(2) 経 営 改 善 目 標 項 目 名 1 顧 客 視 点 での 経 営 に 向 けた 改 革 の 継 続 1 顧 客 満 足 度 2 職 員 満 足 度 2 組 織 と 職 員 個 人 の 能 力 の 向 上 : 職 員 研 修 の 実 施 件 数 3 業 務 の 改 善 改 革 :リスク 管

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1 No.13 公 益 財 団 法 人 いわて 産 業 振 興 センター Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 2 所 管 部 局 1 法 人 の 名 称 公 益 財 団 法 人 いわて 産 業 振 興 センター 商 工 労 働 観 光 部 室 課 商 工 企 画 室 3 設 立 の 根 拠 法 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 する 法 律 及 び 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 4 代 表 者 職 氏 名 理 事 長 熊 田 淳 5 設 立 年 月 日 昭 和 61 年 9 月 1 日 ( 平 成 12 年 4 月 に 岩 手 県 中 小 企 業 6 事 務 所 ( 公 益 法 人 一 般 法 振 興 公 社 と 岩 手 県 高 度 技 術 振 興 の 所 在 地 人 への 移 行 年 月 日 盛 岡 市 北 飯 岡 二 丁 目 4 番 26 号 統 合 等 があった 場 協 会 が 統 合 し 設 立 ) 合 その 年 月 日 相 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 公 益 財 団 法 人 へ 手 団 体 の 名 称 等 ) 移 行 ) 7 電 話 番 号 資 ( 基 ) 本 金 等 306,030,000 う ち 県 の 円 出 資 等 155,000,000 円 50.6% 9 設 立 の 趣 旨 新 たな 産 業 の 創 出 及 び 企 業 の 振 興 を 図 るための 総 合 的 支 援 を 行 い もって 県 内 産 業 の 発 展 と 活 力 ある 地 域 社 会 の 形 成 に 資 することを 目 的 とする 10 事 業 内 容 (1) 中 小 企 業 のための 産 業 情 報 の 収 集 及 び 提 供 に 関 する 事 業 (2) 中 小 企 業 の 創 業 及 び 経 営 革 新 等 に 係 る 相 談 診 断 及 び 助 言 等 に 関 する 事 業 (3) 中 小 企 業 への 設 備 の 貸 与 及 び 設 備 資 金 の 貸 付 に 関 する 事 業 (4) 中 小 企 業 の 取 引 市 場 開 拓 及 び 下 請 取 引 に 関 する 苦 情 又 は 紛 争 の 処 理 に 関 する 事 業 (5) 中 小 企 業 の 新 事 業 創 出 及 び 新 分 野 進 出 に 関 する 事 業 (6) 中 小 企 業 の 技 術 開 発 及 びその 事 業 化 に 関 する 事 業 (7) 産 業 人 材 等 の 育 成 に 関 する 事 業 (8) 県 産 品 の 普 及 向 上 及 び 物 産 販 路 開 拓 に 関 する 事 業 (9) 企 業 の 海 外 進 出 及 び 海 外 販 路 開 拓 に 関 する 事 業 (10) ものづくり 産 業 の 集 積 促 進 に 関 する 事 業 (11) 科 学 技 術 による 地 域 イノベーションの 創 出 及 び 新 産 業 の 創 出 に 関 する 事 業 (12) その 他 この 法 人 の 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 11 常 勤 職 員 の 状 況 12 常 勤 役 員 の 状 況 合 計 48 名 うち 県 派 遣 5 名 うち 県 OB 0 名 職 員 の 平 均 年 収 5,723 千 円 ( 平 均 年 齢 39 才 ) 24 年 度 実 績 合 計 3 名 うち 県 派 遣 1 うち 県 OB 1 名 役 員 の 平 均 年 収 5,806 千 円 ( 平 均 年 齢 61 才 ) 24 年 度 実 績 経 営 目 標 ( 事 業 目 標 及 び 経 営 改 善 目 標 )の 達 成 状 況 (1) 事 業 目 標 項 目 名 目 標 実 績 1 自 動 車 関 連 産 業 及 び 半 導 体 関 連 産 業 の 育 成 と 産 業 集 積 の 促 進 1 自 動 車 関 連 の 新 規 取 引 成 立 5 件 5 件 3 医 療 機 器 関 連 の 新 規 取 引 成 立 2 件 5 件 3 半 導 体 関 連 の 新 規 取 引 成 立 5 件 5 件 4 IT 関 連 の 新 規 取 引 成 立 10 件 10 件 2 県 内 企 業 のものづくり 水 準 の 向 上 に 向 けた 取 組 み 支 援 1 工 程 改 善 実 施 企 業 の 目 標 達 成 率 100% 100% 2 いわてものづくりアカデミー 開 催 事 業 の 定 員 充 足 率 100% 90% 3 取 引 支 援 にかかる 新 規 取 引 成 立 件 数 60 件 100 件 4 研 究 開 発 の 推 進 と 事 業 の 展 開 等 を 支 援 1 公 募 型 研 究 事 業 採 択 件 数 4 件 2 件 2 製 品 化 事 業 化 件 数 2 件 9 件 5 いわて 希 望 ファンド 地 域 活 性 化 支 援 事 業 取 組 み 支 援 1 採 択 件 数 35 件 24 件 2 支 援 完 了 後 3 年 以 内 の 事 業 化 率 30% 以 上 90.00% 6 いわて 農 商 工 連 携 ファンド 事 業 取 組 み 支 援 15 件 8 件 30% 以 上 58.00% 1 採 択 件 数 2 支 援 完 了 後 3 年 以 内 の 事 業 化 率 7 販 売 機 会 の 創 出 や 販 路 の 拡 大 支 援 1 物 産 展 への 伝 統 産 業 事 業 者 の 延 べ 出 展 者 数 15 社 16 社 2 センターが 主 体 的 に 開 催 する 催 事 件 数 4 件 4 件 8 設 備 貸 与 等 事 業 : 設 備 貸 与 額 1,500,000 千 円 1,111,534 千 円 9 コーディネーター 各 種 支 援 事 業 による 支 援 : 相 談 件 数 10 東 日 本 大 震 災 により 被 災 した 中 小 企 業 の 支 援 1 専 門 家 等 による 支 援 2 震 災 からの 売 上 回 復 率 件 378 件 18 社 17 社 50% 以 上 82.70%

2 (2) 経 営 改 善 目 標 項 目 名 1 顧 客 視 点 での 経 営 に 向 けた 改 革 の 継 続 1 顧 客 満 足 度 2 職 員 満 足 度 2 組 織 と 職 員 個 人 の 能 力 の 向 上 : 職 員 研 修 の 実 施 件 数 3 業 務 の 改 善 改 革 :リスク 管 理 規 定 の 準 備 4 単 年 度 黒 字 継 続 : 収 支 差 額 変 動 準 備 金 積 増 し 目 標 回 実 施 300,000 千 円 実 績 回 実 施 192,452 千 円 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 8,918,021 11,921,745 26,608,998 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 6,382,666 5,806,276 6,144,783 損 失 補 償 ( 残 高 ) 433, , ,438 補 助 金 ( 運 営 費 ) 12, 補 助 金 ( 事 業 費 ) 203, , ,555 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 71,135 50,428 34,202 指 定 管 理 料 その 他 財 務 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 22 年 度 23 年 度 24 年 度 流 動 資 産 6,196,339 6,364,022 11,712,709 固 定 資 産 13,829,661 16,117,752 20,616,494 資 産 合 計 20,026,000 22,481,774 32,329,203 流 動 負 債 5,121,256 5,369, ,572 固 定 負 債 11,655,032 14,483,714 28,800,240 負 債 合 計 16,776,288 19,852,946 29,244,812 正 味 財 産 合 計 3,249,712 2,628,828 3,084,391 負 債 正 味 財 産 合 計 20,026,000 22,481,774 32,329,203 正 味 財 産 増 減 計 算 書 22 年 度 23 年 度 24 年 度 経 常 収 益 2,717,632 2,614,121 2,479,533 経 常 費 用 2,684,647 2,627,993 2,342,918 うち 事 業 費 2,588,877 2,540,813 2,269,377 うち 管 理 費 95,770 87,180 73,541 評 価 損 益 等 0 39,773 14,486 当 期 経 常 増 減 額 32,985 25, ,129 経 常 外 収 益 81, , ,774 経 常 外 費 用 72, ,451 8 基 金 廃 止 等 対 応 額 0 9,983 0 当 期 一 般 正 味 財 産 増 減 額 41,778 48, ,895 当 期 指 定 正 味 財 産 増 減 額 46, ,237 60,668 正 味 財 産 期 末 残 高 3,249,712 2,628,828 3,084,391 財 務 指 標 22 年 度 23 年 度 24 年 度 傾 向 (24/23 年 度 ) 計 算 式 自 己 資 本 比 率 (%) = 正 味 財 産 / 総 資 産 100 流 動 比 率 (%) ,634.6 = 流 動 資 産 合 計 / 流 動 負 債 合 計 100 有 利 子 負 債 比 率 (%) = 有 利 子 負 債 / 総 資 産 100 管 理 費 比 率 (%) = 管 理 費 / 経 常 費 用 100 人 件 費 比 率 (%) = 人 件 費 / 経 常 費 用 100 独 立 採 算 度 (%) 総 資 本 経 常 利 益 率 (%) =( 経 常 収 益 + 経 常 外 収 益 - 補 助 金 収 入 [ 運 営 費 補 助 ])/( 経 常 費 用 + 経 常 外 費 用 ) 100 = 当 期 経 常 増 減 額 / 正 味 財 産 期 末 残 高

3 Ⅱ 所 管 部 局 の 評 価 (1) 法 人 の 役 割 と 実 績 いわて 県 民 計 画 のアクションプランの 柱 の 一 つである 産 業 創 造 県 いわて の 実 現 において 産 業 支 援 機 関 としての 当 法 人 の 担 う 役 割 は 重 要 かつ 多 岐 にわたっている 特 にも 東 日 本 大 震 災 津 波 の 被 害 によって 沿 岸 地 域 の 多 くの 中 小 企 業 が 甚 大 な 被 害 を 受 けており これらの 再 生 に 向 け 当 法 人 の 中 小 企 業 支 援 センターとし て 果 たす 役 割 は 益 々 重 要 になっている 一 方 平 成 25 年 4 月 1 日 に 公 益 財 団 法 人 に 移 行 したことに 伴 い これまで 以 上 に 自 律 的 な 運 営 と 健 全 な 財 務 体 質 の 維 持 に 努 めるとともに 外 部 環 境 等 に 的 確 に 対 応 した 組 織 体 制 の 構 築 人 材 育 成 が 課 題 となっている 本 県 の 中 小 企 業 を 取 り 巻 く 環 境 は 日 々 変 化 しており 今 後 も 当 法 人 の 顧 客 である 中 小 企 業 の 支 援 ニーズを 的 確 に 把 握 し 効 果 的 な 対 策 を 講 じていくため 鋭 意 事 務 事 業 を 見 直 すとともに 財 政 基 盤 及 び 組 織 体 制 の 強 化 に 取 り 組 んでいく 事 業 面 では 本 県 の 主 要 な 産 業 である 自 動 車 半 導 体 等 のものづくり 産 業 の 振 興 に 継 続 して 取 り 組 む 他 医 療 機 器 関 連 産 業 などの 新 産 業 創 出 併 せて 平 成 23 年 12 月 の 岩 手 県 産 業 貿 易 振 興 協 会 との 合 併 を 契 機 とし た 県 産 品 の 販 路 拡 大 や 食 産 業 の 振 興 農 商 工 連 携 の 活 性 化 に 注 力 していく また 被 災 地 域 の 経 済 を 支 える 中 小 企 業 者 の 事 業 再 開 や 復 興 に 向 け 補 助 金 や 制 度 融 資 などの 短 期 的 な 支 援 から 持 続 的 に 利 益 をあげるための 中 長 期 的 な 支 援 まで 総 合 的 な 施 策 を 展 開 する (2) 法 人 の 財 務 長 年 の 懸 案 であった 機 械 類 貸 与 事 業 の 累 積 欠 損 金 については 中 期 経 営 計 画 の 着 実 な 取 り 組 みによって 平 成 22 年 度 末 で 解 消 となり 平 成 23 年 以 降 も 継 続 して 黒 字 を 維 持 している 一 方 で 新 たに 実 施 している 被 災 中 小 企 業 施 設 設 備 整 備 支 援 事 業 ( 高 度 化 資 金 貸 付 ) などの 事 業 により 当 法 人 が 保 有 する 債 権 は 大 幅 に 増 加 となり 今 後 これらの 未 収 債 権 の 増 加 が 懸 念 されるところである 厳 しい 財 政 状 況 下 にあって 必 要 な 中 小 企 業 支 援 策 を 講 じるためには 法 人 の 経 営 基 盤 を 一 層 強 化 する 必 要 があることから 経 費 節 減 に 努 めるとともに 適 正 な 貸 倒 引 当 金 の 計 上 や 計 画 的 な 収 支 差 額 変 動 準 備 金 の 積 立 など 経 営 改 善 の 取 組 みを 継 続 して 行 うよう 指 導 監 督 を 行 っていく なお 収 支 差 額 変 動 準 備 金 の 当 面 の 積 立 目 標 を3 億 円 とし その 間 の 機 械 類 貸 与 事 業 に 係 る 資 金 貸 付 は 低 利 子 ( 年 0.1%)に 抑 制 する (3) 法 人 のマネジメント 平 成 11 年 度 から18 年 度 にかけて 経 営 改 善 計 画 の 一 環 として 退 職 不 補 充 の 措 置 を 講 じてきた 結 果 職 員 の 年 齢 構 成 に 偏 りが 見 られるため 専 門 性 の 維 持 とノウハウの 継 承 に 課 題 がある 経 営 資 源 や 外 部 環 境 等 に 対 応 した 柔 軟 な 組 織 体 制 の 見 直 しを 行 いながら 中 長 期 的 な 法 人 の 自 立 を 促 進 す るためのプロパー 職 員 の 計 画 的 な 育 成 を 進 めるが 当 面 の 間 不 足 する 人 材 については 県 職 員 派 遣 により 対 応 する 必 要 がある なお 平 成 19 年 度 以 降 退 職 者 補 充 に 伴 うプロパー 職 員 の 採 用 を 継 続 しており 今 後 も 適 切 な 年 齢 構 成 を 見 据 えた 計 画 的 な 職 員 の 採 用 及 び 専 門 的 な 知 識 ノウハウを 継 承 するための 研 修 等 の 実 施 について 適 切 に 指 導 していく (4) 法 人 への 県 関 与 産 業 創 造 県 いわて の 実 現 において 県 として 実 施 すべき 重 要 な 施 策 の 多 くを 当 法 人 が 担 っており そ の 役 割 は 非 常 に 重 要 になっている このため 県 においては 運 営 費 補 助 県 職 員 の 派 遣 等 直 接 的 な 支 援 の 他 設 備 貸 与 資 金 の 貸 付 等 財 政 的 な 支 援 を 行 っているが 中 長 期 的 には 法 人 の 自 立 度 を 高 めるための 措 置 が 必 要 である 中 期 経 営 計 画 の 着 実 な 実 行 により 課 題 であった 機 械 類 貸 与 事 業 の 累 積 欠 損 金 が 解 消 となるなど 経 営 改 善 の 成 果 が 表 れており 適 宜 派 遣 職 員 の 人 件 費 補 助 や 資 金 貸 付 の 利 率 の 見 直 し 等 県 の 関 与 の 見 直 しを 進 めている 現 時 点 の 県 の 関 与 の 規 模 は 適 正 と 考 えるが 次 期 中 期 経 営 計 画 ( 平 成 24 年 度 ~ 平 成 26 年 度 )では 当 法 人 の 財 政 基 盤 を 一 層 強 化 することを 目 標 に 掲 げ より 自 立 度 を 高 めるための 具 体 的 方 策 を 実 施 していくとともに 政 策 評 価 やサマーレビュー 等 により 随 時 事 業 規 模 の 検 証 を 進 めていく 43

4 Ⅲ 統 括 部 署 ( 総 務 部 )の 総 合 評 価 総 合 評 価 のレーダーチャート 評 価 分 野 評 価 結 果 前 年 度 法 人 の 目 的 経 営 計 画 事 業 管 理 組 織 管 理 指 導 監 督 財 務 B B 注 点 線 は 平 成 24 年 度 における 評 価 結 果 を 示 しています 財 務 指 導 監 督 マネジメント 財 務 のレーダーチャート 法 人 の 目 的 経 営 計 画 事 業 管 理 組 織 管 理 取 り 組 むべきこと (1) 法 人 が 取 り 組 むべきこと 1 復 興 に 向 けた 県 の 政 策 実 施 における 推 進 主 体 の 一 つとして 中 小 企 業 者 の 事 業 再 開 や 復 興 に 向 け ニーズ 把 握 を 継 続 するとともに 補 助 金 や 制 度 融 資 などの 短 期 的 な 支 援 から 持 続 的 に 利 益 を 上 げるための 中 長 期 的 な 支 援 など 総 合 的 な 政 策 を 検 討 していく 必 要 があります 2 中 長 期 的 な 法 人 の 自 立 を 促 進 するため プロパー 職 員 の 計 画 的 な 育 成 を 推 進 する 必 要 があります (2) 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 1 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 実 施 における 当 法 人 の 役 割 を 明 確 にするため 引 き 続 き 関 係 機 関 と 連 携 調 整 し 情 報 の 共 有 を 図 る 必 要 があります 2 県 派 遣 職 員 の 縮 小 など 法 人 の 自 立 度 を 高 める 取 組 みを 行 っていますが 引 き 続 き 県 と 法 人 の 役 割 分 担 を 踏 まえ 県 から 人 的 支 援 財 政 的 支 援 損 失 補 償 等 について 適 正 化 を 図 る 必 要 があります 運 営 評 価 結 果 における への 平 成 22 年 度 実 施 分 平 成 22 年 度 で 機 械 類 貸 与 事 業 に 係 る 累 積 欠 損 実 施 済 金 の 解 消 が 見 込 まれますが 平 成 17 年 度 以 降 無 利 子 だった 県 からの 貸 与 原 資 貸 付 について 平 成 23 年 度 以 降 は 有 利 子 となる 見 込 みですので 単 年 度 黒 字 を 継 続 するため 債 権 管 理 等 をより 一 層 適 性 に 行 う 必 要 があります 平 成 16 年 度 以 降 単 年 度 黒 字 を 計 上 し 平 成 22 年 度 末 に 累 積 欠 損 金 を 解 消 した これにより 県 から 貸 与 原 資 貸 付 について 有 利 子 ( 年 0.1%)に 見 直 すとともに 今 後 の 経 営 安 定 に 資 するため 収 支 差 額 変 動 準 備 金 を 積 み 立 てるこ ととしている H23/4 設 備 貸 与 事 業 については 世 界 的 な 景 気 の 悪 化 の 影 響 で 貸 与 額 が 減 少 傾 向 にあるため 制 度 の 利 用 奨 励 に 努 める 必 要 があります 割 賦 損 料 率 の 低 減 (2.30% 1.95% 被 災 企 業 1.85%)や 中 古 機 械 の 貸 与 条 件 の 緩 和 を 行 うな ど 制 度 の 変 更 を 行 い 貸 与 額 増 加 に 向 け 利 用 奨 励 に 努 めている H25/3 理 事 数 評 議 員 数 については 理 事 が 形 骸 化 せず 機 能 を 果 たせるよう 新 公 益 法 人 移 行 にあわ せ 検 討 する 必 要 があります 実 施 済 平 成 25 年 4 月 からの 移 行 を 予 定 しており 現 在 移 行 に 向 け 整 備 中 である H25/3 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 当 法 人 は 県 職 員 の 派 遣 運 営 費 補 助 金 の 交 付 損 失 補 償 等 多 くの 県 関 与 の 下 に 運 営 されており 近 年 業 務 量 は 年 々 増 加 する 傾 向 にありますが その 規 模 内 容 等 の 妥 当 性 について 検 証 し 県 の 関 与 につ いて 適 正 化 を 図 る 必 要 があること 実 施 済 県 派 遣 職 員 を 縮 小 (9 名 5 名 )した H23/3 44

5 平 成 23 年 度 実 施 分 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 実 施 における 推 進 主 体 の 一 つとして 復 興 に 関 するニーズを 把 握 し 被 災 中 小 企 業 の 再 建 被 災 ものづくり 企 業 支 援 サ ポーター 登 録 制 度 などの 支 援 のマッチングを 行 っ ていく 必 要 があります 近 年 の 経 済 不 況 の 影 響 から 中 小 企 業 の 設 備 投 資 意 欲 が 低 下 し 貸 与 実 績 が 低 調 であったことか ら 引 き 続 き 制 度 の 利 用 勧 奨 に 努 める 必 要 があり ます 当 センターでは 震 災 関 連 情 報 サイトでの 情 H25/3 報 収 集 及 び 提 供 から 専 門 家 派 遣 による 事 業 再 建 支 援 高 度 化 貸 付 設 備 貸 与 等 事 業 による 設 備 投 資 支 援 商 談 会 やファンドによる 取 引 あっせん 等 など 企 業 活 動 におけるそれぞれの ステージに 合 った 事 業 を 実 施 しており 今 後 も 引 き 続 き 復 興 に 向 け 支 援 を 行 います 割 賦 損 料 率 の 低 減 (2.30% 1.95% 被 災 企 業 H25/3 1.85%)や 中 古 機 械 の 貸 与 条 件 の 緩 和 を 行 うな ど 制 度 の 変 更 を 行 い 貸 与 額 増 加 に 向 け 利 用 奨 励 に 努 めている 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 当 法 人 は 県 職 員 の 派 遣 運 営 費 補 助 金 の 交 付 損 失 補 償 等 多 くの 県 関 与 の 下 に 運 営 されており 近 年 業 務 量 は 年 々 増 加 する 傾 向 にありますが その 規 模 内 容 等 の 妥 当 性 について 検 証 し 県 の 関 与 につ いて 適 正 化 を 図 る 必 要 があること 実 施 済 県 派 遣 職 員 を 縮 小 (9 名 5 名 )した 基 金 事 業 の 見 直 しにより 県 出 資 金 の 一 部 を 回 収 した( 産 業 再 配 置 促 進 事 業 等 ) H23/3 H24/3 平 成 24 年 度 実 施 分 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 実 施 における 推 進 主 体 の 一 つとして 復 興 に 関 するニーズを 把 握 し 被 災 中 小 企 業 の 再 建 被 災 ものづくり 企 業 支 援 サ ポーター 登 録 制 度 などの 支 援 のマッチングを 行 っ ていく 必 要 があります 近 年 の 経 済 不 況 の 影 響 から 中 小 企 業 の 設 備 投 資 意 欲 が 低 下 し 貸 与 実 績 が 低 調 であったことか ら 引 き 続 き 制 度 の 利 用 勧 奨 に 努 める 必 要 があり ます 当 センターでは 昨 年 度 行 った 震 災 支 援 事 業 がさらに 利 用 しやすくなるよう 複 数 事 業 の 改 正 を 行 っている さらに 復 興 支 援 財 務 担 当 理 事 各 チーム 総 括 及 び 金 融 専 門 員 がメンバーとなる 復 興 支 援 チーム(クロスファンクショナルチーム) を 設 置 して 支 援 ニーズの 掘 り 起 こし 被 災 企 業 向 け 融 資 取 引 あっせん 等 重 層 的 な 支 援 を 行 っ ている 基 準 割 賦 損 料 の 低 減 (1.95% 1.65% 被 災 企 業 は1.55%)や 中 小 企 業 者 が 利 用 しやすい 制 度 に 改 正 した 貸 与 額 増 加 に 向 け 企 業 訪 問 を 増 やし 積 極 的 に 貸 与 制 度 の 利 用 勧 奨 に 努 めて いる 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 実 施 における 当 法 人 の 役 割 を 明 確 にするため 関 係 機 関 と 連 携 調 整 し 情 報 の 共 有 を 図 る 必 要 があります 政 策 評 価 事 務 事 業 評 価 出 資 法 人 運 営 評 価 等 による 事 業 検 証 - 県 派 遣 職 員 の 縮 小 など 法 人 の 自 立 度 を 高 める 取 組 みを 行 っていますが 引 き 続 き 県 と 法 人 の 役 割 分 担 を 踏 まえ 県 からの 人 的 支 援 財 政 的 支 援 損 失 補 償 等 について 適 正 化 を 図 る 必 要 が あります 45

6 No.14 岩 手 県 オイルターミナル 株 式 会 社 Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 1 法 人 の 名 称 3 設 立 の 根 拠 法 岩 手 県 オイルターミナル 株 式 会 社 会 社 法 2 所 管 部 局 商 工 労 働 観 光 部 室 課 商 工 企 画 室 4 代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 職 氏 名 上 野 善 晴 5 設 立 年 月 日 ( 統 合 等 があった 場 昭 和 54 年 8 月 30 日 6 事 務 所 の 所 在 地 釜 石 市 大 平 町 4 丁 目 1-4 合 その 年 月 日 相 手 団 体 の 名 称 等 ) 7 電 話 番 号 資 ( 基 ) 本 金 等 720,000,000 う ち 県 の 円 出 資 等 250,000,000 円 34.7% 9 設 立 の 趣 旨 石 油 類 流 通 基 地 の 運 営 を 通 じて 本 県 の 石 油 類 熱 源 の 安 定 供 給 に 寄 与 し 併 せて 地 域 の 産 業 経 済 振 興 に 資 する 10 事 業 内 容 (1) 石 油 類 受 払 作 業 の 請 負 (2) 石 油 類 貯 蔵 施 設 の 賃 貸 (3) 全 各 号 に 附 帯 関 連 する 事 業 11 常 勤 職 員 の 状 況 12 常 勤 役 員 の 状 況 合 計 8 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 職 員 の 平 均 年 収 4,009 千 円 ( 平 均 年 齢 50 才 ) 24 年 度 実 績 合 計 2 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 1 名 役 員 の 平 均 年 収 3,438 千 円 ( 平 均 年 齢 65 才 ) 24 年 度 実 績 経 営 目 標 ( 事 業 目 標 及 び 経 営 改 善 目 標 )の 達 成 状 況 (1) 事 業 目 標 項 目 名 元 売 等 の 安 定 的 な 利 用 の 確 保 と 拡 大 ( 出 荷 量 ) (2) 経 営 改 善 目 標 項 目 名 1 当 社 の 安 定 運 営 に 見 合 った 適 正 な 収 入 の 確 保 ( 出 荷 量 ) 2 経 営 環 境 の 変 化 や 基 地 間 競 争 に 順 応 した 基 地 運 営 体 制 の 確 立 ( 人 件 費 物 件 費 の 上 昇 抑 制 ) 3 安 定 した 資 金 計 画 の 確 立 目 標 石 油 313,000KL ガス11,300TON 目 標 石 油 313,000KL ガス11,300TON 人 件 費 59,200 千 円 枠 内 物 件 費 49,400 千 円 枠 内 当 期 利 益 162,500 千 円 以 上 確 保 繰 越 運 転 資 金 162,300 千 円 以 上 確 保 実 績 石 油 336,987KL ガス12,800TON 実 績 石 油 336,987KL ガス12,800TON 人 件 費 61,002 千 円 物 件 費 48,018 千 円 利 益 158,894 千 円 資 金 221,328 千 円 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 損 失 補 償 ( 残 高 ) 補 助 金 ( 運 営 費 ) 補 助 金 ( 事 業 費 ) 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 指 定 管 理 料 その 他

7 財 務 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 22 年 度 23 年 度 24 年 度 流 動 資 産 241, , ,051 固 定 資 産 935,722 1,461,874 1,454,012 資 産 合 計 1,176,894 1,800,131 1,761,063 流 動 負 債 432, , ,046 固 定 負 債 317, , ,820 負 債 合 計 749,726 1,140, ,866 資 本 金 720, , ,197 利 益 剰 余 金 292, 純 資 産 合 計 427, , ,197 負 債 純 資 産 合 計 1,176,894 1,800,131 1,761,063 損 益 計 算 書 22 年 度 23 年 度 24 年 度 事 業 収 益 224, , ,693 事 業 費 用 190, , ,695 (うち 人 件 費 ) 60,623 53,352 61,002 (うち 運 営 費 ) 129, , ,693 事 業 外 収 益 11,653 10,974 9,803 事 業 外 費 用 6,569 6,073 15,984 特 別 利 益 0 427, ,612 特 別 損 失 571, ,609 1,110 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 など 41,905 43,957 23,425 当 期 純 利 益 574, , ,894 財 務 指 標 22 年 度 23 年 度 24 年 度 傾 向 (24/23 年 度 ) 計 算 式 自 己 資 本 比 率 (%) = 正 味 財 産 / 総 資 産 100 流 動 比 率 (%) = 流 動 資 産 合 計 / 流 動 負 債 合 計 100 有 利 子 負 債 比 率 (%) 管 理 費 比 率 ( 売 上 高 対 販 売 管 理 費 比 率 ) (%) 人 件 費 比 率 (%) 総 資 本 経 常 利 益 率 (%) 総 資 本 回 転 率 ( 回 ) = 有 利 子 負 債 / 総 資 本 100 = 管 理 費 / 経 常 費 用 100 = 人 件 費 / 経 常 費 用 100 = 経 常 利 益 / 総 資 本 100 = 売 上 高 / 総 資 本 Ⅱ 所 管 部 局 の 評 価 (1) 法 人 の 役 割 と 実 績 県 内 への 石 油 類 の 安 定 供 給 において 重 要 な 役 割 を 果 たしており 東 日 本 大 震 災 津 波 による 施 設 設 備 の 被 災 後 も 手 動 により 県 営 施 設 等 への 供 給 を 図 るなど 緊 急 時 における 石 油 類 の 安 定 供 給 での 重 要 性 はますます 高 まっている 法 人 の 施 設 復 旧 及 び 維 持 危 機 管 理 対 策 を 図 っていくことが 引 き 続 き 必 要 であり 県 民 への 石 油 製 品 の 安 定 供 給 確 保 を 図 るためにも 県 として 指 導 監 督 を 行 っていく (2) 法 人 の 財 務 平 成 24 年 度 は 当 期 純 利 益 を 確 保 したものの 出 荷 量 は 震 災 前 の 水 準 に 達 しておらず 加 えて 今 後 の 石 油 類 及 びガス 類 の 需 要 も 減 少 傾 向 であることから 中 長 期 的 に 収 益 を 確 保 できるよう 経 営 収 支 の 安 定 化 を 図 る 必 要 がある 法 人 の 事 業 復 興 計 画 の 検 証 及 び 第 4 次 経 営 計 画 の 策 定 に 向 け 今 後 も 必 要 な 指 導 監 督 を 行 っていく (3) 法 人 のマネジメント 大 規 模 災 害 によるリスクが 顕 在 化 したことから 施 設 等 の 復 旧 や 非 常 時 の 対 応 の 見 直 し 等 より 安 全 な 運 営 に 努 める 必 要 がある 施 設 等 の 復 旧 や 危 機 管 理 対 策 について 国 庫 補 助 事 業 の 活 用 や 非 常 時 における 通 信 手 段 の 確 保 などに ついて 助 言 指 導 を 行 っていく 47

8 (4) 法 人 への 県 関 与 石 油 を 取 り 巻 く 業 界 環 境 もより 厳 しくなることが 予 想 される 中 収 支 均 衡 についてなお 予 断 を 許 さないことか ら 当 面 県 の 指 導 が 必 要 である 事 業 復 興 計 画 に 基 づく 健 全 な 運 営 及 び 第 4 次 経 営 計 画 の 策 定 について 必 要 な 指 導 監 督 を 行 っていく Ⅱ 統 括 部 署 ( 総 務 部 )の 総 合 評 価 総 合 評 価 のレーダーチャート 評 価 分 野 評 価 結 果 前 年 度 法 人 の 目 的 経 営 計 画 事 業 管 理 組 織 管 理 指 導 監 督 財 務 100 A 0 70 B 0 注 点 線 は 平 成 24 年 度 における 評 価 結 果 を 示 しています 財 マネジメント 財 務 のレーダーチャート 務 指 導 監 督 法 人 の 目 的 組 織 管 理 経 営 計 画 事 業 管 理 取 り 組 むべきこと (1) 法 人 が 取 り 組 むべきこと 1 今 後 の 石 油 類 及 びガス 類 の 需 要 が 減 少 傾 向 であることから 中 長 期 的 に 収 入 を 確 保 できるよう 経 営 収 支 の 安 定 化 を 図 る 必 要 があります 2 顧 客 対 応 マニュアル 等 が 整 備 されていないことから サービス 向 上 のため 顧 客 対 応 マニュアル 等 を 整 備 す る 必 要 があります (2) 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 将 来 的 な 自 立 を 推 進 するため 経 営 収 支 の 安 定 化 等 引 き 続 き 助 言 指 導 を 行 っていく 必 要 があります 運 営 評 価 結 果 における への 平 成 22 年 度 実 施 分 法 人 の 情 報 公 開 のについては 法 人 における 県 の 出 資 割 合 が25%を 超 えていることから 行 革 推 進 法 や 第 三 セクター 指 針 等 を 踏 まえ ホームペー ジにおいて 職 員 の 給 与 に 関 する 情 報 や 役 職 の 報 酬 退 職 金 に 関 する 情 報 等 について 公 開 していく 必 要 がある 取 り 組 み 中 23 年 度 中 に 職 員 の 給 与 に 関 する 情 報 や 役 職 の 報 酬 退 職 金 に 関 する 情 報 をホームページで 公 開 して いる H24/3 当 法 人 においては 運 営 委 員 会 を 構 成 している 出 資 元 売 各 社 に 対 してはニーズ 聴 取 等 を 行 っている ものの それ 以 外 の 石 油 元 売 各 社 や 商 社 等 に 対 するニーズ 調 査 は 行 っていないことから 今 後 ニーズ 調 査 の 実 施 や 情 報 収 集 について 検 討 して いく 必 要 がある 取 り 組 み 中 非 出 資 元 売 ( 特 に 商 社 系 )に 対 し 積 極 的 に 営 業 努 力 し 出 資 元 売 が 保 有 する 利 用 権 の 下 ( 出 資 による 基 地 利 用 権 の 行 使 上 の 問 題 )での 相 互 利 用 の 申 し 入 れがあった 場 合 出 資 元 売 の 意 向 を 尊 重 しながら 増 量 増 収 につなげていきたい H26/3 48

9 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 当 法 人 の 代 表 者 に 副 知 事 が 就 任 していますが 新 プランにおいては 法 人 代 表 者 への 県 職 員 の 就 任 について 県 と 法 人 の 役 割 分 担 の 明 確 化 や 経 営 責 任 の 明 確 化 の 観 点 から 真 に 必 要 な 場 合 を 除 き 原 則 取 りやめることとしているため この 原 則 につき 関 係 者 に 周 知 し 対 応 策 について 検 討 を 進 める 必 要 がある 取 り 組 み 中 左 記 の 原 則 については 既 に 周 知 されているところで H35/4 あり 設 立 資 金 の 長 期 借 入 金 返 済 が 平 成 25 年 度 に 予 定 されていたことから この 時 点 を 目 途 にあり 方 に ついて 検 討 することとされていました しかし 被 災 に 伴 い 法 人 が 新 たな 経 営 計 画 ( 事 業 復 興 計 画 )を 策 定 し 復 旧 に 取 り 組 んでいく 必 要 があり 石 油 を 取 り 巻 く 業 界 環 境 もより 厳 しくなることが 予 想 される 中 収 支 均 衡 についてなお 予 断 を 許 さないこと から 当 面 県 の 指 導 が 必 要 であり 代 表 者 への 県 職 員 の 就 任 についても 引 き 続 き 必 要 であると 考 えてお ります 平 成 23 年 度 実 施 分 東 日 本 大 震 災 により 施 設 設 備 が 被 災 したため 中 小 企 業 庁 の 油 漕 所 復 旧 事 業 等 を 活 用 し 施 設 の 復 旧 に 最 優 先 で 取 り 組 む 必 要 があります 取 り 組 み 中 通 油 数 量 売 上 高 を 震 災 前 水 準 を 維 持 すること 今 後 IOT 運 営 委 員 会 での 情 報 収 集 や 対 象 になる 非 出 資 元 売 に 対 し 積 極 的 に 営 業 展 開 を 図 る H26/3を 目 途 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 中 小 企 業 庁 の 油 漕 所 復 旧 事 業 等 を 活 用 し 法 人 実 施 済 み の 負 担 軽 減 に 努 めるとともに 施 設 の 復 旧 のため 適 切 な 指 導 助 言 を 行 う 必 要 があります 施 設 設 備 の 復 旧 に 際 して 法 人 に 対 して 国 庫 補 助 事 業 の 導 入 を 促 したほか 補 助 申 請 手 続 き 等 の 支 援 を 行 った ( 平 成 23 年 11 月 から 燃 料 の 出 荷 を 開 始 ) H23/11 平 成 24 年 度 実 施 分 東 日 本 大 震 災 により 被 災 した 施 設 等 の 復 旧 に 最 優 先 で 取 り 組 んでいく 必 要 がありま す 取 り 組 み 中 通 油 数 量 売 上 高 を 震 災 前 水 準 を 回 復 するこ と IOT 運 営 委 員 会 での 情 報 収 集 や 対 象 になる 非 出 資 元 売 に 対 し 積 極 的 に 営 業 展 開 を 図 る H26/3を 目 途 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 法 人 の 施 設 等 の 復 旧 のため 適 切 な 指 導 助 言 を 行 っていく 必 要 があります 取 り 組 み 中 施 設 復 旧 及 び 通 油 数 量 の 回 復 等 安 定 的 な 運 営 に 必 要 な 指 導 助 言 を 随 時 行 っている H26/3 49

10 No.15 岩 手 県 信 用 保 証 協 会 Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 1 法 人 の 名 称 3 設 立 の 根 拠 法 岩 手 県 信 用 保 証 協 会 信 用 保 証 協 会 法 2 所 管 部 局 商 工 労 働 観 光 部 室 課 経 営 支 援 課 4 代 表 者 会 長 職 氏 名 宮 一 夫 5 設 立 年 月 日 昭 和 23 年 10 月 27 日 事 務 所 ( 公 益 法 人 一 般 法 人 への 移 行 年 月 日 統 合 の 所 在 地 盛 岡 市 長 田 町 6 番 2 号 等 があった 場 合 その 年 月 日 相 手 団 体 の 名 称 等 ) 7 電 話 番 号 資 ( 基 ) 本 金 等 9,507,430,695 う ち 県 の 円 出 資 等 5,286,083,000 円 55.6% 9 設 立 の 趣 旨 中 小 企 業 者 等 のために 信 用 保 証 の 業 務 を 行 い もってこれらの 者 に 対 する 金 融 の 円 滑 化 を 図 ることを 目 的 とする 10 事 業 内 容 (1) 中 小 企 業 者 等 が 銀 行 その 他 の 金 融 機 関 から 資 金 の 貸 付 け 又 は 手 形 の 割 引 を 受 けること 等 により 金 融 機 関 に 対 して 負 担 する 債 務 の 保 証 (2) 銀 行 その 他 の 金 融 機 関 が 株 式 会 社 日 本 政 策 金 融 公 庫 の 委 託 を 受 けて 中 小 企 業 者 等 に 対 する 貸 付 け を 行 った 場 合 当 該 金 融 機 関 が 中 小 企 業 者 等 の 当 該 借 入 れによる 債 務 を 保 証 することとなる 場 合 に おけるその 保 証 をしたこととなる 債 務 の 保 証 (3) 中 小 企 業 者 が 発 行 する 社 債 のうち 銀 行 その 他 の 金 融 機 関 が 引 き 受 けるものに 係 る 債 務 の 保 証 (4) 前 各 号 の 掲 げる 業 務 に 付 随 し 本 協 会 の 目 的 を 達 するために 必 要 な 業 務 11 常 勤 職 員 の 状 況 12 常 勤 役 員 の 状 況 合 計 60 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 職 員 の 平 均 年 収 6,235 千 円 ( 平 均 年 齢 41.4 才 ) 24 年 度 実 績 合 計 4 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 2 名 役 員 の 平 均 年 収 6,295 千 円 ( 平 均 年 齢 61.8 才 ) 24 年 度 実 績 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 54,231,229 39,368,288 33,594,906 損 失 補 償 ( 残 高 ) 311, , ,993 補 助 金 ( 運 営 費 ) 補 助 金 ( 事 業 費 ) 136, , ,891 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 指 定 管 理 料 その 他 財 務 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 22 年 度 23 年 度 24 年 度 現 金 預 金 38,908,532 40,801,831 35,742,429 有 価 証 券 20,840,582 22,707,110 24,771,183 動 産 不 動 産 951, , ,523 損 失 補 償 金 見 返 311, , ,993 保 証 債 務 見 返 275,177, ,596, ,312,946 求 償 権 1,195, , ,788 雑 勘 定 690, ,407 1,133,792 合 計 338,076, ,676, ,813,655 基 金 9,507,431 9,507,431 9,507,431 金 融 安 定 化 特 別 基 金 基 金 準 備 金 8,332,293 8,995,774 9,572,602 制 度 改 革 促 進 基 金 339, , ,885 収 支 差 額 変 動 準 備 金 3,003,000 3,665,000 4,240,000 50

11 責 任 準 備 金 1,673,382 1,821,153 1,793,335 求 償 権 償 却 準 備 金 348,302 79, ,462 退 職 給 与 引 当 金 638, , ,942 損 失 補 償 金 1,335,920 1,091, ,155 保 証 債 務 275,177, ,596, ,312,946 借 入 金 32,053,650 34,520,898 31,836,443 雑 勘 定 5,666,786 5,384,096 4,720,454 合 計 338,076, ,676, ,813,655 収 支 計 算 書 22 年 度 23 年 度 24 年 度 経 常 収 入 3,369,556 3,412,316 3,459,048 経 常 支 出 2,111,793 2,079,356 2,188,376 経 常 外 収 入 6,964,962 5,366,194 4,758,340 経 常 外 支 出 7,425,165 5,481,273 5,026,260 金 融 安 定 期 特 別 基 金 取 崩 額 制 度 改 革 促 進 基 金 取 崩 額 34, , ,077 当 期 収 支 差 額 831,924 1,325,481 1,151,828 財 務 指 標 22 年 度 23 年 度 24 年 度 傾 向 (24/23 年 度 ) 計 算 式 自 己 資 本 比 率 (%) = 自 己 資 本 / 総 資 本 100 流 動 比 率 (%) = 流 動 資 産 合 計 / 流 動 負 債 合 計 100 有 利 子 負 債 比 率 (%) = 有 利 子 負 債 / 総 資 本 100 売 上 高 対 販 売 管 理 費 比 率 (%) =( 販 売 費 + 管 理 費 )/ 売 上 高 100 人 件 費 比 率 (%) = 人 件 費 /( 販 売 費 + 管 理 費 ) 100 =( 経 常 収 益 + 経 常 外 収 益 - 補 助 金 収 入 [ 運 営 費 補 助 ])/( 経 常 費 用 + 経 常 外 費 用 ) 100 独 立 採 算 度 (%) 総 資 本 経 常 利 益 率 (%) = 経 常 利 益 / 総 資 本 100 Ⅱ 統 括 部 署 ( 総 務 部 )の 総 合 評 価 改 革 工 程 表 に 基 づく 改 革 の 進 捗 状 況 等 について 当 法 人 に 対 する 県 の 出 資 割 合 は55.6%と50%を 超 えていますが 法 律 に 基 づき 国 の 機 関 による 常 例 検 査 が 実 施 され 経 営 状 況 等 が 厳 しく 検 証 されていることから 県 としては 経 営 状 況 の 把 握 をしながら 必 要 な 指 導 監 督 を 行 っていくこととしています 平 成 24 年 度 は 昨 年 度 に 引 き 続 き 金 融 円 滑 化 法 による 企 業 の 条 件 変 更 に 伴 い 代 位 弁 済 が 減 少 したこと から 当 期 収 支 差 額 は1,151,828 千 円 となりました 51

12 No.16 株 式 会 社 盛 岡 地 域 交 流 センター Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 1 法 人 の 名 称 3 設 立 の 根 拠 法 株 式 会 社 盛 岡 地 域 交 流 センター 会 社 法 2 所 管 部 局 商 工 労 働 観 光 部 室 課 科 学 ものづくり 振 興 課 4 代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 職 氏 名 谷 藤 裕 明 5 設 立 年 月 日 平 成 4 年 2 月 20 日 6 事 務 所 の 所 在 地 盛 岡 市 盛 岡 駅 西 通 ( 公 益 法 人 一 般 法 人 への 移 行 年 月 日 統 合 等 があった 場 合 その 年 月 日 相 手 団 体 の 名 称 等 ) 7 電 話 番 号 資 ( 基 ) 本 金 等 2,600,000,000 う ち 県 の 円 出 資 等 611,000,000 円 23.5% 9 設 立 の 趣 旨 北 上 川 流 域 テクノポリス 開 発 計 画 に 基 づく テクノポリス サポートコア 盛 岡 市 が 計 画 した 高 度 情 報 センター 及 び 業 務 サービス 施 設 を 一 体 的 に 整 備 運 営 し 新 都 市 拠 点 の 構 築 と 本 県 産 業 の 振 興 に 資 する 10 事 業 内 容 (1) 不 動 産 の 賃 貸 及 び 管 理 (2) 情 報 交 流 の 促 進 並 びに 産 業 振 興 のための 会 議 施 設 等 の 運 営 及 び 管 理 (3) 情 報 交 流 の 促 進 並 びに 産 業 振 興 のための 各 種 催 事 展 示 会 等 の 企 画 運 営 11 常 勤 職 員 の 状 況 12 常 勤 役 員 の 状 況 合 計 8 名 うち 県 派 遣 名 うち 県 OB 名 職 員 の 平 均 年 収 非 公 表 ( 平 均 年 齢 53.2 才 ) 24 年 度 実 績 合 計 3 名 うち 県 派 遣 名 うち 県 OB 1 名 役 員 の 平 均 年 収 非 公 表 ( 平 均 年 齢 61.0 才 ) 24 年 度 実 績 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 損 失 補 償 ( 残 高 ) 補 助 金 ( 運 営 費 ) 補 助 金 ( 事 業 費 ) 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 指 定 管 理 料 その 他 財 務 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 22 年 度 23 年 度 24 年 度 流 動 資 産 852, , ,545 固 定 資 産 4,115,786 3,905,737 3,684,442 資 産 合 計 4,968,058 4,719,273 4,519,987 流 動 負 債 481, , ,404 固 定 負 債 1,382,249 1,182, ,717 負 債 合 計 1,863,285 1,543,320 1,289,121 資 本 金 2,600,000 2,600,000 2,600,000 利 益 剰 余 金 504, , ,865 純 資 産 合 計 3,104,772 3,175,952 3,230,865 負 債 純 資 産 合 計 4,968,058 4,719,273 4,519,987 52

13 損 益 計 算 書 22 年 度 23 年 度 24 年 度 売 上 高 801, , ,233 売 上 原 価 570, , ,211 販 売 費 一 般 管 理 費 75,321 76,223 79,666 営 業 外 収 益 1,074 1, 営 業 外 費 用 31,179 26,680 21,919 特 別 利 益 特 別 損 失 0 1, 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 等 52,408 51,245 52,134 当 期 純 利 益 74,316 71,180 80,912 財 務 指 標 22 年 度 23 年 度 24 年 度 傾 向 (24/23 年 度 ) 計 算 式 自 己 資 本 比 率 (%) = 自 己 資 本 / 総 資 本 100 流 動 比 率 (%) = 流 動 資 産 合 計 / 流 動 負 債 合 計 100 有 利 子 負 債 比 率 (%) = 有 利 子 負 債 / 総 資 本 100 売 上 高 対 販 売 管 理 費 比 率 (%) =( 販 売 費 + 管 理 費 )/ 売 上 高 100 人 件 費 比 率 (%) = 人 件 費 /( 販 売 費 + 管 理 費 ) 100 総 資 本 経 常 利 益 率 (%) = 経 常 利 益 / 総 資 本 100 総 資 本 回 転 率 ( 回 ) = 売 上 高 / 総 資 本 Ⅱ 統 括 部 署 ( 総 務 部 )の 総 合 評 価 改 革 工 程 表 に 基 づく 改 革 の 進 捗 状 況 等 について 県 が 関 与 するテクノポリス サポートコア 施 設 となっていた( 財 )いわて 産 業 振 興 センターが 移 転 したこ とにより 県 の 出 資 目 的 が 薄 れている 状 態 となっているため 平 成 29 年 度 までに 完 済 予 定 となっている 長 期 借 入 金 の 返 済 状 況 を 勘 案 しながら 他 の 出 資 者 等 と 十 分 な 協 議 を 行 い 将 来 的 な 出 資 引 揚 げを 検 討 する 法 人 となっています 改 革 工 程 表 においては 毎 年 度 経 営 状 況 の 把 握 と 指 導 監 督 を 行 い 随 時 将 来 的 な 出 資 引 揚 げの 検 討 を 行 うこととしており 今 後 もこの 方 針 を 継 続 します 平 成 24 年 度 は 不 動 産 賃 貸 収 入 の 増 などにより 当 期 純 利 益 は80,912 千 円 となり 6 期 連 続 の 黒 字 を 計 上 しました 53

14 No.17 株 式 会 社 北 上 オフィスプラザ Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 1 法 人 の 名 称 3 設 立 の 根 拠 法 株 式 会 社 北 上 オフィスプラザ 会 社 法 2 所 管 部 局 商 工 労 働 観 光 部 室 課 科 学 ものづくり 振 興 課 4 代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 職 氏 名 斎 藤 伸 5 設 立 年 月 日 平 成 6 年 4 月 15 日 ( 公 益 法 人 一 般 法 人 への 移 行 年 月 日 統 合 等 があった 場 合 その 年 月 日 相 手 団 体 の 名 称 等 ) 6 事 務 所 の 所 在 地 岩 手 県 北 上 市 相 去 町 山 田 2 番 地 18 7 電 話 番 号 資 ( 基 ) 本 金 等 1,791,000,000 う ち 県 の 円 出 資 等 300,000,000 円 16.80% 9 設 立 の 趣 旨 北 上 産 業 業 務 団 地 ( 通 称 :オフィスアルカディア 北 上 )への 業 務 管 理 機 能 研 究 開 発 機 能 の 誘 致 ま た 当 該 団 地 への 立 地 企 業 及 び 周 辺 地 域 企 業 の 業 務 活 動 研 究 開 発 活 動 等 に 対 する 支 援 事 業 を 実 施 するこ とにより 北 上 中 部 地 方 拠 点 都 市 地 域 の 産 業 の 高 度 化 を 図 り もって 本 県 における 人 材 の 定 着 と 産 業 振 興 に 資 することを 目 的 とする 10 事 業 内 容 (1) 北 上 オフィスプラザの 建 設 運 営 事 業 (2) 業 務 支 援 事 業 ( 業 務 機 能 研 究 開 発 機 能 を 対 象 とするレンタルオフィスの 提 供 と 入 居 企 業 への 業 務 支 援 サービスの 実 施 ) (3) 起 業 化 育 成 事 業 (インキュベートルームの 設 置 と 起 業 化 のための 各 種 情 報 の 提 供 関 連 団 体 との ネットワークづくりの 支 援 ) (4) 研 究 開 発 支 援 事 業 ( 研 究 機 関 の 誘 致 地 域 企 業 との 共 同 研 究 のコーディネート) (5) 情 報 提 供 情 報 化 事 業 ( 情 報 資 料 室 及 び 汎 用 データベースの 端 末 設 置 情 報 提 供 ) (6) 交 流 促 進 研 修 事 業 ( 研 修 設 備 の 設 置 及 び 研 修 事 業 の 実 施 ) 11 常 勤 職 員 の 状 況 12 常 勤 役 員 の 状 況 合 計 3 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 職 員 の 平 均 年 収 3,530 千 円 ( 平 均 年 齢 46 才 ) 24 年 度 実 績 合 計 2 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 役 員 の 平 均 年 収 1,225 千 円 ( 平 均 年 齢 67 才 ) 24 年 度 実 績 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 損 失 補 償 ( 残 高 ) 補 助 金 ( 運 営 費 ) 補 助 金 ( 事 業 費 ) 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 0 0 7,249 指 定 管 理 料 その 他 財 務 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 22 年 度 23 年 度 24 年 度 流 動 資 産 625, , ,024 固 定 資 産 898,442 1,249,896 1,214,138 資 産 合 計 1,524,236 1,484,906 1,498,162 流 動 負 債 62,590 13,052 15,537 固 定 負 債 0 0 5,817 負 債 合 計 62,590 13,052 21,354 資 本 金 1,791,000 1,791,000 1,791,000 利 益 剰 余 金 329, , ,995 評 価 換 算 差 額 等 ,803 純 資 産 合 計 1,461,646 1,459,063 1,476,808 負 債 純 資 産 合 計 1,524,236 1,472,115 1,498,162 54

15 損 益 計 算 書 22 年 度 23 年 度 24 年 度 事 業 収 益 113,224 95, ,478 事 業 費 用 112,309 96, ,737 (うち 売 上 原 価 ) 87,048 75, ,907 (うち 販 売 管 理 費 ) 25,261 21,549 22,830 事 業 外 収 益 6,476 4,745 6,927 事 業 外 費 用 特 別 損 失 3,751 5,100 2,136 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 1,004 1,004 1,592 当 期 純 利 益 2,635 2,581 6,941 財 務 指 標 22 年 度 23 年 度 24 年 度 傾 向 (24/23 年 度 ) 計 算 式 自 己 資 本 比 率 (%) = 自 己 資 本 / 総 資 本 100 流 動 比 率 (%) , ,828.0 = 流 動 資 産 合 計 / 流 動 負 債 合 計 100 有 利 子 負 債 比 率 (%) = 有 利 子 負 債 / 総 資 本 100 売 上 高 対 販 売 管 理 費 比 率 (%) =( 販 売 費 + 管 理 費 )/ 売 上 高 100 人 件 費 比 率 (%) = 人 件 費 /( 販 売 費 + 管 理 費 ) 100 総 資 本 経 常 利 益 率 (%) = 経 常 利 益 / 総 資 本 100 総 資 本 回 転 率 ( 回 ) = 売 上 高 / 総 資 本 Ⅱ 統 括 部 署 ( 総 務 部 )の 総 合 評 価 改 革 工 程 表 に 基 づく 改 革 の 進 捗 状 況 等 について 当 法 人 は 北 上 川 流 域 地 域 産 業 活 性 化 協 議 会 の 事 務 局 機 関 として 位 置 付 けられているなど 北 上 川 流 域 における 産 業 振 興 における 役 割 を 担 っていることから 当 面 県 の 出 資 を 継 続 するとされた 法 人 で 毎 年 経 営 状 況 を 把 握 し 指 導 監 督 を 行 うこととしており 今 後 この 方 針 を 継 続 します 平 成 24 年 度 の 決 算 においては 研 究 開 発 事 業 収 入 の 増 により 当 期 純 利 益 6,941 千 円 となっています 55

16 No.18 株 式 会 社 岩 手 ソフトウェアセンター Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 1 法 人 の 名 称 3 設 立 の 根 拠 法 株 式 会 社 岩 手 ソフトウェアセンター 会 社 法 2 所 管 部 局 商 工 労 働 観 光 部 室 課 科 学 ものづくり 振 興 課 4 代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 職 氏 名 橋 本 良 隆 5 設 立 年 月 日 平 成 6 年 4 月 25 日 6 事 務 所 の 所 在 地 盛 岡 市 盛 岡 駅 西 通 二 丁 目 9 番 1 号 ( 公 益 法 人 一 般 法 人 への 移 行 年 月 日 統 合 等 があった 場 合 その 年 月 日 相 手 団 体 の 名 7 電 話 番 号 称 等 ) う ち 県 の 8 資 ( 基 ) 本 金 等 1,278,500,000 円 350,000,000 円 27.4% 出 資 等 9 設 立 の 趣 旨 地 域 ソフトウェア 供 給 力 開 発 事 業 推 進 臨 時 措 置 法 (10 年 間 の 時 限 立 法 )に 基 づく 政 府 出 資 特 別 法 人 と して 第 三 セクター 方 式 で 設 立 その 後 新 事 業 創 出 促 進 法 ( 平 成 11 年 2 月 施 行 平 成 17 年 4 月 廃 止 ) 中 小 企 業 の 新 たな 事 業 活 動 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 17 年 4 月 施 行 )に 発 展 的 に 継 承 その 主 たる 目 的 として 組 込 みソフトウェア 競 争 力 強 化 事 業 等 を 実 施 することにより 不 足 している 県 内 IT 企 業 の 技 術 者 を 育 成 し 本 県 における 組 込 みソフトウェア 分 野 等 の 産 業 集 積 の 推 進 に 貢 献 する 10 事 業 内 容 (1)コンピュータソフトウェア 及 びシステムに 関 する 研 修 会 講 習 会 の 開 催 (2)コンピュータソフトウェア 及 びシステム 開 発 のための 事 務 室 設 備 の 賃 貸 (3)コンピュータ 及 びその 周 辺 機 器 の 賃 貸 (4)コンピュータソフトウェア 及 びシステムの 開 発 に 関 する 調 査 相 談 (5)コンピュータソフトウェア 及 びシステムの 開 発 仲 介 開 発 業 務 の 斡 旋 (6) 情 報 サービス 業 についての 情 報 の 収 集 調 査 分 析 及 び 提 供 (7)コンピュータソフトウェア 及 びシステムの 開 発 に 関 する 労 働 者 派 遣 (8)その 他 前 各 号 に 附 帯 する 一 切 の 業 務 合 計 7 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 11 常 勤 職 員 の 状 況 職 員 の 平 均 年 収 3,020 千 円 ( 平 均 年 齢 44.2 才 ) 24 年 度 実 績 合 計 2 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 12 常 勤 役 員 の 状 況 役 員 の 平 均 年 収 600 千 円 ( 平 均 年 齢 64.0 才 ) 24 年 度 実 績 経 営 目 標 ( 事 業 目 標 及 び 経 営 改 善 目 標 )の 達 成 状 況 (1) 事 業 目 標 項 目 名 1. 高 度 情 報 化 に 対 応 した 人 材 の 育 成 ( 研 修 受 講 者 ) 2. 情 報 通 信 関 連 産 業 の 高 度 化 集 積 地 域 産 業 の 活 力 の 向 上 ( 実 践 指 導 室 入 居 率 ) 3. 組 込 みソフト 即 戦 力 技 術 者 の 養 成 (2) 経 営 改 善 目 標 項 目 名 1. 財 政 基 盤 の 確 立 強 化 2. 研 修 事 業 の 強 化 拡 大 3. 組 織 体 制 の 強 化 ( 計 画 的 な 社 員 研 修 の 実 施 ) 目 標 実 績 受 講 者 200 名 受 講 者 315 名 入 居 率 100% 入 居 率 100% 人 材 育 成 数 15 名 人 材 育 成 数 15 名 目 標 実 績 当 期 純 利 益 7,000 千 円 以 上 5,598 千 円 受 講 者 前 年 度 比 5% 増 7.8% 1 人 1 研 修 受 講 1 人 1 研 修 以 上 受 講 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 23 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 損 失 補 償 ( 残 高 ) 補 助 金 ( 運 営 費 ) 補 助 金 ( 事 業 費 ) 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 指 定 管 理 料 その 他

17 財 務 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 22 年 度 23 年 度 24 年 度 流 動 資 産 280,824 1,323, ,461 固 定 資 産 1,042,824 7, ,123 資 産 合 計 1,323,648 1,331,117 1,336,584 流 動 負 債 6,420 8,011 7,694 固 定 負 債 負 債 合 計 6,969 8,569 8,437 資 本 金 1,278,500 1,278,500 1,278,500 利 益 剰 余 金 38,179 44,048 49,647 純 資 産 計 1,316,679 1,322,548 1,328,147 負 債 正 味 財 産 合 計 1,323,648 1,331,117 1,336,584 損 益 計 算 書 22 年 度 23 年 度 24 年 度 売 上 高 137, , ,616 売 上 原 価 111, , ,773 販 売 費 一 般 管 理 費 17,336 16,077 16,509 営 業 外 収 益 6,082 5,879 5,205 営 業 外 費 用 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 等 6,830 5,741 4,941 当 期 純 利 益 7,607 5,869 5,598 財 務 指 標 22 年 度 23 年 度 24 年 度 傾 向 (24/23 年 度 ) 自 己 資 本 比 率 (%) 流 動 比 率 (%) 4, , ,373.8 有 利 子 負 債 比 率 (%) 売 上 高 対 販 売 管 理 費 比 率 (%) 人 件 費 比 率 (%) 総 資 本 経 常 利 益 率 (%) 総 資 本 回 転 率 ( 回 ) Ⅱ 所 管 部 局 の 評 価 (1) 法 人 の 役 割 と 実 績 継 続 的 な 研 修 事 業 の 実 施 により 一 定 の 役 割 を 果 たしていると 認 められる 中 核 事 業 である 研 修 事 業 につい ては 前 年 度 (H23:759 名 H24:700 名 )に 比 べて 受 講 者 数 が 減 少 しており 受 講 者 数 の 確 保 等 に 向 けて 更 なる 改 善 が 必 要 である 研 修 事 業 の 更 なる 発 展 に 向 け 法 人 と 意 見 交 換 を 行 い 必 要 な 手 立 てを 講 じる いわて 組 込 みコンソーシアムに 引 き 続 き 参 画 し 高 度 なIT 技 術 者 の 育 成 を 行 うなど 県 施 策 推 進 の 中 核 機 関 と して 必 要 な 役 割 を 果 たしてもらう (2) 法 人 の 財 務 借 入 金 がなく キャッシュフロー 上 の 問 題 もなく 経 営 は 安 定 している 今 後 も 単 年 度 決 算 の 黒 字 が 継 続 されるよう 情 報 共 有 に 努 め 必 要 に 応 じ 指 導 を 行 う (3) 法 人 のマネジメント PDCAによる 検 証 を 行 い 達 成 すべき 目 標 として 設 定 した 項 目 について 適 切 に 実 施 するよう 指 導 している 今 後 も 全 ての 項 目 について 目 標 達 成 できるよう 意 思 疎 通 に 努 め 指 導 していく 計 算 式 = 自 己 資 本 / 総 資 本 100 = 流 動 資 産 合 計 / 流 動 負 債 合 計 100 = 有 利 子 負 債 / 総 資 本 100 =( 販 売 費 + 管 理 費 )/ 売 上 高 100 = 人 件 費 /( 販 売 費 + 管 理 費 ) 100 = 経 常 利 益 / 総 資 本 100 = 売 上 高 / 総 資 産 57

18 (4) 法 人 への 県 関 与 財 務 健 全 化 が 継 続 され 指 導 監 督 成 果 は 上 がっている 商 工 労 働 観 光 部 長 の 代 表 取 締 役 就 任 については 情 報 共 有 の 観 点 からのメリットもあるが 経 営 責 任 の 明 確 化 等 の 観 点 から 今 後 見 直 しを 検 討 していく 必 要 がある 法 人 と 十 分 に 意 見 交 換 し 県 職 員 の 代 表 取 締 役 社 長 就 任 の 見 直 しについて 検 討 を 進 めていく 法 人 と 県 の 役 割 分 担 について 県 商 工 労 働 観 光 部 長 が 代 表 取 締 役 社 長 に 就 任 しており 法 人 の 運 営 体 制 を 見 据 えながら 調 整 を 図 っていく 必 要 がある Ⅲ 統 括 部 署 ( 総 務 部 )の 総 合 評 価 総 合 評 価 のレーダーチャート 評 価 分 野 評 価 結 果 前 年 度 法 人 の 目 的 経 営 計 画 事 業 管 理 組 織 管 理 指 導 監 督 財 務 100 A A 0 注 点 線 は 平 成 24 年 度 における 評 価 結 果 を 示 しています 財 指 導 監 督 マネジメント 財 務 のレーダーチャート 務 法 人 の 目 的 経 営 計 画 事 業 管 理 組 織 管 理 取 り 組 むべきこと (1) 法 人 が 取 り 組 むべきこと 1 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 推 進 における 推 進 主 体 の 一 つとして 引 き 続 き ものづくり 産 業 の 高 付 加 価 値 化 高 効 率 化 に 寄 与 する 情 報 関 連 産 業 の 競 争 力 を 図 るための 研 修 等 を 実 施 していく 必 要 があります 2 経 営 改 善 目 標 の 達 成 に 向 けて 研 修 受 講 者 の 確 保 のための 営 業 や 受 託 研 修 の 獲 得 などの 取 組 みを 強 化 して いく 必 要 があります (2) 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 1 当 法 人 の 研 修 事 業 について 受 講 者 数 が 減 少 していることから 引 き 続 き 研 修 事 業 の 更 なる 改 善 に 向 け 法 人 と 十 分 な 意 見 交 換 を 行 い 研 修 事 業 の 企 画 等 についても 的 確 な 指 導 助 言 を 行 う 必 要 があります 2 法 人 代 表 者 への 県 職 員 就 任 について 原 則 取 りやめとしていることから 法 人 体 制 への 適 切 な 助 言 指 導 を 行 い 見 直 しを 図 る 必 要 があります また 当 法 人 の 専 務 はIT 関 連 企 業 からの 出 向 者 常 勤 職 員 は 契 約 社 員 という 脆 弱 な 体 制 であることから 長 期 的 なビジョンに 基 づいた 体 制 整 備 についても 適 切 な 助 言 指 導 を 行 う 必 要 があります 運 営 評 価 結 果 における への 平 成 22 年 度 実 施 分 当 法 人 は 代 表 取 締 役 が 商 工 労 働 観 光 部 長 専 務 はIT 関 連 企 業 からの 出 向 者 常 勤 職 員 は 契 約 社 員 という 脆 弱 な 人 員 体 制 のため 長 期 的 なビジョン に 基 づき 体 制 検 討 整 備 を 行 う 必 要 がある 役 員 については 平 成 23 年 6 月 総 会 ( 役 員 改 選 ) 時 に 見 直 すことを 目 標 に 引 き 続 き 検 討 を 進 めた 職 員 についてはSE 経 験 者 が 長 期 休 暇 となり 派 遣 契 約 元 と 要 員 調 整 したが 不 調 に 終 わった 平 成 24 年 6 月 当 法 人 は 平 成 18 年 度 決 算 において 累 積 欠 損 解 消 以 降 毎 年 黒 字 計 上 しているものの 株 主 配 当 は 全 く 行 っていないほか 常 勤 役 員 の 人 件 費 も 大 半 を 派 遣 元 企 業 が 負 担 している 状 況 を 継 続 しており 財 務 的 に 安 定 しているとは 言 いがたい 状 況 にある ため 財 務 基 盤 の 確 立 強 化 に 向 けた 取 組 を 引 き 続 き 行 う 必 要 がある 研 修 事 業 については 技 術 研 修 職 業 訓 練 を 中 心 に 進 めたが 受 講 者 の 確 保 が 厳 しく 売 上 利 益 とも 計 画 を 大 きく 下 回 った 委 託 事 業 については 国 の 補 助 事 業 に 積 極 的 に 取 組 み 前 年 度 の 倍 以 上 の 売 上 を 達 成 した 平 成 24 年 3 月 58

19 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 当 法 人 の 研 修 事 業 については 受 託 研 修 の 減 等 により 受 講 者 数 が 伸 び 悩 んでいるところなので 研 修 事 業 の 更 なる 発 展 に 向 け 法 人 と 十 分 な 意 見 交 換 を 行 い 研 修 事 業 の 企 画 等 についても 的 確 な 指 導 助 言 を 行 う 必 要 がある 実 施 済 随 時 意 見 交 換 打 合 せを 実 施 し 研 修 事 業 の 企 画 等 について 助 言 を 行 った 平 成 24 年 6 月 商 工 労 働 観 光 部 長 が 代 表 取 締 役 に 就 任 していま すが 法 人 代 表 者 への 県 職 員 の 就 任 については 県 と 法 人 の 役 割 分 担 の 明 確 化 や 経 営 責 任 の 明 確 化 の 観 点 から 真 に 必 要 な 場 合 を 除 き 原 則 取 り やめることとしているため 積 極 的 に 見 直 しを 図 る 必 要 がある 総 会 時 または 県 の 定 期 人 事 異 動 時 に 見 直 すことを 目 標 に 検 討 を 進 める 平 成 23 年 度 実 施 分 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 推 進 における 推 進 主 体 の 一 つとして ものづくり 産 業 の 高 付 加 価 値 化 高 効 率 化 に 寄 与 する 情 報 関 連 産 業 の 競 争 力 を 図 るため の 研 修 等 を 実 施 していく 必 要 がある 実 施 済 国 の 補 助 事 業 である 東 北 地 域 IT 関 連 産 業 活 性 化 人 材 養 成 等 事 業 に 取 り 組 んでおり 平 成 23 年 度 は 全 体 で 277 名 が 受 講 した 平 成 24 年 度 も 引 き 続 き 実 施 する 平 成 25 年 3 月 当 法 人 は 代 表 取 締 役 が 商 工 労 働 観 光 部 長 専 務 はIT 関 連 企 業 からの 出 向 者 常 勤 職 員 は 契 約 社 員 という 脆 弱 な 人 員 体 制 のため 長 期 的 なビジョン に 基 づき 引 き 続 き 体 制 検 討 整 備 を 行 う 必 要 があ る 役 員 については 総 会 ( 役 員 改 選 ) 時 に 見 直 すことを 目 標 に 検 討 を 進 めたが 震 災 により 先 送 りとなった 職 員 についてはSE 経 験 者 を4 月 に 配 置 した 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 当 法 人 の 研 修 事 業 については 受 託 研 修 の 減 等 により 受 講 者 数 が 伸 び 悩 んでいるところなので 研 修 事 業 の 更 なる 発 展 に 向 け 法 人 と 十 分 な 意 見 交 換 を 行 い 研 修 事 業 の 企 画 等 についても 的 確 な 指 導 助 言 を 行 う 必 要 がある 実 施 済 随 時 意 見 交 換 打 合 せを 実 施 し 研 修 事 業 の 企 画 等 について 助 言 を 行 った 平 成 25 年 6 月 商 工 労 働 観 光 部 長 が 代 表 取 締 役 に 就 任 していま すが 法 人 代 表 者 への 県 職 員 の 就 任 については 県 と 法 人 の 役 割 分 担 の 明 確 化 や 経 営 責 任 の 明 確 化 の 観 点 から 真 に 必 要 な 場 合 を 除 き 原 則 取 り やめることとしているため 積 極 的 に 見 直 しを 図 る 必 要 がある 総 会 時 または 県 の 定 期 人 事 異 動 時 に 見 直 すことを 目 標 に 検 討 を 進 める 平 成 24 年 度 実 施 分 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 推 進 における 推 進 主 体 の 一 つとして ものづくり 産 業 の 高 付 加 価 値 化 高 効 率 化 に 寄 与 する 情 報 関 連 産 業 の 競 争 力 を 図 るため の 研 修 等 を 実 施 していく 必 要 がある 当 法 人 は 代 表 取 締 役 が 商 工 労 働 観 光 部 長 専 務 はIT 関 連 企 業 からの 出 向 者 常 勤 職 員 は 契 約 社 員 という 脆 弱 な 人 員 体 制 のため 長 期 的 なビジョン に 基 づき 引 き 続 き 体 制 検 討 整 備 を 行 う 必 要 があ る 国 の 補 助 事 業 である 東 北 地 域 IT 関 連 産 業 活 性 化 人 材 養 成 等 事 業 に 取 り 組 んでおり 平 成 24 年 度 は 全 体 で 平 成 26 年 名 が 受 講 した 平 成 25 年 度 も 引 き 続 き 実 施 する 予 月 定 である 役 員 については 総 会 ( 役 員 改 選 ) 時 等 に 見 直 すこと を 目 標 に 検 討 を 進 めてきたが 震 災 対 応 により 先 送 りと なった 職 員 については 研 修 を 各 自 1 研 修 以 上 受 講 した 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 当 法 人 の 研 修 事 業 について 昨 年 度 は 受 講 者 数 が 伸 びていますが 引 き 続 き 研 修 事 業 の 更 なる 改 善 に 向 け 法 人 と 十 分 な 意 見 交 換 を 行 い 研 修 事 業 の 企 画 等 についても 的 確 な 指 導 助 言 を 行 う 必 要 がある 随 時 意 見 交 換 打 合 せを 実 施 し 研 修 事 業 の 企 画 等 について 助 言 を 行 う 平 成 26 年 6 月 商 工 労 働 観 光 部 長 が 代 表 取 締 役 に 就 任 していま すが 法 人 代 表 者 への 県 職 員 の 就 任 については 県 と 法 人 の 役 割 分 担 の 明 確 化 や 経 営 責 任 の 明 確 化 の 観 点 から 真 に 必 要 な 場 合 を 除 き 原 則 取 り やめることとしているため 積 極 的 に 見 直 しを 図 る 必 要 がある 法 人 の 体 制 状 況 を 踏 まえながら 総 会 時 または 県 の 定 期 人 事 異 動 時 に 見 直 すことを 目 標 に 検 討 を 進 める 59

20 No.19 公 益 財 団 法 人 盛 岡 地 域 地 場 産 業 振 興 センター Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 2 所 管 部 局 商 工 労 働 観 光 部 1 法 人 の 名 称 公 益 財 団 法 人 盛 岡 地 域 地 場 産 業 振 興 センター 室 課 産 業 経 済 交 流 課 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 する 法 律 及 び 公 4 代 表 者 理 事 長 3 設 立 の 根 拠 法 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 等 に 関 する 法 律 職 氏 名 谷 藤 裕 明 5 設 立 年 月 日 昭 和 59 年 8 月 31 日 事 務 所 の 所 在 地 盛 岡 市 繋 字 尾 入 野 64 番 地 102 ( 公 益 法 人 一 般 法 人 への 移 行 年 月 日 統 合 等 があった 場 合 その 年 月 日 相 手 団 体 の 名 称 等 ) 7 電 話 番 号 資 ( 基 ) 本 金 等 27,370,000 う ち 県 の 円 出 資 等 7,500,000 円 27.4% 9 設 立 の 趣 旨 盛 岡 広 域 生 活 圏 の 地 域 における 地 場 産 業 の 振 興 のための 事 業 を 行 うことにより 地 場 産 業 の 育 成 強 化 を 図 り もって 地 域 経 済 の 健 全 な 発 展 と 地 域 住 民 の 生 活 の 向 上 及 び 福 祉 の 増 大 に 寄 与 する 10 事 業 内 容 (1) 地 場 産 業 文 化 の 理 解 と 振 興 事 業 者 の 能 力 育 成 と 後 継 者 確 保 及 び 地 場 産 品 の 振 興 を 図 る 事 業 (2) 業 界 団 体 等 との 連 携 官 公 署 からの 受 託 による 地 場 産 業 の 普 及 啓 発 に 関 する 事 業 (3) 施 設 の 賃 貸 に 関 する 事 業 (4) 盛 岡 手 づくり 村 への 集 客 と 地 域 住 民 との 交 流 を 図 る 事 業 (5) 盛 岡 手 づくり 村 内 共 用 施 設 維 持 管 理 事 業 (6) その 他 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 11 常 勤 職 員 の 状 況 12 常 勤 役 員 の 状 況 合 計 5 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 職 員 の 平 均 年 収 5,383 千 円 ( 平 均 年 齢 53 才 ) 24 年 度 実 績 合 計 0 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 役 員 の 平 均 年 収 0 千 円 ( 平 均 年 齢 才 ) 24 年 度 実 績 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 損 失 補 償 ( 残 高 ) 補 助 金 ( 運 営 費 ) 補 助 金 ( 事 業 費 ) 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 指 定 管 理 料 その 他 財 務 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 22 年 度 23 年 度 24 年 度 流 動 資 産 13,161 21,456 19,034 固 定 資 産 632, , ,606 資 産 合 計 646, , ,640 流 動 負 債 16,989 19,988 17,405 固 定 負 債 6,569 4,686 2,802 負 債 合 計 23,558 24,674 20,207 正 味 財 産 合 計 622, , ,433 負 債 正 味 財 産 合 計 646, , ,640 60

21 正 味 財 産 増 減 計 算 書 22 年 度 23 年 度 24 年 度 経 常 収 益 161, , ,282 経 常 費 用 178, , ,293 うち 事 業 費 133, , ,775 うち 管 理 費 44,587 45,964 53,518 当 期 経 常 増 減 額 16,611 6,051 9,011 経 常 外 収 益 経 常 外 費 用 当 期 一 般 正 味 財 産 増 減 額 16,611 6,051 9,011 当 期 指 定 正 味 財 産 増 減 額 正 味 財 産 期 末 残 高 622, , ,433 財 務 指 標 22 年 度 23 年 度 24 年 度 傾 向 (24/23 年 度 ) 計 算 式 自 己 資 本 比 率 (%) = 正 味 財 産 / 総 資 産 100 流 動 比 率 (%) = 流 動 資 産 合 計 / 流 動 負 債 合 計 100 有 利 子 負 債 比 率 (%) = 有 利 子 負 債 / 総 資 産 100 管 理 費 比 率 (%) = 管 理 費 / 経 常 費 用 100 人 件 費 比 率 (%) = 人 件 費 / 経 常 費 用 100 独 立 採 算 度 (%) 総 資 本 経 常 利 益 率 (%) =( 経 常 収 益 + 経 常 外 収 益 - 補 助 金 収 入 [ 運 営 費 補 助 ])/( 経 常 費 用 + 経 常 外 費 用 ) 100 = 当 期 経 常 増 減 額 / 正 味 財 産 期 末 残 高 100 Ⅱ 統 括 部 署 ( 総 務 部 )の 総 合 評 価 改 革 工 程 表 に 基 づく 改 革 の 進 捗 状 況 等 について 当 法 人 は 県 の 施 策 推 進 において 積 極 的 な 役 割 を 担 っておらず 盛 岡 市 がその 施 策 推 進 のために 法 人 運 営 に 主 導 的 役 割 を 有 していると 認 められる 法 人 であることから 地 元 自 治 体 による 主 導 的 な 関 与 を 基 本 と することとしています 財 団 法 人 の 場 合 出 資 を 引 揚 げることは 制 度 上 できませんので 毎 年 度 経 営 状 況 の 把 握 のみをすることにしているものです 平 成 24 年 度 決 算 においては 展 示 即 売 室 の 売 上 の 減 少 等 により 事 業 収 入 は2,898 千 円 の 減 となりました が 屋 根 塗 装 修 繕 にかかる 盛 岡 市 補 助 金 等 により 経 常 収 益 は4,301 千 円 の 増 となりました また 管 理 費 の 増 加 などにより 経 常 費 用 は7,261 千 円 の 増 となり 当 期 経 常 増 減 額 は 前 年 度 と 比 較 し2,960 千 円 の 減 となり ました ( 平 成 15 年 度 以 降 10 期 連 続 して 単 年 度 欠 損 を 計 上 ) 61

22 No.20 岩 手 県 産 株 式 会 社 Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 1 法 人 の 名 称 3 設 立 の 根 拠 法 岩 手 県 産 株 式 会 社 会 社 法 2 所 管 部 局 商 工 労 働 観 光 部 室 課 産 業 経 済 交 流 課 4 代 表 者 代 表 取 締 役 職 氏 名 和 嶋 憲 男 5 設 立 年 月 日 昭 和 39 年 12 月 17 日 6 事 務 所 の 所 在 地 ( 公 益 法 人 一 般 法 人 への 移 行 年 月 日 統 合 等 があった 場 合 その 年 月 日 相 手 団 体 の 名 称 等 ) 紫 波 郡 矢 巾 町 流 通 センター 南 一 丁 目 8 番 9 号 7 電 話 番 号 資 ( 基 ) 本 金 等 90,000,000 う ち 県 の 円 出 資 等 41,226,000 円 9 設 立 の 趣 旨 岩 手 県 において 生 産 される 物 産 の 販 売 促 進 をとおして 岩 手 県 の 産 業 振 興 に 寄 与 する 10 事 業 内 容 (1) 岩 手 県 において 生 産 される 物 産 の 販 売 並 びに 加 工 に 関 する 事 業 (2) 前 各 号 に 付 帯 する 一 切 の 事 業 事 業 例 : 1 県 産 品 の 百 貨 店 量 販 店 問 屋 及 び 小 売 店 等 に 対 する 卸 売 2 アンテナショップ 及 び 直 営 小 売 店 舗 (らら いわて)における 小 売 3 全 国 百 貨 店 等 における 物 産 展 の 開 催 4 カタログ インターネット 等 による 通 信 販 売 5 県 等 アンテナショップの 管 理 運 営 業 務 の 受 託 6 地 場 産 業 関 係 事 業 者 の 支 援 ( 商 品 開 発 資 金 貸 付 啓 発 指 導 等 ) 11 常 勤 職 員 の 状 況 12 常 勤 役 員 の 状 況 合 計 合 計 59 名 うち 県 派 遣 3 名 うち 県 派 遣 0 名 うち 県 OB 0 名 うち 県 OB 0 名 1 名 職 員 の 平 均 年 収 役 員 の 平 均 年 収 4,555 千 円 ( 平 均 年 齢 6,975 千 円 ( 平 均 年 齢 39.6 才 ) 24 年 度 実 績 58.3 才 ) 24 年 度 実 績 45.8% 経 営 目 標 ( 事 業 目 標 及 び 経 営 改 善 目 標 )の 達 成 状 況 (1) 事 業 目 標 項 目 名 1 県 産 品 の 販 路 拡 大 開 拓 による 地 場 産 業 業 者 の 売 上 増 加 に 努 めます( 県 産 品 仕 入 額 ) 2 県 産 品 の 販 路 拡 大 開 拓 による 地 場 産 業 業 者 の 売 上 増 加 に 努 めます( 売 上 ) 3 付 加 価 値 の 高 い 商 品 開 発 の 取 組 (2) 経 営 改 善 目 標 1 会 社 組 織 の 見 直 し 項 目 名 2 顧 客 満 足 度 を 高 める 仕 組 み 品 質 管 理 衛 生 管 理 の 徹 底 とク レーム 対 応 のマニュアル 化 目 標 IT 化 促 進 諸 規 程 見 直 し 等 マニュアル 実 施 目 標 実 績 4,576,000 千 円 3,969,826 千 円 5,485,000 千 円 5,439,622 千 円 100 品 目 205 品 目 実 績 PC 5% 更 新 諸 規 程 改 定 組 織 変 更 実 施 3 職 員 の 意 識 向 上 資 質 の 向 上 に 向 けた 取 組 み 4 県 からの 融 資 額 の 縮 減 5 経 費 ( 販 売 管 理 費 )の 節 減 外 部 講 師 による 専 門 研 修 等 融 資 額 75,000 千 円 内 部 留 保 額 の 増 額 経 費 の 節 減 実 施 融 資 額 75,000 千 円 ( 2,500 千 円 ) 内 部 留 保 資 金 167,383 千 円 (+16,316 千 円 ) 593,481 千 円 (+7.7%) 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 82,500 82,500 75,000 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 損 失 補 償 ( 残 高 ) 補 助 金 ( 運 営 費 ) 補 助 金 ( 事 業 費 ) 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 12,148 9,373 20,684 指 定 管 理 料 その 他

23 財 務 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 貸 借 対 照 表 22 年 度 23 年 度 24 年 度 流 動 資 産 781,602 1,177,354 1,232,615 固 定 資 産 276, , ,292 資 産 合 計 1,057,843 1,472,776 1,532,907 流 動 負 債 689,945 1,047,237 1,079,421 固 定 負 債 17,691 52,690 62,790 負 債 合 計 707,636 1,099,927 1,142,211 資 本 金 90,000 90,000 90,000 利 益 剰 余 金 260, , ,696 純 資 産 合 計 350, , ,696 負 債 純 資 産 合 計 1,057,843 1,472,776 1,532,907 損 益 計 算 書 22 年 度 23 年 度 24 年 度 売 上 高 4,623,596 5,863,001 5,439,622 売 上 原 価 3,859,609 4,805,340 4,441,374 受 託 料 収 入 72,124 65, ,706 運 賃 収 入 6,990 9,107 8,775 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 842,631 1,058,116 1,102,885 営 業 外 収 益 18,459 20,592 14,868 営 業 外 費 用 15,414 20,478 13,010 特 別 損 失 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 2,758 51,138 8,855 当 期 純 利 益 ,642 17,846 傾 向 (24/23 年 度 ) 財 務 指 標 22 年 度 23 年 度 24 年 度 自 己 資 本 比 率 (%) 流 動 比 率 (%) 有 利 子 負 債 比 率 (%) 売 上 高 対 販 売 管 理 費 比 率 (%) 人 件 費 比 率 (%) 総 資 本 経 常 利 益 率 (%) 総 資 本 回 転 率 ( 回 ) 計 算 式 = 自 己 資 本 / 総 資 本 100 = 流 動 資 産 合 計 / 流 動 負 債 合 計 100 = 有 利 子 負 債 / 総 資 本 100 =( 販 売 費 + 管 理 費 )/ 売 上 高 100 = 人 件 費 /( 販 売 費 + 管 理 費 ) 100 = 経 常 利 益 / 総 資 本 100 = 売 上 高 / 総 資 本 Ⅱ 所 管 部 局 の 評 価 (1) 法 人 の 役 割 と 実 績 設 立 目 的 を 達 成 するためには 震 災 復 興 への 取 組 みを 含 め 環 境 変 化 に 対 応 した 経 営 により 常 に 販 路 の 拡 大 を 目 指 す 必 要 がある また 県 内 事 業 者 育 成 のため 商 品 開 発 ノウハウの 蓄 積 や 支 払 い 条 件 ( 期 間 )の 維 持 が 必 要 県 施 策 と 連 動 して 県 内 事 業 者 の 売 上 拡 大 や 新 商 品 開 発 を 支 援 するとともに 関 連 する 人 材 育 成 の 強 化 を 指 導 する (2) 法 人 の 財 務 財 務 体 質 の 強 化 による 信 用 力 向 上 や 県 内 事 業 者 への 支 払 条 件 ( 期 間 )を 維 持 した 上 で 更 に 流 動 比 率 を 向 上 させる 必 要 がある 株 式 会 社 としての 民 間 力 や これまでのノウハウを 活 かし 売 上 の 向 上 や 財 務 改 善 につながる 新 規 事 業 展 開 へのチャレンジなどを 指 導 し 財 務 体 質 強 化 に 結 び 付 ける (3) 法 人 のマネジメント 社 員 満 足 度 調 査 の 実 施 新 規 研 修 の 導 入 等 組 織 管 理 に 関 する 取 組 みは 着 実 に 前 進 している 今 後 は リスクマネジメントやコンプライアンスに 対 する 取 組 みを 充 実 することが 必 要 である 63

24 リスクマネジメントやコンプライアンス 社 員 満 足 度 向 上 などについて 社 員 個 々の 能 力 とモチベーションを 向 上 させながら 取 組 みが 進 むよう 指 導 する (4) 法 人 への 県 関 与 財 務 体 質 の 強 化 を 図 りながら 財 政 的 支 援 ( 短 期 貸 付 金 )を 減 少 させ 自 立 性 を 高 めていく 必 要 がある 長 期 的 な 計 画 性 を 持 った 自 立 性 を 高 めるための 方 針 を 会 社 と 共 有 し 取 組 みが 着 実 に 前 進 するよう 指 導 する Ⅲ 統 括 部 署 ( 総 務 部 )の 総 合 評 価 総 合 評 価 のレーダーチャート 評 価 分 野 評 価 結 果 前 年 度 法 人 の 目 的 経 営 計 画 事 業 管 理 組 織 管 理 指 導 監 督 財 務 A A 注 点 線 は 平 成 24 年 度 における 評 価 結 果 を 示 しています マネジメント 財 務 のレーダーチャート 財 務 指 導 監 督 法 人 の 目 的 組 織 管 理 経 営 計 画 事 業 管 理 (1) 法 人 が 取 り 組 むべきこと 1 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 実 施 における 推 進 主 体 の 一 つとして 引 き 続 き 被 災 事 業 者 のニーズを 把 握 し 県 内 事 業 者 の 新 商 品 開 発 や 販 路 開 拓 等 を 支 援 していく 必 要 があります 2 運 転 資 金 としての 県 からの 借 入 金 の 調 達 を 継 続 的 に 行 っており 借 入 金 の 縮 減 に 向 けた 努 力 を 行 っていると 認 められますが 引 き 続 き 法 人 の 自 立 に 向 けて 内 部 留 保 を 充 実 し 県 からの 短 期 借 入 金 の 縮 減 に 向 けた 経 営 努 力 を 行 う 必 要 があります (2) 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 と 連 動 して 県 内 業 者 の 売 上 拡 大 や 新 商 品 開 発 を 支 援 するため 引 き 続 き 法 人 と 十 分 な 情 報 共 有 や 意 見 交 換 を 行 い 連 携 して 取 組 む 必 要 があります 運 営 評 価 結 果 における への 平 成 22 年 度 実 施 分 1 運 転 資 金 としての 県 からの 借 入 金 の 調 達 を 継 続 的 に 行 っていますが 法 人 の 自 立 に 向 けて 引 き 続 き 内 部 留 保 を 充 実 し 県 からの 短 期 借 入 金 の 縮 減 に 向 けた 経 営 努 力 を 行 う 必 要 があります 短 期 借 入 金 の 縮 減 については 流 通 環 境 の 変 化 に 対 応 した 新 たな 戦 略 的 事 業 展 開 のため 資 金 が 必 要 なこと( 商 品 開 発 販 促 宣 伝 経 費 通 販 事 業 (ネッ ト 通 販 ) 経 費 ( 営 ) 開 設 に 向 けた 南 東 北 エリア へ の 営 業 経 費 等 ) 加 えて 景 気 の 長 期 低 迷 や 震 災 の 影 響 により 県 内 生 産 者 からの 早 期 支 払 要 請 が 増 加 していること 等 から 当 面 厳 しい 状 況 と 認 識 してい るが 利 益 確 保 による 内 部 留 保 資 金 の 充 実 等 引 き 続 き 融 資 額 の 縮 減 に 最 大 限 努 力 している 平 成 24 年 3 月 2 一 部 商 品 の 在 庫 が 増 加 傾 向 にありますが 在 庫 の 増 加 は 運 転 資 金 の 円 滑 な 回 転 にも 支 障 を きたすことから 仕 入 れの 改 善 及 び 販 売 強 化 によ る 削 減 を 図 るとともに 市 場 の 変 化 等 に 伴 い 仕 入 れや 販 売 の 仕 組 みについても 妥 当 性 を 検 証 する 必 要 があります 岩 谷 堂 箪 笥 について 在 庫 の 削 減 はさほど 進 ん 平 成 24 年 でいない 現 状 であるが 主 要 市 場 における 新 規 得 意 3 月 先 の 獲 得 や 既 存 得 意 先 に 対 する 営 業 支 援 活 動 が 拡 充 してきており またHPを 活 用 した 高 品 質 の 訴 求 による 販 売 の 差 別 化 展 開 加 えて 店 舗 催 事 ネット 等 を 活 用 した 当 社 直 販 事 業 の 積 極 的 な 展 開 により 販 売 強 化 を 図 るとともに 産 地 との 継 続 的 な 協 議 で 商 品 開 発 高 品 質 化 に 努 める 等 課 題 改 善 に 努 め ている 64

25 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 社 会 情 勢 等 の 変 化 により 課 題 となっている 事 業 の 見 直 しについて 法 人 と 十 分 な 情 報 共 有 や 意 見 交 換 を 行 い 県 としての 方 向 性 を 示 す 必 要 があり ます 一 部 商 品 の 在 庫 削 減 について 関 係 機 関 との 協 議 等 に 法 人 と 一 体 となって 取 り 組 み 適 宜 指 導 助 言 を 行 う 必 要 があります 会 社 側 と 所 管 部 局 との 意 見 交 換 の 充 実 を 図 ってい る 平 成 21 年 度 から 法 人 において 新 たな 販 路 開 拓 等 の 取 り 組 みを 始 めており 更 なる 販 路 開 拓 や 在 庫 削 減 に 向 けた 対 策 等 について 法 人 との 意 見 交 換 の 充 実 を 図 っている 平 成 24 年 3 月 平 成 24 年 3 月 平 成 23 年 度 実 施 分 1 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 実 施 における 推 進 主 体 の 一 つとして 被 災 事 業 者 のニーズを 把 握 し 県 内 事 業 者 の 新 商 品 開 発 や 販 路 開 拓 等 を 支 援 し ていく 必 要 があります 2 運 転 資 金 としての 県 からの 借 入 金 の 調 達 を 継 続 的 に 行 っていますが 法 人 の 自 立 に 向 けて 引 き 続 き 内 部 留 保 を 充 実 し 県 からの 短 期 借 入 金 の 縮 減 に 向 けた 経 営 努 力 を 行 う 必 要 があります 被 災 事 業 者 を 回 り 意 見 交 換 復 興 状 況 を 確 認 し 製 造 再 開 した 事 業 者 の 商 品 は 各 方 面 に 拡 販 を 開 始 し ている 製 造 再 開 に 向 け 努 力 している 事 業 者 の 販 売 再 開 の 受 け 皿 として 各 販 売 チャネルを 有 効 に 活 用 し 拡 販 していく 沿 岸 方 面 でミニ 商 談 会 を 開 催 し 各 事 業 者 のニーズを 把 握 し 商 品 開 発 拡 販 に 努 めてい く 23 年 度 は 利 益 確 保 を 図 り 内 部 留 保 資 金 も 増 額 し 24 年 度 は 県 からの 短 期 借 入 金 を7,500 千 円 減 額 した 継 続 継 続 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 と 連 動 して 県 内 業 者 の 売 上 拡 大 や 新 商 品 開 発 を 支 援 するため 法 人 と 十 分 な 情 報 共 有 や 意 見 交 換 を 行 い 県 としての 方 向 性 を 示 す 必 要 があります 定 期 的 な 会 議 等 により 情 報 の 共 有 を 図 りながら 継 続 商 談 会 やフェアの 開 催 など 被 災 企 業 を 含 む 県 内 食 産 業 事 業 者 の 商 品 開 発 及 び 販 路 開 拓 取 引 拡 大 に 連 携 して 取 り 組 んでいる 平 成 24 年 度 実 施 分 1 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 実 施 における 推 進 主 体 の 一 つとして 被 災 事 業 者 のニーズを 把 握 し 県 内 事 業 者 の 新 商 品 開 発 や 販 路 開 拓 等 を 支 援 し ていく 必 要 があります 2 運 転 資 金 としての 県 からの 借 入 金 の 調 達 を 継 続 的 に 行 っていますが 法 人 の 自 立 に 向 けて 引 き 続 き 内 部 留 保 を 充 実 し 県 からの 短 期 借 入 金 の 縮 減 に 向 けた 経 営 努 力 を 行 う 必 要 があります 被 災 事 業 者 を 回 り 意 見 交 換 復 興 状 況 を 確 認 し 製 造 再 開 した 事 業 者 の 商 品 は 各 方 面 に 拡 販 を 開 始 し ている 製 造 再 開 に 向 け 努 力 している 事 業 者 の 販 売 再 開 の 受 け 皿 として 各 販 売 チャネルを 有 効 に 活 用 し 拡 販 していく 沿 岸 方 面 でミニ 商 談 会 を 開 催 し 各 事 業 者 のニーズを 把 握 し 商 品 開 発 拡 販 に 努 めてい く 短 期 借 入 金 の 縮 減 については 流 通 環 境 の 変 化 に 対 応 した 新 たな 戦 略 的 事 業 展 開 のため 資 金 が 必 要 なこと( 商 品 開 発 販 促 宣 伝 経 費 物 産 展 確 保 に 係 る 営 業 経 費 及 び 企 画 費 等 ) 加 えて 景 気 の 長 期 低 迷 や 震 災 の 影 響 により 県 内 生 産 者 からの 早 期 支 払 要 請 が 増 加 していること 等 から 当 面 厳 しい 状 況 と 認 識 しているが 利 益 確 保 による 内 部 留 保 資 金 の 充 実 等 融 資 額 の 縮 減 に 最 大 限 努 力 している 2 4 年 度 は 県 からの 短 期 借 入 金 を7,500 千 円 減 額 し た 継 続 継 続 2 所 管 部 局 が 取 り 組 むべきこと 復 興 に 向 けた 県 の 施 策 と 連 動 して 県 内 業 者 の 売 上 拡 大 や 新 商 品 開 発 を 支 援 するため 法 人 と 十 分 な 情 報 共 有 や 意 見 交 換 を 行 い 県 としての 方 向 性 を 示 す 必 要 があります 定 期 的 な 会 議 等 により 情 報 の 共 有 を 図 りながら 継 続 商 談 会 やフェアの 開 催 など 被 災 企 業 を 含 む 県 内 食 産 業 事 業 者 の 商 品 開 発 及 び 販 路 開 拓 取 引 拡 大 に 連 携 して 取 り 組 んでいる 65

26 No.21 公 益 財 団 法 人 岩 手 県 観 光 協 会 Ⅰ 法 人 の 概 要 平 成 25 年 7 月 1 日 現 在 2 所 管 部 局 商 工 労 働 観 光 部 1 法 人 の 名 称 公 益 財 団 法 人 岩 手 県 観 光 協 会 室 課 観 光 課 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 する 法 律 及 び 公 4 代 表 者 理 事 長 3 設 立 の 根 拠 法 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 する 法 律 職 氏 名 佐 藤 義 正 5 設 立 年 月 日 昭 和 39 年 4 月 16 日 ( 公 益 法 人 一 般 法 人 への 移 行 年 月 日 統 合 等 があった 場 合 その 年 月 日 相 手 団 体 の 名 称 等 ) 平 成 13 年 4 月 1 日 統 合 改 称 平 成 24 年 4 月 1 日 公 益 法 人 へ 移 行 6 事 務 所 の 所 在 地 7 電 話 番 号 盛 岡 市 盛 岡 駅 西 通 マリオス3F 資 ( 基 ) 本 金 等 57,000,000 円 県 の 出 資 等 47,000,000 円 82.5% 9 設 立 の 趣 旨 岩 手 県 の 観 光 宣 伝 紹 介 観 光 客 の 誘 致 促 進 国 際 観 光 の 推 進 等 を 行 うことにより 観 光 の 振 興 を 図 り もって 地 域 の 活 性 化 と 県 民 生 活 の 向 上 発 展 に 寄 与 することを 目 的 とする 10 事 業 内 容 (1) 観 光 振 興 のための 調 査 研 究 及 び 計 画 策 定 に 関 すること (2) 内 外 観 光 客 の 誘 致 を 促 進 する 観 光 地 の 宣 伝 紹 介 情 報 提 供 出 版 物 の 発 行 及 びイベントの 実 施 等 関 すること (3) 観 光 に 関 する 意 識 の 普 及 啓 発 及 び 観 光 事 業 従 事 者 の 育 成 資 質 の 向 上 並 びに 表 彰 等 に 関 すること (4) 観 光 情 報 の 収 集 頒 布 及 び 観 光 関 係 機 関 との 連 携 強 化 育 成 出 捐 等 に 関 すること (5) 観 光 客 の 受 入 態 勢 の 整 備 に 関 すること (6) その 他 協 会 の 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 11 常 勤 職 員 の 状 況 12 常 勤 役 員 の 状 況 合 計 6 名 うち 県 派 遣 3 名 うち 県 OB 名 職 員 の 平 均 年 収 5,550 千 円 ( 平 均 年 齢 50.3 才 ) 24 年 度 実 績 合 計 1 名 うち 県 派 遣 1 名 うち 県 OB 名 役 員 の 平 均 年 収 0 千 円 ( 平 均 年 齢 59 才 ) 24 年 度 実 績 経 営 目 標 ( 事 業 目 標 及 び 経 営 改 善 目 標 )の 達 成 状 況 (1) 事 業 目 標 項 目 名 1 旅 行 商 品 造 成 支 援 による 集 客 数 ( 冬 季 商 品 :11~3 月 ) 2 おもてなしの 心 向 上 研 修 会 参 加 者 数 3 観 光 ホームページのアクセス 件 数 4 教 育 旅 行 誘 致 説 明 会 の 開 催 箇 所 数 5 国 際 旅 行 博 への 参 加 回 数 旅 行 AGT 等 商 談 会 招 請 事 業 の 実 施 回 数 (2) 経 営 改 善 目 標 項 目 名 1 自 主 財 源 の 確 保 指 標 自 主 財 源 確 保 に 向 けた 新 規 取 組 み 件 数 2 経 費 の 節 減 指 標 業 務 改 善 等 による 経 費 節 減 事 例 件 数 目 標 実 績 15.5 万 人 24.7 万 人 90 人 98 人 166 万 件 万 件 4 箇 所 4 箇 所 4 回 13 回 目 標 実 績 1 件 以 上 1 件 1 件 以 上 2 件 県 の 財 政 的 関 与 の 状 況 ( 単 位 : 千 円 ) 項 目 22 年 度 23 年 度 24 年 度 長 期 貸 付 金 残 高 短 期 貸 付 金 実 績 ( 運 転 資 金 ) 短 期 貸 付 金 実 績 ( 事 業 資 金 ) 損 失 補 償 ( 残 高 ) 補 助 金 ( 運 営 費 ) 7, 補 助 金 ( 事 業 費 ) 9,370 15,595 4,622 委 託 料 ( 指 定 管 理 料 を 除 く) 39,362 39,817 15,086 指 定 管 理 料 その 他 ( 賛 助 会 費 業 務 移 管 特 別 負 担 金 ) 30,915 23,500 26,682 66