水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 61 ナメント 制 )の 2 種 類 が 用 意 されている. 彼 女 らの 分 析 に よると,73% の 男 性 が 競 争 的 報 酬 体 系 を 好 むのに 対 し, 女 性 は 35% しか 競 争 的 報 酬 体 系 を 選

Size: px
Start display at page:

Download "水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 61 ナメント 制 )の 2 種 類 が 用 意 されている. 彼 女 らの 分 析 に よると,73% の 男 性 が 競 争 的 報 酬 体 系 を 好 むのに 対 し, 女 性 は 35% しか 競 争 的 報 酬 体 系 を 選"

Transcription

1 60 行 動 経 済 学 第 2 巻 (2009) 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる * 水 谷 徳 子 a, 奥 平 寛 子 b, 木 成 勇 介 c d, 大 竹 文 雄 要 旨 本 稿 では,なぜ 男 性 は 女 性 と 比 べて, 自 身 の 成 果 のみに 依 存 した 報 酬 体 系 よりも 他 人 の 成 果 にも 依 存 する 報 酬 体 系 を 好 むのかについて, 日 本 人 学 生 を 対 象 に 実 験 を 行 うことで 原 因 の 解 明 を 試 みる. 分 析 の 結 果 は 次 の 通 りであ る.(1) 男 女 でパフォーマンスの 差 はないが, 女 性 より 男 性 のほうが 競 争 的 報 酬 体 系 (トーナメント 制 報 酬 体 系 ) を 選 択 する 確 率 が 高 い.(2)そのトーナメント 参 入 の 男 女 差 の 大 部 分 は, 男 性 が 女 性 よりも 相 対 的 順 位 について 自 信 過 剰 であることに 起 因 する.(3) 男 女 構 成 比 は 相 対 的 順 位 に 関 する 自 信 過 剰 に 影 響 を 与 える. 男 性 は 女 性 がグ ループにいると 自 信 過 剰 になり, 女 性 は 男 性 がグループにいないと 自 信 過 剰 になる.(4) 相 対 的 自 信 過 剰 の 程 度 を コントロールすると,トーナメント 参 入 の 男 女 差 に 対 する 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 による 説 明 力 は 弱 い. ( 受 付 2009 年 5 月 28 日, 採 択 2009 年 7 月 23 日 ) キーワード: 競 争 への 嗜 好, 自 信 過 剰, 経 済 実 験 JEL Classification Numbers: C9, J33, J16 1.はじめに 近 年, 男 女 間 賃 金 格 差 は 縮 小 傾 向 にある.この 背 景 には, 技 術 革 新 による 肉 体 的 な 能 力 差 が 職 場 での 生 産 性 の 差 に 与 える 影 響 の 縮 小, 技 術 革 新 による 家 事 労 働 の 軽 減, 男 女 差 別 を 禁 止 する 法 的 整 備 などがある.しかし,このような 縮 小 傾 向 に 関 わらず, 男 女 間 賃 金 格 差 が 残 っているのも 事 実 である. 実 際, 採 用 時 点 では 男 女 間 に 能 力 差 がないと 考 え られる 場 合 でも, 企 業 の 管 理 職 の 昇 進 には 差 がついている. Bertrand and Hallock(2001)はアメリカの 企 業 の 大 規 模 なデータから, 男 性 に 比 べて 上 層 部 や 競 争 的 地 位 に 女 性 が 少 ないことを 示 している.すでに 管 理 職 の 約 4 割 を 女 性 が 占 めるアメリカでも, 女 性 の 管 理 職 が 経 営 者 に 昇 進 する 例 は 少 ない. 日 本 においては, 女 性 の 管 理 職 比 率 はまだ 1 割 程 度 である( 平 成 19 年 度 内 閣 府 男 女 共 同 参 画 白 書 ). たとえ 男 女 で 能 力 が 同 等 であったとしても, 競 争 的 環 境 * 本 稿 は, 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させるか? (2008 年 度 日 本 経 済 学 会 春 季 大 会 ( 於 : 東 北 大 学 )ポスター 報 告 論 文,2008 年 5,6 月 ) を 加 筆 修 正 したものである. 関 西 労 働 研 究 会,2008 年 度 日 本 経 済 学 会 春 季 大 会,Summer Workshop on Economic Theory, 富 山 大 学 経 済 学 セミナーの 参 加 者 の 方 々, 本 誌 の 2 名 の 匿 名 レフェ リーおよび 編 集 委 員 からは 大 変 有 益 なコメントをいただいた. 記 して 感 謝 したい.なお, 本 研 究 は 科 学 研 究 費 補 助 金 ( 挑 戦 的 萌 芽 研 究 課 題 番 号 ), 大 阪 大 学 グローバル COE 人 間 行 動 と 社 会 経 済 のダイナミクス および 日 本 経 済 研 究 奨 励 財 団 から 研 究 助 成 を 受 けた.ここに 厚 く 感 謝 の 意 を 表 したい. a 大 阪 大 学 社 会 経 済 研 究 所 b 岡 山 大 学 大 学 院 社 会 文 化 科 学 研 究 科 c 名 古 屋 商 科 大 学 経 済 学 部 d 大 阪 大 学 社 会 経 済 研 究 所 に 参 入 する 確 率 が 男 女 で 異 なるとしたら,それはなぜだろ うか.この 疑 問 に Niederle and Vesterlund(2007)は,4 つの 要 因 を 提 示 する. 第 1 は, 競 争 への 嗜 好 の 差 である. 将 来 の 予 想 に 対 して, 女 性 は 心 理 的 費 用 を 予 想 して 競 争 を 拒 むが, 男 性 は 心 理 的 便 益 を 予 想 して 競 争 にひきつけられ る.つまり, 女 性 より 男 性 のほうが 競 争 を 好 むために, 競 争 的 環 境 を 選 択 する 傾 向 に 違 いがあると 説 明 する. 第 2 の 要 因 は, 相 対 的 順 位 に 関 する 自 信 過 剰 の 男 女 差 である. 心 理 学 の 文 脈 では, 相 対 的 なパフォーマンスについては 男 女 ともに 自 信 過 剰 であり, 女 性 より 男 性 のほうが 自 信 過 剰 であることが 知 られている(Lichtenstein et al.(1982), Beyer(1990),Beyer and Bowden(1997)). 第 3 の 要 因 は, 危 険 回 避 度 の 男 女 差 である. 競 争 的 環 境 への 参 入 にお いて,リスク 態 度 における 潜 在 的 な 男 女 差 は 報 酬 体 系 に 影 響 を 与 える.そのため, 男 性 より 女 性 のほうが 危 険 回 避 的 ならば, 女 性 は 競 争 的 環 境 を 選 択 しない. 第 4 の 要 因 は フィードバック 回 避 度 の 男 女 差 である. 心 理 学 では 男 女 で 競 争 結 果 や 相 対 的 順 位 を 知 らされるというフィードバック に 対 して 反 応 が 異 なることが 示 唆 されている(Roberts and Nolen-Hoeksema(1989)).よって, 女 性 のほうが フィードバック 回 避 的,つまり 相 対 的 順 位 を 知 らされるこ とを 嫌 うのならば, 女 性 は 競 争 的 環 境 を 選 択 しないと 考 え られる. Niederle and Vesterlund(2007)は,アメリカの 学 生 を 対 象 に, 男 性 2 人 女 性 2 人 を 1 グループとして, 足 し 算 タ スクに 対 して, 報 酬 体 系 を 実 験 前 に 選 択 させる 場 合 と 実 験 後 に 選 択 させる 場 合 の 両 方 を 用 いて, 上 述 の 4 つの 要 因 が 競 争 的 報 酬 体 系 の 選 択 の 男 女 差 に 与 える 影 響 を 識 別 した. 報 酬 体 系 は, 自 分 の 成 果 のみに 依 存 した 非 競 争 的 報 酬 体 系 ( 歩 合 制 )と 他 人 の 成 果 にも 依 存 する 競 争 的 報 酬 体 系 (トー

2 水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 61 ナメント 制 )の 2 種 類 が 用 意 されている. 彼 女 らの 分 析 に よると,73% の 男 性 が 競 争 的 報 酬 体 系 を 好 むのに 対 し, 女 性 は 35% しか 競 争 的 報 酬 体 系 を 選 択 しない.この 競 争 的 報 酬 体 系 選 択 の 男 女 差 の 約 27% は, 女 性 より 男 性 のほう が 自 信 過 剰 であることで 説 明 できる.また, 女 性 よりも 男 性 のほうが 競 争 的 報 酬 体 系 を 好 むために 男 性 は 競 争 的 報 酬 体 系 を 選 択 する.つまり, 彼 女 らの 研 究 では, 競 争 的 環 境 選 択 の 男 女 差 は 上 述 の 4 つの 要 因 のうち, 自 信 過 剰 と 競 争 への 嗜 好 で 説 明 され,リスク 回 避 度 やフィードバック 回 避 度 は 説 明 力 を 持 たないという 結 果 が 得 られている. 本 研 究 では,Niederle and Vesterlund(2007)と 同 様 の 経 済 実 験 を, 日 本 人 学 生 を 対 象 にしておこなう. 彼 女 らの 研 究 とは 以 下 の 3 点 で 異 なる. 第 1 に,グループの 男 女 構 成 比 である.もし 男 性 のほうが 女 性 よりも 能 力 があると 予 測 しているのならば, 競 争 相 手 の 性 別 が 自 信 過 剰 に 影 響 を 与 えるかもしれない.そこで 我 々は, 男 性 2 人 女 性 2 人 だ けではなく,さまざまな 男 女 比 率 のグループで 実 験 をおこ なう.こうすることで, 男 女 構 成 比 が 自 信 過 剰 に 与 える 影 響 を 明 らかにする. 第 2 に, 自 信 過 剰 の 代 理 変 数 である. Niederle and Vesterlund(2007)では, 自 信 過 剰 の 代 理 変 数 として 予 想 順 位 を 用 いて 分 析 している.しかし,この 予 想 順 位 には, 被 験 者 の 真 の 能 力 とそれに 対 する 主 観 的 な 判 断 との 二 つの 要 素 が 含 まれている. 本 研 究 では, 被 験 者 の 真 の 能 力 と 予 想 順 位 を 利 用 して 作 成 した 自 信 過 剰 変 数 を 用 いる. 第 3 に, 危 険 回 避 度 やフィードバック 回 避 度 の 計 測 である. 競 争 的 環 境 参 入 の 意 思 決 定 の 際 に,リスク 回 避 度 やフィードバック 回 避 度 は 重 要 な 役 割 を 果 たす 可 能 性 が 高 い. 本 研 究 では,Niederle and Vesterlund(2007)で 直 接 計 測 されていなかったリスク 回 避 度 やフィードバック 回 避 度 をアンケート 調 査 で 質 問 することにより, 計 測 する.そ して, 計 測 したリスク 回 避 度 やフィードバック 回 避 度 をコ ントロールした 上 で, 競 争 に 対 する 嗜 好 や 自 信 過 剰 が 競 争 的 環 境 参 入 に 対 する 決 定 にどのように 影 響 を 与 えているか 明 らかにする. 本 研 究 は Niederle and Vesterlund(2007) の 問 題 点 を 改 善 し, 日 本 において 経 済 実 験 を 再 現 して 比 較 分 析 するという 意 味 で,Niederle and Vesterlund(2007) の 補 完 的 研 究 である. 分 析 により 以 下 の 結 果 が 得 られた.(1) 男 女 でパフォー マンスの 差 はないが, 女 性 より 男 性 のほうが 競 争 的 報 酬 体 系 (トーナメント 制 報 酬 体 系 )を 選 択 する 確 率 が 高 い.(2) そのトーナメント 参 入 の 男 女 差 の 大 部 分 は, 男 性 が 女 性 よ りも 自 信 過 剰 であることに 起 因 する.(3) 男 女 構 成 比 は 自 信 過 剰 に 影 響 を 与 える. 男 性 は 女 性 がグループにいると 自 信 過 剰 になり, 女 性 は 男 性 がグループにいないと 自 信 過 剰 になる.(4) 主 観 的 な 判 断 を 捉 える 自 信 過 剰 変 数 を 用 いて 分 析 すると,トーナメント 参 入 の 男 女 差 に 対 する 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 による 説 明 力 は 弱 い. 論 文 の 構 成 は 以 下 の 通 りである. 次 節 では, 実 験 の 概 要 を 説 明 する. 第 3 節 では, 実 験 の 結 果 を 利 用 し,パフォー マンスに 男 女 差 があるのか,トーナメント 参 入 に 男 女 差 が あるのか,トーナメント 参 入 の 男 女 差 はパフォーマンスに 男 女 差 によるのかを 確 認 する. 第 4 節 では,トーナメント 参 入 の 男 女 差 の 要 因 を 分 析 する. 最 後 に 第 5 節 で 全 体 を まとめる. 2. 実 験 の 概 要 本 研 究 では, 被 験 者 に 4 つのタスクを 解 かせる 実 験 をお こなう.それぞれのタスクは, 計 算 問 題 への 回 答 や 報 酬 体 系 の 選 択 である. 実 験 は, 大 阪 大 学 社 会 経 済 研 究 所 におい て 11 月 12 日,14 日,15 日 の 3 日 間 で 6 セッションおこ なった. 各 セッションには,20 人 (= 1 グループ 当 たり 4 人 5 グループ)の 被 験 者 が 参 加 した.6 セッションすべ てで,30 グループ( 男 性 60 人 女 性 60 人 )が 実 験 に 参 加 し た. セッション 1 からセッション 5 に 参 加 した 5 グループ の 男 女 構 成 は,1 男 性 4 人 女 性 0 人,2 男 性 3 人 女 性 1 人, 3 男 性 2 人 女 性 2 人,4 男 性 1 人 女 性 3 人,5 男 性 0 人 女 性 4 人 である.セッション 6 におけるグループの 男 女 構 成 は 男 性 2 人 女 性 2 人 のみである. Niederle and Vesterlund(2007)では, 被 験 者 を 横 一 列 に 着 席 させているため, 被 験 者 はグループ 内 の 他 のメン バーや 性 別 を 確 認 することができる.そのため, 競 争 相 手 のパフォーマンスがよさそうかどうか 分 かると 競 争 への 嗜 好 に 影 響 する 可 能 性 がある. 他 の 競 争 相 手 の 見 かけの 効 果 によって 競 争 への 嗜 好 が 変 化 する 可 能 性 をコントロールす るため, 本 研 究 の 実 験 では, 被 験 者 をランダムに 着 席 させ, 被 験 者 には 自 分 のグループの 男 女 構 成 だけを 知 らせている. 計 算 問 題 計 算 問 題 をおこなうタスクでは, 被 験 者 はコンピュータ 上 で 2 桁 の 数 字 を 足 し 合 わせる 計 算 問 題 を 解 く. 被 験 者 は, 計 算 機 を 使 用 してはいけないが, 配 布 したメモ 用 紙 と 鉛 筆 は 自 由 に 使 用 してもよい.2 桁 の 数 字 はランダムに 出 題 さ れる.それぞれの 問 題 は 以 下 のように 出 題 され, 被 験 者 は, 空 欄 に 合 計 を 入 力 する. 被 験 者 はコンピュータ 上 で 回 答 を 入 力 し, 次 の 問 題 へ 進 むと 前 の 回 答 の 正 否 が 同 時 に 表 示 さ れる. 累 計 問 題 数 と 累 計 正 答 数 は,コンピュータのスクリーンに 常 に 表 示 されている.1 つのタスクの 制 限 時 間 は 5 分 で, 被 験 者 は 制 限 時 間 内 にできるだけ 多 くの 問 題 を 解 く. 報 酬 体 系 と 各 タスクについては 以 下 の 通 りである. 報 酬 体 系 それぞれのタスクの 賞 金 は,グループ 内 の 順 位 は 関 係 ない

3 62 行 動 経 済 学 第 2 巻 歩 合 制 と,グループ 内 の 順 位 によって 賞 金 額 が 異 なるトー ナメント 制 のどちらかの 報 酬 体 系 に 基 づいて 計 算 される. 1 つのグループの 人 数 は 4 人 である. 被 験 者 は, 誰 が 自 分 のグループのメンバーなのか, 誰 がどのグループなのかは 知 ることができない. 歩 合 制 グループ 内 の 順 位 に 関 わらず,すべての 人 が 正 解 1 問 につ き,50 円 受 け 取 ることができる. トーナメント 制 グループの 中 で 一 番 正 解 数 の 多 かった 人 1 だけが, 正 解 1 問 につき 200 円 受 け 取 ることができる.グループの 中 で 一 番 正 解 数 が 多 かった 人 以 外 は, 賞 金 を 受 け 取 ることがで きない. Niederle and Vesterlund(2007)は, 歩 合 制 よりもトー ナメント 制 の 下 で, 被 験 者 が 平 均 的 により 多 く 正 答 したこ とを 示 している. 彼 女 らも 指 摘 するとおりこの 効 果 は, 報 酬 体 系 が 努 力 インセンティブを 上 昇 させる 効 果 と,タスク の 順 番 (タスク 1 歩 合 制,タスク 2 トーナメント 制 )によ る 学 習 効 果 によって 成 績 が 上 昇 する 効 果 の 2 つによって 構 成 されると 考 えられる.そこで 本 研 究 は,セッション 1 からセッション 5 では,タスク 1 の 報 酬 体 系 を 歩 合 制,タ スク 2 の 報 酬 体 系 をトーナメント 制 とし,セッション 6 で は,タスク 1 の 報 酬 体 系 をトーナメント 制,タスク 2 の 報 酬 体 系 を 歩 合 制 とする.セッション 1-5 とセッション 6 の 差 を 利 用 することにより, 学 習 効 果 の 有 無 を 確 認 するこ とが 可 能 となる. タスク 3 被 験 者 は 計 算 問 題 をおこなう 前 に, 歩 合 制 とトーナメン ト 制 のどちらで 賞 金 を 支 払 ってほしいかを 選 択 する.もし 被 験 者 がトーナメント 制 を 選 択 したならば,タスク 3 以 前 におこなったトーナメント 制 (セッション 1-5 ではタスク 2,セッション 6 ではタスク 1)のタスクにおいてグループ の 他 のメンバーの 正 答 数 よりその 被 験 者 のタスク 3 の 正 答 数 が, 多 かった 場 合 のときにだけ, 正 解 1 問 につき 200 円 受 け 取 ることができる.つまり,タスク 3 においては, 同 じグループでも 歩 合 制 を 選 択 する 被 験 者 もいればトーナ メント 制 を 選 択 する 被 験 者 もいるため,タスク 3 でトーナ メント 制 を 選 択 した 被 験 者 の 正 答 数 は,タスク 3 の 成 績 で はなく,それ 以 前 のトーナメント 制 のタスクにおけるグ ループの 他 のメンバーの 成 績 と 比 較 される.このタスク 3 の 報 酬 設 計 は,Niederle and Vestrlund(2007)と 同 じで ある. タスク 4 タスク 4 についての 説 明 は,タスク 4 の 直 前 におこなう. 被 験 者 は,このタスクでは 計 算 問 題 をしなくてもよい.こ のタスクでは, 歩 合 制 でおこなったタスク(セッション 1 グループ 内 で 一 番 正 解 数 が 多 かった 人 が 2 人 いた 場 合 は,2 人 と も 1 位 としている. 1-5 ではタスク 1,セッション 6 ではタスク 2)について, 歩 合 制 とトーナメント 制 のどちらで 賞 金 を 支 払 ってほしい かを 選 択 する. タスク 3 の 報 酬 体 系 選 択 は, 他 の 人 の 賞 金 に 影 響 を 与 え ない.そして, 他 の 人 の 報 酬 体 系 選 択 にも 影 響 を 与 えない. この 点 では,タスク 4 の 報 酬 体 系 選 択 も 同 様 に 個 人 の 選 択 タスクである.タスク 3 とタスク 4 の 違 いは, 報 酬 体 系 選 択 後 に 計 算 問 題 をする 必 要 があるかどうかである. 計 算 問 題 をする 必 要 がないタスク 4 の 報 酬 体 系 選 択 は, 自 信 過 剰 や 危 険 回 避 度,フィードバック 回 避 度 といった 競 争 への 嗜 好 以 外 の 要 因 で 決 定 される.これらの 要 因 は,タスク 3 の 報 酬 体 系 選 択 においても 影 響 を 与 える.しかし, 報 酬 体 系 選 択 後 に 計 算 問 題 をする 必 要 があるタスク 3 では,これら の 要 因 に 加 え, 競 争 的 環 境 を 好 むかといった 競 争 への 嗜 好 も 影 響 を 与 える. 予 想 問 題 タスク 4 終 了 後 に, 被 験 者 はタスク 1 とタスク 2 のグルー プ 内 における 被 験 者 自 身 の 順 位 (1 位 4 位 )を 予 想 する. 1 問 正 解 につき,100 円 受 け 取 ることができる. アンケート 予 想 問 題 終 了 後 に, 被 験 者 はアンケートに 回 答 する.アン ケートの 質 問 項 目 は, 危 険 回 避 度 やフィードバック 回 避 度, 自 信 過 剰, 時 間 選 好 率 に 関 する 質 問 のほか, 被 験 者 やその 家 族 の 属 性 に 関 する 質 問 である. 実 験 の 賞 金 について すべての 被 験 者 は 参 加 報 酬 として 2000 円 受 け 取 る.この 参 加 報 酬 とは 別 に,それぞれのタスクにおける 成 績 に 基 づ いて 賞 金 が 支 払 われる. 各 タスクの 賞 金 額 は,タスクごと の 報 酬 体 系 に 基 づいて 計 算 される. 実 際 に 支 払 われる 賞 金 は,4 つのタスクの 賞 金 額 の 中 からランダムに 1 つを 選 択 し, 賞 金 として 支 払 われる 2.さらに, 順 位 予 想 の 正 解 数 に 応 じて 賞 金 を 受 け 取 ることができる. 賞 金 額 = 2000 円 ( 参 加 報 酬 )+ 順 位 予 想 の 賞 金 額 + 4 つのタスクからランダムに 選 んだ 1 つのタスク の 賞 金 額 平 均 賞 金 額 は,3246 円 であった. 3. 実 験 結 果 3.1. 男 女 でパフォーマンスに 差 があるか? 図 1 には,セッション 1 からセッション 5 の 歩 合 制 (panel(a))とトーナメント 制 (panel(b))の 正 答 数 の 2 例 えば,すべてのタスクに 報 酬 を 与 えることにしてしまうと,あ る 特 定 のタスクだけ 努 力 し,その 他 のタスクは 努 力 しない 可 能 性 もある.ランダムに 選 択 された 1 つのタスクについて 報 酬 を 与 えることによって,ある 特 定 のタスクにおける 決 定 が, 他 のタス クにおける 結 果 のヘッジとして 使 われる 可 能 性 を 少 なくするた めである. 被 験 者 が 混 乱 する 恐 れもあるが, 実 験 の 説 明 の 後 にク イズをおこない, 被 験 者 の 理 解 を 確 認 している.

4 水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 63 図 1 正 答 数 の 累 積 分 布 関 数 (セッション 1-5) 累 積 密 度 分 布 を 示 す. 歩 合 制,トーナメント 制 どちらの 場 合 も 男 女 の 分 布 は 似 通 っている. 歩 合 制 での 男 性 の 平 均 正 答 数 は 問 で, 女 性 の 平 均 正 答 数 は 16.8 問 である.t 検 定 の 結 果, 歩 合 制 においてパフォーマンスに 男 女 差 がないという 帰 無 仮 説 は 棄 却 されない(p 値 = ).トーナメント 制 で は 男 性 の 平 均 正 答 数 は 問 で, 女 性 の 平 均 正 答 数 は 問 である.t 検 定 の 結 果,トーナメント 制 において パフォーマンスに 男 女 差 がないという 帰 無 仮 説 は 棄 却 され ない(p 値 = ).Mann-Whitney test による 男 女 の 分 布 の 差 の 検 定 においても, 歩 合 制 でもトーナメント 制 で も 男 女 の 正 答 数 の 分 布 に 有 意 な 差 はない. 歩 合 制 よりも トーナメント 制 において 正 答 数 の 男 女 差 が 見 かけ 上 は 大 き く 見 えるが, 統 計 上 は 有 意 な 違 いは 観 察 されない.セッ ション 1 からセッション 5 でのパフォーマンスについて は,Niederle and Vesterlund(2007)と 同 様 に, 男 女 差 は 確 認 されない. Niederle and Vesterlund(2007)では, 男 女 ともに 歩 合 制 よりトーナメント 制 の 成 績 のほうが 有 意 によい. 本 研 究 では, 男 性 においては 歩 合 制 よりトーナメント 制 の 成 績 が 有 意 によいが, 女 性 では 歩 合 制 とトーナメント 制 の 正 答 数 に 有 意 な 差 は 確 認 されない. 歩 合 制 とトーナメント 制 のパ フォーマンスの 分 布 の 差 の 検 定 (Wilcoxon matched-pairs signed-rank test)においても, 男 性 では 歩 合 制 とトーナメ ント 制 の 正 答 数 の 分 布 は 異 なるが, 女 性 では 両 者 の 分 布 が 同 じである. 歩 合 制 からトーナメント 制 の 成 績 の 上 昇 度 は, 男 性 の 方 が 有 意 に 高 い(p 値 = ).Niederle and Vesterlund(2007)では, 成 績 の 上 昇 度 の 男 女 差 は 確 認 さ れていない. 以 上 より, 歩 合 制 からトーナメント 制 への 成 績 の 上 昇 度 は 男 女 で 異 なるものの, 歩 合 制 においてもトーナメント 制 においてもパフォーマンスについては 男 女 差 がないことが 示 された. 3.2.トーナメントへの 参 入 に 男 女 差 は 存 在 するか? 報 酬 体 系 の 選 択 に 男 女 差 が 存 在 するのか 確 認 するために, タスク 3 における 報 酬 体 系 選 択 割 合 を 見 てみよう.セッ ション 全 体 (セッション 1-6)で 男 性 の 43% がトーナメン ト 制 を 選 択 したのに 対 し, 女 性 18% だけがトーナメント 制 を 選 択 する. 本 研 究 で Niederle and Vesterlund(2007) と 同 様 に 男 性 2 人 女 性 2 人 のみのグループでおこなった セッション 6 では, 男 性 の 60%, 女 性 の 20% だけがトーナ メントを 選 択 する. 日 本 においても 女 性 より 男 性 でトーナ メント 制 を 選 択 する 確 率 が 高 い.しかし,この 日 本 における トーナメント 選 択 確 率 は,Niederle and Vesterlund(2007) と 比 較 して 低 い. 彼 女 らの 分 析 では, 男 性 の 73%, 女 性 の 35% がトーナメントを 選 択 する. 日 本 人 はアメリカ 人 ほ ど 競 争 的 報 酬 体 系 を 選 択 しないことが 示 唆 される. 3.3.トーナメント 参 入 の 男 女 差 は,パフォーマンスの 男 女 差 によるのか? 3.2 節 で 観 察 されたトーナメント 制 の 選 択 確 率 の 男 女 差 は,パフォーマンスの 男 女 差 によるものなのであろうか, それとも 被 験 者 が 男 女 差 を 正 確 に 予 測 しているからだろう か. まず,タスク 3 における 報 酬 体 系 の 選 択 を 所 与 としたと きに,タスク 1 とタスク 2 の 男 女 のパフォーマンスに 特 徴 があるのか 確 認 してみよう. 表 1 には,セッション 1 から セッション 5 におけるタスク 3 で 選 択 した 報 酬 体 系 ごと の 平 均 正 答 数 を 男 女 別 に 示 している.タスク 3 でトーナ メント 制 を 選 択 する 人 は,タスク 1 の 歩 合 制 での 正 答 数 よ りタスク 2 のトーナメント 制 の 正 答 数 が 高 い 傾 向 にある. Niederle and Vesterlund(2007)と 同 様 に,タスク 3 で 選 択 した 報 酬 体 系 を 所 与 とすると, 男 女 のパフォーマンスに 有 意 な 差 は, 確 認 されない. 女 性 より 男 性 がトーナメント 制 を 選 択 する 確 率 が 高 いのは, 過 去 のパフォーマンスによるものではないと 考 えられる. 表 2 には,タスク 3 におけるトーナメント 制 選 択 確 率 の プロビット 推 定 の 結 果 を 示 す. 女 性 ダミーは 有 意 に 負 の 値

5 64 行 動 経 済 学 第 2 巻 表 1 タスク 1 とタスク 2 の 成 績 別 タスク 3 におけるトーナメント 選 択 確 率 表 2 タスク 3 におけるトーナメント 選 択 確 率 の プロビット 推 定 が 推 定 されている.タスク 1,タスク 2 の 成 績 を 所 与 とし たとき, 女 性 は 有 意 にトーナメント 制 を 選 択 する 確 率 が 低 い.しかし,Niederle and Vesterlund(2007)とは 異 な り,トーナメント 制 の 成 績 は 有 意 にタスク 3 でトーナメン ト 制 を 選 択 する 確 率 に 正 の 影 響 を 与 える. 以 上, 表 1, 表 2 より,パフォーマンスをコントロールしても, 女 性 より も 男 性 のほうがトーナメントを 選 択 することが 観 察 され た. それでは,トーナメント 選 択 の 男 女 差 は 成 績 予 測 の 正 確 性 の 男 女 差 に 起 因 するのだろうか. 図 2 には,タスク 2 (panel A)とタスク 3(panel B)の 成 績 四 分 位 別 のタスク 3 でのトーナメント 選 択 割 合 を 示 す. 成 績 予 測 に 関 して は, 男 女 ともに 不 正 確 であるが,どの 成 績 四 分 位 別 を 見 て も, 女 性 より 男 性 のほうでトーナメント 選 択 割 合 が 高 い. 女 性 ではトーナメントへ 過 小 参 入, 男 性 では 過 大 参 入 であ る 可 能 性 が 高 い. このトーナメント 参 入 の 差 の 大 きさはどの 程 度 の 賞 金 額 に 値 するのだろうか.トーナメントで 1 位 となる 正 答 数 ( 過 剰 過 少 参 入 の 分 岐 点 )を 予 測 するため,1 男 女 区 別 な しでランダムに 被 験 者 をグルーピングする.2ランダムな グルーピングの 中 でトーナメント 制 の 下 で 1 位 となる 場 合 に 1,それ 以 下 となる 場 合 に 0 をとる 変 数 (random_ win)を 作 成 する.3 random_win が 1 となる 確 率 をプロ 図 2(A) 図 2(B) 表 3 タスク 3 のトーナメント 制 選 択 割 合 タスク 2 の 成 績 四 分 位 別 タスク 3 トーナメント 制 選 択 割 合 タスク 3 の 成 績 四 分 位 別 ランダムに 発 生 させたグループで 1 位 と なる 確 率 のプロビット 推 定 からの 予 測 値

6 水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 65 表 4 タスク 3 における Over-entry と Under-entry の 期 待 費 用 ビットモデルで 推 定 する.1 3の 結 果 を 表 3 に 示 して いる. 本 研 究 のトーナメント 選 択 と 歩 合 制 が 無 差 別 になる 損 益 分 岐 点 は 18 問 であり,Niederle and Vesterlund (2007)の 13 問 より 多 い. トーナメント 制 (タスク 2)の 正 答 数 が 19 問 以 上 である ならば,その 被 験 者 は 約 32% かそれ 以 上 の 確 率 でトーナ メント 制 の 勝 者 となる.パフォーマンスコストを 無 視 し, パフォーマンスの 分 布 を 知 っていて,タスク 3 でも 同 じパ フォーマンスを 維 持 すると 仮 定 すると,トーナメント 参 入 の 決 定 は,32%(あるいはそれ 以 上 )の 確 率 で 200 円 受 け 取 るか, 確 実 に 50 円 受 け 取 るかのギャンブルである. 正 答 数 が 19 問 の 被 験 者 にとって,32% の 確 率 で 3800 円 ( 期 待 トーナメント 賞 金 円 ) 受 け 取 るか, 確 実 に 950 円 受 け 取 るかの 選 択 である. 表 4 には 過 大 過 小 参 入 の 男 女 差 と 期 待 コストを 計 算 し た 結 果 を 示 す. 正 答 数 が 19 問 以 上 の 被 験 者 のうち,9/12 人 の 女 性 と 9/21 人 の 男 性 がトーナメントを 選 択 すべきで あるがトーナメントを 選 択 していない. 同 様 に 正 答 数 が 17 問 以 下 の 被 験 者 がトーナメント 制 の 勝 者 となる 確 率 は, 17% かそれ 以 下 である. 正 答 数 が 17 問 の 被 験 者 にとって は,17% の 確 率 で 3400 円 ( 期 待 トーナメント 賞 金 円 ) 受 け 取 るか, 確 実 に 850 円 受 け 取 るかの 選 択 である. 正 答 数 が 17 問 以 下 の 被 験 者 のうち,6 /37 人 の 女 性 と 8/ 25 人 の 男 性 がトーナメントを 選 択 すべきではないがトー ナメントを 選 択 している. 以 上 より, 女 性 は 男 性 より 過 小 参 入 の 割 合 が 大 きく, 男 性 は 女 性 よりも 過 剰 参 入 の 割 合 が 大 きいことがわかった. 過 小 参 入 の 期 待 費 用 の 平 均 は 男 性 より 女 性 で 高 く, 過 剰 参 入 の 期 待 費 用 総 額 は 女 性 より 男 性 のほうが 高 いといえる. 4.トーナメント 参 入 の 男 女 差 の 説 明 前 節 より,トーナメント 選 択 確 率 に 関 して, 女 性 より 男 性 でトーナメント 選 択 確 率 が 高 いことがわかった.そして その 男 女 差 はタスク 1 とタスク 2 のパフォーマンスの 男 表 5 トーナメント 制 の 順 位 予 想 分 布 (セッション 1-5) 女 差 によるものではなく, 成 績 予 測 能 力 の 差 によるもので ある. 具 体 的 には, 男 性 ではトーナメントへの 過 剰 参 入, 女 性 では 過 小 参 入 の 割 合 が 高 いことが 明 らかとなった. 本 節 では,トーナメント 参 入 の 男 女 差 の 原 因 を 説 明 する ことを 目 的 とする.4.1 小 節 では,トーナメント 参 入 の 男 女 差 を 男 性 の 相 対 的 順 位 に 関 する 自 信 過 剰 が 原 因 であるか どうかを 検 証 する.4.2 小 節 では, 報 酬 体 系 選 択 の 男 女 差 が 自 信 過 剰 や 危 険 回 避 度,フィードバック 回 避 度 などの 要 因 の 男 女 差 によるものなのかをタスク 4 を 利 用 して 分 析 する.4.3 小 節 では, 自 信 過 剰 や 危 険 回 避 度,フィードバッ ク 回 避 度 などの 要 因 で 説 明 されなかったトーナメント 参 入 の 男 女 差 は, 競 争 に 対 する 嗜 好 によるものなのかを 検 証 す る 男 性 は 女 性 よりも 自 信 過 剰 だから,トーナメント 参 入 に 男 女 差 があるのか? タスク 4 の 後, 被 験 者 にタスク 1 とタスク 2 の 順 位 を 予 想 してもらった. 被 験 者 は 予 想 順 位 が 正 解 だと 1 問 につ き 100 円 受 け 取 ることができる.トーナメント 制 の 順 位 予 想 分 布 ( 表 5)を 見 ると, 男 性 の 40% がグループ 内 で 1 位 であると 予 想 しているのに 対 し, 女 性 の 20% だけが 1 位 であると 予 想 している. 平 均 値 の 差 の 検 定 の 結 果, 男 性 のトーナメント 制 では, 実 際 の 順 位 より 予 想 順 位 のほうが 有 意 によい. 男 女 とも 相 対 的 順 位 について 自 信 過 剰 である が, 男 性 の 方 が 女 性 より 自 信 過 剰 であることが 観 察 される. また, 女 性 の 予 測 のほうがより 正 確 である. しかし,タスク 4 の 後 の 予 想 順 位 からだけでは, 自 分 の 能 力 が 真 の 能 力 よりも 高 いと 予 想 していたり, 誤 った 自 信 をもったりしているかは 区 別 できない.この 予 想 順 位 に

7 66 行 動 経 済 学 第 2 巻 は, 被 験 者 の 真 の 能 力 とそれに 対 する 主 観 的 な 判 断 との 二 つの 要 素 が 含 まれているからである.そこで, 主 観 的 な 判 断,つまり 自 信 過 剰 かどうかを, 真 の 能 力 と 予 想 順 位 の 差 で 定 義 する 自 信 過 剰 変 数 を 作 成 する. 真 の 能 力 は,ランダ ムに 作 成 した 4 人 グループ 内 におけるタスク 2(あるいは タスク 1)の 正 答 数 の 平 均 順 位 3 である. 真 の 能 力 を, 平 均 的 な 成 績 のグループに 属 した 時 の 順 位 で 定 義 するのは, 同 じ 成 績 でも, 成 績 のよいグループに 属 しているか, 成 績 の 悪 いグループに 属 しているかによって, 実 際 に 観 察 される 順 位 は 異 なるためである. 自 信 過 剰 変 数 は,この 平 均 順 位 から 予 想 順 位 を 引 いた 値 で 定 義 する 4. 順 位 は 1 位 から 4 位 であるので, 自 信 過 剰 変 数 は 3 から 3 の 値 をとる 変 数 である. 例 えば,タスク 2(トーナメント)の 自 信 過 剰 変 数 は, タスク 2 の 平 均 順 位 -タスク 2 の 予 想 順 位 である. 順 位 は 数 が 小 さいほど 順 位 が 高 いことを 示 すので, 自 信 過 剰 変 数 が 正 の 値 をとれば 自 信 過 剰 であることを 意 味 する. 自 信 過 剰 の 男 女 差 についてトーナメント(タスク 2)の 自 信 過 剰 変 数 を 被 説 明 変 数 とした Tobit( 両 側 Censored) 分 析 5 を 表 6 に 示 す.1,2 列 目 を 見 ると, 女 性 ダミーは 負 で 推 定 されているが, 統 計 的 に 有 意 ではない. 本 研 究 では, 1 男 性 4 人 女 性 0 人,2 男 性 3 人 女 性 1 人,3 男 性 2 人 女 性 2 人,4 男 性 1 人 女 性 3 人,5 男 性 0 人 女 性 5 人 の 5 つ のパターンの 男 女 構 成 で 実 験 をおこなった. 被 験 者 には, 自 分 のグループの 男 女 構 成 だけを 知 らせている.この 男 女 構 成 の 情 報 が, 自 信 過 剰 に 影 響 を 与 えているかもしれない. 表 6 の 3 5 列 目 では,グループの 男 女 構 成 をコントロー ルした 結 果 を 示 している.グループの 男 女 構 成 をコント ロールすると, 女 性 ダミーは 有 意 に 負 で 推 定 される(3 列 目 の 女 性 ダミーの 係 数 の p 値 = 0.110). 女 性 は 男 性 より も 自 分 の 成 績 に 自 信 がない.グループの 男 女 構 成 ダミーは 有 意 に 推 定 されている.グループの 男 女 構 成 比 は 自 信 過 剰 に 影 響 を 与 える.グループの 男 女 構 成 比 によって 自 信 過 剰 に 与 える 影 響 がどれほど 異 なるのだろうか. 図 3 には, トーナメント 正 答 数,トーナメント 正 答 数 歩 合 正 答 数 を それぞれ 平 均 値 で 評 価 したときのグループの 男 女 構 成 比 別 男 女 別 の 自 信 過 剰 変 数 の 期 待 値 を 示 す. 自 信 過 剰 変 数 3 一 様 分 布 に 従 って 乱 数 を 発 生 させ, 乱 数 の 小 さい 値 から 四 人 一 組 のグループを 作 成 し, 各 被 験 者 のタスク 2(あるいはタスク 1)の グループ 内 での 順 位 を 求 める.これを 2000 回 繰 り 返 し,タスク 2(あるいはタスク 1)での 平 均 順 位 を 求 めた. 4 自 信 過 剰 変 数 ( 歩 合 : タスク 1)の 平 均 値 は 0.27( 標 準 偏 差 ), 自 信 過 剰 変 数 (トーナメント: タスク 2)の 平 均 値 は 0.26( 標 準 偏 差 0.997)であった. 5 Niederle and Vesterlund(2007)と 同 様 に 予 想 トーナメント 順 位 を 被 説 明 変 数 とした Ordered Probit でも 分 析 をおこなってい る.その 結 果, 女 性 ダミーの 係 数 は 有 意 に 正 の 値 で 推 定 されてい る.グループの 男 女 構 成 をコントロールしても, 女 性 ダミーの 係 数 は 有 意 に 負 であり,グループの 男 女 構 成 ダミーも 有 意 に 推 定 さ れている.つまり, 女 性 は 男 性 よりも 予 想 順 位 が 悪 く,グループ の 男 女 構 成 比 も 予 想 順 位 に 影 響 を 与 えている. は, 正 であれば 自 信 過 剰 であることを 示 し, 値 が 大 きいほ ど 自 信 過 剰 の 程 度 が 大 きいことを 示 す. 図 3 によれば, 男 性 は, 男 性 だけのグループで 最 も 自 信 過 剰 の 程 度 が 小 さく なる. 一 方, 女 性 は, 女 性 だけのグループで 最 も 自 信 過 剰 の 程 度 が 大 きくなる.つまり, 男 性 は 女 性 がいないと 自 信 過 剰 の 程 度 が 小 さくなり, 女 性 は 男 性 がいないと 自 信 過 剰 の 程 度 が 大 きくなる. もし 自 信 過 剰 な 人 ほど 競 争 に 参 加 するのならば, 本 研 究 で 観 察 された 女 性 だけのグループで 女 性 の 自 信 過 剰 の 程 度 が 大 きくなるという 結 果 は,Niederle et al.(2008)の 2 人 の 勝 者 がいるトーナメント 制 において 少 なくとも 1 人 の 女 性 が 勝 者 となる 制 度 を 導 入 すると, 女 性 は 競 争 に 参 加 す ることと 整 合 的 であると 考 えられる. それでは,パフォーマンスを 所 与 としたときに 男 性 がよ りトーナメントに 参 入 することは, 男 性 がより 自 信 過 剰 で あることで 説 明 されるのだろうか.まず,タスク 2(トー ナメント)の 予 想 順 位 別 トーナメント(タスク 3)の 選 択 確 率 を 図 4 に 示 す. 順 位 予 想 はある 程 度 トーナメント 選 択 と 相 関 があることが 観 察 される.また, 全 体 的 に 男 性 は 女 性 よりも 順 位 を 高 く 予 想 する.タスク 2(トーナメント) を 1 位 と 予 想 した 人 に 限 ると, 男 性 よりも 女 性 でトーナメ ント 選 択 確 率 が 低 い.したがって,トーナメント 選 択 の 男 女 差 は 自 信 過 剰 ( 予 想 順 位 )によって 説 明 できると 考 えら れる. 表 7 はタスク 3 におけるトーナメント 選 択 確 率 のプロ ビット 推 定 の 結 果 を 示 している. 第 3 列 を 見 ると, 自 信 過 剰 をコントロールした 後 でも, 男 女 のトーナメント 選 択 確 率 に 有 意 な 差 が 確 認 される.また, 自 信 過 剰 変 数 の 係 数 は 統 計 的 に 有 意 であり,タスク 3 のトーナメント 選 択 確 率 に 影 響 を 与 えている. 以 上 の 結 果 より, 男 性 は 女 性 よりも 相 対 的 順 位 について 自 信 過 剰 であり, 女 性 は 男 性 よりも 自 信 がないことがわ かった.またトーナメント 選 択 の 男 女 差 は 自 信 過 剰 の 男 女 差 によって 説 明 できることが 明 らかとなった. 4.2.なぜ 男 性 のほうが 女 性 よりトーナメントを 選 択 する のか? そのほかの 要 因 それでは,トーナメント 選 択 確 率 の 男 女 差 は, 相 対 的 順 位 に 関 する 自 信 過 剰 以 外 のほかの 要 因 によって 説 明 される のだろうか. 本 小 節 では,タスク 4 を 利 用 して, 報 酬 体 系 選 択 後 にタスクをする 可 能 性 がないときにトーナメント 参 入 に 男 女 差 が 観 察 されるか 確 認 する. タスク 4 では,タスク 1( 歩 合 制 )の 成 績 に 関 して, 女 性 は 23% だけがトーナメントを 選 択 するのに 対 し, 男 性 の 40% がトーナメントを 選 択 する(セッション 1-5). 報 酬 体 系 の 選 択 がその 後 に 行 うタスクと 関 係 しないときでさ え,トーナメント 参 入 に 男 女 差 がある.パフォーマンスや タスク 1( 歩 合 制 )の 成 績 の 予 想 から 計 算 した 自 信 過 剰 変 数 を 所 与 としたときでも,この 男 女 差 は 観 察 されるだろう

8 水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 67 表 6 自 信 過 剰 変 数 (トーナメント:タスク 2)に 関 する Tobit( 両 側 Censored) 推 定 (セッション 1-5) 図 4 タスク 3 のトーナメント 選 択 割 合 タスク 2 の 予 想 順 位 別 図 3 自 信 過 剰 変 数 の 期 待 値 男 女 構 成 比 別, 男 女 別 か. 予 想 をコントロールすることによって,トーナメント 参 入 の 男 女 差 が 自 信 過 剰 によって 説 明 されるのか,それと も 危 険 回 避 度 やフィードバック 回 避 度 によって 説 明 される のか 確 認 することができる. 表 8 は,タスク 1 とタスク 2 の 成 績 別 にタスク 4 のトー ナメント 選 択 確 率 の 平 均 値 を 示 したものである.Niederle and Vesterlund(2007)では 女 性 では 平 均 値 に 差 はなかっ たが, 本 稿 では, 男 女 ともにタスク 4 で 歩 合 制 を 選 択 した 人 よりトーナメント 制 を 選 択 した 人 のほうが 歩 合 制 (タス ク 1)の 正 答 数 の 平 均 値 は 高 い. 表 7 タスク 3 におけるトーナメント 選 択 確 率 の プロビット 分 析

9 68 行 動 経 済 学 第 2 巻 表 8 タスク 1 とタスク 2 の 成 績 別 タスク 4 におけるトーナメント 選 択 確 率 図 5 タスク 4 のトーナメント 制 選 択 割 合 図 5(A)は,タスク 1( 歩 合 制 )のパフォーマンスを 所 与 としたときのタスク 4 のトーナメント 選 択 割 合 を 示 し ている.パフォーマンスを 所 与 としたとき, 第 2 四 分 位 で 男 女 差 が 強 く 確 認 される. 以 上 より,Niederle and Vesterlund(2007)ほど 明 確 な 男 女 差 ではないが,タスク 4 でのトーナメント 選 択 の 男 女 差 はパフォーマンスの 男 女 差 による 可 能 性 がある. 自 信 過 剰 の 影 響 と 危 険 回 避 度, フィードバック 回 避 度 の 影 響 を 識 別 するために 歩 合 制 (タ スク 1)の 順 位 予 想 を 利 用 する. 図 5(B)には, 予 想 順 位 ( 歩 合 制 )ごとのトーナメント 選 択 確 率 を 示 す.タスク 3 の 場 合 とは 異 なり,タスク 4 でのトーナメント 選 択 の 男 女 差 はかなり 小 さい. 男 女 ともにより 自 信 のある 人 がより トーナメントを 選 択 している. 表 9 には,タスク 4 におけるトーナメント 選 択 確 率 のプ ロビット 推 定 の 結 果 を 示 す 6. 女 性 ダミーは 統 計 的 に 有 意 な 値 に 推 定 されておらず,タスク 4 での 報 酬 体 系 選 択 に 男 女 差 はない. 本 研 究 においても,Niederle and Vestrlund(2007)に おいても, 正 答 数 が 真 の 実 力 をあらわしており,それをコ 6 Niederle and Vesterlund(2007)あるいは 表 9と 同 様 に, 歩 合 制 (タスク 1)の 予 想 順 位 を 用 いた 分 析 でも 表 10と 整 合 的 な 結 果 が 得 られている. ントロールしたうえで, 自 信 過 剰 変 数 がトーナメント 選 択 に 影 響 を 与 えるか 否 かを 検 定 している.3 列 目 によれば, タスク 4 のトーナメント 選 択 は,パフォーマンスと 自 信 過 剰 によって 説 明 される. 以 上 に 加 えて,トーナメント 選 択 に 影 響 を 与 える 個 人 属 性 としては,フィードバック 回 避 度 や 危 険 回 避 度 がある. 本 研 究 では,Niederle and Vesterlund(2007)で 直 接 計 測 されていなかったフィードバック 回 避 度 や 危 険 回 避 度 につ いて,アンケートによって 質 問 している.フィードバック 回 避 度 とは, 相 対 的 な 評 価 を 知 らされることを 嫌 う 度 合 い である. 本 稿 では,つぎの 質 問 によって,フィードバック 回 避 度 を 計 測 した. 問 1. 学 校 の 定 期 試 験 の 結 果 が, 合 否 に 加 えて 実 際 の 点 数 ( 絶 対 評 価 )か, 受 験 者 の 中 での 順 位 ( 相 対 評 価 )の どちらか 一 方 で 知 らされるとします.あなたは,ど ちらで 知 らせてもらいたいですか. 当 てはまるもの を 1 つ 選 び, 番 号 に をつけてください. 1. 点 数 ( 絶 対 評 価 )2. 順 位 ( 相 対 評 価 ) フィードバック 回 避 度 は,この 質 問 において, 点 数 ( 絶 対 評 価 )を 選 んだものを 1, 順 位 ( 相 対 評 価 )を 0 とするダ

10 水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 69 ミー 変 数 である. 危 険 回 避 度 は, 絶 対 的 危 険 回 避 度 とよばれる 指 標 と 雨 傘 を 携 行 する 最 低 降 水 確 率 で 測 ったリスクに 対 する 態 度 の 指 標 を 用 いる. 絶 対 的 危 険 回 避 度 の 指 標 は,アンケート 調 査 における 次 のくじの 価 格 付 けに 関 する 質 問 から 算 出 した. 問 14.4 分 の 1 の 確 率 で 当 たり, 当 たった 場 合 には 200 円 もらえますが, 外 れた 場 合 には 何 ももらえない 宝 くじがあります.あなたはこのくじが 50 円 で 売 られていれば 買 いますか. 当 てはまるものを 1 つ 選 び, 番 号 に をつけてください. 絶 対 的 危 険 回 避 度 の 指 標 は Cramer et al.(2002)によっ て 作 成 されたものであり, az p 絶 対 的 危 険 回 避 度 = 0.5 (az 2aZp+p ) で 定 義 される.ここで,Z はくじの 賞 金 を,a は 当 選 確 率 を,p は 回 答 者 がそのくじに 付 けた 価 格 である. 危 険 回 避 的 であれば, 絶 対 的 危 険 回 避 度 は, 正 の 値 をとる.アンケー ト 調 査 では,くじの 賞 金 として,200 円 のものと 2000 円 のものがあり,それぞれについて, 絶 対 的 危 険 回 避 度 を 算 出 し, 説 明 変 数 として 加 えた. また, 雨 傘 を 携 行 する 最 低 降 水 確 率 で 測 ったリスクに 対 する 態 度 の 指 標 は, あなたが 普 段 お 出 かけになる 時 に, 傘 をもって 出 かけるのは 降 水 確 率 が 何 % 以 上 だと 思 う 時 で すか. という 質 問 に 対 する 回 答 を 用 いている. 危 険 回 避 度 が 高 いほどこの 変 数 の 値 は 大 きい. 4 7 列 目 では,それらの 変 数 をコントロールし,タスク 4 におけるトーナメント 選 択 確 率 のプロビット 推 定 の 結 果 を 示 している.フィードバック 回 避 度 や 危 険 回 避 度 をコン トロールしても 自 信 過 剰 変 数 の 係 数 は 統 計 的 に 有 意 であ る.また, 女 性 ダミーも 統 計 的 に 有 意 ではない. 自 信 過 剰 やそのほかの 要 因 をコントロールしても,タスク 4 のトー ナメント 選 択 に 男 女 差 がない.これは,タスク 3 の 男 女 差 が 競 争 への 嗜 好 で 説 明 できる 可 能 性 を 示 唆 している. 以 上 より,タスク 4 のトーナメント 選 択 には 男 女 差 が 観 察 されなかった.タスク 4 のトーナメント 選 択 にはパ フォーマンスや 自 信 過 剰 が 影 響 を 与 える. 自 信 過 剰 やその ほかの 要 因 をコントロールしても,タスク 4 のトーナメン ト 選 択 に 男 女 差 がないことは,タスク 3 の 男 女 差 は 競 争 へ の 嗜 好 によって 説 明 できることを 示 唆 している. 4.3.なぜ 男 性 のほうが 女 性 よりトーナメントを 選 択 する のか? 競 争 への 嗜 好 タスク 3,タスク 4 では, 歩 合 制 かトーナメント 制 の 報 酬 体 系 の 選 択 をする.タスク 3 では, 報 酬 体 系 を 選 択 した 後 に 実 際 のタスク( 計 算 問 題 )を 行 う. 一 方,タスク 4 で は, 既 に 行 ったタスク 1( 歩 合 制 )について 報 酬 体 系 の 選 択 を 行 う.タスク 3 における 報 酬 体 系 選 択 の 要 因 は, 自 信 過 剰, 危 険 回 避 度,フィードバック 回 避 度, 競 争 への 嗜 好 (preference)である.タスク 4 における 報 酬 体 系 選 択 の 要 因 は, 自 信 過 剰, 危 険 回 避 度,フィードバック 回 避 度 で ある.したがってタスク 3 とタスク 4 の 結 果 を 比 較 する ことで,トーナメント 選 択 の 男 女 差 が 競 争 への 嗜 好 に 表 9 タスク 4 におけるトーナメント 選 択 確 率 のプロビット 推 定 (セッション 1-5)

11 70 行 動 経 済 学 第 2 巻 図 6 トーナメント 制 選 択 割 合 予 想 順 位 別 よって 説 明 されるか 確 認 することができる. 図 6 は 予 想 順 位 別 のトーナメント 選 択 割 合 ((A): タス ク 3,(B): タスク 4)である.(A)は, 予 想 順 位 に 関 わら ず 女 性 より 男 性 のほうがトーナメント 制 報 酬 体 系 を 選 ぶ 比 率 が 高 いことを 示 しており, 男 性 の 方 が 競 争 そのものを 好 む 可 能 性 が 高 いことを 示 唆 している. 一 方,(B)は,タス ク 4 では, 予 想 順 位 が 同 じであれば,トーナメント 選 択 比 率 に 差 がないことを 示 しており, 確 定 した 競 争 結 果 につい ての 報 酬 選 択 については 男 女 差 がないことを 示 唆 してい る 7.この 点 を, 計 量 経 済 学 的 に 検 定 したものが 表 10 であ る. 表 10 は,タスク 3 におけるトーナメント 選 択 確 率 のプ ロビット 推 定 の 結 果 である 8.1 列 目 で 女 性 ダミーの 係 数 が 統 計 的 に 有 意 に 負 の 値 をとっていることは,タスク 3 に おいて 女 性 のほうがトーナメントを 選 択 しないことを 意 味 する.パフォーマンスや 自 信 過 剰 変 数 をコントロールして も(2,3 列 目 ),トーナメント 選 択 確 率 の 男 女 差 は 観 察 さ れる. 先 に 述 べたように,タスク 3 の 報 酬 体 系 選 択 要 因 は, 自 信 過 剰, 危 険 回 避 度,フィードバック 回 避 度, 競 争 への 嗜 好 である. 一 方,タスク 4 の 報 酬 体 系 選 択 要 因 は, 自 信 過 7 確 定 した 競 争 結 果 についての 予 想 順 位 が 2 4 位 であれば,タス ク 4 でトーナメント 制 を 選 択 しないはずである.しかし 図 6(B) では, 予 想 順 位 が 2 位 以 下 でもトーナメント 制 を 選 択 している. これは,タスク 1 やタスク 2 の 直 後 ではなく,すべてのタスク(タ スク 4) 終 了 後 に, 予 想 順 位 を 質 問 しているためであると 考 えら れる. 8 Niederle and Vesterlund(2007)と 同 様 に 予 想 順 位 を 用 いて,タ スク 3 のトーナメント 選 択 確 率 のプロビット 推 定 をおこなった 結 果 を 付 録 に 示 している. 自 信 過 剰 の 代 理 変 数 として 予 想 順 位 を 用 いると, 予 想 順 位 の 係 数 は 統 計 的 に 有 意 に 推 定 されるが, 女 性 ダミーの 有 意 性 は 不 安 定 である. 予 想 順 位 を 用 いた 場 合 には, 競 争 への 嗜 好 の 説 明 力 は 限 定 的 であると 考 えられる. 剰, 危 険 回 避 度,フィードバック 回 避 度 である.パフォー マンスや 自 信 過 剰 変 数 に 加 えて,タスク 4 での 選 択 をコン トロールした 上 で, 女 性 ダミーの 係 数 を 観 察 することで, 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 がタスク 3 のトーナメント 選 択 確 率 の 差 に 影 響 を 与 えているかどうかを 確 認 しよう.4 列 目 を 見 てみると, 女 性 ダミーの 係 数 は 統 計 的 に 有 意 ではない. 自 信 過 剰 かどうかという 真 の 能 力 に 対 する 主 観 的 な 判 断 を より 捉 えていると 考 えられる 自 信 過 剰 変 数 を 用 いると, Niederle and Vesterlund(2007)の 結 果 よりも, 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 の 説 明 力 は 弱 い.タスク 3 のトーナメント 選 択 の 男 女 差 の 大 部 分 は, 自 信 過 剰 によって 説 明 されると 考 えられる 9. 4 列 目 では,タスク 4 の 報 酬 体 系 選 択 要 因 の 差 から, 競 争 への 選 好 を 識 別 し,その 影 響 を 検 証 した.4 列 目 の 検 定 方 法 は,タスク 3 とタスク 4 の 違 いが, 実 際 に 競 争 を 行 う か 否 かという 点 にあり, 純 粋 に 競 争 選 好 の 男 女 差 を 検 定 で きるという 点 で 優 れているが, 自 信 過 剰, 危 険 回 避 度, フィードバック 回 避 度 などのそれぞれの 選 好 の 差 がトーナ メント 選 択 に 与 える 影 響 を 分 析 できない.タスク 4 の 報 酬 体 系 の 選 択 要 因 に 含 まれる 自 信 過 剰,フィードバック 回 避 度 や 危 険 回 避 度 をそれぞれアンケート 調 査 から 計 測 し, それらがタスク 3 の 報 酬 体 系 選 択 に 影 響 を 与 えているの かを 5 列 目 で 観 察 する.5 列 目 によると, 自 信 過 剰 のほか, フィードバック 回 避 度 ( 絶 対 評 価 = 1, 相 対 評 価 = 0)がタス ク 3 の 報 酬 体 系 選 択 に 影 響 を 与 えていることが 確 認 でき る. 以 上 より,より 厳 密 に 自 信 過 剰 を 捉 える 自 信 過 剰 変 数 を 用 いた 本 稿 では,トーナメント 参 入 の 男 女 差 に 対 する 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 の 説 明 力 は 弱 い.トーナメント 参 入 の 男 9 タスク 4 のトーナメント 選 択 の 大 部 分 は, 自 信 過 剰 によって 説 明 される( 表 9)

12 水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 71 表 10 タスク 3 トーナメント 選 択 確 率 のプロビット 推 定 (セッション 1-5) 自 信 過 剰 変 数 女 差 の 大 部 分 は, 自 信 過 剰 の 男 女 差 によって 説 明 される. 本 研 究 においては, 競 争 に 対 する 嗜 好 の 男 女 差 の 説 明 力 は 弱 いが,こうした 競 争 に 対 する 態 度 の 男 女 差 は, 遺 伝 的 なものなのだろうか,それとも 文 化 的 なものなのだろうか. Gneezy et al.(2008)では,アフリカのマサイ 族 という 父 系 的 社 会 とインドのカシ 族 という 母 系 的 社 会 での 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 を 明 らかにする 実 験 をおこなっている.その 結 果, 母 系 的 社 会 のカシ 族 では,Niederle and Vesterlund (2007)やマサイ 族 の 実 験 とは 逆 に, 女 性 の 方 が 男 性 より も 競 争 が 好 きであることが 示 されている. 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 は, 遺 伝 的 というよりも 文 化 や 教 育 によって 形 成 さ れることを Gneezy et al.(2008)は 推 測 している. また,Booth and Nolen(2009)では, 競 争 に 対 する 態 度 の 男 女 差 は, 育 ちや 教 育 的 環 境 によって 影 響 を 受 けている のかを, 男 子 校 や 女 子 校, 共 学 に 通 う 歳 の 学 生 を 被 験 者 とし, 実 験 をおこなって, 検 証 している.その 結 果 に よれば, 共 学 出 身 の 女 性 は, 男 子 校 や 共 学 の 男 性 よりも 競 争 的 環 境 を 選 択 しない.しかし, 女 子 校 出 身 の 女 性 は 共 学 出 身 の 女 性 よりも 競 争 的 環 境 を 選 択 しやすい. 女 子 校 出 身 の 女 性 は, 男 子 校 出 身 の 男 性 と 同 様 に 競 争 的 環 境 を 選 択 す る.このことは, 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 は, 遺 伝 的 な 男 女 差 というよりも, 育 ちや 環 境 によるものであることを 示 唆 している. 本 研 究 においては, 競 争 への 参 入 の 男 女 差 のほとんどは 自 信 過 剰 の 男 女 差 で 説 明 される.そして,その 自 信 過 剰 は 競 争 相 手 の 男 女 構 成 比 によって 影 響 を 受 ける. 男 性 は 男 性 だけのグループで 最 も 自 信 過 剰 の 程 度 が 小 さくなり, 女 性 は 女 性 だけのグループで 最 も 自 信 過 剰 の 程 度 が 大 きくな る.Gneezy et al.(2008)や Booth and Nolen(2009)の 結 果 を 踏 まえれば, 日 本 においても 自 信 過 剰 の 男 女 差 を 通 して, 文 化 や 教 育, 環 境 の 差 が 競 争 環 境 参 入 の 男 女 差 を 発 生 させている 可 能 性 があるだろう. 5.おわりに 本 稿 では,Niederle and Vesterlund(2007)と 同 様 の 経 済 実 験 を 行 い, 上 層 部 や 競 争 的 地 位 に 女 性 が 少 ないという 労 働 市 場 の 差 が,パフォーマンスの 男 女 差 によるものなの か, 競 争 に 対 する 嗜 好 の 男 女 差 によるものなのかを 確 認 し た. Niederle and Vesterlund(2007)で 直 接 計 測 されてい なかった 危 険 回 避 度 やフィードバック 回 避 度 に 関 してアン ケート 調 査 を 用 いることでそれらの 要 因 を 捉 えたこと, 男 女 構 成 比 が 自 信 過 剰 に 与 える 影 響 を 明 らかにしたことに 特 徴 がある. 分 析 の 結 果,(1) 男 女 でパフォーマンスの 差 はないが, 女 性 より 男 性 のほうが 競 争 的 報 酬 体 系 (トーナメント 制 報 酬 体 系 )を 選 択 する 確 率 が 高 い.(2)そのトーナメント 参 入 の 男 女 差 の 大 部 分 は, 男 性 が 女 性 よりも 自 信 過 剰 である ことに 起 因 する.(3) 男 女 構 成 比 は 自 信 過 剰 に 影 響 を 与 え る. 男 性 は 女 性 がグループにいると 自 信 過 剰 になり, 女 性 は 男 性 がグループにいないと 自 信 過 剰 になる.(4) 相 対 的 自 信 過 剰 の 程 度 をコントロールして 分 析 すると,トーナメ ント 参 入 の 男 女 差 に 対 する 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 の 影 響 は 弱 い.

13 72 行 動 経 済 学 第 2 巻 付 録 タスク 3 トーナメント 選 択 確 率 のプロビット 推 定 (セッション 1-5) 予 想 順 位 を 用 いて 1 4 列 目 は Niederle and Vesterlund(2007)の 分 析 を 再 現 した 結 果 であり,5 6 列 目 は Niederle and Vesterlund (2007)で 直 接 計 測 されていなかったフィードバック 回 避 度 や 危 険 回 避 度 などをアンケートからのデータにより 捉 えた 分 析 結 果 である.Niederle and Vesterlund(2007)では, 女 性 ダ ミーの 係 数, 予 想 順 位 の 係 数 が 統 計 的 に 有 意 な 値 をとってお り,トーナメント 制 選 択 の 男 女 差 は, 競 争 への 嗜 好 の 男 女 差 と 自 信 過 剰 の 男 女 差 で 説 明 された.しかし, 本 研 究 では, 予 想 順 位 の 係 数 は 統 計 的 に 有 意 であるが, 女 性 ダミーの 有 意 性 は 不 安 定 であり, 競 争 への 嗜 好 の 説 明 力 は 限 定 的 であると 考 えら れる. 引 用 文 献 Bertrand, M. and K. F. Hallock, The gender gap in top corporate jobs. Industrial and Labor Relations Review, LV (1), Beyer, S., Gender differences in the accuracy of selfevaluations of performance. Journal of Personality and Social Psychology LIX, Beyer, S. and E. M. Bowden, Gender differences in selfperceptions: Convergent evidence from three measures of accuracy and bias. Personality and Social Psychology Bulletein XX Ⅲ, Booth, A. L. and P. J. Nolen, Choosing to compete: How different are girls and boys? IZA discussion Papers 4027, Institute for the Study of Labor (IZA). Cramer, J. S., J. Hartog, N. Jonker, and C. M. van Praag, Low risk aversion encourages the choice for entrepreneurship: An empirical test of atruism. Journal of Economic Behavior and Organization 48, Gneezy, U., K. L. Leonard and J. A.List, Gender difference in competition: Evidence from a matrilineal and patriarchal society. forthcoming in Econometrica. Lichtenstein, S., B. Fischhoff, and L. Phillips, Calibration of probabilities: The state of the art to D. Kahneman, P. Slovic, and A. Tverksy, eds., Judgment under Uncertainty: Heuristics and Biases. Cambridge University Press, Cambridge, UK. Niederle, M., C. Segal, and L. Vesterlund, How costly is diversity? Affirmative action in light of gender difference in competitiveness. NBER Working Paper # Niederle, M. and L. Vesterlund, Do women shy away from competition? Do men compete too much? Quarterly Journal of Economics 122, Roberts, T. A. and S. Nolen-Hoeksema, Sex differences in reactions to evaluative feedback. Sex Roles 21,

14 水 谷 他 : 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 73 Overconfidence Makes Men Compete More Noriko Mizutani a, Hiroko Okudaira b, Yusuke Kinari c, and Fumio Ohtake d Abstract We conduct an experiment using Japanese university students, to investigate differences between men and women in choosing a competitive tournament compensation scheme over a non-competitive compensation scheme. Our findings are the following: (1) Men enter the competitive tournament compensation scheme more than women although there are no gender differences in performance. (2) This gender gap in tournament entry is mostly caused by men being more overconfident about their relative rankings. (3) The male-female ratio of the group affects overconfidence about the relative ranking. Men get overconfident if there are any women in their groups. On the other hand, women get overconfident if no men are in their groups. (4) Gender differences in preferences for competition weakly affect the gender gap in tournament entry given the degree of the relative ranking. (Received: May 28, 2009, Accepted: July 23, 2009) Keywords: Preferences for competition, overconfidence, economic experiment JEL Classification Numbers: C9, J33, J16 a Institute of Social and Economic Research, Osaka University b Graduate School of Humanities and Social Science, Okayama University c Nagoya University of Commerce and Business Administration d Institute of Social and Economic Research, Osaka University

実験デザイン

実験デザイン 自 信 過 剰 が 男 性 を 競 争 させる 水 谷 徳 子 奥 平 寛 子 木 成 勇 介 大 竹 文 雄 * 要 旨 本 稿 では なぜ 男 性 は 女 性 と 比 べて 自 身 の 成 果 のみに 依 存 した 報 酬 体 系 よりも 他 人 の 成 果 にも 依 存 する 報 酬 体 系 を 好 むのかについて 日 本 人 学 生 を 対 象 に 実 験 を 行 うことで 原 因 の 解

More information

(Microsoft Word - \227\\\215e_H22ABEF)

(Microsoft Word - \227\\\215e_H22ABEF) 自 信 過 剰 が 競 争 的 環 境 における 生 産 性 に 与 える 影 響 木 成 勇 介 ( 九 州 大 学 ) 大 竹 文 雄 ( 大 阪 大 学 ) 奥 平 寛 子 ( 岡 山 大 学 ) 水 谷 徳 子 ( 東 洋 大 学 ) 要 旨 : 個 人 の 生 産 性 に 基 づいて 報 酬 が 支 払 われる 歩 合 制 に 対 して 他 人 の 生 産 性 と 比 較 し て 報 酬

More information

Microsoft Word - 安田様本文確定

Microsoft Word - 安田様本文確定 134, 20.,. 34.,,,,.,,,.,,. I.,. 24 2011, 15.3, 8.1, 5. 1,. 135,,. Pinker 2008, 2012,., 2009,., 1992, 2003,,.,,.,,,,,.. Pinker 2008, 2012,.,..,.,,.,,,. II.,,.,,,, 136 Becker 1971 1 2., Kawaguchi 2007, Sano

More information

行動経済学 第5巻 (2012) 92-102

行動経済学 第5巻 (2012) 92-102 92 5 (2012) 92 102 * a b c d 要 旨 Web 2 1) 2) 2012 1 30 2012 6 11 キーワード: JEL Classification Numbers: H55, D89 1. はじめに 23 15,020 29 2017 16,900 1 * a e-mail: masato.shikata@gmail.com b e-mail: Komamura@econ.keio.ac.jp

More information

摂 南 経 済 研 究 第 4 巻 第 1 2 号 (2014) 1.はじめに 近 年 プロ 野 球 人 気 の 陰 りが 指 摘 されているが 現 在 でも 数 多 くの 人 が 球 場 に 足 を 運 んでい る 1 観 客 動 員 数 でみると 来 場 客 数 の 公 表 が 実 数 で 行

摂 南 経 済 研 究 第 4 巻 第 1 2 号 (2014) 1.はじめに 近 年 プロ 野 球 人 気 の 陰 りが 指 摘 されているが 現 在 でも 数 多 くの 人 が 球 場 に 足 を 運 んでい る 1 観 客 動 員 数 でみると 来 場 客 数 の 公 表 が 実 数 で 行 摂 南 経 済 研 究 第 4 巻 第 1 2 号 (2014),33-50ページ プロ 野 球 来 場 者 の 飲 食 物 購 買 行 動 に 関 する 考 察 研 究 ノート プロ 野 球 来 場 者 の 飲 食 物 購 買 行 動 に 関 する 考 察 -オリックス バファローズを 事 例 として- 持 永 政 人 西 川 浩 平 The Analysis of Buying Behavior

More information

パートタイム 労 働 者 の 厚 生 年 金 雇 用 保 険 への 未 加 入 行 動 に 関 する 考 察 安 部 由 起 子 北 海 道 大 学 大 学 院 経 済 学 研 究 科 谷 村 孝 子 北 海 道 大 学 大 学 院 経 済 学 研 究 科 博 士 課 程 要 旨 本 稿 では パー

パートタイム 労 働 者 の 厚 生 年 金 雇 用 保 険 への 未 加 入 行 動 に 関 する 考 察 安 部 由 起 子 北 海 道 大 学 大 学 院 経 済 学 研 究 科 谷 村 孝 子 北 海 道 大 学 大 学 院 経 済 学 研 究 科 博 士 課 程 要 旨 本 稿 では パー Discussion Paper, Series B, No. 2007-71 パートタイム 労 働 者 の 厚 生 年 金 雇 用 保 険 への 未 加 入 行 動 に 関 する 考 察 安 部 由 起 子 谷 村 孝 子 2007 年 12 月 北 海 道 大 学 大 学 院 経 済 学 研 究 科 060-0809 札 幌 市 北 区 北 9 条 西 7 丁 目 パートタイム 労 働 者 の

More information

表 1 本 研 究 の 問 題 意 識 1 老 後 の 無 年 金 につながりやすい 公 的 年 金 未 納 未 加 入 者 は 公 的 年 金 納 付 者 等 よりも 幸 福 度 が 低 いか? 2 老 後 の 年 金 額 が 高 い 厚 生 年 金 共 済 年 金 加 入 者 は 老 後 の 年

表 1 本 研 究 の 問 題 意 識 1 老 後 の 無 年 金 につながりやすい 公 的 年 金 未 納 未 加 入 者 は 公 的 年 金 納 付 者 等 よりも 幸 福 度 が 低 いか? 2 老 後 の 年 金 額 が 高 い 厚 生 年 金 共 済 年 金 加 入 者 は 老 後 の 年 年 金 制 度 と 幸 福 度 * 佐 々 木 一 郎 同 志 社 大 学 商 学 部 E-mail:isasaki@mail.doshisha.ac.jp 要 旨 本 研 究 の 目 的 は 年 金 制 度 が 幸 福 度 に 及 ぼす 影 響 を 分 析 することである これまで 多 くの 先 行 研 究 では 人 々の 幸 福 度 に 影 響 する 要 因 として 主 に 収 入 や 学 歴

More information

千葉大学 ゲーム論II

千葉大学 ゲーム論II 千 葉 大 学 ゲーム 論 II 第 十 一 回 上 條 良 夫 2010/1/18 1 今 日 の 内 容 今 回 と 次 回 とで 情 報 の 経 済 学 を 扱 う 情 報 の 非 対 称 性 とは モラルハザードと 逆 選 択 リスクとリスク 回 避 モラルハザードとエージェンシー 理 論 2010/1/18 2 参 考 文 献 入 門 ゲーム 理 論 と 情 報 の 経 済 学 神 部 伸

More information

いても, 一 定 の 地 域 に 長 く 住 み 続 ける 意 思 という 主 観 的 な 要 件 と 一 定 の 地 域 に 住 む という 客 観 的 な 要 件 が 必 要 で す また, 一 定 の 地 域 に 長 く 住 み 続 ける 意 思 と 言 う 主 観 的 な 要 件 を 認 定

いても, 一 定 の 地 域 に 長 く 住 み 続 ける 意 思 という 主 観 的 な 要 件 と 一 定 の 地 域 に 住 む という 客 観 的 な 要 件 が 必 要 で す また, 一 定 の 地 域 に 長 く 住 み 続 ける 意 思 と 言 う 主 観 的 な 要 件 を 認 定 国 際 税 務 研 究 会 国 際 税 務 2012 年 2 月 号 掲 載 台 湾 税 法 における 個 人 に 対 する 課 税 所 得 の 範 囲 と 納 税 方 法 ( 下 ) 税 理 士 法 人 プライスウォーターハウスクーパース パートナー 加 藤 雅 規 マネージャー 周 泰 維 堀 越 大 三 郎 3. 居 住 者 と 非 居 住 者 に 対 する 課 税 方 法 (1) 居 住 者

More information

Microsoft Word - 最終報告_ver8.docx

Microsoft Word - 最終報告_ver8.docx 福 島 第 一 原 発 事 故 を 受 けて 放 射 線 についての 教 育 現 状 とその 意 識 調 査 リスク 工 学 グループ 演 習 8 班 新 屋 樹 中 田 星 子 劉 陽 (アドバイザー 教 員 : 掛 谷 英 紀 ) 1.はじめに 11 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 により 福 島 第 一 原 発 事 故 が 発 生 し 放 射 性 物 質 が 漏 れ 出 した

More information

ビールと発泡酒の税率と経済厚生

ビールと発泡酒の税率と経済厚生 RIETI Discussion Paper Series 12-J-019 RIETI Discussion Paper Series 12-J-019 2012 年 6 月 ビールと 発 泡 酒 の 税 率 と 経 済 厚 生 * 慶 田 昌 之 ( 立 正 大 学 ) 要 旨 本 稿 では, 近 年 ビール 系 飲 料 として 販 売 されている 発 泡 酒 の 登 場 によって 発 生 している

More information

たものであり 必 ずしも 理 屈 の 面 から 定 められたものではないことから 5 年 を 超 える 見 積 可 能 期 間 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 の 計 上 金 額 と 計 上 根 拠 を 開 示 する 理 由 が 乏 し いこと 結 果 として 企 業 の 分 類 を 開 示 す

たものであり 必 ずしも 理 屈 の 面 から 定 められたものではないことから 5 年 を 超 える 見 積 可 能 期 間 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 の 計 上 金 額 と 計 上 根 拠 を 開 示 する 理 由 が 乏 し いこと 結 果 として 企 業 の 分 類 を 開 示 す 第 332 回 企 業 会 計 基 準 委 員 会 資 料 番 号 日 付 審 議 事 項 (6)-3 2016 年 3 月 23 日 プロジェクト 項 目 税 効 果 会 計 税 効 果 会 計 に 関 する 開 示 の 検 討 - 合 理 的 な 説 明 に 関 連 する 開 示 本 資 料 の 目 的 1. 本 資 料 は 税 効 果 会 計 に 係 る 開 示 に 関 する 論 点 のうち

More information

計 算 基 礎 に 重 要 な 変 動 が 生 じているかどうかの 判 定 方 法 29 未 認 識 数 理 計 算 上 の 差 異 及 び 未 認 識 過 去 勤 務 費 用 の 会 計 処 理 33 数 理 計 算 上 の 差 異 34 数 理 計 算 上 の 差 異 の 内 容 34 数 理

計 算 基 礎 に 重 要 な 変 動 が 生 じているかどうかの 判 定 方 法 29 未 認 識 数 理 計 算 上 の 差 異 及 び 未 認 識 過 去 勤 務 費 用 の 会 計 処 理 33 数 理 計 算 上 の 差 異 34 数 理 計 算 上 の 差 異 の 内 容 34 数 理 企 業 会 計 基 準 適 用 指 針 第 25 号 退 職 給 付 に 関 する 会 計 基 準 の 適 用 指 針 平 成 11 年 9 月 14 日 日 本 公 認 会 計 士 協 会 会 計 制 度 委 員 会 改 正 平 成 24 年 5 月 17 日 企 業 会 計 基 準 委 員 会 目 次 項 目 的 1 適 用 指 針 2 範 囲 2 用 語 の 定 義 3 確 定 給 付 制 度

More information

はじめに 第 1 章 第 1 節 第 2 節 特 例 措 置 と 益 税 特 例 措 置 の 縮 小 過 程 益 税 の 発 生 プロセス 第 2 章 損 税 の 発 生 プロセス 第 3 章 第 1 節 第 2 節 益 税 損 税 推 計 の 先 行 研 究 益 税 推 計 の 先 行 研 究 損

はじめに 第 1 章 第 1 節 第 2 節 特 例 措 置 と 益 税 特 例 措 置 の 縮 小 過 程 益 税 の 発 生 プロセス 第 2 章 損 税 の 発 生 プロセス 第 3 章 第 1 節 第 2 節 益 税 損 税 推 計 の 先 行 研 究 益 税 推 計 の 先 行 研 究 損 経 済 学 部 開 設 100 周 年 記 念 奨 学 金 応 募 論 文 中 小 企 業 における 現 行 消 費 税 制 度 の 実 態 立 教 大 学 経 済 学 部 経 済 学 科 4 年 橋 本 浩 平 はじめに 第 1 章 第 1 節 第 2 節 特 例 措 置 と 益 税 特 例 措 置 の 縮 小 過 程 益 税 の 発 生 プロセス 第 2 章 損 税 の 発 生 プロセス 第 3

More information

増 加 するということが 問 題 となった 最 終 的 に 負 担 増 を 緩 和 するため2 年 間 の 経 過 措 置 がとられることになったが この 問 題 は 税 と 社 会 保 険 料 との 調 整 の 問 題 を 浮 かび 上 がらせることになった このように 税 と 社 会 保 障 負

増 加 するということが 問 題 となった 最 終 的 に 負 担 増 を 緩 和 するため2 年 間 の 経 過 措 置 がとられることになったが この 問 題 は 税 と 社 会 保 険 料 との 調 整 の 問 題 を 浮 かび 上 がらせることになった このように 税 と 社 会 保 障 負 加 入 社 会 保 険 制 度 間 でみた 税 社 会 保 険 料 負 担 の 水 平 的 公 平 性 加 入 社 会 保 険 制 度 間 でみた 税 社 会 保 険 料 負 担 の 水 平 的 公 平 性 木 村 真 ( 北 海 道 大 学 公 共 政 策 大 学 院 特 任 助 教 ) 1.はじめに わが 国 では 高 齢 化 の 進 展 とともに 国 民 負 担 における 社 会 保 険 料

More information

その 他 の 計 算 基 礎 26 計 算 基 礎 に 重 要 な 変 動 が 生 じているかどうかの 判 定 方 法 29 未 認 識 数 理 計 算 上 の 差 異 及 び 未 認 識 過 去 勤 務 費 用 の 会 計 処 理 33 数 理 計 算 上 の 差 異 34 数 理 計 算 上 の

その 他 の 計 算 基 礎 26 計 算 基 礎 に 重 要 な 変 動 が 生 じているかどうかの 判 定 方 法 29 未 認 識 数 理 計 算 上 の 差 異 及 び 未 認 識 過 去 勤 務 費 用 の 会 計 処 理 33 数 理 計 算 上 の 差 異 34 数 理 計 算 上 の 企 業 会 計 基 準 適 用 指 針 第 25 号 退 職 給 付 に 関 する 会 計 基 準 の 適 用 指 針 平 成 11 年 9 月 14 日 日 本 公 認 会 計 士 協 会 会 計 制 度 委 員 会 改 正 平 成 24 年 5 月 17 日 最 終 改 正 平 成 27 年 3 月 26 日 企 業 会 計 基 準 委 員 会 目 次 項 目 的 1 適 用 指 針 2 範 囲

More information

<5461726F31312D3039944E8DE096B1825089F196DA8365834C835883672E6A>

<5461726F31312D3039944E8DE096B1825089F196DA8365834C835883672E6A> < 第 10 の 目 的 章 > 経 営 比 率 分 析 分 もに 整 析 理 本 といわれることもあり この 章 経 比 では 営 較 管 理 検 討 に することによって 役 比 立 率 つ 分 資 析 料 について を 得 経 ることを 営 企 学 分 業 習 析 の する は 状 目 態 的 企 を として 次 業 知 章 の り その 経 損 営 主 益 活 として 分 動 将 岐 来 や

More information

子育て世帯に対する手当等と扶養控除縮減の影響

子育て世帯に対する手当等と扶養控除縮減の影響 子 育 て 世 帯 に 対 する 手 当 等 と 扶 養 控 除 縮 減 の 影 響 ~ 最 近 の 制 度 改 変 に 伴 う 所 得 別 の 影 響 試 算 ~ 調 査 情 報 担 当 室 鈴 木 克 洋 1.はじめに 子 育 て 世 帯 に 対 する 支 援 ( 子 育 て 支 援 )の 充 実 が 政 策 課 題 の 一 つとなってい る この 子 育 て 支 援 は 次 代 の 社 会 を

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20926E906B8DC495DB8CAF93C189EF81698DC58F49816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20926E906B8DC495DB8CAF93C189EF81698DC58F49816A2E646F63> 特 別 会 計 の 聖 域 なき 改 革 に 向 けて 地 震 再 保 険 特 別 会 計 見 直 しの 新 たな 考 え 方 前 予 算 委 員 会 調 査 室 吉 田 博 光 1.はじめに 平 成 18 年 5 月 26 日 簡 素 で 効 率 的 な 政 府 を 実 現 するための 行 政 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 行 革 推 進 法 )が 参 議 院 本 会 議 で 可

More information

空 気 を 読 む 行 為 は 社 会 的 コストを 判 断 基 準 とした 選 択 の 結 果 で 戦 略 補 完 的 であるのに 対 し 他 の 同 調 行 為 は 社 会 的 コストが 伴 わない 状 態 での 選 択 の 結 果 であるとする ここでアッシュの 同 調 実 験 を 紹 介 し

空 気 を 読 む 行 為 は 社 会 的 コストを 判 断 基 準 とした 選 択 の 結 果 で 戦 略 補 完 的 であるのに 対 し 他 の 同 調 行 為 は 社 会 的 コストが 伴 わない 状 態 での 選 択 の 結 果 であるとする ここでアッシュの 同 調 実 験 を 紹 介 し 戦 略 的 補 完 的 行 動 と 震 災 後 の 自 粛 行 為 慶 應 義 塾 大 学 経 済 学 部 大 垣 昌 夫 研 究 会 研 究 グループ1 班 岡 寛 樹 高 橋 寛 行 高 橋 芳 明 瀧 本 理 沙 子 布 施 宏 規 * 要 旨 * 昨 年 の 東 日 本 大 震 災 直 後 自 粛 の 名 のもとに 企 業 はこぞって 営 利 目 的 の CM の 放 送 を 取 りやめ また

More information

「災害などのリスクと経済政策」勉強会 (第4回)

「災害などのリスクと経済政策」勉強会 (第4回) 図 11:< 最 適 なリスクファイナンスの 水 準 > よって 費 用 対 効 果 の 観 点 からして 費 用 の 掛 け 方 には 100%でない どこか 別 の 適 正 な 水 準 がある 例 えば 免 責 金 額 を 設 けることでコストをセーブする あるいは 全 体 に 保 険 をかけるのではなく 一 部 分 をピックアップして 保 険 をかける さらには 保 険 をかけるタ イミングを

More information

GSS1602_P024-034.indd

GSS1602_P024-034.indd 論 文 中 国 株 式 市 場 における 増 資 形 態 の 特 殊 性 同 志 社 大 学 経 済 学 研 究 科 教 授 新 関 三 希 代 同 志 社 大 学 経 済 学 研 究 科 後 期 課 程 兪 傑 1.はじめに 中 国 株 式 市 場 では 経 済 発 展 に 伴 う 資 金 需 要 の 大 幅 な 伸 びを 背 景 に 有 償 増 資 が 活 発 に 行 われている 日 本 や 米

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208B60979D82C697E78B568E4F9363985F8AAE90AC94C52E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208B60979D82C697E78B568E4F9363985F8AAE90AC94C52E646F6378> 義 理 と 礼 儀 を 重 んじる 世 界 観 が 労 働 の 選 択 に 与 える 影 響 大 垣 昌 夫 研 究 会 石 田 恵 悟 岡 崇 文 杉 本 洋 樹 槙 野 麻 由 1 1. 概 要 本 稿 の 研 究 仮 説 は 義 理 と 礼 儀 を 重 んじる 世 界 観 は 労 働 と 余 暇 の 選 択 に 関 連 しており それにより 影 響 を 受 けている というものである 世 界

More information

草 野 球 で 活 用 可 能 な 打 順 決 定 法 の 提 案 山 田 僚 介 研 究 概 要 野 球 というスポーツは 相 手 チームよりも 得 点 を 多 く 得 ることで 勝 利 になるというルール となっており この 得 点 をより 多 く 得 る 為 に 打 順 作 成 法 の 研 究

草 野 球 で 活 用 可 能 な 打 順 決 定 法 の 提 案 山 田 僚 介 研 究 概 要 野 球 というスポーツは 相 手 チームよりも 得 点 を 多 く 得 ることで 勝 利 になるというルール となっており この 得 点 をより 多 く 得 る 為 に 打 順 作 成 法 の 研 究 平 成 25 年 度 卒 業 論 文 草 野 球 で 活 用 可 能 な 打 順 作 成 法 の 提 案 文 教 大 学 情 報 学 部 経 営 情 報 学 科 B0P21056 山 田 僚 介 草 野 球 で 活 用 可 能 な 打 順 決 定 法 の 提 案 山 田 僚 介 研 究 概 要 野 球 というスポーツは 相 手 チームよりも 得 点 を 多 く 得 ることで 勝 利 になるというルール

More information

の 属 性 等 を 用 いることができるからだ (インターネットによるアンケート 調 査 の 利 点 は 同 じ 回 答 者 に 対 して 繰 り 返 し 調 査 を 行 えるところにある ) 1-2 アンケート 調 査 のデザイン 以 下 では 平 成 21 年 度 地 震 保 険 消 費 者 ア

の 属 性 等 を 用 いることができるからだ (インターネットによるアンケート 調 査 の 利 点 は 同 じ 回 答 者 に 対 して 繰 り 返 し 調 査 を 行 えるところにある ) 1-2 アンケート 調 査 のデザイン 以 下 では 平 成 21 年 度 地 震 保 険 消 費 者 ア 1. 平 成 21 年 度 地 震 保 険 消 費 者 アンケート 調 査 に 基 づいた 研 究 1-1 調 査 の 実 施 概 要 について 近 未 来 課 題 解 決 事 業 では 平 成 20 年 度 に 地 震 保 険 に 関 する 消 費 者 意 識 調 査 を 実 施 した その 手 法 としては NRI のインターネットリサーチサービスを 利 用 日 本 全 国 に 在 住 する 一

More information

ABSTRACT The Social Function of Boys' Secondary Schools in Modern Japan: From the Perspectives of Repeating and Withdrawal TERASAKI, Satomi (Graduate School, Ochanomizu University) 1-4-29-13-212, Miyamaedaira,

More information

Microsoft Word - 平27答申.doc

Microsoft Word - 平27答申.doc 平 成 28 年 3 月 17 日 中 小 法 人 の 範 囲 と 税 制 のあり 方 について - 平 成 27 年 度 諮 問 に 対 する 答 申 - 日 本 税 理 士 会 連 合 会 税 制 審 議 会 税 制 審 議 会 委 員 名 簿 本 答 申 の 審 議 に 参 加 した 特 別 委 員 及 び 専 門 委 員 は 次 のとおりである 特 別 委 員 ( 会 長 ) 金 子 宏

More information

目 次 ページ Ⅰ. はじめに 1. 本 開 示 例 利 用 にあたっての 留 意 事 項 1 2. 本 開 示 例 について 2 3. IFRS の 開 示 規 定 を 適 用 する 際 の 留 意 事 項 (IAS 第 1 号 の 改 訂 概 要 ) 4 4. 本 開 示 例 で 取 り 扱 っ

目 次 ページ Ⅰ. はじめに 1. 本 開 示 例 利 用 にあたっての 留 意 事 項 1 2. 本 開 示 例 について 2 3. IFRS の 開 示 規 定 を 適 用 する 際 の 留 意 事 項 (IAS 第 1 号 の 改 訂 概 要 ) 4 4. 本 開 示 例 で 取 り 扱 っ IFRSに 基 づく 連 結 財 務 諸 表 の 開 示 例 2016 年 3 月 31 日 金 融 庁 目 次 ページ Ⅰ. はじめに 1. 本 開 示 例 利 用 にあたっての 留 意 事 項 1 2. 本 開 示 例 について 2 3. IFRS の 開 示 規 定 を 適 用 する 際 の 留 意 事 項 (IAS 第 1 号 の 改 訂 概 要 ) 4 4. 本 開 示 例 で 取 り 扱

More information

(Microsoft Word - \212\256\220\254\224\305)

(Microsoft Word - \212\256\220\254\224\305) 演 習 Ⅰ 安 立 先 生 母 子 関 係 が 女 子 大 生 の 友 人 関 係 に 及 ぼす 影 響 C 班 問 題 私 たちには 生 まれた 瞬 間 から 母 親 の 存 在 がある 母 親 は 遺 伝 的 発 達 的 に 最 も 近 く 互 いに 依 存 し 合 う 関 係 であり 共 生 関 係 が 続 きやすい 乳 児 は 生 後 まもなく 第 一 次 養 育 者 に 対 し 特 別 な

More information

1 動 画 評 価 情 報 動 画 情 報 は 前 述 の 採 用 選 考 プロセスにおいて 学 生 から 提 出 されたものを 用 いる テーマは これま での 人 生 の 中 で 一 番 力 を 入 れて 取 り 組 んだことについて 1 分 以 内 でアピールしてください とい うものである

1 動 画 評 価 情 報 動 画 情 報 は 前 述 の 採 用 選 考 プロセスにおいて 学 生 から 提 出 されたものを 用 いる テーマは これま での 人 生 の 中 で 一 番 力 を 入 れて 取 り 組 んだことについて 1 分 以 内 でアピールしてください とい うものである 動 画 情 報 を 採 用 選 考 で 用 いることの 有 効 性 に 関 する 研 究 1 2 朝 井 祐 貴 内 藤 淳 ( 株 式 会 社 リクルートキャリア 測 定 技 術 研 究 所 ) < 概 要 > 本 研 究 では 米 国 等 で 積 極 的 に 活 用 され 日 本 においても 普 及 しつつある 動 画 情 報 を 用 いた 採 用 選 考 の 有 効 性 についてサービス 業

More information

132 Camerer (2003) Chen, Lakshminarayanan and Santos (2006) fmri ventral stiatum Fliessbach K., Weber B., Trautner P., Dohmen T., Sunde U., Elger C. E

132 Camerer (2003) Chen, Lakshminarayanan and Santos (2006) fmri ventral stiatum Fliessbach K., Weber B., Trautner P., Dohmen T., Sunde U., Elger C. E 131 604 * 19653026 Ferrer-i-Carbonell (2005) Luttmer (2005) McBride (2001) Stutzer (2005) Clark and Oswald (1996) Ultimum Game 132 Camerer (2003) Chen, Lakshminarayanan and Santos (2006) fmri ventral stiatum

More information

目 次 1 事 案 の 概 要 238 ⑴ 争 点 239 ⑵ 当 事 者 の 主 張 239 イ 請 求 人 の 主 張 239 ロ 原 処 分 庁 の 主 張 240 2 裁 決 の 要 旨 240 3 評 釈 240 ⑴ 源 泉 徴 収 の 法 律 関 係 と 税 法 上 の 規 定 の 概

目 次 1 事 案 の 概 要 238 ⑴ 争 点 239 ⑵ 当 事 者 の 主 張 239 イ 請 求 人 の 主 張 239 ロ 原 処 分 庁 の 主 張 240 2 裁 決 の 要 旨 240 3 評 釈 240 ⑴ 源 泉 徴 収 の 法 律 関 係 と 税 法 上 の 規 定 の 概 裁 決 評 釈 源 泉 徴 収 制 度 と 確 定 申 告 制 度 - 取 り 消 された 配 当 に 係 る 所 得 税 の 源 泉 徴 収 と 申 告 等 の 手 続 との 関 係 裁 判 上 の 和 解 により 取 り 消 された 配 当 に 係 る 源 泉 所 得 税 について 申 告 等 の 手 続 により 還 付 を 求 めることはできないとした 事 例 ( 平 成 18 年 分 の 所

More information

長時間労働の経済分析

長時間労働の経済分析 RIETI Discussion Paper Series 08-J-019 RIETI Discussion Paper Series 08-J-019 長 時 間 労 働 の 経 済 分 析 * 大 阪 大 学 社 会 経 済 研 究 所 大 竹 文 雄 大 阪 大 学 大 学 院 / 日 本 学 術 振 興 会 奥 平 寛 子 要 約 本 稿 では 長 時 間 労 働 を 規 制 することの

More information

シリーズ 日 本 経 考 える 夫 婦 世 帯 の 貯 蓄 額 は 単 身 男 性 と 単 身 女 性 の 中 間 に 位 置 すること である 本 稿 の 構 成 は 以 下 の 通 りとなる 第 2 節 では 高 齢 者 の 貯 蓄 に 関 する 先 行 研 究 紹 介 する 第 3 節 では

シリーズ 日 本 経 考 える 夫 婦 世 帯 の 貯 蓄 額 は 単 身 男 性 と 単 身 女 性 の 中 間 に 位 置 すること である 本 稿 の 構 成 は 以 下 の 通 りとなる 第 2 節 では 高 齢 者 の 貯 蓄 に 関 する 先 行 研 究 紹 介 する 第 3 節 では 過 去 の シリーズ シリーズ 日 本 経 日 考 本 える については 経 考 える 財 務 総 合 政 策 研 究 所 ホームページに 掲 しています http://www.mof.go.jp/pri/research/special_report/index.html 日 シ 本 リ 経 ー ズ 考 え る 44 高 齢 者 の 貯 蓄 の 実 態 全 国 消 費 実 態 調 査 の 個 票

More information

資産等を勘案した補足給付の仕組みのあり方に関する調査研究報告書

資産等を勘案した補足給付の仕組みのあり方に関する調査研究報告書 平 成 25 年 度 老 人 保 健 事 業 推 進 費 等 補 助 金 ( 老 人 保 健 健 康 増 進 等 事 業 分 ) 資 産 等 を 勘 案 した 補 足 給 付 の 仕 組 みのあり 方 に 関 する 調 査 研 究 報 告 書 平 成 26 年 3 月 - 目 次 - Ⅰ. 調 査 研 究 の 概 要 1 1. 調 査 研 究 の 背 景 と 目 的 1 2. 調 査 研 究 の

More information

ando20160201

ando20160201 平 成 27 年 度 研 究 所 奨 学 論 文 応 募 研 究 所 政 治 経 済 研 究 所 Facebook と 投 票 論 文 作 品 テーマ 都 会 と 田 舎 における 影 響 の 差 フリガナ アンドウ ユウスケ 氏 名 安 藤 雄 祐 ( 代 表 者 ) ( 共 同 執 筆 の 場 合 は 上 記 者 が 代 表 者 となる 代 表 者 他 名 ) 所 属 研 究 科 専 攻 または

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20837D839383568387839395578F808AC7979D88CF91F58C5F96F18F9182CC89FC90B382CC837C8343839383672E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20837D839383568387839395578F808AC7979D88CF91F58C5F96F18F9182CC89FC90B382CC837C8343839383672E646F63> マンション 標 準 管 理 委 託 契 約 書 の 改 正 ポイント 平 成 22 年 7 月 1 マンションの 管 理 業 務 の 委 託 マンションの 管 理 組 合 の 管 理 業 務 には 管 理 費 等 の 収 支 の 調 定 出 納 建 物 設 備 の 維 持 又 は 修 繕 に 関 する 企 画 又 は 実 施 等 標 準 的 にはマンション 標 準 管 理 規 約 ( 単 棟 型 )(

More information

米証券取引委員会(SEC)による市中協議文書「誤って支給された報酬の返還に係る上場規則」に対するコメント

米証券取引委員会(SEC)による市中協議文書「誤って支給された報酬の返還に係る上場規則」に対するコメント 2015 年 9 月 14 日 米 証 券 取 引 委 員 会 (SEC)による 市 中 協 議 文 書 誤 って 支 給 された 報 酬 の 返 還 に 係 る 上 場 規 則 に 対 するコメント 一 般 社 団 法 人 全 国 銀 行 協 会 全 国 銀 行 協 会 として 米 証 券 取 引 委 員 会 (SEC)から7 月 1 日 に 公 表 された 誤 って 支 給 された 報 酬 の

More information

Microsoft Word - 8-2疑義照会回答(厚生年金保険 適用)決裁・更新用  修正板

Microsoft Word - 8-2疑義照会回答(厚生年金保険 適用)決裁・更新用  修正板 疑 義 照 会 ( ) その 他 3 保 険 任 意 単 独 被 保 険 者 資 格 取 得 日 に 保 険 任 意 単 独 被 保 険 者 の 資 格 取 得 日 に 申 請 日 の 受 理 日 より 以 前 の 日 に 遡 及 することの 可 否 をご 教 示 願 います 保 険 任 意 単 独 被 保 険 者 の 資 格 取 得 日 には 厚 生 年 金 保 険 法 第 10 条 第 1 項

More information

1. イントロダクション 社 会 的 地 位 と 寿 命 や 健 康 の 間 に 正 の 相 関 があることが 多 くの 研 究 で 明 らかにされてきた. その 背 景 には, 主 に 2 種 類 の 経 路 があるとされる. 一 つは, 地 位 の 低 い 人 は 就 業 状 態 が 不 安 定

1. イントロダクション 社 会 的 地 位 と 寿 命 や 健 康 の 間 に 正 の 相 関 があることが 多 くの 研 究 で 明 らかにされてきた. その 背 景 には, 主 に 2 種 類 の 経 路 があるとされる. 一 つは, 地 位 の 低 い 人 は 就 業 状 態 が 不 安 定 芥 川 賞 直 木 賞 受 賞 が 余 命 に 与 える 影 響 : 社 会 的 地 位 の 余 命 効 果 に 関 する 自 然 実 験 佐 々 木 周 作 a 明 坂 弥 香 b 黒 川 博 文 c 大 竹 文 雄 d 要 約 社 会 的 地 位 の 上 昇 は, 健 康 や 長 寿 を 促 進 するだろうか. 両 者 の 相 関 関 係 はよく 知 られてい るが, 前 者 から 後 者 への

More information

買ってはいけない!? 外国人が大量に買った株

買ってはいけない!? 外国人が大量に買った株 Report Ⅰ 買 ってはいけない!? 外 国 人 が 大 量 に 買 った 株 金 融 研 究 部 主 任 研 究 員 井 出 真 吾 side@nli-research.co.jp 1 はじめに 日 本 の 株 式 市 場 で 外 国 人 の 存 在 感 が 増 している そのせいもあるのか 2013 年 3 月 期 の 決 算 発 表 が 本 格 化 した 頃 から 外 国 人 が 大 量

More information

Perspective-Taking Perspective-Taking.... Vol. No.

Perspective-Taking Perspective-Taking.... Vol. No. Nurses Thinking Process in Understanding Patients Unconscious Denial Tomoko Hayashi Key Words putting oneself in the patient s place, perspective-taking, misunderstand patient s perspective, modifying

More information

02amano.indd

02amano.indd 19 Portmanteau 検 定 の 解 析 Analysis of Portmanteau Tests 天 野 友 之 Amano, Tomoyuki ABSTRACT Box and Pierce (1970)proposed the test statistic TBP, now known as the classic portmanteau test. Under the null hypothesis

More information

高齢者等の居室内での死亡事故等に対する賃貸人の不安解消に関する調査<概要版>

高齢者等の居室内での死亡事故等に対する賃貸人の不安解消に関する調査<概要版> 高 齢 者 等 の 居 室 内 での 死 亡 事 故 等 に 対 する 賃 貸 人 の 不 安 解 消 に 関 する 調 査 < 概 要 版 > 1. 調 査 目 的 民 間 賃 貸 住 宅 において 賃 貸 人 が 高 齢 者 等 の 入 居 を 制 限 する 実 態 が 見 られ その 理 由 として 家 賃 の 支 払 い 居 室 内 での 死 亡 事 故 等 等 への 賃 貸 人 の 不 安

More information

外 国 人 株 主 の 増 大 が 雇 用 と 配 当 に 及 ぼす 影 響 壷 内 慎 二 金 沢 星 稜 大 学 1.はじめに 日 本 の 株 式 市 場 では 1990 年 代 2000 年 代 を 通 じて 外 国 人 株 主 の 株 式 保 有 が 増 加 している 図 1 投 資 部 門

外 国 人 株 主 の 増 大 が 雇 用 と 配 当 に 及 ぼす 影 響 壷 内 慎 二 金 沢 星 稜 大 学 1.はじめに 日 本 の 株 式 市 場 では 1990 年 代 2000 年 代 を 通 じて 外 国 人 株 主 の 株 式 保 有 が 増 加 している 図 1 投 資 部 門 第 83 回 春 季 全 国 大 会 学 会 報 告 論 文 外 国 人 株 主 の 増 大 が 雇 用 と 配 当 に 及 ぼす 影 響 外 国 人 株 主 の 増 大 が 雇 用 と 配 当 に 及 ぼす 影 響 壷 内 慎 二 金 沢 星 稜 大 学 1.はじめに 日 本 の 株 式 市 場 では 1990 年 代 2000 年 代 を 通 じて 外 国 人 株 主 の 株 式 保 有 が 増

More information

目 次 Ⅰ 研 究 テ ー マ 設 定 理 由 85 Ⅱ 研 究 目 標 85 Ⅲ 研 究 仮 説 86 1 基 本 仮 説 2 作 業 仮 説 Ⅳ 研 究 構 想 図 86 Ⅴ 研 究 内 容 86 1 数 学 的 な 見 方 考 え 方 に つ い て (1) 数 学 的 な 見 方 や 考 え

目 次 Ⅰ 研 究 テ ー マ 設 定 理 由 85 Ⅱ 研 究 目 標 85 Ⅲ 研 究 仮 説 86 1 基 本 仮 説 2 作 業 仮 説 Ⅳ 研 究 構 想 図 86 Ⅴ 研 究 内 容 86 1 数 学 的 な 見 方 考 え 方 に つ い て (1) 数 学 的 な 見 方 や 考 え 数 学 的 な 見 方 や 考 え 方 を 育 む 数 学 的 活 動 の 工 夫 ~ 資 料 の 活 用 領 域 におけるICT 活 用 を 通 して~ 研 究 のキーワード 統 計 的 な 見 方 や 考 え 方 統 計 ソフト stathist 表 計 算 ソ フト Excel 学 び 合 い 那 覇 市 立 首 里 中 学 校 教 諭 山 里 毅 目 次 Ⅰ 研 究 テ ー マ 設 定 理

More information

経 済 調 査 部 エコノミスト 齋 藤 周 3-3591-1283 当 レポートは 情 報 提 供 のみを 目 的 として 作 成 されたものであり 商 品 の 勧 誘 を 目 的 としたものではあり ません 本 資 料 は 当 社 が 信

経 済 調 査 部 エコノミスト 齋 藤 周 3-3591-1283 当 レポートは 情 報 提 供 のみを 目 的 として 作 成 されたものであり 商 品 の 勧 誘 を 目 的 としたものではあり ません 本 資 料 は 当 社 が 信 みずほリポート 214 年 6 月 9 日 相 続 税 法 改 正 と 貸 家 着 工 税 制 改 正 が 貸 家 着 工 に 与 える 影 響 試 算 213 年 の 貸 家 着 工 は 前 年 比 +11.8%と 大 幅 に 増 加 低 金 利 や 住 宅 価 格 の 先 高 観 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 駆 け 込 みに 加 えて 213 年 度 税 制 改 正 で 決 定 した

More information

⑫企業会計基準適用指針第6号

⑫企業会計基準適用指針第6号 企 業 会 計 基 準 適 用 指 針 第 6 号 固 定 資 産 の 減 損 に 係 る 会 計 基 準 の 適 用 指 針 平 成 15 年 10 月 31 日 改 正 平 成 20 年 1 月 24 日 最 終 改 正 平 成 21 年 3 月 27 日 企 業 会 計 基 準 委 員 会 目 次 項 目 的 1 適 用 指 針 3 範 囲 3 用 語 の 定 義 4 対 象 資 産 5 資

More information

序 国 際 育 成 会 連 盟 のグローバル キャンペーン 意 思 決 定 の 権 利 は 個 人 家 族 そ して 地 域 が 意 思 決 定 と 支 援 付 き 意 思 決 定 について 話 し 合 うことを 目 的 としています この 話 し 合 いの 中 身 は 大 小 の 日 常 的 なこ

序 国 際 育 成 会 連 盟 のグローバル キャンペーン 意 思 決 定 の 権 利 は 個 人 家 族 そ して 地 域 が 意 思 決 定 と 支 援 付 き 意 思 決 定 について 話 し 合 うことを 目 的 としています この 話 し 合 いの 中 身 は 大 小 の 日 常 的 なこ 全 日 本 手 をつなぐ 育 成 会 国 際 育 成 会 連 盟 意 思 決 定 の 権 利 国 際 育 成 会 連 盟 グローバル キャンペーン ディスカッション グループ ファシリテーター ガイド 国 際 育 成 会 連 盟 2013 年 4 月 序 国 際 育 成 会 連 盟 のグローバル キャンペーン 意 思 決 定 の 権 利 は 個 人 家 族 そ して 地 域 が 意 思 決 定 と

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2094F190B38B4B8F418BC6914991F082CC94778C6930393234>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2094F190B38B4B8F418BC6914991F082CC94778C6930393234> 非 正 規 就 業 選 択 の 背 景 : 婚 姻 履 歴 と 就 業 意 識 * 兵 庫 県 立 大 学 横 山 由 紀 子 1.はじめに 2008 年 世 界 同 時 不 況 の 影 響 で 日 本 経 済 は 大 きな 打 撃 を 受 け その 影 響 は 雇 用 環 境 にも 大 きく 波 及 した その 結 果 近 年 増 加 し 続 けていた 非 正 規 従 業 員 はこれまでになく 厳

More information

平 成 24 年 度 損 保 1 2 (5) 平 成 10 年 6 月 8 日 大 蔵 省 告 示 第 232 号 においては 大 規 模 自 然 災 害 ファンドの 計 算 に 用 いる 工 学 的 事 故 発 生 モデルの 要 件 として 次 のように 記 載 されている 当 該 要 件 を 地

平 成 24 年 度 損 保 1 2 (5) 平 成 10 年 6 月 8 日 大 蔵 省 告 示 第 232 号 においては 大 規 模 自 然 災 害 ファンドの 計 算 に 用 いる 工 学 的 事 故 発 生 モデルの 要 件 として 次 のように 記 載 されている 当 該 要 件 を 地 平 成 24 年 度 損 保 1 1 損 保 1( 問 題 ) 第 Ⅰ 部 問 題 1. 次 の(1)~(5)の 各 問 に 解 答 しなさい 解 答 は 解 答 用 紙 の 所 定 の 欄 に 記 入 すること 各 5 点 (1) 傷 害 保 険 において 1 被 保 険 者 の 職 業 職 種 2 被 保 険 者 の 年 齢 および3 担 保 危 険 の 時 間 的 制 限 の 各 要 素 が

More information

保 険 募 集 人 資 格 が 必 要 となる 行 為 ア. 保 険 契 約 の 締 結 の 勧 誘 イ. 保 険 契 約 の 締 結 の 勧 誘 を 目 的 とした 保 険 商 品 の 内 容 説 明 ウ. 保 険 契 約 の 申 込 の 受 領 エ. その 他 の 保 険 契 約 の 締 結 の

保 険 募 集 人 資 格 が 必 要 となる 行 為 ア. 保 険 契 約 の 締 結 の 勧 誘 イ. 保 険 契 約 の 締 結 の 勧 誘 を 目 的 とした 保 険 商 品 の 内 容 説 明 ウ. 保 険 契 約 の 申 込 の 受 領 エ. その 他 の 保 険 契 約 の 締 結 の 金 融 ニューズレター 2009 年 11 月 保 険 募 集 人 資 格 が 必 要 となる 行 為 はどのような 行 為 か( 保 険 募 集 の 定 義 ) 録 又 は 届 出 ( 以 下 これらの 資 格 を 総 称 して 保 険 募 集 人 資 格 といいます )が 必 要 ということになります 平 成 21 年 6 月 金 融 審 議 会 金 融 分 科 会 第 二 部 会 保 険 の

More information

Journal of Economic Behavior & Organization Quarterly Journal of Economics Review of Economics and Statistics Internal Labor Markets and Manpower Analysis Economics of Education Review Journal of Political

More information

<817590D482BF82E182F1837C83588367817682C6817593BD96BC8F6F8E59817682C982C282A282C482CC964093498C9F93A2>

<817590D482BF82E182F1837C83588367817682C6817593BD96BC8F6F8E59817682C982C282A282C482CC964093498C9F93A2> 赤 ちゃんポスト と 匿 名 出 産 についての 法 的 検 討 平 成 18 年 12 月 弁 護 士 由 井 照 二 熊 本 市 の 病 院 で 提 案 された 赤 ちゃんポスト 設 置 問 題 と これに 関 連 する 匿 名 出 産 についての 法 律 問 題 の 検 討 内 容 を 以 下 のとおり 検 討 いたします 1はじめに 1この 検 討 書 は いわゆる 赤 ちゃんポスト との

More information

< F2D8CA48B8694AD955C89EF8CB48D658DC58F4994C5328C8E3231>

< F2D8CA48B8694AD955C89EF8CB48D658DC58F4994C5328C8E3231> 教 科 指 導 等 を 通 じたPISA 型 読 解 力 の 育 成 に 関 する 研 究 - 読 解 力 グループ 研 究 の 概 要 - 研 究 の 概 要 本 研 究 は,これからの 国 際 社 会 を 生 きる 日 本 人 にとって 必 要 とされる 力 である PISA 型 読 解 力 を, 教 科 領 域 の 指 導 を 通 して 育 成 することを 目 指 すものである PISA 型

More information

雇用不安時代における女性の高学歴化と結婚タイミング-JGSSデータによる検証-

雇用不安時代における女性の高学歴化と結婚タイミング-JGSSデータによる検証- 日 本 版 General Social Surveys 研 究 論 文 集 [6] JGSS で 見 た 日 本 人 の 意 識 と 行 動 JGSS Research Series No.3 JGSS Women s Higher Education and Marriage Timing in an era of employment uncertainty Yuko NOZAKI Graduate

More information

労働契約法改正に対する労働者の評価・反応―「多様化する正規・非正規労働者の就業行動と意識に関する調査」の調査結果より

労働契約法改正に対する労働者の評価・反応―「多様化する正規・非正規労働者の就業行動と意識に関する調査」の調査結果より RIETI Policy Discussion Paper Series 14-P-004 RIETI Policy Discussion Paper Series 14-P-004 2014 年 3 月 労 働 契 約 法 改 正 に 対 する 労 働 者 の 評 価 反 応 多 様 化 する 正 規 非 正 規 労 働 者 の 就 業 行 動 と 意 識 に 関 する 調 査 の 調 査 結 果

More information

経産省の総会運営ガイドライン

経産省の総会運営ガイドライン Legal and Tax Report 経 産 省 の 総 会 運 営 ガイドライン 震 災 対 応 も 含 めて 2011 年 5 月 31 日 全 13 頁 資 本 市 場 調 査 部 制 度 調 査 課 横 山 淳 [ 要 約 ] 2011 年 4 月 28 日 経 産 省 は 当 面 の 株 主 総 会 の 運 営 について を 公 表 した これは 有 識 者 や 実 務 担 当 者 によるタスクフォースでの

More information

1. 相 続 税 贈 与 税 コメント/ 重 要 度 (3 段 階 ) (1) 相 続 税 基 礎 控 除 の 引 下 げ 相 続 税 の 基 礎 控 除 が 以 下 のように 引 き 下 げられる 増 税 平 成 23 年 度 税 制 改 正 で 予 定 されてい た 項 目 ですが 先 送 りと

1. 相 続 税 贈 与 税 コメント/ 重 要 度 (3 段 階 ) (1) 相 続 税 基 礎 控 除 の 引 下 げ 相 続 税 の 基 礎 控 除 が 以 下 のように 引 き 下 げられる 増 税 平 成 23 年 度 税 制 改 正 で 予 定 されてい た 項 目 ですが 先 送 りと Tax news letter www.kotaka-tax.com tax.com 平 成 25 年 度 税 制 改 正 大 綱 の 主 な 改 正 点 に 平 成 25 年 度 税 制 改 正 大 綱 が 閣 議 決 定 されました 本 ニュースレターでは 特 に 個 人 富 裕 層 中 小 企 業 オーナー 並 びに 中 小 企 業 に 関 する 主 な 改 正 点 についてご 紹 介 いたします

More information

J53-01

J53-01 53 Bulletin of Hiroshima Jogakuin University : 126Dec. 2003 1 TAT 200310 Object relations in TAT analysis Kyoko YAMASHITA Abstract I carried out TAT with 54 female university students as subjects, and

More information

untitled

untitled 生 命 保 険 論 集 第 160 号 機 関 投 資 家 としての 生 命 保 険 会 社 と コーポレートガバナンス 小 林 毅 ( 中 京 大 学 経 済 学 部 准 教 授 ) 1.はじめに 近 年 コーポレートガバナンスにおける 機 関 投 資 家 の 役 割 が 注 目 さ れている 従 来 日 本 企 業 のコーポレートガバナンスにおいては 主 に 内 部 昇 進 により 地 位 を

More information

(1) 基 本 情 報 の 整 理 結 果 表 1-1 テキスト 全 体 の 基 本 統 計 量 表 1 より,コメント 全 体 の 総 行 数,つまりコメント 数 は, 全 監 督 を 合 計 すると 5456 コ メントであった 単 語 数 は 47355 である また, 勝 ち 試 合 のコメ

(1) 基 本 情 報 の 整 理 結 果 表 1-1 テキスト 全 体 の 基 本 統 計 量 表 1 より,コメント 全 体 の 総 行 数,つまりコメント 数 は, 全 監 督 を 合 計 すると 5456 コ メントであった 単 語 数 は 47355 である また, 勝 ち 試 合 のコメ プロ 野 球 監 督 の 試 合 後 コメント 内 容 と 楽 観 主 義 二 川 優 太 ( 和 光 大 学 ) Yuta FUTAGAWA (Wako University) キーワード:ポジティブ 心 理 学, 楽 観 主 義, 野 球 監 督 問 題 論 者 は,2011 年 度 の 和 光 大 学 卒 業 論 文 において, 日 本 のプロ 野 球 12 球 団 の 各 監 督 が 試 合

More information

直 前 期 の 国 税 の 確 定 年 税 額 (A) 中 間 申 告 回 数 4,800 万 円 <(A) 11 回 ( 一 月 中 間 申 告 ) 400 万 円 <(A) 4,800 万 円 3 回 ( 三 月 中 間 申 告 ) 48 万 円 <(A) 400 万 円 1 回 ( 六 月 中

直 前 期 の 国 税 の 確 定 年 税 額 (A) 中 間 申 告 回 数 4,800 万 円 <(A) 11 回 ( 一 月 中 間 申 告 ) 400 万 円 <(A) 4,800 万 円 3 回 ( 三 月 中 間 申 告 ) 48 万 円 <(A) 400 万 円 1 回 ( 六 月 中 消 費 税 の 任 意 の 中 間 申 告 制 度 に 関 する 一 考 察 A Study on A System of Optional Intermediate Report concerning Consumption Tax 熊 王 征 秀 Ⅰ はじめに 中 小 零 細 企 業 にとって 源 泉 所 得 税 や 消 費 税 の 納 税 資 金 の 確 保 は 深 刻 な 問 題 である これらの

More information

Economic Indicators   定例経済指標レポート

Economic Indicators	  定例経済指標レポート Economic Trends 経 済 関 連 レポート 孫 への 贈 与 非 課 税 の 潜 在 効 果 と 課 題 発 表 日 :2013 年 2 月 13 日 ( 水 ) ~ 利 用 されるために 必 要 な 制 度 見 直 し~ 第 一 生 命 経 済 研 究 所 経 済 調 査 部 担 当 熊 野 英 生 ( :03-5221-5223) 今 回 の 緊 急 経 済 対 策 では 祖 父

More information

日本の資金循環と改正PFI法

日本の資金循環と改正PFI法 日 本 の 資 金 循 環 と 改 正 PFI 法 - 資 金 循 環 の 観 点 からみた 改 正 PFI 法 の 意 義 - 株 式 会 社 野 村 総 合 研 究 所 公 共 経 営 戦 略 コンサルティング 部 副 主 任 コンサルタント 竹 端 克 利 1.はじめに 2. 日 本 の 資 金 循 環 構 造 の 変 遷 2011 年 5 月 24 日 に 民 間 資 金 等 の 活 用 に

More information

税務調査      業種別・狙われるポイント

税務調査      業種別・狙われるポイント 経 営 者 が 最 低 限 知 っておきたい! 役 員 給 与 の 税 務 Ⅲ はじめに 今 回 は 役 員 給 与 のうち 臨 時 的 で 巨 額 な 支 出 がなされる 役 員 退 職 給 与 を 主 に 取 り 上 げてい ます 役 員 退 職 給 与 は 大 きなお 金 を 会 社 からもらえる というメリットだけでなく 中 小 企 業 の 節 税 の 王 道 と 言 われるもので 会 社

More information

5 5 5 Barnes et al

5 5 5 Barnes et al 11 2014 1 59 72 Ryuichi NAKAMOTO Abstract This paper introduces the method of active learning using case methods. We explain how to apply the method to a lecture in social sciences a field in which application

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2090F68DDD8BA3918897CD323030375F977696F194C52E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2090F68DDD8BA3918897CD323030375F977696F194C52E646F63> 世 界 50カ 国 潜 在 力 調 査 2007 年 ( 要 約 ) 社 団 法 人 日 本 経 済 研 究 センター Japan Center for Economic Research 2008 年 1 月 50 カ 国 の 潜 在 競 争 力 ランキング 日 本 は 13 位 にやや 後 退 50 カ 国 を 対 象 に 潜 在 競 争 力 ランキングを 作 成 した 潜 在 競 争 力 とは

More information

地震防災対策の現状と課題~住宅の耐震化と地震保険~

地震防災対策の現状と課題~住宅の耐震化と地震保険~ 第 119 回 NRIメディアフォーラム 地 震 防 災 対 策 の 現 状 と 課 題 ~ 住 宅 の 耐 震 化 と 地 震 保 険 ~ 2009 年 11 月 13 日 株 式 会 社 野 村 総 合 研 究 所 社 会 システムコンサルティング 部 上 級 コンサルタント 主 任 コンサルタント 浅 野 憲 周 野 崎 洋 之 100-0005 東 京 都 千 代 田 区 丸 の 内 1-6-5

More information

縺サ繧

縺サ繧 March 2013 2 2 1 10 9 10 1 1989 1981 1988 2005 1990 200 20 20 20 20 2011 80 195 2010 1955 1971 10 SFX 2011 1 1946 2010 116 2011 1 1946 1950 20 1951 1968 3 3 1969 2010 60 70 1960 1958 1 1955 1971 10 2 1971

More information

(Microsoft Word - \216s\217\352\222\262\215\270\225\361\215\220\217\2211026.doc)

(Microsoft Word - \216s\217\352\222\262\215\270\225\361\215\220\217\2211026.doc) Campus Store Tamagawa freecious CampuSweat 商 品 開 発 に 関 する 市 場 調 査 報 告 書 2010 2010 年 10 月 25 日 freecious ( 自 由 研 究 企 業 研 究 から 誕 生 した 生 徒 による 企 業 です) freecious@tamagawa.ed.jp 1 freecious freeciousについて 企

More information

配偶者控除見直しについて~家計の可処分所得への影響~

配偶者控除見直しについて~家計の可処分所得への影響~ ニッセイ 基 礎 研 究 所 基 礎 研 レポート 2016-02-05 配 偶 者 控 除 見 直 しについて ~ 家 計 の 可 処 分 所 得 への 影 響 ~ 経 済 研 究 部 研 究 員 薮 内 哲 (03)3512-1839 yabuuchi@nli-research.co.jp はじめに 現 在 政 府 は 所 得 税 改 革 に 向 けた 総 点 検 に 着 手 しており とりわけ

More information

Microsoft Word - KazuoNishimura.doc

Microsoft Word - KazuoNishimura.doc Journal of Quality Education Vol. 3 巻 頭 論 文 数 学 教 育 と 人 的 資 本 蓄 積 日 本 における 実 証 分 析 浦 坂 純 子 *, 西 村 和 雄 **, 平 田 純 一 ***, 八 木 匡 **** * 同 志 社 大 学 社 会 学 部, ** 京 都 大 学 経 済 研 究 所, *** 立 命 館 大 学 経 済 学 部, ****

More information

よる ( 補 足 説 明 ) 1 甲 案 について (1) 部 会 資 料 4からの 変 更 点 甲 案 は, 遺 留 分 減 殺 請 求 権 の 効 果 について, 遺 留 分 権 利 者 の 意 思 表 示 によ って 当 然 に 物 権 的 な 効 力 が 生 ずるとされている 点 を 改 め

よる ( 補 足 説 明 ) 1 甲 案 について (1) 部 会 資 料 4からの 変 更 点 甲 案 は, 遺 留 分 減 殺 請 求 権 の 効 果 について, 遺 留 分 権 利 者 の 意 思 表 示 によ って 当 然 に 物 権 的 な 効 力 が 生 ずるとされている 点 を 改 め 民 法 ( 相 続 関 係 ) 部 会 資 料 8 遺 留 分 制 度 の 見 直 し 第 1 遺 留 分 減 殺 請 求 権 の 法 的 性 質 についての 見 直 し 甲 案 1 遺 留 分 を 侵 害 された 者 は, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 し, 相 当 の 期 間 を 定 めて, 遺 留 分 侵 害 額 に 相 当 する 金 銭 の 支 払 を 求 めることができる( 注

More information

目 次 1. 本 調 査 の 背 景 と 目 的 1 2. 分 析 方 法 2 3. 結 果 と 考 察 3 4. 結 語 12

目 次 1. 本 調 査 の 背 景 と 目 的 1 2. 分 析 方 法 2 3. 結 果 と 考 察 3 4. 結 語 12 中 越 地 震 の 被 災 地 における 女 性 の 自 殺 死 亡 率 の 経 年 変 化 に 関 する 調 査 報 告 書 平 成 27 年 1 月 新 潟 県 精 神 保 健 福 祉 協 会 こころのケアセンター 目 次 1. 本 調 査 の 背 景 と 目 的 1 2. 分 析 方 法 2 3. 結 果 と 考 察 3 4. 結 語 12 1. 本 調 査 の 背 景 と 目 的 2004

More information

1 社 会 保 障 財 政 の 現 状 ⑴ 社 会 保 障 の 定 義 と 給 付 規 模 社 会 保 障 財 政 の 実 態 を 把 握 する 上 で 社 会 保 障 の 定 義 を 明 確 にしておく 必 要 がある そこで まず 社 会 保 障 の 定 義 を 確 認 しておこう 一 般 に

1 社 会 保 障 財 政 の 現 状 ⑴ 社 会 保 障 の 定 義 と 給 付 規 模 社 会 保 障 財 政 の 実 態 を 把 握 する 上 で 社 会 保 障 の 定 義 を 明 確 にしておく 必 要 がある そこで まず 社 会 保 障 の 定 義 を 確 認 しておこう 一 般 に 第 192 回 産 業 セミナー 社 会 保 障 の 公 的 負 担 現 状 と 課 題 前 川 聡 子 財 政 社 会 保 障 制 度 研 究 班 研 究 員 経 済 学 部 教 授 はじめに 野 田 政 権 発 足 後 社 会 保 障 財 源 の 確 保 を 目 的 とした 消 費 税 増 税 を 実 現 する 方 向 で 議 論 が 着 々 と 進 められている 既 に 消 費 税 ( 国 税

More information

実 との 関 連 付 け を 参 考 にした 限 られた 授 業 時 間 に 集 中 して 取 り 組 めるように 連 想 ゲーム には 制 限 時 間 を 設 ける 時 間 制 限 があることで 短 時 間 に 単 語 を 連 想 する 必 要 が 出 てくる 短 時 間 にできるだけ 多 く 連

実 との 関 連 付 け を 参 考 にした 限 られた 授 業 時 間 に 集 中 して 取 り 組 めるように 連 想 ゲーム には 制 限 時 間 を 設 ける 時 間 制 限 があることで 短 時 間 に 単 語 を 連 想 する 必 要 が 出 てくる 短 時 間 にできるだけ 多 く 連 実 践 報 告 英 語 の 瞬 発 力 を 上 げるために キーワード: 英 語 の 瞬 発 力 コミュニケーション 能 力 協 同 学 習 堀 内 ちとせ 1.はじめに 英 語 に 対 して 学 習 意 欲 が 見 られなくても 英 語 でコミュニケーションを 取 る ことには 興 味 がある 学 生 がいる とは 言 え 日 常 生 活 の 中 では 英 語 を 話 す 機 会 は 皆 無 である

More information

者 で 行 うこととしているので 処 遇 改 善 計 画 もその 申 請 単 位 で 作 成 し 処 遇 改 善 に 取 り 組 むこととなります ( 問 7) 短 時 間 勤 務 者 には 支 給 しないこととしてよいか また 支 給 額 は 職 員 毎 差 をつけてもよいか 職 員 毎 の 支

者 で 行 うこととしているので 処 遇 改 善 計 画 もその 申 請 単 位 で 作 成 し 処 遇 改 善 に 取 り 組 むこととなります ( 問 7) 短 時 間 勤 務 者 には 支 給 しないこととしてよいか また 支 給 額 は 職 員 毎 差 をつけてもよいか 職 員 毎 の 支 介 護 職 員 処 遇 改 善 交 付 金 について に 関 する Q&A 山 梨 県 1 賃 金 改 善 の 方 法 等 ( 問 1) 事 業 者 がロング ショート デイとあった 場 合 は それぞれの 職 員 に 対 して 交 付 率 の 区 分 毎 に 支 払 ってもよいのか または 交 付 金 を 合 計 して 職 員 数 で 割 って 一 律 で 支 払 うのがよいか? 国 は 全 職

More information

単純接触効果!

単純接触効果! 目 的 ~ 方 法 人 は 普 段 から 好 き 嫌 い の 判 断 をしながら 生 活 している 人 や 物 についてなんでも 研 究 法 ⅡA 実 験 法 認 知 心 理 学 研 究 室 D5 田 根 健 吾 ではその 好 き 嫌 いはどうやって 決 まるのか 対 象 の 特 徴 によって 決 まる 好 み 例 : 左 右 対 称 性 平 均 的 それぞれの 中 にある 好 み に 合 致 するかどうか

More information

担 当 することを 予 定 していますが このような 継 続 雇 用 制 度 でも 高 年 齢 者 雇 用 安 定 法 の 雇 用 確 保 措 置 として 認 められますか Q1 11: 有 期 契 約 労 働 者 に 関 して 就 業 規 則 等 に 一 定 の 年 齢 (60 歳 )に 達 した

担 当 することを 予 定 していますが このような 継 続 雇 用 制 度 でも 高 年 齢 者 雇 用 安 定 法 の 雇 用 確 保 措 置 として 認 められますか Q1 11: 有 期 契 約 労 働 者 に 関 して 就 業 規 則 等 に 一 定 の 年 齢 (60 歳 )に 達 した 高 年 齢 者 雇 用 安 定 法 Q&A ( 高 年 齢 者 雇 用 確 保 措 置 関 係 ) 1. 継 続 雇 用 制 度 の 導 入 Q1 1: 改 正 高 年 齢 者 雇 用 安 定 法 においては 事 業 主 が 高 年 齢 者 雇 用 確 保 措 置 として 継 続 雇 用 制 度 を 導 入 する 場 合 には 希 望 者 全 員 を 対 象 とするものに しなければならないのですか

More information

Microsoft Word - 【2-3】目次.doc

Microsoft Word - 【2-3】目次.doc Works Review Vol.6 国 内 の 経 営 学 系 大 学 院 における 社 会 人 の 学 び 直 し 社 会 人 入 学 した 卒 業 生 データより 兵 藤 郷 リクルートワークス 研 究 所 研 究 員 国 内 経 営 学 系 大 学 院 における 社 会 人 の 学 び 直 しの 実 態 を 明 らかにするため, 大 学 院 の 卒 業 生 への 調 査 を 実 施 し た

More information

e.g. Kubota 2011 Piller & Takahashi 2006 Kubota 2011 Piller & Takahashi 2006 Kubota 2011 Piller et al. 2010 2 Heller 2003 Piller, Takahashi & Watanabe

e.g. Kubota 2011 Piller & Takahashi 2006 Kubota 2011 Piller & Takahashi 2006 Kubota 2011 Piller et al. 2010 2 Heller 2003 Piller, Takahashi & Watanabe http://alce.jp/journal/ 13 2015 pp. 83-96 ISSN 2188-9600 * Copyright 2015 by Association for Language and Cultural Education 1 Norton Peirce 1995 2014 2014 2013 2014 * E-mail: masakiseo@gmail.com 83 e.g.

More information

<4D F736F F D2088E28EB895A88EE688B582A282CC82B582A882E85F F2E646F63>

<4D F736F F D2088E28EB895A88EE688B582A282CC82B582A882E85F F2E646F63> 遺 失 物 取 扱 いのしおり ( 施 設 占 有 者 の 皆 様 方 へ) 愛 知 県 警 察 は じ め に 皆 様 方 が 管 理 している 建 物 などの 施 設 内 で お 客 様 が 落 とし 物 を 拾 って 届 出 があっても 手 続 が 分 からないために 警 察 に 提 出 せ ず そのままにされているようなことはないでしょうか そのままでは その 落 とし 物 が 持 ち 主

More information

SPECIAL COLUMN 業 種 別 のインシデント 件 数 の 人 数 区 分 を 図 3に 示 す 1 件 あたりの 漏 えい 人 数 が100 人 以 下 の 漏 えい 件 数 は 公 務 が469 件 中 375 件 (80.0%)でもっとも 多 い 次 いで 金 融 保 険 業 の15

SPECIAL COLUMN 業 種 別 のインシデント 件 数 の 人 数 区 分 を 図 3に 示 す 1 件 あたりの 漏 えい 人 数 が100 人 以 下 の 漏 えい 件 数 は 公 務 が469 件 中 375 件 (80.0%)でもっとも 多 い 次 いで 金 融 保 険 業 の15 特 集 個 人 情 報 漏 えいインシデントを 減 らすためには セキュリティ 被 害 調 査 WG ( 株 )NTTデータ 大 谷 尚 通 1. はじめに 2008 年 は 2007 年 と 比 較 して 個 人 情 報 漏 えいインシデント( 以 下 インシデントとする)の 件 数 が 大 幅 に 増 加 し 1,373 件 (+509 件 )となった これは 教 育 学 習 支 援 業 金 融

More information

Microsoft PowerPoint - 科研費セミナー.pptx

Microsoft PowerPoint - 科研費セミナー.pptx 若 手 研 究 者 向 け 科 研 費 セミナー ー 採 択 されやすい 計 画 調 書 の 書 き 方 ー 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 を 獲 得 することは, 教 育 研 究 の 推 進 に 欠 かせませんが, 若 手 研 究 者 にとっては 昇 進 のためにも 重 要 なことです 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 の 採 択 には 提 案 する 研 究 内 容 が 最 も 重

More information

完 成 工 事 高 ( 直 近 2 期 平 均 ) 10~30 億 円 未 満, 5~10 億 円 未 満, 1 30 億 円 以 上, 1%, 3 回 答 企 業 の 完 成 工 事 高 別 の 割 合 をみると 左 の 円 グラフの とおりとなっている 1~5 億 円 未 満, 4 年 齢 構

完 成 工 事 高 ( 直 近 2 期 平 均 ) 10~30 億 円 未 満, 5~10 億 円 未 満, 1 30 億 円 以 上, 1%, 3 回 答 企 業 の 完 成 工 事 高 別 の 割 合 をみると 左 の 円 グラフの とおりとなっている 1~5 億 円 未 満, 4 年 齢 構 島 根 県 建 設 産 業 実 態 調 査 結 果 平 成 25 年 5 月 アンケート 調 査 は 平 成 25 年 1 月 の 島 根 県 入 札 参 加 資 格 申 請 書 の 提 出 に 併 せて 県 内 の 建 設 業 者 を 対 象 に 調 査 の 協 力 を 依 頼 した 回 収 率 は 下 表 のとおり 松 江 雲 南 出 雲 県 央 浜 田 益 田 隠 岐 不 明 計 アンケート

More information

社研パネル調査round1 調査項目

社研パネル調査round1 調査項目 Discussion Paper Series University of Tokyo Institute of Social Science Panel Survey 東 京 大 学 社 会 科 学 研 究 所 パネル 調 査 プロジェクト ディスカッションペーパーシリーズ 初 職 非 正 規 就 業 が 結 婚 タイミングへ 及 ぼす 影 響 の 男 女 比 較 Reconsidering the

More information

? * Bernheim(1991) Annuity Offset Model Keyword 6-1 Tel: Fax: *

? * Bernheim(1991) Annuity Offset Model Keyword 6-1 Tel: Fax: * Discussion Paper No. 518 2000 10 ? * Bernheim(1991) Annuity Offset Model Keyword 6-1 Tel: 06-6879-8581 Fax:06-6878-2766 E-mail: suzuki@iser.osaka-u.ac.jp * 1999 12 1 1997 1996 2000 E 1992 86 68% 1997 1

More information

untitled

untitled Workforce 2000 Personnel HR FocusPersonnel Administrator HRMagazine Workforce 2000 Workforce 2000 Workforce 2000 Workforce 2000 et al Harvard Business Review Workforce 2000 et al Harvard Business Review

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20323081798A6D92E8817A946E83418393836081458368815B83738393834F8B4B92F6>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20323081798A6D92E8817A946E83418393836081458368815B83738393834F8B4B92F6> 本 術 連 盟 アンチ ドーピングおよび 治 療 規 制 に 関 する 規 程 術 スポーツをクリーンに 保 つため また 競 技 のウェルフェアを 守 るために アン チ ドーピングおよび 治 療 規 制 に 関 する 規 程 を 定 める 競 技 に 参 加 する は ドーピング 物 質 および 治 療 物 質 の 影 響 下 にあってはならず その 責 任 は 管 理 責 任 者 にある (

More information

NINJAL Research Papers No.8

NINJAL Research Papers No.8 (NINJAL Research Papers) 8: 177 196 (2014) ISSN: 2186-134X print/2186-1358 online 177 3 3 3 1940 3 late adoption real time 3 apparent time * 1. 1 2 3 1.1 3 1 1953 * 2014 3 18 2014 5 13 109 NINJAL 2012

More information

第 1 章 はじめに 我 が 国 は 高 度 経 済 成 長 の 恩 恵 を 受 けていた 1980 年 代 までは 世 界 的 にみても 比 較 的 格 差 の 小 さい 国 であったといえる しかし 90 年 代 以 降 不 況 による 雇 用 不 安 などと 相 まって 所 得 水 準 や 職

第 1 章 はじめに 我 が 国 は 高 度 経 済 成 長 の 恩 恵 を 受 けていた 1980 年 代 までは 世 界 的 にみても 比 較 的 格 差 の 小 さい 国 であったといえる しかし 90 年 代 以 降 不 況 による 雇 用 不 安 などと 相 まって 所 得 水 準 や 職 1 幼 児 教 育 が 学 力 に 与 える 影 響 要 旨 本 稿 では 2008 2010 2012 2014 年 の 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 を 用 いて 幼 稚 園 保 育 園 出 身 の 児 童 の 割 合 が 小 学 校 での 学 力 テストの 点 数 のばらつきに 影 響 を 与 えるかを 分 析 し た 筆 者 らが 知 る 限 り 学 力 テストの 点 数 に 注

More information

Public Sector 会 社 ンン 2 社 会 保 障 にマイナンバーをどう 活 用 するのか

Public Sector 会 社 ンン 2 社 会 保 障 にマイナンバーをどう 活 用 するのか 004 Public Sector 会 社 ンン 2 社 会 保 障 にマイナンバーをどう 活 用 するのか 負 担 能 力 に 応 じた 公 平 な 負 担 つまり 社 会 保 障 制 度 において 年 齢 ではなく 所 得 や 資 産 等 の 経 済 力 に 基 づき 負 担 を 求 める 仕 組 みに 変 えて いくこととされた 具 体 的 な 分 野 として 医 療 保 険 におけ 2015

More information

みずほ 総 合 研 究 所 コンサルティング 部 主 任 コンサルタント 谷 尾 久 幸 上 席 主 任 コンサルタント 佐 野 暢 彦 当 リポートは 情 報 提 供 のみを

みずほ 総 合 研 究 所 コンサルティング 部 主 任 コンサルタント 谷 尾 久 幸 上 席 主 任 コンサルタント 佐 野 暢 彦 当 リポートは 情 報 提 供 のみを はどのような 管 理 を 行 っているか ~ が 保 有 する 権 限 機 能 調 査 結 果 報 告 ~ 2013 年 5 月 27 日 発 行 みずほ 総 合 研 究 所 コンサルティング 部 主 任 コンサルタント 谷 尾 久 幸 hisayuki.tanio@mizuho-ri.co.jp 上 席 主 任 コンサルタント 佐 野 暢 彦 nobuhiko.sano@mizuho-ri.co.jp

More information

野村資本市場研究所|わが国における相続・贈与税一体化の影響 (PDF)

野村資本市場研究所|わが国における相続・贈与税一体化の影響 (PDF) 個 人 マーケット わが 国 における 相 続 贈 与 税 一 体 化 の 影 響 平 成 15 年 度 税 制 改 正 において 贈 与 税 の 相 続 時 精 算 課 税 制 度 が 創 設 された これにより 相 続 税 と 贈 与 税 の 一 体 化 が 可 能 となり 高 齢 者 世 帯 に 偏 っている 個 人 金 融 資 産 の 次 世 代 へ の 移 転 が 図 られていくことが 期

More information

<96D889BA904D2E696E6464>

<96D889BA904D2E696E6464> 615 379 1 1995 10 OECD 1995 380 616 57 3 1993 4 3071 2003 1 3247 10 10 4 1 1990 2000 2003 10 617 381 2002 2 3 4 5 2 1 1990 1995 1995 12 1995 IPP Independent Power Producer 1 2004a, b 2005a, b 382 618 57

More information

インプライド・キャップレートによる不動産取引価格の予測可能性

インプライド・キャップレートによる不動産取引価格の予測可能性 インプライド キャップレートによる 不 動 産 取 引 価 格 の 予 測 可 能 性 REPORT 2011 年 11 月 11 日 投 資 調 査 第 2 部 研 究 員 川 村 康 人 本 稿 は 不 動 産 取 引 価 格 の 動 向 を 代 理 する 指 標 のうち J-REIT 運 用 不 動 産 の 継 続 鑑 定 価 格 や J-REIT のイ ンプライド キャップレートを 取 り

More information

研究紀要.indd

研究紀要.indd 教 育 実 践 研 究 17,2012 25 理 科 教 育 の 読 解 力 育 成 における 研 究 - 概 念 の 形 成 過 程 を 中 心 として- A study on the Improvement of Reading Literacy in Science Education: Focusing on the Concept Formation Process 中 島 雅 子 NAKAJIMA

More information

資 金 不 足 比 率 (%) 資 金 の 不 足 額 事 業 の 規 模 資 金 不 足 比 率 は 各 公 営 企 業 の 資 金 不 足 を 公 営 企 業 の 事 業 規 模 である 料 金 収 入 の 規 模 と 比 較 して 指 標 化 し 経 営 状 態 の 悪 化 の 度 合 いを

資 金 不 足 比 率 (%) 資 金 の 不 足 額 事 業 の 規 模 資 金 不 足 比 率 は 各 公 営 企 業 の 資 金 不 足 を 公 営 企 業 の 事 業 規 模 である 料 金 収 入 の 規 模 と 比 較 して 指 標 化 し 経 営 状 態 の 悪 化 の 度 合 いを 用 語 解 説 1 共 通 事 項 用 語 算 出 方 法 解 説 経 常 収 支 比 率 (%) ( 法 適 用 企 業 ) 経 常 収 益 経 常 費 用 損 益 計 算 書 の 項 目 間 の 分 析 であり 企 業 にとっては 最 も 重 要 な 指 標 の 一 つである この 比 率 は 主 たる 営 業 活 動 によって 得 た 収 益 と 他 の 関 連 する 収 益 の 合 算 を

More information

日興アセットマネジメントがお伝えしたいこと

日興アセットマネジメントがお伝えしたいこと 2008.2 日 興 AMファンドアカデミー ベーシック 改 めて 今 分 配 金 について 日 興 アセットマネジメントが お 伝 えしたいこと? お 客 様 から 分 配 金 は 下 がるのか? あと 何 カ 月 くらい 今 の 分 配 金 が 続 けられるのか? というお 問 い 合 わせを 受 けることが 多 くなってきました それに 対 して 明 確 なお 返 事 やお 約 束 をすることはできません

More information