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1 平 成 24 年 度 調 査 研 究 事 業 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 を 契 機 とする 新 しい 観 光 等 による 地 域 活 性 化 の 手 法 に 関 する 調 査 研 究 報 告 書 平 成 25 年 2 月 23 日 社 団 法 人 中 小 企 業 診 断 協 会

2 目 次 はじめに ページ 第 1 章 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 の 見 通 しと 当 該 地 ( 静 岡 山 梨 県 )における 現 状 の 観 光 実 態 について 1. 世 界 文 化 遺 産 について 1 2. 両 県 の 現 状 における 観 光 の 実 態 8 第 2 章 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 関 係 市 町 村 等 の 対 応 状 況 1. 調 査 方 法 の 概 要 山 梨 県 富 士 吉 田 市 忍 野 村 山 中 湖 村 鳴 沢 村 富 士 河 口 湖 町 富 士 五 湖 観 光 連 盟 日 本 富 士 山 協 会 静 岡 県 小 山 町 御 殿 場 市 裾 野 市 三 島 市 清 水 町 長 泉 町 沼 津 市 富 士 市 富 士 宮 市 静 岡 市 ( 清 水 区 ) 79 市 町 村 別 の 観 光 についての 現 状 と 動 向 ( 関 係 先 ヒアリング 要 約 ) 82

3 第 3 章 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 登 録 を 契 機 とする 地 域 活 性 化 のための 課 題 1. 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 登 録 に 向 けての 動 き 観 光 客 の 意 識 実 態 と 登 録 後 の 観 光 客 の 変 化 予 測 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 登 録 を 契 機 とする 地 域 活 性 化 への 課 題 96 第 4 章 地 域 活 性 化 のための3つの 視 点 1. 変 化 への 対 応 観 光 戦 略 富 士 山 地 域 のブランド 化 108 参 考 資 料 1. 新 しい 観 光 による 地 域 活 性 化 の 主 体 と 各 々の 役 割 機 能 静 岡 県 の 富 士 山 周 辺 関 係 各 市 町 地 域 に 対 する 観 光 振 興 策 地 域 活 性 化 策 提 案 (1) 静 岡 県 小 山 町 118 (2) 御 殿 場 市 121 (3) 裾 野 市 124 (4) 三 島 市 127 (5) 清 水 町 130 (6) 長 泉 町 134 (7) 沼 津 市 137 (8) 富 士 市 141 (9) 富 士 宮 市 144 (10) 静 岡 市 ( 清 水 区 ) 147 おわりに 152 本 調 査 研 究 事 業 委 員 ( 執 筆 者 と 担 当 箇 所 ) 153

4 は じ め に 桜 がまだ 7 分 咲 きの 昨 年 の 4 月 初 旬 静 岡 および 山 梨 両 県 の 中 小 企 業 診 断 士 協 会 長 をはじめ 8 名 の 役 員 が 身 延 山 久 遠 寺 の 花 見 を 楽 しむとともに 地 元 の 商 工 会 館 を 借 りて 本 調 査 研 究 事 業 の 採 択 に 向 けて 議 論 を 交 わした この 時 点 において 両 県 にまたがる 名 峰 富 士 山 が 世 界 文 化 遺 産 の 登 録 に 向 って 着 々と 準 備 が 進 められており ユネスコ 世 界 遺 産 センターに 対 して 推 薦 書 が 国 から 提 出 されていたので 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 と 観 光 による 地 域 の 活 性 化 といった 仮 テーマ をもとに 両 県 協 会 の 共 同 事 業 として 取 り 組 むことになったのである さて 本 調 査 研 究 をスタートさせるに 当 たって 両 県 協 会 から 数 名 ずつの 調 査 研 究 委 員 を 募 り 総 勢 10 名 の 体 制 で 臨 むこととなった 委 員 が 多 数 だと 多 様 なアイディアや 知 見 が 披 瀝 され 品 質 の 高 い 調 査 研 究 事 業 になると 期 待 されるとともに それらをどう 意 見 集 約 し 纏 め 上 げていくか また 両 県 における 文 化 遺 産 の 構 成 資 産 の 比 重 や 観 光 資 源 の 魅 力 度 などのポテンシャルの 違 いに 対 して どう 歩 調 を 合 わせ 調 整 していくのか 大 きな 課 題 を 抱 えながら 大 変 な 作 業 になると 覚 悟 してのスタートであった わが 国 社 会 がデフレ 経 済 から 何 とかして 脱 出 しようともがき 苦 しんでいる 昨 今 であるが 地 域 社 会 においてはより 深 刻 な 景 気 低 迷 が 続 いている グローバリゼーションがますます 進 む 中 で わが 国 の 稼 ぎ 頭 である 製 造 業 の 海 外 投 資 は 勢 いを 増 し 国 内 において 収 益 構 造 を 確 立 している 一 部 の 企 業 を 除 き 大 手 製 造 業 関 連 の 事 業 所 の 閉 鎖 が 目 につく このような 状 況 から 当 然 のこと として 地 域 中 小 製 造 業 の 多 くが 青 息 吐 息 の 状 態 である そこで 今 後 において 地 域 経 済 が 再 び 活 力 を 持 つためには 何 で 飯 を 食 べていくのか? を 地 方 行 政 府 や 産 業 界 に 関 わる 人 たちは 自 らに 真 剣 に 問 わなければならない 雇 用 者 だって 進 んでこ の 議 論 に 加 わってもよい 市 井 に 生 きる 地 域 住 民 だって 自 分 が 住 むまちづくりのことだから その 答 えのひとつが 観 光 による 地 域 活 性 化 である 今 回 の 調 査 研 究 事 業 のテーマについては 前 記 したように 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 というトピックスを 契 機 に 観 光 資 源 に 恵 まれた 両 県 の 富 士 山 周 辺 地 域 について 国 内 ばかりでなく 海 外 にも 目 を 転 じ 外 国 からの 一 層 の 誘 客 も 視 野 に 入 れ 地 域 経 済 の 活 性 化 のため 確 固 たる 観 光 戦 略 を 打 ち 立 ててもらいたいという 願 いがあったからであ る このような 動 機 や 背 景 から 生 まれた 本 調 査 研 究 事 業 であるが その 成 果 としての 本 報 告 書 が 富 士 山 周 辺 地 域 はもとより 両 県 における 観 光 地 といわれる 他 地 域 の 観 光 施 策 や 戦 略 のヒントに 供 することができれば 幸 甚 である このことは 調 査 研 究 委 員 一 同 の 共 通 した 思 いである 平 成 25 年 2 月 静 岡 山 梨 県 調 査 研 究 事 業 委 員 会

5 静 岡 県 からの 富 士 山 山 梨 県 からの 富 士 山

6 第 1 章 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 の 見 通 しと 当 該 地 ( 静 岡 山 梨 県 )における 現 状 の 観 光 実 態 について 1. 世 界 文 化 遺 産 について (1) 世 界 遺 産 2007 年 に 富 士 山 が 世 界 遺 産 暫 定 リストに 記 載 され 本 年 度 には 武 家 の 古 都 鎌 倉 とともに ユネスコ 世 界 遺 産 センターへ 登 録 に 向 けての 推 薦 書 を 提 出 した そして 今 夏 イコモス( 世 界 遺 産 委 員 会 の 諮 問 機 関 )による 現 地 調 査 が 行 われた 来 年 5 月 ごろ イコモスによる 評 価 結 果 の 勧 告 が あり その 後 の 夏 ごろに 世 界 遺 産 委 員 会 において 審 議 され 登 録 されるといわれている そもそも 世 界 遺 産 は 文 化 遺 産 自 然 遺 産 この 二 つの 資 産 を 有 する 複 合 遺 産 に 別 けられるが 共 通 価 値 は 地 球 の 生 成 と 人 類 の 歴 史 によって 生 み 出 され 過 去 から 引 き 継 がれた 貴 重 な 宝 物 であ る 世 界 遺 産 は 世 界 のさまざまな 国 や 地 域 に 住 む 人 々が 誇 る 文 化 財 や 自 然 環 境 等 である 現 在 までの 世 界 遺 産 における 文 化 遺 産 は 745 件 自 然 遺 産 188 件 複 合 遺 産 29 件 となっている ち なみに 国 別 の 世 界 遺 産 登 録 件 数 は イタリアがトップで 47 件 2 位 が 中 国 の 43 件 3 位 スペ インで 42 件 4 位 フランス 38 件 5 位 ドイツ 37 件 と 続 いている わが 日 本 は 16 件 の 登 録 で 14 位 である (2) 日 本 における 世 界 遺 産 わが 国 の 世 界 遺 産 登 録 16 件 のうち 文 化 遺 産 が 12 件 自 然 遺 産 が 4 件 である これら 世 界 遺 産 は 次 のとおりである 表 1-1 わが 国 における 登 録 世 界 遺 産 文 化 遺 産 記 載 年 自 然 遺 産 記 載 年 法 隆 寺 地 域 の 仏 教 建 造 物 1993 屋 久 島 1993 姫 路 城 1993 白 神 山 地 1993 古 都 京 都 の 文 化 財 1994 知 床 2005 白 川 郷 五 箇 山 の 合 掌 造 り 集 落 1995 小 笠 原 諸 島 2011 原 爆 ドーム 1996 厳 島 神 社 1996 古 都 奈 良 の 文 化 財 1998 日 光 の 社 寺 1999 琉 球 王 国 のグスク 及 び 関 連 遺 産 群 2000 紀 伊 山 地 の 霊 場 と 参 詣 道 2004 石 見 銀 山 遺 跡 とその 文 化 的 景 観 2007 平 泉 - 仏 国 土 ( 浄 土 )を 表 す 建 築 庭 園 及 び 考 古 学 的 遺 跡 群

7 来 年 度 には 推 薦 書 が 提 出 されている 富 士 山 と 武 家 の 古 都 鎌 倉 がめでたく 登 録 される と 18 件 になる (3) 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 への 推 薦 富 士 山 の 推 薦 について わが 国 における 世 界 遺 産 条 約 関 係 省 庁 連 絡 会 議 ( 構 成 : 外 務 省 文 化 庁 環 境 省 林 野 庁 水 産 庁 国 土 交 通 省 宮 内 庁 )において 推 薦 が 決 定 され 文 化 庁 環 境 省 及 び 林 野 庁 が 共 同 推 薦 省 庁 となった 国 では 世 界 文 化 遺 産 に 相 応 しい 富 士 山 の 顕 著 な 普 遍 的 価 値 につ いて 次 のような 概 要 を 記 載 している 富 士 山 は 日 本 を 代 表 する 日 本 最 高 峰 の 秀 麗 な 円 錐 成 層 火 山 として 世 界 的 に 著 名 であり そ の 荘 厳 で 崇 高 な 姿 形 を 基 盤 として 日 本 人 の 自 然 に 対 する 信 仰 の 在 り 方 や 海 外 に 影 響 を 与 えた 19 世 紀 後 半 の 葛 飾 北 斎 や 歌 川 広 重 などによる 顕 著 な 普 遍 的 価 値 を 持 つ 浮 世 絵 などの 日 本 独 特 の 芸 術 文 化 を 育 んだ 山 である 時 代 を 超 えて 一 国 の 文 化 の 諸 相 とも 極 めて 深 い 関 連 性 を 示 し 山 に 対 する 信 仰 の 文 化 的 伝 統 を 表 すのみならず 世 界 的 名 山 として 景 観 の 類 型 の 顕 著 な 事 例 として 顕 著 な 普 遍 的 価 値 を 持 つ 山 である 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 に 値 する 登 録 基 準 は 10 の 登 録 基 準 のうち の 基 準 を 満 たして いる ちなみに 1 つ 以 上 を 満 たしていればよいことになっている 3 つの 基 準 をそれぞれ 記 す ⅲ. 現 存 するか 消 滅 しているかに 関 わらず ある 文 化 的 伝 統 又 はある 文 明 の 存 在 を 伝 承 する 物 証 として 無 二 の 存 在 ( 少 なくとも 稀 有 な 存 在 )である ⅳ. 歴 史 上 の 重 要 な 段 階 を 物 語 る 建 築 物 その 集 合 体 科 学 技 術 の 集 合 体 あるいは 景 観 を 代 表 する 顕 著 な 見 本 である ⅵ. 顕 著 な 普 遍 的 意 義 を 有 する 出 来 事 ( 行 事 ) 生 きた 伝 統 思 想 信 仰 芸 術 的 作 品 あるいは 文 学 的 作 品 と 直 接 または 実 質 的 関 連 がある(この 基 準 は 他 の 基 準 と 合 わせて 用 いられることが 望 ましい) そして 評 価 基 準 (ⅲ)については 富 士 山 という 山 岳 に 対 する 固 有 の 文 化 的 伝 統 を 表 す 証 拠 評 価 基 準 (ⅳ)では 世 界 的 な 名 山 としての 景 観 の 類 型 の 顕 著 な 事 例 評 価 基 準 (ⅵ)は 顕 著 な 普 遍 的 意 義 を 持 つ 芸 術 作 品 との 直 接 的 有 形 的 な 関 連 性 を 記 述 している これらが 示 す 世 界 文 化 遺 産 を 構 成 する 資 産 は 山 梨 静 岡 両 県 に 跨 って 25 資 産 が 認 められ 資 産 の 保 護 措 置 については 文 化 保 護 法 と 自 然 公 園 法 及 び 国 有 林 の 管 理 経 営 に 関 する 法 律 によって 規 制 される 25 資 産 となってい るが NO1 の 富 士 山 域 については 更 に 9 つの 資 産 から 成 り 立 っている 富 士 山 域 の 1-1 山 頂 の 信 仰 遺 跡 群 を 除 くと 山 梨 県 側 に 属 する 資 産 は 21 静 岡 県 側 には 11 資 産 が 存 在 する 構 成 資 産 面 積 は 20,702.1ha 緩 衝 地 帯 面 積 49,627.7ha で 合 計 70,329.8ha が 対 象 になっている - 2 -

8 表 1-2 構 成 資 産 / 構 成 要 素 一 覧 表 1 富 士 山 域 山 梨 静 岡 県 8 富 士 御 室 浅 間 神 社 山 梨 県 富 士 河 口 湖 町 1-1 山 頂 の 信 仰 遺 跡 山 梨 静 岡 県 9 御 師 住 宅 ( 旧 外 川 家 住 山 梨 県 富 士 吉 田 市 宅 ) 1-2 大 宮 村 山 口 登 山 道 静 岡 県 10 御 師 住 宅 ( 小 佐 野 家 住 ( 現 富 士 宮 口 登 山 富 士 宮 市 宅 ) 道 ) 1-3 須 山 口 登 山 道 静 岡 県 11 山 中 湖 山 梨 県 山 中 湖 村 12 河 口 湖 山 梨 県 富 士 河 口 湖 町 ( 現 御 殿 場 口 登 山 御 殿 場 市 13 忍 野 八 海 ( 出 口 池 ) 山 梨 県 忍 野 村 道 ) 1-4 須 走 口 登 山 道 静 岡 県 小 山 町 14 忍 野 八 海 (お 釜 池 ) 1-5 吉 田 口 登 山 道 山 梨 県 富 士 吉 田 市 15 忍 野 八 海 ( 底 抜 池 ) 1-6 北 口 本 宮 富 士 浅 間 神 社 16 忍 野 八 海 ( 銚 子 池 ) 1-7 西 湖 山 梨 県 富 士 河 口 湖 17 忍 野 八 海 ( 湧 池 ) 町 1-8 精 進 湖 18 忍 野 八 海 ( 濁 池 ) 1-9 本 栖 湖 身 延 町 19 忍 野 八 海 ( 鏡 池 ) 2 富 士 山 本 宮 浅 間 神 社 静 岡 県 富 士 宮 市 20 忍 野 八 海 ( 菖 蒲 池 ) 3 山 宮 浅 間 神 社 21 船 津 胎 内 樹 型 山 梨 県 富 士 河 口 湖 町 4 村 山 浅 間 神 社 22 吉 田 胎 内 樹 型 山 梨 県 富 士 吉 田 市 5 須 山 浅 間 神 社 静 岡 県 裾 野 市 23 人 穴 富 士 講 遺 跡 静 岡 県 富 士 宮 市 6 富 士 浅 間 神 社 ( 須 走 浅 間 神 静 岡 県 小 山 町 24 白 糸 ノ 滝 社 ) 7 河 口 浅 間 神 社 山 梨 県 富 士 河 口 湖 25 三 保 松 原 静 岡 県 静 岡 市 町 本 年 度 富 士 山 を 世 界 文 化 遺 産 として 推 薦 したのであるが 平 成 19 年 1 月 において わが 国 が 推 薦 する 候 補 を 記 した 暫 定 リストに 登 録 された 静 岡 山 梨 両 県 及 び 関 係 市 町 村 では 富 士 山 を 世 界 文 化 遺 産 に 登 録 するため 世 界 遺 産 の 評 価 基 準 に 基 づいた 富 士 山 の 価 値 の 証 明 と 富 士 山 を 適 切 に 保 全 する 方 針 を 定 めた 保 存 管 理 計 画 の 策 定 に 取 り 組 み 平 成 23 年 7 月 に 推 薦 書 の 原 案 を 文 化 庁 に 提 出 したのである (1) 世 界 遺 産 で 記 したように 世 界 遺 産 条 約 の 定 める 目 的 として 文 化 遺 産 及 び 自 然 遺 産 を 人 類 全 体 のための 世 界 遺 産 として 損 傷 破 壊 等 の 脅 威 から 保 護 し 保 存 す - 3 -

9 ることが 重 要 であるとの 観 点 から 国 際 的 な 協 力 及 び 援 助 の 体 制 を 確 立 すること と 謳 っている こうした 世 界 遺 産 の 本 旨 を 改 めて 関 係 市 町 村 ばかりでなく 両 県 民 レベルまで 啓 蒙 し 認 識 するこ とが 求 められるのである 行 政 においては 静 岡 山 梨 両 県 の 知 事 をはじめ 市 町 村 長 環 境 省 等 の 国 の 出 先 機 関 の 長 等 で 構 成 された 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 協 議 会 が 設 立 され 富 士 山 に 関 わる 保 存 管 理 体 制 が 築 かれ ている また 学 識 経 験 者 で 構 成 された 富 士 山 文 化 遺 産 学 術 委 員 会 も 生 まれ 学 術 的 な 調 査 を 行 い 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 協 議 会 へ 助 言 する 仕 組 みが 整 っている 当 協 議 会 のもとに 行 政 による 保 存 管 理 計 画 の 策 定 とともに その 中 には 官 民 連 携 の 行 動 計 画 が 盛 り 込 まれている 具 体 的 には 県 民 運 動 から 国 民 運 動 への 展 開 を 狙 う 富 士 山 の 日 の 制 定 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 両 県 県 民 会 議 の 発 足 文 化 人 や 経 済 人 等 で 組 織 された 認 定 NPO 法 人 富 士 山 を 世 界 遺 産 にする 国 民 会 議 ( 富 士 山 会 議 )とも 連 携 している この 節 の 最 後 に 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 の 顕 著 な 普 遍 的 価 値 と 登 録 されることの 意 義 について まとめてみることにする 1 顕 著 な 普 遍 的 価 値 ( 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 登 録 両 県 合 同 会 議 リーフレットより 抜 粋 ) 1) 信 仰 の 対 象 古 (いにしえ)より 日 本 人 は 噴 火 を 繰 り 返 す 富 士 山 を 神 が 宿 る 山 として 畏 れ 噴 火 を 鎮 めるために 富 士 山 の 麓 に 浅 間 神 社 を 建 立 しました 噴 火 活 動 が 沈 静 化 する 平 安 時 代 後 期 にな ると 富 士 山 は 日 本 古 来 の 山 岳 信 仰 と 密 教 等 が 習 合 した 修 験 道 の 道 場 となりました 12 世 紀 前 半 に 活 躍 した 修 行 僧 の 末 代 上 人 (まつだいしょうにん)は 山 頂 に 大 日 寺 を 築 き ました 室 町 時 代 後 半 には 修 験 者 とともに 一 般 庶 民 も 登 拝 するようになり 戦 国 時 代 に 現 れた 長 谷 川 角 行 (はせがわかくぎょう)が 新 たな 富 士 山 信 仰 を 教 義 としてまとめたとされて います 角 行 の 教 えは 弟 子 へと 引 き 継 がれ 江 戸 時 代 中 期 には 富 士 講 (ふじこう)として 関 東 を 中 心 に 大 流 行 し 多 くの 人 々が 富 士 登 山 や 富 士 五 湖 等 の 霊 地 への 巡 礼 を 行 うようになりま した 明 治 になると 女 性 の 山 頂 登 山 も 解 禁 となり また 鉄 道 や 道 路 網 の 発 達 により 多 くの 登 山 者 が 山 頂 を 目 指 すようになりました 2) 富 士 山 と 芸 術 富 士 山 は その 美 しい 姿 から 様 々な 創 作 活 動 の 題 材 となってきました 8 世 紀 に 編 纂 さ れた 日 本 最 古 の 歌 集 である 万 葉 集 (まんようしゅう)にも 富 士 山 が 詠 まれた 作 品 があ り そのひとつでは 富 士 山 を 国 の 鎮 めの 神 であり 宝 であると 詠 んでいます この 時 期 立 ちのぼっていた 噴 煙 は 燃 える 恋 の 象 徴 として 数 多 くの 文 学 作 品 に 描 かれました 竹 取 物 - 4 -

10 語 古 今 和 歌 集 伊 勢 物 語 などの 古 典 作 品 をはじめ 松 尾 芭 蕉 や 与 謝 蕪 村 の 俳 句 夏 目 漱 石 や 太 宰 治 の 作 品 にも 取 り 上 げられています 富 士 山 を 描 いた 最 も 有 名 な 絵 画 としては 江 戸 時 代 に 制 作 された 浮 世 絵 が 挙 げられます 浮 世 絵 では 葛 飾 北 斎 が 冨 嶽 三 十 六 景 で 歌 川 広 重 が 不 二 三 十 六 景 東 海 道 五 拾 参 次 で 様 々な 場 所 から 見 た 富 士 山 を 描 き ゴッホやモネなど 印 象 派 の 画 家 にも 影 響 を 与 え ました 近 代 日 本 画 では 群 青 富 士 で 知 られる 横 山 大 観 などが 数 多 くの 富 士 山 の 作 品 を 残 しています これらのことから 富 士 山 には 芸 術 の 源 泉 として 世 界 文 化 遺 産 にふさわしい 価 値 がある といえます 2 登 録 されることの 意 義 と 課 題 ( 山 梨 県 の 考 え 方 ) 1)その 価 値 を 日 本 人 として 大 切 に 思 い 広 く 世 界 に 伝 えられる 2) 遺 産 の 保 護 や 周 辺 の 保 全 が 図 られる 3) 住 民 の 誇 りとなり 地 域 づくりやまちづくりが 活 性 化 する 4) 知 名 度 が 上 がり 観 光 等 に 貢 献 する そして 課 題 としては 次 のようなことが 言 える 1) 適 切 な 文 化 財 保 護 と 適 切 な 土 地 利 用 が 要 求 される 2) 交 通 対 策 をはじめ 現 状 以 上 の 文 化 財 や 環 境 の 保 護 保 全 のための 費 用 がかかる - 5 -

11 2011 登 録 平 泉 - 仏 国 土 ( 浄 土 )を 表 す 建 築 庭 園 及 び 考 古 学 的 遺 跡 群 -を 訪 ねて 現 地 見 聞 と 行 政 関 係 者 へのインタビュー 調 査 当 調 査 研 究 事 業 の 参 考 になるように 調 査 研 究 員 のメンバーの 一 人 は 平 成 23 年 に 世 界 文 化 遺 産 に 登 録 された 平 泉 を 訪 ねた その 折 に 現 地 見 聞 したことと 行 政 関 係 者 等 にインタビューし た 内 容 を 記 す 平 泉 - 世 界 文 化 遺 産 のあらまし 薫 風 5 月 と 冬 景 色 の 中 尊 寺 金 色 堂 岩 手 県 平 泉 町 は 昔 から 日 本 で 最 も 著 名 な 観 光 地 のひとつである 平 成 13 年 (2001 年 )に 平 泉 の 文 化 遺 産 としてユネスコの 世 界 遺 産 暫 定 リストに 登 載 され 平 成 18 年 (2006 年 ) 推 薦 書 を 提 出 したが 平 成 20 年 (2008 年 ) に 登 録 延 期 の 決 議 がされた その 後 構 成 資 産 と 推 薦 書 の 主 題 の 見 直 しを 行 い 資 産 名 を 平 泉 - 仏 国 土 ( 浄 土 )を 表 す 建 築 庭 園 及 び 考 古 学 的 遺 跡 群 - として 新 しく 推 薦 書 を 提 出 し 平 成 23 年 6 月 (2011 年 )に 世 界 遺 産 委 員 会 から 世 界 文 化 遺 産 に 登 録 された 構 成 資 産 は 1 中 尊 寺 (ちゅうそんじ)2 毛 越 寺 (もうつうじ)3 観 自 在 王 院 跡 (かんじざい おういんあと)4 無 量 光 院 跡 (むりょうこういんあと)5 金 鶏 山 (きんけいさん)である 世 界 文 化 遺 産 登 録 によって 観 光 面 に 及 ぼした 影 響 ( 現 地 見 聞 から) 観 光 客 の 大 幅 な 増 加 が 顕 著 に 見 られる 平 泉 町 観 光 商 工 課 ( 課 長 補 佐 ) 世 界 遺 産 推 進 室 ( 室 長 補 佐 ) 及 び 平 泉 観 光 協 会 ( 事 務 局 長 )に 対 するインタビューから 観 光 客 入 込 数 が 平 成 23 年 は 190 万 人 平 成 24 年 は 264 万 人 となった 登 録 発 表 の 日 から 反 応 があり 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 減 少 していた 観 光 客 が 戻 ってきた 特 にオフシーズンである 冬 場 が 伸 びている 但 し 登 録 後 1 年 を 経 過 して 観 光 客 数 の 伸 びは 落 ち 着 いてきている とのことである その 他 に 影 響 のプラス 面 として 平 泉 には 中 尊 寺 だけでなく 毛 越 寺 などの 他 の 遺 産 もあるこ とが 認 識 してもらえたこと マイナス 面 としては 観 光 客 の 町 に 対 する 期 待 値 が 高 くなり 逆 に 顧 客 満 足 度 が 下 がってしまった 恐 れがあるという 例 えば ちょっとしたことでもクレームにな る 場 合 が 見 られる そのときには 素 早 い 対 応 を 心 がけている また 住 民 の 不 自 由 さが 増 した こともあるが やむをえないと 皆 が 感 じておりマイナスはあまりないようだ 観 光 客 数 増 加 に 対 する 具 体 的 な 対 応 策 としては 1 想 定 以 上 にマイカー 利 用 者 が 多 くなったの で 対 策 として 公 共 機 関 ( 町 役 場 や 公 民 館 )の 駐 車 場 を 無 料 で 開 放 している 2 飲 食 店 不 足 のた - 6 -

12 め 夜 だけの 営 業 だったお 店 が 昼 食 を 始 めている 3 町 内 の 宿 泊 施 設 の 定 員 が 少 ないため 他 地 域 の 観 光 協 会 などと 連 携 していることなどである 観 光 客 の 質 的 な 変 化 は 当 然 のことと 思 われ るが 平 泉 の 文 化 に 関 心 を 持 つ 方 がより 増 えたことである 例 えば 中 尊 寺 では 昨 秋 の 日 曜 日 には 観 光 客 に 対 する 法 話 を 行 った 毛 越 寺 の 庭 園 を 何 度 も 訪 れる 方 が 多 くなったなどである 行 政 関 係 者 等 に 対 するインタビューから 感 じた 世 界 遺 産 と 観 光 の 関 係 第 一 は 世 界 遺 産 と 観 光 の 関 係 をどう 捉 えるのかという 考 え 方 である このことは 地 域 を 豊 かにするための 手 段 が 観 光 であり そのひとつが 世 界 遺 産 である とする 考 えが 土 台 にあり 世 界 遺 産 と 観 光 とは 分 けて 考 え その 二 つのバランスが 大 事 である 登 録 は 平 泉 を 文 化 遺 産 と して 保 護 するとの 決 意 表 明 である ( 平 泉 観 光 協 会 ( 事 務 局 長 ))と 両 者 の 関 係 を 捉 えている 第 二 は 長 期 的 な 視 野 をもって 計 画 を 立 て 実 行 するという 戦 略 である 平 泉 は 国 際 観 光 地 を 目 指 しており 登 録 により 観 光 地 としてのグレードが 上 がった また 景 観 保 全 のためにインフ ラ 整 備 を 進 めてきたが 国 県 の 予 算 が 付 きやすかった ( 世 界 遺 産 推 進 室 ( 室 長 補 佐 ))と 戦 略 を 描 き 平 成 12 年 から 景 観 規 制 が 始 まった 町 と 県 国 で 協 力 して 取 り 組 んでいる 平 成 21 年 に 渋 滞 対 策 の 社 会 的 実 験 を 行 い 平 成 23 年 に 駐 車 場 の 空 き 状 況 を 表 示 する 電 気 看 板 を 設 置 した ( 平 泉 町 観 光 商 工 課 ( 課 長 補 佐 ))と 説 明 してくれた 第 三 は 事 業 者 と 住 民 の 地 元 の 文 化 に 対 する 理 解 である もともと 町 全 体 が 遺 跡 であり 歴 史 建 造 物 や 寺 院 庭 園 だけでなく 埋 蔵 文 化 財 を 大 事 にする 住 民 の 気 質 がある ( 世 界 遺 産 推 進 室 ( 室 長 補 佐 ))ことから 分 かるように 平 泉 の 文 化 遺 産 には 顕 著 な 普 遍 的 価 値 があることを 住 民 がよく 理 解 して 意 識 が 高 いのである 観 光 による 地 域 活 性 化 の 観 点 から 平 泉 に 対 する 所 見 観 光 ガイドについて 中 尊 寺 では 旗 を 持 った 有 料 の 観 光 ガイドが 活 躍 している 金 色 堂 の 内 部 ではテープによる 音 声 ガイドは 聞 こえるが 大 勢 のお 客 が 集 中 し 前 がよく 見 えない 次 の 宝 物 殿 の 説 明 文 で 納 得 し その 後 再 び 実 物 が 見 たくなった やはり その 場 でガイドの 説 明 が 必 要 ではないかと 思 う 景 観 について 中 尊 寺 境 内 では 分 別 してあるゴミ 箱 や 牛 乳 の 自 動 販 売 機 にこげ 茶 色 の 木 製 カバーがしてあ る また 毛 越 寺 通 りでは 建 物 の 色 調 がお 寺 をイメージするモノトーンに 統 一 されており 落 ち 着 いた 印 象 である 電 線 も 地 中 化 されていて 庭 園 の 広 々とした 感 じが 続 き 好 ましい こうした 景 観 の 中 で 商 いを 営 む 住 民 が 規 制 に 協 力 しながらも お 店 の 個 性 を 出 そうとしているようだ おもてなしの 精 神 について ホテルでの 夕 食 の 合 間 に 旅 の 車 中 から 見 た 関 東 とは 違 う 稲 の 干 し 方 について 宿 の 人 に 質 問 を する 給 仕 に 忙 しい 中 でも 丁 寧 に 答 えてくれる 岩 手 の 人 の 優 しい 気 風 を 知 り 嬉 しくなる おも てなしの 心 により 人 と 人 とが 触 れ 合 い 交 流 が 生 まれたのである - 7 -

13 2. 両 県 の 現 状 における 観 光 の 実 態 前 記 の 1-(3)-2-4)に 知 名 度 が 上 がり 観 光 等 に 貢 献 する とあるが 世 界 遺 産 の 登 録 はそ もそもその 資 産 の 保 護 を 目 指 しているものであり 開 発 が 付 き 物 の 観 光 とは 相 反 する 恐 れがつき まとう だが 世 界 遺 産 が 目 指 す 保 護 や 尊 重 という 本 旨 を 理 解 するならば 文 化 歴 史 観 光 とい うカテゴリーで 物 見 遊 山 観 光 とは 一 味 違 った 品 格 ある 観 光 のあり 方 があるものと 思 われる こ のような 視 点 を 念 頭 に 置 きながら 両 県 の 観 光 の 実 態 について 考 察 してみたい (1) 山 梨 県 が 進 めようとしている 観 光 施 策 平 成 22 年 に 政 府 が 公 表 された 産 業 構 造 ビジョン 2010 の 中 で 日 本 の 産 業 をめぐる 現 状 および 課 題 として 日 本 の 国 際 競 争 力 の 低 下 を 象 徴 する 一 人 当 たりのGDPについて 2000 年 に 3 位 であったのが 2008 年 に 23 位 まで 低 下 したと 記 述 され 特 定 グローバル 製 造 業 に 依 存 してき た 成 長 パターンの 限 界 が 語 られ 日 本 経 済 の 行 き 詰 まりという 問 題 が 提 起 された 産 業 構 造 ビジ ョン 2010 は 我 々はこれから 何 で 稼 ぎ 何 で 雇 用 するのか を 標 題 にし 自 動 車 依 存 の 一 本 足 打 法 から 5 つの 成 長 分 野 を 有 する 八 ヶ 岳 構 造 への 産 業 構 造 の 転 換 を 提 唱 している そのひとつの 分 野 に 文 化 産 業 立 国 として ファッション コンテンツ 食 とともに 観 光 が 挙 げられている また それ 以 前 より 政 府 は 観 光 立 国 の 旗 を 掲 げ 平 成 15 年 に 約 500 万 人 に 留 まっている 訪 日 外 国 人 旅 行 者 を 平 成 22 年 に 倍 増 させる 目 標 を 立 てた 観 光 立 国 行 動 計 画 の 策 定 のもと 官 民 一 体 となった 外 客 誘 致 キャンペーンである ビジット ジャパン キャンペーン が 展 開 されて きた その 後 も 平 成 18 年 に 観 光 立 国 推 進 基 本 法 の 制 定 や 観 光 庁 の 設 立 等 観 光 施 策 を 推 進 してきた だが キャンペーン 早 々にSARS( 重 症 急 性 呼 吸 器 症 候 群 ) 問 題 平 成 20 年 におけ るリーマンショック さらに 平 成 23 年 3 月 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 と 福 島 原 発 事 故 等 の 影 響 で 平 成 22 年 の 訪 日 外 国 人 旅 行 者 数 は 861 万 人 平 成 23 年 は 前 年 度 より 大 きく 減 少 して 622 万 人 で 1,000 万 人 という 目 標 に 達 していない ちなみに 下 記 グラフに 見 られるように 平 成 23 年 の 日 本 人 海 外 旅 行 者 数 は 1,699 万 人 である 図 1-1 訪 日 外 国 人 旅 行 者 数 及 び 日 本 人 海 外 旅 行 者 数 の 推 移 そして 山 梨 県 においても 観 光 振 興 に 力 を 入 れ 平 成 23 年 に 観 光 振 興 条 例 を 制 定 し これに 基 づいて や まなし 観 光 推 進 計 画 を 立 てた 平 成 23 年 に 山 梨 県 を 訪 れた 観 光 客 数 が 2,570 万 人 であったものを 平 成 30 年 に 21%アップの 3,110 万 人 に する 等 数 値 目 標 を 掲 げた また 平 成 23 年 に 策 定 された 山 - 8 -

14 梨 県 産 業 振 興 ビジョン の 中 で 成 長 が 期 待 される 分 野 のひとつとして 国 内 外 の 人 々との 多 様 な 交 流 が 生 み 出 す 産 業 分 野 を 挙 げ 具 体 的 に インバウンド 観 光 と 地 域 ブランド 産 業 とこ れを 活 用 したニューツーリズム を 産 業 領 域 として 設 定 している 1 インバウンド 観 光 山 梨 県 産 業 振 興 ビジョンの 中 で インバウンド 観 光 について 次 のように 実 態 が 記 されている 2009 年 における 各 都 道 府 県 別 の 訪 日 外 国 人 旅 行 宿 泊 数 は 山 梨 県 が 8 位 と 上 位 にいる 本 県 を 訪 れる 外 国 人 旅 行 者 を 地 域 別 にみると 中 国 をはじめ 台 湾 タイ 香 港 シンガポール 等 広 く アジアからの 旅 行 者 が 増 加 傾 向 を 示 している 本 県 に 宿 泊 する 外 国 人 の 約 半 数 は 中 国 人 旅 行 者 であり 2010 年 7 月 中 国 の 個 人 観 光 ビザの 発 給 要 件 の 緩 和 により 今 後 日 本 を 訪 れる 旅 行 者 は 更 に 増 加 すると 予 想 される ただし 当 ビジョン 策 定 後 に 起 きた 東 日 本 大 震 災 や 最 近 の 尖 閣 諸 島 問 題 等 の 影 響 で 中 国 をはじめ 外 国 人 旅 行 者 数 は 減 少 している 2 地 域 ブランド 産 業 とこれを 活 用 したニューツーリズム もうひとつ 山 梨 県 で 成 長 を 記 す 観 光 分 野 として 果 樹 農 業 やワイン 等 地 場 産 業 のブランドイ メージを 高 めるとともに 旅 行 客 に 対 しこれらの 産 業 へ 体 験 と 交 流 を 狙 った 地 域 ブラン ド ツーリズム というニューツーリズムを 提 唱 している (2) 既 存 調 査 データでみる 山 梨 県 の 観 光 について ここでは 山 梨 県 および 構 成 資 産 が 存 在 する 富 士 北 麓 地 域 の 実 態 について 既 存 の 観 光 調 査 デ ータに 基 づいて 概 観 を 述 べていきたい 1 平 成 23 年 山 梨 県 観 光 入 込 客 統 計 調 査 より 山 梨 県 では 成 23 年 1 月 ~12 月 にかけて 調 査 対 象 地 域 467 箇 所 で 観 光 入 込 客 統 計 調 査 を 行 った この 調 査 を 次 の 分 析 項 目 に 従 ってまとめたものが 報 告 書 として 公 表 されている 観 光 客 数 ( 実 人 数 延 べ 人 数 ) 宿 泊 客 数 ( ) 観 光 動 態 ( 被 調 査 者 の 属 性 旅 行 目 的 観 光 消 費 の 実 態 観 光 地 の 満 足 度 等 ) そして 本 調 査 では 圏 内 を 5 つの 圏 域 ( 峡 中 峡 東 峡 北 峡 南 富 士 東 部 )に 分 類 し 圏 域 ごとに 観 光 客 の 動 向 分 析 を 行 っている 下 記 に 本 調 査 結 果 の 概 要 を 示 す 1) 観 光 入 込 客 観 光 客 実 人 数 23,554 千 人 (イベント 行 祭 事 は 除 く) 観 光 客 延 人 数 40,822 千 人 ( ) 2) 日 帰 り 宿 泊 別 観 光 入 込 客 日 帰 り 客 実 人 数 18,133 千 人 宿 泊 客 実 人 数 5,421 千 人 - 9 -

15 3) 居 住 地 別 観 光 入 込 客 ( 訪 日 外 国 人 を 除 く) 県 外 客 実 人 数 18,586 千 人 県 内 客 実 人 数 4,757 千 人 4) 訪 日 外 国 人 客 日 帰 り 客 数 51 千 人 宿 泊 客 数 160 千 人 5) 目 的 別 観 光 入 込 客 ( 延 べ 人 数 ) 表 1-3 自 然 文 化 歴 史 温 泉 健 康 スポ レク 都 市 型 観 光 行 祭 事 イヘ ント そ の 他 4,608 人 8,476 人 6,074 人 9,097 千 人 4,526 千 人 2,880 千 人 5,160 千 人 6) 季 節 別 観 光 入 込 客 表 1-4 春 (3~5 月 ) 夏 (6~8 月 ) 秋 (9~11 月 ) 冬 (1~2 月 1 月 ) 4,949 千 人 7,316 千 人 7,142 千 人 4,147 千 人 7) 観 光 消 費 額 年 間 をとおしての 観 光 関 連 の 全 体 の 消 費 額 は 2,479 億 円 一 人 当 たり 平 均 消 費 額 は 10,523 円 であった 上 記 の 調 査 結 果 の 概 要 についての 分 析 を 本 調 査 報 告 書 からそのポイントを 抜 粋 すると 平 成 23 年 の 山 梨 県 における 観 光 入 込 客 数 は 実 人 数 で2,355 万 人 と 推 計 された 本 年 の 観 光 入 込 客 の 動 向 に 関 連 して 特 筆 すべき 重 大 な 出 来 事 としては 平 成 23 年 3 月 11 日 に 発 生 した 東 日 本 大 震 災 及 びこれに 伴 う 福 島 県 の 原 子 力 発 電 所 事 故 が 挙 げられる 燃 料 供 給 のひっ 迫 計 画 停 電 による 交 通 機 関 の 運 休 ダイヤ 変 更 観 光 旅 行 や 集 客 イベントの 自 粛 ムードの 広 がり 観 光 消 費 マインドの 冷 え 込 みなどの 影 響 は 本 県 観 光 にも 影 を 落 とした また 震 災 により 惹 起 され た 遠 出 への 不 安 に 長 引 く 景 気 低 迷 も 相 まって 近 場 の 観 光 スポットで 消 費 を 押 さえながら 楽 しむ 安 近 短 型 の 観 光 旅 行 を 志 向 する 傾 向 が 継 続 しているものと 見 られる と23 年 の 災 害 や 社 会 経 済 的 特 殊 要 因 の 影 響 について 述 べている また 23 年 の 宿 泊 観 光 客 数 については 平 成 23 年 の 宿 泊 観 光 客 数 ( 実 人 数 )は 542 万 人 と 推 計 された 本 年 は 観 光 庁 実 施 の 宿 泊 旅 行 統 計 調 査 に 係 る 提 供 データを 用 いており 前 年 ( 山 梨 県 観 光 宿 泊 客 統 計 調 査 結 果 )との 単 純 な 比 較 はできないが 参 考 までに 掲 げると H22:580 万 人 から 約 38 万 人 (6.5%) 程 度 の 減 少 という 見 方 もある 圏 域 別 に 見 ると 富 士 東 部 圏 域 が279 万 人 と50% 強 を 占 め 最 多 となった 次 いで 峡 東 圏 域 (102 万 人 ) 峡 中 圏 域 (76 万 人 ) 峡 北 圏 域 (71 万 人 ) 峡 南 圏 域 (15 万 人 )の 順 となっている さ らに 小 圏 域 別 に 見 ると 主 なエリアでは 河 口 湖 周 辺 の 宿 泊 施 設 群 などを 擁 する 富 士 吉 田 河 口 湖 三 つ 峠 周 辺 で168 万 人 と 群 を 抜 いて 多 く メジャーな 温 泉 観 光 地 のある 石 和 温 泉

16 果 実 郷 周 辺 で87 万 人 山 中 湖 周 辺 の 宿 泊 施 設 群 を 持 つ 山 中 湖 忍 野 周 辺 で68 万 人 八 ヶ 岳 地 域 を 含 む 八 ヶ 岳 高 原 周 辺 で61 万 人 市 街 地 の 宿 泊 施 設 群 を 有 する 芸 術 の 森 武 田 神 社 周 辺 で52 万 人 などとなっている 峡 中 峡 東 の 市 街 地 型 観 光 地 においては 年 間 を 通 して 比 較 的 客 数 の 変 動 が 小 さい 一 方 富 士 北 麓 や 峡 北 の 自 然 資 源 豊 かなエリアについては 特 に 夏 季 において 客 数 が 著 しく 増 加 するなど 季 節 的 な 変 動 が 大 きくなっている なお 外 国 人 の 宿 泊 客 について 見 ると 富 士 吉 田 河 口 湖 三 つ 峠 周 辺 (70 千 人 ) 山 中 湖 忍 野 周 辺 (37 千 人 ) 本 栖 湖 精 進 湖 西 湖 周 辺 (26 千 人 ) の 富 士 北 麓 3エリアで 全 体 の83%を 占 めており 宿 泊 を 伴 う 富 士 山 周 辺 地 域 での 観 光 志 向 が 極 めて 強 いことがうかがえ る 宿 泊 客 減 少 要 因 の 一 つとして 東 日 本 大 震 災 とこれに 伴 う 原 子 力 発 電 所 事 故 の 影 響 で 小 中 高 校 の 県 内 への 修 学 旅 行 客 が 減 少 していることが 挙 げられる 平 成 23 年 度 には 修 学 旅 行 で 県 内 に 宿 泊 した 学 校 数 や 児 童 生 徒 数 が 約 7 割 程 度 減 少 したとの 調 査 結 果 もあり 今 後 は 当 地 への 修 学 旅 行 に 関 する 不 安 の 解 消 や 魅 力 の 向 上 など 宿 泊 客 を 呼 び 戻 す 努 力 が 必 要 になるものと 考 えられる また 近 年 の 日 本 政 府 による 個 人 観 光 ビザ 要 件 緩 和 に 伴 い 外 国 人 観 光 客 の 大 宗 を 占 める 中 国 人 観 光 客 の 旅 行 形 態 が 団 体 型 から 個 人 型 にシフトしているとの 大 手 旅 行 会 社 による 分 析 も ある 当 地 への 外 国 人 宿 泊 客 誘 致 に 向 けては こうした 個 別 化 多 様 化 するニーズにきめ 細 か に 対 応 し 得 るような 旅 行 商 品 の 開 発 情 報 発 信 や 旅 行 事 業 者 等 との 連 携 強 化 が 一 層 重 要 になっ てくるものと 見 込 まれる と 結 んでいる 次 に 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 地 にあたる 富 士 東 部 圏 域 の 入 込 客 の 実 態 を 見 てみたい 前 年 との 比 較 の 集 計 において 平 成 22 年 4 月 から 従 来 本 県 が 行 ってきた 調 査 集 計 方 法 が 国 の 共 通 基 準 と 調 査 要 領 に 変 更 されたため 22 年 と23 年 の 比 較 について4 月 から12 月 の9ヶ 月 間 で 可 能 と なった まずは 本 県 の 観 光 入 込 客 数 ( 延 べ 人 数 )についてみると 22 年 の9ヶ 月 間 37,671 千 人 だ ったが 23 年 には34,631 千 人 で8.1% 減 少 した 続 いて 富 士 東 部 の 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 地 にある 市 町 村 の 両 年 9カ 月 の 比 較 を 下 記 表 に 示 す

17 表 年 の 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 地 市 町 村 の 観 光 入 込 客 数 の 比 較 ( 延 べ 人 数 ) 平 成 22 年 平 成 23 年 観 光 客 数 入 込 数 構 成 比 観 光 客 数 入 込 数 構 成 比 前 年 比 富 士 吉 田 市 5,331 千 人 14.2% 4,911 千 人 14.2% 92.1% 忍 野 村 143 千 人 0.4% 141 千 人 0.4% 99.2% 山 中 湖 村 1,063 千 人 2.8% 947 千 人 2.7% 89.1% 鳴 沢 村 2,752 千 人 7.3% 2,508 千 人 7.2% 91.1% 富 士 河 口 湖 町 4,967 千 人 13.2% 4,074 千 人 11.8% 82.0% 県 全 体 37,671 千 人 100.0% 34,631 千 人 100.0% 91.9% 23 年 の9ヶ 月 間 の 前 年 同 期 間 の 比 較 において 富 士 吉 田 市 と 忍 野 村 を 除 いて 全 県 の 減 少 率 を 下 回 った 富 士 吉 田 市 とともに 当 圏 域 で 入 込 客 数 が 多 い 富 士 河 口 湖 町 の 落 ち 込 みが82.0%で 気 にかかる 上 記 表 の5 市 町 村 を 含 む 富 士 東 部 圏 域 の 両 年 9ヶ 月 間 の 状 況 について 本 調 査 報 告 書 から 再 び 抜 粋 してみると 富 士 東 部 圏 域 では 対 前 年 比 86.5%と 減 少 した 小 圏 域 別 に 見 ると 富 士 山 五 合 目 は 震 災 後 から 夏 山 シーズンを 含 む 長 期 にわたり 入 込 客 数 が 大 きく 減 っ たことにより 前 年 から3 割 程 度 減 少 した 富 士 吉 田 河 口 湖 三 つ 峠 周 辺 では 客 数 を 伸 ばした 施 設 もあったものの 一 部 の 歴 史 文 化 施 設 やレクレーション 施 設 で 入 込 客 数 が 低 迷 し 地 域 全 体 としては 減 少 となった 本 栖 湖 精 進 湖 西 湖 周 辺 では リゾー ト 施 設 でやや 低 迷 したところもあるが 自 然 関 係 の 観 光 地 点 や 自 然 をテーマとしたレクレ ーション 施 設 で 客 数 を 伸 ばし 微 減 にとどまった 山 中 湖 忍 野 周 辺 では 主 力 の 温 泉 施 設 で 微 減 となったほか レクレーション 施 設 で 客 数 が 伸 びず 全 体 として15% 程 度 の 減 少 となった 大 月 北 都 留 では 一 部 のゴルフ 場 や 温 泉 施 設 で 客 数 が 伸 び 悩 み 前 年 から15% 程 度 の 減 少 となった 桂 川 道 志 川 周 辺 では 一 部 のゴルフ 場 でやや 客 数 が 伸 びたものの 温 泉 施 設 が 振 るわず 全 体 としては 減 少 となった と 分 析 している 最 後 に 県 外 客 の 山 梨 への 訪 問 頻 度 と 観 光 客 の 満 足 度 について 23 年 9カ 月 のデ ータを 使 ってまとめとしたい 県 外 客 の 訪 問 頻 度 については 1 年 に1 回 以 上 が60.1% 2~3 年 に1 回 程 度 が19.8%という 結 果 であった 観 光 客 の 満 足 度 は 非 常 に 満 足 が36.3% やや 満 足 が41.4%で 合 わせると77.7%の 人 が 満 足 しているようだ 観 光 資 源 要 素 でみると 自 然 景 観 が 最 も 満 足 度 が 高 く91.0%で 高 い 観 光 地 の 発 展 を 期 すためには 至 極 当 たり 前 のことであるが 観 光 地 のハード ソフト 面 での 受 け 入 れ 態 勢 の 充 実 度 を 向 上 させることである そこで 観 光 資 源 要 素 別 でみた 満 足 度 一 覧 表 を 記 載 する

18 表 1-6 観 光 客 の 満 足 度 非 常 に 満 足 やや 満 足 普 通 やや 不 満 非 常 に 不 満 山 梨 県 全 体 の 満 足 度 36.3% 41.4% 20.9% 1.3% 0.1% 自 然 環 境 62.6% 28.4% 8.5% 0.5% - 文 化 歴 史 32.6% 32.0% 34.2% 1.2% - 温 泉 56.8% 28.2% 14.2% 0.7% - 宿 のサービス 39.5% 34.2% 24.8% 1.5% - 食 べ 物 33.4% 36.4% 27.7% 2.0% 0.5% 地 元 旅 館 等 36.2% 35.6% 26.7% 1.4% 0.1% の お 観 光 施 設 25.7% 35.4% 36.5% 2.2% 0.2% も て バス 21.1% 21.5% 41.4% 10.1% 5.9% な し タクシー 26.6% 27.3% 40.9% 3.2% 1.9% 土 産 品 店 18.1% 35.9% 43.8% 2.1% 0.2% 観 光 施 設 の 充 実 度 23.5% 38.7% 32.8% 4.8% 0.2% 道 路 整 備 22.2% 37.5% 33.5% 6.0% 0.7% 案 内 標 識 看 板 21.5% 34.1% 34.9% 8.7% 0.8% 公 共 交 通 の 便 14.1% 22.2% 33.2% 20.9% 9.6% 公 共 交 通 の 便 にみられる 満 足 度 の 合 計 36.3%をはじめ 観 光 インフラである 交 通 に 関 係 する 資 源 要 素 についての 満 足 度 評 価 が 低 い だが 県 全 体 の 満 足 度 だと77.7%であることから 山 梨 への 再 訪 意 向 について すごくそう 思 う 60.5% ややそう 思 う 35.2% 合 わせ て95%を 超 える 歓 迎 すべき 結 果 となった 2 平 成 22 年 度 関 東 商 工 会 議 所 連 合 会 プロジェクトチームの 観 光 に 関 する 調 査 より 当 プロジェクトチームは 観 光 振 興 についてPR 戦 略 を 考 えるうえで まずは 実 態 を 把 握 す るため 関 東 から 遠 い 地 域 に 居 住 する 一 般 層 1,000 名 の 関 東 に 対 する 認 知 度 イメージ 調 査 を 行 った 当 プロジェクトチームの 委 員 として 山 梨 県 で 富 士 吉 田 商 工 会 議 所 の 専 務 理 事 が 名 を 連 ねた そこで 富 士 吉 田 商 工 会 議 所 のご 協 力 により 本 県 に 関 する 調 査 データを 提 供 しても らった 以 下 に その 調 査 結 果 を 記 す 1) 地 図 に 見 る 各 都 県 の 認 知 度 ( 回 答 者 1,000 名 正 答 率 ) 表 1-7 茨 城 栃 木 群 馬 埼 玉 千 葉 東 京 神 奈 川 山 梨 静 岡 平 均 76.8% 58.0% 56.9% 78.0% 88.6% 87.2% 81.5% 68.5% 86.2% 75.7% 回 答 者 は 北 海 道 近 畿 中 国 四 国 九 州 それぞれ 200 名 である 最 も 認 知 度 が 高 いのは 僅 差 であるが 東 京 ではなく 千 葉 であったのは 驚 きである その 理 由 として 考 えられるのは

19 地 図 が 苦 手 の 人 が あるいは 千 葉 には 東 京 ディズニーランドがあるからであろうか 2) 県 に 行 ってみたいですか の 問 いに 対 する はい の 回 答 率 表 1-8 茨 城 栃 木 群 馬 埼 玉 千 葉 東 京 神 奈 川 山 梨 静 岡 平 均 26.1% 35.0% 33.8% 31.6% 65.7% 70.1% 73.8% 52.9% 63.8% 50.3% 東 京 を 抜 き 神 奈 川 がトップ 山 梨 は 検 討 して 5 位 で 平 均 以 上 の 52.9%であった 3) 県 の 名 所 イベント 人 物 として 知 っているもの 知 名 度 上 位 10 表 1-9 順 位 名 所 イベント 人 物 都 県 名 度 数 % 1 上 野 物 園 東 京 % 2 横 浜 中 華 街 神 奈 川 % 3 幕 張 メッセ 千 葉 % 4 東 京 スカイツリー 東 京 % 5 富 士 山 山 梨 % 6 富 士 急 ハイランド 山 梨 % 7 江 の 島 神 奈 川 % 8 箱 根 神 奈 川 % 9 草 津 温 泉 群 馬 % 10 隅 田 川 花 火 大 会 東 京 % 東 京 ディズニーランドが 入 っていないのが 不 思 議 であるが 富 士 山 と 富 士 急 ハイラ ンド が 80%の 人 が 認 知 しているという 好 結 果 であった 4) 県 の 特 産 品 として 知 っているもの 知 名 度 上 位 ランク 表 1-10 順 位 特 産 品 都 県 名 度 数 % 1 ぶどう 山 梨 % 2 雷 おこし 東 京 % 3 うなぎパイ 静 岡 % 4 納 豆 茨 城 % 5 人 形 焼 東 京 % 6 江 戸 前 寿 司 東 京 % 11 緑 茶 静 岡 % 12 ワイン( 甲 州 種 ) 山 梨 % 13 もも 山 梨 % 14 富 士 宮 やきそば 静 岡 %

20 山 梨 県 の ぶどう が 最 も 知 名 度 があり 約 85%の 人 が 知 っていた そのほか 12 位 に 古 くから 地 元 で 栽 培 されていた 甲 州 種 を 使 った ワイン 13 位 に もも が 半 数 を 超 えての 認 知 度 で 入 った 上 位 20 位 に 入 っていないが 山 梨 名 物 の 味 噌 煮 込 みうどんである ほう とう が 28.3%で 3 割 近 くの 認 知 度 があった しかし 富 士 北 麓 地 域 で 富 士 吉 田 市 の 名 物 で ある 吉 田 のうどん が 5.6% 地 場 産 業 である 繊 維 の ふじやま 織 が 1.0% 甲 斐 絹 が 0.8%とほとんどの 人 が 知 っていないという 結 果 であった 6) 山 梨 県 のイメージ 上 位 5 表 1-11 順 位 イメージ 総 ポイント 1 富 士 山 フルーツ 王 国 富 士 山 の 天 然 水 恵 まれた 自 然 環 境 盆 地 位 は 3 ポイント 2 位 は 2 ポイント 3 位 は 1 ポ イントにて 加 重 計 算 し その 値 の 合 計 値 でランク やはり 富 士 山 の 知 名 度 は 抜 群 で 山 梨 県 を 象 徴 するイメージである 2 番 目 には フルーツ 王 国 で ぶどう や もも 等 果 樹 の 産 地 であると 知 られていることが 確 認 できた 3 富 士 五 湖 観 光 連 盟 が 実 施 した 夏 の 富 士 五 湖 観 光 客 アンケート 調 査 より 富 士 五 湖 観 光 連 盟 は 富 士 山 と 富 士 五 湖 の 観 光 発 展 と 自 然 の 保 護 その 宣 伝 紹 介 などを 行 い 国 内 国 外 に 関 する 事 業 の 健 全 なる 振 興 を 図 り あわせて 国 際 親 善 に 寄 与 することを 目 的 として 創 立 された 会 員 は 富 士 五 湖 地 域 の 市 町 村 観 光 協 会 地 元 企 業 で 構 成 されている 当 観 光 連 盟 は 昨 年 に 引 き 続 き 夏 シーズンに 富 士 北 麓 を 訪 れた 観 光 客 に 対 し アンケート 調 査 を 実 施 した 実 施 期 間 : 平 成 24 年 7 月 20 日 ~8 月 31 日 実 施 個 所 : 道 の 駅 なるさわ 道 の 駅 かつやま 道 の 駅 ふじよしだ 等 8 箇 所 実 施 方 法 :アンケート 用 紙 と 投 函 箱 を 各 所 に 設 置 し 観 光 客 等 が 自 由 に 記 入 し 投 函 する 有 効 回 答 数 :385 枚 1)-a. 富 士 山 が 世 界 文 化 遺 産 登 録 を 目 指 していることをいつ 知 りましたか? 表 1-12 回 答 項 目 人 数 回 答 者 比 率 今 回 の 旅 行 以 前 から 知 っていた % 今 回 の 旅 行 に 来 て 知 った % 無 回 答 5 - 合 計 %

21 b. 回 答 者 の 居 住 地 域 別 分 析 結 果 表 1-13 山 梨 県 静 岡 県 首 都 圏 中 京 関 西 その 他 平 均 今 回 の 旅 行 以 前 から 知 っていた 81% 85% 63% 60% 42% 77% 63% 今 回 の 旅 行 で 知 った 19% 15% 37% 40% 58% 23% 37% さすがに 富 士 山 のお 膝 元 である 山 梨 県 および 静 岡 県 では 8 割 を 超 えて 以 前 より 知 って いる 人 が 多 い 逆 に 富 士 北 麓 地 域 から 遠 い 関 西 圏 から 来 た 観 光 客 は 半 分 以 上 が 今 回 の 旅 行 で 初 めて 知 ったという 結 果 であった 2)-a. 富 士 山 が 世 界 文 化 遺 産 になってほしいですか? 表 1-14 回 答 項 目 人 数 回 答 者 比 率 是 非 なってほしい % ならないよりなった 方 が 良 い 50 13% どちらでも 良 い 17 4% なる 必 要 なし 19 5% 無 回 答 6 - 合 計 % b. 回 答 者 の 居 住 地 域 別 分 析 結 果 表 1-15 山 梨 県 静 岡 県 首 都 圏 中 京 関 西 その 他 平 均 是 非 なってほしい 87% 77% 72% 76% 96% 85% 77% ならないよりはなった 方 が 良 い 3% 19% 14% 10% 4% 8% 13% どちらでも 良 い 10% 0% 7% 5% 0% 8% 4% なる 必 要 なし 0% 4% 7% 10% 0% 0% 5% 全 体 でみると 是 非 なってほしい および ならないよりなった 方 が 良 い を 合 わせると 90%の 人 が 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 に 賛 成 である 調 査 を 実 施 した 富 士 五 湖 観 光 連 盟 の 分 析 コメントに 関 西 の 人 は 富 士 山 が 好 き であることを 記 述 し 今 回 の 調 査 においても 関 西 には 富 士 山 ファンが 多 いことが 証 明 された 旨 のことが 書 かれている 山 梨 県 と 静 岡 県 を 比 べ ると 是 非 なってほしい の 回 答 において 10 ポイントのギャップがあり 多 少 の 温 度 差 が 気 になる

22 3) 富 士 五 湖 のイメージは? 表 1-16 回 答 項 目 人 数 回 答 者 比 率 富 士 山 が 近 い % 湖 がいくつもある % 夏 でも 涼 しそう % 温 泉 がある 86 22% 観 光 施 設 が 多 い 83 22% 世 界 遺 産 が 近 い 70 18% 交 通 渋 滞 が 心 配 66 17% 普 段 からよく 行 くところ 58 15% 交 通 が 便 利 58 15% 一 番 身 近 な 観 光 地 57 15% 宿 泊 施 設 が 充 実 45 12% 上 記 表 は 回 答 者 数 が 1 割 を 超 えたものをランクアップした 富 士 山 が 近 い が 圧 倒 的 に 多 い 回 答 であった 世 界 遺 産 が 近 い が 上 位 6 番 目 で 2 割 近 い 人 が 回 答 してくれたこと は 注 目 してよいことである 4) 来 訪 時 期 の 決 定 は? 表 1-17 回 答 項 目 回 答 者 比 率 出 発 後 24% 1 週 間 以 内 17% 1 ヶ 月 以 内 23% 1 ヶ 月 以 上 前 36% 出 発 後 が 24%と 意 外 に 多 いのは 前 質 問 の 回 答 で 普 段 からよく 行 くところ 交 通 が 便 利 一 番 身 近 な 観 光 地 が 各 15%で 合 計 すると 45%に 達 することと 東 京 都 と 神 奈 川 そして 静 岡 県 居 住 の 回 答 者 が 52%と 半 数 を 占 めていることが その 理 由 と 推 測 できる 5) 利 用 交 通 機 関 は? 表 1-18 回 答 項 目 回 答 者 比 率 自 家 用 車 79% 公 共 交 通 機 関 10% レンタカー 5% バイク 1% その 他 5% 自 家 用 車 で 訪 れる 人 が 約 8 割 と 群 を 抜 いて いる

23 6) 来 訪 するルートは? 表 1-19 回 答 項 目 回 答 者 比 率 大 月 方 面 ( 中 央 道 富 士 急 行 線 ) 47% 御 殿 場 方 面 ( 東 富 士 五 湖 道 路 国 道 138 号 ) 25% 甲 府 方 面 ( 国 道 号 ) 8% 富 士 方 面 ( 富 士 宮 道 路 国 道 139 号 ) 7% 道 志 方 面 ( 国 道 413 号 ) 3% その 他 10% 首 都 圏 から 中 央 道 を 利 用 す る 大 月 方 面 から 訪 れる 人 が 約 半 数 である 7)あなたのお 住 まいは? 表 -20 回 答 項 目 回 答 者 比 率 回 答 項 目 回 答 者 比 率 東 京 都 24% 静 岡 県 8% 神 奈 川 県 20% 山 梨 県 8% 埼 玉 県 7% 中 京 圏 6% 千 葉 県 7% 関 西 圏 7% その 他 関 東 8% その 他 5% 東 京 都 と 神 奈 川 県 を 合 わせると 半 数 近 くの 44%であった ちなみに 385 人 の 回 答 者 のう ち 男 性 は 39% 女 性 が 61%であった (3) 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 圏 整 備 計 画 観 光 庁 は 平 成 20 年 に 観 光 圏 の 整 備 による 観 光 旅 客 の 来 訪 及 び 滞 在 の 促 進 に 関 する 法 律 いわゆる 観 光 圏 整 備 法 を 制 定 した この 法 律 の 目 的 は 地 域 の 活 性 化 を 通 じた 観 光 立 国 の 実 現 を 図 るため 国 内 外 の 観 光 客 が 2 泊 3 日 以 上 の 滞 在 観 光 ができるような 観 光 エリアの 整 備 を 促 進 す ることである 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 全 国 で 49 地 域 が 認 定 されている 同 年 10 月 に その ひとつである 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 圏 が 認 定 された 富 士 吉 田 市 西 桂 町 山 中 湖 村 忍 野 村 富 士 河 口 湖 町 鳴 沢 村 が 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 圏 整 備 推 進 協 議 会 を 設 立 し 山 梨 県 とともに 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 圏 整 備 計 画 書 を 策 定 した 事 務 局 は 富 士 吉 田 市 の( 財 )ふじよしだ 観 光 振 興 サービス 内 にある 観 光 圏 の 認 定 を 受 けると 次 のような 支 援 が 受 けられる 観 光 圏 整 備 事 業 費 に 係 る 補 助 金 着 地 型 旅 行 商 品 の 販 売 に 係 る 旅 行 業 法 の 特 例 周 遊 割 引 券 の 導 入 に 係 る 運 送 関 係 法 令 の 手 続 緩 和 宿 泊 施 設 に 係 る 設 備 投 資 に 対 する 財 政 投 融 資 など そして 策 定 した 整 備 計 画 に 基 づき 初 年 度 において 下 記 のような 事 業 を 実 施 した 観 光 サービス ステップ セミナーの 開 催 ( 観 光 事 業 者 向 け)

24 宿 泊 滞 在 プランの 開 発 ( 宿 泊 施 設 関 係 者 による 検 討 ) 体 験 プログラムの 開 発 (データベースの 作 成 観 光 事 業 者 向 けパンフレットの 作 成 ) 着 地 型 旅 行 商 品 の 開 発 ( 観 光 事 業 者 向 け 勉 強 会 の 開 催 ) 2008 年 秋 のスタンプラリーの 実 施 2009 春 のフォトラリー 開 催 (2009 年 4 月 1 日 ~) 共 通 乗 車 船 券 富 士 五 湖 周 遊 パスポート の 作 成 (2009 年 4 月 25 日 発 売 開 始 ) ホームページの 開 設 ( メールマガジンの 発 行 広 域 観 光 パンフレット ふじごっこ の 作 成 観 光 客 アンケート 調 査 ( 顧 客 満 足 度 調 査 CS-t )の 試 験 的 実 施 当 観 光 圏 の 整 備 計 画 は 平 成 20 年 10 月 ~26 年 3 月 31 日 までの 5.5 年 間 であるが 23 年 の 2 月 に 見 直 しを 行 い 新 たな 整 備 計 画 書 を 策 定 した 当 観 光 圏 整 備 事 業 の 推 進 に 関 わってきた( 公 財 ) 日 本 交 通 公 社 研 究 調 査 部 研 究 員 の 吉 澤 清 良 氏 が 日 本 交 通 公 社 のホームページに 次 のようなコラムを 載 せている 富 士 北 麓 地 域 では 観 光 圏 整 備 事 業 の 推 進 により 複 数 の 観 光 地 や 関 係 者 がそれぞれの 特 性 を 活 かして その 機 能 や 魅 力 を 補 完 し 連 携 することで 次 のような 効 果 が 見 込 まれています 多 様 性 の 確 保 - 個 々の 観 光 地 の 多 様 な 魅 力 がアピールできるようになる ポテンシャルの 拡 大 - 個 々の 観 光 地 の 魅 力 が 集 積 してポテンシャルが 拡 大 する 機 能 の 高 度 化 - 宿 泊 体 験 見 学 などの 選 択 肢 が 増 えて 機 能 が 高 度 化 する 課 題 を 克 服 し 広 域 観 光 の 先 進 地 へ 広 域 観 光 の 推 進 は メリットばかりではありません ある 程 度 予 想 されたことではあります が 富 士 北 麓 地 域 においても いくつかの 課 題 が 顕 在 化 しています 特 に 推 進 体 制 の 強 化 は 当 面 の 大 きな 課 題 となっています 現 在 は 協 議 会 では 責 任 担 当 制 ( 幹 事 会 メンバーが 1~2 事 業 を 責 任 者 として 担 当 する 方 式 )を 採 用 して 事 業 を 展 開 していますが 複 数 の 市 町 村 複 数 の 観 光 地 が 連 携 していくためには 連 絡 調 整 が 不 可 欠 で そのための 時 間 と 労 力 は 膨 大 なものと なっています 今 は その 連 絡 調 整 役 を 幹 事 会 メンバー( 富 士 吉 田 市 富 士 五 湖 観 光 連 盟 など) が 担 っていますが 将 来 にわたり 広 域 観 光 を 強 力 かつ 効 果 的 に 推 進 していくためには 今 後 の 推 進 体 制 のあり 方 ( 広 域 観 光 推 進 組 織 の 立 ち 上 げ 専 任 者 の 配 置 等 )に 関 する 本 格 的 な 議 論 が 待 た れるところとなっています これまで 富 士 北 麓 地 域 における 広 域 観 光 の 取 り 組 みは 必 ずしも 活 発 であったとは 言 えません しかし 平 成 20 年 度 観 光 圏 の 認 定 を 機 会 に 広 域 観 光 の 推 進 に 大 きな 一 歩 を 踏 み 出 すことと なりました いくつかの 課 題 をかかえながらも 富 士 北 麓 地 域 は 比 較 的 スムーズに 広 域 観 光 の 取 り 組 みに 着 手 することができたと 言 えましょう 国 の 支 援 は 最 大 で 平 成 25 年 度 まで 継 続 されると 言 われています この 間 に もともと 恵 ま

25 れた 観 光 のポテンシャルを 有 した 富 士 北 麓 地 域 が 名 実 ともに 広 域 観 光 の 雄 ( 先 進 地 )となれる か 否 か 今 後 の 展 開 にご 注 目 ください と 色 々な 課 題 を 抱 えながらも 当 観 光 圏 の 持 つ 強 力 な ポテンシャルに 期 待 するとともに 観 光 推 進 を 担 う 人 と 組 織 にエールを 送 っていると 理 解 したい 23 年 2 月 に 見 直 し 策 定 された 整 備 計 画 書 の 中 に 観 光 圏 の 将 来 目 標 を 世 界 に 誇 る 富 士 の 自 然 と 文 化 を 活 かし 国 内 外 のお 客 様 が 行 き 交 い 集 う 観 光 交 流 文 化 圏 と 設 定 している さらに こ の 将 来 目 標 を 実 現 するために 5 つの 基 本 方 針 を 決 めている 基 本 方 針 1. 圏 域 内 連 携 住 民 交 流 を 強 化 して 富 士 山 富 士 五 湖 ブランドの 形 成 基 本 方 針 2. 連 泊 滞 在 何 度 でのリピートしたくなる 魅 力 づくり 基 本 方 針 3. 快 適 なアクセス 環 境 の 整 備 基 本 方 針 4. 的 確 な 情 報 発 信 基 本 方 針 5. 観 光 人 材 の 育 成 とネットワーク 化 以 上 の 将 来 目 標 および 基 本 方 針 を 実 現 させるための 観 光 資 源 地 域 資 源 等 当 観 光 圏 にお ける 各 地 域 共 通 の 課 題 についても 記 述 されている これらについては 第 2 章 以 下 で 市 町 村 等 に インタビュー 調 査 したデータとともに 研 究 課 題 として 考 察 を 進 めていきたい 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 圏 整 備 計 画 に 基 づいた 実 施 事 業 のひとつである 着 地 型 観 光 2012 年 度 版 ツアー& 体 験 プログラム-こだわりオプショナルツアー が 20 企 画 されているが そのうちの 一 つである 産 業 観 光 を 次 ページに 紹 介 する

26 こだわりオプショナルツアー: 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 圏 整 備 推 進 協 議 会 2012 年 度 版 ツアー& 体 験 プログラム NO17 造 り 酒 屋 甲 斐 の 開 運 の 井 出 醸 造 店 酒 蔵 見 学 伝 統 的 地 域 製 造 業 が 観 光 分 野 にて 活 路 開 拓 に 取 り 組 む 事 例 取 組 み 企 業 の 概 要 井 出 醸 造 店 / 山 梨 県 南 都 留 郡 富 士 河 口 湖 町 船 津 姉 妹 会 社 / 井 出 酒 類 販 売 株 式 会 社 井 出 醸 造 店 は 江 戸 中 期 (1700 年 ごろ)に 始 め た 醤 油 醸 造 が 前 身 であり 富 士 北 麓 地 域 唯 一 の 日 本 酒 メーカーである 江 戸 末 期 (1850 年 ごろ) に 当 家 16 代 の 井 出 與 五 右 衞 門 が 標 高 850 mの 冷 涼 な 富 士 の 気 候 と 豊 富 に 湧 き 出 る 清 冽 な 水 に 着 目 し 従 来 の 醤 油 醸 造 に 合 わせて 清 酒 の 製 造 も 始 め 現 在 の 当 主 ( 井 出 與 五 右 衞 門 )で 21 代 となる 江 戸 末 期 皇 女 和 宮 の 婚 姻 と 同 時 期 に 製 造 を 始 めため それにちなんで 開 運 と 命 名 し その 後 開 運 正 宗 として 長 期 間 親 しまれてきたが 昭 和 60 年 より 甲 斐 の 開 運 を 正 式 名 とし 現 在 に 至 っている 酒 蔵 見 学 こだわりオプショナルツアー2012 度 版 ツア ー& 体 験 プログラム 紹 介 パンフレットには 酒 蔵 見 学 の 内 容 が 次 のように 記 載 されている 内 容 数 十 年 の 時 を 経 て 湧 き 出 した 富 士 山 湧 水 を 仕 込 み 水 とし 蔵 人 が 心 をこめて 醸 した 清 酒 甲 斐 の 開 運 をどうぞご 賞 味 ください また 普 段 あまり 目 にすることのない 酒 蔵 風 景 をご 覧 いただき 少 しでも 日 本 酒 についてのご 理 解 を 深 めていただけたらと 思 います 酒 蔵 を 見 学 しながら 製 造 工 程 を 説 明 2~3 酒 類 のお 酒 の 試 飲 酒 蔵 スイーツ 等 の 試 食 ご 購 入 商 品 へのプライベートラベルの 作 成 古 い 座 敷 や 庭 の 見 学 経 営 者 に 対 するインタビュー 当 企 業 の 経 営 者 は 山 梨 県 酒 造 組 合 14 企 業 の 中 にあって 業 界 の 苦 境 を 何 とか 打 破 しようと 頑 張 っている 人 物 である 富 士 山 富 士 五 湖 観 光 圏 整 備 推 進 協 議 会 が 企 画 した こだわりオプシ ョナルツアー に 協 賛 したのであるが それ 以 前 より 独 自 企 画 で 酒 蔵 の 開 放 を 実 施 してきた 上 記 の 写 真 のように 富 士 河 口 湖 町 は 世 界 各 地 より 観 光 客 が 訪 れるので 外 国 人 の 見 学 者 が 多 く 興

27 味 津 々に 日 本 酒 の 香 りや 味 に 接 するという 年 間 をとおしての 見 学 者 は 1,000 人 ほどで そのうち 3 割 くらいが 外 国 人 である 外 国 人 の うち 欧 米 人 が 約 7 割 と 圧 倒 的 に 多 い アジア 人 は 比 較 的 所 得 が 高 い 香 港 やシンガポールか らの 見 学 者 が 多 くを 占 める 当 企 業 の 事 務 担 当 者 に 聞 くと こだわりオプショナルツアー パ ンフレットを 見 て 訪 れた 見 学 客 は 約 20 人 と 少 ないようだ 経 営 者 曰 く 配 布 先 として 観 光 関 連 窓 口 等 どの 位 カバーしているのか 情 報 もないので 分 からないが 十 分 に 観 光 客 に 行 き 渡 ってい るのか 心 配 しているようだ 当 企 業 の 酒 蔵 見 学 は 富 士 河 口 湖 町 の 14 軒 の 旅 館 等 宿 泊 施 設 と 提 携 し 誘 客 を 図 ってもらっている そのほか 観 光 案 内 所 においても 誘 客 の 協 力 を 呼 び 掛 けて いる だが 最 も 見 学 客 がアプローチしてくる 媒 体 は 当 企 業 のホームページからであるという そして 近 隣 からの 見 学 客 については 結 構 のリピーターがいるということである 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 についての 意 見 感 想 当 企 業 の 経 営 者 は これまでの 経 緯 を 見 ていると もう 一 つ 地 域 での 盛 り 上 がりに 欠 けている のではないかと 答 える かつて 自 然 遺 産 を 目 指 したがダメであったから 今 度 は 文 化 遺 産 とい うことになったようだが 文 化 遺 産 であるならば それを 保 護 していくことが 求 められる 中 で 地 域 住 民 や 観 光 関 連 業 者 等 間 で 利 害 得 失 の 問 題 が 横 たわっているのが 一 因 とみているようだ 何 れにしても 世 界 文 化 遺 産 登 録 は 間 違 いないと 思 われるので 富 士 山 および 富 士 五 湖 が 世 界 的 に 一 層 著 名 になるので この 機 会 をとおして 観 光 立 町 を 目 指 している 行 政 と 町 民 地 元 企 業 が 一 体 となり 世 界 に 誇 れる まちづくり を 考 えていきたいとのことである こうした 求 心 力 が 地 域 活 性 化 の 原 動 力 であると 話 す 産 業 観 光 分 野 で 活 路 を 開 くとともに 地 域 社 会 に 貢 献 する 当 企 業 は 酒 蔵 見 学 者 に 対 し 顧 客 満 足 度 アンケート 調 査 を 実 施 している その 調 査 結 果 を 参 考 に 新 商 品 開 発 に 活 かしたいと 考 えている すでに いくつかのアイディアが 浮 かんでいるよう だ また 酒 蔵 開 放 を 行 っての 産 業 観 光 に 力 を 入 れている 産 業 観 光 とは 日 本 では 東 海 旅 客 鉄 道 初 代 会 長 の 須 田 寛 が 初 めて 提 唱 したもので 歴 史 的 文 化 的 に 価 値 ある 工 場 や 機 械 等 の 産 業 文 化 財 や 産 業 製 品 を 通 じて ものづくりの 心 にふれることを 目 的 とした 観 光 と 定 義 されている 当 企 業 では さらに 産 業 観 光 面 の 広 がりを 考 え 隣 県 である 静 岡 の 富 士 山 周 辺 の 酒 蔵 数 社 と 連 携 し 富 士 山 の 湧 水 で 醸 しての 銘 酒 酒 蔵 巡 り をコンセプトに 競 い 合 い 酒 蔵 の 活 性 化 につなげた いという 構 想 を 抱 いている 当 企 業 のこのような 取 り 組 みは 1 次 産 業 者 が 川 下 に 進 出 する 6 次 産 業 化 のロジックと 同 様 に 2 次 産 業 と 観 光 サービスという 3 次 産 業 での 業 際 化 を 図 り 企 業 成 長 につなげようとするモデル である

28 (4) 静 岡 県 が 進 めようとしている 観 光 施 策 先 出 の 産 業 構 造 ビジョン 2010 ( 平 成 22 年 政 府 公 表 )の 中 で 示 された 観 光 立 国 行 動 計 画 により 静 岡 県 は ふじのくに 観 光 アクションプラン を 平 成 23 年 3 月 に 策 定 した そしてこれを 静 岡 県 総 合 計 画 富 国 有 徳 の 理 想 郷 ふじのくに のグランドデザイン ( 平 成 22 年 度 策 定 )の 下 位 計 画 として 位 置 づけて 10 年 後 の 静 岡 県 の 姿 を 見 据 えながら 平 成 23 年 度 か ら 25 年 度 までの 3 年 間 を 計 画 期 間 とし 観 光 分 野 におけるアジアの 経 済 成 長 国 内 外 の 観 光 地 間 の 競 争 激 化 観 光 形 態 やニーズの 変 化 などに 的 確 に 対 応 するための 具 体 的 な 行 動 計 画 としてい る 静 岡 県 の 観 光 交 流 客 数 は 平 成 13 年 度 以 降 1 億 3 千 万 人 前 後 でほぼ 横 這 いであったが 平 成 21 年 度 に 1 億 4075 万 人 となり 当 初 の 目 標 を 達 成 した そのため ふじのくに 観 光 アクションプ ラン では 達 成 項 目 となっている 一 方 で 本 幹 である 静 岡 県 総 合 計 画 の 概 ね 10 年 後 の 目 標 としては 平 成 21 年 度 の 観 光 交 流 客 数 を 30% 増 加 (1 億 8300 万 人 )させるとし また 富 士 山 に 関 心 のある 人 の 割 合 を-%( 調 査 なし)から 100%に 引 き 上 げるとしている なお 静 岡 県 総 合 計 画 では ふじのくにづくりの 戦 略 体 系 として 憧 れを 呼 ぶ ふじのくに づくり 富 士 山 の 後 世 への 継 承 を 挙 げ 更 に 以 下 の 3 点 を 具 体 的 に 挙 げている 1 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 の 実 現 文 化 庁 や 山 梨 県 などと 連 携 し 富 士 山 の 顕 著 な 普 遍 的 価 値 を 証 明 するとともに 適 切 に 保 護 する 措 置 について 示 した 登 録 推 薦 書 を 作 成 し ユネスコ 世 界 遺 産 委 員 会 に 提 出 する 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 の 早 期 実 現 に 向 けて 地 元 理 解 の 醸 成 と 幅 広 い 気 運 の 盛 り 上 げを 図 る 2 富 士 山 世 界 遺 産 センター( 仮 称 ) の 整 備 富 士 山 の 顕 著 な 普 遍 的 価 値 を 証 明 する 上 で 不 可 欠 な 構 成 資 産 の 保 護 と 活 用 を 図 るため 文 化 財 に 指 定 した 上 で 具 体 的 な 保 存 管 理 計 画 を 策 定 し 地 域 の 住 民 や 関 係 市 町 が 行 う 施 設 整 備 を 支 援 する 富 士 山 を 一 体 的 に 保 存 管 理 するとともに 適 切 な 整 備 活 用 を 図 るため 行 政 機 関 学 識 経 験 者 関 係 団 体 などから 成 る 包 括 的 保 存 管 理 体 制 を 整 備 する 富 士 山 に 係 る 包 括 的 な 保 存 管 理 や 自 然 歴 史 文 化 周 辺 観 光 等 の 情 報 提 供 を 行 うなど 訪 れる 多 くの 人 々のニーズに 対 応 する 拠 点 として 富 士 山 世 界 遺 産 センター( 仮 称 ) の 整 備 を 推 進 する 3 富 士 山 の 日 の 県 民 運 動 の 促 進 県 民 が 富 士 山 に 関 する 文 学 や 芸 術 に 親 しむ 機 会 自 然 観 察 会 や 環 境 活 動 への 参 加 などを 通 じ それぞれの 立 場 で 富 士 山 について 想 い 考 え 学 び そして 行 動 する 富 士 山 の 日 県 民 運 動 を 促 進 する

29 世 界 文 化 遺 産 登 録 を 踏 まえ 富 士 山 憲 章 の 理 念 に 基 づき 富 士 山 を 国 民 の 財 産 として 後 世 に 引 き 継 ぐための 国 民 的 運 動 への 展 開 を 図 るとともに 来 訪 者 の 増 加 等 による 自 然 環 境 への 負 荷 を 低 減 し 富 士 山 の 保 護 と 適 正 な 利 用 の 調 和 を 図 るため 利 用 者 負 担 などの 新 たな 仕 組 みの 導 入 について 検 討 を 行 う (5) 富 士 山 世 界 文 化 遺 産 登 録 推 進 両 県 合 同 会 議 における 静 岡 県 行 動 計 画 (2012 年 3 月 ) 標 記 の 会 議 は 静 岡 県 山 梨 県 及 び 富 士 山 関 係 市 町 村 が 相 互 連 携 して 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 への 登 録 を 推 進 するために 平 成 17 年 12 月 に 発 足 した 組 織 である 平 成 22 年 3 月 現 在 :その 構 成 団 体 は 静 岡 県 静 岡 市 沼 津 市 三 島 市 富 士 宮 市 富 士 市 御 殿 場 市 裾 野 市 清 水 町 長 泉 町 小 山 町 山 梨 県 富 士 吉 田 市 身 延 町 西 桂 町 忍 野 村 山 中 湖 村 鳴 沢 村 富 士 河 口 湖 町 となっている なお 同 会 議 を 進 める 中 で 2012 年 3 月 に 静 岡 県 行 動 計 画 が 示 された ここではそれによ る 施 策 を 示 す 1 開 発 都 市 基 盤 施 設 の 整 備 による 影 響 への 対 応 1) 観 光 開 発 への 対 応 市 町 の 景 観 行 政 団 体 への 移 行 景 観 計 画 策 定 の 支 援 2) 都 市 基 盤 施 設 の 整 備 事 業 等 都 市 計 画 区 域 マスタープランの 策 定 2 環 境 変 化 への 対 応 3 自 然 災 害 への 対 応 4 来 訪 者 等 による 影 響 への 対 応 5 各 構 成 資 産 構 成 要 素 及 び 展 望 景 観 の 修 復 整 備 1) 構 成 資 産 及 び 構 成 要 素 の 整 備 等 史 跡 富 士 山 白 糸 ノ 滝 及 び 周 辺 地 域 三 保 松 原 等 の 整 備 等 2) 修 景 事 業 等 富 士 山 周 辺 地 域 の 修 景 への 取 組 等 6 公 開 活 用 県 民 参 加 1) 富 士 山 の 日 の 推 進 2) 富 士 山 世 界 遺 産 センター( 仮 称 ) の 設 置 3) 地 域 住 民 への 普 及 啓 発 顕 著 な 普 遍 的 価 値 を 理 解 するための 講 座 等 の 開 催 県 内 私 立 学 校 の 協 力 による 富 士 山 メッセージや 諸 活 動 の 展 示 等 の 実 施 富 士 山 ふれあいの 森 林 (もり) の 遊 歩 道 等 の 維 持 管 理 及 び 自 然 観 察 会 の 実 施 4) 来 訪 者 への 対 応

30 来 訪 者 への 価 値 の 伝 達 利 便 性 の 確 保 施 設 の 活 用 等 5) 国 内 外 への 情 報 発 信 富 士 山 の 世 界 文 化 遺 産 登 録 に 係 る 広 報 広 聴 等 (6) 既 存 調 査 データでみる 静 岡 県 の 観 光 について ここでは 静 岡 県 および 構 成 資 産 が 存 在 する 富 士 山 南 麓 地 域 の 実 態 について 既 存 の 観 光 調 査 データに 基 づいて 概 観 を 述 べる 1 平 成 23 年 度 静 岡 県 観 光 入 込 客 統 計 調 査 より 静 岡 県 では 平 成 23 年 4 月 ~ 平 成 24 年 3 月 にかけて 調 査 対 象 地 域 1303 箇 所 で 観 光 入 込 客 統 計 調 査 を 行 った 本 調 査 では 6 つの 圏 域 ( 伊 豆 富 士 駿 河 西 駿 河 奥 大 井 中 東 遠 西 北 遠 )に 分 類 しているが 調 査 報 告 書 として 公 表 されている 項 目 から 特 に 富 士 地 域 に 着 目 して 掲 載 する 1) 観 光 交 流 客 数 の 概 要 平 成 23 年 度 観 光 交 流 客 数 は 1 億 2,966 万 人 で 前 年 度 を 約 877 万 人 ( 6.3%) 下 回 っ た 内 訳 でみると 宿 泊 客 数 は 1,684 万 人 で 前 年 度 比 約 10 万 人 ( 0.6%)の 減 観 光 レク リエーション 客 数 は 1 億 1,282 万 人 で 前 年 度 比 約 868 万 人 ( 7.1%)の 減 であった 単 位 : 千 人 観 光 交 流 客 数 宿 泊 客 数 観 光 レクリエーション 客 数 (B) (A+B) (A) 学 ぶ 遊 ぶ 触 れ 合 う 23 年 度 a 129,661 16, ,819 34,112 57,674 21, 年 度 b 138,433 16, ,495 34,492 58,010 28,992 増 減 a b 8, , ,959 前 年 度 比 a/b 93.7% 99.4% 92.9% 98.9% 99.4% 72.5% ( 注 )それぞれ 1 千 人 未 満 を 四 捨 五 入 しているため 合 計 と 各 項 目 が 一 致 しない 場 合 がある 2) 観 光 交 流 客 数 の 推 移 平 成 18 年 度 以 降 観 光 交 流 客 数 は 微 増 傾 向 にあったが 平 成 22 年 度 から 2 年 連 続 の 減 少 となった 宿 泊 客 数 は 4 年 連 続 観 光 レクリエーション 客 数 も 2 年 連 続 の 減 少 となり 東 日 本 大 震 災 の 影 響 を 強 く 受 ける 結 果 となった 一 方 で 富 士 地 域 においては 小 山 町 や 御 殿 場 市 等 で 新 規 開 業 施 設 の 入 込 が 好 調 であり 観 光 レクリエーション 客 数 の 増 加 に 寄 与 した また 宿 泊 客 数 についても ビジネス 需 要 の 増 加 に 伴 い 新 規 宿 泊 施 設 が 開 業 するなどした 影 響 で 増 加 した そして 分 類 別 では 季 節 行 楽 行 事 が 大 きく 減 少 した 一 方 で 産 業 観 光 買 物 で 増 加 した また 富 士 地 域 の 観 光 レクリエーションの 分 野 のうち 学 ぶ と 遊 ぶ は 前 年 比 で 伸 長 し たが 触 れ 合 う については 大 幅 に 減 少 した これは 東 日 本 大 震 災 を 受 けてのイベント 自

31 粛 などによるところが 大 きい イベント 数 の 減 少 以 上 に 1 会 場 の 集 客 が 減 少 した 事 で 大 幅 な 減 少 となった 観 光 交 流 客 数 ( 宿 泊 客 数 + 観 光 レクリエーション 客 数 ) ( 単 位 : 千 人 ) 年 度 S63 H3 H18 H19 H20 H21 H22 H23 全 県 141, , , , , , , ,661 富 士 13,092 14,677 28,390 29,419 30,959 31,362 30,090 31,704 平 成 23 年 度 地 域 別 形 態 別 観 光 交 流 客 数 単 位 : 千 人 % 観 光 交 流 宿 泊 客 数 観 光 レクリエーション 客 数 (B) 客 数 (A) (A+B) 学 ぶ 遊 ぶ 触 れ 合 う 富 士 地 域 23 年 度 31,704 1,668 30,037 4,670 23,737 1,630 前 年 度 比 105.4% 121.7% 104.6% 105.6% 106.1% 85.1% 構 成 比 24.6% 9.9% 26.8% 13.7% 41.6% 7.7% 合 計 23 年 度 129,661 16, ,819 34,112 57,674 21,033 3) 宿 泊 客 数 について 平 成 23 年 度 の 宿 泊 客 数 は 震 災 の 影 響 を 受 けての 旅 行 客 外 国 人 観 光 客 の 減 少 で 前 年 を 下 回 ったが 年 度 後 半 より 盛 り 返 した 中 には 新 たな 宿 泊 施 設 の 開 業 や 出 張 等 を 伴 う 宿 泊 に より 増 加 した 場 所 も 少 なくない 伊 豆 地 域 (うち 富 士 山 に 関 係 する 3 市 町 )や 富 士 地 域 内 では 海 水 浴 客 が 減 少 した 沼 津 市 や 訪 日 客 減 少 した 小 山 町 ( 同 町 には 外 国 人 客 が 多 く 宿 泊 するリゾートホテルが 存 在 する) に 影 響 が 出 ている 平 成 23 年 度 市 町 別 宿 泊 客 数 ( 単 位 : 人 ) 市 町 名 22 年 度 計 23 年 度 計 前 年 度 比 県 合 計 16,938,466 16,841, % 沼 津 市 656, , % 三 島 市 178, , % 清 水 町 25,800 25, % 富 士 宮 市 168, , % 富 士 市 416, , % 御 殿 場 市 600, , % 裾 野 市 73,209 90, % 長 泉 町 7,886 9, % 小 山 町 103,546 88, % 4) 富 士 登 山 客 数 について こちらも 震 災 の 影 響 を 受 けて 大 きく 減 少 した 但 し 御 殿 場 口 は 大 砂 走 り で 距 離 も 長 いため 普 段 から 登 山 客 が 少 ないのだが こちらへの 影 響 は 僅 少 であった これは 専 門 的 な 登 山 者 にとっては 震 災 等 の 影 響 に 関 わらず 登 山 をするのであって 客 数 も 固 定 化 されているも

32 のと 分 析 される 登 山 口 別 富 士 登 山 客 数 ( 単 位 : 人 登 山 口 名 23 年 度 計 22 年 度 計 前 年 度 比 県 計 299, , % 117, , % 富 士 宮 口 御 殿 場 口 須 走 口 177,401 25,134 97, ,868 25, , % 96.80% 79.90% 68,764 8,078 40,179 84,779 8,754 48, % 92.30% 83.40% 上 段 は 各 登 山 口 の 新 五 合 目 の 入 込 客 数 下 段 は 新 五 合 目 山 頂 の 登 山 客 数 5) 目 的 別 観 光 入 込 客 ( 延 べ 人 数 ) 観 光 レクリエーションを 分 類 別 に 見 ると 23 年 度 は 震 災 の 影 響 もあって 河 川 や 海 岸 への 客 数 が 減 少 した 震 災 後 に 富 士 宮 市 で 直 下 型 地 震 が 起 こったことで 登 山 客 が 大 幅 に 減 少 した 一 方 で 自 然 に 対 する 関 心 やジオパーク 構 想 も 相 まって 特 殊 地 形 や 自 然 学 習 への 集 客 が 増 加 している 平 成 23 年 度 分 類 別 観 光 レクリエーション 客 数 ( 単 位 : 人 ) 大 分 類 中 分 類 名 称 23 年 度 計 22 年 度 計 前 年 度 比 構 成 比 山 岳 265, , % 0.24 学 ぶ ( 見 る 体 験 す る) 自 然 小 計 富 士 登 山 192, , % 0.17 高 原 0 6, % 0.00 湖 沼 82,642 82, % 0.07 河 川 景 観 1,092,410 1,381, % 0.97 海 岸 景 観 3,065,313 3,357, % 2.72 特 殊 地 形 374, , % 0.33 自 然 学 習 体 験 施 設 932, , % 0.83 その 他 景 勝 地 4,849,442 4,704, % ,855,133 11,104, % 9.62 また 23 年 度 は ウォークラリー といったキーワードでのレクリエーション 客 数 が 増 加 した 数 こそ 25,684 人 ( 前 年 5,894 人 )と 少 ないもののその 伸 び 率 は 435.8%となった こ れは 町 歩 きブームに 加 え 観 光 プランとして 富 士 山 周 辺 の 施 設 を 巡 るコースや 鉄 道 やバスと いった 公 共 交 通 機 関 加 えてパーク&ライドといった 手 法 によるプランが 多 く 作 られたため である その 他 に 買 い 物 として ショッピングセンターの 周 年 記 念 といったセールの 他 関 東 近 県 よりアウトレット 店 への 訪 問 が 増 加 した 6) 季 節 別 観 光 入 込 客 平 成 23 年 度 の 季 節 別 観 光 入 込 客 数 を 見 ると 県 全 体 では 海 水 浴 シーズンである 夏 季 に 客 数 が 伸 びるものの それ 以 外 の 季 節 であっても 比 較 的 安 定 した 集 客 数 となっている 市 町 村 別 に 見 ると 伊 豆 地 区 を 含 む 沼 津 市 三 島 市 は 夏 季 の 伸 びが 大 きい なお 三 島 市 の

33 冬 季 における 客 数 の 伸 びは 三 嶋 大 社 への 参 拝 客 であろう また 富 士 地 域 の 夏 季 の 伸 びは 富 士 山 周 辺 の 観 光 施 設 への 客 数 が 寄 与 していると 思 われる 平 成 23 年 度 観 光 レクリエーション 客 数 ( 単 位 :1000 人 ) 春 季 夏 季 秋 季 冬 季 県 合 計 24,144 33,597 27,448 27,055 沼 津 市 三 島 市 854 1, ,304 清 水 町 富 士 宮 市 1,021 1,636 1,148 1,251 富 士 市 1,278 1,743 1,302 1,682 御 殿 場 市 2,827 3,674 3,133 2,697 裾 野 市 長 泉 町 小 山 町 1,084 1,416 1, 宿 泊 客 数 において 夏 季 の 御 殿 場 市 の 伸 びは 市 内 宿 泊 施 設 に 加 えて 富 士 山 周 辺 のキャンプ 場 ロッジ 等 を 含 むものである 当 該 地 区 は 交 通 の 便 が 良 い 為 日 帰 りとなってしまうこと が 多 い 平 成 23 年 度 宿 泊 客 数 月 別 内 訳 ( 単 位 :1000 人 ) 市 町 名 春 季 夏 季 秋 季 冬 季 県 合 計 3,198 5,043 4,229 4,372 沼 津 市 三 島 市 清 水 町 富 士 宮 市 富 士 市 御 殿 場 市 裾 野 市 長 泉 町 小 山 町 ) 観 光 消 費 額 ここでは 平 成 21 年 度 静 岡 県 における 観 光 の 流 動 実 態 と 満 足 度 調 査 報 告 書 の 中 から 方 向 性 を 探 るものとする なお 同 報 告 書 の 内 満 足 度 等 については(9)にて 記 載 したい る まず 平 成 21 年 度 に 静 岡 県 を 訪 れた 旅 行 客 の1 人 当 たり 消 費 支 出 額 等 は 下 表 の 通 りであ

34 1 人 当 たりの 旅 行 費 用 総 額 ( 単 位 : 円 ) 費 目 日 帰 り 客 日 帰 り 客 全 体 県 内 客 県 外 客 海 外 客 県 内 客 県 外 客 海 外 客 旅 行 費 用 総 額 11,842 2,299 6,057 5,639 18,827 25,502 60,175 交 通 費 2, ,324 5,361 2,556 4,555 1,512 宿 泊 費 5, ,001 15,287 41,080 飲 食 費 1, , ,023 2,812 7,776 買 い 物 土 産 1, , ,237 2,134 9,804 土 産 ( 食 品 類 ) ,713 4,293 土 産 ( 雑 貨 類 ) , ,115 土 産 ( 日 用 品 類 ) ,396 入 場 施 設 利 用 料 その 他 これは 前 回 調 査 に 比 べ リーマンショックからの 景 気 低 迷 で 消 費 者 心 理 が 落 ち 込 んでいる ためと 分 析 されている 昨 今 長 引 く 景 気 低 迷 と 震 災 による 自 粛 ムードなどにより この 減 少 傾 向 に 拍 車 がかかっているものと 推 察 される 加 えて 平 成 23 年 2 月 に 静 岡 県 が 富 士 山 静 岡 空 港 県 内 経 済 波 及 及 び 効 果 分 析 結 果 の 概 要 として 静 岡 大 学 に 調 査 委 託 した 分 析 結 果 を 示 しておきたい 同 分 析 結 果 を 見 ると 245 億 円 の 生 産 誘 発 効 果 が 得 られ 外 国 人 訪 日 客 だけでも 140 億 円 強 の 効 果 が 見 込 まれている 外 国 人 ( 特 に 韓 国 中 国 人 )においては 領 土 問 題 等 によりその 動 向 に 予 断 を 許 さないが 円 安 ウォン 高 円 安 元 高 によるインバウンドの 増 加 に 期 待 される

35 富 士 山 静 岡 空 港 県 内 経 済 波 及 及 び 効 果 分 析 結 果 の 概 要 ( 単 位 : 百 万 円 ) アウトバウンド インバウンド 項 目 日 本 人 送 客 日 本 人 送 客 日 本 人 誘 客 外 国 人 誘 客 外 国 人 誘 客 ( 国 内 ) ( 海 外 ) ( 国 内 ) ( 中 国 便 ) ( 韓 国 便 ) 利 用 者 数 26.4 万 人 11.8 万 人 15.4 万 人 1.7 万 人 8.1 万 人 県 内 最 終 需 要 増 加 , 直 接 効 果 , 間 接 波 及 効 果 , 生 産 誘 発 効 果 , ,093 構 成 比 (%) 項 目 国 内 便 航 空 運 賃 海 外 便 航 空 運 賃 見 学 送 迎 者 支 出 行 政 空 港 関 連 支 出 利 用 者 数 41.8 万 人 21.6 万 人 (115.5 万 人 ) 63.4 万 人 県 内 最 終 需 要 増 加 3,927 1,433 3,903 1,551 16,083 直 接 効 果 3,927 1,433 2,832 1,313 13,679 間 接 波 及 効 果 3,067 1,002 2, ,871 生 産 誘 発 効 果 6,994 2,435 4,912 2,282 24,550 構 成 比 (%) アウトバウンド 富 士 山 静 岡 空 港 から 出 かける 人 々 2インバウンド 他 空 港 から 静 岡 県 等 を 訪 問 する 人 々 3 県 内 最 終 需 要 増 加 空 港 利 用 者 見 学 者 等 の 県 内 での 総 支 出 額 4 直 接 効 果 3で 生 じた 県 内 最 終 需 要 ( 消 費 ) 増 のうち 県 内 で 生 産 された 生 産 額 5 間 接 波 及 効 果 直 接 効 果 として 生 じた 生 産 の 原 材 料 を 賄 うために 次 々と 誘 発 される 生 産 額 と 生 産 増 によって 生 じた 雇 用 者 所 得 の 増 加 が 消 費 に 向 かう ことによって 誘 発 される 生 産 額 を 含 めた 額 6 生 産 誘 発 効 果 経 済 波 及 効 果 のことで 直 接 効 果 と 間 接 波 及 効 果 を 合 算 した 額 (7) 平 成 22 年 度 関 東 商 工 会 議 所 連 合 会 プロジェクトチームの 観 光 に 関 する 調 査 山 梨 県 の 報 告 にもあった 標 記 の 調 査 結 果 を 静 岡 県 側 から 分 析 してみたい 1 地 図 に 見 る 各 都 県 の 認 知 度 ここでの 静 岡 県 の 認 知 度 は 86.2%で 選 択 肢 である 9 都 県 の 順 位 としては 千 葉 (88.6%) 東 京 (87.2%)についで 3 位 であった これは 地 形 的 にも 特 徴 のある 伊 豆 半 島 駿 河 湾 と 言 った 自 然 が 認 知 度 を 上 げたものと 分 析 される 2 県 に 行 ってみたいですか の 問 いに 対 する はい の 回 答 率 静 岡 県 に 行 ってみたいとの 回 答 率 は 63.8%で 4 位 であった 更 に 年 齢 や 性 別 で 見 ると 4 位 と 順 位 は 変 わらないものの 20 歳 代 では 57.6%と 全 年 齢 平 均 値 を 6.2 ポイント 下 回 った 反 対 に 50 歳 代 では 神 奈 川 (74.2%)に 次 いで 2 位 (70%)の 順 位 となり こちらは 全 年 齢 平 均 値 を 6.2 ポイント 上 回 った また 性 別 で 見 ると 男 性 における 回 答 率 62.2%は 4 位 の 千 葉 (57%)を 抜 いて 3 位 に 上 が っている なお 同 調 査 は 対 象 都 県 を 除 いた 住 民 に 調 査 したものであり 近 隣 型 観 光 地 を 抱 える 静 岡 県 にとっては 自 然 温 泉 と 言 ったキーワードでこれだけの 回 答 を 得 られたのが 特 筆 されよう 総 計

36 3 県 の 名 所 イベント 人 物 として 知 っているもの 知 名 度 上 位 20 静 岡 県 は 上 位 20 位 のうち 1 つも 該 当 していない ( 但 し 山 梨 県 として 富 士 山 が 5 位 にラ ンクしている ) 一 方 で 市 の 認 知 度 においては 静 岡 市 (3 位 :92.3%) 浜 松 市 (5 位 : 90.2%) 熱 海 市 (14 位 :79.2%)と 上 位 に 食 い 込 んだ 4 県 の 特 産 品 として 知 っているもの 知 名 度 上 位 20 静 岡 県 は 3 位 に うなぎパイ(79.1%) 11 位 に 緑 茶 (57.6%) 14 位 に 富 士 宮 やき そば(48.6%) がランクインした 中 でも 富 士 宮 やきそば は 地 域 興 しの 一 環 として 始 めら れたものであり 歴 史 的 には 浅 いものであるがその 盛 り 上 がりにより 多 くの 認 知 を 得 ること が 出 来 た 5 静 岡 県 のイメージ 上 位 5 山 梨 県 と 並 び 富 士 山 が 1 位 となったが 総 ポイント 数 では 山 梨 県 を 上 回 る 結 果 となった 一 方 で 県 内 で 知 っている 名 所 の 1 位 として 山 梨 県 が 富 士 山 であったのに 対 し 静 岡 県 は 白 糸 の 滝 と 富 士 山 周 辺 の 観 光 資 源 の 中 でも 限 定 された 場 所 であった 順 位 1 位 2 位 3 位 4 位 5 位 イメージ 富 士 山 緑 茶 伊 豆 温 泉 サッカー 王 国 みかん 総 ポイント 位 は3ホ イント 2 位 は2ホ イント 3 位 は1ホ イントにて 加 重 計 算 しその 合 計 値 でランク (8) 観 光 しずおか 躍 進 計 画 (~2010 年 度 )の 進 捗 状 況 からみた 静 岡 ならではの 観 光 魅 力 づくり 静 岡 県 では 標 記 の 行 動 計 画 として 体 験 プログラム 数 を 2010 年 に 600 件 とする 計 画 を 策 定 した しかし 2009 年 の 実 績 として 342 件 に 留 まっている そのため 体 験 旅 行 商 品 作 りなどへのアドバイザー 派 遣 旅 行 商 品 企 画 の 研 修 実 際 に 造 成 さ れた 商 品 の 販 売 のための 広 報 研 修 などの 支 援 を 行 っている ここでは 富 士 山 の 眺 望 や 田 舎 暮 らし をキーワードにした 交 流 居 住 の 促 進 について 取 り 組 む 例 を 紹 介 する

37 商 工 会 による 不 動 産 仲 介 と 体 験 ツアーを 通 じた 交 流 居 住 の 推 進 国 土 交 通 省 住 宅 局 一 般 社 団 法 人 すまいづくりまちづくりセンター 連 合 会 HPより 抜 粋 取 組 みの 概 要 戸 田 地 区 は 伊 豆 半 島 西 海 岸 基 部 に 位 置 し 首 都 圏 から 約 3 時 間 という 交 通 アクセスや 海 と 山 に 囲 まれた 駿 河 湾 越 しの 富 士 山 の 景 観 など 恵 まれた 資 源 を 持 った 地 区 であるが 年 々 人 口 が 減 少 し 高 齢 化 が 進 み 過 疎 化 が 深 刻 な 地 区 でもある こうした 状 況 のなか 沼 津 市 と 沼 津 市 商 工 会 戸 田 支 所 は 交 流 居 住 をテーマに 田 舎 暮 らし 体 験 ツアー を 実 施 し 定 住 に 向 けた 基 盤 づくりに 取 り 組 んでいる また 沼 津 市 商 工 会 戸 田 支 所 は 全 国 でも 珍 しい 取 り 組 みとして 商 工 会 が 戸 田 地 区 の 不 動 産 仲 介 業 務 を 担 い 空 き 家 の 情 報 提 供 やあっせんなどを 行 い 地 域 活 性 化 を 図 っている 田 舎 暮 らし 体 験 ツアー による 短 期 滞 在 型 交 流 居 住 の 実 施 過 疎 化 対 策 の 一 環 として 田 舎 暮 らし 体 験 ツア ー を 実 施 し 短 期 滞 在 型 の 交 流 居 住 を 通 じて 定 住 促 進 地 域 活 性 化 に 向 けた 基 盤 づくりを 行 ってい る これまでの 実 績 として 総 務 省 過 疎 対 策 室 主 催 に よる 海 と 山 の 魅 力 体 験 in 戸 田 を 実 施 した 首 都 圏 や 市 内 から 2 人 1 組 での 参 加 者 を 募 り 戸 田 の 名 所 を 訪 ねて 海 と 山 を 観 光 し 戸 田 ならではの 過 ご し 方 を 楽 しむ 内 容 である 商 工 会 による 空 き 家 の 売 買 賃 貸 の 斡 旋 仲 介 沼 津 市 商 工 会 戸 田 支 所 の 独 自 の 取 り 組 みとして 商 工 会 が 空 き 家 の 売 買 賃 貸 などの 情 報 提 供 やあっせん 仲 介 を 行 っている 戸 田 支 所 長 自 らが 宅 建 主 任 者 資 格 を 取 得 し 不 動 産 のあっせん 仲 介 を 始 めた 物 件 希 望 者 に 直 接 会 って 話 をしながら 移 住 が 適 切 かどうかアドバイスしている が 戸 田 のまちを 愛 し 移 住 して 生 活 できる 人 を 選 んで 物 件 紹 介 するところに 民 間 の 不 動 産 事 務 所 との 大 きな 違 いがある また 公 的 な 団 体 があっせん 仲 介 することで 不 動 産 の 物 件 所 有 者 物 件 希 望 者 双 方 の 信 頼 が 得 られている

38 地 域 活 性 化 に 向 けた 新 たな 展 開 へ 移 住 支 援 は 生 活 基 盤 をセットにしなければならないた め 不 動 産 仲 介 だけでなく 就 労 支 援 の 役 割 も 担 うことが 期 待 される 商 工 会 には 求 人 情 報 が 集 まるので 不 動 産 の 仲 介 とセットにして 求 人 求 職 の 仲 介 (ハローワーク 機 能 ) が 期 待 されよう また 地 域 振 興 のために 色 々なチャレンジが 期 待 されてい る 地 域 限 定 の 募 集 型 観 光 企 画 や 観 光 体 験 を 絡 めた 企 画 も 立 案 するなど 地 域 活 性 化 に 向 けて 新 たな 展 開 を 構 想 している (9) 平 成 21 年 度 静 岡 県 における 観 光 の 流 動 実 態 と 満 足 度 調 査 報 告 書 における 分 析 同 調 査 報 告 書 は 静 岡 県 を 訪 れる 観 光 客 の 流 動 実 態 と 静 岡 県 の 観 光 に 対 する 満 足 度 を 把 握 し 行 動 計 画 に 基 づく 施 策 の 展 開 の 基 礎 資 料 とするものとして 実 施 された 調 査 時 期 : 平 成 21 年 8 月 ( 夏 季 調 査 ) 平 成 21 年 11 月 ( 秋 季 ) 平 成 22 年 1 月 ( 冬 季 ) 調 査 箇 所 : 静 岡 県 内 の 観 光 施 設 駅 など 立 寄 施 設 計 24 施 設 ( 及 び 宿 泊 施 設 計 34 施 設 ) 実 施 方 法 : 調 査 員 聞 き 取 り( 立 寄 り 施 設 ) 施 設 で 配 布 し 後 日 郵 送 ( 宿 泊 施 設 ) 有 効 回 答 : 夏 季 合 計 1,980 件 秋 季 合 計 1,783 件 冬 季 合 計 1,830 件 ( 総 計 5,593 件 ) 1 旅 行 客 の 居 住 地 静 岡 県 を 訪 れる 旅 行 客 は 静 岡 県 居 住 者 が 全 体 の 4 割 弱 と 最 も 多 く 次 いで 関 東 地 方 が 35.6% となり 県 外 客 の 6 割 を 関 東 地 方 の 客 が 占 めている 過 去 調 査 を 時 系 列 に 追 うと 関 東 や 中 部 地 方 の 居 住 者 は 減 少 傾 向 にあり 県 内 居 住 者 及 び 近 畿 やその 他 国 内 居 住 者 の 比 率 が 増 加 してい る 更 に 宿 泊 日 数 の 傾 向 をみると 平 均 宿 泊 日 数 は 1.37 日 で 前 回 調 査 より 宿 泊 数 が 減 少 した これらを 押 し 並 べて 見 ると 静 岡 県 は 交 通 の 便 が 良 く 新 幹 線 や 高 速 道 路 によって 日 帰 り 圏 内 となっていることが 良 く 判 る また 旅 行 地 域 別 にみると 富 士 地 域 では 関 東 地 方 からの 観 光 客 が 44.1% となっており 伊 豆 地 域 の 関 東 地 方 からの 客 (61.9%)に 次 いで 関 東 地 方 からの 来 客 が 多 くなっている これは 静 岡 県 西 部 地 域 における 静 岡 県 内 居 住 者 の 来 客 割 合 (63.9%)と 比 較 すると 判 るが 静 岡 県 県 東 部 の 圧 倒 的 な 集 客 力 により 県 内 居 住 者 の 割 合 が 薄 まるからであろう

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