2-5 練 習 頻 度 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 36

40 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 85 ** スポーツ 無 1 時 間 未 満 1 時 間 ~ 1 時 間 半 1 時 時 間 半 ~ 2 時 間 2 時 間 以 上 **: p<0.01 図 2-6 スポーツ 実 施 時 間 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 37

41 特 性 自 己 効 力 感 得 点 * スポーツ 無 きつい 少 しきつい ちょうどいい 少 しかるい かるい *: p<0.05 図 2-7 運 動 強 度 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 38

42 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 ** * 体 力 をつける 地 区 予 選 レベル 県 及 び 全 国 レベル 目 的 競 技 レベル( 継 続 年 数 5 6 年 ) *p<0.05, **p<0.01 図 2-8 目 的 競 技 レベルと 特 性 自 己 効 力 感 得 点 ( 継 続 年 数 5 6 年 ) 39

43 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 ** ** 年 3 4 年 5 6 年 7 年 以 上 継 続 年 数 ( 頻 度 週 3 回 以 上 ) **p<0.01 図 2-9 継 続 年 数 と 特 性 自 己 効 力 感 得 点 ( 練 習 頻 度 週 3 回 以 上 ) 40

44 本 章 は 小 学 生 のスポーツと 特 性 的 自 己 効 力 感 との 関 係 に 着 目 し スポーツの 実 施 状 況 の 違 いが 特 性 的 自 己 効 力 感 に 与 える 影 響 を 分 析 し 小 学 生 の 自 己 効 力 感 からみた 体 力 向 上 の 意 義 を 明 らかに することを 目 的 として 行 った 広 島 市 内 の 6 小 学 校 の 高 学 年 児 童 で 調 査 を 行 った 結 果 スポーツを 実 施 している 児 童 は 782 名 中 373 名 (47.7%)であった 児 童 のスポーツ 実 施 率 が 5 割 に 満 たな いのは 飯 島 (2004)や 藤 井 (2008)が 報 告 しているように 放 課 後 にはスポーツを 行 うことより 塾 や 習 い 事 に 通 う 傾 向 が 強 いのではないかと 推 察 される また 実 施 種 目 の 内 訳 では 水 泳 が 84 名 (22.5%)で 最 も 多 かった 泳 ぎは 自 然 には 身 に 付 かず 誰 かに 教 わる 必 要 があると 言 われており 山 下 出 村 (1987)の 報 告 にあるように 水 泳 教 室 やスイミング スクールは 親 にも 子 どもにも 人 気 のスポーツになっている 影 響 があると 考 えられる 特 性 的 自 己 効 力 感 合 計 点 は スポーツ 実 施 が 有 る 群 (79.6 点 )は 無 い 群 (76.2 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した(p<0.01) Roberts(1984)は Harter(1982)の 作 成 した Perceived Competence Scale for Children を 用 い 組 織 化 されたスポーツに 参 加 している 子 どもほど 高 い 身 体 的 有 能 さを 認 識 していることを 報 告 している また 桜 井 (1983)も 前 述 した 尺 度 の 日 本 語 版 作 成 において 下 位 尺 度 の1つである 身 体 的 有 能 さ(physical competence)と 体 育 の 成 績 との 間 に 高 い 相 関 (r=.57, p<.001)を 得 たと 報 告 しており スポーツや 運 動 が 自 己 有 能 感 に 及 ぼす 重 要 な 要 因 の1つであるこ とを 示 している 本 章 においてもスポーツを 継 続 して 行 ったことにより 運 動 技 能 や 自 尊 感 情 が 高 まり その 結 果 小 学 校 高 学 年 児 童 においても 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 を 高 かったと 考 えられる スポーツ 実 施 の 種 目 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では 体 操 バレエ ダンスなどの 身 体 的 運 動 系 の 特 性 的 自 己 効 力 感 合 計 得 点 平 均 値 が 高 い 値 (83.1 点 )を 示 した また 武 道 (80.3 点 )やその 他 のス ポーツ(82.9 点 )など 個 人 種 目 を 中 心 としたスポーツが 比 較 的 高 い 数 値 を 示 した しかし 各 種 目 間 での 有 意 な 差 は 認 められず スポーツ 実 施 の 種 目 の 違 いは 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 ではないことが 示 された スポーツの 継 続 年 数 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では 継 続 年 数 が 3 4 年 ( 76.9 点 )より 5 6 年 ( 80.9 点 ) 5 6 年 より 7 年 以 上 (84.9 点 )の 合 計 得 点 が 高 く 7 年 以 上 の 群 が 1 2 年 の 群 (78.1 点 ) 3 4 年 の 群 (76.9 点 ) 及 びスポーツ 実 施 の 無 い 群 (76.2 点 )に 対 し 有 意 に 高 かった しかし 3 4 年 の 群 の 平 均 値 は 1 2 年 (78.1 点 )に 比 べ 低 い 値 であった 継 続 年 数 の 5 年 以 上 については 小 41

45 学 校 入 学 時 前 後 よりスポーツを 始 めている これについては 親 の 影 響 が 大 きいと 考 えられる 物 事 を 始 める 時 は 意 欲 が 強 く できたことや 褒 めてもらうことに 楽 しさや 喜 びを 強 く 感 じるが 始 め て 3 4 年 ぐらいで 意 欲 や 技 術 などが 停 滞 するのではないかと 推 測 される 岡 澤 ら(1996)は 努 力 して 練 習 すれば 運 動 は 向 上 するということに 対 する 自 己 評 価 を 統 制 感 としているが スポーツ を 始 めて 3 4 年 の 時 期 は 統 制 感 が 後 退 していることが 考 えられる 徳 永 ら(1994)はスポーツ の 心 理 的 効 果 と 継 続 性 の 関 係 において 過 去 現 在 において 長 期 にわたってスポーツクラブを 経 験 した 者 ほど 優 れた 傾 向 が 見 られたことを 明 らかにしている 本 章 の 結 果 はそれらの 報 告 とも 一 致 し ており スポーツの 継 続 年 数 も 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼす 主 要 因 になったことが 考 えら れる 目 的 競 技 レベルと 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では スポーツ 実 施 の 無 い 群 (76.2 点 )や 体 力 をつけ る 目 的 や 友 だちと 楽 しむ 目 的 で 実 施 しているレベルの 群 (77.1 点 )より 地 区 予 選 レベルの 大 会 へ 参 加 している 群 (79.8 点 )の 方 の 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 が 高 く さらにそれより 県 及 び 全 国 レベル 大 会 へ 参 加 している 群 (84.9 点 )の 方 が 高 かった また スポーツ 実 施 の 無 い 群 や 体 力 をつける 友 だちと 楽 しむためにスポーツを 実 施 している 群 より 県 及 び 全 国 レベルの 大 会 へ 参 加 している 群 の 方 が 有 意 に 高 かった これらの 結 果 は 目 的 や 競 技 レベルが 高 いほど 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 も 高 いことを 示 している 練 習 頻 度 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では 練 習 頻 度 が 週 3 回 以 上 の 群 (82.8 点 )が 週 2 回 以 下 の 群 (78.3 点 ) 及 びスポーツ 実 施 の 無 い 群 より 有 意 に 高 い 値 であった 練 習 頻 度 が 多 いことにより より 高 いレベルの 大 会 で 活 躍 していることが 考 えられる また 高 い 目 的 意 識 を 持 ってスポーツに 取 り 組 むことで 練 習 頻 度 も 多 くなると 推 測 できる 練 習 頻 度 が 高 い 群 は 低 い 群 に 比 べスポーツが 上 達 して 成 功 体 験 なども 増 えたことが 自 己 効 力 感 の 高 値 に 関 係 していると 考 えられる これらの 結 果 より 練 習 頻 度 も 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 であることが 示 された 実 施 時 間 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 では 実 施 時 間 が 週 2 時 間 以 上 の 群 (80.7 点 )が スポーツ 実 施 の 無 い 群 (76.2 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した 運 動 強 度 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 でも 運 動 強 度 がちょうどよいと 回 答 した 群 の 得 点 (79.6 点 )が スポーツ 実 施 の 無 い 群 (76.2 点 )に 比 べ 有 意 に 高 い 値 を 示 した しかし 実 施 時 間 と 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 及 び 運 動 強 度 と 特 性 的 自 己 効 力 感 42

46 得 点 については スポーツを 実 施 しているカテゴリー 間 での 有 意 な 差 は 認 められなかった これら の 結 果 については さらなる 検 討 の 必 要 性 がある 練 習 頻 度 と 目 的 競 技 レベルのカテゴリー 間 で 集 計 を 行 い 分 散 分 析 を 行 った 結 果 では 週 2 回 以 下 の 群 と 週 3 回 以 上 の 群 ともに 目 的 競 技 レベルが 高 くなるにつれて 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 も 高 くなった しかし 有 意 差 は 表 れなかった 継 続 年 数 と 目 的 競 技 レベルでは 継 続 年 数 1 2 年 の 群 を 除 き 目 的 競 技 レベルが 高 い 群 が 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 も 高 いことが 示 され 継 続 年 数 5.6 年 の 群 では 目 的 競 技 レベルの 高 い 群 が 低 い 群 に 比 べ 有 意 に 高 かった また 練 習 頻 度 と 継 続 年 数 では 週 3 回 以 上 の 群 で 継 続 年 数 が 7 年 以 上 の 群 が 1 2 年 及 び 3 4 年 の 群 に 比 べ 有 意 に 高 いことが 示 された これらの 結 果 より 県 や 全 国 大 会 レベルの 大 会 に 参 加 を 目 指 すなど より 高 い 目 的 意 識 を 持 ちスポーツを 行 うこと 練 習 を 週 3 回 以 上 行 うなど 頻 度 を 多 くすること そして スポーツを 5 6 年 以 上 長 く 続 けることが 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 大 きく 影 響 することが 示 唆 された 本 章 の 結 果 より 小 学 校 高 学 年 児 童 においては スポーツの 実 施 種 目 の 違 いは 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 でないことが 示 された 一 方 スポーツを 実 施 している 児 童 の 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 は 実 施 していない 児 童 の 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 比 べ 有 意 に 高 い 値 であり スポーツ の 継 続 年 数 目 的 競 技 レベル 練 習 頻 度 実 施 時 間 及 び 運 動 強 度 の 違 いは 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 であることが 示 された 特 に スポーツの 目 的 競 技 レベルを 高 くすることや 実 施 の 頻 度 を 多 くすること またスポーツを 長 く 継 続 していくことが 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 多 く 影 響 を 及 ぼすことが 示 された 2-5 結 論 本 章 の 調 査 分 析 より スポーツを 実 施 している 小 学 校 高 学 年 児 童 の 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 は 実 施 していない 児 童 の 得 点 に 比 べ 有 意 に 高 い 値 であることが 示 された 一 方 スポーツの 実 施 種 目 の 違 いは 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 でないことが 示 された スポーツを 実 施 してい る 児 童 は 様 々なスポーツの 実 践 を 通 して 体 力 や 運 動 技 能 を 向 上 させたり 練 習 した 力 を 試 合 で 発 揮 したりすることにより 特 性 的 自 己 効 力 感 が 高 まったと 推 測 される つまり 小 学 生 の 頃 はス ポーツを 継 続 実 践 すること 自 体 に 体 力 や 特 性 的 自 己 効 力 感 を 高 める 効 果 があり スポーツの 種 類 に 43

47 はこだわる 必 要 はないということである また スポーツの 継 続 年 数 目 的 競 技 レベル 練 習 頻 度 実 施 時 間 及 び 運 動 強 度 の 違 いは 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 であることが 示 され た 特 に スポーツの 目 的 競 技 レベルを 高 くすることや 実 施 の 頻 度 を 多 くすること 及 びスポー ツを 長 く 継 続 していくことが 特 性 的 自 己 効 力 感 得 点 に 大 きく 影 響 を 及 ぼすことが 示 された 44

48 第 3 章 小 学 校 高 学 年 児 童 の 生 活 様 式 と 体 力 の 関 係 45

49 3-1 序 論 児 童 の 体 力 低 下 は 生 活 様 式 の 変 化 や 都 市 化 による 遊 びの 減 少 に 起 因 すると 言 われている( 加 賀 谷,2009) また 文 部 科 学 省 (2010)は 運 動 やスポーツを 活 発 に 行 う 児 童 と 運 動 不 足 の 児 童 では 体 力 差 が 大 きいとした 小 学 生 の 体 力 の 二 極 化 を 指 摘 している 体 力 の 二 極 化 は 松 岡 (1997)や 上 地 (2000)により 近 年 の 児 童 の 生 活 様 式 の 変 容 やそれに 伴 う 遊 びや 身 体 活 動 量 と 関 係 があると 報 告 されている 現 代 の 児 童 の 遊 びは 運 動 遊 びからテレビゲームやパーソナルコンピュータなどデ ジタル 機 器 を 使 用 した 遊 びに 変 わっている 都 市 には 学 習 塾 が 乱 立 しており 児 童 たちの 放 課 後 は 塾 通 いや 習 い 事 などで 多 忙 である 都 市 を 中 心 に 中 学 受 験 する 児 童 が 増 えており 首 都 圏 では 1986 年 には 8.0%であった 中 学 受 験 率 が 2008 年 には 20.6%まで 広 がっている( 片 岡,2009) 中 学 受 験 をする 児 童 は 放 課 後 にスポーツする 機 会 が 少 なくなり 体 力 も 低 下 していることが 推 測 される 一 方 地 方 の 海 辺 や 山 村 などの 地 域 では 学 習 塾 の 数 も 少 なく 中 学 受 験 をする 児 童 も 少 ない 放 課 後 は 地 域 のスポーツクラブに 入 って 活 動 している 児 童 も 多 い しかし 地 方 の 児 童 たちも 少 子 化 や 社 会 環 境 の 変 化 などにより 昔 と 違 い 群 れて 遊 ぶことなどは 減 ってきている( 仙 田,2011) 中 央 教 育 審 議 会 (2002)は 児 童 の 体 力 低 下 の 原 因 について 大 人 による 子 どもの 外 遊 びやスポー ツの 軽 視 交 通 手 段 の 発 達 による 歩 く 機 会 の 減 少 子 どもの 家 事 の 手 伝 いの 減 少 情 報 機 器 の 発 達 による 人 間 関 係 の 希 薄 化 や 体 を 動 かす 機 会 の 減 少 都 市 化 や 少 子 化 により 日 常 的 に 外 で 遊 ぶ 場 所 や 仲 間 を 減 少 させたことなど 子 どもを 取 り 巻 く 環 境 や 生 活 様 式 の 変 化 が 影 響 していることを 指 摘 し ている 都 市 では 通 塾 率 が 高 く 放 課 後 は 体 を 動 かす 遊 びをする 機 会 が 少 ない 通 塾 する 児 童 は 友 だち と 共 有 できる 時 間 の 確 保 が 困 難 であり 放 課 後 の 遊 びは 一 人 で 手 軽 にできるテレビゲームなどの 静 的 な 遊 びをしているケースが 多 い( 千 駄 ら,1999) その 結 果 として 通 塾 する 児 童 の 多 くは 運 動 不 足 に 陥 っていることが 考 えられる このように 都 市 の 児 童 は 地 方 に 比 べ 全 体 的 に 運 動 が 不 足 し ており 体 力 や 運 動 能 力 が 低 下 していると 思 われる 都 市 をはじめとする 児 童 の 体 力 や 運 動 能 力 の 低 下 は 将 来 的 に 国 民 全 体 の 体 力 低 下 につながり 生 活 習 慣 病 の 増 加 やストレスに 対 する 抵 抗 力 の 低 下 など 心 身 の 健 康 に 不 安 を 抱 える 人 々が 増 え 社 会 全 体 の 活 力 が 失 われる 事 態 が 危 惧 される( 中 央 教 育 審 議 会,2002)など 我 が 国 の 重 要 な 課 題 の 一 つと 言 える 46

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