税務調査 業種別・狙われるポイント
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- えみ ますはら
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1 経 営 者 が 最 低 限 知 っておきたい! 役 員 給 与 の 税 務 Ⅲ
2 はじめに 今 回 は 役 員 給 与 のうち 臨 時 的 で 巨 額 な 支 出 がなされる 役 員 退 職 給 与 を 主 に 取 り 上 げてい ます 役 員 退 職 給 与 は 大 きなお 金 を 会 社 からもらえる というメリットだけでなく 中 小 企 業 の 節 税 の 王 道 と 言 われるもので 会 社 経 営 にとって 非 常 に 重 要 なものです もちろん 税 務 署 としても 役 員 退 職 給 与 を 安 易 に 節 税 に 使 われることを 快 くは 思 っていませ ん 実 際 のところ 役 員 退 職 給 与 の 支 給 に 対 しては 税 務 署 と 納 税 者 との 間 の 見 解 の 相 違 が 大 き く 裁 判 に 発 展 するケースも 多 数 見 られます つまり 節 税 などの 効 果 が 大 きい 反 面 税 務 調 査 のリスクも 大 きいというのが 役 員 退 職 給 与 なのです 役 員 退 職 給 与 を 賢 く 活 用 するために 何 度 も 本 テキストを 読 み 直 してください その 他 今 回 は 役 員 給 与 に 関 する 税 務 調 査 対 策 についても 取 り 上 げています 役 員 給 与 に 対 し ては かなり 厳 しい 税 務 調 査 が 実 施 されています 会 社 の 成 長 に 伴 い 税 務 調 査 は 避 けて 通 れな いものですから 税 務 署 とうまく 交 渉 できるよう 税 務 調 査 前 には 本 テキストを 読 み 直 していた だけると 幸 いです 本 テキストが 皆 様 のビジネスにとってわずかなりともお 役 にたつのであれば これに 勝 る 喜 びはありません 目 次 Ⅴ 役 員 退 職 給 与 の 注 意 点 Ⅵ 役 員 給 与 に 係 る 税 務 調 査 対 策 注 意 点 本 小 冊 子 は 平 成 26 年 10 月 1 日 現 在 の 法 令 等 に 基 づいて 作 成 されております 今 後 の 税 制 改 正 等 により 本 小 冊 子 の 内 容 等 の 全 部 または 一 部 につき 変 更 があり 得 ますので ご 注 意 ください
3 Ⅴ 役 員 退 職 給 与 の 注 意 点 Q23 < 役 員 退 職 給 与 の 節 税 ポイント> 役 員 退 職 給 与 は 大 きな 節 税 につながる ということですが その 具 体 的 な 内 容 につい て 教 えてください A23 < 法 人 だけでなく 個 人 の 節 税 もできる> 役 員 退 職 給 与 は 損 金 となる 金 額 の 限 度 額 が 非 常 に 大 きいです このため 役 員 退 職 給 与 を 支 出 すると 大 きな 損 金 を 計 上 することができ 法 人 税 の 節 税 効 果 があります それにとどまらず 役 員 退 職 給 与 の 支 給 を 受 ける 役 員 に 対 して 課 税 される 所 得 税 につ いても 分 離 課 税 などの 仕 組 みが 設 けられており 大 きく 優 遇 されています 役 員 退 職 慰 労 金 といった 名 目 で 役 員 退 職 給 与 が 支 給 されていますが 一 般 的 に この 役 員 退 職 慰 労 金 は 非 常 に 高 額 になると 言 われています 役 員 ではないサラリーマンであっても 退 職 金 は 巨 額 になりますから 役 員 退 職 給 与 はなおさら 大 きな 金 額 になるのが 通 例 です 役 員 退 職 給 与 も 他 の 役 員 給 与 と 同 様 不 相 当 に 高 額 な 金 額 は 損 金 にならないとされていま すが その 金 額 はかなり 高 額 に 計 算 されます 結 果 として 役 員 退 職 給 与 を 支 給 することで 大 きな 金 額 の 損 金 を 会 社 は 計 上 することができます それにとどまらず 役 員 退 職 給 与 は それを 受 ける 役 員 個 人 の 税 金 すなわち 所 得 税 の 節 税 効 果 も 大 きいのです 役 員 退 職 給 与 は 退 職 所 得 として 高 額 の 退 職 所 得 控 除 額 が 認 められると ともに 課 税 される 金 額 は 原 則 としてその 二 分 の 一 になります 加 えて 累 進 課 税 制 度 の 影 響 が 小 さくなる 分 離 課 税 という 仕 組 みで 所 得 税 が 計 算 されることになっています 以 上 を 踏 まえると 役 員 退 職 給 与 は 会 社 及 び 役 員 個 人 の 双 方 に 大 きな 節 税 効 果 を 持 つ きわめ て 使 い 勝 手 のいい 節 税 手 段 なのです Q24 < 役 員 退 職 給 与 と 所 得 税 の 節 税 効 果 > Q23 で 役 員 退 職 給 与 はそれを 受 ける 役 員 の 所 得 税 にも 節 税 効 果 がある と 説 明 されていますが この 点 について 詳 しく 教 えてください
4 A24 < 高 額 な 退 職 所 得 控 除 額 二 分 の 一 課 税 分 離 課 税 > 役 員 退 職 給 与 は 退 職 所 得 として 所 得 税 が 課 税 されます 退 職 所 得 の 金 額 は 退 職 金 の 支 給 額 から 退 職 所 得 控 除 額 を 控 除 した 金 額 とされていま す 退 職 所 得 控 除 額 は 原 則 として 勤 続 年 数 に 40 万 円 (20 年 超 の 勤 続 年 数 につい ては 70 万 円 )を 乗 じて 計 算 されますから かなり 大 きな 金 額 となります 加 えて 課 税 される 退 職 所 得 の 金 額 は 原 則 として その 二 分 の 一 とされます さらに 実 際 に 計 算 される 所 得 税 は 累 進 課 税 制 度 の 影 響 が 小 さくなる 分 離 課 税 で 計 算 されます 役 員 退 職 給 与 は 所 得 税 の 計 算 上 退 職 所 得 とされます この 退 職 所 得 は 下 記 の 理 由 により 所 得 税 が 最 も 優 遇 される 所 得 と 言 われています 1 控 除 することができる 退 職 所 得 控 除 額 が 大 きいこと 退 職 所 得 の 金 額 は 下 記 ( 図 28)のように 計 算 されます ( 図 28) 退 職 所 得 の 金 額 の 計 算 ( 退 職 所 得 の 金 額 )=( 収 入 金 額 )-( 退 職 所 得 控 除 額 ) 退 職 所 得 控 除 額 の 計 算 勤 続 年 数 20 年 以 下 40 万 円 勤 続 年 数 退 職 所 得 控 除 額 20 年 超 800 万 円 +70 万 円 ( 勤 続 年 数 20 年 ) ( 注 1) 障 害 者 になったことが 直 接 の 原 因 で 退 職 した 場 合 の 退 職 所 得 控 除 額 は 上 記 の 方 法 に より 計 算 した 額 に 100 万 円 を 加 えた 金 額 となります ( 注 2) 前 年 以 前 に 退 職 所 得 を 受 け 取 ったことがあるときなどは 控 除 額 の 計 算 が 異 なることが あります 勤 続 年 数 1 年 あたり 40 万 円 (20 年 超 の 場 合 には 70 万 円 )ずつ 退 職 所 得 控 除 額 が 大 きくなり ますから かなり 大 きな 控 除 が 退 職 所 得 には 認 められることになります 2 原 則 として 二 分 の 一 だけ 課 税 されること 退 職 所 得 の 金 額 の 全 額 が 所 得 税 の 課 税 対 象 となるわけではありません 課 税 対 象 となる 退 職 所
5 得 の 金 額 ( 課 税 退 職 所 得 金 額 といいます)は 原 則 として 退 職 所 得 の 金 額 の 二 分 の 一 とされ ています( 図 29 参 照 ) ( 図 29) 課 税 退 職 所 得 金 額 の 計 算 ( 課 税 退 職 所 得 金 額 )=( 退 職 所 得 の 金 額 ) 1/2 ( 注 ) 役 員 としての 勤 続 年 数 が5 年 以 下 である 人 が 支 払 いを 受 ける 一 定 の 役 員 退 職 給 与 について は 二 分 の 一 にできないといった 例 外 もあります ただし 役 員 としての 勤 続 年 数 が5 年 以 下 である 人 が 受 ける 一 定 の 役 員 退 職 給 与 には この 二 分 の 一 の 課 税 の 適 用 はありません 役 員 としての 勤 続 年 数 が 短 い 役 員 に 対 して 役 員 退 職 給 与 を 支 給 する 場 合 には 注 意 してください 3 分 離 課 税 で 課 税 されること 所 得 税 は 原 則 として 累 進 課 税 制 度 で 計 算 されます 累 進 課 税 制 度 とは 課 税 対 象 となる 所 得 の 金 額 が 大 きくなればなるほど 高 い 税 率 で 計 算 される 仕 組 みをいいます このため 所 得 の 金 額 が 多 ければ 多 いほど 所 得 税 の 税 率 は 大 きくなるのですが( 図 30 参 照 ) 退 職 所 得 に 関 しては 退 職 所 得 を 他 の 所 得 と 区 分 して 所 得 税 を 計 算 する という 分 離 課 税 の 仕 組 みが 採 用 されています ( 図 30) 所 得 税 の 税 率 表 ( 平 成 27 年 分 以 後 ) 課 税 される 所 得 金 額 税 率 195 万 円 以 下 5% 195 万 円 を 超 え 330 万 円 以 下 10% 330 万 円 を 超 え 695 万 円 以 下 20% 695 万 円 を 超 え 900 万 円 以 下 23% 900 万 円 を 超 え 1,800 万 円 以 下 33% 1,800 万 円 を 超 え 4,000 万 円 以 下 40% 4,000 万 円 超 45% ( ) 平 成 25 年 から 平 成 49 年 までの 各 年 分 の 確 定 申 告 においては 別 途 復 興 特 別 所 得 税 も 課 税 されます たとえば 不 動 産 投 資 の 所 得 ( 不 動 産 所 得 )の 金 額 が 400 万 円 不 動 産 投 資 以 外 の 所 得 の 金 額 が 600 万 円 ある 場 合 には 合 計 の 1,000 万 円 に 対 して 所 得 税 を 計 算 することが 原 則 です 所 得 税 の 税 率 は 所 得 金 額 が 1,000 万 円 の 場 合 には 最 高 で 33%となりますから この 場 合 には 最 高 で 33% の 税 率 が 適 用 されます
6 しかし 仮 に 不 動 産 投 資 以 外 の 所 得 が 退 職 所 得 の 場 合 には 400 万 円 ( 不 動 産 所 得 )と 600 万 円 ( 退 職 所 得 )をそれぞれ 区 分 して それぞれに 所 得 税 率 をかけて 所 得 税 額 を 計 算 します この ため 400 万 円 の 不 動 産 所 得 には 最 高 で 20% 600 万 円 の 退 職 所 得 にも 最 高 で 20%の 税 率 をかけ てそれぞれの 所 得 税 を 計 算 した 上 で 合 計 した 所 得 税 を 納 税 することになります 以 上 を 踏 まえると 分 離 課 税 で 計 算 する 場 合 には 適 用 される 税 率 が 小 さくなる 可 能 性 がある ということになります Q25 < 損 金 算 入 限 度 額 の 計 算 > 役 員 退 職 給 与 について 損 金 となる 限 度 額 はどのように 計 算 するのでしょうか? A25 < 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 は 損 金 不 算 入 > 役 員 退 職 給 与 の 金 額 のうち 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 は 損 金 になりません この 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 は 役 員 退 職 給 与 に 係 る 実 質 基 準 に 基 づいて 計 算 する とされています 役 員 退 職 給 与 は 退 職 という 事 実 に 基 づき 支 払 われるものであれば 原 則 として 損 金 になりま すが 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 は 損 金 にならない とされています この 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 は 役 員 の 支 給 法 人 における 勤 務 期 間 その 退 職 の 事 情 支 給 法 人 と 同 規 模 同 業 他 社 の 役 員 に 対 する 退 職 給 与 の 支 給 の 状 況 等 に 照 らし その 退 職 した 役 員 に 対 する 退 職 給 与 として 適 正 であると 認 められる 金 額 を 超 える 場 合 における その 超 える 部 分 の 金 額 をいうこととされています( 図 31 参 照 ) ( 図 31) 役 員 退 職 給 与 に 係 る 実 質 基 準 の 計 算
7 < 実 際 の 支 給 額 > 役 員 退 職 給 与 額 < 適 正 額 > 超 過 部 分 右 の 要 素 を 勘 案 して 算 出 損 金 不 算 入! < 比 較 要 素 > 役 員 の 支 給 法 人 での 勤 務 期 間 役 員 の 退 職 における 事 情 同 規 模 同 業 他 社 の 支 給 の 状 況 etc とはいえ このように 計 算 するとは 言 っても 適 正 な 金 額 が 具 体 的 にはいくらなのか よくわ かりません この 点 役 員 退 職 給 与 に 関 しては 税 務 署 も 原 則 として 認 めている 適 正 な 金 額 の 計 算 方 法 がいくつか 示 されています Q26 < 適 正 な 金 額 の 計 算 方 法 > 税 務 署 も 原 則 として 認 めている 適 正 な 金 額 の 計 算 方 法 について 教 えてください A26 < 平 均 功 績 倍 率 法 や 一 年 あたり 平 均 額 法 > 役 員 退 職 給 与 の 適 正 額 の 計 算 として 有 名 なものは 平 均 功 績 倍 率 法 と 一 年 あた り 平 均 額 法 の 二 つです 前 者 は 退 職 した 役 員 の 最 終 報 酬 月 額 勤 続 年 数 平 均 功 績 倍 率 の3つを 加 味 して 計 算 する 方 法 であり 後 者 は 類 似 法 人 の1 年 あたりの 役 員 退 職 給 与 の 平 均 額 に 退 職 した 役 員 の 勤 続 年 数 を 乗 じて 計 算 する 方 法 です 役 員 退 職 給 与 の 適 正 額 の 算 定 方 法 の 代 表 例 は 下 記 に 挙 げる1 平 均 功 績 倍 率 法 と 2 一 年 あた り 平 均 額 法 の 二 つです 1 平 均 功 績 倍 率 法 平 均 功 績 倍 率 法 とは 以 下 の( 図 32)の 算 式 で 役 員 退 職 給 与 の 適 正 額 を 計 算 する 方 法 です
8 ( 図 32) 平 均 功 績 倍 率 法 の 計 算 ( 適 正 額 )=( 最 終 報 酬 月 額 ) ( 勤 続 年 数 ) ( 平 均 功 績 倍 率 ) ( 平 均 功 績 倍 率 ) = ( 類 似 法 人 個 々の 功 績 倍 率 の 合 計 ) ( 類 似 法 人 の 数 ) ( 類 似 法 人 個 々の 功 績 倍 率 )= ( 同 役 職 者 の 役 員 退 職 給 与 の 額 ) (その 者 の 最 終 報 酬 月 額 ) (その 者 の 勤 続 年 数 ) この 方 法 は 実 務 上 最 も 多 く 採 用 されています 平 均 功 績 倍 率 を 如 何 に 算 定 するか という ことが 問 題 になりますが 退 職 した 役 員 の 役 職 ごとに 一 般 的 には 以 下 のような 数 値 を 使 うこと が 通 例 と 言 われています( 図 33 参 照 ) ( 図 33) 実 務 上 よく 使 われる 平 均 功 績 倍 率 退 職 時 の 役 職 倍 率 会 長 社 長 3.0 専 務 常 務 2.2~2.5 取 締 役 1.8~2.0 監 査 役 1.5 これらの 倍 率 はあくまでも 一 般 的 に 使 われることが 多 い ものであり これらの 倍 率 でなけ ればならない というわけではありませんし これらの 倍 率 を 使 っても 税 務 署 から 問 題 視 され ることもありますが 実 務 上 は 概 ねこれらの 倍 率 をベースとして 平 均 功 績 倍 率 を 決 めています 2 一 年 あたり 平 均 額 法 一 年 あたり 平 均 額 法 とは 以 下 の( 図 34)の 算 式 で 役 員 退 職 給 与 の 適 正 額 を 計 算 する 方 法 です ( 図 34) 一 年 あたり 平 均 額 法 の 計 算
9 ( 適 正 額 )=(1 年 あたりの 退 職 金 平 均 額 ) ( 退 職 役 員 の 勤 続 年 数 ) (1 年 あたりの 退 職 金 平 均 額 ) = ( 類 似 法 人 個 々の1 年 あたりの 退 職 金 の 合 計 額 ) ( 類 似 法 人 の 数 ) ( 類 似 法 人 個 々の1 年 あたりの 退 職 金 ) = ( 役 員 退 職 金 の 額 ) ( 退 職 者 の 勤 続 年 数 ) 一 年 あたり 平 均 額 法 も 認 められているとはいえ 類 似 法 人 の 退 職 金 について 調 べるのは 非 常 に 困 難 です このため 実 務 上 この 方 法 を 使 うことはそれほど 多 くはありません Q27 < 役 員 退 職 給 与 の 損 金 算 入 時 期 > 当 社 (3 月 決 算 )の 創 業 者 である 役 員 A は 2 年 3 月 31 日 をもって 退 職 すること となりました その 後 当 社 は 2 年 4 月 25 日 の 臨 時 株 主 総 会 で A に 役 員 退 職 給 与 を3 千 万 円 支 給 することを 決 議 し 2 年 5 月 25 日 に 支 給 しました この 場 合 2 年 3 月 期 の 決 算 において 役 員 退 職 給 与 を 未 払 金 として 経 理 し 損 金 としても 大 丈 夫 でしょうか? A27 < 原 則 として 支 給 額 が 具 体 的 に 確 定 した 日 の 損 金 になる> 役 員 退 職 給 与 は 原 則 として 株 主 総 会 の 決 議 等 によって 退 職 金 の 額 が 具 体 的 に 確 定 した 日 の 属 する 事 業 年 度 において 損 金 の 額 に 算 入 されることになります このため 貴 社 においては 原 則 として 2 年 4 月 25 日 の 属 する 事 業 年 度 すなわち 3 年 3 月 期 の 決 算 において 損 金 の 額 に 算 入 されることになります 役 員 退 職 給 与 は 原 則 として 株 主 総 会 の 決 議 等 によって 退 職 金 の 額 が 具 体 的 に 確 定 した 日 の 属 する 事 業 年 度 の 損 金 に 算 入 される とされています このため 退 職 したという 事 実 があったとしても 実 際 に 株 主 総 会 等 で 支 給 額 が 確 定 した 日 が 翌 期 であれば 翌 期 の 損 金 になり 未 払 計 上 することはできません 一 方 で 当 期 において 支 給 額 が 確 定 したものの 支 払 いは 翌 期 になったというケースについては 原 則 として 当 期 において 未 払 金 として 経 理 し 損 金 の 額 に 算 入 することができます( 図 35 参 照 )
10 ( 図 35) 役 員 退 職 給 与 の 損 金 算 入 時 点 このタイミングも 実 際 の 支 選 給 択 可 退 職 日 株 主 総 会 などで 支 給 額 が 確 定 このタイミングで 損 金 算 入 その 他 実 際 の 支 給 日 において 損 金 の 額 に 算 入 することも 選 択 できる とされていますので 支 給 額 が 確 定 した 日 ではなく 実 際 に 役 員 退 職 給 与 を 現 金 支 給 した 日 において 損 金 の 額 に 算 入 することも 可 能 です Q28 < 退 職 年 金 と 未 払 金 > 当 社 は 役 員 退 職 給 与 を 一 時 金 として 支 払 うのではなく 退 職 年 金 として 数 年 に 分 けて 支 払 うこととしています Q27 において 役 員 退 職 給 与 は 原 則 として 株 主 総 会 の 決 議 等 によって 退 職 金 の 額 が 具 体 的 に 確 定 した 日 の 属 する 事 業 年 度 の 損 金 になると 説 明 されていますが 退 職 年 金 の 総 額 を 確 定 していれば 退 職 年 金 であっても 実 際 に 支 給 する 前 に 未 払 金 として 損 金 の 額 に 算 入 することができますか? A28 < 退 職 年 金 は 支 給 日 到 来 基 準 > 退 職 年 金 は 一 時 金 の 形 式 で 支 給 する 退 職 金 とは 異 なり 年 金 を 支 給 すべき 時 に 損 金 になるとされていますので 総 額 が 確 定 していても 未 払 金 に 計 上 することはできず 各 支 給 日 において 損 金 の 額 に 算 入 することになります 年 金 形 式 で 支 払 う 役 員 退 職 給 与 は その 支 給 の 日 ごとに 支 給 すべき 年 金 の 金 額 を 損 金 の 額 に 算 入 することになります このため 退 職 年 金 の 支 給 総 額 が 確 定 しているといっても その 支 給 総 額 が 確 定 した 日 の 属 する 事 業 年 度 において 未 払 金 として 退 職 年 金 の 支 給 総 額 を 一 度 に 損 金 の 額 に 算 入 することはできません
11 Q29 < 使 用 人 兼 務 役 員 と 退 職 給 与 > 使 用 人 兼 務 役 員 に 対 する 役 員 退 職 給 与 のうち 使 用 人 部 分 の 退 職 給 与 については 損 金 に 含 まれない 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 に 該 当 しないと 考 えて 問 題 はないでし ょうか? A29 < 使 用 人 部 分 を 含 めて 過 大 か 否 かを 判 断 する> 使 用 人 兼 務 役 員 に 対 する 役 員 退 職 給 与 については 使 用 人 部 分 を 含 めて 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 を 判 断 することになっています 使 用 人 兼 務 役 員 に 対 する 給 与 に 関 しては 使 用 人 分 の 給 与 と 役 員 分 の 給 与 の 二 つの 側 面 があり ます 役 員 分 の 給 与 は 役 員 給 与 税 制 の 制 限 を 受 けますが 使 用 人 分 の 給 与 に 関 しては それが 使 用 人 の 職 務 の 報 酬 として 相 当 な 金 額 である 場 合 に 限 り 原 則 として 役 員 給 与 税 制 の 制 限 を 受 けず 損 金 の 額 に 算 入 されることとされています( 図 8 参 照 ) ( 図 8) 使 用 人 兼 務 役 員 に 対 する 給 与 の 考 え 方 ( 再 掲 ) < 職 務 内 容 > < 対 価 の 性 格 > < 税 制 の 取 扱 い> 使 用 人 兼 務 役 員 使 用 人 として の 職 務 役 員 としての 職 務 使 用 人 給 与 ( ) 役 員 給 与 原 則 制 限 なし 役 員 給 与 税 制 の 制 限 ( ) 使 用 人 給 与 として 相 当 な 部 分 に 限 られます そうでないものは 役 員 給 与 として 扱 われます このため 使 用 人 兼 務 役 員 に 対 する 役 員 退 職 給 与 についても 上 記 と 同 様 に 使 用 人 分 と 役 員 分 があり 前 者 については 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 はない とお 考 えになるかもしれませ ん しかし 退 職 した 使 用 人 兼 務 役 員 に 対 して 支 給 すべき 退 職 給 与 を 役 員 分 と 使 用 人 分 とに 区 分 して 支 給 した 場 合 においても その 合 計 額 によりその 支 給 額 が 不 相 当 に 高 額 であるかどうかを 判 定 する こととされていますので 使 用 人 分 を 含 めた 総 支 給 額 をベースに 不 相 当 に 高 額 な 部 分 の 金 額 を 計 算 することになります( 図 36 参 照 ) ( 図 36) 使 用 人 兼 務 役 員 の 役 員 退 職 給 与 に 係 る 実 質 基 準
12 < 実 際 の 支 給 額 > 使 用 人 として の 職 務 < 適 正 額 > 超 過 部 分 損 金 不 算 入! 役 員 としての 職 務 平 均 功 績 倍 率 法 等 で 計 算 した 適 正 額 使 用 人 分 も 含 めて 比 較 対 象 となり 使 用 人 分 も 損 金 不 算 入 の 対 象 Q30 < 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 > 当 社 の 代 表 取 締 役 B は 80 歳 と 高 齢 であることもあって 後 継 者 である 長 男 の 取 締 役 C に 代 表 権 を 委 譲 し 自 身 は 経 営 の 一 線 を 退 いて 代 表 権 のない 名 誉 職 である 会 長 に 就 任 することを 宣 言 しました 会 長 となるとほとんど 当 社 にも 出 社 しませんから 実 質 的 には 退 職 と 言 えなくもない 状 況 です このような 場 合 実 質 的 に 退 職 した という 事 実 をもって 役 員 退 職 給 与 を B に 支 給 す ることはできないでしょうか A30 < 一 定 の 場 合 には 認 められるケースがある> 役 員 としての 地 位 や 職 務 の 内 容 が 激 変 したために 実 質 的 に 退 職 したと 同 様 の 事 情 が あると 認 められる 一 定 の 場 合 には 実 際 に 退 職 してはいないものの 役 員 退 職 給 与 を 支 給 することができます 役 員 の 地 位 や 職 務 内 容 が 変 更 ( 分 掌 変 更 といいます)したことにより 役 員 としての 地 位 又 は 職 務 の 内 容 が 激 変 し 実 質 的 に 退 職 した 場 合 と 同 様 の 事 情 があると 認 められる 場 合 には 実 際 に 会 社 を 退 職 していなかったとしても その 実 質 的 に 退 職 したという 事 実 を 重 視 して その 分 掌 変 更 の 際 に 役 員 退 職 給 与 の 支 給 を 認 めるという 取 扱 いが 設 けられています 何 をもって 実 質 的 に 退 職 したのかを 判 断 することは 難 しいですが 単 に 分 掌 変 更 しただけ では 足 りず その 分 掌 変 更 が 地 位 や 職 務 内 容 の 激 変 と 言 えるかどうかが 問 題 になります こ の 点 概 ね 以 下 のようなケースについては 実 質 的 に 退 職 したとして 原 則 として 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 の 支 給 が 認 められるとされています( 図 37 参 照 )
13 ( 図 37) 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 が 認 められる 場 合 の 具 体 例 常 勤 非 常 勤 ( 1) 取 締 役 監 査 役 ( 2) 役 員 給 与 が 分 掌 変 更 に 伴 い 概 ね 50% 以 上 激 減 したこと( 3) 左 のような 場 合 には 原 則 として 退 職 していなくても 役 員 退 職 給 与 OK 実 際 に 現 金 支 給 する 必 要 性!( 未 払 計 上 は 原 則 不 可 ) ( 1) 常 勤 していなくても 代 表 権 があるなど 実 質 的 にその 法 人 の 経 営 上 主 要 な 地 位 にある 場 合 は 除 かれます ( 2) 監 査 役 でありながら 実 質 的 にその 法 人 の 経 営 上 主 要 な 地 位 を 占 めている 場 合 などは 除 かれます ( 3) 分 掌 変 更 の 後 においても その 法 人 の 経 営 上 主 要 な 地 位 を 占 めていると 認 められる 場 合 は 除 かれます 1 常 勤 役 員 が 非 常 勤 役 員 になったこと 常 勤 役 員 と 非 常 勤 役 員 では 役 員 としての 地 位 や 職 務 内 容 が 大 きく 異 なります このため 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 が 原 則 として 認 められるとされています ただし 非 常 勤 役 員 であっても 代 表 権 を 有 している 方 や 実 質 的 に 経 営 上 主 要 な 地 位 にあると 認 められる 方 は 実 態 としては 非 常 勤 役 員 とは 言 えませんから 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 の 支 給 が 認 められないとされています 2 取 締 役 が 監 査 役 になったこと 取 締 役 は 経 営 監 査 役 は 監 査 と 同 じ 役 員 であってもその 性 格 は 全 く 異 なることから 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 が 原 則 として 認 められるとされています ただし 監 査 役 であっても 実 質 的 に 経 営 上 主 要 な 地 位 にあると 認 められる 方 や 使 用 人 兼 務 役 員 とならない 役 員 ( 図 10 参 照 )の 要 件 を 満 たす 株 主 でもある 監 査 役 は 実 態 としては 監 査 役 とは 言 えませんから 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 の 支 給 が 認 められないとされています ( 図 10) 使 用 人 兼 務 役 員 とならない 役 員 ( 再 掲 )
14 同 族 会 社 の 役 員 のうち 初 めて 50% 超 となる 株 主 グループの いずれかに 属 する( 1) かつ 自 身 の 属 する 株 主 グループの 保 有 割 合 等 が 10% 超 かつ 自 身 及 び 配 偶 者 そしてこれらの 支 配 会 社 ( 2)の 保 有 割 合 等 が5% 超 ( 1) 第 一 順 位 だけで 50% 超 なら 第 一 順 位 の 株 主 グループ 第 一 順 位 と 第 二 順 位 の 合 計 だけで 50% 超 なら 第 一 順 位 か 第 二 順 位 の 株 主 グループ 第 一 順 位 から 第 三 順 位 まで 合 計 して 50% 超 ならこ れらいずれかの 株 主 グループに 属 する 必 要 があります ( 2) 自 身 と 配 偶 者 を 合 計 した 保 有 割 合 等 が 50% 超 となる 会 社 をいいます 3 役 員 給 与 が 分 掌 変 更 に 伴 い 概 ね 50% 以 上 激 減 したこと 分 掌 変 更 に 伴 い 役 員 給 与 が 概 ね 50% 以 上 も 激 減 とした 役 員 は 職 務 内 容 が 大 きく 異 なると 判 断 され 原 則 として 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 が 認 められるとされています ただし 役 員 給 与 が 激 減 したとしても 依 然 として 実 質 的 に 経 営 上 主 要 な 地 位 にあると 認 めら れる 方 は 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 の 支 給 が 認 められないとされています このように 実 際 は 退 職 していないにしても 実 質 的 に 退 職 したと 認 められる 役 員 の 分 掌 変 更 については 役 員 退 職 給 与 の 支 給 が 認 められることがあります しかし この 取 扱 いは 例 外 的 な ものとされているところ 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 に 関 しては 原 則 として 未 払 計 上 ができ ず 現 実 に 支 給 しなければ 損 金 算 入 を 認 めない とされていますので 注 意 して 下 さい Q31 < 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 が 認 められない 例 > 当 社 (3 月 決 算 )の 代 表 取 締 役 D は 昨 年 3 月 末 で 非 常 勤 役 員 となり かつ 役 員 報 酬 を 60%カットしましたので 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 を 支 給 することとしました ところが 現 在 実 施 されている 税 務 調 査 において 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 は 認 められないという 指 摘 を 受 けました Q30 の 具 体 例 のとおりに 支 給 しているのに なぜこのような 指 摘 を 受 けるのでしょうか A31 < 実 質 的 に 退 職 したという 事 実 関 係 が 必 要 になる>
15 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 は その 分 掌 変 更 が 実 質 的 に 退 職 したと 同 様 であるため に 認 められるものです このため 具 体 例 のとおりに 処 理 を 行 っても 実 質 的 に 退 職 していないと 判 断 されるのであれば 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 の 支 給 は 認 められ ないと 判 断 されます Q30 において 述 べたとおり 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 は その 分 掌 変 更 が 実 質 的 に 退 職 した 場 合 と 同 様 であるために 認 められているものです Q30 に 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 が 認 められる 具 体 例 を 示 していますが この 具 体 例 に 示 されている 役 員 の 分 掌 変 更 であっても その 役 員 が 分 掌 変 更 後 も 会 社 に 影 響 力 があり 実 質 的 に 退 職 したとは 言 えない 場 合 もあります 実 質 的 に 退 職 していないにもかかわらず 役 員 退 職 給 与 を 認 めるわけにはいきませんから 具 体 例 のとおりに 役 員 退 職 給 与 の 支 給 をしたとしても 税 務 調 査 においては 実 質 的 に 退 職 したと 認 められるか 否 かのチェックがなされます この 点 Q30 の 具 体 例 に 該 当 していたにもかかわらず 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 が 否 認 された 裁 判 例 があります この 裁 判 例 においては 1 代 表 取 締 役 を 退 任 したにもかかわらず そ れを 知 らない 得 意 先 もいること 2 新 代 表 取 締 役 は 会 社 の 事 情 を 十 分 に 把 握 しておらず 交 代 の 必 要 性 が 不 明 確 であること といった 事 実 関 係 に 着 目 して 実 質 的 に 退 職 したとは 認 められない という 判 断 がなされています 役 員 退 職 給 与 は 役 員 の 退 職 に 伴 って 支 給 されるものですから 退 職 していないのであれば その 支 給 は 認 められません とりわけ 分 掌 変 更 に 伴 う 役 員 退 職 給 与 を 支 給 する 場 合 支 給 対 象 となる 役 員 は 会 社 に 残 るわけですから 実 質 的 に 退 職 したといえるのか 慎 重 に 判 断 する 必 要 が あります
16 Ⅵ 役 員 給 与 に 係 る 税 務 調 査 対 策 Q32 < 役 員 給 与 の 税 務 調 査 の 全 般 的 な 注 意 点 > 役 員 給 与 に 関 しては 厳 しい 税 務 調 査 が 行 われるということですが どのようなポイ ントに 注 意 すればよろしいでしょうか? A32 < 議 事 録 等 の 事 前 確 認 利 益 供 与 の 有 無 役 員 の 勤 務 実 態 など> 役 員 給 与 の 税 務 調 査 においては 1 株 主 総 会 議 事 録 等 の 内 容 2 給 与 とされていない 利 益 供 与 の 有 無 3 役 員 の 勤 務 実 態 といった 点 を 中 心 にチェックされます 株 主 総 会 議 事 録 等 は 内 容 を 事 前 にチェックするとともに 給 与 以 外 の 科 目 とりわけ 交 際 費 や 福 利 厚 生 費 などについて 役 員 に 対 するご 褒 美 的 なものがないかを 確 認 しま しょう 役 員 給 与 に 関 しては 厳 しい 税 務 調 査 が 行 われます 役 員 給 与 に 対 しては 厳 格 なルールが 設 け られていますから そのルールに 則 っているか 確 認 する 必 要 があることはもちろん お 手 盛 りの 問 題 が 大 きいからです 中 でも 特 に 注 意 すべきポイントは 以 下 の3 点 です 1 株 主 総 会 議 事 録 等 の 事 前 確 認 損 金 に 算 入 される 定 期 同 額 給 与 や 事 前 確 定 届 出 給 与 は 各 事 業 年 度 の 株 主 総 会 の 決 議 等 に 基 づ いて 支 給 されますから その 決 議 等 に 則 って 役 員 給 与 が 支 給 されているのか 細 かくチェックさ れます このため 少 なくとも 税 務 調 査 の 対 象 となる 期 間 につき その 期 間 の 株 主 総 会 の 議 事 録 等 はあらかじめチェックしておく 必 要 があります 2 給 与 以 外 の 科 目 を 活 用 しての 利 益 供 与 の 有 無 のチェック 役 員 に 対 する 低 利 率 での 金 銭 の 貸 付 けや 社 宅 の 貸 与 など いわゆる 現 物 給 与 も 役 員 給 与 である ところ 役 員 給 与 税 制 の 制 限 を 受 けますから 当 然 チェックされることになります とりわけご 注 意 いただきたいのは 交 際 費 や 福 利 厚 生 費 などの 科 目 です 交 際 費 は 事 業 関 連 者 に 対 するものですから 接 待 等 をした 取 引 先 等 について きちんと 記 録 を 残 しておきまし ょう 福 利 厚 生 費 に 関 しては 役 員 や 一 部 の 社 員 だけに 支 給 されるものは 原 則 として 福 利 厚 生 費 になりませんので 内 容 を 確 認 しておきましょう
17 3 役 員 の 勤 務 実 態 の 整 備 中 小 企 業 においては 社 長 の 両 親 などを 非 常 勤 役 員 として 役 員 給 与 を 支 給 しているケースが あります 勤 務 実 態 があれば 役 員 給 与 を 支 給 しても 問 題 はありませんが 会 社 に 全 く 出 社 してい ない といった 場 合 も 見 られます 勤 務 実 態 がない 役 員 に 役 員 給 与 を 支 給 することはおかしい ですから 勤 務 実 態 のない 役 員 に 支 給 した 役 員 給 与 については その 全 額 が 損 金 にならないと 指 導 されることがあります このため 常 日 頃 から 税 務 調 査 を 見 据 えて 役 員 の 勤 務 実 態 を 整 えるとともに 日 報 などに 勤 務 内 容 を 記 録 するようにしておきたいところです その 他 役 員 退 職 給 与 の 支 給 がある 事 業 年 度 に 関 しては 退 職 事 実 が 認 められるかもチェック されます 中 小 企 業 の 場 合 先 代 経 営 者 が 退 任 後 も 強 い 影 響 を 与 えているケースが 多 いですが そうなると 先 代 経 営 者 に 対 する 役 員 退 職 給 与 の 支 給 が 認 められない と 税 務 署 から 判 断 されるこ とがあります 役 員 退 職 給 与 を 支 給 した 場 合 には 退 職 した 役 員 は 会 社 経 営 に 極 力 タッチさせないように 措 置 する 必 要 があります Q33 < 役 員 給 与 と 役 員 に 対 する 貸 付 金 > 当 社 が 受 けた 税 務 調 査 において 当 社 の 代 表 取 締 役 が 行 った 海 外 視 察 について 事 業 に 関 係 がないためその 費 用 は 損 金 にならない という 指 導 を 税 務 署 から 受 けました さらに この 海 外 視 察 費 用 は 役 員 給 与 として 源 泉 所 得 税 も 課 税 すると 指 導 されてい ます しかし 損 金 にならないのであれば 代 表 取 締 役 にこの 海 外 視 察 費 用 は 全 額 返 金 させ るつもりです このため 役 員 給 与 ではなく 代 表 取 締 役 への 貸 付 金 として 処 理 をお 願 いしたいのですが 問 題 はあるでしょうか A33 < 返 済 意 思 等 を 申 し 出 て 交 渉 する> 代 表 取 締 役 に 返 金 の 意 思 があるのであれば それは 役 員 給 与 を 支 給 したのではなく 代 表 取 締 役 にお 金 を 貸 したことと 一 緒 ですから 原 則 として 役 員 給 与 ではなく 役 員 に 対 する 貸 付 金 となります ただし 税 務 署 としては 役 員 に 対 する 貸 付 金 とすることを おいそれとは 認 めない 傾 向 がありますので 粘 り 強 い 交 渉 が 必 要 になります
18 役 員 の 個 人 的 な 経 費 を 会 社 の 経 費 としてつけ 込 んでいるような 場 合 役 員 が 個 人 で 負 担 すべ きものを 会 社 が 負 担 したことを 意 味 しますから 役 員 給 与 を 会 社 が 支 給 したのと 同 じである と いう 指 摘 が 税 務 調 査 でなされることがあります 役 員 給 与 に 該 当 する 場 合 には その 費 用 は 損 金 にならないことはもちろん 役 員 給 与 として 源 泉 所 得 税 も 課 税 されます このように 役 員 給 与 に 該 当 するとデメリットが 大 きいため 個 人 的 な 経 費 のつけ 込 みに 対 し 会 社 から 役 員 給 与 の 支 給 を 受 けたのではなく 会 社 からお 金 を 借 りた すなわち 役 員 に 対 する 貸 付 金 であると 主 張 することがあります 役 員 に 対 する 貸 付 金 に 該 当 すれば 役 員 給 与 に 対 する 源 泉 所 得 税 は 発 生 しないことになります ただし 税 金 が 減 ることを 嫌 う 税 務 署 は おいそれと 役 員 に 対 する 貸 付 金 とは 認 めてくれませ ん このため 役 員 に 対 する 貸 付 金 として 見 てもらえるよう 粘 り 強 く 交 渉 する 必 要 があります その 他 役 員 に 対 する 貸 付 金 となると お 金 を 役 員 に 無 償 で 貸 していることになるわけですか ら 別 途 認 定 利 息 と 言 われる 利 息 を 認 識 する 必 要 があります この 認 定 利 息 は 現 物 給 与 でも あるところ 認 定 利 息 に 対 しては 役 員 給 与 として 源 泉 所 得 税 が 課 税 されます 上 記 のようなポイントを 踏 まえながら 役 員 給 与 として 課 税 されるか もしくは 役 員 に 対 する 貸 付 金 として 見 てもらえるように 粘 り 強 く 交 渉 するか 柔 軟 に 対 応 したいところです
注 雇 促 進 税 制 と 本 制 度 のどちらかを 利 する 可 能 性 があるが あらかじめどちらの 制 度 を 利 するか 判 断 できない という 場 合 雇 促 進 税 制 の 事 前 届 出 ( 雇 促 進 計 画 の 提 出 )をした 上 で 申 告 の 際 にどちらを 利 するかご
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