この 調 査 研 究 紀 要 の 使 い 方 研 究 報 告 書 の 別 冊 としての 調 査 研 究 紀 要 この 調 査 研 究 紀 要 は 研 究 報 告 書 第 270 号 の 内 容 に 具 体 例 事 例 資 料 編 を 加 え て 作 成 したものである なお 添 付 のフロッピーディ

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1 調 査 研 究 紀 要 学 校 における 生 徒 指 導 教 育 相 談 の 進 め 方 ~カウンセリングの 考 え 方 を 生 かして~ 平 成 12 年 3 月 県 立 南 教 育 センター 指 導 相 談 部

2 この 調 査 研 究 紀 要 の 使 い 方 研 究 報 告 書 の 別 冊 としての 調 査 研 究 紀 要 この 調 査 研 究 紀 要 は 研 究 報 告 書 第 270 号 の 内 容 に 具 体 例 事 例 資 料 編 を 加 え て 作 成 したものである なお 添 付 のフロッピーディスクには 紀 要 の 資 料 編 の 内 容 が 収 めらているので 各 学 校 において 適 宜 取 り 出 して 活 用 できる 全 体 のねらい 生 徒 指 導 と 教 育 相 談 は 対 立 するものではないこと 教 育 相 談 やカウンセリングの 理 論 技 法 態 度 を 日 常 の 教 育 活 動 に 生 かすことが 大 切 であるとの 考 えのもとで 南 教 育 セン ターで 行 っているカウンセリング 研 修 の 中 から 基 礎 的 な 内 容 をまとめ 各 学 校 で 活 用 し てもらうことで 生 徒 指 導 教 育 相 談 の 一 層 の 普 及 推 進 を 図 ろうとするものである 各 章 のねらい 第 Ⅰ 章 生 徒 指 導 と 教 育 相 談 生 徒 指 導 教 育 相 談 の 重 要 性 両 者 の 関 係 ねら い 機 能 特 徴 などこの 調 査 研 究 紀 要 としての 基 本 的 な 考 え 方 を 述 べる 第 Ⅱ 章 面 接 相 談 の 進 め 方 カウンセリングの 理 論 や 技 法 はすべての 教 育 活 動 に 生 かせるものであり これを 十 分 に 活 用 するた めにも 基 本 となる 一 対 一 の 面 接 相 談 の 進 め 方 や 留 意 点 について 述 べる 第 Ⅲ 章 日 常 の 教 育 活 動 に 生 カウンセリングが 学 級 経 営 ホームルーム 経 営 かすカウンセリング 授 業 日 常 の 会 話 人 間 関 係 づくり 保 護 者 との 対 応 など 日 常 の 教 育 活 動 にどのように 生 かせる かについて 述 べる 第 Ⅳ 章 身 近 な 問 題 行 動 とそ 身 近 な 問 題 行 動 が 起 こった 場 面 ありがちな 対 応 の 対 応 例 教 育 相 談 的 な 考 え 方 対 応 例 対 応 の 基 本 について 14 の 具 体 例 について1Pずつでまとめている 第 Ⅴ 章 組 織 的 対 応 の 在 り 方 生 徒 指 導 教 育 相 談 の 組 織 的 な 進 め 方 及 びカウン と 教 師 の 姿 勢 セリングの 理 論 や 考 え 方 を 生 かした 教 師 の 姿 勢 に ついて 述 べる < 資 料 編 > Ⅰ 学 校 教 育 に 生 かすカウンセリン グの 理 論 と 技 法 学 級 活 動 ホームルーム 活 動 校 内 研 修 Ⅱ 学 級 経 営 ホームルーム 経 営 等 会 等 で そのまま 印 刷 して 使 える 展 開 例 における 活 用 例 や 資 料 等 をまとめたもの Ⅲ 校 内 研 修 会 の 実 際

3 目 次 第 Ⅰ 章 生 徒 指 導 と 教 育 相 談 4 1 生 徒 指 導 の 重 要 性 と 教 育 相 談 との 関 係 4 2 生 徒 指 導 とは 5 3 学 校 教 育 相 談 ( 学 校 カウンセリング)とは 6 第 Ⅱ 章 面 接 相 談 の 進 め 方 10 1 コミュニケーションの 在 り 方 10 2 面 接 相 談 の 基 本 的 な 流 れ 11 3 基 本 的 な 指 導 援 助 について 12 第 Ⅲ 章 日 常 の 教 育 活 動 に 生 かすカウンセリング 19 1 学 級 経 営 ホームルーム 経 営 に 生 かす 19 2 授 業 に 生 かす 21 3 日 常 会 話 に 生 かす 24 4 児 童 生 徒 相 互 の 人 間 関 係 づくりに 生 かす 25 5 保 護 者 ( 地 域 の 人 々)との 対 応 に 生 かす 27 第 Ⅳ 章 身 近 な 問 題 行 動 とその 対 応 例 30 1 問 題 行 動 のとらえ 方 30 2 身 近 な 問 題 行 動 への 具 体 的 な 対 応 例 31 おはようと 声 をかけたが 返 事 をしない 場 合 31 自 転 車 に 二 人 乗 りをしている 場 合 32 遅 刻 が 突 然 目 立 ってきた 場 合 33 学 習 に 集 中 できない 場 合 34 集 団 活 動 を 嫌 がる 場 合 35 たびたび 忘 れ 物 をする 場 合 36 朝 自 習 をやらない 場 合 37 進 路 決 定 がなかなかできない 場 合 38 朝 になると 体 調 が 悪 くなる 場 合 39 精 神 的 な 理 由 で 体 調 が 悪 く 欠 席 した 場 合 40 友 人 関 係 で 問 題 があった 場 合 41 学 級 の 大 半 から 無 視 や 暴 力 を 受 けた 場 合 42 特 定 の 子 どもをいじめる 場 合 43 タバコを 吸 っていた 場 合 44

4 第 Ⅴ 章 組 織 的 対 応 の 在 り 方 と 教 師 の 姿 勢 45 1 学 校 における 組 織 的 対 応 の 在 り 方 45 2 機 能 する 生 徒 指 導 教 育 相 談 の 組 織 48 3 教 師 の 姿 勢 50 < 資 料 編 > Ⅰ 学 校 教 育 に 生 かすカウンセリングの 理 論 と 方 法 52 Ⅱ 学 級 経 営 ホームルーム 経 営 等 における 活 用 例 58 児 童 生 徒 相 互 の 人 間 関 係 づくり 58 ~ 構 成 的 グループエンカウンターを 活 用 して~ 話 し 合 い 活 動 による 集 団 決 定 63 ~グループワーク 無 人 島 SOSを 活 用 して~ 自 己 理 解 を 深 める 66 ~エゴグラムを 活 用 して~ 保 護 者 会 における 信 頼 関 係 づくり 71 ~ 構 成 的 グループエンカウンターを 活 用 して~ Ⅲ 校 内 研 修 会 の 実 際 73 面 接 演 習 73 ロールプレイング 76 事 例 研 究 ~ 南 教 育 センターA B S 方 式 を 用 いて~ 86 不 登 校 いじめ 児 童 虐 待 の 早 期 発 見 のためのチェックリスト 94 引 用 参 考 文 献 97 関 係 機 関 の 概 要 98 スーパーバイザー 研 究 委 員 100

5 第 Ⅰ 章 生 徒 指 導 と 教 育 相 談 生 徒 指 導 の 目 指 すところは 児 童 生 徒 の 自 己 実 現 に 向 けて 指 導 援 助 していくことであり 教 育 相 談 は 生 徒 指 導 の 一 環 で 中 心 的 な 役 割 を 担 うものである したがって 両 者 は 対 立 する ものではない また 学 校 教 育 相 談 は 教 育 相 談 の 考 え 方 理 論 技 法 を 日 常 の 教 育 活 動 に 活 用 していくことである そこで 本 章 では 生 徒 指 導 教 育 相 談 学 校 教 育 相 談 の 関 係 を 明 ら かにしていくために それぞれのねらい 機 能 特 徴 などについて 概 説 していく 1 生 徒 指 導 の 重 要 性 と 教 育 相 談 と の 関 係 (1) 生 徒 指 導 の 重 要 性 文 部 省 は 新 学 習 指 導 要 領 の 中 で 総 則 の 指 導 計 画 の 作 成 等 に 当 た っ て 配 慮 すべ き 事 項 を 次 の よう に 明 記 し 生 徒 指 導 を 一 層 充 実 す るこ と の 重 要 性 を 強 調 して い る < 小 学 校 > 日 ごろから 学 級 経 営 の 充 実 を 図 り 教 師 と 児 童 の 信 頼 関 係 及 び 児 童 相 互 の 好 ましい 人 間 関 係 を 育 てるとともに 児 童 理 解 を 深 め 生 徒 指 導 の 充 実 を 図 ること 各 教 科 等 の 指 導 に 当 たっては 児 童 が 学 習 課 題 や 活 動 を 選 択 したり 自 らの 将 来 につい て 考 えたりする 機 会 を 設 けるなど 工 夫 すること < 中 学 校 > 教 師 と 生 徒 の 信 頼 関 係 及 び 生 徒 相 互 の 好 ましい 人 間 関 係 を 育 てるとともに 生 徒 理 解 を 深 め 生 徒 が 自 主 的 に 判 断 行 動 し 積 極 的 に 自 己 を 生 かしていくことができるよう 生 徒 指 導 の 充 実 を 図 ること 生 徒 が 自 らの 生 き 方 を 考 え 主 体 的 に 進 路 を 選 択 することができるよう 学 校 の 教 育 活 動 全 体 を 通 じ 計 画 的 組 織 的 な 進 路 指 導 を 行 うこと 生 徒 が 学 校 や 学 級 での 生 活 によりよく 適 応 するとともに 現 在 及 び 将 来 の 生 き 方 を 考 え 行 動 する 態 度 や 能 力 を 育 成 することができるよう 学 校 の 教 育 活 動 全 体 を 通 じ ガイダ ンスの 機 能 の 充 実 を 図 ること < 高 等 学 校 > 学 校 の 教 育 活 動 全 体 を 通 じて 個 々の 生 徒 の 特 性 等 の 的 確 な 把 握 に 努 め その 伸 長 を 図 ること また 生 徒 が 適 切 な 各 教 科 科 目 の 類 型 を 選 択 し 学 校 やホームルームでの 生 活 によりよく 適 応 するとともに 現 在 及 び 将 来 の 生 き 方 を 考 え 行 動 する 態 度 や 能 力 を 育 成 することができるよう ガイダンスの 機 能 の 充 実 を 図 ること 教 師 と 生 徒 の 信 頼 関 係 及 び 生 徒 相 互 の 好 ましい 人 間 関 係 を 育 てるとともに 生 徒 理 解 を 深 め 生 徒 が 主 体 的 に 判 断 行 動 し 積 極 的 に 自 己 を 生 かしていくことができるよ う 生 徒 指 導 の 充 実 を 図 ること 生 徒 が 自 己 の 在 り 方 生 き 方 を 考 え 主 体 的 に 進 路 を 選 択 することができるよう 学 校 の 教 育 活 動 全 体 を 通 じ 計 画 的 組 織 的 な 進 路 指 導 を 行 うこと ガ イダ ン スと は 生 徒 指 導 の 一 形 態 で あ り 学 校 生 活 へ の 適 応 学 業 や 進 路 な どに お け る 選 択 さら に 自 己 の 生 き 方 など に つい て 生 徒 が より よ く 適 応 し 主 体 的 な 選 択 や よ り よ い 自 己 決 定 が で き る よ う に す る た め に 学 校 と し て の 情 報 提 供 案 内 説 明 な ど に 関 し て 指 導 助 言 を す る こと で ある 4

6 (2) 生 徒 指 導 と 教 育 相 談 と の 関 係 生 徒 指 導 と 教 育 相 談 に つ い て は ど ち ら も 問 題 の 解 決 の み で な く 広 く 児 童 生 徒 の 自 己 実 現 に 向 け て 指 導 援 助 し て い く こ と を 目 指 し て い る し た が っ て 生 徒 指 導 も 教 育 相 談 も 学 校 教 育 の す べ て の 場 で 機 能 す る も の で あ り す べ て の 教 師 が い つ で も ど こ で も 行 う も の で あ る し か し 学 校 に お い て は 今 な お 対 立 の 関 係 が 払 拭 さ れ て い る と は 言 え な い 現 状 が あ る そ れ は 次 の よ う な 誤 解 か ら 生 ま れ て い る と 思 わ れ る 生 徒 指 導 に 対 する 誤 解 教 育 相 談 に 対 す る 誤 解 生 徒 指 導 は 指 示 命 令 説 諭 な ど 教 育 相 談 は 相 手 の 話 を 受 容 的 共 感 訓 育 的 な 指 導 が 中 心 で 反 社 会 的 的 に 聴 き 非 社 会 的 な 問 題 が 起 き な 問 題 が 起 こ っ た と き や し つ け た と き に 専 門 家 が 個 室 で 一 対 一 の 指 導 ル ー ル を 守 る な ど 秩 序 あ の 面 接 相 談 と い う 形 で 行 う も の る 集 団 を つ く る た め に 行 う も の 生 徒 指 導 と 教 育 相 談 の 関 係 に 対 す る 誤 解 生 徒 指 導 は 厳 し く 教 育 相 談 は 甘 や か す も の で あ り 2 つ は 車 の 両 輪 の よ う な 関 係 に あ る 一 人 の 教 師 が 両 方 を 行 う こ と は 難 し い 面 が あ り 役 割 分 担 を し て 行 う も の で あ る こ れ ら の 誤 解 は 生 徒 指 導 や 教 育 相 談 を 特 定 の 領 域 や 指 導 方 法 に 限 定 し て 考 え る こ と が 一 般 化 し て し ま っ た 結 果 生 ま れ た も の で あ る と 考 え ら れ る そ こ で こ れ ら の 誤 解 を 払 拭 す る た め に 次 節 で 生 徒 指 導 教 育 相 談 学 校 教 育 相 談 の 意 味 や 機 能 に つ い て 明 ら か に し て い く 2 生 徒 指 導 と は (1) 生 徒 指 導 の ね ら い ア 生 徒 指 導 は 学 校 が そ の 教 育 目 標 を 達 成 す る た め の 重 要 な 機 能 の 一 つ で あ る ( 生 徒 指 導 の 手 引 よ り ) イ 生 徒 指 導 と は 一 人 一 人 の 生 徒 の 個 性 の 伸 長 を 図 り な が ら 同 時 に 社 会 的 な 資 質 や 能 力 態 度 を 育 成 し さ ら に 将 来 に お い て 社 会 的 に 自 己 実 現 で き る よ う な 資 質 態 度 を 形 成 し て い く た め の 指 導 援 助 で あ る ( 生 徒 指 導 資 料 第 20 集 よ り ) (2) 生 徒 指 導 の 2 つ の 側 面 ア 積 極 的 な 生 徒 指 導 子 ど も の 人 格 あ る い は 精 神 を よ り 望 ま し い 方 向 に 推 し 進 め よ う と す る 指 導 で あ ら ゆ る 教 育 活 動 を と お し て 行 わ れ る イ 消 極 的 な 生 徒 指 導 適 応 上 の 問 題 や 心 理 面 の 問 題 な ど を も つ 生 徒 に 対 す る 指 導 ( 生 徒 指 導 資 料 第 20 集 よ り ) 5

7 (3) 自 己 指 導 能 力 の 育 成 生 徒 指 導 の ね ら い は 先 に 述 べ た と お り で あ る が そ の 究 極 の 目 標 の 一 つ が 個 々 の 児 童 生 徒 の 自 己 指 導 能 力 を 育 成 す る こ と で あ る 自 己 指 導 能 力 と は 自 己 を 認 め 自 己 を 理 解 し さ ら に 自 ら の 目 標 を 明 確 に し 自 発 的 自 律 的 に 自 ら の 行 動 を 決 断 し 実 行 で き る 能 力 自 己 指 導 能 力 育 成 の た め の 3 つ の 留 意 点 と そ の 意 義 1 自 己 存 在 感 を 与 え る 人 間 は 他 者 と の か か わ り の 中 で 自 己 の 存 在 感 を 感 じ た と き 生 き 生 き と 活 動 で き 自 己 実 現 を 図 っ て い く こ と が で き る 2 共 感 的 な 人 間 関 係 を 育 成 す る 相 互 に 人 間 と し て 無 条 件 に 尊 重 し 合 う 態 度 で あ り の ま ま に 自 分 を 語 り 共 感 的 に 理 解 し 合 う 人 間 関 係 の 中 に あ っ て こ そ 自 己 受 容 は 一 層 促 進 さ れ る 3 自 己 決 定 の 場 を 与 え る 選 択 決 定 を せ ま ら れ る こ と で 自 己 理 解 が 進 め ら れ る と と も に 決 断 し た 行 動 に 対 し て 責 任 を と る こ と も 学 ん で い く 3 学 校 教 育 相 談 ( 学 校 カ ウ ン セ リ ン グ ) と は (1) 生 徒 指 導 の 一 環 と し て の 教 育 相 談 教 育 相 談 は 生 徒 指 導 の 一 環 と し て 位 置 づ け ら れ る も の で あ り し か も そ の 中 心 的 な 役 割 を 担 う も の で あ る ( 生 徒 指 導 資 料 第 21 集 よ り ) と あ る こ と か ら も 教 育 相 談 は 生 徒 指 導 を 支 え る 重 要 な 機 能 で あ る ま た 教 育 相 談 は 一 人 一 人 の 子 ど も の 教 育 上 の 諸 問 題 を 取 り 上 げ 本 人 又 は そ の 親 教 師 な ど が そ の 望 ま し い 在 り 方 を 見 い 出 す こ と が で き る よ う 指 導 援 助 す る こ と ( 同 上 ) と あ る よ う に 個 別 的 な 指 導 援 助 で あ る (2) カ ウ ン セ リ ン グ と は カ ウ ン セ リ ン グ は 一 般 に 相 談 助 言 と い う 意 味 を も ち 定 義 も 様 々 で あ る が 本 報 告 書 に お い て は 次 の よ う に 定 め る こ れ は 南 教 育 セ ン タ ー に お け る 学 校 カ ウ ン セ リ ン グ に 関 す る 研 修 会 で 用 い て い る も の で あ る カ ウ ン セ リ ン グ と は 言 語 的 及 び 非 言 語 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 活 用 し て 相 手 の 行 動 の 変 容 を 試 み る 人 間 関 係 で あ る こ の う ち 非 言 語 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン と は 表 情 視 線 声 の 調 子 ジ ェ ス チ ャ ー な ど 言 葉 以 外 の 表 現 に よ る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン で あ る ( P 10 参 照 ) ま た 行 動 の 変 容 と は 児 童 生 徒 が 頭 や 心 で わ か る だ け で は 行 動 が 変 わ ら な い 場 合 も あ る た め 実 際 に よ り よ い 行 動 が と れ る よ う に な る こ と を 目 指 し て い こ う と す る も の で あ る 6

8 (3) 学 校 教 育 相 談 ( 学 校 カ ウ ン セ リ ン グ ) と は 教 育 相 談 に 学 校 と い う 冠 を つ け る こ と で 単 に 問 題 を も つ 児 童 生 徒 の 個 別 の 指 導 援 助 と い う こ と に と ど ま ら ず カ ウ ン セ リ ン グ や 教 育 相 談 の 考 え 方 理 論 技 法 を 日 常 の 学 校 教 育 に 活 用 し て い く と い う 広 義 の 意 味 で と ら え る し た が っ て い わ ゆ る 教 育 相 談 所 が 行 う カ ウ ン セ リ ン グ と は 異 な っ た 学 校 な ら で は の 特 徴 や 展 開 の 仕 方 が あ り 学 校 教 育 の 目 標 を 達 成 す る た め に 欠 く こ と の で き な い 重 要 な 機 能 の 一 つであ る なお 本 報 告 書 に お い ては 学 校 教 育 相 談 を 学 校 カ ウン セ リン グ と 同 義 に 用 い る (4) 学 校 教 育 相 談 ( 学 校 カ ウ ン セ リ ン グ ) の 対 象 場 機 会 学 校 教 育 相 談 は 個 人 及 び 集 団 の す べ て の 児 童 生 徒 を 対 象 に 行 わ れ る も の で あ り す べ て の 教 師 が い つ で も ど こ で も 行 う も の で あ る し た が っ て 各 教 科 科 目 道 徳 ( 小 中 ) 特 別 活 動 総 合 的 な 学 習 の 時 間 と い っ た 教 育 課 程 の 領 域 内 及 び 休 み 時 間 や 放 課 後 な ど に 行 わ れ る 指 導 援 助 と い っ た 教 育 課 程 の 領 域 外 の 両 者 に お い て 行 う も の で あ る ま た 学 校 教 育 相 談 は 学 校 の 教 育 活 動 の 一 環 と し て 行 う も の で あ り 保 護 者 や 地 域 専 門 機 関 各 種 相 談 員 と 連 携 し て 組 織 的 計 画 的 に 取 り 組 むも の で ある (5) 学 校 教 育 相 談 ( 学 校 カ ウン セ リン グ )の 3 つ の 機 能 ア 治 療 的 な 機 能 非 行 など 反 社 会 的 な 問 題 行 動 や 不 登 校 など 非 社 会 的 問 題 行 動 を 起 こした 児 童 生 徒 に 対 して 心 理 的 なメカニズムを 理 解 し 問 題 の 解 決 に 向 けての 指 導 援 助 を 個 別 またはグループカウンセリング などの 方 法 を 用 いて 行 う したがって 特 定 の 児 童 生 徒 が 対 象 と なる イ 予 防 的 な 機 能 児 童 生 徒 が 問 題 を 起 こしたり 不 適 応 に 陥 ったりしないように あるいは 教 師 が 気 になる 子 どものサインをキャッチしたときに 問 題 行 動 につながったり 問 題 が 深 刻 化 したりるすることを 事 前 に 防 ぐように 指 導 援 助 することである したがって すべての 児 童 生 徒 が 対 象 となる 例 えば 薬 物 乱 用 に 陥 らないために 保 健 だよりで 啓 発 活 動 を 行 うことや いじめにあっても いやなこ とはいやと 言 えるように 自 己 主 張 の 練 習 をすることはその 一 例 で ある ウ 開 発 的 な 機 能 どの 子 どもも 学 業 進 路 性 格 友 人 など 年 齢 に 応 じた 発 達 課 題 をもっている それを 達 成 して 自 己 実 現 に 向 けて 成 長 していくよ う 指 導 援 助 することであり すべての 児 童 生 徒 を 対 象 としてい る 進 路 相 談 をしたり 自 己 成 長 を 目 指 して 人 間 関 係 づくりの 体 験 学 習 をしたりすることはその 一 つである 7

9 な お 学 校 教 育 相 談 に お け る 治 療 的 な 機 能 を 発 揮 す る た め に は 関 係 機 関 と の 連 携 が 必 要 な 場 合 が あ る 学 級 担 任 や 学 校 は 問 題 を 抱 え 込 む こ と な く 連 携 を 組 織 的 積 極 的 効 果 的 に 行 う こ と で 問 題 の 解 決 に 結 び つ く の で あ る ( P 45~ 50 及 び 資 料 編 P98 99 参 照 ) 関 係 機 関 と 連 携 を す る と き に は 学 校 と し て で き う る 最 大 限 の こ と を 行 う こ と が 前 提 で あ る そ の た め に も 教 師 一 人 一 人 が 面 接 相 談 の 流 れ や 方 法 を 知 り そ れ を 身 に つ け る こ と 問 題 行 動 に つ い て 基 本 的 な 理 解 と 対 応 が で き る よ う に な る こ と が 求 め ら れ る ( P 10~ 14 及 び 資 料 編 P 73~ 75 参 照 ) 次 に 生 徒 指 導 の2つの 側 面 と 学 校 教 育 相 談 の3つの 機 能 の 関 係 を 示 す < 生 徒 指 導 > < 学 校 教 育 相 談 > 消 極 的 な 生 徒 指 導 治 療 的 な 機 能 予 防 的 な 機 能 積 極 的 な 生 徒 指 導 開 発 的 な 機 能 (6) 学 校 教 育 相 談 ( 学 校 カ ウン セ リン グ )の 基 本 的 な 考 え 姿 勢 カウ ン セリ ン グに は 主 なも の だけ で 40 以 上 の 理 論 が あり それ ぞ れ の 理 論 の 考 え 方 や 技 法 に は 相 違 点 が あ る そ れ らを 総 合 的 に と らえ 日 常 の 教 育 活 動 にお い て 必 要 な 教 師 の 態 度 と し て 基 本 的 であ る と 思 わ れる も の につ い てま と めた も の が 以 下 のと お り で ある 基 本 的 な 考 え 方 人 は 誰 で も よく な ろ うと す る 力 と 意 欲 を も って い る 存 在 とし て 尊 重 す る し た がっ て この 子 ども は 変 わ ら な いと 決 めつ け たり 裏 切 ら れ たと 落 胆 し て 指 導 を や めた り する こ とな く 根 気 強 く 継 続 して か か わる 人 は 信 頼 し てい る 人 の 言 う こと は きく も の であ る し た がっ て 日 常 の 信 頼 関 係 づ く り を 重 視 する 信 頼 関 係 がで き てい な い と こ ろで 何 か 問 題 が 起 き たと き だ け 指 導 して も 効 果 が あ がり に くい し 自 分 から 相 談 しに 行 こう と はし な い 信 頼 関 係 が あれ ば 素 直 に 指 導 や 助 言 を 受 け 入 れ るよ う にな る し 頼 り にし よ うと い う 気 持 に もな る 人 は 気 持 を わか っ て もら う こと で 心 理 的 変 容 が あ り そ れが 行 動 変 容 の 原 動 力 に な る し た がっ て まず は 子 ど も の 気 持 を わか ろ うと す るこ と が 大 切 で ある も ち ろ ん 場 面 によ っ ては 指 示 や 禁 止 を 行 うこ と もあ る が そ れ で 行 動 が 改 ま らず 個 別 指 導 を 行 う とき に は な お そう と する よ り も 気 持 をわ か ろ う と する こ と から 始 める こ とで 子 ども が 自 分 を 見 つ め なお す べき と こ ろ に 目 を 向 け 行 動 変 容 へ とつ な が る 8

10 自 分 で 決 め たこ と は 行 動 に 移 し やす い し た がっ て 教 師 は 目 の 前 の 子 ど もが ど のく ら い 自 己 決 定 で き る 力 が あ る か を 見 極 め そ れ に 応 じ て 自 己 決 定 で き るよ う な 活 動 場 面 や 役 割 を つ く っ た り 自 己 決 定 の た め に 考 え る ヒ ン ト を 与 え た り す る な ど の 援 助 を 行 う 教 師 がす べ て を 決 め るの で もな く 何 で も 自 分 で 決 め な さ いと 放 任 す る の で も ない 基 本 的 な 姿 勢 児 童 生 徒 の 発 達 置 か れ て いる 状 況 内 面 の 気 持 など 多 面 的 に 理 解 す る し た がっ て 児 童 生 徒 の 発 達 段 階 に 応 じ た 特 徴 や 問 題 行 動 に 対 す る 一 般 的 理 解 を 行 う と とも に 資 料 を 集 め る 観 察 をす る 心 理 テ スト を 行 う 本 人 と 面 談 す る 保 護 者 や 関 係 す る 教 師 友 人 な ど から 情 報 収 集 す るな ど に よ り 個 別 的 な 理 解 を 行 う 安 易 に 決 めつ け たり 思 い 込 み をも っ たま ま で 指 導 した り す るこ と は 問 題 解 決 に 結 び つ かな い ばか り か 時 に は 問 題 を こ じ れ させ る こと に もな る 少 し の 我 慢 を 意 図 的 に 設 定 する そし て 少 し の 変 化 を 認 め る し た がっ て 児 童 生 徒 と 話 し 合 い な がら その 子 ども が で きる こ とを 目 標 と し て 決 め さ せ 実 行 させ る 目 標 が ある と 張 り 合 いを も つ こと が でき や り 遂 げる こ と で 達 成 感 有 用 感 存 在 感 を もつ こ とが で き る 目 標 を 決 め る と きは 簡 単 す ぎ るも の や 子 ど も が 内 心 でき そ うに な い と 思 っ てい る も の で はな く 尐 し 努 力 す れ ばで き そ うな も のを 設 定 す る の がポ イ ント で あ る 子 ど も は で きて ほめ ら れ て そ の 行 動 が 身 に つ き 次 の 意 欲 が わ く の で あ る で き た こ と を 当 た り 前 と 思 わ ず 子 ど も と 共 に 喜 び た い 温 か さの 中 にも 厳 し さを も つ 温 か さに よ り 子 ど もの 心 は 安 定 し 意 欲 的 にな れ る た だ し 過 保 護 や 甘 や か しに な っ ては な らな い こと は 言 うま で もな い 温 か さ の 基 盤 の 上 に 立 っ て し つ け をし た り ル ール を 守 らせ た り 間 違 っ た こ とに 対 して は 毅 然 と した 態 度 をと る こと で 子 ど も の 社 会 化 を 図 るこ と が でき る 9

11 第 Ⅱ 章 面 接 相 談 の 進 め 方 面 接 相 談 と は 児 童 生 徒 の よ り よ い 学 校 生 活 の 実 現 を 目 指 し 教 師 が 児 童 生 徒 や 保 護 者 と 共 に 学 業 や 進 路 自 己 の 生 き 方 や 学 校 生 活 へ の 適 応 な ど の 問 題 に つ い て 考 え 適 切 な 指 導 援 助 を 行 う こ と で 問 題 解 決 を 図 っ て い く も の で あ る そ こ で 最 初 に 面 接 相 談 の 中 心 と な る こ と ば と 動 作 や 表 情 な ど の 非 言 語 に よ る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の は た ら き に つ い て 概 説 し 次 に 面 接 相 談 の 基 本 的 な 流 れ と 主 な 技 法 等 に つ い て 述 べ る 1 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 在 り 方 (1) こ と ば と 動 作 や 表 情 な ど の 果 た す 役 割 相 手 と 面 接 を 進 め コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 図 る 手 段 と し て は こ と ば ( 言 語 ) と こ と ば 以 外 の 動 作 や 表 情 な ど ( 非 言 語 ) の 2 つ が あ げ ら れ る こ の 2 つ の 手 段 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に 占 め る 割 合 は こ と ば が 35% で 残 り の 65% が 動 作 や 表 情 な ど の 非 言 語 に よ る ( 異 文 化 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 古 田 暁 監 修 ) と 言 わ れ て い る ま た こ の 2 つ の 手 段 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に お け る 役 割 を 考 え る と こ と ば が 主 と し て 事 実 や 思 考 の 伝 達 に 能 率 的 に 機 能 す る の に 対 し て 動 作 や 表 情 な ど の 非 言 語 は 主 と し て 感 情 な ど の 伝 達 に 機 能 し て い く こ と ば に よ る 事 実 な ど の 伝 達 は 意 識 的 に 行 わ れ る も の で あ る が 感 情 な ど は そ の 時 そ の 場 の 気 分 や 状 況 に よ っ て も 異 な る た め 無 意 識 の う ち に 動 作 や 音 声 表 情 な ど に 表 れ る も の で あ る コミュニケーションにおける 言 語 と 非 言 語 の 占 める 割 合 非 言 語 65% 言 語 35% 言 語 非 言 語 そ こ で ま ず 動 作 や 表 情 な ど の 非 言 語 に つ い て 概 説 し こ と ば ( 言 語 ) に つ い て は 第 3 節 の 基 本 的 な 指 導 援 助 に つ い て で 具 体 的 に 述 べ て い く (2) 動 作 や 表 情 な ど の 大 切 さ 動 作 や 表 情 な ど に 代 表 さ れ る 非 言 語 の 種 類 は 実 に 多 様 で あ る ま た 同 時 に 極 め て 日 常 的 な も の で も あ る し か も こ れ ら の 中 に は 自 分 で 意 識 せ ず と も 自 分 の 癖 で 自 然 と 出 て し ま う も の も あ る そ こ で 面 接 相 談 に お い て 教 師 は 相 手 の 思 考 や 感 情 な ど を 的 確 に 把 握 す る た め に も 相 手 の こ と ば に 耳 を 傾 け る と 同 時 に 無 意 識 の う ち に 表 れ る 動 作 や 表 情 な ど の 非 言 語 に も 着 目 し な が ら 面 接 を 進 め て い く 必 要 が あ る 非 言 語 は 相 手 の 感 情 を 的 確 に 把 握 す る た め の 判 断 材 料 と し て 効 果 的 に 活 用 で き る も の で あ る ま た 教 師 自 身 が 無 意 識 の う ち に 非 言 語 に 表 れ る 自 分 の 癖 等 に つ い て 周 知 し て お く こ と で 相 手 か ら 誤 解 さ れ た り よ く な い 印 象 を 与 え た り す る こ と を 事 前 に 防 ぐ こ と に も つ な が る す な わ ち 非 言 語 は 相 手 と の 信 頼 関 係 を 築 い て い く 上 で も 欠 か せ な い 要 素 の 一 つ と 言 え る 10

12 < 面 接 相 談 に お け る 非 言 語 に 関 す る 留 意 事 項 > 視 線 : 目 は 感 情 の 出 る チ ャ ン ネ ル で あ る か ら 相 手 の 心 理 を つ か む た め に は 原 則 と し て 目 を 見 る が 過 度 の 凝 視 に 留 意 す る 表 情 : 感 情 の 起 伏 は 目 と 同 時 に 表 情 に 出 る 眉 間 の し わ は 困 惑 怒 り 焦 り 等 を 表 す 姿 勢 : 腕 組 や 足 組 は 時 に は 相 手 に 対 す る 威 圧 と な る ま た 前 傾 姿 勢 も 度 を 過 ぎ る と 威 圧 的 に な る 動 作 : 不 要 に 手 足 が 動 く 場 合 は 焦 り 困 惑 嫌 悪 等 の 感 情 の 表 わ れ で も あ る 保 護 者 が 来 た と き 立 ち 上 が っ て あ い さ つ を す れ ば 相 手 を ね ぎ ら う 気 持 や 関 心 が あ る こ と を 示 す こ と に な る 距 離 : 空 間 的 距 離 は 心 理 的 距 離 を 表 す 相 手 と の 距 離 が 近 す ぎ る と 相 手 に 圧 迫 感 を 与 え 一 方 離 れ す ぎ て い る と 疎 遠 な 感 じ を 与 え て し ま う 服 装 : 相 手 に 敬 意 を 表 す 服 装 を 心 が け る 清 潔 で 整 っ た 服 装 は 相 手 に 安 心 感 を 与 え る 声 の 調 子 質 量 : 話 す 速 さ 声 の 大 き さ 調 子 等 に よ っ て も 相 手 に 安 心 感 を 与 え る ジ ェ ス チ ャ ー : あ っ た 方 が よ い も の の 過 度 に な ら な い よ う に す る < 面 接 相 談 に お い て 感 情 が 無 意 識 の う ち に 非 言 語 に 表 れ て い る 例 > [ 例 1 ] 教 師 : で 悩 ん で い る ん だ そ の こ と に つ い て も う 尐 し 話 し て く れ る? 音 声 : 穏 や か 表 情 : 真 剣 動 作 : 貧 乏 ゆ す り 教 師 自 身 の 面 接 に 対 す る 苛 立 ち [ 例 2 ] 生 徒 : 友 達 の こ と は 別 に 気 に し て い な い し 平 気 だ よ 音 声 : 普 通 表 情 : 笑 顔 動 作 : こ ぶ し を ぎ ゅ っ と 握 り 締 め る 友 達 に 対 す る 怒 り や 悔 し さ 等 * 上 記 の 2 つ の 例 は 無 意 識 の う ち に 感 情 が 非 言 語 に 表 れ た も の を 示 し て い る し か し 面 接 の 状 況 や 場 面 等 に よ っ て も 感 情 は 微 妙 に 異 な っ て く る た め 一 概 に 非 言 語 が 肯 定 的 ま た は 否 定 的 な 感 情 を 表 し て い る と 断 定 で き る も の で は な い 2 面 接 相 談 の 基 本 的 な 流 れ 面 接 相 談 の 基 本 的 な 流 れ に つ い て 面 接 の 3 段 階 を 用 い て 説 明 し て い く 面 接 の3 段 階 < 第 1 段 階 : 面 接 初 期 > 信 頼 関 係 を つ く る お 互 い に 構 え が な く ざ っ く ば < 第 1 段 階 > < 第 3 段 階 > ら ん な 雰 囲 気 を つ く る 面 接 初 期 面 接 後 期 < 第 2 段 階 : 面 接 中 期 > 問 題 の 核 心 を つ か む ( 信 頼 関 係 づくり) ( 適 切 な 指 導 援 助 ) 相 手 の 取 り 組 む べ き 問 題 の 核 心 が 何 で あ る か を つ か む < 第 2 段 階 > < 第 3 段 階 : 面 接 後 期 > 適 切 な 指 導 援 助 を す る 面 接 中 期 問 題 の 解 決 を 図 る た め の 適 切 な ( 問 題 の 核 心 の 把 握 ) 指 導 援 助 を す る * 曲 線 の 深 さは 問 題 の 複 雑 さ 深 刻 さを 表 す 11

13 < 第 1 段 階 : 面 接 初 期 > 個 別 面 接 に お い て 大 切 な こ と は ま ず 相 手 と の 信 頼 関 係 を 築 く た め に 相 手 の 話 を 傾 聴 す る こ と で あ る 受 容 し た り 相 手 の 気 持 に 沿 い な が ら 聴 い た り し て い く こ と で 相 手 は 自 分 の 心 を 開 く よ う に な る < 第 2 段 階 : 面 接 中 期 > 相 手 の 話 を 傾 聴 し な が ら 問 題 の 核 心 を つ か ん で い く 話 の 内 容 に よ っ て は 問 題 の 核 心 が す ぐ に 把 握 で き る 場 合 も あ れ ば な か な か 把 握 で き な い 場 合 も あ る 第 1 段 階 と 第 2 段 階 で よ く 活 用 さ れ る 基 本 的 な 技 法 が 受 容 支 持 繰 り 返 し 質 問 明 確 化 の 5 つ で あ る < 第 3 段 階 : 面 接 後 期 > 問 題 の 核 心 を つ か ん だ な ら ば 次 は そ の 問 題 の 解 決 に 向 け て 適 切 な 指 導 援 助 を 行 い 相 手 に 行 動 の 変 容 を 求 め て い く 具 体 的 な 指 導 援 助 と し て よ く 活 用 さ れ る 技 法 が 助 言 示 唆 解 釈 情 報 提 供 指 示 説 得 等 で あ り 教 師 側 か ら の 積 極 的 か つ 具 体 的 な は た ら き か け が 鍵 と な る 留 意 す べ き こ と は 問 題 解 決 に 向 け て 相 手 が 具 体 的 な 行 動 を と れ る よ う に 自 己 決 定 さ せ て い く こ と で あ る 自 分 の 意 志 で 決 め た こ と で あ れ ば 行 動 変 容 の 意 識 も 高 ま り 具 体 的 な 行 動 に も 結 び つ き や す い ま た そ の 行 動 が と れ な か っ た 場 合 で も 自 分 で 決 め た こ と で あ れ ば 自 ら の 責 任 に お い て 行 動 を 振 り 返 り 反 省 す る 機 会 と も な り う る し た が っ て 第 3 段 階 で は 教 師 は 子 ど も が 自 分 で 考 え 決 断 で き る よ う に 具 体 的 に 指 導 援 助 し て い く の で あ る な お 面 接 終 了 後 は 自 己 決 定 し た こ と を 実 行 し て い る か ど う か を 見 守 り 見 届 け る と と も に 実 行 で き た 場 合 は 十 分 に 認 め で き な か っ た 場 合 は 再 度 行 動 化 に 向 け て 面 接 を 繰 り 返 し て い く 個 別 面 接 は 一 般 的 に 上 記 の よ う な 3 段 階 の 過 程 を 経 て 進 行 し て い く し た が っ て 傾 聴 す る と い う こ と は ま ず 相 手 と の 信 頼 関 係 を 築 き 第 3 段 階 で の 指 導 援 助 が 適 切 に 行 わ れ る よ う に す る た め の も の で あ る こ の よ う な 面 接 の 過 程 が 正 し く 理 解 さ れ ず 第 1 段 階 の 傾 聴 のみが 過 度 に 強 調 され また 一 人 歩 きをしたために 教 育 相 談 は 聴 くだけ 指 示 を し な い な ど と い う 誤 解 が 生 じ た の で あ る 3 基 本 的 な 指 導 援 助 に つ い て (1) 面 接 相 談 の 3 段 階 の す べ て に 活 用 す る 指 導 援 助 ( 基 本 的 な 5 つ の 技 法 を 中 心 に ) 面 接 相 談 を 効 果 的 に 進 め る た め に は ま ず 相 手 と の 信 頼 関 係 を つ く る ( 面 接 相 談 の 第 1 段 階 ) こ と で あ る 信 頼 関 係 づ く り に 効 果 的 な 技 法 と し て こ こ で は 受 容 支 持 繰 り 返 し 質 問 明 確 化 の 5 つ の 基 本 的 な 技 法 に つ い て 概 説 す る こ の 5 つ の 基 本 的 な 技 法 は 面 接 相 談 の 第 1 段 階 ば か り で な く 問 題 の 核 心 を つ か む 第 2 段 階 適 切 な 指 導 援 助 を す る 第 3 段 階 に お い て も 活 用 さ れ る も の で あ る 12

14 受 容 受 容 と は 相 手 の 話 を う ん う ん と あ い づ ち を 打 ち な が ら 聴 く こ と で あ る 非 審 判 的 許 容 的 な 雰 囲 気 を つ く り あ る が ま ま の 相 手 を 受 け 入 れ る こ と で あ る 話 し 手 は 構 え が と れ て 語 る よ う に な り 聞 き 手 と の 間 に 信 頼 関 係 が 生 ま れ る た だ し 受 容 は 相 手 の 気 持 を わ か ろ う と す る が 迎 合 と は 異 な り そ の 行 為 を 認 め る こ と で は な い [ 例 ] 生 徒 : 勉 強 が 手 に つ か な い ん で す 教 師 : う ん う ん ( あ い づ ち を 打 ち な が ら ) 支 持 支 持 と は そ れ は そ う だ そ れ は 大 変 だ っ た な あ よ く ま あ 今 ま で 我 慢 し て い た も の だ と 相 手 の 言 動 を 認 め る こ と で あ る 支 持 さ れ る こ と を と お し て 相 手 は 自 分 に 対 す る 自 信 を つ け た り 自 分 自 身 を 素 直 に 受 け 入 れ ら れ る よ う に な っ て く る [ 例 ] 生 徒 : ず っ と い じ め ら れ て で も な ん と か が ま ん し て 学 校 に だ け は 来 て い た ん で す で も 本 当 に 恐 い ん で す 教 師 : よ く 今 ま で 我 慢 し て き た ね ー 本 当 に 辛 か っ た ん だ ね 繰 り 返 し 相 手 の 話 し た 語 尾 を 軽 く 繰 り 返 し た り 内 容 や 感 情 の ポ イ ン ト を つ か ま え て そ れ を 相 手 に 繰 り 返 し て 伝 え る 聞 き 手 の 理 解 に 間 違 い な い か 確 認 す る 気 持 を 込 め て 行 う 話 し 手 は 自 分 の 話 が き ち ん と 聞 い て も ら え た と い う 満 足 感 が あ り 信 頼 感 が 出 て く る ま た 自 分 の 気 持 や 受 け 取 り 方 を 離 れ て 眺 め る こ と が で き ( 聞 き 手 が 鏡 に な る ) 自 問 自 答 が 促 進 さ れ る そ れ に よ っ て 自 分 が は っ き り し て く る [ 例 ] 生 徒 : だ か ら A 男 と は も う し ゃ べ り た く な い ん だ 顔 を 見 る の も い や だ よ あ ん な や つ 教 師 : も う 顔 も 見 た く な い ん だ 質 問 聞 き 手 は 質 問 を と お し て 相 手 か ら 情 報 収 集 が で き る 一 方 相 手 は 聞 き 手 が 自 分 に 関 心 を も っ て い る と 感 じ る こ と が で き る 質 問 に は は い い い え で 答 え に く い よ う な 開 か れ た 質 問 と 答 え や す い 閉 ざ さ れ た 質 問 が あ る 開 か れ た 質 問 の 方 が 多 く の 情 報 が 得 ら れ る が 口 の 重 い 相 手 に は 閉 ざ さ れ た 質 問 の 方 が 効 果 的 で あ る < 留 意 点 > 話 題 が あ ち こ ち に 飛 ん で い く よ う な 聞 き 方 に な ら ず 一 つ の 話 題 か ら そ れ に 関 連 し た こ と を 聞 い て い く 相 手 が 聞 か れ た く な い と 思 っ た こ と は 後 回 し に す る ( 信 頼 関 係 が で き て か ら ) 好 奇 心 で 聞 か な い [ 例 ] 開 か れ た 質 問 生 徒 : A 男 と は も う し ゃ べ り た く な い ん だ 教 師 : そ う し ゃ べ り た く な い ん だ で も ど う し て? 生 徒 : A 男 が 僕 の こ と を ば か に す る か ら 教 師 : ば か に す る ど ん な ふ う に? 生 徒 : 僕 が 何 も し て い な い の に バ カ と か ア ホ と か 言 う ん だ 教 師 : そ う か ー A 男 は ど ん な と き に そ う い っ た こ と を 言 う ん だ い? 13

15 明 確 化 話 し 手 が 心 の 中 で 思 っ て い て も ま だ 言 葉 に し て い な い こ と ま た は 話 し 手 が 薄 々 気 づ い て い る が ま だ は っ き り と は 意 識 し て い な い こ と を 聞 き 手 が 先 取 り し て 言 う 方 法 で あ る 明 確 化 が ぴ っ た り と 決 ま っ た と き は 相 手 は 聞 き 手 の こ と を 自 分 の 気 持 が わ か っ て く れ る 人 だ と 感 じ 信 頼 関 係 が 深 ま る [ 例 ] 生 徒 : い つ も お 母 さ ん は 僕 ば か り 怒 る ん だ 教 師 : 自 分 ば か り 怒 ら れ て 面 白 く な い ん だ 兄 弟 を 平 等 に 扱 っ て ほ し い ん だ ね < 技 法 を 活 用 す る 上 で の 受 容 的 態 度 に 関 す る 留 意 点 > 相 手 と の 信 頼 関 係 を は ぐ く む 上 で は 受 容 支 持 繰 り 返 し 質 問 明 確 化 の 5 つ の 技 法 を 効 果 的 に 使 い な が ら 受 容 的 態 度 で 接 し て い く こ と が 重 要 で あ る し か し 技 法 の 使 い 方 に よ っ て は 放 任 や 甘 や か し に な っ た り ま た は 相 手 の 行 為 そ の も の を 認 め て し ま う こ と に な っ た り し て か え っ て 事 態 を 悪 化 さ せ る 原 因 と な る 場 合 も あ る 次 の 例 1 と 例 2 の 面 接 相 談 の 一 部 を 比 較 し て 考 え て み た い [ 例 1] 迎 合 的 対 応 生 徒 : タ バ コ に ど う し て も 手 が 出 て し ま う ん だ 教 師 : う ん う ん ( う な ず き な が ら ) 生 徒 : 家 で も 認 め て る し 自 分 で も し ょ う が な い と 思 っ て ん だ 教 師 : う ん う ん ( う な ず き な が ら ) 生 徒 : で も 俺 も 尐 し は 学 校 で は ま ず い と 思 っ て ん だ 教 師 : ふ ー ん ( う な ず き な が ら ) A 確 か に 学 校 じ ゃ ま ず い よ な 生 徒 : そ う な ん だ だ か ら こ れ か ら は 学 校 で は で き る だ け や め る よ 教 師 : B う ん う ん ( う な ず き な が ら ) な る ほ ど ー [ 例 2 ] 受 容 的 対 応 生 徒 : タ バ コ に ど う し て も 手 が 出 て し ま う ん だ 教 師 : う ん う ん ( う な ず き な が ら ) 生 徒 : 家 で も 認 め て る し 自 分 で も し ょ う が な い と 思 っ て ん だ 教 師 : う ん う ん ( う な ず き な が ら ) 生 徒 : で も 俺 も 尐 し は 学 校 で は ま ず い と 思 っ て ん だ 教 師 : ふ ー ん ( う な ず き な が ら ) C 学 校 で は ま ず い と 思 っ て い る ん だ 生 徒 : そ り ゃ ま ず い よ 俺 だ っ て 教 師 : D う ん う ん ( う な ず き な が ら ) な る ほ ど ー E で も ど う し て? * 例 1 で は 教 師 は 受 容 的 態 度 で 生 徒 に 接 し て い る つ も り で あ る が 下 線 部 A で 生 徒 の 喫 煙 自 体 を 認 め て し ま っ て い る そ の た め 下 線 部 B の う な ず き は 生 徒 の 喫 煙 を 認 め た う な ず き に な っ て い る そ れ に 対 し 例 2 で は 下 線 部 C で 繰 り 返 し の 技 法 を 使 い 相 手 の 気 持 や 考 え の み に 焦 点 を 当 て て い る こ れ は 喫 煙 行 為 そ の も の を 認 め て い る わ け で は な い そ の た め 下 線 部 D の う な ず き は 生 徒 の 喫 煙 そ の も の を 認 め る う な ず き で は な く 気 持 や 考 え に 対 す る う な ず き と な っ て い る そ し て 下 線 部 E で 開 か れ た 質 問 を 14

16 使 い 生 徒 の 気 持 や 考 え に さ ら に せ ま っ て い っ て い る こ の 点 が 例 1 と の 大 き な 違 い で あ る こ の よ う に 同 じ う ん う ん と い う う な ず き で あ っ て も 例 1 の よ う な う な ず き は 受 容 と は 言 え ず 事 態 を か え っ て 混 乱 さ せ る 原 因 と も な る こ の 点 を 押 さ え な が ら 受 容 的 態 度 で 接 し て い く こ と で あ る * 例 1 に 関 し て も そ の 場 の 生 徒 の 感 情 や 教 師 と 生 徒 と の 信 頼 関 係 の 程 度 な ど に よ っ て は 微 妙 に 状 況 が 異 な っ て く る そ の た め 下 線 部 A の よ う な 教 師 の 発 言 が す べ て の 場 合 に お い て 生 徒 の 喫 煙 を 認 め た こ と に な る と は 一 概 に 断 定 で き る も の で は な い (2) 面 接 相 談 の 第 3 段 階 で 活 用 す る 主 な 指 導 援 助 面 接 相 談 の 第 3 段 階 で は 相 手 の 行 動 変 容 を 促 す た め に 教 師 か ら の 具 体 的 な は た ら き か け が 必 要 と な る こ の 具 体 的 な は た ら き か け と し て よ く 使 わ れ る 指 導 援 助 に つ い て 概 説 す る ア 相 談 者 に 対 す る は た ら き か け 助 言 助 言 と は ~ を し て み た ら ~ は ど う な ど と 相 手 の 行 動 を 促 し た り ま た ~ か も し れ な い よ な ど と 将 来 起 こ り う る こ と を 予 測 し て 言 っ た り す る こ と で あ る 大 事 な こ と は 本 人 に 行 動 の 自 己 決 定 を さ せ る こ と で あ る [ 例 ] 生 徒 : 行 き た い 高 校 が 見 つ か ら な い ん で す 教 師 : そ う か そ れ じ ゃ 高 校 説 明 会 や 体 験 入 学 に 参 加 し て み た ら ど う 示 唆 示 唆 と は 私 だ っ た ら ~ す る け ど そ の 場 合 は ~ と 考 え ら れ る か な な ど と 相 手 の と る べ き 言 動 を そ れ と な く 教 え る こ と で あ る [ 例 ] 生 徒 : お 風 呂 に 入 っ た 後 は す っ き り し て 勉 強 も や る 気 が 出 る ん で す で も 家 は お 風 呂 の 時 間 が 遅 い ん で す 教 師 : そ う か 先 生 な ら お 母 さ ん に 頼 ん で 家 に 帰 っ た ら す ぐ に お 風 呂 に 入 れ る よ う に し て お い て も ら う け ど な ー 解 釈 解 釈 と は 相 手 が 自 分 の 言 動 や 考 え 方 に 気 づ いて い ない こ とを 気 づ かせ る 発 言 で あ る 例 え ば 言 い 方 が き つい 人 には 何 も 言 え な くな っ てし ま うん だ ね 失 敗 す る と す ぐに 投 げ 出 し てし ま う んだ ね な ど であ る 解 釈 は 一 つ と は 限 ら な いの で 決 め つ け た 言 い 方 をし な いよ う に する [ 例 ] 生 徒 : 実 は も う 学 校 を や め よ う と 思 っ て い る ん で す け ど 教 師 : 学 校 に 来 る の が 苦 痛 で そ の 苦 痛 か ら 逃 れ て 楽 に な り た い ん だ ね 情 報 提 供 情 報 提 供 と は 相 手 が 必 要 と 感 じ て い る 情 報 を 与 え る こ と で あ る 例 え ば 公 立 高 校 の 入 試 日 程 は と な っ て い ま す な ど で あ る 留 意 す べ き こ と は 相 手 の 求 め て い る 情 報 内 容 か ど う か を 確 認 す る と と も に 情 報 提 供 す る 時 期 を 逃 さ な い 量 が 多 す 15

17 ぎ な い こ と で あ る こ う し た 情 報 提 供 は 相 手 の 主 体 的 選 択 や 自 己 決 定 を 促 す こ と に も な る た め ガ イ ダ ン ス の 機 能 が 効 果 的 に 生 か さ れ る こ と に も つ な が っ て い く [ 例 ] 親 : 引 っ 越 し て 来 た ば か り で 付 近 の 高 校 の 様 子 が 全 く わ か ら な い も の で す か ら 子 ど も の 進 路 を 考 え る と 不 安 な ん で す 教 師 : そ れ な ら と い う 本 と と い う 本 が あ り ま す よ そ れ を 参 考 に す る と よ い と 思 い ま す が 指 示 指 示 と は ~ す る ん だ よ ~ な 行 動 を と り な さ い ~ と 言 い な さ い ~ を 考 え な さ い な ど と 相 手 の と る べ き 行 動 や 言 う べ き こ と に つ い て 明 示 す る 留 意 点 は 指 示 内 容 を で き る 限 り 具 体 的 に し 相 手 が 理 解 で き た か を 確 認 す る こ と で あ る [ 例 ] 親 : や は り 子 ど も と の ふ れ あ い が 大 切 な ん で す ね 教 師 A : 抽 象 的 な 指 示 だ か ら 毎 日 子 ど も さ ん と か か わ る 時 間 を つ く っ て く だ さ い 教 師 B : 具 体 的 な 指 示 だ か ら 毎 日 寝 る 前 に 5 分 間 子 ど も さ ん に 本 を 読 ん で あ げ て く だ さ い * 教 師 A の 指 示 は 抽 象 的 な た め 親 は ど の よ う な 行 動 を と っ て よ い か わ か ら な い 一 方 教 師 B の 指 示 は 具 体 的 な た め 親 は 自 分 が と る べ き 行 動 が よ く 理 解 で き る 説 得 説 得 と は ~ と 考 え ら れ な い か い そ の 考 え は 勝 手 す ぎ な い か い な ど と 相 手 に 聞 き 手 の 考 え を ぶ つ け る こ と で あ る 説 得 の 場 合 は 聞 き 手 の 考 え が 強 く な る の で 十 分 に 信 頼 関 係 が で き て か ら 行 う こ と を 原 則 と す る [ 例 ] 生 徒 : 勉 強 は い や な ん で す で も A 高 校 に は 行 き た い ん で す 教 師 : で も 努 力 も し な い で 自 分 の 都 合 だ け っ て い う の は ち ょ っ と 虫 が よ す ぎ な い か い イ 環 境 へ の は た ら き か け 環 境 へ の は た ら き か け と は 相 手 に 対 す る 直 接 的 な は た ら き か け で な く 相 手 を 取 り 巻 く 環 境 に は た ら き か け て 個 人 を 変 え て い く こ と で あ る 例 え ば 不 登 校 児 童 生 徒 の 対 応 に 当 た っ て ク ラ ス の 児 童 生 徒 の 受 け 入 れ 体 制 を 整 え た り 保 護 者 の 接 し 方 に つ い て は た ら き か け た り す る こ と で あ る ま た 自 信 を 失 っ て い る 児 童 生 徒 に 対 し て 教 師 全 員 が 同 じ よ う に 声 か け す る な ど し て 自 己 存 在 感 を 与 え た り す る こ と で あ る ウ 関 係 機 関 と の 連 携 ( 連 絡 先 等 は 資 料 編 P 98~ 99 参 照 ) 相 談 内 容 や 相 手 の 状 況 に よ っ て は 学 校 で の 対 応 よ り 他 の 専 門 機 関 が 担 当 し た 方 が よ い 場 合 が あ る こ う し た 場 合 は ま ず 教 育 研 究 所 ( 相 談 室 ) や 教 育 セ ン タ ー に 相 談 し て み る こ と で あ る 相 談 し た 結 果 病 的 傾 向 な ど が 見 ら れ る 場 合 な ら ば 専 門 医 家 庭 の 経 済 的 援 助 に か か わ る も の な ら ば 児 童 相 談 所 や 福 祉 事 務 所 な ど の よ う に さ ら に 他 の 関 係 機 関 と も 連 携 を 取 り 合 っ て い く こ と に な る 16

18 エ 具 体 的 活 用 方 法 1 段 階 的 指 導 の 方 法 段 階 的 指 導 と は 児 童 生 徒 の 実 態 を 十 分 に 把 握 し 目 標 達 成 に い た る ま で の 過 程 を 細 分 化 し や さ し い 段 階 か ら 順 序 立 て て 取 り 組 ま せ て い く よ う に す る 指 導 法 で あ る 細 分 化 し た 段 階 を 達 成 で き る た び に 教 師 が ほ め 認 め る と と も に 児 童 生 徒 に 自 己 評 価 さ せ 自 信 を も た せ な が ら 取 り 組 ま せ て い く < 段 階 的 指 導 の 在 り 方 > 1 活 用 場 面 同 じ よ う な 行 動 を 繰 り 返 す 児 童 生 徒 へ の 指 導 [ 例 ] 忘 れ 物 が 多 い 係 活 動 が で き な い 規 則 を 守 ら な い ( 遅 刻 等 ) 等 2 面 接 相 談 の 流 れ 1 目 標 設 定 〇 児 童 生 徒 の 学 校 で の 学 習 面 や 生 活 面 を 振 り 返 ら せ そ の 中 で し て よ い こ と 必 ず 守 ら な け れ ば な ら な い こ と を 理 解 さ せ 目 標 を 設 定 さ せ る [ 例 ] 授 業 を き ち ん と 受 け る よ う に す る 宿 題 は 必 ず や る 時 間 を 守 る など * 留 意 事 項 : 目 標 設 定 段 階 で は 信 頼 関 係 づ く り を 重 視 す る た め に ま ず 傾 聴 す る 2 行 動 目 標 の 決 定 〇 1 の 目 標 に 沿 っ て 1 週 間 単 位 の 細 か い 具 体 的 行 動 目 標 を 決 定 さ せ る ポ イ ン ト は 現 在 の 実 態 か ら ほ ん の わ ず か レ ベ ル を 上 げ た 程 度 の 行 動 目 標 に す る こ と で あ る [ 例 ] 宿 題 を 忘 れ が ち な 児 童 生 徒 へ は 漢 字 を 毎 日 2 行 書 く な ど 行 動 目 標 の 結 果 が 一 目 で 確 認 で き る よ う な 具 体 的 な 目 標 に す る ( 宿 題 を 毎 日 や る な ど の よ う な 抽 象 的 な 行 動 目 標 に な ら な い こ と ) * 留 意 事 項 : 必 ず 児 童 生 徒 に 行 動 目 標 を 自 己 決 定 さ せ る 3 行 動 目 標 の 実 行 児 童 生 徒 が 行 動 目 標 を 達 成 し た 場 合 は そ の 都 度 ほ め ほ め る こ と を 積 み 重 ね て い く 達 成 で き な い 場 合 は 叱 責 す る の で は な く 目 標 達 成 を 促 す よ う に は た ら き か け る [ 例 ] A 君 今 週 の 君 の 目 標 が 終 わ る ま で 先 生 は こ こ で 待 っ て い る よ と 待 つ 4 行 動 目 標 の 達 成 確 認 と レ ベ ル ア ッ プ 1 週 間 の 終 わ り に 1 5 分 程 度 本 人 の 行 動 目 標 の 達 成 状 況 に つ い て 話 し 合 う 行 動 目 標 の 達 成 状 況 を 確 認 し し っ か り で き た こ と を ほ め そ の と き の 児 童 生 徒 の 気 持 な ど を 話 さ せ る 児 童 生 徒 の 意 志 を 優 先 し な が ら 来 週 の 行 動 目 標 を 具 体 的 に 決 め さ せ る た だ し 目 標 を 一 気 に 上 げ す ぎ な い よ う に 配 慮 す る 3 留 意 点 ク ラ ス の 児 童 生 徒 に 次 の 2 点 に つ い て 日 ご ろ か ら 説 明 し て お く ア 人 間 は 皆 平 等 で あ る が 一 人 一 人 の 特 性 能 力 は 一 様 で は な い こ と イ 学 校 で 生 活 し て い く た め に は 最 低 限 の ル ー ル が 必 要 で あ る こ と 4 そ の 他 の 活 用 場 面 不 登 校 児 童 生 徒 を 段 階 的 に 登 校 さ せ て い く 際 に 活 用 す る [ 例 ] 着 替 え る 玄 関 ま で 公 園 ま で 学 校 の 正 門 ま で 保 健 室 ま で 教 室 へ 17

19 2 成 功 例 を 活 用 す る 方 法 基 本 的 生 活 習 慣 が 定 着 し て い な か っ た り 同 じ 失 敗 を 何 度 も 繰 り 返 し た り す る 児 童 生 徒 に も と き に は 失 敗 せ ず に う ま く い っ た 日 も あ る は ず で あ る 例 え ば 提 出 物 を 毎 回 の よ う に 忘 れ る 児 童 生 徒 で も 忘 れ ず に 持 っ て 来 た 日 も あ る だ ろ う し ま た 集 合 時 間 に い つ も 遅 れ る 児 童 生 徒 が 時 間 ど お り に 集 合 で き た と き も あ る だ ろ う こ う し た こ と は 本 人 が 意 識 的 に 行 っ た 場 合 も あ る だ ろ う し 意 識 せ ず に 行 っ た こ と が 偶 然 に よ い 結 果 と な っ た 場 合 も あ る で あ ろ う い ず れ の 場 合 も 本 人 に よ い 結 果 を も た ら し た こ と に は 変 わ ら な い し ま た あ る 意 味 で の 成 功 体 験 に な っ て い る と も 言 え る そ こ で い つ も 問 題 と な る 行 動 を と り が ち な 児 童 生 徒 の 指 導 に 際 し て は そ の 成 功 体 験 の と き を 思 い 出 さ せ そ の う ま く い っ た 場 合 に 着 目 し て そ の 行 動 を 常 に 意 図 的 に と ら せ る よ う に し て い く そ し て 尐 し で も 改 善 さ れ る 姿 勢 や 努 力 が 見 え た 場 合 に は 本 人 を 認 め 自 信 を も た せ て い く こ と で 解 決 状 況 に 導 い て い く よ う に す る < 成 功 例 を 活 用 す る 指 導 の 在 り 方 > 1 活 用 場 面 : 段 階 的 指 導 の 在 り 方 と 同 じ 2 面 接 相 談 の 流 れ 1 目 標 設 定 : 段 階 的 指 導 の 在 り 方 と 同 じ 2 成 功 例 を 探 す 生 活 を 振 り 返 ら せ 失 敗 せ ず に う ま く で き た と き の 行 動 を 本 人 に 思 い 出 さ せ る [ 例 1 ] 忘 れ 物 の 多 い 児 童 生 徒 好 き な T V 番 組 を 見 る 前 に 明 日 の 準 備 を し た と き は 忘 れ 物 を し な か っ た [ 例 2 ] い つ も 遅 刻 す る 児 童 生 徒 朝 犬 の 散 歩 を し た と き は 時 間 ど お り に 登 校 で き た [ 例 3 ] 友 達 と 気 楽 に 話 が で き な い 児 童 生 徒 自 分 か ら 先 に お は よ う と あ い さ つ し た と き は 友 達 と 気 楽 に 話 が で きた 3 成 功 し た と き の 気 持 を 考 え さ せ る ど ん な 小 さ な 成 功 例 に も 肯 定 的 反 応 を 返 す * 肯 定 的 反 応 に よ り う ま く い っ た こ と が 偶 然 の 結 果 で あ っ て も 自 分 の 自 信 と な り 自 己 の 意 識 を 高 め る こ と と な る そ の 結 果 解 決 へ の 意 欲 を 高 め る こ と に つ な が る * 他 に は と 繰 り 返 し 気 づ い て い な か っ た 成 功 例 を 意 識 化 さ せ た く さ ん の 解 決 状 況 が 語 れ る よ う に し て い く 4 課 題 の 提 示 自 分 で 意 識 し て う ま く で き た 場 合 は 続 け る よ う に 指 示 す る 自 分 が 意 識 せ ず 偶 然 う ま く い っ た 場 合 は 自 分 か ら 意 図 的 に そ れ を や る よ う に 指 示 す る 具 体 的 成 功 例 が 見 つ か ら な い 場 合 は う ま く い っ た 場 合 の こ と を 想 像 さ せ そ の イ メ ー ジ を も と に 行 動 す る よ う に 指 示 す る * 成 功 例 を 発 展 さ せ 積 み 上 げ さ せ て い く よ う に す る 18

20 第 Ⅲ 章 日 常 の 教 育 活 動 に 生 かすカウンセリング 教 師 と 児 童 生 徒 の 信 頼 関 係 及 び 児 童 生 徒 相 互 の 好 ま し い 人 間 関 係 を 育 て る こ と が 生 徒 指 導 の 充 実 と と も に 学 校 教 育 活 動 全 体 の 充 実 に も つ な が っ て い く ま た 一 方 で は 教 師 の 学 習 指 導 や 学 級 経 営 ホ ー ム ル ー ム 経 営 ( 以 下 学 級 経 営 と 略 す ) 等 の 指 導 力 の 向 上 が 教 師 と 児 童 生 徒 の 信 頼 関 係 を 築 く こ と に も つ な が っ て い く そ こ で 本 章 で は 授 業 や 学 級 経 営 及 び 児 童 生 徒 や 保 護 者 と の 日 常 的 な か か わ り の 中 で カ ウ ン セ リ ン グ の 考 え 方 や 技 法 を ど の よ う に 生 か し て 信 頼 関 係 づ く り や 人 間 関 係 づ く り を 進 め て い く か ま た ど の よ う に 指 導 の 充 実 を 図 っ て い く か に つ い て 概 説 す る 1 学 級 経 営 ホ ー ム ル ー ム 経 営 に 生 か す 児 童 生 徒 の 学 校 に お け る 生 活 の 中 心 は ク ラ ス ( 学 年 ) で あ る し た が っ て 児 童 生 徒 に と っ て は 自 分 の ク ラ ス ( 学 年 ) が 親 和 感 に 満 ち た 楽 し く 温 か な 場 で あ る と 同 時 に 自 ら を 高 め 互 い に 切 磋 琢 磨 で き る 場 で あ る こ と が 必 要 で あ る こ う し た 場 に す る た め に も ま ず 教 師 と 児 童 生 徒 の 心 の 交 流 を 大 切 に し な け れ ば な ら な い 教 師 が 児 童 生 徒 と 心 の 交 流 を し て い く た め に 必 要 と さ れ る 態 度 と し て は 次 の 3 点 が あ げ ら れ る ア か か わ り 態 度 ( 児 童 生 徒 と の ふ れ あ い 対 話 を 大 切 に す る な ど ) イ 誠 実 な 態 度 ( 親 身 に な る 一 人 一 人 の 児 童 生 徒 を 気 に か け る な ど ) ウ 受 容 的 態 度 ( う な ず い た り 最 後 ま で 話 を 聴 く な ど ) 教 師 が こ の よ う な 態 度 で 児 童 生 徒 と 接 す る と き 児 童 生 徒 は 温 か な 人 間 関 係 を と お し て 自 己 の 生 き 方 を 冷 静 に 見 つ め る こ と が で き 自 由 な 雰 囲 気 の も と で 自 ら 設 定 し た 目 標 に 向 け て 活 動 し よ う と す る 意 欲 が 喚 起 さ れ て く る ま た 教 師 の こ の よ う な か か わ り 方 が 児 童 生 徒 相 互 の 関 係 に ま で 波 及 し ク ラ ス ( 学 年 ) 全 体 に 温 か な 人 間 関 係 が 形 成 さ れ て く る た だ し こ の 前 提 と し て 必 要 な こ と は 児 童 生 徒 に 対 す る 深 い 愛 情 や 情 熱 厳 し さ 信 頼 す る 姿 勢 な ど 教 師 と し て の 基 本 的 な 姿 勢 が 確 立 さ れ て い る こ と で あ る そ う で な い と 単 な る 形 だ け の 態 度 と な り 決 し て 心 の 交 流 に は つ な が ら な い < 進 路 で 悩 ん で い る 生 徒 に 対 す る 対 応 例 > [ 例 1] 実 務 中 心 の 一 方 的 な 対 応 教 師 : 今 日 は 進 路 希 望 調 査 票 を 持 っ て 来 た か い 生 徒 : ま だ は っ き り し て い な い の で 教 師 : そ れ で 持 っ て き た の か い 生 徒 : だ か ら ま だ な ん で す 教 師 : え ー!? 今 日 が 最 終 提 出 日 っ て 何 回 も 言 っ て い た だ ろ う 何 や っ て る ん だ よ そ れ で 親 は 何 て 言 っ て い た ん だ い 生 徒 : 親 と 意 見 が 合 わ な い ん で す 教 師 : 意 見 が 合 わ な い だ か ら 早 め に 話 し 合 っ て お く よ う に 言 っ た だ ろ う と に か く 今 日 中 に 何 と か し な さ い い い ね 19

21 [ 例 2] 心 情 を ま ず 受 け と め る 対 応 教 師 : 今 日 は 進 路 希 望 調 査 票 を 持 っ て 来 た か い 生 徒 : ま だ は っ き り し て い な い の で 教 師 : ま だ は っ き り し て い な い っ て ど う い う こ と? 生 徒 : 実 は 親 と 意 見 が 合 わ な い ん で す 教 師 : 親 と 意 見 が 合 わ な い の か ー ど う い う こ と な の か 話 を 聞 か せ て く れ る か な? 生 徒 : 実 は * 例 1 で は 教 師 の 実 務 面 の み が 強 調 さ れ て い る た め 生 徒 の 進 路 に 対 す る 不 安 や 迷 い が 解 消 で き な い ま た 生 徒 に 対 す る 一 方 的 な 教 師 の 態 度 に よ り 生 徒 の 心 の 中 に は 不 満 も 残 る こ と に な る そ れ に 対 し 例 2 で は 教 師 は 生 徒 の 気 持 を ま ず 受 け と め て い る そ し て 進 路 に 対 す る 不 安 や 迷 い や 葛 藤 な ど に つ い て 生 徒 が 心 を 開 く よ い 機 会 で あ る と と ら え な が ら 対 応 し て い る こ う し た 教 師 の 日 常 的 な 温 か な 対 応 が 教 師 と 生 徒 の 心 の 交 流 を 深 め る こ と に な り 信 頼 関 係 に 満 ち た 学 級 経 営 に も つ な が っ て い く * 例 2 に お い て も 生 徒 の 話 を 傾 聴 し た 後 進 路 に 関 す る 適 切 な 指 導 助 言 を す る と と も に 生 徒 が 提 出 期 限 に 間 に 合 わ な か っ た こ と に つ い て は 当 然 指 導 し な け れ ば な ら な い 心 情 は 受 容 し て も い け な い 行 為 間 違 っ た 行 為 は 指 導 す る こ と が 大 切 で あ る < 声 か け に 関 す る 留 意 事 項 > ア あ い さ つ な ど の 声 か け は 教 師 の 方 か ら も 積 極 的 に 行 う こ と 声 か け は 受 け 身 で は な く 積 極 的 に 行 う こ と で 児 童 生 徒 と の 人 間 関 係 を 深 め て い く き っ か け と な る あ : 明 る く い : い つ も さ : 先 に つ : 続 け て イ 声 か け は す べ て の 児 童 生 徒 に 公 平 に す る こ と 声 か け を す る 児 童 生 徒 に 偏 り が で な い よ う に す る ウ す べ て の 児 童 生 徒 に 積 極 的 に 関 心 を も つ こ と そ の 場 そ の 時 点 で の 児 童 生 徒 の 言 動 に 関 心 を も ち 変 化 し た こ と や 頑 張 っ て い る 点 を 具 体 的 に 認 め ほ め る エ 児 童 生 徒 の 特 徴 や 努 力 し て い る 点 な ど の 情 報 を 収 集 し て お く こ と 児 童 生 徒 の 情 報 を 幅 広 く 収 集 し て お く こ と で 声 か け が 具 体 的 な も の と な る オ 声 か け は 人 間 関 係 づ く り の 視 点 で 行 う こ と 児 童 生 徒 を 注 意 し た り と が め た り す る 姿 勢 で は な く 相 手 に 関 心 を 示 す 態 度 で 行 う 20

22 2 授 業 に 生 か す 学 校 生 活 の 中 心 は 授 業 で あ る 教 師 は 授 業 の 中 で 各 教 科 等 の ね ら い に 沿 っ て 児 童 生 徒 が 新 た な 課 題 解 決 に 向 か っ て 追 求 す る 過 程 で 思 考 を 深 め た り 適 切 に 判 断 し た り 表 現 し た り で き る よ う に 指 導 援 助 し て い く こ の 指 導 援 助 が 円 滑 に 進 め ら れ る た め の 基 盤 は 教 師 と 児 童 生 徒 の 信 頼 関 係 及 び 指 導 の 充 実 で あ る そ こ で 授 業 に お け る 信 頼 関 係 づ く り や 指 導 の 充 実 を 図 っ て い く た め に ど の よ う に カ ウ ン セ リ ン グ の 考 え や 技 法 を 生 か し て い く か に つ い て 以 下 に 述 べ る (1) 自 己 指 導 能 力 育 成 の た め の 3 つ の 留 意 点 を 重 視 す る 自 己 指 導 能 力 は 全 教 育 活 動 を と お し て 育 成 す る も の で あ る が こ こ で は 授 業 時 に 視 点 を あ て て そ の 育 成 の た め の 留 意 点 に つ い て 述 べ る 自 己 存 在 感 を 与 え る 児 童 生 徒 は 誰 も が 認 め ら れ た い と い う 欲 求 を も っ て い る こ の 欲 求 が 満 た さ れ る こ と で 自 分 は 大 切 に さ れ て い る と い う こ と が 実 感 で き る 授 業 の 中 で も 教 師 や 友 人 か ら 自 分 が 認 め ら れ 自 己 存 在 感 が 得 ら れ た と き 活 動 意 欲 は 増 し 生 き 生 き と 活 動 で き る そ こ で 授 業 に お い て も 一 人 一 人 の 考 え 方 や 感 じ 方 を 尊 重 し た り で き る 喜 び や わ か る 楽 し さ を 味 わ わ せ た り し て 自 己 存 在 感 を 与 え る よ う に し て い く ま た 児 童 生 徒 一 人 一 人 の 長 所 や 得 意 な 面 な ど も 十 分 に 把 握 し て お き 活 動 場 面 や 活 動 の 機 会 を 意 図 的 に 設 定 す る な ど の 工 夫 を し て い く こ と も 必 要 で あ る 共 感 的 人 間 関 係 を 重 視 す る 児 童 生 徒 が 安 心 し た 気 持 で 伸 び 伸 び と 活 動 す る た め に は 温 か く 受 容 的 な 雰 囲 気 づ く り が 欠 か せ な い こ の 雰 囲 気 を つ く る た め に は 教 師 の 共 感 的 な か か わ り が 基 盤 と な る 例 え ば 児 童 生 徒 が 間 違 っ た り 失 敗 し た り し た と き は ま ず 児 童 生 徒 が 今 ど の よ う な 気 持 に な っ て い る の か ど の よ う な 感 情 に と ら わ れ て い る の か な ど あ た か も 教 師 が 児 童 生 徒 に な っ た よ う な つ も り で 受 け と め て や る こ と で あ る 教 師 が そ の 児 童 生 徒 の 緊 張 感 や 不 安 を 自 分 の こ と と し て 受 け と め た と き 相 手 は 自 分 の 気 持 が わ か っ て も ら え た と 安 心 で き る こ う し た 教 師 の 共 感 す る 姿 勢 が 周 り の 児 童 生 徒 に も 伝 わ り ク ラ ス が 温 か く 受 容 的 な 集 団 に 成 長 し て い く さ ら に 児 童 生 徒 相 互 の 心 と 心 の 交 流 も 育 ま れ 多 く の 自 己 理 解 と 他 者 理 解 の チ ャ ン ス を 提 供 す る こ と と な る 自 己 決 定 の 場 を 与 え る 児 童 生 徒 に 自 分 の 取 り 組 む べ き 課 題 を 選 択 さ せ た り 設 定 さ せ た り し て 自 ら 学 ぶ 方 向 を 自 己 決 定 さ せ て い く 自 分 で 課 題 を 選 択 決 定 す る と い う こ と は 自 分 の 知 識 や 経 験 に 基 づ い て 現 在 地 を 確 認 し 自 分 自 身 で 目 的 地 を 決 め る こ と で あ る そ し て 目 的 地 ま で の 実 現 に 向 け て 計 画 を 立 て 実 行 し て い く 実 行 後 は 自 分 の 行 動 を 自 分 で 評 価 し 次 の 目 標 と 行 動 に 向 け て 改 善 し て い く こ う し た 自 己 決 定 の 体 験 を と お し て 行 動 の 主 体 は 自 分 で あ る と の 意 識 が 高 め ら れ る よ う に な る 21

23 (2) 一 人 一 人 の 児 童 生 徒 を 大 切 に す る 聴 く 児 童 生 徒 の 言 葉 を 最 後 ま で き ち ん と 聴 く こ と で あ る 発 言 の 機 会 を 与 え た ら 途 中 で さ え ぎ る こ と な く 最 後 ま で き ち ん と 聴 く こ と が 児 童 生 徒 を 尊 重 す る こ と に つ な が る 児 童 生 徒 は 教 師 が 自 分 の 発 言 に 耳 を 傾 け て 聴 い て く れ た こ と に よ り 安 心 で き る の で あ り 自 分 が 大 切 に さ れ て い る こ と が 実 感 で き る 待 つ 教 師 が 発 問 し た 場 合 児 童 生 徒 に 考 え る 時 間 を 十 分 に 与 え る こ と で あ る 教 師 は 児 童 生 徒 に 対 し て に つ い て よ く 考 え て く だ さ い と 言 い な が ら も す ぐ に こ う い う こ と だ よ こ ん な ふ う に 考 え ら れ る よ な ど と 言 っ て し ま う 場 合 が 見 ら れ る こ う し た 言 葉 に よ り 児 童 生 徒 は か え っ て 思 考 を 中 断 さ れ る こ と に な る 特 に 授 業 の ね ら い に せ ま る 発 問 に つ い て は 考 え る 時 間 を 十 分 に 与 え る こ と が 大 切 で あ る こ う し た 時 間 を 保 証 す る た め に も 授 業 を 計 画 的 に 行 う 必 要 が あ る 支 持 す る 児 童 生 徒 の 取 組 や 作 業 を 十 分 に 認 め 支 持 す る こ と で あ る 支 持 さ れ る こ と に よ り 児 童 生 徒 は 自 分 の 言 動 に 自 信 が つ き 意 欲 も 増 し て く る た だ し 支 持 す る 場 合 は 児 童 生 徒 の 取 組 や 内 容 に つ い て 具 体 的 に 支 持 す る こ と で あ る 例 え ば 発 言 し た 児 童 生 徒 を 支 持 す る 場 合 そ れ は よ い 発 言 だ と す る よ り は 君 の 発 言 か ら は な こ と が わ か り な ふ う に 感 じ た と い う こ と が よ く わ か っ た と 具 体 的 に 支 持 す る 方 が よ い 要 約 す る 言 い 換 え る 児 童 生 徒 の 発 言 内 容 が 教 師 に は 理 解 で き て も 聞 い て い る 他 の 児 童 生 徒 に と っ て わ か り に く い と き や 発 言 し て い る 児 童 生 徒 自 身 が 自 分 の 発 言 に ま と ま り が つ か な く な っ て し ま っ た と き な ど つ ま り と い う こ と だ ね ま と め る と な ふ う に 言 え る の か な と 要 約 し た り 言 い 換 え た り す る そ の こ と に よ り 発 言 し た 児 童 生 徒 は 自 分 が 大 切 に さ れ て い る と 実 感 で き る よ う に な る 認 め る 材 料 を 探 す レ ポ ー ト や ノ ー ト 提 出 物 作 品 な ど か ら よ い 点 を 認 め ほ め る 材 料 を 入 手 し て お く ま た 机 間 指 導 の 際 さ り 気 な い 児 童 生 徒 の つ ぶ や き や 疑 問 を 授 業 に 生 か す こ と で 児 童 生 徒 の 思 い を 達 成 さ せ る こ と も 重 要 で あ る こ う し た 教 師 の 姿 勢 に よ り 児 童 生 徒 は 自 分 が 認 め ら れ た と い う こ と が 実 感 で き る 教 材 を 工 夫 す る 児 童 生 徒 の 一 人 一 人 の 考 え 方 や 見 方 を 引 き 出 せ る よ う な 教 材 を 工 夫 す る こ と で あ る 児 童 生 徒 は 友 達 の 考 え に ふ れ る こ と に よ り 一 つ の 事 象 か ら で も 様 々 な 考 え 方 や 見 方 が あ る こ と が わ か る と と も に 友 達 か ら も 自 分 の 意 見 が 認 め ら れ る 体 験 を と お し て 自 己 理 解 や 他 者 理 解 を 深 め て い く こ と に な る 評 価 を 工 夫 す る 評 価 の 大 き な ね ら い の 一 つ と し て 児 童 生 徒 の 活 動 意 欲 の 向 上 を 図 る こ と が あ げ ら れ る し た が っ て 評 価 は 教 師 が 一 方 的 に す る だ け で な く 児 童 生 徒 の 自 己 評 価 や 相 互 評 価 も 生 か し て い く 必 要 が あ る な ぜ な ら ば 自 分 の 学 習 状 況 を も っ と も よ く 知 っ 22

24 て い る の は 児 童 生 徒 自 身 だ か ら で あ る 児 童 生 徒 が 自 ら の 学 習 状 況 を 振 り 返 り 反 省 し て こ そ 次 の 課 題 や 目 標 が 明 確 に な る そ こ で 評 価 す る に 当 た っ て は 児 童 生 徒 の 自 己 評 価 を も と に 努 力 し た 点 や 成 果 の 上 が っ た 点 並 び に 改 善 す べ き 点 等 を 具 体 的 に 示 し 次 の 課 題 や 目 標 に せ ま れ る よ う に し て い く こ う し た 教 師 の 姿 勢 が 学 習 の 主 体 は 児 童 生 徒 自 身 で あ る こ と の 自 覚 を 深 め る こ と に な る (3) 対 話 の あ る 授 業 を 目 指 す 児 童 生 徒 の 主 体 的 な 態 度 を 育 成 し て い く た め に は 対 話 の あ る 授 業 を 目 指 す こ と で あ る 対 話 の あ る 授 業 と は 教 師 と 児 童 生 徒 及 び 児 童 生 徒 相 互 に 思 考 や 感 情 交 流 の あ る 授 業 の こ と で あ る す な わ ち 教 師 が 一 人 一 人 の 児 童 生 徒 の 実 態 や 学 習 状 況 に 応 じ た 展 開 を 工 夫 し 教 師 と 児 童 生 徒 で つ く り あ げ て い く 授 業 の こ と で あ る そ の た め の 手 だ て を 以 下 に 述 べ る 教 師 の 発 問 を 工 夫 す る 常 に 一 問 一 答 式 の 閉 ざ さ れ た 質 問 だ け で は 対 話 の あ る 授 業 に は 発 展 し な い ど の よ う に 考 え る? い ま の ~ 君 の 発 言 を ど う 思 う? な ど の 開 か れ た 質 問 を し て い く 開 か れ た 質 問 を し て も 児 童 生 徒 は 発 言 し に く い 場 合 も あ る そ の 場 合 に は 発 言 し や す い よ う に グ ル ー プ で 話 し 合 わ せ そ の 結 果 を 発 表 さ せ た り 考 え を 書 か せ た 後 で 発 表 さ せ た り す る 討 議 や デ ィ ベ ー ト 形 式 等 の 授 業 形 態 を 工 夫 し 児 童 生 徒 同 士 で 意 見 交 換 が で き る よ う に す る こ の こ と に よ り 自 己 主 張 自 己 表 現 し よ う と す る 意 欲 が 高 め ら れ る 日 ご ろ か ら 相 互 に ス ピ ー チ す る 機 会 を 設 定 し 人 前 で 意 見 や 感 想 を 言 え る ク ラ ス の 雰 囲 気 を つ く っ て お く 実 験 や 観 察 作 業 な ど の 活 動 後 に ペ ア 学 習 を 取 り 入 れ る こ と も 対 話 の あ る 授 業 に は 有 効 な 手 だ て と な る < ペ ア 学 習 を 授 業 に 活 用 し た 例 > 1 活 用 場 面 : 実 験 や 作 業 後 の 活 動 2 方 法 ( 5 分 程 度 ) (1)2 人 組 に な り 本 時 の 活 動 に つ い て 感 じ た こ と や 気 づ い た こ と な ど を 語 り 合 う 2 人 が 交 互 に 聞 き 手 話 し 手 と な る (2) 聞 い た 内 容 を 互 い に 確 か め 合 う 聞 き 手 は 話 し 手 が 語 っ た 内 容 の 要 点 を 簡 単 に ま と め 話 し 手 に 伝 え る 話 し 手 は 聞 き 手 の ま と め た 内 容 が 自 分 の 話 し た 内 容 と 合 っ て い る か を 確 認 し 聞 き 手 に 伝 え る も し 足 り な い 点 や 異 な っ て い る 点 が あ れ ば 聞 き 手 に 伝 え る (3)2 人 の 考 え を 全 体 に 発 表 す る 発 表 者 は 2 人 の 考 え を ミ ッ ク ス し て 僕 た ち は な こ と が わ か り な こ と を 感 じ ま し た と し て も よ い ま た 2 人 組 の 一 方 が 相 手 の 了 解 を 得 て A 君 は な こ と が わ か り な 感 想 を も っ て い ま し た と 発 表 し て も よ い 3 長 所 相 手 の 考 え を 聞 く こ と に よ り 他 者 理 解 が 深 ま る 自 分 で ま と め た り 発 表 し た り す る こ と で 要 点 を 整 理 す る 力 や 表 現 力 が 身 に つ く 23

25 3 日 常 会 話 に 生 か す 教 師 は 児 童 生 徒 と 個 別 に 話 を す る 機 会 が 多 い こ の 場 合 の 個 別 の 会 話 と は 相 談 室 の よ う な 特 定 の 場 所 で は な く 下 記 の よ う な 日 常 の 学 校 生 活 に お い て 行 わ れ る こ と が 中 心 と な る 給 食 時 間 や 清 掃 時 間 で 児 童 生 徒 に 接 す る 場 合 休 み 時 間 や 放 課 後 の 時 間 を 利 用 し て 児 童 生 徒 と 話 を す る 場 合 遅 刻 や 早 退 な ど を 申 し 出 た 児 童 生 徒 に 対 応 す る 場 合 欠 席 し た 児 童 生 徒 に 電 話 で 対 応 す る 場 合 等 こ の よ う な 様 々 な 日 常 会 話 の 場 合 に お い て も カ ウ ン セ リ ン グ の 技 法 や 考 え 方 を 生 か す こ と が 信 頼 関 係 づ く り に 効 果 を あ げ る こ と と な る < 日 常 会 話 に 生 か す カ ウ ン セ リ ン グ の 例 > [ 例 1 ] 除 草 作 業 の 場 面 で の 会 話 教 師 : 最 近 部 活 に 燃 え て い る よ う だ ね ー 顧 問 の A 先 生 が 粘 り が 出 て き た と ほ め て い た よ 生 徒 : そ う で す か ー 教 師 : そ う だ よ 以 前 と 違 っ て 自 分 か ら 率 先 し て 声 を 出 し て い る っ て 言 っ て た ぞ 生 徒 : そ う で す か ー 教 師 : な ん か い い こ と で も あ っ た の か い 生 徒 : う ー ん 特 に こ れ っ て な い け ど 最 近 な ん か や る 気 が 出 て き た ん で す 教 師 : ふ ー ん や る 気 が 出 て き た ん だ ー 生 徒 : う ー ん 実 は ね * 作 業 な ど を し な が ら 話 を す る 場 合 は 児 童 生 徒 の 緊 張 感 も 尐 な く 本 音 が 出 る こ と が 多 い そ こ で 会 話 に 入 る 際 に は ま ず 身 近 な 話 題 か ら さ り 気 な く 入 っ て い く こ と で あ る そ の た め に も 日 ご ろ か ら そ の 生 徒 の よ い 点 や 目 立 っ た 点 な ど の 情 報 を 収 集 し て お く よ う に す る そ し て ま ず 話 し や す い 雰 囲 気 を 築 き 徐 々 に 核 心 に せ ま っ て い く こ と で あ る [ 例 2] 放 課 後 の 教 室 で の 会 話 教 師 : あ れ 一 人 で 何 や っ て い る ん だ い 児 童 : 係 の 仕 事 で す ( 元 気 な く 小 さ な 声 で ) 教 師 : え ら い ね ー 一 人 で や っ て い る と は と こ ろ で 他 の 子 は? 児 童 : 皆 帰 っ ち ゃ い ま し た ( 元 気 な く 小 さ な 声 で ) 教 師 : 皆 帰 っ ち ゃ た の か い 児 童 : う ん ( う な ず く の み ) 教 師 : 一 人 じ ゃ 辛 い ね 生 徒 : う ん ( う な ず く の み ) 教 師 : ど う い う こ と な の か わ け を 話 し て く れ る? * 教 師 が 児 童 生 徒 に 声 を か け た と き 様 子 が 普 段 と 変 わ っ て い た 場 合 は 児 童 生 徒 の 感 情 を 言 葉 や 動 作 表 情 等 か ら 読 み 取 り な が ら 話 を 進 め て い く こ う し た 教 師 の 姿 勢 が 児 童 生 徒 の 心 を 開 き そ の 子 ど も が 本 音 を 語 る よ う に な っ て い く 24

26 4 児 童 生 徒 相 互 の 人 間 関 係 づ く り に 生 か す (1) 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー ア 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー と は エ ン カ ウ ン タ ー と は 出 会 い と い う 意 味 で あ る あ る が ま ま の 自 分 を 互 い に 語 り 合 っ て 感 情 交 流 を 図 り 一 つ の 世 界 を 共 有 し 合 う よ う な 関 係 そ の も の を い う こ う し た 人 間 関 係 の 深 ま り を 集 団 の 中 で 意 図 的 に 進 め て い こ う と す る の が 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー で あ る す な わ ち 教 師 が 学 級 や 児 童 生 徒 の 実 態 に 応 じ て プ ロ グ ラ ム を 意 図 的 か つ 計 画 的 に 進 め な が ら 心 と 心 の 交 流 を 深 め 人 間 的 な 成 長 を 図 ろ う と す る グ ル ー プ 体 験 学 習 の こ と で あ る イ 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー の 活 用 の ね ら い 児 童 生 徒 が 教 師 の 指 示 の も と に ね ら い ( 自 己 理 解 自 己 受 容 他 者 理 解 自 己 主 張 感 受 性 の 促 進 信 頼 体 験 ) に 応 じ た 各 種 の グ ル ー プ 活 動 を 体 験 し な が ら 好 ま し い 人 間 関 係 を 築 い て い く ウ 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー の 長 所 児 童 生 徒 は こ の 活 動 を と お し て 豊 か な 人 間 関 係 を 体 験 す る と と も に 自 尊 感 情 や 充 実 感 が 増 し て く る 教 師 の リ ー ダ ー シ ッ プ の も と で 集 団 と し て の ル ー ル が 徹 底 さ れ る た め 自 律 意 識 や 規 範 意 識 が 育 ま れ る 短 時 間 で 児 童 生 徒 相 互 の 信 頼 関 係 を つ く る こ と が で き る グ ル ー プ の レ ベ ル や 状 態 に 応 じ て プ ロ グ ラ ム を 組 む こ と が で き る 教 師 が 専 門 的 な 訓 練 を 積 ん で い な く て も 実 施 で き る エ 活 用 場 面 各 教 科 科 目 道 徳 学 級 活 動 ホ ー ム ル ー ム 活 動 ( 以 下 学 級 活 動 と 略 す ) の 授 業 か ら 宿 泊 行 事 学 年 行 事 朝 の 会 や 帰 り の 会 等 に い た る ま で 様 々 で あ る 学 級 活 動 や 学 年 集 会 等 で 人 間 関 係 を 豊 か に す る た め に 実 施 す る 毎 月 の 学 年 朝 会 で 教 師 が 輪 番 で リ ー ダ ー と な っ て 実 施 す る 帰 り の 会 で 簡 単 な プ ロ グ ラ ム を 1 週 間 単 位 で 継 続 実 施 す る 保 護 者 会 の 際 に 保 護 者 と 児 童 生 徒 が 一 緒 に な っ て 実 施 す る 校 外 学 習 や 修 学 旅 行 の 事 前 事 後 指 導 の 一 環 と し て 実 施 す る 授 業 開 始 の 際 に な ご や か な 雰 囲 気 を つ く っ た り ま た グ ル ー プ で 話 し 合 っ た り す る 際 に 活 用 す る な ど オ 児 童 生 徒 に 活 動 さ せ る 際 の 留 意 点 活 動 後 の 振 り 返 り ( シ ェ ア リ ン グ ) を 重 視 す る プ ロ グ ラ ム の 終 了 時 に 必 ず 振 り 返 り を 行 わ せ プ ロ グ ラ ム の 実 施 体 験 を と お し て 気 づ い た こ と 感 じ た こ と 学 ん だ こ と を 相 互 に 語 り 合 わ せ る こ と で 自 己 理 解 や 他 者 理 解 を 深 め る こ の 際 相 手 の 行 動 を 変 え よ う と し た り 自 分 の 考 え を 押 し つ け た り し な い よ う に さ せ る 教 師 の 指 示 の も と に プ ロ グ ラ ム の 開 始 終 了 時 間 を 守 ら せ る 活 動 相 手 が 同 一 人 物 に な ら な い よ う に す る 活 動 に 抵 抗 を 示 す 児 童 生 徒 が い る 場 合 は 無 理 に 参 加 さ せ ず 他 の 児 童 生 徒 の 言 動 を 観 察 さ せ た り 別 の 役 割 を 与 え た り し て 徐 々 に 活 動 に 慣 れ さ せ て い く な ど 25

27 < 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー 活 用 例 > 1 演 習 名 : ブ ラ イ ン ド ウ ォ ー ク 2 ね ら い : 信 頼 体 験 相 手 を 信 頼 す る こ と に よ っ て 生 じ る 安 心 感 や 喜 び を 体 験 す る 相 手 に 対 す る 優 し さ や い た わ り の 大 切 さ 並 び に 相 手 か ら 信 頼 さ れ る 喜 び を 体 験 し 友 達 同 士 の 信 頼 関 係 を 深 め る 3 方 法 2 人 1 組 に な り 目 を 閉 じ る 人 誘 導 す る 人 の 順 番 を 決 め る 声 を 出 さ ず に 部 屋 の 中 を 誘 導 し な が ら 自 由 に 歩 き ま わ る 目 を 閉 じ た 相 手 が 不 安 を も た な く て い い よ う に 気 持 を 察 し な が ら 案 内 す る 目 を 閉 じ た 人 は 相 手 に 自 分 を で き る だ け 任 せ る よ う に す る 役 割 を 交 替 し て 実 施 す る 2 人 で 感 想 を 述 べ 合 う 頼 れ る 気 持 が 出 て き た ら 階 段 上 り や 広 い 範 囲 ( 校 庭 な ど ) に 挑 戦 す る * 活 用 例 の 詳 細 は 資 料 編 P 56 参 照 (2) ロ ー ル プ レ イ ン グ ア ロ ー ル プ レ イ ン グ と は ロ ー ル プ レ イ ン グ と は 役 割 演 技 法 の こ と で 特 定 場 面 で の で き ご と を 想 定 し て 登 場 人 物 に な り き り 言 葉 と 身 振 り を と お し て そ の 役 割 を 演 じ て い く こ と で あ る そ の 役 割 を 演 じ る こ と で 参 加 者 は 相 手 の 気 持 や 考 え を 自 分 の こ と と し て 感 じ と り 他 者 の 気 持 が 体 験 的 に 理 解 で き る よ う に な る こ う し た 役 割 体 験 を と お し て 人 間 関 係 の 在 り 方 を 見 直 し た り よ り よ い 人 間 関 係 を 築 く た め の 態 度 や 技 能 を 修 得 し た り し て い こ う と す る も の で あ る イ ロール プ レ イ ン グ の 活 用 の ね ら い 教 師 と 児 童 生 徒 及 び 児 童 生 徒 相 互 の 望 ま し い 人 間 関 係 の 在 り 方 に つ い て ロ ー ル プ レ イ ン グ を と お し て 体 験 的 に 学 ぶ ク ラ ス で 生 か せ る ロ ー ル プ レ イ ン グ を 体 験 し 児 童 生 徒 の 望 ま し い 仲 間 意 識 を は ぐ く む 手 だ て を 学 ぶ ウ ロ ー ル プ レ イ ン グ の 長 所 役 割 を 演 じ る こ と に よ り そ の 時 そ の 場 に お い て ど の よ う な 気 持 に な る か を 具 体 的 に 感 じ と れ る た め 心 情 面 の 理 解 が 深 ま る 自 ら の 言 動 の 改 善 点 に つ い て 役 割 を 演 じ る こ と を と お し て 具 体 的 に 理 解 で き る 相 手 の 立 場 を 考 え て 行 動 す る 意 識 が 育 つ 観 衆 と し て 参 加 し た り 観 察 者 と し て 演 技 を 見 た り す る こ と に よ り 自 ら の 言 動 を 客 観 的 に 振 り 返 る 手 が か り と な る エ 活 用 場 面 道 徳 学 級 活 動 朝 の 会 帰 り の 会 学 年 集 会 宿 泊 行 事 等 で の 活 用 が 考 え ら れ る 活 用 に 際 し て は 授 業 や 行 事 等 の ね ら い を 明 確 に し 目 標 と の 関 連 を 十 分 に 吟 味 し た 上 で ロ ー ル プ レ イ ン グ を 指 導 過 程 に 位 置 づ け て い く 26

28 オ 児 童 生 徒 に 活 動 させる 際 の 留 意 点 役 に な り き り 本 気 で 演 技 さ せ る 演 技 す る 者 以 外 は 観 衆 観 察 者 と し て 参 加 さ せ そ の 場 の 状 況 を 客 観 的 に 観 察 さ せ る 振 り 返 り を 重 視 す る 演 技 終 了 後 ロ ー ル プ レ イ ン グ で 気 づ い た こ と 感 じ た こ と 学 ん だ こ と よ か っ た 点 な ど に つ い て 率 直 に 話 し 合 わ せ る 開 始 と 終 了 の 合 図 を し っ か り す る こ と で 演 技 と 現 実 世 界 の 区 別 を つ け さ せ る 演 技 終 了 後 は し こ り を 残 さ な い よ う に 握 手 ま た は あ い さ つ を さ せ る 身 体 へ の 接 触 は さ せ な い ( 例 : い じ め 等 の ロ ー ル プ レ イ ン グ の 場 合 ) < ロ ー ル プ レ イ ン グ 活 用 例 > 1 演 習 名 : あ い さ つ 2 ね ら い : あ い さ つ の ロ ー ル プ レ イ ン グ を 体 験 し 好 ま し い 人 間 関 係 の 在 り 方 に つ い て 考 え る 3 場 面 : 児 童 生 徒 が 登 校 中 正 門 の と こ ろ で 友 達 に あ い さ つ す る 場 面 4 役 割 設 定 ( シ ナ リ オ ) 児 童 生 徒 A : 自 分 か ら ク ラ ス の 友 達 B に 明 る く お は よ う と あ い さ つ を し て い く 児 童 生 徒 B : ク ラ ス の 友 達 A か ら あ い さ つ を さ れ た 児 童 生 徒 役 を 3 パ タ ー ン 演 じ る 1 の パ タ ー ン 黙 っ て 無 視 し て 通 り 過 ぎ る 2 の パ タ ー ン 目 を 見 ず に 機 械 的 に た だ お は よ う と 言 葉 を 返 し て 通 り 過 ぎ る 3 の パ タ ー ン 友 達 の 目 を 見 な が ら お は よ う と 微 笑 み な が ら あ い さ つ を か わ す そ の 後 ア ド リ ブ で 言 葉 を い れ て い っ て も よ い 5 方 法 : 3 人 グ ル ー プ に な り 全 員 が 児 童 生 徒 A B 役 と 監 督 役 を 順 番 で 行 う 役 割 設 定 ( シ ナ リ オ ) に 沿 っ て ロ ー ル プ レ イ ン グ を 演 じ る 児 童 生 徒 B の 3 パ タ ー ン を 演 じ た ら 役 割 を 交 替 す る ロ ー ル プ レ イ ン グ の 開 始 と 終 了 の 合 図 は 監 督 役 が 行 う 6 振 り 返 り : 児 童 生 徒 A は 児 童 生 徒 B の 3 つ の 対 応 を ど の よ う に 感 じ た か 自 ら の 言 動 を 振 り 返 り 今 後 の 生 活 に ど の よ う に 生 か し て い く か * 児 童 生 徒 B を 教 師 に 変 え る こ と で 教 師 と 児 童 生 徒 と の 信 頼 関 係 づ く り に も 活 用 で き る * 活 用 例 の 詳 細 は 資 料 編 P 76~ 85 参 照 5 保 護 者 ( 地 域 の 人 々 ) と の 対 応 に 生 か す 教 師 が 保 護 者 な ど と 話 を す る 場 合 は 下 記 の よ う に 実 に 多 様 で あ る 保 護 者 が 自 分 の 子 ど も の こ と で 教 師 に 相 談 し に 来 る 場 合 問 題 行 動 等 へ の 対 応 で 保 護 者 や 地 域 の 人 々 に 話 を 聞 い た り 依 頼 し た り す る 場 合 ク ラ ス や 学 年 の 行 事 等 で 仕 事 な ど を 依 頼 し た り 了 解 を 得 た り す る 場 合 保 護 者 や 地 域 の 人 々 が ク ラ ス や 学 校 に 対 す る 苦 情 や 要 望 情 報 提 供 な ど を す る 場 合 保 護 者 会 で 話 を す る 場 合 等 こ う し た 場 合 直 接 保 護 者 な ど が 学 校 に 来 る 場 合 も あ れ ば 電 話 で の 場 合 も あ る ま た 教 師 が 家 庭 訪 問 し た り 別 の 場 に 出 向 い て 話 を し た り す る 場 合 も あ る さ ら に 保 護 者 な 27

29 ど の 感 情 面 か ら 考 え る と 不 安 怒 り 不 信 嫌 悪 喜 び な ど と そ の 感 情 も 場 面 に よ っ て 様 々 で あ る こ う し た 多 様 な 場 合 や 感 情 を 踏 ま え な が ら 話 を 進 め て い く 中 で 教 師 は 家 庭 や 地 域 と の 信 頼 関 係 を 築 い て い か な け れ ば な ら な い こ の よ う な 日 常 的 な 保 護 者 な ど と の か か わ り に 際 し て も カ ウ ン セ リ ン グ の 理 論 や 技 法 は 効 果 的 に 機 能 す る 以 下 に そ の 留 意 事 項 を あ げ る (1) 保 護 者 の 話 を 傾 聴 す る 保 護 者 の 話 に ま ず 耳 を 傾 け 相 手 の 言 い た い こ と を 十 分 に 聴 い て い く と と も に 保 護 者 の 辛 い 気 持 や 不 安 な ど を 自 分 の こ と と し て 受 け と め そ の 感 情 を 受 け 入 れ て い く 相 手 は 言 い た い こ と が す べ て 言 え た と き 気 持 が す っ き り す る と 同 時 に 自 分 の 気 持 が わ か っ て も ら え た こ と で 安 心 で き る 逆 に 相 手 の 話 を 十 分 に 聴 か な い う ち に 教 師 側 の 意 見 を 言 っ た り 推 測 で 物 事 を 判 断 し た り す る と 信 頼 関 係 が 損 な わ れ た り 解 決 で き る 問 題 も か え っ て こ じ れ た り す る こ と が あ る の で 留 意 し な け れ ば な ら な い < 教 師 に 対 す る 不 満 > [ 例 1] 非 傾 聴 的 対 応 保 護 者 : う ち の 子 に も 原 因 が あ る と 思 い ま す が 実 は A 先 生 の 授 業 に な る と ど う も う ち の 子 は 苦 手 な よ う で と て も 嫌 が る ん で す 教 師 : そ う で す か ー で も A 先 生 は と て も 熱 心 で す し 子 ど も の こ と に 体 当 た り で ぶ つ か っ て い く 先 生 な ん で す よ 保 護 者 : で も う ち の 子 は ど う も 苦 手 な よ う で 自 分 だ け よ く 叱 ら れ る と 言 っ て そ れ で と っ て も 恐 が る ん で す よ 教 師 : で も A 先 生 は け じ め を き ち ん と つ け る 方 で 我 々 か ら み て も 筋 の と お っ た 信 頼 で き る 先 生 で す よ 理 由 な く 叱 っ た り と い う こ と は な い は ず で す が 保 護 者 : [ 例 2] 傾 聴 的 対 応 保 護 者 : う ち の 子 に も 原 因 が あ る と 思 い ま す が 実 は A 先 生 の 授 業 に な る と ど う も う ち の 子 は 苦 手 な よ う で と て も 嫌 が る ん で す 教 師 : 苦 手 と 言 い ま す と ど の よ う に で す か? 保 護 者 : A 先 生 は 生 活 面 で は 厳 し い の で そ の 点 は よ い と 思 う の で す が た だ 自 分 だ け よ く 叱 ら れ る っ て 言 う ん で す そ れ で い や だ と 言 う ん で す 教 師 : 自 分 だ け 叱 ら れ る と 言 っ て い る ん で す ね 保 護 者 : そ う な ん で す 理 由 を 聞 い て み る と よ く わ か ら な い っ て 言 う ん で す 理 由 な く 叱 る っ て こ と は な い は ず だ よ と 言 っ て も わ か ら な い っ て 言 う ん で す 教 師 : 叱 ら れ る 理 由 が わ か ら な い か ら い や な ん で す ね 保 護 者 : ど う も そ う な ん で す 理 由 が わ か れ ば 本 人 も 納 得 す る と 思 う の で す が * 例 1 で は 保 護 者 が A 教 師 に 対 す る 不 満 を 言 う と す ぐ に A 教 師 を か ば う 言 葉 が 出 て く る そ の た め 保 護 者 は 話 す 気 持 が 薄 ら い で き て い る 一 方 例 2 で は 保 護 者 の 不 満 に 対 し て 質 問 や 繰 り 返 し を 使 っ て 応 じ て い る た め 保 護 者 が 話 し や す い 雰 囲 気 に な っ て い る こ の よ う に ま ず は 技 法 を 活 用 し て 保 護 者 の 話 を 傾 聴 し 相 手 と の 信 頼 関 係 を 築 い て い く こ と で あ る 28

30 (2) 具 体 的 な 指 示 を 出 す 問 題 解 決 の た めの 対 応 を 保 護 者 に 協 力 し て 行 って も らう に は 保 護 者 と し てで き る こ とを 具 体 的 に 助 言 し 保 護 者 自 身 が 自 己 決 定 でき る よう に して い く 保 護 者 が 帰 る と きに 相 談 に 来 てよ か っ たと 思 える よ うな 具 体 的 な 対 応 の 仕 方 を 助 言 する < 具 体 的 な 指 示 の 例 > 保 護 者 : 雨 が 降 る と 思 う と 心 配 で つ い 本 人 の 鞄 に カ サ を 入 れ て あ げ る ん で す よ 6 年 生 な ん だ か ら と わ か っ て は い る ん で す が だ め な ん で す よ ね ー で も 私 が 鞄 に 入 れ て や ら な い と あ の 子 は 持 っ て い き ま せ ん か ら こ の よ う な と き は ど う し た ら い い ん で し ょ う か 教 師 A : 抽 象 的 な 指 示 そ う で す ね ー カ サ な ど は 自 分 で 持 た せ る よ う に し た ら ど う で す か 教 師 B : 具 体 的 な 指 示 そ う で す ね ー 最 初 は 本 人 が 出 か け る と き に カ サ は 持 っ た と 言 っ て あ げ る よ う に し た ら ど う で す か そ し て し ば ら く し た ら 今 日 は 天 気 予 報 で 午 後 に な る と 雨 が 降 る っ て 言 っ て い た よ っ て 本 人 に 情 報 を 与 え る だ け に し て 後 は 本 人 に 判 断 さ せ た ら ど う で す か * 保 護 者 は 子 ど も が 自 分 か ら カ サ を 持 っ て 行 く よ う に な る に は ど う し た ら よ い か と い う こ と を 聞 い て い る の で あ る が 教 師 A の 指 示 で は 具 体 的 な 回 答 と な っ て い な い 一 方 教 師 B は 段 階 的 に カ サ を 持 っ て 行 か せ る よ う に し て い る た め 指 示 が 具 体 的 で あ り 保 護 者 と し て も 自 己 決 定 し や す い (3) 保 護 者 の 行 為 を 十 分 に 認 め る 自 分 の 子 ど も の こ と で 悩 ん で い る 保 護 者 に 共 通 し て い る こ と は 大 半 の 保 護 者 が す で に 自 分 の 子 育 て の 在 り 方 に 責 任 を 感 じ て い る と い う こ と で あ る し た が っ て 保 護 者 の 子 育 て の 在 り 方 を 責 め る の で は な く む し ろ 今 ま で の 苦 労 を 十 分 に 認 め た 上 で こ れ か ら の 対 応 を 考 え て い く よ う に す る こ う し た こ と が 保 護 者 に 行 動 変 容 を も た ら す 上 で は 効 果 的 で あ る た だ し 自 己 の 行 為 を 反 省 せ ず 責 任 転 嫁 し た り 言 動 不 一 致 で 無 責 任 な 態 度 を と っ た り す る 保 護 者 に 対 し て は そ の 行 為 を 認 め て は な ら な い の は 言 う ま で も な い (4) 十 分 な 誠 意 を も っ て 対 応 す る 保 護 者 や 地 域 の 人 々 が 学 校 に 相 談 に 来 て よ か っ た と 言 え る よ う な 配 慮 を 心 が け る こ と が 信 頼 関 係 づ く り に は 欠 か せ な い 要 素 で あ る ア 時 間 を 守 る イ 言 葉 遣 い や 服 装 等 に 留 意 す る ウ 相 談 場 所 の 環 境 を 整 備 す る ( 整 理 整 頓 照 明 机 の 配 置 室 温 ス リ ッ パ の 用 意 等 ) エ ね ぎ ら い の 言 葉 を か け る ( 笑 顔 や 温 か な 対 応 ) オ 事 前 に 電 話 連 絡 等 で 対 応 す る 職 員 を 具 体 的 に 知 ら せ て お く 29

31 第 Ⅳ 章 身 近 な 問 題 行 動 とその 対 応 例 最 近 は 以 前 にも 増 して 児 童 生 徒 の 気 持 がわからない どう 対 応 したらよいのかわから ない という 言 葉 をよく 聞 く さらに 今 まででは 信 じられないような 事 件 が 相 次 いで 発 生 して いる 普 通 の 子 が ムカつく キレる とも 言 われ どの 子 どもがいつ 問 題 行 動 を 起 こすか 教 師 には 予 想 できないこともある そして 最 も 安 定 していたはずの 小 学 校 でも 通 常 の 授 業 が 困 難 な 学 級 の 存 在 が 話 題 になっている このような 状 況 を 踏 まえ 本 章 では 児 童 生 徒 の 身 近 な 問 題 行 動 への 対 応 の 在 り 方 を 事 例 をとおして 考 える 1 問 題 行 動 のとらえ 方 問 題 行 動 とは 生 徒 指 導 資 料 第 13 集 の 中 で 学 校 における 生 徒 の 学 業 を 阻 害 する 行 為 や 行 動 換 言 すれば いわゆる 非 行 にとどまらず 学 校 において 教 育 的 な 立 場 から 特 に 指 導 が 必 要 であ ると 判 断 される 行 為 や 行 動 を 問 題 行 動 という としている したがって 特 定 の 子 どもだけが 問 題 行 動 の 児 童 生 徒 ではないということになる 児 童 生 徒 は 心 身 の 発 達 が 著 しく また 好 ましくない 社 会 的 な 影 響 も 受 けやすい そのため いつ どのようなきっかけで 問 題 行 動 を 起 こすとも 限 らない したがって すべての 子 どもた ちが 問 題 行 動 の 要 因 をもつと 考 えられる 特 に 最 近 の 傾 向 としては 教 師 にとってどの 子 ども が 問 題 行 動 を 起 こすか 予 想 しにくい 現 状 になっており 社 会 的 にも 問 題 となる 事 件 も 起 きてい る しかし これらの 問 題 行 動 も 突 発 的 に 生 じるものではない 何 らかの 理 由 で 意 欲 や 自 信 が 失 われたり また 不 満 や 不 安 や 焦 燥 感 などから 軽 度 の 不 適 応 状 態 に 陥 ったりするなど 児 童 生 徒 の 心 の 中 で 尐 しずつ 変 化 が 起 きている 場 合 がある こうした 心 の 変 化 は 児 童 生 徒 の 日 常 生 活 における 態 度 や 行 動 に 現 れることがある 例 えば 忘 れ 物 が 増 えたり 学 習 に 集 中 できなく なったりするなどである これらの 日 常 的 な 変 化 を 教 師 が 見 逃 したり または 教 師 が 気 づい た 場 合 でも その 場 その 時 点 での 適 切 な 指 導 をせずに ただ 叱 責 や 禁 止 したりするなどの 通 り 一 遍 の 対 応 をしていると さらに 大 きな 問 題 に 発 展 していくこともある したがって まず 児 童 生 徒 の 気 になる 行 動 や 変 化 を 見 逃 さず 心 情 に せまる 対 応 をしていくことである その 結 果 教 師 と 児 童 生 徒 の 信 頼 関 係 が 深 まり 気 になる 行 動 が 改 (1) 場 面 善 されるとともに 問 題 行 動 が 深 刻 化 するのを 未 然 (2) あ り が ち な 対 応 の 例 に 防 ぐことにもなる 問 答 形 式 の 対 応 例 以 上 のことから 一 人 一 人 の 教 師 が 児 童 生 徒 の (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 身 近 な 問 題 行 動 に 適 切 に 対 応 していくことが 大 き 子 ど も の 行 動 の 背 景 な 問 題 行 動 に 発 展 することを 防 ぐための 鍵 と 言 える 考 え 方 そこで 本 章 では すべての 子 どもが 何 らかの 具 体 的 な 指 導 援 助 問 題 行 動 の 要 因 をもつという 観 点 に 立 ち 身 近 な 問 (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 題 行 動 に 対 する 対 応 の 在 り 方 について 具 体 例 をも 教 育 相 談 の 手 法 を 生 か し た とに 提 示 していく なお 対 応 例 は 一 つの 問 題 行 動 問 答 形 式 の 対 応 例 について1ページずつ 右 の 要 領 でまとめた (5) 対 応 の 基 本 対 応 の 要 点 30

32 2 身 近 な 問 題 行 動 へ の 具 体 的 な 対 応 例 おはようと 声 をかけたが 返 事 をしない 場 合 (1) 場 面 朝 学 校 へ 行 く 途 中 に 自 分 の 学 校 の 児 童 に 会 い おはよう と 声 をかけた しかし 児 童 からは 何 の 返 事 もなかった (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : おはよう 児 童 : 教 師 : おい 待 て! 先 生 が おはようと 言 っているのに 返 事 をしないでいいのか あいさつは 基 本 だ しっかりあいさつをするんだ! (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 おはよう と 声 をかけたが 返 事 をしない 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 体 調 が 悪 い 考 え 事 を し て い る 親 子 関 係 が よ く な い 友 人 関 係 が よ く な い し つ け が 不 十 分 内 向 的 な 性 格 教 師 と の 関 係 が よ く な い 等 あ い さ つ を し な い 児 童 生 徒 は あ い さ つ を す る こ と の 大 切 さ を 知 っ て い る が あ い さ つ を し に く い 状 態 で あ る と 考 え る と 対 応 の 仕 方 に も 幅 が 出 て く る あ い さ つ を し な い こ と の 非 を 正 す だ け の 指 導 か ら 何 か あ っ た の だ ろ う か と 児 童 生 徒 を 肯 定 的 に と ら え た 言 葉 を か け る こ と が で き る よ う に な る そ の 際 視 線 表 情 顔 色 態 度 声 の 調 子 等 で 子 ど も の 体 調 や 心 理 状 態 を 判 断 し 子 ど も の 心 を つ か ん だ 言 葉 が け を し て い く こ と で あ る また 教 師 の 方 から 子 どもに 明 るくあいさつすることを 心 がけていると 子 どもは あい さつの 大 切 さを 感 じ 自 然 にあいさつができるようになるのである (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : おはよう 児 童 : 教 師 : どうした? 今 日 は 元 気 がないな 何 かいやなことでもあったのかい? 児 童 : 何 でもないです 教 師 : そうか それならいいけど ちょっと 心 配 だな (5) 対 応 の 基 本 あいさつをしない 児 童 生 徒 の 気 持 をとらえた 言 葉 をかける 1 あいさつの 仕 方 の 違 いで 児 童 生 徒 の 体 調 や 心 理 状 態 を 判 断 する 2 何 かあったのだろうか と 子 どもの 立 場 になって 考 える 3 あいさつをさせるのではなく する 気 持 になるように 対 応 する 31

33 自 転 車 に 二 人 乗 りをしている 場 合 (1) 場 面 自 転 車 に 二 人 乗 り を し て 帰 宅 す る 生 徒 を 見 か け た (2) あ り が ち な 対 応 の 例 教 師 : こ ら ぁ 止 ま れ ち ょ っ と こ っ ち へ 来 い 生 徒 : す み ま せ ん 教 師 : 何 が す み ま せ ん だ ふ ざ け る な! 二 人 乗 り し て い い の か (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 自 転 車 に 二 人 乗 り を し て い る 場 合 は 主 に 次 の よ う な 理 由 が 考 え ら れ る 規 範 意 識 が 低 い 後 ろ の 子 ど も が 無 理 や り 乗 っ て い る 周 囲 の 注 目 を 集 め よ う と し て い る 調 子 に の っ て い る 等 二 人 乗 り を し て い る 児 童 生 徒 を 見 か け た 場 合 は 即 座 に 指 導 す る よ く 知 っ て い る 児 童 生 徒 か ど う か で は な く 生 命 そ の も の が 危 な い の で 命 を 守 る 視 点 か ら 即 座 に き ち ん と 注 意 を す る 必 要 が あ る た だ し 一 律 に 強 い 指 導 が よ い わ け で は な い 叱 責 の 仕 方 に よ っ て は 人 格 ま で が 否 定 さ れ た と 感 じ 恨 み を も つ こ と も あ る の で 信 頼 関 係 を 大 切 に し た 対 応 を す る こ と で あ る 注 意 を し 素 直 に 応 じ る と き は 反 省 を 促 す 程 度 に と ど め る 反 省 を し て い る の に 声 を 荒 立 て て 指 導 を す る と 反 省 を し て い た 気 持 が 薄 ら い で し ま う か ら で あ る ま た 弱 い 立 場 に い る 子 は 乗 せ な け れ ば な ら な い 状 況 も あ る の で そ の 場 の 指 導 の 際 に 配 慮 を し た り そ の 後 の 指 導 に 生 か し た り し て い く さ ら に 注 意 に 素 直 に 応 じ な い 児 童 生 徒 の 中 に は 命 の 大 切 さ を 意 識 し て い な い と 思 わ れ る 子 が い る こ の よ う な 場 合 で も そ の 子 の 命 を 大 切 に 思 っ て い る こ と を 心 か ら 訴 え て い く そ し て 学 級 で の 存 在 感 や 学 習 意 欲 等 様 々 な 面 か ら 考 え ど う し て そ の よ う な 行 動 に な っ て い る の か そ の 背 景 に 応 じ た 指 導 を し い く 子 ど も た ち に 基 本 的 な 交 通 ル ー ル を 徹 底 さ せ る こ と で 子 ど も た ち の 意 識 が 向 上 し そ の 場 の 指 導 を ス ム ー ズ に す る こ と に も つ な が る の で 普 段 か ら 保 護 者 と 連 携 を し た 安 全 教 育 等 を 継 続 的 に 行 う こ と が 重 要 で あ る (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : こ ら ぁ 止 ま れ ち ょ っ と こ っ ち へ 来 な さ い 生 徒 : す み ま せ ん 教 師 : 二 人 乗 り は 危 険 な ん だ わ か っ て い る? 生 徒 : は い 教 師 : ふ ら つ い て ひ か れ た ら ど う す る? ( 落 ち 着 い た 口 調 で ) (5) 対 応 の 基 本 自 転 車 の 二 人 乗 り に 対 す る 指 導 は 生 命 を 第 一 に 考 え て 行 う 1 普 段 か ら 安 全 教 育 を 継 続 し て 行 い 見 か け た ら 即 座 に や め さ せ る 2 感 情 的 に な ら ず に 個 に 応 じ て 根 気 強 く 指 導 す る 32

34 遅 刻 が 突 然 目 立 ってきた 場 合 (1) 場 面 今 まであまり 遅 刻 をしていなかったのに この2 3 日 突 然 遅 刻 をするよう になった (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : どうしたんだ 最 近 遅 刻 が 多 いぞ 気 が 緩 んでいるぞ 昨 日 約 束 したじゃないか! 生 徒 : はぁ 教 師 : あと20 分 早 起 きすればいいんだ 約 束 だぞ いいな! (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 突 然 遅 刻 が 目 立 ってきた 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 学 校 生 活 への 意 欲 がわかない 家 庭 生 活 に 変 化 があった 友 人 関 係 が 変 化 した 遅 くまで 起 きている 生 活 が 乱 れてきた 等 このように 何 らかの 変 化 が 児 童 生 徒 に 起 きたと 考 えられるが どうしたの と 聞 いて も 何 も 応 えられないことがある 友 人 関 係 や 家 庭 内 に 問 題 があるときなどは 他 の 児 童 生 徒 の 視 線 が 気 になり 話 せないことがある このような 場 合 は 他 の 児 童 生 徒 がいない 場 所 で ゆっくりと 話 を 聴 く 必 要 がある しかし 子 どもは 場 を 設 定 してもなかなか 本 音 を 言 わな いので 先 生 は 君 を 信 じているからね 約 束 をしよう と 一 方 的 に 約 束 をせまることが ある すると 次 に 遅 刻 した 場 合 は 約 束 を 破 ったことに 対 する 指 導 も 必 要 となり 本 来 の 遅 刻 に 対 する 指 導 から 視 点 がずれていくとともに 信 頼 関 係 が 崩 れる 場 合 もある そこで 遅 刻 をすることを 心 配 している 気 持 を 伝 えるために お 母 さんが 具 合 が 悪 いの 夜 寝 られないの のように 子 どもの 気 持 を 気 遣 った 具 体 的 な 場 面 を 想 定 した 言 葉 をかけ 児 童 生 徒 が 理 由 を 話 しやすいようにする それでも 話 さないときは 深 刻 の 度 合 いも 大 きい と 考 え 必 要 以 上 に 追 求 はしない そして 遅 刻 の 原 因 を 推 察 するために 学 級 での 様 子 や 成 績 の 変 化 家 庭 生 活 の 変 化 等 の 情 報 を 得 るようにし 数 日 後 には 情 報 をもとに 休 み 時 間 一 人 でいることが 多 いねえ というような 質 問 をする 事 情 を 話 せなかった 子 どもも こ の 先 生 は 真 剣 に 僕 のことを 心 配 してくれている この 先 生 なら 相 談 できそうだ と 感 じ 心 を 開 いていくのである (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 最 近 遅 刻 が 多 くなったね どうかしたのかい? 生 徒 : 別 に 何 でもないです 教 師 : そうか でも 何 かあったんじゃないかって 気 になっているんだけど 後 で ゆっくり 話 そうか (5) 対 応 の 基 本 突 然 遅 刻 が 目 立 ってきたら 何 らかのシグナルととらえる 1 遅 刻 を 絶 対 するな や 明 日 は 大 丈 夫 だな と 一 方 的 な 約 束 をしない 2 学 校 や 家 庭 での 生 活 の 変 化 をもとに 子 どもの 立 場 にたった 言 葉 がけをする 3 表 情 態 度 服 装 行 動 成 績 等 の 変 化 の 情 報 を 保 護 者 や 他 の 教 師 から 得 る 33

35 学 習 に 集 中 できない 場 合 (1) 場 面 授 業 中 教 科 書 などを 出 さずに 他 の 子 どもにいたずらをしている 児 童 がいた (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : 何 をしているの 今 何 の 時 間 だかわかっているの 児 童 : 教 師 : 教 科 書 も 出 していないの 早 く 教 科 書 を 出 しなさい (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 学 習 に 集 中 できず 勝 手 なことをしている 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 授 業 がわからない 養 育 が 不 適 切 である 知 的 発 達 が 遅 れている 教 師 との 関 係 がよくない 身 体 的 な 疾 患 ( 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害 学 習 障 害 等 ) 等 学 習 に 集 中 できない 場 合 は 学 習 面 や 生 活 面 での 存 在 感 や 成 就 感 を 味 わわせ 授 業 に 意 欲 的 に 臨 む 態 度 を 育 成 する 学 習 面 では その 子 の 能 力 に 応 じた 質 問 や 課 題 を 用 意 し 発 表 さ せたり 自 ら 解 決 できるようにしたりする また 放 課 後 等 の 時 間 を 利 用 し つまずいてい る 内 容 をゆっくりと 個 別 指 導 して わかる 喜 びやできる 喜 びを 味 わわせることで 学 習 意 欲 を 高 めていく 生 活 面 では その 子 の 興 味 関 心 を 生 かした 係 の 仕 事 や 作 業 等 を 与 える はじ めは 教 師 も 協 力 しながら 行 い 次 に 仲 間 と 一 緒 に そして 一 人 で 行 えるようにし できたこ とをその 都 度 ほめ 自 信 をもたせていく 留 意 することは 他 の 児 童 生 徒 の 前 で 感 情 的 に 叱 責 しないことである その 子 どもの 自 尊 心 を 傷 つけ 意 欲 を 阻 害 するだけでなく 他 の 子 ど ものやる 気 や 落 ち 着 きをなくしたりする 場 合 もあるからである 子 どもの 状 態 によっては 他 の 職 員 と 協 力 して 指 導 をしたり 関 係 機 関 に 相 談 をしたりし た 方 が より 適 切 な 指 導 ができることもあるので 教 育 相 談 主 任 等 と 連 絡 をとりながら 対 応 方 法 を 検 討 することである (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 何 をしているの 教 科 書 とノートはどうしたの 児 童 : 教 師 : 教 科 書 とノートは 持 っているの 児 童 : はい 教 師 : 教 科 書 を 出 して 今 ページを 勉 強 しているのよ 用 意 はできた? それでは 一 緒 に 勉 強 しようね (5) 対 応 の 基 本 学 習 に 集 中 できない 子 どもには 学 習 面 と 生 活 面 での 存 在 感 や 成 就 感 を 味 わわせる 1 能 力 に 応 じた 質 問 や 課 題 等 を 用 意 し できる 喜 びやわかる 喜 びを 味 わわせる 2 興 味 関 心 を 生 かした 係 の 仕 事 や 作 業 などに 取 り 組 ませ できる 自 信 をもたせる 3 子 どもの 状 態 によっては 保 護 者 や 関 係 機 関 と 連 携 する 34

36 集 団 活 動 を 嫌 がる 場 合 (1) 場 面 昼 休 み 児 童 が 一 人 でぽつんと 教 室 にいた (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : 何 をやっているんだ 児 童 : 本 を 読 んでいるんです 教 師 : 休 み 時 間 は 校 庭 に 出 てみんなと 遊 びなさい 児 童 : でも 教 師 : みんなと 遊 んだ 方 が 楽 しいじゃないか 早 く 外 に 出 なさい (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 集 団 活 動 を 嫌 がる 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 仲 間 と 自 由 な 遊 びができない 読 書 などが 好 きで 体 を 動 かすのが 嫌 いである 自 信 がなく 引 っ 込 み 思 案 である 友 人 関 係 がよくない 等 集 団 活 動 を 嫌 がる 子 どもは 孤 独 であったり 友 人 が 固 定 化 していたりするため 他 の 友 達 と 一 緒 に 行 動 することが 苦 手 な 傾 向 にある そこで まず 教 師 がその 子 どもの 性 格 を 認 め 声 かけをして 共 にできることを 行 いながら 信 頼 関 係 をつくっていく 次 に その 子 どももできる 係 活 動 をさせたり レクリエーションやエンカウンターなどを 実 施 したりする 中 で ほめることをとおして 友 人 関 係 に 自 信 をもたせていく また 面 倒 見 のよい 子 を 座 席 の 近 くにし 他 の 子 どもと 一 緒 に 活 動 しやすい 環 境 をつくる ただし 無 理 な 行 動 を 強 いると 教 師 を 嫌 ったり 意 固 地 になったりすることもある ま た 教 師 が みんなと 遊 べなくてはだめだ など その 子 の 性 格 を 否 定 するようなことを 言 うと 他 の 子 どもたちもその 子 を 認 めなくなり 何 やってんの 勝 手 なんだから と 白 い 目 で 見 るようになることもあるので 留 意 する (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 何 をしているの 児 童 : 本 を 読 んでいるんです 教 師 : 何 を 読 んでいるの 児 童 : です 教 師 : 私 も 読 んだがことあるな 児 童 : 先 生 も 本 が 好 きだったんですか 教 師 : そうだよ でも 外 に 出 て 遊 ぶのも 好 きだったな 児 童 : そうですか 教 師 : そうか 今 度 先 生 と 一 緒 に 外 で 遊 ぼうね (5) 対 応 の 基 本 活 発 でない 子 どもの 性 格 を 教 師 が 理 解 する 1 教 師 から 声 かけなどを 行 い 一 緒 に 活 動 していくことで 信 頼 関 係 をつくる 2 係 活 動 レクリエーション エンカウンター 等 の 集 団 活 動 を 工 夫 する 3 本 人 が 無 理 なくできる 活 動 に 取 り 組 ませ ほめることをとおして 友 人 関 係 に 自 信 を もたせる 35

37 たびたび 忘 れ 物 をする 場 合 (1) 場 面 忘 れ 物 が 多 く 何 度 言 っても 繰 り 返 す 今 日 も 算 数 の 道 具 を 忘 れて 平 気 でいる (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : また 定 規 を 忘 れたの? 児 童 : はい 教 師 : いつもなんだから 授 業 はどうするの! 児 童 : 教 師 : 定 規 がなければ 困 るでしょ だらしがないんだから! (3) 教 育 相 談 的 な 対 応 忘 れ 物 が 多 い 児 童 生 徒 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 学 習 習 慣 が 身 についていない 無 気 力 である 家 庭 でのしつけに 問 題 がある 教 師 との 人 間 関 係 がよくない 落 ち 着 きがない 等 忘 れ 物 をよくする 子 どもは 学 習 に 対 して 関 心 が 薄 く 家 庭 学 習 や 学 習 道 具 を 準 備 する 習 慣 が 身 についていないことが 多 い 小 学 校 の 低 中 学 年 では しつけにかかわる 部 分 が 多 いので 保 護 者 と 協 力 しながら 家 庭 でできること 学 校 でできることを 具 体 的 に 確 認 し ほめることを 基 本 とした 取 組 をし ていく その 際 保 護 者 に 実 行 してもらうことについては 例 えば 寝 る20 分 前 に 準 備 は できたのか 確 認 し できたときはほめていただけますか のように 具 体 的 に 指 示 していく また 学 校 では 例 えば 子 どもに 忘 れ 物 をしなかったときの 行 動 を 思 い 出 させ それと 同 じ 行 動 を 意 図 的 にさせてみて 尐 しでもできたら 教 師 が 本 人 を 認 め 自 信 をもたせてい くといった 取 組 をしていく 小 学 校 の 高 学 年 以 上 になると 学 習 意 欲 に 欠 け 忘 れても 罪 悪 感 がないことがある こ の 場 合 は 忘 れることを 問 題 にするより そのような 状 況 になってしまった 要 因 が 何 であ るかを 探 り その 解 消 に 努 める 必 要 がある 家 庭 進 路 学 力 などとその 要 因 は 様 々であ り 不 登 校 怠 学 高 校 では 中 退 につながる 場 合 もあるので 留 意 する (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 定 規 を 忘 れたの? 児 童 : ええ ちょっと 教 師 : 何 か 理 由 があったの 連 絡 帳 の 持 ち 物 に 定 規 と 書 いてあったよね 児 童 : はい 教 師 : それでも 忘 れたの 友 達 に 定 規 を 貸 してくれるか 聞 いてごらん 放 課 後 忘 れない 方 法 をゆっくりと 考 えよう 児 童 : はい (5) 対 応 の 基 本 忘 れ 物 をよくする 子 どもは 家 庭 での 学 習 習 慣 も 含 めて 指 導 する 1 小 学 校 の 低 中 学 年 では 保 護 者 に 具 体 的 な 内 容 を 指 示 する 2 忘 れ 物 をしなかった 成 功 体 験 を 思 い 出 させ そのことを 実 行 させ 自 信 をもたせる 3 小 学 校 の 高 学 年 以 上 では 忘 れ 物 をする 要 因 の 解 消 に 努 める 36

38 朝 自 習 をやらない 場 合 (1) 場 面 多 く の 児 童 が 朝 自 習 を 真 面 目 に や ら な く な っ た (2) あ り が ち な 対 応 の 例 教 師 : 何 で や ら な い ん だ 全 員 : 教 師 : や り た く な い 理 由 が あ る の か 児 童 A : わ か ら な い し つ ま ら な い 教 師 : わ か ら な く た っ て や る ん だ し っ か り や る こ と は あ た り ま え だ ろ う 全 員 : 教 師 : や ら な い 者 は 放 課 後 残 っ て 勉 強 だ い い か! (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 朝 自 習 を や ら な い 場 合 は 主 に 次 の よ う な 理 由 が 考 え ら れ る や り 方 が わ か ら な い 落 ち 着 き が な い 無 気 力 で あ る や る 意 義 を 感 じ な い 学 級 の 雰 囲 気 が 意 欲 的 で な い 教 師 と の 人 間 関 係 が よ く な い 等 朝 自 習 は 子 ど も た ち が 自 主 的 に 取 り 組 め る よ う に す る こ と が 大 切 で あ る そ の た め に は 児 童 生 徒 が 意 欲 を も っ て 取 り 組 め る よ う な 内 容 や 努 力 が 認 め ら れ る 評 価 の 工 夫 が 必 要 に な る こ の こ と が 朝 自 習 に 対 し て 意 欲 的 な 学 級 の 雰 囲 気 を つ く る こ と に つ な が る 子 ど も に と っ て 意 欲 の わ か な い 内 容 を 無 理 や り や ら せ て い る と 次 第 に 気 力 が な く な り 全 く や ら な く な る こ と も あ る し た が っ て 意 欲 を も っ て 取 り 組 ん で い る か ど う か を 子 ど も の 表 情 や 課 題 の で き 具 合 を 把 握 し な が ら 内 容 や 方 法 を 改 善 し て い く 必 要 が あ る ま た 個 々 の 能 力 に 応 じ た 課 題 を 用 意 し た り グ ル ー プ 学 習 を 取 り 入 れ た り 子 ど も の 意 見 を 学 習 方 法 な ど に 反 映 さ せ た り す る さらに 子 どもの 努 力 を 毎 日 見 届 けて 頑 張 っていることをほめたり 一 人 一 人 が 意 欲 をも てるような 評 価 の 方 法 を 工 夫 したりし 子 どもがやり 甲 斐 をもって 取 り 組 めるようにする (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 最 近 朝 自 習 を 真 剣 に や ら な い 人 が 増 え て い る よ う だ が 児 童 A : わ か ら な い し つ ま ら な い で す 教 師 : そ う か ど う し た ら い い と 思 う 児 童 B : や り 方 を 工 夫 し た ら い い と 思 い ま す 教 師 : で は ど の よ う に し た ら い い か み ん な で 考 え て み る か 全 員 : は い (5) 対 応 の 基 本 朝 自 習 は 意 欲 を も っ て 取 り 組 め る 内 容 や 評 価 等 を 工 夫 す る 1 す べ て の 子 ど も が で き る 内 容 や 個 々 の 能 力 に 応 じ た 内 容 を 工 夫 す る 2 児 童 生 徒 の 実 態 に 応 じ た 学 習 形 態 を 工 夫 す る 3 子 ど も の 努 力 を 見 届 け や り 甲 斐 が も て る よ う な 言 葉 が け や 評 価 を 工 夫 す る 37

39 進 路 決 定 がなかなかできない 場 合 (1) 場 面 進 路 希 望 先 を な か な か 決 定 で き な い 生 徒 が い る (2) あ り が ち な 対 応 の 例 教 師 : 希 望 進 路 先 は 決 定 し た か い 生 徒 : ま だ 決 ま っ て い ま せ ん 教 師 : 何 を 言 っ て ん だ 今 日 ま で に 決 め ろ と 言 っ て い た だ ろ う 生 徒 : は ぁ 教 師 : 何 を し て い た ん だ (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 進 路 決 定 が な か な か で き な い 場 合 は 主 に 次 の よ う な 理 由 が 考 え ら れ る 本 人 が 決 め か ね て い る 親 子 で 意 見 が 合 わ な い 進 路 に 対 す る 意 欲 が な い 緊 迫 感 が な い 無 気 力 で あ る 等 進 路 決 定 と い う の は 成 績 が よ く て も 悪 く て も 悩 む も の で あ る 適 切 な 進 路 決 定 が な さ れ な い と 進 路 先 に お い て や る 気 を な く し 不 登 校 中 途 退 学 退 職 な ど の 事 態 が 生 じ る こ と が あ る 子 ど も が 自 信 を も っ て 進 路 を 決 定 で き る よ う 子 ど も の 能 力 適 性 興 味 関 心 や 将 来 の 進 路 希 望 な ど 多 角 的 に 見 た き め 細 か い 援 助 を す る こ と が 重 要 で あ る そ こ で 日 ご ろ か ら 子 ど も の 相 談 に の り 子 ど も と の 信 頼 関 係 を 築 い て お き 面 談 を す る 中 で 何 が 課 題 で 何 を 悩 ん で い る か を 明 確 に す る 例 え ば 自 信 を な く し て あ き ら め て い た り 保 護 者 と 意 見 が 対 立 し て い た り と 千 差 万 別 で あ る さ ら に 個 々 の 課 題 や 悩 み を 子 ど も が 自 ら 解 決 で き る よ う 進 路 情 報 を 提 供 す る と と も に 将 来 を 見 通 し た 適 切 な 援 助 を す る ま た 進 路 決 定 が 遅 れ て い る よ う な 場 合 に は 教 師 の 方 か ら 積 極 的 に 子 ど も や 保 護 者 に 声 を か け て 相 談 に の る こ と も 大 切 で あ る 進 路 指 導 に お い て は 保 護 者 の 希 望 や 経 済 状 況 等 が 複 雑 に 絡 み 合 う た め 子 ど も は 本 音 を 出 し に く い こ と が あ る の で よ く 話 を 聴 く と と も に 担 任 以 外 の 教 師 に も 気 軽 に 相 談 で き る 体 制 を つ く る よ う に す る (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 希 望 進 路 先 は 決 定 し た か い 生 徒 : ま だ 決 ま っ て い ま せ ん 教 師 : ま だ は っ き り し な い の か い ど ん な こ と で 決 ま ら な い ん だ い 生 徒 : 僕 は A 高 校 へ 行 き た い ん で す が 親 は B 高 校 へ 行 け と 言 う ん で す 教 師 : そ う か そ れ じ ゃ 困 っ た ね え 相 談 し て く れ れ ば よ か っ た の に 生 徒 : は い す み ま せ ん 教 師 : そ れ じ ゃ 後 で ゆ っ く り 相 談 し よ う (5) 対 応 の 基 本 進 路 決 定 が で き な い 生 徒 の 気 持 を 理 解 し て 対 応 す る 1 日 ご ろ か ら 信 頼 関 係 を 築 い て お き 面 談 を と お し て 課 題 や 悩 み を 明 確 に す る 2 進 路 情 報 を 提 供 す る と と も に 将 来 を 見 通 し た 適 切 な 援 助 を す る 3 担 任 以 外 の 教 師 に も 気 軽 に 相 談 で き る 体 制 を つ く る 38

40 朝 になると 体 調 が 悪 くなる 場 合 (1) 場 面 朝 腹 痛 を 訴 えることが 多 く 遅 刻 をしがちになった (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : よく 来 たね 最 近 おなかが 痛 くなることが 多 いのか 児 童 : はい 教 師 : 何 か 変 な 物 を 食 べたのかな 児 童 : そんなことないです 教 師 : それじゃ 気 のせいだよ お 母 さんに 心 配 かけんな 頑 張 れよ (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 朝 になると 体 調 が 悪 くなる 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 身 体 的 な 疾 患 友 人 関 係 がよくない 苦 手 な 教 科 がある 無 気 力 である 親 子 関 係 がよくない 宿 題 などが 終 わっていない 教 師 との 関 係 がよくない 等 朝 になると 体 調 が 悪 くなる 児 童 生 徒 は 何 らかの 原 因 で 学 校 へ 行 くことに 拒 絶 反 応 を 示 して いる 場 合 が 多 い 腹 痛 下 痢 頭 痛 微 熱 などの 症 状 を 訴 えたときは 悩 みが 深 刻 な 状 況 であ ると 考 えることもできる このようなときは 子 どもからの 訴 えをよく 聴 き 学 校 での 様 子 を 観 察 するとともに 家 庭 での 様 子 を 早 めに 情 報 収 集 し 対 応 する 保 護 者 には 日 々の 行 動 休 みの 日 の 行 動 食 生 活 睡 眠 時 間 等 の 生 活 での 変 化 を 聞 く 学 校 生 活 では 友 人 関 係 などに 注 意 しながらいろいろな 場 面 での 表 情 や 態 度 に 変 化 がないか 情 報 を 得 る 特 に 体 調 不 良 を 理 由 にする 子 どもについては 養 護 教 諭 から 最 近 の 様 子 について 情 報 を 得 る また クラスや 部 活 動 などの 仲 間 から 話 を 聞 くこともあるが その 仲 間 との 関 係 が 原 因 であったり 他 の 子 ども に 知 られたくないことがあったりするので 留 意 する 必 要 がある (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : よく 来 たね 最 近 よくおなかが 痛 くなるね 児 童 : はい 教 師 : 何 か 気 になっていることはないかい 児 童 : 尐 し 教 師 : そうか 先 生 でよければ 話 を 聞 かせてくれる? (5) 対 応 の 基 本 朝 になると 体 調 が 悪 くなる 子 どもは 悩 みがあると 考 えて 対 応 する 1 体 調 を 心 配 し 何 か 悩 んでいることがあるかよく 聴 く 2 他 の 職 員 からも 情 報 を 得 ながら 学 校 生 活 での 変 化 を 把 握 する 3 保 護 者 からの 情 報 をもとに 家 庭 生 活 での 変 化 を 把 握 する 39

41 精 神 的 な 理 由 で 体 調 が 悪 く 欠 席 した 場 合 (1) 場 面 微 熱 を 理 由 に3 日 欠 席 したので 家 庭 訪 問 をした (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : ところで お 医 者 さんは 何 と 言 っていたかい 生 徒 : 特 に 悪 いところはないと 言 われました 教 師 : それじゃ 明 日 から 学 校 へ 来 れるな 頑 張 って 来 るんだよ 生 徒 : はい (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 精 神 的 なことで 体 調 不 良 になり 欠 席 が 続 く 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 何 らかの 悩 みがある 学 校 に 行 きづらい 友 人 関 係 がよくない 教 師 との 関 係 がよくない 精 神 的 に 弱 い 親 子 関 係 がよくない 等 本 人 は 体 調 不 良 を 訴 えるが 医 師 に 診 てもらっても 特 に 身 体 的 に 悪 いところはなく 精 神 的 なことではないかと 診 断 されることがある こうした 場 合 は 学 校 生 活 や 家 庭 生 活 での 変 化 に ついて 情 報 を 得 るとともに 本 人 からゆっくり 話 を 聴 く その 際 子 どもが 話 しやすい 教 師 が 面 談 をすることが 重 要 で 担 任 不 信 がある 場 合 などは 配 慮 を 要 する 面 談 では 基 本 的 な5つ の 技 法 ( 受 容 支 持 繰 り 返 し 質 問 明 確 化 )などを 活 用 して まず 子 どもの 話 を 傾 聴 し 辛 い 気 持 を 受 容 していく 悩 みの 内 容 や 精 神 的 な 状 況 によっては 無 理 な 登 校 刺 激 を 控 えた 方 がよい 場 合 もある 休 み 始 めたときに 何 としても 登 校 させようと 強 く 促 すと その 後 本 人 と 会 うこともできなくなったり 信 頼 関 係 さえも 崩 れたりする その 結 果 長 期 の 不 登 校 にな ってしまうなど 状 況 がかえって 深 刻 化 する 場 合 もある また 保 護 者 も 精 神 的 に 不 安 定 になっていることもあるので 保 護 者 の 心 情 をねぎらい 相 談 の 技 法 を 生 かしながら 話 を 聴 くことが 大 切 である さらに 教 育 相 談 主 任 等 と 相 談 しながら 組 織 的 な 対 応 を 行 う 中 で 相 談 機 関 等 との 連 携 の 必 要 性 についても 検 討 していく (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : お 医 者 さんは 何 と 言 っていた? 生 徒 : 特 に 体 は 悪 くないと 言 われました 教 師 : そう だけど 熱 があるんだよね 何 か 辛 いこととかはないかい? 生 徒 : 教 師 : そうか 話 しにくいのかな いつでも 相 談 にのるよ 生 徒 : (5) 対 応 の 基 本 精 神 的 な 理 由 で 体 調 が 悪 く 欠 席 したときは 無 理 な 登 校 刺 激 をしない 1 子 どもにとって 話 しやすい 者 が 対 応 する 2 相 談 の 技 法 などを 活 用 し 子 どもを 受 容 することに 心 がける 3 組 織 的 な 対 応 をし 場 合 によっては 相 談 機 関 等 と 連 携 する 40

42 友 人 関 係 で 問 題 があった 場 合 (1) 場 面 女 子 5 人 の 仲 間 内 で 問 題 があり 一 方 的 に 一 人 が 言 われているところを 教 師 が 通 りかかった (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : 何 をしているんだい 生 徒 : 大 丈 夫 です 自 分 たちで 解 決 しますから 教 師 : ふーん じゃあ 大 丈 夫 だな 仲 よくするんだよ 次 の 日 から 一 人 が 欠 席 し 出 した (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 友 人 関 係 で 問 題 があり 欠 席 をする 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 特 に 仲 のよい 子 との 間 にトラブルがあった 辛 いことを 言 われていた 友 人 関 係 が 固 定 しており 他 に 友 人 がいない 精 神 的 に 強 くない 等 友 人 同 士 でも 感 情 的 に 衝 突 すると 相 手 を 傷 つける 言 葉 を 言 ってしまうことがある 特 に 仲 のよかった 者 から 文 句 を 言 われたとか いざこざがあった 仲 間 以 外 に 友 達 がいなか ったりすると 言 われた 者 は 精 神 的 に 打 撃 を 受 けることがある 仲 間 内 での 言 い 合 いく らいなら 自 分 たちで 解 決 できるであろうと 考 えてしまうのではなく それがきっかけで 不 登 校 になることもあるので 慎 重 に 対 応 する すなわち 言 い 合 いの 様 子 をよく 見 て 事 のい きさつを 確 認 し 場 合 によっては 中 に 入 り 修 復 することも 必 要 である 欠 席 をした 場 合 は 本 人 から 事 情 をよく 聴 き 登 校 については その 子 の 精 神 的 な 状 況 に 応 じる 互 いに 誤 解 があったり 感 情 の 行 き 違 いでいざこざが 生 じたりしていることも あるので まず 相 手 の 子 ども 一 人 一 人 に 事 情 を 聴 き 次 にその 子 どもたちの 中 で 最 も 中 立 的 な 子 への 対 応 から 始 める このとき 片 方 の 言 い 分 だけを 正 当 化 せず 両 方 の 言 い 分 をよ く 聴 いた 上 で 互 いの 立 場 を 正 当 化 できる 部 分 とできない 部 分 を 明 確 にし 感 情 の 行 き 違 いを 埋 めるようにする (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 何 をしているんだい 生 徒 : 大 丈 夫 自 分 たちで 解 決 しますから 教 師 : そうか でも 心 配 なんだよ どんなことで 言 い 合 っているんだい 生 徒 : ほっといて 下 さい 教 師 : そうは 言 っても 気 になるよ 後 で 話 を 聞 かせてくれるかい 生 徒 : はい わかりました (5) 対 応 の 基 本 友 人 同 士 の 問 題 であっても 教 師 が 人 間 関 係 の 調 整 に 努 める 1 どのようなことで 話 をしているのか 確 認 をする 2 言 われている 者 の 表 情 態 度 などから 状 況 を 判 断 する 3 言 われていた 者 を 呼 んで 状 況 をよく 聴 き 対 処 する 4 一 人 一 人 個 別 に 事 情 を 聴 き それぞれの 感 情 をとらえた 指 導 をする 41

43 学 級 の 大 半 から 無 視 や 暴 力 を 受 けた 場 合 (1) 場 面 男 子 からは 蹴 跳 ばされ 女 子 には 無 視 されている 女 子 生 徒 が 相 談 に 来 た (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : そうか 大 変 だったなあ みんなに 注 意 しておこう 生 徒 : お 願 いします 教 師 : ところで あなた 自 身 にも 問 題 があるんじゃないかな 身 勝 手 な 部 分 を 直 さないといけないな (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 いじめられる 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる 人 がよすぎる 言 いなりになりやすい はっきり 物 が 言 えない 潔 癖 である 友 達 と 共 通 の 話 題 がない 劣 等 感 がある 清 潔 感 に 欠 ける 融 通 性 がない 等 いじめられている 子 どもは そのことを 人 に 言 えずに 一 人 で 悩 んでいることが 多 いので 教 師 は 平 素 から 子 どもたちの 様 子 をよく 観 察 しておく いじめられているのではないかと 感 じたときは 本 人 に 確 かめるとともに 保 護 者 や 他 の 職 員 からも 情 報 を 得 るなど 組 織 的 に 対 応 をする また 訴 えがあったときは その 子 ども 自 身 に 問 題 があったとしても それに は 触 れずに 聴 くことに 徹 し 辛 かったことをねぎらい 状 況 によっては 登 校 についても 無 理 をさせない 次 に いじめの 中 心 になっている 子 どもへの 対 応 その 取 り 巻 きの 子 どもへの 対 応 傍 観 者 への 対 応 をそれぞれ 生 徒 指 導 部 会 等 で 決 め 組 織 的 に 対 応 する 事 実 確 認 をするとともに 言 い 分 を 聴 きながら いじめられた 子 どもの 気 持 になれるように 指 導 する 子 どもたちの 良 心 にはたらきかけ 自 らの 非 に 気 づかせる 時 には いじめをするその 子 の 要 因 を 解 消 する ための 援 助 も 必 要 である 頭 ごなしの 叱 責 は 反 感 をまねき 陰 でいじめが 継 続 したり エス カレートしたりしてしまうこともある 指 導 後 は いじめられた 子 どもの 様 子 をよく 観 察 するとともに 本 人 はもとより 保 護 者 や 職 員 からの 情 報 を 得 ながら 適 宜 対 応 をしていく また いじめの 原 因 が 清 潔 感 の 欠 如 などに よる 場 合 は 保 護 者 に 協 力 を 求 めることも 必 要 である (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : そうだったの 大 変 だったねえ 生 徒 : はい 教 師 : 男 子 の 中 で 中 心 的 なのはだれで 女 子 の 中 で 中 心 的 な 子 はだれだい 生 徒 : 男 子 では 君 君 女 子 では さん さんです 教 師 : 君 と さんに 話 を 聴 いてもいいかい 生 徒 : お 願 いします (5) 対 応 の 基 本 いじめられている 子 どもの 立 場 になり 受 容 する 1 いじめの 発 見 は 日 ごろの 教 師 の 観 察 が 大 切 である 2 いじめられている 子 どもに 問 題 があると 思 っても まずは 気 持 を 受 容 する 3 いじめている 子 どもの 言 い 分 を 聴 いた 上 で あやまちに 気 づかせる 42

44 特 定 の 子 どもをいじめる 場 合 (1) 場 面 特 定 の 子 ど も の 机 を 蹴 っ た り 悪 口 を 言 っ た り す る 生 徒 が い る (2) あ り が ち な 対 応 の 例 教 師 : おまえは の 机 を 蹴 ったり 悪 口 を 言 ったりしているのか? 生 徒 : 教 師 : 黙 っていたってわからないだろう 何 とか 言 ったらどうだ いじめは 悪 いんだ わかってんのか (3) 教 育 相 談 的 な 考 え 方 い じ め る 場 合 は 主 に 次 の よ う な 理 由 が 考 え ら れ る 友 人 関 係 が よ く な い 身 勝 手 で あ る 粗 暴 で あ る 親 子 関 係 が 悪 い い ら い ら し て い る 調 子 に の り や す い 学 習 に 対 し て 不 安 が あ る 等 い じ め る 子 は い じ め を す る こ と に よ っ て 親 子 関 係 や 学 習 な ど の ス ト レ ス を 発 散 し て い る こ と が あ る い じ め る 子 へ の 指 導 は ま ず 事 実 を 確 認 し 理 由 を 聴 き そ し て い じ め た 相 手 の 立 場 に 立 た せ 相 手 の 心 情 を 理 解 さ せ る そ の 指 導 の 中 で い か に い じ め が 悪 い か を 理 解 さ せ て い く そ こ で そ の 子 が ス ト レ ス を も っ て い る か ま た そ の ス ト レ ス の 原 因 は 何 か を 把 握 す る よ う に す る 例 え ば 母 親 が 過 干 渉 で あ り そ う な 場 合 は そ の 状 況 を よ く 聴 く 中 で ス ト レ ス の 原 因 を 明 確 に し て い く そ し て そ の 心 情 に 共 感 し ス ト レ ス を 軽 減 す る よ う に 努 め な が ら 心 情 に せ ま る 指 導 を し て い く す な わ ち い じ め を す る 気 持 に な っ て い る 背 景 を 見 抜 き い じ め る 子 の 立 場 に 立 っ た 指 導 を し て い く い じ め を す る 心 情 に 応 じ た 指 導 を し な い と 今 後 い じ め を し な い と 約 束 し て も か え っ て い じ め が 陰 湿 に な る こ と が あ る の で 留 意 す る 必 要 が あ る 一 連 の 指 導 後 い じ め ら れ た 子 や い じ め た 子 へ の 観 察 や 援 助 は 継 続 的 に 行 う 保 護 者 や 他 の 教 職 員 と 連 携 し い じ め が 二 度 と 行 わ れ な い よ う 組 織 を 生 か し た 取 組 を す る ま た 学 級 で ロ ー ル プ レ イ ン グ を 行 い い じ め ら れ た 子 の 気 持 を 体 験 的 に 理 解 さ せ る こ と も 効 果 的 で あ る (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 君 は 君 の 机 を 蹴 っ た り 悪 口 を 言 う ら し い け ど 生 徒 : 教 師 : じ ゃ ぁ 机 を ち ょ っ と 蹴 っ た こ と は な か っ た か い 生 徒 : ち ょ っ と だ け な ら 教 師 : ち ょ っ と だ け か ど ん な と き ち ょ っ と 君 の 机 を 蹴 っ た の か な 生 徒 : だ っ て が 約 束 を 破 っ た ん だ も ん (5) 対 応 の 基 本 い じ め る 子 は 何 ら か の ス ト レ ス を も っ て い る と 考 え 指 導 す る 1 い じ め る 事 実 を い じ め ら れ て い る 子 ど も の 訴 え に 基 づ き 確 認 す る 2 い じ め る 理 由 を 聴 き 相 手 の 立 場 に 立 た せ 相 手 の 心 情 を 理 解 さ せ る 3 い じ め る 子 の ス ト レ ス を 軽 減 す る よ う に し な が ら 反 省 す る 気 持 を 育 て る 43

45 タバコを 吸 っていた 場 合 (1) 場 面 トイレで タバコを 吸 っていると 思 われる 生 徒 を 発 見 した (2) ありがちな 対 応 の 例 教 師 : 何 をしているんだ! 生 徒 : 別 に 教 師 : 嘘 をつくんじゃない これは 何 だ 生 徒 : タバコじゃん! 教 師 : お 前 が 吸 ったんだろう (3) 教 育 相 談 的 な 対 応 タバコを 吸 う 場 合 は 主 に 次 のような 理 由 が 考 えられる いらいらの 解 消 憂 さ 晴 らしや 気 分 転 換 強 がりや 格 好 よさを 求 める 好 奇 心 がある 保 護 者 や 教 師 などへの 反 発 先 輩 や 友 人 に 勧 められる 家 庭 に 問 題 がある 教 師 との 関 係 がよくない 等 喫 煙 をしていたと 思 われる 児 童 生 徒 を 発 見 した 場 合 は そのことを 確 認 し 吸 わないよ うに 指 導 する 必 要 がある しかし はっきりとした 証 拠 があってもなかなか 事 実 を 認 めな いことが 多 い その 場 合 でも 落 ち 着 いた 口 調 と 態 度 で 接 し 感 情 的 にならないことである タバコを 吸 う 場 合 は 何 らかに 対 しての 反 発 や 不 満 があり 正 義 感 を 失 いかけている ときが 多 い そこで まずタバコを 吸 うことを 禁 じるとともに その 心 情 をよく 聴 き 原 因 を 把 握 し 反 発 や 不 満 の 解 消 のために 援 助 をしていく 例 えば 個 別 学 習 や 進 路 相 談 など に 親 身 にかかわり 信 頼 関 係 をつくりながら 意 欲 が 出 てくるまで 粘 り 強 くはたらきかける ことが 大 切 である また タバコの 害 についての 認 識 を 深 めるために 学 級 活 動 学 年 集 会 保 護 者 会 学 校 だより 等 により 組 織 的 計 画 的 な 啓 発 活 動 をしていくことが 重 要 で ある (4) 教 育 相 談 的 な 対 応 の 例 教 師 : 何 をしているんだ 生 徒 : 別 に 教 師 : だけど タバコの 臭 いがするよ 生 徒 : 教 師 : これは だれのだい 生 徒 : 教 師 : そうか ゆっくり 相 談 室 で 話 を 聞 こうか (5) 対 応 の 基 本 タバコを 吸 っている 場 合 は その 背 景 にある 心 情 を 理 解 する 1 タバコを 吸 うことに 対 しては きちんと やめなさい と 指 導 する 2 感 情 的 にならずに 言 い 分 や 心 情 を 聴 くとともに 吸 う 背 景 を 理 解 し 対 応 する 3 家 庭 との 連 携 も 含 め 早 めの 対 応 を 心 がける 4 タバコの 害 に 対 する 生 徒 や 保 護 者 の 意 識 の 啓 発 活 動 を 行 う 44

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