< 目 次 > はじめに... 1 第 1 章 経 緯 と 目 的 これまでの 検 討 経 緯 本 調 査 の 目 的 調 査 方 法 報 告 書 の 構 成... 7 第 2 章 病 院 船 の 概 要 と 調 査 対 象... 10

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Download "< 目 次 > はじめに... 1 第 1 章 経 緯 と 目 的... 2 1.これまでの 検 討 経 緯... 2 2. 本 調 査 の 目 的... 4 3. 調 査 方 法... 6 4. 報 告 書 の 構 成... 7 第 2 章 病 院 船 の 概 要 と 調 査 対 象... 10"

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1 災 害 時 多 目 的 船 ( 病 院 船 )に 関 する 調 査 検 討 報 告 書 平 成 25 年 3 月 内 閣 府 ( 防 災 担 当 )

2 < 目 次 > はじめに... 1 第 1 章 経 緯 と 目 的 これまでの 検 討 経 緯 本 調 査 の 目 的 調 査 方 法 報 告 書 の 構 成... 7 第 2 章 病 院 船 の 概 要 と 調 査 対 象 病 院 船 を 検 討 する 必 要 性 病 院 船 の 現 状 災 害 医 療 における 病 院 船 の 位 置 付 け 調 査 対 象 とする 病 院 船 のパターン 第 3 章 病 院 船 の 装 備 及 び 費 用 病 院 船 の 装 備 等 病 院 船 の 隻 数 病 院 船 の 費 用 中 古 船 の 購 入 改 造 第 4 章 病 院 船 の 課 題 要 員 の 確 保 事 前 の 体 制 整 備 船 内 での 医 療 行 為 の 制 約 海 からのアプローチに 伴 う 制 約 第 5 章 平 時 の 活 用 方 策 離 島 等 への 巡 回 医 療 災 害 医 療 訓 練 船 国 際 青 年 交 流 船 国 際 緊 急 援 助 活 動 第 6 章 民 間 資 金 等 の 活 用 PFI PPPスキームの 活 用 民 間 船 舶 のチャーター 医 療 機 能 を 有 する 既 存 船 舶 の 活 用 防 災 宝 くじ... 60

3 第 7 章 医 療 モジュールの 活 用 医 療 モジュールの 概 要 医 療 モジュールを 活 用 した 船 舶 の 費 用 課 題 等 その 他 の 手 法 による 搬 送 第 8 章 総 括 と 方 向 性 ご 意 見 をお 伺 いした 方 々... 77

4 はじめに 災 害 時 において 大 量 輸 送 能 力 施 設 の 自 己 完 結 性 等 の 船 舶 の 優 位 性 を 活 用 して 人 員 物 資 輸 送 捜 索 救 助 医 療 等 の 複 数 の 機 能 を 発 揮 する 災 害 時 多 目 的 船 については 平 成 2 年 の 中 東 湾 岸 危 機 を 契 機 として 長 年 検 討 が 続 け られてきたが 未 曾 有 の 大 規 模 広 域 災 害 となった 平 成 23 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 を 教 訓 に 改 めてその 検 討 の 必 要 性 が 高 まっている 東 日 本 大 震 災 で 想 定 外 という 言 葉 が 繰 り 返 し 使 用 されたが その 反 省 を 踏 まえ 我 々は いつ 発 生 してもおかしくない 大 規 模 広 域 災 害 それに 伴 う 複 合 災 害 に 対 し 万 全 の 備 えを 行 わなければならない 特 に 四 方 を 海 で 囲 まれたわが 国 は 水 産 資 源 や 海 底 資 源 の 活 用 や 海 を 通 じ た 交 流 を 図 るため 古 来 船 舶 の 建 造 技 術 や 操 船 技 術 を 蓄 積 し 海 洋 国 家 とし て 発 展 してきたが 災 害 対 応 においてこれら 技 術 の 蓄 積 を 最 大 限 に 活 用 するこ とは 当 然 であり その 可 能 性 を 改 めて 検 証 することが 求 められている このため 内 閣 府 ( 防 災 担 当 )は 平 成 23 年 度 に 防 災 医 療 等 の 有 識 者 から なる 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 を 設 置 し 海 からのアプローチの 必 要 性 期 待 される 機 能 実 施 上 の 課 題 等 に 関 して 検 討 を 行 い 災 害 時 多 目 的 船 に ついての 基 本 的 課 題 の 整 理 を 行 った 本 調 査 においては 昨 年 度 の 調 査 結 果 を 踏 まえ 災 害 時 多 目 的 船 の 中 でも わが 国 ではこれまでの 大 規 模 災 害 時 に 活 用 の 実 績 がなかった 医 療 機 能 に 絞 り 病 院 船 等 の 調 査 を 行 った 病 院 船 については 実 績 のなさなどからニーズを 疑 問 視 する 指 摘 もあるが 本 調 査 は ニーズがないのではなく ニーズに 応 えら れていないのではないか との 認 識 に 立 ち 昨 年 度 に 整 理 した 基 本 的 課 題 の 深 掘 りを 行 った また 本 調 査 を 行 うに 当 たっては 病 院 船 に 係 る 費 用 や 課 題 等 について よ り 具 体 的 な 検 討 を 行 うために 病 院 船 の 機 能 規 模 等 に 応 じてパターン 分 けし パターンごとにこれらを 整 理 することにより できるだけ 客 観 的 な 判 断 材 料 を 提 供 することを 心 がけ 今 後 の 議 論 に 資 するよう 努 めた なお 本 調 査 は 防 災 医 療 海 運 船 舶 等 多 岐 にわたる 分 野 の 数 多 くの 有 識 者 実 務 経 験 者 関 係 省 庁 からヒアリングを 行 い いただいた 貴 重 な 知 見 等 を 踏 まえながら 報 告 書 をとりまとめた 1

5 第 1 章 経 緯 と 目 的 本 章 では 災 害 時 多 目 的 船 に 係 る 過 去 の 検 討 経 緯 を 整 理 した 上 で 本 調 査 の 目 的 を 明 らかにする 加 えて 本 調 査 の 手 法 及 びフローを 説 明 する 1.これまでの 検 討 経 緯 本 節 では これまでのわが 国 における 災 害 時 多 目 的 船 に 係 る 検 討 の 経 緯 を 東 日 本 大 震 災 の 発 生 以 前 と 以 後 に 分 けて 整 理 する (1) 東 日 本 大 震 災 発 生 以 前 災 害 時 多 目 的 船 は 大 規 模 災 害 の 発 生 時 に 医 療 活 動 や 行 方 不 明 者 の 捜 索 救 助 人 員 物 資 の 輸 送 被 災 者 の 支 援 ( 給 食 給 水 入 浴 ) 等 に 活 用 するこ とができる 多 目 的 の 機 能 を 有 する 船 舶 である わが 国 における 災 害 時 多 目 的 船 の 検 討 は 平 成 2 年 の 中 東 湾 岸 危 機 を 契 機 に 平 成 3 年 6 月 に 関 係 省 庁 ( 内 閣 内 政 審 議 室 防 衛 庁 国 土 庁 外 務 省 厚 生 省 運 輸 省 海 上 保 安 庁 )により 多 目 的 船 舶 調 査 検 討 委 員 会 を 設 立 したこ とから 始 まった 同 委 員 会 では 平 成 3 年 度 から 平 成 7 年 度 に 大 規 模 災 害 発 生 時 の 医 療 を 始 めとする 救 援 活 動 や 国 際 貢 献 のために 活 用 できる 多 目 的 船 舶 について 防 災 関 係 者 医 療 関 係 者 船 舶 専 門 家 国 際 協 力 担 当 者 等 の 各 方 面 から 幅 広 く 意 見 を 聴 取 し 船 舶 の 役 割 やそのモデル 等 について 検 討 を 行 っ た 一 方 で 多 目 的 船 舶 の 検 討 と 併 行 して わが 国 の 国 際 緊 急 援 助 等 に 政 府 保 有 船 舶 の 活 用 を 可 能 とする 法 制 度 の 整 備 も 行 われた 具 体 的 には 平 成 4 年 6 月 の 国 際 緊 急 援 助 隊 の 派 遣 に 関 する 法 律 ( 昭 和 62 年 法 律 第 93 号 )の 改 正 及 び 国 際 連 合 平 和 維 持 活 動 等 に 対 する 協 力 に 関 する 法 律 ( 平 成 4 年 法 律 第 79 号 ) の 制 定 により これまで 海 上 保 安 庁 の 船 舶 等 を 活 用 した 国 際 緊 急 援 助 活 動 に 限 定 されていたものが 海 上 保 安 庁 及 び 自 衛 隊 の 船 舶 等 を 活 用 して 国 際 緊 急 援 助 活 動 に 加 えて 国 際 平 和 協 力 活 動 を 行 うことが 可 能 となった その 後 平 成 7 年 1 月 に 阪 神 淡 路 大 震 災 が 発 生 し 国 内 災 害 に 対 応 するための 多 目 的 船 舶 ( 災 害 時 多 目 的 船 )の 必 要 性 についても 議 論 が 高 まった 政 府 は 平 成 9 年 度 から 関 係 有 識 者 及 び 関 係 省 庁 担 当 者 からなる 多 目 的 船 舶 基 本 構 想 調 査 委 員 会 を 設 置 し 検 討 を 行 った この 検 討 が 行 われている 間 上 記 の 法 制 度 の 整 備 等 を 踏 まえ 自 衛 隊 では 平 成 10 年 に 新 型 の 輸 送 艦 が 海 上 保 安 庁 では 平 成 9 年 10 年 に 災 害 対 応 型 の 大 型 巡 視 船 が 就 航 した また 平 成 11 年 5 月 には 自 衛 隊 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 165 号 )が 改 正 され 自 衛 隊 の 船 舶 による 邦 人 等 輸 送 の 2

6 スキームも 創 設 された 平 成 13 年 3 月 にとりまとめられた 報 告 書 では 多 目 的 船 舶 に 求 められる 機 能 として 輸 送 機 能 医 療 機 能 現 地 対 策 要 員 の 宿 泊 機 能 等 を 挙 げ これら 機 能 は 政 府 保 有 の 新 型 船 舶 ( 海 上 保 安 庁 災 害 対 応 型 巡 視 船 いず や 海 上 自 衛 隊 輸 送 艦 おおすみ )で 概 ね 対 応 可 能 と 結 論 付 けられた (2) 東 日 本 大 震 災 発 生 後 平 成 23 年 3 月 11 日 に 東 日 本 大 震 災 が 発 生 した 東 日 本 大 震 災 は 被 害 が 甚 大 で 被 災 地 域 が 広 範 にわたるなど 極 めて 大 規 模 なものであり 正 に 未 曽 有 の 国 難 というべき 災 害 となった その 一 方 で 東 日 本 大 震 災 を 検 証 すると 災 害 対 応 における 海 からのアプロ ーチに 関 して 沿 岸 地 域 において 多 数 の 医 療 機 関 が 壊 滅 したこと 路 上 に 溢 れた 帰 宅 困 難 者 や 渋 滞 車 両 は 緊 急 車 両 の 通 行 に 支 障 を 来 たし 陸 上 の 災 害 応 急 対 策 活 動 を 妨 害 したこと 津 波 災 害 で 多 くの 死 者 が 発 生 したが 阪 神 淡 路 大 震 災 と 比 較 して 負 傷 者 は 少 なく 従 来 の 発 災 後 の 医 療 活 動 とはその 様 相 を 異 にしたこと など 示 唆 に 富 む 事 例 が 見 受 けられた 今 後 発 生 することが 懸 念 される 南 海 トラフ 巨 大 地 震 等 の 大 規 模 広 域 災 害 から 国 民 を 守 るためには これまでの 対 策 の 効 果 を 検 証 していくとともに 海 からのアプローチを 含 め 新 たな 対 策 の 可 能 性 を 検 討 することが 求 められた このため このような 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 等 を 踏 まえ 平 成 24 年 1 月 に 防 災 分 野 や 医 療 分 野 の 専 門 家 からなる 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 が 内 閣 府 ( 防 災 担 当 )に 設 置 され 大 規 模 広 域 災 害 への 対 応 手 段 の 一 つとして 災 害 時 多 目 的 船 の 妥 当 性 について 検 討 が 行 われ 同 年 3 月 報 告 書 がとりまと められた 同 報 告 書 では 大 規 模 広 域 災 害 における 海 からのアプローチに 期 待 される 機 能 を 整 理 した 上 で 実 施 上 の 課 題 として 1 災 害 対 応 上 の 課 題 海 からのアプローチの 限 界 と 陸 空 との 連 携 の 必 要 性 海 からのアプローチのために 必 要 な 事 前 準 備 ( 計 画 の 策 定 平 時 の 教 育 訓 練 母 港 選 定 等 ) 災 害 時 に 確 実 に 対 応 できる 船 舶 の 検 討 ( 隻 数 船 体 能 力 機 能 等 ) 医 療 機 能 を 発 揮 するための 課 題 ( 医 療 スタッフの 確 保 対 象 医 療 フェ 3

7 ーズ 等 ) 2 災 害 対 応 以 外 の 課 題 ( 平 時 の 活 用 方 策 ) 等 が 指 摘 された 同 検 討 会 では 海 からのアプローチの 機 能 を 捜 索 救 助 活 動 人 員 物 資 の 輸 送 機 能 医 療 機 能 等 の 7 機 能 に 整 理 して 災 害 時 多 目 的 船 の 様 々な 課 題 の 整 理 が 行 われたが 医 療 機 能 に 特 化 した 形 で 海 からのアプローチの 可 能 性 が 十 分 に 検 証 され 議 論 が 尽 くされたものではなく その 実 効 性 に 関 しては 具 体 的 な ケースを 挙 げて 課 題 を 検 討 するとともに 導 入 や 維 持 管 理 に 係 る 費 用 について 検 討 することも 今 後 の 課 題 とされた 2. 本 調 査 の 目 的 上 記 の 経 緯 を 踏 まえ 本 調 査 では 特 に 昨 年 度 報 告 書 において 引 き 続 き 検 討 することが 必 要 とされた 医 療 機 能 に 焦 点 を 当 て 災 害 時 多 目 的 船 の 導 入 可 能 性 を 検 討 するものである 災 害 時 多 目 的 船 のうち 災 害 時 等 において 船 内 で 医 療 行 為 を 行 うことを 主 要 な 機 能 とする 船 舶 ( 以 下 病 院 船 という )については 本 来 南 海 トラフ 巨 大 地 震 首 都 直 下 地 震 等 の 大 規 模 広 域 災 害 の 被 害 想 定 の 見 直 し 結 果 に 沿 って 災 害 医 療 における 体 制 計 画 等 の 検 証 を 行 い その 中 で 海 からのアプローチで ある 病 院 船 に 求 められる 医 療 の 種 類 ( 急 性 期 医 療 慢 性 期 医 療 等 )や 規 模 等 を 位 置 付 けることが 第 一 に 必 要 である また 昨 年 度 に 課 題 とされた 事 項 につ いて より 詳 細 に 検 討 を 加 えるには 病 院 船 の 機 能 規 模 等 を 絞 り 込 むことが 必 要 である しかしながら 現 在 中 央 防 災 会 議 に 設 置 された 防 災 対 策 検 討 推 進 会 議 のワーキンググループにおいて 南 海 トラフ 巨 大 地 震 及 び 首 都 直 下 地 震 の 被 害 想 定 の 見 直 しが 行 われている( 南 海 トラフ 巨 大 地 震 の 被 害 想 定 は 平 成 24 年 8 月 に 第 一 次 報 告 平 成 25 年 3 月 に 第 二 次 報 告 )ものの 本 調 査 が 要 請 さ れた 時 期 と 適 合 させることが 困 難 であり 大 規 模 広 域 災 害 時 に 求 められる 病 院 船 を 具 体 的 に 想 定 することができなかった このため 本 調 査 では 昨 年 度 までの 検 討 病 院 船 の 現 状 災 害 医 療 におけ る 病 院 船 の 位 置 付 け 等 を 整 理 した 上 で これらを 勘 案 して 病 院 船 の 機 能 規 模 等 をパターン 分 けし 導 入 の 可 能 性 を 判 断 するために 必 要 な 事 項 をパターンご とに 整 理 することを 目 的 とする 具 体 的 には 病 院 船 について 1 費 用 ( 建 造 費 維 持 運 用 費 )の 試 算 2 導 入 に 係 る 制 約 課 題 3 平 時 活 用 の 可 能 性 4

8 4 民 間 資 金 等 の 活 用 の 可 能 性 の 検 討 を 行 うこととする また 病 院 船 と 類 似 の 機 能 を 持 たせる 手 法 として 近 時 医 療 モジュールを 船 舶 に 搭 載 することが 海 外 で 行 われているが 上 記 の 病 院 船 の 検 討 と 併 せ 医 療 モジュールを 活 用 した 海 からのアプローチについても 検 討 することとする < 参 考 :これまでの 政 府 における 主 な 検 討 経 緯 > 平 成 3 年 6 月 多 目 的 船 舶 調 査 検 討 委 員 会 ( 内 閣 内 政 審 議 室 等 ) 設 置 平 成 3~7 年 度 防 災 医 療 船 舶 等 の 専 門 家 等 から 意 見 を 聴 取 しつつ 船 舶 の 役 割 船 舶 のモデル 等 について 検 討 平 成 4 年 6 月 国 際 緊 急 援 助 隊 の 派 遣 に 関 する 法 律 の 改 正 及 び 国 際 連 合 平 和 維 持 活 動 等 に 対 する 協 力 に 関 する 法 律 の 制 定 平 成 7 年 1 月 阪 神 淡 路 大 震 災 の 発 生 平 成 9 年 度 多 目 的 船 舶 基 本 構 想 調 査 委 員 会 ( 関 係 有 識 者 及 び 関 係 省 庁 の 実 務 家 )の 設 置 平 成 9~10 年 度 防 衛 庁 で 新 型 の おおすみ 型 輸 送 艦 が 海 上 保 安 庁 で 災 害 対 応 型 の 大 型 巡 視 船 いず みうら が 就 役 平 成 11 年 5 月 自 衛 隊 法 の 改 正 平 成 13 年 3 月 多 目 的 船 舶 基 本 構 想 調 査 報 告 書 とりまとめ 平 成 23 年 3 月 東 日 本 大 震 災 の 発 生 平 成 24 年 1 月 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 ( 内 閣 府 ( 防 災 担 当 )) の 設 置 平 成 24 年 3 月 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 報 告 書 とりまとめ 5

9 3. 調 査 方 法 本 調 査 は 昨 年 度 の 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 と 異 なり 有 識 者 に 会 議 形 式 で 議 論 していただく 検 討 会 方 式 ではなく 有 識 者 及 び 実 務 者 からのヒ アリング 調 査 文 献 等 調 査 により 行 った これは 災 害 時 に 海 からのアプロー チに 期 待 される 機 能 や 災 害 時 多 目 的 船 のあり 方 等 の 基 本 的 な 課 題 について 整 理 を 行 った 昨 年 度 の 検 討 会 と 異 なり 本 調 査 は 病 院 船 の 機 能 規 模 等 をパター ン 化 した 上 で 費 用 課 題 平 時 活 用 等 についてより 詳 細 な 整 理 を 行 うことを 目 的 としており ヒアリング 等 の 方 式 の 方 が 適 切 であると 考 えられるからであ る 具 体 的 な 調 査 方 法 は 次 のとおりである (1) 有 識 者 及 び 実 務 経 験 者 へのヒアリング 調 査 病 院 船 のあり 方 災 害 医 療 における 位 置 付 け 平 時 活 用 の 方 向 性 等 の 本 調 査 の 大 枠 については 災 害 対 策 災 害 医 療 離 島 等 へき 地 医 療 海 運 船 舶 応 急 対 応 の 各 分 野 の 有 識 者 に 対 してヒアリングを 行 った その 上 で これらの 大 枠 の 内 容 について 肉 付 け 裏 付 けの 確 認 詳 細 化 等 を 行 うため 行 政 災 害 医 療 の 現 場 対 応 ( 医 療 行 為 医 薬 品 等 確 保 資 機 材 等 確 保 ) 船 舶 海 運 ( 造 船 海 運 港 湾 ) 国 際 貢 献 へき 地 医 療 等 を 専 門 とす る 実 務 経 験 者 に 対 してヒアリングを 行 った また 特 に 病 院 船 を 導 入 するとした 場 合 の 船 舶 関 係 医 療 関 係 等 の 制 度 的 な 課 題 を 中 心 に 関 係 省 庁 に 対 してヒアリングを 行 った なお 一 部 の 有 識 者 や 実 務 経 験 者 からは 病 院 船 の 諸 元 や 活 用 可 能 性 等 に 関 する 検 討 材 料 をご 提 供 いただいた (2) 文 献 等 調 査 1 海 外 の 事 例 に 関 する 情 報 収 集 病 院 船 を 所 有 する 諸 外 国 (アメリカ 中 国 ロシア スペイン 等 )につい て 船 の 諸 元 や 維 持 運 用 費 運 用 上 の 特 徴 平 時 の 活 用 方 法 等 については 文 献 論 文 及 び 各 国 ホームページを 主 な 情 報 源 とした 2 船 舶 に 関 する 情 報 の 整 理 分 析 病 院 船 の 諸 元 建 造 費 維 持 運 用 費 等 を 算 出 するため 造 機 造 船 統 計 調 査 ( 国 土 交 通 省 )や 内 航 海 運 コスト 分 析 調 査 ( 運 輸 政 策 研 究 機 構 ) 燃 料 油 価 格 推 移 表 ( 日 本 長 距 離 フェリー 協 会 ) 等 の 統 計 を 収 集 整 理 し 病 院 船 に 係 る 費 用 算 出 に 当 たっての 基 礎 資 料 とした 6

10 また 病 院 船 の 建 造 費 維 持 運 用 費 等 を 把 握 するため 日 本 海 事 新 聞 日 本 経 済 産 業 新 聞 等 の 公 開 資 料 をもとに 類 似 船 舶 の 建 造 費 維 持 運 用 費 に 関 する 新 聞 や 雑 誌 記 事 の 検 索 収 集 を 行 った 3 病 院 に 関 する 情 報 の 整 理 分 析 病 院 船 に 搭 載 すべき 医 療 資 機 材 やその 費 用 を 算 出 するため 薬 事 工 業 生 産 動 態 統 計 調 査 ( 厚 生 労 働 省 )や 医 療 法 施 行 規 則 ( 昭 和 23 年 厚 生 省 令 第 50 号 ) に 基 づく 病 院 構 造 基 準 等 の 資 料 を 収 集 整 理 し 病 院 船 に 係 る 費 用 算 出 に 当 たっての 基 礎 資 料 とした また 病 院 設 立 の 際 の 事 業 費 ( 医 療 機 器 等 施 設 整 備 費 附 帯 施 設 整 備 費 情 報 システム 費 等 )や 手 術 室 処 置 室 の 面 積 等 については 実 際 の 病 院 の 事 例 収 集 を 行 った (3) ヒアリング 調 査 文 献 等 調 査 を 踏 まえた 整 理 分 析 1 病 院 船 に 求 められる 機 能 規 模 費 用 の 整 理 分 析 上 記 のヒアリング 調 査 や 各 種 公 開 情 報 統 計 等 の 収 集 分 析 に 基 づき 病 院 船 に 求 められる 機 能 規 模 等 の 検 討 を 行 い パターン 化 した また 病 院 船 のパターンごとに 必 要 となる 建 造 費 及 び 維 持 運 用 費 の 概 算 を 算 出 した 2 病 院 船 の 導 入 に 係 る 課 題 平 時 の 活 用 方 策 等 の 整 理 病 院 船 を 導 入 するとした 場 合 の 制 度 上 又 は 運 用 上 の 制 約 課 題 平 時 の 活 用 可 能 性 民 間 資 金 等 の 活 用 可 能 性 については 有 識 者 や 実 務 経 験 者 関 係 省 庁 から 得 られた 知 見 海 外 の 事 例 等 を 踏 まえて 整 理 した 4. 報 告 書 の 構 成 以 上 の 調 査 を 基 に 本 報 告 書 では 第 1 章 以 下 次 のような 構 成 により 整 理 す ることとする 第 2 章 では まず 災 害 時 に 海 からのアプローチ( 災 害 時 多 目 的 船 )に 期 待 さ れる 機 能 のうち 医 療 機 能 ( 病 院 船 )に 着 目 して 検 討 することの 必 要 性 を 整 理 した 上 で 海 外 や 国 内 における 病 院 船 の 現 状 災 害 医 療 における 病 院 船 の 位 置 付 けを 踏 まえ 第 3 章 以 降 で 対 象 とする 病 院 船 のパターンの 設 定 を 行 う 第 3 章 では 第 2 章 で 設 定 されたパターンごとに 病 院 船 に 必 要 な 医 療 設 備 及 び 船 舶 装 備 を 整 理 し これを 基 に 病 院 船 の 建 造 費 用 及 び 維 持 運 用 費 用 の 試 算 を 行 う また 新 造 船 に 代 えて 中 古 船 の 購 入 改 造 により 病 院 船 を 整 備 する 7

11 ことの 可 能 性 について 検 討 する 第 4 章 では 病 院 船 のパターンを 念 頭 に 置 きつつ 1 海 からのアプローチに 伴 う 制 約 2 船 内 での 医 療 行 為 の 制 約 3 要 員 の 確 保 及 び4 事 前 の 体 制 整 備 に 分 けて 病 院 船 の 制 約 課 題 の 整 理 を 行 う これらには 病 院 船 の 特 性 に 由 来 する 内 在 的 な 制 約 と 病 院 船 を 運 用 する 上 で 外 在 的 な 課 題 とがある 第 5 章 では 病 院 船 を 導 入 する 場 合 に 災 害 時 のみならず 平 時 においても 有 効 活 用 を 図 ることは 費 用 対 効 果 を 向 上 させるために 不 可 欠 であることから 病 院 船 のパターンを 念 頭 に 置 き 1 離 島 等 への 巡 回 医 療 2 災 害 医 療 訓 練 船 3 国 際 青 年 交 流 船 4 国 際 緊 急 援 助 活 動 の 4 つに 分 けて 平 時 の 活 用 方 策 を 検 討 する 第 6 章 では 病 院 船 の 建 造 や 維 持 運 用 に 係 る 公 的 負 担 を 軽 減 するには 民 間 資 金 等 を 活 用 することが 求 められることから 病 院 船 のパターンごとに PFI PPP スキームや 宝 くじの 収 益 金 の 活 用 チャーターした 民 間 船 舶 又 は 海 上 自 衛 隊 や 海 上 保 安 庁 の 既 存 船 舶 の 活 用 の 可 能 性 について 検 討 する 第 7 章 では 海 からのアプローチによる 医 療 機 能 として 船 舶 そのものに 医 療 機 能 を 持 たせる 病 院 船 とは 別 に 医 療 資 機 材 等 をコンテナに 収 納 した 医 療 モ ジュールを 船 舶 に 搭 載 する 方 法 も 想 定 されることから 医 療 モジュールの 概 要 について 整 理 した 上 で 複 数 のパターンに 分 けて 費 用 課 題 等 について 整 理 す る 第 8 章 では 第 3 章 から 第 7 章 までの 検 討 を 総 括 するとともに 今 後 に 向 け た 導 入 の 可 能 性 についても 付 言 する 8

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13 第 2 章 病 院 船 の 概 要 と 調 査 対 象 東 日 本 大 震 災 を 教 訓 に 今 後 発 生 が 懸 念 される 南 海 トラフの 巨 大 地 震 や 首 都 直 下 地 震 等 の 大 規 模 災 害 が 発 生 した 場 合 を 想 定 すれば 従 来 の 対 策 にとどま らず 災 害 への 備 えの 充 実 を 図 ることが 急 務 である 海 からのアプローチについては これまで 陸 上 からのアプローチに 比 して 検 討 が 遅 れがちであり 災 害 対 応 上 の 手 段 としての 船 舶 の 活 用 を 見 ると 現 在 のところ 防 災 計 画 等 において 決 して 主 要 な 位 置 を 占 めているとは 言 えない しかしながら 船 舶 の 輸 送 力 船 舶 の 有 する 多 目 的 利 用 可 能 な 空 間 ライフラ イン 機 能 の 搭 載 や 備 蓄 機 能 等 の 船 舶 の 自 己 完 結 性 に 鑑 みれば 災 害 対 応 上 様 々 な 役 割 が 期 待 される これらについては 平 成 23 年 度 の 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 報 告 書 においても 整 理 されたところであるが 本 章 ではまず 自 然 災 害 の 発 生 時 にお いて 海 からのアプローチ( 災 害 時 多 目 的 船 )として 期 待 される 主 な 機 能 を 確 認 し その 中 でも 本 調 査 において 特 に 医 療 機 能 に 着 目 し 病 院 船 について 検 討 す ることの 必 要 性 を 示 す 次 に 同 報 告 書 において 示 された 課 題 について 深 掘 りした 検 討 を 行 うために は 病 院 船 の 具 体 的 な 機 能 規 模 等 を 想 定 することが 前 提 となることから 病 院 船 のイメージを 検 討 する 材 料 として 海 外 や 国 内 における 病 院 船 の 現 状 及 び 災 害 医 療 において 病 院 船 に 期 待 される 位 置 付 けを 整 理 する これらを 踏 まえ 第 3 章 以 降 で 検 討 対 象 とする 病 院 船 として 3 つのパターン を 抽 出 する 1. 病 院 船 を 検 討 する 必 要 性 本 節 では 平 成 24 年 3 月 に 公 表 された 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 報 告 書 で 整 理 された 自 然 災 害 の 発 生 時 において 海 からのアプローチ( 災 害 時 多 目 的 船 )として 期 待 される 主 な 機 能 を 確 認 し その 中 でも 特 に 医 療 機 能 に 着 目 し 病 院 船 について 検 討 することの 必 要 性 を 示 す (1) 海 からのアプローチに 期 待 される 機 能 自 然 災 害 が 発 生 した 際 には あらゆる 手 段 を 総 動 員 することが 求 められ 陸 海 空 それぞれから 被 災 地 にアプローチし 負 傷 者 の 救 命 等 の 災 害 応 急 対 策 や 被 災 地 の 復 旧 等 を 早 期 に 実 現 することが 必 要 である 海 からのアプローチ 即 ち 船 舶 を 活 用 した 災 害 応 急 対 策 の 特 徴 として 船 舶 は 自 ら 宿 泊 施 設 食 料 等 保 管 施 設 及 び 発 電 等 のライフライン 供 給 施 設 を 持 ち 10

14 自 己 完 結 性 を 有 しており 被 災 地 の 状 況 等 に 関 係 なく 水 や 電 気 を 供 給 し 比 較 的 長 期 間 連 続 した 活 動 が 可 能 であることが 挙 げられる また 陸 からのアプロ ーチの 自 動 車 や 空 からのアプローチのヘリコプター 等 と 比 べて 広 い 空 間 を 有 しており 多 くの 人 物 を 運 搬 することが 可 能 である これら 船 舶 の 特 徴 を 活 かすことで 海 からのアプローチとしての 災 害 時 多 目 的 船 には 図 表 2-1に 掲 げるような 機 能 が 期 待 されるものである 図 表 2-1 海 からのアプローチに 期 待 される 機 能 機 能 1 人 員 物 資 輸 送 機 能 概 要 被 災 地 内 の 道 路 交 通 網 が 寸 断 された 場 合 においても 被 災 地 まで 海 からアプローチし 被 災 地 に 一 度 に 大 量 の 人 や 物 資 を 輸 送 2 捜 索 救 助 機 能 行 方 不 明 者 等 の 海 上 及 び 海 中 からの 捜 索 救 助 活 動 3 医 療 機 能 海 からの 捜 索 救 助 活 動 の 結 果 負 傷 者 等 を 救 助 した 場 合 に 船 舶 上 において 応 急 的 な 医 療 処 置 等 を 講 ずる 4 消 火 機 能 コンビナート 火 災 や 海 上 火 災 に 対 する 消 火 を 実 施 移 動 可 能 な 大 空 間 を 活 用 し 被 災 地 周 辺 で 被 災 者 支 援 のための 5 被 害 者 等 支 援 機 能 様 々な 活 動 に 利 用 ( 被 災 者 に 対 する 給 食 給 水 支 援 入 浴 支 援 被 災 地 支 援 要 員 の 宿 泊 支 援 等 を 含 む ) 被 災 地 の 港 湾 まで 船 舶 を 安 全 航 行 させるための 航 路 啓 開 航 路 6 航 路 港 湾 の 障 害 排 除 機 能 障 害 物 の 調 査 除 去 水 路 測 量 漂 流 物 回 収 漂 流 船 舶 の 生 存 者 確 認 及 び 曳 航 救 助 等 7 指 揮 機 能 被 災 地 近 傍 に 移 動 できる 空 間 を 活 用 し 船 舶 内 に 現 地 対 策 本 部 等 の 災 害 対 応 の 指 揮 機 能 を 設 置 出 所 ) 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 報 告 書 ( 平 成 24 年 3 月 ) より 作 成 (2) 病 院 船 を 検 討 する 必 要 性 海 からのアプローチに 期 待 される 機 能 のうち 特 に 医 療 機 能 については 平 成 7 年 の 阪 神 淡 路 大 震 災 や 平 成 23 年 の 東 日 本 大 震 災 等 の 大 規 模 災 害 では 実 績 がない その 理 由 としては 災 害 時 において そもそも 病 院 船 に 対 するニーズがない のではないか ということが 想 定 される 有 識 者 等 からのヒアリングにおいて も 海 外 の 病 院 船 は 戦 時 の 利 用 を 想 定 しているものが 大 多 数 であるが 戦 場 11

15 のように 常 に 傷 病 者 が 発 生 し 続 ける 環 境 と 災 害 時 のように 一 度 に 大 量 の 傷 病 者 が 短 期 集 中 して 発 生 するものとは 異 なること たとえ 一 度 に 大 量 の 傷 病 者 が 発 生 したとしても その 後 は 収 束 に 向 かって いく 場 合 に 被 災 地 ( 活 動 場 所 )への 到 着 まで 一 定 の 時 間 を 要 する 病 院 船 に 対 するニーズが 高 いとは 限 らないこと 慢 性 期 対 応 の 時 期 になれば ある 程 度 陸 路 や 陸 上 医 療 機 関 も 回 復 してくる と 考 えられること 等 の 指 摘 があった 図 表 2-2 過 去 の 災 害 時 における 海 からのアプローチ 概 要 主 な 災 害 S61 H5 H7 H12 H19 H23 伊 豆 北 海 道 阪 神 三 宅 島 新 潟 東 日 本 機 能 火 山 南 西 沖 淡 路 噴 火 中 越 沖 大 震 災 1 人 員 物 資 輸 送 機 能 人 員 輸 送 ( 支 援 要 員 ) 人 員 輸 送 ( 急 患 被 災 者 ) 物 資 輸 送 2 捜 索 救 助 機 能 3 医 療 機 能 4 消 火 機 能 5 被 害 者 等 支 援 機 能 被 災 者 支 援 給 食 支 援 給 水 支 援 宿 泊 支 援 入 浴 支 援 診 療 支 援 支 援 要 員 等 宿 泊 支 援 6 航 路 港 湾 の 障 害 排 除 機 能 7 指 揮 機 能 ( 現 地 対 策 本 部 ) 出 所 ) 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 報 告 書 ( 平 成 24 年 3 月 ) その 一 方 で 病 院 船 に 対 して 絶 対 的 なニーズがないのではなく 災 害 対 応 上 のニーズに 応 えられていない ニーズを 発 掘 することができていないのではな いか との 指 摘 もあった この 場 合 に ニーズに 応 えられていない 原 因 として は 大 きく 海 からのアプローチである 病 院 船 の 特 性 に 由 来 する 制 約 ( 宿 命 ) 12

16 と 病 院 船 に 係 る 制 度 や 運 用 の 仕 方 等 の 外 在 的 な 要 因 が 考 えられる これらに ついては 十 分 に 整 理 検 証 されたとは 言 い 難 く 特 に 外 在 的 な 要 因 について は 制 度 や 運 用 の 見 直 しにより 改 善 することができる 可 能 性 がある 南 海 トラ フ 巨 大 地 震 や 首 都 直 下 地 震 のような 大 規 模 広 域 災 害 が 発 生 することが 懸 念 さ れ 海 からのアプローチに 関 しても あらゆる 可 能 性 を 検 討 する 必 要 がある 中 で 余 り 活 用 実 績 がないが 故 に 等 閑 視 されてきた 病 院 船 について やり 方 次 第 で 災 害 対 応 上 のニーズに 応 えることができるか 否 か 導 入 する 場 合 に 費 用 対 効 果 の 面 で 適 切 であるか 否 か 等 を 検 討 することは 意 義 があるとの 指 摘 もあった 本 調 査 は 後 者 の 指 摘 のような 認 識 に 立 ち 海 からのアプローチにおける 様 々な 機 能 のうち 特 に 検 討 の 具 体 化 を 要 する 医 療 機 能 ( 病 院 船 )を 対 象 と して 実 施 することとしたものである 2. 病 院 船 の 現 状 本 節 では 第 3 章 以 降 で 具 体 的 に 検 討 する 病 院 船 のパターンを 設 定 する 際 の 参 考 とするため 海 外 における 病 院 船 の 事 例 を 整 理 するとともに わが 国 にお いて 戦 前 に 運 航 されていた 病 院 船 及 び 現 在 運 航 されている 医 療 機 能 を 有 する 船 舶 について 整 理 する (1) 海 外 の 病 院 船 海 外 の 病 院 船 は 戦 場 における 傷 病 者 への 医 療 行 為 を 行 うことを 主 目 的 とし ており 海 軍 が 保 有 運 用 しているものが 大 多 数 である スペインは 例 外 で 遠 洋 漁 業 の 従 事 者 に 対 する 応 急 手 当 を 目 的 としており 雇 用 社 会 保 険 省 が 保 有 運 用 している 病 院 船 は 狭 義 にはジュネーブ 条 約 で 保 護 される 船 舶 即 ち 傷 病 者 及 び 難 船 者 に 援 助 を 与 え 治 療 輸 送 を 唯 一 の 目 的 として 国 が 建 造 又 は 設 備 した 船 舶 で いかなる 場 合 にも 攻 撃 又 は 捕 獲 してはならないものとされている 具 体 例 とし ては 米 国 のマーシーやコンフォート 中 国 の 920 型 病 院 船 等 がある スペインのエスペランザ デ ラ マールやファン デ ラ コーサは こ の 意 味 での 病 院 船 ではない また イギリスやフランスの 場 合 は 軍 艦 に 医 療 機 能 を 付 加 したもので 医 療 専 用 船 ではなく ジュネーブ 条 約 の 保 護 対 象 ではな い 以 下 主 要 国 における 病 院 船 等 の 概 要 を 示 す 13

17 1 米 国 米 国 のマーシー 及 びコンフォートは 排 水 量 69,360 トン 病 床 1,000 床 を 有 する 世 界 最 大 の 病 院 船 である 速 度 は 時 速 17.5 ノットである 米 海 軍 輸 送 司 令 部 が 所 有 しており 手 術 室 12 室 ICU 透 析 CT スキャン 等 の 医 療 機 能 を 持 つ 医 療 スタッフの 運 用 上 の 特 徴 としては 平 時 管 理 体 制 (ROS:Reduced Operating Status)と 任 務 体 制 (FOS:Full Operating Status)という 2 つ の 体 制 を 敷 いているところである 平 時 には 必 要 最 小 限 の 者 ( 乗 組 員 12 名 海 軍 医 療 スタッフ 59 名 )が 乗 船 し 任 務 体 制 に 移 行 した 場 合 には 平 時 に 海 軍 医 療 センター 等 に 勤 務 している 者 等 が 招 集 される( 任 務 に 応 じて 変 更 されるが 任 務 時 は 乗 組 員 67 名 海 軍 医 療 スタッフ 1,215 名 が 乗 船 ) 任 務 体 制 時 に 招 集 される 者 の 多 くは 海 軍 のスタッフであるが 必 要 に 応 じ て 陸 軍 空 軍 更 には NGO 医 療 スタッフ 等 も 招 集 される 平 時 の 活 用 方 策 としては 年 7 日 間 程 度 の 洋 上 訓 練 や パシフィック パ ートナーシップへの 派 遣 等 の 国 際 貢 献 のための 活 用 がある 病 院 船 の 維 持 管 理 費 ( 人 件 費 や 船 舶 等 の 運 航 経 費 は 除 く )は マーシーの 場 合 に 約 8~12 億 円 / 年 である 2 中 国 中 国 では 負 傷 者 への 初 期 救 命 救 急 治 療 を 行 うことを 目 的 として 1990 年 代 に 南 康 級 病 院 船 2 隻 を 就 役 させた 南 康 級 病 院 船 は 排 水 量 2,150 トンの 小 型 の 船 舶 であり その 医 療 施 設 は 救 命 救 急 治 療 に 関 するものが 中 心 で 大 掛 かりな 手 術 を 行 う 能 力 は 有 していない また ヘリ 甲 板 も 有 していない これを 補 うものとして 本 格 的 な 医 療 機 能 を 有 する 大 型 病 院 船 (920 型 )が 建 造 された これは 排 水 量 23,000 トン 時 速 19 ノットであり 医 療 機 能 としては 病 床 300 床 手 術 室 8 室 ICU CT スキャン 等 を 有 する 中 国 の 病 院 船 は 平 時 は 国 際 貢 献 活 動 に 積 極 的 に 活 用 されており アジア やアフリカへの 医 療 サービス 提 供 に 従 事 している これ 以 外 に 中 国 では 貨 物 船 にコンテナ 型 医 療 モジュールを 搭 載 する 形 で 船 舶 に 医 療 機 能 を 持 たせる 運 用 も 行 っている 3 ロシア ロシアには 海 軍 の 保 有 する 病 院 船 が 3 隻 ある ロシアの 病 院 船 の 排 水 量 は 11,600 トン 時 速 20 ノットであり 医 療 機 能 14

18 としては 病 床 100 床 手 術 室 7 室 を 有 する 4 スペイン スペインの 病 院 船 エスペランザ デ ラ マール 及 びファン デ ラ コ ーサは 戦 争 時 や 自 然 災 害 時 の 対 応 を 目 的 としたものではなく 遠 洋 で 操 業 する 漁 業 従 事 者 の 応 急 手 当 を 目 的 としたものである 多 くの 国 では 海 軍 が 病 院 船 を 保 有 しているのに 対 し スペインでは 雇 用 社 会 保 険 省 が 保 有 して いる エスペランザ デ ラ マールは 排 水 量 4,983 トン 時 速 18 ノットである 医 療 機 能 としては 病 床 17 床 手 術 室 ICU 等 を 有 し 大 規 模 な 手 術 はで きないが 応 急 治 療 は 行 うことができる 医 療 スタッフの 運 用 上 の 特 徴 としては 医 師 2 名 看 護 師 1 名 看 護 助 手 1 名 の 総 合 医 療 チームで 対 応 していることである 医 師 は すべての 診 療 科 目 を 診 察 する 総 合 医 が 1 カ 月 ごとの 交 代 制 で 乗 り 込 み 専 門 医 は 乗 船 しない 船 舶 には 遠 隔 医 療 設 備 が 備 えられており 必 要 に 応 じて 専 門 医 の 指 令 を 受 ける 形 で 対 応 する また 薬 剤 の 専 門 性 を 有 する 者 がコーディネーターとして 乗 船 しており 医 療 従 事 者 間 のコミュニケーションを 支 援 している スペインの 病 院 船 の 年 間 運 営 コストは 2 隻 で 500 万 ユーロ( 約 5~6 億 円 ) となっており 燃 料 費 の 割 合 が 最 も 高 い 5 イギリス イギリスには 海 軍 の 保 有 する 医 療 機 能 を 持 つ 軍 艦 アーガスがある アーガスの 排 水 量 は 28,480 トン 医 療 機 能 としては 病 床 100 床 手 術 室 4 室 を 有 する 平 時 は 災 害 救 助 訓 練 や 軍 の 飛 行 訓 練 等 に 活 用 されている 6フランス フランスでは 海 軍 が 医 療 機 能 のほか 兵 力 移 送 補 給 指 揮 等 の 複 合 的 な 機 能 を 有 する 軍 艦 を 保 有 している 具 体 的 には フードル 級 揚 陸 艦 とミストラル 級 強 襲 揚 陸 艦 がある フード ル 級 は 排 水 量 11,900 トンであり 医 療 機 能 としては 病 床 47 床 手 術 室 2 室 を 有 する ミストラル 級 は 排 水 量 21,500 トン 速 度 19 ノットであり 医 療 機 能 としては 常 設 の 病 床 が 19 床 (50 床 の 追 加 が 可 能 ) 手 術 室 2 室 を 有 する 15

19 所 有 図 表 2-3 海 外 における 病 院 船 等 の 事 例 米 国 中 国 ロシア スペイン イギリス フランス 海 軍 輸 送 司 令 部 海 軍 海 軍 雇 用 社 会 保 険 省 海 軍 海 軍 用 途 医 療 専 用 船 医 療 専 用 船 * 病 院 船 の 他 医 療 モジュール を 搭 載 して 運 用 している 船 舶 あり 医 療 専 用 船 医 療 専 用 船 軍 艦 ( 医 療 専 用 船 ではない) 軍 艦 ( 医 療 専 用 船 ではない) 隻 数 2 隻 3 隻 *うち1 隻 は 高 度 医 療 設 備 を 備 えた 920 型 3 隻 2 隻 1 隻 5 隻 *フードル 級 とミストラル 級 あり 船 舶 諸 元 医 療 機 能 維 持 管 理 費 等 運 用 上 の 特 徴 等 平 時 の 活 用 全 長 :272m 全 幅 :32m 速 度 :17.5ノット 排 水 量 :69,360トン ヘリ 小 型 作 業 艇 搭 載 病 床 :1,000 床 手 術 室 :12 室 ICU 透 析 CTスキャン 等 年 間 約 8~12 億 円 マーシー の 場 合 維 持 管 理 費 人 件 費 船 舶 等 の 運 航 経 費 は 含 まない 医 療 スタッフは 平 時 は 海 軍 医 療 センター 等 に 勤 務 し 病 院 船 活 動 時 に 招 集 活 動 時 に 招 集 される 者 の 多 くは 軍 のスタッフだが 必 要 に 応 じてNGO 医 療 スタッフ 等 も 招 集 出 航 準 備 に5 日 間 を 要 する 予 定 任 務 がない 場 合 は 年 に7 日 間 の 洋 上 訓 練 パシフィックパートナー シップ( 国 際 貢 献 ) 全 長 :180m 全 幅 :25m 速 度 :19ノット 排 水 量 :23,000トン ヘリ1 機 搭 載 *920 型 病 床 :300 床 手 術 室 :8 室 ICU CTスキャン *920 型 等 全 長 :153m 全 幅 :19m 速 度 :20ノット 排 水 量 :11,600トン ヘリ1 機 搭 載 病 床 :100 床 手 術 室 :7 室 医 療 資 機 材 は 不 明 全 長 :98m 全 幅 :18m 速 度 :18.4ノット 排 水 量 :4,983トン 高 速 救 難 艇 1 隻 搭 載 *エスペランザ デ ラマール 病 床 :17 床 手 術 室 : 有 ICU X 線 遠 隔 医 療 設 備 等 全 長 :175m 全 幅 :30m 排 水 量 :28,480トン 病 床 :100 床 手 術 室 :4 室 ICU CTスキャン 不 明 不 明 年 間 約 5~6 億 円 2 隻 分 の 合 計 人 件 費 燃 料 等 を 含 む 運 営 費 不 明 不 明 不 明 アジア アフリカへの 医 療 サービス 提 供 ( 国 際 貢 献 ) 不 明 医 師 は1か 月 ごとの 交 替 制 総 合 医 が 乗 り 込 み 必 要 に 応 じて 遠 隔 医 療 設 備 で 専 門 医 の 指 令 を 受 ける 薬 剤 のことがわかる 者 が コーディネーター として 乗 船 医 療 従 事 者 間 の コミュニケーションを 支 援 不 明 不 明 港 に 停 泊 し 海 軍 病 院 として 使 用 か 目 的 が 災 害 対 応 ではなく 遠 洋 で 操 業 する 漁 業 従 事 者 の 応 急 手 当 等 災 害 救 助 訓 練 軍 の 飛 行 訓 練 全 長 :199m 全 幅 :32m 速 度 :19ノット 排 水 量 :21,500トン *ミストラル 級 強 襲 揚 陸 艦 病 床 :47 床 69 床 *フードル 型 は47 床 *ミストラル 型 は 常 設 19 床 で 50 床 の 追 加 が 可 能 手 術 室 :2 室 医 療 資 機 材 は 不 明 不 明 出 所 ) 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 報 告 書 ( 平 成 24 年 3 月 ) 各 国 海 軍 ホームページ 等 より 作 成 16

20 (2) わが 国 の 病 院 船 の 歴 史 わが 国 では ジュネーブ 条 約 で 保 護 される 傷 病 者 等 輸 送 船 舶 艦 艇 として 日 清 日 露 戦 争 時 から 第 二 次 世 界 大 戦 終 了 までに 約 30 隻 が 運 航 された 当 時 の 病 院 船 は そのほとんどが 民 間 船 舶 を 軍 が 徴 用 し 白 色 塗 装 病 室 区 画 の 設 置 等 の 短 期 間 での 改 造 を 行 う 形 で 運 航 された 現 在 横 浜 港 の 山 下 埠 頭 に 繋 留 されている 氷 川 丸 等 がその 代 表 例 である 氷 川 丸 は 政 府 徴 用 船 及 び 海 軍 特 設 病 院 船 となり 終 戦 までに 3 回 も 触 雷 しなが らも 沈 没 を 免 れた 白 い 船 体 には 緑 色 の 帯 赤 十 字 の 大 きなマークをつけ 夜 間 は 病 院 船 であることを 電 飾 によって 示 していた その 諸 元 は 総 トン 数 11,622 トン 全 長 163m 速 力 18 ノットであった 病 院 船 の 存 在 は 当 時 の 国 民 にも 広 く 知 られており 例 えば 昭 和 10 年 代 に 流 行 した 戦 時 歌 謡 では 曲 名 に 病 院 船 を 冠 した 曲 が 複 数 あった( 例 えば 病 院 船 の 歌 中 村 淑 子 大 谷 冽 子 ) このような 病 院 船 は 第 二 次 世 界 大 戦 までは 運 航 されていたものの 戦 後 は 運 航 されていない (3) わが 国 の 医 療 機 能 を 有 する 船 舶 の 現 状 現 在 わが 国 には 大 規 模 な 自 然 災 害 に 対 応 できる 医 療 機 能 を 専 用 とする 病 院 船 は 存 在 しない このような 病 院 船 ではないが 医 療 機 能 を 有 する 船 舶 としては 海 上 自 衛 隊 の 輸 送 艦 補 給 艦 等 (12 隻 ) 及 び 海 上 保 安 庁 の 巡 視 船 (2 隻 )がある これ ら 船 舶 には 手 術 台 や 病 床 が 整 備 されている 図 表 2-4 海 上 自 衛 隊 海 上 保 安 庁 船 舶 の 医 療 設 備 の 状 況 機 関 医 療 設 備 状 況 海 上 自 衛 隊 海 上 保 安 庁 輸 送 艦 ( 手 術 用 寝 台 1 患 者 用 寝 台 8 床 ) 3 隻 補 給 艦 ( 手 術 用 寝 台 2 患 者 用 寝 台 46 床 ) 2 隻 護 衛 艦 ( 手 術 用 寝 台 1 患 者 用 寝 台 8 床 ) 2 隻 掃 海 母 艦 ( 手 術 用 寝 台 1 患 者 用 寝 台 10 床 ) 2 隻 練 習 艦 ( 手 術 用 寝 台 1 患 者 用 寝 台 6 床 ) 1 隻 その 他 ( 手 術 用 寝 台 1 患 者 用 寝 台 8 床 ) 2 隻 災 害 対 応 型 巡 視 船 ( 手 術 用 寝 台 2 患 者 用 寝 台 2 床 ) 2 隻 総 計 12 隻 ( 手 術 用 寝 台 14) ( 患 者 用 寝 台 174 床 ) 総 計 2 隻 ( 手 術 用 寝 台 4) ( 患 者 用 寝 台 4 床 ) 出 所 ) 災 害 時 多 目 的 船 に 関 する 検 討 会 報 告 書 ( 平 成 24 年 3 月 ) 17

21 なお 東 日 本 大 震 災 では 船 内 における 治 療 実 績 はなかった この 外 災 害 対 応 を 目 的 とする 病 院 船 ではないが 離 島 住 民 への 定 期 検 診 を 主 目 的 とした 巡 回 診 療 船 済 生 丸 がある( 第 5 章 1.(2) 参 照 ) 3. 災 害 医 療 における 病 院 船 の 位 置 付 け 本 節 では 第 2 節 と 同 様 に 災 害 時 のニーズに 応 える 病 院 船 のイメージを 特 定 化 するため 防 災 計 画 等 に 基 づいた 災 害 医 療 の 概 要 を 整 理 した 上 で 災 害 医 療 において 病 院 船 に 期 待 される 役 割 を 位 置 付 ける (1) 災 害 医 療 の 概 要 1 災 害 医 療 の 枠 組 み 災 害 医 療 については 阪 神 淡 路 大 震 災 を 契 機 に 行 われた 各 種 の 研 究 や 検 討 の 結 果 を 踏 まえ ア. 災 害 拠 点 病 院 の 整 備 イ. 広 域 災 害 救 急 医 療 情 報 システム(Emergency Medical Information System:EMIS)の 整 備 ウ. 災 害 派 遣 医 療 チーム(Disaster Medical Assistance Team:DMAT)の 養 成 等 が 防 災 基 本 計 画 や 厚 生 労 働 省 の 防 災 業 務 計 画 等 に 位 置 付 けられ これら の 体 制 整 備 が 進 められてきた < 参 考 > 厚 生 労 働 省 防 災 業 務 計 画 抜 粋 ( 平 成 13 年 2 月 制 定 平 成 22 年 11 月 修 正 ) 第 1 編 第 3 章 第 2 節 災 害 時 医 療 体 制 の 整 備 ( 抄 ) 第 1 都 道 府 県 内 における 体 制 整 備 都 道 府 県 は 医 療 計 画 等 に 基 づき 保 健 所 の 活 用 等 に 配 慮 しつつ 災 害 時 医 療 体 制 の 整 備 に 努 める 第 2 地 域 の 医 療 関 係 機 関 のとの 連 携 第 3 災 害 拠 点 病 院 の 整 備 都 道 府 県 は 災 害 時 の 患 者 受 入 機 能 水 医 薬 品 医 療 機 器 の 備 蓄 機 能 が 強 化 され 応 急 用 資 機 材 の 貸 出 し 等 により 地 域 の 医 療 施 設 を 支 援 する 機 能 等 を 有 する 災 害 時 に 拠 点 となる 災 害 拠 点 病 院 を 選 定 し 又 は 設 置 することにより 災 害 時 医 療 体 制 の 整 備 に 努 める 第 4 災 害 派 遣 医 療 チーム(DMAT) 等 の 体 制 整 備 1 厚 生 労 働 省 医 政 局 は 災 害 派 遣 医 療 チーム(DMAT) 等 の 運 用 に 係 る 体 制 を 整 備 する ために 日 本 DMAT 活 動 要 領 を 策 定 する 第 5 災 害 時 情 報 網 の 整 備 厚 生 労 働 省 医 政 局 健 康 局 及 び 都 道 府 県 は 大 規 模 災 害 発 生 時 において 医 療 機 関 にお ける 傷 病 者 数 等 の 状 況 等 の 被 害 の 規 模 を 推 測 するため 広 域 災 害 及 び 救 急 医 療 に 関 す る 情 報 システムにより 国 都 道 府 県 間 都 道 府 県 市 町 村 保 健 所 間 保 健 所 医 療 施 設 間 等 の 災 害 時 における 情 報 収 集 及 び 連 絡 体 制 の 整 備 に 努 める 第 6 災 害 時 の 対 応 マニュアルの 策 定 等 18

22 災 害 医 療 の 流 れは 1) 災 害 拠 点 病 院 等 からの DMAT 派 遣 2) 被 災 地 域 内 の 医 療 機 関 における 治 療 3) 重 症 患 者 の 被 災 地 内 外 の 災 害 拠 点 病 院 への 搬 送 等 からなる 災 害 医 療 体 制 を 図 表 2-5に 示 す 図 表 2-5 災 害 医 療 の 体 制 図 ( 岡 山 県 の 例 ) 出 所 ) 岡 山 県 ホームページ 2 災 害 拠 点 病 院 災 害 拠 点 病 院 は 災 害 時 における 医 療 体 制 の 充 実 強 化 について ( 平 成 24 年 3 月 21 日 医 政 発 第 0321 第 2 号 厚 生 労 働 省 医 政 局 長 通 知 )に 定 められた 災 害 拠 点 病 院 指 定 要 件 1 を 満 たしたものについて 都 道 府 県 が 指 定 しており 平 成 24 年 4 月 現 在 で 653 病 院 ( 基 幹 災 害 拠 点 病 院 :59 病 院 地 域 災 害 拠 点 1 災 害 拠 点 病 院 指 定 要 件 は 次 のとおり 1 24 時 間 緊 急 対 応 し 災 害 発 生 時 に 被 災 地 内 の 傷 病 者 等 の 受 入 れ 搬 出 が 可 能 な 体 制 があること 2 災 害 派 遣 医 療 チーム(DMAT)を 保 有 し その 派 遣 体 制 があること 3 救 急 診 療 に 必 要 な 設 備 災 害 時 の 多 数 の 患 者 発 生 に 対 応 可 能 なスペースがあること 4 原 則 として ヘリコプターの 離 発 着 場 DMAT 等 の 派 遣 に 必 要 な 緊 急 車 両 等 を 備 えていること 等 19

23 病 院 :594 病 院 )が 指 定 されている 3 災 害 派 遣 医 療 チーム(DMAT) 災 害 派 遣 医 療 チーム(DMAT)は 急 性 期 ( 概 ね 48 時 間 以 内 )に 活 動 で きる 機 動 性 を 持 った 専 門 的 な 研 修 訓 練 を 受 けた 災 害 派 遣 医 療 チームであ り 被 災 地 域 内 の 病 院 に 対 する 医 療 支 援 災 害 現 場 でのトリアージや 緊 急 治 療 広 域 医 療 搬 送 等 の 活 動 を 行 うものである 平 成 24 年 10 月 1 日 現 在 1,071 チーム( 医 師 2,183 名 看 護 師 2,729 名 業 務 調 整 員 1,792 名 )が DMAT 養 成 研 修 を 修 了 している 4 急 性 期 と 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 自 然 災 害 の 発 生 直 後 には 直 接 被 害 ( 外 傷 溺 水 等 )による 傷 病 者 が 大 量 に 発 生 する 一 方 で 医 療 機 関 も 被 災 することから 限 られた 医 療 資 源 ( 医 療 スタッフ 医 薬 品 医 療 資 機 材 等 )の 中 で 大 量 の 傷 病 者 への 迅 速 な 対 応 が 必 要 となる 災 害 医 療 は 時 系 列 によって 急 性 期 と 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 の2つの 段 階 がある 急 性 期 においては 災 害 による 直 接 被 害 ( 外 傷 溺 水 低 体 温 症 等 )による 傷 病 者 が 主 な 対 応 すべき 者 となる これらに 対 しては 適 切 な トリアージを 行 った 上 で 迅 速 な 救 命 処 置 や 安 定 化 のための 処 置 を 施 した 後 被 災 地 域 の 災 害 拠 点 病 院 や 被 災 地 外 の 医 療 機 関 へ 搬 送 することが 求 められ る 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 においては 直 接 被 害 による 患 者 が 減 少 するが 人 工 透 析 や 酸 素 療 法 等 を 必 要 とする 慢 性 疾 患 患 者 ( 平 時 に 入 院 通 院 により 受 療 ) や 精 神 疾 患 患 者 が 増 加 する この 段 階 では 災 害 関 連 死 の 抑 制 や 感 染 症 対 策 PTSD 対 策 等 が 重 要 となる このように 急 性 期 と 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 とでは 医 療 行 為 の 内 容 が 大 きく 異 なることから 病 院 船 の 検 討 に 当 たっては これらを 分 けて 整 理 することが 適 切 である なお 日 本 DMAT 活 動 要 領 では 急 性 期 は 移 動 時 間 を 除 き 概 ね 48 時 間 以 内 に 活 動 を 開 始 するものとしており 亜 急 性 期 は 急 性 期 以 降 の 慢 性 期 までの 間 を 示 す 用 語 である しかしながら 本 調 査 においては 急 性 期 は 発 災 直 後 ~ 概 ね 72 時 間 以 内 に 活 動 を 開 始 し 患 者 に 対 応 する もの 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 は 概 ね 発 災 から 約 1 週 間 程 度 において 活 動 を 開 始 し 1 か 月 後 目 途 に 終 了 するもの と 定 義 することとする 20

24 図 表 2-6 発 災 時 における 主 な 症 状 と 必 要 な 医 療 (2) 災 害 医 療 における 病 院 船 の 位 置 付 け 以 上 のように 災 害 医 療 においては DMAT 等 が 被 災 地 の 医 療 スタッフを 補 完 しつつ 災 害 拠 点 病 院 被 災 地 内 の 医 療 機 関 仮 設 救 護 所 診 療 所 等 の 医 療 施 設 が それぞれの 医 療 機 能 等 に 応 じた 役 割 を 担 っている 特 に 大 規 模 広 域 な 災 害 時 には 被 災 状 況 によっては 既 存 の 医 療 施 設 のみでは 大 量 に 発 生 し た 傷 病 者 に 医 療 行 為 を 適 切 に 行 うことが 困 難 となる あるいは 医 療 施 設 が 被 災 して 使 用 できない 等 の 事 態 が 生 じるため 仮 設 救 護 所 診 療 所 DMAT が 使 用 する SCU(Staging Care Unit; 航 空 機 搬 送 に 際 して 患 者 の 安 定 化 を 図 り 搬 送 を 実 施 するための 救 護 所 として 航 空 搬 送 拠 点 に 設 置 される 臨 時 医 療 施 設 ) 等 が 設 置 され 既 存 の 医 療 施 設 を 補 完 している 海 からのアプローチである 病 院 船 は 既 存 の 医 療 施 設 として 特 定 の 港 湾 に 停 泊 しているものではなく 災 害 に 応 じて 被 災 地 に 派 遣 されるものであり 陸 上 の 医 療 施 設 を 補 完 する 役 割 を 発 揮 することが 期 待 される 病 院 船 は 例 えば 1 道 路 の 被 害 状 況 や 地 形 的 制 約 等 により 陸 上 搬 送 が 不 可 能 又 は 困 難 で か つ 陸 上 の 医 療 施 設 よりも 海 上 に 患 者 を 搬 送 した 方 が 近 い 場 合 2 電 気 水 道 等 のライフラインが 途 絶 し 陸 上 の 医 療 施 設 で 医 療 活 動 を 行 うことが 困 難 な 場 合 等 において 海 上 の 医 療 施 設 としての 強 みを 発 揮 することが 可 能 であり 災 害 時 における 補 完 的 な 医 療 施 設 の 拡 充 と 多 様 化 を 図 ることが 期 待 されるもので ある 4. 調 査 対 象 とする 病 院 船 のパターン 以 上 のように 病 院 船 は 陸 上 の 既 存 の 医 療 施 設 を 補 完 する 意 義 を 有 するもの であるが 大 規 模 広 域 災 害 を 想 定 した 際 に 陸 上 の 医 療 施 設 を 補 完 する 状 況 と しては 21

25 1 災 害 拠 点 病 院 の 補 完 2 仮 設 救 護 所 診 療 所 ( 補 完 的 な 臨 時 医 療 施 設 )の 補 完 3 被 災 した 地 元 の 医 療 施 設 の 代 替 が 想 定 される また 補 完 する 医 療 施 設 によって 病 院 船 が 対 応 する 時 期 必 要 な 病 床 数 行 う 治 療 の 内 容 が 次 のように 異 なり 病 院 船 に 求 められる 船 舶 の 諸 元 や 医 療 設 備 更 にはそれによる 課 題 も 異 なってくる ア. 対 応 する 時 期 急 性 期 対 応 を 行 うのかどうか 行 うのであれば 発 災 後 速 やか(72 時 間 以 内 )に 被 災 地 へ 赴 く 必 要 があり 一 定 の 航 行 速 度 が 求 められる イ. 必 要 な 病 床 数 応 急 処 置 後 基 本 的 には 速 やかに 陸 上 医 療 機 関 へ 搬 送 することを 想 定 し ているのか 一 定 期 間 の 入 院 を 想 定 しているのか 一 定 期 間 の 入 院 を 想 定 しているのであれば 相 応 の 規 模 の 病 床 数 が 必 要 となる ウ. 行 う 治 療 の 内 容 応 急 処 置 安 定 化 のみか 高 度 な 医 療 行 為 を 行 うのか 慢 性 疾 患 患 者 に 対 し 最 低 限 継 続 させる 必 要 のある 医 療 行 為 を 行 うのか によって 搭 載 す べき 医 療 資 機 材 が 異 なる 上 記 1~3の 補 完 医 療 施 設 として 上 記 ア~ウの 事 項 により 病 院 船 をパター ン 化 すると 次 のとおりであり 第 3 章 以 降 では 次 の 3 パターンの 病 院 船 に 分 けた 上 で 搭 載 する 医 療 機 能 船 舶 の 諸 元 装 備 費 用 課 題 平 時 の 活 用 方 策 の 可 能 性 民 間 資 金 等 の 活 用 可 能 性 について 整 理 していくこととする 1 総 合 型 病 院 船 ( 総 合 医 療 ( 急 性 期 ~ 慢 性 期 )) 災 害 時 医 療 拠 点 機 能 発 災 後 72 時 間 以 内 に 被 災 地 へ 到 着 急 性 期 は 被 災 地 からヘリコプター 搬 送 される 重 症 患 者 の 救 命 医 療 を 実 施 し 災 害 拠 点 病 院 機 能 を 担 う 急 性 期 以 降 も 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 に 患 者 を 受 入 れる 2 急 性 期 病 院 船 ( 急 性 期 ) 応 急 措 置 機 能 発 災 後 72 時 間 以 内 に 被 災 地 へ 到 着 被 災 地 からヘリコプター 搬 送 される 急 性 期 患 者 の 応 急 処 置 安 定 化 を 実 施 処 置 後 必 要 に 応 じて 災 害 拠 点 病 院 等 へ 搬 送 3 慢 性 期 病 院 船 ( 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 ) 被 災 陸 上 病 院 患 者 受 入 機 能 発 災 後 1 週 間 以 内 を 目 途 に 被 災 地 へ 到 着 ライフラインの 寸 断 等 により 機 能 不 全 となった 病 院 の 慢 性 疾 患 患 者 継 続 医 療 が 必 要 な 在 宅 患 者 等 を 受 入 れ 22

26 上 記 3パターンの 病 院 船 の 役 割 としては 次 の(1)~(3)のように 想 定 している (1) 総 合 型 病 院 船 発 災 後 72 時 間 以 内 に 被 災 地 へ 到 着 急 性 期 は 被 災 地 からヘリコプター 搬 送 される 重 症 患 者 の 救 命 医 療 を 実 施 し 災 害 拠 点 病 院 機 能 を 担 う 急 性 期 以 降 も 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 の 患 者 を 受 入 れる 1 役 割 有 効 性 総 合 型 病 院 船 は 急 性 期 ~ 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 まで 総 合 的 に 医 療 を 提 供 す る 病 院 船 である 発 災 直 後 には 大 量 の 傷 病 者 が 発 生 する 一 方 で 被 災 地 内 の 医 療 施 設 が 被 災 し 医 療 機 能 が 低 下 するため 被 災 地 に 係 る 災 害 拠 点 病 院 だけでは 大 量 の 傷 病 者 に 対 応 しきれなくなる また 域 外 搬 送 についても 搬 送 可 能 人 数 は 限 られる このため 被 災 地 付 近 に 総 合 型 病 院 船 が 停 泊 すれば より 被 災 地 に 近 い 災 害 拠 点 病 院 を 新 たに 設 置 することができ 医 療 拠 点 までの 搬 送 距 離 の 短 縮 陸 路 が 寸 断 されて 孤 立 する 地 域 に 対 する 措 置 が 可 能 となる 総 合 型 病 院 船 は 総 合 的 に 医 療 を 提 供 する 機 能 を 有 しているため 継 続 的 に 医 療 行 為 が 必 要 な 慢 性 疾 患 患 者 の 治 療 も 可 能 であり 陸 上 医 療 機 能 の 不 足 を 補 うことができる 2 患 者 搬 送 オペレーション 総 合 型 病 院 船 は 発 災 後 72 時 間 以 内 に 被 災 地 に 到 着 する 被 災 直 後 には 港 湾 が 被 災 している 湾 内 に 大 量 の 漂 流 物 がある 等 の 理 由 から 病 院 船 は 港 湾 に 着 岸 できない 可 能 性 が 高 い 着 岸 できない 場 合 は 沖 合 に 停 泊 して 活 動 するものとする 被 災 地 内 の 患 者 は 救 急 車 等 で 搬 送 拠 点 に 移 動 し 搬 送 拠 点 からは 病 院 船 に 搭 載 されたヘリコプター 又 は 揚 陸 艇 で 病 院 船 へ 移 動 する( 発 災 から 一 定 時 間 が 経 過 し 港 湾 へ 停 泊 できるようになれば 港 湾 からの 搬 送 に 切 り 替 える) 総 合 型 病 院 船 は 多 数 の 病 床 数 を 有 し 受 入 患 者 は 一 定 期 間 入 院 する 治 癒 後 退 院 又 は 陸 上 の 避 難 所 等 へ 移 動 する 23

27 図 表 2-7 病 院 船 のオペレーションイメージ( 総 合 型 病 院 船 ) 図 表 2-8 災 害 医 療 における 病 院 船 の 位 置 付 け( 総 合 型 病 院 船 ) 24

28 3 主 な 医 療 機 能 総 合 型 病 院 船 は 手 術 室 集 中 治 療 室 高 度 医 療 資 機 材 等 陸 上 の 災 害 拠 点 病 院 と 同 等 の 医 療 機 能 を 搭 載 する 発 災 直 後 ~72 時 間 程 度 は 災 害 による 直 接 被 害 ( 多 発 外 傷 挫 滅 症 候 群 広 範 囲 熱 傷 低 体 温 症 等 )の 患 者 等 災 害 時 に 多 発 する 重 篤 救 急 患 者 の 救 命 医 療 に 従 事 する 急 性 期 以 降 も 被 災 地 にとどまり 亜 急 性 期 患 者 や 被 災 地 内 の 病 院 の 入 院 患 者 継 続 的 な 医 療 行 為 が 必 要 な 通 院 患 者 ( 人 工 透 析 や 酸 素 療 法 等 を 必 要 とす る 慢 性 疾 患 患 者 ) 等 を 継 続 的 に 治 療 する (2) 急 性 期 病 院 船 発 災 後 72 時 間 以 内 に 被 災 地 へ 到 着 被 災 地 からヘリコプター 搬 送 される 急 性 期 患 者 の 応 急 処 置 安 定 化 を 実 施 処 置 後 必 要 に 応 じて 災 害 拠 点 病 院 等 へ 搬 送 1 役 割 有 効 性 急 性 期 病 院 船 は 急 性 期 に 対 応 する 応 急 措 置 機 能 を 果 たす 病 院 船 である 発 災 直 後 に 大 量 に 発 生 する 傷 病 者 特 に 重 症 患 者 については 速 やかに トリアージを 行 い 応 急 処 置 安 定 化 後 被 災 地 内 外 の 災 害 拠 点 病 院 等 へ 搬 送 する 必 要 がある 災 害 医 療 では 陸 上 の 仮 設 診 療 所 広 域 搬 送 拠 点 (SCU:Staging Care Unit) 等 の 臨 時 医 療 施 設 が 設 置 され トリアージ 応 急 処 置 等 が 行 われるが 大 規 模 広 域 災 害 等 においては 臨 時 医 療 機 能 の 一 層 の 充 実 が 求 められ また 陸 路 が 寸 断 されて 孤 立 する 地 域 の 発 生 も 懸 念 される このため 被 災 地 近 辺 に 応 急 措 置 機 能 を 有 する 病 院 船 が 停 泊 することで 陸 路 で 寸 断 された 沿 岸 部 等 の 孤 立 地 域 への 措 置 臨 時 医 療 機 能 の 充 実 を 図 る ことができる 2 患 者 搬 送 オペレーション 急 性 期 病 院 船 は 発 災 後 72 時 間 以 内 に 被 災 地 に 到 着 する 被 災 直 後 には 港 湾 が 被 災 している 湾 内 に 大 量 の 漂 流 物 がある 等 の 理 由 から 病 院 船 は 港 湾 に 着 岸 できない 可 能 性 が 高 い 着 岸 できない 場 合 は 沖 合 に 停 泊 して 活 動 するものとする 25

29 図 表 2-9 病 院 船 のオペレーションイメージ( 急 性 期 病 院 船 ) 図 表 2-10 災 害 医 療 における 病 院 船 の 位 置 付 け( 急 性 期 病 院 船 ) 26

30 被 災 地 内 の 患 者 は 救 急 車 等 で 搬 送 拠 点 に 移 動 し 搬 送 拠 点 からは 病 院 船 に 搭 載 されたヘリコプターで 病 院 船 へ 移 動 する 急 性 期 病 院 船 は 数 十 程 度 の 病 床 数 を 有 するのみで 入 院 は 基 本 的 に 想 定 しない 患 者 は 応 急 処 置 を 受 け 容 体 が 安 定 すれば 被 災 地 内 外 の 災 害 拠 点 病 院 等 へ 搬 送 される 3 主 な 医 療 機 能 急 性 期 病 院 船 には 手 術 室 や 応 急 処 置 に 必 要 な 簡 易 な 医 療 資 機 材 を 搭 載 す る 急 性 期 に 多 発 する 多 発 外 傷 挫 滅 症 候 群 広 範 囲 熱 傷 低 体 温 症 等 に 対 し 応 急 処 置 安 定 化 を 行 う (3) 慢 性 期 病 院 船 発 災 後 1 週 間 以 内 を 目 途 に 被 災 地 へ 到 着 ライフラインの 寸 断 等 により 機 能 不 全 となった 病 院 の 慢 性 疾 患 患 者 継 続 医 療 が 必 要 な 在 宅 患 者 等 を 受 入 れ 1 役 割 有 効 性 慢 性 期 病 院 船 は 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 において 被 災 した 陸 上 病 院 の 患 者 等 の 一 時 受 入 バッファー 機 能 を 果 たす 病 院 船 である 被 災 地 内 の 病 院 は 病 院 の 建 物 そのものが 被 災 する 又 はライフライン( 電 気 ガス 水 道 等 )が 寸 断 するといった 理 由 により 機 能 不 全 に 陥 ることも 想 定 される 病 院 が 機 能 不 全 に 陥 った 場 合 は 病 院 ごと 避 難 が 必 要 になり 患 者 の 受 入 先 を 探 索 する 必 要 がある しかしながら 既 存 の 病 院 で 受 入 れられるのは 病 院 当 たり 数 名 であり 受 入 れ 先 の 調 整 には 時 間 を 要 する 陸 上 の 病 院 に 入 院 中 の 慢 性 疾 患 患 者 や 継 続 医 療 が 必 要 な 在 宅 患 者 通 院 患 者 等 は 医 療 行 為 が 継 続 しないと 生 命 の 危 険 に 陥 る 可 能 性 があるが 受 入 れ 先 の 調 整 に 時 間 が かかる 場 合 に 必 要 な 医 療 を 継 続 的 に 受 けるのが 困 難 となる このため 機 能 不 全 に 陥 った 病 院 の 慢 性 疾 患 患 者 に 対 し 透 析 点 滴 等 の 継 続 的 な 医 療 行 為 を 提 供 する 病 院 船 が 停 泊 することで 継 続 的 な 治 療 を 提 供 することが 可 能 となる 2 患 者 搬 送 オペレーション 慢 性 期 病 院 船 は 発 災 後 1 週 間 以 内 を 目 途 に 被 災 地 に 到 着 し 被 災 地 近 辺 の 使 用 可 能 な 港 湾 に 着 岸 して 活 動 する 27

31 図 表 2-11 病 院 船 のオペレーションイメージ( 慢 性 期 病 院 船 ) ライフライン 寸 断 等 により 病 院 全 体 が 機 能 不 全 に 図 表 2-12 災 害 医 療 における 病 院 船 の 位 置 付 け( 慢 性 期 病 院 船 ) 28

32 被 災 地 内 の 患 者 は 陸 路 で 病 院 船 の 停 泊 する 港 へ 移 動 し 港 から 乗 船 する 慢 性 期 病 院 船 は 多 数 の 病 床 数 を 有 し 受 入 れた 患 者 は 一 定 期 間 入 院 し 最 低 限 継 続 する 必 要 のある 治 療 を 受 ける その 間 陸 上 の 医 療 機 関 の 受 入 れ 先 を 調 整 し 調 整 が 整 い 次 第 当 該 医 療 機 関 へ 移 動 する 3 主 な 医 療 機 能 病 院 船 には 透 析 機 器 や 点 滴 等 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 の 患 者 の 治 療 に 必 要 な 範 囲 での 医 療 資 機 材 を 搭 載 する 病 院 の 慢 性 疾 患 患 者 継 続 的 に 医 療 が 必 要 な 在 宅 患 者 に 対 し 人 工 透 析 や 酸 素 療 法 等 継 続 して 提 供 が 必 要 な 処 置 を 行 う 29

33 第 3 章 病 院 船 の 装 備 及 び 費 用 本 章 では 前 章 第 4 節 で 設 定 した 病 院 船 の 3 つのパターン( 総 合 型 病 院 船 急 性 期 病 院 船 慢 性 期 病 院 船 )ごとに 船 舶 の 装 備 等 と 費 用 を 明 らかにする まず 病 院 船 のパターンごとに 備 えるべき 医 療 装 備 船 舶 装 備 等 を 整 理 し これにより 必 要 となる 船 舶 の 諸 元 を 設 定 する 次 に 災 害 時 に 病 院 船 が 任 務 を 遂 行 するために 必 要 となる 隻 数 を 設 定 する その 上 で パターンごとに 建 造 費 維 持 運 用 費 の 概 算 値 を 試 算 する また 建 造 費 を 抑 制 する 方 策 として 中 古 船 の 改 造 の 可 能 性 についても 検 討 する 1. 病 院 船 の 装 備 等 本 節 では 病 院 船 の 3 つのパターンごとに 備 えるべき 医 療 装 備 船 舶 装 備 等 を 整 理 し これにより 必 要 となる 船 舶 の 諸 元 を 設 定 する (1) 総 合 型 病 院 船 1 医 療 装 備 総 合 型 病 院 船 は 洋 上 における 災 害 時 の 医 療 拠 点 として 総 合 病 院 機 能 を 備 えた 病 院 船 である 災 害 医 療 においては 急 性 期 から 慢 性 期 まで 全 ての 機 能 を 担 うことのできる 病 院 船 である 船 舶 に 備 える 医 療 装 備 としては 陸 上 の 災 害 拠 点 病 院 と 同 程 度 の 規 模 機 能 を 持 つことを 想 定 し 病 床 500 床 手 術 台 10 台 を 備 え MRI 等 の 高 度 な 医 療 資 機 材 も 搭 載 する 主 な 医 療 機 器 設 備 は CT MRI X 線 装 置 等 の 各 種 検 査 機 器 手 術 機 器 慢 性 疾 患 患 者 対 応 のための 透 析 機 器 ICU 等 である 2 船 舶 装 備 総 合 型 病 院 船 は 特 に 急 性 期 において 被 災 地 の 重 症 患 者 等 を 大 量 かつ 迅 速 に 搬 送 する 必 要 があることから 海 陸 輸 送 用 としてヘリコプター2 機 揚 陸 艇 1 隻 を 搭 載 する ヘリコプターは 中 型 の 双 発 機 ( 定 員 15 名 程 度 )を 想 定 している ただし 定 員 は 通 常 定 員 であり 患 者 搬 送 用 としてストレッチャ ー 等 を 搭 載 する 場 合 はこれより 少 なくなる 3 要 員 数 医 療 施 設 別 病 床 区 分 別 の 人 員 配 置 標 準 や 医 療 関 係 者 へのヒアリングに 基 づき 医 療 関 係 者 は 概 ね 病 床 数 (500 床 )と 同 程 度 の 人 数 が 必 要 になると 設 定 する また 造 船 関 係 者 や 海 運 関 係 者 へのヒアリングに 基 づき 船 舶 要 員 についても 概 ね 病 床 数 と 同 程 度 の 人 数 が 必 要 になると 設 定 する これら 人 数 は 交 代 要 員 を 含 めたものである したがって 総 合 型 病 院 船 に 必 要 となる 要 員 数 は 次 のとおりである 30

34 図 表 3-1 総 合 型 病 院 船 のイメージ 図 図 表 3-2 総 合 型 病 院 船 の 平 面 図 30m 図 表 3-3 総 合 型 病 院 船 の 各 デッキ 構 成 図 31

35 医 療 関 係 者 ( 医 師 看 護 師 検 査 技 師 放 射 線 技 師 薬 剤 師 等 )500 名 船 舶 要 員 ( 船 員 及 び 調 理 給 仕 清 掃 等 のスタッフを 含 む)500 名 ヘリコプター 要 員 ( 操 縦 士 整 備 士 運 航 管 理 担 当 )6 名 揚 陸 艇 要 員 3 名 4 船 舶 の 諸 元 上 記 の 設 定 を 基 に 造 船 業 界 団 体 へのヒアリングや 各 フェリー 会 社 で 運 航 している 船 舶 の 諸 元 等 を 踏 まえ 総 合 型 病 院 船 の 諸 元 を 次 のとおり 設 定 する 最 大 搭 乗 人 員 ( 患 者 数 医 療 関 係 者 数 船 舶 要 員 数 合 計 )は 1,500 名 で あり かつ ヘリデッキを 搭 載 することから 全 長 全 幅 を 設 定 速 度 は 発 災 後 72 時 間 以 内 を 目 途 に 被 災 地 へ 到 着 する 必 要 があること から 25 ノットは 要 すると 設 定 図 表 3-4 総 合 型 病 院 船 の 主 な 諸 元 項 目 スペック 項 目 スペック 国 内 総 トン 約 20,000トン 速 度 約 25ノット 全 長 約 230m 航 続 距 離 約 2,000 海 里 全 幅 約 30m ヘリデッキ 2 喫 水 約 8m 最 大 搭 載 人 員 約 1,500 名 (2) 急 性 期 病 院 船 1 医 療 装 備 急 性 期 病 院 船 は 急 性 期 において 搬 送 拠 点 から 応 急 措 置 安 定 化 が 必 要 な 患 者 を 搬 送 し 症 状 が 安 定 化 した 時 点 で 陸 上 医 療 機 関 へ 搬 送 するものである 船 舶 に 備 える 医 療 装 備 としては 急 性 期 医 療 に 特 化 することを 想 定 し 病 床 50 床 手 術 台 2 台 応 急 処 置 に 必 要 となる 医 療 資 機 材 を 備 える 主 な 医 療 機 器 設 備 は X 線 装 置 等 の 各 種 検 査 機 器 手 術 機 器 点 滴 等 で ある 2 船 舶 装 備 急 性 期 病 院 船 は 被 災 した 港 湾 に 着 岸 できない 場 合 に 海 陸 間 で 患 者 を 搬 送 するものとして ヘリコプター1 機 を 搭 載 する ヘリコプターは 中 型 の 双 発 機 ( 定 員 15 名 程 度 )を 想 定 している ただし 定 員 は 通 常 定 員 であり 患 者 搬 送 用 としてストレッチャー 等 を 搭 載 する 場 合 はこれより 少 なくなる 3 要 員 数 総 合 型 病 院 船 と 同 様 に 医 療 関 係 者 船 舶 要 員 ともに 概 ね 病 床 数 と 同 程 度 32

36 の 人 数 が 必 要 になると 設 定 する これらは 交 代 要 員 を 含 めたものである したがって 急 性 期 病 院 船 に 必 要 となる 要 員 数 は 次 のとおりである 医 療 関 係 者 ( 医 師 看 護 師 検 査 技 師 放 射 線 技 師 薬 剤 師 等 )50 名 船 舶 要 員 ( 船 員 及 び 調 理 給 仕 清 掃 等 のスタッフを 含 む)50 名 ヘリコプター 要 員 ( 操 縦 士 整 備 士 運 航 管 理 担 当 )3 名 4 船 舶 の 諸 元 上 記 の 設 定 を 基 に 造 船 業 界 団 体 へのヒアリングや 各 フェリー 会 社 のホー ムページ 調 査 等 を 踏 まえ 急 性 期 病 院 船 の 諸 元 を 次 のとおり 設 定 する 最 大 搭 乗 人 員 ( 患 者 数 医 療 関 係 者 数 船 舶 要 員 数 合 計 )は 約 150 名 で あるものの ヘリデッキを 搭 載 することから 全 幅 は 25m と 設 定 全 幅 25m の 船 の 直 進 性 を 確 保 するために 必 要 となる 全 長 を 設 定 速 度 は 発 災 後 72 時 間 以 内 を 目 途 に 被 災 地 へ 到 着 する 必 要 があること から 25 ノットは 要 すると 設 定 図 表 3-5 急 性 期 病 院 船 の 主 な 諸 元 項 目 スペック 項 目 スペック 国 内 総 トン 約 10,000トン 速 度 約 25ノット 全 長 約 170m 航 続 距 離 約 2,000 海 里 全 幅 約 25m ヘリデッキ 1 喫 水 約 6m 最 大 搭 載 人 員 約 150 名 < 参 考 > ヘリデッキを 搭 載 しない 場 合 の 船 舶 の 諸 元 ヘリデッキが 不 要 の 場 合 に ヘリコプター 着 陸 のために 必 要 な 幅 (25m 以 上 )を 確 保 する 必 要 がなくなり 必 要 となる 全 長 も 変 わる このため 手 術 台 病 床 数 等 から 必 要 となる 延 床 面 積 を 算 出 し 統 計 や 文 献 調 査 により 必 要 な 標 準 船 型 を 割 り 出 して 設 定 国 内 総 トン 数 は 長 距 離 フェリーの 標 準 船 型 を 参 考 に 設 定 図 表 3-6 急 性 期 病 院 船 (ヘリデッキなし)の 主 な 諸 元 項 目 スペック 項 目 スペック 国 内 総 トン 約 6,000トン 速 度 約 25ノット 全 長 約 150m 航 続 距 離 約 2,000 海 里 全 幅 約 22m ヘリデッキ 0 喫 水 約 6m 最 大 搭 載 人 員 約 150 名 33

37 図 表 3-7 急 性 期 病 院 船 のイメージ 図 図 表 3-8 急 性 期 病 院 船 の 平 面 図 図 表 3-9 急 性 期 病 院 船 の 各 デッキ 構 成 図 34

38 図 表 3-10 急 性 期 病 院 船 (ヘリデッキなし)のイメージ 図 図 表 3-11 急 性 期 病 院 船 (ヘリデッキなし)の 平 面 図 図 表 3-12 急 性 期 病 院 船 (ヘリデッキなし)の 各 デッキ 構 成 図 35

39 (3) 慢 性 期 病 院 船 1 医 療 装 備 慢 性 期 病 院 船 は 主 に 陸 上 医 療 機 関 のライフライン 寸 断 等 により 比 較 的 大 量 の 継 続 治 療 が 必 要 な 患 者 を 受 入 れる バッファー 機 能 として 活 用 するも のである 船 舶 に 備 える 医 療 装 備 としては 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 医 療 に 特 化 することを 想 定 し 病 床 300 床 慢 性 疾 患 患 者 への 継 続 治 療 のために 必 要 な 医 療 資 機 材 を 備 える 主 な 医 療 機 器 設 備 は モニター 点 滴 透 析 装 置 等 である 手 術 や 応 急 処 置 の 機 能 よりも 透 析 機 器 装 置 や 経 過 観 察 のための 診 断 機 器 等 を 多 めに 搭 載 する 2 要 員 数 総 合 型 病 院 船 と 同 様 に 医 療 関 係 者 船 舶 要 員 ともに 概 ね 病 床 数 と 同 程 度 の 人 数 が 必 要 になると 設 定 する これらは 交 代 要 員 を 含 めたものである したがって 慢 性 期 病 院 船 に 必 要 となる 要 員 数 は 次 のとおりである 医 療 関 係 者 ( 医 師 看 護 師 検 査 技 師 放 射 線 技 師 薬 剤 師 等 )300 名 船 舶 要 員 ( 船 員 及 び 調 理 給 仕 清 掃 等 のスタッフを 含 む)300 名 3 船 舶 の 諸 元 上 記 の 設 定 を 基 に 造 船 業 界 団 体 へのヒアリングや 各 フェリー 会 社 のホー ムページ 調 査 等 を 踏 まえ 慢 性 期 病 院 船 の 諸 元 を 次 のとおり 設 定 する 最 大 搭 乗 人 員 ( 患 者 数 医 療 関 係 者 数 船 舶 要 員 数 合 計 )が 900 名 であ ることを 踏 まえ 最 大 搭 乗 人 員 数 が 同 規 模 の 民 間 長 距 離 フェリー 等 の 事 例 から 標 準 的 に 必 要 となる 幅 全 長 を 設 定 速 度 は 発 災 後 1 週 間 以 内 を 目 途 に 被 災 地 へ 到 着 するには 15~20 ノ ット 程 度 で 可 能 と 設 定 図 表 3-13 慢 性 期 病 院 船 の 主 な 諸 元 項 目 スペック 項 目 スペック 国 内 総 トン 約 16,000トン 速 度 約 15~20ノット 全 長 約 200m 航 続 距 離 約 2,000 海 里 全 幅 約 28m ヘリデッキ 0 喫 水 約 7m 最 大 搭 載 人 員 約 900 名 36

40 図 表 3-14 慢 性 期 病 院 船 のイメージ 図 図 表 3-15 慢 性 期 病 院 船 の 平 面 図 図 表 3-16 慢 性 期 病 院 船 の 各 デッキ 構 成 図 37

41 2. 病 院 船 の 隻 数 本 節 では 災 害 時 において 病 院 船 が 任 務 を 遂 行 するために 必 要 となる 隻 数 を 設 定 する 急 性 期 対 応 の 病 院 船 ( 総 合 型 病 院 船 急 性 期 病 院 船 )では 災 害 が 発 生 して から 必 要 な 医 療 関 係 者 や 船 舶 要 員 の 確 保 物 資 資 機 材 の 搬 送 等 に 一 定 の 時 間 を 要 すると 考 えられることから 病 院 船 が 出 港 してから 被 災 地 に 到 着 するま でに 24 時 間 (1 日 ) 以 内 であることが 求 められる 急 性 期 対 応 の 病 院 船 の 速 度 は 25 ノット( 時 速 約 46km)と 設 定 しているこ とから 最 高 速 度 で 24 時 間 走 行 した 場 合 の 走 行 距 離 は 25 ノット 24 時 間 = 約 600 海 里 ( 約 1,100km)となる この 距 離 は 横 浜 から 北 海 道 又 は 九 州 の 距 離 に 該 当 する 図 表 隻 の 配 置 イメージ1 北 と 南 に1 隻 ずつ 配 置 日 本 の 北 と 南 に 置 いておけば 概 ね1 日 (=1,000km 程 度 の 航 行 ) で 駆 けつけることが 可 能 図 表 隻 の 配 置 イメージ2 日 本 海 側 と 太 平 洋 側 に1 隻 ずつ 配 置 日 本 海 側 と 太 平 洋 側 のほぼ 中 央 部 に 置 いておけば 概 ね1 日 (= 1,000km 程 度 の 航 行 )で 駆 けつける ことが 可 能 < 参 考 > 室 蘭 港 横 浜 港 : 1,013 km 舞 鶴 港 小 樽 港 : 1,061 km 門 司 港 横 浜 港 : 1,002 km 舞 鶴 港 喜 入 港 : 1,028 km 38

42 このため 病 院 船 を 2 隻 保 有 し 日 本 列 島 の 北 と 南 又 は 日 本 海 側 と 太 平 洋 側 とに 分 散 して 配 置 すれば 概 ね 船 舶 が 出 航 から 1 日 程 度 で 被 災 地 に 駆 けつけ ることが 可 能 となる 慢 性 期 病 院 船 についても 同 様 である また 総 トン 数 5 トン 以 上 の 旅 客 船 は 船 舶 検 査 を 毎 年 受 けることが 船 舶 安 全 法 ( 昭 和 8 年 法 律 第 11 号 )で 規 定 され 毎 年 2 週 間 以 上 のドック 入 りが 必 要 となる この 期 間 中 の 災 害 の 可 能 性 を 考 慮 しても 最 低 2 隻 は 必 要 である 3. 病 院 船 の 費 用 本 節 では 病 院 船 の 費 用 について パターンごとに 建 造 費 と 維 持 運 用 費 に 分 けて 試 算 する 具 体 的 には 第 1 節 で 設 定 した 病 院 船 の 装 備 諸 元 等 を 基 に 造 船 業 界 団 体 へのヒアリング 文 献 調 査 2 により 概 算 値 を 算 出 する (1) 建 造 費 本 調 査 においては 船 舶 の 詳 細 設 計 を 行 っているものではなく 船 舶 の 装 備 に 係 る 費 用 の 積 上 げにより 建 造 費 を 算 出 することは 困 難 である このため 病 院 船 の 諸 元 を 基 に 規 模 ( 総 トン 数 全 長 最 大 搭 乗 人 員 数 等 ) ヘリデッキ 図 表 3-19 病 院 船 の 建 造 費 ( 試 算 ) 総 合 型 病 院 船 急 性 期 病 院 船 慢 性 期 病 院 船 最 大 搭 乗 人 数 ( 名 ) 1, うち 患 者 数 ( 名 ) 要 件 手 術 台 ( 台 ) ヘリデッキ( 台 ) 揚 陸 艇 ( 艇 ) 速 度 (ノット) 必 国 内 総 トン 数 (トン) 20,000 10,000 16,000 要 諸 と国 際 総 トン 数 (トン) 43,000 22,000 35,000 元 な全 長 (m) る 船 全 幅 (m) の喫 水 (m) 航 続 距 離 ( 海 里 ) 2,000 2,000 2,000 建 造 費 ( 船 舶 のみ) 180 ~ 医 療 資 機 材 購 入 費 ヘリコプター 購 入 費 揚 陸 艇 購 入 費 建 造 費 ( 億 円 ) 300~ 隻 分 の 建 造 費 ( 億 円 ) 600~ 日 本 海 事 新 聞 日 本 経 済 産 業 新 聞 池 田 良 穂 クルーズビジネス 論 防 衛 省 艦 船 の 生 産 技 術 基 盤 の 現 状 について 等 39

43 の 有 無 必 要 とされるエンジン 能 力 類 似 船 舶 の 市 況 等 費 用 に 大 きく 影 響 す る 要 素 を 総 合 的 に 勘 案 し 新 造 船 による 建 造 費 を 概 数 として 試 算 した 併 せて 各 パターンの 病 院 船 に 求 められる 医 療 資 機 材 について 同 等 の 機 能 を 有 する 病 院 の 事 例 をもとに その 費 目 を 整 理 し 費 用 を 試 算 した 3 ヘリコプターについては 民 間 事 業 者 へのヒアリングにより 揚 陸 艇 につい ては ホームページ 情 報 から それぞれ 費 用 を 算 出 した その 結 果 医 療 資 機 材 やヘリコプター 揚 陸 艇 等 の 装 備 を 含 めた 建 造 費 の 総 額 は 必 要 とされる 2 隻 分 で 総 合 型 病 院 船 が 600~700 億 円 急 性 期 病 院 船 が 280 億 円 慢 性 期 病 院 船 が 320 億 円 と 試 算 された (2) 維 持 運 用 費 病 院 船 の 維 持 運 用 費 の 算 出 に 当 たり 設 定 した 費 目 及 び 算 出 の 考 え 方 前 提 条 件 は 次 のとおりである 1 維 持 管 理 費 維 持 管 理 費 については 文 献 調 査 や 実 務 者 ヒアリング 等 を 踏 まえ 船 舶 本 体 搭 載 するヘリコプター 揚 陸 艇 医 療 設 備 に 区 分 して 年 間 の 費 用 を 試 算 した 試 算 方 法 は 図 表 3-20のとおりである 図 表 3-20 病 院 船 の 維 持 管 理 費 用 試 算 に 当 たっての 計 上 費 目 と 前 提 条 件 等 対 象 維 持 管 理 費 用 試 算 の 考 え 方 船 舶 内 航 海 運 コスト 分 析 調 査 ( 財 団 法 人 運 輸 政 策 研 究 機 構 ) にある 12 の 船 舶 の 年 間 維 持 管 理 経 費 をもとに 近 似 曲 線 により 試 算 ヘリコプター 実 務 者 ヒアリング 等 をもとに 耐 用 年 数 の 合 計 維 持 管 理 費 を 年 平 均 して 試 算 実 際 には 修 繕 の 度 合 い 等 によって 年 によって 変 動 がある 揚 陸 艇 医 療 設 備 機 械 設 備 の 維 持 補 修 費 等 をベースに 試 算 2 運 用 費 運 用 費 については 平 時 の 活 用 方 策 によるが ここでは 月 1 回 程 度 の 頻 度 で 船 舶 ヘリコプター 揚 陸 艇 等 の 船 舶 の 搭 載 装 備 を 動 かし 資 機 材 の 保 守 点 検 も 兼 ねて 運 航 すると 仮 定 して 試 算 した 試 算 方 法 は 図 表 3-21のと おりである 3 薬 事 工 業 動 態 統 計 ( 平 成 23 年 版 )をベースに 算 出 40

44 図 表 3-21 病 院 船 の 運 用 費 の 計 上 費 目 と 前 提 条 件 等 対 象 試 算 の 考 え 方 船 舶 ヘリコプター 燃 料 費 港 湾 使 用 料 入 港 料 を 統 計 データ 等 をもとに 試 算 実 務 者 ヒアリング 等 をもとに 運 航 経 費 を 試 算 揚 陸 艇 ヘリコプターと 同 等 程 度 と 仮 定 して 運 航 経 費 を 試 算 人 件 費 については 運 航 に 際 して 必 要 な 調 理 給 仕 清 掃 等 のアルバイトスタッフのみ 計 上 ( 医 療 スタッフは 含 めていない) 3 維 持 運 用 費 の 試 算 上 記 の 方 法 に 基 づき 試 算 した 各 病 院 船 の 年 間 の 維 持 運 用 費 は 図 表 3-22のとおりである 図 表 3-22 病 院 船 の 維 持 運 用 費 ( 試 算 ) 総 合 型 病 院 船 急 性 期 病 院 船 慢 性 期 病 院 船 ( 船 舶 ) 5.4 億 円 / 年 4.8 億 円 / 年 5.2 億 円 / 年 維 持 管 理 費 3.0 億 円 / 年 1.1 億 円 / 年 0.2 億 円 / 年 (その 他 ) (ヘリコプター 揚 陸 艇 医 療 資 機 材 ) (ヘリコプター 医 療 資 機 材 ) ( 医 療 資 機 材 ) ( 船 舶 ) 4.6 億 円 / 年 1.6 億 円 / 年 3.4 億 円 / 年 運 用 費 (その 他 ) 12.4 億 円 / 年 (ヘリコプター 揚 陸 艇 ) 2.5 億 円 / 年 (ヘリコプター) 合 計 約 25 億 円 / 年 約 10 億 円 / 年 約 9 億 円 / 年 2 隻 分 の 合 計 約 50 億 円 / 年 約 20 億 円 / 年 約 18 億 円 / 年 以 上 より 年 間 の 維 持 運 用 費 は 必 要 とされる 2 隻 分 で 総 合 型 病 院 船 が 50 億 円 急 性 期 病 院 船 が 20 億 円 慢 性 期 病 院 船 が 18 億 円 と 試 算 された 4. 中 古 船 の 購 入 改 造 前 節 で 整 理 したとおり 病 院 船 の 新 造 には 140~350 億 円 程 度 の 費 用 が 必 要 となる 本 節 では 病 院 船 の 建 造 費 を 抑 えるための 方 策 として 中 古 船 の 購 入 改 造 による 病 院 船 の 整 備 の 有 利 性 について 検 討 する (1) 中 古 船 の 購 入 改 造 の 有 利 性 1 総 合 型 病 院 船 総 合 型 病 院 船 は 総 トン 数 20,000トン 全 長 230m となる 巨 大 な 船 であり 同 規 模 のフェリーは 船 舶 数 が 多 くなく 中 古 船 市 場 に 出 回 る 可 能 性 も 低 いと 考 えられる 41

45 加 えて ヘリデッキ 2 箇 所 や 手 術 台 10 台 病 床 500 床 等 その 内 装 は 特 殊 性 が 極 めて 高 いものとなっている これらの 要 件 を 満 たすためには 甲 板 の 強 度 改 善 ヘリデッキ~ 医 療 室 手 術 室 ~ 病 床 間 の 動 線 確 保 及 び 隔 壁 の 変 更 (エ レベーター 設 置 一 定 以 上 の 廊 下 拡 幅 の 確 保 感 染 症 防 止 のための 隔 離 措 置 等 ) を 含 む 大 規 模 な 改 造 が 必 要 となる また 手 術 室 は 揺 れが 少 ない 船 舶 中 央 部 に 配 置 することが 望 ましいため そのための 改 造 も 必 要 となる これらに 要 する 経 費 を 考 えると 新 造 船 の 建 造 費 に 比 べて 費 用 面 で 優 位 性 を 発 揮 することはで きない したがって 中 古 船 の 改 造 による 建 造 の 有 利 性 は 無 いと 考 えられる 2 急 性 期 病 院 船 急 性 期 病 院 船 は 総 トン 数 10,000 トン 全 長 170m であり 同 程 度 の 規 模 のフェリーは 多 数 存 在 し 総 合 型 病 院 船 よりは 中 古 船 市 場 に 出 回 る 可 能 性 が 高 い ただし 急 性 期 病 院 船 についても ヘリデッキ 1 箇 所 手 術 台 2 台 病 床 50 床 等 を 設 置 するため 総 合 型 病 院 船 と 同 様 に 甲 板 の 強 度 改 善 ヘリデッ キ~ 医 療 室 手 術 室 ~ 病 床 間 の 動 線 確 保 隔 壁 の 変 更 等 を 含 む 大 規 模 な 改 造 が 必 要 となる これらに 要 する 経 費 を 考 えると 新 造 船 の 建 造 費 に 比 べて 費 用 面 で 優 位 性 を 発 揮 することができない したがって 中 古 船 の 改 造 による 建 造 の 有 利 性 は 無 いと 考 えられる 3 慢 性 期 病 院 船 慢 性 期 病 院 船 は 総 トン 数 16,000 トン 全 長 200m である 急 性 期 病 院 船 と 同 様 に 同 程 度 の 規 模 のフェリーは 多 数 存 在 し 中 古 船 市 場 に 出 回 る 可 能 性 が 高 い 慢 性 期 病 院 船 については ヘリデッキや 手 術 室 は 設 置 しないものの 多 数 の 病 床 (300 床 )を 設 置 することから 医 療 室 ~ 病 床 間 の 動 線 確 保 のために 一 定 以 上 の 廊 下 拡 幅 を 確 保 する 必 要 があり 感 染 症 防 止 等 のために 隔 壁 を 変 更 しなければならない 可 能 性 が 高 い これらの 改 造 を 考 えると 新 造 船 の 建 造 費 に 比 べて 費 用 面 で 優 位 性 を 発 揮 することができない したがって 中 古 船 の 改 造 による 建 造 の 有 利 性 は 無 いと 考 えられる (2) その 他 の 留 意 事 項 船 舶 は 自 動 車 等 と 異 なり 中 古 船 が 売 却 される 件 数 が 少 ないため 注 文 側 が 求 めているスペックどおりの 船 舶 を 探 し かつ 当 該 船 舶 の 所 有 者 に 売 却 意 志 があるという 中 古 船 を 探 すのは 容 易 ではない また 中 古 船 には 一 般 的 な 市 場 価 格 というものが 存 在 せず 個 別 交 渉 となることが 一 般 的 である したが って 海 運 市 場 の 景 気 動 向 によっては 中 古 船 の 価 格 は 大 きく 変 動 するため 42

46 単 純 に 新 造 船 の 建 造 費 と 比 較 することはできない タンカー 等 の 中 古 貨 物 船 を 病 院 船 に 改 造 する 場 合 には 従 前 から 旅 客 仕 様 に なっていないことから 最 低 限 の 居 住 環 境 の 確 保 衛 生 環 境 の 確 保 空 調 の 隔 離 ( 感 染 症 予 防 ) 等 が 必 須 となる このため 大 規 模 な 改 造 が 前 提 となり い ずれの 病 院 船 の 場 合 も 新 造 船 の 建 造 費 に 比 べて 費 用 面 で 有 利 性 を 見 出 すこと が 困 難 である 43

47 第 4 章 病 院 船 の 課 題 本 章 では 病 院 船 のパターンを 念 頭 に 置 きつつ 1 要 員 の 確 保 2 事 前 の 体 制 整 備 3 船 内 での 医 療 行 為 の 制 約 及 び4 海 からのアプローチに 伴 う 制 約 に 分 けて 課 題 制 約 について 整 理 する このうち 1 及 び2は 病 院 船 を 運 用 する 上 での 外 在 的 な 課 題 であり 3は 船 舶 の 特 性 を 踏 まえた 制 度 的 な 制 約 というべきものであり 4は 海 からのアプロ ーチ 船 舶 という 特 性 に 由 来 する 内 在 的 な 制 約 であるといえる 1. 要 員 の 確 保 病 院 船 を 運 用 する 際 には 医 療 スタッフ 船 舶 要 員 ヘリコプター 等 の 海 陸 輸 送 手 段 要 員 など 多 数 多 岐 にわたる 要 員 を 迅 速 に 確 保 することが 必 須 であ る 本 節 では このようなスタッフの 確 保 に 係 る 課 題 を 整 理 する (1) 多 数 多 岐 にわたる 要 員 の 確 保 総 合 型 病 院 船 の 場 合 に 第 3 章 第 1 節 で 試 算 した 通 り 医 療 関 係 者 ( 医 師 看 護 師 検 査 技 師 放 射 線 技 師 薬 剤 師 等 )500 名 船 舶 要 員 ( 船 員 及 び 調 理 給 仕 清 掃 等 のスタッフ)500 名 という 極 めて 多 数 の 要 員 の 確 保 が 必 要 であ る 慢 性 期 病 院 船 の 場 合 も 総 合 型 病 院 船 ほどではないとはいえ 医 療 関 係 者 300 名 船 舶 要 員 300 名 という 多 数 の 要 員 の 確 保 が 必 要 である また 総 合 型 病 院 船 は 洋 上 の 総 合 病 院 としての 機 能 を 果 たすことが 期 待 さ れるため 幅 広 い 診 療 科 の 医 師 の 乗 船 が 必 要 となり 確 保 すべき 要 員 は 極 めて 多 岐 にわたる これは 急 性 期 における 応 急 処 置 安 定 化 広 域 搬 送 等 を 主 な 任 務 とする 現 行 の DMAT の 役 割 とは 異 なるものであり DMAT とは 別 の 枠 組 みで 医 療 関 係 者 を 確 保 する 体 制 を 検 討 することが 必 要 である なお 特 に 大 規 模 災 害 時 には 陸 上 の 医 療 活 動 においても DMAT 等 の 医 療 チ ームが 不 足 する 可 能 性 があることから 現 行 DMAT とは 別 途 の 要 員 確 保 海 陸 間 での 要 員 調 整 を 検 討 する 必 要 がある また 仮 に 船 内 で 手 術 等 の 高 度 な 医 療 処 置 を 行 うのであれば 応 急 処 置 安 定 化 広 域 搬 送 等 を 主 とする 現 行 の DMAT の 活 動 内 容 を 超 える 場 合 があり 要 員 の 養 成 確 保 について 検 討 するこ とが 必 要 である (2) 要 員 の 迅 速 な 確 保 総 合 型 病 院 船 の 場 合 に 上 記 の 通 り 多 数 多 岐 にわたる 要 員 の 確 保 が 必 要 であり これほどの 多 数 の 要 員 を 発 災 後 に 集 め 出 航 し 発 災 から 72 時 間 以 内 に 被 災 地 に 到 着 するのは 現 行 の 枠 組 みでは 極 めて 困 難 である 急 性 期 病 院 船 の 場 合 は 必 要 な 要 員 が 総 合 型 病 院 船 等 よりは 小 規 模 であると はいえ これら 要 員 を 集 め 速 やかに 急 性 期 医 療 の 対 応 体 制 を 構 築 することも 厳 しい 状 況 である 44

48 したがって 特 に 急 性 期 対 応 のニーズに 応 えられる 病 院 船 とするには 医 療 関 係 者 や 船 舶 要 員 を 迅 速 に 確 保 するための 体 制 整 備 が 不 可 欠 である (3) 長 期 派 遣 可 能 な 要 員 の 確 保 総 合 型 病 院 船 及 び 慢 性 期 病 院 船 の 場 合 には 亜 急 性 期 ~ 慢 性 期 の 対 応 を 想 定 しているため 病 院 船 での 医 療 活 動 が 一 定 程 度 長 期 にわたることが 想 定 される 医 療 関 係 者 を 長 期 に 派 遣 することは 派 遣 元 の 病 院 等 に 大 きな 負 担 となる したがって 慢 性 期 対 応 のニーズに 応 えられる 病 院 船 とするには 概 ね 48 時 間 以 内 という 急 性 期 の 対 応 を 前 提 とした 現 行 の DMAT 等 とは 全 く 別 の 枠 組 みを 検 討 することが 必 要 である さらに 被 災 地 の 陸 上 医 療 機 能 の 回 復 状 況 や 傷 病 者 の 発 生 状 況 等 によるもの の 災 害 発 生 から 時 間 が 経 過 するにつれ 医 療 ニーズが 変 化 し 多 様 化 する 可 能 性 がある 総 合 診 療 医 が 乗 船 し 重 症 患 者 以 外 の 基 本 的 な 医 療 処 置 のみを 担 うという 方 法 も 考 えられるが 被 災 地 のニーズにより 的 確 に 対 応 するためには 被 災 地 の 状 況 に 対 応 した 機 動 的 な 要 員 の 入 替 え 確 保 が 必 要 となる (4) ヘリコプター 操 縦 士 の 確 保 急 性 期 対 応 においては 港 の 被 災 等 により 病 院 船 が 着 岸 できない 可 能 性 が 高 いことから ヘリコプター 等 による 海 陸 輸 送 が 必 要 不 可 欠 である ヘリコプターを 洋 上 着 陸 させることについては 特 に 沖 合 に 船 舶 が 停 泊 し 揺 れがある 場 合 には 着 陸 面 ( 甲 板 )とヘリコプター 本 体 の 水 平 関 係 の 保 持 等 に 高 度 な 技 術 経 験 を 要 するため 一 定 の 訓 練 を 積 むことが 必 要 である しか しながら 現 状 においては ヘリコプターが 洋 上 着 陸 可 能 な 船 舶 は 行 政 が 所 有 する 船 舶 ( 自 衛 艦 海 上 保 安 庁 船 舶 等 )が 大 部 分 ( 一 部 民 間 長 距 離 フェリ ーにも 備 え 付 けられているが あくまでも 急 病 人 搬 送 対 応 のためであり 当 該 ヘリデッキに 着 陸 する 機 会 は 少 ない)であることから 現 時 点 では 警 察 消 防 を 含 め 洋 上 着 陸 の 経 験 豊 富 な 民 間 ヘリコプター 操 縦 士 が 多 いとは 言 えない このため 発 災 後 速 やかに 当 該 技 術 を 要 するヘリコプター 操 縦 士 を 確 保 する ことが 大 きな 課 題 となる 2. 事 前 の 体 制 整 備 病 院 船 を 運 用 する 際 には 国 の 関 係 省 庁 地 方 自 治 体 病 院 船 の 運 航 主 体 医 療 関 係 者 ヘリ 等 海 陸 搬 送 主 体 など 多 岐 にわたる 関 係 者 が 存 在 する これ らの 関 係 者 間 で 事 前 の 体 制 整 備 が 必 要 であり また 医 療 計 画 や 防 災 計 画 等 に おいて 適 切 に 位 置 付 けることが 必 要 である さらに 定 期 的 に 訓 練 を 実 施 する ことも 必 要 である 本 節 では これら 事 前 の 体 制 整 備 のために 必 要 となる 課 題 について 整 理 する 45

49 (1) 陸 上 医 療 機 関 との 役 割 分 担 等 病 院 船 は 陸 上 の 医 療 機 関 を 補 完 する 役 割 を 担 うものであり 一 義 的 には 患 者 は 陸 上 の 医 療 機 関 に 搬 送 されるべきものであるが 陸 路 が 寸 断 されている 場 合 や より 早 く 応 急 処 置 安 定 化 を 行 うべき 場 合 などでは 被 災 地 近 辺 に 停 泊 する 病 院 船 の 役 割 が 期 待 される このように 陸 上 医 療 機 関 とどのような 役 割 分 担 で 病 院 船 がどのような 補 完 機 能 を 担 うべきか 事 前 に 検 討 することが 必 要 である また 第 2 章 第 3 節 で 示 したように 災 害 医 療 については 防 災 基 本 計 画 等 に 位 置 付 けられており 災 害 拠 点 病 院 の 選 定 や DMAT の 体 制 整 備 等 を 定 めてい る また 医 療 法 に 基 づき 各 都 道 府 県 が 策 定 する 医 療 計 画 の 中 でも 災 害 時 に おける 医 療 に 関 する 事 項 を 定 めることとされている 仮 に 病 院 船 を 導 入 する 場 合 には 陸 上 医 療 機 関 との 役 割 分 担 の 中 で 病 院 船 が 担 うべき 補 完 機 能 を 整 理 した 上 で 防 災 基 本 計 画 等 に 病 院 船 を 位 置 付 けるな ど 災 害 医 療 体 制 全 体 の 中 での 病 院 船 の 役 割 を 明 確 にすることが 必 要 である (2) 指 揮 命 令 系 統 の 構 築 災 害 発 生 時 には 地 元 の 警 察 や 消 防 自 衛 隊 海 上 保 安 庁 DMAT 日 本 赤 十 字 社 日 本 医 師 会 等 様 々な 組 織 が 活 動 することになる 病 院 船 を 導 入 する 場 合 においても 船 内 では 多 種 多 様 な 要 員 が 活 動 することが 想 定 され 病 院 船 内 の 医 療 関 係 者 等 を 統 括 する 者 など 船 内 での 医 療 行 為 等 の 指 揮 命 令 系 統 を 定 めておく 必 要 がある また 陸 上 医 療 機 関 の 被 災 状 況 や 被 災 地 のニーズを 勘 案 し 陸 上 と 船 内 にお ける 医 療 提 供 の 調 整 や 被 災 地 域 が 広 範 囲 に 及 ぶ 場 合 に 病 院 船 をどの 地 域 に 出 航 させるべきかを 判 断 することも 必 要 である したがって 災 害 対 策 本 部 や 現 地 対 策 本 部 等 の 指 揮 命 令 系 統 への 組 込 み 方 や 関 係 機 関 の 役 割 分 担 更 には 患 者 の 海 陸 輸 送 手 段 等 について 事 前 に 明 確 にし 関 係 機 関 の 間 で 共 有 してお くことが 必 要 である (3) 定 期 的 な 訓 練 病 院 船 を 導 入 するとした 場 合 には 災 害 医 療 の 中 に 新 たに 病 院 船 という 医 療 機 能 が 加 わることとなる これにより 発 生 する 陸 上 からの 患 者 搬 送 船 内 での 治 療 再 度 の 陸 上 搬 送 等 の 一 連 のオペレーションについては 関 係 機 関 が 連 携 した 定 期 的 な 訓 練 が 必 要 不 可 欠 である また 医 療 はチームプレーであり 医 療 関 係 者 間 の 連 携 関 係 構 築 船 内 に 搭 載 した 医 療 機 材 の 使 用 方 法 習 得 のために も 船 内 医 療 訓 練 が 必 要 である 一 方 医 療 機 材 は 製 品 により 使 用 方 法 に 違 いがあること 定 期 的 に 検 査 す る 必 要 性 もあることから 平 時 においても 医 療 関 係 者 が 実 際 に 使 っておくこと が 望 ましい 46

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