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2 研 究 授 業 参 観 の 授 業 実 践 志 向 性 への 影 響 算 数 の 公 開 授 業 研 究 会 参 加 などをダミー 変 数 とした 重 回 帰 分 析 正 田 良 1. 学 生 が 教 育 現 場 に 触 れること 昨 今 では 主 には 教 育 学 部 や 文 学 部 教 育 学 科 の 学 生 が 教 育 支 援 ボランティア などの 形 や 授 業 の 一 環 としての 観 察 などで 教 育 現 場 に 入 りこむ 機 会 が 増 えて 来 ている また サークルの 活 動 の 一 環 として 子 ども 会 での 運 営 補 助 などの 形 で 子 ど もと 触 れることもある 授 業 の 一 環 として 教 室 に 入 りこむ 場 合 その 活 動 は 緒 についたばかりであって 受 け 入 れる 小 学 校 中 学 校 の 教 師 と 大 学 での 科 目 担 当 者 との 個 人 的 な 繋 がりによ るものが 多 く 受 け 入 れ 側 の 教 師 の 転 任 などで その 継 続 が 左 右 されることもある また 学 生 にどのような 経 験 をさせるのか 授 業 のビデオ 記 録 をとって 授 業 分 析 をする 授 業 の 観 察 記 録 を 学 生 が 行 なって その 観 察 から 学 生 には 提 示 されてはいない 学 習 指 導 案 を 再 現 する 学 生 たちが 比 較 的 長 期 間 かけて 作 った 学 習 指 導 案 を 受 け 入 れ 側 の 教 師 に 提 案 して 受 け 入 れ 側 の 教 師 が それを 学 級 の 子 どもに 合 わせてアレンジした 形 で 実 施 する 学 生 が 投 げ 込 みの 授 業 を 行 なう 学 生 が 現 職 の 教 師 が 行 なっている 授 業 の 研 究 会 などに 参 加 をする 普 通 に 行 なわれているものに 比 べて 短 期 間 で 行 なわれる 教 育 実 習 など 形 態 は 様 々ではある これらの 効 果 に 関 して 実 証 的 な 研 究 があまりみられない 2. 学 生 の 教 職 指 向 性 既 に 他 の 論 考 (1) で 学 生 の 教 職 指 向 性 は 教 育 実 習 の 前 後 で 大 きく 変 化 する 即 ち 教 育 実 習 によって 教 職 指 向 性 が 有 意 に 強 まることを 指 摘 した それは 第 1 に 1

3 東 京 の 私 立 大 学 では 都 の 取 扱 要 綱 によって 4 年 生 にならないと 公 立 学 校 での 教 育 実 習 は 行 なえないが それ 以 外 の 国 立 大 学 などでは 3 年 生 実 習 が 行 なえ その 経 験 で 教 職 指 向 性 が 高 まること 第 2 には 逆 に 東 京 の 私 立 大 学 では 4 年 生 で 初 めて 教 育 実 習 を 行 なう 場 合 既 に 就 職 を 内 定 させたり 教 職 以 外 の 就 職 活 動 を 積 極 的 に 始 めていたりしている 時 期 なので その 教 職 指 向 性 の 変 化 は 進 路 選 択 の 後 悔 といっ た 形 でしか 表 れにくいことを 指 摘 したものであった また 教 育 に 関 連 する 諸 経 験 によって 学 生 の 不 安 の 変 化 については 下 記 の 2 点 において 5% 有 意 の 回 帰 係 数 が 見 られた 教 育 実 践 研 究 によって 教 材 に 関 する 不 安 が 増 している 学 校 の 先 生 に 対 する 不 安 は 教 育 ボランティアで 軽 減 している これらのことから 比 較 的 早 い 時 期 からの 教 育 実 習 で 経 験 することの 代 替 とな りうる 経 験 を 学 生 に 提 供 することが 学 生 の 教 職 指 向 性 を 高 めるために 必 要 なこと そして 諸 活 動 のそれぞれに 関 しては どのような 学 生 の 不 安 に 対 して 有 効 に 働 く か 限 定 的 な 効 果 として その 特 質 を 見 極 めるべきことが 指 摘 できよう 3. 模 擬 授 業 を 中 心 とした 科 目 と 教 職 指 向 性 教 材 の 面 白 さを 見 いだして 授 業 化 するかに 集 中 できるように という 意 図 で 初 等 教 員 養 成 のための 科 目 教 科 教 育 法 算 数 を 行 なっている (2) その 特 徴 は (1) 教 材 の 面 白 さに 集 中 させるために 学 習 指 導 案 の 分 量 をB 4 版 1 枚 に 限 る (2) 模 擬 授 業 のビデオ 記 録 と 比 較 するために 学 習 指 導 案 に 時 間 配 分 を 明 記 させる の 2 点 である 2005 年 度 と 2006 年 度 の 2 回 にわたって その 前 後 での 教 職 指 向 性 の 変 化 を 調 べた ここでの 教 職 指 向 性 は 質 問 項 目 を 少 なくした 質 問 紙 によるものである そ の 1 年 目 (2005 年 度 )の 結 果 については 既 に 別 に 報 告 を 為 している (3) ので そ の 概 略 のみを 再 掲 しよう それぞれの 問 への 回 答 について 対 応 のあるデータについての 差 の 検 定 を 両 側 検 定 で 行 なったところ 教 科 教 育 法 算 数 履 修 の 前 後 では 統 計 的 に 有 意 な 差 異 は 認 め られなかった 2

4 研 究 授 業 参 観 の 授 業 実 践 志 向 性 への 影 響 11. 模 擬 授 業 をしたり 学 習 指 導 案 を 書 いたりする 機 会 がもっとあればいいと 思 う を 総 合 評 価 とみなし これを 目 的 変 数 として 問 1 から 問 10 までのそれぞれを 説 明 変 数 とする 重 回 帰 分 析 を 行 ったところ 1) 10. 模 擬 授 業 や 授 業 をすることは 楽 しみだ と 5. 授 業 を 構 想 することは 創 造 的 な 作 業 だ がプラスに 1% 有 意 2) 1. 教 科 書 などをみて 授 業 をあれこれ 構 想 することは 楽 しい がプラスに 5% 有 意 3) 6. 授 業 プリントを 作 る 作 業 は 楽 しい では マイナスに 5% 有 意 となった 4) 2. 教 職 に 魅 力 を 感 じる 3.この 世 の 中 は 授 業 に 関 する 情 報 を いろいろな 本 で 調 べることが 可 能 だ 4. 現 職 の 先 生 が 授 業 について 交 流 している 研 究 会 に 出 てみたいと 思 う 7. 学 習 指 導 案 を 作 る 作 業 は 楽 しい に 関 しては 有 意 な 関 係 はない という 結 果 となった 2006 年 度 の 質 問 紙 を 資 料 Aとして 末 尾 に 示 す ここでは 2005 年 度 の 質 問 に 加 え サークルの 所 属 と 教 育 ボランティアの 経 験 の 有 無 教 科 教 育 法 算 数 での 模 擬 授 業 の 授 業 者 の 経 験 についての 有 無 を 聞 いた また 2006 年 度 は 2005 年 度 は 準 備 不 足 で 踏 み 切 れなかった 公 開 授 業 研 究 会 への 参 加 を 義 務 付 けた これは 下 記 の 3 つの 公 開 授 業 研 究 会 を 示 し そのうちの 1 つ 以 上 に 必 ず 参 加 することとした 当 初 は 上 の 2 つのみであったが どちらにも 参 加 で きない 学 生 もあったので う)も 追 加 で 指 定 した あ) 新 算 数 教 育 研 究 会 の 全 国 研 究 ( 川 崎 ) 大 会 として 2006 年 11 月 11 日 に 神 奈 川 県 川 崎 市 立 日 吉 小 学 校 で 行 なわれた 公 開 授 業 研 究 会 い)2007 年 2 月 3 日 に 行 なわれる 和 光 鶴 川 小 学 校 の 公 開 授 業 研 究 会 う)2006 年 12 月 2 日 に 行 なわれた 成 城 学 園 初 等 学 校 の 第 34 回 教 育 改 造 研 究 会 履 修 前 の 調 査 は 2006 年 9 月 に 履 修 後 の 調 査 は 2007 年 1 月 に 行 なっているので あ)う)に 参 加 した 学 生 は 授 業 研 究 会 に 参 加 済 みなのに 対 して い)へ 参 加 する 学 生 は 調 査 の 時 点 では 公 開 授 業 研 究 会 へ 未 参 加 の 状 態 にある この 違 いをあとでデ ータ 化 して 扱 う 3

5 4. 質 問 紙 調 査 の 結 果 4.1 履 修 前 と 履 修 後 の 変 化 両 方 の 時 期 に 質 問 紙 に 答 えることができた 学 生 は 2006 年 度 の 場 合 54 人 であった 問 1 から 問 11 までの 項 目 について 履 修 前 の 平 均 履 修 後 の 平 均 その 両 者 の 差 の (4) 検 定 のp 値 を 表 1 に 記 した 表 1: 履 修 前 後 の 変 化 時 期 / 問 履 修 前 履 修 後 差 の 検 定 年 度 に 比 べて 2006 年 度 は 有 意 な 変 化 を 示 した 問 が 多 い 有 意 差 がどちらの 年 度 でも 無 かった 問 いは 2. 教 職 に 魅 力 を 感 じる 3. この 世 の 中 は 授 業 に 関 する 情 報 を いろいろな 本 で 調 べることが 可 能 だ 4. 現 職 の 先 生 が 授 業 について 交 流 している 研 究 会 に 出 てみたいと 思 う 8. 学 習 指 導 案 を 作 ることに 関 しては いろいろと 制 約 があると 思 う 9. 模 擬 授 業 とか 授 業 をする 場 面 ではあがってしまう(あがってしまいそう) であった 3.と 4.に 関 して 直 接 対 応 する 活 動 が 履 修 中 には 行 なわれていない また 2.に 影 響 するほどの 変 化 ではなかった 有 意 にプラスに 変 化 した 問 は 1. 教 科 書 などをみて 授 業 をあれこれ 構 想 することは 楽 しい 5. 授 業 を 構 想 することは 創 造 的 な 作 業 だ 6. 授 業 プリントを 作 る 作 業 は 楽 しい 7. 学 習 指 導 案 を 作 る 作 業 は 楽 しい 10. 模 擬 授 業 や 授 業 をすることは 楽 しみだ 11. 模 擬 授 業 をしたり 学 習 指 導 案 を 書 いたりする 機 会 がもっとあればいいと 思 う であった 模 擬 授 業 や 学 習 指 導 案 プリント 作 り への 関 心 意 欲 が 高 まっ ていることがわかる 4

6 研 究 授 業 参 観 の 授 業 実 践 志 向 性 への 影 響 4.2 受 講 者 の 属 性 による 因 子 得 点 の 違 い それぞれの 履 修 者 に 関 して ( 履 修 後 の 回 答 )-( 履 修 前 の 回 答 )を 問 1 から 問 11 に 関 して 計 算 した この 11 種 のデータに 関 して 主 因 子 法 バリマックス 回 転 の 因 子 分 (5) 析 を 行 なった 固 有 値 が 1 を 超 えた 因 子 は 1 つしかなく その 固 有 値 は 3.25 寄 与 率 は 0.65 であった なお 質 問 項 目 を 11 項 目 に 少 なくした 教 職 指 向 性 を 2006 年 の 108 のサンプ ルで 因 子 分 析 した 結 果 因 子 1 の 固 有 値 は 3.85 第 2 のものは 0.57 であった また 因 子 負 荷 量 などは 表 2 に 記 した 結 果 となった 11 の 項 目 全 体 としては 教 職 指 向 性 を 調 べるものであったが 因 子 得 点 を 用 いることによって の 3 問 の 寄 与 を 相 対 的 に 弱 めたことになる 表 2: 因 子 数 を 1 としたときの 因 子 負 荷 量 など 共 通 因 子 独 自 性 因 子 1 問 問 問 問 問 問 問 問 問 問 問 表 3: 因 子 得 点 を 目 的 変 数 とする 重 回 帰 分 析 回 帰 係 数 p 値 定 数 項 サークルA サークルB サークルC サークルD 教 ボラ 前 教 ボラ 後 指 導 案 の 採 用 授 業 者 の 経 験 研 究 会 への 参 加 これらの 3 問 は 自 分 が 授 業 をすると きの 不 安 ( 問 9)や 学 習 指 導 案 を 書 くときの 制 約 ( 問 8) 図 書 からの 情 報 ( 問 3)に 関 わるものあった 逆 に 相 対 的 に 言 って 人 の 授 業 実 践 を 実 際 に 見 に 行 くことに 関 わる 質 問 には 因 子 負 荷 量 が 高 い 因 子 と 言 える そこで 以 下 こ の 因 子 得 点 が 表 す 概 念 を 授 業 実 践 志 向 性 と 称 することとする この 因 子 得 点 を 目 的 変 数 とし 履 修 者 の 属 性 を 説 明 変 数 とする 重 回 帰 分 析 の 結 果 を 表 3 へ 記 す 表 3 の 左 端 の 見 出 しは 説 明 変 数 の リストで それぞれ 履 修 者 の 経 験 所 属 の 有 無 を 1(あり) 0(なし)であ らわしたダミー 変 数 である なお 教 ボラ 前 は 履 修 前 に 教 育 支 援 ボラ 5

7 ンティアの 経 験 があった 教 ボラ 後 は 履 修 後 の 時 点 で 教 育 支 援 ボランティア の 経 験 がある を 意 味 している 危 険 率 5%で 有 意 な 回 帰 係 数 は 研 究 会 への 参 加 のみであった 4.3 履 修 者 の 特 性 による 各 問 の 変 化 前 項 までは 履 修 前 のデータと 履 修 後 のデータとを 対 にして 同 じ 履 修 者 のデー タとして 扱 った ここでは 履 修 の 前 と 後 とを 説 明 変 数 の 1 つとして 扱 って 問 1 ~ 11 のそれぞれを 目 的 変 数 とする 重 回 帰 分 析 を 試 みる つまり 4.1 では 履 修 の 効 果 を 指 摘 したが それと 同 じ 時 期 に 他 の 経 験 を 履 修 者 が 行 なっているので それらの 効 果 なのか 履 修 それ 自 体 の 効 果 なのかをより 判 然 とさせてみたい 履 修 表 4: 各 問 に 効 果 を 持 つ 履 修 者 の 属 性 Q 1 Q 2 Q 3 Q 4 Q 5 Q 6 Q 7 Q 8 Q 9 Q 10 Q 11 サークルA ** サークルB ** * ** ** サークルC ** サークルD 教 ボラ 指 導 案 授 業 者 ** 研 究 会 * 教 科 書 職 魅 力 本 情 報 現 職 創 造 プリント 指 導 案 制 約 あがる 授 業 機 会 重 回 帰 分 析 の 危 険 率 5%で 回 帰 係 数 の 推 定 範 囲 に 0 を 含 まないものを 表 3 に * で 1% 有 意 を ** で 表 わした サークルBのデータ 数 は 2 つまり 該 当 の 履 修 者 は 1 人 だけであった そのためサークルに 所 属 することによる 特 徴 なのか その 履 修 者 個 人 の 特 徴 なのか 判 然 としない 表 4 から 読 み 取 れることを 箇 条 書 きの 形 で 記 そう (1) 公 開 授 業 研 究 会 に 参 加 することで 学 習 指 導 案 を 作 ることは 楽 しいと 思 うよう になる (2)サークルA B Cに 所 属 する 履 修 者 は プリント 作 りを 楽 しいと 思 う (3) 模 擬 授 業 で 授 業 者 を 担 当 した 履 修 者 は 授 業 などであがる という 不 安 を 軽 減 させた 6

8 研 究 授 業 参 観 の 授 業 実 践 志 向 性 への 影 響 5.レポートの 記 述 などから 5.1 公 開 授 業 研 究 会 の 感 想 公 開 授 業 研 究 会 の 感 想 を 電 子 掲 示 板 へ 書 き 込 みように 指 示 した これは 他 の 学 生 の 感 想 も 見 ること 並 びに 私 も 返 信 を 書 き 込 むことによって フィードバック の 効 果 を 狙 ったものでもあった SG さんは ボランティアで 授 業 を 見 させて 頂 く 機 会 はありますが 指 導 案 をも らって 授 業 を 見 させて 頂 き その 後 先 生 の 思 いを 聞 くことができたのは 初 めてです 本 当 にいい 経 験 になりました と 公 開 授 業 研 究 会 が 教 育 支 援 ボランティアによる 経 験 とは 異 なる 収 穫 をもたらすことを 指 摘 している YG さんは 改 めて 算 数 のおもしろさが 分 かった 気 がしました 夏 坂 先 生 は 今 回 掛 け 算 について 子 どもたちに 解 説 をした 時 間 は 少 なくとも 5 分 以 内 であったと 思 い ます 子 どもにどう 考 えさせるかがとても 上 手 で 最 後 までゲームをしている 感 覚 で した 指 導 案 にも 工 夫 が 一 目 瞭 然 に 示 されていて 時 間 をかけるところ 省 くところ のメリハリなどもとても 勉 強 になりました / 教 員 はある 意 味 教 えるのではなくて 理 解 する 手 助 けをする 事 がよいのだと 気 付 きました 他 の 先 生 方 の 授 業 も 観 ました 失 礼 ですが 説 明 解 説 の 多 い 授 業 はどれも 子 どもたちの 集 中 力 が 欠 けている 気 がしま した と 独 特 の 鋭 い 感 受 性 で 授 業 に 向 き 合 った KK さんは 次 のように 教 法 算 数 での 学 びと 積 極 的 に 結 びつけた 参 加 を 行 なった 私 は 今 教 法 算 数 で 4 年 生 の 指 導 案 や 授 業 展 開 授 業 プリントの 作 成 を 考 えているの で 現 場 の 先 生 方 はどのような 授 業 の 進 め 方 をして プリントをどういう 時 に 使 って いるのか 興 味 がありました まず 冊 子 に 書 かれていた 指 導 案 をみて 授 業 の 展 開 がこ の 指 導 案 をみればすぐにわかるなということを 第 一 に 感 じました 私 の 書 いた 指 導 案 は 板 書 計 画 が 別 になっているのでどういう 過 程 かが 読 みとりにくいことに 気 がつきま した また 授 業 を 参 観 して 驚 いたことは 多 くの 先 生 方 があらかじめ 貼 るものを 用 意 して 問 題 や 絵 などを 書 かなくても 進 められるように 工 夫 していたことです 私 が 小 学 生 の 頃 は ほとんど 先 生 が 板 書 したものをノートに 写 すというものだったので 貼 り 物 が 多 くてびっくりしました 7

9 5.2 期 末 のレポートの 記 述 から この 科 目 のレポートの 一 部 として この 科 目 で 得 たことの 概 略 の 記 述 と 感 想 の 記 述 を 求 めた 記 名 式 の 回 答 であるので 率 直 な 記 述 が 得 られにくい 傾 向 にあるか もしれない しかし 得 たこと を どのような 観 点 でとらえているかは 注 目 に 値 すると 思 われる SW さんは 各 場 面 に 応 じて 自 分 の 関 わりについて 述 べている ( 指 導 案 を) 初 めて 本 格 的 に 書 いた へき 地 教 育 研 究 会 で 書 いたことがあった あの 時 書 いた 指 導 案 とは 違 う 部 分 が 多 く 散 々 苦 戦 して 作 成 したのに 違 うことを 書 いていたなぁと 少 し 落 ち 込 んだ と 今 回 の 学 習 指 導 案 創 りに 関 する 特 徴 である 1) 教 材 の 面 白 さを 見 いだして 授 業 化 するか 2) 時 間 配 分 の 特 異 性 と 特 に 1)の 難 しさに 触 れている また それから 班 での 活 動 が 多 く このような 活 動 でみんながどういう 風 に 考 えているのかがよくわかった 普 段 このような 授 業 がないのでとても 新 鮮 だった 私 ももっと 意 見 を 言 わなきゃと 必 死 だったのをよく 覚 えている と 班 活 動 の 意 義 についても 触 れ 模 擬 授 業 に 入 って からは 毎 回 の 授 業 で 前 よりさらに 自 分 のダメさを 実 感 させられた 授 業 を 見 ても そうだが 特 に 思 ったのは 検 討 会 である みんなの 発 言 力 のすごさだ 私 は 思 った ことはあっても 自 信 が 無 くてなかなか 発 言 できなかった 自 信 と 言 うか 発 言 する 勇 気 がないのだ と 個 人 - 班 - 受 講 者 全 体 という 場 の 大 きさの 変 化 の 中 で 発 言 することに 積 極 性 が 持 てない 自 分 に 向 き 合 っている そして 教 法 算 数 の 授 業 を 通 して 教 師 になるという 意 識 自 覚 が 高 まった ことを 学 んだことを 生 かせていけるように 努 力 していこう という 決 意 で 記 述 を 締 めくく った ND さんも 学 習 指 導 案 を 作 成 することに 触 れている 冒 頭 に 半 年 間 学 んできて 思 ったことは 教 材 研 究 が 大 切 であるということである この 教 法 算 数 で 実 際 本 格 的 に 指 導 案 を 作 ってみた どこに 重 点 を 置 いていいのかわからず 作 った 指 導 案 はもちろん 先 生 にみっちり 直 された 私 は 半 年 間 で 教 科 書 から 何 を 伝 え 子 ども たちに 教 えればいいのか これを 学 んだ 気 がする と 記 し 教 科 書 を 最 初 から 使 って 授 業 を 展 開 するのではなく ある 程 度 導 入 で 子 どもたちに 印 象 を 強 く 持 たせ 8

10 研 究 授 業 参 観 の 授 業 実 践 志 向 性 への 影 響 ること みんなの 模 擬 授 業 でもそうだが 初 めから 教 科 書 を 開 いて 授 業 展 開 をする ところはなかった ある 程 度 導 入 で 子 どもたちの 注 目 を 集 める 授 業 展 開 をするとこ ろが 多 かった 実 際 その 授 業 の 方 が 子 どもたちも 授 業 に 集 中 しやすいと 思 う 算 数 は 難 しい 概 念 も 簡 単 に 教 えなくてはならない ここが 難 しいところだなと 思 う と 教 材 を 自 分 なりに 消 化 することで 面 白 さを 見 だして 授 業 化 ができること さ らには 覚 えるところを 丁 寧 にやったからといって 子 どもたちの 学 習 効 果 は 上 がらない 演 習 応 用 が 大 切 だと 思 った また どこがこの 教 科 書 の 中 で 一 番 教 え たいところなのか そこを 見 極 める 力 をこれからもつけて 行 きたい と 授 業 展 開 の 具 体 に 近 付 けた 学 びについて 記 した KW さんは 算 数 という 教 科 に 対 する 考 え 方 である 文 系 としてきた 私 は 数 学 に 苦 手 意 識 を 持 っている だからなのか 算 数 を 教 えることが こんなにも 工 夫 のしが いがあり 教 わる 方 も また 教 える 方 も 楽 しめる 教 科 だとは 思 わなかった と 授 業 創 りの 楽 しさの 発 見 について 記 した そのきっかけについては この 授 業 の 一 環 と して 行 った 新 川 崎 の 大 会 での 衝 撃 と 何 より 学 年 ごとの 班 に 分 かれて 一 つの 授 業 を 作 り 上 げるといった 経 験 があったからである と 公 開 授 業 研 究 会 への 参 加 と 班 活 動 とを 指 摘 した MN さんは KW さんとは 違 って 数 学 が 好 きな 立 場 から 次 のように 記 した 日 吉 小 学 校 に 訪 問 させて 戴 いたことです 私 は 算 数 の 教 え 方 というものがまだ 漠 然 としかわかりませんでした どうしたらただ 公 式 を 教 えるだけの 先 生 にならないの か どうしたら 児 童 を 授 業 の 中 に 引 きこめるのか 数 学 が 好 きだからこそ 知 りた い 部 分 でもありました と KW さんと 同 様 に 優 れた 実 践 に 触 れたことの 影 響 を 指 摘 している また 私 たちの 班 は 何 回 もみんなで 集 まり 話 し 合 いを 繰 り 返 しました そのとき 教 育 学 専 攻 の 3 年 生 がいろいろなアドバイスをして 下 さったの で とても 勉 強 になりました 本 番 は KW さんが 堂 々とやっていてとても 感 動 し たし 私 もあんな 授 業 ができるようになりたいと 感 じました と 班 活 動 について も 触 れている 即 ち 対 照 的 な 立 場 ながらも 結 局 KWさんと 共 通 性 の 高 い 指 摘 をし た 9

11 6.まとめと 今 後 の 課 題 昨 今 実 践 的 指 導 力 などという 言 葉 が 取 りざたされている スローガンとして は 効 果 的 であるが それがどのような 概 念 か 定 義 をはっきりさせないまま その ムードだけで 議 論 が 行 われることも 多 いように 思 われる 今 回 は 11 の 項 目 による 質 問 紙 で 教 職 志 向 性 が 被 験 者 のどのような 属 性 によって 影 響 を 受 けるか 議 論 を 試 みたが この 質 問 紙 で 調 べることができる 概 念 は むしろ 授 業 実 践 志 向 性 で あることがわかった 恐 らくは 概 括 的 な 概 念 として 提 案 されている 実 践 的 指 導 力 を このような 作 業 は 実 証 的 に 他 の 下 位 概 念 に 交 通 整 理 する 作 業 のひとつのステ ップとして 位 置 付 けることができよう このような 実 践 的 指 導 力 の 概 念 整 理 は 今 後 の 課 題 としたい 公 開 授 業 研 究 会 で 学 習 指 導 案 を 配 布 されて 授 業 のあとでの 協 議 会 にも 参 加 で きる 経 験 を 持 った 履 修 者 は 学 習 指 導 案 を 作 ることなどによって 授 業 を 構 想 するこ とに 興 味 関 心 をより 強 く 持 つようになった 算 数 の 具 体 的 な 教 材 と 出 会 うこと プリント 作 り 学 習 指 導 案 作 り 模 擬 授 業 の 一 連 の 活 動 は 昨 年 度 も 行 った また サークルなどで 子 どもとの 接 触 のある 学 生 もいる しかし 具 体 的 な 算 数 の 授 業 教 材 を 子 どもが 取 り 組 んでいる 様 子 授 業 に 対 する 感 動 を 参 観 者 として 共 感 するよ うな 経 験 は 公 開 研 究 授 業 でのみ 得 られることである 同 じ 教 室 にいるという 点 では 教 育 支 援 ボランティアの 立 場 を 経 験 した 学 生 もいる しかし 学 習 指 導 案 などの 形 で 授 業 の 創 造 者 としての 立 場 を 共 有 することはあまりないだろう この 違 いが サ ークルの 所 属 や 教 育 支 援 ボランティアの 経 験 との 関 係 が 統 計 的 には 顕 著 ではないの に 公 開 授 業 研 究 会 への 参 加 の 有 無 が 統 計 的 に 顕 著 な 差 異 を 学 習 指 導 案 を 作 るの は 楽 しい という 設 問 への 反 応 でみられたことの 理 由 として 説 明 となるだろう 実 際 に 参 観 者 として 授 業 を 見 聞 きし それの 学 習 指 導 案 や 協 議 会 への 参 加 によって 授 業 を 創 造 することの 魅 力 的 をよりよく 意 識 することができるようになったことと 思 われる 一 般 に 対 応 のあるデータの 平 均 の 差 の 検 定 は 対 応 のないデータに 比 べて 鋭 敏 になる 個 々の 学 生 での 変 化 をみれば 対 応 のないデータでは 顕 著 にはならなかっ たが 履 修 の 前 と 後 とで 2006 年 度 では 統 計 的 に 有 意 となった その 有 意 となった 質 10

12 研 究 授 業 参 観 の 授 業 実 践 志 向 性 への 影 響 問 項 目 からそのプロセスを 想 像 するならば 公 開 授 業 研 究 会 への 参 加 によって 算 数 の 授 業 を 構 想 することの 楽 しさを 知 った 公 開 授 業 研 究 会 あ) の 開 催 の 直 後 に 班 活 動 で 模 擬 授 業 作 りが 始 まったことも あって 構 想 することの 楽 しさを 知 った 学 生 が 班 活 動 への 動 機 付 けに 関 して リードする 役 割 を 持 ち プリント 作 りや 学 習 指 導 案 作 り 教 具 作 りに 昨 年 度 に 比 較 してより 積 極 的 な 活 動 を 組 織 しえるようになっていた その 結 果 半 年 間 の 履 修 を 通 じて 1. 教 科 書 などをみて 授 業 をあれこれ 構 想 することは 楽 しい 5. 授 業 を 構 想 することは 創 造 的 な 作 業 だ 6. 授 業 プリントを 作 る 作 業 は 楽 しい 7. 学 習 指 導 案 を 作 る 作 業 は 楽 しい 10. 模 擬 授 業 や 授 業 をすることは 楽 しみだ 11. 模 擬 授 業 をしたり 学 習 指 導 案 を 書 いたりする 機 会 がもっとあればいいと 思 う と 思 えるようになった と 解 釈 することができるだろう つまり いっしょに 子 どもといるだけ 算 数 の 教 材 を 大 学 生 の 立 場 で 触 れるだけでは 得 られない 経 験 を 学 生 は 公 開 授 業 研 究 会 で 得 ることができた しかし 質 問 のきめ 細 かさや データ 数 に 関 して 必 ずしも 十 分 で はないので 今 回 の 調 査 ではこのプロセスの 詳 細 に 関 して 統 計 的 な 立 証 ができるま でには 及 んではいない だが 今 後 の 教 育 実 践 研 究 を 含 めた 教 員 養 成 の 在 り 方 とし て 参 観 させる 授 業 は 優 れた 教 育 実 践 である 当 該 の 授 業 の 学 習 指 導 案 が 事 前 に 配 布 される 授 業 後 の 協 議 会 に 学 生 を 参 加 させる 参 観 後 の 学 部 での 活 動 に 班 活 動 などの 形 で 有 機 的 に 役 立 ちうるものとする という 諸 点 によって 授 業 創 りが 創 造 的 なおもしろいものであって 教 職 への 魅 力 を 感 じ 学 生 の 教 職 指 向 性 をより 高 めていく 可 能 性 が 示 唆 される そうした 活 動 を 提 案 していきたい 11

13 ( 付 記 ) 日 本 教 師 教 育 学 会 第 17 回 研 究 大 会 ( 鳴 門 教 育 大 学 :2007 年 9 月 日 ) 自 由 研 究 発 表 で 初 等 教 育 教 員 養 成 での 研 究 授 業 参 観 の 影 響 算 数 の 公 開 授 業 研 究 会 参 加 などをダミ ー 変 数 とした 重 回 帰 分 析 として 発 表 した 本 稿 は この 発 表 に 発 表 当 日 に 得 られたご 意 見 を 参 考 に 加 筆 修 正 したものである 特 に 鳴 門 教 育 大 学 の 小 野 由 美 子 先 生 から 概 念 整 理 について 貴 重 な 示 唆 を 戴 いたことを 記 し 謝 意 を 表 したい 注 (1) 正 田 良 菱 刈 晃 夫 教 職 指 向 性 に 関 する 質 問 紙 の 開 発 国 士 舘 大 学 文 学 部 人 文 学 会 紀 要 第 38 号 2005 (2) 正 田 良 ( 編 著 ) 算 数 数 学 って 怖 くない 成 文 堂 2007 (3) 正 田 良 算 数 に 関 する 模 擬 授 業 評 価 票 の 作 製 初 等 教 育 論 集 第 8 号 国 士 舘 大 学 初 等 教 育 学 会 2007 (4) 両 者 の 母 集 団 の 平 均 値 が 同 じであると 仮 定 した 場 合 に このような 対 応 のある 標 本 の 平 均 の 差 が 生 ずる 確 率 ( 両 側 t 検 定 ) MS-Excel のワークシート 関 数 ttest( 履 修 前 のデータの 範 囲 履 修 後 のデータの 範 囲,2,1) を 用 いて 計 算 した (5) 統 計 ソフト Stat-Partner を 用 いて そのデフォルトの 指 定 で 処 理 を 行 なった 本 文 中 に 記 した 以 外 では 共 通 性 の 初 期 値 は SMC が 条 件 となっている 資 料 A: 教 職 指 向 性 に 関 する 質 問 紙 次 のいくつかの 文 章 (1 ~ 11)はどれくらいあなたにあてはまりますか 7: 他 に 類 を 見 ないほど 当 てはまる 6: 当 てはまる / 5:ややあてはまる / 4:どちらとも 言 えない 3:どちらかというとやや 反 対 である / 2:むしろ 正 反 対 である 1: 他 に 類 を 見 ないほど 正 反 対 だ の 7 段 階 で 答 えて 下 さい なお 回 答 は 右 下 の 回 答 欄 へ 記 して 下 さい なお この 調 査 は 今 後 の 講 義 の 進 展 等 による 変 化 を 調 べるために シールなどの 情 報 も 入 力 しますが 統 計 的 な 処 理 をするので 匿 名 性 は 保 たれます もちろんこの 回 答 によって 成 績 等 に 関 する 差 別 をしません 12

14 研 究 授 業 参 観 の 授 業 実 践 志 向 性 への 影 響 1. 教 科 書 などをみて 授 業 をあれこれ 構 想 することは 楽 しい 2. 教 職 に 魅 力 を 感 じる 3. この 世 の 中 は 授 業 に 関 する 情 報 を いろいろな 本 で 調 べることが 可 能 だ 4. 現 職 の 先 生 が 授 業 について 交 流 している 研 究 会 に 出 てみたいと 思 う 5. 授 業 を 構 想 することは 創 造 的 な 作 業 だ 6. 授 業 プリントを 作 る 作 業 は 楽 しい 7. 学 習 指 導 案 を 作 る 作 業 は 楽 しい 8. 学 習 指 導 案 を 作 ることに 関 しては いろいろと 制 約 があると 思 う 9. 模 擬 授 業 とか 授 業 をする 場 面 ではあがってしまう(あがってしまいそう) 10. 模 擬 授 業 や 授 業 をすることは 楽 しみだ 11. 模 擬 授 業 をしたり 学 習 指 導 案 を 書 いたりする 機 会 がもっとあればいいと 思 う 12. 入 学 した 年 度 の 西 暦 の 下 1 桁 (2 年 生 は 4 3 年 生 は 3) 13 ~ 15 学 生 番 号 の 下 3 桁 を 左 から 順 に 記 して 下 さい ( 履 修 前 に 行 なった 問 16)サークルへの 所 属 に 関 する 質 問 ( 履 修 後 に 行 なった 問 16) 16. この 教 法 算 数 で 4: 授 業 者 (T.T. と 含 む)を 自 分 の 授 業 案 で 経 験 3: 人 の 指 導 案 で 経 験 2: 人 に 自 分 の 指 導 案 をやらせた 1: どちらでもない 17. ( 両 方 の 質 問 紙 に 共 通 ) 小 学 校 中 学 校 での 教 育 ボランティアの 経 験 があれば 1 無 ければ0を 記 して 下 さい 回 答 欄 :(16.17.の 回 答 欄 を 手 書 きで 印 刷 原 稿 に 補 った)

15 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて モラリティ 道 徳 性 の 生 物 学 的 基 礎 づけから 菱 刈 晃 夫 はじめに 生 きる 力 再 生 のためには センス オブ ワンダー = 神 秘 さや 不 思 議 さに 目 を 見 はる 感 性 が 不 可 欠 であることは すでに 指 摘 した 1) これは 海 洋 生 物 学 者 レ イチェル カーソンの 言 葉 であった 再 確 認 しておこう 子 どもたちの 世 界 は いつも 生 き 生 きとして 新 鮮 で 美 しく 驚 きと 感 激 にみちあふ れています わたしたちの 多 くは 大 人 になるまえに 澄 みきった 洞 察 力 や 美 しいも の 畏 敬 すべきものへの 直 感 力 をにぶらせ あるときはまったく 失 ってしまいます 2) こうした 感 性 を 大 人 になっても 持 ち 続 けられなら わたしたちはどれほど 幸 せであろ う この 感 性 は やがて 大 人 になるとやってくる 倦 怠 と 幻 滅 わたしたちが 自 然 という 力 の 源 泉 から 遠 ざかること つまらない 人 工 的 なものに 夢 中 になることなどに 対 す る かわらぬ 解 毒 剤 になるのです 3) 先 の 拙 稿 では 特 別 活 動 のなかで このセンスをいかに 育 むのかについて 簡 単 な 考 察 を 試 みた 小 論 では 派 生 して 道 徳 教 育 がもつ 課 題 について 触 れてみたい さて このセンスは カーソンのいうように 自 然 という 力 の 源 泉 に 位 置 している つまり 人 間 も 他 の 動 物 や 植 物 などと 変 わらない 生 物 の 一 種 として 本 来 この 自 然 の なかに 深 く 根 づいている わたしたちは 人 間 独 自 の 人 間 圏 4) を 近 年 あまりに も 急 速 に 発 展 させ 過 ぎてしまったため 往 々にしてこのことを 忘 れがちである そし て 人 工 的 なもの に 夢 中 になってしまいがちである その 最 たるものは 経 済 的 14

16 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて 効 率 や 儲 けなど 5) だが 翻 って 見 れば わたしたち 人 間 も 長 い 進 化 の 過 程 を 経 て チンパンジーか らあるとき 袂 を 分 かち 現 在 に 至 る いわば 一 匹 の 人 間 6) である わたしたち 一 人 ひとり(あるいは 一 匹 )のなかには 今 に 至 るまでの 生 物 進 化 のプロセスが 確 実 に 刻 印 されている 進 化 論 を 全 否 定 する 立 場 でない 限 り もはやこのことはある 程 度 受 け 容 れられた 事 実 であろう すると センス オブ ワンダーもまた 本 来 この 生 物 という 自 然 のなかに 根 ざし ているとはいえないであろうか 確 かに 自 己 意 識 と 言 語 を 持 つ 人 間 だけが これをこう 表 現 しえるのみである 人 間 はイマジネーションを 駆 使 して 古 今 東 西 鳥 であれ 虫 であれ 森 であれ 花 であれ すべての 存 在 が この 世 界 の 美 しさに 感 激 し これを 賛 美 している と 芸 術 や 文 学 や 宗 教 そして 哲 学 を 通 じて( 彼 らになりかわって) 表 現 してきた 7) 豊 かな 想 像 力 を 働 かせて 世 界 を 眺 めれば いかにも 生 き 物 はすべて 生 きて 在 ることへの 歓 びの 賛 歌 を 歌 っているように 思 えないこともない カーソンは 海 洋 生 物 学 者 として 海 辺 に 生 きる 生 き 物 から こうしたささやきや 歌 を 聞 きとったに 違 いない わたしたち 皆 が 詩 人 になる 必 要 がある といいたいわけではない センス オブ ワンダーが 生 き 物 としての 人 間 のなかに 生 来 的 に 具 わる 可 能 性 について 考 えてみた いのである しかも このセンス オブ ワンダーは 人 間 にとってのみ 問 題 となる 道 徳 性 の 根 幹 に 位 置 するのではなかろうか つまり モラル センス( 道 徳 感 覚 )と も 通 底 しているのでは もちろん 学 習 指 導 要 領 にも このことは 道 徳 の 内 容 の 視 点 3 主 として 自 然 や 崇 高 なものとのかかわりに 関 すること として 明 示 されている いくつか 取 り 上 げ てみよう 8) 身 近 な 自 然 に 親 しみ 動 植 物 に 優 しい 心 で 接 する 美 しいものに 触 れ すがすがしい 心 をもつ 自 然 のすばらしさや 不 思 議 さを 知 り 自 然 や 動 植 物 を 大 切 にする 美 しいものや 気 高 いものに 感 動 する 心 をもつ 生 命 がかけがえのないものであることを 知 り 自 他 の 生 命 を 尊 重 する 15

17 美 しいものに 感 動 する 心 や 人 間 の 力 を 越 えたものに 対 する 畏 敬 の 念 をもつ すべては 今 わたしたち 一 人 ひとりが ここにこうして 生 きて 在 ることの 不 思 議 さと 有 り 難 さへの 感 動 から 始 まる そこに 自 他 の 生 命 の 尊 重 が 育 つ センス オブ ワン ダーには 他 者 を 含 めたわたしたち 自 身 の 存 在 への 気 づき (あるいは 自 覚 や 目 覚 め ) も 含 まれている それは 人 間 が 他 の 生 物 と 同 様 に この 地 球 上 で 共 存 していくことを 可 能 にする 感 性 でもある 地 球 温 暖 化 を 想 起 するまでもなく この 気 づきを 忘 れた 人 間 圏 の 肥 大 は 反 転 して 現 代 わたしたち 人 間 自 身 の 生 存 の 危 機 へとつながっている 今 一 度 できるだけ 多 くの 人 々が センス オブ ワンダーを 再 生 させねばならない そして 教 育 においては これを 育 む 努 力 をしなければならない 本 稿 では こうした 一 匹 の 生 き 物 としての 人 間 の 人 間 性 を 証 するモラリティの 生 物 学 的 基 礎 をめぐって とくに 社 会 生 物 学 の 知 見 を まず 簡 単 に 整 理 してみたい が こうした 道 徳 のいわゆる 自 然 主 義 的 基 礎 づけという 試 みは すでに 宗 教 や 哲 学 の 方 面 からも 表 現 を 変 えて 古 来 なされてきている よって まずはこの 点 について 簡 単 に 押 さえておこう 1 節 センス オブ ワンダーの 所 在 としてのからだ あるいは 心 受 動 意 識 について 生 命 がかけがえのないものであることを 知 り 自 他 の 生 命 を 尊 重 する というの は まさに 人 間 ならではの 道 徳 の 基 本 であろう 人 間 だけがこうした 気 づきを 自 覚 で き また 逆 に これとは 正 反 対 の 行 動 をとることもできる 生 命 のかけがえのなさに 対 するワンダーのセンスから 他 者 に 対 する 愛 の 働 きも 生 まれてくる しかし なか なかこうした 気 づきには 至 らない ともかく 神 秘 さや 不 思 議 さの 気 づきは わたしたちのからだ そして 心 によって 感 じられるクオリアである ちなみに クオリアとは 私 たちが 針 に 刺 されたとき に 痛 いと 感 じたり うれしいときに 幸 せだと 感 じたりする 心 の 質 感 のことである 意 識 の 現 象 的 な 側 面 のこと と 言 い 換 えてもいい 9) わたしたちは 生 きている 限 り こうしたクオリアの 連 鎖 に 浸 り 続 けることになる 16

18 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて もちろん 今 わたしは こう 感 じている と 意 識 した 途 端 それは というク オリア だと 言 葉 で 表 現 することも 可 能 であるが しかし たいていは 意 識 すること なく わたしたちはある 種 の 気 分 や 情 動 や 感 情 の 状 態 に すでに 無 意 識 的 にとらえら れてしまっている 10) いわば 心 や 意 識 には からだや 無 意 識 が 先 立 ち わたしたちは 近 代 的 な 人 間 観 が 主 張 するほど 自 律 的 に 生 きているわけではない 我 思 う ゆえ に 我 在 り ではなく 我 在 り ゆえに 我 思 う のほうが むしろ 現 実 に 即 している といえよう 厳 密 な 自 律 は フィクションである 仏 教 には こういう 言 葉 がある ブッダは こう 教 えたという ものごとは 心 にもとづき 心 を 主 とし 心 によってつくり 出 される 11) わたしたちは 日 常 生 活 で 確 かにあとから 振 り 返 ってみれば わたしは こう 思 う から こうした のだ と 理 由 づけすることが 多 い そう 思 う 心 が 原 因 となって あ る 行 為 が 生 じた というふうに しかし これはすべてには 当 てはまらない むしろ 実 際 は その 逆 なぜかしらそ う 行 為 してしまったあとで そう 思 ったからだ そう 心 が 命 じたからだ と 理 由 づけ をしたがるのである 3 節 で 取 り 上 げるが わたしたちの 日 常 は それほど 自 律 的 か つ 意 識 的 に 営 まれているわけではない よって ここでの 心 とは きわめて 心 もとない 心 でしかない ブッダは この 点 に ついて こうも 述 べている 心 は 動 揺 し ざわめき 護 り 難 く 制 し 難 い 英 知 ある 人 はこれを 直 くする 弓 師 が 矢 の 弦 を 直 くするように 12) 心 は 捉 え 難 く 軽 々とざわめき 欲 するがままにおもむく その 心 をおさめるこ とは 善 いことである 心 をおさめたならば 安 楽 をもたらす 13) からだのなかにある 心 否 むしろからだと 一 体 の 心 は いわくいいがたくすでにか らだによって 規 定 されてしまっている その 結 果 心 は 知 らぬ 間 に 動 揺 し ざわめく 17

19 とらえ 難 く いつしか 欲 のままに 動 かされている 心 は わたしの 主 人 でも 中 央 でも 司 令 官 でもない だからこそ その 心 をおさめられる 人 がいれば その 人 は 英 知 ある 人 と 呼 ばれるというのである その 努 力 と 克 己 をブッダは 教 えているといえるが 出 発 点 は 心 の 心 もとなさであることに 注 意 したい だからこそ の 勧 めといえよう 前 野 隆 司 によれば これは 受 動 意 識 仮 説 といわれている 次 の 4 点 に 集 約 され るというので 引 用 しておこう 14) (1) 無 意 識 というシステムは 意 識 によるトップダウン 的 な 決 定 に 従 って 仕 事 をする 追 従 的 なシステムではない むしろ 部 分 部 分 のモジュールが 独 立 し てそれぞれの 得 意 な 情 報 処 理 を 同 時 におこなう 超 並 列 計 算 機 である 四 方 八 方 のモジュールから 湧 き 上 がってきたさまざまな 自 律 分 散 的 情 報 処 理 結 果 のう ち 特 に 目 立 つもの(たとえば 発 火 頻 度 が 高 い 神 経 集 団 が 生 成 した 情 報 )が 民 主 的 に 選 び 出 されて 意 識 に 転 送 される (2) 一 方 意 識 という 機 能 は 脳 の 重 要 事 項 の 決 定 を 一 手 に 担 うリーダーではない むしろ 無 意 識 的 情 報 処 理 の 結 果 を 受 け 取 って あたかも 自 分 が 注 意 を 向 けて 自 分 の 自 由 意 志 でおこなったことであるかのように 幻 想 体 験 し その 体 験 結 果 をエピソード 記 憶 に 転 送 するだけの 受 動 的 追 従 的 な 機 能 を 担 うシステムで ある また 意 識 体 験 は 小 びとたちの 並 列 的 な 体 験 よりも 単 純 で 直 列 的 である (3)つまり 心 は 民 主 主 義 社 会 のようなボトムアップなシステムである (4)そして 意 識 の 現 象 的 な 側 面 は 幻 想 のようなものである 要 するに わたしたちの 心 とか 意 識 とか 自 我 とかいわれる 中 心 は からだ 全 体 からの ボトムアップによる 結 果 なのであって 決 してその 逆 ではないということである つ まり 心 や 意 識 や 自 我 がボトムダウンにからだを 支 配 したり 制 御 したりは 実 はでき ないことを 示 している 15) もちろん たとえば 今 このページをめくろうとしてペー ジをめくる といった 自 由 意 志 を 否 定 するわけではない ふだん 何 気 なく 生 きている 18

20 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて 日 常 現 実 を 振 り 返 ろうとしているだけである が これはいわれてみればしごく 当 たり 前 のことである 何 事 も 心 がいちいち 指 令 を 出 して この 心 から 実 行 許 可 の 捺 印 をえなければ 行 動 できないといったことになれば わたしたちは 身 動 きできなくなってしまうに 違 いない わたしたちが 歩 くという 動 作 を いちいち 意 識 したら いかに 滑 稽 なものとなるか また 3 節 で 取 り 上 げるとしよう 前 野 は こうした 受 動 意 識 の 宗 教 的 哲 学 的 伝 統 を 手 短 に 紹 介 している 16) たとえば ヒュームのいう 知 覚 の 束 という 考 えも 興 味 深 い 詳 しくは 稿 を 改 めて 取 り 上 げ ることにするが 簡 単 に 触 れておこう 私 たち 人 間 はいかなる 時 も 知 覚 なしには 自 分 自 身 を 決 してとらえることができな い 心 とは いわば たくさんの 知 覚 がめまぐるしく 登 場 し 続 ける 劇 場 のよう なものである つまり 人 間 の 心 とは 思 いもよらない 速 さで 繰 り 返 される 知 覚 の 束 にすぎない 17) わたしたちのクオリアは そしてそう 反 省 しているわたしという 自 我 は 決 して 実 体 としてあるわけではない あるのは 心 の 臓 器 を 含 むただこのからだだけ そしてこ のからだのなかの 自 動 的 な 物 理 的 現 象 として 快 楽 や 苦 痛 や 感 動 や 感 情 や 情 念 とい った 一 連 の 印 象 全 体 18) があるだけである あとから 反 省 して 言 葉 で 表 現 してみれば これらを 指 して 心 理 的 諸 情 態 だとか クオリアだとかいっているだけである そして 時 がくれば このからだも 消 える まさに 色 即 是 空 空 即 是 色 ではないか 19) このように 見 てくると センス オブ ワンダーにおける 感 性 は こうしたからだ に 根 づく 受 動 的 な 作 用 であることが 明 らかとなる 物 理 的 な まるで 自 動 機 械 のよう な 生 物 に 進 化 の 過 程 において やはり 必 要 かつ 有 益 であったからこそ 身 につけられ た 感 覚 なのかもしれない 社 会 生 物 学 の 観 点 から 次 に 探 ってみよう 2 節 社 会 生 物 学 から 見 た 道 徳 性 いうまでもなく E.O. ウィルソンは 社 会 生 物 学 の 大 著 により その 名 を 知 られ る 20 世 紀 を 代 表 する 昆 虫 学 者 生 態 学 者 進 化 学 者 である 20) 人 間 の 本 性 につい 19

21 て も 大 いに 話 題 となり いわゆる 社 会 生 物 学 論 争 を 引 き 起 こした 21) しかし 効 果 的 な 教 育 を 望 み 調 和 と 創 造 性 のある 社 会 を 実 現 しようというなら 人 間 とい う 種 の 生 物 学 的 な 起 源 を 理 解 しないわけにはゆきません 22) という 言 葉 には たい へん 惹 きつけられる 人 文 社 会 諸 科 学 は 物 理 学 抜 きの 天 文 学 化 学 抜 きの 生 物 学 そして 代 数 抜 きの 数 学 のようなもので 表 面 的 な 現 象 の 単 なる 部 分 的 な 記 載 の 域 にと どまってしまう 23) というのは 的 を 射 ているといえよう 知 の 挑 戦 24) では 科 学 的 知 性 と 文 化 的 知 性 の 統 合 を 企 てているが とりわけ 教 育 学 においては こうした 知 の 統 合 は 推 進 させられていかねばならないであろう 小 論 も その 微 々たる 端 緒 で ある ともかく ウィルソンによれば ヒトという 種 は 神 の 被 造 物 ではなく 遺 伝 的 偶 然 と 環 境 のもたらす 必 然 の 産 物 25) であり 種 の 起 源 の 問 題 に 神 を 介 入 させるのは もはや 無 理 なこと 26) である こうした 立 場 や 見 方 に 対 しては 先 のさまざまな 論 争 があるが それはさておき ウィルソンらによる 社 会 生 物 学 から 見 た 道 徳 性 につい て 一 瞥 しておきたい まずは 生 物 という 存 在 をどうとらえるか どんな 生 物 も その 遺 伝 的 歴 史 によって 形 成 された 諸 規 範 を 超 越 する 目 的 などとい うものを 持 ってはおらず 人 間 もその 例 外 ではないということである もちろん 生 物 が 物 質 的 知 能 的 進 歩 の 大 きな 可 能 性 を 持 つことはありうるだろう しかし 内 在 的 な 目 的 を 所 持 したり あるいは 当 面 の 環 境 を 超 越 した 何 らかの 要 因 によって 進 路 の 誘 導 を 受 けるなどということが 生 物 に 起 こるはずはなく さらに 分 子 的 な 構 造 の 故 に 生 物 が 自 動 的 に 何 らかの 進 化 上 の 目 標 に 向 かって 前 進 するなどというこ ともありえないのである 27) ウィルソンは 徹 底 した 経 験 主 義 に 立 つため 道 徳 の 指 針 を 人 間 精 神 の 外 に 存 在 す る 28) とはとらえない 道 徳 はあくまでも 人 間 精 神 の 考 安 物 である つまり 神 といった 超 越 者 を 立 てることは 一 切 しない 人 間 の 精 神 といっても それはこの 物 理 的 からだのなかに とりわけ 脳 という 心 を 生 み 出 す 臓 器 を 道 具 として 機 能 しているの であって これが 物 理 的 なプロセスから 逃 れることなど 不 可 能 である そして あり 20

22 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて とあらゆる 物 質 や 生 命 の 進 化 には とくに 定 められた 目 標 や 目 的 といったものはな く それはむしろただ 変 化 と 呼 ばれるほうがふさわしい 29) たとえばキリスト 教 的 な 見 方 をここに 少 しでも 持 ち 込 めば すべてはある 目 的 に 向 かって 進 歩 するなどとい いたくなるわけであるが ウィルソンはそうした 立 場 にはいない 30) これは ポスト モダンの 哲 学 者 リオタールにも 共 通 する 見 方 である 歴 史 に 明 確 な 目 的 や 到 達 点 など 存 在 しない 人 間 は 歴 史 の 中 でただ 意 味 もなく 増 殖 してきただけであり 人 々の 歴 史 や 個 人 の 一 生 に あらかじめ 定 められた 目 的 はない したがって 存 在 するのは 小 さな 個 人 個 人 の 一 生 という 物 語 だけである 31) 先 に 見 た 受 動 意 識 仮 説 によれば わたしというクオリア = 意 識 の 現 象 的 側 面 は 幻 想 のようなものである ただ 人 間 だけが ありがたいことに この 存 在 をモニタ ーできる 心 を 獲 得 することができた 本 来 は 空 であるのに これを 色 つま り 存 在 として 認 識 させてもらえたという 何 という 有 り 難 さ(だが ここに 幻 想 に しがみつく 執 着 と 死 への 恐 怖 も 生 じることになる) 32) なのに 人 間 はなんて 愚 か なのであろう 本 質 的 な 目 的 のない 人 生 を 他 者 との 競 争 のために 消 費 した 後 に 死 んでいく 33) 意 味 もない 増 殖 が 今 にも 拍 車 がかかり やがては 増 殖 しえない 状 態 が 近 づきつつある といったところが 現 在 であろうか さて ともかく 人 間 を 超 越 した 神 といった 存 在 を 一 切 前 提 しないところから 心 や 道 徳 性 の 問 題 に 取 り 組 んでみよう というのが 社 会 生 物 学 からのアプローチであ る ちなみに 宗 教 を 信 じるかどうかは 分 かる 次 元 の 話 ではない 宗 教 はあく までも 納 得 する 次 元 の 話 である 34) 個 人 が 自 分 の 一 生 という 物 語 を 納 得 する 上 で 活 用 すべきものであり やたら 他 人 に 押 し 付 けるべき 時 代 では もはやあるまい では このようなクオリアを 生 み 出 す 脳 は なぜ 存 在 するのだろう そして 心 は さらに 道 徳 性 は ウィルソンは こう 述 べる 脳 というものが 存 在 するのは それを 構 築 せしめる 遺 伝 子 群 の 生 存 と 増 殖 にとって 脳 自 体 が 促 進 的 効 果 を 示 すからなのだということである 人 間 の 心 というものも 21

23 生 存 と 繁 殖 のための 一 つの 装 置 なのであり 理 性 とは そのような 装 置 が 行 使 する 各 種 の 技 術 のうちの 一 つにすぎないのである 35) かつて ショーペンハウアーは 人 間 存 在 の 根 源 に 生 への 盲 目 的 な 意 志 を 見 たが わたしたちは 生 き 物 として 確 かに 生 き 続 けたい という 本 性 だけを 有 しているの かもしれない ただ 人 間 だけがそれに 止 まらず つまりパンのみ 生 きるにあらず ロゴス 言 葉 ( 知 性 )による 意 味 を 見 出 そうとする が ウィルソンはいう 知 性 というものは 原 子 の 理 解 を 目 的 として 作 り 上 げられたものでもなければ ま してや 知 性 自 体 を 理 解 するために 作 り 出 されたものでもない それは 人 間 の 遺 伝 子 の 生 存 を 促 進 させるためにこそ 作 り 上 げられたものだといえるのである 36) 今 ここでこのようなことを 書 いたり 読 んだりして 考 えていることそのものが 実 は 知 性 本 来 の 目 的 ではないということ すなわち まさにこうした 知 性 の 使 用 はスコレー ( 暇 )においてなされるものであり これが 哲 学 であり 学 問 だということかもしれ ない ただし 脳 や 心 や 知 性 や 理 性 とは 第 一 に 生 存 のための 装 置 であることを 確 認 して おこう すると 生 存 したいと 欲 する 生 物 としての 人 間 は 当 然 のことながら 養 育 に 向 かおうとする 37) 人 間 というものは ヒトという 種 を 特 徴 づけているあらゆる 衝 動 機 知 愛 情 自 尊 心 怒 り 希 望 そして 気 づかいのすべてを 傾 けて 結 局 のところは 同 じ 人 生 のサイクルを 子 孫 たちが 繰 り 返 してゆくのを 確 実 に 手 助 けしようとするものなので ある 自 省 的 な 人 々はそれに 気 づいているのである 38) この 手 助 け が 養 育 であり 教 育 である ただ この 手 助 けはただ 生 存 そのものが 第 一 目 的 であり これを 超 えた 目 的 を 有 しているわけではない 宗 教 や 哲 学 さらに 教 育 思 想 と 呼 ばれてきたものなら これに 加 えてさまざまな( 立 派 な) 意 味 づけや( 壮 大 な) 方 向 づけを 行 おうと 試 みるであろうが ウィルソンは 次 のように 断 言 する 22

24 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて 我 々には 特 別 の 目 的 地 など 無 いということなのだ ヒトという 種 には それ 自 体 の 生 物 学 的 本 性 から 独 立 した 目 的 など 備 わってはいないのである 39) ゆえに 信 仰 ( 神 やイデアなど)もまた 生 存 を 促 進 するための 機 構 40) である 逆 に 生 存 をおびやかす 機 構 ともなりうる 信 仰 でもあるが わたしたちはひたすら 生 きよ う としているだけの 一 匹 のただの 生 き 物 である この 上 なく 高 貴 な 諸 々の 衝 動 も 詳 しく 調 べてゆくと 実 は 生 物 学 的 行 為 に 姿 を 変 えてしまうもののようである 41) ヒューマン ライフ 納 得 するかどうかは 別 として 社 会 生 物 学 から 見 た 人 生 とも わたしたちは 正 面 から 向 き 合 う 必 要 があろう すると 次 に 道 徳 性 は こうした 生 物 としての 人 間 のどこに 位 置 づくのであろうか ウィルソンは こう 述 べる 人 間 というものに 一 段 と 真 実 に 近 い 定 義 を 与 えた 上 で 新 しい 道 徳 を 探 究 するため には 人 間 の 内 面 に 目 を 向 けて 心 という 機 構 を 解 剖 し その 進 化 史 を 改 めて 辿 って みる 必 要 があるのである 42) これは 次 節 で 取 り 上 げることとするが 重 要 なのは この 認 識 である 我 々の 脳 の 中 には 複 数 の 生 得 的 な 検 閲 装 置 および 動 機 付 け 装 置 があって これら が 我 々の 倫 理 的 諸 前 提 に 無 意 識 のうちに大 きな 影 響 を 加 えているということ そ して 道 徳 性 は それら 諸 装 置 を 足 がかりとして 本 能 として 進 化 したのだという ことである もしもこの 推 察 が 当 たっていれば あらゆる 倫 理 的 主 張 や 多 くの 政 治 的 行 為 の 源 泉 となっている 人 間 的 な 諸 価 値 の 起 源 や 意 味 自 体 が 遠 からず 科 学 的 研 究 の 対 象 となるだろう 43) 23

25 わたしたちのからだに とりわけ 心 を 生 み 出 す 臓 器 としての 脳 において 無 意 識 の うちに 自 動 的 に 大 きな 影 響 を 及 ぼしているさまざまな 機 能 これらの 上 に 道 徳 性 は 本 能 として 進 化 してきたということ ここから 始 めよう 生 物 学 では 道 徳 性 を ( 簡 単 にいえば) 自 分 の 欲 することをめざす 行 為 が 他 者 の 欲 求 や 利 益 を 妨 げるとき どのようにして 自 己 抑 制 するかということ 44) ととらえる つまり 利 己 主 義 的 行 動 ではなく 利 他 主 義 的 行 動 である ひたすら 生 きたい と する 生 物 にとって そのための 欲 求 を 一 時 的 にせよ 抑 制 することは 自 己 以 外 の 生 き 物 の 利 益 を 優 先 することになる 本 来 自 己 の 生 存 のことしかない 生 物 において こ うした 利 他 行 為 は なぜ 進 化 してきたのか ウィルソンが 示 唆 したその 後 の 研 究 は 今 日 ますます 進 んでいる 45) いましばらくウィルソンの 見 方 について 確 認 しておこう 彼 は 人 間 の 道 徳 や 倫 理 が からだや 脳 や 心 のなかに 無 意 識 的 なメカニズムとし て 進 化 の 過 程 において 埋 め 込 まれているととらえる よって こうした 問 題 に 古 来 言 葉 を 費 やしてきた 哲 学 者 にしても 結 局 のところは 彼 ら 自 身 の 個 人 的 な 感 情 的 反 応 を 頼 りに 判 断 を 下 しているのであり その 作 業 はあたかも 姿 を 見 せない 祭 司 のお 告 げ を 頼 りにしているようなもの 46) であり 一 般 人 と 何 ら 変 わるところがないという では この 祭 司 はどこにいるのだろうか この 祭 司 は 脳 の 感 情 中 枢 の 奥 深 い 場 所 おそらくは 大 脳 辺 縁 系 の 一 部 に 住 みつい ている ( 中 略 ) 人 間 の 情 緒 的 反 応 や これらを 基 礎 とするより 一 般 的 な 倫 理 的 行 為 は 数 千 世 代 にわたって 働 いてきた 自 然 選 択 によって かなりの 程 度 までプログ ラムされているのである 科 学 が 取 り 組 むべき 課 題 は このプログラムが 人 間 にど のくらいの 強 さの 制 約 を 加 えているかを 測 定 し 脳 内 にあってその 制 約 を 生 ぜしめ ている 原 因 を 究 明 し さらに 心 というものの 進 化 史 を 再 構 成 することによって そ ういった 制 約 の 意 義 を 解 読 することである 47) しかし これは 自 らに 備 わった 生 物 学 的 特 性 を 頼 りとした 自 動 操 縦 法 をやめて 生 物 学 的 知 識 にもとづいた 手 動 操 縦 に 切 り 換 えねばならないということ 48) を あ る 程 度 意 味 することになろう 実 際 現 代 において これほど 道 徳 や 倫 理 さらに 教 育 の 在 り 方 や 方 法 が 問 題 化 しているのは 自 然 に 根 ざすプログラムが 自 明 ではなくな 24

26 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて りつつあり この 機 能 を 十 分 に 発 達 させる 余 裕 もないまま 社 会 や 文 明 が 急 速 に 変 化 していることによろう もはや 自 動 操 縦 では 危 険 な いわば 人 類 の 手 動 離 着 陸 領 域 に 入 ってしまった このような 不 自 然 な 時 代 だからこそ とくに 道 徳 教 育 に 携 わる 者 に とっては 脳 内 の 検 閲 装 置 および 動 機 付 け 装 置 のうち 我 々はいったいどれに 従 い またどれを 抑 制 あるいは 昇 華 すべきなのか 49) について できるだけ 最 新 の 見 識 を えておくことは 必 要 だと 思 われる しかも そういった 諸 装 置 は 人 間 性 のまさに 核 心 に 位 置 する 情 緒 的 指 針 である 50) センス オブ ワンダーにせよ モラル セ ンスにせよ 先 の 拙 稿 や 本 稿 でもいちばんの 問 題 にしているのは こうしたセンス 感 性 や 感 覚 つまり 情 緒 的 指 針 の 重 要 性 の 再 認 識 と 正 しい 位 置 づけ そして 教 育 である 混 迷 する 人 間 社 会 や 教 育 界 において この 作 業 は 不 可 欠 であろう が これはかなり 困 難 なことでもある この 研 究 を 推 し 進 めるためには 自 然 科 学 を 社 会 人 文 科 学 に 統 合 することを 目 指 しながら 人 間 の 本 性 を 自 然 科 学 の 対 象 として 研 究 する 以 外 に 手 はない 51) 人 間 の 本 性 の 分 析 に 関 する 重 要 な 発 展 の 第 一 歩 は 心 理 学 や 人 類 学 社 会 学 経 済 学 など 各 種 の 人 文 社 会 科 学 と 生 物 学 の 結 合 という 形 をとるだろう 二 つの 文 化 が 互 いに 相 手 側 の 領 域 に 十 分 目 を 向 けるようになったのはごく 最 近 のことで ある 52) とりわけ 教 育 学 は 今 後 こうした 知 の 統 合 のさなかで 研 究 を 発 展 させていく 必 要 があ ろう さて できるだけまちがいを 避 けながら 道 徳 や 倫 理 の 手 動 操 縦 にチェンジするた めには 生 物 学 的 特 性 を 頼 りとする 自 動 操 縦 の 仕 組 みを 解 明 しておかなければならな い もちろん その 試 みはまだ 始 まったばかりである しかも ふだんの 自 動 操 縦 を すべてやめる 必 要 もない むしろ わたしたちの 生 物 としての 自 動 操 縦 がうまく 機 能 することを 期 待 し これを 育 みながら 破 綻 が 見 られる 箇 所 を 手 動 操 縦 できるよう うまい 手 だてを 考 えていかなければならない これが なかでも 道 徳 教 育 に 与 えられ た 最 大 の 課 題 である 道 徳 や 倫 理 の 自 動 操 縦 法 の 一 端 を 明 らかにするため 最 新 の 脳 25

27 科 学 からの 見 解 を 次 に 確 認 してみよう 3 節 脳 のなかの 道 徳 脳 神 経 科 学 者 のガザニガは 脳 のなかの 倫 理 脳 倫 理 学 序 説 で こう 述 べている つまり 重 要 なポイントは 人 間 という 生 物 に 生 得 の 道 徳 感 が 備 わっているのか もし 備 わっているなら 私 たちはその 存 在 を 認 めてなおかつそれに 従 うことができ るのか である 人 を 殺 してはいけないのは 人 を 殺 してはいけないからであって 神 やアッラーやブッダがそう 言 ったからではないのだ 53) 倫 理 や 道 徳 を 神 といった 超 自 然 的 な 存 在 に 基 礎 づけるのではなく あくまでもこの わたしのからだという 自 然 に 基 礎 づけること それは からだの 一 部 であり 倫 理 や 道 徳 の 大 部 分 にかかわる 脳 という 自 然 に これらを 位 置 づけることを 意 味 する こう した 試 みは 決 して 現 代 に 始 まるのではない 54) が 今 日 では 人 間 のからだを 含 み 込 んだ 自 然 科 学 の 目 ざましい 発 達 により 日 々 新 しい 見 解 が 明 らかにされてきてい る その 一 端 を 確 認 しておきたい 人 間 には 生 れながらに 道 徳 感 が 備 わっていて 基 本 的 な 能 力 のひとつとして 善 悪 の 判 断 ができるという 見 解 は 最 近 までは 根 拠 もないまま 主 張 されるか 人 間 行 動 の 分 析 に 基 づいて 論 じられることが 多 く 生 物 学 的 な 実 証 に 基 づく 議 論 は 少 な かった 55) 先 に 触 れたように 道 徳 哲 学 の 歴 史 を 振 り 返 れば その 当 時 のあらゆる 知 を 駆 使 して 道 徳 の 基 礎 づけを 試 みた 例 はいくつもある 現 代 では それがより 自 然 科 学 的 に 実 証 的 に 証 明 されつつあるといったところか 56) 善 悪 にかかわる 判 断 が 脳 活 動 で 説 明 できると 思 わせる 研 究 が このところ 次 々と 発 表 されている 通 常 は 感 情 の 情 報 を 処 理 する 脳 領 域 が ある 特 定 の 道 徳 的 判 断 を 下 26

28 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて すときにだけ 活 動 するのもわかった 善 悪 の 判 断 とはどういう 性 質 のものか また その 判 断 が 一 致 したり 違 ったりするのはなぜかについて 数 世 紀 にわたり 激 しい 議 論 が 続 けられてきたが その 問 題 が 今 現 代 の 脳 画 像 技 術 で 速 やかに 疑 いようもな く 解 決 されようとしている 57) 実 に 恐 ろしい 時 代 が 近 づきつつあるのも 事 実 であるが 58) それはさておき 感 情 と 道 徳 がきわめて 密 接 な 関 係 にあることに 注 目 しておきたい まさにモラル センスは 感 情 や 直 感 に 根 ざすとの 見 方 である こうした 見 方 は 道 徳 哲 学 史 でも 古 来 見 受 けら れてきた 59) 最 新 の 脳 科 学 は これを 支 持 しようとしているかのようだ 最 新 の 研 究 からすると 人 が 道 徳 的 信 念 に 従 って 行 動 しようとするのは 善 悪 の 判 断 が 求 められる 問 題 を 検 討 しているときにその 人 の 感 情 にかかわる 脳 領 域 が 活 性 化 したからと 見 られる 一 方 同 等 の 判 断 が 求 められる 問 題 に 直 面 しても 行 動 しない と 判 断 するのは 感 情 の 領 域 が 活 性 化 しないからだ これは 人 間 の 知 識 の 驚 くべ き 進 歩 である 脳 の 自 動 的 な 反 応 を 見 れば どのような 道 徳 的 判 断 が 下 されるかを 予 測 できる 可 能 性 が 開 けたのだ 60) 感 情 と 道 徳 をめぐる 問 題 についてはすでに 論 じたので 61) ここでは 補 足 を 試 みたい ガザニガは 道 徳 哲 学 の 三 つのサンプルを 取 り 上 げている その 三 つとは 功 利 主 義 義 務 論 徳 倫 理 であり それぞれジョン ステュアート ミル イマヌエル カント アリストテレスが 唱 えた 62) これらに おのおの 三 つの 脳 領 域 が 対 応 するという 整 理 してみよう 1 功 利 主 義 J.S. ミル 最 大 多 数 の 最 大 幸 福 を 生 み 出 す 行 為 が 正 しい 最 終 的 な 結 果 に 注 目 前 頭 前 野 大 脳 辺 縁 系 感 覚 野 2 義 務 論 I. カント 行 為 の 結 果 で 善 悪 を 判 断 するのではなく 動 機 の 善 し 悪 しを 重 視 理 想 的 な 結 果 を 得 るよりも 他 人 の 権 利 を 侵 害 しないことのほう 27

29 が 重 要 前 頭 葉 3 徳 倫 理 アリストテレス 徳 を 修 めて 悪 を 避 けることを 求 める すべての 脳 領 域 を 適 切 に 連 携 させながら 働 かせる もちろん 単 純 化 されすぎてはいるが 明 快 に 考 えようとする 上 では よい 示 唆 を 与 え てくれよう さらに 善 悪 の 認 知 に 関 する 研 究 の 三 つのテーマがあるという 63) これも 整 理 し ておこう 1 道 徳 的 感 情 行 為 の 動 機 となるもの 主 に 脳 幹 と 大 脳 辺 縁 系 によって 生 み 出 さ れる 性 欲 や 飲 食 欲 などの 基 本 的 欲 求 をつかさどる 場 所 2 心 の 理 論 他 者 に 対 して 適 切 な 反 応 をするために 相 手 が 何 を 考 えているかを 推 測 する 能 力 社 会 規 範 にかなった 行 動 をとるうえでの 指 針 であり 善 悪 の 判 断 に 欠 かせない 能 力 ミラーニューロン 眼 窩 前 頭 皮 質 扁 桃 体 の 内 側 部 上 側 頭 溝 3 抽 象 的 な 道 徳 思 考 さまざまな 脳 内 システムの 関 与 いずれも 大 切 であるが とりわけ 道 徳 教 育 においては まず 道 徳 的 感 情 が 出 発 点 に なるのではなかろうか しかも これは 性 欲 や 食 欲 など 生 物 としての 基 本 的 欲 求 と 同 根 である つまり 道 徳 的 感 情 は 生 き 物 としての 一 匹 の 人 間 が 生 存 に 役 立 つものとして 進 化 の 過 程 で 身 につけた 本 能 に 近 いものなのかもしれない こう 見 ると やはりモラル センスは 生 物 学 的 な 自 然 のなかに 基 礎 をもつといえそうである 道 徳 教 育 は これをどう 活 性 化 するのであろうか 次 に 心 の 理 論 に 基 づく 共 感 や 想 像 力 を 道 徳 教 育 はどう 育 もうとするのであろうか 最 終 的 に こうして 道 徳 をめぐっ て 考 えることを 含 め 抽 象 的 な 道 徳 思 考 に 向 けて 道 徳 教 育 に 何 ができるのであろうか 道 徳 教 育 には 以 上 のような 課 題 が 見 出 されるわけであるが とりわけ1のテーマを ここでは 強 調 しておきたい それは ガザニガの 次 の 見 解 にもよる これがいちばん 重 要 なのだが 善 悪 の 判 断 について 自 分 の 選 択 の 理 由 を 明 確 に 28

30 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて 説 明 できた 者 はひとりもいなかった つまり 道 徳 上 の 難 問 に 答 えるときには 全 人 類 に 共 通 する 無 意 識 のメカニズムが 働 いているように 思 える 64) 繰 り 返 すように 道 徳 的 判 断 は そのほとんどが 自 動 操 縦 によってなされている ロゴス 理 屈 はそのあとだ 善 悪 の 判 断 はほとんどが 直 感 に 基 づいている ひとつの 状 況 や 意 見 に 接 したとき 私 たちはそれに 対 して 何 かを 感 じ なぜそう 感 じたのかを 説 明 する 理 屈 を 組 み 立 て る 簡 単 に 言 えば 人 間 は 状 況 に 対 して 自 動 的 に 反 応 している 脳 が 反 応 を 生 み 出 しているのだ その 反 応 を 感 じたとき 私 たちは 自 分 が 絶 対 の 真 実 に 従 って 反 応 し ていると 信 じるに 至 る 65) しかも 進 化 は 個 人 ではなく 集 団 を 救 う 集 団 を 救 えば 個 人 も 救 われるかららしい そのため 私 たちは 何 らかの 方 法 で 無 意 識 のうちに 人 の 心 を 読 むようになった 66) 前 節 で 触 れた 利 他 行 為 も ここに 位 置 づけられるであろう わたしたちの 利 己 的 遺 伝 子 は 集 団 あるいは 人 類 の 存 続 において 自 己 を 保 存 しようと 試 みるのである 67) さて さまざまな 知 見 がぞくぞく 明 らかになりつつある 現 代 この 分 野 においても 何 が 正 しいのかは まだ 明 らかにはなっていない 古 今 東 西 の 道 徳 哲 学 の 知 恵 を 裏 づ ける 自 然 科 学 的 知 識 が 日 進 月 歩 で 増 殖 しているといった 状 況 である ただ 次 のこ とだけは 確 かだ とガザニガはいう 人 間 が 生 きる 指 針 にしているらしき 善 悪 の 真 理 は 私 たちとは 切 り 離 された 独 立 し たルールとして 存 在 していて 人 はそれを 学 び それに 従 っているのだろうか そ れともそのルールは 脳 が 自 らに 組 み 込 まれたシステムを 使 って 他 者 に 共 感 し そ れによって 相 手 の 行 動 を 予 測 して しかるべく 対 応 した 結 果 として 生 まれたものな のか どちらが 正 しいにせよ ひとつ 確 かなことがある ルールは 間 違 いなく 存 在 するということだ 68) 現 代 の 脳 神 経 倫 理 学 は 人 類 共 通 の 倫 理 が 存 在 するという 立 場 に 立 って その 倫 理 29

31 を 理 解 し 定 義 する 努 力 をしなければならない 69) 人 間 は 何 かを 何 らかの 自 然 の 秩 序 を 信 じたがる 生 き 物 だ その 秩 序 をどのように 特 徴 づけるべきかを 考 える 手 助 けをすることが 現 代 科 学 の 務 めである 70) もちろん 道 徳 教 育 も この 成 果 を 積 極 的 に 取 り 込 んでいかなければならない 以 上 道 徳 性 を 生 物 としての 自 然 のなかに 位 置 づけ そして 解 明 しようと 試 みるに つれ この 自 動 操 縦 の 巧 妙 な 装 置 に わたしたちは 目 を 見 はらざるをえない まずは わたしたち 自 身 が わたしという 人 間 の 自 然 に 驚 嘆 すること そこには 人 間 ならではの 道 徳 性 に 対 する 驚 嘆 も 必 然 的 に 惹 起 させられるであろう つまるところ 人 間 のモラリティ およびその 探 求 と 教 育 は 人 間 による 人 間 自 然 へのセンス オブ ワンダーによって 初 めて 覚 醒 させられる しかも この 感 性 は 理 屈 よりさらに 深 く 生 物 としての 感 情 に 根 ざしているのである おわりに センス オブ ワンダーが わたしたち 自 身 の 存 在 そのものに 対 する 驚 きから 発 す ること しかも その 生 物 としての 存 在 にはモラリティが あたかも 自 動 装 置 のよう にして 組 み 込 まれていること 道 徳 教 育 は まずはこのようなわたしたちの 生 に 対 す るセンス オブ ワンダーを 育 むという 課 題 をもつ ところで 事 実 命 題 である から 規 範 命 題 すべし は 導 けないとし べし を ある に 基 礎 づけようとすることを 自 然 主 義 的 誤 謬 とする 説 もある 71) ドーキ ンスの 利 己 的 遺 伝 によれば 純 粋 で 私 欲 のない 利 他 主 義 は 自 然 界 に 安 住 の 地 のない そして 世 界 の 全 史 を 通 じてかつて 存 在 したためしのないもの 72) である 生 物 としての である と すべし は 区 別 されなければならない が これに 関 して 周 知 のようにドーキンスは 人 間 の 遺 伝 子 (gene)に 加 えて ミーム(meme)という 新 しい 自 己 複 製 子 を 提 唱 する 新 登 場 のスープは 人 間 の 文 化 というスープである 新 登 場 の 自 己 複 製 子 にも 名 30

32 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて 4 4 前 が 必 要 だ 文 化 伝 達 の 単 位 あるいは 模 倣 の 単 位 という 概 念 を 伝 える 名 詞 であ る 73) ギリシア 語 のミメーシス( 模 倣 )からミーム ジーンにちなんだネーミングである わたしたちは 死 後 に 遺 伝 子 とミームしか 残 すことができない われわれは 遺 伝 子 を 伝 えるためにつくられた 遺 伝 子 機 械 である しかし 遺 伝 子 機 械 としてのわれわれは 三 世 代 もたてば 忘 れ 去 られてしまうだろう 74) が わたしたちには 模 倣 能 力 をもつ 脳 がある そこに ミームは 増 殖 し 進 化 し 続 け ていく すると 次 のようになる 少 なくともわれわれには 単 なる 目 先 の 利 己 的 利 益 より むしろ 長 期 的 な 利 己 的 利 益 のほうを 促 進 させるくらいの 知 的 能 力 はある ( 中 略 ) 私 たちには 私 たちを 生 み 出 した 利 己 的 遺 伝 子 に 反 抗 し さらにもし 必 要 なら 私 たちを 教 化 した 利 己 的 ミー ムにも 反 抗 する 力 がある ( 中 略 )われわれは 遺 伝 子 機 械 として 組 立 てられ ミー ム 機 械 として 教 化 されてきた しかしわれわれには これらの 創 造 者 にはむかう 力 がある この 地 上 で 唯 一 われわれだけが 利 己 的 な 自 己 複 製 子 たちの 専 制 支 配 に 反 逆 できるのである 75) ドーキンスは われわれの 遺 伝 子 は われわれに 利 己 的 であるよう 指 示 するが わ れわれは 必 ずしも 一 生 涯 遺 伝 子 に 従 うよう 強 制 されているわけではない 76) という ここに 人 間 の 自 由 が そして 教 育 の 可 能 性 が 残 されている 倫 理 や 道 徳 を 徹 底 して 自 然 化 (あるいは 生 物 学 化 )することをめぐる 議 論 はさまざ まである 77) が 工 学 の 基 礎 として 物 理 学 があるのと 同 様 に 倫 理 学 の 基 礎 に 生 物 学 があるのはむしろ 当 然 ではないか 78) 自 然 哲 学 と 道 徳 哲 学 がまだ 密 接 に 関 係 していた 時 代 には 道 徳 を 自 然 のプロセスのなかに 位 置 づけようとする 試 みがなされていた 79) わたしたち 一 匹 の 人 間 は 生 物 としてどこまでも 利 己 的 である しかし そこ には 単 なる 利 己 性 を 超 える 可 能 性 も 含 まれている である から すべし は 導 き 31

33 出 せるかどうかは 別 として わたしたちの 意 識 そのものは すでに 何 らかの 価 値 を 無 意 識 的 かつ 自 動 的 に 選 択 してしまっている そこには 自 己 保 存 のためのモラリティ がすでに 作 動 しているのかもしれない 結 局 のところ 倫 理 や 道 徳 とは わたしたち 一 匹 一 匹 の 人 間 が 生 き 続 ける 上 で 発 達 させてきたファンクションであるから この 意 識 の 問 題 に 最 後 にごく 簡 単 に 触 れておきたい やはり 人 間 における 意 識 とは 何 であろうか 意 識 の 機 能 とは 意 識 というものがなければ 自 分 がどのように 感 じているのかということを あな たはいかにして 知 るというのでしょうか それ 4 4 が 意 識 の 機 能 なのです それは( 中 略 ) 本 来 内 観 的 なものであるばかりでなく 本 来 評 価 的 なものでもあります それ は 価 値 を 知 らせるのです それは 私 たちに あるものが 良 い か 悪 い か と いうことを 知 らせるのですが その 知 らせ 方 は 物 事 を 良 いと 感 4 じ 4 させるか 悪 い と 感 4 じ 4 させるか(あるいはその 間 か) ということによっています そのようなこ とのために意 識 感 じはあるのです 80) 意 識 は わたしたち 一 人 ひとりの 生 存 にとって 不 可 欠 の 機 能 であって 古 来 一 連 の 4 4 生 物 価 (biological value)に 深 く 根 ざしています このような 価 値 が 感 じの 本 質 であり そして 意 識 はすなわち感 じなのです 81) 生 きようと 欲 する 一 匹 の 人 間 が その 生 存 にとって 心 地 よく 有 利 な 状 態 を 保 つために 自 己 の 現 在 の 内 的 状 態 と 外 部 状 況 とのあ 4 いだ 4 4 にあって 作 動 する 意 識 意 識 は 自 己 への 気 づき(self-awareness)という 背 景 媒 質 を 基 盤 とした 私 たちのまわりで 起 こっていることへの 気 づきから 成 っている 82) もので しかもそれは 無 意 識 的 に 評 価 的 であり 生 存 という 価 値 ( 生 物 価 )に 否 応 な く 深 く 根 ざしている ゆえに こうした 意 識 によって 語 られる 倫 理 や 道 徳 が 生 物 学 的 な 自 然 を 無 視 することはもはやできないのである 畢 竟 するに 理 屈 よりもさらに 深 い 感 じ あるいは 感 情 に 基 礎 づけられるモラリテ ィ それをどうさらによりよく 育 むのか 人 間 存 在 へのセンス オブ ワンダーを 育 むことから 始 め この 方 策 を 模 索 していかなければならない が この 具 体 的 方 法 に ついては 別 稿 に 譲 るとしよう 83) 32

34 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて 注 1) 拙 稿 センス オブ ワンダーを 育 む 特 別 活 動 生 きる 力 再 生 のために ( 人 文 学 会 紀 要 39 号 所 収 2007 年 )を 参 照 されたい 他 にも 上 岡 克 己 他 編 著 レイチェル カーソン (ミ ネルヴァ 書 房 2007 年 )も 参 照 されたい 2) R. カーソン センス オブ ワンダー ( 上 遠 恵 子 訳 新 潮 社 1996 年 ) 23 頁 3) 同 上 4) 松 井 孝 典 宇 宙 人 としての 生 き 方 アストロバイオロジーへの 招 待 ( 岩 波 新 書 2003 年 )な どを 参 照 されたい 5) たとえば 辻 信 一 ゆっくり でいいんだよ (ちくまプリマー 新 書 2006 年 )などを 参 照 さ れたい 6) 正 高 信 男 ヒトはいかにヒトになったか ことば 自 我 知 性 の 誕 生 ( 岩 波 書 店 2006 年 ) 224 頁 を 参 照 されたい 他 にも 同 著 者 による ヒトはなぜヒトをいじめるのか いじめの 起 源 と 芽 生 え ( 講 談 社 ブルーバックス 2007 年 )など 興 味 深 いものが 多 いので 併 せて 参 照 されたい 7) ドイツロマン 主 義 の 文 学 や 哲 学 や 芸 術 など その 最 たるものであろう たとえば 中 井 章 子 ノ ヴァーリスと 自 然 神 秘 思 想 ( 創 文 社 1998 年 )を 参 照 されたい 8) 小 学 校 学 習 指 導 要 領 道 徳 編 ( 平 成 11 年 )の 道 徳 の 内 容 より 9) 前 野 隆 司 脳 の 中 の 私 はなぜ 見 つからないのか? ロボティクス 研 究 者 が 見 た 脳 と 心 の 思 想 史 ( 技 術 評 論 社 2007 年 ) 30 頁 10) たとえば 伊 藤 勝 彦 他 編 情 念 の 哲 学 ( 東 信 堂 1992 年 )に 含 まれた ハイデガーに 関 する ものなど 興 味 深 い 諸 論 考 を 参 照 されたい 11) ブッダの 真 理 のことば 感 興 のことば ( 中 村 元 訳 岩 波 文 庫 1978 年 ) 10 頁 12) 同 前 書 15 頁 13) 同 前 14) 前 野 前 掲 書 頁 15) たとえば 山 田 慶 児 朱 子 の 自 然 学 ( 岩 波 書 店 1978 年 )のなかの ブラックボックスと しての 心 も 参 照 されたい 16) 前 野 前 掲 書 17) 前 野 前 掲 書 128 頁 18) 同 前 19) 色 とはサンスクリット 語 の rūpa ルーパ 形 あるもの の 他 に 変 化 するもの 壊 れるもの という 意 味 がある 玄 侑 宗 久 現 代 語 訳 般 若 心 経 (ちくま 新 書 2006 年 ) 39 頁 以 降 を 参 33

35 照 されたい 20) 一 連 の 進 化 論 的 見 方 については 佐 倉 統 進 化 論 の 挑 戦 ( 角 川 ソフィア 文 庫 2003 年 )など を 参 照 されたい 21) たとえば J. オルコック 社 会 生 物 学 の 勝 利 批 判 者 たちはどこで 誤 ったか ( 長 谷 川 眞 理 子 訳 新 曜 社 2004 年 )などを 参 照 されたい 22) E.O. ウィルソン 人 間 の 本 性 について (ちくま 学 芸 文 庫 1997 年 ) 7 頁 23) 同 前 書 16 頁 24) E.O. ウィルソン 知 の 挑 戦 科 学 的 知 性 と 文 化 的 知 性 の 統 合 ( 山 下 篤 子 訳 角 川 書 店 2002 年 ) 25) ウィルソン 前 掲 人 間 の 本 性 について 15 頁 26) 同 前 書 16 頁 27) 同 前 書 頁 28) ウィルソン 前 掲 知 の 挑 戦 290 頁 29) 拙 稿 からだで 感 じるモラリティに 向 けて 脳 科 学 から 見 た 道 徳 ( 初 等 教 育 論 集 8 号 所 収 2007 年 )も 参 照 されたい 30) ウィルソン 前 掲 知 の 挑 戦 を 参 照 されたい 31) 前 野 前 掲 書 147 頁 32) 同 前 書 を 参 照 されたい 周 知 のとおりヒュームも 指 摘 しているが こうした 死 への 不 安 と 恐 怖 などの 感 情 も 宗 教 の 源 泉 となる 33) 前 野 前 掲 書 149 頁 34) 松 井 孝 典 わかる と 納 得 する 人 はなぜエセ 科 学 にはまるのか (ウェッジ 2007 年 ) や 松 井 孝 典 南 伸 坊 科 学 的 って 何 だ! (ちくまプリマー 新 書 2007 年 )などを 参 照 されたい 35) ウィルソン 前 掲 人 間 の 本 性 について 17 頁 36) 同 前 書 18 頁 37) たとえば 長 谷 川 眞 理 子 生 き 物 をめぐる 4 つの なぜ ( 集 英 社 新 書 2002 年 )を 参 照 されたい 38) ウィルソン 前 掲 人 間 の 本 性 について 18 頁 39) 同 前 書 19 頁 40) 同 前 人 間 生 存 のためのツールとしての 神 やイデア これに 関 しては 木 田 元 反 哲 学 入 門 ( 新 潮 社 2007 年 )105 頁 以 降 を 参 照 されたい 41) 同 前 書 20 頁 42) 同 前 書 21 頁 43) 同 前 書 頁 傍 点 は 引 用 者 による 44) 長 谷 川 前 掲 書 195 頁 34

36 センス オブ ワンダーを 育 む 道 徳 教 育 に 向 けて 45) たとえば R. ライト モラル アニマル( 上 下 ) ( 小 川 敏 子 訳 講 談 社 1995 年 ) M. リ ドレー 徳 の 起 源 他 人 をおもいやる 遺 伝 子 ( 岸 由 二 監 修 翔 泳 社 2000 年 ) F. ヴァール 利 己 的 なサル 他 人 を 思 いやるサル モラルはなぜ 生 まれたのか ( 西 田 利 貞 他 訳 草 思 社 1998 年 ) などを 参 照 されたい 46) ウィルソン 前 掲 人 間 の 本 性 について 23 頁 47) 同 前 48) 同 前 書 24 頁 49) 同 前 50) 同 前 51) 同 前 52) 同 前 書 25 頁 またウィルソン 前 掲 知 の 挑 戦 も 参 照 されたい 53) M.S. ガザニガ 脳 のなかの 倫 理 脳 倫 理 学 序 説 ( 梶 山 あゆみ 訳 紀 伊 国 屋 書 店 2006 年 ) 225 頁 54) たとえば メランヒトンさらにトマージウスといった 哲 学 者 は こうした 先 駆 けのひとりであ ろう 詳 しくは 拙 稿 情 念 と 教 育 ルターとその 周 辺 ( 教 育 思 想 史 学 会 編 近 代 教 育 フォ ーラム 17 号 2008 年 所 収 予 定 )を 参 照 されたい 55) ガザニガ 前 掲 書 225 頁 56) ウィルソンは 知 への 挑 戦 で 私 は 道 徳 論 はすべてのレベルで 自 然 科 学 と 本 質 的 に 統 合 す ると 信 じる (290 頁 ) そして 科 学 のほうは 人 間 の 条 件 に 関 するあらゆる 前 提 を 容 赦 な く 検 証 し やがて 道 徳 感 情 や 宗 教 感 情 の 基 盤 を 発 見 するだろう (323 頁 )と 述 べている ト マージウスも 道 徳 を 自 然 に 基 礎 づけようとしている いろいろ 議 論 があるが たとえば 次 も 参 照 されたい ジャン = ピエール シャンジュー 監 修 倫 理 は 自 然 の 中 に 根 拠 をもつか ( 松 浦 俊 輔 訳 産 業 図 書 1995 年 ) 他 には 次 など Wilson, James Q. The Moral Sense, NY Hauser, Marc D. Moral Minds: How Nature Designed Our Sense of Right and Wrong, NY Joyce R. The Evolution of Morality, Cambridge これらについては 別 稿 で 扱 う 予 定 57) ガザニガ 前 掲 書 227 頁 58) たとえば 下 條 信 輔 サブリミナル マインド 潜 在 的 人 間 観 のゆくえ ( 中 公 新 書 1996 年 ) 同 意 識 とは 何 だろうか 脳 の 来 歴 知 覚 の 錯 誤 ( 講 談 社 現 代 新 書 1999 年 )などを 参 照 されたい 59) Cf. Wilson, Ibid. 60) ガザニガ 前 掲 書 227 頁 61) 前 掲 拙 稿 からだで 感 じるモラリティに 向 けて を 参 照 されたい 62) ガザニガ 前 掲 書 229 頁 35

37 63) 同 前 書 230 頁 64) 同 前 書 233 頁 65) 同 前 66) 同 前 書 234 頁 67) たとえば R. ドーキンス 利 己 的 な 遺 伝 子 ( 日 高 敏 隆 他 訳 紀 伊 国 屋 書 店 2006 年 )を 参 照 されたい 68) ガザニガ 前 掲 書 240 頁 69) 同 前 書 241 頁 70) 同 前 71) たとえば 前 掲 倫 理 は 自 然 の 中 に 根 拠 をもつか や D.C. デネット ダーウィンの 危 険 な 思 想 生 命 の 意 味 と 進 化 ( 山 口 康 司 監 訳 青 土 社 2001 年 )などを 参 照 されたい 72) ドーキンス 前 掲 書 311 頁 73) 同 前 書 296 頁 74) 同 前 書 308 頁 75) 同 前 書 311 頁 76) 同 前 書 4-5 頁 77) デネット 前 掲 書 を 参 照 されたい あるいは M.W. デイヴィズ ダーウィンと 原 理 主 義 ( 藤 田 祐 訳 岩 波 書 店 2006 年 )なども 参 照 されたい 78) 佐 倉 前 掲 進 化 論 の 挑 戦 118 頁 を 参 照 されたい 79) 前 掲 拙 稿 情 念 と 教 育 ルターとその 周 辺 を 参 照 されたい 80) M. ソームズ O. ターンブル 脳 と 心 的 世 界 主 観 的 経 験 のニューロサイエンスへの 招 待 ( 平 尾 和 之 訳 星 和 書 店 2007 年 ) 頁 81) 同 前 書 138 頁 82) 同 前 書 136 頁 83) 本 稿 では そのための 予 備 的 考 察 を 簡 単 に 試 みたに 過 ぎない 別 稿 であらためて 取 り 上 げるが 次 も 紹 介 する 予 定 Robinson,J. Deeper than Reason: Emotion and its Role in Literature, Music, and Art, Oxford Johannes A.van der Ven. Formation of the Moral Self, Grand Rapids なお 人 間 存 在 へのセンス オブ ワンダーをめぐっては 上 田 閑 照 宗 教 哲 学 コレクショ ンⅠ ( 岩 波 現 代 文 庫 2007 年 )も 参 照 されたい 36

38 メランヒトン 邦 訳 ノート(3) 菱 刈 晃 夫 魂 についての 書 (1553 年 ) Liber de anima すでに 1540 年 魂 についての 覚 書 (Commentarius de anima)としてアリストテ レスのDe anima のコメントをメランヒトンはあらわしていたが これは 1553 年 に 魂 についての 書 と 改 題 され 18 世 紀 に 至 るまでドイツの 大 学 における 哲 学 の 教 科 書 として 用 いられた メランヒトンの 人 間 学 ともいいうる 内 容 が 整 理 された 形 でお さめられている 詳 細 については 拙 著 近 代 教 育 思 想 の 源 流 スピリチュアリテ ィと 教 育 ( 成 文 堂 2005 年 ) 頁 を 参 照 されたい 確 実 性 の 判 定 規 範 基 準 について メランヒトンはまず 三 つのものをあげている が 四 つ 目 として 神 の 啓 示 をあげている 点 は やはりルター 学 徒 であることを 示 し ている 一 般 経 験 は みなに 共 通 する 通 常 の 体 験 知 と 等 しい 根 本 原 理 では 神 の 像 (imago Dei) としての 人 間 と その 人 間 に 内 在 する 精 神 への 信 頼 が 寄 せられる 順 序 理 解 は 論 理 的 な 思 考 を 指 す これらは 自 然 の 光 として 人 間 にもとよりそなわる 理 性 によって 展 開 されるが さらに 重 要 なのは 聖 霊 によって 点 火 された 信 仰 の 光 である メランヒトンは 理 性 を 否 定 することなく 理 性 がもつ 積 極 的 な 能 力 と 役 割 を 認 めたうえで 信 仰 のもつ 意 義 を 強 調 してやまない ここにフマニタスを 回 復 スピリチュアリティ 補 完 あるいは 完 成 する 機 能 としての 霊 性 が 示 される 感 性 理 性 霊 性 の 調 和 のとれた 働 きをメランヒトンは 重 視 している こうした 見 方 は いうまでもなく 彼 の 教 育 思 想 のベースにもなっている テキスト ( ラテン 語 ) としては 邦 訳 ノート(1)(2)と 同 様 MSA 第 3 巻 頁 を 用 いた 全 65 頁 からの 部 分 訳 である 次 も 参 照 した Schmidt, G.R.(hrsg.) Philipp Melanchthon. Glaube und Bildung. Stuttgart ss * * * 37

39 ノルマ ところで 弁 証 論 には 確 実 さの 規 範 についていろいろと 示 されている それをギリ クリテリア シア 人 は 真 偽 の 標 識 と 呼 んだ ここではごく 簡 単 に さらにどのように 考 察 するか 知 性 にそなわる 自 然 の 光 とはどのような 種 類 のものか 判 断 の 基 準 とは 何 か 承 認 の 確 かさはどこからくるのか といったことへと 若 い 人 々を 促 していきたい 要 するに 確 実 さの 規 範 には 哲 学 によると 三 つある 一 般 経 験 基 礎 知 識 そして 三 段 論 法 における 順 序 理 解 である エクスペリエンティア ウニベルサーリス 一 般 経 験 とは 感 覚 によって 知 覚 されるものについて 健 康 な 者 はみ な 同 じように 判 断 するということである つまり 火 は 熱 いとか 女 は 子 どもを 産 む といったように 生 き 物 の 生 命 には 感 覚 と 動 作 がある 死 は 生 き 物 を 滅 ぼす 事 実 一 般 経 験 はそうした 知 識 が 確 かなことを 示 す なぜなら もし 行 動 において 反 対 の ことを 経 験 しようと 意 志 するなら 自 然 と 滅 びに 至 るから あたかも 火 は 燃 やすこ とを 否 定 する 者 がいて 手 を 火 のなかに 入 れれば 確 かに 手 は 破 壊 されるのを 感 じ るようなものである したがって 自 然 はこのようにつくられていることを 認 めなけ ればならない つまり 神 の 作 品 とはそうしたものなのである だれもさらに 詳 細 な 事 例 をさがす 必 要 はない すなわち 一 般 経 験 に 対 立 することは 神 自 身 を 攻 撃 する ことであり このように 神 によって 定 められた 秩 序 を 否 定 することであり まるで 女 が 子 どもを 産 むことを 否 定 して 生 きた 人 間 を 彫 刻 してつくりだそうと 努 力 する ようなものである プリンキピア 根 本 原 理 とはわたしたちとともに 生 まれつきのもので 神 によりわたしたちに 埋 セミナ め 込 まれた 個 々の 学 問 の 種 子 である 結 果 そこから 人 生 で 用 いるのに 必 要 な 技 術 が 引 きだされる 数 秩 序 割 合 多 くの 命 題 の 概 念 がこれら 種 子 である 何 か 存 在 するものは あるかないかのどちらかである 全 体 はどんな 方 法 によっても 部 メンス 分 より 大 である 神 は 永 遠 の 精 神 であり 知 恵 あり 賢 く 正 しく 汚 れなく 慈 悲 深 い この 世 界 をつくり ものごとの 秩 序 を 保 ち それに 対 する 違 反 を 罰 する 人 間 の 精 神 はこれに 似 せてつくられた よって 人 間 は 賢 く 正 しく 慈 悲 深 く 汚 れなくあるべきである これらの 規 範 に 従 うとは 正 しく 行 動 することである こ の 規 範 に 背 くとは 神 に 不 快 で 恥 じるべきことをすることである 背 く 者 は 自 らに 罰 をもたらすことになる 弁 証 論 には 根 本 原 理 に 関 する 多 くのことが 述 べられてい 38

40 メランヒトン 邦 訳 ノート(3) る インテレクトゥス オルディニス 三 つ 目 の 標 識 は 三 段 論 法 における 順 序 理 解 であり 正 しく 部 分 を 組 み 合 わ せることであり 弁 証 論 に 詳 しく 述 べられている ストア 派 の 教 説 ではこれら 三 つ のクリテリアは アイステーシス プロレープシス グノーシスと 名 づけられてい る 経 験 を 理 解 するのに 疑 いがない 場 合 アイステーシスと 呼 ぶ 根 本 原 理 をプロ レープシスと 呼 ぶ したがってグノーシスは 判 断 であり それは 順 序 あるいは 結 論 あるいは 関 連 の 理 解 である パテファクティオ 教 会 には 四 つ 目 の 確 かさの 規 範 がある すなわち 神 の 啓 示 であり これは 明 らかで 間 違 いのない 証 拠 によって 示 される それは 預 言 と 使 徒 の 書 のなかになお も 存 在 する ところで たとえ 人 間 の 精 神 が 自 然 の 光 によって 認 識 されたものと 容 易 かつ 堅 固 に 賛 同 するとしても 同 様 の 首 尾 一 貫 性 でもってすべての 理 性 的 な 被 造 物 は 神 によって 明 らかにされた 見 解 に 賛 同 しなければならない たとえ 自 然 の 光 に は 真 実 であるとも 確 実 であるとも 見 えないにせよ 2 4=8 と 疑 いなく 断 言 するのと 同 様 に 神 は 人 間 を 死 から 生 き 返 らせ 教 会 を 永 遠 の 栄 光 によって 飾 り 罪 人 を 永 遠 の 罰 に 投 ずる とわたしたちは 主 張 しなければならない しかし 多 くのもっとも 無 謀 な 者 たちは 快 楽 主 義 者 やその 他 の 者 のように 神 の 告 げ 知 らせに 反 対 する が 一 部 の 人 間 は 賛 同 し 不 思 議 な 証 拠 によって 動 かされる このなかで 福 音 の 声 を 通 して 聖 霊 はこの 光 に 点 火 する そして 精 神 を 賛 同 する 方 向 へと 向 ける すると 精 神 は 聖 霊 に 従 う 福 音 の 声 をよろこんで 迎 え 入 れ 疑 いに 抵 抗 する 神 によって 明 ら フィデース かにされた 言 葉 をよろこんで 受 け 入 れる この 賛 同 を 信 仰 という これはある 者 た ちおいては 強 固 であるが ある 者 たちにおいては 柔 弱 である 信 仰 を 神 からの 取 る に 足 らない 恵 みであるとわたしたちはいいたくない それは 神 の 秘 密 の 場 所 から 示 されたのであり 自 らをわたしたちに 明 らかにされたのだ この 啓 示 によって 神 が まさに 人 間 に 関 心 をもっていることが 証 明 されたのである よってこの 啓 示 が 人 生 の 第 一 の 光 であってもらいたいし すべての 行 動 と 計 画 を 導 いてもらいたい 信 仰 が 点 火 されるために 毎 日 わたしたちは 神 に 呼 びかけ 啓 示 の 証 拠 に 思 いをめぐら せたい 神 の 恵 みによる 善 きものごとを 認 識 し 賛 美 したいものである 39

41 エドゥアルト シュプランガー 著 教 育 における 意 図 せざる 副 次 作 用 の 法 則 (4) ( 翻 訳 ) 訳 代 表 調 整 : 岩 間 浩 訳 者 はしがき この 書 に 関 する 翻 訳 のいきさつ 等 については 前 の(1)~(3)で 解 説 ずみなので ここでは 省 略 し 直 ちに 第 二 部 に 入 りたい ここではⅥ 人 間 の 固 有 法 則 性 とⅦ 変 化 する 法 則 を 扱 う 残 すところ Ⅷ 教 育 者 への 反 作 用 と 付 論 : 教 育 学 の 学 問 的 性 格 について のみになる 第 Ⅱ 部 Ⅵ 人 間 の 固 有 法 則 性 態 度 決 定 (Stellungnahme)という 言 葉 は 精 神 的 世 界 の 偉 大 な 導 きの 言 葉 を 意 味 している 人 間 を 他 のすべての 存 在 や 事 物 から 区 別 する 固 有 法 則 性 は 受 容 したり 拒 絶 したりする 能 力 である しかしさらに この 能 力 は 義 務 へと 高 まる 態 度 決 定 は 人 間 が 知 的 な 意 味 内 容 を 理 解 することができ 人 間 的 価 値 内 容 を 感 ずることができ そのような 内 容 の 間 で 意 識 的 および 意 図 的 に 決 定 することができるということを 前 提 にしている このことはまさに 人 間 の 核 心 であるので ただちに 次 のように 付 け 加 え てもよい すなわち この 三 つの 規 定 においてすべての 教 育 目 標 も 形 式 上 言 い 表 さ れていると なぜなら それらは 共 に 作 用 することにおいて ひとつの 調 整 体 系 とな るからである その 特 質 はさらに それが 遺 伝 によって 固 定 されているのではなく 自 ずと 規 範 という 意 味 で 機 能 し 始 めるまでは 文 化 共 同 体 において 年 長 の 世 代 に おいてまず 覚 醒 され 調 節 されなければならないということにある 生 成 し 発 達 する 人 間 は 周 囲 の 圧 力 や 衝 撃 によって 動 かされるのではなく 自 己 の 態 度 決 定 に 基 づいて 動 くのであり 意 味 の 知 覚 力 と 意 味 に 導 かれる 意 欲 を 呼 び 覚 ますことがまた 教 育 の 中 心 課 題 になる これを 定 式 化 することは 容 易 であるが 実 行 することは 非 常 にむずかしい これを 実 行 する 近 道 は 人 間 生 活 の 基 礎 構 造 が まず 第 一 に 理 解 されることにある 40

42 A エドゥアルト シュプランガー 著 教 育 における 意 図 せざる 副 次 作 用 の 法 則 (4) 態 度 決 定 は 相 互 の 生 活 においてのみ 学 びうるし 行 なわれうる すべての 共 同 体 に 倫 理 的 精 神 が 働 いている 人 間 は 意 欲 する だけでなく 倫 理 的 義 4 務 ( 当 為 )にも 従 っている カントの 倫 理 学 には わずかな 言 葉 で 片 付 けることの できない ひじょうな 深 さがあるとしても 倫 理 的 義 務 は( 単 にこれをすべしとい うような) 空 虚 な 断 言 的 命 令 ( 定 言 命 題 )にあるのではない 倫 理 的 義 務 は 文 化 の すべての 社 交 形 式 と 専 門 領 域 で 作 用 しているところの それゆえまったく 多 様 な 形 態 で 現 われる 規 範 精 神 として 自 己 を 展 開 し 分 岐 する そのもっともよく 知 られ た 凝 縮 は そのつど 基 準 となる 道 徳 であるが それは 現 代 社 会 では 吟 味 される ことがひように 少 なくなった 現 象 である ( 原 注 1) この 中 心 的 契 機 を 考 慮 すると 教 育 の 本 質 規 定 はいまや 倫 理 的 精 神 における文 化 内 容 への 態 度 決 定 を 呼 び 覚 ますこと となる そのための 手 段 は 因 果 関 係 的 な 種 類 のものではない 今 一 度 繰 り 返 すと 人 間 は 圧 力 や 衝 撃 によっては 動 かされない 人 間 を 形 成 しようとする 者 は 人 間 を 高 めなければならない 意 味 理 解 価 値 の 体 験 及 び 自 己 決 定 とが 共 に 働 いてなされる 態 度 決 定 は 人 が この 三 位 一 体 的 行 動 構 造 へと 成 熟 していることを 前 提 としている 成 熟 した 人 間 は だれしも 人 や 集 団 ( 共 同 体 )や 仕 事 に 直 面 すると たえず 態 度 決 定 を 行 なっている 仕 事 は 確 かに 人 や 集 団 から 離 れてはいるが しかしそれは 同 じく 意 味 の 解 釈 や 価 4 4 値 の 体 験 や 批 判 すなわち 即 座 の 態 度 決 定 を 求 める 精 神 的 内 容 が 含 まれている す べての 教 育 は 意 味 解 釈 や 価 値 評 価 や 規 範 に 照 らした 吟 味 を 促 さなければならない あらゆる 存 在 は こうした 行 為 に 導 かれる 前 に そのような 力 の 発 育 を 可 能 にする 生 物 的 発 達 を 前 提 にしているので まずあらゆる 教 育 は 養 育 保 護 発 達 援 助 な どから 始 まるのである しかしそうしたことすべては すでに 動 物 の 段 階 で 見 られ るものであり 本 来 的 な 人 間 陶 冶 の 前 段 階 に 過 ぎない 新 たなことであり 重 要 なこ とは まさしく 意 味 を 理 解 し 価 値 を 知 覚 し 規 範 を 体 験 する 力 を 引 き 出 すことで ある この 三 つの 束 の 課 題 は 自 律 として あるいは 簡 潔 に 自 由 への 教 育 とし 4 4 て 言 い 表 すことができる 内 面 からの 応 答 こそが 重 要 なのである その 最 初 の 最 も 重 要 な 応 答 は 然 り と 否 なのである 41

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