とに それまでの 法 制 との 大 きな 違 いがある 条 例 の 制 定 と 暴 力 団 排 除 の ための 社 会 の 様 々な 活 動 とが 相 まって 暴 力 団 の 存 続 自 体 を 否 定 する 方 向 に 向 けて これまでにない 効 果 が 発 揮 されつつある もとより かりに

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1 産 大 法 学 48 巻 1 2 号 ( ) 暴 力 団 排 除 条 例 と 今 後 の 組 織 犯 罪 法 制 田 村 正 博 1 はじめに 渥 美 東 洋 前 教 授 は アメリカにおける 組 織 犯 罪 法 制 の 研 究 を 踏 まえ 暴 力 団 に 特 化 しない 組 織 犯 罪 一 般 を 対 象 とした 実 効 性 のある 法 制 を 日 本 でも 設 けるべきことを 長 年 にわたって 述 べられてきた (1) 2000 年 に 組 織 犯 罪 処 罰 法 と 通 信 傍 受 法 が 制 定 されたものの 疑 わしい 取 引 の 届 出 制 度 の 確 立 と ごく 一 部 の 組 織 性 の 強 い 犯 罪 の 処 罰 強 化 を 除 けば 組 織 犯 罪 対 策 とし て 実 効 性 を 持 つに 至 っていない 通 信 傍 受 は 対 象 が 極 めて 限 定 され 手 続 的 にも 通 信 事 業 者 の 立 会 など 重 い 制 約 が 課 された 結 果 年 間 10 事 件 程 度 しか 行 われていない マネー ローンダリングの 罪 がそれまでの 麻 薬 特 例 法 に 加 えて 組 織 犯 罪 処 罰 法 に 加 えられたが 検 挙 は 年 間 200 件 台 であり 両 法 に 基 づく 没 収 追 徴 額 は 年 間 概 ね 10 億 円 前 後 であって 組 織 犯 罪 の 収 益 全 体 に 比 較 すれば 僅 少 な 範 囲 にとどまっている 刑 事 手 続 法 制 が 政 治 的 な 争 いの 対 象 となることもあって 本 格 的 な 法 改 正 はその 後 行 われてい ない その 一 方 で 暴 力 団 に 対 象 を 特 化 させたいわゆる 暴 力 団 対 策 法 が 1991 年 に 制 定 され 暴 力 的 要 求 行 為 から 市 民 を 保 護 するための 規 定 等 が 整 備 さ れた 同 法 は 対 象 を 厳 格 に 暴 力 団 に 特 定 することで 幅 広 い 賛 同 を 得 て 成 立 し (2) 改 正 も 政 治 的 な 争 いを 受 けることなく 数 次 にわたり 行 われてきた その 結 果 暴 力 団 の 行 動 に 一 定 の 制 約 を 課 し 暴 力 団 による 不 当 な 影 響 を 小 さくすることにある 程 度 成 功 している さらに 2009 年 以 降 福 岡 県 を 皮 切 りに 各 地 で 暴 力 団 排 除 条 例 が 制 定 された 暴 力 団 に 資 金 を 提 供 する 事 業 者 側 を 規 制 非 難 の 対 象 とするこ (304) 89

2 とに それまでの 法 制 との 大 きな 違 いがある 条 例 の 制 定 と 暴 力 団 排 除 の ための 社 会 の 様 々な 活 動 とが 相 まって 暴 力 団 の 存 続 自 体 を 否 定 する 方 向 に 向 けて これまでにない 効 果 が 発 揮 されつつある もとより かりに 暴 力 団 がなくなったとしても それは 日 本 における 組 織 犯 罪 の 終 焉 を 意 味 するものではない 他 の 暴 力 的 な 集 団 (いわゆる 半 グ レ 集 団 や 外 国 人 組 織 犯 罪 グループなど) が 勢 力 を 拡 大 することが 危 惧 され る また 振 り 込 め 詐 欺 グループをはじめとする 新 たな 形 態 の 組 織 犯 罪 集 団 が 広 がりを 見 せ 社 会 に 影 響 を 与 えている これらには 対 象 を 特 定 し 公 示 する 暴 力 団 対 策 法 の 枠 組 みは 全 く 機 能 しない 暴 力 団 という 特 殊 な 集 団 への 対 策 が 奏 功 する 兆 しが 現 れつつある 今 こそ 渥 美 前 教 授 の 述 べてき た 暴 力 団 に 特 化 しない 組 織 犯 罪 対 策 法 制 を 真 剣 に 検 討 することが 求 めら れていると 考 える 以 下 では 日 本 の 暴 力 団 の 特 質 を 踏 まえ 暴 力 団 排 除 条 例 の 意 義 を 明 ら かにするとともに 組 織 犯 罪 法 制 の 今 後 の 展 望 を 述 べることとしたい 註 ( 1 ) 例 えば 渥 美 東 洋 編 組 織 企 業 犯 罪 を 考 える ( 日 本 比 較 法 研 究 所 研 究 叢 書 (42)) ( 中 央 大 学 出 版 部 1998 年 ) 渥 美 東 洋 組 織 犯 罪 対 処 に 求 められ る 構 想 と 対 処 策 警 察 学 論 集 55 巻 2 号 渥 美 東 洋 国 家 社 会 のあり 方 と 暴 力 団 組 織 犯 罪 規 制 の 原 理 危 機 管 理 研 究 会 編 実 戦! 社 会 vs 暴 力 団 暴 対 法 20 年 の 軌 跡 ( 金 融 財 政 事 情 研 究 会 2013 年 ) がある (2) 国 会 では 衆 参 とも 全 会 一 致 であった 警 察 権 限 立 法 に 対 する 一 部 政 治 勢 力 の 強 硬 な 反 対 姿 勢 を 踏 まえると 異 例 ともいえるが それだけ 暴 力 団 対 策 立 法 の 必 要 性 が 広 く 認 識 されてきた 結 果 であるといえる 第 1 日 本 の 暴 力 団 の 特 質 といわゆる 暴 力 団 対 策 法 1 日 本 の 暴 力 団 の 特 質 日 本 の 暴 力 団 は 不 正 な 手 段 によって 経 済 的 な 利 益 の 獲 得 を 図 る 団 体 で あるという 点 で 他 の 組 織 犯 罪 集 団 と 共 通 するが 組 織 的 成 員 固 定 的 で 極 90 (303)

3 めて 大 規 模 であるだけでなく 自 らの 存 在 を 対 外 的 に 誇 示 するという 点 で 他 と 大 きく 異 なっている (3) 薬 物 密 売 組 織 や 振 り 込 め 詐 欺 グループをみれば 分 かるように 明 確 に 犯 罪 とされる 行 為 を 専 ら 行 い それによって 利 益 を 得 ている 組 織 が 自 らの 存 在 を 誇 示 し 代 表 者 の 氏 名 等 を 公 表 することはあ り 得 ない 暴 力 団 が 存 在 を 誇 示 するのは 組 織 の 存 在 を 禁 止 する 法 制 がな く また 利 益 を 得 るための 行 為 が 明 確 に 犯 罪 とされるものに 限 られないこ とによる (4) 暴 力 団 からすれば 誇 示 しても 存 続 が 直 ちに 脅 かされない ( 現 在 の 法 制 と 警 察 の 執 行 態 勢 では 組 織 又 は 組 織 の 存 立 基 盤 を 崩 壊 させられる ことにはならない) 以 上 自 らにとって 有 利 な 選 択 を 行 う 暴 力 団 の 存 在 が 広 く 知 られることは 相 手 方 に 直 接 に 暴 力 をふるい 脅 迫 をしなくとも 相 手 方 が 畏 怖 し 暴 力 団 の 意 向 に 従 う 傾 向 を 生 む それ によって 暴 力 団 は 多 くのメリットを 享 受 する 1 犯 罪 を 行 っても 被 害 を 受 けた 者 あるいは 情 報 を 持 つ 者 が 後 難 を 恐 れて 被 害 申 告 をせず 捜 査 や 公 判 への 協 力 をしないことが 多 いため 摘 発 を 受 けにくい 2 実 質 的 には 恐 喝 強 要 によって 不 正 な 利 益 を 得 ているにもかかわらず 外 形 的 な 行 為 としては 犯 罪 に 当 たるとされるに 至 らない 程 度 の 働 きかけにとどま るため 犯 罪 としての 摘 発 を 受 けない 3 暴 力 団 が 介 入 すればその 意 向 に 多 くの 者 が 従 うので 一 般 の 事 業 者 や 市 民 の 中 に 暴 力 団 を 利 用 し そ の 対 価 として 暴 力 団 に 利 益 を 提 供 する 者 が 生 まれる 4 暴 力 団 の 活 動 に よって 自 らの 事 業 活 動 に 不 利 益 を 被 るのを 防 ぐため 一 般 の 事 業 者 が 利 益 を 提 供 することを 経 済 合 理 的 な 判 断 として 行 うようになる これらは いずれも 一 般 の 刑 事 法 的 な 手 段 での 対 応 を 困 難 にし 暴 力 団 に 不 正 な 利 益 を 享 受 させることにつながる 1はある 程 度 以 上 規 模 の 大 きな 組 織 犯 罪 集 団 であれば 暴 力 団 以 外 の 場 合 にも 生 ずることであるが 2 以 下 は 暴 力 団 の 存 在 が 広 く 知 られているからこそ 一 般 の 事 業 者 との 間 でも 生 ずることである 暴 力 団 が 犯 罪 集 団 であると 言 われつつ 警 察 の 取 締 りを 受 けながら 存 続 しているのは 個 別 の 暴 力 行 為 を 超 えた 集 積 的 な 威 力 を 持 つことで 犯 罪 とは 直 ちにいえない 行 為 によって 不 正 な 資 金 を 得 ていることと 犯 罪 が 存 (302) 91

4 在 する 場 合 でも 実 行 行 為 者 及 び 上 位 者 への 責 任 追 及 がなされにくいことと の 二 つが 原 因 である 一 般 的 な 組 織 犯 罪 対 策 法 制 は 違 法 薬 物 の 密 輸 密 売 のような 犯 罪 行 為 が 行 われていることを 前 提 にして 証 拠 収 集 手 段 を 整 備 し 上 位 者 の 責 任 追 及 組 織 保 有 資 産 の 没 収 等 を 可 能 とするものである したがって それのみでは 明 確 に 犯 罪 とされる 行 為 によらないで 不 正 な 資 金 を 得 ることができる 組 織 に 対 しては その 存 立 基 盤 を 失 わせるだけの 有 効 性 を 発 揮 できない 一 般 的 な 組 織 犯 罪 法 制 と 暴 力 団 の 特 性 に 対 応 した 法 制 度 の 双 方 が 必 要 となる 2 いわゆる 暴 力 団 対 策 法 (1) 暴 力 団 対 策 法 制 定 の 意 義 暴 力 団 が 人 に 働 きかけて 要 求 に 従 わせることは 社 会 的 実 態 としては 恐 喝 強 要 であるが 脅 迫 的 な 言 動 がない 限 り 犯 罪 として 問 議 することは 容 易 でない 周 囲 の 状 況 等 から 社 会 通 念 上 相 手 方 を 畏 怖 させる 程 度 の 脅 迫 があったとして 罪 に 問 うことが 可 能 な 場 合 もあり 得 るが 例 外 的 である このような 事 態 に 対 処 するため 暴 力 団 対 策 法 ( 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 ) が 制 定 され 指 定 暴 力 団 員 が 暴 力 団 の 威 力 を 示 して 行 う 不 当 な 金 品 等 の 要 求 行 為 ( 暴 力 的 要 求 行 為 ) を 禁 止 し 警 察 が 中 止 等 を 命 じ その 命 令 に 違 反 すれば 刑 罰 を 科 すという 制 度 が 導 入 された ( 適 用 対 象 が 厳 密 に 暴 力 団 に 限 られることを 制 度 的 に 担 保 するために 一 定 の 要 件 に 該 当 する 暴 力 団 を 指 定 し 公 示 するという 法 的 枠 組 みが 用 いら れている (5) この 指 定 は 適 用 対 象 の 限 定 性 を 確 保 するものであって 公 認 といった 評 価 が 加 えられるべきものではない ) 不 当 贈 与 要 求 行 為 用 心 棒 料 等 要 求 行 為 みかじめ 料 要 求 行 為 不 当 債 務 免 除 要 求 行 為 高 利 債 権 取 立 等 行 為 などが 規 制 され 20 年 間 に 約 4 万 件 の 命 令 が 発 せら れている 実 際 にそれだけの 暴 力 的 要 求 行 為 を 防 ぐことができ さらに 命 令 に 至 る 前 に 要 求 を 断 念 させた 例 も 数 多 いのであって 暴 力 的 要 求 行 為 を 受 ける 市 民 を 保 護 するという 面 で 警 察 に 法 的 な 権 限 を 与 えた 本 法 の 有 効 92 (301)

5 性 は 明 らかである 警 察 側 からすれば 犯 罪 に 問 議 できない 限 り 市 民 の 期 待 に 応 えることが 法 的 にできなかったという 状 態 から 脱 却 し 法 的 な 権 限 に 基 づいて 暴 力 団 に 対 処 し 同 時 に それだけ 暴 力 団 の 資 金 獲 得 を 防 いだ ものといえる 同 法 は このほかに 対 立 抗 争 事 件 があった 際 の 事 務 所 の 使 用 制 限 少 年 に 対 する 加 入 強 要 の 禁 止 等 の 暴 力 団 に 対 する 行 政 命 令 を 通 じた 規 制 と 暴 力 追 放 運 動 推 進 センターを 都 道 府 県 ごとに 指 定 し 暴 力 団 の 活 動 による 被 害 の 予 防 等 に 資 するための 民 間 公 益 活 動 の 促 進 を 図 ることを 定 めている 暴 力 団 対 策 法 の 制 定 により 暴 力 団 の 威 力 を 示 した 不 当 な 行 為 から 市 民 を 守 ることが 可 能 になったことに 加 え 暴 力 団 の 勢 力 誇 示 の 低 下 対 立 抗 争 の 激 減 が 直 接 的 な 効 果 として 表 れた 法 的 な 制 約 を 受 けることなく 収 益 (6) を 得 ることができるというそれまでの 暴 力 団 側 に 一 方 的 に 有 利 な 状 況 を 食 い 止 めるとともに 民 事 介 入 暴 力 に 歯 止 めをかけ さらに 暴 力 団 を 法 的 に 明 確 にしたこと 及 び 暴 力 団 追 放 運 動 の 起 点 となる 組 織 を 整 備 したことによ り その 後 の 暴 力 団 排 除 等 の 措 置 を 可 能 とする 前 提 条 件 を 整 備 したものと いえる しかし 暴 力 団 勢 力 ( 構 成 員 と 準 構 成 員 等 の 合 計 ) は 暴 力 団 対 策 法 の 制 定 後 もほとんど 変 わっていない (9 万 1 千 人 から 減 少 し 一 時 8 万 人 を 切 ったものの またその 後 緩 やかに 増 加 し 2009 年 末 まで 8 万 人 台 を 維 持 した ) このことは 同 法 が 暴 力 団 の 行 動 に 制 約 を 課 したものの そ の 存 続 自 体 に 大 きな 影 響 を 与 えるものとはならなかったことを 示 している 同 法 の 制 定 を 受 けて 暴 力 団 排 除 活 動 の 機 運 も 広 がったとはいえるが 企 業 ( 7 ) 幹 部 に 対 する 襲 撃 事 件 が 起 きる 中 で 直 ちに 全 面 的 な 展 開 に 至 らなかった (2) 暴 力 団 に 対 する 民 事 訴 訟 の 展 開 と 暴 力 団 対 策 法 の 改 正 市 民 の 側 で 暴 力 団 に 対 して 民 事 訴 訟 を 提 起 することが 1980 年 代 以 降 ( 8 ) 弁 護 士 会 の 民 事 介 入 暴 力 対 策 委 員 会 に 属 する 弁 護 士 等 の 協 力 を 得 て 展 開 されてきた その 一 つが 付 近 住 民 による 人 格 権 に 基 づく 暴 力 団 事 務 所 の 使 用 禁 止 を 求 める 訴 訟 であり (9) もう 一 つの 類 型 が 暴 力 団 員 の 行 為 によって (300) 93

6 被 害 を 受 けた 者 が 当 該 暴 力 団 員 が 所 属 する 組 織 の 長 に 対 して 使 用 者 責 任 としての 損 害 賠 償 を 求 める 訴 えである 後 者 は 行 為 者 の 所 属 する 単 位 組 織 の 長 のみならず 一 次 組 織 の 長 ( 指 定 暴 力 団 である 山 口 組 稲 川 会 などの 長 ) を 対 象 とするものに 発 展 し 当 初 容 認 されない 事 例 もあったが 山 口 組 の 三 次 組 織 の 組 員 らが 対 立 抗 争 の 際 に 警 察 官 を 相 手 方 組 員 と 誤 って 射 殺 した 事 件 で 最 高 裁 が 山 口 組 組 長 に 対 する 損 害 賠 償 請 求 を 認 容 した 原 判 決 を 維 持 したことがリーディングケース となり (10) 他 の 訴 訟 でも 原 告 が 勝 訴 し あるいは 勝 訴 的 な 和 解 が 成 立 している 暴 力 団 対 策 法 上 も 2004 年 改 正 で 対 立 抗 争 により 凶 器 を 用 いた 暴 力 行 為 が 行 われ それによって 他 人 の 生 命 身 体 又 は 財 産 を 侵 害 したときは 指 定 暴 力 団 の 代 表 者 等 ( 代 表 する 者 又 は 運 営 を 支 配 する 地 位 にある 者 ) に 過 失 の 有 無 にかかわらず 損 害 賠 償 責 任 を 負 わせるとする 規 定 が 設 けられた (31 条 ) さらに 2008 年 改 正 により 指 定 暴 力 団 員 が 威 力 利 用 資 金 獲 得 行 為 を 行 った 際 の 他 人 への 侵 害 についても 同 様 に 指 定 暴 力 団 の 代 表 者 等 に 無 過 失 賠 償 責 任 を 負 わせる 規 定 (31 条 の 2) が 追 加 された (11) これらの 民 事 訴 訟 を 通 じた 暴 力 団 事 務 所 の 排 除 及 び 組 織 の 代 表 者 等 への 賠 償 責 任 追 及 は 市 民 の 被 害 の 防 止 及 び 回 復 にとって 重 要 であると 同 時 に 暴 力 団 組 織 にとって 活 動 の 制 約 と 金 銭 的 な 負 担 となり しかも 大 きな 組 織 ほど 影 響 を 受 ける 特 に 威 力 利 用 資 金 獲 得 行 為 は 日 常 的 に 行 われている ものであるだけに 被 害 者 からの 指 定 暴 力 団 の 代 表 者 等 に 対 する 賠 償 請 求 が 広 く 認 められることは 被 害 者 の 救 済 に 資 するだけでなく 指 定 暴 力 団 の 不 法 な 資 金 の 剥 奪 にもつながる 大 きな 意 義 を 有 するものといえる (12) もっとも 民 事 上 の 手 段 の 行 使 は 当 事 者 ( 付 近 住 民 被 害 者 本 人 )の 判 断 に 委 ねられる 深 刻 な 被 害 を 受 けていながら 後 難 をおそれて 訴 訟 を 提 起 できない 被 害 者 も 数 多 い (13) 実 際 に 権 利 を 行 使 する 当 事 者 がいなけれ ば 制 度 としての 実 効 性 はないことになる 権 利 行 使 をしやすくするため に 従 前 からの 警 察 等 による 支 援 措 置 に 加 えて 暴 力 団 側 からの 危 害 を 防 ぎ 当 事 者 の 負 担 を 軽 減 することを 目 的 とした 法 改 正 が 近 時 なされている (14) が それのみで 十 分 であるとはいえない 94 (299)

7 註 (3) 構 成 員 等 が 秘 匿 される マフィア 型 と 対 比 して 論 じられることが 多 い なお 保 護 サービスの 提 供 者 としての 機 能 を 有 する 点 で 暴 力 団 とマフィアと の 共 通 性 を 指 摘 するものとして ピーター B E ヒル ジャパニーズ マフィア ( 三 交 社 2007 年 ) がある (4) 暴 力 団 捜 査 実 態 解 明 に 当 たる 警 察 の 捜 査 員 が 2003 年 当 時 暴 力 団 の 資 金 獲 得 活 動 で 主 流 になっているものとして 認 識 していたのは ヤミ 金 融 経 済 取 引 ( 株 取 引 会 社 経 営 等 ) 規 制 薬 物 の 密 輸 密 売 みかじめ 料 等 企 業 対 象 暴 力 行 政 対 象 暴 力 公 共 工 事 への 関 与 の 6 種 類 であった ( 警 察 白 書 平 成 15 年 版 44 頁 ) このうち 明 確 に 犯 罪 とされる 行 為 は 規 制 薬 物 の 密 輸 密 売 のみである ( 5 ) 指 定 の 公 正 性 を 確 保 するため 都 道 府 県 公 安 委 員 会 が 指 定 をするには 国 家 公 安 委 員 会 の 確 認 を 受 けなければならず 国 家 公 安 委 員 会 の 確 認 は 審 査 専 門 委 員 の 意 見 に 基 づくものでなければならないこととされている (6 条 ) ( 6 ) ( 警 察 の) 懸 命 な 取 組 も 暴 力 団 側 の 急 速 な 力 の 増 大 に 匹 敵 する 力 を 持 ち 得 なかった 羽 振 りが 良 くなるばかりの 暴 力 団 の 姿 に 多 くの 捜 査 員 が 無 力 感 敗 北 感 に 覆 われていた との 見 解 を 当 時 の 暴 力 団 対 策 の 責 任 者 が 後 に 述 べている ( 竹 花 豊 暴 対 法 制 定 施 行 後 暴 力 団 はどう 変 化 したか 成 立 期 から 今 日 を 考 える 前 掲 実 戦! 社 会 vs 暴 力 団 ) ( 7 ) 当 時 地 方 銀 行 副 頭 取 射 殺 事 件 (1993 年 ) 大 手 フィルム 会 社 専 務 刺 殺 事 件 (1994 年 ) 大 手 都 市 銀 行 名 古 屋 支 店 長 射 殺 事 件 (1994 年 ) などが 相 次 い で 起 きている ( 8 ) 日 本 弁 護 士 連 合 会 は 1980 年 の 人 権 擁 護 大 会 で 民 事 暴 力 対 策 に 関 する 決 議 を 採 択 し それまでの 弁 護 士 の 姿 勢 についての 反 省 を 述 べ ねばり 強 い 運 動 を 展 開 する 決 意 を 明 らかし 警 察 および 検 察 当 局 には 積 極 的 な 態 度 をもってこれに 対 処 する ことを 要 望 している 1983 年 の 人 権 擁 護 大 会 でも 民 事 暴 力 排 除 に 関 する 決 議 を 採 択 し 警 察 等 の 関 係 機 関 に 各 弁 護 士 会 が 設 置 した 民 事 介 入 暴 力 救 済 センターの 活 動 に 対 する 一 層 の 理 解 と 協 力 を 要 望 している (9) 仮 処 分 が 容 認 された 最 初 の 例 として 静 岡 地 裁 決 定 昭 和 62 年 10 月 9 日 判 例 タイムズ 654 号 241 頁 この 事 件 はその 後 使 用 をしないこと 等 を 内 容 とする 和 解 が 成 立 している (10) 最 高 裁 判 決 平 成 16 年 11 月 12 日 民 集 58 巻 8 号 2078 頁 同 判 決 に 関 し 浅 田 敏 一 菅 原 英 博 暴 力 団 組 長 に 対 する 損 害 賠 償 責 任 追 及 訴 訟 と 山 口 組 組 長 の 使 用 者 責 任 を 認 めた 最 高 裁 判 決 について ( 上 )( 中 )( 下 ) 警 察 学 論 集 58 巻 5 号 7 号 8 号 参 照 (11) 同 改 正 の 内 容 と 考 え 方 に 関 して 島 村 英 ほか 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 (298) 95

8 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 について 警 察 学 論 集 61 巻 9 号 参 照 (12) 阿 久 津 正 好 平 成 20 年 及 び 24 年 の 暴 力 団 対 策 法 改 正 の 背 景 及 び 概 要 と 今 後 の 法 制 上 の 課 題 前 掲 実 戦! 社 会 vs 暴 力 団 は 被 害 回 復 のための 民 事 上 の 制 度 暴 力 団 の 不 正 利 益 のはく 奪 上 位 者 の 責 任 追 及 制 度 等 が 暴 力 団 対 策 法 制 定 時 に 残 された 課 題 として 認 識 されていたが 代 表 者 の 無 過 失 損 害 賠 償 責 任 制 度 により これらの 課 題 について 相 当 程 度 対 応 がなされたもの と 考 えられる と 述 べている (13) 堀 内 恭 彦 民 事 的 手 法 による 暴 力 団 対 策 の 実 践 警 察 政 策 研 究 13 号 ( 警 察 政 策 研 究 センター 2009 年 ) は 民 事 的 手 法 の 限 界 として 恐 怖 感 が 大 きく 組 長 訴 訟 の 立 ち 上 げに 至 らなかった 事 例 を 紹 介 している (139 頁 以 下 ) (14) 請 求 に 対 する 妨 害 行 為 を 禁 止 し 中 止 又 は 防 止 措 置 を 命 ずる 規 定 が 2008 年 改 正 で 導 入 された なお 同 法 の 命 令 は 禁 止 行 為 違 反 又 は 対 立 抗 争 事 件 の 発 生 という 事 実 を 要 件 としているが この 防 止 命 令 ( 及 び 暴 力 行 為 の 賞 揚 等 の 規 制 に 係 る 命 令 ) は 違 反 行 為 が 行 われるおそれがある 段 階 で 行 うこと が 可 能 となっている さらに 2012 年 改 正 で 暴 力 団 事 務 所 使 用 差 止 請 求 訴 訟 に 関 して 適 格 団 体 として 認 定 を 受 けた 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 セン ターが 付 近 住 民 からの 委 託 を 受 けて 自 己 の 名 で 請 求 することを 可 能 とす る 制 度 が 設 けられている ( 本 制 度 に 関 して 三 木 浩 一 暴 力 団 追 放 団 体 訴 訟 の 立 法 における 理 論 と 展 望 NBL969 号 参 照 ) 第 2 暴 力 団 排 除 条 例 1 暴 力 団 排 除 条 例 の 概 要 (1) 暴 力 団 対 策 の 新 たな 枠 組 みの 設 定 日 本 の 暴 力 団 は 自 らの 存 在 を 誇 示 し 個 別 の 暴 力 行 為 を 超 えた 集 積 的 威 力 を 利 用 して 多 くの 事 業 者 市 民 から 資 金 を 得 てきた 暴 力 団 対 策 法 は 犯 罪 とされない 暴 力 的 要 求 行 為 に 対 して 行 政 命 令 による 権 力 的 介 入 を 可 能 としたが それは 事 業 者 市 民 が 不 当 な 被 害 を 受 けることを 避 け るために 申 告 等 を 行 うことが 前 提 となっている 事 業 者 市 民 はあくまで 被 害 者 であり 暴 力 的 要 求 行 為 に 応 じ あるいはそれに 至 らない 段 階 で 資 金 を 提 供 しても 非 難 の 対 象 とはならない (15) 結 局 このことが 暴 力 団 対 策 96 (297)

9 法 の 制 定 後 も 暴 力 団 に 巨 額 の 資 金 が 入 り 暴 力 団 が 勢 力 を 維 持 してきた 原 因 であったといえる 一 方 暴 力 団 対 策 法 の 制 定 以 後 社 会 の 様 々な 領 域 から 暴 力 団 を 排 除 す る 努 力 が 多 くの 関 係 者 によって 行 われてきた 暴 力 追 放 運 動 推 進 セン ター 等 によって 暴 力 団 を 利 用 しない 暴 力 団 を 恐 れない 暴 力 団 に 金 を 出 さない というスローガンが 広 められ 多 くの 事 業 者 団 体 人 々に よって 決 意 表 明 されてきた 2000 年 代 に 入 ってからの 企 業 コンプライア ンス 意 識 の 広 がりの 中 で 暴 力 団 を 利 することとなる 行 為 が 社 会 的 に 許 さ れないものである という 認 識 も 広 まってきた 2007 年 には 反 社 会 的 勢 力 への 資 金 提 供 は ( 中 略 ) 被 害 の 更 なる 拡 大 を 招 くとともに 暴 力 団 の 犯 罪 行 為 等 を 助 長 し 暴 力 団 の 存 続 や 勢 力 拡 大 を 下 支 えるものであるた め 絶 対 に 行 わない などとした 企 業 が 反 社 会 的 勢 力 による 被 害 を 防 止 するための 指 針 が 犯 罪 対 策 閣 僚 会 議 幹 事 会 申 合 せとして 定 められた これらを 背 景 としつつ 暴 力 団 に 資 金 を 提 供 する 事 業 者 の 行 為 を 法 的 に 規 制 し 法 的 な 非 難 の 対 象 とすることとしたのが 暴 力 団 排 除 条 例 である それまでの 対 策 は 暴 力 団 を 専 ら 対 象 とし 事 業 者 は 暴 力 団 の 支 配 が 及 ん でいたり 暴 力 団 と 密 接 な 関 係 にある 場 合 に 限 って 問 題 視 してきた 暴 力 団 の 側 にない 一 般 の 事 業 者 を 被 害 者 としてではなく 規 制 の 対 象 とする のは 暴 力 団 対 策 における 新 たな 枠 組 みである (2) 条 例 の 制 定 状 況 2009 年 に 福 岡 県 で 最 初 に 包 括 的 な 暴 力 団 排 除 条 例 が 制 定 され その 後 全 ての 都 道 府 県 で 暴 力 団 排 除 に 関 する 条 例 が 制 定 された (16) 都 道 府 県 ごとに 規 定 の 違 いはあるが 概 ね 暴 力 団 排 除 の 基 本 理 念 を 定 めた 上 で 都 道 府 県 が 自 らの 事 務 事 業 から 暴 力 団 を 排 除 するために 必 要 な 措 置 を 講 ずるこ と 警 察 が 暴 力 団 から 危 害 を 加 えられるおそれのある 者 に 対 して 保 護 措 置 を 講 ずること 学 校 等 の 周 囲 200 メートル 以 内 の 区 域 に 暴 力 団 事 務 所 を 開 設 することを 禁 ずること 青 少 年 が 暴 力 団 に 加 入 せず 暴 力 団 による 犯 罪 の 被 害 を 受 けないための 指 導 等 がなされるようにすること 事 業 者 が 暴 力 (296) 97

10 団 に 対 して 暴 力 団 の 活 動 を 助 長 し 又 は 運 営 に 資 することとなる 等 の 要 件 に 該 当 する 利 益 供 与 をすることを 禁 止 すること ( 暴 力 団 側 は 違 反 となる 利 益 供 与 を 受 けてはならないこと) 事 業 者 が 契 約 時 において 暴 力 団 の 活 動 を 助 長 する 等 となる 疑 いがあるときには 取 引 の 相 手 方 が 暴 力 団 員 等 でない ことを 確 認 するよう 努 めるべきこと 暴 力 団 員 等 であることが 判 明 した 場 合 には 無 催 告 で 解 除 できる 条 項 を 契 約 内 容 に 導 入 するよう 努 めるべきこと 不 動 産 の 譲 渡 等 をしようとする 場 合 には 相 手 方 に 当 該 不 動 産 が 暴 力 団 の 事 務 所 の 用 に 供 するものでないことを 確 認 するよう 努 めるべきこと 暴 力 団 事 務 所 に 利 用 されていることが 判 明 した 場 合 には 無 催 告 で 契 約 を 解 除 でき る 旨 の 条 項 を 契 約 内 容 に 導 入 するよう 努 めるべきこと 公 安 委 員 会 が 報 告 徴 収 及 び 立 入 りなどの 行 政 調 査 をすることができること 一 定 の 違 反 に 対 しては 公 安 委 員 会 が 勧 告 公 表 できること などを 定 めている (17) 一 部 の 都 道 府 県 条 例 では 上 記 に 加 えて 暴 力 団 排 除 特 別 強 化 地 域 を 定 め その 地 域 の 特 定 接 客 業 者 が 暴 力 団 員 を 用 心 棒 にし あるいはみかじめ 料 や 用 心 棒 代 を 供 与 することを 禁 止 すること 暴 力 団 員 が 少 年 を 暴 力 団 事 務 所 に 立 ち 入 らせることを 禁 止 すること 特 定 の 事 態 ないし 事 業 における 暴 力 団 排 除 を 義 務 付 けること ( 例 えば 祭 礼 等 の 行 事 主 催 者 に 暴 力 団 排 除 を 義 務 付 けること 旅 館 等 の 特 定 の 事 業 者 に 約 款 等 に 暴 力 団 排 除 条 項 を 盛 り 込 む 努 力 義 務 を 課 すこと ) 暴 力 団 員 が 他 人 の 名 義 を 利 用 することを 禁 止 すること 暴 力 排 除 活 動 等 を 妨 害 する 行 為 を 禁 止 すること などが 定 めら れている このほか 全 国 のほとんどの 市 区 町 村 (2013 年 末 の 時 点 で 約 95%) で 暴 力 団 排 除 条 例 が 制 定 されている 市 区 町 村 条 例 は 都 道 府 県 条 例 のよう な 具 体 的 義 務 付 けは 含 まず 基 本 理 念 のほか 市 区 町 村 の 事 務 事 業 から の 排 除 市 民 の 役 割 等 を 定 めるものが 多 い (18) なお 条 例 は いずれの 議 会 でも 共 産 党 を 含 めた 全 ての 主 要 会 派 の 賛 成 を 得 て 成 立 している (19) 98 (295)

11 2 条 例 による 事 業 者 の 利 益 供 与 規 制 (20) (1) 福 岡 県 暴 力 団 排 除 条 例 制 定 の 経 緯 と 考 え 方 福 岡 県 が 暴 力 団 排 除 条 例 を 制 定 するに 至 った 直 接 のきっかけは 2008 (21) 年 9 月 に 大 手 自 動 車 メーカーの 最 新 鋭 工 場 に 爆 発 物 が 投 げ 込 まれた 事 件 が あり 企 業 誘 致 への 支 障 を 含 め 県 の 経 済 発 展 を 損 なう 事 態 であるとの 認 識 が 県 の 政 財 界 上 層 部 に 広 まり 知 事 から 福 岡 県 警 察 本 部 長 に 条 例 制 定 を 含 めた 抜 本 的 対 策 強 化 の 求 めがあったことである (22) 福 岡 県 警 察 が 条 例 制 定 を 検 討 するに 当 たっては 以 下 の 諸 点 が 考 慮 され ている 1 暴 力 団 による 犯 罪 について 犯 人 の 検 挙 につながる 条 例 と いったものは 犯 罪 捜 査 権 限 を 条 例 で 定 めることができない 以 上 制 定 す ることは 難 しい 2 暴 力 団 事 務 所 の 設 置 規 制 は 比 較 的 分 かりやすく 地 域 性 を 踏 まえたものとして 条 例 で 制 定 可 能 と 思 われる ( 学 校 等 の 保 護 すべき 施 設 から 一 定 の 範 囲 内 での 新 設 禁 止 等 を 内 容 とする 条 例 が 佐 賀 県 で 検 討 されているのも 参 考 となった ) もっとも それだけでは 事 務 所 新 設 反 対 運 動 に 応 えることに 資 するとしても 暴 力 団 対 策 の 抜 本 強 化 にはな らない 3 暴 力 団 の 各 種 行 為 の 規 制 は 既 に 多 くの 事 項 が 法 律 で 定 めら れており 条 例 の 中 心 にできるような 画 期 的 なものは 想 定 しにくい (23) 違 反 が 外 形 的 に 明 らかで 直 ちに 検 挙 されるような 類 型 以 外 の 規 制 は 刑 罰 を 重 くできない 条 例 では 暴 力 団 に 対 してそれほど 有 効 な 打 撃 を 与 えるものに ならない 4 暴 力 団 が 存 続 できるのは 市 民 の 間 に 暴 力 団 に 対 する 恐 怖 心 ( 及 び 一 部 若 者 グループにおける 暴 力 団 へのあこがれ) と 暴 力 団 に 対 し て 資 金 を 提 供 することをやむを 得 ないとして 容 認 する 傾 向 があるからであ る その 基 盤 を 変 えることができれば 最 も 意 味 のある 本 質 的 な 対 策 とな る 5 暴 力 団 への 資 金 提 供 は 近 年 事 業 者 の 社 会 的 責 任 に 反 する 行 為 であると 観 念 されるようになってきている 資 金 提 供 をしないことを 含 ん だ 反 社 会 的 勢 力 による 被 害 を 防 止 するための 指 針 が 犯 罪 対 策 閣 僚 会 議 幹 事 会 申 合 せとして 2007 年 に 定 められ 全 国 的 にみれば 多 くの 企 業 が これに 則 った 行 動 をするようになってきたことを 踏 まえると 条 例 によっ て 事 業 者 に 暴 力 団 への 利 益 供 与 を 禁 じたとしても それほど 違 和 感 なく (294) 99

12 受 け 入 れられる 下 地 ができていると 考 えられる 6 福 岡 県 内 では 利 益 供 与 を 拒 んだと 思 われる 事 業 者 への 襲 撃 事 件 が 起 きており 暴 力 団 に 利 益 を 供 与 する 方 が 有 利 であって 合 理 的 な 判 断 であるとする 認 識 が 事 業 者 の 側 に 存 在 する これを 変 えて 利 益 供 与 を 拒 む 方 が 有 利 であるとするには 暴 力 団 に 利 益 を 提 供 する 側 に 不 利 益 が 生 ずる 仕 組 みを 設 けることが 必 要 で ある 7 暴 力 団 に 依 頼 をし 自 らのために 暴 力 団 を 利 用 しようとして 暴 力 団 に 利 益 を 提 供 する 事 業 者 は 暴 力 団 との 共 生 者 ともいえるものであっ て 刑 事 罰 の 対 象 とすることを 含 め 強 く 非 難 すべき 対 象 として 位 置 付 け ることができる 8 暴 力 団 からの 要 求 に 応 じて 利 益 を 提 供 する 事 業 者 は 一 面 では 被 害 者 的 な 立 場 ではあるが 同 時 に 暴 力 団 を 支 える 最 も 重 要 な 存 在 である 利 益 を 供 与 する 事 業 者 がいることで 供 与 を 拒 否 する 事 業 者 に 対 する 暴 力 団 の 圧 力 が 一 層 強 まるという 関 係 にある このような 事 業 者 の 行 為 は 社 会 にとって 有 害 なものであるから 条 例 の 制 定 によって 暴 力 団 との 縁 を 切 る 機 会 を 提 供 し 関 係 を 変 えない 場 合 には 非 難 の 対 象 とすると いう 政 策 が 講 じられるべきである 9 事 業 者 は 社 会 において 事 業 を 営 むものとして 条 例 に 違 反 して 社 会 的 な 非 難 の 対 象 となることは 大 きなダ メージとなる 法 的 な 制 裁 を 弱 いものとし あるいは 制 裁 の 規 定 を 置 かな くとも 禁 止 される 行 為 をより 広 い 範 囲 のものとすることが 重 要 である ( 刑 罰 のような 重 い 制 裁 を 科 そうとすると 規 制 する 範 囲 が 狭 いものとな らざるを 得 なくなるので 制 裁 としては 7の 場 合 を 除 き 公 表 にとどめ る ) 10 暴 力 団 排 除 を 進 めるために 必 要 な 事 項 を 包 括 して 定 める 以 上 暴 力 団 排 除 における 警 察 側 の 措 置 ( 保 護 措 置 や 情 報 提 供 を 含 む ) につい てもある 程 度 条 例 に 規 定 しなければならない 当 時 の 福 岡 県 警 察 では こういった 点 を 踏 まえ 暴 力 団 を 社 会 から 排 除 する (24) 特 に 事 業 者 が 暴 力 団 の 活 動 を 助 長 し 暴 力 団 の 運 営 に 資 することと なる 利 益 供 与 を 禁 ずることを 主 たる 内 容 とする 条 例 を 制 定 する という 基 本 方 針 を 決 め 2009 年 1 月 に 知 事 に 説 明 し 基 本 的 な 了 解 を 得 て その 後 の 条 例 策 定 作 業 を 進 めている 暴 力 団 と 戦 う 人 を 支 援 し 暴 力 団 と 手 を 切 ろうとする 者 の 背 中 を 押 し 暴 力 団 と 結 ぶ 悪 い 奴 を 叩 く というのが 100 (293)

13 当 時 警 察 本 部 長 が 知 事 に 説 明 した 条 例 の 考 え 方 のキャッチコピーである 暴 力 団 の 側 の 行 為 を 規 制 すること 以 上 に 暴 力 団 に 協 力 する 市 民 の 側 を 規 制 することが 主 たるものとなっているのは 上 述 の 考 えの 反 映 である 福 岡 県 では その 後 警 察 本 部 が 関 係 先 と 調 整 を 続 け 法 的 問 題 点 の 吟 味 検 討 等 を 行 った 上 で 案 をまとめ (25) 知 事 の 判 断 によって (26) 2009 年 の 9 月 県 会 に 条 例 案 が 提 出 され 同 年 10 月 に 全 会 一 致 で 可 決 制 定 されている 個 々の 施 策 や 措 置 禁 止 等 の 規 定 の 前 に 基 本 理 念 県 の 役 割 県 民 等 ( 県 民 及 び 事 業 者 ) の 役 割 を 定 める 規 定 が 置 かれている 利 益 供 与 の 規 制 については 暴 力 団 の 威 力 利 用 目 的 での 供 与 (14 条 1 項 ) 暴 力 団 の 活 動 又 は 運 営 に 協 力 する 目 的 での 相 当 の 対 償 のない 供 与 ( 同 条 2 項 ) その 他 の 暴 力 団 の 活 動 を 助 長 し 又 は 運 営 に 資 することとなる 供 与 ( 同 条 3 項 )を 禁 止 し 1 項 違 反 を 刑 事 罰 2 項 違 反 を 勧 告 ( 従 わな かった 場 合 に 公 表 ) の 対 象 として 規 定 した 3 項 違 反 に 対 しての 制 裁 の 規 定 は 置 かれていないが 違 法 な 行 為 である 以 上 警 察 を 含 めた 行 政 機 関 が 止 めるように 求 めることができるのは 当 然 である (27) (2) 東 京 都 暴 力 団 排 除 条 例 における 事 業 者 の 利 益 供 与 の 規 制 等 福 岡 県 暴 力 団 排 除 条 例 の 制 定 以 後 全 都 道 府 県 において 暴 力 団 に 対 す る 事 業 者 の 利 益 供 与 の 禁 止 を 含 む 暴 力 団 排 除 条 例 が 制 定 された 暴 力 団 を めぐる 問 題 情 勢 の 基 本 的 な 共 通 性 から 先 進 的 な 府 県 条 例 を 参 照 して 対 応 した 結 果 と 思 われる (28) もっとも 具 体 的 な 規 制 の 対 象 と 制 裁 を 含 めた 規 制 の 仕 方 とは 条 例 によって 同 じではない 利 益 供 与 に 刑 事 罰 を 科 する 規 定 を 置 くものはほとんどなく あっても 福 岡 県 の 暴 力 団 排 除 条 例 より 限 定 的 な ものとなっている このうち 東 京 都 の 暴 力 団 排 除 条 例 は 日 本 経 済 の 中 心 都 市 であるとこ ろから 他 の 道 府 県 の 条 例 とは 隔 絶 する 重 要 性 をもっている 同 条 例 は 有 識 者 会 議 による 東 京 都 暴 力 団 排 除 条 例 ( 仮 称 ) 制 定 に 向 けた 在 り 方 に 関 する 提 言 を 踏 まえて 警 視 庁 組 織 犯 罪 対 策 部 において 起 草 され 2011 年 3 月 に 制 定 された (29) 基 本 理 念 基 本 施 策 等 ( 都 の 責 務 青 少 年 の 教 育 等 (292) 101

14 に 対 する 支 援 暴 力 団 からの 離 脱 の 促 進 保 護 措 置 等 ) 都 民 等 の 責 務 事 業 者 の 契 約 時 における 措 置 不 動 産 の 譲 渡 等 における 措 置 事 務 所 規 制 利 益 供 与 の 禁 止 などに 加 えて 祭 礼 等 における 措 置 ( 祭 礼 等 の 行 事 からの 暴 力 団 排 除 ) 暴 力 団 に 不 利 な 行 為 をする 者 に 対 する 妨 害 行 為 の 禁 止 暴 力 団 事 務 所 に 青 少 年 を 立 ち 入 らせる 行 為 の 禁 止 他 人 名 義 利 用 名 義 貸 し の 禁 止 等 について 規 定 を 設 けている 事 業 者 による 利 益 提 供 の 禁 止 に 関 しては 禁 止 と 勧 告 の 対 象 は 広 く 規 定 ( 暴 力 団 の 活 動 を 助 長 し 又 は 暴 力 団 の 運 営 に 資 することとなることの 情 を 知 って 利 益 供 与 をすることを 禁 止 し (24 条 3 項 ) 違 反 行 為 を 行 った 者 に 対 して 違 反 する 行 為 が 行 われることを 防 止 するために 必 要 な 措 置 をと るよう 勧 告 することができる (27 条 ) ) しつつ 一 定 の 要 件 に 該 当 した 場 合 に 限 って 公 表 をするものとし (29 条 ) さらに 悪 質 な 利 益 供 与 につい ては 行 政 命 令 の 制 度 を 設 け (30 条 ) 命 令 違 反 を 刑 罰 の 対 象 とし (33 条 ) その 一 方 で 自 主 申 告 し 関 係 遮 断 を 制 約 した 場 合 には 適 用 を 除 外 する 制 度 も 設 ける (28 条 ) など 複 雑 な 規 定 となっている 3 条 例 の 意 義 と 影 響 (1) 条 例 による 規 範 の 設 定 と 事 業 者 による 履 行 各 条 例 は 暴 力 団 排 除 を 名 称 とし 都 道 府 県 と 住 民 等 の 連 携 協 力 に よって 暴 力 団 の 排 除 を 推 進 することを 定 めている (30) 基 本 理 念 の 中 で 暴 力 団 の 利 用 暴 力 団 への 協 力 及 び 暴 力 団 との 交 際 をしないこと ( 福 岡 県 条 例 ) あるいは 暴 力 団 と 交 際 しないこと 暴 力 団 を 恐 れないこと 暴 力 団 に 資 金 を 提 供 しないこと 及 び 暴 力 団 を 利 用 しないこと ( 東 京 都 条 例 ) といったことを 定 めている ( 交 際 しないこと は 定 めていない 条 例 もあ る ) 強 制 力 のあるものではないが 暴 力 団 との 関 わり 自 体 を 否 定 すべき ものと 位 置 づけているのは これまでの 暴 力 団 対 策 法 制 にないものといえ (31) る そして 住 民 や 事 業 者 の 責 務 として 暴 力 団 排 除 活 動 に 自 主 的 に 取 り 組 むこと 暴 力 団 排 除 ( 活 動 ) に 資 する 情 報 を 知 ったときは 都 道 府 県 にその 102 (291)

15 情 報 を 提 供 すること 都 道 府 県 の 実 施 する 暴 力 団 排 除 ( 活 動 ) に 関 する 施 策 に 協 力 すること についての 努 力 義 務 を 定 め さらに 事 業 者 に 対 して 暴 力 団 を 排 除 する 一 般 的 な 義 務 を 課 す 例 もある ( 福 岡 県 条 例 では 事 業 者 は その 行 う 事 業 により 暴 力 団 を 利 することとならないようにするととも に 県 の 実 施 する 暴 力 団 排 除 の 施 策 に 協 力 するものとされている 大 阪 府 条 例 では 事 業 者 は 事 業 に 関 し 暴 力 団 との 一 切 の 関 係 を 持 たないよう に 努 めるとともに 府 の 実 施 する 暴 力 団 排 除 の 施 策 に 協 力 するものとされ ている ) これらは 制 裁 につながるような 具 体 的 な 義 務 付 けではないが 住 民 代 表 によって 民 主 的 に 定 められた 社 会 規 範 として 重 要 な 意 味 をもつ (32) 事 業 者 からすれば 守 るべきことが 明 らかにされることであり それに 則 って 行 動 する 限 り 他 者 からの 批 判 を 受 けない ( 仮 に 批 判 されても 法 的 義 務 の 履 行 であるとして 反 論 することができる) ことを 意 味 する 行 政 機 関 の 側 か らすれば 相 手 方 への 説 得 機 能 を 有 すると 同 時 に 違 反 した 者 要 請 に 応 じ なかった 者 に 違 法 行 為 を 行 った 者 というラベルをはることができるこ とになる 社 会 的 評 価 を 重 視 する 事 業 者 としては 暴 力 団 との 関 係 を 持 た ないことなどの 一 般 的 な 義 務 についても 守 らなければならない ある 程 度 以 上 具 体 化 された 義 務 付 けの 場 合 には 制 裁 の 対 象 となってい ないもの 努 める 義 務 にとどまっているものであっても 違 反 に 厳 しい 社 会 的 非 難 が 加 えられるだけに 事 業 者 として 遵 守 すべきものとなる 企 業 実 務 においては 制 裁 の 規 定 のある 利 益 供 与 の 禁 止 と 並 んで 属 性 の 確 認 義 務 ( 助 長 取 引 に 該 当 する 疑 いのある 契 約 を 締 結 する 際 に 契 約 の 相 手 方 (33) 等 が 暴 力 団 関 係 者 でないことを 確 認 するよう 努 める 義 務 ) 暴 力 団 排 除 条 項 の 導 入 義 務 ( 契 約 書 を 作 成 する 際 に 特 約 としての 暴 力 団 排 除 条 項 を 導 入 するよう 努 める 義 務 ) 及 び 不 動 産 取 引 における 暴 力 団 排 除 義 務 ( 不 動 産 の 譲 渡 等 における 措 置 など) のいずれについても 遵 守 すべきものと 観 念 さ れている (34) (290) 103

16 (2) 暴 力 団 への 利 益 提 供 禁 止 規 定 をめぐる 運 用 と 影 響 福 岡 県 では 条 例 制 定 から 約 半 年 間 の 準 備 期 間 を 設 け 事 業 者 を 対 象 とし た 説 明 指 導 を 行 い 合 わせて 暴 力 団 と 引 き 続 き 関 わっている 事 業 者 の 実 態 解 明 を 行 うなど 事 業 者 による 暴 力 団 への 利 益 提 供 の 防 止 を 中 心 とする 暴 力 団 排 除 の 抜 本 的 な 強 化 推 進 に 努 めた (35) 他 の 都 道 府 県 でも 条 例 の 制 定 に 合 わせて 暴 力 団 排 除 が 大 きく 進 められている 事 業 者 の 利 益 提 供 禁 止 に 関 して 2013 年 末 までに 195 件 の 勧 告 指 導 が 行 われているが この 数 値 では 条 例 の 効 果 は 測 れない 報 道 等 で 見 る 限 り 多 くの 事 業 者 が 実 際 に 暴 力 団 への 利 益 供 与 をしないこととした 状 況 が うかがえる (36) 一 方 暴 力 団 等 によるとみられる 企 業 を 対 象 とした 加 害 行 為 事 案 ( 事 業 者 襲 撃 等 事 件 ) が 2011 年 以 降 に 増 加 し 特 に 福 岡 県 内 での 発 生 が 目 立 (37) つ 暴 力 団 への 利 益 供 与 を 拒 む 事 業 者 が 増 大 したことが 直 接 的 な 加 害 行 為 を 生 んでいる 可 能 性 が 高 いものと 思 われる しかし 暴 力 団 との 関 係 遮 断 に 取 り 組 む 事 業 者 への 保 護 がなされなければ 事 業 者 に 対 する 条 例 の 規 制 は 実 効 性 を 失 いかねない ( 条 例 に 違 反 せざるを 得 ないとする 判 断 が 事 業 者 に 広 がり それをやむを 得 ないと 容 認 する 評 価 が 広 まってしまうと 実 質 的 に 社 会 的 な 評 価 に 依 拠 している 規 制 は 実 効 性 を 失 う ) 保 護 が 十 分 にでき ない 限 り 規 制 をすべきでないとする 一 部 の 見 解 は 誤 りである (38) が 条 例 で 警 察 本 部 長 は 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとされているのであるから 一 層 の 保 護 のための 仕 組 みの 整 備 と 体 制 づくり (39) そして 実 行 行 為 者 の 特 定 とその 上 位 者 を 含 めた 刑 事 責 任 の 追 及 が 強 く 求 められるのも 当 然 といえる 条 例 は 暴 力 団 の 存 立 基 盤 に 大 きな 影 響 を 与 えたが 同 時 に 事 業 者 襲 撃 事 件 等 の 頻 発 を 受 けて 国 の 法 制 度 上 の 改 善 がなされるべきことも 明 らか になった (40) その 対 応 の 一 つとして 2012 年 に 暴 力 団 対 策 法 の 改 正 が 行 わ れ 特 定 危 険 指 定 暴 力 団 を 指 定 し その 構 成 員 が 警 戒 区 域 内 で 暴 力 的 要 求 行 為 をした 場 合 には 直 接 刑 罰 の 対 象 とするほか 事 務 所 を 集 合 等 の 用 に 供 することを 禁 止 することができる 等 の 制 度 が 設 けられている 104 (289)

17 註 (15) 事 業 者 は 不 当 要 求 による 被 害 を 防 止 するために 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めるほか その 事 業 活 動 を 通 じて 暴 力 団 員 に 不 当 な 利 益 を 得 させないよう 努 めなければならないとする 責 務 規 定 (32 条 の 2) が 2012 年 改 正 で 追 加 され たので 現 在 では 状 況 が 異 なる なお 同 規 定 については 暴 力 団 の 不 当 要 求 に 対 する 事 業 者 の 取 り 組 みを 促 すとともに 不 当 要 求 を 拒 絶 する 法 的 根 拠 を 設 けることでその 対 応 を 後 押 しし 暴 力 団 の 不 当 要 求 の 抑 止 につなげよ うとするもの であると 説 明 されている (2012 年 7 月 20 日 衆 議 院 内 閣 委 員 会 松 原 国 務 大 臣 答 弁 ) (16) 福 岡 県 条 例 の 制 定 前 の 2009 年 3 月 に 佐 賀 県 が 暴 力 団 の 対 立 抗 争 によ る 一 般 市 民 の 被 害 を 踏 まえ 暴 力 団 事 務 所 等 の 開 設 の 防 止 に 関 する 条 例 を 制 定 している 長 崎 県 でも 同 じ 対 立 抗 争 の 影 響 が 及 んでいたところから 同 年 12 月 に 暴 力 団 事 務 所 の 排 除 に 関 する 条 例 を 制 定 している 鹿 児 島 県 では 同 年 3 月 に 県 議 会 が 暴 力 団 追 放 に 関 する 条 例 の 制 定 について と 題 する 政 策 提 言 を 行 った (2006 年 に 暴 力 団 事 務 所 追 放 主 導 者 が 襲 撃 された 事 件 があ り 2007 年 12 月 に 暴 力 団 等 による 暴 力 の 根 絶 に 関 する 決 議 が 県 議 会 で 行 われている ) のを 受 けて 2009 年 12 月 に 鹿 児 島 県 暴 力 団 排 除 活 動 の 推 進 に 関 する 条 例 が 制 定 されている これらの 3 県 では その 後 福 岡 県 暴 力 団 排 除 条 例 を 参 照 した 条 例 の 大 幅 改 正 が 行 われている (17) 条 例 の 制 定 状 況 と 主 な 内 容 について 重 成 浩 司 暴 力 団 排 除 条 例 の 概 要 及 びその 適 用 事 例 について 前 掲 実 戦! 社 会 vs 暴 力 団 参 照 (18) 市 区 町 村 では 2008 年 制 定 の 福 岡 県 直 方 市 の 暴 力 団 等 追 放 推 進 条 例 が 最 初 であると 思 われる (いわゆる 生 活 安 全 条 例 の 中 で 暴 力 団 排 除 のための 規 定 を 置 いたものとしては 東 京 都 豊 島 区 のものがある ) 直 方 市 条 例 の 制 定 経 過 等 については 中 川 一 郎 住 民 主 導 の 暴 力 団 対 策 の 実 践 警 察 政 策 研 究 13 号 に 詳 しい 福 岡 県 暴 力 団 排 除 条 例 の 制 定 以 後 に 同 県 内 の 自 治 体 で 制 定 され た 条 例 では 市 の 事 務 事 業 からの 暴 力 団 排 除 市 民 等 への 支 援 青 少 年 に 対 する 教 育 等 のための 措 置 などが 定 められている (19) 反 対 はあっても 極 めて 少 数 である 江 南 市 議 会 2012 年 6 月 26 日 板 橋 区 議 会 2012 年 10 月 22 日 などで 反 対 討 論 があったが いずれも 議 会 の 1 人 会 派 ( 無 会 派 無 所 属 ) 議 員 であった (20) 同 条 例 の 詳 細 については 黒 川 浩 一 福 岡 県 暴 力 団 排 除 条 例 の 制 定 につい て( 上 )( 下 ) 警 察 学 論 集 62 巻 12 号 及 び 63 巻 1 号 参 照 (21) 2008 年 9 月 17 日 の 朝 日 新 聞 は 警 察 が 同 月 15 日 に 発 生 したとみて 器 物 損 壊 容 疑 で 捜 査 していること 建 設 会 社 の 名 を 挙 げた 脅 迫 電 話 があったこと を 報 じている (22) 筆 者 は 当 時 同 県 警 察 本 部 長 の 職 にあったが 県 公 安 委 員 会 から 暴 力 団 対 (288) 105

18 策 の 強 化 が 県 経 済 の 発 展 に 特 に 必 要 であるとして 求 められ 知 事 から 暴 力 団 対 策 の 抜 本 的 強 化 に 向 けて 取 締 り 条 例 制 定 を 含 めた 検 討 を 強 く 求 められた 当 時 の 状 況 及 び 警 察 の 対 応 につき 田 村 正 博 福 岡 県 暴 力 団 排 除 条 例 の 意 義 と 今 後 の 課 題 早 稲 田 大 学 社 会 安 全 政 策 研 究 所 紀 要 3 号 参 照 (23) その 後 に 制 定 された 他 の 都 道 府 県 の 暴 力 団 排 除 条 例 をみると 指 定 地 域 内 の 暴 力 団 構 成 員 等 の 一 定 の 行 為 を 規 制 することや 少 年 を 暴 力 団 事 務 所 に 立 ち 入 らせる 行 為 を 規 制 することなどが 盛 り 込 まれており 暴 力 団 の 活 動 に 制 限 を 加 える 新 たな 規 制 を 考 案 する 努 力 をそれぞれの 都 道 府 県 で 継 続 する 意 義 は 否 定 されるべきではない (24) 黒 川 前 掲 注 20 は まず 取 締 りの 武 器 になるものはないかといった 観 点 からの 議 論 がなされ 次 に 暴 力 団 取 締 りの 実 効 性 を 高 める 観 点 での 検 討 が なされたが その 後 検 討 の 方 向 性 を 見 直 し 暴 力 団 に 直 接 的 な 規 制 を 課 すこ とよりもむしろ 事 業 者 行 政 機 関 を 含 む 全 県 民 が 暴 力 団 に 対 してそれぞれ の 立 場 で 何 ができるか 何 をすべきかを 条 例 化 することを 基 本 として 内 容 が 具 体 化 されていった と 述 べている (25) 筆 者 は 同 年 2 月 に 転 出 し 後 任 者 の 下 で 立 案 作 業 が 行 われているが 制 定 時 には 暴 力 団 への 青 少 年 の 加 入 の 阻 止 が 利 益 供 与 の 禁 止 と 並 ぶ 条 例 の 柱 と 位 置 付 けられ 暴 力 団 から 青 少 年 を 守 るための 学 校 教 育 の 必 要 性 が 強 調 され ている ( 田 中 法 昌 福 岡 県 における 暴 力 団 対 策 警 察 学 論 集 63 巻 4 号 参 照 ) 資 金 供 給 と 並 んで 人 的 供 給 を 止 めることの 重 要 性 に 立 脚 したものといえる 青 少 年 対 策 を 利 益 提 供 規 制 と 同 様 に 重 視 する 見 解 として 他 に 住 友 一 仁 東 京 都 暴 力 団 排 除 条 例 の 意 義 と 課 題 ジュリスト 1438 号 がある (26) 条 例 案 の 提 出 権 は 法 的 に 知 事 に 専 属 するが 本 条 例 については 暴 力 団 排 除 というスタンスの 明 確 化 等 に 関 しても 実 質 的 に 知 事 の 判 断 によって いる 条 例 の 検 討 を 警 察 本 部 長 に 求 めたことを 含 め 本 条 例 は 当 時 の 福 岡 県 知 事 の 強 い 意 向 に 基 づくものであったといえる (27) 応 じなかったときに 制 裁 としての 公 表 を 行 うことはできない もっとも 制 裁 とは 別 のものとして 個 々の 事 情 に 即 して 県 民 に 広 く 情 報 を 提 供 すべ きと 考 えられる 場 合 に 事 実 を 公 表 することは 法 的 に 可 能 であると 解 される ( 田 村 前 掲 注 22 参 照 ) (28) 警 察 庁 が 条 例 制 定 を 強 く 支 持 したことも 背 景 にあると 思 われる なお 福 岡 県 条 例 の 検 討 段 階 では 警 察 庁 の 積 極 的 関 与 はなかった (29) 制 定 過 程 について 飯 利 雄 彦 東 京 都 暴 力 団 排 除 条 例 の 制 定 について 警 察 学 論 集 64 巻 5 号 参 照 条 例 起 草 に 当 たっての 基 本 的 な 考 え 方 として 草 の 根 の 暴 排 活 動 の 盛 り 上 げと 暴 排 活 動 を 推 進 する 上 での 課 題 の 克 服 ( 不 安 不 満 と 誤 解 諦 め の 払 拭 )を 挙 げている (30) 福 岡 県 条 例 では 暴 力 団 自 体 の 排 除 に 関 して 定 めているのに 対 し 東 京 都 条 106 (287)

19 例 では 暴 力 団 排 除 活 動 ( 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 を 防 止 し 及 びこれに より 都 民 の 生 活 又 は 都 の 区 域 内 の 事 業 活 動 に 生 じた 不 当 な 影 響 を 排 除 するた めの 活 動 をいう (2 条 10 号 ) )に 関 して 定 めているのであって 厳 密 に いえば 両 者 は 異 なるが 暴 力 団 は 不 当 な 行 為 を 行 い 不 当 な 影 響 を 及 ぼすこ とを 常 態 とする 組 織 であるから 両 者 にそれほどの 差 異 はないともいえる ( 安 念 潤 司 暴 対 法 暴 排 条 例 によるフロント 企 業 の 規 制 は 違 憲 か? 前 掲 実 戦! 社 会 vs 暴 力 団 の 注 9 参 照 ) (31) 橋 本 基 弘 結 社 の 自 由 と 暴 力 団 規 制 前 掲 実 戦! 社 会 vs 暴 力 団 は 福 岡 県 条 例 につき 暴 力 団 と 関 わること 自 体 を 規 制 対 象 とし ある 意 味 で 暴 対 法 より 強 力 と 評 している (32) 社 会 の 統 制 手 段 として 法 規 範 市 場 とアーキテクチュアが 挙 げられる ことがある (ローレンス レッシグ CODE ( 翔 泳 社 2001 年 )) が 制 裁 手 段 の 規 定 のない 条 例 による 義 務 付 けは 実 質 的 な 効 果 からすれば 規 範 の 再 構 築 ということができる なお シチズンシップを 定 める 規 範 の 重 要 性 に ついて 四 方 光 社 会 安 全 政 策 のシステム 論 的 検 討 ( 成 文 堂 2007 年 ) 参 照 (33) 事 業 者 が 暴 力 団 に 関 する 情 報 を 警 察 から 得 なければならない 場 合 に 対 応 す るため 2011 年 12 月 に 警 察 庁 組 織 犯 罪 部 長 通 達 暴 力 団 排 除 等 のための 部 外 への 情 報 提 供 について が 定 められ 条 例 上 の 義 務 の 履 行 の 支 援 のための 提 供 が 認 められた (34) 虎 門 中 央 法 律 事 務 所 編 暴 力 団 排 除 で 変 わる 市 民 生 活 ( 民 事 法 研 究 会 2012 年 ) 東 京 弁 護 士 会 民 事 介 入 暴 力 対 策 特 別 委 員 会 編 暴 力 団 排 除 と 企 業 対 応 の 実 務 ( 商 事 法 務 2011 年 ) 参 照 なお 後 者 では 本 文 列 記 のものに 加 え 祭 礼 等 における 措 置 についても 記 述 している (35) 中 山 卓 英 福 岡 県 の 暴 力 団 排 除 元 年 の 取 組 み 警 察 学 論 集 64 巻 7 号 参 照 (36) 例 えば 産 経 新 聞 2014 年 9 月 20 日 日 本 の 分 岐 点 暴 力 団 4 暴 排 条 例 と 題 する 記 事 では ある 指 定 暴 力 団 幹 部 が 条 例 施 行 前 に 都 内 の 縄 張 り 内 の 飲 食 店 から 月 100 万 円 以 上 のみかじめ 料 を 徴 収 していたが 現 在 はゼロに 近 く なったとの 事 例 を 紹 介 している 朝 日 新 聞 2011 年 12 月 22 日 ( 福 岡 版 )は 福 岡 県 の 暴 力 団 対 策 身 辺 警 戒 隊 の 発 足 を 伝 える 記 事 の 中 で 北 九 州 地 区 の 建 設 業 界 で 暴 力 団 離 れ が 進 んでいることを 述 べている (37) 2011 年 には 29 件 にのぼった (それ 以 前 4 年 間 の 平 均 は18.3 件 ) その 後 も 20 件 台 の 発 生 が 続 いている 拳 銃 発 砲 事 件 と 手 りゅう 弾 投 てき 事 件 でみ ると 2011 年 は 12 件 でいずれも 福 岡 県 内 2012 年 は 3 件 で 福 岡 県 内 で2 件 千 葉 県 内 で 1 件 それぞれ 発 生 している なお 福 岡 県 内 では 条 例 制 定 前 から 企 業 対 象 拳 銃 発 砲 事 件 が 起 きており 2006 年 から 2008 年 までの 3 年 間 で 22 (286) 107

20 件 にのぼっていた (38) 限 られた 人 的 資 源 と 権 限 を 前 提 とすれば 完 全 に 防 ぐ ことは 常 にできな いのであって 防 げないから 規 制 すべきでない との 主 張 は 暴 力 団 に よって 多 くの 人 が 被 害 に 遭 っている 状 況 を 追 認 する 主 張 に 等 しい もっとも 条 例 の 制 定 改 正 に 当 たって 事 業 者 による 資 金 提 供 規 制 以 外 に 規 制 等 を 拡 大 し 暴 力 団 から 狙 われる 対 象 を 多 くして 限 られた 保 護 能 力 に 負 荷 をかける ことが 適 切 といえるかどうかは 別 問 題 であり 必 要 性 と 実 効 性 を 十 分 吟 味 す べきものといえる (39) 暴 力 団 等 との 取 引 交 際 その 他 の 関 係 の 遮 断 を 図 る 企 業 等 の 関 係 者 を 保 護 対 象 者 に 明 記 し 身 辺 警 戒 員 を 指 定 すること 等 を 内 容 とする 保 護 対 策 実 施 要 綱 が 警 察 庁 次 長 通 達 として 2011 年 12 月 2 日 に 制 定 されている 福 岡 県 に 関 しては 県 警 察 に 110 名 体 制 の 保 護 対 策 室 が 設 置 されているほか 各 都 道 府 県 から 機 動 隊 員 と 捜 査 員 が 派 遣 されている 暴 力 団 対 策 を 強 化 する 観 点 から 2013 年 度 に 全 国 で 約 200 人 ( 福 岡 県 警 察 に 100 人 )の 警 察 官 の 増 員 が 行 われている (40) 福 岡 県 福 岡 県 公 安 委 員 会 北 九 州 市 及 び 福 岡 市 から 2011 年 4 月 に 国 家 公 安 委 員 会 及 び 警 察 庁 に 暴 力 団 壊 滅 のための 抜 本 的 法 的 措 置 に 関 する 要 請 書 が 提 出 され 暴 対 法 の 抜 本 的 改 正 暴 力 団 等 犯 罪 組 織 に 対 する 有 効 な 捜 査 手 段 の 導 入 暴 力 団 の 所 得 に 関 する 調 査 徴 収 の 徹 底 各 省 庁 による 許 認 可 事 務 等 における 暴 力 団 排 除 規 定 の 整 備 が 求 められた ( 警 察 学 論 集 65 巻 11 号 14 頁 に 概 要 が 掲 載 されている ) 第 3 今 後 の 組 織 犯 罪 法 制 1 組 織 犯 罪 情 勢 の 変 化 暴 力 団 勢 力 は 2009 年 末 の 8 万 900 人 から 各 地 で 暴 力 団 排 除 条 例 が 制 定 された 2010 年 末 に 7 万 8600 人 2011 年 末 に 7 万 300 人 2012 年 末 には 6 万 3200 人 2013 年 末 には 6 万 人 を 切 り 5 万 8600 人 と 大 幅 な 減 少 を 続 けている その 背 景 の 一 つには 組 織 トップに 対 する 訴 訟 提 起 の 可 能 性 を 踏 まえ 組 織 のスリム 化 を 図 る 暴 力 団 側 の 動 きもあると 思 われるが 暴 力 団 排 除 条 例 と 官 民 をあげた 近 年 の 暴 力 団 排 除 措 置 によって 従 前 のよ うな 資 金 を 得 ることができなくなり かつ 暴 力 団 員 であることの 不 利 益 ( 公 営 住 宅 に 住 むことも 生 活 保 護 も 受 けることができないことや 銀 行 口 108 (285)

21 座 を 開 設 することができず (したがってクレジットカードを 持 つこともで きず) 事 業 の 面 からも 排 除 されることなど) が 顕 在 化 したことも 大 きな 影 響 を 与 えていると 思 われる 警 察 側 や 一 般 のジャーナリズムのみならず 暴 力 団 に 特 化 したジャーナ リストとして 知 られている 人 物 や 暴 力 団 の 存 在 を 否 定 しない 立 場 で 暴 力 団 排 除 条 例 に 反 対 している 表 現 者 からも 現 在 の 状 態 はそれまでにはな かったものであり 自 らの 存 在 を 誇 示 する 暴 力 団 が 存 続 し 得 なくなる 過 程 に 入 ったとの 評 価 をするに 至 っている (41) 日 本 の 暴 力 団 は 存 在 を 誇 示 することで 集 積 された 威 力 を 利 用 し 明 確 な 犯 罪 行 為 をしないで 資 金 を 得 るというメリットを 得 ていた しかし 存 在 が 明 らかになることでより 大 きな 不 利 益 があるのであれば 現 在 のような 暴 力 団 という 形 態 が 組 織 犯 罪 の 主 流 でなくなることが 十 分 に 予 測 され る 暴 力 団 が 勢 力 を 小 さくしていく 一 方 で 自 らの 存 在 を 誇 示 しないで 犯 罪 行 為 を 行 う 組 織 犯 罪 集 団 が 増 えていく ( 暴 力 団 から 離 れた 者 が 再 結 成 す る 集 団 もあり 得 るが それ 以 上 に 準 暴 力 団 と 呼 ばれる 暴 走 族 の 元 構 (42) 成 員 等 で 構 成 される 集 団 が 登 場 したように 新 たな 者 が 参 入 して 形 成 する (43) ことが 見 込 まれる ) ことで 組 織 犯 罪 集 団 全 体 としての 潜 在 化 が 進 む という 可 能 性 が 大 きい (44) ( 暴 力 団 が 全 面 的 に 潜 在 化 する 可 能 性 は 小 さい 多 数 の 者 が 既 に 警 察 に 把 握 され 自 らの 存 在 を 公 言 することで 資 金 を 得 てき た 人 間 の 集 団 が 誰 がメンバーかお 互 いに 知 らないような 組 織 に 簡 単 にな れるとは 思 い 難 い ) また 変 化 の 過 程 では 暴 力 団 が 現 在 より 犯 罪 性 暴 力 性 を 強 めるといった 現 象 も 起 きる 可 能 性 が 相 当 あり ( 暴 力 団 の 威 力 で 資 金 を 得 ることが 困 難 になれば 直 接 的 な 暴 力 を 行 使 してでも 資 金 を 得 ようとする 者 が 生 まれることが 予 測 される ) 一 時 的 にはこれまで 以 上 の 治 安 上 の 脅 威 となることも 十 分 考 えられる このほか 国 際 犯 罪 組 織 ( 外 国 に 本 拠 を 置 く 犯 罪 組 織 来 日 外 国 人 犯 罪 グループその 他 犯 罪 を 目 的 とした 多 人 数 の 集 合 体 で 国 際 的 に 活 動 するもの 及 びこれに 関 連 するものの 集 合 体 ) の 日 本 におけるプレゼンスがより 増 大 する 可 能 性 も 否 定 できない サイバー 空 間 においても インターネットバンキングに 係 る 不 正 送 金 事 犯 (284) 109

22 のような 非 従 来 型 組 織 犯 罪 の 影 響 が 及 んでいる 2 組 織 犯 罪 法 制 の 今 後 2012 年 の 暴 力 団 対 策 法 改 正 に 際 しては 一 部 の 議 員 から 暴 力 団 の 存 在 自 体 の 非 合 法 化 を 含 めた 抜 本 的 な 規 制 強 化 が 求 められた 憲 法 上 犯 罪 を 目 的 として 組 織 を 結 成 する 自 由 はなく 犯 罪 組 織 に 解 散 を 命 じ 犯 罪 組 織 への 加 入 を 処 罰 する 制 度 を 設 けても 憲 法 に 違 反 しないと 一 般 に 考 えられて いる 外 国 では 犯 罪 団 体 の 結 成 罪 ( 犯 罪 を 目 的 としている 組 織 への 参 加 を 処 罰 するもの) がドイツやフランスの 刑 法 で 定 められ イタリアではマ フィア 型 結 社 への 参 加 が 処 罰 されている しかし 日 本 で 制 度 を 作 るとす れば 憲 法 上 の 自 由 が 保 障 されるべき 他 の 結 社 に 及 ばないようにするため に 厳 格 な 要 件 規 定 とすることが 求 められるところ 現 実 の 暴 力 団 は 専 ら 犯 罪 行 為 によって 資 金 を 得 ている 組 織 とは 外 形 上 異 なる 面 があり また 内 実 を 明 らかにする 証 拠 収 集 手 段 もないので 十 分 に 実 効 性 ある 制 度 とするの は 困 難 であると 思 われる (45) 暴 力 団 に 対 しては 現 在 のような 集 積 的 威 力 を 背 景 とした 不 法 資 金 獲 得 組 織 である 限 り 構 成 員 とその 周 辺 者 による 様 々な 行 為 を 禁 止 規 制 し 被 害 者 の 組 織 上 位 者 に 対 する 賠 償 請 求 を 認 めるという 暴 力 団 対 策 法 に 定 め る 手 法 と 一 般 の 事 業 者 が 暴 力 団 に 利 益 を 提 供 することを 禁 止 するなど 暴 力 団 の 排 除 のための 措 置 を 推 進 する 暴 力 団 排 除 条 例 に 定 める 手 法 とによっ て 暴 力 団 が 有 する 特 別 の 有 利 さを 失 わせるという 方 向 は 刑 事 法 制 以 外 によるものとしては 基 本 的 に 正 しいものであると 考 えられる (46) もとより 課 題 がないわけではなく 暴 力 追 放 運 動 推 進 センターによる 損 害 賠 償 訴 訟 の 受 託 を 含 む 民 事 訴 訟 追 行 の 容 易 化 構 成 員 以 外 の 者 の 行 為 規 制 の 拡 大 と いった 面 での 検 討 は 必 要 であるし ほかにも 社 会 実 態 に 応 じた 規 制 強 化 が 常 に 検 討 されるべきものといえる なお 2012 年 法 改 正 で 設 けた 特 定 危 険 指 定 暴 力 団 規 制 の 枠 組 みは 今 後 暴 力 団 の 一 部 が 資 金 獲 得 のためにより 犯 罪 性 暴 力 性 を 強 めたときの 対 策 強 化 の 基 盤 となり 得 るものと 思 われる 一 方 各 国 における 組 織 犯 罪 対 策 の 中 心 である 刑 事 法 上 の 対 応 としては 110 (283)

23 共 謀 罪 による 処 罰 と 捜 査 手 法 の 多 様 化 要 件 緩 和 とが 世 界 標 準 に 合 わせ るものとして 求 められる 共 謀 罪 については 既 に 国 際 組 織 犯 罪 防 止 条 約 加 盟 に 必 要 な 法 制 として 国 会 に 提 出 されたが 不 成 立 となっている (47) 一 方 通 信 傍 受 に 関 しては 必 要 性 についての 理 解 が 広 がり 法 制 審 議 会 答 申 に 通 信 傍 受 の 合 理 化 効 率 化 として 対 象 罪 種 の 拡 大 特 定 装 置 による 通 信 事 業 者 の 立 会 代 替 が 盛 り 込 まれたことで (48) 実 際 の 捜 査 に 役 立 つものとなる 可 能 性 が 高 まっている 現 在 の 薬 物 銃 器 事 犯 と 組 織 的 殺 人 及 び 集 団 密 航 か ら 殺 傷 犯 関 係 逮 捕 監 禁 等 窃 盗 強 盗 詐 欺 恐 喝 児 童 ポルノで あって 組 織 性 のあるもの ( 数 人 の 共 謀 によるものであると 疑 うに 足 りる 状 況 があり 当 該 犯 罪 があらかじめ 定 められた 役 割 の 分 担 に 従 って 行 動 す る 人 の 結 合 体 により 行 われたと 疑 うに 足 りる 状 況 があるときに 限 る ) に 拡 大 されることで 暴 力 団 に 限 らず 多 くの 組 織 犯 罪 に 対 して 有 効 な 手 法 となることが 強 く 期 待 される 同 答 申 では 薬 物 銃 器 犯 罪 を 対 象 とする 捜 査 公 判 協 力 型 協 議 合 意 制 度 の 導 入 と 刑 事 免 責 の 導 入 も 求 めている なお 会 話 傍 受 については 意 見 が 分 かれて 盛 り 込 まれていないが 証 人 保 護 プログラムについては 制 度 の 必 要 性 については 一 定 の 認 識 の 共 有 がなされた ことが 記 載 されている いずれも 組 織 犯 罪 対 策 としての 標 準 的 な 手 法 であり 導 入 に 向 けた 作 業 が 強 く 望 まれる 以 上 述 べたように 暴 力 団 のみを 対 象 とした 法 制 の 強 化 に 加 えて 2000 年 以 降 ほとんど 改 善 の 見 られなかった 刑 事 手 続 法 分 野 での 組 織 犯 罪 対 策 法 制 について 通 信 傍 受 の 合 理 化 効 率 化 に 具 体 的 な 展 望 が 示 され 証 言 確 保 方 策 についても 改 善 の 方 向 性 が 見 られるようになった これに 対 し 組 織 犯 罪 対 策 において 極 めて 重 要 な 資 金 の 剥 奪 に 関 しては 2006 年 の 組 織 犯 罪 処 罰 法 の 改 正 により 犯 罪 被 害 財 産 を 組 織 的 犯 罪 等 の 場 合 に 没 収 追 徴 の 対 象 とし それによって 得 られた 財 産 は 被 害 回 復 給 付 金 支 給 法 に 基 づ いて 被 害 者 に 支 給 するとする 制 度 が 導 入 された (このこと 自 体 は 重 要 かつ 必 要 な 制 度 改 正 である ) が それ 以 上 の 進 展 は 見 られない 渥 美 前 教 授 が 繰 り 返 し 述 べてきたように 不 法 行 為 による 収 益 が 蓄 積 されている 限 り 犯 罪 者 を 収 監 しても 団 体 は 解 体 されないし 蓄 積 された 不 法 収 益 が 基 に (282) 111

24 なって 社 会 の 基 礎 基 盤 が 蝕 まれるのであるから 組 織 犯 罪 対 策 において その 剥 奪 は 極 めて 重 要 な 課 題 のはずである 伝 統 的 な 刑 事 法 の 枠 内 の 没 収 とは 異 なる 収 益 剥 奪 の 制 度 化 は わが 国 では 現 実 的 な 制 度 として 構 想 され ていないが 正 義 の 観 点 から 求 められ (49) 組 織 犯 罪 対 策 の 必 要 の 上 からも 高 い 合 理 性 を 有 する 施 策 として 真 剣 な 検 討 の 対 象 とされなければならない おわりに 渥 美 東 洋 前 教 授 は 組 織 犯 罪 をめぐる 問 題 について あるいはその 他 の 問 題 についても なぜその 問 題 が 重 要 であり どのような 解 決 が 正 義 に 適 うものとして 求 められるのかを 理 論 的 な 根 拠 を 明 確 にして 論 じられてき た 私 は 1985 年 に 始 まった 警 察 庁 刑 事 局 の 刑 事 法 勉 強 会 に 参 加 して 以 来 渥 美 前 教 授 の 見 解 を 聞 く 機 会 に 多 く 恵 まれ 話 の 広 がりに 付 いていけ なくなるのが 常 であったものの 30 年 近 く 経 つうちに その 一 部 は 理 解 できているように 感 じられてきた 1994 年 の 第 3 回 中 央 大 学 総 合 政 策 フォーラムでは 私 が 基 調 講 演 をし 渥 美 前 教 授 がディスカッサントとして 参 加 された 2011 年 の 国 際 犯 罪 学 会 第 16 回 世 界 大 会 フォーラムにおけるシンポジウム 多 機 関 連 携 による 少 年 非 行 の 防 止 と 日 本 の 秩 序 では 渥 美 前 教 授 が 基 調 講 演 をされ 私 が パネリストとして 参 加 した 2013 年 4 月 本 学 に 社 会 安 全 警 察 学 研 究 所 が 発 足 し 渥 美 前 教 授 が 所 長 私 が 副 所 長 となり 同 年 6 月 の 設 立 記 念 シンポジウムでは 渥 美 前 教 授 が 基 調 講 演 を 私 がディスカッションのコー ディネーターを 務 めた (50) 同 月 の 警 察 政 策 学 会 社 会 安 全 政 策 論 部 会 と 当 研 究 所 との 共 催 によるフォーラムでは 渥 美 前 教 授 が 社 会 安 全 政 策 論 の 発 展 と その 応 用 としての 警 察 作 用 の 検 討 と 題 した 特 別 講 演 をされ 私 が 警 察 学 のこれまでとこれから と 題 する 基 調 講 演 を 行 った (51) そのほか にも 一 緒 に 関 わった 場 面 は 数 多 くある 渥 美 前 教 授 と 同 じ 組 織 に 在 籍 できたのは 1 年 にも 満 たない 期 間 であった が 長 年 にわたり 様 々な 場 面 で 教 えを 受 け 触 発 をされて 自 分 なりに 考 112 (281)

25 え 施 策 の 形 成 や 評 価 に 心 の 中 で 指 導 を 受 けてきたように 思 う 暴 力 団 排 除 条 例 の 基 本 を 考 案 し 組 織 犯 罪 法 制 の 一 コマとして 位 置 付 ける 上 で 渥 美 前 教 授 の 教 えが 基 礎 となっていることに 改 めて 感 謝 し 小 稿 を 捧 げる 次 第 である 註 (41) 溝 口 敦 溶 けていく 暴 力 団 ( 講 談 社 +α 新 書 2013 年 ) は 今 暴 力 団 は 孤 立 し 人 脈 は 細 り 資 金 パイプは 締 められている 経 済 的 に 零 落 し や がては 姿 が 消 失 するよう 方 向 が 定 められた と 述 べる (10 頁 ) 宮 崎 学 編 著 メルトダウンする 憲 法 進 行 する 排 除 社 会 ( 同 時 代 社 2012 年 ) は 安 田 好 弘 弁 護 士 との 対 談 の 中 で 組 織 的 な 形 態 としては 非 合 法 化 せざるを えなくなるだろう 暴 対 法 施 行 から 二 十 年 経 って 何 とか 生 き 抜 いてき たけど 今 度 は 本 当 に 存 在 の 危 機 になってきたんです と 述 べている (144 頁 以 下 ) 暴 力 団 排 除 条 例 が 制 定 される 以 前 には 上 記 のような 記 述 が 両 氏 からなされたことはない (42) 繁 華 街 や 歓 楽 街 で 暴 走 族 の 元 構 成 員 等 を 中 心 とする 集 団 に 属 する 者 が 集 団 的 又 は 常 習 的 に 暴 力 的 不 法 行 為 を 行 う 実 態 があり 警 察 では 2013 年 か ら 準 暴 力 団 として 組 織 解 明 の 対 象 に 位 置 付 けている (43) 近 年 の 振 り 込 め 詐 欺 を 含 む 特 殊 詐 欺 の 激 増 (2013 年 の 被 害 は 過 去 最 高 の 約 490 億 円 ) は 多 数 の 新 規 参 加 者 による 新 たな 組 織 犯 罪 グループの 形 成 が 急 速 に 進 んできた 結 果 である (44) 溝 口 前 掲 注 41 は 暴 力 団 が 没 落 した 後 反 社 勢 力 は 世 間 から 自 分 の 実 態 を 隠 そうとし 続 ける ( 中 略 ) 詐 欺 や 窃 盗 強 盗 の 常 習 犯 として つまり 犯 罪 者 として 純 化 していく と 述 べ (11 頁 ) 特 殊 日 本 型 犯 罪 組 織 だった 暴 力 団 を 退 場 させることに 成 功 し 他 の 先 進 国 と 同 じような 組 織 犯 罪 集 団 が 存 在 することになるとの 見 方 を 述 べている (184 頁 参 照 ) (45) 安 念 前 掲 注 30 は 暴 力 団 は 手 段 として 犯 罪 を 行 うことを 躊 躇 しない 集 団 であることは 明 らかであり その 意 味 で 憲 法 上 結 社 の 自 由 が 保 障 されな い 犯 罪 を 目 的 とする 団 体 に 含 まれる と 述 べるが 適 切 な 要 件 規 定 を 設 けることが 可 能 かどうかは 別 論 である 橋 本 前 掲 注 31 は 憲 法 上 暴 力 団 結 成 の 自 由 は 保 護 を 受 けないが 結 社 規 制 を 行 うに 必 要 なコストは 規 制 効 果 に 見 合 わない と 述 べている (46) 垣 添 誠 雄 提 言 暴 力 団 対 策 基 本 法 制 定 へ 前 掲 実 戦! 社 会 vs 暴 力 団 は 行 為 規 制 であるという 暴 力 団 対 策 法 の 基 本 を 誤 りであると 批 判 するが それに 代 わる 法 制 度 整 備 の 困 難 性 を 度 外 視 した 議 論 である (280) 113

26 (47) 共 謀 罪 又 は 参 加 罪 の 制 定 が 国 際 組 織 犯 罪 防 止 条 約 上 の 義 務 であることにつ いて 古 谷 修 一 国 際 組 織 犯 罪 防 止 条 約 と 共 謀 罪 の 立 法 化 国 際 法 の 視 点 から 警 察 学 論 集 61 巻 6 号 参 照 (48) 2014 年 9 月 18 日 法 制 審 議 会 において 新 時 代 の 刑 事 司 法 制 度 特 別 部 会 においてまとめられた 新 たな 刑 事 司 法 制 度 の 構 築 についての 調 査 審 議 の 結 果 が 全 会 一 致 で 採 択 され 法 務 大 臣 に 答 申 されたが その 中 に 取 調 べの 録 音 録 画 制 度 の 導 入 などとともに 盛 り 込 まれている (49) 渥 美 前 掲 注 1 国 家 社 会 のあり 方 と 暴 力 団 組 織 犯 罪 規 制 の 原 理 は 1 共 同 体 を 劣 化 させて 収 益 を 得 ることは 本 質 的 不 正 義 である 2ルールを 破 って 得 る 収 益 は 正 義 に 反 する 3 他 人 を 犠 牲 にした 収 益 につき 責 任 を 果 たさない 組 織 は 退 出 を 強 制 しなければならない 4 不 正 な 収 益 には 根 拠 が なく 退 場 を 命 じられた 後 は 本 来 の 共 同 体 や 社 会 に 帰 属 する 5まず 損 害 賠 償 として 被 害 者 に 配 分 されるのは 不 正 を 正 す 矯 正 の 正 義 に 由 来 する 被 害 者 の 復 帰 支 援 劣 化 した 共 同 体 の 回 復 に 用 いるのは 回 復 の 正 義 と 配 分 の 正 義 の 要 求 である 6 推 定 の 原 則 の 活 用 は 正 義 の 要 求 実 現 に 不 可 欠 であり しかも 無 罪 推 定 に 反 しない 7 暴 力 団 と 組 織 犯 罪 を 解 体 し 共 同 体 や 社 会 の 劣 化 を 防 止 する 責 任 は 住 民 共 同 体 社 会 国 家 のすべてが 分 担 する 等 と 述 べている (50) シンポジウムの 全 容 は 設 立 記 念 シンポジウム 子 どもの 非 行 防 止 と 立 ち 直 り 支 援 社 会 安 全 のための 研 究 と 実 務 の 協 働 社 会 安 全 警 察 学 創 刊 号 に 掲 載 されている (51) 両 講 演 は 社 会 安 全 政 策 論 フォーラム 社 会 安 全 政 策 論 と 警 察 学 の 今 後 警 察 学 論 集 67 巻 2 号 に 掲 載 されている 114 (279)

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