はじめに 平 成 20 年 度 より 厚 生 労 働 省 障 害 者 保 健 福 祉 推 進 事 業 の 一 環 として 私 どもは アルコ ール 薬 物 依 存 症 者 回 復 施 設 職 員 研 修 事 業 を 始 めました この 事 業 は 平 成 22 年 度 から 厚 生 労 働 省 の

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2 はじめに 平 成 20 年 度 より 厚 生 労 働 省 障 害 者 保 健 福 祉 推 進 事 業 の 一 環 として 私 どもは アルコ ール 薬 物 依 存 症 者 回 復 施 設 職 員 研 修 事 業 を 始 めました この 事 業 は 平 成 22 年 度 から 厚 生 労 働 省 の 委 託 事 業 に 格 上 げされ これまで 2 年 間 この 事 業 を 継 続 させていただいております この 研 修 の 中 では 当 初 から 回 復 施 設 が 抱 えている 最 も 大 きな 問 題 点 の1つとして 利 用 者 に 重 複 障 害 を 有 する 者 が 多 く その 対 応 に 苦 慮 しているとい うことが 明 らかになっていました これを 受 けて 厚 生 労 働 科 学 研 究 の 本 分 担 研 究 では 過 去 3 年 間 にわたり アルコール 薬 物 依 存 症 者 における 重 複 障 害 の 実 態 調 査 を 行 った 上 で 研 究 のもう1つの 目 標 である 対 応 マニュ アルの 作 成 にも 取 り 組 んで 参 りました 本 マニュアルは このような 経 過 の 中 で 生 み 出 されたものです 内 容 を 見 ていただければお 分 も う ら かりのように 本 マニュアルには 主 要 な 重 複 障 害 がすべて 網 羅 されています また 手 に 取 っ た 方 が 使 いやすいよう 非 常 にわかりやすく 書 かれ 編 集 されています 本 マニュアルの 執 筆 や 編 集 にご 貢 献 いただきました 重 複 障 害 対 応 マニュアル 作 成 委 員 会 の 各 先 生 方 には この 場 をお 借 りして 心 より 深 謝 いたします 本 マニュアルが でるだけ 多 くの 方 々にお 役 立 ていただけるよう 祈 念 しております 平 成 25 年 5 月 厚 生 労 働 科 学 研 究 様 々な 依 存 症 における 医 療 福 祉 回 復 プログラムの 策 定 に 関 する 研 究 ( 研 究 代 表 者 宮 岡 等 ) 分 担 研 究 アルコール 薬 物 依 存 症 と 他 の 精 神 障 害 との 重 複 障 害 の 実 態 把 握 と 治 療 モデル 構 築 に 関 する 研 究 研 究 分 担 者 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 久 里 浜 医 療 センター 院 長 樋 口 進

3 もくじ <はじめに> 久 里 浜 医 療 センター 樋 口 進 Ⅰ.そもそも 依 存 症 とは 久 里 浜 医 療 センター 真 栄 里 仁 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には 1 2 は とうへき 食 べ 吐 きや 盗 癖 などのある 人 に 困 ったら? 赤 城 高 原 ホスピタル 村 山 昌 暢 は すぐにキレて 暴 言 を 吐 いたり 暴 力 をふるう 人 に 困 ったら? 肥 前 精 神 医 療 センター 武 藤 岳 夫 3 4 落 ち 着 きがなく じっとしていられない 人 の 対 応 に 困 ったら? 新 泉 こころのクリニック 朝 倉 ミーティングなどで まわりの 空 気 が 読 めない 人 に 困 ったら? 新 泉 こころのクリニック 朝 倉 新 新 5 パニックをおこす 人 に 困 ったら? 筑 波 大 学 森 田 展 彰 6 かん 何 か 聞 こえる 勘 ぐりやすい 人 に 困 ったら? 埼 玉 県 立 精 神 医 療 センター 成 瀬 暢 也 7 うった 眠 れない という 訴 えで 困 ったら? 三 重 県 立 こころの 医 療 センター 長 徹 二 8 気 分 の 波 がある 人 への 接 し 方 で 困 ったら? 東 北 会 病 院 奥 平 富 貴 子 9 自 分 を 傷 つけたい 死 にたい という 人 の 支 え 方 に 困 ったら? 神 奈 川 県 立 せりがや 病 院 青 山 久 美 Ⅲ.もっとくわしく 知 りたい 方 に おすすめの 本 や 記 事 のリスト <おわりに> この 本 を 手 にされた 回 復 者 で 援 助 者 の 方 へ 久 里 浜 医 療 センター 桑 田 美 子

4 Ⅰ. そ も そ も 依 存 症 と は このガイドラインでは 依 存 症 の 患 者 さんに 見 られるうつやパニック 死 にたい 気 持 ちなど うった の 訴 えを 取 り 上 げています この 章 では その 準 備 として 依 存 症 の 基 本 的 なことについて 取 り 上 げます とまど 依 存 症 になりはじめの 頃 は 多 くの 人 が 病 気 と 言 われることに 戸 惑 い 私 だって まわりの 人 と 変 わらない 普 通 の 酒 飲 みだ とか 覚 せい 剤 をやっていても 仕 事 は 人 並 み 以 上 にやって しゅちょう いる マリファナは 合 法 の 国 もあるから 自 分 は 病 人 や 犯 罪 者 ではない と 主 張 したりしま す また 依 存 症 であることを 自 分 で 受 け 入 れるようになってからでも まわりの 人 に 対 して 依 存 症 についてうまく 説 明 できなかった 経 験 はありませんか? そこで いったい 依 存 症 とはどのような 病 気 なのか まずはここでおさらいすることか ら 始 めましょう はじめに 1. 依 存 症 って? お 酒 の 場 合 で 考 えると 分 かりやすいのですが アルコール 依 存 症 の 人 も 最 初 は 普 通 の 酒 飲 みで す それが 飲 み 方 が 段 々 変 わっていき いつの 間 にか 依 存 症 と 言 われる 状 態 になってしまいます では どこからが 依 存 症 になるのかと 言 うと お 酒 を 飲 むこと(あるいは そのクスリを 使 う こと)が 人 生 の 目 的 になり それまで 大 切 にしていたものよりも お 酒 (クスリ)が 生 活 の 中 心 さかいめ となること が 依 存 症 と 普 通 の 酒 飲 み を 分 ける 境 目 になります つまり 依 存 症 になる と お 酒 やクスリに 支 配 され 家 族 や 仕 事 といった 本 来 大 切 にしていたはずのものよりも お 酒 やクスリを 優 先 するようになってしまうのです そして このような 状 態 になっているかどうか を 判 断 するために 病 院 では 6 項 目 の 依 存 症 の 診 断 基 準 を 使 って そのうち 3 項 目 以 上 にあては まる 場 合 に 依 存 症 と 診 断 しています 2. 依 存 症 の 診 断 基 準 では 診 断 の 基 準 になる6 項 目 を 見 ていきます 1クスリを 使 いたい お 酒 を 飲 みたいという 強 い 欲 求 これはすべての 依 存 症 に 共 通 するもので 精 神 依 存 と 呼 ばれます この 精 神 依 存 のために お 酒 が 切 れると 夜 中 でも 買 いに 出 かけたり そのためには 平 気 で 飲 酒 運 転 をしたり あるいはク スリを 手 に 入 れるために 犯 罪 に 走 ったり 売 春 をしたりするといった 行 動 が 見 られます 2 ほどほどにする ということができない

5 Ⅰ.そもそも 依 存 症 とは 覚 せい 剤 やマリファナでも 使 いはじめの 頃 は 彼 氏 と 遊 ぶ 時 だけ 使 う 海 外 旅 行 先 だけで 使 う など 場 面 に 応 じた 使 い 方 をしたり 自 分 の 考 えでクスリをコントロールすることができ るようです またお 酒 でも 週 末 はガンガン 飲 んでいても 平 日 はビール1 缶 にするというよう に 場 所 や 時 間 による 飲 み 分 けがある 程 度 できます いったん ところが 一 旦 依 存 症 になってしまうと いつでも どんな 時 でもクスリを 使 う 1 缶 だけ にしようと 思 って 飲 み 始 めても 結 局 止 まらなくなってしまう というように 状 況 に 応 じた 飲 み 方 や 自 分 の 考 えでクスリやお 酒 をコントロールすることができなくなってしまうのです りだつ 3 禁 断 症 状 ( 離 脱 症 状 ) 長 期 間 モルヒネ ヘロイン 睡 眠 剤 など いわゆる ダウナー 系 と 呼 ばれるボーッとする ようなクスリを 使 い 続 けたり お 酒 を 大 量 に 飲 み 続 けていると 体 が 慣 れてしまって クスリや お 酒 なしではいられない 状 態 になります この 状 態 でクスリやお 酒 が 体 から 抜 けると 手 が 震 え たり けいれんをおこしたり 幻 覚 が 見 えたりといった 禁 断 症 状 ( 医 学 的 には 離 脱 症 状 と 言 います)があらわれます 禁 断 症 状 は 依 存 症 の 症 状 の 中 でも 代 表 的 なものです ちなみに 覚 せい 剤 は 脳 を 興 奮 させるクスリであるため 禁 断 症 状 はないとされていますが 覚 せい 剤 をや めて 数 週 間 たった 頃 に 生 じるイライラを 禁 断 症 状 とする 考 え 方 もあります 4クスリが 効 かなくなってくる お 酒 に 強 くなる しょう 依 存 症 者 であっても 最 初 から 大 量 の 薬 を 使 ったり 一 升 酒 を 飲 んだりしていたわけではあり じゅうぶん ません 最 初 の 頃 は 少 量 のクスリでも 充 分 な 効 果 が 得 られていたり むしろ 使 いはじめの 頃 は 気 分 が 悪 くなった 人 もいるでしょう しかし 長 期 間 クスリを 使 ったりお 酒 を 飲 んだりしている うちに だんだん 同 じ 量 のクスリやお 酒 では 効 かなくなり 結 果 として 量 が 増 えていくのです 5クスリやお 酒 を 手 に 入 れたり それが 体 から 抜 けたりするのに 長 時 間 かかるようになる 依 存 が 進 むと 一 日 中 ラリっていたり 酔 っぱらっていたり クスリやお 酒 を 手 に 入 れるのに あちこち 出 かけたりして そのために1 日 がつぶれ クスリやお 酒 以 外 のことにかける 時 間 がな くなっていきます 6いろいろ 問 題 があるにもかかわらず そのことを 認 めようとしない クスリやお 酒 をやめようとしない 普 通 の 病 気 の 場 合 には 調 子 が 悪 くなったり 問 題 がでてくると 患 者 さん 自 身 が 心 配 して 自 かく 分 から 病 院 へ 行 きます しかし 依 存 症 の 場 合 には 逆 に 問 題 が 深 刻 になればなるほど 問 題 を 隠 し いや たり 病 院 へ 行 くことを 嫌 がったりするようになります ただ このような 特 徴 も クスリやお 酒 をやめて 回 復 しはじめると 徐 々になくなっていきます 3. 依 存 症 の 一 歩 手 前 の 状 態 依 存 症 の 診 断 にあてはまるほどではないけれど 何 らかの 問 題 をかかえている 状 態 を 乱 用 や 有 害 な 使 用 と 言 います

6 乱 用 とは 主 に 社 会 的 な 問 題 がおこるような 使 いかたや 飲 みかた(たとえば 飲 酒 運 転 を 繰 り 返 す) 有 害 な 使 用 とは 主 に 健 康 に 害 が 出 るようなクスリの 使 い 方 や 飲 みかた(たとえ ば 飲 みすぎて 肝 臓 をこわした)などを 指 します 最 近 では 依 存 症 をも 含 めて 使 用 障 害 と してまとめる 動 きも 出 ています 依 存 症 の 治 療 と その 後 の 回 復 過 程 いったん 依 存 症 は クスリやお 酒 をコントロールできなくなってしまった 病 気 です そのため 一 旦 依 存 症 になると ほどよくクスリやお 酒 と 付 き 合 うことができなくなります やっかいなのは ク スリやお 酒 をやめても 体 や 脳 がいつまでもクスリを 使 ったりお 酒 を 飲 んでいた 頃 のことを 覚 え ているために 少 量 でもクスリやお 酒 が 入 ると どんどん 欲 しくなって 短 期 間 ( 多 くの 場 合 数 か 月 )で 元 の 使 い 方 や 飲 み 方 に 戻 ってしまうことです そうならないためにも クスリやお 酒 を 完 全 に そして 生 涯 にわたってやめることが 必 要 になるわけです しかしながら とかく 人 の 気 持 ちは 流 されやすく また 近 年 クスリやお 酒 はいつでも 簡 単 に 手 に 入 る 便 利 な 環 境 にもなってしまっているため そういった 環 境 の 中 で 自 分 ひとりの 力 だけ で 断 薬 断 酒 を 続 けることは とても 難 しくなっているのも 事 実 です その 一 方 で アルコール 依 存 症 の 場 合 治 療 を 受 けたとしても 3 か 月 で 半 分 1 年 で 7 割 10 年 で 8 割 が 元 の 飲 み 方 に 戻 り 10 年 で 半 数 近 くの 人 が 亡 くなるとも 言 われていますから こ ぐ ん ふんとう せず 依 存 症 は 一 人 で 立 ち 向 かうにはあまりにも 重 い 病 気 だとも 言 えます だからこそ 孤 軍 奮 闘 に 自 助 グループや 病 院 家 族 や 仲 間 の 力 をうまく 活 用 して 断 薬 断 酒 を 続 けていく 必 要 があ るのです 1.クスリやアルコール 依 存 症 以 外 の 依 存 症 せっとうへき 摂 食 障 害 や 窃 盗 癖 ギャンブル 依 存 症 なども 精 神 依 存 のために 自 分 で 自 分 の 行 動 をコントロ ールできないという 意 味 では クスリやアルコール 依 存 症 と 重 なる 部 分 が 大 きいので 現 在 こ れらの 疾 患 や 問 題 行 動 も 依 存 症 に 入 れるべきか 活 発 な 議 論 が 行 われています 2. 合 併 症 依 存 症 にかぎらず 1つの 病 気 がほかの 病 気 を 引 きおこしたり 違 う 病 気 が 共 通 の 原 因 からお のうこうそく こったりすることはよくあります ほかの 病 気 の 例 としては 脳 梗 塞 をおこした 患 者 さんは そ とうにょうびょう つうふう の 後 うつになりやすいとされていますし 原 因 が 共 通 の 例 としては 肥 満 が 糖 尿 病 や 痛 風 高 血 圧 など さまざまな 病 気 を 引 きおこすことがあげられます 依 存 症 も さまざまな 病 気 を 合 併 していることが 多 い 病 気 です 特 に 精 神 科 の 病 気 を 合 併 し

7 Ⅰ.そもそも 依 存 症 とは ちょうふく ている 場 合 重 複 障 害 と 呼 びます 平 成 23 年 に 行 われた 調 査 では アルコール 薬 物 依 存 症 者 の 3~4 割 にうつやそううつ 病 などの 精 神 科 的 な 病 気 が 見 られ 2~3 割 にパニックなども 見 ら れ 自 殺 のリスクにいたっては 約 半 数 の 依 存 症 者 がもっていると 報 告 されています また 依 存 症 には ほかの 病 気 になった 後 に 依 存 症 になる 二 次 性 の 依 存 症 と 依 存 症 になっ た 後 にほかの 病 気 になる 一 次 性 の 依 存 症 がありますが これらを 正 確 に 区 別 することは 難 し いでしょう ただ いずれにしても 断 薬 断 酒 に 加 えて 合 併 した 病 気 の 治 療 とを 行 うことが 両 方 の 病 気 にとって 必 要 になります たとえば うつや 強 い 不 安 が 断 酒 率 を 半 減 させることや 逆 に 断 酒 によって 不 安 やうつが 改 善 されることも 報 告 されています 最 後 に このガイドラインでは それらの 病 気 によっておこりやすい 症 状 を 取 り 上 げて 解 説 し ています 症 状 や 病 気 を 知 ることは 回 復 のための はじめの 一 歩 になるはずです このガイド ラインが 皆 さまにお 役 立 ていただければ 幸 いです

8 3. 落 ち 着 きがなく じっとしていられない 人 の 対 応 に 困 ったら? ポイント 落 ち 着 きがなく じっとしていられない という 特 性 は 一 般 的 に 静 かな 所 よりも 刺 激 の 多 い 環 境 でひどくなります 本 人 にとってはコントロールできない 場 合 が 多 く 特 に 悪 気 はありません かつぼうき アルコールや 薬 物 依 存 の 渇 望 期 の 症 状 などと 区 別 のつきにくい 場 合 もあります 周 囲 の 理 解 と 本 人 の 工 夫 や 努 力 で 特 性 を 目 立 たなくし 解 決 をはかっていきます はじめに ちゅういけっかん たどうせい 1. 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害 (Attention Deficit / Hyperactivity Disorder:ADHD) びんぼう 落 ち 着 きがなく イスにじっと 座 っていられない 座 っていても 貧 乏 ゆすり が 止 まらない 順 番 が 待 てない おしゃべりで 相 手 の 話 が 終 わらないうちに 話 し 出 してしまうなどの 特 徴 があっ ちゅういけっかん た ど う せい て 日 常 生 活 に 支 障 が 出 ている 場 合 には 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害 (ADHD)が 考 えられます ADHD は 1 不 注 意 2 多 動 3 衝 動 性 を 主 な 特 徴 とする 生 まれつきの 障 害 です 不 注 意 の 例 としては 忘 れ 物 なくし 物 落 とし 物 が 多 い うっかりミスが 多 い 片 づけられ ない 物 事 の 優 先 順 位 がつけられない 注 意 集 中 できないなどがあります 多 動 の 例 としては 落 ち 着 きがなく 常 に 体 が 動 いているなどがあります また 衝 動 性 の 例 としては 待 つことがで きない 先 のことを 考 えずに 衝 動 的 に 行 動 してしまうなどがあります 一 般 的 には おとなになるにつれて 多 動 や 衝 動 性 は 目 立 たなくなります また 不 注 意 だけ が 目 立 つケースもあり こちらは 女 性 に 多 く 見 られます 分 類 すると 1 不 注 意 が 目 立 つタイプ ゆうせい を 不 注 意 優 勢 型 2 多 動 や3 衝 動 性 が 目 立 つタイプを 多 動 衝 動 性 優 勢 型 123すべてに あてはまるタイプを 混 合 型 と 呼 びます 2.ADHD の 原 因 と 経 過 ADHD の 原 因 については 現 在 のところ 脳 の 働 きに 問 題 があると 言 われています かつて ADHD は 子 どもの 頃 にだけ 見 られ おとなになれば 特 性 が 変 化 して 軽 くなるとか なくなるも のと 考 えられていました たしかに ADHD の 特 性 は 一 般 的 に 幼 少 期 に 強 く おとなになるにし

9 3. 落 ち 着 きがなく じっとしていられない 人 の 対 応 に 困 ったら? たがって 目 立 たなくはなります しかし 最 近 では おとなになっても ADHD の 特 性 が 残 ってい る 人 がいることも 分 かっていますし おとなになってはじめて ADHD と 診 断 されるケースも 出 てきています そして ADHD の 人 は さまざまな 依 存 症 になる 可 能 性 が 比 較 的 高 いとも 言 われ ているのです 3.ADHD の 行 動 特 性 せ い り せいとん 人 の 言 うことを 注 意 深 く 聞 いて 理 解 する 整 理 整 頓 する 授 業 中 に 席 に 座 っているなど ほか の 人 なら 当 たり 前 にできることが ADHD の 人 には 難 しいので どうしても 彼 らは 小 さい 頃 か しか けいべつ ら 叱 られたり 非 難 や 軽 蔑 を 受 けやすい 中 で 育 つことになります このため どこか 自 分 に 自 信 がもてずに 不 安 が 強 かったり 落 ち 込 みやすかったり イラ 立 ちやすかったりと 不 適 応 感 をか かえやすく 中 には 非 行 に 走 ってしまうケースもあります このように もともとの 特 性 に 加 え 環 境 にも 恵 まれにくいという 不 利 な 条 件 が 重 なることで 年 齢 が 上 がるにつれて さまざまな 精 神 的 な 問 題 をも 引 きおこしやすくなるのです そして 依 存 症 もその1つです また ADHD の 人 が 覚 せい 剤 やコカインといった 物 質 を 摂 取 すると ADHD の 特 性 がやわらぐように 感 じられるため そういった 物 質 にハマりやすい 傾 向 もあわせもってい ると 言 えます ADHD と 間 違 いやすい 他 の 要 因 1.アルコールや 薬 物 への 依 存 症 依 存 症 の 中 に 一 見 すると ADHD のように 見 える 特 性 が 実 はほかの 要 因 でおこっている 場 合 があります か つ ぼ う き まず 依 存 症 治 療 の 過 程 でしばしば 見 られる 渇 望 期 ( 断 酒 や 退 薬 を 始 めた 後 に その 使 用 欲 求 が 高 まってしまう 時 期 ) この 時 期 にはイライラして 落 ち 着 かなかったり ソワソワと 多 動 になっ たり ピリピリしていて 衝 動 性 の 増 すことがあります 次 に アルコールや 薬 物 などの 依 存 性 物 質 による 脳 への 影 響 が 考 えられます 脳 が 依 存 性 物 質 にさらされると 注 意 集 中 できなくなって じっとしていられなかったり 衝 動 的 になると 言 われています そして これらの 特 徴 と ADHD の 特 性 とを 見 分 けるには その 特 徴 が その 人 の 幼 少 期 にさ かのぼってあったかどうかを 確 認 する 必 要 があります ADHD であれば 子 どもの 頃 から それ う む らしい 特 性 があったはずです そういった 特 性 の 有 無 については 親 に 直 接 確 認 したり 小 学 校 の 通 知 表 などを 見 せてもらうと 当 時 の 集 団 場 面 での 適 応 の 様 子 がつかめるでしょう

10 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には ぎゃくたい 2. 乳 幼 児 期 における 虐 待 の 影 響 ぎゃくたい これとは 別 にもう1つ 幼 少 時 に 親 などの 養 育 者 から 虐 待 を 受 けたことによって ADHD と よく 似 た 特 徴 があらわれる 場 合 があります 注 意 したいのは 依 存 症 者 の 中 にも 虐 待 経 験 のあ る 人 が 少 なくないということで もともとの ADHD との 区 別 は 重 要 です さらに 複 雑 なのは もともと ADHD があって 育 てにくい 子 どもだったために しつけが 厳 しくなって(ともすると 虐 待 的 な 養 育 に) さらに ADHD 的 な 要 素 を 強 めてしまったという 場 合 で そうなると 判 断 はさ らに 難 しくなります 区 別 のポイントを 表 1に 示 しましたが 照 らし 合 わせる 際 には この 表 が あくまでも 子 どもの 頃 の 特 徴 を 示 していることに 注 意 してください 表 1. 被 虐 待 児 ( 反 応 性 愛 着 障 害 )と ADHD の 子 どもを 見 分 ける 特 徴 反 応 性 愛 着 障 害 ADHD 臨 床 像 不 注 意 優 勢 型 が 多 い 混 合 型 が 多 い 多 動 の 起 き 方 対 人 関 係 のあり 方 けんちょ 夕 方 から 顕 著 ムラがある くっせつ 屈 折 していて 複 雑 比 較 的 一 日 中 多 動 単 純 で 率 直 薬 物 療 法 中 枢 刺 激 剤 無 効 ( 中 枢 刺 激 剤 有 効 ) 行 為 障 害 への 移 行 多 い 比 較 的 少 ない 解 離 多 い 見 られない 対 応 1. 集 団 場 面 での 行 動 特 徴 ADHD の 人 は 自 助 グループなどの 集 団 場 面 になじみにくく 問 題 になってしまうことがあり ます 多 動 性 衝 動 性 が 問 題 になる 場 合 としては たとえば 落 ち 着 きがなく ミーティングの 最 中 にしょっちゅう 席 をはずす いわゆる 貧 乏 ゆすり が 止 まらない 自 分 の 順 番 が 待 てずにほか の 人 の 発 言 の 途 中 で 口 をはさんでしまう 思 いつきで 発 言 して まわりのひんしゅくを 買 う 力 こわ の 加 減 がうまくいかず 物 を 壊 しやすいなどがあげられます 不 注 意 が 問 題 になる 場 合 としては 忘 れ 物 なくし 物 が 多 い 整 理 整 頓 ができず 身 の 回 りが 乱 雑 ミーティングに 集 中 できず ほかの 人 の 話 を 聞 いてなかったり 居 眠 りする 次 の 行 動 になか なか 移 れない 複 数 のことに 意 識 や 注 意 を 向 けることが 難 しく 同 時 進 行 の 作 業 が 苦 手 期 限 や 時 間 の 約 束 を 守 れないなどがあります

11 3. 落 ち 着 きがなく じっとしていられない 人 の 対 応 に 困 ったら? 2. 現 実 的 な 対 応 策 や 関 わり 方 のコツ このような 多 動 衝 動 性 への 対 策 としては ミーティングそのものに 関 しては 時 間 を 短 くす きゅうけい る 途 中 で 休 憩 を 入 れる その 人 の 発 言 の 順 番 を 前 半 にしたり 発 言 のタイミングを 多 くすると いいでしょう 本 人 に 対 しては 自 分 の 発 言 の 前 に ひと 呼 吸 置 くクセをつける 練 習 をするな さ ど う か ど う どが 考 えられます また 体 を 動 かす 機 会 を 増 やしたり 柔 道 剣 道 茶 道 華 道 ( 生 け 花 )な ど 道 の 付 く 精 神 統 一 できるレクリエーションを 取 り 入 れたりするのもいいでしょう また きんし か ん ほ う じ り つ くんれんほう めいそう ざ ぜ ん 筋 弛 緩 法 自 律 訓 練 法 ヨガ 瞑 想 座 禅 などのトレーニングも 有 効 でしょう 不 注 意 の 問 題 に 対 しては 忘 れ 物 なくし 物 をしないように 持 ち 物 のチェックリストを 作 る しるし 整 理 しやすいように 物 品 収 納 に 定 位 置 の 印 をつける 身 の 回 りの 物 を 増 やさない 大 切 な 物 は 自 己 管 理 させないなどの 対 策 があります またミーティングでは メモを 取 ることを 許 可 するなど が 考 えられます そして 接 し 方 のコツとしては 本 人 に 指 示 を 出 す 時 は 1つずつ 伝 え 1つの 課 題 が 達 成 でき たら 次 の 指 示 を 出 すようにすると 段 階 を 追 えて 分 かりやすいかもしれません また 期 限 を 守 ってもらうには 実 際 よりも 早 めの 期 日 で 伝 え 作 業 の 進 み 具 合 をまめにチェックすることが 大 切 です 接 し 方 のポイントとしては 注 意 がそれないように 刺 激 の 少 ない 静 かな 場 所 で 対 応 し 指 示 は かんけつ 短 く 簡 潔 な 表 現 で 伝 え その 内 容 をその 場 で 本 人 にメモさせます まわりの 刺 激 が 少 なければ 落 ち 着 きを 保 って 聞 きやすいですし くだくだしい 説 明 的 な 表 現 よりも 短 くシンプルな 情 報 の 方 せ が 頭 にスッと 入 りやすいでしょう また ADHD の 人 は 発 言 の 時 も 気 が 急 くため とっさに 衝 動 的 な 言 葉 かけになって 相 手 を 傷 つけてしまうこともありますが たいていの 場 合 は 悪 気 がな いので そうして 生 じる 人 間 関 係 の 行 き 違 いに 対 しては スタッフからどう 見 えるのかを 返 して あげると 本 人 にとっても 参 考 になるでしょう 薬 については おとなの ADHD に 対 して 保 険 の 適 応 できる 薬 は 今 のところ1つしかありま せん ただし 依 存 症 者 では 薬 の 依 存 になる 可 能 性 も 考 えられるので 使 用 は 慎 重 に 検 討 するべ きです 最 近 になって おとなの ADHD が 話 題 になるのはなぜでしょうか? もともと ADHD は 児 童 期 の 障 害 とされ おとなになるにつれて 落 ち 着 いていき 症 状 は 目 立 たなくなると 言 われていました

12 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には しかし 近 年 社 会 状 況 の 変 化 により それまでの 農 業 漁 業 や 工 業 などの 体 を 動 か すことが 主 体 の 物 相 手 の 仕 事 から それ 以 外 のサービス 業 など 人 相 手 の 第 3 次 産 業 に 仕 事 の 中 心 が 移 ってきたことと 加 えて 急 速 な 情 報 化 などの 社 会 環 境 の 変 化 もあ って ADHD 特 性 をもつ 人 がより 適 応 しにくい 社 会 の 仕 組 みに 変 わってきていると いうことがあります このため ADHD 特 性 としては 比 較 的 軽 い 方 に 入 る 人 であっ ても あえて 障 害 として 扱 わざるを 得 なくなってきているようです また 環 境 ホルモンや 食 品 添 加 物 などの 化 学 物 質 の 増 加 により 中 枢 神 経 がダメー ジを 受 けて ADHD 特 性 が 強 まるため おとなになっても 特 徴 が 障 害 として 残 りやす くなってきているという 説 もあるようです 胎 児 性 アルコール 症 候 群 に ADHD の 特 性 が 見 られると 言 われているようですが? 胎 児 性 アルコール 症 候 群 は 妊 娠 中 の 母 親 がアルコールを 過 剰 に 飲 むことによって 産 まれてくる 子 どもに 生 じる 先 天 性 疾 患 の1つで 神 経 系 の 障 害 です 母 親 の 胎 内 に いる 時 の 発 育 が 悪 く 頭 が 小 さく 眼 が 小 さいなどの 特 有 の 顔 だちとともに 知 的 障 害 や 多 動 不 注 意 などの 特 性 が 見 られます 程 度 によっては ADHD として 診 断 され る 場 合 もあります

13 は とうへき 1. 食 べ 吐 きや 盗 癖 などのある 人 に 困 ったら? ポイント がっぺい アルコールや 薬 物 の 依 存 症 には ほかの 依 存 も 合 併 しやすいことを 理 解 しましょう きょしょく せっとうへき 食 べ 吐 きや 拒 食 は 若 い 女 性 にかぎらず 中 年 女 性 や 男 性 にも 見 られます さらに 窃 盗 癖 を 合 併 する 人 もいます じじょ 対 応 の 方 向 性 は アルコールや 薬 物 への 依 存 と 同 じで 自 助 グループに 参 加 することで す ただし 万 引 きがひどい 場 合 には 治 療 の 必 要 性 を 本 人 に 認 識 してもらったり 自 分 の 引 き 起 こしたことへの 責 任 を 自 覚 して 治 療 への 意 識 を 高 めてもらうためにも 警 察 への 通 報 が 必 要 な 場 合 があります はじめに そうけっさん アルコールや 薬 物 への 依 存 をかかえる 人 たちは その 人 の 生 き 方 の 総 決 算 として 生 きる 上 で かいしょう しゅうせい し のつらさや 痛 みを 何 かに ハマる ことで 解 消 しようとする 習 性 が 染 みついてしまっている こうい 人 たちです このため アルコールや 薬 物 といった 依 存 性 の 物 質 以 外 にも 特 定 の 行 為 や 人 との みょう 付 き 合 い 方 などに 妙 にハマりやすいところがあるので 関 わる 際 には 彼 らのもつハマりやすさ として ほかの 依 存 症 を 合 併 しやすい 傾 向 がある ということを 押 さえておく 必 要 があります せっとうへき 1. 摂 食 障 害 および 窃 盗 癖 せっしょく そして 合 併 しやすい 依 存 としては 摂 食 障 害 と 言 って 食 べ 物 を( 普 通 に または 異 常 に 大 じ こ ゆうはつせい お う と 量 に) 食 べて そのあと 自 分 で 強 制 的 に 吐 き 出 す 自 己 誘 発 性 嘔 吐 を 繰 り 返 したり 過 食 ( 異 常 に 大 量 に 食 べる)するだけで 吐 き 出 さない 人 あるいはダイエットに 異 常 にこだわって 食 べ きょくたん ることを 極 端 に 制 限 する 人 もいます 吐 き 出 したり 過 食 することを 過 食 症 食 事 を 極 端 に 制 限 することを 拒 食 症 過 食 症 と 拒 食 症 を 合 わせて 摂 食 障 害 と 言 いますが これもアルコー ルや 薬 物 依 存 と 同 じ 依 存 症 の1つです そのやり 方 は 実 にさまざまで 吐 くためにノドに 指 を 突 っ 込 んだり ゴムのチューブを 入 れた か か りする 人 もいれば 食 べ 物 を 噛 むだけで 飲 まずにそのまま 吐 き 出 す( 噛 み 吐 き(チューイング) ) げざい りにょうざい む り 人 もいます あるいは 下 剤 や 利 尿 剤 ( 尿 を 強 制 的 に 出 す 薬 )を 大 量 に 使 って 無 理 に 排 泄 はいせつ したり こ い 運 動 のしすぎで 無 理 にエネルギーを 消 耗 しようとする 人 もいますが これらも 故 意 に 体 に 負 担

14 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には じ こ ゆうはつせい お う と をかけているという 点 では 食 べた 物 をわざわざ 吐 き 出 す 自 己 誘 発 性 嘔 吐 と 実 は 同 じよう なことをしていると 言 えます また アルコール 依 存 症 や 摂 食 障 害 の 人 の 中 には お 酒 や 食 べ 物 (それらを 手 に 入 れるための) お 金 を 繰 り 返 し 盗 んだり 飲 酒 や 過 食 嘔 吐 とは 関 係 ない ちょっとした 日 用 品 の 万 引 きを 繰 り 返 せっとうへき す 人 もいますが こういう 人 たちには 窃 盗 癖 があると 考 えられます 窃 盗 癖 は 万 引 きや 窃 盗 という 犯 罪 行 為 をやめたくてもやめられずに 繰 り 返 すもので これも 依 存 症 の1つになります 2. 摂 食 障 害 の 原 因 と 経 過 摂 食 障 害 は 若 い 女 性 に 多 く 男 性 と 女 性 の 割 合 を 見 ると 男 性 1に 対 して 女 性 が10くらいで すが 若 い 女 性 にかぎらず 中 年 以 降 の 女 性 や 男 性 にも 見 られます 摂 食 障 害 の 人 の 背 景 としては 親 がアルコール 依 存 症 などで 親 としての 役 割 を 十 分 に 果 たせ きのうふぜん ぎゃくたい なかった 機 能 不 全 家 庭 で 育 っていたり 過 去 に 虐 待 された 体 験 があったりと 大 なり 小 なり がいしょう 広 い 意 味 での 精 神 的 な 外 傷 体 験 をかかえていることが 多 いようです そして 外 傷 体 験 が 重 いほ もも ど 薬 物 乱 用 ~ 依 存 異 性 関 係 依 存 自 傷 癖 (たとえば 手 首 切 り 腕 切 り 腿 切 り タバコの こんじょう や か い り せ い 火 による 根 性 焼 き )などを 繰 り 返 し 解 離 性 障 害 ( 意 識 が 飛 ぶ 多 重 人 格 など)や 窃 盗 癖 と いった 重 い 障 害 を 合 併 しやすくなります 実 際 に 摂 食 障 害 の 人 の 約 3 分 の 1 に 窃 盗 癖 が 合 併 するとも 言 われています 3. 窃 盗 癖 のとらえ 方 ぬす 教 科 書 的 には 窃 盗 癖 は 盗 みによるスリルを 求 めるのが 目 的 で 盗 んだ 物 の 金 銭 的 価 値 を 考 えたり その 人 の 生 活 に 役 立 つ 物 を 盗 んだりするのは 窃 盗 癖 ではない とされています かたよ しかし こういったとらえ 方 は 実 態 に 合 わない 偏 った 考 え 方 です というのも かりに 盗 み によるスリルを 味 わうのが 目 的 だったとしても 目 の 前 に 自 分 の 生 活 に 役 立 ちそうな 物 があれば と それを 盗 る 方 が 自 然 です これだけ 多 くの 物 が 店 にあふれている 世 の 中 で わざわざ 自 分 が 使 い そうにない 物 を 選 んで 盗 む 方 が 難 しいでしょう また 盗 んだ 時 には 使 うつもりがなくても 盗 とうぜん った 後 でそれが 使 えそうだと 気 付 けば 当 然 使 うことも 出 てくるでしょう ですから 窃 盗 癖 かどうかは 盗 った 物 が 高 いか 安 いか 盗 った 物 が 実 用 的 かどうか そ の 人 がそれを 使 うかどうか ということよりも その 万 引 きや 窃 盗 行 為 が その 人 の 今 の 状 況 か ちゃくもく わか ら 見 て 割 に 合 わない 盗 みである ということに 着 目 した 方 が 判 りやすいのです 対 応 このように 摂 食 障 害 も 窃 盗 癖 も どちらもアルコールや 薬 物 の 依 存 と 同 じ 依 存 症 の 一 種 で

15 1. 食 べ 吐 きや 盗 癖 などのある 人 に 困 ったら? す そして もともとのアルコールや 薬 物 への 依 存 が 止 まり 見 かけ 上 は 体 調 が 良 くなっている ように 見 える 時 に 摂 食 障 害 の 方 が 悪 化 するということもよくあります 1. 摂 食 障 害 の 支 援 や 治 療 の 方 向 性 拒 食 症 の 場 合 は 体 重 の 減 少 が 目 立 ちますが 過 食 症 は 見 るからにやせている 人 から 見 た 感 む り じは 普 通 の 人 極 端 な 肥 満 の 人 までさまざまです そして この 摂 食 障 害 の 人 たちに 無 理 に 拒 じ こ ゆうはつせい お う と 食 や 自 己 誘 発 性 嘔 吐 をやめさせようとしても なかなか 病 状 の 改 善 にはつながらないものです それよりも ヒトの 体 は 体 重 が 標 準 体 重 [( 身 長 cm-100) 0.9]の 80% 以 下 になると 栄 養 不 足 からさまざまな 体 調 不 良 が 出 やすくなるので そこですかさず 内 科 や 外 科 などの 受 診 の 必 要 性 を 働 きかけると 医 療 につながるきっかけがつかめるかもしれません ひんぱん また 過 食 嘔 吐 が 頻 繁 になると 場 合 によっては その 人 の 住 んでいる 施 設 のトイレが 詰 まる ということも 出 てくるかもしれません そういう 時 摂 食 障 害 の 人 に 食 べ 吐 きするな と 言 っ ても そこは 酒 をやめられないアルコール 依 存 症 の 人 と 同 じですから ここでは 嘔 吐 をやめさせ こ も ることにこだわるよりも 吐 いた 物 でトイレを 詰 まらせないよう ザルで 濾 して 燃 えるゴミで く ふ う 出 す など 生 活 上 の 工 夫 を 指 示 する 方 が むしろ 現 実 的 なのかもしれません また 施 設 内 で 対 応 しきれなくなったら 依 存 症 専 門 の 医 療 機 関 への 受 診 を 勧 めましょう それとあわせて 摂 食 障 害 者 のための 自 助 グループ(OA:Over-eaters Anonymous)の ミーティング( )への 参 加 も ぜひ 勧 めてみてください 近 くに とくめい OA ミーティングがない 場 合 は AA(Alcoholics Anonymous: 匿 名 のアルコール 依 存 症 者 の 集 まり)のオープンミーティング( 役 に 立 つでしょう 摂 食 障 害 に 対 する 根 本 的 な 薬 物 療 法 は 残 念 ながらありません 少 なくとも 摂 食 障 害 が 薬 で 治 る と 考 えるのは 現 実 的 ではありません 薬 物 療 法 が 有 効 なのは 摂 食 障 害 に 合 併 する 症 状 ( 不 安 不 眠 イライラや 他 人 に 対 する 敏 感 さ 自 分 や 他 人 への 攻 撃 性 気 分 の 落 ち 込 みなど) に 対 してのみと 考 えるべきでしょう ただし それらの 薬 には 依 存 性 のあるものも 含 まれます から 医 療 機 関 で 投 薬 を 受 ける 際 には 処 方 薬 依 存 にも 注 意 して 本 人 には 主 治 医 の 先 生 とよく 相 談 するように 勧 めてください 2. 窃 盗 癖 への 対 応 と 治 療 の 必 要 性 また 窃 盗 癖 を 合 併 する 人 への 対 応 は なかなか 難 しいかもしれません 本 人 が 意 識 してやっ ている 場 合 でも 覚 えていない 場 合 でも 罪 の 意 識 に 悩 んでいたり 盗 ったものを 使 っているか どうかに 関 わらず 施 設 の 内 外 で 万 引 きや 窃 盗 行 為 を 繰 り 返 しているということは 社 会 的 に 見 れば 犯 罪 を 重 ねていることになりますし 個 人 的 には 窃 盗 癖 という 病 気 をもかかえていること そくめん し や になります ですから 関 わる 際 には 犯 罪 行 為 と 病 気 という その 両 方 の 側 面 を 視 野 に 入 れて 対

16 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には 応 することが 必 要 になります そしてその 窃 盗 行 為 が 施 設 にとって 見 過 ごすわけにはいかない ものであれば ためらわずに 警 察 に 通 報 すべきでしょう つか ただし 警 察 に 捕 まったからといって 窃 盗 癖 をもつ 人 が 窃 盗 行 為 をやめるのは アルコール 依 存 症 の 人 が 酒 をやめ 続 けるのと 同 じように 難 しいことです また 窃 盗 癖 も アルコール 依 存 症 と 同 じ 医 療 が 必 要 な 病 気 ですから 警 察 への 通 報 は 逮 捕 してもらうことが 目 的 というよりは むしろその 出 来 事 をきっかけに 本 人 が 自 分 の 窃 盗 癖 という 病 気 を 見 つめ 治 療 するしかないと いう 気 持 ちになってくれることの 方 にあります ですから こういう 機 会 に 窃 盗 癖 に 対 応 でき る 医 療 機 関 につながることを 本 人 に 勧 めてください 窃 盗 癖 に 対 する 薬 物 療 法 も 摂 食 障 害 と 同 じで 合 併 する 精 神 症 状 をやわらげることはできて も 窃 盗 癖 自 体 を 根 本 的 になくすための 薬 にはなりません そして あまり 深 く 考 えずに 依 存 の 可 能 性 がある 睡 眠 薬 や 抗 不 安 薬 の 投 与 が 続 けば 今 度 は 処 方 薬 の 依 存 になる 可 能 性 があることも 摂 食 障 害 の 場 合 と 同 じです 摂 食 障 害 や 窃 盗 癖 の 人 に 関 わる 際 の 一 番 のコツは 何 ですか? き まずは そういった 人 の 話 を まっすぐに 受 け 止 めて 聴 くことだと 思 います 特 に 困 った!つらい 話 を 聞 いてくれ と 電 話 でも 直 接 にでも 相 談 をもちかけられた ら その 人 の 話 を 聴 いてあげてください というのも 摂 食 障 害 や 窃 盗 癖 にかぎらず 依 存 症 をもつ 人 たちは つらい 困 った 何 とかして と 他 人 に 助 けを 求 め ることの 苦 手 な 人 が 多 いからです 素 直 に 助 けてもらえばいいような 場 面 でも こんなことで 他 人 に 助 けを 求 めては 迷 惑 では? こんなことも1 人 で 解 決 できないなんて ダメなヤツ と 思 われるの では? 面 倒 だと 嫌 われるのでは? などと あれこれ 悩 んで 相 談 できず 一 人 で かかえこんでは 行 き 詰 まって 結 局 また 依 存 に 走 る ということを 繰 り 返 しやすい 人 たちなのです つまり 依 存 症 の 症 状 を 出 すことでしか まわりに SOS を 出 せない ところがあるのです 逆 に 言 えば 自 分 のつらさを 今 までのように 依 存 症 の 症 状 としてではなく 人 に 話 す という まわりに 受 け 入 れられやすい 形 で 表 現 することができれば それは 依 存 症 の 根 本 的 な 改 善 への 大 きな 第 一 歩 になるはずです そしてこういった なかなか 直 球 を 投 げられない 人 たちが 他 でもない あなた

17 1. 食 べ 吐 きや 盗 癖 などのある 人 に 困 ったら? に 相 談 してくるということは その 人 が あなたなら と 見 込 んで 勇 気 を 振 りし ぼって 語 りかけているのだと そんなふうにとらえて 受 け 止 めてみてください 依 存 症 の 本 人 の 回 復 には 自 助 グループのミーティングが 大 切 と 聞 きますが 自 助 グループのミーティングとは 実 際 どのようなものなのでしょうか? 自 助 グループのミーティングとは 同 じ 依 存 症 をもつ 患 者 さん 同 士 が 集 まって 自 かく 分 の 依 存 症 に 関 する 体 験 を できるだけ 率 直 に 包 み 隠 さず 語 り 合 い それをお 互 い に 聴 き 合 うという 場 です とくめい また 自 助 グループでは AA( 匿 名 のアルコール 依 存 症 者 の 集 まり)や NA( 匿 名 の 薬 物 依 存 者 の 集 まり[ 有 名 ですが ほかにも OA( 匿 名 の 摂 食 障 害 者 の 集 まり) GA( 匿 名 のギャンブル 依 存 症 者 の 集 まり[ gajapan.jp]) EA( 人 間 関 係 依 存 で 感 情 のコントロールに 苦 しむ 匿 名 の 者 の 集 まり [ まだ 数 は 少 ないですが KA( 匿 名 の 窃 盗 癖 患 者 の 集 まり)やMDA( 匿 名 の 処 方 安 定 剤 依 存 者 の 集 まり)な ども 最 近 では 開 かれるようになってきています このように 自 助 グループは 同 じ 依 存 症 をもつ 人 たちの 集 まりですから お 互 いに 似 たような 体 験 をもつ 者 同 士 共 有 しやすい 雰 囲 気 の 中 で 自 分 の 体 験 のどんなこと を 語 っても 受 け 止 めてもらえて 批 判 やもっともらしい 忠 告 を 受 けたりすることもな い(これを 言 いっぱなし 聴 きっぱなし と 言 います) そういうところです もちろん 発 言 を 強 制 されることもないので 自 分 に 順 番 が 回 ってきた 時 に 言 うこ とが 思 いつかなければ 今 日 は 聞 くだけにさせて 下 さい とか 今 日 はパスさせて 下 さい と 言 えばすんでしまいます つまり 発 言 しないことをも 含 めて その 時 の ふ ま 自 分 が 自 分 なりにできるだけ 素 直 に 振 る 舞 ったという そのことがそのまま 受 け 止 めてもらえる 場 なのです そしてこういう 場 に 身 を 置 くことで 自 分 だけじゃなか った とホッとしたり 自 分 で 自 分 を 素 直 に 受 け 入 れられるようになったり そう いったさまざまな 気 持 ちを 実 感 できるのが 自 助 グループのミーティングなのです これは 見 方 を 変 えれば Q1 の つらさを 人 に 話 せる 相 談 できる ようになるた かっこう めの 格 好 の 練 習 の 場 でもあると 言 えます ですから 摂 食 障 害 窃 盗 癖 にかぎらず すべての 依 存 症 からの 回 復 に 自 助 グループが 不 可 欠 とされるのは こういった 回 復 に にな 必 要 で 大 切 な 機 能 を 自 助 グループが 担 っているからなのです 精 神 科 的 には ほかにも 摂 食 障 害 や 窃 盗 癖 と 似 たような 症 状 の 出 るものはありま すか?

18 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には 若 くて 拒 食 のある 女 性 の 中 には 摂 食 障 害 ではなく 統 合 失 調 症 の 人 もいます 過 食 嘔 吐 のある 人 で そううつ 病 を 合 併 していることもあります また 中 年 から 高 齢 者 ぜんとうそくとうがたにんちしょう の 窃 盗 癖 の 中 に 前 頭 側 頭 型 認 知 症 という 特 殊 なタイプの 認 知 症 もあって その 症 状 として 窃 盗 を 繰 り 返 す 人 もいます そしてこれもまれですが 薬 の 影 響 から 自 傷 や 窃 盗 などの 衝 動 的 な 行 動 になる 場 合 もあります に か よ ですから 手 前 に 見 えている 症 状 は 似 通 っていても その 背 後 にある 原 因 はさまざ まだということは 関 わる 際 に 頭 に 入 れておく 必 要 があるでしょう また こういっ た 背 景 を 理 解 するためにも 医 療 機 関 を 受 診 して きちんとした 診 断 を 受 けることが 大 切 になります

19 は 2.すぐにキレて 暴 言 を 吐 いたり 暴 力 をふるう 人 に 困 ったら? ポイント すぐにキレて 暴 言 を 吐 いたり 暴 力 をふるったりする 人 の 中 には 反 社 会 性 パーソナリティ 障 害 という 病 気 の 人 がいます 薬 物 依 存 症 には 反 社 会 性 パーソナリティ 障 害 の 人 が 多 いと されています キレる 暴 力 をふるう という 行 動 には 怒 り の 感 情 が 作 用 します 怒 りの 感 情 のメ カニズムを 知 り 怒 りをコントロールする 具 体 的 な 対 処 法 を 知 ることで キレずにすむ 可 能 性 は 高 まります パーソナリティ 障 害 とは 単 なる 性 格 の 問 題 ではありません 時 間 はかかりますが 問 題 を 認 識 し その 対 策 を 検 討 する という 治 療 によって 少 しずつ 変 わってゆくことが 期 待 され ます はじめに アルコールや 薬 物 に 関 連 した 問 題 を 長 年 かかえている 人 の 中 には すぐにキレて まわりの 人 とトラブルをおこしたり 物 ごとを 暴 言 や 暴 力 で 解 決 しようとしては 人 間 関 係 をうまく 作 れな い 人 がいます 施 設 では こうした 問 題 に 手 を 焼 くことが 多 く 時 には 施 設 を 出 てもらったり 警 察 を 呼 んだりすることもあるでしょう またスタッフの 側 でも 怒 り の 感 情 が 強 く 湧 き 上 が り それを 抑 えることに 苦 労 したことがあるかもしれません ここでは キレる 暴 力 をふるう といった 行 動 をおさえられない 原 因 や 行 動 の 根 底 にあ る 怒 り の 感 情 について その 特 徴 やコントロールの 仕 方 を 知 り こうした 傾 向 の 強 い 人 に 対 して どのように 接 したらいいのかについて 説 明 します キレる 原 因 アルコールや 薬 物 の 脳 への 作 用 でも 怒 りや 衝 動 性 をおさえることが 困 難 になることがありま かつぼう さ さ い す また 依 存 症 の 回 復 過 程 でも 強 い 渇 望 ( 欲 求 )が 生 じている 時 には 些 細 なことでもキレや すくなります それ 以 外 にも もともとの 生 まれもった 気 質 や 養 育 環 境 幼 い 頃 からの 家 族 対 人 関 係 などか ら その 人 なりの 人 格 (パーソナリティ)が 形 成 され それによって 周 囲 が 受 け 入 れにくいよう な 行 動 をくり 返 しては 安 定 した 社 会 生 活 を 送 ってこられなかったという 人 もいます そういっ

20 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には た 傾 向 の 強 い 人 は 反 社 会 性 パーソナリティ 障 害 という 病 気 かもしれません き は ん 反 社 会 性 パーソナリティ 障 害 の 診 断 基 準 には 1 法 律 や 社 会 規 範 ( 常 識 的 な 行 動 の 基 準 )に 反 かしゃく する 行 動 をくり 返 す 2 人 をだます 3 衝 動 的 4 向 こう 見 ず 5 無 責 任 6 良 心 の 呵 責 ( 罪 悪 感 )の 欠 如 といった 項 目 があり 病 気 の 症 状 というよりは その 人 の 人 格 傾 向 やその 特 徴 をあ らわす 基 準 のようになっています ちょっと 難 しい 話 になりますが 国 内 外 の 調 査 から 薬 物 依 存 症 には この 反 社 会 性 パーソナ リティ 障 害 の 人 が 多 いとされています これは 違 法 薬 物 を 使 うこと 自 体 が 反 社 会 的 行 動 である ことに 加 え 薬 物 を 手 に 入 れるためなら 周 囲 にウソをついたり 攻 撃 的 になったりと 手 段 を 選 ばないこと 10 代 から 喫 煙 や 飲 酒 を 始 め しらふの 状 態 で 生 活 上 のストレスに 対 処 したり 感 情 をコントロールする 経 験 に 乏 しい 人 が 多 いことを 思 えば 理 解 しやすいかもしれません 対 応 1. 怒 りの 感 情 について 知 る キレる 暴 力 をふるう という 行 為 には 力 によって 手 っとり 早 く 周 囲 をコントロールす ることができ 自 分 にはそういう 力 があるということを 確 認 できる そういう 意 味 はあるのかも しれません しかし 他 方 では 相 手 へのダメージは 大 きく 人 間 関 係 に 決 定 的 なヒビが 入 ってし まうかもしれません 後 で 落 ち 着 いて 考 えると 後 悔 したり 自 分 が 悪 かったと 思 えるけれど 今 さら 気 まずくてあやまれない そんなことのくり 返 しという 人 も 多 いかもしれません そこで 注 目 したいのは 行 動 を 決 めるには 感 情 が 作 用 しているということです この 理 屈 でいくと その 怒 り という 感 情 をコントロールすることができれば すぐにキレて 暴 力 をふるうという 行 動 を 変 えられることになります そこで まず 怒 り の 感 情 がなぜおこるのか その 理 由 について 考 えていきます 1 期 待 のしすぎ 腹 が 立 ってキレる 行 為 特 に 暴 力 は 家 族 や 施 設 のメンバーなど 比 較 的 親 しい 人 との 間 でよく おこります ちょっと 想 像 してみてください あなたが 禁 煙 を 決 意 してがんばっているとします そんな 中 それを 知 っているはずの 施 設 のメンバーが 横 に 来 て タバコを 吸 いながら 楽 しそうに 話 を 始 めた としたらどうでしょう 怒 りがこみあげてきませんか? これは その 人 たちに 対 して オレが 禁 煙 しているのを 知 っているんだから 気 をつかって 当 然 だ と いう 期 待 をしているからこそ 生 じる 感 情 です まわりが 自 分 の 期 待 通 りにならない 時 に 怒 りの 気 持 ちがわいてきてしまうのです 2 怒 る 以 外 の 方 法 を 知 らない

21 2.すぐにキレて 暴 言 を 吐 いたり 暴 力 をふるう 人 に 困 ったら? 物 ごとが 思 う 方 向 に 進 まない 相 手 から 思 った 通 りの 反 応 が 返 ってこない 大 事 な 用 があるの ひょうし に 面 倒 な 用 事 を 頼 まれるなど 日 常 生 活 を 送 っていると ちょっとした 拍 子 にストレスを 感 じる ことはよくあります こういう 時 長 年 暴 力 によって 相 手 をコントロールしたり ストレスから 薬 物 やアルコール を 使 うパターンをくり 返 していた 人 にとっては 他 の 対 処 法 がとっさには 思 いつかないので ワ うった ンパターンなやり 方 に 訴 えては 怒 るしかなくなってしまいます こういう 人 には まず 怒 り と 正 当 な 自 己 主 張 とは 違 うということを 伝 えましょう そ して 怒 る 以 外 の 方 法 を 一 緒 に 考 えたり 他 の 人 の 対 処 法 を 見 たり 教 えてもらったりするのも 参 考 になるでしょう 3 悪 意 に 受 け 取 る また 怒 りがわいてくる 時 には こちらが 勝 手 に 状 況 を 悪 い 方 に 解 釈 してしまっている 場 合 も あります たとえば 車 を 運 転 していて 急 いでいるのに 3 回 続 けて 赤 信 号 に 引 っかかったとしたら それは 偶 然 の 出 来 ごとにすぎないのに 何 でオレの 時 にかぎって 信 号 が 変 わるんだ! と ま るでわざとされているようにとらえてしまうと 怒 りがわいてくるものです ですから 悪 い 方 に 解 釈 してしまうということは 怒 りがわく 時 にはありがちですが それが 怒 りをますます 大 き くしてしまうことにもなるのです とはいえ 怒 りの 感 情 は それ 自 体 が 悪 いわけではありませんし 時 には そのエネルギーが 現 実 や 行 動 を 前 向 きに 動 かしていく 原 動 力 にもなるものです しかし ここに 挙 げた1~3の 理 由 は 不 必 要 に 怒 りを 生 みだし キレる 暴 力 をふるう 行 動 のもとになりやすいものですか ふ い ら こういった 不 意 にわいてくる 怒 り のメカニズムを 知 っておいて 怒 りがわいた 時 に 自 分 でその 状 況 を 振 り 返 ることができるようになると 対 処 法 も 見 えてくるでしょう 2. 怒 りをコントロールするには 怒 りの 出 し 方 にはコントロールが 必 要 です コントロールするために 必 要 なことは まずは 怒 りをコントロールしたい と 願 うこと そして 怒 りをコントロールするために 努 力 しよう と 意 識 することです 次 に 大 事 なのは 怒 っていることになるべく 早 い 段 階 で 気 づくことです 本 人 へは こういったコントロールの 仕 方 を 教 えてあげると 考 えるヒントになるでしょうし またスタッフ 自 身 の 怒 りのコントロールにも 役 立 てられると 思 います 次 のページの 表 1は 日 々の 怒 りを 記 録 するための 表 です 記 録 するのなんて 面 倒 だ と 思 わ れるかもしれませんが 怒 りに 早 く 気 づくためには 自 分 の 怒 りの 前 ぶれを 知 っておくことが 重 要 です

22 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には 表 1. 日 々の 怒 りの 記 録 記 録 日 時 年 月 日 ( ) 頃 疲 れ (1<10 段 階 ) 怒 りの 強 さ(1<10 段 階 ) 状 況 場 面 思 考 (どう 考 えたか) 行 動 結 果 もっと 良 い 行 動 日 時 怒 った 日 時 を 記 録 します 疲 れ その 日 の 体 と 心 の 疲 れ 具 合 を 記 入 します たいていの 場 合 疲 れていると 怒 りっぽく なりますから ここでは 怒 り と 一 緒 に 疲 れ 度 をチェックして その 関 係 を 見 比 べます もちろん 疲 れが 大 きければ 怒 っていいというわけではなく 疲 れている 時 には 怒 りが 出 やすい ので 疲 れ を 怒 り のサインとして 見 ていきましょうという 話 です 10 点 ( もうダメ 一 歩 も 動 けない )~1 点 ( 今 日 は 調 子 がいいぞ )の 10 段 階 で 評 価 します 怒 りの 強 さ 怒 りの 強 さは 毎 回 違 います どんな 時 怒 りが 激 しいのか? その 時 の 怒 りの 強 さ を 知 るために 10 点 ( 絶 対 ぶっ 殺 してやる~! )~1 点 ( ちょっとイラつくなあ )の 10 段 階 で 評 価 します 状 況 場 面 何 があって 怒 ったのか? どんなときに 腹 が 立 つのか? 怒 りが 生 じやすいパター ンであるとか 自 分 の 怒 りのツボを 確 認 します 思 考 怒 った 時 どんなふうに 考 えているのか? 先 に 挙 げた1 期 待 のしすぎ 2 怒 る 以 外 の 方 法 を 知 らない 3 悪 意 に 受 け 取 る もあわせてチェックします なぐ 行 動 ぶん 殴 った 必 死 でこらえた 険 しい 表 情 で 無 言 など 実 際 の 行 動 を 書 きます 結 果 行 動 の 結 果 どうなったのか? すごく 後 悔 した 相 手 の 方 からあやまってきた など 結 果 をきちんと 記 録 してみると その 行 動 が 良 かったのか 悪 かったのかが 見 えてきます キレてしまった 場 合 には 結 果 を 記 録 しながら 次 はどうしたらいいのかを 考 えてみます もっと 良 い 行 動 実 際 の 行 動 で 失 敗 した と 思 った 時 には どうすれば 良 かったのか 次 は どう 対 処 しようと 思 うのかを 振 り 返 りながら 記 録 します 実 は こうして 記 録 をつけることは 出 来 ごとを 全 体 的 に 見 るというだけでなく 普 段 から 自 分 の 怒 りについて 意 識 を 向 けていくことにもなるので コツコツと 記 録 を 付 けていくだけでも

23 2.すぐにキレて 暴 言 を 吐 いたり 暴 力 をふるう 人 に 困 ったら? 怒 りのコントロールにつながっていきます そうしたメリットがあることも 伝 えながら 記 録 す ることを 勧 めていきましょう 3. 怒 りに 気 づいた 時 の 対 処 法 また 本 人 が 怒 りに 気 づいた 時 の 具 体 的 な 対 処 法 について 知 っておくのも 有 効 でしょう 1 自 分 の 考 えを 点 検 する いったん まずは 自 分 の 考 えを 点 検 し なぜ 怒 っているのか? これは 怒 るべきことなのか? を 一 旦 立 ち 止 まって 考 えてみます 2その 場 を 離 れる その 結 果 ここは 怒 りを 抑 えるところだ と 思 えば その 場 を 離 れるようにしましょう 怒 っ ている 相 手 が 目 の 前 にいるままだと 気 持 ちが 切 り 替 えられずに 怒 りをしずめるのに 苦 労 する ことになりますから とりあえず 怒 りの 元 や 状 況 から 距 離 を 取 るために 実 際 にその 場 を 離 れる ことが 重 要 です 3 深 呼 吸 してみる 落 ち 着 きたい 時 に 深 呼 吸 をする という 方 法 は 昔 からよく 知 られていますが ここでも 案 外 は 有 効 です 意 識 して 息 を 吸 い ゆっくり 吐 くようにすると 深 呼 吸 によって 体 が 取 り 戻 した 穏 や かなリズムに 乗 って 怒 りをしずめやすくなります 4 自 分 に 言 い 聞 かせる それでもうまくいかなければ 落 ち 着 け 今 はキレちゃだめだ 大 丈 夫 大 したことじゃ ない などの 自 分 を 落 ち 着 かせる 言 葉 を 頭 の 中 で 自 分 に 言 い 聞 かせてみます 自 分 で 自 分 を 説 得 し ブレーキをかけるのです 5 違 うことを 考 えてみる あるいは 考 えや 気 持 ちを 怒 り とは 違 う 方 向 に 意 識 的 にそらしてみます 特 に 楽 しい こと 好 きなことについて 考 えるといいでしょう ここでこらえられたらCDを 買 おう など 自 分 へのごほうびを 考 えるのも 良 いかもしれません 6 怒 らない 穏 やかな 自 己 主 張 をこころみる ここは 怒 るべきところか 考 えてみたけど やっぱり 言 うべきだ となったら 感 情 的 になら ない 穏 やかな 自 己 主 張 を 心 がけましょう 怒 りのコントロール と 言 いたいことを 我 慢 する のとでは 違 います 感 情 的 にならずに 穏 やかなまま それでいてしっかりと 自 己 主 張 するのはな かなか 難 しいので 練 習 が 必 要 かもしれませんが 少 なくとも ちょっと 時 間 がたって 気 持 ち が 落 ち 着 いてから 話 すようにすると うまくいきやすいでしょう 7 怒 りを 誰 かに 話 す その 場 では 何 とかキレずにやりすごせたものの それでも 怒 りがくすぶって どうしても 気 分

24 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には がおさまらないという 場 合 には 別 の 場 所 で 誰 か 他 の 人 に 話 を 聞 いてもらうと くすぶった 怒 り から 解 放 されて 気 分 がすっきりすることもあります 4.キレてしまった 後 の 対 処 法 このように なるべくキレたり 暴 力 をふるったりしなくてすむように 怒 り の 感 情 への 対 処 の 仕 方 について 日 頃 から 気 にとめて 理 解 を 深 めたり 努 力 することは 大 切 ですが それでもキレ てしまった 場 合 には 怒 りを 向 けられた 相 手 に 誠 実 に 対 応 することが 最 優 先 になります さまた そして 暴 力 行 為 が 施 設 の 利 用 者 間 でおきてしまい 他 の 利 用 者 の 回 復 や 安 定 した 生 活 の 妨 げ となるようであれば 退 去 や 施 設 移 動 など 施 設 内 のルールとしてキッパリとした 対 応 が 必 要 に はさ なる 場 合 もありますが まずは 本 人 同 士 の 話 や 言 い 分 に こちらの 反 論 を 差 し 挟 まずに 理 解 し ようという 気 持 ちで 耳 を 傾 けることが 大 切 です そのあとで スタッフが 暴 力 をふるった 人 と ふるわれた 人 との 間 に 入 って 暴 力 をふるった 人 へ 対 処 法 のアドバイスとして 次 のよう なことを 進 めていきます 1あやまることの 重 要 性 を 伝 える ちょうはつ どんな 理 由 があれ 暴 力 はやった 人 に 100% 責 任 があります 相 手 が 挑 発 したんだから 相 手 にもあやまってほしい と 主 張 する 人 がいるかもしれませんが 暴 力 という 手 段 を 選 択 したこ とについては きちんとあやまる 必 要 があります 2 相 手 がどう 感 じたのかをきちんと 聞 く お 互 いが 落 ち 着 いた 後 で 暴 力 をふるわれた 人 がその 時 どう 感 じたのかを 聞 きます これに は 相 手 の 立 場 や 気 持 ちになるべく 寄 りそいながら 聞 くことが 必 要 で 少 し 難 しい 作 業 になりま すから スタッフが 間 に 入 った 方 が 良 いかもしれません 自 分 の 取 った 行 動 が 相 手 にどんな 影 響 を 及 ぼし どんな 思 いにさせたのか 相 手 の 言 葉 で 聞 いておくことは 次 に 同 じような 場 面 に 遭 遇 した 時 のブレーキにもつながっていく 大 事 な 情 報 体 験 になるはずです 3 自 分 がどう 感 じたのかも 説 明 する 対 人 関 係 のトラブルは お 互 いのコミュニケーション 不 足 から 生 じることがしばしばです 自 分 では 何 とも 思 っていない 言 動 や 行 動 が 相 手 にとってはものすごく 怖 かったり 腹 立 たしく 感 じられるということもあるでしょう そして キレられた 相 手 は 少 なからず 身 体 的 精 神 的 なショックを 受 けているでしょうから 必 ずしもできる 作 業 ではないかもしれませんが こうしたコミュニケーション 不 足 からくるトラ ブルを 今 後 防 いでいくためにも 暴 力 をふるった 側 が その 時 自 分 にどういうことがあって そ れをどう 感 じ 怒 ってキレてしまったか ということをありのまま 説 明 してみることも 振 り 返 おちい ったり 自 分 の 陥 りやすい 行 動 パターンを 確 認 するためには 有 効 です 4 再 発 防 止 の 方 法 を 考 える

25 2.すぐにキレて 暴 言 を 吐 いたり 暴 力 をふるう 人 に 困 ったら? そして 今 後 の 再 発 を 防 ぐために 自 分 にはどのようなことが 必 要 なのか 具 体 的 に 考 えてい きます たとえば 怒 らないようにする 今 度 はコントロールできるようにする と 言 う 人 がいます が こういう 無 理 な 目 標 や 漠 然 とした 内 容 ではなく 対 処 法 をメモしておいて いつも 持 ち 歩 く とか 川 辺 に 行 って 深 呼 吸 し 大 声 を 出 す といった 具 体 的 で 実 行 可 能 な 方 法 の 方 がとっ さの 時 には 役 に 立 ちます それを 一 つ 一 つ 実 行 しながら 自 分 になじませていくことが 再 発 防 止 につながっていくのです 怒 りは キレないようにコントロールするのが 大 事 ということはわかりますが た あまり 抑 えて 溜 めてしまうと いつか 大 爆 発 するのではありませんか? 一 般 的 には 怒 りは 人 間 の 自 然 な 感 情 なので 時 々 発 散 させないと 爆 発 するのでは ないか と 思 われがちですが それは 全 くの 迷 信 です 怒 り というものは 言 っ くせ てみれば 癖 のようなもので くり 返 せばくり 返 すほど 強 くなっていきます 別 の 言 い 方 をすると 悪 いとわかっていてもやめられなくなる アディクションの ような 性 質 をもっているとも 言 えるので そうとらえる 方 が 分 かりやすいかもしれま せん だからこそ コントロールできるうちに 対 処 していく 必 要 があるのです パーソナリティ 障 害 というのは 性 格 の 問 題 なので 性 格 はいくら 治 療 しても 治 ら ないのではありませんか? パーソナリティ 障 害 は 以 前 は 人 格 障 害 と 呼 ばれていましたが 性 格 の 悪 い 人 道 徳 観 や 倫 理 観 に 問 題 のある 人 危 険 人 物 といった 差 別 的 な 印 象 をもたれやすいとい う 理 由 から 現 在 では 名 称 が 変 更 されています ここで 言 う パーソナリティ とは 単 に 性 格 とか 一 般 的 な 意 味 の 個 性 と は 異 なり その 人 が 周 囲 の 状 況 や 自 分 自 身 をどのように 認 識 し どのような 人 間 関 係 をもち いろいろな 状 況 でどのように 考 えたり 判 断 するのかといったことに 関 する 個 人 の 様 式 を 指 します かたよ たしかに 養 育 環 境 や 長 年 の 生 活 習 慣 によって 偏 りが 生 じているわけですから すぐに 修 正 することは 難 しいですが 最 近 の 研 究 では 本 人 と 治 療 者 が 問 題 を 認 識 共 有 し 対 策 を 検 討 していくといった 治 療 を 続 けていくことで その 障 害 の 特 徴 の 多 くが 軽 快 することが 明 らかになってきています

26 4.ミーティングなどで まわりの 空 気 が 読 めない 人 に 困 ったら? ポイント 生 まれつきの 特 性 の 場 合 があり 本 人 に 悪 気 はありません 集 団 場 面 になじみにくいのは 脳 の 機 能 が 未 成 熟 なためで 一 部 分 にばかり 注 意 が 行 っ て 物 事 を 全 体 的 に 見 られないために まわりの 状 況 を 誤 って 把 握 してしまうからではな いかと 考 えられています 周 囲 の 理 解 と 本 人 の 工 夫 や 努 力 によって 特 性 を 目 立 たなくし 解 決 をはかっていきま す はじめに こうはんせいはったつしょうがい 1. 広 汎 性 発 達 障 害 (Pervasive Developmental Disorders:PDD) こうはんせいはったつ まわりの 状 況 が 飲 みこめず 場 違 いな 発 言 や 行 動 で 孤 立 してしまうのは その 人 に 広 汎 性 発 達 しょうがい 障 害 (PDD)の 特 性 があるからかもしれません PDD は 1 社 会 性 の 障 害 2コミュニケーシ ョンの 障 害 3 想 像 性 の 障 害 を 基 本 特 性 とする 生 まれつきの 障 害 です 自 閉 症 スペクトラム (Autistic Spectrum Disorder:ASD)と 呼 ばれることもあります 社 会 性 の 障 害 としては その 場 の 状 況 を 把 握 できない 相 手 の 気 持 ちを 汲 みとれないなどがあ げんがい ります コミュニケーションの 障 害 としては 会 話 のキャッチボールが 苦 手 相 手 の 言 外 にこめ ひ ゆ ちゅうしょうてき られた 意 味 を 理 解 できない( 行 間 が 読 めない) 比 喩 やたとえ 話 抽 象 的 な 話 の 内 容 が 理 解 でき ないなどがあります 想 像 力 の 障 害 としては こだわりが 強 い 先 の 見 通 しがもちにくいなどが あります しかし 中 にはこれら 3 つの 特 性 ( 社 会 性 コミュニケーション 想 像 力 )すべてを 満 たさない 人 もいます そして その 人 が 置 かれている 社 会 的 な 状 況 によっては これらの 特 性 き わ だ がより 際 立 ってしまい 問 題 になってくることもあるのです 2.PDD の 原 因 と 特 徴 PDD の 原 因 については 現 在 のところ 脳 の 働 きに 問 題 があると 言 われています かつて PDD ち た い は 知 的 に 遅 滞 のある 自 閉 症 に 限 られていましたが 最 近 では 知 的 に 高 くても 社 会 性 やコミ ュニケーション 能 力 が 未 発 達 で こだわりの 強 い 人 たちをも 含 むようになりました このため わか おとなになってはじめて PDD だったことが 判 る 場 合 も 出 てきています また 集 団 へのなじみ

27 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には にくさから PDD の 人 がさまざまな 依 存 症 になることも 少 なくありません ところで 先 にあげた3つの 特 性 ( 社 会 性 コミュニケーション 想 像 力 )のほかにも 重 要 な 特 徴 として 感 覚 過 敏 と パニック があります 感 覚 過 敏 とは 他 の 人 には 何 でもない 刺 激 が PDD の 人 にとっては 非 常 につらく 感 じられるというものです たとえば 聴 覚 ではバイク のエンジン 音 トイレの 水 が 流 れる 音 子 どもの 声 など 視 覚 では 蛍 光 灯 の 光 パソコンのモニ し ターの 光 など 触 覚 ではシャツのタグ 締 めつけのきつい 服 ベタベタした 物 などがあげられま す なお PDD のパニックは いわゆるパニック 障 害 の パニック とは 違 う 意 味 で 使 われ 興 奮 して 落 ち 着 かなくなり 困 惑 して 不 適 切 な 行 動 をとってしまう くらいの 意 味 合 いです そして PDD のパニックの 原 因 はさまざまです たとえば どうしたらいいのか 見 通 しが 立 た ない 状 況 で 不 安 が 強 まった 時 や 自 分 のこだわりを 制 止 されて 気 持 ちがうまくおさめられない 時 に いわゆる タイムスリップ 現 象 といって 過 去 のイヤな 経 験 が 急 にわき 上 がって 不 安 で 埋 めつくされそうになる そういう 時 にこの 手 のパニックが 出 やすくなります 症 状 としては 気 あば 分 が 落 ち 着 かずに 暴 れたり つじつまの 合 わないことを 言 ったりします またそういう 時 には 表 面 的 に 落 ち 着 いているように 見 えても 本 人 と 話 してみると 実 は 内 心 ものすごく 動 揺 して 困 惑 していたという 場 合 もあります ちょっかんてき PDD の 人 は 子 どもの 頃 から ほかの 人 たちが 当 たり 前 にできること たとえば 直 感 的 に 相 手 の 気 持 ちや 周 囲 の 状 況 を 読 み 取 って それに 見 合 った 行 動 をとったり コミュニケーション の 手 段 として 言 葉 を 適 切 に 使 うということが 苦 手 です そして 本 音 とタテマエの 区 別 がつかな き いために 周 囲 から 生 意 気 とか 気 が 利 かない ノリが 悪 いなどとみなされて 孤 立 したり いじ められたり 叱 られやすい 中 で 育 つことになります その 結 果 なかなか 自 分 に 自 信 がもてなく て 情 緒 的 に 不 安 が 高 かったり 落 ち 込 んだりイラ 立 ちやすく 考 え 方 としては 被 害 的 に 受 け 止 めやすいため さまざまな 精 神 的 な 問 題 を 引 きおこしやすくなります 依 存 症 もその1つです PDD と 依 存 症 の 症 状 の 区 別 が 直 接 問 題 になることはほとんどありませんが PDD の 一 時 的 な 精 神 病 状 態 と 依 存 物 質 による 精 神 病 ( 状 態 ) との 区 別 が 必 要 になることはあるので 見 分 け るポイントを 表 1に 示 しました 表 1.PDD の 精 神 病 状 態 と 依 存 物 質 による 精 神 病 ( 状 態 )との 区 別 のポイント PDD の 一 過 性 精 神 病 状 態 せっぱくかん 幻 覚 切 迫 感 はあまりない 依 存 物 質 による 精 神 病 切 迫 感 が 強 く それによって 何 ら か 行 動 をとることもある 妄 想 職 場 など 特 定 の 場 所 でおこる 色 々な 所 でおこる 症 状 の 持 続 性 その 時 の 状 況 に 影 響 されやすい 状 況 に 関 係 なく 続 く 思 考 の 流 れや 内 容 の 障 害 あまりない?

28 4.ミーティングなどで まわりの 空 気 が 読 めない 人 に 困 ったら? 対 応 1. 集 団 場 面 での 様 子 き わ だ PDD の 人 は 自 助 グループなど 人 が 集 まるような 場 で その 特 性 がより 際 立 ちやすいという のも 特 徴 です あんもく 社 会 性 の 問 題 としては まわりに 目 が 向 きにくく 様 子 がうまく 把 握 できないために 暗 黙 の ルールが 理 解 できなかったり 場 所 時 間 相 手 をわきまえた 一 般 的 常 識 的 な 行 動 が 取 れなか ったりします ミーティングでは 空 気 が 読 めずに 場 違 いなことを 言 ったりやったり あるいは く 他 の 人 の 表 情 が 読 みとれないために 相 手 の 気 持 ちが 汲 み 取 れなくて 配 慮 に 欠 けてトラブルに かじょう なってしまったり まわりが 見 えない 分 自 分 の 世 界 が 中 心 になるので 自 意 識 が 過 剰 になって 被 害 的 に 受 け 止 めやすいということもあります コミュニケーションの 問 題 としては 言 葉 を 辞 書 的 に 正 しい 直 訳 で 理 解 するようなところがあ く るので 相 手 の 言 おうとしていることの 微 妙 なニュアンスが 汲 みとれなかったり たとえ 話 や じょうだん 冗 談 が 理 解 できなかったり 会 話 のキャッチボールができないために 電 話 の 応 対 や 雑 談 が 苦 手 ということがあります 想 像 性 の 問 題 としては 柔 軟 に 考 えられないためにこだわりやすく ほかのやり 方 を 受 け 入 れ にくい 頑 固 さがあったり 逆 に やるべきことがはっきりしていない 状 況 では 不 安 になりやすい など 臨 機 応 変 に 対 応 することができずに 突 然 の 予 定 変 更 に 不 安 を 強 めたり パニックになり やすいということがあります 2. 対 応 の 実 際 と 工 夫 のポイント このような 特 徴 に 対 して 次 のような 工 夫 が 必 要 でしょう 1 今 どのような 状 況 にいるのか 本 人 が 信 頼 している 人 ( 本 人 にとって 少 しでも 落 ち 着 いて 話 が 聞 ける 相 手 )から 説 明 してもらい どのように 行 動 すればいいのかをはっきり( 具 体 的 に) 示 してあげます じょうだん 2コミュニケーションの 障 害 に 対 しては あいまいな 表 現 や 冗 談 は 避 け 人 とのやり 取 りがスム ちゅうかい ーズに 行 かない 時 には スタッフが 通 訳 として 仲 介 するのもいいでしょう まわりの 誰 もが 分 か あんもく こんわく おぎな るような 暗 黙 のルールがつかめずに 困 惑 している 場 合 には 説 明 で 補 ってあげる 必 要 があります えんきょく が その 際 こちらの 表 現 が 少 しでも 遠 まわし( 婉 曲 的 )だったり 説 明 がくだくだしく 長 くな る( 分 かってもらおうと 思 うと 誰 もがそうなりがちです)と 本 人 にはあいまいな 表 現 に 映 っ て 自 分 の 都 合 のいいように 理 解 しては 分 かったつもりになってしまうかもしれないので こ こで 絶 対 に 伝 えておきたい という 要 点 は 短 い 表 現 でキッパリと 伝 えましょう また PDD の

29 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には 中 には 聞 く よりも 見 る 方 が 理 解 しやすい 人 もいるので そういう 人 の 場 合 は 図 や 絵 や 文 字 を 使 って 説 明 するのも 効 果 的 です 彼 らは こういう 経 験 をパターンで 覚 え そのパターン を 増 やすことで 集 団 の 中 で 少 しずつ 目 立 たなくなっていきます 3 想 像 性 の 問 題 に 対 しては PDD の 人 のこだわりや 頑 固 さは 不 安 が 原 因 となっていることが 多 かたく いので 本 人 にとって 安 心 できる 状 況 にならないかぎり 変 わりません こういった 頑 なさに 対 し ては 不 安 をやわらげようとなだめるのではなく むしろ 見 通 しを 与 えてあげる 方 がいいでしょ う また 予 定 は 前 もって 伝 え 変 更 がある 場 合 はできるだけ 早 く 伝 えましょう そして やる べきことがはっきりしない 本 人 まかせの 時 間 をなるべく 減 らし 今 は 何 をする 時 間 なのかを 示 してあげます 時 間 はかかりますが PDD の 人 は 不 確 かさからくる 不 安 が 減 ると 変 化 しはじめ ることが 多 いようです なお 薬 は PDD 自 体 に 直 接 効 果 のあるものはありませんが PDD の 特 性 からおこるパニック やこだわりに 対 しては 症 状 をやわらげるために 使 用 することもあります しかし 一 部 の PDD は 薬 に 敏 感 で 副 作 用 が 出 やすいため 注 意 が 必 要 です 決 まった 状 況 で 必 ず 不 安 定 になる PDD 人 がいます 対 応 はどうすればいいのでしょ うか? PDD をもつ 人 の 中 には 特 定 の 場 所 や 人 の 前 などで イライラしたり 不 安 定 にな る 人 がいます これには 感 覚 過 敏 が 原 因 となっている 可 能 性 が 考 えられます たとえば 風 通 しの 悪 い 湿 度 の 高 い 場 所 や 特 有 のにおいのする 場 所 本 人 の 苦 手 な 音 のする 場 所 や 苦 手 な 周 波 数 の 声 の 人 などがあります また 本 人 に 苦 手 だとい う 自 覚 がない 場 合 もあるため 訴 えがないままに その 時 の 感 情 に 振 り 回 されてしま っていることもあります そこで まわりの 人 としては 本 人 のおかれている 状 況 の 何 が 不 安 定 の 原 因 になっ ているのか 感 覚 過 敏 という 切 り 口 から 検 討 してみると 原 因 が 特 定 しやすいで わか しょう そして 原 因 は1つとは 限 りませんが 不 安 定 の 原 因 が 判 ったら その 刺 激 か ら 本 人 を 遠 ざけたり 本 人 が 気 にとめて 回 避 できるようになるといいでしょう PDD の 特 性 をもつ 人 で 他 人 に 迷 惑 のかかるような 触 法 行 為 をしたにもかかわらず 反 省 するでもなく また 同 じことを 繰 り 返 す 人 がいます そういう 人 は 罪 悪 感 を 感 じることができないのでしょうか? PDD をもつ 人 の 中 には たしかに 罪 悪 感 をもちにくい 人 がいます 一 般 に PDD

30 4.ミーティングなどで まわりの 空 気 が 読 めない 人 に 困 ったら? をもつ 人 は 実 際 に 自 分 の 目 で 見 たり 聴 いたり 触 ったりできないような 抽 象 的 な 事 がらを 想 像 力 で 補 って 認 識 するということが 苦 手 です 罪 悪 感 もそういうものの 1つになります 同 じように まわりから 見 たら 自 分 がどう 見 えるかということを 想 像 するのにも 抽 象 的 な 思 考 力 は 必 要 になりますから 自 分 の 行 いが 他 人 に 迷 惑 をか けた という 事 実 は 理 解 できても 自 分 が 悪 くて 相 手 にすまないことをした と いう 考 えにはうまくつながっていかないので 行 動 を 振 り 返 って 罪 悪 感 を 引 き 出 すこ とで 行 動 を 修 正 するという 反 省 をうながすための 一 般 的 なパターンが 通 用 しにく いと 感 じられることが 多 いかもしれません 一 般 的 な 感 覚 からすると 禁 止 されれば なぜそうしてはいけないのか という 本 質 的 な 理 由 が 知 りたくなるものですが PDD の 人 の 場 合 は そこはあまりつながり にくいので くだくだしく 説 明 されるよりも むしろ 禁 止 事 項 (ここでは 法 律 の 条 文 ) を 見 せて このように 決 まっているので 従 うべきだ とストレートに 説 明 し 従 う わく べき 枠 をハッキリ 示 してあげる 方 が むしろ 本 人 にはすんなりと 頭 に 入 りやすいでし ょう

31 5.パニックをおこす 人 に 困 ったら? ポイント アルコール 薬 物 依 存 症 には 不 安 やパニックが 多 く 見 られます そして 不 安 やパニック の 問 題 と アルコールや 薬 物 の 使 用 には 互 いに 強 め 合 うところがあります 不 安 を 訴 えるのは 相 手 に 安 心 感 を 求 めてのことなので 気 持 ちを 受 けとめながら 関 係 を 作 っていくことがまずは 大 切 です パニック 症 状 などの 急 性 の 不 安 には 呼 吸 法 や 安 心 イメージなど その 場 を 乗 り 切 る 方 法 を 身 につけることも 有 効 です 反 復 する 慢 性 の 不 安 に 対 しては そのきっかけや 不 安 につながる 考 え 方 を 振 り 返 り それに 対 処 するための 方 法 をあらかじめ 考 えておくことが 役 立 ちます 不 安 の 背 景 に 過 去 の 出 来 ごとや 将 来 への 見 通 しのなさがある 場 合 には 症 状 の 改 善 以 外 に 具 体 的 現 実 的 なことへのケースワークが 必 要 になる 場 合 もあります はじめに アルコールや 薬 物 依 存 症 には パニックなどの 強 い 不 安 を 生 じる 場 合 が 多 く 見 られます ここ では その 関 係 と 対 処 法 についてまとめてみます 1. 強 い 不 安 によるさまざまな 症 状 の 病 気 ( 不 安 障 害 )とアルコール 薬 物 依 存 との 関 係 アルコールや 薬 物 依 存 症 では パニック 発 作 などの 強 い 不 安 からくる 問 題 を 抱 えていることが 多 いとされています 特 に 症 状 が 重 い 場 合 には 不 安 障 害 や PTSD なども 合 併 していると 診 断 さ れます 少 し 難 しい 話 になりますが アメリカの 研 究 では 過 去 1ヵ 月 間 に 他 の 精 神 科 的 な 病 気 があった 割 合 として 薬 物 依 存 症 の 18%に 不 安 障 害 ( 一 般 では 11%)があり 治 療 に 来 たアル コールや 薬 物 の 問 題 を 抱 える 人 では 何 らかの 不 安 障 害 が 43% 電 車 の 中 などの 閉 ざされた 空 間 でおこるパニック 障 害 が 6% それ 以 外 のタイプのパニック 障 害 が 9%と 報 告 されています そ して こういった 合 併 症 がある 場 合 には その 後 の 経 過 が 良 くないとも 言 われています 2. 不 安 やパニックの 問 題 とアルコールや 薬 物 使 用 は 互 いに 強 め 合 ってしまう もともと 不 安 障 害 があり それをやわらげるためにアルコールや 薬 物 を 使 う 場 合 があります 逆 に アルコールや 薬 物 の 使 用 障 害 が 先 にあって 離 脱 症 状 など 物 質 によって 不 安 が 誘 発 され る 場 合 もあります

32 5.パニックをおこす 人 に 困 ったら? 3. 不 安 のさまざまなあらわれ 方 不 安 が 高 じると 不 安 を 感 じなくてすむように 無 意 識 のうちに 感 情 を 切 り 離 すということが かいり おこります その 結 果 ボーッとしたり 意 識 を 失 って 倒 れたりする 症 状 ( 解 離 症 状 )が 出 るこ ともあります また 問 題 行 動 (リストカットなどの 自 傷 行 為 )を 行 うことで 不 安 に 対 処 しよ うとする 人 もいます 対 応 1. 急 な 不 安 を 乗 りきる 方 法 とっぱつてき では パニックをはじめとする 突 発 的 な 不 安 に 対 しては どのように 対 処 したらいいのでしょ うか 以 下 に 代 表 的 な 方 法 をあげてみます き 1まずは 話 を 聴 くこと まず 援 助 者 にできるのは 話 を 聴 くこと そして 気 持 ちを 受 けとめる 姿 勢 を 示 すことです 相 手 に 安 心 感 を 与 えるためには すぐに 安 心 させようと 焦 ってなだめたりするよりも まずは 自 分 の 不 安 な 心 境 を 聴 いてもらえる 受 けとめてもらえるんだ と 感 じ 見 通 しをもってもらえる ことが 大 切 です は えんりょ そしてこういう 時 には 本 人 は 恥 ずかしさや 遠 慮 から 不 安 を 表 現 することをためらいやすい ものです まして 過 去 に 思 いきって 相 談 したのに 気 にしすぎ などと 否 定 された 経 験 があ い こわ れば 不 安 な 心 境 を 伝 えようとすることに なおさら 勇 気 が 要 ったり 怖 いとすら 感 じられるか うった もしれません ですから まずは 不 安 を 訴 えてもいいんだ と 思 ってもらえることと 勇 気 を 出 して SOS を 出 してくれてよかったよ というメッセージが 伝 わるように 接 しましょう また 不 安 を 薬 や 薬 物 ですぐに 解 消 しようと 急 がずに 相 談 したり 他 の 方 法 で 何 とか 対 処 し ようとしていること 自 体 が これからの 依 存 症 の 回 復 にとっても 大 事 なステップになることを 伝 えましょう でんじゅ 2 急 に 湧 きおこる 不 安 への 対 処 法 を 伝 授 する しず また 恐 怖 や 不 安 を 鎮 める 方 法 を 教 えたり それを 実 際 にその 場 で 一 緒 にやってみることが 役 に 立 つ 場 合 もあります たとえば 呼 吸 法 を 実 際 に 教 えながら 不 安 がおさまっていくのに 付 き 合 うのも 有 効 です やり 方 としては 以 下 のようなものがあります は 呼 吸 法 息 を 吐 くスピードをゆっくりにして 呼 吸 のリズムを 整 えていきます たとえば 10 カウント 呼 吸 法 では でゆっくり 息 を 吸 って 5 で 止 め なか とな て でゆっくり 吐 きます 吐 く 時 に リラ~ックス とお 腹 のあたりで 唱 えるとより 効 果 的 です パニック 発 作 がある 場 合 には こうした 呼 吸 法 を 数 分 間 くり 返 すことで 対 処 してみましょう

33 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には また 実 際 に 発 作 がおこる 前 の 落 ち 着 いた 状 態 の 時 に 前 もって 呼 吸 法 を 練 習 し やり 方 にな じんでおくと とっさの 時 にも 活 用 しやすいでしょう 練 習 の 際 には リズムを 覚 えるために 先 ほどのカウントや 吸 って 吐 いて という 指 示 を 携 帯 電 話 のボイスレコーダーなどに 入 れて おいて それを 聞 きながら 練 習 するのも 手 です なお 過 呼 吸 発 作 がかなりひどい 場 合 には ま ずは 袋 などを 口 にあてて 吐 いた 二 酸 化 炭 素 をまた 吸 うことで 呼 吸 の 回 数 を 落 としていき あ る 程 度 落 ち 着 いたところで 呼 吸 法 に 移 るとスムーズでしょう 安 全 イメージ 自 分 が 安 心 を 感 じる 人 や 落 ち 着 く 風 景 や 場 所 のイメージを 探 しておき いざ となった 時 には 心 のお 守 り のようにそれらを 思 い 浮 かべることで 固 まった 姿 勢 から 目 線 を そらし 気 分 に 変 化 をつけていきます 思 考 ストップ 法 くり 返 し 考 えすぎてしまうことで 不 安 がつのっていく 場 合 には そういった 思 考 の 輪 に 入 りこんでしまわないよう 自 分 で 自 分 に ストップ ストップ と 言 い 聞 かせるこ とで 気 をそらし 解 離 症 状 などを 乗 りきります 3 薬 物 療 法 不 安 やパニックの 時 に 薬 や 注 射 が 役 に 立 つ 場 合 もあります 特 にアルコールの 離 脱 症 状 ( 禁 断 症 状 )に 対 しては 薬 が 効 果 的 なことがあります しかし こういった 薬 は 依 存 の 可 能 性 もあ るので 薬 だけに 頼 りすぎないことを 伝 えるのも 重 要 です 自 分 なりの 不 安 の 対 処 法 をもたせる ようにして それでも 難 しいときにのみ 使 う 増 えてしまうようならやめるなどの 枠 組 みを 決 め ていくことが 必 要 になります 特 に 不 安 になることに 対 する 不 安 といった 予 期 的 な 不 安 に 対 して 安 易 に 薬 を 使 うようになると 依 存 になりやすいことを 教 えるのは 重 要 です 薬 の 種 類 と しても 依 存 性 の 少 ない 抗 精 神 病 薬 や 感 情 安 定 剤 などを 選 択 することが 有 効 な 場 合 があります PTSD やパニック 障 害 で 用 いる SSRI は 離 脱 や 依 存 がないわけではありませんが やはり 必 要 な ことがあります 最 も 依 存 を 警 戒 する 必 要 があるのは 抗 不 安 薬 や 睡 眠 導 入 剤 とくに 短 期 型 の ものです 2. 不 安 に 対 処 するための 心 理 教 育 認 知 行 動 療 法 くり 返 されるパニック 発 作 への 対 処 としては あらためて 不 安 とは 何 か や それに 対 応 す る 方 法 を 一 緒 に 考 えておくことも 有 効 です 1 不 安 とは 感 情 というのは 自 分 自 身 の 内 面 の 状 態 や まわりに 対 して 自 分 がどう 感 じているのかを 知 ら かたむ せてくれるアラーム( 非 常 ベル)のようなものです ですから 自 分 が 危 険 な 方 向 に 傾 くと 不 安 が 危 ないよ と 知 らせてくれるわけです とはいえ 不 安 と 言 うと とかく 良 くないイメ ージをもたれるかもしれません しかし このセンサーが 働 かないとどうでしょう? たとえば 危 険 が 迫 っているのに 気 づかずにのんびり 構 えていたら 危 ないことになってしまいます で

34 5.パニックをおこす 人 に 困 ったら? すから 不 安 という 感 情 が 反 応 してくれるからこそ 先 を 見 越 して 備 えたり 自 分 が 失 いたくな い 大 事 なことについて 考 え 守 ることができるとも 言 えるのです 2 不 安 に 関 する 極 端 な 考 え 方 のパターンを 検 討 してみる しかし 依 存 症 の 場 合 には 不 安 の 感 じ 方 が 強 すぎてしまったり 逆 に 不 安 を 受 けとめないよう おちい に 心 が 動 いて ピンチに 陥 ってしまう 場 合 があります そこで そういった 極 端 な 考 え 方 のパターンを 立 ち 止 まって 検 討 する 方 法 を 示 します( 図 1) まず 以 下 の3つのパターンについて 自 分 にこれまでそういうことがあったかを 考 えてもらい 次 に 心 配 しすぎる 場 合 や 逆 に 心 配 しなさすぎる 場 合 を 乗 りきるために どのような 方 法 があるのかを 考 えてもらいます さらに これまでにパニックが 生 じた 場 面 を 取 り 上 げ ABC シート([A: 状 況 出 来 事 ] [B: 認 知 ] [C: 感 情 行 動 ])の 流 れに 沿 って そのパターンを 整 理 しながら 分 析 していきます( 図 きょくたん 2) その 中 で この 時 のバランスの 悪 い( 極 端 な) 考 えが 実 はパニックにつながっていると いうことに 気 づいていくのです おちい きょくたん くせ このようにして パニックになってしまう 時 に 陥 りやすい 極 端 な 考 え 方 の 癖 を 見 つけ 出 して もう 少 し 中 立 的 な 考 え 方 にする 方 法 を 検 討 していきます( 図 3) そしてこれをくり 返 すことで 中 立 的 な 考 え 方 に 自 分 をなじませていくのです きょくたん パターン1 極 端 に 心 配 しすぎる 考 え 方 非 常 ベルが ちょっとしたことで すぐに 鳴 ってしまうような 状 態 1. 現 実 的 でないほど 大 げさに 悪 い 予 想 をする(あとで 考 えて そんなに 心 配 しなくてもよかっ たこと) 2.まだ 先 のことで 分 からないことまで 心 配 し 長 い 時 間 心 配 ばかりしてしまう 3. 自 分 にはそれを 乗 りきる 力 が 全 くないと 思 い 込 む かんぺき 4. 完 璧 主 義 になり ちょっとでも 失 敗 したら もうだめだ と 決 めつける 5. 不 安 になることが 不 安 で パニックになることが 怖 い パターン2 心 配 しなさすぎる 考 え 方 本 当 は 心 配 しないといけないことでも 気 楽 に 考 えてアラームを 止 めてしまったり あるいはア ラームが 鳴 っているのに 無 視 してしまう 状 態 1. 危 ない 状 況 なのに 考 えると 怖 くなるので 避 けていた 2. 危 ない 方 が むしろ 好 きになってしまう パターン3 ほど 良 い 心 配 ぐあいの 考 え 方 1. 上 手 に 心 配 して 具 体 的 な 対 応 が 取 れる 2. 心 配 があっても 心 の 中 に 置 いておける 3. 心 配 を 上 手 に 人 に 相 談 するなどして 調 整 できる 図 1. 極 端 な 考 え 方 のパターン 分 析

35 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には A-B-C シート 日 付 名 前 A:できごと B: 考 え 方 C: 感 情 行 動 何 がおこりましたか? 夜 遅 くに 電 話 が 鳴 った それをどう 受 けとめましたか? 何 か 悪 いことがおきたに 違 い ない どんな 気 持 ちになって 何 をしましたか? 不 安 100% 汗 が 出 て 動 機 がして 呼 吸 が 早 くなった 怖 くて 酒 を 飲 んで 寝 た * 落 ち 着 いて 考 える 時 B の 考 え 方 についてどのように 考 えられますか? そこまで 悪 いことを 考 えなくてもよかった *より 気 楽 になれる 考 え 方 に 取 りかえるとしたら? 間 違 い 電 話 かもしれない とにかく 落 ち 着 いて 出 てみよう 図 2.ABC シート こうでなければならない( 完 璧 主 義 すべき 思 考 など) み す 完 璧 にできないと 人 から 見 捨 てられてし まうかもしれない 最 悪 化 それにはがまんできない そうなったらおしまいだ 否 定 的 な 自 己 分 析 どうせ 自 分 はみんなに 認 められない 柔 軟 性 別 の 見 方 私 はもうダメだと 感 じる 中 立 的 な 見 方 ふ ゆ か い それは 良 くない/イヤな/ 不 愉 快 なこ ちめいてき とだ でも 致 命 的 ではない 何 とかなる バランスのとれた 自 己 分 析 自 分 なりにがんばっているんだから 分 かってくれる 人 もいるかもしれない きょくたん 図 3. 極 端 な 考 えを 中 立 的 な 考 え 方 に 変 換 する たとえば こんなふうに 変 えていきます 1 こうでなければならない とか べき という 言 葉 を もっと 要 求 の 低 い 言 葉 と 入 れ 替 え てみます たとえば こうしたい とか の 方 がいい とか できれば などです 2 最 悪 化 という 言 葉 をもっとやわらかい 日 常 的 な 言 葉 と 入 れ 替 えてみます たとえば 不 便 だ とか 不 快 だ といったふうに 3 否 定 的 な 自 己 分 析 ( 自 分 にダメ 出 しするようなとらえ 方 )は こんな 文 章 に 入 れ 替 えてみると いいでしょう たとえば 私 は 完 璧 な 人 間 ではないし 人 は 間 違 うこともあるものだ などです

36 5.パニックをおこす 人 に 困 ったら? とうしんだい こうして 等 身 大 の 自 分 のイメージが 確 認 されていくことが 思 い 通 りにならない 自 分 を 素 直 に 受 け 入 れていくことにつながっていきます 一 方 出 来 ごとや 状 況 について どういう 場 面 がパ ニックになりやすいのかを 考 えて 近 づかないようにする 方 法 もあります 行 動 についても あらかじめ 不 安 を 軽 減 する 対 応 を 検 討 しておきましょう その 中 には 先 ほど 取 り 上 げた 呼 吸 法 やリラクゼーションなどもあります パニック 障 害 の 場 合 には 物 事 のと らえ 方 や 考 え 方 の 問 題 を 考 えてもらうよりも パニックの 引 き 金 になっている 刺 激 ( 実 在 する 刺 どうき 激 やそのイメージ)に 実 際 に 少 しずつ 触 れながら その 時 の 不 安 な 気 持 ちや 体 の 反 応 ( 動 悸 や 過 呼 吸 など)を 呼 吸 法 などを 使 って その 場 で 落 ち 着 かせていく 練 習 をするのが 効 果 的 です その 際 あまり 苦 手 でない 場 面 ( 苦 痛 なし) 0 点 ~ 最 も 苦 手 な 場 面 ( 再 興 に 苦 痛 ) 100 点 ( 最 高 に 苦 痛 )まで 段 階 的 に 評 価 してもらい 苦 痛 の 程 度 が 低 いものから 高 いものに 向 けて 少 しず つ 触 れながら その 都 度 不 安 をおさめる 練 習 をくり 返 していくやり 方 が 効 果 的 です こうした 練 習 を 行 った 上 で 再 発 防 止 計 画 (35 ページ)をたてましょう 3 不 安 の 裏 にある 問 題 の 解 決 パニックや 不 安 の 裏 には トラウマや PTSD のような 問 題 をかかえている 場 合 が 少 なくありま せん 特 に ハラスメントや 暴 力 の 被 害 家 庭 状 況 などが 関 係 する 場 合 には そういった 問 題 へ の 対 応 に 加 えて 必 要 な 社 会 資 源 につなげていくことも 重 要 になります 不 安 が 強 くなると 訴 えが 増 え 何 度 も 電 話 がきたり 長 時 間 話 を 聞 くことになります 時 間 も 自 分 自 身 の 心 の 余 裕 もなくなりそうです こうした 要 求 にはどの 程 度 応 じるべきでしょうか? 頻 繁 に 話 しかけられたり 話 が 長 くなると 受 け 止 める 側 も 疲 れてきて 相 手 に 対 おっくう する 億 劫 な 気 持 や 苦 手 意 識 が 出 やすくなります そして それが 何 かの 拍 子 に 相 手 に 伝 わると 関 係 がこじれて 率 直 に 話 し 合 えなくなってしまうかもしれません また 本 人 にとっても 長 く 話 すとかえって 気 持 ちがまとまらなくなったり 疲 れたり い ろいろ 話 して 後 で 苦 しくなることもあるでしょう ですから 聴 く 時 間 はある 程 度 時 間 を 区 切 って 長 くても 1 時 間 は 超 えない(30 分 程 度 ) 方 がいいですし 頻 度 も 制 わく 限 して その 分 確 実 にその 時 間 は 聴 くという 枠 を 決 め メリハリを 付 けて 対 応 した 方 がお 互 いにとっていいでしょう また 不 安 に 対 処 できるようになる という 目 標 をもって 不 安 をおさめるスキ ルを 教 えた 上 で 緊 急 時 の 安 全 計 画 ( 呼 吸 法 音 楽 お 茶 をのむ 紙 に 書 き 出 すなど) をたてておき それが 実 際 に 役 に 立 ったかどうかを 定 期 的 に 話 し 合 うなどの 流 れを 作

37 Ⅱ.こんな 症 状 で 困 った 時 には っていくのも 有 用 です こういった 計 画 をあらかじめ 作 っておくことで とっさに 自 分 の 不 安 をまわりの 人 や 物 に 処 理 をしてもらおうとする 姿 勢 から 自 分 なりにかかえ て 対 処 しようとする 姿 勢 に 変 えていくチャンスにもなるでしょう 薬 物 依 存 症 の 人 に 向 精 神 薬 を 服 用 することはスリップ( 薬 物 の 再 使 用 )じゃな いかと 指 摘 されたことがあります どう 考 えればいいのでしょうか? たしかに 依 存 症 の 人 に 不 安 が 強 いからと 薬 物 を 出 すのは 処 方 薬 への 依 存 にな る 危 険 性 があります 特 に 睡 眠 導 入 剤 や 抗 不 安 薬 は 依 存 を 生 じやすいので 注 意 が 必 要 です しかし アルコールなどの 離 脱 の 時 期 には 不 安 やせん 妄 を 抑 えるために 抗 不 安 薬 を 使 って 管 理 する 場 合 もありますし 強 いパニック 障 害 や PTSD 強 迫 性 障 害 等 にともなう 不 安 では SSRI などが 有 効 なので こうした 薬 物 療 法 が 必 要 な 場 合 には 薬 物 依 存 の 傾 向 を 主 治 医 に 把 握 してもらった 上 で 治 療 目 標 や 期 間 を 管 理 して もらうことが 大 事 になります また 自 助 グループでは 薬 を 全 く 飲 まないことが 依 存 症 の 治 療 には 必 須 だと 言 わ れることがあるようですが こうした 考 えはかえって 回 復 を 遠 ざけることにもなりか ねないので 特 に 依 存 症 に 加 えて 他 の 精 神 障 害 が 合 併 する 場 合 (ここでは 不 安 障 害 等 ) には 両 方 の 治 療 を 両 立 するために 薬 物 療 法 を 行 うことがあることも 知 っておきま しょう

38 再 発 防 止 計 画 :あぶない 状 況 感 情 考 え 行 動 のつながりを 整 理 して 対 応 方 法 をまとめよう あぶない 状 況 ときっかけ 場 所 状 況 感 情 身 体 の 反 応 (ピンチの 時 ) 感 情 ( 例 :イライラ さびしさ 退 屈 ) ピンチをまねく 考 え 例 : 完 全 主 義 酒 薬 やめられるわけない 自 分 はダメだ 断 る 自 信 がない ピンチをまねく 行 動 例 電 車 にのれない ひきこもる 飲 酒 薬 物 使 用 人 体 の 状 態 ( 例 : 頭 痛 過 食 肩 こり) もの 表 情 や 話 し 方 対 応 の 方 法 変 えること 例 つかれすぎないようにする 昔 のともだちとあわない 対 応 の 方 法 変 えること 例 イライラに 気 付 いたら 早 めに 休 む 夜 ふかししないで 寝 る リラクゼーションや 呼 吸 法 本 音 をためないでその 場 でいう 対 応 の 方 法 変 えること 例 中 立 的 な 見 方 にする 対 応 の 方 法 変 えること 例 ダルクにいく 思 い 切 って 断 ってみる あぶない 異 性 とは 手 をきる

39 かん 6. 何 か 聞 こえる 勘 ぐりやすい 人 に 困 ったら? ポイント げんかく もうそう 幻 覚 や 妄 想 を 引 きおこす 代 表 的 な 物 質 は 覚 せい 剤 脱 法 ドラッグ シンナー アルコ ール コカイン 大 麻 などです かん もうそう げんちょう 勘 ぐり が 悪 化 すると 妄 想 に 音 に 敏 感 が 悪 化 すると 幻 聴 になります 精 神 病 の 症 状 に 対 しては 抗 精 神 病 薬 による 薬 物 療 法 が 必 要 です さらに 危 険 な 行 動 が おこりそうな 場 合 には 入 院 治 療 が 必 要 になります はじめに げんかく もうそう 薬 物 やアルコールの 依 存 症 では 幻 覚 や 妄 想 が 多 く 見 られます 中 でも 強 力 に 幻 覚 や 妄 想 を 引 きおこすのが 覚 せい 剤 です 最 近 問 題 となっている 脱 法 ドラッグも 覚 せい 剤 同 様 に 精 神 病 を 引 きおこす 性 質 が 強 いので 注 意 が 必 要 です ほかにもシンナー コカイン MDMA LSD ア ルコール 大 麻 エフェドリンなどに 同 じような 性 質 があります 1. 薬 物 による 中 毒 性 精 神 病 の 症 状 げ ん し き げんちょう 幻 覚 は 実 際 には 見 えないはずのものが 見 える 幻 視 と ないはずのものが 聴 こえる 幻 聴 が 主 です お 酒 が 切 れた 時 ( 離 脱 時 )や LSD シンナー 大 麻 などを 使 っている 時 をのぞけば 幻 聴 の 方 が 多 く 見 られます 妄 想 とは 誤 った 内 容 を 確 信 していて 修 正 できないほどの 強 い 思 い 込 み のことです もう1つ 覚 せい 剤 などで 引 きおこされる 精 神 病 の 特 徴 としては 覚 せい 剤 を 使 っていない 時 うたぐ にも 残 る 疑 り 深 さ と 音 に 対 する 敏 感 さ があります この 疑 り 深 さ や 音 への 敏 感 さ が 強 まっている 時 に また 覚 せい 剤 を 使 ったり そこに 不 眠 やストレスが 加 わったりすると よ ぼうりょく り 敏 感 になるので 他 人 の 視 線 や 生 活 音 がさらに 気 になって 場 合 によっては 妄 想 や 暴 力 に 発 展 することもあります なお 幻 聴 の 前 段 階 として 音 に 敏 感 な 状 態 があり 妄 想 の 前 段 階 とし かん て 勘 ぐり やすい 状 態 があります 妄 想 にはさまざまなものがありますが 覚 せい 剤 でおこりやすいのは 他 人 から 嫌 がらせを 受 けている とか 危 害 を 加 えられる 周 囲 で 起 こったことが 自 分 とつながっている あと か ん し をつけられている 監 視 されている 妻 が 浮 気 をしている といったタイプの 妄 想 です 幻

40 6. 何 か 聞 こえる 勘 ぐりやすい 人 に 困 ったら? 聴 は 音 の 場 合 もありますが 誰 かが 話 しかけてくる とか 誰 かと 誰 かが 自 分 のことを 話 し おど ている といったパターンが 多 いようです 声 の 内 容 としては 非 難 脅 し 命 令 が 多 く いず わか れも 不 安 恐 怖 をともなう 不 快 なものです また 幻 聴 があっても それが 幻 聴 だと 自 分 で 判 って いる 場 合 はいいのですが 現 実 との 区 別 がつかなくなったり 幻 聴 やそれと 関 連 した 妄 想 に 従 っ て 行 動 するようになると 入 院 を 含 めた 緊 急 の 治 療 が 必 要 になります 幻 聴 と 会 話 するために ど く ご ひと ごと くうしょう 独 語 ( 独 り 言 )や 空 笑 ( 一 人 笑 い)が 見 られることもあります 2. 薬 物 以 外 の 精 神 病 症 状 あ 幻 聴 や 妄 想 は 交 通 事 故 などによる 脳 の 障 害 でもおこりますし 信 じられないような 出 来 事 に 遭 って ものすごいショックを 受 けると 一 時 的 におこることもあります 幻 聴 や 妄 想 がおこる 病 気 は 結 構 ありますが 代 表 的 なのが 統 合 失 調 症 です 覚 せい 剤 などの 中 毒 性 精 神 病 の 場 合 幻 覚 や 妄 想 の 内 容 は 実 際 の 生 活 や 覚 せい 剤 の 使 用 に 関 連 したものが 多 いようです そして 覚 せい 剤 の 量 効 果 が 強 すぎておこる 急 性 中 毒 の 時 には おそ うった せっぱく 意 識 障 害 や 周 囲 を 囲 まれて 襲 われる と 訴 えるなど 切 迫 した 状 態 にもなります それでも 覚 せい 剤 使 用 直 後 を 除 けば 幻 覚 や 妄 想 に 完 全 に 支 配 されてしまうということは 少 ないようです また まわりとのやり 取 りにも 不 自 然 さはなく 自 分 に 対 しても おかしい と 違 和 感 に 気 付 ける 感 覚 は 保 たれていることが 多 いようです このように 精 神 病 症 状 の 激 しい 時 期 を 除 けば 人 との 交 流 ができて 話 も 通 じることが 多 いのは 統 合 失 調 症 との 違 いとされています 統 合 失 調 症 の 場 合 は 幻 聴 や 妄 想 のほかに 誰 かにあやつられる 身 体 に 影 響 を 及 ぼされる そこ 自 分 の 考 えや 秘 密 が 広 まってしまう 生 き 生 きとした 感 情 が 損 なわれる 考 えがまとまら ない 何 もやる 気 がおきない(で 引 きこもり 続 ける) などの 症 状 も 加 わり 明 らかに 人 が 変 わ ってしまったという 印 象 を 受 けることが 多 いです 妄 想 の 内 容 も 現 実 離 れしていたり 奇 妙 で きんりん ひろ グロテスクだったり 妄 想 の 対 象 も 近 隣 や 知 り 合 いの 域 をこえて 拡 がったりします 対 応 1. 幻 覚 や 妄 想 のある 人 への 接 し 方 こうてい ひ て い 幻 聴 や 妄 想 のある 人 への 対 応 の 基 本 は 幻 聴 や 妄 想 を 肯 定 も 否 定 もしない ことです とい うのも 相 手 が 信 じていることをうっかり 肯 定 してしまうと 幻 聴 や 妄 想 をより 確 信 に 近 づけて しまうことになりかねませんし 逆 に 否 定 すると わかってくれない 話 してもムダだ と 思 わ せてしまうからです 幻 聴 や 妄 想 には 不 安 をかき 立 て 追 い 詰 める 内 容 のものが 多 く 見 られます そういう 幻 聴 や 妄 想 について 真 剣 に 話 された 時 には 本 人 の 置 かれている 状 況 に 自 分 を 重 ね 合 わせて そんなこ

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