筑 波 大 学 博 士 ( 文 学 ) 学 位 請 求 論 文 イェリネクの 脱 モンタージュ 言 語 芸 術 における 時 事 問 題 と 言 説 分 析 井 上 百 子 2013 年 度

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2 筑 波 大 学 博 士 ( 文 学 ) 学 位 請 求 論 文 イェリネクの 脱 モンタージュ 言 語 芸 術 における 時 事 問 題 と 言 説 分 析 井 上 百 子 2013 年 度

3 目 次 目 次 凡 例 i iii 序 論 1 第 一 章 イェリネクの 作 品 と 研 究 の 変 遷 10 1.イェリネクとは 誰 か 作 品 の 主 なテーマ 傾 向 と 特 徴 17 第 二 章 先 行 研 究 方 法 論 28 1.イェリネクのテクストの 難 解 さ 28 2.テクストの 分 析 手 法 ロラン バルト 現 代 の 神 話 論 イデオロギー 批 判 テクストの 分 析 手 法 Ⅰ 間 テクスト 性 テクストの 分 析 手 法 Ⅱ 言 説 テクストの 分 析 手 法 Ⅲ 脱 /モンタージュ 59 第 三 章 デモンストレーションとしての 文 学 告 別 (レザデュ) 成 立 の 背 景 政 治 的 デモンストレーションとは 何 か 告 別 (レザデュ) における 脱 モンタージュ 73 4.デモンストレーションにおける 初 演 90 第 四 章 合 唱 隊 としての 文 学 スポーツ 合 唱 隊 における 音 響 聴 覚 劇 スポーツ 合 唱 隊 スポーツ 合 唱 隊 はいかに 合 唱 隊 なのか 現 代 ドイツ 演 劇 における 合 唱 隊 聴 覚 劇 における 合 唱 隊 の 表 現 繁 茂 する 音 110 i

4 第 五 章 拡 散 する 文 学 光 なし における 追 跡 光 なし の 成 立 と 初 演 ジラール リアルの 誤 認 された 声 との 関 連 光 なし における 音 サテュロス 劇 追 跡 者 資 本 主 義 批 判 テクストの 編 纂 とイェリネクの 手 法 サテュロス 合 唱 隊 震 災 後 の 表 現 可 能 性 152 第 六 章 証 言 としての 文 学 エピローグ? における 発 話 行 為 エピローグ? 概 要 どうすることもできないもの 困 難 な 発 話 行 為 発 話 行 為 としての 証 言 なぜ 哀 悼 する 女 (Eine Trauernde) か 沈 黙 ではなく 証 言 を 199 プロローグ? 結 論 に 代 えて 202 参 考 文 献 資 料 213 イェリネク 日 本 語 文 献 一 覧 225 資 料 エルフリーデ イェリネク 略 歴 主 要 作 品 一 覧 229 初 出 一 覧 235 ii

5 凡 例 1. エルフリーデ イェリネクの 文 献 は すでに 邦 訳 が 発 表 されている 場 合 でも 断 りがな い 限 り 引 用 者 の 翻 訳 による 2. エルフリーデ イェリネクの 文 献 において 個 別 の 文 献 からの 明 確 な 引 用 箇 所 が 同 定 でき る 場 合 には イェリネクの 文 献 および 比 較 対 象 とする 文 献 の 同 一 の 単 語 を 太 字 や 下 線.. 傍 点 で 記 した これは 断 りがない 限 り 引 用 者 による 強 調 である 3. エルフリーデ イェリネクの 文 献 に 付 された 韻 律 記 号 は 引 用 者 による 挿 入 である 4. 原 文 と 訳 文 を 併 記 する 場 合 引 用 時 に 原 文 を 内 に 表 記 した また 引 用 以 外 にド イツ 語 あるいは 英 語 を 補 足 する 場 合 には( ) 内 に 表 記 する 5. 原 文 および 西 洋 言 語 での 引 用 中 の[ ] 内 に 記 されているものは 引 用 者 による 補 足 であ る 6. 初 出 の 際 の 人 名 題 名 等 は 日 本 語 表 記 後 にアルファベットで 記 した その 際 人 名 には ( )を 使 用 し 題 名 などには を 使 用 する なお 内 に 原 題 を 記 す 場 合 に は イタリック 体 を 使 用 しない 7. 西 洋 言 語 を 原 書 とする 文 献 に 関 しては 可 能 な 限 り 原 文 を それが 困 難 である 場 合 は 西 洋 言 語 内 での 翻 訳 文 献 の 該 当 箇 所 を 脚 注 に 引 用 する ただし 原 文 での 分 析 を 要 する 場 合 には 本 文 中 に 並 列 して 引 用 した 8. ギリシア 悲 劇 およびサテュロス 劇 の 登 場 人 物 名 は ギリシア 悲 劇 全 集 および ギリ シア 喜 劇 全 集 ( 共 に 岩 波 書 店 )の 表 記 を 参 照 し 使 用 した iii

6 ラジオドラマ わたしはさまざまテクストを 書 くのであって 聴 覚 劇 を 書 いているの ではありません 一 方 で 読 むためのテクスト( 散 文 )があり 他 方 で は 聞 くためのテクスト( 聴 覚 劇 戯 曲 )があります わたしの 戯 曲 が そうであるように いわば 演 出 家 がわたしと 共 同 して 聴 覚 劇 を 仕 上 げ るのです 仰 々しさや 華 々しさのない 話 すことの 簡 素 さ さら に( 劇 場 での 共 同 的 なそれとは 異 なる)ひとりひとりが 個 別 に 行 う 受 容 そういったものにわたしはいつも 魅 力 を 感 じます 1 オーストリアで 起 こっているのは 悲 劇 であると 同 時 に 笑 劇 です わたしはすばやく 言 語 的 に 圧 縮 されたテクストでリアクションを 起 こ さなければならなかったのです 2 1 Ich schreibe eigentlich keine Hörspiele, sondern Texte. Die einen sind zum Lesen (Prosa), die anderen zum Hören (Hörspiel, Theaterstücke). Wie auch bei meinen Stücken schreibt der Regisseur, die Regisseurin das Hörspiel dann sozusagen mit mir zu Ende. [...] Diese Schlichtheit des Sprechens, ohne Getue und Prachtentfaltung, und dazu die vereinzelte Rezeption (im Gegensatz zur kollektiven im Theater), das hat mich immer interessiert ([Elfriede Jelinek.] In: Maske und Kothurn. H. 3, 2012, p. 39). 2 Was in Österreich geschieht, ist Tragödie und Farce zugleich. Ich musste reagieren mit einem schnellen, sprachkomprimierten Text ([Elfriede Jelinek.] In: Der Standard ). iv

7 序 論 オーストリアのノーベル 文 学 賞 受 賞 作 家 エルフリーデ イェリネク(Elfriede Jelinek)は 2000 年 に 同 国 で 起 きた 極 右 政 党 の 連 立 政 権 入 りに 際 し わたしなりの 異 議 申 し 立 て Meine Art des Protests を 新 聞 に 寄 稿 し 文 学 という 言 語 を 通 じた 異 議 の 表 明 の 可 能 性 と 文 学 の 言 葉 が 及 ぼしうる 作 用 を 論 じている このテクストは 自 身 の 作 品 の 国 内 上 演 を 禁 止 する 宣 言 文 でもあるが イェリネク 自 身 による 文 学 言 語 の 解 説 文 ともなっている わたしがすでに 頻 繁 に 言 い 続 けてきたように 感 じのいいテクノクラートや 独 善 家 Rechthaber 右 の 思 想 を 持 つ 人 々 による こうした 威 嚇 的 で 自 信 に 満 ち 自 身 に 対 する 疑 いを 一 切 も 持 たぬ 言 葉 それは 今 となっては いたる 所 からわたしたち のところに 殺 到 し 溢 れかえっている そのような 言 葉 に 対 して 言 葉 つまり 差 異 を 生 み 出 す 文 学 的 な 言 葉 は もはや 価 値 を 認 められていないようにみえる 1 差 異 を 生 み 出 す 文 学 の 言 葉 は イェリネクを 目 の 敵 とする 極 右 や それに 追 随 する 大 衆 メ ディアの 言 葉 に 対 置 される こうしてイェリネクは 自 己 反 省 的 な 視 点 を 持 たず 断 定 を 行 う 言 葉 がいかに 機 能 しているのかを 問 いながら 文 学 の 言 葉 に 光 を 当 てていく 常 に 極 右 が 行 ってきたように もううんざりするほどおなじみの 彼 らの 発 言 つま り 健 全 な 国 民 感 情 を 味 方 につけ それを 熟 知 している あるいは 熟 知 していると 思 い こんでいる 主 張 の 数 々に 含 まれる 惨 忍 な 一 義 性 によって 文 学 の 言 葉 は いわば 圧 殺 されつつある もはや 言 葉 を 用 いて 権 力 と 現 実 のあいだに 割 り 行 っていくことはで きない そこにはもはや 文 学 のための 場 所 はない わたしは 十 分 に 長 い 間 それを 試 み 続 けてきたが 今 となっては 最 後 の 柵 が 閉 められるように 思 える 批 評 なかで も 特 に 文 学 は 国 家 権 力 のメカニズムから 自 由 でなければならないといわれるが そ れがどんなことと 関 わっているのかは 全 く 理 解 されていない それどころか そう いったことと 取 り 組 む 必 要 など 彼 らは 微 塵 も 感 じていないのである 2 1 Wie ich schon öfter gesagt habe, scheint es mir, als könnte sich die Sprache, eine differenzierende, literarische Sprache, gegen diese bedrohliche, selbstgewisse, von keinem Selbstzweifel angekränkelte Sprache der feschen Technokraten und Rechthaber, die uns jetzt von überall her überschwemmen, nicht mehr durchsetzen (Elfriede Jelinek: Meine Art des Protests. In: Der Standard ). 2 Die Sprache der Literatur wird, wie es die extreme Rechte immer tut, von der brutalen Eindeutigkeit ihrer inzwischen sattsam bekannten Aussprüche, die das gesunde Volksempfinden hinter sich wissen oder zu wissen glauben, sozusagen niedergeknüppelt. Man kann sich nicht mehr mit Worten zwischen die Macht und die Wirklichkeit schieben, da ist kein Platz mehr für die Literatur. Ich habe es jetzt lange genug versucht, aber jetzt, scheint mir, werden die letzten Gatter geschlossen; man spricht davon, Kritik, Literatur ganz besonders frei zu halten von den staatlichen Machtmechanismen und weiß doch gar nicht, 1

8 こうして 先 の 記 述 がより 具 体 的 に 説 明 されたことで イェリネクが 異 議 を 唱 える 極 右 の 言 葉 とは 一 義 的 で 差 異 を 圧 殺 する 言 葉 だということが 分 かる 多 義 性 を 捨 象 する 言 葉 が 氾 濫 するなかで それに 対 置 される 文 学 の 言 葉 に 残 された 場 所 はあまりにも 小 さい 文 学 の 言 葉 の 空 間 を 縮 小 化 する 者 たちが 口 先 で 文 学 の 言 葉 を 擁 護 するとしても 彼 らは 文 学 の 言 葉 と 真 摯 に 取 り 組 むわけではなく 文 学 の 言 葉 の 場 はより 狭 められていくからである だが 言 葉 は そう 簡 単 にひとりでに selbst 現 れることも 自 ずから von selbst 現 れることもできない それには 現 れる 場 所 が 必 要 なのである こういった 人 々に わたしはわたしの 場 所 を 割 り 当 てられたくなどない たとえ 劇 場 が 独 立 しているとして も 劇 場 はやはり 公 共 空 間 のなかで 活 動 するものだからだ 3 ここでイェリネクは 自 身 の 言 葉 が 生 かされる 場 として 劇 場 の 話 題 をとりあげる 劇 場 とは 公 共 空 間 であり 国 家 と 不 可 分 に 結 びつく 場 所 のことである そうであればこそ 右 傾 化 する 政 治 背 景 のもとでは 劇 場 を 自 身 の 言 葉 の 現 れる 場 として 認 めることができな いというのである こうして 彼 女 は 極 右 政 党 らの 言 葉 の 問 題 を 解 いていく 彼 らの 既 定 路 線 のなかで 自 分 の 仕 事 をある 程 度 維 持 していくために わたしはすべ ての 力 を 注 ぎこんでいるというのに なぜ このような 人 々を 分 析 論 争 する 苦 労 を さらに 引 き 受 けなければならないのだろうか? 新 しい 権 力 者 らは すでに 現 実 の 検 証 を 終 え すべてを 了 解 し すぐにそれを 真 実 としてわたしたちにテレビから 投 げつける 自 分 たちの 伝 えることは 事 前 の 検 証 を 一 切 必 要 としていないというように 彼 らは 今 日 はこう 言 い 明 日 は 別 のことを 言 う 彼 らが 発 言 するとき そこではすでにいかな る 異 議 も 息 の 根 を 止 められてしまっているのだ 4 第 一 章 で 見 ていくように イェリネクは キャリアの 初 めから 文 学 的 なテクストを 通 じ さまざまなレベルで 政 治 を 検 証 し 続 けてきた 作 家 である 検 証 (Prüfung)とは 懐 疑 的 か womit man es überhaupt zu tun hat. Sie haben es auch gar nicht nötig, sich damit zu beschäftigen (Jelinek: Meine Art des Protests). 3 Die Sprache kann aber nicht einfach selbst und von selbst auftreten, sie braucht dafür Platz. Von diesen Leuten will ich mir meinen Platz nicht zuweisen lassen, auch wenn die Theater unabhängig sind, sie bewegen sich ja doch im öffentlichen Raum (Jelinek: Meine Art des Protests). 4 Weshalb soll ich mir noch weiter die Mühe einer Auseinandersetzung mit diesen Leuten machen, wenn ich doch alle Mühe brauche, um meine Arbeit halbwegs in ihren Gleisen zu halten? Die neuen Machthaber sind mit ihrer Prüfung der Wirklichkeit schon fertig, wissen alles und werfen es uns auch gleich aus dem Fernsehen als Wahrheit hin, ohne es überhaupt für nötig zu halten, was sie da verkünden auch vorher zu prüfen. Heute dies, morgen wieder was andres, sie sagen es und wenn sie es sagen, ist darin schon jeder Einspruch erstickt (Jelinek: Meine Art des Protests). 2

9 つ 慎 重 な 思 索 の 反 復 を 通 じて 行 われるが この 作 業 に 終 着 点 はないのであり 一 義 的 で 断 定 的 な 回 答 は 想 定 されていない 一 方 文 学 の 言 葉 に 対 置 される 彼 ら の 言 葉 は 真 実 を 断 定 的 に 生 み 出 し それを 強 引 に 押 し 通 すものである しかもその 真 実 は 何 かの 検 証 に 基 づくものではなく 彼 ら の 発 話 による 断 言 によって 真 実 になる つまり 彼 ら の 発 話 の 数 だけ 真 実 が 生 産 されるというわけなのだ お か し な こ と 彼 らにとっては 自 己 検 証 自 身 を 問 い 直 すこと も 根 本 的 になじめぬもの なのだ 自 分 たちが 絶 対 的 議 論 の 余 地 なし だというものに 関 して 彼 らは 何 ひとつわかっ ておらず 見 当 さえついていない わたしはもうこれ 以 上 わたしの 言 葉 を 消 費 する ものとしても そして 表 象 Repräsentation 代 弁 するものとしても( 劇 場 というの は 概 して 国 家 を 表 象 代 弁 する 場 である) 私 の 言 葉 を 彼 らの 好 きにさせてお くことはできない わたしはそれ わたしの 言 葉 を 保 持 できるように それ わた しの 言 葉 を 彼 らから 守 らねばならない これは 大 げさに 聞 こえるだろうが しかし わたしは 言 わなければいけない わたしは 去 ることができないが 少 なくとも わたしの 芝 居 一 部 は どこか 他 のところで( 望 むべくは) 何 らかの 作 用 を 及 ぼす ために 立 ち 去 ることができる 別 の 言 い 方 をすれば わたしの 芝 居 は まさに 立 ち 去 ることでしか 作 用 を 及 ぼさない 立 ち 去 ることによってのみ 影 響 を 及 ぼしうる ので ある 5 ここには 非 常 に 多 くのテーマが 詰 まっている まず 文 学 の 言 葉 は 絶 対 的 なものには なりえない しかしそうであるからこそ 差 異 を 生 み 出 す 文 学 の 言 葉 は 必 要 であり それ を 守 らなければならないとイェリネクは 述 べる 次 に 歴 史 的 に あるいはオーストリア の 制 度 上 現 在 も 国 家 と 不 可 分 な 劇 場 で 上 演 される 言 葉 は 単 なる 消 費 対 象 ではなく 国 家 を 表 象 代 弁 するものである その 言 葉 がどれだけ 国 家 を 批 判 的 に 描 くものであると しても その 言 葉 には 国 家 を 表 象 するという 機 能 が 備 わっているのだ イェリネクはこの 寄 稿 において 差 異 を 生 み 出 すことで 自 国 を 批 判 的 に 描 く 言 葉 の 可 能 性 を 守 るために 国 内 での 自 身 の 作 品 上 演 禁 止 を 宣 言 していく 真 実 を 押 し 付 ける 力 を 担 う 言 葉 とは 反 対 の 言 葉 を 紡 ぐという 自 覚 と それによって 政 治 的 権 力 の 一 翼 を 担 うという 自 覚 こそが 自 身 の 5 Es ist ihnen ja auch die Selbstprüfung grundsätzlich fremd. Was sie als absolut setzen, davon haben sie nicht einmal einen Begriff, nicht einmal eine Ahnung. Ich kann ihnen also auch meine Sprache als Objekt des Konsums und auch der Repräsentation (Theater, das ist ja im Allgemeinen ein Ort, wo der Staat sich repräsentiert) nicht länger lassen. Ich muss sie ihnen entziehen, um sie erhalten zu können. Das klingt pathetisch, aber: Da ich also nicht gehen kann, können wenigstens meine Stücke weggehen, um woanders (hoffentlich) irgendwie zu wirken. Anders gesagt: Sie können nur wirken, gerade indem sie weggehen (Jelinek: Meine Art des Protests). 3

10 言 葉 を 逃 がす 理 由 として 描 かれている つまりイェリネクは 社 会 に 対 する 責 任 あるいは 使 命 として 差 異 と 反 省 を 保 つ 言 葉 を 保 持 することの 重 要 性 を 提 示 しているのである この 寄 稿 からは 言 葉 というものが それが 書 かれた 周 辺 環 境 と 不 可 分 な 関 係 にあるこ とが 明 らかになる 彼 女 の 言 語 芸 術 は 芸 術 であることを 自 己 目 的 とするのではなく む しろ 異 議 を 表 明 する 手 立 ての 一 環 として 位 置 付 けられている だが 文 学 の 言 葉 は いか に 異 議 を 唱 えるのだろうか またそのとき その 異 議 申 し 立 ては 言 葉 によって 生 み 出 さ れる 差 異 といかなる 関 係 にあるのだろうか 異 議 を 実 現 する 文 学 言 語 の 手 法 を 探 るには 文 学 の 言 葉 を 読 解 する 手 法 を 獲 得 し その 試 みを 分 析 していかなければならない 本 論 文 の 目 的 と 問 題 設 定 本 論 文 は エルフリーデ イェリネクが 2000 年 以 降 に 起 こった 時 事 問 題 を 契 機 に 古 代 のギリシア 演 劇 を 取 り 込 みながら 執 筆 した 演 劇 上 演 に 関 わる 五 つの 作 品 を 対 象 とし そ の 脱 モンタージュという 手 法 と 効 果 の 分 析 を 目 的 としている イェリネクは 前 述 の 寄 稿 文 で 文 学 の 言 葉 の 力 が 一 義 的 な 真 実 に 潰 されかけてい るのだと 警 告 しながらも その 言 葉 の 強 靭 さを 訴 えている 基 本 的 に 言 語 のみで 執 筆 され る 彼 女 の 芸 術 は 同 時 代 の 出 来 事 を 取 り 上 げながら 文 学 的 手 法 を 駆 使 することでその 複 雑 な 背 景 を 描 き 出 し それを 公 共 空 間 に 届 けようとする 本 論 文 を 貫 くのは 現 代 社 会 で 文 学 がいかなる 実 践 を 用 いて どのような 効 果 を 生 み 出 そうとしているのかという 問 いである 先 に 引 用 した 文 章 では 極 右 の 残 忍 で 一 義 的 で 真 実 を 断 言 する 言 葉 に 異 議 を 唱 えることを 通 じて 差 異 を 生 み 出 す 文 学 的 な 言 葉 の 役 割 が 説 明 されている それでは イェリネクは 文 学 の 言 葉 に 残 された 場 所 が 縮 小 されるなか で いかなる 実 践 を 通 じて 場 を 確 保 し 異 議 を 申 し 立 てているのだろうか 文 学 と 社 会 の 関 係 を 考 えるとき 文 学 はしばしば 時 代 を 映 し 出 す 無 色 透 明 の 鏡 であるか のような 扱 いを 受 けることがある 確 かに 文 学 も 思 考 や 認 識 の 枠 組 などといった 時 代 的 制 約 を 免 れるものではないだろう しかし 文 学 は 自 身 の 条 件 を 反 省 的 に(reflektierend) 論 じることもできる 本 論 文 では 思 考 を 支 え 制 限 し 矛 盾 を 内 包 しつつ 作 動 するもの を 言 説 の 布 置 (diskursive Konstellation)によるものと 理 解 し イェリネクが 文 学 の 言 葉 で 描 き 出 す 言 説 の 布 置 を 分 析 していく 彼 女 の 言 葉 を 文 学 の 言 葉 として 理 解 するならば そ れは 複 数 の 法 則 性 を 同 時 的 に 描 出 するものであり 言 葉 および 言 説 を 分 解 し 抽 出 し 分 析 し 問 題 提 起 し 表 現 するものだといえよう 文 学 の 言 葉 が 単 に 同 時 代 言 説 の 反 映 で 4

11 ないのは それが 分 析 の 賜 物 であり 読 者 を 含 む 受 容 者 に 働 きかけを 行 うものだからであ る 分 析 を 行 うにあたり 本 論 文 はおもに 二 つの 方 法 論 を 組 み 合 わせていく 一 つは 文 学 の 精 読 的 な 手 法 であり テクストにそくした 緻 密 な 読 解 を 目 指 している ここには 言 葉 の 多 義 的 な 意 味 や テクストの 比 較 ジャンルの 歴 史 など 文 学 の 言 葉 を 読 むために 必 要 なさ まざまな 分 析 が 含 まれる イェリネクは 自 身 が 使 用 した 文 献 や 資 料 を 何 らかの 形 で 読 者 に 明 かし 引 用 箇 所 を 発 見 できる 程 度 に 留 めた 明 示 的 引 用 を 行 うことが 多 い 本 論 文 では イェリネクの 直 接 的 な 引 用 と 先 行 する 文 献 とを 比 較 するマルガレーテ コーレンバッハ (Margarete Kohlenbach) ユリア パスコ(Julia Pasko)などの 研 究 手 法 を 取 り 入 れ 引 用 されたテクストとイェリネクのテクスト 間 の 差 異 を 確 認 しながら そこから 解 釈 を 展 開 していく ただし 本 論 文 の 目 標 はテクストがいかに 組 み 合 わされていくのかといった 手 法 自 体 の 解 明 にあるのではない むしろ 手 法 分 析 を 重 ねることで 初 めて 明 らかになる イェリネクの 言 語 芸 術 の 試 みを 描 出 していくことを 目 指 している そのような 考 察 を 通 じ て 現 代 社 会 における 文 学 の 営 みが テクストを 読 む 読 者 や 読 書 を 通 して 演 劇 や 聴 覚 劇 を 制 作 する 受 容 者 さらにその 作 品 を 受 容 する 者 たちに 対 して いかに 働 きかけようとし ているのかを 明 らかにすることができるようになるからだ 本 論 文 が 依 拠 するもう 一 つの 方 法 論 は ミシェル フーコー(Michel Foucault)が 提 唱 し 始 めた 言 説 分 析 である この 分 析 手 法 を 採 ることで イェリネクが 作 品 で 論 じる 問 題 の 批 判 的 な 描 出 の 検 証 を 目 指 している ただし 本 論 文 は 文 学 を 言 説 の 集 蔵 庫 (Archiv)と 理 解 するために 言 説 分 析 を 方 法 論 に 据 えるのではない 例 えば フーコーの 系 譜 学 を 継 承 したアメリカの 哲 学 者 ジュディス バトラー(Judith Butler)は ジェンダー トラブル Gender trouble で 複 数 の 論 考 の 分 析 を 通 して 権 力 の 磁 場 を 描 いてみせた 彼 女 の 研 究 は さまざまな 言 説 が 連 動 して 生 み 出 していくよ うな 権 力 機 構 の 記 述 分 析 を 特 徴 とし そうした 言 説 の 連 動 を 担 保 する 権 力 の 支 配 的 な 働 き を 検 証 する 本 論 文 は フーコーやバトラーの 研 究 に 依 拠 し イェリネクのテクストを 言 説 の 複 雑 な 布 置 を 模 倣 しつつも 変 形 させ 描 き 出 す 文 学 的 な 記 述 と 捉 え 彼 女 の 手 法 および そ こでなされる 問 題 提 起 を 分 析 しようとするものである したがって 本 論 文 は 権 力 の 磁 場 の 解 明 しようとしているのではなく むしろ 文 学 において 言 説 の 布 置 がいかに 提 示 され ているのかを 考 察 するためにこの 手 法 を 採 る 5

12 また 先 行 研 究 や 書 評 などで イェリネクの 文 学 は 社 会 批 判 的 だと 評 されてきた こ の 見 解 はイェリネクの 行 う 社 会 批 判 をマルクス 主 義 的 見 地 からの 資 本 主 義 批 判 として 説 明 するか あるいは ロラン バルト(Roland Barthes)の 現 代 社 会 の 神 話 論 に 基 づくイデオ ロギー 批 判 として 論 じることが 多 かった さらに これらの 見 方 は 概 して イェリネクの 伝 記 的 解 釈 を 暗 黙 の 前 提 にしている これに 対 し 近 年 の 研 究 はこうした 先 行 研 究 への 言 及 を 控 えることを 通 じ 暗 黙 の 前 提 を 見 直 している 本 論 文 はそのような 近 年 の 研 究 に 共 鳴 するものではあるが テクストの 執 筆 技 法 の 分 析 に 踏 みとどまるものではない 重 要 なのはむしろ テクスト 分 析 を 行 いな がらも それを 社 会 と 関 連 付 ける 視 角 をもつことによって 文 学 を 通 じたイェリネクの 現 代 社 会 批 判 を 再 検 討 していくことである なお 本 論 文 は 1990 年 代 後 半 以 降 イェリネクの 演 劇 テクスト(Theatertext)で 古 代 ギリシア 演 劇 と 現 代 の 時 事 問 題 が 組 み 合 わされて 論 じられていることを 重 視 している この 比 較 的 新 しい 傾 向 は デビュー 当 初 から 一 貫 する 彼 女 の 文 学 の 言 語 に 対 する 強 い 信 念 と 現 代 社 会 に 対 する 批 判 的 な 姿 勢 を 圧 縮 したものでもある イェリネクの 作 品 におい て 古 代 ギリシア 演 劇 と 現 代 の 時 事 問 題 の 組 み 合 わせは 年 々 顕 著 なものとなっているが 2013 年 初 夏 現 在 これを 論 点 とした 研 究 は 萌 芽 的 な 段 階 にあるに 過 ぎない 本 論 文 が 分 析 対 象 とする 五 つの 作 品 は その 都 度 緊 迫 した 社 会 情 勢 に 対 するリアクシ ョンの 一 つとして 発 表 された イェリネク 自 身 が 現 代 の 社 会 的 な 事 象 を 受 けて 迅 速 に 執 筆 し またそれに 続 いて 上 演 や 翻 訳 がおこなわれてきたことに 比 して はたして 文 学 研 究 はその 緊 急 性 に 十 分 な 速 度 で 応 答 しえているだろうか 特 に 本 論 文 は イェリネクが 東 日 本 大 震 災 とそれに 伴 って 起 こった 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 での 事 故 を 機 に 発 表 した 一 連 の 演 劇 テクストに 強 く 刺 激 されている オーストリアの 文 学 研 究 者 たちが 2000 年 の 極 右 政 党 の 与 党 入 りを 受 けて 書 かれた 告 別 (レザデュ) Das Lebewohl (Les Adieux) (2000) をいち 早 く 論 じ 現 代 社 会 の 問 題 を 捉 え 批 判 的 な 考 察 を 試 みたように 本 論 文 は 現 代 日 本 で いまここで 起 きている 問 題 を 考 えるためにも 文 学 の 言 葉 を 分 析 していく 本 論 文 の 構 成 本 論 文 は 六 章 構 成 をとっている 第 一 章 では イェリネクの 作 品 におけるテーマの 重 層 化 とその 変 遷 を 確 認 し 第 二 章 では 先 行 研 究 を 検 討 しつつ 本 論 文 の 方 法 論 を 提 示 す る それを 踏 まえて 第 三 章 から 結 論 では 発 表 年 順 に 各 章 一 作 の 作 品 分 析 を 行 う 6

13 まず 第 一 章 では イェリネクという 作 家 の 描 かれ 方 と 発 表 テクストの 変 遷 に 焦 点 を 当 てる 本 章 では 彼 女 の 作 品 と 先 行 研 究 を 紹 介 し その 流 れを 把 握 したうえで 本 論 文 の 位 置 づけを 明 らかにする まずはイェリネクという 作 家 のありようを 確 認 したうえで 彼 女 の 作 品 を 執 筆 年 代 順 に 分 け イェリネクが 取 り 組 んできたテーマの 特 徴 を 四 つに 分 類 し 整 理 する その 上 で 本 論 文 が 分 析 対 象 とする 作 品 の 選 定 理 由 を 説 明 していく 第 二 章 では ドイツ 語 母 語 話 者 にも 非 常 に 難 解 なことで 知 られる 彼 女 のテクストを 分 析 する 際 の 問 題 点 と それを 読 み 解 くための 方 法 論 を 提 起 する 作 品 の 難 解 さにはさまざま な 要 因 があるが たとえば 文 学 的 技 巧 の 継 続 的 な 更 新 や 複 数 の 分 野 や 複 数 の 時 代 にま たがるイェリネクの 膨 大 な 知 識 量 などが 挙 げられる 本 章 では イェリネクの 作 品 に 顕 著 にみられる 間 テクスト 性 と 言 説 分 析 的 な 手 法 を 論 じた 先 行 研 究 を 検 討 する それを 通 じて 本 論 文 では イェリネクのテクストのなかで 組 み 合 わされる 断 片 に 出 典 箇 所 が 特 定 可 能 な テクスト と 特 定 の 文 脈 をまとう 言 説 があることを 三 章 以 降 のテクスト 分 析 の 前 提 としておさえる このほかに 彼 女 のテクストの 特 徴 として 描 写 の 起 点 となるような 固 定 的 な 視 点 や 立 ち 位 置 の 判 断 し 難 さが 指 摘 されている その 理 由 の 一 つに 非 連 続 的 で 断 絶 的 な 書 き 方 がある このような 指 摘 を 踏 まえて 本 論 文 では 断 片 を 組 み 合 わせる 手 法 とりわけ 既 存 の 他 のテクストから 断 片 を 抜 き 出 して 新 たな 作 品 へと 組 み 入 れる 手 法 を モンタージュ という 言 葉 で 理 解 する これまで モンタージュという 言 葉 は 単 に 異 質 なもの 緊 張 した 組 み 合 わせを 指 すだけでなく 融 合 し 調 和 していくような 綜 合 的 な 方 向 性 をもつと 理 解 されてきた これに 対 し イェリネクのテクストには 綜 合 的 調 和 的 な 意 味 や 思 考 を 揺 さぶり それらを 更 新 し 続 けるという モンタージュの 枠 に 留 まらない 部 分 がある そ こで 本 論 文 では 組 み 合 わせを 意 味 する モンタージュ に 加 えて 亀 裂 の 生 成 やさらな る 断 片 化 や 組 み 合 わせの 促 進 が 問 題 となる 場 合 には それを 脱 モンタージュ と 呼 び これをイェリネクの 文 学 の 特 徴 として 位 置 づける 第 三 章 以 降 では 一 章 ごとに 一 作 のテクスト 分 析 を 行 う まず 第 三 章 では 告 別 (レ ザデュ) を 検 討 する この 作 品 は 古 代 ギリシア 演 劇 と 現 代 の 時 事 問 題 というイェリネ クの 新 たな 傾 向 が 初 めて 明 示 された 記 念 碑 的 作 品 である ここでは アイスキュロスの オレステイア と 自 由 党 政 治 家 イェルク ハイダー(Jörg Haider)の 手 記 が 引 用 され 右 翼 政 党 の 中 央 政 権 入 りという 時 事 問 題 に 焦 点 があてられる 本 論 文 では この 小 戯 曲 (kleines Drama)が 政 治 的 な 抗 議 活 動 としてのデモの 一 環 として 初 めて 上 演 されたこと 7

14 を 重 視 しながら 分 析 をおこなう ラジオドラマ 第 四 章 では もともと 聴 覚 劇 という 形 式 で 発 表 された スポーツ 合 唱 隊 Sportchor (2006)を 取 り 上 げる ドイツでのサッカー ワールドカップ 開 幕 直 前 に 発 表 されたこの 作 品 は イェリネクの 作 品 のなかで 合 唱 隊 (Chor) という 言 葉 を 題 名 に 含 む 唯 一 の テクストである 古 代 ギリシアから 脈 々と 続 く 演 劇 装 置 の 一 つである 合 唱 隊 は 1990 年 代 半 ば 以 降 ドイツ 語 圏 の 演 劇 で 再 び 強 い 脚 光 を 浴 びるようになった イェリネクの 作 品 の 上 演 なかでもアイナー シュレーフ(Einar Schleef) 演 出 の スポーツ 劇 Ein Sportstück (1998)の 初 演 は この 潮 流 において 重 要 な 役 割 を 果 たしたことでよく 知 られる スポ ーツ 劇 の 続 編 といわれる スポーツ 合 唱 隊 は 題 名 通 り 合 唱 隊 に 焦 点 をあて その 機 能 を 問 うと 共 に 活 用 した 作 品 である スポーツ 合 唱 隊 では 古 代 ギリシアの 演 劇 作 品 自 体 が 扱 われるわけではないが 古 代 ギリシア 演 劇 に 不 可 欠 であった 合 唱 隊 を 応 用 する 方 法 を 分 析 するために 研 究 の 対 象 とする 現 在 の 演 劇 研 究 においては 身 体 性 や 個 人 を 体 現 するような 登 場 人 物 を 用 いない 演 出 集 団 や 多 声 的 なものの 表 現 といった 観 点 から 合 唱 隊 が 注 目 を 浴 びている これに 対 し 本 章 では 合 唱 隊 を 一 人 の 話 者 による 声 を 合 唱 隊 ラジオドラマ として 表 現 した 聴 覚 劇 を 一 つの 分 析 対 象 とすることで 合 唱 隊 を 聴 覚 的 なものとして 論 じ ていく 第 五 章 以 降 では 2011 年 3 月 11 日 に 起 こった 東 日 本 大 震 災 および 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 での 事 故 後 に 執 筆 されたテクストの 分 析 を 行 う まず 第 五 章 では 事 故 から 半 年 後 に 初 演 された 光 なし Kein Licht (2011)を 取 り 上 げる この 作 品 では 古 代 ギリシアのサテュロス 劇 の 一 つである ソフォクレスの 追 跡 者 としてのサテュロス が モンタージュされている 本 章 では 特 に 全 貌 の 定 かでない 古 代 ギリシア 演 劇 のジャン ルであるサテュロス 劇 が 使 用 されている 理 由 を 二 つの 観 点 から 考 察 する まず サテュロ ス 劇 の 基 本 的 な 筋 の 示 唆 と 現 代 社 会 批 判 との 関 連 を 確 認 し 次 に 同 ジャンルの 特 徴 である サテュロス 合 唱 隊 という 形 式 を 論 じる この 考 察 を 通 して 光 なし における 追 跡 者 のモンタージュが 芸 術 の 声 が 届 きにくくなっている 現 代 において いかに 芸 術 が 社 会 に 働 きかけうるかという 問 いとの 取 り 組 みにほかならないことを 明 らかにする 第 六 章 で 扱 う エピローグ? Epolog? は 2012 年 3 月 12 日 に 発 表 された 作 品 で 冒 頭 には 発 話 行 為 としての 証 言 というテーマが 掲 げられている この 作 品 では ソフォク レスの 悲 劇 アンティゴネー がモンタージュされ 古 代 ギリシア 演 劇 で 不 可 欠 な 使 者 による 発 話 行 為 が 問 題 となっている この 作 品 では 証 言 と 使 者 の 言 葉 を 通 じ 社 会 的 に 8

15 生 を 認 められず 聞 かれるべき 声 を 持 ちえない 者 による 問 題 提 起 の 可 能 性 が 描 き 出 されて いる こうした 点 に 着 目 する 本 章 の 考 察 は 発 話 および 言 語 を 通 じた 人 間 のつながりとい う 論 点 へと 発 展 するものである このような 論 を 通 じて イェリネクによって 現 代 社 会 の 問 題 がいかに 浮 き 彫 りにされていくのかを 確 認 することができる 結 論 では 光 なし プロローグ? Kein Licht: Prolog? (2013 年 初 夏 現 在 原 文 未 発 表 邦 訳 は 既 出 )を 分 析 する これは エピローグ? 公 式 初 演 のために 追 加 的 に 執 筆 された 短 いテクストである なお 筆 者 は イェリネク 自 身 の 許 可 を 得 て ウィーン 大 学 のイェリネク 研 究 センターから この 作 品 の 複 写 を 許 可 された 本 論 文 ではテクスト を 論 じるテクストとして プロローグ? を 分 析 する これは 古 代 ギリシア 演 劇 に 直 接 言 及 するものではない だが この 作 品 と 光 なし および エピローグ? とのテーマ 的 連 関 性 は 明 確 である 両 作 品 を 分 析 した 本 論 文 にとっては 看 過 しえない 作 品 であることか ら 本 論 文 の 分 析 対 象 に 加 える また プロローグ? は イェリネクのテクスト 執 筆 観 を 理 解 するために 有 益 な 手 がかりを 与 えてくれる さらに 結 論 では プロローグ? の 分 析 を 例 に 本 論 文 の 総 括 として 脱 モンタージュ を 三 つのレベルに 分 けて 説 明 する 最 後 に イェリネクの 動 的 な 脱 モンタージュ テクストによる 社 会 への 働 きかけ 方 を 総 合 的 に 論 じ 本 論 文 の 意 義 を 明 示 する 以 上 の 研 究 作 業 を 通 じて 脱 モンタージュ を 特 徴 とするイェリネクのテクストが 先 行 するテクストを 変 容 し 言 語 を 次 々と 変 容 させるだけでなく 受 容 によるテクストの 変 容 を 要 求 することで テクスト 自 体 にさらなる 変 容 可 能 性 を 潜 在 化 していることを 明 ら かにする 最 終 的 に 本 論 文 は 脱 モンタージュという 試 みがテクストを 読 み 共 に 考 え る 読 者 があって 初 めて 成 立 することのなかにイェリネクのテクストの 社 会 批 判 性 を 見 出 し ていく 差 異 を 生 み 出 す 文 学 の 言 葉 は 読 者 による 差 異 の 生 成 へとつながることを 通 じて 恒 常 的 に 変 容 する 可 能 性 を 秘 めるものなのである 以 上 の 分 析 を 通 じて 現 代 における 文 学 の 営 為 の 一 端 が 明 らかになるはずである 9

16 第 一 章 イェリネクの 作 品 と 研 究 の 変 遷 1.イェリネクとは 誰 か 本 章 では エルフリーデ イェリネクの 作 品 と 研 究 の 変 遷 および 本 論 の 研 究 対 象 を 明 らかにする まず 第 一 節 では イェリネクの 自 己 演 出 を 軸 に これまで 彼 女 がいかに 語 られてきたのかを 確 認 し 彼 女 の 作 品 受 容 の 見 取 り 図 を 描 く 第 二 節 では 作 品 が 反 復 的 に 取 り 上 げるテーマを 四 つの 傾 向 に 分 類 し それぞれのテーマを 概 観 する その 上 で 本 論 が 近 年 現 れたテーマをもつ 作 品 を 分 析 対 象 とする 理 由 を 述 べる エルフリーデ イェリネクは 現 代 ドイツ 語 圏 を 代 表 する 作 家 劇 作 家 の 一 人 である 1967 年 に 詩 集 リザの 影 Lisas Schatten を 出 版 1970 年 に 小 説 (Roman) 俺 たちお とり 鳥 だぜベイビー! wir sind lockvögel baby! 1 ラジオドラマ で 散 文 デビュー 後 多 数 の 聴 覚 劇 映 画 脚 本 を 執 筆 し 1979 年 に 初 の 戯 曲 ノラが 彼 女 の 夫 を 去 ったのち 何 が 起 こったのか あるいは 社 会 の 柱 Was geschah, nachdem Nora ihren Mann verlassen hatte oder Stützen der Gesellschaften 2 を 発 表 し 現 在 も 極 めて 難 解 な 作 品 を 定 期 的 に 発 表 している 彼 女 のテクストはしばしば 翻 訳 不 可 能 翻 訳 困 難 といわれるものの さまざまな 言 語 へと 翻 訳 され 邦 訳 も 多 い また 数 々の 文 学 賞 や 劇 作 家 賞 を 受 賞 し 2004 年 には オース トリア 人 作 家 として 初 めてのノーベル 文 学 賞 も 受 賞 している イェリネクの 仮 面 輝 かしい 業 績 を 数 え 挙 げる 容 易 さに 比 べ イェリネクという 作 家 を 知 るのは 難 しい 研 究 者 らがこの 難 解 さを 演 出 と 捉 え 研 究 の 論 点 として 認 識 するようになったのは 比 較 的 最 近 のことである イェリネクの 作 品 は 1980 年 代 後 半 頃 から 徐 々に 文 学 研 究 や 演 劇 学 において 研 究 対 象 と なった 作 家 自 身 の 発 言 や 経 歴 に 依 拠 する 傾 向 が 強 い 初 期 の 研 究 からは 大 きく 二 つの 傾 向 を 読 み 取 ることができる 一 つめは イェリネクのインタビューでの 発 言 を 真 実 と して 受 容 し これを 論 拠 とする 研 究 スタイルで もう 一 つは イェリネクのエッセイでの 記 述 を 引 用 しつつ 論 を 展 開 するスタイルである 本 節 では 前 者 の 研 究 を 確 認 し 後 者 1 elfriede jelinek: wir sind lockvögel baby! reinbek: rowohlt taschenbuch verlag, [1970]. 2 Elfriede Jelinek: Was geschah, nachdem Nora ihren Mann verlassen hatte oder Stützen der Gesellschaften. [1979] In: Dies.: Theaterstücke. Reinbek: Rowohlt Taschenbuch Verlag, , pp

17 については 次 章 で 論 じる エリザベート シュパンラング(Elisabeth Spanlang)による エルフリーデ イェリネ ク 初 期 作 品 研 究 Elfriede Jelinek. Studien zum Frühwerk 3 (1992)は イェリネク の 初 期 作 品 を 扱 った 研 究 である 彼 女 の 研 究 の 特 徴 として イェリネクとイェリネクの 母 オルガへのインタビューの 使 用 が 挙 げられる 4 シュパンラングは 前 書 きで インタビュ ー 内 容 は 必 ずしも 真 実 ではないと 断 わるものの 5 実 際 には インタビュー 調 査 の 結 果 を 自 身 の 作 品 解 釈 を 正 当 化 する 根 拠 として 持 ち 出 している 例 えば イェリネクの 詩 におい て 中 心 となるテーマの 一 つは セクシュアリティである というシュパンラングの 記 述 の 直 後 には それ セクシュアリティ は 元 々いつも 私 の 主 題 でした 6 というイェリネク の 発 言 が 挿 入 される この 記 述 は 作 家 の 発 言 を 正 しい テクスト 解 釈 の 根 拠 とする 典 型 的 な 例 である 作 家 の 発 言 に 依 拠 する 研 究 には 少 なくとも 二 つの 問 題 がある まず 作 家 の 発 言 は 真 実 だという 前 提 がある だが 作 家 は 挑 発 的 に 発 言 しうるし 発 言 の 真 偽 を 問 うには 困 難 が 伴 う また 後 述 するように あらゆる 発 言 は 自 己 演 出 の 可 能 性 を 秘 める 次 に テ クストと 作 者 の 混 同 から テクストが 研 究 対 象 から 外 されるという 問 題 がある テクスト 解 釈 に 経 歴 など テクスト 外 に 位 置 する 解 釈 根 拠 が 持 ち 込 まれる 場 合 には 真 偽 の 尺 度 が 持 ち 込 まれるだけでなく 文 学 テクスト 特 有 の 表 現 手 法 の 分 析 が 十 分 には 展 開 されないと いう 問 題 が 生 じる これでは 文 学 における 表 現 手 法 を 問 うことができない 作 者 が 読 者 に 正 確 な 情 報 を 付 与 する 機 能 を 担 わされることによって 読 者 などの 受 容 者 は 解 釈 の 余 地 や 可 能 性 を 持 てないことになってしまうからだ 文 学 研 究 においては 70 年 代 以 降 作 者 とテクストの 区 別 を 促 す 研 究 が 多 く 発 表 されて きた それにもかかわらず イェリネク 研 究 において 作 家 の 発 言 を 作 品 解 釈 の 根 拠 とす る 研 究 は 根 強 く 残 った その 結 果 イェリネクが 自 身 のことを 語 れば 語 るほど 彼 女 のイ メージは 膠 着 し そのイメージこそが イェリネク の 同 義 語 となるという 問 題 が 生 じる ことになった この 現 象 自 体 は 奇 妙 に 思 えるが 以 下 に 挙 げる 論 考 は 作 者 の 発 言 に 依 拠 した 研 究 に 対 しての 批 判 が いかに 骨 の 折 れる 作 業 であったかを 物 語 るものである 3 Elisabeth Spanlang: Elfriede Jelinek. Studien zum Frühwerk. Wien: VWGÖ, シュパンラングは イェリネクの 曽 祖 父 の 経 歴 にまでさかのぼり 私 的 なエピソードを 書 き 留 める そ の 中 には イェリネクは 13 歳 の 頃 から 化 粧 を 始 め 目 には 黒 のアイラインを 引 いていた とはいえ 初 め の 頃 は アイラインではなく カラーペンを 使 っていたのではあるが Ab dreizehn beginnt sie [Jelinek] sich zu schminken, trägt die Augen schwarz umrandet, wobei sie anfangs statt der Schminkstifte Buntstifte benützt (Spanlang: Elfriede Jelinek. p. 18)といったゴシップ 記 事 顔 負 けの 雑 学 も 含 まれる 5 Spanlang: Elfriede Jelinek. p. II. 6 Eines der zentralen Themen in der Lyrik Elfriede Jelineks ist die Sexualität. Das war eigentlich immer mein Hauptthema [Gespräch mit Elfriede Jelinek vom ] (Spanlang: Elfriede Jelinek. p. 53). 11

18 イェリネクという 作 家 イメージに 対 する 疑 問 の 声 が 研 究 内 である 程 度 共 有 されるよう になったのは 2000 年 前 後 のことである ドイツ 語 圏 の 著 名 な 文 芸 批 評 家 ジークリット レフラー(Sigrid Löffler)は イェリネクの 発 言 を 暗 に 信 用 してはならないと 述 べている イェリネクが わたし と 発 言 するときには いかなる 場 合 であっても 常 に 彼 女 は メディアに 適 した わたし 伝 説 作 り 話 を 作 り 上 げているのだ 7 レフラーは イェリネクの 一 人 称 を 用 いた 語 りを 必 要 に 応 じて 変 容 するものと 理 解 し 発 話 者 イェリネクと 発 言 の 主 語 である わたし は 必 ずしも 同 一 ではないと 断 る そして イェリネクの 演 出 あるいは 自 己 演 出 を 仮 面 という 言 葉 で 捉 えている 8 誰 もが 思 いつく イェリネクのイメージとして レフラーがはじめに 取 り 上 げるのは 外 見 である イェリネ クといえば 流 行 を 取 り 入 れたヘアスタイルに 特 徴 的 なメイクをし デザイナーブラン ドの 服 に 身 を 包 み 時 にはナイキのスニーカーを 履 くなどしてラフさを 演 出 しつつも 自 宅 のアールデコの 椅 子 やエーロ アールニオのバブルチェアに 腰 をかけ 高 級 なファッシ ョン 誌 を 思 わせる 計 算 された 構 図 で 撮 られた 写 真 のなかに 納 まっている レフラーはこれ をメディア 向 けのイメージの 演 出 仮 面 であり 偽 装 9 と 呼 び 彼 女 イェリネク が 真 正 イェリネクとして 誰 かに 出 会 うことなどありえない 10 と 述 べている 真 偽 が 図 れないのは 外 見 だけではなく 経 歴 も 同 じだとレフラーは 記 す エルフリーデ イェリネクは 1946 年 にシュタイアーマルク 州 ミュルツツーシュラー クに ウィーンの 化 学 者 の 父 とブルジョワ 階 級 出 身 のマネージャー 業 の 母 の 間 に 一 人 娘 として 生 まれる 早 くから 比 類 のない 個 性 をもつように 育 てられ 小 さい 頃 から さまざまな 芸 術 的 な 才 能 や 知 的 な 才 能 を 発 揮 する 幼 稚 園 ではフランス 語 を 習 い 四 歳 からはバレエのレッスンを 受 ける ギムナジウムを 軽 々といい 成 績 で 卒 業 する そ の 傍 ら ウィーン 音 楽 院 で(ピアノ パイプオルガン ブロックフレーテ ヴァイオ リン ヴィオラの) 五 つの 楽 器 を 習 い 作 曲 を 専 攻 する / ウィーン 大 学 では 外 国 語 演 劇 学 美 術 史 を 専 攻 する 1971 年 には 音 楽 院 でパイプオルガンの 最 終 試 験 国 家 試 験 を 優 秀 で 合 格 する 同 じ 時 期 には 作 家 活 動 を 順 調 にスタートさ せ 彼 女 のキャリアは そのはじめからメディアの 注 目 を 集 め 高 く 評 価 されている 11 7 Immer wenn die Jelinek»Ich«sagt, arbeitet sie zugleich medienkompatiblen»ich«-legende (Sigrid Löffler: Die Masken der Elfriede Jelinek. In: Text+Kritik. H. 117, 3. Aufl. Neufassung, München, 2007, pp. 3-14, hier p. 5). 8 Löffler: Die Masken der Elfriede Jelinek. 9 Maske und Tarnung (Löffler: Die Masken der Elfriede Jelinek. p. 4). レフラーは イェリネクのファッ ション 自 体 を モンタージュ Montage とも 言 っている(ibid. p. 3) 10 Nie aber begegnet sie [Jelinek] einem als authentische Frau Jelinek (Löffler: Die Masken der Elfriede Jelinek. p. 4). 11 Elfriede Jelinek, geboren 1946 im steirischen Mürzzuschlag, ist die einzige Tochter eines Wiener Chemikers und einer Managerin aus großbürgerlichem Milieu. Schon früh wird das Kind zur Einzigartigkeit, zur Außergewöhnlichkeit erzogen; schon früh zeigt es vielfältige künstlerische und 12

19 これがよく 知 られる 典 型 的 なイェリネクの 生 い 立 ちである 確 かに これは 作 家 自 身 の 発 言 などから 再 構 成 された 話 ではある しかし レフラーが 警 告 を 鳴 らすように こうい った 発 言 内 容 が 誇 張 である 可 能 性 や 演 出 の 一 部 である 可 能 性 は 否 めない 伝 記 的 情 報 は インタビュー 発 言 だけでなく 文 学 テクストでも 示 唆 的 に 使 用 されてい る 特 に 伝 記 的 要 素 を 遊 戯 的 (spielerisch)に 取 り 入 れた 小 説 として 有 名 なのは ピア ノ 弾 きの 女 Die Klavierspielerin 12 (1983)である また スポーツ 劇 13 (1998)に は エルフィ エレクトラ Elfi Elektra 14 や 女 性 作 家 Die Autorin という 話 者 が 登 場 する 上 述 の ピアノ 弾 きの 女 には イェリネクの 母 親 を 彷 彿 とさせる 母 が 登 場 し 父 親 を 題 材 にしたとされる 作 品 も 多 い 15 そのため 伝 記 的 情 報 を 取 り 込 んだ 作 品 の 多 さや 彼 女 の 遊 戯 性 は 研 究 テーマの 一 つとして 認 められている ドイツ 文 学 者 のゲオルク シュタイニツェック(Georg Stanitzek)も イェリネクの 発 言 は 虚 構 や 詩 的 テクストと 直 接 的 な 発 言 に 区 分 しがたいと 述 べる 16 一 般 的 にこれら は 虚 構 を 描 くジャンルと 現 実 を 描 くジャンルが 区 別 される この 前 提 に 基 づいて イェ リネクのテクストを 読 もうとしてもうまくいかない とシュタイニツェックは 指 摘 する 彼 も わたし の 登 場 する 例 文 を 挙 げ その わたし は あたかも 経 験 的 であるかのよ うに 装 うことで 懐 疑 的 な 見 方 を 誘 うと 述 べる 彼 は わたし という 発 言 を 失 敗 ではな く むしろ 読 者 に 注 意 を 喚 起 し 問 題 提 起 を 行 う 狙 いを 定 めた 発 言 だと 理 解 している わ たし ということによって 読 者 はテクストの 話 者 は 誰 か あるジャンルの 手 法 的 特 徴 は 何 かなどを 問 うことになるからだ 同 じく 文 学 者 のヘラト ヘーゼルハウス(Herrad Hesehaus)もイェリネクの 発 言 を テ intellektuelle Talente. Bereits im Kindergarten lernt die Kleine Französisch, mit vier Jahren erhält sie den ersten Ballettunterricht. Das Gymnasium absolviert sie leicht und vorzüglich. Nebenbei lernt sie am Wiener Konservatorium fünf Instrumente (Klavier, Orgel, Blockflöte, Geige, Bratsche) und studiert Komposition. [/ ] Sie studiert Fremdsprachen, Theaterwissenschaft und Kunstgeschichte legt sie die Orgel-Abschlussprüfung am Konservatorium mit»sehr gutem«erfolg ab. Gleichzeitig arbeitet sie an einer vielversprechenden schriftstellerischen Karriere, welcher von Anfang an große Medienaufmerksamkeit und öffentliche Anerkennung zuteil wird (Löffler: Die Masken der Elfriede Jelinek. p. 4). 12 Elfriede Jelinek: Die Klavierspielerin. Reinbek: Rowohlt Taschenbuch Verlag, [1983](エルフリー デ イェリネク ピアニスト 中 込 啓 子 訳 鳥 影 社 2002). 13 Elfriede Jelinek: Ein Sportstück. Reinbek: Rowohlt Taschenbuch Verlag, [1998]. 14 Elfi(エルフィ)は Elfriede(エルフリーデ)の 愛 称 である 15 父 親 が 彷 彿 とされるテクストとしては 加 重 的 情 状 あるいは 一 人 の 男 性 親 族 についての 子 どもによる 報 告 Erschwerende Umstände oder Kindlicher Bericht über einen Verwandten (1978) さすらい 人 Der Wanderer (1999) 過 去 の 帝 国 にて Im Reich der Vergangenheit (2009)などがあ る またイェリネクの 作 品 における 父 親 のモチーフに 関 する 論 文 には 以 下 の 研 究 がある Verena Mayer; Roland Koberg: Dieser unentwegte Spaziergänger. Der Vater im Werk von Elfriede Jelinek. In: Text + Kritik. H. 117, 3. Aufl. Neufassung, 2007, pp ; Maria-Regina Kecht: Mit der Sprache zum Schweigen hin. Elfriede Jelineks literarische Annäherungen an ihren Vater. In: Jelinek[Jahr]buch. Wien: Praesens, 2011, pp Georg Stanitzek:»Elfreide Jelinek«. Fiktion und Adresse. In: Text+Kritik. H. 117, 2. Aufl., 1999, pp

20 クスト 解 釈 にそのまま 応 用 する 人 々を 批 判 し この 作 家 の 手 法 を 説 明 しようと 試 みる ヘ ーゼルハウスは イェリネクの ええ 私 は 嘘 つきです 17 という 発 言 を 引 用 し これは パラドキシカルなことで 有 名 な この 島 の 住 人 はみな 嘘 つきである というクレタ 島 のエ ピメニデスの 発 言 を 想 起 させると 述 べる 彼 の 発 言 内 容 が 真 ならば 彼 は 嘘 つきではない ことになるため 結 果 的 に 彼 の 発 言 は 否 定 されてしまう ヘーゼルハウスはこの 例 を 通 し て 作 家 の 発 言 を 字 義 通 り 解 釈 した 数 々の 研 究 に 疑 問 を 投 げかけている イェリネクの 発 言 を 使 用 することに 注 意 を 促 す 研 究 を 踏 まえ 本 論 文 では イェリネク のインタビュー 資 料 を 使 用 する 場 合 でも 必 ず 検 証 を 行 いながら 使 用 する なお 特 にイ ェリネクのテクストや 発 言 には 演 出 や 遊 戯 性 が 含 まれうることを 考 慮 に 入 れていく 受 容 の 現 状 イェリネクの 作 品 は 難 解 さが 強 調 される 一 方 で その 評 価 は 非 常 に 高 い 何 を 評 価 の 指 標 とするかは 議 論 の 余 地 が 残 るが ここでは 文 学 賞 等 の 受 賞 歴 雑 誌 などでのイェリネク 特 集 作 品 の 翻 訳 国 際 的 な 研 究 状 況 を 確 認 していく 彼 女 の 受 賞 歴 は 文 学 演 劇 分 野 における 彼 女 の 作 品 への 評 価 の 高 さを 物 語 るものであ る その 一 部 を 挙 げてみよう 1969 年 には 第 二 十 回 オーストリア 青 少 年 文 化 週 間 詩 散 文 賞 オーストリア 大 学 生 詩 大 賞 を 受 賞 し 1972 年 にはオーストリア 文 学 国 費 奨 学 金 を 給 付 された 年 には 戯 曲 ブルク 劇 場 Burgtheater 19 で ドイツの 演 劇 総 合 誌 テ アター ホイテ Theater heute 最 優 秀 年 間 劇 作 家 に 選 ばれ 翌 年 にはハインリッヒ ベル 賞 を 受 賞 する 1998 年 には ドイツ 語 圏 で 最 も 重 要 な 文 学 賞 であるゲオルク ビュヒ ナー 賞 を 受 賞 し 20 ザルツブルク 芸 術 祭 に 招 待 されている 同 年 1 月 に 演 出 家 のシュレー フにより 初 演 された スポーツ 劇 は テアター ホイテ の 年 間 最 優 秀 演 出 に 選 ばれ イェリネクもこの 作 品 で 年 間 最 優 秀 劇 作 家 に 選 出 された 年 には 彼 女 の 代 表 的 な 小 説 である ピアノ 弾 きの 女 がミヒャエル ハネケ(Michael Haneke) 監 督 により 映 画 化 され 22 この 作 品 は カンヌ 国 際 映 画 祭 で 審 査 員 特 別 グランプリに 輝 いている 2002 年 に は 汝 気 にすることなかれ Macht Nichts 23 で 最 初 のミュルハイマー 劇 作 家 賞 を 受 17 Ich bin unheimlich verlogen... (Elfriede Jelinek: Wahrscheinlich wäre ich ein Lustmöder [Interview mit Georg Biron]. In: Die Zeit ). 18 デビュー 当 初 の 受 賞 等 に 関 する 情 報 は ほとんど 残 っておらず 詳 細 は 不 明 である 19 Elfriede Jelinek: Burgtheater. Posse mit Gesang. [1984]. In: Dies.: Theaterstücke. Reinbek: Rowohlt Taschenbuch Verlag, , pp 女 性 としては インゲボルク バッハマンに 続 いて 2 人 目 の 受 賞 である 21 Theater heute. Jahrbuch, 1998 参 照 22 ピアニスト La Pianiste 監 督 脚 本 :ミヒャエル ハネケ(Michael Haneke) フランス=オー ストリア Elfriede Jelinek: Macht Nichts. Eine kleine Trilogie des Todes. Reinbek: Rowohlt Taschebuch Verlag,

21 賞 し 現 在 までこの 賞 を 四 回 受 賞 している 年 にはレッシング 賞 ( 批 評 ) ジャッ キー で 戦 争 盲 人 聴 覚 劇 賞 発 電 所 = 作 品 Das Werk 25 (2002)で 二 度 目 のミュル ハイマー 劇 作 家 賞 を 受 賞 し さらにフランツ カフカ 文 学 賞 を 受 賞 した またこの 年 にイ ェリネクはノーベル 文 学 賞 も 受 賞 している 同 賞 の 受 賞 は イェリネクの 名 と 作 品 が 世 界 に 広 く 知 られるきっかけを 作 った その 他 にも 彼 女 はきわめて 多 くの 賞 を 受 賞 している また イェリネクおよび 彼 女 の 作 品 について ドイツ 語 圏 内 の 多 くの 雑 誌 が 特 集 を 組 ん でいる 彼 女 が 今 も 作 品 を 掲 載 することのある 文 芸 雑 誌 マヌスクリプテ manuskripte Zeitschrift für Literatur (72/1981)は 1981 年 にイェリネクの 写 真 を 表 紙 に 使 用 して いる 文 学 研 究 誌 テクスト+クリティック Text + Kritik では 1993 年 1999 年 2007 年 26 の 三 度 にわたってイェリネク 特 集 が 組 まれ スイスの 出 版 社 から 発 行 されている ドゥー Du (700/1999)でもイェリネクの 特 集 号 が 出 版 されている テアター ホイテ では 近 年 ほとんどの 号 に イェリネクの 名 前 や 作 品 名 を 見 つけることができる テクストや 作 家 だけでなく 演 出 に 対 する 言 及 の 場 合 もあるが これほど 頻 繁 に 言 及 され る 作 家 は 多 くないだろう 同 じく ドイツの 月 刊 演 劇 総 合 誌 である テアター デア ツ ァイト Theater der Zeit (Arbeitsbuch 2006)は イェリネクの 還 暦 を 祝 う 特 集 号 を 出 している 受 賞 歴 や 掲 載 に 関 連 する 雑 誌 名 からは イェリネクの 執 筆 における 傾 向 が 散 文 から 演 劇 へとシフトしていることも 確 認 できる 彼 女 に 対 する 評 価 が 確 実 なものになるにつれて 80 年 代 以 降 研 究 も 拡 大 している 特 に イェリネクが 2004 年 にノーベル 文 学 賞 を 受 賞 すると ウィーン 大 学 文 学 部 にイェリネ ク 研 究 センターが 創 設 され 国 際 的 な 研 究 ネットワークが 形 成 されている 27 同 センターを 拠 点 に 国 際 シンポジウムの 開 催 研 究 成 果 の 定 期 的 な 発 表 が 行 われている 2010 年 から は イェリネク[ 年 ] 鑑 Jelinek[Jahr]buch 28 の 刊 行 も 始 まった 2013 年 夏 には ドイ ツのメッツラー 出 版 社 から イェリネク ハンドブック Jelinek Handbuch 29 の 刊 行 も [1999]. 24 受 賞 作 品 と 受 賞 年 は 以 下 の 通 り( 但 し 発 表 年 と 受 賞 年 は 異 なる 場 合 もある 下 記 の 括 弧 内 の 年 数 は 受 賞 年 である) 汝 気 にすることなかれ シューベルトの 歌 曲 にちなむ 死 の 小 三 部 作 Macht Nichts. Eine kleine Triologie des Todes (2002) 発 電 所 = 作 品 Das Werk (2004) レヒニッツ( 死 をもたらす 天 使 ) Rechnitz (Der Würgeengel) (2009) 冬 の 旅 Winterreise (2011) ( Archiv Gewinner を 参 照 最 終 確 認 : ) 25 Elfriede Jelinek: Das Werk. In: Dies.: In den Alpen. Berlin Verlag, [2002], pp 巻 号 は 全 て 117 である 27 イェリネク 研 究 センター(センター 長 はピア ヤンケ(Pia Janke))は 2004 年 に 創 設 され イェリネク の 著 作 やそれらに 関 する 資 料 文 献 を 網 羅 的 に 収 集 したアーカイヴを 運 営 し 国 内 外 の 研 究 者 の 知 的 交 流 を 促 進 するためのシンポジウムなどを 開 催 している また 著 作 目 録 や 研 究 文 献 年 鑑 などの 編 集 出 版 など も 行 われている なお 同 研 究 センターは 主 にオーストリア 連 邦 総 理 府 の 助 成 で 運 営 されている 詳 細 に 関 しては 参 照 ( 最 終 確 認 : ) 28 タイトル 中 の[ ]は 引 用 者 による 挿 入 ではなく 実 際 のタイトルである 29 最 終 確 認 :

22 決 まっている イェリネクの 作 品 に 関 する 研 究 は ドイツ 語 圏 以 外 でもフランス ベルギ ー ポーランドなどの 欧 州 アメリカ 合 衆 国 などでも 盛 んである 英 語 フランス 語 だけ ではなく スペイン 語 ポルトガル 語 イタリア 語 オランダ 語 ポーランド 語 チェコ 語 などの 欧 州 内 のさまざまな 言 語 中 国 語 日 本 語 などの 非 西 洋 言 語 への 翻 訳 も 精 力 的 に 行 われている イェリネク 研 究 センターのセンター 長 およびセンター 員 によれば 日 本 はイェリネク 研 究 および 作 品 上 演 という 点 から 見 て アジアの 拠 点 となっている 実 際 に 日 本 のドイツ 語 圏 文 学 および 演 劇 学 分 野 において イェリネクの 作 品 を 主 題 とした 研 究 論 文 の 数 は 増 加 傾 向 にある 国 内 のドイツ 語 圏 文 学 学 術 論 文 雑 誌 である ドイツ 文 学 Neue Beiträge zur Germanistik ( 日 本 独 文 学 会 刊 行 )や オーストリア 文 学 ( 日 本 オーストリア 文 学 会 刊 行 )でも イェリネクの 作 品 に 関 わる 論 文 はたびたび 掲 載 されている 30 このほか 日 本 のイェリネク 研 究 における 最 初 の 博 士 論 文 である 福 岡 麻 子 の エルフリーデ イェリネク の 初 期 作 品 における 言 語 の 身 体 性 が 2011 年 度 に 名 古 屋 大 学 で 提 出 されている それだ けではなく 90 年 代 後 半 から 多 くの 散 文 や 戯 曲 の 邦 訳 がなされ 31 これまでに ノラが 彼 女 の 夫 を 去 ったのち 何 が 起 こったのか あるいは 社 会 の 柱 32 汝 気 にすることなかれ シューベルトの 歌 曲 にちなむ 死 の 小 三 部 作 33 雲 家 Wolken.Heim. 34 ウ ルリケ メアリー スチュアート Ulrike Maria Stuart 35 光 のない Kein Licht. 36 がリーディング 公 演 を 含 め 上 演 されている さらに 2012 年 の 演 劇 祭 フェスティバル /トーキョーでは イェリネクに 焦 点 があてられ 37 三 本 の 作 品 レヒニッツ( 皆 殺 しの 天 16). なおこのシリーズで 存 命 の 作 家 が 取 り 上 げられるのは イェリネクが 初 めてとなる 30 本 論 巻 末 の 一 覧 を 参 照 31 本 論 巻 末 の 一 覧 を 参 照 32 ノラが 夫 を 捨 てたあと 上 演 : 演 出 :ティルツァ ブルンケン(Thirza Bruncken) 翻 訳 : 岩 淵 達 治 出 演 : 東 京 演 劇 アンサンブル ブレヒトの 芝 居 小 屋 (Nakagome Keiko: Die interkulturelle Problematik. Die Darstellbarkeit von Elfriede Jelineks Theatertexten. In: Pia Janke (Hg.): Elfriede Jelinek Ich will kein Theater Mediale Überschreitungen. Wien: Praesens, 2007, pp および jouennkiroku htm( 最 終 確 認 : ) 参 照 ). 33 汝 気 にすることなかれ シューベルトの 歌 曲 にちなむ 死 の 小 三 部 作 上 演 : 世 田 谷 パブ リックシアター ドラマリーディング 27 演 出 :ペーター ゲスナー(Peter Goessner) 翻 訳 : 谷 川 道 子 出 演 : 新 井 純 真 那 胡 敬 二 小 飯 塚 貴 世 江 シアタートラム( php?page=article&storyid=116( 最 終 確 認 : ) 参 照 ). 34 雲 家 日 本 初 演 : にしすがも 創 造 舎 特 設 劇 場 構 成 演 出 : 高 山 明 翻 訳 ドラマトゥ ルク: 林 立 騎. ウルリーケ メアリー スチュアート 日 本 初 演 : 東 京 森 下 ベニサン ピ ット 台 本 演 出 : 川 村 毅 翻 訳 : 山 本 裕 子. 35 ウルリケ メアリー スチュアート Ulrike Maria Stuart 初 演 演 出 : ハンブルク タ リア 劇 場 演 出 :ニコラス シュテマン(Nicolas Stemann).テクストそのものは 発 表 されておらず 作 者 の 意 志 により 印 刷 は 禁 じられている(Orthud Gutjahr: Vorwort. In: Ders. (Hg.): Ulrike Maria Stuart von Elfriede Jelinek. Würzburg: Könighausen & Neumann, 2007, p. 5 を 参 照 ) 36 光 のない リーディング 公 演 : 演 出 : 長 谷 川 寧 翻 訳 : 林 立 騎. 37 相 馬 千 秋 フェスティバル/トーキョー/コンセプト ことばの 彼 方 へ FESTIVAL/TOKYO 16

23 使 ) Rechnitz (Der Würgeengel) 38 (2008) 光 のない (2011) 光 のないⅡ Kein Licht II 39 (2012)が 主 催 プログラムとして 雲 家 が 公 募 プログラムと して 上 演 された 40 このように 日 本 の(ドイツ 語 圏 ) 文 学 および 演 劇 の 分 野 でも イェリ ネクという 作 家 や 彼 女 の 作 品 に 対 する 関 心 は 高 い 2. 作 品 の 主 なテーマ 傾 向 と 特 徴 イェリネクの 作 品 においてテーマを 抽 出 することは 容 易 ではない だが 作 品 の 変 遷 か らは 繰 り 返 し 取 り 上 げられるテーマや 問 題 が 確 認 できる これをテーマ 傾 向 として 記 述 してみたい なお 本 論 では デビュー 以 後 の 約 四 十 年 のあいだに 各 テーマ 傾 向 が 絵 画 の 色 の 層 のように 塗 り 重 ねられてきたと 理 解 する 例 えば 70 年 代 に 鮮 明 だったテーマは 一 時 期 を 経 ると 一 掃 されてしまうのではなく それ 以 降 の 時 代 でも 作 品 のどこかに 存 在 しつ つけ 2000 年 以 後 になって 再 び 明 白 なテーマとして 取 り 上 げられることもある 以 下 では テーマの 傾 向 を 四 つに 分 類 し 41 時 代 順 に 並 べ 紹 介 する そのなかから 本 論 の 対 象 とす る 作 品 が 近 年 顕 著 なテーマ 傾 向 をもつことを 明 示 していきたい テクストの 特 徴 まず イェリネクの 作 品 の 特 徴 には 発 表 形 式 や 複 数 メディアの 使 用 というテクストの 拡 張 があげられる 詳 細 は 個 別 のテクスト 分 析 のなかでも 触 れることとして ここでは 大 まかな 把 握 に 努 めたい イェリネクは 複 数 のメディアを 用 い 同 時 に 使 用 するメディアそのものを 論 じる 作 品 を 発 表 している まず 文 字 メディアには 詩 散 文 ( 小 説 物 語 ) 戯 曲 演 劇 テクスト エッセイ 翻 訳 などがある 上 演 を 念 頭 に 執 筆 された 戯 曲 や 演 劇 テクストは 演 劇 メディア ラジオドラマ でもある そのほかに 聴 覚 メディアとして 聴 覚 劇 映 像 メディアとして 映 画 の 脚 本 があ プログラム 2012 pp. 5-6 ここでは p Elfriede Jelinek: Rechnitz (Der Würgeengel). In: Dies.: Drei Theaterstücke. Reinbek: Rowohlt, 2009, pp この 作 品 は エピローグ? Epilog? としてテクストが 先 行 的 に 発 表 されたが フェスティヴァル トーキョーでは 光 のないⅡ というタイトルで 上 演 された 詳 しくは 第 6 章 で 論 じる 40 上 演 された 作 品 と 詳 細 は 以 下 の 通 り: レヒニッツ( 皆 殺 しの 天 使 ) ( 演 出 :ヨッシ ヴィーラー(Jossi Wieler) 製 作 :ミュンヘン カンマーシュピーレ 翻 訳 : 林 立 騎 ) 光 のない ( 演 出 : 三 浦 基 ( 地 点 ) 音 楽 監 督 : 三 輪 眞 弘 翻 訳 : 林 立 騎 ) ツアーパフォーマンス 光 のない II ( 構 成 演 出 : 高 山 明 (Port B) 翻 訳 : 林 立 騎 ) 雲 家 ( 構 成 演 出 : 鹿 島 将 介 翻 訳 : 林 立 騎 ) なおここでは フェスティバル/トーキョーの 上 演 タイトルをそのまま 使 用 したが 本 論 ではここで 光 のない と 訳 される Kein Licht を 光 なし 同 じく 光 のないⅡ とも 訳 される Epilog?を エピローグ? と 訳 す これについては 第 5 章 および 第 6 章 で 論 じる 41 このほかに 音 楽 哲 学 メディアといった 切 り 口 も 考 えられる 17

24 る ただし イェリネク 自 身 が 演 出 に 携 わることはない このほかに 作 曲 家 オルガ ノ イヴィルト(Olga Neuwirth)らと 共 同 でリブレット 制 作 を 行 うなど 複 数 の 発 表 メディア を 横 断 しながら 執 筆 活 動 を 行 っている これに 加 え 90 年 代 後 半 には Web サイトが 開 設 され 多 くの 作 品 がインターネット 上 で も 発 表 されている HP でしか 読 むことのできない 嫉 妬 プライベート 小 説 Neid - Privatroman 42 ( )といった 作 品 が 存 在 する 一 方 43 HP に 掲 載 されたテクスト が 雑 誌 や 単 行 本 などの 紙 媒 体 で 発 表 されることもある 44 一 つの 作 品 が Web と 紙 媒 体 で 発 表 される 場 合 には 画 像 の 有 無 テクストの 長 さ 45 などに 差 異 が 見 られることが 多 い HP に 掲 載 されたテクストの 場 合 告 別 (レザデュ) (2000)のように 映 像 が 埋 め 込 まれ ていたり バンビランド Bambiland 46 (2003)のように 更 新 されたり 光 なし (2011)と エピローグ? (2012)のように 相 互 リンクが 貼 られるなど インターネッ トの 機 能 が 活 用 されることもある 執 筆 の 手 法 においても 拡 張 は 確 認 できる イェリネクは デビュー 当 初 から 散 文 と 聴 覚 劇 のように メディアを 横 断 した 作 品 発 表 を 行 っている 例 えば 短 編 フリッパー への 問 い fragen zu flipper 47 (1970) 散 文 ミヒャエル 幼 稚 な 社 会 のための 少 年 文 庫 Michael Ein Jugendbuch für die Infantilgesellschaft 48 (1972)と 聴 覚 劇 ダ イバー 沈 没 Untergang eines Tauchers 49 はテーマや 登 場 人 物 名 使 用 される 素 材 など に 類 似 点 をもつが 異 なる 作 品 として 発 表 されている また 近 年 では ある 一 つの 社 会 的 な 出 来 事 を 機 に 複 数 の 作 品 が 発 表 されることもある テクストの 拡 張 は 作 品 の 単 位 を 恒 常 的 に 書 き 換 えるものであり イェリネクの 作 品 を 特 徴 づけるものである マスメディア 批 判 と 資 本 主 義 批 判 これ 以 降 では 四 つのテーマ 傾 向 を 年 代 順 にまとめ そのなかで それぞれの 代 表 的 な 作 品 名 などにも 触 れていく デビュー 当 初 に 発 表 された 散 文 やエッセイには 大 衆 メディアやサブカルチャーを 参 照 引 用 した 資 本 主 義 批 判 が 目 立 つ 出 版 デビュー 作 となる 散 文 作 品 俺 たちおとり 鳥 だぜベ 42 Elfriede Jelinek: Neid [für PCs]. In: 最 終 確 認 : ). 43 嫉 妬 は 2011 年 末 に 全 十 話 のラジオドラマが 放 送 以 後 作 者 の HP でコンピュータ 版 タブレット 版 スマートフォン 版 のほか ラジオドラマの MP3 もダウンロードできるようになっている 44 発 表 順 序 は 紙 媒 体 が 先 の 場 合 もある 45 例 えば 紙 媒 体 での 発 表 版 が 抜 粋 ということもある 46 Elfriede Jelinek: Bambiland. In: Dies.: Bambiland. Reinbek: Rowohlt, 2004, pp Elfriede Jelinek: fragen zu flipper. In: manuskripte. Zeitschrift für Literatur Kunst Kritik. H. 29/30, 1970 [Jg. 10], Graz, pp Elfriede Jelinek: Michael Ein Jugendbuch für die Infantilgesellschaft. Reinbek: Rowohlt, [1972]. 49 初 放 送 : SDR. 18

25 イビー! (1970)では 雑 誌 やコミックが 引 用 され アメリカやイギリスなどの 著 名 人 や アニメーションのキャラクターなどが 登 場 する ミヒャエル (1972)では 主 に 夕 方 から 夜 にかけて 放 送 されていた 子 どもや 家 族 向 けのテレビ 番 組 が 引 用 される 日 本 で も わんぱくフリッパー Flipper の 邦 題 で 放 映 されていた イルカが 主 人 公 の 子 ども 向 け 番 組 などは 当 時 愛 らしい 教 育 番 組 という 評 価 を 受 けていた だが ミヒャエル では こういった 番 組 の 規 範 の 押 しつけなどが 身 体 的 な 暴 力 を 伴 って 可 視 化 されている 当 時 のテレビをめぐる 議 論 では テオドール アドルノ(Theodor W. Adorno)とマックス ホルクハイマー(Max Holkheimer)の 提 唱 した 文 化 産 業 (Kulturindustrie) 50 という 概 念 が 好 んで 使 用 されていた 彼 らの 論 では 大 衆 が 巨 大 な 資 本 に 取 り 込 まれていく 様 子 が 全 体 主 義 との 類 似 として 描 き 出 され それらが 徹 底 的 に 批 判 される イェリネクはこのよ うな 批 判 を 踏 まえたうえで 単 にこの 論 調 に 合 わせるのではなく 形 式 や 語 調 などの 模 倣 を 通 じて 欲 望 を 喚 起 するテレビの 手 法 を 細 かく 分 析 している 彼 女 の 手 法 は 批 判 対 象 を 模 倣 し 誇 張 などを 用 い ブレヒトの 異 化 効 果 などを 導 入 することで 51 テレビや 雑 誌 の 構 造 を 散 文 読 者 に 提 示 する 愛 する 女 たち Die Liebhaberinnen 52 (1975)は 主 に 女 性 誌 や 郷 土 文 学 と 呼 ばれる 恋 愛 を 主 題 にした 通 俗 文 学 を 参 照 している ミヒャエル や 愛 する 女 たち では 単 純 労 働 や 階 級 差 といった 社 会 の 構 造 的 問 題 が 示 されている この 時 期 には バルトの 現 代 社 会 の 神 話 概 念 に 言 及 したエッセイ 終 わりなき 無 責 任 さ = 無 邪 気 さ Die endlose Unschuldigkeit 53 ( 1970)が 発 表 された 次 章 で 論 じるように このエッセイは イェリネクのテクストの 分 析 に 大 きな 影 響 を 及 ぼしている さらに 当 時 人 気 絶 頂 であったオーストリアのポップ スター ウド ユルゲンス(Udo Jürgens)の 描 く 世 界 を 皮 肉 った 私 たちが 子 どもの 目 で 見 るとこの 世 界 がどんなに 美 しいかをウドは 見 せてくれる ウド ユルゲンス 歌 詞 研 究 Udo zeigt wie schön diese Welt ist wenn wir sie mit Kinderaugen sehen untersuchungen zu udo jürgens liedtexten 54 (1972)とい 50 Theodor W. Adorno; Max Horkheimer: Kulturindustrie. Aufklärung als Massenbetrug. In: Dies.: Dialektik der Aufklärung. Philosophische Fragmente. Amsterdam: Querido Verlag, 1947(Th.アドルノ M.ホル クハイマー 文 化 産 業 大 衆 欺 瞞 としての 啓 蒙 啓 蒙 の 弁 証 法 哲 学 的 断 想 徳 永 恂 訳 岩 波 書 店 ( 岩 波 文 庫 ) 2007 pp ). 51 例 えば Christa Gürtler (Hg.): Gegen den schönen Schein. Texte zu Elfriede Jelinek.(Frankfurt am Main: Neue Kritik, [1990]) 所 収 の 論 文 などには ブレヒトの 名 前 や 彼 の 用 語 である 異 化 効 果 が 散 見 さ れる 52 Elfriede Jelinek: Die Liebhaberinnen. Reinbek: Rowohlt Taschenbuch Verlag, [1975]. 53 Elfriede Jelinek: Die Endlose Unschuldigkeit. In: Dies.: Die Endlose Unschuldigkeit Prosa Hörspiel Essay. München: Schwiftinger Galerie Verlag, 1980, pp [Erstpublikation: Renate Matthaei (Hg.): Tribialmythen. Frankfurt am Main, 1970, pp ]. 54 elfriede jelinek: Udo zeigt wie schön diese Welt ist wenn wir sie mit Kinderaugen sehen untersuchungen zu udo jürgens liedtexten. In: Elfriede Jelinek; Ferdinand Zellwecker; Wilhelm Zobl: Materialien zur Musiksoziologie. Wien/München: Jugend und Volk, 1972, pp この 時 期 ウド ユルゲ ンスの 歌 詞 はイェリネクの 格 好 の 引 用 分 析 材 料 の 一 つであり ミヒャエル などでも 彼 の 歌 詞 が 書 19

26 うエッセイもこの 時 期 に 発 表 されている このエッセイは 副 題 に 音 楽 社 会 学 を 含 む 著 作 に 所 収 されている イェリネクはこの 著 作 の 編 者 でもあり この 題 名 に 彼 女 の 社 会 へ の 関 心 を 見 出 すことができる このほかにも 70 年 代 前 半 には 大 衆 メディアと 単 純 労 働 をテーマとした 聴 覚 劇 の 脚 本 がいくつも 発 表 されている 55 資 本 主 義 批 判 とも 言 い 換 えられ る 大 衆 メディアや 通 俗 性 (Trivialität)と 単 純 労 働 や 貧 富 の 差 を 前 提 とした 階 級 諸 問 題 は 現 代 まで 続 くイェリネクのテーマの 一 つである 一 見 無 害 に 見 えるマスメディアの 仕 掛 けを 提 示 する 点 で これらの 作 品 には 共 通 点 があ る またここには フランクフルト 学 派 の 影 響 も 影 を 落 としている ただし 対 象 を 模 倣 するという 手 法 は アドルノらの 分 析 とは 必 ずしも 一 致 するものではない だが 当 時 の マスメディア 研 究 と 作 品 から 見 えるイェリネクの 立 場 の 相 違 について 論 じた 研 究 は 皆 無 といってもよい 同 様 に 相 互 メディア 的 美 学 的 (ästhetisch) 観 点 からの 分 析 も 極 めて 少 ない 精 神 分 析 とフェミニズム 70 年 代 末 以 降 精 神 分 析 の 強 い 影 響 下 にあるフェミニズム 理 論 が イェリネクのテクス トに 応 用 されるようになる 資 本 主 義 批 判 とフェミニズムというテーマの 移 行 期 に 書 かれ た 作 品 に 戯 曲 処 女 作 の ノラが 彼 女 の 夫 を 去 ったのち 何 が 起 こったのか あるいは 社 会 の 柱 (1979 初 演 )が 挙 げられる この 戯 曲 では 女 性 間 の 差 異 という 問 題 が 取 り 上 げら れている この 観 点 は 欧 米 の 場 合 女 性 性 を 基 盤 にしたエンパワーメント 獲 得 を 目 指 す 第 二 波 フェミニズムへの 反 省 として 提 起 された その 意 味 で イェリネクの 問 題 提 起 の 時 期 は 早 い 精 神 分 析 を 受 容 したフェミニズムの 影 響 が 顕 著 な 作 品 として もっとも 有 名 なのは ピ アノ 弾 きの 女 (1983)であろう この 作 品 では 精 神 分 析 のイメージが 散 りばめられ 性 的 エネルギーの 芸 術 活 動 への 不 完 全 な 昇 華 や 母 と 娘 の 共 生 的 関 係 が 描 かれる これに 加 え サドマゾ 関 係 や 性 倒 錯 などのテーマも 含 まれている だがこの 小 説 は 90 年 代 半 ば まで 精 神 分 析 を 単 に 反 映 させた 作 品 として 解 釈 されるか あるいは 伝 記 的 に 解 釈 され 精 神 分 析 を 問 い 直 す 作 品 としては 理 解 されてこなかった 同 様 のテーマ 傾 向 をもつ 作 品 と しては 精 神 分 析 用 語 をタイトルにした 小 説 快 楽 Lust 56 (1989)や 欲 望 娯 楽 き 換 えられ 皮 肉 られ 挿 入 されている 55 イェリネクはデビュー 当 初 から 現 在 まで 多 数 のラジオドラマの 脚 本 を 執 筆 している だが 脚 本 およ びラジオドラマの 音 源 は 入 手 が 難 しく 研 究 が 進 んでいるとは 言 い 切 れない この 点 に 関 しては 第 4 章 でくわしく 論 じる 56 邦 訳 は したい 気 持 ち 中 込 啓 子 /リタ ブリール 訳 鳥 影 社

27 小 説 Gier Ein Unterhaltungsroman 57 (2000)がある そのほか ピアニストのクララ シューマン(Clara Schumann)を 題 材 にした 戯 曲 ク ララ S. 音 楽 悲 劇 Clara S. musikalische Tragödie 58 (1982 初 演 )や エミリー ブロンテ(Emily Brontë)の 嵐 が 丘 (1847)を 脱 モンタージュしたヴァンパイア 戯 曲 病 あるいは 現 代 女 性 Krankheit oder Moderne Frauen 59 (1987 初 演 )も 精 神 分 析 とフェ ミニズムというテーマに 含 めることができる このテーマは 精 神 分 析 を 用 いつつも 批 判 的 に 考 察 したフランスやアメリカのフェミニ ズム( 理 論 )と 重 なるところが 多 い 上 記 のテーマ 領 域 は 90 年 代 以 降 徐 々に 周 辺 的 に なっている 60 とはいえ イラク 戦 争 を 題 材 とした バベル Babel (2004)では ア ブグレイブ 収 容 所 の 写 真 流 出 事 件 で 一 躍 有 名 になったリンディ ラナ イングランドが 取 り 上 げられ 性 差 や 階 級 における 社 会 的 弱 者 が 論 じられている また 本 論 第 四 章 で 分 析 す る スポーツ 合 唱 隊 (2006)でも 男 子 サッカーと 女 子 サッカーの 社 会 的 および 経 済 的 非 対 称 性 が 描 き 出 され 批 判 的 に 論 じられている このように いかに 性 差 が 社 会 的 に 生 み 出 されるのかを 複 合 的 に 問 う 姿 勢 は イェリネクの 近 年 の 作 品 でも 随 所 に 確 認 すること ができる ナチズムと 現 代 社 会 三 つ 目 のテーマに 現 代 社 会 におけるナチス 的 伝 統 の 無 批 判 な 継 承 への 慧 眼 が 挙 げられる このテーマは 初 期 の 段 階 からイェリネクの 作 品 に 通 奏 低 音 のように 流 れている が 61 オーストリアの 政 治 情 勢 と 連 動 し 特 に 80 年 代 頃 か 図 1 Forvm. Nov., 1972, p Elfriede Jelinek: Gier. Ein Unterhaltungsroman. Reinbek: Rowohlt Taschenbuch Verlag, 2002 [2000]. 58 Elfriede Jelinek: Clara S. musikalische Tragödie. In: Dies.: Theaterstücke. Reinbek: Rowohlt Taschenbuch Verlag, , pp Elfriede Jelinek: Krankheit oder Moderne Frauen. [1987] In: Dies.: Theaterstücke. Reinbek: Rowohlt Taschenbuch Verlag, , pp 議 論 の 中 心 的 テーマであったフェミニズム 的 関 心 が 一 テーマとして 論 じられるようになったのは イ ェリネクの 作 品 のみならず イェリネク 研 究 でも 同 じである 但 し 2012 年 にも 女 に 居 場 所 なし エルフリーデ イェリネクのフェミニズム 的 関 連 性 Die Frau hat keinen Ort. Elfriede Jelineks feministische Bezüge (シュテファニー カプラン(Stefanie Kaplan) 編 )が 出 版 されたように この 観 点 は 今 も 軽 視 できない 61 例 えば 出 版 2 作 目 の 散 文 ミヒャエル のタイトルは ナチスの 国 民 啓 発 宣 伝 相 文 化 院 総 裁 であっ たヨゼフ ゲッベルス( )による 日 記 風 の 散 文 ミヒャエル 日 記 が 語 るあるドイツ 的 運 命 Joseph Goebbels: Michael. Ein deutsches Schicksal in Tagebuchblättern. München: Zentralverlag der NSDAP, 1929( ドイツの 運 命 (ドイツナチズム 文 学 集 成 1 ) 池 田 浩 士 訳 柏 書 房 pp 所 収 ) から 借 用 したものだと 言 われている( 例 えば Johann Stangel: Das annullierte Individuum. Sozialisationskritik als Gesellschaftsanalyse in der aktuellen Frauenliteratur zu Texten von Frischmuth, Jelinek, Mitgutsch, Schutting, Schwaiger und anderen. Frankfurt am Main: Peter Lang, 1988, p. 279) 両 作 品 の 関 連 に 関 する 研 究 は 未 だ 十 分 ではない ただし この 作 品 は 大 衆 メディアとナチスのメディア 戦 略 の 類 似 を 当 時 流 行 していた 21

28 ら 目 立 つようになった このテーマは ナチスの 最 初 の 被 害 者 という 認 識 が 根 強 く 残 る オーストリアの 歴 史 認 識 を 強 く 批 判 するものである この 批 判 が 特 に 顕 著 に 表 れた 作 品 に ブルク 劇 場 (1982 発 表 1985 初 演 )が 挙 げられる この 戯 曲 でイェリネクは 戦 中 から 戦 後 一 貫 して 高 い 人 気 を 誇 った 国 民 的 女 優 パウラ ヴェセリー(Paula Wessely)を 彼 女 だとわかる 形 で 登 場 させている この 女 優 は オーストリアの 俳 優 一 家 に 生 まれ ナ チ 時 代 にはプロパガンダ 映 画 に 出 演 し 戦 後 はナチスの 被 害 者 役 を 演 じた したがって 彼 女 を 議 論 の 俎 上 に 載 せることは オーストリアの 歴 史 認 識 や 政 治 体 制 を 再 検 討 するだけ でなく 映 画 メディアを 再 検 討 することにもなる 62 イェリネクの 過 去 と 現 在 の 問 題 を 連 続 的 に 考 察 するという 姿 勢 は 1986 年 のハインリッ ヒ ベル 賞 受 賞 スピーチ ヴァルトハイムたちとハイダーたちのなかで In den Waldheimen und auf den Haidern ( )にもよく 表 れている このタイトルには まず 1972 年 から 第 四 代 国 連 事 務 総 長 を 務 めたクルト ヴァルトハイム(Kurt Waldheim 63 )の 名 前 が 挙 がる 彼 は 国 連 事 務 総 長 退 任 後 ナチスとしての 経 歴 を 隠 蔽 していたことが 暴 露 され たにもかかわらず 86 年 から 92 年 までオーストリアの 大 統 領 を 務 めた 人 物 である 題 名 に 含 まれるもう 一 つの 名 前 は 86 年 にオーストリア 自 由 党 の 党 首 となったイェルク ハイダ ーのものである ここでは 彼 らの 名 前 が 複 数 形 名 詞 として 使 用 され 彼 らのような 政 治 家 を 選 出 するオーストリア 社 会 そのものが 強 く 批 判 されている このような 批 判 的 態 度 は 同 国 で は 快 く 思 わ れ ず イ ェ リ ネ ク は マ ス コ ミ な ど か ら 巣 を 汚 す 者 ( Die Nestbeschmutzerin) と 蔑 称 で 呼 ばれることになる 64 フランクフルト 学 派 による 文 化 産 業 論 からの 借 用 とそれに 対 する 検 証 を 交 えて 書 く ミヒャエル 自 体 がナチスを 主 題 にしたものではないにしろ 当 時 の 主 にテレビをめぐる 議 論 では 二 人 の 社 会 学 者 に 倣 う 論 者 に 依 拠 する 場 合 現 代 大 衆 メディアとナチスのメディアを 用 いた 戦 略 が 相 互 に 関 連 付 けて 分 析 されて いた ミヒャエル はナチスの 過 去 と 現 在 を 主 題 にしたものではないが こういった 議 論 を 背 景 にもつ 以 上 ナチスとは 全 く 無 関 係 だともいえない 図 1 のカリカチュアは ミヒャエル の 書 評 が 掲 載 された フォールム という 雑 誌 の 掲 載 号 ( 特 集 :テレビモノカルチャー)の 挿 絵 である この 図 からは 当 時 テレビからナチスが 連 想 されえたことが 確 認 できる 62 Inge Arteel: Elfriede Jelineks kinematographisches Theater. In: Janke (Hg.): Elfriede Jelinek Ich will kein Theater Mediale Überschreitung. pp , hier p ヴァルトハイムは 1938 年 ナチスの 突 撃 隊 (SA)に 加 入 し(p. 54) 1942 年 には 少 尉 としてベオグラ ードの 総 司 令 部 に 着 任 (pp ) 同 年 夏 には Ic/AO 情 報 参 謀 付 き 翻 訳 要 員 となり 勲 章 四 つを 得 て 中 尉 となり 43 年 以 降 は E 軍 集 団 で 副 作 戦 将 校 の 地 位 を 得 た(Robert Edwin Herzstein: Waldheim. The Missing Years. 1988(ロバート E ハーズスタイン ワルトハイム 消 えたファイル 佐 藤 信 行 大 塚 寿 一 訳 共 同 通 信 社 1989 p. 106)) だが 彼 はこういった 経 歴 を 歪 曲 し 隠 蔽 して オーストリア 外 相 国 連 事 務 総 長 オーストリア 大 統 領 を 歴 任 し 経 歴 が 明 るみに 出 たあとも 職 を 全 うした イェリネ クは ヴァルトハイム 個 人 に 対 してではなく それを 支 える 世 論 をさまざまな 形 で 問 う 64 オーストリアでの 大 衆 紙 によるイェリネクに 対 する 罵 倒 や 言 いがかりの 数 々はピア ヤンケ 編 のその 名 も 巣 を 汚 す 女 (Pia Janke (Hg.): Die Nestbeschmutzerin. Jelinek und Österreich. Wien: Praesens, 特 に pp )に 詳 細 が 実 際 の 一 次 資 料 を 中 心 にまとめられている 選 挙 時 のプラカードには あなたが 好 き なのは ショルテン イェリネク ホイプル パイマン パステルク それとも 芸 術 と 文 化 ですか? Lieben Sie Scholten, Jelinek, Häupl, Paymann. Pasterk... oder Kunst und Kultur? と 書 かれた ここに 挙 がって いるイェリネク 以 外 の 名 前 は ルドルフ ショルテン( 当 時 の 文 化 大 臣 であった 社 会 主 義 の 政 治 家 ) ミ 22

29 現 代 社 会 に 残 り 続 けるナチズム 的 思 考 という 問 題 は 80 年 代 以 降 現 在 まで 継 続 的 に 取 り 上 げられている 先 述 の 作 品 のほかにも ヘーゲルからドイツ 赤 軍 派 による 書 簡 までを 散 りばめた 雲 家 (1988) 哲 学 者 のマルティン ハイデガー(Martin Heidegger) とハンナ アレント(Hannah Arendt)を 題 材 とした トーテンアウベルク Totenauberg 65 (1991) ロマの 殺 害 を 放 置 した 時 事 問 題 を 取 り 上 げ 体 制 を 問 題 化 した 杖 竿 棒 手 仕 事 Stecken, Stab und Stangl Eine Handarbeit 66 (1995 発 表 1996 初 演 1997 改 訂 版 発 表 ) 長 編 小 説 死 者 の 子 供 たち Die Kinder der Toten 67 (1995) 強 制 労 働 に 負 うところの 多 い 水 力 発 電 所 とグレッチャーバーン 事 故 68 を 題 材 とした 発 電 所 = 作 品 (2002 発 表 ;2003 初 演 ) 国 政 の 右 傾 化 のレトリックを 分 析 する 告 別 (レザデュ) (2000) オーストリアの 戦 争 加 害 に 対 する 黙 殺 を 取 り 上 げる レヒニッツ( 皆 殺 しの 天 使 ) ( 2008) などがその 例 である ここに 挙 げた 作 品 でも 先 述 の 通 俗 的 なテーマが 姿 を 潜 めたわけでは ないが それぞれの 作 品 で 哲 学 的 な 文 献 や 歴 史 との 取 り 組 みがより 顕 著 になっている こ のテーマについては 第 三 章 や 第 六 章 でも 論 じる 古 代 のギリシア 演 劇 と 現 代 の 時 事 問 題 90 年 代 末 頃 から 上 述 した 三 つのテーマには 必 ずしも 分 類 することができない 四 つめの テーマが 登 場 し 始 めた その 特 徴 とは 時 事 問 題 が 即 座 に 取 り 上 げられる 作 品 のなかで 古 代 ギリシア 演 劇 が 使 用 されるというものだ イェリネクは デビュー 当 初 から 常 に 同 時 代 的 な 流 行 や 事 件 への 関 心 を 惜 しみなく 示 してきた しかしとりわけ 当 時 のオーストリア 大 統 領 ヴァルトハイムを 揶 揄 した 夕 風 大 統 領 小 劇 ネストロイ 超 自 由 翻 案 Präsident Abendwind. Ein Dramolette, sehr frei nach J. Nestroy 69 (1987 初 演 )で 特 定 の 時 事 問 題 を 多 角 的 に 検 証 する 姿 勢 が 明 らかに ヒャエル ホイプル(ウィーン 市 長 ) ウルスラ パステルク(ウィーン 市 文 化 アドヴァイザー) クラ ウス パイマン(ブルク 劇 場 総 監 督 )である( 共 に 参 照 は Marianne Jobst-Rieder: Politische Plakate in Österreich im 20. Jahrhundert ( 最 終 確 認 : )) これに 加 え オーストリアの 大 衆 メディアは イェリネクが 年 の あいだ オーストリア 共 産 党 の 党 員 であった(Janke (Hg.): Die Nestbeschmutzerin. pp 参 照 )ことか ら 赤 のレッテルを 貼 っている 65 Elfriede Jelinek: Totenauberg. Reinbek: Rowohlt, [1991]. 66 Elfriede Jelinek: Stecken, Stab und Stangl. In: Dies.: Stecken, Stab und Stangle. Raststätte. Wolken.Heim. Reinbek: Rowohlt Taschenbuh Verlag, , pp Elfriede Jelinek: Die Kinder der Toten. Reinbek: Rowohlt, 1995( 死 者 の 子 供 たち 中 込 啓 子 須 永 恒 雄 岡 本 和 子 訳 鳥 影 社 2010) 年 11 月 11 日 オーストリア 西 部 カプルンのスキーゲレンデに 向 かうグレッチャーバーン( 日 本 の 報 道 では ケーブルカー と 呼 ばれることが 多 い)のトンネルで 起 きた 火 災 事 故 は 戦 後 オーストリア 最 大 の 人 的 被 害 をもたらした 事 故 として 知 られる この 事 故 では 日 本 人 スキー 観 光 客 十 名 を 含 む 百 五 十 五 名 が 焼 死 し 日 本 でも 大 きく 報 道 された 69 Elfriede Jelinek: Präsident Abendwind. Ein Dramolette, sehr frei nach J. Nestroy. In: Text + Kritik. H. 177, 2. Aufl. 1999, pp

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