平成18年度 デュアルユーステクノロジーと防衛機器産業への影響調査報告書 

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1 日 機 連 18 先 端 4 平 成 18 年 度 デュアルユーステクノロジーと 防 衛 機 器 産 業 への 影 響 調 査 報 告 書 平 成 19 年 3 月 社 団 法 人 日 本 機 械 工 業 連 合 会 日 本 戦 略 研 究 フォーラム この 事 業 は 競 輪 の 補 助 金 を 受 けて 実 施 したものです

2 序 我 が 国 機 械 工 業 における 技 術 開 発 は 戦 後 既 存 技 術 の 改 良 改 善 に 注 力 することか ら 始 まり やがて 独 自 の 技 術 製 品 開 発 へと 進 化 し 近 年 では 科 学 分 野 にも 多 大 な 実 績 をあげるまでになってきております しかしながら 世 界 的 なメガコンペティションの 進 展 に 伴 い 中 国 を 始 めとするアジ ア 近 隣 諸 国 の 工 業 化 の 進 展 と 技 術 レベルの 向 上 さらにはロシア インドなどBRI Cs 諸 国 の 追 い 上 げがめざましい 中 で 我 が 国 機 械 工 業 は 生 産 拠 点 の 海 外 移 転 による 空 洞 化 問 題 が 進 み 技 術 ものづくり 立 国 を 標 榜 する 我 が 国 の 産 業 技 術 力 の 弱 体 化 な ど 将 来 に 対 する 懸 念 が 台 頭 してきております これらの 国 内 外 の 動 向 に 起 因 する 諸 課 題 に 加 え 環 境 問 題 少 子 高 齢 化 社 会 対 策 等 今 後 解 決 を 迫 られる 課 題 も 山 積 しており この 課 題 の 解 決 に 向 けて 従 来 にも 増 して ますます 技 術 開 発 に 対 する 期 待 は 高 まっており 機 械 業 界 をあげて 取 り 組 む 必 要 に 迫 られております これからのグローバルな 技 術 開 発 競 争 の 中 で 我 が 国 が 勝 ち 残 ってゆくためにはこ の 力 をさらに 発 展 させて 新 しいコンセプトの 提 唱 やブレークスルーにつながる 独 創 的 な 成 果 を 挙 げ 世 界 をリードする 技 術 大 国 を 目 指 してゆく 必 要 があります 幸 い 機 械 工 業 の 各 企 業 における 研 究 開 発 技 術 開 発 にかける 意 気 込 みにかげりはなく 方 向 を 見 極 め ねらいを 定 めた 開 発 により 今 後 大 きな 成 果 につながるものと 確 信 いたし ております こうした 背 景 に 鑑 み 当 会 では 機 械 工 業 に 係 わる 技 術 開 発 動 向 等 の 補 助 事 業 のテー マの 一 つとして 日 本 戦 略 研 究 フォーラムに デュアルユーステクノロジーと 防 衛 機 器 産 業 への 影 響 調 査 を 調 査 委 託 いたしました 本 報 告 書 は この 研 究 成 果 であり 関 係 各 位 のご 参 考 に 寄 与 すれば 幸 甚 です 平 成 19 年 3 月 社 団 法 人 日 本 機 械 工 業 連 合 会 会 長 金 井 務 - 1 -

3 序 冷 戦 終 結 後 世 界 はテロ 攻 撃 大 量 破 壊 兵 器 の 拡 散 等 新 たな 脅 威 に 晒 され これら への 確 かな 対 処 が 求 められる 様 になってきました 我 が 国 とて 例 外 ではありません しかし 厳 しい 財 政 事 情 のもとでは 防 衛 に 十 分 な 予 算 を 配 分 することは 困 難 となってお ります しかも 近 年 防 衛 装 備 品 は 益 々 高 品 質 高 価 格 化 しており 少 ない 予 算 での 防 衛 力 整 備 は 益 々 制 約 されたものとなっております このような 環 境 化 においてもわが 国 は 適 切 な 防 衛 力 と 生 産 性 が 高 く 技 術 力 のある 強 い 体 質 の 防 衛 生 産 技 術 基 盤 を 育 成 維 持 していくことが 必 要 であります その 解 決 策 の 一 つがデュアルユーステクノロジ ーの 活 用 であります 近 年 民 間 技 術 製 品 の 中 には 防 衛 の 仕 様 に 十 分 耐 え 得 る 性 能 を 有 するものがあります しかも 一 般 的 に 大 量 生 産 に 支 えられて 安 価 であります しかし 防 衛 の 特 性 から 全 てをこれに 頼 ることは 出 来 ません これは 防 衛 生 産 技 術 基 盤 の 育 成 維 持 に 大 きな 影 響 を 及 ぼすことが 考 えられます 米 国 英 国 等 においては 国 家 安 全 保 障 に 係 る 総 合 的 な 科 学 技 術 戦 略 を 国 家 が 策 定 し 対 処 しております 今 年 度 日 本 機 械 工 業 連 合 会 から デュアルユーステクノロジーと 防 衛 機 器 産 業 への 影 響 調 査 事 業 を 受 託 したことは この 問 題 を 考 える 上 で 真 に 時 宜 を 得 たものと 考 え ております 本 研 究 にあたっては 本 問 題 に 造 詣 の 深 い 陸 海 空 自 衛 隊 OB 防 衛 企 業 の 関 係 社 員 等 7 名 を 研 究 委 員 として 選 任 し 調 査 研 究 にあたりました 先 行 研 究 資 料 公 刊 資 料 等 を 丹 念 に 調 査 研 究 するとともに 米 国 防 総 省 及 び 米 国 の 主 要 防 衛 企 業 であるレイセオン 社 ノースロップ グラマン 社 それから 本 件 に 詳 しい パイパー パシフィック インターナショナル 社 並 びに 我 が 国 の 防 衛 機 器 産 業 各 社 を 調 査 訪 問 した 成 果 等 を 基 に 研 究 討 議 し その 成 果 を 報 告 書 に 纏 めたものであります 本 報 告 書 が 関 係 各 位 のご 参 考 に 寄 与 すれば 私 の 深 く 喜 びとするところであります 平 成 19 年 3 月 日 本 戦 略 研 究 フォーラム 理 事 長 代 行 二 宮 隆 弘 - 2 -

4 事 業 運 営 組 織 日 本 戦 略 研 究 フォーラム 事 務 局 調 査 研 究 委 員 会 企 画 班 調 査 研 究 班 全 般 計 画 及 び 研 究 運 営 外 部 との 調 整 資 料 等 の 整 理 資 料 の 収 集 調 査 研 究 報 告 書 の 作 成 調 査 研 究 委 員 会 委 員 長 田 中 伸 昌 日 立 製 作 所 委 員 志 賀 正 吾 コトベール 鈴 木 敏 且 ( 平 成 18 年 12 月 まで) 徳 田 八 郎 衛 西 山 淳 一 軍 事 技 術 アナリスト 三 菱 重 工 堀 謙 一 三 菱 重 工 山 崎 眞 日 立 製 作 所 山 田 秀 次 郎 ( 平 成 19 年 1 月 より) 都 市 型 空 港 研 究 会 企 画 二 宮 隆 弘 日 本 戦 略 研 究 フォーラム 林 茂 同 上 佐 藤 真 子 同 上 - 3 -

5 序 言 デュアルユーステクノロジーの 意 義 両 用 技 術 の 定 義 をめぐる 論 争 不 明 確 な 両 用 技 術 の 定 義 根 底 には 様 々な 技 術 の 定 義 両 用 性 の 定 義 両 用 技 術 の 意 義 と 重 要 性 スピンオンの 福 音 スピンオンの 促 進 初 の 両 用 技 術 推 進 政 策 両 用 技 術 の 分 類 分 類 転 換 の 様 式 技 術 移 転 の 実 例 新 しい 戦 略 環 境 と 防 衛 態 勢 新 しい 脅 威 従 来 の 脅 威 新 しい 脅 威 わが 国 の 防 衛 力 のあり 方 新 しい 防 衛 計 画 の 大 綱 の 考 え 方 防 衛 力 整 備 の 方 向 性 米 軍 のトランスフォーメーションと 日 米 安 保 態 勢 米 軍 のトランスフォーメーションの 方 向 性 新 しい 日 米 安 保 態 勢 の 整 備 求 められる 自 衛 隊 の 態 勢 整 備 基 本 的 な 要 求 軍 用 技 術 の 民 生 技 術 への 適 用 (スピンオフ) 民 生 技 術 の 軍 用 技 術 への 適 用 (スピンオン) 自 衛 隊 の 態 勢 整 備 のために 必 要 とされる 装 備 品 航 空 宇 宙 装 備 品...53 i

6 3-2-2 海 上 装 備 品 陸 上 装 備 品 C4I 装 備 品 の 取 得 に 関 る 環 境 防 衛 予 算 防 衛 機 器 産 業 基 盤 デュアルユーステクノロジーの 適 用 状 況 米 国 防 衛 生 産 技 術 基 盤 に 関 するポリシー 両 用 技 術 の 適 用 状 況 英 国 英 国 における 防 衛 産 業 の 位 置 づけ 及 び 重 要 性 防 衛 産 業 政 策 及 び 防 衛 産 業 の 変 革 防 衛 生 産 技 術 基 盤 に 関 するポリシー 日 本 防 衛 生 産 技 術 基 盤 に 関 するポリシー 両 用 技 術 の 適 用 状 況 デュアルユーステクノロジーと 防 衛 装 備 品 についての 考 察 防 衛 装 備 品 の 具 備 すべき 要 件 性 能 面 時 間 的 要 素 有 事 所 要 への 適 応 情 報 保 全 デュアルユーステクノロジーの 利 点 不 利 点 受 忍 限 度 利 点 不 利 点 受 忍 限 度 受 忍 限 度 を 超 越 したインセンティブ 両 用 技 術 装 備 品 が 防 衛 機 器 産 業 に 与 える 影 響 防 衛 力 の 造 成 維 持 にとっての 両 用 技 術 装 備 品 活 用 拡 大 の 今 日 的 意 義 113 ii

7 5-3-2 両 用 技 術 装 備 品 活 用 拡 大 のための 環 境 の 整 備 両 用 技 術 装 備 品 の 活 用 拡 大 が 防 衛 機 器 産 業 に 与 える 影 響 結 言 添 付 資 料 1 Dual-Use Technology Report ( 翻 訳 ) 添 付 資 料 2 Dual-Use Technology Report iii

8 序 言 防 衛 省 は 平 成 18 年 度 防 衛 白 書 において 厳 しい 財 政 事 情 や 装 備 品 の 高 価 格 化 を 踏 まえると 今 後 とも その 取 得 数 量 の 大 幅 な 増 加 は 見 込 めない ため 生 産 性 が 高 く 技 術 力 のある 強 い 体 質 の 防 衛 生 産 技 術 基 盤 を 育 成 維 持 していく 必 要 がある として 世 界 でも 先 端 的 な 性 能 を 実 現 する 技 術 力 や 高 い 信 頼 性 の 製 品 を 製 造 する 生 産 能 力 を 有 してい る 我 が 国 民 生 分 野 のこれらの 技 術 を 既 存 の 防 衛 技 術 と 適 切 に 組 み 合 わせることやデュアル ユース 技 術 ( 両 用 技 術 )を 活 用 していくことで 質 の 高 い 装 備 品 を 生 み 出 す 技 術 を 確 立 し ていくことは 可 能 であり そして 防 衛 専 用 技 術 の 民 生 分 野 への 用 途 拡 大 に 努 めることに より 防 衛 生 産 技 術 基 盤 の 育 成 維 持 の 一 助 となることも 考 えられる と 述 べて 我 が 国 の 防 衛 力 整 備 を 取 り 巻 く 厳 しい 状 況 とこれを 克 服 するための 施 策 についての 基 本 的 な 考 え 方 を 明 らかにしている このような 状 況 と 対 策 についての 考 え 方 は 1990 年 代 から 2000 年 代 初 頭 にかけて 米 国 及 び 欧 州 先 進 国 が 置 かれていた 状 況 と これに 対 して 取 られた 政 策 に 類 似 している 即 ち 冷 戦 終 結 に 伴 い 大 幅 に 削 減 された 防 衛 調 達 予 算 と 新 しい 安 全 保 障 環 境 に 対 応 した 防 衛 力 整 備 に 必 要 な 予 算 とのギャップをどのようにして 埋 めるかという 問 題 に 直 面 して 米 欧 先 進 国 は 1 防 衛 産 業 の 吸 収 合 併 による 防 衛 生 産 技 術 基 盤 の 効 率 化 適 正 化 を 図 るとともに 競 争 力 強 化 を 図 り 2 民 生 分 野 の 進 んだビジネスのやり 方 を 導 入 して 防 衛 ビジネスの 効 率 化 合 理 化 を 推 進 し 3 先 進 民 生 技 術 を 取 り 入 れる 等 開 発 生 産 のための 資 源 の 活 用 拡 大 多 様 化 による 装 備 品 の 高 性 能 化 と 併 せて 経 済 性 を 追 求 する 等 の 対 策 を 総 合 的 に 実 施 し 推 進 してきた デュアルユーステクノロジーの 活 用 もこれらの 総 合 的 な 施 策 の 中 の 一 つ として 採 用 されてきた 我 が 国 の 防 衛 力 整 備 におけるデュアルユーステクノロジーの 活 用 とそれが 防 衛 機 器 産 業 に 与 える 影 響 について 論 述 するに 当 たり 本 報 告 書 では デュアルユーステクノロジーを 幅 広 くとらえ 民 生 用 製 品 のために 開 発 され 使 用 されている 技 術 を 防 衛 用 装 備 品 に 転 用 す るもの 即 ちスピンオン 技 術 及 びその 逆 であるスピンオフ 技 術 並 びに 民 生 及 び 防 衛 の 両 用 を 目 的 として 開 発 する 製 品 に 使 用 される 技 術 これらを 含 む 概 念 とするとともに これ ら 技 術 によって 製 造 される 装 備 品 も 考 察 の 対 象 に 含 める 論 述 に 当 たっては まずデュアルユーステクノロジーの 意 義 について 述 べ 次 いで 新 し 1

9 い 脅 威 や 日 米 安 保 体 制 の 変 容 等 新 しい 安 全 保 障 戦 略 環 境 を 踏 まえて 我 が 国 の 防 衛 力 のあ り 方 について 考 察 し この 考 察 に 基 づいて 自 衛 隊 の 態 勢 はどのように 整 備 されるのが 望 ま しいかということを 明 らかにする 次 に 米 英 両 国 が 新 しい 安 全 保 障 環 境 下 における 防 衛 力 整 備 に 当 たって デュアルユーステクノロジーに 関 しどのような 政 策 を 取 ってきたかを 考 察 する 以 上 を 踏 まえて 我 が 国 の 今 後 の 防 衛 力 整 備 に 当 たってデュアルユーステクノ ロジーの 活 用 はどのような 意 義 を 有 し 活 用 拡 大 を 図 るためには 何 をしなければいけない のか そして 使 用 可 能 な 技 術 としてはどのようなものがあるのかについて スピンオン スピンオフ 及 び 両 用 技 術 開 発 の 各 ケースごとに 列 挙 し それらが 防 衛 機 器 産 業 にどのよう な 影 響 を 与 えるのか という 順 序 で 論 述 する なお 米 国 の 安 全 保 障 関 連 シンクタンクの 一 つである Piper Pacific International に 対 し 米 国 における 両 用 技 術 に 関 するポリシーの 変 遷 について 調 査 を 依 頼 し 本 調 査 研 究 の 資 とした 2

10 1 デュアルユーステクノロジーの 意 義 1-1 両 用 技 術 の 定 義 をめぐる 論 争 不 明 確 な 両 用 技 術 の 定 義 民 生 と 軍 事 の 両 方 に 使 用 される 技 術 が 両 用 技 術 (dual-use technology)である 簡 単 に 表 現 される この 両 用 技 術 であるが これの 効 用 を 説 きながらも 概 念 や 定 義 につい てまったく 疑 義 を 感 じない 人 もいるし 言 及 を 避 ける 人 もいる 一 番 多 いのは この 概 念 は 受 け 入 れるものの 明 確 に 定 義 づけしない 人 々である 例 えば 百 科 事 典 ウィキペディア は 軍 事 技 術 を 民 生 技 術 の 元 として 転 用 することをスピンオフと 称 し その 逆 をスピンオ ンと 称 する 場 合 があるが 現 在 の 先 端 技 術 は どちらにも 利 用 可 能 なデュアルユースと 呼 ばれる 内 容 が 多 くなっている これは 民 生 用 設 備 に 高 度 な 技 術 を 用 いたものが 多 くなっ たためである 1 と 記 述 しているが これは 定 義 よりもむしろ 概 念 に 近 い 米 国 の 技 術 政 策 を 研 究 する 松 村 も 軍 民 両 用 技 術 政 策 に 関 して 米 国 で 数 多 くの 研 究 がな されながらも 軍 民 両 用 技 術 の 定 義 自 体 が 厳 密 に 確 立 できていないため 軍 民 両 用 技 術 政 策 の 範 囲 を 明 確 に 規 定 したものもほとんどない ( 米 国 ) 政 府 自 身 もこの 用 語 の 定 義 に 関 し てあまり 注 意 を 払 っていないと 思 われる 例 えば 国 防 総 省 が 1995 年 に 刊 行 したDual Use Technology という 報 告 書 の 中 では 軍 民 両 用 技 術 政 策 だけでなく 軍 民 両 用 技 術 戦 略 という 用 語 までもが 織 り 交 ぜて 使 用 されているが この 中 で それらの 用 語 の 示 す 範 囲 あるいは 両 者 の 差 異 に 関 しての 説 明 はなされていない と 厳 しく 指 摘 している 2 両 用 技 術 の 定 義 があいまいな 理 由 として 次 の 二 つが 考 えられる その 一 つは 明 白 な 歴 史 的 事 実 と 目 されてきた 軍 事 技 術 から 民 生 技 術 へのスピンオフが 1970 年 代 から 民 生 技 術 の 発 展 とともに 少 なくなるとともに 殺 傷 技 術 のような 特 殊 な 分 野 を 除 くと 両 技 術 の 相 違 が 小 さくなってきたことによるものである 軍 事 技 術 と 民 生 技 術 の2 領 域 にまたが るのが 両 用 技 術 であるのに その 存 在 自 体 が 両 者 の 区 別 をさらに 不 鮮 明 にしており 両 用 技 術 という 概 念 自 体 が パラドックスとなっている 3 なお スピンオフに 関 しては 冷 戦 終 結 とともに スピンオフなど 今 や 存 在 しない と 1 両 用 技 術 2 松 村 博 行 アメリカにおける 軍 民 両 用 技 術 概 念 の 確 立 過 程 国 際 関 係 論 集 1.April 2001, p.3 3 Judith Reppy, Managing Dual-use Technologiy in an Age of Uncertainty, The Forum, Vol. 1, Issue 1, 2006, p.1 3

11 いう 極 端 な 見 解 さえ 登 場 する まず 論 争 の 口 火 を 切 ったのは ジョン アリック アシュ トン カーター ジェラルド エプスタインなど かつてOTA( 米 議 会 技 術 評 価 局 )で 活 躍 した 技 術 政 策 の 専 門 家 たちの 共 著 書 Beyond Spinoff である アリックは 同 書 に ス ピンオフの 神 話 と 題 する 節 を 設 け スピンオフの 現 象 としての 存 在 は 認 めながらも そ れを 政 府 の 特 定 ミッションのために 開 発 された 製 品 または 技 術 の 民 生 適 用 と 定 義 し それが 自 動 的 に 発 生 することはなく また 無 対 価 で 発 生 するものでもなく 膨 大 な 努 力 を 要 すると 主 張 した 4 これに 続 いて スピンオフの 神 話 に 関 する 論 文 が 次 々と 刊 行 され た だが 本 書 は 両 用 技 術 の 重 要 性 までは 否 定 していない 根 底 には 様 々な 技 術 の 定 義 もう 一 つの 理 由 は 技 術 の 定 義 が 一 様 ではないためである ブルガリア 科 学 大 学 の 大 学 院 生 ガレフのレビュー5に 従 って それを 概 観 すると 冷 戦 終 結 後 旧 社 会 主 義 諸 国 では 軍 事 産 業 から 民 生 産 業 への 転 換 政 策 が 大 きな 関 心 を 呼 んだのに 対 し 西 側 諸 国 では 両 用 技 術 の 概 念 を 今 までよりも 強 調 しながら 国 家 の 研 究 開 発 予 算 を 軍 事 から 非 軍 事 活 動 へ 振 り 向 けることが 約 束 された この 政 策 の 枠 組 では 両 用 技 術 という 概 念 の 理 論 的 経 験 的 な 検 討 がまず 焦 点 となるが それは 技 術 についての 定 義 が 研 究 者 によって 異 なるか らである 技 術 者 自 身 による 技 術 の 定 義 は 厳 密 で 幅 が 狭 く この 狭 義 の 技 術 から 導 かれ る 両 用 性 の 定 義 は ある 活 動 領 域 で 使 われる 品 が 別 の 領 域 へも 適 用 できて 使 えること である 6 一 方 社 会 科 学 者 が 定 義 する 技 術 は とてつもなく 幅 広 い 現 代 自 然 科 学 と 手 を 結 んで 社 会 的 意 義 を 認 識 させ 社 会 的 な 関 係 や 開 発 製 造 を 行 う 生 産 様 式 まで 含 み すべての 物 作 り 目 的 利 用 ある 程 度 の 社 会 的 知 的 背 景 までも 含 む 7 時 には 法 律 や 言 語 とい った 物 質 でない 物 の 製 造 まで 含 むものとして 定 義 される 無 線 LAN の 標 準 規 格 である IEEE802.11a, IEEE802.11b (Wireless Fidelity WIFIと 略 称 ) 設 定 や 軍 用 あるいは 民 生 用 コンピューター 用 語 のADAやJAVAの 開 発 などがこれに 該 当 し 指 摘 のとおり 技 術 の 問 題 であり 技 術 者 の 仕 事 である 4 JohnA. Alic et al, Beyond Spinoff, Harvard University Press, 1992, p.55 5 Todor Galev, Questioning Dual Use Concept, IAS-STS Work-in-Progress Workshop, March 13, Molas-Gallart J. Which way to go? Defense technology and the diversity of dual use technology transfer, Research Policy 26/1997 p 同 上 4

12 1-1-3 両 用 性 の 定 義 これら 社 会 科 学 者 による 広 義 の 技 術 の 定 義 に 基 づくと 技 術 の 両 用 性 は 技 術 自 体 に は 相 続 されない 技 術 は 軍 事 のものでも 民 生 のものでもないし 両 方 のものでもない その 性 格 は それが 開 発 された あるいは 利 用 された 社 会 的 ネットワークに 依 存 する 両 用 性 は 消 滅 することもあるし その 技 術 が 社 会 ネットワークで 発 展 し 進 化 してから よう やく 現 れることもある 8 とされる もっとも この 両 極 端 の 中 間 に 位 置 する 見 方 もある この 見 方 では 技 術 は 一 つの 意 味 しか 持 たないのではなく 状 況 で 定 まる すなわち 知 識 としての 技 術 活 動 ( 製 造 や 使 用 )としての 技 術 モノ 製 品 としての 技 術 さらに 意 思 としての 技 術 がある 9 この 見 方 では 両 用 技 術 など 存 在 しない と 強 調 しないまでも 両 用 性 と 波 及 (spillover)は 区 別 されねばならない と 主 張 する 10 狭 義 の 解 釈 では 波 及 とは ある 領 域 で 行 われた 研 究 成 果 が そのままの 形 で 他 の 領 域 へ 適 用 される 状 況 で あるが その 波 及 の 存 在 は 両 用 性 の 存 在 の 証 拠 ではなく むしろ 不 在 の 証 拠 である と いうものである 技 術 は 両 用 (デュアル)というよりは 数 多 くの(マルチプル) 用 途 を 持 ち その 幾 つかが 軍 用 である とする 解 釈 である このように 両 用 技 術 に 否 定 的 な 分 析 は 枚 挙 に 暇 が 無 いが それにもかかわらず 多 くの 経 済 学 者 が かつての 軍 事 から 民 生 現 在 の 民 生 から 軍 事 への 技 術 移 転 と 両 用 技 術 の 存 在 を 認 めた 上 で 論 議 している 本 稿 では 広 義 の 技 術 概 念 に 従 いながらも Molas-Gallatが 両 用 技 術 とは 現 実 に または 潜 在 的 に 軍 事 と 民 生 の 両 方 に 応 用 される 技 術 である 11 と 記 した 定 義 に 従 うことにする 1-2 両 用 技 術 の 意 義 と 重 要 性 スピンオンの 福 音 両 用 技 術 の 意 義 や 重 要 性 は スピンオフ スピンオン 技 術 移 転 の 意 義 重 要 性 と 切 り 離 して 考 察 するわけには 行 かない これらに 関 する 戦 後 60 年 の 議 論 を 米 国 を 中 心 に 概 観 してみよう 産 業 時 代 初 期 においては 多 くの 技 術 が 両 用 性 であり 造 船 技 術 航 空 機 技 8 Cowan R. & Faray D., Quandaries in the economics of dual technologies and spillovers from military to civilian research and development, Research Policy 24/1995 p Mitcham C. Thinking through technology: the path between engineering and philosophy, The University of Chicago press, Chicago, に 同 じ 11 Jordi Molas-Gallart, Dual use technologies and the different transfer mechanism, CoPS Publication No.55, 1998, p.4 5

13 術 内 燃 機 技 術 精 密 機 械 技 術 通 信 技 術 等 のいずれもが 軍 事 と 民 生 にほぼ 同 等 の 恩 恵 を 与 えながら 発 展 した だが 第 二 次 世 界 大 戦 においては 異 常 に 軍 事 技 術 が 発 達 し 航 空 機 航 法 システム 通 信 技 術 レーダ 車 両 原 子 力 などの 高 度 な 軍 事 技 術 が 民 生 分 野 へ 戦 後 にスピンオフした わが 国 も 朝 鮮 特 需 による 車 両 と 電 子 機 器 の 整 備 受 注 だけで 多 くの 製 造 ノウハウを 学 び 1960 年 代 に 国 産 車 王 国 電 子 王 国 日 本 として 世 界 に 雄 飛 する 大 きな 礎 となった 12 品 質 管 理 信 頼 性 生 産 性 コスト 管 理 の 面 でも 日 本 企 業 は 米 軍 から 直 接 あるいは 陸 海 空 自 衛 隊 を 経 由 して 多 くの 手 法 を 学 び 1960 年 代 後 半 には トヨタ 方 式 松 下 方 式 と して 逆 に 海 外 へ 伝 授 するに 到 った なお これらの 事 例 は 両 用 技 術 や 技 術 移 転 がモノ 製 品 だけでなく 知 識 や 技 術 者 の 移 動 も 含 めたものであるという 論 理 を 十 分 に 裏 付 けるも のである 一 方 米 国 において 両 用 技 術 の 意 義 や 重 要 性 が 先 ず 認 識 されたのは 冷 戦 期 における 武 器 関 連 技 術 の 共 産 圏 への 輸 出 規 制 との 関 連 であった 重 要 な 両 用 技 術 が 民 生 技 術 として 敵 性 諸 国 へ 流 出 する 危 険 性 と 軍 事 おび 民 生 別 々の 技 術 基 盤 を 維 持 するコストを 低 減 させる 好 機 との 兼 ね 合 いが 焦 点 となった この 両 用 技 術 の 輸 出 を 管 理 したのがココム( 対 共 産 圏 輸 出 管 理 委 員 会 Coordibating Committee for Multilateral Export Controls, CoCom) であるが 冷 戦 の 終 結 で 消 滅 し もっと 管 理 が 緩 いワッセナー 合 意 と 入 れ 替 わった 加 盟 国 は 増 えたが 関 心 は 低 下 し 管 理 機 能 は 急 激 に 低 下 した 輸 出 管 理 を 支 える 安 全 保 障 への 関 心 が 消 滅 するには 到 らなかったが 冷 戦 時 代 から 高 まっていた 両 用 技 術 の 国 内 的 経 済 的 な 関 係 への 関 心 が これに 取 って 代 わった 一 方 1970 年 に 高 まったスピンオフ 論 争 は ソリッド ステート 電 子 機 器 やコンピュー ターの 開 発 に 代 表 される 軍 事 研 究 開 発 からの 民 生 へのスピンオフを 重 視 する 派 と 軍 事 研 究 開 発 が 民 生 の 研 究 開 発 資 源 を 奪 うとする 派 との 間 で 闘 わされたが 最 大 の 論 点 は 科 学 知 識 の 創 造 を 歪 めるというものであった スピンオンの 促 進 しかしながら 1980 年 代 末 期 までに 議 論 の 焦 点 は 幾 つかの 分 野 で 軍 事 を 追 い 越 した 民 生 技 術 から 軍 事 技 術 が 低 コストで 得 られる 利 益 に 移 動 した これに 輪 をかけたのが 幾 つか のハイテク 市 場 で 米 国 を 凌 駕 した 民 生 技 術 日 本 の 挑 戦 である もはや 話 題 といえば スピ 12 徳 田 八 郎 衛 間 に 合 わなかった 兵 器 東 洋 経 済 新 報 社 1993 p.229 6

14 ンオフではなくてスピンオンであり 政 策 論 争 は いかにして 米 国 の 民 生 技 術 を 再 生 させ それを 軍 事 生 産 に 移 転 させる 産 業 政 策 を 確 立 するかに 集 中 した その 具 体 策 は 競 争 前 の 研 究 段 階 から 政 府 と 産 業 界 の 協 同 を 推 進 し 政 府 と 産 業 界 の 研 究 機 関 同 士 で 技 術 拡 散 を 促 進 することであった 俗 にイノベーション 政 策 と 表 現 され カ ーター 政 権 でもレーガン 政 権 でも 試 みられた まず 1980 年 に 成 立 したスティーブンソン ワイドラー 技 術 革 新 法 (Stevenson-Wydler Technology Innovation Act)は 連 邦 政 府 によ って 得 られた 技 術 を 州 地 方 政 府 および 民 間 セクタヘ 移 転 することを 促 進 し 研 究 開 発 予 算 を 技 術 移 転 活 動 にも 充 て またこれを 促 進 するために 研 究 技 術 応 用 室 (ORTA: Office of Research and Technology Applications)を 設 置 することを 国 立 研 究 機 関 に 義 務 付 けた 1984 年 に 成 立 の 共 同 研 究 法 (National Cooperative Research Act)によって 研 究 に 関 す るジョイント ベンチャーを 独 占 禁 止 事 項 から 除 外 し 一 般 的 な 研 究 や 競 争 前 段 階 の 研 究 について 複 数 企 業 が 協 力 することを 奨 励 し さらに 1993 年 この 法 律 は 共 同 研 究 生 産 法 と して 改 訂 され 研 究 だけでなく 生 産 活 動 においても 企 業 が 協 力 することが 可 能 となった これに 基 づく 一 番 強 力 な 共 同 体 は 1987 年 に 半 導 体 メーカー 大 手 4 社 を 中 核 として 結 成 さ れた SEMATECH(SEmiconductor Manufacturing TECnology)である これのモデルは 日 本 で 1975 年 に 結 成 された 超 LSI 技 術 研 究 組 合 とされているが 総 額 2 億 5000 万 ドルの 基 金 の うち 35%に 相 当 する 約 1 億 ドルを 政 府 が 負 担 した 産 学 官 研 究 コンソーシアムであった 結 成 時 は 批 判 を 浴 びたが これによって 米 国 の 半 導 体 産 業 は 立 ち 直 り 結 果 的 には 軍 事 生 産 にも 強 い 梃 入 れとなり 現 在 では 高 く 評 価 されるようになった 1986 年 の 連 邦 技 術 移 転 法 (Federal Technology Transfer Act)はスティーブンソン ワ イドラー 法 を 改 訂 したもので 国 立 研 究 機 関 州 政 府 機 関 などが 民 間 企 業 と 共 同 研 究 開 発 協 定 を 結 ぶことを 合 法 化 した さらに 1988 年 の 包 括 通 商 競 争 力 法 (1988) (Omnibus Trade and Competitiveness Act)は 産 業 競 争 力 を 強 化 するための 国 家 戦 略 政 策 提 言 を 行 うこ とを 目 的 に 競 争 力 政 策 評 議 会 を 設 立 させるとともに この 法 律 により 米 国 企 業 の 競 争 力 強 化 を 目 的 として 民 間 主 導 の 研 究 開 発 プロジェクトを 拡 充 させる 先 端 技 術 計 画 (Advanced Technology Program)など いくつかの 新 しい 計 画 が 始 められた だが どれもスピンオン 促 進 のため 企 業 の 開 発 能 力 強 化 を 狙 ってはいたが 両 用 技 術 そのものの 推 進 ではなかった 7

15 1-2-3 初 の 両 用 技 術 推 進 政 策 クリントン 政 権 の 下 で 初 めて 両 用 を 促 進 する 技 術 政 策 が 採 用 された 国 防 省 では ペ リー 長 官 が 民 生 技 術 使 用 を 高 める 公 式 の 政 策 を 積 極 的 に 導 入 する 1994 年 に 就 任 するや ペリー 長 官 は 防 衛 装 備 品 調 達 に 軍 用 仕 様 (MILSPEC) 適 用 を 強 いる 習 慣 を 緩 め 民 生 品 仕 様 の 調 達 を 許 可 した 翌 1995 年 クリントン 大 統 領 は 国 家 安 全 保 障 科 学 技 術 戦 略 を 発 表 し いわゆる COTS によって 流 通 している 商 用 品 を 軍 用 に 適 用 するだけでなく 軍 民 両 方 の 要 求 を 満 たすことができる 両 用 技 術 に 開 発 投 資 し 少 数 生 産 なるが 故 に 高 コストと なる 防 衛 装 備 品 と 類 似 した 民 生 品 を 量 産 してコスト 削 減 を 図 った それまでにも クリントン 大 統 領 は 就 任 直 後 の 1993 年 2 月 17 日 に 発 表 した 米 国 変 革 のビジョン の 中 で, 科 学 技 術 に 対 する 長 期 の 投 資 計 画 を 明 らかにし, 続 く 2 月 22 日 にも 米 国 の 経 済 成 長 のための 技 術 : 経 済 力 強 化 のための 新 たな 方 向 と 題 する 技 術 イニシアティブ を 公 表 している 彼 は 技 術 への 投 資 は 米 国 の 将 来 への 投 資 である として 政 府 が 技 術 政 策 に 積 極 的 に 関 与 する 方 針 を 示 すとともに 競 争 力 回 復 と 経 済 問 題 の 解 決 を 結 ぶキー ワードとして 軍 民 転 換 を 掲 げた 13 これは 狭 義 には 軍 用 の 研 究 開 発 や 製 造 に 携 わってい た 設 備 や 技 術 者 を 類 似 の 民 生 用 の 研 究 開 発 製 造 に 転 用 する 意 味 であり 戦 車 のキャタ ピラ 製 造 設 備 工 員 を 土 木 機 器 のキャタピラ 製 造 に 転 換 する 事 例 は この 概 念 に 含 まれる 一 方 広 義 の 軍 民 転 換 は 軍 用 に 投 入 されていた 資 源 を 今 後 発 展 の 可 能 性 ある 産 業 部 門 に 再 配 分 するプロセスまで 抱 合 する 14 クリントンが 政 権 発 足 直 後 に 示 したのは 後 者 のイメージであったが この 軍 民 転 換 への 取 り 組 みはブッシュ 政 権 によって 進 められて いたもので 必 ずしもクリントンや 民 主 党 のアイディアではない また 彼 が 1993 年 3 月 に 拡 大 を 宣 言 した 技 術 再 投 資 計 画 (TRP: Technology Reinvestment Project)も 軍 民 転 換 構 想 の 中 核 であったが これも 1992 年 に 前 政 権 の 立 法 措 置 で 実 施 が 確 定 していた しかし 大 統 領 主 導 で 積 極 的 に 推 進 するのを 宣 言 したのは 新 政 権 独 自 のものである TRP は 軍 の 要 求 にも 適 う 軍 民 両 用 製 品 開 発 経 費 の 半 額 を 政 府 が 負 担 するもので 表 1-1に 示 すように3つの 領 域 と その 下 に 位 置 する 13 の 活 動 項 目 で 構 成 される 企 業 にも 評 判 が 良 く 1993 年 の 第 1 回 TRP 応 募 には 3 領 域 合 わせて 3000 件 もの 応 募 があり わず か7%の 212 件 だけが 採 用 された 13 2に 同 じ p サンドラー トッド キース ハートリー( 深 谷 庄 一 監 訳 ) 防 衛 の 経 済 学 日 本 評 論 社 1999, p

16 表 1-1 TRP の 領 域 区 分 と 活 動 項 目 (DARPA 1993 年 報 告 p ) 領 域 活 動 項 目 技 術 開 発 領 域 1 スピンオフによる 技 術 移 転 2 軍 民 両 用 技 術 開 発 3 スピンオフの 促 進 技 術 展 開 領 域 1 製 造 業 普 及 サービスの 提 供 2 有 効 性 普 及 サービス 3 技 術 展 開 の 試 験 的 プロジェクト 4 技 術 アクセスサービス 製 造 に 関 する 訓 練 教 育 領 域 1 製 造 技 術 教 育 2 実 践 的 マスタープログラム 3 製 造 業 労 働 者 の 再 教 育 4 軍 需 産 業 技 術 者 の 教 育 訓 練 5 製 造 業 センターでの 教 育 支 援 6 製 造 業 技 術 者 教 育 支 援 だが 野 党 の 共 和 党 は 特 定 企 業 の 開 発 資 金 を 連 邦 政 府 が 負 担 することに 反 対 し 減 額 さ れていく 貴 重 な 国 防 予 算 が 浪 費 されると 批 判 した この 反 対 をかわすため クリントン 政 権 は 国 防 省 に 縁 の 薄 い 技 術 展 開 流 域 と 製 造 に 関 する 教 育 訓 練 領 域 の 計 画 を 商 務 省 の 国 家 標 準 技 術 院 (NIST)へ 移 管 し TRP の 軍 事 的 利 益 を 明 確 にしたが その 結 果 当 分 は 軍 事 需 要 しか 期 待 できない 技 術 を 民 生 品 製 造 業 者 に 開 発 させることになり 民 生 企 業 の 関 心 は 急 速 に 低 下 した 一 方 軍 需 産 業 からは 減 少 する 軍 需 を 民 生 企 業 と 奪 い 合 う TRP は 冷 淡 に 扱 われていたが 軍 需 産 業 の M&A が 進 んだ 1990 年 代 後 半 には ロッキード マーチンとボーイングを 中 心 とする 寡 占 体 制 が 確 立 して 発 言 力 が 強 まり 軍 民 両 用 技 術 プ ロジェクトに 徹 底 抗 戦 を 図 った 幾 つかのプロジェクトでは 成 功 したが 衛 生 器 材 や 暗 視 装 置 のように 元 々システム 全 体 が 両 用 のものが 多 く 米 国 経 済 の 回 復 もあって 1996 年 を 最 後 として 終 了 となった 9

17 1-3 両 用 技 術 の 分 類 分 類 いうまでもなく 殺 傷 技 術 農 業 技 術 のように 軍 事 のみ 民 生 のみで 使 用 される 技 術 は この 両 用 技 術 分 類 の 対 象 にはなりえない 前 述 の TRP の 審 査 で 使 用 された 焦 点 分 野 すなわち 両 用 技 術 の 搭 乗 が 期 待 される 技 術 領 域 を 分 類 の 事 例 として 列 挙 すれば 表 1-2 のとおりである 表 1-2 TRP で 焦 点 とされた 分 野 1993 年 度 1995 年 度 1 情 報 インフラストラクチャー 1 生 体 センサーおよび 他 器 官 スクリーニ ング 技 術 2 電 子 機 器 設 計 製 造 2 戦 闘 警 察 業 務 以 外 の 作 戦 3 機 械 設 計 製 造 3 航 空 機 機 体 構 造 のための 高 分 子 マトリ ックス 複 合 材 料 4 素 形 材 製 造 4 低 コスト 特 殊 金 属 加 工 5 医 療 技 術 5 軍 用 民 生 用 ミリ 波 製 品 6 訓 練 教 育 工 学 6 軍 用 民 生 用 ハイブリッド 車 電 子 図 書 館 著 作 活 動 支 援 ツールを 含 む 7 環 境 技 術 7 セラミックス 材 料 の 応 用 8 航 空 技 術 8 精 密 光 学 部 品 製 造 技 術 9 車 両 技 術 9 デジタル 無 線 通 信 およびネットワーキ ング システム 10 造 船 業 インフラストラクチャー 10 経 済 性 ある 制 御 技 術 11 先 端 電 池 技 術 11 電 子 システムのための 極 低 音 クーラー 転 換 の 様 式 かつて 1950~60 年 代 に 続 々 生 じたようなスピンオフは 民 生 技 術 が 高 度 になった 今 では 二 度 と 起 こらないであろうと 目 されているが 過 去 に 生 じた 事 例 の 転 換 様 式 を 分 類 し 記 10

18 録 しておくのは 有 用 である 古 典 的 な 典 型 例 を 分 類 したものが 表 1-3である 表 1-3 軍 事 商 用 技 術 の 関 係 15 様 式 事 例 1 直 接 製 品 化 ( 本 物 のスピンオフ) 電 子 レンジ 2 軍 需 先 行 で 商 業 が 学 習 スーパーコンピューター 3 共 通 技 術 に 基 づく 軍 民 同 時 応 用 ジェットエンジン ジェット 輸 送 機 4 国 防 計 画 と 商 用 産 業 界 のインフラ 共 有 原 子 力 通 信 衛 星 5 官 の 要 求 に 適 合 した 技 術 ツール 開 発 NASTRAN(NASA の 構 造 分 析 ) 6 国 防 省 支 援 の 基 礎 独 立 研 究 で 開 発 され 人 口 知 能 (AI) レーザ た 両 用 技 術 7 民 から 軍 へのスピンオン MILVAX CMOS 半 導 体 8 デモンストレーション 計 画 により 拡 散 VHSIC 技 術 移 転 の 実 例 16 ア 構 造 完 全 性 技 術 軍 用 機 と 民 間 機 とでは 設 計 寿 命 デューティ サイクル 運 動 加 重 などに 大 きな 違 いがある しかしながら 構 造 的 完 全 性 (structural integrity)は 同 一 である 乗 員 や 乗 客 を 危 険 な 目 に 会 わせるような 構 造 的 欠 陥 は あってはならない 異 なるのは 戦 闘 によ る 損 傷 に 耐 えられるか 否 かだけである その 場 合 にも 細 かい 破 片 による 損 傷 で 生 じた 弱 まり 具 合 を 予 測 する 分 析 には 定 期 運 行 で 生 じる 疲 労 圧 力 を 分 析 するのと 同 じ 手 法 が 適 用 できる 航 空 機 の 構 造 設 計 技 術 は 航 空 機 構 造 に 布 と 金 属 が 混 在 する 1930 年 代 まではおおざっぱ であったが その 頃 から 全 金 属 製 に 移 行 した 航 空 機 技 術 は 第 二 次 大 戦 の 間 に 急 激 に 進 歩 する 性 能 の 向 上 は 構 造 加 重 の 増 大 でもあった 同 時 に 海 軍 艦 艇 で 脆 い 裂 け 目 から 広 がっていく 損 傷 は 並 行 した しかし 別 々の 研 究 を 加 速 することになる( 艦 艇 の 鋼 鉄 と 航 空 機 のアルミニウムの 損 傷 がまったく 異 なるため) 15 4と 同 じ P JohnA. Alic et al, Beyond Spinoff, Harvard University Press, 1992, p

19 戦 時 に 艦 艇 の 裂 け 目 を 理 解 し かつ 防 止 する 研 究 には 二 つの 方 法 がある すなわち 1 実 験 的 な 方 法 で 試 験 方 法 の 確 立 材 料 の 格 付 け 設 計 のガイドラインを 開 発 する 2 加 重 による 破 壊 現 象 を 解 明 する 数 学 的 モデルである 海 軍 研 究 所 (NRL)では 各 々の 方 法 について 別 々の 研 究 グループが 編 成 された 冶 金 学 者 のグループは 伝 統 的 な 工 学 手 法 に 従 いながら 実 験 を 行 い 軍 の 経 験 欠 損 分 析 試 験 開 発 :1940 年 代 から 現 在 まで を 標 語 とした もう 一 つのグループは 物 理 学 者 が 主 導 するもので バリバリという 破 壊 のモデル:1950 年 代 から 現 在 まで を 標 語 とした ど ちらの 研 究 グループも 過 去 何 十 年 もさかのぼっていく 系 図 を 描 き 実 用 的 な 工 学 実 験 と 基 礎 となる 科 学 の 両 方 を 記 録 した 例 えば 1840 年 代 には W.J.M.ランキンスは 段 階 的 な 破 損 で 鉄 道 車 両 の 軸 に 発 生 する 疲 労 破 損 を 発 見 した という 記 録 である 結 晶 化 という 説 明 は 基 本 的 な 解 析 手 段 であるX 線 結 晶 学 が すべての 金 属 は 本 質 的 に 結 晶 状 態 である と 断 定 していた 時 代 には 主 張 できなかった 何 年 も 後 になって X 線 研 究 による 結 晶 構 造 の 知 識 が 進 んだので 科 学 者 は 破 壊 転 位 モデルを 発 展 させることができた このように 新 しい 知 識 は 異 なった 場 所 で 異 なった 場 から 到 来 する 1920 年 代 に A.A.グリフィスは ガラスの 破 壊 過 程 を 研 究 し 応 用 数 学 と 弾 性 理 論 を 用 いてグリフィス 破 壊 モデルを 生 み 出 した 彼 は ガラスが 数 学 計 算 において 完 全 弾 性 物 質 であることが 求 められるので それに 限 りなく 近 い 物 質 として 扱 ったが このモデルは 今 も 有 効 である 1960 年 代 までに 応 用 数 学 連 続 体 機 械 工 学 固 体 物 理 学 物 質 科 学 は 様 々なタイプ の 理 想 的 な 破 壊 を 描 き 出 せるまでに 進 歩 した コンピューターも 破 壊 が 広 がっていくの を 解 析 できるようになった 技 術 者 は 例 えば 負 荷 状 態 での 裂 け 目 の 進 展 を 予 測 できる 設 計 手 法 を 開 発 したし 航 空 機 の 場 合 には これらの 新 しい 手 法 は 研 究 室 での 実 験 全 機 体 を 使 っての 試 験 編 隊 追 跡 計 画 ( 運 用 中 の 航 空 機 からのデーター 収 集 )などで 評 価 さ れた この 同 じ 時 期 に 関 係 はあるが まったく 別 のグループの 科 学 者 や 技 術 者 が ボイラー や 圧 力 容 器 ( 特 に 成 長 中 の 原 子 力 発 電 業 界 では 重 要 な 問 題 )の 破 損 問 題 に 取 り 組 み 始 めた 一 方 米 空 軍 は 1970 年 代 の 半 ばまでに 航 空 機 の 構 造 完 全 性 の 設 計 分 析 手 法 を 扱 う 軍 用 基 準 (Military Standard)を 広 める 準 備 を 整 えていた 連 邦 航 空 局 (FAA)も 後 になって 耐 空 性 基 準 の 一 環 として これによく 似 た 要 求 を 採 用 した 1920 年 ごろにのんびりと 始 められ 1950 年 以 降 は 急 ピッチで 進 められたのが 破 壊 の 理 12

20 論 と 応 用 である 欧 州 や 日 本 の 研 究 開 発 グループもかなり 貢 献 したが 現 在 受 け 入 れられ ている 方 法 の 大 半 は 米 国 で 生 み 出 されたもので それも 国 防 省 がスポンサーとなっている 幅 広 い 技 術 コミュニティを 通 して 消 費 財 生 産 業 界 土 木 業 界 電 子 工 業 界 へ 拡 散 してい く 仕 組 みは 今 も 変 わらない 17 イ 軍 用 機 と 民 間 機 の 系 統 樹 米 空 軍 戦 略 コマンドが 1950 年 代 初 期 に 大 量 の 大 陸 間 ジェット 爆 撃 機 を 調 達 し 始 めた 時 プロペラ 駆 動 の KC-97 空 中 給 油 機 が 更 新 されることになったが そのうち 814 機 が 運 用 中 であった そこでボーイング 社 が ジェットエンジン4 基 搭 載 の 後 退 翼 機 を 自 己 負 担 で 設 計 製 造 した 1954 年 7 月 に 初 飛 行 した 後 まだ 空 中 給 油 能 力 の 実 証 も 終 えていないにも かかわらず 米 空 軍 は 29 機 を 発 注 した 試 作 機 はダッシュ 80 という 名 称 であったが 2 年 後 には KC-135 と 名 づけられて 飛 行 テストを 行 い さらに 18 ヶ 月 後 には このダッシュ 80 を 母 体 とする 民 間 機 707 が 初 飛 行 する 707 と KC-135 は 共 通 の 母 を 持 ち 同 時 期 に 開 発 されたが 別 々の 事 業 であり 外 観 は 似 ているとはいえ 大 きな 違 いがあった その 翼 長 は 似 ていたが 707 の 方 が 4.5 インチ 高 く 長 さも 10 フィート 幅 も4インチ 長 かった それは 設 計 の 最 適 化 が 航 空 機 製 造 業 界 で 使 われ 始 めたことを 示 している 予 想 される 年 間 飛 行 時 間 は KC-135 が 375 時 間 707 が 3,500 時 間 と 使 用 頻 度 が 10 倍 ほども 違 うので 材 料 も 構 造 も 異 なっていた したがって 名 機 と 称 されるボーイング 707 は 原 型 機 ダッシュ 80 からのスピンオフといえる これに 投 資 したボーイング 社 の 意 欲 は 軍 用 と 商 用 の 販 売 で 十 分 に 利 益 をもたらした ウ IBMのストレッチ コンピューター 年 米 国 原 子 力 委 員 会 のローレンス リバモア 研 究 所 は IBM 社 とレミントン ランド 社 に 大 型 で 全 トランジスターのコンピューターの 入 札 を 求 めた 後 に LARC(Livermore Automatic Research Computer)と 呼 ばれるコンピューターである IBM 社 は リバモアの 仕 様 よりも5 倍 も 速 い 設 計 で 入 札 した まだ 開 発 初 期 の 段 階 にあった 専 売 特 許 のトランジスター 技 術 を 組 み 込 んだ 対 応 である だが 納 期 は 競 争 相 手 (Sperry Rand と 改 名 )の 29 箇 月 よりもはるかに 長 い3 年 であり 一 日 も 早 く 導 入 したかったリバモアは 17 JohnA. Alic et al, Beyond Spinoff, Harvard University Press, 1992, p JohnA. Alic et al, Beyond Spinoff, Harvard University Press, 1992, p

21 スペリー 社 に 落 札 した そこでIBM 社 は これを 国 家 保 全 庁 (NSA)に 提 供 した NSA は 発 注 はしなかったが 高 性 能 のメモリー 開 発 に 100 万 ドルを コンピューター 設 計 に 25 万 ドルを 投 資 した 同 年 後 半 リバモアの 競 争 相 手 であるロスアラモス 科 学 研 究 所 (Los Alamos Scientific Laboratory, LASL)が リバモアに 蹴 られたこの 装 置 を 買 いたがっていることを 知 ったI BM 社 は ストレッチ コンピューター 開 発 を 開 始 する 4 名 は LASL 4 名 はIBMから 選 ばれた8 名 の 科 学 者 が 企 画 委 員 会 を 構 成 し 1956 年 の8ヶ 月 を 費 やして 器 械 のアーキテ クチャーのための 技 術 仕 様 を 開 発 したが LASL は 巧 緻 な 顧 客 であった 非 常 に 高 い 性 能 を 求 め 当 時 のIBM 最 高 機 種 であったIBM704 の 能 力 をさらに 高 めたものを 代 表 委 員 が 要 求 する ストレッチという 名 前 も これに 由 来 する 1956 年 11 月 IBM 社 は 42ヶ 月 後 にストレッチを 納 入 する 契 約 をロスアラモスと 締 結 した 契 約 には 達 成 すべき 演 算 速 度 について 何 も 記 されなかったが IBM 社 は I BM704 の 100 倍 の 速 度 を 目 標 としていた 電 算 機 業 界 は わずか4 年 で 商 用 品 の 演 算 速 度 が 100 倍 に 飛 躍 すると 考 えたこともなかったし 達 成 できるとも 思 わなかった 器 械 の 価 格 は 430 万 ドルに 跳 ね 上 がったが 開 発 にはさらに 930 万 ドルが 必 要 で その 経 費 は 他 の 器 械 の 販 売 で 回 収 するとされていた 原 子 力 委 員 会 はIBM 社 に 対 し 生 じる 特 許 す べての 独 占 あるいは 任 意 売 却 を 許 可 したので 同 社 は その 技 術 を 将 来 の 商 用 製 品 開 発 に 使 用 することが 可 能 となった 同 年 中 は ストレッチは 同 社 の 研 究 所 で 過 ごしたが 翌 年 1 月 製 品 開 発 に 移 行 する ハーヴェスト( 収 穫 ) と 称 される 特 別 のプロセッサーを 付 けて 情 報 収 集 を 容 易 にし NSA もストレッチを 発 注 した NSA の 代 表 も 企 画 委 員 会 に 加 わり 3 種 混 合 委 員 会 となった 技 術 的 に 非 常 に 困 難 な 問 題 が 幾 つか 生 じたが これまた 発 明 の 連 続 で 救 われた ストレ ッチの 技 術 チームが 苦 悩 する 1958 年 6 月 ストレッチのために 開 発 された 新 トランジスタ ー 技 術 が 利 益 を 生 み 出 すことになった トランジスター 論 理 回 路 が 成 熟 したので IBM 社 は 成 功 していた 真 空 管 式 709 をトランジスター 式 に 変 更 して 7090 と 命 名 することに 決 めた わずか 1 年 半 後 の 1959 年 12 月 同 社 は 国 防 省 が 調 達 する 弾 道 ミサイル 早 期 警 戒 システム 用 2 台 の 7090 のうち 最 初 の1 台 を 納 入 した これが 可 能 だったのは 709 のア ーキテクチャーがそのままで 使 えたことと ストレッチャーの 新 しいアーキテクチャーに 合 わせて 開 発 されたメモリーのワードサイズが 7090 のワードサイズとピッタリ 一 致 した からである 14

22 だが 1960 年 5 月 という LASL の 求 める 納 期 には 間 に 合 わなかった それは 上 昇 するコ スト 7090 への 勢 力 分 散 膨 大 な 技 術 的 障 害 のためである しかし 1961 年 4 月 ようや くストレッチは LASL へ 納 入 され 1962 年 1 月 には NSA 向 けのハーヴェスト 器 械 も 完 成 し た これは 利 用 できる 最 高 速 度 の 電 算 機 であったが 典 型 的 な 使 用 法 では 704 の 60 倍 の 速 度 で 目 標 とした 100 倍 ではなかった この 能 力 不 足 に 当 惑 したトマス ワトソンIBM 会 長 は リバモアへ 請 求 する 経 費 を 契 約 価 格 の 60%に 値 下 げした 2500 万 ドルの 開 発 費 を かかえ この 値 下 げ 価 格 ではストレッチは 赤 字 である それにもかかわらず 会 長 は8 台 の 同 系 コンピューターを 同 じ 割 引 価 格 で 納 入 させた この 歴 史 は 革 命 的 技 術 と 進 化 した 技 術 の 相 互 作 用 を 描 き 出 している ストレッチ 自 身 は 金 食 い 虫 だったが 技 術 の 突 破 口 を 開 いたため 異 常 なほど 多 くの 最 高 速 というタ イトルを 獲 得 し 200 基 ものIBM7090 を 売 り 込 むことに 貢 献 する 7090 販 売 の 従 来 型 事 業 計 画 では このような 革 新 的 新 技 術 を 基 盤 とすることはなかった またストレッチは IBMシステム 360 の 出 発 点 ともなった これは 電 算 機 産 業 の 歴 史 において もっとも 成 功 した 製 品 である ストレッチは IBM 社 原 子 力 委 員 会 関 連 の 研 究 所 NSA の 中 でのリスク シェアリ ングの 程 度 でも 利 益 を 与 えている 現 在 では 考 えられないことである 実 際 のところ この 事 業 従 事 者 は 2~3 年 後 になっても 原 子 力 委 員 会 が LASL にもリバモアにも 最 善 の 努 力 コンピューターに 430 万 ドルを 支 出 するのを 許 可 しないのではないかと 案 じてい た IBMチームのキーパーソンたちは 防 衛 関 連 作 業 で 技 術 的 な 専 門 知 識 をすでに 取 得 していた あるメンバーは LASL からIBMへ 移 籍 し 企 画 委 員 会 の 反 対 側 の 席 へ 移 動 した IBMと 米 国 電 算 機 産 業 の 発 展 は このIBMと 政 府 機 関 の 密 接 な 関 係 で 加 速 され 今 日 まで 続 いている 19 エ レーザ 研 究 開 発 への 軍 の 支 援 コンピューター 産 業 と 半 導 体 産 業 の 揺 籃 期 では 国 防 省 の 資 金 は 調 達 を 通 じて 最 大 のイ ンパクトを 与 えていた 政 府 機 関 は その 能 力 を 認 めて 代 価 を 支 払 ったのである だがレ ーザ 技 術 の 開 発 については かなり 異 なった 形 となった 政 府 は 研 究 に 手 厚 く 投 資 してき たが 何 年 経 っても 調 達 するものは 何 もなかった チャールズ タウンズとアーサー シャウロウが 理 論 的 に 提 案 したレーザは 1960 年 に 19 JohnA. Alic et al, Beyond Spinoff, Harvard University Press, 1992, p

23 初 めてヒューズ 航 空 機 社 のセオドール マイマンによって 実 証 されたが 科 学 (この 場 合 は 量 子 エレクトロニクス)が 迅 速 に 直 接 技 術 革 新 に 結 びついた 純 粋 な 事 例 の 一 つで ある 理 論 と 実 験 が 古 典 的 な 様 式 で 相 互 作 用 し 世 界 の 各 地 で 研 究 グループが 競 って 現 象 の 理 解 と 装 置 の 開 発 を 進 めた マイマンを 始 め 多 くの 研 究 者 が レーザの 持 つ 軍 事 的 民 生 的 な 潜 在 的 用 途 を 即 座 に 認 識 した 報 道 陣 への 実 験 公 開 に 際 し マイマンは 通 信 への 応 用 を 強 調 した マルチチャンネルであり チャンネルあたりのコストが 安 いからである が これが 実 現 するまでには 長 い 年 月 がかかった レーザ 研 究 開 発 の 揺 籃 期 には 米 国 防 省 の 財 政 的 支 援 は 手 厚 いものであり 産 業 界 自 身 の 支 出 の2 倍 に 達 していた 今 も 高 エネルギーレーザに 関 しては 研 究 費 の 大 半 を 負 担 して いる 国 防 省 は 顧 客 として 研 究 開 発 を 導 き 色 々なアプローチを 評 価 し 自 分 自 身 の 研 究 機 関 においても 多 くの 基 礎 的 な 研 究 を 実 施 させた 最 初 から 国 防 省 は 高 エネルギーレ ーザを 戦 場 での 兵 器 や 弾 道 ミサイル 防 衛 などに 応 用 するのを 期 待 していた 陸 軍 は 戦 車 に 搭 載 するレーザ 測 遠 機 の 開 発 に 手 を 付 けたが これが 戦 場 でのレーザ 応 用 としては 最 初 の 重 要 な 装 備 となった 一 方 民 生 利 用 では 先 ず 眼 の 手 術 に 応 用 され 続 いて 数 々の 応 用 が 実 現 していった 最 終 的 には その 集 中 したエネルギーが 切 断 溶 接 熱 処 理 とい った 製 造 業 にも 利 用 されるようになった この 製 造 現 場 への 応 用 に 軍 は 大 きな 関 心 を 寄 せ てきたが 民 生 からのニーズは さほど 広 がらなかった しかしながら マイマンの 技 術 突 破 から 15 年 後 彼 の 期 待 した 通 信 への 劇 的 な 応 用 が 始 まるかに 見 えた だが それは 低 伝 搬 損 失 の 光 ファイバーと 組 み 合 わされた 固 体 (ソリッ ド ステート)レーザに 負 うもので 少 しずつ 着 実 に 改 良 されていく 様 式 で 生 み 出 された しかし 同 様 に 重 要 な 革 新 であった それが 光 ファイバー 通 信 を 現 実 のものとしたのである レーザだけでは また 光 ファイバーだけでは 達 成 できなかったが 合 体 することによって 衛 星 通 信 と 並 ぶ 重 要 な 手 段 を 電 気 通 信 技 術 に 加 えることになった 今 もレーザ 研 究 開 発 へ の 軍 の 支 援 は 続 いているが その 額 は 民 間 セクターが 光 ファイバー 応 用 や 電 子 光 学 技 術 に 投 入 する 額 には はるかに 及 ばない オ ヒューズ 航 空 機 : 両 用 の 通 信 衛 星 製 造 業 者 20 シンコム2 通 信 衛 星 が 世 界 初 の 静 止 衛 星 となった 1963 年 7 月 に 衛 星 事 業 に 参 入 したヒ ューズ 航 空 機 コーポレーションは 永 年 にわたって 商 用 通 信 衛 星 の 王 者 の 地 位 を 維 持 して 20 JohnA. Alic et al, Beyond Spinoff, Harvard University Press, 1992, p

24 きた 同 社 の 両 用 技 術 戦 略 の 核 心 となるのは 衛 星 顧 客 の 間 にある 共 通 の 技 術 基 盤 を 活 用 するよう 設 計 された 組 織 的 な 構 造 である この 構 造 は 二 つの 柱 で 支 えられており それ は 計 画 事 務 所 と 各 部 である 顧 客 の 区 分 は この 事 務 所 で 行 われ 開 発 部 や 製 造 部 は す べての 事 業 の 間 そして 軍 と 民 生 の 間 の 相 互 互 換 性 や 共 通 性 を とことん 追 及 する 計 画 事 務 所 は3つあり 一 つは 国 防 省 二 つ 目 が NASA 三 つ 目 が 商 用 計 画 に 関 する 事 務 所 であ り 各 々 任 務 ごとの 事 業 チームや 特 殊 な 事 業 の 完 成 に 責 任 を 持 っている したがって 各 事 務 所 は 事 務 所 ごとにシステムエンジニアを 抱 え 事 務 所 の 顧 客 からの 特 定 の 要 求 に 応 じることになる 宇 宙 機 サブシステムの 設 計 や 製 造 は 開 発 部 と 製 造 部 に 集 中 して 行 われる 量 産 する 利 益 を 確 保 し 部 品 や 求 められるマンパワーを 共 通 化 するため 個 々の 契 約 は 別 々の 事 務 所 で 行 われても この 二 つの 部 が すべての 計 画 に 携 わる この 組 織 設 計 が 意 味 するものは 開 発 部 と 製 造 部 の 技 術 者 パワーを どの 事 業 にも 使 えるという 技 術 者 の 相 互 互 換 性 で あり 計 画 事 務 所 では 見 られないものである 設 計 製 造 試 験 評 価 の 共 通 性 によって 同 社 で 製 造 される 衛 星 の 大 半 が 無 所 属 で 共 通 の 宇 宙 機 バス の 延 長 上 にある すなわち どの 衛 星 も 共 通 の 推 進 機 能 やパワー 機 能 ベアリングや 器 械 高 度 管 制 センサー デジタ ル コンピューター 構 造 部 材 で 構 成 されている ヒューズ 元 会 長 のアルバート D ヒ ューロンが 述 べたように すべての 宇 宙 機 は 顧 客 契 約 方 法 工 場 検 査 のレベルなどに 関 係 なく 同 一 の 基 準 で 製 作 されている のである とはいえ 商 用 衛 星 と 軍 用 衛 星 は まったく 同 じではない 使 用 する 周 波 数 は 異 なるか ら 無 線 サブシステムの 設 計 は まったく 別 のものとなる さらに 国 防 省 の 要 求 は 技 術 的 に より 細 緻 になりがちであるから コストを 重 視 する 商 用 設 計 よりは 大 きな 衛 星 にな ってしまう 軍 の 仕 様 に 基 づいて 寸 法 や 重 量 が 大 きくなり 打 ち 上 げロケットも 違 ったも のとなる 商 用 衛 星 であれば 中 国 の 長 征 や 米 国 のシャトルで 打 ち 上 げ 可 能 であるが 軍 用 であれば 大 型 のタイタンになる 同 社 の 最 近 の 通 信 衛 星 HS-601 が 同 社 の 戦 略 を 物 語 っている 衛 星 のパワー 能 力 は ソ ラーパネルと 電 池 の 能 力 に 依 存 するが この HS-601 衛 星 の 構 造 では 余 分 のソラーパネル が 取 り 付 け 可 能 であり パネル 増 設 によって 電 池 能 力 も 向 上 できる その 結 果 バス 設 計 はそのままで 様 々な 特 注 に 応 じることが 可 能 となっている 最 初 の 二 つの 顧 客 軍 と 民 そして 彼 らの 要 求 した 任 務 が 同 社 に 両 用 技 術 戦 略 を 構 築 させたのである 最 初 の HS-601 はオーストラリアへ 売 却 され 移 動 衛 星 通 信 直 接 TV 放 送 ニュージーランドやオースト 17

25 ラリア 内 陸 部 への 広 範 囲 放 送 に 活 用 された 二 つ 目 は UHF 後 継 衛 星 (Follow-on Satellite) として 米 海 軍 に 売 却 され 全 地 球 上 の 航 空 海 上 地 上 軍 の 戦 術 通 信 に 利 用 された いう までもなく 民 需 とは 異 なった 任 務 である 国 防 省 が この 恵 まれた 設 計 を 継 承 する お 得 な 契 約 者 と 見 做 されるのを 非 常 に 恐 れ ているので ヒューズ 社 は 国 防 省 の コスト 管 理 計 画 管 理 契 約 管 理 品 質 管 理 に 関 する 国 防 省 の 手 続 と 併 せて 民 生 事 業 と 軍 用 事 業 両 方 のために 共 通 の 簿 記 システムを 採 用 した この 簿 記 によって 設 備 や 人 的 サービスが 軍 用 と 民 生 とで 共 有 される 場 合 に 政 府 が 容 易 にコスト 配 分 を 行 えるようになった もっと 重 要 なのは ヒューズ 社 が 共 通 基 準 の 構 成 品 を 必 ずしも 軍 とは 限 らない 大 多 数 の 顧 客 の 要 求 に 合 致 する 標 準 に 合 わせるのに 業 界 基 準 (generic component)でコンポーネントを 製 作 していることである 同 社 の 両 用 技 術 戦 略 は 国 防 予 算 が 減 少 するにつれて さらに 効 果 を 発 揮 すると 期 待 さ れている もし 国 防 予 算 の 中 の 同 社 シェアが 急 減 することがあっても 軍 民 両 方 に 適 用 で きる 製 造 要 領 であるから 直 ちに 民 需 を 増 やすことができると 説 明 されている ヒューズ 社 の 教 訓 は 明 白 である 軍 用 と 民 生 の 両 方 の 市 場 を 継 承 するには 製 造 と 技 術 的 な 設 計 で の 共 通 の 基 盤 を 活 用 することである ただし 顧 客 からの 機 能 要 求 と 自 社 の 経 営 慣 行 が 認 めれば の 話 である カ レイセオン: 軍 需 と 民 需 のよきバランス 21 わが 社 にもっとも 利 益 になるのは 何 かね とトム フィリップス レイセオン 社 会 長 ( 当 時 )が 1989 年 12 月 の 社 内 報 でたずねた わが 社 が 多 角 的 に 経 営 されているのはい いことです と 彼 は 続 ける 確 かに 同 社 の 軍 需 と 民 需 は 何 年 にもわたって ほぼ であった ビーチ 航 空 機 ヒース 出 版 幾 つかのエネルギーと 家 電 ユニット そしてアマ ナ コーポレーションも 参 加 に 抱 えている 同 社 の 場 合 は 防 衛 からの 収 益 が 防 衛 への 販 売 よりも 目 立 つようになったが 1985 年 以 降 ( 防 衛 需 要 が 88%)は 徐 々に そして 確 実 に 下 降 したが(1989 年 には 78%) これは 防 衛 需 要 の 減 少 と 併 せて 民 需 の 伸 びがあったか らである ビーチ 航 空 機 の 場 合 を 例 にとれば 1988 年 に 2800 万 ドルであった 課 税 前 利 益 が 1989 年 には 4400 万 ドルに 急 増 している 統 計 的 には レイセオン 社 は 見 事 な 両 用 技 術 企 業 であり 意 識 的 に 軍 需 活 動 と 民 需 活 動 を 関 係 づけているように 見 えるが 同 社 の 役 員 は この 問 いに 対 して 異 口 同 音 に JohnA. Alic et al, Beyond Spinoff, Harvard University Press, 1992, p

26 のバランスには 何 の 細 工 も 無 い と 応 える 技 術 担 当 のジョセフ シー 筆 頭 副 社 長 は 同 社 の 研 究 所 は 別 として 軍 需 と 民 需 の 境 界 を 越 えて 両 者 を 結 ぶ 技 術 を 管 理 しようという 意 図 的 な 努 力 は ほとんど 為 されていないという それにもかかわらず レイセオン 社 は 電 子 レンジや 船 舶 レーダだけでなく 両 用 技 術 商 品 化 の 成 功 例 を 数 多 く 示 している ビーチジェット 事 業 も 純 粋 の 民 需 事 業 であり 三 菱 を 共 同 ベンチャーとしてエグゼクティブ 用 のジェット 機 を 開 発 するものであった 三 菱 がベンチャーに 製 造 プラントを 建 設 したが 最 初 の 生 産 が 始 まるまでにレイセオンは 三 菱 の 権 利 を 買 い 取 り 全 製 造 施 設 をカンサス 洲 へ 移 して 1986 年 に 最 初 のビーチジェット 400A を 完 成 する この 商 用 機 は 米 空 軍 から 211 機 の 注 文 を 受 け 10 億 ドルもの 売 り 上 げとな った この 場 合 の 民 需 から 軍 需 への 変 換 は 技 術 ではなく 市 場 での 販 売 ノウハウである ビーチの 販 売 では レイセオン 社 官 需 グループの 資 源 を 利 用 できた 特 に ミサイル システムズ 事 業 部 が( 空 軍 への)プロポーザルについて 援 助 してくれた とデニス ピッ カードは 株 主 に 説 明 している 彼 は これに 加 えて 基 本 的 には 民 生 技 術 を 官 需 に 適 用 す る 際 官 需 市 場 で 得 たノウハウを 補 完 する 資 産 として 活 用 した 事 例 を 幾 つも 描 写 した 商 用 ベンチャーを 支 えている 軍 事 技 術 の もっと 典 型 的 な 事 例 は ビーチズ スターシ ップである これは 先 端 複 合 材 料 で 製 作 された 商 用 機 である もう 一 つの 事 例 は MILVAX コンピューターである 1990 年 の 株 主 総 会 でピッカードは レイセオン 社 の 意 向 を 明 確 に 述 べている 我 々の 官 需 グループと 民 需 グループを 受 注 した 事 業 を 前 にして 一 緒 にすると シナジー( 相 乗 効 果 )が 発 生 する こうしてわが 社 は 実 体 よりも 大 きくなるのです 22 キ ロックウェル インターナショナル: 意 欲 的 な 両 用 技 術 取 得 1967 年 にノースアメリカン 社 を 合 併 してノースアメリカン ロックウェル 社 となるまで のロックウェル スタンダード 社 は 自 動 車 部 品 と 関 連 機 械 の 製 造 業 者 であった 合 併 は 現 金 の 洪 水 であり アル ロックウェル 社 長 は ノースアメリカンを 商 業 化 可 能 な 技 術 の 金 山 と 見 ていた 一 方 ノースアメリカン 社 はアポロ 計 画 の 主 要 契 約 社 であり 1967 年 に は 名 声 は 頂 点 に 達 していた 月 への 出 発 は 何 ヶ 月 か 後 に 迫 っている しかし NASA との 契 約 は 終 わりになろうとしている リー アトウッド 会 長 は それに 続 くビジネスが ほと んど 無 いのを 知 っており 多 角 化 経 営 の 相 手 を 探 し 始 めた 合 併 前 のアル ロックウェルの 期 待 は 大 きかったが 後 で 彼 は 失 望 することになる 技 22 JohnA. Alic et al, Beyond Spinoff, Harvard University Press, 1992, p

27 術 を 探 し 移 転 させるために 送 り 込 まれた 技 術 者 集 団 は よくても 限 られた 成 果 しか 得 ら れなかった 1973 年 に GE 社 から 新 製 品 開 発 本 部 の 長 として 招 へいされ 後 に 副 社 長 にな るピーター キャノン 氏 は ロックウェル 社 が どれほど 熱 心 にノースアメリカン 社 の 技 術 を 自 社 製 品 に 取 り 込 もうとしたかを 描 いている 合 併 以 降 商 用 ビジネスは 製 品 要 求 仕 様 書 を 書 き それを 壁 の 向 うにいるノースアメリカンの 技 術 者 へ 送 り 込 む そこには 防 衛 関 係 の 企 画 者 がいて それを 審 査 する 大 部 分 が 落 第 した という 電 子 製 造 事 業 部 の 首 席 マネジャーであったジョン ムーアは ノースアメリカンのゴミ 箱 には 使 いきれない ほどの 技 術 があった 1 世 紀 かけても 合 併 企 業 が 使 えないほどであった という しかし ながらアル ロックウェルの 最 初 の 楽 観 論 を 跳 ね 返 すように ムーアは 技 術 を 吸 収 する 能 力 は それを 生 み 出 す 能 力 と 同 様 に 重 要 であると 知 って 落 胆 したのを 書 き 記 している 自 動 車 製 造 の 場 での 技 術 移 転 の 最 大 の 成 果 は 滑 り 止 めトラック ブレーキであり 1973 年 に 政 府 の 安 全 規 制 で 義 務 付 けられたものである その 頃 ノースアメリカン 社 は 滑 り 止 め 航 空 機 ブレーキで 経 験 を 積 んでいたし 一 方 ロックウェル 社 も 前 軸 トラック ブレ ーキ 市 場 を 100% 制 圧 していた 両 者 の 技 術 移 転 を 試 みた 末 アル ロックウェルは 技 術 者 をデトロイトへ 動 かそう と 決 心 する 確 実 に 成 功 する 唯 一 の 技 術 移 転 は 人 間 の 移 動 であった 航 空 機 とトラックとでは ブレーキへの 要 求 も 異 なっており トラックのブレーキを 航 空 機 技 術 で 開 発 するのは 高 くつくし 見 積 もりも 間 違 っていた しかし デトロイトへ 移 住 したノースウェスト 社 の 電 子 技 術 者 たちは 何 年 かかかって 技 術 移 転 に 成 功 し デジタ ル 電 子 技 術 をロックウェル 社 の 自 動 車 部 品 機 械 工 業 文 化 へ 注 入 するのに 成 功 した 1978 年 から 79 年 にかけての 企 業 経 営 の 変 化 で ロックウェル 社 ( 後 にロックウェル インターナ ショナル 社 )は 生 気 を 取 り 戻 した 今 では 基 本 的 には 応 用 電 子 企 業 であり 毎 年 の 売 り 上 げは 民 需 と 官 需 がほぼ と バランスが 取 れている 特 に 自 動 制 御 事 業 部 は 技 術 を 官 需 と 民 需 の 二 つの 市 場 に 応 用 するのに より 巧 みになった 両 市 場 の 製 品 を 設 計 す るチームは アナハイム キャンパスに 居 住 するが 帳 簿 は 別 々にしている ロックウェ ル インターナショナル 社 は ミニットマン ミサイルの 電 子 機 器 の 主 契 約 者 である と いうのは 彼 らが 4 ビット マイクロプロセッサーを 開 発 したからである 経 営 者 は こ の 成 果 を 電 卓 に 適 用 すれば 民 需 でのチャンスがあると 見 て 民 需 のマネジャーの 下 に ス カンク ワークス を 結 成 させた 一 方 マイクロプロセッサーは 防 衛 電 子 部 門 によって 製 造 が 続 けられた 1980 年 代 になると 同 社 は アップル コンピュータとカシオ 家 電 機 20

28 器 の 両 方 の 主 供 給 者 であり 商 用 航 空 機 コクピット 用 の 先 端 プロセッサーや その 他 多 く の 装 置 やシステムを 製 作 していた キャノン 氏 は わが 社 は 技 術 移 転 とは 言 わず 技 術 の 流 れに 手 を 貸 す と 表 現 します どんな 技 術 交 流 も 協 力 するグループ 間 のトランスアクション( 相 互 作 用 交 流 )と 見 做 します どちらにも 見 返 りがあります 社 員 は 軍 と 商 用 のどちらの 文 化 にも 対 応 できるよ う 訓 練 され 技 師 長 や 副 技 師 長 は 軍 用 と 民 需 の 製 造 組 織 の 間 を 転 勤 します したがって ロックウェルとアトウッドの 夢 は 長 い 年 月 をかけて 究 極 的 には 実 現 したのです と 述 べ た 21

29 2 新 しい 戦 略 環 境 と 防 衛 態 勢 2-1 新 しい 脅 威 従 来 の 脅 威 冷 戦 時 代 は 東 西 両 陣 営 の 対 立 が 明 確 な 形 で 表 れており 二 大 軍 事 力 の 対 立 により 軍 事 情 勢 の 均 衡 がたもたれ これが 世 界 の 局 地 にまで 比 較 的 安 定 をもたらす 効 果 を 招 いていた その 後 1989 年 の 冷 戦 構 造 の 崩 壊 により 大 規 模 な 世 界 戦 争 の 生 起 の 恐 れはなくなったが それまで 眠 っていた 民 族 の 対 立 領 土 的 対 立 宗 教 的 対 立 等 が 表 面 化 し 世 界 の 至 る 所 で 局 地 紛 争 や 政 変 暴 動 等 が 発 生 するようになった 例 えば イラクのクェート 侵 略 コソボの 分 離 独 立 紛 争 チェチェン 共 和 国 のロシアから の 分 離 独 立 紛 争 クルド 独 立 紛 争 キプロス 紛 争 ソマリア 内 戦 パレスチナ 問 題 カシ ミール 紛 争 スリランカ 内 戦 中 国 台 湾 問 題 南 沙 群 島 領 有 問 題 アチェ 独 立 運 動 など である このような 情 勢 下 で 世 界 の 各 国 は それぞれ 自 国 の 安 全 保 障 を 確 保 する 方 策 を 模 索 する ことになった わが 国 は 冷 戦 時 代 から 一 貫 して 防 衛 上 の 脅 威 を 明 確 に 設 定 することを 避 け 地 域 に 軍 事 的 空 白 を 生 じることにより 不 安 定 な 情 勢 を 作 らないよう 基 盤 的 な 防 衛 力 を 整 備 することをその 方 針 としていた また 日 米 安 全 保 障 条 約 により 攻 勢 的 な 部 分 ( 核 攻 撃 を 含 む) 及 び 1000 マイルを 越 える 遠 隔 地 における 軍 事 行 動 はもっぱら 米 軍 に 頼 ることと していた しかしながら 防 衛 力 整 備 においては 何 らかの 対 象 脅 威 を 設 定 しなければ 効 率 的 かつ 効 果 的 な 兵 力 整 備 は 出 来 ず 冷 戦 時 代 においてはソ 連 軍 による 侵 略 に 対 処 する 事 を 前 提 として 兵 力 の 整 備 を 行 った 冷 戦 崩 壊 後 においても 東 アジアにおいてはヨーロッパ 方 面 ほどの 大 きな 軍 事 情 勢 の 変 化 はなく ロシアとの 軍 事 的 対 立 はなくなったものの 中 国 北 朝 鮮 等 の 共 産 主 義 社 会 主 義 国 が 依 然 として 存 在 していることから わが 国 の 防 衛 態 勢 兵 力 整 備 には 大 きな 変 化 はなく ほぼ 冷 戦 時 代 を 踏 襲 する 形 になっていた ただ 本 格 的 世 界 戦 争 の 生 起 の 恐 れがなくなったこと 即 ちロシアからの 侵 略 の 恐 れがなくなったこと により わが 国 の 防 衛 費 がこの 時 期 から 漸 減 することになった 新 しい 脅 威 このような 情 勢 に 大 きな 変 化 を 与 えるきっかけになったのは 2001 年 に 発 生 した 9.11 事 22

30 件 であった これ 以 降 それまでの 地 域 紛 争 に 新 しい 要 素 が 加 わり 紛 争 の 様 相 が 一 変 し 世 界 情 勢 の 複 雑 性 も 一 層 増 す 事 になった 9.11 事 件 は アフガニスタンへ 侵 攻 したソ 連 軍 に 対 し 米 国 の 支 援 を 受 けて 戦 ったオサマ ビンラディンが 湾 岸 戦 争 以 後 反 米 姿 勢 に 転 じ た 結 果 起 こした 宗 教 的 テロ 活 動 であった 即 ち 湾 岸 戦 争 時 イスラム 教 の 聖 地 を 抱 えるサ ウジアラビアへ 駐 留 した 米 軍 が 戦 争 後 も 駐 留 を 続 けたため これを 異 教 徒 によるイスラム 教 の 聖 地 に 対 する 侵 略 ととらえたビンラディンが 民 間 人 を 含 むアメリカ 人 とその 同 盟 者 を 殺 すのがイスラム 教 徒 に 与 えられた 宗 教 的 義 務 と 信 じるようになったことによるもので ある 米 国 は これを 戦 争 ととらえ アフガニスタン 及 びイラクへ 侵 攻 した イスラム 原 理 主 義 者 によるテロ 活 動 は 米 国 とその 同 盟 国 国 民 のみならずその 他 の 国 々の 国 民 をも 巻 き 込 む 世 界 的 な 脅 威 になった フィリッピンにおけるアブ サヤフ(ASG)およびモロ イ スラム 開 放 戦 線 (MILF)による 反 政 府 活 動 インドネシアにおけるジェマ イスラミア(JI) による 反 政 府 テロ ロンドン マドリードにおけるテロ 未 遂 に 終 わったロンドン ヒー スロー 空 港 における 複 数 の 旅 客 機 に 対 するテロなどその 脅 威 は 広 範 にわたっている このような 世 界 的 規 模 の 脅 威 の 出 現 により 自 衛 隊 の 行 動 範 囲 も 大 きく 拡 大 し イラク 特 措 法 テロ 特 措 法 の 制 定 によりイラク 及 びインド 洋 にまで 兵 力 を 展 開 することになった また これらのテロ 活 動 に 関 連 して 大 量 破 壊 兵 器 の 拡 散 という 問 題 も 生 起 した 核 兵 器 核 開 発 技 術 生 物 化 学 兵 器 等 の 大 量 破 壊 兵 器 及 び 弾 道 ミサイル ミサイル 技 術 がロシア 中 国 北 朝 鮮 からイスラム 圏 に 流 出 しており( 北 朝 鮮 に 対 してはその 逆 もある) これがテロ 集 団 に 渡 った 場 合 の 脅 威 は 極 めて 深 刻 である 勿 論 大 量 破 壊 兵 器 に 限 らず 兵 器 製 造 に 利 用 される 部 品 素 子 等 の 流 出 も 無 視 できない これらの 情 勢 下 で 米 国 は 2006 年 2 月 6 日 に 4 年 毎 の 国 防 見 直 し(QDR) を 出 した これは 国 家 防 衛 戦 略 23 を 受 けて 具 体 的 な 戦 略 兵 力 整 備 について 記 述 したものである が 今 後 の 戦 略 的 チャレンジとして 非 正 規 型 (Irregular) 壊 滅 型 (Catastrophic) 混 乱 型 (Disruptive) 伝 統 型 (Traditional) の 4 つのチャレンジを 挙 げている 非 正 規 型 はイラク アフガニスタンでの 戦 いのようなテロ ゲリラの 脅 威 に 対 する 戦 いで あり 壊 滅 型 は 9.11 に 代 表 される 大 量 破 壊 兵 器 の 脅 威 に 対 する 戦 いである 混 乱 型 は 将 来 起 こるであろう 対 宇 宙 戦 争 サイバーテロ 電 子 戦 等 を 指 す 伝 統 型 は 従 来 から ある 本 格 的 在 来 戦 である 今 後 我 々が 直 面 する 新 たな 脅 威 はこの 4 つのチャレンジの 中 に 23 The National Defense Strategy; March 2005, Secretary of Defense Donald H. Rumsfeld 23

31 含 まれていると 考 えてよい この 他 に 平 時 からの 脅 威 として 海 上 交 通 路 を 脅 かす 海 賊 テロ 不 法 行 為 等 の 存 在 も 深 刻 である 世 界 における 海 賊 発 生 件 数 は 国 際 海 事 局 (IMB) 24 によれば 2005 年 にお いて 276 件 2006 年 上 半 期 において 127 件 である 2006 年 上 半 期 の 内 訳 は 東 南 アジア 51 件 インド 洋 26 件 アフリカ 32 件 その 他 の 海 域 18 件 であり 世 界 の 海 全 般 に 亘 って いる 最 近 これらの 海 賊 とテロ 集 団 の 区 別 が 不 明 確 になってきており 海 上 テロの 脅 威 が 深 刻 になってきている 現 在 世 界 の 貿 易 の 90% 以 上 は 海 上 輸 送 によっており 港 内 に おけるLNG( 液 化 天 然 ガス)タンカーの 爆 破 石 油 積 出 し 港 に 対 するテロ 攻 撃 洋 上 におけ るタンカーの 爆 破 乗 っ 取 り 衝 突 海 峡 における 機 雷 の 敷 設 等 が 発 生 すると 主 要 な 海 上 交 通 が 止 まり 世 界 経 済 が 大 きな 打 撃 を 被 る 最 後 に 最 近 における 中 国 海 空 軍 の 近 代 化 増 強 が 顕 著 であり これが 混 乱 型 及 び 伝 統 型 脅 威 の 最 たるものに 発 展 する 恐 れが 大 である 2005 年 7 月 に 米 国 国 防 省 が 出 し た 国 防 総 省 年 次 報 告 書 中 国 の 軍 事 力 (2005 年 版 )によれば 中 国 の 国 防 予 算 は 2005 年 は 前 年 の 12.6% 増 の 299 億 ドルであり これは 2000 年 の 倍 額 であること 実 際 の 国 防 支 出 はこの 2~3 倍 の 900 億 ドルと 推 定 されることを 指 摘 している 新 聞 発 表 25 によれば 2007 年 度 の 中 国 国 防 予 算 は 前 年 実 績 比 17.8% 増 の 3509 億 2100 万 元 ( 約 5 兆 3340 億 円 )で ある これで 中 国 国 防 予 算 は 1989 年 以 来 19 年 連 続 の 2 桁 の 伸 びとなった 中 国 の 海 上 戦 力 航 空 戦 力 については ロシアから 世 界 最 高 の 性 能 を 誇 るキロ 級 ディーゼル 潜 水 艦 12 隻 Su-30 スホイ 戦 闘 機 24 機 等 の 最 新 鋭 の 戦 闘 艦 艇 戦 闘 機 等 を 輸 入 すると 共 に 自 国 に おける 兵 器 の 研 究 開 発 生 産 にも 意 欲 的 に 取 り 組 んでいる 台 湾 に 対 する 武 力 統 一 の 可 能 性 は 依 然 捨 てておらず 海 軍 の 作 戦 海 域 も 従 来 の 日 本 列 島 線 より 内 側 の 沿 岸 海 域 から 外 洋 へと 拡 大 しつつある 2010 年 には 日 本 からマリアナ グアム 島 を 結 ぶ 第 2 列 島 線 にその 作 戦 可 能 海 域 を 拡 大 するものと 見 られる これのみならず 中 国 はホルムズ 海 峡 から 僅 か 500 kmにあるパキスタンのグワダル 港 の 開 発 ミャンマーのシットウエ 港 の 開 発 及 び 軍 事 使 用 ベトナムのダナン 港 の 軍 事 使 用 を 進 めており いわゆる 真 珠 の 数 珠 繋 ぎ 戦 略 と 称 されるインド 洋 全 域 への 進 出 を 企 図 している これは エネルギー 源 をインド 洋 を 経 由 し 24 国 際 海 事 局 地 域 海 賊 報 告 センター 年 次 報 告 書 2006 年 版 25 読 売 新 聞 2007 年 3 月 5 日 朝 刊 24

32 ての 石 油 輸 入 にほぼ 全 幅 依 存 している 我 が 国 をはじめ インド 米 国 にとっても 将 来 由 々 しき 事 態 に 発 展 する 恐 れがある 以 上 により 現 在 及 び 将 来 の 脅 威 を 纏 めると 次 の 通 りになる 1 2 テロ 攻 撃 海 賊 行 為 海 上 テロ 攻 撃 3 不 法 行 為 ( 不 審 船 等 ) 4 ゲリラ 特 殊 部 隊 による 攻 撃 ( 島 嶼 上 陸 国 内 のかく 乱 等 ) 不 正 規 型 攻 撃 (イラク アフガニスタンタイプ) 大 量 破 壊 兵 器 によるテロ 攻 撃 (9.11 タイプ) サイバーテロ 対 宇 宙 攻 撃 電 子 戦 等 の 混 乱 型 攻 撃 ( 中 国 による 衛 星 破 壊 タイプ) 8 伝 統 型 攻 撃 ( 通 常 兵 器 による 本 格 的 攻 撃 主 として 中 国 の 海 空 軍 近 代 化 増 強 ) 2-2 わが 国 の 防 衛 力 のあり 方 新 しい 防 衛 計 画 の 大 綱 の 考 え 方 わが 国 を 取 り 巻 く 安 全 保 障 環 境 平 成 16 年 12 月 10 日 に 閣 議 決 定 された 新 しい 防 衛 計 画 の 大 綱 ( 以 後 新 大 綱 と 記 述 する)においては わが 国 を 取 り 巻 く 安 全 保 障 環 境 について 次 のように 認 識 している ア 今 日 の 安 全 保 障 環 境 は 米 国 の 9.11 テロに 見 られるとおり 従 来 のような 国 家 間 にお ける 軍 事 的 対 立 を 中 心 とした 問 題 のみならず 国 際 テロ 組 織 などの 非 国 家 主 体 が 重 大 な 脅 威 となっている イ 大 量 破 壊 兵 器 や 弾 道 ミサイルの 拡 散 の 進 展 国 際 テロ 組 織 等 の 活 動 を 含 む 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 への 対 応 は 国 際 社 会 の 差 し 迫 った 課 題 である ウ 一 方 冷 戦 終 了 後 10 年 以 上 が 経 過 し 米 ロ 間 における 新 たな 信 頼 関 係 が 構 築 されるな ど 主 要 国 間 の 相 互 協 力 依 存 関 係 が 一 層 進 展 している また 国 際 社 会 における 軍 事 力 の 役 割 は 多 様 化 しており 武 力 紛 争 の 抑 止 対 処 に 加 え 紛 争 の 予 防 から 復 興 支 援 に 至 るまで 多 様 な 場 面 で 積 極 的 に 活 用 されている エ 我 が 国 周 辺 においては 依 然 として 核 戦 力 を 含 む 大 規 模 な 軍 事 力 が 存 在 すると 共 に 多 数 の 国 が 軍 事 力 の 近 代 化 に 力 を 注 いできた 25

33 北 朝 鮮 の 軍 事 的 な 動 きは 地 域 の 安 全 保 障 における 重 大 な 不 安 定 要 因 である また 中 国 の 核 ミサイル 戦 力 海 空 軍 力 の 近 代 化 や 海 洋 における 活 動 範 囲 の 拡 大 などの 動 向 も 今 後 注 目 してゆく 必 要 がある したがって 日 米 の 緊 密 な 協 力 関 係 は わが 国 及 びアジア 太 平 洋 地 域 の 平 和 と 安 定 に 重 要 である オ わが 国 に 対 する 本 格 的 な 侵 略 事 態 生 起 の 可 能 性 は 低 下 しているが 一 方 わが 国 として は 地 域 の 安 全 保 障 上 の 問 題 に 加 え 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 に 対 応 することが 必 要 に なってきている カ わが 国 の 安 全 保 障 は 奥 行 きに 乏 しく 長 大 な 海 岸 線 と 多 くの 島 嶼 が 存 在 しており 人 口 密 度 も 高 いうえ 都 市 部 に 産 業 人 口 が 集 中 し 沿 岸 部 に 重 要 施 設 を 多 数 かかえ るという 脆 弱 性 災 害 の 発 生 しやすい 自 然 的 条 件 海 上 交 通 の 安 全 確 保 等 の 諸 条 件 を 考 慮 することが 必 要 である 基 本 方 針 新 大 綱 の 基 本 方 針 は 次 のとおりである 基 本 方 針 わが 国 の 安 全 保 障 の 第 一 の 目 標 は わが 国 の 防 衛 即 ち 我 が 国 に 直 接 脅 威 が 及 ぶ ことを 防 止 し 脅 威 が 及 んだ 場 合 にはこれを 排 除 するとともに その 被 害 を 最 小 化 す ることであり 第 二 の 目 標 は 国 際 的 安 全 保 障 環 境 の 改 善 即 ち 国 際 的 な 安 全 保 障 環 境 を 改 善 し 我 が 国 に 脅 威 が 及 ばないようにすることである これを 達 成 するため の 手 法 として わが 国 自 身 の 努 力 同 盟 国 との 協 力 及 び 国 際 社 会 との 協 力 が ある このため 従 来 からの 基 本 方 針 即 ち 専 守 防 衛 軍 事 大 国 とならない 文 民 統 制 の 確 保 非 核 三 原 則 及 び 節 度 ある 防 衛 力 の 整 備 を 継 続 して 堅 持 する また 核 兵 器 の 脅 威 に 対 しては 米 国 の 抑 止 力 に 依 存 すると 共 に 核 軍 縮 核 不 拡 散 への 取 り 組 み 大 量 破 壊 兵 器 ミサイル 等 の 軍 縮 及 び 拡 散 防 止 への 積 極 的 な 取 り 組 みを 行 う わが 国 自 身 の 努 力 ア 基 本 的 な 考 え 方 国 家 の 総 力 をあげた 取 り 組 みによりわが 国 への 直 接 脅 威 を 防 止 することに 最 大 限 の 努 26

34 力 をすると 共 に 国 際 社 会 と 連 携 した 外 交 活 動 等 を 主 体 的 に 実 施 する イ 国 としての 統 合 的 な 対 応 こうした 努 力 にもかかわらず 我 が 国 に 脅 威 が 及 んだ 場 合 には 安 全 保 障 会 議 等 を 活 用 して 政 府 として 迅 速 的 確 に 意 思 決 定 を 行 い 関 係 機 関 が 適 切 に 連 携 し 政 府 が 一 体 となって 総 合 的 に 対 応 する このため 政 府 の 迅 速 な 意 思 決 定 警 察 海 上 保 安 庁 を 含 めた 情 報 収 集 分 析 能 力 の 向 上 各 種 災 害 や 国 民 保 護 等 の 分 野 での 国 と 地 方 公 共 団 体 との 相 互 協 力 等 を 推 進 する ウ わが 国 の 防 衛 力 防 衛 力 は 我 が 国 に 脅 威 が 及 んだ 場 合 にこれを 排 除 する 国 家 の 意 思 と 能 力 を 表 わす 安 全 保 障 の 最 終 的 担 保 である 基 盤 的 防 衛 力 構 想 26 の 有 効 な 部 分 は 継 承 しつつ 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 に 実 効 的 に 対 応 するとともに 国 際 平 和 協 力 活 動 に 主 体 的 かつ 積 極 的 に 取 り 組 みうるも のとする 今 後 の 防 衛 力 は 即 応 性 機 動 性 柔 軟 性 及 び 多 目 的 性 を 備 え 軍 事 技 術 水 準 の 動 向 を 踏 まえた 高 度 の 技 術 力 と 情 報 能 力 に 支 えられた 多 機 能 で 弾 力 的 な 実 効 性 のある ものとする その 際 効 率 化 合 理 化 を 図 ることが 必 要 である 小 子 化 による 若 年 人 口 の 減 少 格 段 に 厳 しい 財 政 事 情 等 に 配 慮 する エ 日 米 安 全 保 障 体 制 米 国 との 安 全 保 障 体 制 は 我 が 国 の 安 全 確 保 にとって 必 要 不 可 欠 なものであり また 米 国 の 軍 事 的 プレゼンスは 依 然 として 不 透 明 不 確 実 な 要 素 が 存 在 するアジア 太 平 洋 地 域 の 平 和 と 安 定 を 維 持 するために 不 可 欠 である 日 米 の 役 割 分 担 在 日 米 軍 の 兵 力 構 成 等 の 戦 略 的 な 対 話 に 主 体 的 に 取 り 組 み 情 報 交 換 各 種 の 運 用 協 力 弾 道 ミサ イル 防 衛 協 力 等 の 推 進 により 日 米 安 保 体 制 を 強 化 する オ 国 際 社 会 との 協 力 ODA の 活 用 を 含 めた 外 交 活 動 国 際 平 和 協 力 活 動 等 への 積 極 的 な 取 り 組 み 中 東 から 東 アジア 地 域 の 安 定 化 国 連 の 実 効 性 と 信 頼 性 向 上 への 取 り 組 み 多 国 間 の 枠 組 みへの 役 割 を 重 視 する 26 昭 和 47 年 2 月 7 日 国 防 会 議 決 定 第 4 次 防 衛 力 整 備 計 画 から 採 用 された 防 衛 力 整 備 構 想 27

35 2-2-2 防 衛 力 整 備 の 方 向 性 新 大 綱 が 規 定 する 防 衛 力 整 備 の 方 向 は 次 のとおりである 防 衛 力 の 役 割 ア 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 への 実 効 的 な 対 応 事 態 の 特 性 に 応 じた 即 応 性 や 高 い 機 動 力 を 備 えた 部 隊 等 をその 特 性 やわが 国 の 地 理 的 特 性 に 応 じて 編 成 配 置 する 主 な 事 態 に 関 する 対 応 と 自 衛 隊 の 体 制 については 次 のとおり 考 える 1 弾 道 ミサイル 攻 撃 への 対 応 弾 道 ミサイル 防 衛 システムの 整 備 核 兵 器 の 脅 威 に 対 しては 米 国 の 抑 止 力 に 期 待 2 ゲリラや 特 殊 部 隊 による 攻 撃 等 への 対 応 部 隊 の 即 応 性 機 動 性 を 高 める 3 島 嶼 部 に 対 する 侵 略 への 対 応 部 隊 を 機 動 的 に 輸 送 展 開 し 迅 速 に 対 応 4 周 辺 海 空 域 の 警 戒 監 視 及 び 領 空 侵 犯 対 処 や 武 装 工 作 船 等 への 対 応 常 時 継 続 的 な 警 戒 監 視 を 行 うものとし 艦 艇 や 航 空 機 等 による 体 制 を 保 持 領 空 侵 犯 に 対 して 即 時 適 切 な 措 置 を 講 じるため 戦 闘 機 部 隊 の 体 制 を 保 持 5 大 規 模 特 殊 災 害 等 への 対 応 イ 本 格 的 な 侵 略 事 態 への 備 え わが 国 に 対 する 本 格 的 な 侵 略 事 態 生 起 の 可 能 性 は 低 下 していると 判 断 されるため 従 来 のような 対 機 甲 戦 対 潜 戦 対 航 空 侵 犯 を 重 視 した 整 備 構 想 を 転 換 し 本 格 的 な 侵 略 事 態 に 備 えた 装 備 等 について 縮 減 を 図 る 防 衛 力 の 本 来 の 役 割 が 本 格 的 な 侵 略 事 態 への 対 処 であり またその 整 備 が 短 期 間 に なし 得 ないものであることに 鑑 み 基 盤 的 な 部 分 を 確 保 する ウ 国 際 的 な 安 全 保 障 環 境 の 改 善 のための 主 体 的 積 極 的 な 取 り 組 み 教 育 訓 練 体 制 所 要 の 部 隊 の 待 機 態 勢 輸 送 能 力 等 を 整 備 する 平 素 からの 安 全 保 障 対 話 防 衛 交 流 の 推 進 や 軍 備 管 理 軍 縮 分 野 の 諸 活 動 への 協 力 など 国 際 社 会 の 平 和 と 安 定 に 資 する 活 動 を 積 極 的 に 推 進 する 28

36 防 衛 力 の 基 本 的 な 事 項 ア 統 合 運 用 の 強 化 各 自 衛 隊 を 一 体 的 に 運 用 し 自 衛 隊 の 任 務 を 迅 速 かつ 効 果 的 に 遂 行 するため 統 合 運 用 を 基 本 とし そのための 体 制 を 強 化 する 統 合 運 用 に 必 要 な 中 央 組 織 を 整 備 し 教 育 訓 練 情 報 通 信 などの 各 分 野 において 統 合 運 用 基 盤 を 確 立 する 統 合 運 用 の 強 化 に 併 せて 既 存 の 組 織 等 を 見 直 す イ 情 報 機 能 の 強 化 各 種 事 態 において 防 衛 力 を 効 果 的 に 運 用 するためには 各 種 事 態 の 兆 候 を 早 期 に 察 知 するとともに 迅 速 的 確 な 情 報 収 集 分 析 共 有 等 が 不 可 欠 である このため 多 様 な 情 報 収 集 能 力 や 総 合 的 な 分 析 評 価 能 力 等 の 強 化 を 図 るとともに 情 報 本 部 を はじめとする 情 報 部 門 の 体 制 を 充 実 する ウ 科 学 技 術 の 発 展 への 対 応 情 報 通 信 技 術 を 始 めとする 各 種 の 技 術 革 新 の 成 果 を 防 衛 力 に 的 確 に 反 映 する サイバー 攻 撃 にも 対 処 しうる 指 揮 通 信 システムや 情 報 通 信 ネットワークを 構 築 する エ 人 的 資 源 の 効 果 的 な 活 用 自 衛 隊 の 任 務 の 多 様 化 国 際 化 装 備 の 高 度 化 等 に 対 応 し 得 るよう 質 の 高 い 人 材 の 育 成 を 図 り 必 要 な 教 育 訓 練 を 実 施 する 隊 員 の 士 気 及 び 規 律 の 保 持 のための 各 種 施 策 の 推 進 を 図 る 安 全 保 障 問 題 に 関 する 研 究 教 育 を 推 進 し 人 的 基 盤 を 強 化 する その 他 の 留 意 事 項 ア 格 段 に 厳 しさを 増 す 財 政 事 情 を 勘 案 し 一 層 の 効 率 化 合 理 化 を 図 り 経 費 の 抑 制 を 図 る イ 装 備 品 の 取 得 に 当 たっては その 調 達 価 格 を 含 むライフサイクルコストの 抑 制 に 向 け た 取 り 組 みを 推 進 するとともに 研 究 開 発 について 産 学 官 の 優 れた 技 術 の 積 極 的 導 入 や 重 点 的 な 資 源 配 分 適 時 適 切 な 研 究 開 発 プロジェクトの 見 直 し 等 により その 効 果 的 かつ 効 率 的 な 実 施 を 図 る また わが 国 の 安 全 保 障 上 不 可 欠 な 中 核 技 術 分 野 を 中 心 に 真 に 必 要 な 防 衛 生 産 技 術 基 盤 の 確 立 に 努 める ウ 防 衛 施 設 の 効 率 的 な 維 持 及 び 整 備 を 推 進 するため 当 該 施 設 の 周 辺 地 域 とのより 一 層 29

37 の 調 和 を 図 るための 諸 施 策 を 実 施 する 2-3 米 軍 のトランスフォーメーションと 日 米 安 保 態 勢 米 軍 のトランスフォーメーションの 方 向 性 ブッシュ 政 権 は 新 たな 脅 威 の 出 現 などの 国 際 情 勢 の 変 化 及 び 精 密 誘 導 兵 器 や 情 報 通 信 技 術 等 の 軍 事 技 術 の 進 歩 を 背 景 とした 軍 事 能 力 の 向 上 を 追 及 しており これをトランスフ ォーメーション( 変 革 )と 称 している これは ラムズフェルド 国 防 長 官 が 就 任 直 後 から 研 究 を 開 始 し 2001 年 QDR( 4 年 毎 の 国 防 計 画 見 直 し 2001 年 9 月 )において 政 策 目 標 と して 発 表 したものである ア トランスフォーメーションの 6 目 標 ブッシュ 大 統 領 は 2001 年 6 月 の 国 防 演 説 において 軍 のトランスフォーメーションに ついて 我 々の 安 全 保 障 には 軍 の 変 革 が 必 要 である これは 世 界 のいかなる 暗 部 に 対 し ても 瞬 時 の 予 告 により 打 撃 できる 態 勢 を 整 えるためである と 述 べている トランスフォーメーションの 6 つの 目 標 は 次 のとおりである 作 戦 基 盤 の 防 護 軍 事 力 の 投 入 及 び 維 持 敵 の 聖 域 の 確 保 の 阻 止 効 果 的 な 情 報 戦 の 実 施 宇 宙 システムの 強 化 情 報 技 術 の 活 用 トランスフォーメーションは 種 々の 変 革 を 含 む 広 い 概 念 であり 戦 い 方 ( 戦 争 の 概 念 脅 威 の 定 義 作 戦 形 態 組 織 兵 器 体 系 ) 業 務 手 法 ( 国 防 総 省 の 日 常 業 務 の 運 営 のあり 方 ) 外 部 との 協 力 ( 米 政 府 内 の 他 組 織 や 諸 外 国 との 協 力 )における 変 革 を 含 んでいる また 米 軍 の 軍 事 態 勢 見 直 しもトランスフォーメーションの 一 環 であり 国 内 及 び 海 外 に おける 基 地 の 再 編 成 や 兵 力 の 再 配 分 を 行 うものである 東 アジアにおいては 中 東 からイ ンド 洋 を 経 て 極 東 に 至 る いわゆる 不 安 定 な 弧 における 諸 事 態 に 迅 速 的 確 効 率 的 に 対 応 するため 日 本 の 座 間 への 米 陸 軍 第 1 軍 団 司 令 部 の 移 駐 を 始 めとする 一 環 の 米 軍 再 編 が 進 められつつある イ 戦 略 的 アプローチの 変 化 30

38 従 来 は 特 定 の 脅 威 に 対 応 する 脅 威 ベース のアプローチを 行 っていたが 現 在 は 誰 が 何 処 で 米 国 の 敵 になるか 予 測 困 難 であり 敵 の 特 定 が 困 難 であるが 能 力 については 予 測 が 可 能 であることから 能 力 ベース による 戦 略 構 築 を 行 うように 変 化 している これは 脅 威 は 敵 の 能 力 プラス 意 図 であるが 9.11 テロにおいてはテロ 集 団 の 能 力 は 既 に 分 かっていたが その 意 図 については 予 測 ができなかったため 対 応 が 後 手 に 回 ったと 言 われている 現 在 は テロ 集 団 ならず 者 国 家 等 の 意 図 を 予 測 す ることが 困 難 であり このため 能 力 があるものに 対 して 先 制 的 に 対 応 ( 攻 撃 )し テ ロ 攻 撃 を 未 然 に 防 止 する 戦 略 に 変 えたものである アフガニスタン イラクに 対 する 攻 撃 は 正 にこの 能 力 アプローチによる 戦 略 に 基 づくものである ウ 情 報 技 術 の 活 用 今 後 の 新 しい 戦 い 方 の 骨 幹 になるものは 情 報 技 術 の 活 用 である 従 来 は 個 々のプラットフォーム( 艦 艇 航 空 機 等 )が 個 々のセンサーで 収 集 した 情 報 に 基 づいて 戦 闘 を 行 っていたが 27 現 在 は 衛 星 無 人 偵 察 機 等 の 各 種 高 性 能 センサー 及 び 各 プラットフォームのセンサーにより 情 報 を 収 集 し その 情 報 をネットワークにより 全 プラ ットフォームが 共 有 するようになった これをネットワーク 中 心 の 戦 い(Network Centric Warfare: NCW) 28 という これにより 各 プラットフォームは 搭 載 しているセンサーの 探 知 範 囲 外 の 情 報 をリアルタイムに 得 ることができ 次 のような 効 果 を 発 揮 することができる 遠 隔 地 の 司 令 部 からであってもネットワークを 通 じて 極 めて 短 時 間 に 指 揮 統 制 が 可 能 目 標 に 対 して 迅 速 正 確 かつ 柔 軟 に 攻 撃 力 を 指 向 することが 可 能 29 戦 場 空 間 における 戦 場 認 識 能 力 のさらなる 優 位 を 獲 得 より 効 果 的 な 戦 力 運 用 が 可 能 30 エ 米 軍 の 軍 種 毎 等 の 変 革 陸 軍 ( 統 合 陸 上 部 隊 ) 米 陸 軍 は 現 在 特 殊 作 戦 部 隊 (SOF) 31 が 遂 行 している 任 務 を 今 後 も 引 き 続 き 引 き 継 いで 行 く 現 在 の 特 殊 作 戦 部 隊 は より 要 求 の 高 い 特 殊 な 任 務 を 遂 行 できるように 再 編 成 され る 将 来 の 陸 軍 兵 士 は 強 度 の 高 い 戦 争 に 対 する 練 度 のみならず 対 暴 動 および 安 定 化 作 27 Platform Centric Warfare 28 米 海 軍 Arthur K. Cebrowski 中 将 が 提 唱 した 新 たな 戦 闘 の 概 念 ; Proceedings January 情 報 優 位 ;Information Superiority 30 QDR; p Special Operation Forces 31

十 分 な 透 明 性 を 欠 く 形 で 軍 事 力 を 広 範 かつ 急 速 に 強 化 している また 海 空 域 等 における 活 動 を 急 速 に 拡 大 活 発 化 し 力 を 背 景 とした 現 状 変 更 の 試 みを 示 している こうした 軍 事 動 向 等 については 我 が

十 分 な 透 明 性 を 欠 く 形 で 軍 事 力 を 広 範 かつ 急 速 に 強 化 している また 海 空 域 等 における 活 動 を 急 速 に 拡 大 活 発 化 し 力 を 背 景 とした 現 状 変 更 の 試 みを 示 している こうした 軍 事 動 向 等 については 我 が 平 成 26 年 度 以 降 に 係 る 防 衛 計 画 の 大 綱 ( 概 要 ) Ⅰ 策 定 の 趣 旨 今 後 の 我 が 国 の 防 衛 の 在 り 方 について 国 家 安 全 保 障 戦 略 (NSS) を 踏 まえ 新 たな 指 針 を 示 す Ⅱ 我 が 国 を 取 り 巻 く 安 全 保 障 環 境 グローバルな 安 全 保 障 環 境 国 家 間 の 相 互 依 存 関 係 が

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