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1 2年次以降につながる初年次教育 告 木越 者 康 大谷大学文学部 准教授 学生部長 本田康二郎 同志社大学商学部 講師 杉谷祐美子 青山学院大学教育人間科学部 准教授 コーディネーター 藤枝 真 大谷大学文学部 准教授 概 要 初年次教育におけるアカデミック ライティング技法や 資料収集法 ディスカッションによるアイデア展開などは 大学における学習 研究に とって確かに不可欠なもである しかしそ一方で 初年次教育にはそ ような学びスタイルを習得すること以外期待もこめられている 具体的 にいえば 毎回出席し共同作業するという授業リズムを他科目よりも強 調することによって 学生間つながりを深め 大学に定着するきっかけを 作るということである しかし 後者へ期待が強調されればされるほど 授業内容ではなく そ場作業をこなすことだけが注目され 肝心授 業内容は1年次修了と共に忘れてしまったという話も聞こえてくる 両者 バランスをどようにとるか 実際に学生力になる初年次教育とは何か 本分科会では 初年次教育を 学生定着みならず2年次以降学びにど ようにつなげることができるかについて 発表者による実例紹介と分析 をもとに検討していく 1 1 報

2 第1分科会1-2

3 1 分科会 分科会 第 参加者数 47 名 2 年次以降につながる初年次教育 分科会報告者 第 1 報告者 木越 康 ( 大谷大学文学部准教授 学生部長 ) 第 2 報告者本田康二郎 ( 同志社大学商学部講師 ) 第 3 報告者杉谷祐美子 ( 青山学院大学教育人間科学部准教授 ) コーディネーター藤枝真 ( 大谷大学文学部准教授 ) 第 分科会ねらい : 初年次教育におけるアカデミック ライティング技法や 資料収集法 ディスカッションによるアイデア展開などは 大学における学習 研究にとって確かに不可欠なもである またそ一方で 初年次教育にはそような学びスタイルを習得すること以外期待もこめられている 具体的にいえば 毎回出席し共同作業をするという授業リズムを他科目よりも強調することによって 学生間つながりを深め 大学に定着するきっかけを作るということである しかし 後者へ期待が強調されればされるほど 授導入的科目事例を紹介した 業内容ではなく そ場作業をこなすことだけが注 180 分 (90 分 2コマ ) 時間をとり 60~80 人程全目され 肝心授業内容は1 年次修了と共に忘れてし体クラスにおいて教員が当日作業内容やそ意義をレまったという話も聞こえてくる 両者バランスをどクチャーし そ後作業クラス (1クラス20 人前後 3 ようにとるか 実際に学生力になる初年次教育とは何 ~4クラス ) に分かれ 作業クラスで指導はTAが担か 本分科会では 初年次教育を 学生定着みなら当する 作業クラスはさらに6~8 名程班に分かれ ず2 年次以降学びにどようにつなげることができこ班なかで共同作業をしていく ブレーン ストーるかについて 発表者による実例紹介と分析をもとにミングで自由な発想をし KJ 法を用いて拡散したアイ検討していく デアにつながりを見出し 参考文献などを引用しながら 最終的にはレポートにまとめ 口頭発表するという一連流れがあり 形としてはアカデミック リテラシーや 報告概要 : アカデミック ライティング技法を学ぶ授業であると 1. 木越康氏捉えることができる 意欲喚起系初年次教育 学び発見 しかし木越氏強調する点は そような大学で学導入経緯と問題点 - 大谷大学場合 - び技法ではなく むしろタイトルに表れているとおり 意欲喚起 ということにあるといえよう 大谷大学で木越氏は 大谷大学で従来行われていた初年次教育初年次教育はこ 学び発見 にとどまらず 通年 ( 建学理念 専門基礎系 語学など ) に加えて 2005 科目 人間学 や 演習 1 学科別にそれぞれ専年から実施している 学び発見 と呼ばれる大学へ門分野における研究方法を学習する 専門技法 など 1-3 1

4 第1分科会1-4 がある 学び発見 では 様々な作業を通じて大学で学び方法を身につけるが それは大学生に求められる基礎学力ごく一部に過ぎない そこで 初年次教育として開講されている他科目と連動することによって そ不足分を補うである そ意味で こ 学び発見 は 学生意欲を喚起するが主目的である と明確に位置づけられることによって 十全な学習効果が期待できると考えられる 2. 本田康二郎氏 同志社大学商学部における初年次教育取り組み 本田氏報告において特徴的であったは 同志社大学商学部初年次教育が アカデミック リテラシー と ビジネス トピックス 2 科目に凝縮されているということを紹介したことである 大谷大学事例とは対照的に 非常に多く学習要素がこ2 科目に集中的に盛り込まれていることが 紹介された事例から見て取ることができた 前期開講 アカデミック リテラシー は 大きく分けると 知的生産方法 自校理解促進 学習意欲涵養 大学で居場所作りという諸要素から成り立っている また 資料検索 ノート取り方 レポート書き方など基本的な学習スキルから 同志社大学沿革や思想 そして学生間および学生と教員間関係交流促進などがこ科目中で進められている 後期開講 ビジネス トピックス は キーワードを決めてそれについて最終的に論文を執筆する 前期 アカデミック リテラシー よりも一般的なゼミ形式に近づけた 2 年次以降学習スタイルを意識した授業になっている また 初年次教育2 年生版といった性質をもつ科目である スタディ メソッド によって 少人数クラスによるゼミ形式学習を継続させている 3. 杉谷祐美子氏 学士課程教育における初年次教育位置づけ 杉谷氏は 日本私立大学協会附置私学高等教育研究所 効果的導入教育カリキュラム開発 (2001 年 ) と 国立教育政策研究所全国調査 大学における初年次教育に関する調査 (2007 年 ) 調査結果を分析し 様々な初年次教育領域があるなかで 各大学で十分に実施 されていると見なせるもと ニーズはありながらも十分に実施されているとはいえないもとを明確に分けて提示している 後者代表的なもが ステューデント スキル 系領域であり これは大学生として学習 生活していく際基本的常識や自己管理方法に関する知識である 2001 年から2007 年へ調査結果変化を見ると 各大学で取り組みが進み一回りした観ある初年次教育において そ内容が精選されるべき時期に来ており 学士課程教育全体中で初年次教育を位置づける必要があると杉谷氏は分析している 杉谷氏報告もう一つ柱は 学生同士がコメントし高めあう 基礎演習 についてもである これは最終的に卒業論文を執筆することを視野に入れた 問題発見 設定を中心としたアカデミック ライティング技法である 論文検討方法を紙ベースクラスとブログベースクラスに分け 時間をおいた後で再検討が容易であるブログベースクラスには有意な効果が見られたということであった 報告に対する質疑 : 質問 : 初年次教育評価方法や教育効果はどようなもがあるか 木越氏から : 大谷大学 学び発見 はTAなどが主に教室内で作業をリードし 教員は主にTAとSAフォローをする なかには学級崩壊ような状況になるクラスがあったり また 出席さえしておけばいいだという考えをもつ学生が出てくる場合もある さらに こ授業は2 時限連続 (180 分 ) 授業時間をあてているが 作業終了をもって解散することができるで とにかく早く終わらせようとする学生が出てくる そういう状態になりそうなときに 教員がそクラスや班に付いて 軌道修正役割をつとめる 成績評価については 実践を重視する授業なで 作業やレポート出来不出来で差をつけないことにしている 出席および定められたレポート提出回数によって成績をつける こ授業効果については 今回初めてアンケートによって受講した学生や担当教員から声がまとまったで これから検討をするつもりである

5 : 分科会本田氏から 本田氏から : 同志社初年次教育は 各教員裁量に任されている 同志社大学商学部に関しては 導入教育センターが初アカデミック リテラシーなど やるべき大きな枠組み年次教育を主導し カリキュラム設定から教育効果検は決まっているで授業全体は似てくるが そ一方で討までを行っている しかし学部によって取り組みが違評価基準は各教員にまかされている 学生アンケートうで 他学部では商学部ほど徹底されていないとこ結果を見ると 他先生方が楽だった というようろもあるかと思う な意見が見られることもある 2 年次へ効果ということについては はっきりした杉谷氏から : 調査はされていないが 2 年次担当教員に聞くと ばブログ利用について たしかに 最初にシステムを作らばらだ ということであった こ試みは始まったばりあげ そしてそれを管理するが大変である しかしかりなで 全体を底上げするような効果が出ているかこ取り組みは学内共同研究ではじまったで 最初どうかを含め まだ分からないことが多いが現状であに詳しい方に構築してもらい それを例えばSE経験る ある院生が管理するということで運営している 周囲 第協力を得ながらすすめている 1-5 杉谷氏から : 2 年次以降効果に関していえば 基礎演習やフレッシャーズ セミナーで担当した学生に会ったときに聞い 考察 てみると あときは大変だったけれど やってよかっ 本分科会を設定した際根本的な問題意識は 初年次 た という感想が聞かれた また ゼミ生などに聞くと 他 教育を2 年次以降に有効につなげるにはどうしたらいい レポートを書くときに役立った という意見がある か ということであった 初年次教育が 初年次だけ たんなるイベントであるべきではなく 他科目と有 質問 :180 分授業を導入した経緯を教えてほしい 学 機的に関係し学士課程教育全体基礎を成すべきである 内反対に遭わなかったか という主張に基づき 各報告者に事例紹介や分析を依頼 した 木越氏から : 木越氏発表から伺える観点は 割り切り という 180 分にしたは やはり実践を中心とした授業にし ことである 本分科会はあくまで 2 年度以降へ継続 たかったからである ディスカッションやレポート作成 性 ということを問題として考えてきたが 大谷大学に が終業ベルで切れてしまうことを避けたかった こ科 おいては2 年次以降へ初年次教育継続を切り離して 目を立ち上げるにあたって 様々な委員会などで先生方 考え あまり 欲張らない 初年次教育が展開されてい から意見を頂いた それら意見をまとめて一言で言え た ここで科目 学び発見 は 学生が大学で学 ば それは大学ですることなか ということになろう び方法に慣れるため授業と位置づけられている も また 私たちはすでに ( 初年次教育を ) やっている ( ちろんそ反面 スタディ スキルからステューデント で必要ない ) という意見もあった 第一学年から指導 スキル アカデミック ライティング技法をこ授業 教員制をとっているで そこで十分にやれているだ で十分に身につけるまでは至らず また大人数であるが という意見である ゆえに教員指導がなかなか届かないというも事実で これら反対意見を説得して始めたではなく 趣旨 ある に賛同するメンバーでまず始めた 5 年経過したいまで 本田氏からは 学生同士レポート完成へ意欲を喚 はそれほど抵抗はないといえる また副次的効果として 起することによってアカデミック ライティング指導 TAを担当する大学院生へ教育効果も大きい をすすめていくことが紹介された 本田氏は初年次教育 を中心に担当する教員であるが それでも担当人数は20 質問 : 初年次教育方向性について ( 教職員を含めた ) 人クラスが6つということで非常に多く 学生レポー 全学的な明確化取り組みはされているか トにコメントをつけて返却する努力は大変なもがあ る レポート添削というやり方は理想的な指導方法では あることは間違いないが それに伴う教員負担という 1

6 第1分科会1-6 ことも併せて考える必要があろう 杉谷氏発表では 内容継続性 ということに着目して 基礎演習における問題立て方から実際論文執筆までを全体的にサポートする仕組みが紹介された そこでは ブログを活用し 学生自主的な作業を促す工夫が特徴的であった しかしそ一方で 杉谷氏自身 も指摘するように こ方法は 大学で目的意識が比較的明確で均一化された教育学系学部だからこそ可能であるももしれない しかしいずれにせよ アクティブ ラーニングが一定効果を持つことが示されたことは 初年次教育改善にとって有効なヒントとなろう

7 意欲喚起系初年次教育 学び発見 導入経緯と問題点 意欲喚起系初年次教育 学び発見 導入経緯と問題点 木越 大谷大学 木越 康 大谷大学文学部 准教授 学生部長 康 大谷大学では 2005 年度に大きなカリキュラム改革を行った 既存授業整理 統合 や科目名称大幅な変更 極めて自由度高い科目選択システムから副専攻に倣う形で セット科目 制度導入など 多岐にわたる改革を行ったが 特記すべきも一つと して 初年次教育に関する強化策導入があげられる それまでも大谷大学では 初年次教育一貫として 人間学Ⅰ と各専門 演習Ⅰ 目であり ブッダならびに親鸞思想を 1 年間にわたって学習する建学理念をもっとも 体現した科目である また 専門 演習Ⅰ は各専攻分野基礎演習科目であり それ ぞれ専門分野学問的課題確認や 2 年次以降さらに細分化されるコース紹介などを行 ってきた これらを初年次に課すことによって 大谷大学へ導入を図るとともに 2 年次 以降専門課程で学習に備える教育をおこなってきたである しかし 周知通り 学生質変化 大学間でそ意味内容は異なるであろう や社 会大学に対する要求変化などを受けて 大学教育全般的見直しが図られる中 本学 においても初年次教育を強化する必要性が議論された そ結果 既存もに加えて 高校から大学へ転換教育を狙いとした科目 学び発見 と 各専門分野へスムーズ な繋がりを狙いとした 専門技法 導入が決定され 実施された 今回は限られた時間でもあるで 特に本学で 学び発見 と呼んでいる科目につい て紹介することとしたい 学び発見 とは 全学科第 1 学年に必修として課す 本学 独自初年次教育科目である 第 1 学年前期中に 1 週 2 コマ 180 分連続で行う実践形式 科目である 開講狙いは 学び発見 という科目名称が表す通り 大学における 学 び 豊かさや楽しさ特殊なスキル等を 学生それぞれに発見してもらうことにある 授業は 当日作業について担当教員から全体レクチャーを受けた後 TA や SA 補助 もとで 演習教室や情報処理教室 研究室や図書館などを利用しながら大学における学 習 研究さまざまなスキルを体験していく形式をとっている 大学で主体的に学ぶため にはいろんな環境や技法 発想法があることを知り それらを体験することにより 大学 で学びに積極的に取り組めるようになることが期待されているである 全学科同時にスタートさせるため 実施に向けてはさまざまな準備と多く工夫を必要 1 7 を必修科目として置いてきた 人間学Ⅰ とは 仏教精神にもとづく本学いわば基幹科

8 第1分科会1-8 とした 授業内容確定はもちろん 同内容を統一して実施するため手引書作成や体制構築 180 分連続開講維持にかかわる時間割や教室確保問題 また 少人数で実戦をサポートするスタッフ確保や養成 さらには同一基準によって行われる成績評価問題など 2 年ほど準備期間でクリアーすべき課題は山積みであった 結果として 一つ新規科目を導入するために 担当教員はもちろん TA/SA などサポート学生 関係所管事務局など 大学全体を巻き込む形で実施形態をとることとなった 今回発表では そような導入経緯や実施様子 さらには導入後 5 年ほど経過したなかで確認される効果や問題点などを報告したい

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16 同志社大学商学部における初年次教育取り組み 同志社大学商学部 講師 1 16 本田康二郎

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19 1-19 第1分科会

20 学士課程教育における初年次教育位置づけ 学士課程教育における初年次教育位置づけ 杉谷祐美子 杉谷祐美子 青山学院大学教育人間科学部 青山学院大学教育人間科学部 准教授 1. 本報告目的 文部科学省公式調査によると 2006 年度時点で初年次教育を実施する大学は約 71 に上り そ後も拡大する兆しがみえることは学会創立やこうした各種フォーラム シンポジウム開催からもうかがえる 日本初年次教育は啓蒙 導入期を経て いまや 各大学において多様な実践活動が蓄積されつつある 第 2 ステージ を迎えたといえる しかし 初年次教育が拡大普及したとはいえ こうした状況はさらに具体性を帯びた新た な課題をも生み出している 本報告では 筆者がこれまで実施してきた調査結果に基づき 初年次教育に対するニー ズ 現場における課題 効果的取り組み等を整理するとともに 自ら授業実践を振り返 りながら 学士課程教育における初年次教育位置づけを検討すること重要性について 述べる 2. 初年次教育ニーズと課題 2007 年に報告者が共同研究者として関わった国立教育政策研究所全国調査 学部長対 象 によれば 初年次教育を 8 領域に分類したうち スタディ スキル系 レポート書 き方等 は 90.1 スチューデント スキル系 学生に必要な一般常識や態度 は 63.0 オリエンテーションやガイダンス フレッシュマンセミナー 履修案内等 は 99.1 専 門教育へ導入 専門へ橋渡しとなる基礎的知識 技能教育 は 84.6 教養ゼミや 総合演習など学び全般へ導入は 68.8 学部で実施していると結果になった また それぞれ正課授業科目として設置状況をみると スタディ スキル系が 78.6 スチ ューデント スキル系が 39.0 オリエンテーションやガイダンスが 15.8 専門教育へ 導入が 97.1 学び全般へ導入が 96.3 となった これら数値から オリエンテー ションやガイダンスは最も実施率が高いも フレッシュマンセミナー など授業科 目として位置づけられているケースはまだ少なく 正課としては主に スタディ スキル 系 専門教育へ導入 学び全般へ導入授業科目が設置されていることが明らかであ る また これら領域に比べて スチューデント スキル系内容は実施率も正課教育 へ導入率も相対的に低いことがわかる しかし 初年次教育を通じて 学生が修得することが期待される内容について 重要で はない から 重要である まで 5 段階尺度で重視する程度を尋ねてみたところ スチュ ーデント スキルに対するニーズは決して低くないことが明らかになった 2001 年に私学 高等教育研究所において 全国私立大学学部長を対象に同様設問を用いて実施した調 査結果と比較すると 2001 年調査から 2007 年調査にかけて 全体的に各種項目重視度 平均値が上昇している 図 1 参照 それだけでなく そもそもスタディ スキルなどと比 べて平均値が低いとはいえ 時間管理 受講態度 大学へ帰属意識 協調性 社会構 成員として自覚 自己肯定感など スチューデント スキルに関わる項目が顕著に伸び ている 1 20

21 図1 初年次教育で重視する内容 5段階尺度による平均値 ポ ー ト レ ン ゼ コ プ レ 2007年 2001年 また 2007 年調査自由記述では 担当教員間熱意や指導力ばらつき 教員間連 携不足 目的や内容等に関する合意形成困難といった 2001 年調査から挙がっていた 問題点も依然としてみられたも 新たに初年次教育プログラム内容 方法検討と 精選に結びつく課題も指摘されている 具体的には 第 1 にスチューデント スキルに関 する指導方法導入 第 2 に多様なコンテンツを整理統合した総合的なプログラム開発 第 3 に通年にわたるフォローや次年度以降教育と接続といった課題が浮上している 3. 初年次教育到達目標と効果的取り組み 上記 3 つ教育プログラムをめぐる課題は いずれも相互に密接に関連しており 学士 課程教育全体構造化とも深く関わっている なぜならば 正課外教育で対応を図られ る傾向にあるスチューデント スキルをどように正課教育プログラムに組み込むかと いう課題や 入学年度当初にとどまらぬプログラム構築や次年度以降と接続といった 課題は より有効な教育内容 方法を精選して総合的な初年次教育プログラムを開発する うえで重要な視点にほかならないからである また 高校から大学へ移行過程や1年次 後期および 2 年次とつながりといった接点みに着目するではなく 学士課程教育全 体が構造化されたなかで初年次教育位置づけと役割を明確に設計し そ到達目標に応 じたプログラムを構築してこそ 教育的効果も十分に発揮できるではないだろうか もちろん ここですぐさま学士課程教育在り方や到達目標を明示できるわけではない し それは報告者力量を超えて余りある それに 学士課程教育 と一口に言っても ある程度共通性を備えることは必要かと思われるが 本来 大学特色や学部学科特 性によって多様な目標を設定することができよう 本報告においては あくまでも学士課 程教育全体構造なかで改めて初年次教育位置づけを見直してみること重要性を指 摘するにとどめたい 1 21 論 ピ 文 ュ ン ー 図 書 テ タ 書 ー き を 館 方 シ 用 ョン な い ど 利 た や 用 情 デ 文 報 ィス 処 文献 章 カ 理 探 作法 ッ や 索 シ ョン 通信 な 方法 フ ど ィー 口 基礎 ル 頭 読 発 技術 論 ド ワ 解 文 表 新 理 ー し 的 献 技 い ク 思 講 考 考 や調 読 法 え 力 や や 査 方 他 実 問 人 験 法 題 発 価 方 見 値 解 法 観 を 決 将 認 能 学 来 め 社 力 生 る 会 国 生 寛 職 的 際 活 容 業 文 性 に 性 生 化 お 活 自 的 や世 け や 立 多 る 進 し 様 界観 路 時間 た 自 性 選 択 管理 己 理 に や 学習 解 情 対 学 報 す 習 収 る 習 基礎 集 情 動 慣 や 報 機 資 収 づ 確 料 集 け 整 方 立 や 理 資 料 向づ 学 方 整 問 法 理 け や と 大 ノー 方 学 教 ト 法 育 ノー 取り 全 般 方 ト に 対 取 受 す 講 り る 態 方 動 度 機 や づ 礼 教 け 大 儀 員 社 学 マ と 会 友 へ ナ 人 適 ー 構 関 切 帰 成 係 な 属 員 コ チ 意 ミュ と ー 拡 識 し ム 大 ニ て ワ と ケ ー 充 ー 自 ク 実 シ 覚 を ョン 責 通 じ 能 任 て 感 力 社 協 リ 調 会 ー 性 ダ 的 地 ー 市 域 シ 民 ッ 社 性 プ 会 学 へ 倫 生 理 理 観 自 解 信 と 自 参 己 加 肯 定 感 3.00

22 第1分科会1-22 とはいえ 学士課程教育到達目標をいったん度外視するにしても 初年次教育到達 目標自体はどように考えたらよいだろうか 2008 年に初年次教育学会で行ったワークシ ョップでは 初年次教育主要な到達目標として 高校と大学違いを理解できること が多く挙がった そ意味するところは 高校まで 生徒 として学びと大学から 学生 として学び違いを理解できることであり さらにいえば大学生にふさわしい主体的な ( 能動的な ) 学習態度を身につけることだといえる 初年次教育とは高校から大学へ円滑な移行を図るため教育だが それは単純に大学生活に慣れるというだけでなく 高校まで学習態度から転換させることも含まれるはずである こことは 近年 スチューデント スキルに対するニーズが高まっていることとも符号する こ主体的な学習態度形成にとって有効な初年次教育取り組みを検討する際に 報告者が企画 分析にあたった 2008 年ベネッセ大学生調査データを用いたい 大学における学習へ取り組み 26 項目について因子分析をした結果 ( 主因子法 Promax 回転 ) Ⅰ ディスカッション等へ貢献 Ⅱ 受講基本的マナー遵守 Ⅲ 興味に基づいた自主学習 Ⅳ 計画的 継続的自主学習 Ⅴ 授業予習 復習 5 つ因子が析出された 総じて 高校で学習態度が主体的 積極的な学生は 大学で学習態度も積極的な傾向を示しており そうした影響を除去するために 初年次学生を二分して 学習態度が相対的に身についていない層 ( 低群 と呼ぶ) 下位尺度得点平均を示したが表 1 である 表中では 初年次教育に関わりそうな大学で授業経験 8 項目を列挙し 授業経験程度と学習へ取り組み状況と関係を検討している 平均値差から明らかなように 演習やアクティブ ラーニング コミュニケーションを図る授業経験が多い学生ほど 学習態度 Ⅰ Ⅲ Ⅳを中心に平均値が高くなっている 勉強方法授業経験もやや影響がみられるも 講義にとどまらず こうした演習を伴う授業形式であるほうが望ましいといえそうである また 補習授業経験はこれら態度値に影響はなく 学習態度 Ⅴ に関してはどような授業経験とも負相関にある 表 1 大学で授業経験と大学で学習へ取り組み ( 初年次低群学生 ) Ⅰ ディスカッション等へ貢献 Ⅱ 受講基本的マナー遵守 Ⅲ 興味に基づいた自主学習 Ⅳ 計画的 継続的自主学習 平均値 (SD) Ⅴ 授業予習 復習 多い 少ない t 値 多い 少ない t 値 多い 少ない t 値 多い 少ない t 値 多い 少ない t 値 補習授業勉強方法授業 (3.42) (3.44) (3.42) (3.40) (4.52) (4.48) (5.33) (5.32) * (2.02) (2.25) (2.29) (2.16) * (2.46) (2.62) (2.52) (2.42) ** (0.81) (0.98) (0.81) (0.87) *** *** 少人数ゼミ 演 習 (3.37) (3.37) *** (4.58) (5.50) (2.17) (2.23) (2.50) (2.47) ** (0.98) (0.86) *** ク ルーフ ワーク等 導入 (3.42) (3.17) *** (4.60) (5.37) * (2.19) (2.19) * (2.53) (2.46) (0.91) (0.76) *** テ ィスカッション 導入 (3.31) (3.20) *** (4.80) (5.21) (2.30) (2.11) ** (2.48) (2.47) ** (0.67) (0.62) *** フ レセ ンテーション 導入 (3.26) (3.28) *** (4.62) (5.31) * (2.20) (2.17) ** (2.44) (2.50) ** (0.93) (0.82) *** 教員と学生 コミュニケーション (3.40) (3.27) *** (4.50) (5.34) (2.15) (2.16) *** (2.48) (2.45) *** (0.70) (0.65) *** 学生意見 授 業評価反映 (3.25) (3.38) *** (3.98) (5.49) *** (1.94) (2.27) *** (2.39) (2.48) *** (0.98) (0.85) *** 注 多い とは よくあった 注 + ある程度あった 合計, 少ない とは あまりなかった + ほとんどなかった 合計 * p<.05 ** *p<.05 p<.01 **p<.01 *** ***p<.001

23 4. 学びあいによる授業実践 前述調査からは 学生同士学びあいやコミュニケーションが学生学習態度形成 に一定効果があることがうかがえた それでは 実際にどようなかたちで授業に取り 入れたらよいだろうか 報告者はこれまで 自分担当する教育学科基礎演習授業実 践を対象として研究に取り組んできた 最後に そこから得た知見をまとめたい 当該授業は 教育学科学生が 1 年次前期に履修する必修科目である こ授業では 前期から夏休みにかけて 学生各自が自分興味関心ある教育問題について文献研究を 進め 最終的に 4000 字程度論文を作成することを課題としている 授業目標は 論文 作成なかで自ら 問い 考え 学びあいから 気づく ことを通じて 大学で学び 姿勢を少しでも身につけることにある 具体的には 自分経験や思い込みから問題を 論ずるではなく 教育事象を事実に基づいて考察し 自分もとらえ方を相対化で きるような態度を養うことにある 学士課程教育と関連からいえば ゼミ論や卒業論文 置付けられよう そため 学生自らが問題を発見し 問題を設定するプロセスに注目し とくに授業内外における協調的学習環境が与える影響について研究している 授業内では 学生各自論文内容を批評検討するためにグループ ディスカッションを多用し さらに 授業外では学習支援環境として課題提出や論文へコメント用にブログを利用している 本研究から得た知見をまとめると 第 1 に 最初序文からグループ ディスカッショ ンを経て書いた中間論文では 問題設定に関する記述レベルは明らかに向上した とく に 漠然とした問題関心から問いを絞り込む 問題を 明確化 する点は着実に上昇した 第 2 に これに対して 問い意義を他者に納得させるように示す いわば問題 普遍 化 という点ではやや伸び悩みをみせた また 思い込みや先行研究などを批判的に吟味 しながら問いをとらえなおす 問題 相対化 面は得点に結びつきにくく 学生間で 点数にばらつきがみられた 第 3 に ディスカッション結果を各自でワークシートにま とめる際に ブログを用いたクラスは紙を用いたクラスよりも学生間得点開きが小さ く 平均点もわずかだが上回った また ブログクラスでは ワークシートにおいて他 者コメントを自分なりに再構成した記述や議論から気づきなどメタ的な記述がきわ めて多く 問題設定絞込み 多様な視点理解 気づきなどに関連する単語出現数が 多かった 第 4 に ブログを積極的に利用して全体的に得点を伸ばした学生は 自分ブ ログおよび他学生ブログページ表示回数が顕著に多く 比較的コンスタントにアク セスし また 他学生ブログに訪れる回数を徐々に増やしていった 以上結果から ディスカッションを通じて他者多様な見解にふれて自分論文を振 り返ることは 問題設定プロセスにおいて有効なことが明らかになった とくに ブロ グ利用は 時間をおいて授業内議論を見直すとともに 他者論文やコメントなどを 参照しながら 自分考えを吟味する機会を増大させたという点で効果を促進したと考え られる こように 学びあいをそ場だけで終わらせずに個別に振り返らせる仕掛けを 取り入れることも必要ではないだろうか また 学びあいによって比較的順調に伸びてい く力とそうでない力があることも確認できた 繰り返しとなるが こうした教育効果に応 じて学士課程教育全体プログラムを設計し そなかに初年次教育を位置づけることが 重要といえよう 報告内容詳細や参考文献については パワーポイント資料を参照 1 23 を視野に入れつつ 論文基本的な書き方と大学で学び姿勢習得を目指す授業と位

24 第1分科会1-24

25 1-25 第1分科会

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27 1-27 第1分科会

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3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0 3-1 大学教育観 大学に指導や支援を求める意見が 8 年間で増加 3 大学生の学びこの8 年間で 学習方法を 自分で工夫 するよりも 大学の指導 を受けたいと考える学生が11.4ポイント 学生生活について 学生の自主性に任せる よりも 教員の指導 支援 を受けたいと考える学生が22.9ポイント増加しており 大学に指導を求める声が大きくなっている また 単位取得が難しくても興味のある授業 よりも あまり興味がなくても楽に単位を取得できる授業

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