b) 日中でも高水準の運行頻度が維持( ) JR 中央線は朝ピーク時 日中共に高い運行頻度となっています その他の路線では 日中でも概ね 分間隔程度の運行頻度が維持されています 立川市周辺の鉄道運行本数 上北台駅 西武拝島線 玉川上水駅 西武立川駅 東大和市駅 11本, 12本 拝島駅

Transcription

1 ２ ２ 特徴 前節で整理した現状から 交通 土地利用のそれぞれにおいて特徴を整理します 特 に交通に関しての強み( )と弱み( )を交通手段別にまとめます (１)現在の交通に関する特徴 １) 鉄道 モノレールに関する特徴 a) 市の東西方向 南北方向に路線が存在( ) 立川都市圏は 鉄道網が整備されてきており 東西方向は JR 線 西武拝島線が 南北 方向は多摩都市モノレールが 都市圏内外や都市圏内の人の移動を支える基盤が整備さ れている強みを有します 図 2-67 鉄道路線網図(図 2-1 を再掲) 資料 国土数値情報(H25) 76

2 b) 日中でも高水準の運行頻度が維持( ) JR 中央線は朝ピーク時 日中共に高い運行頻度となっています その他の路線では 日中でも概ね 分間隔程度の運行頻度が維持されています 立川市周辺の鉄道運行本数 上北台駅 西武拝島線 玉川上水駅 西武立川駅 東大和市駅 11本, 12本 拝島駅 10本, 8本 モ ノ レ ー ル 19本, 12本 昭島駅 JR 立川駅 26本, 10本 凡例 JR 国立駅 36本, 18本 JR線 西武拝島線 モノレール x本, y本 運行本数 7時台 13時台 24本, 20本 JR 日野駅 甲州街道駅 JR 21本, 12本 矢川駅 図 2-68 立川市の鉄道運行本数 資料 各社ホームページ(H 現在) 77

3 c) 5 路線の結節点となる立川駅での混雑の発生( ) 各路線のうち最も混雑率の高い区間を示した鉄道混雑率データでは 青梅線で 西立 川 立川間 が 143%(7:02 8:02)と 100%を超えています 一方 多摩都市モノレール線 で 高松 立川北間 が 85%(7:15 8:15)として挙げられています 表 2-8 鉄道混雑率データ 出典 鉄道混雑率データ, 国土交通省都市鉄道政策課(H25) 出典には JR 中央線立川市内区間 西武拝島線の混雑率データは記載されていない 78

4 JR 中央線立川駅では 朝の都心方向へ向かう乗車客による混雑(６時台 ７時台)と 立川での降車客(７時 ８時台)による混雑が見られます 図 2-69 平日朝ピーク時の立川駅(１) 図 2-70 平日朝ピーク時の立川駅(２) 東京行き通勤快特の混雑 (H :06 撮影) 立川駅降車客による混雑 (H :33 撮影) 西武拝島線玉川上水駅では 西武新宿方面行きの乗車客と拝島方面行からの降車客に よる混雑が見られます 図 2-71 平日朝ピーク時の 図 2-72 平日朝ピーク時の 玉川上水駅(１) 玉川上水駅(２) 西武新宿行到着時の状況 拝島行からの降車客による混雑 (H :40 撮影) (H :50 撮影) 79

5 d) 取組むべき鉄道 モノレール路線計画が存在( ) 立川都市圏には JR 中央線 JR 青梅線 五日市線 JR 南武線 JR 八高線 西武拝島 線 多摩都市モノレールなど 多くの鉄軌道の路線が整備されています 特に 東西方 向の路線が充実しています 立川都市圏の鉄道等は 多摩都市モノレールの整備 中央線の連続立体交差事業等に 取り組んできましたが 中央線複々線化 青梅線や南武線の連続立体交差事業等 引き 続き取り組むべき事業があります 図 2-73 運輸政策審議会 第 18 号答申図(目標年次 H27 年) 資料 運輸政策審議会答申第 18 号 東京圏における高速鉄道に関する基本計画について (H12) 80

6 市 民 意 向 調 査 では 上 砂 町 地 区 へのモノレールの 延 伸 も 課 題 として 挙 げられており これらの 地 域 と 立 川 駅 の 間 の 公 共 交 通 利 便 性 の 向 上 が 望 まれています 表 2-9 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 鉄 道 整 備 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 上 砂 町 地 区 へのバス 便 の 充 実 立 川 駅 からのモノレール 線 の 延 長 西 砂 地 区 に 交 通 の 便 がよくなるよう 希 望 します ( 男 性 40 歳 代 上 砂 町 北 部 中 地 域 ) 電 車 が 西 武 拝 島 線 しかないので 交 通 面 でも 多 少 の 不 便 を 感 じています モノレール がこっちの 方 まで 延 びてくれたら 助 かります ( 男 性 30 歳 代 上 砂 町 北 部 中 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 81

7 e) 踏切による交通阻害の発生( ) 立川周辺においては 重点踏切として 2025 年度までに重点的に対策を実施 検討すべ き踏切が残されており また鉄道立体化の検討対象区間も残されています JR 青梅線 JR 南武線 重点踏切 2025 年度までに重点的に対策を実施 検討す べき踏切 重点交差予定箇所 優先的に整備すべき都市計画道路と鉄道と の交差予定箇所 鉄道立体化の検討対象区間 鉄道立体化の可能性を検討すべき区間 必要 に応じて早期に実施可能な対策についても 検討すべき区間 鉄道立体化以外の対策の検討対象区間 早期に実施可能な対策を検討すべき区間 図 2-74 鉄道立体化の検討対象区間 出典 踏切対策基本方針, 東京都(H16) 82

8 市 民 意 向 調 査 でも 鉄 道 の 高 架 化 等 による 踏 切 の 解 消 が 意 見 として 挙 げられています 表 2-10 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 鉄 道 踏 切 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 踏 切 がなかなか 開 かなくて 困 るときがあります 鉄 道 の 高 架 化 を 是 非 進 めて 頂 きた いです ( 女 性 40 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 ) 富 士 見 町 にある 踏 切 を( 二 ヶ 所 )どうにかしてほしいです 一 度 踏 切 が 降 りると 朝 な どはなかなか 通 ることが 出 来 ません 地 下 を 通 るとか 出 来 ないものか と 思 うこ とがあります ( 女 性 20 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 ) 立 川 駅 北 口 の 開 発 が 進 んでいますが JR 路 線 を 境 とした 南 北 の 自 動 車 移 動 が 不 便 で 高 架 化 などを 早 急 に 進 めて 頂 きたい ( 男 性 30 歳 代 錦 町 南 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 83

9 ２) バスに関する特徴 a) 市の東西方向 南北方向をくまなくカバー( ) 立川市の公共交通は現在 東西方向を JR と西武鉄道 南北方向を多摩モノレールが運 行しており その南北方向の隙間を路線バスがカバーしています また 立川駅南側は新奥多摩街道等の東西方向の路線が多くなっています これら路線バスを補完する役割として コミュニティバス くるりんバス を運行し ています 図 2-75 市内のバス路線網の状況 出典 市内の地域公共交通等の現状, 第１回立川市地域公共交通会議資料(H26) 84

10 b) 立川駅を発着する主要路線の運行本数が多い( ) 立川駅を拠点とする路線バスが殆どであり 立川通りや芋窪街道 中央南北線等の立 川駅の北側の南北方向の路線では運行本数も多くなっています 西砂町 一番町地区は立川駅よりも昭島駅の路線バスの方が多く 栄町 若葉町地区 は市境付近への国立駅からの路線バスも運行しています 砂川地区の東西方向の路線や 奥多摩街道の路線などは運行本数が少なくなっていま す 本/日 未満 本/日 以上 図 2-76 立川市内のバス路線の運行本数 出典 市内の地域公共交通等の現状, 第１回立川市地域公共交通会議資料(H26) 85

11 市 民 意 向 調 査 では 特 に 北 部 地 域 の 住 民 から 立 川 駅 までの 所 要 時 間 料 金 地 域 によ ってはバスの 本 数 の 少 なさなどが 意 見 として 挙 げられています 表 2-11 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 路 線 バスに 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 若 葉 町 在 住 ですが 交 通 手 段 が 立 川 バスのみのため 雨 天 時 やバーゲンの 時 期 など 駅 へのアクセスに 大 変 な 時 間 を 要 します 大 型 商 業 施 設 も 建 設 される 予 定 もあるので 今 後 さらに 不 便 になるのではないかと 心 配 でなりません 交 通 網 の 整 備 を 切 に 望 み ます ( 女 性 30 歳 代 若 葉 町 北 部 東 地 域 ) 砂 川 地 区 は 交 通 の 便 が 悪 く 自 宅 から 立 川 駅 へ 行 くのに バスで40 分 くらいかかる そのバスが1 時 間 に1 本 という 状 態 では どこへ 行 くのも 大 変 不 便 である 陸 の 孤 島 のような 状 態 の 改 善 に 行 政 も 取 り 組 んでもらいたい 南 北 格 差 にも 配 慮 してもらい たい ( 女 性 80 歳 以 上 一 番 町 北 部 西 地 域 ) 一 番 町 は 乗 り 物 バスの 回 数 が 少 ないです 小 さいバスでよいのですが 立 川 駅 まで 回 数 が 多 くなると 良 いと 思 います ( 男 性 30 歳 代 一 番 町 北 部 西 地 域 ) 奥 多 摩 街 道 のバスの 本 数 が 少 なすぎる 高 齢 者 や 子 ども 連 れが もの 凄 く 困 っている くるりんバスがなぜ 通 らないのか ( 男 性 40 歳 代 柴 崎 町 南 地 域 ) バスの 料 金 が 高 く 感 じます( 立 川 駅 から 最 寄 りのバス 停 まで 片 道 300 円 ) なるべくく るりんバスを 利 用 しております とても 助 かっておりますが 本 数 が 少 ないのが 残 念!!( 女 性 60 歳 代 一 番 町 北 部 西 地 域 ) 砂 川 地 域 とJR 立 川 駅 との 間 に 距 離 を 感 じます 自 転 車 ではやや 遠 く 雨 の 日 にJR 立 川 駅 へ 買 い 物 等 しようとは 思 えません バスの 本 数 も 少 ないと 思 います ( 男 性 30 歳 代 砂 川 町 北 部 中 地 域 ) 交 通 の 利 便 性 商 店 の 少 ない 事 を 特 に 感 じました 特 にバスの 本 数 が 少 ない 事 には 憤 慨 しています バス 待 ちの 間 不 満 を 知 らない 人 同 士 語 り 合 っています ( 女 性 70 歳 代 一 番 町 北 部 西 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 86

12 c) 立川駅に集中する路線 バス乗場での混雑の発生( ) 朝ピーク時に立川駅に到着するバスでは６時台 ７時台 立川駅から出発するバスで は７時台 ８時台を中心に車内や乗場の混雑が見られます 図 2-77 平日朝ピーク時の 図 2-78 平日朝ピーク時の 立川駅周辺での路線バス(１) 立川駅周辺での路線バス(２) 立客も多く車内が混雑している バス乗り場の待ち行列が (H :50 撮影) デッキ上までつながっている (H :26 撮影) 87

13 d) 利用者の減少傾向に伴う路線 サービス維持の困難性( ) バス利用者は平成 20 年から減少し 平成 23 年の利用者数は平成 18 年に比べると約２ 割減少しています 特にけやき台 若葉台などの団地からの路線で大きく利用者が減少 しています これは団地居住者がこの時期に一斉に退職時期を迎えたことによる 通勤 需要の減退が大きな要因と考えられます このままバス利用者の減少が続けば路線を維持することが困難になり 現在市内の移 動インフラとして機能しているバスネットワークが縮小する可能性があります ピーク時から 約２割減少 市内バス路線利用者数 日平均 千人/日 H21 H22 H23 京王バス 西武バス 立川バス H17 H18 H19 H20 図 2-79 市内バス路線利用者数(日平均)(図 2-61 を再掲) 資料 立川市統計年報 出典 市内の地域公共交通等の現状, 第１回立川市地域公共交通会議資料(H26) 88

14 図 2-80 立 川 バス 利 用 者 数 の 推 移 ( 図 2-62 を 再 掲 ) 資 料 : 立 川 市 統 計 年 報 出 典 : 市 内 の 地 域 公 共 交 通 等 の 現 状, 第 1 回 立 川 市 地 域 公 共 交 通 会 議 資 料 (H26) 図 2-81 西 武 バス 利 用 者 数 の 推 移 ( 図 2-63 を 再 掲 ) 資 料 : 立 川 市 統 計 年 報 出 典 : 市 内 の 地 域 公 共 交 通 等 の 現 状, 第 1 回 立 川 市 地 域 公 共 交 通 会 議 資 料 (H26) 89

15 e) 立川駅周辺の渋滞による遅延の発生( ) 立川駅北口周辺の道路では 商業施設のバーゲン時期など特定の日に駐車場への入庫 待ち車両が車道部にまでつながり 大規模な渋滞が発生する日があります このような渋滞が発生する日には 立川駅に乗り入れするバスのサービスレベルが著 しく低下しています 表 2-12 渋滞による立川駅北口発着路線の欠車 遅延実績 道路渋滞 バーゲン等 による立川駅北口発着路線の欠車 遅延実績 管轄営業所 路線 立川バス 上水営業所 村山団地線 運行系統 村山団地 けやき台団地線 けやき台団地 北町線 若葉町団地線 北町 若葉町団地 備考 くるりんバス 北ルート 南ルート 欠車キロ合計 km 最大遅延時間 分 日 最大226分 土 最大68分 23 日 最大85分 24 祝 最大53分 けやき台団地線 出入庫線 久米川線 立川営業所 久米川駅 管轄営業所 路線 西武バス 立川営業所 村山線 運行系統 立川線 イオンモール 芝中団地線 東村山駅 芝中団地 南街線 南街 小平営業所 幸町団地線 幸町団地 けやき台団地 備考 欠車キロ合計 km 最大遅延時間 分 日 , 最大253分 土 最大55分 23 日 最大83分 24 祝 最大75分 資料 立川バス資料 西武バス資料 出典 立川市交通マスタープラン(H24) 90

16 f) 交通不便地域が存在( ) 立川都市圏内には鉄軌道や路線バスが運行しており 公共交通が発達していますが 近隣に駅やバス停がなく 最寄りの地域拠点までの移動に利用できる公共交通がない交 通不便地域が存在します こうした不便地域においては 自動車や自転車を用いて移動していることが想定され ますが 今後高齢化が一層進むことでこれら地域において日常生活を営むための移動が 難しくなる人が増えることが懸念されます 瑞穂町 武蔵村山市 東大和市 東村山市 福生市 小平市 立川市 国分寺市 昭島市 日野市 国立市 府中市 図 2-82 立川都市圏における交通不便地域の状況 コミュニティバスによるカバー圏域を含む 出典 市内の地域公共交通等の現状, 第１回立川市地域公共交通会議資料(H26) 91

17 g) 道路が狭くコミュニティバス導入が困難( ) 交通不便地区においてはコミュニティバスの運行により移動の足を確保することが求 められますが 立川市内にはコミュニティバスも通行できない幅員の狭い道路が多くあ り 運行ルートが限定される要因になっています 幅員 13.0m 以上 幅員 5.5m 以上 13.0m 未満 幅員 5.5m 未満 図 2-83 立川都市圏における道路幅員の状況(図 2-6 を再掲) 資料 デジタル道路地図(H25) 都市計画道路事業現況図等(立川市資料) この地図は 財団法人日本デジタル道路地図協会のデータベースを使用し 道路幅員データを 都市計 画道路事業現況図等(立川市資料)を基に補正して作成したものである 92

18 市 民 意 向 調 査 では 交 通 不 便 地 域 の 住 民 からコミュニティバスの 運 行 を 望 む 声 や 利 用 者 から 本 数 増 や 乗 り 継 ぎの 解 消 料 金 値 下 げなどが 課 題 として 挙 げられています 表 2-13 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられたコミュニティ(くるりん)バス に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) くるりんバスの 本 数 を 増 やしてほしい バスの 路 線 の 見 直 し ( 女 性 40 歳 代 西 砂 町 北 部 西 地 域 ) 以 前 はくるりんバスを 非 常 によく 利 用 していましたが 本 数 が 大 幅 に 減 り ルートも 変 わってしまったので 全 く 利 用 しなくなりました 以 前 は 富 士 見 町 から 病 院 に 行 く のに よく 利 用 させてもらっていましたが 今 はできなくなったので とても 残 念 で す ( 女 性 40 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 ) くるりんバスについて 時 刻 表 が 変 更 になり 西 東 ルート 北 ルートの 武 蔵 砂 川 駅 での 乗 り 継 ぎが 悪 くなり 利 便 性 が 低 下 しました 次 回 の 時 刻 表 改 訂 の 際 には 乗 り 継 ぎの 事 を 考 慮 してほしいです ( 女 性 30 歳 代 一 番 町 北 部 西 地 域 ) みなみくるりんの 本 数 をもう 少 し 増 やしてほしい ( 女 性 40 歳 代 羽 衣 町 南 地 域 ) 立 川 市 西 部 に 住 んでいます くるりんバスは 松 中 団 地 操 車 場 と 武 蔵 砂 川 駅 で 乗 り 換 えないと 立 川 市 中 心 部 に 行 かれません 3 路 線 を 一 本 化 出 来 ないでしょうか? ( 女 性 70 歳 代 一 番 町 北 部 西 地 域 ) くるりんバスの 本 数 を 増 やしてください 始 発 時 間 が 遅 すぎて 終 バスが 早 すぎる 特 に 西 砂 地 区 は 農 家 が 多 く 畑 などぐるっと 回 らないとどこにも 行 かれない 農 家 の 方 達 に 市 から 自 分 達 だけが 通 るのではなく 時 間 を 決 めて 通 して 頂 ける 様 に 頼 んでほし いと 思 います ( 女 性 50 歳 代 西 砂 町 北 部 西 地 域 ) くるりんバスが 昭 島 駅 へ 行 くのに 一 回 乗 り 換 えになり 費 用 が 余 計 にかかるようにな り 不 便 になった ( 女 性 60 歳 代 上 砂 町 北 部 中 地 域 ) コミュニティバスの 運 行 ( 栄 町 はない) ( 男 性 60 歳 代 栄 町 北 部 東 地 域 ) 市 内 くるりんバスを 交 通 不 便 な 地 域 の 人 が 利 用 しやすいルートや 停 留 所 を 考 えてほ しい ( 男 性 70 歳 代 若 葉 町 北 部 東 地 域 ) 砂 川 町 7 丁 目 地 域 の 交 通 の 便 が 悪 いため くるりんバスの 導 入 を 求 めていましたが 実 施 には 到 らず 近 隣 の 方 々の 多 くが 不 満 と 不 安 を 抱 いております 同 じ 税 金 を 支 払 っているにもかかわらず 不 公 平 感 があります くるりんバスを 導 入 できないのなら 乗 り 合 いタクシー( 格 安 で) タクシーチケット 等 の 実 現 を 図 っていただきたく 思 いま す ( 女 性 50 歳 代 砂 川 町 北 部 中 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 93

19 ３) タクシーに関する特徴 a) 利用者が減少傾向にある( ) 立川市を含む多摩地区のタクシーの利用状況をみると ピーク時から約２割利用者数 が減少しています 多摩地区 タクシー輸送人員 日平均 ピーク時から 約２割減少 千人/日 H21 H22 H H17 H18 H19 H20 図 2-84 多摩地区のタクシー利用者数の推移(図 2-64 を再掲) 出典 市内の地域公共交通等の現状, 第１回立川市地域公共交通会議資料(H26) b) 立川駅周辺の渋滞による遅延の発生( ) 立川駅北口周辺の道路では 商業施設のバーゲン時期など特定の日に駐車場への入庫 待ち車両が車道部にまでつながり 大規模な渋滞が発生する日があります このような渋滞が発生する日には 立川駅に乗り入れするタクシーのサービスレベル が著しく低下しています c) タクシー乗降時のバリアフリー環境が不十分( ) タクシー乗降時に歩道の切り下げがなく ガードレールの設置などが乗降のバリアとなる 場合があります 参考 地域のニーズに応じたバス タクシーに係るバリアフリー車両の開発報告書, 国土交通省自動車局(H22) 94

20 ４) 自動車に関する特徴 a) 骨格的な道路網体系に向けた未整備区間の存在( ) 東西方向 南北方向の重要な都市計画道路が未整備の状況で骨格的な道路網体系が構 築できていません これにより 中心市街地への通過交通の流入などの問題が生じてい ます 図 2-85 立川都市圏における都市計画道路の整備状況(図 2-9 を再掲) 資料 東京都都市計画道路網図 出典 立川市交通マスタープラン(H24) 95

21 市 民 意 向 調 査 では 幹 線 道 路 の 整 備 や 交 通 管 理 の 見 直 しによる 渋 滞 緩 和 が 意 見 として 挙 げられています 表 2-14 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 道 路 網 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 五 日 市 街 道 立 川 通 りなどの 道 路 の 整 備 を 進 めてほしい( 拡 大 など) 車 の 渋 滞 がひど い これでは 防 災 時 に 大 丈 夫 なのか 不 安 に 思 う 事 がある ( 男 性 30 歳 代 若 葉 町 北 部 東 地 域 ) 都 市 基 盤 の 整 備 について 新 しく 道 をつくることを 考 えるだけでなく 右 折 レーンや 既 存 の 道 を 広 くする 等 の 対 策 で 渋 滞 は 緩 和 されるのでは?( 男 性 30 歳 代 幸 町 北 部 東 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 96

22 b) 混雑度の高い一部区間の存在( ) 立川市内の道路では混雑度 1.0 を超える混雑区間が多くあります 中でも 新奥多摩 街道 小川橋交差点の北側の立川通り 天王橋交差点の西側の五日市街道と同北側の都 道八王子武蔵村山線などの区間で混雑度が と比較的高くなっています 立川駅周辺の中心市街地の道路は平日はそれほど混雑していない状況です 混雑度 1.75 以上 未満 図 2-86 立川都市圏における主要道路の混雑度(平日) 資料 道路交通センサス 箇所別基本表(H22) デジタル道路地図(H25) この地図は 財団法人日本デジタル道路地図協会のデータベースを使用して作成したものである 97

23 c) 立川駅周辺での交通渋滞の発生( ) 立川駅北口周辺の道路では 商業施設のバーゲン時期など特定の日に駐車場への入庫 待ち車両が車道部にまでつながり 大規模な渋滞が発生する日があります このような渋滞が発生する日には 立川駅に乗り入れするバスのサービスレベルが著 しく低下しています また 日中の商業施設周辺道路は荷捌きの貨物車等による駐車が見られ 交通の支障 となっています 表 2-15 渋滞による立川駅北口発着路線の欠車 遅延実績(表 2-12 を再掲) 道路渋滞 バーゲン等 による立川駅北口発着路線の欠車 遅延実績 管轄営業所 路線 立川バス 上水営業所 村山団地線 運行系統 村山団地 けやき台団地線 けやき台団地 北町線 若葉町団地線 北町 若葉町団地 備考 くるりんバス 北ルート 南ルート 欠車キロ合計 km 最大遅延時間 分 日 最大226分 土 最大68分 23 日 最大85分 24 祝 最大53分 けやき台団地線 出入庫線 久米川線 立川営業所 久米川駅 管轄営業所 路線 西武バス 立川営業所 村山線 運行系統 立川線 イオンモール 芝中団地線 東村山駅 芝中団地 南街線 南街 小平営業所 幸町団地線 幸町団地 けやき台団地 備考 欠車キロ合計 km 最大遅延時間 分 日 , 最大253分 土 最大55分 23 日 最大83分 24 祝 最大75分 資料 立川バス資料 西武バス資料 出典 立川市交通マスタープラン(H24) 98

24 市 民 意 向 調 査 では 現 在 の 渋 滞 に 加 え 今 後 の 大 型 商 業 施 設 の 出 店 による 渋 滞 悪 化 の 懸 念 南 口 の 区 画 整 理 による 交 通 円 滑 化 人 と 車 の 動 線 の 分 離 などが 意 見 として 挙 げら れています 表 2-16 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 立 川 駅 周 辺 の 渋 滞 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 駅 周 辺 への 一 般 車 輌 の 乗 り 入 れも 多 く 混 雑 が 激 しいと 感 じております 少 し 乱 暴 な 意 見 と 思 いますが 立 川 駅 はターミナル 駅 なので 将 来 的 には 半 径 何 km 以 内 には 一 般 車 輌 乗 り 入 れ 禁 止 というような 策 も 必 要 かと 思 います 少 し 離 れた 場 所 に 駐 車 場 駐 輪 場 など 設 け 駅 周 辺 はスッキリさせてほしいです ( 女 性 50 歳 代 栄 町 北 部 東 地 域 ) 立 川 駅 周 辺 の 交 通 ( 特 に 車 の 渋 滞 ) 道 路 の 整 備 特 に 北 口 はひどい 北 口 から 南 口 ( 甲 州 街 道 抜 ける 道 )を 整 備 してほしい バス マイカー 等 で 混 雑 がひどい 立 川 通 りが 大 混 雑 ( 男 性 60 歳 代 若 葉 町 北 部 東 地 域 ) 休 日 には 立 川 通 りが 大 渋 滞 することがあり 何 か 対 策 すべきだと 考 えます ( 男 性 40 歳 代 栄 町 北 部 東 地 域 ) これから 大 型 商 業 施 設 が 建 てられ 人 が 行 き 来 する 事 と 思 いますが 立 川 駅 改 札 口 ( 壁 画 前 )の 混 雑 立 川 通 りの 渋 滞 等 現 在 での 不 便 な 所 が 多 いので 更 に 悪 化 し 市 民 が 住 みにくい 街 になるのだけは 避 けて 頂 きたい 大 型 商 業 施 設 が 完 成 前 に まず 道 路 整 備 をしっかりしてほしい ( 女 性 20 歳 代 若 葉 町 北 部 東 地 域 ) 立 川 駅 北 口 に 大 型 ショッピングモールが2つ 出 来 ると 聞 いています 渋 滞 や 大 気 汚 染 騒 音 など 心 配 な 点 ばかりです 便 利 になるのは 良 いですが 立 川 市 の 住 民 としては 余 り 嬉 しくないですね ( 女 性 30 歳 代 高 松 町 中 央 地 域 ) 立 川 駅 南 口 区 画 整 理 の 早 期 解 決 ( 交 通 の 流 れに 支 障 をきたしている) ( 男 性 70 歳 代 曙 町 中 央 地 域 ) 立 川 駅 のデッキをもっと 広 げてほしい 人 と 車 が 完 全 に 分 離 しないと 渋 滞 は 無 くなら ないと 思 います ( 男 性 20 歳 代 栄 町 北 部 東 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 99

25 d) 立 川 駅 周 辺 で 駐 車 場 の 入 庫 待 ち 需 要 偏 在 が 発 生 (-) 駐 車 場 利 用 者 特 性 調 査 の 結 果 をみると 北 口 の 駐 車 場 においては1 割 程 度 の 人 が 入 庫 待 ちがあったと 回 答 しています 待 ち 時 間 は 平 日 の 北 口 では3 割 程 度 の 人 が 21 分 以 上 と 回 答 しており 長 時 間 道 路 上 で 自 動 車 が 入 庫 待 ちをしている 状 況 にあります 図 2-87 立 川 駅 周 辺 駐 車 場 の 入 庫 待 ちの 有 無 出 典 : 立 川 市 駐 車 場 整 備 計 画 改 定 事 業 支 援 業 務 報 告 書 (H26) 図 2-88 立 川 駅 周 辺 駐 車 場 の 入 庫 待 ち 時 間 出 典 : 立 川 市 駐 車 場 整 備 計 画 改 定 事 業 支 援 業 務 報 告 書 (H26) 100

26 立川駅周辺の駐車場の稼働率を見ると JR 線北側の駐車場は比較的稼働率が高いもの の JR 線南側駐車場においては稼働率が低く 需要の偏在が確認できます 凡 例 供給台数 平日 休日 図 2-89 立川駅周辺の時間貸し駐車場の時間別駐車台数(図 2-65 の再掲) 出典 立川市駐車場整備計画改定事業支援業務報告書(H26) 101

27 市 民 意 向 調 査 では 立 川 駅 周 辺 の 駐 車 場 の 整 備 や 値 下 げ 路 上 駐 車 対 策 などが 課 題 として 挙 げられています 表 2-17 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 駐 車 場 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 立 川 駅 近 くの 駐 車 場 料 金 が 高 くて 悩 んでいます もっと 安 くしてほしい 駅 前 に 無 料 のバイク 置 き 場 を 造 ってほしい( 買 い 物 に 便 利 ) 河 川 敷 公 園 の 駐 車 場 をもっと 広 くし てほしい ( 女 性 30 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 ) 駅 周 辺 の 路 駐 している 車 の 取 り 締 まりの 強 化 ( 男 性 40 歳 代 砂 川 町 北 部 中 地 域 ) 駅 周 辺 の 駐 車 場 確 保 や 増 加 ( 渋 滞 解 消 ) ( 女 性 40 歳 代 幸 町 北 部 東 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 102

28 e) 交通事故の発生( ) 立川市内の交通事故の発生件数は年間 900 件前後で推移しています 平成 22 年以降は 減少傾向にあります 1,200 1,022 1, H21 H22 H23 H24 H25 H26 図 2-90 立川市内の交通事故の発生件数の推移 資料 東京の交通事故 (警視庁交通部 H21 H26) 年齢層別に見ると 40 歳代以上では 年齢が上がるにつれて人口 10 万人当たりの交通 事故に遭う人数は減少する傾向にあります 人口10万人当たり 交通事故件数 1,800 1,600 1,400 1, 歳 30 39歳 40 49歳 50 59歳 60 64歳 1, 歳 歳 0 19歳 H 歳 H 歳 H 歳 H 歳 50 59歳 H 歳 65 74歳 H26 75歳 図 2-91 立川市内の年齢層別人口 10 万人当たり交通事故件数の推移 (第１ 第２当事者) 資料 東京の交通事故 (警視庁交通部 H21 H26) 世帯と人口 (立川市市民生活部市民課 H21 H26) 103

29 市 民 意 向 調 査 では 交 通 量 の 多 い 道 路 や 生 活 道 路 での 交 通 安 全 に 関 する 意 見 が 寄 せら れています 表 2-18 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 交 通 安 全 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 国 立 音 大 前 の 道 路 の 交 通 量 が 日 々 増 え 続 けているように 思 う 特 に 朝 の 小 学 生 の 登 校 時 が 危 険 に 思 う 玉 川 上 水 駅 下 を 通 る 道 路 が 混 雑 しているために 音 大 前 の 道 路 に 車 が 流 れてきているのかと 思 うが 朝 と 夕 方 に 渋 滞 が 出 来 ており 近 くに 住 む 人 間 と しては 不 便 で 仕 方 ないので 何 とかしてほしい ( 男 性 30 歳 代 柏 町 北 部 中 地 域 ) 四 小 前 交 差 点 から 北 口 へ 抜 ける 道 路 が 交 通 量 が 多 い 上 スピードを 出 す 車 が 多 いため 夜 間 に 逆 走 する 車 もいたり 小 学 生 の 登 下 校 や 保 育 園 の 送 迎 の 安 全 が 確 保 出 来 ていな いと 感 じる 交 通 量 を 減 らすために 赤 信 号 の 時 間 を 長 くしたり 保 育 園 前 に 新 しい 信 号 を 作 るなどの 対 策 をしてほしい ( 男 性 30 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 )) 砂 川 町 上 砂 町 地 区 について 道 路 の 道 幅 が 狭 く 危 険 である 早 く 新 五 日 市 街 道 と 武 蔵 砂 川 駅 から 北 へ 延 びる 道 路 を 早 く 造 ってほしいです ( 男 性 30 歳 代 砂 川 町 北 部 中 地 域 ) 高 齢 化 社 会 に 向 け 優 しいまちづくりをしてほしいです 駅 周 辺 は 近 づきにくいです 緑 化 があればよいのですが 生 活 道 路 も 歩 道 がないところ 信 号 のない 所 等 子 ども を 一 人 で 歩 かせるのは 不 安 があります ( 女 性 30 歳 代 上 砂 町 北 部 中 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 104

30 ５) 自転車に関する特徴 a) 走行空間の未整備( ) 立川基地跡地における都市計画道路等では 構造的(植栽等)に歩行者と自転車が分離 されている路線と 視覚的(走行部分の明示)に分離されている路線を延長約 4.9 キロメ ートルにわたり整備しています また 緑川通り(１級８号線)において 自転車走行空 間(路肩のカラー化)を延長約 0.6 キロメートル整備しています ただし 全市的なネッ トワークの形成には至っていません 構造的分離路線 視覚的分離路線 路肩のカラー化路線 図 2-92 立川市の自転車走行空間(図 2-12 を再掲) 資料 立川市ホームページ(H26.7.確認)

31 図 2-93 自転車走行空間が 構造的に分離された歩道 (立川市 主要地方道 43 号 立川 東大和線(芋窪街道)) 図 2-94 自転車走行空間が 視覚的に分離された歩道 (立川市 市道１級 19 号線(西大通り)) 図 2-95 自転車走行空間が 視覚的に分離された道路 (立川市 都道 153 号立川 昭島線) 図 2-96 路肩のカラー化 (立川市 市道１級８号線(緑川通り)) 106

32 市 民 意 向 調 査 では 自 転 車 走 行 空 間 の 舗 装 の 問 題 や 自 転 車 利 用 者 のマナーの 悪 さな どが 意 見 として 挙 げられています 表 2-19 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 自 転 車 走 行 環 境 等 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 昭 和 記 念 公 園 と 中 央 南 北 線 の 自 転 車 歩 行 道 路 は 滑 らかにサイクリングができない 各 施 設 の 入 口 の 境 石 が 障 害 でガタつきます ( 男 性 60 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 ) 自 転 車 の 車 道 走 行 の 徹 底 ( 男 性 50 歳 代 羽 衣 町 南 地 域 ) 自 転 車 が 歩 道 を 走 る 際 のマナーをアナウンスしてほしいです ( 女 性 30 歳 代 幸 町 北 部 東 地 域 ) 広 い 道 路 は 良 いのだが 狭 い 道 路 ( 五 日 市 街 道 など)は 自 転 車 で 走 りにくい これか らの 時 代 ますます 自 転 車 の 重 要 度 は 上 がってくると 思 う 自 転 車 道 の 整 備 駐 輪 場 の 整 備 自 転 車 を 乗 るにあたってのルールの 啓 蒙 などに 力 を 入 れてほしい ( 男 性 30 歳 代 柏 町 北 部 中 地 域 ) 自 転 車 が 走 りづらい 歩 道 も 狭 いし 車 道 も 狭 い ( 女 性 20 歳 代 栄 町 北 部 東 地 域 ) 大 きな 幹 線 道 路 に 自 転 車 レーンがあると 立 川 中 どこへでも 自 転 車 で 行 けて 良 いなと 思 います ( 女 性 50 歳 代 羽 衣 町 南 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 107

33 b) 放置自転車の発生 自転車等駐車場の偏在( ) 自転車等駐車場の容量は充足されつつあるものの 配置や利用方法などの問題から立 川駅周辺で放置自転車が発生しています 立川駅は東京都内でも放置自転車が多く 平成 21 年には放置自転車が多い駅の１位と なりました その後自転車等駐車場の整備が進み 近年は減少傾向にあるものの今後の 自転車利用の増加を考慮すると対策の継続が必要です 自転車 原付 台 台 14, ,000 10,000 実収容台数 350 実収容台数 収容能力 300 収容能力 250 8, , , , 立 西 西 玉 川 国 立 川 駅 立 川 上 駅 駅 水 駅 武 蔵 砂 川 駅 西 武 立 川 駅 砂 川 七 番 駅 泉 高 柴 体 松 崎 育 駅 体 館 育 駅 館 駅 立 川 駅 西 国 立 駅 武 蔵 砂 川 駅 西 武 立 川 駅 柴 崎 体 育 館 駅 図 2-97 駅別収容能力及び実収容台数 資料 駅前放置自転車の現況と対策, 東京都(H26) 台 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳㉑㉒㉓㉔㉕㉖㉗㉘㉙㉚ 中台新千世港板江北大杉墨文品豊葛中東立練日調渋荒八目東福江三 央東宿代田区橋東区田並田京川島飾野大川馬野布谷川王黒村生戸鷹 区区区田谷 区区 区区区区区区区区和市区市市区区子区山市川市 区区 市 市 市 区 図 2-98 区市町村別駅周辺放置自転車等の状況 資料 駅前放置自転車の現況と対策, 東京都(H26) 108

34 表 2-20 放置台数(自転車 原付 自動二輪)が多い駅(上位 10 駅)の推移 (単位 台) 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 駅名 台数 駅名 台数 駅名 台数 駅名 台数 駅名 台数 駅名 台数 2,294 池袋 2,217 池袋 2,086 赤羽 2,076 赤羽 2,145 大塚 1,867 1 池袋 (豊島区) 2 大塚 (豊島区) 3 荻窪 (杉並区) 4 蒲田 (大田区) 5 赤羽 (北区) 6 錦糸町 (墨田区) 7 亀戸 (豊島区) 1,930 大塚 (豊島区) 1,803 浅草 (台東区) 1,752 自由が丘 (目黒区 世田谷区) 1,723 亀戸 (江東区) 1,679 蒲田 (大田区) 1,674 御徒町 (豊島区) 1,951 大塚 (豊島区) 1,795 光が丘 1,550 光が丘 1,663 光が丘 1,520 王子 (練馬区) (練馬区) (練馬区) (北区) 1,730 赤羽 10 成増 (板橋区) 1,575 田町 (港区) 1,425 吉祥寺 (北区) 1,566 新小岩 (葛飾区) 1,401 王子 1,347 田町 (武蔵野市) (北区) (港区) 1,419 自由が丘 1,382 蒲田 1,268 蒲田 (目黒区 世田谷区) 1,508 亀戸 1,479 吉祥寺 (北区) 1,590 赤羽 (北区) 1,642 光が丘 1,594 赤羽 1,756 池袋 1,336 蒲田 (大田区) (武蔵野市) 1,473 自由が丘 1,454 蒲田 (港区) 1,197 立川 1,300 錦糸町 1,046 錦糸町 (墨田区) (墨田区) (葛飾区) (江東区) 1,255 三軒茶屋 (世田谷区) 1,215 立川 ( 立川市) 1, ( 立川市) (港区) 1,249 亀戸 (大田区) 1,365 田町 1,081 (大田区) 1,322 田町 1,315 新小岩 (目黒区 世田谷区) (大田区) 1,156 (豊島区) (豊島区) 8 八王子 (世田谷区) (豊島区) (豊島区) 1,623 池袋 (豊島区) (江東区) 9 三軒茶屋 1,584 大塚 (新宿区 渋谷区) (台東区) (練馬区) (北区) 1,807 大塚 (豊島区) 1,896 新宿 (江東区) (八王子市) (北区) 1,928 池袋 1,035 浅草 (台東区) 1,025 新小岩 845 (葛飾区) 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年* 平成25年* 平成26年* 駅名 台数 駅名 台数 駅名 台数 駅名 台数 駅名 台数 駅名 台数 922 赤羽 838 赤羽 813 錦糸町 782 秋葉原 立川 983 赤羽 ( 立川市) 2 赤羽 (北区) 3 新宿 (新宿区 渋谷区) (北区) (北区) (北区) 980 蒲田 885 東京 830 東京 (大田区) 958 東京 (千代田区 中央区) (千代田区 中央区) 878 新小岩 (葛飾区) 4 王子 950 王子 (北区) (北区) (港区) 5 蒲田 913 府中 781 王子 (大田区) 6 大森 (品川区 大田区) 7 吉祥寺 (武蔵野市) 8 新小岩 (葛飾区) 9 池袋 (豊島区) 10 田町 (港区) 874 田町 三田 (府中市) (北区) 837 新小岩 724 蒲田 (葛飾区) 808 麻布十番 (港区) 803 浅草 (台東区) 780 立川 ( 立川市) 754 大森 (品川区 大田区) (大田区) 698 亀戸 (江東区) 696 麻布十番 (港区) 693 豊田 (日野市) 692 秋葉原 (千代田区) (千代田区 中央区) 820 麻布十番 (港区) 793 新宿 (新宿区 渋谷区) 756 秋葉原 (千代田区) (墨田区) 775 新宿 (新宿区 渋谷区) 766 秋葉原 (千代田区) (千代田区) 760 新宿 683 赤羽 646 錦糸町 (北区) (墨田区) (千代田区 中央区) 602 浅草(TX) 664 西新宿 583 王子 (北区) (新宿区) (北区) 684 西新宿 589 王子 547 高円寺 (新宿区) (北区) (杉並区) (品川区 大田区) 631 新小岩 (葛飾区) 590 浅草(TX) (台東区) 584 浅草(TX) (台東区) 575 押上 (墨田区) 534 高円寺 (杉並区) (台東区) 704 王子 669 大森 663 (北区) 731 赤羽 684 東京 677 (新宿区 渋谷区) 509 東京 (千代田区 中央区) 480 千歳烏山 388 (世田谷区) 463 調布 381 (調布市) 駅周辺とは 原則として 鉄道駅から概ね半径 500 メートル以内の区域をいう 自転車等の放置とは 自転車等が自転車等駐車場以外の公共の場所に置かれ 当該自転 車等の利用者が当該自転車等を離れて直ちに移動することができない状態をいう 放置自転車等の台数は 平成 23 年度までは原則として１駅につき 自転車については 100 台以上 原付 自動二輪車については合わせて 50 台以上の場合のみ集計 平成 24 年以降は 1 台以上で集計 資料 駅前放置自転車の現況と対策, 東京都(H26) 109

35 市 民 意 向 調 査 では 無 料 の 自 転 車 等 駐 車 場 の 整 備 無 料 時 間 の 拡 大 契 約 料 金 の 引 き 下 げといった 駐 車 料 金 に 関 する 課 題 が 多 く 挙 げられています また 屋 根 の 整 備 24 時 間 化 といったサービス 向 上 や 違 法 駐 輪 の 問 題 も 挙 げられています 表 2-21 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 駐 輪 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 立 川 駅 周 辺 の 無 料 自 転 車 置 き 場 の 開 始 時 間 を 早 めてほしい ( 男 性 20 歳 代 上 砂 町 北 部 中 地 域 ) 立 川 駅 南 口 付 近 の 駐 輪 場 は 午 前 10 時 から 無 料 との 事 ですが 時 間 を 早 めて 頂 きたいと 思 います(それでも 無 料 であるだけでも 有 り 難 い 事 ではありますが) ( 女 性 40 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 ) 駅 前 の 無 料 自 転 車 置 き 場 を 増 やしてほしい ( 女 性 40 歳 代 錦 町 南 地 域 ) 立 川 駅 周 辺 の 違 法 駐 輪 の 常 時 撤 去 ( 男 性 70 歳 代 曙 町 中 央 地 域 ) 駅 の 近 くに 屋 根 のある 駐 輪 場 がもっと 欲 しいと 思 います ( 女 性 50 歳 代 若 葉 町 北 部 東 地 域 ) 24 時 間 利 用 できる 駐 輪 場 を 増 やしてほしいです ( 女 性 20 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 ) 立 川 駅 周 辺 の 駐 輪 場 の 契 約 料 金 は 高 いと 思 います 今 の 半 額 くらいにしても 良 いので は? 立 川 駅 周 辺 の 駐 輪 場 の 管 理 員 は 二 人 もいらないと 思 います 一 人 で 十 分 では? ( 男 性 40 歳 代 錦 町 南 地 域 ) 泉 体 育 館 駅 前 東 側 の 自 転 車 を 何 とかしてほしい 通 路 が 狭 すぎて 危 険 立 川 駅 の 南 口 も 同 様 駐 輪 場 が 少 ない ( 男 性 50 歳 代 高 松 町 中 央 地 域 ) モノレール 沿 いの 駐 輪 場 対 策 ( 泉 町 体 育 館 駅 砂 川 七 番 駅 等 の 自 転 車 の 駐 輪 は 歩 行 者 の 迷 惑 ) ( 男 性 50 歳 代 幸 町 北 部 東 地 域 ) 西 武 立 川 駅 が 整 備 されてから 駐 輪 場 がとても 不 便 になりました 出 来 れば 改 善 して 頂 きたいと 思 います ( 女 性 30 歳 代 一 番 町 北 部 西 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 110

36 6) 徒 歩 に 関 する 特 徴 歩 行 者 空 間 の 確 保 が 不 十 分 (-) 駅 周 辺 五 日 市 街 道 や 通 学 路 住 宅 地 での 歩 道 の 整 備 拡 幅 を 望 む 声 が 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられています また 歩 行 空 間 と 自 転 車 走 行 空 間 の 分 離 や 歩 道 への 違 法 駐 輪 も 課 題 となっています 表 2-22 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 歩 行 空 間 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 立 川 駅 周 辺 の 渋 滞 への 対 策 が 不 十 分 南 北 移 動 道 路 の 混 雑 緩 和 措 置 を 図 ってほしい 歩 道 巾 員 を 拡 幅 してほしい( 電 柱 の 地 中 化 等 ) 自 転 車 専 用 通 行 路 を 整 備 してほしい ( 男 性 50 歳 代 幸 町 北 部 東 地 域 ) 玉 川 上 水 駅 までの 道 のりとして 最 も 近 い 線 路 沿 いの 道 路 は 歩 道 が 狭 く 危 険 です 適 切 な 交 通 手 段 がないので せめて 歩 道 を 拡 げる 等 の 検 討 をしていただきたいです ( 女 性 50 歳 代 砂 川 町 北 部 中 地 域 ) 歩 道 の 拡 張 と 整 備 特 に 武 蔵 砂 川 駅 周 辺 は 利 用 者 も 自 転 車 自 動 車 の 交 通 量 も 多 いの で 検 討 を 願 いたい ( 女 性 50 歳 代 砂 川 町 北 部 中 地 域 ) モノレールの 駅 周 辺 に 自 転 車 が 置 かれており 歩 道 が 通 りにくくなっています 整 備 すべきです ( 男 性 50 歳 代 幸 町 北 部 東 地 域 ) 五 日 市 街 道 ( 砂 川 九 番 ~ 国 分 寺 との 境 界 )の 拡 幅 北 側 歩 道 は 特 に 狭 く 危 険 南 側 歩 道 の 植 え 込 みは 狭 い 歩 道 を 更 に 狭 くしている 植 え 込 みを 除 いて 安 全 確 保 を 大 至 急 お 願 いします ( 男 性 70 歳 代 若 葉 町 北 部 東 地 域 ) 第 一 小 学 校 周 辺 の 道 路 が 狭 いので 歩 道 を 整 備 してほしい 又 は 通 学 時 間 だけでも 車 両 を 止 める 等 何 か 考 えて 頂 きたい ( 女 性 30 歳 代 柴 崎 町 南 地 域 ) 歩 道 幅 が 極 めて 狭 い 電 柱 等 により 歩 道 外 に 出 ないと 通 行 できない 所 がある その 横 を 車 がスピードを 出 して 通 過 する 等 未 だ 車 優 先 の 地 域 ( 特 に 住 宅 地 ) 環 境 となってい る 常 時 老 人 女 子 にはリスクがあるばかりか 健 康 な 者 にとっても 好 ましくない 安 心 して 歩 行 できる 住 環 境 を 望 む ( 男 性 60 歳 代 砂 川 町 北 部 中 地 域 ) 歩 道 が 狭 いと 思 います 以 前 住 んでいた 川 崎 市 では 歩 道 と 自 転 車 道 が 半 々に 分 かれて いました とても 走 りやすかったです 車 道 通 行 の 自 転 車 レーンがあると 良 いと 思 い ます ( 女 性 30 歳 代 栄 町 北 部 東 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 111

37 7) 結 節 点 に 関 する 特 徴 a) 鉄 道 とバスの 乗 り 継 ぎ 抵 抗 が 大 きい(-) 立 川 駅 での 鉄 道 とバスの 乗 り 継 ぎに 関 して 東 京 都 市 圏 の 主 要 駅 と 比 較 すると 乗 り 換 え 時 間 と 水 平 方 向 の 移 動 距 離 は 平 均 より 短 い 一 方 で 上 下 方 向 の 移 動 距 離 が 平 均 値 よ りも 長 くなっており 乗 り 継 ぎ 抵 抗 の 軽 減 が 望 ましいと 思 われます 表 2-23 鉄 道 バスターミナル 乗 換 時 間 乗 換 距 離 バスから 鉄 道 へ 鉄 道 からバスへ ターミナル 名 平 均 乗 換 時 間 平 均 移 動 距 離 (m) 平 均 乗 換 時 間 平 均 移 動 距 離 (m) ( 分 ) 水 平 方 向 上 下 方 向 ( 分 ) 水 平 方 向 上 下 方 向 柏 市 川 千 葉 津 田 沼 錦 糸 町 東 京 赤 羽 王 子 川 口 品 川 大 宮 荻 窪 吉 祥 寺 渋 谷 川 崎 鶴 見 立 川 八 王 子 青 葉 台 町 田 本 厚 木 戸 塚 横 浜 平 塚 平 均 値 出 典 : 大 都 市 交 通 センサス 調 査 結 果 集 計 表 (H22) 112

38 b) 一部の駅前広場の整備の遅れ( ) 都市計画決定済の駅前広場は 立川駅ではほぼ供用されていますが 西立川駅では駅 前広場として供用されていない状況であり 結節点として移動の利便性を高める上では 問題を有します 供用面積 立川市 0 立川駅 南口 6,030 2,450 日野市 2,100 昭島市 (4,009) 5,600 (5,600) 4,100 昭島駅 南口 (4,100) 4,200 (4,200) 3,000 中神駅 北口 (3,000) 3,600 東中神駅 南口 (3,600) 4,500 東中神駅 北口 東大和 市 (3,500) 4,009 拝島駅 (4,500) 6,000 上北台駅 (6,000) 3,400 東大和市駅 北口 小川駅 東口 (4,300) 3,500 昭島駅 北口 (3,400) 5,300 2,410 小川駅 西口 46,651 (4,000) (3,200) 5,000 小平駅 南口 4,480 (4,480) 4, (5,200) 西国分寺駅 8,000 1,650 供用 76, % (6,210) 花小金井駅 南口 国分寺駅 北口 38.0% (5,000) 6,210 花小金井駅 北口 国分寺駅 南口 未整備 (5,300) 1,590 3,200 小平駅 北口 96 (15,700) (2,100) 3,745 日野駅 西口 小平市 570 (6,600) (2,450) 豊田駅 南口 555 高幡不動駅 単位 m2 20,000 15,000 15,604 西立川駅 中神駅 南口 (計画面積) 10,000 立川駅 北口 豊田駅 北口 国分寺市 未整備面積 5,000 (8,000) (1,650) 6,800 (6,800) 図 2-99 立川都市圏における都市計画決定済の駅前広場の整備状況 資料 都市計画年報(H25) 113

39 市 民 意 向 調 査 では 立 川 駅 構 内 やコンコースの 混 雑 や 武 蔵 砂 川 駅 の 駅 前 整 備 などの 意 見 が 挙 げられています 表 2-24 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられた 駅 前 広 場 駅 構 内 等 に 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 立 川 駅 周 辺 の 駅 開 発 は 北 口 も 南 口 も 良 くなっていると 感 謝 しておりますが あと 望 むところは ぜひとも 北 口 の 国 立 寄 りに 曙 陸 橋 くらいまでつながるコンコースの 増 設 をよろしくお 願 いしたいと 思 っています ( 男 性 50 歳 代 高 松 町 中 央 地 域 ) 立 川 駅 コンコースの 人 の 流 れの 増 加 に 対 する 対 策 ( 整 備 誘 導 等 ) ( 男 性 30 歳 代 幸 町 北 部 東 地 域 ) JR 立 川 駅 構 内 は 特 に 通 勤 時 間 帯 に 改 札 口 の 内 側 も 外 側 も 人 の 流 れが 交 錯 して 恐 いくら いなので 流 れをスムーズにするように( 電 車 に 乗 る 流 れと 駅 構 外 へ 出 る 流 れを 別 の ルートにする) 構 造 的 な 工 夫 の 余 地 はないかなと いつも 感 じてしまう 東 京 の 駅 はど こもこんなものでしょうかね ( 男 性 60 歳 代 高 松 町 中 央 地 域 ) 武 蔵 砂 川 駅 は まわりの 駅 に 比 べ とても 使 いにくい ロータリーくらいは 造 ってく ださい ( 男 性 40 歳 代 一 番 町 北 部 西 地 域 ) 武 蔵 砂 川 駅 周 辺 の 環 境 は 道 路 が 狭 くロータリーがないことから 雨 のラッシュ 時 は 相 互 通 行 が 出 来 ないほどで 危 険 等 まだまだ 書 ききれない 周 辺 市 に 比 べ 明 らかに 住 みにくい 市 と 言 わざるを 得 ない 税 金 はかなり 払 っているので その 恩 恵 を 求 む ( 男 性 30 歳 代 砂 川 町 北 部 中 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 114

40 c) モノレールとバス 自 転 車 の 乗 り 継 ぎ 環 境 未 整 備 (-) モノレールについて バス 停 と 離 れている 自 転 車 置 き 場 が 不 便 といった 声 が 市 民 意 向 調 査 で 寄 せられており 乗 り 継 ぎ 環 境 のさらなる 向 上 が 望 まれています 表 2-25 市 民 意 向 調 査 に 寄 せられたモノレールの 乗 り 継 ぎに 関 する 自 由 意 見 ( 抜 粋 ) 1 市 内 巡 回 バス( 南 ルート) 市 役 所 の 乗 り 入 れを 2 老 人 障 害 者 の 割 引 を フリーパ ス 半 額 化 を 初 乗 り 170 円 からスタートしていく 便 を 増 やす(どちらも) 3JR 西 立 川 駅 に 乗 り 入 れを( 南 ルート) 4モノレール( 柴 崎 体 育 館 )と 路 線 バス( 柴 崎 町 6 丁 目 )を 同 じ 場 所 にしてもらいたい 5 南 口 バスターミナルを 整 理 して JR 日 野 駅 か 京 王 高 幡 不 動 駅 まで 営 業 してもらいたい アウトレットへの 便 の 廃 止 ( 遠 いし 値 段 が 高 い) もっと 安 く ( 男 性 40 歳 代 富 士 見 町 南 地 域 ) 駅 付 近 の 自 転 車 置 き 場 が 不 便 すぎです モノレール 下 への 駐 輪 可 能 時 間 が AM10:00~ だと 通 勤 通 学 では 全 く 使 うことが 出 来 ません 有 料 駐 輪 場 の 定 期 は 平 日 にしか 購 入 することが 出 来 ないなど 働 いている 人 には 不 便 なことばかりです また 休 日 の 買 い 物 駅 前 の 銀 行 などを 使 用 するときに ちょっとの 間 気 軽 に 止 めることも 出 来 ませ ん( 自 転 車 を 置 くのを 見 張 っている 方 がとんできて 注 意 されます) 駅 前 に 気 軽 にいつ でも 止 めることが 出 来 る 駐 輪 場 を 望 みます ( 女 性 30 歳 代 高 松 町 中 央 地 域 ) 資 料 : 市 民 意 向 調 査 報 告 書 立 川 市 第 4 次 長 期 総 合 計 画 策 定 に 向 けて (H24) 115

41 ２-２(１) 現在の交通に関する特徴のまとめ ①鉄道 モノレールに関する特徴 強み 立川市の東西方向 南北方向に骨格となる路線が存在しています JR中央線では朝ピーク時 日中ともに高い運行頻度となっています その 他の路線も日中でも10分間隔程度の運行頻度となっています 5路線の結節点となる立川駅では 朝ピーク時に都心方向へ向かう乗客や 立川駅での降車客による混雑が見られます 弱み 立川市周辺では鉄道路線の立体化 モノレールの延伸等 取り組むべき計 画があります 立川市内には 踏切による交通阻害が発生している箇所があります ②バスに関する特徴 鉄道 モノレール路線の隙間をカバーする東西 南北方向の路線バスが存 在しています 強み 路線バスを補完するコミュニティバス くるりんバス が運行されていま す 立川駅を発着する路線バスは運行本数が多くなっています 朝ピーク時に立川駅に集中するバスの車内や乗場の混雑が見られます バス利用者は減少傾向にあり 路線やサービス維持の懸念となっています 商業施設のバーゲン時期など特定の日に 立川駅周辺で大規模な渋滞によ 弱み り バスの遅延が発生することがあります 立川市内には鉄道駅やバス停から離れている交通不便地域が存在していま す 道路幅員が狭い地域ではコミュニティバス導入が困難となっています ③タクシーに関する特徴 タクシー利用者は減少傾向にあり サービス維持の懸念となっています 商業施設のバーゲン時期など特定の日に 立川駅周辺で大規模な渋滞に巻き 弱み 込まれることがあります タクシー乗降時に歩道の切り下げがなく ガードレールの設置などが乗降の バリアとなる場合があります 116

42 ④自動車に関する特徴 立川市内の道路では 一部の区間で混雑度が高くなっています 南北の幹線道路が未発達なため 通過車両が中心市街地に流入し 道路混 雑の要因になっています 弱み 商業施設のバーゲン時期など特定の日に 立川駅周辺で大規模な渋滞が発 生することがあります 立川駅周辺で駐車場の入庫待ち車両が発生することがあります また 立 川駅北側の駐車場は南側より稼働率が高く 駐車需要の偏在が発生してい ます 交通量の多い幹線道路や生活道路での交通安全について市民の意見が寄せ られています ⑤自転車に関する特徴 弱み 自転車走行空間は一部整備されていますが ネットワークは未形成です 自転車等駐車場の容量は充足されつつありますが 配置や利用方法などの 問題から 放置自転車が発生しています ⑥徒歩に関する特徴 弱み 幹線道路 住宅地では歩行者空間の更なる確保が求められています ⑦結節点に関する特徴 強み 立川駅前にはペデストリアンデッキが整備され 交通手段の乗り継ぎや 駅から中心市街地へのアクセス機能を担っています 弱み 鉄道 モノレールとバス タクシー 自転車等の間に乗り継ぎ抵抗が存在 します 一部の駅では駅前広場の整備が遅れています 117

43 (2) 現 在 の 土 地 利 用 に 関 する 特 徴 都 市 計 画 マスタープランより 立 川 市 の 土 地 利 用 に 関 する 特 徴 を 整 理 しました 多 摩 自 立 都 市 圏 の 拠 点 立 川 駅 周 辺 や 基 地 跡 地 に 業 務 商 業 機 能 が 集 積 し 昼 間 人 口 の 流 入 が 多 くなってい ます 都 市 近 郊 の 優 位 性 を 活 かした 農 業 の 展 開 砂 川 地 域 に 多 くの 生 産 緑 地 が 存 在 します 災 害 時 の 広 域 的 な 拠 点 災 害 対 策 本 部 予 備 施 設 としての 機 能 を 持 つ 立 川 広 域 防 災 基 地 が 存 在 しています 土 地 利 用 の 変 化 が 進 行 中 新 市 街 地 周 辺 地 域 で 大 型 開 発 が 進 行 中 です 工 業 地 域 での 住 居 系 土 地 利 用 の 増 加 や 農 地 転 用 が 進 んでいます 都 市 劣 化 が 進 む 道 路 等 の 都 市 基 盤 や 団 地 集 合 住 宅 の 老 朽 化 が 進 んでいます 都 市 基 盤 が 未 整 備 なまま 住 宅 地 が 拡 大 している 地 区 が 存 在 しています 資 料 : 立 川 市 都 市 計 画 マスタープラン( 改 定 )(H22) 118